俳優・小池徹平と三浦春馬が30日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の公開稽古に、共演のソニンとともに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。稽古では「Step One」「Sex Is In The Heel」の2曲を披露。三浦は12cmのヒールを履いて腰をくねらせ、セクシーなポーズも随所に盛り込まれた激しいダンスを見せた。三浦のセクシーな様子について、小池は「かっこいいんですよ、本当に」と称賛。「絡むシーンが多いので、触られると、ハッとはなりますね。ヒールを履くと、これよりさらにでかくなるので、迫力が。圧倒される感じはありますね」と印象について話す。三浦は「歩き方が1番、粗が出るところで、まだまだ課題の一つ」と謙遜しながらも、「女性の仕草を細かく見ています。ヒールを履いているとなおさら。目線が強くなりましたね」と、意識の変化を語った。2人は初共演となるが、小池は「めっちゃ楽しいですね。初めてな感じがしない」と笑顔に。三浦は小池について「実はみんなのことを見てくれている」と感謝。そして「(小池が)『そんなに頑張んなくていいんだよ春馬』と。『お前の役どころは難しいんだから、プライベートでみんなを引っ張ろうという気持ちは嬉しいけど、余計なことを考えないで頑張れ。もっと体の力を抜きなさい』と言ってくれた」と、稽古中のエピソードを明かした。ソニンも「その2人が熱く語ってるのを、遠目でちょっと見ています」と言うと、小池は俯いて照れた様子を見せた。東京公演(新国立劇場)は、7月21日~8月6日、中劇場、大阪公演(オリックス劇場)は8月13日~22日、東京・凱旋公演は8月28日~9月4日を予定。さらに、10月には来日版の公演も予定している。
2016年06月30日俳優の江守徹と「超新星」のユナクが5月13日(金)、都内で行われた映画『マクベス』初日舞台あいさつに出席した。<野心に取り憑かれた男>と<野心を操る女>のリアルな心理描写で、その狂気に満ちた愛情により悲劇を迎える究極の夫婦愛を描いた衝撃作。シェイクスピアの没後400年にあたる今年、マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールの共演で、彼の最高傑作「マクベス」が荘厳なスペクタクルとエモーションをみなぎらせて蘇る。ユナクさんは本作の日本版テーマソング「Eternal Star ~君のために~」を担当することから、緊急来日して登壇。恋愛の素直な気持ちを綴った切ない歌詞と、甘い歌声で歌い上げるバラードが人気とあって今回の抜擢に至ったユナクさんは、「すごく嬉しいし、光栄」と感激しきりで、普通は1回で終わるレコーディングを3回も行ったことを報告。何かが足りないと感じたそうで、「悲しいことを思い出しながらチャレンジしました」と打ち明けると、仕上がりは「満足という単語は使えないけど、いい曲に出来上がったと思います」と自信を見せた。そんなユナクさんは、日本が誇る名優との対面に手汗が出るほど緊張。日本留学で7年間の滞在経験があるユナクは、当然江守のことも知っており、「お会いできて嬉しいし、光栄。初めてあいさつしたときにオーラや存在感があって、いまも緊張している」と照れ笑いを浮かべる。すると江守さんは「実に爽やかで、自分が女性だったらいいなと思っています」と冗談を飛ばし、ユナクの心を解きほぐした。数々のミュージカルやドラマに出演するユナクさんは、シェイクスピア4大悲劇の全てに出演歴がある江守さんからアドバイスをもらう場面も。12月に上演されるミュージカル「プリシア」で初めてドラッグクイーン役を演じるユナクさんに、江守さんは「演技は自分を観客の皆さんにさらけ出すことですから、心を正直に思うがままに演じることが一番大事」と真摯に語りかけ、不安をのぞかせるユナクさんの背中を押した。映画『マクベス』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日女優の天海祐希が劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』にゲスト出演し、コナンの宿敵「黒ずくめの組織」の一員で、左右の瞳の虹彩色が異なる“謎の女性”を演じた。凛としてたたずまいが魅力の天海さんだが、アフレコ中「汗が止まらなくなる」ハプニングがあったのだとか。その理由は池田秀一(赤井秀一役)、古谷徹(安室透役)という「機動戦士ガンダム」世代にはたまらない豪華声優との共演。天海さんも「お二人は私にとって神様であり、レジェンドのような存在。台本に書かれたお名前を見ただけで緊張してしまった」そうで、「実際にアフレコが始まると、ヘッドホンの左右からお二人のお声が飛び込んできて、その瞬間に汗がブワーって(笑)。光栄ですけど、逆に気づかなきゃ良かったと思って」とふり返る。天海さん演じる“謎の女性”は、日本警察に侵入し極秘データを盗み出したが、逃走中に事故を起こし、記憶喪失になってしまうという役どころ。コナンたちと出会い、記憶を取り戻そうとするが、データ目当ての組織に追われるハメに…。天海さんはクールに仕事をこなす組織の一員、そして記憶を失った現実に戸惑いながら、生き方を模索するひとりの女性という難しい二面性を声で見事に表現。実力派女優の本領をいかんなく発揮している。「これだけビジュアルに力がある作品ですし、共演させていただく声優の皆さんはプロ中のプロ。ですから、足を引っぱらないためにも“色のある声”を目指しました。ちょうど私が演じた謎の女も、記憶を失ったことで精神的に真っ白な状態だったので、彼女と一緒に自分がどんな色に染まっていけるか試行錯誤しました。今回に限らず、女優として大切にしたいのは、演じる役柄の一番の理解者になり、常にそばにいる存在でいるってことですね」。今年でアニメ放送開始から20周年を迎え、本作は記念すべき劇場版20作目!天海さんも宝塚卒業後、ドラマや映画での活動を始め、約20年の歳月が流れた。「あっと言う間の20年で、自分なりに頑張ってこられたという気持ちもあります。もちろん、この先の20年もいい年齢の重ね方をしながら、素敵なお仕事にたくさん出会いたいですね。お声をかけていただければ、どんなお仕事に挑戦したい。自分を発見することにもつながりますから。いくつになっても可能性を見出してもらえる女優でいたい。そんな風に思いますね」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年04月19日人気シリーズ通算20作目となる『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』が4月16日に、全国348スクリーンで封切り。東宝によると、歴代ファンと思われる20、30代の男女をはじめ、ティーン層も劇場に詰めかけており、座席が売り切れる劇場も数多く出現しているという。なお、熊本県及び周辺エリアは、地震の影響を受け、封切りを予定していた11スクリーンが閉館となっている。初日舞台あいさつ/その他の写真東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは初日舞台挨拶が行われ、ゲスト声優を務める天海祐希、高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、池田秀一(赤井秀一役)、古谷徹(安室透役)が出席した。アニメ&劇場化20周年を迎え、高山は「皆さんのコナン愛に支えられて、今日という日を迎えられて、とてもうれしいです」とファンに感謝の意。コナン君に対しては、「いつも、お互いに無理をしているよね。これからも体に気をつけて、二人三脚で頑張っていこう」と熱い握手を交わしていた。レギュラー声優陣も「コナン君、大好き」(山崎)、「いつも迷惑ばかりでゴメンね」(小山)、「坊や、これからもがんばってくれたまえ」(池田)、「今後、事件は公安に任せて。タイトルは『名探偵アムロ』になるけど(笑)」(古谷)と20年間走り続けるコナン君に思いを伝えていた。また、コナンの宿敵である“黒ずくめの組織”のメンバーで、オッドアイ(左右の虹彩色が異なる瞳)を持つ“謎の女性”の声を演じた天海は、「ずっと見ていた作品なので、こうしてお声をかけていただき幸せです。皆さんとのお仕事は、私にとって大きな宝になりました」と感激しきり。コナン君と対面し、「あなたは若いままですが、私はずいぶん歳をとりました(笑)。これからも頑張って、ファンの皆さんを幸せにする素敵な存在でいてください」とエールを送った。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月16日4月16日公開となる劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』の完成披露舞台あいさつが4日、都内・イイノホールにて開催された。イベントには、江戸川コナン役・高山みなみ、毛利蘭役・山崎和佳奈、毛利小五郎役・小山力也らレギュラー声優陣をはじめ、人気ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』でも共演していた赤井秀一役・池田秀一と安室透役・古谷徹、さらにゲスト声優を務める女優の天海祐希が参加。185倍の倍率の抽選で選ばれた観客を前に、出演者たちは宝塚歌劇団の大階段をイメージした真っ赤な階段から登場し、舞台あいさつを行った。劇場版『名探偵コナン』20作目となる本作。高山は、「自分たちとしては、年数や冊数にかかわらず、毎年ベストを出していこうという感じでした。でも、まわりのみなさんの期待感、スタッフの熱の入れようがすごかった」とコメント。冒頭には過去の作品を振り返る映像が流れ、「20年、みんなで作り上げてきたんだな」と感慨深げに語った。イベントでは、池田と古谷の大ファンであるという天海が、「私を口説いていただいてもよろしいですか?」とリクエストするひと幕も。数々の作品で声優を務めてきた2人が、どのキャラクターのどんな台詞を発するのか注目が集まる中、古谷は「僕は、あなたをずっと思っていました。ゆりちゃーん!」と『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイの声でストレートに告白。なお、「"ゆりちゃん"というのは、宝塚時代の天海さんのファンの方たちからの呼び名です。僕もファンだったので」と、古谷自身が呼称を説明し、夫婦そろって観劇に行くほど天海のファンであったことを明かした。対する池田から、同じく『ガンダム』で、シャア・アズナブルが妹であるセイラ・マスに放った「いい女になるのだな」という劇中屈指の名台詞が飛び出すと、会場はこの日一番の盛り上がりに。「一生忘れられない日になりました」と感動する天海は、「映画が始まる前に盛り上がってしまって、すみません。映画はこれ以上の盛り上がりがありますから」と作品をアピールした。『名探偵コナン 純黒の悪夢』は、原作コミックでもいまだに明かされていない、黒ずくめの組織の内部についても描かれることから大きな話題に。最後には高山が、「みなさんの"コナン愛"に支えられて頑張っています。これからも大きな愛で見つめていてください」とファンへの感謝の言葉でイベントを締めくくった。(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2016年04月05日人気シリーズ最新作<a href="">『名探偵コナン 純黒の悪夢』</a>の完成披露試写会が4月4日(月)、都内で行われた。関係者によると、当選倍率は185倍!ア二メ&劇場版シリーズ20周年を迎えるなか、根強い人気ぶりを証明した。上映を前にゲスト声優を務める天海祐希、高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、池田秀一(赤井秀一役)、古谷徹(安室透役)が舞台挨拶に登壇。高山さんは「年数や作数にこだわらず、毎回ベストを尽くしているが、今回はファンの皆さんの期待感、現場の熱の入れようが特にすごい。こうして20年作り上げてきて良かったなと思います」と感無量の面持ちだった。リニューアルオープンした水族館に遊びに来たコナンと友人たちは、左右の瞳の虹彩色が異なる目“オッド・アイ”をもつ女性(天海さん)と出会う。事故に巻き込まれ、記憶を失った“謎の女性”の正体は、警察庁に侵入し極秘データを盗み出した「黒ずくめの組織」の一員だった。この日、アニメファンを喜ばせたのは、「機動戦士ガンダム」でアムロ・レイを演じた古谷さん、シャア・アズナブル役の池田さんの登壇!『名探偵コナン純黒の悪夢』の劇中には二人が殴り合うシーンがあり、「久しぶりに同じスタジオで対決ですから(笑)、僕の中でも熱いものが燃えまして、殴る瞬間『シャア~』と叫んでしまった」(古谷さん)、「親父にも殴られたことがないので、忸怩(じくじ)たる思いがありました」(池田さん)とファン垂涎の舞台裏を明かしていた。これには、「ガンダム」ファンの天海さんも大興奮!「お二人の掛け合いに、私のお芝居がご一緒するシーンがあって、驚きと感激のあまり、声が出なくなってしまった」と明かし、司会者から「この際、何かお願いしてみては?」と促されると、思わず「私を口説いていただけますか?」と無茶ぶり。すると、古谷さんは「僕はずっとあなたを想っていました。ゆりちゃ~~~~ん」と天海さんの愛称を織り込み、池田さんは「いい女になるのだな」とシャアの名台詞を引用。甲乙つけがたい口説き文句が飛び出し、天海さんは「じんわりが汗が…。一生忘れられない日になりました」と大感激していた。『名探偵コナン 黒の悪夢』は4月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日声優・神谷浩史のボイスサウンド入りLINEスタンプ「声優☆初☆しゃべる神谷浩史」が31日、発売された。TVアニメ『おそ松さん』(2015~16年)のチョロ松役や『進撃の巨人』シリーズのリヴァイ役などで知られる神谷。声優事務所・青二プロダクションと、クリエーター集団・つくる女(つくるじょ)のコラボレーション企画"声優ラインスタンプシリーズ"として発表された同スタンプは、声優初のボイスサウンド入りとなっている。休日に気だるそうにゲームで遊ぶ姿や、赤面しながら抵抗する姿など、さまざまな表情の神谷が声と共に楽しめる。LINEアプリ内スタンプショップでの販売で、価格は24種類1セット240円(税込)または100コイン。音付きスタンプは目印として、サンプル画面の画像横にサウンドマークが付いている。同コラボシリーズでは、これまでに緑川光、古谷徹、小野坂昌也、森田成一、島崎信長、置鮎龍太郎、野中藍、白石涼子、松風雅也らのLINEスタンプをリリースしており、Twitterでは最高1万8,000リツイートを記録。フジテレビ系の朝の情報番組『めざましテレビ』でもTwitterランキング1位として特集を組まれたこともあり、2015年のコミックマーケットでは、関連の(声優)キャラクターグッズの即日完売も達成した。
2016年03月31日第28回東京国際映画祭(TIFF)が22日、開幕した。東京・六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペットには、上映作品の監督・出演者をはじめとする約440人のゲストが登場し、華やかな幕開けとなった。先陣を切ったのは、フェスティバルナビゲーターを務めるモデルの季葉とラジオDJ・翻訳家の野村雅夫。ステージに登壇し、ロボットのPepperと共に「第28回東京国際映画祭レッドカーペット、スタート!」と開幕を宣言した。その後、続々と豪華ゲストが登場し、『シーズンズ2万年の地球旅行』からは、日本版ナレーターを務める木村文乃、笑福亭鶴瓶、ジャック・クルーゾ監督が参加し、『劇場版 媚空ーびくうー』からは、秋元才加、須賀健太らが参加。『WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』のPefumeが現れると、ひと際大きな歓声が沸き起こり、『劇場霊』で主演を務めたAKB48の島崎遥香にも、「ぱるる~!」という熱い声援が送られた。コンペティション部門に出品される日本映画3作品の監督・出演者も集結。『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』の竹内結子、橋本愛、中村義洋監督、『FOUJITA』のオダギリジョー、中谷美紀、小栗康平監督ら、『さようなら』の深田晃司監督、ブライアリー・ロング、新井浩文らが参加した。また、『の・ようなもの のようなもの』からは、松山ケンイチ、北川景子らが登場。北川は、背中がセクシーな黒いドレス姿を披露し、「景子ちゃん!」「北川さん!」と熱烈な声援を送るファンに近づき、気軽にサインをして喜ばせた。終盤では、クロージング作品の『起終点駅 ターミナル』から、佐藤浩市、本田翼、篠原哲雄監督が登場。本田はあでやかな着物姿を披露し、タキシード姿の佐藤浩市にエスコートされて歩いた。『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』からは、声優陣やキュアフローラ、キュアマーメイド、キュアトゥインクル、キュアスカーレットとともに、主題歌を歌うEvery Little Thingが登場。特集上映「ガンダムとその世界」からは、富野由悠季総監督をはじめ、古谷徹、池田秀一、潘めぐみ、主題歌を担当するGACKTらがそろった。海外からも多数のゲストが参加し、オスカー女優のヒラリー・スワンクとヘレン・ミレンが圧倒的な存在感を披露。『サヨナラの代わりに』に出演するヒラリー・スワンクは白いロングドレス、『黄金のアデーレ 名画の帰還』のヘレン・ミレンは華やかなピンクのドレスでカーペットを歩き、日本のファンの声援に笑顔を振りまいた。第28回東京国際映画祭は、10月22日~31日の10日間にわたって開催。従来の六本木を中心に、今年は新宿にもエリアを広げて展開する。上映本数は205本(昨年:200本)で、オープニング作品は『ザ・ウォーク』、クロージング作品は『起終点駅 ターミナル』。出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。撮影:蔦野裕
2015年10月23日●無理を承知で青年時代のシャアを自ら志願アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が10月31日よりイベント上映開始されるのに先駆け、17日に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤の決意 哀しみのアルテイシア プレミア上映会」が豊洲PITにて開催された。イベントには、エドワウ・マス(前作のキャスバル)役の池田秀一、セイラ・マス(前作のアルテイシア)役の潘めぐみ、ランバ・ラル役の喜山茂雄、クラウレ・ハモン役の沢城みゆき、劇中歌「By Your Side」を担当する澤田かおり、さらに安彦良和総監督が登壇。アニメ作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、安彦氏が手がけるコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を元に制作された全4話編成のアニメシリーズ。本作は、今年2月に公開された『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』に続く第2話で、のちに「赤い彗星」と呼ばれるシャア・アズナブルと、その妹セイラ・マスの若き日の悲劇に満ちた流転の物語を軸に、壮大な人間ドラマが描かれる。ステージは、作中に登場する「CLUB Eden」をイメージした、バーの店内風のセットに。上映前には、キャスト陣(池田、潘、喜山、沢城)が登壇し、トークを展開した。池田は、『青い瞳のキャスバル』冒頭でのシャア(キャスバル)の大活躍をうれしそうに語り、「今日は3倍速い上映会をゆっくりお楽しみください」と、「シャア専用ザク」にかけた定番ネタで会場を沸かせていた。一方の潘は、「アルテイシアとしていくつもの哀しみを経験させていただき、その想いをセリフに込めさせていただきました」と、"セイラ・マス"として宇宙世紀を生き抜くことを決意した役どころに並々ならぬ思いも。喜山は、「地位も名誉も失ったランバ・ラルの生きざまに注目してください」と見どころを紹介。クラウレ・ハモンを演じる沢城は、「前回のハモンは、子供たちをなんとしても逃がしたいとの思いから、雄々しいキャラクターだったのですが、今回は女性らしい一面が見えると思います」とコメントした。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』の世界最速上映が終了すると、会場は万雷の拍手に包まれた。その拍手に包まれる形で、キャスト陣が再び登壇。今回は、さらに安彦良和総監督も登場した。今の心境を聞かれた安彦総監督は「今、舞台袖で皆さんの拍手を聞いて大変うれしかったです。今回の僕の仕事はおいしい役どころで、家に引きこもって絵コンテを切ったりチェックをするだけで、たぶん修羅場であろうスタジオを離れて、自宅でマイペースにやっています」と振り返り、「スタッフを代表してというのはおこがましいですが、皆さんにご覧いただけてうれしいです」とあいさつした。キャストを前にして、アフレコ現場の話題に触れた安彦氏は、「僕は25年間アニメの現場を離れていたので、声優さんの世界を本当に知らないんです。沢城さんは(『ルパン三世』の)不二子さんなんですね?」と発言し会場を笑わせると、「素晴らしいキャスティングをしてくれた藤野さんには本当に感謝しています」と顔をほころばせた。35年目となるシャア役の青年時代を今回演じていることについて池田は、「エドワウ・マスを、士官学校時代を経てシャア・アズナブルへとつなげてみたいという欲があり、年齢的には無理があると思いながら志願してやらせていただきました」と明かし、「一応、頑張りました」と照れながら語った。池田は潘との共演にも言及し、「僕はファーストの20歳近いアルテイシアしか知らないので、潘さん演じる(子供のころの)アルテイシアに出会えてうれしいです。10年前に出会ったあの子が妹を演じるなんてね」と感慨深げ。潘は、「以前から母(ララァ・スン役の潘恵子)を通じて池田さんを存じ上げていて、そのころも今も、守って導いていただいているような関係です」とはにかんでいた。喜山はランバ・ラル役について、人気キャラクターの二代目を演じる難しさを熱弁し、「自分の役がランバ・ラルと知った時から、ずっと緊張し通しでした」と告白。ハモン役の沢城が「みんなすてきだと思っていますよ」とフォローすると、会場は大きな拍手に包まれた。沢城は、「私は『ガンダム』初心者ですので、今日は『ガンダム』では先輩の観客の皆さんの前に立っています」とあいさつ。アフレコ現場では、「役者の皆さんの背中から『あのガンダムの現場に立っているんだ』という気迫を感じました」と充実した収録であったことを明かし、中でも「池田さんの存在感が圧巻でした」と感想を述べた。沢城のコメントを受け、喜山も「池田さんの背中がめちゃくちゃかっこいいんですよ!」と熱く語ると、池田は「最近丸くなってきた背中ですが、ありがとうございます」と照れ笑い。一方で「(キャスバルでもシャアでもない)エドワウを演じるのは初めてだから、大変でした。実は、他の方が収録する別日に録り直させてもらったんです」と新しい役作りには苦労もあったという。●アムロ役・古谷徹も出演熱望、急きょ用意されたセリフ安彦氏は、「池田さんが話した通り、今回の(エドワウの)声は二度目に収録したものなんです。池田さんも私も老けたので、正直池田さんエドワウの声は出るかなと思っていました。最初のアフレコの時に池田さんに昨夜は(酒を)飲まなかった?と聞いたら、一カ月酒絶ちしていると聞いて驚いていたんです。でも、二度目の収録がうまくいったのは前の日に一杯飲んだのがよかったのではないかと思います」と裏話を披露。さらに池田がエドワウをやることを知った古谷徹が、子供時代のアムロに志願し、安彦氏が急きょ作中の幼いアムロにセリフを用意していたことも明かされた。本編の印象に残ったシーンについて、沢城はハモンの「涙」についてコメント。喜山がエドワウの乱闘シーンを挙げると、潘は政治や大人たちの事情に置き去りにされるセイラの哀しみを取り上げ、自身がそのシーンを演じる悩みや想いにも触れた。池田は、ラストシーンに取り入れられた風の演出が印象的だったという。ここでステージには、ハモンの「歌」担当として「By Your Side」を歌った歌手の澤田かおりが登場。ハモンが歌った「CLUB Eden」をイメージしたステージで、歌詞の一番を英語、二番を日本語というスペシャルバージョンで「By Your Side」を披露した。澤田は、「ハモンとして人前で歌うのは初めてで非常に緊張しました」と落ち着かない様子だったが、「最初にお話をいただいた時は私でいいのかと思いましたが、ハモンさんという女性のことを知る内に、彼女の心情がわかって歌えました。彼女のさっそうとした振る舞いには女性として憧れます」とコメントを寄せた。同曲では作詞も担当した澤田は、「女性だって男性を守ってあげたいんだという気持ちを込めました」と歌詞を解説。安彦氏は、「詞もご本人もハモンにぴったりのイメージでした。アフレコの時に澤田さんが入れてくれた振り付けを、昔ながらのやり方で(作画で)ハモンに踊らせています。よかったでしょ? 昔ながらの歌、振りの表現でぬくもりがあったと思います」と太鼓判を押していた。曲を聞いたハモン役の沢城は、「(自分と澤田の)2人でハモンという感じです。私たちのハモンのために、すてきな曲と絵を作っていただいて、ハモンというキャラクターに深みが出たと思います」と感謝。澤田は、「本当に恐縮です。試写や今日の上映を見ていて、こんなに素晴らしい役者さんたちの出演する作品に加えていただいて光栄だと感じました」と応えた。終盤のあいさつでは、池田が「エドワウは今回の『哀しみのアルテイシア』を経てシャアになり、ガルマと出会い、赤をまとっていきます。ご期待ください」と呼びかけると、潘は「表題には『哀しみのアルテイシア』とありますが、主題歌は兄さんの想いをつづった曲になっています。兄さんが赤い彗星になっていく大切なエピソードですので、大切に見てください」と、役さながらに兄想いのコメントした。喜山は、「生粋の『ガンダム』ファンの皆さまに納得してもらえる芝居ができるよう頑張っていきたいです。温かい言葉をいただければと思います」と、歴史あるい作品に参加する覚悟を表明。沢城は「大きな運命の渦の中でハモンがどう関わっていくのかとても気になりますし、ランバ・ラルがどうなっていくかを見届けたいと思います。本編の大きな流れとは別に、われわれ2人の物語も見守っていただければそれ以上はありません」とハモンたちへの愛情をにじませた。澤田は、「映像美、皆さんの演技、音楽、全てに引きこまれてしまいました」と作品の魅力を表現した。最後には、安彦氏が「こういうことはあまり言わないほうがいいんですが、結局売れないと駄目なんです。僕も年を取りましたが絵はまだまだ描けますので、最後までこのクオリティーで描ききりたいです」と決意を語り、「漫画家として歴史物を描いている僕から見ても、『ガンダム』は人間ドラマであり歴史物語。これから描く歴史を、見てくれますか?」と会場に呼びかけると、客席からは大きな拍手が鳴り響いた。安彦氏は「最後まで頑張りますのでよろしくお願いします」とあいさつし、ステージを後にした。アニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』は、10月31日より2週間限定でイベント上映。同日より、有料配信とBlu-rayの初回限定版も先行発売される。(C)創通・サンライズ
2015年10月20日8月1日からDSP版Windows 10の発売解禁ということで、秋葉原では恒例の深夜発売が行われた。ここでは、Windows Navi+事務局が主催した「DSP版Windows 10発売記念イベント」の様子をレポートしたい。場所は秋葉原のCAFE EURO(カフェユーロ)だ。秋葉原の各PCショップでも深夜販売イベントが開催されているが、そちらの様子は別記事「ドスパラで古谷徹が! ソフマップで篠崎愛が! DSP版Windows 10発売、パーツショップの深夜イベント総まとめ」をご覧いただきたい。○いつものごとく高橋俊也さんらしい?自作PCを作るイベントは7月31日(金)19時からスタート。最初のSESSION-01では、「ついにここまで作れる時代が来た! DSP版Windows 10で新しいパソコンを作ろう!」というタイトルで、テクニカルライターの高橋敏也さんとDMM.comの今川寛降さんが登場。Windows 10にふさわしい自作PCということで、出てきたお題は何と10式戦車。これを一から作るのは俊也さんでもムリということで、DMM.make AKIBAの3Dプリンタを駆使した10式ケース。これにIntel NUCの中身を入れれば完成!完成かと思いきや、10式戦車ケースの大きさがNUC基板にピッタリすぎて、コネクタ類が刺さらないというオチ。作り直すことになったというのが今日までの内容だった。なお、この10式戦車PCはガルパン劇場版封切までにリリースし、その前のゲームショーでも展示を予定。いくらになるか分からないけど一般販売も行うそうだ。○特別な機材なしで動画録画ができるgame barで動画配信の裾野を広げる?SESSION-03は「ゲームプラットフォームとしてのWindows 10の魅力」と題し、マイクロソフトの砂金信一郎氏とウォーゲーミングジャパンの代表取締役 川島康弘氏が登場。ウォーゲーミングジャパンは、オンラインタンクバトル「World of Tanks(WoT)」や、オンライン海戦ストラテジー「World of Warships」を現在リリースしているが、冒頭の10式とガルパンつながりということを紹介。World of Tanks meets ガールズ&パンツァーというコラボをすでに行っている。Windows 10への期待としては、簡単に動画を録画できるゲームバー機能と(Windows 10に標準搭載された動画/静止画キャプチャ機能)、DirectX 12を挙げた。ゲームバー機能によってゲーム動画を手軽に作り、ニコニコ動画やYouTubeへアップロードしたりと、ゲームと動画の裾野が広がることを期待する。また、DSP版Windows 10の初回特典として、World of Tanksのアイテムコード(10種類)が同梱されることを挙げた(新規ユーザー向けのアイテム)。○ウォーゲーミング×バンダイビジュアル+高橋敏也氏SESSION-04は「スペシャル対談 ウォーゲーミング×バンダイビジュアル+高橋敏也氏」と題し、すでに登場している川島康弘氏と高橋敏也氏に、バンダイビジュアルの杉山潔氏が加わったトーク。ガールズ&パンツァー劇場版は、TV版からのクオリティアップが図られているが、一例として、TV版では「ボルト」を六角形ではなく五角形に簡略化することでCGレンダリング速度を上げていたというエピソードを紹介。劇場版では本来の六角形になるという。また、戦車のクオリティアップにWorld of Tanksを参考にしたそうだ。○応援キャラクターの名前は………窓辺とうこ!SESSION-05では、 DSP版Windows 10応援キャラクターのCVを務める野中藍さんと高橋俊也さんが登場し、公募していた応援キャラクターの名称を発表。しかし、実はいままでプレゼンしていたPCの前に貼ってあったポストカードには「窓辺とうこ」の名が………野中藍さんは、窓辺とうこのコスプレで登場して裏話を披露。窓辺とうこのキャラ付けに関して、録音をしながら固めて行ったため、「今後は二面性のあるものが出てくるかも」と。
2015年08月03日2015年8月1日、DSP版Windows 10の販売が開始した。東京・秋葉原では、パーツショップ各社が、独自の深夜販売イベントを実施。PCパーツの特価セールやトークイベントなどで、パーツ通りをユーザーが埋め尽くす……とまではいかないものの、歩きにくさを感じるほどの賑わいがあり、100人以上の列をなすショップも見られた。そんな31日深夜、各パーツショップの深夜イベントの様子を紹介する。○ドスパラパーツ館、ドスパラ秋葉原本店ドスパラパーツ館では、31日21時から特価品のセール販売、21時から逆オークションを開始。24時(8月1日0時)からはDSP版Windows 10の予約品の引き渡しと販売を開始した。一方、ドスパラ秋葉原本店では、声優の古谷徹さんを迎えたトークショーと、販売開始となる0時までのカウントダウンが行われた。機動戦士ガンダムのアムロ・レイ役などで知られる古谷徹さんは、「殴ったね……。親父にもぶたれたことないのに!」の名台詞で登場。トークショーでは、古谷さんが5~6年前に制作した自宅の自作PC(OSはWindows 7 Ultimate)の構成を完全再現したPCを用意。Windows 10をインストールした最新パーツ搭載PCと起動速度、パフォーマンスを比較するデモを実施。結果は起動速度で約6倍(35秒16と6秒65)、ベンチマーク(CrystalMark 2004R3)で約2倍の差となり、最新PCの圧勝となった(当たり前だが……)。大差に驚く古谷さんには、DSP版Windows 10、ドスパラの自作セット「パーツの犬」の50,000円割引券がプレゼントされ、古谷さんも「Windows 10は8や8.1と違って使いやすいのがわかった。DSP版Windowsももらったので、5年ぶりに自作しようと思います」とコメントしていた。○ソフマップリユース総合館ソフマップリユース総合館のイベントでは、MCのシャバダバふじさん、タレントの篠崎愛さん、日本マイクロソフトの徐 夕瑩氏が参加。トークセッションやサイン入りグッズが当たる抽選会、Windows 10販売開始を記念したくす玉が用意された。トークセッションでは、徐氏がWindows 10の便利な機能を紹介。篠崎さんは、趣味の動画作成をスマートフォンで行っているそうだが、スマートフォンの故障などで動画が消えて残念な思いをしたという。しかし、徐氏から「Windows 10とOneDriveを使えば、PC本体が壊れてもデータが無くならない」と聞き、「ぜひ、これからWindows 10でも動画作成にチャレンジしてみたい」と声を弾ませた。また、「Microsoft Edgeで検索したWebページに手書きのコメントやイラストを付けて、友達にシェアができる」という説明には、「行きたいお店を友達に送る時に使ってみたい」と話していた。○TSUKUMO eX.TSUKUMO eX.では「つくる女」メンバーで、漫画家の羽生麻里さんと声優の山下まみさんが司会を努める店頭イベントを開催し、さまざまなゲストを交えたトークセッションが繰り広げられ、こちらもかなりの人であふれかえった。○BUY MORE秋葉原本店、PCショップアークドスパラに加えて、"パーツ通り"の「BUY MORE」や「PCショップアーク」、中央通り沿い「TSUKUMO eX.」でもWindows 10の深夜販売イベントが行われた。各ショップでは、Windows 10の発売に先駆けてPCパーツや周辺機器などの特価品を用意したセールも開催。各店舗で長い行列が形成された。
2015年08月01日ドスパラは、28日と31日にWindows 10の発売を記念した深夜イベントを開催すると発表した。どちらのイベントもゲストによるトークショーを予定し、28日はテクニカルライターの髙橋敏也氏、31日は声優の古谷徹氏をゲストに迎える。○7/28 Windows10 一般リリース記念イベント28日は22時から、GALLERIA Loungeで「Windows 10 一般リリース記念イベント」を開催。髙橋氏のトークショー「Windows今昔物語(仮)」に加えて、"PC業界有名人"による飛び入りプレゼンテーションを予定する。入場料は無料だが、満席の場合は入場を制限する場合があるという。また、GALLERIA Loungeでは29日0時から1時の間に、Windows 10をプリインストールした8.9型タブレット「DG-D09IW」の引き渡しも行われる。○7月31日 DSP版Windows 10深夜販売イベント31日は22時30分から、ドスパラ秋葉原本店で、「Windows 10 深夜販売イベント」を開催する。声優の古谷徹氏をゲストに迎えて、スペシャルトークショーのほか、カウントダウンを行う。入場は無料だが、事前に整理券を配布する可能性があるという。また、DSP版Windows 10の発売記念として、21時30分からドスパラパーツ館にて、逆オークションと抽選会を開催する。逆オークションではGeForce GTX 980 Tiや大容量6TB HDDといった商品を予定し、一方の抽選会ではWindows 10搭載タブレットなどを用意する。なお、参加条件として、抽選会は、Windows 10の事前予約、逆オークションはドスパラパーツ館にて、Windows 10の事前予約か、イベント当日にドスパラパーツ館で何か商品を購入する必要がある。Windows 10の事前予約は25日から開始する。
2015年07月24日人気アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が、7月18日~9月27日の会期で、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開幕した。このイベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。初期プロットや各キャラクター、モビルスーツ(MS)の初期設定資料に加え、アニメの名シーンの原画など、ファン必見のアイテムが展示されている。昨年の大阪に続く今回の展示では、「原寸大のガンダム・ヘッド」や、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示などが追加されている。博物館などでみ見られる音声ガイド(520円)も『機動戦士ガンダム』ならではの演出が施されており、白、赤、黄の3種類を用意。それぞれの色ごとにアムロ・レイ(古谷徹)、シャア・アズナブル(池田秀一)、ミライ・ヤシマ(白石冬美)の3人のキャラクターが解説をしてくれる。展示の冒頭は、TVアニメ第5話のガンダムとホワイトベースがシャア専用ザクIIと交戦しつつ地球へと降下するシーンを、ホワイトベースのブリッジにいる気分で味わうことのできる映像コンテンツ『オープニングシアター「大気圏突入」』。約5分間の映像を見終わると、第2章「メイキング・オブ・ガンダム」コーナーへ。ここでは、富野由悠季監督による『機動戦士ガンダム』の原型となった「ガンボーイ」の企画書や、連邦、ジオンの各キャラクター、登場するモビルスーツや各種メカニックの初期設定から決定稿、劇場版のポスターなどで使用されたイラスト、安彦良和氏による原画の数々を展示している。それらの中には、今回の目玉のひとつ実物大のRX-78ガンダムの頭部パーツのジオラマも。このジオラマは、一年戦争の最終決戦となったア・バオア・クーで、シャアのジオングとの激戦で失われた頭部という設定のもので、これまで一度も描かれたことのないものとなっている。『機動戦士ガンダム』の展示以外にも、「ガンダムは終わらない」と題した現在も脈々と受け継がれているガンダムシリーズのコーナーも用意。これまでの宇宙世紀シリーズはもちろん、アナザーシリーズ、先日発表されたばかりの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』なども。展示の最後には物販も用意されており、本イベント限定のガンプラやおみやげ品なども販売されていた。「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の営業時間は0時~22時(会期中無休)、入場料は一般・大学生2,000円、中・高校生1,500円、4歳~小学生800円(当日)となる。(C)創通・サンライズ
2015年07月21日トヨタマーケティングジャパンは17日、人気アニメ『機動戦士ガンダム』とコラボレーションした乗用車「シャア専用オーリス」の2代目となる「シャア専用オーリスII コンセプト」を発表した。2015年7月18日~9月27日に、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」で一般公開される。「シャア専用オーリスII コンセプト」は、今年4月に発売された新型オーリスをベースに開発したモデルで、新たにオーリスに搭載された低排気量1.2Lターボ車に、新デザインのシャア専用エアロパーツやマフラーを装備し、さらにシャア専用スポーツシートの装備など内装もカスタマイズしている。現時点で市販化は未定。このプロジェクトは、2013年にトヨタ自動車と『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国を代表する重機メーカーの「ジオニック社」が技術提供を行い設立したバーチャル・カンパニー・ジオニックトヨタの主導によるもの。トヨタ自動車の持つ自動車生産技術と、ジオニック社のモビルスーツの開発技術を融合するという設定で、新たなコンセプトに基づく「クルマ」の開発として初代「シャア専用オーリス」を世に送り出し、大きな話題となった。発表会には、『機動戦士ガンダム』で主人公アムロ・レイ役を務めた声優・古谷徹が登場。「悔しいけど『シャア専用オーリスII』はかっこいいんだな」とアムロの台詞にかけたコメントを披露した古谷は「タイヤまですごいこだわりですね。でもシャアって、こんなに目立ちたがり屋だったかなって感じです」とデザインに圧倒された様子。また、「白い『アムロ専用オーリス』はどこにあるんですか?」と関係者に問いかけ、「ジオニックトヨタだけじゃなく、アナハイムトヨタも作ってください!」と直談判する場面もあった。なお、会場では、量産型ザクをモチーフにした「量産型ザクモデル コンセプト」も展示。こちらの内装に関しては通常の「オーリス」と同様の仕様となる。さらに会見では、トヨタマーケティングジャパンの田浪優氏からジオニックトヨタの活動再開も発表され、本日17日よりリニューアルされたジオニックトヨタの公式サイトから新規社員(=ファン)の募集を開始する。(C)創通・サンライズ
2015年07月17日2015年7月18日~9月27日に、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」を記念した記者発表会見が17日に行われ、『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイ役を務めた声優の古谷徹が登場した。本イベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライト・ノアら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。昨年の大阪に続く今回の展示では、「原寸大のガンダム・ヘッド」や、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示などが追加されている。サンライズの佐々木新GMに続いて登場した古谷氏は、さっそく「殴ったね、親父にもぶたれたことないのに!」とアムロの名台詞を披露。収録当時を振り返り、「ここまで大きな展示ができるとは全然思っていなかったですね。(佐々木GMに対して)だって、打ち切りでしたもんね、はっきり言って。43話で最終回を迎えてしまったんですから。とてもじゃないですけど、その後のガンダムワールドの広がりは想像もできませんでした」と感慨深げにコメントした。会見後には、記者とともに展示を見学した古谷。作品の原案が展示されたコーナーでは、富野監督のデスクも再現されるなど、アニメ企画段階の模様を知ることができる内容に。『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー、作画監督などを務めた安彦良和氏が描いたアムロの初期イラストを発見した古谷氏は、「アムロの名前は最初『本郷東』だったんですね。知らなかった! そうなると、『アムロ行きます』じゃなくて『本郷行きます』になりますね。完璧に日本人じゃないですか」と驚く。また、「『ガンダム』の前までは、『巨人の星』や『鋼鉄ジーグ』など、熱血キャラが多かったんです。それが『ガンダム』では『戦いたくない主人公です』と言われてびっくりしたんです。ナイーブな等身大の16歳の少年を、もう本当に隣に住んでいるような雰囲気が出せればいいなという気持ちで、リアルなお芝居を心がけてオーディションを受けました」と当時のことを明かした。続いて、安彦氏の原画コーナーを前に、印象に残った場面をMCから聞かれた古谷氏は「最後のア・バオア・クーの決戦で、もう最後だっていうところでアムロがテレパシーでみんなに呼びかけるじゃないですか。それでランチのところに集結してみんなで戦場から脱出できた。そこに『ごめんよ、僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなうれしいことはない』という台詞とともに、コアファイターに乗ったアムロがみんなのもとに帰ってくる。そこにいたるまでシーンが一番好きですね」と明かす。また、「原寸大のガンダム・ヘッド」が展示されたコーナーでは、一番好きなモビルスーツの話題になり、古谷氏は「もちろん愛機ですから、RX-78-2ガンダムが好きです。でも、2番目には量産型ゲルググですね。シャア専用じゃない、あのグリーンの」と、意外な答えで周囲を驚かせた。最後に、全長約14メートルにわたって1,000体のガンプラが飾られたコーナーで『ガンダム』の魅力を改めて問われた古谷氏は、「やっぱり、近未来の人類の、本来なら起こしてはいけない戦争を描いたストーリーですね。昨今、現実の世界でもちょっと緊張感が高まっていますけれども、まさに人類が永遠に抱えるテーマが描かれているというのが一番だと思います」と語った。なお、飾られているガンプラの中には、古谷氏自身が組み立てた『HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.G35th BASE』(1,300円/税込)も展示。これは、「ガンダム展」で先行発売されるという。(C)創通・サンライズ
2015年07月17日アニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が、10月31日より2週間限定でイベント上映されることが決定した。同日より有料配信とBlu-rayの初回限定版も先行発売される。本作は、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をアニメ化したもの。後に"赤い彗星"と呼ばれるシャア・アズナブルと妹のセイラ・マスの過去から、ジオン独立戦争の開戦に至る物語を全4話構成で描いており、今年2月には第1作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』が公開。サイド3・ムンゾ自治共和国を脱出して3年後が舞台になる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』では、ジンバ・ラルとともに地球に逃れていたキャスバルとアルテイシア兄妹に、再びザビ家の魔の手が迫る。また、公開日の発表に合わせて、「ジオン自治共和国 モビルワーカー MW-01 01式 初期型」と「ジオン自治共和国モビルワーカー MW-01 01式 後期型(マッシュ機)」のビジュアルや先行場面カットも公開されている。監督には、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の今西隆志氏、メカニカルデザインに『機動戦士ガンダムUC』などで知られるカトキハジメ氏、総作画監督に『ダンボール戦機』の西村博之氏、音楽を作曲家の服部隆之氏など、豪華スタッフが集結し、制作された。キャストには、池田秀一、潘めぐみをはじめ、浦山迅、渡辺明乃、喜山茂雄、沢城みゆき、茶風林、古谷徹、関俊彦らが参加。ナレーションを大塚明夫が務めている。イベント上映の特典付き前売券も4種類を用意している。上映劇場で販売される「劇場限定特典付き前売券」(2,000円/税込)では「クラブ・エデン回転キーホルダー」。「バンダイビジュアルクラブ」サイトまたは「ガンダムフロント東京」オフィシャルショップで販売される「バンダイビジュアルクラブ&ガンダムフロント東京限定特典付き前売券」(2,000円/税込)では「クラブ・エデンBOXマッチ型ケース&ふせん」。ガンダム展と「バンダイビジュアルクラブ」サイトでそれぞれ販売される「ガンダム展限定・特典付きA4 BIGサイズ前売券」(2,000円/税込)と「バンダイビジュアルクラブ限定特典付き前売券」(2,000円/税込)では、「セイラの便箋セット(特別便箋2枚+便箋18枚)」がプレゼントされる(特典はなくなり次第終了。特典は前売り券1枚につき1セット)。発売はいずれも7月18日からとなる。上映期間中に「バンダイビジュアルクラブ」と劇場で発売されるBlu-ray 初回限定版『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅱ Blu-ray Disc Collector’s Edition』(10,000円/税込)は、漫画の原作者である安彦良和氏による「安彦良和描き下ろし飾れる収納箱」、「安彦良和絵コンテ集&設定資料集」(290ページ予定)、「安彦良和描き下ろし飾れる収納箱イラストシート」に加え、10ページの「複製セル画&原画集」が付いた豪華版に。上映劇場では10月31日から予約開始。「バンダイビジュアルクラブ」では、9月27日23:59まで受注を受付、11月7日に発売となる。なお、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』Blu-ray(7,344円/税込)&DVD(6,264円/税込)は11月26日に一般発売を開始する。(C)創通・サンライズ
2015年07月01日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「フィギュアーツZERO」より、2015年10月発売予定の『フィギュアーツZERO サボ -5th Anniversary Edition-』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は4,860円(税込)。「フィギュアーツZERO」は、集めやすい価格とサイズの新スタンダードフィギュアシリーズ。無可動フィギュアならではの造形・彩色にこだわり、『美少女戦士セーラームーン』『ドラゴンボールZ』『ONE PIECE』『キングダム』『黒子のバスケ』といった大ヒット作品の人気キャラクターを数多く立体化。幅広いラインナップで展開されている。サボは、尾田栄一郎原作の人気アニメ『ONE PIECE』に登場する革命軍参謀総長で、ポートガス・D・エースとモンキー・D・ルフィの義兄弟。ドレスローザでメラメラの実の能力者となった。アニメ版では、声優を『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役、『聖闘士星矢』のペガサス星矢役、『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面/地場衛役など数々の名役を演じてきた古谷徹が担当することでも、大きな話題に。『フィギュアーツZERO サボ -5th Anniversary Edition-』は、迫力の造形とエフェクトで立体化。『5th Anniversary Edition』として全身にまとった炎や、なびいたコートにはクリアパーツとグラデーション彩色を使用し質感を演出しており、ドドン!!の文字エフェクトも付属している。(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
2015年06月14日先日の出演画像解禁でも話題を呼んだ『シックスセンス』の元・名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントや、『キル・ビル』でおなじみのマイケル・パークスも出演する、まさかの“セイウチ・ホラー・エンターテイメント”『Mr.タスク』から、ついに禁断の予告編が解禁となった。あることがきっかけでセイウチに執心している謎の老人ハワード・ハウ(マイケル・パークス)は、人体をセイウチに改造することを長年夢みていた。親友のテディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)とともにポッドキャストを運営するウォレス(ジャスティン・ロング)は、その老人に取材を試みるのだが…。本作は、『チェイシング・エイミー』『ドグマ』などでカルト的ファンを世界中に獲得している、コミコンのカリスマ、ケヴィン・スミスの最新作。セイウチを愛しすぎてしまうあまり、人間をセイウチにするという“執念”に取りつかれた博士と、主人公・ウォレスの運命やいかに!?禁断の予告編映像では、「アシカやアザラシじゃなくて、何でよりによって、セイウチなんだ!?」と、「ガンダム」アムロ・レイの声でもお馴染みの古谷徹が、ナレーションで主人公の気持ちを代弁!さらに、先日の画像だけでもネット上で話題沸騰となったウォレスの友人役のオスメントも完全オタクDJぶりを発揮するほか、ジョニー・デップの娘、リリー=ローズ・メロディ・デップの銀幕デビュー姿もチラリと公開。奇想天外のストーリーもさることながら、一瞬たりとも目を離せない映像となっている。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.タスク 7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開(C) 2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
2015年04月22日V6の森田剛が、古谷実原作の『ヒメアノ~ル』(2016年公開)で映画に初主演することが23日、明らかになった。クランクインは3月末を予定している。映画は、『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』などで知られる古谷氏が、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で2008年から2010年まで連載していた同名漫画が原作。ビルの清掃会社でパートタイマーとして働く岡田が同僚と恋愛に悩む平凡な日常とともに、彼の恋人となるユカをつけ狙うサイコキラー、森田の心の闇を描く。タイトルは、爬虫類の「ヒメトカゲ」のことを指し、「強いものの餌になる弱者」を意味している。連載当時、その過激な内容からファンの間で物議を醸し、実写化不可能とも言われていた。本作では、人をターゲットとしか思わない連続殺人鬼・森田正一を森田が演じる。平凡な男・岡田を俳優の濱田岳、森田にストーキングされるヒロイン・ユカを女優の佐津川愛美が演じ、2人ともこれまでにない体当たりの演技に挑む。監督は、『さんかく』(2010年)『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)の吉田恵輔監督。原作を忠実に映画化するため、R15指定も辞さない覚悟で臨むという。出演が決まってから原作を読んだという森田。「人間がしっかり描けている所が、とても読みやすく面白い」と感じたという。しかし、"殺人鬼"という難しい役どころについては「決して共感はできない今回の役作りに関して、吉田監督とお話ししただけでは、なかなか理解するのが難しいと感じています」と打ち明ける。その上で「森田正一の過去や、なぜこういう人間になったのかを理解して、クランクインを迎えたい」と気持ちを語り、「キャスト・スタッフのこめた熱が、しっかり伝わる人間臭い作品を目指したいと思います」と意気込みを述べた。メガホンをとる吉田監督は、「高校生の頃からバイブルだった古谷実さんの漫画を監督できるなんて夢のようです」と喜びを明かす。そして「ドス黒さあふれる、良い意味でバランスの悪い映画に仕上げたいです」と思いを語り、主演の森田に「"普通なんだけど普通じゃない"という感じを表現していただきたい。難しい注文ですが、森田さんなら答えてくれると思います」と期待を寄せた。(C)古谷実・講談社/2016「ヒメアノ~ル」製作委員会(C)古谷実/講談社
2015年03月23日2週間限定でイベント上映がスタートしたアニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿ピカデリーで行われた。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、第1作『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー・安彦良和氏による、2001年~2011年に漫画誌『ガンダムエース』(角川書店)で連載されていた漫画作品をアニメ化したもの。後に"赤い彗星"と呼ばれるシャア・アズナブルと妹のセイラ・マスの過去から、ジオン独立戦争の開戦に至る物語が全4話構成で描かれる。初日の舞台あいさつには、安彦総監督に加え、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみ、シャア・アズナブル役の池田秀一が登壇した。まず安彦総監督は「年月を数えるのが難しいほど、歳を重ねてしまいました。原作を描き始めてから15年、やっとここまで来たと思っております」と感慨深げに語りながら、「総監督というのはしっくりこない。私は自宅に引きこもっていて、今西監督が現場の親分です。アフレコでは一見学者でした」と謙遜。そして「THE ORIGIN とは、ガンダムとは何なのかを知っていただくもので、さまざまな客層に観ていただく第一歩だと思います。よろしくお願いいたします」とガンダムシリーズのさらなる拡大に期待を寄せた。シリーズ初出演となる田中は「ファンの皆さんの熱い気持ちを改めて感じ、正直プレッシャーを感じました」と吐露。普段は、感情を表に出す役を演じることが多いという田中は「それらの少年を感じさせてはいけないなと気をつけました。キャスバルは表現しない少年だったので、自分に縛りをかけて演じました」と、キャスバル役の苦労を明かした。『機動戦士ガンダム』でララァ・スン役の潘恵子を母に持つ潘めぐみは、親子二代でガンダムシリーズへ出演。アルテイシア役については「本当に胸がいっぱいです。母の言葉を借りると『刻(とき)が見える』。自分自身でそう思いました」と粋なコメントを残しつつ、後のセイラの原点であるため、演技の際にはさまざまな考えをめぐらせたという。また、本作について「人との出会いや別れ、愛おしさ、悲しみや憎しみ、すべて私たちの日常でも感じられる感情や生き方が詰まっていると思います。『THE ORIGIN』を愛して、繋いで導いてくださればと思います」と会場に集まったファンに想いを伝えた。そして、冒頭のルウム戦役のシーンでは「冒頭の数分間はこれでいいのかな? という手探り感もあり大変でした」と語ったシャア・アズナブル役の池田。「安彦総監督が25年ぶりにアニメの現場に戻られるとは思ってもいませんでした」と感慨深げに話しながら「アフレコ現場では、安彦総監督は特に口出しはせず立ち会っていただいたのですが"安彦さんがいる"それだけでいいんです」と安彦総監督の心強さを語った。この日の舞台あいさつは、上映後に行われたということもあり、第2章が2015年秋にイベント上映されることも明らかに。第2章について安彦総監督が「第2章の最大の目玉は、池田さんが15歳のキャスバル少年を演じるところです」と話すと、池田からは「今回の11歳のキャスバルも一応やったんですが、一言やってみたらこりゃ駄目だと思ったので、自分から断りました」と裏エピソードも。最後に安彦総監督は「こうしてステージに立つと、客席の中にどれくらい若い方がいるのか気になります。同窓会ではちょっと寂しい。元々『ガンダムとは何か?』ということを若い人に知っていただく意図で始めた作品です」と思いを込めながら、「皆さんの反応次第で今後もいろいろと展開していきますので、『いい作品だ!』と広めてください」と呼びかけた。そして「第2章にはアムロの出番も出てきますので、古谷君にもぜひがんばっていただきたいです」と述べると、観客として劇場を訪れていたアムロ・レイ役の古谷徹から「任せてください!」と力強い一言が寄せられていた。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』は、2月28日~3月13日の2週間限定で、全国13館にてイベント上映。
2015年03月01日『アナと雪の女王』のハンス王子役で一躍ブレイクした津田英佑が1月23日(金)、都内で行われた海外ドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」の特別試写会に出席。「台本の1番目に名前が来るのは初めて。一生忘れない」と声優としての“初主演”に感激していた。この日、同作で共演する古谷徹、佐古真弓とともに登場すると、大歓声で迎えられた津田さん。「昨年はいろんなテレビにも呼んでいただいた」とブレイクを肌で実感している様子だった。テキサス州の総合病院を舞台に、元軍医TC・キャラハンを初め、夜間勤務(ナイトシフト)のドクターたちの活躍を描く医療ドラマ。津田さん演じるTCは、戦場で習得した型破りな外科処置で周囲を驚かせるワイルドな役どころで、「一般的なやり方を生ぬるいと感じて、周りと温度差がある役。まあ、総合病院なので、いろんなキャラクターが出入りし、その分サイドストーリーも充実している」とアピールした。一方、TCとは正反対に、経費削減と効率化を目指す新事務長ラゴーサを演じる古谷さんは「利益ばかり考えているように見えますが(笑)、胸の内に抱えているものもあるので、長い目で見てください!中盤、かなりカッコ良くなりますから」。第4話には、古谷さんのキャリアを象徴する“あの名台詞”も登場するそうで「アドリブが採用された」と思わずニンマリ。『アイアンマン2』のブラック・ウィドウ役で知られる佐古さんが演じるのは、TCの元恋人で、ナイトシフトのチーフに就任した女性医師ジョーダン。「個人的な話ですけど(笑)、医療ドラマなのに、筋肉がいっぱい出てきます」と女子目線で見どころを語り、「スピード感はもちろん、個性的な患者との交流を通して成長する姿を楽しみに見てもらえれば」と話していた。「ナイトシフト 真夜中の救命医」はWOWOWプライムで1月27日(火)から放送スタート(第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月24日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「フィギュアーツZERO」より、『フィギュアーツZERO サボ(新世界編)』が、2015年1月31日に発売される。価格は4,104円(税込)。「フィギュアーツZERO」は、集めやすい価格とサイズの新スタンダードフィギュアシリーズ。無可動フィギュアならではの造形・彩色にこだわり、『美少女戦士セーラームーン』『ドラゴンボールZ』『ONE PIECE』『キングダム』『黒子のバスケ』といった大ヒット作品の人気キャラクターを数多く立体化。幅広いラインナップで展開されている。サボは、尾田栄一郎原作の人気アニメ『ONE PIECE』に登場する革命軍参謀総長で、ポートガス・D・エースとモンキー・D・ルフィの義兄弟。アニメ版では、声優を『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役、『聖闘士星矢』のペガサス星矢役、『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面/地場衛役など数々の名役を演じてきた古谷徹が担当することでも、大きな話題となった。『フィギュアーツZERO サボ(新世界編)』は、青年となり初めて登場したシーンをイメージした凛々しい立ちポーズで立体化。交換用頭部が付属し、帽子あり、なしの2種の表情を再現することができる。セット内容は本体に加え、交換用頭部と専用台座。なお、現在バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」では、2015年7月発送予定の『フィギュアーツZERO コアラ』(4,104円/税込)も予約受付中。こちらには、(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
2014年12月31日クリエイティブディレクター、ニゴー(NIGO(R))と「ダブルタップス(WTAPS)」のディレクター、西山徹が手がける新アパレルブランド「ダウトフル アズ ダブル(DOUBTFUL AS DOUBLE(R)」が、東京・表参道にあるファッション複合ビル・ジャイル(GYRE)のギャラリースペース・アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)にて展覧会を開催中。期間は12月13日から2015年2月15日まで。15SSコレクションをシーズン0として2015年3月よりスタートする「ダウトフル アズ ダブル」。同展覧会では、その先駆けとして、ものづくりの本来の形を表現したというコレクションやアートワーク、展覧会の舞台裏や80年代サブカル談義を収録したビデオプログラムなどを公開。更に、同展覧会限定で、15SSコレクションでリリースする5種類のグラフィックTシャツも先行発売する。【イベント情報】NIGO(R) & TETSU NISHIYAMA DOUBTFUL AS DOUBLE(R)展 ~2ドル札のように疑わしい~会場:アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル(GYRE)3階会期:12月13日から2015年2月15日時間:11:00から20:00(12月31日は18:00まで)休館日:1月1日
2014年12月14日タレントのデーブ・スペクター、ジャーナリストの山路徹が25日、第27回東京国際映画祭が開催されている六本木ヒルズで行なわれた、映画『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』のトークショーに出席した。同映画祭の特別招待作品となる本作は、米国の文芸誌『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』の50年の歴史を描くドキュメンタリー。山路は、「情報はあふれているけど、どう受け止めていくのかが難しい。今の社会の中でどういった言葉で折り合いをつけていくのか。日本にもこういうメディアがあれば」とジャーナリスト目線でアピール。また、「知性にあふれた方々が集まっているので……、今日のテーマは矢口真里の復帰についてです」と茶化して笑いを誘ったデーブは、通訳を介したトークに、「英語にすると真面目なことを言ってるようで気分が良い」と満足げな笑みを浮かべていた。イベント終了後、報道陣の取材に応じたデーブは、開口一番、「矢口真里のことを聞きたいだけでしょ?」とニヤけつつ、不倫発覚後に芸能活動を自粛していた元モーニング娘。の矢口の復帰に、「ある期間は覚悟をして、赤裸々に話さないと。彼女はモラル的にみんなが引いちゃったから不利。どこまで話せるかが大きいと思う」と真摯にアドバイスを。一方、自身も以前に不倫騒動を起こした山路は、報道陣に"二股の先輩"としてコメントを求められると、「もっと早く出てくれば良かったと思う」と語りつつ、新恋人でモデルの梅田賢三と同棲中の矢口に、「世間を敵に回しても、新しい恋人と暮らしているし、今が1番幸せだと思うよ」とメッセージを送った。そんな山路は、最近、ウクライナやパレスチナの紛争地域に取材で赴いたことを明かしながらも、「ウクライナは危険だったな~。美人が多いんですよ」と"山路節"をさく裂。「"ビッグ・ピーチ"(元・妻の大桃美代子)にもお土産を買いました。何の反応も無いんですけど……」と元妻・大桃へチョコレートを渡したことを打ち明け、「未練というより、新しく始めたい」と復縁に意欲を燃やしていた。
2014年10月26日練馬アニメカーニバル推進連絡会はこのほど、10月18日・19日に練馬駅北口周辺で開催する「練馬アニメカーニバル2014」のコンテンツを発表した。東京都・練馬区は日本のアニメ製作が本格的に始まった「ジャパンアニメーション発祥の地」であり、日本初の劇場用長編アニメ「白蛇伝」や日本初の連続TVアニメ「鉄腕アトム」が製作された街でもある。現在でも区内には90社を超えるアニメ関連会社が存在し、様々なアニメーションを製作し続けている。同イベントの今回のテーマは「《レジェンド》と《フロンティア》を遊びつくせ!」。ジャパンアニメの約50年の歴史と共に歩んできた同区ならではの内容で展開する。○サイボーグ009の声優がトークショーに登場同区で活躍した"萬画家(漫画家)"石ノ森章太郎先生の代表作「サイボーグ009」の誕生50年を記念して行うイベントでは、1966年から2012年までの劇場版予告編、3つのTVシリーズよりそれぞれ1本を上映する。トークコーナーでは、声優の森功至さん(1968年版009役)、鈴木弘子さん(1968年版003役)、野田圭一さん(1968年版008役、1979年版002役)、杉山佳寿子さん(1979年版003役)がゲストとして登場する。「サイボーグ009誕生50年祭」は、10月18日の16:30~19:30に開催。会場は練馬文化センター大ホール。チケットは、ローソンチケットで、一般1,400円、小学生700円で販売している。当日券は一般1,500円、小学生800円。チケット料金はすべて税込。○話題作や最新作の声優たちがトークセッション「『楽園追放-Expelled from Paradise-』公開目前ステージ」では、同区内にスタジオを持つアニメ製作会社「東映アニメーション」作の同作品を11月15日の劇場公開前に先駆けて特別予告上映する。同作に出演する声優・古谷徹さんと水島精二監督のガチンコ・トークセッションも実施する。開催日は10月18日(14:30~16:00)。会場は練馬文化センター小ホール。入場無料。当日朝9:00より、つつじ公園「運営本部・インフォメーション」テントにて整理券を配布する。10月から放映開始した「四月は君の嘘」は、練馬区内が主な舞台のTVアニメーション。放送開始を記念して行うイベントでは、主要キャストの花江夏樹さん、種田梨沙さん、佐倉綾音さん、逢坂良太さんが登場し、トークセッションを行う。日時は10月19日の17:30~20:30。場所は練馬文化センター小ホール。○プリキュアのステージも!10月19日には、練馬文化センター小ホールで「プリパラ~ Prizmmy☆スペシャルライブ ~」を開催。アニメ「プリパラ」エンディングテーマを歌うガールズ ダンス&ヴォーカルユニット、Prizmmy☆のライブを行う。時間は12:00~12:30。同会場ではさらに11:00~、13:00~の2回にわたり、「ハピネスチャージプリキュア!ショー」も開催する。いずれも入場無料。○アニメーション・クリエイターを招いて関連作品も上映Coconeriホールでは、アニメーション・クリエイターを招いての関連作品の上映とトークを行う。11:30からは、NHKキャラクター「どーもくん」や、「こまねこ」を手がけた合田経郎監督が登場。16:00からは、日大藝術学部を卒業して現在同大学で講師を務めているアニメーション監督・片渕須直氏を招き、名探偵ホームズの第10話「ドーバー海峡の大空中戦!」を上映する。入場無料。その他、ユニット「ALL THAT JAZZ」によるアニメソングジャズライブ(10月18日)、カードゲーム「フューチャーカードバディファイト」の遊び方教室(10月18日・19日)も開催。Coconeri研修室では、「声優へのルート講座」「パラパラアニメ体験教室」などのアニメ体験プログラムも用意する。詳細は練馬アニメカーニバル公式サイトで案内している。
2014年10月14日毎週日曜日朝9:30より放送されている尾田栄一郎原作のTVアニメ『ワンピース』の9月28日放送回より、ルフィとエースの義兄弟サボが「謎の男」として初登場し、声優の古谷徹が演じることが明らかになった。サボは、ルフィ、エースと幼いころを一緒に過ごし義兄弟の杯まで交わしたキャラクター。8月30日にアニメ放送15周年特別作品として放送された新作エピソード『ワンピース"3D2Y"エースの死を越えて!ルフィ仲間との誓い』では、ラストカットでエースと白ひげの墓前に立っているシーンがあり、ファンの間では誰が声優を務めるのか話題となっていた。28日放送回では、正体を明かさず「謎の男」としてルフィが参戦している大会に現れるという。『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役、『聖闘士星矢』のペガサス星矢役、『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面/地場衛役など数々の名役を演じてきた古谷だが、今回のサボ役を決めるにあたり極秘にオーディションが行われ、古谷の声を聞いた尾田氏は「サボの声優は古谷さんで」と即決。フジテレビ編成部の狩野雄太氏は「古谷さんご自身も声優陣にとって頼れる最高の兄のような存在で、『ワンピース』という作品をより盛り上げていただけるのは間違いないと思います!」と撮影現場での古谷の影響力を明かしながら、その起用に太鼓判を押している。アニメオリジナルキャラのダディ・マスターソンで『ワンピース』に出演経験がある古谷は「世界的にも超人気のこの作品に再び、しかも、サボというこれからの展開に恐らく麦わらの一味レベルで重要になってくるであろう役で、参加できる事になって大変光栄に思います。多くのファンの皆さんの期待に応えるよう、声優生命を賭けて全力で演じるつもりです」と意気込みを語りながら、「まずはルフィとエースに対する熱い思いをどう演じるかがポイントだと思っています。基本的には圧倒的な戦闘能力を持つ自信による余裕をクールに、そして時折見せる情の深さ、かわいらしさを軽くホットに、バランスの良いさじ加減で表現したいです」と演技面についても明かしている。現在のTVアニメ『ワンピース』は、麦わらの一味が王下七武海・ドンキフォーテ・ドフラミンゴとその海賊団であるドンキフォーテファミリー、さらには海軍大将にも挑むドレスローザ編が描かれている。(c)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
2014年09月26日尾田栄一郎の人気コミック「ONE PIECE」。日本のみならず世界でも人気を博している本作だが、現在放送中のアニメでは麦わらの一味がドレスローザを舞台に王下七武海・ドンキフォーテ・ドフラミンゴとその海賊団であるドンキフォーテファミリー、さらには海軍大将にも挑んでいる。その白熱のドレスローザ編にルフィ、エースと幼いころを一緒に過ごし、義兄弟の杯まで交わした“サボ”が、成長した姿としては始めてテレビアニメシリーズに登場することが明らかになった。今回はその正体を明かさず、「謎の男」としてルフィが参戦している大会に現れる。2年の修業を経て、シャボンディ諸島に再集結を果たした麦わらの一味。彼らは魚人島を経て、遂に最後の海、「新世界」へとたどり着く。麦わらの一味はパンクハザード島で偶然再会したトラファルガー・ローの提案で、四皇を倒すための「海賊同盟」を結ぶことに。まずは四皇とつながる王下七武海・ドフラミンゴを引きずり出す餌としてシーザーを確保し、ドフラミンゴが治めるドレスローザに侵入。ローの指示により行動を開始するが、ルフィはエースの“メラメラの実”が賞品で出される大会にルーシーという名で急遽参戦し、予選を突破する。一方のローはドフラミンゴの罠にかかり、とらわれの身に。その頃、一味は途中で出会ったおもちゃの兵隊から、この国の「闇」を知る。ドフラミンゴの卑劣なやり方に怒りを覚えた一味は小人族と共に自由を取り戻す戦いに参戦することに。コロシアムに出場中のルフィもロー救出のため、試合会場を離れようとするが、そんなルフィの前に死んだと思っていたあの男が突如現れる…。8月30日のアニメ放送15周年特別作品 『ワンピース“3D2Y” エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い』のラストカットでエースと白ひげの墓前に立っている姿が放送されたことでファンの間では話題沸騰となっていた。この超重要人物の声優を務めるのは、「機動戦士ガンダム」アムロ・レイ役、「聖闘士星矢」星矢役、「美少女戦士セーラームーンシリーズ」タキシード仮面/地場衛役を務めるなど、数々の作品に出演してきた大ベテランの古谷徹。原作者の尾田栄一郎から「サボには古谷さんしかいない」と太鼓判を押された古谷さんは「非常に人気のあるカッコいいキャラクターを演じられる事になり、とってもうれしい思いでいっぱいでした。それと共に大きな責任を感じました。世界に誇れる作品を支えるクルーの一員として、多くのファンのみなさんの期待に応えるよう、声優生命を賭けて全力で演じるつもりです」と意気込みを語った。死亡したと思われていたサボの出現によってますます盛り上がりをみせる「ワンピース」。当面はルフィが変装した「ルーシー」として登場するので、今後、明かされるサボの全容に注目していきたい。アニメ「ワンピース」は毎週日曜午前9時30分よりフジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日Windows Navi+事務局は、2014年5月4日(日)に、最新のITテクノロジーを体感できる「Windows 春祭り 2014」を開催する。Windows 8.1の使いこなし術や、声優の古屋徹氏などが登壇するイベントのほか、水道橋重工が制作したWindows OSベースの巨大ロボット「KURATAS」も特別展示される予定。イベント当日に「DSP版 Windows 8.1 Pro Update 限定パック」の購入証明と、予約証明を所持していた来場者を対象に、「窓辺ファミリー応援ボイス」と「最新壁紙デザイン」入りメディアがプレゼントされる。開催場所は秋葉原ベルサール1F、開催時間は11:00~18:00まで。セッション内容は以下の通り(詳細は告知ページを参照いただきたい)。1.新しくなったWindowsを使いこなそう2.Windows最新環境で楽しめるデジタルエンタメ最前線(登壇 : ロボット制御ソフト「V-Sido」開発者・吉崎航氏、声優・古谷徹氏)3.最新ITトレンド講座4.PowerPointをお絵かきアプリとして使ってみました5.DIY最前線トレンド講座(登壇:テクニカルライター高橋敏也氏)
2014年04月25日俳優で演出家の江守徹が、ローランド・エメリッヒ監督の最新作『もうひとりのシェイクスピア』を「これはもうひとつのシェイクスピア劇だ」と絶賛している。イギリスを代表する劇作家シェイクスピアによる名作の数々は、実際には別人が書いていた…。そんな大胆な仮説に切りこむ歴史ミステリー。江守は俳優として、舞台『オセロ』『マクベス』『リチャード三世』といったシェイクスピア作品に出演。また、初の演出作品に『ハムレット』を選ぶなどシェイクスピアに造詣が深い。その他の画像映画は現時点でシェイクスピアの名作を代筆した“最有力候補”と目される貴族作家・オックスフォード伯が自身の名誉を封印した物語を、エリザベス一世との愛憎、宮廷を舞台にした政治謀略の渦などを交え重厚に描く。江守は「エリザベス女王役のヴァネッサ・レッドグレイヴに先ずはびっくり」と現在75歳のベテラン女優にも賞賛の声を寄せる。江守をはじめ、各界の著名人も本作を絶賛しており、シェイクスピアの4大悲劇として知られる作品『リア王』『ハムレット』『オセロ』『マクベス』を全て演じた歌舞伎俳優の松本幸四郎は「“もうひとり”の存在によって、シェイクスピア作品はより魅力的に甦る。歴史、恋、政争…すべてにリアリティがもたらされた」と賛辞を送る。また、宝塚歌劇団出身の麻実れいは、「魅力的な歴史ミステリー。美しく華やかで面白く、この映画そのものがシェイクスピアでした!」とこちらも手放しの高評価。さらに、彩の国シェイクスピア・シリーズの企画委員長である河合祥一郎氏は、著書『謎ときシェイクスピア』(新潮社刊)で“別人説”を否定こそしているが、「シェイクスピア通をうならせる仕上がり。史実の奇想天外な解釈に仰天しつつ楽しみました」と映画そのものの完成度に舌を巻いている。『もうひとりのシェイクスピア』12月22日(土)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー文:内田 涼
2012年12月17日