ミュージカル『オペラ座の怪人』でデビュー後、17年にわたり劇団四季のスターとして活躍してきた石丸幹二。退団後は歌手、俳優として活躍の場を広げ、2013年の出演ドラマ『半沢直樹』で人気が拡大。現在、テレビ番組『題名のない音楽会』6代目司会者としても親しまれている。昨年にはデビュー30周年を迎え、記念企画が目白押しだ。『石丸幹二 オーケストラコンサート2021』チケット情報昨年は軌跡をたどる『The Best』とデュエット集『Duets』の2枚のアルバムを発売。過去のアルバムからの選曲で、それぞれ新録音も1曲ずつ収録。『Duets』では石丸の歌声とデュエットできるカラオケ仕様の6曲も追加した。今年は6月2日(水)に劇団四季時代の映像特典付き、初の2枚組映像作品『石丸幹二 ORCHESTRA CONCERT 2016&ONLINE LIVE 2020』の発売が決定。続く4日(金)からスタートするのが、全国5都市を巡るデビュー30周年『石丸幹二 オーケストラコンサート2021』。会場ごとに多彩なゲストを迎え、初日の大阪公演には石丸が「歌声に惚れ込んだ」という演歌歌手の島津亜矢が登場する。コンサートでは「観客の心に寄り添い、心の中で口ずさめるような」選曲にこだわったという石丸。『ふるさと』『あすという日が』といった耳馴染みのある楽曲から、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』より『真っ赤なスカーフ』、劇団四季時代から現在までの出演ミュージカルの代表曲など約17曲を予定。島津とのデュエット曲には『美女と野獣』を選んだ。「演歌ではない歌をオーケストラと共に歌ってもらったらきっと大きな花が咲くだろう」と期待を寄せる。「短いようで長かった」と音楽と共に歩んだ30年を振り返る石丸。ベストアルバムのライナーノーツには楽曲に込めた思いや当時の心境を克明に記した。「一枚の写真と同じですね、まるでアルバムをめくるように一曲ごとにいろんなことが思い出されて。聴いてくださる方もご自身の記憶と重ね合わせて楽しんでいただけたら」。舞台人として鍛錬を積んだ劇団時代を経て、第2章と位置付けるその後の13年でとりわけ磨いてきたのが、歌手としての個性だ。退団直後の休暇中に聴いたアンリ・サルバドールのアルバムがひとつの転機となった。「彼が80歳を過ぎてカムバックして出したアルバムで、囁くような唱法が新鮮でした。一生歌い続けるなら目指すのはこの唱法だなと。今までにないものを取り入れようとスタートしたのが第2章の始まりでした」。そんな“つぶやき唱法”はひとまずアルバム等でご堪能を。大劇場では変わらずオペラティックな歌唱で観客の心を満たし続ける。「総勢80名近いフルオーケストラとの共演はやっぱりゴージャスですよね。今回のツアーでは初めてご一緒する楽団もあり、人や音楽の輪が広がっていくのが楽しい。お客様もきっと会場に身を置くことで、歌声や音に包まれる心地よさを感じられると思います」。公演は6月4日(金)、大阪のザ・シンフォニーホールを皮切りに、東京、愛知、広島、札幌を巡演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年05月28日雨がそぼ降る4月中旬の夜の東京・銀座。マスク姿でたたずむ大柄な男性がいた。阿部寛(56)だ。そのかたわらには、スーツを着た長澤まさみ(33)の姿も。ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の撮影中だった。「その日は初回放送分を撮っていました。放送まで1週間と迫っていたのですが、長澤さんが最近までほかの作品を撮っていたため、特に彼女の出演シーンはギリギリの進行なんです」(ドラマ関係者)進行はギリギリでも、視聴率はぶっちぎり。初回は14.8%と今期の連続ドラマで首位に。その後も高視聴率をマークしている。「16年前の人気作の続編とあって放送前から話題でしたが、放送が始まると、日曜劇場枠ということもあり“『半沢直樹』みたい!”との声も。前作は若者向けのドラマという印象でしたが、今回は大人の視聴者層の心もつかんでいるようです」(テレビ誌ライター)前作では低偏差値で落ちこぼれの生徒たちを半年で東大に合格させた阿部演じる伝説の桜木弁護士が、16年前は生徒だった弁護士の長澤とタッグを組み、再び降臨。「長澤さんは、前作撮影時から阿部さんのことが大好き。演技に向かう真面目な姿勢を尊敬しており、“阿部さんみたいになりたい”と話しているほどです。前回の生徒役では、紗栄子さん(34)も初回に特別出演してファンを喜ばせました。さらに制作陣は、今後のスペシャルゲストとして新垣結衣さん(32)の出演の可能性を、探っているところだそうですよ」(テレビ局関係者)■男子生徒が「阿部さんがかっこよすぎる!」と心酔のワケかつての“生徒”が大物となっていることに阿部も感無量のよう。「みんなが第一線で活躍していることがうれしい、と阿部さんは話していましたね。彼らのようになってほしいと、今回の生徒役俳優たちにも期待しているようです」(前出・テレビ局関係者)そんなふうに後輩を気にかける阿部に、現場の若手俳優たちからは心酔する声が続出しているとか。「特に男子生徒役の俳優たちが、“阿部さんがかっこよすぎる!”“色気がある!”と口にしていますね」(前出・ドラマ関係者)序盤から大型バイクを乗りこなし、海に飛び込む場面もあった。「今、56歳ですからね。弱音こそ吐きませんが、3月の海に飛び込むシーンや、ケンカや派手なアクションシーンはしんどかったと思いますよ」(前出・ドラマ関係者)体を張った甲斐あっての高視聴率に制作陣は沸いているそうだが、阿部自身には視聴率よりも気になる指標があるようで……。「今は9歳と8歳になる2人の娘さんたちからの評判のほうが視聴率よりも気になるみたいです(笑)。ドラマの内容もわかる年ごろ。父親として“胸を張れる仕事をしたい”という思いもあるようですよ」(前出・テレビ局関係者)桜木の仕事ぶりを見て、2人の娘たちも東大を目指すかも!?「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月13日全国に30店舗以上のネットワークを持ち、「半沢直樹」ほか数々のテレビドラマに美術協力を続けているオーダーカーテン専門店の株式会社カーテンココ(本社:東京都目黒区、代表取締役:小出靖子、以下カーテンココ)は、高級刺繍レース生地使用の「カーテンココオリジナルマスク」に、マスクのまま飲食を楽しめる「カーテンココカフェマスク」のラインナップを追加します。固定部と可動部の二段構造によりマスクに手を触れずにドリンクなどの飲食が楽しめる多機能マスクです。カーテンココ オリジナルマスク販売サイトへカーテンココは創業以来、「お部屋で過ごすかけがえのないひととき」をデザインするオーダーカーテン専門店として4万件以上の実績があります。お部屋の印象を決めるデザイン面から、居心地を高める機能面までトータルにご提案することで、上質なオーダーカーテンを提供し続けてきました。今回新発売の「カーテンココカフェマスク」は、長引くコロナ禍でも感染予防をしっかりした上で飲食を楽しんでほしい、という想いで開発した新商品で、マスク固定部と動作部の二段構造となっています。下を向くと自然に口元が開き、ストローなどをことができます。「カーテンココオリジナルマスク」同様、19世紀のイギリスにおけるモダンデザイン創始者、ウィリアムモリスの意匠を使用したオーダーカーテン用の高級刺繍レース生地を使用。つけた時に心躍る「上品なマスク」のデザインと、内布の抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「CLEANSE(クレンゼ®)」のガーゼ生地による機能性の両立を重視し、国内の縫製アトリエで一枚一枚手作りしているマスクです。普段使いはもちろん、フォーマルな場所にも活用できる上品なマスクです。洗濯も可能なので、使い捨てではなく日々のおしゃれとして、お洋服と同じように大切に何回も使って頂きたいと考えています。【カーテンココカフェマスク製品紹介】■特長◇19世紀のイギリスにおけるモダンデザインの父ウィリアムモリスのレース生地を使用◇抗菌・抗ウイルス機能のガーゼ生地との2層構造◇マスク固定部と動作箇所の二段構造◇耳ひもの長さ調節が可能◇メイドインジャパン国内の縫製アトリエで一枚一枚手作り◇素材:1層目レース生地2層目:クレンゼ®ガーゼ■柄デザイン◇いちご泥棒柄素材:綿(コットン)60%麻(リネン)40%ウィリアムモリスの数多いデザインの中でもひときわ人気を誇るデザインのひとつ家庭菜園のイチゴをついばんでしまう鳥からインスピレーションを受けた、愛らしい鳥「ツグミといちご」の柄■ウィリアムモリスの生地について「PUREMORRISNORTHFABRICS」1871年夏にウィリアムモリスが旅したアイスランド。彼が日記に残したアイスランドの地形、動植物についての精彩な描写からインスピレーションを受けたコレクションです。モリスのこの地に対する深く強いあこがれを表現した美しい刺繍、繊細なプリント、高品質な織りなど、質感のある生地に施された複雑な装飾がアイスランドの景観と文化を思い起こさせてくれ、モリスが生きていれば誇りに感じてもらえるようなアイテムが揃います。■なぜオーダーカーテン専門店がマスクを作ったのか。その想いを代表自ら語る開発ストーリーはこちら開発ストーリーへ【製品概要】価格:5,500円(税込)送料:国内無料販売:自社ECサイト《取り扱い方法》洗濯可能※手洗い推奨、洗濯機の場合はネットに入れて下さい※乾燥機不可《納期》ご入金確認後、在庫がある場合は3日以内、在庫なき場合は1か月前後での作成、その後郵送となり、2〜3日後にポスト投函となります。自社ECサイトへ【会社概要】会社名:株式会社カーテンココ所在地:〒153-0051東京都目黒区上目黒3-14-8MFビル501本社/東京中目黒ショールーム代表者:代表取締役小出靖子事業内容:オーダーカーテン・ブラインド・ロールスクリーン・カーペット・ラグその他インテリア製品の販売、メンテナンス事業/インターネットマーケティングの企画運営・維持管理株式会社カーテンココ HPへ【お客様からのお問い合わせ先】株式会社カーテンココTEL:03-6451-2340または、下記リンクよりお問い合わせください。お問い合わせはこちら企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年05月11日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が5日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、動画「初の視聴者コラボ企画!GW明け…色々悩んでる新社会人への提言【#26 百の三】」を公開。新社会人に向けて、仕事のアドバイスを語った。新社会人に伝えたいことを聞かれ、「僕はずっとできなかったんですけど……。できなかったからこそ思うのは、先輩に相談する」と話した又吉。できないことがバレたくないため、隠れて頑張る人が多いというが、「先輩に言っちゃった方がいいんですよね。これが苦手でとか、よく分からなくてどうしたらいいですか? って。見て学べって言う人もいるかもしれないですけど、半分以上の人はアドバイスをくれると思う」と続けた。また、アドバイスをした先輩側の心理として、「そのアドバイスが有効であることを証明したくなる。だから、無意識のうちに、先輩はその後輩を助け出すんです。アドバイスの強度を高めるために、後輩をフォローし始める」と分析し、「それが個人で問題を抱えるんじゃなくて、チームで問題を抱えるということ。先輩が助けてくれるから、目標が実現しやすくなるっていうのがあるんじゃないかな」と、先輩に相談するメリットを語った。自身も、後輩のパンサー・向井慧から「ライブに彼女が来る」と相談され、「なんとかせなあかんっていう意識になって。全然そんなタイプじゃないのに、普段絶対やらない動きをして」、舞台上で向井を盛り上げたそう。その結果、ライブは大盛り上がりしたと言い、「会社でも新入社員の人が抱えてる問題って、チーム全体に影響を及ぼすときがありますもんね。そこが上手くいくと、全体が良くなるから、相談するのがいいんじゃないですかね」と、話題を締めくくっていた。
2021年05月11日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。舞台は大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期。富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。原作は国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)。これまで1974年に映画化、連続ドラマ化されたほか、2007年には『半沢直樹』などで知られるTBS系「日曜劇場」枠で連続ドラマ化され、高視聴率を記録。主演の木村拓哉演じる万俵家長男・鉄平の視点からファミリーの繁栄と崩壊が描かれた。昭和、平成と人々を引きつけた名作が、世界中が困難と向き合う令和の時代に復活を遂げるわけで、山崎豊子が放つメッセージの普遍性にあらためて注目が集まっている。山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)山崎は1924年、大阪市生まれ。京都女子大学国文科を卒業後、毎日新聞大阪本社学芸部に勤務しながら、小説の執筆を始め、1957年に『暖簾』を刊行。その翌年には『花のれん』が直木賞を受賞し、作家業に専念すると『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など、約50年に及ぶ作家人生を通して、数々の著作がベストセラーとなった。長年、読者を魅了するのは、激動の時代を背景に繰り広げられる、壮大にして感動的な人間ドラマ。記者時代に培った取材力を武器にした徹底的なリサーチが、作品に重厚感とリアリティを与えている点も、山崎作品の人気の秘密。『華麗なる一族』では、不気味で巨大な権力機構である銀行の深層に切り込んだ。野望と愛憎が渦巻く人物相関図によって、見る角度を変えながら、何度でも楽しめるのも、今なお山崎豊子が求められる理由のひとつだ。本日5月9日に放送される第4話では、阪神銀行から融資削減をされた鉄平(向井理)が、その補填分をサブバンクの大同銀行・頭取で旧知の仲である三雲(石黒賢)に依頼。ついに念願の高炉建設の日を迎えるが、鍬入れ式に現われた鉄平の父・大介は浮かない表情を浮かべる。一方、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)と結婚し、晴れて万俵家の一員となった万樹子(吉岡里帆)は、ある日大介夫妻の寝室をのぞいてしまい、万俵家の秘密を知ってしまう……。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文:内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
2021年05月09日賀来賢人が鈴木亮平主演の7月期日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」に出演、自身初の医師役に挑む。物語の舞台となるのは、都知事の号令で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、彼らは最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)に乗り込み、重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すこと。“一人も死者を出さないこと”が、彼らに課されたミッションとなる。今回、そんな救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の音羽尚(おとわ・なお)役で、賀来賢人の出演が決定。音羽は、厚生労働省の官僚でありながら医師でもある医系技官。若手エリート官僚として厚生労働大臣の意を受け、「TOKYO MER」に正式認可を与えないために派遣された、いわばスパイのような存在。命懸けで救命にあたるMERチームのリーダー・喜多見(鈴木亮平)に反発するという役どころだ。何よりも患者の命を優先して突っ走る喜多見と、冷静沈着でクールな音羽という対照的な2人。だが、実は音羽は「より多くの命を救うため、官僚として理想の医療を実現する」という熱い夢を持っていた。そんな2人がいつしか共鳴し、最高のバディとしてひたむきに命に向きあうようになるという。賀来さんといえば、劇場版も公開され大ヒットした「今日から俺は!!」でのコミカルなヤンキー役から、「半沢直樹」の証券会社の熱きプロパー社員役まで幅広い役を演じてきた。今作では、自身初の医師役に挑戦、専門的で高度なオペシーンにも挑んでいく。「台本を読んで、撮影がとにかく大変になるだろうなと思ったほど、スケールがとても大きい作品」と賀来さん。「脚本家の黒岩勉さんの『TOKYO MERのメンバーがヒーローに見えるような作品にしたい』というイメージを聞いて、すごくワクワクしています」と心境をコメント。「演じる音羽は、厚生労働省の官僚であり医師でもあるという複雑な役です。鈴木さん演じる喜多見とは対照的な役柄ですが、音羽には音羽なりの正義があると考えています。クールなキャラクターですが、実際のところはどうなのか、放送を楽しみにしていただければ」と期待を込めて語っている。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は7月、毎週日曜21時~TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年05月06日「テセウスの船」「天皇の料理番」の鈴木亮平が7月スタートの日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」にて主演を務めることが決定。最新の医療機器とオペ室を搭載した“ERカー”で命の現場に飛び込んでいく救命救急チームの活躍を描く。物語の舞台となるのは、都知事の命で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、彼らの使命は最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すこと。“1人も死者を出さないこと”が、彼らに課されたミッションである。主人公の喜多見幸太(きたみ・こうた)は、「TOKYO MER」のリーダーで、驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医。「待っているだけじゃ、救えない命がある」という強い信念で、どんなに危険な現場でも瀕死の患者の元に飛び込んでいく。その壮絶な覚悟と救命への執念の裏には何があるのか…。徐々に明かされていく喜多見の過去も見どころのひとつだ。そんな喜多見を演じるのが鈴木亮平。日曜劇場では、「天皇の料理番」「テセウスの船」と重要な役を演じてきた鈴木さんは、今作で満を持して日曜劇場初主演となる。現在放送中の「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)では人付き合いが苦手な恋愛下手の漫画家、「テセウスの船」では若かりし過去と老いた現在を一人二役で見事に演じ切った高い演技力と表現力を持つ鈴木さんが、今回挑むのはスーパー救命救急医という役どころ。重大事故、災害、事件という多くの負傷者がいる危険極まりない極限下の現場に取り残された瀕死の患者を救おうと、自らの命を顧みず勇猛果敢に飛び込んでいく。今作の見どころのひとつである“本格的な救命医療”をリアルに再現するべく、専門的で高度なオぺのシーンに挑む。脚本は、「グランメゾン東京」「危険なビーナス」、映画『キングダム』などを手掛けるヒットメーカー・黒岩勉。現代的でありながら熱いヒューマンドラマを得意とする黒岩氏が、命を巡る救命救急チームの闘いを描く。また、大型バスの多重事故やトンネル崩落など、破格のスケールのエピソードが連続する今作。現場に駆けつける最新鋭の機材とオペ室を備えるTOKYO MERの専用車両“ERカー”は、8トン車を6か月かけて改造し作り出された。現実には存在しない架空の設定の車両だが、ドラマを監修する現役の救命救急医たちが、「もし本当にあったら“救急医療の理想”」だという特殊車両だ。鈴木さんは「僕が演じる喜多見幸太は、患者が搬送されてくるのを待っているのではなく、自ら事故や災害の現場に駆けつけ、いち早く命を救う救命救急チーム『TOKYO MER』のチーフドクターです。そして喜多見は、命懸けで危険な現場に飛び込み、勇敢に患者さんを救おうとする情熱を持っています」と紹介。「注目してほしいのは、オペ室を完備した最新鋭の“ERカー”が登場することです。監修の救命救急医の方々から、『理想の医療』だという声もお聞きしました。この作品が、今の大変な状況の中で働く医療従事者の方々へのエールになればうれしい」と期待を込めて語った。そして脚本・黒岩氏は、「こんな時代だからこそ、誰かのために必死に戦うヒーローが見たい。最強のナイスガイ・鈴木亮平さんとその仲間たちがきっと叶えてくれます。とても真剣な医療モノなのですが、とことん痛快な『アクションエンターテインメント』を目指して書かせていただいています」と明かす。演出は「半沢直樹」や「テセウスの船」に携わってきた松木彩が担当、「『この人たちがいればきっと大丈夫だ』という安心感を、喜多見とMERチームの姿を通して伝えていきたい」と語っている。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は7月、毎週日曜21時~TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年04月30日2021年4月29日、俳優の河野洋一郎さんが肝硬変で亡くなっていたことが分かりました。60歳でした。河野さんが所属する劇団『南河内万歳一座』の公式ウェブサイトはこのように報告。どうしようもない無念です。河野洋一郎君が、先週の土曜日に亡くなられました。昨年の12月、肝臓を患い一週間の加療と検査を行ったと本人から連絡がありました。その後、治療と静養に専念しておりましたが、先週の土曜日、4月24日に肝硬変で救急搬送先の病院で、その日のうちに亡くなられたそうです。御家族の話しでは、苦しむことなく、安らかな最後であったそうです。葬儀は、新型ウィルスの状況下でもあり、すでに御家族で済まされております。南河内万歳一座ーより引用【南河内万歳一座】 スクリーンショット河野さんは舞台で活躍するほか、NHK連続テレビ小説『すずらん』や大河ドラマ『武蔵MUSASHI』をはじめ、テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)、『HERO』(フジテレビ系)などの作品にも出演していました。ファンからは「ジローさん」の愛称で親しまれた、河野さん。突然の訃報に、ネット上では悲しみの声が相次いでいます。・そんな…早すぎる。優しくてかっこいいジローさんが大好きでした。・僕の大好きな役者さんでした。どうか安らかに。・ショックです。舞台上の、クールでひょうひょうとしたジローさんをもっと見たかった。舞台やテレビドラマなどで活躍した河野さん。心からご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月29日阿部寛主演、2005年放送の人気ドラマの続編となる「ドラゴン桜」が4月25日スタート。冒頭の会議シーンに「半沢直樹」を連想する視聴者や、生徒役で出演した高橋海人と平手友梨奈の演技に注目する声、長澤まさみの続投にも喜びの声が多数寄せられている。三田紀房による同名原作をドラマ化、2005年に放送された前作からおよそ16年。モーニング誌(講談社)で2018年から連載中の「ドラゴン桜2」をベースにドラマオリジナルの展開を盛り込んでいくという。前作で倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校を生まれ変わらせ、その後法律事務所を設立、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた桜木建二を阿部さんが演じるほか、桜木の教え子で一浪して東大合格、弁護士となって桜木の法律事務所で働いている水野直美に長澤まさみ。今回2人が再建のため招へいされた龍海学園の生徒には、姉のラーメン屋を手伝う瀬戸輝に高橋海人(King&Prince)。全国トップレベルのバドミントン選手として知られる岩崎楓に平手友梨奈。優秀な弟に対し劣等感が染みついている天野晃一郎に加藤清史郎。早瀬菜緒に南沙良。藤井遼に鈴鹿央士。小杉麻里に志田彩良。原健太に細田佳央太。桜木や水野を陥れようとする小橋に西山潤。岩井に西垣匠。龍山高校から東大を経て起業した坂本智之に林遣都。桜木が表舞台を去った原因となった米山圭太に佐野勇斗。天野の弟で進学校に通っている裕太に深田竜生(少年忍者/ジャニーズJr.)。学校再建のため桜木と水野を招へいしようと考える龍海学園の教頭、高原浩之に及川光博。「自由教育」を掲げ、学校の再建を試みる高原や桜木たちを学園から追い出そうとする龍海学園の理事長・龍野久美子に江口のりこ。久美子の父で龍海学園の元理事長である恭二郎に木場勝己。久美子に頭が上がらない龍海学園の校長、奥田義明に山崎銀之丞といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園。教頭の高原は桜木による再建案を提案するが、自由な校風を理想に掲げる理事長・久美子と対立する。高原の依頼を受けた水野は2年前に姿をくらました桜木を探し出し説得、龍海学園に東大専科を立ち上げるが、小橋と岩井は水野を陥れ、さらに桜木を海に突き落として…というのが1話のストーリー。冒頭の高原、久美子、奥田らによる会議シーンに「ドラゴン桜の入り完全に半沢直樹」「何か半沢直樹感が凄いあるww」などの反応が。及川さん、江口さん、山崎さんらの共演とアップを多用したシーンに「半沢直樹」を連想した視聴者が多数。ラストシーンでは“裏の顔”もみせた瀬戸を演じた高橋さんの“悪役”ぶりに「海ちゃん!株上がったわ~!裏ボスカッコイイ」という反応や、桜木に反抗心を抱く生徒役で出演した平手さんには「てちさん目力凄い」「平手氏の目ヂカラにはゾクゾクしました」「平手ちゃんの反抗的な目がいいっすね」と、その“目”に注目する投稿も。一方、長澤さんが前作に引き続き出演することに「毎週日曜にまさみさまの演技拝めるの本当に幸せ」「直美ちゃんが立派な大人になってなおかつ美しくて可愛いの本当に最高」など喜びの声も数多く寄せられている。※高橋海人の「高」ははしごだか(笠緒)
2021年04月26日2020年7月にTikTokのフォロワー数が女性日本一となった景井ひなが21日、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’20/第26回AMDアワード」の「江並直美賞(新人賞)」を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。新たな才能に与えられる賞。景井は「そうそうたる方と一緒に選んでいただけてうれしい。友達がきっかけで初めたTikTokでしたが、まさかここに立っているとは。毎日動画を見てくれている方、反対しながらも最後は背中を押してくれた方に感謝したい」と喜びをかみしめた。TikTokのフォロワー数は現時点で620万人以上。国内女性でNo.1となる。ただ「あんまり日本一という自覚がない。フォロワー数が増えたからといって生活が変わったこともあまりなくて実感もないです」と苦笑しながら“日本一”の称号について思いを語った。もともと負けず嫌いな性格で「やるんだったら極めたい。一番になりたい」と思い、毎日投稿を続けて多くのフォロワーを獲得してきた景井。TikTokを始めてから「継続力はつきましたね。どんなに忙しくても動画は録らないといけない。楽しみにしている人を裏切ってはいけない。いまは毎日投稿することは当たり前で、辛いとかはありません」とほほ笑んだ。自身アカウントの強みは「1つのジャンルに絞らず、幅広いジャンルをやっていること」とし、「なので今後やりたいことというか、全部やれることはやりたい」と意欲的に話した。同アワードはデジタルコンテンツの年間表彰式。「優秀賞」は、『あつまれ どうぶつの森』、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、「劇団ノーミーツ」、小惑星探査機「はやぶさ2」、「Zoom」、日曜劇場『半沢直樹』、「ポカリNEO合唱2020」、YOASOBI、radikoの10コンテンツが受賞。その中から選出される「大賞/総務大臣賞」は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、「AMD理事長賞」は『あつまれ どうぶつの森』と『半沢直樹』の2つに決まった。また「功労賞」を人気YouTuberのHIKAKIN、「リージョナル賞」を東日本大震災の記憶をデジタル化して風化させないことを目的とした「碑の記憶プロジェクト」が選ばれた。
2021年04月21日優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’20/第26回AMDアワード」の授賞式が21日、都内で開催され、年間コンテンツ賞「優秀賞」受賞の10作品の中から、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(集英社・アニプレックス・ユーフォーテーブル)が大賞/総務大臣賞に輝いた。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の選考理由は「興行成績の記録を塗り替え、現在も上映中。アニメならではの構図やアクション、感情を掻き立てる音楽、個性的な登場人物で原作の魅力を爆発させた。世代を超えて人々の心をつかみ、多くの観客が映画館に足を運んでいる。企画、制作、宣伝すべてにわたる先進性と完成度を高く評価」とのこと。また、「AMD理事長賞」は、『あつまれ どうぶつの森』(任天堂)と「日曜劇場『半沢直樹』」(TBSテレビ)に決定。『半沢直樹』の表彰では、主演の堺雅人と福澤克雄監督が登壇した。なお、『あつまれ どうぶつの森』は、「『どうぶつの森』シリーズ7作品となるNintendo Switch用タイトル。コロナ禍に伴いリアルなコミュニケーションが急激に制限される中、気ままな無人島生活をゲーム上に展開し、幅広いユーザー層に『癒やし』を提供しながら、新しいバーチャルなコミュニケーションツールとしても人気を博した」と評価。『半沢直樹』は、「新型コロナ感染拡大により困難な制作状況のなか、内容もスケールアップして話題をさらった。政財界を巻き込む『1000倍返し』の爽快感は強烈で、社会現象に。視聴率は最終回で32.7%、総合視聴率は44.1%と年間及び令和最高を記録。さらに、タイムシフト視聴を加えた『全話総合到達人数』は驚異の7408万人と、この時代だからこその強い共感を多くの方から得た制作者と出演者の強靭な熱意を讃えたい」との理由で選出された。なお、年間コンテンツ賞「優秀賞」受賞10作品にはそのほか、 「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(Evolving G)、劇団ノーミーツ(Meets)、小惑星探査機「はやぶさ2」(宇宙航空研究開発機構)、Zoom(Zoom Video Communications, Inc.)、ポカリNEO合唱2020(大塚製薬/電通)、YOASOBI(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、radiko(radiko)が選出されていた。
2021年04月21日4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingzz(シットキングス)」の持田将史(shoji)と小栗基裕(Oguri)が主演する舞台『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』が4月21日(水)に開幕する。持田と小栗、上演台本・演出の瀬戸山美咲に話を聞いた。本作は、『ジキルとハイド』を題材にした物語を、持田と小栗が“朗読の語り手”と“パフォーマー”にわかれ(上演回によって入れ替え)、紡いでいく舞台。2019年に東京・Spiral Hallにて上演された作品で、多くのリクエストに応え、この再演が実現した。取材時は稽古期間中。瀬戸山は「初演よりも、作品世界に潜っていって創っている感じがあります。みんなで人物の感情や背景を掘り下げて、ひとつひとつのセリフがなぜ生まれているかを探究しています」と手ごたえを感じているよう。初演は持田と小栗にとって初挑戦も多く、持田は「当時は声を発してなにかを表現すること自体が初めてでしたし、台本の読み方もわかりませんでした。それからいろいろな経験をして(持田はドラマデビューし、『半沢直樹』や『エール』に出演)、今回ようやく少し本質に近い質問ができるようになってきたのかなと思っています」、小栗は「初演は『ちゃんとやらないと』という気持ちがすごく強かったのですが、それからいろんなお芝居を観たりレッスンを受ける中で、観ているほうも100点を求めていないし、100点がなにかもわからないということに気付きました。僕はずっと、ダンスは『できた、〇。ちょっとブレた、×』というような減点方式でやってきたのですが、芝居でそれをやったら絶対に面白くないし、むしろ予想がつかないほうが面白い。だから今回は、『この瞬間に出たもので大丈夫だ!』『ワクワクしろ、俺!』と自分に言い聞かせています」と、共に初演よりもひとつステップを上がった状態で取り組んでいるという。瀬戸山はふたりの印象を「本当にタイプが違う。朗読もダンスも違います。小栗さんはまず舞台上での佇まいが美しいですし、整った表現をされる。今回はさらに中身も燃やしていて、前回よりも感情の表現が進化しています。将史さんは感情の生き物。朗読もダンスもパッションの人なので、キワキワのところを狙っていきたい」と話す。そんな瀬戸山の演出を持田は「同じ台本でも、瀬戸山さんは稽古中、僕にアドバイスをしているときは『小栗さんはこれは聞かないでください』とおっしゃるんですよ。『ここは小栗さんは突っ走ってください。将史さんはセーブしましょう』というような、違う引き出し方をしてくださいます」と、全く違うものになりそうだ。新たな意気込みが詰まった『My friend Jekyll』は、4月21(水)から25(日)まで東京・シアタートラム、5月22(土)・23日(日)に⼤阪・ABCホールにて上演。ライター: 中川實穂
2021年04月19日3月下旬の雨上がりの平日、都内にある商業施設の前に向井理(39)の姿が。大通り沿いということもあり、向かいの施設からも女性たちの熱い視線が注がれていた。「4月から始まる川口春奈さん(26)主演の連ドラ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の撮影です。川口さんと横浜流星さん(24)が、ルームシェアを契機にひとつ屋根の下での共同生活を始める物語です。向井さんは、川口さんが勤めるインテリアメーカーの社長で、彼女からひそかに思いを寄せられるという役どころです」(ドラマ関係者)向井といえば2010年のNHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』でヒロインの夫役で出演して大ブレーク。「それから数年はおもに主演としてドラマや映画に登場しましたが、近年では助演としての活躍が光るようになっています。特に今年1月に放送されたドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)では本人役で登場。自分の出演作を『バズらせたい!』と意気込み、『半沢直樹』(TBS系)や『ドクターX』(テレビ朝日系)の名ぜりふを入れたはじけた演技で“二枚目キャラ崩壊”と話題になりました」(テレビ局関係者)彼が主演作にこだわらなくなった理由は2つあるという。「結婚が大きな転機だったようです。仕事と家庭生活を両立するため、時間の拘束が長くなる主演作は慎重に選ぶようになったとも聞いています」(制作関係者)向井は’14年12月に国仲涼子(41)と結婚。5歳の男児と’18年に第2子を授かった。「向井さんは学生時代にサッカー部で、息子さんに教えていたそうです。最近、息子さんがサッカー教室にも通うようになり、その送迎は向井さんの担当だそうです。料理も得意で、奥さんが忙しいときは率先して台所に。丁寧にだしをとった大根の煮物やブリの照り焼きが定番の献立だとか。栄養に偏りが出ないよう、野菜が苦手な子供たちのために、すりおろして味噌汁に入れるようにしていると聞きました」(夫妻の知人)2点目は向井が来年40代を迎えることだという。「もともと向井さんは“攻める”より“受ける”芝居が好きで、40代を見据え、記憶に残る脇役を演じることに興味があるそうです」(前出・制作関係者)向井はインタビューでもこう語っている。《実際、そこにその人が存在していることで話が成立するんだったら、それでいいと思うし。だから理想は笠智衆さんだって僕はずっと思っているんですよね。『寅さん』のように振り向いて『おう』って言うだけで映画が終わるっていう(笑)》(『cinemacafe.net』’19年6月19日付)“令和の笠智衆さん”を目指す向井の今後の出演作に期待♪「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月16日「フィットする暮らし、つくろう」をテーマに日々の暮らしに寄り添った様々なコンテンツを発信する「北欧、暮らしの道具店」から始まり、600万回以上再生された短編ドラマを長編映画化した『青葉家のテーブル』が、6月18日(金)に公開決定。予告編が到着し、追加キャストが明らかになった。配信ドラマ版から引き続き、ドラマ「半沢直樹」「にじいろカルテ」への出演も話題となり、後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」も控えている西田尚美が主人公の青葉春子役に。映画版には春子の友人であり、食堂“満福”の店主・国枝知世役に約5年ぶりの映画出演となる市川実和子、その娘で青葉家に居候をする国枝優子役に新人女優の栗林藍希が起用されている。解禁となった予告編では、少し風変わりな青葉家の紹介からスタート。“なりたい私”になるために青葉家に居候して孤軍奮闘する優子(栗林藍希)や、20年ぶりに再会するも不穏な空気が流れる春子(西田尚美)と知世(市川実和子)など、波乱含みの青葉家のひと夏が美味しいご飯と素敵なインテリアとともに映し出されていく。さらに、青葉家の特別なひと夏を象徴するかのような、爽やかなミントグリーンが印象的なポスターも完成した。春子・知世の世代とリク・優子の世代をつなぐ重要なキーとなるバンド「CHOCOLATE SLEEPOVER」が唄う「このままじゃ」を含む劇中歌を書き下ろしたのは、映画『PARKS パークス』の音楽監修や無印良品のCM音楽制作を始めとした数多くの作品に関わり、“鬼才”とも称されるトクマルシューゴ。90年代を思い出すような懐かしさの中にキラキラとしたポップさを纏った音楽で春子・リクたちの青春を彩る。また、寄川歌太演じる春子の息子・リクの同級生・中田まどか役で鎌田らい樹、大工原ヒロ役で大友一生の続投が決定。さらに映画オリジナルキャストとして、優子と同じ美大予備校に通う与田あかね役にドラマ「神様のカルテ」の上原実矩、瀬尾雄大役に『花束みたいな恋をした』「ドラゴン桜」の細田佳央太。美大予備校の講師役に映画『無頼』『アンダードッグ』の芦川誠、知世が営む「満福」の従業員・紺介役に現在ブレイク中のお笑いコンビ「蛙亭」のツッコミであり、本作が映画初出演となる中野周平、ヒロの父親であり住職の史郎役にお笑い、俳優、芸術各方面で才能を爆発させている片桐仁ら超個性派な俳優陣が集結している。<追加キャストコメント>■鎌田らい樹(中田まどか役)『青葉家のテーブル』が大きなスクリーンに映し出される日がくると思うと今から胸が高鳴っています。スタッフの皆さんに「中田ちゃん」と呼ばれるのが心地よくて、心が暖かくなる大好きな撮影現場です。ドラマからの温かい雰囲気に加え、熱意も感じる新しい青葉家の世界をお届けできると思います。沢山の方々に愛される作品になりますように。楽しみです!■大友一生(大工原ヒロ役)この作品はとてもお洒落で、どこか親近感もあるところに惹かれます。ヒロが持つ、とても独特で、いるだけで出てくる絶妙な空気感をお芝居で表現するのにやりがいを感じました。自分自身も無類の音楽好きなので共感できる部分も沢山ありました。曲を作るシーン、レコーディングするシーンではみんなキラキラして心も繋がった気がして、僕の青春の1ページになりました。■上原実矩(与田あかね役)脚本に心を掴まれ、与田という女の子に一目惚れしました。彼女のまっすぐな瞳と不器用な姿に、自分以外の誰かが演じているところをみたくないとど直球猛アタックを仕掛けた結果(笑)、わたし自身にとって、今まで演じてきた子の中でも特別な女の子になりました。近くにいるからこそ、素直になれない気持ちをすこしでもやわらかくできる作品でありますように。■細田佳央太(瀬尾雄大役)瀬尾は、浮かれているように見えても中身は非常に純粋で、自分のやりたいことには真っすぐ突き進むタイプの子です。実力不足で不甲斐ないところを友達に見られたとしても、彼は辞めたりしないんだろうなと。そういった彼の姿勢に演じた僕も救われた部分がありました。瀬尾を通して、映画を観てくださった方に何かが伝わっていたら嬉しいです。■芦川誠(大島役)美術的感覚、絵心が全く無い私に美術予備校の講師役のオファーが!撮影初日のご挨拶、若くて穏和な監督でひと安心。分からない事があっても、監督や多くのスタッフの方が美術大学出身で、誰に質問してもすぐに回答をいただき、とても安心して撮影に挑めました。そんなチームワークのとれた監督、スタッフが集まった作品です。ゆっくりお楽しみくださいませ!■中野周平(蛙亭/紺介役)銀幕デビューしました、蛙亭の中野です。慣れない現場のすごいメンバーの中に交ぜていただきまして恐縮でしたが、皆さんが優しく話してくださいまして感謝感謝の日々でした。配役はとても楽しい役で、キャラも名前も髪型も全部かわいいです。周りの方もかわいいかわいいと言ってくださってましたので、自他共にかわいいと思われます。ぜひ劇場へお越しください!■片桐仁(大工原史郎役)お寺の住職をしながら趣味も楽しむお父さん役。一日だけの参加でしたが、本物のお寺の持つパワースポット感があって、ゆったりした気持ちで集中できました。息子役の大友一生君はじめ、子供たちとのシーンが中心だったので、昼休憩で面白いマンガとかを教えてもらったりして、楽しかったです。『青葉家のテーブル』は6月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:青葉家のテーブル 2021年春公開予定© 2021 Kurashicom inc.
2021年04月14日遊具スペースをところ狭しと動き回る女の子。腰かけた柵からしそうに目じりを下げて娘を見つめているのは堺雅人(47)。楽しげに遊ぶ娘の姿を一秒でも逃すまいと、手にしたスマートフォンで熱心に動画を撮影している。3月下旬のとある休日。この日、堺は朝から関東近郊にある人気アニメのテーマパークに長女(2)と訪れていた。「アニメの世界を忠実に再現した子供たちに大人気の施設。最近はコロナ禍で、有料スペースは事前予約が必要なのですが、チケットがすぐ売り切れてしまうんです。堺さんは遠くから娘さんを見守るという様子で、ほかの子のママさんともお話しするほどの溶け込みぶりでした」(居合わせた男性客)板についたパパぶりを見せる堺。どうやら、この施設の“常連”でもあるようだ。「お昼時のフードコートはいつも混んでいるので、11時ごろに行ったのですが、そのすぐあとに堺さん親子もやってきたんです。手慣れた様子で席を探していました。ここのメニューはほとんどが子供向けなのですが、堺さんは娘さんと同じものを仲よく食べていましたよ」(前出・男性客)■菅野美穂と長男がいない理由男性客によると、この日、妻・菅野美穂(43)と長男(5)の姿はなかったという。休日返上で娘との“デート”を楽しんだ堺だが、大仕事を終えた妻へのねぎらいでもあった。「菅野さんは主演した連ドラ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)の撮影が終わったばかり。4年ぶりの連ドラということで、疲れも相当なものだったようです。菅野さんに少しでもゆっくり休んでもらうためにも、アニメ好きの娘さんを連れていったのでしょう」(テレビ局関係者)本誌は、昨年7月にも長女を乗せたベビーカーを一人で押す堺の姿を目撃している。社会現象を巻き起こした昨年の『半沢直樹』(TBS系)以来、俳優活動を行っていない堺だが、そこには支え続けてきた菅野への“恩返し”があった。「堺さんと菅野さんは家族を最優先しているので、夫婦のどちらかが仕事のときは、極力、片方は家庭を支えるという方針。’15年に長男、’18年に長女が生まれてからは『真田丸』(NHK)や『半沢』に出演する堺さんに代わって、菅野さんが家庭を守っていました。堺さんはそんな菅野さんに感謝しているそうで、“今度は自分が妻を支える番”と自宅で料理なども率先して作っているそうです」(前出・テレビ局関係者)愛娘と菅野に愛情を“倍返し”した堺。次回作が見られるのは当分先かも!?「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月09日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が先月28日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、新社会人に向けた動画「自分の職場や業界に天才が現れた時…嫉妬して意味ある? 挑戦して傷つく? 又吉の究極持論【#24 百の三】」を公開。敵わないと思った“天才”が現れたときの向き合い方について、持論を語った。“天才”に対する心の持ちようを聞かれた又吉は、「まずはちゃんと嫉妬していい」と話し、「“天才”だからって、別枠みたいになるときないですか? 俺らの負けにもならんし、あの人は“天才”だからみたいな。それって、ちょっとセコいかなって」「“天才”のように見えるけど理由があるはずやし。その人自身の存在やその人が過ごした時間も関係してるから、“天才”で片付けていいんかな? って。そんな人と会えることとか、そんな人に嫉妬できるチャンスはなかなかないから、めちゃくちゃ苦しんでもええんちゃうかな」とキッパリ語った。“天才”を尊敬したうえで、「そこから何ができるか」と続けた又吉。「“天才”にみんな憧れるけど、ボコボコにされてる俺の姿にも何か思うんじゃないかって。ここから、自分が何か生み出せるものはないかなって模索し始めて作る、っていう日々を積み重ねていって。10年負けた私の記録は、瞬間的なあいつの輝きに匹敵し得るんじゃないか。その感情とか温度を持ち続けられてるなら、嫉妬し続けて、それを燃料にしてやればいいし」と言い、「こいつと全然違うアプローチで、全然違うものをやろうって思うことが大事」だと力説した。また、又吉は、「僕に限りですけど、応用してもらえるなら」と前置きしながら、「僕は今までに出会ったことがないくらい、自分が作るものが好き。超好きなんですよ」「寝る前に読むのは自分の本。自分で作ったものを読んで、面白いな~って(笑)」と、胸を張って告白。「僕が観た全作品、全芸人、参加自由の大会なんですけど、“又吉CUP”においては、毎年僕が優勝してる」そうで、「自己否定も強いけど、自己肯定も強い。あの人はすごい“天才”や、あの人には勝てないって思っても、自分が好きなもの、自分が一番興奮する方法は自分しか知り得ないっていうアドバンテージがあるから、結構やっていける」と熱弁していた。
2021年04月02日《高城さんとお別れするのはほんまに寂しい》3月25日、インスタグラムにこう綴ったのは井川遥(44)だ。現在放送されているNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、杉咲花(23)演じる主人公・竹井千代が憧れるスター女優・高城百合子を演じた。この日の放送が最後の出演だったのか、《あのキャラゆえずっと迷いながら演じていたけど最後に日に千代を抱きしめて高城百合子になれた気がしたのでしたおおきに》と感謝の気持ちを綴っている。「井川さんの役柄は、千代に転機が訪れるたびに登場するキーパーソン。高城の『一生一回、自分が本当にやりたいことをやるべき』という言葉に後押しされ、千代は役者を目指します。最後は千代にプロポーズした助監督(若葉竜也)と夫婦仲になっており、視聴者を驚かせました。ですが『戦争に乗じて客に媚を売るような芝居をしたくない』と、当初から一貫した信念でソ連へ亡命。別れ際に千代を抱きしめる演技は、名シーンとして残るでしょう。杉咲さんも、『実際にものすごく寂しくなってしまった』と語っていたほどでした」(テレビ誌ライター)帽子やマント、ワンピースに至るまで黒で統一した、井川のミステリアスさは視聴者に強いインパクトを与えた。いっぽう撮影裏では、井川は共演者と親睦を深めていたという。「撮影現場では感染防止のため静寂厳守でしたが、和気あいあいとした雰囲気でした。井川さんは“ママ友”である篠原涼子さん(47)とも久しぶりに再会し、大喜びだったようです。井川さんと篠原さんは、『コロナが落ち着いたら飲みに行こう』と杉咲さんに声をかけているそうです」(ドラマ関係者)■「半沢直樹」でも存在感を発揮昨年7月に放送された、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)にも出演した井川。半沢直樹(堺雅人)たちが常連客として通う小料理店の女将を好演し、ストーリーを盛り上げた。立て続けに話題作で存在感を放ち、“スター女優”として躍進しているようだ。「井川さんは長年のモデル経験もあり、とにかく所作が美しい。和装で登場した『半沢』では、振り返り方やお辞儀など統一感がありました。そういった品性は、“何者か判然としない”ミステリアスさを引き立てました。朝ドラの撮影にあたって井川さんは、『慎重になってしまうところが課題』と語っていました。ですが求められたことは、忠実にこなそうとする努力家。往年の女優が出演した作品やインタビューを研究し、仕草など何パターンも考えたといいます。15分という短い放送時間のなかで、大胆な中にも気高さが感じられる演技をしっかり見せてくれました。“CM女王”の印象が強かった井川さんですが、ここへきてCMギャラがさらにアップしたとも報じられています。女優業が評価されていることが、他方面にもいい影響を与えているようですね」(芸能関係者)モデルやCMに加え、女優としても力を見せつけた井川。今後も注目を集めそうだ。
2021年04月01日3月30日(火)今夜放送の映画『七つの会議』より、主演の野村萬斎から特別メッセージが到着した。地上波ゴールデン初放送となる本作は、「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」シリーズなどで知られ、企業の矛盾と働く人々の葛藤や絆など身近な視点を題材に、痛快でありながらエンターテインメントとミステリーが絶妙に融合した小説を生み続ける池井戸潤の同名小説が原作。萬斎さんが、捉えどころのない自由奔放な顔と信念を貫く強い心を併せ持つ主人公・八角民夫を演じたほか、香川照之、及川光博、片岡愛之助、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平と豪華キャストが集結し、2019年に映画化。21.6億円の大ヒットを記録した。今夜の放送を記念して萬斎さんは「原作・池井戸潤、監督・福澤克雄という『半沢直樹』のタッグの映画ですから、去年の大旋風から半沢ロス続きの方には、おなじみの役者さんたちの違うストーリーでの活躍ぶりをぜひ、ご覧いただきたいです」とメッセージを寄せ、「新年度を前に、ぜひとも、この映画を見て活力をもっていただければと思います」とコメントしている。映画『七つの会議』は3月30日(火)20時57分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:七つの会議 2019年2月1日より全国東宝系にて公開©2019映画「七つの会議」製作委員会
2021年03月30日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が24日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「千鳥大悟からピカソやビルゲイツまで…天才から何を学ぶ?どう吸収する?【#22 百の三】」と題した動画内で、千鳥・大悟とのエピソードを語った。先輩だが年齢が近く、プライベートで飲みに行くほど仲が良いという又吉と大悟。周囲からは、なぜ仲が良いのか不思議がられるそうだが、「日本で多くの人が、千鳥は面白い、大悟は面白いって言ってて。僕ももちろんそう思うんですけど、僕だけ、生き物としての大悟さんを面白がってるところがあるんですよね。この人、どうなって今こう思ったんやろう? とか、そういう面白さがありますね」と、大悟に魅かれる理由を説明。又吉が、小説『火花』を発表したときは、「小説なんて読んだことないけど、又吉が書いたからこれだけ読むわ」と言われたそうで、「3日後くらいに、何してる? 又吉と汚い店で飲みたなってなぁって。『火花』は先輩と後輩がそういう店で飲み始めてっていう話だからかと思って飲みに行って」というエピソードを披露。しかし、大悟は冒頭の17ページまでしか読んでいなかったそうで、「なんかすごくないですか? 誰よりも、小説から受ける影響が早いんちゃうかな。その感受性ってすごいなって思った」と、驚いたことを明かした。大悟と話していると、「うわ~、それ書けばよかった」と思うことが多々あるという又吉。「例えば、喫茶店のシーンで、雨降ってたやろ? って。喫茶店に入ったら、多分マットが敷いてあって、後輩の方はトントンって2回やるけど、先輩の方はマットを踏まんで飛び越えていくやろ? みたいな。書いてないことを次々と読むんです。普段から、自然にそうやって情報が入ってくる人なんですよね。だから、面白いですね。しゃべってたら」と、大悟の面白さについて熱弁していた。
2021年03月30日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が21日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、芥川賞受賞に対する本音を打ち明けた。「新社会人のために語り出して8時間経過…又吉本人にまさかの変化が!【#21 百の三】」と題した動画内で、「自分の人生に期待してない」と語った又吉。「どうなっても、まあそっかと思ってる。ネガティブなときだけじゃなくて、ポジティブなときにも。『キングオブコント』で準優勝したときも、ああ、あのネタがそうやったんやって。そういう考え方なんですよね」と、何が起こっても冷静に受け止めていることを明かした。そう考えるようになったきっかけは、ピースとしてデビューしたとき。かつて組んでいたコンビ・線香花火が解散し、ピースとしてデビューするまで一カ月も経っていなかったため、相方の綾部祐二は、「前のコンビを応援してくれてたお客さんの感情を逆なでするようなことになる。半年とか時間を置いて始めた方がいい」と大反対。しかし、当時の又吉は、「芸人を続けるんだったら、すぐにやって見てもらわなあかん」と押し切ったそうだが、その結果、「前の相方の気持ちを考えられないのか!」とファンに怒られてしまったそう。この経験から、「俺、勘違いしてたと思って。俺のことを応援してくれてたと思ったら、俺じゃなくて線香花火っていう活動を応援してくれてたんやって」という気づきがあったという又吉。そのため、小説『火花』で芥川賞を受賞した際も、「そういう意味で期待せーへんから。(受賞して)なんでそんな感じなんですか? って言われるけど、ホンマに失礼ですけど、何とも思わないです。何とも思わへんし、ありがたいな、作品をちゃんと読んでくださったんやとしか思わないんですよね。“俺”じゃないし」と、あくまで作品の評価として受け止めていると語っていた。
2021年03月29日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が19日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「否定されたり、ベタと思われがちなことに実は大切な真理が…【#20 百の三】」と題した動画内で、他人にお金を貸さないワケを語った。お金について、「他人にお金を貸してはいけない。自分が損するだけじゃなくて、相手も99%、借りた金では本気出さない」と語った又吉。その例えとして、「自分で買った本はめっちゃ読む。でも、借りた本はちょっと温度が下がる」と言い、「これがお金のときは、ホンマにそうで。他人の金で店やってる人なんて、店が潰れてもそんなに気にしない。自分で店をやってる人は死ぬ気でやるし、なんとか店を守ろうとする愛情が違ったり。他人に借りた金って、本当の価値は全然分からへんから。みんな厳しめに言った方がいいと思いますね」と力説した。続けて、江戸時代後期に書かれた上田秋成の『雨月物語』について言及した又吉は、「その中にお金の話があって。お金の精が出てきて、みんなはお金より大事なものがあるとか言ったり、平気でお金をどんどんどこかにやってぞんざいに扱う。でも、あなたはケチって言われてるけど、毎晩お金を見て、誰にも貸さない、誰にも渡さないって言って、お金のことを愛してくれた。自分のことを愛してくれる人のところに集まりたいと思うのは当然でしょう? みたいなことを言うんですよ」と、物語の一部を紹介。又吉自身も、「お金じゃなくて、人と人のつながりが大事だ。お金は頑張って仕事をしたら、いつか返ってくるものだから、大切なのはお金じゃない」と考えていたそうだが、「俺、めっちゃお金のことなめてたわと思って。お金もこの世界にある一つの形なのに、そこに対する敬意みたいなものを持ってなかったなと思って。ケチじゃないとか、お金にうるさくないっていうのが、美徳としてあると思ってたんですけど、逆やったなと思って」と、同作に影響を受けたことを明かしていた。
2021年03月27日劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、2021年6月11日(金)全国ロードショー。明石家さんまが企画・プロデューサーを務める。直木賞受賞小説が、アニメ映画化!原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子のベストセラー小説『漁港の肉子ちゃん』。漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃん×キクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディだ。豪華クリエイター勢が集結映画化にあたっては、企画・プロデューサーの明石家さんまのもとに、豪華クリエイター勢が集結。監督を『海獣の子供』の渡辺歩、キャラクターデザイン・総作画監督を『かぐや姫の物語』で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一、そして脚本を『凪のお暇』の大島里美がそれぞれ務めるほか、『映画 えんとつ町のプペル』などのSTUDIO4℃がアニメーション制作を手掛ける。登場人物/キャスト物語を彩る個性豊かなキャラクターには、大竹しのぶや人気声優・花江夏樹など、豪華キャスト勢が終結。中でも初の映画作品にして声優デビューを果たすモデル・Cocomiは、大のアニメ好きであり、声優の養成所にも通った経験もあるのだとか。肉子ちゃん(大竹しのぶ)愛情深い性格ゆえに、数々のダメ男を引き寄せては騙されてきた肉子ちゃん。恋が終わるたびに、娘・キクコを連れて各地を放浪している。大阪出身ではないのに、なぜか大阪弁をしゃべる。キクコ(Cocomi)肉子の娘。豪快な母に比べ、見た目も正確も真反対のしっかり者で大人びた小学5年生。引っ越してきた町で“マトリョーショカ”と噂される肉子ちゃんの存在を、ちょっぴり恥ずかしく思っている。二宮(花江夏樹)キクコの同級生であり、物語の重要な役割を担う風変わりな少年。また、若かりし肉子ちゃんの親友・みう役のボイスキャストに女優の吉岡里帆、霊媒師ダリシア役にマツコ・デラックス、肉子ちゃんが働く焼き肉屋の大将・サッサン役に映画『アウトレイジ 最終章』の中村育二を起用。さらに、ドラマ「相棒」シリーズやドラマ「半沢直樹」の山西惇、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」やドラマ「半沢直樹」の八十田勇一といったベテラン俳優陣に加え、オーディションを勝ち抜いた14歳の新人・石井いづみなども出演する。その他、アニメ「鬼滅の刃」我妻善逸役を務めた下野紘も参戦。爬虫類の‟トカゲ”役と、肉子&キクコの心の声を代弁するようなセリフを発する‟ヤモリ”役の二役を演じる。音楽にCocomiも参加劇場の音楽には、フルーティストとしての顔も持つCocomi(キリコ役)も参加。本作のほかにも、『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』『夜明け告げるルーのうた』など、数々の映画作品の音楽を手掛けてきた作曲家・村松崇継の発案によって、このコラボレーションが実現したという。【作品詳細】劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』公開日:2021年6月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー企画・プロデュース:明石家さんま出演:大竹しのぶCocomi花江夏樹中村育二石井いづみ山西惇八十田勇一下野紘マツコ・デラックス吉岡里帆原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)監督:渡辺 歩キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一美術監督:木村真二脚本: 大島里美音楽:村松崇継主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」(よしもとミュージック)作詞・作曲:吉田拓郎編曲:武部聡志サウンドプロデュース:GReeeeNエンディングテーマ:GReeeeN「たけてん」(ユニバーサル ミュージック)アニメーション制作:STUDIO4℃配給:アスミック・エース製作:吉本興業株式会社『漁港の肉子ちゃん』<あらすじ>愛情深い性格ゆえに、これまでの人生、ダメ男ばかりを引き寄せては、何度もだまされてきた母・肉子ちゃん。とんでもなく豪快で、子どもみたいに純粋な母に比べて、しっかりもので大人びた性格の小学5年の娘・キクコ。ふたりは肉子ちゃんの恋が終わるたびに各地を放浪し、北の漁港の町へと流れ着く。漁港で途方にくれる母娘の胃を満たしたのは、一軒の焼き肉屋「うをがし」の焼肉だった。妻に先立たれ、店をたたもうとしていた店主・サッサンは、目の前に現れた肉子ちゃんを”肉の神様”だと思い、「決しておなかを壊さないこと」を条件に肉子ちゃんを雇いいれる。こうして、サッサンが所有する漁港の船を住処に、肉子ちゃんとキクコの新しい生活が始まった……!キクコは地元の小学校に転入する。土地の言葉をきちんと使い、運動神経がよく、まわりの友達から「かわいい」と言われることが多いキクコは、大阪出身でもないのに大阪弁で思ったことをすぐ口に出し、町中でマトリョーシカと噂される母・肉子ちゃんの存在を、最近ちょっと恥ずかしいと思っている。一方、学校ではこの年頃特有の女子グループ間のやっかいな抗争に巻き込まれたり、風変わりな少年・二宮との出会いで、キクコは少しずつ成長し、この漁港の町をどんどん好きになっていく。肉子ちゃんの次の恋が終わったら、またこの町を出て行かなければならない。そんな不安がよぎるキクコと肉子ちゃんの大きな秘密が明らかになり……
2021年03月26日「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』(3月26日公開)で、日本から来た世界最速の超特急・ケンジ役を演じている俳優の賀来賢人にインタビュー。2児の父でもあるが、「仲間で協力することの大切さを教えてくれる『きかんしゃトーマス』は、子供たちにも伝わるといいなと思うテーマが詰まっている」と父親としても本作の魅力に惚れ惚れ。「遊びでも仕事でも、子供たちに『パパ、楽しそうだな』と思ってもらえるような生き方をしたい」という子育てのモットーや、俳優業に抱く“ワクワク感”を語ってくれた。「子どもが楽しめる作品に携わるのは大好き」未来の発明ショーのために、世界中の発明家たちがソドー島に大集合。トーマスがショーを盛り上げようと奮闘する中、思わぬ大騒動が巻き起こる様を描く。ケンジ役のオファーが舞い込み、賀来は「僕と顔が似ていたので、ケンジに親近感がわいて。これは受けなければと不思議な使命感もわいてきました」と楽しそうににっこり。2児の父親となり「子供向けの作品に触れる機会が増えた」そうで、「そういった作品を見ていると、小細工なしで、子供たちが100パーセント楽しめるような内容になっているなと感じるんです。エンタメとして、これほど素敵なものはないなと思う。だからこそ、子供も楽しめる作品に携わるのは大好きなんです」と喜びと共に飛び込んだ。『ライオン・キング』の主人公・シンバに続いて、賀来にとって2度目の声優業への挑戦。「声の仕事は、技術的にとても難しい。プロの方々のすごさを、いつも思い知らされています」と苦労もつきもののようだが、「今まで僕が演じた役柄の中で、一番の好青年」というケンジを演じるうえでは、「ケンジと同じ表情をしながら演じてみると、表情筋がリンクして、うまく雰囲気がつかめるような気がしました」とあらゆる学びがあったそう。実は役者としてさまざまなキャラクターに臨む際にも、賀来がもっとも大事にしているのが「声」なのだとか。「どんな役でも、まず台本を読んで『どういう声でいこうかな』と声から探し始めるんです。僕は柄本時生と仲が良いのですが、時生も親父さんから『その役の声を探せ』とずっと言われていたそうなんです。役作りの方法は人によってさまざまだと思いますが、僕は“声を探す”という作業が一番、時間がかかります。だからこそ、声の表現はとても大事だと思っているし、今回のような声のお仕事はとても勉強にもなります」と語る。子供とは対等な目線を意識「きちんと話すように」日本から、トーマスたちが暮らすソドー島にやって来た世界最速の超特急・ケンジ。劇中では、トーマスたちが彼を温かく迎える様子が描かれている。賀来は「仲間で協力することや、仲間を受け入れることの大切さを教えてくれる。しかも決して、押し付けがましくないんです。子供たちにも伝わるといいなと思うテーマが詰まっていると思います」と父親目線で感じる魅力について吐露。自身の子供にも、今回「きかんしゃトーマス」の映画に参加が叶ったことを伝えたそうだが、「『あ! そう!』みたいな反応でした(笑)。まだ僕が何の仕事をしているのかよくわかってないみたい」とのこと。「テレビを観ていて僕が出ていると、『パパだ、パパだ』と言っています。『パパは、お仕事でいろいろな人になって、“なになにごっこ”みたいなことをしているんだよ』と説明しても、やっぱりよくわからないみたいで。ただ、僕がツッパリだとはわかっているみたい(笑)」と『今日から俺は!!』で賀来が演じているツッパリ高校生・三橋と同一人物だということはわかっている様子。子供たちにたくさんのことを教えてくれる本シリーズだが、賀来が子育てにおいて大切にしていることとはどのようなものだろうか。「“きちんと話すこと”を心がけています。適当に話していると、それもすべて子供にはわかってしまうもの。子供扱いせずに、対等な目線で触れ合うことが大事なのかなと思っています」。さらに「子供って、見たことを真似してしまうから、自分を律するようになったかもしれません。“こういう人になりたい”という姿を見せられたら、すごくいいですよね。そういった意味では、遊びでも仕事でも、子供たちに『パパ、楽しそうだな』って思ってもらえるのが、一番かな。『パパ、つまらなそうだな』とは思われたくない。そのために常に、ワクワクしていたいです」と子供たちが、あらゆる原動力になっているようだ。コロナ禍で噛み締めた仲間との出会い、家族の大切さ映画やドラマ、舞台と、コメディからシリアスな作品まで、幅広く活躍している賀来。「昔は、仕事について、愚痴を言ってしまっていた時期もあります」と告白しつつ、「自分は何をやりたいんだろうと整理するようになったり、ワクワクすることも増えてきた」と仕事への充実感を明かす。「役者の仕事って、どんなに経験を積んだとしても、またゼロから新しいものを覚えて、新しい人たちと仕事をして、新しいものを作っていくことの繰り返し。しんどいこともあります」と苦笑い。「舞台をやらせていただくようになって、お客さんの反応を目の当たりにできるようになってからは、少し自分に自信が持てるようになったかもしれません。昨年は、舞台(ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』)に立たせていただくことができたんですが、“やれるかどうかわからない”という中でも、みんなで協力して、一生懸命に作り上げて、全公演やり切ったことも、とてもいい思い出になりました」と目を細め、「喜劇だったので、お客さんの笑顔を見ることもできました。僕自身、ものすごくそれに救われて。この仕事をやっている意味がわかりました」と力強く語る。コロナ禍で、「考え方がよりシンプルになった」とも。「本当に僕は仲間や先輩、そして出会いに恵まれているなとも思いました。働くということは、自分のためだけでなく、家族のためでもあるんだと改めて気づいた部分もあります。30代もワクワクすることを探しながら、表現の世界を楽しんでいきたいです」とさらに前を向いていた。■賀来賢人1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年、映画『神童』で俳優デビュー。2009年、映画『銀色の雨』で初主演を務める。ドラマ『半沢直樹』(TBS/2020年)、映画『今日から俺は!!劇場版』2020年、映画『新解釈・三國志』(2020年)など数々の作品で個性を発揮し、映画やドラマ、舞台と幅広く活躍している。2021年には、第45回エランドール賞新人賞を受賞。
2021年03月26日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が19日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。自身が尊敬している芥川賞作家・中村文則氏の言葉に感動したエピソードを明かした。「否定されたり、ベタと思われがちなことに実は大切な真理が…【#20 百の三】」と題した動画内で、「性格は直せる」と語った又吉。そう考えるきっかけとなったのは、中村の存在だったそうで、「作品がすごい繊細で。自分の内面に向かっていく、暗い感情を持ってる主人公が多くて。こういう小説を書く作家さんは、共通するところがあるんじゃないかと思ってたんですけど、会うと明るくて優しかったんですよ。もっと、怖くて暗くて冷たい人なんかなって思ってたんですけど」と、作品の主人公と中村の性格のギャップに驚いたという。その後、お酒を飲んだ勢いで、ギャップについて本人に尋ねると、中村氏は、「自分が暗いことで、人に迷惑をかけるのをやめようと思ったんだよね」と回答。又吉は、「本当の気遣いって、これなんやって思って。嫌なことがいっぱいあって、色々なことを気にしてしまうから、周りの情報やコミュニケーションを遮断して暗くなったはずなのに、暗い状態で人に迷惑をかけてるんやったら、もう一回心を開こうって。この人、めちゃめちゃ強いなって思って」と、中村氏の生き方に感銘を受けたことを明かした。そして、自分自身を振り返り、「暗いと言われて許されてる状態に依存してるというのは、ちょっとダメなんじゃないかなって」と、猛省したという又吉。「俺が暗いことで、みんなが代わりに頑張ってくれてることがあるよなって思ったら、自分もやってみようと思って、そういう風に考え始めた」そうだが、「意識して明るめに振舞ったつもりのテレビを、後で自分で観て愕然とする。自分が出てきたら、テレビのボリューム上げますからね。声、聞こえへん」と、自虐しながら苦笑いしていた。
2021年03月26日今夏に全国公開となる映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』より、豪華キャスト陣が演じる妖怪オールスターズ大集結の特報とティザービジュアルが到着した。1968年からの三部作、2005年には平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップした内容でスクリーンに復活。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む、寺田心演じる主人公・渡辺ケイの姿を描く。監督は2005年版に引き続き、日本が誇る映画界の鬼才・三池崇史。脚本は『20世紀少年』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『ドラゴンボールZ 神と神』、『MONSTERZ モンスターズ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の渡辺雄介。製作総指揮に角川歴彦と荒俣宏が名を連ねる。20XX年、列島を南北に縦断する断層・大地溝帯=フォッサマグナから現れた「妖怪獣」により、妖怪界と世界に未曽有の危機が到来。妖怪たちは「妖怪獣」に対抗する力として、伝説の武神を復活させる手立てを講じる。しかし、その復活には古代に妖怪ハンターであった渡辺綱の血を継ぐ者の力が必要だった。そこで選ばれた宿命の兄弟が、思いもよらない大冒険に身を投じていく。妖怪獣を打ち倒す勇者として選ばれたのは、寺田演じる渡辺ケイ。わけもわからぬまま妖怪たちの住む世界に足を踏み入れ、恐怖のあまり固まってしまう弱気な少年だ。妖怪たちの総大将・ぬらりひょん(大森南朋)に「この国を救うのはおぬしなのじゃ!」と言われても、思わず「む、無理無理!」と答えてしまう。そんなケイを取り巻くのが、個性豊かな妖怪の面々。ケイと共に冒険の旅へ繰り出すのは、杉咲花演じる謎多き剣士・狐面(きつねめん)の女。頼りないケイに厳しく接しつつも、「必要なのは真(まこと)の勇気だ」とその背中を押す役どころで、特報では華麗な剣裁きも披露している。そのほか、キャスト公開時にその本格派特殊メイクも話題になった、ビジュアルのインパクト抜群の妖怪たちの姿も。運命に翻弄される少年たちを優しく見守る姑獲鳥(うぶめ / 安藤サクラ)、和歌山弁を操るひょうきんで酒好きな猩猩(しょうじょう / 大倉孝二)、真面目だがどこか抜けている天狗(三浦貴大)、隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)に恋焦がれる雪女(大島優子)、あまのじゃくな言葉を話すがゆえに、ピンチの時も「絶体絶命のチャンス!」と叫んでしまう天邪鬼(あまのじゃく / 赤楚衛二)、ケイを狙う鬼一族の長・茨木童子(いばらきどうじ / SUMIRE)。そして、大沢たかお演じる人間嫌いの狸の総帥・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)が、狸の大軍を率いてバイクを走らせる豪快な姿も登場。超豪華キャスト陣がどんな妖怪ワールドを見せてくれるのか、期待が高まる特報となっている合わせて公開されたティザービジュアルは、「真(まこと)の勇気はあるか」というキャッチコピーと共に、個性豊かな妖怪たちを背に勇ましく剣を構えるケイの姿が納められた、かつて子供時代に誰もが持っていた冒険心をくすぐるビジュアルに仕上がっている。そして、新たに公開されたのは、人間キャストの面々。伝説の妖怪ハンター・渡辺綱役には、ドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』を始め、今年も『劇場版シグナル』『るろうに剣心最終章 the final』など話題の映画への出演が続く北村一輝。寺田演じるケイの先祖にあたる妖怪ハンターとして、劇中でも迫力満点の殺陣を披露している。母・渡辺礼香役には、NHK連続テレビ小説『ひまわり』やドラマ『魔女の条件』『やまとなでしこ』『救命病棟24時』シリーズ、『家政婦のミタ』など、今なお根強く愛される数々の大ヒットドラマに出演してきた松嶋菜々子。本作では、看護師として働きながらケイとその弟ダイを優しく見守る母親を演じている。突如現れた妖怪獣と最初に遭遇することとなる老人役には、誰もが認める演技派俳優にして、ドラマ『半沢直樹』での怪演も記憶に新しい柄本明。そして、ケイの弟・渡辺ダイ役には、舞台やドラマで活躍中の注目子役・猪股怜生。幼く無邪気な少年ながら、やがてケイと共に“宿命の兄弟”として戦いに巻き込まれていく、重要な役どころを熱演している。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』特報■北村一輝 / 渡辺綱役久しぶりの三池組への参加は故郷のような安心感がありました。やはり三池組は最高です!■松嶋菜々子 / ケイの母・渡辺礼香役三池監督とは「藁の楯」でご一緒したのですが、久しぶりにお声がけいただき嬉しかったです。今作では、主人公寺田心くんのお母さん役で人間でしたが、内心は妖怪になってみたかったです(笑)。三池監督の描かれる妖怪スペクタクル、ぜひご期待ください。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』今夏公開
2021年03月23日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が17日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。高校の卒業文集に収められた母親の寄稿文について、裏話を語った。2015年に発表した小説『火花』で、お笑いタレント初となる芥川賞を受賞した又吉。メディアからも多数取り上げられていた頃、あるスポーツ新聞に、“又吉母も名文家”という記事が掲載されたと言い、「卒業文集に子供たちが書いてるのと同時に、親も子供について書いてて。それが載っちゃったんですよ。めっちゃ良いこと書いてるみたいな」と、母親が卒業文集に寄せた文章が絶賛されていたエピソードを披露。しかし、又吉は、「オカン優しいから、僕にめっちゃ甘かったんですよ。18歳やから、自分にめっちゃ優しい親が恥ずかしくて……。もうちょっと客観的な視点を持った母親でいてほしいと思って、自分で書いたんですよ」と、真相を苦笑いで暴露。「高3のときに、オカンとして自分を客観的に見て。『自分のこういうところがまだ未熟だけど、今度どういう風になっていくのか?』みたいな良い距離感のやつを自分で書いた」そうで、「『ちょっと大人っぽい字で書いて』って、当時お付き合いしてた彼女に清書してもらって」とぶっちゃけていた。
2021年03月19日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「物事を短期間に区切って考える」ことのススメを語った。この日、動画「全国レベルゆえに超厳格!!恩師の“秘”指導に今でも感謝【#16 百の三】」を公開した又吉。そのなかで、「わりと僕は、短期間に区切って色々なことを考えるんですよ。例えば、あと2年しかないって自分で勝手に決めてやると、自然とサボらなくなるというか」「30歳くらいで世に出れたらっていうビジョンを持ってる人もいるんですけど、僕は、『あと2年で死ぬかもしれんから。あと2年しか残されてない』っていう前提でやってる」と、自身のこだわりを紹介。周囲からは、「真面目だ」「生き急いでる」とよく言われるそうだが、「やりたいこととか、思いついたことを今やっておかないと、できなくなるかもしれないっていう恐怖心を持ってたんです。それを真剣に信じてたんで」と言い、「なんで信じられたかというと、自分には才能がないと思ったんですよね。これは相当慌てなきゃ、好きなことで食べていけないと思って」と、その理由を説明した。すべての事柄において、長期的なビジョンを持たず、“あと2年しかない”と思いながら過ごしているという又吉。その結果は上々のようで、「2年前より考えるスピードが速くなってるとか、できなかったことができるみたいな。そういうことがあって、もうちょっと続けて良さそうだぞって」と、笑みを浮かべていた。
2021年03月17日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が12日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、新社会人に向けて力強いメッセージを送った。この日、動画「漫才を志したはずが夢破れ…挫折を知る又吉から弱った時こそ染み渡る言葉【#17 百の三】」を公開した又吉。仕事に対する考え方として、「好きじゃない仕事を恥じる必要はない」と言い、「好きな仕事を全力で頑張ってる人だけが尊いとか、偉いとか、正解っていう誤解があるのかなと思ってて。労働して対価が支払われる。それで税金を納めるっていうことだけでも、すごい素晴らしい」とキッパリ断言した。また、自身は芸人という人気商売のため、「どうしたら好きな仕事で食べていけるのか?」と聞かれることが多々あるそう。「ホンマのことを言うと、小学校の頃から漫才師になりたかった。スタンドマイクの前で2人でしゃべってるのがカッコいいし、すごい面白いなと思って」「漫才師として劇場に立ち続けられるような芸人になりたいと思って、この世界に入ってきた」というが、「綾部とコンビを組んだ時点で、その夢は永遠に叶わなくなってしまって。ほぼ僕たちは、95%コントしかやってない」と、自分が考えていた“好きな仕事”とは形が異なっていることを吐露した。「厳密に言うと、やりたかったことが途中で変わってる」「なりたかったものになれてるかというと、なれてない」ものの、綾部とコントを作っていくなかで、「楽しいな、面白いなっていう風になって。コントのライブをやりたいとか、コントでテレビに出てみたいとか思うようになって」という、心境の変化を告白した又吉。ふとしたときに、「漫才師になりたくて上京してきたのに、いつの間に俺はこうなったんや……」と思うこともあるそうだが、「でも、まあ楽しいというか。コントを作るのも好きになりましたね」と、笑顔で話していた。
2021年03月16日2月14日にスタートした、吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』。3月14日に放送された第5話で、ちょうど1カ月が経った。各メディアによると第5話の平均視聴率は、16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。20%で好発進した初回以降、第2話は16.9%、第3話は16.7%と推移。第4話で15.5%とダウンしたものの、盛り返しを見せている。そんなドラマの堅調ぶりに貢献しているのは、オープニングで登場する北大路欣也(78)扮する徳川家康だという。登場の度にTwitterでトレンド入りするなど、視聴者の評判も上々のようだ。「北大路さんの役どころは“いざない役”。重厚なイメージとは反対に、『今日も出てきましたよ』などと語りかける愛嬌ぶりは大好評。“士農工商が現在の教科書には載っていない”ことを伝えるなど、気づきを与えてくれる 重要な存在です。時代背景である幕末から明治にかけては、史実の多さから理解するのは容易くありません。徳川慶喜が尊敬していたという家康に“語り部”をさせることで、ストーリーを飲み込みやすくする狙いがあるようです」(テレビ局関係者)昨年はTBS日曜劇場『半沢直樹』に頭取役として登場し、ドラマを盛り上げた北大路。さらに『剣客商売』(フジテレビ系)の秋山小兵衛役や『刑事7人』(テレビ朝日系)の堂本俊太郎役も続演し、映画『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』にも登場した。07年から始まったソフトバンクのCMでは、「お父さん犬」の声優としてお馴染みとなっている。そんな北大路は今年で芸歴65年。あと2年で傘寿を迎えるが、現役として第一線を走り続ける原動力は“先輩の背中を追うこと”だという。「50代までは時代劇で、実年齢より若い役を演じることが多かったといいます。ですが60代に入ってからは、『華麗なる一族』(TBS系)といった現代劇で等身大の役を演じるように。北大路さんはベテランの座に胡坐をかくことなく、『新たな可能性を見出した』と意欲的でした。何度も演じてきた家康役でも、今回のようにカメラと対峙して話をするのは初めての経験だといいます。そんな北大路さんが尊敬する先輩は、萬屋錦之介さん(享年64)と高倉健さん(享年83)。かつて2人の熱量に圧倒された北大路さんは、『追いつきたい』という気持ちをずっと持ち続けているのです。だからこそ、幾つになっても新しいことに挑戦できるのでしょう」(芸能関係者)今期は“家康様”として人気を博している北大路。まだまだ新境地を見せてくれそうだ。
2021年03月16日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「全国レベルゆえに超厳格!!恩師の“秘”指導に今でも感謝【#16 百の三】」と題した動画内で、“疑うこと”の重要性を説いた。新社会人へのメッセージとして、「基本的にすべてのことを疑う。『絶対こうだ!』って、あんまり決めない方がいいと思うんですよね」と語った又吉。自身も若いころは、「誰がどう見ても面白いとされているものでさえ、『面白くないんじゃないかな?』と思って見るとか」「講師の先生が養成所でおっしゃったことも、基本的にはめちゃくちゃ疑ってた。先輩が言うことも、『ホンマかな?』って」など、すべてを疑いの目で見ていたそう。“疑うこと”の重要性を熱弁した又吉は、「めちゃくちゃすごいなって思う発言とかって、そういうのを飛び越えてくるときがあるんで。ダイレクトに、疑おうとしてる壁を突き破ってくる」と、例外があることを前置きしつつ、「若いころに一回、全部鵜呑みにしないで『ホンマかな?』って思う時期は、自分で振り返るとあって良かったなと思います」と、自分の頭で考えることの大切さを身をもって感じている様子だった。
2021年03月16日