ロペ(ROPÉ)から、20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティスとのコラボレーションによるカプセルコレクション「ロペ ミーツ アンリ・マティス(ROPÉ meets Henri Matisse)」が登場。2024年5月24日(金)より、全国のロペストアほかにて発売される。アンリ・マティスの作品を表現したウェア「ロペ ミーツ アンリ・マティス」では、“色彩の魔術師”と呼ばれる画家アンリ・マティスの代表作《コリウールの風景》、絵を描いた紙を様々なサイズや形に切り、鮮やかな構図に仕上げた切り紙絵《オセアニアの記憶》を大胆にプリントしたウェアを展開。さらっと着用できるキャミソールドレス中でも注目は、程よい艶とさらっとした着心地が魅力のキャミソールドレス「プリントサマードレス」。両作品の柄が目を惹く、バカンスにもぴったりな1着だ。バックのウエスト部分にはギャザーを入れ、美しく身体に沿うシルエットに仕上げている。ストレートワイドのイージーパンツ同様のデザインと素材を採用した「プリントイージーパンツ」も用意。ストレートワイドなシルエットで、リラックス感溢れる着心地となっている。ドローコード付きなのもポイントだ。詩画集のリトグラフをプリントしたTシャツTシャツには、1947年に発刊された詩画集『Pierre a Feu. Les Miroirs Profonds.』のリトグラフをプリント。上質なコットン生地で、太番手の糸をハイゲージに編立てることにより、ナチュラルでありながら上品な光沢感も感じられる見た目に仕上げた。ピアスやネックレスもウェアに加えて、ヴァンス礼拝堂のステンドグラスから着想を得たアクセサリーもラインナップ。ヴァンス礼拝堂のステンドグラスは、マティスのデザインにより青、黄、緑の3色を用いて生命の木をモチーフに制作したものだ。クリアな素材感を活かした、幾何学的なモチーフに、ウェーブのような質感を表面に施したイヤリングやネックレスなどが展開される。【詳細】ロペ ミーツ アンリ・マティス発売日:2024年5月24日(金)販売店舗:全国のロペストア、公式オンラインストア※5月16日(木)より公式オンラインにて予約スタート。アイテム例:・プリントサマードレス 46,200円・プリントイージーパンツ 36,300円・プリントTシャツ 17,600円・ウェービングモチーフイヤリング 6,600円・ウェービングモチーフネックレス 6,600円・フレームモチーフピアス 13,200円・フレームモチーフネックレス 9,900円【問い合わせ先】ジュンカスタマーセンターTEL:0120-298-133(10:00~19:00)※日曜定休
2024年05月12日お笑いコンビ・キャイ~ン(天野ひろゆき、ウド鈴木)、ずん(飯尾和樹、やす)が共著したエッセイ集『キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う』(徳間書店)が、あす26日発売される。浅井企画所属でほぼ同期の仲良しおじさん4人が、渾身の力作を仕上げた。今回、下積み時代の東京・錦糸町、三軒茶屋、五反田をめぐるツアーや、やすの生まれ故郷・宮崎、さらに歴史とおいしいものを求めて福島・会津の旅など、修学旅行の学生さながら、初の4人一緒の旅を敢行。珍道中や座談会とともに、4人それぞれ、幼少期から出会い、芸人デビュー、売れたきっかけ、活動、芸能界の交遊など、知られていることから、知られていないことまでまとめた作文をつづった。サブタイトルの「ほぼ同じで、ぜんぜん違う」の通り、4人の個性があふれ、笑って、笑って、泣けて、笑える作品に仕上がった。「はじめに」では、天野が4人の関係を「珍友」、ウドは「これからもずっと4人フォーエバー」と表現。やすは「これで僕も一流芸能人の仲間入りや」と歓喜し、飯尾は「同期4人、それぞれの作文です。もし良かったら気楽に読んでください」と呼びかけている。4人によるサイン本お渡し会と撮影会が、5月20日に東京・紀伊國屋書店新宿本店で開催される。
2024年04月25日3月28日「税制改正関連法」が成立しました。6月から「定額減税」が実施されます。定額減税は1人につき所得税を3万円、住民税を1万円減税するもの。ただし給与収入が2千万円を超える方は対象外になりました。定額減税は、扶養家族も対象です。たとえば専業主婦の妻と子ども1人を扶養する会社員のAさんは、3人家族ですから所得税は9万円、住民税は3万円、合計12万円が減税されます。減税の方法は、所得税と住民税で異なります。所得税は、会社員なら給料から天引きされています。たとえば先のAさんが天引きされる所得税が毎月1万5千円とすると、6月は天引きゼロ、7月もゼロと、所得税の減税額9万円に達する11月までゼロが続きます。Aさんは12月から1万5千円に戻ります。自営業者などの所得税は、2025年に行う確定申告で減税します。いっぽう住民税は、6月の徴収をなくし、7月から減税分を11カ月で均等に分けて減らします。Aさん世帯の住民税が年間18万円とすると、18万円から住民税の減税分の3万円を差し引いた15万円を11等分。15万円÷11=1万3千636円を7月以降11カ月間納めるかたちです。■トラブルを怖れたのかマイナンバーカードを使わずに定額減税の目的は、物価高に対抗できるよう税金を減らして手取りを増やすこと。ですが、減税だけだと税金を納めていない世帯に支援が届きません。そこで、住民税非課税世帯などには1世帯あたり7万円の給付を行います。低所得の子育て世帯には、18歳以下の子ども1人あたり5万円を追加します。さらに、税金を納めていても、ふるさと納税などの節税で、2024年中に納める税額が定額減税の額より少ないケースもあります。こうした減税しきれない方には、夏以降に不足分の給付を行います。結果、定額減税は(1)減税だけ(2)給付だけ(3)減税と給付の両方の3種類ある複雑な制度になりました。実務担当者の苦労がしのばれます。なにより減税ではなく給付金が欲しいと思いませんか。でも、国は「減税」にこだわった。定額減税を議論してい2023年秋、岸田首相を“増税めがね”と揶揄する風潮に対抗したかったのでしょう。加えて、給付ならマイナンバーカードが使えます。マイナンバーカードに公金受取口座をひもづけている方には、給付は簡単に完了するはず。国がそう喧伝していたのですが、実際は、ひもづけミスなどさまざまなトラブルが噴出するのを怖れたのか、マイナンバーカードは使われません。4月は食品が半年ぶりの値上げラッシュとなり、6月には電気やガスの補助金が終わるといわれています。少子化支援金や防衛増税など、今後は負担が増えることばかり。たとえ定額減税があっても、家計にとってはマイナスでしょう。岸田首相のバラマキ作戦をうのみにして、財布のひもをゆるめてはいけません。
2024年04月19日注文住宅を建てる際に、収納スペースにこだわることは大切です。安全性を確保しながらも、見た目のスッキリさや暮らしやすさにつながるでしょう。現在は住宅収納スペシャリストの資格をもつ筆者ですが、自宅を建てる計画中のときはまだ整理収納の知識が乏しかったため、今になってみると収納スペースの失敗がいくつもあります。そこで今回は、筆者が後悔している「収納スペースの失敗談」を3つご紹介します。クローゼット©木村孝子筆者宅は2帖ほどのウォークインクローゼットをファミリークローゼットとして使っていて、家族4人のオンシーズン服を収納しています。設計打ち合わせ当初、家事をラクにするために、ほぼすべての服をハンガー収納にするつもりでした。しかし現在、主にハンガー収納をしているのは筆者の服が中心で、パートナーと子どもの普段着はたたんで収納しないといけない状況です。なぜハンガー収納中心にできていないかというと、スペース不足が原因。パートナーはモノを大切にする“捨てられないタイプ”で、私服も多めです。その結果、パートナーの普段着を全部ハンガーに掛けるのは難しい状況に。ちなみに筆者は、数年前からワンシーズン3つのコーディネートで過ごす、いわゆる“私服の制服化”を実践しているため、オンシーズンの服は少なめです。ハンガー収納中心にするならば、計画段階で面倒でもすべての服をハンガーに掛けてみて、どのくらいのスペースが必要か試してみるべきだったと後悔しています。今後、あまり着ていない服を整理したり、省スペースなハンガーを使ったりして、改善していきたいと考えています。玄関収納©木村孝子筆者宅の土間収納は、パートナーの強い要望で趣味の自転車やアウトドア用品、工具などを置けるよう広めにしました。一角に上着やレインコートを掛けられるようにハンガーパイプを設置しているのですが、冬のコートを掛けるには使い勝手がイマイチでした。買い物から帰ってきたときは、両手が塞がっていてキッチンまで直行するため、玄関では上着を脱げません。また、子どもを抱っこしたまま部屋の中に入ることもあります。いったん部屋に上がったあと、靴を履いて土間のハンガーパイプに上着を掛けに行くのですが、毎日となるととても面倒。できれば、玄関付近に靴を脱いだあとでコートを掛けられるスペースを作ればよかったと後悔しています。廊下に市販のハンガーラックを置くことも考えましたが、通路が狭くなるため断念。今は、玄関から近い階段下の収納内に、DIYでコート掛けをつくろうか検討中です。住んだあとから工夫次第で変えることもできますが、建てる前に具体的な帰宅時のイメージができていれば対応できたかもしれません。リビング収納©木村孝子リビングは家族がそれぞれくつろげるスペースであると同時に、おのおののモノが集まってくる場所。それぞれに自室があるのであれば、使い終わったら都度しまいにいくのが理想的です。しかし、モノを置きっぱなしにしているせいで“片付けなさい”と家族に注意しなければならないくらいなら、リビングに各自の収納スペースをつくったほうが穏やかに過ごせるかもしれません。ところが筆者宅のリビングにある収納は造り付けの本棚のみ。LDK全体でいえば、キッチンのカップボードや、ワークスペース横の可動棚がありますが、リビング収納としては少し足りなかったと後悔しています。もちろんテレビボードやキャビネットなど、収納家具で収納スペースをプラスすることはできます。しかし、選ぶ家具によっては部屋が狭く感じてしまい、高さのある家具は地震の際に倒れる恐れもあるため、あまり置きたくないというのが正直なところ。できれば造り付けで、家族共用の細々したモノなどを収納できる扉付きのリビング収納があればよかったと考えています。注文住宅を計画するなら、具体的なイメージで収納を決めてスッキリした印象の家を目指すのであれば、造り付け収納にはこだわるべきです。できれば、設計打ち合わせに入る前に部屋ごとに何を収納するのか、現在持っているモノと買い足すモノを具体的に書き出すとよいでしょう。どのくらいの容量が必要なのかがわかります。また、部屋ごとでの活動について、具体的な動作や動線をイメージすることも重要です。モノを使う場所の近くに収納スペースを確保できれば、生活がとてもラクになりますよ。収納するモノが決まっている場合、必要に応じて収納ケースを事前に決めておくと、収納の幅や奥行きを決定するとき参考になります。ちなみに、造り付けではない収納家具を選んで購入する場合も、間取りを決める段階で決定しておくのがベスト。なぜなら間仕切りとして置くモノを除いて、基本的に家具を設置するためには”壁面”が必要だからです。壁を後からつくるのはとても大変なので、家具の大きさを把握したうえで間取りの計画をするとよいでしょう。筆者の失敗談が、理想の収納スペースづくりの役に立てればうれしいです。文・木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。©moonrise/Adobe Stock文/木村孝子
2024年04月12日長野県・旧軽井沢ホテル音羽ノ森と、イギリス発のクレイ・アニメーション『ひつじのショーン』がコラボレーション。2024年6月6日(木)から2025年6月5日(木)までの1年間限定で、特別な宿泊プランや限定スイーツ、グッズを提供する。『ひつじのショーン』コラボの特別宿泊プラン『ひつじのショーン』は、粘土で製作した人形をストップモーションで動かす、イギリス発のクレイ・アニメーション。ショーンと仲間たちが繰り広げるドタバタコメディは、本国イギリスを超え、世界170ヶ国で愛されている。今回はそんな『ひつじのショーン』と、「ひつじのゴメスとオジョ」がマスコットキャラクターの旧軽井沢ホテル音羽ノ森がコラボレーション。”ショーンと仲間たちが、軽井沢にいる群れの仲間に会いに行く”というテーマをもとに、旧軽井沢ホテル音羽ノ森の施設全体がショーンと仲間たちで賑わう空間となる。『ひつじのショーン』コラボルームやオリジナルグッズもたとえば、家族でも宿泊できるハイデラックスファミリールームは、『ひつじのショーン』とのコラボレーションルームに変身。宿泊者限定の持ち帰りグッズには、ショーンが軽井沢旅行へ持ってきたアイテムをイメージした限定アイテムを用意している。また、ホテル内では『ひつじのショーン』のコラボレーションスイーツのほか、トートバックやポストカードなどのオリジナルグッズも販売予定。詳細は今後、旧軽井沢ホテル音羽ノ森の特設ページにて順次公開される。詳細旧軽井沢ホテル音羽ノ森×『ひつじのショーン』開催期間:2024年6月6日(木)~2025年6月5日(木)場所:旧軽井沢ホテル音羽ノ森住所: 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1323-980※2024年4月21日(日)10:00~旧軽井沢ホテル音羽ノ森の公式ホームページより予約開始<料金>ハイデラックスファミリールーム(35 ㎡)・1室2名(素泊まり) 36,300円~・1室3名様(素泊まり) 47,190円~■宿泊者限定の持ち帰りグッズ宿泊料金1名に対し各1つ用意※1日1室限定※シングルベッド1台とダブルベッド1台を完備※1室3名で利用の場合、2名はダブルベッドを利用※料金は、1室2~3名利用時の1泊室料・税金・サービス料込み※朝食付きのプランもあり※グッズ・料金等は予告なく変更になる場合あり※グッズは東京・銀座にある音羽ノ森ブライダルサロンでも販売予定
2024年04月04日ジュリア・ロバーツが『After the Hunt』に主演することになった。ルカ・グァダニーノの新作で、スリラー映画だ。ロバーツの役は大学教授。ある優秀な生徒が別の教授を非難したことで、彼女の過去の暗い秘密も暴かれそうになるというストーリーらしい。製作配給はアマゾンMGMスタジオ。ロバーツの最近作は、Netflixのスリラー『終わらない週末』。グァダニーノの次回作は、ゼンデイヤが主演する『チャレンジャーズ』。文=猿渡由紀
2024年03月27日ベーカリー「コム・ン(Comme’N)」の麻布台ヒルズ店が、2024年3月13日(水)よりオープンする。自由が丘ベーカリー「コム・ン」「コム・ン」は、パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本人初の総合優勝を果たした大澤秀一率いる人気ベーカリー。東京・自由が丘に構えるフラッグシップショップでは、素材にこだわった焼きたてのパンやサンドウィッチがずらりと並び、連日多くの客が列をなしている。新店舗が「麻布台ヒルズ マーケット」にオープンそんな「コム・ン」の新店舗が、麻布台ヒルズ内にグランドオープン。世界に誇る日本の食文化を発信するべく日本を代表する専門店34店舗が集結する、「麻布台ヒルズ マーケット」の中に軒を連ねる。定番人気や“サクラ×日本酒”まで80種新店舗「コム・ン トウキョウ 麻布台ヒルズ店」では、オーナーシェフが得意とするクロワッサンやバケットなどの上質な定番人気の品から、桜と日本酒のブレッドなど、日本ならではの味わいを楽しめるオリジナルパンまで、約80種のメニューが常時ラインナップする。併設店舗■子どもが主役の「コム・ン キッズ」また、ベーカリーに併設された2つの店舗にも注目だ。「コム・ン キッズ(Comme’N KIDS)」は、“子どもが主役”のパン屋さん。子どもが親と離れて洞窟をくぐりぬけると、たくさんのパンと麦畑にお出迎えされる…というコンセプトのもと、「めろんぱん」や「コロネ」、「クロワッサンキッズ」、「コーンロール」など、子どもも大人も楽しめるパンが展開される。■伝統焼き菓子が揃う「コム・ン メレンゲ」「コム・ン メレンゲ(Comme’N MERINGUE)」は、フランスの伝統菓子“メレンゲ”にフォーカスしたスイーツショップ。日々のパン作りの中で生まれる大量の余剰な卵白を、ふわっとした優しい甘みとサクサクした食感が魅力のメレンゲに生まれ変わらせた。色とりどりのトッピングをのせたフレーバーなど、多種多様なメレンゲを味わうことができる。【詳細】コム・ン トウキョウ 麻布台ヒルズ店オープン日:2024年3月13日(水)住所:東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC営業時間:10:00~20:00
2024年03月14日ヴェルサーチェ(VERSACE)の「アイコン」コレクションから、春のコーディネートにおすすめのコート、セットアップを紹介。春のマストアイテム・トレンチコートヴェルサーチェが提案する“ワードローブの決定版”「アイコン」コレクションから、春に着たいウェアをピックアップ。ギャバジンのかっちりとしたトレンチコートは、様々なスタイルに合わせられる春のマストアイテムだ。パッド入りショルダーや、直線的なシルエットによる端正な佇まいが魅力。ダブルブレストのボタンには、ゴールドカラーに輝く「メドゥーサ」ハードウェアが用いられている。「メドゥーサ」金ボタンを配したツイードのセットアップまた、ツイードのクラシカルなセットアップもラインナップ。コンパクトなノーカラージャケットやミニスカートには、トレンチコートと同じくアイコニックな「メドゥーサ」ハードウェアの金ボタンをあしらい、アクセントをプラス。ふんわりとしたツイードのリュクスな風合いにも注目だ。【詳細】ヴェルサーチェ「アイコン」コレクション取扱い店舗:ヴェルサーチェ ブティック、公式オンラインストア・ギャバジン トレンチ コート 398,200円・ブークレツイード カーディガンジャケット 449,900円・ブークレツイード ミニスカート 202,400円
2024年02月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「所得税定額減税」です。一時的な処置で将来改善するのか。長期的な政策を!岸田政権は、2024年度の税制改正で、所得税3万円、個人住民税1万円の定額減税を行うことにしました。6月よりスタートすることになります。岸田首相は、総裁選の頃は「分配なくして成長なし」と謳っていました。様々な優遇策により国民の暮らしが良くなるという期待感がありました。ところが実際には社会保障費の負担が増え、ガソリンや小麦などの価格高騰もあり物価高が進んでいます。それでも給料は上がらず、生活は苦しいまま。岸田首相は「税には手をつけない」と話していましたが、方々から批判を受けて急に減税に転換しました。ですが、その額は限定的で、期間も1年ですから、一時的な痛みを取り除くことにしかなりません。’24年の総裁選を乗り切るために、自民党内の様々な声を聞く姿勢を示そうと、場当たり的に決めた策のようにも見えてしまいます。経済政策に整合性がとれていないのは、国民としては不信感が募ります。ただ、ロシアとウクライナの戦争が解決を見ないうちにガザでも戦争が始まり、予想以上に深刻な円安が続いており、デフレからなかなか脱却できない。誰がトップでも難しい政策運営を強いられている状況ではあります。デフレを抜け出すには、賃金を上げることが求められます。ただ、経営者の側からいえば、賃金を上げればその分、社会保障費の負担も増えてしまう。本当に賃上げしたいなら、社会保障費の方も、優遇なり減額なりしていかないと企業も簡単には上げられません。個人や企業が稼いだ国民全体の所得に対して、税金と社会保障費の負担の割合を示す「国民負担率」というのがあります。’23年度は46.8%になる見通しです。統計を取り始めた1970年度は24.3%でしたから、実質的にだいぶ負担が増えているのですね。65歳以上の人の割合が国の人口の21%を超える「超高齢社会」に、日本は2007年から突入しています。2060年には人口の約40%が65歳以上になると予測されます。減税をしても成長には繋がりません。この先どのようなビジョンを描いているのか。岸田政権には原点に立ち返り、未来を見通した政策をとってほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年1月3日‐10日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年01月03日「過去の調査データでは、所得税減税や給付金を受けた際、実際消費に使われるのは2割程度で、残り8割近くは貯蓄に回っています。おそらく、来年実施される減税策の経済効果も限定的で、景気回復を後押しするほどの効果は期待できないでしょう」こう語るのは、第一生命経済研究所の首席エコノミスト・永濱利廣さん。2024年6月、政府は所得税などを定額1人当たり年4万円の減税、非課税世帯には一世帯当たり7万円を給付するなど、総額5兆円規模の“還元政策”を実施する予定だ。だが、来年6月からの実施というスピード感のなさに、国民の反応は冷ややか。それもそのはず、年末になっても物価上昇は止まることなく、家計を圧迫し続けている現実があるからだ。岸田文雄首相(66)は、先の国会で「デフレ脱却を完成させるためにどうしても必要な政策」、「賃上げが物価高騰に追いつくまでの一時的な対応」と、定額減税をやる意義を繰り返し強調。野党から“消費税減税を実施するほうが、はるかに物価高対策になる。なぜやらないのか”と追及を受けても、定額減税にこだわり続けた。なぜか?「その背景には、消費税には触れて欲しくない財務省への配慮。そしてすべて給付金で国民に還元したほうが迅速にできるのに、わざわざ所得減税にこだわったのは、自らの増税イメージを“減税”という言葉で、払しょくしたかったからだと言われています」(全国紙政治部記者)1年で最も出費が多いと言われる年末年始。物価高による家計への負担はさらに深刻さを増している。「家計負担増の半分以上が食料品の値上げ。これが最も大きな負担となっています。消費者物価指数をみても、食料品は前年比で9%程度上昇しています。食料品は消費税のうち8%の軽減税率が適用されています。仮にこれを非課税にした場合、物価上昇分はほとんど吸収することができます。非課税となれば食料品の値段が安くなるうえ、お金を使わないと恩恵を受けられないことになる。経済的合理性だけで考えたら、家計負担を軽減するのに最も効果的な物価高政策となります」(永濱さん、以下同)永濱さんによると、内閣府の「短期日本経済マクロ計量モデル」をもとに減税効果を試算したところ、政府が予定している所得減税や給付金を実施するよりも、消費税減税をやったほうが、減税する年のGDP(国内総生産)が2倍以上も押し上がるという結果が出たそうだ。「来年、5兆円規模の財源で所得税減税や給付金などを行いますが、おそらく消費に上乗せされるのは、1兆円ぐらいだと推定されます。対して、消費税減税をやった場合、お金を使わないと恩恵を受けないので、それだけ消費が増えることになります。こちらのほうが費用対効果が高くなるということです」たしかに、給与明細で所得税減税された金額を見ても、あまり貰った感が沸かないので、実際にどれだけ消費意欲が高まるかは疑問である。それよりも、毎日買う食料品が安く手に入るようになったほうが、家計の負担軽減を実感できるはずだ。だが、仮に消費税減税をした場合、社会保障財源はどうなるのかという声もあるが……。「消費税率5%から 10%引き上げで確保した財源 13.3兆円のうち、社会保障支出に紐づいているのは8兆円程度。残りの5兆円以上は政府債務の返済に回っています。この5兆円を消費税減税分に使えば、社会保障財政に直接影響が及ぶことはありません」政府は来年1月の通常国会で、定額減税や給付金などに関する税制関連改正法案を提出し、3月末までに成立させる見込み。どうせ同じ5兆円の財源を使うなら、物価高対策、景気回復につながる、国民が本当に喜ぶ“減税”をやってもらいたいものだ。
2023年12月25日名優チョン・ウソンの監督デビュー作『ザ・ガーディアン/守護者』よりキービジュアルと予告映像が解禁された。韓国映画界を牽引する俳優チョン・ウソンの監督デビュー作となる本作は、10年ぶりに出所して自分を追う過去から抜け出し平凡に生きようとする一人の男の死闘を描いたアクション大作。この度解禁された予告編では、組織から離反しようとして反感を買ったスヒョク(チョン・ウソン)が命を狙われ激しい追跡に遭うシーンが切り取られている。ネイルガンや散弾銃、手製の爆弾まで、ありとあらゆる凶器で追い詰められるスヒョクだが、一方のスヒョクも最愛の人を奪われてやられてばかりではない。大勢を相手に無駄のない華麗な格闘で対処したり、円を描くようなドリフト走行で組織員を引き摺りまわしたりと、目を見張る大立ち回りを披露。次々に繰り広げられる怒涛のアクションに手に汗握る予告編となっている。併せて解禁されたのは、真剣な眼差しのスヒョクが硝煙の中で佇む姿が印象的な本ビジュアル。彼の表情からは大切な人を命に代えても守ろうという強い決心と、立ち向かわなければならない試練がいかに困難なものかが伝わってくるようだ。傍らには炎の中を突き進むスヒョクの愛車が添えられており、一体どんな激しいカースタントが繰り広げられるのか期待が高まる。『ザ・ガーディアン/守護者』は2024年1月26日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日90年以上イオウの研究を継続2023年11月29日、ロゼット株式会社は「ロゼット スキンコンディショナーi」を、2024年2月20日に発売することを発表した。同社は「ニキビの悩みを解決できる洗顔料をつくりたい」という想いから、1929年に日本初のクリーム状洗顔料として「レオン洗顔クリーム」を発売。その商品は、今は「ロゼット洗顔パスタ」に名前を変えて販売を続けている。このブランドはイオウに着目しており、90年以上に渡ってイオウの研究を続けてきた。イオウには、角質を柔らかくして毛穴の詰まりを防止する作用、過剰な皮脂を吸着することで肌荒れを防ぐ作用があるとされている。大容量が嬉しい今回発売の新商品にも、もちろんイオウを配合している。ロゼット スキンコンディショナーiは、毎日の肌ケアに取り入れやすいアイテムで、肌荒れやニキビを防ぎ、みずみずしい肌へと導いてくれる薬用化粧水。大容量サイズになっており、バシャバシャと気軽にたっぷり使うことができる。コットンに含ませてふき取り化粧水として使ったり、フェイスマスクに含ませて使ったりと、さまざまな使い方が可能。入浴後や日差しを浴びた後に、背中のケアにも有効だ。柚子ヒノキの香りで、爽やかで清々しい香りに包まれながら、スキンケアタイムを楽しむことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※ロゼット株式会社プレスリリース
2023年12月07日肌あれを防ぐ効果があると言われているイオウを配合ロゼット株式会社が、イオウ配合化粧水「ロゼット スキンコンディショナーi」を2024年2月20日(メーカー出荷日のため、店頭での展開開始日は店舗状況により異なる)に発売する予定だ。「ロゼット スキンコンディショナーi」は、肌の角質をやわらかくして毛穴詰まりを防ぐ効果や、過剰な皮脂を吸着除去して肌あれを防ぐ効果があると言われているイオウ(硫黄)を配合。有効成分グリチルリチン酸2Kなども配合されており、肌を整えてニキビ予防にもなる薬用化粧水だ。ツボクサエキスや湯原温泉水など、4種の美容成分を配合「ロゼット スキンコンディショナーi」には、ツボクサエキスや湯原温泉水、ユズセラミドなどといった美容成分も配合。うるおいを守り、肌コンディションを整える。また、ノンコメドジェニックテスト済み、敏感肌パッチテスト済みで、無着色料、アルコールフリーであるため、安心して使用することが可能だ。1本あたりの容量は500mLで、税込み価格990円。全国のドラッグストア、バラエティショップ(一部店舗を除く)などで販売が開始される。(画像はプレスリリースより)【参考】※ロゼット株式会社 プレスリリース
2023年12月06日ヴェルサーチェ(VERSACE)は、メゾンのアイコンで構成するシリーズ「アイコン」コレクションの第2弾を発売。“ワードローブの決定版”「アイコン」コレクション新作「アイコン」コレクションは、ヴェルサーチェが“ワードローブの決定版”として提案する、メゾンの象徴的なデザインで構成されたコレクション。新作のラインナップには、メゾンのアイコンカラーのひとつであるディープブラックに彩られた、ジャケットやデニム、バッグ、アクセサリーなどを揃える。「グレカ ゴッデス」バッグの新作なかでもイチオシは、「グレカ ゴッデス」バッグだ。メゾンのシンボルとも言える、途切れ目のない1本のラインから生み出される“グレカ チェーン デザイン”のハードウェアがアクセントとなったクロスボディ バッグは、取り外し可能なチェーン ストラップによってさまざまなスタイリングを楽しむことができる。また、「グレカ ゴッデス」バッグの新作として登場する、しなやかなキルティングレザーを採用したトートバッグにも注目したい。砂時計シルエットのジャケットや“メドゥーサ”ボタンのトレンチアパレルのラインナップは、ヴェルサーチェらしい究極のエレガントを追求したデザインが魅力的。ナッパレザーで仕立てられたテーラードコートとジャケットは、シグネチャーであるストレートショルダーと、砂時計のようなのアワーグラスシルエットによって美しいラインを描く。アトリエ ヴェルサーチェのシグネチャーであるビスチェコルセットは、デイリーで着られるトップとしてアレンジされており、様々なコーディネートで活用できるアイテムに。クラシックなトレンチコートには、メドゥーサのシンボルマークをあしらったゴールドのボタンを配して、メゾンの世界観を細部まで投影している。アン・ハサウェイ&クリス・リーのキャンペーンビジュアルなお、キャンペーンでは、俳優のアン・ハサウェイと歌手のクリス・リーが出演。写真家のマート&マーカスが撮影を担当した。【詳細】ヴェルサーチェ「アイコン」コレクション第2弾発売時期:2023年10月取扱い店舗:ヴェルサーチェ ブティックおよび公式オンラインストア
2023年11月04日来年6月ごろの実施に向けて、岸田首相が検討している1人あたり所得税3万円、住民税1万円の「定額減税」。この減税の効果を疑問視しているのは、経済評論家の加谷珪一さんだ。「年収500万円のサラリーマン世帯(専業主婦1人を扶養)で、所得税は月約8100円。ここから月5千円の減税があったとして、“すごい還付を受けた”という感覚になるでしょうか?この規模では、経済に大きな効果があるかというと、“ない”と言わざるをえません」さらに、減税の目的のひとつは、物価高対策のはずだが……。「来年の6月の実施では遅すぎます。制度設計が複雑だと企業や自治体の対応も煩雑になり、家計に恩恵が及ぶのが遅くなる可能性が高まります。物価高のなかにあって、スピード感がないとの批判も生じるでしょう」(星野さん)10月に読売新聞が行った世論調査によると、86%もの人が物価高による家計への負担を感じているという。にもかかわらず、その対策は半年以上も先になるのだ。さらに、減税の実施期間についても加谷さんは懸念を示す。「自民党の税制調査会の宮沢洋一会長が、減税は『1年が常識的だ』と早々にくぎを刺しました。岸田首相としては減税で消費を刺激して景気の押し上げを期待しているのかもしれません。しかし、個人の消費は“今、いくらもらったか”で決まるのではなく、将来的、少なくとも複数年にわたって収入がどれだけ増えるか見通しがあってはじめて決まるもの。1年間限定では、減税された分は消費ではなく貯蓄にまわり、経済全体への波及効果も少ないでしょう」■“増税メガネ”を払拭するためだけの減税さらに岸田首相が“減税”にこだわる理由について、加谷さんはこう指摘をする。「景気対策と言うならば、減税よりも口座に直接振り込まれ“使えるお金が増えた”という実感が高い現金給付のほうがスピーディで、なおかつ消費にまわる割合は高くなるでしょう。ところが岸田首相は、給付は低所得者だけに絞り、効果が薄い減税を打ち出しました。“増税”というイメージを払拭し支持率を上げるため、つまり選挙対策として“減税”という言葉を使いたかっただけだと言われても仕方がないでしょう」昨年11月、岸田首相は防衛費などの関連予算を今後5年間で倍増させるため、所得税、法人税、たばこ税などを増税する方針を打ち出した。さらに、それ以外の負担増も予定されている(表参照)。岸田首相が“増税メガネ”と言われるゆえんだ。「岸田首相は防衛増税について『もちろん、来年(2024年)にはしません』と語りましたが、いつまでも先送りにはできません。再来年以降、増税すると表明しているようなもの。減税は1年間の時限措置です。減税が終わったタイミングに増税が重なれば、負担感はすさまじく大きくなるでしょう」(全国紙記者)減税のあとに、“大増税”が待ち構えていることは、しっかり心に留めておきたい。最後に加谷さんが語る。「防衛費の増額に加えて、子育て支援の『異次元の少子化対策』に向けても大幅に拡充すると岸田首相は決めています。この支出増に対して大増税をするか国債で対応するしかありません。かりに日本銀行が大量の国債を発行すれば物価が上がり続けるインフレが起こります。たとえば100万円の貯金があったとしても、インフレが起こればモノの値段が上がり、それまで100万円で買えたものが買えなくなる、つまり100万円の貯金そのものの実質価値が目減りします。これを経済学では“インフレ課税”と呼んでいます。国民の預金に税金を課す、事実上、増税することと同じことなのです」岸田首相が“減税パフォーマンス”をしても、増税メガネとやゆされ続けることになりそうだ。
2023年11月02日「賃金上昇が物価高に追いついていない国民の負担を緩和するには、所得税、個人住民税の減税がもっとも望ましい」10月26日に行われた政府与党政策懇談会で、岸田文雄首相はこう強調した。来年6月ごろの実施に向けて、岸田首相が検討しているのが、1人あたり所得税3万円、住民税1万円の「定額減税」だ。所得税・住民税は、年収から各種控除を引いた課税所得にかかる。所得額が大きいほど税率が高くなり、払う額も大きくなる。第一生命経済研究所主任エコノミストの星野卓也さんが解説する。「所得税の減税となれば、1999年の小渕内閣が行って以来のことになります。あのとき、行われたのは所得税額から一定割合を差し引く『定率減税』。支払う税額の多い高所得者ほど、減税額が大きくなるという特徴があります。今回、岸田首相が検討しているのは、本来の納税額から一定額を差し引く『定額減税』です」“率”ではなく、“額”で引くので、年収の差に関係なく、同じ額が減税されることになる。一方、所得税や住民税を払っていない場合、減税の恩恵を受けることはできない。そんな所得の低い住民税が非課税の世帯に向けて、1世帯あたり7万円を給付することが検討されている。こちらは年内に開始予定だ。住民税非課税世帯には、今春、すでに3万円が給付されており、合計で10万円の給付ということになる。夫婦2人世帯(妻は専業主婦)が、住民税非課税になる収入のボーダーラインは、別図のとおりだ。「また、住民税は課税されているけれど、所得税は課税されていない“ボーダー世帯”に、10万円の支給が検討されています。所得が高くないにもかかわらず、今春の3万円給付の恩恵がなかったので、10万円という金額を検討していると考えられます」(全国紙記者)減税の対象となる場合、1人あたりの減税額は4万円なので、家族が多い世帯ほど、減税額が大きくなる。「たとえば、年収500万円の夫婦2人で8万円の減税となります。減税の内訳は所得税6万円、住民税2万円です。しかし、年収300万円の夫婦は、現在の所得税額は3万5500円なので、住民税2万円分と合わせても5万5500円の減税にしかなりません。こうした場合、8万円との差額分を給付することも検討されています」(全国紙記者)なんとも複雑な仕組みが検討されているが、懸念はさらにあると言うのは、前出の星野さんだ。「住宅ローンを組んでいる人には、所得税や住民税が減税される『住宅ローン控除』(住宅借入金等特別控除)を受けている人がかなり多くいます。年収500万〜600万円世帯でも、住宅ローン控除が適用されている場合、すでに所得税がゼロになっているケースも。こうした世帯は、減税の恩恵も、給付金も受けられない可能性があります」
2023年11月02日10月20日に“期限付き”の所得税の減税を検討するように指示を出した岸田文雄首相(66)。収入にかかる所得税を減税することで、自由に使えるお金を増やす狙いだ。しかし、元経済産業省官僚で政治経済評論家の古賀茂明さんは、こう指摘する。「短期的に、国民生活を改善する効果はあるかもしれませんが、長期的に見れば、税収を減らすことで国の借金を増やし、将来にツケを回す結果になります」所得税を減税するなら、歳出の削減や大企業に負担を求める政策も行うべきという。「国民の支持を得られない大阪万博は中止にすべきです。また、円安でボロ儲けの輸出大企業に臨時増税して、円安で苦しむ庶民の支援策の財源に充てれば、財政負担を軽減できます」さらに、特定の目的のためにお金をプールしておく“基金”の膨張も問題だという。研究開発などを名目に、国が補助金をつぎ込んで作られる“基金”だが、岸田政権下でその額は急激に増え、2022年度末の段階で、残高は16兆円にも膨らんでいたという。なぜ、ここまで膨張したのか。「一つには、政府が予算規模を大きく見せたいからです。何十兆円予算を組みました、ということが国民へのアピールになる。つまり“やってる感”の演出です。とくに基金の場合、国民に配る給付金と違ってすぐに使わなくてもかまわない。だから“見せ金”としての効果があるんです」そのうえ、大企業などに恩を売ることもできるという。「基金の受け皿は、大企業や大学、研究所などですから、基金を積んでおけば選挙の際の票集めにもなる。いわば賄賂みたいなものです」百歩譲って、こうした基金が、将来的に国民のために使われるならいいが……。「予算規模を膨らませるためなので、中身は二の次。予算“ありき”で作られた基金ですから、大部分が無駄になる可能性が高い。しかし予算を余らせると、官僚は『失敗した』と責められるので、無理にでも使おうとします。結局、国民の役に立つことはなく、特定企業の“補助金”のように使われるのではないでしょうか」このような無駄な歳出を放置したまま、行われようとしている所得税の減税。「現状でも、GDPの約2.6倍もの借金がありますが、その額はますます増えていくことになります。物価の上昇を止めるには、欧米諸国のように、金利を上げる必要があります。しかし、巨額の借金を抱えた日本は、金利を上げると、国債の“利払い費”が急増してしまう。有効な物価高の対策が打てない状態なのです。一方、諸外国との金利差は円安を進行させる。今後も、輸入品の価格が上がり、物価高は進行していくでしょう」ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんは「残念ながら、“自己責任”で何とかするしかない時代にきている」と語る。「物価高が進行するなか、資産を銀行に預けているだけでは、“もはやリスク”。お金の価値が目減りしていくだけです。貯蓄を目減りさせないために、iDeCoやNISA口座を使い、リスクを抑えた積立投信で、資産運用していくしかありません。とはいえ、50代前半は、まだまだ働き盛り。子育ても終えて貯蓄に回せるお金が増えるので、希望はあります。厳しいのはすでに定年退職をした世代。ふたたび働き始めるか、抜本的な支出の見直しが急務です」
2023年10月27日「増税メガネ」という不名誉なあだ名がすっかり定着してしまった岸田文雄首相(66)。10月23日に行った所信表明演説では、減税について具体的な内容はなかったが、一夜明けた24日、減税の政府案の中身が報じられた。しかし、それにも不評の嵐で……。岸田首相は所信表明演説で、一時的な措置として、「税収の増収分の一部を適正に還元し、物価高による国民の負担を緩和する」と強調。所得税の減税を念頭に「近く政府与党政策懇談会を開催し、与党の税制調査会での早急な検討を指示する」と「検討の指示」にとどまり、「減税」の具体的な期間と規模には触れなかった。ところが24日には『テレ朝news』が、政府が所属税などを定額4万円減税し、非課税世帯には7万円程度を給付する案などを検討しているという具体案を報じた。すると、その内容にXではさまざまな批判が殺到することに。立憲民主党の小沢一郎議員(81)は《「課税世帯は4万円、非課税世帯は7万円あげます。だから次の選挙では自民党に入れてね」。選挙目当てのバラマキ。一年だけの期限付き。その後は元に戻るどころか防衛増税で逆に負担増。ほとんど詐欺みたいなもの。刮目を》と“選挙対策の詐欺的バラマキ”と一蹴。X上でも同様の怒りの声が溢れかえった。《どうせ、また選挙前のバラマキだけで終わるんでしょ? もう、皆んな分かってますよ?》《この政府、ほんとに多く納税してる人のことATMどころか打出の小槌とでも思ってない? ほんと酷い》《所得税減税4万円、非課税世帯7万円ってwww なんで所得税払ってない方が還元されるんだよwww 何の政策ですか?やればやるほど支持率下がるけど》中でも“中間層”にほとんど恩恵が感じられないとの不満が噴出した。《上と下だけ優遇されて、一番の働き口な中間層を奴隷のようにしか見てないよな》《非課税世帯大変なのもわかるけど真っ当に税金払ってる中間層はもっとキツイってわからんのかな》《真面目に頑張ってる 中間層ちょっと下の 結婚・子供つくる世代が 一番損をする酷い案》《もはや増税クソメガネと国民に呼ばれているの知らないのか? 所得税減税なんて来年の5月まで待てって言うのかよ? 非課税世帯ってそもそも税金払ってない奴らだろうか? ちゃんと納税をしている中間層に対しての恩恵は何もないに等しいこんなクソ政府いらねーだろ》
2023年10月24日「いますぐ減税!いますぐ減税!とっとと減税!いますぐ減税!」れいわ新選組の山本太郎代表(48)がデモ行進中に見せた“ある行動”が波紋を呼んでいる。問題視されているのは、10月13日に大分県で行われた増税反対や消費税廃止を訴えるデモ。スピーカーから流れる大音量の音楽をBGMに、歩道を進むデモ隊。その先頭では、マイクを握りしめた山本代表が冒頭のように声を張り上げて歌っていた。続けて「減税!」とコールアンドレスポンスを始め、左耳に手を添えた“聞くポーズ”で車道側に寄って行く。すると山本代表はガードレールを跨ぎ、信号待ちの車に接近。窓の開いた車内にマイクを持つ手を伸ばし、「減税!」「いますぐ減税!」とコールアンドレスポンスを求めたのだった。歌手さながらに「ありがとうございます!」とデモ隊に戻っていったが、車道に出ている山本代表の後ろからは自転車も接近していた。だが山本代表が車道に出ていたためか、自転車は避けるようにガードレール内側の自転車専用通行帯にハンドルを切り替える様子が映像に収められていた。この一部始終を収めた動画がX上で拡散すると、山本代表に「危ない」と指摘する声が続々。《あら、これ道路交通法違反でしょ》《車道に飛び出すな 後ろから来てるチャリの邪魔するな 迷惑やろ》《デモの列から外れ、ガードレールを超えて車道に出るのは法に抵触する気がします。ましてや、信号待ちだとしても運転中の車にちょっかい出すのも危険行為だと思います》《車道にいきなり出てきて、車に絡んでいくの普通に危ない》《単なる迷惑行為》なおこの場面は、YouTubeの「れいわ新撰組公式チャンネル」でも確認できる。デモの最中に車道へ出て信号待ちの自動車に接近・話しかける行為は、道路交通法に抵触するだろうか?そこで本誌は16日、本デモの管轄である大分県警本部の交通指導課に見解を聞いた。当該動画を確認してもらった上で担当者より19日に返答があったが、「個別の事案について特定の犯罪に該当するかどうか、捜査しているかも含めて回答は控えさせていただきます」とのことだった。デモで減税を訴えるのはよいが、市民を巻き込んだ事故が起きないことを願うばかりだ。
2023年10月19日ケネス・ブラナー監督・製作・主演の“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』より本編映像が解禁された。本作の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送るポアロ(演:ケネス・ブラナー)は、ハロウィーンの夜、霊能者レイノルズ(演:ミシェル・ヨー)の“超常現象”を見破るため、子どもの亡霊が出現するという屋敷での降霊会に参加することに。そこで様々な超常現象が起こり、招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害される…。解禁された映像は、世にも恐ろしい殺人事件が起こる間際の、ポアロとレイノルズが初めて相まみえるシーン。“亡霊は存在しない”と主張するポアロは、真逆の思想のレイノルズに対し、「あなたのような人に興味はない」「弱い者を食い物にしている」と言い放つ。しかしレイノルズも負けずに「魂は永遠だと信じないのね」と、ポアロの顔を見ることすらせず冷静に応戦。ポアロは「亡霊がいるなら魂がある、魂があるなら神がいる、神がいるなら意味 秩序 正義がある。しかし私は多くの犯罪と2つの戦争を見た。人の無関心による“悪”をね。だから言える。神も亡霊も、彼らと話す霊媒師もいない…」と、聡明にまくしたてる。この舌戦はポアロに分があると思われた次の瞬間、巨大なシャンデリアが轟音とともに“ありえないタイミング”で落下!ポアロは言葉が出ず立ち尽くす一方、レイノルズは“こんなことは起きて当然”と言わんばかりの冷静な表情で、「何のお話でした?」と話を続けるのだった…。そして、本作の公開日となる9月15日(金)は原作者、アガサ・クリスティの誕生日。クリスティを敬愛する作家陣から、公開を祝すコメントも到着。「犯人に告ぐ」「検察側の罪人」「望み」等の代表作で知られる雫井脩介は、「クリスティの作品は真相が明かされるときの緊張感がたまりません」とクリスティ作品の魅力を語り、「池袋ウエストゲートパーク」で知られる石田衣良は「探偵も犯人も揺るぎない常識人で、サイコパスなどでなく穏やかな大人であるのが、古風で魅力的です」と作風についてコメント。クリスティの隠れた名作「ハロウィーン・パーティ」を基に描く本作へ、“ミステリーの女王”を敬愛する、ミステリー界の実力者たちも期待を寄せている。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月15日ケネス・ブラナーによる“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』の特別先行上映会が9月14日(木)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、俳優の船越英一郎がポアロ風の衣装で登場。作品の魅力や“船越版ポアロ”の構想を語った。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くシリーズ第3弾。前2作と同じく、ブラナーがメガホンをとり、アガサ・クリスティの生んだ名探偵エルキュール・ポアロ役も続投。ミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチアを舞台に、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件の真相に挑む。サスペンスドラマの帝王として名高い船越さんは、「映画を一足先に拝見し、優越感に浸っている。崖の上で仕事をしてきた甲斐があった。まずは、皆さんに犯人をお教えしましょう(笑)」と上機嫌。「誤解を恐れずに言うと…」と前置きし、「ケネス・ブラナーさんが手がけたシリーズ3作品のなかで、今回が一番面白い。重層的で重厚な人間ドラマに、ホラーという新たな魅力が加わった」と大絶賛し、「ケネス・ブラナーが、アガサ・クリスティの“亡霊”と手を組んで、私たちを大人のホーンテッドマンションに招待してくれた」と魅力を熱弁した。「最近私生活で起こった難事件は?」と問われると、「長いこと生業にしてきた2時間ドラマは昨今、どんどん減っている。毎週、新作を作るということは、ほとんどなくなった」と嘆き節。「これは世界に誇れる日本の文化。この“難事件”をサスペンス好きの皆さんの声で、何とか解決できれば」と存続を訴えた。また、もしも自身が名探偵ポアロを演じることができれば、「私にとっては役者冥利に尽きる」と語り、「絶海の孤島を舞台に、容疑者全員を崖に集めたい」と船越さんならではのアイデアを披露していた。<あらすじ>流浪の日々を送る世界一の名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、「私は死者の声を話せます」と断言する霊能者(ミシェル・ヨー)による“超常現象”のトリックを見破るために、子どもの霊が出現するという屋敷での降霊会に参加することに。そこで招待客のひとりが、人間には不可能な方法で殺害される事件と遭遇してしまう。犯人が実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑うポアロを、説明不可能な現象が次々と襲いかかる。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は、アガサ・クリスティの誕生日にあたる9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月14日“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』よりケネス・ブラナーやミシェル・ヨーらへのインタビュー含む特別映像が解禁された。この度解禁されたのは、脚本賞受賞以外にも5度ものオスカーノミネート歴を持つケネスや、今年悲願のオスカー受賞を果たしたミシェル・ヨーら“レジェンド級の映画人”が、予測不能なミステリーの世界へと誘う特別映像。事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送るポアロは、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子どもの亡霊が出現するという、謎めいた屋敷での降霊会に参加する。そこで様々な超常現象が起こり、招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害されてしまう…。映像では、“サー”の称号を持つシェイクスピア俳優でもある“英国の至宝”ケネスや、「エブエブ」こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア人初のアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェルらの口から、本作の予測不能さや上質さが次々語られていく。ケネスは、「過去の作品では復讐や強欲さを扱ったが、本作では人間の理解を超えた存在が重要になる。疑い深いポアロでさえ恐怖に陥れられる」と解説。本作はこれまでの作品とは異なり、犯人が“人間”か“亡霊”かすら分からないし異色の本格ミステリー。超常現象の存在を信じないポアロと、死者の声を話せると豪語し彼の前に立ちはだかる、ミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズの対決の行方にも注目したい。ミシェルは本作について、「巧妙なストーリー」と言葉少なに自信を覗かせている。そして今回の事件では、“世界一の名探偵”ポアロすらも翻弄され、遂には彼の命までも狙われてしまう。この手に汗握る展開について、ケネスも「誰もが身を乗り出して見たくなる」「結末は予測不能」と熱を込めた。さらに映像ではケネスが、この誰にも予測できない物語の質をより高めるべく、「何が起こるかは誰にも教えなかった。光や風、ドアの開き方も」と手法を明かす。一部演出をキャストにすら明かさないことで、閉ざされた屋敷の中で起こる混沌と恐怖を増幅させたと語っている。犯人候補のひとりである“秘密を抱えた医師”ドクター・フェリエを演じるジェイミー・ドーナン(「フィフティ・シェイズ」シリーズ、『ハート・オブ・ストーン』)も、「ベネチアが幻想と闇を現実のものにした。セットには驚いた」と撮影をふり返り、「信ぴょう性があるから本気で驚いてもらえるはず」と力説している。さらに、公開日でもあるクリスティの誕生日の前夜9月14日(木)に、TOHOシネマズ 新宿(18:30開映)、TOHOシネマズ 梅田(19:00開映)にて特別先行上映が行われることが決定。チケット発売情報などは後日公式サイト等で発表される。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月06日『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』のケネス・ブラナーによる“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』より特別映像が解禁された。アガサ・クリスティが手掛けた“名探偵ポアロ”シリーズの中でも人気の高い「ハロウィーン・パーティ」を映画化した本作では、数々の難事件を解決してきた名探偵が、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件に挑む。この度解禁されたのは、ケネス・ブラナーが本作で描かれる謎について語る特別映像。映像の中でポアロが「今夜は皆、恐れている」と語るように、今回の謎は世界一の名探偵さえも恐怖と混沌へ陥れるものだ。事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。アカデミー賞脚本賞受賞のほか5度のノミネート歴を誇る“英国の至宝”ケネスによる「ミステリー・ファンの皆さん、ケネス・ブラナーです。あの名探偵が再び難事件に挑みます」との“ご挨拶”から始まる映像では、彼のナビゲートで観る者を謎だらけのミステリー世界へと誘っていく。『オリエント急行殺人事件』では“復讐”、『ナイル殺人事件』では“強欲”を扱ってきたが、「今回の殺人事件は超常現象も謎のひとつです」と本作のミステリーについて語るケネス。流浪の日々を送るポアロは、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子どもの亡霊が出現するという降霊会に参加することから物語が始まる。ポアロの前に立ちはだかるのは、“エブエブ”こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズ。彼女の降霊会で起きる様々な超常現象、そしてその招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害されはじめる…。ケネスが「ポアロにとって初めての経験だ」「一夜の事件がポアロの常識を変えてしまう」と語るように、犯人が本当に実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、“合理的な答えがある”と信じて真相に迫っていくポアロ。しかし、“超常現象”は容赦なく襲い掛かり、遂にはポアロの命すらも狙われてしまう…。ケネスが「すべてに裏がある」と断言するこの難解な殺人事件の犯人は、果たして“人間”か“亡霊”か…?映像の最後は、「あなたはこの謎を映画館で解き明かせるか?」というケネスの挑戦的でミステリアスな一言で締めくくられている。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』を成功に導いてきたケネス・ブラナーが満を持して贈る、“予測不能”な迷宮ミステリーの衝撃と結末に期待が高まる。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月01日ケネス・ブラナーが“名探偵ポアロ”を演じるシリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』より最新ポスタービジュアルが解禁された。本作は、アガサ・クリスティが手掛けた“名探偵ポアロ”シリーズを映画化した『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くシリーズ最新作。今回はシリーズの中でも隠れた名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を映像化した。解禁されたビジュアルに立ち並ぶのはミシェル・ヨーが演じるレイノルズ夫人をはじめ、本の執筆のために謎を追求し、事件の犯人は亡霊だと主張するポアロの知人のオリヴァ(演:ティナ・フェイ)、死んだ娘の声を聞くために、事件の発端となる降霊会の開催を依頼するロウィーナ(演:ケリー・ライリー)、未だ謎に包まれた精悍で怪しい目つきをした男(演:ジェイミー・ドーナン)など、全員が何らかの“思惑”を抱き怪しい表情を浮かべる降霊会の参加者たち。真実を突き止めるべく鋭い眼差しのポアロが彼らに背後を取られていることが象徴するように、本作ではポアロの命すらも狙われている。これまで華麗な推理力で真相を解き明かしてきた“世界一の名探偵”が、追い詰められるような状況下で解き明かすのは、“人間”による殺人事件か?それとも“亡霊”による超常現象か…?ケネス・ブラナーが「ベネチアという美しい謎の中にポアロを閉じ込めることで、彼を常識が通用しない超常現象ミステリーの世界に突入させる物語にすることができた」と自信を語る本作。満を持してケネスが贈る、“殺人事件”か“超常現象”かさえも分からない迷宮ミステリーの衝撃と結末を劇場で体験してほしい。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月10日イギリス発のクレイ・アニメーション「ひつじのショーン」「ウォレスとグルミット」シリーズの特集上映『ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット』が、2023年12月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて開催される。「ひつじのショーン」「ウォレスとグルミット」名作映画をスクリーンで『ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット』は、アカデミー賞受賞作『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』の公開30周年を記念して開催される特集上映だ。特集上映にあたり、発明家のウォレスと忠犬グルミットが織りなすコメディ「ウォレスとグルミット」シリーズと、映画『ウォレスとグルミット 危機一髪!』をきっかけに人気を集めた、“ひつじのショーン”と仲間たちが物語を繰り広げる「ひつじのショーン」シリーズから、名作映画を厳選。劇場のスクリーンで、世界から愛され続けている両シリーズの物語を楽しむことができる。4種類の上映プログラム「ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット」では、名作揃いの4種上映プログラムを用意する。「ひつじのショーン」初の長編作品となる『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』や、ショーンが壮大なSF世界を冒険する長編第2弾『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』をそれぞれ上映する他、短編作品を一気に楽しめるプログラムも展開。『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』『ウォレスとグルミット 危機一髪!』といった「ウォレスとグルミット」シリーズの傑作選を楽しめる上映プログラムや、『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~ 劇場公開版』といった、「ひつじのショーン」と「ウォレスとグルミット」の両シリーズを一度にスクリーンで鑑賞できるプログラムも用意する。【詳細】特集上映『ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット』開催期間:2023年12月15日(金)~上映場所:新宿ピカデリーほか全国上映プログラム(全4種):・『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』・『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』・「ウォレスとグルミット」傑作選(『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』『ウォレスとグルミット 危機一髪!』)・『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~ 劇場公開版』■ムビチケ ※数量限定販売開始日:2023年10月6日(金)10:00~価格:一般 1,200円/小人 900円※メイジャー通販サイト、オンライン券販売サイトにて販売。■映画前売券付きブロマイド販売開始日:11月1日(水)12:00~販売価格:一般 1,400円/小人 1,100円(映画前売券価格+ブロマイド代200円の合計)ブロマイド:全3種類(絵柄:ポスタービジュアル/ひつじのショーンver./ウォレスとグルミットver.)※ブロマイドの絵柄は選択不可。
2023年08月07日韓国で公開初日ボックスオフィスNo.1を記録した、イ・ソンミンとナム・ジュヒョクが初共演する異色の復讐劇『復讐の記憶』。この度、イ・ソンミン演じるピルジュの復讐計画に期せずして同行することになる青年インギュを演じるナム・ジュヒョクが、役作りについて明かした。数々の人気ドラマを経て映画デビュー作『安市城 グレート・バトル』で青龍映画賞、韓国映画評論家協会賞など多くの新人男優賞に輝き、韓国版『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ「二十五、二十一」(Netflix)など話題作に次々と出演しているナム・ジュヒョク。本作で彼が演じたインギュは、アルバイト先では明るくポジティブで人懐っこい20代の青年だが、実は奨学金の返済や大けがを負った父の治療費などで抱えた借金に苦しむ一面もあり、光と影を併せ持つ複雑なキャラクターだ。今回出演を決めた理由として「何よりもイ・ソンミン先輩と共演できるということだけで心がときめきました」と明かしたナム・ジュヒョク。役作りについて「シナリオをもらってイ・イルヒョン監督と話をした時、監督からは『いまを生きる20代の青年を演じてほしい』と言われました。しかし実際撮影に入り、演技をしながら、これはなかなか難しいなと感じました。というのも、インギュが巻き込まれる状況というのは平凡な状況ではないので、その点に注意しながら演じました」とふり返る。その上で「観客がインギュの目線でこの物語を見てくれたらいいなと思いました。もしインギュならどうするか、ピルジュをどのように受け止めるか、いま自分が置かれた状況をどのように受け止めるだろうかなど考えながら、シンプルに演じるよう努力しました」と明かす。また憧れのイ・ソンミンとの共演は「最初の撮影の時からイ・ソンミン先輩との撮影があり非常に緊張しましたが、先輩が本当にフランクに接してくださり、撮影が続くにつれシナジーが出てきた様でした。撮影に行くのが楽しみで幸せな日々でした」と語る。そんな彼をイ・ソンミンも「完成した映画をみて、インギュが観客の関心を一気に引っ張っていくように感じた地点からのナム・ジュヒョクの演技が素晴らしかった」と絶賛を送る。今回、併せて解禁となった追加場面写真からもナム・ジュヒョク演じるインギュの“光と影”が垣間見られ、今年3月兵役のため入隊中のジュヒョクの新たな魅力をスクリーンで発見できるだろう。『復讐の記憶』は9月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月07日ケネス・ブラナー監督、主演の“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』から、日本版予告とUS版ポスターが解禁。アカデミー賞受賞ミシェル・ヨーが演じる霊能者が開いた降霊会に、名探偵ポアロが参加する。アガサ・クリスティのシリーズの中でも隠れた名作とされる「ハロウィーン・パーティ」を、アカデミー賞脚本賞受賞歴を誇るケネス・ブラナーが監督・製作・主演で蘇らせる本作。流浪の日々を送る世界一の名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、「私は死者の声を話せます」と断言する霊能者(ミシェル・ヨー)による“超常現象”の謎を解き明かすために、子どもの霊が出現するという屋敷での降霊会に参加することに――。解禁された予告では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者の不気味な存在感が不穏さを引き立てる中、招待客のひとりが“人間には不可能”な方法で殺害され、ポアロと観る者をこれまでにない邪悪な迷宮へと誘っていく。異常事態に怯える一方で、何かを隠しているかのような表情の容疑者たち。ついには、数々の難事件を解決してきたポアロまでも命を狙われてしまう。犯人が本当に実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、「合理的な答えが必ずある」「殺人犯はこの中にいる」と解決へ向け果敢に挑んでいくポアロ。しかし、超常現象は容赦なく襲いかかる。出会った少女に「ずっと隠れてたんだね」と話しかけるポアロだったが、付近の女性は「誰と話してるの?」と怪訝な顔。次の瞬間、少女は元々存在していなかったように忽然と姿を消してしまう…。ケネスが「ベネチアという美しい謎の中にポアロを閉じ込めることで、彼を常識が通用しない超常現象ミステリーの世界に突入させる物語にすることができたのです」と自信を語るとおり、極上の一品を予感させている。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月02日スペインのラグジュアリーポーセリンアートブランド「リヤドロ(Lladró)」の「ピーナッツ(PEANUTS)」コレクションから、新作「スヌーピー(フライング・エース / White-Gold)」が登場。2023年8月9日(水)から8月22日(火)まで、阪急うめだ本店で販売される。スヌーピー“フライング・エース”を立体的に再現したポーセリン今回新たに「ピーナッツ」コレクションのポーセリンアートに仲間入りするのは、パイロット“フライング・エース”に扮したスヌーピーを立体的に再現した「スヌーピー(フライング・エース / White-Gold)」だ。ヘルメットやゴーグルを装着し、スカーフをなびかせている様子を忠実に再現。落ち着いたマットホワイトとゴールドで彩り、パイロット姿を楽しむ愛らしいスヌーピーを表した作品となっている。【詳細】リヤドロ「スヌーピー(フライング・エース / White-Gold)」発売日:2023年8月9日(水)より販売場所:阪急うめだ本店内 7階リヤドロショップ・7階コトコトステージ71※阪急公式オンラインストアでは、8月1日(火)19:00から販売価格:73,700円※限定50点サイズ:H15×W16×D7cm■スヌーピーフェスティバル2023開催期間:2023年8月9日(水)~8月22日(火)開催場所:阪急うめだ本店 各階、阪急メンズ大阪【問い合わせ先】阪急うめだ本店 7階 リヤドロショップTEL:06-6313-0765(直通)※営業時間:10:00~20:00
2023年07月31日キム・カーダシアンがエマ・ロバーツと共演することで話題の、「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン12「American Horror Story: Delicate(原題)」の新ティザー動画が解禁となった。わずか30秒のミステリアスな雰囲気の映像の中で、エマ、カーラ・デルヴィーニュ、キムの3人がそれぞれのキャラクターに扮した姿がお披露目に。BGMは英語圏でお馴染みの子守歌「Rock-a-Bye Baby」だが、その歌も不穏な雰囲気を醸し出している。真っ白なロングヘア、バサバサのまつげ、黒のホルターネックドレス&グローブという姿で、白いブランケットに包まれた赤子を抱いているキム。演じるキャラクターの詳細はいまだに謎のまま。人気アンソロジーシリーズのメインキャラクターに起用されたキムは、今年5月、役作りのため演技レッスンに通っていると明かしていた。ティザー動画を観たファンからは、「エマが戻ってきてくれて本当にうれしい」「キムのことはセレブリティとしては好きだけど…。どんな風に役を演じるのか気になる」などの感想が寄せられている。今作は、8月1日に発売されるダニエル・ヴァレンタイン著「Delicate Condition」を原作としている。小説の主人公は妊娠を切望するアンナ・オルコットで、自分の妊娠を「ある不吉な人物が絶対に実現させまいと画策している」と思い込んでいる女性。(賀来比呂美)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ]© 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2023年07月21日新感覚の独自“クラッシュジュレ処方”ロゼット株式会社が同社スキンケアブランドのcocoroagaruから、「cocoroagaru クレンジングジュレ シャルドネミックス」を8月28日に発売する予定だ。「cocoroagaru クレンジングジュレ シャルドネミックス」は、新感覚の独自“クラッシュジュレ処方”のクレンジングジュレで、肌にのせるとパシャッとはじけてメイクや毛穴汚れをきれいに浮かせて抱えこみ、すばやく落とす。セイヨウニンジンボク果実エキスなどの保湿成分を配合「cocoroagaru クレンジングジュレ シャルドネミックス」には、セイヨウニンジンボク果実エキスや、クダモノトケイソウ果実エキスといった保湿成分が配合されており、洗い流したあともみずみずしく潤う肌へと導く。また、スティンギングテスト済みで、乾燥しがちでデリケートな肌の人でも安心して使用が可能だ。1本あたりの容量は200gで、税込み価格は1,760円。8月28日(メーカー出荷日のため、店頭での展開開始日は店舗の状況により異なる)から、全国のバラエティショップなどで販売が開始される。(画像はプレスリリースより)【参考】※ロゼット株式会社 プレスリリース
2023年06月27日