取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部「個の時代」が叫ばれる今、誰かと一緒に、会社で働く意味ってなんだろう。今持っているスキルを活かせば、自分1人でも働けるかもしれない。そう思うと、企業の中で替えのきく人材として働くのに、疑問を感じる日もあるかもしれません。「高め合えるからこそ、人と一緒に働くのが楽しいんです」そう話してくれたのは、味の素株式会社のコミュニケーションデザイン部で働く石原由麻さん。食品業界では珍しい、インフルエンサーによるアンバサダーチームを社内キャスティングで立ち上げた彼女ですが、薬学部を卒業してアパレル会社に就職し、味の素(株)に転職したという異色の経歴を持つ人物でもあります。自分が学んできたことに縛られず、自身の興味関心ややりたい仕事に向かって、やれることは全部やってきたと語る彼女。その熱量の高さの根源には、彼女が働く上で大切にしている“ある考え”がありました。■薬学部、アパレル会社、食品メーカー。異色の経歴の根幹は「興味関心への熱量」石原さんは薬学部を卒業して、1社目はアパレル企業に就職されたんですよね。ユニークなご経歴ですが、どうして薬剤師への道には進まなかったのですか?両親が2人とも医療関係者だったこともあり、自分もその道を志したのですが……在学中から就職活動にかけてマーケティングに興味を持つようになり、若い内から色々と挑戦させてくれる会社に就職しました。最初は店舗に配属されたので、キャリアのスタートは営業からのスタートでしたが、見据える先はマーケティング部署への異動でした。店長時代は今振り返ってもとても大変だったのですが、営業の経験を積むことができた期間でもあったので、自分のキャリアとしてやらせてもらえて良かったなと思いますね。与えられた仕事をちゃんとこなして、結果を残すことの大切さを教えてもらいました。真にやりたい仕事ではなくとも、与えられた居場所で結果を出す……かっこいいですね。希望部署に異動するために、努力されたことはありますか?営業時代は売上や在庫管理、マネジメントなどマルチタスクをこなしながら結果を出し、3年目には希望部署へ移ることができました。まずは求められているだけの結果を出すことは大切だったと思いますし、周囲に「マーケティングに行きたい」と公言していたのも良かったんだと思います。私の場合は、希望部署の方にアポイントを取って業務に必要なスキルを聞いたり、面談で上司に相談したりしていたこともあり、たまたま先に異動した元上司に推薦してもらうことができ、3年目には希望部署に異動することができました。異動先ではどんなお仕事をしていましたか?担当商品のコミュニケーション戦略を策定して、企画を実行していくのが主な業務でしたね。インフルエンサーさんとの協業やイベント、デジタルプロモーションなど、幅広く関わらせていただき、マーケティングの基礎をしっかり学ぶことができました。前職でも自身のやりたい仕事を実現されていたと思うのですが、転職のきっかけはなんでしたか?アパレル会社で働くメンバーは、ファッションや洋服が大好きな方がほとんどです。私も人並みに服に興味はありましたが、周囲のメンバーと比べると熱量に差が出てしまうことが悔しかったんです。ファッションのことは必死に勉強しましたが、やっぱり自分が自信を持っておすすめできるもの、心から好きだと思えるものを世に広めたくて、大好きな「食」を展開する企業への転職を決意したんです。■「素直さ」を強みに、社内外に想いを伝え実現した新しい試み」現在のお仕事内容について教えてください。現在はコミュニケーションデザイン部で、担当商品のPRとしてコミュニケーション戦略を考えつつ、会社としては今まで弱かった、インフルエンサーさんとの共創によるPR戦略を企画・実行したりしています。コミュニケーションの仕事はゼロベースから始まるので、会議に参加したり、データを分析して、それをもとに社内で今後のプランをディスカッションしていることが多いです。味の素(株)でのお仕事の中で最も大変だったことはなんですか?自身の発案で、インフルエンサーさんとのアンバサダープログラム「あじふれんず」をイチから立ち上げたことですね。去年からインフルエンサーさん向けの試食会を行っているのですが、これは食品業界としてはかなり新しい試みなんです。最初は、社内で理解を得るのが大変でした。「なぜインフルエンサーさんとの共創なのか」「なぜリアルイベントを行うのか」。全てを合理的に説明できなければなりませんし、チーム内でも何度も議論を重ねて、稟議を通して企画の実行にこぎつけました。小規模でイベントを実施しながら少しずつ実績を積み重ねて、実績は社内でも認めていただき、2023年度は社内でチャレンジングな活躍をしたメンバーに送られる「スイング・ザ・バット賞」というアワードで年間MVP賞をいただくことができたんです。新しいことを企画して実行するのって、そんなにも大変なんですね……。味の素(株)は良くも悪くも古き良き会社ですが、そんな社内風土をいい意味で打破するべく創設されたのが「スイング・ザ・バット賞」なんです。成功例が生まれたことで、インフルエンサーさんとの共創が社内でさらに活性化していくといいなと思いますし、業界内でもこのような取り組みが増えていったら嬉しいですね。せっかく頑張って通した企画が成功した途端、誰かに真似されるのはイヤじゃないですか?味の素(株)はアミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献する」という志(パーパス)の実現を目指している会社です。だからこそ、味の素(株)に関わるみなさんとは常にWin-Winの関係であり続けたいんです。インフルエンサーさんとの関わりの中でも、そこは常に意識していて「味の素(株)と一緒に仕事して良かった」と思っていただけるよう、色々と工夫しています。新商品を知っていただく、新商品試食会もただインフルエンサーの皆さんに来ていただくだけではなく、どうやったら楽しんでもらえるか、撮影したくなるのかに重点を置いて企画しています。参加してくださったインフルエンサーさんからも「来て良かった」と言ってもらえることが多く、モチベーションになっています。なるほど……試食会の雰囲気が気になってきました。前回は「食のワンダーランド」をテーマに、味の素グループのグローバルアンバサダーでもある「アジパンダ」を入口に配置しつつ、ディズニーランドに行った時のようなワクワク感がある空間づくりを目指しました。参加者の皆さんには新商品の試食をしてもらうのですが、ただ食べてもらうだけでは飽きてしまうと思うので、麻婆豆腐をクイズ形式で試食してもらったり、ガチャガチャブースを作ったりと、イベントを楽しんでもらう工夫を盛り込みました。実はキャスティングも社内で行っているので、インフルエンサーさんも私たちと一緒に共創をしていると思っていただけるよう、参加型のイベントを多く用意しました。キャスティングまで自社で行っているとは思いませんでした。私たちが直接ご連絡を取ることで、インフルエンサーさんとも共に働くパートナーとして認識していただくことができました。インフルエンサーの方々は、どのような発信をしたらフォロワーさんに楽しんでもらえるかを真剣に考えて、プライドを持って発信されています。 我々としても、当社のモノづくりに対する想いや、インフルエンサーさんと共創したい理由についても、熱い想いをお伝えすることを大切にしています。社内メンバーに対しても、インフルエンサーさんに対しても、変わらず誠実ですね。石原さんのような方が前に立つからこそ、今まで関係値がなかったインフルエンサーさんも、味の素(株)や企画を信頼できるのかもしれませんね。素直であるというのは、自分の一つの強みだとは感じます。と言っても、素直にしかできないだけなのですが……。想いがあれば伝わるように語りたいし、分からない時は分からないと伝える。嘘をつかないのは、一緒に働く方々に信用してもらうために、とても大切なことだと思います。■キャリアの軸は「互いにハッピーになれる関係」石原さんの仕事への熱い思いが伝わってきました。そのモチベーションは、どこから湧いてくるんですか?今は、あじふれんず(アンバサダー)になってくださったインフルエンサーの皆さんに「味の素(株)が好きになった」と言っていただけることが一番うれしいですね。それに、社内のメンバーたちも真面目で優しい方ばかりなので、会議中も同じくらい強い情熱を持ってぶつかってきてくれるんです。時に上司と熱い議論を交わすこともあるのですが(笑)、役職に関係なく、自分の思ったことを発言できる風通しの良さもあります。働く場所も一緒に働くメンバーも、どちらも大好きだから、私にとって仕事は趣味みたいなものです。担当する新商品も、自分にとっても便利で美味しいなものばかりなので、PRするのも単純に楽しいです。特に最近の夜ご飯はPRを担当している「パスタキューブ™」に頼りっぱなしです。今後のキャリアへの展望について教えてください。人生を振り返ってみると、1人でできることって全然ないと思っています。私は不完全な人間だけど、色々な人の協力があってこそ生きているし、仕事も同じだと思うんです。インフルエンサーさんや、一緒に働くメンバーが、私と共創したことで自身の生活が豊かになったり、人生が楽しくなったと思ったりしてもらえるように働き続けたいと思っています。「やらない後悔よりもやって後悔する」のがモットーなので、いろいろなことにチャレンジし続けながら、自分や周囲をハッピーにしていきたいです。
2024年05月09日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部皆さんは職場の「新しい環境」に対して、どんな印象を持っていますか?部署異動や転職をしなくても新しい業務を任されることがあると思いますが、慣れない仕事には、ストレスもつきもの。そう思うと、いつものルーティンワークをし続ける日々を選びたくなってしまうかもしれません……。新卒で楽天グループに入社し、幾度かの社内異動を重ね、現在はフリマアプリ「楽天ラクマ」でクリエイティブディレクターを務める江原利佳子さんは「いつもと違う新しい仕事にポジティブに取り組み続ける中で、新しいスキルを手に入れてきた」と話してくれました。誰もが知る大企業で経験を積んできた江原さん。彼女が描くキャリアは、新しい仕事や目標にどんどん挑戦し続け、できる仕事やスキル、興味を増やしていく「発掘キャリ」。グローバルな環境で仕事をしてみたいと思い楽天グループに入社したという江原さんですが、チャレンジできるタイミングがあれば、いつでも自分から飛び込んできたといいます。■入社3年で2度の異動を経験。新しい仕事は新スキルを身につけるきっかけに江原さんは、新卒社員として楽天に入社されて、現在12年目とのことですが……これまでのご経歴を教えてください。入社当時は、楽天市場のECコンサルタントとして楽天市場に出店する店舗様をサポートする業務を担当していました。その後、2度の部署異動を経験しているのですが、1度目は入社2年目の時に新規事業だったメッセージングアプリ「Rakuten Viber」の部署へ異動し、営業職からマーケティング職への転換も経験しました。そして、またその1年後に、現在担当しているフリマアプリ「楽天ラクマ」の部署に異動してきました。入社してすぐから、色々な部署に異動されたんですね。大変ではなかったですか?どちらの部署も自ら希望した異動ではなかったのですが、新しいことにチャレンジできる環境をポジティブに捉えていました。特に、2度目の異動は「楽天ラクマ」のアプリを台湾でローンチさせるプロジェクトチームにアサインされたのですが、楽天に入社したきっかけが「グローバルな環境で働きたかったから」ということもあり、より理想とする働き方に近い部署に行けることがシンプルに嬉しかったです。社会人2、3年目でかなり大きなプロジェクトを動かされていたと思うのですが、重圧は感じなかったですか?どちらの異動先でも最初は分からないことが多かったので、とにかく不明点はすぐに上司や先輩、周りのチームメンバーになんでも聞くことを意識していました。責任を重く捉えるというよりは「まずは自分にできることをやろう」と、前向きな姿勢で取り組んでいました。台湾のプロジェクトではPMO(Project Management Office)として、台湾でラクマをローンチするプロジェクトを担当し、プロジェクト全体を把握しながらローンチの進行管理を行っていました。悩むより行動する姿勢、ポジティブですてきですね!現在は「楽天ラクマ」で、どのような業務に携わっているんですか?台湾プロジェクトはローンチ後に終了したので、その後は日本の「楽天ラクマ」を担当しています。「楽天ラクマ」のユーザーに向けて、アプリをもっと使っていただくための施策を立案し、実際に企画実行するのが、メインの業務です。今はその中でも、特にクリエイティブな制作物に関する部分に興味が出てきたので、クリエイティブディレクターのポジションにいます。数年間で、いろいろな業務を経験されてきていると思うのですが……新しい仕事には、どのように慣れていきましたか?新しいことに挑戦してみることが好きなので、あまり構えることはなく、日々の業務の中で少しずつ慣らしていきました。もちろん、慣れないうちは業務時間も延びてしまいますが、そこは仕方ないので割り切っていました。私は業務に必要なスキルは業務をこなすうちについてくると思っているので、新しいツールや言語に触れる時は、教本を片手に仕事していました。業務中に新しいスキルを身につけることは、自分の成長にもつながると思っていましたね。忙しい日々の中で勉強時間を確保するのは大変ですし、業務の中で新しいスキルが身につくのなら、コスパがいいと考えることもできますね。ただ、なかなかそこまで意識高く仕事できる人ばかりではないと思うので、やっぱりすごいです……!■若いうちから色々な経験を積んだからこそ「得意」が見つかった色々なご経験を積まれる中で、現在クリエイティブ関係のポジションにいらっしゃるとのことですが、もともとそのようなキャリアを想定していたわけではないのでしょうか。そうですね。入社当時は漠然と「グローバルな環境で働くこと」を目標にしていましたが、どんな部署でどんな職種として働くのがいいのかまでは、あまり想像できていませんでした。早い段階で色々な職種を経験したことで、自分の興味が向く先を見つけることができ、「楽天ラクマ」内でクリエイティブ方向の業務に舵を切ることができましたし、会社には感謝しています。部署を異動しながらスキルを増やしていくことは、楽天グループではよくあるキャリアパスなのでしょうか。同期の中には、新卒時に配属された部署で働き続けている人もいるので、キャリアパスは社員それぞれだと思います。ただ、楽天グループはサービスがたくさんあるので、興味がある方向を見つければ、自分からその可能性を広げながらのキャリア形成がしやすい会社ですね。江原さん的に、一番大変だった部署はどこですか?Rakuten Viberと「楽天ラクマ」の台湾ローンチの時のプロジェクトチームは、会議の中で英語を使うシーンが多くて大変でした。マーケティングは専門用語が多いので、コミュニケーションにも苦労しましたし、業務を理解するまでにも時間がかかりましたね。やっぱり、大変な業務に携わられている時は残業も多いですか?社会人5年目くらいまでは、残業もそれなりにしていました。大きなプロジェクトが動いていたりするとどうしても稼働は増えますね。ただ、今は仕事にも慣れてきたので、プライベートの時間もしっかり取れています。どの部署で働く時も最初は大変ですが、社歴が長くなるとともに、効率良く働けるようになっていくものなのかな、と先輩たちの背中を見ていて思いますね。振り返ってみると、若い内に努力しておいて良かったと感じますか?残業=努力とも思わないですが、サービスのローンチだったり、数値の達成だったりと明確な目標があったので、達成するために必要な時間だったのかなとは思います。私だったら「なるべく残業はしたくないな」と考えてしまうのですが、仕事で目的を達成していくのが苦ではない人からすると、必要な時間ということになるんですね。もしかしたら、楽しく働けているからということが大きいのかもしれませんね。楽天は若い内からチャレンジしやすい環境ですし、挑戦をきっかけに、自分もチームに貢献できたという成功体験が積み重なって、みんなで追いかけている目標を達成したい、と思えるんです。チームメンバーを信頼しているんですね。楽天グループの社員は、どんな方が多いと思いますか?エネルギッシュで明るい人が多いと思います。今は原則週4回出社しているのですが、リアルのコミュニケーションを大切にされる方も多いです。■「できることをコツコツやるだけ」。その先にある達成感がモチベーション今後描きたいキャリア像はありますか?現在は希望していたクリエイティブ職に従事していますが、ずっとこのポジションにいるかは、まだ決めていません。これまで営業、マーケティング、PMO、クリエイティブ職とさまざまな業務に携わりながらキャリアの可能性を広げてきたので、これからも常に新しいことに取り組みながら、新たな目標を立てて前進していければと思っています。どこかに特化していくというよりは、新しい仕事に挑戦し続けたいのでしょうか。そうですね。今は「楽天ラクマ」での仕事を楽しんでいるので、サービスがどんどん拡大していく中で増えていく新しい課題にチャレンジし続けたいと思っています。私にとって、達成感を得続けることは、生きるために必要なモチベーションです。江原さんなら、どんな仕事でも楽しみながらチャレンジしていけそうですね!これまで、初めての業務も「できることからコツコツやる」ことで自分のスキルを増やしてきたので、これからも仕事では能動的に行動していきたいんです。今後も、仕事でもプライベートも立ち止まらず、楽しんでいきたいです。
2024年04月26日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部この仕事が苦手、あの作業をしたくない。自分の苦手って、仕事の中ではできれば避けたいものだけど……やってみたら意外とできたものや、楽しめたものもあるのではないでしょうか?「もともと人見知りだったので、販売やPRの仕事が、自分に向いているとは思っていませんでした」そう話してくれたのは、株式会社ユナイテッドアローズのブランド『UNITED ARROWS green label relaxing(以下、green label relaxing)』でPR担当を務める、藤野かりんさん。芸術系大卒でアパレル店員になったという藤野さんですが、もともとアーティスト気質で、人との交流が得意ではなかったそう。しかし、モノづくりから販売まで一貫して行っていることに興味を持ってユナイテッドアローズに入社し、販売~PRと職歴を重ねてきた藤野さん。販売とPRは、一見全く違う仕事のように見えるかもしれませんが、藤野さんはユナイテッドアローズでのキャリアの中で「相手に合わせてコミュニケーションする」というキャリアの軸を見出したといいます。■芸術系の大学から販売員になり、社内異動でPR職へ藤野さんは、新卒でユナイテッドアローズに入社して、今年で9年目になるそうですね。販売員からキャリアをスタートさせたとのことですが、なぜ販売員になろうと思ったんですか?もともと芸術系の大学に通っていて、専攻がテキスタイルアートコースだったんです。アーティストを目指す道を考えたこともありましたが、勉強していくうちに、小売の方に興味が湧いてきたんです。ユナイテッドアローズはアパレル会社の中でも最大手企業の一つなので、モノの売り方から作り方まで、幅広く学ぶことができるのではないかと思い、入社しました。なるほど。モノづくりに興味があったということなんですね。もちろん、お洋服も好きですよ!ただ、販売の仕事もとても楽しかったですし、当初は自分が本社で働けるとは思っていませんでした。どのようなきっかけで、販売員から本社スタッフとして異動されたんですか?入社時は大阪で地域採用されたのですが、1年ほど経った頃に、名古屋の新店舗メンバーに選んでいただいたんです。そこでさらに1年半、販売員として経験を積み、社内公募でPR職の募集があるのを見て、応募しました。大阪から名古屋、東京と、働く土地も変えられてきたとのことですが……不安はなかったですか?当初は地域採用していただいているので、住む土地まで変えようとは思っていなかったんですが、仕事が楽しくて異動を重ねていくうちに、住む場所はあまり気にならなくなりましたね。お仕事がお好きなんですね。公募に受かるために、なにか努力されたことはありますか?まずは自店舗のお客様を増やすために、基本的な接客努力をしながら、SNS投稿やスタッフスタイリングの投稿、本社から来るスナップなどの依頼にはなるべく手を挙げるなど、社内PR活動には力を入れていました。■ブランドの「なんでも屋さん」として、幅広い仕事にチャレンジ現在はどんなお仕事をされているんですか?PR職は販売員だった私からすると、転職したのかと思うほど仕事内容が変わりました。私は『green label relaxing』というブランドのPRを担当しているのですが、シーズンごとの施策を考えて企画から撮影まで進行する、まるで編集者のような仕事をする時もあれば、ブランドのSNSアカウントやHP、店舗で扱うコンテンツの作成・進行をすることもありますし、サンプルを雑誌やテレビなどのメディア様にリースする手配をしている時もあります。数え始めたらキリがないのですが、ブランド露出に関わることはなんでもやる、ブランドのなんでも屋さんです。社外だけでなく、社内の他部署との調整役になることも多いので、ブランドと外の世界とのハブのような存在ですね。PRのお仕事ってキラキラしているイメージだったけれど、思っていたよりも大変そうですね……!そうなんです、地味な仕事も多くて、時間がたりないこともしばしば(笑) 。だけど、販売員時代のキャリアもしっかり生きています。販売経験があるからこそ、お客様の背景を考えながら、ニーズをつかんで発信することができていると思います。『green label relaxing』はユナイテッドアローズの中でも特に幅広いニーズに特化しているブランドなので、様々な背景を持つ、様々な年代のお客様に対して響く訴求は何なのかを、日々考えています。PRとしての業務はかなり幅広いとのことですが、思い出に残っている仕事はありますか?自身が立ち上げに携わった「find my size」というシリーズは、特に思い入れがありますね。幅広い身長、体型の方が「自分らしいサイズの服」を見つけられることをコンセプトに、通常のサイズ展開に加えて、裾や袖だけを短くしてバランスを調整した低身長の方向けの「SHORT」、反対に裾や袖だけを長くしてバランスを調整した高身長の方向けの「TALL」を展開しています。green label relaxing は、ユナイテッドアローズの中でも幅広いサイズを展開しているブランドなんです。中には7サイズもある商品もご用意しています。私自身が低身長なこともあって、販売員時代は色々と悩みましたし、お洋服のお直し代を工面するのも大変だったので……身長や体型に関わらず、自分に合うサイズの服を誰もが探せるように、という思いをこめています。これだけのサイズ展開があれば、誰でも自分の体型に合う服を見つけられそうですね!どんなお洋服にこのシリーズが採用されているんですか?毎年定番のコートやパンツ、ワンピースなどがラインナップされるシーズンが多いですね。私が今履いているのも「find my size」のものなのですが、低身長の私でも、お直しナシで丈感もウエストもピッタリなんです!だいたい、どちらかが大きすぎることが多いので、私自身本当に助かっています。パンツは特にサイズや丈感が大切ですから、きっと助かっている方も多いでしょうね。ただ、もっと多くの方に知っていただきたいなとも思っているんです。既存のお客様の中には、毎シーズンの新作を楽しみにしてくださっている方もいるのですが、新規の顧客様にも広めていきたいです。基本的にWeb販売を行っているラインにはなるのですが、店舗限定でポップアップイベントを行ったり、店舗から取り寄せ販売を行ったりと、色々工夫してみています。企画を進行する中で、特に嬉しかったことはありますか?自分の意見が反映されてできあがった商品を初めて目にした時は、やっぱり感動しましたね。それに、お客様からのリアルなお声が届く時も、すごく嬉しいです。店舗を離れてから、お客様と直接関わる機会は少なくなってしまったけれど、SNSに届くお礼のメッセージが特に励みになります。気持ちのこもったコメントを読むと、お店で直接、接客させていただきたいなって思います。 直接お礼を言いたいなって。「find my size」では商品企画に近いこともご経験されたんですね。社内のパタンナーさんやデザイナーさんと一緒に考える機会をいただけたのは、とても貴重な経験でした。他部署の人と仕事で関わる機会は限られていますし、社内で新しいつながりを得ることができて、皆さんの仕事の仕方を間近で見れたことも嬉しかったです。PR職はなんでも屋さんだとおっしゃっていましたが、色々な仕事を経験してみることで、自分に向いている仕事を発見するきっかけにもなりそうですね。■発信活動も社内交流も「相手に合わせたコミュニケーション」が大切PRとしてはゼロベースで本社にジョインしていると思うのですが、5年間お仕事をされて、誰かに情報を届けるためのコツはつかめましたか?PRの部署に来て学べて良かったなと思うのは、情報を伝える手段は何通りもあることを知れたことかなと思います。販売員だった時は、接客という手段しか知らなかったけど、SNSだけでなく、ブランドイメージを上げるコンテンツの作り方は色々あるし、協力してくださる他メディアさんもいらっしゃいます。自分が大切にしているのは、どんな時も「お客様の立場になって考える」ことですね。売りたいものがあるから施策を打つという考え方ではなく、商品を買ってくださるお客様のことを想像して、どの手法なら思いが伝わるのかを意識しています。届ける側の一方通行な思いを伝えるだけでなく、届けたい人の現状を考えてくださっているところに、思いやりを感じますね。私たちの仕事は、コミュニケーションが大切だと思うんです。SNSの発信も、いかにお客様に一緒に参加していただけるかで、インプレッションは大きく変わりますし、撮影や調整の業務はリアルな交流が大切なので、今はほとんど出社しています。PRはブランドとお客様をつなぐことが仕事ですし、何か制作物に関わる時も、やっぱりメールだけではなく、直接リモートで話して 意見を交わしたほうが、相手に伝わりやすいと思っています。ある意味、接客をしていた時以上に「どうコミュニケーションするか」に重点を置いて働いています。今後、どのようなキャリアを描いていきたいですか。販売~PRと、一貫してコミュニケーションを軸にキャリアを築いてきたので、今後もそのスキルが生きるような仕事を続けていきたいです。ただ、PRの仕事は奥が深くて、5年続けても効率化できないこと、まだ知らないことがあったりもするので、今後もしばらくはこの仕事を続けて、PRという仕事の在り方を追求していきたいですね。職人気質がキャリアへの考え方にも現れていますね(笑)。『green label relaxing』のお洋服は訴求できる層が広くて、ビジネスシーン用にご利用の方はもちろん、親子でお買い物に来てくださる方もけっこう多いんです。ブランドの成長とともに、20代の頃にオフィスカジュアル服を購入されていた方が子育てを始めて、休日用のカジュアル服をパートナーやお子さんと一緒に買いに来てくれたり……。お客様と一緒に歳を重ね、愛し続けてもらうブランドでいるために、お客様や時代に合わせて変化しつつ、新規のお客様へ届く発信をしていきたいです。
2024年04月24日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「広がる妊娠・出産の選択肢」。受精卵凍結を行った俳優・タレントの奈津子さんが、産婦人科医の松本玲央奈先生と今後の妊娠・出産について考えます。選択肢を調べ、自ら“備えていくこと”が大事だと思います。左・奈津子さん、右・松本玲央奈さん――昨今は著名人が、自らの決断を公表するなど、「卵子凍結」という言葉の認知度が上がっているように感じます。先生のクリニックも、卵子凍結の相談に来られる人は増えているのでしょうか?松本玲央奈先生(以下、松本):相談に来る方は毎日いらっしゃって、増えていると思います。奈津子さんは「受精卵凍結」をされたんですよね?奈津子:はい。私はいま34歳で、3歳になる息子を育児中ですが、過去2度にわたり流産をしています。将来的には第二子も望んでいるので、今は仕事に邁進しつつ、数年後の妊娠・出産への不安要素を減らせたら…と思い、受精卵凍結を決めました。――「卵子凍結」と「受精卵凍結」はどう違うのでしょうか?松本:精子と受精させる前の卵子を凍結するのが「卵子凍結」。卵子に精子を受精させ、発育したもののみを凍結するのが「受精卵凍結」です。受精卵凍結のほうが妊娠率は高いので、奈津子さんのようにパートナーがいる方は受精卵凍結を選択する方が多いですね。――卵子凍結は認知が徐々に広がっている印象ですが、それ以外にも妊娠・出産を考える際に、私たちが知っておくといい新しい選択肢は他にもあるのでしょうか?松本:最近は「ERPeak検査」といって、着床しやすいタイミングを調べられる検査も登場しています。発育した受精卵を、子宮内膜が受け入れる時期というのは、人によって微妙に違う。この時期が分かると、その人が妊娠しやすいタイミングで受精卵を移植できるので、体外受精を複数回行ってダメだったという人も、授かる確率が上がるんです。不妊治療に取り組まれている方には、有益な検査だと思います。――ライフプランに合わせて、妊娠・出産の新しい選択肢は増えていますが、“壁”になってくるのはどのようなことでしょうか?松本:病院への“アクセス”“金銭”そして“機会”と、大きく「3つの壁」があります。なかでも難しいのが機会の壁で、予定調整の難しさや体への負担から治療を諦める人は少なくないです。奈津子:私もスケジュール調整は、かなり大変でした。排卵周期などに合わせて、診察時に病院から「明日来られますか?」と言われることもありますから。あと受精卵凍結は保険適用外なので、費用面も「壁」として感じましたね…。松本:まだまだ改善すべき点は多いですが、日本の卵子の採卵件数は世界トップレベルなんです。日本の病院は安全で管理もしっかりしていることから、海外から来られる方も増えているんですよ。――選択肢はますます広がっていきそうですね。この先、女性たちがもっと自分らしく妊娠・出産と向き合うために、おふたりが望むことが何かあれば教えてください。松本:“備えていくこと”が、大事だと思います。知識はあって困ることはないので、妊娠・出産を今後望むにしても望まないにしても“いつか”のために、どんな選択肢があるか知っておくだけで変わることはあると感じています。奈津子:選択肢を増やすことって、本当はワクワクすること。だからまずは怖がらずに、一度調べてみる。たくさんの選択肢を照らし合わせながら、自分に合ったライフプランを立ててほしいと思います。CHECK!What’s?注目キーワード卵子凍結・受精卵凍結「卵子凍結」は卵巣から卵子を採卵し、将来の妊娠に備えて凍結保存しておくこと。精子と受精する前の未受精卵を凍結するので、一般的にパートナーが決まっていない人が選択します。対して「受精卵凍結」は、精子と受精させ正常に細胞分裂が行われた受精卵を凍結保存。卵子や精子の単独保存より、妊娠の確率が高いとされています。ERPeak検査(子宮内膜胚受容期検査)子宮内膜には“着床の窓”といって、受精卵を受け入れる時期があります。人によって異なる、この受容期を調べることで、適切なタイミングで受精卵を移植でき、妊娠確率を高めることができます。検査では、薬で子宮内膜を厚くし生検を行うので、強い痛みを感じる人も。費用は保険適用外だが、先進医療として認められている。松本玲央奈さん松本レディースIVFクリニック理事長。聖マリアンナ医科大学卒業後、東京大学大学院医学研究科博士課程にて着床の研究に従事。最新の検査を取り入れ、不妊治療を行っている。奈津子さんドラマ『野ブタ。をプロデュース』以降、多くの作品に出演。SDN48卒業後に家電製品アドバイザーを取得し、現在は“家電女優”としても活動中。Instagramは@natsuko_kadenニット¥17,600デニムパンツ¥16,280(共にラブティクボンボン/パル TEL:03・6855・0801)ホライズンクロスネックレス¥5,100ピアス¥5,980バングル¥6,710(以上Ops.)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年4月3日号より。写真・中島慶子スタイリスト・前田奈美(奈津子さん)取材、文・山本奈緒子(by anan編集部)
2024年03月31日この漫画は書籍『わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった』(著者:らっさむ)の内容から一部を掲載しています(全13話)。 ■これまでのあらすじ限られた時間内に仕事を終わらすことができず、仕事を持ち帰っていた楓は、上司からそのことを指摘されてしまいます。以前と同じような働き方をしようと奮闘していた楓は、育児と仕事の両立に限界を感じ始めるのでした。そんなときに、同じ育休明けの宮脇と遭遇し、その悩みを吐露。共感してもらえると思っていたが「楓のような働き方を基準にされても困る」と言われてしまい…。楓が育休を早く切り上げたことによって、部署内で育休の延長がしづらい雰囲気になってしまったと、不満を言われたのでした。宮脇に言われた言葉にショックを受け、どうするのが良かったのか考える楓。すると突然頭痛に襲われ…、電車内で動けなくなってしまったのでした。楓がお迎えに現れないため、保育園は夫に電話。急いで娘を迎えに行った夫ですが、事前に連絡をしてこない楓の無責任さにイライラ。そしてようやく繋がった楓の電話からは男の声が…、突然のことに戸惑うのでした。次回に続く(全13話)「わたし、迷子のお母さん」連載は7時更新! 『わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった』 著者:らっさむ(KADOKAWA) 「わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった」はこちら 子育てや仕事がうまくいかなくても「いい母親でいなきゃ」いけない…。そんな呪いに囚われてしまった会社員の楓は、一人娘のいろはの登園渋りに頭を悩ませていました。起業したばかりの夫は家のことに無関心で、閉塞感漂う自分の境遇に希望が持てない楓の苦悩は限界に達していたのでした。
2024年03月19日取材・文:ねむみえり撮影:渡会春加編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部20代後半から30代になると、自分のこれからのキャリアをどうしていくか、現実的な悩みに直面する人も多いのではないでしょうか。ロイヤルカナン ジャポンに勤める獣医師の平瑛美さんは、キャリアについて「長期的に絶対にここを目指すという風にはあまり考えていない」と言います。2人の子どもを育てながら臨機応変に働く平さんのお話しを聞いていると、これから先のキャリアを考える自分の背中をポンと押して貰えた気持ちになりました。■製品に込められた情報を適切に伝達していく初めに、改めてロイヤルカナンという会社についてお聞きしたいです。ロイヤルカナンは、1968年に南フランスでジャン・カタリーという1人の獣医師が設立した会社です。以来、50年以上にわたって一貫して「Dog & Cat First」という理念のもと、栄養学に基づいたプレミアムペットフードと食事療法食を展開しています。「Dog & Cat First」というのは素晴らしい理念ですね。これはずっと変わらずに、私たちの会社の真髄にある言葉です。私たちはそれぞれの犬や猫のきめ細やかな栄養ニーズに対応したペットフードを開発し、彼らを食事を通じて真に健康な状態にしたいという思いがあります。これは、創立者のジャン・カタリーの思いでもあって、それが私たちの原点になっています。薬だけではなく食事の面から病気にアプローチするというのは、犬や猫の体に対して優しいような感じがします。今、平さんはどのようなお仕事を担当されているんですか?私はロイヤルカナンの日本支社、ロイヤルカナン ジャポンで、コーポレートアフェアーズという部門の中の、サイエンティフィックコミュニケーション&アカデミックアフェアーズというチームに所属しています。平たく言うと、学術部です。私たちの製品は全て栄養バランスを考えるところから設計されており、それぞれが違った特徴を持っています。その製品に込められているサイエンス的な情報を伝えたり、犬や猫についてレクチャーを行ったりするのが、獣医師でもある私の大切な仕事です。■大好きな食と動物に同時に関わりたい思いでペットフード会社へ以前は街の診療所で獣医師として働かれていたそうですね。大学を卒業してすぐの頃には、ペットのかかりつけとなるような動物病院に勤めていました。 大学付属の病院に比べてより飼い主さんとの距離が近い環境でしたね。そこから、ロイヤルカナン ジャポンさんに入るきっかけは?もともと食や栄養には興味があったんです。大学受験でどの学部に行こうかと考えた時に、小さい頃から好きだった動物と関わる方面か、自分が好きな食の方面か、どっちに行こうか迷ったぐらいなんです。なので、自分の最終的な仕事としては、食事を通じて好きな動物の健康に関わっていきたいという思いがあり、ペットフード会社というのは自分の中ではすごく自然な選択でした。お話を聞いていて、辿り着くべきところに辿り着かれた感じがします。ちなみに何年ぐらい前から、今のお仕事をされているんですか?今の部署に所属したのは2020年です。それまではカスタマーケアという、お客様からのお問い合わせに対応する部門に所属していました。そこで日々、お客様からのお問い合わせを受けていた中で、本当に多くの学びがありました。ペットオーナーのリアルな声に触れられたのは、今でも私が一生懸命仕事をしようと思う糧になっています。■目の前の課題に取り組むことで、自分の進む道が確立されていく今されているお仕事で、難しかったり苦労したりする部分はありますか?入社してくる社員たちはロイヤルカナンの理念に共感して入ってくるんですが、どうしたら彼らにより分かりやすく製品情報や犬や猫の知識を届けられるかは、いつも苦労しています。相手の目線に立てているかということは、 新入社員のトレーニングをする時でも、外のお客様に向かってセミナーする時でも悩みながら大切にしているポイントで、そこにはカスタマーケアでの経験が大きく役立っているなと感じます。しっかりと前のキャリアを活かして、今のお仕事をされているんですね。ありがとうございます。でも実は、当時この部署でこんな風に役立つということは、全く想像もしなかったです。キャリアというのは、後から振り返ると、頑張ってきたことがうまく線になってつながっているなと感じるので、長期的に絶対ここを目指すという風にはあまり考えていないんです。目の前にある課題に一生懸命取り組むことで、長い目で見た時に自分の進む道というのが確立されていくのかなと思っています。自分がこれから働いていく中で大切にしたい考え方だと思いました。平さんが働く上で大切にしている軸はありますか?私は子どもが2人いるんですが、母親や妻としての自分だけじゃなくて、働く自分というものも大切にしたいと思っています。子どもがいるということを、仕事の上で何かをやらない理由にはしないというのは、1つ軸としてあります。もちろん、子どもが小さい時は物理的に手がかかるので、できない仕事もあるんですが、それでも目の前に成長の種って落ちていると思うので、その時にできることを一生懸命やるというのは、自分の中でルールとして定めています。すごくすてきな軸ですね。でも20代の頃は、この先自分はどういうキャリアを築けるのか、子どもを産んで働き続けられるのか、みたいな部分はすごく不安がありました。育休が空けた時に1度フルタイムで職場に戻ったのですがその後、子どもが小学生にあがるタイミングで時短勤務に変えました。保育園に預けている時と違って延長保育がなく帰宅が早まったということもあり、そんな子どもの生活スタイルの変化に合わせて自分の働き方も変えたんです。昔の自分は、仕事時間を短縮することにネガティブな気持ちがあったんですけど、その時に初めて“そういうものだから”と受け入れることできました。それができたのは自分の中でもとてもいい経験だったと思います。読者世代も自分のキャリアに悩む年代でもあるので、そういう壁にぶち当たった時の柔軟な向き合い方はすごく良い視点になると思います。働くお母さんってみんな一生懸命じゃないですか。絶対それって後から活きてくるから、大丈夫だよって思うんです。多くの女性の背中を押してくれる大きな言葉だなと感じました。最後に、平さんの今後のビジョンについてお聞きしたいです。後悔はしたくないので、カスタマーケアで得た経験も含め、自分の目の前にあることを一生懸命取り組みながらも、将来的には日本のお客様の声を上手く製品開発につなげられるような仕事ができたらいいなとは思っています。これまでのキャリアを取り入れた目標なんですね。プライベートの方でも、こういう生活をできたらいいなみたいなものってありますか?2年前に保護犬を迎えたんですけれども、ちょうどその子との生活が落ち着いてきたので、もう1頭お迎えしたいなというのを思っています。この会社はペットフレンドリーオフィスと言って、自分の犬や猫を連れて一緒に出社ができるというスタイルなので、犬を2頭連れてオフィスで働いてみたいですね。ペットと一緒に出社ができるなんてすてきな会社ですね。ありがとうございました!
2024年02月22日恋の選択肢…「危険な男」と「イイ男」の見分け方パッと見カッコよくても、付き合ってみたら「危険な男」だった……なんて恋は繰り返したくないもの。そこで今回は「危険な男」or「イイ男」の違いを見極めるコツを紹介します。聞く力が違うなら…相手の意図や求めている意見を理解しようとしてくれる男性は、本物の「イイ男」かもしれません。聞く姿勢があるだけでなく、感情面でもフォローし、具体的な解決策に導いてくれるでしょう。長く付き合っていくなら、相手の様子を注意深く見極めておくことが重要です。ただの優柔不断じゃなく…一緒に楽しめるものに合わせてくれたり、気配りをしてくれる男性は魅力的です。しかし、ただ相手に合わせるだけの人は、自分自身に主張や芯がないかもしれません。自分の意見や選択を持っているかどうか、注意して見極めましょう。柔軟な心があるなら…過去の出来事に固執せず、スムーズに気持ちを切り替えられる男性は「イイ男」の特徴です。自分や相手のミスについて過度に言及しない姿勢を持っています。一方で、行動後に「もっとこうすれば」「ああすれば良かった」と後悔ばかり言う男性は要注意です。ポジティブな発想ができるなら…不安になるとネガティブになったり、弱音を吐いてしまう男性もいます。一方「でも素晴らしかったよ」「きっと大丈夫」とポジティブに捉えることができる男性は魅力的です。彼も不安なのかもしれませんが、困難な時こそ冷静さを失わない男性なのかもしれません。早めに見極めるのが大切「危険な男」か「イイ男」かを見分けるのは、関係が深まる前にある程度の判断ができます。告白前になってから「危険な男だ」と気付いても、揉め事が起こる可能性もありますので、冷静な判断を心掛けましょう。(愛カツ編集部)
2024年02月17日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部あなたは、自分のキャリアにどんな道を描いていますか?あまり先のことばかり考えても、上手くいかないのかもしれません。急にプライベートでライフステージが変わることもあるかもしれないし、その時に昇進が重なるかもしれない。「自分のキャリアには自分で責任を持つ。それが、アメリカン・エキスプレスのキャリアに対する考え方です。責任というと重たく聞こえるかもしれませんが、上司や会社と一丸になって、それぞれが自分のキャリアを考え抜く必要があるということです」そう語ってくれたのは、新卒でアメリカン・エキスプレスに入社し、コールセンターからキャリアをスタートさせた井出愛さん。彼女は会社の様々な制度を利用し、3年目で部署異動を決意。現在は社内の女性活躍推進組織の活動も参加し、日々の仕事に邁進しています。「でも、昔の自分は消極的でした」とも話してくれた井出さん。アメリカン・エキスプレスの文化に触れ、いい意味で「変われた」という彼女が選んだのは「仕事で関わる人々に喜ばれたい」という、キャリアの軸でした。■自身の希望で、3年目で部署を異動本日はどうぞ、よろしくお願いいたします!井出さんは新卒でアメリカン・エキスプレスに入社されて、とのことですね。そうなんです。もともと東京育ちで、昔アメリカン・エキスプレスのビルがあった地域に住んでいたので、私にとってはすごく身近な会社だったんです。地元でも有名でしたし、幼い頃から世界的な企業だということは知っていたので「あそこで働けたらかっこいいな」と思っていました。なんと。小さい頃から憧れの会社だったのですね!大学生の頃には雑誌の編集部でアルバイトもしていましたし、就職活動の時には興味のあったエンタメ・出版関係の会社も検討していたのですが……憧れの気持ちを忘れられないままに受けて、採用してもらいました(笑)!アメリカン・エキスプレスでは、どんなキャリアを築いてらっしゃるんですか?最初はコールセンターへ配属になり、アメックスカードの会員様に対して電話対応する業務に就きました。その後、部署異動して、現在は加盟店様に対してプロモーションを行う事業部に所属しています。コールセンターの業務には、どんな思い出がありますか?コールセンターと聞くと大変そうなイメージがある方も多いかもしれませんが、私はとても楽しく働いていました。アメリカン・エキスプレスのコールセンターは業界でも珍しく、全員が正社員で構成されていることもあり、電話越しながらも深いお付き合いをさせていただくことが多いんです。たとえばお客様からのお電話で、カードの利用枠についてご相談いただいた際も、枠をお伝えするだけではなく、その理由までお伺いするように心がけていました。もしもお客様が、海外旅行のためとおっしゃったら、海外保険のご説明の資料をお送りしたりもしていました。クレジットカードの案内を超えた接客をされるんですね。マニュアルに沿って決められた内容をご案内するのではなく、お客様の背景や環境を察しながら適切なご案内をするよう努めていたので、会話の柔軟性やアイデア力が身につきました。周辺の音や声の大きさまで聞き取って、どんなタイミングでお電話をかけてくださっているかまで読み取り、お客様にとって一番適切な対応ができるよう、心がけていました。想像するコールセンター業務より、かなり高度なことをされていたんですね。やりがいを感じられていた中ご異動されたのは、社内辞令だったんですか?実は、アメリカン・エキスプレスには社内辞令というものが存在しないんです。異動したい場合は、グローバルで展開されている社内向けのジョブポスティングのサイトを見て、応募したい部署のポジションが空いているかを確認します。そこで採用基準などを確認し、適性に合っていれば自発的に応募し、書類選考と数回の面談に合格すれば、部署を移ることができるんです。日系企業ではあまり聞かない制度ですね。アメリカン・エキスプレスには“Own My Career(オウン・マイ・キャリア)”という考えがあり、自分がキャリアの中で何を成し遂げたいか、どうなりたいかを考え、会社や上司はそれを支援することが、文化として根付いています。上司との1on1面談も多く、日頃から自分のキャリアについて考える癖がついています。異動したのは3年目ですが、社歴が浅いからといって異動できないということもありません。ただ、ポジションによって必要なスキルが違うので、足りないものがある時は、どうしたらそのスキルを養えるかも、上司と一緒に確認していくんです。■仕事の正解も、自身で選び抜くでは、井出さんも今後のキャリアを考えた上で、ご自身の希望で異動されたんですね。若いうちからすごいですね!とはいえ、私自身は10年先のキャリアを見据えて異動したというわけではないんです。きっかけは、コールセンターの業務の中で「アメックスって、高級店でしか使えないんでしょう」という問い合わせが多かったことです。実際にはそんなことはないのですが、世間に認知をされていないことを知りました。そこで、生活者への認知拡大に関わる業務に携わる、加盟店事業部へ異動しました。現在は、どのような業務を行っているのですか?アメリカン・エキスプレスは個人・法人のお客様にカードを発行するだけでなく、クレジットカードを扱う加盟店様も同時開拓しており、今は加盟店様に対するプロモーションを企画・実施するチームにおります。コールセンターにいた時は、いただいたお電話に対して応対をする日々でしたが、現在の部署では数字を追いかけながら、自分から進んで営業をかけていくような動きもするので、最初の部署とは真逆とも言える仕事をしています。キャリアに沿っての異動というよりも、前の業務の中で浮き彫りになった課題に貢献するために異動されたと思うのですが……実際、今までにないスキルを求められるのは大変ではないですか?そうですね、大変な部分もあったとは思います。もともと目立つのが好きな方ではなく、学生時代は交友関係も受け身でしたから「自分から動く」という当たり前のことが、元の自分にとっては簡単なことではありませんでした。ただ、学生時代からメモを取るのが癖でして。上司との会話の中で印象に残った言葉や、先輩社員がやっていて参考になると思った行動など、気に留めたことは全て、自分の言葉でメモするようにしているんです。そうすることで、自分になかった考え方を落とし込めるので、仕事が上手くいかない時はメモ帳を見直しています。とてもいい習慣ですね!……けれど、すごい人のすごいところを真似しようとするのって、ストレスになる時もないですか?これは会社に入ってから身についた考え方ですが、すごい先輩や上司がやっていたことだからといって、全てが正解だとは思いません。アメリカン・エキスプレスではフィードバックの文化も根付いていて、社歴の浅い社員が、上司に対してフィードバックをすることもあります。経験が多いからと、その人の言うことを全部鵜呑みにするのではなく、一度自分の中で咀嚼して、自分なりに腹落ちした部分を真似するようにしています!社内交流会や社内イベントも多く、チームの上司以外とキャリアに関して意見を交わす機会も頻繁にあり、色々な考え方があって、それぞれが自分の想いを大切にしていいという文化が、社内風土として根付いているんです。そ、そんな会社があるなんて……!めちゃめちゃ働きやすそうじゃないですか。社内の風通しは本当にいいと思います。私自身、上司に対してフィードバックすることもありますが、皆さんフィードバックに対して「気づきを教えてくれてありがとう」と言ってくれるんです。誰か1人の意見だけが正解と思わないのは、尊敬する先輩たちから教えてもらった、意見に対する感謝の姿勢のおかげですね。■消極的だった私に訪れた、ポジティブな変化。すべては、社内風土のおかげチーム以外の社員と会話する機会が多いと、自分の視野も広がりそうでいいですね。井出さんも、積極的に社内イベントに参加されているんですか?私は「WIN」という社内プログラムの運営を、有志でやらせてもらっています。WINはWomen’s Interest Networkの略で、女性の働き方推進を目的としているプログラムで、社内メンター制度のマッチングを行ったり、定期的にキャリアや性にまつわるセミナーなどを実施したりしています。最近では更年期や生理など女性の身体に関わるヘルスケア情報を、講師の方に教えていただくセミナーも実施しました。でも、通常の業務と兼任されているということですよね。お忙しくはないですか?私はもともとボランティア活動的なものには全く興味がなくて、目立つのも苦手だったので、ここに来るまでは挙手制のイベントの運営をすることなんて、一度もなかったんですよ(笑)。でも会社に入って、少し変われたんです。WINは「楽しそうだな」と思って自分から参加して、実際に活動するのもすごく面白くて、こうして続けられています。色々な部署の人と関わってみると気づきも多いですし、新しい視点で物事を考えられるようになったので、やってよかったなと思っています。社会人サークルに参加しているような気持ちですね。会社に入って変わることができた、その理由はなんだと思いますか?会社の文化や、社員のための制度に慣れていることが大きな理由だと思います。会社に入る前とは人との交流の仕方も変わりましたし、自分の意見をはっきり言えるようになりましたね。最後に、これから思い描く自身のキャリアについて教えていただけますか?私は明確なキャリアの道筋に向かって行動しているわけではないのですが、最初の部署での経験も踏まえて、私はカード会員様や加盟店様など、アメックスに関わる皆さんに喜んでいただくことを軸に、今後もキャリアを進めていくのではないかと思っています。また、例えば子育てと仕事でやりたいことのタイミングが重なったらどうしようとか、今後のライフステージの変化を考えると悩みは尽きないですが、今はどうなっても対応できる力をつけるために、毎日すべてに全力で向き合い、そして何よりも毎日楽しく働いています。アメリカン・エキスプレスは産休・育休の取得率・復帰率が非常に高く、周りの先輩たちにお話を聞く機会も多いので、心の支えになっています。ロールモデルが近くにいらっしゃるのは、とても心強いですね。そしてアメリカン・エキスプレスさん、女性にとってもすごく働きやすい会社だと思いました!貴重なお話をありがとうございました。
2024年02月13日「わたしなんてかわいくないから…」「あー…」男性が避ける女性の特徴男性にとって「モテなさそうな女性」は恋愛対象から外されてしまうケースもあります。今回は男性が避ける女性の特徴を紹介します。ネガティブ思考が強い恋愛する際に、過去の失敗体験からネガティブ思考に陥る女性もいるでしょう。「私にはできない」「うまくいく訳がない」などと感じてしまっていませんか?これらの感情を内面に留めているのか、口に出してしまうのかで評価が変わります。男性たちは、ネガティブ発言が多い女性とすごす時間には、楽しさを見いだせないだろうと感じます。なるべく、ポジティブな思考に切り替えてみるといい結果が待っているかもしれません。飲みすぎて終電を逃す彼と一緒にいる時間を延ばしたくて、あえて飲み会の帰りは終電を逃す、そんな経験はありますか?ですが、すべての男性が女性を「持ち帰りたい」と願うっているわけではありません。まだ恋人同士ではない異性と飲む場合「終電を逃す」女性に対して引いてしまう男性もいるのです。それぞれの距離感を大切にし、少しの期待感を残すくらいがベストかもしれません。感情のコントロールが難しい起伏の激しい女性は「モテない」イメージがつくことが多いよう。恋愛の話でつい顔色が変わってしまったり、お酒を飲んで突然泣いてしまったり。他人の機嫌を読むことは、予想以上にエネルギーを要します。自分で自分の機嫌をとれるように、コントロール方法を学ぶといいでしょう。元カレへの否定的な発言過去の恋愛に向き合うため、元カレの悪口を言う女性も、男性からの評価は低くなります。単に口が悪いだけではなく「自分も恋人になれば、同じように見られるのでは?」と考える男性もいます。過去は過去として捉え、誰も傷つけないような軽い話題として上手く話すとよいでしょう。なりたい女性像は…一方で「あの子はモテるらしい」と噂が立つと、その女性に対する意識が高まることがあります。自分がどんな女性像を目指しているのか、一度考えてみてはいかがでしょうか?(愛カツ編集部)
2024年02月12日ananフェムケア連載「Femcare File」。 今回のテーマは「妊活の新しい選択肢」です。妊活は女性にとって、精神的にも肉体的にも負担が大きいもの。その負担を軽減してくれる画期的な商品が新登場!気軽に使えるアイテムを妊活の新たな選択肢に。【ユニ・チャーム】ソフィ妊活タイミングをチェックできるおりものシート通常のおりものシートと同様に、ショーツに貼って過ごすだけで、簡単に妊活のタイミングをチェックできるおりものシート。排卵日を含む約6日前から、おりもの内に“妊活おしらせ物質”の分泌が増え、その物質を捉えてシートに内蔵されたテスターが反応し、判定サインに2本線で表示します。“妊活おしらせ物質”を検出しなかった場合も、おりものに反応すれば線が1本出るので、きちんとチェックできているか確認できる。CHECK!ソフィアプリを使えば、タイミングがわかりやすい!ソフィアプリに生理日を記録し、アプリを「妊娠希望モード」にしておくと、「妊活タイミングをチェックできるおりものシート」を使うタイミングをプッシュ通知でお知らせ。使用の結果も記録することができて便利!ドラッグストアやEC店舗などで販売。排卵日検査薬と異なり、薬剤師への相談なしで購入できる。店舗では、生理用品と同じコーナーで販売されているので手に取りやすく、気軽に使えるプライスも嬉しい。1箱5個入り¥605*編集部調べ(ユニ・チャームお客様相談センター TEL:0120・423・001)商品の魅力を深掘り!生理ケア用品ブランドとしておなじみの『ソフィ』から妊活に役立つ新商品が登場。「妊活タイミングをチェックできるおりものシート」は、通常のおりものシートと同じくショーツに貼りつけて一日過ごすだけで、妊活に適した時期がわかるという画期的なアイテムだ。開発に携わったユニ・チャーム グローバルフェミニンケアマーケティング本部 ジャパンブランドマネジメント部 ブランドマネージャーの中野美貴さんに話を伺った。「妊活では、卵子と精子が出合う確率を高めることが大切になりますが、そのタイミングを持つことさえ一苦労という現状をよく耳にします。また、排卵日を特定するために、多くの女性が生理日管理アプリを使用していますが、ホルモンバランスの乱れなどで予測された排卵日がズレてしまうことも…。基礎体温を測る方法もありますが、忙しい朝にじっと体温を測る余裕がない人も多いと思いますし、尿をかけて調べる排卵日検査薬は薬剤師のいる店舗でしか購入できず、金額も高いため、気軽に使いづらいという声が。このように、妊活は女性に負担が大きい。その負担を軽減し、女性が普段の生活を送りながら、妊活のタイミングを把握できるアイテムを目指して、開発が始まりました」研究を進めるうちに、排卵日の数日前から、おりものに含まれる“妊活おしらせ物質”の分泌が増えることを発見。「妊活タイミングをチェックできるおりものシート」は、その体の仕組みを利用。独自の技術により、おりものの中の“妊活お知らせ物質”を検出すると、判定サイン部分に2本線が現れ、妊活に適したタイミングであることを知らせてくれる。「開発には5年かかりました。特に大変だったのは、量や粘度に左右されずにおりものの中から“妊活お知らせ物質”を検出すること。おりものは粘度が高いので、テスター部分以外の場所にとどまってしまうと、うまく検出できません。そのため、独自の『おりものキャッチスルー構造』によって、テスター部分におりものが流れやすくなるよう工夫しました」このおりものシートを使い始める目安は、次の生理の開始19日前。生理管理アプリ「ソフィ」に生理日を記録しておくと、次回の生理日が予測されて、使う時期が把握しやすく便利。さらに、アプリを「妊娠希望モード」にすれば、このシートを使うタイミングを知らせるプッシュ通知も設定できる。「このシートを使った上で、より精度を高めたければ排卵日検査薬の併用をオススメしています。また、何度試しても“妊活お知らせ物質”検出のサインが出なければ、排卵やホルモンの状態を確かめるために婦人科に行くなど、自分の体と向き合うきっかけにもしていただきたいです。すでに妊活を始めている人はもちろん、今後妊活に取り組んでみたいと考えている人にも妊活の“第一歩”としてお役に立てたら嬉しいです」※『anan』2023年11月29日号より。取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年11月24日もう友達じゃ嫌!男友達を愛してしまったときの3つの選択肢あなたは男友だちに恋愛感情を抱いたことはありますか?男友だちの彼を好きになったとき、彼に素直に気持ちを伝えるべきか、今の関係性を大切に保つべきか、悩んでしまいますよね。そんなあなたのために、今回は男友だちを愛してしまったときの行動を3つ紹介します。[nextpage title="u7SːT0x0nXg"]まずは気持ちを整理するまずは、今の気持ちをシンプルに考えてみましょう。彼の隣に自分以外の女性がいて幸せそうな表情を浮かべている場合、あなたは何を感じますか?妬みからくる胸の痛みなら、その男性に対して恋愛的な感情を持ち始めている可能性が高いです。二人の関係を熟考する男友だちはありがたい存在で、尊敬できるパートナーです。男目線であなたの悩みを聞いてくれて、彼と一緒にいることで気分転換にもなります。そんな信じられる男友だちだからこそ、遅かれ早かれ彼を異性として意識しだすのも当然です。それでも、恋愛の気持ちを突然に告げられてしまうと、今の貴重な関係が壊れることもあります。だからこそ、慌てずに、じっくりと考えてみましょう。[nextpage title="0W0K0W0y0_0a0o00000k0j00_0D"]二人がカップルになるどうしても彼を意識するなら、友達でい続けることは難しいかもしれません。そこで、彼が同じ気持ちだということになれば、二人は自然と最高のカップルになることでしょう。しかし、フラれた場合、恐らく元の関係に戻ることは難しいと思います。対処法として、感情が渦巻き始めたときに、徐々に異性の魅力をアピールし、互いに自覚させることを試みるといいでしょう。「私に彼氏ができたらどう思う?」「あなたに彼女ができたらわたしたちどうなる?」といった問いかけで、彼がどう反応するかを見るのも、有効な方法となるでしょう。あなたはどうしますか?男友だちに恋をする場合、おおまかに3つのパターンが考えられます。一つ目は、気持ちを言えないまま、男友だちが他の女性とカップルになり、後悔するパターン。二つ目は、結局付き合えても、友だちのままでいればよかったと思うパターン。そして、最後に、ずっと気が合うカップルであり続けるパターン。これには正解はないので、あなたが正しいと思う自分の道を選んでください。相手の心情も探りつつ、互いの距離を縮められるよう、一つ一つ丁寧に進めていきましょう。(愛カツ編集部)
2023年11月21日取材・文:ameri撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部仕事もプライベートも楽しみたい。それを叶えて体現しているのが、ソニー銀行でカスタマーサポート企画部とローン営業部を兼務している関根百代さん。兼務というと、忙しくてプライベートの時間が減ってしまいそうというイメージがありますが、趣味は旅行で、仕事とプライベートのオンオフははっきりさせているという関根さん。新しいことに飛び込み“探検”し続ける関根さんの働き方を伺ってきました。■インスピレーションを信じてソニー銀行に入社本日はどうぞよろしくお願いします!関根さんは2013年に入社されたとのことですが、新卒で入社されたんですか?はい。新卒で入社し、最初に配属された先でカスタマーセンターでの顧客対応業務を担当していました。そもそも、ソニー銀行にはなぜ入社しようと思われたのでしょう?就職活動ではあまり業界を絞っていなかったので、いろいろな企業を見ていたのですが、インターネットやニュースで「ソニー銀行、顧客満足度1位」というのを目にしまして。当時はインターネット銀行について何も知らなかったので「何だろうこの銀行?」と興味が湧き、説明会に行ったことがきっかけでした。その時に「社員やお客さまを大切にしている会社だな」と感じ、会社として大切にしている方向とインターネットから入ってきた情報が一致したんですよね。ここであれば肩肘張らず、自分らしく働けるかなと思って、入社を決めました。第一印象でのインスピレーションが大きかったです。大学で金融などを学ばれていたんですか?いえ、大学時代は経営学部で、戦略論を勉強していました。全然違う業界だったのですが、ビビッと来たんですよね。■顧客対応業務をベースに2つの部署を兼任入社から現在まではどういうお仕事を……?最初は実際に顧客対応を電話やメール、チャットで行う部署から始まり、研修チームに異動したので、これまでに自分が教わってきたことを還元しました。その後、相談窓口の資産運用相談業務の立ち上げに関わり、リリース後はアドバイザーとして資産運用・住宅ローンのコンサルティングの役割を担いました。そして、現在はコンサルティング業務の企画・推進やオンラインセミナーや動画などを活用した情報発信を行う業務などを行っています。入社してからずっとカスタマーサポートのお仕事がベースにあるんですね。顧客対応がベースでありつつ、2023年からはローン営業部タイアップ企画課も兼任となり、他企業さんとの提携事業を推進する仕事にも携わるようになりました。二つの部署を兼任されているということで、働き方の比率はどのような形なのでしょう?数字的には、カスタマーサポート企画部が6割、ローン営業部が4割ですが、時期で業務量が変わるので、それに合わせてフレキシブルにペース配分を変えています。ローン営業部の兼任は、自分からチャレンジしたい気持ちがあったのでしょうか?私、部署異動の際に、自分から「ここへ行きたい」と発信したことがあまりなくて。ただ、「やり切ったな」と感じたタイミングで異動の話は巡ってくるものなのだなと感じています。ちょうど「他のこともやってみたいな」というタイミングでふと話が来るので、そんなペースで10年ほど、いろんな部署でいろんな経験をさせてもらっています。どちらの部署のことも分かっているのは強いですよね。そうですね。それはとてもありがたいです。一つの部署にいただけでは分からなかったことも「そういえばあっちの部署でこんなこと言ってたな」と気づくことができるので、こういう環境もいいなとポジティブに捉えられています。■兼務になり自分の気持ちにも変化が兼務されている中で、働く上で大切にしていることはありますか?初めに兼務のことを聞いた時は、それぞれの部署での業務量の兼ね合いなどいろいろなことを考えていたのですが、計画をきっちり立てていても、結局のところ突発的な案件や依頼は来るので、兼ね合いを先に決めても仕方ないと思ったんですよね。週ごとの大体の仕事は把握しつつ、「突発的なものは来る」と思ってゆったり構えていようかなと。兼務が決まった当初とは意識が変わってきたように思います。兼務になって心構えが変わった感じですか?そうですね。昔は、あらかじめきっちり決めて期日までに突き進んでいきたい性格でしたが、兼務してから「そうはいかないな」と思うようになりましたね。目標を決めて突っ走るのも気持ち良かったですが、いろいろフレキシブルに幅広く経験して吸収していくのもいいなと思えるようになりました。■プライベートとのオンオフはきっちり。怖いことも“なんとかなる”精神でチャレンジ周りで働く方たちの雰囲気はどうですか?基本的にみなさん優しくて親切だなと感じています。ただ“親切”という言葉で語りたくないくらい、その“親切”を表現する形がそれぞれ違うので、「あっ、この人、ここが優しいな」と相手の親切なポイントを発見するのも楽しいです(笑)。職場の好きなところはどこですか?自由と責任のバランスが好きです。経験を重ねることで徐々に自由度が高まってきていて、その分責任もついてきますが、そのバランスがいいなと思っています。現在のワークライフバランスはどれくらいだと感じていますか?極端な人間なので、仕事をする時はガッと仕事をするのですが、「今日予定あるから帰ろう」とサッと帰る日もあり……。あとは、遊ぶために一気に働き、ガッツリお休みを取って旅行へ行ったりするので、比率は難しいですが、仕事とプライベートのオンオフはきっちりしていると思います。プライベートをしっかり大切にしているんですね。会社の外に出て、駅までの10分を歩いている間にスイッチがオフになります。少し元気な時は、もう少し先の駅まで歩くこともありますね。休日や仕事後は何をして過ごすことが多いですか?休日は、隙あらばどこかへ行っています。前の連休は、ロサンゼルスに行って来ました!新しい部署への異動も、プライベートでの旅行も、いろいろなところに飛び込むのがお上手ですよね!性格的には最初は躊躇しなくもないのですが、大体“行けば都”と感じられる精神があるかもしれないです。旅行はそもそも躊躇なく楽しめていますが(笑)。関根さんにとって怖いものってないんですか?もちろんあります!怖いことも、嫌だなと感じることもありますが、「なんとかなるかな」と思って過ごしています。ご自身のキャリアを「○○キャリ」と当てはめるとしたら、何だと思いますか?この取材を受ける前に後輩に聞いてみたのですが、「“探検キャリ”ですね」と言われました。「確かに!」と思ったので、それを採用させてもらいます!最後に、今後の展望を教えてください。やり切ったタイミングでいつも新たな仕事を経験させてもらえているので、自分が納得いくまでやり切る精神は今後も大切にしたいなと思っています。それに加え、これまで顧客対応部門の仕事をベースに、現在は商品サービスのキャンペーンの仕事もしている中で、もちろん今もしっかり連携は取れていますが、より最適な形でお客さまに届けられる仕組みを作りたいと考えています。良い商品・サービスの企画は大事ですが、同じくらいその届け方も重要だと思っているので、自分の経験を生かしながら、お客さまに心地よく使ってもらえるような体制作りに貢献していきたいです。
2023年10月25日取材・文:ameri撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部キャリアも、結婚・出産も諦めたくない。でも、上手に両立することはできるのだろうか、と悩む女性は少なくないはず。そのどちらも諦めず、結婚と出産を経験し、マーケとしてのキャリアを順調に歩んでいるのが、森永乳業のマーケティング統括部ヨーグルト・デザート事業マーケティング部でパルテノブランドを担当する大森茜子さん。ただ、彼女も新卒で森永乳業に入社した当初とは、働き方も仕事との向き合い方も変わったといいます。どちらも大切にしているからこそ、どちらも疎かにはしない。こだわりの働き方を伺ってきました。■最初のキャリアは営業から。マーケへ異動し「ギリシャヨーグルト パルテノ」ブランドを担当本日はどうぞよろしくお願いします!大森さんは2008年に森永乳業に入社されたと伺いましたが、新卒入社ですか?はい、そうなんです。入社当時はまず東京にある支社の営業に配属され、丸々3年間、量販店やコンビニの営業を担当していました。キャリアの最初は営業だったんですね。そこから本社に?そうですね。2011年に本社の商品開発を行うマーケティング部署に異動してきました。そこからは、2015年と2019年に二度出産をしているので、出たり入ったりの期間はあったものの、ずっとチーズの事業部でマーケティングに携わり、2023年6月から新たにヨーグルト・デザート事業でパルテノブランドを担当することになりました。元々マーケティングに携わりたいという気持ちがあったんですか?そこまで「絶対に商品開発をやりたい!」と思っていたわけではなかったのですが、メーカーに入ったのでぼんやりと「いつかはやれたらいいな」とは思っていました。営業とマーケティングを経験されて、どちらが自分に合っていると感じていますか?そこに関しては、マーケを経験することできてよかったなと思っています!自分が携わった商品やプロモーションが世に出て、多くの人の生活の一部になっていくのは純粋にすごいことだと思いますし、そこにやりがいも感じています。森永乳業にはどうして入社を?赤ちゃんからお年寄りまで愛される商品をたくさん持っている会社だなと。自然と会社の商品に触れて生きてきたなということは何となく入社前から思っていて。特定の人だけではなく、幅広い方に手に取ってもらい、食べてもらい、幸せになってもらえる商品がたくさんあるところが魅力で、そこに自分も携わりたいと思ったからですね。そして、実家が日本料理屋をやっていて、ずっと食べ物に関わる生活をしていたこともあり、食分野に進みたいという気持ちがあり……。さらに祖父が畜産系の獣医で、幼少期から牛舎に連れて行ってもらっていたので、いくつか選考が進む中で、食の分野・商品が好き・祖父のルーツというところがマッチしていた森永乳業に決めました。■配属後に猛勉強。現在は自宅の冷蔵庫にヨーグルトを複数種常備して勉強もマーケティングは、具体的にはどんなお仕事をしているのでしょう?今は、私ともう一人の先輩とのチームで、パルテノという商品を担当しています。新しい商品を作る際にまず「どういう商品を作ろうか」というところから考え、研究所や生産関連や工場、調達の部門など、さまざまな方と関わりながら商品を作っています。いろいろな方とコミュニケーションを取るお仕事なのですね!そうですね。営業時代は私と得意先との関係がメインで、入社してすぐの一担当者としてはそれほど社内の関係者は多くない環境で毎日働いていたので、マーケに異動してきた当初は、関係者の多さにびっくりした覚えがあります(笑)。そもそも、大学でもマーケティングの勉強をしていたのですか?いえ、英文科出身なので全く。なので、配属後に猛勉強しました。また、製造工程も覚えることが多く、研究所の方が話したことをひたすらノートに書き出し、先輩を捕まえて「この言葉の意味を全部教えてください」と聞いて覚えていましたね。大企業は3年ほどで部署を異動されるイメージがあるのですが、2011年から2023年までと、かなり長い期間同じ事業部でお仕事をされてきたのですね。そうなんです。途中産休育休を取得しているので正味10年弱くらいですが、長い方だと思います。それだけ長くいたら、愛着が湧きますよね。仕事なので、感情を入れずにやっていたつもりだったのですが、いざ異動と分かった時には、勤務中に号泣してしまいました(笑)。染み付いているものはあったのかなと思います。ただ、チーズのマーケティングを担当していた時には、自宅の冷蔵庫の一角にいろいろなメーカーのチーズを15種類くらい入れていたのですが、今はそれがヨーグルトに変わりました(笑)。他社のものも含めて今は6種類くらい入っていたと思います。■仕事のモットーは「素早く丁寧に」お仕事をする時に大切にしていることはありますか?「素早く丁寧に」ということを大切にしています。それは入社してからずっとですか?いえ、大きな転機は出産したことですね。営業時代は、今振り返れば良くないのですが、毎日遅い時間まで長く働いていたんです。だからといって元々ダラダラと仕事をしていたわけでもなかったのですが、出産によってどうしても物理的な制約ができ、9時から17時までにできることをやらなければいけなくなった時に、もっとギュッと凝縮しなければいけないと思ったんですよね。効率的にお仕事をするために具体的にしていることはありますか?やるべきことを全部見える化して、タスクを目に見えて分かるように管理しているのと、なるべく先取りするように意識しています。もちろん自転車操業のようになってしまうこともあるのですが……。■大切にしているのは“柔軟さ”在宅と出社の割合はどれくらいなのでしょう?半々くらいです。割合はある程度個人の裁量に任せてもらっているので、会社での作業の方が集中できるという人はほとんど出社していますし、私のように大体50%くらいの出社率の人もいます。今はワークライフバランスとしてはどのくらいだと感じていますか?1日のうち占めている時間は仕事の方が多いと思いますが、心理的にはバランスが取れているように感じています。平日の仕事以外の時間や土日も、子どものことで終わってしまうので、自分の時間はあまりないですが……。出産前は韓国オタクだったので、よく友達や妹と新大久保へ繰り出していましたが、今はその情熱を捧げる相手が子どもに移った感じですかね。仕事やプライベートを大切にする中で、大事にしている軸があれば教えてください!「柔軟にやりたいな」と常に思っています。予期せぬ出来事が日々起こるので、そこにフレキシブルに対応できるように、あまりガチガチにならないようにしようかなと。私、そもそもすごく完璧主義なんですよ。なので、全部きっちりしたいという思いがいまだにあるのですが、仕事も子育てもイレギュラーが起きるので、そこを和らげなくてはキツいなと思いまして。手順もあらかじめ決めたいタイプなのですが、それが崩された時にも一気に崩れてしまわないように、「じゃあこれは次の日に組み替えよう」と対応できるようにしています。ご自身のキャリアを「○○キャリ」と当てはめるとしたら、何だと思いますか?今の自分にとっては仕事も育児もどちらも大切な動力なので、異種の組み合わせということで「ハイブリッドキャリ」かな。最後に、今後はどういう働き方をしていきたいかを教えてください。子どもを産んだ時には2つのパターンに分かれると思います。ひとつが「早く復帰したい」と思うパターン、そしてもうひとつが「子どもと一緒にいることが楽しくて復帰したくない」というパターン。私はどちらかというと前者で、実際に復帰してよかったと思っているので、このままずっと仕事は何かしらの形で続けていきたいなと思っています。そして段々と自分の領域を増やしていき、ゆくゆくはマーケティング以外の仕事にもチャレンジできたらいいですね。興味がある分野はあるのですか?弊社が海外事業にも力を入れているので、そこに興味を持っています。これまで営業やマーケで培ってきた経験や、大学時代に学んでいた英語をより本格的に使って仕事ができたらいいな、という気持ちはずっとぼんやりとあったので、今すぐとは思っていませんが、もし次にチャレンジできるなら、と考えています!
2023年09月08日取材・文:瑞姫撮影:稲垣佑季編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部日々生活する上で、健康な身体は何よりの資本。年齢を重ねるにつれて、これまで以上に健康に気を使い、食生活などを意識することが多くなったという方もいるのではないのでしょうか?元サッカー選手・鈴木啓太さんが代表を務めるヘルスケア事業の会社、AuB株式会社の広報を務める上田麻実さんはまさに、健康を第一に考えることをプライベートでも仕事でも大切にしている一人です。元々は臨床検査技師の資格を取得し、新薬開発のための治験に携わるような会社におよそ6年半勤務していたという上田さんですが、さまざまな縁が重なって現在の仕事に行き着きます。THE 理系のような研究職から、未経験だったという広報へのキャリアチェンジには、一体どんな経緯があったのか?そして、全く違うように思える二つの職種に通ずるものとは?詳しく聞いていくと、奇跡のような縁が紡いだストーリーがありました。■点と点がすべて繋がった。「ここしかない!」と思えた今の仕事上田さん、本日はよろしくお願いいたします!まずは簡単にこれまでの経歴を教えてください。大学卒業後、新薬開発のための治験に携わるヘルスケア事業の会社に勤務した後に語学留学を経験し、そこから再び同じ仕事に戻ったものの、現在のAuB株式会社に入社しました。AuB株式会社はアスリートの腸内細菌の研究成果をベースに、一般のお客さまに向けたフードテック事業、サプリメントなどの栄養補助食品の販売を行う会社です。現在は、「どうやったら商品やサービスが世に認知されるか」を意識しながら部門長としてPRに注力し、さらにアスリートの方のサポートも行っています。AuB株式会社を選んだ理由を教えてください。昔からの夢と、ヘルスケア業界で働いていた経験を生かせる場所が、ここにはあるんじゃないかなと思ったところが一番大きいです。私は埼玉県の浦和出身で、小さい頃から両親が熱烈な浦和レッズのサポーターだったんです。土曜日は学校が終わると両親が迎えにきてくれて試合を見にいくというのが日課だったので、日常生活の中で当たり前のように「スポーツ」「サッカー」「浦和レッズ」というキーワードが入っていて……。それで、何となく将来の夢を考え始める高校生ぐらいのタイミングで、最初はスポーツに関わる仕事がしたいなと思ったのですが、そのとき私が調べられた範囲ではトレーナーやドクターというような職種しか見当たらなかったんですね。たしかに、私もパッと思いつくスポーツ関連の職種だとその二つでした。けれど、当時の私はそれにはあんまりピンと来なかったので、次にやりたいことを考えました。医療系のドラマを見るのもすごく好きだったので、じゃあ医療の分野に行こうと思って選択したのが臨床検査技師という資格でした。それで大学も選択しました。そこからどういった経緯でAuB株式会社に?ヘルスケア業界で働いて数年経った頃にはそのスポーツに関わるっていう夢は忘れていたんですけど、ある時うちの代表の鈴木が引退記者会見で「アスリートの腸内細菌を研究するベンチャー企業立ち上げます」と言っていたのを見たんです。それを聞いたときに「今までやりたかったアスリートに関わる仕事と、自分が経験してきたヘルスケアの仕事、両方ができる場所はここしかないんじゃないか!」と思い、代表の鈴木にInstagramでDMを送ったのがきっかけです。点と点が一気に繋がった感じがありますね。でも、すぐに連絡が帰ってきたわけではなかったんです。当時Instagramが流行り始めたばかりの頃だったので、鈴木はDMの見方を知らなくて……(笑)。ただ、その1カ月後ぐらいにたまたま私の前職の会社の社長を通じて、鈴木と会食をする機会がたまたまセッティングされて、そこで「実はこういうメッセージを送ったんです」「帰ったら見てください」とコンタクトを取ることができました。今思い返しても、最初に勇気を出してDMを送っておいて良かったなと思います。■社員一号として入社、未経験だった広報職に就いたきっかけは?これまでの研究職から、広報という職種になぜキャリアチェンジしたのでしょう?実は最初から私がPRをやりたくて入ったわけではないんです。そもそもアスリートのもとに行って便検体を集めなきゃいけない時期だったので、アスリートのところへ行って「便ください」とお願いしたり、研究費を稼ぐために企業さんのもとに行って受託研究を取ってくる、みたいな営業のような仕事をしてみたり……。社員第一号だったので、本当にいろいろな仕事をしました。スタートアップならではですね。そうですね。そうこうしているうちに、徐々にいろいろと専門的なメンバーが入ってくる中で、役割として今のPRの仕事を与えられたっていう形なので、どちらかというと自分で選択したというよりは、自然とこの広報のポジションに就いたっていうところです。長年やられていた研究職から離れることに抵抗はありませんでしたか?どちらかというと、今この会社に求められていることや、この会社で実現したいことの方が気持ち的には強かったので抵抗は無かったですし、今まで頑張ってきたことが生かせていないと思ったことはありません。ヘルスケアには携われていますし、完全に離れているわけではないので。実際働いてみていかがですか?どういう雰囲気の会社でしょうか。一言で言うと健康オタク的な人が集まるところですね。それこそみなさん仕事上で「今日どんなうんちでた?」なんて会話を絶対にしないと思うんですけど、割と日常的に「なんか今日こんなうんちが出たんだけど、それって何でだと思う?」みたいな話をします。ランチタイムにコンビニにいくときも「これ食物繊維量これだけ入ってるよ!」とか、「組み合わせはどれがいい?」「何する?」みたいな、マニアックな話をしょっちゅうする、少し変わった人が多いですね。入ってからより一層健康を意識するようになるんでしょうか。上田さんも元からそうでしたか?今の会社に入ってかなり加速したと思います。さすがに自分の便の状況を人に伝えることはこれまでありませんでした(笑)。でも、みんな健康を意識しているからか、体調を崩して休む人はそんなにいないような気がします。さすがです。健康第一ですよね。あとは、健康に良いとされているものを試すことが趣味のようになってきました。楽しみながら毎日の体調管理ができています。毎日の食事にも気をつけて、職場の人が教えてくれた食べ合わせを意識してみたりするのが楽しいです。■健康は全てのライフステージの基盤健康を意識することが仕事であり、プライベートにもつながっているってすてきです。元々、仕事を仕事として捉えていないというのはありますね。入社した経緯が「プライベートで自分が好きだったアスリートのサポートがしたい」だったこともあるんですけど、入社して8年もいれば、結婚して家族ができたり、子どもを授かったり、自分のライフステージがどんどん変わっていくと、思うことも感じることもどんどん変わります。けれど、健康って赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで誰もが絶対に大切なことじゃないですか。たしかに!どのライフステージにおいても変わらない大事な基盤ですよね。なので、今自分がいるライフステージによって「何かもっとこういうサービスがあったら良いな」とか、「こういうふうに伝えたら、届けたい人に届けられるんじゃないかな」と日々感じることがすごく多いです。普段から仕事とプライベートを分けず、日々の生活の中でも「これ、AuBにとって良いかもしれないな」ということは、会社に戻ってからフィードバックしますし、仕事で得た健康情報があれば家に持ち帰る……みたいな感じです。わりと私の中で、仕事とプライベートの切り分けはないのかなと思います。すてきです。今後こうなりたいというような展望はありますか?現在妊娠中でまた新しいライフステージがやってくるので、その経験もAuBに還元できたら良いなと思っています。2月に子ども向けのブランドを新しく立ち上げたんですが、同じぐらいの世代の親御さんに向けていろいろな情報発信することが増えていく中で、もっと妊娠中の自分や、生まれた直後の赤ちゃんに対するサービスや情報の提供など、やれることがあるんじゃないかなっていうのは思っていて……。でも、やっぱり実際に自分が母になることでしか分からない気持ちもあると思うので、まずは自分で体験したことを会社に持ち帰って、商品やサービスに生かせるように考えたいというのが産休後の目標です!
2023年08月26日取材・文:ミクニシオリ撮影:三浦晃一編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部帰国子女って、なんだかうらやましい響き。日本以外の環境で育った人々は、やっぱりキャリアの築き方も私たちとは違うのでしょうか。「人によると思いますけど、全然そんなことないですよ!」と、明るい笑顔で語ってくれたのは、ハワイで育ったシマブクロ理歩さん。両親の仕事の都合により海外で育ったものの、日本での暮らしに憧れて、進学先に日本の大学を選択。そんな彼女が就職先に選んだのは、顧客や従業員の「エクスペリエンス(体験)」を管理するITツールを、国内外1万8000社以上に提供する『クアルトリクス合同会社』でした。日本に上陸したばかりの外資系企業で初の新卒社員として入社後、若手リーダーとして活躍しているシマブクロさん。ユニークな経歴を活かして入社した会社で彼女が追求したのは「若いうちから何かを成し遂げること」でした。就活時点ではやりたいことが見つからなかったという彼女が、仕事を通して見つけた「自分らしいキャリア」の築き方とは?■自分から手を挙げて「日本法人で一人きり」の業務に従事新卒からクアルトリクスに入社されたとのことですが、就活時にはどのような軸をもっていたのでしょうか。私の就活の軸は「若いうちから何かを成し遂げることができる会社に入社すること」でした。というのも、その時の私には、本気で取り組みたいと思える領域がまだ見つかっていなかったんです。熱意が足りず、就活は一時難航してしまいましたが、その時「やりたいことが見つかっていないからこそ、チャレンジをさせてくれる企業に入りたい」と考えました。やりたいことが見つかっていないからこそ、チャレンジしたい。ポジティブで良いですね!そこからクアルトリクスにどんな魅力を感じて入社を決意したのでしょうか?クアルトリクスとの出会いは、その時登録していた人材マッチングサービスでした。海外で認められているサービスをこれから日本で広めていくというタイミングだったことや、裁量権の幅広さなどに惹かれて、入社を決意しました。これまで関わった業務についても詳しく教えてください。入社から1年半はプロダクトスペシャリストとして、お客さまに提供している製品の技術サポートを主の業務としていました。クアルトリクスに入社する多くの海外の新卒社員はまずプロダクトスペシャリストを経験し、約1年半後に興味のある部署に異動するプログラムになっています。そこで私が選んだのが、カスタマーサクセスという職種でした。プロダクトスペシャリストの時は、お客さまからのお問い合わせに一件ずつ対応していたのですが、似たようなお問い合わせが多いことに課題を感じていたんです。そこで、カスタマーサクセスとして、日本語版の製品トレーニングサービスの業務に携わりたいと考え、実際に私が中心となって、コンテンツを完成させました。というのも、この業務を主にしているのが、日本法人では私だけなんです。すでに、就活時に掲げていた「若いうちから成果を得る」という目標を達成されたんですね。年次から考えると、かなり成長が早いのではないかと思います。一人きりで業務に当たることに、不安はありませんか?主で業務に当たっているのは私だけなのですが、アメリカ本社など、海外には私と同じ職種で、似た業務をこなしているメンバーがいるので、世界のメンバーとやり取りをしながら仕事を進めています。日本法人内でも相談に乗ってくれるメンバーがいるので、分からないことは周りに確認しています。もともと、人に相談するのがあまり得意ではなかったのですが、仕事をし始めてからは助けを求めないとむしろ失敗すると考えるようになりました。けれど、プロジェクトの舵を握っているのは私なので、一つの案件が無事着地した時のうれしさは大きいですね。■成果を得て感じた、働く喜び実際、キャリアの中で「チャレンジした経験」と「成果」を得てみて、人生や価値観に変化はありましたか?幼い頃から過去に残した成績と比較してしまう癖があったのですが、仕事を始めてからは「今の自分が好き」と思えるようになりました。社内外に対し、トレーニングイベントの告知やニュースレターを送ることもあるのですが、お客様や社内のメンバーに「助かりました」と言ってもらえる時が、最も仕事のやりがいを感じる瞬間です。自分が発案し、行動したことで、誰かに感謝されるのはうれしいものですね。仕事で成功されているからか、シマブクロさんには年齢と不釣り合いなほどの落ち着きを感じます……。なぜ、そこまで成長できたと思いますか?会社で関わるメンバーたちの人格がすばらしいからかもしれません。私の業務では「何が分からないのかが分からない」「分からないことを誰に聞けばいいか分からない」というトラブルもよく発生するのですが、関わるメンバーたちが全員、親切なんです。分からないことが出てきたら、誰かのデスクに行って質問をするのですが、作業を止められて嫌な顔をする人はいません。「そのことなら、あの人が詳しいと思うよ」と別の人を紹介してくれることもありますし、私とは全く違う案件にあたっているメンバーでも、時間をかけて情報を共有してくれることもあります。メンバーたちは会社の成長という同じ目標を共有しているので、メンバーや事業の成長に繋がることであれば、業務をまたいでも深く交流してくれます。では、部署が全く違う人と関わる機会も多いんですね。そうですね。所属するチームが無い分、逆にほとんどのメンバーと話したことがあるのではないかと思います。それぞれ専門分野の違う方たちなので、話もとても参考になります。だからこそ視野も広がって、成長スピードがより早くなったのかもしれません。■「成し遂げた」経験から見えた、自分らしいキャリアの軸自身の成長に前のめりで、とてもかっこいいなと思ったのですが……その分、お忙しくはないですか?アメリカなど、時差がある国とのミーティングが入っている日は、夜帯に仕事をする日もあります。けれど、自分で予定を調整できるので遅くまで働いた次の日は遅めに出勤していますよ。人と交流するのが好きなので、休日はよく友人と食事に行きますし、1人でジムに行ったりもしています。休日はメッセージアプリも見ないようにしていますし、ワークライフバランスも6:4くらいで無理なく楽しめていますね。仕事もプライベートも充実していてすてきです。将来、海外で働くことも視野に入れているんですか?日本にいても世界のメンバーと交流していますし、特にどうしても海外が良いとは思っていません。日本で働くことを考えたのも、育ったハワイの物価が高すぎて、そこで自分がずっと生活し続けていく想像がつかなかったことも一つの理由なので……。安全で食事のおいしい日本はとても良い国ですし、運命的な出会いがなければ日本に住み続けると思います。今後も日本で働き続ける中で、社会人としてどんなキャリアを築いていきたいですか?これは社会人になってから見つかった軸なのですが、新しいものを生み出せることを続けていきたいと思っています。会社に入って初めて成し遂げたことは、プロダクトスペシャリストの時に、私が中心となって東南アジア言語でのサポートページを作ったことでした。ページが完成した時は本当にうれしくて、自身の成長だけではなく、自身が頭の中で構想していたことが形になる喜びも感じました。今後も、自身が舵を取りながら成長を楽しめる仕事、そして生み出す喜びを感じる仕事を続けていきたいですね。
2023年08月15日取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部撮影:大嶋千尋趣味と仕事の両立。みんなが憧れる言葉ではありますが、一体どれくらいの人が両立できているのでしょうか。ましてや、プロジェクトリーダーなどの役職についてしまった日には、仕事を優先するしかない……なんて思う人もいるかもしれません。日本最大級のインターネットサービスを展開するヤフー株式会社に勤める伊藤静那さんは、PayPayフリマ企画部のLaboリーダー。29歳で12人の部下を持ち、肩書きだけを見るとかなりのハードワーカーのように見える彼女は、地方に遠征をしてライブに参加するほどの「推し活女子」だったのです。「タイムマネジメントはあまり得意じゃないんですが……」と語りつつも、どんなに忙しくても推しのために時間をつくっている伊藤さんに、仕事と趣味を両立する秘訣を教えてもらいました。■入社理由は「より大規模な事業に携わってみたかったから」伊藤さんは2019年にヤフーに入社されたそうですが、これまでの経歴を教えてください。2017年に新卒で、iOSのエンジニアとしてWEB系の企業に入社し、アプリ機能の検討や開発業務に携わっていました。その後、担当していたアプリがリリースされたタイミングで、社内異動の打診をされたのですが、異動はせずにヤフーに転職することを決めました。前職と同じiOSエンジニアとして入社。当時リリース前だった「PayPayフリマ」の部署に配属となり、現在に至ります。エンジニア入社ということは、大学でもプログラミングなどを学ばれていたのでしょうか?大学では数学を専門に学んでおり、入学当初は数学の先生になりたいと思っていたんです。ただ所属していた学部が、数学と情報を学べる場所だったので、そこでプログラミングをやっていくうちに楽しさを知りました。なので、就活時はエンジニアになりたいと思って探していましたね。希望かなってエンジニアとして働きだした中で、なぜヤフーに転職しようと思ったのですか?新卒で配属されたのが、比較的規模の小さいサービスの新規開発を行う部署でした。まだユーザーのいないサービスだったので、より大規模な事業に関わってみたいと思い、転職を決意しました。その中でヤフーは、ユーザーを大きく抱えるサービスをたくさん持っていたのが決め手で、選びました。現在、伊藤さんはPayPayフリマをご担当されているそうですね。はい、そうです。今はエンジニアではなく、フリマ企画部のLaboリーダーを務めています。私が所属するチームでは、PayPayフリマはもちろん、他のフリマサービスで“まだ提供できていない価値”を考えていくことをミッションに、新サービスの企画や調査、開発を行っています。具体的にどんな業務をされているのですか?PayPayフリマに提案するアイデアをメンバーと一緒に考えたり、ユーザーに調査やヒアリングを行ったりする、企画・マーケティング的なお仕事をメインに、実際に新機能を実装するとなった際の開発のマネジメント業務も担当しています。では、かなり幅広い業務を担当しているのですね。そうですね。新機能の企画から実装まで、一貫して携わる……というのが、今の仕事内容になっています。■自分も“推し”がいるからこそ理解できた「新機能の重要性」伊藤さんのチームが担当された、匿名でグッズ交換ができる新機能「グッズ交換機能」がスタートしました。なぜ“推し活” に焦点を当てたのでしょうか?定期的に行っていた部内のアイデア出し会議で、「現在はフリマのユーザーではないけれど、近い将来ユーザーになってくれそうな層はどこにいるんだろう」という議題が挙がりました。その中で、“売買”ではなく“交換”というパターンもあるのでは、という話が出たんです。そして“交換”をテーマに考えた時、SNS上でアーティストやアニメのランダムグッズの交換をしている“推し活”の領域があるという意見があり、「推し活」をテーマに据えて、企画を進めることになりました。なるほど。私もアイドルが好きなので、現場でグッズ交換をしている人を見ることもありますが、慣れていないと怖いのでは……と思ってしまいます。そうですよね。この機能を検討するにあたり、社内にいるグッズ交換経験者にお話を聞く機会がありました。その方は100回以上の交換経験がある方でしたが、その中でもいろいろな不安がありながら交換しているという生の声を聞き、匿名でグッズを交換できる機能の需要を感じました。伊藤さんもアイドルがお好きと伺いました。やはりご自身の経験も活かされているのでしょうか?私自身もライブ会場で交換の現場を見たり、SNS上で交換されている方を見たりはしていたので、身近なものではありました。なので、調査を進める中で、自分自身もアイドルが好きだからこそ分かる、“推しに対しての熱量”は共感する部分が多く、対象者の方の気持ちにも入り込みやすかったです。実際に機能をつくっていく中で、対象になる方にどれだけ寄り添えるか、どれだけ同じように考えられるかが、すごく重要だと思っているので、そこが入り込みやすかったというのは、自身の経験が活かされたポイントだと思っています。■推しのライブがあるからこそ、仕事もより頑張れるユーザーの気持ちを理解して開発に携われるというのは、かなりの強みですよね。ちなみに伊藤さん自身は、どれくらい推し活をされているのですか?私は、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「℃-ute(2017年解散)」の元メンバー・鈴木愛理さんが好きで、ライブは欠かさず行っています。いわゆる遠征も(笑)。遠征するってかなりお好きですね(笑)!そうですね(笑)。地方でツアーがあれば、何カ所かまわります。もちろん、歌やダンスなどのパフォーマンス面もそうですが、年が近い同じ女性としても、参考にしているところも多く、トークイベントに参加したり、メディアのインタビューもチェックしたりしていますね。「同じ女性としても参考にしている」とのことですが、お仕事面で“推し”に影響を受けている部分はありますか?鈴木愛理さんは、グループ活動を経て、今はソロで活動しているのですが、ソロになってからはライブのやり方や仕事の企画なども自分から提案しているという話をしていたんです。その時、私もエンジニアから企画・リーダーと立場が変わったタイミングで、「自分にはまだできないから」と閉じこもっていた部分があったのですが、(鈴木さんが)いろいろチャレンジしている姿がかっこいいな、と。真似できることは真似してみたり……仕事観は影響を受けているところは多いかもしれません。推しがロールモデルになっているのですね。お話聞く限りでは、かなりの頻度で推し活されていますが、お休みなどをうまく活用しつつでないと難しいように思います。そうですね。会社がフレックス制度で、お休みも取りやすいので助かっています。午前中だけ働いて、午後から遠征のために移動する・ライブに行く、などもできるので、かなり柔軟に働ける環境なのかなと思っています。仕事と趣味を両立しやすそうな環境ですね。伊藤さんにとって理想的なワークライフバランスはありますか?あまり考えたことはなかったのですが、推しのライブがあるからこそ、仕事もより頑張れる、という考え方なので、仕事をセーブしてまで、推し活に時間を割きたいとかはないのかもしれません。どんなに仕事が忙しくても、ライブの時間だけは確保して、それ以外の時間は仕事を一生懸命頑張る。イベントがあるところをお休みできるような状態であれば、それ以外は頑張れるかな、と思っています。ライブなどをモチベーションに仕事を頑張っているんですね!でもなかなかスケジュール管理が難しそうです。今年の4月も「グッズ交換機能」のリリースを控え、慌ただしかったのですが、絶対に早く帰りたい時間はチームメンバーに早めに伝えたり、カレンダーを抑えるようにしたりしていました。ミーティングの時間などは周りのメンバーが柔軟に対応してくれたおかげで無事リリースも乗り切ることができ、かなりありがたかったです……!趣味に理解のあるすてきな職場ですね。お仕事に推し活にかなり充実されている伊藤さんですが、今後の展望を教えてください。今のチームができて約1年なのですが、リーダーとして、今のチームをより意味のあるものにしていくことが私のミッションだと思っています。まずはチームとして初めてリリースした「グッズ交換機能」を、推し活をしている方にとって価値のある機能になっていくように、チームで育てていきたいです。あとは、「新しい価値を届ける」というチームのミッションがあるので、自ら考えて新機能をどんどん届けていけるようになりたいですし、チームメンバーがもっと働きやすい環境をつくっていくことを目指しています。
2023年08月10日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部「若い時と比べると、安定しちゃったよね〜」……アラサーともなると、女子会でこんなセリフを耳にすることが増えました。年齢とともに、若い頃の「無鉄砲さ」はなくなり、生活に安定感や安心を求めるようになる友人の数が多くなっていきます。けれどその反面、安定した生活、成長性のないいつもと同じ仕事に、どこかつまらなさを感じる方もいるのではないでしょうか。ユニークな人生を送る女性と、自分との差はどこにあるのでしょう。それは、新しい環境に飛び込む勇気や、新しいことを楽しもうとする好奇心なのかもしれません。チャレンジする気持ちを持ち続け、ユニークなキャリアを突き詰めて、プレミアアンチエイジング株式会社にたどり着いた杉本那穂子さん。化粧品業界でキャリアをスタートさせた彼女ですが「化粧品という商材に限らず、様々な手法で人々の健康をサポートしたい」と語ってくれました。彼女のこのモチベーションの高さは、一体どこからやってくるのでしょうか。話を聞いていくうちに、彼女のポジティブさの根源に「セルフケアとの向き合い方」が見えてきました。■転職は「ここではやり遂げた」と思ってから。好奇心に任せて業務経験の幅を広げる杉本さん、本日はどうぞよろしくお願いいたします。プレミアアンチエイジングと言えば、クレンジングバームの一大ブームを巻き起こした、「DUO(デュオ)」が有名ですよね。そうなんです。私は新卒から一貫してオーガニック系やスキンケアをメインで扱っている化粧品会社の商品企画部で働いていました。プレミアアンチエイジングに入社する前の2019年頃には、化粧品業界の中でDUOの認知度がどんどん広がっていくのを感じていました。杉本さんは化粧品業界で、2回の転職を経験されているんですね。仕事では、ここではやり遂げたと思ってから次に向かうと決めています。逆に、会社や仕事への不満を理由に転職をしたことはありません。1社目の時の先輩から言われた「仕事が嫌で辞めてしまったら、次の場所でも同じことで苦労するよ」というアドバイスが心に残っていて、転職は自身の成長したい方向性が見えてきた時、と決めています。では、転職はどういったタイミングで行っているのでしょうか。前職の2社でも、もう数年いれば新しく学べることもあったと思います。しかし、身についたスキルをよりうまく生かせる場所・より強い興味関心を感じるフィールドが見つかった時は、恐れずに行動してきました。プレミアアンチエイジングに転職を決めたのは、DUOというユニークな商材と、そのマーケティング手法に興味を持ったことがきっかけでした。最終の社長面接の時に、何事にもチャレンジできる社風と感じたので自分のキャリアビジョンを実現できると思いました。当時、テレビやSNSでDUOを目にしない日はなかったですし、化粧品のCMに男性タレントをキャスティングしていることも、興味を持ったきっかけの一つでした。たしかに、化粧品で男性タレントがキャスティングされることは珍しいことですよね。杉本さんは、プレミアアンチエイジングではどんなお仕事をされているのですか?現在は、新ブランドの立ち上げやブランドマネジメントを中心に、商品企画やマーケティングサポート、営業サポート、SNS運用、イベント運営、SDGs関係のプロジェクトなど、ブランド育成にまつわる様々な仕事に関わっています。かなり手広いですね……!尊敬しちゃうけど、なんだか忙しそう。これまでの会社と比べれば、ワークライフバランスをうまく調整しながら働いている感覚です。週一日はリモートワークができますし、有給も取りやすい環境です。これまでの会社でも、幅広い業務に携わらせていただいていましたし、関わっている業務は入社時からある程度理解できるものが多かったので、大変さはあまり感じませんでした。小さい頃から母親に「若いうちから苦労は買ってでもしなさい」と言い聞かされてきたからか、忙しさを理由に何かを諦めたことはありません。やってみようと思ったことをやっていたら、今の自分のキャリアになっていました。どんな仕事も今の自分に繋がっていると感じるし、そのおかげで興味関心の幅も広がったと思います。■毎日元気に働くために、我慢はしない。自分らしいセルフケアルーティンをバイタリティがあって魅力的です。どうして、仕事にそこまでのモチベーションを持つことができるのですか?前提として、興味があることに関わっているのが大きいですね。あとは、目に見えない価値を大切にしているから、一つの業界でも飽きずにいられているのかなと思います。化粧品には企画から製造・販売までにいくつもの工程があって、その全てに様々な人の想いや行動があります。その愛情や商品に込めた想いをお客様に伝えていくことを大切にしています。だからこそ、仕事で関わるメンバーには感謝していますし、その人たちと一緒にがんばりたいという気持ちも、仕事のモチベーションになっていますね。当たり前のことに感謝を忘れないところも、ピュアで素敵ですね。でも、まっすぐだからこそ、疲れてしまうことはないですか?疲れちゃう時も、たくさんありますよ!そういう時は、抱え込まずに周囲に相談し、仕事で感じている悩みも、メンバーと共有するようにしています。私が大事にしている価値観を理解してくれるからこそ、適切なサポートを差し伸べてもらうことも多いんです。仕事上の疲労や悩みって、チームメンバーには言いづらいと思っていましたが、自分を周りに理解してもらうのは大切ですよね。お互いにオープンになれれば、チームの結束も深まりそうです。その点、プレミアアンチエイジングのメンバーは常に和気あいあいとしていて、気持ちをシェアしやすい空気があるのも魅力的なポイントです。それに、化粧品業界で働いていますが、私自身はまめな人間ではないので、日々の美容習慣に時間を割けない時もあります。代わりに、ボディケアには定期的に通うようにしていたり、心のケアもおこなっています。植物療法士という資格を取得したのですが、その勉強をする中で、セルフケアの大切さにも気づきました。心のケアは、具体的にどんなことをしているんですか?数年前に取ったフラワーエッセンスの資格は、自身のケアにもよく活用していますね。あとは、自分と向き合う時間を大切にすること。好きな音楽を聞いたり、アロマを楽しんだりと、自身を癒やす時間を1日のうちに必ず取るようにしています。無理をせず、その日のストレスはその日のうちに取り除くことが大切だと思っています。毎日元気に働いているように見える人ほど、何かしら工夫をしているものですね。■化粧品という枠にとらわれず、人々のウェルネスをサポートし続けたい杉本さんは、ご自身の今後のキャリアをどのように描いていますか?これまで通り、自身の気持ちを大切に、ユニークなキャリアを築いていきたいと思っています。プレミアアンチエイジングでは自分の本業だけでなく、SDGsを始めとする、これまで触れる機会のなかったプロジェクトに関わらせていただいていることにも感謝しています。新しい環境を恐れず、自身の幅を狭めず働き続けたいですね。杉本さんにとっては、一つの会社の中で様々な経験を養えるプレミアアンチエイジングの環境がフィットしていそうですね。まさに、そうなんです。例えば、これまでの化粧品会社と比べて、マーケティングの観点で学ぶことが多かったり、化粧品業界にずっといるメンバーばかりではないので、自分とは全く関わりのなかった業界にいた人の話を聞くことができたりすることも、とても刺激的です。杉本さんのような女性に憧れる方も多いと思います。杉本さんは今後、どのような女性になっていきたいですか?ちょっと壮大な話ではあるのですが……。弊社は「人の時間(とき)を、解き放つ。」という経営理念を掲げ、アンチエイジングカンパニーを目指す会社なので、人生100年時代の中、全ての人が健康に生きることをサポートし続けることが、今の私の目標なんです。私自身、化粧品の仕事や資格の勉強を通じて、セルフケアをし続けていくことの大切さを感じています。化粧品は外側からのケアをサポートするものですが、内側からのケアも大切だと思います。今後も、企画やマーケティングサポート業務に携わると思いますが、人々のウェルネスに関わる仕事をし続け、さらに向上心を持ってやっていきたいです。
2023年08月04日取材・文:ミクニシオリ撮影:稲垣佑季編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部あなたは「このままここで働いていていいのかな」と悩んだことはありますか?同じ会社、同じ部署で、日々同じような仕事をしていると、ふと「このまま同じ仕事をしているだけで大丈夫なのだろうか」と不安になることがあります。だけど、転職に踏み切るほどの自信もない。そんな時、どんな選択肢があるのでしょうか。新卒で入社した日立ソリューションズで、社会人6年目を迎えた村田友梨さんも、新卒で配属された部署で将来への不安を抱えていたといいます。そんな彼女は、この6年の間に2回の部署異動を経験し、SE、企画、営業とさまざまな仕事を経験してきました。「新卒の部署で仕事に不安を感じても、転職できる自信がなかった」と話す村田さん。SEから始まった村田さんのキャリアですが、彼女はこの春、日立ソリューションズの「若年層ジョブマッチング制度」という社内制度を活用して、営業部へと異動することになりました。転職ではなく「社内異動」という選択肢で、自身に足りないスキルを身につけてきたという村田さん。転職するのではなく、社内異動でさまざまな職種を経験して「ジェネラリスト」となることで培ったキャリアがあったからこそ、見えてきた景色があるといいます。■社内制度を使い、自身のキャリアを転換まずは、村田さんのこれまでのキャリアについて教えてください。私は新卒時に機能開発のSEとして日立ソリューションズに入社し、現在6年目になります。2年半ほどで事業部内異動をしまして、製品プロモーションチームに配属となりました。その後、今年4月に「若年層ジョブマッチング制度」を利用し、営業部に異動。現在に至ります。6年間で2回も部署異動があるのは、珍しいですよね。それぞれの仕事は、業務内容も異なるのでしょうか?SEの時はみなさんが想像する通り、コードを使って機能開発をしていたのですが、製品プロモーションチームではメルマガでの情報発信を行ったり、製品webサイトのアクセス分析を行ったりといった企画業務に携わっていました。今は、営業職として、社外のクライアントさんと関わっていますが、どの部署でも、ITサービスに関わるという大枠は同じなのですが、業務はそれぞれ全く違うものではありますね。部署異動が多いと、新しい業務を覚えるのが大変そうなイメージもあるのですが、実際経験してみていかがでしたか?私の場合は、過去どちらの部署でも、2〜3年目のタイミングで自身のスキルやキャリア形成に不安を感じることがありました。私自身は、部署異動にネガティブなイメージはなく、むしろ自身のキャリアにも良い影響があると捉えています。製品プロモーション部への異動は社内辞令でしたが、今回の異動は、制度を使って自分の意思で異動しました。「若年層ジョブマッチング制度」ですよね。どのような制度なのでしょうか。弊社では、新卒入社3年目の社員全員に対し、社内求人への応募、または現在の部署に継続して所属することを自ら選択する権利が与えられているのです。権利は2年間繰り越すことが可能なので、5年目まで保留することができます。利用希望者は、自己PRシートを作成して社内求人に応募し、面談を行います。応募要項と希望者のスキルがマッチングすれば、社内異動をすることができるんです。(※)■モヤモヤを感じた時、手を挙げて社内異動。足りないスキルを補える部署を志望村田さんは、どうして営業職に異動したいと考えたのですか?製品プロモーション部では、エンジニアの時と比べて社内のさまざまな事業部と関わることができ、視野を広げることができました。しかし、一つひとつの案件に細かく関わることはできないため、現場の声が拾いきれないことに歯がゆさも感じていました。現場での経験値がないと、社員にとって本当に必要な企画を立案することが難しいと考え、まずは「課題解決」や「ソリューション提案」の経験値を養うため、営業職を志望しました。自身のキャリアに必要な経験に、真摯に向き合っていて素敵です……!キャリアとしては、部署異動にポジティブなイメージがあったということですが、新しい仕事への不安はありませんでしたか?もちろん、新しい業務に不安がないわけではなかったのですが、上位層の方が「この社員は見込みがある」と判断して異動を受け入れてくださったのだから、まずはできることから頑張っていこうと前向きに思えました。そして、分からないことは積極的に周囲に質問するようにしていました。不安や懸念事項は先にシェアしておくことで、自身の不安も軽減されると思います。分からないことを伝えるのは勇気がいると思いますが、お互いにできること・できないことが分かっていると、自分もチームメンバーも働きやすいと思います。部署異動をしたことで、キャリアに対する考え方に変化はありましたか?新卒当時は、自分がどんなキャリアを描いていくのか、全く想像がついていませんでした。もともと文系卒でエンジニアとしてのスキルも持っていなかったので、日々目の前の仕事に追われながらも、「今の仕事、自分に向いているのかな」と漠然と思うことはよくありました。しかし、部署異動してからは、エンジニアとして積んだキャリアも意味があったと感じるように。不安を感じた時に、別部署での経験を積むことができた自分は幸運だと思いますし、機会を与えてくれた会社にも感謝しています。さまざまな部署での仕事を経験したことで、自身の視野も、キャリア形成も広がったと思います。仕事に対して不安や不満を感じた時に、転職を考えることはありませんでしたか?転職については、あまり考えていませんでした。自身には、まだ転職できるほどのスキルがないと思っていましたし、会社の文化や人間関係には満足していたので、まだこの会社の中で頑張れることがある、とも思っていました。ただ、モヤモヤを抱えたまま同じ部署で仕事をし続けていたら、転職していた可能性もあると思います。■社内に残ったことで、自身のキャリアが「点」から「線」に変わった転職ではなく、社内異動でキャリアを積んだことを振り返って、どんなメリットがあったと思いますか?エンジニア時代を振り返ってみると、自身が関わっていたのは、大きな製品のごくごく一部でした。当時は新人目線からすると「これ必要かな?」と疑問を感じる作業もあったのですが、製品プロモーション、営業と他の職種も経験したことで、どんな小さな作業も意味があったのだと思えるようになりました。あのままもし転職活動をしていたら、私は「いちエンジニア」としての視野しか持てないままだったかもしれません。同じ仕事、同じ会社に関わっていく中で、自分の仕事が「点」ではなく「線」としてつながっていることを知れたことが、一番のメリットだったと思います。読者の中には、部署異動に興味を持っている方もいると思います。希望の部署に異動するコツはありますか?「若年層ジョブマッチング制度」での部署異動の際にも、面接や自己PR書類の提出が必要で、かつ社内求人が出ていなければ異動できないので、必ずしも希望の部署に異動できるわけではありません。しかし、面接や面談を担当するのは同じ会社の社員なので、異動希望を出すことは、転職活動に比べても気持ちが楽だと思います。私は、人事や面接官が気になるのは「社員と部署の相性の良さ」だと考え、自分のしたいことや興味を固めすぎないよう、書類を作成しました。もしも「今の部署以外で働く」ことを優先するなら、応用のきくスキルをアピールするのがいいのかなと思います。最後に、村田さんが思い描く理想のキャリアや、今後の働き方を教えてください。私自身、10年先を明確に思い描いて行動するタイプではないのですが、今の仕事に全力になることで、次にやりたい仕事が見えてきたと思っています。今の時点では、次にしてみたい仕事があるわけではないのですが、営業として全力で仕事に取り組むうちに、また身につけたいスキルが明確になると思っています。今後も、仕事の目的を忘れず、与えられた仕事をやりきり続けていきたいです。その先には、その時の自分が必要としているキャリアが見えてくると思います。(※)引用:
2023年07月13日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部頭の先から指先、つま先まで、丁寧で清楚。まさに大和撫子のような、精錬された魅力を持つ長谷川梨奈さんは、日本各地にリゾートホテル・温泉旅館などを構え、ホテル業界を牽引する星野リゾートの中でも、ラグジュアリーで上質なおもてなしを提供する「星のや東京」のサービスチームメンバーとして働いています。いわば接客の「匠」でもある彼女ですが、星のやで培ったキャリアは、私たちが「旅館 スタッフ」に想像するキャリアとは全く違うものでした。■社内キャリア制度を使って異動。入社4年目で新しい挑戦へヘアアレンジも日本らしく、凛々しいお姿がすてきですね!思わず見惚れてしまいます。ありがとうございます。以前は、身だしなみや所作、言葉遣いなどをスタッフに指導するS-pro (エスプロ) という業務を担当しておりました 。改めまして、「星のや東京」のサービスチーム所属、長谷川梨奈と申します。さっそくなのですが、長谷川さんのこれまでのキャリアを教えてください。新卒で星野リゾートに就職し、現在7年目になります。入社時は「星のや京都」に在籍していましたが、3年を経て「星のや東京」に異動になり、現在に至ります。就活時はホテル業界に絞っていたのですか?全国転勤ありきで、ライフプランが流動的になるイメージがありました。就活時は、人々の特別な時間に携わる仕事がしたいと考え、ホテルやブライダルの業界を見ていました。どちらも忙しく、大変な仕事だろうと覚悟はしていましたが、実際に星野リゾートに入社してみたら、体力、知力、気力のすべてを使う仕事であるということを実感しました。最初に配属された「星のや京都」は、若いうちに研鑽を積みたいという自分の意思で希望していましたし、出身地である東京で、新たな挑戦に踏み出したいと考えた際も、自身で手を上げました。星野リゾートでは、新規開業に合わせて、全社員に向け公募を募ります。また、 キャリア制度を利用して、異動の希望を出すことができるので、基本的に会社から一方的に異動辞令が出ることがないところもうれしい驚きでした。なるほど!いい意味でホテル業界のイメージを裏切られますね。では、最初の勤務地を京都にしようと思ったのはなぜですか?星野リゾートに入社し観光の仕事に携わると決めてから、2020年の東京オリンピックの時にどこで何をしているかが、一つの分岐点となると考えていました。「星のや京都」には海外からいらっしゃるお客様も多いため、語学力を活かした仕事が経験できると思ったのがきっかけです。現在お勤めの「星のや東京」にはどのような魅力を感じていましたか?京都と同じく、星野リゾートの中でもグローバル展開を見据えた、ある種の挑戦を兼ねたラグジュアリーホテルであるということと、東京オリンピックに合わせて、出身地でもある東京で宿泊運営業務に携わることが自身の目標の一つだったからです。また、「星のや東京」は世界中の良いホテルを知るお客様のご利用も多いので、自身の接客レベル向上のためにもくぐっておきたい、一つの関門と思っておりました。■マルチタスクを経験したからこそ発見できた、自身のスペシャリティでは、長谷川さんのキャリアの中での目標は、すでに一つ達成されたんですね。そのためにどんな努力をされましたか?実は、星野リゾートでのキャリアの積み方は、宿泊業界の中では少し特殊なんです。一般のホテルでは、お客様に接客するサービスチームの中でも「フロントマン」「ドアマン」「ウェイター」など、分業制を取ってスペシャリストを目指していくことがほとんどです。しかし、星野リゾートのサービスチームは、フロント、清掃、レストランサービス、調理業務を一貫して行うマルチタスク制を導入しています。また、フラットな組織文化のため、新卒時から先輩スタッフとも対等に議論できる場があったので、やりたいと思ったことやお客様の満足度アップに繋がると思うことにはどんどん挑戦していきました。京都では特に、季節の催し物の造成やオペレーション構築など、接客以外のプロジェクトにも率先して参加しました。そういったバックオフィス業務は本社の人が担っているものだと思っていました。星野リゾートでは、施設内での総務はサービスチームが行います。ずっと接客をしているわけではなく、商品や食材、アメニティの発注など、運営に関わる中で発生する事務作業も私たち自身で行います。お客様に対して最高の接客をするだけではなく、お客様の期待を超え続ける宿泊施設であり続けるための準備そのものを自分自身の手で行えるんです。社内調整も社外調整も発生するので、社会で通用する幅広いビジネススキルを養うことができました。長谷川さん自身は、そのキャリアを今後どう活かしていきたいですか?マルチタスクを経験したからこそ、自分がどの分野においてスペシャリティを発揮したいかも見えてきました。私の場合は、今はレストラン業務に注力しております。ここでも、接客はもちろんなのですが、季節のメニューに合わせたドリンクのセレクトや発注管理、使用するカトラリーの選定など、レストランの運営に関わる全ての業務を行っています。会社も星のや東京も大好きなので、すぐに転職などは考えていませんが、一般的な社会人として必要なスキルは持つことができたと思うので、ライフステージに合わせて、未経験の業界に行く未来もあるのかなとは思っています。ですが、社内でも産後復帰されるママさんスタッフもたくさんいるので、星野リゾートのスペシャリストとしてキャリアを築いていくのもいいなと考えています。長谷川さんをそこまで魅了する、星野リゾートの魅力はなんですか?本当にたくさんあるのですが、やはり「お客様の幸せの瞬間に立ち会える」ところですね。 宿泊運営での仕事は、“モノ”ではなくそこでの“体験”が商品なので、お客様とサービスを提供する私自身の、双方の感情を大切にしたいと思っています。 その瞬間を自分自身で作っていける環境や、それを是とする文化に感謝しています。■「当たり前」はサービスの限界を作る。感動し続ける人生でありたい長谷川さんの星野リゾートへの愛、伝わりました。星のやブランドは日本屈指の高級ホテルでもありますが、働く上で意識していることはありますか?一番気をつけているのは、自分にとっての当たり前がお客様にとっての当たり前ではないということを、常に意識することです。「星のや」というブランドで働く上で、お客様に決して安くない金額をお支払いいただいているという揺るぎない事実に対して、責任やプライドを感じています。私自身に「当たり前」を作ってしまうと、それ以上のサービスの提供ができなくなってしまうため、限界点を作ってはいけないと心に決めています。自分に限界を決めないというのは、働き続ける上でも大切な考え方ですよね。宿泊されるお客様たちは、私が体験してきたことよりも多くのことを体験してこられた方々です。だからこそプレッシャーはありますが、そういった方々に体験を提供し続けるためには、私自身が新しい学びを得ること、スキルを得ることが必要です。常に新しいものに触れているからこそ、飽きずに向上心を持って仕事に取り組めているとも感じています。転職ありきでキャリアを築く人もいますが、長く働き続けられる会社には成長性を感じられる環境が必須であるようにも感じますね。7年働いてもまだまだ学べることがあると感じているので、そういうことなのかもしれませんね。成長を感じられる理由の一つに、スタッフの多様さもあると思います。異業種から未経験で中途入社するスタッフも多く、金融系・美容関係・マスコミ関係など、自身とは全く違う軸でキャリアを築いてきた方がたくさんいるので、日々刺激を受けることばかりです。ありがとうございます。最後に、星野リゾートで培ったキャリアを通じて、どんな人生を歩んでいきたいですか?これからも、お客様に感動の瞬間を提供しながら、私自身も仕事で心が動く瞬間を大切にしていきたいです。また仕事だけでなく、余暇の時間を使って、自身の感性を養っていきたいと思っています。星野リゾート以外にも、日本にはたくさんの感動する食事やサービス、エンターテイメントがあります。そういった感動体験を経験し続けて、サービスの向上に活かしていきたいです。
2023年06月30日取材・文:ミクニシオリ撮影:稲垣佑季編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部年齢とともに、どこからか湧いてくるキャリアへの不安。結婚、出産、引っ越しや実家へのUターンなど、まだ何か起こったわけじゃなくても「もしこうなったら、今の仕事は続けられないかも」なんて杞憂が止まらなくなる夜だってありますよね。そんな不安を漏らしたら、大阪の老舗家庭用品メーカー・タイガー魔法瓶株式会社の東京支店で、広報として働く林優紀さんは「意外となんとかなるものですよ」と笑ってくれました。双子を出産し、育休から復帰して2年になる林さん。結婚を機に東京への移住が決まり転職を考えていたものの、上司や先輩との交流がきっかけとなって、東京支店への異動が決まったそう。自分のライフスタイルに合わせて、働き方を柔軟に変えている林さん。そんな彼女が働く上で一番大切にしていることは、自身が「笑顔になれる瞬間」でした。■風通しの良い会社で新卒から手を上げ続け、興味のあった広報宣伝チームへまずは、林さんのキャリアについて教えてください。新卒でタイガー魔法瓶に入社して、今年で社会人10年目になります。入社時から3年は営業職としてお客様の声を直接聞くことができて良い経験を積むことが出来ましたが、当時からマーケティングや広報に関わる仕事がしたいと思っていました。もともとインターネットやSNSが好きで、学生団体でも広報業務を担当していたので、いつかはその興味関心を仕事に活かしたいと思っていました。では、現在の広報宣伝チームには社内異動されたんですね。そうです。1年目の時からずっと希望を出し続けて、4年目に広報宣伝の部署に異動することができました。そんなことで部署異動できるのかな、と思ってはいたのですが、新卒時お世話になった先輩にも背中を押されて挙手し続けていたら、タイミングよく異動できたんです。やりたいことに声を上げる大切さも感じますが、新卒社員の声を受け入れてくれる会社側もすてきですね。そうですよね。本社が大阪ということもあり、東京支店も関西の人が多いのですが、アットホームで風通しのいい職場です。社内の空気も明るく、コロナ前はみんなでスポーツ観戦やゴルフに行くことも多かったですね。コロナ禍ではテレワークも導入され、状況に合わせて働けるようになりました。私自身、コロナ禍で産休・育休を取ったのですが、そういった制度も使いやすかったです。東京支店は林さんが一人で広報業務を行っていると聞きましたが、それでも産休取得が可能だったんですね。もともと新卒の時に東京支店に営業で配属されていたのですが、広報宣伝チームに異動になって、大阪本社で働くことになったんです。その間に結婚したのですが、パートナーが東京で働くことになり、私も会社を辞めて東京で転職活動するしかないと思っていました。しかし、そのことを上司に相談したところ、上司もちょうど「メディアの方が多い東京に広報が常駐できればより効率がよいのでは」と思い描いていたようで、タイミングよく、東京支店にも広報宣伝チームができることになって、転職せずに東京で働けることになりました。そういうことだったんですね。タイミングが良かったのもあると思いますが、会社の柔軟さにも驚きます。本当にその通りで、私も会社にもチームメンバーにも感謝しています。相談しづらくて上司に言えていなかったら、転職して別の道を歩いていたかもしれません。タイガー魔法瓶は知名度はあるのですが、実際は社員750名ほどの中小企業なんです。だからこそ社員同士の距離感も近く、気づけばいつも先輩や上司の後押しがあって、キャリアと人生のバランスを取りつつ働けています。■時短勤務でもチームメンバーとのコミュニケーションを大切に林さんは現在、どんな仕事に携わっているんですか?主に企業に関わる広報やSNSの担当をしており、今は100周年関連の広報活動が中心となっています。最近では、100周年記念の「レトロ柄復刻シリーズ」などの商品に関わっていました。うわあ、かわいいですね!レトロ柄復刻シリーズは予約期間から大きな反応をいただけています。うちの自信作なのですが、土鍋圧力IH炊飯器「土鍋ご泡火炊き(ごほうびだき)」で炊いたご飯もすごくおいしいんですよ。今日は実際に「土鍋ご泡火炊き」でご飯を炊いてみたので、もしよろしければいかがですか?え!いいんでしょうか……。それではぜひ!……(お米を食べながら)めちゃくちゃおいしいですね。お米一粒一粒がたっているし、お米の甘味を感じます。そう言っていただけてうれしいです!この商品のように、関わる商品は自分でも良いと思えるものばかりなので、やりがいに繋がっています。小さなお子さんがいると思うのですが、フルタイムで働いているんですか?子どもはまだ2歳で、双子ということもあり子育てにも七転八倒しており……夫とうまく協力し合っているのですが、今は時短で働いています。支店に同じ部署メンバーがいないということは、終わらなかった仕事は持ち帰ることも多いのでしょうか?本社の広報宣伝チームメンバーとは、普段からチャットやビデオ会議でやり取りしているので、仕事があぶれてしまう時は本社メンバーにお願いする時もあります。本社勤務の時は毎日顔を合わせていたメンバーなので、頼みづらさを感じすぎることもなく、お互い手が空いている時は助け合っています。離れた場所で働いていてもチーム仲が良いなんてすてきですね。今はリモート環境に助けられることもありますが、出社することや飲み会などでコミュニケーションを取っていた時期が長かったことも大きいと思います。だからこそ、出社の際は積極的に声がけしたり、雑談もしたりして、支店のメンバーとのリアルコミュニケーションも大切にしています。そういったコミュニケーションがあるからこそ、仕事と子育ての両立が実現できているのでしょうか。そうですね。広報担当は社内の色々な方と関わりますし、コミュニケーションがあるからこそ、自分の働き方を理解していただけていると思います。子育ても、パートナーとコミュニケーションすることでうまく分業できています。林さん自身も、子育てと仕事の両立のために工夫していることはありますか?今年は会社が100周年を迎えたこともあり、広報の業務も繁忙期ではあったのですが、スマートフォンでできることなら移動中など時間を見つけてこなすようにしています。また、夫がリモートで働ける日は家事や育児に時間を割きやすいので、パートナーとも出社日を調整し合って、出社日に関してはコミュニケーションをとって、どちらかが育児しやすい状態を作れるようにしています。■食に関わる仕事で生まれた「笑顔」が、キャリアの主軸に実際に10年働いている林さんから見て、タイガー魔法瓶の魅力ってなんですか?風通しの良い社風もそうなのですが、自分にとっても身近な食に携わる仕事ならではの温かみを感じるところでしょうか。タイガー魔法瓶の主力商品は、ポットや水筒、それに炊飯器など。新しい製品をPRする時には、営業メンバーや私もキッチンフロアに集まって実際に調理をしてみて、試食して商品の良いところを見つけていきます。会社でも何回もお米を炊いているんですけど、そんな環境が社員同士の結束を深めているなとも感じます。自社の商品でおいしいご飯を食べながら、新入社員などまだ関わったことのない社員と話ができることもあります。飲み会や社員旅行も良いですが、社内で交流できるのも良いですね。お米の炊き比べをしたり、時にはホットプレートでたこ焼きを焼く練習をしたり……仕事の合間に、ふと笑顔になれる和気あいあいとした時間が流れるのは、タイガー魔法瓶ならではの空気だと思います。林さんは今後もタイガー魔法瓶に務め続けたいですか?これからのキャリアをどう考えているのか教えてください。参考になるか分かりませんが、私はあまり先の将来のことは考えない方なんです。会社もメンバーも大好きだし、広報の仕事が楽しいと思っています。一方で、10年後に全然違うことをしている未来が無いわけではないと思っています。将来の見通しを立てないことに、不安を感じることはありませんか?そもそも、私が今タイガー魔法瓶で働いているのは楽しいからなんです。目の前の楽しいことに没頭しながらも、興味の方向が変わる時が来たら、また楽しい方向に向かって進みたい。そのタイミングがいつかは分からないけれど、そのことを不安に感じたことはないですね。林さんが子育てや仕事を楽しめている理由はなんですか?好きなことをやっているということがすごく大きいと思います。でも、働く中でも子育てする中でも「よく考えたら、大変かも」と思うことってたくさんあるんです。でも、それと同じくらい楽しいと思える瞬間があるから、自分の中では楽しい方にフォーカスを当てているんだと思います。一番のやりがいは、子どもが自分の関わる商品を知ってくれていることですね。自然と(タイガー魔法瓶の)虎のモチーフを好きになってくれたり、自社の子供向けの水筒をうれしそうに持っていたりする姿を見ていると、私も笑顔になれるんです。もしこれから先大変なことが起こっても、つらいという気持ちより「笑顔の時間」を大切にしていきたいと思っています。
2023年06月22日自分に女性としての価値がどれだけあるんだろうか……。好きな男性がなかなか振り向いてくれなくて、自分の価値がわからなくなってしまったことはありませんか?「わたし、大丈夫かな……」と焦ってしまうとき、何をどうチェックすればいいんでしょう。今回は、そんな女性として自信をなくしてしまいそうなときに確認すべき4つのことについて紹介していきます。「思い込み」をしていない?たとえば、ある企業が「コレは最高の商品だ!」と自慢の品を売り出していたとしましょう。しかし、それを「最高だ!」と認める買い手がいなければ、企業の思惑は空振りと言えるかもしれません。同様に、「エステにも行ったし、美容院にも行って、男ウケする服を着たから、私はモテるに違いない」と思うのはキケン。自己満足や女友達からの褒め言葉は、彼が下す評価に等しいとは限らないかもしれません。色気を過剰アピールしていない?色っぽいのはいいけれど、アピールの仕方には注意した方がいいかもしれません。過剰な露出など、パッと見てわかるものではなく、女性らしいほんのりと匂い立つような色気をかもし出すことが大事ですよね。美しさや女性らしさを高めることは、確かに男性の目を引くものです。でも、ただの自己満足で終わっている女性も少なくないかもしれません。彼のニーズに応えられてる?「抱きたいと思わせる魅力があるか」「彼女としての関係を期待させる魅力があるか」「妻としてふさわしいと思わせる魅力があるか」彼が求めているものに自分はちゃんと合致しているか、確認してみてもいいでしょう。たとえば、彼が結婚を視野に入れている場合。外見を磨くことに加えて、「彼の胃袋を掴むためにも料理の腕を上げる」ことも必要かもしれません。彼にとって、なにが高い価値と見なされているのかを正しく見極め、身につけるようにしましょう。彼はなにを求めているのかが重要もし意中の男性を射止めたいなら。彼が「彼女・奥さんに何を望むのか?」を、正しく把握してアピールすることが重要かもしれません。それさえキチンとできていれば、すぐに振り向いてくれるはずですよ。「私、大丈夫? 賞味期限切れしてない?」なんて不安を感じているならば、ぜひ参考にしてみてくださいね。(沙木貴咲/ライター)(愛カツ編集部)
2023年06月10日『「わたしはわたし」で生きていく。』書影株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023 年5月20日に『「わたしはわたし」で生きていく。』(バービー著/税込 1,540円)を発売します。これを記念して、紀伊國屋書店新宿本店でバービーさん本人が登場するサイン本お渡し会を開催いたします。■「私は私」をモットーに、読者の悩みに答える生き方エッセイ“ボディポジティブ”とか“セルフラブ”とか、そういう新時代の波がやって来る前、私はただの変わり者で、マイノリティで、考え方や価値観に共感されることもあまりなかったし、ときには笑われることもあったほどで、周囲からは宇宙人みたく思われていました。それなのに今、私の話を聞いてくれる人がこんなにもいる。私は私のままで、中身は同じ人間なのに、世間の評価が変わったのです。(プロローグより)価値観の移り変わりで、自分の評価が変化することに、最初は戸惑うこともあったというバービーさん。高評価に感謝しながらも世間は当てにならないことを再認識し、「私は私で生きていれば結果オーライ」と思いを新たにします。本書はこのメッセージをベースに『外見って大事なの?』『「いい女」ってどんな人?』『愛とお金、選ぶならどっち?』など、読者の疑問にバービーさんが“持論”で答えます。■書店イベント開催本書の刊行を記念して、バービーさん本人が来場し、紀伊國屋書店新宿本店でイベントを行ないます。当日、会場で『「わたしはわたし」で生きていく。』をご購入の方に、バービーさんが直接サイン本を手渡しいたします。【日時】5月20日(土)18時~【会場】紀伊國屋書店新宿本店【参加方法】チケットサイトPeatixにて。ご当選の方は紀伊國屋書店新宿本店にて新規で対象書籍のご購入が必要です。詳細は当選メールを参照ください。【イベント参加に関する詳細】紀伊國屋書店HPをご確認ください。 【お問合せ】紀伊國屋書店新宿本店2階売場直通03-3354-5702【取材のお申込み】当日は同会場での囲み取材を予定しています。詳細決まり次第ご案内を差し上げますので、取材ご希望の方は、下記までお問い合わせください。〇株式会社PHP研究所 広報宣伝課野畑、瀬間TEL 03-3520-9638/MAIL prinfo@php.co.jp ■著者プロフィール著者近影バービーお笑い芸人、コメンテーター。1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。男女の恋愛模様をネタにした「イエス、フォーリンラブ!」の決め台詞で人気を得る。2020年7月から2022年3月までTBSラジオ『週末ノオト』パーソナリティを務める。また、話題を呼んだピーチ・ジョンとのコラボ下着は、好評につき第6弾まで続いている。現在は、芸人としての活動だけでなく、地元北海道の町おこしや、FRaU webにてエッセイの執筆や、TBS『ひるおび!』のコメンテーターとしても活躍中。2019年末開設したYouTube「バービーちゃんねる」では355万視聴回数を超える動画もある。著書に『本音の置き場所』(講談社)がある。【書誌情報】タイトル:「わたしはわたし」で生きていく。著:バービー判型・製本:B6判変型並製ページ数:192ページ定価:1,540円(税込)発売日:2023年5月20日ISBN:978-4-569-85365-9発売元:株式会社PHP研究所Amazon.co.jp: 「わたしはわたし」で生きていく。 : バービー: 本 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日■前回のあらすじビジネスの収入源は、新たにビジネスに参加する人が支払う“資金”。1人紹介するたびに、その人が払った資金の半分をもらえるという。しかしビジネスにはランクがあり、最初の300万円を稼ぐまでは長い道のりで…。 ノルマ300万円を達成すると、選択肢が2つあるそうです。1つはランク1のまま報酬を半分貰い続けると言う選択。もう1つはランク2への昇格。この辺の数字の内訳は詳しく教えてもらえなかったのですが、ランク2になるとランク1のように半分の報酬+不労所得が得られるとのこと。そして今度は3000万のノルマ達成を目指すそうですが、手元にも相当な額が残るようで、「かなり稼げる」と言っていました。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年04月09日株式会社サンクゼールは2022年12月1日(木)より、サンクゼール公式オンラインショップにて、「わたしの毎日スープ蟹のビスク」(以下、蟹のビスク)、「わたしの毎日スープブイヤベース」(以下、ブイヤベース)を発売いたしました。また、全国のサンクゼール店舗でも順次販売を開始しております。蟹の濃厚な旨味と牛乳のまろやかさが絶妙「わたしの毎日スープ蟹のビスク」ビスクとは甲殻類を使ったスープのこと。 牛乳で3倍に割って電子レンジで温めるだけで、蟹の濃厚な旨味と牛乳のまろやかさが絶妙にマッチした滋味深いスープをお楽しみいただけます。蟹の身だけではなく蟹みそも使って味に深みを出していますので、お口の中いっぱいに蟹の旨味と蟹みそのコク深さが広がります。ご飯と牛乳、チーズを加えたリゾットのアレンジもおすすめです。▲わたしの毎日スープ蟹のビスク:754円(税込)※イメージ商品情報はこちら : 魚介の味わい豊かなスープ「わたしの毎日スープブイヤベース」あさり、えび、白身魚の旨味をたっぷり凝縮した魚介の味わい豊かなスープです。香辛料の効いた本格的な味わいで、湯気とともに立ちのぼる香りが食欲をそそります。えびやあさり、玉ねぎといった具材感も豊富で満足感ある食べ応えです。飲み方はお湯で3倍に割って混ぜるだけ。スープだけでなく、お好みの具材を入れて洋風おでんへのアレンジもおすすめです。▲わたしの毎日スープブイヤベース:754円(税込)※イメージ商品情報はこちら : 体の芯から温まる「わたしの毎日スープ」はこれから寒くなる季節にピッタリですね。かわいらしいデザインのラベルは、大切な方へのプレゼントにもおすすめです。ぜひお試しください!商品情報商品名:わたしの毎日スープ蟹のビスク販売価格:754円(税込)商品ページ: 商品名:わたしの毎日スープブイヤベース販売価格:754円(税込)商品ページ: 販売店舗:全国のサンクゼール店舗(一部店舗を除く)、オンラインショップオフィシャルオンラインショップ: 楽天市場店: 会社概要会社名:株式会社サンクゼール本社:長野県上水内郡飯綱町芋川1260代表者:代表取締役社長久世 良太創業:1979年設立:1982年事業内容:ジャム・ワイン、その他食品の製造販売、ワイナリー、レストラン、売店などの直営、及びフランチャイズ展開オンラインマーケットプレイス「旅する久世福e商店」の運営ホームページ URL : オフィシャルオンラインショップ: 楽天市場店: オンラインモール「たびふく」: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月01日本当はやめたい白髪染め 脱白髪染めのはじめかた白髪染めをやめたいという人に新たな選択肢を提案している新刊『脱白髪染めのはじめかた でもいきなりグレイヘアは無理!』がグラフィック社から発売された。A5判並製、164ページ、定価は1760円(税込)となっている。著者は美容エディターでライター、日本毛髪科学協会毛髪診断士、認定指導講師の伊熊奈美氏。同氏は大人女性のヘア情報サイト「HAIRISTA」を監修しており、既刊の著作に『頭皮がしみる、かゆいは危険信号! いい白髪ケア、やばい白髪ケア』がある。白髪に対する選択肢は黒か白だけではない30代半ば以降、白髪が気になりはじめると、白髪染めを考えることになるが、白髪を染めるには費用と時間がかかり、それを生涯何度も繰り返すことになる。髪や頭皮の健康にも関わるものだけに、白髪染めを一生続けることになるのかと思うと考え込んでしまう。近年はグレイヘアという白髪を染めずに過ごすという方法も認知されているが、白髪を白髪のままにしておくというのも、一大決心が必要となる。ただ、伊熊奈美氏は、白髪に対する選択肢には黒か白だけではなく、第3の新しい選択肢があると語る。新刊では、新しい選択肢となる「脱白髪染め」を提案する。白髪隠しに追われ続ける生活から脱け出す方法を紹介。ライフスタイルや価値観に合わせて選べるように、6つの選択肢が提案されており、白髪と薄毛を防ぐための具体策も掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※グラフィック社
2022年09月17日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。昔に比べ、生理用品の選択肢が増えたことに感激したフカザワさん。何げに気になっているようなのですが……。★関連記事:「若干ゴリラ顔…」歯医者で作ったマウスピースが壊れて手を出したのは… #アラフィフの日常 78生理用品の選択肢が増えていてびっくり!こんにちは、フカザワナオコです。改めて思うのですが、昔に比べて今って生理用品の選択肢がめちゃくちゃ増えていますよね〜。私が生理全盛期(?)のときは、ナプキンとタンポンぐらいしか一般的な選択肢がなくて……。経血量が多めだったため、ナプキンとタンポンをフルで活用したりして、なんとか1週間を乗り切っていたような気がします。でも最近は、ナプキンだってサイズの種類も豊富で、経血量が多めの人にも心強いし、ナプキン以外でも経血を吸収するサニタリーショーツの登場がとにかく衝撃的で……!経血量が多いときはちょっと不安かもしれないけれど、「そろそろ生理かな? でもまだ来てないしな~」っていうときにそのショーツをはくだけで、安心感が違うだろうなぁと。あ、あと生理終わりかけとかも、めちゃくちゃ活躍しそう!ナプキン買う回数も減って経済的にもうれしいし(洗濯は大変そうだけど……)、ゴミも減りそう。閉経に向かっている私が気になるのは…そう、めちゃくちゃいいな〜と気になりつつも、49歳の私は閉経に向かっているところで、20代30代のころみたいな重めの生理は今のところほぼ来なくて。進化している数々の生理用品が気になっても、もう関係ないのかな〜って思ってしまいます。閉経前ということで、たまに経血量が不安定になって増えることもあるのですが(この間、珍しく生理が重くてビビった……)、頻度的には本当に少ないので、生理用品にそこまで新情報や進化は必要なく。それよりも閉経前後の体の変化とか、更年期の症状の対策とかのほうが、今の私には必要な情報なのかな〜と思ったり。まさにナプキンのCMよりも、尿漏れシートのCMのほうが気になるそんな年ごろな私。今の自分に必要な情報をうまく取り入れて、日々健やかに過ごしていけたらいいな〜と思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(49歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2022年08月08日カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク(群馬県前橋市)は、新たな資源として注目されている昆虫食についてのイベント「食べる!?昆虫展~昆虫という選択肢~」を2022年7月16日(土)から7月30日(土)に開催いたします。今回のイベントでは、「月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里」「高崎経済大学発ベンチャー FUTURENAUT 株式会社」・「灯螂舎」の協力のもと、パネル展示や動画放映、昆虫食の食品の販売等を行います。また、夏休みということもあり、昆虫に関心の高い子供たちと昆虫との未来へつながる事を目指しています。昆虫食フライヤー■開催概要名称 : 「食べる!?昆虫展~昆虫という選択肢~」日時 : 2022年7月16日(土)~7月31日(日)営業時間 : 9:00~17:00(入園は16:30まで)会場 : カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク所在地 : 群馬県前橋市柏倉町2471-7入場料 : 大人(高校生以上)610円、小人(中学生以下)無料障がい者料金 本人と介添人1名まで無料(要障がい者手帳)公式サイト: 【夏の赤城山をお得に冒険しよう!】月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里⇔カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク期間中「月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里」のポイントカードをお持ちのお客様は、「カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク」の入園料が100円引きになります。また、「カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク」の入園券の半券をお持ちの場合は、「月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里」にて昆虫カードをプレゼントいたします。フラワーパークではご入園の際に、昆虫の森では3F受付にてご提示ください。「月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里」は、新型コロナウイルス感染拡大防止と夏休み期間中の混雑緩和を図るため、下記日程の午前中から入園を希望される方は、事前予約が必要となります。・2022年7月16日(土)~7月31日(日)までの土曜日、日曜日、祝日のみ・2022年8月6日(土)~8月14日(日)までの平日を含む全日※午後に入園される場合は、予約の必要はありません。※2022年7月20日(水)から8月5日(金)までの平日は、予約の必要はありません。※ご予約の場合は前日の15時までにホームページよりお申し込みください。【講演「SDGsと昆虫食という選択肢」】日時:2022年7月24日11:00~料金:観覧無料講師:富所哲平(群馬県住みます芸人 アンカンミンカン)【昆虫食材の販売】開催期間中の土・日・祝日のみ、展示会場にて昆虫食材販売します。●期間中飲食店舗にて限定メニュー販売・イエコオロギのバナナケーキ ¥500・タガメフラッペ ¥500他にも、クッキーや飲料などのご用意しております。イエコオロギのバナナケーキクッキー協力:月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里/FUTURENAUT 株式会社/灯螂舎場所:カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク フラワーホール※価格はすべて税込み価格です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月13日アカデミー賞国際長編映画賞・脚本賞ノミネート、カンヌ国際映画祭女優賞の話題作『わたしは最悪。』より、本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。本作は、海外の映画祭で高く評価される『母の残像』『テルマ』などのヨアキム・トリアー監督が斬新な映像表現で、主人公の女性、ユリヤの衝動的な日々を描いたノルウェー発の異色作。これが映画初主演となるレナーテ・レインスヴェが、子どものような無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する感情の揺れ動きを、グラデーション豊かに表現、繊細かつ大胆な演技でユリヤを演じきった。今回解禁となった予告映像では、主人公のユリヤが新たな出会いに胸高鳴る様子から始まる。いまの彼の元で幸せと思いながら、小さな違和感に気づかないふりをして過ごしてきたユリヤ。けれどもある時自分に「これは望んでいた自分?」と問いかけ、オスロの街を新しい恋に向かって走り出す。60~70年代に活躍したハリー・ニルソンのキャッチーな楽曲「I Said Goodbye to Me」にのせて、遊び心溢れる独創的な映像が映し出される。ユリヤのセリフは行動とはうらはらなところもあるが、常に本音だから突き刺さる。世界中から共感や絶賛の声が続々と寄せられる本作ならではの新鮮な映像や構成が垣間見える予告編となっている。さらにポスターは、添えられたキャッチコピー<人生は選択―時々、運命>を体現するかのように、ユリヤが吹っ切れたような表情とともにオスロの街中を駆け抜ける様子を切り取ったもの。加えて、本作の原題でもある「The Worst Person In The World」のテキストの中に、彼女のいくつもの人生のワンシーンが切り取られコラージュされたユニークなビジュアルとなっている。『わたしは最悪。』は7月1日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月29日全国のクリニックから検索美容医療ポータルサイト「わたしの名医」がリニューアルされた。「わたしの名医」では美容医療が受けられるクリニックを探すことができ、美容医療に関する情報なども知ることができる。「わたしの名医」を運営する株式会社ヘッドスプリングがこのサイトを公式リリースしたのは2020年7月のこと。その後も美容医療への需要が高まっており、美容医療に興味のある人や、医療関係者にもおすすめのコンテンツを掲載し続けている。効果・施術後の経過・ホームケアのレポートも健康や病気に関することでは、それぞれが「かかりつけ医」を持つことが推奨されている。「かかりつけ医」には健康に関するあらゆる相談ができるが、美容医療に関する限り、そのような医師や医療機関を探すことは難しい。「美容医療のかかりつけ」をコンセプトとする「わたしの名医」は、全国のクリニックと患者をつなぐポータルサイトである。美容医療の医療機関の検索はもちろん、施術やダウンタイム、ホームケアなどについての知識も得られる。また、「医人VOICE」のコンテンツではドクターの人柄やクリニックの魅力を含め、診療のこだわりなどを掲載。「名医こだわりのブランド」では、おすすめのドクターズコスメを紹介し、それらを購入できるクリニックやオンラインショップも紹介されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※美容医療のかかりつけ医 わたしの名医
2022年04月29日何事もポジティブに受け止められたら、人生うまくいきそうな気がしますよね。本記事では、あなたの「ポジティブ度」がわかる診断テストを紹介しようと思います。ポジティブ度をチェックすれば、より魅力的な自分になる方法がわかるかも!Q.もし、自分のSNSがバズったら、そのあと、あなたはどうしますか?次の選択肢から選んでください。A.友達に自慢するB.チャンスだと思い投稿を増やすC.怖くなってアカウントを消すD.身バレしそうな投稿を削除するA.友達に自慢するAの「友達に自慢する」を選んだあなたは、ポジティブ度高めの70%みたい。自分を魅力的に演出する力が高いあなたは、今の時代に生きてこそ力を発揮できる人かも。自己肯定感の高さのおかげで、自分をより素敵に表現できているのではないでしょうか。ただ、うまくいっても調子にのってしまうとせっかくの魅力が台無しになってしまうことも。変わらない自分を保つことを、忘れないことが大切だそうですよ。B.チャンスだと思い投稿を増やすBの「チャンスだと思い投稿を増やす」を選んだあなたは、ポジティブ度かなり高めの90%なのだとか。あなたは、自信に溢れる魅力的な女性なのでしょう。チャレンジ精神旺盛で、人生を楽しんでいる可能性が高いです。しかし、傲慢になってしまうと、失敗してしまうかも。初心を大切にして、行動するといいのだとか。C.怖くなってアカウントを消すCの「怖くなってアカウントを消す」を選んだあなたは、ポジティブ度20%と低めだそう。本当は素敵な魅力があるのに、ここぞというときに自信がなくて、せっかくの機会を逃してしまうことはありませんか。そんなあなたは、もっと自己肯定感を高めた方がよさそう。今よりも、ポジティブに考えられるように心がけるといいかもしれないですよ。D.身バレしそうな投稿を削除するDの「身バレしそうな投稿を削除する」を選んだあなたは、やや低めのポジティブ度40%だとのこと。やや慎重な一面があるあなたは、必要のない場面で考え込んでしまって損をしているかも。自己肯定感をアップするために、常にポジティブな考え方をする癖をつけるのがおすすめとのこと。ポジティブ思考になれば、思いもよらない成功を掴める可能性がありますよ。あなたのポジティブ度はどれくらいでしたか。今よりももっと素敵な自分になるためにも、診断テストの結果のようにポジティブな考え方を、活用してみてくださいね。"
2022年04月24日