近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気!今回は11月生まれの赤ちゃん8,174名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)2023年11月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは、10月に続き「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気。11月の月間ランキングでは女の子1位、男の子20位と、秋ならではのランキングとなりました。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2位蓮(主なよみ:れん)2位には「蓮」。年間ランキングでは2022年に3位、2023年は1位と、近年TOP10のなかでも上位ランクイン常連の名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 3位結月(主なよみ:ゆづき)3位は「結月」。月が美しく見える秋になると、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。特に女の子に人気の名前で、月間ランキングでは11月に「楓」と同率1位でした。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 4位凪(主なよみ:なぎ)4位にランクインしたのは「凪」。女の子と男の子、ほぼ同数に名付けられており男女どちらにも人気の高い名前です。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。 5位翠(主なよみ:すい)5位は「翠」という結果に。女の子の名前の年間ランキングでは、2020年は100位以下の圏外でしたが、2021年は55位、2022年は19位に大きく順位を上げ、今年なんと3位となった「翠」。最近では男の子にもじわじわと人気が出てきました。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 6位凛(主なよみ:りん)6位は「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 7位陽葵(主なよみ:はるき、ひまり)7位は「陽葵」。同じ名前ですが男の子は「ひなた」、女の子は「ひまり」と主なよみに違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 8位陽向(主なよみ:ひなた)8位には「陽向」がランクイン。7位の「陽葵」に続き「陽」という漢字を用いた名前で、性別を感じさせない「ひなた」というよみが人気のようです。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前です。希望や明るい未来を感じさせます。 9位碧(主なよみ:あお、あおい)9位にランクインしたのは「碧」。男の子は「あお」「あおい」、女の子は「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 10位紬(主なよみ:つむぎ)10位には「紬」がランクイン。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 11月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが「一文字ネーム」という結果に。また、「翠」「凛」「紬」など、最近女の子の名前として人気だったものが男の子にも名付けられるようになった例がいくつか見られました。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件)
2023年12月11日女の子の赤ちゃんの名付けでは、古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気! なかでも季節感を取り入れたレトロネームが人気でした。2023年11月生まれの女の子4,082名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位結月(主なよみ:ゆづき)11月に最も人気だったレトロネームは、10月に続き「結月」でした! 月間ランキングでは9月7位、10月は3位、そして11月は1位と、特に秋生まれの女の子に人気の名前です。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 1位楓(主なよみ:かえで)同率で1位に輝いたのは「楓」。こちらは10月のレトロネームランキングで2位でしたが、11月は「結月」と同順位という結果に。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気の名前です。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 3位彩葉(主なよみ:いろは)3位には「彩葉」がランクイン。今人気の「葉止めネーム」のひとつで、美しく日本的な印象を与えるレトロネームでもあります。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせることから、毎年特に秋に多く名付けられています。 4位紬(主なよみ:つむぎ)4位にランクインしたのは「紬」。2022年の名前ランキングでは8位、2023年は4位と近年TOP10入りしており、大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 5位凪(主なよみ:なぎ)5位には「凪」がランクイン。2022年の名前ランキングでは23位、2023年は24位という順位でしたが、月間ランキングでは11月13位という結果に。男の子にも多く名付けられているジェンダーレスネームでもあります。 「凪」は、風が止んで波がなくなり、海面が静まる様子を表します。穏やかで爽やかな春の陽気にぴったりの漢字です。 5位柚葉(主なよみ:ゆずは)同率で5位にランクインしたのは「柚葉」。3位の「彩葉」に続く「葉止めネーム」がランクインです。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 7位日和(主なよみ:ひより)7位には「日和」という名前がランクイン。10月の名前ランキングでは100位以下の圏外でしたが、11月は17位へ大きくランクアップ。「日和」から連想する「小春日和」は、晩秋から初冬の頃の穏やかで暖かな天気を意味します。今年の11月は全国的に暖かい気候が続いたことも影響しているかもしれません。太陽を意味する「日」と、なごむ、やわらぐという意味を持つ「和」を組み合わせることで、穏やかでやさしい印象の名前になっています。 7位美月(主なよみ:みづき)同率で7位に入ったのは「美月」。1位の「結月」に続き、「月」を用いた名前のランクインです。 秋は1年の中で空気中の水蒸気量が少ない時期で、月がぼやけずにはっきりと見えるため、秋の月がもっとも美しいと言われています。そのため、「月」を用いた名前は秋生まれの女の子に多く用いられる傾向にあります。 7位莉子(主なよみ:りこ)さらに同率で7位に入ったのは「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は9位と、近年連続でトップ10入りしています。 かわいらしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージに。「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。 2023年11月に名付けられた女の子のレトロネームTOP7は、「月」を用いた名前が2つ、「葉」を用いた名前も2つランクインしていました。秋の月や紅葉の美しさなど、季節感を感じさせるレトロネームが多かったです。これからの名付けの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年11月1日(水)~11月25日(土)調査件数:8,174件(男の子:4,092件/女の子:4,082件)
2023年12月10日近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! 特に男の子の名付けでトレンドとなっています。一方、止め字に「と」を用いた男の子らしさを感じる名前も人気です。2023年に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年に生まれた男の子の赤ちゃん44,716名の名前で、特に人気だったよみランキングTOP10を紹介します! 1位はると2023年に男の子で最も多かった名前のよみは、「はると」でした! 2018年以降なんと6年間連続で1位に輝く、近年最も多く名付けられているよみです。「陽翔」「陽斗」「晴翔」「遥斗」「悠翔」の順に多く名付けられていました。「はる」「と」はどちらも人気の漢字が多いことから、さまざまな漢字の組み合わせで名付けられていました。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象に。また、「と」という止め字を用いることで、男の子らしい力強さのあるイメージになります。 2位みなと「みなと」が2位にランクイン。2021年は3位、2022年では5位。近年TOP10上位を安定的にキープしている人気のよみです。「湊」「湊斗」「湊翔」といった漢字で多く名付けられていました。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「湊」を連想させ、「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 3位りく「りく」がよみ3位にランクイン。2022年・2021年ともに2位に入っている大人気のよみです。主に「陸」「凌久」「理玖」という漢字で名付けられています。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。 4位あおと4位にランクインしたのは「あおと」。2021年以降3年連続で4位と、近年人気の高いよみの一つです。「碧斗」「碧人」「蒼翔」といった漢字が人気で、特に「あお」とよむ漢字は「碧」「蒼」「葵」の3つが圧倒的に多く使われていました。 「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。 5位ゆいと5位は「ゆいと」。2021年は7位、2022年では3位でした。「結翔」「結斗」「結人」という名前が特に人気です。 「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 6位そうた6位にランクインしたのは、「そうた」でした。2021年は5位、2022年では9位にランクインしており、「颯太」「蒼大」「蒼太」といった漢字が人気です。 爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 7位そら7位は「そら」。「蒼空」「空」「昊」という名前が特に人気で、2021年は13位、2022年のでは8位と徐々に順位を上げています。 広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といった親御さんの願いが感じられます。 男女どちらにも名付けられることの多い「ジェンダーレスネーム」の一つで、女の子のよみランキングでは85位でした。女の子では「そら」と、ひらがなで最も多く名付けられており、男女で違いが見られました。 8位はるき8位は「はるき」。2021年、2022年ともに6位。今年は「陽希」「悠希」「晴葵」といった漢字が人気のようです。 あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。男女どちらにも名付けられる「ジェンダーレスネーム」の一つでもあります。 9位ひなた9位は「ひなた」でした。2021年では11位ですが、2022年は7位、今年は9位という結果に。「陽向」「陽大」「陽奏」といった漢字が多く用いられていました。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象があります。今年、男の子の人気漢字2位となった「陽」を使った名前が特に人気でした。 また、「ひなた」も「ジェンダーレスネーム」の代表格で、女の子のよみランキングでは今年25位にランクインしていました。女の子には、「陽葵」「ひなた」「陽咲」の順に名付けられており、男女で漢字の違いがありました。 10位ゆうと10位にランクインしたのは「ゆうと」でした。2021年は8位、2022年では12位。「悠人」「悠翔」「悠斗」の順に多く、特に「悠」の漢字を使った名付けが人気でした。 「ゆう」というやさしくおおらかな印象の響きに、「と」をつけることできりっとかっこいい名前に。サッカー元日本代表選手の長友佑都選手も同じよみで活躍されています。 2023年に誕生した男の子の名前のよみには、「はると」「みなと」「あおと」「ゆいと」「ゆうと」といった、「と止めネーム」が多くランクイン。TOP10のうち5つが「と止めネーム」となっており、ここ数年続いているトレンドは継続している模様。 男らしい「と止めネーム」人気が続く一方で、「そら」「はるき」「ひなた」といった、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」もランクインしており、来年以降も「ジェンダーレスネーム」人気は続くことが予想されます。これからの名付けの参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)
2023年12月02日近年、女の子の名前のよみは二音から成る「二音ネーム」がトレンドとなっており、今年はTOP10のうち7つが「二音ネーム」でした。また、古風で日本的な雰囲気のある「レトロネーム」人気も継続中です!2023年に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年に生まれた女の子の赤ちゃん42,828名の名前で特に人気だった、よみランキングTOP10を紹介します。 1位えま2023年に生まれた女の子で最も多かった名前のよみは、「えま」でした! 2021年から3年連続でよみランキングで1位に輝いている、今大人気のトレンドネームです。「咲茉」「愛茉」「依茉」「永茉」など「茉」という漢字を用いた名前で、多く名付けられていました。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名付けられる人気の名前です。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。また、女の子の名付けで人気の「二音ネーム」がよみ1位となりました。 2位つむぎ「つむぎ」が2位にランクイン。2022年の11位から、大きくランクアップし、今年多くの女の子に名付けられました。「紬」「紬希」「紬葵」など「紬」という漢字を使った名前が人気でした。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」の一つです。 3位さな3位にランクインしたのは、「さな」。2021年は12位、2022年では4位にランクインしている、人気の「二音ネーム」です。「紗奈」「紗菜」「咲那」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」の音に、明るくあたたかみのある「ナ」の音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 4位みお「みお」が4位にランクイン。2022年、2021年と2年連続で2位と例年人気上位のよみです。「澪」「美桜」「美緒」といった漢字が人気でした。「桜」を用いた名前では「美桜」「未桜」「実桜」などが多く使われており、特に桜が見頃を迎える春生まれの赤ちゃんの名付けに多く用いられていました。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 5位めい5位にランクインしたのは「めい」。2021年は5位、2022年は3位と例年TOP10入りする人気のよみです。「芽依」「芽生」「芽衣」といった漢字が多く用いられています。 「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 6位ゆい6位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2021年は4位、2022年では7位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」「唯」という漢字が特に人気です。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 7位こはる7位は「こはる」。2022年、2021年ともによみランキングでは9位でした。「心春」「心陽」「心晴」といった漢字が用いられています。 「こ」を最初に付けることで、どこか古風ながらも新鮮な印象の名前に。「はる」という響きは「春」を連想させるため、毎年春生まれの女の子に人気のよみです。有名人では、ダンサーの菅原小春さんなどが同じよみで活躍されています。 8位りお8位にランクインした「りお」。2021年は11位、2022年では6位でした。「莉緒」「莉央」「莉桜」の順に多く名付けられており「莉」を用いた名付けが人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんや、アイドルグループNiziUのRIOさんなどが同じよみで活躍されています。 9位あおい「あおい」が9位にランクインしました。2021年は6位、2022年では5位と、近年TOP10入りを続けている名前のひとつです。「葵」「葵衣」「蒼依」という漢字が特に人気です。 「あおい」というよみは、「あお」とア行の音を連ねることで、開放的で大らかな印象に。呼びやすく親しみやすい印象も与えます。 また、近年男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」もトレンドとなっており、「あおい」はその代表格です。男の子のよみランキングでは14位にランクインしており、男の子では「蒼」「碧」「葵」の順に多く、一文字の漢字で名付けられているという男女の名付けの違いも見られました。 10位りん「りん」が10位にランクイン。2021年は17位、2022年は12位と徐々に順位を上げ、今年初めてTOP10入りした人気上昇中のよみです。「凛」「凜」「鈴」といった漢字が用いられていました(※)。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 2023年生まれの女の子の名前のよみには、「えま」「さな」「みお」「めい」「ゆい」「りお」「りん」といった「二音ネーム」が上位を占める一方、「つむぎ」「こはる」「あおい」といった古風で日本的な「レトロネーム」も多くランクインしているのが印象的でした。これからの名付けの参考にしてみてくださいね。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)〜2023年10月1日(日)調査件数:87,544 件(男の子:44,716 件/女の子:42,828件)
2023年12月01日第一子が生まれる直前のこと。義母がしつこく子どもの名前聞いてしました。なので夫と一緒に決めた名前を答えたところ……。 義母に子どもの名前を伝えると…第一子である娘が生まれる直前のこと。義母がしつこく「子どもの名前は決まったの?」と聞いてくるので、夫と二人で真剣に話し合って決めた名前を伝えました。そのときの義母の第一声が「変な名前~!」でした。しかも、小馬鹿にしたように笑ったんです。 その後も「こっちの名前の方がかわいいわよ。その名前変だから!」と何度も名前を変更するように言われました。極めつけに、娘が生まれた後もわざとなのか天然なのか間違った名前で呼ばれ、娘の大切な名前を軽んじられてる気持ちになりました。 気に入らない名前なのは仕方がないとも思いますが、否定するにしても伝え方があるだろうと感じました。 ◇ ◇ ◇ 思いを込めて付けた名前を軽んじられたら、イヤな気持ちになりますよね。違った名前で呼ぶことも信じられず……、言われたことは一生忘れられませんよね。円満にお付き合いするためにも、言動には気をつけたいですね。 作画/さくら著者:春日マリ元気過ぎる姉弟の母。現在は育休中で隙間時間に執筆活動にもチャレンジ中!
2023年11月28日2023年10月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女どちらも秋にぴったりの名前「秋ネーム」が増加していました。2023年10月生まれの赤ちゃん8,647名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 10月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位陽葵(主なよみ:ひまり)2位凛(主なよみ:りん)3位結月(主なよみ:ゆづき)4位楓(主なよみ:かえで)5位詩(主なよみ:うた)5位紬(主なよみ:つむぎ)7位彩葉(主なよみ:あやは)7位紬希(主なよみ:つむぎ)9位琴葉(主なよみ:ことは)9位陽菜(主なよみ:ひな) 男の子1位結翔(主なよみ:ゆいと)2位碧(主なよみ:あお)3位樹(主なよみ:いつき)3位蓮(主なよみ:れん)5位楓真(主なよみ:ふうま)6位湊斗(主なよみ:みなと)6位陽翔(主なよみ:はると)8位陽向(主なよみ:ひなた)9位蒼(主なよみ:あおい)9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位楓(主なよみ:かえで) 「楓」が男女どちらの人気ランキングにもTOP10入り!10月生まれで注目なのは「楓」を用いた名前です。女の子の名前ランキングでは、秋に美しく紅葉し古くから日本人に親しまれている「楓(主なよみ:かえで)」が9月22位から、10月は4位へランクアップ。 また、男の子の名前ランキングでも「楓真(主なよみ:ふうま)」が9月18位から10月は5位へ、「楓」が9月25位から10月は9位へ大きく順位を上げました。2023年の年間名前ランキングでは「楓真」は40位、「楓」は45位となっており、10月に特に人気が上がっていることが分かります。 【女の子】「レトロネーム」が大人気!「葉止めネーム」「ムーンネーム」も人気継続中女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「凛(主なよみ:りん)」、3位「結月(主なよみ:ゆづき)」でした。「陽葵」は2022年に続き2023年も年間ランキング首位を獲得し、圧倒的人気がある名前です。 女の子の名づけでは「レトロネーム」が大人気! 3位「結月(主なよみ:ゆづき)」、4位「楓(主なよみ:かえで)」、5位「詩(主なよみ:うた)」・「紬(主なよみ:つむぎ)」、7位「彩葉(主なよみ:いろは)」・「紬希(主なよみ:つむぎ)」、9位「琴葉(主なよみ:ことは)」と、TOP10になんと7つの「レトロネーム」がランクイン。特に大きくランクアップしたのは「詩」。9月52位から10月は5位へと大きくランクアップしました。豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じさせ、リズムや言葉を連想させる名前です。 「レトロネーム」の中でも、止め字に「葉」を用いた「葉止めネーム」や、「月」を用いた「ムーンネーム」に人気が集まる結果となりました。「葉止めネーム」では「彩葉(主なよみ:いろは)」が9月19位から7位へと順位を上げたほか、「絃葉(主なよみ:いとは)」が9月100位圏外から10月は16位へと大きくランクアップ。他にも、9位「琴葉(主なよみ:ことは)」、11位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、46位「葵葉(主なよみ:あおば)」など、TOP50以内に「葉止めネーム」が5つもランクインしました。 また、例年中秋の名月(月見)の時季である9月から10月にかけて「ムーンネーム」が増加する傾向にあります。3位「結月」のほか、18位「美月(主なよみ:みつき)」、73位「優月(主なよみ:ゆづき)」・「柚月(主なよみ:ゆづき)」、98位「葉月(主なよみ:はづき)」と、TOP100以内に「ムーンネーム」が5つランクインしました。 【男の子】「暁」を用いた「秋ネーム」が人気!男の子の名前ランキングTOP3は、1位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「樹(主なよみ:いつき)」・「蓮(主なよみ:れん)」でした。近年、男の子の名前は「一文字ネーム」が人気です。「碧」、「樹」のほか、TOP10には9位「蒼(主なよみ:あお、あおい)」・「楓」と全部で5つの「一文字ネーム」がランクインしました。 10月1位だった「結翔」は年間ランキングで2022年は9位、2023年は5位と順位を上げている近年注目の名前です。「結ぶ」「つなぐ」「植物が実をつける」という意味の「結」に、「羽ばたく」という意味を持つ「翔」を組み合わせた、やさしさと力強さを兼ね備えた名前です。 毎年秋生まれは、よみに「あき」がつく名前が増加する傾向にあります。「あきと」、「あき」、「ちあき」が100位以内にランクイン。10月生まれの中では、「暁斗(主なよみ:あきと)」が9月の195位から10月は40位へと人気急上昇していました。 <10月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:古典的な「乃」が1位に!果物に用いられる名前にも注目!10月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「乃」、2位「莉」、3位「愛」でした。「乃」は名前に、やさしく古典的な雰囲気を添える漢字として用いられることが多く、名前ランキングでも28位「乃愛(主なよみ:のあ)」、36位「梨乃(主なよみ:りの)」、73位「椛乃(主なよみ:かの)」・「乃彩(主なよみ:のあ)」・「楓乃(主なよみ:かの)」をはじめ、TOP100以内に「乃」が付く名前が12個もランクインしていました。 また、10月は実りの秋であることから、秋に旬を迎える果物に用いられる漢字も人気。「柚」が9月28位から10月22位へ、「梨」が9月41位から10月23位へ、「実」が9月35位から10月30位へ、「杏」が9月40位から10月34位へとそれぞれランクアップしていました。秋らしい漢字としては、「椛(もみじ)」が2023年の年間漢字ランキングでは100位以下の圏外ですが、10月は48位と大きくランクアップしており、多く名付けられていました。 よみ:秋らしいよみが増加10月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「つむぎ」、2位「えま」、3位「ひまり」となりました。注目すべきよみは「かえで」。秋らしい名前であることから、9月の128位から10月は35位へと人気急上昇していました。また、「あきほ」、「あき」、「ちあき」といった「あき」というよみを用いた名前が前月よりも大きく増加しており、季節感を取り入れた名付けがされていたことが分かります。 <10月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:大谷翔平選手の「翔」が圧倒的人気!10月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP3は2023年8月以降変わらず3カ月連続で同じ順位となりました。ロサンゼルス・エンゼルスで投手と打者の二刀流として活躍し、WBCでもMVPを受賞した大谷翔平選手の「翔」が、2020年から4年連続漢字ランキング首位を獲得しており、今年も引き続き大人気の漢字です。 前月から最もランクアップした漢字は「実」。「拓実(主なよみ:たくみ)」・「実(主なよみ:みのる)」が人気でした。そのほか、「秋」、「穂」、「柚」といった秋をイメージする漢字も前月より増加していました。 よみ:秋らしい名前がトレンド10月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「みなと」、2位「りく」、3位「ゆいと」という結果でした。秋らしい名前「あきと」が8月44位、9月20位、10月14位と秋が深まるにつれてランクアップしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:8,647件(男の子:4,406件/女の子:4,241件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年11月20日2023年10月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女の性差を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」が大人気!10月生まれの赤ちゃん8,647名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位楓(主なよみ:かえで)2023年10月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「楓」でした! 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気です。2023年の男の子の年間名前ランキングでは45位、女の子は22位と男女どちらにも多く名付けられていました。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 2位陽葵(主なよみ:はるき、ひなた)2位は「陽葵」。同じ名前ですが、男の子は「ひなた」や「はるき」、女の子は「ひまり」と主なよみには違いが見られました。2023年の年間名前ランキングでは、女の子に人気の名前1位に輝いています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 3位結月(主なよみ:ゆづき)3位は「結月」。月が美しく見える秋になると、「月」を用いた名前が人気になる傾向にあります。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 4位凛(主なよみ:りん)4位にランクインしたのは「凛」。2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。また、寒いという意味を持つことから、冬生まれの赤ちゃんに人気です。 5位碧(主なよみ:あお、あおい)5位にランクインしたのは「碧」。男の子は「あお」「あおい」、女の子は「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。2023年の年間名前ランキングでは、男の子3位、女の子80位にランクインしています。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 6位紬(主なよみ:つむぎ)6位は「紬」。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 7位樹(主なよみ:いつき)7位は「樹」がランクイン。こちらは例年男の子の名前ランキングで人気の名前ですが、最近は女の子にも名付けられているようです。 「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など、生命力あふれるみずみずしい木々をイメージさせます。 8位凪(主なよみ:なぎ)8位にランクインしたのは「凪」。2023年の年間名前ランキングでは、男の子8位、女の子24位でした。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 9位陽向(主なよみ:ひなた)9位にランクインしたのは「陽向」。2位の「陽葵」に続き「陽」を用いた名前です。性別を感じさせない「ひなた」というよみが多く用いられていました。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前です。希望や明るい未来を感じさせます。 10位葵(主なよみ:あおい)10位に入ったのは「葵」でした。2位の「陽葵」に続き、「葵」という漢字を用いた名前です。2023年の年間名前ランキングでは男の子76位、女の子11位にランクインしています。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。明るく元気に育つようにと、近年は男女ともに人気の漢字になっています。 2023年10月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが一文字ネームという結果でした。一文字×ジェンダーレスな名前の人気は、まだまだ続きそうです。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:8,647件(男の子:4,406件/女の子:4,241件)
2023年11月15日2023年10月に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」の人気が継続中です!10月生まれの女の子4,241名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位結月(主なよみ:ゆづき)2023年10月に最も人気だったレトロネームは「結月」でした! 2022年、2023年ともに年間名前ランキングでは11位でしたが、2023年9月の名前ランキングでは7位、10月は3位とTOP10入りしており、秋生まれに多く用いられる傾向にあります。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 2位楓(主なよみ:かえで)2位に入ったのは「楓」。2022年は17位、2023年は22位でした。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれのお子さんの名付けに人気の名前です。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 3位詩(主なよみ:うた)3位にランクインしたのは「詩」でした。2022年は5位、2023年は13位と、近年人気のあるレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 3位紬(主なよみ:つむぎ)同率で3位にランクインしたのは、「紬」。2022年の名前ランキングでは8位、2023年は4位と近年TOP10入りしており、大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 5位彩葉(主なよみ:いろは)5位は「彩葉」がランクイン。今人気の「葉止めネーム」のひとつで、美しく日本的な印象を与えるレトロネームです。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせることから、毎年特に秋に多く名付けられています。 6位紬希(主なよみ:つむぎ)6位は「紬希」。3位の「紬」に続き、「つむぎ」と読む名前がランクインしました。「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 7位琴葉(主なよみ:ことは)7位には「琴葉」がランクイン。近年人気が高まっている「葉止めネーム」のひとつで、5位の「彩葉」に続くランクインです。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。そこに「葉」という漢字を組み合わせることで、みずみずしい雰囲気も感じさせます。 8位葵(主なよみ:あおい)8位にランクインしたのは「葵」。レトロネームとしても人気ですが、男女どちらの名づけにも用いられるジェンダーレスネームとしても知られています。 「葵」は、アオイ科の植物のこと。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、明るく元気にすくすくと育つようにという親御さんの願いが感じられます。 9位柚葉(主なよみ:ゆづは)9位には「柚葉」がランクイン。5位の「彩葉」、7位の「琴葉」に続く「葉止めネーム」のランクインとなりました。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位莉子(主なよみ:りこ)10位は「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は9位と、近年連続でトップ10入りしています。 かわいらしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージに。「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。 2023年10月に名付けられた女の子のレトロネームは、「葉止めネーム」が3つもランクインしていたほか、「紬」という漢字を用いた名前も人気でした。レトロネームの人気はまだまだ継続中! これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年10月1日(日)~10月25日(水)調査件数:4,241件(女の子)
2023年11月14日2023年に誕生した男の子の赤ちゃんの名前を大調査! 近年、男の子の名づけでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンドです。2023年に生まれた男の子44,716名の名前から、人気の名前ランキングTOP10を紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)2023年の男の子の赤ちゃんにもっとも多く名付けられた名前は「蓮」(236名)でした。2022年の名前ランキングは3位、2021年は1位と、こちらも近年大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)2位にランクインしたのは「陽翔」(234名)。1位の「蓮」と2人差という僅差でした。2021年以降3年連続で2位にランクインしている人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 また、今年はWBCでMVPを獲得した大谷翔平選手の活躍もあり、「翔」という漢字が特に人気に。2023年漢字ランキングでも1位に輝いています。 3位碧(主なよみ:あお、あおい、みどり)3位にランクインしたのは「碧」(220名)。2022年では1位でしたが、今年もその人気ぶりは健在。男女どちらにも用いられる人気のジェンダーレスネームでもあります。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 4位湊(主なよみ:みなと)4位に入ったのは「湊」(198名)。2021年は3位、2022年では7位。2012年以降11年連続で人気ランキングTOP10入りを続けている、大変人気の名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させるることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 5位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)5位にランクインしたのは「結翔」(182名)。2022年の名前ランキングでは9位、2021年では10位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2023年漢字ランキングで男の子19位、女の子1位と、男女どちらにも人気の漢字です。 6位蒼(主なよみ:あおい、あお、そう、そら)6位には「蒼」がランクイン(180名)。2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクインしており、こちらも男女どちらにも人気のあるジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2023年男の子漢字ランキングで7位に入っており、近年名付けに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 7位湊斗(主なよみ:みなと)7位に入ったのは「湊斗」(168名)。2021年は14位、2022年は18位でしたが、今年大きく順位を上げました。 水上航路の集まる「湊」という漢字に、北斗七星などに用いられる「斗」という漢字を組み合わせた名前。海と空の雄大なイメージが重なります。「斗」という漢字は、2023年の漢字ランキング3位にも入っています。 8位凪(主なよみ:なぎ)8位は「凪」(167名)。2021年は19位、2022年は13位と少しずつランクを上げ、今年初めてのトップ10入りを果たしました。こちらも男女ともに人気が高いジェンダーレスネームのひとつで、2023年女の子の名前ランキングでは24位にランクインしていました。 「凪」は、風や波が静まる様子を表す漢字。海や風を連想させ、爽やかな印象になります。 9位律(主なよみ:りつ)9位にランクインしたのは「律」(159名)。2021年は16位、2022年は15位でしたが、今年増加し9位という結果に。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうです。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが活躍されたことから、今年さらに人気が高まっているようです。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)2023年男の子の名前ランキング10位は「朝陽」(156名)でした。2022年、2021年ともに名前ランキングは5位と、毎年人気の高い名前です。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートや希望を感じさせる名前です。 2023年に名付けられた男の子の名前は、「蓮」「碧」「湊」「蒼」「凪」「律」といった一文字ネームのほか、「陽翔」「湊」「結翔」「湊斗」などの「と止めネーム」が多くランクインしていました。また、「碧」「蒼」「凪」といった「ジェンダーレスネーム」の人気も健在。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~10月1日(日)調査件数:44,716件(男の子)
2023年11月03日2023年に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」に、自然の美しさがイメージできる要素が加わった「ネイチャーネーム」がトレンドになっています。2023年に生まれた女の子42,828名の名前から、人気の名前ランキングTOP10を紹介します。 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた、ひより)2023年生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は、「陽葵」(227人)でした! 2022年の年間名前ランキングでも1位に輝いた名前で、2年連続のトップとなりました。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位凛(主なよみ:りん)2位にランクインしたのは「凛」(223人)。1位の「陽葵」と4人差という僅差になりました。2022年、2021年ともに年間名前ランキングで2位だった「凛」ですが、今年も同順位となりました。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 3位翠(主なよみ:すい、みどり)3位に入ったのは「翠」(165人)。2022年の名前ランキングでは19位、2021年では55位と、今年一気に人気が高まった名前です。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 4位紬(主なよみ:つむぎ)「紬」が4位にランクイン(181人)。2021年の名前ランキングでは1位だった「紬」ですが、2022年は8位。今年はその人気が返り咲いた模様です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」です。 5位芽依(主なよみ:めい)5位は「芽依」(163人)。2022年の名前ランキングは3位、2021年は6位と、毎年安定した人気を誇る名前です。「芽依」は5月(英語で「MAY」)生まれの女の子に毎年多く名づけられる傾向にあります。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。6位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆな、ゆいな)6位にランクインしたのは「結愛」(154人)。2022年の名前ランキングでは13位、2021年は12位だった「結愛」ですが、今年初めてのトップ10入りとなりました。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。7位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな、ゆうな)7位に入ったのは「結菜」(152人)。2022年の名前ランキングでは6位、2021年では7位と、トップ10入り常連の人気ネームです。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2023年漢字ランキングで1位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 8位琴葉(主なよみ:ことは)2023年の名前ランキング8位は「琴葉」(142人)。2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位でしたが、今年初めてのトップ10入りを果たしました。近年人気が高まっている「は止めネーム」、そして古風な印象のある「レトロネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 9位莉子(主なよみ:りこ)9位に入ったのは「莉子」(139人)。2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によって今年は一層注目が集まりました。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 10位陽菜(主なよみ:ひな、はるな、ひなの)10位にランクインしたのは「陽菜」(136人)。2022年、2021年ともに名前ランキングは9位と、安定した人気を誇るレトロネームのひとつです。 1位の「陽葵」に続き、「陽」を用いた名前のランクイン。「陽」という漢字は、2023年女の子の漢字ランキングで9位、男の子では2位と、名づけに大人気の漢字です。「ひな」という響きも「雛」を連想させ、愛らしい印象になっています。 2023年に名づけられた女の子の名前は、引き続き「レトロネーム」の人気が継続中! さらに、「葵」「翠」などの日本古来の自然を表す漢字がランクインしているのも印象的でした。今後も「レトロネーム」と「ネイチャーネーム」に注目です!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~10月1日(日)調査件数:42,828件(女の子)
2023年11月02日2023年9月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気!9月生まれの赤ちゃん10,028名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位凪(主なよみ:なぎ)2023年9月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「凪」でした! 女の子15名、男の子29名の計44名に名付けられており、性別問わず人気です。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 2位碧(主なよみ:あお、あおい)2位にランクインしたのは「碧」。男女合わせて37名の赤ちゃんに名付けられていました。男の子は「あお」「あおい」、女の子は「あおい」というよみで名付けられることが多いようです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 3位蓮(主なよみ:れん)3位に入ったのは「蓮」でした。男女合わせて36名の赤ちゃんに名付けられています。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 4位陽葵(主なよみ:ひなた、はるき)4位は「陽葵」。合計31名の赤ちゃんに名付けられています。男の子は「はるき」、女の子は「ひまり」「ひなた」というよみが人気でした。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 5位翠(主なよみ:すい)5位に入ったのは「翠」。昨年人気が急上昇し、今年特に増加傾向にある注目の名前です。9月は合計28名の赤ちゃんに名付けられていました。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という二音の響きは個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 5位湊斗(主なよみ:みなと)5位には「湊斗」がランクイン。「湊」という漢字を用いた名前は男の子では定番人気となっていますが、近年は女の子にも用いられるようになっています。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。 6位陽向(主なよみ:ひなた)6位にランクインしたのは「陽向」。4位の「陽葵」に続き「陽」を用いた名前、ひなた」というよみの名前がランクインしています。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前です。希望や明るい未来を感じさせます。 7位葵(主なよみ:あお、あおい)7位にランクインしたのは「葵」。女の子の年間名前ランキングでは2021年4位、2022年3位と毎年上位の「葵」ですが、近年は男の子にも名付けられるようになっています。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、明るく元気にすくすくと育つようにという想いが感じられます。 8位紬(主なよみ:つむぎ)8位は「紬」。女の子の名前ランキングではここ数年上位にランクインしている「紬」ですが、最近は男の子にも多く名付けられています。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 10位暖(主なよみ:のん、はる、だん)10位は「暖」がランクイン。女の子は「のん」や「はる」、男の子は「だん」というよみで名付けられています。 「暖」は「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字です。「のん」や「はる」は、やさしく愛らしい響き。「だん」は、力強さを感じる「濁音ネーム」のひとつです。 10位楓(主なよみ:かえで、ふう)同率で10位にランクインしたのは「楓」。女の子11名、男の子12名とほぼ同数の赤ちゃんに名付けられていました。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名付けられます。 10位凛(主なよみ:りん)さらに同率で10位に入ったのは「凛」でした。女の子の名前として人気でしたが、近年は男の子にも用いられるようになりました。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの親しみやすさ、呼びやすさも人気の理由です。 2023年9月生まれの赤ちゃんに人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、8つが一文字ネームという結果に。一文字×ジェンダーレスな名前が、近年の大きなトレンドのようです。これからご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年9月1日(金)~9月25日(月)調査件数:10,028件(男の子:5,106件/女の子:4,922件)
2023年10月20日2023年9月に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」の人気が継続中です!9月生まれの女の子4,922名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位紬(主なよみ:つむぎ)2023年9月に最も人気だったレトロネームは「紬」でした! 8月のレトロネームランキングでも1位、2023年上半期のレトロネームランキングでも1位と大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 2位葵(主なよみ:あおい)2位にランクインしたのは「葵」。8月の女の子の名前ランキングでは35位でしたが、9月には5位へランクアップしています。レトロネームとしても人気ですが、男女どちらの名付けにも用いられるジェンダーレスネームとしても知られています。 「葵」は、アオイ科の植物のこと。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから、明るく元気にすくすくと育つようにという親御さんの願いが感じられます。 3位美月(主なよみ:みづき)3位には「美月」がランクインしました。こちらも8月の女の子の名前ランキングでは35位でしたが、9月には6位へランクアップしています。 中秋の名月が見られる9月は、1年の中でもっとも月が美しく見える時期と言われ、毎年「月」を用いたムーンネームが多く用いられる傾向があります。「美月」はまさに9月生まれの女の子にぴったりの名前。やさしく神秘的な印象です。 4位琴葉(主なよみ:ことは)4位には「琴葉」がランクイン。近年人気が高まっている「葉止めネーム」のひとつです。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。そこに「葉」という漢字を組み合わせることで、みずみずしい雰囲気も感じさせます。 4位結月(主なよみ:ゆづき)同率で4位に入ったのは「結月」でした。3位の「美月」に続き、「月」を用いたムーンネームがランクインしました。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。6位紬葵(主なよみ:つむぎ)6位は「紬葵」。1位の「紬」と2位の「葵」を組み合わせて「つむぎ」と読む、トレンド感満点の名前です。「つむぎ」は9月のよみランキング2位と人気。高級な絹織物である「紬」とアオイ科の植物を指す「葵」を組み合わせることで、より日本的で古風な印象に。ナチュラルで上品な雰囲気も持ち合わせます。 6位紬希(主なよみ:つむぎ)同率で6位に入った「紬希」。1位の「紬」、同率6位「紬葵」に続き、「つむぎ」と読む名前がランクインしました。「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 8位凪(主なよみ:なぎ)8位にランクインしたのは「凪」。「凪」はジェンダーレスネームとしても人気で、9月のジェンダーレスネーム(男女どちらにも名付けられている名前)ランキングでは1位となっています。 風が止んで波がなくなり、海面が静まる様子を表す「凪」。穏やかで雄大な海を連想することから、特に夏生まれの赤ちゃんに人気の漢字ですが、近年は一年を通して多くの赤ちゃんに名付けられています。 9位莉子(主なよみ:りこ)9位は「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。 可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージがありつつ、「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。年間名前ランキングでは2021年10位、2022年7位とTOP10入りを続けています。 10位彩葉(主なよみ:いろは)10位にランクインしたのは「彩葉」。今人気の「葉止めネーム」のひとつで、4位の「琴葉」に続くランクインとなりました。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく様子がイメージできます。彩り豊かな人生を歩んで欲しい、そんな親御さんたちの願いを感じるようです。 2023年9月に名付けられた女の子のレトロネームは、「月」や「葉」を用いた名前が多くランクインしていました。また、「つむぎ」というよみの名前が3つもランクインしており、トレンドとなっているようです。女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年9月1日(金)~9月25日(月)調査件数:10,028件(男の子:5,106件/女の子:4,922件)
2023年10月19日毎年、9月生まれの女の子の赤ちゃんの名付けは「月」を用いた「ムーンネーム」が大人気! 今年の9月生まれの女の子は「美月」が8月から2倍に増えていました。今回は、2023年9月生まれの赤ちゃん10,028名の名前から、名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を紹介いたします。 < 9月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 陽葵(主なよみ:ひまり)2位 翠(主なよみ:すい)3位 紬(主なよみ:つむぎ)4位 芽依(主なよみ:めい)5位 葵(主なよみ:あおい)6位 美月(主なよみ:みつき)7位 一華(主なよみ:いちか)7位 琴葉(主なよみ:ことは)7位 結月(主なよみ:ゆづき)7位 凛(主なよみ:りん 男の子1位 蓮(主なよみ:れん)2位 碧(主なよみ:あお)3位 凪(主なよみ:なぎ)4位 陽翔(主なよみ:はると)5位 結翔(主なよみ:ゆいと)5位 湊斗(主なよみ:みなと)7位 陽向(主なよみ:ひなた)8位 湊(主なよみ:みなと)8位 颯真(主なよみ:そうま)10位 旭(主なよみ:あさひ)10位 蒼空(主なよみ:そら)10位 颯(主なよみ:はやて) 【女の子】「美月」が8月から2倍増!「凪」も人気継続中9月の風物詩「お月見」。「月見」と称したさまざまな商品が販売され、9月といえば「月」というイメージが浸透してきました。「十五夜(中秋の名月)」が9月にあたることが多く、またここ数年、古風で和風な雰囲気の名前「レトロネーム」人気も相まって、近年9月生まれの女の子の名付けでは、「月」を用いた「ムーンネーム」が増加傾向にあります。「美月(主なよみ:みつき・みづき)」は8月35位から9月は6位へ、「結月(主なよみ:ゆづき)」は8月20位から9月は7位へランクアップしました。その他にも、22位「葉月(主なよみ:はづき)」、52位「優月(主なよみ:ゆづき)」、73位「菜月(主なよみ:なつき)」とTOP100位以内に「月」が付く名前が5つもランクインしました。 他にも「凪」を含む名前に注目! 波風が止んだ穏やかな海を意味する「凪」。海を連想することから夏生まれに増加していましたが、9月も引き続き大人気。14位「凪(主なよみ:なぎ)」のほか、22位「咲凪(主なよみ:さな)」・「凪紗(主なよみ:なぎさ)」、42位「凪沙(主なよみ:なぎさ)」・「凪咲(主なよみ:なぎさ)」、73位「星凪(主なよみ:せな)」・「柚凪(主なよみ:ゆずな)」・「栞凪(主なよみ:かんな)」と、TOP100位以内に「凪」が付く名前が8つランクインしました。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「翠(主なよみ:すい)」、3位「紬(主なよみ:つむぎ)」でした。草や木の葉のような青々とした色を表す「翠」は、2021年の年間名前ランキング55位、2022年は19位と近年人気急上昇中の名前。2023年5月から5カ月連続でTOP5位以内にランクインしており、今年特に大注目の名前です。 【男の子】「楓」を用いた名前が人気急上昇!9月生まれの男の子の名前ランキングで大きく順位を上げたのは「旭(主なよみ:あさひ)」。8月の64位から、9月は10位へ大きくランクアップしています。「旭」は朝日や日が昇り始めるさま、きらきらと輝き明るいという意味があることから、太陽のように明るいイメージをもつ名前です。「旭陽(主なよみ:あさひ)」も8月100位以下の圏外から9月は34位へと人気急上昇していました。 8月100位圏外から順位を上げていた名前の中で注目なのは、25位の「楓(主なよみ:かえで)」。紅葉する木を意味する「楓」は毎年秋生まれの赤ちゃんに多く名付けられる名前です。女の子の名前ランキングでも9月22位にランクインしており、女の子にも毎年多く名づけられている「ジェンダーレスネーム」の一つでもあります。楓は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。 男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「凪(主なよみ:なぎ)」でした。「凪」は8月の15位から3位へと大きくランクアップ。女の子の名前ランキング同様、人気がありました。 <9月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:9月の誕生石「サファイア」の石言葉にちなんだ「愛」が1位に!9月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「愛」、2位「莉」、3位「結」でした。7カ月連続TOP5位以内にランクインしている「愛」は、2023年2月以来の首位獲得となりました。9月の誕生石・サファイアの石言葉が「慈愛」ということからも、人気がさらに高まったのかもしれません。 また、2位の「莉」は、「茉莉花(ジャスミン)」という漢字に用いられています。ジャスミンはモクセイ科の植物です。9月の季語「木犀」にちなみ、モクセイ科の植物であるジャスミンに由来する「莉」が9月に多く名づけられた可能性もありますね。ちなみに8月の人気漢字ランキング首位だった「夏」は、9月は17位へとランクダウン。生まれた季節ならではの漢字に人気が集まるようです。 よみ:「えま」が圧倒的人気!9月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「ひまり」となりました。「えま」は2021年・2022年とよみランキング首位を獲得しており、圧倒的人気のよみ。「えま」と名付けられた赤ちゃんは8月59名から、9月は82名へと、23名も増加。「えま」というよみの名前は、「咲茉」・「依茉」・「愛茉」・「永茉」などが人気です。 <9月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「楓」を用いた名前が急増!季節感のある名前が人気9月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP3はなんと8月と全く同じ順位となりました。特筆すべきは32位の「楓」。8月の61位から、9月は大きくランクアップしており、季節感を取り入れた名前が人気だと分かります。9月の名前ランキングでは18位「楓真(主なよみ:ふうま)」、25位「楓(主なよみ:かえで)」がTOP50位以内にランクイン。楓は秋に美しく紅葉し、古くから日本人に親しまれていることから、秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられる傾向があります。 よみ:秋らしい名前がトレンド9月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「りく」という結果でした。また、男の子の名前ランキングで3位にランクインしていた「凪」のよみ、「なぎ」が8月29位から大きく順位を上げ、9月は14位にランクインしていました。そして、秋らしいよみ「あきと」が8月のよみランキング44位から9月は20位へと大きくランクアップ。漢字ランキング同様、秋らしい名前の人気が上昇していました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年9月1日(金)~9月25日(月)調査件数:10,028件(男の子:5,106件/女の子:4,922件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年10月13日ベビーカレンダーでは、豪華プレゼントがもらえる「赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」を開催中です。2023年に生まれた赤ちゃんの名前に込めた想いをぜひ教えてください! 応募期間は10月16日(月)まで。ふるってご応募ください♪ お子さんにどんな名前をつけましたか? そして、その名前にどんな想いを込めましたか? ベビーカレンダーでは、2023年に生まれた赤ちゃんの名づけエピソードを募集しています。賞に選ばれた方には豪華賞品をプレゼント! 昨年のエピソード大賞に輝いた「凪羽(なぎは)ちゃん」の名づけエピソードとあわせて、豪華プレゼントが当たるキャンペーンについてご紹介します。 \ご応募はこちらから/ 誰がキャンペーンに応募できるの?2023年1月1日〜2023年10月16日の期間内に生まれた赤ちゃんのご両親のみ、応募することができます。 応募締切は、2023年10月16日(月)午前10:00まで。ふるってご応募ください! どんなエピソードを応募すればいいの?赤ちゃんの名づけの際のエピソードであればどんなものでもOK! ここでは、昨年のエピソード大賞に輝いた「凪羽(なぎは)ちゃん」の名づけエピソードをご紹介します。 世界の平和を願って…私の名前は「夏」の「海」と書いて「なつみ」です。夏と海が大好きで、職業はイルカトレーナー。ぴったりの名前だね!と言われることも多く、私はこの名前が大人になった今でも大好きです。親から子どもへの初めてのプレゼントでもある「名前」。だから子どもができたら私と同じように、大きくなってもずっと大好きだと思える、そんな素敵な名前をプレゼントしたいと昔から漠然と思っていました。 妊娠5カ月ころ、赤ちゃんは女の子だとわかり名前を考え始めました。コロナ禍真っ只中で、連日ロシアとウクライナの戦争もあり、決して平和とは言えない時代。この子が成長していく世界は、平和で穏やかな世界であってほしい。そして争いを好まず、誰に対してもやさしくできる穏やかな心を持った子になってほしい。そんなときに思い浮かんだ言葉が「凪」でした。 凪とは風が止まり、波が穏やかになるという、海の状態を表す言葉です。海に関する字を入れられたらいいなと思っていたので、ぴったりの言葉でした。「凪」だけでも十分素敵な名前ですが、これだと男の子に間違われてしまうこともありそうだなと思い、最後に1文字つけたいなと考えました。 なぎさ、なぎこ、なぎえ、なぎは……なぎは!!音の響きから、かわいくてしっくりくる名前を探していたのですが、つけたい名前も漢字もすぐにひらめきました。漢字は「羽」という字。私たち夫婦の出会いのきっかけであるバドミントン(羽球)が由来です。 私たちはバドミントンを通して楽しい時間をたくさん重ね、バドミントンがなければきっとこの子も存在していない。こんな素敵な出会いを運んでくれた「羽」には心から感謝しています。 そしてもうひとつ、私は20歳になる前に、好きな仕事をするために地元を離れ、沖縄に羽ばたいてきました。そのため、この子も自分の好きなことややりたいことを見つけ、大きく羽ばたいてほしい。そんな願いを込めました。(なぎはママさん) ほかにも、大勢のママとパパが心あたたまる名づけエピソードを投稿してくれました。 ▼昨年に受賞したエピソードはこちら2022赤ちゃんの名づけエピソード大賞発表 豪華賞品がもらえる♡素敵なエピソードをご応募いただき、見事「エピソード大賞」、「グッドエピソード賞」に選ばれた方には賞品をお贈りいたします! エピソード大賞【1名様】 ベビーカレンダーから、子育て応援として現金5万円をプレゼント! 家族みんなでおいしいものを食べたり、便利な時短家電をゲットしたり、自分へのご褒美に使ったり……。毎日の育児、家事、仕事を頑張るママ・パパにとって少しでもお役に立てますように♪ グッドエピソード賞【10名様】 重たい日用品やおむつなどのかさばる育児用品のお買い物は、子連れだとなおさら大変。Amazonなら、ボタンをポチッと押して注文するだけで商品が自宅に届くから、ラクラクお買い物ができちゃいます。Amazonギフト券3,000円分を10名様にプレゼント! 抽選プレゼント【計15名様】 さらに、惜しくもエピソード大賞、グッドエピソード賞に選ばれなかったエピソードの中から、抽選プレゼントとして、東京ディズニーリゾート®オリエンタルホテル宿泊券+1デーパスポートや、アップリカの抱っこひも、ジャンプするたびに楽しいメロディーと一緒に遊べるジャンパルー、初めての離乳食に便利なテーブルウェアセットなど、豪華な抽選プレゼントを多数ご用意しました。 エピソードはベビーカレンダー上に掲載♪ご応募いただいた赤ちゃんのお名前やエピソード、お写真は、受賞者以外の方もベビーカレンダーサイト上などでご紹介させていただきます。 掲載を希望されない方はご応募できませんのでご注意ください。詳しくは、キャンペーンページの規約をご確認ください。 ベビーカレンダー編集部一同、みなさまのご応募をお待ちしています♪ \ご応募はこちらから/
2023年10月07日近年、男の子の名付けは「と」を止め字に用いた「と止めネーム」が大人気! 「と止めネーム」は男の子らしく頼もしい印象になります。今回は、2023年上半期生まれの男の子28,668名の名前から、人気の「と止めネーム」ランキングTOP10を紹介いたします。 1位はると2019年から2022年まで、毎年年間よみランキング1位に輝いている今最も人気のよみ「はると」。2023年上半期のよみランキングでも1位となっており、「と止めネーム」の代表格です。「陽翔」「大翔」「悠人」「陽大」「晴翔」「遥斗」などさまざまな漢字が用いられています。 「はる」というよみが「春」の明るくおだやかな陽気を連想させるため、特に春生まれの赤ちゃんに多く名付けられていました。 2位みなと「みなと」が2位にランクイン。ここ数年、安定した人気のあるよみです。「湊斗」「湊翔」「湊」「湊都」といった漢字が人気でした。 「湊」には「人や物が集まる」という意味があります。爽やかな海を連想させることから、特に夏生まれの男の子に多く名付けられる傾向があります。 3位あおと3位に入ったのは「あおと」。2022年、2021年ともによみランキング4位に入っており、近年特に人気のあるよみです。「碧斗」「碧人」「蒼翔」などが、実際に名づけられました。 自然の生み出す美しい青緑色を表す「碧」や、植物が生い茂っている様子を想像するような「蒼」という漢字が人気です。 4位ゆいと4位にランクインしたのは「ゆいと」。「結翔」「結斗」「結仁」「唯翔」といった名前が人気です。 「人とのご縁」や「実を結ぶ」イメージのある「結」の人気が高く、男女ともによく用いられる漢字です。 5位ゆうと5位は「ゆうと」がランクイン。「悠人」「結斗」「悠翔」「悠斗」といった漢字で名づけられています。 「ゆう」と読む漢字は、広大な自然や時の流れを表す「悠」がトレンド。プロサッカー選手の長友佑都さんも、同じ「ゆうと」というよみです。 6位かいと6位に入ったのは「かいと」。「海翔」「海斗」「快斗」「凱翔」といった名前が人気です。 夏生まれには「海」という漢字が使った名前が特に人気。海のように爽やかで心の広い男の子になるようにと、パパ・ママの願いが感じられます。また、英語で「kite」は「凧」を意味します。大空を大きく羽ばたき活躍してほしい、といった願いを込めて名付けた親御さんも多いでしょう。 7位りとと止めネームの7位は「りと」。2022年よみランキングでは35位という結果でしたが、2023年上半期は22位にランクアップしており、今年人気が高まっているよみです。「理仁」「理人」「莉都」「利斗」といった漢字が人気でした。 ラ行で始まる今っぽさと、と止めネームの安定感を組み合わせた、トレンド感満載のよみ。今回のランキングのなかで、唯一の二音ネームとなりました。 8位あやと「あやと」が8位にランクイン。「絢斗」「綾人」「絢人」「彩人」といった名前で名付けられていました。 「あや」という響きがどこか芸術的でやさしい印象を与え、ジェンダーレスな雰囲気に。そこに「と」という止め字を組み合わせることで、凛々しい印象になっています。 9位あきと9位にランクインしたのは「あきと」。「暁斗」「晃士」「彰人」といった名前で多く名付けられていました。 「暁」はあかつきや夜明け、事を実現したときを意味する漢字。転じて、事を成すことのできる人になれますように、という親御さんの願いが込められているようです。 10位かなとと止めネームの10位は「かなと」でした。「奏翔」「叶翔」「奏人」などが人気。 音や声を揃えることを意味する「奏」という漢字が多く使われていました。調和や芸術性を連想させます。 10位 はやと同率で10位に入ったのは「はやと」。「颯斗」「颯人」「隼人」などの名前が人気でした。 「颯」は風が吹く様子やきびきびしたさまを表す漢字。「颯爽」という熟語から、爽やかな印象があります。 「と止めネーム」の「と」と読む漢字には、「斗」「翔」「人」といった漢字が多く用いられていました。安定感や信頼感を与える「と止めネーム」。これから男の子を出産される方は、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年10月02日2023年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 近年、女の子のよみは二音から成る「二音ネーム」が人気です。「二音ネーム」は呼びやすく親しみやすいほか、洗練された今どきな印象の名前が多いのが特徴。今回は、上半期に生まれた女の子の赤ちゃん27,503名の名前から、特に人気だった二音ネームランキングTOP10をご紹介します。 1位えま上半期、最も人気だった二音ネームは、「えま」でした! 2022年、2021年ともによみランキングで1位に輝いている、今大人気のトレンドネームです。「咲茉」「依茉」「愛茉」などの名前で多く名づけられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名づけられる人気の名前です。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位みお「みお」が2位にランクイン。2022年、2021年ともに年間よみランキングで2位と、毎年人気の高いよみです。「美桜」「澪」「未桜」といった漢字が人気。特に上半期では、春生まれの赤ちゃんに「桜」を用いた名づけが人気となっていました。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 3位めい3位にランクインしたのは、「めい」。2022年のよみランキングでは3位、2021年は5位と人気のよみですが、毎年5月の月間ランキングでは1位となっています。 「5月」の英語表記「MAY」にかけて「芽依」という名前が人気になる傾向にあり、2021年以降3年連続で、5月の月間ランキング1位を獲得しました。 「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 4位さな4位にランクインしたのは「さな」。2022年のよみランキングでは4位、2021年は12位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」という音に、明るくあたたかみのある「ナ」という音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 5位ゆい5位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2022年のよみランキングでは7位、2021年は4位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」という漢字が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんが同じよみで活躍されています。 6位りお6位にランクインした「りお」。2022年のよみランキングでは6位、2021年は11位と、近年人気が高まっているよみです。「莉緒」「莉央」といった名前が人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんなどが同じよみで活躍されています。 7位りん「りん」が7位にランクイン。2022年のよみランキングでは12位、2021年は17位に入っており、「凛」「凜」といった漢字が用いられています。※「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 8位ゆあ8位に入ったのは「ゆあ」でした。「結愛」という漢字が特に人気のようです。 やさしく上品な印象の「ユ」という音に、大らかであたたかみのある「ア」という音を組み合わせ、キュートでのびやかな印象の名前になっています。同名では、女優の新川優愛さんが活躍されています。 9位ひな「ひな」が9位にランクイン。「陽菜」という漢字で多く名づけられています。 「ひな」という音が「日向」を連想させ、穏やかであたたかい印象の響きに。また、「雛」も連想させることから、小さく可愛らしい女の子をイメージさせます。 10位のあ二音ネーム10位にランクインしたのは「のあ」。「乃愛」という漢字が多く用いられています。 「乃」という漢字が古風で可愛らしいイメージを与えつつ、旧約聖書に出てくる「ノアの方舟」も連想させ、和と洋がミックスした名前に。「のあ」という響きは海外でも通じやすく、グローバル化する現代に親しまれるようになっています。 2023年上半期生まれの女の子に人気だった二音ネームは、「えま」や「のあ」など海外でも通じるよみもランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年10月01日2023年8月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気!8月生まれの赤ちゃん9,069名の名前から、男女どちらにも名づけられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)8月に最も多く名付けられたジェンダーレスネームは「蓮」でした。男女合わせて42名の赤ちゃんに名づけられていました。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 2位碧(主なよみ:あお、あおい)2位にランクインしたのは「碧」。男女ともに名前ランキング上位の常連で、その人気ぶりは健在です。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 3位陽葵(主なよみ:ひなた、はるき)3位は「陽葵」。男の子は「ひなた」「はるき」、女の子は「ひまり」「ひなた」というよみが人気のようです。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 4位凛(主なよみ:りん)4位は「凛」。女の子の名前として人気だしたが、近年は男の子にも多く用いられるようになりました。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの親しみやすさ、呼びやすさも人気の理由です。 5位凪(主なよみ:なぎ)5位は「凪」。男の子と女の子、偏りなく同数の赤ちゃんに名づけられており、性別関係なく多く名付けられている名前です。8月の月間名前ランキングでは男の子15位、女の子11位と男女にも人気。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 6位翠(主なよみ:すい)6位に入ったのは「翠」。近年増加傾向にある注目の名前で、特に女の子に多く名付けられています。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という二音の響きは個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 7位湊(主なよみ:みなと)7位には「湊」がランクイン。男の子では定番人気となっている名前ですが、近年は女の子にも用いられるようになっています。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 8位紬(主なよみ:つむぐ)8位にランクインしたのは「紬」。女の子の名前ランキング常連の「紬」が、男の子のランキング内でも見られるようになりました。女の子は「つむぎ」とよむことが一般的ですが、男の子は「つむぐ」というよみ方も人気です。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位にランクインしたのは「朝陽」。3位の「陽葵」に続き、人気の「陽」を用いた名前です。特に男の子に人気の高い名前で、2021年・2022年と連続で年間名前ランキング5位となっています。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 10位陽向(主なよみ:ひなた)10位は「陽向」という結果に。こちらも3位の「陽葵」、9位の「朝陽」に続き、「陽」を用いた名前がランクイン。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前。希望や明るい未来を感じさせます。 2023年8月生まれの男の子に人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが一文字ネーム、3つが「陽」ネームという結果に。また、「蓮」や「碧」「凪」「翠」など、夏らしい漢字が並びました。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年8月1日(火)~8月25日(金)調査件数:9,069件(男の子:4,587件/女の子:4,482件)
2023年09月25日2023年8月に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」の人気が続いています。8月生まれの女の子4,482名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位紬(主なよみ:つむぎ)最も人気だったレトロネームは「紬」でした! 8月の月間名前ランキングでは3位にランクインしています。また、2023年上半期のレトロネームランキングでも1位でした。まだまだその人気ぶりは健在です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 2位葉月(主なよみ:はづき)2位にランクインしたのは「葉月」。8月の月間名前ランキングでは5位と上位ですが、7月は241位。8月に急増し、大人気の名前だったようです。「葉月」は旧暦8月の呼び名として知られるため、毎月8月生まれの女の子に多く名付けられていますが、今年は特に多い様子。レトロネームや「月」を用いた名前がトレンドとなっている影響かもしれません。 若葉のようにみずみずしい生命力を感じさせる「葉」に、神秘的な美しさをイメージさせる「月」を組み合わせ、明るく元気な印象と優しく美しい印象を兼ね備えた名前になっています。 3位琴葉(主なよみ:ことは)3位には「琴葉」がランクイン。7月の月間ランキングでは25位でしたが、8月は6位にランクアップしています。近年人気が高まっている「葉止めネーム」のひとつです。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。 4位楓(主なよみ:かえで)4位は「楓」。こちらも7月の月間ランキング30位から、8月は7位と大きくランクアップしています。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに人気の名前ですが、今年の8月は多く名付けられていました。 5位莉子(主なよみ:りこ)5位は「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。 可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージがありつつ、「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。年間名前ランキングでは2021年10位、2022年7位とTOP10入りを続けています。 6位凪(主なよみ:なぎ)6位にランクインしたのは「凪」。8月の月間ランキング11位ですが、男の子の名前ランキングでも15位にランクイン。男女どちらにも名づけられている、今人気のジェンダーレスネームとなっています。 風が止んで、波がなくなり、海面が静まる様子を表す「凪」。穏やかで雄大な海を連想させ、夏生まれの赤ちゃんに人気の漢字です。 7位結月(主なよみ:ゆづき)7位は「結月」でした。2位の「葉月」に続き、「月」を止め字に用いた名前がランクイン。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 7位詩(主なよみ:うた)同率7位にランクインしたのは「詩」。上半期の名前ランキングで10位に入っていた「詩」は、年々人気を高めている注目のレトロネームです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 7位柚葉(主なよみ:ゆずは)さらに同率で7位に入ったのは「柚葉」という「葉止めネーム」。3位の「琴葉」に続き、「葉止めネーム」は2つめのランクインです。7月の月間ランキングでは95位でしたが、8月は20位にランクアップしています。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位風花(主なよみ:ふうか)10位には「風花」がランクインしました。 爽やかで心地よい印象を与える「風」という漢字に、美しさや可愛らしさを感じさせる「花」を組み合わせて、趣のある名前に。「ふう」という愛らしい響きも人気の理由です。有名人では、女優の小芝風花さんも同名で活躍されています。 10位涼葉(主なよみ:すずは)同率10位は「涼葉」。「琴葉」「柚葉」に続き、3つ目の「葉止めネーム」です。 心地よい冷たさや爽やかさを感じさせる「涼」に、青々と茂る「葉」を組み合わせ、夏らしい名前に。酷暑だった今年の夏、涼やかな名前としてランクインしました。 2023年8月に名付けられた女の子のレトロネームは、「月」や「葉」を用いた名前が多くランクインしていました。古風で日本的な「レトロネーム」の人気はまだまだ続きそう。女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年8月1日(火)~8月25日(金)調査件数:9,069件(男の子:4,587件/女の子:4,482件)
2023年09月24日赤ちゃんの名付け、女の子は「夏」を用いた「夏ネーム」が約100人増加! 男の子は「陽」を用いた名前が多数ランクインするという結果になりました。2023年8月生まれの新生児9,069名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 8月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位凛(主なよみ:りん)2位陽葵(主なよみ:ひまり)3位紬(主なよみ:つむぎ)4位翠(主なよみ:すい)5位葉月(主なよみ:はづき)6位琴葉(主なよみ:ことは)7位結愛(主なよみ:ゆあ)7位楓(主なよみ:かえで)9位一華(主なよみ:いちか)9位莉子(主なよみ:りこ) 男の子1位蓮(主なよみ:れん)2位碧(主なよみ:あお)3位湊(主なよみ:みなと)4位結翔(主なよみ:ゆいと)5位湊斗(主なよみ:みなと)6位陽向(主なよみ:ひなた)6位陽翔(主なよみ:はると)8位朝陽(主なよみ:あさひ)8位颯(主なよみ:はやて)10位 蒼 (主なよみ:あおい)10位 悠真(主なよみ:ゆうま) 【女の子】「夏」を用いた「夏ネーム」は約100人増加!「葉月」も大躍進!記録的な暑さが続いた8月、最も多く使われた人気漢字1位は「夏」でした。名前に「夏」を用いた「夏ネーム」は、7月136人から8月は237人へと約100人(約1.7倍)も増加! 6月(57人)と比較すると、8月は4倍以上に増加しています。100位以内にランクインした「夏ネーム」は24位「楓夏(主なよみ:ふうか)」・「瑠夏(主なよみ:るか)」、43位「夏芽(主なよみ:なつめ)」・「千夏(主なよみ:ちなつ)」など、125種類の名前で名付けられていました。 また、今月の注目の名前は、5位にランクインした「葉月(主なよみ:はづき)」。初めて月間ランキングTOP10入りしました。旧暦の8月を「葉月」と言うことから、毎年8月生まれの女の子に多く名付けられる名前ですが、2022年8月は42位。今年は7月100位以下の圏外でしたが、8月は5位へと大きくランクアップ。人数は7月の2人から8月は20人へと10倍に増加していました。「月」を用いる名前が人気になってきていることから、今年は特に多く名付けられたのかもしれません。 8月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「凛(主なよみ:りん)」、2位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、3位「紬(主なよみ:つむぎ)でした。「凛」は今年8カ月連続月間ランキングTOP10にランクインしている人気の名前。2021年、2022年と2年連続年間ランキング2位を獲得していることから、今年も引き続き人気の高い名前だと言えるでしょう。 【男の子】「陽」を用いた名前が多数ランクイン8月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「湊(主なよみ:みなと)」でした。7月の3位から順位を上げて8月に首位を獲得した「蓮」。7月の22人から8月は40人へと約2倍に増加。2位と大差をつけて首位を獲得しました。「蓮」は周囲に染まらない清らかさを感じさせる名前で、涼しげで洗練された印象を受けるようです。 また、日の当たる丘を指す漢字である「陽」は、太陽が照り付ける様子を指すことから夏らしい漢字の一つです。TOP10以内に「陽」がつく名前は、6位「陽向(主なよみ:ひなた)」・「陽翔(主なよみ:はると)」、8位「朝陽(主なよみ:あさひ)」と3つもランクインしました。 <8月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:漢字ランキング1位は「夏」!8月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「夏」、2位「莉」、3位「愛」でした。夏真っただ中の8月、「夏」は7月5位から大きくランクアップして8月は1位を獲得。2022年の8月も漢字ランキング2位を獲得しており、毎年8月生まれの女の子に多く名付けられています。 よみ:「はづき」が急増!8月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「さな」、2位「えま」、3位「つむぎ」となりました。名前ランキングでもランクインしていた「葉月」の読み「はづき」が、7月100位以下の圏外から36位へと人気急上昇。また、「なつ」という読みかたをする「夏ネーム」が多数ランクイン。67位「なつき」、74位「こなつ」、79位「なつめ」など、よみランキングTOP100以内に3つの「夏ネーム」がランクインしていました。また「夏」を「か」と読む名前も順位を上げており、「ふうか」「いちか」「ほのか」「すずか」「るか」などの読みの名前が人気でした。 <8月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏ネーム」が増加!8月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクイン。特筆すべきは「夏」。7月の42位から8月には23位へと大きくランクアップしています。名前ランキングでも「夏向(主なよみ:かなた)」が7月86位から8月27位へ、「夏輝(主なよみ:なつき)」が7月58位から8月34位へ、「夏樹(主なよみ:なつき)」が7月86位から8月79位へ、「琉夏(主なよみ:るか)」が7月100位以下の圏外から8月79位へと、「夏」を用いた「夏ネーム」が多数順位を上げていました。 よみ:ジェンダーレスネームがトレンド8月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「みなと」、3位は「そうた」という結果でした。TOP10に「あお」とよむ名前が3つもランクイン。4位「あおと」、9位「あお」、10位「あおい」が人気でした。「あお」というア行を連ねた響きが大らかで開放的な印象を与えます。「あおい」は女の子のよみランキング8位と、男女どちらでもTOP10入りしています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年8月1日(火)~8月25日(金)調査件数:9,069件(男の子:4,587件/女の子:4,482件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年09月22日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ! と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来の揉め事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか? という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年09月11日2023年上半期に誕生した男の子の赤ちゃんの名前を大調査! 近年、男の子の名づけでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」、そして「一文字ネーム」がトレンドです。2023年上半期に生まれた28,668名の男の子の名前から、上半期に人気だった一文字のジェンダーレスネームTOP10を紹介します。 1位碧(主なよみ:あお、あおい)2023年上半期にもっとも多く名付けられた一文字ジェンダーレスネームは「碧」でした。男の子の上半期ランキングでは2位、そして2022年の名前ランキングでは1位だった大人気の名前ですが、今年もその人気ぶりは健在です。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 2位蓮(主なよみ:れん)2位に入ったのは「蓮」でした。男の子の上半期ランキングでは3位、2022年の名前ランキングでも3位、2021年は1位と、こちらも近年トレンドの名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 3位蒼(主なよみ:あお、あおい)3位には「蒼」がランクイン。男の子の上半期ランキングで4位、さらに2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクインしており、こちらも男女どちらにも人気のあるジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 3位湊(主なよみ:みなと)同率で3位に入ったのは「湊」。2022年の名前ランキングでは7位、2021年は3位と、毎年名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 5位律(主なよみ:りつ)5位にランクインしたのは「律」。男の子の上半期ランキングでは7位でした。2022年は15位に、2020年は16位にランクインしており、今年はさらにランクアップしそうです。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが、同名で活躍されています。 6位暖(主なよみ:だん)6位にランクインしたのは「暖」。男の子の上半期ランキングでは8位でした。2022年の名前ランキングで20位、2021年は15位で、今年人気が高まっています。女の子は「はる」と読むことが多いようです。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる「濁音ネーム」のひとつです。 7位凪(主なよみ:なぎ)7位は「凪」。2022年の名前ランキングでは13位、2021年は19位と、少しずつ順位を上げています。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 8位樹(主なよみ:いつき)8位に入ったのは「樹」という名前。上半期ランキングでは14位に入っています。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージさせます。男の子の漢字ランキングでは、21位にランクインしています。 9位朔(主なよみ:さく)9位には「朔」がランクイン。近年じわじわと人気を高めている、注目の名前です。 「朔」は「月の初め」という意味を持ち、物事の始まりを連想させる漢字。「さく」という響きからも、個性的で新鮮な雰囲気の名前になります。 10位陽(主なよみ:はる、ひなた、よう)10位には「陽」がランクインしました。2021年の35位から、2022年は25位にランクアップしており、今年の動向が注目されます。 日の当たる丘を表す「陽」は、日だまりのようなあたたかさや明るさを感じさせる漢字。「太陽のように明るい人になるように」と、名付けに人気です。 2023年上半期に人気だった「一文字ジェンダーレスネーム」TO10のうち、6位までは上半期ランキングTOP10以内の名前。一文字×ジェンダーレスの名づけの人気ぶりがうかがえます! これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年09月06日2023年上半期に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 女の子の名前は近年、古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気!2023年上半期に生まれた27,503名の女の子の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位紬(主なよみ:つむぎ)2023年上半期生まれの女の子にもっとも人気だったレトロネームは「紬」でした! 上半期ランキングでは4位にランクインしています。2022年の名前ランキングでは8位だった「紬」ですが、今年はランクアップが期待されます。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 2位琴葉(主なよみ:ことは)2位には「琴葉」がランクイン。上半期ランキングでは7位でした。また、2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位。近年人気が高まっている「葉止めネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 3位莉子(主なよみ:りこ)3位に入ったのは「莉子」。上半期ランキングでは8位、2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によってさらに注目が集まっています。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 4位詩(主なよみ:うた)4位にランクインしたのは「詩」でした。上半期ランキングでは10位に入っています。2022年の名前ランキングは5位、2021年は22位と、年々人気を高めているレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 5位葵(主なよみ:あおい)5位は「葵」。2022年の名前ランキングでは3位、2021年は4位と、近年大人気の名前です。男の子の名前ランキングでも、2022年40位にランクインしている、男女どちらにも人気の「ジェンダーレスネーム」でもあります。「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。花の名前を用いたレトロネームの一つです。 6位紬希(主なよみ:つむぎ)6位には「紬希」がランクインしました。2022年の年間ランキングでは33位という結果でしたが、今年はさらに人気が高まりそうです。「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 7位彩葉(主なよみ:いろは)7位にランクインしたのは、「彩葉」。今人気の「葉止めネーム」の一つで、「琴葉」に続くランクインとなりました。美しく日本的な印象を与えるレトロネームです。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせます。 8位心春(主なよみ:こはる)8位に入ったのは「心春」でした。2022年の名前ランキングでは25位、2021年は23位という順位でしたが、今年はランクアップが期待できそうです。 「春」に「心」を組みあわることで、明るくあたたかい心の持ち主になるようにというパパ・ママの願いが感じられます。 9位 柚葉(主なよみ:ゆずは)9位には「柚葉」がランクイン。「琴葉」「彩葉」に続く「葉止めネーム」のランクインとなりました。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位楓(主なよみ:かえで)2023年上半期のレトロネーム10位は「楓(かえで)」でした。2022年名前ランキングでは17位で、2021年と同順位でした。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名付けられます。 2023年上半期に名付けられた女の子のレトロネームは、「葵」「柚」「楓」などの植物にちなんだ漢字が多く用いられているほか、「葉止めネーム」が3つランクインする人気ぶりでした。古風で日本的な雰囲気を持つ「レトロネーム」は、これからも人気が続きそうです。女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年09月05日7月に誕生した男の子の赤ちゃん3,515名の名前を大調査! 「一文字ネーム」と「ジェンダーレスネーム」の人気ぶりが健在です。2023年7月に生まれた3,737名の男の子の名前から、人気の名前ランキングTOP10をご紹介します。 1位湊(主なよみ:みなと)7月に最も多く名付けられた名前、一つ目は「湊」でした。6月の12位から大きくランクアップしています。2022年の名前ランキングでは7位、2021年は3位と、毎年男の子の名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められているようです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 1位陽翔(主なよみ:はると)同率1位には「陽翔」がランクイン。 2022年、2021年ともに名前ランキングでは2位にランクインしており、引き続き人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 3位蓮(主なよみ:れん)3位に入ったのは「蓮」でした。2022年の名前ランキングは3位、2021年は1位と、こちらも近年大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 4位蒼(主なよみ:あお、あおい)4位には「蒼」がランクイン。2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクイン。男女どちらにも多く名付けられている今人気のジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名付けに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 5位凪(主なよみ:なぎ)5位に入ったのは「凪」という名前。2022年の名前ランキングは13位、2023年6月には9位と、少しずつランクを上げている注目の名前です。こちらも男女ともに人気が高い、ジェンダーレスネームの一つです。上半期の人気ランキングでは、男の子12位、女の子35位でした。 「凪」は、風や波が静まる様子を表す漢字。海や風を連想させるため、夏にぴったりです。 6位結翔(主なよみ:ゆいと)6位にランクインしたのは「結翔」。2022年の名前ランキングでは9位、2023年6月のランキングも9位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2022年漢字ランキングで男の子20位、女の子3位と、男女問わず人気の漢字です。 6位陽向(主なよみ:ひなた)同率で6位に入ったのは「朝陽」。6月の名前ランキング39位から大きくランクアップしています。また、2022年の名前ランキングでは10位でした。男女ともに名付けに用いられるジェンダーレスネームの一つでもあります。 日の当たる丘を表す「陽」に、「向」という漢字を組み合わせて、明るく希望を感じさせる名前に。志高く、前向きな印象を与えます。 6位律(主なよみ:りつ)さらに同率で6位にランクインしたのは「律」。6月の名前ランキングでは14位でしたが、7月はTOP10入りを果たしました。2022年の年間名前ランキングでは15位にランクインしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが活躍されたことから、今年さらに人気が高まっているようです。 9位暖(主なよみ:だん)9位にランクインしたのは「暖」でした。6月は24位でしたが、大きくランクアップ。2022年の名前ランキングでも20位と、今年人気が高まっている名前のひとつです。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる濁音ネームの一つです。 9位碧(主なよみ:あお、あおい)同率で9位に入ったのは「碧」。2022年の名前ランキングでは1位だった大人気の名前ですが、今年もその人気ぶりは健在。こちらも人気のジェンダーレスネームです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 2023年7月の男の子の名前ランキングには、「湊」「蓮」「蒼」「凪」「律」「暖」「碧」と、一文字ネームが多数。なんと10個中7個が一文字ネームという結果でした。また、引き続きジェンダーレスネームも人気です。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件)
2023年08月19日7月に誕生した女の子の赤ちゃん3,515名の名前を大調査!2023年7月に生まれた女の子の名前から、人気の名前ランキングTOP10をご紹介します。7月は「レトロネーム」人気が継続中! さらに、植物にまつわる漢字を用いた「ボタニカルネーム」も大人気でした。 1位陽葵(主なよみ:ひまり)2023年7月生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は「陽葵」でした。2023年上半期の名前ランキングでは2位、そして2022年の年間名前ランキングでは1位に輝いた名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位翠(主なよみ:すい)2位にランクインしたのは「翠」。2022年の名前ランキングでは19位、2021年では55位だった名前ですが、今年一気に人気が高まった注目の名前です。2023年上半期では、2月、3月、5月、6月と4回TOP10入りを果たし、6位でした。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 3位結愛(主なよみ:ゆあ)3位にランクインしたのは「結愛」。6月の11位から大きくランクアップしました。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、親御さんの愛が感じられる名前です。 3位凛(主なよみ:りん)同率で3位に入ったのは「凛」。 2022年、2021年ともに年間名前ランキングでは2位の大人気ネームで、6月も2位にランクインしていました。さらに今年は1〜3月に連続で1位に輝いており、注目度の高い名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 5位紬(主なよみ:つむぎ)5位にランクインしたのは「紬」。6月の8位から、3ランクアップしました。2022年の名前ランキングでは8位、2021年の名前ランキングでは1位だった人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」です。 6位陽菜(主なよみ:ひな)6位に入ったのは「陽菜」。6月の名前ランキングでは7位、2022年の年間名前ランキングでは9位と、安定した人気のある名前です。 日の当たる丘を表す「陽」に、菜の花の「菜」を組み合わせて、明るく親しみやすい印象に。「ひな」という響きも人気です。 7位紬葵(主なよみ:つむぎ)7位にランクインしたのは「紬葵」。2022年の年間名前ランキングでは88位、2023年6月は47位だった名前ですが、今回大きくランクアップしました。これからさらに人気が高まりそうです。 高級な絹織物を表す「紬」と、草花のアオイを表す「葵」を組み合わせることで、どこか古風で日本的な雰囲気を感じさせる名前です。 8位澪(主なよみ:みお)8位にランクインしたのは「澪」でした。2022年の年間名前ランキングでは10位に輝いており、毎年安定した人気を誇る名前です。 「澪」は、細い水路を表す漢字。みずみずしく爽やかな印象を与えます。「みお」という響きも人気で、2022年の年間よみランキング2位に輝いています。 9位結菜(主なよみ:ゆいな)9位に入ったのは「結菜」。2022年の名前ランキングでは6位、2023年6月は6位と、常に人の高い名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで3位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 10位蘭(主なよみ:らん)10位にランクインしたのは「蘭」でした。2022年の名前ランキングでは36位、2023年6月は90位というランクでしたが、7月に急増しています。陰暦7月の異称を「蘭月(らんげつ)」ということから、7月生まれのお子さんに「蘭」と名付ける親御さんが多かったのかもしれません。 美しく良い香りがする花「蘭」は、甘美で気品あふれるイメージ。「らん」という響きも魅力的で、女の子の名づけに人気です。 2023年7月に人気だった女の子の名前は、例年人気の名前が多くランクインしている一方、「紬葵」や「蘭」など今回急増している名前もありました。「葵」「翠」「菜」「蘭」など植物に関係する漢字を用いた「ボタニカルネーム」のほか、「陽葵」「凛」「紬」「紬葵」など、「レトロネーム」も多く見られました。これからの名づけの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件)
2023年08月18日赤ちゃんの名付け、女の子は「渚」「夏」を用いた名前が大躍進! 男の子は「陽」を用いた名前が多数ランクインするという結果になりました。2023年7月生まれの新生児7,252名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 7月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 陽葵 (主なよみ:ひまり)2位 翠 (主なよみ:すい)3位 結愛 (主なよみ:ゆあ)3位 凛 (主なよみ:りん)5位 紬 (主なよみ:つむぎ)6位 陽菜 (主なよみ:ひな)7位 紬葵 (主なよみ:つむぎ)7位 澪 (主なよみ:みお)9位 結菜 (主なよみ:ゆいな)10位 蘭 (主なよみ:らん) 男の子1位 湊 (主なよみ:みなと)1位 陽翔 (主なよみ:はると)3位 蓮 (主なよみ:れん)4位 蒼 (主なよみ:あおい)5位 凪 (主なよみ:なぎ)6位 結翔 (主なよみ:ゆいと)6位 陽向 (主なよみ:ひなた)6位 律 (主なよみ:りつ)9位 暖 (主なよみ:だん)9位 碧 (主なよみ:あお) 【女の子】「渚」「夏」を用いた名前が大躍進!「蘭」に注目7月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「翠(主なよみ:すい)」、3位「結愛(主なよみ:ゆあ)」・「凛(主なよみ:りん)」でした。 今月の注目の名前は、10位にランクインした「蘭(主なよみ:らん)」。初めて月間ランキングTOP10入りしました。蘭の花のように、気品があり、華麗な人をイメージさせるような名前で、艶やかな印象を受けます。陰暦7月の異称を「蘭月(らんげつ)」ということから、7月生まれのお子さんに「蘭」と名付ける親御さんが多かったと推察されます。「蘭」は6月の90位から7月には10位へ大きくランクアップ。蘭と名付けられた赤ちゃんは6月4人から7月は11人へと約3倍に増加していました。 また、着目すべきは「渚(主なよみ:なぎさ)」。海や湖の波打ち際を意味する「渚」は、夏生まれにピッタリの「夏ネーム」の一つです。6月は100位以下の圏外でしたが、7月には25位へと大きくランクアップしていました。その他にも、「夏」を用いた名前は6月103名から7月136名へと30人以上増加! 毎年夏に人気が高まる「夏帆(主なよみ:かほ)」は6月100位以下の圏外から7月には46位へランクアップしました。 【男の子】「陽」を用いた名前が多数ランクイン7月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「湊(主なよみ:みなと)」・「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「蓮(主なよみ:れん)」でした。 6月3位から順位を上げて7月に首位を獲得した「陽翔」。「陽」は、日の当たる丘を指す漢字で、太陽が照り付ける7月らしい名前の一つです。「陽」がつく名前はTOP50以内に7つもランクイン。「陽翔」のほか、6位「陽向(主なよみ:ひなた)」、11位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、12位「陽太(主なよみ:ひなた)」、22位「陽大(主なよみ:ひなた)」、31位「陽斗(主なよみ:はると)」、45位「陽奏(主なよみ:ひなた)」といった名前が人気でした。 <7月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏」ネームが人気急上昇!7月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「愛」、3位「莉」でした。人気が急上昇したのは6月30位から7月5位へと大きくランクアップした「夏」。毎年7月から8月にかけて誕生したお子さんに多く名付けられる傾向があります。7月は、46位「夏帆(主なよみ:かほ)」、95位「夏芽(主なよみ:なつめ)」・「夏蓮(主なよみ:かれん)」・「小夏(主なよみ:こなつ)」・「帆夏(主なよみ:ほのか)」・「瑠夏(主なよみ:るか)」などが人気。93のバリエーションで「夏ネーム」が名付けられていました。 よみ:「なぎさ」が7月も人気7月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「さな」となりました。夏生まれに多く名付けられる「夏ネーム」の一つ「なぎさ」が、6月から引き続きTOP10にランクイン。その他にも、夏を連想させる「なつき」は6月100位以下の圏外から7月49位に、「こなつ」も6月圏外から7月は75位にランクアップしました。 <7月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「海」を用いた名前に注目!7月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位は「斗」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクイン。毎年夏生まれのお子さんには「海」という漢字を用いた名前が増加する傾向にあり、6月33位から7月22位へとランクアップ。「海」を用いた名前は、18位「海翔(主なよみ:かいと)」、45位「海(主なよみ:かい)」、58位「海斗(主なよみ:かいと)」などが人気。32種類のバリエーションで名付けられていました。 よみ:「かいと」もトレンド!7月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「ひなた」、3位は「みなと」という結果でした。「海」を用いた名前が増加したからか、毎年夏になると増加する「かいと」が6月20位から7月は10位へと今年もランクアップしました。「かいと」と読む名前では「海翔」、「海斗」のほか、「櫂斗」、「快斗」、「凱仁」などが人気。26種類の名前で名付けられていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年08月16日2023年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年1月~6月に生まれた男の子の赤ちゃん28,668名の名前で特に人気だったよみランキングTOP10を紹介します!1位はると2023年上半期の男の子で最も多かった名前のよみは、「はると」でした! 「陽翔」「大翔」「悠人」「陽斗」「陽大」「晴翔」「湊翔」と、さまざまな漢字で名づけられています。2022年、2021年ともによみランキングで1位にランクインしており、近年非常に人気の高い名前です。2023年も1月からずっと月間ランキング1位に輝いています。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象を与えます。「と」という止め字を用いることで、きりっとかっこいい男の子のイメージに。 2位りく「りく」が、上半期の男の子のよみ2位にランクイン。主に「陸」「凌久」という漢字で名づけられています。「りく」というよみは、2022年・2021年ともに2位に入っている大人気のよみです。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。 3位みなと「みなと」が上半期のよみ3位にランクイン。2022年のよみランキングでは5位、2021年は3位と、毎年安定した人気を誇るよみです。「湊」「湊斗」といった漢字で名づけられています。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「湊」を連想させ、「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 4位あおと4位にランクインしたのは「あおと」。2022年、2021年ともによみランキングで4位と、トレンドネームのひとつです。「碧斗」「碧人」「蒼翔」といった漢字が人気です。 「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。 5位ゆいと5位にランクインしたのは、「ゆいと」。2022年のよみランキングでは3位、2021年は7位と、近年人気が高まっているよみです。「結翔」「結斗」という名前が特に人気のようです。 「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 6位はるき6位は「はるき」。「陽希」「春輝」「春樹」「晴葵」といった名前で名づけられていました。2022年、2021年ともによみランキングでは6位に入っています。 「はる」とつく名前は春生まれの赤ちゃんに特に人気 で、4月は月間2位にランクイン、上半期で4回TOP10入りしたよみです。また、男女どちらにも名づけられるジェンダーレスネームの一つでもあります。 あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。 7位そうた7位にランクインしたのは、「そうた」でした。2022年のよみランキングでは9位、2021年は5位にランクインしており、「蒼大」「颯太」「奏汰」といった漢字が人気。 爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 8位そら2022年上半期、8位にランクインしたよみは「そら」でした。「蒼空」という名前が特に人気で、2022年のよみランキングでは8位、2021年は13位に入っています。 広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。男の子だけでなく、女の子にも名づけられることの多いジェンダーレスネームの一つです。 9位ひなた9位にランクインしたのは、「ひなた」でした。「陽向」「陽」といった漢字が多く用いられていました。2021年のよみランキングでは11位ですが、2022年は7位と、年々順位を上げているよみです。また、こちらも男女ともに名づけに用いられる「ジェンダーレスネームでもあります。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象に。「陽」という漢字を使った名づけが人気です。 10位そうま10位にランクインしたのは、「そうま」でした。2022年のよみランキングでは13位、2021年は10位にランクインしており、「颯真」「蒼真」「壮真」といった漢字が特に人気のようです。 爽やかな印象のある「そう」という響きに、「ま」という安定感のある止め字を組み合わせることで、包み込むような落ち着きを感じさせる名前に。 2023年上半期に誕生した男の子の名前のよみには、「はる」「あお」「そら」「ひなた」など、春らしい自然を連想させる響きが多く用いられていました。また、「はるき」や「そら」「ひなた」といった男女どちらにも名づけられている「ジェンダーレスネーム」も多数ランクインしており、注目の高さがうかがえます。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年08月02日2023年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年1月~6月に生まれた女の子の赤ちゃん27,503名の名前で特に人気だったよみランキングTOP10をご紹介します。1位えま2023年上半期生まれの女の子で最も多かった名前のよみは、「えま」でした! 2022年、2021年ともによみランキングで1位に輝いている、今大人気のトレンドネームです。「咲茉」「依茉」「愛茉」という名前で多く名づけられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名づけられる人気の名前でう。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位つむぎ「つむぎ」が、2022年上半期のよみ2位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位でしたが、2022年は11位。今年はまた人気が高まっているようです。「紬」「紬希」といった漢字で名づけられています。 どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 3位みお「みお」が3位にランクイン。2022年、2021年ともによみランキングでは2位だった名前で、毎年人気の高いよみです。「美桜」「澪」といった漢字が人気。「桜」という漢字を用いた名前は、特に春生まれの女の子に多く名づけられていました。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 4位めい4位にランクインしたのは、「めい」。2022年のよみランキングでは3位、2021年は5位と人気のよみですが、毎年5月の月間ランキングでは1位となっています。 「5月」の英語表記「MAY」にかけて「芽依」という名前が人気になる傾向にあり、2021年以降3年連続で、5月の月間ランキング1位を獲得しました。 「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 5位さな5位にランクインしたのは、「さな」。2022年のよみランキングでは4位、2021年は12位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」という音に、明るくあたたかみのある「ナ」という音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 6位こはる6位に入ったのは「こはる」。2022年、2021年ともによみランキングでは9位でした。「心春」「心陽」「心晴」といった漢字が特に人気です。 「こ」を最初に付けることで、どこか古風ながらも新鮮な印象の名前に。「はる」という響きは「春」を連想させるため、毎年春生まれの女の子に人気のよみです。有名人では、ダンサーの菅原小春さんなどが同じよみで活躍されています。 7位ゆい7位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2022年のよみランキングでは7位、2021年は4位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」という名前が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 8位りお8位にランクインした、「りお」。2022年のよみランキングでは6位、2021年は11位と、近年人気が高まっているよみです。「莉緒」「莉央」といった名前が人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんなどが同じよみで活躍されています。 9位りん「りん」が9位にランクイン。2022年のよみランキングでは12位、2021年は17位に入っており、「凛」「凜」といった漢字が用いられています。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 10位あおい「あおい」が10位にランクインしました。2022年のよみランキングでは5位、2021年は6位と、近年トレンドになっている名前のひとつです。「葵」という漢字が特に人気です。 「あおい」というよみはすべてア行の音を連ねることで、開放的で大らかな印象に。呼びやすく親しみやすい印象も与えます。 2023年上半期生まれの女の子の名前のよみには、「えま」「みお」「めい」「さな」といった「二音ネーム」が上位を占める一方、「つむぎ」「こはる」といった古風で日本的な「レトロネーム」も多くランクインしているのが印象的でした。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年08月01日2023年上半期に誕生した新生児(男の子)の名前を大調査! 近年、男の子の名づけでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンドです。2023年上半期に生まれた28,668名の男の子の赤ちゃんの名前、いま人気の名前とは? 上半期人気名前ランキングTOP10を紹介します。 1位陽翔(主なよみ:はると)2023年上半期の男の子でもっとも多かった名前は、「陽翔」(154人)でした! 2022年、2021年ともに名前ランキングでは2位にランクインしており、引き続き人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 2位碧(主なよみ:あお、あおい)2位にランクインしたのは「碧」(137人)。2022年の名前ランキングでは1位だった大人気の名前ですが、今年もその人気ぶりは健在。男女どちらにも用いられる人気のジェンダーレスネームでもあります。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名づける親御さんが多いようです。 3位蓮(主なよみ:れん)3位に入ったのは「蓮」(124人)でした。2022年の名前ランキングは3位、2021年は1位と、こちらも近年大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 4位蒼(主なよみ:あお、あおい)4位には「蒼」(119人)がランクイン。2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクインしており、こちらも男女ともに人気のあるジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 4位湊(主なよみ:みなと)同率で4位に入ったのは「湊」(119人)。2022年の名前ランキングでは7位、2021年は3位と、毎年男の子の名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させるることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名づけられています。 6位結翔(主なよみ:ゆいと)上半期の名前ランキング6位にランクインしたのは「結翔」(110人)。2022年の名前ランキングでは9位、2021年では10位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2022年漢字ランキングで男の子20位、女の子3位と、男女問わず人気の漢字です。 7位律(主なよみ:りつ)7位にランクインしたのは「律」(103人)。2022年は15位に、2020年は16位にランクインしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが活躍されたことから、今年さらに人気が高まっているようです。 8位暖(主なよみ:だん)8位にランクインしたのは「暖」(101人)。2022年の名前ランキングで20位、2021年は15位でしたが、上半期はTOP10入りしており、今年人気が高まっています。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる濁音ネームの一つです。 8位湊斗(主なよみ:みなと)同率で8位に入ったのは「湊斗」(101人)。2022年の名前ランキングでは18位、2021年は14位に入っている名前で、今年の動向が注目されます。 水上航路の集まる「湊」という漢字に、北斗七星などに用いられる「斗」という漢字を組み合わせた名前。海と空の雄大なイメージが重なります。「斗」という漢字は、2022年の漢字ランキング4位にも入っています。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)上半期の名前ランキング10位は「朝陽」(97人)。2022年、2021年ともに名前ランキングは5位と、毎年人気の高い名前です。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 2023年上半期に名づけられた男の子の名前には、「碧」「蒼」「律」「暖」などの一文字ジェンダーレスネームのほか、「陽翔」「湊」「結翔」「湊斗」などの「と止めネーム」が多くランクインしていました。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年07月30日赤ちゃんの名づけ、女の子は「凪」を用いた名前に注目! 男の子は「ジェンダーレスネーム」がトレンドという結果になりました。2023年6月生まれの新生児7,775名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 6月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 陽葵(主なよみ:ひまり)2位 凛(主なよみ:りん)3位 結菜(主なよみ:ゆいな)3位 翠(主なよみ:すい)5位 芽依(主なよみ:めい)6位 凪咲(主なよみ:なぎさ)7位 陽菜(主なよみ:ひな)8位 琴葉(主なよみ:ことは)8位 彩葉(主なよみ:いろは)8位 紬(主なよみ:つむぎ 男の子1位 湊斗(主なよみ:みなと)2位 蒼(主なよみ:あお、あおい)3位 陽翔(主なよみ:はると)4位 颯(主なよみ:はやて)5位 碧(主なよみ:あお)6位 樹(主なよみ:いつき)6位 蓮(主なよみ:れん)6位 颯真(主なよみ:そうま)9位 結翔(主なよみ:ゆいと)9位 凪(主なよみ:なぎ) 【女の子】美しい花を咲かせる「葵」、爽やかな海や風を連想させる「凪」に注目6月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「凛(主なよみ:りん)」、3位「結菜(主なよみ:ゆいな)」・「翠(主なよみ:すい)」でした。 注目すべき漢字は「凪」。この漢字は風や波が収まる様子を表し、爽やかで穏やかな海や風を連想させます。2023年6月は全国的に記録的な猛暑となりました。暑かったこの6月、海を連想する「凪」が特に多く用いられたのかもしれません。5月の漢字ランキング28位(61名)から、6月には19位(93名)へとランクアップ、32名も増加していました。「凪咲(主なよみ:なぎさ)」は5月の30位から6月には6位に急上昇しTOP10入り! 「凪(主なよみ:なぎ)」は5月の52位から6月には11位にランクアップしました。「凪紗(主なよみ:なぎさ)」も5月の252位から6月には15位に大幅に順位を上げています。 また、6月らしい漢字の一つ「葵」を用いた名前も増加。アオイ科の植物「葵」は6月ごろに美しい花を咲かせます。「立葵(たちあおい)」は「つゆあおい」とも呼ばれ、陰暦の6月を「葵月」とも称することから、6月生まれにぴったりの漢字です。名前ランキングでは、1位の「陽葵」をはじめとして、11位「葵(主なよみ:あおい)」、47位「紬葵(主なよみ:つむぎ)」・「日葵(主なよみ:ひまり)」、66位「結葵(主なよみ:ゆあ)」、90位「葵衣(主なよみ:あおい)」・「葵葉(主なよみ:あおば)」など、7つの葵がつく名前がTOP100に入っています。 【男の子】爽やかな「颯」を用いた名前が多数ランクイン6月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「湊斗(主なよみ:みなと)」、2位「蒼(主なよみ:あお、あおい)」、3位「陽翔(主なよみ:はると)」でした。 「湊斗」は5月の27位から大幅に順位を上げて、6月は首位を獲得。この名前は、「湊」という船や人が集まる場所を意味する言葉に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせたもので、どこか爽やかで神秘的な印象を与えます。 注目すべきは「颯」。「颯」という漢字は風がさっと吹くさまを表し、きりりとしたイメージで涼しげな印象を与えます。名前ランキングでは、「颯(主なよみ:はやて)」が5月の19位から6月は4位にランクアップしました。また、6位「颯真(主なよみ:そうま)」、48位「一颯(主なよみ:いぶき)」・「颯汰(主なよみ:そうた)」、57位「颯人(主なよみ:はやと)」、68位「千颯(主なよみ:ちはや)」、88位「颯太(主なよみ:そうた)」・「颯大(主なよみ:そうた)」など、合計で8つの「颯」がつく名前がTOP100にランクインしています。 <6月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏」ネームが約4倍増!6月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位は「莉」、2位は「菜」、3位「愛」でした。「莉」は2022年の漢字ランキングでも首位を獲得しており、2023年も上半期の6カ月連続でTOP5に入っている大人気の漢字です。また、6月は暦の上では夏ということもあるからか、「夏」という漢字が5月103位(14名)から6月は30位(57名)へと約4倍の女の子に名づけられ、大幅に順位を上げました。 よみ:「なぎさ」が大きくランクアップ6月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「えま」、2位は「つむぎ」、3位は「みお」・「めい」・「ゆい」となりました。「えま」は2021年、2022年と年間よみランキングで2年連続首位を獲得している、今最も人気のよみです。5月の3位から順位を上げて、6月は首位を獲得しました。また、6月に名前ランキングで人気急上昇だった「凪」の影響か、「なぎさ」というよみが、5月30位から6月は8位へとランクアップし、6月に人気の名前のよみだったことがうかがえます。 <6月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「葵」が大幅にランクアップ6月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクインしていました。また、女の子の名前ランキングでも人気のあった「葵」が5月32位から6月は18位にランクアップしていました。 よみ:「ジェンダーレスネーム」もトレンド!6月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「あおと」・「みなと」という結果でした。男の子の名づけで人気の「と止めネーム」がTOP3を占め、TOP10内に5つランクイン。人気の高さが分かります。「はると」は2018年以降、なんと5年連続で年間よみランキング首位を獲得している、大人気のよみ。2023年に入ってからも5カ月連続で首位を獲得しています。 また、「あおい」・「ひなた」・「なぎ」など、男女どちらにも名づけられているジェンダーレスな名前、「ジェンダーレスネーム」もトレンド。「あおい」というよみの名前は、男の子24位、女の子7位にランクイン。「ひなた」というよみの名前は男の子9位、女の子18位。「なぎ」というよみの名前は、男の子33位、女の子50位にランクインしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年6月1日(木)~6月25日(日)調査件数:7,775件(男の子:4,027件/女の子:3,748件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年07月24日2023年上半期に誕生した女の子の新生児の名前を大調査! 女の子の名前は、近年古風で日本的な名前「レトロネーム」が人気! 今年の上半期ランキングでも、多数の「レトロネーム」がランクインしています。2023年上半期に生まれた27,503名の女の子の赤ちゃんの名前、いま人気の名前とは? 上半期人気名前ランキングTOP10を紹介します。 1位凛(主なよみ:りん)2023年上半期生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は「凛」(146人)でした! 2022年、2021年ともに年間名前ランキングでは2位の大人気ネームですが、今年は1〜3月に連続で1位に輝いており、さらに人気が高まる予感です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。 「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。また、寒いという意味を持つことから、冬生まれの女の子に特に多く名づけられる名前でもあります。2位陽葵(主なよみ:ひまり)2位にランクインしたのは「陽葵」(131人)。2022年の年間名前ランキングでは1位に輝いた名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 3位芽依(主なよみ:めい)3位は「芽依」(118人)。2022年の名前ランキングは3位、2021年は6位と年々順位を上げています。「芽依」は5月(英語で「MAY」)生まれの女の子に毎年多く名づけられる傾向にあります。月間ランキングでは、2021年以降3年連続で、5月1位を獲得しました。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 4位紬(主なよみ:つむぎ)4位にランクインしたのは「紬」(114人)。2022年の名前ランキングでは8位、2021年の名前ランキングでは1位だった「紬」。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」です。 5位結菜(主なよみ:ゆいな)5位に入ったのは「結菜」(104人)。2022年の名前ランキングでは6位、2021年では7位と、毎年安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで3位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 6位翠(主なよみ:すい)6位にランクインしたのは「翠」(103人)。2022年の名前ランキングでは19位、2021年では55位と、今年一気に人気が高まった注目の名前です。2023年上半期では、2月、3月、5月、6月と4回TOP10入りを果たしています。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 7位琴葉(主なよみ:ことは)上半期の名前ランキング7位は「琴葉」(95人)。2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位。近年人気が高まっている「は止めネーム」、そして古風な印象のある「レトロネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 8位結愛(主なよみ:ゆあ)8位にランクインしたのは「結愛」(94人)。2022年の名前ランキングでは13位、2021年は12位と、毎年人気の高い名前です。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。 8位莉子(主なよみ:りこ)同率で9位に入ったのは「莉子」(94人)。2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によってさらに注目が集まっています。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 10位詩(主なよみ:うた)10位にランクインしたのは「詩」(93人)。2022年の名前ランキングは5位、2021年は22位と、年々人気を高めているレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 2023年上半期の女の子の名前は、レトロネーム人気が爆発中! ちょっぴり古風で日本的な雰囲気、そして一文字ネームがトレンドになりつつあります。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年07月21日