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株式会社C.Dreams(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:河内 有華)が運営する子供の教育メディア「ちいく村」は、夏休み明け2学期の登校渋りについて2023年8月に調査した結果を公開いたします。夏休み明けの2学期の登校は、楽しみにしている子と、不安な子に分かれます。中には登校渋りをしてしまう子もいるので、その実状を小学生の親御様を対象に調査しました。その結果、36%の小学生が登校渋りをしていることがわかりました。本調査では、2学期の登校渋り対策についても報告いたします。夏休み明けの2学期 効果があった登校渋り対策■調査概要調査対象:小学生のお子様を持つ親御様調査日 :2023年8月調査方法:インターネットによる任意回答調査人数:100人調査主体:自社調査※本アンケート結果を引用する場合は「ちいく村」のURL( )を使用してください。■調査結果●登校渋りをしていますか?夏休み明けの2学期の登校について調査しました。2学期が始まり、登校渋りをしていますか?と調査したところ、36%が登校渋りをしているという結果が得られました。夏休み明け 登校渋りの割合64%の子供はいつも通り登校しているようですが、3~4人に1人の割合で登校渋りをしているようです。●登校渋りをしやすい学年は?登校渋りをしている割合を各学年で算出したところ、小1~小4で多い傾向があり、5年生、6年生では少し割合が下がる傾向がみられました。学年別 登校渋りをしている割合2年生では少なくなりましたが、昨年の調査(学年別 夏休み明けに苦労したことは? 下図参照)でも低学年の方が登校渋りは多い傾向であったため、登校渋りは小学校低学年の子ほど注意が必要なことがわかります。昨年の調査(学年別 夏休み明けに苦労したことは?)●夏休み明けの子供の雰囲気は?夏休み明け登校渋りしていない子も楽しく学校に行っているのでしょうか?学校へ行く子供の雰囲気を親御様に聞いたところ、75%は普段と変わらず、楽しみにしているとの回答でしたが、25%の子供は不安や緊張が見られるようでした。夏休み明けの子供の雰囲気を調査した結果夏休み明けに学校に行くのは、子供によっては緊張したり、不安になったりすることもあるかもしれません。子供の様子をよく観察し、違和感がある場合は対策を考えてあげましょう。●夏休み明けの登校渋り対策小学生の親御様を対象に、うまくいった夏休み明けの登校渋り対策を調査しました。意見が多かった対策、大事な対策をまとめていきます。(1)子供の話をしっかり聞く1番大事なのは子供の話をきちんと聞くことです。アンケートでも最も多い対策でした。登校渋りをしている子の話を聞くポイントは次の通りです。・不安そうに聞くと伝わるので、不安そうに聞かない・理由が言えそうなら理由を聞くアンケートの結果では「人間関係や体調が原因であればお休みさせる」という方が多かったです。一方で、だるい、行きたくないといった様子なら「しんどくなったらいつでも帰っておいで」と添えて、とりあえず登校させる、という方が多かったです。いったん登校さえすればお友達と楽しく学校に行けた、という子も多いようなので、お話を聞いていけそうなら登校させてみるのも解消法になるようです。(2)いっしょに登校してあげる低学年の子の登校渋りでは、登校自体が不安な子も多いです。そのような場合は「一緒に登校してあげる」という対策が効果的です。いざ登校さえすれば、学校に慣れて登校渋りも解消した、という方は少なくありませんでした。(3)先生に相談する子供が登校渋りをしたら話を聞いて、先生に相談する、という方も多かったです。先生に相談することで、原因や対策をいっしょに考えてくれるメリットもあります。また、登校渋りを相談していれば、お勉強の遅れた分も登校した際や宿題などでフォローしてもらえる場合もあります。(4)仲の良い友達と一緒に登校する仲の良い友達に協力してもらうのも選択肢の1つです。家が近所ならいっしょに登校できるよう掛け合ってみましょう。友達に迎えに来てもらったら難なく登校できた、という方も少なくありません。(5)頑張るラインを決めて登校する行きたくない子供に強制させるのはよくないので、子供と話しあい「頑張るライン」を決めて登校させる、という意見もありました。頑張るラインとは、例えば「今日は3時間目までは頑張ろう」と決めて、それ以降しんどくなったら帰ってきていいよ、という目標のようなものです。「子供に無理しなくてもいい」という気持ちを与えてあげることで、登校渋りを解消させる効果があります。(6)安心させるものを持たせる1年生や2年生のような低学年の子は、不安ゆえに登校渋りをしている子も多いです。そんな子にはママのハンカチなど、子供が安心できるようなものを持たせてあげるのも手です。不安に種類は子供によって異なりますが、不安を少しでも軽減できるものがあるなら、身につけさせてあげることで、登校渋りを軽減することができます。(7)習い事を休ませる夏休み明けに学校や習い事を一気に開始させると子供がしんどくなってしまう場合があります。2学期になって最初は登校していたのに、急に登校渋りをしてしまった時によくある理由です。そのような場合は習い事をいったん休ませ、学校に無理なく行けるように子供のペースを調整してあげるのも登校渋りの対策になります。(8)楽しい思い出や学校の話をする1学期に楽しかった思い出や友達の話をしてポジティブな気持ちにしてあげるのも登校渋りの対策になります。この方法はすぐにできるので、実践している人が多かったです。給食や遠足、仲良しの友達と遊べる話などをしてあげることで、学校へ行くことが楽しみになる気持ちにさせてあげましょう。(9)帰ってきたら○○しようねと声掛けする学校から帰ってきたら大好きなお菓子をいっしょに食べようね、のように学校の後に楽しいことがあると想像させてあげるのも登校渋りの対策になります。学校終わったら○○君と遊ぼうね、など子供が楽しみになる声かけをしてあげると、行くことへの不安が解消されやすいです。(10)お休みさせる登校渋りしているならいったん休ませる、という方も少なくありませんでした。いったん休ませて、学校の話をしたり、行きたくない理由をじっくり聞いてみたり、子供に時間を与えてあげるという対策です。子供も話を聞いてもらえれば安心感が生まれるので、1日休むことで解消したという方も多かったです。■調査結果総評本調査では、夏休み明けの登校渋りについてアンケートを取り、登校渋りの現状や具体的にうまくいった登校渋り対策についてまとめました。調査結果でもあったように、夏休み明けの学校が不安という子供は少なくありません。親がすぐにできる対策を調査したので、お子様の様子にあわせて本調査結果を参考に登校渋りの対策をしてみてはいかがでしょうか。株式会社C.Dreamsは運営するメディア「ちいく村」を通じて、多くの子育て世代がより良い家庭学習を進めていけるよう社会に貢献してまいります。今回は夏休みの自由研究に関する調査を発表しましたが、当社が運営しているサイトでは他にもいろいろな記事も公開しています。【会社概要】株式会社C.Dreams代表者 : 代表取締役 河内 有華資本金 : 100万円事業内容 : WEBメディア運営・WEBライティング事業URL : 問い合わせ先: ■子供向け家庭学習教材に関する記事●スマイルゼミ : ●スマイルゼミ : ●ポピー : ●こどもちゃれんじ : ●こどもちゃれんじベビー: ●すらら : ●東進オンライン学校 : ●幼児向け通信教育教材 : ●小学生向け通信教育教材: ●中学生向け通信教育教材: ●高校生向け通信教育教材: ●タブレット学習 : ●トド英語 : ●トドさんすう : ■幼児ママ向けコンテンツ●幼児プリント教材 : ●プレママプレゼント : ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: ●ディズニー英語システム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月31日ウーマンエキサイト編集部のライターが今回、独自目線の感想とあらすじを交えてご紹介するコミックは「4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家」。作者・じゃがいもころりんさん(以下:じゃがころさん)の長女が小6から不登校に。「たいした理由がないのに不登校って…甘えでしょう?学校行って勉強するより、好きなことだけして遊んでいたいだけ?」「そんなんじゃ…社会にでれなくなる!」と、思っていたじゃがころさん。友達付き合いができる子だし、勉強嫌いでも理解はできているのだからそのうち楽しくなるだろう、慣れるだろう、なんて気楽に考えていた、じゃがころさんですが…。娘の悩みはいっこうに解決されません…。■学校に行きたくない! 理由を聞いてみると…作者・じゃがころさんの長女は、元々ひょうきんな子で、慕ってくれる友だちもいました。そんな長女が集団を楽しめず、学校に「行きたくない」と言うようになります。理由は「意地悪するクラスメイトがいる、先生の怒鳴り声が嫌、給食を残してはいけない」など。クラスメイトの意地悪や、先生が怒るなどは、自分に対してではなくても気になっていたようです。■とうとう、小6から不登校に6年生の時、朝登校時になると腹痛や頭痛などの体調不良を訴えるようになります。このままでは良くないと思い、じゃがころさんは、あちこちに出向き解決の糸口を探しますが、どれもしっくりきません。そんなある日、娘が「ママ、私消えてなくなりたい」と言い出して…。じゃがころさんは「娘の苦しみは思ってる以上に深いこと。誰もが認めるような理由が見えなくても甘えなんかではないこと。そして休んだからと言って気持ちは全然休めていない」ということに気が付くのですが…。こちらは、作家・じゃがいもころりんさんの体験を元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからは、ネタバレになるかも!? ライターが印象的だったシーンを紹介します!■不登校による生活の乱れ ゲーム漬けは理由があった!?不登校になると昼夜逆転し、生活の乱れが気になります。ゲーム漬けになる娘に、じゃがころさんは「ゲームばかりしないで!」と言います。不登校に限らず、子どもに良く言う声掛けかもしれませんね。話を聞くと、理由があるようで…。「昼夜逆転してしまったのには、夜寝付けないという理由以外に学校が終わる時間以降に起きるほうが気持ちが楽だということ」と、じゃがころさんの気づきがあった場面です。娘さんが「学校」を気にするあまりの考えですよね。親が思っている以上に学校に囚われているということに気づかされました。ただゲームをしたいだけではなく、「学校のことを忘れたい」という意識からのものとは…!純粋にゲームが好きな子もいるかもしれませんが、現実逃避をするための手段にしている子もいるかもしれませんね。■型にはめたくなるけど 花に見る十人十色コンクリートを突き破って咲く花もあれば、手間暇かけて咲く花もある。十人十色といいますが、育てる人の都合で世話をしてもキレイに咲くとは限らないものです。じゃがころさんは「不登校の原因が発達の個性とは関係がない場合もあると思いますが、不登校になったということはその時点でもう疲れて自信を無くしている子が多いです。」と言います。今回の漫画を読みながら、「向き合う」ことが容易ではないということに改めて気が付きました。親も一人の人間。みんなと同じでないと不安になったり、自分の予定を優先できずにイライラすることもありますよね。いじめなど、ハッキリとした理由が見つけられないことに焦ることも、当たり前の感情ですよね。■「学校に行かなくて良いよ」ライター自身が経験私自身が中学1年の終わりから、中学3年の1学期頃まで不登校だったのを思い出しました。休んでは登校しての繰り返しで、休む時期が長くなっていきました。「早くに母を亡くした悲しみが、一気にきたのかな?」「思春期もあったのかな…?」と、大人になった今では思いますが、当時はとても悩んだものです。現実逃避で本ばかり読んでいました。その時父が「学校に行かなくてもいいよ」と言ってくれたので救われたものです。さて、じゃがころさんの長女は?! 結果としては、高校から社会復帰し現在大好きな絵を描く仕事に就いているのですが。どう気持ちを切り替えられたのか?じゃがころさんと長女さんの体験が、不登校で悩んでいる方の気づきにつながるかもしれません…!▼漫画「娘の不登校体験記」
2023年08月30日登校拒否でパニック、通常学級から特別支援学級への転籍、フリースクールに転校も…不登校体験談をご紹介!総務省の調査によると、小中学生で不登校の子どもの数は9年連続で増加し、令和3年度には過去最多の約24.5万人と報告されています。総務省不登校・ひきこもりのこども支援に関する政策評価 <評価結果に基づく意見の通知>教室の音やにおいなどがつらい、集団授業についていけない、お友達とのトラブル……発達障害のあるお子さんが学校で遭遇するつらい場面や困りごとは多岐にわたります。今は学校に通っているけれど、ある日突然、子どもに「学校に行きたくない」と打ち明けられたら……と考えたことのある方も多いのではないでしょうか?このコラムでは、実際にわが子の不登校を経験した発達ナビの連載ライターによるコラムや、読者の皆さんの体験談をご紹介します。ADHDと自閉スペクトラム症のあるむっくん。特別支援学級に通っていましたが、小学校1年生の秋、あることをきっかけに、頻繁に癇癪を起こすようになりました。やがて、むっくんのストレスは限界に……。「子どもが学校へ行かないことを認める」、保護者にとっては勇気がいる決断だと思います。むっくんの母であるウチノコさんが、不安や葛藤を抱えながらも親子で不登校を選ぶまでのお話です。ASD傾向のある小学5年生の女の子のお母さんから寄せられたエピソードです。娘さんは私立小学校に入学したものの、小学2年生から行き渋りが始まり、保健室登校をするようになりました。やがて、小学4年生から完全に不登校に……。私立から公立小学校の特別支援学級への転校も経験した娘さんの現在の居場所は……?発達障害グレーゾーンの息子さんお二人を育てているお母さんの体験談です。現在中学1年生の息子さん(長男)は、幼稚園の頃から「ちょっとほかの子どもと違う?」と感じるところがありつつも通常学級に入学しました。しかし、小さなトラブルが積み重なり、自信を失ってしまったのか、小学2年生から不登校になりました。その後、4学年下の弟さんも不登校となったことがきっかけで発達検査を受け、きょうだい共にASDの傾向があることが分かり……。わが子に合った環境の選ぶ大切さについて、深く考えさせられるエピソードです。【不登校の疑問Q&A】スクールカウンセラー・臨床心理士の初川先生のアドバイス2023年1月、発達ナビで開催した「発達障害のある子の不登校サポートセミナー」。スクールカウンセラーで臨床心理士の初川久美子先生による特別講演には、多くの反響が寄せられました。講演の内容の一部と合わせて、子どもが不登校になったときの対応や、学校との連携のヒント、発達障害のある子どもの特性をふまえた自宅での過ごし方や学習のすすめ方など、気になるギモンへの初川先生のアドバイスを、ギュッとまとめてお届けします!まとめ「わが子には、できれば楽しく学校に通ってもらいたい……」と思ってしまうのは、自然な親心。しかし、お子さんが不登校になったとき、早く解決しようと原因を探したり、焦って解決策を求めるのは、かえって逆効果になってしまうことも。過度に慌てず、お子さんの特性、環境、こころの状態などを見ながら、学校の先生やカウンセラーの先生たちとも連携して対応しましょう。ときには、放課後等デイサービスやフリースクール、習い事など、学校以外の居場所や、そこで関わってくれる人たちが支えになることもあります。親も子も頑張りすぎて疲れ切ってしまわないように、力を抜いてほっと息をつく時間も大切にしながら、長い目で見守っていくことが大切です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年08月24日幼稚園からあった登園渋りが、小学校になりよりひどくなって…現在10歳の息子は、4歳で自閉スペクトラム症(ASD)、ADHDの診断を受けています。息子は感覚鈍麻があり刺激が欲しくて多動になるタイプです。小学校入学後に服薬を開始したため衝動や多動はだいぶ落ち着いていますが、基本的に落ち着きがなく、一度にたくさん指示があると処理しきれずに「もういい!」とキレることが多々あります。幼稚園でも入園直後から登園渋りはあったのですが、年中から療育に行くようになると息子にあった声掛け、対応ができるようになったこともあり、少しずつ成長することができました。進学にあたっては就学相談を行い、学校とも相談をしたのですが、入学予定の学校に情緒級がなかったこと、通級指導教室は別の学校へ移動して受けるということを息子が「疲れるから嫌だ」と拒否するのが予想できたので避け、結果通常学級となりました。そして、入学後間もなく、登校渋りが始まってしまいました。登校渋りの原因1:ゲーム依存ゲーム時間、寝る時間を守ってくれず…息子の登校渋りの原因は大きく分けると2つあると思います。1つ目はゲーム依存でした。幼稚園の頃、友達の家で見たオンラインゲームを「やりたい!」とずっと言っていた息子。ゲーム依存の危険性も理解していたのですが、時間を守ることを覚えたり、友達と約束をして楽しくプレイするのは成長になるかと思い、あるシューティングゲームを1年生のゴールデンウィーク前に解禁しました。ですが、これが間違いでした。それまで慣れない小学校への登校で疲れていた反動もあってか、ゴールデンウィークに過度にゲームにのめりこんでしまった息子。寝るように言っても寝てくれず、生活リズムは大きく崩れました。学校に行くようになったら朝起きてくれるだろうと思っていたのですが、ゴールデンウィークが終わり登校する日の朝、「嫌!行かない!」とベッドで癇癪を起こしたのです。Upload By ユーザー体験談「どうして?」と聞いても、本人はうまく気持ちを言語化できないのもあり、「全部が嫌になったんだ!」と声を上げるばかり。1日休ませてみたところ、翌朝も同じように癇癪を起こしたので、遅刻して登校させてみたりと、なんとか意地でも学校に行かせるという状態になってしまいました。寝る時間を約束しても、ゲーム時間を制限しても、時間がくると駄々をこねまくり、毎回こちらが疲れてしまいました。ここで私が面倒になって、長時間ゲームをやらせていました。でも、ボイスチャットで友達とギャグを言い合いながらプレイする姿が本当に楽しそうで……。そんなに楽しいなら……と思ってしまう面もあったのは否めません。登校渋りについてはスクールカウンセラーさんに相談していたのですが、6月、ゲームのシステムがアップデートをし、本人が目指していたステージのクリアが課金をしないと難しくなりました。さんざん課金をお願いされたのですが、私も夫もそこは許可しなかったところ、「飽きたらから辞めた」とあっさりそのゲームからは引退。その後は別のゲームを始めたのですが、前のようにはまることもなく、時間もそこそこコントロールできるようになりました。ただ、学校で嫌なことがあるとゲームに依存しがちになってしまうので、そこは前のように依存しないように注意して見ています。登校渋りの原因2:友達トラブル運動会で「また、分からなくなっちゃったの~?」と揶揄される息子2つ目は友達とのトラブルで、これが最大の原因であり今も頭を悩ませているものです。切り替えの苦手さや不注意の特性からの失敗をクラスメイトによく注意され、それが嫌だと言っている息子。1年生の運動会での玉入れ競技のとき、その場面を実際に見る機会がありました。玉入れが終わり数を数える場面で、息子は玉を持たなくていいのに手に玉を持ってしまいました。すると、それに対してクラスメイトの男の子が「また、分からなくなっちゃったの~?」と揶揄していたのです。先生から言われていたことを忘れてしまっていたこと、また、やることの切り替えがスムーズにできなかったことが原因の失敗だと思います。「今は玉は持たなくていいんだよ」という声掛けなら問題ないのですが、男の子の言い方からはバカにされたようなニュアンスを感じた私は、(今までもよく友達に注意されると言っていたけれど、こういう言い方だといじめに発展しかねない……)と不安に感じました。そして即、教頭先生や教育支援センターに相談し、なるべくクラスの様子を見に行ってもらえるようお願いしました。Upload By ユーザー体験談「こんな特性持って生まれてきたくなんてなかった」「俺のことなんだからほっとけよ!」と叫ぶ息子このようなトラブルがありましたが、1、2年の時は先生の対応も手厚く、だいたいは登校できていたと思います。ですが3年生になると「学校なんて行かない!」と本格的に不登校になってしまいました。本人が落ちついているときに改めて「学校に行きたくない理由は?」と聞いてみたところ、「クラスメイトに注意されるのが嫌なのが1番の理由。それがなければ学校は案外楽しいので行けるよ。勉強嫌いだけど。好きな教科もあるし」と言う息子。でもその後興奮して、「俺はもう一万回はクラスの子から『遅い!』とか『早くしろ』とか、『どうしようもないな!』って言われてきた!もう生きるのが嫌だし、こんな特性持って生まれてきたくなんてなかった!俺のことなんだからほっとけよ!」と爆発していました。Upload By ユーザー体験談さらに、「お母さんやお父さんだって、特性がなければもっと俺のことを自慢できたし、俺だって、特性がなければ●●君みたいなしっかりした子みたいにやれたし。お母さんもそんな子どもが欲しかったでしょう?」とも……。息子には少しでも生きやすい方法を身につけてほしい……、親ができることは何でもしたい……そんな思いの中、私は再度学校に相談をすることにしました。中学まで引き継げる支援を。息子を支えるチーム体制ができ、母の負担が減りました私は担任の先生に面談をお願いし、「通常学級が合ってないのかもしれません」と伝えました。すると先生は「注意されることが苦痛であるならば、環境調整で原因を取り除くことによって改善できるはずです。授業そのものは本人にも楽しんでいる様子がありますし、発言も見られます。もっと頑張れる子だと思います」と言われました。そして先生方は以下の対応をしてくれることになりました。・なるべく叱らない・おおげさなくらいに応援して、課題ができたらほめる・不注意があったら先回りして配慮をしておくUpload By ユーザー体験談また、教育支援センターに相談したところ、巡回相談をしてくれることになりました。そして、心理士さん、言語聴覚士さん、作業療法士さんの中で1名(日によってどなたがが参加されます)、学校に配属されている発達障害のある子どもと保護者をつなぐベテランコーディネーターの方、担任の先生と私の4人で、どうして息子が学校に行けないのか、行けるようになるためにどのような支援が必要かを話す場が設けられました。「学校でできる工夫」「家でできる工夫」「それをもとに変わってきたこと」小さな目標をたて、それができているか確認、見直しをしています。息子の行動の説明やアドバイスをまとめた資料をくれることもあります。感覚鈍麻がある息子は、高いところからジャンプすることで、自分の体の感覚をつかむ訓練になるのでそういった遊びをするといい、などです。一緒に考えていただけるようになって私の負担が少し減りました。小学生のうちに息子の困りごとを減らすとともに、中学校生活での必要な支援をまとめておくことで、息子の助けになればと思っています。特性を抱えて生きるつらさを感じている息子に寄り添っていきたい息子は明るく根は素直で、悪いことをしたら謝れる子どもです。ユーモアもあるので、最初の友達作りに問題はありません。ただ、頑固さや切り替えの悪さなどから、その後の継続した関係が難しいようでなかなか仲の良いクラスメイトができません。息子が特性を抱えて生きるつらさを感じている現在、息子の気持ちに寄り添うことが私のつとめだと思っています。ですので、不登校を許容したい気持ちもあるのですが、それよりも今は周りの助けを借りて本人の困りごとを取り除き、環境調整をしていくことが最優先です。100人いれば子育ても100通りですよね。他の子どもと比べてしまったり、今も何かあるたびに落ち込んだり、疲れてしまうこともありますが、「息子には息子にあった子育てをしよう!」と思っています。イラスト/吉田いらこエピソード参考/翠ママ(監修:藤井先生より)100人いれば子育ても100通り、息子さんには息子さんにあった子育てを、との言葉に強く共感いたしました。この言葉の意味を頭では分かっていても、どうしても実行できないことが親子だからこそあると思います。見守る、寄り添う、その子のペースを大切に、と言われてもできません、と話される親御さんは多くいます。私自身も子育て中なので、そのお気持ちはよくわかります。それでも、100人いれば100通りの子育てというのはとても大切だと思います。そこにたどり着くまでに時間はかかるかもしれませんが、一人で子育てを抱え込まず、いろいろな人に相談することで、視野が広がり、お子さんのペースを大切にする視点に立つことができるようになります。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年08月24日10代の若者に多様な学びの選択肢を提案し、未来の可能性が限りなく広がることを目指す株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田彰人)は2023年6月3日(土)~6月5日(月)に「不登校に関する調査」を行いました。第1弾では不登校への理解が深まり、不登校という選択をしやすい環境になった、相談しやすい環境になったということを知れる調査となりました。今回は、もしお子さまが不登校になったら、家族としてできることなどに関して調査を行いました。【調査結果トピックス】●もし自分の子どもが不登校となり、学校を休むことになった場合、家族として何をするかを聞くと、「ゆっくり過ごすことを勧める」が最も多い。「家庭内のストレス要因を取り除く」「カウンセリングを受ける」「教育機関と連携し支援を受ける」に関しては、不登校経験者が10ポイント以上多く回答。●子どもが不登校になった際に誰に相談するかを聞くと、最も多い回答は「カウンセラー」となり34.3%が回答。不登校経験者は家族を含め、多くの選択肢で高い数値となっている。●子どもが一般的な進学以外を選択したとしても、意見を尊重するかと聞くと、82.5%が「はい」。不登校経験者は93.7%が「はい」と回答。一般的な進学以外を望んでいたのかもしれない。●[保健室登校][フリースクール][通信制高校]の認知は半数以上だが、[サポート校]に関しては3割程度。■プレマシード 岩田彰人 コメント不登校が悪いことと捉えられず、自分らしい学び方や多様性を肯定する流れになっているのは喜ばしいことです。しかし、その中で不登校になった当事者にしかわからない苦しみがあることも事実です。その「当事者にしかわからない苦しみ」が今回の調査におけるポイント差となって表れています。誰もが不登校になる可能性があるのなら、不登校になっても本人や家族だけが悩みを抱えるのではなく、第三者が積極的に介入して改善を図る体制をつくらなければなりません。保健室登校やサポート校の認知度もまだまだ不十分なので、いまある制度や環境をこれまで以上に周知していくと共に、社会全体で支えていける仕組みづくりが求められているのではないでしょうか。【調査結果詳細】Q1. もしあなたご自身のお子さま※が不登校となり、学校を休むことになった場合、下記の項目についてどの程度心配になりますか。(単数回答/n=600)※お子さまがいない場合でも、ご自身のお子さまがいると仮定してお答えください。社会性が身に付かないのではないか友だちができないのではないかコミュニケーション能力が低下するのではないかまずは、もしお子さまが不登校となり、学校を休むことになった場合、各項目についてどの程度心配になるかをお聞きしました。その結果、どの項目も半数以上が「心配」「やや心配」と回答する結果となりました。自身の不登校経験で比較をすると、不登校の経験がある方が10ポイント以上多く回答しています。自身の経験により、不安視する声が多いのではないでしょうか。Q2. もしあなたご自身のお子さまが不登校になった場合、家族として何をしますか。(複数回答/n=600)あなたのお子さまが不登校になった場合、家族として何をするかもしお子さまが不登校になった場合、家族として何をするかを聞くと、最も多い回答は「ゆっくり過ごすことを勧める」となり56.5%が回答しました、とくに不登校経験者は63.8%が回答しています。自身が求めていたことなのかもしれません。ポイント差が高かった項目は「家庭内のストレス要因を取り除く」「カウンセリングを受ける」「教育機関と連携し支援を受ける」となっています。Q3. もしあなたご自身のお子さまが不登校になった場合、どのような進路・学習方法を勧めるかをお答えください。(複数回答/n=600)あなたのお子さまが不登校になった場合、どのような進路・学習方法を勧めるかもしお子さまが不登校になった場合、どのような進路・学習方法を勧めるかを聞くと、「自宅での学習」が最も多く45.2%となりました。次いで「フリースクールや通信制高校など」と続く結果となっています。「フリースクールや通信制高校など」は不登校の経験の有無にかかわらず高い結果となっており、全日制の学校に通う以外の選択肢を持ちやすくなっているのではないでしょうか。Q1の回答からは、不登校によって社会性とコミュニケーション能力の低下、友人関係が希薄になる点が不安視されているとわかります。不登校経験の有無によってポイント差も大きく、これは学校が社会の接点として機能しており、不登校経験者は社会との接点を持たないことで上記3点が低下したと感じているようです。Q2の回答では、「家庭内のストレス要因を取り除く」、「カウンセリングを受ける」、「教育機関と連携し支援を受ける」という点のポイント差が大きいです。家族という近い関係性がストレスになり、改善策として第三者に相談することが重要だったとわかります。Q3の回答からも不登校になったときはフリースクールや通信制高校を活用することが一般的になっており、全日制高校以外の選択肢を選びやすくなっているようです。Q4. もしあなたご自身のお子さまが不登校になった場合、あなたは誰に相談しますか(すると思いますか)(複数回答/n=600)あなたのお子さまが不登校になった場合、誰に相談するか(すると思うか)もしお子さまが不登校になった場合、誰に相談するかを聞くと、最も多い回答は「カウンセラー」となり34.3%が回答しました。次いで、「母親」「学校の先生」と続きます。不登校経験者は家族を含め、多くの選択肢で高い数値となっています。Q4は不登校になった際の相談先についての質問です。この質問では不登校経験の有無によって大きな差が表れました。不登校の経験がある方はカウンセラーや親、保健室の先生に相談するという回答が多く、一方で不登校経験のない方は学校の先生や友人・知人が多くなっています。不登校になるということは、主に「教室で過ごす時間に問題がある」ということです。そのため、経験者は「教室内で問題を抱えていることを自分の担任やクラスメイトには相談しにくかった」と感じていたことがこの結果からわかります。カウンセラーや保健室の先生に相談する割合が高いのも、教室以外の学校関係者に助けを求めたからでしょう。家族に相談した割合も高いので、子どもが不登校になった際は、まず家族で話しやすい環境をつくり、その上で第三者に頼ってください。Q5. あなたのお子さまが一般的な進学以外※を選択したとしても、お子さまの意見を尊重しますか。(単数回答/n=600)※退学・進学せずに就職・通信制高校への入学・転入することなど。あなたのお子さまが一般的な進学以外を選択したとしても、意見を尊重するかお子さまが一般的な進学以外を選択したとしても、お子さまの意見を尊重するかと聞くと、82.5%が「はい」と回答しました。不登校経験者は93.7%が「はい」と回答しています。Q6. 各項目に対する認知をお答えください。(単数回答/n=600)[保健室登校]の認知[フリースクール]の認知[通信制高校]の認知[サポート校]の認知各項目の認知をお聞きすると、どの項目も不登校経験者の認知が高い結果となりました。しかし、[サポート校]に関しては「詳しく知っている」「何となく知っている」と回答した方が36.7%、不登校経験者でも54.3%とあまり高くない結果となりました。Q5では不登校経験がない方も80%近くが通信制高校への入学や転入、就職などを尊重すると回答しています。また、Q6でも通信制高校に対する認知度は極めて高いことがわかりました。コロナ禍で通信制高校への入学者は24万人に急増しており、通信制高校という新しい学び方があるという認知が進んだからではないでしょうか。一方で、通信制高校に通う生徒の学習面や生活面をケアするサポート校はまだあまり知られておらず、不登校経験者の認知も半数程度です。「学校には行きたいけど、教室に入れない」という生徒のための保健室登校、家と学校以外の第三の場所を提供して復学や自立を促すフリースクールの認知度も十分に高いとは言えず、これからも認知拡大に向けた働きかけが必要です。Q7. 不登校の子どもに対してあなたが言いたいこと・アドバイスをお答えください。(自由回答/n=600)・辛い時は大人を頼って無理しなくていい。(27歳/女性)・学校に行くことだけが全てじゃない。(28歳/女性)・不登校は悪いことじゃない。(27歳/男性)・不登校になる理由は人それぞれだから、あえて深掘りして聞いたり、怒ったりすることはない。ただ、せっかく学校に通わないという選択をしたのならば、他の周りの学校に通う生徒と差をつけるために趣味や自分のしたい学びを存分に楽しんで欲しいと思う。多様性の時代だから深く考えこまないで自分らしく頑張って行こう!とアドバイスを送りたい。(23歳/男性)・広い世界を見て、様々な体験をしよう。学校のことは考えなくていい。(28歳/男性)・学校には行かなくてもいい。また勉強したいと思えばいくらでも方法はある。(18歳/女性)・保健室とか行けるところからでも来てみてもいいと思う。味方は必ずいる。(14歳/女性)不登校の子どもに対して言いたいこと・アドバイスを聞くと様々な回答が集まりました。不登校は悪いことじゃない。無理をしないで。というコメントが多く集まっています。Q7では、「不登校は悪いことじゃない」「辛いときは大人を頼っていい」という、あたたかく応援するアドバイスが多く寄せられました。また、不登校になったことをきっかけにして自分らしい学び方や体験を推奨したり、多様性を肯定的に捉えるアドバイスもありました。SNSの隆盛によって学校では生徒同士の人間関係を把握することが以前よりも難しくなっており、人間関係の悪化によって不登校になる子どもは後を絶ちません。不登校が誰にでも起こるものになってしまったからこそ、不登校自体は決して悪いことではないという認識が広まりつつあるのかもしれません。また、集団での学びが合わないと感じている子どもにとって、通信制高校やサポート校、フリースクールといった新しい学びの形も選択しやすくなっているように感じられます。■プレマシード 岩田彰人 コメント不登校が悪いことと捉えられず、自分らしい学び方や多様性を肯定する流れになっているのは喜ばしいことです。しかし、その中で不登校になった当事者にしかわからない苦しみがあることも事実です。その「当事者にしかわからない苦しみ」が今回の調査におけるポイント差となって表れています。誰もが不登校になる可能性があるのなら、不登校になっても本人や家族だけが悩みを抱えるのではなく、第三者が積極的に介入して改善を図る体制をつくらなければなりません。保健室登校やサポート校の認知度もまだまだ不十分なので、いまある制度や環境をこれまで以上に周知していくと共に、社会全体で支えていける仕組みづくりが求められているのではないでしょうか。プレマシード 岩田彰人【調査概要】1.調査の方法: インターネット調査2.調査機関 : 株式会社プレマシード3.調査の対象: 全国の10歳~29歳の男女300名、40歳~59歳の男女300名4.有効回答数: 600名5.調査実施日: 2023年6月3日(土)~6月5日(月)※集計時に小数点2位以下を四捨五入しているため、総計が100.0%とならない場合があります。【Go通信制高校】 自分に合う通信制高校・サポート校に出会える資料請求サイト。全国の通信制高校・サポート校を通いたいエリアで探せるだけでなく、不登校、学費、進学、転編入などの悩み、将来の夢、高校生活などの様々なテーマから自分に合う学校を探して資料請求をすることができます。通信制高校の先生を始めとした専門家が通信制高校の仕組みや学校選びのポイントを解説するだけでなく、様々な悩みへのアドバイスも掲載。悩みややりたいことに合わせた学校選びや、学校の雰囲気を知ることで、自分に合う通信制高校・サポート校に出会うことができます。Go通信制高校【会社概要】商号 : 株式会社プレマシード代表者 : 代表取締役 岩田彰人所在地 : 東京都渋谷区神宮前2丁目18-19 the Folks BY IOQ 3B企業URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月22日睡眠障害はちょっと頑張れば治る?わが家の娘いっちゃん(ASD・現在16歳)が、いよいよ小学校に行かなくなってきた5年生の頃のエピソードです。いっちゃんが小学生だった当時は、学校の先生たちも十分に発達障害について理解しているとは言い難く、睡眠の問題もあまり知られていなかったようでした。もちろん「睡眠障害があるんです」という話はしていましたが、「まあ、ちょっと指導すれば治るんじゃないか」って、思われていたのかなという感じでした。正直、私たち親にも「ほんの少し頑張ればなんとか……」みたいな気持ちはありました。しかし、詳細な睡眠日記をつけ、毎日の多くの時間を過ごすなかで、娘が自分のペースで生活するほうが体調面では明らかに良いと感じていたので、「治そう」という考えには温度差がありました。いっちゃんの体内時計は25時間Upload By 寺島ヒロ熱心な先生が娘の担任に担任の先生は大変生活指導に熱心な方で、学校のある日の朝に娘を迎えに行くと電話をくれることもありました。ですが、そういうとき、私は娘がまだ寝ている場合には即行で断っていました。娘の眠りを確保するため当然のことだと思っていましたが、この態度が次第に担任の先生に不信感を抱かせることになったようです。夏休みなら学校も楽しい!夏休みになり、宿題の進みが気になる子どもたちのために小学校で5日間の夏休み講習が開かれることになりました。この時はちょうど昼間起きている睡眠リズムの日であったため、いっちゃんは5日間とも参加できました。「学校に来ている人も5~6人だから、静かですっごく良い!図書室も誰もいないし、話しかけられるんじゃないかと心配しなくていいからゆっくり本が読める。ずっとこうならいいのに!」と、いっちゃん。聴覚に過敏があり、さらにやっていることを中断されることが苦手な娘には、夏休み中のガランとした学校が心地良かったようです。先生、それはNGワードです……!夏休み講習を皆勤したことで、先生も「いける!」と思ったのでしょう。「夏休み明けは不登校を解消できるチャンスなんです!」と言い、再登校のハードルを下げるため一緒に登校しようと家に迎えに来てくれました。しかし、新学期には睡眠リズムが昼にずれ込んでしまっていたいっちゃん。一旦は起きて準備したものの、出かける頃には不機嫌になってしまいました。玄関から出ようとしないいっちゃんに、先生は「みんな待ってるよ!」と声をかけます。しかしそれはNGワードだったんです……!!学校にたくさん子どもがいるということを思い出してしまったいっちゃん、「学校には行かないです!」と、先生を追い返してしまいました……。学校で面談をすることに……その後、いっちゃんと私と担任の先生との面談が行われました。担任の先生は「夏休みの間は通えたじゃないですか、何があったんですか!?」「どうして生活リズムを直そうとしないんですか!」と何度も言われましたが、いっちゃんはどうしても無理としか言いようがありませんでした。結局、私も娘も先生も困ったまま、その場は時間切れとなり……。1週間後、改めて担任の先生から電話があり、今後の対応を話し合うことになりました。担任の先生は「スクールカウンセラーの先生を呼びますよ?良いですね!?」と、かなり高圧的な感じでした。それで、「娘は寝ている時間だから」と、私1人で話し合いに行くことにしました。スクールカウンセラーさん登場!Upload By 寺島ヒロ胃が痛くなりながら参加した話し合いでしたが、スクールカウンセラーの先生は、完全に娘の言い分を理解してくれました。「発達障害のお子さんの場合、睡眠に問題があるというケースは珍しくありません。特に概日リズム睡眠障害は原因もはっきりしないし、生活習慣や育て方のせいとも言えません。育ち盛りですし、たっぷり睡眠をとるほうを優先しても良いのでは?」「聴覚過敏があるお子さんの場合、夏休み中と新学期の今では同じ学校と思えないぐらいうるさいと感じるのは当然かも」との、スクールカウンセラーさんの言葉で、担任の先生も考えを変えてくれました。担任「発達障害の子にそんな問題があるなんて...」担任の先生は「睡眠障害や聴覚障害なんて私が読んだ本には載ってなかった……」と、ショックを受けた様子でしたが、いっちゃんについては「今後は登校できるときだけ通う、昼からでもOK。変則的な時間に登校すると道中が心配なので親がつき添って登校させる」ことで、最後は和やかに合意が形成されました。良かった……正直、本当に助かりました……!「発達障害の特徴」と本に書かれていなくても発達障害と睡眠障害の関連については、まだ医学的にははっきりとした相関関係は分かってないようです。しかし、それは「関係ない」ってことではないですし、「朝起きられない」という悩みが嘘ということでもありません。障害なのか、躾が悪いのか、そんな二者択一ではないということを、スクールカウンセラーさんの態度から学びました。そして、一人ひとりの子どもの個性に寄り添って、そのときどきの状況に合わせてサポートしていくことが大切なんだなと、改めて思ったのでした。執筆/寺島ヒロ(監修:新美先生より)発達障害のある方に、睡眠の問題を合併することは非常に多いことが知られています。寺島さんのお子さんのように、体内時計のリズムを、地球の自転周期の24時間に同期させることが難しく、入眠時刻が遅くなっていくのは、「概日リズム睡眠障害」と呼ばれるものの一つのタイプで、自閉スペクトラム症のお子さんにも起きることがあります。この場合は、本人や周囲の努力で、寝ようと思ってもどうしても眠れなくて苦労しており、今回聞かせていただいたエピソードの先生のように「規則正しい生活リズムで治す」といった程度で改善されるような簡単なものではありません。発達障害に関するさまざまな生理的な困りごとは、人によってまちまちなので、先生方の経験や知識にたまたまなかったからといって理解してもらえないととても悲しいですね。親から話して分かってもらえないとき、寺島さんのエピソードにあるように、スクールカウンセラーや、担当医など、別の専門家から直接説明してもらうのも一つのやり方ですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年08月17日障害あるお子さんとその家族を閉園後の動物園へご招待ーー「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」9月2日(土)野毛山動物園にて開催Upload By 発達ナビニュース2023年9月2日(土)、横浜市の野毛山動物にて閉園後の時間に「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」が開催されます。「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」とは、障害のあるお子さまとそのご家族を閉園後の動物園に招待し、楽しいひとときを過ごしてもらう趣旨で開催されている国際的な取り組みです。1996年にオランダのロッテルダム動物園から始まり、現在では世界各国約300の動物園・水族館で実施されています。野毛山動物園は、みなとみらい21地区を眼下に見下ろす高台にある、野毛山公園の中にあり、横浜の中心に位置する“身近な動物園”として開園から70年以上、人々に親しまれています。 専用の駐車場はありませんが、電車やバスの公共交通機関からのアクセスもよく、野毛山公園周辺エリアを散歩しながら歩く楽しさも。まだまだ暑さが残る9月。暑い昼間を避け、気温が下がった夕暮れの動物園で、夜の動物たちを観察してはいかがでしょうか。家族の思い出となる特別なひとときを楽しんでください。日時:2023年9月2日(土)時間:17時00分~19時00分(※最終入園18時)料金:無料場所:野毛山動物園(横浜市西区老松町63-10)申込:不要定員:なしアクセス:JR/地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分または、市営バス「野毛山動物園前」下車すぐ対象:身体障害者手帳・療育手帳(愛の手帳)・精神障害者保健福祉手帳をお持ちのお子さまとそのご家族、または、特別支援学級へ通学されているお子さまとそのご家族※不明点は野毛山動物園へお問合せください問合せ:野毛山動物園電話 045-231-1307※クリックすると、発達ナビのサイトから「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」のページに遷移します。子どもの頭を衝撃と火の粉から守る!コンパクトな「防災ヘッドガード」キャップ型防災頭巾7月12日(水)先行販売開始!Upload By 発達ナビニュース福祉用具の企画・販売を行うキヨタ株式会社は、頭部への衝撃を緩和する障害者(児)用頭部保護帽の企画販売に携わってきた知見を活かし、衝撃緩和と防炎機能を兼ね備えた折りたためる防災用キャップ「防災ヘッドガード」を開発しました。一般販売に先駆けて、応援購入サイト「Makuake」にて7月12日(水)から先行販売を開始しています。「防災ヘッドガード」は、園児がよくかぶる日よけのフラップつき帽子のデザインを採用。防災頭巾はその形状に馴染みがないため取り扱いに戸惑う子どもも多いとか。保育園や幼稚園で慣れ親しんでいるキャップ型デザインであればとっさのときに戸惑うことなく装着でき、さらに長時間の着用にも耐えることができます。また、日よけフラップはポケットにもなっており、軍手などの収納も可能です。子どもの頭を衝撃から守る『衝撃緩和』と火の粉から守る『防炎』2つの機能を合わせ持つ同商品。内蔵されている低反発エラストマー樹脂により防災頭巾の約4倍の衝撃緩和性能を実現し、帽子本体には公益財団法人日本防炎協会認定済み防炎生地を使用しています。さらに、コンパクトに折りたためるため保管に場所をとらず、非常持出袋やデスクに収納可能です。軽量コンパクトで子どもが慣れ親しんでいるキャップ型デザインは平時でも気軽に使用できます。いざというときに備えて、ご家庭で避難訓練を実施するなど、防災レベルの向上を図ってみてはいかがでしょうか。<製品概要>商品名:KM-1000X防災ヘッドガード種類:2色・2サイズ内容:応援購入サイト「Makuake」にて先行販売※~2023年8月16日 18:00(水)サイズ:こども用(52~54cm)・大人用(58~60cm)カラー:ブルー・ピンク素材:帽体/ポリエステル100%(防炎加工)衝撃吸収材/スチレン系エラストマー■先行販売プロジェクト名:お子様の“もしも”に備える防災ヘッドガード期間:2023年7月12日(水)10:00~8月16日(水)18:00URL: ■商品詳細防炎ヘッドガード①子ども用(52~54cm)、2色展開【ブルー、ピンク】一般販売予定価格\4,620/税込②大人用(58~60cm)、2色展開【ブルー、ピンク】一般販売予定価格\4,950/税込「Makuake」先行販売価格※~2023年8月16日(水) 18:00①子ども用(52~54cm)、2色展開【ブルー、ピンク】一般販売予定価格より最大20%オフ②大人用(58~60cm)、2色展開【ブルー、ピンク】一般販売予定価格より最大20%オフ販売場所:キヨタオンラインショップ ※~2023年8月下旬より販売開始予定※クリックすると、発達ナビのサイトから「キャップ型防災頭巾」のページに遷移します。不登校に対する偏見、社会イメージを変えたいーー「#不登校は不幸じゃない」8月20日(日)全国各地・オンラインにて一斉開催Upload By 発達ナビニュース実業家の小幡和輝さんが発起人となり、2018年より不登校のイメージを変えたいと、全国47都道府県すべてでイベントを開催しムーブメントを起こしてきた「#不登校は不幸じゃない」。2020年からはオンラインのみでの開催でしたが、今年度より全国開催を3年ぶりに再開。全国各地のおよそ100会場とオンラインにて、2023年8月20日(日)に一斉にイベントが開催されます。「不登校で苦しむ子どもたちを救いたい」という趣旨のもと、毎年夏休み終了前のこの時期に開催される本イベントは、過去の累計参加者は5,000人を超え、子どもたちに多様な生き方を伝える機会をつくってきました。また、SNSにおける「#不登校は不幸じゃない」の関連投稿はのべ5万件を超えています。「不登校は不幸じゃない」をコンセプトに全国各地の主催者がそれぞれ思いを持って場づくりをし、会場ごとにさまざまなイベントを企画。過去には、座談会や講演会、ゲーム大会、スライムづくりや料理教室などまで、バラエティ豊かなイベントが実施されています。お住まいの地域の会場ではどのようなイベントが行われるか、確認してみてはいかがでしょうか。オンラインでは小幡さんが各業界からゲストを招き、対談を配信。ゲストは不登校エッセー漫画で注目されている作家の今じんこさん、脳科学者の茂木健一郎さん、実業家の吉藤オリィさんが登壇します。本イベントはYouTubeでオンライン配信され、どなたでも参加可能です。<詳細>日時:2023年8月20日(日) 13:30~17:00会場:オンラインおよび、全国のサテライト会場参加費:無料※クリックすると発達ナビのサイトから小幡和輝さんのオフィシャルページに遷移します。の申し込みページはこちらからご確認ください持続可能な社会づくりを目指すーーバーチャルミュージアムで「パラアート」ギャラリーを展開し新たな就労促進へUpload By 発達ナビニュースバーチャルミュージアムとは、「誰もが、いつでも、どこからでも」展示を鑑賞できるWebコンテンツです。パソコンやスマートフォン、タブレットを通して、展示室を巡ることができます。このバーチャルミュージアムに、パラアート作品の展示を行うことで障害者の新たな就労促進へとつなげる活動がスタートしました。この取り組みは、バーチャルミュージアムという利便性の高い場所にパラアート作品を展示することで「アートを通して人や社会とつながりたい」と願う障害がある人と、作品を求める企業や個人との架け橋となり、新たな就労促進につなげることを目的としています。そして、誰もが自分の力で生きることができる持続可能な社会を応援します。今回の第1弾では、パラアート作品を自由に見るところまでのしくみを実現。これをきっかけに、今後は作品を形で利用したい企業や団体向けにビジネスとしても展開していく予定です。固定概念に縛られることなく、自由で純粋な発想が表現されているパラアート作品の数々。バーチャルミュージアムという現代の世界に流通させることで、新たな就労支援が実現されようとしています。この取り組みを担うのは、バーチャルミュージアムCGを使い展示会などを開催できる空間を貸し出す事業を行うMP-Strategy合同会社と、発達障害がある人たちに「伝わる喜び」「分かり合えるうれしさ」「つながり合って生きる幸せ」を感じてほしいという理念のもと、放課後等デイサービスや就労継続支援B型やショートステイなどを行う施設を運営するピュア。両社は、パラアートの活動を通して人々に勇気や希望を与える作品づくりを目指しています。※クリックすると発達ナビのサイトから「バーチャルミュージアム」のページに遷移します。バーチャルミュージアム「パラアート」展示はこちらLITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年08月13日中学校の勉強が苦手、不安が大きい…自閉スペクトラム症のある中学生発達障害の専門家が出会った発達が気になる子どもたちや、その保護者の抱えていたリアルな「困った!」をもとに、対応策などをドキュメントタッチで解説します。今回は、自閉スペクトラム症がある中学生のエピソードです。勉強の遅れや友達付き合いの苦手さがあり、だんだんと不登校に。英会話の個別レッスンだけは楽しそうに通っていて…。Upload By 専門家体験談Upload By 専門家体験談Upload By 専門家体験談解説:不登校のお子さんの見守り方ーー臨床心理士今回は、自閉スペクトラム症のある中学2年生のエピソードをもとにお届けしました。お子さんの不登校が続いている場合、保護者の方は学力の低下や受験の見通しが立たないことから、大きな不安を感じることと思います。お子さんへの関わりや周りとの連携のポイントは下記のとおりです。1.勉強以外の部分で価値を見出してあげる勉強が苦手・学校に行けないというのがセットになり、自己肯定感が下がってしまうことが多くあります。「きょうだいに優しく接している」「年下の子どもやお年寄りと関わることができる」「アクセサリーづくりが上手」「お菓子づくりがうまい」など、勉強以外で子どもが興味を持ったり取り組めそうなところに価値を見出してあげるのも大切です。自己肯定感が上がり、対人関係に自信が持てたり、家庭科やボランティアといった活動への参加につながるなど積極性が高まりやすくなります。そして結果的に学習にも取り組みやすくなるでしょう。2.相談をすることで支援体制をつくるカウンセリングルームで専門家には相談できるけれど、学校や習い事の先生には「ちゃんと説明できるだろうか」「分かってくれるだろうか」「何を言われるだろうか」…と相談を躊躇してしまうことがあるかもしれません。保護者の方が相談できないと、お子さんも相談できないことが考えられます。障害についてどこまで伝えるのか、困っているシーンをどのように説明するのか、どのような合理的配慮を求めるのかなど、事前にかかりつけの医師や専門家と話し合うことで、安心して相談することができます。3.家庭、学校以外の第3の居場所を見つける今回のお子さんのように、家庭や学校以外の居場所を見つけることは、人間関係を育むきっかけになったり、新しい一歩を踏み出せたりすることにつながります。また、好きなことに取り組むことで、学習や進路への興味が芽生えることもあるでしょう。「習い事に行けるなら、学校に行けるのでは」という思いが過ることもあるかもしれませんが、まずはお子さんの興味関心から広げていくことを大切にしてみてください。4.あくまでも決めるのはお子さんにする選択肢を提示することは大切ですが、最後はお子さんに決めさせるようにしましょう。また、保護者の方はそのあとに起こるかもしれないさまざまな可能性を想定し、選択肢を用意しておくことが大切になります。もしも、お子さんが選択してうまくいかなかった場合、「だから言ったでしょう」といった指摘を控えて、受容し、次につなげていきましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年08月12日鍼灸院で不登校児の支援をしている、ゆうべファミリー治療院(兵庫県明石市、代表:夕部 智廣)は、赤ちゃんから使える「刺さない鍼(小児はり)」を用いて子どもの体や自律神経のケアと、公認心理師による心理カウンセリングで、不登校でお困りの子どもや保護者をサポートしています。同院での不登校でのご相談は、昨年6月の6件に対し今年6月は19件と、約3倍に増加していることをご報告します。詳細: 施術風景1施術風景2■急速に増加している不登校児小中学生の不登校児は2017年に14万人を超え、2021年には24.5万人になるなど、不登校の急速な増加は社会問題化しています。しかし、環境整備や社会的理解をはじめ、不登校児に対する公的な支援はまだまだ充実していないため、子どもや保護者はどこに支援を求めればいいのか混乱しているという現状があります。■心だけではなく、まず「体」の改善を視野に不登校児支援を考えるとき、心の問題ととらえて、カウンセリングなどで話を聴くという対応が取られやすいです。もちろんカウンセリングも大切です。しかし、体が不調な時に、カウンセリングで思考の整理がうまくできそうでしょうか?体が不調な時は思考がまとまりにくいため、カウンセリングは子どもにとって苦痛な時間になることも少なくありません。そうすると、子どもはカウンセリングを受けることに負担を感じて、拒否してしまうケースもあります。カウンセリングなどの話し合いを効果的に役立たせるためにも、まずは体を整えていくことが大切なのです。■自律神経を整えることが得意な鍼灸子どもの不登校の要因に、頑張りすぎによるエネルギーの枯渇や、ストレスを起因とした起立性調節障害、過敏性腸症候群などの「心身症」といわれる状態が関係していることも少なくありません。そして、心身症の多くは自律神経の失調症状が現れます。鍼灸は数ある国家資格施術の中でも慢性疾患や自律神経を整えることに特化した施術技術でもあるため、不登校児の体の不調を整え、助けになることは多いのです。体が整うと話し合いに対するモチベーションも上がり、思考の整理もしやすくなるため、心のケアや将来のビジョン作成に必要な心理カウンセリングも有効に作用してきます。■日本に古くから伝わる刺さない鍼(てい鍼や小児はり)鍼灸院は「鍼を刺す」というイメージがあるため、施術を怖がる子どももいますが、当院では、刺さない鍼の「小児はり」や「てい鍼」でも対応をしています。てい鍼や小児はりは、赤ちゃんから大人まで利用でき、夜泣きやカンシャク、アトピーなど、幅広く適応する日本に古くから伝わる技術です。小児はりの施術は怖くなく、心地良い刺激で体調が回復していくので、子どもたちにも喜ばれます。しかし、鍼灸や小児はりで、体や自律神経を日常的に整えることが、不登校の予防や不登校児の支援になることは、残念ながらまだあまり知られていません。小児はり小児はり施術 動画■長期休暇明けは相談が急増 夏休み中にもケアを夏休みなどの長期休暇明けは、学校に行きにくくなる子どもが増える傾向があるので、子どもに不調や疲れの様子が見えたならば、早めの時期から心身を整えておくことが重要です。心理カウンセリングももちろん大切なのですが、お子さんに疲れた様子がある場合には、慢性疾患や自律神経を整えることが得意な鍼灸師に一度ご相談してみることで解決の糸口につながることもあるということを、世の中に認識していただければ、救われる子どもは増えると考えています。■ゆうべファミリー治療院 代表 夕部 智廣鍼灸師・公認心理師・保育士・登録販売者現在、ゆうべファミリー治療院の代表として、大人や乳幼児への施術の提供を行う傍ら、鍼灸学校の神戸東洋医療学院で小児はりの授業を担当する。また、刺さない小児鍼『ベビーてい鍼』を考案し、ベビーてい鍼の講習会を全国各地の鍼灸師に向けて行っている。さらに、公認心理師で、NLP(神経言語プログラミング)のトレーナーであり、NLPリレーションシップラボを主催し、医療者のための患者コミュニケーションの勉強会などを開催している。また、子育て支援センターなどと連携し、子育てに悩みを抱えている母親への支援活動や不登校児の支援も積極的に行っている。夕部 智廣【詳細・スタッフ紹介】 院の外観院の待合■ゆうべファミリー治療院2003年9月開業以来、一般の方々の他、乳幼児や産後の母親の心身ケアを主に行う。刺す鍼や美容鍼などの通常施術も行う中で、通常の施術以上に鋭敏な感覚を必要とする、刺さない鍼(てい鍼、小児はり)の技法を得意とする。近年急増している、不登校児の心身の支援にも注力している。また、施術に加え、公認心理師としての知見を活かし、心理カウンセリングや対話で患者さんに寄り添い、支援することを目的とした治療院を運営している。院名 : ゆうべファミリー治療院代表 : 夕部 智廣(ゆうべ ともひろ)所在地 : 〒674-0067 兵庫県明石市大久保町大久保町638-11TEL : 078-995-8157営業時間: 9:30~19:00定休日 : 日・木・祝事業内容: 鍼灸・小児はり・心理カウンセリング設立 : 2003年9月URL : 施術室小児はりの様子 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月23日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!泣いて登校できない長女……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいました。彼女の異変を知ったいもみさんは、長女と一緒に学校へ行く“母子登校”にチャレンジすることを選択します。さらにその後、小児科で長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると知ったいもみさんは、一連の事情を夫へ相談することにして……?ここでクイズです!この後いもみさんは、夫から母子登校について“あること”を言われてしまいます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、いもみさんが『そんな風に言わなくても……』と思うような言葉だったようで……?夫の言葉とは……?正解は「意味とか勝手に思ってるだけ」長女に関する一連の事情を夫に相談するも、母子登校についてはあまり理解してもらえなかったいもみさん。しかしその後、長女の通う小学校の校長先生から『母子登校が必ず長女の力になる!』と励まされ、彼女は涙を流すのでした……!こんなときどうする?わが子の不調に寄り添う考えをパートナーに理解してもらえなかったら、悲しい気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは、悩みながらも母子登校を続ける決断をします。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月15日いじめ・ハラスメント報告、相談ツール「マモレポ」の提供、教育コンテンツの開発を手がける株式会社マモル(本社:東京都新宿区、代表取締役:隈 有子、 )は不登校の保護者同士が気軽に相談しあえるイベントを夏休み期間中の2023年8月23日(水)・24日(木)にオンラインにて無料で開催いたします。子どもの不登校について考える保護者向け夏休み座談会案内2022年度の不登校の小中学生は24万人を越え、9年連続増加しています。不登校は子どもと共に保護者の不安もとても大きいものです。「不登校」に、いつ、だれがなってもおかしくない時代に、不登校について見識を深めるべく、株式会社マモルは、保護者を対象にした不登校特別講座を開催。現在不登校に悩む保護者だけでなく、「もしかして不登校になるかも」と気になっている保護者、不登校について見識を深めたい保護者同士が、専門家や過去に不登校を経験した保護者を交えながら、不登校について学び、相談しあえるオンラインイベントです。親として初めての経験であることも多いため、気軽に相談ができ不安を少しでも解消することができる機会です。【イベント概要】●日時2023年8月23日(水) 18時30分~20時30分 途中参加退出自由 小学生保護者向け2023年8月24日(木) 18時30分~20時30分 途中参加退出自由 中学生保護者向け●場所オンライン●参加費用無料●当日の内容PART1. 現状の悩みや不安 お子様の状況PART2. 不登校の原因とその克服実体験PART3. 役に立つサービス 情報交換●申し込み方法参加は、小中学生の保護者のみ対象となります。先着順、事前申し込み制。人数が超えた場合は、締め切ることもあります。上記日程が難しい方も、次回開催がありますのでご希望のご連絡をいただければ次回開催にご案内します。※下記からお申し込みください。お申し込みされた方へ当日のオンライン会議室のURLをお知らせいたします。 *過去の座談会は2022年4月1日放送 フジテレビノンストップでも放送されました。今回はクローズドで行い放送はされません。【会社概要】会社名 : 株式会社マモル/Mamoru, Inc.所在地 : 東京都新宿区西新宿3-2-9代表者 : 隈 有子(くま ゆうこ)事業内容: 1. マモレポ事業2. 教育コンテンツ開発3. デジタルトランスフォーメーション開発4. メディア事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。「学校が合わないのであれば、娘が集団で頑張れるところを探そう」と不登校を受け入れ、次の行動を考えていたマミヤさん。一方で先生方は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。そして不登校4日目、日中は親子でおでかけしたり実験をしたり、充実した時間を過ごしたしぇーちゃん。突然、夜寝る前に「私、給食がなければ学校に行けるかもしれない……」と言い出しました。 そして翌朝、やはり「月曜日から学校に行く」と夫に宣言。「たくさん休んで元気になってきたし、いつかはひとりで頑張るところに行かないといけない。友だちもいるし、もう少し学校で頑張ってみようと思った」とのこと。 しぇーちゃんには「やっぱり無理だと思ったら言えばいいからね」と話しつつ、マミヤさんは学校の先生に連絡することに。 不登校は1週間で終わりを告げる!? 学校の先生から、交流級の授業に参加するのがつらい場合には、別室でも授業が受けられると提案されました。・1時間でも2時間でも居られる時間で構わない・運動会の練習はつらいときは見学していい・別室で授業を受けることができるしぇーちゃんの様子に合わせて臨機応変に対応可能という先生の話は、マミヤさんとしぇーちゃんの心を軽くしてくれたのではないでしょうか。 この時点で不登校の期間は実質1週間。夏休みとは異なり、終わりが見えない期間だからこそ、どう過ごしていけばいいのか不安になることもあったでしょう。しぇーちゃんの心に寄り添いながらも、学習面や生活面で学びを得られるように、予定を立てて計画的に過ごしてきたマミヤさん。しぇーちゃんへの深い愛情を感じますね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月09日不登校新聞×TikTokで「不登校生 動画選手権」開催へ一審査委員長として中川翔子さんも参加Upload By 発達ナビニュース1998年に不登校に関する新聞として創刊し、不登校に関わる問題や子どもの権利、また、親子が安心し未来に希望を持てるような情報を発信する『不登校新聞』と、若年層を含む幅広い世代に利用者がひろがり、世界中の動画を無料で楽しめるアプリ『TikTok』が連携し、「不登校生 動画選手権」を2023年7月1日(土)~7月31日(月)まで開催中です。「不登校生 動画選手権」は、不登校当事者のための全国大会です。参加資格は20歳未満で不登校を1日でも経験した個人またはグループ。本大会の運営が定義する不登校は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」です。動画のテーマは「学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ」です。思いを述べる、絵を描く、風景を撮るなど表現方法はさまざま。応募は「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿する方法を採用。その背景には、「この大会を通して、当事者同士で夏休み明けの不安な時期にエールを贈りあってもらいたい」という狙いがあるのだとか。表彰式は、2023年8月18日(金)に東京都現代美術館にて開催。最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビューを行う予定です。大会審査委員には、中川翔子さん、内田也哉子さんらが名を連ねています。ぜひこの機会に、動画を通じてご自身の思いや創造性をぶつけてみてはいかがでしょうか。応募について参加資格:20歳未満で不登校(※)を1日でも経験した個人、またはグループ※不登校の定義は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」(大会用定義)応募方法:「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿※13歳未満の方は保護者が撮影し、保護者のアカウントにて投稿ください応募期間:2023年7月1日(土)~2023年7月31日(月)表彰式日時:2023年8月18日(金)14:00開始(開場13:30)会場:東京都現代美術館内容:最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビュー※クリックすると、発達ナビのサイトから「不登校生 動画選手権」のページに遷移します。一般公開WEBイベント「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」2023年7月23日(日)開催ーーオールマイノリティ・プロジェクト共催の注目イベントUpload By 発達ナビニュース一般公開WEBイベント「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」が、筑波大学ダボットプロジェクトとオールマイノリティ・プロジェクトの共催により2023年7月23日(日)に開催されます。このイベントでは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会に向けて、本当の意味での「障害の社会モデル」に立ち返り話し合いが行われます。発達障害の”障害”を、社会構造上生じる社会的障壁ととらえると、その障壁は社会のどこにあるのでしょうか。今回のイベントでは、とくに青年期・成人期にフォーカスし、発達障害と社会的障害の壁について、ディスカッションが行われます。また、マイノリティである発達障害のある人の社会的孤立・孤独を防ぐために、私たちが取り組めることについても考えていきます。当日は、オールマイノリティ・プロジェクト代表で千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの大島郁葉教授による基調講演「発達障害のある人の社会的孤立・孤独とマイクロアグレッション」に続き、「ここがヘンだよ、大学や社会」として、大学をテーマに発達障害のある当事者と支援者の模擬対話セッションを行います。その模擬対話セッションや事前アンケート、参加者からの当日のチャットなどを踏まえた上で、4名のパネリストによるディスカッションを進めていきます。当事者やご家族はもちろん、青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある皆さんにおすすめのイベントです。開催日時:<リアルタイム:当日参加>2023年7月23日(日)13:00~16:30※12:50開場予定。前後することがあります<見逃し配信>2023年7月23日以降設定完了次第~2023年8月23日(水)23:55開催方法:ウェビナー形式(Web会議システムZoom)参加費:無料対象者:青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある方ならどなたでもアクセシビリティ対応:情報保障などのアクセシビリティ対応が必要な参加者の方は、2023年7月9日(日)までにお申し込みください共催:筑波大学ダボットプロジェクトオールマイノリティ・プロジェクト協力:筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局京都大学高等教育アクセシビリティプラットフォーム※クリックすると、発達ナビのサイトからpeatixの「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」チケット申し込みページに遷移します。多様な人が使いやすいノート作りのノウハウに教員のアイデアを詰め込んで――帝塚山小学校オリジナルノートを共同開発Upload By 発達ナビニュース昭和5年創業、年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工株式会社は、奈良県にある帝塚山小学校と共同で、自学自習用の「帝塚山ノート」を開発しました。同校では、子どもの学力向上のためには自ら興味関心を持って取り組むことが大切という思いから、進んで書きたくなる自学自習用のノートを作ることを起案。そんな折、大栗紙工株式会社の「mahora(まほら)ノート」を新聞紙面で知ったことが共同開発のきっかけでした。まほらノートは、発達障害当事者およそ100名の声を集めて開発された同社のオリジナルブランドです。「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴です。白いノートが当たり前だと思われがちですが、「白色の紙がまぶしい」「罫線がわかりにくい」などが原因で書くことが苦手な人がいます。まほらノート開発には、少数派であってもそれぞれに抱える困りごとを解消したいという想いが込められています。まほらノートのノウハウを生かしつつ、同校教員のアイデアを詰め込んで、約1年間試行錯誤して完成したのが帝塚山小学校オリジナルの「帝塚山ノート」です。年齢に合わせて考えた自由につづりやすい罫線や、目にやさしい紙の色などに工夫が加えられており、自ら調べて発表する探求学習に意欲的に取り組む児童が増加傾向にあるそうです。まほらノートはオンラインストアで全国より購入可能です。発達障害がある子どもも含めて、誰にとっても使いやすいノートとなっています。夏休みの絵日記や日々の学習に、目に優しいノートを取り入れてみてはいかがでしょうか。帝塚山小学校の取り組みはこちら※クリックすると、発達ナビのサイトから「大栗紙工株式会社 まほらノート」の公式サイトに遷移します。限られた色の世界に広がる、限りのない表現――「モノクローム描くこと」東京都渋谷公園通りギャラリーにて2023年7月22日(土)~9月24日(日)まで開催Upload By 発達ナビニュースアートを通して、一人ひとりの多様な創造性や新たな価値観に人々が触れる機会を創出する東京都渋谷公園通りギャラリーでは、2023年7月22日(土)~9月24日(日)の期間にて「モノクローム描くこと」展が開催されます。「モノクローム描くこと」展では、モノクロームの限られた色の中で描かれる独自の世界観に注目し、描くことの本質を探ることをテーマに、7名の作家による絵画や立体など67点の作品が紹介されています。本展の見どころは、白黒のモノクロームが描き出す豊かな創造の世界です。国内外で多くの発表歴をもつ作家から、独自に創作を続けてきた近年の作家まで、7名の作り手によるモノクロームの独創的な表現による多数の作品を鑑賞できます。作品の色を白黒のモノクロームに限ることで、作家一人ひとりが描き出す独自の世界観がより際立って見えてくるのではないでしょうか。また、オーソドックスな描画材である木炭、ペン、墨汁のほか、紙の版で刷られる版画や針金の立体など、さまざまな画材や素材を用いて表現された作品の数々も見どころです。モノクロームという条件を絞ることで強いコントラストをもって見えてくる作品の新たな魅力、そして、「限られた色の世界に広がる、限りのない表現の世界」を、展覧会に足を運びご自身で体感してみてはいかがでしょうか。<詳細>会期:2023年7月22日(土)~9月24日(日)会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2開館時間:11:00~19:00休館日:月曜日(9月18日を除く)、9月19日(火)入場料:無料出展作家:岡元俊雄、高橋和彦、たぬきだ shin、西岡弘治、平瀬敏裕、堀口好輝、吉川敏明※クリックすると、発達ナビのサイトから「モノクローム描くこと」展の公式サイトに遷移します。日本No.1の子ども動画クリエイターを決めるコンテスト「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2023」作品募集中!Upload By 発達ナビニュース子ども向け動画制作スクールを運営するFULMA株式会社では、次世代を担う小学生・中学生から才能溢れるクリエイターを発掘、育成し、子どもと社会をつなぐ、小中学生向け動画制作コンテスト「FULMA Creator Awards(フルマクリエイターアワード)」を開催。2023年6月1日(木)~9月2日(土)まで動画作品を募集しています。参加資格は、応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること。対象は3分以内の動画作品で、作品はアニメ・イラスト、ゲーム実況、コメディ寸劇、CG、商品紹介、ショートフィルムやミュージックビデオなど、ジャンルを問わず自由な発想で制作可能です。審査は「考える力」「伝える力」「つくる力」の3つの項目からなり、特に優秀な10作品は11月11日(土)に日本科学未来館(東京都江東区)で開催される最終審査会にて表彰されます。今回で第2回目となる同コンテスト。2023年のキャッチコピーは「ここは、君のための舞台だ」です。このキャッチコピーには「今の君だからこそ、心から感じる『思い』や『好き』、『やりたい!』といった感情を動画で表現してほしい」という想いが込められているそうです。今年の夏休みは、小中学生の今だからこそ表現できる動画制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。参加資格:応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること※ただし動画出演者はこの限りではありません。募集作品:企画・撮影・編集等、小中学生で制作した動画作品(3分以内)審査手順:1.中間審査(9月中)※非公開2.最終審査会11月11日(土)※一般観覧可能、オンライン配信予定募集期間:2023年6月1日(木)~2023年9月2日(土)表彰式日時:2023年11月11日(土)14:00~17:30 (予定)会場:日本科学未来館7階未来館ホール(住所:東京都江東区青海2-3-6)※クリックすると、発達ナビのサイトから「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2023」の公式サイトに遷移します。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2023年07月08日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。今の学校の環境を変えるのは難しそうだと感じたマミヤさんは、「娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えました。 しかし、先生方は何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案し、・支援教室で好きな図工だけ受けないか・1日1時間でも保健室登校するのはどうか・スクールカウンセラーに相談してみてはどうかといろいろな提案をしてくれました。 面談を終えたマミヤさんが、そのことをしぇーちゃんに報告すると……。 何なんだ!あの四角い建物は! ※訂正:(誤)学校へ気持ち→(正)学校への気持ち 面談では不登校について話をしたものの、すぐには先生方に受け入れてもらえなかったことをしぇーちゃんに伝えると、「学校は本当にいるのが大変なんだ!」と怒りながら教えてくれました。 内に秘めていた怒りを出すのはいい傾向と思い、否定せず聞いていたマミヤさん。しぇーちゃんに、「ママも私が学校へ行ったほうがいいと思っているでしょ?」と質問され、再度「親のために学校に行く行かないを選択しなくていいよ」と伝えました。 また、「学校へはもう行かない」とマミヤさん自身の気持ちを切り替えるため、そしてしぇーちゃんを不安がらせないためにも、家にあった学校給食の献立を処分し、GPSを解約したのでした。 しぇーちゃんの選択に対して、決して否定せずに寄り添うマミヤさん。学校でとても頑張っていたしぇーちゃんにとって、自分を理解して受け入れてくれるお母さんがいる家は、すごく安心できる場所なのでしょう。親はいつでも、子どもにとっての安全基地でありたいものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月07日2023年7月7日(金)に不登校のお子様をかかえる親御様向けにカウンセリングとマッサージを提供する「家族の再生」をテーマにしたサロン「THE REBORN FAMILY SALON」を東京・潮見にオープンいたします。自身のいじめの経験と娘の不登校克服の実体験から、不登校のお子様をもつ親御様へのケアの必要性を感じ、親御様のもう1つの「居場所」として利用していただける場所を作りたいという思いからサロンを作りました。「THE REBORN FAMILY SALON」 葦船サロンの見取り図サロンの間取り図。成功と発展の象徴である「龍神」を祀った神社を建立。サロン内には運河から引き、「葦船」を設置し少しでもリラックスしていただけるよう工夫しました。■「THE REBORN FAMILY SALON」設立の背景「THE REBORN FAMILY SALON」は、娘の不登校を経験した私自身が、「不登校のお子さまとそのご家族が、自分らしく笑顔になれるようにサポートしたい」という思いから作ったサロンです。娘が不登校であった間、私たち夫婦は、たくさんの試行錯誤をつづけましたが、その中で状況を好転させるきっかけとなったのが「ありのままで、そのままのキミでいいんだよ」というメッセージと、「マッサージ」でした。特にマッサージでは子どもの体に触れることで、「ここに力が入っているな」「今日はリラックスできているな」など、子どもの身体の状態が、文字通り手に取るように分かります。また、マッサージ中は、不思議なくらいにいろいろな心の会話ができます。マッサージには「面と向かって」でも「他のことをしながら」でもない、ちょうどいい空気感を生み出す効果があり、私自身、この体験から「愛情を込めたマッサージには心身のデトックス効果がある」と身をもって学び、身の回りで同じように悩む人たちに、その手法を伝えました。すると驚くほどにいい結果が出はじめ、嬉しい報告が集まるようになりました。「同じように苦しみ、悩むお子さまやご家族のために、この経験を活かしたい」と考え、それまで経営していた会社を後任に引き継ぎ、子どもとその家族のサポートに全力を注ぐことを決意しました。「THE REBORN FAMILY SALON」には「赤ちゃんの頃みたいに、まるで生まれ変わったように、もう一度ゆっくりと歩き始める。」そんなお手伝いができる場所でありたい、という思いから「REBORN=生まれ変わる」という名前がつけられています。本サロンではマッサージの手法だけでなく、私自身の経験や考え方など、様々なことを提供してまいります。■「もう一度生まれる空間=母親のお腹に満ちた羊水」サロン施設にもとてもこだわり、サロン入口から施設内まで運河の水を引いたスペースは「母親のお腹に満ちた羊水」をイメージしており、「もう一度産まれる=REBORN」を象徴する場所となっています。また天井の照明は、12星座に見立てて表現。私たちの身体の各部分は、母の胎内で12星座の影響を受けて形づくられているといわれています。引水部は母の羊水に浮かんだ状態をイメージし、12星座で形づくられた各部を癒してくれるよう設置しました。葦船212星座■教育現場の現状(年々増え続けている不登校)不登校児童生徒数の推移2022年10月27日に文部科学省が出した「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」の結果によると、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8,813人(24.9%)増の24万4,940人となり過去最多を記録。不登校の増加は9年連続で増加となった。また不登校の内訳は、小学校が8万1,498人(前年度比28.6%増)、中学校が16万3,442人(同23.1%増)で、いずれも増加率は過去最高。そして不登校の原因として上位を占めるのは、無気力・不安(49.7%)や生活リズムの乱れ、あそび、非行(11.7%)、いじめを除く友人関係をめぐる問題(9.7%)という結果となっている。コロナ禍で通学の制限や学校行事の中止など、生活リズムが崩れて休むことへの抵抗感が薄れ、活動制限が続いて交友関係が築けないことで登校意欲が低下していることが、不登校の急増につながっていると考えられています。(参照元:令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要、文部科学省)このような状況の中、家庭内で不登校のお子様とどう向きあっていけばいいのか、親御様が相談できる環境はまだ整えられてないと推測しています。■お客様の声(実際にサービスを受けられた方からの感想です)お客様の声アンケート1お客様の声アンケート2お客様の声アンケート3■白山 天(しろやま てん)について白山 天1981年生まれの大分県出身。小学生・中学生の頃、友達からの仲間外れ(いじめ)にあい、誰にも相談ができず寂しい時期を過ごす。大学を卒業後、会社員として数年働いたのち、20代前半で起業。その後、ビジネスに没頭しこれまで6社の法人を設立。一時はIPO(上場)を目指してビジネスに没頭。しかし、娘の不登校をきっかけに自分自身の生き方を考えた結果、全ての法人から身を引き(現在、一部のみ引き継ぎ中)、子供たちの支援、親御様の支援を始める。自身の経験から、親御様のすべての悩みをそのまま受け止め、自分ごととして考え、不登校に悩むお子さまやご家族に寄り添いたいという思いでサロン設立。お子さまとご家族の一番の味方として、一緒に最善の方法を考え、一歩一歩ともに進んでいくことから、全国から相談者が絶えない。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月06日家庭教師業のオリジナル・エデュケーション(神奈川県横浜市、代表:牧 静)は、長年母子の関わり合いを見てきた経験と専門的に習得したコーチング技術によって、子供の不登校に悩む母親を対象としたコーチングサービス「母親向け不登校受験30分間無料相談」を2023年7月10日に提供開始いたします。不登校をマイナスに考えない、子供の個性や将来を見すえた前向きになれる指導が好評です。オリジナル・エデュケーション代表 牧 静【不登校をきっかけに、子供より深刻なのは親のメンタル】文部科学省「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では全国小中学校の不登校の子供の数が24万人を超え、過去最高の増加率を示しました。それを受けたNPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワークの緊急アンケートでは、不登校の子供のうち7割が「不登校になって心が安定した」と答えています。一方、不登校の子供を抱える親のうち65%が「自分を責めた」54%が「自信が無くなった」と答えています。不登校により精神的に深刻なのは、実は子供より親のほうだったという結果となりました。※文部科学省「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 ※NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク緊急アンケート 【子供の不登校に悩む母親を支える活動が活発化】このことから現在、不登校に悩む親を支える活動が全国的に活発化しています。3年間満席状態という「行列のできる家庭教師」牧 静(まき しず)のもとにも、近年不登校の子供の母親から相談が目立つようになってきました。「自分の育て方が間違っていたのではないか?」「子供の将来が不安で眠れない」「母親が家にいなくてはならなくなり生活に支障が出てきた」「どうしても自分を責めて、もっと頑張らなきゃって考えてしまう」など。講師歴15年これまでのべ3,000人以上の小中学生を指導しており、多数の母子関係を見てきた牧は、母親の不安感が子供に連鎖することが不登校の原因の一つであると結論。学習指導だけでは問題解決につながらないと、自らコーチングを専門的に学びました。その技術を使い母親コーチングを行ったところ、子供の偏差値が急にあがり始めました。これは母親の自信や自己肯定感が高まることで親子関係が改善し、子供の学習効果が飛躍的にアップした結果となります。このことからオリジナル・エデュケーションでは、不登校の子供をかかえるお母さんを対象とした「母親向け不登校受験コーチング」を本格的に提供開始しました。提供開始からわずか3カ月で、体験版動画へのお申込みが60件。マンツーマンコーチングは20万円という高額にもかかわらず、10件のご成約がありました。【不登校はデメリットではない!母親向け不登校受験コーチング】牧の母親コーチングは、通常1回60分を6回行います。そのなかで不登校の子供を学校に行かせることを問題解決とするのではなく、母親の自己肯定感を取り戻すことを優先します。これを受けた母親とその子供は、不登校を続けながら自宅学習だけで難関私立中学に見事合格。その後、自分で志望した学校ということもあり、徐々に登校できるようになっています。不登校のまま難関中学受験を合格した子供のお母さんの声「不登校は私たちにとってマイナスのイメージしかなく、どうしたらよいか悩んでいたのですが、不登校を進路の大きな方向転換だと教えていただき、希望が見えました」「子供の成長は長いスパンで見てよいのだと教わりました」オリジナル・エデュケーションでは、2023年7月10日から「母親向け不登校受験30分間無料相談」の提供を開始します。代表の声「不登校はデメリットではありません」「お母さんの価値観と子供の価値観の中に勉強の重要性がしっかり落とし込めれば、子供は自然に勉強するようになります」【新サービス「母親向け不登校受験30分無料相談」】お子様が不登校でお悩みのお母さんを対象に「行列のできる家庭教師」牧 静がオンラインで30分無料相談を承ります。オリジナル・エデュケーションのホームページもしくはお電話にてお申込みください。《無料相談窓口》オリジナル・エデュケーション= または 090-3531-6458【会社概要】会社名 : オリジナル・エデュケーション代表 : 牧 静事業内容: 家庭教師および母親向け不登校受験コーチングURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日不登校の子どものサポートを行う株式会社スダチ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小川 涼太郎、以下:スダチ)は、完全オンラインの支援で子どもたちの再登校を促す「不登校支援サポート スダチ」を展開しています。2023年6月、サービス開始からおよそ3年で、累計再登校人数が500人を突破しました。<不登校支援サポート スダチ>完全オンラインで3週間で不登校を解決するサービスになります。 完全オンライン支援で500人が再登校■サービス概要と実績スダチのサービスは、完全オンライン対応です。オンライン面談とメールで、各家庭に再登校*を後押しする親子の関わり方を提案します。支援はすべて親御さんとの対話を通して行われるため、支援者が子どもに接触することはありません。それぞれの家庭、子どもと向き合える支援の形であることから、不登校の原因の如何に関わらず、支援を行っています。*スダチでは「朝から放課後まで元のクラスに登校した日が二日続くこと」を再登校と定義しています。五月雨登校、保健室登校、午後からの登校は再登校に含めていません。サービス開始から2年11ヶ月となる2023年6月に、累計再登校人数は500人を突破しました。これまでに支援を受けた子どもの90.7%が再登校を達成し、支援開始から再登校までの平均日数は16.7日になりました。【過去の実績:過去期間ごとの再登校人数と再登校までの平均日数】2020年7月~12月再登校人数 :11人再登校までの平均日数:22.8日2021年1月~12月再登校人数 :109人再登校までの平均日数:19.4日2022年1月~3月再登校人数 :33人再登校までの平均日数:16.1日2022年4月~3月再登校人数 :279人再登校までの平均日数:16.7日2023年4月~6月29日再登校人数 :75人再登校までの平均日数:12.3日これまでの再登校事例や各事例の詳細、支援を受けられた親御さんのアンケートはこちらのサービスページ( )からご覧ください。また、取材可能なご家庭のご案内も可能です。■企業理念と今後の展望スダチは「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションに掲げ、教育を通して“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたけるように”という想いを胸に事業を行っています。小中学生の不登校児童生徒数は年々増加を続け、2021年度には24万人(文部科学省調査より)を超えて過去最多となりました。不登校支援分野において、見守り・傾聴型の支援が主流である現在の日本では、不登校から再登校を目指す選択肢がほとんどないのが現状です。“学校に行きたい”と願う子ども達、親御さんの悩みに応えるため、スダチは「不登校は解決できる」という考えを世に広め、不登校で悩む人を1人でもなくすことを目標に、今後も事業を拡大していきます。■創業者 小川 涼太郎 プロフィール創業者 小川 涼太郎1994年生まれ(現29歳)、徳島県出身。2016年4月 新卒でアビームコンサルティングへ入社。日常の業務の中から『教育が変われば人も変わり社会も変わる』ことに気づき、『教育へ人生を捧げたい』と強く思い、2019年5月退職し、株式会社スダチを設立。不登校の子供達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子供達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という“目的意識がない不登校”で悩んでいる子ども達や親御さんが多くいることを知り、その現状に危機感を感じて、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」との想いから、2020年4月不登校支援事業を開始。■会社概要会社名 : 株式会社スダチ代表者 : 代表取締役 小川 涼太郎所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-28-9設立 : 2019年5月7日事業内容: 不登校支援事業(不登校を3週間で解決するサポート)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりし、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。ドリルなどの座学に加え、外に出かけておこなう学習も取り入れて「いい感じかな」と思っていたマミヤさんでしたが、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げ。 マミヤさんは、学校の先生や夫と今後の対応について話すなどして、不登校1日目は無事に終了しました。 そして2日目。1日目と同様に、自由時間までの時間が長いとボヤき続けるしぇーちゃんに、マミヤさんは……。 ゲームをするための不登校じゃない! ※訂正:(誤)1か100→(正)0か100 不登校2日目にして20回以上もボヤき続けるしぇーちゃんに、「ママはゲームや動画を見せるために不登校にしたんじゃない」と伝えるマミヤさん。再度しぇーちゃんと話し合い、ゲームやYouTubeとの付き合い方について共有しました。 「私の機嫌が治らないと娘も不安定から抜け出せないので、こういった話し合いは早めに切り替えて終わらせるようにしています」とマミヤさんは語ります。 SNSのコメントには、 「冷静にお話できるお母さんと、素直に話を聞けるしぇーちゃんはすごいと思います」 「わが子にはどうしても感情的になってしまうので、この冷静さが本当に素晴らしい」 「冷静で長期的に考えられるお母さんで本当にすごいです!」 と、その冷静さに驚く声が多数寄せられました。 子どものこととなると、大切な存在だからこそ、つい感情的になってしまったり、冷静でいられなくなったりするのかもしれません。マミヤさんのように、子どもの気持ちに寄り添いつつ、親目線での考え方や思いを伝えられるよう、冷静な対応を心がけたいものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月03日不登校の子供たちをイベント創りで応援する一般社団法人アナザーステージ(所在地:島根県隠岐郡隠岐の島町)は、不登校の中学生とその保護者を対象にしたキャンプ「島流しキャンプ in 隠岐の島」を、8月24日(木)~26日(日)、島根県の離島 隠岐の島で開催します。イベント詳細: タイトル用■「島流しキャンプ in 隠岐の島」開催の背景不登校の子供の多くは、学校に行っていないことに罪悪感や自責の念を抱き、自由に行動することを躊躇します。そうした子供たちに豊かな時間を過ごしてほしい、やりたいことに挑みさまざまな経験を積んで人生を切り拓いてほしいという願いを込め、不登校の中学生だけのキャンプを計画しました。舞台はかつて流刑地として知られた島根県隠岐の島。古よりここに来るすべての人を受け入れ心を通わせる温かい人情、豊かな自然と風土が、島のDNAとして受け継がれています。この地でのさまざまな体験を通し、中学生が新しい自分を発見して将来への情熱を再燃させる、そんなキャンプになることを願っています。スタッフ■『島流しキャンプ in 隠岐の島』について「島流しキャンプ in 隠岐の島」は8月24日(木)の午後からスタートし、各種ワークショップやシーカヤック、海遊び、ゲストミュージシャンの清水十樹(TOKI)さんによる音楽フェスなどで構成する2泊3日の計画です。募集定員は不登校の中学生とその保護者のペア20組合計40名で、先着順に定員になり次第申し込みを締め切ります。参加費は親子1組あたり50,000円で、2名分の食費および保護者の宿泊費を含みますが、隠岐の島までの交通費は別途です。中学生はテント、保護者はログハウスで宿泊します。2日目に音楽ワークショップとライブを行う清水十樹さんは、自身も学校に行かずホームスクーリングで育ったミュージシャンで、代表作「学校には行きたくなくなった」を引き下げ、不登校の中学生と保護者に熱いメッセージを送ります。このワークショップとライブの模様は、島流しキャンプのクラウドファンディング支援者に対しYouTubeでライブ配信する予定です。TOKI 音楽ワークショップ■開催概要イベント名: 島流しキャンプ in 隠岐の島 2023開催日時 : 8月24日(木) 14:30 ~ 8月26日(土) 12:00会場 : 塩の浜海岸都万野営場(〒685-0311 島根県隠岐郡隠岐の島町津戸1537-1)参加費 : 親子ペア1組 50,000円(税込)参加条件 : 不登校の中学生とその保護者(1名)のペア定員 : 親子ペア20組 計40名主催 : 一般社団法人アナザーステージ申込方法 : 公式サイトから申し込み 公式サイト: <内容>8月24日(木)○ワークショップ1(オープニング・アイスブレイク・ねらい設定)○シーカヤック体験○テント設営等○ワークショップ2(親子チャレンジ)○保護者懇親会8月25日(金)○自然散策○ワークショップ3(創造力チャレンジ)○海遊び○TOKI LIVE&TALK ~これからの学びって?~・清水十樹さんによる音楽ワークショップ・クラフトファンディング支援者へYouTubeライブ配信○TOKIスペシャルライブ「BEATS on BEACH, TOKI×School Exiles」・参加者と一緒につくる音楽フェス・クラフトファンディング支援者へYouTubeライブ配信8月26日(土)○ワークショップ4(振り返り)<清水十樹さん プロフィール>TOKI紹介TOKI - 学校には行きたくなくなった(Official Video): ■法人概要名称 : 一般社団法人アナザーステージ代表者 : 代表理事 渡部 正嗣所在地 : 〒685-0017 島根県隠岐郡隠岐の島町下西1014-12設立 : 2023年6月事業内容: イベントやプロジェクト創りを通した児童生徒支援URL : 企業理念: 「子供たちに 豊かな時間と 確かな自信を」【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人アナザーステージお問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月03日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりし、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。 学校の漢字ドリルや個人的に用意したドリルなどの座学に加え、日本地図パズルや虫探し、捕まえたコオロギのエサを切るなど、動きながらの学習も取り入れて「いい感じかな」と思っていたマミヤさん。 しかし、しぇーちゃんは「まだ12時か~」と言い、ゲームやYouTubeをしていい時間までが長いとぼやきます。初日から少し不満げな様子のしぇーちゃんに、マミヤさんは……。 このまま、ずっと不登校でいくの? ※「就学奨励費(特別支援教育就学奨励費)」:障害のある幼児児童生徒が特別支援学校や小学校・中学校の特別支援学級等で学ぶ際に、保護者が負担する教育関係経費(通学費、給食費、教科書費、学用品費など)について、家庭の経済状況等に応じ、国及び地方公共団体が補助する仕組み。 ※訂正:(誤)障害に事は→(正)障害の事は マミヤさんは学校の先生と連絡を取り、改めて直接、今後について話をすることになりました。 また、仕事から帰ってきた夫と今後の話をしていると、服薬に関しては夫婦で考え方が少し異なる部分も……。 お互いにしぇーちゃんのことを第一に考えているのはわかっていても、意見が分かれることはありますよね。2人とも感情的になるのではなく、相手に共感しつつ、より良い方向へ向かうように話し合いました。 不登校初日から、学校の先生や夫としっかり話し合いを進めていったマミヤさん。わが子が不登校になると、不安から孤独に陥ってしまいそうですが、マミヤさんのように周囲の人をじょうずに巻き込みながら過ごしていくことが、保護者にとっても大切なのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月02日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりして、以前から話し合っていたスケジュールで過ごすことに。 いい感じかなと思っていたのに…※訂正:(誤)受診をして→(正)受診させて 学校の漢字ドリルや個人的に用意したドリルなどの座学に加え、日本地図パズルや虫探し、捕まえたコオロギのエサを切るなど、動きながらの学習も取り入れた、ホームスクーリング初日。「いい感じかな」と思っていたマミヤさんでしたが、しぇーちゃんは「まだ12時か~」とゲームやYouTubeをしていい時間までが長いとぼやきます。 「学校に行かない子の勉強量がまだわからず、何時間も勉強ばかりはかわいそうだったのと、逆にゲームは1時間だけという制限も、家にずーっといるのにお互いがつらくなりそうで……」と、とりあえずゲームなどの自由時間は3時間に設定していたそう。しかしそれでも、初日から少し不満げな様子のしぇーちゃんなのでした。 不登校を選んだからといって家でダラダラ過ごすのではなく、外での体験を取り入れつつ積極的に子どもの学習に関わるマミヤさん。学校の代わりに家で学習するとなると、何をすればいいのか難しいものです。わからないことだらけの中、初日からここまで子どもにしっかりと向き合えるのは、とても素晴らしいことですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月01日10代の若者に多様な学びの選択肢を提案し、未来の可能性が限りなく広がることを目指す株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田彰人)は2023年6月3日(土)~6月5日(月)に「不登校に関する調査」を行いました。【調査背景】文部科学省が2022年10月に発表した、高校生を除いた小・中学校における不登校の状況によると不登校の児童生徒数は2014年度から9年連続で増加。とくに2020年度から2021年度で約5万人急増し約24.5万人となっています。コロナ禍でのオンライン授業なども増え、学校に行かなくても学習できる環境があることを知った子どもたちも多く、人間関係の変化も大きかったのではないでしょうか。学習・人間関係に関する環境が大きく変化するなか、10代~20代の若者世代、40代~50代の親世代に対し「不登校に関する調査」を実施いたしました。報道の一資料として是非ご活用ください。【調査結果トピックス】●学校に行きたくないと思った経験がある人は70.8%。10代~20代よりも40代~50代に多い結果に。その理由は「友人関係のトラブル」や「いじめ・いやがらせ」が多い。●不登校の経験を聞くと、21.2%が「経験がある」と回答。年代で比較をすると、10代~20代は25.0%、40代~50代は17.3%となり、10代~20代に不登校経験者が多く、その差は7.7ポイント。無理をせず、不登校を選べる環境に変化してきているのではないだろうか。●その時期に「相談相手はいない」と回答した方が54.0%と半数を超える。とくに40代~50代は66.4%と高い。親世代が相談できなかった人が多いことから、子ども世代の悩みには相談に乗れるようにと少しずつ環境が変化しているのかもしれない。●「相談できる場所」や「学校に通う以外の選択肢」を知りたかったとの回答が多く、とくに40代~50代が多く回答。「相談できる場所」は15.6ポイント、「学校に通う以外の選択肢」は6.1ポイントの差。●友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、その後復学するべきだと思うと回答した人は、計44.3%、復学しなくても良いと思うと回答した人は計55.7%となった。不登校の経験(単数回答/n=600)【調査結果詳細】Q1. あなたが今までに「学校に行きたくない」と思った理由があればお答えください。(複数回答/n=600)今までに学校に行きたくないと思った理由(複数回答/n=600)まずは学校に行きたくないと思った経験についてお聞きしました。その結果、「経験はない」と回答したのは約3割にとどまる結果となり、約7割が学校に行きたくないと思った経験があることがわかりました。その理由は「友人関係のトラブル」や「いじめ・いやがらせ」が多く、10代~20代よりも40代~50代が多く回答しています。Q2. 学校に行きたくないと思った経験があると回答した方にお聞きします。その時期をお答えください。(複数回答/n=425)学校に行きたくないと思った時期(複数回答/n=425)学校に行きたくないと思ったことがある人に対し、その時期をお聞きしました。最も多い回答は「中学2年生」となり44.2%が回答しています。年代別で比較をすると、10代~20代は「中学2年生」が最も多く48.3%、40~50代は「小学校高学年」が最も多く41.9%と年代で差のある結果となりました。■プレマシード 岩田彰人 コメント:中学生になると、小学生から様々なことが大きく変化します。コミュニティーが大きくなり、多様な人と接する必要が増え、大人になるのだからと自立を求められることが多くなります。多くの人が集まる環境が苦手、自分の意見を言うことが苦手という子どもには、難しい環境に置かれることになります。また、思春期を迎え、成長に伴い感受性が強くなり、価値観の違いに周囲とのギャップを感じるようにもなります。小学生から中学生になり、環境の変化に戸惑い不登校になってしまった子どもも中学2年生まではなんとかしてきたけれど、いよいよ高校進学が迫り、自立を強く求められ、先行きが見えない、気持ちも追い込まれてしまうという時期なのではないでしょうか。Q3. あなたは不登校の経験がありますか。(単数回答/n=600)不登校の経験(単数回答/n=600)不登校の経験※についてお聞きすると、21.2%が「経験がある」と回答しました。年代で比較をすると、10代~20代は25.0%、40代~50代は17.3%となり、10代~20代に不登校経験者が多く、その差は7.7ポイントとなっています。※「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」などの定義を設けず聴取。Q4. 不登校の経験があると回答した方にお聞きします。その理由をお答えください。(複数回答/n=127)不登校の理由(複数回答/n=127)不登校の経験があると回答した人に対し、その理由をお聞きしました。その結果、【Q1.】に続き「いじめ・いやがらせ」(48.0%)、「友人関係のトラブル」(43.3%)が多い結果となりました。■プレマシード 岩田彰人 コメント:不登校の経験では、10代~20代 25.0% 40代~50代 17.3%となり、その差は7.7ポイントとなりました。不登校という選択をすることができる環境になっているのではないでしょうか。中学生になると複数の学区や様々な地域から生徒が集まり、コミュニティーが大きくなり多様な人と接する機会が増えます。多人数が苦手な場合、その苦手な部分が出やすく、学校へに苦手意識が芽生えてしまう原因にもなります。思春期を迎え、成長に伴い感受性が強くなり、価値観の違いに周囲とのギャップを感じ、男性らしく、女性らしくといったジェンダー問題にストレスを抱える子どももいます。大きな環境の変化、価値観の違い、ギャップが生じることにより、いじめ・いやがらせ、友人関係のトラブルが起きてしまうのではないでしょうか。もちろんこれは、中学校の中だけの問題ではなく、多様な価値観を認め合う社会になることが必要ではないかと思います。Q5. 「学校に行きたくない経験がある」もしくは「不登校の経験がある」と回答した方にお聞きします。その際に、相談相手はいましたか。(複数回答/n=426)不登校や学校に行きたくないと思った際の相談相手(複数回答/n=426)次いで、学校に行きたくないと思った経験がある方、不登校の経験がある方にその際の相談相手についてお聞きしました。その結果、「相談相手はいない」と回答した方が全体では、54.0%と過半数を超えましたが、10代~20代では40.4%、40代~50代では66.4%となり、10代~20代では相談がしやすい環境になっていると言えます。また、「相談相手」についても、40代~50代に比べ、10代~20代が全ての項目で上回る結果となっています。Q6. 「学校に行きたくない経験がある」もしくは「不登校の経験がある」と回答した方にお聞きします。その際に知りたかった情報をお答えください。(複数回答/n=426)不登校や学校に行きたくなかった時期に知りたかった情報(複数回答/n=426)知りたかった情報を聞くと、「相談できる場所」44.1%、「学校に通う以外の選択肢」39.7%という結果となりました。とくに40代~50代が多く回答しています。■プレマシード 岩田彰人 コメント:学校に行きたくない、不登校の際に相談相手がいないと回答した10代~20代は40.4%、40代~50代は66.4%となり、若い世代ほど相談がしやすい環境が整ってきているようです。また、相談相手について尋ねると、40代~50代と比較し10代~20代では、全ての項目で相談した割合が高く、ここでも相談しやすい環境が整ってきたことが伺えます。知りたかった情報として、相談できる場所、学校に通う以外の選択肢については、40代~50代に比べ、10代~20代の割合が低い結果となりました。相談しやすい環境が整ってきたことはもちろん、学校、家以外の第三の場所としてのフリースクールの認知、オンライン学習の一般化、学校に通う以外の選択肢を持ちやすくなってのではないでしょうか。Q7. 友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、あなたはその後復学するべきだと思いますか。(単数回答/n=600)友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、あなたはその後復学するべきだと思うか。(単数回答/n=600)Q8. 前問で回答した理由をお答えください。(自由回答/n=600)【復学すべきだと思う理由】・問題が克服できたら、ゆっくりでも良いので復学して欲しい。(27歳/男性)・自分も、苦しくても学校に行って卒業した経験があって、その経験は人生のプラスにもなっているから。教室でなくてもいいから、人生経験として行って欲しいと思う。(28歳/女性)・苦しかった状況をなるべくなら乗り越えてほしいから。ただ、必ずしもそれができるわけではないから、転校などの別の方法も考えて。(42歳/男性)・本人が可能なら、できれば復学して欲しいとは思います。学びは続けて欲しい。(55歳/女性)・学校は子どものころしか行けないところだから。(15歳/女性)【復学しなくても良いと思う理由】・勉強が全てではないから。(16歳/女性)・原因にもよるが、学校の規則に悩むならば別の場所で学ぶのが自然だと思うから。通常の学校以外で学ぶことはできます。(27歳/男性)・学校に行くことが全てではない。大学進学だけならば通信制でも十分といえる環境があるから。大学で環境が変われば、不登校から解放されることもあり得る。(28歳/男性)・辛いのに行くほど学校だけに意味があるとは思えないから。(14歳/女性)・無理に復学する必要はない。現在の学校に復学することだけが選択肢ではないと思う。(16歳/女性)前問では、「学校に通う以外の選択肢」について知りたかったとの回答が多く集まりましたが友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、その後復学するべきだと思うと回答した人は、計44.3%、復学しなくても良いと思うと回答した人は計55.7%となりました。半数以上の方は無理に復学しなくても良いと考えているようです。その理由をお聞きすると、様々な回答が集まりました。「復学しなくても良い。」と回答した方も、通信制高校など別の方法で学び続ける選択肢を提示する声も多くありました。■プレマシード 岩田彰人 コメント:将来の自立に向けて必要な社会性、学力を身に付けるために最終的には小学校、中学校への復学は必要なことだと言えます。アンケートでは半数以上の方が無理に復学することはないと答え、復学するべきと答えた方の中にも、無理はするべきではないと答えた方が多くいました。不登校の原因は人間関係、家庭環境、学校への不信感など様々な要因があり、当事者だけでの解決が難しいのも事実です。フリースクール、カウンセラーのような第三者に介入をしてもらいながら無理をせず復学、高校への進学を目指してもらいたいと思います。また、不登校を解決し、復学や進学、夢を叶えた方の声がもっと広まれば、周囲からの理解も得やすく、解決の手助けになるのではないでしょうか。【総評:プレマシード 岩田彰人 コメント】不登校への理解が深まり、不登校という選択をしやすい環境になった、相談しやすい環境になったということを知れる調査となりました。子どもから大人へと成長する思春期は、参加するコミュニティーが大きくなり、学校での指導方針も自立を求めるものへと変化していきます。環境や学習面の変化が大きく、自身の成長とのギャップが生じれば、誰でも不登校を経験する可能性があります。不登校という選択を選ぶことができる、相談しやすい環境に変化していることは、前向きな変化です。より理解を深めていくためには、不登校を解決し、復学や進学、夢を叶えた方の声が広まることが必要なのではないでしょうか。プレマシード 岩田彰人【調査概要】1.調査の方法:インターネット調査2.調査機関 :株式会社プレマシード3.調査の対象:全国の10歳~29歳の男女300名、40歳~59歳の男女300名4.有効回答数:600名5.調査実施日:2023年6月3日(土)~6月5日(月)【Go通信制高校】 自分に合う通信制高校・サポート校に出会える資料請求サイト。全国の通信制高校・サポート校を通いたいエリアで探せるだけでなく、不登校、学費、進学、転編入などの悩み、将来の夢、高校生活などの様々なテーマから自分に合う学校を探して資料請求をすることができます。通信制高校の先生を始めとした専門家が通信制高校の仕組みや学校選びのポイントを解説するだけでなく、様々な悩みへのアドバイスも掲載。悩みややりたいことに合わせた学校選びや、学校の雰囲気を知ることで、自分に合う通信制高校・サポート校に出会うことができます。Go通信制高校【会社概要】商号 : 株式会社プレマシード代表者 : 代表取締役 岩田彰人所在地 : 東京都渋谷区神宮前2丁目18−19 the Folks BY IOQ 3B企業URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月28日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!泣いて登校できない長女……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいます。長女の涙の理由が『お母さんと離れたくない』からだと知ったいもみさんは、長女と一緒に登校する日々を過ごしていました。そんな中いもみさんが長女を小児科へ連れて行くと、長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると聞かされ……?病名について調べると……ここでクイズです!この後いもみさんは『母子分離不安』の原因について調べ、ショックを受けてしまいます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、親の“ある行動”がキッカケになってしまうこともあるようで……?母子分離不安の原因とは?正解は、親の過保護や過干渉長女の『母子分離不安』の原因が自分にあるかもしれないと考え、ショックを受けるいもみさん。その後彼女は一連の事情を夫に相談するも、夫からはあまり理解されずに話し合いが終わってしまうのでした……。こんなときどうする?わが子の不調が自分のせいかもしれないと知ったら、不安な気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは、『母子分離不安』の原因が自分にあるのではないかと考え苦悩します。とはいえ、過ぎてしまった時間を変えることはできません。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月24日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。 毎日楽しく過ごしていましたが、学校が始まるまでのカウントダウンをし続け、夏休みの終わりが近づくと愚痴をこぼすように。2学期が始まり、行き渋りもなくスムーズに登校できたと思っていたら、「学校で体中痛くなって……体がおかしくなっちゃったの!」と戸惑いながら帰宅したしぇーちゃん。しぇーちゃんは学校生活において、なかなか量を減らしてもらえない給食や、運動会の練習、騒がしい支援級が苦手で、つらいと感じてしまうようです。話し合いの末、今後も学校に通うか、家で勉強するか、しぇーちゃん自身に学校へ行って確かめてきてもらうことに。翌朝、マミヤさんに付き添われ登校したものの、学校が見えた途端に表情が曇ってしまうしぇーちゃん。しかし、下校時には思いのほか晴れ晴れとした表情で「大丈夫だった。来週から行けると思う」と話してくれました。 しかし週末、自宅で過ごしていると「月曜日は無理して5時間目までは頑張ろう」と独り言のように、度々つぶやくようになったしぇーちゃん。 日曜日の夜、「明日ね、私頑張って無理してでも学校行くから安心してね」としぇーちゃんが言ってきました。それまで悶々と悩んでいたマミヤさんでしたが、しぇーちゃんから“ママを安心させるために学校へ行く”というような発言を聞いて、瞬間的に「そんな理由なら、行かなくていい」と思ったそうです。 しぇーちゃんを抱きしめ「無理して学校行かなくていいよ。ママのために行かなくていいんだよ? 学校、行きたくないんだよね?」と改めて確認。すると、涙を流しながら「そうなの……。私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれて……。 この判断でよかったんだよね… ※「二次障害」:発達障害(一次障害)の特性について周囲からの理解を得づらい環境の中、繰り返し注意されることで自信を失ってしまい、ストレスや不安によって身体症状(頭痛・腹痛など)や精神症状(うつ病・不安障害など)、不登校、ひきこもりなど、別の問題が出てきてしまう状態のこと。(※医学的な専門用語ではありません) 将来や学習面の不安もあるものの、優先すべきは「しぇーちゃんが心身ともに健康であること」。マミヤさんご本人の経験から、限界ギリギリまで頑張ってしまうのではなく、あえて早めに不登校という選択をしました。 いろいろな不安が頭をよぎる中、マミヤさんは優先順位を明確にすることで、不登校を決断できたそうです。子どものことを決めるのは、簡単ではありません。しかし、「学校休んでいい」と聞いて安心して眠りについたしぇーちゃんの穏やかな寝顔を見ていると、この選択がしぇーちゃんの気持ちを落ち着かせたのだと思えますよね。 この選択が正しかったかどうかは、すぐにはわかりません。しかし、マミヤさん一家のように悩みにぶつかったら、まずは子どもと向き合い、家族でしっかりと話し合って、その都度、最善の選択をしていくことで、後悔することは少なくなるかもしれません。 今回、しぇーちゃんの心身を守ることを第一に考えて、学校を休ませる選択したマミヤさん。これから先、また悩むことがあっても、家族でしっかりと向き合って乗り越えていくことでしょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年06月20日■前回のあらすじ入学して日が経つにつれて保護者の登校付き添いが少なくなるが、長女ゆいは「慣れるまで時間がかかる子なんだ」と自分を言い聞かせ付き添いを続けていた。しかし1学期の終わり、とうとう我慢の限界が来て…。■イライラしてついに…■長女の気持ちは…?「私はバカだ…」。私は自分のことばかりで、ゆいの気持ちを考えてあげられてませんでした。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月08日■前回のあらすじ先生の提案を受けて、思い切り長女ゆいを甘やかしてみると、やがて、ゆいはミニ図鑑セットを持たずに保育園に行けるように。そんなゆいの行動を見て、赤ちゃん返りだったのだと思うのだが…。■小学校に入学!■登校に付き添って…ゆいは小学校に入学。登下校は個人で行う学校であったことから、「ひとりで行くの怖いからついて来て」と頼まれ、付き添うことに。しかし入学から1ヶ月後、数十人いた付き添いは数人だけになっていて…。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月06日「ちょっとほかの子どもたちと違う?」幼稚園で感じた息子への違和感。でも園からの指摘はなし現在中1の長男は、幼稚園のころから「ちょっとほかの子どもたちと違う?」と思うことが多々ありました。例えば…・まわりの子どもが集団で闘いごっこをしているときに、一人か少人数で砂遊びや木登りをしている。・朝の会の時間に教室に入らず、ホールで遊んでいる。・園庭や公園で遊んでいるとき、ほかの子どもは「帰るよ。来ないと置いて行くよ」と言われると「置いてかないで」と慌ててお母さんのところに行くのに、息子は私の姿が見えなくなっても余裕で遊び続けている。・遠足など、本人も楽しんでいた行事が終わるとき、「全然楽しくなかった!初めからきたくなかった!」と言うことがある(最近本人に聞いたら、名残惜しい気持ちをこのように表現していたと教えてもらいました)。などです。こうした違和感は積み重なっていましたが、幼稚園の先生から何も言われませんでしたし、当時の私はこの違和感をしっかり言語化できる状態ではありませんでした。また、うちの学区の小学校には特別支援学級がなかったため、小学校は通常学級に入学することになったのです。自信喪失がきっかけ?小2の冬から不登校、そして通級へしかし長男は、小2の冬から不登校になりました。これといったきっかけは分からないのですが、強いて言えば、秋に教室で吐いてしまったこと、プリント系の習い事をしていたのですが問題が難しく解けなくなってしまい退塾したこと、また当時スイミングを始めたのですが、まわりの子どもたちのように泳げずやめてしまったことなどが続き、自信をなくしてしまっていたのかもしれません。そして不登校が続き進級した小3の始業式、長男は私と一緒なら登校することができました。その次の日は激しく抵抗しましたが、そのとき、外まで迎えに出てくれた先生に、「今日は帰っていい。その代わり明日は絶対おいで」と言われ、次の日は登校することができました。それから1年間、毎日、私は長男と一緒に学校へ行きました。Upload By ユーザー体験談長男は抵抗しても教室に入れば楽しそうに過ごしていたので、やがて学校での待機が必要なくなりました。帰りも一人で帰れるようになり、長男が教室に入ったら私はパートの仕事に行くようになりました。おそらく、小3になってクラス替えがあったのと、担任の先生が男の先生になったことで気分が変わったのかな、と思っています。とはいえ毎日送るのは大変で、4歳差の次男も一緒になって「保育園行きたくない」というので、仕事に遅刻することもたびたびありました。それでも、「幼稚園に入ってすぐに弟が産まれて甘えられなくなったから、今一緒に通うことで甘えたい気持ちを満たしているのかな」と思ってつき合いました。そして、登校ができるようになったタイミングで、長男は教育センターで知能検査を受けました。ほかの数値に比べて処理速度指標(PSI)が低い傾向にあるので、もしかしたら視覚情報の認識、記憶などが苦手だったり集中力がすぐに切れてしまうことが多く、勉強などに苦手意識を強く感じているのかもしれないと説明されました。診断はおりませんでしたが通級指導教室を勧められ、通っている学校には通級指導教室がなかったため、小3の2学期から他校の通級指導教室を週1回利用するようになりました。通級指導教室は「息抜きになればいいな」と思っていた程度でしたが、ここでは苦手な漢字を個別で指導してもらったり、得意なプログラミングをやらせてくれました。SST(ソーシャルスキルトレーニング)もできたらと思いましたが、ほかのお子さんたちと一緒に取り組む課題を出しても、協力してやることはできなかったと通級指導教室の先生から聞き、本人も前向きに取り組める個別指導中心でみてもらったほうがいいかなと私も考えるようになりました。コロナ休校明けに再び不登校、起立性調節障害との診断、そして学校に特別支援学級ができた登校が習慣づいたころ、新型コロナウイルス感染症による休校があり、その休校明け、小4になった長男は再び不登校になってしまいました。Upload By ユーザー体験談休校中の長男は、出された課題はそれなりにやっていました。それなのに、休校が明けたらその範囲をまた授業でやっていたようで、「家でやったことは意味がなかった」と感じてしまったようです。また、分散登校が終わったら密な状況になり、「三密を避ける」が徹底されていないこと、マスクをしっかりつけていないクラスメートがいることにも納得がいかなかったのだと思います。また、友人と遊ぶ約束をしても行ってみると誰もいなかったことが2回続いたり、下校中に転んだと膝を深く擦りむいて帰ってきたことがありました。本人は何も言いませんが、おそらく、友人関係で何かトラブルがあったのかもしれないと思っています。夏休み明けは朝起きられない日が出てきて、近所の小児科に行ったら「起立性調節障害でしょう」と言われました。行ったり休んだりを繰り返すうちに、私も夫も欠席の連絡をするのが苦痛になり、「無理に行かせなくていいんじゃないか」と思うようになり、行きたくない気持ちを受け入れる選択をしました。その後小5になったとき、次男が小学校に入学しました。そしてこのとき学校に特別支援学級ができたのです。次男も気になるところがあり、就学前に知能検査を受けていました。診断はおりなかったので通常学級に進んだのですが、週末の宿題に苦手意識のある作文が出されるようになり、この宿題を渡される金曜日ごとに休むようになってしまいました。そしてそのうち金曜日以外も行きたがらなくなりました。長男を追うように不登校になった次男…。私は二人をつれて、メンタルクリニックを受診しました。すると先生に、「二人とも診断をつけるなら自閉スペクトラム症(ASD)」と言われたのです。長男については「やっぱり」、次男については「ADHDかと思ってたけれど、自閉スペクトラム症なんだ」と思いました。ともあれ、診断がついて安心しました。これで支援が受けやすくなると思ったからです。その後、次男を特別支援学級に転籍させました。長男は特別支援学級に抵抗があると口にしていたのでそのまま通常学級に在籍しました。Upload By ユーザー体験談次男は特別支援学級に移ってからも気の向いたときや、参加したい行事のときだけ登校しています。初めは私が教室の中につき添っていましたが、次第に次男の席の横、教室の隅、教室の外と、つき添う場所をはなしていきました。今でも行く前は「面倒臭いなあ」と言われたりしますが、教室に着くと楽しそうにしています。長男は、自校に通わなくなっても通級指導教室だけは通い続けました。小6の後半、パソコンの授業なら参加するというので、自校の担任の先生がパソコンを使う時間を設定してくださり、その時間だけ参加しました。長男はパソコンが得意なので、ほかの子どもが息子の周りに集まり、その時間は長男も楽しそうでした。このときばかりは、「こんな風に学校を楽しんでもらいたい」と思う光景を見ることができましたが、授業が終わるやいなや、息子は給食も食べずにさっさと帰ってしまいました。「おれも初めからこのクラスがよかった」という発言に通常学級を選んだことを後悔…そして月日は流れ、長男が卒業間際のときのことです。私は、長男から忘れられない言葉を聞くことになりました。次男の過ごす特別支援学級を見て「おれも初めからこのクラスがよかった」と、ふと言ったのです。やっぱりこっちの方が合っているよね、初めに気がつかなくてごめんね、ずっと苦しかったね…。越境してでも、特別支援学級に入れればよかったかな、そんな思いが私の中に渦巻きました。違和感を無視しないで特別支援学級を選んでいたら、長男は不登校にならず、学校を楽しいと思えたかもしれない…今となっては正解は分かりませんが、とても考えさせられた出来事でした。Upload By ユーザー体験談現在の長男は、学区の中学校には行きたくないということで、私立の不登校特例校に籍を置き、主にオンラインで授業に参加しています。週1回は登校するようにと私や夫から言っており、今のところそれは守ってくれていますが、本人いわく「できれば週1回すら行きたくない」とのことです。私立中学在籍だと市の制度の通級指導教室は使えないそうで、今は通っていません。今後、できれば学校で楽しく過ごせるようになってほしい、学校が無理なら放課後等デイサービスや、オンライン上でもいいので仲間をつくって、人と関わることへの抵抗感が減るといいな、と親としては思っています。自分に自信を持って、得意を伸ばせたら、幸せな人生を送れそうな気がします。子どもたちには、幸せな人生を送ってほしいと心から願っています。イラスト/カタバミエピソード参考/ちゃいぬ(監修:新美先生より)少し後悔したエピソードをあえてお話しくださってありがとうございました。大人数の児童が一つの教室の中で全員ほぼ同じことをやるのが当たり前という現在の公教育の枠組みでは、さまざまな理由でその場所で学習したり生活することが苦しくなる、学校に合わないお子さんが一定数いるのはもはや当然のことだと思います。長男さんの7年余りの学校とのおつき合いの歴史をお伺いして、その都度一生懸命頑張っていた長男さんとそれに寄り添ってご苦労されたお母さまの様子が伝わり、涙しました。本当にお疲れ様です。通常学級の流れには何となく違和感を感じたり、ひそかにストレスをためてしまうお子さんが、心身疲弊して学校に行けなくなったり、それでもちょっとよくなるとまた頑張って登校して、再びストレスをためて疲弊してという繰り返しの日々を送るのは本当に苦しいです。そんな中で、自分らしさにフィットする通級指導教室の先生と出会えたのは長男さんにとって良かったですね。長男さんが、小学校卒業式間際に「おれも初めからこのクラスならよかった」とおっしゃられたとのこと。これはお母さまとしては後悔してしまう言葉だったかもしれません。この時期の長男さんの本音からの言葉だったとは思います。もっとスムーズに、本人のペースで過ごせる場につながっていたらというのは振り返れば思うことでしょう。そうはいっても、環境としてはベストじゃなかったとしても、長男さんとお母さまが、試行錯誤しながら過ごした6年間のなかで、長男さんご自身がさまざまに実感して、自身の糧として得られたものがたくさんあるのではないでしょうか。その経過があって自己理解が深まっているからこその「おれも初めからこのクラスならよかった」という言葉が長男さんから出てきたのかもしれません。支援者の側としては、今回のエピソードからも、本人に適した環境を早めにきちっと情報提供してつなげていかないといけないということについて、身を引き締めることは必要です。現在の長男さんが、不登校特例校でオンラインで授業を受けたり、週1回登校したりとマイペースに学校と付き合えているとうかがえてほっとしています。自分に合った環境を選んで、自分らしい生活をしていくなかで、信頼できる人間関係を増やしていけることを願っています。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年05月28日ペットと暮らす世の中の飼い主は、きっとたびたびこう思っていることでしょう。「愛しい『我が子』を置いて、家から離れたくない!」…と。たったの数時間とはいえ、ペットの愛らしい姿を見たり、体に触れたりできないのはつらいもの。しかし、通学や仕事の関係上、ずっと家に引きこもる生活は現実的とはいえません。愛ゆえの葛藤を飼い主が抱えている一方で、自宅で留守番をしているペット側はどう思っているのでしょうか。猫とたわむれたい小学生と、小学生とたわむれたい猫なみそ(@omochi_nam01)さんがSNSに投稿したのは、朝の賑やかな風景をとらえた写真。平日の朝、小学校へ登校しようとした、なみそさんの息子さんたちは、毎朝恒例のひと時を過ごしていました。親としては、遅刻をしないように余裕をもって出発してほしいものですが…きっと誰もが「ずっとこの時間が、ずっと続けばいいのに」と思ってしまうことでしょう!息子さんたちが一身に愛を受けているのは、なみそさん一家の愛猫!きっと息子さんたちは、たった数時間でも、かわいい愛猫かとの別れが名残惜しいのでしょう。会えない時間を先に埋めるように、猫とスキンシップをとっていることが分かります。そして、あふれんばかりの愛は猫にもちゃんと伝わっている模様。とても幸せそうな表情で、猫も息子さんたちに甘えているようです!猫がランドセルの上に乗って甘えているのは、「学校に行かないで、このまま遊ぼうよ!」という気持ちの表れなのでしょうか。飼い主側が「離れたくない」と思っているのと同時に、ペット側も同様の気持ちを抱いていることが伝わってきますね。癒しとかわいらしさがぎゅっと詰まった光景は、ネットを通してたくさんの人に笑顔を与えてくれた模様。「一生見ていたい…」「これが平和か」といった声が上がっています。我が子たちの楽しそうな姿を見て、ほほ笑ましい気持ちになっていた、なみそさん。そんな中、息子さんがぽろっと漏らした心からのひと言を、なみそさんの耳はしっかりとキャッチしていました。「学校に連れて行きたい…」…気持ちは痛いほど分かりますが、残念ながらペットを学校に連れて行くのは厳しいでしょう。帰宅したら、そのさびしい気持ちが吹き飛ぶほどに、幸せな時間をたっぷりと過ごしてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月16日不登校の歩き方は一人ひとりにある。1万人の当事者、親たちの言葉と語りーー『不登校の歩き方』少子化が進むなかでも不登校の小中学生は毎年増え続け、文部科学省によると2022年には全国で24万人、コロナ禍の自主休校など潜在的な不登校をあわせると30万人になると言われています。本書は、1万人を超える、不登校を経験した子どもたちや保護者の語りの記録から生まれ、不登校の悩みと質問に加え専門家のアドバイスがこの一冊に詰まっています。本書では、不登校に対する基本的な考え方や関わり方、子どもをより深く理解するためのヒント、昼夜逆転やネット・ゲーム依存への対応、きょうだいへの配慮、学校とのつきあい方、発達障害と不登校、進路問題など、多岐にわたる内容が取り上げられています。不登校は子どもからのSOSかもしれません。親は「不登校になってしまった」という言い方をする場面もありますが、これを「不登校になることができる」と考えてみると、子どもの見方も少し変わってくることも。親にとって不登校は困ったことかもしれませんが、子どもにとってはプラスの面もあると本書では書かれています。本書は、不登校で傷ついた子どもたち、そして、わが子と共に傷つき、悩み苦しみ疲れはてた親にとって「あわてない、せかさない、くらべない」ための処方箋のような一冊になるのではないでしょうか。子どもの心に寄り添う、ゆかいでホッとするお話ーー『がっこうのてんこちゃんはじめてばかりでどうしよう!の巻』この春、新1年生として小学校に通い始めている子どもたちもたくさんいることでしょう。授業や給食、クラスメイトなど、初めてのことだらけの学校生活。楽しい気持ちと同じくらい、不安やドキドキを毎日感じているのではないでしょうか。本書は『ツレがうつになりまして』の著者、漫画家・イラストレーターのほそかわてんてんさんが、そんな子どもたちに寄り添うお話をユーモラスな絵と文で綴った一冊です。本の主人公「てんこちゃん」は、初めてのことがとっても苦手。学校が始まり、クラス全員の前で自己紹介をすることになりましたが、緊張して何も言えなくなってしまうエピソードのほか、お弁当や遠足のお話などが全部で5話入っています。初めての学校で、誰もが経験する不安を「てんこちゃん」が少しずつ乗り越えていく姿を描いた本書は子どもたちの心に寄り添い、安心感を与えてくれることでしょう。絵と文が一体化しているので読みやすく、親子での読み聞かせはもちろん、子どもが自分で読むファーストブックにもおすすめです。日常生活、職場での困りごとに対する対処法が盛りだくさんーー『女性の発達障害 困りごとにどう向き合うか』発達障害は、男性よりも女性の方が症状が目立ちにくいことから、診断が遅れたり、診断されないまま成人してしまう人も多いと言われています。特に女性は、家事や育児など、家庭内での役割を任されることがまだまだ多い社会であり、その中で特有の負担、生きづらさを感じることも少なくないと考えられています。本書では、そんな発達障害がある女性たちが抱える悩みや生きづらさについて、具体的なアドバイスが提供されています。特に、「女性なのに」という視線、社会で求められる女性像とのギャップが、発達障害がある女性たちを苦しめることもあります。本書では、発達障害の基礎知識から始まり、家事、買い物、恋愛、人間関係など、日常生活、職場での困りごとや発生しやすいトラブルに対する具体的な対処法が紹介されています。この本の最終章では、自分をいたわり、自己肯定感を高める方法についても言及されています。あらゆる状況に対する具体的な対処法を知っていても、日常的に自分を責めてしまう癖があったり、リフレッシュ方法を知らなかったりすると、根本的な生きづらさは解消されないままになってしまうかもしれません。自分自身の心身の状況に向き合い受け入れることが、生きづらさをやわらげるための第一歩になるのではないでしょうか。本書は、当事者だけでなく、その家族、支援者などにもおすすめの一冊です。具体的な改善策をーー『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』本書は、発達障害と診断を受けた人やグレーゾーンの人、「自分は発達障害かもしれない」と思っている人が困りがちなコミュニケーションにおける問題について、具体的により現実的に改善していく方法として、精神科医ゆうきゆう先生の「心理メソッド」を漫画家jamさんのマンガで描いた作品です。「伝えることは1つ」に絞る、雑談や会話を途切れさせない「質問」のコツ、話す割合は「相手7:自分3」がちょうどいいなど、人間関係を円滑にする「コミュニケーションスキル」について解説されています。また、仕事がスムーズになる「報・連・相」の基本や、職場で使える「話す力」や「分かりやすい指示をもらうための工夫」、疲れやすい方に向けた「休憩の取り方のコツ」などのアドバイスも書かれています。本書の大半はマンガで構成され、困りごとやスキルなど項目ごとに描かれているので、自分が読みたいページから気軽に読むことができます。困りごとや苦手なことの改善策を一つひとつ具体的に知ることで、日々の生きづらさや不安が軽減されるヒントとなるのではないでしょうか。『発達障害のペアレント・トレーニング簡易版: プログラムの進め方と運営のコツ』「ペアレント・トレーニング」とは、保護者の方々が子どもとのより良いかかわり方を学びながら、日常の子育ての困りごとを解消し、子どもの発達促進や行動改善を目的とした保護者向けのプログラムです。もともと、知的障害や発達障害のあるお子さまを持つご家庭向けにアメリカで1960年台に開発されましたが、現在は幅広い目的や方法で展開され、多くの種類があります。本書は、ペアレント・トレーニングを効率的かつ効果的に行うための支援者のための実施マニュアルです。日本で広く普及している種類の1つ「精研式ペアレント・トレーニング」の従来10回程度のプログラムを、本書では全6回に凝縮。少ない回数で効率的に開催できるように工夫されています。第1章ではペアレント・トレーニングの基本を、第2章では全6回の実施の流れを「ねらい」「教示例」「ポイント」に分けて詳細に解説。また、ファシリテーターから参加者へ向けた効果的な言葉かけや、よく出る質問とその対応などもリアルに描かれ、実施のイメージがつかみやすい内容となっています。さらに、当日に提示するスライド資料の例も豊富に紹介され、巻末には「ワークシートとホームワーク」やパンフレットなど運営に役立つ資料も収載されています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年05月14日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんが優しいタッチで描く漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』の中から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学したての1年生。入学してから2週間が経ったある日、いもみさんは2日連続で長女から『お腹が痛い』と言われて……?ここでクイズです!この後いもみさんは、遅刻を心配する長女に“ある提案”をします。それは一体どんな内容でしょうか?ヒントとして、長女は毎朝上級生と一緒に登校しているようです。いもみさんの提案とは?正解は「一緒に登校する」その後、長女が落ち着くのを待ってから登校に付き添ったいもみさん。その最中に長女から『お母さんと離れたくない』と告げられるのでした……。こんなときどうする?登校直前に不調を訴えるわが子の姿を見たら、思わず心配してしまいますよね……。今回いもみさんは学校までついて行き、その後長女が慣れるまで“母子登校”する道を選択しました。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月13日