7月31日、東京・新橋演舞場で行われる『八月花形歌舞伎』の第二部で上演される、新作歌舞伎『東雲烏恋真似琴(あけがらすこいのまねごと)』の舞台成功祈願のため、歌舞伎俳優の中村福助、中村橋之助、中村獅童、中村勘太郎ら人気俳優と、劇作家・演出家のG2が亀戸天神社を訪れた。チケット情報G2は、橋之助主演舞台『魔界転生』(2006年)と『憑神』(2007年)で脚本と演出を手掛けた縁から、今回初めて歌舞伎を作・演出することになった。『東雲烏恋真似琴』は、橋之助演じる堅物の御家人・新左衛門が、ひょんなことから花魁の小夜と結婚することになるが、彼女は別れた元恋人に殺されてしまう。その死を認めたくない新左衛門はある日小夜そっくりの人形を手に入れると、人形を本物の小夜と思い込み一緒に暮らし始める。そのうち小夜が生きているという噂が広まり……というストーリー。祈願後、会見に応じた橋之助は「G2さんとは前に歌舞伎以外で2作やらせていただきましたが、淡い気持ちでいつか歌舞伎を一緒にと思っていました。気心知れたみんなと良い作品を作っていきたい」と意気込みを語った。小夜を演じる福助は「橋之助さんの妄想で人形が動くという話を聞いてホラー映画を勉強していたら、G2さんがホラーは嫌いだそうで、非常に淡い作品になってます。観終わった後キュンという気持ちになると思います」と作品の見どころをアピール。また、獅童は「人形職人の役をやらせていただいています。毎日とってもキュンとしてます」、勘太郎は「(出演陣を見て)悪人顔が揃ってますが、悪人は一切出てきません」とそれぞれの思いを語った。なお、第一部では女郎と役者のはかない愛を描く『花魁草』を福助と獅童で、『櫓のお七』では七之助が八百屋お七を演じる。勘太郎が4役早替わりを勤める第三部『怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)』なども話題。公演は8月6日(土)より27日(土)まで。チケットは発売中。
2011年08月01日人気漫画を原作に製作されたTVドラマの好評を受け、続編として映画化された『猿ロック THE MOVIE』のヒット祈願が1月25日(月)に開催され、主演の市原隼人が出席した。場所は大阪城の敷地内にある豊国神社。ここに奉られているのは、“サル”の異名をとった天下人・豊臣秀吉ということで、本作で天才カギ師“サル”を演じている市原さんは、“サル”のお膝元にはかま姿で訪れ、350人ものファンの大声援を浴びていた。お祓いでは“猿ロック”とかたどった特大のカギを奉納。お祓い後、市原さんは参道を歩いて移動したが、ここでファンが次々とロープを乗り越えて乱入し、一時騒然となった。市原さんは大阪の印象を尋ねられ「『猿ロック』は下町で展開していくストーリーなんですけど、大阪も下町とどこか似ている部分があると思いました」と人情の街への愛着を語った。また、この日のはかま姿については「こういう神聖な場所でお祈りさせていただくので、きちんとした格好で来たいと思い、自分からお願いしました」と並々ならぬ強い思いを感じさせるコメント。最後に、市原さんは「本当の正義は何かということを見つめていく映画です。世の中、何が良くて何が悪いか分からなくなっていて…。でも、何か一つだけ、みんなが共通して肩を組んで笑えることがあるんだと追及している作品で、本当に真っ直ぐな映画です」と力強くアピール!『猿ロック THE MOVIE』は2月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会■関連記事:市原隼人らキャスト舞台挨拶付き『猿ロック THE MOVIE』試写会に10組20名様ご招待誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント市原隼人×『海猿』制作陣で「猿ロック」映画化大迫力のカーアクションに期待大
2010年01月26日