女優の綾瀬はるか、子役の加藤柚凪が出演する、キッコーマン食品「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」の新CM「キッコさん 登場」編が、4月4日より放送される。新CMでは、綾瀬と加藤が、「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」キャラクターのキッコさん、キッココちゃんに扮し、仲良く料理に挑戦。料理好きな綾瀬と、最近料理のお手伝いを始めた加藤のほほえましい調理風景に注目だ。○■インタビュアー・加藤柚凪による、綾瀬はるかインタビュー(一部抜粋)――CM撮影が終わって印象に残っているシーンはありますか。2人で一緒にお料理をして、しょうゆをかけて「ん〜!」とやったところは印象に残っています。食べるところもおいしくて印象に残っています。――綾瀬さんがズルいほどうまく作れそうなお料理は何ですか。(CM中にも出てくる)鶏肉とじゃがいものお料理がおいしかったので、バターとおしょうゆでマネして作るとおいしいものが作れそうと思いました。――新生活がスタートする季節ですが、綾瀬さんがスタートしたいことはありますか。今は寒い時期なのでサボっていますが、運動をしてみたいと思います。――綾瀬さんが6歳ぐらいの時には何になりたかったですか。ケーキを作るパティシエになりたいなと思っていた時がありました。――綾瀬さんは小学生の時、どんな時間が好きでしたか。給食の時間はすごく好きでした。楽しかったですね。――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。この度、おいしい料理にぴったりな生しょうゆの新しいCMが完成しました。キッコさんとキッココちゃんの楽しいCMです。ボトルと同じデザインの私たちの衣装もとてもかわいくて見どころです。皆さん、ぜひ見てください。
2022年03月29日NMB48の渋谷凪咲が出演する、コンデナスト・ジャパン×デル・テクノロジーズ共同プロジェクト「DELL XPS 未来ラボ」のキャンペーン紹介動画「エピソード 0」が17日、公開された。25日に始動する「DELL XPS 未来ラボ」は、挑戦する人を応援し、様々な人が様々な形で未来に挑戦するためのヒントを探すプロジェクト。キャンペーンアンバサダーを務める渋谷と、様々な分野で挑戦している人との対談を通じて、仕事や趣味、資格や副業など、これからの新生活でチャレンジをしようと思っているすべての人を応援していく。今回公開された「エピソード0」では、渋谷がアンバサダーとして1年間にわたり活動していく意気込みを語るほか、XPS最新モデル「XPS 13 Plus」をタッチ&トライする姿も披露している。○■渋谷凪咲コメント自分でも本当にアンバサダーになれたことにすごくびっくりです。本当に今後、「なぎさ」じゃなくて「DELL」って呼ばれるぐらい、DELLに馴染めるようなDELLらしい女性になれるように頑張っていきたいなと思うので、ぜひよろしくお願いします。また、私は正直、25歳ですが、パソコンはあまり触ったことがありません。今回こういう機会を通じてパソコンXPSを使ってみて、やっぱりパソコンを使うことによって視野ってすごく広がってくると思ったので、そういう風に私も新たな挑戦を今後していきたいと思っています。同世代の方とかにもぜひ刺激になるような活動をしていきたいですし、あんまりパソコンを触ったことないなっていう方にも、これを機会に XPSを使って新たな挑戦を一緒にしていけたらと思っています。
2022年03月17日須田景凪がボカロP・バルーン名義で、新曲「ノマド」をデジタルリリース。同曲は、スマートフォンゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のために書き下ろされた。須田景凪、ボカロP・バルーン名義の新曲「ノマド」Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』の主題歌「無垢」や、ぬゆりのソロプロジェクト“Lanndo”とのコラボレーション楽曲「心眼」など、2022年も話題に事欠かない須田景凪。そんな須田景凪が、ボカロP・バルーン名義で、リズム&アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に新曲「ノマド」を提供する。ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に書き下ろし「ノマド」は、ゲーム内に登場するユニット「25時、ナイトコードで。」のために書き下ろしたもの。ゲーム内ではリズムゲーム楽曲として、「25時、ナイトコードで。」が歌唱するセカイバージョンのほか、「flower」によるバーチャル・シンガーバージョン、「初音ミク」によるアナザーボーカルバージョンが追加される。また、バルーンの代表作でもある「雨とペトラ」も新しいリズムゲーム楽曲として、ゲームに加わる。ジャケット&MVはアボガド6YouTubeおよびニコニコ動画では、「ノマド」のミュージックビデオを公開。なお、ジャケット写真とミュージックビデオは、これまでも数々のバルーンのアートワークとミュージックビデオを担当してきた、イラストレーター兼映像作家のアボカド6(アボガドロク)が手掛けた。バルーンこと須田景凪は、新曲について「ニーゴの物語と、自分の想いが重なる部分を音楽にしました。この音楽を聴いてくれた方々が、自由な解釈をして、楽しんでくれたら幸せです。」とコメントを寄せた。【詳細】バルーン(須田景凪) 新曲「ノマド」配信日:2022年3月28日(月)作詞・作曲・編曲:バルーン© SEGA / © Colorful Palette Inc. / © Crypton Future Media, INC. www.piapro.netAll rights reserved.
2022年03月13日ボカロP・ぬゆりのソロプロジェクト“Lanndo”が、須田景凪とコラボレーションした新曲「心眼」を2022年4月29日(金)より配信リリース。TVアニメ『シャドウバースF』のオープニング主題歌となる。須田景凪が歌唱、ぬゆり/Lanndoの新曲「心眼」ぬゆりは、「フラジール」「フェクサー」「命ばっかり」「ロウワー」などのヒット曲を制作し、ずっと真夜中でいいのに。「秒針を噛む」の作曲・アレンジなどにも携わってきたボカロP。ソロプロジェクトとなるLanndo名義では、ゲストボーカルにEve(イブ)とヨルシカのsuis(スイ)を迎えた楽曲「宇宙の季節」などを発表している。そんなぬゆりが、Lanndo名義で新曲「心眼」を発表。TVアニメ『シャドウバースF』のオープニングテーマ曲として書き下ろしたもので、ゲストボーカルには、バルーン名義のボカロPとしても活躍し「猫被り」「無垢」などの新曲を発表したばかりの須田景凪を迎えている。ぬゆりと須田景凪がコラボレーションするのは、「心眼」が初めてのことだ。また、新曲「心眼」のジャケットのアートワークとミュージックビデオは、りゅうせーが担当している。アニメ『シャドウバースF』オープニング主題歌なお、『シャドウバースF』は、テレビ東京系列6局ネットにて、4⽉2⽇(土)より放送スタートするテレビアニメ。人気スマートフォンゲームを原作とするオリジナルアニメーションだ。【詳細】Lanndo feat. 須田景凪 新曲「心眼」配信日:2022年4月29日(金)作詞:ぬゆり作曲:ぬゆり、須田景凪編曲:ぬゆり※TVアニメ『シャドウバースF』オープニングテーマ。■TVアニメ『シャドウバースF』放送⽇時:2022年4⽉2⽇(土)より毎週⼟曜⽇10:00〜放送開始放送局:テレビ東京系6局ネット
2022年03月11日須田景凪の新曲「無垢」が、2022年4月8日(金)に配信リリース。Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』の主題歌となる。須田景凪の新曲「無垢」ドラマ主題歌として書き下ろし2022年4月に新曲「猫被り」のリリース、5月に単独ライブ「須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢(ちゅうそうやむ)"」の開催を控える須田景凪。そんな彼の新曲「無垢」は、ドラマ『神様のえこひいき』の主題歌として書き下ろしたものだ。これまでにも、映画『名も無き世界のエンドロール』『水曜日が消えた』『二ノ国』、ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』、アニメ『炎炎ノ消防隊』など、様々な作品に主題歌を提供してきた須田景凪。ドラマ『神様のえこひいき』のために制作した新曲「無垢」でも、作詞・作曲・編曲のすべてを担当している。MV主人公役にマーシュ彩「無垢」のミュージックビデオは、映像作家の脇坂侑希が監督。現実世界と異世界を行き来する1人の女性の姿が、少し陰のあるファンタジーな世界観で描かれる。大人になった主人公役を務めるマーシュ彩の、狂気的でポップな振り付けのダンスにも注目だ。人気コミックの実写化ドラマ『神様のえこひいき』なお、『神様のえこひいき』は、少女マンガ誌『マーガレット』の人気作品を連続ドラマ化して配信するHuluオリジナル恋愛ドラマシリーズ『マーガレット Love Stories』の第3弾。高校生たちの“新たな愛のカタチ”を描く小村あゆみ原作のラブストーリーを、藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良などフレッシュなキャストでドラマ化する。<須田景凪 コメント>主題歌を担当しました須田景凪です。今回、『無垢』という楽曲を書かせて頂きました。この作品が含む、形に囚われない無垢な愛を自分なりに音楽にしました。幸福や、それに伴う痛みの渦の中で、少しでもこの音楽が皆さんの胸に残ってくれたら幸せです。【詳細】須田景凪 新曲「無垢」配信日:2022年4月8日(金)※ドラマ『神様のえこひいき』主題歌。■Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』配信情報:2022年3月19日(土)~毎週土曜、新エピソード2話ずつ独占配信<全8話>出演:藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良、真飛聖、古川雄輝原作:小村あゆみ『神様のえこひいき』(集英社マーガレットコミックス刊)©小村あゆみ/集英社・HJホールディングス
2022年03月10日須田景凪の新曲「無垢」が、Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』の主題歌に決定した。『神様のえこひいき』は小村あゆみ原作による同名少女マンガの実写ドラマ化作品で、Huluでは『マーガレット』(集英社)の人気作品を実写ドラマ化して独占配信する恋愛ドラマシリーズ【マーガレット Love Stories】の第3弾として、3月19日より今作を独占配信する。ドラマには藤原大祐や桜田ひよりをはじめ、窪塚愛流、新井舞良、さらに古川雄輝ら実力派俳優が出演。本日3月5日より配信スタート日の3月19日にかけた3分19秒のドラマ予告編映像が公開されており、新曲「無垢」の一部を聴くことが出来る。『神様のえこひいき』本予告映像「無垢」は、須田がこのドラマのために書き下ろした楽曲で、作詞・作曲・編曲全てを須田自身が担当した。須田は新曲について「この作品が含む、形に囚われない無垢な愛を自分なりに音楽にしました。幸福や、それに伴う痛みの渦の中で、少しでもこの音楽が皆さんの胸に残ってくれたら幸せです」とコメントしている。■須田景凪 コメント主題歌を担当しました須田景凪です。今回、『無垢』という楽曲を書かせて頂きました。この作品が含む、形に囚われない無垢な愛を自分なりに音楽にしました。幸福や、それに伴う痛みの渦の中で、少しでもこの音楽が皆さんの胸に残ってくれたら幸せです。<作品情報>Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』2022年3月19日(土) よりHuluで毎週土曜 新エピソード2話ずつ独占配信(全8話)『神様のえこひいき』メインビジュアル出演:藤原大祐 / 桜田ひより / 窪塚愛流 / 新井舞良 / 真飛聖 / 古川雄輝原作:小村あゆみ『神様のえこひいき』(集英社マーガレットコミックス刊)脚本:北川亜矢子(『東京ラブストーリー』/ ドラマ版『ゆるキャン△』シリーズ)監督:松本優作(映画『Noise ノイズ』『 日本製造 メイド・イン・ジャパン』『湘南純愛組!』)/ 杉岡知哉(映画『Bittersand』)音楽:小山絵里奈公式サイト:公式Twitter: 小村あゆみ/集英社・HJホールディングス<リリース情報>Digital Single 「猫被り」2022年4月1日(金) 配信リリース「猫被り」配信ジャケット作詞・作曲・編曲:須田景凪ジャケットイラスト:sakiyama<配信情報>須田景凪「パメラ(self cover)」配信リンク:須田景凪「パメラ(self cover)」MVバルーン「パメラ」配信リンク:バルーン「パメラ」MV<ライブ情報>『須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢"』2022年5月6日(金) 大阪・オリックス劇場OPEN 18:00 / START 19:00問:キョードーインフォメーション 0570-200-8882022年5月14日(土) 東京・中野サンプラザホールOPEN 17:00 / START 18:00問:SOGO TOKYO 03-3405-9999前売:5,500円(税込・全席指定)一般発売:2022年4月9日(土) 10:00〜■チケット先行オフィシャルHP抽選先行受付期間:3月2日(水) 18:00〜3月6日(日) 23:59関連リンク須田景凪 オフィシャルサイト須田景凪 / バルーン Twitter須田景凪 / バルーン スタッフTwitter須田景凪 LINE公式アカウント須田景凪 YouTube公式チャンネル須田景凪 TikTok公式アカウント
2022年03月05日須田景凪が単独ライブ「須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢(ちゅうそうやむ)"」を東京&大阪で開催。2022年5月6日(金)に大阪・オリックス劇場で、5月14日(土)に東京・中野サンプラザホールで実施する。約1年ぶりの有観客ライブを東京&大阪で2021年はGU(ジーユー)とのコラボレーションや、フレデリックとタッグを組んだゲーム「テイルズ オブ ルミナリア」書き下ろし楽曲、「コニカミノルタプラネタリウム満天」上映作品の主題歌など、様々なジャンルで話題を集めた須田景凪。4月1日(金)には、新曲「猫被り(ネコカブリ)」の配信リリースも予定している。そんな須田景凪が、2021年ホールツアーより約1年ぶりとなる有観客ワンマンライブ「須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢」を実施。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目したい。【詳細】須田景凪 単独ライブ「須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢"」■2022年5月6日(金) 大阪:オリックス劇場OPEN 18:00 / START 19:00TEL:0570-200-888(キョードーインフォメーション)■5月14日(土) 東京:中野サンプラザホールOPEN 17:00 / START 18:00TEL:03-3405-9999(SOGO TOKYO)<チケット情報>前売価格:5,500円(全席指定)Twitter先行受付期間(チケットぴあにて受付):2月22日(火)18:00〜2月27日(日)23:59※チケット詳細は公式サイト(を確認。
2022年02月25日アイドルグループ・NMB48の渋谷凪咲が21日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて行われた『NAMBATTLE2(ナンバトルツー)〜がむしゃらにならな NMBちゃうやろっ!〜』個人リレー配信に出演。“ファン投票によるセンター”が特別だと思う理由を語った。『NAMBATTLE2』は、NMB48の未来をかけた個人戦・チーム戦含む「愛」「舞」「運」「J(ジェイ)」の4つのバトルを開催し、それぞれの勝者にプライズを贈呈するNMB48活性化プロジェクト。目玉企画として、 バトル「愛」では、NMB48の27枚目シングルの表題曲選抜入りをかけ、メンバーが本気で争い合う“ファン投票イベント”も開催される。バトル「愛」について、「今回、ファンの皆さんの投票ということで、それで1位とれたら、自分のアイドル人生の一生の思い出になるなと私はすごく思って」と意気込みを見せる渋谷。「変な考えかもしれないんですけど」と前置きしながら、「まずアイドルになるってだけで、絞られた人数になる」「(次にNMB48の中で)選抜になるのに絞られて、そこからセンターになるのにまた絞られるじゃないですか?」と持論を述べる。そして「そのセンターの中でも、ファンの方の投票でセンターになれたアイドルって、また絞られると思うんです」と続け、「そんな経験って、アイドルになってもなかなかできないと思うから」「そういう機会が目の前にあるんだったら、自分はその経験をしたい」と、“ファン投票によるセンター”に特別な思いを抱いていることを明かした。また、その後の視聴者質問コーナーでも、渋谷は「ファンの皆さんの応援で立てるセンターというのは、自分だけの喜びじゃないと言うか、それはめっちゃ幸せやろなあっていう風に思う」と、しみじみと語っていた。なお、23日に行われたファン投票結果速報では、小嶋花梨が1位を獲得。2位に川上千尋、3位に上西怜が続き、渋谷は18位に付けている。投票はこの後、3月2日に中間発表、3月27日に最終結果が発表される。
2022年02月25日アイドルグループ・NMB48の渋谷凪咲が21日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて行われた『NAMBATTLE2(ナンバトルツー)〜がむしゃらにならな NMBちゃうやろっ!〜』個人リレー配信に出演。同グループの安部若菜を「めっちゃ面白い」と絶賛した。視聴者から「MMB48メンバーと歌ってみたい曲」を聞かれ、「“なぎこじ”で、なんか歌いたいな」と、“こじりん”こと小嶋花梨の名前を挙げた渋谷。「何の曲が似合うと思いますか?」と問いかけ、視聴者たちと一緒に候補曲を考えた。さらに「わかぽんとも何か歌いたい」と、“わかぽん”こと安部若菜の名前を挙げ、「わかぽん、めっちゃ面白いじゃないですか?」「それも、人にイジられてというより、自分から発信していく面白さって言うか。好きなお笑いとか言葉のチョイスとか(が面白い)」と絶賛。続けて「私がそんな感じって言うのもあれやけど」としながら、「あと、女の子っぽく見えるのに、意外と大雑把やったり、抜けてたりするところがめっちゃかわいくて」「系統で分けたら、私と似てるなと思って」と、自身と似ているポイントが多いように感じていると話した。
2022年02月23日須田景凪が、2が6つ並ぶ本日2022年2月22日“スーパー猫の日”に新曲「猫被り」を4月1日に配信リリースすることを発表した。併せてジャケット写真も公開。アートワークはアニメーションMV制作のほかグッズやアパレルコラボなど幅広く活動中のイラストレーターsakiyamaが書き下ろした。また、東京・大阪で単独ライブ『須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢"』を開催することが決定し、5月6日に大阪・オリックス劇場、5月14日に東京・中野サンプラザホールにてライブが行われることが発表された。須田景凪のワンマンライブは、昨年のホールツアーより約1年ぶりの有観客での開催となる。チケットは、本日よりTwitter先行受付がスタートしている。<リリース情報>Digital Single 「猫被り」2022年4月1日(金) 配信リリース「猫被り」配信ジャケット作詞・作曲・編曲:須田景凪ジャケットイラスト:sakiyama<ライブ情報>『須田景凪 LIVE 2022 "昼想夜夢"』2022年5月6日(金) 大阪・オリックス劇場OPEN 18:00 / START 19:00問:キョードーインフォメーション 0570-200-8882022年5月14日(土) 東京・中野サンプラザホールOPEN 17:00 / START 18:00問:SOGO TOKYO 03-3405-9999前売:5,500円(税込・全席指定)【チケット先行】■Twitter先行(チケットぴあにて受付)先行受付期間:2月22日(火) 18:00〜2月27日(日) 23:59<配信情報>須田景凪「パメラ(self cover)」配信リンク:須田景凪「パメラ(self cover)」MVバルーン「パメラ」配信リンク:バルーン「パメラ」MV関連リンク須田景凪 オフィシャルサイト須田景凪 / バルーン Twitter須田景凪 / バルーン スタッフTwitter須田景凪 LINE公式アカウント須田景凪 YouTube公式チャンネル須田景凪 TikTok公式アカウント
2022年02月22日アイドルグループ・NMB48の渋谷凪咲が21日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて行われた『NAMBATTLE2(ナンバトルツー)〜がむしゃらにならな NMBちゃうやろっ!〜』個人リレー配信に出演。“選抜入り”をかけた戦いへの思いを語った。『NAMBATTLE2』は、NMB48の未来をかけた個人戦・チーム戦含む「愛」「舞」「運」「J(ジェイ)」の4つのバトルを開催し、それぞれの勝者にプライズを贈呈するNMB48活性化プロジェクト。目玉企画として、 バトル「愛」では、NMB48の27枚目シングルの表題曲選抜入りをかけ、メンバーが本気で争い合う“ファン投票イベント”も開催される。同プロジェクトについて、渋谷は「『NAMBATTLE』どう思います?」と視聴者に問いかけたのち、「色んな戦いがあるじゃないですか?」「でも私は、『舞』は正直楽しみです」と目を輝かせる。続けて「『舞』は劇場公演でのパフォーマンスでチームごとに競うんですけど、それはみんなとの絆も深まるし、自分にとってのスキルアップにもなるし、ファンの皆さんも一緒に戦ってくれてる感じがして」と説明した。その一方で、「愛」に関しては「めっちゃ怖くて……」と本音。「今はありがたいことに3番手にいさせていただいて」と謝意を示しながら、「今回、ファンの皆さんの投票ということで、それで1位とれたら、自分のアイドル人生の一生の思い出になるなと私はすごく思って」と意気込む。そして「ファンの皆さんと同じ思い出とか感動を共有できたら、私にとっても思い出やし、ファンの皆さんにとっても大切な思い出になったら、一緒の思い出をこれからの人生ずっと持ち続けられるという感覚がしてて」と、“ファン投票でセンター獲得”への思いを語った。
2022年02月22日フレデリックと須田景凪によるライブイベント『フレデリック×須田景凪「ANSWER」』が2022年2月6日、Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された。今回の「ANSWER」は、昨年12月のコラボEP『ANSWER』のリリースを記念して行われたもの。両者の共作によるRPG『テイルズ オブ ルミナリア』のインスパイアソング「ANSWER」とオープニングテーマ「TOMOSHI BEAT」(フレデリック)&エンディングテーマ「リグレット」(須田景凪)、さらにお互いの代表曲のカバーも収録したEP『ANSWER』。片やロックバンド、片やシンガーソングライター / ボカロP、という両者の信頼関係とリスペクトが、この日の圧巻のステージの最大の原動力となっていた。最初に登場したのは、2マン形式の対バンイベント出演自体が今回初体験という須田景凪。サポートメンバーのモリシー(G / Awesome City Club)、雲丹亀卓人(B)、矢尾拓也(Ds / Nanakamba)との4ピース編成で舞台に立った須田。まずはメジャー1stアルバム『Billow』から、ミディアムテンポのナンバー「MOIL」をハンドマイクで熱唱、オーディエンスの期待感とギアを合わせてみせる。そこから一転、ギターを構えて「veil」のアッパーな疾走感で会場一面のクラップを呼び起こしたところで、さらにフィードバックノイズから流れ込んだ「レド」のロックンロール感が、ライブ空間を刻一刻と高揚させていく。コロナ禍真っ只中のライブ開催ゆえ、客席スタイルのフロアから歓声こそ飛ぶことはなかったものの、序盤からエモーショナルに高ぶる須田の歌声に、そして「人生で初の2マンを、自分の好きなバンドとできることを、めちゃくちゃ嬉しく思っています」と語る須田の想いに、観客の熱い拍手が巻き起こっていた。エレクトリックドラムの音色をフィーチャーした「Vanilla」のハイブリッドな質感。モリシーの奏でるアコースティックギターとともに歌い始めたバラード「はるどなり」で聴かせるオーガニックな歌声……。対バンイベントの短いアクトながら、須田の楽曲と歌が持つ色彩感を鮮烈に印象づけたステージだった。「自分も昔からプレイしてた『テイルズ オブ』シリーズのエンディングを書かせてもらったんですけど、まさかのオープニングがフレデリックで。自分とフレデリックの縁をさらに深くしてくれたような、思い入れのある曲をやります」と披露した「リグレット」から、ボカロP・バルーン名義からの名曲「シャルル」へ……とライブはさらに躍動感を増し、会場のクラップはなおも歓喜の色を増していく。続く「パレイドリア」のアウトロでは、EP『ANSWER』でカバーしていたフレデリックのキラーナンバー「オドループ」のサビのフレーズを織り交ぜて歌ってみせる須田の姿に、場内の熱気はさらに高まっていった。「めっちゃ楽しいですね」というMCの静かな口調にも、確かな充実感が滲む。「もともと自分は、2013〜2014年ぐらいからフレデリックの一ファンで。自分はその当時、ボーカロイドを中心的に使って活動していて。『めちゃくちゃ好きなバンドだけど、畑も違うし、交わるところはないのかなあ』って思ってたんですけど。まさか一緒に曲を作れるとは思ってなかったし、一緒にCDを出せるとは、人生初の2マンライブを好きなバンドとできるとは思ってなかったので……本当に幸せです。ありがとうございます」。フレデリックとの共演を感慨深げに語る須田に、惜しみない拍手が広がる。最後に披露したのは、昨年秋のボカロ祭典「The VOCALOID Collection~2021 Autumn~」にバルーン名義で発表した楽曲「パメラ」。ひときわダイナミックな歌とアンサンブル越しに、須田の音楽の原風景と現在地が融合した、至上のアクトだった。2マンと言えども、絶対に負けられない戦いがそこにある一方、後攻のフレデリックはEP『ANSWER』収録の「TOMOSHI BEAT」からスタート。全国ライブハウスツアー『FREDERHYTHM TOUR 2021-2022 〜朝日も嫉妬する程に〜』のファイナル公演を、今回の対バンの2日前に終えたばかりのフレデリック。「人生最高の日を更新したいです!遊ぼうぜ!」と呼びかける三原健司(Vol&G)の言葉も、三原康司(B&Cho)、赤頭隆児(G)、高橋武(Ds)のアグレッシブな熱演も、ツアー完走の達成感と確信を帯びて響く。冒頭からパワフルなダンスロック感全開のまま「KITAKU BEATS」、さらに和田アキ子への提供曲「YONA YONA DANCE」のセルフカバーバージョンを畳み掛け、Zepp DiverCityをダンスとクラップの渦へと巻き込んでみせる。「いやあ、須田景凪くんのステージ、すごかった!初めての2マンライブって言ってたけど、バチバチやん!ライブもすごいし、アレンジも入れてくるし。なんか、俺らの知ってる曲も入れてくるし(笑)」と健司はMCで須田のアクトを絶賛。「須田景凪くんはこの曲を聴いてフレデリックを知ってくれた」という前置きとともに演奏したのは、インディーズ時代の楽曲「峠の幽霊」。おとぎ話と怪談がバンドサウンドの中で交錯するようなミステリアスな楽曲が、この日の共演の必然性を如実に物語っていた。その直後、「新曲やってもいいですか?」と今度は、ニューアルバム『フレデリズム3』からいち早く2月9日に配信リリースされる最新楽「Wanderlust」へ。シンセベースを弾く康司の佇まいも含めテクノ / ハウス感を強く漂わせるAメロから、切迫感に満ちたパワフルなサビへと展開していく「Wanderlust」。ロックとポップ、シーケンスとバンドサウンドを重ね合わせて「音楽の遊び」を生み出していくフレデリックの真骨頂と言うべき楽曲が、場内をクラップで満たしていく。「Wake Me Up」からはライブも後半戦へ。変拍子もリズムの変化も自然に乗りこなす4人の快活なタフネスがオーディエンスの熱気をよりいっそう高めたところで、「次の曲はみんな知ってる曲だと思います!」と満を持して響かせたのは「オドループ」。スタンディング形式に比べると遥かに収容人数の少ないはずのZepp DiverCityが、オーディエンスの歓喜のダンスに激しく揺れる。「2マンと言えども、絶対に負けられない戦いがそこにあると思うんですよ!」となおも煽る健司。突き抜けるような開放感に満ちたビートの加速度が、フレデリックの「今」の充実感をまざまざと伝えている。「須田景凪くんとは、ここ2〜3年の間にすごく仲良くなって。仲良くなる速度が速いし、すごく濃いんですよ。音楽に限らず、好きなものの感性が自分たちと合う。アーティストとしても尊敬するし、友達としてもずっと一緒にいたいと思える存在」と須田景凪について語る健司。「一緒に曲を作って、CDを作って、ライブをやって……形としてはこのライブで一区切り、須田景凪くんとフレデリックが一緒にやるっていうのは最後になるかもしれへんねんけど、俺は全然最後っていう気がしなくて。むしろ『ここから始まるな』って」というMCに続けて披露した最後の曲は「名悪役」。《絶え間ない今を歌うから / 二度とあなたを忘れないよ》のフレーズに、フレデリックと須田のさらなる「これから」への情熱を託し、力強くライブを締め括ってみせた。アンコールでフレデリックの4人が再登場したところで、健司が「じゃあ曲を……と行くわけないですよね?」と須田を呼び込む。「一緒にCDを作って、一緒にインタビュー受けたり、ラジオに出たりしたじゃないですか。あれも自分はめちゃめちゃ楽しくて。基本的に僕はひとりで活動してるので、これからしばらくあれがなくなるのか……と思うと、すげえ寂しいです」(須田)、「こうやって一緒に須田くんとやるのも楽しいし、こっから先が俺はめちゃくちゃ楽しみ」(健司)と喜びを伝え合ったところで、この日の正真正銘ラストナンバーはもちろん「ANSWER」。フレデリック×須田景凪の象徴的ナンバーで、須田と健司が時に歌声を掛け合い、時に熱く共鳴させながら、珠玉の共演を彩ってみせた。すべての音が止んだ後、「またいつかやりましょう」と健司。「絶対やりましょう」と答える須田。シーン最前線をひた走る両者が、最高の形で響き合った一夜だった。文=高橋智樹写真=西槇太一<公演情報>『フレデリック×須田景凪「ANSWER」』2022年2月6日(日) Zepp DiverCity(TOKYO)【セットリスト】■須田景凪1. MOIL2. veil3. レド4. Vanilla5. はるどなり6. リグレット7. シャルル8. パレイドリア9. パメラ■フレデリック1. TOMOSHI BEAT2. KITAKU BEATS3. YONA YONA DANCE(フレデリズムVer.)4. 峠の幽霊5. Wanderlust6. Wake Me Up7. オドループ8. 名悪役■アンコールEn. ANSWER(フレデリック×須田景凪)フレデリック×須田景凪『ANSWER』オフィシャルグッズ通信販売<リリース情報>フレデリック×須田景凪コラボレーションEP『ANSWER』発売中●初回生産限定盤:2,530円(税込)ANSWERカード・シリアルナンバー封入※紙ジャケット●通常盤:1,980円(税込)シリアルナンバー封入※着せ替えジャケット【収録曲】1. ANSWER / フレデリック×須田景凪(『テイルズ オブ ルミナリア』インスパイアソング)Words by Koji Mihara / Keina SudaMusic by Koji Mihara / Keina SudaArranged by Frederic / Keina Suda / TAKU INOUE2. TOMOSHI BEAT / フレデリック(『テイルズ オブ ルミナリア』オープニングテーマ)Words and Music by Koji MiharaArranged by Frederic3. リグレット / 須田景凪(『テイルズ オブ ルミナリア』エンディングテーマ)Words, Music and Arranged by Keina Suda4. veil / フレデリックWords and Music by Keina SudaArranged by Frederic5. オドループ / 須田景凪Words and Music by Koji MiharaArranged by Keina Sudaフレデリック×須田景凪「ANSWER」MV『ANSWER』全曲トレーラー / クロスフェード映像オンラインショップリンク:配信リンク:『ANSWER』特設サイト<作品情報>ゲーム『テイルズ オブ ルミナリア』配信中ジャンル:RPG販売価格:ダウンロード無料 / 一部アイテム課金配信プラットフォーム:App Store / Google Play公式Twitter:公式サイト:『テイルズ オブ ルミナリア』PV関連リンク■フレデリックオフィシャルHP::::::オフィシャルファンクラブ「フレハウス」:■須田景凪OFFICIAL HP公式YouTubeチャンネル須田景凪/バルーン Twitter須田景凪/バルーン スタッフTwitter公式アカウント公式アカウント公式アカウント
2022年02月08日ミュージカル『ボディガード』が今月21日、大阪で初日を迎える。主演の大谷亮平、ヒロインのレイチェル役をトリプルキャストで務める柚希礼音、新妻聖子、May J.、そしてマネージャー役の内場勝則が前日の囲み取材に応じた。本作は90年代にケビン・コスナー&ホイットニー・ヒューストン主演で大ヒットした映画の舞台化。グラミー賞受賞曲『I Will Always Love You』をはじめ、数々の映画挿入歌を日本語歌詞で上演するスリリングな愛の物語だ。ミュージカル「ボディガード」チケット情報2020年の初演はコロナ禍に見舞われ、大阪での5回の上演にとどまった。初日が開くのを前に「感謝の気持ちしかない!」と揃って再演の喜びを口にする登壇者たち。初演メンバーが再集結し、May J.という新メンバーも加わり「新たな『ボディガード』になっております」と柚希。新妻も「少しの幸せと素敵な明日に繋がるような観劇になると思うので、楽しみに待っていてください」と自信を見せる。再演から参加のMay J.は劇場入り後、初めてマスク姿ではない共演者の姿を見たといい「皆さん『こんなお顔をされてたんだ!』って思いました」と笑顔で語った。本格的なライブシーンにも挑むスター歌手役の3人。柚希は「レイチェルは命の危険があっても待っていてくださるお客様がいる限り、絶対にお客様と歌には背を向けない。その姿勢は本当に尊敬する」と語り、「自分自身も長い間舞台に立ってきたので、その思いを重ねながら演じたい」と元宝塚歌劇団星組トップスターの片鱗がキラリ。圧倒的な歌唱力と芝居心に長けた新妻は再演では「物語を伝える」役作りに注力した。その上で「お客様が期待されている華やかなショーや熱唱のシーンを織り交ぜ、いろんな意味で満足度の高い公演にしたい」と意欲を見せる。舞台初主演でもあるMay J.は「とても厳しく稽古していただいた」とし、歌声の変化にも注目してほしいと話す。本作の代名詞ともいえる名曲『I Will Always Love You』に触れ、「May J.としても歌ってきましたが、役を演じる中で歌うとまた全然違ってくる。気持ちも変わるので、その変化を感じていただけたら嬉しいなと思います」。ボディガード役の大谷は「“レイチェル三姉妹”を命がけで守るシーンは格好良く見せたい」と理想の身体作りも上々の仕上がりをアピール。一方、身体は張れないが「違う側面からレイチェル守って行きたい」と内場。役作りでは吉本新喜劇で見せる表情とは真逆の方向性を示唆し「人の命を守るんですからシリアスに、ギャグもおちゃらけも一切なし。大阪弁もダメです」と、神妙に語れば語るほど笑いを誘うさすがの空気感で場を沸かせた。果たして、内場が本当に笑いを封印するのかも観てのお楽しみだ。公演は1月21日(金)から31日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月8日(火)から19日(土)まで東京・東京国際フォーラムホールCにて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2022年01月21日1921年、宝塚歌劇で花組が誕生してから今年で100年。この記念すべき年に、トップスター・柚香光(ゆずか・れい)と、トップ娘役・星風まどかの新たなトップコンビが誕生。ふたりを中心に、『元禄バロックロック』、『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-をお届けする。100周年を華やかに彩るこの2作の見どころや意気込みについて、柚香が取材会で語ってくれた。忠臣蔵ファンタジーと、100周年を祝うレビューを上演『元禄バロックロック』は、忠臣蔵の物語をもとにしたファンタジー作品。架空の都市“エド”を舞台に、運命に翻弄されるふたりを軸にしたオリジナルストーリーをお届けする。柚香が演じるクロノスケは、元赤穂藩藩士の時計職人。貧しいながらも穏やかに暮らしていたが、ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する…。「清涼感と華やかさと、さまざまな愛が散りばめられている作品だと感じています。“あの時に戻れたら”と思うことは決してネガティブなことではなく、昔を懐かしむことも大事にしつつ、未来にも何かが待っているかもしれないと、じんわり思わせてくれるような作品にできれば。生きることにポジティブな想いが溢れている登場人物が多く、観劇後は爽やかな気持ちになっていただけるのではと思います。また、ファンタジーとはいえ、日本人に愛されている史実に基づいたお話ですので、忠義とは何か、侍の魂とは何かというものはしっかりと押さえてお芝居を作りたいと思っています」。演じるクロノスケについては「知的好奇心に溢れた、少年漫画の主人公にいそうなお役」と表現。柚香が今までに演じたことのない役柄だ。「快活な人だと思います。想定外の出来事が起きたとして、それがたとえ苦難であったとしても、ワクワクしながら立ち向かう。探求心があり、すごくエネルギーに満ち溢れていて、爽快な人物です。私自身、新しい刺激や学びが好きであったり、想定外のことが起きた時に面白いと思うところがあるので、共感できるところも活かしつつ演じたいと思います」。第二幕の『The Fascination!』は、花組誕生100年と新しい花組の始まりを華やかに祝うレビュー。“花”をテーマにしたダンスシーンを中心に、伝統を未来へとつなぐステージを展開する。「花組100周年のショーということで、(作・演出の)中村一徳先生が花組生全員の顔が見えるようにと、本当に大きな愛で場面を構成してくださっています」。下級生の一人ひとりにまでスポットライトが当たるように構成され、過去に花組で上演された作品をオマージュした場面もあるという。「聴けばすぐ分かるくらいの名曲もあれば、“こんな素晴らしい曲も花組から生まれていたんだ”と思うような曲もあります。花組の歴史というものを、短い時間では表現しきれませんが、皆さまに少しでも感じていただけるかと思います。また、私としましては、花組の名シーンと言われるダンスナンバーをさせていただきます。本当に光栄に思いますが、この場面を汚してはならないと思うほどに素晴らしい場面を再演させていただくので、心して挑みたいと思います」。芸術に対する敬意と、携わる方への敬意を持って今年7月に花組のトップ娘役に星風まどかが就任。本作が大劇場での新トップコンビお披露目公演となる。星風の印象を尋ねると「面白い人だと思います」と語る柚香。「似た温度を感じることが多々あります。芸事においての好奇心も近いものがあると感じますし、夢中になって一緒に作っていってくれることがとてもありがたいです。先生のおっしゃることに誠実に向き合う中で、いろんな時間を共有して深めていけたらと思います」。花組誕生から100年を迎える今、花組のトップスターとして組を率いることには「身の引き締まる思いです」と力を込める。「このタイミングで居させていただけることを思うたびに、感謝の思いが溢れますし、最善を尽くさなければと思います。日々、新しい楽曲であったり、先生から構成を伺ったり、新しい情報が入ってくるたびに、事の大きさに、思いの大きさに、毎日ハッとさせられます。少しでも皆さまへの御恩をお返しできるように精進してまいります」。100年の間、受け継がれてきた花組のバトン。柚香は何を受け取り、下級生に何をつなげたいと考えているのだろうか。「ひとつの作品を手掛ける中でも、どれだけ多くの人の思いが詰まっているか、どれだけ多くの労力と才能が詰まっているかというのを、やはり歴代の先輩方はちゃんと受け取って、感じて舞台に立たれていらっしゃった。それを今いろんなことから感じています。芸術に対する敬意と、それに携わる方への敬意。“自分がどうしたい”というだけではなく、私たちが美しいお衣装を着て舞台に立たせていただくまでに、どれだけの労力とこだわりとが詰まっているかというのを分かったうえで立っていきたいですし、そういうことを感じながら芸事に向き合える人たちでありたいです」。花組のトップ就任から約2年。コロナ禍で思うように動けない時期もあったが、「全部のことに感謝しています」と前向きに捉える。「これだけ学びをいただけた2年間というのは、人生の中できっと大きなことだと思いますし、宝塚歌劇でいろんなことを感じさせていただける環境へのありがたみを強く感じます。これからも、自分がすべきこと、できることを、ワクワクとドキドキを持ちながら邁進していきたいと思います」。取材・文・撮影:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント柚香光さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!宝塚歌劇団花組忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』 / レビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザ ファシネイション)!』-花組誕生100周年 そして未来へ-【兵庫公演】2021年11月6日(土)~2021年12月13日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2022年1月2日(日)~2022年2月6日(日)会場:東京宝塚劇場
2021年11月06日『ザ・ドリフターズ』のメンバーである加藤茶さんの妻であり、タレントの加藤綾菜さん。夫のために『介護食アドバイザー』の資格を取るなど、献身的に支えている姿が印象的ですよね。加藤茶さんもまた、綾菜さんの優しさや明るさに救われており、SNSではたびたび夫婦の仲睦まじい様子が公開されています。加藤綾菜が風呂上がりの1枚を公開夫の『表情』に、注目する人が続出2021年10月24日に、綾菜さんがInstagramを更新。自宅に父親が訪れたことを明かしました。お父さんが出張ついでに寄ってくれましたkatoayana0412ーより引用コメントとともに、綾菜さんが公開した、加藤茶さんと、自身の父親のツーショット写真がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 リラックスした格好で、愛犬を抱きかかえながら、笑みを浮かべる2人。義理の父親と息子という立場でありつつも、とても良好な関係を築いていることがうかがえますね。今にも楽しい笑い声が聞こえてきそうな3枚の写真に、さまざまなコメントが寄せられました。・どちらも自然体でいいなあ。・素敵!仲よしなことが伝わってくる。・義理の父親と息子というより、親友って感じがした。知名度の高い加藤茶さんとの結婚後は、ネット上で数々の心ないバッシングを受けてきたという、綾菜さん。「財産狙い」といわれた加藤茶の妻明かされた本音に「衝撃すぎる」「涙が出てきた」結婚して10年が経ち、周囲の反応はいい報告に変わっていったといいます。どんな時も下を向くことなく、献身的な愛を貫いてきた日々が、笑いにあふれた今を作ったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月24日歌手・加藤ミリヤの過去ライブ映像よりセレクトしたスペシャルライブセレクション『加藤ミリヤ dTV Special Live Selection part 1』『加藤ミリヤ dTV Special Live Selection part 2』が13日より、dTVにて独占配信スタートした。デビュー以来、リアルで等身大な歌詞や生きざまが、”現代女性の代弁者”として同世代女性からの支持・共感を集め続けている加藤。ファッション面では自身のブランドデザイナーを務めるほか、作家として小説の出版、また昨年には女優デビューを果たすなど、マルチな活躍が音楽的アプローチにおいても発揮されている。dTVでは今回、加藤の過去ライブ映像より選りすぐりの名曲をセレクトした『加藤ミリヤ dTV Special Live Selection part 1』『加藤ミリヤ dTV Special Live Selection part 2』を独占配信。10周年イヤーの締めくくりに開催された全国ツアーの模様を収録したライブ映像から、CMソングとしても話題となったヒットソング「HEART BEAT」や、2011年にリリースしたベスト・アルバム『M BEST』を引っ提げて行なった貴重なツアーの模様を収録したライブ映像からは、失恋ソングの代表曲とも言える涙バラード「Aitai」など、全12曲が収められている。また同日には、加藤にとって11枚目となるオリジナルアルバム『WHO LOVES ME』をリリース。タイトル名の通り、自分のことを愛してくれる人はいるのか、自分は今の自分を愛することができているかというメッセージが込められた一枚となっている。○■加藤ミリヤ dTV Special Live Selection part 1新約ディアロンリーガール [CELEBRATION TOUR 2018]最高なしあわせ [“Utopia” tour 2017]リップスティック [“DRAMATIC LIBERTY” tour 2016]HEART BEAT [10th Anniversary “A MUSE” Tour 2015]Lonely Hearts [Loveland tour 2014]今夜はブギーバック feat. 清水翔太&SHUN [TRUE LOVERS TOUR 2013]○■加藤ミリヤ dTV Special Live Selection part 2Love Forever w/清水 翔太 [M BEST TOUR 2011]ディアロンリーガール [M BEST TOUR 2011]I miss you [M BEST TOUR 2011]Aitai [M BEST TOUR 2011]夜空 [M BEST TOUR 2011]SAYONARAベイビー [M BEST TOUR 2011]
2021年10月13日フレデリックと須田景凪が、新作ゲーム「テイルズ オブ ルミナリア」のために書き下ろした新曲「ANSWER」を2021年11月5日(土)に配信リリース。さらにEP『ANSWER』も12月1日(木)にCD発売する。フレデリック×須田景凪が新作ゲームに新曲を書き下ろしフレデリックと須田景凪のコラボレーションによる「ANSWER」は、人気RPG『テイルズオブ』シリーズの新作アプリゲーム「テイルズ オブ ルミナリア」のために書き下ろした新曲。「テイルズ オブ ルミナリア」のテーマでもある「僕の正義が、君の正義を殺すとしても――」を連想させる、互いに譲れない信念をぶつけ合う楽曲に仕上がっている。ツアーやフェスに多数出演するライブバンドのフレデリックと、ボカロP出身でデスクトップミュージックを展開する須田景凪。互いに異なる音楽シーンで活躍するアーティストたちが、どのようなコラボレーションをみせてくれるのだろうか。楽曲の一部は、一足先に「テイルズ オブ ルミナリア」告知PVで聴くことができる。ゲームのOPはフレデリック&EDは須田景凪なお、新作アプリゲーム「テイルズ オブ ルミナリア」のオープニング主題歌はフレデリックの「TOMOSHI BEAT」、エンディング主題歌は須田景凪の「リグレット」が起用される。全5曲収録のCDも発売新曲「ANSWER」を表題曲とした12月1日(木)発売のCDには、フレデリックの「TOMOSHI BEAT」、須田景凪の「リグレット」など収録。フレデリックが須田景凪の「veil」、須田景凪がフレデリックの「オドループ」をカバーした楽曲もラインナップする。販売形態は、2タイプ。ジャケットを替えることができる仕様の通常盤と、カードを封入した紙ジャケット仕様の初回生産限定盤を取り揃える。<フレデリック コメント>今回のテイルズシリーズのテーマ+2組のアーティストが共作する意味を重ね合わせ、楽曲タイトルの通り「ANSWER(答え)」というワードを中心に制作を進め、お互いの正解を尊重しあいながらとても魅力的な新曲が生まれました。昔から音楽の共通点を感じ、1人のアーティストとして敬愛する須田景凪君と共に曲を生み出せる喜び、また、制作が進むにつれ、より一層彼の魅力や音楽への真摯な姿勢に惹かれ、本当に意味のある繋がりが生まれました。そして学生時代夢中になったテイルズ作品にこういった形で参加できることに縁を感じています。不思議と、だけれども必然的に惹かれあい生まれたこの縁と音楽を少しでも皆さんも共に楽しんでいただけたらと思います。<須田景凪 コメント>今回、インスパイアソングとしてフレデリックと共に「ANSWER」という楽曲を書かせて頂きました。ずっと昔から、尊敬するバンドとしてフレデリックを聴いていたので、共作という形で音楽が作れたのは、とても感慨深く、嬉しい出来事です。学生の頃、テイルズシリーズをプレイし映像と重なった音楽を聴いて、心が弾んだことを思い出しました。作中のテーマとのリンク感を意識しつつ音楽的な構築や、歌詞の書き分けなど、互いに強くこだわり合いながら制作出来ました。意味深い楽曲になったと思います。この音楽を楽しんで頂けたら幸せです。【詳細】フレデリック×須田景凪 コラボレーション 新曲「ANSWER」配信日:2021年11月5日(土)■フレデリック×須田景凪 コラボレーションEP『ANSWER』CD発売日:2021年12月1日(木)価格:・初回生産限定盤:紙ジャケ仕様/ANSWERカード封入:2,530円・通常盤:着せ替えジャケット/シリアルナンバー封入:1,980円<収録曲>1.ANSWER / フレデリック×須田景凪「テイルズ オブ ルミナリア」インスパイアソング2.TOMOSHI BEAT / フレデリック「テイルズ オブ ルミナリア」オープニングテーマ3.リグレット / 須田景凪「テイルズ オブ ルミナリア」エンディングテーマ4.veil / フレデリック5.オドループ / 須田景凪
2021年09月27日コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)の音楽イベント『LIVE in the DARK』。11月8日(月)の公演には加藤登紀子を迎え『LIVE in the DARK w/加藤登紀子』を開催します。半世紀以上にも及ぶ音楽キャリアを誇る加藤登紀子にとっても初の試みとなるプラネタリウムライブ。往年の名曲の中からプラネタリウムに合わせたセットリストを披露する予定です。★『LIVE in the DARK』とは★プラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時を、ぜひ。★ついに加藤登紀子がプラネタリウムのステージに★1966年のデビュー以降、今なお音楽シーンの前線を走り続け、世代やジャンルの垣根を超え圧倒的な支持を集める加藤登紀子。そんな彼女にとっても、キャリア初となるプラネタリウムでの音楽ライブが決定しました。サポートにはキーボーディスト・細井豊氏を迎え「時には昔の話を」「ひとり寝の子守唄」といった不動の名曲をはじめ、加藤自身がプラネタリウムライブのために選んだ曲目を披露する予定です。暗闇に輝く星々のように、いつの時代も私たちを照らし続ける加藤登紀子の音楽をぜひ、プラネタリウムで。【チケット販売に関して】2021年9月26日(日)午前10時~「チケットぴあ」「e+(イープラス)」にて一般販売を開始します。■WEBでのチケット購入 ■電話でのチケット購入(チケットぴあ のみの受付)電話番号:0570-02-9999 / Pコード:204-369※特設サイト、券売サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上、お申込みください。※予定枚数に達し次第販売を終了します。●『LIVE in the DARK w/加藤登紀子』イベント概要●★出演:加藤登紀子★日程:2021年11月8日(月)★時間:1st Stage 13:00開演(12:30:開場) / 2nd Stage 15:00開演(14:30:開場)★料金:一般シート:7,000円(税込) / 三日月シート:16,000円(税込) ※二名掛け・各公演3席限定※『三日月シート』は一枚のチケット料金に大人二名様分の鑑賞料金を含んでいます。★場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in東京スカイツリータウン(R)※1公演につき約1時間の予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し全席販売にて実施しいたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。▼特設サイト ●加藤登紀子(かとうときこ) プロフィール●1943年ハルビン生まれ。1965年、東京大学在学中に第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝し歌手デビュー。1966年「赤い風船」でレコード大賞新人賞、1969年「ひとり寝の子守唄」、1971年「知床旅情」ではミリオンセラーとなりレコード大賞歌唱賞受賞。以後、80枚以上のアルバムと多くのヒット曲を世に送り出す。国内コンサートのみならず、1988年、90年N.Y.カーネギーホール公演をはじめ、世界各地でコンサートを行い1992年、芸術文化活動における功績に対してフランス政府からシュバリエ勲章を授けられた。2006年よりFUJI ROCK FESTIVALに毎年出演し、世代やジャンルの垣根を超え観客を魅了し続けている。また、年末恒例の「ほろ酔いコンサート全国ツアー」の東京会場公演は今回が49回目となる。歌手活動以外では女優として映画『居酒屋兆治』(1983年)に高倉健の女房役として出演した。宮崎駿監督のスタジオジブリ・アニメ映画『紅の豚』(1992年)では声優としてマダム・ジーナ役を演じた。地球環境問題にも取り組み、1997年WWFジャパン顧問及びWWFパンダ大使就任。2000~2011年には環境省・UNEP国連環境計画親善大使に就任。アジア・オセアニア各地を訪れ、自らの目で見た自然環境の現状を広く伝え、音楽を通じた交流を重ねた。日本訳詞家協会会長。【オフィシャルサイト 】●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】本公演は文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月24日舞台人としての圧倒的な華と、心が伝わる芝居、ダイナミックなダンスで観客を魅了してやまない。宝塚退団から6年。柚希礼音さんの現在地とは。男性を演じても女性を演じても、大事なのは心だなと。もともとスターの器を持って生まれたきた人だ。しかし、今年の初夏に上演されたミュージカル『マタ・ハリ』での柚希礼音さんの、有無を言わせぬカリスマ性と毅然とした美しさには圧倒されるばかりだった。マタ・ハリとは、世界が戦争に駆り立てられていた20世紀初頭、フランスを拠点に国境を越え活躍していたダンサー。柚希さんにとっては‘18年の初演以来3年ぶりに演じた役。前回も高い評価を受けていたが、今回のマタの神々しさに、やはりこの人は真ん中に立つべき人なのだと再認識した。そんな感想をぶつけると、少し恐縮しつつも笑顔で、「自分でもよくわからないけれど、何かが起きていたんですよね」と続けた。「私自身、舞台上に立っていることを忘れてマタ・ハリとしてそこにいるような感覚になったんです。だからご覧になった方がそう感じてくださったなら嬉しいです。じつは初演の時は、自分が女性を演じることに対してまだまだ戸惑う部分もあったんですね。稽古場では女性っぽくいなければと思いすぎて、演出の石丸さち子さんに『ぶりっ子してるように見える』って指摘を受けたりもしました。今回は前回以上に強く、誰にも媚びず、もっとカリスマで規格外の女性にと言われて、最初はこんなに強くて大丈夫かなと思いました。自分のけがれた過去を語る場面も、小さい声で歌っていたら、『そここそ大きく歌うのよ』と。結果、仁王立ちでいていいんだってところに辿り着いたんですよね」宝塚歌劇団を退団して約6年。在団中は、その実力と人気でレジェンド級トップスターと謳われた人。しかし、女優として歩いてきた年月に対しては「難しかった」と振り返る。「この身長といい肩幅といい、男役というものが自分の何もかもに合っていたんですよね。その前にバレエをやっていた時は身を縮めるようにしてきたからこそ、男役になって、伸び伸びできて体が喜んでいるのを感じましたし。だからこそ、男役を卒業してここから女性を演じるってなった時に、どうしたらいいんだろうって途方に暮れてしまって」それまで自身の強みになっていた体格がコンプレックスに感じられ、男役として積み上げてきたさまざまな技術やキャリアは必要のないもののように思われた時期も。「語尾に『~だわ』ってつけると、心がザワザワしたり。衣装でワンピースを着ている自分が落ち着かなくて、しっかり役に入れないまま舞台に立ってしまったこともありました。コンサバな服で取材を受けた時に、あまりに自分に似合っていなくて、もう終わったと思ったことも。その頃は『髪は伸ばすんですか?』『スカートはいつはきますか?』『ネイルはしてみました?』というような質問を受けることが多くて、逆にそうしないといけないのかなと悩んだり」そんななか、女性としての居方や振る舞いを「その時その時の役が教えてくれた」と話す。「研1(宝塚入団1年目)から男役を始めたのと同じ感覚で。この人はこういう歩き方でこういう喋り方をするんだっていうところから、女性としての型や心を学んでいったような気がします」なかでも大きなターニングポイントになったのが初演の『マタ・ハリ』。「それまでは役をいただくたびに、ファンの方はこれをやることをどう思うんだろうと気にしていました。とくにマタ・ハリは、露出度の高い衣装もあるので、きっと見たくないだろうなと心配したことも。でも、私が本気で役に挑んだら、みなさんそれを受け入れてくれたんです。退団後も応援してくださる方々は、私が男っぽいから好きなわけではないんだということがわかって、そこからは自分が心惹かれる作品や役に真摯に向かっていこうと思えるようになりました。自分にとってそれはすごく大きなことで、宝塚時代に男役として進むべき道を教えてくれた、『スカーレット・ピンパーネル』のショーヴランという役と同じくらいの意味を持っているんです」そこから、初のアングラ劇に挑戦となった『唐版 風の又三郎』や、ヒロインの歌姫を演じた大ヒット映画の舞台化であるミュージカル『ボディガード』、主人公の少年を導いていくバレエ教師に扮したミュージカル『ビリー・エリオット』など、さまざまな役を経験してきた。「いろいろな女性の型を学んでいくなかで辿り着いたのは、結局、男性を演じても女性を演じても、大事なのは心だなということでした。よく考えれば男役もそうだったんですよね。宝塚で約10年かけて男性に見せるための所作を学び、身ぶり手ぶりを身につけてからは、仁王立ちじゃなく立っていても、男役としての型じゃない脚の組み方をしても、男としていられるようになって。そこからは、型よりも心を追求していくことに意識を向けるように変わっていきました。今ようやく、いろんな役から学んできた“型”をあまり意識しなくても女性として舞台上にいられるようになり、役の心と向き合う段階に少しずつ入ってきたのかなと感じています」そんなタイミングで迎えるのが、退団後からスタートさせ、今回で第4弾となる自身のソロコンサート『REON JACK4』だ。「宝塚にいた時は、普段もカッコよくいたほうがいいんだって思って過ごしていました。でも、退団して男役ではない自分として出ていかなきゃいけなくなった時、“全部はカッコよくできないですけれど、心を少しオープンにします”って始めたのが、このコンサートです。ショーの場面では、普段の自分を忘れて思いっきり世界観に入り込める瞬間があったりするのですが、トークの場面になるとそのままカッコよくいられなくて…。それでも応援してくださる方々と、より強い信頼関係を築けた場所な気がします」コンサートと銘打ってはいるが、毎回、柚希さんの代名詞でもある高い身体能力を生かしたダイナミックなダンスもふんだんに盛り込まれる。「自分の芸事の原点にあるのがバレエで、やっぱりダンスは自分にとっては切っても切れないもの。たぶん私は、ダンスというものが好きになるように生まれてきたんだと思うんです。子供の頃、どんな習い事をしても嫌だったのが、初めてバレエをやった時に本当に楽しくて嬉しかったのを今も覚えています。それまでは授業で当てられても人前に出たくないと思っていたのが、バレエでなら表現できた。踊っていると、自分自身がいろんなものから解放されて、血管というか…細胞全体が喜んでいる感じがするんですよね。踊れば踊るほど、魂が浄化されていくような不思議な心地よさがあって。ただ、宝塚を退団すると、ミュージカルの中で少し踊る場面があっても、ショーのようにたっぷり踊れる機会って少ないんです。だから私にとって踊る場所として『REON JACK』はすごく大事なんです」しかも、ただ得意なダンスを踊るだけにとどまらない。バレエはもとより、アルゼンチンタンゴや、ヒップホップやロックなどのストリートダンス、そしてコンテンポラリーと、新たなダンスにも挑戦している。「ひと言でダンスと言っても、種類によってリズムのとり方も、使う筋肉も見せ方も全然違うんです。私のようなバレエ経験者は、ヒップホップが苦手な人が多くて、宝塚時代も自分は必死なのに、動きがダサいってよく言われていたくらい(笑)。前回初めて挑戦した男女ペアのコンテンポラリーでは、テコの原理でお互いがお互いの動きを利用し合うことで振りがどんどん発展していくのが、初めての経験で興味深かったです。私自身は、バレエだけを続けていくことの厳しさを痛感して宝塚という道に進むことを選びましたけれど、『REON JACK』に参加してくださっているのは、ダンスの道一本でやり続けてこられた超一流の方々ばかり。やればやるほど、リスペクトが止まりません。そのみなさんは、私がなかなか習得できない動きがあっても、振りを簡単にしようとはしてくれないんですよね。初日までには絶対できるようになるから大丈夫って、つねに私の前に高い壁を用意してくださるありがたい存在です」今回は3年ぶりの開催。今、生のエンターテインメントにとって困難な状況にあるが、どんな趣向を考えているのだろうか。「これまで私、ファンの方との心と心のキャッチボールをずっと大切にしてきたつもりなんですね。でもこんな情勢になってからは、みなさんと繋がろうと思ってもオンラインイベントとかになってしまって、すごく寂しかったんです。これまでのようにコールアンドレスポンスのようなことは難しいかもしれませんが、心のキャッチボールができて、久々に柚希礼音そのものに触れたって感じていただけるものにしたいと思っています。ストリートダンサーのYOSHIEさんからは、今回はパンキングのレッスンに来るよう言われていますし、振付で参加してくださる辻本知彦さんには、上野水香さんや宮尾俊太郎さんの場面を作っていただきます。演出も手がけるSHUN先生は、明るいのになんだか涙が出ちゃうストーリー性のある場面を作る方なので、楽しみなんですよ。ここまでの我慢や張り詰めてきた気持ちが少しでもほぐれて、面白かった、楽しかった、幸せだったと思ってもらえたら嬉しいです」宝塚在団中も今も変わらず、芸事にはストイック。しかし、以前に比べてどこか肩の力が抜けて、ほがらかで柔らかな印象を受ける。「もう、あまり無理して肩肘張らなくてもいいかなと思っているんです。作品に向かっている時は、それでも自分を追い込んでしまうんですけれど、それ以外のことなら無理して頑張るのはやめて、しっかり休もうという考え方になりました」もともとは、休みとあらばここぞとばかりに予定を詰め込んでいたというが、昨年のステイホーム期間を経て、家で過ごす時間がいかに大切か実感するようになったそう。「休みの日は朝から晩まで体のメンテナンスの予約を入れて、家は寝られればいいやみたいな感じだったんです。でも、家にいる時間が増えて、もっと広いベランダが必要だったなって思って、最近は物件ばっかり見ています。以前は公演がひとつ終わると海外旅行に出かけるのがルーティンでした。海外で何をしているかといったら、ホテルのベランダのチェアに座って、風を受けながらボーッとしていることが多かったんです。今は海外に行けない代わりに、家のベランダにソファを置いて、そこで台本を覚えたり、スマホのチェックをしたりしています。あとは、必要に迫られて料理をするようにもなりました。一度に大量に作って、同じものを何食か続けて食べているんですけれど(笑)」そんな柚希さんに、いま挑戦してみたい作品や役柄を伺った。「まだまだ女として勉強中なので、何でもやってみたいんですよね。マタ・ハリのように、演じることで自分を育ててもらえるような役とまた出合いたいし、すべての公演がそうなれたら幸せですよね。これまでずっと目の前のことを一生懸命やって次に繋げてきたので、あれこれ考えすぎず、目の前にあることを無理なくしっかりやっていきたいです」『REON JACK 4』歌のみならず、各ジャンルの第一線で活躍するダンサーたちとのハイレベルなパフォーマンスやトークなども交えたショースタイルのコンサート。日替わりでさまざまなゲストも。9月11日(土)・12日(日)東京ドームシティホールほか、北九州芸術劇場大ホール、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットスペース TEL:03・3234・9999(平日10:00~12:00、13:00~15:00)ゆずき・れおん大阪府出身。1999年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属。下級生時代から、そのスター性の高さとダンスの実力で注目され、数々の作品に主演。2009年に星組トップスターに就任し、約6年もの間、組を牽引し続け、‘15年に退団。退団公演の千秋楽には、史上最多となる1万2000人ものファンが劇場前に集まり話題に。退団後は舞台を中心にさまざまな作品に出演。来年1~2月にはミュージカル『ボディガード』への出演が決まっている。シャツ¥48,400スカート(ライナー付き)¥66,000コルセット¥231,000(以上Chika Kisada/エドストロームオフィス TEL:03・6427・5901)上につけたイヤカフ¥220,000(RIEFE/リーフェ ジュエリー TEL:03・6820・0889)下につけたイヤカフ¥18,480(KNOWHOW/ノウハウ ジュエリー TEL:03・6892・0178)その他はスタイリスト私物ノースリーブコート¥308,000パンツ¥96,800(共にMax Mara/マックスマーラ ジャパン TEL:0120・030・535)ピアス¥1,408,000(MESSIKA/メシカ ブティック 日本橋三越本店 本館6階 TEL:03・6262・7688)バングル¥105,000(Buccellati TEL:03・4461・8330)レザーコート¥286,000パンツ¥82,500(共にSportmax/マックスマーラ ジャパン)ネックレス¥201,300上につけたイヤカフ¥220,000(共にRIEFE/リーフェジュエリー)下につけたイヤカフ¥18,480(KNOWHOW/ノウハウ ジュエリー)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月15日号より。写真・Takanori Okuwaki(UM)スタイリスト・後藤則子ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年09月13日柚希礼音が3年ぶりに開催するソロコンサート『REON JACK 4』の開幕を控える9月10日、東京会場となるTOKYO DOME CITY HALL(文京区・東京ドームミーツポート1F)でゲネプロ及び取材会を行った。音楽プロデューサーに本間昭光を迎え、迫力あふれる歌声、そして様々なジャンルの実力派ダンサーを迎えたハイレベルなダンスを次々と披露し、コンサートの枠組みを超えた芸術的なショーとして、高く評価された同公演。「3年ぶりということで、すごく楽しみにしていますし、コロナ禍でコンサートするのも初めてのこと。安全第一で、いつも緊張している心がホッとするような、そして心がひとつになれる温かいコンサートになればいいなと思っています」と抱負を語った。今回もバレエ界の女王上野水香(東京公演)、K-BALLET COMPANYのゲストアーティストで俳優としても活躍している宮尾俊太郎(北九州・大阪公演)、「REON JACK」初回から参加しているアルゼンチンタンゴの名手、クリスティアン・ロペス、ストリートダンサーのYOSHIE、コレオグラファーで柚希の盟友でもあるSHUNこと大村俊介らが集結。開催に先がけてリリースしたCD「PARTY!」に収録の新曲3曲も初披露される。「温かいコンサートにしたいという思いはもちろんですが、やっぱり、ハイレベルなパフォーマンスをお届けしたいという気持ちは譲れない。ご一緒するダンサーの皆さんも、ギリギリまで私を高めようと、ご指導くださって、すごくいいものが出来て上がっていると思います」(柚希)また、初の試みとして日替わりでのスペシャルゲストも決定。甲斐翔真、夢咲ねね、佐藤隆紀(LE VELVETS)、湖月わたる、東啓介、西川貴教といったゲストが登場し、コラボレーションに加えて、素顔をのぞかせるトークも披露することになっており、「できれば、すべて(の公演を)見ていただきたい。本当に楽しみです」と期待を寄せた。12日の17時公演がライブ配信されることも決定しており、「コロナ禍なので、どうしても会場に足を運ぶのが難しいという方もいらっしゃると思いますし、海外からも『どうか配信を』という熱いお声をいただいていた。1回限りですが、配信が実現してうれしい。多くの皆様に、思いをお届けできれば」とコメント。「マスクをしているとはいえ、お客様のお顔を見て、同じ空間でパフォーマンスできるのは、本当に幸せ。想像しただけで、ウキウキしております。配信でもお楽しみください」とアピールしていた。取材・文・写真(会見写真)=内田涼柚希礼音ソロコンサート『REON JACK4』【東京公演】9月11日(土)12:00/17:009月12日(日)12:00/17:00会場:TOKYO DOME CITY HALL[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[9月11日ゲスト]甲斐翔真[9月12日ゲスト]夢咲ねね【北九州公演】9月18日(土) 17:009月19日(日) 13:00会場:北九州芸術劇場 大ホール[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[ゲスト]佐藤隆紀(LE VELVETS)【大阪公演】9月23日(木・祝) 17:009月24日(金) 13:009月25日(土) 12:00/17:009月26日(日) 13:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[9月23日・24日ゲスト]湖月わたる[9月25日ゲスト]東啓介[9月26日ゲスト]西川貴教※緊急事態宣言の延長による観客上限変更により、一部公演のチケット販売は9/12(日)23:59で終了しています。(9/13追記)
2021年09月10日須田景凪が新曲「終夜(よもすがら)」を発表。2021年10月27日(水)、名古屋にオープンする「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」上映作品の主題歌となる。須田景凪が新曲を発表須田景凪は、2013年より“バルーン”名義でボカロPとしての活動をスタート。代表曲「シャルル」がセルフカバーバージョンと合わせて、現在までにYouTube1億回再生を記録するなどヒットを飛ばした。2017年より須田景凪として活動し始めてからも、作詞・作曲・編曲の全てを自ら手掛けており、ベットルームで音源制作からレコーディング、音源発表まで行う“ベッドルーム”ポップ・ミュージックで若者の支持を集める。「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」オープニング作品主題歌にそんな須田景凪が新曲「終夜」を発表。2021年10月27日(水)、名古屋にオープン予定の「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」のオープニング作品『Dog Star 君と見上げる冬の星座たち』の主題歌として、新曲を書き下ろした。声優キャストに島﨑信長&内田雄馬プラネタリウム作品『Dog Star 君と見上げる冬の星座たち』は、冬の星座をきっかけに瞬きだす主人公2人の友情を描いた完全オリジナルストーリー。脚本は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」で知られる岡田麿里が、メインキャストは「呪術廻戦」などに出演する島﨑信長、内田雄馬が担当する。新曲「終夜」は、『Dog Star 君と見上げる冬の星座たち』の予告編で、一足先に聴くことが可能だ。【詳細】須田景凪 新曲「終夜(よもすがら)」※配信日・CD発売日等、リリース情報未定■コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYAオープン予定:2021年10月27日(水)住所:愛知県名古屋市西区則武新町3丁目 イオンモール Nagoya Noritake Garden席数:一般シート157席、プレミアム4シートドーム径:15m※オープン時期は都合により変更になる場合がある。オープニング作品:『Dog Star 君と見上げる冬の星座たち』脚本:岡田麿里主題歌:須田景凪キャスト:島﨑信長、内田雄馬キャラクターデザイン:Rella劇伴作家:中村佳紀
2021年08月29日過去3度の公演において日本エンタメ界のトップランナーたちが集い、圧巻のステージを見せてくれた柚希礼音の『REON JACK』シリーズ。待望の4作目となる今回は、音楽・ダンス共に深度を増した内容に加え、バレエ界から上野水香と宮尾俊太郎が参加! さらに豪華日替わりゲストも多数登場。今の意気込みを柚希に聞いた。並大抵の苦労では出来ないと分かっていても次を作りたい――3年ぶりの『REON JACK』となりますが、今どんな心境でいらっしゃいますか?これまで『REON JACK』をやってきて、どれも共演者の皆さんやスタッフと一緒にその時々で出来る最高のものをという気持ちでいたので、前回の『~3』では「ここでひとつ完結したな」という感覚がありました。それから3年が経ってまたやりたいと思ったのは、やっぱり私にとって『REON JACK』が特別な存在だから。今の状況下では並大抵の苦労では出来ないというのも分かってはいるんですが、それでも次を作りたいと思いました。――本当に、コンサートなら客席から思いきり声援を送りたいですが、今は声も出せない状況で。毎回、お客様とのやりとりがアツい『REON JACK』なので(笑)、そこをどうするかは、いまスタッフといろいろ考えているところです。たとえば6~7月に出演していたミュージカル『マタ・ハリ』では、お客様が感嘆などのちょっとした声すら出せない分、いつも以上に思いきり大きな拍手で舞台にいる側へ気持ちを届けてくださって……。――そういう客席からの“気持ち”は、舞台上にもしっかり伝わっているんですね。もちろんです!(笑顔)。お客様からそういう“気持ち”が伝わってくると、こちらの想いもお客様にお届けできているんだなと思って、胸がいっぱいになりました。『REON JACK 4』では、より自由にお客様とのコミュニケーションが出来たらということで、今は客席で使える音を鳴らせるグッズだったり、振付講座の動画だったりを考えながら準備中です。――全体的な構成や方向性はどんなものになりそうでしょうか?毎回音楽プロデューサーを担当してくださっている本間昭光さん(ポルノグラフィティなど多くの楽曲提供で知られる作曲家、ミュージシャン)が今回も音楽監修を、そしてバンドメンバーとして参加してくださっているNAOTOさん(ヴァイオリニスト、作曲家)が、今回は音楽監督も兼ねてくださいます。なので、前3作のようにエモーショナルな部分やテンションのピンと張りつめた部分、ワーッと盛り上がるような部分は変わらないのですが、やはり今って、お客様も緊張感が続いている日々を過ごされていると思うんですよね。それで今回は、前半にホッとしていただけるようなシーンを置くつもりです。中盤からは心おきなくテンションをグッと上げていただいて(笑)。ファンへの思いを込めた新曲も披露――今回も大村俊介(SHUN)さん(安室奈美恵さんなど数多のアーティストに振付を提供)、YOSHIEさん(国内での振付はもちろんダンサーとして国内外で著名)、そしてクリスティアン・ロペスさん(タンゴの世界選手権で入賞経験を持つ)と、“柚希組”ともいえる鉄壁のキャストが頼もしいです。毎回、お三方の圧倒的な実力や個性ある存在感に付いていくのに必死なのですが、出演と振付だけでなく曲目も提案してくださるので、お客様にも、他にはない世界観のステージが観られると言っていただけるのが嬉しいですね。――たとえば前回の『~3』では、YOSHIEさんと柚希さんという女性同士で「Gypsy Woman」の曲に乗せて、フリーセッションのような雰囲気で踊るシーンがありました。パワフルなおふたりならではの、バチバチに強くて美しくて、自由でかっこいい、日本ではなかなか見られないダンスにシビれました。あのシーンも楽しかったですねぇ~。とにかく『REON JACK』はキャスト全員が強くて、柄も大きいうえに、「やってるねぇ!」って言いたくなるほど思う存分踊っているステージなので(笑)、そこは今回もそのままで。私はもうレッスンに明け暮れる日々を送っております。――そこに今回は、バレエ界の至宝・上野水香さん(東京公演のみ)と、バレエだけでなく俳優としても活躍中の宮尾俊太郎さん(北九州公演・大阪公演のみ)が参加と。上野さんには『~2』でも出ていただいたのですが、一緒に踊るのはいまだに緊張するんですよ。でも今回も、コンテンポラリーダンスに近い素敵な振付が付いたので、すごく楽しみ! 宮尾さんは『マタ・ハリ』でも共演していて、ダンサーとしても人間的にも素晴らしい方だなと。実は、東京公演では上野さんが女役・私が男役で踊るシーンなのですが、北九州公演・大阪公演では、同じ振付を私が女役・宮尾さんが男役で踊るんです。その組み合わせの妙も楽しんでいただければ。――さらに今回は初の日替わりゲストも決定。豪華すぎるゲスト陣ですが、宝塚在団時にゴールデンコンビといわれた相手役・夢咲ねねさん(東京公演・12日)も出演されますね。「何をしようか?」とふたりで考えていたら、やりたいことがたくさん出てきてしまって(笑)。 日替わりコーナーなので1曲だけではあるのですが、“今この時に、何をお届けしたいか”というのを考えていくと、やっぱりコンビ時代のものがお客様に一番ホッとしていただけるのかなと。それでも思い出がありすぎるので、曲目を絞るのは本当に大変でしたね。――『REON JACK 4』に先駆けてリリースされた新曲「PARTY!」のお披露目も楽しみです。昨年からのこの状況下で私も、人生って何だろう、いま何が必要なんだろうとじっくり考える時間がありました。それでやっぱりファンの方には、心が晴れない日々の中で、気持ちを解放して元気が出る音楽をお届けしたいとスタッフに伝えて出来たのが、この曲なんです。同時収録の「I miss you」のほうでは作詞もしていて、今の心境をそのまま言葉にしました。――「I miss you」、会えなくてさびしいというのは、よく映画などで恋人同士が言うセリフですね。今まではイベントなど舞台以外でもファンの方と直接お話しする機会がたくさんあって、それが普通だったんですよね。でも昨年からはそれが叶わなくなり、自分が皆さまからいただくパワーにどれだけ助けられていたかが分かって……。だから会えなくてさびしい、みんなに会いたいよ! っていうのは、今の私の切実な気持ちなんです(笑)。取材・文:佐藤さくら撮影:藤田亜弓ヘアメイク:CHIHARUスタイリスト:後藤則子柚希礼音ソロコンサート『REON JACK4』2021年9月11日(土)〜2021年9月26日(日)会場:東京・TOKYO DOME CITY HALL他北九州・大阪公演ありチケット情報
2021年08月19日憂いある存在感で異彩を放つ俳優・青木柚さんと、新世代写真家として脚光を浴びる石田真澄さん。夏の海辺の公園で、レンズが捉える心地いい距離感。出演する度に印象をガラリと変えてみせる俳優、青木柚。ステージで輝くアイドルに憧れていた9歳の頃、自らの意思で演技のレッスンを受け始めた。演技は好きでもまだ遊んでいたかった16歳の頃、俳優としての転機となる映画『14の夜』(’16)と出合う。「当時は自分に自信がなくて。華も背丈もないし、良くも悪くも尖った部分がなく、無個性だと思っていた時に、当時のマネージャーさんが『柚は映画がいい』とアドバイスをくれて、それを信じて挑戦したのが『14の夜』です。あの作品をきっかけに、感想をもらったり、オーディションにも呼んでもらえるようになった。自分という人物像が、他者の中では違って映るんだということを知って、力をもらいました」以降、『アイスと雨音』(’18)や『暁闇』(’19)、などで確固たる存在感を見せてきた彼は、役に対してどんなアプローチをするのだろう。「役をいきなり自分に憑依させるような効率的なことができなくて。どこか自分の中にも見覚えのあるものを手繰り寄せて、それを培養させながらちょっとずつ近づいていく感覚です。自分の外にあるものをそのまま取り付けるというのが僕にはできないというか、映像として映った時に嘘にならないかなとも思うんですよね」俳優を仕事としてやりたいと自覚した18歳の頃から、現場に対する姿勢も変わってきた。「もちろん完成を意識してはいるんですが、みんながひとつの作品の完成の向こう側を向いているということが、目や空気から感じる瞬間がすごく美しいなと。その瞬間がやりがいだし、どんな成功にも代えられないものです」2021年春、彼の名を知らしめた作品が、NHKよるドラ『きれいのくに』だろう。「最近は時代に合いつつもわかりやすさを意識したドラマが多い中、曖昧な会話のつながりだけで作品を成立させることができるんだ!と新鮮に感じましたし、あの現場での経験は大きかったです。テレビは関わっている人の数が多くスピードも速いので、ベストなものを生み出す瞬発力という足腰の強さにつながりました」この夏公開を控える、浅野いにお原作の映画化『うみべの女の子』では、残酷な“恋”と“性”に悩みもがく少年、磯辺を漫画から飛び出てきたかのように演じ、ジョニー・デップ主演の映画『MINAMATA‐ミナマタ‐』でも、キーとなる少年として作品に爪痕を残す彼。尊敬しているのは、加瀬亮、柄本佑、若葉竜也、仲野太賀、そして所属事務所ユマニテの俳優陣だ。「作品の規模や役の大小を問わず、その人が演じるだけで“生きている”ことが感じられる。どれだけ存在が大きくなっても、考えることをやめない誠実な姿勢があって、人間の複雑な面を持ち合わせている俳優さんに憧れます」今年2月に20歳を迎えたが、成人としての実感はあまりないそう。プライベートの性格は、一度心を開けばお喋りで少々面倒くさがり。Z世代であっても、SNSは得意ではないとか。「喋ることはストレス発散になるけど、家を出るまでの足取りが重くて(笑)。一人旅がしたいので、最近はYouTubeで自然の動画を見ながら意識を遠くに飛ばしてます。SNSは正直苦手で、傷つきたくないし、弱いなって思うけど、適度な距離感で付き合っていければ」と強がることにこだわらないところも魅力だ。「昔はもっと細かったので、『いっぱい食べろよ、男だろ!』と言われたりすると、自分らしくできないんだと窮屈に感じる時期はありました。でも僕は別に強くなくていいかなって。きっと、みんなそんなものじゃないですかね」YUZU AOKI2001年2月4日生まれ、神奈川県出身。俳優。主演映画『うみべの女の子』が8月20日より公開。9月23日公開のジョニー・デップ製作・主演『MINAMATA‐ミナマタ‐』にも出演。パンツ¥26,400(トゥモローランド TEL:0120・983・522)その他はスタイリスト私物MASUMI ISHIDA1998年生まれ、埼玉県出身。写真家。2017年に初の個展「GINGER ALE」開催。’18年に作品集『light years‐光年‐』刊行。カロリーメイトの広告写真で注目を集め、雑誌や広告など幅広く活躍。※『anan』2021年8月4日号より。写真・石田真澄スタイリスト・稲垣友斗(TRON)ヘア&メイク・ 橋本裕介(TRAPEZISTE)取材、文・小川知子(by anan編集部)
2021年08月02日女優・柚希礼音が、8月4日に最新シングル「PARTY!」を発売する。柚希は、宝塚歌劇団星組トップスターを6年間務め、宝塚の歴史の中でも絶大な人気を誇るトップスターとして多くのファンを魅了。2015年の退団以降も、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』『マタ・ ハリ』など、話題の作品に次々と出演している。「PARTY!」は、コロナ渦の中、柚希自身が「きっとファンの皆様も心が晴れない期間が続き、その心を解放して元気が出る音楽をいつも応援してくださる皆様に届けたい」という気持ちで制作。リード曲「PARTY!」のほか、 新たなダンスナンバーを作成したいという柚希の言葉からできた楽曲「溺れたい」、自ら作詞を手掛けた楽曲「I miss you」が収録される。また、「PARTY!」のミュージックビデオが収められたDVD、フォトブックレット(24P)も封入。そのほか、柚希本人と1対1で会話ができるオンライン個別お話し会(8月7日12:00~)の開催、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでのミニパネル展(8月4日~29日)の開催が決定。なお、オンラインイベントはHMV&BOOKS onlineからの購入が対象となる。
2021年07月01日2021年6月7日、『カトパン』こと、アナウンサーの加藤綾子さんが結婚を発表。電撃結婚に祝福の声がたくさん寄せられました。加藤綾子アナが一般男性と結婚「電撃結婚すぎる」「おめでとう」の声加藤さんは、その後自身のInstagramを更新し、改めて結婚を報告。「たくさんの方からお祝いの言葉をいただき、少しずつ実感が湧いてきたところです」とつづり、ある奇跡が起きたことを明かしました。そしてちょっとだけ早く祝福してくれたカメさんサボテンですあの蕾が2日前に真っ白な綺麗な花を咲かせてくれましたこの花は1日しか咲かないみたいなのですがきっとタイミングをみて咲かせてくれたんだと勝手に思っておりますayako_kato.officialーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾子(@ayako_kato.official)がシェアした投稿 なんと、1年のうち1日しか咲かないというサボテンの花が加藤さんの結婚を祝福するかのように咲いたというのです!「きっとタイミングをみて咲かせてくれた」という加藤さん。これまで加藤さんは大事にサボテンの世話をしてきたのでしょう。そのため、サボテンに思いが伝わって加藤さんの結婚を一緒に祝ってくれたのかもしれませんね!投稿には、さまざまな著名人やアナウンサーからも祝福の声が寄せられていました。・おめでとうございます。サボテンも祝ってくれたんだね。・すごいですね!末永くお幸せに…!・見事な2輪の花。夫婦が並んでいるようですね。サボテンの花のように、夫婦2人で前に進んでいくような幸せな日々を過ごしてもらいたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年06月08日2021年6月7日、『カトパン』の愛称で知られるアナウンサーの加藤綾子さんが結婚を発表しました。相手は一般男性とのことです。元フジテレビアナウンサーである加藤さんは、長年MCを務めた情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)に、直筆のコメントを寄せて、結婚の報告をしました。お相手は一般の方です。どんな時も自然体で心穏やかな人柄に惹かれ、彼と共に人生を歩んでいきたいと思いました。互いに感謝の気持ちを忘れず、笑顔あふれる温かい家庭を築いていけたらと思っております。めざましテレビーより引用また、今後について加藤さんは「これまで通り仕事は続けていきたい」とつづっています。ちなみに結婚式や披露宴は未定とのこと。加藤綾子アナの結婚に、軽部真一アナは…『めざましテレビ』でタッグを組んできた軽部真一アナウンサーは、結婚の発表前に、加藤さんから連絡をもらったそうです。加藤さんは、軽部さんに結婚報告をしたうえで「またゆっくり話す機会をもてたら」といっていたといいます。軽部さんは、加藤さんの結婚を次のように祝福しました。実質のね、『めざまし』初公開のメッセージもね、本当にきれいに書いてありますけれども。なんといってもね、トム・クルーズやディカプリオをも魅了した、世界の綾子が「ついに結婚かー!」ということですよね。めざましテレビーより引用軽部さんは、加藤さんの結婚を、これまでの仕事ぶりをまじえてユーモアたっぷりに祝福。スタジオには笑いがあふれました。ネット上では、加藤さんの結婚発表に対し、次のような声が上がっています。・電撃結婚すぎてビックリした。・カトパンもついに結婚か…。・こういう明るいニュースは嬉しい。加藤さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年06月07日『凪のお暇』や『珈琲いかがでしょう』などで知られる、漫画家のコナリミサトさんの『ひとりで飲めるもん!』が、WOWOWで実写ドラマ化されることが決定しました。『ひとりで飲めるもん!』は、誰もが振り返る美貌の持ち主であり、キャリアウーマンの主人公・紅河メイが、安価なチェーン店で一人飲みを楽しむ、グルメストーリー。紅河メイ役に、モデルで女優の大政絢さんを迎えたほか、大友花恋さんや、谷村美月さん、さらには紫吹淳さんなど、新旧の実力派が脇を固めます。なお、主題歌は『SPiCYSOL』が担当し、最終話にはゲスト出演もするとのこと。ドラマに登場するチェーン店は、実在する店舗が撮影に協力しており、ドラマを見た後には自分も紅河メイのように一人飲みに挑戦したくなることでしょう。テレビドラマ『ひとりで飲めるもん!』は、2021年6月4日からWOWOWにて配信・放送開始予定。「私も食べることが大好き!お酒を飲むことが大好き!それを息抜きや頑張る糧にしているタイプなのでとても共感しながら演じました!」と語る大政さんの演技はもちろん、仕事にプライベートに一生懸命な主人公の姿にも注目です。[文・構成/grape編集部]
2021年05月19日2021年5月13日、情報番組『スッキリ』(日テレ系)でMCの加藤浩次さんが視聴者から届いた指摘に対し、謝罪を行いました。番組の放送中、森圭介アナウンサーが前日に届いたという、神奈川県に住む、20代の女性からのメールを紹介。そこには驚くべき内容がつづられていました…。余計なお世話かもしれませんが、加藤さんの時計の日にちが11日のままになっているような気がします。社会の窓事件があってから、加藤さんのことが気になってしまいます。私だけでしょうか。加藤さん大好きです!スッキリーより引用なんと、加藤さんの身に付けている腕時計の小窓の日付が、ずれているとのこと!※写真はイメージ加藤さんが「最近、老眼が進んでるから小窓の日にちってほぼ見ない…」と目を細めながら時計を確認すると、本当に1日前の日付になっていたのです。以前も、番組放送中にズボンのチャックが開いていることを視聴者から指摘された、加藤さん。加藤浩次「視聴者の方から苦情が…」スタジオがざわついた、その内容とは?「なんてこと」「爆笑」スタジオからは笑いとともに、視聴者の鋭すぎる洞察力に対し驚きの声が上がりました。加藤さんは今回の小さなミスを潔く認め、視聴者に謝罪の言葉を述べています。この度、私の時計が1日ずれていたことを神奈川県の女性が指摘していただいて、ありがとうございます。そして、それとともに謝罪申し上げたいと思います。私の時計のアップを見た人が今日は11日なのかと思った方、いた場合は1日ずれていたということで、本当に申し訳ございませんでした。私自身も、老眼の進みが最近速くなっており、時計の小窓の日付を一切確認しておりませんでした。今後、マネージャーないしスタッフに日付の小窓を本番前に確認していただくように努力したいと思います。スッキリーより引用ネット上では、番組を見ていた人から「まさかの小窓の日付!よく気付いたなあ」「朝から笑った!小窓はさすがに確認していない」などのコメントが寄せられています。メールを送った視聴者は、加藤さんのファンだからこそ、細かな点にも気付いたのでしょう。平和すぎる『謝罪会見』に、多くの人がクスッとさせられました![文・構成/grape編集部]
2021年05月13日奈緒と磯村勇斗の初共演&W主演で贈るWOWOWオリジナルドラマ「演じ屋」。この度、個性豊かなフルキャストが解禁となり、放送・配信スタートが7月30日に決定した。最旬俳優の2人を迎え、脚本と監督を務める野口照夫が2000年代初頭に制作したインディーズ作品を、約20年ぶりに新たに描いた「演じ屋」。スパイや探偵とはまた違った新しい職業のカタチを描く“なりきりエンターテインメント”だ。今回、アイカ(奈緒さん)と共に、トモキ(磯村さん)の冤罪の復讐に力を貸す「演じ屋」の仲間が登場。リーダー的立場の松田英太役の笠原紳司を筆頭に、松田ユリ役に青山倫子。松田新一郎役に藏内秀樹。松田セイル役に加藤柚凪。彼らが、とある事情で“松田家”の疑似家族として一つ屋根の下に同居している点にも注目。またそんな「演じ屋」ファミリーの“飼い犬”で貴重な情報提供元(!?)である衣笠源二郎役に今井孝祐。トモキの元婚約者・深田真由子役に徳永えり。トモキを痴漢の冤罪に陥れた犯人である佐野ミユ役に伊藤萌々香。ミユと共犯の大澤アキラ役に伊藤あさひ。母子家庭で幼い息子と恋人のために身を削りながら危険な仕事で働く中里リサ役に島崎遥香。借金返済のためリサに危険な仕事をさせる恋人・船山弘也役に田中俊介。そんな弘也を執拗に追う謎の男・原田辰巳役に白川裕二郎(純烈)。爽やかなルックスとは正反対の裏の顔を持ち、トモキを嵌めようとする戸村誠司役に忍成修吾。息子を事故で亡くした小料理屋の店主・熊田健一役におかやまはじめ。そして「演じ屋」のお得意様で、しょっちゅう依頼をしてくる謎のIT企業の社長・相澤俊彦役に袴田吉彦。旧作「演じ屋」の面々も今作での再会を果たしており、個性的で魅力的な新旧キャスト演じるそれぞれのキャラクターがどう絡み合っていくのか。ドンデン返しや予想もしないまさかの展開など、計算され尽くしたストーリーが堪能できそうだ。WOWOWオリジナルドラマ「演じ屋」は7月30日(金)23時30分~WOWOWプライムにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(第1話無料放送、全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年04月30日宝塚歌劇団花組の新作『アウグストゥス-尊厳ある者-』、『Cool Beast‼』が、4月2日(金)より兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。トップスター・柚香光に話を聞いた。宝塚歌劇花組 ドラマ・ヒストリ『アウグストゥス-尊厳ある者-』/パッショネイト・ファンタジー『Cool Beast!!』ぴあ貸切公演 チケット情報本作の主人公は、ローマ史上初の皇帝となり、「尊厳者」を意味する“アウグストゥス”の称号を贈られたオクタヴィアヌス帝。若き英雄の姿を、フィクションと史実とを織り交ぜて描いた作品だ。「オクタヴィアヌスが成熟する前の未熟な部分が描かれていて、“若さゆえの青さ”がテーマになっています。賢くて聡明な、政治のお手本となるようなシステムを残された方でも、それまでには道を踏み外しそうになったり、己の感情に飲み込まれそうになったりしながら、いろんな人の教えを得て成長された。美化された英雄伝ではなく、そんな人間らしい部分に魅力を感じています」。鋭い眼差しをまっすぐに向けるポスタービジュアル。そこには“憎しみ”の感情が込められているという。「オクタヴィアヌスは、基本的には戦うよりも頭脳を使って人と分かり合うということを選びますが、その彼が、憎しみに傾いたときの瞬間を撮りました。いろんなメッセージが作品に込められている中で、“憎しみ”がひとつのキーワードになっています。希望や願い、夢が欲に変わり、それが叶わないときに憎しみが生まれる。いろんな感情の連動が演じる上で大切だと感じています」。『Cool Beast‼』は、美しく心優しい“野獣”が見た夢を、ストーリー仕立てで綴るラテンショー。「お客さまにはいろんな表情を楽しんでいただけると思います。また、久しぶりのエネルギッシュなラテンショーで、私たちも新鮮に感じています」。その中でも「長年夢見ていた裸足で踊るシーン」に注目してほしいと語る。「男役は基本的に足首まで固定されるようなシューズやブーツを履き、足首や足裏が固められた状態で舞台に立ちますが、裸足ではそれが解き放たれることになります。そうなれば身体の稼働や躍動がまったく変わってきますので、一度足が自由な状態で、いつも以上に自由に音楽を感じ、踊ってみたいなと思っていました。音楽も『水の戯れ』という美しい旋律の曲が使われています。デュエットでお見せしますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」。昨年、トップ就任が決まるもコロナ禍により大劇場お披露目公演が延期になるなど不測の事態が起きたが、柚香は「気付きの多い時間だった」と振り返る。「私たちがいかに恵まれた環境の中で過ごさせていただいているのか、どれだけ多くの方に大切に思っていただいているのか、心の底から実感しました。恥ずかしながら、こういう経験がなければこれほどまで思えなかったのではないかなと思いますので、今後、自分が道を歩んでいくうえで、大切な時間になったと思います」。公演は、4月2日(金)から5月10日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、5月28日(金)から7月4日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。4月15日(木)15:30ぴあ貸切公演、チケットは4月3日(土)一般発売。取材・文:黒石悦子
2021年04月02日