故マイケル・ジャクソンの3人の子供たちがアニメで声優を務めることになった。プリンス(15歳)、パリス(14歳)、ブランケット(10歳)の3人は今回声優デビューを飾ることになり、これを踏み台にして今後ショウビズ界でもっと“一流の”仕事の機会を得られることを期待していると、ある関係者は「The Sun」紙に明かした。「3人は、アジアからアメリカに輸入された子供用アニメの吹き替えをすることになりました。パリスちゃんはお父さんと違って歌のセンスは微妙ですが、演技の経験はあります。なのでもし今回の声優の仕事が成功すれば、今後もっと一流の仕事につながることになるでしょうね」。プリンスとパリスは共に俳優業に乗り気のようで、その仕事が「つらい」学校生活からの気晴らしになると考えているようだと先の関係者は続ける。「特に上の2人は明らかに芸能界で父親と同じ足跡を歩みたいと思っているんです。それに2人は学校生活がつらいようですね。子供は本当に残酷ですから」。ただマイケルの妹のジャネット・ジャクソンは最近、パリスちゃんにはもう少し大人になるまで俳優の夢は待ってほしいと語っている。「パリスには待ってほしいの。彼女は若い頃をもっと楽しむべきよ」。
2012年08月23日以前と比べ、声優の一般メディアへの露出が急激に増えている近ごろ。その影響か、「声優になりたい!」と声優養成所へ入所希望をする人が激増していると聞きます。さて、そんな声優養成所ですが、どんなレッスンが行われているのか気になりませんか?そこで今回は、声優養成所の卒業生の方に、養成所はどんな所なのか、お話を伺いました。――今日はよろしくお願いします。早速ですが、どういうきっかけで養成所に入ろうと思ったのですか?「もともとアニメが好きなのもあって、高校ぐらいから声優になりたいと考えていました。それで高校卒業後に養成所に入ろうと思いまして……」――なるほど。養成所へはどうやって入ったのですか?「私の場合はまず養成所に申込用紙を送り、その後入所オーディションを受けました。ちょっとして書類審査がある所もありますが、そこは希望者全員をオーディションしていたみたいですね」――オーディションはどんな内容だったのですか?「道の反対側にいる友人に向かってみたいなト書きがついているセリフを3種類くらい書いてあるペーパーを渡されて、ちょっと読んでみて、という感じでしたね」――それだけだったんですか?「はい、それだけ(笑)。ほかがどうかは知りませんが、その養成所は本当にそれだけでしたね。」――そこで見事合格して……という訳ですね。養成所ではどんなことをしたのですか?「そこの養成所は基礎科と実践科のふたつのクラスに別れていまして、まず基礎科で声だしや演技の基本を学びました」――あめんぼ赤いな~とかですか?「そうですそうです。基礎の発声や舞台の台本を使った演劇の練習ですね。あとはダンスレッスンなんかもありましたよ」――ダンスですか!?「リズム感を養うためのレッスンということで、いっぱい踊りましたね。ほかでは日舞のレッスンをする養成所もありましたし」――単純に発声練習だけしていればOKという訳ではないんですね。「声優もテレビや舞台に立つ俳優と本質は変わらないから、と教えられましたね。基礎科でレッスンを積む中で、上のクラスへ上がるためのオーディションが定期的にあって、そこで合格すると今度は実践科でレッスンを受けることができるようになりました」――実践科ではどのようなことをしたのですか?「発声練習や演技の勉強はもちろんですが、台本の読み方やマイクの使い方、あとはアフレコについての勉強ですね」――アフレコの勉強はどんなのでした?「スタジオに入る心構えだったり、用語の勉強だったりですね。ほかにはスタジオ設備を使用して実際にアフレコをしてみるレッスンもありました。マイクを3本だけ使って7人でアフレコをするみたいな感じで」――現場の空気を味わうレッスンってわけですね。「課題の台本をもらって、それを5人くらいのグループで練って、実際に録音したり……で、そこでまたより実践的な指導をしてもらいと……まぁこれらの繰り返しですね」――いよいよ声優っぽいレッスンになってきたわけですね。「ただ実践科に入ってからのレッスンが本当に厳しくて、ついていくだけで精いっぱいになりましたね。覚えることも多くなりますし、もちろん指導も厳しくなりますし……自手練習をどんだけやっても時間が足りない……みたいな」――相当ハードだったのですね……。養成所を卒業する条件はあるんですか?「実践科で一年間レッスンを受けると、一応の卒業……という感じですね。そこから提携している声優プロダクションのオーディションを受けて……合格したら晴れて事務所所属……と」――提携している声優プロダクションに入れなかった場合はどうなるんですか?「タイミングさえ合えば、ほかのプロダクションのオーディションを受けることもできるので、ほかの声優事務所に入る子もいました。ただ私の場合はそこで声優になるのをあきらめちゃったって感じですね」――やはり厳しい世界なのですね……。「まぁも合格者は年に数人でしたし、最初から狭き門だとわかってましたからね。私が受けたレッスンはこんな感じです(笑)」――大変参考になりました! 今日はありがとうございました!話に出てきたようなハードなレッスンを耐え抜いても、声優として扱われるようになるのが年に数人とは……。やはりどの世界も一筋縄ではいかないということのようで。このインタビューがこれから声優になろうとしている人の参考になれば幸いでございます。(貫井康徳@dcp)
2012年06月17日松雪泰子が映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』で、ゲスト声優として声優に挑戦。6月8日(水)に都内スタジオでアフレコの様子が公開された。松雪さんが演じるのは、ヘンテ星からやってきた5歳の少年ココリン。ジャムおじさんが作ったパンを食べて“食べる喜び”を知り、ヘンテ星を救うためにパンづくりを学ぶ。この日のアフレコでは、なかなかうまくパンが作れず悩むココリンにアンパンマンが“まごころ”を込めて作ることの大切さを教えるシーンが収録された。松雪さんは、少年役ということで、普段よりも少し高めの声で感情たっぷりにココリンを演じた。「声の仕事に挑戦したいと思っていた」という松雪さんは、オファーが届いて「びっくりしたのと同時に嬉しかった」とのこと。東日本大震災の後にオファーが届いたそうだが「子供たちに笑顔と勇気と元気を届けたい」と出演を決めた。今回の作品ではココリンの姿を通じて“食”の喜びが描かれるが、松雪さん自身よく料理はするそうで「作っているときは(映画で描かれるのと)同じように『おいしくなれ』という気持ちです。それを家族で囲んで食べるのが幸せですね」と満面の笑みを浮かべた。松雪さんのお子さんも、小さい頃はよく「アンパンマン」を見ていたそうで、今回の声優挑戦を伝えると「大喜びしていました」とのこと。「男の子役というのが意外だったみたいです。うちで(お子さんが)寝た後に練習していたんですが、元気な声でやっていたら『男の子がいるのかと思った』と起きてきました(笑)」と明かしてくれた。『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:それいけ!アンパンマンすくえ!ココリンと奇跡の星 2011年7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2011■関連記事:ボイスキャスト登壇『それいけ!アンパンマン』完成披露試写会に10組30名様ご招待
2011年06月08日