『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』を手掛けたNEONの北米配給によりスマッシュヒットを記録した『HOW TO BLOW UP』よりコンセプトビジュアルが解禁された。本作は、気候変動の脅威が差し迫る最中でテキサス州の石油精製工場を即席の爆弾で破壊しようとする8人の若者たちを描き、その過激さと危険さが議論を呼んだエコスリラー。この度解禁されたのは、3DCGを用いた日本版オリジナルのコンセプトビジュアル。環境汚染によって苦しめられたメンバーたちが、手作りの爆弾で石油パイプラインを爆破するのに使用するオイルバレル(樽)をモチーフにしており、よく見ると「爆破法」「危険性」といった日本語も記されている。メンバーたちの、いまにも爆発しそうな内なる憤りが伝わってくるような、物々しい印象のビジュアルに仕上がった。果たして彼らは、パイプラインを爆破して世界を変えることができるのか…?本作ではメンバーによる手作り爆弾の制作を描くため、監督がパイプラインエンジニアやアメリカの反テロリズム専門家(匿名を希望)と接触。彼らへの詳しいインタビューに基づき、3インチの鋼製パイプラインを破壊するために必要な爆弾の製造方法を現実的に考案し、映画のストーリーに組み入れている。劇中で率先して爆弾の制作を引き受けるのは、石油会社に恨みを持ち手作り爆弾の制作方法を研究しているネイティブアメリカンのマイケルで、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)でレオナルド・ディカプリオの息子を演じたフォレスト・グッドラックが演じている。『HOW TO BLOW UP』は6月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:HOW TO BLOW UP 2024年6月14日より ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋 HUMAX シネマズ、シネマート新宿 ほか全国にて公開© Wild West LLC 2022
2024年04月05日『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』などを手掛ける「NEON」の北米配給によりスマッシュヒットとなった『How to Blow Up a Pipeline』(原題)が、邦題『HOW TO BLOW UP』として6月14日(金) より公開決定。特別ティザー予告と場面写真が解禁となった。本作は、環境アクティビストたちの命懸けの石油パイプライン爆破を描き、FBI が「テロを助長する」と警告した注目作。環境破壊に人生を狂わされたZ世代の環境活動家たちが、石油パイプラインを破壊する大胆な作戦を実行する。やがて過激な決意が、友人、恋人、苦難に満ちた物語を持つ仲間たちを巻き込みながら暴力の象徴的(=パイプライン)を爆破するという大胆なミッションへと結びついてゆく。若い世代のエネルギーは、予期せぬ混乱を招きながら爆発的フィナーレへと疾走するーー。2017年設立以降、『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』『TITANE/チタン』、本年度アカデミー賞ノミネート作品『落下の解剖学』など、奇抜で野心的な映画を次々と配給する新進気鋭の映画スタジオ「NEON」が北米で配給。2023年に公開されると、『ラストナイト・イン・ソーホ ー』エドガー・ライト監督は「絶対に見逃せない、今年のベストの1つ」、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ダニエル・シャイナート監督は「重要で緊急、素晴らしいスリラー!」、『グリーン・ナイト』のデヴィッド・ロウリーは「今年のベスト映画の1本」とコメントするなど新しい才能が年間ベストに挙げ、賛否両論を巻き起こしながらもスマッシュヒットを記録した。あわせてアメリカのレーベル「Deathbomb Arc」と契約するなど、注目され続けてきたアーティスト 「Dos Monos」の完全未発表音源を使用した特別ティザー予告が到着。原作は、スウェーデンの気候変動学者アンドレアス・マルムが2021年に著したノンフィクション「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」。反奴隷制運動からサフラジェット、公民権運動、南アフリカのアパルトヘイトとの闘い、あるいはガンジーのイギリス帝国軍への献身に至るまで、革命は非暴力を重んじる戦略的平和主義や市民的不服従よりも「サボタージュ(財物を破壊する活動)」や「暴力的な直接行動」が成功をもたらしてきたことを論じたこの本は、美術館での抗議活動を展開するジャスト・ストップ・オイルのムーブメントとも結びつきながら、大きな波紋を呼んでいる。本作は原作のエッセンスを残しながらも、物語の形に大胆に改変。公開されるや否や、「危険分子が映画に着想を得て、爆発物やその他破壊装置で石油ガスインフラを狙う可能性がある」とFBIが警告し、内部文書が警察、政府、その他インフラを反故する関連各所にも配布されるなど波紋を呼んでいる。スタッフ&キャストに新しい才能が集結監督を務めるのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせたダニエル・ゴールドハーバー。原作を読んだ執筆パートナーのジョーダン・ショールからアイデアが持ち込まれ、その大胆なマニフェストを手がかりに、主演を務めるアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆。環境問題の緊急性を鑑み、構想からわずか19か月でスクリー ンに命を吹き込んだ。キャストには「マーベル ランナウェイズ」で社会活動家のGertYorkesを演じたアリエラをはじめ、 カンヌ映画祭でグランプリを受賞した『アメリカン・ハニー』で主演のサッシャ・レイン、「ユーフォリア」「ホワイト・ロータス」「YOU」などに出演する人気俳優ルーカス・ゲイジ、『アイム・スティル・ア・バージン』『アシスタント』のクリスティン・フロセス 、『レヴェナント:蘇えりし者』でレオナルド・ディカプリオの息子を演じたフォレスト・グッドラックなど新しい才能が集結した。また、アーティストDos Monosの、完全未発表音源を使用した異色の特別ティザー予告は、渋谷カルチャーに新しい波を起こす映画コミュニティ「渋谷電影 SHIBUYACINEMACLUB」が制作した映像。『トレインスポッティング』『mid90s ミッドナインティーズ』など90年代のカウンターカルチャームービーを彷彿とさせる疾走感で、若者の怒りを描き出した。さらに場面写真も解禁。環境破壊に人生を狂わされた若い世代の男女が集結し、石油パイプライン破壊に向けて動き出す様子が映し出されている。この行動に至るまで、彼らの人生にどんな背景があったのか。そう思いを馳せてしまうような衝動や疾走感溢れる場面写真となっている。また、本作公開にあわせ、新しい映画レーベル「VELVET FILMS」が誕生。ブランドサイトやSNSが立ち上がった。配給は、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks」を運営する株式会社つみきが立ち上げた映画レーベル「SUNDAE」が務める。『HOW TO BLOW UP』は6月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月10日『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を生み出したA24と、『パラサイト 半地下の家族』の韓国CJ ENMが初の共同製作で贈る注目作『パスト ライブス/再会』から、再会した主人公の2人がニューヨークをめぐる場面写真が解禁された。本作は、移住によって離れ離れになった幼なじみの2人が24年後、36歳の夏にニューヨークで再会する7日間を描く、大人のラブストーリー。物語のキーワードは「運命」の意味で使う韓国の言葉、“縁ーイニョンー”。見知らぬ人とすれ違ったときに、袖が偶然触れるのは、前世(PAST LIVES)で2人の間に“縁”があったから。登場人物たちが感じるいくつもの「もしも…」が、観客1人ひとりの人生における“あの時”の選択に重なり、心の中に存在する“忘れられない恋”の記憶を揺り起こす――。賞レースの幕開けを飾るゴッサム賞作品賞をはじめ、AFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)2023年映画トップ10の受賞、インディペンデント・スピリット賞では5部門にノミネート、そして第81回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)賞、非英語作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞(ドラマ部門)と5部門へノミネートされ、存在感を発揮した本作。現在、207の映画賞へノミネート、70受賞(1月15日時点)と本年度賞レースを席巻。2024年に入ってからもその勢いは止まらず、年始から第58回全米映画批評家協会賞で作品賞を受賞。全米の著名な映画批評家61人で構成される同賞は、過去にも『TAR/ター』『ドライブ・マイ・カー』『ノマドランド』『パラサイト 半地下の家族』など、その年のアカデミー賞を賑わせてきた数々の作品が作品賞を獲得している歴史がある。ほかにも続々と受賞を重ねており、先日発表された全米監督組合賞(DGA)では、セリーヌ・ソン監督が初長編映画監督賞にノミネートされるなど、批評家たちからの熱烈な支持とさらなる注目を集めている。1月23日にノミネートが発表される米国アカデミー賞では、第92回に『パラサイト 半地下の家族』がアジア映画として初めて作品賞を受賞、翌年には『ミナリ』で助演女優賞(ユン・ヨジョン)を、そして昨年は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞をはじめ7部門で受賞を果たすなど、アジア系作品の勢いが止まらない。今回も『オッペンハイマー』や『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』など名だたる作品と肩を並べるノミネートにも期待がかかる。また、マスコミ向けの試写会では、「鳥肌が立った」「いつまでも余韻に浸れそう」「心の奥深くに刺さって抜けない映画」「ラブストーリーという概念も超えている作品」「映画全体が洗練されている」など、称賛の声が続々と上がっている。今回公開された場面写真は3点。ノラ(グレタ・リー)に会うためにニューヨークを訪れたヘソン(ユ・テオ)との再会の瞬間を捉えたショットや、ハドソン川の船上や地下鉄など、ニューヨークの様々な場所をめぐりながら、お互いを見つめ合い笑顔で微笑むものなど、いずれも24年ぶりの再会の喜びが伝わってくるカット。これら“再会”のシーンについて主演のグレタ・リーは、「最初から(ヘソン役のユ・テオと)お互いにフィジカルコンタクトがないようにと言われていました」と言う。「役者は普段からしょっちゅうハグする傾向があるから」と撮影前にセリーヌ・ソン監督から指示があったことを明かし、「監督からそういうアドバイスがあったからこそ、マディソン・スクエア・パークのシーンにつながる緊迫感が生まれたんだと思います」と同シーンでの撮影をふり返る。俳優陣がリアルな緊張感をもって臨んだ再会の様子に注目だ。『パスト ライブス/再会』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved
2024年01月16日第48回トロント国際映画祭で上映されると「『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作」(Screen Daily)と評価された『コンクリート・ユートピア』。この度、本作でマンションの防犯隊長に任命され、葛藤しながらも愛する妻を守るべく奮闘するミンソンを熱演したパク・ソジュンからのコメントが到着した。本作は、大災害が起きた首都ソウルで唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちの濃密な人間ドラマを描いたエンターテインメント大作。映画『ミッドナイト・ランナー』(17)では新人賞をはじめ多くの映画賞を受賞し、ドラマシリーズ「梨泰院クラス」で主演を務めるなど世界的人気となったパク・ソジュン。さらに、マーベル・スタジオ作品『マーベルズ』でハリウッドデビューを果たし、活躍の場を世界中に広げる彼が本作の撮影の裏側を語ってくれた。Q.公務員だったミンソンは防犯隊長に任命されてから、少しずつ性格が歪んでいく様子でした。演じる上で意識したことは?ミンソンというキャラクターは平凡な人間のように見えますが、映画の後半部分で感情が露になって変わっていくときに、やりすぎに見えてもいけないし、物足りないのもいけないと考えました。映画全体をみた時に、ミンソンは極端な感情表現をしてはいけないと思ったので、その境界線を見つけることに一番心がけました。そのため、監督と話し合いながら感情の適切なラインを見つけようと努力し、監督のOKサインを信じて1シーン1シーン作っていきました。Q.過酷な環境を生き抜く様子が描かれていますが、公開後のいまだからこそ話せる裏話を教えてください。監督はミンソンが変化したあとの状況を大事にしていました。そのため、瞳孔が小さく見えるレンズをつけようかという意見も撮影前にあったそうです。結局、そのレンズをつけるのが難しかったので僕の演技を信じることにしたそうですが、実際にそのシーンで僕の瞳孔が小さくなっていたとおっしゃっていました。当時は知らなかったのですが、後からその話を聞いてとても良いお褒めの言葉をいただいたようで、いまでも気分がいいです。Q.イ・ビョンホンさん演じるヨンタクが豹変し、本性を露わにする姿が印象的な本作。一緒に演じてみた感想は?先輩と一緒に撮影をしながら、演技だけでなく現場でのエチケットを見て感じることがたくさんありました。印象的だったのは、撮影中にモニターを見ていた時に、初めて見る先輩の顔があったことです。これだけ長い間演技をしてきた方なのに、まだ新しい顔があるなんて、それなら僕もこれから俳優人生を送る中で新しいものを作り続けることができるなと思いました。横で見ているだけで、本当に良い影響をたくさん受けました。Q.パク・ボヨンさんと夫婦役を演じてみて、特に印象に残っているエピソードを教えてください。ボヨンさんとは最初の撮影から雰囲気が良かったです。お互いに何気ない話をしながら親しくなれる時間を十分に取って撮影をしましたし、小道具の撮影をした時も、同年代の普通のカップルが訪れるホットな場所でデートをしているかのように撮影をしたので、気兼ねなく親しくなれたと思います。お互いの仕事を応援し共有しながら、平凡な日常を送る二人の時間そのものが心地よく感じられ、初めての共演作品にも関わらず息が合ったと思います。Q.真冬が舞台の本作ですが、撮影は真夏に行われたとのこと!撮影時に大変だったことは?暑さに耐えるのが大きな課題でした。真冬の廃墟となった街という設定なので、暖かいダウンジャケットを着なければならなかったのですが、本当に暑い夏でした。でも、状況に合わせた演技をしなければならない仕事なので、現実を早く受け入れて、出来るだけ集中して撮影するように努力しました(笑)Q.一番好きなシーンを教えてください。すべてのシーンに意味が込められていて良いのですが、日本の観客の皆さんにも少しは安心して観ていただけるシーンを挙げようと思います。映画の冒頭でミョンファと2人きりになった時に「黄桃」を一緒に食べるシーンがあるのですが、完成した映画を観ながら、あの時に食べた「黄桃」は今後ミンソンとミョンファが二度と感じることができない甘さを象徴していたのではないかと思いました。いまはそのシーンが思い出されますね。Q.数多くの恋愛ドラマに出演され“ラブコメの神”と称されていますが、最近はハリウッドデビューも果たし、世界的に活躍の幅を広げられている印象です。今後挑戦してみたい役は?新しいジャンルや演じたことのない役により惹かれるような気がします。何かをやってみたいと決めているわけではないですが、自分が出来る新しい挑戦には常にオープンです。Q.2024年の抱負を教えてください!まずは僕たちの映画を日本の皆さんに愛してもらえたら嬉しいですし、2024年はファンの皆さんと会える時間をもちたいです。昨年は撮影とプロモーションのスケジュールで余裕がなかったのですが、今年は必ず機会を作ってファンの皆さんと時間を過ごせたらと思います。Q.この映画を通じてどんなメッセージを届けたいですか?それぞれのキャラクターに焦点を当てて観ると、より面白く観れると思います。この作品には様々な人間模様が描かれていて、どのキャラクターに焦点を当てるかによって映画を見る観点や解釈が変わる映画です。様々なテーマが盛り込まれているので、映画を観終わった後に「自分だったらどうしていたか?」と問いかけたり、色々な話をしたりすることが出来る映画だと思います。自然と“瞳孔が小さくなっていた”と監督から自身の演技を絶賛されたパク・ソジュン。イ・ビョンホンやパク・ボヨンら豪華キャスト陣が織りなす迫力あるストーリー展開、真冬のシーンを真夏に撮影したというキャスト&スタッフ陣が込めた思いは必見となっている。『コンクリート・ユートピア』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月13日段ボール箱や紙袋、クローゼットの中など、猫は狭いところに入るのが好きですよね。体が小さい子猫の場合は、入れる場所はさらに多くなるでしょう。チェリース・アシュビー(curlyhaircher)さんは、オレオくんという子猫を家族に迎えました。ある日、オレオくんが彼女のベッドの下のわずかな隙間に入ってしまったのだそう。呼んでも出てこないため、チェリースさんはキャットフードを使ってオレオくんをおびき出そうと考えます。キャットフードの缶のフタを開けて、ベッドの下に近付けるチェリースさん。おいしそうな匂いにつられてオレオくんが出てくるのを待ってみたところ…。どうなったのかは、こちらをご覧ください。@curlyhaircher Oreo thinks he’s smartter than me #catmom #oreo #kittenlove ♬ Funny Song - Funny Song Studio & Sounds Reelキャットフードの匂いに気付いたオレオくんは、出てくる代わりにベッドの下からごはんに前脚を伸ばしてきました!これでは愛猫のためにベッドの下にごはんを運んできたフードデリバリー状態です!ごはんを取られまいと引き寄せるチェリースさんと、ベッドの下で食事を楽しみたいオレオくん。1人と1匹の攻防戦は、多くの人たちの笑いを誘いました。・脚が出てくるとは予想していなかった!・爆笑した!この子はあなたのことを『Uber Eats』扱いしている。・彼は非接触の受け取り方法を選んだみたいだね。・こんなのアニメでしか見られないと思ってたよ!チェリースさんは「オレオは私より自分のほうが賢いと思っている」とつづっています。オレオくんは日に日に少しずつ、人に慣れていっている状態なのだそう。今はまだそんな状態なので、ベッドの下にいると安心できるのでしょう。チェリースさんから愛情をもらっていくうちに、オレオくんがベッドの下に隠れることはなくなるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年10月02日韓国ノワールの金字塔、映画『パラサイト 半地下の家族』が舞台となって、新宿の新劇場「THEATER MILANO-Za」に登場する。世界中を震撼させた、格差社会が引き起こした衝撃の人間ドラマを再構築するのは、血と汗と涙と笑いが混在する“愛すべき人間臭さ”を舞台に息づかせる名手、鄭義信。舞台設定を日本に置き換え、「私たちの物語」として提示するその狙いとは!?古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ他、豪華キャストとともに話題作に挑む、鄭の思いに迫った。「ポン・ジュノ監督がどう返事して来るのか、ドキドキしながら待っていました」――原作映画『パラサイト 半地下の家族』の日本公開は2020年1月でしたが、いつご覧になりましたか?日本公開よりも前にあった特別試写会で、初めて観ました。ポン・ジュノ監督とは面識があって作品も何作か観ていますが、この作品も、やっぱりな、どんどん切り込んでくるな!という感触でしたね。韓国は日本以上に貧富の差が激しくなっているんだな、ということがヒシヒシと伝わって来る作品だと思いました。――ブラックユーモアを散りばめた思いも寄らない展開、そうしたエンタテインメント性の高さに評価が集まったところもありますが、作品の核となる社会問題に胸を突かれた、と。そうですね。日本の場合、貧困が目に見えない形で進んでいるように思うけれど、韓国はあらわになって来ているなとすごく感じましたね。韓国ドラマなどにもよく出て来るけど、格差の激しさが怨念のように渦巻いているのが分かりました。で、映画を観た後だいぶ経ってから、映画プロデューサーの李鳳宇さんに「舞台化してみないか」と持ちかけられたんです。舞台『パラサイト』メインビジュアル李さんはポン・ジュノ監督と親しい間柄で、「こんなとんでもない話を舞台に出来るのは、義信さんぐらいしかいない」と言われて(笑)。でも、権利元のCJエンターテインメントという韓国最大の制作会社と、ポン・ジュノのゴーサインが出なければダメだと。「まずは上演台本を書いてくれ、設定を日本に変えて構わない」と言われたので、関西を舞台にしたホンを書いて、それを韓国語に訳してもらってCJとポン・ジュノ監督に読んでもらったら、すぐにOKが出た。じゃあ舞台にしよう〜とトントン拍子に話が進んだ感じですね。――ポン・ジュノ監督も「当初は戯曲として構想した作品」とコメントされていましたが、日本で舞台化されるとは意外でした。ポン・ジュノ監督は僕が書いたホンを読んで、「面白かった。もっと好きに、メチャクチャにしてくれてよかったんだけど」って言ってたそうです(笑)。彼は、僕の作・演出の舞台『焼肉ドラゴン』※の韓国公演を観に来てくれていたりして、わりと信頼してくれているんですよね。でもやっぱりね、こちらとしてはCJとポン・ジュノがどう返事して来るのか、ドキドキしながら待っていました。※『焼肉ドラゴン』は’08・’11年に東京・兵庫・北九州・ソウルで上演、’16年にも東京・兵庫で上演。’18年に映画化もされた鄭さんの代表作――設定を日本の関西に置き換えたのは、ご自身が慣れ親しんでいる土地だからでしょうか。いや〜関西弁の舞台が続いているから、そろそろやめたほうがいいかなと思っていたんですけど(笑)、やっぱり自分が一番知っている、書きやすい世界なんですよね。貧富の差で僕が真っ先に思い浮かんだのは、山の手のほうの裕福な地区と、その反対の貧しい地区、ホンの中では場所は特定せずに、もしかしたらあのあたりかな……という具合にぼやかしています。そんなふうに地形的にも東京よりイメージしやすかったので、関西の話にしようと決めました。「自分たちとは遠い話」と思うものにはしたくなかった――映画に出て来るのは“半地下の家”ですが、舞台では“コンクリートの高い堤防がそびえ立つ、川の水位よりも低い土地にある集落”だとか。上演台本作成の際に意識されたことは?まず、お客さんが「これは韓国でのこと、自分たちとは遠い話」と思うものにはしたくなかったんですよね。ここに住んでいる人たちの悲しみ、苦しみというのは自分たちの身近にあって、誰にでも降りかかることかもしれない、そう感じられる話を書きたかった。この『パラサイト』の物語も、ある事件をきっかけにひとつの亀裂を、自分たちの在り様、置かれている状況というものを知らされる、まざまざと見せつけられる、そういった衝撃が描かれています。舞台を見て、弱い人たちがどんどん切り捨てられ、置き去りにされていくのではないか……といった今の状況に思いを寄せてもらえれば、またそこから少しでも希望というものを感じてもらえる作品に出来ればいいかな、と思っています。舞台版『パラサイト』で物語の中心となる金田一家の主・金田文平役の古田新太、息子役・純平役の宮沢氷魚、純平の妹・美姫役の伊藤沙莉、文平の妻・福子役の江口のりこ――キャストは、古田新太さんを始めとする豪華な面々が集まりました。はい。一番最初はやっぱり、映画の主演のソン・ガンホさんの役を誰が出来るのかと言ったら、もう古田さんしかいないでしょ、という話になって(笑)。そこから先はトントンと、この人がいいな、あの人もいいなと、前からご一緒したいと思っていた人たちが集まってくれました。ベストなキャスティングだと思っております。古田さんとの舞台作りも初めてだし、また、舞台はよく観ているんですけどキムラ緑子さんも初めてなんですよ。すごくドキドキしますね、どんなことを仕出かすんだろうって(笑)。緑子さん、「私、とっても不器用で、あんまり体力ないからね〜」とか言って早くも防護線を張ってますから。いえいえ、まだまだ大丈夫でしょ〜って言っておきました(笑)。古田ら演じる金田一家に<寄生>されていく永井家の主人・永井慎太郎役の山内圭哉、その妻・千代子役の真木よう子、娘・繭子役の恒松祐里、永井一家の家政婦・安田玉子役のキムラ緑子、そして舞台版オリジナルの人物を演じるみのすけ――新しい劇場、THEATER MILANO-Zaでの上演になりますが、劇場の印象はいかがですか?出来たばかりでまだ匂いのない劇場だから、未知数ですよね。これから匂いが染み込んでいくんだろうなと。でもね、楽屋からゴジラ(新宿東宝ビルの「ゴジラヘッド」)が見えるんですよ(笑)。そんなところは他にないから、これは素敵だなと思いました。――さきほど「希望」とおっしゃいましたが、映画はまさしくほのかに希望を感じさせるラストですよね。舞台のほうも、舞台ならではの余韻を期待していいでしょうか。はい、余韻をもたらすように出来ればいいなと思っています(笑)。そんなに映画と違う突飛な最後には出来ませんが、人間にとって幸福とは何なのか、じんわりと思いを巡らせていただければ。儚い夢かもしれないけれど、しみじみとした幸福の風景をお見せ出来たらいいなと思っています。取材・文:上野紀子<公演情報>THEATER MILANO-ZaオープニングシリーズCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』【東京公演】2023年6月5日(月)~2023年7月2日(日)会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)【大阪公演】2023年7月7日(金)~17日(月・祝)会場:大阪・新歌舞伎座チケット情報
2023年05月19日第27回釜山国際映画祭で、『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作といわれた『高速道路家族』が4月21日(金)より日本上陸。『パラサイト 半地下の家族』の世界的大ヒットで、映画好きのみならず一般の人々までその存在を印象づけた韓国映画。その後も、国際的な注目作品が目白押しで発表され、音楽やグルメなど、そのほかのKカルチャーと共に世界を席巻している韓国映画の特徴の1つが、オリジナリティー溢れる設定で、思わず唸ってしまうような予想外の展開が待ち受けていること。そんな韓国映画を3作品ピックアップした。『高速道路家族』4月21日(金)公開高速道路で暮らすホームレス一家と家具屋を経営する裕福な訳あり夫婦2つの家族の出逢いが、予測不可能な展開を巻き起こす!テントで寝て、夜空の月を照明として暮らすギウ(チョン・イル)と3人の家族。彼らは、高速道路のサービスエリアを転々とし、再び遭遇することのない訪問者に2万ウォンを借りながら食いつないでいる。ある日、すでにお金を借りたことのあるヨンソン(ラ・ミラン)と別のサービスエリアで再び遭遇してしまう。不審に思ったヨンソンはギウを警察に届け出る。ヨンソンは残されたギウの妻ジスク(キム・スルギ)と子ども2人を放っておけず、家へ連れて帰り一緒に暮らすことになるが…。悲劇か喜劇か?本国では賛否両論の嵐を巻き起こしている、想像もつかない衝撃の結末に期待が高まる。『パラサイト半地下の家族』2020年全員失業中の一家が目指す、高台の豪邸。最高の就職先には、誰も知らない秘密があった…半地下住宅に住むキム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏(イ・ソンギュン)の豪邸を訪ねることに。そして、妹のギジョン(パク・ソダム)も兄に続いてその豪邸に足を踏み入れる。“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていくーー。『ビューティー・インサイド』2016年目覚めるたび、年齢も性別も違う外見になってしまう青年が、1人の女性に恋した、その先は…ウジンは18歳を境に、眠りから覚めると年齢や性別や国籍を問わず、それまでとは全然違う外見に変化する奇妙な運命を背負うことに。目が覚めるたびに外見が変わるため、人に会う仕事ができないウジンは、インターネットを駆使して家具デザイナーとして働いていた。ある日、ウジンは家具店で働くイス(ハン・ヒョジュ)に一目で恋に落ちてしまう。毎日、一見客のフリをしてその店に通い詰め、イスをデートに誘ったウジンは同じ顔でいるため3日連続で眠らずに過ごし、2人はロマンティックな3日間を過ごすが、うっかり電車で眠ってしまったウジンは全く別の顔に変わってしまう…。パク・ソジュンから上野樹里まで、ウジン役を演じた豪華俳優陣にも注目。『高速道路家族』は4月21日(金)はシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED高速道路家族 2023年4月21日よりシネマート新宿ほか全国にて公開ⓒ2022 Seollem film, kt alpha Co., Ltd. All Rights Reserved.
2023年04月02日韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の舞台化で、90年代の関西を舞台にしたCOCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」。この度、本作メインビジュアルと、公演情報の詳細が発表された。堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く一日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平(古田新太)の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方対照的な高台にある豪邸では、永井慎太郎(山内圭哉)、妻の千代子(真木よう子)、娘の繭子(恒松祐里)、引きこもりの息子健太郎がベテラン家政婦の安田玉子(キムラ緑子)とともに暮らしている。文平の息子の純平(宮沢氷魚)は妹の美姫(伊藤沙莉)が偽造した大学の在籍証明を利用し、繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美姫が、慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子(江口のりこ)が、と一家は永井家に寄生していく――。今回公開されたのは、原作映画を彷彿とさせる、家族写真風のメインビジュアル。陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす、古田新太ら金田家と、高台の豪邸で暮らす、山内圭哉ら永井家、そしてその家政婦らが微笑む、嵐の前の静けさとでも言うべきか、どこか不穏な雰囲気を纏う一枚となっている。日本版「パラサイト」の台本・演出は、映画『愛を乞う人』『焼肉ドラゴン』、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」などを手掛け、舞台・映画と幅広く活躍しそのパワーを遺憾なく発揮する脚本・演出家の鄭義信が務める。本公演のチケット一般発売は、5月7日(日)10時から行われる。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za、7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(cinemacafe.net)
2023年02月22日『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが主演する『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』よりメイキング映像が到着した。本作は、『パラサイト 半地下の家族』の家庭教師と教え子を演じたパク・ソダムとチョン・ヒョンジュンが深い絆で結ばれるバディとして再共演したことでも話題の迫力カーアクション。この度解禁されたのは、本作の見どころである様々なアクションシーンのメイキング映像。メイキング映像の冒頭は、立体駐車場でのカーチェイスシーン。ずぶ濡れのウナ(パク・ソダム)が敵の目を晦ますために自らの上着を燃やし、駐車場のスプリンクラーを作動させ、少年・ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を守るために奮闘する緊迫の場面だ。ずぶ濡れで全力疾走したり、階段を飛び降りるワイヤーアクションなど、駐車場を縦横無尽に駆け巡るウナの姿が捉えられている。また、血まみれになりながらもウナが女一人で男たちと素手で戦うシーンではスタントなしの見事なアクションを繰り広げる。ウナを演じたパク・ソダムは撮影に入る前に、アクションについてスタントチームと何度も話し合いを行ったという。とくに、カーチェイスシーンについては、ドリフトをしながらハンドルを思いっきり回したり、視線の配り方などのテクニックを振り付けチームに教わり撮影に臨んだ。また、パク・ソダムは監督について、「パク・デミン監督とはさまざまな意見を交わしました。監督は制作期間を通していつも心を開いて私の意見に耳を傾けてくれました。そのことにとても感謝しています」とふり返り、本映像の中でも監督と話し合う様子が映し出されている。さらに併せて、仲睦まじい共演者たちのメイキング写真も解禁。パク・ソダムは『パラサイト 半地下の家族』で共演した、少年・ソウォン役のチョン・ヒョンジュンと再会し、「久しぶりに会った彼は成長しとてもしっかりしていました。彼は本作でもすばらしい仕事をしました。彼と再び共演することができてとても嬉しかったです」と語った。緊迫したアクションシーンの多い本作だが、撮影現場は和やかな時間もたくさんあったようで、ペク社長役のキム・ウィソンは常にパク・ソダムを気にかけ声をかけてくれ、悪徳警官を演じたソン・セビョクは役とは対照的に愉快で優しい人柄で現場に明るい雰囲気をもたらしてくれたという。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2023年01月20日パク・ソダム&チョン・ヒョンジュン出演『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』と、ソン・ガンホ出演『非常宣言』の公開を記念し、『パラサイト 半地下の家族』が12月29日(木)深夜にテレビ東京にて放送されることが決定した。凄腕の運び屋に託された「返品不可」の荷物、それは泣き虫の男の子。『パラサイト 半地下の家族』の“家庭教師”パク・ソダムと“教え子”チョン・ヒョンジュンがバディとなった『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は、韓国公開時には『ウエスト・サイド・ストーリー』『ハウス・オブ・グッチ』を抑えて初登場1位を獲得(※初日KOFIC調べ)。一方、『非常宣言』は、飛行機内のウイルステロから妻を救うため地上から解決しようとするベテラン刑事と、飛行機に乗り合わせた乗客が奔走する姿をソン・ガンホ、イ・ビョンホンなど、韓国を代表する豪華キャスト陣で描いた。ソン・ガンホとパク・ソダムが共演!『パラサイト 半地下の家族』『パラサイト 半地下の家族』で、ソン・ガンホとパク・ソダムは“貧しい家族”キム家の父と娘役で共演。裕福なパク社長一家の息子役でチョン・ヒョンジュンが出演している。カンヌ国際映画祭では、審査員満場一致で最高賞となるパルム・ドールに輝き、韓国映画として初の同賞受賞という歴史的快挙を成し遂げた。その後も各国の映画祭を席巻。第92回アカデミー賞では作品賞ほか最多4部門を受賞。世界に『パラサイト』旋風を巻き起こした。メガホンを取ったのは『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』など、世界がその才能を絶賛するポン・ジュノ。本作では、あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した、超一級のエンターテインメントとして描き切った。『パラサイト 半地下の家族』は12月29日(木)深夜0時50分~テレビ東京にて放送。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。『非常宣言』は2023年1月6日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年12月16日第72回カンヌ映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化されることが8日、わかった。映画『パラサイト 半地下の家族』は、2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなり、2020年に公開された外国映画の中では最高の興行収入を記録した。第72回カンヌ映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞したほか、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門での受賞という快挙を成し遂げた。舞台 COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』の台本と演出を手掛けるのは、映画『愛を乞う人』、『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などで知られる脚本・演出家の鄭義信氏。映画を手掛けたポン・ジュノ監督、鄭氏の両名と親交が深い李鳳宇プロデューサーの企画のもと、日本を舞台にした『パラサイト』が誕生する。90年代の関西、一日中陽が射さない地上にありながら地下のような土地に暮らす金田文平一家。文平の息子・順平は、妹の美妃が偽造した大学の在籍証明を利用し、高台の豪邸に暮らす永井家の娘・繭子の家庭教師として、アルバイト始める。このことをきっかけに、金田一家は永井家に寄生していく。同作は、2023年春にオープンするTHEATER MILANO-Zaで2023年6月5日から上演される東京公演を皮切りに、7月7日からは大阪・新歌舞伎座でも上演される。チケットの詳細、出演キャストは順次公開される予定だ。■鄭義信コメント全世界で爆発的ヒットとなった映画『パラサイト』の舞台化ということで、緊張と不安と興奮を覚えています。思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか……そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか……劇場に足をお運びくだされば、幸いです。これ以上はないだろうという素晴らしいキャストを迎え、スタッフ一同、意気込んでおります。どうぞご期待ください。
2022年12月08日韓国映画“初”となるカンヌ映画祭パルム・ドールの受賞を果たし、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた映画『パラサイト 半地下の家族』が、日本で舞台化することが決定した。同作は2019年に韓国で公開され、観客動員数は1,000万人を突破。日本でも瞬く間に大ヒットとなり、2020年公開の外国映画の中では最高の興収を記録したことでも記憶に新しい作品。アジア圏の映画として初の米アカデミー賞作品賞を受賞した“革命的な映画”といえる本作のメガホンをとったのは、『グエムル-漢江の怪物-』『母なる証明』で知られるポン・ジュノ。映画は社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な“伏線”や“テーマ性”が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした。ポン・ジュノ監督日本での舞台化にあたり台本と演出を手掛けるのは、映画化もされた舞台「焼肉ドラゴン」や映画『愛を乞うひと』、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」などで知られる脚本・演出家の鄭 義信。ポン・ジュノ、鄭義信の両氏と親交が深い、李鳳宇プロデューサーの企画のもと『パラサイト』の舞台化が日本で実現した。日本版では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう1つの“半地下の家族”の物語が誕生。舞台ならではの衝撃のラストも待ち受けるという。脚本・演出:鄭 義信鄭さんは、「思い切って、舞台をソウルの下町から日本の関西の下町に置き換えることにしました。原作を損なうことなく、いかにリアルな物語として、日本の観客の皆様にごらんいただけるか......そして、新たな舞台版『パラサイト』をつくりあげることができるのか......劇場に足をお運びくだされば、幸いです」とコメント。「これ以上はないだろうという素晴らしいキャストを迎え、スタッフ一同、意気込んでおります」と期待を込めて語っている。舞台「パラサイト」ストーリー堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く1日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。一方、対称的な高台にある豪邸では、永井慎太郎、妻の千代子、娘の繭子、引きこもりの息子・健太郎がベテラン家政婦の安田玉子とともに暮らしていた。文平の息子の順平は、妹の美妃が偽造した大学の在籍証明を利用し繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美妃が慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子が、と一家は永井家に寄生していく…。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は【東京公演】2023年6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて、【大阪公演】2023年7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2022年12月08日『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダム主演『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』より90秒予告が解禁された。本作は、『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが天才的なドライビング・テクニックを持つ凄腕の女運び屋を演じるアクション・エンターテインメント。この度解禁された90秒予告では、「女ドライバーか。女じゃ無理だろ」と男たちから文句を言われたウナ(パク・ソダム)が、アクセルを一気に踏み込んで、ギアとブレーキを巧みに操り、次々と追跡する車を振り切る姿から始まる。激しいカーチェイスを繰り広げながらも、当の本人はジュースを片手に余裕の表情。本作の大きな見どころである、どんな依頼も完璧にこなすクールなウナの華麗なカーアクションがふんだんに盛り込まれている。“ワケあり”荷物を届ける特殊配送会社「特送(とくそう)」に依頼を持ちかけたドゥシク(ヨン・ウンジン)は、悪徳警官のギョンピル(ソン・セビョク)に追い詰められて、息子のソウォン(チョン・ヒョンジュン)だけは守ろうとウナのもとへ逃がそうとする。しかし、「特送(とくそう)」のルール上では、“依頼人の不在”はつまり“配送事故”となる。想定外の事態にためらうウナだが、「助けて!お願い!」と泣き叫ぶソウォンを見捨てることができず、ソウォンを車に乗せる。その後、ウナに駆け寄り背後から抱きしめるソウォンの姿や、「大丈夫?おいで」とソウォンの手を引き、必死に守り抜こうとするウナの様子からは、物語が進むにつれて2人の関係性が変化していくことがうかがえる。表では警官として、「周辺の道路を徹底的に調べろ。絶対に逃すな」と部下に指示をだし、裏ではヤクザをまとめ、目的のためなら平気で人を殺める悪徳警官・ギョンピル。その真の狙いとは?そんなギョンピルに「警察じゃ逮捕できない」とウナの脱北の過去を知る国家情報院のハン・ミヨン(ヨム・ヘラン)もウナとソウォンを執拗に追跡していく…。凄腕女運び屋VS悪徳警官VS国家情報院というクセ者揃いの面々が腹を探り合いながら繰り広げる熾烈な駆け引きと、スピード感あふれるスリリングな展開に目が離せない予告編となっている。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年12月07日『パラサイト半地下の家族』のパク・ソダム主演最新作『Special Delivery(英題)』が邦題『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』として、2023年1月20日(金)より全国公開することが決定。併せて、本ビジュアルが解禁された。“ワケあり”荷物を届ける特殊配送会社「特送とくそう」。天才的なドライビング・テクニックを持つウナがある日引き受けた依頼は、海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンを港まで運ぶ(逃す)こと。しかし、ウナは思わぬアクシデントにより依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目になる。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官ヤクザ、冷酷非情サイコパスな殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院をも巻き込んだ、命がけの追走劇カーチェイスが始まる。本作は、凄腕の女運び屋が魅せる型破りでスタイリッシュなカー・アクション。韓国公開時には『ウエスト・サイド・ストーリー』、『ハウス・オブ・グッチ』を抑えて初登場1位を獲得した話題作だ。パク・ソダム Photo by Pascal Le Segretain/Getty Imagesウナを演じるのは、『パラサイト半地下の家族』で美術家庭教師役を演じ、国際的なブレイクを果たしたパク・ソダム。彼女が命がけで守り逃がそうとする少年・ソウォン役には、『パラサイト半地下の家族』でパク社長一家の息子役を演じたチョン・ヒョンジュンが抜擢されており、“元”教師と教え子がバディになる、映画ファンにはたまらない再タッグとなった。この度解禁されたビジュアルは、「私は絶対失敗しない」というコピーとともに、自信と余裕に満ちた表情が光る女運び屋・ウナの全身カット。どんな依頼も完璧にこなすクールなウナだが、思わぬアクシデントによって泣き虫の男の子が託される。また、特殊配送会社「特送」の頼れるボス・ペク(キム・ウィソン)、貸金庫の鍵を狙う悪徳警官ヤクザ・ギョンピル(ソン・セビョク)、ウナを秘密裏に調査する国家情報院職員・ミヨン(ヨム・ヘラン)、賭博ブローカーでソウォンの父・ウジン(キム・ドゥシク)らのカットも印象的に置かれており、ソウォンと貸金庫の鍵を巡り、それぞれの思惑が交差するスリリングな展開にも期待が高まるビジュアルとなっている。『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 2023年1月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
2022年10月19日3兄弟の一番下の子として育ってきた筆者。周囲の人からも「下の子っぽいよね」といわれることが多々あります。「甘えん坊、要領がよい、負けず嫌い」など、褒められているような、そうでないような…なんとも複雑な気持ちになることも。ぽっぽ(lee_h0w0)さんは、2人の子供を育てる様子をInstagramで紹介しています。ある日、1歳の息子さんが食卓の上に乗っていたので「危ないよ!」と叱っていた時のことです。下の子を叱っていたら…息子さんは、自分が母親に叱られていることをごまかすかのように、4歳の姉に向かって「危ないよ!」といわんばかりに叱り始めます。その様子はまるで、「自分ではなく、姉が悪いことをした」と、母親に伝えているように見えますね。しれっと姉に責任転嫁をする様子を見た、ぽっぽさんは「お姉ちゃんは悪くないでしょ」と諭しますが、まだはっきりと「ごめんなさい」がいえない息子さんは「あーい」といいます。息子さんのかわいらしい「あーい」には、つい笑ってしまいますね。この投稿を見た人からは、こんな反応がありました。・うちの息子もそうです。怒られている時「ねえね!!しずかにちてよ!!!」といいます。・末っ子ってこうですよね。あえて「お姉ちゃんはいい子!」と姉を褒めて、しっかりフォローしてあげるぽっぽさんは、素敵ですよね。息子さんの「なんとかごまかせないか」というような行動がほほ笑ましくも、「あるある!」と共感する投稿でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年07月27日冷蔵庫の下は掃除できない。そんな風に思っている人はいませんか。冷蔵庫の周りはホコリや汚れが溜まりやすく、特に冷蔵庫の下は掃除しにくい場所です。どうせ冷蔵庫は動かせないし…と、ついつい見て見ぬふりをしてしまう人もいるのではないでしょうか。ところが、冷蔵庫は誰でも簡単に移動させることができます。早速、冷蔵庫の動かし方を見てみましょう。こちらが我が家の冷蔵庫です。まずは冷蔵庫の下のカバーを外します。取っ手のようなものが2つ出てきました。こちらをつかんで引っ張ると冷蔵庫が動くのですが、その前にやることがあります。ゴミが溜まっていて、お見苦しい写真となっていますが、ご了承ください。足の部分に何か挟まっています。こちらは冷蔵庫の重みで床が傷つかないようにするためのクッションです。クッションの上の部分をクルクルと回すと…。クッションが外れました。両側の足のクッションを外すように、クルクルと限界まで回したら準備OKです。この取っ手の部分を『両手』で引っ張りましょう。ちらほらゴミがみえますね。年末に掃除したきりなのでゴミが溜まってますが、思ったよりは少なくて安心しました。掃除を終えたら、冷蔵庫を元の位置に戻し、固定してからカバーをかけて終了です。クッションも忘れずに設置しましょう。最近では冷蔵庫の下に敷くシートやマットが販売されています。床の傷や騒音などを防止するものや地震対策となるものもあるようですので、冷蔵庫の下を掃除したついでに設置してもよいかもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年03月05日アルゼンチンのブエノスアイレスに住むカミラ・カストルディさんが、自宅の近くを歩いていた時のことです。彼女は、電柱に貼られた迷い猫のポスターに目を留めます。ポスターには、オレンジ色と白色の毛をした猫の写真とともに、『猫のルイスがいなくなりました』と記されていました。そして、カミラさんがその下のほうを見ると…何が起きたのかは、こちらをご覧ください。El otro día encontré un gato perdido y lo devolví a sus dueños, el chabon estaba abajo de su cartel de perdido. pic.twitter.com/aarteiSRo0 — Castoldi. (@camilacastoldi_) February 16, 2022 …ルイスがいた!!自分を探すポスターの真下でくつろいでいたルイス。カミラさんが「ルイス!」と呼ぶと、お腹を見せて甘え始めます。なんというマイペースっぷり!彼女がすぐに連絡すると、駆け付けた飼い主は大喜びだったそうです。この動画には19万件の『いいね』が集まり、たくさんの喜びの声が寄せられています。・なんていいニュースだ!そのポスターをパレルモのいたるところで見たよ!・あなたが足元を見てくれてよかった!・この猫は、自分のポスターだって分かっていたんじゃないかな。ルイスは4日間も行方不明だったのだとか。飼い主は、さぞかし心配していたことでしょう。後日、カミラさんの元には、飼い主から元気そうなルイスの写真が送られてきました。Ahora su dueña me manda fotos de Luis pic.twitter.com/6PQcMmjbB8 — Castoldi. (@camilacastoldi_) February 16, 2022 迷子の猫を探すポスターを見かけたら、真下にその猫がいるなんて、奇跡的な偶然でしょう。ルイスが、自分を探すポスターだと知っていたのかどうかは分かりませんが、カミラさんにあっさりと見つけてもらえてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月28日京王井の頭線下北沢駅の新高架下施設「ミカン下北」が、2022年3月30日(水)にオープン。街歩きが楽しくなる!高架下施設「ミカン下北」「ミカン下北」は、街歩きが楽しい下北沢の魅力を活かした高架下商業施設。施設内は5つのエリアで構成され、先行して3つのエリアに19店舗が出店。残るエリアは2022年夏にオープン予定だ。小田急電鉄が世田谷代田から東北沢駅までの1.7kmにわたるエリアを「下北線路街」として開発し、京王電鉄はこの路面店が立ち並ぶような高架下商業施設「ミカン下北」によって、下北沢の街を盛り上げる。A街区:TSUTAYA BOOKSTOREから人気居酒屋まで11店舗新オープンとなるショップは、古着・雑貨の店「東洋百貨店」の“別館”、宮崎県の自社工場から仕入れる新鮮若鶏を使用した鶏肉レストラン「ザ・トリフターズ」、栃木の人気クラフトベーカリー「ザ スタンダード ベイカーズ」など。高円寺のベトナム料理店「チョップスティックス」と三軒茶屋で人気を博す居酒屋マルコグループは、商業施設初出店で、新業態店舗をオープン。その他、韓国料理、台湾屋台料理、タイ料理と、様々なジャンルの店舗が軒を連ねる。■人気クラフトベーカリー「ザ スタンダード ベイカーズ」中でもイチオシは、栃木県宇都宮市大谷町に本店を構えるクラフトベーカリー「ザ スタンダード ベイカーズ」。北海道産の小麦やバターを中心に、旬の食材を使った、日常で楽しめるパンからプレミアムなパンまで幅広いメニューを取り揃える。■本格イタリアンダイニング「ピッツェリア 8」本格ピッツァと手打ち生パスタが味わえる「ピッツェリア 8」では、ピザ窯と生パスタ製麺機を店内に併設し、出来立てのおいしいメニューを提供する。ビール、グラスワインは500円以下と手頃な価格設定も魅力的で、家族や友人を誘って出かけてみるのもいいかも。「ピッツェリア 8」のアイコンメニューは、ブッラータチーズを一個丸ごとのせた「王様のブッラータピッツァ」。モチモチ食感のピザ生地は、高温の窯で焼き上げているため、香ばしく、小麦の風味も感じられる。■シェアラウンジ併設の「TSUTAYA BOOKSTORE」さらに注目したいのが、下北沢最大のコミック売場を備える「TSUTAYA BOOKSTORE」。2フロアで展開される同店では、生活実用、ビジネス、アート/デザインなどのジャンルに特に力を入れ、書籍を提案する。下北沢に関連したブランドの雑貨をはじめ、定期的にテーマを変えて、服飾雑貨・生活雑貨などのライフスタイルアイテムも展開する。また、ラウンジの居心地の良さとシェアオフィスの利便性を持ち合わせた「シェアラウジン(SHARELOUNGE)」を併設しているのも「TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢」の魅力。利用は、60分~の設定となっており、1日利用、5日分綴りの1デイチケットも販売する。合わせて、個室を利用できる月額プランも展開する。D街区:人気グルメバーガー店舗が出店D街区に出店する、四谷三丁目の人気グルメバーガー店「アイランドバーガー(Island Burgers)」も注目店舗。天然酒種酵母仕込みのバンズでサンドされた牛肉100%パティは、ひとくちかぶりついた瞬間に肉の旨味が感じられるだろう。また、個性豊かな3店舗が集まる「下北ミートスポット(SHIMOKITA MEAT SPOT)」、下北沢の地で30年以上愛されてきた「下北沢ワインショップ・Bar FAIRGROUND」、ラーメン店「楽観」も出店となる。E街区:メガネブランドのゾフ、美容室などE街区には、下北沢発祥のメガネブランド ゾフ(Zoff)のほか、美容室、図書館窓口サービスがオープンする。なお、駅上のスペースには「OHAGI3」が出店し、カラダにやさしい「無添加おはぎ」をはじめ、和スイーツを展開する。下北沢店限定の「ワンハンドわらび餅」は、食べ歩きで気軽に楽しめるのが嬉しい。施設概要ミカン下北開業日:2022年3月30日(水)※B街区は2022年夏開業予定■建物概要<A街区>住所:東京都世田谷区北沢2-11-15店舗一覧:東洋百貨店 別館、PIZZERIA 8、THE STANDARD BAKERS、大衆ビストロハルタ、ダパイダン 105、韓国食堂&韓甘味 ハヌリ、下北六角、チョップスティックス、タイ屋台 999、TSUTAYA BOOKSTORE、SYCL by KEIO■「TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢」場所:ミカン下北 2・3FTEL:03‐6778‐4039営業時間:9:00~22:00取扱商品:書籍・コミック・雑誌、雑貨・文具、SHARE LOUNGE(85席)<B街区>住所:東京都世田谷区北沢2-296-1(地名地番)用途:店舗、オフィス、駐輪場店舗数:1店舗<C街区>住所:東京都世田谷区北沢1-38-16用途:駐輪場<D街区>住所:東京都世田谷区北沢2-10-20店舗一覧:SHIMOKITA MEAT SPOT、Island Burgers、下北沢ワインショップ/Bar Fairground、楽観<E街区>住所:東京都世田谷区北沢2-6-4店舗一覧:Zoff、図書館カウンター下北沢、IT by ALBUM<その他>駅上:OHAGI3【問い合わせ先】京王お客さまセンターTEL:042-357-6161(9:00~18:00)
2022年01月24日冷蔵庫やベッドといった、大きな家具の下を掃除するのは難しいと感じませんか。普段、視界に入らない場所なだけに、汚れていても気にしないですよね。ですがほこりが溜まると、家具を動かした時などに舞ったり、床が汚れたりすることが考えられます。ほこりの中には、ダニといった虫の死骸が入っていることもあるため、きれいにしておきたいところ。筆者の場合、ベッド下にほこりが溜まっていました。引き出し付きで、収納ができるベッドなだけに、ものの出し入れで汚れが付着していたのです。思えば入居してから9か月、一度も掃除していませんでした。奥に行くにつれて、ほこりが落ちているのが分かりますね。掃除機も届かず、「どうすれば掃除できるのか…」と思っていたところ、見つけたのがホームセンターの『カインズ』で売られている『奥まで届くすき間ワイパー』でした。必要な長さに応じて取り外しができるワイパーに、シートを押し込んで使います。このワイパーは柔軟性に優れているといい、家具の下にも届きやすいとか。なんと、最大で138cm伸びるといいます。実際に、ベッド下にワイパーを潜らせてみると…。折れることなく、奥までワイパーは届いています!横にスライドさせ、ベッド下を拭くことができました。掃除後の様子が、こちらです。ベッド下に落ちていた、ほこりがなくなりましたね!シートを見ると、目で確認できるほどのほこりが付着していました。ただ、シートをしっかりとはめ込んでも、奥から戻す時に外れやすくなったので、そこは注意したいポイントといえるでしょう。値段は税込み980円。備え付きのシート5枚がなくなったら、『クイックルワイパー』などで使われているシートを取り付けることができます。ワイパーさえあれば、シートがなくなっても困ることはなさそうですね。Twitterでは、「薄い隙間でも、簡単に入るので便利」といった声が上がっていました。掃除しづらいと思っていた家具の下。たまにはしてみると、部屋も気分もすっきりするでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月27日玄関を開けると焼き菓子店「玄関先にお店をつくるという条件を先に決めて設計に取りかかりました」と話すのは村上譲さん。村上さんは建築家で、お店というのは妻の祥子さんが切り盛りする焼き菓子のお店だ。「妻が焼き菓子をつくって自然食品屋さんに卸したりしていたんですが、お菓子をつくって売る場所がほしいということでまずはそれをつくることが最初に決まりました」。旗竿地で、東側には広い駐車場があって開けているけれどもいつ建物が建つかわからない。この敷地条件のもと、お店をつくるほかには、外に開いていく設計ではなく、家の中でいかに快適に過ごせるかかがまずは設計のテーマになったという。村上邸は旗竿地に立つ。右の玄関戸の正面に焼き菓子のお店を設けた。半地下の大空間家の中に入ってすぐ正面につくられた焼き菓子のお店の前を進むと住宅には珍しいといっていい大きな空間が現れる。将来的に焼き菓子店の延長で客席を設けカフェのような空間にすることも考えてつくったというこの半地下の空間は「セミパブリックのような感じで人が入って来られるような状況をつくりたかった」という。天井までの高さが3.5mで面積は32㎡ほど。気積の大きな空間にしたかったが、ふつうにつくったら家自体のボリュームが周囲より大きくなってしまうので、そうならないよう80cmほどフロアレベルを下げて半地下空間にしたのだという。「敷地が旗竿地ということもあり、できるだけ窓を取りたかったのですが、周囲と同じレベルで窓を開けると外部からの視線が気になるので、半地下にすることで視線をずらし居心地を損なわないことを意図しました」手前のフロアよりも80㎝低い半地下空間。現在は村上家のLDKとして使われているが、将来的には外部に開放してセミパブリックな空間にすることも考えているという。壁は漆喰仕上げ。漆喰には川砂とすさをまぜている。半地下の空間から見る。左奥に玄関と焼き菓子店、中央奥が水回り関係、キッチン奥にはパントリーがある。落ち着き感と安心感この半地下空間は「フロアレベルを少し下げることで洞窟にこもっている感じをつくろう」とも意図したというが、これがまた空間に落ち着き感をもたらしている。この空気感をつくり出すのにはさらに木を多用しつつ材のスケールに少し余裕をもたせていることも作用しているようだ。「この家では設計で線を細くしてくような作業はしていません。家具や開口の枠周りなどもスギの無垢材で30㎜程度であえて太めにつくっています」。さらに「材をぎりぎりまで細くして緊張感をつくるというよりは安心感をつくりたかったというのはあったかもしれない」とも。天井のスギ板は厚さが36㎜で梁せいは240㎜あるという。こうした設計上の選択も無意識の裡に安心感のようなものを空間にいる人間にもたらすのだろう。開口部は東側に設けた。トップライトから落ちる光が大きな壁面を照らしている。キッチンの横幅は4.3mと広め。娘さんたちとともに料理をするためのほか、いずれ料理教室を開くことなども想定してのものという。天板と壁はモールテックス。ロフト部分は昔の民家を思わせるような懐かしさを感じる。スケルトンにして家のつくりを見せる2階の柱梁のグリッド構成をもとにしたシンプルなつくりは家族の成長の具合に応じられるよう可変性を考えてのものという。仕切りには障子を採用したが「この昔からの日本の様式はすごくいいなと思っていたので、あえて壁を立てずに障子だけで仕切ることで、空間を大きくしたり小さくしたり調整しながら生活ができる」という。「それとこれは家全体の話になりますが、成り立ちというか、どうやって家が出来ているかをこの家を訪れてくれた方に、ぱっと目で見てわかりかつ容易に説明ができるようにしたいという思いもあって、できるだけ木造のスケルトンのような状態にしています。また、この家をつくってくれた棟梁は飯能で修業時代を過ごし西川材に縁があるため、スギの無垢材はすべて飯能の西川材を使用しています。そういった“ものづくり”のストーリーも大切にしたいと考えています」東側に設けた階段部分が吹き抜けになっている。トップライトから落ちる光が壁にさまざまな表情をつくり出す。2階はシンプルなグリッド構成でつくられている。左の障子の奥が書斎で右が寝室。左の大きなスピーカーは実家のご両親がマンション住まいになる際に引き取ったタンノイというイギリスのメーカーのもの。寝室の横に設けられた書斎的スペース。東側の壁をトップライトからの光が明るく照らす。お菓子の陳列に一工夫祥子さんが切り盛りしているのはmalcoと名付けた焼き菓子店。扱っているのはスコーンやクッキーなどの日持ちのする焼き菓子がメインで、卵、乳製品や白い砂糖を使わずアレルギーにも対応したもの。今では全国から注文が来ているという。スペースが限られていて平棚などにお菓子を並べて置くことが難しいため、譲さんには「本屋さんで本を立てかけて陳列させているような感じでお菓子を並べていきたい」とリクエストしたという。玄関のガラス戸を開けると正面が焼き菓子店のスペース。場所をコンパクトにおさめるため商品の焼き菓子は桟の上に本のように立てかけて並べている。景色がいいこの家に移り住んでから2年ほど。祥子さんは半地下の空間の東側に設けられた窓が気に入っているという。「わたしはこの窓が一番好きで、床に座ると視線が気持ちよく空まで抜けていくんです。電線も目に入らないし大きい建物もなくて隣の駐車場のところに人がいても視線が合わないのでカーテンがなくてもそんなに外が気にならない。あと家の中にいながら天気や明るさの変化が感じられるというのもすごくいいなと思っています」祥子さんはこの開口部から外を眺めるのが好きという。譲さんは階段を上がりながら1階の景色が変わっていく感じが気に入っているという。譲さんは半地下のダイニングテーブルに座っていることが多いという。「最近は家で仕事をすることが多くて、2階の書斎で子どもと並んで作業をしたりすることもあるんですが、夜、家族が寝てからはこちらのほうが落ち着くのでこの場所にいる時間が長いですね」さらに「この場所の景色がいい」「目のやり場がたくさんある」とも。住宅ながら空間を“見渡せる”ようにゆったりとしたスペースは天井も高く上を向いてもすぐに視線がぶつかることもない。こうしたことが落ち着くだけでなく、飽きることなく長い時間過ごすことを可能にしているのではないか――そう思えた。村上家は夫婦と娘さん3人の5人家族。床は当初モルタル仕上げだったが、お子さんが生まれた際にカーペットを敷いたという。大きな空間を半地下につくったため、周囲の2階建ての住宅と比べても屋根は高くない。グレーの部分がトップライトになっていて吹き抜けから半地下空間へと光を供給する。村上邸設計Buttondesign所在地東京都中野区構造木造規模地上2階延床面積99.2㎡
2021年09月06日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭のパルムドールなど数々の賞を受賞したポン・ジュノ監督が、「人間と深海の生き物」をテーマとした韓国のフルCGアニメ映画に着手しているという。「IndieWire」などが報じた。ポン監督はこのアニメ映画の脚本を2018年から韓国の「4th Creative Party」とともに手掛けており、脚本は今年1月に完成したとのこと。同社はVFXの製作会社で、ポン監督の『母なる証明』『オクジャ』『スノーピアサー』にも携わってきた。アニメ映画とは別に、ポン監督は英語で製作される映画の脚本も執筆しており、『パラサイト 半地下の家族』から初めてメガホンを取る作品はアニメ映画よりこちらが先になるようだ。これら以外にも、米HBOでドラマ化される『パラサイト 半地下の家族』を『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』などのアダム・マッケイとタッグを組んで製作し、自身がプロデューサーと脚本を務めた韓国映画『海にかかる霧』をハリウッドでリメイクすることも決定しており、多忙を極めている。さらに、ポン監督は今年8月から9月に開催されるヴェネチア国際映画祭の審査員長を務めることが決定している。(Hiromi Kaku)
2021年05月14日なぜ面長さんには下まぶたメイクが重要なの?出典:byBirth面長さんは、目から口までの距離が長いので、頬のあたりに余白ができてしまう方が多いです。メイクのテクニックで目を下に、口を上に見せることで、顔の黄金比に近づくことができます。下まぶたのメイクテクニック涙袋メイク涙袋の下の線のところに薄いブラウンのアイラインを引きます。その後涙袋に明るい色のアイシャドウを乗せて、ラメやパールのアイシャドウも乗せたら完成です。もともと涙袋がある方は、アイラインを引く工程はなくてもOKです。ベージュや白っぽい色のラメをポンポンと乗せるだけです。筆者が愛用している涙袋メイクのアイテムはこちらです。エチュードハウスキラキラ アイシャドウ この投稿をInstagramで見る エチュード 公式アカウント(@etudejapan)がシェアした投稿 やわらかく密着するパールで、煌びやかに輝く目元になります。キラキラな目元を演出するスティックアイシャドウです。ロングタイプのマスカラを塗る出典:byBirthマスカラで下まつ毛を目立たせます。下まつ毛にマスカラを塗る際は、ブラシを立てると塗りやすいです。マスカラの色はブラックだとより目立つのでおすすめです。パンダ目防止のポイント!目元に水分や油分があると、パンダ目になりやすいです。特に下まぶたは目の形によってはすぐに滲んでしまう方もいます。まずは、まつ毛の油分を取ります。「え、そこから~?」と思う方も多いと思いますが、綿棒などで拭うだけでOKなので簡単です!その後、ベースメイクをしっかりとして、パウダーファンデーションで油分を抑えると良いでしょう。マスカラはウォータープルーフのマスカラや、マスカラトップコートなどを使っても良いです。アナスイマスカラ プライマー & トップ コート この投稿をInstagramで見る ANNA SUI COSMETICS(@annasuicosmetics)がシェアした投稿 このアイテムは、カールアップ&キープ効果に優れたワックスやシリコーン樹脂が配合されています。マスカラが完全に乾いてから、まつ毛の根もとから毛先に向かって持ち上げるように付けましょう。また、アイシャドウベースを使うことでもパンダ目を防げます。アイシャドウベースはメイクのヨレを防いだり、メイクの発色を良くしてくれるアイテムでもあります。筆者のおすすめはルナソルのアイリッドベースです!ルナソルアイリッドベース(N) この投稿をInstagramで見る LUNASOL|ルナソル(@lunasolofficial)がシェアした投稿 こちらのアイシャドウベースは、くすみをリセットして、アイシャドウの発色と持ちをUPしてくれます。肌の色や、その日のメイクによって使い分けられる2色展開です。美容液成分配合なので、乾燥肌の方にもおすすめです。下まぶたメイクは面長解消以外にもこんな効果があった!?クマを目立たなくする出典:byBirth下まぶたの悩みと言えば、クマですよね?下まぶたにアイシャドウを乗せることによって、明るくなってクマを目立たなくさせることができます。薄いオレンジやイエローなどのアイシャドウがおすすめです。下まぶたにアイシャドウを塗ると、ワンポイントになって可愛い上まぶたにはグラデーションをせずに単色の淡い色のアイシャドウを乗せて、下まぶたにしっかりアイシャドウを乗せるテクニックが流行っています。下まぶたの目尻にだけ濃いピンクやオレンジ、パープル、カーキなど、普段使わないような奇抜な色を乗せて色で遊ぶのも良いですね!おすすめはこちら。SUQQUトーン タッチ アイズ この投稿をInstagramで見る SUQQU(@suqqu_official)がシェアした投稿 番外編:唇を上に見せるメイク術を紹介!出典:byBirth冒頭でも記載した通り、面長さんは目を下に、口を上に見せると顔の黄金比に近づきます。ここでは唇を上に見せるためのポイントも紹介します。上唇を少しオーバーリップで書きます。次に上唇の上にハイライトを乗せて、唇を立体的に見せます。そうすると唇を上に見せることができます。下まぶたのメイクと一緒に、是非やってみてください。まとめこの記事では、下まぶたメイクのポイントを紹介致しました。今まで下まぶたメイクは、滲んだりするので苦手意識があったという方も、この機会に下まぶたメイクに挑戦してみてくださいね。
2021年03月20日タイタンに所属するお笑いコンビ『キュウ』の清水誠(@pentachansp)さんは、Twitterに食事中の写真を投稿。すると10万人以上から反響が上がりました。ラーメンを食べようとした清水さんでしたが、下から視線を感じたといいます。その視線の正体は…。ご飯食べてると下から覗いてくる…。 pic.twitter.com/PmPDNBGapY — キュウ 清水 (@pentachansp) February 7, 2021 赤ちゃんが覗いてる…!おいしそうな匂いにつられたのでしょうか。純粋無垢な瞳で清水さんを見つめる赤ちゃん。食事がしづらいのは困りますが、かわいくてキュンとしてしまいますね!投稿を見た人たちからは「猫かと思ったら、赤ちゃんだった!」「かわいすぎて震えた。子供の行動って最高」などのコメントが寄せられています。日常を切り取った何気ない1枚は、多くの人を笑顔にしました。[文・構成/grape編集部]
2021年02月08日年末年始は、ごちそうを食べる機会が多く『正月太り』を気にする人も多いですよね。どうやらそれは人間だけではないようです。「あれ?前はもっとすんなりと…」5匹の猫と暮らしている飼い主(@jirosan77)さん。ある日、飼い主さんはリビングで『衝撃の瞬間』を目撃してしまいます。その様子をとらえた映像がコチラ!連休太りかな? pic.twitter.com/BzBkae31qk — みかんとじろうさんち (@jirosan77) January 2, 2021 す、すごくひっかかってる…!ソファにはまってしまったのは、猫の『みかんちゃん』。成長して体が大きくなったことに、気付いていなかったのでしょう…ソファと床の隙間につっかえて、なかなか抜け出せません…!ソファの上でその様子を見ていた、猫の『じろうさん』からは「なにやってるのニャ…」とあきれた声が聞こえてきそうですね。ネット上では、焦るみかんちゃんの姿に癒された人が続出しました!・出られてよかったです…!もしかしてお正月太りしちゃったのかな?・抜け出した後の、何事もなかったような顔が最高です!・あんな狭い隙間を抜け出せるなんて…!「猫は液体」といわれている理由がよく分かりますね。「前はすぐに出られたのにニャ…」と困惑する様子のみかんちゃん。もしかしたら、人間のようにお正月にぐうたらしていたのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2021年01月05日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、ポン・ジュノ監督のアカデミー賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』を地上波初放送することが決定。2021年最初となる1月8日に本編ノーカット、オリジナル吹き替え版で放送する。本作は、今年のアカデミー賞で作品賞始め4部門を受賞(作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞)し、アジア映画では史上初めての作品賞受賞となった。さらに、第72回カンヌ国際映画祭では、最高賞のパルムドールを受賞、世界各国の映画祭を席巻した。また、日本でも公開直後から話題となり、47億円を超える興行収入を記録。今回の放送では、「金曜ロードSHOW!」でしか観られない新吹き替え版で放送。“半地下住宅”で暮らすキム一家の父親、ソン・ガンホ演じるギテクを、他作品でもソン・ガンホの声を担当する山路和弘。家庭教師になりすました青年・ギウを、俳優で数々のアニメ作品で声の出演もする神木隆之介。家庭教師の生徒・ダへを、「賭ケグルイ」蛇喰夢子役や「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶ役などを担当する早見沙織が吹き替える。ほかにも、津田真澄(チュンスク役)、近藤唯(ギジョン役)、恒松あゆみ(ヨンギョ役)、東地宏樹(ドンイク役)、小林由美子(ダソン役)らが参加する。キム一家の長男・ギウの声を担当した神木さんは「今まで声で参加させてもらった作品では、僕の出す声の色がついていましたが、今回はそれをあえて抑えて、今までにない声の出し方に挑戦させて頂きました。やった事がないチャレンジだったので不安もありつつ、どんな出来上がりになるかとても期待しています」とコメント。気に入っているセリフは、父の「計画通りいかないのが人生だ。だから人間計画すべきじゃない。計画がなければ失敗することもない…」というセリフだそうで、「世の中、自分の思い通りいかないのが当たり前で、失敗しないための逆転の発想がすごいなと思いました」と話し、「映画自体、素敵な映画で、何度見ても『伏線の回収の仕方が見事だなあ!』という思いは色あせません。是非、字幕以外の形でみなさんに見て楽しんで頂けたらうれしいなと思います!」と視聴者へ呼びかけている。金曜ロードSHOW!『パラサイト 半地下の家族』は2021年1月8日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年12月18日外を気にせず開放感のある家「東京にいる感じがしません」という上野さん。敷地を購入したときには周囲は植木畑だった。現在では畑の面積は減ったものの緑が多く、また静かな環境で「蓼科や軽井沢などの別荘地に住んでいるような感じがする」と話す。上野夫妻が設計を依頼した建築家の村田淳さんへのリクエストは大きなところでは2つあった。「ひとつは外の目を気にしないで暮らしたい。当初、コートハウスのイメージをもっていたので、外の目をあまり気にしないで生活ができて、かつ開放感のある家がいいなと」右の駐輪スペースの後ろに立つのがアズキナシ。図書室の外につくられたデッキスペースに植えられていて2階からもその緑を楽しむことができる。図書室をつくる「もうひとつは図書室がほしかったんですね。本が多いので、家族3人の本を1カ所に集めて、みんなで読める場所をつくってもらいたいとお願いしました」(上野さん)図書室をつくる思いは上野さんがいちばん強かったという。「引っ越しのたびに本を処分するのがとてもつらかったようで、この家ではちゃんとスペースをつくろうということになりました」(奥さん)上野さんも「自分の家ができたら本はすべて捨てずにとっておいていつでも読み返せるようにしたいという思いは強くありました」と話す。さらに「本はどこでも読むし寝る前に読んだりもするんですが、ゆったりと座って気持ちよく読めるスペースがほしかった」とも。半地下につくられた図書室を1階レベルから見る。庭側から図書室の外部につくられたデッキスペースを見る。アズキナシの木が見える。デッキスペース側から図書室と奥の庭を見る。半地下につくられた図書室の天井高は約3.8mある。夫妻ともに図書室のイメージとしてもっていたのはオードリー・ヘプバーンが主演した1963年の『マイ・フェア・レディ』のヒギンス教授の書斎だった。バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』を原作とするこの映画では、2層分のスペースが本棚でぎっしりと埋まり、上の棚にある本を梯子を使って取るシーンがあるが、そこから梯子付きの背の高い本棚が生まれた。天井高約3.8m。設計側では住宅でこの大きさを確保するための苦労があった。「この土地は建ぺい率に余裕がないのでいろんなご要望を入れていくとどうしても入りきらない。図書室を魅力的な空間にしたいけれども、かといってほかの部屋がその犠牲になるのも良くない。それで寝室を地下にもっていくことにしました」(村田さん)本棚の上にも開口が設けられて明るい室内。対面して設けられたデッキスペース側と庭側の2つの開口の間を空気が流れ湿気の心配もない。階段下から庭の緑を見上げる。玄関から小窓を通して図書室を見ることができる。高2の息子さんはこの図書室について「作業が落ち着いてできてけっこう快適です。明るいのもいいですね」と話す。ソファの左に見えるのが寝室開口部。デッキスペースの脇に植えられたアズキナシ。半地下からの眺めしかし単に地下にもっていっただけでは湿気の問題が発生する。そこで天井高のある図書室を半地下につくりその両サイドに大きめの開口を設けて空気がこもらず流れるようにしたうえで、さらに低い位置にある寝室とつなげることにした。半地下にある図書室のソファに座ると開口からは緑と空しか見えない。このスペースの心地よさはこの緑が大きく作用していると夫妻で口をそろえていう。「窓が上にあるため、両サイドにある緑を下から見上げるかたちになります。そうすると緑の後ろに空だけ見える感じになるのでそれがものすごく気持ちがいいんです」(上野さん)濡れ縁から図書室を見る。奥のデッキスペース側の開口との間で風が抜ける。静かで落ち着いた空気感のある庭。この緑があるおかげでお隣の視線も気にならない。手前の木はオオサカズキ(モミジ)。床がルーバー状になっているのは地下との間で空気を循環させるため。その上は物干しスペースになっている。右奥に見えるのが玄関でその左に図書室がある。地下室からルーバー状の床を見上げる。左下の鉄棒は上野さんが懸垂をするために取り付けられたもの。階段室を1階から見る。2階の天井とキッチン道路側にアズキナシが立ち、奥の庭にはオオサカズキとシラカシなどが植えられているが、それらの緑は2階からも楽しむことができる。下階とはまた違う角度から緑に接することのできる2階は家型の天井がL字でつながっている。「勾配屋根の木造の2階は天井を自由につくりやすいので、空間に変化をつけるためにL字のプランのままに家型の天井をつなげてみました。家型にするとフラットな天井よりも陰影が出るし、陰の部分も時間によって表情が変わっていくので面白いのではないかと」(村田さん)リビングダイニングと一体的につくられたキッチンでは、食洗器をビルトインにするなど隠せるものはなるべく隠して表にモノが出ないようにするほか、広さについてのリクエストがあった。「2人立てるような広さにしてくださいとお願いしました。一緒に料理することも多いので、2人いてもつっかからないような広さがほしいとお伝えしました」(奥さん)リビングからダイニングとキッチンを見る。キッチンは夫婦2人で作業ができるよう広めにつくった。家型の天井を交差させた部分は少し不思議な印象を与える造形になっている。ダイニングとキッチンを見る。ダイニングからキッチン内のモノが見えないようキッチンを囲む壁の部分を高くしている。2階は引き戸で階段室が仕切られるようになっている。約24㎡あるリビングダイニング。表と庭側の2つの開口のほかにテレビの上にも開口が開けられていて室内が明るい上に天井も高めで快適に過ごせる空間になっている。キッチンからリビングを見る。右の開口からはアズキナシの木がよく見える。リビングから庭の方向を見る。オオサカズキが少し紅葉しているのが見える。アズキナシの前の室内にも緑が置かれている。“ここはどちらですか?”最後にこの家で5年ほど暮らされての感想をうかがった。「図書室がいちばん好きなスペースですね。両方に緑と空が見えてまた静かで明るい部屋なので、最高の空間かなと思っています」と奥さん。さらに2階のキッチンスペースも好きという。「キッチンに立つとちょうどアズキナシがダイレクトに見られてお気に入りの場所ですね」上野さんも自らの強い希望でつくった図書室がやはりとても気に入っているという。「しかし、僕がメインで使おうと思っていた当初の予定と違って家族に取られてしまうことが多い」と話す。3月からのコロナ禍のもとでは大学で英語の教師をされている奥さんがZoomでオンライン授業を行う際に図書室を使っているため「ほぼ使えない」状態になっているという。「Zoomでは皆さん背景を替えたりしますが、うちではそのまま室内を映しています。そうすると大きな本棚とその後ろの中庭の緑が大きな開口を通して見えるので、“ここはどちらですか?”とよく聞かれます。今は思っていたほど図書室で過ごすことができていないですが、やっぱりあそこに座るとすごく落ち着くし集中もできるのですごくいいですね」。こう話す上野さんには、世の中とはまた別にもうひとつ、「コロナ禍が早く過ぎ去ってほしい」と願う強力な理由があるように思えた。上野邸設計村田淳建築研究室所在地東京都三鷹市構造木造規模地上2階地下1階延床面積142.19㎡
2020年11月30日ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』が、この度、スクリーンでの映画体験を待ち望むファンに向け、IMAXとモノクロVer.で劇場公開されることが決定。併せて、新たに2種類のビジュアルとモノクロVer.の予告編が公開された。第92回アカデミー賞で外国語映画として初めての作品賞を受賞、さらに監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4冠に輝いた本作。公開直後から日本でも大ヒットとなり、日本国内の観客動員数は330万人を超え、興行収入も45.5億円を突破。韓国映画として国内興行収入1位の記録を塗り替えただけではなく、『グリーンブック』(21.6億円)や『ラ・ラ・ランド』(44.2億円)など、近年のアカデミー賞受賞で大きな話題となった作品を引き離し、社会現象ともいえる大きな盛り上がりを見せた。そんな本作のIMAX上映は、北米ではオスカー獲得後の2月に1週間限定の上映が行われた、映画ファンの間でも話題となっていたバージョン。映像はIMAX仕様にあわせるためデジタルリマスター化され、臨場感がより際立ち、映画の吸引力を濃厚に感じられる映像体験が劇場で楽しめる。ポン・ジュノ「まるで昔の物語を見ているかのような不思議な感覚」また、映画ファンは垂涎モノのひと味違った感覚で本作を堪能できるモノクロVer.での上映も決定。実は、オリジナルのカラーVer.(通常版)がカンヌ国際映画祭でお披露目をされる前に作られたというモノクロVer.。ポン監督は「黒澤明、ジャン・ルノワール、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコックなど偉大な監督たちのフィルモグラフィーには、モノクロ映画の時代とカラー映画の時代とがありますが、私たちの世代はモノクロ映画を作る機会がありませんでした。自分もクラシックの仲間入りをしてみたいという夢を、最新のデジタル技術のおかげで実現することができました」と、製作の理由を語る。さらに、モノクロVer.をこれから見る観客に向けて監督は、「同じ映画がモノクロになることで、鑑賞体験がどれだけ変わるものか、面白く感じていただけると思います。私は今まで二度このバージョンを観ていますが、初めは寓話のように感じられ、まるで昔の物語を見ているかのような不思議な感覚になりました。二度目は、映画がより現実的で鋭く感じられ、まるで刃物で切りつけられるかのようでした。俳優たちの演技がさらに際立ち、より登場人物を中心に映画が展開しているようにも思えました。観客のみなさんが、カラー版の鑑賞体験と比較しご自身の『パラサイト』モノクロ版の鑑賞方法を見つけてくれたら嬉しいです」と、自身の感想と併せてメッセージを寄せた。現在、コロナ禍の終息を祈念しつつ、公開日は劇場再開後に向けて調整中という本作。視覚的な変化はもちろん、観た方なら分かる「におい」までも、より強く画面から感じられそうな貴重なモノクロVer.の上映、そして圧倒的な臨場感を味わえるIMAX上映。新たな『パラサイト』をぜひスクリーンで体感してはいかがだろうか。『パラサイト 半地下の家族』IMAX、モノクロVer.は近日公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年05月20日『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画祭でプレミア上映されてから1周年を迎えた。これを記念し、同作の北米配給を担当したネオン社が、「Parasite-A Year of Cinema」というタイトルの特別動画を公開した。5分半ほどの長さの動画で、冒頭はカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールに輝いたシーンから始まる。その後は世界各国の映画ファンを熱狂の渦に巻き込んだ怒涛の1年が描かれる。ポン・ジュノ監督がジミー・ファロンのトーク番組に出演する様子や、SAGアワードやゴールデングローブ賞などの賞を受賞したときの映像も収められている。クライマックスはもちろんアカデミー賞だ。外国語作品として初の作品賞を獲得し、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門を受賞。ジュノ監督は受賞スピーチで「ありがとうございます。明日の朝までお酒を飲みます」と言って笑わせたが、これを有言実行していたことが明らかに。動画の最後で関係者らと朝4時まで楽しそうに飲み明かしていた。また、「映画は人と人をつないでくれます。これ(功績)を可能にしてくれたみなさんに感謝します」「みんなのことが恋しいです。また一緒にお酒を飲みかわすときまで」とのメッセージが表示された。(Hiromi Kaku)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年05月15日韓国映画『地球を守れ!(Save the Green Planet!)』が英語でリメイクされることになった。製作は、『パラサイト 半地下の家族』のCJエンタテインメント。監督はオリジナルのチャン・ジュヌァン。プロデューサーには『ミッドサマー』のアリ・アスターも名を連ねる。オリジナルの公開は2003年。釜山映画祭で作品賞、監督賞、主演男優賞などを受賞、カンヌ映画祭でも上映されたが、日本では劇場公開されていない。エイリアンが地球を滅ぼそうとしていると信じる青年が、恋人の協力も得て、地球を守るために大胆な行動に出るSFコメディだ。脚本はこれから執筆される。文=猿渡由紀
2020年05月08日『パラサイト 半地下の家族』を手掛けた韓国の映画会社「CJエンタテインメント」が、シン・ハギュン主演の韓国映画『Save the Green Planet!』(2003年公開)の英語版リメイクを製作するという。「Variety」誌などが報じた。「CJエンタテインメント」は、オリジナル版『Save the Green Planet!』の製作も担当しており、英語版は『へレディタリー/継承』&『ミッドサマー』のデュオ、アリ・アスター監督&プロデューサーのラース・クヌードセンとタッグを組んで製作を行う。監督はオリジナル版と同じくチャン・ジュナン(『ファイ 悪魔に育てられた少年』)が務める。脚本はウィル・トレイシー(「キング・オブ・メディア」)に打診しているとのこと。オリジナル版は、地球がエイリアンによって侵略寸前であり、地球を救える者は自分しかいないと信じ込んでいる男が主人公のブラックコメディ&SF作品。「CJエンタテインメント」のマイク・リーは、「私たちが『パラサイト』から学んだことは、世界中の観客がジャンルを取り払った大きなテーマの作品を観たがっているということ。チャン監督はその道の達人ですし、アリ、ラース、ウィルとともに働けることをうれしく思います。彼らは特別であったオリジナル版を、『今だからこそ』と感じられる英語版にしてくれるでしょう」と語っている。(Hiromi Kaku)
2020年05月08日