まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスでは、学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が起こります。緊急保護者会を機に、クラスに教員増員の措置がとられ、安心する保護者たち。しかし、クラス内ではまだ問題が続きます。クラスメイトのモテ香ちゃんのことが気に入らないあおいちゃんは、りんちゃん、ワキコちゃんと共に、モテ香ちゃんのランドセルを傷付けてしまいました。現場を目撃したほのかは、「友だちでしょ?」と口止めされ、真実を言えないことに苦しみ、まゆみさんに相談したのでした。事件翌日、モテ香ちゃんはランドセルではなく、手提げバッグで登校してきました。やっぱり娘の話は本当だったのね…! ランドセルを傷付けた犯人捜しのため、担任の先生から呼び出されたあおいちゃんとそのグループ。もちろんその中にはほのかも含まれていましたが、先生に対して強気な態度で「知らない」と押し通すあおいちゃんが怖くて、真実を言いたいのに言葉に詰まって言えません。一方家では、こちらもまゆみさんがあおいちゃんとりんちゃんのママに今回の話を告げるべきか迷い、グループLINEに文面を打っては消していました。その日、まゆみさんは買い物に出かけた途中の公園でりんちゃんとあおいちゃんに遭遇し、ランドセルの件を訪ねます。2人は否定していましたが、その態度に、やはり2人がおこなったのだと確信してしまいました。 りんちゃんとあおいちゃんにまゆみさんが事件のことを尋ねてしまったことで、ほのかがまゆみさんに告げ口したと2人が知り、また子どもたちの中に不穏が広がるとは思いもよらないのでしょう。子どもたちは大人が思っているより賢いものです。こういった子どもたちの人間関係が絡む場合の対処は、大人もうかつな言動をしないように、しっかりと考えることが求められますね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月14日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、代わりにリコちゃんママがグループに入ったのです。クラスの保護者会で、さえさんの娘・あやちゃんがリコちゃんに怪我を負わせた一件が議題に挙がりました。そこでだいちゃんママが、「親同士が話しに夢中になって子どもたちをちゃんと見ていないことが多い」と、まさえさんたちの管理不足を遠回しに指摘。プライドの高いまさえさんは、その指摘に対し、「いつかこういうことが起きるんじゃないかと思っていた……友だちなのにずっと見過ごしてきた私の責任です!」とみんなの前で謝罪をしてきたのです。 茶番を始めたまさえさんにゾッとするゆうこさん。しかし、他の保護者はこの発言を素直に受け止め、感動してしまいます。 その後、まさえさんに擁護されたさえさんが完全復活! 反省の色なし!価値観が合わないママ友にア然 さえさんは、ゆうこさんが住んでいる地区に引っ越すことが決まっていました。それを知ったゆうこさんは、どうにか引っ越しが取り消しになるように地区のデメリットを主張するも全く響かず……。 「子どもら同じ小学校だし、長い付き合いになるね〜」というさえさんの発言に、ゆうこさんはゾッとしてしまいました。 数日後、まさえさんが鬼の形相でさえさんを注意していました。それは深夜にも関わらず、クラスの保護者にとんでもない私的メッセージを送っていたからでした。 「実は新築のお家に引っ越しが決まりました〜♪ どなたか以下のものを譲ってください。美品希望です」と、非常識なことを……。 周りの保護者は、さえさんを注意するまさえさんを「かわいそう、大変だね」と同情の目で見ています。しかし、これはすべてまさえさんの狙い通り!仲間思いだと思わせるパフォーマンスを演出し、自分の立場を守っていたのです。 トラブルを起こしてもなお、周りに迷惑をかけ続けるさえさんをダシに使って、ボスママのポジションを必死に守ろうとするまさえさん。自分のことしか考えていない自己中なママばかりで疲れてしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月14日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスでは、学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が起こります。緊急保護者会を機に、クラスに教員増員の措置がとられ、安心する保護者たち。しかし、子どもたちの間では、あおいちゃんを中心に未だ不穏な空気が流れていました。クラスメイトのモテ香ちゃんのことが気に入らないあおいちゃんは、友だちのりんちゃん、ワキコちゃんと共に、モテ香ちゃんのランドセルを傷付けてしまいました。傷付いたランドセルを前に、あおいちゃんたちがしたことだと気付いたほのか。しかし、あおいちゃんに「私たち友だちでしょ?」と口止めされます。やっぱり間違ってる!お母さんに言わなきゃ! 傷付けられたランドセルを見つけたモテ香ちゃんは憤り、あおいちゃんがやったんだと糾弾します。しかし、りんちゃんがあおいちゃんを擁護し、モテ香ちゃんは実際に傷付けているところを見ていないことからそれ以上言えません。モヤモヤを抱えたほのかは帰宅後、思い切ってまゆみさんに今日あったことを話しました。話を聞いたまゆみさんはショックを受けながらも、あおいちゃんとりんちゃんのママへ「二人とも話せば分かってくれるはず。」と学校から連絡が入る前に早く伝えてあげようと思うのでした。 学校では言えなかったとしても、ほのかがまゆみさんにきちんと話すことができて良かったですね。こうして何でも話せる場所があると、子どもも安心です。大人は子どもたちのシェルターとなれるよう、今回のまゆみさんのように受け止めてあげながら、適切な介入をしていってあげたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月13日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、代わりにリコちゃんママがグループに入ったのです。リコちゃんに怪我を負わせてしまった、さえさんの娘・あやちゃん。さえさんは他のママたちから陰口を言われるようになりました。 そんな中、毎月開催される保護者会に、さえさんは初めて欠席。リコちゃんの事件が議題に挙がります。だいちゃんママが「話しに夢中で、自分の子どもが目に入っていないことが多いんじゃないかな」と、まさえさんたちのことを遠回しに指摘。 プライドが高いまさえさんは、驚愕の行動に?!ボスママが急に茶番劇を…… ママさんに指摘され顔をしかめるまさえさん。激怒して反論するかと思いきや、みんなに謝罪をしてきました。「今回はご迷惑をおかけして本当にごめんなさい!」「いつかこういうことが起きるんじゃないかと思っていた……友だちなのにずっと見過ごしてきた私の責任です!」と、涙を浮かべながら保護者にアピール。 まさえさんの本性を知っているゆうこさんは、何か企んでいると察し、この言動にゾッとします。 「彼女も充分反省しております。どうか、温かい目で見てあげていただけませんか?」 ママ友を庇うまさえさんの発言に、他のママさんたちは感動し、涙する人まで。拍手が沸き起こり、まさえさんは立場の悪い状況から一転、自分のカリスマ性を見せつけたのでした。 まさえさんの茶番劇により、さえさんはもちろん、まさえさんたちもこれまでのように子どもを野放しにして、立ち話に夢中になるのが難しい状況になりました。子どもが友だちを押して怪我をさせた今回の事故は、そもそもママたちが子どもをちゃんと見ていれば起きなかったこと。話をすり替えず、しっかり反省して子どもたちをしっかり見守ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月13日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスでは、学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が起こります。緊急保護者会を機に、クラスに教員増員の措置がとられ、安心する保護者たち。しかし、子どもたちの間では、あおいちゃんを中心に未だ不穏な空気が流れていました。クラスメイトのモテ香ちゃんのことが気に入らないあおいちゃんは、同じくクラスメイト・りんちゃんと共にある作戦を企てます。あおいちゃんの考えた作戦を聞いてしまったほのか。不安を抱えたまま2人を見ていることしかできません。あおいちゃんたちを止めなきゃいけないけど… モテ香ちゃんのカーディガンに油性ペンで落書きをしようと企てていたあおいちゃんとりんちゃんでしたが、なかなかモテ香ちゃんが席から離れず、作戦を実行することができません。もどかしく思っていたあおいちゃんとりんちゃんに、最近あおいちゃんから冷たくあしらわれていたワキコちゃんが近づきます。三角定規を手にしながら「いいこと考えたよ」と悪魔の囁き。りんちゃんとワキコちゃんが見張りをする中、あおいちゃんはモテ香ちゃんのランドセルに三角定規で傷を付けてしまいました。そのでき栄えに笑い合うりんちゃんとあおいちゃん。流れる異様な雰囲気に、作戦に参加していなかったほのかも、悪いことをしている気配に感づいたのでした。 モテ香ちゃんの傷付いたランドセルを目にし、あおいちゃんたちがいけないことをしたのだと気付いたほのか。 ほのかは正義感とあおいちゃんたちからの同調圧力に揺らぎます。友だちだからこそ、いけないことはいけないと言ってあげたいものの、このクラスの雰囲気では難しそうです。ほのかにも相談できる仲間ができれば良いのですが……。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月12日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、代わりにリコちゃんママがグループに入ったのです。降園後、リコちゃんが友だちと遊んでいるときのことでした。さえさんの娘・あやちゃんが「邪魔っ!」と、リコちゃんの背中を押し地面に落下。顔面に怪我をして大泣き! あやちゃんは、謝るどころか「トンってやっただけなの!」と言い訳をし始め、母親であるさえさんは叱らずオロオロするばかり……。 我慢ができなくなったまさえさんは「高い所から背中押したらどうなるか分かるでしょ! やっちゃダメ!」と、あやちゃんをしっかり注意しました。 この事件後、発表会まで園庭開放は中止に。子どもたちが園庭で遊べなくなってしまい、ママさんたちはさえさんの陰口を言うように。子どもを野放しにした結果…… 騒動後、さえさんは園に居づらくなってしまいました。リコちゃんママからも無視されるようになり、一人ぼっちに……。 そんな中、毎月開催される保護者会が行われ、リコちゃんの怪我の一件が議題に挙がりました。 そこではだいちゃんママが、特定の人の話しではないと前置きしつつ「話しに夢中で、自分の子どもが目に入っていないことが多いんじゃないかなぁって」と、まさえさんたちのことを遠回しに注意してきました。 「視界の端に子どもを確認しながら立ち話されたほうが、事故防止に繋がるかと」とはっきりと意見を言うだいちゃんママに、ゆうこさんは感心してしまいます。しかし、プライドが高いまさえさんは、指摘されてイライラしている様子です。 だいちゃんママの指摘はごもっとも。まさえさんたちはいつも話に夢中になりすぎて、子どもたちを野放しにしすぎていたようです。今回のように、子どもたちに何か起きてからでは手遅れ。立ち話よりも子どもたちの安全を第一に考えられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月12日と娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスでは、学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が起こります。緊急保護者会を機に、クラスに教員増員の措置がとられ、安心する保護者たち。不登校になってしまったゆうかにもクラスへのサポートが増える話は届きますが聞きたくないと耳をふさぎます。そして、子どもたちの間では、あおいちゃんを中心に未だ不穏な空気が流れていました。気に入らない女子の悪口を言い出したあおいちゃん。その言葉に、クラスメイトのりんちゃんも同調し、話は膨れ上がっていきます。こんなの間違ってるよ…! 互いにクラスメイト・モテ香ちゃんの悪口を言って盛り上がる、あおいちゃんとりんちゃん。ほのかは同意を求められますが、あまり話したことのないクラスメイトだからわからないと、やんわりと否定します。翌日からあおいちゃんとりんちゃんの行動は悪い方へと進んでいき、ついにはモテ香ちゃんの服に油性ペンで落書きをしようと言い出したのでした。 あおいちゃんにどんどん引きずられ、行動や言動がエスカレートしまうりんちゃん。2人に引きずられず、もやもやとしながらもしっかりと自分の考えを持って判断しているほのかは立派です。母親のまゆみさんのように、いつか勇気をもって声をあげられるようにもなれるのではないでしょうか。りんちゃんとあおいちゃんは、ほのかの行動や視線から、自分たちがやろうとしていることが間違っていると早く気付いてほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月11日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、代わりにリコちゃんママがグループに入ったのです。今までやさしかったリコちゃんママは、まさえさんたちから悪口を聞かされているせいか、すれ違うだけで、まるで汚いものを見るかのような視線を浴びせてきたり、蔑んだ目で笑われたりと、ゆうこさんに対して冷たい態度を取るようになっていました。 相手によって態度を変える関係に疲れ、「ママ友はもういいや……」と思っていた、ゆうこさん。 そんなある日、リコちゃん親子に衝撃の出来事が……! 友だちを押して顔に怪我!押した本人は謝らずに…… お迎え時、子どもたちがいつものように遊具で遊んでいるときのことでした。リコちゃんが友だちと2人で遊んでいると、さえさんの娘・あやちゃんが「邪魔っ!」と、リコちゃんの背中を押したのです! リコちゃんは地面に落ちてしまい、園内中に響き渡るほどの大声で泣いてしまいました。その声を聞いたリコちゃんママや周りにいた保護者、先生たちが駆けつけると、リコちゃんの顔から出血が……! リコちゃんと一緒に遊んでいたお友だちが「あやちゃんがドンって押したんだよ」と証言しますが、あやちゃんは「あや、ドンッてしてないよ! トンってやっただけなの」と主張。 友だちを押して怪我をさせたのに、謝らず言い訳するあやちゃんに、まさえさんは「高い所から背中押したらどうなるか分かるでしょ! やっちゃダメ!」としっかり注意しました。 一方で、母親のさえさんは叱るどころかオロオロして、「あやは強く押してないんだよね?」と、まるでうちの子は悪くないと言わんばかりの発言。謝罪もしないゆうこさんの言動に、周りにいたママたちも唖然としてしまったのでした。 さえさんは「叱らない育児」を推奨しているようですが、やってはいけないことをしても叱らず野放しにする、というのは見当違い。人に危害を与えても注意されてこなかったあやちゃんは、ついに友だちを怪我させてしまいました。 あやちゃんは、人を押す行為が危険だということをまったく理解していない様子。さえさんの代わりに、まさえさんがビシッと注意してくれましたが、わが子の過ちはしっかり注意できる親でありたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月11日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。さらには子どもたちの間でも問題が起こります。あおいちゃんのいじめによる不登校、いつも誰かが怒り、ケンカの絶えない毎日、そんなクラスを見て、ほのかが4年生のころにもどりたいと思っていた矢先、男子のケンカに巻き込まれガラスでケガを負います。それを受けて開かれた緊急保護者会。そこで、以前は学校や担任を擁護していたよしえさんが、学校側を糾弾。まゆみさんはよしえさんに頼もしさを感じたのでした。一方、あおいちゃんのイジメにより不登校になっているゆうかちゃんは……?本当に学校は良くなっていってるの? 保護者会を機に、クラスには教務主任の先生がついてくれることとなり、安心したまゆみさん。これで良くなるはずと、希望を感じます。そんな保護者たちとは裏腹に、子どもたちの間では未だ不穏な空気が流れ続けていました。今回先生が増えたことで授業が落ち着き、ほのかは少し安心を見せます。その一方で、クラスメイトに対して移り気なあおいちゃんの態度に、ほのかの中に言葉にできない不安が胸の中にくすぶり続けているのでした。 今回のような子どもたちのいざこざに、どこまで介入していいのか悩む保護者も多いのではないでしょうか。小学校は社会生活の第一歩、コミュニティの形成や、コミュニケーションの仕方を学ぶ場としてはある程度ケンカやいざこざを経験することも必要です。かといって、今回のように不登校や傷害事件にまで発展するのは違いますよね。大人ができる適度な介入はどこまでなのか……難しい問題です。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月10日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。まさえさんに憧れていたリコちゃんママは、ゆうこさんの代わりにグループに加入。みんなについて行こうと必死です。 リコちゃんママは、まさえさんたちとピクニックに行く予定でしたが、リコちゃんは「行きたいくない!」の一点張り。その理由は、さえさんの娘・あやちゃんが「リコは来ないで!」と拒絶したり、足をわざと踏んできたりと、意地悪ばかりするのです。 そのことにリコちゃんママは気づいているものの、さえさんには何も言えない様子。まさえさんのグループに入ってから、リコちゃんママは別人のようになりました。やさしかったママ友が豹変した 園の駐車場に向かっている最中、リコちゃんママと目が合ったゆうこさん。まさえさんたちからいろいろと悪口を聞かされているからか、ゆうこさんを蔑むような目で見てきました。 そんな彼女が心配になったゆうこさん。気になってまさえさんたちの方をチラチラ見ていると、さえさんと目が合ってしまいました。さえさんは、すかさず「物欲しげに見てる人いるよ。まさか自分も誘ってもらえるとか思ってないよね?」「そんなに羨ましいのかな。不愉快だし早く行こ!」 それを聞いたリコちゃんママが、また蔑む目でゆうこさんを見てきます。相手に優劣をつけ損得で態度を変える人がこんなにもいるのかと痛感したゆうこさん。人によって態度を変えるママ友たちに疲弊してしまいました。 リコちゃんママはグループに入って人が変わったように豹変してしまいました。ママ友は子育てをしていく上で大切な存在ですが、顔色を伺いながら接するのは正直疲れてしまいますよね。気の置けないママ友に出会えることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月10日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。さらには子どもたちの間でも問題が起こります。気になる男子がほかの女子と仲がよいことが気に入らず苛立つあおいちゃん。一方ほのかは、いつも誰かが怒ったり、ケンカしているクラス内を見て、4年生のころに戻りたい…と思っていました。そして、ついに教室内でケンカを始めた男子に巻き込まれ、ほのかは割れた窓ガラスでけがをしてしまいました。まゆみさんは学校から娘のけがについて電話を受け、気が気ではありません。こんな学校には子どもを任せられない! 幸いけがはひどくなかったものの、ほのかから当時の先生の様子を聞いて怒りが沸き上がるまゆみさん。案の定、緊急保護者会が開かれることとなりました。学級崩壊を起こしている担任や学校側を、なぜか擁護するよしえさんに不信感を抱いていたまゆみさんは、今回の保護者会によしえさんも出席すると聞いて不安になります。しかし、保護者会当日、よしえさんはまゆみさんの予想とは違い、担任や学校の対応を糾弾してくれたのでした。 よしえさんの急な変わり身に、まゆみさんも驚きを隠せません。そうは言っても、自分の子どものために学校側を強く責めてくれたよしえさんの姿に、ホッとしてしまったまゆみさん。よしえさんの他人を見下す態度があまり好きではないとはいえ、声をあげ、味方になってくれる存在がいるというのであれば、これほど心強いことはないのかもしれません。学校側も今回の事件をきちんと受け止めて、学校の中でも特に子どもの味方、理解者であるはずの担任の先生にも気持ちを入れ替えるよう指導し、学級崩壊にも対処していってほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月09日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。転園を決意した、ゆうこさん。しかし娘のむつきちゃんに相談すると、泣きながら嫌がってしまいました。そんな娘の姿を見て、この選択が本当に正しいのか自問自答をし、転園するのを諦めます。 翌日、まさえさんのグループに仲間入りしたリコちゃんママの様子に違和感が……。 見て見ぬふりをするママにモヤッ! リコちゃんママは、まさえさんに憧れていていました。ゆうこさんが仲間はずれになったことを機に、グループに入ったようですが、みんなについて行こうと必死。 まさえさんたちとピクニックに行く予定でしたが、リコちゃんは「行きたいくない! あやちゃん、意地悪だから嫌いだもん!」の一点張り。「リコは来ないで!」と拒絶されたり、足をわざと踏んできたり……リコちゃんに意地悪なことばかりするのです。 そのことにリコちゃんママは気づいているものの、さえさんには何も言えない様子。そんなリコちゃんママの姿を見て、ゆうこさんは昔の自分を照らし合わせモヤモヤしていました。 さえさんはわが子を野放しにしすぎですね。ママ友の子育てに口を出す前に、まずは自分の子どもにやっていいこと・いけないことをしっかりと教育してほしいものです。わが子が嫌がる悲しい思いをさせてまで、ママ友グループにいる必要があるのでしょうか。まずは子どもの気持ちを第一に考えて行動できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月09日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。さらには子どもたちの間でも問題が起こります。あおいちゃんがきっかけで登校拒否になってしまったゆうかちゃん。ほのかは何かおかしいと思いながらも、言葉にすることができず、よしえさんへ相談できません。よしえさんもほのかのことを注意して見ているものの、学校で友だちと仲良くしている話しか聞き出せず、違和感を抱えながらもやり過ごしてしまったのでした。そして、よしえさんが恐れていた、とんでもない事件が起きてしまうのです。このクラス、やっぱりおかしいよ…! クラスの中で毎日のように誰かが怒り、誰かがケンカしている日常に、ほのかも気分が落ち込んできます。そんな中、教室に現れた担任の先生。しかし、授業の始まる時間だというのに、男子のケンカを目撃した途端、見て見ぬふりをして教室から出ていってしまいました。過激になっていくケンカに、ついに男子は窓ガラスを破壊。 窓のそばに立っていたほのかは、ガラスの破片を浴び、けがを負ったのでした。 娘がガラスでけがをしたと聞き、よしえさんは血の気が引いたことでしょう。学級崩壊したクラス、はびこるイジメ、そしてそれを見て見ぬふりをしてしまう担任の先生……。起きるべくして起きてしまったともいえる今回の事件。学校という親の手から離れた場所にあるコミュニティで、このような事件をなくしていくために、私たち大人はどうすれば良かったか、議題は尽きません。 そして、担任の先生は何にそんなに怯えているのでしょうか。大人として教育者として子どもたちを導いていく一助となってほしいですね著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月08日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。そんな中、喧嘩別れをして転園してしまったママ友のよりさんと遭遇しました。よりさんが転園を決めたのは、さえさんの嫌がらせが原因でした。「まさえさんがまた悪口言ってたよ」と都度報告してきたり、裏でまさえさんの陰口を言ってるくせに、まさえさんの前では平気な顔して味方になったり……。 腹黒な彼女と付き合ううちに、よりさんは吐き気や頭痛など体に異変が起こっていたのです。 転園した理由を知ったゆうこさんは、新しい環境に慣れないよりさんに「まだまだいい出会いもあるだろうし。焦る必要はないよ!」と励ましの声をかけました。 それから娘・むつきちゃんを迎えに園に向かうと、最悪のタイミングでさえさんにバッタリ……。 ひとりで大声でママ友自慢…嫌味なさえさんにうんざり 駐車場で会ってしまったさえさんは、ゆうこさんに聞こえるようにわざと大きな声で、みんなでお弁当を持って公園に行ったことを自慢げに話してきました。 「この時期の子ども同士の遊びって大切だよね〜」「親の交友関係が子どもに影響するんだね〜」「友だちがいてよかった〜」などベラベラと……。 しかし、転園を決意していたゆうこさんには全く響かず、「誰に向かって話してるの? でっかい独り言」と言い返しました。その態度にイラッとしたさえさんは、さらに嫌味発言を続けるも、ゆうこさんには何のダメージもありませんでした。 その夜、ゆうこさんは娘・むつきちゃんに転園の話を持ちかけますが、「やだ!どこにも行かない!」と大泣きしてしまう始末。そんなわが子を見て「この転園は本当に娘のため? 自分のためなんじゃ……?」と自問自答をした結果、転園を取り消すことにしたのでした。 転園を強要せず、娘の気持ちを優先にしたゆうこさん。今はとてもつらい時期かもしれませんが、クラス替えまでもう少し。どうしても耐えられなくなったときは、夫や両親、信頼できる友だちなどに意見を聞いてみるのもいいかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月08日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。さらには子どもたちの間でも問題が起こります。あおいちゃんにスマホで脅されていた、クラスメイトのゆうかちゃん。ゆうかちゃんが親へトラブルを相談、親が学校へと相談したことから、よしえさんは学校へ呼び出され注意を受けます。帰宅したよしえさんに怒られたあおいちゃんはゆうかちゃんを逆恨みし、次の日から仕返しを始めたのでした。昨日までゆうかちゃんと仲が良かったはずのあおいちゃん。ほのかたちは、急にゆうかちゃんの悪口を言い始めたあおいちゃんに疑問を感じます。先生は味方になってくれるって言ったのに…! ゆうかちゃんに対するあおいちゃんの行動を、最初は注意していた先生。しかしながら、反抗的なあおいちゃんの態度に恐怖を感じ、ゆうかちゃんからの助けを求める視線から逃げてしまいます。孤立無援となったゆうかちゃんは帰宅後、学校へ相談した母親を責め、ついに次の日からは登校拒否するようになったのでした。 一方で、なんだかおかしいと感じながらも、何がおかしいのか言葉にすることができないほのかももやもやとする日々を送っていました。 子どもたちの中で起きるイジメには、こういった、何かおかしいと感じながらも、原因をつかみ切れず、知らず知らずのうちに加担してしまっている場合もあるようですね。私たち親は、家で子どもたちから聞く話からしか学校の実態をつかめないので、対応が遅くなってしまうという面もあるのでしょう。こんなとき親はどうすれば良いのか、深く考えておく必要がありそうですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月07日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。そんな中、喧嘩別れをして転園してしまったママ友のよりさんと遭遇しました。よりさんは、さえさんに追い込まれ転園したことが発覚! さえさんは、よりさんの家に突然訪れて、まさえさんがよりさんの悪口を言っていたとわざわざ教えてきたのです。 その後何度も「まみちゃんのことまた言ってたよ」と言われたり、頻繁に同様のメッセージが届くようになると、よりさんは次第にまさえさんに悪口を言われているような錯覚に陥ってしまいます。 そんな彼女にトドメを刺す出来事が……! 腹黒すぎる!卑怯な手口にドン引き! よりさんの前でまさえさんとコソコソ話をするさえさん。よりさんが「どうしたの?」と聞くと、「何でもなーい。大した話じゃないよ」とわざとらしい態度を取る姿に、よりさんは悶々としていました。 そのとき娘・まみちゃんが「ブランコに乗りたい」と言ってきました。よりさんが「『かわって』しに行こうか」と言うと、まさえさんが「よりちゃんが何でもやってあげちゃうから!」と強い口調で教育のダメ出しをしてきたのです。 隣のさえさんは、「まさえちゃんの言う通りだよ。過保護すぎるんじゃない? だからまみちゃんウジウジしちゃうんだよ」と、散々まさえさんの陰口を言っていたくせに同調してきたのです。精神的に追いこまれ、次第に体調に異常がでてきたため、転園に踏み切ったとのことでした。 真相を聞いたゆうこさんは、「さえちゃんは、そういう人だから相手にしちゃダメ。これからまだまだいい出会いもあるだろうし、焦る必要はないよ!」と励ましの声をかけました。 相手を不幸にしようと、あの手この手で貶めるさえさんは、本当に救いようがありませんね。迷惑なママ友と物理的に距離を取るために、よりさんが転園を決断したことは間違いだとは思えません。過去やママ友に執着せず、新しい場所で前を向いて進んでいけるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月07日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。まゆみさんは、懇談会で学校側に対処を求めました。同じころ、子どもたちの間でも問題が起こります。あおいちゃんにスマホで脅されていた、クラスメイトのゆうかちゃん。ゆうかちゃんが親へトラブルを相談、親が学校へと相談したことから、よしえさんは学校へ呼び出され注意を受けます。しかし現実を受け止めようとしないよしえさんは、怒って帰ってしまったのでした。周囲に頼られる自分に似ている娘が、脅しなどするはずがないと信じるよしえさん。しかし、家に帰ると……?あなたは悪くないけど、うるさい親もいるから気を付けなさい! 帰宅したよしえさんに怒られたあおいちゃん。必死に自分は悪くないと主張し、難を逃れます。しかし、よしえさんの目の届かない自室で、あおいちゃんは激昂。親に告げ口したゆうかちゃんに仕返しするべく、次の日にはほのかをはじめとするクラスメイトに、ゆうかちゃんの悪口を吹き込み、無視することを強要するのでした。 狭いコミュニティで生活する子どもたちにとって、ボス的存在の友だちが言う言葉は絶対的な強さを持ちます。このクラスでは、そのボスにあたる存在はあおいちゃんのようです。そんなあおいちゃんに無視を強要されてしまえば、次に標的にされるのは自分かもしれないと考えて従ってしまいそうですよね。こうしてイジメが生まれていくのかと思うとゾッとしますが、このような状況で子どもたちに大人がしてあげられることは何かないのでしょうか?著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月06日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。そんな中、喧嘩別れをして転園してしまったママ友のよりさんと遭遇しました。喧嘩別れしたママ友・よりさんとわだかまりが解けたあと、2人は近況を報告し合うことに。 よりさん親子は、転園したタイミングが悪かったため「何かあったんじゃない?」と周りのママさんたちが噂しているような錯覚に陥り、気持ちがナーバスになっていました。内気な性格の娘・まみちゃんも、新しい環境に馴染めず毎晩泣いて登園していないそう。 ゆうこさんは励ますものの、よりさんの気持ちはどんどん沈んでいく一方。よりさんはなぜ転園を決意したのか……その真相とは?! 事を荒立てた犯人は、あの人だった! よりさんはどうして転園を選択してしまったのかと後悔して、思い詰めていました。まさえさんの誤解を解けば済むことだったのになぜ……それもこれもすべてさえさんの仕業だったのです! よりさんが転園する前のこと。ある日、突然さえさんがよりさんの家を訪れ「よりちゃんの気持ちを考えると黙っていられなくて……絶対内緒にしてね!」と前置きして、「この前、まさえちゃんがよりちゃんの悪口話してたよ」と言って来たのです。 その後、何度もさえさんに「まみちゃんのことまた言ってたよ」と言われるようになり、「まさえさんに悪口を言われている」と思い込むように。まさえさんの目が気になってしまい、グループに居づらくなってしまったのでした。 よりさんが追い詰められたのは、なんとさえさんの仕業でした。卑怯な手口で人を傷つけて面白がっている……さえさんの悪行は本当に許せないですね。人を傷つけ家庭や子どもにまで悪影響を与えるママ友。それに振り回されるママたちはたまったものではありませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月06日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。まゆみさんは、懇談会で学校側に対処を求めました。同じころ、子どもたちの間でも問題が起こります。あおいちゃんにスマホ上のやりとりで脅されていた、クラスメイトのゆうかちゃんは、脅しに耐えきれず、母親に泣きながら相談。経緯を知り怒ったゆうかちゃんのママは、学校に相談します。学校側はよしえさんを呼び出し……。呼び出しに応じて学校を訪れたよしえさん。学年主任の指摘に怒り心頭です。親が子どもの味方にならなくては! 学年主任から、あおいちゃんがゆかりちゃんに送っていた脅しの内容を提示されたよしえさん。たしかにひどい言葉が並んでいるようによしえさんも感じますが、娘がこんな言葉を送るのは何か理由があるはずだからと、先生へ突き返します。さらに「騒ぎ立てるようなことじゃない」と一蹴し、先生の制止も聞かずに帰ってしまいました。 帰りの際に出会った保護者たちに頼りにされ、自分と同じように娘も周囲に慕われているから周りに人が途切れないのだと、自信満々のよしえさん。その姿は、娘が行っていた脅しの証拠から目をそらし、自分を必死に正当化しているようにも見えます。人は誰でも失敗や嫌なことから目をそらして、自分の心を守りたいものです。しかしながら、ときには向き合うことも必要なことがあります。よしえさんにも、そのことに早く気付いてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月05日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせの日々が始まりました。ママ友たちからの嫌がらせは、この先も続いていく……ゆうこさんは「転園」することを考え始めました。 その翌日、ゆうこさんは出先で喧嘩別れした、よりさんに声をかけられました。気まずい雰囲気が流れる中、よりさんは突然謝罪。隠してほしいと伝えたことを告げ口したのがゆうこさんだと決めつけ、怒鳴って去って行ったものの、実は犯人はゆうこさんではないと知っていたと言いました。 彼女はまさえさんたちの嫌がらせで精神的に追いつめられ、やり場のない怒りをゆうこさんにぶつけていたと打ち明けてくれました。 わだかまりが解けた2人は、これまでの近況を報告しあうことに。しかし、転園したよりさんの状況は深刻なもので……。 「ママ友」に執着するママ友が心配に よりさん親子は、新しい環境に馴染めず、気持ちがナーバスになっていました。転園したタイミングが悪かったため「何かあったんじゃない?」と周りのママさんたちが噂しているような錯覚に陥り、ママ友グループになかなか入れず……。 さらに内気な性格の娘・まみちゃんは、毎晩泣くようになり、園に行けてない状態。そのせいか毎日母親にべったりで、赤ちゃん返りのようになっていたのです。 ゆうこさんは落ち込んでいるよりさんへ今の気持ちを打ち明けました。最初によりさんと友だちになれたことが嬉しかったこと、「ママ友を作らなきゃ」と焦ってしまい失敗したこと……。 「あの人たちは、友だちなんかじゃなかった。私、もうママ友は欲しいと思わない」「ママ友で嫌な思いるなら、私はもう一人でいい」 そう言うと、よりさんは「私はムリ! ぼっちなんてイヤ! ママ友が欲しい……」と、『ママ友』に執着している様子。 途中転園した幼稚園になじめず、親子ともども困っているというよりさんと再会した、ゆうこさん。困ったときにフォローしてくれたり、情報交換をしたり……ママ友がいると頼もしい面もありますが、絶対にママ友が必要なのか、嫌な思いをしてストレスを抱えてまで付き合う必要があるのかは人ぞれぞれ、価値観によるのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月05日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな矢先、ほのかとあおいちゃんが進級クラス替えで同じクラスになってしまいます。参観日でほのかとあおいちゃんのクラスは、学級崩壊が起きていることが保護者に判明。まゆみさんが懇談会で相談すべきだと話始めると、なぜか止めてくるよしえさん。それをを不信に思いながらも、懇談会で学級崩壊への対処を学校側へまゆみさんとほかの保護者は求めたのでした。クラスメイトも差別して悪口ばかりを言うあおいちゃん。中でも、あおいちゃんがお気に入りにしているゆうかちゃんには、あおいちゃんに対して思うところがあるようで……?スマホをきっかけに子どもたちにトラブル発生! ゆうかちゃんはあおいちゃんのお気に入りと周囲が認識していましたが、その実、スマホを使ってあれやこれやと脅していたのでした。耐えきれず、ゆうかちゃんはママへ泣きながら相談します。ゆうかちゃんのママは、ゆうかちゃんのスマホの履歴や話を知って大激怒。学校へ相談し、あおいちゃんのママは学校へ呼び出されたのでした。 呼び出されてやんわりと注意されたにも関わらず、逆上するよしえさんに、理解できないと頭を抱えた人も多いのでは?自分の子どもが悪者にされていると思い、つい感情が高ぶって怒りが爆発してしまったのでしょう。子どもを守りたい気持ちはわかりますが、親が落ち着いて話し合わなければいけないこともあります。よしえさんにも、怒りは一旦抑えて、建設的な話し合いからお互いの子どもが気持ちよく過ごすための答えを探すことに、まずは協力してほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月04日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。週末は穏やかな気持ちで家族時間を楽しんでいたゆうこさん。翌朝「また一週間が始まる……」と憂鬱な気持ちになっているゆうこさんに、さえさんはさっそく嫌がらせをしてきました。 ママ友たちとイチゴ狩りに行った写真を見ながら、「ゆうこちゃん写ってなくない?あ、誘ってなかったw」「てか、ゆうこちゃんって誰だっけ? 思出せないんですがww」などひどい発言を連発! ママ友グループの仲間割れは瞬く間に園内に広がり、ゆうこさんは周りの目が気になり始め、精神が不安定に。 そんなある日、喧嘩別れをして転園していったママ友・よりさんに遭遇しました。 気まずい雰囲気の中、ママ友がある告白を。 ゆうこさんは周りのママさんたちが自分のことを噂しているなど、錯覚に陥るほど心が追い込まれていました。 特に毎日のように嫌がらせをしてくるさえさんには、ストレスが溜まる一方。ゆうこさんに聞こえるように、わざとママ友たちと遊ぶ予定を話してきて「私は充実してるの」とアピールをしてくるのです。この嫌がらせは、これからも手を変え品を変えて続いていく……ゆうこさんは「転園」を考え始めました。 その翌日、スーパーへ買い物に行くと喧嘩別れして転園していったよりさんに遭遇!気まずい雰囲気が流れる中、よりさんは話かけてきて「本当はゆうこちゃんが告げ口してないって分かってたの。ごめんね」と当時のことを謝罪してきました。 彼女もまさえさんたちの嫌がらせで精神的に追いつめられ、やり場のない怒りをゆうこさんにぶつけていたと、本音を打ち明けてくれたのです。 ゆうこさんに八つ当たりをしてしまったよりさんは、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですね。ゆうこさんを一方的に傷つけたことに変わりはないですが、2人のわだかまりが解けて良かったですね。人の心を平然と傷つけ、それを笑って楽しんでいるまさえさんたちは、人の親として恥ずかしい行為。因果応報、いずれ自分たちに返ってくることでしょう。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月04日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな矢先、ほのかとあおいちゃんが進級クラス替えで同じクラスになってしまいます。学校に行きたくないと言い出したほのか。しかしすぐに「やっぱり行く。」と言って無理をして学校へ。原因がつかめるかもと参観日に学校を訪れると、ほのかのクラスは学級崩壊を起こしていることが判明します。先生を無視してほのかに話しかけるあおいちゃん。学級崩壊を起こしているクラスの現状に、他の保護者もざわつき始めます。一番に抗議しそうなのに、なんで言わないの? ほのかが学校を嫌がる理由が、学級崩壊を起こしているクラスの雰囲気にあると感じとったまゆみさん。授業後の懇談会で、他の先生にも支援をしてもらえるよう相談してみようと、他のママ友に声をかけます。すると、こんなとき一番に抗議しそうなよしえさんが、まゆみさんの行動を制しました。まゆみさんはよしえさんの態度に不信感を抱きながらも、懇談会で学級崩壊を議題に出します。クラスの他の保護者からも同意を得ることができ、担任の先生が学校と相談するという話で懇談会は閉会したのでした。 よしえさんが学級崩壊したクラスをそのままにしたい理由は、どうやらあおいちゃんがこの現状でも楽しそうに過ごしていることにあるようです。たとえ自分の子どもが楽しそうにしていたとしても、授業と休憩時間のメリハリをつけて、勉強するとき、遊ぶときと正さないといけないのが、集団学習に主軸を置く小学校の基本です。このまま学級崩壊が続いていると、いずれあおいちゃんにも不利益が訪れてしまうでしょう。よしえさんにも、このことに早く気付いてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月03日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。ママ友たちはむつきちゃんにまで嫌がらせをしてきました。まさえさんたちは、ゆうこさんの娘・むつきちゃんにイチゴ狩りに行くと話していました。むつきちゃんは自分も行くものだと思い込んでいましたが、もちろんそんな予定はありません。 「うちは行けないよ」と伝えると、むつきちゃんは「お願い〜さつきちゃんと行きたいよ〜」と泣きながら訴えてきました。わが子が涙を流す姿を見て、心が苦しくなります。 ゆうこさんが仲間はずれにされている噂は一瞬で園内に広がり、他のママさんたちの視線が気になるように……。 周りのママさんも不信に思い始めて イチゴ狩りの一件でむつきちゃんは夜まで泣いてしまいましたが、翌朝にはけろりとしてピクニックを楽しんでいました。 それから月曜日。「また一週間が始まる……」と憂鬱な気持ちのゆうこさんに、さえさんは容赦なく嫌がらせをスタート。ママ友とイチゴ狩りに行った写真を見ながら、「ゆうこちゃん写ってなくない?あ、誘ってなかったw」「てか、ゆうこちゃんって誰だっけ? 思出せないんですがww」などひどい発言を連発! 露骨すぎる嫌がらせを受けるゆうこさん。仲間はずれの話は瞬く間に園内に広がり、ママさんたちがヒソヒソと噂話をするように。 中には「何か悩んでない? 困り事あったら相談乗るよ」と声をかけてくるママさんもいましたが、心が弱ったゆうこさんは「ただの好奇心で話が聞きたいだけなんだろうな」と、疑心暗鬼になってしまうのでした。 さえさんのあからさまな嫌味を園に行くたびに聞くのはキツイですね。心に大きなダメージを受け、人間不信に陥ってしまったゆうこさん。こじれてしまったママ友関係、ここから修復する手立てはあるのでしょうか。窮地に立たされたゆうこさんに救いの手が差し伸べられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月03日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。仲の良いママ友とお花見に行った際も、あおいちゃんはまゆみさんへ「貧乏だからほのかにスマホ買えないの?」と耳打ちしてくるような子ども。母親のよしえさんも見た目が地味なママには塩対応など少し目に余る行動が目立ちました。そんな矢先、ほのかとあおいちゃんが5年生に進級。クラス替えで同じクラスになってしまいます。同じクラスで何もなければいいなと思っていたまゆみさんですが……?娘自身にも原因のわからない悩みに、親はどうすればいいの? あおいちゃんと同じクラスになったほのかでしたが、クラスの他の子と喋っていると、あおいちゃんが割り込んできて相手の悪口を言ってくることが嫌でたまりません。ついにほのかは「学校に行きたくない」とまゆみさんに言ってしまいます。ほのかの、自分自身でも原因が言葉にできない異変に、まゆみさんは困ってしまいました。しかし、すぐに「やっぱり行く。」と……。この日はちょうど参観日。学校に原因があるなら何か手掛かりがつかめるかもと、無理をして学校へ行くほのかを心配しながら、学校を訪れます。そこでまゆみさんが目にしたのは、学級崩壊の起きているクラスの現状でした。 小学5年生であれば、まだまだ気持ちを言葉で表現することが難しい年ごろ。きっとほのかも、なんとなく原因はわかっているけれども、まゆみさんに正しく伝える方法がわからず、自分でもわからないと言ってしまったのでしょう。こうした子どもからのSOSに対しては、根気よく対応してあげたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月02日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、嫌がらせが始まりました。ゆうこさんの娘・むつきちゃんが、さえさんの娘やまさえさんの娘に「遊ぼう」と声をかけると、「ダメ!こっち来なさい」と露骨に避けるママ友たち。 「大丈夫、そのうち飽きるよ。なんてことない、今だけ、気にするな……」ゆうこさんは自分に言い聞かせますが、精神的にかなりダメージを受けていました。産後の影響もあるかもしれませんが、大量に髪が抜けるようになり、さらに氷を食べるのをやめられなくなるなど、異変が起きていました。 娘にまで嫌がらせを……!ママ友たちの陰湿な言動に耐えられない ゆうこさんは園のママ友全員から嫌われているような錯覚に陥ってしまうほど、精神的に弱っていました。ママ友たちの嫌がらせはゆうこさんの想像を超えるほどつらいものでした。 まさえさんたちは、ゆうこさんの娘・むつきちゃんにイチゴ狩りに行くと話していました。むつきちゃんは自分も行くものだと思い込んでいましたが、もちろんそんな予定はありません。 「うちは行けないよ」と伝えると、むつきちゃんは「お願い〜さつきちゃんと行きたいよ〜」と泣きながら訴えてきました。わが子が涙を流す姿を見て、心が苦しくなります。 「後悔してんでしょ。もう遅いけどねw」さえさんは小声で耳打ちして、笑いながら去って行きました。 習い事を辞めなかった判断、間違ってた……!?ママ友たちの皮肉な発言や態度に、後悔がよぎります。 人の子を泣かせるような行為を、平気で楽しそうにしているママ友たち。同じ親として許せませんね。特にさえさんの発言や態度は根性が腐りすぎています。母親として、大人として、自分たちがやっている言動を考え直してほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月02日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもたちが幼稚園のころから仲の良いママ友・あきこちゃんとその子どもたちりんちゃん、れんくんと共に子連れお花見をしに公園へやってきました。その子連れお花見には、同じく幼稚園のころからいつの間にか仲良くなっていたママ友・よしえさんと娘のあおいちゃんも一緒です。しかし、まゆみさんはこのよしえさんとあおいちゃんがちょっと苦手。その理由は……?子どもたちが卒園してからも、ときどき子連れで遊びに行く仲のママ友と、お花見へやってきたまゆみさんです。そろそろこの親子と距離を置きたいんだよね… お花見で、ひとり自分のスマホを触るあおいちゃん。ほのかがあおいちゃんに声をかけると「キッズケータイなんてありえない」とバカにした態度をとります。さらにあおいちゃんはまゆみさんに対し「家が貧乏だからスマホ買えないの?かわいそう」と悪態を耳打ちしてくる始末です。また、公園に偶然現れた同じ幼稚園だったママ・ゆりちゃんに対して、よしえさんはあからさまに見下したようなそっけない態度をとります。まゆみさんはこういったことから、子どもたちが同じ学校でも、この親子とは距離をとりたいと思い始めていました。 親の行動を見て子どもは育つといいますが、あおいちゃんがこのような態度をとるのは、よしえさんに影響されている部分があるのではないでしょうか。幼稚園のころのような幼い子どもならまだしも、小学5年生になってもこのような態度では、まゆみさんが距離を置きたいと考えてしまうのはうなづけます。友だちである子どもたちに、影響がなければ良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月01日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループに身を置くものの、ドロドロした関係に疲れていました。まさえさんたちが何度注意しても、娘・むつきちゃんの習い事を辞めさせなかったことが原因で、ママ友グループから仲間はずれにされてしまったゆうこさん。 ある日、さえさんから呼び出しをされ「“ゆうこちゃんと友だちで良かった”という発言を撤回する」と言ってきました。さえさんは次のターゲットにならないように、まさえさんたちの目を気にしていたのです。 それから園生活でママ友たちの露骨な嫌がらせが始まり……。 「今だけ」と言い聞かせるママ……異変が!? さえさんの底意地の悪さは想像以上でした。ゆうこさんの娘・むつきちゃんが、さえさんの娘・あやちゃんと遊ぼうとすると、「あや!ダメ!こっち来なさい」と、本人がいる前であからさまに拒否してきたさえさん。彼女はゆうこさん親子の悲しむ顔を見て楽しんでいる様子。 露骨な嫌がらせはさえさんだけでなく、まさえさんまで……。むつきちゃんが、まさえさんの娘・さつきちゃんに遊ぼうと声をかけるも、さえさん同様に強引に引き離してきたのです。 「大丈夫、そのうち飽きるよ。なんてことない、今だけ、気にするな」自分に言い聞かせますが、ストレスは日々募っていきました。産後の影響もあるかもしれませんが、このころ大量に髪が抜けるようになり、さらに氷を食べるのをやめられなくなってしまいました。 露骨に拒否されるゆうこさん親子の気持ちを考えると、胸が痛いですね。「大丈夫」と言い聞かせて我慢していても、心は大きなダメージを受けてしまっています。心身ともに異変が起きてしまう可能性も。物理的に距離を取れるのが一番ですが、理不尽な言いがかりをつけられ、ゆうこさんたちが転園しないといけないのはおかしい話。 ママ友トラブルに巻き込まれたら、どこで折り合いをつけるか……悩ましいところです。手遅れになる前にクリニックを受診したり、信頼できる人に相談できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月01日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループに身を置くものの、ドロドロした関係に疲れていました。ゆうこさんに習い事を辞めるように注意し続けたのは、「保護者の質を高めるため」と言うまさえさん。その質を高めるためには「価値観を揃える必要がある」と恐ろしい発言をしてきたのです。 ゆうこさんは、まさえさんが自分の都合よく動くコマになる信者を作るために洗脳しているんだと気づき、習い事をやめないと再度伝えると、さえさんやとし子さんも加わり言い争いはヒートアップ! 「はい、終了〜!後から後悔しても一切受け付けませんから」 まさえさんはそう言って、思い通りにならないゆうこさんを切り捨てたのでした。しかし翌日、さえさんから呼び出されて……?! 偉そうな態度を取るママ友にイラッ! 仲間はずれにされたことより、娘・むつきちゃんに影響がないか不安で仕方がないゆうこさん。わが子がまさえさんたちの子どもと遊ぼうとすると、すぐに止めに入ってしまうように……。 その翌日、さえさんが偉そうな態度でまた嫌味を言ってきました。さえさんは、以前ゆうこさんに伝えた「ゆうこちゃんと友だちで良かった」という発言を撤回するとわざわざ言ってきたのです。 さえさんは、まさえさんたちから仲間はずれにされないよう必死になっていました。ゆうこさんというターゲットがいなくなったら、次は自分の番かも……と怯えているようです。 ゆうこさんは、「もし何かあったら、すぐ先生に言おう……!」と決意しました。 まさえさんからグループを外されたことで、日に日に不安が募っていくゆうこさん。大人の問題に子どもを巻き込むのは卑怯なやり方……。この不安が現実に起きないことを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年08月31日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループに身を置くものの、ドロドロした関係に疲れていました。子どもに習い事をさせることに反対のまさえさんは、ゆうこさんの娘・むつきちゃんがピアノを習っていると知り、何度も辞めるように忠告をしました。しかし、ゆうこさんは娘のやりたい気持ちを尊重し続けることに。言うことを聞かないゆうこさんに、まさえさんたちは激怒し「仲間はずれ宣言」をしてきたのです。 ゆうこさんは娘も仲間外れにされたら……と心配が頭をよぎり、一瞬不安な表情を浮かべました。それに気づいたさえさんが「むーちゃん、可哀想!母親がなーんも考えていないせいでね」「親子で金魚のフンみたい!いつも間にかそこにいる感じ?ww」と言いたい放題! 相当なダメージを受けたゆうこさんを、さらにボスママのまさえさんが追撃?! ボスママの本性が明らかに! 習い事をしつこく注意してきた理由は、保護者の質を高めるためだと言うまさえさん。そのためには「私たちの価値観を揃える必要がある」と、恐ろしい発言をしてきました。 この発言で、ゆうこさんはまさえさんの本当の狙いを悟ったのです。まさえさんは自分の信者を作るためにママ友たちを洗脳しているのだと……。それに気づいたゆうこさんは、まさえさんの意見に反論。 すると、さえさんととし子さんも参戦。我慢の限界に達したゆうこさんは、今まで溜め込んでいたものを一気に吐き出し、言い争いはヒートアップ! 「はい、終了〜!後から後悔しても一切受け付けませんから」 まさえさんの不敵な笑みを見て、ゆうこさんはまさえさんがこれから敵になると改めめて思い知り、凍りついてしまったのでした。 まさえさんの本性がようやく分かってきましたね。よその家庭の育児方針に口出しどころか強要してくるなんて、大迷惑です。「ママ友」を装って言いたい放題の手下の2人の野次にもイラッとしますね……。これから娘さんに悪影響がないか心配です。さらに大きなトラブルに巻き込まれる前に、転園を考えるのも得策かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年08月30日