松本潤主演の人気シリーズ『99.9-刑事専門弁護士-』完全新作のスペシャルドラマが、映画版『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』公開前夜の12月29日(水)21時から放送される。この度、今回のスペシャルドラマにお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉の出演が決定した。『99.9-刑事専門弁護士-』は、裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)が99.9%とされる刑事事件に、個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、残りの0.1%の可能性に懸けて挑んでいく新感覚痛快リーガル・エンターテインメント。2016年に放送された「SEASONI」、2018年の「SEASONII」ともに、大きな話題を呼び、続編を望む声が多く寄せられていた。今回のスペシャルドラマでも、松本潤が99.9%有罪と見なされた案件でも残された0.1%の事実を自らが納得するまでとことん追求する超型破りな斑目法律事務所の弁護士・深山大翔(みやま・ひろと)役を、そして、香川照之が深山の上司の敏腕弁護士・佐田篤弘(さだ・あつひろ)役を続投。さらに新ヒロインとして、杉咲花が参加する。杉咲が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果(こうの・ほのか)。穂乃果は“ある出来事”がきっかけで深山と出会い、斑目法律事務所の一員として活躍することになる。児嶋の出演は先ほど自身が出演する『王様のブランチ』内で発表された。バラエティ番組はもちろん、ドラマや映画にも出演し俳優としても活躍する彼が演じるのは、今作の第一の事件に登場し、下着の窃盗犯で逮捕、起訴されている“大島浩二”。大島は杉咲演じる新米弁護士・穂乃果、そして松本演じる深山と接し、深山と穂乃果はこの事件をきっかけに出会うこととなる。3者がどんなやりとりを見せるのか、今から期待したい。また、深山は「SEASONI」では検察官、「SEASONII」では裁判官と対峙してきたが、今回のスペシャルドラマで立ちはだかる敵は弁護士。その弁護士・南雲恭平を西島秀俊が演じる。南雲は政治家の収賄疑惑を巡り、検察も巻き込んで深山と対立する様だ。そして映画版にも繋がっていく新ヒロイン・河野穂乃果との“新たな出会い”も見どころとなるだろう。<児嶋一哉・コメント>まさか『99.9』に出させていただけるなんて! しかも松潤と杉咲さんとも絡ませていただき大変光栄です。僕の役名は大島で、その辺の遊びも楽しんでいただけたらと思います。まあ大体どんな遊びかは想像がつくと思いますが。クランクインの時スタッフさんが「児嶋役の大島さんです」とボケたのですが、緊張していて全く気が付かず「お願いしまーす」と言ってしまった…。いまさらですが「逆だろ! 大島役の児嶋だよ!」みんな見てねー。■番組情報『99.9-刑事専門弁護士-』12月29日(水)21時から放送■上映情報『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』12月30日(木)より公開
2021年12月04日殺人事件の重要参考人となった女性実業家、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、過去のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る完全オリジナルのサスペンスラブストーリー「最愛」。この度、吉高由里子主演の本作に岡山天音が出演することが分かった。岡山さんが演じるのは、富山県警の刑事・藤井隼人。封印したはずの事件が再び動き出すという本作で、藤井は過去の梨央(吉高さん)や大輝(松下洸平)をよく知る、事件の真相を解明していく上で重要な役どころ。藤井は、白山大学2年生の陸上部員で、大輝の1年後輩であり、陸上部の男子寮で暮らし、寮夫(光石研)やその娘・梨央とは家族のように親しくしていた。卒業後は刑事となり、やがて起こる連続殺人事件の捜査で大輝を手助けする立場となる。また、事件と愛する梨央との間で苦悩する大輝にとって、心を許して話せる唯一の存在でもある。岡山さんは「藤井隼人という男は自由度が高いといいますか、決めごとよりも余白の多いポジションだったので、それを逆手にとって色々なところからインスピレーションを拾ってきて、この作品の中でどのように存在すれば、より作品に厚みと奥行きを持たせる一助になるか考えながら演じようかと思います。なので、まずは前髪結んでみたりしていますね(笑)」と役作りを明かした。その一方で「自由な分、みんなの『こういう役だよね』という共通認識がない中スタートしていくので緊張感もあります。物語もとても面白く、洗練されたエンターテインメントだなと感じました。このような作品の一部になれるということで、また一つ貴重な時間を過ごせそうな予感がしています」とコメントしている。金曜ドラマ「最愛」は10月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年10月02日かねてよりうわさされていた、英BBCの大人気ドラマ「刑事ジョン・ルーサー」の映画化について、Netflixが「ルーサーが戻ってきます!新しい長編映画でイドリス・エルバが彼のアイコニックな役を再演し、シンシア・エリヴォとアンディ・サーキスも出演します。脚本はこのシリーズのクリエイターのニール・クロスです」とツイッターで発表した。「The Wrap」によると、映画版「刑事ジョン・ルーサー」の監督は「エイリアニスト」でエミー賞にノミネート経験のあるジェイミー・ペイン。NetflixがBBC、「チャーニン・エンターテインメント」と共同して製作するという。イドリスも製作陣に名を連ねる。ドラマ版「刑事ジョン・ルーサー」は2010年から放送開始となり、現在までシーズン5までが製作されている。主演のイドリスは、切れ者だが精神的に不安定な刑事ルーサーを演じており、この役でエミー賞に4回、ゴールデングローブ賞にも4回ノミネートされ、後者は受賞もしている。イドリス・エルバ Photo by Kevin Winter/Getty Images映画化については、イドリス自身もここ数年「やりたい」と発言していたため、ファンもそのたびに期待を抱いてきた。「イドリスのファンで、まだ『刑事ジョン・ルーサー』を観たことがないという人は、ツイッターなんて見ている場合じゃない。今すぐシーズン1を観た方がいいよ!」「危ない危ない。こんな重要なニュースを見逃すところだった。ルーサー!イドリス・エルバ!気絶しちゃう…」と大喜びの反応を見せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:刑事ジョン・ルーサー [海外ドラマ]【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年09月15日刑事裁判官というと、法廷に座って検察と弁護側双方の言い分を聞き、罪の有無を判断する…イメージ。しかしドラマ『イチケイのカラス』で主演の竹野内豊さん扮する入間(いるま)は、法廷を飛び出し自ら現場で事件を検証し、真実を見極めていく。その入間とは真逆のタイプでエリート裁判官の坂間(さかま)を演じている黒木華さん。「物事を順序立てて考えて正義を見つけていく坂間に対して、入間さんは論理なんてどうだっていいタイプ。そういう入間さんとの出会いによって、彼女の中に“本当に自分は正しいのか”という問いが芽生えていく。彼女なりにうろたえたり戸惑ったり、入間さんや周りの言動に丁寧に反応していくよう演じています」堅物な坂間だが、「彼女の中にある正義は大事にしたい」と話す。「不器用なりに人とちゃんと向き合おうとしたりする。人を裁くというのは人の人生を左右する仕事で、そこにちゃんと誇りを持っているところは尊敬できるし、かわいい部分。堅物な中にも揺れる部分があったり弱い部分があったり、人間ぽい部分があったほうが面白いと思うんです。監督も『坂間らしい柔らかさを作ってほしい』と仰っていたので、そこは意識しています」飄々とした入間との凸凹コンビぶりはクスッと笑える面白さもあり、ドラマの見どころになっている。「入間さんは、こっちが食ってかかってもヒョイヒョイッてかわしていく感じ。ただ、ふわふわしながらも被告人と被害者のどちらにもちゃんと向き合う姿はかっこいいです。竹野内さん自身も独特の空気感や間をお持ちの方。お茶目な一面もありますし。ふとした瞬間、遠くを見つめている表情は何か考えていらっしゃるようにも見えるんですが、全然読めなくて…結構観察しちゃいます」坂間との共通点は「仕事への真面目さと頑固さ」と黒木さん。ならばその“譲れない”ものを聞きたい。「自分の役に関することですかね。他の人から指摘されても、受け入れるまでに時間がかかるというか…納得するまで動けないんです。『とりあえずやってみれば』と言われたりもしますけど、最終的な責任は自分だし、作品の中に残るのも自分。見てくれている方に対して失礼のない仕事をしたいと思っているんです」役に、作品に、脚本に対する誠実さ。それが黒木さんの正義なのだ。『イチケイのカラス』イチケイ(東京地方裁判所第3支部第1刑事部)の入間(竹野内)は、刑事裁判官ながらラフで飄々とした雰囲気の男。赴任してきたエリートの坂間(黒木)は、先入観にとらわれない入間の観察眼に、戸惑いつつも感化され…。毎週月曜21:00~フジテレビ系で放送中。くろき・はる1990年3月14日生まれ、大阪府出身。野田秀樹演出の3人芝居『表に出ろいっ!』で注目され、映画『小さいおうち』での高い演技力で数々の映画賞を受賞。近年主演したドラマ『凪のお暇』も話題に。ワンピース 参考商品(ザディグ エ ヴォルテール/ゼッドヴェー ジャポン TEL:03・6427・4348)イヤリング¥16,500(ジュエッテ TEL:0120・10・6616)※『anan』2021年4月28日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・亘つぐみ@TWヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年04月25日チャドウィック・ボーズマンの主演&プロデュース映画『21ブリッジ』から、麻薬捜査班フランキー・バーンズ刑事を演じたシエナ・ミラーのインタビュー映像が到着。相棒となる、チャドウィック演じる主人公の刑事との関係性や撮影についてふり返った。シエナが演じたのは、チャドウィック演じるアンドレ・デイビスの相棒となるタフな麻薬捜査官で、シングルマザーでもある女性という役どころ。『アメリカン・スナイパー』や『二ツ星の料理人』などのイメージを一新させ、本作でチャドウィックとの男女バディムービーという新規軸にも挑戦している。『マ・レイニーのブラックボトム』で本年度ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞に輝き、さらにアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされているチャドウィックほか、『セッション』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズ、『ローン・サバイバー』のテイラー・キッチュ、『ビール・ストリートの恋人たち』のステファン・ジェームズなど、共演に実力派が揃った本作。インタビュー映像でシエナは、“複雑で地味な難役”ばかり登場する本作に必要なキャスティングだったと分析。「警官をリアルに演じるため警察関連の考証も仰いだ」と役作りについてもふり返っている。さらに、「“一晩”の描写がいい。クライム・アクションにはもってこい」と本作の設定も絶賛。N.Y.市の協力の下、実際に夜間のマンハッタンで撮影を行うなど徹底してリアリティにこだわって製作された本作に、「真実味のある表現を完璧に追求した台本が常に魅力だった」と語っている。また、シエナ曰く劇中で事件解決のためにタッグを組むことになるアンドレ刑事は、“一匹狼”で、当初は彼女と組むことに乗り気ではなく冷ややかで無関心。しかし「すぐにフランキーを有能な刑事だと理解して徐々に戦力として認めるようになる。最後には絶妙な相棒になる」と劇中の2人の関係性を解説した。本作の撮影時は、実は闘病中だったチャドウィック。後にシエナは、当時は痩せて疲れている様子ではあったものの、彼がそれほど深刻な状態で撮影をこなしていたことに驚いたという。また、彼と最後に別れを告げた際、チャドウィックは目に涙を浮かべており、まるで本当のお別れのように感じたことも明かしている。『21ブリッジ』は4月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:21ブリッジ 2021年4月より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2021年03月23日松本潤主演の連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」が映画化。『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』として、2021年12月30日(木)に全国公開される。松本潤主演の人気ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」とは「99.9-刑事専門弁護士-」は、TBSテレビで2016年、2018年に放送され、人気を博した松本潤主演の連続ドラマ。個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントだ。型破りな弁護士・深山とベテラン敏腕弁護士・佐田との掛け合いが大きな話題になったほか、事実を解き明かしていく痛快なストーリー、法律事務所の面々のチームワーク、随所に散りばめられた小ネタ、心温まるストーリーといった数々の魅力が、多くの視聴者の心を掴んだ。タイトルの「99.9」が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)。「99.9-刑事専門弁護士-」では、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”に辿り着いたことにはならないと、その最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描く。待望の映画化、深山最大のピンチ?!予告編では、深山が15年前に起きた凶悪事件に挑む過程で、謎の弁護士・南雲恭平が事件に関わっていることが判明。また、因縁の裁判官・川上や元検事の大友らが、深山の前に立ちふさがり、今までになく事実追求に困窮する姿が描かれている。果たして南雲は、敵なのか?味方なのか?これまで、様々な事件の0.1%の事実に挑んできたが、今回ばかりは「今のところ、勝てる見込みがゼロ」と、弁護士・深山最大の危機に。さらに、深山が慕う斑目法律事務所元所長・斑目春彦の「事実で人を幸せにできるかどうかはわからない」という意味深なセリフも。果たして、深山は「0.1%」の事実にたどり着くことができるのか...!?登場人物(キャスト)松本潤&香川照之が続投、新ヒロインは杉咲花主演は、ドラマから変わらず松本潤。2020年末の「嵐」の活動休止後、本作が俳優としての初仕事となり、主演映画としては2017年の『ナラタージュ』以来4年ぶりだ。深山とチームを組む元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田役も香川照之が続投。また、弁護士・深山と敏腕弁護士・佐田の名コンビに新たな風を吹き込む新ヒロインを、杉咲花が務める。深山大翔(松本潤)斑目法律事務所・刑事事件専門ルーム弁護士。鋭い観察眼で常に事実を追求する。周囲が諦めた事件でも、自らが納得するまでとことんこだわる。犯罪を美化することを良しとしない潔癖さと、クールなやさしさをもつ。民事事件は扱わず刑事事件専門で、検察からは、追い詰めた被告人の 「罪」 を引っくり返してくる厄介な弁護士として目をつけられている。口癖は 「残りの0.1%に事実が隠されているかもしれない」。飲食店を営んでいた父親の影響で料理をするのが好きで、以前担当した事件で助けた男性の小料理屋でよく料理を作っており、その2階の1室を借りて暮らしている。刑事事件にしか興味を持たないため、収入は少なく質素な暮らしをしており、家の中は必要最低限の物しか置いていないが、一つ一つへのこだわりは強い。調味料だけにはこだわりを持ち、MY調味料セットを持っている。佐田篤弘(香川照之)斑目法律事務所・弁護士。以前検事だったこともあり、期せずして刑事事件専門ルームの運営を任されていたが、現在は念願かなって民事に復帰。数々の大企業の顧問弁護士を務め、巨額の利益を事務所にもたらし自らも高額な報酬を得ている企業弁護のトッププレイヤー。しかし、深山のせいで刑事事件専門ルームの室長が定着しないことを気にかける所長・斑目からの申し出を受け、マネージングパートナーの座を前提として室長に戻ることに…。「勝たなければ意味がない」 がモットー。違法すれすれの調査手段も厭わない。富と成功を追い求め、それを手に入れた自分をてらいなく自慢し、そこに至らない人間を見下す態度をとるため、輝かしい実績から所内で一目置かれてはいるものの、人望はない。唯一苦手なのが10歳年下の妻で、家庭では尻に敷かれている。河野穂乃果(杉咲花)司法修習を終えたばかりの新米弁護士。0.1%の事実を求めて奮闘する。脇を固める俳優陣も実力派ぞろい。深山が働く斑目法律事務所のメンバーをはじめ、ドラマのレギュラーキャスト陣が多数続投する。<斑目法律事務所のメンバー>明石達也(片桐仁)...深山を支えるパラリーガル。 深山の相棒として、どんな無理難題にも挑んでいく。藤野宏樹(マギー)...曲者だらけの刑事事件専門ルーム内では割と常識人。双子の娘を溺愛。中塚美麗(馬場園梓)...仕事は優秀で、プロレスをこよなく愛する。落合陽平(馬場徹)...驚くべき数の資格を所持し、何にでも即時に対応できる弁護士。<その他の続投キャスト>立花彩乃(榮倉奈々)...現在アメリカ留学中の“プ女子”弁護士。season1では、型破りな深山の行動に振り回されながらも、熱意をもって事実を追求する深山の姿に心打たれ、持ち前の努力家精神で数々の事件解決に挑んだ。尾崎舞子(木村文乃)...現在、東京地方裁判所に勤める裁判官。season2では元裁判官弁護士として、深山とは正反対の理屈っぽい考え方で度々衝突する場面もあったが、尾崎の弟の事件をきっかけに、深山とも距離を縮め、再び裁判官となる。丸川貴久(青木崇高)...深山の父親の事件をきっかけに、事実の追求という同じく熱い思いを共有し合い何かと協力的な検事。川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)...「事実」よりも「法廷での証拠」を優先させる方針の持ち主で、深山とは大きく対立し因縁関係もある東京地方裁判所所長。大友修一(奥田瑛二)...斑目法律事務所元所長・春彦と学生時代からの深い知り合いである一方、自ら立ち上げたストーリーの結論へ導く強引な捜査や取り調べを行うことで、有罪率100%を誇っていた元東京地方検察庁検事正。斑目春彦(岸部一徳)...深山が信頼を寄せる斑目法律事務所の元所長。坂東健太(池田貴史)...深山が居候する小料理屋いとこんちの店長であり深山のいとこ。加奈子(岸井ゆきの)...いとこんち常連で深山に片思い中の自称シンガーソングライター。由紀子(映美くらら)...斑目法律事務所所長となった敏腕弁護士佐田の妻。かすみ(畑芽育)...佐田の娘。初参戦メンバーに西島秀俊&なにわ男子・道枝駿佑さらに、『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ初参戦メンバーとして、物語の重要な鍵を握る謎の弁護士役を西島秀俊が担当。松本潤と映画初共演となる。西島秀俊は「ドラマの出演者の方々から『 99.9』の 撮影現場の素晴らしさを聞いていたので、今回参加することがとても楽しみでした。実際の撮影では、 斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました。これは『 99.9 』ならではの魅力ですし、 何よりキャストとスタッフの皆さんが全力でより良い作品を作ろうとしていることが伝わってくる現場でした。」とコメントしている。なにわ男子の道枝駿佑も新キャストとして登場。事件が起きた村に住み、深山らに捜査協力する実直な好青年を演じる。道枝は共演した松本潤について、「再現シーンなど1つ1つのセリフに関して、プロデューサーや監督と話し合いながらアイデアを自ら出して、細部までこだわってる姿を見て圧倒されました」コメントした。Creepy Nuts・R-指定も俳優として参戦HIPHOPユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)のR-指定も俳優として参戦。深山が担当する殺人事件の依頼人として出演する。クランクアップ映像には、松本潤から「今の気持ちをフリースタイルで!」と無茶ぶりをされる様子が。果たして劇中でもラップは披露されるのか?!注目したい。<劇場版新キャスト>南雲恭平(西島秀俊)...深山たちが挑む事件に深く関わる謎の弁護士。彼は深山を阻む敵なのか...?重盛守(道枝駿佑・なにわ男子/関西ジャニーズJr.)...事件が起きた村で深山たちが出会う青年。南雲エリ(蒔田彩珠)...南雲の娘で天才ピアニスト。重盛寿一(高橋克実)...道枝駿佑演じる守の父。太田保(ベンガル)...村の住人。山本貴信(渋川清彦)...村の住人。若月昭三(石橋蓮司)...杉咲花演じる穂乃果の祖父、大手自動車会社会長。加賀郁夫(Creepy Nuts・R-指定)...深山が担当する不里崖殺人事件の依頼人。【詳細】『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』公開日:2021年12月30日(木)出演:松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、馬場徹、映美くらら、池田貴史、岸井ゆきの、西島秀俊、道枝駿佑、蒔田彩珠、榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、高橋克実、石橋蓮司、奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳、R-指定監督:木村ひさし企画:瀬戸口克陽エグゼクティブプロデューサー:平野隆プロデューサー:東仲恵吾、辻本珠子配給:松竹
2021年02月20日松本潤が主演を務め、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んだ連続ドラマが映画化、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(仮)として今冬、全国公開することが決定。超特報映像も解禁された。タイトルの「99.9」が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)。99.9%という世界一の有罪率を誇り、日本の司法制度の高い信頼性の証明ともいえる一方、一度起訴されると検察の考えたストーリーが正しいとされがち、という大きな落とし穴が。さらに、刑事事件を専門に扱う弁護士の数も極端に少ないため、丁寧に検証することは極めて困難。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”に辿り着いたことにはならない。本作は、その最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描いた新感覚の痛快リーガル・エンターテインメント。連続ドラマは2016年4月17日~6月19日に「SEASONl」、2018年1月14日~3月18日に「SEASON II」がTBS日曜劇場で放送。わずか0.1%の無罪の可能性にこだわり事実を徹底的に追及する、松本さん演じる弁護士・深山と、そんな深山とチームを組む、香川照之演じる元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田との絶妙な掛け合いが話題になったほか、事実を解き明かしていく痛快なストーリー、個性豊かな法律事務所の面々のチームワーク、随所に散りばめられた小ネタや親父ギャグ、心温まるストーリーといった数々の魅力が多くの視聴者の心を掴み、圧倒的な支持を得た。平均世帯視聴率は「SEASONl」が17.2%、「SEASON II」が17.6%。「SEASON II」の平均世帯視聴率は18年民放連続ドラマのトップとなったほか、最終話の世帯視聴率は21.0%に達し、同年の民放連ドラで唯一の20%超を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。また、昨年2020年5月31日から5週連続で放送された特別編では、新たに収録された松本さんをはじめとするキャスト陣の和気藹々としたトークも大きな反響を呼ぶことに。今回の映画化は、「たくさんの方々からの続編を望む声をお寄せいただいたことを受けて、この度シリーズ第三弾を劇場版として制作することが決定しました」(制作スタッフ)と、まさにファン“待望”の映画化となる。主演の松本さんにとっては、昨年末の「嵐」の活動休止後、本作が俳優としての初仕事、主演映画としては『ナラタージュ』(17)以来4年ぶり。松本さんは「僕の大好きなキャラクター『深山先生』をまた演じられる事をとても嬉しく思います」と喜びを語りながら、「先の見えない大変な日々が続いていますが、観てくれる人の笑顔を想像しながらスタッフ一丸となって真面目に楽しんで制作していきたいと思います!!」と意気込み、「映画館のスクリーンで暴れるチーム99.9を楽しみにしていてください」とコメント。また、香川さんも「私が一番『私自身』でいられる唯一無二のコンテンツ」と「99.9」への深すぎる愛を語り、松本さんとの演技合戦も「とんでもないカオス的フリーダムがスクリーンに炸裂する気がする」と熱い期待を寄せており、2人の息のあった(?)コンビぶりにも期待が高まる。さらに解禁されたビジュアルには、謎の女性のシルエットも。「SEASONl」の榮倉奈々、「SEASON II」の木村文乃に続く、新たなヒロインが登場するのか、今後発表される豪華キャスト陣にも要注目。『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(仮)は冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年02月17日“刑事”綾瀬はるかと“殺人鬼”高橋一生の魂が入れ替わる、森下佳子によるオリジナルエンターテインメントドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」。来年1月スタート予定の本作に出演する、本作の物語のエキサイティングな展開に絡んでいく主要キャストが発表された。溝端淳平、綾瀬はるかとバディ組む!主演の綾瀬さんが演じる警視庁捜査第一課の刑事・望月彩子の後輩でバディを組む刑事・八巻英雄役に溝端淳平。八巻は、弁当発注などの雑務を押し付けられても仕事が楽ならラッキーというスタンスで、毎日必ず定時で帰りたがる典型的なゆとり世代の若手刑事。彩子からは「ゆとり八巻」と叱られてばかり。しかし、バディとしていつも彩子の近くで仕事をする存在ゆえに、彩子と日高が入れ替わった後には、双方の間で板挟みになり、数々のトラブルに巻き込まれていく。<溝端淳平コメント>約7年ぶりの日曜劇場です。プレッシャーもありますが、数々の名作を生んできたチームの皆さんと御一緒できて、毎日武者震いしながら撮影に臨んでいます。八巻という役は一言で言うと「Theゆとり」で野心より保身、出世より安定という人間です。でも、どこか憎めず、綾瀬さん演じる野心家の彩子を健気にサポートする姿が愛らしく思えるキャラクターになればと思っています。観てくださる皆さんの日常に元気を届けられるような作品になるように、誠心誠意「ゆとり八巻」を務めて参ります。高橋一生の秘書役に中村ゆり表向きは人柄の良いやり手の経営者だがサイコパスな殺人鬼という裏の顔を持つ日高陽斗(高橋さん)の秘書・五木樹里を、中村ゆりが演じる。日高と樹里は大学の同級生であり、日高のことを最もよく知る右腕的存在。樹里は彼のことを絶対的に信頼しているが、日高と彩子とが入れ替わってしまったことで、樹里をはじめとしたベンチャー企業「コ・アース」の社員たちは、会社全体を巻き込んだハプニングの連発に巻き込まれていく。<中村ゆりコメント>森下さんのオリジナルストーリーということで毎回台本をいただく度にワクワクしながら読ませていただいております。私が演じる役は、絶対的な信頼感を抱いている社長の元で、彼の役に立ちたい。と懸命に、明るくサポートしようとする人です。必要としてくれる人の役に立ちたい、そんな気持ちで仕事に向かえるマインドにはとても共感を覚えます。撮影現場はとても丁寧で、真剣で、これから皆で良いものを作っていくんだ、という熱量を感じ、私自身も士気が上がる気持ちです。日高家の面々日高の父で食品メーカー・サンライズフーズの創業社長・満役を木場勝己。日高の妹で、サンライズフーズ東京支社の経営企画室に所属する優菜役に岸井ゆきの。家族として、幼少期から日高のことをよく知る父と優菜が、入れ替わってしまった2人の運命にどのように関わっていくのか…。そのほかにも、彩子の同居人で能天気なヒモ男の陸(柄本佑)のアルバイト仲間で、陸から“師匠”と呼ばれ慕われている湯浅和男役に迫田孝也。警視庁鑑識課の新田将吾役に林泰文。警視庁捜査第一課の管理官・五十嵐公平役に野間口徹。捜査第一課長・十久河広明役に吉見一豊。捜査第一課の捜査員で河原(北村一輝)の相棒・幅健太郎役に谷恭輔。そして、「コ・アース」の営業取締役・富樫義貴役に馬場徹と、実力派俳優陣が脇を固める。日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」は2021年1月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月04日作家・中山七里が唯一映像化を望まなかった(!?)小説「作家刑事毒島」がテレビ東京系にてドラマ化が決定。テレビ東京で初主演を務める佐々木蔵之介が、作家刑事に扮する。出版プロデューサーを名乗っていた百目鬼二郎(コトブキツカサ)という男が刺殺体で発見された。警視庁捜査一課の警部・麻生と犬養隼人と共に現場に来た新入り刑事・高千穂明日香は初めての事件現場に気合が入る。被害者の元勤め先の出版社で聞き込みをすると、新人賞の審査を巡り、百目鬼に「殺してやる」などと書かれた脅迫状が送られていたことが明らかに。そこで犬養が高千穂を向かわせたのは“出版業界にめっぽう強い”というある男のところ。それが売れっ子作家・毒島真理。実は元捜査一課の優秀な刑事だったという。高千穂は毒島の毒舌やこだわりに戸惑いながらも、事件の捜査を共に進めることに…。佐々木蔵之介が演じる主人公・毒島真理は、現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事。その経歴を生かし、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男だ。刑事時代はえげつないほど饒舌に容疑者を追い込んでいき、落ちなかった犯人は一人もいないとの伝説を持っているとか。毒島は、新川優愛演じる新入り刑事の高千穂明日香と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出ていく。ほかにも、女流作家・羽衣サヤ役の遊井亮子、長年作家を目指す“ワナビ”只野英郎役に塚地武雅、高千穂の先輩刑事・犬養隼人役の徳重聡、そして高千穂・犬養の上司・麻生警部役の吹越満と実力派が脇を固める。<原作者・中山七里に一問一答>Q:作家刑事毒島シリーズがドラマ化されるにあたっての思いをお聞かせください。A:この原作だけは映像化されたくなかった(横溝正史か)。Q:毒島というキャラクターを佐々木蔵之介さんが演じることについての印象はいかがですか?A:虫も殺さないような善人面という設定なので、原作者として文句の付け所がありません。Q:作家業界の独特な世界が描かれていますが、リアルな部分もあるのでしょうか?A:殺人事件以外はほぼリアル、というか、かなり希釈しています。Q:ファンや視聴者へメッセージをお願いいたします。A:歪んだ性格の犯罪者と更に歪んだ性格の刑事の対決をお楽しみください。月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」は11月30日(月)20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月26日話題のアニメを多く生み出すフジテレビ「ノイタミナ」枠の最新作、『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』の舞台『富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE』が10月2日から上演される。筒井康隆による連作短編小説を大胆にアレンジして放送された同作は、警視庁の「現代犯罪対策本部準備室」(通称:現対本部)を舞台に、事件解決のために大金を使う大富豪の警部・神戸大助と、教育係として彼とバディを組まされた警部補の加藤春が様々な事件に向き合っていく。毎回のように億単位の経費が使われ、AI執事やガジェットなどの最新テクノロジー要素も盛り込んだ作品で、海外でも人気となっている。今回上演される舞台版は、9月24日に最終回を迎えたアニメの"その後"の物語に。舞台として目の前に蘇るだけでなく、物語の続きが知りたいファンにとっても気になる存在なのは間違いない。今回は神戸大助役の糸川耀士郎、加藤春役の菊池修司にインタビューし、作品の魅力や舞台にかける思いについて話を聞いた。○■新型コロナウイルスの影響で、放送日が変化――今回、アニメの舞台化というだけでなく、最終回後のストーリーが描かれるということで、よりアニメとの連携を感じますが、企画を聞いた時の感想はいかがでしたか?菊池:本当は、アニメ自体は4月クールに放送している予定だったんですよね(※新型コロナウイルスの影響により、9月放送に延期)。今回こういう世の中になって、アニメが終わったあとすぐに舞台上演ということになるので、作品への熱が冷めない状態で舞台に来て楽しんでいただけたらと思います。糸川:僕はアニメ版の脚本をいただいた時点で、面白すぎて一気に全部読んでしまったんです。きっとアニメを見ている方も、アニメが面白すぎて気持ちがすっきりしてしまうのではないかと思って、満足してしまった方々に、より満足いただくのはすごく難しい挑戦だと思いました。みんなで舞台ならではの魅力をしっかりと積み上げないといけないと、すごく身が引き締まりました。――アニメの神戸大助役の大貫勇輔さん、加藤春役の宮野真守さんの演技を意識する部分もありますか?菊池:もちろん、宮野さんの加藤春から受け継いだものを演じる部分はたくさんあります。ただ宮野さんそのままというだけでなく、僕が生身で感じたものをお芝居を通して伝えられたらと思っています。糸川:僕も大貫さんの喋り方だったりとか、アニメの神戸大助の雰囲気はとても意識していて、みなさん監督とディスカッションをして作り上げたキャラだと思うので、尊重して演じたいです。ただ、演出の西田(大輔)さんも「声優さんのお芝居を追いかけるより、自分たちが演じるからこそ生まれるものを大切にしてほしい」とおっしゃっていたので、良い中間地点に立てているし、どちらの世界にもお客さんをひっぱっていける神戸大助ができあがるんじゃないかなと思ってます。――先日取材したところ、大貫さんも神戸大助の缶バッヂを持ち歩いていて、作品への愛を感じました。糸川:そうなんですね!菊池:ぜひ、舞台も観に来てほしいですよね。――作品のTwitterを見ると海外の方のコメントも多いですが、日本以外にも作品を届けていきたいという思いはありますか?糸川:僕も、最近海外の方の反応を実感することは多いです。アニメは世界で愛される日本の文化だと思うので、2.5次元舞台で海外公演に行くことも夢ですし、誇りを持って演じることができるなと思います。ぜひ海外の方々にも見ていただきたいです。菊池:Twitterで驚いたのが、神戸財閥の監視カメラアカウントがあるんですよ。「今日も異常なし」という報告ツイートが毎日されていて、細部にわたって世界観を守っているからこそ、海外の方も「本当に日本にキャラクターがいるんじゃないか」と思うんじゃないかなと。僕らも舞台上で細部にこだわって、海外ファンの方にも愛されるような作品を発信していきたいです。○■ちょっとした反応に注目?――お二人はバディとして活躍することになりますが、稽古を通してバディっぷりは上がりましたか?糸川:上がったと思います! 2人で稽古したりとかね。菊池:そうそう。糸川:修司とのこれまでの関係性があるからこそ、初日から2人で打ち合わせとかもできたと思うし。菊池:同じシーンでの掛け合いが多いので、必然的に共にする時間が多くて、信頼関係も上がってきていると思います!――一方で、加藤の昔の相棒として山本一慶さん演じる守山が登場します。菊池:アニメを見てくださっている方は、加藤の過去の相棒や恩人といったキーパーソンになる方々がけっこう出てるので、驚く部分があるんじゃないかな。今のバディと昔のバディの比較もできて、すごく楽しめるんじゃないかなと思います。僕も山本さん演じる守山との関係が表現されることで、そこを経て今、大助とバディを組んでいるんだなと感じることができました。――過去のバディを見て、大助としてはどういう反応なんですか?菊池:そんなに反応してたかな?糸川:でも、久々に元バディと会うシーンに居合わせて、「今のは誰だ」と聞いたりとか、些細なところで気になっているのかな? と思いました。菊池:たしかに、神戸はあんまり加藤に質問とかしないけど、「誰だ」と聞いてくるあたり、もしかしたら気になってるのかもしれない。糸川:色々な物語が交錯する中で、大助は本当に加藤を信じているのかとか、そういう部分も楽しみに見ていただけたらと思います。○■中止の作品もまだ諦めていない――今回は久しぶりの大きな公演にもなると思います。3月からいろいろな作品が中止や延期になる中で、どのような思いだったのかも伺えれば。菊池:僕は3月の『「改竄・熱海殺人事件」モンテカルロ・イリュージョン』以来の舞台です。『熱海殺人事件』は東京公演ギリギリまで上演しましたが、地方公演は全部中止になってしまいました。とても意気込んだ作品でもあったので、願わくば、走り抜けたかった。でも唯一の救いは、公演前に「この日が千秋楽になるかもしれない」と予告して頂いたことで、悔いのないように演じることができました。スタッフの方々が、僕らのケアも親身にしてくださったので、救われながら作品を終えることができました。――『熱海殺人事件』は粘り続けていましたよね。菊池:本当にそうでした(笑)。制作の方々もいろいろ対策をして、「俺らが責任持つから」と言ってくださって。その後には『ガチャリコフェスティバル』も中止になってしまったのですが、上演される夢を見たんです。『熱海』を上演しながら稽古もしていたので、思いが強かったんですよね。「ザ・エンタメ」という作品でもあったので、こういう世の中になったからこそ観ていただきたくもありました。それができなくなった悔しい思いはありますけど、またいつか、作品ができたらいいなと思いながら、頑張ろうと思います。なくなった舞台も、まだ諦めてはいないです。糸川:僕はミュージカル『刀剣乱舞』~静かの海のパライソ~が、東京公演の途中で中止になりました。安全面を考慮しながら、どうにか一公演でも長く続けたいと思っていましたが、結局難しい状況で。初主演舞台『ダイヤのA』The MUSICALも全公演中止になり、そのときはもう、絶望でしたね。しばらく何も考えたくない、みたいな。外出自粛期間中だったこともあって、塞ぎ込む感じになっちゃって、何日か落ち込んでたんですけど、結局落ち込んでもどうしようもないし、苦しい思いしてるのは自分だけじゃないから。もう、メンタル的にも状況的にも落ちるとこまで落ちたから、あとは昇っていくだけだなって、ふっきれちゃって、そこからはすごく前向きになれました。――大人気のゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』ではボイスキャストを務められていて、外出自粛中でも糸川さんの声に触れられていた方も多いかもしれないです。菊池:こないだ外出したら、ずっとツイステの話してる人がいた!糸川:ほんと!? 僕も結構前だけど、カフェで作業していたら、隣の女の子がツイステをやってて「うわ~!」ってなった(笑)。5章の配信も始まって、僕自身も楽しみにしていますし、毎日ログインして、魔法石を貯めています。なんとしても、自分が演じているルークをゲットしたいので!(※取材は9月中旬)――最後に改めて様々な状況を乗り越えての新たな舞台の上演について、意気込みをうかがえれば。糸川:舞台『富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE』も、本番を迎えるためにスタッフさんやキャストのみんなで色々と策を講じてくださっているのがありがたいことですし、劇場に足を運んでくださるというお客様も多くいらっしゃるので、もうあとはここから上っていくしかないなと思っています。菊池:僕も、思い入れは強いです。お芝居に触れるのも数カ月ぶりですし、熱い気持ちで『富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE』をやらせてもらえるのもすごくありがたい。数カ月ぶりに舞台を観るというお客様もいらっしゃると思うので、期待を裏切らないように、素敵な作品を届けたいなと思ってます。■糸川耀士郎1993年5月28日生まれ、島根県出身。2014年11月、劇団番町ボーイズ☆に加入し、本公演に参加。さらに舞台『私のホストちゃん REBORN』(17~18年)、超歌劇『幕末Rock』(16~17年) 、Live Musical『SHOW BY ROCK!!』(17~18年)、舞台『黒子のバスケ』シリーズ(18年~19年)ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(20年)など、人気シリーズに出演。現在、ゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』でボイスキャストも務める。■菊池修司1995年11月10日生まれ、東京都出身。2016年4月より劇団番町ボーイズ☆のメンバーとして活動。『劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪』(18~19年)、ハイパープロジェション演劇「ハイキュー!!」(18~20年)、『メサイア ―黎明乃刻―』(19年)、「改竄・熱海殺人事件」モンテカルロ・イリュージョン(20年)などに出演。今後の公演予定に『HELI-X』(12月)、音楽劇「プラネタリウムのふたご」(2021年2月)など。
2020年10月02日ネプチューンの原田泰造(50)が10月15日に放送されるドラマスぺシャル「はぐれ刑事三世」(テレビ朝日系)で主演を務めると発表された。同作は10年2月に亡くなった藤田まことさん(享年76)が、主人公の刑事・安浦吉之助を演じた人気シリーズ「はぐれ刑事純情派」の新作となる。各メディアによると、原田は安浦刑事と名前が似ているなどの理由から“はぐれ刑事三世”と呼ばれている浦安吉之警部補を演じる。「歴史があって視聴者の皆さんにとっても印象深いでしょうし、作品の持つブランド力が強いので、『主演だから』と気負わず演じられたらと思います」と意気込みを語ったという。「はぐれ刑事純情派」は約22年にもわたり放送され、最高視聴率25.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。刑事ドラマの金字塔である同作だが、藤田さんはシーズンごとに“存続の危機”と戦っていたという。「同ドラマは4月から9月にかけて放送されており、毎年6月末に“次シーズンも放映されるか”が藤田さんに明かされていました。ですから藤田さんは『6月は嫌いだ』と苦笑いもしていました。警察の不祥事が続いて視聴率が下がったこともあるため、『来年またやれるとは限らない』とたびたび話していました」(テレビ局関係者)いまなお根強い人気を誇る「はぐれ刑事純情派」。生前の藤田さんはその魅力を自身で分析していたという。「撮影中、藤田さんは『人を愛する心、信じる心』をテーマにしたいとスタッフと話していたそうです。そんな普遍的なことを伝えるのが、この作品の良さだとも。劇中で起こる事件に派手さはありませんが、それは新聞の三面記事を題材にしていたからだと聞きました。それでも視聴率がよかったのは、『庶民目線だからこそ』と藤田さんは考えていたそうです」(スポーツ紙記者)そんな藤田さんは視聴者の期待にこたえるため、自身にもスタッフにも一切妥協を許さなかったようだ。「藤田さんは『安浦刑事はこんなこと言わない』といって監督と言い合いになったり、『ここは違う』とロケ地から突然帰ってしまったこともありました。藤田さんの信条は“受け身でいいものは作れない”ということ。ですから現場スタッフと何度も意見を交わしては、『作品作りは真剣勝負だ』と語っていました。また自身の演技が失敗したと思った放送回だけを撮りためて、たびたび1人で反省会をしていたそうです」(前出・テレビ局関係者)藤田さんの熱い思いの詰まった「はぐれ刑事」。その意思を継ぐ原田の好演に期待したい。
2020年10月01日刑事ドラマには魅力的な“バディ”がつきもの。金曜ドラマ『キワドい2人−池袋署刑事課 神崎・黒木』(TBS系・金曜22時〜)で、山田涼介(27)が田中圭(36)とともに演じているのは、正反対の性格&異母兄弟という、ひとクセある凸凹バディだ。「みなさん、『バディといえばこのドラマ』っていう作品があると思うんですけど、それをすべて塗り替えるくらいの気持ちで、僕は撮影に臨んでます!」(山田・以下同)相棒役の田中とは今回が初共演だが、撮影初日からすぐに打ち解けることができたとか。「僕も圭ちゃんも、おいしいものを食べるのが大好きだってことがわかって。おすすめのお店の情報を交換しているうちに、いつの間にか仲よくなってましたね。時間ができたら、お互い行ったことのないお店を紹介し合おうねって約束もしてますよ」そんな山田には、私生活でも“バディ”と呼べる関係の親友がいるという。「もともと(岡本)圭人の友達だったんですけど、19歳のときに出会ってから、もう8年くらいずっと仲いいですね。彼は、芸能関係の仕事をしてるわけじゃないんですけど、僕なんかよりぜんぜんイケメンなんですよ(笑)」親友との思い出を聞くと、こんなほほ笑ましいエピソードが。「僕の家に1週間くらい泊まってたことがありますよ。僕が仕事から帰ってきたら『おかえり』って出迎えてくれました(笑)。彼は、ちゃんと空気が読める人だし、僕の考えてることもすぐにわかってくれて、あうんの呼吸って感じなんですよ。だから、長時間一緒にいても、ぜんぜん苦にならないし、むしろ楽しいんですよね」「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月25日山田涼介と田中圭演じる異母兄弟バディが活躍する新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」が9月11日放送開始。山田さんと田中さんのバディぶりと、若手刑事役のジェシーに多くの視聴者が注目した様子だ。第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大の刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」を映像化する本作。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一を山田さんが、超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司を田中さんがそれぞれ演じ、実は異母兄弟である2人が池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマとなる。2人が勤務する池袋署刑事課強行犯係のメンバーとしてジェシーさん(SixTONES)、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさらも共演。神崎と黒木の父・神崎賢造には椎名桔平といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。池袋署の刑事課強行犯係に配属されたキャリアの神崎は、初出勤早々、無断欠勤中の相棒となる先輩刑事・黒木を探すよう、強行犯係の係長・末長から命じられる。黒木の前夜の動向を調べるとガールズバーを訪れており、そこの女子大学生・萱島麻衣と店を出たその後の足取りがつかめなかった。神崎は麻衣の自宅の前で急ブレーキ跡と血の付いた黒木の警察手帳を見つける。その頃、強行犯係に黒木から「誘拐事件に巻き込まれた」と電話が入る。神崎が救出に向かうと監禁現場には火が放たれていた。パニックになる神崎だが黒木の機転が利いた行動で2人は助かる。しかし麻衣は犯人に連れ去られてしまう。実はこの麻衣は本人ではなく“成りすまし”で、本物の麻衣の身分証を盗んで偽装した氏原彩乃(関水渚)が、父をクビにした復讐のために仕組んだ誘拐だった…というのが今回のおはなし。事件解決後には神崎と黒木が異母兄弟であることが判明。黒木が神崎の家に引っ越してくる…というラストだった。放送後には「田中圭の大人で男らしいかっこよさと山田くんの若くて愛らしいかわいさがマッチして2人ともが引き立ってた」「本人が持ってる部分を誇張したキャラクターでそれぞれが引き立つのがまた良かった」「山田涼介×田中圭をキャスティングした人天才」など、山田さんと田中さんの“バディ”を絶賛する声がSNSに殺到。また優秀な若手刑事、諸星一朗役で出演したジェシーさんにも「すごく男前でかっこよくて押忍って返事がまた良き拍手」などの声が。特に水族館で犯人を確保するシーンには「水も滴るいい男」「この表情すっごく好き」といった反応が数多く寄せられている。(笠緒)
2020年09月12日鈴木伸之と佐野勇斗がW主演する新ドラマ「俺たちはあぶなくない ~クールにさぼる刑事たち」が、9月よりMBSほかにて放送されることが決定。2人はイマドキな刑事に扮する。本作は、全く“あぶなくない刑事”を描く、新時代のポリス・コメディドラマ。舞台は、警視庁麻布中央署。ここには、鈴木さん演じる、常にコスパを考え昇進試験と署内政治に忙しい“出世刑事”高野心と、佐野さん演じる、愛されキャラを生かしつつ転職活動に勤しむ“世渡り刑事”世中渡という、未来を期待される2人の若手刑事がいた――。この2人は、麻薬や半グレ集団など、都会にはびこる数多の犯罪と立ち向かう過酷な現場に身を置いているにも関わらず、定時を超えて働かない、無理はしない、捜査もしない…。とにかく、コスパ良くさぼることを常に念頭に置き、クールにスタイリッシュに毎日を過ごしていく刑事だ。「今日から俺は!!」「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」「G線上のあなたと私」などが近年注目を集め、今回連続ドラマ初主演となる鈴木さんは「最初に台本を読ませていただいた時に、非常に面白くて、すぐに読み終えてしまい『なんだ、この本は!?』と衝撃を受けました」と脚本の印象を明かし、「撮影時は現場の雰囲気やチームワークが良く、本当に毎日楽しく撮影をさせていただきました。効率よくサボり、刑事としてどのように活躍するのか楽しみにしていただきたいです!」とメッセージ。また「M!LK」として活躍する中、「砂の塔~知りすぎた隣人」「僕だけが17歳の世界で」などにも出演する佐野さんは、「今回初めて刑事役を演じさせて頂きました。とにかく、いい意味でぶっ飛んだお話です。笑 僕の役は刑事なのに、一刻も早く刑事を辞めたい!転職したい!という、なんとも現代っ子な、令和な刑事の役なのです」と役柄を説明し、「一度見たら、笑い転げ、ハマること必須な作品になっていると思われます。僕も現場で、笑いを堪えるのに必死でした…笑 ぜひご覧ください!」と爆笑必至であると語っている。脚本には、「バイプレイヤーズ」のふじきみつ彦、宮本武史ほか、コメディ作品を数多く出掛けてきた敏腕作家陣が集結している。ドラマ特区「俺たちはあぶなくない ~クールにさぼる刑事たち」は9月17日より毎週木曜日24時59分~MBSにて、ほかテレビ神奈川、チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬テレビにて順次放送。TVer、MBS動画イズム、GYAOにて見逃し配信、TELASA、auスマートパスプレミアム、J:COMオンデマンド、milplusにて見放題独占配信。(cinemacafe.net)
2020年08月02日山田涼介が新米刑事役でTBS連続ドラマ初主演、田中圭演じる破天荒刑事と強力初タッグを組む金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」が今夏スタートすることになった。原作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一が、超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司とタッグを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマ。神崎と黒木は、性格も価値観も捜査方針も正反対の超凸凹バディ。事件捜査のたびにお互いの主義主張がぶつかり合い、衝突を繰り返す。そんな超凸凹バディには、誰にも知られてはいけない“キワドい”秘密があった!主人公となる、人情派の生真面目な刑事・神崎隆一を演じるのは、2006年の「探偵学園Q」(NTV)でドラマデビューから15年目を迎え、今回TBS連続ドラマ初出演、初主演となる山田涼介。その後も数多くのドラマや映画に引っ張りだこの山田さんは、シリアスからコミカルまで幅広い役柄を演じ分け、第39回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞。今年1月に公開された主演映画『記憶屋 あなたを忘れない』では雨の中での号泣シーンで役者魂を見せつけ、近日公開予定の『燃えよ剣』では初めて本格時代劇に挑み、『大怪獣のあとしまつ』(2020年以降公開予定)では本格的なコメディ映画に初挑戦するなど、着実に役者としての活躍の場を広げている。山田さんが今回演じる神崎隆一は、正しい道こそが正義の道と信じるキャリア刑事。警察官だった父に憧れ、父親譲りの強い正義感から自らも刑事となった。しかし、正義感が強すぎるあまりに困っている人を放っておけず、時にお節介が過ぎてしまうことも…。人間の良い部分を信じたいという「人を信じる」強さが、事件捜査の難局を乗り越える武器になっていく。そして、ルール無用、事件解決のためなら手段を選ばない、直感派の破天荒刑事・黒木賢司役に田中圭が決定。主演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』も控え(公開日未定)、ドラマや映画と出演作品が途切れることなく、さらにはバラエティ番組でも活躍する田中さん。TBSのGP帯連続ドラマに出演するのは、2016年の「家族ノカタチ」以来、4年ぶりとなる。本作で演じる黒木賢司は、直観力と洞察力がピカイチで、検挙率NO.1。「人を疑う」強さを武器に、事件を読み解くキレ者刑事。どんなことよりも“人命第一・事件解決”を判断基準とするため、ときに既存のルールを破った破天荒な捜査方針をとり、神崎をキワドい捜査に巻き込むことも。普段は飄々としているように見えるが、誰かを守るためなら自らを犠牲にする、型破りな正義漢だ。そんな性格も価値観も捜査方針も正反対な凸凹バディは、周囲に知られてはいけないある秘密が…。なんと2人は幼少期から全く別の人生を歩んでいた異母兄弟。時にぶつかりながらも池袋の街を守るために事件捜査に繰り出す神崎と黒木は、難事件の解決を通して、強固な絆を築いていけるのか!?山田さんと田中さんは今作が初共演。いま引く手あまたの2人が強力タッグを組み、池袋で巻き起こる事件に立ち向かう。「今はまだ『田中さん』『山田さん』で呼び合っているので、そこを徐々に崩して、可愛がってもらえるように懐に入っていけたらいいなと思っています。最終的には『圭ちゃん』と呼べるくらい、関係を深めていけたらいいですね」と、山田さん。「対照的な2人の刑事ドラマであると共に、異母兄弟の絆の物語でもあるので、僕らの成長を温かく見守っていただければうれしいです。凸凹バディのチグハグなやりとりもぜひ楽しみに」と語る。一方、田中さんは「検挙率NO.1のエース刑事という、ちょっとプレッシャーを感じる役」と言いながらも、山田さんについては「以前からすごくステキなお芝居をする俳優さんだなという印象だったので、今回の撮影を通して、いい意味でお互いに刺激を与え合いながら、2人の関係値も上がっていけば」と期待を込める。「なんといっても、相性の悪い、まったく似ていないけど、出会うべくして出会った2人がこれからどんなバディになっていくのか…。僕ら異母兄弟が最終的にどうなるのか…。その部分も楽しみにしていただけたら」とアピールした。あらすじ池袋署の刑事課強行犯係に配属されたキャリア刑事の神崎隆一(山田涼介)。神崎の初出勤日、相棒となる先輩刑事の黒木賢司(田中圭)は無断欠勤をしており、強行犯係の係長から行方の分からない黒木を探しだすよう命じられる。黒木の前夜の動向を調べるとガールズバーを訪れており、店員の女性と店を後にしているが、その後の足取りがまったくつかめない。そんな矢先、神崎は急ブレーキをかけたであろうタイヤ跡のそばで血の付いた黒木の警察手帳を見つけ、黒木が誘拐事件に巻き込まれたと予想する。だが、強行犯係には行方をくらましていた黒木から電話が入り…。金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は夏、毎週金曜22時~TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2020年06月15日●新たなカルチャーを吸収し、交友関係も広がった1年に「Happy をみんなで作りあげていく」をモットーに、安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が活動する7ORDERが、音楽レーベル「7ORDER RECORDS」を立ち上げ、初のオリジナル楽曲「Sabaoflower(読み:シャボンフラワー / baの”a”の上にチルダ)」を3月6日にリリースする。そんな7ORDERの7人には、楽曲への思いや、この1年で上演された彼らの出演作についてインタビュー。今回の記事では、この1年でステージを席巻し「いい役者だと思ったら、この人もこの人も7ORDER!?」と話題を呼んだ、彼らの個人出演作を振り返っていく。○■人気原作に挑んだ阿部顕嵐――この1年で、7人あわせて13作に出られていて、さらに今後も舞台、映画と続くんですよね。ぜひ出演作を振り返って、他のメンバーの方がかっこいいと思ったところを、お一方ずつ伺っていけると嬉しいです。まず、阿部さんは……。真田:やっぱり「立ち上がれよ Gladiator」ですよ!一同:左馬刻様!――『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-ですね。森田:左馬刻様、かっこよかったな。萩谷:登場から、「顕嵐ってこんな人だったんだ!」と思いました。真田:顕嵐が左馬刻様の口調で「(~して)やんよ」と言ってるのを聞くと、「おっ、いいな!」と思うんです。安井:声も、顕嵐の声じゃない感じだったのがすごい。原作のこともめちゃくちゃリスペクトしてるのが伝わってきた。顕嵐のこと「こだわりの男」だと思ってるから、その面が見えたな。真田:たしかに。うちではラップは大体この2人(森田&阿部)がやってるんですけど、ヒプが終わってからラップやったら、全然違った! 学んで帰って来たんだろうな、って。諸星:攻撃力が上がってたね。阿部:ラップを毎日やっていたから、ダンスが体に染み付いてるみたいに、考えなくてもできるようになったかも。前は考えながらやってたけど、スラスラ出るようになって、踊りと一緒だなと思った。諸星:今までは、拍を数える時に「ワンエイト」とか言ってたけど、こないだ顕嵐が「次のバース」と言ってて。一同:(爆笑)諸星:……左馬刻ぃ!! って(笑) でも、そういうところがかっこいい。ちゃんとカルチャーが入ってる。長妻:いつもはみんなで一緒にステージに立ってるから、横からしか見たことがなかったけど、客席から見ると、立ってるだけでもかっこいいなと思った。真田:スタンドマイク、あんなにかっこよく持てる!?阿部:それは課題だったのよ。どうかっこよく見せるか。萩谷:あれ、辛そうだった。サイドレイズ。長妻:筋トレ(笑)阿部:マイクがけっこう長いから、試行錯誤した!安井:使いこなしてたよ。○■映画公開・舞台も控える安井謙太郎――安井さんは映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』が5月29日公開予定で、7・8月には舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』もあります。安井:まだ、何も見せてないです(笑)。撮影は京都だったし。長妻:話は聞いてました! 面白そうだよね。阿部:死神のビジュアルも、めちゃくちゃ良かったよ。俺、あんなビジュアルだと思ってなかった! もっと”デビル”みたいな感じかと思ってた。真田:『DEATH NOTE』みたいな?安井:俺もそう思ってた。真田:でも、綺麗だった。森田:和服が似合うよね。諸星:少年社中の方が映画に出ていて話を聞いたんだけど、あんまり慣れてない現場だから楽屋に1人でいたら、謙ちゃんが「コンビニ行きます?」と誘ってくれたらしくて。「めっちゃいい人だな」と言ってた。一同:(笑)安井:すごい穏やかな方だったよ。でも、呪文みたいに一生練習してるの! だから、ちょっと肩の力を抜いたらいいんじゃないかなと思って、「コンビニ行きます?」と誘った。後から聞いたら、「こういうのあんまりないんで……」と言ってたけど、練習しすぎて、逆に噛んでたときがあった(笑)。長妻:僕も『DECADANCE』で共演した萩野(崇)さんが、映画に出演していて。同じシーンはなかったんだけど、見ていて「お芝居が上手な子だな」と思ったんだって。安井:マジで……! ありがとうございます。長妻:舞台には(谷口)賢志さんが出演するから、「次はあれだな、安井くんだな!」と、楽しみにしてた。○■友達も増えた萩谷慧悟――どんどん交友関係も広がってるんですね。安井:萩ちゃん、友達めっちゃ増えたよね。俺らも作品を見に行ってるから、役名だとわかるんだけど、あだ名で呼ぶから! 『PSY・S』のルパン役の方とか……。萩谷:ともるん?(赤澤燈)安井:そう! 「ともるんが~」と言われると、「……ともるん!?」って。長妻:あと、「勝兄(鈴木勝吾)が~」とか言うから。一同:「しょーにい!?」長妻:でも役名で聞くと、「ああ、あの人か!」と。――そんな萩谷さんは『仮面ライダー斬月』、リーディングシアター『ダークアリス』、『PSY・S PRESENT SECRET YOUNG SHERLOCK』、『えんとつ町のプペル』THE STAGEに出演されて。萩谷:僕はいろんな世界に入ったな、と思いますね。特撮、朗読劇、劇団、絵本のミュージカル……と。『プペル』はミュージカルではなかったんだけど、すごく歌って踊ったから、感覚的にはミュージカルだった。真田:めちゃくちゃかっこいいよね。萩ちゃんはどんどん成長していってるんだなと感じる。萩谷:個人的には、朗読劇が初めてすぎて!森田:あれやばかった!長妻:面白かった!阿部:めっちゃむずそう。真田:毎回萩ちゃんのパンフレットが送られてくるんだけど、ビジュアルが全部かっこいい。安井:どんなビジュアルでもはまるよね。プペルがかっこいいのはすごいなと思った。頭に傘を刺してて、ゴミ人間なのに! すごいなと思った。萩ちゃんのパンフレット、いっぱいあるもんね。諸星:ヒーローもやって、一人何役もやって、愛を求める青年やって、モンスターやって、すごくない!?安井:ほんと、幅が広がった。●共演俳優たちも「安定感がある」絶賛○■全然違う役に挑んだ諸星翔希――諸星さんはロックオペラ『R&J』 、『モマの火星探検記』に出演されました。萩谷:『R&J』は、モロが開けた感じがした。真田:俺は逆に、『モマの火星探検記』が、開いたと思ったな。安井:全然役が違うところがすごくない!? モロの、真反対感。物語の中で1番「いやなやつだな」と思われる役と、「いいやつだな」と思われる役、両方やったのがすごい。諸星:だから、『モマの火星探検記』で最初チキンを演じるとき、マジでわかんなかった……かわいい、いい人の役が来ると、どうすればいいのかわかんない。安井:モロな~、かわいくていいやつだからな~。諸星:いやいや、思ってないだろ(笑)長妻:存在感がすごい! 『モマの火星探検記』では、途中引きこもってる役だったのに、ちゃんと最後持っていく。僕、大阪で『モマ』を観に行ったんですよ。僕自身の舞台(『DECADANCE』)の千秋楽があって、その後に『モマ』を観に行って、せっかくだからって、社中さんのところに1人で入らせてもらって(笑)。そしたら、舞台人の方々が「モロは安定感もすごいし、必ず決めてくれる」と言ってた。みんな、コンディションがあるんだって。この人はホームラン打つけど、いつもストライクとか、そういう人がいっぱいいる中で……。諸星:……いつもストライクでたまにホームランって、それアウトだろ!?安井:ポジション変わってるしね! ホームランだけど、三振もあるってこと?長妻:そう!! 視点が違った(笑)。でも、みんなから褒められてたね、もろっしーは! 「絶対に叩き出してくれる」と言われてた。安井:確かに、セブンの舞台(『7ORDER』)でも、モロの安定感がすごかった。最初からテンションが違う。阿部:よく第一声で、上のテンションでいけるよね。ズオーンって!諸星: ……いかなきゃいけなかったからね(笑)。沈んだらやばいなって。でも、舞台に出てるみんなから、エネルギーをもらうようにしてた。最初から元気になれない日も、袖からみんなを見て元気をもらって、チャージOK! ということが、セブンの舞台の時にすごいあったの。だから次のコンサートでも舞台でも、7ORDERでやったら、みんなからめちゃくちゃ元気をもらいまくると思う。○■作中曲も手掛けた真田佑馬――真田さんは『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』と、今も上演中の『27 -7ORDER-』ですね。(※取材は2月中旬)森田:真田は、すごいですよ。安井:体力がすごい。真田:……死ぬ。一同:(笑)――真田さん、『27』では1人2役で本当に出ずっぱりですよね。森田:脚本は別の方が書いてるんですけど、曲を自分で書いて、それがストーリーに絡んでる。自分の曲で物語を完成させて、人を感動させているという事実がすごいと思います。諸星:僕は、さなぴーが2.5次元作品をやったのもすごいと思った。さなぴーはストレートプレイのイメージがあったから、2.5次元に挑戦して、宜野座として役をまっとうしてて、振り幅がすごい。森田:そんなさなぴーを見たのも初めてだった!萩谷:1番やらないと思ってた。阿部:印象もスマートだった!真田:僕自身は、「この役はやりたくない」というのは全然なくて、お受けできるものはお受けしたいんです。ただ今回の『27』に関しては、セブンの話だし、スピンオフだし、かつ演出家の方に「最後の曲書いてみない?」と言われて、震えましたね。1番、大オチの曲になるから。一同:悪魔のCD!!真田:そう、作中で誰もが影響を受ける「悪魔のCD」と言われて、何書けばいいの!?阿部:ハードル上がりまくってる(笑)安井:いい曲じゃなかったら、物語が成立しないもんね(笑)真田:全部終わっちゃうから! 舞台が!安井:でも、いい曲だなって思った。俺、『27』は通し入れて4回見てるけど、毎回新鮮に「めっちゃいい曲だな」って。諸星:口ずさんで帰っちゃう。真田:それが狙いだからね。●他のメンバーのすごさを改めて知った経験○■ストイックに臨んだ森田美勇人――森田さんは、 『RADICAL PARTY -7ORDER-』に主演、プロデュースもされました。長妻:俺は観れなかったんですよね……。真田:自分が『27』をやったからこそ、すごさがわかった。この人(安井)もそうだったけど、出ずっぱりほどしんどいものはない。森田:僕も『RADICAL PARTY』をやって、ケンタロウが『7ORDER』で出ずっぱりだったのは、すごいと思った。やっぱ、自分でやんないとわかんないから(笑)。『7ORDER』の時は、ケンタロウの辛さよりもまず自分の辛さもあったから、ずっと舞台上に出てるのって、こんなにきついんだ……と。真田:めっちゃくちゃ踊ってるしね!安井:俺と顕嵐は、ゲストで出させてもらったりしてたので、稽古からちょこちょこ見てたんだけど、美勇人らしい座長だなと思った。「美勇人のカンパニー」感が出てる。ダンスでわかりあって仲良くなって、周りの人が美勇人を好きになって、美勇人を支えてあげたいと思ってるのが伝わってくる。美勇人のカラーが出てた。真田:男の子の現場って、割とガヤガヤするじゃん。俺はパンを差し入れようと思ってサプライズで行ったんですよ。そしたらみんな、スマホを見ながらダンスの振りを作ってて「渡しづら!」みたいな(笑)。「おお~いさなぴ~! よく来てくれたね~!」という感じかと思ったら、ストイックすぎた。森田:ありがたかった、あれは(笑)。めっちゃ助かってたよ!真田:それくらいみんな、ガッと入ってたよね。森田:恵まれてました。”仲間”という感じでやっていけたから。阿部:俺は普通に『RADICAL PARTY』のファンだった。めっちゃ観たから!安井:観すぎて、東京で1回「もういい」となってたよね(笑)阿部:これ以上観ると、感動が薄れてしまうんじゃないかと不安で(笑)。そのくらい面白かったし、好きだった。リハーサルでも、朝からすごく楽しそうにやってるの。その空気感がいいなって。スタッフさんとも心を許してる感じが、独特だった。真田:『RADICAL』チームから、『27』に来てくれたスタッフさん達は、マインドが最初の段階から違ったんだよ。俺がスイッチ入る前から「よし、やろう!!」って(笑)安井:注入されてる? 美勇人のソウルが(笑)真田:美勇人ソウルが俺に注入されて、心強かった(笑)安井:そうやって、仲間が増えてくのがいいよね。森田:楽しかったなあ。○■おしゃれさを手に入れた長妻怜央――最後、長妻さんはSCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』、『DECADANCE』-太陽の子- に出演されました。真田:俺、今でも忘れられないよ。『グリーン・ウッド』を観た時に、本当にこんなに漫画から飛び出て来るようなことがあるんだ、って!森田:思った!長妻:でも、扉が開かなかったんだけどね(笑)。ゲネプロで、最初のシーンのときに、ガチャガチャ~!! って。安井:俺、「あっ……」と思った(笑)森田:もう、パネルごと開けて入るって(笑)安井:壁ぶっこわしてるから(笑)。でも、ながつは見るたびに成長してる。阿部:舞台でも目を引くよね。萩谷:なんかもう、『DECADANCE』はすごすぎた。おしゃれに芝居するようになって! ライトが消えるか消えないかみたいなところで死ぬのが、すごい。だって普通だったら「俺は今死んだぞ!」と、万人にわかってほしいじゃん。でも、「わかる人にわかればいい」みたいなおしゃれさを手に入れてしまってるから。安井:俺も『DECADANCE』観に行った後、ながつとご飯を食べに行ったんだけど、答え合わせしたすぎて、30分以上「あれはどういうことなの? どういう意図でやってるの?」と質問攻めにしちゃった(笑)。でも、そうさせたくなる芝居をしてるということは、皆、何回もながつのマリウスを見たくなるんだろうから、すごいよね。クセになっちゃう! ながつが食べ終わってるのに、いろいろ聞いちゃったもん。次の日も2公演だったから「早く帰らせろよ」と思ってたかもしれない(笑)長妻:もう、声がシャビシャビだったしね(笑)安井:後半、図も見せてくれた。阿部:俺の家で書いてた、それ!――『DECADANCE』では塩野瑛久さんとも共演されて。長妻:塩野くん、マジでストイックですよ。楽屋で腹筋ローラーやってる! 野菜とか切ってタッパーに入れて持ってくるんですよ。安井:俺が観に行った時も、腹筋ローラーやってた。萩谷:(栗山)航くんもずっとそうなんだけど! 一生サラダチキン食って、筋トレしてた。流行ってるのかな?■7ORDER「Happy をみんなで作りあげていく」をモットーに、安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人によるクリエイティブチーム。個々に舞台、映画など活躍し、7人でバラエティ番組『イケダンMAX』(TOKYO MX 毎週木曜25:05~)に出演中。初のオリジナル楽曲「Sabaoflower(読み:シャボンフラワー / baの”a”の上にチルダ)」を3月6日にリリースする。
2020年03月05日主演に綾野剛、北川景子を共演に迎え、中山七里のクライム・サスペンス小説「ドクター・デスの遺産」が実写映画化されることが決定。今回2人は、刑事役で初バディを組む。終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出す犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿り着く。そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう――。主演の綾野さんが演じるのは、主人公で警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人。共演の北川さんが、犬養のバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。「禁断の題材にとうとう触れてしまった思いでなりません」と本作への出演を語った綾野さんは、「撮影中もこの作品の強度に耐えうる表現ができているのか?と自問自答の日々でした。しかし、そこで大きな支えとなり現場を包み込んでくれたのが初バディである北川景子さん。2度目の共演ですが、本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります。深川監督、各部署スタッフ、キャストと共に、新境地に立つ事ができました」と撮影をふり返っている。一方、「『お父さんが悪いお医者さんに殺された』という男の子からの通報をきっかけに、二人の捜査一課コンビが連続殺人犯を追いかけることとなります」と物語について明かした北川さんは、「綾野さんとは2度目の共演ですが、2人1組でずっと動く役は初めてです。綾野さんは常に役と向き合っておられる熱い方です。犬養が一つのことに集中した時に醸し出す殺気や、こうと決めたら一直線に突き進んでいく勢いは綾野さんなのか犬養さんなのか、分からないほどでした」と綾野さんを称賛。「私は部下でありながら、そんな綾野さん演じられる犬養を冷静に、時々呆れながら、時々乱暴に扱いながら見守る役です。手のひらで転がしていると言っても過言ではありません」と役柄について説明しつつ、「現場でも気がつけば綾野さんをずっと観察していました。綾野さんは思いつきでいろんなことをお芝居に取り入れたり、好奇心旺盛な子どものような一面があると今回初めて気がつきました。そんな綾野さんを後輩ながら微笑ましく見守ってきた夏でした」と撮影中、綾野さんの新たな一面を発見したようだ。今回監督を務めたのは、『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』の深川栄洋。「心掛けたのは最後まで振り落とされないように舵を握り続けること。プロデューサーと目指したのはエンターテインメントとして、ある社会問題と向き合うこと。ともすれば深く入り込みすぎて、自分の立っている場所が分からなくなるような作品です」と本作への思いを明かし、「二人はいいコンビです。綾野さんは北川さんのことを、北川さんは綾野さんのことを僕に教えてくれました。二人は全く違う考え方を持った役者ですが、二人とも強烈な役者バカだと思います。もちろんそういう僕も映画バカですが……、子役オーディションに参加して子役の為に熱演していた綾野さんと、アクションで綾野さんに本気の蹴りを見舞う北川さんの熱を感じに劇場に来てください」と呼びかけている。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月27日昨今、凶悪事件の犯罪者が逮捕された後、「精神鑑定を行う」という報道を耳にします。犯人の刑事責任能力を見るために実施されているもので、統合失調症などが確認できた場合、罪に問われないこともあると聞きます。犯罪である以上、被害者は存在します。なぜこのような措置が取られているのか、心神喪失であれば、被害者は泣き寝入りとなってしまう他ないのでしょうか?パロス法律事務所の櫻町直樹弁護士に詳細を聞いてみました。 統合失調症者は罪に問われない?櫻町弁護士:「刑事責任能力とは、犯罪行為をした者に対して刑罰を科す前提となる、行為の善悪を判断し、その判断に従って行動を制御する能力のことをいいます。犯罪時に刑事責任能力を欠く、あるいは著しく減衰している場合について、刑法39条は以下のように規定しています。刑法第39条1心神喪失者の行為は、罰しない。2心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。『心神喪失』の状態で犯罪をした場合には刑罰が科されることはなく、『心神耗弱』の場合は通常よりも刑罰が軽くなる、ということですね。心神喪失について、例えば裁判所のウェブページ()では『善いことか悪いことかを判断したり、その能力に従って行動する能力のない人や、その判断能力又は判断に従って行動する能力が普通の人よりも著しく劣っている人がいます。刑法では、これらの能力の全くない人を心神喪失者といい、刑罰法規に触れる行為をしたことが明らかな場合でも処罰しないことにしています。また、これらの能力が普通の人よりも著しく劣っている人を心神耗弱者といい、その刑を普通の人の場合より軽くしなければならないことにしています。これらは、近代刑法の大原則の一つである「責任なければ刑罰なし」(責任主義)という考え方に基づくもので、多くの国で同様に取り扱われています』と説明されています。 無罪になることは本当にあるのか?櫻町弁護士:「『実際に統合失調症と判断された場合、無罪になることはあるのでしょうか?』との点についてですが、裁判例には、被告人(加害者)は統合失調症による妄想に支配された状態で犯行に及んだものであり、心神喪失状態であったと判断して無罪を言い渡したものがあります。ただし、統合失調症に罹患している=心神喪失と常に判断されている訳ではなく、統合失調症に罹患していたが善悪の判断能力が著しく減退していたにとどまるとして「心神耗弱」と判断し、刑法39条2項に基づき刑を減軽した上で有罪を言い渡したものもあります。例えば、さいたま地裁平成30年12月20日(平29(わ)1469号)判決は、殺人罪等に問われた被告人について、「本件において、被告人が当時心神耗弱状態にあったことは当事者間に争いがないが、当裁判所も、被告人は本件各犯行当時、統合失調症により心神耗弱状態にあったと認定する。すなわち、B医師の公判供述を中心とする関係証拠によれば、『被告人は、本件当時、罹患していた統合失調症の影響により・・・嫉妬妄想、被害妄想を抱いており、その重大な影響の下で、本件各犯行に及んだものと認められる一方で、上記妄想が犯意の形成に影響を与えたとはいえ、夫婦間の嫉妬の感情に起因して夫への敵意が生じ、相手を傷つける行動に及ぶこと自体は正常心理でも了解できるものであるし、被告人自身の犯行後の行動をみても、ある程度正常な現実認識や比較的冷静な思考の下に行動を取っている側面もあることなどからすれば、被告人の善悪の判断やこれに従って行動する能力が完全に失われていたともいえない』として、心神耗弱であると判断しています。なお、被告人が統合失調症に罹患しているという医師による鑑定が、裁判所を拘束するかどうかについて、最高裁判所昭和58年9月13日判決(判タ513号168頁)は、『被告人の精神状態が刑法三九条にいう心神喪失又は心神耗弱に該当するかどうかは法律判断であって専ら裁判所に委ねられるべき問題であることはもとより、その前提となる生物学的、心理学的要素についても、右法律判断との関係で究極的には裁判所の評価に委ねられるべき問題である』としているので、裁判所は、医師による鑑定に拘束されず、裁判所が独自に判断をすることができます。ただし、最高裁判所平成20年 4月25日判決(判タ1274号84頁)は、『生物学的要素である精神障害の有無及び程度並びにこれが心理学的要素に与えた影響の有無及び程度については、その診断が臨床精神医学の本分であることにかんがみれば、専門家たる精神医学者の意見が鑑定等として証拠となっている場合には、鑑定人の公正さや能力に疑いが生じたり、鑑定の前提条件に問題があったりするなど、これを採用し得ない合理的な事情が認められるのでない限り、その意見を十分に尊重して認定すべきものというべき』としているので、医師による鑑定を『採用し得ない合理的な事情』がなければ、その鑑定を尊重すべきであり、そうであれば、統合失調症に罹患していると鑑定があれば、原則的には、それを前提に心神喪失かどうかを判断する、ということになります」 無罪になった容疑者はどうなる?櫻町弁護士:「また、無罪になった容疑者ですが、被告人が心神喪失のため無罪となった場合等においては、『心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律』(医療観察法)に基づき、対象となる者に医療・観察を受けさせるべきかどうかの判断を求めて、検察官が地方裁判所に申立てを行います。検察官からの申立てがなされると、鑑定を行う医療機関での入院措置等が講じられるとともに、裁判官と精神保健審判員(必要な学識経験を有する医師)の各1名からなる合議体による審判で、処遇の要否と内容の決定が行われます。審判の結果、医療観察法に基づく入院による医療の決定がなされた場合は、厚生労働大臣が指定した医療機関(指定入院医療機関)において、対象者に対して、医療の提供が行われるとともに、この入院期間中から、法務省所管の保護観察所に配置されている社会復帰調整官により、退院後の生活環境の調整が実施されます。このほか、心神喪失者による犯罪被害にあった場合に、不法行為に基づく損害賠償請求ができるか、という点が問題となります。民法713条は、『精神上の障害により自己の行為の責任を弁識する能力を欠く状態にある間に他人に損害を加えた者は、その賠償の責任を負わない。ただし、故意又は過失によって一時的にその状態を招いたときは、この限りでない』と規定しているので、故意・過失によって心神喪失状態に(自ら)陥ったのでない限りは、損害賠償責任を負わないので、被害者が損害賠償を請求することはできません。ただし、民法714条で『責任無能力者がその責任を負わない場合において、その責任無能力者を監督する法定の義務を負う者は、その責任無能力者が第三者に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、監督義務者がその義務を怠らなかったとき、又はその義務を怠らなくても損害が生ずべきであったときは、この限りでない』と規定されているので、心神喪失者を監督すべき法律上の義務を負う者(例えば、心神喪失状態にある未成年者の親権者)に対しては、損害賠償請求をすることが可能です。もっとも、この場合でも、監督義務者がきちんとその義務を果たしていたときや、義務を果たしていても被害が生じたであろうときには、その監督義務者も損害賠償責任を負わないということになります」 まとめ心神喪失と犯罪の関係性について、櫻町弁護士に詳しく解説していただきました。知識として、是非覚えておいてください。 *取材協力弁護士:櫻町直樹(パロス法律事務所。弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています心神喪失なら無罪?「刑事責任能力」を弁護士が徹底解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。心神喪失なら無罪?「刑事責任能力」を弁護士が徹底解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年11月14日映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』が2020年1月31日(金)に全国で公開される。バッドボーイズ - 最強のデコボコ刑事コンビ1995年、ジェリー・ブラッカイマーがプロデュース、世界一派手なアクション映画監督マイケル・ベイのデビュー作となったのがバッドボーイズ。スタイリッシュな映像でアクション映画の真髄を伝え、ブラッカイマー×ベイコンビの金字塔を打ち立てた。その後、彼らは様々な映画でコンビを組んだ。マイアミを舞台に、ウィル・スミス×マーティン・ローレンスが演じる2人の刑事が麻薬特捜に挑んでいった。コメディタッチでありながら、敏腕刑事たちの、カーアクションと銃撃戦をたっぷりと盛り込み、新しいタイプのアクション映画として人気となった。それと同時に、ウィル・スミスがハリウッドでスターになったのもこの映画の影響が大きい。8年後の2003年『バッドボーイズ 2バッド』で再びブラッカイマーとベイの製作チームでタッグを組んだ。バッドボーイズ フォー・ライフでは…『バッドボーイズ フォー・ライフ』でも二人の刑事は健在。主演はもちろんウィル・スミスとマーティン・ローレンス。 この2人が強力タッグを組んでこその“バッドボーイズ”二人の危険すぎるワイルドで無鉄砲な捜査が、マイアミを舞台に縦横無尽に展開される。そして今回は、引退を真剣に考えているマーカスに対し「これが最後だ」とマイクがコンビとして最後の共同捜査を依頼。再び、ミッションに挑んでいく。マイク・ローリー(ウィル・スミス)父から残された遺産がありお金持ち。ブランド物のスーツを着こなし、ポルシェを乗りこなす。刑事としては腕利きなのだが、かなりイケイケな性格であることから問題につながることも…。マーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)家族こそが守るべき大切なものとする誠実な性格。マイクと違い危険な職務に臨むことには消極的。それでもマイクとはバットボーイズとして愛称は抜群。監督は『Black』(原題)という映画で注目を集めたアディル・エル・アルビとビラル・ファラーという新鋭監督コンビを抜擢されている。【詳細】『バッドボーイズ フォー・ライフ』公開日:2020年1月31日(金)全国ロードショー監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス配給:ソニー・ピクチャーズ
2019年09月07日ウィル・スミス&マーティン・ローレンスが“史上最強の刑事コンビ”に扮する最新作『バッドボーイズフォー・ライフ』の初映像となる予告編が世界同時解禁!2020年、日本公開も決定した。1995年、ジェリー・ブラッカイマー製作&マイケル・ベイ監督のハリウッド映画史上最高のヒットメーカー・チームが放った『バッドボーイズ』。マイアミを舞台に、ウィルとマーティンがバディとなった本作は、2人の軽妙な掛け合いはもちろん、カーアクションと銃撃戦をたっぷりと盛り込み、身体をフルに使った体当たりの映像でアクション映画の真髄を伝え、金字塔を打ち立てた。と同時に、当時27歳だったウィルを一躍ハリウッドのスターダムに押し上げた。さらに、8年後の2003年には『バッドボーイズ 2バッド』で再びブラッカイマーとベイの製作チームにより、この黄金コンビが再会した。今回は新たにブラッカイマーが、2018年米バラエティ誌による「観るべき10人の監督たち」に選出され、『ビバリーヒルズ・コップ』4作目も手がけるというアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーというフレッシュな監督コンビを迎えることに。主演はもちろん、ウィルとマーティンという永遠にして唯一無二のバディ。この2人が“バッドボーイズ”として帰ってくる!この度解禁となった初予告映像では、ブランド物のスーツを着こなし、ポルシェをカッ飛ばすマイク・ローリー(ウィル・スミス)、かたや家族こそが守るべき大切なものとして、危険な職務に臨むことには消極的なマーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)のバディが胸アツ!2人の息の合った(?)コミカルな掛け合いも相変わらずだ。やがて、この2人の危険すぎるワイルドで無鉄砲な捜査は、マイアミを舞台に縦横無尽に展開。今回は、引退を真剣に考えているマーカスに対し「これが最後だ」とマイクがコンビとして最後の共同捜査を依頼。ヘリやバイクチェイスも登場し、再び、危険なミッションが幕を開ける――。『バッドボーイズフォー・ライフ』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月05日まもなく最終回を迎える「特捜9 season2」の主演・井ノ原快彦と、7月からスタートするドラマ「刑事7人」の主演・東山紀之によるバトンタッチセレモニーが行われ、2ショット写真が到着した。■初めてのバトンタッチセレモニー、東山紀之はマカロンタワーを差し入れ!毎年、撮影期間が重なることがほとんどなかった「特捜9」と「刑事7人」。これまでも、ひそかにバトンタッチ的なメールはしていたと語る2人だが、今年は奇跡的に撮影期間が重なり、初めて大々的なバトンタッチセレモニーが実現した。「特捜9」の特捜班のセットで行われたセレモニーでは、「このセットにヒガシくんがいるということが新鮮です」と言う井ノ原さんに、東山さんが「『刑事7人』の資料室は、隅に追いやられている感があるので、こんなにキレイじゃないなぁ…(笑)」とポツリ。普段から食事に行ったり、メールでやりとりする仲だという2人らしく、終始和やかなムードで進行した。そんな中、運び込まれてきたのは、「刑事7人」にちなんだ7色のマカロンタワー。東山さんから、まもなく最終回を迎える「特捜9」チームへの差し入れだ。「うわー、かわいい!しかも僕、奥さんがパティシエという設定なので、ピッタリですね。本当にうれしいです!」と大喜びする井ノ原さんに、「どれか一つにワサビが入っています(笑)」と、東山さんがお茶目な発言をするひと幕もあり、現場は大盛り上がり。「ぜひ皆さんで食べてください」という東山さんの気遣いに、井ノ原さんは大喜びだった。■井ノ原快彦が「コレを僕だと思って…」と渡したものとは?一方、井ノ原さんは「『特捜9』で僕が演じる浅輪は、コーヒーを飲むシーンが結構あるんです。…ということで、できれば『刑事7人』の資料室のどこかに、このマグカップを僕だと思って(笑)、置いていただけないでしょうか…?」と東山さんにおねだり。実はこのマグカップ、「オシャレだなと思って自分で持ってきたお気に入りを劇中で使っているんです」という、井ノ原さんの私物。井ノ原さんの「特捜9」、そして浅輪という役柄への思いをくんだ東山さんは、「もちろん!どこに置くかは吉田鋼太郎さんと相談しておくよ。いつも白洲迅くんがコーヒーを入れて、鋼太郎さんが飲むシーンがあるからね」と快諾した。■キャストコメント東山紀之(「刑事7人」天樹悠役)井ノ原とはもう30年以上の付き合いなんです。普段はメールをしたり、ドラマを見た感想を伝え合ったりしています。これまで、撮影している期間が重なることがあまりなかったんですが、今年はうまく重なったので、こうして井ノ原と撮影所で会うことができました。お互い“水曜9時”という同じ枠のドラマで主演させていただけているだけでなく、今回のように二人でバトンタッチができるということは、大変ありがたいことだと思っています。井ノ原は「9係」の時代から14年という長い期間、確立された役柄を演じ、渡瀬(恒彦)さんからバトンを受けて、主演を任された。それってやっぱり、彼が本当に頑張ってきたからだと思うんです。そういう、彼の人生とともに歩んできた役を見られるのは僕にとっても幸せなことですし、そんな彼から次のクールへのバトンを受け取るというのも本当にありがたいことだと思います。井ノ原からバトンを受け、僕はこれから暑い中での撮影になります。現場では出演者の皆さんやスタッフの皆さんと一緒にアイスクリームを食べたり、小さい扇風機を買ってみたり、毎年いろいろと対策を立てて実践しているんですが…、最近の尋常じゃない暑さに負けないように頑張ります。井ノ原快彦(「特捜9」浅輪直樹役)ヒガシくんは、僕が小学生の頃にお会いして以来、30年以上背中を追いかけてきた先輩です。そんなあこがれの先輩に、僕がバトンを渡せるという喜びは大きくて、本当に光栄なことだと思っています。先日、ヒガシくんがうちのスタジオに差し入れを持って遊びに来てくださったんです。寺尾(聰)さんに会ってくださって、とにかく「特捜9」のセットにヒガシくんがいるということが新鮮でした。ヒガシくんが帰られた後、山田(裕貴)くんが、「実在するんだ…」ってつぶやいていたんですけど、僕も事務所の後輩でありながらその気持ちがすごくわかるんですよね。事務所内でもヒガシくんの伝説がたくさんあるので。たとえば、昔、オーディションを受けてレッスンしていた部屋の天井には穴があったんですけど、「この天井の穴はヒガシくんがバク宙して開けた」とか(笑)。そんなふうに伝説を作り続けている先輩のドラマ、もちろん毎年見ています!「刑事7人」は映像がオシャレでかっこいいですし、なにより僕はヒガシくんと白洲くんのやり取りを参考にさせていただいているんです。僕も去年から山田くん演じる新藤という後輩ができたので、掛け合いの勉強になるんです!ヒガシくんはこれから暑い夏の撮影で大変だと思いますが、水分を摂りながら頑張ってください。陰ながら応援しています。「特捜9 season2」最終回は6月26日(水)21:00~テレビ朝日系にて放送。「刑事7人」は7月10日(水)より毎週水曜日、21:00~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月22日安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が、7ORDER projectを始動、第1弾として舞台『7ORDER』を上演することが22日、明らかになった。同プロジェクトでは、「Happy をみんなで作りあげていく」をモットーに、7人が活動を通してファンとかけがえのない瞬間を共有する。第1弾として、2019年8月22日より東京・神戸にて、舞台『7ORDER』を上演。1人1人が音楽、演劇、アート、ファッションなどジャンルレスに挑戦していき、その経験を混ぜ合わせ、自分たちなりのエンターテインメントを作りあげていくという。東京公演は天王洲 銀河劇場にて8月22日〜9月1日、神戸公演はAiiA 2.5 Theater Kobeにて9月5日〜8日。○プロジェクトメンバー コメント第一弾は、舞台として、令和元年にプロジェクトの1つとして掲げた演劇に挑戦できることをありが たく思います。自分たちの第一歩目として自信を持って届けられる作品になるよう精一杯演じさせて いただきます。
2019年05月22日風間俊介が主演するドラマ「おしい刑事」の制作開始が発表された。“日本一残念な刑事”のとことん残念な活躍(?)を、1話完結型のコメディーミステリードラマとして描く。本作は、藤崎翔による同名小説のドラマ化。並外れた推理力で華麗に犯人を追い詰めるが、いつも最後の最後で事態が大逆転、手柄をあと一歩で逃し、同僚に横取りされてしまう押井(おしい)刑事の姿を描いていく。そんな“日本一残念な刑事”を演じるのは、大河ドラマ「西郷どん」、「陸王」、「サバイバル・ウェディング」、そして「やすらぎの郷~道」への出演も決定している、ジャニーズきっての演技派の風間さん。いつのまにか応援せずにはいられない、とにかく愛くるしい押井刑事を演じる。「脚本を読んだ時から、ワクワクが止まりません」と本作が気に入ったと語る風間さんは、「登場する、どのキャラクターも魅力的で『脚本に描かれていない時の彼らは、どんな会話をしているんだろう』という妄想が止まりません。撮影が始まれば、このキャラクターたちが実際に動き出し、自分自身もその一部になることが出来る。こんなに幸せなことはありません」とコメントしている。なお、風間さんのほかにも、「仮面ライダービルド」「獣になれない私たち」の犬飼貴丈。モデルで「東京タラレバ娘」「さぼリーマン甘太朗」など女優としても活動する石川恋。鶴見辰吾、佐野史郎らが出演。脚本は「99.9 -刑事専門弁護士-」「探偵が早すぎる」の宇田学、演出は山本大輔(「おっさんずラブ」ほか)と吉原通克らが手掛ける。<第1話あらすじ>不祥事続きの宇戸橋署に検挙率100%の伝説の刑事・押井敬史が異動してくる。押井が向かった先は、音楽レーベル社長宅で跡取りの三男が焼死体として発見された現場。事故として処理しようとする警察だったが、押井は現場の状況から殺人事件だと判断して捜査を開始。並外れた推理力で次々と証拠を見つけ犯人を追い込むが――。「おしい刑事」は5月5日より毎週日曜日22時~BSプレミアムにて放送(連続4回)。※BS4Kでも別日時で放送予定(cinemacafe.net)
2019年02月24日「撮影初日には、スタッフ全員に『叙々苑焼肉弁当』の差し入れをしました。いちばん好きなロケ弁なんです。焼き肉というのは元気が出ますからね。“チーム駐在刑事”の景気づけにピッタリかと」そう言うとおちゃめなピースサインを見せた寺島進(55)。ドラマ『駐在刑事』(テレビ東京系・金曜20時~)は、寺島演じる元警視庁捜査一課の辣腕刑事・江波敦史が、自然豊かな奥多摩に左遷されながらも、人情あふれる“駐在さん”として、地元で起こった事件を解決していく物語だ。寺島にとって『駐在刑事』は、地上波連続ドラマで初主演作品だが、初回スペシャルで10.1%、その後も好調だ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。本誌は、人気の秘密を探りに、12月7日放送・最終回のロケ現場、東京都あきる野市の秋川渓谷へと向かった。その日の撮影は行方不明になった住人の愛犬を捜索するシーン。待ち時間に川べりの草むらで、共演者の子どもたちに虫よけスプレーをかけてあげたり、現場を盛り上げるアドリブを入れたり、クランクアップした共演者をねぎらったりと、終始和気あいあい。ベテラン俳優・寺島進が、まさに“座長”としてみんなの中心にいた。「でも、中だるみがあったりするとハッパをかけるときもありますよ。ピリッとさせて空気を入れ換えるというか、アメとムチ(笑)。今回は夜8時という時間帯だから“誰が見てもわかりやすい”ものをつくろうと現場でも知恵をしぼりました。自分が子どものときに何にワクワクして見ていたかと。高齢化社会に加えて、いまは各地に災害の被害に遭われた方が大勢いらっしゃる。だから、このドラマを見て、少しでも元気になってほしいと思って演じています。義理人情に笑いあり涙あり、家族愛、サスペンス、アクション、奥多摩の自然の癒しもあり、とにかく盛りだくさんで(笑)。この間、銭湯の休憩所で、おばあちゃんに声をかけられたんですが、『いやぁ~。あの駐在刑事、わかりやすくていいね』って言ってくれた。うれしかったね」寺島にはもう1人、最近できた大切なファンがいる。「実は最近、幼稚園に通う息子が駐在刑事を見て感想を言うんだよ。『お父さん、イノシシが出てきて、車が止まるとかあったよね~』とかいっちょ前のことを(笑)」と言って顔をほころばせる寺島。’09年に一般女性と結婚。現在は小学生の娘と幼稚園児の息子がいる2児の父だ。「娘からも今日、仕事に出る前に電話があったんです。『電車の中で、お父さんのCMが流れてたよ』と報告してくれてね。そして、最後に『お父さん、仕事がんばって~』と言われて『お前もがんばれよ』と返した……。もうその娘の一言だけで一日がんばれる。家族を守らなきゃいけない立場だからね、“イクメン”と言われる時間も増やしていくつもりです。カミさんも、ずっと育児しているのは大変だし、1人になれる時間も少ないから。やはり何でもバランスが大事だと思います」寺島はドラマの現場でも“父”のように考えることがある。「ウチの家訓は『愛と恩義と結束力』。これは息子ができたときに、つくりました。撮影現場でも、この“家族の結束力”を大事にしていれば、すべてがよい方向に向かうと自信を持って言えます」
2018年11月30日2019年1月の「木曜ミステリー」枠では、沢村一樹演じる“異端のヒーロー”が登場する「刑事ゼロ」を放送することが決定。「相棒」「科捜研の女」を手掛けた戸田山雅司が脚本を務め、1話完結形式で全く新しい刑事ミステリーを描く。木曜ミステリー新シリーズとなる本作は、ある事件がきっかけで、刑事になった直後からの“20年間”の一切の記憶を失ってしまった京都府警捜査一課・時矢暦彦が主人公。日常や生活については覚えているものの、“仕事”“刑事”“犯罪”に関することは一切記憶から消えてしまった時矢だったが、“生まれたての五感”と“洞察力”という才能が残されていた。記憶をなくすまでの時矢は、経験に頼った捜査を実践していたが、記憶を失い、刑事にまつわる全ての経験が“ゼロ”になったことで、彼は思いもよらないアプローチで事件を解決へと導いていく!また時矢の記憶喪失は、犯人を追いかける際に負った外傷が直接的な原因だが、実は“ある秘密”を知ってしまったことによる“心理的要因”が大きく影響しているという。そんなかつてない新ヒーローの時矢を演じるのは、「浅見光彦シリーズ」「DOCTORS~最強の名医~」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」など、シリアスからコメディーまで変幻自在な沢村さん。「“新参者”のようなフレッシュな気持ちで臨めるのではないかと、今、とてもワクワクしています」と現在の心境を語った沢村さんは、「これまで数多くの刑事を演じてきましたが、“時矢暦彦”は今まで演じたことのない刑事です」と新たな挑戦であるとコメント。また「舞台となる京都では、当然ですが、東京では撮れない“画”を撮ることができます。そんな京都ならではの人情味や風情を感じていただけるような、そして幅広い世代の方に楽しんでいただけるような、新しいミステリーをお届けしていきたいと思っています」と見どころを説明し、「時矢刑事が記憶をなくす前と後ではキャラクターがガラリと変わるのですが、記憶をなくした後の時矢の行動は、“誠実さ”がいちばん大きな比重を占めていると思います。“絶対に犯人を捕まえるんだ”ということより、被害者の気持ちを考えて、『この人を助けてあげたい』という思いで事件を解決していく…。そんな感じでベクトルが変わっていく、というのは意識して演じていこうと思っています」と語っており、記憶を失う前と現在の演じ分けに注目だ。そして、“記憶喪失”という秘密を共有することになるパートナー・佐相智佳刑事というキャラクターも登場。「京都府警に時矢刑事あり」とまで言われた、記憶を失う前の“ビフォー時矢”に憧れていた彼女は、時矢が手がけた事件の調書をすべて読み込んでおり、いまの時矢にとっていわば“外付けハードディスク”的役割。記憶喪失が周囲にバレないように奔走する、2人のコミカルなやりとりも大きな見どころのようで、智佳刑事を誰が演じるのか続報が楽しみだ。<第1話あらすじ>京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦は優秀な刑事だが、容疑者を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。病室で目を覚ましたとき、なんと刑事拝命以来の20年間の記憶を失っていることに気づく。時矢は見舞いにやって来た元相棒・福知市郎のことを暴力団関係者と誤解するばかりか、新たにコンビを組むよう命じられた新人女性刑事・佐相智佳から、深夜に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺されたことを聞いてビビりまくり。そして記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たに発生した殺人事件の初動捜査に当たることに…。木曜ミステリー「刑事ゼロ」は2019年1月、毎週木曜日20時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年11月29日福田秀の漫画「ドロ刑」が、「ドロ刑-警視庁捜査三課-」のタイトルで10月に連続ドラマ化されることが決定。主人公を刑事役初挑戦の中島健人(Sexy Zone)が演じるほか、その相棒で泥棒役を遠藤憲一が演じる。■人気漫画を異例の速さで実写ドラマ化原作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で今年1月より連載スタートさせたばかりの漫画。本作は、最も身近な犯罪である窃盗犯を捜査する“警視庁捜査三課”を舞台に、新米刑事・斑目勉(まだらめつとむ)が、伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす)と禁断のコンビを組んで様々な難事件に挑み、成長していく新感覚刑事ドラマだ。■「捜査三課」…通称“ドロ刑”とは?空き巣や万引き、ひったくりなど、窃盗事件を専門に捜査する「捜査三課」。殺人や誘拐を扱う「捜査一課」に比べて、テレビドラマではあまり扱われないが、窃盗は刑事事件の7割以上を占め、最も発生件数が多く、我々にとって最も身近な犯罪。三課の刑事は通称「泥棒刑事」、略して「ドロ刑」と呼ばれ、「泥棒を捕まえる刑事」であり、「ドロドロになりながら捜査する刑事」の意味もある。タイトル「ドロ刑」は、この盗犯捜査をする刑事を示す警察内の隠語と、子供の遊び「ドロケイ」をかけたもの。■刑事×泥棒の禁断のコンビから目が離せない!正義の味方である刑事と悪党の泥棒が、禁断の相棒捜査で事件を解決していくという本作。そんな刑事・斑目勉を演じるのは、刑事役初挑戦、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマは初主演となる中島健人。「皆様の心、毎週捕まえます!!」とまず力強い意気込みを語った中島さんは、「小さい頃から遊びのドロケイが好きで、逃げることより追うことに徹していた自分は、大人になったらいつか犯人を追う刑事ドラマに出るのが夢になっていました。だから、今回、刑事を演じるチャンスを頂き、とてもとても嬉しいです」と念願の刑事役だったとコメント。「斑目を通し、今を生きる現代人の悩みや葛藤を伝えていきたいですし、毎週皆様の心に寄り添い、気持ちを奮起させ、笑顔で明日も頑張ろうと思えるドラマになればいいなと思っております」と語っている。また、相棒となる伝説の大泥棒・煙鴉を演じるのは、名バイプレイヤーの遠藤憲一。“大泥棒”という役柄を聞いただけでやりたいと思ったと言う遠藤さんは、「ただの泥棒ではなく刑事と組んで事件を解決していく泥棒なんて長い役者生活でも初めての役です」と語り、「視聴者のみなさんには今まで見たこともないバディものをお届けします!ぜひ応援して下さい!」とコメント。コンビを組む2人はお互いについて、「今回は遠藤さん演じる希代の大泥棒・煙鴉とバディを組みながらも、その煙鴉を捕まえようとする役ですが、現場ではたくさんのことを遠藤さんから盗みたいと思います!」(中島さん)、「中島健人くんとは9年前に共演し、まだ少年ながら難しい役を見事に演じていました。その時は医師と患者という間がらでしたが、今度は刑事と泥棒、しかもバディ。大人になった中島くんと再び共演できることが楽しみでなりません」(遠藤さん)とお互い共演が待ち遠しいようだ。「ドロ刑-警視庁捜査三課-」は10月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年07月31日映画『不能犯』で新人刑事を演じる、新田真剣佑さんにお話を伺いました!“不能犯”とは、思い込みやマインドコントロールで殺人を犯すなど、犯罪を目的としながらも、一般的には限りなく実現が難しい行為のこと。まもなく公開される映画『不能犯』は、都会のど真ん中で次々と起きる変死事件をきっかけに、現場に毎回訪れる謎の“黒スーツの男”の正体を追う、[立証不可能犯罪]を扱うエンターテインメントだ。「はじめて台本を読んだ時、とてもミステリアスな映画だと思いました。松坂桃李さん演じる主人公の宇相吹正(うそぶきただし)は、〈思い込み〉や〈マインドコントロール〉で、あらゆる人を死へ導く男。彼がどんな手口で殺人を犯し、どうやって人をマインドコントロールしていくのか、その犯行の描き方も見どころのひとつだと思います」この作品で新田真剣佑さんが演じるのは、新人刑事の百々瀬麻雄。性格は素直で、努力を惜しまない熱血漢。沢尻エリカさん扮する女刑事の多田友子とバディを組み、宇相吹の犯罪を体当たりで捜査する。「百々瀬は最初、多田刑事に『新人!』と怒鳴られ、なかなか名前を呼んでもらえません。なので、僕も新人らしくハキハキとしていこうと思いました。監督からは“爽やかに”という指示をいただいていたので、とにかく一生懸命な姿を見せようと、ひたすら走り続けました。たぶん4日間くらい、ずっと走っていたんじゃないかな(笑)。今までも刑事は何度か演じていますが、日本の刑事は難しいなと思いました。どういう点がと言われると、上手く説明できないのですが…」沢尻エリカさんとは今回が初共演。嘘と曲がったことが大嫌いで、面倒見のいい女刑事を演じる沢尻さんの姿は、新田さんの目にどのように映ったのだろうか。「多田刑事が百々瀬にとって、“ついていきたい!”と思える上司なのと同じく、沢尻さん自身もカッコよくて、思わずついていきたくなる素敵な役者さんでした。沢尻さんとは現場で一緒のことも多かったので、いろんな話をさせていただきました。短い間でしたが楽しかったです」劇中で多田刑事は唯一、宇相吹のマインドコントロールが効かない存在として描かれるが、新田さん自身も暗示には絶対にかからない自信があるんだとか。では逆に、自分に何かを操れるパワーがあるとしたら?「難しい質問ですね…。強いて言うなら、“時間”は操ってみたいかな。時間を巻き戻して過去に行ってみたいし未来にも行ってみたい。未来で何をするかは…パワーを得られたら、ぜひ考えてみたいと思います(笑)」あらた・まっけんゆう1996年11月16日生まれ、アメリカ・ロサンゼルス出身。今年は『ちはやふる ‐結び‐』『OVER DRIVE』など、出演映画の公開が続々と控える。ニット¥168,000タートルネックニット¥151,000パンツ¥162,000(以上エルメネジルド ゼニア クチュール/ゼニアカスタマーサービス TEL:03・5114・5300)絶対に立証不可能な方法で人を死に導く男・宇相吹正が、世の中に“ダークな正義”を突きつける。原作は青年漫画誌で連載中の人気コミック。監督/白石晃士出演/松坂桃李、沢尻エリカほか2月1日(木)より全国公開。(C)宮月新・神崎裕也/集英社2018「不能犯」製作委員会※『anan』2018年1月31日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・粕谷ゆーすけインタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年01月26日浅野忠信と神木隆之介による“新しい最強バディ”が活躍するドラマ「刑事ゆがみ」が秋元康プロデュースの「劇団4ドル50セント」とコラボレーション。11月23日(木)今夜放送の第7話に劇団員がエキストラとして出演することがわかった。「刑事ゆがみ」は「ビッグコミックオリジナル」連載中の井浦秀夫による同名コミックが原作。浅野さんが演じるのは先入観ゼロで人の心の奥底に潜む闇を鋭く観察し、真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当。神木さんが成績優秀で真面目、強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫を演じてW主演。弓神と羽生の2人が、現代社会のゆがみを見抜き埋もれかけた真実をあぶり出していく物語が展開する。2人のほか山本美月、稲森いずみ、仁科貴、橋本淳らが共演。さらに毎話豪華なゲストが登場するのも本作の魅力の1つになっており、これまで杉咲花、高梨臨、飯豊まりえ、リリー・フランキー、新田真剣佑らベテランから最旬若手まで幅広いキャスティングが話題を振りまいてきた。また、来週11月30日(木)放送の第8話には市川由衣、久松郁実、小林隆がゲスト出演することが決定している。そして今夜11月23日に放送される第7話で本作がコラボするのは、「AKB48」や「乃木坂46」「欅坂46」などを手がけてきた秋元氏がプロデュースする新劇団「劇団4ドル50セント」。彼らは、いままでの劇団の枠にとらわれず、演劇を中心とした総合エンターテインメント集団として、劇団員からの派生メンバーによる音楽活動はもちろんドラマ、映画、モデル、バラエティなど多彩な個人活動も予定。演劇、アイドル両方の世界で注目を浴びるプロジェクトとなっている。今夜放送の第7話では各所にエキストラとして劇団員が出演予定。ファンは自分の“推し”がどこの場面に出演しているのかを探してみては?また同劇団からは23歳で最年長メンバーの立野沙紀が、毎週火曜21時~フジ系で放送中の井上真央主演「明日の約束」に出演中。立野さんはTwitterに撮影中と思われる画像とともに同作への出演をツイート。過去の事件の真相を解き明かすキーマンのひとり・望月朱里役として21日に放送された6話を皮切りに11月28日(火)の7話、12月5日(火)放送の8話に出演するという。さらに劇団に所属する隅田杏花が“ブルゾンちえみ似”として現在話題になっている。8月の劇団お披露目時から「片桐はいり似」「ブルゾンちえみ似」などと言われていた隅田さんだが、10月発売の雑誌「月刊ENTAME」に出演を果たし、11月3日~5日に行なわれたプレ公演でも存在感を発揮。「SHOWROOM」でも独特の立ち位置を築いて「劇団のバラエティー班!」として早くも人気に。「“デブ、女優”という検索で1位になることが夢」と公言する隅田さんの今後の活躍にも注目だ。「刑事ゆがみ」第7話は11月23日(木)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月23日現在放送中のドラマ・木曜劇場『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)で、真面目で正義感が強いが、出生欲も強い羽生虎夫役を演じる神木隆之介さん、同じくうきよ署刑事課強行犯係の中堅刑事・町尾守役を演じる橋本淳さんにインタビュー。弓神適当(浅野忠信)と羽生の凸凹バディぶりも話題となっている同作だが、神木さんと橋本さんは、お互いに「隆ちゃん」(神木隆之介さん)、「あっちゃん」(橋本淳さん)と呼び合うほど兄弟のような仲良し2人組。このおふたりにドラマについてじっくりと語っていただきました。■浅野忠信さんと神木隆之介さんコンビの魅力とは?――主人公である浅野さんとの共演にあたり、どんな意気込みで臨まれましたか?神木:ドラマ情報発表のとき、浅野さんが適当なコメントをしているのを見て、俺がしっかりしなければと気合いが入りました(笑)。でも、どんなアドリブをしても想像以上のことを必ず返してくださるので、羽生としてはウザいですけど、芝居としてはおもしろおかしくできて、頼りになる相方さんです。――アドリブの多い現場ですか?橋本:とくに浅野さんですね(笑)。浅野さんが事件とは全然関係ないことをやっていても、強行班係の4人(羽生、菅能(稲森いずみ)、多々木(仁科貴)、町尾)は「もう10年ぐらいアレ(浅野さん演じる弓神の適当さを)見てるしな…」っていう感じで引いて見るだけとか、目線だけでアドリブを受ける感じも楽しいです。――なかでも印象に残っているアドリブはありますか?神木:いっぱいあるのですが、第4話で弓神が「週刊民衆さん? こちらにいまストーカー被害を無視した警官が…」というセリフがアドリブです。あとは、弓神が定食屋の店主に風俗店の画像を見せたところから、羽生が最後に「バカじゃねーの! おまえ」って言うところまで全部アドリブ。オンエアを観て、使われていてよかったと思いました(笑)。――本当にアドリブだらけなんですね(笑)。では、弓神と羽生の凸凹バディの印象についても聞かせてください。神木:まじめなところは本当にまじめにやりますし、ふざけるところはとことんふざけるので、毎日楽しいです。浅野さんの発想力は無限ですし。ただ「動くのは羽生の担当だ」という感じで弓神は何もしてくれないので、大変ですけどね(笑)。橋本: 弓神と羽生の距離感が魅力ですよね。僕も、たまに一緒に出ていることを忘れて見ちゃうんですよ(笑)。こんなに人間味のある奥深いバディはいままでいなかったんじゃないかと思いますね。――撮影の合間も、ドラマに近い雰囲気ですか?神木:浅野さんはほどよい適当さを持っている方なので、休憩中にもけっこうツッコみます。羽生ほど攻撃的じゃないですけど(笑)。強行犯係のみんなでしゃべったりもしますし、遊び心が満載なドラマなので、それにつられて現場の雰囲気もいいです。橋本:一見、浅野さんがムードメーカーに思えますけど、浅野さんが自由にやったことを回収するのは隆ちゃん(笑)。みんなに話を振ったりもするし、裏のムードメーカーは隆ちゃんなのかなっていう気がします。どちらにしても、2人がツートップでいてくださるので、こういう雰囲気になってるのかなっていう感じはありますね。■神木隆之介さんが見透かされたこととは?――神木さんははじめての刑事役ですが、何か役作りはされましたか?神木:刑事の仕事内容がわかる資料をいただいて、ずっと読んでいました。あとは、監修の方に逐一聞きながら演じています。でも、罪名とか言い慣れない言葉がいっぱい出てくるので、毎日大変です。――今回は、アクションシーンもありますね!神木:もともとアクションが苦手なので、毎回緊張します。オープニングもすごく苦労しましたし、緊張しました。いままでアクションは剣など武器がある方法しかやったことがなくて、武器がない素手での戦い方がわからなくて(笑)。――なるほど(笑)。弓神は洞察力に優れていますが、神木さんが監督に見透かされていると感じたことはありますか?神木:撮影中、「ごめん、もう一回。いまね、一瞬“神木”が出た」って言われて。見られているんだなと思いましたし、ちゃんと見てくださっているんだと安心もしました。最初は弓神さんのアドリブにどうやってツッコもうかと考えていたのですが、いまではとっさにツッコめるようになったので、羽生として慣れてきたことがうれしいです。立ち振る舞いも、はじめはいつポッケに手を突っ込もうかなとかけっこう気にしていたのですが、いつの間にかなじんでいました。――橋本さんはしっかり者でクールな役柄ですが、どのようなアプローチをされましたか?橋本:監督が西谷弘さんということで、リハーサルの時間がしっかりとあったんです。なので、ひとりで作り込むって言うより、現場の空気感を大事に作っていった感じですね。■橋本淳さんから見た“永遠の弟”神木隆之介さんとは――羽生と町尾は、互いにどんな印象を持っているのでしょうか?神木:あっちゃん演じる町尾さんは、自分の演じる羽生の出世に関係ない存在なので、捜査のときにはもちろん協力するけれど、基本的には眼中にないんです。4話ではじめて町尾さんに羽生が共感するシーンがありましたけど、「おまえいいこと言うじゃん」くらいな感じで(笑)。橋本:羽生は出世欲があって、町尾より自分の方が優れてると思いながら生きている感じがするので「コノヤロー」と思いながらも、弓神さんに振り回されてるところを見ると「がんばれ」って思う先輩としての一面もあります。羽生には、生意気なだけじゃない魅力がありますよね。――ちなみに、おふたりのプライベートでのご関係は?橋本:学生時代にはじめて会ったんですけど、当時から印象が全然変わってないんで、よく擦れずにここまで育ったなぁって(笑)。“永遠の弟”って感じがしますよね。生意気なこと言ってくるけど、それも愛らしくて頭をヨシヨシってやりたくなっちゃう…かわいいですよ!神木:本当にそう思ってるの?(笑)。あっちゃんは、優しくて全部受け止めてくれるお兄ちゃんです。だれとでも柔らかく接することができる人ですし、息が合いますね。■いままにないオトナな神木隆之介にプレッシャーは?――今回、いままでのイメージにない神木さんが見られると話題になっていますが、ご自身でも新たな挑戦だと感じますか?神木:監督が「神木くんをワイルドにしたい」と言ってくれていて。弓神さんと話していると、学校の男子と話しているような感じがするんです。その感覚が、監督が求めている新しい自分だったり、羽生像と一致している気がします。僕自身も演じていて新しいと感じるし、ありがたいなと思います。橋本:小生意気さだったり、大人っぽい表現方法だったり、いままでの隆ちゃんにないですよね。ときには悩みながらも、本番ではキッチリと決める。人が挑戦してる姿ってとてもいいなって、すごく刺激をもらってます。――では、橋本さんが今作ではじめて挑戦されたことは?橋本:う~ん。あ、結婚指輪をはじめてはめました! いままで、結婚している役をやったことがなかったので…って、ちっちゃいですね、僕の初挑戦(笑)。――(笑)。橋本さんがお話しされていたように、神木さんのことを親目線で観ている方々も多いと思いますが、プレッシャーなどは感じますか?神木:プレッシャーはないです。たしかにみなさんいろんな作品を観てくださっているし、声をかけてくださる方も幅広いです。高校のとき、年下の女の子に「大きくなりましたね」と言われたことがあって、「僕のほうが年上なんですけど~」って(笑)。不思議な気持ちにはなりましたけど、うれしいです。■働くママにドラマで救いの手を!――橋本さんはいままでの役者人生で、自分の中に“ゆがみ”を感じたことはありますか?橋本:僕は自分の言葉で表現するのが得意じゃないので、キャラクターを借りて自分の気持ちを表現できるという意味では、逆に役者を始めてゆがんでいたものがほどけた気がします。ずっとやっていきたいと思える仕事と巡りあえたので、幸せですね。――神木さんは完成披露試写の際、山本美月さんから「ゆがんでる」と言われていましたね。神木:そう! 美月ちゃんひどいですよね…僕はゆがんではないと思うんですけど(笑)。――(笑)。今回のドラマは、女性の犯人が多いのも特徴的ですよね。神木:そうなんです。そこに、あきらかに女心がまったくわかってなさそうな弓神と羽生が踏み込むことで、羽生が成長していく物語でもあるんです。女性にしか感じられないメッセージもあるでしょうし、少なからず共感してもらえるところもあるのではないかなと思います。橋本:男性は女性の心理がわかんないですよね。だから菅能さんが深く共感したり、一番理解してたり…勉強になるなぁって。ヒズミちゃんもそうですし、これからも女性が活躍していくんじゃないかと思いますね。ドラマに限らず、これからは女性が社会を切り開いていくんだろうなって思うんです。働くママは子育てしたり家事をしたり、その上で仕事っていうのはすごく大変なことだと思いますけど、娯楽で皆さんの救い手になれるようにと、いいドラマを作るようにがんばっています。僕もひそかに皆さんのことを応援しています…ハグぐらいだったらしますので(笑)。――全国のママたちが手を挙げちゃいますよ(笑)。では、最後にドラマの見どころをお願いします。神木:このドラマは犯人が悪いわけではなくて、どっちが正義かはわからない。だた、「殺すことはなかったのではないか」というお話なんです。“どうやって罪を犯したか”ではなく“なぜ罪を犯したか”がテーマなので、自分自身の思いについて考えるきっかけになったりすると思いますし、本当に観ていただきたいです。橋本:とにかくゲストの方が豪華で、弓神×羽生という本筋がありながら、ゲストによって雰囲気がグラデーションのように変わっていく作品。伏線もちりばめられていて、重層的なドラマになっていますので、ぜひ楽しんでいただければうれしいです。撮影中も互いにちょっかいを出し合うなど、息ぴったりだったおふたり。弓神と羽生のバディぶりのみならず、今後は羽生と町尾が作り出す空気感にも注目です!木曜劇場『刑事ゆがみ』午後10時~
2017年11月16日神木隆之介演じる“出世欲に燃える腹黒刑事”が、浅野忠信演じる“何でもありの天才適当刑事”に振り回されながらも、現代社会のゆがみを見抜き、埋もれかけた真実をあぶり出すバディを演じる「刑事ゆがみ」。来週11月23日(木・祝)放送の第7話ゲストに、りょう、早見あかりが出演することが決定した。原作は、「ビッグコミックオリジナル」にて連載中の井浦秀夫による人気漫画。正義があまりに主観的で、真実がどこまでも曖昧な現代社会の中で、刑事・弓神は時に無茶をしながらも、ただひたすらに事実を追い、真実へとたどり着こうとする。■第7話あらすじ弓神(浅野さん)や羽生(神木さん)ら、うきよ警察署・刑事課強行犯係の面々は、係長・菅能(稲森いずみ)の親友・近江絵里子が服毒死した事件を捜査する。前夜、大学時代の同窓会に出席した菅能は、そこで久しぶりに絵里子と再会していた。現在は、一流デザイン会社の管理職で、来年にも年下のイケメン実業家と結婚する予定だという絵里子。SNSにアップされた幸せそうな写真を見せられた菅能は「裏切り者。若い男になびきやがって」と言いながらも、彼女を祝福したばかりだった。そんな絵里子が自宅マンションで死亡したのは菅能と別れた直後のことで、発見者は警察官。実は絵里子は、1か月ほど前に300万円をひったくられており、その件で確認に来たのだという。彼女の死因は青酸カリによる服毒死と思われた。絵里子が自殺するはずはないと考えた菅能は、弓神たちに交友関係を徹底的に洗うよう指示。すると、絵里子は左遷されたことがきっかけで3か月も前にデザイン会社を辞めていたことが判明。やがて、最近、絵里子と親密だった三枝優里にたどり着くが…。■豪華ゲスト陣発表!稲森と21年ぶりの共演となるりょう&注目の若手女優・早見あかり菅能係長の親友・絵里子を演じるのが、りょうさん。モデルとして活躍するとともに「ロングバケーション」(1996年)で竹野内豊の恋人役を演じて女優デビュー。同作で共演していた稲森さんとは、実に約21年ぶりの再共演が実現!最近では「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」に出演するなど、連続ドラマ・映画でさまざまな役どころに挑戦してきたりょうさんは、実は誰にも言えなかった秘密を持っていた絵里子役に扮する。また、あるアルバイトを通して絵里子と親密になった優里を演じるのは、早見さん。映画『百瀬、こっちを向いて。』で映画初主演、「ラーメン大好き小泉さん」で連続ドラマ初主演を果たして以降も、そのみずみずしい演技力でドラマ・映画・舞台・CMと幅広く活躍中だ。りょうさんは「浅野忠信主演!というだけで何か面白いことになるんだろうなと期待しておりましたので、お話をいただき光栄です」とコメント。稲森さんとの共演には「もう20年前なんですね…稲森さんと久しぶりにお会いしましたが変わらず美しい!美しさとクールさと可愛らしさと、フワッと包み込んでくれるような大人な空気感が大好きです」と再会を嬉しそうに語った。また、浅野さんとは映画で共演経験があるそうで、「20年近く前の作品では脚本ナシのアドリブの芝居を2人でやらせていただきましたが、とても居心地が良く自然にいられて本当に楽しかった!」とふり返り、「神木さんとは初めてですが、浅野さんと神木さんのお2人のやり取りが楽しく、いつかしっかり共演させていただけたら…と思っております」と、本作の“名バディ”を絶賛。早見さんも「一視聴者として楽しませてもらっていたドラマに出演することが決まり、自分が一番驚いています。浅野さん、神木さんが演じられる凸凹バディの空気感が大好きでしたので、一緒にお芝居をするのがとっても楽しみ」と期待を寄せている。「刑事ゆがみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月16日