俳優の川口春奈が主演、木南晴夏、畑芽育が共演する、TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜後10:00)の第5話(17日)の放送を前に、マッチングアプリで出会った立花(兵頭功海)から交際0日婚を申し込まれる3姉妹の末っ子、大庭八海役を務める畑芽育が、作品も魅力や出演エピソードなどを語ってくれた。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。――八海は畑さんから見てどんなタイプですか?台本を読んだときからすごく面白い子で、お友達になりたいタイプだなと思いました。八海には収集癖があって、ゴハン作りやDIYするのが大好きだけど、低体温気質。セットのそこかしこに八海が作ったものが置いてあるんです。私にも兄と姉がいるので、鬱憤や苛立ちなど共感できるところもたくさんあって、「なんかうまくいかないな」って気持ちがよく分かります。もちろん家族だから嫌いになれないし、大切な人って思っているところも。子どもでいたい半面、「もう大人ですよ」のリミットが迫ってきて、モヤモヤしたり寂しく感じたりすることもそうですよね。八海と一緒でうまく言葉にできないもどかしさは、当時の私も抱えていました。19歳を経験した私なりのメッセージを、八海を通して伝えていけたらと思っています。――八海がDIYしたセットや、鮮やかでファッショナブルな衣装も見どころのひとつですよね。情景やシーンの雰囲気を妄想しながら役作りをするのですが、セットが想像以上の可愛さでビックリしました。さらに、3姉妹はみんな衣装が派手なんですけど、八海は「エクステをつけるんだ!」とか「おでこ全開でスカジャン着てる!」とか、衝撃の連続でした。でもそれが八海というキャラクターのヒントになったので、お芝居に活かしています。メイクをして衣装を着ると“八海スイッチ”が入るんですけど、役の衣装からこんなに影響を受けることは今までにあまりないことでした。最近ではお洋服屋さんに行っても「これ、八海っぽいな」と思うことが増えてきていて。少しずつ私服の好みが変わっていくかもしれないなと感じています(笑)。――そしてもうひとつ、八海の作る“可愛いゴハン”も話題ですね。可愛いだけじゃなくて、すごく美味しいんです! いろんな種類のゴハンが出てくるので、たくさん味見させてもらっています(笑)。アート飯監修の桑原奈津子先生のご自宅にお邪魔して、八海ゴハンを教わりながらお料理の練習をしました。美味しい料理には作り手の愛情や気持ちが込められていることを改めて感じて、とてもいい経験になっています。――撮影現場でも仲が良すぎると聞いていますが、“リアル3姉妹”だなと感じる瞬間はありますか?撮影現場ではスタッフさんをはじめ、松下(洸平)さん、井之脇(海)さん、木戸(大聖)さんからも「本当の姉妹みたい」と言われています。初めは緊張してましたが、撮影初日が盛りだくさんの1日で、その日のうちにグッと距離が縮まりました。お2人には素の自分を見せられるし、それを受け入れてくださるので伸び伸びと過ごしています。とてもお話できないような、くだらない話ばかりをしているんですけど、川口さん、木南さんとは、役者さんとしてお芝居の話し合いをすることもあります。本当のお姉さんのようにお話できることがとても嬉しいです。――3姉妹で今後の展開を話すこともあるんですか?します!“3姉妹予想大会”(笑)。私たち自身も今後の展開が分からないので、八海は兵頭功海さん演じる立花と「もしかしたらシンガポールに行っちゃうかもね」なんて予想をし合っています。立花は親身に話を聞いてくれるとても良い人なんです。あと松下さん演じるコウタロウは、本当はどんな人なのかな…とか。私たちも皆さんと同じ気持ちで今後の展開を楽しみにしています。物語が目まぐるしく動き、各話でどんな起承転結が繰り広げられていくのか、それが『9ボーダー』の魅力だと捉えていて。登場人物たちが息をつく暇のない反面、そこをドラマの楽しみとして視聴者の皆さんにご覧いただけたら良いなと思っています。
2024年05月17日音楽家、坂本龍一がのこした作品の数々を、彼が深く影響を受けたクラシック作品と共に演奏する日本フィルハーモニー交響楽団の公演「作曲家 坂本龍一、その音楽とルーツを今改めて振り返る」が6月2日(日)に東京芸術劇場で開催される。昨年3月に亡くなった坂本龍一は、伝統音楽やジャズ、現代テクノロジーといった幅広い音楽を融合させ、独自の音楽世界を築き上げ、多くの音楽ファンを魅了し続けている。本公演では坂本龍一作品から「箏とオーケストラのための協奏曲」、映画 『ラストエンペラー』より「The Last Emperor」、地中海のテーマ(1992年バルセロナ五輪開会式音楽)、そしてドビュッシーの《夜想曲》と 武満徹の組曲 《波の盆》より「フィナーレ」を演奏。クラシック音楽を学び、オーケストラも指揮した彼の作品をクラシック文脈の中で捉え直してみる試みだ。日本の音楽をこよなく愛する日本フィル首席指揮者カーチュン・ウォンがタクトをとり、箏の遠藤千晶、東京音楽大学の合唱団、ピアニストの中野翔太が出演。開演前には、監修の小沼純一によるプレトークも行われる。■公演に寄せて小沼純一(早稲田大学文学学術院教授、音楽・文芸批評家)坂本龍一が世を去って、1年。日本フィルはこの音楽家への敬意を、コンサートというかたちであらわします。あまりふれる機会のないオーケストラ作品をステージで演奏する。音楽家じしんが敬愛し、意識していた先達の作品もあわせて提示します。中心に据えられるのは、《ラストエンペラー》とともに、バルセロナ・オリンピック開幕のための《地中海のテーマ》と《箏とオーケストラのための協奏曲》、2つのオリジナルのオーケストラ作品。《協奏曲》は2010年に関西圏と関東圏で演奏されていらい再演されていません。これらはまた、映像や物語に付随することなく、描写的なタイトルもなく、楽器の音そのものによって構築される、音・音楽と聴き手がじかに対面できる作品です。ドビュッシーの生まれ変わりではないだろうか。そう坂本龍一青年はおもったそうです。《雲》のゆったりしたさま、時間の感覚は、音楽家のなかに生きつづけてきました。武満徹へは、若き日のアンビヴァレンツなおもいをこえ、いくつかの作品のテクスチュアへの愛着を隠しませんでした。武満徹の映像とともにある音楽を、ドビュッシーとのつながりも考慮し、坂本龍一作品のあいだに配置する。プログラミングはそのようになっています。ドビュッシーや武満徹の音楽を対照しながら、「オーケストラ」という媒体をとおしてあらわれてくる坂本龍一の顔貌にふれる―かならずや貴重な機会となるでしょう。日本フィルハーモニー交響楽団第255回芸劇シリーズ作曲家 坂本龍一、その音楽とルーツを今改めて振り返る日本フィルハーモニー交響楽団Ⓒ飯田耕治■チケット情報()6月2日(日) 14:00開演東京芸術劇場【出演】指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]箏:遠藤千晶*ピアノ:中野翔太**合唱:東京音楽大学***【プログラム】ドビュッシー:《夜想曲》***坂本龍一:箏とオーケストラのための協奏曲*坂本龍一:The Last Emperor (映画 『ラストエンペラー』より)武満徹:組曲 《波の盆》より「フィナーレ」坂本龍一:地中海のテーマ(1992年バルセロナ五輪開会式音楽)**,***監修:小沼純一
2024年05月16日俳優の川口春奈が主演、木南晴夏、畑芽育が共演する、TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜後10:00)の第4話(10日)の放送を前に、三女の大庭八海(畑芽育)に思いを寄せ、衝撃の交際0日婚を申し込む立花祐輔役の兵頭功海が、作品も魅力や出演エピソードなどを語ってくれた。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。――お芝居をするときに大切にしていることを教えてください。撮影現場に入る前には、必ず台本について書き出すノートを作っていて、それはルーティンになっているかもしれないです。ただ台本を書き写すのではなく、シーンや役について、自分なりの解釈をまとめています。クランクアップしたら、その作品について、自分の反省点みたいなものもまとめたりして。撮影が終わって「こういうお芝居していたけどどうだったかな?」みたいな。作品を観終わった後にも、改めて手を加えたりします。――今までの出演した作品分、ノートを作られているのでしょうか?すべての作品分、記録しています。ノートは10冊目ぐらいまで増えてきました。読み返すことはあまりないのですが、手元にあると安心します。「今まで自分はこんな風にやってきているんだな」という道が見える気がして。少しは成長できているかなと、たまに振り返って眺めることがあります。――交際0日婚を申し込む立花は、どのような勝算を持ってプロポーズに挑まれたのでしょうか?勝算ですか?(笑)。なんでしょう…。新井順子プロデューサーから事前にいただいた役柄設定を見ながら、役作りをするというよりは、憎めないキャラクターにしたいと意識をしていました。何か思ったことを突発的に言ってしまう人っているじゃないですか?実は僕自身にもそういうところがあって…。素直に口に出してしまうけど、憎めないキャラクターにしたいなと。祐輔からすると本当に純愛で、畑芽育さん演じる八海が好きだってピンときたはずなので、純粋な気持ちで演じようと撮影に臨みました。――プロポーズの相手役、畑芽育さんの印象はいかがですか?撮影現場は畑さんとのシーンが多かったのですが、距離の縮め方がすごく上手な方だなと思いました。近すぎるわけでもなく、かといって遠すぎるわけでもなく。先日も「兵頭さん、お誕生日おめでとうございます!」とインスタグラムのストーリーズに載せていただいて。上品な距離の縮め方で、とても素敵だなと感じました。――撮影現場で印象的だったエピソードを教えてください。第2話の商店街でのシーンです。撮影に協力しているエキストラさんたちも、もちろんいらっしゃったと思うのですが、たくさんの人で溢れていて。僕が参加したのは夜のシーンだったのですが、お店が閉まったら灯りがなくなって撮影が出来なくなってしまうのではないかと心配していました(笑)。リアルに動いている街での撮影だったのでとても印象的でした。昔ながらの雰囲気が残っているような場所でちょっとレトロな街並みだと思っていたのですが、ふくだももこ監督が切り取った映像を観ると、すごくキラキラした世界で、その対比も含めて思い出深いです。――兵頭さんが今、心が動く、興味のあることはなんでしょうか?興味でいうと、友人たちが最近ゴルフを始めて、僕も一緒に行き始めました。やってみるうちに、もっと上手くなりたいなという好奇心が生まれてきています。今、心が動くことは、やはりドラマを観ることかもしれないです。もちろん『9ボーダー』も家で観ていて、第1話の川口春奈さんと松下洸平さんの、桜のシーンは非常に印象的でした。あの桜のロケ現場にはとても行きたかったです。そして、とても心が豊かになる映像だなと思いました。――祐輔ならではのメッセージをお願いします。僕自身も祐輔と同じように、「今これを言いたい」とか、思ったことを曲げない性格なので、そういう部分では似ていると思います。「この人と結婚したい!」とか、「この人と一緒にこうしたい!」と思ったことをまっすぐ伝えて、くじけないところは共感できます。八海に「心が動くことや興味があること」を問うシーンがあるのですが、祐輔の優しさがすごくにじみ出ています。そこにもぜひ期待してご覧いただければと思います。
2024年05月09日かつて、テレビ番組で『徳川埋蔵金』などお宝を探す特集がよく放送されていました。番組を観た人たちは「もしかしたら近所にお宝が眠っているかも」なんて想像して、ワクワクドキドキしたものです。畑で見つけたもの里山に移住して、狩猟や農作をしながら暮らしている、shuo(@1Shuo)さん。農作業中に偶然見つけたものを、X(Twitter)に投稿したところ、多くの人が興味を寄せて盛り上がりました!shuoさんが土の中から発見したものが…こちらです。「畑から寛永通宝(かんえいつうほう)が出てきた」これは、時代劇で見たことがあるやつ…!発見したのは、江戸時代に広く流通していたといわれる銭貨、寛永通宝でした。shuoさんがネットで調べてみたところ、どうやら拾ったのは360年以上前のもののようです。投稿は拡散され、「ここ掘れワンワン。お宝発見ですね!」「今だと、いくらくらいになるのかな。鑑定結果はいかに」などのコメントが上がっています。また、ほかにも畑や庭から同じ銭貨が出てきたことがあるという声もありました。「ここには、ずっと人がいるんだなぁ」としみじみつづっていた、shuoさん。江戸時代の人がうっかり落としたかもしれないお金を、時を経て見つけることになるなんて、なんだかロマンを感じますね![文・構成/grape編集部]
2024年05月03日今年はディナーも開催!生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)は、食の豊かさを感じられるイベント「畑でレストラン2024」を6月23日(日)より全12回で開催いたします。それに伴い、本日4月22日(月)より公式サイトにて申込受付を開始いたしました。「畑でレストラン」とは、「コープさっぽろ農業賞」を受賞した生産者の畑に、1日限りのレストランを開き、北海道で活躍する有名シェフがスペシャルランチコースを提供するというもので、2012年にスタートいたしました。コープさっぽろは道内の生産者との直接の商品取引が多いことから、北海道内に優れた食材が豊富であることは知っていましたが、加工品でそれを活かしたものが少ないとの課題を持っていました。また、「コープさっぽろ農業賞」の実施を通して、熱心で優秀な生産者との数多くの出会いがあり、組合員さんと「つなぐ」方法を模索しておりました。そのような中で、コープさっぽろ理事長の大見が視察でイタリアを訪れた際、1日だけ漁村に都会の有名シェフが出向き、その土地の生産物や旬の食材を使って料理をふるまうという体験をし、そこからこれをコープさっぽろらしいやり方で組合員さんに提供することに取り組み、農業賞の受賞者の畑とシェフをマッチングさせる現在の形になりました。参加者は食材が採れた畑を実際に歩くことができるため、北海道農業を支える生産者やシェフの思いを知り、北海道の食の豊かさを体感できると大きな反響をいただいています。昨年(2023)は定員40名のところ最大で443名の応募があり、倍率は11倍となるほどで、毎年大変人気の企画です。今年は、CHEF-1グランプリ初代王者の下國伸シェフを招いて初のディナーを提供する回や、イタリアミラノ世界野菜料理コンテスト世界3位の奥田政行シェフと高校生レストランで人気の三笠高校調理部とのコラボによるスペシャルランチの回などいつもと異なる回も予定しております。畑でレストラン2023の様子概要■日程2024年6月23日(日)~10月6日(日)全12回※初回6月23日(日)はプレス発表会も兼ねております。■時間11:00~ファームツアー/12:00~スペシャルランチ/14:00終了予定※ディナー回は15:30~ファームツアー/16:30~スペシャルディナー/18:30終了予定■会場北海道内各地の「コープさっぽろ農業賞」を受賞した生産者の農地■シェフ北海道内各地の人気店のシェフ■詳細会場・シェフのプロフィールは公式サイト( )をご確認ください※イベントの予定は変更・中止になる場合があります。予めご了承ください。※定員に達した場合は抽選とさせていただき、当選者にのみメールにて通知いたします。コープさっぽろ農業賞とはコープさっぽろが、北海道の農業・漁業・畜産業の発展の一助になれるようにと、先進的で持続可能な農漁業に取り組む生産者を表彰する取り組みです。コンセプトは、「消費者の目線で優れた第一次産業の生産者を応援する」。2024年1月に第12回の参加募集を行いました。コープさっぽろ農業賞公式サイト( )お問い合わせ先【報道関係のお問合せ先】生活協同組合コープさっぽろ広報部広報メディアグループ森ゆかり・波環〒063-8501札幌市西区発寒11条5丁目10-1TEL 050-1741-5516(平日9時~18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月22日女優の福原遥と畑芽育が、4月25日開催のショートドラマのコンペティション「ショードラアワード2024」の授賞式に最終結果の発表および賞の贈呈、"縦型ショート動画"をテーマとしたトークセッションに登場することが明らかになった。司会はフリーアナウンサーの森香澄が務める。「ショードラ」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok」を始めとした"縦型ショート動画"がスマートフォンで数多く視聴され、誰もがクリエイターになれる、この時代に"縦型ショート動画"の持つ(身近さ)と、ドラマの持つ(物語性)を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指すショートドラマ(略して、ショードラ)プロジェクト。本コンペティションは、"縦型ショート動画"の新たなドラマの『カタチ』を通して、「ドラマをつくりたい」クリエイター、「ドラマに出演したい」役者に出会うことを目的として開催。13歳以上で尚且つ作品投稿のためのTikTokのアカウントを持っている人なら誰でも参加が可能となる。【編集部MEMO】賞は、1.総合的に評価された作品に贈られる大賞(1組)、2.1番再生回数の多かった作品に贈られるバズリ賞(1組)、3.高く評価された出演者に贈られる出演者賞(複数組)、4.企画、編集、エフェクトなど専門的な分野で評価されたクリエイターに贈られるクリエイター賞(複数組)、5.パートナー企業の風評被害クラウド賞(1組)の計5つが用意されている。
2024年04月05日鉾田市観光物産協会(所在地:茨城県鉾田市大竹390)は、さつまいものオーナー体験ができる「畑オーナー」を2024年4月1日より募集開始しました。忙しい日々から離れて豊かな自然の中で土に触れ、野菜やさつまいもの育成から収穫まで体験できます。農業体験によって他では味わえない楽しみと充実感のご提供を目的としています。背景近年、健康への意識が高まる中、都会の喧騒を離れ、手軽に自然体験を求める人々が増えています。特に子どもたちにとって、本物の野菜収穫体験することは教育的な価値も高いとされています。そんなニーズに応えるべく、鉾田市観光物産協会は、日本一のさつまいも産地・鉾田市で、"畑のオーナー"になることができるサービスを開始しました。特徴・育自のさつまいもを収穫自ら植えたさつまいも苗30株を育て、収穫する醍醐味を味わえます。・夏野菜も楽しめる農家さんのお手伝いで夏野菜も収穫とお持ち帰りができるため、季節を感じながら畑を一年中楽しむことができます。・家族連れにぴったり都会でふれあいの場を持てない家庭や、自然体験を子どもにさせたいファミリーに最適です。概要さつまいも畑オーナー制度開始日: 2024年4月1日~受付中(定員に達し次第締切)料金: 20,000円(税込)※5名以上は要相談詳細URL: 会社概要企業名: (一社)鉾田市観光物産協会所在地: 茨城県鉾田市大竹390事業内容:観光案内、鉾田市の特産品販売、市及び協会員のPR他URL: 5月11日に植え付けイベント、9月28日に収穫イベントが予定されており、自然の恵みと農業の喜びを家族で共有することができます。また、協賛店で使用できるクーポン5,000円分もプレゼント!この貴重な機会をぜひご利用ください。問い合わせ一般社団法人 鉾田市観光物産協会(鹿島灘海浜公園内管理棟)〒311-1513 茨城県鉾田市大竹390電話:0291-36-7420FAX:0291-36-7421e-mail: info@hokota-tpa.org 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月04日俳優の佐野勇斗、女優の畑芽育が3日、都内で行われたファイントゥデイ「シーブリーズ新キャスト就任&新CM発表会 」に出席した。ファイントゥデイのボディケアブランド「シーブリーズ」の新たなイメージキャラクターに、佐野勇斗と畑芽育が起用され、2人が出演した新CM『瞬間! 爽快シャワー』辺がこの日から放映される。大人になっても汗を流すほど何かに夢中になる新人先生役に佐野、青春の汗を満喫する生徒役に畑が扮し、青春の一コマを描く。また、今回のCMでは特別に佐野が所属するM!LKが初めてCM用に書き下ろした楽曲「ブルーシャワー」が使われている。佐野はCMについて「新米先生役ということで新米だけど青のシャツを着させていただき、爽やかな印象を皆さんに与えられたらなと思います」と解説し、学生時代からの願望だったセーラー服姿の畑は「セーラー服はすごく憧れを抱いていたので、こうやって着させていただいてうれしく思います」と満面の笑みを浮かべた。続けて、「中学生からずっと使わせていただいていて、香りが好きになったきっかけがシーブリーズです。個人的に思い入れがあるのでうれしかったですね」と満足げで、今でもライブ終わりに同商品を使用しているという。一方の畑も「マネージャーさんからお話を聞いた時はすごい声が出て、まさかという感じでした」と信じられなかったといい、「共演する佐野さんと一緒に生徒役かと思ったんですが、佐野さんが初めて演じられる先生の生徒役を演じさせていただいてとても光栄でした」と佐野との共演を喜んだ。そんな佐野と畑は同CMで初共演。佐野の印象を問われた畑は「とても爽やかでこんなに青シャツが似合う人っていますか? こんな先生いるわけないですよ! 容姿も端麗でスポーツも出来て歌も歌えてダンスもできる。こんな先生がいたら学生生活もキラキラしていたと思いながら撮影していました」と大絶賛。それに照れ笑いを見せた佐野も「みんなが納得ですよね。それこそ本当にこんなに出来た生徒がいるのかと。完成されていますよ。めちゃくちゃシーブリーズが似合うし、逆に(イメージキャラクターを)やってなかったんだと思いました」と話し、「透明感もありますし本当にいい意味で(女子高生としての)違和感がありませんでした」とべた褒めだった。中学時代から同商品を使用していたという佐野と畑。中学時代は運動部に所属していたという畑は「実際にスポーツバッグに忍ばせていて、友だちとキャップ交換をしていました」というが、「私は女の子の友だちとやるしかなかったんですが、彼氏がいたり恋人のいる女の子は彼氏と交換したりしていて、そういうのを見て勝手に羨んでいたっていう(笑)。良いな~と思いながら。懐かしくて今胸がキュンキュンしてます」と淡い青春のエピソードを明かしていた。
2024年04月03日キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)が、坂本龍一が愛したワークキャップを再現。2024年3月28日(木)より、キジマ タカユキ 代官山などで発売される。坂本龍一が愛したワークキャップを再現コラボレーションキャップのベースとなるのは、生前、坂本龍一が愛用していたワークキャップ。キジマ タカユキによるエッセンスを加え、日常の寄り添うシンプルなキャップが完成した。ボディには、ナイロンのような風合いとハリ感を持つコットン 100%のキャンバスを使用。柔らかさとしわ感を兼ね備える処理を施し、新品の状態から自然に馴染む見た目に仕上げた。カラーは、ブラックのみ。帽子の裏側には、コラボレーションのために作成されたネームを備えている。【詳細】ワークキャップ for リュウイチサカモト(WORK CAP for Ryuichi Sakamoto)発売日/販売店舗:・2024年3月28日(木) 坂本図書 ※完全予約制、場所は非公開。・2024年3月28日(木)~31(日) キジマ タカユキ 代官山※完売次第終了※4月1日(月)~7日(日)までキジマ タカユキ オフィシャルウェブサイトにて受注販売。価格:19,800円サイズ:1~3
2024年03月22日治療院せなかリペア(所在地:東京都北区、院長:関 龍一郎)は、令和6年6月より東京都北区王子に治療家育成の為の「関式治療家教室」を開講、令和6年4月2日(火)から5月21日(火)まで入学予約を受付いたします。教室にて指導する関 龍一郎は、治療家歴28年以上、施術予約が月平均95%以上を埋めています。複数院を持つ整骨院で統括マネージャーとして勤務後、約9年前に姿勢にフォーカスした「治療院せなかリペア」を東京都北区に開院。姿勢改善の施術やエクササイズ指導を通して身体全般の悩みに答えます。施術風景《施術予約枠95%以上の人気治療家が開く治療家育成教室が開講!》「治療院せなかリペア」では多額の広告は行いませんが、院長である治療家 関は1年間を通して継続的に95%以上の予約枠が埋まります。一方で治療家の中には“一生懸命やっているが予約枠が埋まっていかない”“喜ばれている感じがしない”と悩んでいる方も沢山いらっしゃいます。そういった場合、患者さんが「求めていること」ではなく、「自分がやりたい施術」になっている可能性が高いです。お客様が、この治療家であれば「私が求めている物への良き伴走者になってくれる!」と思っていただけた際にリピートにつながります!「関式治療家教室」では、お客様の「良き伴走者」になれるように約10か月・90時間をかけて少人数で丁寧に初歩から指導いたします。治療院せなかリペア 施術室《入学希望要項》■授業内容1. 治療への考え方2. 整体療法(体幹部、頭蓋部、四肢)3. 筋肉調整療法(全身)4. 診察術(検査法)と疾患別施術法5. 患者マネジメント(カウンセリング術)6. リスク管理7. 実力判定■授業方法・少人数制での実技指導及び座学・問診・実技などのシミュレーション学習■時間・日程日程:(毎月) 第三第四土曜日/第一日曜日 ※開催月により変動あり時間:土曜日 18:00~21:00 日曜日 18:00~21:00一回3時間 全30回を予定【※初回は6月2日(日)より開講予定です。】■募集人数・2~6人対象:柔道整復師、理学療法士、看護師、あん摩マッサージ指圧師など基礎医学を学ばれている方を対象■開催地北とぴあ(〒114-8503 東京都北区王子1丁目11-1)会議室にて行います。■料金入学金30,000円 授業料25,000×10回(10カ月分)※料金は税込です■注意事項<講座受講時、次の行為等については、固くお断りしております>・受講中のPC(タブレット端末、スマートホンを含む)のお持ち込み及び使用・セミナー風景(セミナー資料や他受講生なども含む)の録音、録画・自社製品等の宣伝活動や勧誘行為・その他受講者への迷惑行為やセミナーの進行を妨げる行為上記禁止事項が発覚した場合は、ご提供した資料を回収させていただいたのち、当日の受講を中止していただきます。(録音、録画、写真撮影の場合はデータをその場で削除していただきます)尚、途中退出となった場合でも当日の受講料は返還いたしません。あらかじめご了承ください。【入学方法】・入学受付期間 令和6年4月2日(火)~令和6年5月21日(火)・メールにて入学希望の旨と、お名前・ご住所・電話番号・生年月日・所有資格又は在学学校名を記入の上ご連絡ください。学費のお支払方法などを送らせていただきます。( senakarepair@outlook.jp まで)※募集人数に達した場合はご希望に添えない場合がございます。最低人数に達しない場合は開校いたしません。《指導者プロフィール》●治療家 関 龍一郎(セキ リュウイチロウ)治療院せなかリペア 院長〈略歴〉柔道整復師JOAオステオパシー誇張法修了日本ポダイアトリック協会理事 (※ポダイアトリックとは足病学の事です)シュロスベストプラクティス施術資格平成27年9月治療院せなかリペアを開業院長 関 龍一郎●治療家 藤原 森(フジワラ シン)治療院せなかリペア 施術インストラクター〈略歴〉帝京短期大学ライフケア学科卒柔道整復師JPA 足病医学研修修了技術インストラクター 藤原 森《治療院せなかリペアについて》不良姿勢により、局所に体重がかかる、身体の柔軟性がなくなる、血流の低下などにより腰痛や頸部痛、膝痛など様々な症状の原因になる事があります。上記を「治療院せなかリペア」では、確かな整体技術・コンピューター姿勢解析・姿勢改善運動指導・足病医学に基づいたオルソティック(矯正効果のあるインソール)の処方などによりお客様のお悩みにしっかりと答えます。矯正装具【治療院概要】社名 : 治療院せなかリペア本社所在地: 東京都北区豊島8-25-3 モロイハイツ101電話/FAX : 03-5933-6789代表 : 関 龍一郎事業内容 : 整体業務、運動指導(脊柱側弯症リハビリ指導含む)、コンピューター姿勢測定、オルソティックの処方設立 : 2015年9月HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日一般的に冬が旬の時期とされている、ダイコン。とはいえ、通年手に入りやすい野菜のため、季節を問わず料理に活用できるのが魅力的ですよね。敵対してきそうなダイコン山猫軒(@yamaneko_coffee)さんが道を歩いている時に目にしたのは、ダイコンが栽培されている畑の光景。ダイコンがズラッと並んでいるわけではなく、間隔をあけて、土に埋まっていたといいます。ある1本のダイコンを見た山猫軒さんは、次のようなひと言を添えてX(Twitter)に投稿しました。「敵対してきそうなダイコンがいた」一体、どんなダイコンを目撃したというのでしょうか…。遠くて見えづらいですが、山猫軒さんが畑の外から撮影した写真の中央部に、少しいびつな形のダイコンが1本見えますね。投稿された2枚目の拡大写真を見ると、山猫軒さんがいった言葉の真意が分かりました!ダイコンの形が、人が両手を広げて立ちはだかる姿に似ている…!大人気RPGゲーム『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』シリーズなどの、敵キャラクターとして登場しそうなダイコンの姿に、思わず目を奪われますね。もしゲーム内で出現するならば、群れをなさずに単独で、主人公たちを苦しめるタイプの敵でしょう。投稿を見た人からは、多数のコメントが寄せられています。・これは遭遇したくない…。まさに「ダイコンが現れた」といった光景ですね!・抜いたら絶叫しそうだし、こっそり畑から逃亡しそうな予感。・倒したら、仲間になるパターンかもしれない…。・「わしゃ~抜かれへんで~」っていってそう。畑の前を通れば、野菜が栽培されている光景がおのずと目に入るはず。そんな時は、土に埋まっている野菜を遠目で観察してみてください。山猫軒さんが見つけたダイコンのように、ユニークな形をしたものを発見できるかもしれませんよ!なお、正当な理由なく他人の畑に無断で立ち入ることは、軽犯罪法違反に該当する可能性があるので、注意してくださいね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月15日1999年に日本武道館、大阪城ホールで上演され、約4万枚が即完売した公演『LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999』に続き、坂本龍一が全曲を書き下ろし、高谷史郎(ダムタイプ)とコンセプトを考案、創作したRYUICHI SAKAMOTO+SHIRO TAKATANI『TIME』が2024年3月28日(木) から新国立劇場 中劇場にて上演される。2017年から約4年の製作期間を経て、21年に世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)で世界初演され、高い評価を得た本作。今回が日本初演となる。このたび、ヴィジュアル・デザイン+コンセプトを担う高谷をはじめ、出演者である田中泯(ダンサー)、宮田まゆみ(笙奏者)、石原淋(ダンサー)が取材に応じ、日本上演への意気込みや、坂本への思いを語った。くしくも上演初日は、坂本龍一の一周忌にあたる。「始まりも終わりもない、時間に縛られない作品をつくりたい」。そんな坂本の思いに共鳴しながら、生み出された舞台作品『TIME』。雨音だけが響く客席空間、水鏡のように舞台上に揺らぐ水面と、精緻な映像を写しだすスクリーン。時間というテーマを内包するテキストとともに、田中、宮田、石原のパフォーマンス、サウンド/インスタレーション/ヴィジュアルアートが、光と水が交錯し幻出する劇場空間で融合する。「(アムステルダム公演から)何かを変えるというより、空間が変わると、見えない部分も含めて、すべてが変わるので……、例えば、泯さんの歩数から変わってきますから、今回は再演だとは思っていないんですね。出演する皆さんにも、何かを演じてもらうのではなく、その場で発生すること、そこにその人がいるという感覚が重要だと考えています。坂本さんが設計した空間的なルールはありますが、インスタレーションにどう反応するかは、(出演者が)自分で決めることですから」(高谷)アムステルダムでの上演を経て今回の日本初上演に対する意識について、田中にも聞いてみると「変わるも何も、忘れているから」と笑みを浮かべる。「高谷さんが作った、僕が石垣の前を歩いている映像があって、その前を僕も歩くんですが、記録されている僕と、(舞台上の)僕では、時間差があって、同じことをできるはずもない。振り付けもまったく決めていません。初演の僕はもういないので、今の僕を見ていただくしかない」と、まさに時間をテーマにした本作だからこその言葉が返ってきた。笙奏者の宮田は「とにかく静かに演奏してくださいとおっしゃっていた」と、坂本からのオファーを回想。「そうは言っても、水の上を歩きながらですから、息づかいも大変だなと思いながら、静かに演奏することを心がけた。演奏は、人間の情緒や喜怒哀楽とは関係なく、自然や宇宙と交信できればいいなと思いながらですね。まるで宇宙遊泳をしているみたいです」と語る。また、石原は、アムステルダム公演で宮田が担った、「女」という自然を象徴するパートを演じることになり「光栄ですし、緊張しています」と心境を明かし、「坂本さんが厳選した言葉が(映像に)映し出されるので、日本人にはより染み込んでいくのでは。心を解放して、ぜひ頑張らずに見てほしいです」とアピールした。高谷と田中には、いまは亡き坂本氏への思いを改めて聞いた。「一緒に仕事をしていて楽しい人、信頼できるコラボレーターですね。細かい指示はなく、信頼していただいているのもありがたい。泯さん、宮田さん、淋さんとの出会いも含めて、感謝しかないですね。先輩……、兄さんみたいな存在です」(高谷)「教わることも、これからも学びたいこともたくさんあるし、もしかすると坂本さんも僕から何かを盗んでいたかもしれない。お互いを認め合えたし、自分の中で、彼の存在を止めたくないんですね。会えば、踊りや音楽の歴史、それだけじゃなく政治や人類と地球の関係まで。その手の会話は延々としました」(田中)この春、“時間”という概念を超え、パフォーマンスとインスタレーションという境界も超えた坂本のイマジネーションの世界が、日本の観客に届けられる。東京公演は4月14日(日) まで。京都公演は4月27日(土) 〜28日(日)、ロームシアター京都 メインホール。取材・文・撮影:内田涼スタイリスト:九(Yolken)ヘアメイク:山本菜々子衣裳:A-POC ABLE ISSEY MIYAKE/ジャケット¥165,000(税込)<東京公演>RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI『TIME』音楽 + コンセプト:坂本龍一ヴィジュアル・デザイン + コンセプト:高谷史郎出演:田中泯(ダンサー)宮田まゆみ(笙奏者)石原淋(ダンサー)公演日程:2024年3月28日(木)~2024年4月14日(日)会場:新国立劇場 中劇場チケット情報:()
2024年02月29日EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典、THE RAMPAGEの吉野北人が14日、都内で行われた「新柔軟剤ブランド FADRIC HOTEL(ファドリックホテル) CM発表会」に出席した。ホテルで過ごすときの高揚感や解放感、非日常なシーンや特別な時間を想起する香りで心満たされる毎日を届けることをコンセプトとした新しい柔軟剤ブランド「FADRIC HOTEL(ファドリックホテル)」が2月13日より発売。それに伴い、岩田剛典と吉野北人が共演する新TVCM「FADRIC HOTELの秘密」篇が15日より関東、関西、中京エリアで放送開始される。岩田と吉野は今回がCM初共演。岩田は「いや~うれしいですね。僕は北ちゃんのファンなのでうれしいですよ。そもそもお仕事もなかなかライブ以外で絡む機会がないので」と笑顔を見せる。吉野も「本当に尊敬する憧れの先輩とご一緒できたというのは夢のようですし、誕生日も実は一緒で運命的なものを感じるので、こうやって今回CMで共演することができて光栄な気持ちでいっぱいです」と喜びを語り、岩田は「誕生日コンビなんですよ」と話していた。
2024年02月14日農家さんの声を基にお洒落で機能的な農作業アイテムを生み出している株式会社ユニワールド(所在地:和歌山県有田市、代表取締役:江川 真史)は、自社が展開する畑のしごと服ブランド「のらスタイル」の魅力を満載した「のらスタイル通信」2024年春夏号(vol.14)を発行いたしました。のらスタイル、ブラウス最新コーディネート「のらスタイル通信」は、のらスタイルの新商品情報や畑でできるおしゃれコーディネートの紹介、お得なプレゼント企画など、のらスタイルの魅力満載のフリーペーパーとなっています。今回はその中のコンテンツから、のらスタイルのこの春の新商品、人気アイテムの新色をメインとしたおすすめコーディネートをご紹介いたします。■のらスタイル・ブラウス最新情報「のらスタイル」の人気定番「農家さんブラウス」に新柄を追加。また、かねてより要望が多かった「ゆったりサイズの農家さんブラウス」も新登場。更に「お尻が隠れる絶妙丈」で同じく人気の「チュニック」が首元もスッキリの「スタンドカラーロングシャツ」にリニューアル。今春も農家さんの声をかたちにした新商品・アップデート商品・新色が勢揃い。のらスタイル専属スタイリストおすすめの、簡単コーディネートです♪【「春の新柄」の着こなし。】「春の新柄」の着こなし。<Point>●優しい雰囲気をナチュラルな帽子で演出。●ボーイッシュなストライプは相性の良いピンクでメリハリをつけて。●赤い花柄の長靴で女子感をプラス。【ゆったりサイズ、脚スッキリ。】ゆったりサイズ、脚スッキリ。<Point>●キャップをかぶるだけでスマートにまとまります。●ブルーストライプにイエローのインナーで柔らかい印象に。●長靴と色味を合わせると脚がすっきり見えます。【羽織っても丈感がイイ!】羽織っても丈感がイイ!<Point>●帽子と靴をブラウンで引き締めて。●渋めのピンクの手袋がアクセントに。●濃いグリーンで大人ナチュラルの出来上がり。【ロング丈でバランス良。】ロング丈でバランス良。<Point>●帽子・腕カバーの色味を揃える簡単コーデ。●パンツと合わせるだけでこんなに好バランス。●タオルと長靴は赤をポイントに。【「大人の春色コーデ」】「大人の春色コーデ」<Point>●首元を濃色でアクセントに。オシャレ感がアップします。●ピンク系ブラウスにはデニムを選ぶと甘すぎない。●手袋・長靴は落ち着いた色で、ブラウスを引き立てる。のらスタイル専属スタイリストによる、簡単コーディネート集もございます。是非畑のおしゃれの参考にご覧ください。 ■「のらスタイル」について「のらスタイル」は、伝統的な仕事着である「野良着」のコンセプトを受け継いで、現代のワークスタイルに合わせたどこか懐かしくて新しい仕事着です。働きやすさはもちろん、毎日がもっと楽しく色鮮やかになるように、素材やデザイン、カラー、コーディネートを農家さんといっしょにあれこれ考えています。光・風・土・水…自然とともに生きるいきいきとした暮らしの中で、長く息づく存在になれたらと願っています。※野良着(のらぎ)とは野良着は作業能率を高める日本古来の仕事着で、働く人と風土や文化によって培われた“畑の仕事着”です。自然を相手に、強い日差しや風雨、外傷や虫などから身体を守り、動きやすく、快適に作業するための知恵が凝縮されています。Instagram : X(旧Twitter): Facebook : ■会社概要株式会社ユニワールドは、作業用手袋やセーフティシューズなどの安全・作業用品の総合メーカーです。「のらスタイル」「革手工房」といった自社ブランドをはじめ「WONDER GRIP」等の優れた海外ブランドまで、“人の仕事のチカラになる”製品をご提供しております。また、「PUMA SAFETY」「PUMA WORKWEAR」「PUMA WORK GLOVES」から構成されるプロフェッショナルワーカーのための新しいワークスタイル「PUMA.AT WORK.」をご提案しています。これからも“発想力企業 ユニワールド”をコンセプトに、安全・安心・快適・効率の新たな価値を創造し続けてまいります。名称 : 株式会社ユニワールド創業 : 1996年10月代表 : 代表取締役 江川 真史(えかわ まさふみ)本社所在地: 〒649-0313 和歌山県有田市千田72番地事業内容 : 安全・作業用品の企画・製造・販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日山梨県北杜市では、このたび地元産のワインの認知拡大を図るため、総合情報サイトを開設しました。本サイトでは、北杜市のワイン文化について情報発信を行うほか、2023年10月に実施されたワイナリーやぶどう畑を巡るメディア向けツアーの様子を掲載しています。2008年にワイン特区に認定された北杜市は、小規模ながら質の高いワインの生産が行われており、独自のワイン及びワイナリーが北杜市の新しい魅力として注目を集めています。サイトURL: サイトイメージ北杜に広がるぶどう畑 1北杜市産ワイン■北杜市とワインについて山梨県は日本国内でも歴史のあるワイン生産地の1つです。山梨県の北西部に位置する北杜市は、四方を八ヶ岳や南アルプスなどの山々に囲まれた地域で、日本名水百選に選ばれた場所が3か所もある名水の里、また日照時間が日本一であることから、ぶどう栽培に適した気候と土地を活かし、2008年には「ワイン特区」に認定されました。この認定以降、北杜市では高品質なワインを生産する小規模ワイナリーが増加し、新たな関係人口も創出されています。しかし、これまでの情報発信はワイナリーごとに留まっていることから、市全体としてのワインをPRするため、北杜市は北杜市産ワインの魅力を集約し伝える情報サイトを開設。また、メディア関係者を招聘しファムツアーを開催しました。この取り組みにより、市内ワイナリーへの関心を高め、ワイン及び食文化に関心を持つ多くの人々に北杜市の豊かな自然環境や文化を広く伝えることを目指しています。ファムツアー…観光地の誘致促進のためメディア関係者やインフルエンサーなどに現地を視察してもらうツアーのこと。試飲地元食材とのマリアージュ■北杜市産ワインの特長「ワイン特区」に認定された地域では最低製造数量基準が緩和され、小規模事業者でもワイン製造に参入がしやすくなります。これにより北杜市では小規模ワイナリーが増加し、ワイナリーごとに特長が異なる様々なワインを楽しむことができるようになりました。また現在、北杜市産ワインは市場に出回る機会が少なく、希少価値が高いワインとなっています。ワインセミナーぶどう畑での試飲■今回開催したファムツアー「ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム」北杜市は市の豊かな自然環境の中にあるワイン及びワイナリーの情報や自然環境、文化といった個性あふれる魅力をまずはメディア関係者にツアーを通して感じていただき、ワイン及び食に関心を持つ国内外の多くの方々に情報を発信するために1泊2日のファムツアー「ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム」を開催しました。ワイン系インフルエンサーを含む5社5名が参加し、ソムリエと一緒に市内のヴィンヤードやワイナリーを巡り見学、収穫体験、試飲、ワインセミナー、地元食材とのマリアージュを通して、北杜市産ワインの上質さや個性あふれる魅力に触れました。ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム 1ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム 2ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム 3■今後開催予定のツアーについて今後、北杜市は美しい山々の景色をバックにソムリエとともに巡るぶどう畑見学や、ワイナリー見学、地域の文化施設とのコラボレーションなど地域の特色を活かしたツアーを開催する事業者のバックアップを予定しています。ワイン好きの方はもちろんのこと、女性同士や親子での参加を想定しながら、ワインの楽しみ方を広げるとともに、家族や友人との特別な思い出作りの場となることを目指しています。ツアーイメージ 1ツアーイメージ 2ツアーイメージ 3今後、北杜市では北杜市産ワインとツーリズムとの親和性をPRし、国内外でのブランド認知を強化することを目指しています。イメージ■北杜市について山梨県の北西部に位置する北杜市は、北は八ヶ岳連峰、南西は甲斐駒ヶ岳から連なる南アルプス、東は茅ヶ岳、北東は瑞牆山などの日本を代表する美しい山岳景観に囲まれています。また、清らかで豊富な水資源、高原性の気候、日本で一番長い日照時間、歴史的な町並みや滞在型温泉地、高原リゾート地など、豊かな資源に恵まれた地域です。2024年1月1日時点の総人口は45,519人。近年では観光だけではなく、移住定住に関する施策にも注力しています。公式サイト: 北杜に広がるぶどう畑 2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月31日坂本龍一の最初で最後のコンサート長編映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』の公開日が5月10日(金)に決定。109シネマズプレミアム新宿では4月26日(金)から先行公開される。複合現実(MR)コンサート「KAGAMI」のニューヨークやロンドンでの上映、全曲を書き下ろしたシアターピース「TIME」が3月から東京で上演されるなど、逝去した以降も国内外から常に求められ続けている世界的な音楽家、坂本龍一。本作もまた、ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア後、山形、釜山、N.Y.、ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映され、先月から公開された韓国でも10日間で4万人を動員するなど、世界中からの賞賛を浴び続けている。解禁されたポスタービジュアルでは、その人生が刻み込まれた手が、長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノと共に印象的に収められている。予告編では様々な角度から坂本さんが映し出され、奏でられる音楽と共に珠玉の映像体験を連想させる。先行公開を行う109シネマズプレミアム新宿は坂本さん自らが音響監修を務めたシアター音響「SAION -SR EDITION-」を備える映画館。5月10日の公開後も優れた音響設備を持つ映画館での上映を予定しており、ぜひ劇場で極上の音楽を堪能してほしい。『Ryuichi Sakamoto | Opus』は4月26日(金)より109シネマズプレミアム新宿にて先行公開、5月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Ryuichi Sakamoto | Opus 2024年春、109シネマズプレミアム新宿ほか全国にて公開ⓒ KAB America Inc. / KAB Inc.
2024年01月17日今年3月28日にこの世を去った坂本龍一さん(享年71歳)。YMOの音楽活動のほか、俳優として出演した映画『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を受賞するなど世界で活躍した。坂本さんとは’80年代に発表したアルバムでコラボレーションするなど、音楽を通して親交があり、近年は非戦、非原発をともに願った仲でもある加藤登紀子(79)が、坂本さんへの想いを語った。■「彼の思いを胸に、歌い続けたい。」心に響く伝説になったーー。亡くなってもう9ヶ月も経ったけれど、龍一さんの存在は私たちの心の中に響き続けている。ジョンが亡くなった時、「イマジン」が世界中の人を一つに結ぶ力を持ったように、坂本龍一の音楽が今、私たちを世界の人と繫いでくれている!それは不思議な安堵感であり、未来を見つめる光のように私たちを勇気づける!1970年代、大胆なテクノミュージックで世界の若者に新風を巻き起こし、最後には、ピアノのソロ演奏で、今、ここにいる瞬間のすべてが音楽だと、静かに語りかけて逝った。音楽だけではなくて、彼は言葉と行動でも「坂本龍一的世界」を表現した。非戦へのメッセージ、反原発の行動、そして神宮の森を守って下さい、という祈りは、実存の底から溢れる彼の音楽と共に、美しき生きる意味を伝えてくれている。彼と一緒に音楽を生み出せた幸せな一人として、彼の思いを胸に、歌い続けたい。加藤登紀子
2023年12月28日世界的な音楽家である坂本龍一さん(3月28日逝去、享年71歳)は、環境活動や脱原発運動などを積極的に行ってきた。亡くなる直前にも、自然豊かな東京・神宮外苑の樹木の伐採などが予定されている再開発に対して本誌(『女性自身』2023年4月18日号)掲載の記事でこう語っている。「3月22日には神宮第二球場の工事が始まってしまいました。この問題に気づき声を上げるのが遅かったのかもしれません。まだ立ち止まることはできるはずです。そうでなければ、美しい自然と景観を守ることができなかったことを子どもたちに詫びなければなりません」「誤りに気づいたら考えを改める。ネイティブアメリカンに『7世代先を考えよ』という教えがあります。私たちは彼らのように賢明ではありませんが、せめて次の世代に美しいバトンを渡したい。まだできることはあるはずです」こうした多くの人の声が届いたのだろうか。神宮外苑の樹木伐採は2024年以降に延期されることが決まったが、今後も事業者の樹木保全に関する対応に注視していく必要がある。坂本さんはこうした社会活動への取り組みを通じて、世の中に疑問を投げかけ続ける存在だった。『女性自身』2017年12月5日号のインタビューでも、東日本大震災やがん闘病によって起きた心境の変化について以下のように語っている。「僕は、以前から環境問題に強い関心があったから、ほかの人より自然のことがわかっているという自負が多少あったんです。でも、3.11の巨大な地震と津波が起こったことで、自然の力がこれほど大きいことを知らなかった、と強いショックを受けました。人間の文明は自然の力の前に、こんなもろく崩れ去るんだと」東日本大震災から3年後の2014年に中咽頭がんを患った。「人間の体という“自然”の中に起こった“がん”という一種の災害のようなものでしょう。それでまたショックを受けたんです」健康に自信があった分だけ、ショックは大きかったという。「僕は、40代ごろから食や健康には十分、気を使ってきたつもりだったんです。整体や足湯なども、みんなが言いだすはるか前からやっていたので、『そんなことは、もう昔からやっている』という自負もあった。それでも、がんになってしまうんだ、と。だからちょっとした自信や知識なんてなんの役にも立たない。病気になるときにはなるんだ、自然のことも体のことも、自分はわかっていなかったんだ、と気づいてね。自然に対する畏敬の念、かなわないという気持ちは強くなりました」自身の信念や知識、自負が揺らぎ、改めて人間が持つ本来の性質“本性(ほんせい)”を見つめなおすことになったという。そして、日本のナショナリズムについても、人間の本性により注意しなければならないと懸念した。「このままいくと、憲法改正です。その後は徴兵制になって、戦争に突っ込んでいって——。あなたたちのお子さんが兵隊に取られて死ぬんですよ、と。それがわからない人は、そんなに多くないはずなのに、あまりにも巨大な歯車が回っていて、ひとりでは止められないとなると、その問題から目を背けてしまう。こういう弱さも、ある意味、人間の本性なんじゃないかと思うんです。でも、本性だからどうしようもないとあきらめてしまったら、政治の暴走を認めてしまうことになるんですよね」「僕だって、自分が生まれ育った国を愛していますよ。ある意味、いま日本をズタズタにしている人たちよりも、僕ははるかに“愛国主義者”だと思う。でも、“ナショナリスト”ではありません。日本は素晴らしいけど、他国はダメなんて思わない。お互いの違いをリスペクトしあって、生きていきたいです」地球が環境破壊や戦争によって、取返しのつかないダメージを受けないうちに人間の本性を変えなければ、と続ける。「人間は、誰もが自分がもうかれば他人がどうなってもいいとか、トクをすればいいとかそんな欲望をもっていますよ。それも人間の本性のひとつ。これを変えるには、あと1万年くらいかかるかな……。最近つくづく、人間ってダメだなぁって思うんです。地球のことを考えれば、人間は消えたほうがいいのかもしれない。せめて地球の人口が500万人くらいに減ったら、環境に負荷がかからなくていいんでしょうけど。でも、自分だって、がんになってもまだ死にたくなくて人工的なものの力を借りて、一生懸命治療しているくらいだからね(笑)」本誌2017年2月7日号に掲載された吉永小百合との対談でも、地球の未来、子どもたちの将来への責任を感じられる言葉があった。90年代初期に“温暖化”という言葉を聞き、「地球はこのままいくとまずいのかもしれない」と考えるようになったのが、環境活動などにつながるきっかけだったといい、「その原動力になったのは子どもたちの将来です。次の世代が、いまよりもっと過酷な状況で生きなければならないとしたら、それは僕らのせいだ。親として、大人として倫理的に許されることではないという気がして『自分にできることはやろう』と思ったのが動機です」また、脱原発への強い思いも語っている。「戦後生まれとはいえ、広島、長崎で被爆している日本人ですから。『核』に対する忌避感は子どものころから強くありました。だから、チェルノブイリの原発事故(86年4月)のときも、とても不安だったし、兵器はもちろん発電にも『核』は使うべきではない。吉永さんがおっしゃるように『核と人類は共存できない』と、僕も考えています」そして、“いますぐ私たちにできること”も残してくれていた。「脱原発=原発をなくしていく手だてとしては、核発電をしている会社とは契約しない。いまは電力を選べるようになったし、インターネットなどで調べれば、核発電か、そうでないか簡単にわかりますから」「電力だけでなく、僕らが少し知恵を働かせるだけで、いろいろなことが変わるんです。たとえば、環境にいい取り組みをしている企業の商品を買うことは、その企業を応援することになります。また、商品を選ぶ場合も、自分が住んでいるところに、より近いところで作られたものを買うようにする。それだけでも、輸送によるCO2(二酸化炭素)の排出を減らすことができます。『ものを買う』ということは、日々選挙の投票をしているのと同じなんです」「とくに女性の消費者はすごいパワーを持っていますから。このことを自覚してものを買っていただく。そうすれば、日本のみならず世界は確実に変わると思います」大々的な活動や運動だけでなく、暮らしの中でできることがある。坂本さんが訴え続けた思いをしっかり受け止めていきたい。
2023年12月21日堀田真由主演のヒューマンラブストーリー「たとえあなたを忘れても」より、本作に出演する風間俊介と畑芽育がサンタコスでキメたオフショットが公開された。本作は、大切なものを失いながらも懸命に生きる男女を描く、切ない純愛物語。前回、自分の過去を知ってしまった衝撃から、母(須藤理彩)や主治医の保(風間俊介)を信じられなくなり、診察にも来なくなってしまう茜(畑さん)。一方、美璃(堀田さん)は、空(萩原利久)の励ましでプレッシャーを乗り越え、ピアノコンサートを無事成功させた。今夜放送の第7話では、サンタ姿の保と茜が登場。保に密かに想いを寄せる茜と、主治医・保がなぜこのような格好なのか、注目だ。ほかにも今回は、ハラミちゃんが再登場。携帯ショップのアルバイトをやめて、ピアノ講師をする傍ら空のキッチンカーで働きだした美璃。そこに、お客さんとして登場する。神戸の各地で撮影した本作。今回、ロケ地マップも完成。公式サイトやSNSをはじめ、パンフレットは以下のスポットで配布されている。▼ロケ地マップ配布場所(無くなり次第終了)・東京エリア…テレアサショップ(六本木・東京駅)・神戸エリア…神戸市総合インフォメーションセンター、東灘区役所、御影公会堂ほか市内各所第7話あらすじコンサートを成功させピアノ講師に復帰した美璃(堀田真由)は、携帯ショップでのアルバイトを辞め、レッスンの空き時間に空(萩原利久)のキッチンカーで働き始める。空と一緒にいられる今を大切に見つめていこうとする美璃。一方で空は、記憶を取り戻したことで、今まで感じなかった未来への不安や、また記憶を失ってしまうことへの恐怖を感じるようになる。美璃と共に生きる未来のために、ダブルワークを始める空。無茶をし過ぎではないかと心配する保(風間俊介)に、空はとある本音を告白する。空「記憶が戻ってから、楽しいことも多いけど、苦しいことも多くなりました」空の言葉に親身に耳を傾ける保。実は、その保にも大きな転機が。そんな中、何の前触れもなく、東京から美璃の母・ゆかり(加藤貴子)が訪ねてくる――。「たとえあなたを忘れても」は毎週日曜日22時~ABCテレビ・テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月03日企画展「坂本龍一展(仮)」が、東京都現代美術館にて、2024年12月21日(土)から2025年3月30日(日)まで開催される。坂本龍一、創作の軌跡をたどる坂本龍一は、多彩な表現活動を通して、常に時代の先端を切り拓いてきた音楽家・アーティストだ。1952年に生まれ、78年に『千のナイフ』でソロデビューした坂本は、同年に「イエロー・マジック・オーケストラ(Yellow Magic Orchestra)」に参加。83年の散開後も、映画『戦場のメリークリスマス』や『ラストエンペラー』の音楽を手がけるなど、多方面で活躍している。さらに2000 年代以降は、 さまざまなアーティストとともに空間内で音を立体的に設置する試みを積極的に展開するも、2023年にこの世を去った。企画展「坂本龍一展(仮)」は、坂本による大型インスタレーションを包括的に紹介する、日本初となる最大規模の個展。生前の坂本が本展のために構想した新作に加えて、これまでの代表作を美術館屋内外の空間に展開し、その創作活動の軌跡をたどってゆく。展覧会概要企画展「坂本龍一展(仮)」会期:2024年12月21日(土)〜2025年3月30日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F・B2F住所:東京都江東区三好4-1-1※詳細については追って告知【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年11月30日坂本龍一の最初で最後の長編コンサート映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』が第36回東京国際映画祭で10月24日に上映され、上映前に坂本龍一と親交のあった役所広司が登壇したトークショーが行われた。また2024年春に日本公開されることも決定した。2023年3月に逝去した音楽家、坂本龍一。闘病生活を続けていた彼が最後の力を振り絞り演奏したソロ・コンサート。2022年9月、東京のNHK 509スタジオで行われた撮影に、2000年に坂本さんのためにカスタムメイドされ、長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノだけで臨んだ。「Merry Christmas Mr. Lawrence」、2023年に発表された最後のアルバム「12」からの曲、初めてピアノ・ソロで演奏された「Tong Poo」まで、自身が選曲した20曲から構成。ボーダーを越え活動を続けた坂本さんの軌跡を辿る曲目、鍵盤を奏でる指と音楽家の息遣い、その人生が刻みこまれた手。坂本さんが全面的に信頼を寄せた監督と撮影クルーたちが入念に撮影プランを練り上げ、親密かつ厳密な、世界でひとつしかない宝物のような映画空間を生み出した。坂本さん自身がアプルーブし、入念なポストプロダクションを経て完成した、最初で最後の長編コンサート映画である。東京国際映画祭での上映に登壇した役所さんは「坂本さんに最初にお会いした時から、人間としてとても魅了され、尊敬し、勝手に恩師だと思っています」と坂本さんとの交流について語り、「以前に坂本さんがお元気だった頃に対談させてもらって、その時にスタジオで演奏される姿を目の前で観たことがあります。その時は筋力に溢れていらして、その演奏もとても素晴らしかったけど、今日これから観ていただく作品の坂本さんは、その時のような筋力はないんですね。でも筋力はないけれど、一音一音に気を込めて弾いてらっしゃる姿が、そして色々なものを削ぎ落として演奏されている姿がとても美しく、人間はここまで美しくなれるのかと感動しました」と本作の魅力を語った。『Ryuichi Sakamoto | Opus』は2024年春、109シネマズプレミアム新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Ryuichi Sakamoto | Opus 2024年春、109シネマズプレミアム新宿ほか全国にて公開ⓒ KAB America Inc. / KAB Inc.
2023年10月25日2023年3月28日に逝去した音楽家・坂本龍一と深い関わりがあった東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にて、2023年12月16日(土) より『坂本龍一トリビュート展(仮称)』が開催される。坂本龍一は、90年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を持ち、インターネット・ライブを実施するなど、作品へのメディア・テクノロジーの導入を積極的に行なってきた。以降、1996年のメディア・アーティスト、岩井俊雄とのコラボレーションをはじめ、2000年代以降は、カールステン・ニコライ、高谷史郎、真鍋大度、毛利悠子といったアーティストとのインスタレーション制作など、現代美術、メディア・アートの分野でも多くの作品の制作。ICCとの関わりは同館開館以前のプレ活動期間(1991年〜)に遡り、展覧会の企画に連動したコンサートの開催(『ローリー・アンダーソン展』 2005年)や、ICC開館10周年および20周年記念企画展も坂本と高谷史郎によるものだ。2017年に開催されたICC開館20周年記念企画展「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」は台湾に巡回し、作品《IS YOUR TIME》は北京での坂本の個展にも出品されたほか、現在は中国・成都で大規模個展『SOUND AND TIME(一音一時)』が行われている。メディア・アートという分野においてもはかりしれない功績を残した坂本龍一への追悼を込めて行われる今回の展覧会では、親交のあった ライゾマティクスの真鍋大度を共同キュレーターに迎え、過去の演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによるかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録によって構成。未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みる。<開催情報>『坂本龍一トリビュート展(仮称)』会期:2023年12月16日(土)~2024年3月10日(日)会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーA
2023年10月23日収穫体験やアーシングなどが楽しめるイベント一般社団法人国際食学協会は2023年10月28日(土)、茨城県つくば市の「ベルファーム」において、『有機微生物農法畑のワークショップ~心が躍る収穫体験&ベジごはん~ アーシング付』を開催します。講師は体温を上げる料理研究家の小川原智子氏が務めます。同イベントでは、畑での収穫体験や、vegan対応のベジごはん、アーシングなどを楽しむことができます。ベジごはんは「小松菜またはケールの発酵ポタージュ」「搾り立てコールドプレス人参ジュース」「玄米ポンセン(玄米ごはんの代わりのフィンガーフード)」などが予定されています。開催時間は10:00から14:00まで、定員は20名です。開催場所となる「ベルファーム」の住所は茨城県つくば市下岩崎1041-1となっています。参加費は往復タクシー代と、昼食代込みで8,000円です。ケール、小松菜、人参、ほうれん草など、収穫した野菜を持ち帰ることもできます。心と体を温めて、健康で幸せな人生をサポート小川原智子(おがわらともこ)氏は1971年生まれ、大阪府出身です。ゼネコン社内広報、地方紙記者として勤務した後、料理の仕事をスタート。現在はマクロビオティック料理教室「イエローハーモニー」を主宰し、体温を上げる料理研究家として活躍しています。著書には『人生が変わる!心と体を温める料理教室』があります。(画像は一般社団法人国際食学協会より)【参考】※一般社団法人国際食学協会※小川原智子のマクロビオティック料理教室
2023年09月14日2024年3月28日(木)から坂本龍一が生涯最後に手掛けたシアターピース「TIME」が上演されることが決定した。「TIME」は、2021年に坂本龍一がアソシエイト・アーティストに選出された世界最大級の舞台芸術の祭典「オランダ・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)にて、世界で初めて上演された作品。サウンド・インスタレーション・パフォーマンス・ヴィジュアルアートが劇場空間で融合する唯一無二の鑑賞体験は、満場のスタンディングオベーションをうけるほどの高い評価を獲得。今回遂に日本で初めての上演を迎えることになった。1999年に日本武道館・大阪城ホールで上演され、約4万枚が即完売した公演「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」に続く本作。坂本龍一が全曲を書き下ろし、コンセプトを考案、生前最後に手掛けたこのシアターピースでは、そのヴィジュアルデザインとコンセプトを、坂本と数多くのプロジェクトで創作をともにした高谷史郎(ダムタイプ)が手掛ける。出演には、田中泯、宮田まゆみ、石原淋が名を連ねる。田中は、ダンサー、そして俳優としても国際的に活躍している実力者。宮田は、伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者で、ジョン・ケージ、武満徹など、世界的アーティストの新作初演も手掛けている。石原は、今回の日本初公演で新たにキャスティングされた、国内外で多彩な活躍を続けるダンサー。オランダでの世界初演から、更なる進化を遂げた本作に期待が膨れ上がる。公演は、東京・新国立劇場(中劇場)で2024年3月28日(木)〜4月14日(日)、京都・ロームシアター京都(メインホール)で2024年4月27日(土)〜4月28日(日)に上演される。<公演情報>RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI『TIME』音楽+コンセプト:坂本龍一ヴィジュアルデザイン+コンセプト:高谷史郎出演:田中泯(ダンサー)宮田まゆみ(笙奏者)石原淋(ダンサー)【東京公演】2024年3月28日(木)〜4月14日(日)会場:新国立劇場(中劇場)【京都公演】2024年4月27日(土)〜4月28日(日)会場:ロームシアター京都(メインホール)チケット情報公式サイト
2023年09月11日今年3月28日に71歳で亡くなった、坂本龍一の意思を継いだ「一般社団法人坂本図書」が立ちあがったことがわかった。「坂本図書」は、「いつか古書店の店主になるのが夢だった」と語るほど愛書家として知られる坂本さんが2017年から準備を進めていた、自身の本を多くの人と共有するための図書構想。今回の「一般社団法人坂本図書」の設立に伴い、坂本さん所蔵の本を実際に手に取り、読むことができる空間「坂本図書」が東京都内に9月末にオープンする。大きくはない空間のため、完全予約制で場所は非公開で運営。予約できた人だけがその場所にたどり着くことができる、特別な場所になりそうだ。予約の詳細などは、「坂本図書」のSNSやオフィシャルサイト、登録制のニュースレターから知ることができる。また、この設立にあわせて書籍「坂本図書」の刊行も9月24日に決定。本書は、2018年から2022年まで雑誌『婦人画報』で連載していた「坂本図書」全36回分の他、坂本さんが絶大な信頼を寄せた編集者・鈴木正文氏との対談(2023年3月8日実施)、「2023年の坂本図書」が新たに収録される。発売元となるバリューブックスの「坂本図書」ページで予約すると、本書内でも語られている夏目漱石の短編「夢十夜」の冊子(初版500部限定)と、坂本さんの残した言葉を記した坂本図書オリジナルしおりが付いてくる。書籍「坂本図書」は本日8月28日よりバリューブックスおよび、全国の書店で予約開始(なお、上記の予約購入特典の配布は予告なく終了する場合があり)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月28日注目の若手ガールを紹介するananの「It GIRL」コーナー。ここでは、No.2174(2019年10月30日発売)に初登場した畑芽育さんに注目します。幼少期から子役として活躍してきた畑芽育さん。「It GIRL」で「スクリーンに映る自分にドキドキする」と話していたのは4年前。ますます表現力に磨きをかけ、今春公開された映画『なのに、千輝(ちぎら)くんが甘すぎる。』ではヒロインをコミカルに演じた。「4年前というとまだ自分の演技を客観視できていなかったけれど、今は『もっとこうすべきだった』『ここはいい!』なんて考察しながら、俯瞰できるようになりました。そこは成長したところかも。ちなみに『千輝くん』は9回も観ちゃいました!」現在放映中のドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』では、余命を宣告されながらも、残された時間を懸命に生きる“ポジティブモンスター”な主人公・伴ひかりを演じている。「連ドラ主演は初めて。お話をいただいた時は『これまで仕事をしてきてよかった』という気持ちがありつつも、不安も大きかったんです。でもプロットを読んでいくうちに“これは私がやるべき役だ”と強く思うようになり、今ではどんどんひかりに近づいていると感じます。現場は本当に学校みたい。ダンスシーンのためのレッスンが部活並みにハードだったこともあり、キャストの結束力も強いです。私の高校生活はコロナ禍と重なり未練もあって。学園モノは高校生活を疑似体験できて楽しい!」素顔は本人いわく、“陽気な陰キャ”。「心配性だし人見知りだし、どちらかというとネガティブ。でも喋るのが大好きで、一度心開いた人にはずっと話しちゃう(笑)。今はお芝居が中心ですが、例えばラジオとか、トークを通して自分のパーソナリティを伝えられるようなお仕事にも興味があります。素の部分をさらけ出し、親近感を持ってもらえる俳優でいたいんです」初登場はNo.2174(2019年10月30日発売)。近年コメディエンヌぶりを発揮している畑さんも、当時は「陰がある役が多いので明るいキャラを演じてみたい」と話していた。Q. マイブームは?A. ラップが大好き。インスタライブでオリジナルラップを披露したことも(笑)。ラップバトルもよく見ますが、今ハマっているのはAwichさんの曲。聴いてバイブスを上げて“強い女になるぞ”と意気込んでいます。Q. 次欲しいものは?A. スニーカーなど重めの靴を買いがちで、毎年夏になると「サンダルがない~!」と焦るんです。だから今欲しいのはサンダル。人とかぶらず、ラクに履けて、歩きやすいのがいい。近々お買い物に行かなくちゃ。はた・めい2002年生まれ。映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で話題を集め、現在はドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』(日本テレビ、毎週土曜14:30~)、『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)に出演。写真集『残照』(KADOKAWA)が発売中。ワンピース¥72,000(アツシ ナカシマ/ザ・PR TEL:03・6803・8313)イヤリングはスタイリスト私物※『anan』2023年8月9日号より。写真・玉村敬太スタイリスト・SHOCOヘア&メイク・野口由佳(ROI)取材、文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年08月05日米カンザス州プラット近郊に80エーカー(約32ヘクタール/東京ドーム7個分に相当)もの広大なヒマワリ畑が出現し、話題となっている。これは、企業の事業や自治体のイベントなどではなく、1人の男性が妻のためだけに植えたものだという。ABC系列のKAKE-TVが伝えている。今月10日に愛する妻レネエさんとの結婚50周年を迎えるリー・ウィルソンさん。金婚式を祝うためにリーさんはこの春、息子に手伝ってもらい、妻に内緒でヒマワリの種を蒔いたという。「彼女はいつだってヒマワリが大好きだった。今年はヒマワリを植える年だろう、と80エーカーの畑に種を蒔いたんです」と、リーさんはレネエさんの肩を抱いて笑顔で語る。「私たちが出会ったのは高校生の時でした。もう一目ぼれでしたよ。彼女は16歳までデートができないと言うので、16歳の誕生日に電話をかけて初めて誘ったんです。最初のデートはハーパーで開かれたローラースケートパーティでしたね」レネエさんのために咲いたヒマワリはおよそ120万本にも上るという。「とても特別な気持ちになりました。ヒマワリ畑ほど記念日にぴったりな贈り物はないと思います」とレネエさん。この“新名所”には写真を撮るためにたくさんの人が訪れているが、リーさんはこれを毎年続けるつもりはないそうだ。「楽しいけど、1回で十分だね。来年は他の誰かの番だよ」
2023年08月02日坂本龍一の作品を、クラシック界で活躍する若き俊英たちが演奏するコンサートが8月29日(火)に東京オペラシティ コンサートホールにて開催される。ピアニストの中野翔太とヴァイオリニストの成田達輝。ふたりが坂本と初めて会ったのは、2022年9月のことだった。中野翔太(Pf)、成田達輝(Vn)成田「坂本さんが東京芸術大学の学生時代に書いたヴァイオリン・ソナタと弦楽四重奏曲を録音するとのことで、ヴィオラ奏者の安達真理さんから声がかかりました。僕の場合、坂本さんといえば、YMOのファンだった母がピアノで弾く『Energy Flow』を小さい頃からいつも聴いていた思い出があって。僕はバッハの音楽にはじめて触れたのとほぼ同時期に、坂本さんの音楽を聴いていたのだと思うと、まるで自分にとっての“音楽の父”のように感じる存在でした」中野「僕にとっても坂本さんは特別な存在です。僕は15歳からアメリカに留学したのですが、なぜ日本人である自分が西洋の音楽をやっているのか、意味を見出せなくなって、壁にぶち当たっていた時期がありました。そんなとき、ふと坂本さんの音楽が耳に入ってきて、“あ、こういうことなんだ”と思ったんです。言葉にするのが難しいですが、今までの自分の悩みが小さなものに感じられました。それから坂本さんの音楽にどんどん惹き込まれていきました」今回のコンサートでは、そのヴァイオリン・ソナタを聴くことができる。1970年に作曲され、ほとんど人前で演奏されることのなかった作品だ(1984年の演奏が録音として残っている)。中野「おそらく皆さんがイメージするような坂本さんの作風ではなく、現代音楽的な響きのなかに、ラヴェルやドビュッシーをはじめさまざまな音楽の要素が詰め込まれている感じ。若き日の坂本さんの“やってやる!”という音楽に対する情熱があふれ出ているような作品です」成田「無駄のない、高度な作曲テクニックで書き上げられた形式的な第1楽章、能のすり足を思わせるような第2楽章、そして血潮がほとばしるような鮮烈さをきわめた第3楽章。ギラギラしたものを感じます」LEO(箏) (C)NIPPON COLUMBIAさらに特別ゲストとして、同じく坂本をリスペクトする箏アーティスト、LEOを迎え、「戦場のメリークリスマス」「M.A.Y in the backyard」をトリオで披露。「ラストエンペラー」「The Sheltering Sky」といったおなじみのメロディから、ウクライナのヴァイオリニストとコラボした「Peace for Illia」など最新の楽曲まで、“作曲家・坂本龍一”の本質を伝えるコンサートとなるに違いない。アフタヌーン・コンサート・シリーズ 2023-2024若き俊英たちによる戦場のメリークリスマス8月29日(火) 13時30分東京オペラシティ コンサートホール■チケット情報出演中野翔太(Pf)、成田達輝(Vn)、LEO(箏)曲目坂本龍一:戦場のメリークリスマスラストエンペラーPeace for IlliaソナタA Flower is not a Flower文:原典子
2023年07月20日「坂本龍一さんの訃報は、ネットのニュースで知りました。ご体調がすぐれないのは聞いていましたが、こんな突然に別れが来るとは思っていませんでした。最初は気持ちが追いつかずに、頭が真っ白になるというのは、こういうことかと」語り始めたのは、昨年、メジャーデビュー20周年を迎えた歌手の元ちとせさん(44)。今年3月28日に71歳で逝去した坂本さんとは18年ほど前に出会い、以来、親しみを込めて愛称の“教授”と呼んでいたという。「残されていた新作の映画音楽などを聴くたびに、教授にとって、最後まで音楽がご自分のパートナーだったんだなということを改めて感じています。今もまだそばにいてくれるようで、いなくなった気がしないんです。そう思わせることもまた、坂本さんらしいやさしさなんだと」今年もまもなく終戦の8月を迎えるが、毎年、この時期に、元さんが大切に歌い続けてきた歌がある。タイトルを、『死んだ女の子』という。45年8月6日の原爆投下直後の広島を訪れていたトルコの社会派詩人ナジム・ヒクメットの詩に作曲家の外山雄三が作曲した作品。広島の原爆により、7歳で死んでしまった女の子の声を代弁したものだ。〈あたしは死んだのあのヒロシマで〉と訴える歌詞は、炎に焼かれて死んだ子は、二度と甘いあめ玉もしゃぶれないといった切ない内容に続いていく。元さんは、05年以来、毎年夏にこの曲を期間限定で配信を行い、その収益をチャリティとして寄付してきた。広島、長崎のあの悲劇を二度と繰り返さないという平和へのメッセージが込められた曲をプロデュース、アレンジしたのが坂本龍一さんだった。「この歌を私が再び歌いたいと思うようになったとき、プロデュースなどを“世界のサカモト”にお願いしたいと思ってお声かけしたんです。坂本さんは、すぐに快諾してくださいました」この「再び歌いたい」との発言でもわかるが、実は元さんは、この曲と10代のころに出合っていた。しかし「詞の内容を理解できなかった」と録音をためらい、いわば封印した過去があった。■広島平和記念資料館で衝撃を受けて『死んだ女の子』に向き合った79年1月5日、鹿児島県大島郡瀬戸内町で生まれた元さん。19歳の秋に上京し、数寄屋橋のCDショップでアルバイトをしながら、デビューに備えた。「ちょっとデモ盤を録るから」所属した音楽事務所の当時の社長でプロデューサーも務めていた森川欣信氏(70)からある1曲を渡されたのは、このころのことだ。「それが、『死んだ女の子』でした。単純に、なんで、こんな怖いタイトルの曲をと思いました。歌詞も原爆で幼い女の子の髪の毛が焼けたりするという内容で、正直、私の中ではどういう感情で歌に向き合っていいのかわからなくて。その録音のあとは私自身、歌いたい気持ちも起きないままでした」時間は、少しさかのぼる。デビューしてすぐのことだった。「夏に音楽イベントがあって、広島に行ったとき、初めて広島平和記念資料館を訪れました。正直に言うと、最初はどんなところかわかっていなくて、遠足のような気分で出かけてしまったのですが、一歩、資料館に足を踏み入れたときの温度感や、展示されていた被害の現実は衝撃的でした。原子爆弾の熱線で石段に焼きついて残っていた女の子の影も実際に見ました。当時、私は24歳で自分はもう大人だと思っていましたが、こんな大切な歴史の真実も知らないで大人だと思っていた自分を恥ずかしいと感じたんです」資料館を出て、原爆ドームを見上げながら、同行していた森川氏に言った。「『死んだ女の子』って、こういうことだったんですね」続いて、こう口にしていた。「もう一度、歌ってみたいです」こんな心境の変化があった。「イベントなどでシマ唄を歌いはじめたとき、誰かが拍手をしてくれて、そのときの喜びがそれまで私を歌わせてくれていました。でも、今度は、私の歌を聴いた人が、何かを感じてくれたり、考えたりするきっかけになるような歌手になりたい。そう思ったんです」そこから、『死んだ女の子』のレコーディングの準備が始まる。「この曲をどんなふうに伝えたらいいか、すごく悩みました。そのうち、世界中の人や偉い指導者たちがこれを聴いて、平和について考えてほしいなと思うようになって。そんな葛藤のなかで、“世界のサカモト”にお願いしてみたいと思ったんです」こうして、前出のとおり、ニューヨーク在住の坂本さんとコンタクトを取って快諾をもらった元さんは、日本を旅立つのだった。■坂本さん自ら英語で『死んだ女の子』の歌詞の意味と、広島の歴史について解説した坂本さんは素顔は、とてもおちゃめな方でした」元さんはそう語ったが、その数日後、スタジオの指揮台に立つと一転、音楽家として繊細かつ妥協のない姿があったという。「20人ほどの国籍も肌の色もさまざまな演奏家を前に、坂本さん自ら英語で『死んだ女の子』の歌詞の意味と、原爆が落とされた広島の歴史について解説をしてくれました。それから、『この音楽を、あなたたちがアメリカで演奏するということに大きな意味があるんだ』と、力を込めておっしゃいました。演奏前にしっかり意思統一をして録音を一発で終わらせようとしたのは、弦楽器の奏者にすごくハードな演奏が必要だったので、何回もやらせたくないという坂本さんの心遣いもあって。そういうやさしさは、本当にかっこよかったですね」やがてスタジオの演奏家らの気持ちも高まっていき、そこに元ちとせさんの、平和な世界を心から願うという渾身の歌声が重ねられていく。「二度と同じ過ちを繰り返してほしくないという思いで、みんなが一つになりました」こうして、元さんの新たな代表曲の一つとなった『死んだ女の子』は、’05年8月5日より配信が始まる。翌日の広島への原爆投下から60年という節目の8月6日、元さんは報道番組『筑紫哲也のNEWS23』(TBS系)において、原爆ドームの前で、坂本さんのピアノの生演奏により『死んだ女の子』を披露。裸足で歌い上げるパフォーマンスは大きな感動を巻き起こした。このあと、09年に長男が生まれた元さんは、生まれ故郷の奄美大島に帰る。その後も、子育てをしながらの歌手業が続く。’11年3月の東日本大震災と福島第一原発の事故を経て、翌年夏の「NO NUKES 2012」には、女性のソロアーティストとしてはただ一人参加して、『死んだ女の子』を歌った。「これも、坂本さんからお声をかけていただきました。『死んだ女の子』をレコーディングしたときも思いましたが、あからさまに戦争反対とかではなく音楽でしか生まれないもの、熱いものを、お互いに同じ温度感で作品に詰め込むことができた。つくづく坂本さんの音楽というのは、人そのものなんですね。彼のやさしさ、愛情、思いやりが、その根底にある」そのやさしさに直接ふれた出来事があったと、元さんは語る。あの、原爆ドーム前での共演が『NEWS23』で放送された8月の夜のことだった。「私も慣れていない生放送で緊張していたんだと思います。歌の前のインタビューのときにガチガチに固まっていたら、横に並んでいた坂本さんが、いきなりギュッと手を握ったんです。びっくりしたんですが、その瞬間、もういいやと、履いていたヒールを脱いで裸足になりました。坂本さんのあのギュッで、吹っ切れたんですね。そういうやさしさも、きっと感性の鋭さからくるもので、周囲の人の感情にも気づいてしまうんでしょうね。本当に貴重な経験でした」アルバム『平和元年』は、元さんが、戦後70年を迎えた’15年夏に発表した。『死んだ男の残したものは』『さとうきび畑』など平和への祈りが込められた12曲で構成され、『死んだ女の子』もこのアルバムで聴くことができる。坂本さんはじめ、幾多の出会いを経て、「唄者」としての自分に新たな使命と覚悟ができた。「坂本さんの人としてのやさしさと反戦のメッセージを、私も一緒の曲作りを通じていっぱいいただきましたから、今度は私が引き継いで、世界中の人たち、そして子供たち世代に、歌を通じて、手渡していきたいと思うんです」昨年のデビュー20周年のアルバム『虹の麓』や記念ライブなどを機に、再び旺盛な音楽活動が始まっている。「原点に戻ってシマ唄ともう一度向き合いたいし、『平和元年』の第2弾もいずれ作りたい。そんな話も、スタッフと始めたところです」【後編】私は唄い続ける坂本龍一さんの魂を…元ちとせが反戦歌『死んだ女の子』に込めた祈りと覚悟へ続く
2023年07月09日【前編】元ちとせ反戦歌『死んだ女の子』原爆ドーム前での共演でふれた坂本龍一さんのやさしさから続くウクライナでの戦争など世界で軍事的緊張が高まるなか、広島の原爆で亡くなった女の子の歌『死んだ女の子』を歌い続ける元ちとせさん(44)。この歌は先日亡くなった坂本龍一さん(享年71)がプロデュースし、自ら指揮をして録音。そこで知った坂本さんの平和への思い。間近で感じた、戦争という過ちを繰り返さないとの巨匠の強い思いとそこに隠された深い愛情を忘れないーー。今年もまもなく終戦の8月を迎えるが、毎年、この時期に、元さんが大切に歌い続けてきた歌がある。タイトルを、『死んだ女の子』という。45年8月6日の原爆投下直後の広島を訪れていたトルコの社会派詩人ナジム・ヒクメットの詩に作曲家の外山雄三が作曲した作品。広島の原爆により、7歳で死んでしまった女の子の声を代弁したものだ。〈あたしは死んだのあのヒロシマで〉と訴える歌詞は、炎に焼かれて死んだ子は、二度と甘いあめ玉もしゃぶれないといった切ない内容に続いていく。元さんは、05年以来、毎年夏にこの曲を期間限定で配信を行い、その収益をチャリティとして寄付してきた。広島、長崎のあの悲劇を二度と繰り返さないという平和へのメッセージが込められた曲をプロデュース、アレンジしたのが坂本龍一さんだった。「お会いする前から、とにかく、まわりのスタッフたちがガチガチに緊張しているのが伝わって、坂本龍一さんってそんなに怖い人なのかなと。私自身は、いつもどおり、先入観を持たずにお会いしたいと考えていました。初対面はニューヨークの、坂本さんが“社食”と呼んでいるイタリアンカフェでしたが、そのときに聞いたのは、それこそ『みんな気をつかって、僕にオファーをしてくる人はそんなにいないんだ』と。だから、私たちの依頼を本当に喜んでくれていた。素顔は、とてもおちゃめな方でした」と、語る元ちとせさん。その数日後、スタジオの指揮台に立つと一転、音楽家として繊細かつ妥協のない姿があった。「20人ほどの国籍も肌の色もさまざまな演奏家を前に、坂本さん自ら英語で『死んだ女の子』の歌詞の意味と、原爆が落とされた広島の歴史について解説をしてくれました。それから、『この音楽を、あなたたちがアメリカで演奏するということに大きな意味があるんだ』と、力を込めておっしゃいました。演奏前にしっかり意思統一をして録音を一発で終わらせようとしたのは、弦楽器の奏者にすごくハードな演奏が必要だったので、何回もやらせたくないという坂本さんの心遣いもあって。そういうやさしさは、本当にかっこよかったですね」やがてスタジオの演奏家らの気持ちも高まっていき、そこに元ちとせさんの、平和な世界を心から願うという渾身の歌声が重ねられていく。「二度と同じ過ちを繰り返してほしくないという思いで、みんなが一つになりました」■広島平和記念資料館で衝撃を受けて『死んだ女の子』に向き合った79年1月5日、鹿児島県大島郡瀬戸内町で生まれた元さん。19歳の秋に上京し、数寄屋橋のCDショップでアルバイトをしながら、デビューに備えた。「ちょっとデモ盤を録るから」所属した音楽事務所の当時の社長でプロデューサーも務めていた森川欣信氏(70)からある1曲を渡されたのは、このころのことだ。「それが、『死んだ女の子』でした。単純に、なんで、こんな怖いタイトルの曲をと思いました。歌詞も原爆で幼い女の子の髪の毛が焼けたりするという内容で、正直、私の中ではどういう感情で歌に向き合っていいのかわからなくて。その録音のあとは私自身、歌いたい気持ちも起きないままでした」インディーズを経て『ワダツミの木』でメジャーデビューを果たしたのは’02年2月。同曲はオリコン1位となり、80万枚を超えるセールスを達成する。ルーツにシマ唄を持つ、独特の歌唱法で、天にも届くような歌声は「神様の声」とも絶賛された。23歳だった。続く2曲目『君ヲ想フ』もヒットし、ファーストアルバム『ハイヌミカゼ』も1位となり、第44回レコード大賞ベストアルバム賞に輝いた。初の全国ツアーも大成功。快進撃が続いていた’04年1月、ホームページで結婚と妊娠が発表された。そして人気急上昇のさなかに、拠点を沖縄に移した。「スタッフの理解もあって、沖縄と東京を行き来しながらの生活が始まりました」翌05年、長女が誕生。そして、戦後60年の節目でもあったこの年の夏、元さんは、『死んだ女の子』の音源を発表した。「母親になったことも大きかったです。でも、私自身、あの歌を忘れていたわけではありません。いつも頭のどこかにあった。再び歌う気持ちになったのは、広島を訪れたのがきっかけでした」デビューしてすぐのことだった。「夏に音楽イベントがあって、広島に行ったとき、初めて広島平和記念資料館を訪れました。正直に言うと、最初はどんなところかわかっていなくて、遠足のような気分で出かけてしまったのですが、一歩、資料館に足を踏み入れたときの温度感や、展示されていた被害の現実は衝撃的でした。原子爆弾の熱線で石段に焼きついて残っていた女の子の影も実際に見ました。当時、私は24歳で自分はもう大人だと思っていましたが、こんな大切な歴史の真実も知らないで大人だと思っていた自分を恥ずかしいと感じたんです」資料館を出て、原爆ドームを見上げながら、同行していた森川氏に言った。「『死んだ女の子』って、こういうことだったんですね」続いて、こう口にしていた。「もう一度、歌ってみたいです」こんな心境の変化があった。坂本さんの助力を得て、元さんの新たな代表曲の一つとなった『死んだ女の子』は、’05年8月5日より配信が始まる。翌日の広島への原爆投下から60年という節目の8月6日、元さんは報道番組『筑紫哲也のNEWS23』(TBS系)において、原爆ドームの前で、坂本さんのピアノの生演奏により『死んだ女の子』を披露。裸足で歌い上げるパフォーマンスは大きな感動を巻き起こした。「平和であることが当たり前じゃないということを、忘れてはいけないと思うんです。もちろん母親として、自分の子供が戦争に巻き込まれてほしくないという気持ちも大きいです。この歌をきっかけに、その思いが多くの人々に届くといいな、と思いました」このあと、09年に長男が生まれた元さんは、生まれ故郷の奄美大島に帰る。「島に戻ったのは子育てのためというわけではなく、どこかで漠然と“いつかは島に戻るんだろうな”という気持ちがあって、それがそのタイミングになっただけ。とはいえ、本当に、まわりに助けられています。島のお母さんたちも多くが働いていますが、私の場合は、ライブなどで島を離れなきゃならないことが多いのも理解してもらっていて。一度もPTAの役に立ったこともないですが、『いいよ、いいよ』と。子供は、小さなころは勝手にどこかの家に泊めてもらっていて、今日はウチの子はどこなんだろうと(笑)。また、悪いことをしたら、誰かが叱ってくれるという島ぐるみの子育ても、私の幼いころと変わっていませんでした」その後も、子育てをしながらの歌手業が続く。’11年3月の東日本大震災と福島第一原発の事故を経て、翌年夏の「NO NUKES 2012」には、女性のソロアーティストとしてはただ一人参加して、『死んだ女の子』を歌った。「これも、坂本さんからお声をかけていただきました。『死んだ女の子』をレコーディングしたときも思いましたが、あからさまに戦争反対とかではなく音楽でしか生まれないもの、熱いものを、お互いに同じ温度感で作品に詰め込むことができた。つくづく坂本さんの音楽というのは、人そのものなんですね。彼のやさしさ、愛情、思いやりが、その根底にある」■「戦争はいやだ」という作文を書いた娘。自分の歌の意味が通じた喜びを感じてアルバム『平和元年』は、元さんが、戦後70年を迎えた’15年夏に発表した。『死んだ男の残したものは』『さとうきび畑』など平和への祈りが込められた12曲で構成され、『死んだ女の子』もこのアルバムで聴くことができる。「全曲カバーのこのアルバムを作ろうと思ったのは、坂本さんとの共演もきっかけの一つですし、さらには、吉永小百合さん(78)との出会いも大きいです」アルバムの題字を書いたのは、その吉永さん。「広島の平和コンサートに坂本さんとともに呼んでもらったときに、吉永さんとお話ししました。あの方は、戦後と同い年なんですね。『戦争から何年たったかを忘れてほしくないから、年齢を公表しています』と。吉永さんが平和に対する思いを、朗読会などを通じて届け続けていることに心打たれました」そしてもう一つ、元さんの気持ちを後押ししたものがあった。「前年に当時小学3年生の娘が書いた作文のタイトルが『戦争はいやだ』。私は、あんまり教育熱心でもなく、立派なお母さんを目指したこともありません。母と娘というより、同じ一人の人間として互いに歩いているという気持ちできたので。ただ、『死んだ女の子』もそうですが、子供に私の歌について話すときに、戦争で奪われなくてよかった命が奪われることもあるんだよ、ということは常々話していました。幼い娘が聞いて、そこで生まれたハテナが彼女の引出しに残っていて、やがて成長して戦争報道のニュースなどを見たときに、『あっ、ママの言ってたことはこれだったんだ』とつながっていたと知りました。ああ、歌い続けてきてよかったと思えたんです」ウクライナとロシアの戦争も出口が見えないなか、平和への願いを歌い続けている元さんが今、思うこととは。「奄美や沖縄の基地のことも含めて、何も知らないですむことじゃないですからね。いろんな考えがあるのは当然ですが、自分の意志を持つことは大事と思っています。私自身、奄美の歴史をほとんど知らずに育って、ようやく20代になって03年の復帰50年を機に学びました。本土と行き来するのにパスポートが必要だったりする苦労を乗り越えてできた、島の人の絆の強さを知りました。もっと早いうちに理解していたら私の中で何かが変わっていたかもしれない。だから、今の若い人たちにも、そうした歴史などを知っていてほしいと思うんです」昨年のデビュー20周年のアルバム『虹の麓』や記念ライブなどを機に、再び旺盛な音楽活動が始まっている。「原点に戻ってシマ唄ともう一度向き合いたいし、『平和元年』の第2弾もいずれ作りたい。そんな話も、スタッフと始めたところです。『死んだ女の子』は、坂本さんの参加により、国際的にも注目される力のある作品となりました。音楽というものは世界中の人の音が集まって重なり合っても争い事にはなりませんから、そうやってできた歌をこれからも届けていきたいと思うんです」
2023年07月09日