レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。その後、無事に摘出手術を終え、術後3日目。腹腔鏡手術の影響で肩の痛みなどはありましたが、レイラさん自身も少しずつ回復していることを実感していました。 退院前の検診。医師から言われたことは?術後3日目には、退院前の検診もありました。術後の状態は? 手術を担当した川口先生(仮名)の診察があったこの日、特に異常はなく、術後の状態も良好なようでした。血液検査で異常がなければ通常通り退院できるとのこと。退院後は、1カ月後に再度受診することとなりました。レイラさんとしては「1週間後とかだと思ってた」とのことですが、退院後の術後検診は、病院によっても異なるようですね。 そして、この診察の際にレイラさんは退院後の過ごし方など、医師に確認しておきたいことがあったそうですが……バタバタと忙しそうな様子の医師に、質問をすることができなかったと言います。忙しそうな姿を目にしてしまうと「聞いてもいいのかな」と言い出せない気持ち、とても共感できてしまいます。診察の際に聞けずとも、看護師さんから医師に確認してもらえる場合もあるので、不安なことはクリアにしておくと安心ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年07月17日産婦人科で「卵巣嚢腫」と診断されたトエダさん。経過観察で半年が経ったある日、腹部を猛烈な痛みが襲い、腫瘍のある片側の卵巣を摘出する手術を受けることに。手術は無事に終わったものの、術後の痛みがひどく眠れない夜を過ごして……。 こんなに痛いなんて…無事に手術を終えたトエダさん。術後の体の痛みがひどく、眠れなかったそう。術後1日目の朝を迎えたのですがーー。 ※胃切→胃切除術の略。胃の一部もしくは胃全体を切断し取り除く手術的治療法のこと。※腸切→腸切除術の略。小腸または大腸から腸の一部を切除する外科手術のこと。※心外→心臓外科の略。※カイザー(帝王切開)→母体の開腹手術により胎児を取り出す出産法。 術後1日目の朝、看護師さんが身の回りの世話をしにトエダさんのもとへ。看護師さんは痛み止めの坐薬を入れてくれたり、手術中に入れた尿管を抜いてくれたり、体を温かいタオルで拭き着替えを手伝ってくれたりしました。 トエダさんはこの日、手術をした部分の傷やおなかの中が痛かったそう。痛み止めの薬を使ってもなお続く術後の痛さが、想像以上で焦ったと言います。また、術後に初めて歩くときは転倒リスクが高いため看護師さんを呼ぶことに。ふらつくこともなく歩けましたが、手術をしたおなかが痛くて前傾姿勢になってしまったそうです。 その後は、病院の食堂でなるべく座って過ごしていたトエダさん。夜には家族が面会にきてくれたそうで、しみじみとうれしさを感じたと言います。普段看護師として働いているトエダさんは、今回の手術で想像以上の術後の痛みを経験したことから、術後の患者さんにはより一層寄り添いたいと思ったそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 看護師トエダさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 看護師トエダ
2023年07月17日産婦人科で「卵巣嚢腫」と診断されたトエダさん。経過観察で半年が経ったある日、腹部を猛烈な痛みが襲い、医師に相談した結果手術をすることに。腫瘍のある片側の卵巣を摘出する手術は無事に終わったのですがーー。全体的に痛いです。卵巣嚢腫を取る手術を無事に終えたトエダさん。看護師さんに「手術もう終わったんですか……?」と尋ねてしまうくらい、麻酔の効果で手術の記憶はまるでなかったと言います。病室に戻ると、夫と子どもたちが面会にきてくれたのですが……。 トエダさんの手術は無事に終わり、病室に戻ることに。夫と子どもたちが面会にきてくれましたが、術後の体の痛みがひどく「もう帰って大丈夫だよ……」と話す気力もない様子。トエダさんは、看護師さんに痛み止めの注射を打ってもらい、眠りにつきました。 それから数時間後、痛み止めの効果が切れて目を覚ましたトエダさん。手術をした部分であるおなかが痛すぎて、咳をすることも笑うこともできず、眠れない夜を過ごしたそうです。 手術にかかった時間は2時間弱ほど。しかし、トエダさんは手術室に入ったあと、次に気がついたときにはもう病室に戻るベッドの上だったと言います。全身麻酔の効果が遺憾なく発揮されたみたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 看護師トエダさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 看護師トエダ
2023年07月11日生理のときに体に違和感を覚えて婦人科を受診したところ、左卵巣に7.5cmのチョコレート嚢胞ができているとわかり、手術で切除することになったわみださん。入院2日目に無事手術が終わり、術後の経過も良好。予定通り、入院5日目での退院が決まって……。 退院初日、ネコのジャンプで悶絶!術後の経過も良く、当初の予定通り、入院5日目に退院となったわみださん。リハビリのため、病院を出たあとは夫と一緒に20分ほど歩いて自宅まで帰ったのですが、さすがに全調子とはいえず、家に辿り着いたあとにベッドでダウンしてしまって……。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 退院初日、気分が悪くなってベッドで寝ていたわみださんのおなかに、ネコのジャンプが炸裂! 腹腔鏡手術で傷は浅いとはいえ、もちろんまだ傷は痛むわけで、クリーンヒットしたと考えるとかなり痛そうですね……。 退院2日目、しばらく仕事の休みを取っているわみださんは、マンション共用部の階段で自主的にリハビリをします。ただ、休憩時にはめまいや気持ち悪さが襲ってきて、メンタルもしんどくなってしまったそう。さらに、医師から言われた「卵巣は残りますが、妊娠するための力は弱くなります」という言葉が、ようやく実感として湧いてきて……。この日は心身ともにとてもつらい1日だったそうです。 しかし、翌日の退院3日目は、前日と打って変わって明るい気分で過ごせたわみださん。一昨日よりも昨日、昨日よりも今日のほうがラクに歩けるようになってきて、近所をルンルン気分でお散歩します。とはいえ、おなかには軽い生理痛くらいの痛みが残っていて、休憩時に腰を下ろすと、どうしてもまだめまいや気持ち悪さに襲われます。 後日の定期診察時に判明するのですが、わみださんの主治医によると、めまいは手術時の麻酔の副作用なのだとか。あと数日のうちにおさまるらしく、つらいとは思いますが、もうしばらくは耐えるしかなさそうです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月29日生理のときに体に違和感を覚えて婦人科を受診したところ、左卵巣に7.5cmのチョコレート嚢胞ができているとわかり、子宮鏡下手術で切除することになったわみださん。入院2日目に無事手術が終わり、その後の経過は良好。予定通り、入院5日目での退院が決まって……。 ついに退院! 看護師さんとも最後の別れ入院4日目の夜、医師に最後の診察をしてもらって「術後の経過も良好だし問題なさそうだね」と言われ、予定通り入院5日目で退院することが決まったわみださん。そして迎えた翌朝、病室で荷物をまとめたあとに最後の病院食をたいらげ、シャワーを浴びたのち、わみださんは病院1階の受付でお会計を済ませます。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 受付でお会計を済ませたわみださんは、病室に戻り看護師さんと最後の確認をします。破損した物や忘れ物がないか念入りにチェックし、特に問題なさそうだったので、これにて退院手続きは終了。エレベーターで看護師さんとお別れしたのですが、扉が閉まるまで看護師さんはずっと頭を下げてくれていて、その姿がわみださんの中でとても印象的だったのだとか。5日間ずっと朝から深夜まで面倒を見てくれた看護師さんたちには、こちらこそ頭を下げたい気持ちですよね。 病院からの帰りは、リハビリがてら徒歩20分の距離を歩くことにしたわみださん。しかし、まだ本調子とはいえず、途中で息が上がってしまい歩幅もダウン。どうやらまだ無理はしないほうがよさそうです。 そして5日ぶりに自宅に帰宅。「ただいま帰ったぞ」と言わんばかりに愛猫の様子を覗いてみると……2匹ともケージの中でスヤァとお昼寝をしています。しかしそのあと、物音でわみださんの帰宅に気付いたのか、少し遅れて近くに寄ってきてスリスリしてくれました。猫好きな方なら共感してくれそうですが、猫って恩知らずだけど甘えん坊なところがあって、そのギャップがかわいいですよね。 とにもかくにも、無事に手術が終わって退院することができてよかったです! 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月28日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。その後、摘出手術を無事に終え、入院生活を送ることに。 いつも通りにできない?手術翌日、ナースステーションの横にあったリカバリー室から病室へ移動したレイラさん。 移動の際、体を起こしたことでの目まいやふらつき、術後のおなかの痛みなどと闘っていましたが、もう1つ「トイレ問題」に直面して……。 術後はおなかに力が入らず、力むと痛みもあるので、一度ベッドに寝てしまうと起き上がるのが大変。トイレへ行くのにもひと苦労です。レイラさんも、ベッドの柵を持ちながらゆっくりゆっくり体を起こして、その大変さを実感したと言います。そしてレイラさんが困惑したことがもう1つ。それは、「おしっこ、どう出していたんだっけ?」ということでした。便器に腰かけたはよいものの、トイレの感覚がうまくつかめなかったそう。そして、普段、意識せずとも腹筋をつかっていたんだということを実感したと言うレイラさん。いつもなら何気なくできていたことができなくなると、改めて手術をしたんだということを実感する場面でもありますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月26日産婦人科で「卵巣嚢腫」と診断されたトエダさん。経過観察で半年が経ったある日、腹部を猛烈な痛みが襲います。医師に相談した結果手術をすることになり、迎えた手術当日。トエダさんは、手術2時間前にあることを医師に伝えられてーー。手術2時間前に言わないで~!卵巣嚢腫を取る手術当日。午後からの手術に備えて点滴の針が腕に入れられ、手術用の服にも着替えて準備万全なトエダさん。しかし手術2時間前、トエダさんの夫が病院に到着し、一緒に主治医から手術の説明を受けていると……? ※麻酔をする前には酸素マスクや心電図、血圧計などを装着しますが、イラストでは省略しています。 手術2時間前、トエダさんは夫と一緒に主治医から手術内容の説明を受けることに。すると、トエダさんの腫瘍の画像を見た医師から、「当初予定していた腫瘍だけ取る手術から、卵巣と卵管も取る手術に変更しても良いでしょうか?」と伝えられたのです。 腫瘍だけ取る手術だと、時間がかかることや、腫瘍が破れたり再発したりする可能性があるため、術式が変更になったそうですが、手術2時間前に伝えられると心の準備がなかなかできませんよね。ちなみに、今回の手術で腫瘍のある卵巣を1つ摘出しても、残り1つの卵巣が機能を果たすため、生理もきますし妊娠することも可能です。 その後、トエダさんは歩いてオペ室へ。ベッドに寝転がり、麻酔薬を注入されると腕にピリピリとした感覚が。麻酔がよく効いている証拠だそうで、すぐに眠りについたそうです。2時間前に手術内容の変更を伝えられてドキドキしましたが、無事にオペが始まってひと安心ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 看護師トエダさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 看護師トエダ
2023年06月26日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。その後、摘出手術を無事に終え、退院するまでの入院生活はというと……? 体を起こすと、目まいが…手術翌日、尿道カテーテルなど体につながれていた管が外れ、一気に身軽になったレイラさん。 術後はナースステーションの横にあったリカバリー室にいましたが、病室へ移動することとなり……。 移動のために体を起こすと、頭がふわふわとして目が回る感覚が。結局、目まいがひどく自力では歩けそうになかったため、レイラさんは車椅子に乗って病室へ戻ることとなりました。術後は痛みで歩くことがしんどい……という声をよく聞きますが、レイラさんの場合は痛みよりも目まいのほうがつらかったのだとか。しかし、病室のベッドに横たわるときはどうしてもおなかの力が必要で、術後のおなかの痛さを実感することとなったようです。体からさまざまな管が外されたとはいえ、体はまだ治癒をしている最中。無理は禁物ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月25日チョコレート嚢胞と診断され、7.5cmにまで腫れてしまった左卵巣の腫瘍を切除することになったわみださん。迎えた手術当日、麻酔をかけられた途端に意識を失い、気づいたら手術が終了していて……。 入院3日目。トイレで踏ん張ってみると…!?無事に手術を終えたわみださんでしたが、術後はおなかの痛みや気持ち悪さ、発熱に見舞われ、ベッドの上で少し体を動かすだけでもつらい状況が続きます。そんな中、入院3日目(術後1日目)にはリハビリを開始。ものすごく体が重く、1歩踏み出すだけでもしんどい中、よろよろになりながらも歩くことに成功! 点滴以外のカテーテルをすべて抜いてもらい、開放感に包まれながら眠りについたのでした。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 入院3日目、歩行練習を終えて点滴以外のカテーテルを取ってもらったわみださんは、疲労感と解放感からお昼ごろまで爆睡。お昼ごはんを食べ終えると再び眠気に襲われます。多少の運動や食事で疲れてしまって眠くなるのは、回復期間に入り、体が無意識のうちに睡眠を求めているのかもしれませんね。 そんな中、歩行練習のためにも2時間おきにトイレに行くわみださん。「おなかの傷が開いたらどうしよう」と不安になりながらも、おそるおそるおなかに力を入れてみると……ぷっとおならが出て大喜び! 実は、おなかの手術をしたあとは癒着が原因で腸閉塞(イレウス)が起こるリスクがあるのですが、こうしておならが出たのは、腸がきちんと動いている=イレウスのおそれがなくなったサインなのです。 夜には主治医がやってきて採血の結果は問題ないとの報告を受け、予定通り入院5日目(手術から3日後)に退院する運びとなりました。手術から3日後に退院と聞くと、意外と入院期間が短く思えますが、多くの人がこうやって回復していくようです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月22日産婦人科で「卵巣嚢腫」と診断されたトエダさん。経過観察で半年間過ごしていると、ある日腹部に猛烈な痛みが。医師に相談すると「そろそろ取っちゃいますか」とサラッと手術をすることが決まって……!?自分でする日がくるなんて… ※坐薬は排便を促すために使用されます すぐに手術日が決まり、トエダさんは手術の前日から入院することに。子どもは夫に任せて、「久しぶりにゆっくりできるぞ~」と読書をしたり、病院で出される夕食を楽しんだりしていました。 すると、看護師さんから、明日の手術に備えて排便を促すための「坐薬」を渡されたのです。トエダさんは普段看護師として働いているため、患者さんに「トイレに行くのは、坐薬を入れてから15分待って」と説明する機会もあるのだとか。しかし、実際に自分が坐薬を経験したところ、10分も待てずにトイレに行ってしまったそうです。 その後、トエダさんは明日の手術に備えて就寝しました。この日、久しぶりにひとりの時間を満喫することができたと言うトエダさん。落ち着いた様子で明日の手術を迎えられそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 看護師トエダさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 看護師トエダ
2023年06月21日婦人科でMRI検査を受け、チョコレート嚢胞だと診断されてしまったわみださん。7.5cmにまで腫れてしまった左の卵巣腫瘍を切除するため、5日間ほど入院することになり……あっという間に手術当日を迎えます。 入院3日目、リハビリ開始!手術台に乗せられて麻酔をかけられた瞬間、ふっと意識が遠のいていったわみださん。次に目が覚めたのはおよそ3時間後で、気がついたら手術が終わっていました。その後、術後のおなかの痛みや気持ち悪さ、発熱と闘いながら、何度も起きたり寝たりを繰り返しながら長い夜を越え、入院2日目を終えます。そして迎えた入院3日目、看護師さんの指示で歩く練習をすることになり……。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 看護師さんの「採血させてくださーい」の声で迎えた入院3日目の朝、朝食が再開されて少しずつ普段通りの生活に戻ってきているかと思いきや……出されたごはんはどう頑張っても半分すら食べられず、まだまだ体調は万全とはいえない状態。さらに、手術のときに切られた箇所にはずっと痛みがあり、手術時に体内に入れたガスがまだ残っている影響で、起き上がったり寝転がったりするときには、肩のあたりにも痛みが走ります。 そんな中、看護師さんから「歩いてみましょうか」と声をかけられるわみださん。ベッドから立ち上がってみると自分の体が重すぎて、1歩踏み出すだけでもしんどくてびっくりしたそう。それでもなんとかトイレまで辿り着くと、点滴以外のカテーテルを抜いてもらうことができました。 ちなみに、おなかを切った翌日に歩くなんて大丈夫なの?と思う方もいるかもしれませんが、術後出血のリスクが高い24時間が経過したら、なるべく早い段階でベッドから起き上がって歩行練習をおこなうことが、早期回復につながるそうです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月21日生理4日目に体調に異変を感じてMRI検査を受けた結果、チョコレート嚢胞だと診断されてしまったわみださん。医師によると、左の卵巣が7.5cmくらいに腫れているらしく、5日間ほど入院して腫瘍を切除することに。入院初日は特にやることもなく病室のベッドでゆっくり過ごし、その翌日、入院2日目にいよいよ手術当日を迎えます。 白衣の天使とはこのことか…!ついに迎えた手術当日。看護師さんと歩いてオペ室まで向かう道中、オペ室が近づくにつれて「これから手術が始まるんだ……!」との実感がようやく湧いてきて、胸の鼓動が高まっていくのを感じるわみださん。手術台に乗せられ緊張がピークに達する中、麻酔をかけられると一瞬にして意識が遠のいていき……。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 ※イラストでは術後に枕を使用していますが、本来、術後は舌根沈下(舌の根元が重力によって喉のほうに下がり、軌道が塞がれてしまうこと)のリスクを避けるため、枕はしません。 14時過ぎに始まった手術が終わったのは17時ごろでした。実際は3時間近くかかったようですが、麻酔で意識を失っていたわみださんからすると、ものの2分ほどで手術が終わったように感じたそうです。 目覚めたわみださんは、ひどい下痢をしているときのようなおなかの痛みがあり、麻酔の影響なのか2日酔いのような気持ち悪さも。体内を切っているので、おそらくは熱もあったのだと思われます。その後、20時になると水分摂取が解禁となったのですが、ベッドの上で少し体を動かすだけでもしんどく、ペットボトルの水を飲むのもひと苦労だったそう。いわば術後の今は大怪我をしている状態なので、普段のように体を動かせるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。 夜は痛みと熱と気持ち悪さもあり、眠りが浅くなって夜中に何度も目を覚ましたと語るわみださん。そんな中、定期的に看護師さんが様子を見にやってきて尿の処理などをしてくれていて、わみださんは申し訳なさもありつつも、「これが白衣の天使というやつか……!」と感動したそうです。自分でできない状況とはいえ、下のお世話をしてもらう側としては本当に頭が上がりませんね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月20日2人目の子どもを産んで10カ月が経ったころ、水様のおりものが急に増えたというトエダさん。産婦人科を受診したところ、「卵巣が大きくなっています」と言われて……。卵巣の大きさが7cm!? ※産後の1カ月検診→産後の1カ月健診 2018年の秋、トエダさんは産婦人科の医師から、「卵巣が大きくなっています。7cmもあるから手術になるかも」と告げられました。医師に紹介状を書いてもらい、総合病院の産婦人科で詳しい検査を受けたところ、「皮様嚢腫(良性腫瘍の1つ)」と診断され経過観察に。 そのまま様子をみて半年が経ち、トエダさんはこのころからおなかが痛くなることが増えたと言います。とある日の夕方、仕事中に猛烈なおなかの痛みが。看護師であるトエダさんは医療の知識があり、自身のおなかの痛みは「茎捻転」ではないかと思い、再度産婦人科へ行くことにしました。 ※茎捻転とは、卵巣嚢腫が大きくなり、重くなった影響で卵巣を支えてる靭帯ごとねじれてしまうこと。強い下腹部痛を感じることが多く、緊急手術となる場合が多いです。 トエダさんは頻繁におなかが痛くなることを伝えると、「卵巣が少しねじれては戻ってというのを繰り返しているのかも」と、医師も茎捻転のおそれがあると考えたよう。卵巣嚢腫が発見されてから半年間経過観察をしていましたが、「そろそろ取っちゃいますかー」という医師のひと言で、このときにサラッと手術が決定したそうです。 卵巣嚢腫は小さいうちは無症状ですが、トエダさんのように7cmほどの大きさになると、おなかが張って苦しくなる、茎捻転が起こって強い痛みに襲われるなどの自覚症状が現れることも。腫瘍が大きくなる前に早期発見ができるよう、定期的に検診を受けることが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 看護師トエダさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 看護師トエダ
2023年06月20日MRI検査を受けたところ、医師から「チョコレート嚢胞ですね。左の卵巣が7.5cmくらいまで腫れています」と宣告されてしまったわみださん。手術を受けるため5日間入院することになり、家族や恋人、友人に励ましの言葉で送り出され、いよいよ入院初日を迎えます。 手術当日の朝に…悶絶!人生で初めて手術入院をすることになり、病院を目の前にして「これから未知なる生活が待ってるんだ……!」とワクワクするわみださん。しかし入院初日、受付を済ませて4人部屋の病室へ案内されたあとは、特にやることもなく、ヒマすぎてベッドでダラダラ。そんな初日を乗り越え、わみださんはついに手術当日を迎えたのですが……。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 手術を終えて病室に戻ってきた様子のお隣さん。術後でまだ体がつらいのか「うう〜っ……はぁはぁ」と苦しい声が聞こえてきて、そこに「ピッピッピッ」「シュコーッ」という機械音も混ざり、わみださんは「ここは病院なんだ」と、現実を実感したそうです。 それから約1時間後には、わみださんの人生初体験となる病院食が運ばれてきました。「噂ではマズいと聞くけど、どれくらいマズいのだろう」と思いつつ口にしてみると……味付けは薄味で思いのほかおいしく、しっかり完食! そして翌日。待っていたのは、地獄の時間・浣腸でした。看護師さんに浣腸液を入れられた瞬間、わみださんを猛烈な便意が襲います。しかし、看護師さんからは「5分くらい待ってくださいね」と指示されてしまい、我慢している時間があまりにもつらく、本当に大変だったそうです。「どうしよう音楽聴く?」「マンガを1話読めば5分くらいすぐに経つかも」と、5分という短い時間をどうにか耐えようともがいている様子がかなりリアルですよね。ただ、結果的には2分でアウトとなってしまったようです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月16日MRI検査を受けたところ、医師から「チョコレート嚢胞ですね。左の卵巣が7.5cmくらいまで腫れています」と宣告されてしまったわみださん。ある年の1月12日から5日間ほど入院し、腹腔鏡手術でチョコレート嚢胞を切除することに。入院生活に必要な物をかばんに詰め込み、いよいよ入院初日を迎えます。 入院初日はワクワクしながらも…ダラーッ!チョコレート嚢胞の手術を受けるため、5日間ほど入院することになったわみださん。今回は、わみださんの入院初日の過ごし方や、病院関係者とのやりとりの様子をご紹介します。受付で入院手続きを済ませたわみださんは、看護師さんに病院内を案内してもらいながら、病室へ向かうことに。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 ※正しくは二次元コードで、リストバンドに二次元コードを記載し、患者情報を管理している病院もあります。※「監理」→「管理」 受付を済ませたあとは、看護師さんに病院内を案内してもらうことに。わみださんが入院した病棟は入口がオートロックになっていて、入るときだけインターフォンでナースステーションに連絡し、開けてもらう必要があったそうです。これは小児科が入っている病棟に多いらしく、連れ去りや感染防止のためのセキュリティ対策なのだとか。 そのあと、4人部屋の病室に到着したわみださんですが、ベッドまわりの環境を整え終わった途端からヒマに。入院初日は検査でバタバタする方もいるようですが、わみださんの場合は特に検査もなく、医師や看護師さんなどが説明のために訪ねてくる以外の時間は、本当にやることがなくてヒマだったそうです。 そんな中、わみださんが感動したのが手首に巻かれたリストバンドの技術。もともとリストバンドには氏名や生年月日、性別などが記載されていて、喋れない患者さんであっても医療スタッフが正確に本人確認をするのが目的なのだそう。二次元コードを印字しているのは、投薬時にリストバンドと医療スタッフのIDカード、薬剤の3つの二次元コードを照らし合わせることで、医療スタッフの投薬ミスを防ぐ目的があるとのことです。こういった医療現場の取り組みを知っておくと、患者の立場からすれば少し安心できるかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月15日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。大きな病院に移り、摘出手術をすることとなったレイラさん。無事に手術が終わり、その後の入院生活は……。 体についた管が外された瞬間術後、心電図のモニターが何度か鳴り、不安を覚えていたレイラさん。 看護師さんや医師が細かくチェックをしてくれ、幸いに特にすぐ対応が必要な状態ではなく、「様子を見ましょう」ということになりました。 翌朝もアラームは頻繁に鳴っていたとのことですが、しばらくすると落ち着きアラームが鳴ることはなくなったそう。手術を担当した医師もきてくれ、何か手術の影響があるわけではなさそうという話を聞き、ひとまずホッと胸を撫でおろしたレイラさん。 その後は心電図モニターや尿道カテーテルなど、体についていたもののほとんどが外されました。この体についたものが外れる瞬間というのは、ある意味「解放された」と感じる場面でもありますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月15日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。改めて検査をすると卵巣嚢腫が卵巣の横にできていることがわかり手術をすることに。そして、無事手術を終えたあと……。 寝たり起きたりを繰り返し…全身麻酔をしての腹腔鏡手術で卵巣嚢腫を摘出する手術をおこなったレイラさん。 術後はナースステーション横にあるリカバリー室に移動してきました。 術後、少しの気持ち悪さがあったり、体が思うように動かなくてつらいということはあったものの、気持ち的には元気だったというレイラさん。しかし、心電図のモニターからアラームが何度も鳴り、急に不安でいっぱいに……。心拍の波形を見た看護師さんや医師からは「様子を見ましょう」と言われ、急ぎ対応が必要なものではないのかなと感じても、よくドラマで見るような音が鳴り響くと、どうしてもドキドキしてしまうものですよね。手術や入院が初めてだったというレイラさんにとってはなおさらだったかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月14日生理期間中に体に異変を感じたわみださんは婦人科を受診。大きい病院でMRI検査を受けるとチョコレート嚢胞が見つかり、左の卵巣が7.5cmにまで巨大化していることが判明しました。医師いわく「この大きさであれば投薬で長い年月をかけて治療するより、腹腔鏡手術で腫瘍を取ってしまったほうがいい」とのことで、わみださんは手術を受けることに。 入院前検査とお金の話チョコレート嚢胞だと宣告され、年明けの1月に5日間ほど入院し、腹腔鏡手術で腫瘍を切除することになったわみださん。婚約者や家族、職場の同僚たちにエールをもらい、不安がありながらも手術に向けて準備を進めていきます。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 ※術前検査のイラストはイメージになります。 入院1カ月前には、尿検査・血液検査・心電図検査のほか、イラストには描かれていませんが、腹部X線検査(レントゲン検査)も受けたというわみださん。意外に大変だったのが、入院4日前に受けたPCR検査だそうです。ほっぺを押すなど自分なりにいろいろ工夫をしたのですが、なかなか唾液が溜まらず、規定量に達するまで10分ほどかかったのだとか。 マンガの後半で触れているように、医療費に関する手続きもけっこう大変ですよね。わみださんのように医療保険から補助金が出て、最終的にはプラスになるケースもあるようです。しかし、病院での食事代や病衣のレンタル代などは適用対象外だったり、入院に必要なものを揃えるためになんだかんだ細かい出費があったりして、入院にはやはりお金がかかりますよね。 ちなみに、大きい病院だと入院や医療費の説明をおこなう専用窓口があるようです。わからないことがあれば、入院前に行政や病院の窓口で聞いておくと安心ですね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月13日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。改めてMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫が卵巣の横にできていることがわかり手術をすることに。そしていよいよ手術の日……。 取った卵巣嚢腫とご対面!?レイラさんがおこなったのは全身麻酔をしての腹腔鏡手術。麻酔が始まるとすぐに眠りにつき、次に名前が呼ばれたときには……? レイラさんの名前が次に呼ばれたとき、すでに手術は終了していました。全身麻酔で眠っている間は「一瞬だった」と言う人もいれば、「しっかり寝た」と言う人もいて体感はさまざまと聞きます。レイラさんの場合は後者で、「お昼寝くらいしっかり寝た」という感覚だったそうですね。 そして、もともと摘出した嚢腫が気になっていたレイラさん。医師から「取ったものを見ますか?」と聞かれ、麻酔でぼーっとしている中でしたが「見たいです」と即答したそう。しかし、麻酔で視界がハッキリせず、なんとなく見えた程度だったようですね。 これまでムーンカレンダーで紹介してきた卵巣嚢腫の手術をした体験談の中でも、摘出した嚢腫を「見たい」と思っていた方が意外と(!?)多く、実際に摘出後のものを見せてもらったという方もたくさんいらっしゃいました。自分の体の中にできたもので、普段目にすることもなかなかないということもあってか、「どんなものなのか気になる」と感じるのかもしれないですね! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月12日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。改めてMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫が卵巣の横にできていると判明。手術を受けることとなりました。手術室の中に入ると……? 手術室に辿り着いて、緊張が…当初手術は16時からの予定でしたが、早まり14時からとなりました。そして名前が呼ばれ、手術室へ。 レイラさんがかかった病院では、専用の手術着はなく、前開きの服を着ていればOKだったそうです。 手術室に入ると、レイラさんの緊張は最高潮に。緊張で気持ちの整理がつけられないままでしたが、あれよあれよと手術の準備が始まっていきます。 これまでムーンカレンダーで紹介してきた卵巣嚢腫手術の体験談の中でも、自分で手術台に乗ったという方が多かったです。そして、それが手術への緊張につながったとも。レイラさんとしても、手術がより現地味を帯びてきた瞬間だったのかもしれないですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月10日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。改めてMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫が卵巣の横にできていると判明。そして、いよいよ手術日の朝……。 「全身麻酔」って…どんなもの?手術当日の朝、手術を担当する女性医師の診察を受けたレイラさん。 そして、ついに名前を呼ばれるときが……。 手術当日、16時から開始する予定だった手術は14時に変更になりました。「緊張から解放されたい」とも思っていたレイラさんにとっては、ホッとした(!?)報告となったようです。 手術が控える中で、全身麻酔について気になっていたというレイラさん。レイラさんがおこなう腹腔鏡手術は全身麻酔でおこなうもの。眠っている間に手術が終わっているといえど、意識がなくなるのは、たしかに若干の緊張もありますよね。まして、レイラさんのように全身麻酔が初めてという方の場合は、特に不安にも感じてしまいそうです。不安やわからないことがあれば、医師や看護師に聞いてみるのも1つの安心材料につながるかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月08日生理4日目、体調に違和感を覚えたわみださん。婦人科で検査を受けたところ、「左の卵巣が右に比べて2倍に腫れています」と言われてしまいます。後日、別の病院でMRI検査を受けることになり……。 チョコレート嚢胞って??近所の産婦人科で超音波検査をしてもらったところ、医師から「左の卵巣が右に比べて2倍に腫れていますね。おそらく子宮内膜症だと思われます」と言われてしまったわみださん。後日、別の病院へと足を運んでMRI検査を受けました。それから約1週間後、MRIの結果を聞きに行くと……? ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 医師から「やっぱり子宮内膜症の一種、チョコレート嚢胞だったよ。左の卵巣が7.5cmに腫れてるね」と言われてしまったわみださん。 監修の産婦人科医によると、チョコレート嚢胞の治療方針はまず、妊娠希望かどうかで大きく変わるとのこと。医学界では腫瘍が6cm以上になると手術適応と言われていて、7.5cmは結構大きいほうなのだとか。ただ、自覚症状がなく悪性も否定できる場合は、すぐに手術せず妊娠を優先し、自然妊娠に取り組むことも。その際は人工妊娠でも妊娠しなければ早々に体外受精に移るそうで、年齢に応じて妊娠計画も変わるそうです。 作品内に登場する医師が「薬だと10年かけてゆっくり小さくしていくが、7.5cmまで大きくなっているのであれば薬が効くかわからない」と告げていますが、わみださんのように腫瘍が大きい場合は、数年ほど薬で治療しても思うように効果が得られず、若い人ほど早い段階で投薬をやめて手術に進むケースが多いそうです。ちなみに、4~5cmくらいの腫瘍であれば数年ほどで結構小さくなってほとんど正常の大きさに戻るものの、治療を中止すると再発してしまうのだとか。 「手術する場合は卵巣は残るけど機能しなくなると思います」という医師の言葉にショックを受けるわみださん。結婚2カ月前のウキウキした時期にこんなことを言われたら、かなりショックですよね。 監修の産婦人科医によると、手術後は確かにAMH(卵巣の予備能)が低下するため、妊孕性(にんようせい:妊娠するための力)は弱くなるとのことですが、ホルモン分泌のような機能は手術前と特に変わらないそうです。それに、左の卵巣を切除したとしても右の卵巣は残ったままになります。 「子どもができないことはないけど、自然妊娠は難しくなるかもしれません」という説明に関しては、術後の癒着やAMHの低下で妊娠するための条件は悪くなるものの、逆に、手術で内膜症の癒着なども剥がすため、妊娠しやすくなることもあるそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月07日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。改めてMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫は卵巣の横にできていると判明。レイラさんは手術のため入院することとなりました。 入院日に伝えられていた衝撃のことは茎捻転(けいねんてん)を起こすことなく、入院日を迎えたレイラさん。 そしていよいよ手術当日となりましたが、レイラさんには心配していたことがあって……。 入院時に、手術を担当してくれる医師が変わったことを知ったレイラさん。その執刀医とは手術当日まで顔を合わせることができず、不安もあったようです。ただ、手術当日に診察を受けた際、同年代くらいの女性の医師だったこともあって気楽に会話をすることができたとも。婦人科系の病気などは特に、女性が相手だと気兼ねなく話ができるということはありますよね。 そして、入院時もさほど「手術をする実感が湧かなかった」と気持ちをつづっていたレイラさんですが、手術を待つタイミングになるとさすがに緊張感が出てきたよう。呼ばれるまでは、気を紛らわせるためにK-POPの動画を見ていたそうですよ。 ずっとソワソワしているのも気疲れてしまいますし、レイラさんのように気を紛らわせるアイテムがあるとよいのかもしれませんね。知っておくだけでも、今後の参考になります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月06日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。大きな病院でMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫は卵巣の横にできていると判明。腹腔鏡手術をおこなうこととなりました。 恐怖に襲われ、スマホを手にとり…入院が初めてだったこと、仕事でバタバタしていたこともあり、入院1週間前になっても入院することの実感が湧かなかったと言うレイラさん。 茎捻転(けいねんてん)の心配はありましたが、それも過度に気にしすぎないようにしていました。そんなとき……。 ※励まさせた→励まされた これまで入院、手術の実感が湧かなかったというレイラさんですが、入院のためのパッキングをおこない、眠りにつこうとしたとき、急に恐怖に襲われたのだとか。実際に準備をおこなったことで、レイラさんの中でより現地味を帯びてきたのかもしれませんね。また、夜というのも不安にさせる一因だったのかも。 そんなとき、レイラさんがとった行動は、同じ経験をした方のブログなどを読み返すこと。以前も不安があった際、実際の体験談を目にして自分の中に落とし込んでいたレイラさん。今回も、体験談を読み返して心を落ち着けたと言います。 そしていよいよ入院日。このときは気持ちも落ち着いていて、「ここまできたら手術のプロたちに身を預けよう」と考えられるほどに。執刀してくれる医師、看護師、入院手術に携わってくれる医療関係者すべてが自分の味方だと思うと、たしかにとても心強く思えますね! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月04日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。大きな病院でMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫は卵巣の横にできていると判明。ただ「卵管にできていた場合は卵管切除をする可能性があり、切除した際は妊娠しづらくなる」という医師の言葉に、レイラさんは衝撃を受け……。 茎捻転が心配で…「もし病巣が卵巣にあって卵管切除となった場合、妊娠できるのかどうか」――レイラさんはその不安を次の診察の際に医師にぶつけました。そして、医師はしっかりとレイラさんの目を見てその不安に向き合ってくれ……レイラさんの中で1つ心が軽くなったと言います。 それから手術日が決まり、その間はというと……。 ※茎捻転とは、卵巣嚢腫が大きくなり、重くなった影響で卵巣を支えてる靭帯ごとねじれてしまうこと。強い下腹部痛を感じることが多く、緊急手術となる場合が多いです。 実際に入院するまでは、入院が初めてだったこと、仕事が忙しかったこともあり、なかなか実感が持てなかったと言うレイラさん。そんな中、不安だったのはやはり、茎捻転(けいねんてん)のこと。このとき卵巣嚢腫の大きさは7.5cmほどで、茎捻転を起こす可能性があることは医師から告げられていました。また以前看護師から「とても激しい痛みだった」と聞いていたこともあり、日常生活では頭の片隅から離れなかったと言います。 とはいえ、レイラさんは過度に気にしすぎないようにしていたとも。もし体に異常を感じた場合はもちろん受診をしてみてほしいですが、レイラさんがおっしゃっているように、気にしすぎてしまうことで心や体の負担になってしまう場合もありますね。入院や手術を控えているときはどうしても不安がつきまとうもの。できるだけ心や体にストレスのないよう過ごしたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月03日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。大きな病院でMRI検査を受けると、卵巣嚢腫は卵巣の横にできていることがわかりました。ただ「卵管にできている場合もある、手術をしてみないとわからない」とも医師から告げられて……。 不安で押しつぶされそうもし卵管に卵巣嚢腫ができていた場合は、卵管を切除する必要がありました。そして、卵管切除をおこなった場合は「妊娠しづらくなる」と医師から言われたレイラさん。 いまいま妊娠・出産を考えていたわけではないもの、レイラさんとしては「妊娠しづらくなる」という言葉の衝撃が大きく……。 「妊娠しづらくなる」という言葉の衝撃が大きく、レイラさんの不安は募るばかり。そして、不安からどんどん悪い方向に考えてしまっていたと言います。「卵管切除となったら……」「もし再発してもう片方の卵管を切除しなくてはいけなくなったら」「子どもを産めない体になる可能性も……」。可能性はゼロではないからこそ、不安になってしまいますよね。 そんなとき、レイラさんが不安の沼から脱出する1つのきっかけになったのは、同じ卵巣嚢腫を経験された方の体験談でした。不安なとき、同じ経験をされた方の実際の声はとても勇気づけられるもの。「こういった場合もあるのだ」という発見になることもあります。とはいえ、レイラさんがおっしゃっているように「症状は人それぞれ」。実際の体験談を参考にしつつ、「では、自分の場合はどうなのか」という部分は、医師に相談し理解することがとても大事ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年05月30日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。より詳しい検査をするため、大きな病院へ移ったレイラさん。MRI検査を受けると……? 妊娠しづらくなる? MRIの検査結果を見てみると、レイラさんの卵巣嚢腫は卵巣の横にできていることがわかりました。ただ、医師が言うには「手術の際にわかることだが、稀に卵管にできている人もいる。その場合は、卵管も一緒にとらないといけない」とのことで、手術をしてみないとハッキリわからない状況に。 そして、もし卵管に卵巣嚢腫ができていて卵管を切除しないといけなくなった場合、「妊娠しづらくなる」ということを告げられ、レイラさんは衝撃を受けます。卵管は精子と卵子が出合い、子宮に辿りつくまでの通り道。もし片方の卵管を切除をすることとなった場合、もう片方の卵管が残っているので妊娠は可能ですが、妊娠のチャンスは減ってしまうこととなります。いまいま妊娠・出産の予定がなくても、いざ「妊娠しづらくなってしまうかも」と言われると驚いてしまいますし、自分の将来を考えてしまいますよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年05月29日生理4日目、体調に違和感を覚えたわみださん。婦人科で検査を受けたところ、「左の卵巣が右に比べて2倍に腫れています」と言われてしまいー!? 生理4日目、なんだか体がいつもと違う… 某年9月上旬。もともと生理中は1〜2日目だけ生理痛や貧血などの症状が重く、3日目になると経血量も落ち着いてくるわみださんですが、このときはなぜか生理4日目に1〜2日目と変わらないほどの出血と重い腹痛がありました。不安になったわみださんは、近所の婦人科を受診。超音波検査をしてもらったところ……医師がモニターを見ながら「左の卵巣が右に比べて2倍くらいに腫れていますね」と言うのです! 「子宮内膜症かもしれないから大きい病院でMRIを受けるように」と言われ、後日、わみださんは「マンガのネタになるぞぉ」と気楽な心持ちで、大きい病院へと足を運びます。しかし、検査技師から「トイレは行かないように」と言われ状況は一変。はち切れんばかりの尿意を約20分ほど我慢し続け、ようやくMRIが終了しました。 結果が出るのはまだ先になりますが、近所の婦人科の医師の見立てどおり、わみださんは子宮内膜症になってしまったのでしょうか? 子宮内膜症の症状には激しい生理痛、性交痛、経血量の増加などが挙げられますが、初期にはほとんど自覚症状がないそう。わみださんの場合も、知らないうちに症状が進行していたのかもしれませんね。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年05月28日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。より詳しい検査をするため、大きな病院へ移ったレイラさん。検査の中で一番恐れていたのはMRI検査で……。 ついにその日がやってきた 迎えたMRI検査の日。MRIの音が受付まで響いていたそうで、レイラさんに緊張が走ります。順番待ちの際も、扉が開くたびに中の様子をチェック。「今か今か」と待っている間というのが、実際、一番不安や緊張を感じるときなのかもしれませんよね。 そして、いよいよレイラさんの番に。大きな音が鳴り響く中、レイラさんが感じたのは「工事現場みたいだ」ということ。「工事現場の音みたい」というのはMRI検査においてはよくあるたとえなのかもしれません。そんな中、レイラさんは音が変わるごとに、「こんな機械かな?」と想像を膨らませたと言います。MRI検査に恐怖も抱いていたレイラさんでしたが、実際はそこまで恐怖を感じることなく終えられたでしょうか。終えたあとの達成感に満ちた表情がとても清々しいですね! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年05月26日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。より詳しい検査をするため、レイラさんは大きな病院へ。そしてやはり医師からは手術することをすすめられました。 手術よりもコワイ 狭いところが苦手だというレイラさんは、MRI検査に戦々恐々。そこで、恐怖を克服するためにMRIの体験談を読んでみたり、動画サイトで実際のMRIの動画を見たりして、脳内でシミュレーションをしてみることに。その中で、1つの投稿がレイラさんの目に留まりました。それは、「ある楽曲がMRIの中で鳴る音とぴったり合い、気が紛れる」というもの。実際にMRI検査の前日には、その楽曲のMVを見て検査に臨んだと言うレイラさん。初めての体験では、特に経験者たちの実際の声というのはとても大きな力になりますよね。体験談や口コミを探してしまうというのは「あるある」ではないでしょうか。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年05月24日