保育士の中田馨さんが、癖ありママ友との上手な付き合い方について教えてくれました。子どもが園に通ったり、公園遊びをするようになるとママ友との交流も増えてきますよね。良い交流ができれば問題ないのですが、中にはちょっと癖のあるママに困っている…という経験もあることでしょう。どんな付き合い方をするのがよいのか、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが大きくなるにつれ、ママ友とのコミュニティーも広がってきます。中には少し「困ったな」と思ってしまうママもいるものです。そんな時にどうすればいいか?私の経験を踏まえながらお話しします。 ママ友と連絡先は交換する?しない?皆さんは、ママ友と連絡先を交換していますか?LINEで連絡先を交換する方も多いかもしれませんね。では、どれくらいの親しいママとだったらLINEを交換していますか?実は私、極力LINE交換をしていません。それは、私の中で「LINEは、家族、親せきと保育所の仲間と親しい友達だけ」というルールを決めているからです。ですので、私のLINEは「この人誰だっけ?」といった人が一人もおらず、とってもシンプルです。 手軽に連絡ができるLINEだからこそ、親しい人だけに限定しているのです。新しく出会ったママ友には「LINEでのやりとりは、ほぼ家族だけなんですよ」と伝え、電話連絡かメールでのやり取りをお願いしています。最近ではPTAの役員のやり取りもグループLINEが多いと思いますが、個人的につながることはなく役員が終わったら、即退会します。「え?すごくあっさりしすぎじゃない?」と思われるかもしれませんが、私自身を守るためにもこのルールを大切にしています。 うわさ話や陰口が好きなママにはどう対応すればいい?「○○さんとこの旦那さんって…」「△△先生って評判どうなの?」。ママ友が何人か集まるとそんな話になることがあります。それが、あまり良くない雰囲気の話だった場合、困ってしまいますよね。うわさ話や陰口は、聞いただけでストレスに感じてしまうものです。うわさ話や陰口に出会った時にできることは、その場の話を広げない、盛り上げないことではないかと思います。「そうなんですか。でも、私はよく分からないですね」と、それ以上コメントしなくていいですし、「そういえば、運動会のお弁当のおかずって何入れる?」なんて話題を変えてもよいでしょう。もしできるなら「私、用事があるので」とその場から離れてもよいと思います。気を付けることは「そうかもね」やうなづいたりして、うっかり話に乗ってしまうこと。「中田さんも同意した」と思われるかもしれないということです。 子どもが小さい時ほど、どうママ友と付き合っていけばよいか分かりません。私が言えることは、「何だか困ってしまう」というママ友とは無理して付き合う必要はありません。経験を積むうちに「この人!」と思えるママ友が現れるものですよ。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月03日多くの保育園や幼稚園では、親と保育士が連絡帳を活用し、子供の体調や園での出来事を報告し合うもの。園で我が子がどう過ごしたかを知ることができるため、親にとっては嬉しいツールでしょう。保育士が書いた『連絡帳』が?2歳の息子である、はるくんを育てる、ほかほか命(hokahokainochi)さんは、保育士が連絡帳に書いた内容をイラストにし、Instagramに投稿しました。投稿者さんいわく、はるくんの担任の保育士は、着眼点がいい文章を書くのだとか。保育士のセンスある文章を、投稿者さんのイラスト付きでご覧ください!トンネルに入る際の一部始終や、友達に優しく声をかける姿など、園で過ごすはるくんの様子を連絡帳につづる保育士。かけっこの時に1人だけ足がよく上がっていることや、大好きなカメとの触れ合いからも、常に保育士がはるくんを見ていることが伝わってきます!このように、園でのはるくんのことがこと細かく書かれた連絡帳を、投稿者さんは毎日楽しみにしているそうです。保育士の文章力と、投稿者さんの優しいタッチのイラストが相まって、はるくんの愛らしい行動が見事に表現されていますね!【ネットの声】・保育士の連絡帳、とっても素敵ですね!はるくんが普段どんなことをしてるかが、目に浮かぶようです…。・え!?保育士ってこんなに細かく書いてくれるの?かわいすぎる。・はるくんの愛らしい姿が想像できちゃう!保育士の優しさが伝わってきました。投稿者さんがイラスト化できるほど、詳細につづられた連絡帳は、保育士がしっかりと愛を持って接してくれている証拠でしょう。こんなに信頼できる保育士がいるのなら、安心して我が子を預けられますね![文・構成/grape編集部]
2023年05月31日保育士の中田馨さんが、「絶対に読んでおいたほうがいい」おすすめの絵本について教えてくれました。子どもが大好きな絵本。なるべくたくさん絵本を読んであげたい! という親御さんも多いことでしょう。子どもの年齢別におすすめの絵本を紹介してくれているので、ぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回のテーマは「絵本」。子どもとのスキンシップを図る際に、よくオススメされるのが絵本だと思います。 私のおすすめ絵本はたくさんあるのですが、今回はその中のごく一部、かなり私の好みに偏った「おすすめの絵本」をご紹介します! 絵本のススメ私、絵本が大好きなんです。何で好きなのか? と改めて考えてみました。保育士だから? というわけではないのかもしれません。絵本を目の前にすると「何だか幸せな気持ちになるな」と考えていて、ふと思い出しました。 わが家は、私が子どものときから家に絵本がたくさんありました。わが家の場合、絵本を読んでくれるのは主に父。あぐらの中に私たち子どもを座らせ、ときには文章に自作のメロディーをつけながら、おもしろおかしく読んでくれていました。そう、私が絵本が好きな理由は、父との幸せな時間があったからなのです。 絵本を読むと「言葉を育ててくれる」、「心を豊かにしてくれる」、「想像力を沸き立たせてくれる」など、いろいろと良いことがあると言われているのですが、そんな難しいことを考えながら読んでいても、大人が楽しくありません。 「どんな絵本がいいですか?」と聞かれたときに私が答えるのは「本屋さんでチラッと見て“これおもしろそう!”ってママが思う絵本でいいのよ」です。パパやママが「おもしろい!」と思える絵本だからこそ、お子さんも楽しんで読めると思います。 ぜひとも絵本を、親子のスキンシップの時間に活用してほしいなと思います。 0歳児におすすめの絵本『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』(Gakken)「いつから絵本を読み聞かせるといいの?」と聞かれると「“いつ”と言う決まりはないので“いつからでもOK”」と返事をします。0歳児の絵本を選ぶときのコツでいうと、月齢の低い赤ちゃんは、赤・黄・青・黒などのはっきりした色に注目しやすいので、その目線で選んでも良いでしょう。 私がオススメするのは『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』(Gakken)。この絵本は、赤ちゃんがじ~っと注目するんです。私の保育所では絵本の入るサイズのウォールポケットに絵本を数冊入れているのですが、自分で取りだせる月齢になると、多くの子がこの絵本を取り出して自分で開いたり、保育士に「読んで」と渡します。 読み聞かせのポイントは?月齢が低いお子さんの場合、20~30㎝くらいの位置で絵本を読むと見えやすいですよ。0歳児の絵本としてご紹介しましたが、1歳児や2歳児ももちろん楽しめる絵本です。「赤と白のぐるぐるだね」、「目が回りそう!」なんて、色の違いや感じたことを言葉にしながら、年齢によって読みわけをしてもおもしろいですよ。 参考文献:『しましまぐるぐる(いっしょにあそぼ)』柏原晃夫(絵)|Gakken 1歳児にオススメの絵本『ねないこだれだ』(福音館書店)私が一番好きな作家さんのせなけいこさんの数ある絵本の中でも、代表的な絵本ではないでしょうか。この絵本の主役は「おばけ」。この絵本は、夜になっても寝ない子をおばけの世界に連れて行くというちょっと怖いお話ですが、子どもたちが「読んでほしい」とよく言ってくる絵本でもあります。 おばけは、怖いけれど「ちょっと見てみたいかも」という存在ではないでしょうか? それは、子どもも一緒なんですね。そのちょっとしたドキドキ感を親子で体験してみてください。 お昼寝前にこの絵本を読んでほしいと子どもに言われて「寝る前におばけが出てきたら、怖がるんじゃないかな……」と心配したのですが、逆におばけが出てくる場面で「きゃあああ!!」と大喜び。テンションが上がってお昼寝前にわちゃわちゃしたことも! お子さんによっては、読むタイミングを考えなければいけないほど盛り上がる絵本でもあります。 ちなみに、この絵本は『いやだいやだの絵本』として4冊セットにもなっています。せなけいこさんの世界がお好きなら、こちらもオススメです。 参考文献:『ねないこだれだ』せなけいこ|福音館書店 2歳児にオススメの絵本『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)2歳になると、少し文章が長いものも楽しめるようになります。保育所の子どもたちがちょうどおむつ外しのころ。楽しいパンツのお話があるといいなと絵本を探しに行ったときに表紙を見てひとめぼれ! この絵本、表紙にしろくまさんが赤いパンツをはいていて、それを脱がすところからスタートします。絵本の中に出てくる動物さんたちのパンツはどれもこれも個性ぞろい!「わあ、おもしろいパンツだねえ」なんて子どもとお話しながら、クスクス笑って読み進められますよ。 しかけ絵本になっていて、先にパンツが見えて「だれのパンツかな?」と質問があるのですが、何度か読んでいるうちに子どもたちは覚えて「しまうま!」なんて答えるでしょう。何度読んでもその質問にワクワクして、正解を確認するページがめくられることに目を輝かせている子どもたちはかわいいものです。 ちなみに作者のtupera tuperaさんの絵本は、どれを読んでもおもしろいです。こちらも、私が一押しの作家さんです!! 参考文献:『しろくまのパンツ』tupera tupera|ブロンズ新社 実は私、絵本でちょっとした失敗をしています。わが家は子どもたちが小さいとき、寝る前に「絵本を3冊読むこと」をルーティンにしていました。息子が0歳のときからスタート。最初はそれでよかったのですが、娘が生まれて成長すると「私も3冊選ぶ!!」と選び始め、合計6冊に。 さらに、子どもの成長とともに1冊の絵本の内容もしっかりしてきて、寝る前のルーティンがだんだんつらくなってきたのです! 好きな絵本タイムのはずが、親がつらくなっては元も子もありません。経験者からの助言としては、毎日のルーティンとして絵本を読む場合は、無理のない冊数からスタートするといいかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月29日子供に関するプロフェッショナルといえる、保育士。日々、多くの子供たちと触れ合い、笑顔を守っている保育士に対し、世の中の親は頭が下がる思いをしているといいます。そして、『子供と接するプロ』である保育士の姿を見て、時にハッとさせられるのです…!保育士の発したひと言に、母親が感涙2児の母親である、つっちんち(tucchinchi)さんには、子育てに関する悩みごとがありました。それは…2歳の息子さんから発せられる『強烈なイヤイヤ攻撃』!まだ情緒が発達していない息子さんは、自分の思い通りにならない時、大声で泣きわめくのだとか。ただ『今日の服がお気に入りの柄じゃない』というだけで、朝から機嫌が悪くなる息子さん。そのため、つっちんちさんは毎日のように苦労をしていたのですが…。もちろん保育士は、息子さんが不機嫌だった理由については何も知らないはず。にもかかわらず、笑顔で「この服の柄かわいいね!」と褒め、息子さんの機嫌を一瞬で改善したのです!息子さんは、保育士に服を褒められたことで、「あれ?自分は気に入ってなかったけど、もしかしたらこれってイイ服なのかも…!?」と思うようになったのでしょうか。あれだけ手を焼いた息子さんの『イヤイヤ攻撃』が解決し、つっちんちさんは保育士のスキルを再認識すると同時に、心からの感謝をしました。時には子供を助け、時には保護者を助けてくれる保育士。全国の保育士こそ、社会を支える陰のヒーローといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月26日保育士の中田馨さんが、実際にやっているイヤイヤ期のかわしワザ【お着替え編】を教えてくれました。「服を着たくない」イヤイヤ星人、「“上下ピンクコーデ”がいいと譲らない」イヤイヤ星人など4パターンに分けてマンガで解説します!こんにちは。保育士の中田馨です。1歳ごろから徐々に表れ、2歳ごろにピークを迎え、3歳ごろに卒業へと向かっていく「イヤイヤ期」。私の保育所は0~2歳が対象ですので、1年を通して毎日「イヤイヤ期」の子どもと生活しています。 今回から4回にわたり、実際に保育士である私がしている、イヤイヤ期の対応方法を話します。今回のテーマは「お着替えでイヤイヤ」です。 お着替えでイヤイヤする子への対応方法朝起きてパジャマから洋服へお着替え、汗をかいたり外遊びで汚れたらまたお着替え、お風呂後にパジャマにお着替え……と1日数回訪れる衣服の着脱の場面。イヤイヤ言いながら、着替えを全身で嫌がるので、うまく着替えられないこともあります。 衣服の着脱のイヤイヤ星人への基本的な対応方法は下記の3つ。1. 子どもの思いを尊重し、さりげなくサポート2. 着替えが終わらなければ、次の行動ができないことを伝える3. ママ的に多少違和感があっても服を着たならOK では、実際に保育所であった具体例を挙げながら見ていきましょう。 少しでもサポートしたら怒るイヤイヤ星人何でも「自分でしたい」お年ごろのイヤイヤ星人。まだひとりでうまくズボンをはけないのに自分ではこうとします。片方に両足を入れて、違うと脱いで、また両足を入れて……を繰りかえすのを見ていると、つい「こっちに足入れて」と手を添えてしまいたくなります。でも、少しでもサポートすると「触らないで!!」と怒るのがこのタイプ。 このような姿が見られたら「子どもの思いを尊重し、さりげなくサポート」をするようにしましょう。ズボンを自分ではきたいと思うその意欲、失敗しても何度も繰り返すその集中力を応援するのです。 もし、できそうなら「ママがここ持っとくね」とさりげなくサポートします。先回りして手伝ってはいけません。何日かじっくり付き合って、脱ぎ着を繰り返しているうちに、ひとりでできるようになります。着るより脱ぐほうが簡単なので、「自分で着たい脱ぎたい」と言うときは、とことん自分でさせてみるのもいいでしょう。 このタイプは、ある日突然「自分で着たい!」という思いが落ち着いて「ママが手伝って〜」と甘えモードになることもあります。そのときは、ママが手伝ってあげましょう。 「服を着たくない」とすっぽんぽんでいるイヤイヤ星人「服を着たくない!!」と言って嫌がるタイプもいます。夏ならまだしも、冬の寒い日でも「服を着るのはイヤだ!」と言うので、ママとしては「風邪ひくから、服を着てほしい」と思うのですが、すっぽんぽんのまま遊びだすことも。このような姿が見られたら、「着替えが終わらなければ、次の行動ができないことを伝える」ようにしましょう。ただ、言葉で言ったところでまだ伝わりませんので、ママが体も使って伝えます。 「服を着てから遊ぼうね」と言って、子どもをひざに抱っこします。もしかすると、のけ反って嫌がることもあると思いますが、ママが伝えるのは「服を着てから遊ぼうね」ということだけ。生活には順番があるんだよ、ということを伝えるのです。いろいろ言わなくて大丈夫。子どもはじっとママのひざに座りながら考えています。 そして、子どもが落ち着いたら「さぁ、服を着よう」と声をかけてみてください。「うん」と言って、納得して着てくれることが増えると思います。「服を着なさい!」と注意したり、追いかけて服を着せるよりも効果的です。 「上下ピンクコーデがいい!」と譲らないイヤイヤ星人「自分で服を決める!」と言って、ママが決めた服をボイコットするイヤイヤ星人もいます。普段なら「まあ、良いか」と思えても、お出かけするときに、全身シマシマや上下ピンクのコーディネートをしたいと言い出したら、ママも「今日だけは、それはやめて!」と思ってしまいます。とはいえママの選んだ服は着てくれない。こんなときはどうしたらいいでしょうか。このような姿が見られたら「多少違和感があっても服を着たならOK!」にしましょう。子どもにしてみれば「僕、一番かっこいい!」「私、最高にかわいい!」と思って着ているのです。子どもの自分で選ぶ意欲を尊重します。そして、今しかしないこの姿を写真やビデオに収めてママも楽しみましょう。 「この靴下が好き!」穴が開いても履き続けるイヤイヤ星人「この靴下が好き! 毎日履きたい!」と穴が開いている靴下を履き続けるイヤイヤ星人もいます。他の靴下を出しても「NO!」と言ってボイコット。洗濯物の中から、お気に入りのくつ下を探し出してきてそればっかり履きます。ママとしては、できれば捨てたいけれど、捨てたことがばれたときが怖いので、どうすればいいか悩んでしまいます。このような姿が見られたら「履きたいだけ履かせる」と思ってください。きっとその靴下を履いていると安心するんです。破れている場合は、縫うこともできますし、満足いくまで履いたところで、「そろそろ新しい靴下履こうか?」と誘ってみます。新しい靴下を一緒にお店に選びに行くのも1つです。 その子によって表れ方が違うイヤイヤ期。全身で「イヤイヤ」いう子どもの姿に疲れてしまうこともあると思いますが、そんなときほど、心と心の間にワンクッション置いてみましょう。そうすると「こんなに必死に嫌がって……うちの子、かわいいな」と思えます。 作画/山口がたこ 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月24日まだ1歳の子供は、個人差はあれど、言葉もふるまいもたどたどしく、赤ちゃんとあまり変わらない印象を受けます。親の立場であれば、なおのこと、我が子が生まれてからしばらくは、赤ちゃんの時の印象が強いままかもしれません。だからこそ、ふとした瞬間に我が子の成長に気付かされ、驚くことも。ちゃず(chaz_comic)さんは、息子さんの保育園での姿を知り、まるで別人のような印象を抱いたといいます。家と保育園で別人の息子保育士からいわれたことは?ちゃずさんいわく、家での息子さんは落ち着きがなく、食事中も就寝時も、自由気ままなふるまいが目立つといいます。だからこそ、保育園での息子さんは別人のようで、投稿者さんは驚いたのでした。しかし、家と外でふるまいが変わることは、大人と同じで子供にもよくあることだと、保育士は投稿者さんに教えてくれたのです。「家ではたくさん甘えさせてあげてくださいね」保育士のその言葉に、大きく「分かりました」と返事をした投稿者さん。それと同時に、いつまでも赤ちゃんだと思っていた我が子の新しい一面を知り、ハッとさせられたといいます。【ネットの声】・家では甘えさせてあげることを心がけようと思いました!・周囲の状況をちゃんと見ることができる、賢い息子さんですね!えらい!・保育士さんの言葉がとても素敵。親にとっては、子育てに追われる日々を思い、「家でもちゃんとしてほしい」と感じることもあるでしょう。しかし、子供が周りに合わせることができるのは、日頃から親のしつけが行き届いているからともいえます。子育ては苦労が多いものの、そのぶん、しっかりと子供は学び、親の姿から学んでいることも多いはず。だからこそ、時にはたっぷり甘えさせてあげることで、外で頑張る我が子を労ってあげたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月18日保育業界最大!100万件掲載の保育職場口コミサイト『保育士のミカタ』は、本日より、栄養士・調理師・看護師の方からも、保育園・幼稚園・こども園等の保育施設で働いて感じた『働きやすい点』『働きにくい点』の口コミ投稿ができるようになりました。保育園・幼稚園・こども園等への保育職場口コミ投稿機能がより充実保育士のミカタはサイトオープン時から、保育士・幼稚園教諭・保育学生による口コミ投稿に限定しておりましたが、栄養士・調理師・看護師の方からサイト利用を希望する問い合わせを多数いただいておりました。また、社会的な課題となっている不適切保育の把握および根絶を目指す意味においても、保育施設内で専門的な業務を担う栄養士・調理師・看護師の方からの口コミ情報は必要との考えから、サイト利用の準備を進めてまいりました。今後も保育士のミカタは、保育施設で働く保育士・幼稚園教諭・栄養士・調理師・看護師・保育学生による職場口コミ情報サイトとして、保育業界ナンバー1の口コミ情報掲載数と本人確認済み口コミによる信頼性の高い口コミ情報の蓄積に努めてまいります。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年05月18日保育士の中田馨さんが、きょうだいげんかについて教えてくれました。「なるべくなら見守りたい…」「どんなタイミンングで介入するべき?」など、パパやママはきょうだいげんかについて様々な疑問を抱えていることでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。皆さんは、お子さん同士のきょうだいげんかで困っていることはありませんか?きょうだいげんかは、きょうだいだからこそ激しくなりがちです。お友だちとはほとんどけんかをしない子も、きょうだいなら容赦なく叩いたり、言って欲しくない言葉を言い合ったりするのではないでしょうか?そんな姿を見ていると、親もヒートアップすることも…!さて、どう対応したらよいでしょうか? 「お兄ちゃんだから…」「妹だから…」はNG!?「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「まだあなたは小さいんだからできないでしょ」という言葉を使いがちではありませんか?子どもは好き好んで、兄姉、弟妹に生まれたわけではありません。ただ年齢が大きい、小さいという理由だけで「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」など言われても納得しないのではないでしょうか?例えばおもちゃの取り合いの場合、お兄ちゃんのおもちゃを妹が使ってけんかが起きた時には「お兄ちゃんに貸してって聞いたかな?」とまず妹に尋ねるのが筋でしょう。また、共用のおもちゃだった場合、先に使っている子が優先になるでしょう。一緒にあそんでいるときに、遊び方の意見が合わなくなった場合は「さて、どうしたらいいかな?」とじっくり話し合いをするのがよいでしょう。どの場面も、慌てて親が介入して解決する必要はなく、子どもの感情の動きを見つつ、親は「さあ、どうしようか?」など、少し介入する程度に留め、子どもの解決する力を信じて待ちましょう。ちなみに私の場合、息子には「女の子を叩くのはイヤ!」と言っていました。しかし、子どもにとっては「女の子だから」「男の子だから」というのは「妹がおもちゃ取ってきたのに、なんなんだよそれ!」と、少し理不尽に感じてしまっていたかもしれませんね。 まずはルール決めから始めてみましょう!「子どもの解決する力を信じて待ちましょう」と言ったものの、きょうだいげんかが毎日勃発したら…!本当にストレスになりますよね。分かります!分かります!私の家でもそんな時期がありましたから。そんな時にはまずは、子どもたち同士でルールを決めさせてみましょう。相手が使っているものを使いたくなったら「貸して」や「コレ使ってもいい?」など尋ねることから始まり、けんかをしても最後は「ごめんなさい」や握手をして仲直りすることなど。低年齢児のお子さんはまだ難しいかもしれませんが、ある程度年齢が上がると、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に話をしながら決められるはずです。また、介入する場合は「やめなさい!!」と親もいきなり頂点から介入するのではなく「あらら。どうしたの?」など尋ねるような言葉を使うことで、親の感情を揺さぶられずに対応することができますよ。 きょうだいげんかする中で子どもたちは、我慢や手加減、相手の気持ち、自分の気持ちを学ぶことができます。人間関係を学ぶよい機会だと思いつつ、親は見守れるとよいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月17日保育業界最大!100万件掲載の保育職場口コミサイト『保育士のミカタ』は、本日より、栄養士・調理師・看護師の方からも、保育園・幼稚園・こども園等の保育施設で働いて感じた『働きやすい点』『働きにくい点』の口コミ投稿ができるようになりました。口コミ投稿可能な専門家に、栄養士・調理師・看護師を追加!保育士のミカタはサイトオープン時から、保育士・幼稚園教諭・保育学生による口コミ投稿に限定しておりましたが、栄養士・調理師・看護師の方からサイト利用を希望する問い合わせを多数いただいておりました。また、社会的な課題となっている不適切保育の把握および根絶を目指す意味においても、保育施設内で専門的な業務を担う栄養士・調理師・看護師の方からの口コミ情報は必要との考えから、サイト利用の準備を進めてまいりました。今後も保育士のミカタは、保育施設で働く保育士・幼稚園教諭・栄養士・調理師・看護師・保育学生による職場口コミ情報サイトとして、保育業界ナンバー1の口コミ情報掲載数と本人確認済み口コミによる信頼性の高い口コミ情報の蓄積に努めてまいります。●運営会社会社名 :パーソナルエージェント株式会社所在地 :〒176-0012 東京都練馬区豊玉北5-18-10-403口コミサイト:保育士のミカタ( )介護士のミカタ( )求人サイト :ほいくビュー( )2023年4月リニューアルオープン!何人採用してもすべて無料の保育求人サイト●お問い合わせ先フォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月17日保育士の中田馨さんが、きょうだいげんかについて教えてくれました。小さな頃は特にきょうだいげんかをよくするという家庭も多いかもしれませんね。きょうだいげんかの対応に悩んでいる親御さんもいることでしょう。年代別の対応などもお話してくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。今日のテーマはきょうだいげんか。皆さんはお子さん同士のきょうだいげんかに困っていませんか?我が家の子どもたちは、18歳と14歳ですので、もうきょうだいげんかをすることはほとんどなくなりましたが、幼少期はよくけんかをしていました。きょうだいげんかは、きょうだいだからこそ激しくなりがちです。お友だちとはほとんどけんかをしない子も、きょうだいなら容赦なく叩いたり、言って欲しくない言葉を言い合ったりするのではないでしょうか?そんな姿を見ていると、親もヒートアップすることも…!さて、どう対応したらよいでしょうか? 上の子が幼児期の前半(1~3歳ごろ)のお子さんの場合そもそも、きょうだいげんかは止めた方がよいのでしょうか?きょうだいげんかは、基本的に「親は見守る」と良いと思います。ただ、それは年齢によって変わってきます。例えば、幼児期の前半(1~3歳ごろ)のお子さんの場合、人とのかかわり方がまだ分かっていません。その上、自分の気持ちを言葉で伝えることもまだ未熟です。ですので、叩く、押し倒す、引っ張る、噛むなどの行動に出ることがあります。そんな時は、間に入って「おもちゃを取られて嫌だったのね」と子どもの気持ちに共感しつつ「叩かれると痛いの。たたかないで欲しい」と伝えます。その際、「あなたはどうしていつもそうなの?」「本当に乱暴な子ね!」など、子どもを決めつけるような言葉を言わないようにしましょう。そうするに至った理由が必ずあるはずです。その理由(子どもの気持ち)を、親が見つけるだけで、子どもにかける言葉が変わってくるはずです。 幼児期の後半(4~6歳ごろ)のお子さんの場合お子さん(上の子)の年齢が幼児期後半(4~6歳)ごろになると、言葉が発達してきますし、これまで様々な経験をしてきていますので、感情のコントロールや手加減もできるようになってきます。ですので、ちょっとしたけんかでしたら「大人は見守る」が原則です。ただしきょうだいげんかですので、容赦なくいく場合もあります。力も強くなってきているので、手加減できないこともあります。「手が出始めたらきょうだいげんかの仲裁に入る」など、ある程度の目安をお父さんやお母さんの中で決めておくとよいでしょう。どの年齢でも、叩く、蹴る、噛む、暴言などはしっかり止めるが基本です。止める際に大切なのは、まずは子どもの行動を止めること。間に入ったり、抱き上げたり、少し離れた場所に連れて行ったりします。そして、子どもと正面で向き合い、目の高さにしゃがみ目を合わせながらして欲しくないことを伝えます。 きょうだいげんかする中で子どもたちは、我慢や手加減、相手の気持ち、自分の気持ちを学ぶことができます。人間関係を学ぶよい機会だと思いつつ、親は見守れるとよいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月14日時に子供は大人をハッとさせることをいうことがあります。例えそれが、3歳児だったとしても…。これは保育士のたっきー(takkysensei)さんが描いたエピソード。ザーザーと雨の降る日、子供たちのお昼寝タイムにゴロゴロと大きな雷がなっていました。たっきーさんが「怖いね…」とつぶやくと…。「せんせい、おれが守ってあげようか?」雷を怖がるたっきーさんにそう声をかけたのは、なんと3歳の園児。思わずときめきながら振り返ると、「おれ、雷より強いよ」と追い打ちの決めセリフを発したのでした。大人顔負けの声かけかと思いきや、むちむちの腕で頬杖をしているというポイントに、愛おしさを感じられますよね。投稿のコメント欄には、多くの声が寄せられていました。「かっこいい!イケメンはこの歳からイケメンなんだな…」「一度でいいからいわれてみたい」「3歳とは思えない発言。絶対に中の人いるでしょって思っちゃうね」「どこで覚えてきた!?天性のイケメン」「これは惚れる」小さいながらに女性を守らなければ、という意識があるイケメン君。これからどんな青年になるのか、将来が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月11日保育に特化した人材サービスを提供するベルサンテスタッフ株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役:中野 栄造)は、保育業界への就職を考える保育学生、転職者に向けた就活イベント「ほいコレ就職・転職フェアin東京」を2023年5月21日(日)に開催いたします。イベント詳細URL: 2023年4月に大阪で開催したほいコレ就職フェアほいコレ就職フェアとは?これから保育業界で就職を考えている学生さんや、転職を検討中の現役保育士さん向けの合同就職説明会です。保育専門の人材サポートを約24年、保育に特化した就職フェアの企画・運営を約10年おこなってきた実績を活かし、ほいコレ就職フェア限定で出展される法人も多数。一日にたくさんの園の採用担当者から話を直接聞くことができ、自分に合った進路選びが可能となります。イベントの目的先日、政府は国の基準より保育士を増やした保育所に対する運営費を加算し、支援を強化する方針が決まりました。当社が関わる保育施設も慢性的に人手不足に陥っている現場も多く、特に新卒者の確保は緊急課題であります。早ければ2024年度より保育士増員支援対策を実行する報道を受け、関わりのある園長先生からも「実際に学生と会ってアピールできる場は貴重。しっかりと園の魅力をPRしたい」「増員支援対策は人材の確保のみならず、保育の質向上にも直結する。そのためにも園にマッチした人材を確保したい」との声が届いています。関西で約10年間保育専門の就職フェアイベントを企画運営してきた実績を活かし、最もひっ迫度の高い東京エリアの人材課題解決に寄与するイベントを目指します。ほいコレ就職フェア 5つの特徴ブースには現役の先生方を配置。様々な報道が飛び交う現在の保育業界のなかで保育のやりがい、キャリアの重ね方など先生方の本音を聞くことができます。1.出展法人による30秒アピールタイムフェアに参加する各園の現役の先生が趣向を凝らした演出で、30秒という限られた時間を使い、保育方針や内容・園の魅力や特徴をアピールします。「ブース選定の参考になって分かりやすい」と毎回学生から声をいただく大好評企画です。2.若手の先生をブースに配置出展法人には当社より、できる限りブースには若手キャリアの先生を配置いただくように依頼。学生との年齢が近く、学生の悩みや本当に聞きたいことをよくご存じだからです。話しやすい先生方とコミュニケーションをとり、より深く現場のことを理解し、働きがいを感じられる進路選びをしてもらいたいと考えています。3.就活コンシェルジュが常駐約24年保育専門の人材サポートを行っている当社。就活コンシェルジュは毎日保育現場へ訪問し、多くの先生とコミュニケーションをとっているスペシャリストです。園選びや履歴書の書き方に悩んでいる方や就職活動だけでなく、保育現場で働く事への不安や悩み、その他なんでも相談してください。予約不要です。4.当日の園見学申込みが可能就職フェア当日に話を聞き、気になった園があれば園見学の申込みができます。その場で日時の相談もできるので、後日電話をすることなく園見学の予約が可能です。申込みできる園数に制限はありませんので、気になる園があればどんどん申込みをしてください。5.資料コーナー出展法人を中心とした各園のパンフレットや資料を配置。資料のデザインや内容も園によって様々。フェア終了後の振り返りに役立てたり、都合により参加時間が限られている方は、是非資料だけでもお持ち帰りください。5/21(日)開催ほいコレ就職フェアin東京イベント概要ほいコレ就職・転職フェアin東京開催日程:2023年5月21日(日)開催時間:13:00~16:30※12:30~受付開始場所:新宿NSビル NSイベントホール 大ホールAアクセス:各線「新宿駅」より徒歩7分、都営地下鉄線大江戸線「都庁前駅」より徒歩3分参加園一覧: 申込みフォーム: 地図 : 動画で見る【ほいコレ就職フェア】予定が合わない方へおすすめ!「就活相談会」開催中!上記就職フェアイベントの日程に参加できない!という方におススメしているのが個別に実施している「就活相談会」「園見学に茶色の髪で行っていいのかな。」「お給料の平均ってどのくらい?」「働きやすい園ってどうやって見分けるの?」などなど…どんなことでも相談可能。就職フェアで保育コンシェルジュとして対応する熟練の進路アドバイザーが対応いたします。お友達と一緒のご参加もOKです。相談は無料でできますので、気軽に参加してみてください。▼会場等詳細は下記をご覧ください。●大阪会場 ●京都会場 ●名古屋会場 ●東京会場 会社概要ベルサンテスタッフ株式会社は、保育に特化した人材サービスを通じて、“かかわる”皆様が楽しく、そして幸せになるために、保育業界に貢献していきます。会社名:ベルサンテスタッフ株式会社所在地:大阪市淀川区東三国5丁目15番14号(大阪本社)代表者:代表取締役中野 栄造設立:2012年4月(創業:1974年)URL: 事業内容:人材派遣事業 / 人材紹介事業 / イベント事業 / 求人サイト運営、ホームページ制作事業●ほいコレナビ(幼保学生の就活応援サイト) ●ほいコレInstagram ●公式ブログnote 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月11日2017年1月、妊娠27週で930グラムの息子ねこ太くんを出産した鳥野とりこさん。1年後、ねこ太くんの集団生活の許可が主治医から下りたことを機に、新設の保育園に入園を決意。しかし、その保育園は保育士の退職が後を絶たないトンデモ保育園だったのです。そうとは知らず、好条件がそろった保育園への入園を決意したものの、開園後半年で4人が突然退職する事態に、鳥野さんは不安を募らせます。開園後半年で4人が突然退職した保育園。しかも事務方だったはずのクセ強園長が保育の現場に出始めて、不安は高まります。子どもたちやねこ太くんは楽しそうに過ごしているので、様子を見ようと一度は自分を落ち着かせる鳥野さんでしたが、給食の献立にも異変が……。ハムやウィンナー、ベーコンなど、加工肉ばかりに変わっていたのです。さらに、保育士さんたちの様子もおかしくて……!? 保育士さんたちが園長に向けた怖い視線のワケは… 退職者が相次ぐ保育園で、給食メニューも変わっていることに驚いた鳥野さん。加工肉ばかりで野菜もニンジンとキャベツのみ。「食材費ケチってる?」と疑うも、「クレームするほど酷い献立でもないか……」と、ここでも鳥野さんは神経質にならないよう自制します。 ところが、お迎えに行ったときのこと。いつも笑顔で優しい保育士さんたちが、ものすごい目の怖い顔で園長を見ていたことに気づいてしまいます。さすがの鳥野さんも、「やっぱりスタッフ間で何かある!」と確信します。話を聞くタイミングをうかがっていたその翌朝……。 「私、今日で退職することになりました」なんと、さらにもう1人の保育士さんからの退職宣言に、思考回路はショート寸前に。理由を聞く時間もなくその日は呆然と出社した鳥野さん。「今日お迎えのときに……聞く!!」と決意して保育園に向かうのでした。 こうも続くとなると、退職者が後を絶たない理由を知りたいと思うのは当然かもしれません。安心して仕事を続けるためにも、せっかく集団生活に慣れて楽しんでいるわが子のためにも、健全な環境が維持されている保育園に気がかりなく通わせたいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2023年05月08日2017年1月、妊娠27週で930グラムの息子ねこ太くんを出産した鳥野とりこさん。1年後、ねこ太くんの集団生活の許可が主治医から下りたことを機に、仕事復帰を目指して保育園探しをおこなうことに。そんなある日、保育園激戦区に住んでいた鳥野さんが保育園新規開園のチラシを目にし、入園を決意。しかし、その保育園は保育士の退職が後を絶たないトンデモ保育園だったのです。近所にできた新設保育園のクセ強めの園長が気がかりだった鳥野さんですが、しっかりした保育士さんや栄養士さん、看護師さんの存在や破格の保育料などの好条件がそろい、不安の種だった園長も主に事務方で保育にはかかわらないと聞いて一安心。何より慣らし保育で楽しそうだったねこ太くんを見て入園を決意します。しかし、本格的に通園が始まって3カ月後、最も頼りにしていた保育士さんが突然退職してしまい……!? 頼りにしていた保育士さんが突然退職! さらに… いよいよ、ねこ太くんの本格通園がスタートしました。保育士さん4人は全員やさしくて良い先生で、中でも50代の先生にはいろいろな相談に乗ってもらうようになった鳥野さん。ところが、入園3カ月後に突然その先生が退職したことが判明します。挨拶もなく急な退職にショックを受けた鳥野さんですが、「家庭の事情なら仕方ない」と自分を納得させました。 しかし、実はこれが「保育士一斉退職の序章だった」と振り返ります。もちろんこの時点でそんなことは予想もつきません。鳥野さんは妊娠前の職場に復帰が叶い、育児との両立で忙しい毎日が始まりました。 そんなとき、今度は看護師さんと栄養士さん、もう1人の保育士さんが退職したと耳にします。しかも何のお知らせもなく、すべて事後判明。ある朝登園すると、知らない先生が出てきて退職を知るという事態にモヤモヤしてしまうのでした。 開園後、半年もたたずにこんなに多くのスタッフが退職してしまうだけでなく、その理由もなんだか後付けのように感じてしまうと、鳥野さんのようにモヤモヤしてしまいそうです。こんな状態では、子どもを預けるのも不安になってしまいますよね。園としての運営体制はもちろん、何より子どもへの影響を第一に考えたいところです。著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2023年05月06日保育士の中田馨さんが、子どもとのお外遊びやお出かけをする際に気をつけてほしいことについて教えてくれました。過ごしやすい季節になり外にお出かけする機会も増えてきましたよね。子どもとのお出かけでヒヤッとした経験をされたことのあるママやパパもいることでしょう。安全面についても気にかけながら、子どもと楽しい時間を過ごせるとよいですよね。保育園でも実際に行っている対策や声がけなどもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。低年齢児のお子さんを連れての外出は『ヒヤリ』とすることが時々あると思います。今回は、保育所で私たちが気にかけていることを含めた、外出先でのヒヤリハットとその対策をお話しします。 お出かけ前のヒヤリハット例えば、公園に行く時も「砂場セットと水筒、タオル、帽子…」と色々と準備をしていて、ママはバタバタすることもあるのではないでしょうか。ママが準備している間、玄関で待つ子どもは一刻も早く外に出たい気持ちでウキウキしていることでしょう。そんな時に気をつけたいのが、玄関の開け閉めです。子どもは良かれと思ってママが見ていない時に玄関を開けることがあります。ドアを開けてその場で待っていてくれていたらよいのですが、もし、そのまま外に飛び出てしまったら?ヒヤリとしますね。保育所でも子どもたちも、外に出たい気持ちが前に出て、玄関のドアを自分で開けようとします。ですので、私の保育所ではルールを決めています。「ドアを開けるのは先生とママ、パパだけ」。つまり大人だけと伝えるのです。子どもがドアを開けようとすると、繰り返しその約束を伝えます。もちろん、鍵は常に閉めておく、チェーンの鍵があれば活用するなど、子どもが開けられないようにするのも大切ですが、家でも私の保育園のようなルールを決めておいてもよいかもしれません。 ママチャリでのヒヤリハット子どもを乗せて自転車を走らせている時にヒヤリとした経験はありますか?私はありますよ。子どもを自転車に乗せていて起きた事故もニュースなどでもよく見かけます。例えば、「道路のちょっとした段差を登る時にバランスを崩しかけた!」、「平面でない場所で自転車に乗る時に、バランスを崩しかけた!」、「前に乗っている子どもの頭で前方が見えにくくてヒヤリとした!」、「買い物しすぎて荷物と子どもを乗せたらフラフラ運転になった!」などなど、数えきれないくらいあります。私自身も一度、ちょっとした坂道を登る時にバランスを崩して転んだこともあります。その際にしてて良かったのが「ヘルメット」です。息子は自転車ごと転んだのですが、ヘルメットがあったおかげで怪我もありませんでした。道路交通法でも、自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないのはもちろんのこと、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めなければならないとされています。保護者等の方は、児童や幼児が自転車を運転する際は、ヘルメットをかぶらせるよう努めるようにしましょう。自転車で走る時は、ヘルメットを被り、無理な運転をしないがお約束ですね。 参考サイト:自転車用ヘルメットの着用|警視庁HP 子どもの自転車でのヒヤリハット少しお兄ちゃんお姉ちゃんになると、自転車に乗ることもあるでしょう。お子さんがルールを守って公道を走れるくらい上手になるまでは、遠出はせずに、パパやママは徒歩で見守ることができる範囲での走行が安心です。自転車を上手に乗れるようになっても、走る道のりは安全な場所を選ぶようにしましょう。これは私の失敗談。小学1年生になった息子は自分の自転車、私は娘を乗せて自転車を乗っていました。少し長めの坂を降っていたのですが、前を走る息子はブレーキをうまくかけられずそのまま一直線に…!「ブレーキかけて!」と言った私の言葉は何の役にもたちませんでした。幸い、電柱と壁の間に車輪が挟まって強制的に停まり息子に怪我はありませんでしたが、あの時、人や車にぶつかっていたらどうなっていたか!といまだにゾッとする出来事です。お子さんと自転車で走行するときは、見通しのよい人通り、車通りの少ない道を選ぶ、でこぼこ道や坂道など乗り慣れない道は、自転車から降りて歩くなど、お子さんの発達に合わせた進み方ができればよいのかなと思います。また、ヘルメットやプロテクターなどを装着し、大人が見守っている状況で楽しむようにしましょう。 歩いて移動中のヒヤリハット歩いて移動している時もヒヤリハットはあります。子どもは、咄嗟に車道に飛び出したりすることがあるので、道路を歩いている時は、歩道であってもお子さんと手を繋いで歩くことを基本にします。保育園では、「外で歩く時は、先生と手を繋ぎます」というルールがあります。手を離そうとするお子さんにはルールをその度に伝えています。大人が諦めずにルールを伝えて続けていると、それが日常になりますよ。また、お子さんが車や自転車が通らない方向になるよう手を繋ぐとより安心です。きっと、手を繋ぎたがらない時期もあると思います。そんな時は、自転車やベビーカーで移動するなど工夫してもよいでしょう。 「ヒヤリ」とした時に、じゃあ次、同じようなことにならないためにも、何をしたらよいか?どんなルールを決めれば安全か?を考えることで、いつもの外遊びがより安全で楽しいものになりますよ。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年05月04日パーソナルエージェント株式会社(所在地:東京都練馬区)は、保育士口コミ・求人サイト『ほいくビュー』を4月26日(水)にリニューアルオープンいたしました。入職後のミスマッチが起きにくい保育士専門の求人サイトほいくビューは、保育士と保育園の双方が大切にしている保育の価値観(保育観)を可視化することで、人材と職場のマッチングをより高いレベルで実現することを目指した保育士専門求人サイトです。また、姉妹サイト「保育士のミカタ」が掲載している保育士口コミ100万件との情報連携により、保育士がその保育園で実際に働いてどう感じたかという投稿口コミ情報も求人情報と同時に閲覧することができ、保育園への転職・就職活動を行う保育士にとって安心かつ効率的な保育士専門求人サイトとなっています。今回のリニューアルにより、保育士を採用したいと考えている保育施設の方は、ほいくビューへの求人情報の登録・公開から、求人への応募獲得、保育士の採用決定までのサービスを完全無料で何度でもご利用いただけるようになりました。■リニューアルを行った背景・保育業界が抱える課題保育施設での重大事故や不適切保育を防ぐため、政府において保育士の配置基準の見直しが議論されています。しかし、より多くの保育士を保育園に採用・配置するためには、保育園・保育士双方にとって大きな課題が残っており、ほいくビューはその解決策の一つとなるべくリニューアルを行いました。▼(保育園側の課題)保育士採用コストの増加集客力のある保育士求人サイトのほとんどを人材紹介会社が運営していることもあり、採用決定すれば年収の25~40%といった高額な人材紹介料を支払わなければならず、国・自治体からの委託費で運営している保育園は採用を見送ってしまうケースも少なくありません。(※1)▼(保育士側の課題)求人情報によるミスマッチ東京都保育士実態調査(令和4年度)によると、保育士が転職・就職先の保育園を選ぶ際に重視した項目は、「勤務地(72.3%)」「職場の人間関係(51.9%)」「給与が高いこと(38.5%)」 の順番となっており、特に「職場の人間関係(51.9%)」は、一般的な求人情報サイトでは入手することが難しい情報であるため、ミスマッチが起こりやすい状況となっています。(※2)■ほいくビューの利用メリット≪保育士のメリット≫(1)求人情報を大切にしたい保育観でも探せる(2)保育士口コミで人間関係や残業など、保育園の内情も確認できる(3)保育園に直接応募できてシンプルで分かりやすい≪保育園のメリット≫(1)月間20万人の保育士に求人情報をアピールできる(※3)(2)保育観や口コミで職場理解度の高い問い合わせが入り、入職後のミスマッチが減らせる(3)完全無料で求人情報の公開から保育士採用決定まで、何度でも利用OK■参考資料※1朝日新聞「人材紹介料に1400万円も保育・介護業界に悲鳴」※2東京都福祉保健局「令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)」の「調査結果の詳細(PDF)」(60ページ目:現在保育士就業中の者の実態>職業選択時に重視した項目)※3姉妹サイト「保育士のミカタ(2023年2月度:20万UU、40万PV)」の利用ユーザーに対してのアピール(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年04月27日パーソナルエージェント株式会社(所在地:東京都練馬区)は、保育士口コミ・求人サイト『ほいくビュー( )』を4月26日(水)にリニューアルオープンいたしました。バナー/ほいくビューほいくビューは、保育士と保育園の双方が大切にしている保育の価値観(保育観)を可視化することで、人材と職場のマッチングをより高いレベルで実現することを目指した保育士専門求人サイトです。また、姉妹サイト「保育士のミカタ」が掲載している保育士口コミ100万件との情報連携により、保育士がその保育園で実際に働いてどう感じたかという投稿口コミ情報も求人情報と同時に閲覧することができ、保育園への転職・就職活動を行う保育士にとって安心かつ効率的な保育士専門求人サイトとなっています。今回のリニューアルにより、保育士を採用したいと考えている保育施設の方は、ほいくビューへの求人情報の登録・公開から、求人への応募獲得、保育士の採用決定までのサービスを完全無料で何度でもご利用いただけるようになりました。■リニューアルを行った背景・保育業界が抱える課題保育施設での重大事故や不適切保育を防ぐため、政府において保育士の配置基準の見直しが議論されています。しかし、より多くの保育士を保育園に採用・配置するためには、保育園・保育士双方にとって大きな課題が残っており、ほいくビューはその解決策の一つとなるべくリニューアルを行いました。▼(保育園側の課題)保育士採用コストの増加集客力のある保育士求人サイトのほとんどを人材紹介会社が運営していることもあり、採用決定すれば年収の25~40%といった高額な人材紹介料を支払わなければならず、国・自治体からの委託費で運営している保育園は採用を見送ってしまうケースも少なくありません。(※1)▼(保育士側の課題)求人情報によるミスマッチ東京都保育士実態調査(令和4年度)によると、保育士が転職・就職先の保育園を選ぶ際に重視した項目は、「勤務地(72.3%)」「職場の人間関係(51.9%)」「給与が高いこと(38.5%)」 の順番となっており、特に「職場の人間関係(51.9%)」は、一般的な求人情報サイトでは入手することが難しい情報であるため、ミスマッチが起こりやすい状況となっています。(※2)■ほいくビューの利用メリット≪保育士のメリット≫(1)求人情報を大切にしたい保育観でも探せる(2)保育士口コミで人間関係や残業など、保育園の内情も確認できる(3)保育園に直接応募できてシンプルで分かりやすい≪保育園のメリット≫(1)月間20万人の保育士に求人情報をアピールできる(※3)(2)保育観や口コミで職場理解度の高い問い合わせが入り、入職後のミスマッチが減らせる(3)完全無料で求人情報の公開から保育士採用決定まで、何度でも利用OKトップページ/ほいくビュー保育園の口コミと求人情報/ほいくビュー会員登録/ほいくビュー■運営会社会社名: パーソナルエージェント株式会社所在地: 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北5-18-10 4FURL : ■参考資料※1 朝日新聞「人材紹介料に1400万円も 保育・介護業界に悲鳴」 ※2 東京都福祉保健局「令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)」の「調査結果の詳細(PDF)」(60ページ目:現在保育士就業中の者の実態>職業選択時に重視した項目) ※3 姉妹サイト「保育士のミカタ(2023年2月度:20万UU、40万PV)」の利用ユーザーに対してのアピール 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月26日家庭での様子を保育士に伝えたり、園での様子を知らせてもらったりと、保育園の連絡帳は親と保育士を繋ぐ大切なツールでもあります。しかし、毎日連絡帳を記入するとなると、どんなことを書いていいのか悩む親は多いようです。時間がない朝は特に、書くことが思い浮かばないと焦ってしまいそうですね。連絡帳に使えるネタ50選元保育士で父親の、ゆうき(hoikushipapa)さんは、Instagramに子育てにまつわるさまざまな情報を発信しています。ゆうきさんも、保育の現場にいた時には毎日、連絡帳で保護者とやりとりをしていたそうです。その時、保護者からよく書かれていた内容をまとめて投稿。連絡帳のネタに困っている人は、ぜひ参考にしてみてください!連絡帳を書く際は、「保育士への返信から書く」「子育ての悩みや相談事を書く」「交換日記や育児記録として書く」「ネタをストックする」などのポイントを意識すると書きやすくなるとのこと。内容は、家庭での様子や子供の体調といった連絡事項から、子供が好きなオモチャや遊び、子供がいった面白いひと言など、実にさまざまです!連絡帳は「こういう内容じゃないとダメ」などのルールはありません。日々のささいな出来事や悩みを共有するだけでも、保育をする上での助けになるのでしょう。投稿には、連絡帳にまつわるさまざまなコメントが寄せられていました。・私は子供の面白いことや大変なことがあればスマホにメモし、イラスト付きの連絡帳を書いています。・最近、子供の成長記録を残せてないなぁとちょっと後悔。投稿、スクショ撮って保存しました。・下の子になるほど適当になりがちなので、投稿のネタを参考にさせてもらいます!・朝は忙しいので前日に書くようにしました!落ち着いて書けますよ。忙しい毎日、連絡帳を書くのが手間に感じる時もあるでしょう。けれど、いつか子供が成長し振り返った時に、素敵な思い出の1冊になっているかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月25日人手不足から続いてしまう、保育現場の負の連鎖。もし、自分の子どもを預けるとなったら安心の保育をしてくれる園に預けたいですよね。そこで今回は、『子どもを預けたいと思う園に必要なもの、不要なものは?』と質問!読者の感想をご紹介します。「子どもを預けたいと思う園」には何が必要?先生方の明るさなど雰囲気の面はもちろん、子どもにとって良い環境かどうか、仕事をしている親にとって動きやすいかが重要なようですね。「子どもを預けたいと思う園」には何が不要?過度に子どもを怒ることは不要との声が多数上げられました。他にも、発表会は子どもの成長を見られる良い機会ですが、先生たちの負担等を考えて、行わなくて良いと考える方も多いようです。負の連鎖を打破し保護者も保育士も安心の保育現場に保育現場で後を絶たない負の連鎖。保護者目線からの「不要なもの」を少しずつでも取り払えれば、保育士、保護者双方にとって安心して預けられる園になるのかもしれませんね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年03月30日~2023年04月4日調査対象:男女50名(MOREDOO編集部)
2023年04月23日子育ては、楽しいことが起こる幸せな日々ですが、親にとっては苦難の日々でもあります。わんぱくな子供に振り回されたり、なかなかいうことを聞いてもらえず頭を抱えたり、仕事や家事との両立に疲弊したりと、世間の親は何度もくじけそうになってしまうといいます。そんな時『子供に接するプロ』として、手助けをしてくれるのが保育士。忙しい時に子供を見守ってくれるなど、頑張っている親の背中を優しく押してくれますよね。幼稚園で保育士が発した言葉に、親が感動1児の父親である月光もりあ(@_moria_moria_)さんが描いたのは、幼稚園で体験したエピソード。娘である、えみみちゃんの担任になる保育士は、入園式で多くの保護者に向かって、このような言葉をかけてくれたといいます。2/2 pic.twitter.com/f4h4FV0BQC — 月光もりあ(公式) (@_moria_moria_) April 13, 2023 1人の『子育ての先輩』として。そして『子供に接するプロ』として、保護者にメッセージを送った保育士。「この慌ただしい日々が、いつかは、かけがえのないものとなる」という彼女の言葉からは、保護者への思いやりや、子供たちに対する愛、そして、保育士という仕事への熱意を感じます。保育士からのメッセージを受け、心から感謝と尊敬の感情を抱いたという、月光さん。同時に、保育士という仕事へ尊敬の念を抱き、「もっと、保育士の労働環境が改善されてほしい」と強く思ったといいます。子育ての経験者ならば誰もが共感し、心打たれるであろう保育士のメッセージに、多くの人からコメントが寄せられました。・な、泣いた…。本当に、慌ただしくて愛おしい日々って、後から振り返ると一瞬なんだよね。・全親に読んでほしい漫画。時間を戻せないからこそ、今を大切にしたい。・我が子を抱きしめたくなった…。プロ意識の伝わる、素敵な保育士さんだなあ。きっと毎日が『かけがえのない日』なのは、子供たちにとっても同じなのでしょう。子供たちの中でも、素敵な思い出としてずっと記憶に残っていくよう、毎日を大切にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月15日保育士さんには感謝しかない。そうコメントをつけて、保育園での出来事をTwitterで紹介した、モチダちひろ(@chitti_design)さん。息子さんを迎えにいった際、保育士から聞かされた保育園での出来事に、感謝と尊敬の念でいっぱいになったといいます。保育士さんには感謝しかない pic.twitter.com/A5Q6wnTLJI — モチダちひろ (@chitti_design) April 11, 2023 虫取りが好きな息子さんは、寝ている時でさえ、虫と一緒にいたいほど。掛け布団の中から虫が入ったカゴが出てくるところを想像したモチダさんは、「自分だったら悲鳴をあげるかもしれない」と、肝を冷やしました。それは、保育士も同じで、息子さんの行動に一瞬は驚いたかもしれません。しかし、驚きや恐怖の感情を抑え、笑い話に変える姿には、「さすが!」と感心してしまいます。保育士がこうして笑顔で肯定してくれるからこそ、息子さんも自分の好きなものや得意なことを、伸ばしていけるのでしょう。子供たちの保育をし、個性を伸ばしてくれる保育士に、モチダさんだけでなく全国の親が感謝しているはずです![文・構成/grape編集部]
2023年04月12日保育士の中田馨さんが、保育園で見かけるママ同士の少し困ったやりとりについて教えてくれました。保育園のお迎えの際、あなたもこんな行動していませんか……?こんにちは! 保育士の中田馨です。今回は、保育園で先生が見かけるママ同士のやりとりの中で、少し配慮してもらえるとありがたいな、というお話。 私の保育園は、小規模なので保護者同士の送り迎えがあまり重ならないため、ママ同士の困ったやり取りはほぼないのですが、近くの保育園で見かけた光景や友人保育士から聞いたエピソードを交えてお話しします。 話しだしたら止まらないお迎えにきて、仲の良いママ友と会ったら話し込むママたちがいます。たいていが、話が始まると、子どもたちから目を離してしまいます。保育園は、保護者が迎えに来たら、その後の子どものことは保護者に託します。 保育園の中ならまだ保育士や他の保護者の目があるので、多少の安全は確保されますが、保育園の外だとどうでしょう? 実際、歩行者や自転車や車が横を通る中や、駐車場で子どもたちが追いかけっこをしている光景を見たことがあります。 ママ同士がお話することはよいのですが、まずは子どもの安全を確保してあげましょう。とはいえ、「話をするなら保育園の中で」というわけにもいかないので、子どもを自転車に乗せてお話をしながら歩いて帰ったり、公園などに移動するなど、子どもの安全を守りつつお話していただけると保育士も安心できます。 毎回、保育士と話しこむ保育士と話しだしたら、なかなか止まらない保護者もいます。子どもの相談や家庭の事情の話から始まるので保育士も親身になり話を聞いているのですが、だんだん話がズレることもあります。そうすると「さて、どのタイミングでここから抜ければよいか」と悩んでしまいます。これが2人、3人の保護者との話しだとなおさら抜けづらいものです。もちろん保護者対応も大切な保育士の仕事の一つです。 しかし、子どもを安全に保育することが第一です。もし、その時間に担当の子どもがkケガでもしたら……! きっとその保育士は自分を責めると思います。もちろん、そのためにも「ごめんなさい、私、仕事に戻りますね」と言える勇気を私たちも持たなければいけないですね! もし、ママ友と保育士とで話しこんでいて、話がズレてきたな! と感じたら「先生、仕事に戻ってください!」と一声かけてくださったら、「ありがとうございます!」と気持ちよく保育士も仕事に戻れます。 一緒にお茶した帰りにお迎えに来る仲良しのママ友同士、仕事の休みや早帰りが一緒になって、お茶をしてからお迎えに来られることがあります。もちろん、ママ友とお茶すること自体は問題ありません。ママのリフレッシュタイムはとても大切ですのでできるときは、したほうがいいです。 保育士がモヤッとするのは、いつもと同じ時間にお迎えに来ることです。保育園が「仕事がお休みの日や早帰りの日は、16時30分までにお迎えに来てください」という決まりがあるところで、いつも通りの18時にお迎えに来ると「少し早めにお迎えに来てくれたら、子どもも喜ぶのにな……」と思ってしまいます。ママがそろってお迎えに来ると、余計に感じてしまいます。 保育園の決まりは守りつつ、その範囲内でリフレッシュの時間を取ってもらえると、他のご家庭からの不満も出にくいのかな? と思います。また、許可保育園の場合、会社帰りに寄り道してから子どもをお迎えに行くのはNGとなるので、気をつけましょう。 保育士や他の保護者のプライベートを詮索する例えば「先生、彼氏いるの?」とか「結婚はしないの?」など、保育士のプライベートが気になりいろいろと聞いてくる保護者がいます。聞かれて答えられないものもあるので「ヒミツです!」とかわすのがベターなのでしょうが、何度も聞いてくる方もいるので、思わず苦笑いしてしまったこともあります。 自分のことは、はぐらかせばいいし、知られてもそれほど問題ないのですが、もっと困ることは「○○ちゃんのママは……」という話が園内で始まったときです。 保育士がその話の中にいたら「噂話はやめましょう」という勇気を持たなければいけませんし、その場にいなくても「子どもも聞いているので、その辺でやめときましょうか」と言えるといいですね。しかしやっぱりその前に、保護者自身が保育士や他の保護者のプライベートを詮索しないようにしてほしいなと思います。 少しの配慮が、子どもの安全や心を守り、快適な保育園生活につながっていきます。ほんの少し心に止めてもらえると嬉しいです。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年04月09日保育士の中田馨さんが、保育士から見たパパの子育てについて教えてくれました。保育園の送り迎えなども最近はパパがおこなう家庭も増えてきています。今回は、パパが陥りやすい子育てに関するNG行動についてお話ししてくれていますよ。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。ここ数年、保育園でも変化があると感じられるのは「パパの子育て」です。私が保育士になったころは、保育園への送り迎えはママ。子どもが病気になっても、仕事を休むのはいつもママ。卒園するまでパパのお顔を見たことがないご家庭も多くありました。 それが、ここ数年は保育園への送り迎えを夫婦で協力し合っておこなっているご家庭がグーンと増えました。これは子どもにとって本当にうれしいことだと思います。今回は保育士としてパパを見ていて、また、ママからお話を聞いていて、パパが陥りやすいNG行動についてお話しします。 子どもの言いなりになりすぎている子どもは成長するごとに、「この人にはOK」「この人にはNG」という線引きができるようになってきます。保育園で見ていると、子どもに「NO」と言えないパパが時々います。 例えば、子どもが「自転車のヘルメットをかぶらない!」と言えば、かぶらずに自転車に乗せて帰ろうとするパパ。また、子どもが保育園に着いた瞬間に「お散歩に行きたい」と言ったら、「今から少し、お散歩に行ってもいいですか?」と言うパパもいました。 自転車のヘルメットの場合は、「自転車に乗るときは、絶対にかぶる」ことを伝えます。なぜなら、ヘルメットをかぶることが子どもの命を守ることに繋がるのですから。さらに、改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されています。お散歩に行くことも、「今は、お散歩に行く時間ではない」ことを子どもに伝えればよいのです。 一度OKを出してしまうと、子どもは次も同じように要求してきます。今はささいなことかもしれませんが、それがだんだん膨らんで大きなことになるかもしれません。最初の段階で、「あなたの要求は、受け入れられません」と子どもに伝えることは、実はとても大切なのです。 子どもの様子を把握できていない最初にお話ししたように、ここ数年、保育園での送り迎えを協力し合うご夫婦が増えました。そこでの問題が1つ! パパが、子どもの様子や体調面を把握できていないときがあるのです。 昨夕、ママのお迎えのときに少しお熱が高めだったお子さん。朝はパパが送ってきました。「昨夜は、お熱は上がらずでしたか?」と尋ねると、「え? 熱があったんですか?」と知らなかったり、「多分、大丈夫だと思います」とあやふやな返事が返ってくることがよくあります。 保育園への送り迎えをされている場合は、子どもの様子、特に体調面は夫婦間で確認していただけると大変助かります。逆を言うと、保育士が子どものことで質問したら、すぐに返事をしてくれるパパは本当にありがたく思います! 実は私、「イクメン」という言葉に違和感を覚えています。パパが育児をすることは、当然のことですよね。だって、子どもの親なのですから。もしかするとパパ自身も、「イクメンにならなければ」という思いを手放したほうが、楽しく子どもと関われるかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年04月08日保育士の中田馨さんが、保育士から見たパパの子育てについて教えてくれました。おむつ替えや寝かしつけなどをパパがしてくれるという家庭も増えてきています。今回は、ちょっと困ったパパの子育てについてお話ししてくれていますよ。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。ここ数年、保育園でも変化があると感じられるのは「パパの子育て」です。私が保育士になったころは、保育園への送り迎えはママ。子どもが病気になっても、仕事を休むのはいつもママ。卒園するまで、パパのお顔を見たことがないご家庭も多くありました。それが、ここ数年は、保育園への送り迎えを夫婦で協力し合って行っているご家庭がグーンと増えました。これは子どもにとって本当に嬉しいことだと思います。今回は保育士としてパパを見ていて、また、ママから聞くお話を聞いていて、パパが陥りやすい行動についてお話しします。 中途半端に子育てに参加する「ママばかりに任せていてはいけない」という気持ちがあるのはとてもありがたいことなのですが、その気持ちが中途半端な場合、ママをイライラさせる原因になってしまうことも…。よく聞くのが、おむつ替えの場面。おしっこはOKだけど、うんちはNG!というパパさんは多いものです。おむつを開けてうんちだった場合、ママが食事を作っていても構わずに「うんち出てるよ!!」と呼びます。おむつを開いたまま呼ぶもんだから、ママもすぐに駆け付けなくてはいけないことに…。また、寝かしつけの場面では、残った仕事があるけれど、子どもの寝かしつけに参加したパパ。しかし子どもがなかなか寝ないので、諦めて仕事に戻るため寝かしつけの途中で退室。パパが途中退室したことによって子どもは目が覚めてしまいました。 どちらも「できないのなら、しないほうが良い」「するなら、最後までする」方が私はよいと思います。それは、ママをイライラさせないだけでなく、子どもに対しても中途半端に関わらないという大事な対応です。 ママが子どもを叱った時に、ママを敵にする発言をする子育てには役割分担が必要です。例えば、ママが叱る役目を担った場合、パパは子どもを慰める役を担うかと思います。子どもがママに叱られて泣いてパパの元に来たときに、どんな言葉かけをしていますか?「ママに怒られたのか。ママ、怖かったなぁ」なんて言っていませんか?確かに、子どもの気持ちになり慰めていますが、この言葉ではママが悪者になってしまいます。子どもを叱るときは、夫婦が同じ方向をむいていたほうが良いと思います。ですので、例えば「ママに怒られたのか。そうかそうか。でもな、○○が△△したからママは怒ったんだぞ」と、子どもを慰めつつも子どものしたことはパパもダメだと思っていることを伝えます。パパとママが同じ方向を向きながら、それぞれの役割分担をしてください。 実は私、「イクメン」という言葉に違和感を覚えています。パパが育児をすることは、当然のことですよね。だって、子どもの親なのですから。もしかするとパパ自身も、「イクメンにならなければ」という思いは捨てたほうが、楽しく子どもと関われるかもしれませんね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年04月03日共働きが増えてきている現代では、保育園に子どもを預ける家庭も多いかと思います。しかし、保育士さんも自分の子どもの子育ては初めて!ということももちろんあります。保育のプロではあるものの、自分の子どもの子育てにはどう対応しているのでしょうか?そこで今回は、累計再生数2,557万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「私だってママは初めてだよ」をご紹介します。保育士だけど、ママは初めて……友人の言葉に戸惑っていると……この漫画に読者からは……『保育士さんにはこれ言えば喜ぶと思ってた……』『色々知識あるからこそのいろんなことを考えて不安になる悪循環でした』『子どもなんてみんな個性違うから、おんなじように育てられるわけない!』『保育と育児は違う』などさまざまな意見がありました。なかには、同じ(似た)立場の方からの「わかる〜!!」という共感の声も。育児と保育はまた違うということを理解し、困っているときには助け合えるように声掛けをするのも大切なのかもしれませんね。保育士もみんなと変わらないママ保育士が保育のプロであっても、自分の子育てに戸惑いを感じたり、不安に感じたりする方もいるでしょう。仕事でやっていたとしても、自分のこととなると難しさも感じることもあるのではないでしょうか?そして子どもの個性もさまざま……。子育てにプロも正解もないのかもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:なぁ
2023年04月03日保育士の中田馨さんが、新生児の赤ちゃんを泣かせずにラクに布団に寝かせる方法をお話ししてくれました。赤ちゃんが安心する体勢、基本の布団へのおろし方などまとめてマンガで解説! 赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんとの生活が始まったママたちからよく聞く悩みの1つに「赤ちゃんを布団におくと寝てくれない」ということがあります。そんな赤ちゃんの様子をよく「背中スイッチがある」なんて表現をすることも。本来ならゆっくり休んでほしい産後のママが、赤ちゃんを1日中抱っこしていては、ゆっくり休むこともできません。今回は、生後43日目からの赤ちゃんを受け入れている私の保育所で実践している、新生児の赤ちゃんを泣かせずにラクに布団に寝かせる方法をご紹介します。 新生児の赤ちゃんの「泣く」は自己表現まず、新生児の赤ちゃんが泣くのは、自分の要求を訴えるための自己表現です。布団に寝かせたとたんに泣くのは、ママと離れたことによる不安などを表現しているのでしょう。でも、おっぱいも飲んで、おむつも替えて、考えられることをすべてしたのに、まだ泣き続けている赤ちゃんを見ていると、わけがわからずママも泣きそうになります。これからずっとこんなに泣くのかしらと思ってしまいますが、成長するごとに泣くことは落ち着いてきます。育児全般で言えるのは、「今は、こういう時期なんだ」と思うことです。新生児の赤ちゃんがなぜ泣いているのかがわからないのは初めてのことだから。これから、何度も赤ちゃんの泣いているシーンに出合い、「あれかな?」「これかも!」と試行錯誤しているうちに、赤ちゃんの気持ちがわかるようになりますし、赤ちゃんもママがすることに安心してくれるようになります。そうすることで、徐々に赤ちゃんが泣くことへのつらさが軽くなってきます。 新生児の赤ちゃんの安心する体勢とはまず、新生児の赤ちゃんの安心する体勢を知りましょう。新生児の赤ちゃんの背中を丸く「C」の形にします。腕は「W」、脚は「M」です。つまり、母体にいるときのような体勢にすることで赤ちゃんは安心します。 背中を伸ばした抱き方をしたり、腕や足を屈曲せずに伸びた状態にしたりすると、赤ちゃんはビックリしてしまいます。布団におろすときは、抱っこで丸くなっている背中がまっすぐ伸びますね。そうすると赤ちゃんはビックリします。ビックリすると、手足もビクッと伸びてしまいます。そして起きてしまうのです。なので、布団におろすときは赤ちゃんの安心する体勢のままおろしてあげましょう。 基本の布団へのおろし方まずは、赤ちゃんを布団におろすときの基本です。 【1】 赤ちゃんを横抱きし、布団の前でママは膝を床について腰を落とします【2】 赤ちゃんの首とおしりを支えながら、ママの体ごと布団に寄せていきます【3】 おしりをおろし、頭をおろし、腕をそっと引き抜きます。 これで寝たままならOK。でも、背中スイッチのある赤ちゃんはおしりを下した時点で「あ、おろされている!」とわかります。だから、寝かしつける前に周りの環境を整えましょう。 ラクに布団に寝かせる方法次に、ラクに布団に寝かせる方法です。 ●敷布団の上にドーナツ型の座布団やバスタオルをドーナツ型にして置く赤ちゃんの背中が「C」のまま寝られるようにする工夫です。ドーナツ型の座布団を使う場合は、座布団の上にバスタオルなどをかけます。 ●赤ちゃんの体をおくるみに包む腕を「W」、脚を「M」の状態でおくるみに包んでみましょう。この準備ができてから抱き上げます。そして、寝たら布団におろします。 寒い季節でしたら、厚めの毛布をおくるみにして、布団におろすときに頭と脚に少し厚みを増やして寝かせることで、座布団がなくてもそのまま寝てくれます。 スキンシップで安心させる方法も普段からのスキンシップの中で、全身を触ることも赤ちゃんの不安感を取り除くことにつながります。やさしくさすったり、軽く手を置いてじわーっと触れたりするだけでOK。スキンシップしているときの赤ちゃんの表情を見てください。「あぁ~、そこ気持ちいいいい~」と幸せそうな表情や、「ちょっと! そこはやめてよ!」と難しい顔をすることがあります。スキンシップをすることで、赤ちゃんの好きな場所と苦手な場所がわかります。寝かしつけするときは好きな場所をさすったり、軽く手を置いたりしてあげると、赤ちゃんは安心します。 また、これまで保育所で見てきた多くの赤ちゃんが安心するのが「手」です。寝かしつけするときに、赤ちゃんの手のひらにひとさし指を入れやさしく包みます。赤ちゃんを布団におろすまで手を離さず、最後に手を離します。もし、途中で起きたときも、手を包んでやさしくトントンすると安心して寝入っていく赤ちゃんが多いです。 赤ちゃんを泣かせずにラクに布団に寝かせるには、赤ちゃんが安心する体勢と、赤ちゃんが気持ちいいと思う体の場所を知ることが大事。保育士が実践している方法を、ぜひ活用してみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年04月01日幼い子供を育てる親たちにとって、心配事の1つである、保育園(保育所)の問題。「園に通い始めたばかりで馴染めるかが不安」「そもそも定員オーバーで入園できないかも」「兄弟で別の園になったら大変…」など、心配になることはたくさんありますよね。その中でも、ニュースで耳にする機会が増えた『保育士による園児虐待の事件』には、特に不安を抱く人が多いのではないでしょうか。各地で発覚する園児虐待に、怒りの声近年、園児へ暴行を加える、暴言を吐くといった信じがたい出来事が、各地の保育所で相次いでいます。2022年に静岡県裾野市内の保育園で、園児を宙づりにするなどの暴行をした保育士3人が逮捕されたという事件が、世間を騒がせたことも記憶に新しいでしょう。相次ぐ保育士の虐待にネットでは、子育てをする親たちをはじめ、多くの人が不安や怒りの声を上げていました。・ありえない。自分の子供に対しても同じことができるのか。・これから通う予定の保育所は大丈夫か、不安になる。・こういうことをする人には、子供と関わる仕事を二度としないでほしい。・怒りが湧いてくる。子供たちにトラウマが残らないか心配です。幼い子供への暴力など、憤りを感じない人のほうが少ないでしょう。至極当たり前のことですが、保育士が園児に暴力ふるう、暴言を吐くなど、心身に影響を与える行為は認められません。保育士たちは園児の人権や人格を尊重し、心身になんらかの苦痛を与えることがないよう、常に意識して行動していく必要があります。なぜ虐待が起こるのかそれでは、なぜ保育士による園児虐待の事件は、相次いでいるのでしょうか。ネット上では虐待をする保育士への怒りの声のほかに、こういった疑問が上がっていました。「暴力をふるってしまうような心理状態になるほど、過重な負担を抱えているのではないか」それは、全国で保育士が不足しているほか、保育士1人にかかる仕事の負担が大きいことから、「余裕を持って保育に臨めない環境がまずいのでは」という声。もちろん、「環境が悪いからといって許される」というわけではありません。しかし労働環境の問題が、虐待を助長している可能性がないとはいえないようです。厚生労働省の調査でも、虐待を含む『不適切な保育』が発生するのは『職場環境』の問題が、1つの要因と考えられている模様。実際に、保育所を利用する子供とその家庭の多様化などにより、保育士にかかる負担は、どんどん増えているそうです。そんな日々がさらに続けば、ストレスが膨大になるのは想像に難くないはず…。保育士たちは、時間や気持ちに余裕がなくなり、本来はするべきではないと分かっていても、不適切な行為をしてしまうことがあるというのです。例えば、会社や家庭などでも切羽詰まった状態が続くと「つい大きな声を出してしまった」「嫌な態度を表に出してしまった」などは、あり得るでしょう。職場全体に余裕がなければ、そばで虐待が起こっていることに気付けなかったり、未然に防止する人がいなかったり…といった悪循環にもなりかねません。※写真はイメージ待機児童問題など、解決すべき保育の問題はたくさんあります。ですが、それらは保育士不足や労働環境が改善された『土台』がなければ、解決できないことが多いでしょう。体制が整わない状態が続けば『本来ならば起こらなかった虐待』をなくすどころか、さらに状況が悪化してしまう可能性も…。政府は保育士の処遇改善を行い、質の高い人材の確保を目指しているそうですが、2023年現在、まだまだ現場で働く人の不満は多い状況です。保育士の労働環境については、思っている以上に、早急な解決が必要になっているのかもしれません。あってはならない保育士による園児虐待。とはいえ「ひどい」「ありえない」と保育士だけを非難すればいいのでしょうか。保育所の裏側がどうなっているのか、なぜ虐待が起こってしまうのかを考え、根本の原因を解決していかなければならないことは、頭の中に留めておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月30日保育士の中田馨さんが、実際にあったちょっと困ったママ友の行動について教えてくれました。子どもを介して出会ったママ友との付き合い方に悩んでいるという方も多いですよね。もちろん長くお付き合いできる関係を築けるママ友もいますが、中には付き合いに困ってしまうようなママ友も…。ママ友の困った行動への対処方法についてもお話してくれています。ぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが成長するとともにママにも新しい人間関係が生まれます。その一つが“ママ友”です。私は、自分から積極的に「ママ友を作ろう」と行動するタイプではなかったので(今もそうです)、「何だかママ友ってめんどくさそう…」なんて思っていた時期もありました。子どもを介して仲良くなったママ友ですので、思ったことをうまく言えないこともあるかもしれません。そこで今回は、私の周りで聞いた少し困ったママ友の行動と、関わり方のお話をします。 子どもにおさがりの服をくれる子どもはすぐに成長するので、おさがりの服は重宝するものです。しかし、「服、あげる!」と突然家にやって来ておさがりの服を置いていかれると困ってしまうこともあります。私の場合、これをするのは姉でした。シーズンごとにおさがりの服がやってくるのです。デザインが似通った有名スポーツメーカーのトレーナーやズボンが10セットほど(同じサイズ)。旦那さんが、息子に服を買うことにはまってしまったとのこと。本当に、ありがたかったのですが、私には私の好きな服装があったので「あぁ…またこのタイプか。」と思ったりもしました。とはいえ、何枚あっても良い服ですので、私の場合はありがたく受け取り、姉には「こんなにたくさんあったら、毎日着ても余っちゃうから、友だちにも譲っていいかな?」と伝え、「欲しい!」と手をあげてくれた友だちに渡したりもしていましたよ。 自分の都合や体調不良の際に子どもを預けに来る私はこの経験はないのですが、頻繁にシッター代わりに子どもを預けに来るママ友もいるようです。「仕事だ」と言っていたのに旦那さんと遊びに行っていた!!など経験した友人もいます。時々だったらよいですが、頻繁になると「私はどんな立場なの?」と思ってしまいますし、預けられたお子さんも可哀そうに思いますよね。ママ友の子どもを預かる時に、子どもだけでなく私も楽しい!と思えるのが「通常のお預かり」だと思います。しかし、少しでも心に「モヤッ」が生まれてきたら「通常のお預かり」ではないかもしれません。他人のお子さんを預かるのは、責任があります。自分の子だったら、こけてすりむいても「平気!平気!」で済みますが、他人のお子さんだとそうはいきません。子どもも2人、3人と人数が増えると、1人ではしないようなダイナミックな行動をすることもあります。そういった責任を負うことが少しでも「しんどいな」と感じるのなら、ママ友にお預かりができないと理由を添えつつ伝えた方がよいでしょう。「予定があるので預かれない」「家族で過ごすから預かれない」でもよいですし、私の友人は「何かあったときに責任が持てない」と伝えたようです。やはり、預けるにも節度が必要。「お互いに助け合う」ことができないママ友とのお付き合いは、後々しんどさが増す可能性があるかもしれませんね。 SNSに子どもの写真や名前をのせる現代だからこその悩みの一つでもあるのが「SNS」に関するもの。日常の様子をSNSに投稿する人が多いからこその悩みでもあります。SNSはしているけれど、自分の子どもの写真は載せない。載せても後ろ姿だったりモザイクをかけたり、個人が特定されないように工夫されている方も多いのではないでしょうか。しかし、自分が気を付けているのに、ママ友が自分の子どもの写真や名前を勝手にSNSに投稿してしまったら、困ってしまいますね。こんな時はどう伝えればよいでしょうか? 私自身、今でも自分の子どもの現在の写真や名前はSNSに投稿しないようにしています。しかし、他の人に投稿されてしまった経験があります。このときは、「申し訳ないのですが、私の子どもの写真は削除してもらえませんか?」とお願いしました。この経験があったので、普段から「子どものプライバシーを守るためにも、私は子どもの写真はSNSには投稿しないんだ」「うちの子にはモザイクかけてね」という話題をあえてするようにしています。 園の行事でおしゃべりをする保育園や幼稚園で仲良くなったママ友と、園の行事で会うと一緒に子どもたちの様子を見たりしますよね。そんな行事中に、ママ友同士の話に花が咲くことがあります。特に3人、4人と人数が多くなればなるほど話題は尽きないものです。お話は楽しいですが、やはり行事中なのであまり騒ぐのも困ったものです。実は私も、そんな経験をしたことがあります。私の場合、2つ対処方法がありました。1つは小さな声で「少し声が大きいみたいよ」と人差し指を口に当てて“シー”のポーズをとること。もう一つは「私、あっち側でも見てみるね」とその場を離れること。どちらも話の途中です。園の行事は子どもたちの様子を見ることがメインです。そんなあなたの気持ちを大切にすればよいのだと思います。 今回は、少し困ったママ友の行動のお話をしました。はじめに、「私は、自分から積極的に「ママ友を作ろう」と行動するタイプではなかった。」なんて書きましたが、今はかけがえのないママ友と出会って何かあればお互い助け合っています。今日も、「週末、食事に行こうよ!」なんて約束したばかり!きっと、気の合うママ友との出会いが訪れますよ! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年03月29日保育士の中田馨さんが、集団行動での子どものトラブルや困りごとに対しての親のNG対応について教えてくれました。「すぐにお友だちに手を出してしまう……」、「なんでいつもお友だちとケンカするの……」とお悩みのパパやママはぜひチェックしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育所で子どもたちの遊ぶ様子を見ていると、お友だちが関わってきたときに何かしら「親が困ってしまうこと」が起こるものです。 2人、3人だと分かりにくいですが、集団になると見えてくることもあります。すぐにトラブルを起こしてしまう……とお悩みの親御さんもいるかもしれません。 そこで今回は、子どもが集団行動で起こした困りごとに対しての親の関わり方についてのお話をします。 友だちに手が出る、おもちゃを取る……こんなときは?集団で遊んでいると、あそび方が違ったり、相手のおもちゃが欲しくなったりして、手が出たりおもちゃの取り合いをすることがあります。相手のあることなので、どう対応すればよいか悩んでしまいますね。 自分の子が、叩いたり、おもちゃを取ったときは、お友だちをケガさせないためにも止めるとよいでしょう。「叩いたらダメ」、「お友だちのおもちゃを取らない」ことを伝えます。そして、子どもの「イヤだった」、「欲しかった」という、そのときの気持ちを代弁して共感しましょう。 「すぐに叩いて乱暴な子」とか「“かして”って言えない子」などとレッテルを貼らないようにしましょう。このとき、よく言うのが「お口で言って!」という言葉。「お口で言う」とぼやけた言い方をするのではなく、何をして欲しいか明確に伝えることも大切です。 ですので、何度も繰り返し「イヤなときは“イヤ”って言うんだよ」、「お友だちが持っているおもちゃは“かして”って聞こうね」など伝えます。 ケンカは悪いことではない!子どもがケンカを始めると、親はヒヤヒヤしますよね。「お友だちに嫌な思いをさせていないか?」、「ケガをさせていないか?」などが心配なことだと思います。 ここで大切なことは、「ケンカは悪いことではない」ということ。ケンカをすることで、相手には自分とは違う思いがあることが学べます。自分の意見も言えますし、自分の意見が通らないことを知ることができます。今、子どもは人間関係を身をもって学んでいるのです。 もし、気の知れたお子さんとのおもちゃの取り合いになったときは、親同士に余裕があるのなら、すぐそばで見守るのもよいでしょう。保育所では2歳半ば以降、特に3歳を過ぎたお子さんの場合、安全なケンカだと分かったら、すぐに助けられるところに行き、黙って2人がどうするかを見守ります。 言うとしたら「どうしたの?(理由を聞いて)そうなんだ。じゃあ、どうすればいいかなあ?」と考えてもらいます。2人で解決できることもあるし、別のお友だちが提案を持ってきて解決することもあります。すべてを大人が解決しようとせず、子どもたちにも解決できる力があることを信じて「待つ」ことも大切です。 「何だかうちの子、集団行動が難しいかも」と思ったときに、お母さんが思う「できている子」を見るのではなく、自分の子どもが集団行動の何に困っているかを観察してみてください。子どもが困っていることが分かれば、おのずと親が何をすればいいかの答えが見つかるはずです。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年03月26日保育士の中田馨さんが、集団行動での子どものトラブルや困りごとに対しての親のNG対応について教えてくれました。「子どもがなかなか集団に馴染めない」、「いつもトラブルを起こす…」とお悩みのママやパパはぜひ参考にしてくださいね。中田先生の実体験からの話や、おすすめの対処法についてもお話してくれていますよ。こんにちは!保育士の中田馨です。保育所で子どもたちの遊ぶ様子を見ていると、お友だちが関わってきたときに何かしら「親が困ってしまうこと」が起こるものです。2人、3人だと分かりにくいですが、集団になると見えてくることもあります。そこで今回は、子どもが集団行動で起こした困りごとに対しての親の関わり方についてのお話をします。 活動の輪になかなか入れない…こんな時は?幼児サークルや習い事など、集団であそぶ際にその輪の中に入れない子がいます。実は、私の子ども2人もそのタイプでした。特に娘は頑として輪の中に入らず、いつも私のヒザの上に座っていました。こんな時、親としては「うちの子、みんなと同じ事が出来なくて大丈夫かしら?」と焦るものなんです。なので「ほら、みんなと踊っておいで」とおしりを持ち上げたり、「行ってないのは、あなただけよ!」と無理やり輪の中に座らせてみたり。「もう〇歳なんだから」や「あなたより小さい子が、みんなとあそんでいるわよ」と言ってみたり…。考えられることを色々しているのではないでしょうか? しかし、きっとこのタイプの子は「行かない」と決めたら、行きません。なぜそう言えるかというと、私が全て経験積みだからです。考え方として大切なのは、みんなと行動できないのは、恥ずかしいわけでも劣っているわけでもないということ。普段とは違う「異空間」を「安全地帯(父や母)」で過ごすことが、今、その子にとって一番安心なのです。ですので「みんなと一緒に踊ろうか!」などのお誘いはもちろんしてもよいですが、嫌がるのに無理にいかせる必要はありません。今は、安全地帯(父や母のヒザの上)に座ったまま、お友だちと遊んでいる雰囲気を楽しみましょう。そして、「楽しかったね。また行こうね!」と良きイメージで終わらせましょう。 子どもが集団で大騒ぎ…こんな時は?集団になると「怖いものなし!」の気持ちになる時がありませんか?これは、子どもだけでなく大人も一緒だと思います。集団行動のときに、一人の子が走り出すとその周りの子も走り出して収拾がつかなくなった!なんてこともあるのではないでしょうか?ちょうど先日、ショッピングモールでそんな姿を見かけました。幼児さんが6~7人、ショッピングモールを楽しそうに走っているんです。親御さんたちは、周りの迷惑になると思い、後方から「走らない!走らない!走らない!」と大きな声で何度も注意していますが、子どもは一向に止まる気配はありません。さて、こんなときどうすればよいでしょうか?いくつか方法があると思います。私だったら、中心となっている子どもを追いかけ前に立ちはだかり「止まって!」と言います。人って、禁止されるとしたくなるものです。「絶対に、後ろを見ないでくださいね」と言われると見たくなりませんか?なのでひとまず、大人が子どもに今すぐして欲しい「止まる」ことを伝えます。そして、子どもたちが止まったら、子どもの目線までしゃがんで「お母さん、お願いがあるの。ここは人がたくさんいるから、歩いて欲しい」と、伝えます。これは、iメッセージと言います。大切な約束を伝えたいときは、「私は、あなたにこうして欲しい」と伝えてみてください。子どもたちは、お願いされると気前よく、「いいよ!できるよ!」と聞いてくれることが多いですよ。 「何だかうちの子、集団行動が難しいかも」と思った時に、お母さんが思う「できている子」を見るのではなく、自分の子どもが集団行動の何に困っているかを観察してみてください。子どもが困っていることが分かれば、おのずと親が何をすればいいかの答えが見つかるはずです。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年03月23日