吉田羊と國村隼が親子役共演する「生きるとか死ぬとか父親とか」の3話が4月23日放送。父親の“美容”に対するトキコと友人のやり取りに「2021年に放送する意味をちゃんと考えてる」といった反応や、田中みな実のアナウンサーぶりにも賞賛が寄せられている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ジェーン・スーによる、自身の家族の出来事と思い出を描いたエッセイを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じ、1話の放送後には吉田さんのジェーン・スーさん再現度の高さも話題となった本作。20年前に母を亡くし、父・哲也と現在は時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也には國村さん。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中さん。また20代の頃のトキコを松岡茉優が演じている。今回は本人役で「アルコ&ピース」平子祐希もカメオ出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ラジオの収録終わり、哲也から「かゆくて死にそうだよ」という電話をもらうトキコ。哲也によれば食物アレルギーだと思われるが原因が不明だという。トキコは哲也に病院で検査を受けてもらうことにするが診断結果は異常なし。しかも1か月ほど前にアレルギー検査を受けていたことも判明する。医者から「加齢による乾燥肌」と診断された哲也だが、せっかく来たからという理由で突然「顔のシミを取りたい」と言い出す。その後トキコは学生時代からの女友達である北野(中村優子)とミナミ(石橋けい)に会い、哲也の愚痴を言うのだが…というのが今回のストーリー。哲也がシミを取ることを「ジジイのくせに気持ち悪い。いい歳して」と話すトキコに、北野は「つまり男のくせにってことよね」と返答。「アンタも“ババアのくせに”って言われたらめちゃくちゃ怒るでしょう」と続ける。男でもお肌のケアをすることは悪いことじゃないと言う北野は、“父親の美容”にモヤモヤしたものを抱くトキコに「それは乗り越えなきゃいけないんじゃないかな」と諭す。このやり取りを見ていた視聴者からは「わたしたちにまつわる揺らぎについて、思案が止まらなくなります。これから時間が経っても忘れたくない、大切なエピソード」「2021年に放送する意味をちゃんと考えてるなぁとは思う」などの反応が。また「このドラマ田中みな実さんほんと好き」「田中みな実さんの語り口が気持ちよかったなぁ」など、田中さんの“アナウンサー”ぶりにも賞賛の声が寄せられている。(笠緒)
2021年04月24日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じた『MINAMATA』(原題)が9月、日本公開されることが決定。海外版予告の映像も解禁された。熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。スミス氏の遺作ともなったこの写真集を基にジョニーが製作・主演で映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、当時1971年から1974年の3年間、水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニーが、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し、現代に蘇らせた。本作は、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」(THE PLAYLIST)、「デップが役に消える」(DEADLINE)とジョニーの魂の演技を各国メディアが絶賛。プレミアの模様は日本ほか世界中のメディアでも報道された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。主な撮影はセルビア、モンテネグロで行われた。2021年(5月1日)は水俣病の公式確認から65年を迎える。ジョニーはベルリン国際映画祭の公式記者会見では「水俣に関する記事を読み、知識を深めていくうちに、実際にそれが起こったという事実に衝撃を受けました。しかも、その影響は解決されたわけではなく、未だに続いているということは、それ以上に衝撃的なことです。一人の関心を持つ者として、この歴史は語り継がれなければならないと思いました。映画の持つ力をフルに活用して、伝えたいメッセージを発信することが、私も含めて、ここにいる我々の願望でした」と、並々ならぬ本作への思いを語っている。『MINAMATA』(原題)は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年04月22日ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、アンジュルムのメンバーである「かみこ」こと、上國料萌衣さんが2247号でananに初登場!上國料さんといえば、現在テレビ朝日系で放送中の『あざとくて何が悪いの?』の中で“あざとカラオケ“を歌う姿が、「上手かわいすぎる!」と話題になっています。今回、本誌では、withマスクメイクのコツやお直し法のモデルとして登場してくれていますが、こちらでは上國料さんが普段実践している美容法について、聞いてみました!上國料さんが普段実践している美容法について、聞いてみました!かみこくりょう・もえ1994年10月24日生まれ。熊本県出身。ハロー!プロジェクト、アンジュルムのメンバー。愛称は「かみこ」。透明感のあるルックスはもちろん、どんな曲調も歌いこなす、高い歌唱力でも注目される。――上國料さんは「美容が大好き」と聞きました。最近ハマっているメイク方法やお気に入りのアイテムを教えてください。真っ赤な濃いリップを塗るのにハマってます。きっかけは、元°C-uteの萩原舞さんのインスタグラムで、すっぴんに赤リップだけを塗った写真があって、それがものすごくかわいくて!最近は、アディクションやメイベリンの赤リップが気に入ってます。ファンデーションは、ライブのときはランコムの汗に強くて崩れにくいセミマットのもの、プライベートではイプサのツヤ感があるもの、と使い分けています。――スキンケアで、気をつけていることはありますか?マスク荒れが気になるので、鎮静効果のあるローションを浸したコットンで、マスクが触れる頬骨のあたりをパックをしながら、スチーマーを浴びたりしています。韓国コスメのabibの緑色のパックも愛用中です。あと、小鼻や頰の毛穴が気になるので、ビタミンCが含まれている美容液を使っていますね。メイクの最初にはベアミネラルのプライムタイムという透明の下地を使うと、毛穴が目立たず、サラッサラになるので、気に入っています。――美容の情報はいつもどこから仕入れるんですか?雑誌やネットなど、いろいろです。よく見るのはヘア&メイクアップアーティスト・小田切ヒロさんのYouTubeや、美容家・石井美保さんのインスタライブです。ベアミネラルの下地も、小田切さんのYouTubeで知りました。ほかには、モデルの椎名美月さんや、東京パフォーマンスドールの上西星来さんのインスタグラムも、よくチェックして真似しています。――アンジュルムのメンバーさん同士で情報交換をしたりもしますか?しますね!でも、私が「あれ、良かったよ!使って」ってひたすら語っていることが多いかも(笑)。メンバーのことで言えば、先日、中学を卒業したばっかりの橋迫鈴ちゃんが美容にめちゃくちゃハマってるようで、お年玉でパナソニックの美顔器を買っていて、ライブの前にパックしながら使ったりしてるんです!もともと肌がきれいだから、「効果わかるの!?」って聞いてみたら「わかります」って言ってました(笑)。――お若いのに、美意識高いですね!贅沢ですよねー!(笑)メンバー内で今、パックが流行っていて、ライブ前はみんな自分でお気に入りのパックを持ってきて使っているんです。あと、私が以前、小田切ヒロさんがおすすめしてたパナソニックの温感カッサがほしい、って言ってたら、この間、伊勢鈴蘭ちゃんが先に買って使ってました(笑)。――そのほか、メンバーさんの中で、今流行っているものはありますか?私は食べてないんですけど、千切りキャベツです(笑)。コンビニで千切りキャベツを買ってきて、ドレッシングをかけてお箸で食べてます。――え!?それはダイエットのため…?いえ、ただただ、美味しいからです。お弁当はお弁当でしっかり食べてます(笑)。あとは、美容とはまったく関係ないんですが、「Among Us!」っていうスマホのゲームにハマっていて、よく楽屋で椅子を円にして、みんなでやっています。人狼ゲームのような感じで、すごく楽しいんです。場所が離れてても通信でできるので、帰り道とかにも「じゃ、今からやっちゃいますか!?」ってグループラインして、始めたりしています。――とっても仲良しですね!メンバーさんの中で、憧れの肌、憧れの髪の人はそれぞれ誰ですか?肌は、伊勢鈴蘭ちゃん。透明感があって、マシュマロみたいなんです。楽屋でいつも保湿クリームを塗っているから、そのせいもあるのかな(笑)。髪は、笠原桃奈ちゃんですね。ダメージがなく、水分量が感じられるツヤツヤの髪で、量もしっかりあって、もう100点!でも、いつもドライヤーをまったくかけず、自然乾燥なんです!びっくりですよね。――上國料さんは、髪の悩みって何かありますか?私はクセ毛がひどくて、ついに最近、縮毛矯正をかけちゃいました。信じられないくらいセットがラクになりましたね。――普段のヘアセットはどんな感じでしていますか?前髪を切ったので、甘くなりすぎないストレートヘアが基本です。ライブのときは、汗をかいても崩れが目立たないように、巻き髪よりウエーブが多いですね。崩れやすい前髪はスプレーをたくさんかけて、カチカチに固めています。――体づくりについても教えてください。普段、何か運動はしていますか?最近、ピラティスに通い始めたんです。インナーマッスルを鍛えるので、姿勢が良くなったし、ライブのときにヒールの靴を履いて立っているのがすごくラクになりました。今、習い始めて2か月くらいなんですが、続けたらますます良くなりそうなので、楽しみです。――上國料さんがライブのソロの演目で、セルフプロデュースするとしたら、どんなメイクや衣装にしたいですか?カッコいい感じの、上品なツヤのある黒の衣装を着たいです。スーツもいいですね。ツヤツヤのストレートヘアで、赤リップを塗って、目元は目尻を跳ね上げたアイラインと、広い会場でも目立つグリッターをつけたいですね。普段は付けないカラコンやつけまつ毛にも挑戦してみたいです!――ご自身のいちばんのチャームポイントはどこだと思いますか?声、ですね。声を褒めていただくことが多いし、真似できないものなので。ボイトレの先生にも「あなたは楽器がいいんだから」と言っていただくことがあって、大切にしたいな、と思っています。――本当に、上國料さんの声はとてもきれいですよね。どんな歌を歌っても、特に高音が素晴らしいなと思います。もっといろいろな曲が聴いてみたいです。ありがとうございます!嬉しいです。――最後に、美容のモチベーションをどうやって上げているか、教えてください。若いメンバーたちの肌や髪がきれいなので、差がつかないようにキレイでいよう!と思ってます。若い子は、加工なしのノーマルカメラで撮ってもキレイなんですよ(笑)。最近、ビューティの撮影に呼んでいただく機会が増えたので、美容の知識を増やしながら、キレイを目指したいですね。ワンピース¥24,200(ダブルスタンダードクロージング/フィルム03・5413・4141)その他はスタイリスト私物写真・大内香織 スタイリスト・SHOCO ヘア&メイク・野口由佳(ROI) 取材、文・古屋美枝
2021年04月21日名門大学を舞台に日本が抱える問題を描くブラックコメディ『今ここにある危機とぼくの好感度について』に主演する松坂桃李さん。アナウンサーから大学の広報に転身した神崎真を演じる。渡辺あやさんのオリジナルブラックコメディに主演。「真は大変なことから、ことなかれ主義で逃げ続けてきた人。好感度という鎧をつけて立ち回ってきたけれど、転職した大学で不祥事の嵐にひとり放り込まれ、その鎧がいとも簡単に剥がれます。その時に出る情けなさはしっかり出そうと意識して演じました。コメディということで、本人はいたって真面目で必死なのに人には滑稽に見える姿を、共演者のみなさんとバランスをとりながら出せたらとも思いました」脚本は『カーネーション』や『ジョゼと虎と魚たち』などで知られる渡辺あやさんによるオリジナル。そして、出演者には松重豊さん、國村隼さんら、錚々たる役者がずらり。「時世を切り取る鋭い観察眼でもって書かれた渡辺さんの脚本の強さがあってこそ、これだけのキャストが集まったと思いますね。会議室に一堂に会するシーンがあるんですが、みなさん本気で演じて、本気でふざけるんです。真面目に、コミカルに、絶妙なバランスでのお芝居を真っ向から受けられることは、今回主演という立ち位置でやらせてもらったからこそ味わえた贅沢でした」また、「聞くだけでワクワクする」というユニークなタイトルには、ある想像を巡らしている。「渡辺さんが僕の仕事モードな振る舞いを見て、お考えになったのかもしれません。というのも、所属するトップコートの社訓が“クリーンな品とポップさ”なんですけど、僕には初対面の方とお会いする時に、その2つを徹底して意識する癖がついてるんです。渡辺さんがそこを見抜いてタイトルをお考えになり、真のキャラにも取り入れたら面白いと思ったのではないかと。答え合わせはしていないので、想像ですけどね」芸能界にいる以上、意識せざるを得ない好感度。どう考えている?「CMもやらせていただいてますし、常日頃気にしています(笑)。実際、日本の芸能界は好感度に支えられている面も大きいと感じますね。たとえばハリウッドスターは選挙で支持する候補者を明言しますけど、日本では『これを言ったら、こうなるだろうな』という結果が発言に常にくっついてくるというか。かといって、海外の見様見真似で好き放題言うのも違うと思うんです。その国それぞれの宗教や文化があり、国民性も異なりますから。ただ、もう少し日本に風が通るようになるといいなと。エンターテインメントも、見てくださる方の心に風を通したり、癒したりするものであってほしい。僕は、作品の意図や本質をそのまま届けることも役者の仕事だと思っています。なので、ネットのコメントに左右されて、本質から外れることは避けたいんです。そのためにもテレビドラマが前に全部撮り終えられるフォーマットで作れるといいですね」『今ここにある危機とぼくの好感度について』元局アナの知名度とキャリア、そして抜かりなさを買われ、大学の広報職に就いた神崎真。転職先で研究不正疑惑やテロ予告など次々と問題が勃発。何とか言い逃れようとするが、クセの強い上司や正義感に溢れる新聞部の学生たちに振り回されてしまう。『今ここにある危機とぼくの好感度について』4月24日より毎週土曜21:00~NHK総合にて放送。まつざか・とおり1988年10月17日生まれ。神奈川県出身。2009年、『侍戦隊シンケンジャー』主演で俳優デビュー。’19年、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。公開待機作に『いのちの停車場』『孤狼の血 LEVEL2』など。EX『あのときキスしておけば』が4月30日スタート。※『anan』2021年4月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・TAKAFUMI KAWASAKI(MILD)ヘア&メイク・髙橋幸一(Nestation)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年04月18日吉田羊と國村隼が親子役で共演して、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」の2話が4月16日オンエア。松金よね子演じる叔母とトキコのやり取りに涙する視聴者が続出している。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔で知られるジェーン・スーさん自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化。ジェーン・スーさんのラジオ番組の人気コーナーである「お悩み相談」を完全再現し、本作の監督とシリーズ構成を山戸結希が務める本作。20年前に母を亡くし、父・哲也とはギクシャクした関係だったものの、最近は時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコを吉田さんが、今ではすっかり丸くなったものの、昔は破天荒な人生を歩んでい自由奔放で愛嬌のある父・哲也を國村隼が演じる。また蒲原トキコの相方としてラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を進行するアナウンサーの東七海を田中みな実が、回想シーンで登場する20代の頃のトキコを松岡茉優が、同じく回想シーンで登場するトキコの母を富田靖子がそれぞれ演じ、岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキコは哲也の提案で叔母(松金よね子)のお見舞いに行くことに。叔母は独身を貫いて華道の師範としてバリバリと働き、自力でマンションを購入、自分で用意したケアハウスに入居もした。痴呆の兆候を見せる叔母の「外の空気が吸いたい」という願いをかなえるため、トキコはスーパーでの買い物に付き合う…というのが今回のおはなし。自力で動けなくなり、外出もままならなくなった叔母のため“ただの外出をエンターテインメント”にしようと、叔母の洋服をコーディネートし、メイクを施すトキコ。その様子に「バーバ(松金よね子さん)と買い物に行く前にオシャレしてあげるシーンでジワっときた」「すごくいい、、、このドラマ見ると家族のことをすごく想ってしまうなあ」といった反応が。その後、叔母の車椅子を押しながら買い物に向かうトキコの姿に「微笑ましいお二人はいったいどんなお話をしているのか…気になりますね」といった反応も。放送後には「2話も良かった。5年後10年後とかに見直したら見え方違うんだろうとも思った」「これほんと金曜の夜に相応しいドラマだな…沁みる…」「人の想いが乗ったカットを細かく、繊細に編集してて、引き寄せられる」などの感想が寄せられ、本作の魅力に惹きつけられる視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2021年04月17日本作は、NHK仙台放送局が東日本大震災から10年が経過する今年、時間と共に一体何が変わったのか、ドラマという形で揺れ動いてきた被災者の心のリアリティを見つめたいと企画・制作。映画『病院へ行こう』『僕らはみんな生きている』などで知られる一色伸幸による群像劇で、主人公の夫婦を大河ドラマ「青天を衝け」でも話題の草彅剛、「生きるとか死ぬとか父親とか」(テレビ東京)に出演する吉田羊が演じるほか、國村隼、矢田亜希子、富田望生らが出演。音楽は連続テレビ小説「べっぴんさん」や映画『リバーズ・エッジ』『日日是好日』世武裕子が担当した。営んでいたイタリアンレストランを津波で失い、失意のなかアルコールに溺れたオーナーシェフの小野寺潔。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招き、ある宴席を企画する。潔は突然の招待に戸惑う友人たちに、その意図を語り始める。そして、宴会が進むなか、発災から10年間のそれぞれの秘めた物語が浮かび上がってくる…。草彅さんは「被災した人物を演じることは、すごく難しかったです。プレッシャーもありました」と語りながら、「今でも心に傷を負って治っていない方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、心の役に立てるようなキャラクターがたくさん出てきます。それぞれの役者さんが本当に真心を込めて演じているので、伝わるかなと思っています」と語る。「クランクアップしたとき、最後のあいさつでちょっと涙が出てきて、ドラマの撮影が終わったときに泣いたのは何年ぶりかなと。羊さんもあいさつされているときちょっとほろっとされていて何かお互いの夫婦間がもうすごいできあがったんだなと思って」と打ち明けた。また、吉田さんも「俳優は、ミュージシャンやお笑い芸人さんと違って、ぱっと行って人を笑顔にしたり、癒やしたり、笑わせたりすることができる職業ではない、一人では何もできなくて。この10年間も決して胸を張って被災地支援をやってきたとは言えるものではなかったので、今回、俳優として必要としていただいて、今、持てる限りを注ぎ込んで、しっかりと務めあげたいなという気持ちでした」と並々ならぬ思いを明かす。「草彅さんが演じた潔さんと、私の演じた灯里さんは、おしどり夫婦。草彅さん演じる潔さんが温かいまなざしで灯里さんを見てくださると本当にいとおしくて、胸がキュッとなって幸せな気持ちになりました」と言い、「今回、意識して笑顔の灯里さんを演じるようにしました」と語っている。宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」は4月17日(土)17時~NHK総合テレビにて全国放送。(text:cinemacafe.net)
2021年04月14日ジェーン・スーのエッセイを吉田羊主演でドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」が4月9日から放送開始。「心鷲掴みされた」「共感出来る」などの声とともに、ジェーン・スーさんをモデルにした主人公を演じる吉田さんの“再現度”も話題を呼んでいる。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を、女性からの圧倒的な支持を集める”独身のカリスマ“ことジェーン・スーが自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化する本作。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じる。20年前に母を亡くしたった一人の肉親となった父・哲也とはひとたび顔を合わせればギクシャク、一度は絶縁寸前までいったものの、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也には國村隼。2人のほか20代の頃のトキコを松岡茉優が、トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実が、そのほか岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)らもキャスティングされている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では「トッキーとヒトトキ」に寄せられた27歳の女性リスナーからのメールに対し、トキコが「独身って麻薬。それぐらい楽しい。でも独身の楽しさは寂しさと天秤にかかってる…」とコメントするシーンからスタート。結婚はお互いに寄り添えるかだと思うと続け「私なんていまだに独身生活楽しいし」と語るトキコとそれを聴くリスナーたち。オープニングをはさんで、物語はトキコが哲也と母の墓参りに行くシーンに。その後ファミレスで哲也から引っ越したいという相談を受け、家賃を援助して欲しいと頼まれたトキコは哲也のことをエッセイに書き、その原稿料で家賃を助けると答える。そして引っ越しが終わり哲也の新居に案内されるトキコ。そこでトキコは哲也に「結婚ってなんだろう」と問いかけ、生前の母に同じ問いを投げかけたとき「その人が死ぬほど好きだったっていう記憶を捨てないことよ」と返答されたことを伝える…という展開。開始早々、視聴者からは「冒頭からボロ泣きなんですけど」「開始数分で心鷲掴みされた」などの声が続々SNSに投稿されていく。「旦那いても息子いても共感出来る、想像出来る」といった声や「結婚とか独身とか裏切りとか…【好き】って何だろ」といった反応。また「画面のトーンや光と影 好き」と映像について触れるコメントも。「吉田羊さんはスーさんそのもの」「吉田羊さんがス―さんに見えました」「吉田羊さんの細かい仕草や喋り方など完全にスーさん」と吉田さんの“再現度”を讃えるツイートも多数寄せられている。(笠緒)
2021年04月10日トークバラエティー「グータンヌーボ2」の3月23日(火)深夜の放送回には、映画監督として『ゾッキ』を共同製作した山田孝之と齊藤工が登場する。長谷川京子、田中みな実、西野七瀬、満島真之介がMCを務める本番組。今回は、映画にも出演する満島さんと、山田監督、齊藤監督を迎え、素顔をさらけ出す。プライベートでも仲が良いという3人は、番組でそれぞれ出会ったきっかけを語りだし、山田さんとの出会いは“運命”だと話す満島さんに、「結婚しようか?」とプロポーズしたり、映画作品初監督に挑んだ山田さんが、理想のキャストを射止めた必殺技を明かしたり。エネルギッシュな2人の生き方に「うらやましい」と話す齊藤さんは、常に冷静沈着な理由を打ち明ける一幕も。満島さんは齊藤さんに「彼女といる時ってどんな感じなんですか?」とプライベートを掘り下げ、さらに2人は、齊藤さんの好きな女性のタイプや結婚観に迫るが、本人そっちのけで盛り上がる山田さんと満島さんに、たじたじになる様子も。映画撮影秘話からプライベートに関する赤裸々トークに注目だ。山田監督、齊藤監督、そして竹中直人監督が共同製作した映画『ゾッキ』は、大橋裕之の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」の中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げた、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑い包まれた、なんだかわからないけど、きっと明日を楽しくする、唯一無二のヒューマンコメディ。出演には、吉岡里帆、満島さん、安藤政信、倖田來未、竹原ピストル、松田龍平、國村隼ら豪華メンバーが揃っているのも見どころだ。「グータンヌーボ2」は毎週火曜日深夜0時25分~関西ローカルにて放送中。毎週水曜日10時~カンテレドーガチャンネル(見放題)、カンテレドーガ、TVerほかにて配信。『ゾッキ』は4月2日(金)より全国にて公開。※先行公開あり(cinemacafe.net)■関連作品:ゾッキ 2021年4月2日より全国にて公開©2020「ゾッキ」製作委員会
2021年03月23日高橋優の書き下ろし新曲「ever since」が、4月9日よりスタートするテレビ東京系ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』のオープニングテーマに決定した。ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』は、ラジオパーソナリティーやコラムニストなどとして活躍するジェーン・スーによる同名著書が原作。愛嬌はあるが自由奔放な70代の父と、父に振り回される40半ばの中年娘のおかしくてときどき切ない家族の愛憎物語が描かれている。吉田羊・國村隼がW主演を務めるほか、松岡茉優、DJ松永(Creepy Nuts)、オカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO)、森本晋太郎(トンツカタン)、ヒコロヒーなどが出演する。高橋優2021年第一弾となる新曲「ever since」は4月16日に配信リリースが決定。今回の発表に合わせて、新アーティスト写真も公開された。高橋優、キャストの吉田羊からコメントは以下のとおり。●高橋優 コメントたとえば「大切な人」の顔を思い浮かべる時、いくら大切といえど四六時中仲良しでいられるわけでもないのが人の常のように思います。派手なケンカこそ無くても微妙なすれ違いでイライラしたり、小競り合いになったりした経験はどなたもお持ちなのではないでしょうか。大切な人は、ときに誰より憎たらしい存在に変貌します。と同時に、そこまで見せ合える相手とはなかなか巡り会えないようにも思います。弱い自分、恥ずかしい経験、一番誰にも見られたくないシーン……そんな過去を"あれからもう……"と振り返り、語り合える人。いいところだけじゃない部分も見せ合える人。一度の人生の中で、一体どれくらい巡り会えるものなのでしょう。きっと多くない気がします。そんな誰かを思い浮かべて聴いていただけたらと思い、この曲を作りました。●吉田羊コメント初めて聴かせて頂いた時、「わぁ素敵」と思わず声が出ました。この親子に寄り添い、そっと背中を押すような温かい歌詞とメロディー。覚えやすい旋律も魅力的で、今は毎日口ずさんでいます。高橋さん、素敵な曲をありがとうございました!リリース情報配信シングル「ever since」配信日:4月16日(金)※テレビ東京系 ドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』オープニングテーマドラマ情報ドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』放送日時:2021年4月9日(金) 深夜0時12分スタート放送局:テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ九州放送※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜0時から放送(テレビ大阪のみ1話・2話の放送が5分拡大で0時5分からの放送となります)公式HP:公式Twitter:ツアー情報『高橋優 10周年初の弾き語りツアー「ONE STROKE SHOW 2021 ~NICE TO MEET U~」』●愛知公演日程:2021年5月9日(日)会場:愛知・⽇本特殊陶業市⺠会館 フォレストホール① 開場 14:45 / 開演 15:30② 開場 18:15 / 開演 19:00【問い合わせ】サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(全⽇12:00〜16:00)●東京公演日程:2021年5月15日(土)会場:東京・LINE CUBE SHIBUYA① 開場 14:45 / 開演 15:30② 開場 18:15 / 開演 19:00【問い合わせ】ディスクガレージ「ディスクガレージwebお問い合わせフォーム」●神奈川公演日程:2021年6月4日(金)会場:神奈川・神奈川県民ホール 大ホール① 開場 14:45 / 開演 15:30② 開場 18:15 / 開演 19:00【問い合わせ】キョードー横浜 045-671-9911(日・祭日を除く11:00~18:00)●秋田公演日程:2021年6月11日(金)会場:秋田・秋⽥市⽂化会館 大ホール① 開場 14:45 / 開演 15:30② 開場 18:15 / 開演 19:00【問い合わせ】キョードー東北 022-217-7788(平日 11:00〜18:00 / 土曜 10:00〜17:00)●北海道公演日程:2021年6月13日(日)会場:北海道・札幌⽂化芸術劇場hitaru① 開場 13:45 / 開演 14:45② 開場 18:00 / 開演 19:00【問い合わせ】マウントアライブ 011-623-5555(平日11:00〜18:00)●福岡公演日程:2021年6月25日(金)会場:福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール① 開場 14:45 / 開演 15:30② 開場 18:15 / 開演 19:00【問い合わせ】BEA 092-712-4221(月・水・金 12:00〜17:00)●広島公演日程:2021年6月27日(日)会場:広島・上野学園ホール① 開場 14:45 / 開演 15:30② 開場 18:15 / 開演 19:00【問い合わせ】HIGHERSELF 082-545-0082(平日11:00-19:00 )●大坂公演日程:2021年6月30日(水)会場:大阪・フェスティバルホール① 開場 13:45 / 開演 14:45② 開場 18:00 / 開演 19:00【問い合わせ】YUMEBANCHI(大阪) 06-6341-3525(平日12:00~18:00)【チケット】指定席:7,700円(税込)枚数制限:1人4枚 / 複数公演申込可※4歳以上チケット必要 / 3歳以下のお子様はご入場頂けません■先行発売「U are not alone」&「ゆあのんfamiliar」ファンクラブチケット先行受付<W会員先行>※最速受付となります。2021年3月8日(月) 18:00〜3月15日(月) 23:59<年・月会員先行>2021年3月16日(火) 12:00〜3月23日(火) 23:59■一般発売<5月公演>2021年4月3日(土) 10:00~<6月公演>2021年5月1日(土) 10:00~関連リンク高橋優 オフィシャルサイト:高橋優10周年初の弾き語りツアー『ONE STROKE SHOW 2021~NICE TO MEET U~』特設サイト:ワーナーミュージック・ジャパン HP:
2021年03月19日竹野内豊主演で東野圭吾原作の170万部突破のベストセラーをドラマ化した、連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」のポスターと予告映像が解禁。さらに、國村隼、三浦貴大、古舘寛治、瀧内公美、本田博太郎の出演が決定した。妻亡き後、ひとり娘・絵摩までも無残に殺された父親・長峰重樹が、素性を隠して逃亡しながら主犯格の少年に復讐しようとする本作。長峰を竹野内さん、彼の正体を知りつつ手を差し伸べる木島和佳子を石田ゆり子が演じる。そして今回、竹野内さん演じる“復讐者”長峰を包囲する警察、マスコミ、事件関係者を演じるキャスト陣が決定。指揮官として長峰を“追う”捜査一課刑事・久塚耕三には國村隼。経験豊富で冷静な久塚は、過去の経験から少年法のあり方に疑問を持っている役どころ。さらに、娘を持つ父親として長峰に共感にも似た思いを抱く若手刑事・織部孝史には三浦貴大。2009年公開の映画版で竹野内さんが演じた織部を、三浦さんがどう演じるのか。そんな2人と捜査にあたる昔気質の刑事・真野寛治役に古舘寛治。世間を騒がせるために事件を“利用”し、なりふり構わず取材でセンセーショナルに書き立てる週刊誌記者・小田切ゆかり役に瀧内公美。また、石田さん演じる和佳子の父親で、長峰の犯行に手を貸す娘に苦悩する木島隆明役に本田博太郎。そして、警察の捜査、そして長峰の復讐劇に大きな影響を与える少年・中井誠役には井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が決定している。この度解禁されたポスターは、そんな登場人物たちの“怒り”“悲しみ”“悔やみ”“迷い”などの心の揺れ動きを表現。成人年齢の引き下げ、少年法改正案提出など、未成年を取り巻く環境に注目が集まる中、矛先を求めてさまよい続ける“刃”を印象づけるポスターとなった。予告映像も、少年犯罪をめぐり、様々な立場の人間たちの“罪と罰”への思いが交錯する、キャスト陣の熱演が感じられるものとなっている。連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月15日より毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話無料放送/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月16日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、日米の俳優で描かれる第二次世界大戦を題材にした映画『ミッドウェイ』を紹介します。■『ミッドウェイ』Blu-ray&DVD3月12日発売。価格/Blu-ray6,380円、DVD4,180円(ともに税込み)。販売元/TCエンタテインメントハリウッドの破壊王と呼ばれるローランド・エメリッヒ監督といえば、これまでに『インデペンデンス・デイ』シリーズなどで地球や大都市をド派手に破壊してきました。そんな監督が、SFではなく史実に基づいた、しかも第二次世界大戦を題材にした戦争映画を製作。エンタメ色が強い印象があるだけに、戦争をどう描くのだろうと思いながら見始めましたが、映像も音響も迫力がありすぎて、やはり戦争は二度とあってはならないという心境に改めてなりました。激戦として知られるミッドウェイ海戦の3日間の全貌を再現している本作。冒頭から日本軍の真珠湾攻撃の様子が描かれ、大がかりなセットでの戦闘シーンは、死と背中合わせの状況がリアルすぎておののいてしまうほど。この状況に身を置くのはとにかく耐えられない……と思わされます。しだいに、軍人らに復讐心、憎悪の念が芽生え、狂気を帯びていく様子も生々しいです。日本からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼と渋い俳優陣が顔をそろえ、日本軍側の悲劇を演じています。ネット上では「家のテレビやパソコンで見るにはもったいない迫力」といった内容の感想がいくつかありましたが、自宅で観賞してもその迫力は十分に伝わってきました。スペクタクル映画は娯楽だけでなく、教訓も授けることができる。それを証明する作品です。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日3月26日(金)より公開となる大泉洋主演の映画『騙し絵の牙』から、インストロックバンドLITEのサウンドともに本編シーンやレコーディング収録風景を収めた特別映像が到着した。累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインするなど、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫刊)。そんな前代未聞の小説が、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督により実写化される。主人公の雑誌編集長・速水を演じる大泉をはじめ、松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じ、崖っぷち出版社を舞台に仁義なき騙し合いバトルを繰り広げる。そして、本作の「ここぞ!」という名シーンの数々で流れ、観る者のテンションを引き上げる絶大な効果のひとつがLITEのサウンドだ。LITEは2003年に結成され、独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲は瞬く間に話題となり、アメリカのインディレーベル”Topshelf Records”と契約し、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注目を集めている4人組。映画への楽曲提供は本作が初となる。そんなLITE×『騙し絵の牙』の特別映像では、騙し騙されるキャラクターの面々がリズムに同調して次々登場。中でも高野(松岡)のシーンが多用されていることに注目してほしい。倉庫から原稿らしきものを見つけると、床一面に広げ集中して作業する高野。LITEの演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている高野の側に投げ出されている雑誌。これはまさに重要シーンのひとつ。高野がなぜ倒れているのかは、映画の公開日までのお楽しみだ。特別映像の最後には、レコーディング収録現場にも立ち合った吉田監督の姿もある。今回、LITEが起用されたきっかけは、吉田監督のこだわりだった。脚本を書いている段階からLITEを聴いていた吉田監督だったが、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語るほど当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「日本映画では珍しいくらい音楽が鳴っているのに、セリフもしっかり聴こえている」と吉田監督もその仕上がりに満足している。この度、映像の公開にあわせてLITEからの熱いコメントが到着した。●LITE実はLITEの約20年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めてのことでした。「本当にLITEの音楽が映画に合うのだろうか」という疑念を抱きながら最初に見た試写で、音楽が無くても成立している映画そのもののクオリティに圧倒され更に不安が募ったことを覚えています(笑)。しかし監督とのやり取りの中で0コンマまでこだわる音に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの音楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした。結果として「マスロックと映画」という、過去全世界を探しても類を見ない唯一無二の映画音楽に仕上がりました。監督と僕たちの「世の中に無い新しいものを作る」という思いが映画を通して耳からでも伝わったら、それほど嬉しいことはありません。LITE×『騙し絵の牙』特別映像『騙し絵の牙』3月26日(金)より公開
2021年03月06日吉田羊と國村隼が親子役に扮し、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」に松岡茉優の出演が決定。過去編で、20代の主人公を演じる。主人公・蒲原トキコ役に吉田さん、その父親・蒲原哲也役に國村さんがW主演。劇中では、ジェーン・スーのラジオ番組の人気コーナーである「お悩み相談」を完全再現し、本作の監督とシリーズ構成を山戸結希が務める本作。物語の後半で時は遡り、現在から過去へ。父と母の出会いや、家族3人で暮らした日々は、決して楽しいことばかりではなく、母の病気、会社の倒産や全財産の喪失、そしてほかの女性の影といった、苦悩や葛藤が連続。そんな家族の過去の物語にて登場する20代のトキコ役として、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」や「おカネの切れ目が恋のはじまり」などに出演、映画では『蜜蜂と遠雷』『劇場』、さらに『騙し絵の牙』など数多くの映像作品に出演する松岡茉優。「台本を読ませて頂き、『普通の家族なんてないですよ。』というセリフにとても惹かれました」と松岡さん。「私のセリフではないのですが物語のテーマと捉えました」と語る。「また、今回吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです。羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました」とコメント。「そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えて頂きました」と共演をふり返りつつ、「トキコと似た想いを持って過ごされてる方々」に向け「きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事に出来るようになると思う」と期待を込めている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日大泉洋主演、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督の最新作『騙し絵の牙』。この度、本作の核となるキャラクターを演じる佐藤浩市や國村隼、リリー・フランキー、佐野史郎の新たな場面写真が解禁された。主人公となる、薫風社のお荷物雑誌「トリニティ」の編集長・速水輝役を、あてがきされた大泉さんが演じる本作。薫風社の文芸誌「小説薫風」はもちろん、社の発展を支えてきた大御所小説家の二階堂大作を演じるのが國村隼。本作ではウィッグを付け、個性溢れる衣装で登場。「こんなに髪の毛があったのはいつ以来だろう(笑)」と毎日メイクが楽しかったという國村さん。クランクイン前に偶然作家たちに会える機会があって参加したところ、原作で描かれている二階堂大作のような人物たちがおり、「リアルなんだ!」と思ったそうで「(二階堂大作役を)やってみるのも面白いな」と感じたという。また、薫風社専務の東松龍司(佐藤浩市)や、「トリニティ」編集長の速水(大泉洋)と何かと対立する関係の薫風社常務の宮藤和生を演じるのは佐野史郎。記者会見でマスコミ陣にブチ切れている宮藤が憤る場面写真を解禁。吉田組からのオファーを聞いた際、「これはやらなきゃ!」と本作に出会えた喜びを強く感じたといい、脚本を「二度、三度、四度、五度読む度に、『おや?』と引っかかるセリフが必ず1つ出てくるんです。全体の構造が正反対に読めたり」と佐野さん。また、演じた宮藤の「内心は(速水らと敵対するだけじゃなく)正反対じゃないかなと読む度に強く感じてきました」と思いながらも「それを表すと本末転倒になるので、そのさじ加減が面白く、モノを作っている実感がある」と吉田組の現場を楽しんだという。“謎の男”を演じるリリー・フランキーは、吉田大八監督と同い年で、同じ九州出身。同じタイミングで東京に出てきて、観に行ったコンサートや読んだ本も被っているという某映画のようなふたり。「いつも浮浪者か殺人鬼の役をやっていますから、今回の役は新鮮でした」と“謎の男”について語る。主演の大泉さんについては、「洋ちゃんがいると、あんなに圧の無い支配力というか、洋ちゃんの作品の空気や色になっていくというか。北海道のローカルテレビなんじゃないのかなっていう独特の支配感がある希有な俳優ですね」とベタ褒め。そして、薫風社専務として、速水(大泉洋)と組んで次々に施策を仕掛けていく東松龍司を演じる佐藤浩市。人を緊張させる独特のオーラに、大泉さんが思わず「オーラ怪獣」と名付けてしまったことを十分に伺わせる場面写真が解禁。東松龍司は実は原作にはいない、映画オリジナルのキャラクター。「『ステレオタイプな敵役じゃなくていいですね?』と吉田監督にも伺って、敢えて分かりやすい敵役にはしていません。これが形になった時にどうなるか楽しみです」と語る佐藤さん。クセモノ中のクセモノとなるのか、「オーラ怪獣」の存在感は見逃せない。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月04日大泉洋を主人公にあてがきした前代未聞のベストセラー小説の映画化『騙し絵の牙』のイベント“騙し合いバトル開幕式”が3月3日昨日行われ、主演の大泉さんをはじめ豪華キャストたちが登壇し、撮影の様子を語った。今回会場には、大泉さんが演じる微笑を浮かべる雑誌編集長・速水輝の顔が写し出された縦11メートル×横10メートルの巨大看板が吊るされ、口元に書かれた「大逆転始めましょうか。」という文字が剥がされた場所から、大泉さんらが登場。自身の口から登場となった大泉さんは、「相当に派手な趣向でやっていただき嬉しい」と言いつつも、「これだけ大きな自分の顔の口からの登場って…う~ん、あんまり気持ちのいいものじゃない」とぼやく。また今回は本作の主演となるが、「ものすごく豪華なスゴイ映画での主演…と考えると怖くなるので、自分では主演だとか座長だとかは考えていませんでした。座長だなんて…どうぞご勝手に!もはや妖怪大戦争状態」と言い、「主演なので皆さんとほぼ芝居で絡めたのが楽しかった。皆さんのお芝居を見るだけでも楽しい映画です」とアピール。また、速水の部下で新人編集者・高野を演じた松岡茉優は「編集会議のシーンではどのように雰囲気を出せばいいのか悩んだけれど、大泉さんが『劇団トリニティだ!』と編集部仲間でのセリフ合わせをしてくれた。そのおかげでいい雰囲気が出せました」と感謝すると、大泉さんは「それはね、私のセリフが怪しかったので、その確認をしたかっただけ。松岡さんはその話を必ずするけれど、もはや嫌味だと私は思っています」と照れ隠し。トークは本作の監督、吉田大八について展開され、大御所小説家役の國村隼は「吉田監督は撮影現場で一番楽しそうだった」と明かし、薫風社専務役の佐藤浩市も「吉田監督は思った以上に綿密に設計図を描かれる方だった」と印象を語る。また、老舗文学誌編集長役の木村佳乃は「私の好きなタイプなんです!ドンピシャ!撮影中も監督の横で根掘り葉掘り質問攻め!気づいていましたよね?」と公開告白すると、吉田監督はしどろもどろになり、外資ファンド代表・郡司一役の斎藤工も「僕もタイプです!色々な意味で!」と便乗して監督への愛を言葉にした。さらに本作にちなみ、崖っぷちを乗り越えたエピソードについて話題は移り、まさにこの撮影時だったという大泉さんは「吉田監督から全然OKが出ない。10回くらいやる。そこに佐藤浩市さんみたいな妖怪レベルの大物がいるからパニックに!常に崖っぷちでした」とふり返る。そこで松岡さんが「演技が大泉洋さんっぽいからNGというのもありましたよね」と暴露すると、「原作小説は私のあてがきですよ!」と不満噴出の大泉さん。しかし、「私の映画の中では一番私らしくなくて新しい。結局は吉田監督に感謝です」と新境地開拓の手応えを得ていたようだ。また、「この作品をやり遂げたこと」(宮沢氷魚)、「大泉さんとのシーンでテイクが重なると、大泉さんは『俺の馬鹿たれ!』と自分を責める。そんな中で自分が噛んでしまったら…と思ったけれど、なんとか乗り越えました」(池田エライザ)と若手キャストたちがそれぞれ語る中、一方で國村さんと佐藤さんは「崖っぷち?あまり思った事がないし、この仕事をしていたらずっとピンチ」(國村さん)、「僕らは昭和の時代の役者ですから、放送できないレベルのエピソードばかりです」(佐藤さん)とベテランならではの返答があった。最後に、「試写を観て本当に面白かった」と満足げな大泉さんは、「一度見始めたら脚本の面白さでグイグイ引き込まれるはず。今の映画館は換気にも十分に配慮をしているので、安心して映画館でご覧ください」とメッセージを寄せていた。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月04日竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人が映画監督として共同製作した映画『ゾッキ』。この度、総勢18名の個性的な顔ぶれがひしめくメイン写真と場面写真が解禁となった。3人の映画監督が作りあげた前例のない破格のプロジェクトに賛同し集まったのは、日本を代表する豪華な出演者たち。熱狂的な支持を集める人気漫画家・大橋裕之の原作漫画から飛び出してきたように個性的な総勢18名のキャラクターが勢揃いした。なぜかカゴにたったひとつのみかんを入れて、自転車を漕ぐ藤村役の松田龍平、ボサボサの髪で物が溢れる部屋に座る前島りょうこ役の吉岡里帆。バイト先のレンタルビデオ屋に佇む伊藤役の鈴木福、学ラン姿で楽しげに談笑する牧田役の森優作と伴くん役の九条ジョー、親子でドライブ中の父役の竹原ピストルとマサル役の潤浩(ゆんほ)。サングラスにジャージ姿で怪しさ満点の旅人役・満島真之介、コンビニでカップ麺を手に取る若い女役の柳ゆり菜、教室で看板作りに勤しむ松原京子役の南沙良。道着姿に特徴的な髪型を披露している道場の師範代役・安藤政信、ちょびヒゲを蓄え謎の白いメモを手にする定男(漁師)役のピエール瀧。なぜか花嫁姿の本田役木竜麻生、ゴージャスな毛皮を纏い野外のソファに座り込む足立の女房役倖田來未。白塗り姿も話題沸騰、制服も着こなす幽霊のような女役の松井玲奈、ビールの空き缶を前に虚ろな表情をみせる二十代のマサル役・渡辺佑太朗、縁側で気持ちよさそうにお昼寝する祖父役の石坂浩二、そして、ちょこんと頭にのせたパーティー帽がインパクトを放つヤスさん(漁師)役の國村隼までも。3人の監督が自ら原作から選びぬいた珠玉のエピソードの数々を、あえてオムニバス形式ではなく、1つの物語としてまとめあげ、原作に忠実な世界観を丸ごと詰め込んだ本作。それぞれのエピソードがどう交わるのか、それぞれのキャラクターがどう交差するのか。物語を紡ぐ隠された“秘密”も気になるばかりだ。『ゾッキ』は4月2日(金)より全国にて公開。3月26日(金)愛知県先行公開※一部劇場除く3月20日(土)蒲郡市先行公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゾッキ 2021年4月2日より全国にて公開©2020「ゾッキ」製作委員会
2021年02月26日吉田羊と國村隼共演でジェーン・スーの親子関係をドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」。この度、本作の見どころのひとつ、ドラマ内のラジオ番組「トッキーとヒトトキ」の番組制作メンバーを演じるキャストが発表された。原作者ジェーン・スーのラジオ番組で人気の「お悩み相談コーナー」を、吉田さん演じる主人公・蒲原トキコの冠番組「トッキーとヒトトキ」として完全再現。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉でスパッと解決する。そんなラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を陰で支える番組制作メンバーとして、ディレクター・中崎をファンクバンド「SCOOBIE DO」のドラムを担当し、メジャーリーグ中継にて解説者としても活動するオカモト"MOBY"タクヤ。構成作家・近田をお笑い芸人「トンツカタン」のツッコミ担当・森本晋太郎。音響担当・遠山をお笑い芸人としてだけでなく、コラムや4コマ漫画など、連載企画も持つヒコロヒーが演じる。森本さんは「まさか僕にドラマのお仕事が来るなんて」とオファーに驚いたと語り、「クランクイン前に喫茶店で台本を読みながらセリフを覚えるという憧れのやつをやらせていただきました。店員さんが前を通るたび、ちょっとだけ台本の表紙が見えるようにしちゃいました」とコメント。ヒコロヒーさんは「はっとさせられたり、心がふっと軽くなるような台詞の数々を、素敵な俳優さんたちがチャーミングに情熱的に時にユーモラスに演じられていて、ちぐはぐに生きる瞬間があってもよいのだと安心するような作品だと思います」と印象を語り、オカモトさんは「実際にジェーン・スーさんが出演されている番組は選曲も最高なので、撮影時にはストーリーに沿った架空のオンエア曲を、毎回勝手に準備していました。次第にトッキーさん(=吉田羊さん)に『次の曲、何~?』と聞かれるようになりましたよね……!」と撮影中のエピソードを披露した。ほかにも、「Creepy Nuts」のDJ松永が雑誌編集者・今西役として出演。ドラマの後半に登場となるが、トキコの担当編集者として物語の鍵を握る人物という役どころ。「まさかあんなにしっかり役を与えてくださっていたとは」と参加した感想を語り、「色々ご迷惑をお掛けしつつも、撮影をご一緒した方や、スタッフさんに助けられながら、やらせて頂きました!皆さん是非ご覧になってください~!」とメッセージを寄せている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2021年02月26日ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔をもち、女性からの圧倒的な支持を集めるジェーン・スーが自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」が、4月、テレビ東京金曜深夜のドラマ24にて放送。吉田羊がジェーン・スー自身をモデルにした主人公を、國村隼がその父親を演じる。主人公・蒲原トキコは20年前に母を亡くし、父の蒲原哲也がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし、一度は絶縁寸前までいった2人だが、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかし、それは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、ほかの女性の影…。父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語となっていく。さらに今回のドラマの見どころとして、主人公がパーソナリティを務めるラジオ番組の「お悩み相談のコーナー」がある。ジェーン・スーさん自身もラジオ番組でのお悩み相談コーナーが大人気であり、まさに“人生相談の名手”だが、今作のラジオシーンのセリフは全てジェーン・スーさんによる監修のもと制作。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉で応じていく。そんな本作の主人公で、劇中での人気ラジオ番組「トッキーとひと時」でパーソナリティーを務めるトッキーさんこと、娘・蒲原トキコ役に、「コールドケース」シリーズ、や「恋する母たち」などジャンルを問わず、多彩な演技で魅せる吉田羊。昔は破天荒な人生を歩み、いまではすっかり丸くなったが、どこか自由奔放な愛嬌のある父親・蒲原哲也役に、映画『騙し絵の牙』ほか、『MINAMATA』(原題/2021年公開予定)、『KATE』(原題/2021年公開予定)など数多くの海外作品にも出演する名優・國村隼。さらに本作のメイン監督を務めるのは山戸結希。『溺れるナイフ』や『ホットギミックガールミーツボーイ』、『21世紀の女の子』では企画・プロデュースなど映画作品を手掛け、今回、連続ドラマでは初監督となる。吉田羊「私自身の人生を生きている感覚」「お父さん役の國村さんとは、9年ぶりの共演です」と吉田さん。「尻尾を掴ませない飄々とした佇まいは、どこか今回の『お父さん』にも通じていて、『してやられた!』と最後は笑って許してしまう、そんな人間力をお持ちの方です」とコメント。「不思議なもので、親子を演じていると似てきて、同じタイミングで空を見上げたり、ため息をついたり、口元を拭ったり…」と明かす。吉田さん自身も4年前に母親を亡くしており、「トキコを演じながらも、私自身の人生を生きている感覚。スーさんは書くことで、私は演じることで、皆さんは視ることで、それぞれの家族と向き合い、何かしらのヒントが見つかれば幸いです」とアピールする。國村さんは「ジェーン・スーさんの原作は親の世代も子供の世代もそれぞれの暮らしやすさを追い求めながら、またそれゆえの衝突もあり、少しの苦みとゆるやかな愉しみのなかで人生は過ぎて行く、そんな面白さをまざまざと描き出していきます」と語る。「共演する吉田羊さんは、軽やかに過酷な現場を楽しんでおられて、私もそのおすそ分けを頂いている気分になってしまいます。台本を読みながら、そして演じながら、したいことはするしかない。しかしそのしっぺ返しは甘んじて受けるんだぞ。肝(はら)は括っておくもんだ。という人生の教訓・三カ条を頂いたと思っております」と、破天荒な父親役を受けとめているよう。「まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは」「父と私の、ごく私的な日常が映像になるなんて!父にとっても私にとっても、身に余る光栄です。ドラマ化にあたり、創作していただいたフィクション部分も大変気に入っています」とジェーンさん。「まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは」と明かし、「國村隼さんに父を演じていただけること、天国の母も喜んでいると思います」とコメント。「大人になり、親との関係の紡ぎなおしを考え始めたみなさんに楽しんでいただけたら」と本作のテーマに触れる。また、シリーズ構成も担当する山戸監督は「勇気と優しさに満ちたジェーン・スーさんの素晴らしい原作エッセイを、名作を生み出してきた『ドラマ24』にてお届けできることを光栄に思います」とコメント、「『より正しく生きたい』と望みながらも、間違ってしまうことこそが、人間の本性であるーーそのことを、何度でも思い出しながら撮れたなら」と期待を込めて語っている。ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜放送予定。動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi」にて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年02月16日3月26日(金)に公開される大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、松岡茉優のインタビュー映像と彼女が演じる高野惠の新たな場面写真が公開された。原作は、累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチ。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることに。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者・高野恵(松岡)を他の編集部から引き抜き、文学への熱意に溢れる彼女を焚き付けながら、イケメン作家(宮沢氷魚)、大御所作家(國村隼)、人気モデル(池田エライザ)らバラエティ豊かなクセモノたちを手玉に取り、自由な発想と天性のトーク術で『トリニティ』を大きく売り出すための企画を次々と仕掛ける。小さな書店で父親譲りの文学への熱意に溢れる高野は、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働いているが、熱い思いの余り、大御所作家にもつい率直な意見を論じてしまう有様。そんな時に、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めている編集長の速水に引き抜かれ、速水の策略に巻きこまれていく…。今回解禁された場面写真では、いろいろなトラブルに直面しつつも編集部で奮闘する高野の姿が切り取られている。また、インタビュー映像では、主演の大泉洋や吉田監督などについて語っている。インタビューの内容は以下の通り。――『桐島、部活やめるってよ』以来、8年ぶりに吉田監督作品に出演したことについて。「10代の時に青春というものを私が一番残せたかなと思うのは『桐島~』だと思っていて、私にとっては一生ものの作品です。そんな大切な作品の監督がまた呼んでくださったことがうれしいですし、この8年間、私がいろいろな人と出会って、様々な作品に出していただいて、嫌なこともあったり。でもそういったことも含めてすべてにありがとうと思えるくらい、お話を頂けただけで嬉しかったですし、少しだけ自信を持てた気がしています」――主演・大泉洋との共演について。「大泉さんの大好きで特に尊敬しているところは、いい作品を作る上で必要なことだと思うんですが、どうしても現場がピリッとしまうときに、必ず立って場を和ませるような楽しい話をしてくださるんです。まさにスタンダップコメディアンのような方なんですよね。主演ですし、セリフも本当に多いので、きっと集中したい場面もあると思うのですが、現場の空気を察知して、みんなの気持ちを上げてくださるんです。大泉さんとの現場は楽しいので、また他の作品でもぜひご一緒したいです」――撮影現場について。「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスター達なので…毎日、お腹が痛かったです(笑)。『それぞれで1本映画が撮れるのに』っていう人達が集まっている中、同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、子羊3匹は大変震えております。もうそれ位、恐ろしいような、『あれ、ヤクザ映画かな?』っていう様な、コワモテがたくさんいるんです(笑)」――映画の注目ポイントは?「いつか共演したい、また共演したいと思っていた俳優さんたちと、毎日入れ替わりで撮影できることは本当に幸せでした。日本の俳優界をけん引する素晴らしい俳優さん、女優さん方の演技合戦にも注目していただきたいです!」『騙し絵の牙』3月26日(金)全国公開
2021年01月28日「恐怖の村」シリーズの第2弾映画『樹海村』の先行上映と上映館拡大が決定した。本作は2月5日(金)より上映がスタートするが、これに先駆け、1月30日(土)&31日(日)の2日間限定で先行上映される。さらには、上映館数は421館に拡大して攻めの姿勢でスタートを切る。今回の発表と合わせて、“エヴァフォント”を使った特別予告編が到着。映画キャンペーンソング、「FAKY」の「The Light」に乗せて、主演の山田杏奈と山口まゆが登場。思わず目を見張るショッキングなシーンが流れていく。『樹海村』は2月5日(金)より公開。1月30日(土)、31日(日)2日間限定で先行上映。(cinemacafe.net)■関連作品:樹海村 2021年2月5日より全国にて公開©2021 「樹海村」製作委員会
2021年01月22日6月19日(金)に公開される大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、大泉が役作りと共演者である松岡茉優や佐藤浩市、吉田大八監督について語ったインタビュー映像と、新たな場面写真が公開された。原作は、累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチ。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることに。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者・高野恵(松岡)を他の編集部から引き抜き、文学への熱意に溢れる彼女を焚き付けながら、イケメン作家(宮沢氷魚)、大御所作家(國村隼)、人気モデル(池田エライザ)らバラエティ豊かなクセモノたちを手玉に取り、自由な発想と天性のトーク術で『トリニティ』を大きく売り出すための企画を次々と仕掛ける。解禁された場面写真では、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働く高野の実家である書店に突然訪れた速水や、社内で改革派の急先鋒に立つ東松を演じた佐藤浩市の姿を垣間見ることが可能だ。大泉のコメントは以下の通り。――速水を演じて「監督とも話して、とにかく“何を考えているのかがわからない”という人を意識していました。彼なりのポリシーや真実があるのでしょうけど、飄々としていて、まわりには本音がわからないという人を意識しましたね」――松岡茉優との共演について「子役からお芝居をされているキャリアのある方なので、とても安定感がありました。これまでの共演では今回ほど絡みのない役どころでしたので、今回改めて『しっかりしているな』と。現場の雰囲気もとにかく楽しくしてくれますしね。松岡さんはいつも僕と話をするときに『我々は』と、僕と松岡さんをまとめて言ってくれるんです。確かに僕たちは考え方が似ているなと思います」――佐藤浩市との共演について「ありがたいことに、僕の短い役者キャリアの中でも佐藤浩市さんとの共演は多い方です。そして、その都度緊張するというか。とても気さくで素敵な方なので、決して周りを緊張させることはしないのですが、僕ら役者からすると佐藤浩市という存在がすごすぎて勝手に緊張するわけですよね。なんですかね、あの、とてつもなく人を緊張させるオーラといいますか。僕ら世代の『北斗の拳』でいうとラオウですよね。『来たなー!』というね」――撮影中に“騙されたこと”「撮影中に騙されるってことはなかったけれど、やっぱり監督かな。打ち合わせでお会いした際には、クールな印象で話しにくい雰囲気がありました。ところが、撮影が始まってみると大変話しやすいし、テイクも多いと聞いていましたが永遠に撮るということもなく。それはいい意味で騙されたなという感じでしたね。なんかファンになりますね、あの方。かわいいんだよね。一見、クールに見えるのですが、暖かくて気づかいのある方だったので、いい意味で騙されていたなと思いましたね」さらに現場については「本当に楽しい現場で、とても充実した楽しい日々でした」と語ったという。このコメントを踏まえ、ますます内容に期待が高まる。『騙し絵の牙』3月26日(金)全国公開
2021年01月20日窪田正孝、芦田愛菜、伊藤沙莉、國村隼らが声の出演をしている『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日より公開中。公開2週目も好調で、週末ランキング3位に浮上したことが分かった。全国308スクリーンで封切られた本作は、リピーターが続出中で、公開2週目の週末となる1月2日&3日で動員11.5万人、興行収入1.6億円を上げ、土日前週比約80%をキープ。週末ランキングでは、前週よりランキングを一つあげて3位に浮上、アニメーション映画としては、大ヒット中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に次ぐ、2位に。また、1月3日までの公開から10日間で動員63万人、興行収入8.7億円を記録。製作総指揮・原作・脚本を務めた西野亮廣は、毎日感想をチェックしているそうで、「ドンと構えられない自分の女々しさに嫌になりますが、それでも、映画をご覧になられた方の声に今日も励まされています。ありがとうございます」と喜んだ。そして今回のヒットを受けて1月15日(金)から、スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を使用した西野さんによる副音声上映が全上映劇場にて開始。西野さんは「脚本の中には“説明されないと気づかない小ネタ”をたくさん織り込みました。『実はこのシーンはね…』と耳元で囁く西野のドヤ声に耐えられる方は、是非、副音声をお楽しみください」とメッセージを寄せている。『映画 えんとつ町のプペル』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 えんとつ町のプペル 2020年12月25日より全国にて公開©Akihiro Nishino/ “Poupelle of Chimney Town” Production Committee
2021年01月06日GENERATIONS from EXILE TRIBE・小森隼がお笑い芸人とタッグを組むBOOK ACT『芸人交換日記』が、2021年1月4日からヒューリック東京で上演される。LDHが贈る新たな朗読劇「BOOK ACT」で、小森が再び人気芸人たちとタッグを組む。原作は鈴木おさむ氏の小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』(2011年 太田出版)で、結成11年目の売れないお笑いコンビがお互いの本音を知るために交換日記を始めるという物語。面と向かって言えなかった相手への不満や、仕事がないことへの焦り、夢を諦めることの葛藤など、芸人の姿がリアルに描かれている。2020年1月の上映に続き今回も「相方役」は日替わりとなり、6日はぺこぱ・松陰寺太勇、7日は宮下草薙・宮下兼史鷹、8日1部がチュートリアル・徳井義実、2部が霜降り明星・せいやと、第7世代を中心した豪華メンバーが勢揃い。女優の森田想は続投となる。さらに初日には、小森が自分のライフワークにしていきたいと意気込む、年に一度のトークライブ『小森隼の小盛りのハナシ』を開催する。小森は「またこうして『芸人交換日記』をやることが出来、何よりも嬉しいです」と喜びをあらわにし、「今回は全ての組み合わせが1回限りの公演ですので、その場で起きる化学反応や全ての公演が終わった時に自分が何を感じるのか、そして見てくださった皆さんに何て言っていただけるのかとても楽しみ」と意気込みのコメント。トークライブについては「物凄いプレッシャーや不安は大きいですが、スタッフさんと打ち合わせをしている時やトークのことを考えてパソコン画面に向き合っている時は、不安を塗り替えるくらいのワクワクを感じます」と楽しみにしていることを明かし、「2021年、皆さんと共にスタートできる事を心から楽しみにしています」とファンへ呼びかけた。
2020年12月15日『犬鳴村』に続く“恐怖の村”第2弾『樹海村』。山田杏奈&山口まゆW主演で贈る本作の本予告映像が到着した。舞台は“絶対に行ってはいけない” “入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海。ここはいまから約1,100年以上前、富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆っている広大な森だ。「コンパスが効かない迷いの森」や、「入ると何者かに襲われる」、「様々な怨念を持ったヤバい村がある」といった様々な都市伝説も飛び交っている。そして今回到着した約1分の予告編では、山田さん演じる天沢響が、不気味な室内で目覚めた途端、四方八方に壁に打ち付けられるという、最初から衝撃的なシーンからスタート。そして不気味すぎる“箱”に誘われるように樹海へと呼ばれていく。この箱は、検索すると「呪いの箱」と呼ばれ、非常に強力な呪具と有名なコトリバコ。そして“迷い込んだら出られない”、は都市伝説ではなかった…。また終盤では、炎に包まれた家や、何かから逃げるように森を走る2人、顔に何かが入り込んだかのようにうねりだすシーン、「やめて!」と声が響き渡るなど、終始恐ろしい映像となっている。『樹海村』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:樹海村 2021年2月5日より全国にて公開©2021 「樹海村」製作委員会
2020年12月11日女優の山田杏奈と山口まゆがW主演を務める、映画『樹海村』の心霊写真ビジュアルが10日、公開された。同作は2月に公開し、異例の興収14億円超えという大ヒットを果たした清水崇監督作品『犬鳴村』に続く「恐怖の村」作品の第2弾。絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海を舞台に、ある“箱”を見つけた日から、少女たちの周りで不可解なことが起き始め、その恐怖はまわりの人々をも巻き込んでいく。今回公開されたのは、劇場で置かれるチラシに使用される、樹海で撮影された1枚の心霊写真ビジュアル。撮影中のスナップ写真に、無数の樹海に漂う怨念の数々の“何か”が映っている。写っている怨念答え合わせは後日映画公式HPに掲載される。さらにチラシの中面に記載される樹海MAPも公開。樹海に入る際の注意事項や細かい説明が書かれた。
2020年12月09日女優の山田杏奈と山口まゆがW主演を務める、映画『樹海村』の本ポスターが5日、公開された。同作は2月に公開し、異例の興収14億円超えという大ヒットを果たした清水崇監督作品『犬鳴村』に続く「恐怖の村」作品の第2弾。絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海を舞台に、ある“箱”を見つけた日から、少女たちの周りで不可解なことが起き始め、その恐怖はまわりの人々をも巻き込んでいく。ポスターでは、日本を代表する富士山と、その麓に広がる広大な富士の樹海が描かれた。それを見下ろすように崖の上には2人の少女と、ひっそりと後ろに置かれた謎の“箱”。 木々の隙間からは朝日のような光も漏れ、どこか幻想的な雰囲気を醸し出している。前作『犬鳴村』の本ポスタービジュアルで、「顔がある!」「某有名ハリウッド俳優に似ている!」とSNSで話題となったが、今回もニューフェイスが隠されている。さらに本作は、MX4Dと4DXの上映も決定した。
2020年12月05日主演の大泉洋ほか、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市ら超豪華キャストの共演で話題の『騙し絵の牙』。公開が延期されていた本作の新公開日が2021年3月26日(金)に決定、大泉さん自身の口からそれを伝えるスペシャル映像「未来で待つ男」も到着した。主人公の雑誌編集長・速水役には、本作の主人公としてあてがきされた国民的人気俳優の大泉洋。大泉さんと映画初共演で吉田組には『桐島、部活やめるってよ』以来となる松岡茉優のほか、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が大集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる仁義なき騙し合いバトルが誕生した。さらに新たな公開日の決定を告知するため、大泉さんを主演に、吉田大八監督の企画・演出ほか本作のスタッフが再集結して撮影された超贅沢なスペシャル映像「未来で待つ男」が完成。▼スペシャル映像「未来で待つ男」暗い映画館の座席に座っている大泉さんはスポットライトが当たると立ち上がり、カメラ目線で「大泉洋です。ちょっとだけ未来に来ています」と語り始めると、「色々とあって公開が遅れましたが、ご安心ください。1年熟成でちょうど今が食べごろです。私はここ3月26日でみなさんをずっとお待ちしております」と、未来の大泉さんが観客に公開日に待っていると語りかける、という内容。短いものの、緊迫感に満ちピリッとした雰囲気を漂わせ、本編同様に一杯食わされたような気持ちにもなる仕上がりになっている一方、最後には大泉節が炸裂している。撮影は、全10カットをテストと本番を重ねながらの順撮り。立ち位置、目線、話すスピード、タイミングなどを確認しながら進められ、大泉さんはセットチェンジ中にもセリフの練習を重ね、監督はモニターと大泉さんの間を何度も行き来して相談&指示し、時にカメラマンからも目線の指示が飛ぶなど、緊張感漲る中、約2時間をかけて丁寧に繊細に行われた。撮影を終えた後の大泉さんは「久しぶりの監督の緻密な演出にピリッとした(映画本編)撮影中を思い出しました。久々に相当細かく言われました(笑)」と吉田監督の緻密な演出に対して、早速ぼやき!?「俺も自分で良くやったなと思います」と自分の頑張りを笑いを交えながらふり返った。一方の吉田監督は、「なんとか僕たちの気合いを形にしたくて大泉さんと相談した」と明かし、「誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ」1年ぶりに大泉さんを演出した撮影はスムーズに進んだとコメント、納得の仕上がりになった様子だ。▼新予告『騙し絵の牙』は2021年3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年、公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2020年12月04日千葉・東京ドイツ村にて「東京ドイツ村ウインターイルミネーション2020-2021」が開催。期間は2020年10月30日(金)から2021年3月28日(日)まで。2006年からスタートした、東京ドイツ村の人気イルミネーションイベント「東京ドイツ村ウインターイルミネーション」が、2020年度も開催。15周年のアニバーサリーイヤーとなる今回は、煌びやかに輝くカラフルな電飾約300万球を使用し、「光と音のショー」「虹のトンネル」「3Dイルミネーション」といったイベント恒例のコンテンツに加え、15年の歴史を振り返る「光の地上絵」などを実施される予定です。中でも注目となるのが観覧車の中からのみ見ることが出来る「3Dイルミネーション」。平面のイルミネーションは、見下ろすと立体的に見えるトリックアートのように組まれており、煌びやかに輝く景色と共に不思議な感覚を味わうことが出来ます。また、都心からのアクセスが良好な点も東京ドイツ村の魅力。91ヘクタールにも及ぶ広大な敷地を舞台に演出される、幻想的な空間を楽しめます。イベント情報イベント名:東京ドイツ村ウインターイルミネーション2020-2021催行期間:2020年10月30日 〜 2021年03月28日住所:千葉県袖ケ浦市永吉419東京ドイツ村電話番号:0438-60-5511
2020年11月20日新緑の映える季節が過ぎ、木々が色づき始める秋。なんともいえないさびしさと、初冬の澄んだ空気を感じる素敵な季節です。冬と夏の間に、見付けた季節イナガキヤスト(@inagakiyasuto)さんがTwitterへ投稿し、8万件以上の『いいね』がつくほど反響を呼んだ写真をご紹介します。撮影されたのは、1998年冬季オリンピックの開催地となった長野県の『白馬村』。思わず息をのむ、一瞬を切り取った1枚がこちらです。秋に白馬村をタップするとこうなる。 pic.twitter.com/UfdgW9rQt8 — イナガキヤスト (@inagakiyasuto) November 1, 2020 冠雪した北アルプスの山々の手前に見えるのは、秋色に染まった広葉樹林。眼下に広がる街にも、まもなく秋が訪れることを予感させる1枚です。木々の緑や赤、空の青色など自然のつくる美しい色のコントラストが見事に写されています。2両編成で走り抜ける『大糸線』も、見る人をどこか懐かしい気持ちにさせますね。季節の移ろいを凝縮したような奇跡の1枚を見た人からは、このようなコメントが寄せられました。・美しすぎます…。こんなに美しい四季のある日本に生まれてよかった!・携帯の待ち受け画面にさせていただきました。見るたびに疲れが吹っ飛びます。・構図が素晴らしすぎる。上から紅葉が下りてきて、段々と染まっていく白馬の魅力がここに集約されてますね!・このポスターが欲しいです…。撮影したイナガキさんによると、「3段紅葉を綺麗に見れる日や時間帯、大糸線が走るタイミングなどを細かく計算して撮影した」のだとか。紅葉の見れる季節は、1年の中でもほんの一瞬です。しかし一瞬だからこそ、儚い美しさを感じるのかもしれませんね。イナガキさんの素敵な作品は、こちらからも見ることができます。気になる人は、ぜひチェックしてみてください!・Instagram:イナガキヤスト(inagakiyasuto)・Twitter:イナガキヤスト(@inagakiyasuto)・Facebook:イナガキ ヤスト・ブログ:ファミリーキャンプで「カシャッとな」[文・構成/grape編集部]
2020年11月05日俳優として数々の映画やドラマで活躍している山田孝之(やまだ・たかゆき)さん。シリアスなものからコミカルな役まで演じ分けられる実力派として、多方面から支持されています。そんな山田孝之さんが、いつ妻と結婚したのかや子供、結婚指輪の写真、女優の山本美月(やまもと・みづき)さんが結婚を発表した際のエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!山田孝之は結婚してるの?山田孝之さんが、2012年の元旦に結婚したことを公式ホームページを通じて発表。相手はかねてより交際していたという7歳年上の一般女性で、女優の檀れい(だん・れい)さん似の美女と報じられています。その後、山田孝之さんは同年10月20日に妻が妊娠したことを発表。そして、2013年3月上旬に無事、息子が誕生したことを報告しています。山田孝之が結婚指輪を着けた写真を投稿山田孝之さんが、2016年12月9日にインスタグラムを更新。「結婚指輪が写っている!」と大きな話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 昨夜の夕食 ぜーんぶ一人で食べたよ 山田孝之 (@takayukiyamadaphoto)がシェアした投稿 - 2016年12月月9日午前12時25分PST「昨夜の夕食。ぜーんぶ1人で食べたよ」とつづり、大きな肉の塊を目の前に驚いた表情を見せている山田孝之さん。そんな山田孝之さんの左頬に添えられた薬指には、なにやらキラリと光るものが写り込んでいます。するとファンは、肉の量よりも、薬指で輝く結婚指輪に注目!「それはマリッジリングですか!?」「素敵!」といったコメントともに、「本当に妻子持ちなんだね…」「地味に落ち込む」と、山田孝之さんが既婚であることを再確認し、ショックを受ける声も寄せています。・それは結婚指輪かな?正直、うらやましいぞー!・指輪にしか目がいかない…。やっぱり奥さんがいるのね。・最初、お肉のボリュームに圧倒されたけど、指輪にもびっくりした。太めのデザインの指輪は、山田孝之さんの雰囲気にぴったり!ファンに見せる写真でも結婚指輪をしていることが、妻との絆の深さを感じさせますね。山田孝之の妻が「死亡した」というデマが流れる一時期、山田孝之さんの妻が亡くなったというウワサが流れました。しかし、これはまったくのデマ。このデマが流れた根拠については、山田孝之さんが2020年公開の主演映画『ステップ』で妻を亡くしたシングルファーザーを演じたことにあるといわれています。山田孝之主演映画『ステップ』予告編同作は作家・重松清(しげまつ・きよし)さんの同名小説を映画化したもの。山田孝之さん演じる主人公・武田健一が、仕事との両立に苦悩しながらも男手ひとつで1人娘・美紀を育てる姿を描いたヒューマンドラマです。そんな親子をあたたかく見守るのは、國村隼(くにむら・じゅん)さんや、余貴美子(よ・きみこ)さん、広末涼子(ひろすえ・りょうこ)さんといった豪華俳優陣。また、映画の主題歌『在る』を優しいメロディーと歌声で知られる歌手の秦基博(はた・もとひろ)さんが手がけ、作品により深みを持たせています。この映画を見た人からは、「すごく泣けた」「あたたかな気持ちになれました」と絶賛する声が殺到。山田孝之さんのにじみ出る父性と、素晴らしい演技に感動したという声が多く寄せられています。・自然と涙があふれた。本当に見てよかったです。・何気ない日々の幸せに気付かされました。帰ったら子供を抱きしめます。・家族の存在意義を再確認できた作品でした。山田さんの演技のすごさに脱帽…。私生活でも父親として子育てを経験している山田孝之さん。きっと、家でも優しいパパの顔を見せているのでしょうね。山田孝之、山本美月が結婚して心配をされる2020年8月7日に女優の山本美月さんと俳優の瀬戸康史(せと・こうじ)さんが結婚したというニュースが報道され、ネット上に山田孝之さんのことを心配する声が続出しました。実は以前から、山本美月さんのファンであることを公言していた山田孝之さん。自身の携帯電話に『山本美月専用フォルダ』を作ってしまうほどの惚れ込みようで、そのガチファンぶりがたびたび話題になっていました。そんな山田孝之さんは、山本美月さんとドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(テレビ東京系)や、日本コカ・コーラ『ジョージア』のCMで共演。2018年に行われた同CMの発表会にはそろって登壇し、2人がどんな絡みを見せるのか注目されていました。このような過程を知っていたファンからは、山田孝之さんのメンタルを案じる声が噴出。「山田孝之さんが生きているか、気が気でない」「結婚報道で山田孝之の顔が真っ先に浮かんだ」といったコメントが続々と寄せられました。憧れの女性は結婚してしまったものの、自分の家族を大切にする姿勢は変わらない山田孝之さん。これからも一家の大黒柱として、妻と子供のために活躍し続けてほしいですね。山田孝之プロフィール生年月日:1983年10月20日出身地:鹿児島県血液型:A型所属事務所:スターダストプロモーション1999年に放送されたドラマ『サイコメトラーEIJI2』(日本テレビ系)で俳優デビュー。2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』(フジテレビ系)で初主演を飾り、一躍注目される。その後、映画『電車男』や『闇金ウシジマくん』といった話題作に次々出演し、着実にファンを増やした。また、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)ではコメディー色の強い演技を披露。現在も幅広い役柄が演じ分ける俳優として活躍している。山田孝之ってどんな人?話題の映画、CM、美人の姉は誰?[文・構成/grape編集部]
2020年10月22日