1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。話し合いの次の日に保育園にお迎えに行くと、急に目まいと吐き気に襲われてしまったモモさん。少し車の中で休み、症状が落ちついてからお迎えに行くと、そこには副園長先生の姿がありました。 モモさんは娘の担任保育士の姿を最近見ていなかったので、そのことを副園長先生に質問すると、「2カ月前に辞めましたよ」という答えが返ってきて、驚いてしまいます。さらに続けて、「うちの円は保育士の入れ替わりが多い」と補足したのでした。 その後、モモさんは園の対応のストレスから不眠になり、娘は登園渋りを起こすようになってしまいます。モモさんが登園渋りのことを連絡帳で相談をすると、お迎えに行ったとき園長先生に呼び止められてしまいました。園長先生はぶっきらぼうに話しかけるのですが、会話が全然かみ合わず……。困惑したモモさんが質問をすると、園長先生は激怒し始めてしまったのです。 「娘さんのことがそんなに心配なら、1日見学しにでも来ればいいじゃないですか?」強い口調でそう言い放った園長先生。さらに、「我々もとっても忙しい」と言い出して……!? ついにママはとある決断をすることに! 園長先生と会話がかみ合っていなかったことから、事情を事細かに説明するモモさん。 「そこまで言ってもらわないと、こちらとしても分かりませんよ!!」 「それで見学はどうするんですか!?」 「もし見学を断ると言ったら、私はまた娘のこと他人事だと思ってると言われてしまうのでしょうか……?」 「そんなこと私が言うわけないですけど?」 その言葉に「検討させてください」と返したモモさん。 すると、園長先生は怒って歩いて行ってしまいました。 (でも今回の件で決意した……!!転園しよう!!!夫に相談だ) モモさんは心の中で強く転園を決意したのでした。 園長先生という立場の方が、保護者に対してこのような高圧的な態度を取っていることに疑問を感じてしまいました。モモさんは転園を決意したようですが、合わないと感じた保育園に我慢して通い続けるよりも、潔く転園したほうがモモさんや娘さんにとってもいいのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月12日保育園に小さいころから通う娘が、突如起きた環境の変化で保育園に行きたくない……とグズってしまうようになりました。その娘がルンルンで保育園に行くようになった理由とは一体!? 登園を渋る娘。なにか良いアイディアは…? 毎日、姉妹ともにごきげんで保育園へ通っていたのですが、あるとき県外へ引っ越しすることに。次女が3歳になったころ、新しい保育園が決定。しかし、次女は人見知りする性格で、教室に着いても私からなかなか離れず、頭を抱える日々が続きました。 ある日、長女のヘアアレンジをしていると、横にいた次女から「お姉ちゃんみたいにかわいく結んで♪」と言われたので初めて次女のヘアアレンジに挑戦。するとその日、次女は目を輝かせて保育園に行ったのです。そればかりか、アレンジしたヘアスタイルのおかげで先生やお友だちと話すきっかけができ、自分からも積極的に話しかけられるように。引っ越し直後の次女は、おしゃべりができる人がいなくて不安だったのかもしれません。 それ以来、次女の登園渋りはうそのようになくなりました。これからは今回の登園渋りのようになにか異変があったときは、環境の変化がなかったか考え、行きたくない理由をまずは探ってみようと思います。子どもに寄り添い、一緒に問題解決していくことが大切だと痛感した出来事でした。 作画/ヒロミンミン著者:つちやさとみ
2023年12月11日幼稚園で年少組を担任している先生。息子をうまく撮影できなかったという理由で運動会を再度開催させたり、園に侵入して我が子を見守っていたりと問題行動の目立つ母親、ユリエさんに悩まされていました。ことあるごとにクレームをつけてきたユリエさんですが、3学期末で息子のリョウタくんを転園させると言ってきました。年度末の忙しさから先生は「卒園式当日は荷物はいらない」という連絡を、よりによってリョウタくんの連絡帳に書き漏らしてしまいました。すると、卒園式当日に「うちだけ荷物のことが書かれてなかった!」「転園するからいじめたんですか!?」と、ユリエさんから怒りの電話がかかってきたのです……。先生は素直に謝りましたが、ユリエさんは納得していない様子でした。 そして、ついに卒園式。自分のクラスの園児たちを連れて会場へ向かうと、そこには片手にカメラを構えたユリエさんの姿があったのです。卒園児の保護者ではないため、先生は驚きました。卒園式が終了すると、ユリエさんは先生に声をかけてきました。 「撮影しやすいようにリョウタを前に座らせてくれればいいものを」「最後の最後まで私たち親子をいじめないと気が済まないのかしらね?」 不機嫌なままアルバムを受け取り、リョウタくんとともに帰っていったユリエさん。今後関わることはないだろうと思っていたのですが、春休みに入ってから、また先生宛に電話が来たのです……。 先生のことなんて信用できない カメラマンが来て水遊びを撮影する日、リョウタくんは風邪気味で、ユリエさんから水遊びをさせないように連絡帳を通して言われていたので、見学していました。 そのため、リョウタくんの水遊びの写真データはなかったのです。 アルバムを渡したときに「水遊びの写真もあります」と誤って伝えてしまったことを先生は後悔します。 そしてユリエさんにはこの理由が通用するわけもなく……。 どこかにリョウタくんの水遊びの写真があるはずだからと、ユリエさんは探せと言い出しました。 先生は、誤って伝えてしまったことと、これでユリエさんの怒りが収まるならという気持ちから、水遊びの写真データを調べることにしました。もしかしたらカメラマンではなく、先生たちが撮影した写真があるかもしれないと思ったのです。 そして新学期がスタートしました。ユリエさんのことを忘れてバタバタとした日々を過ごしていた先生のところへ、同じ幼児教育の学校出身の友人から電話がかかってきました。 先生の友人はどうやらユリエさんとリョウタくんが通っている園で働いているとのこと。 そしてユリエさんは新しい園で先生の悪口を言いまくっていると言うのです。 アルバムを渡すときに「普段の園生活の写真や水遊び、玉ねぎ掘り、遠足の写真が入っていると思います」と言った先生。ユリエさんは電話口で開口一番、「水遊びの写真がありません」と言ってきたのです。 アルバム用にカメラマンに来てもらって撮影する日、ちょうどリョウタくんは風邪気味で、水遊びをさせないようユリエさんから要望があったのです。見学していたリョウタくんの写真は、アルバムには入れていませんでした。 私が「水遊びの写真が入っている」と言ったばっかりに、ユリエさんは「こんな納得のいかないアルバムに代金は払いたくないです」「あと本当にうちの子の水遊びの写真がないのか調べなさい!」とクレームをつけてきたユリエさん。 私がデータを確認しても、やはりリョウタくんの水遊びの写真は一枚もありませんでした。そのことをユリエさんに連絡すると、今度は「ちゃんと探したの!?」「いじめをする先生のことなんて信用できないので、私が今からそちらに確認しに行きます!!」と言って、また幼稚園にやって来ました。 ユリエさんにデータを確認してもらいましたが、やはりリョウタくんの水遊びの写真はありませんでした。「非常に残念です」と言い残して、帰っていったユリエさん。 後味はあまり良いものではなく、嫌なこともさんざん言われたものの、先生はようやく関わりを絶てたことに、心は晴れ晴れとしたのでした。 そして、新学期がスタート。 先生がバタバタとした日々を過ごしていると、別の幼稚園で働く友人から電話がかかってきました。友人が働く幼稚園に、リョウタくんが転園してきたとのこと。そして、ユリエさんは「前の園で担任に虐められた」「この前街中であの先生が男の人と歩いていた、公の場であんな姿見せて子どもに悪影響だわ」と、新しい園の園長に悪口を言いふらしていたそうです。 しかし、その園の園長は、「立派な園で立派な先生に1年担任してもらってよかったですねぇ~!」と返したのです。 転園手続きを終えてもなお、先生にクレームをつけてきたユリエさん。さらに、新たな園では前の園と保育士さんたちの悪口を吹聴しているようです。リョウタくんが新しい園でも楽しく過ごせるよう、ユリエさんには配慮してもらいたいものですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月08日幼稚園で年少組を担任している私。運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。2時間の間、一方的に難癖をつけてきた挙句、「もう一度運動会をやってください」ととんでもない要求をしてきたのです。ことなかれ主義の園長により、再度開催されることとなった運動会。ユリエさんとその妹は、通常の運動会では立ち入ることのできないエリアからリョウタくんを撮影できてご満悦の様子。その後、先生に対しての態度も一変し、機嫌よく挨拶までしてくるように。 時は過ぎ、3学期も残り1週間に。毎年恒例の個人懇談会について、ユリエさんから「順番を一番最後にしてください」との連絡がありました。 そして、懇談会当日――。 またクレームをつけられるのではないか、とひやひやしてた先生でしたが、ユリエさんはわが子の溺愛話を語るばかり。しかし、最後に「うちの子『転園』させるので」と言い出したのです。転園理由を聞いて先生はただただ戸惑うのでした……。 衝撃の転園理由とは ユリエさんからの突然の「うちの子オカマ化発言」に驚く先生。 リョウタくんのいる年少クラスは、男の子と女の子の人数が同じぐらいでした。 しかし、リョウタくんと気の合う男の子はハヤトくんのみでした。ハヤトくんは以前、強くリョウタくんを抱きしめて、ユリエさんはハグで内臓が破裂するじゃないかと心配していました。 行事がある日は午前中で終わるため、荷物なしの手ぶら登園のことが多い幼稚園。先生は、手紙や連絡会でも、卒園式の日は荷物は要らないことは話していました。 しかし卒園式前日、年度末でバタバタと忙しくなってしまった先生。 「荷物は要りません」という旨を連絡帳に書いた人と書いてない人を作ってしまうというミスを犯してしまいます……。 どうやら先生はリョウタくんの連絡帳に荷物のことを書き漏らしていたのです。 無事に全員が登園したころ、先生宛に一本の電話がかかってきました。 「うちの子、オカマになりそうじゃないですか?」と突拍子もないことを言い出したユリエさん。「気の合う男の子が少ない」「リョウタの足を引っ張るようなクラスメイトばっかり」と言いがかりをつけてきたのです。 「年中の頃には男子・女子で分かれて遊ぶことも増えてくるからそんなに心配しなくても大丈夫ですよ」「ここで環境が変わるのはリョウタくんにとっても負担になってしまうかも……」と先生は伝えますが、ユリエさんの転園への意思は固い様子。 結局、リョウタくんは転園することになり、先生は事務の人と連携して急いで転園手続きを終わらせました。 卒園式前日――。 年度末の忙しさで、先生は何人かの連絡帳に「明日は手ぶらで来てください」「荷物はいりません」という連絡を書き忘れてしまいました。そして、よりによって、リョウタくんの連絡帳にも書き漏らしてしまったのです……。 卒園式当日。バスで迎えに行くと、リョウタくんは荷物を持っていました。その場にいたユリエさんに荷物をお返しして、リョウタくんたち園児を乗せて園へ向かいました。 すると、登園してすぐにユリエさんから私宛に「連絡帳にうちだけ荷物のことが書かれてありませんでした」「転園するから、いじめたんですか!?」と電話が来たのです……。 ユリエさんは女の子と遊ぶリョウタくんのことを心配しているようですが、気の合うお友だちに性別は関係ないのではないでしょうか。ましてや、女の子のように育つと言っていますが、どのように育ったとしてもその子の個性ですよね。親の都合で、1年間ともに過ごしてきたクラスメイトたちと引き離されてしまうことになったリョウタくん。転園先で楽しく過ごせるといいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月06日保育園の運動会がありました。次の競技はいよいよ3歳クラスの息子のかけっこ。この後、まさかの出来事が起こってしまったのです……。息子の驚きの行動スタートを切った息子に、私は応援席から大声で「〇〇頑張れ!」と声をかけました。 すると私の声を聞いた息子は、走りながら私を見つけ、目を輝かせて応援席に向かって走ってきてしまったのです。 私は焦ってしまい、恥ずかしさから顔が真っ赤に。しかし、それを見ていた保育士さんが「ママのところに1等賞だね!」とフォローしてくださり、息子と一緒にゴールまで走ってくれました。 息子も無事にゴールできてうれしそうでしたし、保育士さんのサポートに心が温かくなりました。 作画/ぽよ母著者:玉村あき
2023年12月06日幼稚園入園まで、長男の発達の遅れに気づかなかった長男は3歳まで保育園に預けることもなく、自宅保育で育てました。そのため集団行動を苦手とする長男の発達の遅れには気づいておらず、近所にいくつかある幼稚園のうちの一つに入園しました。長男が入園した幼稚園は、周辺の他の幼稚園に比べると、園生活の中でお勉強的な要素を多く取り入れていて、発表会などやることが比較的多い園でした。Upload By プクティ入園当初は登園を渋ったり、制服を嫌がったりしていた長男でしたが、徐々に慣れて登園できるようになりました。ところが、入園から半年以上経った頃、保護者面談で「いまだに長男くんは教室から脱走したり、運動会の練習も参加しなかったりしているので、発達支援センターへ連絡をして療育に通ってほしい」と言われました。そこから発達支援センターへ相談を開始し、年中の時に療育医療センターで軽度の知的発達症(知的障害)と診断されたのでした。診断されてからは並行通園の形で療育にも通いだし、幼稚園の担任の先生から聞いた困り事を療育先の先生へ伝え、改善するための練習に繋げることができました。忙しい中でもきちんと長男の様子を観察してくださった担任の先生には本当に感謝しています。しかし、大事なことと分かっていながらも、幼稚園のお迎えのたびに、長男がどんなことができていなかったか、どんなことで困ったかなどの話を、毎回謝りながら聞くのは少しつらいものがありました。Upload By プクティ幼稚園からの呼び出しそんな日常を過ごしていたある日、幼稚園から呼び出しがありました。保護者面談の時期でもあったので、長男の幼稚園での様子を聞くだけのつもりでいたのですが、担任の先生から「園長と主任も同席します」と伝えられ、これはただ事ではないな……と身構えた私は、夫と共に幼稚園へ行くことにしました。Upload By プクティ普段の保護者面談は教室で担任の先生と行うのですが、この日は園長室へ通されました。そして園長先生から伝えられた言葉は……Upload By プクティ「年長は難しい」という言葉にショック……そして幼稚園退園へ園長先生からの言葉には非常にショックを受けました。直接的に「退園」と言われたわけではないのですが、年長は難しいとハッキリと伝えられたので、「退園を促されているのかな……」と夫婦で感じました。ただ、この幼稚園では求められるレベルも高く、長男ができないことを日々聞かされることもつらかったですし、長男にも無理させているのでは……と薄々感じていたこともあり、私たちはすんなりと退園することを決めたのでした。Upload By プクティ結果的には「退園」という形になってしまいましたが、幼稚園の先生が長男の発達の遅れを指摘してくれたからこそ、早い段階で療育や医療に繋がれたと思いますし、長男の面倒をよく見てくださった幼稚園にはとても感謝しています。そして、私たちは長男により合った環境を探すことにしたのでした。執筆/プクティ(監修:初川先生より)長男くんの幼稚園退園のエピソードをありがとうございます。幼稚園での集団生活を始めてみて、他のお子さんとの違いに気づくこと。他のお子さんができている集団での活動に教室を飛び出すといった不適応行動を呈するなど、お子さんの苦戦に気づくこと。発達的な課題を持つお子さんにはよく見られることではあります。幼稚園はおそらく私立だったのかと想像しますが、私立園だと特に園での活動や教育方針というものが園ごとに設定しているので、勉強に力を入れている、あるいは運動に、といった特色があります。慣れることで活動に加われる場合、療育などを併用して集団でのルールを知っていくことでできることが増える場合ももちろんあります。ただ、園としての方針と、他の子どもたちの成長により求められることが高度になることなどによって、きっとますます長男くんは集団に加われなかったり、苦戦したりといったことが予想されたのですね。日々の連絡でもお子さんが「できなかった」エピソードを聞くのはつらいですね。また園長先生を交えての面談はなかなかの衝撃だったろうとお察しします。ただそれは、お子さんに環境が合っていないことを伝えてくれていることでもあり、合わない環境で過ごすことが成長促進になるのか、ということは立ち止まって考えてみたいところではあります。就学前の大切な時期、遊びや集団活動を通して、みんなと一緒にやるって楽しい、歌や工作、運動の楽しさなどを体験的に知ってゆく大事な時期です。療育を勧められたこと、日々の「できない」知らせも面談も保護者からするとつらい面は当時は強かったと思いますが、それによってお子さんの得意不得意を知る、今の環境にはどうやら合っていないと知る(逆に言うと、今よりも多少なりとも合った環境は別に存在しているであろうと感じる)、そうしたことができたのは長期的に見ると大切なプロセスであったと感じます。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2023年12月05日VISH株式会社は幼稚園・保育園・認定こども園向けICTシステム「園支援システム+バスキャッチ」の導入施設数が、2023年12月1日に2,400施設を突破したことをご報告いたします。園支援システム+バスキャッチ公式サイト: 「園支援システム+バスキャッチ」導入2,400施設を突破!2010年12月にサービスの提供を開始した「園支援システム+バスキャッチ」は、幼稚園・保育園・認定こども園のDX化を支援するクラウドサービスです。この13年間、目まぐるしく変化している保育業界の多様なニーズに合わせた機能開発を続け、幼稚園・保育園から認定こども園まで幅広い施設にご利用いただけるサービスに成長しています。その柔軟性と現場の業務負担軽減への貢献を評価頂き、この度2023年12月1日に導入施設数が2,400施設を突破しました。VISH株式会社は今後も多忙な教職員の業務負担軽減、保護者の連絡手段のデジタル化に寄与できるよう新たな機能の拡充を継続してまいります。■園支援システム+バスキャッチの特長◎利用料金基本機能は、園児数・教職員数に関わらず、初期費用0円、月額9,900円(税込)よりご利用いただけます。インターネット経由でアクセス可能なため、端末の台数の制限はなく、利用場所に依存せずにサービスを利用できます。また定期的に無料のアップデートを実施していますので、常に最新の機能の利用が可能です。◎幼稚園・保育園から認定こども園まで幅広い施設に対応2010年12月より13年間、柔軟にバージョンアップしてきたサービスです。幼稚園・保育園の多忙な教職員の業務負担軽減、保護者の連絡手段のデジタル化はもちろんのこと、認定こども園の煩雑な事務処理への対応、幼児教育・保育の無償化の申請書類作成への対応、送迎用バスの置き去り防止を支援する機能の開発と業界への課題に対応したサービスです。◎セキュリティVISH株式会社は、プライバシーマークを取得し、お客様から預かる重要な情報を慎重に管理しています。総務省が推進する「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針」に従い、情報の安全性を確保しています。データ通信はSSLを使用して暗号化されており、外部の第三者が内容を確認することができません。さらに、データセンターにはAmazon Web Servicesの高度なセキュリティと信頼性を備えたインフラを利用しています。■園支援システム+バスキャッチの機能概要「園支援システム+バスキャッチ」基本機能・園児情報の一元管理・園児名簿、指導要録、保育計画の作成・施設からのお便り配信、メール配信、アンケート作成・保護者からの欠席連絡、連絡帳、出席簿管理・保護者からの預かり保育予約、預かり保育管理(認定こども園対応)・登降園管理、行政提出書類の作成・送迎バス運行管理(バスロケーションシステム)・午睡チェック・教職員の出退勤管理・未就園児、教職員採用向けメールマガジン・幼児教育・保育の無償化各種書類作成、出力・保育料計算、口座振替【VISH株式会社について】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月01日皆さんは、子どもの体調不良で困ったことはありますか?今回は「保育園に娘を預けて出勤」を紹介します!イラスト:bondo1娘を保育園に預けて出勤娘を保育園に預けて働いている主人公。勤務先は保育園から1時間ほどかかり、バスと電車を乗り継いで出勤していました。そのため、娘の体調が少しでもおかしい場合は、すぐにテレワークに切り替えて働いていた主人公。そんなある日、いつも通り保育園に預け、出社したのですが…。保育園から電話出典:愛カツ同僚から「電話だよ!」と言われ「こんな早くから電話…」と思った主人公。保育園からの電話だと言われ嫌な予感がします。なんと登園してすぐに熱を測ったら、40度もあったという娘。主人公は急いでお迎えに行くことに。しかし、帰宅すると娘が元気に遊びだし、熱も下がっていたのです。突発性の熱で安心した主人公でしたが「せめて出勤前にわかれば…」と思うのでした。娘の熱が下がって安心保育園からお迎え要請の電話がきてしまった主人公。娘の熱が下がりほっとしたものの、職場への迷惑も考えてしまう主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月29日息子のアオちゃんの日常を描く、つぐみ屋さんの育児マンガを紹介します。保育園の帰り道、「今日は何したの?」とつぐみ屋さんがアオちゃんに聞きました。「ボールで遊んだ」と答えたので、「他は何したの?」と聞きました。すると、アオちゃんから予想もしない答えが返ってきて……!? アオちゃんはいったい保育園で何をしたのでしょうか? 保育園で、今日は何をしたの? 海に行ったというアオちゃん。つぐみ屋さんはびっくりして連絡帳を確認すると、そこには「今日は桶に入って水遊びをした」と書かれていました。アオちゃんは桶のことを「海」と言っていたのです。 わが子が桶に入りながら海を想像している姿を想像して、ほっこりしたつぐみ屋さんでした。 ◇◇◇ 桶が海になるなんて、アオちゃん、かわいすぎて癒されます。そして海を見たら、アオちゃんはいったいどんな反応をするのか……、気になってしまいますね♡ 著者:マンガ家・イラストレーター つぐみ屋
2023年11月29日集団行動が課題の長女:まゆみ長女のまゆみは自閉スペクトラム症と知的発達症(知的障害)の診断を受けており、1歳8ヶ月で療育に通い始めてからずっと「周りを見ることが課題」と言われ続けてきました。5歳半になった現在、ようやく人のまねをして踊る様子が見られるようになりましたが、まゆみのタイミングでふと表れる程度で、みんなと一緒に取り組むのはなかなか難しいのが現状です。そんな中、保育園の運動会がありました。年中から入園したのはクラスでまゆみだけ。保育園での運動会は初めてです。私も「周りについていくのは厳しいだろうから、今日はまゆみが楽しんでくれてたらいいや」なんて思いながらまゆみの出番を待っていました。Upload By にれ昨年、療育先で行われた運動会では次のような状態でした。Upload By にれ多動が激しくて片時もジッとしていないまゆみが、マイペースながらもほかの子どもたちと一緒に踊ったり列に並んだりしている姿が見られて感動したものですが、それから1年後となる保育園の運動会ではさらに大きな変化があったのです。保育園のお友達……つまり定型発達の子どもたちが大多数の中、一緒に何かを発表する機会は6月にあった保育参観以来です。その時のまゆみは大体どの場面を切り取っても、先生に抱っこされているか、床に大の字で寝そべっているか、教室を飛び出して事務室へ走っていってしまうかのどれかでした(このこと自体は、『その空間がイヤになったら、癇癪を起こすのではなく部屋を移動して自分から環境調整できるようになったんだな』と好意的に捉えました)。そんな調子なので、『一斉指示に従って集団行動をする』というのはまゆみにとって大きな大きな課題です。6月の時点ではまだ難しそうに思えましたが、4ヶ月後となる秋の運動会では信じられないほどの成長ぶりを見せてくれました。Upload By にれ恥ずかしながら、お遊戯が始まった直後の『みんなで一斉に指差しするシーン』から、私は涙が止まりませんでした。まゆみだけ左右の手の動きが間違っていて明後日の方向を指していましたが、『サポートの先生なしで集団行動するまゆみ』という衝撃の前にはささいなことです。人目をはばからずオイオイ泣きながらカメラを回しました。何よりもうれしかったのは、まゆみがずっとずっとニコニコしていたことです。楽しさと喜びが伝わってくる笑顔に、まゆみもみんなと一緒に演技ができてうれしいのだと思いました。閉会後、先生にお礼を言いに行くと、なんと先生も泣いていました。「まゆみちゃん、すごい!本番が一番頑張ってくれました……!!」聞くと、前日のリハーサルでは上手く参加できず、先生方も心配されていたのだそうです。思えば、療育を併用しているまゆみは週に3回しか保育園の利用がありません。練習時間もほかの子より短かったはずです。それなのに、周りをよく見て一生懸命頑張ってくれたんだと思うとまた涙があふれました。演技を見るまで、親の私すら「今日はまゆみが笑ってたらそれでいいや」と過小評価していたことを申し訳なく思いました。まゆみはかけっこもお遊戯も自分から参加していて、演目の待ち時間に多少ウロウロしていたものの騒ぐことは一度もありませんでした。いつの間にこんなに成長していたんだろう……?甲高い声を出しながら頬を寄せてくるいつもの仕草も、表情がどこか達成感にあふれているように見えました。成功の背景にあるのはお友達の存在?運動会の動画は、療育先のいつもお世話になっている先生と、去年まゆみの担当だった先生にも見ていただきました。お2人共、去年の療育先の運動会でのまゆみの様子を知っているので、そこからの成長ぶりや日頃の姿とのギャップに驚いて、こちらでも感涙の鑑賞会になったそうです。お友達のダンスを見ながらワンテンポ遅れて踊るまゆみの動きは、課題の一つ「周りを見ること」ができるようになってきていることの証です。6月の保育参観ではできなかったことが、この4ヶ月でできるようになった要因を私なりに考えてみると……、それはまゆみの中で『お友達』の存在が大きくなってきているからかな、と思いました。いつもクラスの子どもたちが寄ってきてくれても無視してばかりのまゆみですが、やりとりはできなくても一緒の空間にいられるのがうれしいのか、最近は家や療育先で保育園へ行きたいアピールをする際に「ホイクエ~ン!」だけでなく「オトモダチ~!」という単語が口から飛び出すようになりました。一見やりとりが成立せず、関心がないように見えてもまゆみの心にはお友達の姿があるんだとうれしくなります。運動会で感じたこと運動会の帰り道、一昨年の秋に療育先で言われた言葉をふと思い出しました。「まゆみちゃんは年少で保育園に入るよりも、もう一年みっちりと療育に通って親以外の大人と関係が構築できるようになってから年中での入園を目指すほうがいいと思います。一対一の関係ができてから、やっと周りが見えてくるでしょうから」入園を一年延期するのは苦渋の決断でしたが、運動会の様子を見ると「先生の言うとおりだったなぁ」と思えました。運動会はできるようになったことが目に見えて分かりやすいので、昨年と比べて「こんなこともできるようになっていたんだ!」というたくさんの小さな気づきがあるように思います。Upload By にれ大人である私には「早いなぁ」と感じる1年が、5歳半のまゆみにとってはきっととても長いのでしょう。毎日少しずつ大きくなる身体の成長に普段は気づかないように、心や精神面も毎日ほんの少しずつの積み重ねで発達しているのだと改めて実感しました。育児も家事も思うようにいかず「もう今日はこんなんでいいや」と適当にしてしまうことの多い私ですが、まゆみの一日一日をできる範囲で大事にしてあげたいと思います。執筆/にれ(監修:森先生より)「人のまねをすること」は、「見たものを頭の中でイメージして、相手の行動を自分に置き換えて再現する」という、実はとっても高度な能力です。 この能力を身につけると、「新たな能力を身につける力」が飛躍的に向上します。お子さんは、集団行動が苦手ということで、もともとは「人のまね」が苦手な部分もあったのかもしれません。療育プログラムで土壌がつくられたうえで、お友達と触れ合うことで、共感性が発達してきているのでしょうね。保護者の方が、しっかりと必要な支援をしながらも、「本人が楽しんでくれたらいい」とおおらかに構えながら見守ってくれているので、お子さんは安心して成長できているのでしょうね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月28日子どもの送迎のため、車で保育園に向かいました。駐車場に戻ってくると、なんと私の車に傷がついていたのです……。一体だれが…風の強い日、保育園の駐車場にとめていた車の助手席側に傷を付けられてしまいました。ぶつかったときの衝撃で、相手の車の塗装も付着。保育園の園長に相談し、警察に防犯カメラを確認してもらうと私の隣の車だと判明しました。おそらくこのお母さんだとわかり、話を聞くことに。するとそのお母さんはしらを切ったのです。 でも、防犯カメラにも映っているし(ぶつかっているところまでは映ってはいなかったのてすが、車のナンバーは確認できました)、私の車に残っている塗装の色も同じだと伝えると……。 そのお母さんはしぶしぶ謝罪。弁償してもらうことになりました。相手の車に傷を付けたにもかかわず、黙って逃げようとしたことに驚きが隠せませんでした。 ◇◇◇ 相手の車に傷をつけたのにしらを切ろうとしてしまったママさん。本来は、自分から過ちを認めて弁償をしなければいけなかったのではないでしょうか。黙ってそのまま逃げようとしてしまったことについても、相手にきちんと謝罪ができるといいですね。 作画/ぽよ母著者:今井麗華40代、2児の母です。現在は金融系の会社員として働きつつ、体験談などの記事作成をしています。
2023年11月26日子どもたちが事故に遭うことを大人は防ぐ必要があります。でも古い家の場合や状況によっては難しい場合も…。そんな時には一体どうしたらいいのでしょうか?家の前に幼稚園のバスが停まる美月さん一家。そこをバス停として使用する許可は、元の家の持ち主であったおばさんが出したものでした。しかしそこに集うママさんたちとその子どもたちが非常識な行動を繰り返し…。ある決意をもって幼稚園に出向いた美月さん夫婦。この解決法でうまくいくのでしょうか?■前回のあらすじ映像を見た将は通報しようとするが、美月は、娘の今後のことを考えると躊躇してしまう。しかし将は子どもたちのケガを未然に防ぐべきだと主張。その意見に納得した美月だったが、その前に幼稚園に一緒に来てほしいと言うのだった。幼稚園に抗議した後に、バス停は取りやめに。そしてバス停に集っていたママのうち、いつもゴミ拾いをしたり、子どもたちの面倒を見ていた女性・有希さんが我が家に謝罪にやって来て…。次回に続く(全11話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 和泉スゥ
2023年11月26日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初に園への違和感を覚えたのは、園側の主張が突然変わったときのことでした。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。話し合いの次の日に保育園にお迎えに行くと、急に目まいと吐き気に襲われてしまったモモさん。少し車の中で休み、症状が落ちついてからお迎えに行くと、そこには副園長先生の姿がありました。 モモさんは娘の担任保育士の姿を最近見ていなかったので、そのことを副園長先生に質問すると、「2カ月前に辞めましたよ」という答えが返ってきて、驚いてしまいます。さらに続けて、「うちの円は保育士の入れ替わりが多い」と補足した副園長先生。 その言葉に、モモさんは不安を覚えてしまって……!? 「この園大丈夫?」心の中で漠然とした不安が広がって… それからというもの、次第にストレスが蓄積され、不眠の状態が続いたモモさん。 すると、娘のぶどうちゃんが登園渋りを起こすようになっていたのです。 今度は娘の登園渋りに頭を悩ませることになったモモさんは、連絡ノートで先生に相談することにしました。 その日にお迎えに行くと、保育士の先生たちの様子がおかしいことに気付きます。 すると、そこに園長先生の姿が……! 「こんばんは。連絡ノートの件、ぶどうちゃん減っているので」 モモさんは何を言っているのか分からず聞き返しました。 「だから連絡ノートの話ですって!!ぶどうちゃんお友だちに手が出ることは減ってきているんですって!!」 「???それはよかったですが……登園渋りは減っていなくて……」 モモさんがそう返した次の瞬間園長先生は「私の話を聞け!!!」と、激怒し始めたのです。 「聞きたいのはぶどうちゃんの園での様子でしょ!?」 「連絡ノートに書くほど心配なら、1日見学しにでも来ればいいじゃないですか?」 モモさんは園長先生の物凄い剣幕に、ただただ圧倒されてしまってしまったのでした。 モモさんは娘の登園渋りが心配で連絡ノートに書いたわけですが、なぜか園長先生はお友だちに手を出す回数が減ってきたと言っていて、話がかみ合っていないですね。もしかしたら、「何か変わった様子はないか」と聞いたので、最近お友だちに手を出すのが減ってきたことを園長先生は"直近で変わった様子"だと捉えて話していたのかもしれませんが……。それにしても、もう少し穏やかな口調で伝えてほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月26日長女は2歳半ごろから保育園へ通い出し、初日から楽しく過ごすことができました。はじめは「お家帰りたくない~」と言っていたくらいだったのに、突然「保育園に行きたくないの」と毎朝泣くように。長女にあった心の変化とは……? そのときの長女の様子についてお話しします。 スムーズな保育園スタート長女が2歳半から通い始めた保育園。同時に保育園へ通い出し、慣れるまでにかなり時間を要した次女とは違い、長女は慣らし保育初日からとても楽しそうに過ごしていました。 私と離れるときはこちらのことは見もしないでおもちゃのほうへ駆け寄っていくほどで、親の私のほうが少し寂しく感じるくらいでした。それから長女の慣らし保育は1週間で何も問題なく終え、スムーズに保育園へ通い出すことができました。 ある日のお迎えのこと保育園へ通い出して3カ月ほど経ったころのある日のお迎えのことです。長女が目を真っ赤にして涙を流した跡がありました。すぐに先生が説明に来てくれたのですが、どうやら他のお友だちが持っていたおもちゃを長女が取り、そのお友だちを泣かせてしまったとのこと。またそれに加えて、先生がお友だちに謝るように言ってもごめんなさいができなかったということで、それで叱られて泣いてしまったということを聞きました。 私が「じゃあ一緒にごめんねしに行こう?」と言うと、素直にお友だちに「ごめんなさい」と言うことができた長女。私はてっきりそれで解決したかと思っていました。 翌日の朝しかし翌朝、保育園へ行く準備をしていると、「保育園には行きたくない!」と泣く長女。長女は泣かせてしまったお友だちに謝れなかったから行きたくないと言っていたので、私と一緒に謝ることができたことを伝えたのですが、なぜか「行きたくない」の一点張りでした。 泣き方は本気泣きではなく駄々をこねているような感じがしたので、「行くよ」と強く伝えて無理に連れていきました。ついさっきまで「行きたくない」と言っていたのに、私と別れるときはいつも通りおもちゃのほうへ走っていく長女。このとき私はただ気分が乗らないだけかと思っていました。 毎朝の保育園行きたくない泣きしかし、翌日以降もそれが続いたのです。長女は毎朝「保育園へ行きたくないの~」と言って泣くようになったほか、徐々に長女の要求が出てきました。それは、「抱っこしたら保育園行けるの」というひと言が加えられていったのです。 その言葉を聞いて、順調に保育園をスタートできた長女でしたが、長女なりに寂しさを感じていて、甘えているのだと思いました。なので、毎朝「抱っこしたら保育園行こうね」と抱っこをしてから保育園へ行くようにしていたら、1カ月ほど経って保育園行きたくないと言わなくなっていました。 長女が楽しそうに保育園へ通う姿を見てすっかり安心しきっていましたが、長女なりに不安や寂しさも感じていたのだと思うと、それに気づいてあげられなくてごめんねと思っています。今では3歳児クラスの長女ですが、朝の送りのときにはバイバイもしてくれないほど、保育園へ着くとすぐに楽しそうに遊んでいます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:高橋とも
2023年11月26日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初に園への違和感を覚えたのは、園側の主張が突然変わったときのことでした。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて夫婦で話し合い、一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えるのですが、話し合いの話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきました。「娘さんがお友だちに手を出してしまったので、直接保護者に謝罪してほしい」と言ってきた保育士に対してモモさんが反論すると、「園ではもう見切れないんです!」と言って激怒してしまいました。 モモさんは仕事中ということもあり、1度電話を切ることに。そして、この日は夫婦で保育園に行くことに。園に到着すると、園長先生と副園長先生の姿がありました。 最初に園側の対応が急に変わったことに戸惑っている旨を伝えると、園長先生は怒り始めてしまいました。さらに、それに加えて、モモさん夫婦のことを急に責め始めたのです。園長先生の不誠実な態度にイラッとしながらも、言うべきことはしっかりと主張し、聞きたかったことを尋ねるモモさん夫婦。すると、途中で副園長先生が口を挟んできて……!? 止めに入った副園長先生。しかし、的外れなことを言い出して… 「お子さんがね、手を出しちゃうのはよくあることなんですよ」 「だから連絡すればどのご家族も許してくれますよ」 そう言って、孫の話を出してきた副園長先生。 「まぁこれ以上話し合っても嫌な空気になっちゃうんで、今日はここまでにしましょうよ」 「分かりました……。今日はこれで……」 こうして手ごたえを感じられないまま、話し合いは終了することに。 帰宅後は夫婦で話し合い、Aちゃんのご家族に連絡をすることになりました。 モモさんが電話で謝罪をすると、「全然いいんですよ」という言葉が返ってきました。 Aちゃんママと電話で話したことで、ホッとしたモモさんでしたが、次の日保育園のお迎えに行くと、吐き気と目まいに襲われてしまいます。 車の中で少し休み、良くなったタイミングで教室へと向かうと、副園長先生に遭遇しました。 挨拶を交わした後、気になっていた担任の先生のことを尋ねたモモさん。 「あーあの人ですね。2カ月前に辞めましたよ~」 「うちの園、最近保育士の入れ替わりが多くてですね……。連絡漏れですねぇ。すみません」 副園長先生の言葉に、モモさんは思わず驚いてしまったのでした。 保育園に対する不信感が募っていった結果、とうとうモモさんの体に異変が現れてしまっていましたが、相当なストレスを抱えていたことが伺えます。また、何も報告されないまま、担任の保育士の先生が退職されていたというのも驚きですよね……。副園長先生はサラッと「入れ替わりが多い」と言っていましたが、その言葉に不安を覚えてしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月25日息子が保育園に通っていたときのことです。4月開所の保育園に7月に転園で入園しました。すぐにお友だちができ仲良く過ごせてホッとしていたのですが、一人とても乱暴なお友だちがいて、お迎えのたびにその子を見ては心配になっていました……。友だちの意外な行動息子から「今日ね、〇〇くんがね……」と毎日のように乱暴な友だちがやらかしたことの報告が。「何かあったらすぐに逃げて先生に相談するんだよ。やり返したりしないようにね」と口を酸っぱくして伝えていました。そして恐れていたとおり、あるときから息子が被害に合うように。 気に入らないことがあると突き飛ばす、叩くは当たり前。息子が作ったものを壊す、積み木で裸足の足の甲をガンッと殴る(勿論ギャン泣き、保育園でも保冷剤で冷やしてくれました)など。息子は「〇〇くんが……」と報告してくれます。 保育士さんからもご連絡いただくこともあり、どうやら息子の話は本当のよう。私は気になりつつも、保育園が対応してくれているようだったので見守っていました。 しかし、小学校に入学すると驚く出来事が。廊下で息子がその子とすれ違ったとき、息子の荷物を教室まで運ぶのを手伝ってくれたのだそうです。また、息子曰く乱暴することはなくなったのだそう。子どもは日々学んで成長していくのだと感じた出来事でした。 作画/ぽよ母著者:からは りく40代、小学生の母。体調を崩し現在離職中。夫は在宅勤務。
2023年11月24日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初に園への違和感を覚えたのは、園側の主張が突然変わったときのことでした。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて夫婦で話し合い、一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えるのですが、話し合いの話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきました。「娘さんがお友だちに手を出してしまったので、直接保護者に謝罪してほしい」と言ってきた保育士に対してモモさんが反論すると、「園ではもう見切れないんです!」と言って激怒してしまいました。 モモさんは仕事中ということもあり、1度電話を切ることに。そして、このことを夫に相談すると、この日のお迎えは夫婦で保育園に行くことにしました。園に到着すると、園長先生と副園長先生の姿がありました。 モモさんは園側の対応が急に変わったことに戸惑っている旨を伝えると、園長先生は怒り始めてしまいました。さらに、それに加えて、モモさん夫婦のことを急に責め始めたのです。モモさんは涙を流しながら、今まで娘が手を出していたことに悩み、それが改善されるために行動していたことを伝えるのですが、「そうだったのですねー」と軽く流されてしまって……!? ママが涙目で必死に訴えるも、園長先生はクールな反応で… 「私はこのくらいの年齢の子どもが理由なく手を出すことはないと思っています」 「それは私も理由なく手を出すことはないと思いますよ」 モモさんの言葉に同意する園長先生。 「まぁ一連の件、ぶどうちゃんは悪くないと思ってますから。ぶどうちゃんは」 その言葉を聞いてモヤッとするモモさん。 すると、今度は夫が手を挙げました。 「先ほど謝罪電話後のお迎えのときに、僕が笑っていたとおっしゃっていましたが心外です」 「僕は娘の他害を軽く考えたり、ないがしろにしようと思ったことは一度もありません」 夫の言葉を聞いて、とりあえず謝罪する園長先生。 モモさんが保護者への謝罪について園長先生と話していると、ずっと黙っていた副園長先生が口を開きました。 「まお父さん、お母さん一旦落ち着きましょう」 「まぁまぁ」 そう言いながら、平然とした態度で3人の輪の中に割って入ったのでした。 園長先生の表情は終始キツく、「ぶどうちゃんは悪くないと思ってます」という発言からは、モモさん夫婦に対して敵対心が現れているように見えてしまいました。謝罪も全く誠意が感じられず、呆れてしまいますね……。園長先生自身に譲れない何かがあったのかもしれませんが、なんだか大人気ないようにも思えてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月24日保育園では年長のお姉さんに大人気の娘。登園するなり年長さんに囲まれ「今日は誰がいい?」と遊び相手の指名を求められるほどの人気ぶりでした。娘自身も年長さんが大好きで、自宅ではお姉さんと遊んだエピソードばかり。毎日楽しそうに過ごす娘ですが、ある日突然保育園に行きたくない……と言い出したのです。 年長さんに困惑する娘 4月から新しい保育園の年少クラスに入園した娘は、なぜか年長クラスのお姉さんたちから大人気。登園すると毎日3~4人のお姉さんに取り囲まれ、「今日は誰がいい?」と遊び相手の指名を求められるほどの人気ぶりでした。 するとある朝「保育園に行きたくない」と言い出した娘。今までも、行きたくないと言い出すことはありましたが「今回は少し様子が違うな……」と母の直感で休ませることに。しかし、行きたくない理由を聞いても教えてくれません。 翌日はリフレッシュできたのか娘はすんなりと保育園へ。すると、今まで一目散に娘のもとへ駆け寄っていた年長さんが、娘の様子をうかがいながら近寄ってきたのです。「なんかいつもと様子がちがうな」と、思いながら娘の荷物を片付けていると、先生から声をかけられました。 先生によると、一昨日娘は初めて年長さんのお誘いを断ったそう。嫌なことを嫌と主張できたけど、そこから娘の表情は暗くなってしまったことを知りました。先生からも年長さんに「Aちゃんにもやりたいことがあるんだよ。一緒に遊びたいなら、Aちゃんの気持ちも聞いてみて」と助言してくれたそうです。 先生の話を聞いて「娘なりに悩んでいたのか……」と気づいた私。娘の人生で初めての人間関係の悩み。「成長しているんだなぁ」と実感するとともに「ひとりで悩まないでほしい」と思うように。「困ったことがあったら、いつでもママに話してね」と、娘に伝えると「わかった!」と元気に返事をしてくれました。今はまだ3歳ですが、大きくなればもっと深刻な悩みに直面することもあるでしょう。本当にピンチなときこそ娘に相談してもらえるよう「娘の気持ちに寄り添いながら、一緒に解決をしていくなど接し方に注意していこう!」と思う出来事でした。 作画/ひのっしー著者:藤田わか奈
2023年11月23日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。最初はいい保育園だと思っていたのですが、園に通わせてから時間が経過するとともに、園への不信感がどんどん募っていきました。モモさんが最初に違和感を覚えたのは、園側の言っていることが突然変わったときのことです。モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、最初は「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていたのですが、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて夫婦で話し合い、一度話し合いの場をも受けて欲しいと園に伝えるのですが、話し合いの話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきました。 「娘さんがお友だちに手を出してしまったので、直接保護者に謝罪してほしい」と言ってきた保育士に対し、モモさんは「前は謝罪しなくていいと言っていたのに、矛盾している」と反論。すると、保育士は「園ではもう見切れないんです!」と言って激怒してしまいました。 モモさんは仕事中ということもあり、1度電話を切ることに。そして、このことを夫に相談すると、この日のお迎えは夫婦で保育園に行くことにしたのでした。 心身ともに疲弊しながら、保育園に向かうと… 「とりあえずなんで今までと違う対応になっているかを聞こう」 保育園に着くと、そこには園長先生と副園長先生がいました。 「お母さんから何か言いたいことがあればどうぞ」 その言い方にカチンときながらも、モモさんは園の対応がなぜ急に変わったのかを質問しました。 「この際だからハッキリと言います。対応が変わったのではなく、もうこれ以上園での対応が難しい状況に変わったんです」 「そもそもお2人はぶどうちゃんのことを他人事だと思っているとしか思えません」 園長先生は今まで思っていたことを全て伝えると、凄い剣幕で「笑いごとじゃない!!!」と言ってきたのです。 その言葉を聞いて、思わずモモさん目からは涙が……。 「娘が手を出すこと、他人事だなんて思ったこと一度もありません」 そして、少しでも娘が手を出すのが改善できればと、これまでに取り組んで来たことを伝えました。 「あーそこまでお考えだったんですね――。知りませんでした――。」 必死に訴えたモモさんの言葉に対し、園長先生はどこか投げやりな感じで返答したのでした。 園長先生の発言や表情を見ていると、どこか上から目線で高圧的な印象を受けてしまいました。なんだかモモさん夫婦が悪者かのような言い方をするなど、園長先生の発言にはどこか違和感を覚えてしまいますね。保育園の現場も大変なことは分かるのですが、もう少し保護者に寄り添った発言や考え方をしてほしいなと思ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月23日娘を出産し、育休も終えて職場復帰を望んでいた主人公・夏菜子さんは、義母に反対されつつも娘を保育園に預けることに決めました。しかし入園式に行ってみると、なんと知らないうちにキャンセルされていたことが判明。困っていると夫は勝手に「娘を義母に預ける」ことを決め、夏菜子さんは不安に思いつつも娘を義母に預けて働き始めることに。そんなある日、家のトラブルで数日間義実家に泊まることになりました。そこで夏菜子さんが目にしたのは、無理に勉強をさせたり、食事は娘の苦手なオートミールを強要したりする娘に厳しい教育を行う義母の姿でした。 萌ちゃんのためを思って!娘に厳しい教育を行う義母を見て不信感を覚えていた夏菜子さん。家事の手伝いをしていると、冷蔵庫に娘が通うはずだった保育園の電話番号のメモが貼られていることに気づきました。 保育園をキャンセルしたのかと聞くと、悪びれもせず「そうよ」と答えた義母。その言い分は、「娘のためを思って」というあきれたものでした。 今から勉強しないと男にナメられる、体型をキープすればモデルになれる、など娘の意思を無視した理想を押し付けようとする義母に、夏菜子さんはついにブチ切れ。「もう関わりたくありません」と告げ、義実家を出ました。 しかし自分の家は水道が壊れているため、しばらく帰れません。夏菜子さんの実家は遠いので仕事の前に娘を預けにいくこともできません。いろいろと悩んでいるうちに、夏菜子さんは娘のために「一人でも生きている力をつけないと」と強く決心したのでした。 ◇◇◇ 保育園をキャンセルしていたのは、なんと義母でした。しかもそれは、自分好みに教育したいという自分勝手な理由から。これにはあきれてしまいますね。 おそらく義母は義母で、純粋に孫を大切に育てたいという思いもあるのでしょう。しかし、まずは1番近くで娘を見ている両親に相談する必要があるのではないでしょうか。夏菜子さんはキッパリと義母を拒絶して義実家を出ましたが、みなさんならどうしますか? ベビーカレンダーでは、この話が最終回となります。夏菜子さんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:おかまき著者:ライター 夏菜子
2023年11月22日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。園に通い始めてから3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘してきました。モモさんはその場で謝罪し、娘が手を出してしまったお友だちの保護者に直接謝罪したほうがいいのかを聞くのですが、園長は「保護者への直接の謝罪はお願いしてない」と言うと、市が開催している無料の育児相談を受けることを勧めてきたのでした。モモさんが家に帰って夫に相談をすると、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。 園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてきたほか、そのとき保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。結局、先生の同行はなしでモモさんは夫婦で育児相談に行くと、保健士の方は「その月齢ではよくあること」だと言って、保育園に話をつけてくれたのでした。 育児相談へ行ってから1カ月後、モモさんがお迎えに行くと、保育士から娘がお友だちに手を出してしまった報告を受けてしまいます。さらに、保育士はモモさんに保護者への直接的な謝罪を要求してきたのです。保育士の言ってることが前回と全く違うことに戸惑ったモモさんは、一度話し合いの場を設けてほしいと伝えます。 しかし、話し合いの場を1週間後に控えたある日、突然モモさんの職場に園から電話がかかってきて……!? 仕事中に職場に園から電話が! 緊急事態かと思いきや用件は… 「お電話代わりました、果物です。」 「お仕事中すみません!」 保育士は、モモさんの娘がお友だちの髪の毛を引っ張って伝えると、直接保護者に謝罪の電話をしてほしいと言ってきました。 「え……あの……」 「Aちゃんのご家族はお仕事中なので、19時以降に連絡してください」 その言葉を聞き、なんでお迎えのときではなく、わざわざ職場に電話をかけてくるのか理解に苦しむモモさん。 「謝罪してほしいというのは、保育園としての指示ということですか?」 そう尋ねると、「職員会議で決まったことなんで」と言われてしまいます。 モモさが以前は謝罪の対応が違っていたたことを尋ねると、保育士は電話で「保育園ではもう見れ切れないんです!」と声を荒らげてきました。 その後、電話を一旦切ってから夫にこのことを伝えたモモさん。 園側と話しを着けるため、この日は夫婦でお迎えに行くことにしたのでした。 なぜ優先順位の通りに電話をかけてこなかったのかが気になったほか、今回の内容がわざわざ仕事中に電話してくるほどの内容かと言うと、そうではないように感じてしまいます。お迎えに行ったときに伝えるので十分よかったと思うのですが、先生は何をそんなに焦っていたのでしょうか。なんだか園側に強いポリシーがあるように見受けられますが、一般的な感覚とズレている印象を受けてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月22日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。保育園に通い始めて2カ月ほど経ったある日、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪しました。すると、園長は市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは家に帰って夫に相談するのですが、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。 その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてくると、さらに保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。 結局、先生の同行はなしでモモさんは夫婦で育児相談に行くことに。担当の保健士に相談すると、保健士の方は「その月齢ではよくあること」だと言って、保育園に話をつけてくれたのでした。 言ってることが全然違う!?先生の真逆発言にママ困惑! 育児相談へ行ってから1カ月後、娘のお迎えに行ったモモさん。 先生はモモさんの娘がお友だちに手を出したことを伝えると、「直接謝罪してもらいたい」と言ってきました。 以前、同様のことが起きたときは、「保護者の直接の謝罪はお願いしていない」と言っていた先生。 しかし、今回は直接保護者に謝罪をするように言ってきたのです。 困惑しながらも、モモさんは謝罪の電話をかけることに。 すると、Yちゃんのママは「逆に申し訳ないです!お互い様ですよ」と言ってくれました。 そして別の日、夫の携帯電話に保育園から着信が……! 園の対応が変わったことで困惑したモモさん夫婦は、一度話し合いの場を設けてほしい旨を連絡帳で伝えます。 話し合う日も決まり、あとはその日を待つだけ……と思いきや、話し合いをする前の段階で、モモさんの職場に保育園から電話がかかってきたのでした。 以前モモさんの娘が別のお友だちに手を出してしまったときは、謝罪はしなくてもいいと言っていた先生でしたが、今回は全く逆のことを言っていますね。なぜ今回は電話をしなければならなかったのか、恐らく理由があると思うので、もう少し詳しい説明が必要のように思いました。ちゃんとした説明なしに、先生の意見がコロコロ変わってしまうと、不信感を抱いてしまいますよね。著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月21日「パブロンキッズかぜシリーズ」×「こどもチャレンジ」大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)と株式会社ベネッセコーポレーション[本社:岡山市社長:小林 仁](以下、ベネッセ)の幼児の教育・成長支援ブランド「こどもちゃれんじ」は、かぜに罹りやすいお子さまと、かぜに罹ってしまったお子さまをケアする保護者の皆さまをサポートするために、お子さまと一緒に楽しく学べる「子どものかぜの正しい対処法や予防」を伝えるコンテンツを共同開発することとなりました。その第一弾として「かぜなるほどかるた」のプレゼントキャンペーンを実施いたします。また、すでに「パブロンキッズかぜシリーズ」×「しまじろう」のコラボパッケージ製品をこの8月に発売しております。当社は、これらの取り組みをはじめとした、かぜにまつわる様々な提案を行うことで、健康を願う生活者の皆さまへこれからも貢献してまいります。<取り組みの背景>新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後、子どものかぜ症状が急増しているといった声が聞かれます。当社が実施した小学生までのお子さまがいらっしゃる大人の方3,535人を対象にした調査でも、「コロナ禍を経て子どもの健康状態が今までより心配になった」と回答された方は約7割、また「コロナ禍を経て子どもがかぜの症状が出た時に、どう対処したらよいかわからなくなった」と回答した方は約半数に上りました。これらの調査結果から、かぜに対する不安が大きくなっている親子が、安心して「かぜに負けない毎日」を過ごせるように当社と「こどもちゃれんじ」は共同での取り組みを決定いたしました。【共同取り組み①】子どものかぜの正しい対処法や予防を伝えるコンテンツを発信「しまじろう」がパパやママ、お子さまたちと一緒に学びながら、「子どものかぜの正しい対処法や予防」を伝えるコンテンツを発信します。第一弾として、パブロン公式Ⅹ(旧Twitter)からの情報発信や、親子で遊びながらかぜについて学べる「かぜなるほどかるた」をプレゼントするキャンペーンを実施します。〇「かぜなるほどかるた」1,000名様にプレゼントキャンペーン11/20(月)~ 1/10(水)の期間で、「かぜなるほどかるた」プレゼントキャンペーンを実施します。しまじろうとのコラボレーションを通して、保護者の皆さま、そしてお子さま自身に、楽しみながらかぜに関する正しい知識を学んでもらい、「かぜに負けない毎日」を過ごすことを応援します。※応募に関しては購入を伴いません。かぜなるほどカルタ応募フォームURL: 【共同取り組み②】「パブロンキッズかぜシリーズ」×「しまじろう」パッケージ製品の発売同調査から、かぜ薬の服用を嫌がるお子さまは多く、約7割の大人の方が「子どもが薬を飲みたがらない」ことに手を焼き、悩んでいることも改めてわかりました。2023年8月に発売した「しまじろう」をパッケージデザインとした「パブロンキッズかぜシロップ」「パブロンキッズかぜ微粒」「パブロンキッズかぜ錠」は、この悩みにも寄り添うことができる製品になっていると考えます。パブロンキッズかぜシリーズパッケージでは、しまじろうや仲間たちが、そばで見守ってくれるような気持ちになれるように、全面にイラストを取り入れ、かぜをひいたお子さまがかぜ薬を服用する抵抗感が少なくなるように工夫しました。・パッケージのポイント①箱を開けると現れる隠れキャラクターでお子さまを応援!②しまじろう親子のハグ♡イラストで親子の愛情を表現。③かぜ薬の対象年齢に合わせたしまじろうデザインの採用。④裏面は成分や用法・用量をわかりやすく表示。©Benesse Corporation*「しまじろう」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。◇「パブロンキッズシリーズ」ブランドサイト: ◇「パブロン」公式Ⅹ(旧Twitter): ◇生活者の方からの製品に関するお問い合わせ大正製薬お客様119番室TEL:03-3985-1800PR_「パブロンキッズかぜシリーズ」×「こどもちゃれんじ」共同取り組みを開始.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月20日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。保育園に通い始めて2カ月ほど経ったある日、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪しました。すると、園長は市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは家に帰って夫に相談するのですが、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。 その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてくると、さらに保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。 さらに、ぶどうちゃんから手を出されたAちゃんは、最近登園渋りを起こしているという事実を聞かされます。先生は険しい表情でモモさんに「困っている」と言ってきて……!? 先生から渡された報告書の量に愕然として… 先生から渡された報告書に目を通すと、モモさんはその多さに驚いてしまいます。 「え……なにこの量」 内容を確認すると、胸が締め付けられるような気持ちになってしまったモモさんでしたが、育児相談に行き、預かった報告書を提出することに。 「正直こちらの報告書を読んでも、この月齢でよくあることなので何とも言えないです」 保健士の方はそう言うと、実際に園に行って様子を見たり、先生と話をしてくれると提案してくれたのです。 それから数日後、モモさんの所に保健士の方から電話がかかってきました。 「手を出しちゃうことがありましたが、やはり月齢的なものだと思いました」 「そのため、保育士さんたちには、もう少しぶどうちゃんの良いところを褒めてあげてほしいということだけ伝えてきました」 その報告を聞いて安心したモモさん。 「ありがとうございます」とお礼を伝えたのでした。 先生に渡された報告書の量ですが、A4用紙に5枚分びっしり書かれていたとは驚きです。こんなたくさんの量の報告書を渡されてしまったら、確かに娘を否定された気持ちになってしまうというのも分かる気がしました。保健士の方が保育園に連絡を取ってくれていましたが、第3者が介入したことでモモさんへの風当たりが少しでも弱まるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月20日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさん。保育園に通い始めて2カ月ほど経ったある日、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪しました。すると、園長は市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは家に帰って夫に相談するのですが、夫からは「娘に問題があるようには思えないから、園にはもう少し様子を見てもらおう」という返事が返ってきました。 その後、娘に「痛い痛いしたらダメだよ」と言い聞かせたモモさんでしたが、その2カ月後、また園長室に呼び出されてしまいます。園長は厳しい表情をすると、再び育児相談を勧めてくると、さらに保育士を1人同行させてほしいと言ってきたのです。 さらに、ぶどうちゃんから手を出されたAちゃんは、最近登園渋りを起こしているという事実を聞かされます。先生は険しい表情でモモさんに「困っている」と言ってきて……!? 保育士に責められたママは、泣きそうになってしまって… 先生に「困っている」と言われると、すぐに謝罪するモモさん。 Aちゃんのご両親に謝罪をしたほうがいいか尋ねると、「それは大丈夫です」と言われてしまいます。 「Aちゃんの怪我はかすり傷程度ですし、それよりも育児相談ヘ行ってください」 「とにかくもう一度夫に相談してみます。よろしくお願いします」 家に帰ると、再び園での出来事を夫に相談するモモさん。 2人で話し合った結果、育児相談に行くことを決意します。 育児相談の予定日までは不安な日々を送っていたのですが、ある日ベテランの先生から「あまり気にしないで」と言われると、モモさんは心底ホッとしたのでした。 先生の提案に納得していなかったものの、行かないことでトラブルになってしまう可能性があるという結論から、ひとまず育児相談に行くことを決意したモモさん。なぜ先生が育児相談に行くことをここまで強いるのか分からないのですが、あまりにも意見を押し付けすぎのような気がしました。モモさんが育児相談に行くことで、先生の態度が変わるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月19日名古屋市内で保育所・認定こども園など6施設を運営する社会福祉法人みなみ福祉会(代表:理事長 近藤 敏矢、本社:名古屋市南区笠寺町字大門63)では、ICT化を進めることで保育士1人あたり1日1時間分の事務作業時間削減に成功しています。政府は「こども誰でも通園制度(仮称)」を令和6年度から試行的事業として実施する予定で進めており、現場では実際に子供を預かる保育士の確保が急務となる中、当法人ではICTを使って保育時間の確保を進めています。笠寺幼児園 外観【0~2歳の未就学児146万人。保育士の確保が課題】政府は、保育所などの利用要件を緩和し親が就労していなくても時間単位などで子どもを預けられるようにする「こども誰でも通園制度(仮称)」を令和6年度から試行的事業として実施する方向で進めており、令和5年9月21日からは「こども誰でも通園制度(仮称)」の本格実施を見据えた試行的事業実施の在り方に関する検討会」が開かれています。2023年4月に発足したこども家庭庁は、「孤立や不適切養育の予防」「支援の対象とすべき子どもの把握」「支援が必要な子どもと家庭との関係性の構築、支援の実施、再度の孤立防止」を取組みの柱としており、「こども誰でも通園制度(仮称)」は、0歳から2歳の未就園児約146万人(令和3年度調査)の具体的な支援策として注目されています。しかし、保育士が不足している中で従事者をどう確保するかが大きな課題となっています。※ こども家庭庁 こども誰でも通園制度 検討会 【ICT化により約1時間/日の事務作業を軽減。保育時間の確保へ】そんな中、当法人ではICTを活用した保育士の負担軽減に取り組み、利用者の受け入れ準備を進めています。当法人の運営する笠寺幼児園では登降園時間の記録、遅刻欠席連絡対応、園だよりやお知らせの配布のICT化を実現し、それらの対応にかかる保育士の業務時間をゼロにできたことで、保育士1人あたり1日1時間分の保育時間を増やすことができました。また、すべての保育室にタブレット端末を配備することで、書類業務のペーパーレス化を実現しました。ICT化による時間削減だけでなく、お知らせの電子配信では保育士が「かばんに入れる手間が減った」「入れ間違いの心配がない」といった作業面、心理面でも負担軽減の効果を実感しており、保護者からも「いつでも見られるし、無くす心配もないので助かっている」と好評です。室内(保育士の机にタブレット端末あり)【社会福祉法人みなみ福祉会の詳細】社会福祉法人みなみ福祉会は名古屋市南区笠寺の地に昭和26年に笠寺幼児園を開園し、児童福祉の分野で70年以上の実績を持つ社会福祉法人です。名古屋市内で保育所・認定こども園3施設、小規模保育1施設、地域子育て支援拠点1施設を含む6施設を運営しています。現理事長の近藤 敏矢は、NTTの研究員から転身し、2004年から2018年まで当法人の笠寺幼児園園長を務め、保育のICT化を含めた積極的な改革を進めており、時代の変化に対応しながら、より質の高い福祉サービスの提供を目指しています。【今後の展開】子育て世帯の核家族化や共働き家庭の増加に伴い、保育所や保育士に求められる機能は今後ますます多様化していくことが予想されます。社会福祉法人みなみ福祉会では「誰もが繋がり、助け合う社会を創る」を法人理念に掲げ、児童福祉の分野から地域の福祉の増進に取り組んでまいります。【会社概要】名称 : 社会福祉法人みなみ福祉会所在地: 〒457-0051 名古屋市南区笠寺町字大門63URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月16日皆さんの近所に、保育園や学校はありますか?今回は、近所の保育園にクレームを入れるママ友のエピソードを紹介します。イラスト:マルティナ保育園が近くにある住宅地保育園に文句を言うママ友毎日聞こえてくるが…価値観が異なるので…近所にある保育園から聞こえる音がうるさいと言うママ友。ママ友との価値観の違いに主人公は困惑したことでしょう…。引越し先を決めるときは、近所の環境も確認したほうがいいかもしれませんね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月13日保育園の見学会に参加し、「この園が良いかも!」と入園を決意した果物モモさんは、1歳の娘をそっぽ保育園に通うわせることに。しかし、保育園に通い始めて2カ月ほど経つと、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに戸惑ってしまったモモさん。さらにその3カ月後、お迎えに行くと園長室に呼び出されてしまいました。園長は口を開くと、モモさんの娘・ぶどうちゃんが他の子に手を出していることを指摘します。家での娘の様子を聞かれたモモさんは、それを説明した後、「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪。 すると、園長は「止められなかったのは園での責任です」と言うと、市が運営している育児相談を受けることを勧めてきたのです。モモさんは「夫に相談してみます」と言うと、家に帰って早速相談するのですが……? 園長との話し合いを夫に相談すると…? 「俺、小児科の医師だけど、特にぶどうちゃんが何かあるようには見えないけどなぁ」 「言葉が出始めの子どもにはよくあることだしね。園にはもう少し様子を見続けてもらおうよ」 夫の言葉に頷くと、モモさんはそのことを連絡ノートに記載しました。 しかし2カ月後、また園長室への呼び出しがかかってしまいます。 「結論から言います。ぶどうちゃんが他の子へ手を出すのがなくなりません」 「育児相談に行ってきてください」 その言葉にモモさんが家での娘の様子を説明すると、なぜかスルーする園長。 そして、育児相談に保育士を同行させてほしいと言われていまいました。 「ぶどうちゃん、手を出す子がいつも決まっているんですよ?」 「Aちゃんばかりやるんです」 今度は保育士が口を開くと、モモさんの娘がお友だちに手を出していると、強い口調で説明してきたのでした。 なぜか育児相談に行ってほしいとこだわる園長先生。もしかしたら、この園長先生は自分の主張は曲げないタイプの人なのかもしれません。モモさんが説明してもそのことはスルーした挙句、「育児相談に保育士を同行させてほしい」と言い出すなど、かなり一方的な印象を受けてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月13日保育園の見学会に参加し、「この園が良いかも!」と入園を決意した果物モモさんは、1歳の娘をそっぽ保育園に通うわせることに。しかし、保育園に通い始めて2カ月ほど経つと、保育士から最近困っていることは何かと問われます。モモさんが、「イヤイヤ期なので園に迷惑をかけてないか心配している」と答えると、保育士からは、「もっと愛情をかけて触れ合ってくださいね?」と言われていました。突然の上から目線のアドバイスに、モモさんは戸惑ってしまって……!? ある日お迎えに行くと、突然園長室に呼び出されて… (何でそんなこと言われなきゃいけなかったんだろう) 保育士の「愛情をかけて触れ合ってください」という言葉に、モモさんは思わずモヤッとしてしまいます。 それから3カ月後―。 お迎えに行くと、娘がお友だちのほっぺをつねっている光景を見てしまうのですが、保育士に尋ねると「大丈夫です」と言われスルーされてしまいました。 その数日後―。 モモさんがお迎えに行くと、園長室へ呼び出されてしまいました。 「ここ2~3カ月、ぶどうちゃんがほかの子に手を出すのです」 家での様子を問われると、詳しく説明をし、謝罪するモモさん。 すると、なぜか園長はモモさんに無料の育児相談を受けるように勧めてきたのです。 何だかんだで1時間以上、話し合いはかかってしまいました。 家に帰ると、モモさんは早速夫にこのことを相談したのでした。 1歳くらいの子どもなら、お友だちに手を出してしまうというのはよくあることだと思うのですが、そのことでわざわざ市が運営している育児相談に行くのを勧めるというのは、意図がよくわかりませんでした。なんだかこの園長先生と保育士は独自の考えを持っていそうですね。話し合いの際も結構な圧をかけているように見えたので、モモさんがかわいそうに思えてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年11月12日とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。ねこ太は2021年の春に、公立の幼稚園に入学しました。今では、幼稚園でたくさんの友だちもでき、充実した日々を過ごすねこ太。しかし、ねこ太が幼稚園に入れることになるまでには、たくさんの困難が待ち受けていたのです。とりこさんが書いた陳情書が受理され、委員会で陳情内容をスピーチしたとりこさん。陳情を聞いた教育委員会や市議会議員からさまざまな意見が飛び交い……。陳情書により長年にわたり放置されていた問題を見直すきっかけになりました。その後も数回にわたり委員会は開かれ……。協力し合えばきっと解決できるはず! すべての委員会を傍聴したとりこさんは、制度を改革することの大変さを痛感。その後、採決の結果は保留となり騒めく一同ですが、次年度からの採用は間に合わないため、来年度に向けて迅速に始動していくとのことでした。こうして、発達グレーゾーンの子どもたちに対する制度は徐々に変化し、公立幼稚園の人数制限は撤廃されたほか、消極的だった私立幼稚園でも入園を受け入れる園も増えるなど、陳情書による成果が出始めたのです。 そんな中、改革によって誰かの迷惑になったのではないかと心配するとりこさんですが、実際に改革改良により救われたというママと話す機会があり、自分の行動は無駄ではなかったのだと報われた気持ちになりました。 もともとは息子の入園先がなかなか見つからず、行動を起こしたとりこさんでしたが、結果的にたくさんの人の救いになる結果を導くことができました。しかし、このような困難に直面しないと、問題を認知される機会は少ないのが現状です。今回のお話でひとりでも多くの方に認知され、考えるきっかけになるよう願っています。著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とり子
2023年11月12日