妊娠するちょっと前にふと「何月に出産するのが一番育てやすいだろう?」と考えたことがありました。いつ産まれても可愛いことには変わりはありませんが、同じ年でも月によってこんなに違う、ということについて紹介します。■出産時期:冬生まれ冬生まれは、ママは着込んで温かくできるから良いけれど、赤ちゃんはお風呂に入れる時の着替えもオムツ替えも冷えないよう手早くしなくてはいけません。寒い時期の頻回授乳もつらく、夜も部屋を温かく設定して加湿器をつけたりと気を遣う事も多く、赤ちゃんに触れるママの手やおしりふきが冷たくて困ることも。お宮参りも寒い時期に当たりやすいため心配です。また、保育園は満二ヶ月以上にならないと入園できないので2、3月生まれは激戦期に当たってしまいます。ですが、冬生まれは花粉の時期から遠いため、一番敏感な新生児期を花粉にさらすことなく過ごさせてあげられます。幼稚園時代は春生まれの子と体格も発達も違い過ぎて心配かもしれませんが、小学校中学年くらいになると差はなくなり、将来的には良い面も出てくるでしょう。■出産時期:春生まれ〜初夏生まれ春~初夏生まれは暖かく風邪などの心配もあまりない時期なので、一般的には一番人気があります。「洗濯物が乾きやすく、赤ちゃんも湯冷めしにくく薄着で大丈夫」「温度調節がとにかくラク」など利点を感じる場合も多いようです。とにかく成長が早く、3歳ごろの幼稚園などの入園時に「まだオムツが外れない」「ひとりで着替えられない」などの心配事が少なくて済みます。しかし、お散歩し始める時期が真夏に当たってしまうため秋まで外に出づらいのと、妊娠中はママの悪阻(つわり)が暑い時期と当たって夏バテが心配です。また、妊娠後期は寒く、インフルエンザ予防をしっかりしなければいけません。■出産時期:夏生まれ~秋生まれ夏~秋生まれはとにかく臨月期が暑い! しかし、お腹を冷やす心配はありませんし、マタニティウェアも少なくて済みます。産後一ヵ月は湯船に浸かれなくても体が冷えなくて良さそうです。あせもや湿疹、ひどい紫外線や熱中症には気をつける必要があります。秋生まれはお散歩できるようになる頃に寒い冬が来るため、防寒が大切になります。わが家の場合、長女が4月生まれ、次女が1月生まれなので、学年の中で一番のお姉ちゃんと早生まれの小さい子という位置づけになります。長女は4月生まれだからか幼稚園が始まる頃にはすでにできることが多く、積極的にお友達の輪に入れました。身長差はもちろん、勉強の理解度や計算速度、着替える早さや言葉の発達も違うかもしれません。でも妊娠期は暑さと悪阻が重なり大変でした…。産まれる前はいろいろ考えますが、産まれてしまえば子供の誕生月は何月でも親にとってかわいさは同じ。最初の一年は特に大変な時期ですから、いつ産まれても総合的に考えたらあまり関係ないかもしれません。
2014年07月18日