2018年の夏、私は33歳でした。10代はスポーツに、20代からは仕事をバリバリしていました。ただ、生理は不規則で、 1カ月に2回きたことや、1カ月以上こなかったことなどもありました。しかし、30代になってからは規則正しくなり、6日間くらいの生理が、だいたい30日周期でくるように。規則的になると、準備がしやすくなりました。 このときも、「きっと生理とかぶるなぁ」と思いながら、小豆島へ2泊3日の旅行へ。すると、初日からおなかが重くなり、トイレへ行くとやっぱり生理がきていました。予想はしていたので、持っていた生理用ナプキンをつけて、旅行を楽しんでいました。 普段だと生理2日目は量が多いのですが、このときは、2日目も3日目も、1日目とほとんど変わらない量。色はいつもよりは少し黒いような気もしましたが、「いつもと違う!」とはっきり確信が持てないくらいの微妙な違いで……。体調はいつもと変わらず元気だったので、あまり深くは気にせず、たくさん歩き、走り回って、旅行を楽しんでいました。そして、楽しい旅行はあっという間に終わり、出血もいつも通り6日目で止まりました。いつもと違っていたのは、この6日間、出血量があまり増えず、ずっと同じくらいの少量だったことくらいでした。 そして、次の月。「また来週くらいから生理だなぁ」と思ったころから、体調が悪くなりました。気持ち悪く、食欲もなく、寝転んでいる時間が長くなったのです。まったく動けなくはないですが、食べ物のにおいも気になるように。それが、3日、1週間、2週間、と続いていたなかで「あれ?そういえば今月、まだ生理がきてないな」と気づきました。その後、赤ちゃんは順調に育ち、無事に出産することができました。今回のことを経験して、体調がいつもと変わらなくても、色や量など経血の状態に気になることがあったら、婦人科を受診したほうがいいのかな、と感じました。受診すると、不安だったことがすっきりと解決することもあるし、 自分自身が安心でき、体を守ることができるなと思いました。 監修/助産師REIKO--------原案/西川りんさん作画/まっふ
2021年03月20日複数の映画やテレビドラマに出演し、端正な顔立ちと安定感のある演技力が人気を博している、俳優の清原翔さん。2020年6月に、感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。報道から半年以上が経った現在もなお、ネット上では彼の身を案じ「ゆっくり療養してほしい」といった応援の声が相次いでいます。清原翔の所属事務所が発表「現在復帰に向けてリハビリに専念」2021年2月1日に、所属事務所は清原さんの現在の状況についてコメントを発表。「現在は復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念している」と報告しました。清原は2020年6月12日に感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。その後複数回の手術を経て、現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。STARDUSTーより引用また、清原さんに対して励ましの言葉や手紙、千羽鶴などの贈り物をもらったことについて「清原もみな様のあたたかい気持ちに大変感謝しております」とつづっています。復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです。STARDUSTーより引用所属事務所は最後に報道関係者に対して「自宅周辺や実家、親戚、医療機関などへの取材行為はご遠慮いただき、引き続き温かく見守ってください」とコメントしました。ネット上では次のような反応が寄せられています。・ずっと気になっていたので、近況を知ることができてホッとしました。・気長に待っているので、焦らず、リハビリに専念してください。・ご無事で何よりです。また清原さんの演技が見られる日を楽しみにしています!芸能活動への復帰は、しばらく時間がかかるとのこと。清原さん自身のペースでリハビリをこなし、いつかまた元気な姿を見せてくれる日を、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日私が31歳、結婚して2回目の夏でした。そろそろ子どもを……という予定はありましたが、もともと生理が重かったためピルを5月まで飲んでいて、やめたばかりでした。すると、夏休みで帰省しとときに茶色い出血が続くようになったのです。 茶色い出血が続くも特に気にせず…結婚して実家から離れたところで過ごしているため、3週間くらいの夏休みは地元の友人との飲み会や姪っ子と遊ぶ予定でびっしり。実家に戻り8月の初旬、ちょっと予定日よりも早い生理1日目のような茶色い出血が……。 私は少し早く生理が来たのだろうとしか思わず、予定通り友人との飲み会も姪っ子との遊びもフェスもがんがん楽しみました。しかし、その間も生理1日目のような茶色い少量の出血は、ずっと止まりませんでした。 病院に行かず2週間が経過夫には「病院に行けよ」と言われていましたが、お盆休みだったのと、実家近くの病院に行っても……と、病院には行かずに2週間が過ぎました。今まで1週間以上出血が続いたこともあるけれど、ここまで長いのは初めてでした。そこで、実家から家に帰るとすぐに病院へ。 すると判明したのは、まさかの妊娠!!!! 私はてっきり生理だとばかり思っていたのですが、妊娠にともなう出血だったようです。しかし、処方された薬を飲むと約1カ月後には出血が止まりました。 おなかの中で元気に育ち、無事出産!その後、赤ちゃんは順調に育って妊娠40週3,400gで立派に生まれてくれました。今もすくすくと育ってます。ピルをやめてすぐだったのと、そんなに簡単には妊娠しないだろうとたかを括っていた私。お酒を飲んだり、フェスで大暴れしたり……本当に本当に過酷なおなかの中を体験させてしまったなと、反省しました。 幸い子どもは無事におなかにい続けてくれましたが、もし流産してしまっていたら後悔し続けていたと思います。やはり生理が来なかったり、出血が続いたりするなど、少しでも何か変だなと思ったら婦人科へ行かなければいけないなと思いました。基礎体温もちゃんと測ろうと思っています。 監修/助産師REIKO-------------文/きらやかまなさん
2020年11月19日妊娠8週の妊婦健診で無事に赤ちゃんの心拍を確認。そして前から気になっていた出血の原因もわかります。 この日、妊娠8週での妊婦健診だったのですが、先生がなにやら子の大きさを測り、その大きさをもとに「8W2d」と変更しているようでした。※w=week(週)、d=day(日) そして生理予定日から長く悩まされていた茶色い出血ですが、どうやら前に見つかったポリープが原因ということがわかりました! 赤ちゃんには影響がないようなのでほんと一安心……! 「安定期入ったら取るかどうするか考えます」とのことでしたが、結局取らずに済みます。 あとこの日は子宮頸がんとクラミジアの検査もしていただきましたが、相変わらず何も感じず一瞬でした! 【第71話につづく】 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 漫画家 まっふ令和元年5月1日生まれの男の子を子育て中の漫画家。多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠を備忘録としてブログにのんびり4コマで更新中。ベビーカレンダーでは妊娠中のお話「妊婦レベル1 まっふの冒険記」を連載中。息子とのお昼寝と一日の終わりにするゲームがなによりの至福。
2020年11月10日私は、2男1女のママです。長男のときは妊娠中に起こるトラブルはなかったのですが、次男のときは妊娠初期に不正出血、そして妊娠後期に子宮頚管が短くなり入院をして大変でした。そして今回3人目……。35歳過ぎてからの妊娠や仕事環境、息子たちの育児などあり、自分が思っている以上におなかに負担がかかり再び切迫流産……。休職を繰り返し、職場とのやり取りで感じたことをお伝えします。 妊娠13週に不正出血し、切迫流産と診断妊娠13週のとき、勤務中に出血……。診断結果は切迫流産で、1週間の張り止め内服と自宅安静の指示が出ました。治療の効果があり1週間で回復し、仕事復帰することができました。次男のときも妊娠初期の段階で不正出血して切迫流産を経験していたので、今回も同じような感じかと考えていました……。 そのためまずは、自転車通勤から車通勤に変更させてもらい切迫流産の予防策をとったのですが、復帰して2週間が経たないうちの妊婦健診で子宮頚管が短くなっていると診断を受け、再び休職することに。 妊娠16週より仕事復帰を目標に治療計画切迫流産をかかえながらも私は仕事復帰を目標に考えていましたので、助産師さんと担当医と相談して治療計画を考えていただくことにしました。できあがった治療計画は、1週間の自宅安静と内服治療、その後の1週間は内服治療をせず家事・育児のみ動いて、子宮頚管に影響が出ないかを診ていくという内容です。結果、張り止めの内服治療をしているときは子宮頚管の長さは回復。しかし、内服を中断し、家事・育児に動いてみると子宮頚管はまた短くなる……という状況でした。この経過に、担当医も助産師さんも仕事復帰に首を縦にふることはなく、今の妊娠週数で切迫流産を繰り返すのはよくないと診断を受けてしまったのです。 仕事復帰は諦めてと休職の診断書!?次男のときは張り止めの内服薬治療をしながらの仕事復帰が可能だったのですが、今回は内服しながらの仕事復帰は許可できないとなり、妊娠19週目から出産まで休職指示となりました。 仕事先では私の復帰を考えた勤務調整の計画も立てていたのですが、検討虚しく欠員が出ることで多大なるご迷惑をかける形になってしまいました。上司からは憎まれ口を言われ、不穏な空気のまま休職に入るかたちに……。 切迫流産で休職し、私が感じたこととは?私の職場はクリニックで、院長と非常勤医師・看護師(3名)事務(3名)・クラーク(1名)のため、看護師1人かけても他の職員への仕事量が増えてしまう職場です。私は産休代行の指導を任されていましたが、休職によりできず、他の職員が分担して指導することでさらに仕事量が増え迷惑をかけてしまいました。仕事先には迷惑をかけている一方で、休職してよかったこともあります。それは……在職中は家事や宿題の手伝いに忙しく、息子たちとゆっくり話す余裕がなかったのですが、休職して家にいることで、普段聞けなかった内面の考えを聞けたことです。また、お風呂・部屋・トイレなどの掃除を毎日してもらうことで掃除がじょうずになったこと。別日になってしまうため、どちらかしか行けなかった息子たちの参観日も、医師の許可を得て参加できたことです。 自宅安静指示は他人から見たら働けそうと思われているかもしれないと不安があり、入院するほどの状況のほうが上司も休職に納得してくれたのかもしれない……と思うことも。ですが、無理して働いていたら早産になっていたかもしれません。主治医が仕事復帰で悩む私に休職と診断したからこそ助けられた命だと感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年09月20日「あれ、生理?」「もしかして着床出血?」「生理にしては早くない?」「生理にしては茶色い?」……これって妊活している方にとっては一喜一憂の出来事ですよね。ただの生理だと思って放っていたら、取り返しのつかない事態に発展する恐れも…。そこで、私が「危なかった…」と感じた妊活中の体験を紹介します。 妊娠判定日の1週間前、茶色い出血がダラダラと…妊活歴が2年ほど経過し、ついに体外受精までステップアップしたときのことです。凍結胚移植も無事終わり、あとは妊娠判定日を待つばかりでした。 しかし、妊娠判定日の1週間前くらいから、茶色い出血がダラダラと出始めました。生理の終わりかけのような、茶色いおりものという感じ。私は毎月の生理前後にも茶色いおりものがダラダラと続く体質だったので、特に変だとは思わず、「あ、ダメだったか。生理が来たのかな」と勝手に解釈し、仕事も毎晩20時くらいまで普通に残業して働いていました。 担当医からのひと言は予想外!しかも、思わぬ危機までそして、いざ妊娠判定日になり、病院を受診しました。「きっとダメなんだろうな」と思いながら、血液検査を受け、担当医の診察へ。すると、担当医から発せられたのは「妊娠しています」というひと言でした。私は、「じゃあ、あれって生理じゃなかったの!?」と、とても驚き、そして混乱しました。 さらに驚いたのは、担当医からの「切迫流産です、今すぐ安静に過ごしてください」という通告でした。「え、流産?」思わず声が出ました。生まれて初めて妊娠できたのに、喜ぶ暇もなく、いきなり流産の危険性を指摘されてしまったのです。「切迫流産」は、まだ流産しているわけではなく、そのリスクの中にあるという状況。通常は、自宅安静もしくは入院をして出血が収まるまで様子をみます。 私は、診察後に美容院の予約を入れていたのですが、医師には「美容院も、仕事もダメ。とにかく自宅安静か入院を選ぶように」と言われました。 担当医の言葉で思い知った「妊娠って奇跡」私は当初、自宅安静を選びましたが、数日後にさらに大量出血。怖くなって入院に切り替えました。担当医からは、「妊娠判定1週間前の出血があった時点で、なぜもっと早く受診しなかったの? 毎日、仕事も残業もして動き回っている状況で、本当に流産する恐れがあったよ」と注意されました。そこで改めて怖くなり、妊娠がいかに奇跡なのかを思い知りました。 2週間の入院中は、毎日薬を飲み、診察を受けながら寝たきりで過ごし、その後は、また自宅安静。実家に帰ってお世話になり、ここでもほとんど寝たきりで過ごしました。仕事は、結局2カ月ほど休職しました。 この体験から学んだことは、不正出血があったらすぐに病院に相談してみること、そして必要があればすぐに受診したほうがいいということ。そして、決して妊娠がゴールではないということです。私と同じように毎月不正出血があるような人でも、妊活している時期には、たとえ不正出血でも、病院に相談したほうがいいのだなと思いました。 監修/助産師REIKO-----文/佐川ゆきさん
2020年08月27日お産は千差万別、何があるかわかりません。私と長男に起きたできごとをご紹介します。 第1子妊娠中の話です。妊娠36週の健診では特に問題もなく、子宮口もまだ開いていないし赤ちゃんもあまり下がっていなかったため、マタニティ生活を満喫していました。ところが!健診から2日後、破水?と思って便座を覗くと、まさかの大量出血でした。すぐに病院に行くことになりました。その間も出血は止まらず……。当日は土曜日で家に夫がいたため、すぐに車を出してもらい、 数十分後病院へ到着。当直の先生に診てもらうと先生の顔色が一変、そのまま緊急帝王切開で出産することになったのです。原因は常位胎盤早期剥離でした。 夫は先生から説明を受けて手術同意書にサインをし、双方の実家に電話をして両親や兄弟が駆け付けてくれました。病院に到着してからあれよあれよという間に長男が誕生しました。病院到着からされるがままでしたが、長男の泣き声を聞いたときはホッとして涙が溢れました。 私は大量出血したこともあり貧血に悩まされましたが、長男は何の問題もなく2人揃って1週間で退院できました。 何の予兆もなく突然の出血からの帝王切開手術。出産はいつ・何が起こるかわからないので、入院準備は早めにしておいたほうが安心だと思いました。また、子どもの名前も決めていなかったので、早めに考えておけばよかったと後悔しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/タカハシユウ作画/和田フミ江
2020年08月11日■あらすじ夫に理不尽な言い方をされカチン…! しかし残りの招待状は夫がやってくれることになりました。職場に迷惑がかかると思って、通院を選びました。次に続きます。\いくたはなさんのブログはこちらから↓/ いくたの前向記後向記 \人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月10日「えっ……、きよたん、どうなっちゃうの!?」共演者の清原翔(27)が救急搬送された原因が“脳出血”だったと知り、石原さとみ(33)は悲痛な声を上げたという。石原の主演ドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)にキャスティングされていた清原。ドラマは3月初旬からクランクインしたものの、コロナ禍で撮影は中断。緊急事態宣言が解除されたことで、6月8日に撮影が再開された。救急搬送された12日も、清原は撮影に参加しており、現場では変わった様子はなかったという。「その日、撮影を終えた清原さんは、夕方にプライベートの外出先で知人と会っていた際、体調不良を訴え、都内の病院に搬送されました。そして、脳出血の症状が見られたため、緊急手術を受けたといいます」(スポーツ紙記者)倒れたとだけ聞かされていた当初、石原やドラマスタッフは「熱中症かな……」などと話していた。「搬送の数時間前まで元気に過ごしていた様子を見ているわけですからね。すぐに回復するのだろう、と思っていました」(ドラマ関係者)しかし18日になって、所属事務所により“命に別状はないが脳出血で予断を許さない状態が続いている”と発表された。発症から6日がたったこの時点でも、集中治療室(ICU)で治療を受けている緊迫した状態だった。「知らせを聞いた石原さんはショックを受け、動揺していました。清原さんのことをとても心配していましたね」(前出・ドラマ関係者)脳出血に詳しいパークサイド脳神経外科クリニックの近藤新院長はこう語る。「20代の脳出血はパーセントで表せないぐらい少ないと思います。普通、脳出血の原因は血圧が上がったりするなどの生活習慣病による不摂生で、血管が劣化して起きるものです。しかし若い年代だと、もともと出血しやすい脳動静脈奇形や海綿状血管腫という血管奇形による脳出血の可能性がありますね。出血した場所などにもよりますが、後遺症が残る場合もあります」清原は、『メンズノンノ』の専属モデルとしてキャリアをスタートさせ、’16年に俳優デビュー。「昨年の朝ドラ『なつぞら』で、広瀬すず演じるヒロインの義理の“お兄ちゃん”役で認知度を高めた。今年に入ってからも連ドラ『恋は続くよどこまでも』(TBS系)や、リメークドラマ『東京ラブストーリー』(FOD配信)など話題作に立て続けに出演しています」(前出・スポーツ紙記者)2月のスポーツ紙のインタビューでは仕事の現状を、《最初に比べれば自信がだいぶつきました。ようやくスタートラインです》と話し、《大河ドラマへの出演を目指したい》という夢も語るなど、俳優として脂が乗り始めた矢先に襲った“病魔”だった。今回、『アンサング~』で石原と初共演することも、本人はとても楽しみにしていたという。出演発表時に清原はこうコメントを。《とてもうれしいです。これまで一般視聴者としてテレビで拝見していた方なので、緊張するかもしれないです…。二人だけのシーンもありますし、『がんばらないと!』って思っています》清原の役柄は、石原演じる病院薬剤師のヒロイン・みどりが出会う“なぞの青年”小野塚綾。小野塚はみどりの職業を知ってなぜか興味を示し、たびたびみどりの前に現れるミステリアスな役どころ。「小野塚は、最初こそ謎めいた男ですが、苦悩を抱えていることが次第にわかってくる。“最終的には視聴者に共感してもらえるキャラクターになるのではないか”と清原さんは意気込んでいました」(テレビ局関係者)真摯に向き合っていた役柄だが、現場復帰は叶わなかった――。「手術は成功したと聞いていますが、いまは治療・回復に努めており、すぐのドラマ復帰は難しいと判断せざるをえない病状だそうです。清原さんは“降板”となり、親友の成田凌さん(26)が代役を務めることが発表されました」(前出・ドラマ関係者)主演の石原も、初共演にもかかわらず“きよたん”と呼ぶほど清原と親しくなっていただけに……。「石原さんは、清原さんの降板を聞いて、とても残念がっていました。が、石原さんもキャストやスタッフ一同も、まずは早く元気になってくれることを祈っています」ドラマ関係者は続ける。「役自体をなくすという選択肢も検討されたようですが、最終的に代役を探すことになったそうです。清原さんが出演していたシーンを頭から撮り直すことになるだろうと聞いています」そもそもコロナ禍で撮影も放送開始も遅れているところに、撮り直しが必要となる危機的状況だ。「コロナの影響でロケ地の病院を借りられなくなって、スタッフは撮影場所探しでも苦労し、その点でも通常より時間がかかっています。7月16日からやっと放送がスタートすることが決まり、ここからはハードスケジュール。ですが石原さんは、懸命に前を向いて演技に取り組んでいます」そう教えてくれたのは、現場の制作スタッフ。「いろいろあるからこそ、主演の自分が引っ張っていかなきゃという思いがあるのでしょう。清原さんのことをもちろん心配していますが、しっかりやり遂げることこそが彼を安心させてあげられることだと思っているのだと思います」石原は、闘病中の“大切な仲間”のためにも、最高のドラマをつくりあげようと奮闘している――。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月02日「自分は重い病気にはならない」そう思っていました。そして病気になったときに思うのです。「まさか私が…」「あのとき、早く病院に行っていたら……」。 私の場合、大事には至りませんでしたが、そんな気持ちに直面した体験をお話します。急遽、実家の母に来てもらい息子を預けて病院に行くと、先生から思いがけない言葉が返ってきました。 「右卵巣がすごく腫れてるね。チョコレート嚢胞(のうほう)でしょう。これ以上大きくなりと手術も考えていかなきゃいけないね」 チョコレート嚢胞は、子宮内膜症という病気のひとつで、卵巣に月経血成分が貯留することで卵巣が腫大した状態のことを言うそうです。最悪、卵管が捻れてしまったり、卵巣が破裂してしまうと、命の危険もあるとのことでした。 私は、頭が真っ白に。とりあえず、その日は痛み止めをもらい、帰路につきました。結果としては、何事もなく大丈夫だったのですが、いつ誰でも婦人病になる可能性があること、そして定期検診は必須だということを初めて感じました。 また、産後に排卵出血がある人も多いそうです。いつもと違うな、と感じたらすぐに受診したほうがいいと実感した出来事でした。 原案/浜切 瞳作画/まっふ
2020年06月16日人気インスタグラマーいくたはなさんの連載「夫を泣かせた話」の続きです。■前回のあらすじ赤ちゃんはがんばっている、自分に大丈夫、大丈夫と言い聞かせ耐える日々。唯一の救いは出血がないことだったが、ついに出血がはじまってしまった。その頃の夫は私が不安でおろおろするたびに大丈夫、大丈夫となだめてくれました。月曜の朝一に産院へ行って心拍を確認できたので、担当医さんが診断書書くから仕事はもう休んで! と言ってくれたのですが、その時から生理痛の痛いのがとにかくひどくて、帰り道しゃがみこみながら駐車場に戻って運転して帰りました。家に着いてからはあまりのお腹の痛さに敷いてあった布団にすぐに倒れ込みました。次回に続きます。→次回は4月15日(水)更新予定!\「3人目が欲しい私と欲しくない夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【4人目と5人目の話】 連載 「Vol.1」から読む ≫ 【夫のことを泣かせた話】 連載 【いいから黙って抱いてくれ!】 連載
2020年04月14日初めての出産、不安はいろいろあると思いますが、なかでも多くの妊婦さんにとって気がかりなのが、会陰切開についてではないでしょうか。ですが今回紹介するのは頸管裂傷(子宮の入り口の裂傷)の体験談。そこに至るまでの経緯と産後の経過をお伝えしたいと思います。 いきむタイミングがわからない!?初産だった私は出産予定日よりも2週間ほど早く破水。しばらく待っても陣痛が来なかったので、陣痛促進剤を使って、もともと希望していた無痛分娩をすることになりました。始まりは順調でした。麻酔のおかげで陣痛の痛みはなく、陣痛が始まって8時間ほどして分娩台へ。しかし、そこからお産がなかなか進みません。麻酔で感覚がないためか、いきむタイミングというのがわからなかったのです。 分娩監視装置の数値を見ながら、先生が「今、いきんで!」と声をかけてくれても、なかなかタイミングが合いません。 だんだん焦ってきた私は、とにかく必死に全力を振り絞っていきみました。そして、なんとか無事に赤ちゃんの産声を聞くことができたのですが……。予想外の事態が起きたのはここからです。 頚管裂傷で多量出血に……赤ちゃんと対面を果たしたあと、なにやら先生や助産師さんがバタバタとし始めました。私は産後の疲労と興奮でぼーっと分娩台に横たわっていて、当時のことはぼんやりとした記憶なのですが、「出血が止まらないので点滴を追加します」という説明を受けました。さらに、先生がなにやら縫合の処置を始めました。会陰切開の縫合かなと思いましたが、それにしては時間が長い。30分くらいはかかっていたと思います。なんとなく「会陰切開の縫合にしては長いなあ」と考えていたことを覚えています。 あとから聞いた話によると子宮の収縮が悪かったのと、いきんだときに頸管(子宮の入り口)まで裂けてしまったために多量出血になっていたそう。まさか頸管裂傷していたとは! 多量出血のために貧血にもなってしまい、しばらく分娩台から起き上がれず、車椅子で病室まで移動することとなりました。 約1カ月半かかってようやく完治助産師さんによると、お産が急に進んだときなどに頸管裂傷になることはあるそう。「頑張っていきみすぎちゃったのね」と言われました。無痛分娩だったおかげで、裂けたときも縫合のときも痛みは感じませんでしたが、麻酔が切れてくるにつれて会陰切開の痛みなのか何なのか激痛を感じるようになりました。退院してからも腟の中が引っ張られるような痛みがしばらくは続きました。 1カ月健診のときはまだ引きつれるような感覚はあったものの、診察をしたらきちんと傷もふさがっていると聞いてひと安心。私の場合は1カ月半くらいで完全に違和感がなくなりました。 まさか会陰だけでなく、頸管が裂けることがあるとは知らなかったため、当時は驚きました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2020年03月23日第2子を授かり喜びに満ちていた妊娠4カ月のとき、突然の大量出血を経験しました。妊娠初期は流産しやすいとは知っていたものの、まさか自分が「切迫流産」と診断されることになるとは思わず、大慌て。妊娠中は何が起こるかわからないということを実感しました。 突然の大出血! 切迫流産で入院生活に妊娠12週ときのことです。出かけようと椅子から立ち上がった瞬間、突然バシャっと股から何かが出た感覚がありました。足元に目をやると、床が血で真っ赤に! 慌ててトイレに行こうとしましたが、動くたびに鮮血が流れ出てくる状態に。普通のタオルでは足りず、バスタオル数枚で股を押さえ、すぐさま夫に病院へ連れて行ってもらいました。 診察で赤ちゃんの無事は確認できたものの、その場で即入院の指示を受けました。その日から、絶対安静の入院生活となったのです。 出血の原因は不明? 不安な日々……絶対安静の入院生活は、お風呂にも入れず、診察の際も車椅子で移動するほど。24時間ずっと子宮収縮抑制剤を点滴したままでした。しかしおなかの赤ちゃんは元気で、心拍もしっかりしているとのこと。 先生が出血の原因を探ってくれるものの、明らかな原因はわからずじまい。2週間の入院生活を送ったあと、出血が収まり退院できたのですが、自宅でも絶対安静の指示を受けました。そのため、食事とトイレ以外は常に横になっている生活を送りました。 切迫流産から切迫早産へ退院後もトイレに行くたび、少量ながら褐色の出血が……。新たな出血ではなく、子宮内に残っている以前の出血とのことでした。はっきりとした出血の原因がわからないため、いつまた出血するかと心配な日々を過ごしました。 やっとの思いで妊娠22週になり、ひと安心できるかと思いきや、今度は“切迫流産”から“切迫早産”へと診断が変更に。絶対安静は継続のままでした。正期産の時期までの1日1日が、とても長かったです。 そして妊娠38週、無事に男の子を出産! 医師からも「あれだけの出血をして、よく持ちこたえた」と言われました。妊娠中はいつ何が起こるかわからないことを、身をもって知りました。 妊娠できたことに安心し、普通に出産までの日々を送れるものだと思っていました。しかしまさかの大量出血を経験し、妊娠中は何が起こるかわからないということを学びました。妊娠、出産できることは、当たり前のことではないと実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:(c)chicchimama著者:木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2020年02月27日パートナーとのセックス中に突然の出血! 楽しいセックスだったはずが体のことが気になって、それどころではなくなってしまいますね。行為の最中で出血があった場合、どのようなことが考えられるでしょうか。詳しくみていきましょう。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■セックスでの出血=不正出血セックス中の出血は不正出血と考えられます。月経以外の出血には必ず原因があります。そのなかには、あまり心配のないものから、病気によるものまでさまざまです。▼不正出血とは不正出血は病気やホルモンの異常など、月経ではないのに性器から出血することをいいます。新しい血液は赤い色をしていますが、古い血液は茶色っぽく見えます。わずかな血液は黄色のように見えることもあります。ほんの少量の出血だとしても、何かの病気のサインかもしれません。見逃すことなく、チェックしておくことが大切です。不正出血があったときは、病院で検査することをおすすめします。参考サイト:日本産科婦人科学会 「不正出血」 ・茶色のおりものも不正出血?おりものは腟(ちつ)や子宮から出る分泌物ですが、通常は半透明から白、またはクリーム色をしています。もし茶色っぽい、または黒っぽいおりものが出た場合は不正出血と考えます。▼セックスで出血する原因では、セックス中に出血した場合、原因は何が考えられるでしょうか。まず、その行為中に性器を傷つけてしまったケース。例えば手指を使った女性器の愛撫行為は気をつけなければなりません。パートナーは良かれと思って行ったとしても、「手マンで出血」など困りもの。強い摩擦を加えてしまえば、誤って女性器を傷つけてしまうこともあるでしょう。また、セックス後に出血するケース。これは、何かの病気による可能性も考えられます。例えば、不正出血を伴う病気の中で20~30代の女性に最も多く見られる「子宮腟部びらん」のように子宮の入り口がただれている場合、性交の刺激で出血することもあるでしょう。また、「子宮頸がん」のように、不正出血は重大な病気のサインのこともあるため、注意しなければなりません。■セックス後の出血と妊娠の可能性▼セックス後の排卵日に出血したら…セックス後の排卵日に出血したケースはどうでしょうか。排卵日とは、卵巣のなかで成熟した卵胞から卵子が飛び出してくる「排卵」が起きる日のことです。排卵日の前後はおなかが痛くなるような「排卵痛」が起こることもあります。そして、排卵痛のみではなく、少量の出血を伴うことがあるのです。これは排卵期に女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が一時的に少なくなることが原因と考えられています。排卵日の出血は生理的なもののため、過度な心配はいらないかもしれません。しかし、出血が長引いてしまった場合などは排卵出血ではない可能性もあります。出血が1週間続く、または月経くらいの量が出る、などの場合は注意が必要です。排卵痛が強かったり、排卵出血が毎月あったりする場合も、一度産婦人科に相談したほうがいいでしょう。ちなみに、排卵日から1週間後の少量の出血は、「着床出血(月経様出血)」かもしれません。これは、受精卵が子宮内膜に着床するときに起こるもので、「妊娠」の可能性があります。赤い血が月経のように出たり、茶色っぽいものがおりものにまじって少量出たりと個人によってさまざまです。■不正出血があった場合に疑われる病気では、不正出血があった場合に疑われる病気はどのようなものでしょうか。主に考えられる6つをみていきましょう。1.子宮腟部びらん子宮腟部びらんは子宮の入り口が赤くただれている状態です。病的なものではないため心配いりません。女性ホルモンが活発なときに多くみられるため、性成熟期の女性ではめずらしくないでしょう。不正出血やおりものが増える場合がありますが、治療しなくてもよい場合がほとんどです。参考サイト:日本産婦人科医会 「『子宮腟部びらん』とはどのようなものですか。」 2.腟炎腟炎(ちつえん)は腟が炎症を起こす病気です。種類は複数あります。・細菌性腟症大腸菌やブドウ球菌、溶連菌などによって炎症をおこします。かゆみや発赤、おりものが多くなったり、色が灰白色や黄緑色になったりします。・カンジタ腟炎カンジタは真菌の一種で体内にいる菌ですが、抵抗力が弱まっていたり、ホルモンバランスが崩れたりすると増殖して炎症を起こします。おりものがカッテージチーズのような形状になります。・クラミジア感染症クラミジア・トラコマチスという微生物によって発症する感染症です。3~4週間ほどの潜伏期間のあと、子宮頚管炎などを引き起こし、おりものが増えたり不正出血がみられることがあります。・トリコモナス腟炎トリコモナス原虫が寄生して炎症を起こします。黄色いおりものが増えて、悪臭がします。排尿時やセックスのときに外陰部が痛むこともあります。3.子宮筋腫子宮筋腫は30代女性の約20~30%に見られると言われる良性の腫瘍です。がんとは違いますが、月経痛や過多月経、腰痛などの症状があり、筋腫が子宮内腔に向かって発育する「粘膜下筋腫」の場合は不正出血が起こることがあります。治療が必要かどうかは、できた場所や個々の症状によって変わります。妊娠しにくくなったり、流産しやすくなったりする場合があるため、注意が必要です。4.子宮頸がん子宮頸がんは性交や性交後に出血をすることがあります。初期ではほとんど自覚症状がないですが、進行すると性交時に関わらず不正出血の量が増えて、悪臭のある茶色いおりものなどが出ます。早期発見するためには、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切ですこの病気はセックスのときに感染する「ヒトパピローマウイルス」が原因とされています。性交渉の経験がある人は誰でもかかる可能性がある病気です。5.子宮頸管ポリープ良性の腫瘍で、子宮頸管の細胞の一部が増殖して起こります。大きさは3mmから1cm程度で、痛みはないのですが、出血しやすくなります。ポリープががん化することはありませんが、まれにポリープではなくて悪性腫瘍の場合があるため、必要があれば切除し、病理診断をすることが必要です。6.卵巣機能不全卵巣機能不全とは、卵巣が正常に機能しなくなり、月経不順や無排卵、無月経など、いろいろな障害を招いてしまう状態です。思春期から中年女性まで幅広い年齢で発症します。原因としては、過度のダイエットや激しい運動、精神的なストレス、身体的ストレス、過食、拒食などが考えられます。また、卵巣ガンなどの病気やガン治療、甲状腺機能異常、一部の薬剤服用でも卵巣機能不全を引き起こす場合があります。■おかしいな、と思ったら病院へ月経時以外に起こる不正出血の原因は、今回紹介してきたようにさまざまです。例えば、排卵日から一週間ほどたっての出血は、妊娠の可能性もあるでしょう。しかし、不正出血が体の不調のサインだったり、見逃せないような病気のしるしであったりします。きちんと検査をして、原因を知っておくほうが自分も安心して生活できますよね。少量でも不正出血があり、不安を感じたなら放置しないことが大切です。近所の行きやすい産婦人科で良いので、必ず受診をするようにしましょう。参考資料・ 日本産科婦人科学会 ・ 日本産婦人科医会
2019年10月29日今回は、新生児メレナ、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症の解説と、赤ちゃんに不足しやすいビタミンKを補う方法や新生児期の出血症予防についてお話しします。 新生児期に不足しやすいビタミンKビタミンKは、出血を止める蛋白質(凝固因子)を作るのに必要なものです。このため、ビタミンKが不足すると、出血が止まりにくくなります。通常は、腸の中の細菌が作ったビタミンKを利用して出血を止めるのに役立てますが、母親のおなかの中にいる間、胎児の腸には細菌がなくてビタミンKを作り出すことができないので、胎盤を通して母親から受け取ります。しかしながら、ビタミンKは胎盤を通りにくいため、生まれたばかりの赤ちゃんの体内に十分な量が蓄えられていません。生まれてすぐ腸内に十分な量の細菌が増えるわけではないため、ビタミンKを補わないと不足します。赤ちゃんはビタミンKが不足すると、消化管出血や脳出血を起こすことがあります。日本国内の産科施設では、赤ちゃんにビタミンK2シロップを予防的に投与して、出血を予防します。 新生児メレナ、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症とは?ビタミンKが不足して起こる病気をビタミンK欠乏性出血症と呼びます。赤ちゃんに起こるビタミンK欠乏症は発症する時期によって、新生児ビタミンK欠乏性出血症と乳児ビタミンK欠乏性出血症に区別します。新生児ビタミンK欠乏性出血症は、生まれてから生後7日目までに起こります。生後2~4日目に起こりやすく、血を吐いたり、便に血が混じったりします。しかしながら、生まれて間もないこの時期は、母体内で飲み込んだ血液や羊水を吐いたり、授乳を始めておっぱい(乳頭)の傷から出た血液を飲んで吐くなど、母親由来の血液を吐血や血便として排泄することがあります。赤ちゃんの排便時に直腸や肛門に傷ができて、血液が便に混ざることもあります。母親由来の血液なのか、赤ちゃんの出血なのか判断が難しいので、入院中であれば医師や助産師、看護師へ相談しましょう。退院後このような症状があれば、出産した病院や小児科を受診しましょう。受診の際に、吐いたものや便が付着した衣類やおむつをビニール袋に入れて持参する、あるいは写真に撮って見せると診断に役立ちます。乳児ビタミンK欠乏性出血症は、生後8日目以降~生後3カ月の間に起こります。この時期の出血は、脳内出血が多いため、不機嫌・嘔吐・けいれんなどの症状が起こります。赤ちゃんのお世話をしているときに、このような症状があれば、直ちに小児科を受診します。元気がなくグッタリとしている場合は、救急車を呼びましょう。新生児期に起こる消化管出血を総称して新生児メレナと呼びますが、新生児メレナが起こる原因は、ビタミンK不足だけでなく、胃腸や血液の病気によって起こることがあります。 ビタミンK2シロップの投与方法は?ビタミンK2シロップは、赤ちゃんの出血を防ぐためのお薬です。正期産で合併症のない新生児の場合、出生後に母乳やミルクを飲めるようになったらすぐに1回、出生後1週間あるいは退院時のどちらか早い時期に1回、生後1カ月健診時に1回の合計3回、1回につき1ml(ビタミンK2:2mg)内服する方法が一般的です。生後すぐに治療が必要な赤ちゃんは、内服ではなく静脈注射で投与することもあります。この量で、赤ちゃんのビタミンK欠乏性出血症を防ぐことができますが、まれになんらかの合併症があった場合や内服時に吐いてきちんと飲めていなかった場合に、3回投与してもビタミンK欠乏症を起こす赤ちゃんがいます。まれなケースにも対応するために、赤ちゃんの状態に合わせて、医師の判断で、生後3カ月まで毎週1回K2シロップを投与する方法もあります。ビタミンK2シロップの投与については、母子健康手帳に記録欄があります。出産直後から退院までの親の記憶が曖昧な場合は母子健康手帳を確認しましょう。 【赤ちゃんへのビタミンK2シロップの与え方】赤ちゃんが満腹のときに与えても飲まなかったり、飲んでも吐き戻すことがあるので、授乳と授乳の間のタイミングや授乳の途中で満腹になる前のタイミングを見計らって与えるとじょうずに飲んでくれます。ビタミンK2シロップを内服した後、15分程度経過したら授乳をしてもかまいません。赤ちゃんにシロップを飲ませるときは、哺乳瓶の乳首部分だけ取り外して、乳首だけをくわえさせて、吸い始めたらシロップを入れて飲ませましょう。哺乳瓶がない場合は、スプーンで飲ませてもよいです。母乳や育児用ミルクに混ぜて哺乳瓶で飲ませてもいいですが、赤ちゃんが飲み切れる量(目安:10ml以下)に調整しましょう。ビタミンK2シロップは1回分を個別包装してあります。飲ませるときは、赤ちゃんの口唇を傷つけたり、包装の欠片を誤嚥することを防ぐため、スティック状の包装のままで絶対に与えないでください。ビタミンK2シロップが内服時に半分以上こぼれてしまった場合、あるいは内服直後に半分以上吐いてしまったら、次回の分(予備の分)を飲ませましょう。半分以上飲めていない状況でもう1回分飲ませても過剰投与にはなりません。ビタミンK2シロップを内服した後15分以上経過して吐いた場合は、追加して飲ませる必要はありません。次回の分(予備の分)がない場合や吐いて心配な場合は、処方してもらった病院へ電話相談あるいは受診して相談しましょう。ビタミンK2シロップを飲ませ忘れた場合は、親が気づいた時点で飲ませてください。生後3カ月まで毎週1回飲ませる方法の途中で飲み忘れた場合は、2回分を1度に飲ませてはいけません。飲ませ忘れたことに気づいて1回分飲ませた後、次回からは指示されている日時に飲ませて大丈夫です。もしすでに2回分を1度に飲ませた場合は、処方してもらった病院へ電話相談あるいは受診して相談しましょう。 赤ちゃんの体内のビタミンKを補うためにできること生まれたての赤ちゃんはビタミンKが不足しやすいので、ビタミンK2シロップを医師の指示どおりに飲ませましょう。親の判断で飲ませることをやめないでください。育児用ミルクにはビタミンKが添加されているので、主に育児用ミルクだけで育つ赤ちゃんや授乳の半分以上を育児用ミルクで補っている赤ちゃんはビタミンK不足の心配ありませんが、母乳だけで育つ赤ちゃんは、母乳に含まれるビタミンKが少ないため、出血性疾患を予防するためにビタミンKを補う必要があります。母親がビタミンKを多く含む食品を食べることで、母乳中のビタミンKの濃度が高くなることがわかっています。母乳だけで育てている場合は、母親がビタミンKを多く含む食品を食べるように心がけましょう。ただし、母親が血液を固まりにくくするお薬(例:ワーファリン)で治療中の場合は、お薬の効果を弱めてしまうため、ビタミンKを多く含む食品を食べることは避けましょう。【ビタミンKを多く含む食品】卵(特に卵黄) 緑黄色野菜(ほうれん草ブロッコリーパセリ三つ葉春菊など)乳製品(バターマーガリンチーズヨーグルト)肉類(鶏肉牛肉豚肉の順に多い)納豆これらの食品を食べることで赤ちゃんの出血を予防できるとはいえませんが、産後の食事は栄養バランスが偏りやすいため、母親の食事を見直すときのヒントにしてください。 まとめビタミンK2シロップの予防で、赤ちゃんの消化管出血や脳出血を防ぐことができます。ビタミンKは、赤ちゃんの健康を保つためには必要不可欠ですので、医師から指示されたとおりに内服させましょう。心配なことや不安なことがあれば、出産した施設あるいは小児科へ相談しましょう。 ■参考・日本小児科学会HP・新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症に対するビタミンK製剤投与の改訂ガイドライン(修正版)2011・一般社団法人くすりの適正使用協議会HP子どもにくすりをのませるコツ 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医著者:助産師 古谷真紀一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。
2019年10月26日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、ごぶさたしております。ふるえるとりです。この度8月下旬に第二子を出産いたしまして、家族が増えますます賑やかになりました!今度も女の子でしたので、「むすめちゃん」は呼び方を改めまして「ことり」、新しく誕生した妹は「ひな」と呼ぶことにします。さて、第二子の出産…ということで今回こそは安産!と周りに励まされ、自分も鼓舞しながらお産の時を待っていました。(前回の壮絶な…お産については 連載第一回の出産レポート にまとめさせていただいております。 )周囲で2人目を産んだ方の体験談を聞けばほとんどの方が短時間の安産でしたので、私もそれにあやかろうと意気込んでおりました…が、しかし…陣痛が夕方に来てから夜が明けてもまったく陣痛は強くならず、今回もどうやら微弱陣痛の様子でした。陣痛が強くなったのは午後になってから…結局出産したのは16時を過ぎてからでした。さて、前回のお産で大変だったのは「出産直後」でした。今回こそは…と願う私。自然に出て来ない胎盤。あふれる出血。今回もかーい!!心の中で突っ込みながら、点滴をしてもらい、胎盤を引っ張って出してもらい…なんとかかんとか「前回よりは多少マシ」な産後を迎えたのです。 「前回」 があまりに酷かったため、今回はなんだか元気なように錯覚してしまいました…。さて、いよいよ「ことりさん」と赤ちゃんの対面です…かねてより「赤ちゃんが生まれるからね」と言い聞かせていたものの…実際に新生児を見たことりは「こわい!」「はずかしい!!」と全力で拒否。結構ショックでしたが、これは仕方ないですよね…。見たこともない新生児の姿。お猿さんみたいな、今まで知らなかった存在。「病院に置いていく」と駄々をこねられながらの退院となりました。何週か一緒に暮らし、現在は少しずつ妹の存在に馴染みつつあることりさん。「あかちゃんないてるよ!!!はやくおっぱいあげてー!!!」と泣くたびに教えてくれるようになりました。少しずつ少しずつおねえちゃんになっていくんだろうな、としみじみしています。さて2人育児のスタート。新生児育児は一度経験したので今回は少し余裕をもてているのですが、2人育児ははじめて。ひなをあやしているとことりが遊んでと寄ってくる…いくら身体があっても足りないような目まぐるしさを感じています。しかしその分にぎやかに、新たな楽しみが増えてくること期待しています。今後もどうぞよろしくお願いいたします!
2019年09月26日3人目を妊娠したかも? という時期から、微量の出血が続いていました。そして妊娠がわかり赤ちゃんのお部屋が確認できてからも、微量の出血はずっと続き……。初期のころは使える薬もないため、ただ「安静に過ごすこと」と医師から指示を受け、夫や実家の母、子どもたちに助けてもらいながらなんとかやり過ごせました。「安定期に入れば! 」と思い必死に動かないように過ごしていたのに、結局正期産の時期まで寝て過ごすことになった私の体験談をお話しします。 妊娠判明直後からまさかの安静生活3人目の妊娠は、予想外のタイミングでした。生理の出血とは言えないほどの出血がダラダラと続き、「おかしいな」と思っていたことで妊娠が判明。出血もしているし、早めに受診しようと思い産院へ。「おめでとうございます」の一言がとてもうれしかったのと同時に、「安静にするように」との指示を受けました。それからは、私ができることは「安静を守ること」しかなく、その日以来3歳の息子と1歳の娘にはたくさん我慢させてしまい、実母や夫に家事を手伝ってもらわなければならない日々が始まったのでした。 束の間の安定期と出血の再開家族全員に助けてもらいながらなんとか安定期に入ると、やっと出血がおさまりました。無理のない範囲で動けるようになりましたが、たくさん歩くことは禁止され、長時間の運転や上の子の抱っこ、重いものを持つこともできず、できる家事は洗濯くらいしかありませんでした。洗濯だけでもできるようになって喜びを感じていたのですが、それがよくなかったようです。なんと再度出血してしまったのです! 先生から「本来であれば入院ですが、寝たきりを約束してくれるなら、自宅で様子を見ましょう」と言っていただき、入院を免れることができました。しかし妊娠19週のこのとき、安静指示ではなく、本当に寝たきり生活になってしまったのです。 正期産までの寝たきり生活寝たきり生活になってからは本当に必要最低限しか動くことができず、ずっと布団の上で生活していました。・食事は布団の上で済ませる・トイレ以外は布団から出ない・入浴は数日に1度シャワーのみ2人の子どもたちには一時保育へ通ってもらい、夫や実母に送迎をしてもらい、私の昼食は実母に届けてもらう生活。一切の家事・育児は夫にゆだね、週末は子どもたちを連れて実家へ行ってもらっていました。子どもたちと遊ぶことも、これまでしていた家事も何もできず、ただ寝ているだけの自分に嫌気がさし、つらくなってひとりで泣いたこともありました。 寝たきり終了と出産!妊娠36週の終わりころ、やっと寝たきり生活が終わりました! 晴れて自由に動けるようになり、もういつ生まれてもいいようにと、これまでできなかった出産準備を慌てて済ませました。子どもたちと普通に触れ合える喜びや、家事ができる喜びをかみしめ、改めて毎日がキラキラして見えるようになり、本当に幸せだと感じたものです。たくさんの人に助けてもらいながら過ごした10カ月はあっという間でした。そして、妊娠38週5日、無事に元気な男の子を出産することができてよかったです! 安静指示を受け、動けないことに嫌気がさしたり、ネガティブな気持ちにもなりましたが、家族や周りの温かさや、やさしさに触れることができた幸せな時間だったと思います。何の問題もなく出産を迎えられることのありがたさを感じた妊娠期間でした。これからは自分がサポートする側として、妹や友人に頼ってもらえたらと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:島崎あゆみ二男一女、3人の子どもを抱えるシングルマザー。自身の妊娠・出産・育児の経験をもとにライターとして活動中。
2019年09月24日お産は千差万別、何があるかわかりません。私と長男に起きたできごとをご紹介します。 突然の大量出血!第1子妊娠中の話です。妊娠36週の健診では特に問題もなく、子宮口もまだ開いていないし赤ちゃんもあまり下がっていなかったため、「たくさん歩いて赤ちゃんが下りてくるよう頑張ってね!」と助産師さんに言われていました。 まだすぐには生まれないのかと思った私は、実母とホテルビュッフェに行ったり、数日後に迫った結婚記念日のディナー予約をしたりして、マタニティ生活を満喫していました。 健診から2日後、妊娠37週1日のことです。夕飯時にひどくおなかが張ったため、ひとまずトイレに行ってみるかと軽い気持ちでトイレに行ったところ、バシャッと大量の水音がしました。破水? と思って便座を覗くと、まさかの大量出血でした。夜用ナプキンを着けて病院と実家に電話し、すぐに病院に行くことになりました。その間も出血は止まらず、夜用ナプキンでは耐えられず産褥パットに替えました。 緊急帝王切開に当日は土曜日で家に夫がいたため、すぐに車を出してもらえて助かりました。 数十分後病院へ着き、当直の先生に診てもらうと先生の顔色が一変しバタバタ慌ただしくなりました。 私は状況を理解していなかったためその日は帰れると思っていましたが、そのまま緊急帝王切開で出産することになったのです。原因は常位胎盤早期剥離でした。 夫は先生から説明を受けて手術同意書にサインをし、双方の実家に電話をして両親や兄弟が駆け付けてくれました。病院に到着してからあれよあれよという間に長男が誕生しました。病院到着からされるがままでしたが、長男の泣き声を聞いたときはホッとして涙が溢れました。 私は大量出血したこともあり貧血に悩まされましたが、長男は何の問題もなく2人揃って1週間で退院できました。 早めに準備しておけばよかった恥ずかしながら、自分が経験するまで常位胎盤早期剝離という言葉も知りませんでした。前日に行ったホテルビュッフェで出血していたらと思うと、ゾッとしました。常位胎盤早期剝離は、0.5%の確率で起こるそうです。経験者は再発しやすいそうですが、私は第1子の出産だったので誰にでも起こりうることなのだと知りました。 何の予兆もなく突然の出血からの帝王切開手術。出産はいつ・何が起こるかわからないので、入院準備は早めにしておいたほうが安心だと思いました。また、子どもの名前も決めていなかったので、早めに考えておけばよかったと後悔しました。 著者:タカハシユウ6歳、0歳の二児のママ。転勤族の妻で地方赴任中の専業主婦。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年08月30日ジャニー喜多川氏の容態について7月1日、ジャニーズ事務所が発表した。先月にくも膜下出血を発症し、現在は入院しているという。事務所がマスコミ各社に送った文面によるとジャニー氏は6月18日、午前11時30分ごろに体調の異変を訴えたとのこと。救急搬送され、「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」と判明したという。ジャニーズ事務所は「所属タレント達は、ジャニーを元気づけたいという思いから、日々、病室を訪れておりますが、この面会が叶っておりますのも病院関係者の皆様のご尽力によるものと、心より感謝いたしております」とつづり、「皆様にはご心配をおかけいたしまして誠に恐れ入りますが、今もジャニーは必死に頑張っておりますので、治療に専念することを最優先とさせていただきたく、ご理解くださいますと幸甚に存じます」と呼びかけている。62年に最初のグループ「ジャニーズ」を芸能界デビューさせたジャニー氏。以降、数々のアーティスト達を輩出してきた。12年には「最も多くのコンサートをプロデュースした」「最も多くのNo.1シングルをプロデュースした」「最も多くの音楽チャート1位獲得アーティストを生み出した」人物として、3分野でギネスに登録されている。
2019年07月01日性器からの出血は月経だけではありません。体に何かしらの異常が起こると、「不正出血」を起こすことがあります。月経だと思って不正出血を見逃してしまわないために知っておきたい、不正出血の特徴や月経と見分けるポイントなどをお伝えします。 不正出血とは「不正出血(不正性器出血)」とは、月経のタイミングではないのに性器から出血することの総称です。不正出血を訴えて婦人科を訪れる女性が多く、重大な病気が隠れていることも少なくありません。 不正出血は、妊娠が関連する妊娠性不正性器出血と妊娠が関与しない非妊娠性子宮出血があります。非妊娠性子宮出血は、さらに「器質性出血」と「機能性出血」の2つに大きく分けることができます。「器質性出血」は、子宮や腟などの傷や腫瘍、感染症や炎症など腟、子宮、卵巣などの病気が関連して起こる不正出血のことです。それに対し、「機能性出血」は、ストレスや体調の変化などによりホルモンバランスが乱れることで起こる出血とされています。 不正出血の主な症状と原因特定までの診断の流れ不正出血は、出血時の主な症状だけでなく、問診や視診、必要に応じた検査などによって、原因の可能性を明らかにして診断されます。 主な症状・月経時のような真っ赤な色の出血・微量の血液が混ざったおりもの・茶色や黄色の出血出血時の血の色やおりものの変化に加え、出血量によってはめまいやふらつき感を感じることもあります。また、大量に出血すると出血性ショックといわれる血圧の低下や頻脈などの症状を引き起こすこともあるため、注意が必要です。 診断方法出血の原因がどこにあるかを特定することで、どのタイプの不正出血なのかを特定していきます。一般的な診断の流れと、不正出血の原因は次の通りです。1)妊娠の有無の確認妊娠している場合、流産や異所性妊娠(子宮外妊娠)などの影響で性器から出血している可能性があります。したがって、まずは妊娠をしているかどうかを確認し、妊娠している場合、妊娠性出血と判断されます。2)出血部位の確認妊娠していない場合、外陰の視診などで性器の外側からの出血ではないかをチェックされます。痔や出血性の膀胱炎などの病気を患っていると、性器からの出血と間違えるケースがあるためです。性器の外側の出血が認められれば、性器外出血と判断されます。 3)器質的な異常の確認性器の外側の出血がない場合、現在の症状や出血の期間、月経歴やその他の症状の有無などを問診で確認し、必要に応じて視診や画像診断がおこなわれます。もし子宮や卵巣などで器質的異常がみつかれば、器質性出血と診断されます。 4)薬歴や病歴の確認不正出血は、これまで飲んでいた薬やかかったことのある病気も診断のポイントになります。器質性出血の可能性がないと機能性出血の可能性が高くなりますが、すぐに機能性出血だと判断されることはありません。 ホルモン剤や抗凝固剤といった薬物を服用している場合、その薬剤が不正出血のきっかけとなっている可能性があります。また、血液の疾患や肝疾患といった出血しやすい病気を患っていると、それが原因で不正出血を起こしやすい傾向にあります。したがって、薬剤の使用や出血性素因の有無も不正出血の診断において重要なポイントとされています。 不正出血を起こす可能性がある体の異常不正出血で疑われる異常には、どのようなものがあるのかを「器質性出血」と「機能性出血」に分けて年代別にご紹介します。 <器質性出血>非妊娠時の器質性出血としては、次のような異常が代表的です。・思春期(8、9歳ころ~19歳ころ):感染症、外傷・性成熟期(19歳ころ~45歳ころ):子宮頸がん、子宮体がん、腟炎、腟部びらん、頸管ポリープ、子宮内膜ポリープ、外陰がん・更年期(45歳ころ~55歳ころ):子宮体がん、子宮頸がん、頸管ポリープ・老年期(更年期以降):子宮体がん、子宮頸がん、腟がん、萎縮性腟炎性成熟期の場合、妊娠時でも出血が起こる可能性があります。・妊娠初期~中期:異所性妊娠(子宮外妊娠)、切迫流・早産、流産、頸管無力症など・妊娠後期:切迫早産、早産、前置胎盤、常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)など<機能性出血>機能性出血の場合、月経がある思春期から更年期までは「排卵期出血」と「破綻出血」などの異常が多いといわれています。「排卵期出血」は、排卵に伴う出血のことです。そして、「破綻出血」は、ホルモン量の分泌により子宮内膜が生理前にはがれ落ちることです。老年期は、閉経して排卵がなくなるため、破綻出血などによる不正出血が多いとされています。閉経が近い更年期の女性は月経が不規則になりがちで、機能性出血が多い傾向にあります。ただ、器質的な異常による出血でも機能性出血だと自己判断してしまうケースも少なくありません。更年期は、悪性腫瘍が起こりやすい年齢層です。子宮体がんなどの悪性腫瘍による不正出血だった場合、早期発見、早期治療がポイントとなってくるため、機能性出血だろうと自己判断するのではなく、きちんと病院で診断してもらうようにしましょう。 不正出血と月経を見分けるポイント月経は子宮内膜が剥がれて、周期的に出血することです。正常であれば、1カ月ほどのサイクルで3~7日間くらい出血が続きます。それに対し、不正出血は不規則な出血で、出血量や出血期間も人によって異なります。月経と不正出血の状態は異なりますが、月経が起こる時期くらいに月経と同じような血の色や出血量の不正出血が起こると、出血の状態から月経と不正出血を見分けることは難しくなります。ただ、日ごろから「基礎体温」をつけておくと体温の変化から排卵の有無や身体の異変を察知することができ、月経による出血か不正出血による出血かを見分けられることがあります。基礎体温は、排卵の有無や妊娠の診断、黄体機能の状態などを知ることができるひとつの方法です。子宮の状態を知るうえで重要な情報となるため、基礎体温の測定を習慣にすることがおすすめです。 不正出血の治療方法と予防方法不正出血と診断されると、気になるのが治療方法です。ただ、治療方法は原因によって大きく異なります。ここでは、一般的な治療方法と予防方法についてご紹介します。 治療方法不正出血の治療は原因を特定したら、原因を改善していくのが一般的です。ただ、治療方法は不正出血を引き起こしている原因によって異なります。 ・炎症原因菌に効果のある抗生剤を用いて炎症を抑えていくケースがほとんどです。・外傷傷の状態がひどい場合は縫合手術などで、出血を止めます。傷が深くなければ経過観察で自然に治るのを待つこともあります。・腫瘍がんの場合、がん細胞のある部分を摘出する手術、あるいはがんに侵されている臓器全てを取り除く手術がおこなわれます。また、放射線療法をおこなう場合もあります。しかし、がんの進行度や今後の妊娠の希望の有無などにより治療法は異なるため、検査を受けた後に医師と相談して治療方法が選択されます。・ホルモン異常器質性出血が認められない場合、ホルモン異常による機能性出血の可能性が高いと考えられ、ホルモンバランスを整える内服薬を服用して出血を抑えるのが一般的です。 予防方法不正出血の原因はさまざまですので、完全に防ぐことは難しいです。ただ、ホルモンバランスの乱れによる不正出血は、生活習慣を見直すことで改善できる可能性があります。栄養バランスのよい食事を心がけ、ストレスをうまく発散しながら、質の良い睡眠をすることで、ホルモンバランスを乱れにくくすることができます。できることから始め、不正出血のきっかけを減らしましょう。 まとめ病気が原因ではない不正出血の可能性もありますが、大きな病気がきっかけで出血しているケースも少なくありません。特に、成熟期以降は女性特有のがんが不正出血の原因となることも多いため、月経期以外の期間に出血を確認したら、早めに受診しましょう。また、ストレスや生活の乱れによってホルモンバランスが乱れると不正出血のきっかけになる可能性があります。不正出血のきっかけを作らないためにも、基礎体温を習慣化し、普段から月経など出血の状態をしっかりとチェックしながら、規則正しい生活を心がけましょう。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
2019年04月21日NHK『おかあさんといっしょ』の11代目“うたのお兄さん”を務めた横山だいすけ(34)が3月30日、自身のブログを更新。前日に結膜下出血が判明したためファンから心配の声が殺到した件について、「大変ご心配をおかけしました」とコメントした。 前日の29日夜にブログで「人生初の……結膜下出血というものになってしまいました」と明かしていた横山。すぐに病院に行ったことを報告し、「幸い自然治癒で大丈夫なものらしいので、安静にします!!」とつづっていた。 結膜下出血は目の小さい血管が破け、白目の部分が赤く染まってしまう症状のこと。ファンからは心配のコメントが殺到していた。 一夜明けた30日、横山は『心配ないさーーーー!!!』というタイトルでエントリー。「みんなーーーーーげんきーーーーーー!!?だいすけお兄さんは夕方もげんきーーーーー!!!!」と書き出し、「大変ご心配をおかけしましたみんなー結膜下出血なんです!!」と改めて報告。 「ブログを見てくれたみんなパッと見たときに、くも膜下出血!!とビックリしちゃいましたよね……」と文字が似ていることから症状を誤解してしまったファンもいた様子。横山は「あの……結膜下出血は見た目は痛々しいけど、身体はすごく元気なので思ってもない反応に僕もビックリしました!」と明るくつづり、心配するファンを配慮した。 つづけて「結膜下出血をおこしてしまいましたが、みんなの優しさにいっぱい触れてさらに元気になりましたーー!!」と元気であることをアピールした。 ファンからは「漢字をみてドキっとしちゃった」「私も一瞬勘違いしちゃいました」「忙しいなか更新してくれてありがとう」といったコメントが寄せられている。
2018年03月30日お笑いトリオ・安田大サーカスのHIRO(40)が高血圧による左脳室内出血と診断され、入院したことが30日、分かった。命に別状はないが、しばらくの間休養することが所属事務所から発表された。 事務所によるとHIROは16日に自宅で強い頭痛と嘔吐があり、自宅近くの病院で受診したところ、脳出血の疑いがあるとして脳神経外科のある都内の別の病院に救急搬送されたという。搬送先での検査の結果、高血圧による左脳室内出血と診断を受けた。 幸い、脳内での出血は軽度で命に別状はなく、言葉の不自由や手足のしびれもないという。再出血を防ぐ治療もかねて、約1カ月入院する見通しで、当面の仕事はすべて休むことが発表された。 HIROは「この度は、ご迷惑ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません。今まで向き合ってこなかった自分の身体と向き合い、しっかりと治療して、健康な身体になって戻ってきたいと思います」とコメントした。 また、団長安田(43)は「最初聞いた時には状況も分からず正直ビックリしましたし、焦りました……。3人の活動は少しお休みしますが、またアホで元気な安田大サーカス3人の姿をお見せしたいと思います!」と、クロちゃん(40)は「先日お見舞いに行ったらいつものHIROくんと変わらない感じで喋っていたのでひとまずホッとしました。元気になって戻ってくるまで、団長と待っていようと思います!」とそれぞれコメントを寄せている。
2017年06月30日質問:くも膜下出血を発症する前に身体のサインを知ることはできないのでしょうか父親がくも膜下出血を患ったことがあります。幸い数日の入院ののち、今は後遺症も見られず元気に過ごしていますが、この病気で命を落とす方が多いとよく聞くのでとても怖いです。発症する前に身体のサインを知ることはできないのでしょうか。また、私自身、たまに後頭部にズキッとした小さな痛みを感じることがありますが、何か関連性はありますでしょうか?岩手県:みいもんさん(35)回答:「くも膜下出血」についてお答えします。――「くも膜下出血」とはお父さまが過去にくも膜下出血を患われたことがあり、現在は無事に回復されているということですね。くも膜下出血は、50%という高い確率で命を失うこともある重篤な病気ですから、後遺症もなく回復されたのは本当に不幸中の幸いであったと思います。最初に、くも膜下出血という病気について、簡単にご説明したいと思います。くも膜下出血は、脳を包んでいるくも膜という膜の内側の血管から出血が起こるものを言います。よくあるのは、血管に小さなコブのようなふくらみ(動脈瘤)ができ、そこに何らかの圧力が加わって、そのコブが破裂してしまうことにより起こるものです。このコブがどうしてできるのかは、まだはっきりわかっていませんが、このコブは血管が二股に分かれる部分など、弱くなりがちな部分にできる傾向があることがわかっています<「くも膜下出血」の前兆>ご質問にあった発症前の身体のサインに関してですが、実はくも膜下出血には、発症する前の前兆として知られている症状がいくつかあります。一つは、くも膜下出血に至る前の状態で、動脈瘤が周囲の神経を圧迫したり、微量の出血をしたりして急な頭痛が見られることがあります。これを「警告頭痛」と呼びます。また、血圧が乱れることも知られています。2~3日前から、血圧がでたらめに上がったり下がったりをくりかえした後、くも膜下出血を発症することがあります。もちろん、ほかの原因で上下することもありますが、いずれにせよ普通の状態ではないので医師の診察を受けましょう。加えて、「めまい」や「吐き気」、「痛みや複視(ふくし:ものが二重に見えること)などといった眼の違和感」を経験する方もいます。こういった症状は、一時的なもので比較的すぐ消失してしまいます。通常の風邪などによる頭痛や吐き気と区別するのは難しいので、おかしいなと思ったら受診するようにすると安心ですね。また万一、くも膜下出血が発症してしまったら、一刻も早く治療を開始することが何よりも大切です。今まで経験したことがないような強い頭痛が起こった場合は、すぐに救急車を呼びましょう。どうぞお大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日質問:脳血管疾患・くも膜下出血後の片麻痺があります。改善する新しい治療法を紹介してほしい。私は2年前の2月、入浴中に倒れて病院へ運ばれ、脳血管疾患・くも膜下出血と診断され、緊急手術でクリッピング手術をしました。まだ、片麻痺が残り左手・左足がビリビリと痛み、ひどい時は杖が必要です。2年の通院で痛みが軽くなりましたが、さらに改善したく食事療法や運動療法関連の本を読み努力しています。新しい治療法があれば試したく、研究中のものでもいいので紹介してほしいです。静岡県:ゆうママさん(41)回答:「くも膜下出血」後の治療についてお答えします。――脳卒中後の痛みについて一昨年に脳血管疾患・くも膜下出血を患われ、クリッピング手術を受けられたということですね。くも膜下出血は死に至る可能性もある怖い病気ですので、2年が経過して片麻痺が残り、左手足のビリビリとした痛みもあるということはお辛いでしょうが、自宅での生活が可能になったということは本当によかったと思います。少し専門的なお話になりますが、経験されているくも膜下出血後の痛みは、中枢性の疼痛と呼ばれ、原因としては脊髄視床路(せきずいししょうろ)および大脳皮質への投射路と関係するものと考えられます。こういった痛みには従来の鎮痛薬やモルヒネなどは効きづらく、抗てんかん薬、抗うつ薬、バルビツール系などのお薬で効果があることがあります。また、ペインクリニックなどで行っている局所麻酔薬の投与や、交感神経ブロックも効果を示すことがあります。加えて、自発性定常痛(特に刺激を加えなくても同じ部位に痛みがでるもの)に対しては、状況により「脳深部電気刺激療法」と呼ばれる治療法が適応となる場合もあります。この脳深部電気刺激療法とは、体内に電極を挿入し、特定の場所に弱い電流を流すことで痛みの緩和を目指すものです。完全に痛みがコントロールできることは少なく、また、入院して電極を埋め込むことや機器の操作が必要になってきますが、鎮痛薬を減らしたり、少しでも楽に生活したりするためには役に立つことがあります。<麻痺に対してのリハビリテーション>加えて、麻痺に対しては運動を正しいやり方で繰り返すことによって、新しい神経ネットワークを構築するのが目標になりますが、動かさなくなってから時間が経過すると、筋肉がこわばった状態になり関節が硬くなってしまうことがよくあります。これは痙縮(けいしゅく)と呼ばれる、脳血管疾患発症後一定期間経過した後のリハビリの大きな妨げになるものです。痙縮を改善する目的で、ボツリヌス菌と呼ばれる猛毒をごく薄く薄めたものを使う治療も保険内で行われています。リハビリテーション科や神経内科で扱いがあるかと思いますので、ご興味があれば、受診して相談なさることをおすすめします。脳血管疾患後のリハビリとしては、できる範囲で日常動作を継続していくことが大きなカギとなります。再度同じような病気にかかることがないよう、血圧のコントロールや服薬などは忘れずに行ってください。どうぞお大事に。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日俳優の坂上忍が17日、自身のブログを更新し、結膜下出血と診断されたことを明かした。坂上は「お気づきの方も、いらっしゃるかとおもいますが.....。眼が、赤くなっちゃいまして.....」と書き出し、MCを務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』終わりで眼科に駆け込んだところ「結膜下出血」と診断されたと報告した。「原因は、ストレスだったり、衝撃だったり、原因不明だったり.....。思い当たるとするならば、人間ドックでかなり疲れてしまった.....かな」と原因を推測しつつ、「でも、ほんとうの理由はわかりませんからね」とつづった。そして、「とはいえ、いろいろな方にご迷惑をおかけしてしまいました。ごめんな、ちゃい」と謝罪。「一週間程度は、もしかしたらお見苦しいかもしれませんが.....。許して、ね」と呼びかけた。
2016年10月18日いつのまにか体にできてしまった内出血……見るからに痛々しいし、目立つし、とにかく隠さなきゃ!とあせった経験、ありますよね。内出血がもとでできる一時的な青アザは本来自然に消えていきますが、まれに体の防御機能でメラニン色素が多くつくられ、跡になって肌に残ってしまうことも。内出血は正しい処置をすることで早くなおすことができます。治るまでの間、うまく隠してくれるアイテムと合わせてご紹介しましょう!内出血によるアザの正しい対処法内出血はそもそも血液が皮膚の下にたまり、表面部分にあらわれたもの。体の自然な反応なので問題はありませんが、何もせずに放置したままだと治る速度も遅く、間違ったケアで消えないアザに変化してしまう可能性もゼロではありません。では、そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか。まずは冷やす!内出血はできてからなるべく24時間以内に、氷や保冷剤をタオルで巻いて患部を冷やすことが重要です。冷やすことで炎症がしずまり、それ以上の悪化を抑えることができます。冷やしたら、温める!ある程度冷やしたら、次は温めます。内出血による青アザは、皮膚のリンパ組織の流れをよくする温熱療法が効果的。36度~37度前後の体温に近いぬるま湯に浸したタオルをあてて血流を促します。この際、タオルはすぐに冷めてしまうので、こまめに交換し、10分程度繰り返しおこないます。内出血に気付くのが遅れ、すでに青アザのようになっている場合は冷やさずに温めからで大丈夫です。こうした処置によりアザが跡になるのを防ぎ、治りを早めることができますよ。アザを隠す便利なアイテムって?Photo by 楽天市場カバー力が高いコスメとして知られるカバーマークの「カバーマークブライトアップファンデーション」は、スティックタイプのファンデーション。アザ隠しとしても優秀で、少量でよくのびます。カバーしたい所に直接ぬり、ポンポンと指でなじませ、その上からパウダーファンデで肌をサラサラにすると、より目立たなくなりますよ!Photo by amazon日本製バレエタイツ「Le Cygne ル・シーニュ(フーター)」は高品質、高機能の日本製バレエタイツ。バレエ専用のタイツですが色が均一なので、通常のストッキングでは隠しきれないアザをしっかりカバーできます。丈夫ではき心地がよく、より肌に近いカラー展開があるので広範囲のアザで悩んでいる人におすすめです。Photo by amazon「水で貼る極薄タトゥーカバーステッカー」は、シミやタトゥーをカバーできる水転写式シール。隠したい箇所のサイズに合わせてシートをカットし、透明なフィルムをはがしたら紙の上から濡れタオルでおさえ、たっぷり水分をしみこませてからゆっくりはがします。極薄で目立ちにくいのが魅力。ウォータープルーフ加工なので海やプールでも安心です。︎そのアザ、内出血だけが原因じゃないかも!青アザは内出血でできるもの、と思っている人もいるかもしれませんが、実はアザには先天性、後天性含めたくさんの種類があるそうです。打撲や強い圧迫など内出血でできたアザは後天性の「紫斑(しはん)」と呼ばれ、時間がたてば自然になおるものが多いですが、種類によっては治療を必要とすることも。一方、皮膚の変色や変形など、先天性のアザは「母斑(ぼはん)」といわれ、 消すためには専門機関での治療が必要だそうです。後天性のアザでもメラニン色素が増えることでできる黒アザ(ほくろ)や皮膚の毛細血管が増えてできる赤アザなど、先天・後天性に限らず、自然治癒するアザと治療が必要なアザがあるのだとか。いっこうに薄くならず、「なんだか普通じゃないかも」と感じた場合は病院の先生に相談してみてくださいね。いかがでしたか?放置しがちな内出血も適切な処置をすることで、ひどい青アザへの変色を防ぎ、治りを早くすることができます。周囲に「なんか痛々しい……」と思われないためにも、しっかりケアしていきましょうね。
2016年08月17日妊娠期間中は子宮粘膜が充血しやすいため、少しの刺激などで出血が起こりやすくなっています。激しい運動や長時間の立ち仕事など、お腹に負担がかかる動作が引き金となって出血するケースもあります。出血が必ずしも重大なトラブルによるものとも限りませんが、流産や子宮外妊娠の兆候である可能性もあり、十分な注意が必要になります。出血の状態も、うっすらとピンク色や茶色のような色味であったり、おりもの状のどろっとした血であったりレバー状の血の塊であったり、真っ赤な鮮血であったりとさまざまです。また出血の原因が同じものであっても人によって量や色味に個人差もあります。出血の種類妊娠0週~3週の妊娠超初期に相当する期間内は、妊娠していることに気が付かない人も多くいますが、この時期に起こりやすい出血にはいくつかの種類があります。・着床出血生理予定日の1週間前から予定日前後に起きます。受精卵が子宮内に着床する際に、絨毛が子宮内膜を傷つけることで起こる出血です。着床出血は必ず起きるものではなく、どちらかというと着床出血を経験しない、あるいはあっても気づかないほど少量の出血で2〜3日程度続く傾向があります。まれに生理と変わらないくらいの量や期間、出血が続く人もいます。・絨毛膜下血腫受精卵が子宮内に着床した後、絨毛が子宮内膜へ伸びていく過程で子宮内膜が傷つけられ出血が起こります。通常は出血量もごく少量のため体内に吸収されますが、出血が多いと血腫(血の塊)ができてしまいます。主な自覚症状は出血のほか腹痛、お腹の張りなどですが、無自覚な場合もあります。絨毛膜下血腫ができた場合は安静が必要になり、普段の生活を続けられるか、管理入院が必要かなど医師の診断のもと判断する必要があります。・子宮膣部びらん一般的なびらんはただれている状態を指しますが、子宮膣部びらんはただれているように見える状態を含み、妊娠中に限らず女性の生理的な変化として発生します。びらんがある箇所は刺激に弱いため、外的刺激があると不正出血を起こしやすくなります。あくまで生理的なものなのでそれほど心配はありませんが、びらんの範囲が広いと感染症の原因にもなりやすいため、気になるようであれば産婦人科へ相談したほうがよいでしょう。(※1)(※2)・子宮頸管ポリープ子宮頸部の粘膜が増殖し、子宮の入り口である子宮頸管部に良性の腫瘍ができる病気です。腫瘍から出血することもありますが、痛みもなく無自覚であることが多いと言われます。悪性腫瘍となることはまれなため、自覚症状がなければ切除せず経過観察するケースもあります。腫瘍自体が感染症の原因となることもあるため、妊娠を希望しているのであれば切除する傾向があります。また、妊娠中に切除手術を行う場合もあります。・異所性妊娠従来は子宮外妊娠と呼ばれていたもので、子宮内膜ではなく卵管や卵巣のまわりに着床してしまうケースです。異所性妊娠では、生理予定日の1週間後くらいからピンク色のおりものや少量の出血が続き、下腹部の痛みが生じるため生理と勘違いすることもあります。放置すれば受精卵の成長とともに症状が強まり、卵管流産や卵管破裂によるショック症状を引き起こすので、一刻も早い処置が必要となります。・化学流産受精卵の染色体異常が原因で着床が続かなかった状態のことをいいます。受精はしているため、この段階で分泌されるホルモンに反応して妊娠検査薬で陽性が出ることもありますが、着床していないなど、着床が続いていない状態であるため、受精卵の着床に備えて厚くなっていた子宮内膜が生理と同様に排出されます。このため、出血の状態は通常の生理より量が多かったりどろっとしていたり、また生理痛もいつもより重く感じることがあります。 心配のない出血着床出血は妊娠時の正常な反応で、子宮頸部びらんや化学流産は生理的な身体の反応の範疇です。出血が多すぎるなどの気になる症状がなければ、特に問題はありません。化学流産については、名称に「流産」とあるものの実際には着床せず妊娠が成立していない状態のため、流産と気づかず過ごす人も多いと言われています。とは言え、自己判断は重大な身体のトラブルを見過ごす可能性もあります。気になる出血が続くようであれば、その様子をきちんと観察し、必ず医師に相談しましょう。医師にかかったほうがいい出血異所性妊娠は、卵管破裂によるショック状態により母体そのものが危険な状態となりますので、症状が疑われる場合はすみやかに医師にかかる必要があります。絨毛膜下血腫や子宮頸管ポリープに関しては、妊娠の継続に影響する場合もあるため、出血の状態や痛みなど症状を医師に相談し、適切な処置を受ける必要があります。引用元(※1) 日産婦誌61巻10号「婦人科疾患の診断・治療・管理」 (※2) 日産婦誌55巻5号「婦人科疾患の診断・治療・管理」
2016年04月04日妊娠後期は、血液量も増え、粘膜も分娩に備えてやわらかになるため、内診やセックスの刺激で出血することがあります。また、膣の炎症や、子宮膣部びらん、、子宮頸管ポリープからも出血しやすくなります。これらは場合によっては治療をしたり、とりあえずは様子を見ておくもので、きちんと健診を受けていれば、心配はありません。また、妊婦は便秘になりやすく、更に妊娠後期には、大きくなった子宮の圧迫によって排便時に負担がかかり、肛門付近の皮膚が切れて出血する裂肛(切れ痔)になることがあります。排便したとき肛門が痛んだり、トイレットペーパーに鮮血がついたりするのが特徴です。悪化すると治療が大変になる場合もあるので、早めに治療しましょう。また、分娩が近づくと、おしるしという現象が起きることがあり、このときに人によっては、おりものに血が混ざったようなものが出ることがあります。これは、もうすぐ陣痛が始まるというサイン。入院準備がまだだった人は、いつでも入院できるように準備しておきましょう。おしるしは、ないことや気がつかないこともあります。しかし、大きな塊や大量の出血、だらだらと長く続いて止まらない、量があきらかに多いようなときは、おしるしではなく、分娩前に胎盤がはがれはじめている、常位胎盤早期剥離かもしれません。受診しましょう。みんなどうだった? 妊娠後期の「出血」の体験談陣痛、出血(おしるし)、破水のどれが最初にくるのか、分からないということ。出産を3回経験したが、三人とも違っていた。帝王切開をした人から聞いたので驚いた事は、2人目以降も帝王切開で産むということ、傷口の関係で数年間をあけることだった。陣痛がすすむと出血があると知らなかったので、まだ家にいる時、これは大丈夫なのかと不安になってました。陣痛中にあんなに出血するとは知らなかった。悪露用に買っていたナプキンを出産前にたくさん使ってしまって、慌てて買いに行ってもらった。お腹が張っているような感じで、おへその下がキューっと痛むので病院で張り止めの薬を処方してもらいました。一人目の妊娠の時は汗が出るくらいの激痛が15分くらい続きましたが、痛みがなくなったら大丈夫だったので病院に行かずにいたら、次の日の朝に大量出血…病院に行ってそのまま陣痛を迎えましたが、その最中に血圧の上が軽く200を超え、230くらいまで上がり、下も100を超えました。緊急帝王切開で出産になり、先生がお腹をあけてみると、胎盤が剥がれかけていたみたいです。お腹全体の痛みや張りがあり、出血も時々ありました。胃のあたりがもたれたようになった後、大出血して切迫で入院しました。右下腹がズキズキ痛むので病院に電話しましたが、出血などしていなければ大丈夫です、心配なら受診してくださいと言われ、安静にしていたら自然に治りました。もともと便秘がちだったが、妊娠中期からひどくなり病院で薬をだしてもらっても、全く効かなかった。食べ物などにも気を付けたが、一向によくならず、頭に血が上るほど力んだら出血しイボ痔になった。座薬と飲み薬を処方してもらったがあまり効き目もなく。ただただ我慢。でも、出産後は快調になった。便秘は、妊娠初期は朝寝起きにぬるま湯を飲むことで解決していたが、中期以降便秘がちになりました。妊婦健診の際、医師に伝え、便秘薬を処方してもらったら、するっと出るようになりました。食事面では常に気をつけているがなかなか効果が出てないようです。痔は便秘のせいか排便時の出血が以前より頻度が高くなりました。便秘にならないようさらに気をつけなくてはと思っています。後期に便をした後、出血していてお尻もすごく痛くて落ち着いてから触ると何か出ているのがわかった。お風呂でグイッと入れたら入ったが、それから便をするのが怖くなった。担当医に教えられたお尻に力を入れる運動をしてあまり症状がでなくなった。後期に便秘もあったり、切迫になりかけの出血もあって怖くて力が入れられなかったので、病院から薬をもらっていました。尿もれは、今回初めてなったのですが、くしゃみをすると特に尿もれがあったので尿もれパットをしていました。胎盤の位置が低めで出血もあり、ずっと要安静の指示で張り止め薬も飲んでいたが、37週位で急に、「予定日より遅れる、30~40分歩け」と言われました。これまで動くなと言われ体力もなくなっていたので急には無理でした。(29歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期には、出血することがあります。受精卵が着床して、胎盤を形成するまでの間には、侵食による出血が起こるのです。これは月経様出血のため、まだ妊娠に気がついていない妊婦さんの場合、本当の月経と間違えることもあります。そのほかにも、膣のただれが原因で、内診やセックスの刺激で出血する子宮膣部びらん、絨毛の浸食で、子宮内膜から出血したものが絨毛膜の外側にたまっている絨毛膜下血腫、子宮頸管にできた良性の腫瘍、子宮頸管ポリープからの出血など、場合によっては治療をしたり、とりあえずは様子を見ておくという症状の場合があります。 出血が気になって受診をし、切迫流産と医師からいわれて、流産と勘違いする妊婦さんがいますが、そもそも妊娠中の妊婦が妊娠22週未満に、痛みや出血で受診したとき、その症状の軽い、重いに関わらず、切迫流産と診断されるということを覚えておきましょう。切迫流産は流産ではありません。また、妊娠すると便秘になりやすくなります。そして、便秘特有の硬い便が、肛門裂傷を引き起こすことがあります。排便時の肛門の痛みと、ペーパーにつく少量の鮮血が特徴です。これをこじらせると分娩のときに脱肛などを引き起こし、産後に苦しむことになる場合もあるので、早めに治療を開始しましょう。恥ずかしがらずに健診のときに相談するのが肝心です。 妊娠中の出血は、少量であれば、心配のないことがほとんどです。しかし、出血の中には危険な出血もあります。特に、出血量が多く、腹部に痛みを伴う場合は注意が必要です。その場合はすぐに受診しましょう。特に初期には、子宮外妊娠(異所性妊娠)による大量出血という恐れもあります。検査薬で陽性の判定が出たら、必ず産婦人科で子宮内に胎のうがあるか確認してもらうことが必要です。みんなどうだった? 妊娠初期の「出血」の体験談・お腹が痛かったけど、なんとなく妊娠したかな、という感じがしたので、不安になりながら妊娠検査薬で検査しました。結果は陽性。嬉しかったけど、腹痛と出血もあったため心音が確認されるまでは不安でしたが、診察に行って先生が赤ちゃんは元気ですよ、と言われて、涙がでました。・妊娠と同時に妊娠初期の不正出血があり、出血が一週間ほど続いたため生理かと思っていましたが普段の生理と少し様子が違ったため三ヶ月未満で検査薬を使用。妊娠発覚しました。・4週目の妊娠初期に少し出血があり、「心拍確認するまで油断できない」と医師に言われました。赤ちゃんの生命力を信じて安静にしていました。・妊娠初期にはしばらく出血があったので、妊娠8週まで週1で受診していました。出血を止める薬を処方され飲んでいました。先生は至って冷静で真面目でおとなし目の先生でした。あまり日常生活においても注意もされない人でした。・またまだ妊娠初期なので、検査薬で反応が出ても大量出血して流れることもあると医師に脅されました。・仕事をしていたのですが、妊娠初期に出血があり、病院に急いで行った時、仕事と赤ちゃん、どっちが大切なのかと怒られてしまいました。・出血があったけれど、特に安静になどの指示もなく心配でした。・今回妊娠する前に二回ダメだったので、妊娠が確定してからも不安でした。知らない土地への引越しもあり一人目とは別の産婦人科に行くことにました。妊娠が分かっても子宮内に出血がありまた流産の可能性もあるとのこと。でも先生は「赤ちゃんも頑張るはずだから、やれることは何でもやろう」と笑顔で言ってくれました。流産防止の注射や飲み薬、約1ヶ月の安静生活などを乗り切り不安定な時期を超えることが出来ました。・妊娠初期、出血があるから流産しやすい状況にあると言われ、すごく怖くなったのとどのように過ごせばいいのか分からなかった事を覚えています。見た目は妊婦ではないのにお腹に小さな命があるのだと思うと昨日までの生活ではダメだと気持ちが引き締まりました。・最初の妊娠のとき、まだ初期なので1ヶ月後にきてと言われたけれど、心配で他の病院に。やはりまだ小さいとのこと。10日後サラサラのおりものが出て病院へ。「形がおかしい。流産するかも」とサラッと言われ内服薬をもらいました。特に精神的なフォローの言葉は無く、数日後出血し、流産してしまいました。そして今回、ひとまず同じ病院に行ったが変わらず1ヶ月後にとのこと。前回のこともあるので1週間に1回ぐらい何かあれば診察に行っていましたが、先生は毎回エコーで見てくれるものの、質問には半笑いで、妊婦の不安な気持ちがわからないのかなと思う態度。私には合わないと思い少し離れた大きな病院に転院しました。そちらでは先生も助産師さんも親身になり話を聞いてくれ、今もその病院で健診してもらっています。先生と患者の相性はありますが、信頼されようと努力が感じられない先生には見てもらいたくないですね。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期になると、初期に起きた、侵食による出血は起こりません。しかし、引き続き膣の炎症が原因で、内診やセックスの刺激で出血する子宮膣部びらんや、子宮頸管ポリープからの出血など、場合によっては治療をしたり、とりあえずは様子を見ておくというものがあります。出血が原因で受診し、切迫流産と診断されて慌てる妊婦さんがいますが、妊婦が妊娠22週未満に、出血や痛みで診断を受けると、その症状に関わらず、切迫流産という診断をされるということは覚えておいてほしいもの。間違えやすいのですが、切迫流産は流産ではありません。その後の医師の説明をきちんと聞いて、行動しましょう。また、妊婦は便秘になりやすく、便秘特有の硬い便をいきんで出すことで、裂肛(切れ痔)になることがあります。排便したときに痛む肛門と、トイレットペーパーにつく鮮血が特徴です。これをこじらせると脱肛などを引き起こし、治療が大変になる場合もあるので、早めに治療しましょう。妊娠中の出血は、少量であれば、ほとんど心配はありません。 しかし、出血の中には危険な出血もあります。例えば、出血量が多く、腹部に痛みを伴う場合は注意が必要です。この場合はただちに受診しましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「出血」の体験談・妊娠中は何があるか分からないというアドバイスを元に、総合病院でお産することを決めました。決めた当時は何もトラブルが無かったのであまり深く考えていなかったのですが、妊娠中期の5ヶ月の時に低置胎盤で出血があったので、途中で転院することも無く総合病院で処置してもらえました。出産時もかなり出血したので総合病院で良かったと思いました。・妊娠中期の21週のあたりで前置胎盤と診断され、安静生活を強いられました。出血があると大変なので、できるだけ外出をせず、買い物も週2回くらいで重いものは買わず、旦那や親にお願いし、日常生活でもできるだけ横になっていたりして、お腹に刺激を与えないようにしていました。体を動かせず、退屈ですが、安静に生活していれば大丈夫なので、もし前置胎盤と診断されても安心してすごしてください。・妊娠初期の3ヶ月の時に大出血があって病院へ行きました。切迫流産で1週間入院でした。その後は安静にという事で1ヶ月実家で過ごしました。その後、妊娠中期の7ヶ月の時に3日ぐらい40度近い熱が出て、またもや病院へ行くことになりました。膀胱炎になっていて、その菌が腎臓にまできて腎盂腎炎になっているとの事で、再び1週間の入院をしました。今となっては無事に産まれてくれたので笑い話になりましたが、その時々は本当に「もうだめだ」と思いました。無事に産めるかとっても不安でした。妊娠中はすごく頻尿になるので、ついトイレに行きたくても我慢したりしてしまいますが、我慢はせずにトイレットペーパーを持ち歩くぐらいで過ごしたほうがいいですよ。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日