伊勢丹新宿本店本館で10月21日より、内藤ルネさんをテーマにしたイベント「Roots of Kawaii『内藤ルネ』~過去・現在そして未来へ~」を実施する。"Roots of Kawaii"マルチクリエーターの内藤ルネさん(1932~2007年)は、ガールズポップカルチャーという「一般の女の子のための文化」を日本に確立し、当時の少女たちに自由や平等という価値観や積極的な生き方をビジュアルによって提示した。また、ルネさんは少女キャラクターだけにとどまらず、動物・フルーツ・花などをモチーフにしたデザイン・キャラクター、ファッションインテリアからファンシーグッズまで、ガールズポップカルチャーを全般的に開拓し、「はじめて」にチャレンジし続けた。本館6階催物場の「Roots of Kawaii『内藤ルネ』展 ~夢をあきらめないで~」では、創作初期から晩年までのイラスト原画、デザイン原画のほか約200点の原画・原作により、「ガールズポップカルチャーの巨星・内藤ルネ」の功績とその魅力を紹介する。また、期間限定パフェショップ「RUNE PARLOR」では、新宿高野・内藤ルネ・伊勢丹のトリプルコラボで、フレッシュフルーツがたっぷりのオリジナルパフェをドリーミーなKawaii空間で提供する。さらに「ルネショップ」では、全国に先駆けて発売するグッズや三越伊勢丹のオリジナル企画、また、同展のためだけに用意した限定商品もそろえる。本館6階催物場のほか、1Fザ・ステージでは「"Roots of Kawaii" 内藤ルネの部屋 ~Kyoto Villa Rune~」として、秋の京都にルネさんの世界観をミックス。ルネさんに大きく影響を受けた京都在住のイラストレーターナカムラユキ氏と協業し、架空空間「内藤ルネの部屋」を創る。京都人だからこそ知る京都の粋で旬なヒト・モノ・ブランドとルネのオリジナルコラボレーション商品やルネの世界を感じるKawaiiワールドとなる。「Roots of Kawaii『内藤ルネ』~過去・現在そして未来へ~」は、伊勢丹新宿本店本館(地下2階~6階)を会場に10月21日~27日に開催する(新宿本店本館6階催物場は26日18:00まで)。
2015年09月23日三越伊勢丹では、ガールズポップカルチャーの巨星・内藤ルネの功績と魅力を紹介する『Roots of Kawaii「内藤ルネ」~過去・現在そして未来へ~』を開催する。会場は伊勢丹新宿本店本館=地下2階~6階(6階は催物場)。会期は10月21日~27日(催事場は26日 18:00まで)。同展は、ガールズポップカルチャーを日本に確立し、当時の少女たちに自由や平等、生き方をビジュアルによって提示した、"Roots of Kawaii"マルチクリエーター・内藤ルネを功績と魅力を紹介するイベント。伊勢丹新宿本店本館 6階催物場には、内藤ルネの創作初期から晩年までのイラスト原画やデザイン原画のほか、約200点の原画・原作が展示され、その功績が紹介されるという。また、新宿高野×内藤ルネ×伊勢丹がコラボした期間限定のパフェショップ「RUNE PARLOR」では、フルーツたっぷりのオリジナルパフェを楽しめるということだ。さらに、全国に先駆けて発売されるグッズや三越伊勢丹のオリジナル企画、同展のために用意された限定商品などのアイテムが販売される「ルネショップ」がオープンする予定となっている、このほか、本館1階のザ・ステージには、架空空間「内藤ルネの部屋」を設置(京都在住のイラストレーター・ナカムラユキ氏との協業)。本館2階イーストパーク内プロモーションスペースには「マーリエパーエフデ」ドレスが、本館4階イーストパークには「SANYO」トレンチコートが展示される予定となっている。なお、内藤ルネは1932年、愛知県岡崎市生まれのイラストレーター、人形作家、デザイナー、エッセイスト。1950~1960年代にかけて、人気のファッション誌「ジュニアそれいゆ」の表紙と挿絵を担当しブレイク。ヴィヴィッドに彩られたキッチュな少女画で古い美少女観をひっくり返し、動物から野菜、フルーツ、捨てられていた家具まなどさまざまな“カワイイの芽”を見出し、イラスト以外にも家具や食器、ルームアクセサリー等に命を吹き込み、人々に発信し続けてきた。彼の残した作品は、1万点以上にもおよび、時代も性別も超えて乙女ゴコロを魅了するマルチ・クリエーターにして「カワイイ文化の祖」と呼ばれている。2007年、急性心不全のため死去、74歳没。(c)R.S.H / RUNE
2015年09月22日声優の内田真礼が、明治の『ザバスミルク グレープフルーツ風味』の特設サイトで公開されている限定動画に出演し、女子高生やOLなどさまざまなコスプレを披露している。内田は、日常生活で意図しないうちに筋肉に刺激を与えている場面を取り上げた「知らず知らず筋」動画に出演。「女子高校性の知らず知らず筋」8種類、「自宅OLの知らず知らず筋」7種類、「会社OLの知らず知らず筋」5種類、「プライベートの知らず知らず筋」5種類の計25種類の動画が用意されている。。『中二病でも恋がしたい!』『俺、ツインテールになります。』などの作品に声優として参加し、アーティストとしても活躍中の内田は、2014年には『週刊ヤングジャンプ』41号(集英社)で表紙と巻頭グラビアを務めるなど、そのアイドル顔負けのビジュアルも話題に。動画の中で内田は、自分の黒歴史に足をバタつかせながら後悔する様子や、全身を使って野球の応援をするものの途中で手と足の順番が逆になってしまう天然ぶりなど、普段は見られないコミカルな姿を披露している。動画「知らず知らず筋」シリーズには、「見えそうで見えない裸芸」でブレイク中のお笑いタレント・とにかく明るい安村も出演し、男子高校生やビジネスマンを演じている。
2015年08月07日昨年、設立100周年を迎えた宝塚劇団の中でも“稀代のトップスター”と呼ばれる柚希礼音さん。近年の宝塚では類を見ない6年にも及ぶトップスター生活では、真矢みきさん以来2人目となる武道館コンサートを成功させ、さよなら公演の千秋楽には劇場前に史上最高の1万2000人が詰めかけた。そんな柚希さんは、退団後の動向に注目が集まるなか、アメリカショウビズ界のレジェンド、ハロルド・プリンスが手がける舞台への出演を発表。宝塚の肩書が通用しない世界にあえて踏み出す理由を聞いた。――退団後1作目に選んだのがハロルド・プリンスの舞台とは驚きました。これまでのキャリアが一切通用しない世界で勝負しようと決めた理由を教えてください。やっぱり皆さんが気にされていたことだと思いますし、私もすごく悩みました。ファンの方から考えたら、私を主役に作っていただくような作品を待っていたかもしれません。でも在団中から私を応援してくださっていた方々って、きっと新しいことに挑戦し続ける姿に共鳴してくださっていたと思うんです。もしかしたら今回の出演は無謀な挑戦で、批判を浴びるようなことになるかもしれません。でも、宝塚でのキャリアを守って生きていくより、自分自身の実力で挑んでいきたいと思ったんです。――柚希さんは、宝塚に入る前はバレエで世界を目指していらっしゃいましたよね。背が高くなりすぎたことでその道を諦めたわけですが、宝塚を経てこうして世界の舞台へ出ていくことになるというのには運命的なものを感じます。そうなんです。留学して海外の舞台に立ちたいというのは、自分のなかで一度終わった夢だったんですよね。当時一緒に踊っていた友達がバレエの世界で活躍していくなかで、自分だけ宝塚という違う道に行ったと思っていたんです。まさか自分がこんなに宝塚に没頭 するとは予測していなかったし、そこで学び、芸だけでなくいろんなことを成長させてもらい、最終的にこの道を選んでよかったと思えるまでになれたことでも十分なくらい。なのに、その先に、かつて目指したブロードウェイの話があるなんて思ってもみませんでし た。回り道したようだけど、あの時にバレエで留学していてもこんなお話はいただけなかったと思いますから。――宝塚入団当初は、きっとどこかに第二の選択肢に進んだという思いがあったのではないかと…。あったと思います。ダンスがしたくて入ったのに、お芝居も歌もやらなきゃいけないんです。宝塚ファンの時期がないから男役への憧れもなく、ましてや「愛してるよ」なんてセリフを言いたかったわけでもない。でも、そうやって客観的に見ているからこそ、「クサい」とか言われない男役を作ろうという気持ちになれたんです。上級生がやっているからやる、ではなく、あくまでも、自分が必要だと思うことをやろうと。ただ、宝塚が第一の選択肢だったと思うようになれたのは、『スカーレット・ピンパーネル』のショーヴラン(’08年上演の大ヒット作。柚希さんが2番手時代に演じた悪役で、当時、演出の小池修一郎さんから厳しい指導を受けた)を経てトップになった頃です。宝塚でよかったと思えるまでには、それくらい長い時間がかかりました。――でも結果的に、そのことが、宝塚ファンじゃない方々までも熱狂させる男役・柚希礼音に繋がったんだと思います。宝塚の男役といえばリーゼントでしょ、という従来のイメージがあるなかで、前髪を下ろしたり、短髪にしたり、いろんな挑戦をしてきました。ウィンクを飛ばしてお客様の心を掴んでいく他の男役の方を見ながら、私は2階席の後ろにまで届くパフォーマンスでお客様を魅了したいと思っていたり。宝塚ファンのための舞台ではなく、一般のミュージカルや演劇を観た時に味わえる、あの感動と同じものを伝えたかったんですよね。だから、最後の最後に、このやり方でよかったんだと思えたことが何より幸せです。昨年の100周年で、宝塚はテレビや雑誌にたくさん取り上げられましたけれど、多くの人の関心は音楽学校の整列だとか入り待ち出待ちの列のことだったんですよね。でも、本来の魅力はタカラジェンヌ全員が人生をかけてやってるというところ。単なるお嬢様劇団ではないからこそ、 宝塚ファンじゃなかった私も燃えることができたんです。フワフワした夢の世界ではないことをひとりでも多くの方に知っていただくことができたならうれしいです。下手だと言われ続けたのがよかったのかもしれません。◇ゆずき・れおん6月11日生まれ。大阪府出身。’99年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属。早くから新人公演で主役をつとめるなど、注目を集める。’08年には松尾芸能新人賞を受賞し、翌年、星組トップスターに就任。’15年5月に宝塚を退団。千秋楽公演は、宝塚史上最大規模の全国45か所でライブ中継され話題に。◇柚希さんの宝塚退団後1作目となる舞台『プリンス・オブ・ブロードウェイ』は10月23日~渋谷・東急シアターオーブ、11月28日~梅田芸術劇場で上演。演出は『オペラ座の怪人』などを手がけたハロルド・プリンス、共同演出&振付を『プロデューサーズ』のスーザン・ストローマンが手がけることでも話題。チケットは7月25日より一般発売開始。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039※『anan』2015年7月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・間山雄紀(M0)ヘア&メイク・CHIHARUインタビュー、文・望月リサ
2015年07月22日今年5月まで宝塚星組トップスターとして活躍し、星組のみならず100周年を迎えた宝塚の顔として、宝塚の人気を牽引していた柚希礼音。退団公演の千秋楽には、劇場周辺にファンが1万2千人も集まったほどのカリスマ的人気を誇った彼女が、女優としての第一歩に選んだのは、ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。『ウエスト・サイド・ストーリー』『キャバレー』『オペラ座の怪人』等々を手がけたブロードウェイの巨匠、ハロルド・プリンスの新作に、日本人として唯一出演する。ビッグ・プロジェクトに参加する心境を、柚希に訊いた。チケット情報はこちらもともとブロードウェイに憧れていたと話す彼女。「このお話を伺ったときに、ピンポイントに自分の希望どおりの素晴らしいお話で、びっくりしました」と、目を輝かせて笑う。「高校生の時に、アメリカン・バレエ・シアターに入りたくて願書を取り寄せていたんです。でも家族が心配し、海外はまだダメだということになり、そこから宝塚を目指しました。今は宝塚に行って本当に良かったと思っていますが、一方で海外留学を諦めた感じはずっと心の中にあったんです。まったく違う道に進んだと思っていたのですが、宝塚に行ったからこそ、こんなお話が頂けた。大切なことは、ひとつひとつ、目の前にあることをやっていくことなんですね」と感慨深げだ。ハロルド・プリンスの作品では『オペラ座の怪人』が好きだという。「地下湖の舟を漕いでいくシーンの演出とか…すべてを作られた方なんですよね。その方が目の前にいらっしゃるということが信じられない! でもお話をすると、とても気さくで明るく優しい方なんです」。その優しさは作品作りにも見て取れるという。「ハロルドさんが、せっかくレオンが出るのだから、日本のお客さまが喜んでくれるように演出しようと仰ってくれた。すごくお客さまの目線で舞台を作られる方なんだなと、感動しました」。このあと単身NYへ渡り、稽古に参加する。「語学学校にも、ひとりで電車に乗って通うことになります。宝塚時代は本当にありがたい生活をさせていただいていましたが、一度それをリセットし、ひとりの人間として歩き出すためにもちょうどいい生活が出来るんじゃないかな」と、新しい自分への期待を感じている。「宝塚でも常に高い壁をよじ登る作業でしたが、今回の壁はもっと高いかもしれない。でもその高い壁を無理やりにでも登れば、素晴らしい幸せが待っているということは、宝塚時代に何度も味わって知っていること。それを信じて、頑張ります」。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットぴあでは7月21日(火)まで、WEB先着先行「プリセール」を受付中。
2015年07月14日5月に宝塚歌劇団を退団した、元星組トップスター・柚希礼音に密着した特別番組『柚希礼音 退団スペシャル』が、WOWOWで25日(11:45~)に放送されることが1日、明らかになった。番組では、全国の映画館や、さいたまスーパーアリーナ、台湾でもライブ中継された柚希の退団公演の千秋楽が行われた1日をダイジェストでご紹介。さらに、退団後初のテレビ生出演となったWOWOWの番組『生中継!第69回トニー賞授賞式』での舞台裏にも密着した。インタビューでは「宝塚に入って、どんどん役はいただくのですが、それがいつも大きすぎて、どうしようとあせるばかりで、できない劣等感の塊でした」と、トップスターの姿からは想像がつかない苦悩の過去を告白。「宝塚に入ったことを楽しめずにずっと歩いていました」という日々を過ごしていたが、『スカーレット・ピンパーネル』で「演出の小池先生が作り方の根本から丁寧に教えてくださり、やらなきゃ!というあせる気持ちを、冷静に捉えることができました」とターニングポイントになったという。以降は「大変でしたが楽しめるようになり、舞台に立つ喜びを知りました」と宝塚時代を振り返っている。なお、柚希は、トニー賞最多受賞の演出家、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に、唯一の日本人キャストとして出演することが決まっており、「宝塚時代とは違うダンスが踊れるかなと思っておりますが、男役でも女役でも、英語でも日本語でも、歌も表現もいろいろ変わってくるとは思いますが、最終的にはお客さまに心が通じるようにできればと思います」と意気込みを語っている。
2015年07月01日宝塚歌劇の元星組トップスター柚希礼音の退団後初の舞台が、ブロードウェイの巨匠ハロルド・プリンスが10月から世界に先駆けて日本で初演するミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に決定した。ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』チケット情報トニー賞に輝くこと史上最多の21回、『オペラ座の怪人』『エビータ』などで知られる演出家ハロルド・プリンスが自身の人生を描く新作。自らが手がけた数々のヒット作から選んだ珠玉のナンバーで構成するミュージカルショーだ。キャストにはシュラー・ヘンズリー、ラミン・カリムルー、ナンシー・オペル、ケイリー・アン・ヴォーヒーズなど、世界で活躍するミュージカルスターを予定しているが、日本人キャストは柚希ただひとり。大作出演決定にあたり、柚希は「いつかエンターテインメントの本場アメリカで舞台に立ちたいと、宝塚音楽学校に入る前、夢見たことがありました。今回ついにその夢への扉が開く…とワクワクしています。この夢のようなチャンスをいただけたのは、多くのことを学んだ宝塚歌劇団での16年間があってこそ。この道のりは、私にとって決して遠回りではありませんでした。『オペラ座の怪人』を創られたハロルド・プリンス氏をはじめ、ブロードウェイの第一線のクリエイターによる新作で、さらにNY演劇界の主役級の方々とご一緒できるのは身の引き締まる想いです。今回の舞台は、身に余る高い壁への挑戦となることでしょう。しかし宝塚で育まれた何物にも代え難い財産─自分をプロデュースする力、そして努力すればどんな高い壁でも乗り越えられる強い意志─を大きな力として胸に刻み、ブロードウェイに向かって羽ばたきます。プリンス氏の演出が、自分も知らない新たな柚希礼音を引き出してくださることでしょう。また、プリンス氏が私に合う素晴らしいダンスナンバーを選んでくださるとも伺っていて、言葉ではとても言い表せないほど心が躍っています」と喜びを語っている。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。公演チケットの一般発売は7月25日(土)より。
2015年05月21日東京都・銀座の資生堂ギャラリーは、赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子の5名によるグループ展「椿会展 2015- 初心 -」を開催する。会期は5月24日まで(月曜休館)。開場時間は、平日は11:00~19:00、日・祝は11:00~18:00。入場無料。同展は、時代とともにメンバーを入れ替えながら、70年近くにわたり継続してきた「椿会」によるグループ展。2013年からは、赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子の5名で結成されており、同展は同メンバーによる3回目の展覧会となる。「初心」というサブタイトルは、「3.11」から復興していく過程において、初心を問い直す時期にあるのではないかと考えた同メンバーが決めたもので、「何かをやろうと思い立った当初の純真な気持」をこめている。また「初心忘るべからず」という言葉は、芸の智恵を説いた世阿弥の書に、人生の様々な段階において未経験のことに挑戦していく心構えであることと記されているということだ。なお、展覧会のロゴは、常に「初心」に立ち返る象徴として、グラフィック・デザイナーの仲條正義が毎年新たにデザインしている。また、赤瀬川氏は昨年10月に病気により急逝したが、今後の椿会展でも赤瀬川氏の作品が展示される予定となっており、今回は赤瀬川氏が1987年から1988年まで雑誌に掲載した絵日記を展示するということだ。また、畠山氏は、ドイツ各地に存在する、氷河によって運ばれた巨大石を撮影したシリーズを展示。内藤氏は、2013年から続けて出展している「color beginning」と「ひと」の最新作、伊藤氏は、昨年銀座周辺で行った生きもの調査をもとに制作した刺繍作品など、青木氏は、意識的に作品を作る傍らで、無意識的にできた小さなドローイングを数点展示する予定となっている。そのほか、関連企画として同会場にて、現在ドイツ・フランクフルトのザ・フォーサイス・カンパニーで活躍するダンサーで、新たに椿会メンバーに加わる、島地保武によるダンスパフォーマンスが開催される。開催日時は4月25日19:15~20:00。参加費は無料。そのほか、ワードホール(資生堂ビル9階)にて「伊藤存 ギャラリートーク」が開催される。開催日時は5月17日14:00~16:00。なお、いずれも参加に際しては資生堂ギャラリーのWebサイトより申し込みが必要となる。なお、申し込み多数の場合は抽選となるということだ。
2015年04月08日銀座の資生堂ギャラリーでグループ展「椿会展 2015 -初心-」が開催される。期間は4月4日から5月24日まで。今回作品を出展する第七次椿会は13年に画家の赤瀬川原平、写真家の畠山直哉、彫刻家の内藤礼、および現代美術作家の伊藤存と青木陵子の5名によって結成された。震災復興からの過程において、初心を見直す必要性を感じたことから、各展示会ではそれをサブタイトルに指定している。これにより世阿弥の書に言うところの、“人生の様々な段階において未経験のことに挑戦していく心構え”を表現した。なお、会場では14年10月に急逝した赤瀬川原平の作品のうち、87年から88年までに雑誌で掲載された絵日記を出展。そこには、日々の出来事が赤瀬川ならではの視点で記されており、文筆家と挿画家、それぞれの顔を持つ彼の姿を見ることが出来る。一方、畠山は氷河に運ばれた巨大石を収めた写真を、内藤は「color beginning」と「ひと」の最新作を、青木は無意識的にできた小さなドローイングをそれぞれ出展。伊藤は昨年から銀座周辺で行っている生き物の調査を元に、今回新たな刺繍作品を発表する。また、椿会では赤瀬川に代わる新メンバーとして、ダンサー兼振付家のウィリアム・フォーサイス(William Forsythe)率いる「フォーサイス・カンパニー」で活躍中の島地保武が参加している。今回は出展作品にインスパイアされた即興ダンスを、4月25日の19時15分から披露する予定だ。更に、5月17日には伊藤が来廊し、ギャラリートークが行われる。【イベント情報】椿会展 2015 -初心-会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階会期:4月4日から5月24日時間:11:00から19:00(日曜日・祝日は18:00まで)休館日:月曜日料金:無料
2015年04月03日声優として数々の作品に出演し、アーティストとしても活躍する内田真礼が、自身の誕生日である2014年12月27日、東京・代々木の山野ホールにて、バースデーイベント「Maaya Happy Birthday Party!!」を開催した。内田の誕生日を祝うべくファンで埋め尽くされた会場。MCを務めた作家のちゃんこ氏の呼び込みでステージに内田が登場すると、「誕生日おめでとう」の声が沸きあがる。初のバースデーイベントに「幸せいっぱいです」と内田は笑顔を見せる。12月24日にリリースされた写真集とDVDについてのトークに続いては「表現者 内田真礼」。こちらは、これまでの人生を写真とともに振り返るというコーナーで、子ども時代を中心とした蔵出し写真でトークを盛り上げていく。さらに、内田真礼について掘り下げていく「声優・内田真礼に聞きたい10のこと!」では、声優を目指したきっかけや養成所時代のエピソード、今後やってみたい役など、声優・内田真礼に関するトークが繰り広げられた。なお、「声優・内田真礼としての2015年の目標」は「地に足をつけて頑張る」。続くライブコーナーでは、内田が声優としてこれまでに歌ってきたキャラクターソングの中から、「七色のパレット」(『ぎゃる☆がん』桜咲薫子)、「ありふれたしあわせ」(『ビビッドレッド・オペレーション』黒騎れい)、「INNOCENT NOTE」(『ガッチャマン クラウズ』一ノ瀬はじめ)、「-Across the line-」(劇場版『中二病でも恋がしたい!』小鳥遊六花)といった4曲を、当時の思い出を振り返りながら熱唱。なかなか披露されることのないキャラクターソングだけに、会場からも大きな歓声があがる。お色直しを挟み、つづいてのコーナーは「アーティスト・内田真礼に聞きたい10のこと!」。こちらは内田真礼のアーティストとしての側面を掘り下げるコーナーで、「ロックってどんなことだと思いますか?」という質問には「ぶれない心」と回答。なお、「アーティスト・内田真礼の2015年の目標」は「ワンマンライブかな?」。ここでサプライズのバースデーケーキが登場し、会場全体が「ハッピーバースデートゥーユー」を歌って祝福。感激する内田は、そのままライブコーナーに突入する。まずはデビュー曲である「創傷イノセンス」を披露。そして、4月1日に3rdシングル「からっぽカプセル」のリリース決定を報告し、ラストは2ndシングルから「ギミー! レボリューション」を熱唱して、ステージをあとにする。客席からのアンコールを求める「真礼コール」に誘われてステージに登場した内田が、2ndシングルから「アイマイ☆シェイキーハート」を歌うと、再びちゃんこ氏が姿を現し、赤﨑千夏からのビデオメッセージを披露する。映像の中で赤﨑が、内田の母親からの手紙を代読すると、思わず涙を流す内田。そして、ラストを「高鳴りのソルフェージュ」で締めくくり、およそ2時間弱のイベントを締めくくった。4月1日発売の「からっぽカプセル」はもちろん、3月8日には横浜アリーナで開催される「P’s LIVE! 02」に出演するなど、2015年も内田真礼の活躍に注目したい。
2015年02月10日東京都庭園美術館が年の休館と改修期間を経て、11月22日にリニューアルオープンした。新たなスタートを記念して二つの展覧会「アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる」および「内藤礼 信の感情」が同時開催される。リニューアルされた東京都庭園美術館は、従来展示室として使用されてきた本館に大きく改修とクリーニングが入り、敷地内には新たなホワイトキューブの大型ギャラリースペースが設けられた。本館にて開催される展覧会「アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる」では、休館中に行われた建物内外の調査・修復活動が紹介される。1933年当時のアーキテクト達の仕事ぶりを丁寧に確認しながら、朝香宮邸誕生までのストーリーを追っていこう。塗り替えられた外壁や、復元されたインテリアの美しい輝きに、改めて目を奪われるに違いない。白い壁面が眩しい新館ギャラリーでは、展覧会「内藤礼 信の感情」が同時開催される。97年のヴェネツィア・ビエンナーレで、世界的に有名になったこのアーティストは、本展で絵画における色彩の魅力を、改めて鑑賞者に気づかせてくれる。白い絵の具がキャンバス一面に広がった「color beginnin」シリーズをゆっくりと眺めてほしい。画面内の白が微妙な色調を持っていること、それが柔らかな光のようにこちらを包み込んでくることがわかる。今回の二つの展覧会、全く別物に見えて、実はつながっている。本館の空間内には、内藤のもう一つの近作、木彫の小さな人物像である「ひと」シリーズが、随所に、そっと展示されているのだ。かつての宮家の人々の、静かな息遣いが聞こえる元邸宅の中にあって、内藤の物言わぬ「ひと」は、静謐のなかに鑑賞者を優しく迎え入れてくれる。この小さな「ひと」たちを探し歩くことも、本展の大きな楽しみの一つだろう。【イベント情報】アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる内藤礼 信の感情会場:東京都庭園美術館本館(「アーキテクツ」展)、新館ギャラリー1及び本館(「内藤礼」展)住所:東京都港区白金台5-21-9会期:11月22日から12月25日時間:10:00から18:00 (12月22日から25日は20:00まで開館)休館日:第2・第4水曜日(12月24日は特別開館)料金:一般700円大学生560円中・高校生・65歳以上350円 (観覧当日に限り両展覧会鑑賞可能)
2014年11月22日脚本・木皿泉、演出・内藤裕敬、主演・薬師丸ひろ子の舞台『ハルナガニ』が4・5月、東京と大阪で上演される。2012年『すうねるところ』に続く話題作。前作以来、互いに信頼を寄せ合う、木皿と内藤に話しを聞いた。舞台『ハルナガニ』チケット情報今回は藤野千夜の小説『君のいた日々』原作にした、ひと組の夫婦の物語。舞台上には“夫を失った妻”と“妻を失った夫”のふたつの世界が存在する。連れ合いの死後、それぞれは何を悔い、何を支えに生きていくのか。夫婦の究極の愛を描いていく。原作について木皿は「藤野さんの作品は、ずっと好きで、本当にうまいなぁといつも感心しています。今回のも、細かいところがとてもおもしろいのですが、何といっても設定がいいなぁと。日常を切り取って見せるには、とてもいい話だと思います」。舞台は「原作と違うのは、もっとドタバタするかな。それと、ジタバタもするかも」になるという。一方の内藤は舞台化のポイントについて「木皿泉流のノゾキだと思います。ノゾキ見が言葉になって会話になったとき、ノゾキをされた胸や頭や心が、どんなふうな物語になるか」。木皿作品の魅力について「フラフラするところですかね。いろいろが直進しないの。フラフラ‐クネクネするのね」と話す。主演の薬師丸については「私達は、現実と本質の間で迷うけれど、彼女は本質をいつも見つめてると思います」(内藤)、「今はタレントも役者も、商品として扱われているので、どんどん消費されるしかないのです。昔は、テレビや映画に出てる人は雲の上の人で、我々の手の届く人ではなかった。薬師丸さんは、その最後の人だと思っています。自分を商品として扱わず(それは、つまりお金みたいなものに決してころばず)志を持って仕事を続けてこられたので、この先、消費されることはないと思います。そういう存在感って、ほとんど他にないんじゃないでしょうか。誰が何と言っても「そこに居る」という感じ。いつか薬師丸さんにしかできない作品というものを書いてみたいです」(木皿)と、それぞれその魅力を語る。また、木皿は「能で使われる別れのコトバに「いずれ春永に」というのがありまして、それが美しく、はかなく、でも力強く、わたしたちはとっても好きです。能は死者の話だし、今回はお芝居にいいかなと思いました」とタイトルに込めた思いを話した。公演は4月7日(月)から27日(日)まで東京・シアタートラム、5月2日(金)から4日(日・祝)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットの一般発売は3月8日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、大阪公演は2月17日(月)午前11時まで、東京公演は3月3日(月)午後6時まで受付。
2014年02月10日恋のから騒ぎ卒業生の内藤里奈の毒舌コラム。誰にでも物怖じしない思考と、語彙力のなさから生まれた毒舌とも言えるストレートな発言で恋のから騒ぎMVPを受賞している彼女。現在は、グラビア・モデルを中心に活動している。面白い着眼点がユーザーからの指示も厚い。同年代の女性達の心をつかむ記事をピックアップした。【内藤里奈の毒舌コラム シングル編】 ■彼を夢中にさせるための時間差トリックとは?! 「好きな人に振り向いてほしい!」「好きな人に少しでも近づきたい!」そんなあなた。焦りは禁物。すぐに誘いにのっていませんか?すぐにメールを返す、すぐに電話に出る。もし相手に少しでも気にしてほしいならそれは絶対に禁物! ■男が引く何気ない一言 私たちが普段何気なく会話で口にしている一言。しかし私たちにとってはごく普通の会話でも男性にとってはビックリ、一瞬で冷める一言が。ランキングにしてみたら以下の通り。 ■男がドキッとする、ステキな褒め方とは? なさんは自分の気になる異性を知りあった時、どのようにしてアプローチしますか?「メールでお食事に誘う」、「遊びに誘う」、「趣味や特技の話を聞く」、「世間話をして相手を知る」といろいろ方法があると思います。 ■定期接触は相手の関心を引く とある友人と男の定期接触について話していた。その友人と男友達の関係。とても共感した。先日、久しぶりに男友達から電話がかかってきた。もう4年くらいの付き合いになる彼。「元気?」となんてことない話題だった。【内藤里奈の毒舌コラム 彼がいる編】 ■20代半ばの微妙な結婚観の違い 25歳にもなると周囲でも結婚する人、子供を産む人が少しずつ現れ人生の分かれ道に差し掛かります。仕事も慣れ、遊びもどんどんと楽しくなります。 ■彼との音信不通を嘆くなら、自分も愛情を半分にすればいい 先日友達(A子)から相談を受けた。『彼氏からの連絡がいきなり切れる』という。そこで音信不通ならともかく、しばらくすると何もなかったかのように連絡が来て、会うそうだ。お互い冷めたわけでもなく、ラブラブだった。しかしA子はこう言う。 ■彼氏がいてもいなくても「いない。」と答える人の心理 「ねぇねえ。」「何?」「彼氏いる?」「彼女いる?」こんな会話、男女構わず初めて会った人同士の間でよく繰り広げられますよね。でも実際、返答は人それぞれ。 ■男の「将来脈なし」は「親に会わない」 学生時代の恋愛を思い出し、現在と重ねる時代はもう終わり。これからの恋愛、20代中盤ともなれば「将来ずっと一緒にいられるかどうか」に観点が定まってきます。ずっと同じ付き合いをしていくわけにはいきません。 ■「バツイチ」、「子持ち」との付き合い、将来はアリ? みなさんは過去に「バツイチ」、「子持ち」といわれる、離婚暦のある男性とお付き合いをしたことがありますか?恋愛トークのスペシャリストのコラムは毒舌だが、どこか親近感がある。あなたが「なるほど」となった記事はあっただろうか。
2012年05月06日ボクシングの内藤大助選手が6月20日(日)、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われた、映画『ヒックとドラゴン』の監督来日&父の日特別試写会に、4歳の長男・亮くんを連れて特別ゲストとして来場した。本作は、スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークス・アニメーションの最新CG作品で、バイキングの族長の息子ながら弱虫な少年・ヒックとバイキングにとって天敵にあたるドラゴンのトゥースの友情と彼らが巻き起こす奇跡を描くファンタジー。内藤選手が公言している「少年時代、いじめられっ子だったから、いじめられないようにボクシングを始めて、強くなった」という経歴が、ヒックと重なるとして、この日、招かれたもの。内藤選手は本作を約1週間前に、亮くんとマスコミ向け試写会で鑑賞。感想を求められると「この映画を観ている息子を見ていたんでね。うちはペットで犬を飼っているから、自分のペットを(トゥースに)かぶらせて観ている部分あるんじゃないかな?と思いましたよ。夢中で観ていました」と内容には触れず、子煩悩ぶりを発揮。続けて「途中、息子にいろいろ説明をしていたんです、これはこうだ、とか。そしたら隣の人に『うるさい』と叱られまして、息子にも『パパ、静かにしなきゃダメだよ』って言われちゃいました。でも素直な子だな、と思いましたよ」と今度は親バカぶりを披露した。途中、司会者が「お家のお父さんはどんな感じ?」と質問。亮くんが「怪物だから…」とゆっくりした口調でつぶやくと、観客は大爆笑。内藤選手は頭を掻きつつ、「理由を息子に聞いたら、よく怒るからって。何となくそうだろうなと思ったけど」と“釈明”した。さらにアニメーターでもあるクリス・サンダース、ディーン・デュボア両監督が、サプライズで内藤選手一家を描いた直筆の似顔絵を贈呈。内藤選手は嬉しそうに受け取り、母親を指して「似ているね〜」と亮くんに語りかけたが「似てない」と愛息から“ストレートパンチ”をくらい“ダウン”。4歳児の素直な感性と、「えっ!」と驚いて大汗をかく内藤選手に、会場からは温かい笑いが沸き起こった。一方、南アフリカで開催中のFIFAワールドカップで、前日の19日に(土)行われたオランダ戦で0-1で敗戦した日本代表に、内藤選手は「悔しい、けど頑張ったよ思うよ」。24日(木)のデンマーク戦に向け「勝って1次リーグを突破してほしい」とエールを送り「スポーツでいま、(日本が)盛り上がっていることが嬉しいくて」と話していた。『ヒックとドラゴン』は8月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:ベッキー『ヒックとドラゴン』イメージソングに決定!動画インタビューも到着焼け焦げたオードリーがCMに登場「大きく言えば“春日の映画”です!」全米興行加熱!『ヒック』&『シュレック』で史上初ドリームワークスWトップ10入り「デートしたい芸人ランキング」あの人気コンビとのドライブデート希望者多数!3Dで「トゥース!!」オードリーのネタ付き『ヒックとドラゴン』予告編が到着
2010年06月20日