うすだレディースクリニック(本社所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:臼田 三郎)は、20代~40代で子どもを持つ女性を対象に、「不妊治療」に関する調査を実施しました。女性特有のお悩みの中でも特にセンシティブな妊活や不妊にまつわる悩み。最近は晩婚化の影響もあり、特に不妊に悩む女性が増えているとも言われています。そのようななか、2022年4月から不妊治療は保険適用となり、これまでより治療に踏み出しやすくなりました。深刻な悩みだからこそ、信頼のできる医療機関で治療に望みたいものですよね。そこで今回、体外受精等の高度生殖医療が可能なうすだレディースクリニック( )は20代~40代で子どもを持つ女性を対象に、「不妊治療」に関する調査を実施しました。<調査概要>【調査概要】「不妊治療」に関する調査【調査期間】2023年10月11日(水)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査人数】1,024人【調査対象】調査回答時に20代~40代で子どもを持つ女性であると回答したモニター【モニター提供元】ゼネラルリサーチ■ ●妊活時に心掛けたことはある?4割が何かしら行っていたと回答はじめに、妊活の際に心掛けていたことについて伺っていきたいと思います。「妊活をしている際に心掛けていたことはありますか?」と質問したところ、『ある(42.0%)』『ない(58.0%)』という回答結果になりました。4割以上の方が、妊活の際に心掛けていたことがあるようですが、どのようなことを心掛けていたのでしょうか?『ある』と回答した方に具体的に聞いてみました。■妊活中心掛けていたこととは・基礎体温をはかる。葉酸などの摂取(40代/大阪府/専業主婦)・ストレスを溜めないようにする(30代/静岡県/専業主婦)・健康的食事と規則正しい生活(40代/秋田県/専業主婦)・薬やお酒を飲まない。身体を冷やさない(40代/千葉県/公務員)排卵日をしっかり把握するために基礎体温をはかることや、生活リズムを整える、食生活に気をつけるなど、妊娠のためにさまざまな努力をしていたことがわかりました。●3割が悩んだ「不妊」。悩んだ方の半数以上が実際に不妊治療を行っていた妊活の際には、バランスのいい食生活や規則正しい生活などを心掛けていた方がいることがわかりましたが、実際に不妊で悩んだことがある方はどのくらいいるのでしょうか?「不妊で悩んだことはありますか?」と質問したところ、『ある(35.5%)』『ない(64.5%)』という回答結果になりました。3割以上の方が、赤ちゃんが欲しいと妊活をするものの不妊で悩んだ経験があるようです。では、不妊治療を受けようと考えたことがある方はどのくらいいるのでしょうか?前の質問で『ある』と回答した方に、「不妊治療を考えたことはありますか?」と質問したところ、半数以上の方が『実際に行った(59.6%)』と回答しました。一人で悩んでいては不安も募るばかりですから、専門の方に相談をして不妊治療を行った方が多いようです。■ ●覚悟はしてても…8割が「高い」と感じた不妊治療にかかる費用先程の調査結果で、不妊に悩んだことがある方の半数以上が実際に不妊治療を行ったことが明らかになりました。不妊治療と聞くと、どうしても高額なイメージがありますが、実際に治療を受けた方は費用についてどのように感じたのでしょうか?ここからは、実際に不妊治療を行った方に伺ってみました。「不妊治療にかかった費用についてどう思いましたか?」と質問したところ、8割以上の方が『とても高い(60.4%)』『やや高い(28.1%)』と回答しました。2022年4月より、人工授精等の「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精等の「生殖補助医療」に関しては保険適用となりました。不妊治療の費用が高いと思う方は非常に多いようですが、そう思った理由とは何なのでしょうか?詳しく聞いてみました。■不妊治療の費用についてどう思う?【とても高い】・保険適用外の検査が多かったから(40代/福井県/経営者・役員)・保険適用の条件が厳しい(30代/福岡県/専業主婦)・まだ保険適用じゃなかったから自費診療でかなりかかったから(30代/東京都/専業主婦)【やや高い】・通う回数も多いし、検査や薬など費用は高いと感じたから(30代/三重県/専業主婦)・自費診療が多いから(30代/栃木県/専業主婦)・私はそこまでかからず授かることができたけどそれなりにかかったので(40代/東京都/専業)【妥当】・保険適用内で済んだから(30代/兵庫県/専業主婦)・ひとつの命を授かれるから(30代/福岡県/専業主婦)・産婦人科でタイミング療法をしただけで終われたので(30代/愛知県/専業主婦)通う回数が多いこと、自費診療が多いことから、不妊治療の費用が高いと感じたようです。また、不妊治療を行って早い段階で授かることができた方は費用について妥当だと感じたことがわかりました。■ ●センシティブな悩みだからこそ慎重に。不妊治療を行う病院選びのポイントとは?不妊治療の費用について高いと思う方が非常に多いことがわかりました。不妊治療を行うにあたって病院選びも重要かと思いますが、不妊治療を行ったみなさんはどのような点を重視して病院選びをしたのでしょうか?引き続き、不妊治療を行った方に伺ってみました。「不妊治療を行う病院を選ぶ際に重視したポイントを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『立地(通いやすさ)(68.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『医師の実績(65.9%)』『治療費用(47.9%)』と続きました。不妊治療は何度も病院に通う必要があるため、通いやすさを重視した方が6割以上いるようです。また、実績のある医師が在籍していることや、費用についても重視していることがわかりました。そのような点を重視した理由を詳しく聞いてみました。■病院選びで重視したポイントはこれ!その理由とは・【医師の実績/最新の医療設備が整っているか】実績が大事だと思ったから(40代/広島県/専業主婦)・【医師の実績/治療費用】地元ではとても有名で実績があったから(40代/京都府/会社員)・【立地(通いやすさ)/クチコミ】仕事をしながら治療をしたかったから(40代/大阪府/パート・アルバイト)・【医師の実績/立地(通いやすさ)/治療費用】遠いと負担になるので通いやすさを重視しました(40代/東京都/専業主婦)仕事をしながらの治療や、体や生活の負担を考えて通いやすさを重視しているようです。また、有名な病院であることや、実績が大事だと思ったことから医師の実績を重視していることがわかりました。■ ●仕事と不妊治療の両立はどうすればいい?経験者のエピソードをご紹介不妊治療を行う病院を選ぶ際に、重視したポイントがわかりました。立地(通いやすさ)を重視した方のなかに、仕事をしながら治療をしたかったという方も見られましたが、仕事をしながら不妊治療を行った方はどのくらいいるのでしょうか?「仕事をしながら不妊治療を行いましたか?」と質問したところ、7割以上の方が『はい(76.0%)』と回答しました。多くの方が、仕事と治療を両立していたようですが、両立のために工夫していたことなどはあるのでしょうか?『はい』と回答した方に詳しく聞いてみました。■不妊治療と仕事の両立で工夫したこととは・職場の人に不妊治療をしていることを理解してもらう(30代/神奈川県/会社員)・正社員ではなく、パートで仕事をセーブできた(30代/愛知県/専業主婦)・夫婦で家事を分担する(20代/京都府/パート・アルバイト)・上司に治療していることを伝えた(40代/和歌山県/専業主婦)仕事と不妊治療を両立する際は、上司や職場の方に不妊治療をしていることを伝え、理解を得たり、病院に通う時間を確保するためにパートタイムの仕事に切り替えたりといった工夫をしていたことがわかりました。■ ●【まとめ】不妊治療を行う病院を選ぶ際は『立地』や『実績』が重要!自分に合った実績のある病院を探してみては?今回の調査結果で、子どもを持つ20代~40代女性の3割以上が不妊で悩んだ経験があり、そのうち半数以上の方は、実際に不妊治療を行っていたことが明らかになりました。不妊治療を行った時期がまだ保険適用外だったことや、通う回数が多いといった理由から不妊治療の費用が高いと思った方が非常に多いようです。また、多くの方が、不妊治療を行う病院を選ぶ際は通いやすい場所にあることや、実績のある医師が在籍していることなどを重視したことがわかりました。不妊に悩んでいる方は、実績のある医師が在籍している病院で治療を受けてみてはいかがでしょうか?●不妊治療なら実績のある『うすだレディースクリニック』がおすすめ今回、「不妊治療」に関する調査を実施したうすだレディースクリニック( )は、不妊治療機関としての専門性と女性のトータルケアをサポートするホームドクターとしての役割を兼ね備えた施設です。■うすだレディースクリニックとは<大切な命をお迎えするために>すべての患者様が安心・安全に、妊娠をするためのサポートを行っております。大切な命をお迎えするための環境はもちろん、豊富な知識・経験を持った医師/スタッフが皆さまをお迎えいたします。【当院の不妊治療特徴】取り違え防止システム体外受精で取り違えが起こる確率はゼロではありません。体外受精では、卵子と精子をクリニックに提出し、媒精をおこないます。数は多くはありませんが、日本でも取り違え事例が報告されているのは確かです。一般的なクリニックでの取り違え防止策は人的チェックが多い傾向にあります。卵子や精子、受精卵を保管している容器に氏名を記入し、人の目で確認する対策となります。一方当院では、「ART取り違え防止システム」と呼ばれる最先端のシステムで取り違えを防止できるよう務めております。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )体外受精「卵巣に形成された卵子を体外に取り出し(採卵)、精子と受精させ(媒精)、さらに数日間育てること(培養)で得られた受精卵を子宮内に移植(胚移植)して妊娠を成立させる治療法」です。採卵から培養までの一連の操作が体外で行われるため、卵子の存在・成熟度、精子の受精能力、受精卵の状態を直視下で評価でき、治療法以外に不妊症の検査としても有用性を持っています。1978年にEdwardsとSteptoeの両氏により世界初の体外受精児であるルイーズブラウン氏が誕生してから、本法を含めた高度生殖医療により、世界で400万人、我が国では年間6万人以上、累計70万人以上の生命が誕生しております(2019年時点、日本産科婦人科学会)。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )ERA(子宮内膜着床能検査)子宮内膜着床能(ERA)検査は、子宮内膜の着床能のタイミング評価を目的とし、アイジェノミクス社が開発し、特許を取得した検査法です(PCT/ES2009/000386)。分子生物学的ツールとして次世代シーケンサーを用い、子宮内膜の着床能に関連する236個の遺伝子の発現レベルの分析を行います。具体的には、子宮内膜の組織検体から抽出したRNAを次世代シーケンサーによって解析し、遺伝子の発現プロファイルから受容期(Receptive)または非受容期(Non-Receptive)に分類します。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )【院長 医学博士 臼田 三郎】日本産科婦人科学会専門医日本生殖医学会 生殖医療専門医・生殖医療指導医母体保護法指定医[ 所属 ]日本産科婦人科学会日本生殖医学会日本受精着床学会日本産科婦人科内視鏡学会[ 経歴 ]東京都武蔵野市生まれ1988年3月 慶応義塾志木高等学校卒業1995年3月 東京医科大学卒業1995年5月 東京医科大学大学院研究科入学/ 東京医科大学産婦人科講座入局1996年1月 東京医科大学八王子医療センター1997年8月 東京医科大学産婦人科不妊、内視鏡治療グループ1999年4月 東京医科大学大学院修了1999年5月 東京医科大学産婦人科講座助手2001年4月 聖ヨハネ会総合病院桜町病院医長2002年4月 医学博士2003年8月 杉山産婦人科2006年4月 うすだレディースクリニック院長【料金】■先進医療・ERA検査 110,000円(非課税)・タイムラプス 30,000円(非課税)・子宮内フローラ検査 40,000円(非課税)・スパームセパレーター 25,000円(非課税)高度生殖医療は2022年4月より保険適用となり『40歳未満の方は 移植回数6回まで』『43歳未満の方は 移植回数3回まで』となります。※高度生殖医療は2022年4月より保険適用となり『40歳未満の方は 移植回数6回まで』『43歳未満の方は 移植回数3回まで』となります。採卵回数ではありませんのでご注意ください。■保険診療人工授精 1,820点 5,460円※3割負担の場合の料金表示となります。・採卵術 3,200点 9,600円※加算料金は以下の通りになりますイ.1個の場合 2,400点 7,200円ロ.2個から5個までの場合 3,600点 10,800円ハ.6個から9個までの場合 5,500点 16,500円二.10個以上の場合 7,200点 21,600円※保険診療に関する注意事項月3回まで超音波検査は保険適用となります。タイムラプスは、先進医療となるため自費30,000円(非課税)となります。(先進医療とは、将来保険適用となるものです。)妊娠判定日以降から卒業までの妊婦健診にかかる費用はすべて自費となります。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )■うすだレディースクリニック: ・お問い合わせTEL:0422-28-0363(受付時間/午前8:50~12:00、午後14:50~18:30)・診療ご予約はこちら: 【記事等でのご利用にあたって】本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。・引用元が「ゼネラルリサーチ調査」「うすだレディースクリニック」である旨の記載・ ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月20日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活中にMRI検査を受けたもちなべさんは「子宮筋腫のせいで妊娠しづらくなっているかも」と診断され、腹腔鏡手術を受けることになりました。そして迎えた手術当日、全身麻酔で意識を失っている間に手術が終了。その後、手術翌日からさっそく歩行練習を始めたのですが、まだヨロヨロと歩くのがやっとで……。 まさか、これしきのことで…手術から一夜が明けた翌日、看護師さんに支えられながら歩行練習を始めたもちなべさん。病室とトイレの往復になんとか成功したものの、歩くときには患部のおなかが痛み、一往復しただけで息があがるほど疲弊してしまい、病室のベッドに倒れ込みます。その後、看護師さんから「もう点滴も外れたのでこれからは自由行動です。シャワーも可能ですがどうしますか?」と聞かれ……。 病室とトイレを往復しただけでへろへろに疲れてしまったもちなべさん。看護師さんからは「もうシャワーを浴びてもいいですよ」と言われたのですが、そんな体力もないし、万が一傷口が開いたらどうしようとの不安もあり、今日はやめておくことに。 すると、看護師さんが体を拭くための蒸しタオルを持ってきてくれました。ほかほかのタオルで体を拭くのはとても気持ちよく、久々に体がきれいになったことでもちなべさんは大満足。しかし実は、体を拭いて病衣を着替えただけでかなり疲れてしまい、普段との体力の違いを改めて実感したそうです。 ちなみに、もちなべさんは自宅から市販の体拭きシートを持参していたらしいのですが、今回の入院では蒸しタオルをもらえたので、使う機会はなかったとのこと。このように、入院中の患者さんの体を清潔に保ったり血行を促進したりするなどの目的で、ほとんどの病院では蒸しタオルが用意されているそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年10月18日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活中にMRI検査を受けたもちなべさんは「子宮筋腫のせいで妊娠しづらくなっているかも」と診断され、腹腔鏡手術を受けることになりました。そして迎えた手術当日、医師によると手術は無事に成功したよう。次は退院に向けてリハビリに取り組むことになったのですが……。 え…もう自由行動していいの?手術翌日、看護師さんに「ベッドから起き上がって歩行練習をしましょう」と言われ、リハビリを開始したもちなべさん。ずっと寝ていたためか足にはうまく力が入らず、おなかがズキズキと痛む中、看護師さんに補助されながら、やっとの思いで病室からトイレまでの道のりを往復します。その後、ベッドに倒れ込んだもちなべさんは、休憩がてらスマホをチェック。すると、いろいろな人からメッセージが届いていて……。 想像以上にリハビリが大変で、ぐったりと疲れてしまったもちなべさん。休憩がてらベッドに寝そべってスマホを確認していると、家族や友人からたくさんの激励メッセージが届いていました。みんなの気づかいに感謝しながら、1つひとつに丁寧に返信文を打ちます。 このとき、点滴用のチューブ内で血液が逆流していることに気づいたもちなべさんは、ナースコールで看護師さんを呼んで処置してもらうことに。看護師さんによると、これで点滴は終了となり、今後は自由に行動していいとのこと。もうシャワーも浴びられると言われ、もちなべさんはびっくりしたそうです。 ちなみにこのとき、もちなべさんはまだ体を満足に動かせる状態ではなかったので、自由行動と言われても「自由だー!」と素直には喜べなかったそう。とはいえ、点滴が外れたことで身体的な解放感はとてもあったと語っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年10月13日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。数年前、妊活中に子宮筋腫があるとわかったもちなべさんは腹腔鏡手術を受けることに。迎えた手術当日、全身麻酔をかけられた瞬間にもちなべさんの意識は遠のき、気づいたら手術は終わっていました。そして翌日、看護師さんの指示で歩行練習を始めることになったのですが……。 こんなにもつらいなんて…手術の翌日、看護師さんに「ベッドから起き上がって歩行練習をしましょう」と声をかけられ、リハビリを始めることになったもちなべさん。しかし、床に足をつこうとした瞬間に強烈なめまいに襲われ、歩行練習は一旦中断。様子を見ながら少しずつリハビリを続けていくことになり……。 手術後の歩行練習では病室からトイレまでの道のりを往復するのが一般的らしく、もちなべさんの場合も看護師さんに支えられながらトイレまで歩いてみることになりました。しかし、体勢によっては患部にズキズキとした痛みが走り、足にもうまく力が入りません。その後、腰を曲げてフラフラになりながらも、時間をかけてなんとかリハビリをこなすことに成功しました。 ちょっと歩いただけでもぐったりして、ベッドに倒れ込んでしまったもちなべさん。このとき、術後のリハビリの大変さを実感して、「健康が1番だな」としみじみ感じたそうです。 今回、もちなべさんは開腹手術ではなく腹腔鏡手術で子宮筋腫を切除しました。腹腔鏡手術は開腹手術と比べて体の負担が少なく済むとは言われていますが、それでも術後はいわば「体が大怪我している状態」と言えるでしょう。そう考えるとこの状態で歩くのは、私たちが想像している以上につらく大変なのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年10月12日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活中にMRI検査を受けたもちなべさんは、医師から「子宮筋腫ができているせいで妊娠しづらくなっているかも」と言われ、腹腔鏡手術を受けることになりました。そして迎えた手術当日、全身麻酔をかけられた瞬間にもちなべさんの意識は遠のき、気づいたら手術は終わっていて……。 立ちあがろうとすると…気づいたら病室のベッドで寝ていたもちなべさん。術後しばらくは意識がぼーっとしていて、喉もカスカスで思うように声が出せません。切られたおなかのあたりには痛みも感じます。しかしその後、時間の経過とともに意識がはっきりしてきて、少しずつ声も出せるように。そして、手術の翌日にはリハビリがスタート。看護師さんに尿道カテーテルを抜いてもらい、ベッドから起き上がって歩行練習をすることになったのですが……。 手術の翌日、看護師さんから「起き上がって歩行練習してみましょうか」と言われ、もちなべさんはリハビリを始めることに。看護師さんに支えてもらいながら体を起こし、そのまま床に足をついて歩こうとしたのですが……その瞬間に強烈なめまいに襲われ、視界がぐにゃあと歪みます。少しパニックになって息切れするもちなべさんを見て、看護師さんは「休みながらゆっくりやっていきましょう」と指示を出します。 もちなべさん曰く、こんなにも強いめまいを感じたのは初めてで驚きと不安を感じたのと同時に、手術後の体は自分が思っている以上に疲弊してダメージを受けているのだと実感したそうです。 手術後の歩行練習はかなりキツいとの声も聞きますし、もちなべさんの場合もまだ満足に体を動かせる状態ではないのかもしれませんね。しばらくは様子を見ながら少しずつリハビリをしていくことになりそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年10月10日登場人物ぽやこ:ぐーたらなアラサー主婦。喜怒哀楽が激しい。旦那:自分の世界をもった平和主義者。甘やかし上手。妊活を始めたころの話…By ぽやこ理想と、ほど遠い基礎体温表・・・とりあえず生理日からわかる排卵予想日を頼りに、最初はゆるーく続けてました。次こそは、、と心をごまかし続け、気づけば1年。ゆるい妊活にじわじわ焦りを感じ始めました。妊活を始めた、ぽやこさん。なかなか思うようにはいかず…?次回もお楽しみに。(編集部)その他のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報現在第一子妊娠中の、アラサー主婦です。のんびりマイペースに、日々のことをInstagramに投稿しています。
2023年10月06日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活中にMRI検査を受けたもちなべさんは「子宮筋腫のせいで妊娠しづらくなっているかも」と診断され、腹腔鏡手術を受けることになりました。そして迎えた手術当日、全身麻酔をかけられた瞬間にもちなべさんの意識は遠のき、気づいたら病室のベッドに寝かされていて……。 手術の結果は?病室のベッドで目覚めたもちなべさん。術後しばらくは意識がぼーっとしていて、喉もカスカスで思うように声が出せません。切られたおなかのあたりには痛みも感じます。その後、時間の経過とともに意識がはっきりしてきて少しだけ会話ができるように。そして手術から一夜が明けた翌日、医師が手術の結果報告に現れて……。 手術の翌日、もちなべさんの病室には看護師さんや医師が順番に訪れます。医師によると、今回の手術で膀胱を圧迫するほどの大きさだった子宮筋腫はきれいに取ることに成功し、子宮外に1〜2mmの腫瘍が残っているものの、現状こちらは問題ないとのこと。医師の報告を聞いてもちなべさんもホッとしたようです。今後もしばらくは定期検診が必要になるとは思いますが、ひとまず手術が成功してよかったですね……! その後、心電図モニターや尿管が外され、体には点滴だけが繋がっている状態に。点滴から痛み止めを流してもらっているおかげで、このときは患部の痛みがほとんどなかったそうです。 「このときは痛みがなかった」と語っているもちなべさん。つまり、このあとは痛みが増してきてしまったのでしょうか。やはり体の中を切られている以上、体にある程度の負担がかかるのは仕方がないのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年10月04日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。現在3人の子どもに恵まれたペ子さんは、どのように妊娠し、出産を迎えたのでしょうか。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産を迎えたぺ子さん。しかし第2子の妊活は思ったように進みませんでした。妊娠のタイムリミットも迫りあきらめかけたそのとき、妊娠が判明したのです。 その後ぺ子さんは、第2子となる女の子を出産しました。決して平坦とは言えない2度の妊活を経て、ペ子さん夫婦は親として大きく成長したのでした。 第3子の妊娠はまさかの… 3人の子どもを育てていると、「妊娠しやすいんだね」と言われることも多いよう。しかしそれまでにあったたくさんの苦労を、この漫画を通してぺ子さんは伝えています。 不妊治療には時間とお金が必要不可欠。通院回数も多く、職場などで肩身の狭い思いをする人もいるでしょう。しかし、頻繁に休みをとることに対し「治療をしている本人が1番申し訳ないと感じている」とぺ子さんは考えているようです。当事者ではないと知識や関心があまりない不妊治療ですが、実は身近な人が治療をしているというケースは少なくないはず。不妊治療にはたくさんの通院が必要なことや、治療している本人に通院日をコントロールできないことをたくさんの人が知り、理解ある世の中になることを願います。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年10月03日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置すると不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは、手術を受けることに。迎えた手術開始時刻、全身麻酔が入ると一瞬にして意識が遠のき……。 とても長く感じた夜手術後、病室のベッドで目覚めたもちなべさん。視界はぼやけていて、おなかや喉にはズキズキとした痛みが。さらに尿道カテーテルが入っている状態で、なぜか尿意のようなものを感じます。どうやら痛みの影響で膀胱のあたりが圧迫されているように感じているらしく、看護師さんに相談したところ、坐薬を入れてもらえることに。坐薬のおかげで痛みが和らいで安心したもちなべさんは、再びウトウトしはじめて……。 寝たり起きたりを繰り返すうちに、次第に意識がはっきりしてきたもちなべさん。まだ体を動かすことはできませんが、体にたくさんのチューブが繋がれていることや、なぜか手術をした腹部よりも左腕のほうが痛いことに気づき、だんだんと自分の状況がわかってきました。 しかし、意識がはっきりしてきたとはいえ、長い時間起きていることは難しく、その後も細切れの睡眠を繰り返します。自分がどれくらい眠っているのか、今が何時なのかもまったくわからず、「かなり長い時間をウトウトしていた感覚があった」と語るもちなべさん。ところが、実際ウトウトしていた時間は手術当日の13時から翌朝までの半日ほどだったそうです。 全身麻酔の投与を中止したあとは、患者がきちんと呼吸できているか、血液の状態が正常になっているか、そして意識や精神状態に問題がないかを、医療スタッフが注意深く観察する必要があるそうです。もちなべさんの場合も、看護師さんが何度も様子を見にきたということは、術後の状態を確認されていたのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年09月28日現在は1児の母ですが、結婚後なかなか子どもを授からず、不妊治療をしていた私。当時は正社員で働いていましたが、仕事と不妊治療の両立は想像以上に大変でした。そんな中、上司からの心無い言葉に私はショックを受けてしまい……。 不妊治療に否定的な上司不妊治療の病院に通院して1年ほど経ったころ、体外受精にチャレンジすることになりました。介護福祉の仕事をしていたので、シフトを管理している40代の女性上司に、不妊治療をしていることを打ち明けることに。 すると、「あなたまだ若いのに、不妊治療する必要ある?」「なんで子どもができないの?」と言われてしまったのです。 まさかの言葉に驚いてしまって、そのとき私は何も返答できませんでした。検査をしても原因のわからない不妊だったので、「そんなの私が知りたいよ!」と思うと同時に、とても悲しい気持ちになりました。 仕事を辞めることを決意その後も、私が通院のために有給休暇を使うと、上司は「人員不足でシフトが組めなくなる」とため息をついたり、「私は30代で結婚したけど、すぐに子どもを授かったよ」と言ってきたりしました。上司の言動で私のストレスはピークに達していたので、このままでは心身ともに良くないと思い、仕事を辞めることに。 退職の意向を伝えると、上司は言い過ぎたと反省したようで、「そんなに悩んでいたなんて気づかず、ごめんなさいね」と謝罪してくれました。そして、不妊治療について嫌みを言わなくなり、スムーズに辞めることができたのです。その後、体外受精で息子を授かることができました。 妊娠というデリケートな話題は、自分が気づかないうちに相手を傷つけてしまうことがあると身をもって感じました。上司も私を傷つけようとして言ったわけではないと思いますが、私は悲しい気持ちに……。改めて、相手の立場に立って発言することが大切だと思った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:田中はぐみイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年09月25日どうして私はこんなに痛い目に遭わなきゃいけないの…!?卵巣嚢腫破裂の激痛に耐え手術を受けたえんさんは、子宮内膜症の治療を続けていた。そんな中、現在の夫ハト氏と出会い結婚。やがて子どもについて考え始めたえんさんはハト氏にも意見を聞くと「今すぐにでもほしい」と…! 医師の意見も聞きながら妊活を決心するが、時はコロナが猛威をふるわせ始めた時期で…。重い生理痛に長年悩まされ、さらに卵巣嚢腫破裂という痛い経験をする女性が、その後結婚。生理と子宮内膜症に不安を抱えながら妊活の末に妊娠、出産をするまでの実体験を綴ります。■前回のあらすじ結婚し妊活を考え始めるが、新型コロナの感染が拡がり躊躇してしまう。そこで主治医に妊娠のリスクについて説明を聞き、夫とも何度も話し合いを重ねた上で、コロナの様子を見ながら妊活を始めることにする。■生理痛が怖い…!■胃がムカムカする…!?妊活をスタートした私たち。薬を止めて5ヶ月後の診察では「子宮内膜症の再発の気配はなく、排卵もしているので、このまま自然に任せてみましょう」と医師から言われ…。そしてその約1ヶ月後、妊娠が発覚。そこから地獄のつわりが始まるのでした…。次回に続く「生理痛・卵巣嚢腫破裂がしんどすぎて出産が〇〇だった話」(全15話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月25日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置すると不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは、手術を受けることに。いよいよ迎えた手術当日、オペ室へ入って手術台に横になると……!? 目覚めると、そこは…以前から全身麻酔に対して「本当に一瞬で意識がなくなるのかな?」と興味を抱いていたもちなべさん。手術台に上がると呼吸器を付けられ、着々と手術の準備が進められていきます。そしてついに、オペ看護師から「麻酔が入りますよー」との合図が。次の瞬間、もちなべさんの意識は一瞬にして遠のいていき……。 看護師さんの呼びかけでハッと目覚めたとき、もちなべさんはすでに病室のベッドに寝ていたそう。目の前の視界がぼやけていて、看護師さんが何か言っているのはわかるものの、内容を理解することはできません。声を出して反応しようとしても意識がもうろうとして、もちなべさんはそのまま再び眠ってしまいました。 全身麻酔をかけられた次の瞬間には手術が終わっていて病室で寝ている……改めて麻酔の効き目のすごさを感じますね。ちなみに、手術終了と同時に麻酔薬の投与は中止されるのですが、個人差はあるものの、麻酔薬の投与を止めてからおよそ数分から20分ほどの間に、患者さんは意識を取り戻すことが多いそう。ただし、はっきりと意識が戻るまでにはしばらく時間がかかるそうです。 今はまだ意識もはっきりとせず、呼吸器を外されたばかりで喉にも違和感があって声が出しにくい状態かと思います。このあとのもちなべさんには、ゆっくり休んで回復に専念してほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年09月22日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みません。新型コロナウイルス感染症の流行下、一刻も早く妊娠したいと考えたペ子さんはある決断をしました。新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、ついに息子さんと一緒に通院ができなくなってしまいます。通院するには、夫が仕事を休まねばなりません。決して少なくない通院のたびに仕事を休む夫を見て、ぺ子さんは子宮卵管造影検査を受けることを決めました。 子宮卵管造影検査を受けると、卵管の通りや働きが良くなり、妊娠しやすくなると言われています。ぺ子さんの妊娠への期待は高まるのですが……。 子宮卵管造影検査の結果やいかに… ※膀胱炎の治療中は症状が悪化する恐れがあるため、性行為は控えましょう。 妊娠を期待していたペ子さんでしたが、思ったような結果につながりませんでした。 ペ子さんの育児休暇が終わったら、再び別居婚が始まってしまいます。着々と迫るリミット……。別居婚になったら、妊活が困難になることやワンオペ育児になってしまうことに一抹の不安を抱きます。 毎月生理が来るたびに落胆する毎日。「まだ頑張りたい」という気持ちと「もういいかな」という気持ちの中で揺れ動いていたのでした。 別居が再開したからといって妊娠をあきらめる必要はありませんが、別居婚夫婦の妊活のハードさをペ子さんは知っています。このころぺ子さんは、妊娠のチャンスがほぼ月1度しかないことを恨んだそうです。 そんなときは、ぺ子さんのようにお菓子を食べるなど好きなことをして、気持ちの切り替えをしてほしいと願います。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月20日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。排卵誘発剤を服用しながらタイミング法を2回ほど試みたのですが、なかなか妊娠できなくて……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 あの人、2人目なんだ…排卵誘発剤を服用して排卵日を確定させた上で、夫に協力してもらいながらタイミング法に2回ほど挑戦したおきこさん。しかし、残念ながらいずれも妊娠検査結果は陰性。おきこさんは「これをあと何回繰り返さなきゃいけないんだろう」と落ち込んでしまって……。 排卵誘発剤の量を増やしても排卵日にきちんとタイミングをとっても思うように結果が出ず、妊活に対する不安や焦燥感がどんどん大きくなっていくおきこさん。それでもなんとか希望を抱きながら、3回目のタイミング法に向けて通院を続けます。 そんなある日。子どもを連れた妊婦さんを見たおきこさんは、「あの人2人目なんだ……どうやって妊娠したんだろ。妊娠ってそんなに簡単なものなのかな」と、暗い感情が芽生えてしまったそうです。 「私の通っていた産院には妊婦さんも多く通っていたので、毎回の通院がつらかったのを覚えています」と語るおきこさん。他人は他人・自分は自分と割り切れたらいいのですが、妊娠したくてもできない状況で、自分が心の底から待ち望んでいる「理想の家族」を目にしたら、「いいなぁ」と思ってしまうのも仕方がないように思えます。 おきこさんはここまで会社を早退してまで通院を続け、しっかりと医師の指示に従ってタイミング法に取り組み、最大限の努力をして妊活に励んでいます。そろそろ結果が出てほしい……と願わずにはいられません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年09月18日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置すると不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは、手術を受けることに。そしていよいよ手術の時間を迎え、オペ室へ向かうと……? 気になる全身麻酔の効きは…!?当時の心情を振り返り、「手術に対する不安や緊張よりも人生初の体験へのワクワク感のほうが強かった」と語るもちなべさん。オペ室に入ると「テレビドラマで観たままの空間」が目の前に広がっていて、思わず感動したそうです。さらに、全身麻酔をしたら本当に一瞬で意識がなくなるのか興味津々。呼吸器を付けてもらい、いざ麻酔のときを迎えると……? 呼吸器を付けられた途端に息苦しくなってきたもちなべさんは「うわっ……!!」と驚きながらも、スーハーと必死に呼吸をします。その間、体にはさまざまな器具が装着され、着々と手術の準備が進んでいきました。そしてついに……「麻酔入りますよー」と看護師さんから声がけが。その後、もちなべさんの意識は一瞬にして遠のき、手術中の記憶はまったくないそうです。 「全身麻酔をかけられて一瞬で記憶がなくなった」と書いてあるネットの体験談を読んで、実際のところはどうなのかずーっと気になっていたもちなべさん。自分自身もその効き目を体感して「本当に即落ちするんだ」と感動したそう。 とにもかくにもこれにて手術は終了。今回は腹腔鏡での子宮筋腫の切除手術をおこなったわけですが、医師からも説明があったように子宮筋腫は不妊の原因にもなるため、うまく筋腫部分が取りきれているといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年09月18日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みませんーー。基礎体温の上がり下がりに一喜一憂するぺ子さん。今思えば順調な妊活だった第1子と比べると、第2子の妊活は思った以上に前途多難なのでした。 それでもめげずに不妊治療を進めていた最中のこと。新型コロナウイルス感染症の流行がペ子さんの妊活に追い打ちをかけたのです。 ついに決意した、痛みへの挑戦 新型コロナウイルス感染症の流行は思いの外長引き、ついに息子さんを病院に連れて行けなくなってしまいました。ペ子さんが病院に行く日は夫が仕事を休み、息子さんを一緒に過ごすほかありません。 しかし、決して少なくない通院日。毎回仕事を休んでもらうのは気が引けてしまいます。 これまで以上に早く妊娠したいと考え始めたペ子さんは、子宮卵管造影検査を受ける決意をしました。子宮卵管造影検査とは、子宮内や卵管に異常がないか調べる検査のこと。卵管に造影剤を流すことで、卵管の通りや働きが良くなり、妊娠しやすくなると言われています。また、もし卵管に詰まりが見つかった場合、その後の治療方針がより適切なものになります。 しかし、痛みが伴う場合があるなど、躊躇する面があるのも事実。藁にもすがる思いで決めた子宮卵管造影検査ですが、痛みのことを考え恐怖に苛まれたのでした。 新型コロナウイルス感染症の流行下、感染の不安や病院への出入りが制限されたことで、思ったように妊活ができなかった人もいたのではないでしょうか。 2023年8月現在では、多くの規制が緩和されたと聞きますが、まだウイルスが消えたわけではありません。新型コロナウイルスとの共生を前提とし、安心して妊活ができる世の中になってほしいと願います。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月18日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。幸いにも、治療を始めてすぐに第一子である息子さんを授かり、無事出産することができました。そしてやってきた、そろそろ2人目を……というタイミングーー。治療を始めてすぐに第1子を妊娠できた経験から、次もすぐにできるだろうと思っていたペ子さんでしたが、第1子の卒乳を終えて数カ月経っても生理が来ません。 基礎体温を測ってみると、無排卵の状態に戻っていたのです。ぺ子さん夫婦は、再び治療をスタートすることにしました。 期待した分だけ落ち込んでしまう ※薬を処方すれば→薬を内服すれば ※妊娠の可能性のある時期の腹筋は推奨できません クロミッドを内服すれば必ず卵胞が育ち、排卵するものだと思っていたペ子さんにとって、卵胞が育たないなんて考えてもいないことでした。 育児休暇のリミットが迫っていることもあり、第2子の妊娠は夫婦の死活問題とも言えます。 そして始まった第2子の妊活。待ち構えていたのは、基礎体温の上がり下がりに一喜一憂する日々。気楽に構えていた分、うまくいかない妊活の日々がずっしりと堪えるのでした。 第1子妊娠前、妊娠しにくい自分の体に「不良品」のレッテルを貼っていたぺ子さん。そのときの感情は、二度と戻って来てほしくはありませんね。再びチャンスがやってくることを願ってやみません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月17日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置すると不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは、手術を受けることに。そして迎えた手術当日、看護師さんから「そろそろオペ室に向かいます」と声をかけられ……。 人生初のオペ室は…予定時刻よりも1時間早く手術を受けることになったもちなべさん。病室で待機していると看護師さんから「そろそろ時間です」と声をかけられ、看護師さんと一緒にオペ室へ移動することに。実はこのとき、もちなべさんは手術に対する不安や緊張よりも「全身麻酔ってどうなんだろう」と、人生初の体験へのワクワク感のほうが強かったそうで……。 看護師さんの案内でオペ室へと向かったもちなべさん。オペ室に入る前に渡されたヘアーキャップを被り、いよいよオペ室に足を踏み入れると……もちなべさん曰く、そこは「テレビドラマで観たままの空間」で、思わず感動してしまったそうです。 そのあとは、オペ室の看護師さんから「こちらのベッドに仰向けで寝てください」との指示が。手術台に寝かされたもちなべさんは、オペ室の天井を見上げながら「麻酔を入れられたら一瞬で意識がなくなるって聞くけど本当かなぁ」とドキドキしていたそうです。 人生で初めてのオペ室と全身麻酔に、もちなべさんはワクワクが止まりません。変に不安になって「手術が失敗したらどうしよう」と考えるよりも、もちなべさんのように「あとは執刀医に任せよう」と割り切ってしまい、目の前の『初体験』を楽しもうとするほうが、気がラクになるかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年09月15日妊活で夫婦関係がより良いものになった(※画像は丸山桂里奈さんオフィシャルブログより)丸山桂里奈さんは今年2月に第一子の女の子を出産。6月には仕事復帰し、現在は夫婦で育児に仕事に多忙な様子です。そんな中、第二子の妊活を考え始めたといいます。先日、丸山さんは妊活イベントに出演。「妊活していた」「妊活してます」「1人子どもはいるけど、もう1人欲しいので妊活しています」といった様々な立場の人と話し、「どういう経験をしたかを話し合えるっていうのはすごいいい空間」だと感じたといいます。自身も妊活経験者であり「妊活しているときって不安じゃないですか」と当時を振り返ると、たとえ検査を受けて夫婦ともに体には問題がないと言われても、高年齢なことから「(妊娠)できるかできないかなんてわからない」とあきらめかけたこともあったと明かしました。また、「排卵日に性行為をしなきゃいけないと思うと、男の人が引いちゃうっていうか義務になる」という、妊活につきまとう悩みについても言及。「ただ(性行為を)やらなきゃいけない」みたいな空気になることで、男性側が乗り気になれないケースもあるとしつつ、「私も『今日排卵日だから』とか言うのはどうなのかな、と思ってた。でも結局伝えないと、自分で行動起こさないと難しい」「共働きで疲れて帰って、こっちも乗り気じゃないときだってある」と、経験者として率直な思いを語りました。しかし丸山さんは夫の本並健治さんと話し合いを重ねて、「(妊娠を)目標にしてたら逆に排卵日がすごく楽しみになった」といい、夫婦で同じ方向を向いてより良い関係になれたといいます。周りの友人には「うち赤ちゃんなかなかできないんだよね」とは言いづらくても、夫には不安や迷いを打ち明けられるし、夫側もまたそうした気持ちを共有してくれるように。妊活はそんなふうに夫婦の関係性に良い影響を及ぼしてくれたため、「1回目も良かったけど、また2回目もやりたい」と、あらためて妊活に前向きな気持ちがわいてきたようです。長女はいま生後6ヶ月。本並さんと子育てについて話し合う中で「やっぱりきょうだいがいたほうがいいんじゃないか」という考えがお互い強まり、「2人目の妊活をそろそろ始めようかな」と今後について明かしました。年齢的にも、来年の3月で41歳になるため、なるべく早く産みたいと思う一方で、仕事復帰したばかりなので「もう少しお仕事やりたい」という葛藤もあるといいます。丸山さんは「もしいい報告ができたらうれしいし、また産んだ後にも(仕事に)戻れるように頑張りたい」と言い、年明けあたりから2人目妊活を始めたいと話していました。産後、次の妊娠までどのくらい期間をあけることが望ましい?1人目の産後2ヶ月で次の子を妊娠すると「およそ11ヶ月ちがい」、産後1年2ヶ月に妊娠すれば「1歳11ヶ月差」で年子になります。産後、排卵が再開すると次の妊娠の可能性がでてきます。最短で「産後ひと月以内」に排卵が再開する人もいますがこれは少数派で、排卵の有無の目安になる「生理の再開」は、「授乳していない女性」では産後3ヶ月までに起こる人が多かったというデータがあります[*1]。ただ、産後あまり時期をおかずに妊娠することで健康リスクも懸念されるため、WHO(世界保健機関)は「出産から次の妊娠まで、少なくとも24ヶ月空ける」ことを推奨しています[*2]。また、カナダの研究では、最低でも1年の期間を空けると母子の健康リスクが低くなるという結果を報告しています[*3]。一方で、間隔が空くことで加齢による不妊などのリスクも生じます。両方のリスクを考え、夫婦でよく相談することが勧められます。参考文献:[*1]Postpartum contraception: Counseling and methods – UpToDate[*2]WHO:Report of a WHO technical consultation on birth spacing: Geneva, Switzerland 13-15 June 2005[*3]BBC「出産と妊娠の間は「1年空けるとリスク低下」=カナダ研究」参照:【医師監修】年子の妊娠を考えたときに必ずチェックしておきたい10のQ&A
2023年09月12日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置すると不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは、手術を受けることに。そして迎えた手術当日、手術に備えて看護師さんに点滴の準備をしてもらい……。 いよいよオペ室に移動!看護師さんに点滴の準備をしてもらったもちなべさんは、荷物をまとめて4人部屋に移動します。そして手術2時間前になったころ、またしても看護師さんがやってきて、今度は「手術の開始時刻が早まりました」と告げられ……。 「そろそろ移動しましょう」と看護師さんから声をかけられ、オペ室へ向かうもちなべさん。その道中、看護師さんから「手術は初めてですか? 緊張しますよね」と励ましの言葉をかけてもらったらしいのですが、実はもちなべさん、人生初の手術にワクワクしていたそう。 もちろん不安や緊張もあったものの、初めての全身麻酔に対する好奇心のほうが大きかったそうです。本人曰く、「全身麻酔はすぐに意識がなくなると聞くので本当にそうなのかな?とワクワクしていました」とのこと。 漫画作品を生み出すためには、自分自身の過去の経験から得た知見や、何かで学んで得た情報が必要になりますよね。いろいろな作品を描き続けるためには、新しい世界を知るための好奇心も大切かもしれません。もちなべさんが人生初の全身麻酔にとてもワクワクしたのは、漫画家をされているからというのも大きいのかも? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年09月12日お子さんを授かるために「妊活」している方も少なくはないでしょう。なかなか妊娠できず、悩んだ経験がある方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Nさんの場合……「多嚢胞性卵巣症候群」と「卵管閉塞」だと診断されました。毎月きちんと生理がきていましたが、なかなか子どもができず。結婚して1年半が経った頃から、基礎体温を記録することにしました。しかし、基礎体温グラフが明らかに正常なグラフとは異なっていたため、婦人科を受診。エコーや血液検査をした結果「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されました。その後、何度か「タイミング法」を実践しましたが、妊娠には至らず……。卵管造影検査を行って、右の「卵管閉塞」で妊娠しにくくなっていたことがわかりました。どんな治療を受けましたか?私はすぐにでも子どもが欲しかったので、排卵誘発剤を使って卵を大きくして、排卵の時期を診てもらう「タイミング法」を試しました。「卵管閉塞」と診断されてからは体外受精を試みて、ようやく子どもを授かりました。かかりつけの婦人科が男性医師でも恥ずかしがらず、わからないことは何でも聞くことが大切だと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の疾患は不妊の原因にもなり得るので、子どもを望む方にとってはとても辛いことだと思います。周りの妊娠報告に耳を塞ぎたくなることもあるでしょう。ご夫婦でたくさん話しをして、支え合って乗り越えて欲しいです!この話を見た読者は『色々な病気があって、不妊の原因な事もあるんだなと思った。でも、毎月狂う事なく生理が来ていたら病気だとは気付かないだろうなとも思った。』『すぐに子どもを授かりたいと行動したのも良かったのではないでしょうか。』『婦人科受診を実行する勇気やその後の医師との向き合い方も功を奏し、お子さんを授かったのかもしれませんね。』『妊活のタイミングで知るのは辛いと感じました。しかし、自分の症状を知ることで新たな方法を探すこともできます。受診したこと、そして自分の症状を知り新たな方法を実践したことなど、良い方向に向かってよかったと感じました。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。異変を感じたら気軽に婦人科へ「多嚢胞性卵巣症候群」「卵管閉塞」が原因でなかなか妊娠しなかったことが判明したNさん。体外受精に挑戦した結果、待望のお子さんを授かることができたようです。皆さんも異変を感じたときは、早めの受診を心がけると良いかもしれません。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月06日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。妊娠を希望している旨を告げたところ、医師の判断で、排卵誘発剤を服用しながらタイミング法に挑戦することになり……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 薬の量を増やした結果…妊娠のチャンスが!タイミング法での妊活を進めるにあたり、排卵日を確定させるため、排卵誘発剤の服用を始めたおきこさん。しかし、5日間ほど誘発剤を飲み続けたのち、婦人科で卵巣の様子を確認してもらったところ、医師から「まだ排卵する気配はなさそうですね。もう少し薬の量を増やしてみましょう」と言われてしまいます。「さすがにまだ結果は出ないか」と落ち込むおきこさんでしたが、それから3日後、再び病院で診察を受けると……? 排卵誘発剤の量を増やし、3日後に再び検査を受けたおきこさん。すると、医師の口から「あと2〜3日のうちに排卵しそうですね」とのうれしいニュースが!「この3日間のうちにできるだけタイミングをとってくださいね」と医師に言われたとおり、帰宅したおきこさんはさっそく夫にも報告します。……が、どうやら夫には「できるだけ頑張らなきゃ!」というプレッシャーがかかってしまったよう。 その後、妊娠できたかどうかが気になって、ついつい自宅に置いてある妊娠検査薬を手に取ってしまうおきこさん。 しかし、フライング検査(生理開始予定日から1週間経たないうちに検査すること)では若干精度が落ちるため、妊娠したかどうか正確な結果が出ないケースもあります。落ち着かない気持ちもよくわかるのですが、あと数日ほど待ってから検査をしたほうがよさそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月31日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置すると不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは手術を受けることに。迎えた手術当日、術後に備えてベッド回りを整えて準備万全と思いきや、部屋を移動することになって……。想像しただけで痛い…!手術3時間前、看護師さんから「4人部屋が空いたので荷物をまとめてください」と言われたもちなべさん。「このタイミングで!?」と驚きながらも荷物をまとめていると、別の看護師さんが点滴を刺しにやってきました。人生初の点滴はやはり痛く、もちなべさんは歯を食いしばって我慢したそう。 その後、点滴スタンドを携えて4人部屋に移動し荷解きを終えると、手術まであと2時間。ベッドで待機していると、向かいのベッドの患者さんと看護師さんの会話が聞こえてきて……。 4人部屋に移ってベッドで待機していると、向かいのベッドの患者さんと看護師さんの会話が聞こえてきました。どうやら患者さんに点滴用の注射針を刺そうとしているものの、血管が細いのか7回やってもうまく入らないのだとか。もちなべさんは「7回も刺されるなんて怖すぎる……」と、想像して思わずゾッとしてしまったそう。 するとそのとき、「失礼します」と看護師さんが尋ねてきました。手術の時間が1時間ほど早まるらしく、予想外の展開に一気に緊張感が高まってきました。 もちなべさんによると、手術当日はこのように部屋を移動したり手術の時間が早まったりと、けっこうバタバタしていたそうです。医療現場では急な予定変更もありえると覚えておくと、いざ予想外の展開になったときに心の余裕が生まれるかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年08月30日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めて半年後、婦人科でMRI検査を受けたもちなべさんは、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「筋腫を放置しておくと不妊につながる」と言われ、もちなべさんは手術を受けることを決意。そしていよいよ手術当日を迎えます。 人生初の点滴にドキドキ!手術予定時刻のおよそ3時間前。病院側の都合で、これまでは無料で個室を使わせてもらっていたもちなべさんでしたが、看護師さんから「満室だった4人部屋に空きが出たので」と声をかけられ、4人部屋に移動することに。次の指示があるまで個室で待機していると、再び看護師さんがやってきて、今度は点滴の準備をすることになり……。 人生初の点滴に緊張するもちなべさん。針を刺すときはやはり痛く、歯を食いしばって我慢したそうです。もちなべさんの緊張を感じ取ったのか、看護師さんは「手術前の1番痛いのはこれで終わりですよ」と笑顔で声をかけてくれ、もちなべさんはホッと胸をなで下ろします。 その後、もちなべさんは点滴スタンドを携えて4人部屋に移動。点滴があると動きにくく、荷解きもひと苦労だったそうです。手術後に備えてベッド周りも整え、「ふぅ……」とひと息ついたときには手術まであと2時間。今度こそ準備万全ですね。 もちなべさんのように、いくつになっても注射が苦手という方は多いのではないでしょうか? さらに人生初の点滴となると、緊張してしまうのも無理もありません。看護師さんのやさしい笑顔と声かけで安心できてよかったです。こういう気づかいは、不安だらけの患者からするととてもありがたいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年08月28日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートしたぺ子さん夫妻。タイミングをとった翌日、クリニックで検査をするとーー。無排卵と診断されたぺ子さんと、精子の運動率が悪いと診断されたぺ子さんの夫。互いに妊娠しにくい要因を抱えていることがわかりました。 いよいよ治療開始! クロミッド(排卵誘発剤)を飲み、タイミングをとることになりました。その翌日、精子の状態を見にクリニックを訪れると、運動率はそこまで悪くないと言われ、様子を見ることになったのでした。 ついに打ち明けた不妊治療。義母の言葉に嫁は… 義両親と旅行に出かけたペ子さん。そこで、妊娠しにくい体であることや不妊治療をしていること、もしかすると孫を見せてあげられないかもしれないことを義母に打ち明けます。 世の中には「孫はまだか」と急かす義母もいるようですが、ペ子さんの義母は心に沁みるあたたかな言葉をかけてくれました。 ますます義母に孫を抱かせてあげたいと考えたペ子さんは、旅行中に立ち寄った伊勢神宮で、赤ちゃんとのご縁を祈願したのでした。 伊勢神宮の内宮には、子宝神社として有名な「子安神社」があります。お祀りしている木華開耶姫命は、安産、子授けの神として崇敬されているのだとか。心からの祈願を捧げたペ子さん。妊活の気分転換には、子授けのパワースポットに出かけるのも一案ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月27日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまって……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 夫の反応は?初診から2週間後、再び産婦人科を訪れたおきこさん。初診時と同じように経腟エコーで卵巣の様子を医師に確認してもらいますが、残念ながら診断結果は変わらず、やはりPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で間違いないとのこと。 医師から「妊娠を希望されるのであれば、まずは排卵誘発剤を服用してみて、排卵のタイミングを見ながら妊活を進めていきましょう」と提案されて……。 ※なんなく→なんとなく 今後の流れとしては、まず中用量ピルを飲むことで子宮内膜を黄体期(生理前)の状態にさせ、強制的に生理をこさせます。そして生理5日目を迎えたら、排卵誘発剤の服用を開始。5日分の誘発剤を飲み終わったら病院を受診し、卵胞の大きさをチェックするとのこと。 卵胞が大きく育っているようならOKで、排卵のタイミングを見計らって妊活に挑戦します。しかし卵胞の成長が不十分であれば妊娠は難しいため、その場合は排卵誘発剤の量を増やしたり、注射をしたり、人工授精をしたりと、徐々にステップアップしていく流れになるそうです。 「これからどうなるんだろう」と不安で仕方がないおきこさん。たとえ楽観的であっても「一度は授かったんだから大丈夫だよ」と安心させてくれる人がそばにいるのは、心強いですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月27日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。数年前、妊活に励んでいたおきこさんは、基礎体温がガタガタなことや、学生時代から続く慢性的な生理不順に悩んでいました。1年経ってもなかなか子どもを授かれず、婦人科で相談したところ……。<前回のあらすじ>婦人科を受診したおきこさん。すると、経腟超音波検査で『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』との診断が! 医師から「また2週間後に経過を見ましょう」と言われたおきこさんですが、初めて聞く病名に不安と恐怖しかなく、帰宅してからはネットでの情報収集に励む日々が続いて……。 ※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 2週間後、再び婦人科へ! おきこさんが調べた通り、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は不妊の原因になり得るほか、月経不順(月経異常)をはじめ、男性ホルモンが増える影響でニキビや多毛、肥満、血糖値上昇などの症状が現れるそうです。今回も、経腟超音波検査で卵巣の状態を見てもらったおきこさんですが、前回と特に変わりはなく、うまく排卵がされておらず、多くの卵胞が卵巣に残っているようでした。医師の判断で、今後は排卵誘発剤を用いた治療をおこないながら、妊活を進めることに。 PCOSでは生理不順になっているケースが多いため、妊娠を希望している患者であれば、まずは正常な排卵を起こすために、排卵誘発剤での治療をおこなうのが一般的なのだそう。ただし、医師が説明しているように、排卵誘発剤を多く用いると双胎などの多胎妊娠が起こる可能性が高まるため、排卵誘発剤の服用量に気をつける必要があるのだとか。 とはいえ、「双子になるかも」と言われたおきこさんは今後の展開に不安を抱きながらも、心のどこかで「双子かぁ……!」とドキドキしていたそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月25日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明したのです。クリニックに初めて同行したぺ子さんの夫は、急きょ精液検査を受けることになりました。まさか自分が検査を受けるとは思っても見なかった夫。心構えができていなかったこともあり、検査のあとも「急にできるわけがない」「男のプライドが……」と、文句ばかり。 これにはぺ子さんも怒り心頭! 「不妊治療に挑むのなら、そんなプライドはさっさと捨てろ!」と、堪えきれずに言ったのでした。 「嫌気がさす!」不妊治療は誰のせい? 夫にとってはただの愚痴でも、ペ子さんにとっては妊娠しにくい自分が責められているような気持ちになってしまいます。怒りを通り越し、悲しい気持ちになるのでした。 精液検査の結果、精子の運動率の悪さが判明。夫は、身をもってペ子さんの気持ちを理解しました。 ペ子さんはというと、夫にも不妊の原因の一端があるということがわかり、複雑な気持ちを抱えています。それは、夫婦ともに妊娠しにくい体であることへの焦りではなく、不妊治療をおこなうのは自分だけのせいではなかったという安堵。 そんな気持ちになった自分に嫌気がさしたのでした。 費用や体調など、何かと負担が大きい不妊治療。「なぜ治療が必要になったのか?」「何が原因か?」と、自分のせい・相手のせいというような責任の所在を考えてしまうこともあるでしょう。自分に要因があれば、申し訳ない気持ちが膨らみ、相手に要因があれば責めてしまうことさえあるかもしれません。 そんな思考に陥らないよう、夫婦で協力して治療にのぞめるのが理想ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月24日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫と診断されてしまいました。医師に「このまま筋腫を放置しておくと不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは、手術を受けることを決意。そして迎えた入院初日の夜。夕方に飲んだ下剤が効いてきたようで、深夜に激しい腹痛に襲われ……。 手術を3時間後に控えて…おなかの中をすっきりさせ、トイレから病室のベッドに戻ったもちなべさん。いろいろと考えごとをしているうちにいつの間にか眠りについていたようで、翌朝は元気に目覚めることができました。入院2日目はいよいよ手術です。検温や血圧測定を終えて手術着に着替えると、「いよいよ手術だ……! 」と身が引き締まります。手術後に起き上がれなくても困らないよう、必要な物は手の届くところに置いてベッド回りを整え、いざ準備万全! そのとき、看護師さんが扉をノックして病室にやってきて……? 看護師さんが部屋を訪れたのは手術予定時刻の3時間前。「そろそろ点滴かな?」と考えたもちなべさんですが、なんと看護師さんから「4人部屋が空いたので荷物をまとめてください。30分後に移動します」と言われてしまったのです! 手術後に備えてちょうどベッド回りを整え終わったところだったので、もちなべさんは「ええぇ、このタイミングで?!」とショックを隠せませんでした。 うなだれながらも「1日個室を使えて良かった」と前向きに捉え、もちなべさんが荷物をまとめていると……「コンコン」と扉がノックされ、先ほどとは別の看護師さんがやってきました。どうやら、今度こそ本当に点滴のようです。 なんとなく「4人部屋に移るとしても手術後かな?」と思っていたもちなべさん。このタイミングで移動することになるとは、予想外だったようです。しかし、もちなべさんによると「術後は痛みのせいでほとんど動けなかった」とのことで、手術前の動けるうちに部屋を移動しておいてよかったかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年08月23日Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫であることが判明しました。医師に「このまま筋腫を放置しておくと不妊につながるかもしれない」と言われたもちなべさんは手術を受けることを決意。そして迎えた入院初日、手術に向けた準備が進んでいき……。 人生初の手術着を着て、準備万全!入院初日の夜、目が冴えてしまってなかなか寝付けなかったもちなべさん。しかし、取り留めのないことをいろいろ考えたり、下剤が効き始めてトイレに行ったりしているうちに夜も更けてきて、ようやくウトウトしてきました。トイレからベッドに戻ったもちなべさんは、気づいたら眠りに落ちていて……。 看護師さんの「コンコン」とドアをノックする音で目覚めたもちなべさん。前夜は「目が冴えて眠れないなあ」と思っていたのですが、いつの間にかぐっすり眠れていたようです。看護師さんが朝の検温と血圧測定をしてくれ、手術着と弾性ストッキングを手渡されました。 弾性ストッキングとは、特殊な編み方により足を圧迫する目的で作られた医療用ストッキングです。手術中や手術後の安静にしている間は足の血流が滞りやすくなるため、血栓症を予防するために弾性ストッキングを着用します。手術着と弾性ストッキングを着用すると「いよいよだ……!」と実感が湧いてきたもちなべさん。手術後、体が思うように動かせなくても必要な物に手が届くようベッド周辺を整え、準備万全で手術に臨みます。 ちなみにこのときの弾性ストッキングですが、もちなべさん曰くかなり履きにくかったそうです。医療用の弾性ストッキングは市販の着圧ソックスよりも締め付けが強力なので、履くときに工夫が必要なようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年08月18日