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劇場版公開記念として放送される金曜ロードショー特別ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム ワールドエンド」に、金子ノブアキ、志田未来、田辺桃子、晃平が出演することが分かった。本作は、原作メーブ/作画恵広史の原作漫画「ACMA:GAME」を、本格VFXにより実写化したドラマとして、4月期の日曜ドラマ枠で放送。その最終回では、劇場版の公開が発表された。映画公開と同日に放送される特別ドラマでは、連続ドラマの全10話の物語の始まりから、衝撃の結末までのメインストーリーを、超時短でおさらいしながら、金曜ロードショーのために撮り下ろされた新エピソードが明かされる。連続ドラマの最終回では、照朝とガイドの頂上決戦と、その結末に訪れた父子の別れが描かれた。新エピソードでは、照朝と亡き父・清司の交錯する思いが描かれる。劇場版へと繋がる、世界を賭けた最終決戦に臨む照朝に届く、父親のラストメッセージ。そのメッセージが明かされたとき、新たな脅威・アイギス教団が、照朝の前に立ちふさがる。新エピソードには、間宮祥太朗演じる主人公・織田照朝、田中樹(SixTONES)演じる斉藤初、古川琴音演じる眞鍋悠季、竜星涼演じる上杉潜夜、吉川晃司演じるガイド/織田清司が登場。そして、照朝たちの前に新たな脅威として現れる、「欲望からの解放」を教義として謳う宗教団体“アイギス教団”に身を捧げる者として、金子、志田、田辺、晃平が参加することが明らかに。金子がある強い目的のために悪魔の鍵を集めている、アイギス教団の司祭・黒田光輝、志田がアイギス教団の教祖で、光輝の妹・黒田蘭、田辺が悪魔の鍵を1本持ち、鍵集めの密命を受けている木月舞、晃平が舞の部下として悪魔の鍵探しに従事し、精神面で不安定な舞のお目付け役としての使命も帯びている水元玄を演じる。そして特別ドラマでは、劇場版冒頭シーンをプレミア解禁。Huluオリジナルストーリーを地上波初放送する。なお、クリアファイル、モグチョコキーボルダー、おろちのボールペンやフォンタブストラップなど、映画の世界観を堪能できる劇場版公式グッズの販売も決定。悪魔とおろちがぬいぐるみやクリアスタンドになった、ドラマのUFOキャッチャー限定グッズも登場する。ストーリー勝者が敗者から富も命も何でも奪うことができる究極のデスゲーム「アクマゲーム」。ゲームを始めるための鍵「悪魔の鍵」を巡る争奪戦は、いままさに、世界滅亡の扉を開こうとしていた。「父さんの遺志は俺が継ぐ。悪魔の鍵を完全に消滅させる」――悪魔の鍵を利用して世界掌握をもくろむ組織「グングニル」を壊滅させた照朝(間宮祥太朗)は、亡き父・清司(吉川晃司)と交わした約束を果たすため、潜夜(竜星涼)と共に、世界各地に散らばる「悪魔の鍵」を集める旅を続けていた。鍵を求めてラスベガスにやって来た照朝は、そこで新たなアクマゲームを繰り広げる。鋭い観察眼と悪魔の力を駆使した戦いはいかに。そして照朝の元に、東京にいる初(田中樹)と悠季(古川琴音)から突然電話がかかってくる。「ねえ覚えてる? 照朝くんがお父さんから受け取ったアタッシュケース。あの中にお父さんの手帳が入ってたの…」。清司が死の直前、照朝に託した「悪魔の鍵」が入ったアタッシュケース。その中から、清司の手帳が見つかったというのだ。手帳には、清司から照朝へ、“あるメッセージ”が記されていた。初めて知る父の真実! 父はなぜ家族も名前も捨てて「ガイド」になったのか…誰も知らなかった壮絶な過去が明らかに。父に想いを馳せていた照朝は、かつて「グングニル」が支配していた孤島に悪魔の鍵があるという情報を手にする。帰国した照朝と潜夜は初と合流し、悠季には内緒で再びあの島へと向かった。朽ちた洋館の中には何者かの影が…。照朝と初は影を追って洋館に入るが、潜夜が忽然と姿を消してしまう。そして、2人の前には肩を振るわせ泣いている女(田辺桃子)が登場し、声高らかに笑いながら「悪魔の鍵」を取り出す! さらにもう1人の白装束をまとった巨躯の男(晃平)も現れる。一体この2人は何者なのか。そして、彼らが信奉する謎の宗教団体“アイギス教団”を率いる司祭の黒田光輝(金子ノブアキ)、教祖黒田蘭(志田未来)の思惑とは――。金曜ロードショー特別ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム ワールドエンド」は10月25日(金)21時~日本テレビ系にて放送。『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』は10月25日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵 2024年10月25日より公開©2024劇場版『ACMA:GAME』製作委員会©メーブ・恵広史/講談社
2024年10月18日モデルの佐藤ありさが8日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】佐藤ありさ 久しぶりの再会に喜び爆発!「11月号」と綴り、最新ショットを複数公開。花束を片手にカッコよく歩くシーンや窓際に座ってアンニュイな雰囲気を表現するなど、様々な表情が見られた。 この投稿をInstagramで見る 佐藤ありさ(@satoarisa920)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「最近、たくさん雑誌で見れて嬉しいです!」、「相変わらず世界一可愛い」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2024年10月09日モデルでタレントの佐藤栞里が6日、自身のインスタグラムを更新。【画像】佐藤栞里サッポロクラシック新CM公開!止まらない美味しさと道民との温かな思い出「脂の乗った塩ブリ定食が好きです」と綴り、自身の食事風景を撮影した写真2枚をアップした。好物を前に、フニャフニャ笑顔の佐藤が可愛すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 佐藤栞里(@satoshiori727)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「可愛すぎる~」といったコメントが寄せられている。
2024年10月06日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが1日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「またちゅーさせてるんですか」声優・堀江瞬の手元から目が離せない…!「公式アンバサダーを務めさせてもらいました『YOSIGO 写真展 Holiday Memories -旅の瞬間-』が本日2024年10月1日より東急プラザ 渋谷 特設イベントスペースにて開催されました。」と綴り、7枚の写真をアップ。展覧会で写真を鑑賞する姿を公開した。さらに「僭越ながら、ショップエリアにYOSIGO氏にインスピレーションを受けて撮影した私の写真も展示しております。」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 加藤シゲアキ Shigeaki Kato(@shigeaki_kato_whoiam)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねやコメントが寄せられている。
2024年10月01日佐藤栞里が12日自身のインスタグラムを投稿した。【画像】佐藤栞里が帰省中のオフショットを大放出!愛犬との2Sにファン歓喜「今日もおつかれさまでした」と綴り、最新ショットを投稿。食後の指に残ったポテトの風味が、味わいの余韻を伝えるほっこりした投稿である。 この投稿をInstagramで見る 佐藤栞里(@satoshiori727)がシェアした投稿 ファンからは「素敵な写真ありがとうーー」や「壁のロケに遭遇しました!めちゃくちゃしおりちゃん可愛すぎました❤️❤️」とコメントが寄せられた。
2024年09月12日女優でモデルの佐藤栞里が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】佐藤栞里が帰省中のオフショットを大放出!愛犬との2Sにファン歓喜「今日もおつかれさまでした」と綴り、自身の写真1枚を公開した。佐藤は続けて「#指に旨辛七味ポテト食べた証」と綴り、指が赤くなってしまっていることを申告。 この投稿をInstagramで見る 佐藤栞里(@satoshiori727)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「夕陽に照らされた横顔が素敵すぎます✨」といったコメントが寄せられている。
2024年09月12日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)は、限定スイーツ「エクレール メープルシロップ」を2024年8月27日(火)までの期間限定で、ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店などにて発売する。カナダ・ケベック州のダークメープルシロップを使用「エクレール メープルシロップ」は、カナダ・ケベック州のダークメープルシロップをたっぷりと使ったスイーツ。ダークメープルシロップならではの芳醇な香りと、濃厚なコクを堪能できる、味わい深い1品だ。エクレールの中には、ダークメープルシロップを使用し、ほんのりカラメルの風味も漂うカスタードクリームをたっぷりとイン。甘く華やかな味わいながら、クリームにホワイトチョコレートを加えることですっきりとした後味に仕上げた。さらに、トッピングにはメープルシロップで糖衣がけしたピーカンナッツを飾り、楽しい食感のアクセントをプラスしている。【詳細】ラ・メゾン・デュ・ショコラ「エクレール メープルシロップ」販売期間:2024年8月7日(水)〜8月27日(火)販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店、松屋銀座店、六本木ヒルズ店、横浜タカシマヤ店、梅田阪急店※梅田阪急店のみ2024年9月3日(火)まで販売予定価格:972円
2024年08月19日さっぱりした味わいと鮮やかな色が魅力の「ラぺ」。どのような特徴があるのか詳しく知っていますか?この記事では、ラぺの特徴を中心にマリネとの違いも解説。定番のキャロットラペをはじめ、おすすめのラペレシピやラぺに合う献立もご紹介します。■ラペとは?「ラペ」はフランス語の「râpées(ラぺ)」が由来。おろしがねやスライサーなどですりおろすことや粗い粉末にする、という意味です。あまり日本ではなじみがないものの、料理用語では「果物の皮をラぺする」のように使います。野菜や肉、魚などを酢やレモン汁に浸けて味をしみ込ませるのが特徴。なお、日本でよく食べられている「キャロットラペ」は正式な料理名ではありません。「千切り」を意味するフランス語「julienne(ジュリエンヌ)」から「ジュリエンヌサラダ」が正しい名称です。■マリネとの違い大きな違いは、ラぺが生の食材を酢やレモン汁に浸けるのに対して、マリネは加熱済の食材を使うことが多いこと。また、マリネは酢やレモン汁以外にもオイルやハーブなどで風味をプラスする点もラぺと異なります。なお、マリネは加熱済の食材を使うため、ラぺにくらべて日持ちするのも特徴です。■ラぺといえばこれ! <キャロットラペ>レシピ5選・本格キャロットラペ 野菜ひとつで簡単酢・オリーブ油・砂糖・塩で味付けするオーソドックスなキャロットラぺです。調味料をあらかじめ混ぜておき、軽く茹でたニンジンを和えます。オリーブ油がしっかりなじむよう、泡だて器で丁寧に混ぜておきましょう。冷蔵庫で約1週間ほど日持ちするので、常備菜にもおすすめです。・甘酒キャロットラペ砂糖の代わりに甘酒とハチミツを使うと、自然のやさしい甘さのキャロットラぺに。甘酒の栄養が手軽に摂れるのもポイントです。ニンジンは茹でずに塩もみし、水気を絞ってから和えましょう。・ナッツ入りキャロットラペキャロットラぺにミックスナッツを加えると食感がプラスされますよ。ナッツの風味と相まって、箸が止まらないおいしさ。レーズンを入れるアレンジも◎。レモンの爽やかな香りはワインのおつまみにも最適です。 ・パクチー入りキャロットラペフランスが発祥のキャロットラぺをパクチーでエスニック風にアレンジします。パクチーの香りとニンジンの風味がよく合い、ワインはもちろんビールのおつまみにもぴったり。全体に味がなじむまで、作ってから少し置いてからいただきましょう。・キウイ入りキャロットラペ甘みの強いゴールデンキウイを加えたキャロットラぺは、ひと味違うおいしさを堪能できます。ニンジンは細切りにしたら塩もみすると独特のにおいが気にならず、子どもも食べやすいですよ。■おしゃれ! <ズッキーニラペ>レシピ1選・ズッキーニのラペズッキーニを生のまま使う、簡単ラぺです。リボン状にスライスするため、おしゃれな見た目に仕上がりに。レモン汁や砂糖などにみじん切りにしたピーナッツを加えるのが味の決め手。あっさりとしたズッキーニにコクがプラスされて絶品です。■野菜たっぷり<サラダラペ>レシピ1選・菊芋と水菜のユズ風味ラぺサラダ生の菊芋と水菜を使ったユニークなラぺはいかがでしょうか? シャキッとした食感とハチミツ入りの甘いドレッシングが相まって、驚くほど美味。ドレッシングが野菜全体にからむよう、30分ほど冷やしてから召し上がれ。■さっぱり味のラぺに合う<献立>レシピ5選・鶏とゴボウのハンバーグさっぱりしたラぺには、しっかり味の主菜が合いますよ。こちらは鶏ひき肉を使ったハンバーグ。肉ダネにウスターソースを加えるため、コクと風味が豊かに仕上がります。ささがきにしたゴボウの食感と香りも抜群のおいしさです。・濃厚カボチャのスープラぺはシャキシャキした食感の野菜を使うことが多いため、クリーミーなスープに合わせるのがおすすめ。カボチャや玉ネギの甘みとラぺの酸味が好相性。ラぺをパンにはさんでサンドイッチにしてスープを添えれば、簡単ランチの出来上がりです。・キノコのフォカッチャもっちりとしたフォカッチャとラぺの食感のコントラストが絶妙です。オリーブ油の香りはラぺと相性が良いので、献立にプラスしてみては? フライや揚げ物などの主菜とフォカッチャ、ラぺでおしゃれなカフェプレートにするのも良いですね。・濃厚デミグラスソースがけポークソテー旨みたっぷりの豚肉に濃厚なソースをかけたポークソテー。箸休めにさっぱりしたキャロットラぺがあると喜ばれますよ。茹でたブロッコリーやマッシュポテトなどと一緒につけ合わせとして盛り付けると◎。・シーフードフライラぺの酸味と磯の香り豊かなシーフードのコンビは間違いなしのおいしさ。油を使った料理に酸っぱい副菜があると、メリハリのある献立になりますよ。キャロットラぺはもちろん、ズッキーニのラぺともよく合います。■爽やかなラぺを献立に取り入れてみて! 日本でよく食べられているラぺは、野菜が中心。切って酢やレモン汁などと和えるだけで簡単に作れるのが良いですね。定番のキャロットラぺは、ニンジンを生のままでも茹でてもOK。酸味が効いているため、揚げ物や濃いめの味付けの献立と好相性ですよ。
2024年07月29日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)から、24年夏の新作ショコラ「イニシアシオン ジヴレ」が登場。2024年7月25日(木)より、ラ・メゾン・デュ・ショコラ店舗にて発売する。“冷やして楽しむ”新感覚ショコラが登場「イニシアシオン ジヴレ」は、暑い夏にもうれしい、凍らせて“ひんやり”楽しめる新感覚のフローズンショコラだ。通常、凍らせた際に味わいが変化してしまうガナッシュをアレンジし、冷たいながらもとろけるような滑らかな口どけのショコラに仕上げた。ダークガナッシュやフルーツの味わいフレーバーは、ひんやりショコラの味わいが引き立つ全4種類を用意。産地の異なる2種類のバニラを使ったダークガナッシュと、ほんのり塩味を効かせたミルクキャラメル、またフルーツと合わせた、ピーチ&アプリコット、イチゴ&バジルがラインナップする。塩レモン×ヨーグルトの夏季限定エクレアもまたラ・メゾン・デュ・ショコラの人気スイーツ「エクレール」には、夏季限定フレーバーが加わる。外側がカリッと、中側はもっちり柔らかい特製のシュー生地に、酸味の効いたシトロンコンフィと、まろやかなヨーグルトクリームを組み合わせた。詳細ラ・メゾン・デュ・ショコラ 24年夏新作「イニシアシオン ジヴレ」発売日:2024年7月25日(木)販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ店舗※2024年7月24日(水)~7月29日(月)はジェイアール名古屋タカシマヤで行われる催事「2024 アムール・デュ・ガトー ~夏のスウィーツ大好き!~」でも販売価格:6,966円■限定スイーツ「エクレール シトロン パッション」販売期間:2024年7月10日(水)〜7月30日(火)※梅田阪急店のみ2024年8月6日(火)まで販売予定販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店、松屋銀座店、六本木ヒルズ店、梅田阪急店、大阪タカシマヤ店、横浜タカシマヤ店価格:972円
2024年07月07日赤澤遼太郎と高橋健介がW主演、たじまこと原作のごはん×ボーイズラブ漫画の実写映画化第2弾『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』の公開記念舞台挨拶が新宿シネマート(東京・新宿)にて開催され、赤澤さんと高橋さん、川野浩司監督が登壇した。冒頭の挨拶で、赤澤さんが「今日の健介くんの衣裳は、衣裳さんと相談して僕が決めました!」と明かし、さっそく会場は歓声に包まれる。この日は、SNSを通じて寄せられた質問に料理担当・アキ役の赤澤さん、片付け担当・ハル役の高橋さん、川野監督が回答していった。今回の続編は、前作公開前の段階で製作が決定していたが、続編の一報を聞いたときの心境について、赤澤さんは「現場で(前作を)撮影中に『続編が決まったよ』と言われて、まだ前作を撮っているのにどういうこと!? って思った」とふり返る。「まだ劇場のお客さんに届いてなかったので、どういうリアクションがあるのか不安な思いもありました。でも、いざ公開されると1作目の延長上映も決まってよかったなって思いました」とコメント。赤澤遼太郎一方、高橋さんは「すごく記憶にあるのは、『2杯目!』をやれるんですけどいかがですか? と聞かれた時、僕は開口一番に『太郎がやるならやる』と言いました」と回答。「後々になって聞いたら、太郎も僕がやるならやると言ってたみたいで、どちらかが裏切ってたら、この映画はなかったんですけど(笑)。太郎じゃなかったら『2杯目!』をやる意味はないと思っていたので」と語り、2人の強い信頼関係と絆をうかがわせた。また、今回の劇中の「お気に入りのごはんメニューは?」という定番の質問には、赤澤さんは「甲乙つけがたいんですが、ナポリタンですね。エピソード的にも、ハルがリクエストしてくれたというのもあるし、ちゃんと甘くて、すごくおいしかったです」と語る。高橋さんは「『アキハル』で思ったのは、人がつくった飯が一番うまいなということ。普段、どうしても先輩や後輩と外食することが多いし、ひとりの時でもお店で済ますことが多いんですけど、誰かがつくってくれたご飯ってうまいです!」と話す。「その中でも1個に絞るなら?」と赤澤さんに問われると、「すき焼きやカレーは、おいしいって想像がつくんですけど、実はタコライスがこんなにうまいんだ!って思いました」と普段、あまり食べる機会のないタコライスを選択。川野監督は「普通、こういう撮影の時は、本番だけ食べるものなんですけど、2人はいつも食ってました(笑)」と明かしてくれた。さらに、「最近、なかなかやる気が出ません」という質問者の「これがあれば頑張れるというごはんやもの、やる気が出ない時の乗り越え方を教えてください」という質問&相談には、赤澤さんは「“推し”じゃないですか? それこそこの映画を観て元気を出してもらえたら。登場するごはんもつくりやすいものばかりなので、ぜひつくってみてもらえたら」と呼びかける。高橋健介一方、高橋さんは「無理してやる気を出す必要はないと思います。やる気が出たら頑張ればいいんじゃないかと思います」と応じ、「やる気が出ないことは悪いわけじゃないし、時期ってあるから」と愛のあるアドバイスを贈る。ここで川野監督が「(映画の中で)就職が決まって、(ハルがアキに)水をかけるシーンがありますが、あのときの高橋さんの無邪気な笑顔を見るたびに、僕は元気が出ます。役者でこんなに素直に笑う人は初めて見ました」と、高橋さんの笑顔に元気をもらったと告白。赤澤さんもこのシーンについて「段取りでは2人でホースを取り合うみたいになってたのに、本番では一向に渡してくれないんですよ(笑)!」とふり返り、高橋さんも「あれは楽しかったです」と満面の笑み。舞台挨拶の最後には、高橋さんが「本当に温かい現場で、それが伝わると思います。エンドクレジットの仲の良さそうな感じを見ていただければ、ほっこりすると思いますので、何度も見ていただいて、みなさんの心がほっこりなってくれたら嬉しいです」と語ると、赤澤さんは「今回、アキとハルの関係が進展していきましたが、もし『3(サード)』になったらどうなるのか? どこまでやるのか…?楽しみです!」と次回作への期待も口にし、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』はシネマート新宿ほかにて2週間限定公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2杯目! 2024年6月14日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会
2024年06月17日赤澤遼太郎、高橋健介が再びアキとハルを演じる実写映画第2弾『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』から、メイキング映像&オフショットが解禁となった。この度解禁されたメイキング映像は、映画の目玉でもあるアキとハルの家での撮影合間の2人のやり取りや、クッキングシーンに加えて、しながわ水族館での撮影の風景シーンがお披露目。また、オフショットは、川野浩司監督が赤澤さんと高橋さんをスマホで撮影している場面や、監督が撮影した写真を和気あいあいと3人でカメラのファインダーをのぞき込んで話す様子。カメラマンが撮影しにひょっこり2人の傍に行くと笑顔でポーズや目線を送る、撮影現場の雰囲気の良さが伝わってくるものばかり。キャスト、スタッフもアキとハルのように距離感も近く和気あいあいとした撮影現場の様子が想像できるが、やはりお芝居のことになるとスイッチが入って真剣モードに。台本を見ながら監督とこまめに演出を確認している真剣な眼差しの赤澤さんと高橋さんの様子も伺え、オフショットの2人の仲良しっぷりは必見となっている。『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』は6月14日(金)よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2杯目! 2024年6月14日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会
2024年05月30日日生劇場で上演中の至高の日本オリジナルミュージカル、『この世界の片隅に』。音楽を手掛けたアンジェラ・アキを開幕直後に直撃し、手応えと創作秘話を語ってもらったインタビュー前編に続き、後編ではアメリカ留学中のことや今後の展望を聞く。『この世界の片隅に』ファンやミュージカルファンはもちろん、これからミュージカル音楽作家を目指す若者にも必読の内容だ。「ミュージカルを分析したノートが、家には山のように積まれています」――アメリカの音楽大学では、具体的にどんな勉強をされたのですか?音楽理論と楽曲分析が主ですね。クラシックからポピュラー音楽まで、様々なジャンルの楽曲を何から何まで細かく分析したんですが、天才と呼ばれる作曲家たちって本当にすごいんですよ。たとえばバッハの譜面なんて、もう得体の知れない数学的なことが行われていて、宇宙人が書いたんじゃない?と思うくらい。音の動きとその効果が分かってくればくるほど興奮して、私のノートには「大発見」「すごい」「天才!」みたいな走り書きがたくさん残っています(笑)。――ミュージカル音楽限定ではなく、幅広く学ばれたのですね。そうですね。ミュージカルについては、授業もありましたがそれ以上に、自分でスコアと脚本を取り寄せて勉強していました。大学で学んだやり方を応用して、このスコアと脚本は何がすごいのか、このミュージカルはなぜ成功したのかを分析したノートが、家には山のように積まれています。実は留学する前から、私が日本の宝だと思っているさだまさしさんの歌詞を書き出して、季節の言葉は何色、比喩表現は何色、記号は何色、みたいにマーカーで色分けして、自分なりに分析していたことがあるんです。元々そういうオタクのようなことが性に合っていて(笑)、大学で学んだことで、歌詞だけじゃなくスコアも分析できる知識が身についたという感じです。――歌詞に関しては元々お持ちのセンスかと思いきや、そのように研究もされていたとは。詞の書き方は大学でも教わって、もちろん英語でしたけど、それを応用したりもしています。ただ『この世界の片隅に』に関して言えば、歌詞は私だけではなく、みんなで作り上げたという感覚が強いですね。まず脚本が一豪さんでなければ、歌詞は全く違うものになっていたと思いますし、キャストの皆さんの意見を受けて書き換えたところもたくさんあるんです。たとえば海宝(直人)くんから「この時の周作の思いはこうじゃないと思う」と言われたら、「それもっと聞かせて!」と言って座り込んで、原作漫画を持ってきて一緒に話し合ったり。私は作品を強くするためなら、自分のエゴなんて全くなく、いくらでも書き直すタイプ。逆にもうちょっと芯を持って押し返したほうがいいのかなと思うくらい、詞も曲もバンバン“断捨離”できちゃうんです(笑)。ミュージカル『この世界の片隅に』より©こうの史代/コアミックス・東宝製作:東宝これからも、日本語へのこだわりは譲らずに――そもそもミュージカルは、高校時代に訪れたブロードウェイで初めて観て好きになられたとのことですが、特に影響を受けた作品や、よく分析した作品というと?初めて行った90年代に観て衝撃を受けた『RENT』、捨て曲のないミュージカルを目指すきっかけになった『レ・ミゼラブル』、これでアメリカのミュージカル界が変わると思った『ハミルトン』、親しくさせてもらっているジニーン・テソーリの作品など、影響を受けた作品はたくさんあります。よく勉強したのは、スティーヴン・ソンドハイム作品。特に『リトル・ナイト・ミュージック』は、一番長い時間を掛けて分析したスコアかもしれません。失敗作として語られる『アサシンズ』も、スコアと脚本はもう天才的ですし、ソンドハイムは私の教科書、バイブルですね。――ソンドハイムのすごさ、ぜひ教えていただきたいです。キャラクターごとに異なるサウンドが割り当てられていて、それによってそれぞれの人物に、ちゃんと世界観が存在してるんです。一度聴いただけでは誰がどこを歌っているのか分からない、複雑なハーモニーの楽曲が多いんですが、主旋律ではない音での伝え方も天才的。だから一度聴いて終わりではなく、噛めば噛むほどじゃないけど、長く楽しめるのだと思います。私自身、『スウィーニー・トッド』や『太平洋序曲』なんてもう何回観たことか。その度に発見があるんです。――なるほど、それだけ色々な作品をご覧になって研究して、それをアンジェラさんならではの形に落とし込んだのが『この世界の片隅に』なのですね。先ほどお話のあった山田耕筰のミュージカル版のようなことをアンジェラさんがなさっていて、だからブロードウェイの伝統を踏襲しつつ、日本オリジナルのミュージカルになっているのだと納得した思いです。そうなっていたらいいなと思います。私は、ブロードウェイだけがすごくて、日本のミュージカルはダメ、ということではないと思うんです。英語や西洋文化に変に媚びることはしないで、私たちの母国語と文化を大事にした“ジャパニーズ・ミュージカル”を作って発信していけば、それが世界に認められることだってあるはず。そのこだわりは、これからも譲りたくないですね。――先ほどお名前の挙がった、ジニーン・テソーリさんとの親交についても少しお聞かせください。『ファン・ホーム』や『キンバリー・アキンボ』でトニー賞を受賞するなど、ブロードウェイを代表する作曲家のおひとりですが、どのようなお付き合いなのでしょうか。出会ったのは、東京ディズニーシーの『アウト・オブ・シャドウランド』(2016~19)というミュージカルショーで、ジニーンが作曲を、私が歌詞を担当したことがきっかけ。そこから仲良くしてもらって、私がニューヨークに行くと一緒にご飯を食べたりしています。「あの新作ミュージカル観た?」「なんで二幕は良くなかったんだと思う?」みたいなお話もしてくれる、私にとって先生のような存在。友達のようにフランクに接してくれるけれど、私はずっと“弟子”のつもりでいます(笑)。本当にラッキーな出会いでしたね。――そんな素晴らしい“師匠”がいらっしゃるということは、アンジェラさんご自身のブロードウェイ作曲家デビューもそう遠くはなさそうですね……?もちろん、視野には入れています。でもそれは、ずっとブロードウェイで作品作りがしたいということではないんです。先ほどお話したような“ジャパニーズ・ミュージカル”を、ブロードウェイを目指す作品と並行して、これからもどんどん作っていきたい。実は私のメイクさんが、初めてのミュージカルとして『この世界の片隅に』を観て、「なんで今までミュージカルを観ずにいたんだろう!」って号泣してくれたんです。そんなふうに、私の作品をきっかけに、日本にミュージカルファンがもっともっと増えてくれたら素敵だなと思っています。取材・文:町田麻子★アンジェラ・アキ、『この世界の片隅に』とミュージカル音楽を語る【前編】は こちら()「アンジェラ・アキ sings 『この世界の片隅に』」発売中本公演の為に書き下ろした30曲以上の楽曲の中から厳選された曲をアンジェラ自身が新たにアレンジし、歌唱した12年ぶりのアルバムSony Music Labels Inc.<公演情報>ミュージカル『この世界の片隅に』原作:こうの史代音楽:アンジェラ・アキ脚本・演出:上田一豪出演:浦野すず:昆夏美/大原櫻子(Wキャスト)北條周作:海宝直人/村井良大(Wキャスト)白木リン:平野綾/桜井玲香(Wキャスト)水原哲:小野塚勇人/小林 唯(Wキャスト)浦野すみ:小向なる黒村径子:音月桂白木美貴子川口竜也加藤潤一飯野めぐみ家塚敦子伽藍琳小林遼介鈴木結加里高瀬雄史丹宗立峰中山昇般若愛実東倫太朗舩山智香子古川隼大麦嶋真帆桑原広佳澤田杏菜嶋瀬晴大村つばき鞆琉那増田梨沙【東京公演】2024年5月9日(木)~5月30日(木)会場:日生劇場【全国ツアー公演】6月6日(木)~6月9日(日) 北海道公演・札幌文化芸術劇場hitaru6月15日(土)・16日(日) 岩手公演・トーサイクラシックホール岩手大ホール(岩手県民会館)6月22日(土)・23日(日) 新潟公演・新潟県民会館大ホール6月28日(金)~30日(日) 愛知公演・御園座7月6日(土)・7日(日) 長野公演・まつもと市民芸術館7月13日(土)・14日(日) 茨城公演・水戸市民会館グロービスホール7月18日(木)~21日(日) 大阪公演・SkyシアターMBS7月27日(土)・28日(日) 広島公演・呉信用金庫ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年05月22日ミュージカル『この世界の片隅に』の開幕記念会見が11日に東京・日生劇場で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、アンジェラ・アキが登場した。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』音楽を手掛けたアンジェラ・アキ2014年に無期限活動休止を発表し、米国に移住しながら音楽活動を行なっていたアンジェラ。ブロードウェイミュージカルの制作が夢で、音楽学校に通っていたというアンジェラは、10年ぶりに日本での活動を再開し今作の音楽を担当、楽曲を集めたアルバム 『この世界の片隅に』も発売した。今作について「苦労した点はいくつもあるんです。原作が持っている温かさとか、ピュアなこうの先生の作品をどう音楽化するか、そして(脚本・演出の)上田(一豪)さんが台本でしてくれた素晴らしい脚色をどう支えられるか。原作を1番にリスペクトしながら、一豪さんの脚色を支えられる音楽にしたいと思った」と振り返る。「楽曲を作っていくときに台本がすごく読みやすかったし、毎日『じゃあ今日はどこから作るか』と、バン! と(台本を)開けて『このシーンだ!』とやって、最初に作ったのが『醒めない夢』と『端っこ』だったんです」と明かし、キャスト陣も「へ~!」と驚いていた。音楽制作には約4年かかっているそうだが「最初に出来上がったときに、『見えた』と思いましたね。それを乗り越えたら、あとはどういうふうにバランスをとっていくかということだったので、最初の5曲に時間を費やしたかなと思います」と語った。楽曲の魅力について、昆は「昨日お客様の前で歌った時に、すごく没頭できる、入り込める楽曲が多いなと思って。改めて客席で聴いた時にどういう印象を受けるのか楽しみ。アンジーさんが『端っこはさくちゃん(大原)と昆ちゃんの色で歌っていい。任せるからと』言ってくださったのがすごく嬉しくて、2人の個性とか、やってきた歴史の中から出るものの違いもあるでしょうし、幅広い聞き方で聴いていたける楽曲、キャストによって聞こえ方が違う楽曲が多いんじゃないかなと思いました」と表す。大原は「初めて携わったときに『端っこ』と『醒めない夢』を聞かせていただいて、涙が止まらない感動があって」と心打たれた様子。「私はアーティストとしてポップスも歌わせていただく中で、アンジェラさんが『ポップスで歌っていいよ』と言ってくださって、曲との距離が近くなて、今はとても歌いやすくのびのび歌わせていただいています」と感謝した。海宝は「とても原作、作品とマッチした瑞々しい楽曲」と絶賛しつつ、「稽古場の配置的に僕らの席がピアノの横で、アンジーさんが直したいところをピアノで弾きながら歌ってらっしゃる。アンジェラさんが稽古場にいるのが当たり前になっていくというか、ふと『アンジェラ・アキさんが隣でピアノを弾いて歌ってるんだな』と思うと、なんて贅沢な時間なんだと感じていました」と笑顔に。村井は「全ての曲が耳に残り、心地よく聴けてしまうので、役を忘れて歌いたくなっちゃうようなところもあるのと、他の方たちが歌っているのを自分も口ずさんでいたりするくらい、耳にも残るし心にも残るしあったかさもある」「日本人だけがわかるような温かみはすごく感じ取れると思うので、ぜひ聞いて覚えていただいて、帰る頃に口ずさんで歌っていただければと思います」とアピールした。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年05月11日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)から、バンジャマン・クエンツとのコラボレーションによる新作チョコレート「アルシミー」が登場。2024年6月6日(木)より、ラ・メゾン・デュ・ショコラほかにて順次発売される。“ウイスキー樽”で熟成させたチョコレート「アルシミー」コラボレーションでは、“ウイスキー市場のトレンドセッター”と称されるバンジャマン・クエンツと初めてタッグを組み、ウィスキーの熟成と同様の方法でチョコレートのクベルチュールを熟成させたタブレットチョコレート「アルシミー」を用意する。ウイスキー香るダークチョコレートの味わいウイスキーを抜いたばかりの樽に熱いチョコレートを注ぐと、チョコレートは、木に染み込んだウイスキーの風味と蒸留酒の力強いアロマを吸収。口に含むとダークチョコレートの力強く酸味のある香りに、ウィスキーを思わせる柑橘系のニュアンスが感じられ、フィニッシュにウィスキーのスモーキーなピート香が現れるのが特徴だ。ウィスキーの味わいに合うように、チョコレートはウッディーなエクアドル産カカオに、スパイシーな特徴を持つグレナダ島産カカオをブレンドしている。また、表面に質感を出すことで、口に含んだときの食感にまでこだわっているのもポイント。大理石の上にチョコレートを流した後、木の質感を出すために2つの異なるブラシを使ってブラッシングして仕上げている。詳細ラ・メゾン・デュ・ショコラ×バンジャマン・クエンツ「アルシミー」発売日:2024年6月6日(木)~順次販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ店舗、ラ・メゾン・デュ・ショコラ公式オンラインストア価格:2,970円
2024年04月21日2025年5月公開予定のオムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』に収録されるショートフィルムを加藤浩次と加藤シゲアキが監督することが決定した。「MIRRORLIAR FILMS」(ミラーライアーフィルムズ)は、クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画製作プロジェクト。2021~2022年に劇場公開したSeason1~4では「変化」をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した36本のショートフィルムを発表。Season5~8では、「企業版ふるさと納税」の制度を活用した行政の地域振興事業として、撮影支援やワークショップ、上映会が行われるなど、映画製作を通して地域の魅力発見や人々の交流を生み出していき、地方創生に寄与していく。「東海市創造の杜交流館」この度監督を務める加藤浩次は初監督、加藤シゲアキはショートフィルム『渋谷と1と0と』(2022)に続く2本目の監督作。2作品は、愛知県東海市に2025年5月1日開館予定の建築家の隈研吾が設計した新施設「東海市創造の杜交流館」オープニング作品となる。「東海市創造の杜交流館」は、「歴史」「映像(映画)」「交流」をキーワードに、環境にも配慮された新しい施設。2つの棟からなる高いデザイン性もさることながら、映画が上映できる映像ホールや、美術展示のみならず、インスタレーションも可能な多目的ギャラリー、映像制作ができる編集室や収録撮影スタジオといった全国でも珍しい機能を持つ。■加藤浩次監督 コメント(動画コメントより抜粋)今回東海市でショートフィルムを撮ることになりましたけれども、ちょっとびっくりしました。僕自身、ずっと映画は好きでずっと見ていましたが、ショートフィルムを監督するのが自分なんかで大丈夫なのかなと思ったんですけど、やるとなったら、東海市の皆さんに協力を得ながら、精一杯、脚本も監督も自分でやろうと思っています。ロケも当然、東海市でします。もし、これから僕が東海市でロケしていたら、皆さん、気軽に声をかけてください。あの、本番中は静かにしてください!笑どんな作品になるかというと、今ちょっと考えているのは、ワンシチュエーションでやるかどうかは分かりませんが、ひょんなことから、いろんなことが巻き込まれて、いろんな人の人生が変わっていくようなショートフィルムを考えています。今回、隈研吾さんが設計なされた新施設でお披露目ということで、ちょっと本当に緊張はするのですが、頑張って作りたいと思いますので、皆さん、応援、よろしくお願いします。また、会いましょう!■加藤シゲアキ監督 コメント(動画コメントより抜粋)私は普段、NEWSというグループでアーティスト活動をしていますと同時に、小説家としても10年以上活動をさせていただいております。たくさん物語は作ってきたので、そういったご縁から、今回、ミラーライアーフィルムズにお声がけいただいたのかなと思っておりますが、小説と連動して以前、ショートフィルムを撮ったこともあるので、今回が2度目の短編映画の監督という形になるかと思います。今回、愛知県東海市と一緒に組んでやるということや、隈研吾さんの新しい施設で公開してもらえるということで、すごく光栄な機会に恵まれて、2025年のことではありますが、今からワクワクしております。どんな作品を作るのかはまだ具体的には決め切れていないのですが、東海市と一緒にやるからという、ならではのものができればと、それこそ、加藤シゲアキならではのもの、今から必死に知恵を絞って考えていきたいなと思っておりますし、見ていただいた方、撮影に関わった現場、全ての方が、やってよかった、見てよかったと思えるような現場づくりを目指し、いい作品を届けて参りたいなと思います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。来年、作品を見てもらえる日を楽しみにしております。■建築家・隈研吾さん コメント歴史ある地域と新しい世代を繋ぐ、大きな道が通る建築をつくりました。映像文化の新しい道となる挑戦的な枠組みの中で、見たことのない作品が生まれることを楽しみにしています。■大村秀章 愛知県知事 コメントこの度、ミラーライアーフィルムズ Season7の東海市における制作が決定されましたことを、心よりお慶び申し上げます。このプロジェクトでは、タレントの加藤浩次さん、俳優で小説家の加藤シゲアキさんがそれぞれ監督される作品に加え、市民参加型のワークショップを通じた地域特別短編映画の制作も計画されていると伺い、市民の皆様、一人ひとりが、深く関わる機会を得られることに、大きな可能性と価値を感じています。市内の各所で撮影が行われるだけでなく、完成までの過程で、地域の皆様が参画されることにより、東海市の魅力をさらに深く掘り下げ、多くの人々に愛される作品となることと思います。私自身、作品の完成を大変楽しみにしております。また、隈研吾さん設計の新施設「東海市創造の杜交流館」は、「横須賀文化の発信拠点」「映像(映画)を中心とした創造活動の場」「多世代交流の場」を基本コンセプトとされていると伺っており、オープニングあたり、施設のコンセプトに通じるプロジェクトの作品が上映されることは、東海市の魅力を発信する素晴らしい機会になると確信しています。このプロジェクトが、地域の新たな価値の創造と交流のきっかけになるとともに、素晴らしい作品の誕生につながることを、心より祈念いたします。『MIRRORLIAR FILMS Season7』は2025年5月公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season1 2021年9月17日より全国にて公開©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
2024年04月19日料理担当のアキと片付け担当のハル、“ゼロ距離”な2人と簡単に美味しく作れるレシピで読者の心と胃袋を掴んだ話題作の実写映画第2弾『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』が、6月14日(金)よりシネマート新宿ほか2週間限定公開。この度、場面写真と30秒の新映像が解禁された。解禁となった場面写真では、就職活動用のスーツを着て自撮りするシーンに加え、キラキラ光る水槽に泳ぐ魚を仲良く鑑賞する水族館デートが捉えられている。また、アキ(赤澤遼太郎)がご飯を作る様子を肩越しに覗くハル(高橋健介)の姿、2人で一緒に「いただきます!」とごはんを食べる様子、友人たちと集まっておいしそうなたこ焼きパイを目の前に歓声を上げるシーンなど、ほのぼのとした2人の愛おしくも心温まる数々の日常を映し出している。また、新映像では「ごはんだ!」とお腹を空かせたアキとハルが自室から飛び出し、タコライス風ごはんをおいしそうに頬張るシーンから始まる。ハルが両手でアキの顔を挟んでいちゃいちゃしたり、2人でゲームに夢中になったり、楽しい一軒家でのルームシェアの大学生活も卒業間際。心もお腹も満たされる日々を過ごしながら就職活動に奔走する2人は希望の就職先に内定。友人たちと“たこ焼きパイ”でお祝いした矢先、アキに1通のメールが届く…それは、勤務地が大阪に決まったという知らせ。一緒に暮らせるのも卒業まで残りわずか。「アキといるの好きだよ。それを記録したかった」「ハルと一緒にいたい――」と寂しい気持ちとモヤモヤを抱える2人は友情以上の気持ちに気づいていく…。アキとハルは社会人になっても2人でごはんを食べるときめきを感じることができるのか、2人の行く末に期待が高まる。『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』は6月14日(金)よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2023年6月2日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル」製作委員会
2024年04月18日ユニクロ(UNIQLO)から、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(INES DE LA FRESSANGE)とのコラボレーションによる「ユニクロ / イネス・ド・ラ・フレサンジュ パリ」の2024年春夏コレクションが登場。2023年4月5日(金)より発売される。ユニクロ / イネス・ド・ラ・フレサンジュ パリの最終シーズン2014年のコラボレーションより、女性の美しさや遊び心を感じさせる“フレンチ・シック”を提案し続けてきた「ユニクロ / イネス・ド・ラ・フレサンジュ パリ」。最終シーズンとなる2024年春夏は、“フレンチベーシック”を軸に、イネス・ド・ラ・フレサンジュ パリらしいベーシックかつフェミニンなワードローブを展開する。デニムのカバーオール目玉となるのは、自然な風合いのライトオンスデニムを用いたデニムカバーオール。柔らかいコットンが作り出す余裕のあるシルエットに加え、開襟や丸みを帯びたポケットが、纏う者にほどよい抜け感をプラスする。アウターとして羽織るのはもちろん、シャツ感覚で腕まくりをして着られる軽やかな着心地が魅力だ。また、イネスならではの“コットン”生地を使用したウェアも用意。定番のシアーなコットンシャツはもちろん、“ふんわりと”空気をはらんだようなフォルムのリネンコットンスカートなどを豊富なカラーリングで取り揃える。シンプルなピンタック入りのホワイトブラウスに、淡いブルーストライプのスカートを合わせれば、爽やかな春夏ルックが完成する。プレイフルなニット色鮮やかな透かし編みニットも見逃せない。ネイビーをはじめ、レッドやホワイト、ライトブルーを採用したボーダーの半袖ニットは、一枚で存在感を発揮するプレイフルなデザインに仕上げている。“まるでポロシャツ”のようなリブ編みカーディガンにも注目だ。花柄ワンピースさらに、体躯に沿った美シルエットを演出する3Dリブニットワンピースや、花柄のラップワンピースがお目見え。いずれもノースリーブで、春夏にぴったりのヘルシーな肌見せコーディネートを叶えてくれる。トートバッグ&ベルトもそのほか、イエローのトートバッグや、オフホワイトとキャメルのリバーシブルベルト、ロープベルトなど、バラエティ豊かなグッズが揃う。【詳細】ユニクロ / イネス・ド・ラ・フレサンジュ パリ2024年春夏新作発売日:2024年4月5日(金)販売店舗:76店舗とオンラインストアにて発売予定アイテム:17アイテム価格:・アウター 6,990円~7,990円・パンツ/スカート 4,990円・シャツ 3,990円・ニット 2,990円~3,990円・ワンピース 4,990円~5,990円・グッズ 2,990円
2024年03月29日“ゼロ距離”な仲良し2人のおいしい毎日を描いた『アキはハルとごはんを食べたい』の第2弾『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』が、6月14日(金)より2週間限定公開が決定。主演は、赤澤遼太郎と高橋健介が続投し、予告編とビジュアルが解禁された。原作は、ごはんものの新鋭・たじまことによる同名ボーイズラブ漫画。“ゼロ距離”の大学生のアキとハル。暖かみのある一軒家でルームシェアをする2人のほのぼのとした日常と、簡単においしく作れるレシピで、読者の心と胃袋を掴んだ話題作の実写映画が帰ってくる。前作に続き、料理担当のアキを演じるのは、「マッシュル-MASHLE-」THE STAGEやMANKAI STAGE「A3!」など2.5次元舞台・ミュージカルを中心に活躍する、赤澤遼太郎。「アキとハルの空気感、ロケーション、仲間、色々なモノが沢山パワーアップして、ついに二人の関係も前進!? 自分のやりたいことや進路、好きな人に想いを伝えることや、この後何を食べるか迷ってる人など、たくさんの方に色々な角度で刺さること間違いなしです!」と作品の見どころをコメント。「前回公開時は多くの方が劇場に来ていただき公開が延長され本当に嬉しかったです!2杯目も初めて見る方でも楽しめる映画ですので周りのみんなを誘っていただき、何杯も"おかわり"してもらえると嬉しいです!」とアピールした。そして片付け担当のハルを演じるのは、初主演のテレビドラマ「ウルトラマンX」以来、ドラマや映画だけでなく、ミュージカル「刀剣乱舞」や「ワールドトリガー the Stage」など2.5次元作品に出演し話題の高橋健介。「アキハルの続編が決まり非常に嬉しく思います!」と喜びを語り、「1の撮影からそれほど時間が経っていなかったこともあり、スムーズに撮影ができ、より深くアキハルの世界を創れたのではないかと思います。アキ役の遼太郎とも前回以上に楽しく日々を過ごさせてもらいました。今作も沢山ご飯が出てくるので目と耳とお腹で是非楽しんでください!」と撮影をふり返った。原作者のたじさんは、「映画アキハルの続編&劇場公開決定おめでとうございます!ふたりの関係が変化していく様子が見られると思うとドキドキワクワクと緊張でいっぱいになります。タイトルの『2杯目!』も映画アキハルらしくて好きです」と喜び、「白ごはんわんぱく盛りなんだろうな」と期待のコメントを寄せた。さらに、佐奈宏紀、櫻井佑樹、竹内星菜、伊織いお、青山ひかる、永山たかし、鎌苅健太、柴田理恵の出演も発表。今回解禁になった予告編では、「ごはんだ!」とお腹を空かせたアキとハルが自室から飛び出し、「タコライス風ごはん」や「梅とろろうどん」を2人でおいしそうに食べるシーンから始まる。一軒家でのルームシェアの大学生活も卒業間際。心もお腹も満たされる日々を過ごしながら就職活動に奔走する2人は、希望の就職先に内定が決定。友人たちと「たこ焼きパイ」でお祝いした矢先、勤務地が大阪に決まったというメールが届く。一緒に暮らせるのも卒業まで、あと残りわずか。寂しい気持ちとモヤモヤを抱える2人は友情以上の気持ちに気づくが…。社会人を迎えるアキとハルの行く末が気になるところだ。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「甘いナポリタン」を手に取り、寄り添うアキとハルが印象的。ほんわかした雰囲気が漂うとともに前作からの関係性の変化も感じ取れるビジュアルに仕上がっている。また、全12種にもおよぶ“映画前売券付きブロマイド”も4月12日(金)正午より発売決定。「エンタメプリント」にて購入できる映画前売券付きブロマイド写真は12種、ランダムで赤澤さん&高橋さんの2ショット2種、赤澤さん&高橋さんの1ショット各5種となっている。映画前売券付きブロマイド『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』は6月14日(金)よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2023年6月2日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル」製作委員会
2024年03月28日俳優の金子ノブアキが、5日に都内で行われた映画『マッチング』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、内田英治監督とともに登壇した。同作は内田英治が監督・脚本を務めるオリジナル映画。ウェディングプランナーとして仕事が充実している一方で、プライベートでは恋愛に奥手な輪花(土屋)は、同僚から新しい出会いを勧められてマッチングアプリに登録する。新たな出会いに期待をして、初デートに向かう輪花だったが、そこに現れたのはプロフィールとは全くの別の暗い男・吐夢(佐久間)。アプリ婚をした利用者を狙った連続殺人事件が起こり、吐夢が捜査線上に浮上するが、事件は意外な方向へと発展し、魔の手は輪花にも迫る。○■金子ノブアキ、映画『マッチング』大ヒット御礼舞台挨拶に登場大ヒットを記録している同作の反響について聞かれると、金子は「何度も足を運んでくださる方がすごく多いと思っていて。いろんな観点から物語を楽しむことができるという言葉をいただくので、それは本当に冥利に尽きると言いますか、嬉しいです」と喜びを語る。SNS上での多くの感想や考察が上がっていることについてトークが進むと、金子は「皆さん、ネタバレ全然しないじゃないですか! ありがとうございます! 皆さんのディフェンス力、素晴らしい!(笑)」と感謝を伝え、「おかげで人気が出ているところもあると思う!」とネット上でのマナーの良さを絶賛していた。
2024年03月05日2024年3月3日、旧・株式会社ジャニーズ事務所であり、芸能事務所の株式会社SMILE-UP.がウェブサイトを更新。同社に所属するアイドルグループ『NEWS』の、加藤シゲアキさんが結婚したことを発表しました。加藤シゲアキが結婚を発表加藤さんは、同社のウェブサイトで次のようにコメントしています。私事で恐縮ですが、この度加藤シゲアキは結婚するはこびとなりましたことを報告させていただきます。この変化を機に改めて感謝を胸に刻み、表現の場においてはさらなる高みを目指す所存です。しかしながらまだまだ未熟な私でございます。今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。FAMILY CLUB Official Siteーより引用サンケイスポーツによると、加藤さんのお相手は「普通の日本人」で、妊娠はしていないとのことです。加藤さんは、『NEWS』のメンバーとして2003年にCDデビュー。2004年5月にメジャーデビューを果たしました。その後、『NEWS』のメンバーとして活動しながら、『ピンクとグレー』で作家デビューした加藤さん。2020年刊行の長編小説『オルタネート』では、第42回『吉川英治文学新人賞』を受賞し、話題になりました。嬉しいニュースに、ネット上では「めっちゃビックリ!」「おめでとう」「お幸せに!」といった声が上がっています。加藤さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年03月03日俳優の金子ノブアキが、23日に都内で行われた映画『マッチング』(公開中)の初日舞台挨拶に土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、真飛聖、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督とともに登壇した。同作は内田英治が監督・脚本を務めるオリジナル映画。ウェディングプランナーとして仕事が充実している一方で、プライベートでは恋愛に奥手な輪花(土屋)は、同僚から新しい出会いを勧められてマッチングアプリに登録する。新たな出会いに期待をして、初デートに向かう輪花だったが、そこに現れたのはプロフィールとは全くの別の暗い男・吐夢(佐久間)。アプリ婚をした利用者を狙った連続殺人事件が起こり、吐夢が捜査線上に浮上するが、事件は意外な方向へと発展し、魔の手は輪花にも迫る。○■金子ノブアキ、『マッチング』公開にしみじみ「嬉しいしちょっと寂しい」「無事に初日を迎えられたということで胸がいっぱいです。キャラクターや物語が我々の手を離れて、皆さんの中でどんどん成長していってくれるのかなと思うと嬉しいし、ちょっと寂しいというめでたい1日ですので、一緒に過ごせてとても嬉しいです」と挨拶した金子。撮影で印象的だったことを聞かれると「太鳳ちゃんと2人で話している喫茶店のシーン」と回答。「お店をお借りして撮影するときって、長時間貸し切りになってしまうし、レイアウトを変えさせてもらうなどご迷惑をおかけすることが多いんです」と話し、「無事に撮影が終わって良かったなと思っていたら、喫茶店のお母さんが『がんばってるね~! お腹空いたでしょ~?』ってドーナツくれたんです。疲れたから本当に染み渡っちゃって!」とほっこりするエピソードを披露した。最後に「お母さん、ごちそうさまでした! おかげでいい映画になりました」と改めて感謝を伝えていた。
2024年02月23日「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2024」の概要を発表する記者会見が、15日に東京国際フォーラムで開催された。2024年は、本国フランス・ナントでの初開催から30年(1995年創設)。日本の東京上陸から20年(2005年初開催)というメモリアルイヤーだ。その記念の年のテーマに選ばれたのが「ORIGINES(オリジン)」だ。テーマの趣旨は、この特別な機会に音楽の原点に立ち返ることにあるという。その手法は、何世紀にもわたって世界中のあらゆる国の作曲家にインスピレーションを与えてきた“音楽の伝統”について考察し、12世紀から現代に至るまでの出来事を、世紀ごとにスポットをあてて紹介することにある。「中世・ルネサンス」「バロック」「古典派」「ロマン派」「国民楽派」「20世紀」といった時代分けの中に、象徴的な作曲家とその作品が並ぶプログラムは、「すべてはここから始まった」というサブタイトルが示すように、クラシック音楽の歴史を俯瞰する壮大なテーマといえそうだ。このテーマを選んだ理由について、音楽祭創設者でアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンは「記念の年に何をテーマにしようと考えたときに、“これまで採り上げてきた作曲家たちが一同に会したらとても面白いことになるのではないか”と思った」と語っているのも楽しい限り。まさにその言葉通り、それぞれの時代を代表する作曲家たちが手掛けた名作の“美味しいとこ取り”が2024年のテーマ「ORIGINES(オリジン)」なのだ。2024年のトピックとしては、有料公演会場である東京国際フォーラムホールA・C・D7に加えて、G409が復活したこと。これによって室内楽プログラムのより一層の充実が期待される。さらには、「ラ・フォル・ジュルネ」のシンボル的な存在であるホールEのキオスクコンサートの復活だ(有料チケットがあれば無料で入場可)。こちらは聴衆参加型プログラム「子どものための音楽アトリエ」や「フォル・ニュイ!!」などが行われる予定。両ホールの5年ぶりの復活は、音楽祭の盛り上がりに拍車をかけること間違いなし。東京国際フォーラム周辺のエリアコンサートや、大人気の「0歳からのコンサート」、プロフェッショナルな顔ぶれが揃う「マスタークラス」などももちろん健在。コロナ禍前の姿に戻りつつある音楽祭が楽しみでならない。チケットぴあでは2月22日(木)から抽選、3月2日(土)から先着受付開始。ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2024(LFJ)■チケット情報()5月3日(金・祝)〜5日(日・祝)東京国際フォーラム文・田中泰
2024年02月16日東急歌舞伎町タワー内の映画館「109シネマズプレミアム新宿」では、映画『セッション』と『ラ・ラ・ランド』を、2024年2月9日(金)から22日(木)までの期間でリバイバル上映する。歌舞伎町のプレミアムシアター「109シネマズプレミアム新宿」一般的なシネコンの最大約2.3倍の大きさのプレミアムシートや、故・坂本龍一が監修した音響システム「サイオン(SAION) -SR EDITION-」、チケット購入者が利用できる上映前に利用できるラウンジなど、他にはない上質な設備を数多く導入したプレミアムシアター「109シネマズプレミアム新宿」。デイミアン・チャゼル監督『セッション』『ラ・ラ・ランド』そのプレミアムな鑑賞環境を活かしたリバイバル上映企画の第2弾となる今回は、来場者アンケートの中で特に多くのリクエストを得た音楽・ミュージカル作品である『セッション』と『ラ・ラ・ランド』が登場。いずれも、デイミアン・チャゼル監督による作品だ。名門音楽学校での狂気の音楽レッスンを描いた映画『セッション』は、長編デビュー作&低予算作品ながら賞レースを席巻し、アカデミー3部門を受賞。喜びも苦しみもある普遍的な人間ドラマを、現代のミュージカル映画として表現した『ラ・ラ・ランド』は、アカデミー監督賞を史上最年少で獲得。その名を世界へと知らしめたデイミアン・チャゼルの代表作2本を、リアルで自然なサウンドを生み出す特別なシアター音響システムで堪能してみてはいかがだろう。『バビロン』を加えた3作品のオールナイト上映もなお、上映初日である2月9日(金)の21時からは、この2作品に最新作の『バビロン』を加えた3作品のオールナイト上映も開催される。上映情報109シネマズプレミアム新宿『セッション』『ラ・ラ・ランド』リバイバル上映上映期間:2024年2月9日(金)〜2月22日(木)場所:109シネマズプレミアム新宿(東京都新宿区歌舞伎町1-29-1)■オールナイト上映上映日時:2月9日(金)21:00〜2月10日(土)4:50頃※1時間前からメインラウンジ利用可能。※各作品目終了後に約15分間の休憩あり。※休憩時間も「WELCOME CONCESSION」で自由にポップコーンとドリンクを利用可能。上映作品:『バビロン』『セッション』『ラ・ラ・ランド』料金:・CLASS S 12,500円均一・CLASS A 9,200円均一※本上映会は「OVERTURE」サービス対象外。チケット販売:2月3日(土)0:00〜 109シネマズプレミアム新宿公式ホームページにて
2024年02月02日アプリから始まる新感覚サスペンス・スリラー映画『マッチング』より、金子ノブアキ演じるプログラマー・影山剛の新たな場面写真がシネマカフェに到着した。金子さんが演じる影山は、マッチングアプリ「Will Will」(ウィルウィル)の運営会社で働くプログラマーで、主人公・輪花(土屋太鳳)がウエディングプランナーとして働く結婚式場とマッチングアプリの共同プロジェクトを通じて、輪花と出会う人物。アプリでマッチングした永山吐夢(佐久間大介)からのストーカー被害に悩む輪花は、影山に助けを求め、悩みの相談を通じて2人の距離は徐々に近づいていく。影山は輪花に思いを寄せ、彼女にふりかかる災厄を一緒に受け止め、支えになろうとする。今回公開された場面写真は、輪花が影山に相談をもちかけるという出会いのシーンや、古いもの好きな影山のリードで、名画座とレコード屋を巡るデートシーンがとらえられている。輪花の前では優しく温かく包み込むような表情の影山だが、鬼気迫る表情で食い入るようにPCを見つめる姿もあり、影山の“裏”の顔が垣間見えるようだ。内田英治監督と初タッグとなった金子さんは、キャスト発表時に「以前から内田監督と仕事をしたいと思っていたので、オファーをいただいてとても嬉しかったです」と念願の参加であったことを明かしていた。内田監督はそんな金子さんについて「金子ノブアキさんとは、あるセリフを腹に落とすために、かなり長く対話しました。難しい役どころを、ミュージシャンであるところも生かして、瞬間でため込んだ力を吐き出すように演じていただきました」と金子さんならではの演技を評している。『マッチング』は2月23日(金・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッチング 2024年2月23日より全国にて公開©2023『マッチング』製作委員会
2024年01月31日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)は、2024年バレンタインコレクション「ボンジュール パリ」を、2024年1月中旬よりラ・メゾン・デュ・ショコラ各店舗で発売する。ラ・メゾン・デュ・ショコラの24年バレンタインシェフ・パティシエ・ショコラティエのニコラ・クロワゾーが手がける「ボンジュール パリ」は、パリの中心エリアに位置するラ・メゾン・デュ・ショコラの4つの店舗を表現したショコラコレクション。限定ショコラを収めた3サイズ展開のギフトボックスや、真っ赤なハート型ボックスに限定・定番ショコラを詰め込んだ「ハート ギフトボックス」などが揃う。“パリのルーツ”を辿る、地名を冠した4種の限定ショコラギフトボックスに入る限定ショコラは4種類。たとえば、1977年に初店舗がオープンした地名を冠した「フォブール 225番地」は、マダガスカル島産カカオ74%のビターな味わいのダークガナッシュ。パリの中心部に位置する2番目の店舗を表した「フランソワ プルミエ 52番地」には、ダークガナッシュ入りのアーモンドペーストを使用している。このほか、イチゴ風味の薄いチョコレートを上下に重ねミルクチョコレートでコーティングし、甘酸っぱいイチゴのピュレを忍ばせたダークガナッシュ「セーヴル 19番地」と、カシューナッツのミルクプラリネを使用した「マドレーヌ 8番地」がラインナップ。メゾンを象徴するパリの風景を描いたボックスにも注目だ。食べ応えたっぷりのハート形ショコラ「ブシェ クール ブーケ」ハート型が目を引く「ブシェ クール ブーケ」は、ロースト玄米入りのアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートでコーティングした、食べ応えたっぷりのショコラだ。フラワーブーケを象ったホワイトチョコレートと、ダークチョコレートのプレートで華やかに飾った。新年を祝う“縁起物”スイーツ「ガレット デ ロワ」もこのほか、伝統菓子「ガレット ガナッシュ デ ロワ」も用意。フランスの新年にはおなじみの伝統菓子「ガレット デ ロワ」をチョコレートのガナッシュでアレンジした“縁起物”スイーツだ。アーモンドクリームと、とろけるように滑らかなガナッシュを混ぜ合わせ、サクサク食感のパイに詰め込んだ。こんがり焼き上げた香ばしいパイと、風味豊かなガナッシュのハーモニーを楽しんで。詳細ラ・メゾン・デュ・ショコラ 2024年バレンタインコレクション販売期間:2024年1月中旬~ ※なくなり次第終了販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 各店舗、オンラインブティック※バレンタイン期間は各地の催事場での期間限定店舗も多数展開。価格:・「ボンジュール パリ」4粒入 2,592円、8粒入 4,212円、15粒入 6,588円・「ブシェ クール ブーケ」3,168円・「ハート ギフトボックス」S1(14粒入) 6,966円、S2(45粒入) 16,092円・「ガレット ガナッシュ デ ロワ」4,158円
2023年12月23日土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキが共演する映画『マッチング』のメインビジュアルと場面写真が公開された。本作は、マッチングアプリによって増えた出会いの裏に仕掛けられた恐怖を、完全オリジナルで描く新感覚サスペンス・スリラー。メインビジュアルは、土屋さん演じる恋愛音痴な主人公・輪花の背後に、スマホ画面に写し出された輪花とマッチングアプリで出会う“狂気のストーカー”永山吐夢(佐久間さん)と、マッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛(金子さん)が迫る一枚が完成。よく見ると、スマホの画面は“表と裏”、2つの顔が影のように写し出されている。また、初公開となる場面写真では、ウエディングプランナーとして働く輪花と同僚の尚美(片山萌美)の姿や、輪花のマッチングアプリのプロフィール写真など、物語の入り口となるアプリに関わる場面から、吐夢との水族館での初デートシーン、木の陰から薄気味悪い視線を送る吐夢、輪花と父・唯島芳樹(杉本哲太)が何かに警戒している姿など、次第に登場人物が不穏な空気に包まれていく様子が切り取られている。さらに、アプリ婚カップルを狙った不可解な連続殺人事件を追う刑事、西山(真飛聖)と堀井(後藤剛範)のバディや、差し迫った表情の輪花、輪花を抱き寄せる影山、赤いワンピースを着た車椅子の美知子(片岡礼子)と節子(斉藤由貴)も登場している。『マッチング』は2024年2月23日(金・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッチング 2024年2月23日より全国にて公開©2023『マッチング』製作委員会
2023年12月20日アキ・カウリスマキが監督を務めた映画『枯れ葉』が、2023年12月15日(金)より公開される。引退宣言から6年、アキ・カウリスマキが復帰映画『枯れ葉』は、フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキが贈るラブストーリー。2017年『希望のかなた』のプロモーション中に突如“監督引退宣言”をしてから6年、名匠アキ・カウリスマキがファンを悲嘆に暮れさせた引退宣言を覆した。労働者3部作『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』に連なる新たな物語として発表された『枯れ葉』には、愛を求める心、連帯、希望、そして他人や自然といった全ての生きるものと死んだものへの敬意など、「人類に未来をもたらすかもしれないテーマ」を込めたという。ヘルシンキで孤独に暮らす女と男のラブストーリー『枯れ葉』の主人公は、ヘルシンキの街で孤独さを抱えながら生きる労働者の女アンサと男ホラッパ。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も電話番号も知らないまま惹かれ合うが、不運な偶然と現実の過酷さによって、ささやかな幸福から遠ざけられてしまう。運命に振り回されながらも、想いを成就させようとする恋人たちの姿を描く。ノスタルジックなヘルシンキの風景や、現実とリンクした演出、自由自在な音楽の使い方、とぼけたユーモア、映画愛に溢れたディテール、そしてカウリスマキ映画には欠かせない名優“犬”の存在など、「愛を信じる」というテーマ以外にも見所満載の作品となっている。『TOVE/トーベ』のアルマ・ポウスティとユッシ・ヴァタネンがW主演主人公の女と男を演じW主演を務めるのは、『TOVE トーベ』でムーミンの作者トーベ・ヤンソンを演じたアルマ・ポウスティと、『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』で高い評価を得たユッシ・ヴァタネンだ。両名ともアキ・カウリスマキ作品には初出演となる。主人公・アンサ…アルマ・ポウスティ理不尽な理由から仕事を失う。カラオケバーでホラッパと出会い、互いの名前も、電話番号も知らないまま恋に落ちる。職場の不当な扱いに抗い、恋人の悪癖をきっぱりと諌める強さを持つ。主人公・ホラッパ…ユッシ・ヴァタネン酒におぼれながらも工場で働く労働者。酒浸りで周囲を心配させるが、どこか憎めない性格。アンサとの不器用な恋のはじまりのデートでジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』を見に行く場面も。フータリ…ヤンネ・フーティアイネンリーサ…ヌップ・コイヴゴールデングローブ賞にノミネート尚、映画『枯れ葉』は国際映画祭の審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに輝き、第81回ゴールデングローブ賞の非英語映画賞と主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。賞レースの今後の展開にも注目だ。【詳細】映画『枯れ葉』公開日:2023年12月15日(金)監督・脚本:アキ・カウリスマキ出演:アルマ・ポウスティ、ユッシ・ヴァタネン、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴ原題:KUOLLEET LEHDET英語題:FALLEN LEAVES配給:ユーロスペース
2023年12月17日2017年に突然の監督引退宣言をし、世界中の映画ファンに衝撃を与えたフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督。それから6年が経った今年、何事もなかったかのように最新作『枯れ葉』とともにカムバックを果たして大きな話題となっています。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。アルマ・ポウスティさん【映画、ときどき私】 vol. 624カウリスマキ作品初出演にして初主演を務めたのは、『TOVE/トーベ』でムーミンの作者トーベ・ヤンソンを演じて高く評価されたアルマさん。本作では、職場での理不尽や恋人の悪癖に毅然とした態度で立ち向かう孤独なヒロインのアンサを好演しています。今回は、カウリスマキ監督ならではの現場で驚いたことや日本との関わり、そして愛の奥深さなどについて語っていただきました。―ananwebでは、カウリスマキ監督の前作『希望のかなた』で主演を務められたシェルワン・ハジさんにも取材をさせていただいたことがありますが、「カウリスマキ監督の作品で主演を務めることは至高のうれしさと同時に恐怖もある」とおっしゃっていました。出演が決まったとき、アルマさんのお気持ちはいかがでしたか?アルマさんアキがまた映画を作るということだけでもみんな驚いていましたが、“フィンランドの巨匠”とされる彼から電話が来て「映画に出てほしいから会いたい」と言われたときは、本当にびっくりしました。私はアキの作品をずっと観てきましたし、彼が経営しているバーにも映画館も行ったことがあるくらい。つねに自分の人生のなかにいるような存在でしたから。だからこそ、この作品に出られたことを誇りに思っています。ただ、一度もお会いしたことがなかったので、会うまでは信じられない気持ちでしたし、最初はとにかく緊張しましたね。話し合いで重要だったのは、アスパラガス論争―実際の監督は、どのような印象でしたか?アルマさんとてもハートフルで、素晴らしい人です。家族のようなチームのなかに、温かく受け入れてくださって、貴重な経験ができたと思っています。アキはとにかく何に対しても正確で細かいところがありますが、すべてがうまく行くように進めてくださるので、私もベストを尽くすことができました。―憧れの人とのお仕事でプレッシャーを感じる部分もあったと思いますが、ご自身で何か準備をされたのでしょうか。アルマさん実は、アキからは「事前に稽古をしちゃダメ」と言われていたんです。なので、とりあえず彼の作品をもう一度全部観ることにしました。というのも、過去作のどれかに何らかの繋がりがあるかもしれないと思ったからです。とはいえ、それらを真似するつもりはありませんでしたが、準備ができない代わりにそういった方法を考えて挑みました。―なるほど。制作過程ではグリーンかホワイトかを巡るアスパラガス論争もあったそうですが、監督との印象的なやりとりがあれば、教えてください。アルマさんアスパラガスの話はけっこう重要なので、最初にお話ししますね(笑)。あれは、初めてアキとプロデューサーと同じく主演を務めたユッシ(・ヴァタネン)の4人で会ったときのこと。映画の話をまったくせずに、フィンランドの森や犬のこと、それから政治の話をしていたのですが、そのなかでも一番重要だったのがアスパラガスの話題でした。最終的には、アスパラガスサラダが劇中に登場するところまで繋がっていますから!これまで経験した現場のなかでも一番静かだった―つまり、そこで話していたからアスパラガスが映画にも使われたと。アルマさんジョークの意味合いもありますが、おそらくそうだと思います。―劇中ではホワイトアスパラガスのサラダが出てきますが、ということはホワイト派が勝利したのでしょうか。アルマさん実はまだ結論が出ていなくて、いまだにその話をしているくらいなんですよ(笑)。でも、映画に出てくるサラダは、ホワイト派のプロデューサー自身が作ったからホワイトになっています。私はグリーンのほうが好きなんですけどね!―サラダひとつにそんな背景があるとは驚きです。現場でもカウリスマキ監督ならでは演出などもありましたか?アルマさん私の人生で経験した現場のなかでも、一番静かな現場だったと思います。というのも、アキのチームは何十年も一緒に仕事をしているスタッフばかりなので、もはや話さなくてもわかる関係性。たとえば、口笛で合図するだけで誰かが動いたり、ほかの人にはわからない“秘密の合言葉”でうなずき合っていたりするようなとても不思議な現場でした。あと、アキは絵画を描くように構図を決めてから照明や小道具など時間をかけて作り上げていくタイプの監督なので、集中力の高さや細かいこだわりがとにかくすごかったですね。孤独と愛というのは、表裏一体だと感じている―今回、カウリスマキ監督が復帰した理由については、「無意味でバカげた犯罪である戦争に嫌気がさして、愛や連帯、希望などをテーマにした物語を描くことにした」と話されていますが、アルマさんは不器用な2人によるラブストーリーをどう感じましたか?アルマさん「他人を気遣う思いや相手にシンパシーを抱く気持ちには強い力があるんだ」という印象を受けました。小さな映画ではありますが、そこにはとても大きなヒューマニズムがあると感じています。最近は、人と人がお互いのことを気にかける思いやりをなくしてしまっているところもあるかもしれません。でも、たとえいろんな失望を経験していたとしても、どんなにシャイな人たちだとしても、愛と勇気を持って進んで行けば、将来に希望が見えることをこの作品は伝えようとしてくれているのだと思っています。―その通りですね。以前、『TOVE/トーベ』で取材させていただいた際、「いい意味で自分を見失うことができる愛には圧倒されるし、それこそが生きる力を与えてくれるものと考えている」と話されていました。本作を経て、愛に対する考え方にも変化はありましたか?アルマさん愛にはいろんな形があり、映画の世界でもラブストーリーは語り尽くせないテーマなんだなと改めて感じました。そして、孤独と愛というのは表裏一体であり、人生にはそういった二面性が存在しているとも思っています。アキは作品を通して日本のみなさんに手を振っている―劇中では、ワンちゃんとの間に生まれる愛情も描かれていますが、撮影でハプニングなどはなかったですか?アルマさん本作がデビュー作ですが、とても才能があっていいリズム感を持っているので、すべて上手くいきました。実は、もともとポルトガルで野良犬だったところをアキが見つけて、育てているワンちゃんなんですよ。なんと名前が私と同じアルマなので、そういったこともあってすごく仲良くなりましたね。―見事なコンビネーションでしたが、名前が一緒とは運命的ですね!また、以前「日本に行ってみたい」とおっしゃっていましたが、実際に日本に来てみていかがですか?アルマさん長い間、日本を訪れることを夢見ていたので、やって来ることができて本当に幸せです。ただ、今回は滞在が短いので、近いうちにまた戻ってこれたらいいなと。日本で知られているフィンランドの代表といえばムーミンのトーベ・ヤンソンとアキ・カウリスマキ監督ですが、彼らに導かれるようにして日本に来ることができたのも不思議な縁を感じています。―本作についても、カウリスマキ監督が小津安二郎監督に敬意を払っていると明かしているように、日本への愛が随所に散りばめられています。アルマさんそうですね。それはアキ流のジョークでもありますが、彼は作品を通して日本のみなさんに手を振っているのだと思いました。映画でも最初に流れる曲は、日本の「竹田の子守唄」ですし、劇中のあちこちに小津監督が好んで使っていた赤も印象的に置かれているほど。それが彼なりの日本に対しての挨拶だと感じました。好奇心を持ちながら、自分の道を見極めてほしい―細かいところまで、ぜひ注目していただきたいですね。それでは最後に、ananweb読者に向けて、メッセージをお願いします。アルマさん若いときは「あれもこれもチェックしなきゃ」と新しいものを追いかけようとしてしまうことってありますよね?私自身もそうでしたが、ある程度年齢を重ねてくると、「先人たちはどんなことをして、何を思っていたんだろうか」と考えるようになり、そこに価値を感じるようになることがあります。そんなふうに、ときにはちょっと立ち止まって振り返ってみると、おもしろい発見があることは伝えたいですね。あと、私はシェイクスピアが好きな祖母から、「愛を受けたいと思ったら愛を与えるべき」とよく言われていましたが、そういうところも大切かなと。30歳前後というのは、ちょうど人生の方向性を選ぶ時期であり、物事が深まっていくときでもあるので、好奇心を持ちながら自分の気持ちがどちらに向かっているのかを見極めてほしいなと思います。インタビューを終えてみて…。前回のオンライン取材では画面越しでも伝わるほど笑顔が素敵な印象でしたが、実際はさらに魅力的なアルマさん。取材中もお茶目なリアクションと満面の笑みをたくさん見せてくださり、とても癒されました。「日本に来れて2年越しのリベンジが果たせた!」とおっしゃっていましたが、直接お会いできてうれしかったです。ぜひ、本作でもアルマさんの演技に魅了されてください。悲痛な現実をはねのけるカウリスマキ流ハッピーエンドカウリスマキ監督のノスタルジックでユーモア溢れる世界観にふたたび浸ることができる本作。孤独を抱えながらも日々を懸命に生きる男女がたどり着く愛と希望に、胸が熱くなるこの冬必見のラブストーリーです。写真・園山友基(アルマ・ポウスティ)取材、文・志村昌美ストーリー舞台は、ヘルシンキの街。ある夜、理不尽な理由から仕事を失ってしまったアンサは、酒に溺れながらも何とか工事現場で働いているホラッパとカラオケバーで出会う。そしてふたりはお互いの名前も知らないまま、惹かれ合うようになる。ところが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざけてしまうのだった。果たしてふたりは、無事に再会を果たし、想いを通じ合わせることができるのか…。釘付けになる予告編はこちら!作品情報『枯れ葉』12月15日(金)よりユーロスペースほか全国ロードショー配給:ユーロスペース(C) SputnikPhoto: Malla Hukkanen(C) SPUTNIK OY 2023写真・園山友基(アルマ・ポウスティ)
2023年12月16日アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる、孤独を抱えながら生きる女と男の心優しいラブストーリー『枯れ葉』。第81回ゴールデングローブ賞のノミネーションがL.A.現地時間12月11日に発表され、非英語映画賞と主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)に選出された本作から、大島依提亜デザインのオルタナティブポスターが解禁された。今年のカンヌ国際映画祭審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、アカデミー賞国際長編映画賞部門のフィンランド代表にも選出された本作。先日発表された、米タイム誌の「2023年の映画ベスト10」にてベスト1に選ばれたことでも注目を集めている。また本国フィンランドでは、動員20万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える動員数を記録、フランスやドイツでも大ヒットするなど各国で快進撃を続けている。この度解禁されたオルタナティブポスターは、米クライテリオン社の小津安二郎『お茶漬の味』『お早よう』のブルーレイジャケットのイラストも担当したイラストレーターの木内達朗とデザイナーの大島依提亜のタッグ。赤いワンピースを着て佇むアンサ(アルマ・ポウスティ)をホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)と飼い犬が見つめる様子が収められている。イラストを手掛けた木内さんは、「カウリスマキ監督が大事にされている、家具や内装や服装などの色が最大限に生きるように照明と配色とを考えました」と製作意図を明かす。大島さんは、「木内さんから上がってきた絵は、とうぜんながら自分のちっぽけな脳みそで考えていた想像の絵を遥かに凌駕していて、ポスターのデザイン中もドキドキしてました」とそのイラストに刺激を受けたとコメントした。また、先日、初来日を果たしたアルマ・ポウスウティは、「なんて美しいポスター!とても気に入りました」と喜び、「アンサの部屋のタペストリーまで描かれているのが面白いですね(笑)丘に山羊がいるでしょ? フィンランド語で山羊は“カウリス(kauris)”、丘は“マキ(mäki)”、ふたつ合わせるとカウリスマキ。映画の美術さんが仕込んだジョークです」と思わぬエピソードも教えてくれた。本編に登場する犬は、アキ・カウリスマキ監督の飼い犬で“アルマ”という名前だったことが明かされており、アルマ・ポウスウティは「名前を聞いて運命を感じました。彼女はとても演技が上手な犬で、間をしっかりと理解して演技をするんです!」と共演の思い出を語っていた。なお、本ポスターは上映劇場限定で販売も予定されている。各界の著名人からのコメントも到着NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を務める足立紳は「カウリスマキ監督の作品を観たらいつも自己肯定感が爆上がりして活力がみなぎる」、『CUT』で知られるアミール・ナデリ監督は「アキ・カウリスマキの新作を観ることは、現在の世界の映画界ではめったにできない、真の宝物」と称賛。『あのこは貴族』の監督・岨手由貴子は「生活に困窮しながらも、アンサとホラッパの日常には音楽や衣服といった文化が存在する。そんなささやかで豊かな事実に、何度もハッとさせられた」(※フィガロジャポン2024年1月号より抜粋)、アニメーション作家の山村浩二は「カウリスマキの老練な『真の花』によって、私の心に花が開いた。世の中は少しも良くならないが、前向きに生きるしかない」とのコメントが寄せられている。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年12月13日俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日