10月21日、テレビ朝日の『大下容子ワイド!スクランブル』でMCを務める大下容子アナ(51)が番組で起きた不適切演出について謝罪した。問題があったのは、月曜から木曜日までの番組終了間際に放送される「視聴者からの質問にお答えするコーナー」。ここで2021年3月以降、番組側の用意した質問を視聴者からのものとして放送していた事例が見つかったという。大下アナは「この時間に視聴者の皆様から番組にお寄せいただいた質問をご紹介してまいりました。その質問内容を番組スタッフがあらかじめ用意し、視聴者の皆様からの質問であるかのように放送していたケースがありました。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、頭を下げた。番組での説明やテレビ朝日広報部の発表によると視聴者からの質問は番組ホームページとFAXで受けつけていたが、40代の男性チーフディレクターが放送前に想定質問案を用意していたという。それが先週末に番組内スタッフからの指摘で発覚し、テレビ朝日に報告されたのだ。ネット上には、批判の声が相次いだ。《面白おかしくなくていいから、この番組の報道は信じられるという番組は無いもんかね》《あんなものいくらでも捏造できるし、証拠も視聴者にはわからない》《マスコミが絶対にやってはいけないことは、虚偽を事実であるかのごとく放送すること》《「再発防止策を徹底して…」って言うけど、策もなにもズルしなければ良いだけで…》『大下容子ワイド!スクランブル』では2019年に“パワハラ”疑惑が報じられたこともあり、局内からも番組や局の対応を疑問視する声が聞こえてくる。「昔から『ワイド!』は、ウチの子会社であるテレビ朝日映像所属のスタッフが現場を支えています。局員は、チーフプロデューサー(CP)やプロデューサーくらいしかいません。今回の“想定質問案”を作っていたチーフディレクターも、テレビ朝日映像所属のスタッフです。同社は実質的に社長や役員はテレ朝局員が“天下る”形となっていて、受ける仕事の多くはテレビ朝日関連。つまり、テレ朝に意見なんてできる立場にはないわけです。テレ朝は“チーフディレクターがコーナーを仕切っていて、番組CPやプロデューサーが演出を把握していなかった”と説明していますけど、それは“子会社のせいにしている”ともいえます。局員のCPやプロデューサーでも、番組の具体的演出や企画立案に意見を加える人はいますからね。責任ある立場に局員がいるなら、筋から言えばもっと番組の演出にコミットすべきだったはずです。予算管理だけが、プロデューサーの仕事ではないと思います」(テレビ朝日局員)番組に関わる局員が少ないと、いざ問題が起きたときに他の局員を不安にすることも……。「ほとんど局員が絡まない番組ですから、どういう人がどんな企画に絡んでるかなんてわかりませんよ。不適切演出の問題も、局の発表があって初めて知りました。自分の会社なのに、何が起きているのかわからない。報道を担う会社であるはずなのに、なんとも情けない話です」(中堅局員)テレビ朝日では2019年にも、夕方の報道・情報番組「スーパーJチャンネル」でスーパーの買い物客としてスタッフの知人を仕込む演出が発覚。テレビ朝日は謝罪する騒動があった。「この“仕込み”に関わったディレクターも、テレビ朝日映像所属のスタッフでした。子会社は局員よりも少ない給与で、長時間労働も常態化した過酷な制作現場で働いています。そうした状態で局から常に“視聴率を上げよう”とハッパをかけられていれば、いつか問題が起こるに決まっています。この『Jチャン』や『ワイド!』の問題は、テレ朝の“子会社丸投げの悪癖”が生んだ構造的なものです。演出に関わったスタッフばかりを責めるだけでは、根本的な問題解決にはならないと思います」(制作会社関係者)小手先の謝罪や再発防止策では、失った信頼を取り戻すことは難しそうだ――。
2021年10月22日今年(2019年)の6月に明るみになった、かんぽ生命の不適切な契約問題ですが、不安になっている方も少なくないと思います。ご相談をお受けする中で、ご自身だけでなく離れて暮らす親御さんのかんぽ生命の契約について心配の方もいらっしゃいました。 年末年始は両親や親族と会う機会も多い時期ですので、場合によっては確認いただく機会にしても良いと思います。今回はかんぽ生命の不適切な契約問題と確認事項、対象方法についてお伝えします。 かんぽ生命の不適切な契約問題とは? 郵便局ではかんぽ生命の契約を取り扱っていますが、不適切な契約とは、契約ノルマの達成や報酬を目的として、お客様が希望をしていない保険の契約や正確な説明をしないまま手続きした契約、契約者(お金を払う人)や被保険者(保険金の対象となる人)と会わずにおこなった契約など、正規の手続きに則らず保険を契約したことです。 また、2019年6月の発表では、①新しい保険を勧められ、いままで加入していた保険を解約したところ、加齢などにより健康状態が悪化していることを理由に、新規契約を断られてしまったケースが15,800件。②新しい保険に乗り換えたものの、保険金の支払いを求めた際に、実は必要とされていた病歴の告知を怠っていたことを指摘され、契約を解除されてしまったケースが3,100件。③もともと加入していた保険の特約で対応したほうが、新しい保険に乗り換えるより有利だったケースが5,000件あったとのことです。 特に①のケースでは、無保険の状態になってしまうこともあり、お客様のためというより、かんぽ生命や販売員のための契約が一部おこなわれていました。そのため、2019年8月からすべての保険契約を対象に書面を送付し、調査をおこなっているところです。 不適切な保険かどうか見分けるには?かんぽ生命はご契約者数で約2000万人もいるため、すべてにおいて不適切な契約がおこなわれたというわけではありません。その中で加入しているかんぽ生命の保険が適正なものか、不適切なものか分からない方もいらっしゃると思います。そのため、両親や家族などが不適切な保険かどうか見極めるためのポイントをいくつかお伝えします。 〈不適切な保険かどうか見極めるためのポイント〉 【1】郵便貯金の代わりや定期貯金の満期を迎えた後に、養老保険や終身保険などの加入を勧められ、貯金か保険か分からずに契約してしまった保険がある。 【2】通帳のデザインが変わったと伝えられ、手続きをした上で、養老保険や終身保険などに加入をした。本人は通帳が変わったと思っていたら、保険証券だった。 【3】本人では健康面や保険金の上限を超えてしまったので、別の家族の名義で保険に加入をしていた。また、別の家族は手続きをしていないのに、保険証券が存在する。 【4】日付がそれほど離れていない、似たような保障内容の保険証券が2つ以上存在する。【5】本人の記憶していない・自覚をしていない保障内容の保険証券が存在する。 これらの条件が一つでも当てはまれば、不適切とは言わないまでも、不適切かどうか確認するようにしましょう。このような保険が2015年以降の加入であったり、契約者の年齢が68歳~69歳であったりすれば、不適切な保険契約の可能性が高まります。不適切な保険契約か気になった場合で、契約者が両親や家族の場合は、契約者に経緯を確認するようにしましょう。 また、判断に迷う場合は有料となりますが、ファイナンシャルプランナーに保険証券の内容を確認してもらうことも一つの方法です。 不適切な保険と思ったら? 不適切な契約かどうかと思った場合でも、勘違いや内容を忘れている場合も少なくありませんので、担当者や最寄りの郵便局に内容を確認してからの判断をしても良いでしょう。担当者や最寄りの郵便局の説明で意見が食い違う場合や明らかに件数が異常に多いなどの不適切な可能性が高い場合は、コールセンターやお客さま相談室に直接やり取りすることも必要です。お客さま相談室は地域ごとに異なるため、保険証券やホームページを確認するようにしましょう。コールセンターやお客さま相談室でも解決できない場合は、一般財団法人生命保険協会が運営する生命保険相談所、生命保険相談所連絡所での相談も有効です。こちらは保険会社ではないため、保険内容の照会はできませんので、ご注意ください。保険証券を用意し、郵便局・かんぽ生命の対応や意見の食い違う点、解決方法等を相談する場所となります。全国50か所にありますので、必要の際はこちらから最寄りの相談所、相談所連絡所を確認してください。 2019年12月にはかんぽ生命から調査結果も報告されるようですが、ご自身やご家族の保険が適切かどうか判断するにはご自身やご家族が保険証券の内容や経緯を把握するしかありません。怪しいと思われた場合は記事をご参考に確認・判断をするようにしましょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2019年12月16日最近、話題となっている不適切動画や詐欺アプリ、情報漏洩。このようなことを避けるため、子どものスマホリテラシーやネットリテラシーは上手に醸成させたいものですね。親世代とは異なり、物心がついた時からスマホが身近にある今の子どもたち。子どもに使いすぎを注意したいものの、自分自身もスマホがなくてはならない存在となっている親世代も多いでしょう。株式会社NTTドコモは「学生のスマートフォン(以下、スマホ)事情」をテーマに、日本全国の高校生・大学生300名を対象にした調査を実施。デジタルネイティブな高校生や大学生の、リアルな実情が見えてきました。■ いまどきの高校生はYoutuberを知らないとアウト?学校の友人と会話をすることが多い話題は?「スマホで見たSNS・動画・アプリなどの話」が約8割(78%)にのぼりました!これは、「TVで見た番組の話」(58%)、「雑誌で見た記事や漫画の話」(30%)を大きく上回る結果。学生の間では、すでにTVや雑誌の存在感は影を潜め、スマホで見るコンテンツが共通の話題となっていることがわかります。友達との会話にあがることがより多い話題は?YoutubeやSNSをTVドラマやファッション誌と比較してもらった結果は以下の通り。学生たちにとってスマホは娯楽だけでなく、あらゆる物事の情報源となっているようです。さらに、高校生にTVタレントとYoutuberで、どちらが友達との会話にあがる方が多いかを聞くと、「TVタレント」(33%)よりも「Youtuber」(37%)の割合が多くなりました。また、Youtuber、Vtuber(バーチャル・ユーチューバー)、TikToker(「TikTok」ユーザー)をはじめとした人気動画クリエイターについての知識がなければ「友人との会話についていけないと思う」と答えた高校生も31%と約3人に1人にのぼりました。高校生活においてTVや漫画の話題で持ちきりだった親世代と、今の高校生はまったく異なることがわかります。■ デジタルネイティブ世代でも気になる、スマホの料金そこで、あらためて「学校の友人とコミュニケーションをおこなう上で、スマホは必須アイテムだと思いますか?」と聞いたところ、高校生・大学生の約7割が(67%)が「そう思う」と回答。デジタルネイティブな高校生・大学生の生活にとって、スマホは「あったら便利なもの」ではなく「なくてはならないもの」であることがわかります。さらに「友人とスマホで動画を見ながら会話をすることがある」と答えた学生は実に半数以上となる53%にのぼっています。また、「友人とスマホで動画を撮影・投稿して楽しむことがある」人も約4割(39%)という結果でした。一方で、一日中動画を見たりネットを使ったりすれば気になるのが、スマホの料金。高校生は特に、親が契約しているとは言え、使いすぎによって取り上げられたり禁止されたりすることもあるでしょう。それは学生たち自身も理解しているようで、「学校の友人とコミュニケーションを十分に楽しもうとすると、スマホの料金が高くなりやすい」と答えた学生は約4人に1人(24%)でした。また、現在のプランではスマホのデータ通信料が足りないと考えている高校生や大学生も少なくありません。kou / PIXTA(ピクスタ)また、「スマホの料金プランは、学校の友人とのコミュニケーションに影響すると思う」と答えた学生も3割(30%)となっています。スマホを通じたコミュニケーションを楽しもうとするほど、料金が気になるというジレンマをかかえる学生は少なくないようです。■ 無料Wi-Fi、詐欺アプリ…万全ではない子どもたちのリスク管理Graphs / PIXTA(ピクスタ)今や当たり前になりつつある、交通機関やカフェなどで利用できるフリーWi-Fi(無料Wi-Fi)。スムーズに動画を視聴でき、またデータ通信料を節約することができるので、お金がない学生たちの強い味方です。今回の調査でも、「無料Wi-Fiの利用経験」がある学生の割合は、90%にものぼりました。また、利用頻度も「週に1回以上」と答えた人が63%に。「週に4回以上」と答えた割合も、全体の約4人に1人(24%)にのぼっており、常日頃から無料Wi-Fiを利用している学生が多いことがわかります。しかし意外と知られていないのが、こうした無料Wi-Fiのセキュリティ面。個人情報やクレジットカード情報の漏洩、ウイルス感染などにつながる可能性があるので、万全な対策を取りたいところ。den-sen / PIXTA(ピクスタ)今回、このような「無料Wi-Fiのセキュリティリスクを知っていたか」を学生たちに聞いたところ、24%と4人に1人が「知らなかった」と回答。リスクを理解することなく、無料Wi-Fiを使用してしまっている学生は少なくないことがわかります。■ 今一度、親子で確認したいスマホの使い方さらに近年では「詐欺アプリ」を通じたスマホユーザーの詐欺被害が増えており、高額なサービス料金を請求されるケースもあります。詐欺アプリの存在についても、今回の調査では約3割と認知度は低く、また知っていても「具体的な対策はできていない」という学生が7割近くにのぼりました。今回の調査では、高校生や大学生といったデジタルネイティブ世代は、スマホに慣れ親しんでいるが故に、かえってリスクに無頓着になってしまっている面が浮き彫りとなりました。携帯キャリア各社がスマホ料金の値下げを予定している2019年。スマホがさらに使いやすくなる今だからこそ、親子でその使い方を確認してみるいい機会かもしれません。【参考】※高校生の会話ネタで多いのは「TVタレント」よりも「YouTuber」!「スマホありき」の学生生活を送るデジタルネイティブたち
2019年02月22日TBSは5日、6月19日に放送された同局系バラエティ番組『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』で不適切な演出をしたことについて、番組公式サイトで謝罪コメントを発表した。同番組は、さまざまなジャンルの一流のプロたちが番組の用意した一風変わったルールの珍種目で対決し、"珍種目のNo.1"を決めるクイズバラエティ。スタジオでは、対決の勝敗を予想する。問題があったのは6月19日に放送された「双子見極めダービー」という企画で、登場する双子が入れ替わっているか見極めるというもの。出演した顔相鑑定士の池袋絵意知氏は最終問題まで回答したにも関わらず、放送では途中で脱落となり、最終問題ではCGで姿を消した映像が流された。池袋氏が22日にブログで収録時と内容が違うことを指摘し、怒りを爆発させていた。番組公式サイトでは、「6月19日放送の『双子見極めダービー』の中で、出演者の方からご指摘頂いた収録の順番や、ルール変更の経緯は、演出の一環のつもりでしたが、事前に説明や了解を得ることなく画像を加工し、行き過ぎた編集がありました」と説明。「池袋絵意知氏、および視聴者の皆さまに深くお詫びいたします」と謝罪した。
2016年07月05日米Microsoftは3月25日(現地時間)、公式ブログで、同社が開発した人工知能チャットボット「Tay」が人種差別など、不適切な発言をしたことに対して謝罪した。人工知能ボット「Tay」は、マイクロソフトの研究部門とBingのチームが、米国の18歳から24歳の若者を対象に開発しており、会話を重ねることで賢くなるとしている。Tayは23日にTwitterで公開されたが、意図しない攻撃を受け、不適切な発言をしたとして、公開後24時間で停止された。Microsoft ResearchバイスプレジデントのPeter Lee氏は、「さまざまな条件下でTayのストレステストを実施したが、脆弱性を悪用して攻撃を受けた。その結果、Tayは不適切な言葉と画像をツイートすることとなった。しかし、今回のことを経験として、Tayが攻撃を受けた脆弱性を解決していく」と述べている。
2016年03月28日今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。Q:仏教での葬儀・告別式に出席した際に、不適切な数珠の使い方はどれでしょうか?A:合掌の時は両手の親指と人差し指の間にかけるB:席を離れる時は、イスや畳の上に置くC:持つ際は房が下にくるように左手に持つ(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:B:席を離れる時は、イスや畳の上に置く解説:数珠を畳やイスの上にそのまま置くことは、タブーとされています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月21日