斎藤工がゴールデン連続ドラマ単独初主演作を務めた「最上の命医」が、8月に「最上の命医 2017」として特別編が放送されることが決定。斎藤さんが主人公の小児外科医・西條命を演じるほか、今回は小児外科医の世界的権威として、草刈正雄が命の前に立ちふさがるという。西條命(斎藤工)は、アメリカの最優秀若手医師賞を受賞するほどの技術を持ち、患者を救うためにはリスクを顧みず困難な手術に挑む小児外科医。一時は肝臓癌からの多発的転移で 手の施しようのない状態に陥ったが、アメリカで最先端医療の治験者となり、奇跡的に生命をつなぐことができた。いまは病院を転々としながら小さな生命を救い続けている。ある日、命は呼吸困難に陥った中学生・萩尾萌絵の応急処置を施すが、原因が妊娠高血圧症だと気づき、近くの病院に飛び込む。そこはアメリカで命と師弟関係にあった小児外科の権威・手塚義富(草刈正雄)が勤める病院だった。術後、手塚に「うちで働け」 と誘われた命は、萌絵の担当を条件に承諾する。実は萌絵のある症状が引っかかっていた。 父親不明の子を宿した14歳の萌絵を、母・一路は激しく追及する。名門中学の教頭で、幼少から厳しかった一路を恨む萌絵は、出産は一路から逃げるためと豪語。しかも、産まれてくる赤ちゃんを一路が里子に出そうとしていることを知った萌絵は…。一方、命は手塚の娘・里香と出会う。視覚に障害を持つ里香は、アメリカで障害者支援の技術を研究中だが、手塚のある変化が気になって帰国したという。「200%の準備をしてオペに挑め」という手塚の教えに背中を押されてきた命。子どもを救うことは、その子を助けるだけじゃない――。“無限の樹形図”への想いを胸に、命は次々と“奇跡”を起こしていく。2011年1月クールに連続ドラマとして放送され、昨年にドラマスペシャルとして5年ぶりに放送された「最上の命医」。自ら病に冒されながらも、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う小児外科医・西條命を斎藤さんが演じるのはもちろん、本作には小児外科医の世界的権威・手塚義富が登場。手塚を演じるのは、大河ドラマ「真田丸」の出演が記憶に新しい草刈さんが演じる。アメリカ時代の命に、小児外科医のあるべき姿を叩きこんだ恩師でもある手塚との再会は、思いもよらない“生命を巡る対立”に発展し、不屈の小児外科医・西條命を窮地に追い込んでいくという今回。本作でも、小児医療の現実、最先端医療のリアリティをテーマに“生命”をめぐる“究極の人間ドラマ”を描く。今回の放送決定に斎藤さんは、「非常に嬉しかったです。というのも、この作品を続けたい気持ちが僕の中では強くて…」と話し、命というキャラクターについては、「最初は原作のキャラクターがあって、模索しながら、命というイメージ図を監督やプロデューサーたちと練ってきましたが、去年のスペシャルから『命はどうだろう?』ということに、“命”としての僕に意見をくださる現場の態勢になっていて。僕の中でも『命だったらどうするか』と、ひとつの人格として自分の中に命があるし、それをチームの方たちが監督はじめみんな委ねて下さって。僕にとって大事な、たぶん途切れることのない、ひとつの人格になっています」と思いを明かす。草刈さんは、「とても脚本がいいですね。僕ら役者は、なんといっても脚本なんですね。脚本で決まります。それにちょっとハマりましてね。久々にいい役を頂いて、楽しんで演じています」とコメント。そんな草刈さんについて斎藤さんは、「インテリジェントで、全てに説得力があります。たたずまいだったり、目線ひとつだったり。近づくという動作も一歩ではなく半歩、という細かいところだけでも、すごく意味深いというか。存在感がとんでもなくある方だなと改めて思いました」と印象を話し、「それでいて、ものすごく優しい方なので、今回の小児外科医という、子どもや若い命と接する人として、とてもふさわしい方とご一緒出来たと思いました」とまさに適役だと語る。一方草刈さんは斎藤さんについて「いいですね。彼は、独特の雰囲気を持っていますね。あの雰囲気はなんともいえないです」と共演した感想を語っている。また今回の見どころについては、「大きなオペが劇中に何度かありますが、世代を紡ぐ大きなオペもありますし。環境の整っていない場所で行なわれるオペで、何を優先するかという想いが、それぞれ交錯するんです。自分の命より大事にするものを見つけた人たちの想いがぎゅっと詰まっているオペのシーンなので、僕も感情が溢れてしまって。連ドラのときもありましたが、予想だにしない自分の感情が、命として今回の作品は随所に溢れてしまって。草刈さんとのシーンでも、何故かわからないけれど、感情が一気に高まってしまったシーンもありました。本当に心を動かす作品になって いると思います」(斎藤さん)、「脚本がとてもヒューマンな本になっています。ここのところ、医者モノでは珍しいのではないでしょうか。非常に感動します。演じている僕ら役者もみんなノリノリで演じています。スタッフもキャストも。幸せです」(草刈さん)とコメントしている。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月07日チャイルドシートは命を守る大切なもの。しっかり調べて実際に商品をみて、お店の人の説明をよく聞いて、信頼できるメーカーのものを購入したいですよね。我が家も先月チャイルドシートを2個購入しましたが、ネットやお店を見ても種類がたくさんあり過ぎてどれを購入したらいいのか悩みました。今回は、どんなことに注意して購入したらいいか、チャイルドシートの選び方などをまとめました。絶対にダメ!チャイルドシートは義務ですよ!現在法律では、0~6歳未満の乳幼児を車に乗せる時は、チャイルドシートに座らせることが義務になっています。また、年齢が6歳以上でも身長が140㎝に満たない場合もチャイルドシートを着用する事を義務づけられています。「ちょっとぐらいの距離なら、赤ちゃん抱っこして乗っても大丈夫」など…。絶対にダメです!チャイルドシートを着用していない場合、死亡率がなんと4倍だそうです。ちょっとそこまでの近所であっても、何が起こるか分かりません。何かあってからじゃ取り返しがつかない。大切な我が子の命を守るためにも、正しくチャイルドシートを使用することが大切です。こんなにある!年齢別のチャイルドシート①乳児用:新生児~1歳前後(ベビーシート)新生児から使用できるベビーシートは、首が座ってない赤ちゃんを寝た姿勢で乗せられます。また、骨格がまだしっかりしていない赤ちゃんの事故の衝撃を和らげるため、進行方向と後ろ向き両方に装着して使用できます。商品によってはチャイルドシートとしてだけでなくキャリーやバウンサー、またベビーカーと組み合わせて使えるものもあります。②幼児用:生後9ヶ月~4歳ごろ(体重9~18kg)一人で座れるようになったら幼児用のチャイルドシートに。基本的に前向きに座る形で、チャイルドシートのハーネスによって子供の体を支えて使用されます。5点で留めるハーネスタイプがオススメ!このハーネスは安全性の評価が高く、乳児期のベビーシート、幼児用のチャイルドシート、幼児・学童兼用チャイルドシートなど、様々なタイプのチャイルドシートで幅広く採用されています。③学童用:3.4歳~7歳学童用はジュニアシートと呼ばれていて、車の座席に背もたれ付きのシートと、お尻の下に敷くクッションのようなもので座高を上げるものの2種類があり、どちらも大人用の3点式シートベルトをそのまま使用します。大人用のシートベルトを子供が使えるように、座面を高くして腰ベルトがしっかりと骨盤にかかるようにし、位置を調節できるようになっています。※ジュニアシートを使用せずにそのまま乗せてシートベルトを締めてしまうと、交通事故などの衝突の時に「サブマリン現象」といって、腰のシートベルトが機能せずに、子どもの身体が前に滑り出して、お腹や首を圧迫してケガにつながる可能性があるそうです。安全を考えて、6歳を過ぎても身長が140cm以上になるまでは使用し続ける方がいいですね。④チャイルドシート&ジュニアシート兼用:1歳~12歳頃1歳頃~は椅子タイプ、体重18キロ以降は車のシートベルトを使用する兼用シートタイプ。我が家は悩みに悩んで、アップリカの「 エアーグルーブ」のシートタイプを2個購入しました。(上のお兄ちゃんが今年3歳、下の妹が今年1歳)コンビの「 ジョイトリップ」と悩んだのですが、エアグルーヴの決め手は…上下に高さを調節でき、頭と首をしっかり支え守ってくれてくれるヘッドと、クッション性です。実際に店頭で触ってみてクッションの柔らかさが全然違いました。やはり実際に見て、触るのが1番です。⑤新生児~学童期(ロングユース)これは新生児から学童期まで長期間使用することができ経済的!成長に合わせてサイズを自在に変えられる商品も多いです。しかし、毎日のように子供を車に乗せるママとしては、長期間の使用によってシートの生地の劣化や破れ、汚れなどあって、最後までずっと使えるとは限らないよう…。使用頻度などに合わせて選んでもいいですね。番外編・帰省時やレンタカーには…セカンドカー用や実家用にオススメなのは、持ち運びができるタイプのシート。ジュニア期になったら、畳んでしまえるコンパクトなジュニアシートをひとつ購入しておいてもよいかも。実家に送って、帰省時に装着しているというママもたくさんいました。車に乗る際には、必ず装着を義務付けてくださいね!調べれば調べるほど、いろいろな種類のあるチャイルドシート。長く使えれば一番良いですが、買い換えるママも多いようです。例えば、「静かに座っていられず、動いてしまう年齢になったのでバー付きのものを購入した」、「帰省などの長時間のドライブでもうれしいドリンクホルダー付きを買った」など、いろいろな機能がついたチャイルドシートを選ぶママも。子どもを守るためにも安全面を最優先し、楽しい家族ドライブをしたいですね。
2016年12月03日梅雨のジメジメを少しでも楽しく過ごすために、子どもと一緒にカタツムリを飼育してみませんか? 生き物を飼うということの大変さ、命の大切さを伝えるよいきっかけにもなるのです。命あるものはいつか亡くなってしまうという、子どもにとっては悲しいテーマになるかもしれませんが、ゲーム感覚で言うところの「リセットすれば元に戻る」といった、命に対する間違った考え方を持たせないためにも、こういった教育は必要です。■なぜカタツムリを飼うのがよいのか?数ある生き物の中で、あえてカタツムリを勧める理由は以下の通りです。(1)簡単に見つけやすいカタツムリは、道ばたで捕まえることができます。わざわざお店に行く必要がないので、気軽に飼い始めることができます。雨の日、湿度の高い日をねらって、葉っぱの裏やコンクリートの塀などを探してみましょう。晴れの日であれば、カタツムリは落ち葉の下や石の間など、日の当たらない場所を選んで休息しています。天気によって探す場所を変えてみて。(2)飼いやすいカタツムリのエサは、基本的に残り野菜でOK。キャベツや白菜など、大抵の葉物野菜は食べることができます。野菜だけでは栄養が充分に回らないので、卵の殻なども与えてみましょう。食べたものによってカタツムリのうんちにも変化があるので、こういったポイントにも注目して子どもに伝えてあげてください。(3)雌雄同体カタツムリにはオス・メスの区別がなく、1匹でオスとメスの両方の能力を持っている、雌雄同体(しゆうどうたい)です。交尾することでお互いが遺伝子を与え合い、卵を産むことができる方が産卵するという、おもしろい生態をしています。つまり、2匹以上のカタツムリを飼育していれば、やがて卵を産み、カタツムリの赤ちゃんが誕生する可能性があるということ。こうしたことからも、子どもに命の大切さを学ばせることができるというわけです。■カタツムリを飼ってみよう!カタツムリを飼育するために必要なものは以下の通りです。・飼育する容器(空き瓶・プラスチックのケースなどでOK)・土(日光に当てて消毒したもの)・木の枝・落ち葉・霧吹き容器にはきちんとフタをすること。ただ、密閉してしまうと、カタツムリが息ができなくなってしまうので、通気性のある物を選びましょう。空き瓶の場合なら、フタの代わりにガーゼなどを被せ、少し穴を開けておく方法でもよいです。カタツムリは乾燥に弱い生物なので、時々霧吹きで湿らせることを忘れないように! ただし、湿らせすぎても逆効果です。子どもにそういった飼育方法を教えて、育てる大変さを伝えましょう。最初はカタツムリを「気持ち悪い」と思うかもしれませんが、飼い始めると徐々にかわいらしく感じるはず。子どもと一緒に楽しくお世話をしてみてください。
2015年06月11日国際女性デーを迎えた3月8日。世界では、依然として数多くの女性が出産時に命を落としている。国境なき医師団(MSF)は、その現状を訴える 報告書『妊産婦の死:救えるはずの命』 を本日発表し、緊急的・恒常的危機に直面している妊婦に救急産科医療を提供することで、その命をより救うことができると説明している。 MSFは、妊婦が必要とする医療の提供に取り組んでおり、世界中で危機的状況におかれた数多くの妊婦にとって救急産科医療が圧倒的に不足している現状を訴える。この報告書では、MSFが活動するパキスタン、ソマリア、南スーダン、ハイチなどの12ヵ国の妊婦がおかれている状況を分析し、特に合併症が起きた場合の緊急医療ケアの必要性を強調している。MSFの婦人科医療顧問、カーラ・ブラックバーンは話す。「世界全体の妊婦のうち15%が、命にかかわる合併症を併発しています。シドニー、ポルトー・プランス、モガディシオなど、どこの国であろうと、合併症が起こったときには適切な救急産科医療が必要になります。これは、国際都市の設備の整った病院や、紛争地、難民キャンプ、壊滅的な被災地など、どんな状況でも同じです」現在、世界では毎日平均で約1000人の女性が、分娩時や妊娠合併症によって命を落としている(※1)。しかし、資格をもつ助産師の介助や適切な薬、設備された環境があれば、このような母と子の命は救うことができる。妊産婦死亡の大半は、出産の直前・最中あるいは直後に起こる予測不可能な合併症が原因であるため、分娩は母子両方の命を救う上で最も重要な局面である。MSFは緊急医療援助団体として、人道的危機にある状況下での妊産婦死亡率の低減に取り組むと同時に、命を救うための救急産科医療を無償で提供できる範囲を拡大すべく技術・物資調達面で注力している。ブラックバーンは、さらに次のように述べている。「分娩時に適切な医療ケアを行うことで妊産婦の命を救えることがわかっているにもかかわらず、今も、多くの妊産婦が出産で命を落としている状況は悲劇です。妊産婦の死亡は避けられることを、常に肝に銘じる必要があります」MSFは約30ヵ国で産科医療を提供している。2010年、MSFのスタッフは15万件以上の分娩介助を行った。(※1)出典:世界保健機関(WHO)プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日