「唐沢寿明」について知りたいことや今話題の「唐沢寿明」についての記事をチェック! (5/12)
係長の殉職や殺人鬼の正体など、衝撃の展開が続く話題のドラマ「ボイス 110緊急指令室」。この度、本作にジャニーズJr.の寺西拓人と川崎皇輝がゲスト出演することが分かった。今夜放送の第7話からは、ついに唐沢寿明と真木よう子演じる樋口&ひかりコンビが殺人鬼・本郷雫に迫っていく最終章がスタート。そこで今回、「少年忍者」の川崎さんが本郷雫(伊勢谷友介)の高校生時代を、寺西さんが上杉渉(手塚とおる)の青年期を演じることに。2人は同時にクランクインし、“揉み合いの末に…”という、同ドラマらしい衝撃的なシーンからの撮影になったという。今回がドラマ初出演となった川崎さんは「いち視聴者としてこのドラマを見ていたので、お話をいただいた時は何より驚きました」と心境を明かし、「まさかドラマのラスボス、本郷雫の幼少期とは思いませんでしたが…(笑)雫がどういう風に形成されたのか、今の雫とのギャップをどうやって出すか、初めてのドラマ出演でしたが自分なりに考えて演じさせていただきましたので、是非見ていただけたら嬉しいです」とコメント。一方、寺西さんは「大先輩の増田君が出ているドラマと聞いていたのですが、僕の役が回想シーンでの登場だったので同じシーンも無ければ会う事もできず…(笑)。それでも同じ作品に出演させていただけたのはとても光栄な事でした」と少し残念そう。しかし「体を張ったお芝居に挑戦させていただいたので、回想シーンではありますが、増田君を見つつ、僕の事も気にしながら見ていただけたら嬉しいです」とアピールしている。「ボイス 110緊急指令室」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年08月31日同じ事件で妻を殺された刑事と、父を殺されたボイスプロファイラーが“音”を頼りに真犯人に迫っていく「ボイス 110緊急指令室」の第6話が8月17日放送。伊勢谷友介演じる“黒幕”の登場タイミングに視聴者から「完璧」「素晴らしい」などの声が上がっている。出演者は主人公の敏腕刑事・樋口彰吾に唐沢寿明、超人的聴力を持つ橘ひかりに真木よう子、樋口を「兄貴」と慕う刑事・石川透に「NEWS」増田貴久。樋口のかつてのバディ・沖原隆志に木村祐一、樋口らが勤務する港東警察署署長の田所賢一に小市慢太郎、ひかりが設立した「ECU」の隊員として安井順平、田村健太郎、石橋菜津美ら。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3年前の事件で妻を殺された樋口は、同じ事件で父を殺されたひかりと再会。当初は対立していた2人だが、ひかりが提案し設立された、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することを使命とするECU(Emergency Call Unit)で共に事件解決にあたるなかで、2人は共に3年前の事件の真犯人を探し出す…という本作。樋口の妻を殺した“顎をカチカチと鳴らす”男の手がかりを見つけた樋口だが、集団暴行を受けて気を失ってしまう。気がつくとそこには4話で新田(森永悠希)を殺害した男が。男は自分が樋口の妻を殺したと言う。隙を見て反撃に転じた樋口だが男を追い詰めたところで沖原たちが現れ、犯人を取り逃がしてしまう。疑念が確信に変わった樋口は沖原が何者かに脅されていたことを突き止める。沖原は捜査の邪魔をしていたことを謝罪、1人で男を捕まえようとするが“真犯人”に捕われてしまう……というのが今回の物語。今回、事件の背後でうごめく存在として本郷ホールディングスなる企業が登場。前回田所が電話していた相手と見られる会長の本郷辰夫(伊武雅刀)と代表の本郷雫が登場。雫が顎をカチカチ鳴らし3年前の事件と同じ手口で沖原に殴りかかるところで6話は終了した。雫を演じているのは伊勢谷友介。これまでも声から伊勢谷さんが“真犯人”を演じているのではないかと予想する声が多かったが、改めて登場した伊勢谷さんに「期待通り伊勢谷さまでした」「謎の男の正体が予測通り伊勢谷さん」「初っから伊勢谷さんだと気付いていてもやはりフード外しシーンは心臓バクバクでした」などの声が上がる。また伊勢谷さんの登場タイミングに合わせテロップが表示されたことに「伊勢谷友介の名前が出るタイミングが完璧」「名前出るタイミング素晴らしかった」という反応も。ついに姿を現した黒幕たちと、彼らが操る身内の内通者たちを前に、樋口とひかりはどう立ち向かうのか!?「ボイス 110緊急指令室」は毎週土曜22時~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2019年08月18日ジャンルにとらわれずに多方面で活躍する3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー「ボクらの時代」。その8月18日(日)放送回に、山口智子、リリー・フランキー、大根仁の“同世代”3人が出演する。連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」のヒロインに抜擢され女優デビュー。その後はトレンディドラマの常連となり、1995年には唐沢寿明と結婚。昨年放送された「BG~身辺警護人~」では「ロングバケーション」以来22年ぶりに木村拓哉と共演したことも話題になった山口さん。『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』の原作者でもありイラストレーター、ミュージシャンに俳優とマルチに才能を発揮。『万引き家族』では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど俳優としても実績をあげるリリーさん。『モテキ』『バクマン。』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』などの映画から「まほろ駅前番外地」「ハロー張りネズミ」などのドラマ作品、「スチャダラパー」「フジファブリック」「いきものがかり」といった人気アーティストのMVまで多彩に撮り続ける大根監督。実は同世代だというこの3人が今回はそれぞれの仕事や、仕事を取り巻く時代の変化など、“エンタメを発信する側”として考えていることを語り合う。今回のゲスト山口さんが出演中の月9「監察医 朝顔」は現在好評放送中。上野樹里が新米法医学者の万木朝顔役で主演を務め、時任三郎が朝顔の父親を、風間俊介が恋人・桑原を演じている。遺体の“生きた証”を探す父娘たちのかけがえのない日々を描く感涙のヒューマンドラマとなっており、山口さんは上野さんらが在籍する興雲大学法医学教室の主任教授・夏目茶子役で出演する。先日放送された第5話のラストでは、朝顔が結婚、4歳になる娘と万木家で暮らす姿が描かれたが、19日(月)放送回からは5年後に舞台を移した“第2部”がスタートするので、お見逃しなく。「監察医 朝顔」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。「ボクらの時代」は8月18日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年08月17日唐沢寿明が妻を殺した犯人を追う刑事を、真木よう子が同じ事件で父を殺されたボイスプロファイラーを演じる「ボイス 110緊急指令室」の第5話が8月10日オンエア。今回は母が子を刺すという虐待事件が発生。ソニン演じる母親の狂気に注目が集まっている。通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することを使命とするECU(Emergency Call Unit)隊員の港東警察署刑事・樋口彰吾に唐沢さん。3年前、樋口の妻が被害者となった事件で父を殺された橘ひかりに真木さん。強行犯係時代から樋口を「兄貴」と慕い続ける石川透に「NEWS」増田貴久。元樋口のバディだった港東署強行犯係係長・沖原隆志に木村祐一。マルチリンガルなECU隊員の森下栞に石橋菜津美といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。栞の妹・葵が誘拐された事件の犯人、新田が逮捕されるが、移送中に新田が何者かに殺されてしまう。他殺だと確信するひかりは、新田が自殺したと主張する沖原が、3年前の事件の真犯人の協力者ではないかと疑い始める。樋口も新田殺害現場の近くに停まっていた車のドライブレコーダーから犯人の特徴をつかみ、情報収集を始める。そんな中ECUに栞が加わり、6歳の子ども・歩(正垣湊都)から母親(ソニン)に刺されて洗濯機の中に隠れているという通報を受ける。通報内容から歩は虐待を受け続けており、兄、姉が過去に殺害されている可能性も発覚。出動した樋口と石川は、歩が見た窓からの景色とGPS情報を頼りに特定した団地に駆けつける。そして樋口たちは母親を発見するがそこに歩はいない。実は管理人が歩を連れ去っていたのだった…というのが今回のストーリー。歩が救出され事件は解決をみるが、その様子を見ていた沖原は「樋口はいずれ真犯人に辿りつく」と署長の田所(小市慢太郎)に電話。田所はさらに“会長”なる人物に連絡を取る。そして新田殺しの実行犯を追う樋口は集団暴行を受ける…というラストで締めくくられた。今回息子を刺した母親役を演じたのはボーカリストとしてデビューし、最近は女優として活動するソニン。その狂気に満ちた母親姿に「ソニン、この夏イチバンの恐怖」「ホラーやないか!」「演技が尋常じゃなくて本当に怖い」などの声が殺到。また、今回の放送でかつてのバディだった沖原や署長の田所らが、3年前の事件について何かを知っていることがわかった。「沖原は、敵か」「沖原嫌い」などの“沖原憎し”の声が渦巻くなか、「沖原、そのうち殺されそうな気がする」「沖原も後々消されるんじゃん?」といった考察も。捉われの身となった樋口、上層部から圧力をかけられるひかり…2人は真実に近づくことができるのか? 今後の展開から目が離せない。(笠緒)
2019年08月11日唐沢寿明、真木よう子、増田貴久らが出演し、110番・緊急指令室を舞台に「声」を手掛かりに事件を解決していく刑事たちの活躍を描く「ボイス 110緊急指令室」の第4話が8月3日放送。増田さんの唐沢さんに対する“師弟愛”に感動する声が多数上がっている。本作は110番でつながる警察の緊急指令室を舞台に「声」を手掛かりに事件を解決していくるECU(Emergency Call Unit)の活躍を描くタイムリミットサスペンス。3年前に猟奇殺人犯に妻を殺され、その復讐に燃える凄腕刑事・樋口彰吾に唐沢さん。超人的な聴力を持つECU緊急指令室の室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかりには真木さん。樋口を「兄貴」と慕う石川透に増田さん。かつては樋口とコンビを組んで活躍した港東署強行犯係の係長・沖原隆志に木村祐一。樋口の妻・未希には菊池桃子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ひかりがECUにスカウトしていた森下栞(石橋菜津美)の妹・葵(矢作穂香)が拉致され、犯人の新田(森永悠希)を追う過程でひかりまでもが拉致、生き埋めにされてしまう。埋められたひかりを救い出し、再び葵を助け出そうとする樋口たちだが、隆志たち強行犯係と対立。別行動を取ることに。そんな中、新田が中学時代、担任と母が不倫していたことを知って、自分の母を焼殺していた過去が判明する。その担任こそ栞と葵の父親で、新田は最初から葵を狙っていたのだった。犯人がかつての母校に潜伏してることに気付いた樋口たちは学校に突入、幾度ものピンチに陥りながらも葵を救出、新田を確保する。しかし連行される新田がひかりの父の最期の言葉をつぶやき、問い詰めると3年前の犯行現場にいたことを告白。さらに連行中の新田がトイレに寄った隙に黒いフードを被った男に毒殺されてしまう…というのが3話の展開。廃校に新田を追い詰めるも爆弾の爆発に巻き込まれる樋口、樋口を助けようとするひかりに透は「俺の知る兄貴はあんなやつにやられたりしない」と言い、葵の救出を優先する…樋口を信頼する透の姿に「兄貴のことを内心心配してても被害者救出を優先するところぐっときた」「回を重ねるごとに活躍の場面増えてるし兄貴の一番弟子感出てる」「透ちゃんの兄貴への信頼度があつすぎてすき」などの声が続々と寄せられる。(笠緒)
2019年08月04日110番・緊急指令室を舞台に、“声”を手掛かりに事件を解決していく唐沢寿明主演タイムリミットサスペンスドラマ「ボイス 110緊急指令室」。この度、8月10日(土)放送の第5話にソニンがゲスト出演することが分かった。センセーショナルな内容と、毎話事件が起き続ける展開が話題となっている本作。来週放送の第5話では物語の縦軸動き出す!そんな本作に、近年では舞台を主軸に活動し、2004年放送の単発ドラマ「天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングにかけた青春~」以来、実に15年ぶりの日本テレビドラマ出演となるソニンさんが登場。今回は子どもの虐待が疑われる母、一ノ瀬奈央役で出演。到着したシーン写真からは、鬼気迫る表情が伺える。出演に関してソニンさんは「15年振りがこれかと…(笑)」と役どころに少々困惑した様子だが、「特殊な役柄でしたので、実際に起こった事件を見たり、その背景にも想像を巡らせたりしながら役作りをしました」と明かす。また、撮影については「セットインでの撮影は、冒頭が歩くん(奈央の子ども)とのシーンだったのですが、そのシーンがとにかく衝撃的で…、歩くんのお芝居も素晴らしく、つい熱が入り、声が少しかすれてしまって…。その後シーンが続くのでどうしようと思いながらも、舞台の際によくやっている独自の治療法で難を逃れることができました。(笑)」と舞台での経験を生かしながら演じたと語り、第5話については「現代に起こり得る事件をテーマにしながら息をのむ展開となっている」とコメントしている。「ボイス 110緊急指令室」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年08月03日唐沢寿明、真木よう子、「NEWS」増田貴久らの出演で通報からの10分間が生死を分けるタイムリミットサスペンスを描く「ボイス 110緊急指令室」の第3話が7月27日放送。緊張感あふれる展開のなかで増田さんの演技に癒されている視聴者からの声がネットに上がっている。唐沢さんが妻・未希を殺され復讐に燃える敏腕刑事・樋口彰吾役で主演。真木さんが超人的な聴力を持つボイスプロファイラー・橘ひかりを、増田さんが樋口を「兄貴」と呼び慕うECU捜査員の石川透をそれぞれ演じる。また木村祐一、小市慢太郎らがECUと対立する警察側の人間として、安井順平、田村健太郎、石橋菜津美らがECUのメンバーとして出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。未希が殺された日、ひかりの父も同じ犯人に殺されていたことを告白された樋口。そこに樋口が逮捕した未希殺害の被疑者・相良(平原テツ)が自殺したという連絡が入る。さらにECUにスカウトしていた森下栞(石橋さん)の妹・葵(矢作穂香)が拉致される。葵の電話の音を手掛かりにひかりは樋口に指示、逃走車両を追い詰めるが犯人から発砲され取り逃がす。一方、ECUをよく思わない強行犯係の沖原(木村さん)は、ECUを潰すべく犯人確保を急ぐが、逃走している車両がなかなか見つからない。樋口は犯人と思われる大森と実行犯の背格好が違いすぎることが気になっていた。ひかりも栞の恋人・新田(森永悠希)の電話の声から新田に疑いを抱くが、新田に逆に拉致され、生き埋めにされてしまう。そこに樋口が駆けつけるが新田は車で逃走。樋口は新田の車内にひかりがいると思い込んでいた…というのが今回のあらすじ。今回も「緊張感で心臓が痛い」「緊張しながらみてるから疲れちゃう」「緊迫に始まって緊迫に終わる感じ」など、緊張や緊迫といったワードがSNS上に溢れる本作。そんななか「透君は、ハラハラドキドキの中の最強の癒し」「透ちゃん唯一の癒し系で超いいキャラ」「ボイスってほんと怖いけど増田さんの癒し度半端ない」など増田さんの演技に安らぎを感じている視聴者が多数。ハードなストーリーとスピーディーな展開のなかで、増田さん演じる透の存在が作品の癒しとなっている模様だ。(笠緒)
2019年07月27日●演じた『トイ・ストーリー』キャラへの共感今やテレビで見ない日はないと言えるほどの売れっ子お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』(公開中)で、かわいいけれど毒舌なぬいぐるみコンビ“ダッキー&バニー”の日本語吹き替えを担当した。本作への出演を踏まえ「上半期で終わっていい」とジョークを飛ばすダッキー役の長田とバニー役の松尾に、ダッキー&バニーと似ているという芸人としての境遇、伸び悩んでいた時期の自分たちに対する思い、そして「和泉元彌」と「IKKO」のものまねが生まれた背景などについて語ってもらった。――お二人が吹き替えを務めたのは、ウッディたちが訪れる移動遊園地の景品で、子どもたちに持ち帰ってもらう機会に恵まれていないぬいぐるみコンビのダッキー&バニーです。英語版でもコメディアンのキーガン=マイケル・キー(ダッキー)、ジョーダン・ピール(バニー)が声優を務めている彼らの掛け合いは笑いどころが盛りだくさんでしたが、アフレコではどんな部分を楽しめましたか?長田:テンポの良さというか、やっぱり海外のコメディアンの方のテンポなので、僕らとは違うテンポ感があるんです。そこは最初、戸惑いました。でも、ダッキーとバニーの境遇と言うんですかね?僕らに似たような感じの境遇を抱えていたキャラクターだったので、自分たちの気持ちを込める上では、役に入りやすかったです。松尾:わーってまくし立てた後に、急にストンと落とすシーンがあるんですけど、そういうのは芸人だからできるのかなと思いました。ダッキーをやっているアメリカの声優の方もコメディアンで、オバマ元大統領の物まねをされているんですよね。結局、「あ、同じものまねの人がやっているんだ」って(笑)。日米ものまね芸人の融合というか、しっくりきました(笑)。――境遇というお話が出ましたが、チョコプラさんもこれまでに苦労を重ねてきたかと思います。ただ、コンビを結成してからかなり早い段階で、テレビに出る機会は得られていたんですよね?長田:同期の中ではテレビに出るのは早かったんですけど、大ブレイクするとなるとだいぶ時間がかかりました。最近やっと、という感じなので…。13年くらいは、けっこう苦しいというか、いろいろと実らなかった部分もあるので、そういう面ではダッキー&バニーも、ずっと景品として持ち帰ってくれる子どもに巡り合えなかったという境遇が、僕たちと似ているのかなと思いました。松尾:最初、台本をパって見たときに、ダッキー&バニーというより「あ、松尾と長田だ」と思ったくらい(笑)。シンクロしましたね。――周りが売れていくことに対する焦燥や不安。そういった思いもあったかと思いますが、今回のお仕事を通じて当時を思い出すことはありましたか?長田:そうですね。同期だけじゃなくて、後輩が売れていくのも真横で見ていたので、「悔しい!」という思いもありましたし「なんでなんだ!」と。「僕たち、こんなに愛嬌あるのに…。かわいいのに、なんでもらってもらえないんだ?」っていうダッキー&バニーの気持ちが、すごくわかる気がしましたね。松尾:芸人が遊園地の景品だとしたら、同期のエドはるみが『24時間テレビ』のマラソンを走っているのを見たり、芸能界でバーって上がって行くのを見て。まあ、エドさんは下がっていったんですけど…。長田:言うな、それは! いらない(笑)!松尾:そういうのを見ていたので(笑)、嫉妬だったりもあったんですけど、我慢して我慢して…。最近は、別に周りの人が売れても「良かったね」と思えるようになったんですけど、そういう嫉妬がなくなったから良かったのかなと思いますね。――今の活躍を踏まえたうえで、当時のご自身たちに声をかけられるとしたら、何と言ってあげたいですか?長田:耐えろ!松尾:「13年後、舞台挨拶に出られてるよ」と。長田:「間違ってないぞ」と言ってあげたいですね。当時は「これでいいのか?」「他のこと、もっとした方がいいのか?」とか、すごく悩んでいたので。それこそ「芸人、辞めた方がいいんじゃないか?」とも思っていました。「間違ってないぞ」というのは、言ってやりたいですね。松尾:過去に戻って、一言だけふわっと声かける(笑)。「大丈夫、ディズニー・ファミリーになれるよ」って。それだけでも言ってあげれば、気持ちが変わりますよね。――例えばウッディのボイスボックスのように、おもちゃにはそれぞれ魅力=武器がありますよね。お二人はコントだけじゃなく、ものまねをお笑い芸人さんとしての武器にされているかと思いますが、おなじみの和泉元彌さんとIKKOさんのネタは、どのようにして生まれたのでしょう?長田:偶発的なものというか…元彌さんは昔から、ちょっとずつやっていたんですけど「コント以外で何かあるか?」と言われて、軽くやっていたくらいなんです。あるときにものまね番組に呼んでいただいて、そこで僕が元彌さんや氷室京介をやっていて、相方も「何かないか?」ということで、昔ちょっとやっていたIKKOさんをやったら、バチン!とはまったという感じですね。松尾:そうですね。武器だと思っていないものが武器だったんです(笑)。――昔から持っていたものが、実は武器だった(笑)?長田:昔から持っていて、横に置いてあったんですけど、へんてこりんな形してるし、「こんなんで戦えるわけないだろ!」っていうのが効いたみたいな(笑)。そういう意外性はありますね。松尾:芸人もそうですけど、一般の方にも言えることじゃないかと思いますね。武器だと思っていないものが、実は武器だったりするということは。長田:もう一回、周りを見渡してみる。近くにあるものが武器になる可能性があるので。自信をもって、いろいろ出した方がいいってことですね。――そういった発見などを経て大ブレイクに至ったわけですが、明確に「ブレイクした」と自覚できたお仕事は?松尾:間違いなく、これ(『トイ・ストーリー4』)じゃないですか(笑)?長田:本当にそう思いますね。『キングオブコント』を経て、いろいろなゴールデン番組に出させていただくこともありましたけど、それでもやっぱり浮き沈みが激しい世界ですから。どこで「売れた」と言っていいのかわからないっていうのもありましたし、ここで「売れた!」と言ってもまた下がる可能性もあるんですけど、ディズニー/ピクサー作品の声をやらせていただけたっていうのは、これは本当に「売れた!」ということだと思います。松尾:そうですね。これが決まるまでは、「売れたねえ」と言われても「いやいやいや…」とか言っていたんですけど、いま「売れたねえ」って言われて、「いや、もう売れましたね!」と言うしかないくらいのお仕事なので(笑)。長田:僕らが売れたって認識していないと、逆に失礼になるというか。松尾:だから間違いなく、『トイ・ストーリー4』だと思います。●2人の子供時代と思い出のおもちゃ――『トイ・ストーリー』を語る上では、おもちゃだけでなく、子どもも不可欠ですよね。お二人は、おもちゃで遊ぶタイプの少年でしたか?長田:めちゃくちゃ遊んでいましたね。いろんなおもちゃを持っていました。僕はロボットが好きで、ロボットのおもちゃをどこにでも持って行って、お風呂場とかでも遊んでいたんです。そうしたらある日、ロボットの頭が取れて、お風呂場の排水溝に流れて行っちゃったんです…。すごく悲しくて。『トイ・ストーリー』の世界だったら、あの顔はどうなっていたんだという…。松尾:ほかの皆が助けに行ってくれる(笑)?長田:助けに行ってくれているのかなあ…そう思いたいですよね。本当に。――目が覚めたら、顔が元に戻っていたり…?松尾:「あったー!」って言ってね(笑)。長田:その時は、戻っていなかったんですけど、僕がそのおもちゃと離れてから、皆が戻してくれたのかもしれないですね(笑)。――では、松尾さんは少年の頃、どんな感じでしたか?松尾:僕は地元が箱根で山の中で育ったので、おもちゃよりは、自分の好きな木とかを持って遊んでいましたね(笑)。どちらかというと、今回新たに登場するフォーキーのノリに近いというか。フォーキー…僕はもう、木ーだったんですよ。長田:フォーキーのキー(笑)。――ウッディ役の唐沢寿明さんが、本作について「おもちゃはいつも、買い与えられて遊ぶものじゃなくて、自分で想像力を働かせて、近くにあるもので作ったりするんだよ」ということを教える映画だとおっしゃっていました。松尾:唐沢さんと全く同じことを考えていたんです。長田:いいとこだけを汲み取るな(笑)!松尾:唐沢さんの言う通りです(笑)。――ピクサー作品に携わった2019年は達成感のある年になるのかなと思うのですが、この作品に出演したことを踏まえて、2019年をどんな年にしていきたいか最後にお聞きしたいです。松尾:「いい年でした」で、もう終わっていいと思う(笑)。上半期で終わっていいです。長田:もう12月末な感じです。あとはもう、惰性で行きたいと思います(笑)。――またまた(笑)。松尾:これ以上大きい仕事って、今年はもうないですよ。長田:僕は本当に昔からピクサーの作品が好きで、その中でも『トイ・ストーリー』は一番思い入れが強くて。その作品の声優ができるっていうのは、本当に夢みたいな話でしたから。これ以上のことは、なかなかないと思いますね。2052年くらいちゃいますか? これを超える仕事があるのは(笑)。松尾:2052年にでかい仕事できてたらすごい。いいジジイで(笑)。それででかい仕事って、人間国宝になるしかないよ。長田:目指していきたいですね、人間国宝。『トイ・ストーリー4』を超えるのは、人間国宝しかない。松尾:今年に関しては、もう十分お仕事もいただいていましたし、この『トイ・ストーリー4』の声優をやらせてもらったので、もうお仕事的にはOKです(笑)。長田:でもやっぱり、ここから公開となって、もっと盛り上げていきたいなっていう思いはありますね。僕ら自身も「あ、あのチョコレートプラネットが吹き替えをやってたんだ!」と思われるような芸人になりたいです。■プロフィールチョコレートプラネット長田庄平(1980年1月28日生まれ。京都府出身)と松尾駿(1982年8月18日生まれ。神奈川県出身)によるお笑いコンビ。NSC在学中の2006年にコンビを結成。2008年に開催された『第1回キングオブコント』でいきなり決勝進出を果たす。2014年に開催された第7回大会では準優勝、2018年の第11回大会では3位の好成績を収める。2019年には『R-1ぐらんぷり』で長田が準決勝に、松尾が決勝に進出するなど各賞レースを席巻。作り込まれたコントのほか、両名ともものまねを得意とし、和泉元彌(長田)、IKKO(松尾)など多数のレパートリーがある。
2019年07月26日バイクに乗った出川哲朗(55)が、蒸し暑い7月の宮古島を駆けぬけていく――。この日、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)のロケが行われていたのだ。14年の特番から始まった通称『充電旅』。番組は好評を博し、17年4月にゴールデン帯でのレギュラー化を果たした。その後、視聴率は最高で13.2%を記録。テレ東番組で指折りの人気を維持している。「電動バイクに乗った出川さんとゲストが、行く先々でバッテリーの充電をお願いし、目的地を目指すというもの。出演者にとってはハードな企画ですが、出川さんの飾らないスタイルが多くの視聴者に支持されています」(テレビ局関係者)ゲストには反町隆史や唐沢寿明をはじめ、大物芸能人が多数出演している。7月20日放送回には出川の“親友”中居正広(46)が登場し、出川と猛暑の山形で爆笑を誘う珍道中を繰り広げた。そんな『充電旅』だが、人気番組らしからぬ“意外な側面”があるという。「実は『充電旅』は、テレ東の番組制作費の関係からとてもギャラが安いんです。出川さんは1本30万円ですし、ゲストも同じ。どんな大物でもそれは変わりません」(前出・テレビ関係者)決して楽ではない外ロケで、ギャラは格安。しかし、それでもゲスト出演を熱望する芸能人は後を絶たないという。「たとえば、去年の7月14日に出演した明石家さんまさん(64)は自ら出川さんに『どうしたら出演できるの?』と聞いてきたそうです。さんまさんがテレ東に出るのは34年ぶりのことでした。中居さんもテレ東のロケは23年ぶりですが、出演が決まってかなり喜んでいました。こちらは出川さん直々のオファーでかなったことでした。テレビ東京の力だけでは、豪華メンバーを格安ギャラで呼ぶのは難しかったかもしれません。それでもこうして大物ゲストの出演が続くのは間違いなく、出川さんのお人柄あってのことです。出会うすべての人を大事にする。そんな出川さんの謙虚な姿勢が番組を支えているのです」(テレ東関係者)冒頭の宮古島ロケでも、出川は島民や観光客と談笑。たくさんの写真撮影にも気さくに応じるなど、“神対応”ぶりを見せていた。これからも、テレ東の期待を背負って日本中を電動バイクで走りつづける出川。さらなる大物ゲストの出演も期待できそうだ。
2019年07月25日唐沢寿明が妻を殺された復讐に燃える刑事役で主演する「ボイス 110緊急指令室」の第2話が7月20日放送。樋口の妻を殺した“真犯人”のセリフから“黒幕”を演じるキャストの“予想合戦”が過熱している。3年前、勘と行動力で突き進む凄腕刑事だった樋口彰吾は、猟奇殺人犯に妻を殺される。犯人と目される男が逮捕され裁判にかけられるが、緊急指令室で妻の通報を受けた橘ひかりは「真犯人が別にいる」と言い出す。それを責任逃れだと感じた樋口はひかりに怒りを向けるが、3年後、ひかりは通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することを使命とするECU(Emergency Call Unit)を設立。その隊員として樋口を指名する…。樋口彰吾役に唐沢さん、橘ひかり役に真木よう子、樋口を「兄貴」と呼び慕っている石川透を「NEWS」増田貴久。3人のほか樋口とかつてコンビを組んでいた沖原隆志に木村祐一、港東警察署署長の田所賢一に小市慢太郎、ECU副室長の落合智明に安井順平、ホワイトハッカーとしてECUに参加する緒方拓海に田村健太郎、樋口たちが行きつけの居酒屋店主・森下志津にYOU、樋口の妻・未希に菊池桃子といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話は前回のラストで絶体絶命となった萩原夏美(吉川愛)がギリギリのところで救出されるところからスタート。夏美の拉致現場がアクアショップだとなぜわかったのか?と問う樋口に、ひかりは自分が特殊聴力があると告白するが信じてもらえない。しかし樋口は遠くにいるひかりに話しかけ、彼女の話が本当だと確信する。ひかりは樋口に3年前の真実を話す。それは警察内部に影響力のある人物が真犯人だという信じがたいものだった。樋口とひかりが話しているとそこに、3年前の事件の犯人として逮捕され、その後逃亡を図った相良(平原テツ)が自殺したという連絡が。現場に行き死体を確認した2人は相良が他殺だと確信するが、事件は自殺として処理されてしまう…という展開。今回、交番勤務だったひかりの父も3年前、あの事件で“真犯人”に殺されていたことがわかった。回想シーンに登場した犯人は1話よりセリフも多く、その声から“真犯人”と演じている俳優を予想するツイートが続々。「真犯人の声がなーんとなく聞いたことあるっぽくて役者が気になる」「小市さんが黒幕かな…?」「増田が黒幕なんじゃないの?1番近くにいた人間が黒幕ってよくあるし」「真犯人の役って伊勢谷友介なのかな」「黒幕誰かなー伊勢谷友介さんとかかな」など、現時点で登場しているキャラクターはもちろん、声色から出演していない伊勢谷さんの名前が上がるなど、視聴者が想い想いに“真犯人”予想合戦を繰り広げている。(笠緒)
2019年07月20日「嵐」大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人がゲストとトークやゲームで盛り上がる「嵐にしやがれ」の7月20日(土)今夜放送回に、『アルキメデスの大戦』から菅田将暉と女優の浜辺美波、「ボイス 110緊急指令室」から唐沢寿明がゲスト出演する。『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き『あゝ、荒野』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得。圧倒的な実力とともに音楽アーティストとしても「まちがいさがし」などでヒットを飛ばす菅田さん。『君の膵臓をたべたい』では透明感あふれる演技でヒロイン役を好演。一方「咲-Saki-」「賭ケグルイ」では全く違った顔ものぞかせるフレッシュかつ演技派の浜辺さん。『アルキメデスの大戦』で共演する2人が本番組に登場。「デスマッチ企画」では菅田さんがハマるグリーンカレーや12時間以上寝かせたフレンチトースト、浜辺さんの大好物ローストビーフ丼など2人の大好きなグルメをてんこ盛りでお届けする。「ルーズヴェルト・ゲーム」「THE LAST COP/ラストコップ」「グッドワイフ」と多彩な作品に出演を続け、先日公開の『トイ・ストーリー4』も大ヒット中の唐沢さんは二宮ハンバーグの会に参戦、ハンバーグマニアが薦める名店を巡る。菅田さんと浜辺さんが出演する『アルキメデスの大戦』は、1930年代、超大型戦艦「大和」の建造計画に危機感を感じた山本五十六が「大和」建設計画の裏にある不正を暴くべく天才数学者・櫂直を海軍に招き入れる…という物語。櫂に菅田さん、櫂に想いを寄せる社長令嬢・尾崎鏡子を浜辺さんが演じる。唐沢さんが主演を務める「ボイス 110緊急指令室」は通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することを使命とするECU(Emergency Call Unit)のメンバーとして事件解決に当たりながら、妻を殺された復讐に燃える主人公を描く韓国ドラマのリメイク。唐沢さんが猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐に燃える凄腕刑事・樋口彰吾を演じ、真木よう子、「NEWS」増田貴久らが共演する。『アルキメデスの大戦』は、7月26日(金)より全国東宝系にて公開。「ボイス 110緊急指令室」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。「嵐にしやがれ」は7月20日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月20日唐沢寿明主演、真木よう子、「NEWS」増田貴久らが出演する「ボイス 110緊急指令室」が7月13日放送開始。緊迫感溢れるハードな展開に「緊迫感やばい」「恐怖すぎ」などの感想が殺到。また増田さんに「可愛かった」といった声も寄せられている。「110番」でつながる警察の緊急指令室を舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」することを使命とするECU(Emergency Call Unit)の活躍と、主人公の復讐劇を描く本作。3年前に猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐に燃える凄腕刑事・樋口彰吾を唐沢さんが演じ、絶対聴感を持つ緊急指令室の室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかりには真木さん。樋口を「兄貴」と慕う石川透に増田さん。樋口の妻・未希に菊池桃子といった俳優陣も出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。勘と行動力で突き進む凄腕刑事だった樋口は張り込み中、未希からの着信より業務を優先、その後未希からの110番に応じたひかりは、その声に緊急性を感じるがコールバックしろという命令に従ったことで、殺人鬼に未希の居場所を教えてしまい、結果未希は惨殺されてしまう。その後の裁判で証言に立ったひかりは、樋口が逮捕した未希殺害の被疑者・相良(平原テツ)とは別に犯人がいると証言。樋口らはそれを責任逃れのための言い訳だと思っていた。3年後、樋口は交番勤務となりかつての同僚たちからも煙たがられる存在になっていた。一方、科捜研で難事件を解決し実績を積んだひかりは港東署の緊急指令室長として帰ってくる。ひかりはかつての反省から“ECU(Emergency Call Unit)”の設置を警察幹部たちに提案する。そんななか緊急指令室に萩原夏美(吉川愛)から誘拐されたと通報が。事態が一刻を争うことを察知したひかりは自ら指揮を執り樋口らを現場に向かわせる…というのが今回のストーリー。誘拐犯から逃れようとする夏美と彼女に指示を出すひかり、夏美の落としたイヤリングに気付き、居場所をつきとめてしまう犯人。夏美と犯人の居場所を突き止めようと駆け回る樋口…緊迫感溢れる展開に、「めっちゃ緊迫感やばい ここまでのクオリティよく作ったな!」「こんなにハラハラさせられるドラマ久しぶり」「恐怖すぎてぶっ倒れるか思うくらい追い詰められた」などの感想が殺到。また樋口を慕う透役で出演している増田さんにも「まっすーの兄貴!!って慕ってる姿可愛かった」「兄貴!って呼ぶ声がいい声でカッコよかった」などの声が。また誘拐される女性役で出演した吉川さんにも「誘拐された女の子の演技うますぎてハラハラがやばい」「吉川愛さん凄かった なんでも出来る役者って憧れる」など、その演技を賞賛するツイートが数多く送られていた。(笠緒)
2019年07月14日この夏「トイ・ ストーリー」が帰ってくる! ディズニー/ピクサーによる人気シリーズの最新作『トイ・ ストーリー4』は『トイ・ストーリー3』の続編にあたる。ウッディとバズたちは、これまで慣れ親しんだ持ち主・アンディのもとを離れ、新しい持ち主の少女・ボニーのもとで、慌ただしくも楽しく暮らしていた。ある日、彼らのもとに、先割れスプーンで作られた手作りおもちゃ・フォーキーがやってくる。ボニーにとって、一番のお気に入りおもちゃとなったフォーキーだが、彼は自分のことを“ゴミ”だと思いこんでいるため、すぐに持ち主の元を離れようとするトラブルメーカー。“おもちゃは持ち主のそばにいること”が幸せだと信じるウッディは、そんなフォーキーの世話をやくのだが、その行動が新たな危機を呼んでしまう。『トイ・ ストーリー4』は懐かしい仲間たちとの再会、そして新しい仲間との出会いと冒険を描き、子どもから大人まで楽しめる作品となっている。シリーズ第一作から、ずっとウッディの吹き替えを担当している、俳優の唐沢寿明はこう語る。「『トイ・ ストーリー』シリーズは、一作目から子どもたちの成長をずっと見守ってきたじゃないですか。おもちゃで遊んでいた子どもが、大学生になりおもちゃと別れ、大人になる。“ちゃんと大人になろう”というメッセージが込められているんだよね。本作は、そこからさらに一歩進んで“自分の人生を自分で選ぶ”という、ちょっと大人っぽい話になっているんです」(唐沢)本作はいわば、「ウッディのセカンドキャリア」の話でもある。これまでと勝手が違う新天地で、自分はどうあるべきかと悩むウッディに、自らを重ねる大人も多いのでは。その一方でフレッシュな魅力を振りまくのは、フォーキーの吹き替えを担当する、俳優の竜星涼だ。現在26歳の彼はまさに『トイ・ ストーリー』と一緒に成長してきた世代。オーディションで選ばれた演技は、吹き替え声優初挑戦とは思えないほど。「小さい頃から『トイ・ ストーリー』を観て育った世代なので、その続編に出演できることが素直に嬉しいです。“ウッディ”と名前を呼びかけるシーンのたびに、自分がこの世界に入っていることを実感して、感慨深いものがありました。声優の仕事は、聞き取りやすさが第一、普段のお芝居の場合は、ちょっと濁っていたほうが“面白い”とされることもありますが、そういうことは全くなくて、そこで表現することの難しさや奥深さは、自分にとってはとても新鮮でした」(竜星)フォーキーもまた、新しい世界に戸惑っているキャラクターだ。ウッディはそんなフォーキーに、おもちゃの先輩としてのアドバイスを行うが、同じ事務所の先輩後輩関係にあたる二人の間には、どのようなやりとりがあったのだろうか?「スタジオで会ったときに、一言だけ“とことん爽やかにいけよ”とは言っておいたかな(笑)」(唐沢)「そうやって、たまにお会いすると、本気とも冗談ともつかないアドバイスをくださる。それが染みるんですよ。頂いた言葉をずっと頭の片隅においていました」(竜星)フォーキーという、これまでになかったキャラクターについて唐沢はこうも述べていた。「フォーキーというキャラクターを出すということは、おもちゃというのは“買い与えられて遊ぶもの”だけではなく、自分で想像力を働かせて、身近なもので作ったりするものだと言ってるんだよね。子どもにとっては鉛筆や消しゴムを転がしているだけでも“遊び”なんだもんね」(唐沢)「たしかに自分もそういう思い出があります」(竜星)「ピクサーのすごいところは、その技術を“すごいだろう”と誇るのではなく、観ている子どもたちの成長ことを、ずっと考えているところが、本当にすごいんだよね」(唐沢)ウッディとフォーキー、おもちゃの仲間たちの冒険、そして新しい旅立ちをスクリーンで体験してほしい。『トイ・ ストーリー4』は7月12日(金)、全国公開される。撮影/高橋那月、取材・文/藤谷千明
2019年07月12日●『トイ・ストーリー』アフレコ秘話女優・モデルの新木優子が、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)に登場する新キャラクター“ギャビー・ギャビー”の日本語吹き替えで声優に初挑戦した。おもちゃたちと子どもたちが織りなす感動のドラマを描く本作での経験を「すべての作業がすごく新鮮で楽しかった」と振り返る新木に、アフレコの舞台裏、声に抱いていたコンプレックス、演技の楽しさを教わった恩師との出会い、女優としての転機などについて語ってもらった。――アンティークショップで暮らすギャビー・ギャビー役で声優初挑戦となりました。多面的なキャラクターであるギャビー・ギャビーからは、可愛らしさや切ない思いが感じ取れますが、収録ではどんな面を楽しめましたか?私にとっては全てが初めての経験だったので、すべての作業がすごく新鮮で楽しかったんですけど、中でも特に楽しかったのは、自分の声を収録した後にその声が映像とともに流れてくることですね。すごくうれしかったですし、「これが皆様に届く映像になるんだ」と実感できました。自分の声を改めて画と照らし合わせて聞くことによって、より一層、どんな風に表現しようとイメージすることもできました。――以前から声のお仕事もしてみたいとおっしゃってきたかと思います。今回の作品を通じて、自分の声をもっと好きになれたり、自信を持てたといった、ポジティブな変化はありましたか?もともと、普通の人よりも1トーン低い声がコンプレックスではあったんです。でも自分の声を「いいね」と褒めていただけるようになって「自分の声はコンプレックスに思うようなものではないんだな。むしろ、人とは違う強みにしていけたらいいな」と、ずっと思っていました。そうやって褒めていただくことがうれしかったんですけど、今一歩、自分の自信につながるものがなかったんですよね。でも今回、ギャビー・ギャビーを演じ、完成品を見せていただいたことで、自分の声に対して自信が持てるようになったというか、彼女の魅力の一つになれていたのかなと思うことによって、自分の声も受け入れることができたんです。それは今回のお仕事のお陰だなと思っていますね。――ギャビー・ギャビーも、自分の声を出すための「ボイスボックス」がうまく作動しないことが、おもちゃとしてのコンプレックスになっていますよね。そういう意味で、ギャビー・ギャビーに共感できました?共感できる部分はすごくありました。声以外にも、私には細かい部分で女の子らしいコンプレックスがあったりするんです。そういう悩みは人一倍ケアするんですけど、それが逆に楽しかったりもするんですよね。むしろ、悩みがあったからこそプラスの経験をたくさんさせてもらっているなあとも思うんです。ギャビー・ギャビーも後々に気づくけど、コンプレックスをいかに次のステップとして進んでいけるかが大事だと思うので、コンプレックスを活かしてこれからも向上していきたいです。この作品によって自分の声を受け入れることができたので、どんどん強みに変えていけたらいいなと思います。――ギャビー・ギャビーには印象的なシーンがたくさんありますが、新木さんのお気に入りのシーンは?ボニーのためにフォーキーを取り返さなきゃいけないと思い、1人でもやることをやると決めたときに、ウッディとギャビー・ギャビーが話すシーンです。ギャビー・ギャビーの思いがすごく強いこともわかるし、それを聞いているウッディも、ちゃんと心が動かされている感じがあるんですよね。私自身、夢のようなシーンでした。『トイ・ストーリー』の中でしっかりとギャビー・ギャビーの思いを声に乗せて表現できたのかなと思うシーンでもあったので、すごく印象に残っています。――ウッディとの掛け合いは、唐沢寿明さんの声がすでに入っていた状態でしたか?最初に自分の声を合わせたのは、英語版声優のトム・ハンクスさんのお芝居でした。自分の声を入れ終わった後で聞くときに、ウッディの声が唐沢さんの声になっているという感じだったので、リアルなお芝居の間とかは英語版だったので、ちょっと難しい部分はあったんです。でも、照らし合わせるときには唐沢さんの声が入っていたので、すごくイメージしやすかったですし、楽しくやらせていただきました。――本作で声優を務めたことは、女優としてのキャリアにどんな面でプラスになっていくと思いますか?今回挑戦してみて、声だけで表現することがすごく大変だと学べました。今までは映像で出させていただいて、声だけじゃなく、表情や仕草で表現していて、どれだけ助けられていたか、頼りすぎてしまっていたかということをすごく感じましたね。本作を通じて、声に説得力があることはすごく大切なんだなと思いましたし、声のトーンや表現一つで、相手への伝わり方が変わることを実感できたので、この経験を映像でも活かしていきたいなと思いました。●少女時代から大切にしているもの――ボニーやギャビー・ギャビーが出会う子たちも含め、本作では女の子の姿が印象的に描かれています。新木さんは子どもの頃、どんな女の子で、どんなことをして遊んでいましたか?活発でしたね。どちらかというと、中で遊ぶよりも外に出ていました。おままごとよりも、木登りしたり(笑)。割とそういう遊びの方が好きでした。――そんな新木さんが、子どもの頃から大切にし続けているものはありますか?すごく小さい頃に買ってもらった豚のお人形があって、それは今もありますね。――いくつぐらいの時に買ってもらったものなんですか?5歳くらいかなあ。今年で26歳になるんですけど、20年以上もずっとそばにいるんです。――どういうところが気に入っていますか?すごく癒やされるというか…。親豚の上に2匹、子どもがいるんですよね。なぜかそれまでは物を欲しがらなかったらしいんですけど、ある日にお出かけしたときに、珍しく、その人形だけ手放さずに動かなかったらしくて。それくらい、物心ついた頃から安心感があったのかな(笑)。今でも見ると癒やされますし、すごくほっこりします。――『トイ・ストーリー』はシリーズを通じて、観客の子供たちが成長できる物語になっています。新木さんが「大人になったなあ」と実感したエピソードはありますか?すべての感覚が違いますよね。金銭感覚だったり、人間関係も。本作のボニーは、保育園に行っても友達がいなくて葛藤しているんです。そういうのって大人になってもあることですけど、経験を積み重ねていくことによって自分なりに苦じゃない人との距離感を学習していったりする。最初はボニーのように「怖い」と思っていたことを「今思うと、何で怖がっていたんだろう?」と思うようになったのは、すごく大人になったなあと感じます。人との距離感は、小さいときとは全く違うし、学生の時と比べても全然違いますね。あの頃は友達がすべてというか、自分だけじゃなくて周りにいる人たちがすべてでしたけど、今は自分のことをしっかり中心に据えて考えられるようになりました。もちろん、周りの人も大事だけど、自分も大事だと思うようになったのは、すごく大きいかなと思います。●恩師から教わった芝居の楽しさ――新木さんは小学生の頃にスカウトされて芸能界入りし、モデル・女優として活躍されてきました。最初にお芝居の楽しさを実感したのはいつのことでしたか?中学生の頃に、事務所の演技レッスンに通わせていただいていたんです。あの頃はすべてが新鮮で、その時の先生がすごく厳しかったんですけど、一人の役者・女性として扱ってくださる先生だったんです。その時は「怖い」と思っていたけど(笑)、自分の中で「先生がどうやったら楽しんでくれるかな?」「どうやったら先生を驚かせられるかな?」と、頭の中で方向転換していけた時期がありました。レッスンに行く電車の中とかで「今日の演技レッスンでどういう風に先生を面白く思わせよう?」と考えていたときは、すごく楽しかったです。演じる楽しさは、その先生から教えていただけていたかなと思いますね。――その後、様々な作品に出演してきたわけですが、これまでのキャリアを振り返って、ご自身の転機になった出来事や作品は?より一層自分に自信がついたのは『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』ですかね。本当に全く経験がない中で、大御所の先輩の方々とご一緒する機会がありました。その後、すぐに『コード・ブルー』に出させていただいて。『コード・ブルー』でも大先輩の方々とご一緒させていただく機会がありました。それまでも気を抜いていたわけではなかったですけど、より一層気を張って、脇を締めて、しっかり自分の役と向き合わなきゃいけない!という状況に、作品を通して置いていただいていたのが、私の中ではすごく大きかったかなと思います。――ピクサー作品は世界的なコンテンツです。世界的と言えば、先日にはDiorのショーを鑑賞するために、フランスのパリを訪れていましたよね。そういった国際的なお仕事は、どんな面で刺激的なのでしょうか?本当にすごく貴重な経験だなと思います。海外に行くと不思議なことに「なんで自分ってこんなに小さいんだろう」と感じますし、自分の存在がまだまだどれだけ小さいかに気づいて「もっともっと大きくなりたい、ならないといけない!」と、自分が今まで想像もできなかったような自信が漲るんです。それが海外のパワーですね。悩んでいたり、仕事で不安だったり、そういうことも「なんでこんなに不安に思っていたんだろう?」と、海外に行くことによって思考が全く変わるんです。世界のフィルターを通して見ると、自分が思っているよりも自分が悩んでいることはちっぽけで、どれだけ狭い視野の中で不安になったり、落ち込んだりしているんだろうと思えますね。落ち込んでいるときに行くと、すごく元気になるし、元気な時に行くと、より一層「もっと頑張りたい!」「もっと色々なことをしたい!」というポジティブな気持ちになります。もともとそんなに悲観的ではないんですけど、そういう気持ちにさせてくれるので、定期的に行かせていただく機会があることは、すごくありがたいなと思います。とは言っても、お仕事で自信がない時期もあったりするんですよね。そういう時に、どれだけ忙しくても海外のお仕事があると、自分の気持ちをリフレッシュできるし「頑張ろう!」と思えるので、すごく大切ですし、これからもご縁があれば、どんどん海外のお仕事も挑戦させていただきたいですし、頑張りたいなと思っています。■プロフィール新木優子1993年12月15日生まれ。東京都出身。小学生の時にスカウトされたことがきっかけで芸能界入り。2014年から女性ファッション誌『non-no』の専属モデルとして活動中。Diorのコレクションなどにも出席している。『錨を投げろ』(08)で映画初主演、ドラマ『ラブラブエイリアン』(16)で連ドラ初主演。映画では『あのコの、トリコ。』(18)、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2018)、『悪と仮面のルール』(18)などにも出演。ドラマでは『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017)、『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(17)、『SUITS/スーツ』(18)、『トレース~科捜研の男~』(19)などに出演してきた。
2019年07月12日●『トイ・ストーリー』声優として大事なこと個性的なおもちゃたちが繰り広げる冒険をフルCGアニメーションで描き、世界的なヒットを飛ばした映画『トイ・ストーリー』から22年。シリーズ4作目となる『トイ・ストーリー4』が、7月12日に日本公開を迎えた。主人公でカウボーイのおもちゃ・ウッディの日本語吹き替えを1作目から務めてきた唐沢寿明と、本作で自分をゴミだと思い込んでいる新キャラクター・フォーキーの吹き替えを務めた竜星涼にインタビューを行い、アフレコの舞台裏や「見る子どもたちを成長させる」シリーズの魅力について語ってもらった。○■久しぶりのウッディに苦戦「なかなかテンションが…」――まず唐沢さんにお聞きしたいのですが、ウッディとの再会はいかがでした?唐沢:最初は久しぶりだったから、うまくいかなかったんですよね。なかなかテンションが上がらず…って言うの? 自分はテンションを上げていたつもりだったんだけど、実際は「あまり上がっていない」と言われて。何度か聞き直したら「あれ? 上がっていないな」って。「自分はもっとこういうテンションでやったつもりなのに、声がちょっと違うなあ」と感じていました。――ディズニーやピクサー作品では、息遣いまで細やかな演出があると聞きました。唐沢:それよりも、感情やセリフの意味をちゃんと相手に伝えるようにしゃべるとか、そういうことを大事にしている。――竜星さんはオーディションでフォーキー役を勝ち取ったわけですが、改めてどんな気持ちでしたか?竜星:素直にうれしかったですね。『トイ・ストーリー』はいつの間にか僕も見ていて、一緒に育ってきました。そういった作品の続編で、ありがたいことに、こういう仕事をさせていただけて。「こういうこともあるんだなあ」と思いました。――本作のアフレコを経験したことは、ご自身にとってどんな面でプラスになりましたか?竜星:お芝居をやっているときは、セリフが聞き取りやすい方が録音部さんにとっては良かったりすると思うんですけど、逆にストレート過ぎても面白くなかったりするんです。ただ、声優のお仕事になると、聞き取りやすいことが絶対なんですよね。ちょっと濁っていて面白味があるようなものはあまり必要がない。でも、それを聞き取りやすいもので表現していく奥深さがある。そういうところは、すごく新しい発見になったというか、挑戦させていただけたなと思いました。○■ピクサー作品は「見ている子供が大人になるまで成長させる」――前作のラストで、ウッディたちは大学生になったアンディからボニーに譲り渡されました。本作では、ウッディが環境の変化に対して戸惑う様子も描かれていて、大人っぽいストーリーだと感じられます。唐沢:『トイ・ストーリー』は1作目から、ちゃんと見る子どもたちを成長させる話になっているでしょう? おもちゃで遊んでいた子が大学生になったら、もうおもちゃを持たないだろうとか。「皆、ちゃんと大人になろうね」という話なんだよね。今回の『トイ・ストーリー4』では「自分で自分のことを選ぶ」という話が描かれている。だから、ちょっと大人っぽい話になっているんだよね。――新キャラクターであるフォーキーの存在にも、考えさせられるものが多いです。唐沢:フォーキーを登場させることで「おもちゃはいつも、買い与えられて遊ぶものじゃなくて、自分で想像力を働かせて、近くにあるもので作ったりするんだよ」ということを教えている。ディズニー/ピクサーのすごさっていうのは、そこなんだよね。何かを作って「すごいだろ!」と言うんじゃなくて、見ている子供たちが大人になるまでちゃんと成長させる物語になっているんだよね。竜星:おもちゃじゃなくても、何かしらを作る。それをおもちゃという風に取り上げるというところ、その発想力が単純にすごいですよね。「確かにそうだよな」って思うんです。自分もそうだったろうけど、小さいときに作ったものって、自分からしたらおもちゃと言っても過言じゃないものだったと思うし。唐沢:消しゴムをずっといじっているだけでも、遊びだったんだからね。ずーっと回してたりするじゃない(笑)。子どもって持っているもので何かするんだよね。いつも与えられているだけでもダメだし、おもちゃ側から見ても持ち主がいなきゃダメだっていうところから自立していくわけだから、大人が見ても思うところは、きっとあるんじゃないかな。●唐沢寿明から竜星涼へのアドバイス○■「本気なのか冗談なのかわからないアドバイスをくださる」――竜星さんはまさしく、子どもの頃から『トイ・ストーリー』を見て育ってきた世代ですよね。ウッディはフォーキーの先輩のような存在ですが、今回は事務所の先輩である唐沢さんから、どんなことを教わりましたか?竜星:アフレコ自体は、僕が最初にやって出来上がったものの後に唐沢さんが収録される形だったので、一緒にセッションすることはなかったんですけど、前作や他の作品を見直したりして、自分の中でイメージなどを作りながらやりました。――フォーキーがウッディに懐くように、唐沢さんに懐いたりは?唐沢:それはないでしょ。キャラ的に(笑)。一言、言ったことがあったよな。スタジオで会ったときにさ。「お前、とことんさわやかに行けよ」って(笑)。それだけは言っておいた。竜星:たまにお会いしたときに、本気なのか冗談なのかわからないアドバイスをくださるんですよ。それが意外と、こういう人間には染みるんです。――唐沢さんも、一般的には「さわやかな好青年」というイメージがありましたよね。唐沢:別に俺は悪人じゃないけれど、そういうイメージを100人中100人にずっと持たれると「そこまでさわやかな好青年じゃない」と思う。皆、そうじゃない? それ(=イメージ)との葛藤で生きることになるわけ。俺なんて、やっと最近だもん。それに慣れてきたの。一般の人もそうだけど、会う人会う人が、そうだと思って接してくるから。そのプレッシャーもどこかにあったりするわけだよ。何を言っても怒らない人とか、何やってもニコニコしている人みたいな感じで接してくるから、こっちはそれに応えなきゃいけない(笑)。竜星:ある種、エンターテイナーですよね。唐沢:それはもう、仕方がないんだよ。そういう風に見えちゃって、周りが勝手にイメージを作っちゃってるんだよね。――竜星さんはそういったギャップに悩んだことはありますか?竜星:そこまで自分が好青年だと思っていないからこそ、周りもそんなに好青年だと思っていないんじゃないかなとか(笑)。そういうところを、唐沢さんは「それじゃよくないぞ」って…。唐沢:よくないぞじゃない(笑)。そこが悪いわけじゃないよ(笑)。○■「ウッディ」というセリフを言える喜び――4作目に至るまで吹き替えを務められてきたので、日本では「ウッディと言えば唐沢さん」というイメージが浸透しています。唐沢さんはその現実をどう捉えていますか?唐沢:もしかしたら、1作目で終わってたかもしれない。僕も最初はオーディションで選ばれているわけだから、偶然と言えば偶然の話なんだよね。4作目までできて、アトラクションもできたり、いろいろなこともあった。「『トイ・ストーリー』が好きです」という人がこんなに増えた。そういう意味では、ありがたいと思いますね。――そんな唐沢さんとの掛け合いが多い竜星さん、フォーキーのセリフで印象的なものはありますか?竜星:台本をパッと開いて単純に感動したのは、「ウッディ」というセリフを言えることですね。シリーズをずっと見てきた人間が、その世界観に入って「ウッディ」と呼べている。『トイ・ストーリー』だからこそ言えるセリフじゃないですか。それはうれしい限りでしたね。――それを聞いて唐沢さん、いかがですか?唐沢:そう思っているんだなあって(笑)。今は別の作品をやっているから、久々にこの『トイ・ストーリー』に戻ってきてイベントに出たときに「あ、俺『トイ・ストーリー』のウッディをやっているんだな」と。「一瞬戻ってきた」みたいな感じなんですよ。竜星とかの立場からすると、こういうヒットしたアニメーションの世界に入れることで、すごく盛り上がってくるところがきっとあると思う。どう考えたって残る作品だからね。■プロフィール唐沢寿明1963年6月3日生まれ、東京都出身。1980年に「東映アクションクラブ」の一員となり、俳優としてのキャリアをスタート。スーツアクターや裏方も務めた後に、ドラマ『愛という名のもとに』(フジテレビ/92)で一躍人気俳優に。『トイ・ストーリー』シリーズでは、1作目から主人公・ウッディの日本語吹き替えを務めている。最近の出演作は映画『ラストコップTHE MOVIE』(17)、ドラマ『ハラスメントゲーム』(テレビ東京/18)、『グッドワイフ』(TBS/19)など。7月に放送開始となる新ドラマ『ボイス 110 緊急指令室』(日本テレビ)では、妻を殺した犯人への復讐に燃える敏腕刑事を演じる。竜星涼1993年3月24日生まれ、東京都出身。『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日/13)でドラマ初主演、『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャーガブリンチョ・オブ・ミュージック』(13)で映画初主演を務めた。最近の出演作には、映画『N.Y.マックスマン』(17)、『君と100回目の恋』(17)、『泣くな赤鬼』(19)、ドラマ『ひよっこ』(NHK/17)、『昭和元禄落語心中』(NHK/18)、『メゾン・ド・ポリス』(TBS/19)、『都立水商!~令和~』(TBS/19)などがある。183cmの長身を活かし、モデルとしても活動。2016年・2017年にはパリ・コレクション、2018年にはミラノ・コレクションに登場した。
2019年07月12日元NGT48・菅原りこ(18)の所属事務所が「エイベックス・マネジメント」に決定したと7月10日に発表された。ネットではエールが上がっている。日刊スポーツによると菅原は「NGTで学んできたことを、違う世界で生かしていきたいと思いました。さっぱりと一皮むけますという気持ちで、頑張っていこうと決めました」とコメント。目標とする人物に、同じくAKBグループ出身で所属事務所の先輩でもある川栄李奈(24)の名を挙げたという。同日、Twitterで新事務所を発表した菅原は《これから携わってくださる沢山の方々にご指導をいただきながら、歌やダンスを中心に色々な事に挑戦し、多方面でも活躍出来るよう精一杯頑張ります》とコメント。同ツイートは投稿9時間ほどで2.5万件もの“いいね”を記録している。菅原は5月、山口真帆(23)や長谷川玲奈(18)とともに「太陽は何度でも~菅原りこ・長谷川玲奈・山口真帆 卒業公演~」で多くのファンに見送られながら卒業した。山口は同月、天海祐希(51)や唐沢寿明(56)らが所属する事務所「研音」に所属が決定。長谷川も6月、声優を中心とした事務所「クロコダイル」への所属が決まったばかり。これで山口とともに卒業したメンバーすべての「これから」の拠点が決まったことになる。Twitterでは、新たな門出を迎えた3人の健闘を祈る声が上がっている。《それぞれ所属する事務所が決まりましたね。おめでとうございます。どんな困難であっても支え合うことを忘れなかったあなたたちがこれから更に活躍することを心から応援しています》《全員の事務所が決まって、本当に嬉しい。みんなの可能性が潰れなくて、本当に良かった》《沢山の思い出をくれた大切な子たちです 幸せな未来が待っていますように》
2019年07月10日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の7月7日(日)放送回に、女優の真木よう子、俳優の宮沢氷魚らがゲスト出演。話題の“毒舌”アイドル・ファーストサマーウイカも登場する。今夜はMCを後藤輝基と市來玲奈アナウンサーが担当。真木さん、宮沢さん、ファーストサマーウイカさんのほか、武田鉄矢、みやぞん、東野幸治、渡部建も出演。「人生最大のプレッシャー」スペシャルをお届けする。『さよなら渓谷』『そして父になる』で数々の映画賞を獲得、『MOZU』シリーズや「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」などバラエティに富んだ役柄をこなす演技派の真木さんだが、実はめちゃめちゃ陽気な性格だということで意外なプライベートを激白。そんな彼女の女優人生を救ってくれた名俳優とは!?人気モノマネタレント・りんごちゃんが武田さんと夢の初コラボを果たし、そこにモノマネ武田軍団が続々登場。武田さんを人生最大のプレッシャーから救った超大物俳優とは!?2人の感動秘話が今夜明かされるほか、“毒舌”界のニューカマー、ファーストサマーウイカさんは恩人の人気タレント「K」の登場に思わず涙…今夜も注目のゲストにまつわるトークが展開される。今回のゲスト、真木さんが唐沢寿明らと共演する夏の新ドラマ「ボイス110緊急指令室」は、110番でつながる警察の緊急指令室を舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」…1つ1つの判断が被害者の生死を分ける緊迫の現場を描くもの。猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐に燃える男・樋口彰吾を唐沢さんが、緊急指令室の室長で、ボイスプロファイラー(声紋分析官)・橘ひかりを真木さんがそれぞれ演じる。宮沢さんが出演する新水曜ドラマ「偽装不倫」は「東京タラレバ娘」「海月姫」などで知られる東村アキコのコミックを原作に、杏が演じる“おひとり様女子”の主人公が宮沢さん演じる年下男子と「既婚者」と偽って交際、“偽装”された不倫が始まっていく――という物語。「ボイス110緊急指令室」は7月13日より毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送開始。新水曜ドラマ「偽装不倫」は7月10日より毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送開始。「行列のできる法律相談所」は7月7日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月07日ディズニー/ピクサーによる人気シリーズの最新作『トイ・ストーリー4』の公開を記念して前作『トイ・ストーリー3』が7月6日(土)にテレビ朝日系でオンエアされる。ディズニー/ピクサーの躍進の礎ともなった本シリーズ。1作目は初の長編フルCGアニメーションとして1995年に公開、翌96年には日本でも公開され大ヒット。ヒットを受けて製作された続編『トイ・ストーリー2』に続き、2010年に公開されたのが本作となる。アンディ少年は成長し大学進学するために家を出ることに。アンディがおもちゃを卒業したことで主人を失ったおもちゃたちはゴミとして廃棄されるか、どこかに施設に寄付されるか…いずれにせよアンディとの別れを迎えようとしていた。アンディは家を出るにあたりウッディだけを連れていき、バズをはじめとするほかのオモチャは屋根裏部屋に片付けることに決めたが、ママの勘違いでバズたちはゴミに出されてしまう。バズたちは必死でゴミ袋を抜け出し保育園に寄付するオモチャの段ボール箱に紛れ込み、ウッディも仲間を救おうと大学行きの段ボール箱を飛び出し一緒に保育園に向かう。ウッディはアンディを信じるべきだと主張するが、保育園でクマのぬいぐるみ・ロッツォの歓迎を受けたバズたちは子どもたちとの新しい生活を選択。ウッディは1人で保育園を抜け出す。しかしバズたちは、乱暴な幼児が集まるクラスに入れられてしまう…というストーリー。そして7月12日(金)より全国にて公開される最新作『トイ・ストーリー4』では、『3』の“その後”が描かれる。“おもちゃにとって大切なことは子どものそばにいること”―― 新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズらの前に手作りおもちゃのフォーキーが現れるが、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは…ウッディの冒険の最終章をお見逃しなく。唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子ら1作目からの吹き替えキャストのほか、竜星涼、新木優子、森川智之、竹内順子らが新キャストとして出演するのも注目ポイントだ。『トイ・ストーリー3』は7月6日(土)22時15分~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXAR
2019年07月06日モデルで女優の新木優子が4日、都内で行われたディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)のジャパンプレミアに登壇。日本版声優として同作に参加した喜びを語った。新キャラクターの人形、ギャビー・ギャビーの声を担当した新木は、黄色い服を着ているギャビー・ギャビーにあわせた黄色のワンピース姿で登場。「この作品とともに成長したような感じに勝手に思っていたのですごいうれしかったです」と声優参加の喜びを語った。また、「作品の中で唐沢(寿明)さんと所(ジョージ)さんと戸田(恵子)さんと一緒に、お声だけでもお芝居をすることができたこともすっごくうれしかったです」としみじみ。さらに「完成品を見てまた、自分が物語の中に入っているっていう感動がこみ上げてきて、何とも言えな喜びですね。今まで味わったことのないような、本当に光栄だなと思います」と喜びをかみしめた。本作は、おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆を描く『トイ・ストーリー』シリーズの最新作。ジャパンプレミアには、新木のほか、唐沢(ウッディ役)、戸田(ボー・ピープ役)、竜星涼(フォーキー役)、チョコレートプラネット(ダッキー&バニー役)、そして、日本版主題歌を担当したダイアモンド☆ユカイが登場した。左からチョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿、竜星涼、唐沢寿明、戸田恵子、新木優子、ダイアモンド☆ユカイ
2019年07月04日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が4日、都内で行われたディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)のジャパンプレミアに登壇。本作の日本版声優に抜てきされた喜びを爆発させた。チョコプラの2人は新キャラクターのダッキー&バニーの声を担当。ふわふわの毛並みがキュートなアヒルのぬいぐるみ・ダッキーを松尾、鮮やかな青と緑の毛が特徴のウサギのぬいぐるみ・バニーを長田が演じた。長田は、今回の抜てきに「お話をいただいたときからずっとドッキリなんじゃないかなと。いつテッテレー! ってカードが出てくるんじゃないかってヒヤヒヤしていた」とドッキリを疑っていたと打ち明けてから、「昔から大好きな作品に参加できてめちゃくちゃうれしい。うれしさが無限の彼方に行っています」と名言風に喜びを表現して得意顔。「長田です」とアピールして笑いを誘い、松尾は「みなさんがやや納得されていたんで、良しとしましょう」と評価した。松尾も「本当にうれしくて、僕ら苦節14年、今までの仕事の中で間違いなく一番大きい仕事。今年一番の仕事なんで、2019年はほかの仕事は惰性でやっていくだけ」と冗談を交えて喜びを語り、「僕もドッキリだと思っていましたけど、今日ドッキリじゃなかったと思いました」と、やっと実感した様子。長田も「今日確信しました」と同調した。本作は、おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆を描く『トイ・ストーリー』シリーズの最新作。ジャパンプレミアには、チョコレートプラネットのほか、唐沢寿明(ウッディ役)、戸田恵子(ボー・ピープ役)、竜星涼(フォーキー役)、新木優子(ギャビー・ギャビー役)、そして、日本版主題歌を担当したダイアモンド☆ユカイが登場した。
2019年07月04日俳優の唐沢寿明とタレントの所ジョージが27日、都内で行われたディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)の来日スペシャルイベントに登壇。1996年に公開された第1作から日本語吹き替え声優を務める同作の魅力を語った。イベントには、来日したジョシュ・クーリー監督、プロデューサーのマーク・ニールセンが登壇。日本語吹き替え声優の唐沢、所、竜星涼、日本版主題歌担当のダイアモンド☆ユカイも集結した。唐沢は最新作について「今までの展開とはまるっきり違っていて驚きました。スケール感がすごくなっていて、どこまで行くのか。終わった感じがない。まだまだ続きそうだと思ったのは僕だけでしょうか」と感想を述べ、所は「何年もやっているのでバズ・ライトイヤーの映像を観ると『私だ!』と思う自分がいます。だから悲しい目に遭ってほしくないです」とすっかり感情移入。同シリーズが子供から大人まで愛される理由について、唐沢は「子供の頃から見ていた人が大人になって、家族を持っても、またその子供に1から見せられる」と語り、「日本でいうサザンオールスターズ状態。3世代くらいが(楽しめる)。それで古さを感じない」とサザンオールスターズに例えた。所は「キャラクターとお話は子供たちにウケる。絵全体は作り込みが細かいので大人向き。僕が一番感動したのは、細かいところの作り込みが素晴らしい。影であるとか、風を感じる感じとか。そこが大人にウケていると思う」と分析。「一場面一場面が絵になっていて額に入れたいくらい。何枚かもらえないかな」とおねだりし、ジョシュ監督が「もちろん」と快諾すると、「やった! 言ってみるもんですね!」と喜んだ。新キャラクター・フォーキーの声を務めた竜星は「僕は今26歳なんですが、生まれたときからこの作品があって、一緒に成長してきて、まさか僕がその新しい作品の一員になれると思っていなかった。今ここにいることが感動的な出来事」と感激している様子。すると唐沢が「彼は珍しいんですよ。見た目だけでフォーキーにオファーされた」と冗談を飛ばして笑いを誘った。また、ダイアモンド☆ユカイは日本版主題歌「君はともだち」を披露。第1作から担当しており、「この歌をずっと歌い続けてきて、自分の人生の一部でもあります。歌えば歌うほど新しい感動があるというか、とても大好きな曲。これからも歌い続けたい」と熱い思いを語った。唐沢や所らの熱い思いが込められている日本語吹き替え版について、ジョシュ監督は「パーフェクトです。それぞれの役柄のエッセンスや感情を捉えていたと思います」と絶賛していた。
2019年06月27日シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』の来日イベントが6月27日、都内で行われ、ジョシュ・クーリー監督、プロデューサーのマーク・ニールセン、日本語版に出演する唐沢寿明、所ジョージ、竜星涼、日本版主題歌を歌うダイアモンド☆ユカイが出席した。全米大ヒット!監督は「ファンの反応にワクワク」個性あふれるおもちゃたちと、彼らの持ち主である子どもたちの冒険と成長を描いた大人気シリーズの第4弾。ウッディとバズ、そして仲間たちは新しい持ち主・ボニーの家族旅行に同行し、たどり着いた移動遊園地で、かつての仲間ボー・ピープと再会する。そこから始まる予想を超えるアドベンチャーとは?全米の映画ランキングでは、シリーズ最高となる約1億1800万ドルのオープニング記録を叩き出し、首位デビューを飾った。ジョン・ラセターからバトンを受け取り、長編デビューを果たしたクーリー監督は「ファンにとって大切なシリーズで、僕自身も大好きだから、プレッシャーは大きかった」と回想。それだけに映画の大ヒット&高評価に「ファンの反応にワクワクしている」と安どの表情を見せ、「前作が終わった後、ウッディにはまだ物語があると気づいたんだ」と第4弾製作の理由を語った。「ウッディとバズの友情なくして成立しなかった」「今回の結末は、ウッディとバズの友情なくして成立しなかった。本当に誇らしいよ」とクーリー監督。この発言を受けて、プロデューサーのニールセンは「これが最終章です」と明言し「ウッディとバズの20数年にわたる友情に訪れる結末に、きっと皆さんも驚くはず。わたしにとっても、心が動く感動的な経験だった」としんみり語った。ちなみに映画のキャッチコピーには「この結末は想像を超える」という文言が使用されており、主要スタッフの2人の発言を物語る形になっている。ウッディ役の唐沢さん、『トイ・ストーリー』はまるでサザン?唐沢さん&所さんといえば、第1作『トイ・ストーリー』が日本公開された1996年以来、ウッディとバズを演じ、今回が約9年ぶりの“再会”。「絆ですか?確かにウッディは最初、バズに嫉妬していましたが、いまではすっかり大人になって、雰囲気も関係性も変化している」(唐沢さん)、「バズがかわいそうな目にあっていると、まるで自分のことのように思っちゃう(笑)。いまじゃ、わたしのほうがバズ(の性格)に合わせている部分もある」(所さん)とキャラクターへの強い思い入れを示していた。また、唐沢さんは「第1作を見ていた子どもがいま、親になって、自分の子どもに見せられるでしょ?世代を超えて愛されるんですから、まるでサザンオールスターズ」と人気の理由を分析していた。一方、新キャラクター“フォーキー”役で初参戦の竜星さんは「僕が生まれたときからある、大好きな作品の一員になれるなんて。とても感動的」。役作りについては「普段の自分じゃ全然ダメだと思い、生まれたての赤ちゃんを意識した」と話していた。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年06月27日俳優の古川雄輝(31)が6月23日、一般女性との結婚を発表した。各メディアによるとお相手の女性は4歳年上で、現在第1子を妊娠中。秋頃に出産を予定しているという。ネットでは祝福の声が上がっている。古川は同日、自身のTwitterを更新し「この度、かねてよりお付き合いしておりました女性と入籍致しました事をご報告させて頂きます」とつづった。さらに「新たな命を授かり、より一層俳優として精進し真摯に向き合って参りたいと思っております」と意気込んだ。13年のドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(BSフジ)や15年10月期のドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)に出演し、着実に人気を獲得している古川。結婚報告ツイートは10時間ほどで4万回のリツイートと16.5万回の“いいね”を記録している。Twitterでは俳優仲間である山田裕貴(28)が《古川くん とてつもなく おめでとうございます》と投稿し、小関裕太(24)も《きゃーーー!!!!!ついに!!お子さんとウノしましょう!(笑)おめでとうございます!》と祝福。またファンからのこんなエールが上がっている。《雄輝君、ご結婚おめでとうございます 秋にはパパになるんだね Wでお祝いだね守る人が出来るって凄いパワーになると思います!》《守るべき大切な家族 幸せになってより一層素敵な 俳優さんになってね》《雄輝くんの幸せが、私の幸せです。きっとこれから、俳優としても新しいステージに踏み出されるのではないでしょうか。いちファンとして、ますます応援して行きます》昨年11月本誌の取材に応じた古川。7歳でカナダに移り、中学卒業を機にニューヨークへと渡ったため「英語が話せるということは僕の武器だと思うので、やはり海外作品に挑戦したいです」と俳優としての“野望”を明かしていた。唐沢寿明(56)からは「日本でもっと努力して、集客力のある俳優にならないとダメだ」とアドバイスされたといい、「諦めずに目指していきたいです」と結んでいた。これからは家族三人四脚で、野望への道を邁進することになりそうだ。
2019年06月24日「山口さんが演じるのは、主人公が勤務する大学の法医学教室主任教授。撮影は5月下旬から始まっていますが、事前に役作りのため髪を10cm以上切り、法医学の先生から話を聞いたりと、久々の『月9』復帰にやる気満々です。姉御肌の山口さんは主演の上野樹里さんとともに現場を盛り上げてくれています」(制作関係者)7月スタートの『月9』ドラマ『監察医朝顔』(フジテレビ系)に出演する山口智子(54)。山口が『月9』に登場するのは96年の『ロングバケーション』以来、23年ぶりだ。山口は『ロンバケ』前年の95年、唐沢寿明(56)と結婚。人気実力ともにトップを極めた時期でのゴールインだった。「『ロンバケ』が大ヒットし、山口さんは女優としての地位を不動のものにしました。ですが、彼女は唐沢さんとの夫婦生活を最優先するため、『ロンバケ』後に女優業をセーブする決断を下したんです。当時、唐沢さんはスター・山口さんの陰に隠れ、いまで言う“格差婚”と揶揄されました。山口さんは“自分の存在が夫の足を引っ張ってしまう”と、しばらく“妻”に徹して夫を支えようと決めたそうです。もともと山口さんは幼少期から専業主婦に憧れていましたから……」(夫妻の知人)家庭に入り、主婦として奮闘する日々。山口は家で、唐沢の出演作を見るのが楽しみだったという。「そんな“女優休業”状態から6年後の02年、唐沢さんはNHK大河ドラマ『利家とまつ』の主演に抜擢されました。翌年には主演ドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)が大ヒットし、一気にトップ俳優へと駆け上がったのです。唐沢さんは常に陰でサポートしてくれた山口さんに感謝し、『そろそろやりたいことをやったら?』と伝えたそうです」(前出の知人)山口は長年、ドラマ出演を請われていたフジテレビの熱意に、最後は根負けした形に。「唐沢さんの後押しもあって、『ゴーイング マイ ホーム』(12年)で16年ぶりに連ドラに復帰したんです。当時、唐沢さんは親しいドラマ関係者に『智子はどんな感じで仕事してるの?』と問いかけて、彼女の様子を常に気にかけていたそうです」(テレビ局関係者)2人は芸能界きっての“おしどり夫婦”として有名だが、毎年スペインへ旅行し、山口の大好きなフラメンコを一緒に観賞するのが恒例行事だという。「多忙な2人ですが、朝か晩はできるだけ一緒に食事をすることを夫婦のルールにしているとか。山口さんが晩酌用に珍しいチーズなどおつまみを調達するなど、2人の仲のよさは新婚時代から変わりません」(前出の知人)そんな2人は今夏、結婚後初めて夫婦そろって同時期に連ドラ出演することになったのだ。唐沢は『ボイス110緊急指令室』(日本テレビ系)で主役を演じる。「すでに唐沢さんのドラマも撮影が始まっています。彼は今、マヌカハニーにハマっていて、毎朝、スプーン1杯、夫婦でなめることがお互いの連ドラ収録のパワーの源だそうです」(仕事関係者)夫婦の夏バテ対策は、“蜜愛”だった!
2019年06月20日唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子らが日本版吹き替えを担当する『トイ・ストーリー4』。この度、新たにお笑いコンビ「チョコレートプラネット」が本作で声優に挑戦することが明らかになった。「チョコレートプラネット」の2人が担当するキャラクターは、シリーズの新しいキャラクター、ふわふわの毛並みがキュートなアヒルのぬいぐるみダッキーと、鮮やかな青と緑のもふもふの毛が特徴のうさぎのバニー。ウッディやバズたちが、新たな冒険の先でたどり着いた移動遊園地の射的の景品のぬいぐるみで、ずっと的を当ててもらえず取り残されており、いつか子どもに持ち帰ってもらうことを夢見ている。実は、ダッキー&バニーは可愛い見た目に反し、毒舌でユーモアに溢れたキャラクター。掛け合いがまるでお笑いコンビのようなキャラクターのため、オリジナル版も人気コメディアン(キーガン=マイケル・キー&ジョーダン・ピール)が声優を務めている。今回、オーディションを勝ち抜いて選ばれたという「チョコレートプラネット」の2人は、大のディズニー好き。オーディション結果は、“再オーディションをする”と呼ばれたスタジオでサプライズ発表され、その瞬間は状況が理解出来ずに動揺する様子を見せつつも、徐々に実感が湧いた2人は「よっしゃー!今までで決まった仕事の中で一番嬉しい!本当に嬉Tですね!」とTT兄弟ネタで喜びを表現。バニー役に決まった長田庄平は「まさか参加できるなんて思ってもみなかった。こんな嬉しいことはないですね!」と語り、ダッキー役に決まった松尾駿は「TT兄弟というネタをしている僕たちが、Tから始まる『トイ・ストーリー』に参加するなんて!最高に嬉しかったです」と大興奮。また、過去にも声優経験のある長田さんは「(ダッキー&バニーの)関係性が、すごく僕らに似ているので、やりやすかったし、親しみやすいキャラクターですよね」と印象を明かし、一方今回が声優初挑戦となる松尾さんは「持ち主がいないキャラクターというのは新しいなと思いましたし、すごい親近感がある」と、お互い何か感じるものがあったようだ。そして、世界各国のディズニー作品の吹き替え版を監修しているリック・デンプシーも「チョコレートプラネットのようなコメディアンが適役でした」と太鼓判を押している。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年06月05日「NEWS」増田貴久が、唐沢寿明主演7月ドラマ「ボイス 110緊急指令室」に出演することが決定。唐沢さん扮する主人公を“兄貴”と慕う後輩捜査員を演じる。本作は、唐沢さんが妻を殺された敏腕刑事・樋口彰吾、真木よう子が父を殺されたボイスプロファイラー・橘ひかりを演じ、110番・緊急指令室を舞台に、大切な人を亡くし癒えない過去を持つ者たちが、生きたいと願う声を手掛かりに事件を解決していく、通報からの10分間が生死を分けるタイムリミットサスペンス。今回新たに本作への出演が決定した増田さんが演じるのは、港東署ECU緊急出動班・捜査員の石川透。元は強行犯係にいたが、樋口のECU配属と共に自らも配属。当時係長だった樋口のことをいまでも「兄貴」と呼び慕っており、樋口としても心を許せる存在だ。日本テレビの連続ドラマにレギュラー出演するのは今回が初となった増田さん。また初めての刑事役に「やはり刑事には“カッコいい存在”という印象があります。頼り甲斐があって、強く、優しい刑事を演じていきたいです」と意気込み。役に合わせて黒髪の短髪姿で撮影に臨んでいる。主演の唐沢さんとは初共演ということで、「大好きな俳優さんなので、一緒の空間で時を刻めることがとても嬉しいです」と喜んだ。また、本作のセットに驚いたと話す増田さん。「あるお店を再現したセットなのですが、最初は本当のお店をお借りしているんだと思っていました。ホコリをかぶった小物が置いてあるなど、一から作ったとは思えないセットに感動しています!」と大興奮。放送を待つファンへ「ハラハラドキドキする展開で、一度観たら抜け出せなくなること間違いなしです!ぜひご覧ください!」とメッセージを寄せた。「ボイス 110緊急指令室」は7月13日より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年06月01日【宇月田麻裕コラム:宿曜占星術で読む「相性」vol.32】「令和婚」に続き、「令和プロポーズ」という言葉も生まれたようですね。芸能人のおめでたいニュースを聞くたびに、私もそろそろ…と思う人も多いのでは?せっかく結婚したら、末永く幸せな日々を過ごしたいもの。そこで今回は占いサイト『魔性の宿曜』を監修する宇月田麻裕先生に、憧れの“おしどり夫婦”の相性を観ていただきました。その結果から、最高の結婚生活を送るためのヒントを得られるかも?■芸能人カップルに多い相性唐沢寿明(1963年6月3日)×山口智子(1964年10月20日)唐沢寿明さんは亢宿。山口智子さんは昴宿。2人の相性は、破壊が生じる、相性の悪さを象徴する、安壊の関係の遠距離となります。この関係は、普通ならば近づくべきではない相手なのですが、なぜか芸能界ではこの相性が多いのです。理由は一般の職種と異なり、刺激を必要とする世界だからかもしれません。その破壊的な刺激が、もの作り、役作りをするうえでいいように作用していくのでしょう。さて、唐沢さんの宿は、27宿の中でもかなり意思が強いとされている亢宿。その強さゆえ、競争世界の芸能界で勝ち抜いていくことができたと言えます。また、結婚に関しても、一度結婚したからには、山口さんとの家庭を守っていこう!という意志の強さも伺えます。一方の山口さんは昴宿。恵まれているとされる宿です。ただし、彼女の場合は昴宿とは言い難い複雑な生い立ち。とはいえ、基本的に人からの恵みを得られる宿なので、何かトラブルがあったとしても、周囲からのサポートを得ることができたはずです。それはこの2人の結婚生活も同様。山口さんにピンチが訪れたときには、必ず救う神が出現しているでしょう。なお、この2人の共通点はお互いに融通が利かないところ。そこは、結婚生活を続けるうえでは克服すべき点です。けれども結婚をする前、あるいは新婚のときにお互いの性格がわかっていたでしょうから、それを認め合ったうえで、1995年からの結婚生活が続いているとも言えます。そんなことにより、この2人は今後もよほどのことがない限り、離婚ということはなさそうです。■友達夫婦として楽しく過ごせる関係堺雅人(1973年10月14日)×菅野美穂(1977年8月22日)堺雅人さんは井宿。菅野美穂さんは心宿。2人の相性は友衰の遠距離になります。この相性は趣味趣向が合い、友達夫婦として楽しい時間を過ごせる関係です。今では、2人の幸せを象徴するかのようにお子さんの存在があります。このように、家庭というプライベートが充実していくことで、結果的に、お互いの仕事に好影響が出ています。さて、堺さんの宿、井宿は頭の回転がよく端正な温厚タイプ。何かを探求していける力もあり、その結果、笑顔で喜怒哀楽を表現できる演技派の俳優さんとして活躍しています。一方の菅野さんは心宿。この宿は心を象徴している宿なので、人の心を捉えるのが得意です。それゆえ、誰からも愛される存在になれ、長い間、人の心を捉える素敵な女優さんとして活躍できていると言えます。また、その菅野さんの特性は日常生活でも生かされていて、堺さんの俳優生活をサポートしているはずです。結論としては、そんな素敵な関係がこれから先も続いていくでしょう。ただし、この2人は友衰の遠距離。程よい距離を保っていくことが、関係を長続きさせるカギを握っています。その距離を誤ると、何かしらの問題が発生してしまう可能性が。と言っても、今はお子さんがその距離を調整する役割を担っているようなので、穏やかで心地いい家庭生活が、これからも続いていくようです。■初めて会ったときから気が合う同士井ノ原快彦(1976年5月17日)×瀬戸朝香(1976年12月12日)井ノ原快彦さんは女宿。瀬戸朝香さんは張宿。相性は友衰の遠距離になり、初めて会ったときから気が合う同士となります。ただし、この2人は一度、諸事情により破局をしています。しかし、再会して交際が復活。その後は無事に結婚というプロセスを歩んでいったのです。結婚前から、時間を重ねていく度にお互いを必要と感じていける相手、楽しさが増していく相手となったはず。結婚してからは、さらに友達夫婦として、和気あいあいとした時間を過ごしていったに違いありません。今はお子さんがいて、学校の行事などもあるため、よりアットホームで素敵な家庭を築いていっていることでしょう。さて、井ノ原さんの宿は女宿。コツコツと自分磨きをしていくタイプで、家庭に関しても一つ一つ絆を強めていく人です。優しい性格でもあります。一方の瀬戸さんは、自分を演出する能力に優れた魅力あふれる女性。リーダー気質もあるため、どちらかというと、家庭を引っ張っているのは瀬戸さんのほうだと言えます。井ノ原さんは、仕事ではリーダー的な役割をしていることも多いため、家庭のリーダー役は瀬戸さんに任せる形で、バランスが取れているのでしょう。また、お互いに真面目な性格で頑張りを認め合える同士なので、ほめ合うことも忘れません。そんな2人なので、これから先もおしどり夫婦として、共にほめ合い、笑いの絶えない家庭を続けることができるでしょう。■あなたと彼の相性は?好きな人とあなたは、どんな相性なのでしょう。どのような縁で結ばれ、結婚に至るのか。そして幸せな生活を送れるのか…気になりますよね?2人の相性を占いサイト『魔性の宿曜』でチェックしてみてはいかがですか?監修者紹介宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。そのプロセスの中で、「自分の存在を、人々の幸せに役だてたい」と願うようになり、ハッピネスファクトリーRを設立。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍、読売新聞日曜版連載、TBSテレビ「はやドキ」(ぐでたま占い)を監修中。
2019年05月28日中村倫也が日本語吹き替えを担当する名作アニメーションの実写化『アラジン』(6月7日公開)。すでにその歌声がメディアに披露され、前評判は上々だ。これまで声をあてるゲスト俳優たちに一喜一憂させられてきた洋画のローカライズ。オリジナルで演じた役者のイメージを保持しつつ日本語をアテレコするのはプロの声優であってもなかなか骨が折れる作業だが、最近では才能豊かな人気俳優たちが吹き替えして高く評価される作品も増えている。そこで今回は話題性もバッチリ!人気俳優たちが声の出演をするブリリアントな日本語吹き替え映画を5本紹介しよう。『アラジン』…中村倫也がミュージカルで鍛えた美声を披露1992年に公開されたディズニーが誇る不朽の名作アニメーションを、ガイ・リッチー監督で実写化した『アラジン』。イスラムの説話集「千夜一夜物語」の一篇「アラジンと魔法のランプ」を基につむがれた珠玉のアラビアン・ラブファンタジーだ。魔法のランプを住み家にする魔人ジーニーの大魔法による豪華なパレードや贅を凝らした中東風の王宮&衣装など、幻想的でエキゾティックなビジュアルも見どころとなっている。中村さんは砂漠の王国アグラバーで暮らす、貧しいながらも心に輝きを秘めた“ダイヤの原石のような男”であるアラジン役。誠実さと甘さが絶妙にブレンドされたスウィートな美声は、まさにディズニー映画にうってつけ。迷いながらも成長していく、ワイルドで心優しいアラジンにぴったりだ。また高まる情感をメロディに乗せてつむぐディズニー映画において、重要となるのはもう一つの主役とも言える歌のパート。中村さんはミュージカルの出演経験を活かし、抜群の歌唱力で劇中歌を披露している。注目はジャスミン王女とアラジンが空飛ぶ絨毯で夜空を駆け巡る、最高にロマンティックなシーン。王女役を務めたミュージカル女優・木下晴香さんと共に、中村さんが歌い上げる名曲「ホール・ニュー・ワールド」は艶やかで甘い。しばらくはうっとりと口ずさんでしまうほどの破壊力なので、大いに期待して欲しい。『名探偵ピカチュウ』…西島秀俊がもふもふの“おっさん名探偵”に現在北米を中心に日本でも大ヒット公開中の『名探偵ピカチュウ』。人間とピカチュウが共存するライムシティを舞台に、事件に巻き込まれた父親を捜す青年ティムと名探偵ピカチュウの大活躍を描く。見た目はもふもふの可愛いピカチュウが、中身は“おっさん”だったというギャップにノックアウトされる本作。クールなモンスターボールや日本リスペクトを感じさせる電脳の街・ライムシティの造形も必見だ。西島さんはオリジナルでライアン・レイノルズが担当したピカチュウ役に挑戦。『デッドプール』(2016年)をほうふつとさせる軽妙な語り口の“おっさん名探偵”でありながら、米娯楽誌「ピープル」誌が選ぶ「最もセクシーな男」に選ばれたこともあるレイノルズのイケメンぶりも匂わすという見事な離れ業に成功している。その一方で2019年は『ダンボ』でコリン・ファレル扮する哀しみを抱えるサーカス団の元スターの吹き替えも担当し、大人の色香漂うイケボも披露した西島さん。人気キャラクターから女心をくすぐる大人の男まで、守備範囲の広さはさすがの実力派と言えるだろう。『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』…田中圭が家族を守るため奮闘する熱き男に1954年に起源となる第1作目が公開され、今年、生誕65周年を迎える国民的特撮怪獣映画『ゴジラ』。『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』(5月31日公開)は、全世界興収530億円をたたき出したハリウッドリメイク『GODZILLA ゴジラ』(2014年)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)と地続きとなる“モンスター・バース”シリーズ最新作だ。モスラ、キングギドラ、ラドンなど日本でも人気のある伝説の怪獣が次々と覚醒する圧巻の映像に、鳥肌が立つほどワクワクさせられる。オリジナル版『ゴジラ』へのリスペクトがビンビン伝わってくる怪獣それぞれの見せドコロや、思わずニンマリしてしまうテーマ音楽もお聞き逃しなく!田中さんが演じたのは、カイル・チャンドラー扮する、家族を守るために奮闘する元科学者マーク・ラッセル役。19歳もの年齢差があるチャンドラーとのシンクロを、田中さんは“愛する家族を命がけで守る熱き男”というアプローチで見事に体現している。また「地球環境における人間の罪」や「怪獣との共生」、そして「宇宙怪獣キングギドラ(=外来種)の排除」など多くのテーマが盛り込まれた本作。田中さんと妻役・木村佳乃&娘役・芦田愛菜との絶妙なバランスが、本作の骨子を<家族の物語>として強烈に印象づける一助になっていることにも注目したい。『グリンチ』…大泉洋が自身のキャラを活かしてひと癖あるモンスターを怪演!ジム・キャリー主演で実写映画化された『グリンチ』(2000年)を、2018年に「怪盗グルー」、「ミニオンズ」シリーズで知られるアニメーションスタジオ・イルミネーションがCGアニメで映画化。クリスマスが大嫌いなグリンチが、村の人々からクリスマスを盗んでやろうと画策する姿を追う。子どもの頃からいつも1人ぼっちで泣いてばかりだったグリンチ。村から離れた洞窟に住んで、「孤独な方がマシだ」とつぶやく姿にグリンチの悲しみがにじむ。フワフワとなびくグリンチの緑色の体毛やアイディア満載の便利な発明品、そして巨大なクリスマスツリーが立つ祝祭感に包まれた村の風景など、最新VFXを駆使した美しい映像に目を奪われる。近年、役者として活躍目覚ましい大泉さんは、ベネディクト・カンバーバッチが扮したグリンチの吹き替えを担当。感情表現豊かな大泉さんのキャラクターを活かし、時に激しく、時に寂しさを感じさせるグリンチを怪演している。これまで細田守監督作『バケモノの子』(2014年)やゲーム「レイトン」シリーズなど声の出演実績も多数あり、そのどれもで高評価を得ている大泉さん。声に感情を含ませる豊かな演技を堪能して欲しい。『トイ・ストーリー4』…竜星涼、予告編の演技に本編も期待!ディズニー/ピクサーの大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー』。シリーズ最新作である『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)では、ウッディたちが暮らす“ボニーの家”に、一風変わった仲間がやってきたことで新たな騒動が巻き起こる。これまで子どもの成長と共に忘れ去られていくおもちゃたちの一抹の淋しさが、作品に深い余韻を残してきた本シリーズ。最新作では、ボニーが使い捨てフォークで作ったおもちゃのフォーキーが、「僕はゴミだ」と自分を卑下してウッディたちから距離を置こうとする姿が胸をザワつかせる。本作でフォーキーを演じるのは、ドラマ「メゾン・ド・ポリス」の潜入捜査官役で人気を博した若手俳優の竜星さん。ウッディ役の唐沢寿明&バズ・ライトイヤー役の所ジョージほか、シリーズを通じて日本語吹き替えを担当している演技派の面々に一歩も引けを取ることなく新キャラクターを熱演。現在解禁中の日本語吹き替え版・予告編の中でも、なかなか堂に入った演技を見せているので本編も多いに期待したい。文字を追う必要がないため映像に集中できて、俳優の新たな魅力も発見できる日本語吹き替え版。「洋画は字幕!」に固執せず、気になる吹き替え作品があったら挑戦してみよう。映画の楽しみ方が1つ増えるかも…?(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:グリンチ(2018) 2018年12月14日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOSゴジラキング・オブ・モンスターズ 2019年5月31日より全国にて公開© 2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.名探偵ピカチュウ 2019年5月3日より全国にて公開予定(C) 2019 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(C) 2019 Pokemon.
2019年05月28日5月25日、山口真帆(23)がツイッターで大手芸能事務所「研音」に所属することを発表した。研音のホームページには、「温かく迎えてくださり、新たな一歩を踏み出すきっかけをいただいた研音と、応援してくださる皆様への感謝の気持ちを忘れずに、また一から自分を磨き、これからの活動を頑張っていきたいと思います」という山口のコメントが掲載されている。山口は25日明け方、インスタグラムに自身の卒業公演の写真や動画を次々と投稿。ファンに「画像や写真保存してね」と呼びかけた後、これまでのツイッターやインスタグラムの投稿・フォローを全て削除した。暴行事件についての記述も削除されており、新たな事務所で心機一転を図るようだ。すると、発表後には研音ホームページにアクセスが殺到。サーバーがダウンする事態となり、現在もアクセスしにくい状況が続いている。研音は公式ツイッターで「【お詫び】現在アクセス集中により、研音更新サイト、所属アーティストの公式サイト、イベント等の特設サイトに繋がりにくい状況が発生しています。皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、しばらく時間をおいてから再びアクセスいただけるようお願いいたします」と謝罪。世間の関心度の高さを裏付けた。ネット上では、山口のファンから《真面目に頑張ってきた人が報われてよかった》《大手だから守ってくれそうで安心》《CMに出たら商品買って応援します》など、祝福の声が殺到している。モデル志望の山口だが、研音は唐沢寿明(55)、天海祐希(51)など多くの大物俳優・女優を擁する事務所でもある。今後、研音がどのように山口をプロデュースしていくのか気になるところだ。
2019年05月25日山口真帆(23)が5月25日、NGT48の早川麻依子支配人の意見に「嘘をつかれるのは悲しい」と反論をした。運営サイドとの確執を改めて伝える形となり、話題を呼んでいる。ことの発端は24日、早川氏がTwitterに投稿した内容だった。早川氏は《違うことは違うと直接説明したがっていたメンバーの話を3人に聞いてもらう機会をつくることは叶いませんでした。私がちゃんと話をする場を設けてることができていたなら、違う結果になっていたかもしれない。。。自分の力不足を痛感しています》と投稿。続けて、こうツイートした。《私が3人のメンバーにできたことは、本人達が望む形にできる限り近い卒業公演の舞台を準備したことだけでした。そんな自分が情けないです。。。》そして《後悔や無念もたくさんありますが、これからのNGT48のためにメンバーやスタッフと共に進んでいきたいと思います!!》と結んだ。すると山口がその深夜、Instagramを更新。卒業公演の際に撮影した写真をアップし、共にステージに立ったメンバーへの愛情をつづった。さらに、こう投稿した。《卒業公演は東京のスタッフさんが全部手伝ってくださいました。新潟は劇場のスタッフさんが一緒に作り上げてくれました。皆さんでずっと協力して作ってくれたものを嘘をつかれるのは悲しいです。協力してくれたスタッフさんには感謝でいっぱいです》そして《短い間で卒業企画をしてくださったファンの皆様、劇場、ロビー、DMMで見届けてくださったファンの皆様、ありがとうございました》と結んだ。早川氏は「山口たちの望む形に近い舞台を準備した」という。しかし山口は、卒業公演はあくまで劇場のスタッフが手伝ってくれたと明かし「嘘をつかれるのは悲しい」と投稿した。意見が真っ向から対立している形だ。山口の投稿はすでに削除されているが、ネットで広く拡散された。Twitterでは早川氏の投稿に懐疑的な声が上がっている。《早川支配人は“新潟の劇場スタッフさん”に入るの? 》《もし早川麻衣子支配人が何かされたのなら感謝の言葉を述べるはず》《山口さんに「嘘をつかれて悲しいです!」って言われた感想をどうぞ》そのいっぽうで《目に見えて動いてくれてるのは、舞台周り含めた劇場運営スタッフ、一番近い存在のメイク衣装スタッフ。見えないスタッフの代表が支配人。それなりにコストがかかってるんだからその決裁に関わる動きをしたわけで》《山口さんが全部を把握してたかというとどうか分からないけど、少なくとも目に見える形で協力してもらった記憶は無いということかな》と早川氏に理解を示す声も上がっている。また《卒業公演はとても良かったです早川支配人が協力してくれたのなら感謝します。ただ3人は望んで卒業した訳ではありません。その意味を考え続けて下さい》《きつい言い方ですが公演が美しかったことは贖罪にはなりません。その美しさが何人の女性の苦しみの上に成り立っているか想像すればわかることです》など卒業公演にちなんで早川氏を諭す声も上がっている。25日には山口が、天海祐希(51)や唐沢寿明(55)の所属する大手芸能事務所「研音」に所属すると発表された。研音の公式サイトで山口は「温かく迎えてくださり、新たな一歩を踏み出すきっかけをいただいた研音と、応援してくださる皆様のへの感謝の気持ちを忘れずに、また一から自分を磨き、これからの活動を頑張っていきたいと思います」とコメントしている。いま、新たな門出を迎えたばかりだ。
2019年05月25日