わが家には、保育園に通う3歳の娘がいます。ある朝、マンションのエントランスで70代くらいのAさんとBさんが立ち話をしていました。「おはようございます」と私があいさつすると、Aさんが「あらぁ、保育園に行くの?」と声をかけてくれたのです。声をかけられた娘はうれしそうでしたが、一方のBさんは無愛想で……? 毎朝登園を阻むマンションの住人… Aさんの「あらぁ、保育園に行くの?」という声かけに、娘は「うん、そうだよ。これ! クマちゃん!」とニコニコ。一方Bさんは、ひと言も話すこともなく少し不愛想な様子。 翌朝、娘の機嫌が悪くスムーズに準備が進みませんでした。遅れ気味のため急いでいると、AさんとBさんがまたエントランスで立ち話をしていました。遅れそうだったのであいさつだけして通り過ぎようとしたとき、Aさんが急に私の腕をつかんで「今日は何を持っているの?」と横にいる娘に声をかけたのです! 強引な行動にぎょっとした私。しかし振り切れず、仕方なく少し会話をしてギリギリで保育園に到着しました。このままだといつか遅刻するかも……と思った私は、次の日から出発時間を少し早めることにしましたが、2人はまたエントランスにいます。ただでさえ朝の準備は大変なのに、他人のことも考慮しながら出発しないといけないことが苦痛になっていました。 1週間後。この日もエントランスにはAさんとBさんがいました。いつものように私たちの行く手を阻むように立ち、声をかけてくるAさん。もう嫌だ……と気持ちが折れかけたそのとき、Bさんが「いいかげんにしなさいよ」と言ったのです。突然の言葉にびっくりした私とAさん。Bさんは続けて、「私にも3歳くらいの孫がいるけれど、毎朝保育園に連れていくのが大変って娘が言っていたわ。あなたも毎朝大変でしょう。話につきあわなくていいから、早く行きなさい」と言ってくれました。Aさんはすぐにバツの悪そうな表情に。そして「気が回らずごめんなさいね」とひと言。私は、Bさんの言葉に涙が出そうになりました。 今思えば、Bさんは無愛想なのではなく、私たちが忙しいだろうと気にかけて、話しかけないようにしてくれていたのかもしれません。その日からAさんとBさんは「おはよう」とにこやかにあいさつするだけで、引き止めてくることはなくなりました。同じようなことがあったときは自分で事情を話し、気持ちを伝えられるようにしようと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:中川みかん
2024年04月30日友達との関係について悩んでいるという方もいるのではないでしょうか?そのようなときは、漫画を読むことで、気持ちが楽になることがあるようです。今回MOREDOORでは、投稿者から寄せられた『人間関係に悩んでいる人にオススメしたい漫画』を紹介します。Gさんがオススメしたい漫画漫画『アオハライド』▼あらすじ高1の双葉には中学時代から忘れられない初恋の人、「田中くん」がいる。中学のとき女子に、はぶられた経験から自分を偽って日々過ごしている。「田中くん」を思わせる男子に出会うが、彼は――。熱く青く一生懸命にぶつかりあう高校生活グラフィティ!(amazon.co.jpより引用)Gさん「毎日ストレスで……」一人ぼっちになることが嫌で、いつも居心地のよくない友人たちと一緒にいました。無理して笑っていることが、毎日ストレスでした。この漫画と出会ったことで……主人公が無理をするのをやめ、一人ぼっちになることを覚悟して、今まで一緒にいた友人に意見する場面を見て、自分も無理をするのはやめようと勇気をもらえました。一人ぼっちでいることが怖くなくなり、ストレスが減りました。同じように悩んでいる人へ主人公・双葉の一生懸命さに注目してもらいたいです。(33歳/主婦)自分の気持ちを再確認!今回は、『人間関係に悩んでいる人にオススメしたい漫画』をご紹介しました。漫画を読むことで、自分の感情を見つめ直し、気持ちを切り替えるきっかけが見つかるのかもしれませんね。皆さんも、人間関係で悩んでいる人におすすめしたい漫画はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年04月30日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいました。学校や帰宅後いつもいっしょに遊んでいた一番の親友でしたが、トモさんの母親による非常識な行動によって、幼い友情は引き裂かれてしまったのです……。カノコちゃんと疎遠になったまま小学校を卒業したトモさん。中学校では一時不登校になりましたが、高校に入学してから仲の良い友だちができました。またあの日と同じことが起きるの…? サクラという友だちと特に仲が良かったトモさんは、休日もサクラさんの家に遊びにいくようになります。 ある日サクラさんのママに、夕飯を作り過ぎてしまったから食べて帰ってほしいと言われたトモさん。 以前、親友の家で夕食を食べることになったとき、母親が家に怒鳴り込んできて、暴力を振るわれ、外に向かって大声で「誘拐ー!」と叫ぶなどの迷惑行為をしたため、その時を境に親友に絶交されてしまっていたトモさん。 また同じことになるかもしれない…… トモさんは勇気を出して母親に電話しましたが、「人の家で食べるのが迷惑なんだよ! 早く帰ってこい!」と怒ります。 トモさんは意を決して母親に言い返しますが、「今すぐそっちに行くから」と言われ、カノコちゃんの家で起こった大惨事を思い出して恐怖に震えるのでした。一時不登校になりながらも、高校で再び仲の良い友だちができたトモさん。ずっと母親の理不尽な仕打ちに耐えてきたトモさんですが、サクラさんやママさんという心強い存在のおかげもあり、初めて母親に言い返しました。今度こそ母親に邪魔されず、トモさんとサクラちゃんが友人関係を続けられることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月29日息子の同級生Aくんのパパは、SNSでAくんの様子や自身の趣味などを発信しています。そのSNSに、なんとわが子の写真が名前つきで勝手に投稿されていてビックリ! 慌ててAくんママに電話をすると……? SNSに息子の写真が!? 事の発端は、家族ぐるみで仲が良い息子の同級生のAくんパパのSNSでした。Aくんパパは、非公開設定をしていないSNSアカウントに、ほぼ毎日のようにプライベートな写真をアップ。行った場所やしたことについて詳しく書いていたので、内心、「いつかわが子の写真が載せられたら嫌だな……」と思っていました。 そんなふうに考えていた矢先、Aくんパパの投稿にわが子を含む同級生数名の写真が……。しかも、写真は文字加工がされていて、子どもたちそれぞれの名前が添えられています。慌てて私はAくんママに電話をかけると、開口一番「ごめんなさい! うちの夫がご迷惑をおかけしました」と謝ってくれたのです。聞くと、他のママ友からも電話があり、SNS投稿の件を知ったそう。「すぐに削除してもらったから! 本当にごめんなさい」とAくんママの言葉通り、該当の写真が載った投稿もすでに削除されていました。 後日、Aくんパパからも直接謝罪があり、今後はわが子やほかのママ友たちの子どもの写真やプライベートな内容を投稿しないよう約束してくれたのです。心の中で「こうなったら嫌だな…」と思っているだけではなく、事前に載せてほしくない旨を伝えておけばよかったなと感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:田中 里奈
2024年04月29日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。カノコちゃんの家に遊びに行ったとき、「家に帰りたくない。カノコちゃんの家の子どもになりたい」と泣いてしまったトモさん。 カノコちゃんのママは、トモさんの家の状況を察し、夕食を一緒に食べようと誘ってくれましたが、数口食べたところで母親が家に勝手に乗り込んできて、「早く帰って夕食を作れ! 弟がお腹空かせてるだろ!」と連れ戻しに来ました。 抵抗すると、母親は勝手に窓を開けて「誘拐ー! 誘拐ー! やめてほしかったら、トモを返して!」と大声で叫びだしました。 あまりにも非常識な言動に、カノコちゃんのママは「もうカノコと遊ばないで。絶交して。こんな変な親子に付き合ってられない……!」と言い、大好きなカノコちゃんと絶交させられてしまったのです。 その帰り道、「これくらいで絶交なんて薄っぺらい友情だったんだね」と、母親はなぜか上機嫌で……。毒母が上機嫌だったワケ トモさんが3歳のころに弟が生まれ、そのころからトモさんはずっときょうだい差別をされてきたようです。 父親に救いを求めるトモさんですが、父親も母親から日常的にモラハラを受けており、周囲の友人から引き離されてうつ病を患っていました。 うつ病のことを知らないトモさんは、離婚せずに母親からの理不尽な仕打ちに耐える父親を「ダサい」と言ってしまいます。 翌日から、トモさんはカノコちゃんに避けられるようになりました。仲直りをしようと何度も話しかけるトモさんですが、その希望は叶わないまま小学校を卒業することになりました。 トモさんは、母親の妨害のせいでカノコちゃんという一番の親友を失いました。娘が傷ついている姿を見て高笑いする母親の行動は信じがたいものです。幼少期から日常的に母親から暴力を受けてきたトモさんですが、弟ときょうだい差別をされて愛情をまったくもらえないことにひどく傷ついている様子。母親のせいでうつ病を患っている父親ですが、せめて周囲の人や親戚などに頼るなどして、トモさんを救ってほしかったですね。 <「虐待かも?」と思ったら>すぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189(いちはやく)」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月28日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。娘を出産してから賃貸マンションへ引っ越した原ぱら子さんたち。下の階の住人から、子どもがいるため騒音に気をつけるよう言われてしまいます。しかしある日、下の階の住人が朝から晩までホームパーティーで大騒ぎ。さらにはベランダで喫煙までされて、原ぱら子さんはモヤモヤしてしまいます。 実母に娘の面倒をお願いしたら…保育園の入園申請に必要な書類をそろえるため、会社へ行くことにした私。母に来てもらい、娘をお願いしたのですが、すでに娘は泣きそうで……。 原ぱら子さんが帰宅すると、母から家庭支援センターの人の名刺を渡されます。 会社へ行っている間、泣き続けていた娘。その泣き声を聞いた誰かが通報し、家庭支援センターの担当者がやってきたのです。 原ぱら子さんから電話して、家庭支援センターの担当者へ状況を説明して一件落着。しかし、「私がこの子を虐待したと思われたのかな」と原ぱら子さんは深く傷ついてしまうのでした。 娘の泣き声で通報されてしまった原ぱら子さん。思ってもみない出来事に驚き、傷ついたことでしょう。 通報した人も娘の泣き声を聞き続けて心配したための行動でしょうが、親としては悲しくなってしまいますね……。 ただ家庭支援センターの方も親身に話を聞いてくれたり、原ぱら子さんの悩みに対する迅速な対応は心強いですよね。利用できる機関があれば頼って、原ぱら子さん自身の負担が少しでも軽くなってくれればいいですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月28日これは長女の妊娠中に、県外にある実家へ3カ月ほど里帰りしたときの話です。当時、私の実家では両親と未婚の兄が同居していました。母は現役で働いており、平日は毎日多忙です。1歳半になる長男を連れての里帰りでしたが、みんなが長男をかわいがってくれ、里帰りをしてよかったと感じていました。ところが、里帰りから1カ月ほど経つころ、母の言動にモヤモヤすることが増えてきて……? 言い方がきつい母とついに衝突! 母は、おつかいで買い忘れがあった父に文句を言ったり、兄の洗濯の干し方に難癖をつけて自分で干し直したり……。父と兄は言い返さず穏便に済ませるタイプですが、私は母と性格が似ており、口論になることも少なくありません。そのため、あと2カ月、母と揉めずに過ごせるのか心配でした。 そして、ある朝。妊娠中で普段以上に眠気を感じて、なかなか起きることができないでいた私。先に起きた息子がひとりでリビングに行ったのですが、「両親もいるから大丈夫よね」と思い、甘えさせてもらうことに。しかし起きてからリビングへ向かうと、テレビに夢中になっている息子の姿が。普段、夕方しかテレビを見せていなかったため「朝からテレビ見てるんだ……」と私が何気なく口にすると、母は「文句があるなら自分で子どもの面倒みなさい!」と激怒! 母のあまりの剣幕に、私は思わず泣いてしまいました。 それを見た父と兄が、間に入ってすかさずフォローしてくれました。私は両親や兄が私にも息子にも気をつかってくれていたことを改めて感じ、実家の環境に甘え過ぎていたことを反省。それからは洗濯物を畳んだり、夕飯を作ったりと、できる範囲で家事をするように。母も言い方が柔らかくなり、無事に長女を出産してからもみんなで育児に協力してくれました。家族だからといって甘え過ぎたり何でも言ったりしていいわけではなく、思いやりの気持ちが大切だと改めて気づいた出来事です。 作画/Pappayappa著者:徳澤さくら
2024年04月28日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。トモさんの母親はトモさんの意思やカノコちゃんと遊ぶことを否定し、自分に従わせようとします。 カノコちゃんの家に遊びに行ったとき、「家に帰りたくない。カノコちゃんの家の子どもになりたい」と泣いてしまったトモさん。 カノコちゃんのママは、トモさんの家の状況を察し「簡単にうちの子にはなれないのよ。でも、いつでもココにおいで」とやさしく言ってくれました。 「今日はうちで晩ごはん食べていかない?」と誘われ、カノコちゃんの家で夕食を食べることになったトモさん。 カノコちゃんとごはんを食べる時間が幸せで、トモさんは「この家の子どもになりたい」と心から思いました。しかし、晩御飯を食べ始めてすぐに、チャイムが鳴って……?! 怒った母親が突然友だちの家に上がり込んできて カノコちゃんの家に押し入り「何勝手に食べてんの?」と言うトモさんの母親。 「アンタが晩ごはん作らないせいで、弟が腹空かせてんだけど! 早く帰ってごはん作ってよ!」 トモさんを殴る母親を見て、カノコちゃんのママは、「虐待ですよ」と語気を強めて注意します。 しかし母親は、勝手に窓を開けて「誘拐ー! 誘拐ー! やめてほしかったら、トモを返して!」と大声で叫んだのです。常軌を逸した母親の行動に唖然としたカノコちゃんのママは、「もうカノコと遊ばないで。関わらないで。絶交して」「もうこんな変な親子に付き合ってられない……!」と涙を流しながらトモさんに伝えます。 カノコちゃんからも絶交を宣言され、トモさんは涙ながらに家に連れて帰られたのでした。 トモさんのほんのささやかな幸せな時間を奪い、カノコちゃん親子にまで迷惑行為をした母親。自分で食事を作らず、おなかを空かせた息子を家に残し、わざわざ人の家に押しかけ、トモさんを家に連れ戻して夕食を作らせようとすることも、勝手に人の家に上がり込んで叫ぶことも、もはや異常としか言いようがありません。カノコちゃんのママは、娘や自分に危害が及ぶ可能性を考えて、苦渋の決断をしたのでしょう。人の家庭に立ち入ることは簡単ではありませんが、虐待を目にしたら、都道府県が設置している福祉事務所や児童相談所に通報する義務があります。このときカノコちゃんのママがすぐに通報してくれていれば、すぐにトモさんが保護されたかもしれませんね。 <「虐待かも?」と思ったら>すぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189(いちはやく)」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月27日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。娘を出産してから賃貸マンションへ引っ越した原ぱら子さんたち。少し気になることはあるものの、住人はみんないい人。しかし下の階の住人から、子どもがいるため騒音に気をつけるよう言われてしまいます。ある日の朝、下の階の住人の部屋からにぎやかな笑い声が聞こえてきます。どうやらホームパーティーを開いているようで……? 自分勝手すぎない…!?私には音に気をつけるように言っておいて、自分たちは大騒ぎする下の階の住人。朝から夜まで続いた騒音がようやく静かになったので、私が窓を開けると……? 原ぱら子さんが下の階の人に引っ越しの挨拶の際。原ぱら子さんに対して下の階の住人は「子どもの騒音」について苦言を呈してきました。あれだけ他の住人への配慮を気にしていた人が、朝から夜までホームパーティーをおこなっている状況に、原ぱら子さんは周りへの配慮が感じられず、イラッとしてしまいました。しかし、原ぱら子さんにはもっと気にすることがあって……。 原ぱら子さんが窓を開けると、ベランダで喫煙している下の階の住人を発見!下の階の住人の発言と行動に苛立ちが止まりません。 しかし、原ぱら子さんにはもっと心配なことがありました。4月入園の保育園申請が迫っていたのです。 保育園申請のために必要な書類をもらいに会社に行く必要がありましたが、感染症対策が不安だったため娘を連れていきたくはありませんでした。そこで原ぱら子さんは、会社に行っている間、実母に娘の世話をお願いすることにしたのでした。 保育園の入園申請に悩む原ぱら子さん。子育てをするママパパなら、入園申請に悩んだ人も多いのではないでしょうか? いろんな書類を提出する必要があったり、保育園や幼稚園の見学をしたり、申請には少し気力がいりますよね。みなさんが入園申請で1番「大変だったな」と思うことはなんですか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月27日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。夫と1LDKのアパートに住んでいた原ぱら子さん。娘を出産してから部屋の狭さに悩み、思い切って賃貸マンションへ引っ越しました。少し気になることはあるものの、住人はみんないい人のよう。しかし、原ぱら子さんが下の階の住人にあいさつをすると、娘を見て「音には気をつけてくださいね」と大きなため息をつかれてしまいます。 え…?もしかしてホームパーティーしてる?下の階の住人が騒音に敏感なことや、マンションの管理会社が部屋によって違うことを不安がっていた私。ある日の朝、窓を開けると下の部屋から聞こえてきたのは……。 その後、原ぱらこさん夫婦は「下の階の人たちはどんな人だろう」と推測をするも、結局真相はわからず……。 下の部屋からは大きな笑い声が聞こえてきます。「私にあんなこと言っておいて……」と不満がる原ぱら子さん。 どうやら下の部屋では、ホームパーティーをしているようで、下の階に住む人がどんな家庭なのか気になった原ぱら子さんたちですが、真相はわからず。 そして早く終わるだろうと思っていた下の階のホームパーティーは、夜まで続いたのでした。 原ぱら子さんたちには、騒音に十分に気をつけるよう釘をさしておいて、自分は大騒ぎしている下の階の住人……。原ぱら子さんがモヤモヤする気持ちに、共感してしまいますね。 実際のところ、下の階の住人がどんな人なのかはわかりませんが、どちらにしても、マンションは共同住宅。他の住んでいる人にも気を遣いながら楽しんでほしいですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月26日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。カノコちゃんからシール帳をプレゼントしてもらったトモさん。うれしさのあまり涙を流します。しかし帰宅後、母親にシール帳を見つかってしまい、弟が欲しがるからという理由でビリビリに破られてしまいました。 その後、母親はトモさんの意思やカノコちゃんと遊ぶことを否定し、自分に従わせようとします。 ある日学校帰りにカノコちゃんの家に遊びに行ったトモさんは、「もう家に帰りたくない」と思ってしまいました。カノコちゃんが羨ましい… 「カノコちゃんの家の子になりたい」 そうトモさんが口にするのを聞いて、無邪気に喜ぶカノコちゃん。複雑な表情のカノコちゃんのママは、気分転換に夜ごはんを食べていくよう勧めます。しかし、トモさんが母親に電話で伝えると、案の定母親は激怒……!見かねたカノコちゃんのママが電話を代わり、なんとか母親を説き伏せてくれました。 カノコちゃんのママが作ったおいしいごはんを食べて、幸せを噛み締めるトモさんなのでした。 母親は自分の意に沿わないことがあるとすぐに激高する性格のよう。いつも家で夕飯作りをさせられているトモさんにとって、母親がやさしいこと、みんなが持っている物を同じように持っていること、おいしい食事を作ってもらえることなど、すべてが羨ましく感じているようです。カノコちゃん親子と過ごす時間は本当に幸せに感じたでしょうね。母親にはせめて、トモさんが家以外の場所で楽しく過ごす時間を奪わないでほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月26日息子が幼稚園年長のころの話です。公園で遊んでいると、息子と同じ年の男の子と出会い、子ども同士が仲良しに。その後、ママ同士も仲良くなってママ友になることができました。ある日、子どもたちが「家で遊びたい」と言い始めます。私の家で遊ぶことになったのはいいのですが、何時になっても帰ってくれなくて……。 気の合うママ友だと思っていたのに…… いつもは公園で遊んでいたものの、あるとき子どもたちが「家で遊びたい」と言い始めました。親子を家に招くと、子どももママも大盛り上がり。私は「長くても17時くらいには解散かな」と思っていましたが、17時30分になっても帰る気配がありません。私が「そろそろ夕飯の準備をしなきゃ」と言っても、ママ友は「うちは夫が遅いから、まだ時間は大丈夫!」とひと言。 さらに、夫が帰宅しても帰るそぶりもありません。18時になるとママ友はようやく「そろそろ帰ろう」と言いますが、今度は子どもが「帰りたくない!」と言い出し結局帰ってもらえず……。私が困っていたところ、「そろそろお開きにしませんか?」としびれを切らした夫が言ってくれたので、やっとお開きになりました。 その後もわが家に何度か遊びに来ることがあり、その度に18時過ぎまで居座られます。時間の話を私から切り出しても、ママ友は平然と居座るのです。しかも、ママ友のお宅に呼ばれたことは一度もなく、毎回わが家。「次は○○くんのおうちで遊ばない?」と提案しても、ママ友は「うちは散らかっているから」と言うだけ。幼稚園は違うものの、進学すると同じ小学校に通うことになるので、トラブルにしたくなくてわが家で遊ぶことを断れずにいました。しかし、やはり困っていたのでママ友にではなく子どもたちに「遊ぶのは外にしようね」と提案してみることに。すると意外にも、子どもたちは「家で遊ぶ」と言わなくなり、以前のように外で遊ぶようになったのです。 人によって、時間の感覚やよその家にお邪魔する際のマナーについての考え方が違うのは当然ですが、配慮がないと大変だと感じました。今後は相手が自分の感覚と同じだと思い込まず、家で遊びたいと言われた場合は「◯時まで」と事前に約束してから招こうと思います。 作画/Pappayappa著者:さとうきみ
2024年04月26日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。娘を出産してから賃貸マンションへ引っ越した原ぱら子さんたち。下の階の住人から、子どもがいるなら騒音に気をつけるよう言われてしまいます。その一方で、下の階の住人はホームパーティーで騒がしくしたり、ベランダで喫煙したりと原ぱら子さんはモヤモヤが止まりません。そんなある日、保育園入園に必要な書類を受け取るため、実母に娘を預けて会社へ行くと……。 母に預けた私が悪かったの…?私と離れたことで、2時間泣き続けた娘。その泣き声を聞いた誰かが、家庭支援センターに通報していたのです。私は家庭支援センターに虐待の事実はないと電話で伝え、一件落着したのですが……。 一瞬「誰が通報をしたんだ」と擬人暗鬼になってしまった原ぱら子さん。しかし、冷静になって考えたところ……。 通報されてネガティブになっていた原ぱら子さん。通報したのは下の階の住人だろうと腹を立てていました。 しかし、視点を変えて「赤ちゃんのことを気にかけてくれている人がいる」と前向きに考えることに。 その後、原ぱら子さんはなるべく娘さんから離れないように過ごし、娘さんは1歳を迎えました。 通報後、原ぱら子さんはあまり娘さんと離れないようにし、用事がある際は実家に戻り、地元で用事を済ませるようになりました。自分で視点を変え、今回の出来事を前向きにとらえた原ぱら子さん。育児中は不安や悩みも出てくることがありますが、いい方向に考えて育児ができたらいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月26日1歳半になったばかりの息子は好奇心のかたまりで、していいことと悪いことの判断がまだうまくできません。そのため、私は危ないことをしている息子をよく注意しています。一方、義父は「そのくらい大丈夫」と許してばかりです……。そんなある日、ついに事件が起こってしまいます。 なんでも許してしまう義父 義父は「それくらい大丈夫! 男の子は元気が一番!」と言って、1歳半になったばかりの息子の危険な行動を許してばかりです。そんな義父に対してモヤモヤしていたところ、ついに事件が発生します。義実家へ行ったとき、私がお風呂から上がると、義父がお酒のつまみにしていたピーナッツをなんと息子に食べさせていたのです! どうやら息子が食べたいとねだり、いつもの調子で義父が「いいぞ!」と許してしまったとのこと。私はアレルギーを心配すると同時に、咀嚼力の弱い息子がピーナッツを丸のみして誤嚥しまうことを懸念しました。案の定、たくさんのピーナッツを頬張っていた息子は、無理して飲み込もうとした結果、すべて吐いてしまったのです……。私は、息子がねだったとはいえ、アレルギー食材を大量に与えられたことにムッとしましたが、「わざとしたわけではない……」と考えると強く責められませんでした。 そんな義父と私の気まずそうな様子を見て、口を出してくれたのが義母です。まだ硬い物をうまく噛めないこと、窒息やアレルギーの危険性などを義父に伝えてくれました。義父は「そこまで考えが及ばなかったよ……。悪かった……」と深く反省し、私に謝罪。私の気持ちを代弁してくれた義母に感謝した一方で、過保護だとしても、危ないことは迷わず注意しようと考えるきっかけに。また、義父にも必要以上に遠慮することをやめました。危ないことをしていたときは注意してほしいと伝え、食べ物を与える際は私に確認をとってほしいとお願い。今では義父も、子育てに関しては親である私の意見を優先してくれています。 ※ピーナッツのように硬くて噛み砕く必要があるものは、6歳未満の子どもには食べさせないようにしましょう。喉や気管に詰まらせて窒息したり、小さなかけらが気管に入り込んで肺炎や気管支炎を起こしたりする危険性があります。また、ピーナッツは少量でも重篤なアレルギー反応を起こす可能性の高いアレルゲンのため、卵や牛乳などほかの食品でアレルギーの疑いがある場合は、特に注意しましょう。 作画/Pappayappa著者:稲垣くみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月23日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。夫と1LDKのアパートに住んでいた原ぱら子さん。娘を出産してから部屋の狭さに悩み、思い切って賃貸マンションへ引っ越しすることに。引っ越し先のマンションの住人は、みんないい人ばかりでした。ただし、下の階の住人が気がかりで……。 遺品整理の現場で衝撃の事実が判明!下の階の住人は、娘を見るなり大きなため息をついて、音には気をつけるよう言ってきます。私は夫に相談し、娘もまだ歩き始めていないため、何か苦情を言われたら対策をとることにしました。 その後、管理人さんとの話で、ぱら子さんは306号室に足を踏み入れることになりました。 ある日、マンションの亡くなった住人の部屋を、管理人が遺品整理していました。管理人さんとの話の中で、原ぱら子さんは部屋に入ることに。 すると、部屋の間取りが自分の部屋とはまったく違うことに気がついた原ぱら子さん。管理人によると、なんと部屋によってマンションのオーナーが違うそう。兄弟のオーナーがマンションの部屋を半分ずつ管理しており、それぞれ管理会社も違うとのこと……。 管理会社がマンションのことを把握できていない状態に、原ぱら子さんの不安は募っていくのでした。 マンションの真ん中の部屋を境に、左右でオーナーが違うという衝撃の事実が判明し、ぱら子さんは困惑していました。事前に説明を受けていなかったぱら子さんの気持ちを考えると、不安ですよね……。またもしその説明がなく、管理会社の中でもルールが違うことを知らずにいたらトラブルが起きる可能性も出てきます。そんな不安を払拭するためにも、一度管理会社や不動産屋さんに確認をしておくのもいいかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月22日パパが転勤になり、生後2カ月の娘を連れて知らない土地へ引っ越したずんさん一家。引っ越し先で出会った上司夫妻は非常識で、ずんさんは距離を置きたいと訴えましたが、パパはずんさんの要望を受け入れてくれません。それどころか、「うまくやってほしい」と言われてしまいました。毎日アポなしでやってくる上司の奥さん・かやこさん。ついには、体調の悪い息子・けーくんを預かってほしいと頼みます。 自分は仕事があり、けーくんのお世話ができないのだそう。一度は断ったずんさんでしたが、かやこさんに逆ギレされ、逆らえませんでした。子どもを看病したものの… やむを得ず体調の悪いけーくんを預かったずんさん。かやこさん不在の間にさらに具合が悪くなったらと思うと、気が気ではありませんでした。 それなのにかやこさんは約束の時間を大幅に過ぎてやってきた上、けーくんのこともそっちのけ……。 結局ずんさんは、いつもの奥さんのペースに飲まれてしまうのでした。 迷惑をかけてしまったから手土産……という奥さんの気持ちはわかります。しかし、体調が悪いけーくんが待っています。お礼は後日にし、一刻も早くお迎えに来てあげてほしいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター ずん
2024年04月22日トモさんが小学生のころ、カノコちゃんという仲の良い友だちがいました。いつも一緒に行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。 遠足にカノコちゃんとお揃いの服を着て行こうと約束していたのに、母親に洋服を捨てられたり、学校で流行っているシール帳やゲームをねだると、「ウチにそんなお金はない!」と言って殴られ、母親はまったく取り合ってくれませんでした。 毒母からひどい仕打ちが続いて…… 結局トモさんがクリスマスプレゼントにもらったのは、ペットボトルのお茶1本だけ。お年玉もありませんでした。それなのに弟はゲーム機をもらい、お年玉も一万円……。 トモさんがゲームを買ってもらえなかったことを知ったカノコちゃんは、家で一緒にゲームをしようと誘ってくれました。カノコちゃんからクリスマスプレゼントとしてシール帳をもらったトモさんは、うれしさのあまり涙を流します。しかし帰宅後、母親にシール帳を見つかってしまい、弟が欲しがるからという理由でビリビリに破られてしまいました。 別の日、カノコちゃんの家から帰宅したトモさんは、「帰ってくるのが遅い!」と母親から叱られます。門限の5時は過ぎていませんでしたが、「私の腕時計では5時なんだよ! 次5時過ぎたら絶交させるよ!」と母親はまったく取り合いません。母親の命令で夜ごはんを作るトモさんですが、その最中も母親は背後で文句を言い続けているのでした。 トモさんの意思や友だち関係をことごとく否定し、自分に従わせようとする母親。せっかくカノコちゃんにもらったシール帳も破ってしまいます。夕方の帰宅時間を守っているにも関わらず、トモさんに難癖を付け続ける母親は、自分の鬱憤をトモさんにぶつけているようにも見えます。このような家庭環境で、トモさんにカノコちゃんのような友だちがいることがせめてもの救いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月22日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。夫と1LDKのアパートに住んでいた原ぱら子さん。娘を出産してから部屋の狭さに悩み、思い切って賃貸マンションへ引っ越します。管理人なし、ペット不可のマンションと仲介業者から言われていましたが、実際には管理人を名乗る住民がおり、ペットを飼っている人もいる様子でした。 ちょっと気になることはあるけれど…?近所の人にあいさつ回りをした夫は「みんないい人だったよ」と言います。下の階の人だけ会えなかったので、後日私があいさつしに行くことになったのですが……。 その後、下の階の男性からあまり歓迎されていない雰囲気を感じ取った原ぱら子さんは、そのことを夫に告げました。 下の階の住人は娘を見るなり、おおきなため息をつきます。さらに、隣人のドアの開閉音さえも気になるため、音には気をつけてほしいと注意してきました。この対応に原ぱら子さんは絶望……。 その後、夫と下の階の住人のことを話し合います。娘もまだ歩き始めていないため、すぐに騒音を出すことはないはず。一旦、様子見にして、何か苦情がきたら対策を考えることにしました。 ただ、下の住人以外はみんないい人で、原ぱら子さんたちはこのマンションでの生活が好きになっていたのでした。 下の階の住人の冷たい反応に、今後の生活が不安になった原ぱら子さん。騒音が心配なのは理解できますし、もしかしたら過去に嫌な思いをしたのかもしれないですが、あからさまに態度に出されると不安になってしまいますよね。 下の階の住人が気になりつつも、原ぱら子さん一家の新しいマンションでの生活がスタートしました。周りの方もいい人が多そうなので、お互いに支え合いながら住んでいけたらいいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月21日パパが転勤になり、生後2カ月の娘を連れて知らない土地へ引っ越したずんさん一家。引っ越し先で出会った上司夫妻は非常識で、ずんさんは距離を置きたいと訴えましたが、パパはずんさんの要望を受け入れてくれません。上司夫婦と距離を置くどころか、パパから「うまくやってほしい」と言われたずんさん。毎日アポなしでやってくる夫の上司の奥さん・かやこさんは、この日もずんさん宅にやってきたのですがーー。ママ友の非常識なお願い かやこさんと距離を置きたかったずんさんでしたが、病気の息子・けーくんを預かるよう頼まれてしまいました。頼る人がいないかやこさんは、唯一できたママ友であるずんさんが頼みの綱だったのかもしれません。 できれば預かりたくはないずんさんの気持ちは無視し、かやこさんは何がなんでも預けようと逆ギレするのでした。 体調の悪い子どもを預かるのは、簡単なことではありません。さらに、病気がずんさんやまだ赤ちゃんのさーちゃんに感染しないか、不安です。ママ友を頼る前に、夫や病児保育などのサービスを頼ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ずん
2024年04月21日トモさんが小学生のときのこと。いつも一緒に行動していたカノコちゃんという仲の良い友だちがいました。トモさんは遠足の日に、カノコちゃんとお揃いの服を着て行く約束をしますが……?ママ酷いよ… 母親にカノコちゃんとお揃いだった服を勝手に捨てられ、泣いてしまったトモさん。しかし母親は、お揃いの服を着てこないくらいで友だちを辞めるなんて本当の友だちじゃないと、さらにトモさんを傷つけます。 その後5年生になったトモさん。クラスで流行っているシールやゲームを母親にねだります。しかし母親は、「そんな物買うお金はうちにない!」とトモさんに激怒……! そして、「物でしか繋がれないなんて本当の友だちじゃない」などと言い、トモさんを嘲笑うのでした。 カノコちゃんとお揃いの洋服を母親に捨てられて、トモさんはどんなに傷ついたことでしょう。小学生のころは、仲良しの友だちとお揃いの物を持ちたい気持ちが強くなるもの。特に学校で流行っているグッズやゲームには興味が沸いてしまいますよね。母親は頭ごなしにトモさんの希望を否定していますが、せめてトモさんが納得できる理由を言ってほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月21日パパが転勤になり、生後2カ月の娘を連れて知らない土地へ引っ越したずんさん一家。ひとり孤独に子育てをしていたずんさんでしたが、パパはずんさんの要望を一切受け入れてくれません。男尊女卑の考えを持つ義父や、超がつくほどの節約家である義母たちの影響を強く受けて育ったパパは、そもそもずんさんとは考え方が違っていたのです。義両親は、生活が苦しくても子どもたちに不憫な想いをさせないように努力していたそう。そんな両親から愛情を一身に受け、強くたくましく成長したパパは、義両親の生き方に何の違和感も持たずに生活していたのです。夫の学生時代 倹約家すぎるパパにうんざりしていたずんさんでしたが、パパの学生時代のエピソードは涙なしには聞けません。 お金のない学生時代を過ごしたパパでしたが、それでつらい思いをすることもなく、楽しい毎日を送っていたそう。お金がなくても卑屈にならず、素直で明るい人柄のパパだからこそ友人にも恵まれたのだろうと実感し、そんな夫を大事にしたいと思ったのでした。 素敵な友だちに囲まれて大人になったパパ。思いやりの大切さを誰よりも知っているはずです。ずんさんにも、思いやりを持って接してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ずん
2024年04月20日ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。子どもの体調不良で欠勤と早退を繰り返していたけいこに苛立っていたゆりこ。結局、けいこは退職してしまいます。妊娠をきっかけにタツヤと入籍したゆりこ。つわりで会社を休む日々が続き、会社での居心地も悪くなっていました。夫に相談しても理解してもらえず落ち込むゆりこでしたが、無事に息子の優太を出産。保育園に預けて、さっそく職場復帰するのですが……。職場復帰の初日から、さっそくお迎えの電話が……。ゆりこは後ろめたさを感じながら早退し、保育園へ向かうのでした。思い通りにいかない毎日… 職場復帰してからも、ゆりこは優太の迎えで早退する日々……。会社に行きたくても行けない日々に、悔しい思いをしていました。 落ち込みながら通勤するゆりこは、サンドイッチ屋の店頭に立つけいこを発見します。けいこは楽しそうに働いていました。 「困ったときはお互いさまだから~」と同僚とにこやかに話すけいこ。その姿を見て「私のことは助けてくれないじゃん」とゆりこはモヤモヤしてしまいます。 誰にも助けてもらえず「もうどーでもいい」とすべてに絶望したゆりこ。しかし、自分の胸の中で眠る息子を見て、再び前を向くのでした。 自暴自棄になりかけていたゆりこを立ち直らせたのは、息子の優太でした。 育児中は、わが子に悩まされることがたくさんありますよね。うまくいかなくて落ち込むこともあるでしょう。 しかし、助けてくれるのもまたわが子。わが子に助けられ、前を向いたゆりこを応援したいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月20日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。夫と1LDKのアパートに住んでいた原ぱら子さん。娘を出産してから部屋の狭さに悩んでいました。そこで夫に相談し、安全のために引っ越すことを決意します。 この物件に決めた!娘が5カ月のころ、やっと条件に合うきれいな物件が見つかりました。夫はすぐに気に入り、引っ越しすることに決めました。 アパートの大家さんに引っ越しを伝えた原ぱら子さんたち。大家さんから「実はこの部屋が一番広い部屋だったの」と教えてもらい、驚きます。 無事に引き渡しが終わり、新しい賃貸マンションへ。事前にペット不可であること、そして管理人はいないと仲介の不動産業者からは聞かされていました。しかし引っ越した日、マンションの掲示板の貼り紙を見ると、どうやら管理人を名乗る人物がいるよう……。さらに、隣人はペットを飼っている様子でした。原ぱら子さんたちは直接管理会社に電話して、確認をすることに。 しかし、管理会社は「管理人はいない」の一点張り……。この事態に原ぱら子さんは「やばい人なのでは!?」と焦りますが、あいさつしてから判断することに。翌日、夫がひとりであいさつ回りに行きました。 帰ってきた夫は「みんないい人だったよ」と言います。ただ、下の階の住人だけは不在で、あいさつができなかったとのこと。後日、原ぱら子さんがあいさつに行くことになったのでした。 無事に引っ越しを終えたものの、気になる点が出てきた原ぱら子さん。許容範囲とはいえ、不動産屋さんから事前に聞いていた話と違うと不安になりますよね。 また引っ越して最初に気になることの1つとしてあるのが、近所の人たちがどんな人なのか。不在だった下の階の住人をのぞいて、ぱら子さんの近所の住人はみんないい人のようでよかったですね。 原ぱら子さん家族は引っ越しの際、管理会社の方からは「挨拶不要」と言われていたようですが、みなさんは引っ越しの挨拶はしますか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月20日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。夫と結婚する前から1LDKのアパートで同棲していた原ぱら子さん。妊娠が判明し、籍を入れて、娘が誕生しました。里帰りからアパートに帰ってきた原ぱら子さんは、部屋の狭さに思い悩みます。 この部屋狭すぎ…!!娘が生まれたことで、部屋の広さの悩みは大きくなるばかり。私は夫に相談して引っ越しを決意しました。 娘と安心して過ごすための部屋探しを始めた原ぱら子さんたち。意気込んで内見へ!しかし、紹介された部屋はカビだらけ……。さらに外から見ると、数件窓が割れていました。 穴場を狙う予定だったものの、引っ越しシーズンを終えた6月だったため、いい物件になかなか出会えません。その後も約1カ月間、仲介の不動産業者にお世話になり、内見を続けていた原ぱら子さんたち。 あるとき、原ぱら子さんたちが出した条件にかなりマッチしている物件を紹介されます。夫は「ダメ元で行ってみるか……」と乗り気ではありませんでした。 しかし現地に着いてみると、部屋はピカピカ。駐輪場には子ども用自転車やママチャリが停められており、ファミリー向けの物件だとわかります。 夫もこの物件がかなり気に入った様子。ここでようやく原ぱら子さんたちは引っ越し先を決めたのでした。 シーズンオフのためか、原ぱら子さんたちは自分たちの条件に合う部屋となかなか巡りあえません。しかし、根気強く物件探しをしたおかげか、ようやく理想に近い物件を見つけることができました!同じアパートに子連れ世帯が多いようなので、0歳の娘も安心して入居できそうですね。みなさんが部屋を選ぶとき「これだけは譲れない!」というポイントは何ですか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月19日ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。子どもの体調不良で欠勤と早退を繰り返していたけいこに苛立っていたゆりこ。結局、けいこは退職してしまいます。妊娠をきっかけに12年付き合っていた彼氏・タツヤと入籍したゆりこ。つわりで会社を休む日々が続き、会社での居心地も悪くなっていました。夫に相談しても理解してもらえず落ち込むゆりこでしたが、無事に息子の優太を出産しました。早く職場復帰することを目指して、保育園に入園申請を出したゆりこ。しかし、希望した保育園にはすべて落ちてしまいます。その後、2駅先の認可外保育園に入園が決まり、仕事に復帰できることになりました。今日からバリバリ働くぞ…と思ったら? 優太を保育園に預け、職場に復帰したゆりこ。職場の同僚たちの歓迎ムードに一安心し、「今日からバリバリ働くから安心して」と早速業務に入りました。 しかし、そんなゆりこに保育園から電話が……。優太が泣き止まないため、迎えに来てほしいとのことでした。 食い下がるゆりこでしたが、泣く泣く仕事を早退し、保育園へ向かいます。 保育園に着くと、泣き疲れて眠っている優太がいました。ゆりこは「じゃあ仕事に戻りますね」とひとりで帰ろうとしますが、保育園の先生から「初日から無理はできない」と言われ、不満を募らせるのでした。 張り切って復帰したものの、すぐに早退することになってしまったゆりこ。育児は思い通りにいかないことの連続です。仕事と子どもの体調不良がたびたび重なり、「もう嫌!」と疲れてしまうこともありますよね。 ゆりこは自分のキャリアが大切なあまり、保育園初日の優太の気持ちを考えられなくなっているのかもしれません。とはいえ、職場の同僚たちはゆりこの早退に対して呆れ顔……。できることなら職場に戻りたいゆりこの気持ちが、わからなくもありません。職場の人員が確保され、ゆりこが気持ちよく早退できる体勢が整うことを願うばかりですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月19日ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社してから、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。子どもの体調不良で欠勤と早退を繰り返していたけいこに苛立っていたゆりこ。結局、けいこは退職してしまいます。妊娠をきっかけに12年付き合っていた彼氏・タツヤと入籍したゆりこ。妊娠を喜んだのもつかの間、次々と起こる妊娠症状のため会社を休む日々が続きます。安定期に入り出社したものの、会社に居づらさを感じてしまい、退職したいと夫に相談します。しかし夫は「会社に迷惑かけてるんだから、風当たりが強くなるのは当たり前」と、まったくゆりこに寄り添ってくれません。夫に頼らず、おなかの赤ちゃんのためにひとりで頑張ることを決意したゆりこ。退職したけいこの顔を思い出しながら、「なんでこんなに苦しいの?」と苦悩します。ついにこの瞬間が…! 無事元気な男の子を出産したゆりこ。 保育園に入園申請をして、仕事も子育ても頑張ろうと思っていた矢先、希望した保育園にすべて落ちてしまいます。 市役所の保育科に電話するものの、どうしようもありませんでした。 結局2駅先の認可外保育園に入園が決定。保育料は月10万円です。18年のキャリアを無駄にするわけにはいかないため、自分に大丈夫だと言い聞かせるゆりこなのでした。 無事に出産を終えたゆりこ。まずは母子ともに健康で本当によかったですね。 しかし、産後突きつけられたのは保育園全滅という現実……。積み上げてきたキャリアももちろん大事ですが、産後は赤ちゃんだけでなく自分のメンタルケアも大事にしたいところ。ゆりこにはキャリアを優先するあまり、体調を崩さないように気をつけてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月18日原ぱら子さんは、夫と娘の3人家族。これは原ぱら子さんが体験した引っ越し騒動のお話です。 どうしてこんなことに…これは私がモヤモヤしながら引っ越しすることになった話です。 原ぱら子さんは夫と結婚する前、2人で都内に同棲していました。賃貸アパートの1階に住んでいた原ぱら子さんたち。 2階からは走り回る子どもの足音がよく聞こえていましたが、「元気でいいね」と微笑ましく感じていました。 同棲して2年が経つころ、アパートの契約更新をすることに。原ぱら子さんは今のアパートを気に入っていたものの、子どもができたら広さ的に引っ越しが必要だと思っていました。 「まずは結婚しようよ」と当時彼氏だった夫と話していた翌月、妊娠が判明! あっというまに入籍し、里帰り出産。産後、やはりアパートの狭さに限界を感じた原ぱら子さん。また、娘の発達も早かったため、引っ越しを決意しました。 引っ越しを決意した原ぱら子さんたち。2人で住んでいるときも狭かった部屋……。家族が増えたことで部屋の狭さがより気になったのでしょう。出産前後で引っ越しを考えるパパママは多いのではないでしょうか? 原ぱら子さんたちにとって、納得のいく部屋が見つかるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原ぱら子
2024年04月18日職場や友達、家族など人間関係で悩み、落ち込むこともあるのではないでしょうか?そのようなときは、映画を観ることで気持ちが前向きになることも……。今回MOREDOORでは、投稿者から寄せられた『人間関係で悩んでいる人にオススメしたい映画』を紹介します。Iさんがオススメしたい映画映画『パコと魔法の絵本』▼あらすじ舞台はちょっと変わった人たちが集まっている、とある病院。中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。そんな大貫がある日パコという女の子と出会う。パコは同じ絵本を毎日楽しそうに読んでいる女の子。大貫はそんな天使のような女の子まで自分の勘違いでぶってしまう…。でも、翌日になるとパコはケロッとした顔でまた大貫に近づいて来る。実はパコは記憶が1日しかもたない女の子だった。それを知った大貫はさすがに反省し、パコに謝ろうとそのほっぺに触れたとき、驚くべきことが起こる…。(amazon.co.jpより引用)友達関係に迷っていたIさん……当時、友達関係に迷っていました。友達の機嫌をうかがうばかりで、本当に仲がよいと感じる友人がいない状況でした。この映画と出会ったことで……パコの記憶が1日しか持たないので、周りの登場人物もパコに素直に気持ちをぶつけるため、人間関係の本質がわかったように思います。この映画を観て、日々出会う人たちと素直に接して友達になることや、今を楽しむ大切さを学びました。また、相手に対して卑下しなくなり、自分の気持ちに素直になりつつも、相手のことを思いやれるように。自分に悪い部分があり指摘してもらえる機会は貴重なので、素直に受け取れるようになりました。同じように悩んでいる人へ人間関係を構築することは大変だと思います。パコと登場人物の関係性、そしてかわいい世界観と音楽に浸ってほしいです。(35歳/会社員)新しい選択肢を……今回は、『人間関係で悩んでいる人にオススメしたい映画』をご紹介しました。映画を観ることで、自分にはなかった選択肢や考え方が見つかるのかもしれませんね。皆さんも、悩んでいる人におすすめしたい映画はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年04月14日職場で、人間関係のトラブルに巻き込まれてしまうケースもあるのではないでしょうか。そんなときに、大切なパートナーが側で支えてくれることで、気持ちが晴れることも。そこで今回MOREDOORでは、「周囲の人の模範回答のような素敵な言葉」をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。Sさんの場合……会社で上司と部下の板挟みになってしまうことが多く、仕事を辞めて、今の人間関係を全部リセットしたいと思い始めたときでした。そのときに、夫に「俺だけはずっとお前のそばにいるよ」と言われました。当時の私はこの言葉にとても感動しました。辛いときに夫が支えとなってくれて、この人が味方である限り、私は生きていけると思えました。その言葉を言われたときの気持ちは?夫の言葉が心強かったので、つい感動の涙を流してしまいました。前向きに生活するためのコツは?すべての人と仲良くする必要は決してありません。自分にとって大切な人が1人でもいたら、それだけで生きていく励みになると思います。(37歳/会社員)パートナーからの支えに……パートナーからの言葉に感銘を受けたSさん。側にいる人からの心強い言葉のおかげで、気持ちが楽にあることもあるようです。あなたは周囲の人の模範回答のような素敵な言葉で、励まされた経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年04月12日4歳の娘が通っていた幼稚園では、毎年大規模なPTAバザーが開かれており、売り切れ続出だった焼き菓子をその年は多めに仕入れました。しかし仕入れすぎて逆に売れ残りそう……。そこで焼き菓子販売係だったママ友が機転をきかせ、なんとか売り切ることに成功したのですが、翌日PTAにまさかのクレームが入ってきて……? PTAバザーでまさかの騒動が!? バザー当日、焼き菓子販売係だったママ友は、コンテナに売れ残りそうな焼き菓子を入れ「毎年人気の焼き菓子でーす! ぜひいかがですかー!」と声を張りながら手売り。そしてなんとか在庫を完売させたのです。 しかし後日、PTAに1件のクレームが。それはなんと「焼き菓子を買いたくなかったのに、係の人に押し売りをされた」というものでした。PTA役員さんから聞き取りをされたママ友は、「おいしいですよ、ぜひどうぞ とすすめただけですが……」と落ち込みつつ答えます。すると、それを聞いたPTA役員さんは「ああ、なるほど、そういうことですね」とため息をつきました。なんと、クレームを入れた保護者は前年のバザーでも「焼き菓子を購入できなかった! 十分な在庫がないせいだ!」とクレームを入れていた人だったのです! PTA役員さんは、他の人からはクレームはないと前置きして「誤解を招くような表現があれば、来年から改善しますね」とその方をなだめてくれました。 PTAの行事では、普段関わりがない人との交流ができます。いい部分を持つ場合もありますが、誤解されたりトラブルに巻き込まれたりするケースも。たくさんの人が集まる場での発言や行動には、よく注意しなければいけないなと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:田川ゆうこ
2024年04月12日