LA在住のストリートアーティスト、ミスターブレインウォッシュ(MR.BRAINWASH)による日本初の大型個展「ミスターブレインウォッシュ エキシビション・ライフイズビューティフル(MR.BRAINWASH EXHIBITION LIFE IS BEAUTIFUL)」が2021年2月27日(土)から3月6日(日)までの期間、東京・渋谷パルコにて開催される。ミスターブレインウォッシュ日本初の大規模個展ミスターブレインウォッシュは、LAを拠点に様々な分野で活動するアーティスト/映像作家。世界最大規模のアートフェアであるアートバーセルでの大型個展、マドンナやレッドホットチリペッパーズなどミュージシャンのアルバムジャケット制作、サッカー選手・ペレとのアートコラボレーションなど、現代アートの枠を超えた活躍でその名を世界に轟かせている。そんな彼を、ストリートアート界のスターダムに押し上げたのは、匿名ストリートアーティストであるバンクシーが初監督を手掛けたドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』だ。この出演をきっかけに、本格的にアーティストとしてキャリアをスタートさせた。また、同作は、昨今におよぶストリートアートのムーブメントに繋がる大きな役割を担った映画でもある。「ミスターブレインウォッシュ エキシビション・ライフイズビューティフル」は、ミスターブレインウォッシュにとって日本初となる本格個展。これまでに制作した作品に加え、本展にむけて描き下ろした作品、日本をモチーフにした限定作品など、平面・立体作品約80点を展示する。オリジナルグッズや本人のインタビューを収録した展覧会図録等も販売予定だ。【詳細】「ミスターブレインウォッシュ エキシビション・ライフイズビューティフル」■東京会場会期:2021年2月27日(土)~3月6日(日)会場:パルコミュージアム東京住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 4階入場料:一般 500円、学生 300円、小学生以下無料※入場は閉場の30分前まで。※最終日は18:00閉場。※入場者の制限および休業となる場合あり。■大阪会場(終了)会期:2020年11月20日(金)~12月6日(日) 10:00~20:00(会期中無休)会場:スペース14住所:大阪府大阪市中央区心斎橋1-8-3 心斎橋パルコ 14FTEL:06-7711-7600入場料:一般 1,000円、学生 700円、小学生以下無料※入場は閉場の30分前まで。※最終日は18:00閉場。※諸事情により営業時間の変更、および休業となる場合あり。
2020年10月19日グラフィックデザイナー・グッチメイズの初となる個展「MAZE」が、ディーゼル(DIESEL)が展開する東京・渋谷のディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催。会期は2020年10月13日(火)まで。グッチメイズとはグッチメイズは東京を拠点に国内外へアートワークを発信しているグラフィックデザイナー。鮮やかさと毒々しさが漂う個性的なグラフィックが特徴で、数々のブランドのロゴやエディトリアルデザインを手掛けている。また、近年ではポスト・マローンやニッキー・ミナージュのアルバムジャケットや、フライング・ロータスのアルバムタイトルロゴを制作。海外アーティストからも高い支持を得ている。グッチメイズ初となる個展「MAZE」今回開催する「MAZE」は、そんなグッチメイズ自身初となる個展。会場では、グッチメイズが過去3年間に制作したグラフィックやアパレル作品を展示すると同時に、本展の為に作られた、気鋭のクリエイターとのコラボレーション新作も発表する。また、ネオン管の光で演出する立体作品や、AR技術を使った作品など、多様な表現方法による展示も見逃せない。作品やグッズの販売もなお、会場では新作・過去作を合わせた20作品以上の展示作品のほか、Tシャツやステッカーなどのグッズを販売。さらに、8月上旬からは、これまでのグッチメイズのアートワークを再編集したアートブックも取り扱う予定だ。【詳細】MAZE会期:2020年6月20日(土)~10月13日(火)開館時間:11:30~21:00会場:ディーゼル アート ギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA 地下1階入場料:無料休館日:不定休※開館時間は変更になる場合あり。<グッズ価格例>・Tシャツ価格:7,700円(税込)カラー:ホワイト/ブラックサイズ:M/L/XL/XXL
2020年06月29日イラストレーター・ウォルナット(WALNUT)の個展「トラベル ジャーナル(TRAVEL JOURNAL)」が、2020年3月26日(木)から4月6日(月)まで、渋谷パルコ地下1階「ギャラリー エックス(GALLERY X)」にて開催される。ウォルナットは、『ギンザ(Ginza)』『ヌメロ(Numero)』をはじめとするファッション誌、コスメやファッションブランド、アーティストなどにイラストを提供し、幅広いジャンルで活躍するイラストレーターだ。個展「トラベル ジャーナル」では、ウォルナットのライフワークである“旅“をテーマに、作家が世界各地の旅先で出会った人々や風景をモチーフにした作品を展示する。また会場では、展覧会オリジナルグッズに加え、ビューティフルピープル(beautiful people)の定番サコッシュとWALNUTのオリジナルスケッチブック&ペンのスペシャルセットや、広島発・人気くりーむパン「八天堂」の限定パッケージのくりーむパン&保冷バッグのセットなども用意する。【詳細】ウォルナット ソロ エキシビション「トラベル ジャーナル」期間:2020年3月26日(木)〜4月6日(月) ※会期中無休時間:11:00〜21:00場所:渋谷パルコ 地下1階「ギャラリー エックス」住所:東京都渋谷区宇田川町15-1入場料:無料※渋谷パルコでは3月3日(火)より当面のあいだ営業時間の短縮を実施中、時間は変動の可能性あり
2020年03月19日ディーゼル(DIESEL)が展開するディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて、ストリートフォトグラファー・RKの個展「ネオリエント(NEOrient)」を、2020年2月28日(金)から5月21日(木)まで開催する。RKは、グラフィックデザイナーやDJとしても活躍しつつ、アジアを中心に撮影活動を行うストリートフォトグラファーだ。代表作である《秋葉原のおじいちゃん》や《台北大橋のバイク》をはじめ、ストリートや建造物、 自然などを幻想的な色彩で表現するその作品は、日本のみならず海外からも人気を集めている。展覧会「ネオリエント」では、物や人びとが密集するさまを捉えた代表作や、幻想的な真紅の世界を切りとった未発表の新作を展示・販売。さらに、カタログやTシャツ、ポストカードなど、展覧会限定のオリジナルグッズも展開する。【展覧会概要】RK個展「ネオリエント」会期:2020年2月28日(金)〜5月21日(木)会場:ディーゼル 渋谷内「ディーゼルアートギャラリー」住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1FTEL:03-6427-5955開館時間:11:30〜21:00休館日:不定休入場料:無料
2020年02月17日大阪・北浜のショップ「ニューピュアプラス(NEW PURE +)」が5周年を飾る企画として、片岡メリヤスの個展「TATTOO」を地下スペース「チカノアキチ(Chika No Akichi)」にて2月8日(〜24日まで)より開催する。2011年から片岡メリヤスとして活動をスタート。ふわっとした優しい表情を持つぬいぐるみの作品を始め、おもちゃやドローイング、彫刻、それら自身の作品で構成する人形劇、その他異ジャンルのアーティストとのコラボレーションなど、幅広い表現で作品を制作し続けている。2019年に高松のMOTIFで開催された「莫大小注目芸術祭二千十九」(めりやすちゅうもくげいじゅつさい2019)ぶりに開催される個展には、抽選販売分約50点、即売分約20点の作品が並ぶ予定。展示タイトル「TATTOO」の文字通り、本展のために制作された新作のぬいぐるみにはすべてタトゥーが入っている。抽選販売の作品購入方法についての詳細は、オフィシャルウェブページ()より確認を。【イベント情報】片岡メリヤス 個展 / TATTOO会期:2月8日〜24日(※12日、19日は休み)会場:NEW PURE + / 地下スペース Chika No Akichi住所:大阪市中央区淡路町1-1-4時間:13:00〜19:00
2020年01月29日光や音、映像などを用いた没入型の作品で注目を集めるフィリップ・パレーノの個展『フィリップ・パレーノ展オブジェが語り始めること』が、ワタリウム美術館にて2020年3月22日(日)まで開催されている。フィリップ・パレーノは、1964年にアルジェリアで生まれ、パリを拠点に活動するアーティスト。他のアーティストや一般の人々と多様なコラボレーションを行いながら、映画や広告、ファッションなどのサブカルチャーから、映像などを用いたインスタレーションまで幅広い作品を世界各地の展覧会で発表し、話題を集めている。同展は、そんなフィリップ・パレーノによる日本初の大掛かりな展覧会。パレーノが1994年から2006年にかけて制作したオブジェを再制作、再構成することで、それぞれのオブジェをひとつの作品として関係させていくことを試みる。スピーカーを内蔵した人工石からパレーノ執筆のテキストを読み上げる声が聞こえる1994年の《しゃべる石》から、氷で作られた雪だるまが徐々に溶けて変容していく1995年の《リアリティー・パークの雪だるま》、そしてパレーノの代表作である白熱光が点滅する2007年の《マーキー》まで、過去に制作してきたオブジェがその姿を新しくして登場する。「ここに筋書きはない。そして始まりも終わりもない。ここでオブジェたちは互いに会話しはじめる」と言うパレーノ。一連の出来事が展開する空間として構築された会場で、最先端でありながらどこか懐かしい、不思議なパレーノの世界を感じてみてほしい。【開催情報】『オブジェが語り始めること』2020年3月22日(日)までワタリウム美術館にて開催【関連リンク】 ワタリウム美術館()《ハッピーエンディング, 2014-15》ほか 撮影:今井紀彰《マーキー, 2016》 撮影:今井紀彰《吹き出し(白), 1997》 撮影:今井紀彰
2019年11月17日現代アーティスト・ナマイザワクリスによる個展「マウト エキシビジョン 2(MOUT EXHIBITION 2)」が、伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アート アップ」にて11月2日から12月10日まで開催。東京を拠点に活動し、現在各方面から注目を受けている現代アーティスト・ナマイザワクリス(Chris Namaizawa)。2006年にファッションブランドを設立後、伊勢丹新宿店でポップアップイベントを開催するなど大きな反響を得た。2012年よりアーティストに転身し、自身のバックグラウンドである東京のストリートカルチャーと、そこにまつわるファッションをベースにしたアート作品を発表し続けている。今回の個展では、ナマイザワクリス本人が独自の視点で収集した、膨大な量の過去のファッション誌を素材に、デコラージュ技法で制作されたキャンバスフレームの作品の展示・販売に加え、エディションナンバーをつけアート作品として昇華させたTシャツとパーカーも登場する。東京ストリートの過去と現在、そしてファッションとアートをクロスオーバーした作品をお見逃しなく。【展覧会情報】ナマイザワクリス個展「マウト エキシビジョン 2(MOUT EXHIBITION 2)」会期:11月2日〜12月10日会場:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”時間:10:00〜20:00
2019年10月30日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Howling Winds』Vasantha Yogananthanマグナムが主催する「30 UNDER 30」(30歳以下の写真家30選)に選ばれたフランス人フォトグラファーであり、フランスのインディペンデント出版社「CHOSE COMMUNE」の共同設立者でもある、ヴァサンタ・ヨガナンタンの作品集。9月3日から29日までは、銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて日本初の個展「A Myth of Two Souls (二つの魂の神話)」が開催されている。本書は、紀元前300年頃にサンスクリットの詩人ヴァールミーキによって記録された全7章からなるヒンドゥー教の聖典であり古代インドの大長編叙事詩「ラーマヤナ」を現代的に再話、各章ごとに1冊ずつ写真集化する長期プロジェクト「A Myth of Two Souls」の第5章として制作された。作者は、2013年よりインドを北から南へと旅をしながら「ラーマヤナ」の道筋を辿り、現地の人々と生活を共にする中で見られる「ラーマヤナ」の影響をインスピレーションに撮影を敢行。鮮やかな色に仕上げた写真だけでなく、イラストレーションなどの表現、土地固有のイメージを織り交ぜそれぞれ点在させることで、時代を超えたこのストーリーの層を成す一冊を巧みに編み込む。このような演出により敢えてフィクションと現実との境界線を曖昧にした作品に仕上げている。第4章にあたる前作『DANDAKA』のエンディングでは、魔王ラーヴァナがラーマ王子の妃であるシータを連れ去ったところで終わっている。ラーマ王子が酷く悲嘆に暮れていると、シータを探し出すべく何十万もの動物が世界中から集まって来た。動物たちは、はるか遠くに光り輝くランカー島があり、そこにラーヴァナがいることを知っていた。インド東部のタミル・ナードゥ州とスリランカの海岸線沿いで撮影された本作『HOWLING WINDS』は、カラー写真と手描きのアクリルペインティングを組み合わせ、『ラーマヤナ』が綴る魔法の世界を表現している。『ラーマヤナ』は長い時を経て何度も書き換えられ再解釈され続けており、この作品集自体もインド人作家 Arshia Sattar により新たに書き直されたものである。本プロジェクト「A Myth of Two Souls」は2016年から制作され、最終的に7冊が刊行予定。【書籍情報】『Howling Winds』写真:Vasantha Yogananthan出版社:CHOSE COMMUNE言語:英語ソフトカバー/76ページ/300×250mm発刊:2019年価格:7,800円■Shelfオフィシャルサイトで『Howling Winds』を購入する
2019年09月28日アーティストや企業からのラブコールが止まないアートディレクター・吉田ユニの大型個展「Dinalog」が、11月15日から12月1日までラフォーレミュージアム原宿にて開催。本展開催に合わせ、作品集も刊行される予定だ。吉田ユニは、ラフォーレ原宿のキャンペーンビジュアルや、渡辺直美展のビジュアル、星野源・CharaなどのCDやDVDジャケット、野性爆弾くっきーのイベント「超くっきーランド」へのアートワーク提供などの他、国内外の企業やブランドからのオファーが止まない、日本で最も活躍するアートディレクターの一人。雑誌『装苑』の連載「PLAY A SENSATION」でも多数の女優やタレントとコラボレーションし、毎号驚きにあふれた作品を生み出している。創造力に富み、独自の視点が鮮烈なインパクトを残す彼女の作品は、ヴィヴィッドな色彩でキュートなルックスながら、細部まで計算されており、多くのファンを魅了し続けている。2014年に開催した初の個展「イマジナトミー(Imaginatomy)」に続き、自身2度目のラフォーレミュージアム原宿での個展となる本展では、新作はもちろん、これまでに手掛けたさまざまな作品とその創作過程も展示。会期中にはトークイベントを実施する他、作品集も刊行予定。吉田ユニにしか作ることのできないビジュアルで世界にサプライズを放ち続ける彼女の魅力を、存分に感じてみては?【展覧会情報】吉田ユニ展「Dinalog」会期:11月15日~12月1日会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号 ラフォーレ原宿6階時間:11:00~21:00(入場は閉館30分前まで)入場無料
2019年08月26日アーティスト中谷ミチコの個展「白昼のマスク / 夜を固める」が、9月1日まで東京・代官山のアートフロントギャラリーにて開催されている。中谷ミチコは1981年生まれ、2005年多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。その後ドイツ・ドレスデンへの留学を経て、現在は三重県を拠点に活動を行う。現在、三重県立美術館 柳原義達記念館では大規模な個展「その小さな宇宙に立つ人」(7月6日から9月29日まで)も開催中だ。そんな中谷ミチコの代表作は、凹状に彫り沈めた石膏に透明樹脂を流し込む手法による半立体のレリーフ作品。中谷ミチコ「川の向こう、舟を呼ぶ声」大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018(部分)Photo Hayato Wakabayashi初期のドイツ留学中に生まれたこの作風は、慣れない異国の地で孤独と向き合い描きためたドローイングからスタートしている。従来の彫刻が物質的で強い存在感を放つはっきりとした印象であるのとは異なり、まるで「そこにあるのに、ない」ような「絵のようなピュアなイメージを保つ彫刻」を生み出す。今回の「白昼のマスク / 夜を固める」展では、“存在の在りかと不在性をより深く問う”という新しい試みによる等身大のマスクのレリーフと、黒い透明樹脂の立方体の新作シリーズを発表。新作《夜を固める 1》2019Photo Matsubara Yutakaまた、作家の原点ともいえるドローイングも展示される。【イベント情報】中谷ミチコ : 白昼のマスク / 夜を固める会場:アートフロントギャラリー住所:東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟会期:8月9日~9月1日時間:10:00~19:00休廊日:月・火曜日(8月12〜15日は夏季休廊)
2019年08月13日イラストレーター・foxcoの個展「INDEPENDENT LINES」が、東京・神宮前のS01 Galleryにて、7月26日から28日まで開催。原画の展示販売も行う。絵を通して、様々なメッセージや日常の尊さを表現するfoxco。カナダ、フランスで学生時代を過ごし、大手外資系企業でキャリアウーマンとしての経験を経て、2016年に本格的に活動を開始した。現在はファッション誌、ブランドコラボレーションなど、イラストを通じて多岐に渡り活動の幅を広げている。「INDEPENDENT LINES」と題した本展は、3年間の活動を一つのピリオドとして、彼女のイラストレーター活動のなかで書き溜めたイラストを厳選して展示。本格的な活動をスタートしてから初のギャラリーでの展示となる今回の個展では、アーティスト・foxcoの軌跡であるイラストの数々に加え、人に媚びない犬「INDEPENDENT DOGS」のイラストの原画の展示販売も行う。【展覧会情報】INDEPENDENT LINES会期:7月26日~7月28日会場:S01 Gallery住所:東京都渋谷区神宮前6-14-15時間:11:00〜18:00(7月27日は20:00まで)入場料無料
2019年07月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Figures of Speech』Virgil Abloh大学で建築学を学び、カニエ・ウェストのクリエイティブエージェンシー「DONDA」のクリエイティブ・ディレクターを経て、自身のブランド「OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™」を立ち上げた後、ルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック・ディレクターに抜擢されたヴァージル・アブロー。シカゴ現代美術館で2019年6月から9月まで冊に開催の個展のカタログとして出版された本書は、ボリュームある1冊を3つ分割する構成となっている。第一部はカタログの本体部分として作品のカラー写真と、レム・コールハースやマイケル・ロックらのテキストやインタビューを収録。第二部ではこれまでの多彩なプロジェクトを表形式でインデックス化。第三部ではヴァージル・アブローの個人ファイルに収められていた様々な写真やアイデアスケッチなどをアーカイブとしてたっぷり収録している。【書籍情報】『Figures of Speech』出版社:Prestel言語:英語ハードカバー/496ページ/310×230mm発刊:2019年価格:9,220円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Figures of Speech』を購入する
2019年07月20日パリ在住のアーティスト田中麻記子が、個展「Avenue Paul Vaillant Couturier」を、ニーディ ギャラリー(nidi gallery)にて5月10日から23日まで開催する。水彩、油彩、鉛筆、セラミックなど様々な素材を用いて、伸びやかに表現する田中麻記子。作風はバラエティに富み、ロマンティックでシュールな世界にエレガントなユーモアが感じられる絵画や立体作品を幅広く手掛ける。FASHION HEADLINEの人気コンテンツ「占い」のイラストをはじめ、資生堂『花椿』web版での連載「空想ガストロノミー」や、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションなどのチャーミングでポップなイラストレーションやアニメーションでも多くの支持を集めている。彼女が実際に住む通りの名前“Avenue Paul Vaillant Couturier(アベニュー ポール ヴァイヤン クチュリエ)”がタイトルとなっている本展では、毎日絵を描いているこの場所での生活や、身近なもの、食べもの、動物などを題材に制作した水彩画を中心に、滑らかな陶肌を特徴とするヨーロッパの伝統的なセラミック“Faïence(ファイアンス)”などの立体作品も展開する。多様な文化が交じり合うパリで活躍する日本人ならではの視点と、彼女の豊かなイマジネーションを堪能してみては?【作家プロフィール】田中麻記子 Makiko Tanaka1975年東京生まれ、現在パリ南郊外在住。2013年文化庁在外研修員として渡仏。国内外での展示を主に、資生堂、ピエール・エルメ・パリ・ジャポン他、企業との企画をイラストレーターとしても行う。作品集「La collection gastronomique」(2016)「VuVu」(2018)tanakamakiko.com【展覧会情報】田中麻記子個展「Avenue Paul Vaillant Couturier」会期:5月10日〜23日会場:nidi gallery(ニーディ ギャラリー)住所:東京都渋谷区東2-27-14 ペガサスマンション恵比寿102時間:13:00〜20:00休廊日:水曜日(5月15日、22日)
2019年05月10日モデルとして世界で活躍する服部恭平が、写真家として初めてギャラリーでの個展「Kyohei Hattori『everyday』」を開く。会場は、表参道 ROCKET。会期は、5月10日から15日までの6日間。大阪出身で、2013年に上京しモデルとしてのキャリアをスタート。その傍で2018年より、写真家として本格的に活動を開始した。「everyday」と題された本展では、彼が日常の中で感じた美しさをとらえた写真作品の数々や、その場で持ち帰れるミニプリント、写真集などを展示・販売する。“毎日の日常に美しさが溢れている。美しい瞬間はそこらへんに転がっている。写真にはそれがよく写る。劇的だったり決定的な出来事が起こるわけではないが、これば僕にとっての毎日であり、美しさであり、これがずっと続けばいいなと思っている。”(服部恭平)5月11日には、ゲストに彼と親交の深いkotohayokozawaのデザイナー横澤琴葉、司会にファッション・ライターのYoshiko Kurataを、5月12日には、ゲストに写真家の嶌村吉祥丸、司会に菊池まことを招いたトークセッションを行う。詳細は、服部恭平、ROCKETの公式SNSで告知される予定だ。【イベント情報】Kyohei Hattori「everyday」会期:5月10日〜15日会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00〜21:00(5月12日〜20:00、5月15日〜18:00 )会期中無休、入場無料
2019年05月08日ディーゼル(DIESEL)が展開する、東京・渋谷の「ディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)」で、JUN INAGAWAによる世界初個展「魔法少女DESTROYERS(萌)」が、2019年3月1日(金)から5月23日(木)まで開催される。JUN INAGAWAとは?JUN INAGAWAは、現在雑誌・カタログなどの製作に携わるアーティスト。2012年からアメリカ・サンディエゴに移住し、アーティストとしてのキャリアをスタートさせた。ロサンゼルスで「萌とストリートカルチャー」をキーワードにした作品制作を開始し、2018年にはディーゼルのブランドキャンペーン「HA(U)TE COUTURE」でコラボレーションを果たした。オタク文化を取り戻す魔法少女たちのストーリー近年注目が高まるJUN INAGAWAが、世界初の個展を東京・渋谷「ディーゼル アート ギャラリー」にて開催。「魔法少女DESTROYERS(萌)」を展覧会名に掲げ、オタク文化を取り戻すべく作られた魔法少女たちを描き出す。20点以上の新作展示を通して、「二次元排除法」により排除されたアニメ、ゲーム、フィギュアなどの“オタク文化”を取り戻す魔法少女たちのストーリーを表現する予定だ。なお、個展「魔法少女DESTROYERS(萌)」では、作品展示だけでなく、グッズの販売も実施。Tシャツなどの関連グッズを取り揃える予定だ。【詳細】JUN INAGAWA個展「魔法少女DESTROYERS(萌)」開催期間:2019年3月1日(金)~5月23日(木)11:30~21:00会場:ディーゼル アート ギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1FTEL:03-6427-5955入場料: 無料休館日: 不定休<サイン会>2019年3月30日(土)15:00~18:00サイン会を開催予定。
2019年02月23日表参道のギャラリー・ドゥー・ディマンシュでは、1月29日(火)からイラストレーター ナタリー・レテ による作品展「les maneki Nekos de Nathalie lété」を開催。 今回のテーマは「招き猫」。娘でアシスタントのアンジェールと一緒に手がけたパリ生まれの「招き猫」、そしてイラスト作品がならびます。 作品以外にも、ナタリー・レテのスカーフやバッグなど雑貨やファッションアテムを見ることができるんだとか! ちいさな「招き猫」が、昔からとても好きだというナタリー。昨年の秋に京都を訪れた際には、アンティックのお店のウィンドーでとてもきれいな「招き猫」を見かけて自分でも作ってみたいなと感じたのだそう。 誰しもに幸せをもたらしてくれる、お守りは素敵な存在。アーティスティックな「招き猫」をぜひチェックしてみて!場所:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ期間:2019年1月29日(火)~2月10日(日)営業時間:12:00~19:30定休日:毎週月曜(期間中2月4日(月)は定休日)
2019年02月06日2014年に急逝したイラストレーター・安西水丸の、アトリエに残された作品を展示する個展「安西水丸 ON THE TABLE」が、東京・神楽坂のかもめブックス内のギャラリー、ondo kagurazakaにて1月12日から2月3日まで開催されている。フリーのイラストレーターとして、広告、装幀、漫画、小説、エッセイなど多方面で活躍し、2014年3月に脳溢血のため急逝したイラストレーターの安西水丸。アトリエに残された作品を整理するなかで、個展のためだけに制作されたシルクスクリーンの作品が新たに見つかった。描かれた時期は1987年から1991年、安西が45歳から49歳の頃のものだ。緊張感のある構図、引っ掻くような細い線、透明感のある色。同展では、その貴重なシルクスクリーン作品のうち10点を展示する。作品を収録した作品集『ON THE TABLE』も販売。2016年にスタートした出版レーベルBaciから刊行される同著は、第51回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞芸術書部門を受賞している。また、一部の作品では、新たに刷り直したミクストメディアの版画も販売する。紙面の上にすっとひかれた一本の線が、地と天をわけ、空間をつくる“水平線”。「ON THE TABLE」と題された同展や、作品集の中では、そんな水平線をたくさん見ることができる。水平線をへだてて散りばめられた物たちが、時には喜びを、時には哀しみを、少しだけ琴線が揺らぐような温度で私たちに感じさせてくれる。展示された作品と、たくさんの思いによって作られた作品集を通して、その小さな揺らぎを受け取ってみては。【展覧会情報】安西水丸 ON THE TABLE会期:1月12日〜2月3日会場:ondo kagurazaka住所:東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル1F かもめブックス内時間:11:00〜21:00(最終日は18:00まで)定休日:水曜日(祝日は営業)【書籍情報】『ON THE TABLE』安西水丸出版社:Baci価格:4,200円
2019年01月16日東京・南青山にあるギャラリー、ヴォイドプラス(void+)で、冨井大裕の個展「線を借りる」が開催中。冨井大裕 線のためのポートレイト(近藤恵介)、2018 、アクリル板、 ドローイング:近藤恵介展示風景:「卓上の絵画・春」MA2ギャラリー、2018 撮影:柳場大 ©Motohiro Tomii、Courtesy of Yumiko Chiba Associates彫刻の新たな可能性を探り続ける冨井大裕。これまでに、付箋や色鉛筆、スポンジ、ゴミ箱、脚立、画鋲、プラスチックコンテナなど、身の回りにある既製品を用いて作品作りを行い、従来の物の用途や意味を取っ払い、新たな魅力や存在に焦点を当てて全く別のものに昇華させるという、あらゆる彫刻の形を提示してきた。ある時は、作品を作った後に必ず冨井が残している指示書を、指示書のみで展示し観客自身がその指示に従い彫刻作品となるプロセスを踏む作品など、そのものに対する何気ない行為や態度そのものが作品として成立をするか、また芸術作品となるにはどのような要素が必要かを模索している。そんな冨井が新たに考察した「線を借りる」という本展には、タイトル通り、他人の作品から“線”を借りた作品が展示されている。借りられた作品は、タクタク(tac:tac)の一着のコートと、そのパターンの線。室内にあるのは、デザイナー島瀬敬章のパターンから起こした服と、そのパターンの線を元に作られたアクリルの彫刻作品。そしてその服を試着する観客と、それを写す鏡、映り込む背景、その全てのもの・こと・場・時などが彫刻としての可能性が顕在化される。【開催情報】冨井大裕「線を借りる」会期:11月30日〜2019年1月25日会場:void+住所:東京都港区南青山3-16-14 1階時間:14:00〜19:00定休日:日、月、祝日(※12月23日は開廊)冬季休廊:12月25日〜2019年1月7日
2019年01月03日イラストレーター・YUGO.の個展「MASSIVE INTERNET」が、東京・原宿のTOKYO CULTUART by BEAMSで8月3日から、福岡のTAGSTÅで10月6日から開催される。サチモス(Suchmos)などミュージシャンへのデザイン提供、音楽イベントやアパレルブランドとのビジュアルデザインなど幅広く活躍するイラストレーター、YUGO.の個展は今年で4年連続。今回は「インターネットと現実」をテーマに、ネット依存した自分たちの日常・価値観をポジティブかつダークなアプローチで作品にする。会場では、原画作品とあわせてオリジナルグッズの販売も行う予定。2017年に続き、大阪(会期終了)・東京・福岡の3つの会場を巡回し、会場ごとに展示作品が一部異なる予定なので、各会場での違いも楽しめる。【イベント情報】MASSIVE INTERNET<東京>会期:8月3日~8月22日会場:TOKYO CULTUART by BEAMS住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7 ビームス原宿3F時間:11:00~22:00(無休・最終日18時まで)<福岡>会期:10月6日~10月30日会場:TAGSTÅ住所:福岡市中央区春吉1-7-11 スペースキューブ1F時間:7:00~20:00(木曜休・最終日18時まで)
2018年07月27日ガラス作家、西山芳浩氏の個展開催決定! 石川県・金沢市にてガラスを制作される西山芳浩氏。 宙吹き、そして自身で作製した型にはめて成型する型吹きを駆使し、尽きることのない創作意欲で多種多様な作品を世に送り出している、非常に人気の高いガラス作家です。 今回の個展では、洗練さを増し磨きをかけた定番作品から新作まで、豊富なバリエーションでお楽しみいただけます。 作品だけじゃない楽しみ方 今回は、作品を見るだけではなく、こちらの画面でガラス作品がどのように作られていくのか、製作風景をご覧ください。 あの美しい作品が、こうやって出来上がっていくのか・・とワクワクしてしまいますね。 夏の風物詩を感じに行こう こちらの個展は、7月7日(土)〜16日(月・祝)の開催。また、14日(土)からはWEB SHOPでも個展開催です。 場所:BLOOM&BRANCH AOYAMA / 〒107-0062 東京都港区南青山5-10-5 第1九曜ビル101TEL:03-6892-2014営業時間:11時〜20時/BLOOM&BRANCH AOYAMA ぜひ、平成最後の夏、夏の風物詩とも呼ばれる西山芳浩氏の作品を楽しまれてみませんか?
2018年07月05日ロンドンで爆発的人気のストリートアーティスト、エイス(A.CE)が、東京・田端のウィッシュレス ギャラリー(WISH LESS gallery)にて2度目の個展「デイトリップ」を開催する。会期は7月14日から8月11日まで。ロンドンでよく見かけるペイストアップ/ Ⓒ A.CE ダダイズムやクラシカルなポップアートを思わせるキャッチーなペイストアップ作品で知られ、高い評価を受けているエイス。他のストリートアートとは一線を画す優雅さと気品さを兼ね備えたその作風は、ファッショニスタからもラブコールが尽きない。パリで行われたアートオークションで高値がつくなど、いまやエイスは名実ともに注目されるアーティストの一人として認知されている。今回の個展では、ウィッシュレス ギャラリープロデュースのもと、アナログレコードを用いた作品をメインに展示および販売を行う。アートと音楽の融合を目的に、エイスがロンドンの街でフィールドレコーディングした音源をレコードの盤面(片面)にカットし、裏面にペインティングやプリントを施した世界でただ一点だけのレコードを紹介する。本展で発表予定のA.CE×WISH LESS コラボレコード/Ⓒ A.CEまた、タイトルである「デイトリップ」にちなみ、旅のお土産の象徴であるポストカードプリントを施したミニアートも展示。特別企画として、シルクスクリーンアーティストのSuzuharuとタッグを組み、エイスカスタマイズTシャツを発表。また、エイスの作品が掲載され話題を呼んだ限定アートブック「It’s a Stick - Up」(2013年・英国)のスペシャルエディションを数量限定にて紹介する。なかなか日本では入手することができない、とても貴重な作品をこの機会に手にしてみては。【イベント情報】エイス(A.CE)個展「デイトリップ」会期:7月14日~8月11日会場:ウィッシュレス ギャラリー(WISH LESS gallery)住所:東京都北区田端5-12-10時間:木・金 16:00~21:00、土・日 12:00~19:00 ※最終日は18:00終了休廊日:月~水曜日
2018年07月04日インスタグラムのフォロワー33万人超を誇るマルチクリエーター、パントビスコさんの個展が池袋のパルコミュージアムではじまりました。クスッと笑える絵日記や心が温まるイラストなど、毎日インスタに投稿されている超絶人気の作品たちが会場に大集合!今回、プレス内覧会でアーティストご本人(イケメン♡)にお話も聞いてきました!『パントビスコの本当にくだらない個展』、スタート!【女子的アートナビ】vol. 112この展覧会、まずタイトルから楽しいです。“本当にくだらない個展”って、いったいどんな内容なのか見てみたくなりませんか?会場に行く前からワクワク気分になれちゃう同展の主役、パントビスコさんはインスタグラム発のマルチクリエーター。2014年秋頃からインスタに投稿しはじめた作品がジワジワと話題になり、いまやフォロワー数33万人超、一日平均の「いいね!」が3万回、テレビ出演や著書の出版、さらに企業とのコラボも手がけるなど、まさにマルチな才能を発揮されて大活躍されています。とはいえ、まだパントビスコさんの作品を見たことがないという方もいると思います。まずは会場に展示されているイラスト作品のなかからひとつご紹介。この女性同士の会話、とってもシュールですよね。お次は、私の大好きな「LINEシリーズ」。こんな状況あるある? ないない! とツッコミたくなる楽しさが魅力のひとつ。作品はイラストだけではありません。心に響く言葉のシリーズ「乙女に捧げるレクイエム」も大人気!この乙女…シリーズは単行本として出版されています。パントビスコさんインタビュー!プレス内覧会ではパントビスコさんに直接お話をうかがうことができました。帽子の似合うイケメンさんです♡まずは、気になる個展タイトルについてお聞きしてみました。パントビスコさんぼくはいろいろなものに興味があるので、タイトルを300枚ぐらい考えて書いてみたんです。そのなかでこのタイトルを選びました。映像や音楽、イラストなどなんでもやりますし、イラストのなかでもシュールなものもあれば優しいのもあります。ジャンルにとらわれることができないので、もっと広い外枠で自分を形容する言葉は何かな、と考えたときに “大爆笑” とか “おもしろさ” とかではないんですよね。ぼくが毎日やっていることはくだらないことだなぁと。それで『パントビスコの本当にくだらない個展』と。もちろんポジティブな意味で “くだらない” とつけました。“本当にくだらない個展” の見どころは?続いて、個展の見どころをご本人にお聞きしてみました。まずは第1エリアから。赤い壁の明るい展示室にはさまざまな楽しい作品が展示されています。パントビスコさんぼくはインスタから出てきた人間なので、まず見ていただきたいのが「インスタ映え映え映えフォトスポット」ですね。“映え” が3つもついた楽しい作品は、写真を撮って楽しむ体験型アート。自分のあだ名や前世占いができるのですが、次々と表示される名前がどれもユニーク。これ、デートで行ったら絶対に盛り上がります!パントビスコさんあとは「粗末な博物館」もおすすめです。日常で気づいたことを実際に形にしたらどうなるのだろう、ということで作ったものです。パントビスコさんこれはお気に入りの作品です。「馬鹿につける薬はない」ということわざがありますが、それを形にしました。探したけどなかった、ということなんです。本当にここまでしなくてもいいぐらい、くだらないことなんですけどね(笑)。パントビスコさんこちらは映画館。映像を作るのがもともと好きで、ショートドラマとかを作って20分ループで流しています。自分が出ているのもありますし、ディレクションしたアニメだったり映像がありますね。自作の歌も歌っています。続いては、第2エリア!パントビスコさんこちらは第2エリアで、ぼくの代名詞である『カオス絵日記』が展示されています。ぼくはアナログな人間で、もともとは手描きが好きなんです。もちろん、ウェブなどで恩恵は受けていますけど、デジタルなものはデータとしてパソコンのハードディスクに残っていくものなので、容量が数値で何十ギガとか出てくるだけなんですね。やはり実際にノートという形で残っていくものっていいなと思います。――どういうきっかけで絵日記をはじめられたのですか?パントビスコさんもともとは絵を描くのが大好きだったのですが、ぼくの小学校では絵日記という課題が6年間なかったんです。でもほかの小学校の友だちに聞いたら夏休みに書いたといわれて「えーっ」と思って。大人になるまでずっと絵日記を書きたかったという気持ちをもっていたんです。子どものころに書けなかったくやしさが大人になって書いてみようかな、というきっかけになったのですね。――日記を毎日書き続けるのはなかなか大変だと思うのですけど…パントビスコさんぼくが楽しんで書いているから続くんでしょうね。いやいやだったら、たぶんこんなに書けないです(笑)。――絵のタッチもイラスト的なものからリアルなものまで幅広いですが、どうやって学ばれたのですか?パントビスコさん絵は幼稚園ぐらいのときから新聞に入っているチラシの裏などに描いたり、小学校のときの休み時間に描いたりして自分で好きで描いていましたけど、ガチガチに美術の勉強をしたというわけではありません。というのは、イラストはあくまでもぼくの表現方法のひとつで、映像でも文字でもおもしろいことはなんでもやりますので。最後の第3エリアへ!最後の第3エリアではおもしろ写真やグッズ化されたキャラクターなどが展示されています。そして、プライベートを明かしていないパントビスコさんの素顔がチラリと見られるコーナーも最後に設置。――ここはファン必見ですね?パントビスコさん作品の純度が下がるのでプライベートを公にしていないんですが、今回はみなさんへの感謝の気持ちと、ぼくがどういうふうに仕事をしているかということを少しお見せするということで。このコーナーは会場に来てくれた人だけ見られる特典ですね。――少しだけプライベートなことをお聞きしたいのですが、例えば休暇はどんなふうに過ごされていますか?パントビスコさんキョロキョロしたりおもしろいことを探したりとか、そういうことをするのは好きですね。意識的に観察していると、ユニークな人に出会えたりしますから。――おもしろい人物を描かれることもあれば時事問題を扱われることもあり、テーマが幅広いですね。パントビスコさんぼくは普遍的なものが好きなので、なるべくどの世代の方が見てもおもしろいと思われることを書きたいなと思っています。――女性が共感できる作品もとても多いですよね。パントビスコさん女性はお話を聞いてもらいたい存在だと思うんですね。「こういうふうにしたらいいよ」と提案するというよりも「ああそうだね」と聞いてあげるというスタンスが全部の作品に生きているのかもしれません。押しつけることはしない、という感じでしょうかね。優しくてイケメンで誠実な方でした♡インスタで毎日アップされている作品から人柄は伝わっていましたが、実際にお会いしたら想像以上に優しくて誠実でイケメンで魅力的な方でした。そんな彼の優しさを感じられるのが、超癒し系の犬キャラクター「ぺろち」。特に女性から支持されている人気キャラが今回『ぺろちの本』(パルコ出版定価本体1,000円)として書籍化されました。いつもニコニコしているかわいい雑種犬のぺろちが主役の本ですが、「はげじじい」や「やさ村やさし」などおなじみの人気キャラも登場。この会場では特典付きで先行販売されているので、こちらもチェックしてみてください。個展は6月24日まで開催。笑ってツッコミを入れて癒されて、最後はちょっと優しい気持ちになれる “本当にくだらない個展”、ぜひぜひ体感してみてくださいね!Information会期:~6月24日(日)時間:10:00-21:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は18時閉場予定会場:池袋PARCO本館7Fパルコミュージアム料金:一般 500円/学生400円/小学生以下無料
2018年06月14日ポップでキッチュな衣装やオブジェ作品を手がけるアトリエコウノ(ATELIERKOHNO)による、東京で初めての個展、ATELIERKOHNO EXHIBITION 5「HELLO TOKYO」が、渋谷区の表参道ROCKETにて7月6日から7月11日まで開催される。アトリエコウノは、大阪を拠点に、紙を何枚も張り重ねたオブジェ・衣装などの製作活動をしており、作品は雑誌やCM、店舗内装にも起用されている。こんなものがあったらいいなと作家が考えた、架空の設定のなかに登場する盆栽やべーコン、スナック菓子の袋、チューブ、目玉焼きなど、実際のサイズより巨大化して作られたオブジェたちは、見る者と同じ空間にあるだけで現実世界に少しの違和感を残した日常を生み出す。関西を中心に個展を開催しているアトリエコウノだが、今回、初の東京での開催が実現。本展では、大小さまざまなサイズのオブジェ(10,000円~)を展示・販売するほか、イヤリングやバッジなどのアクセサリー(4,000円~)も販売。また、髪で作った衣装やカツラ、動物の耳などの小道具を身につけての写真撮影を体験できる。本物のようで本物ではない不思議なオブジェが作り出す空間の中、作品を見て、触って、アトリエコウノのクリエイションを体感してみては?【イベント情報】ATELIERKOHNO EXHIBITION 5「HELLO TOKYO」会期:7月6日〜7月11日(会期中無休)会場:表参道ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00〜21:00(7月8日は20:00まで、7月11日は18:00まで)料金:無料
2018年06月12日写真家・山谷佑介(Yusuke Yamatani)が、東京・天王洲アイル駅最寄りのユカ・ツルノ・ギャラリーで個展「Doors」を開催する。山谷佑介は、1985年新潟県生まれ。2013年にファースト写真集『Tsugi no yoru e』を自費で刊行。その後、京都国際写真祭への参加や、NY・コンデナスト本社ビルでの展示など、国内外において様々な表現方法を用いて作品を発表してきた。主な写真集に、2014年に恵比寿のPOST/limArtで個展をひらいた『ground』(lemon books)、2017年に原宿のBOOKMARCで個展をひらいた『Into the Light』(T&M Projects)がある。そして今年の「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」の開催期間に合わせてギャラリー山谷で新作展「The doors」を開催した。ギャラリー山谷とは山谷佑介本人が企画する、作品のコンセプトにあった空間での展示を目的とした神出鬼没なギャラリー。この場で展示を行ったのは、2015年の「Use before」以来3年振りのことであった。会場では、暗闇のなか地震が10代の頃から続けているドラムを使ったパフォーマンスが行われた。山谷がドラムを激しく長時間叩き続ける間ポートレートが撮影され、同時にプリントアウトされた写真が会場を埋め尽くす。撮影には、山谷がドラムを叩くことによってドラムセットにつけられた振動センサーが反応してシャッターが切られるという仕組みの独自の特殊なカメラ装置が用いられ、自らを被写体とした初のセルフポートレート作品『The doors』が生み出された。今回開催される「Doors」では、そのギャラリー山谷で撮影された『The doors』の映像とセルフポートレート、そして山谷のパフォーマンスの痕跡ともいえるドラムヘッドの傷から作られたフォトグラムが展示される。――暗闇の中、シャッターとともに発せられる強烈な無数のフラッシュの光は、真実と嘘が入り乱れる情報の中を生きる現代の私たちのまなざしであり、覆い隠された真実へのアプローチでもある(山谷佑介)。【イベント情報】山谷佑介「Doors」会期:2018年6月9日〜7月14日会場:ユカ・ツルノ・ギャラリー住所:東京都品川区東品川1-33-10 3F時間:火〜木、土 11:00〜18:00、金 11:00〜20:00休廊日:月・日・祝■パフォーマンス6月9日19:00〜7月7日15:00〜※常設の展示は入場無料、パフォーマンスのみ入場料1,000円
2018年06月09日「パントビスコの本当にくだらない個展」が、池袋パルコ 本館 パルコミュージアムにて開催される。期間は、2018年6月8日(金)から6月24日(日)まで。インスタグラムに端を発し、人気に火が付いた異質のクリエイター・パントビスコ。本展は、彼が日常での気付いたことを、面白おかしく“くだらなく”具現化する個展だ。過去6,000点にものぼる作品から厳選したイラスト、オブジェ、ムービー、フォト、ミュージックなどを展示。そのうち約7割が未公開初出し作品となる。会場にはパントビスコが生み出した数々の人気キャラクターコーナーや、インスタグラムにちなんだ仕掛けも用意。また、ベールに包まれたパントビスコのプライベートも初公開する。ショップでは、6月8日(金)出版予定の3冊目の新著書「ぺろちの本」を特典付きで先行販売する他、各種新作グッズや直筆画の販売も予定。さらに、本館6F「カフェ・アドレス」では「パントビスコ コラボカフェ!」も期間限定でオープンする。【詳細】「パントビスコの本当にくだらない個展」開催日程:2018年6月8日(金)~6月24日(日)開催場所:池袋PARCO 本館7F パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 代表電話/03-5391-8000開催時間:10:00~21:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は18:00閉場(予定)入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料■「パントビスココラボカフェ!」トークショー&サイン会開催開催場所:池袋PARCO 本館6F カフェ・アドレス開催日程(予定):6月9日(土)19:00~21:00、17日(日)16:00~18:00、23日(土)19:00~21:00
2018年06月08日ペイントアーティストのバーナイ(baanai)による2回目の個展、「in my Brain:私の脳みそ」が、代官山SISON GALLERy(シソンギャラリー)にて6月16日から30日まで開催される。バーナイは、海とサーフィンを創作のエネルギー、インスピレーションの源として活動するアーティスト。2015年に、コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)の川久保玲に作品ファイルを送ったのをきっかけに、洋服、DM、ショッピングバッグなど、3度に渡りアートワークが起用された。また、カリフォリニア発のファッションブランド「RVCA(ルーカ)」や、最近ではオーディオメーカー「オーディオテクニカ」とのコラボレーションでも話題となっている。今回の展示では、バーナイにとって、アーティスト以前の一人の人間として頭の中にあるものを、新しい実験やチャレンジとして表現した作品、約80点の展示販売を行う。以下、バーナイからのメッセージ。「前提として、私は、自分自身がどうしようもない人間であることを猛烈に自覚しています。しかし、そんな人間でも絵を描くことだけには、命をかけているという想いと自負があります。以前どこかで『あらゆる芸術は霊格の高いものでなければいけない』という言葉に出合うことがありました。その『霊格の高さ』を長年自問自答してきた結果、『感謝と謙虚さ』が辿り着いた私の解釈でした。そして、『ARIGATOUGOZAIMASU』は、その『感謝と謙虚さ』両方を内包する言葉です。今回の展示では、1年365日1日も休まずに絵を描き続けたらどんなものが生み出されるのか、そして『ARIGATOUGOZAIMASU』を描き続けたらどんな事が起こるのかという、自分なりの実験であり挑戦をしています。どうしようもない人間だと自覚した私が、徹底的に自分を追い込んだからこその『果てしなき解放』を作品から感じていただけたらこの上ない喜びです。」【展覧会情報】baanai個展「in my Brain:私の脳みそ」会期:6月16日〜30日会場:SISON GALLERy(シソンギャラリー)住所:東京都渋谷区猿楽町3-18時間:12:00〜20:00休廊日:月曜日
2018年06月05日ペイントアーティスト・baanai(バーナイ)の個展「in my Brain:私の脳みそ」が、代官山SISON GALLERy(シソンギャラリー)にて、2018年6月16日(土)から6月30日(土)まで開催される。過去にコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)のアートワークを手掛け、ルーカ(RVCA)やオーディオテクニカとのコラボレーションも話題となったbaanai。「in my Brain:私の脳みそ」では、アーティストである前に1人の人間として、頭の中にあるものを表現している。“あらゆる芸術は霊格の高いものでなければいけない”という言葉を追求し辿り着いた“感謝と謙虚さ”をテーマに実験的でチャレンジングな作品を制作。テーマを内包する“ARIGATOUGOZAIMASU”の文字を散りばめた、アバンギャルドかつノイジーでカラフルな約80点の作品を展示販売する。【詳細】baanai個展 “in my Brain:私の脳みそ”会期:2018年6月16日(土)~6月30日(土) 11:00~19:00 ※月曜休み会場:SISON GALLERy住所:東京都渋谷区猿楽町3-18
2018年06月04日ニューヨークを拠点とするアーティスト「サビオ(SABIO)」による日本初の個展「ウェーブス イン ブルーム(WAVES IN BLOOM)」が、2018年6月1日(金)から8月23日(木)までの期間、渋谷のディーゼルアートギャラリーにて開催される。「サビオ」は、ダイナミックな色と抽象的なオブジェクトを融合させた独自のスタイルで、世界のグラフィティムーブメントの主要人物として作品を創作するマルチメディアアーティストだ。今回開催される個展では、新作のペインティング作品や、本人がカスタムしたウェアラブルアートなど、幅広い作品が展示される。過去20年以上に渡り、ニューヨークのダウンタウンカルチャーを記録し続けてきた写真、映像作品では、ヒップホップグループ「ラットキング(RATKING)」のメンバーや、シュプリーム(Supreme)からアルバムをリリースしたコンテンポラリージャズトリオ「オニキス・コレクティブ(Onyx Collective)」など、アーティストやミュージシャンの日常をリアルにとらえている。また、会場では「ウェーブス イン ブルーム」展オリジナルTシャツやステッカーなどの関連グッズが発売される。さらに、6月23日(土)には、作品集発売を記念したサイン会も開催される予定だ。【詳細】サビオ個展「ウェーブス イン ブルーム」会期:2018年6月1日(金)~8月23日(木)開館時間:11:30~21:00会場:DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1FTEL:03-6427-5955休館日:不定休■作品集発売記念サイン会日時:2018年6月23日(土)時間:15:00~17:00
2018年06月01日ストリートカルチャーのパイオニアとして知られるアーティスト・サビオ(SABIO)による日本初の個展「WAVES IN BLOOM」が開催。渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて、6月1日から8月23日まで行われる。©SABIONYを拠点に活動するサビオは、シェパード・フェアリー、オズ・ジェメオス、カーティス・クーリッグなどの著名グラフィティライターと共に、ビルボードやハイプロファイルスポットにグラフィティを描き、ダイナミックなフォームや色と抽象的なオブジェクトをブレンドした独自のスタイルを確立。世界のグラフィティムーブメントの主要人物として知られる。現在、マルチメディアアーティストとして活躍する彼のエネルギーに溢れる作品は、世界中のギャラリーやコレクターからも高い評価を受けている。SABIOというアーティストネームはSupreme (最高の)、Articulation(明確な表現)、Bouncing(飛び回る)、in Orbit(軌道の中)の略で、ラテンルーツの言語で「知恵・認識」などの意味を持つ。©SABIO「WAVES IN BLOOM」では、新作のペインティング作品の他、アーティスト本人が1点ずつカスタムした、世界に2つとない着られるアート作品、NYダウンタウンのカルチャーシーンを記録した写真や映像を展示。また、iPhoneで作成したサウンドスケープなど幅広い媒体を使い、オーディエンスに総合的な知覚体験を提供する。展覧会の主となる大型のペインティングは、全てNYのスタジオの屋上で雨の中制作されたもの。サビオの真のビジョンを明示し、作品に見られる模様は自然界のサイクルで振動している意識的なエネルギーを表現している。私達の目の前で生まれては消えていく波のように、誕生、激しい流れ、死といった人生の感受性を反映している。©SABIOサブカルチャーの発信地NYでは、まさに波のように新しいムーブメントが絶え間なく派生している。サビオは過去20年以上に渡り、ダウンタウンカルチャーの先駆者としてその様子を記録し続けてきた。HIPHOPグループ・ラットキング(RATKING)でも知られるラッパーのウィキ(Wiki)や、エイリアンワークショップの新鋭スケートボーダーのヤヘ・ポップソン(Yaje Popson)、シュプリーム(Supreme)からのアルバムリリースで巷を騒がせたコンテンポラリージャズトリオのオニキス コレクティブ(Onyx Collective)などをはじめとするNYダウンタウンの新しい波を代表するアーティスト、ミュージシャン、スケートボーダーたち。彼らの日常を通して鮮やかなインサイトを捉えた写真と映像作品では、見るものがその場をリアルに体験したかのような感覚に引き込む。また会期中は、「WAVES IN BLOOM」展オリジナルTシャツやステッカーなど、個展関連グッズも販売。6月23日の15時から17時には、会場にて作品集発売を記念したサイン会の開催も予定している。【イベント情報】ウェーブス イン ブルーム(WAVES IN BLOOM)会期: 6月1日〜8月23日会場:ディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F DIESEL SHIBUYA時間: 11:30〜21:00
2018年05月30日香取慎吾(41)がルーヴル美術館で個展「NAKAMA des ARTS」を開催すると、5月28日にわかった。 同展は、日仏友好160年を記念した日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう」の公式企画の1つとして開催。さらに、香取にとって初の個展でもある。「アートを題材にしてNAKAMAとつながりたい」というコンセプトのもと、絵画やオブジェだけでなく香取の好きなファッションも紹介するという。 「芸術新潮」の2018年3月号で、美術家・横尾忠則(81)と対談した香取。作品について「香取さんは体が先に動いて、作ってしまってる。こんなに無秩序で暴力的で、この狂気はどこからくるんだろう?」「81歳になってどんなのを描くのか、僕も長生きして見てみたいと思いますね」と、その才能を高く評価されている。 同展の準備に取り掛かっているという香取は、こう意気込んでいる。 「アートにゴールはないと思い続け、描き続けているぼくですが、目指すゴールと言ってもおかしくないルーブル美術館でスタートできることに、ぼくのアート脳が爆発しています。たくさんの人に僕を感じてもらいたいです」 さらに香取は、「ジャポニスム2018」全体の広報大使にも任命されている。7月から来年2月まで、日本とフランスの両国で様々な広報活動を展開するという。広報大使について、こうコメントしている。 「ぼくの大好きなフランスと日本の“響きあう魂”をパリで世界中の方々に体感してもらえたらうれしいです!」 ネットでは、祝福の声が上がっている。 《朝からビックリ スゴい、スゴすぎる!ルーブル美術館だよ←とにかくおめでとうございます。もう世界のしんごくんです》《凄~い!!!ルーブル美術館 個展開催、広報大使おめでとう パリは東京以上遠すぎる~(笑) 凱旋個展して欲しい~》《あー、香取慎吾 さん、ルーブル美術館 で個展なんてヨーロッパに住む私には実感として分かるけど、本当に本当にすごい事なんだよ。快挙だよ!!羽ばたけ世界へ!世界の香取慎吾!!》 「ジャポニスム2018」の事務局を務める国際交流基金の安藤裕康理事長は、歌手や俳優だけでなくアーティストとしても活動する香取について「その活動ぶり、発信力の強さは日本文化・芸術の祭典である『ジャポニスム2018』の広報大使にまさにふさわしい」と表現。さらに、こう期待の声を寄せている。 「香取さんのなにものにもとらわれない自由な作風、突破力を伴う作品をフランスの皆様にお楽しみいただくとともに、香取さんの広報大使としてのご活躍を期待しています」
2018年05月28日