■これまでのあらすじある日、奈々子は夫・耕史から「弁護士になりたい!」と打ち明けられる。仕事を辞めて大学院へ行きたいと言い出す夫に、子育て中の奈々子は複雑な思いを抱くが、覚悟を決めて夫の夢を応援しようと腹をくくる。しかし、家事育児はもちろん、経済面でもほぼひとりで家庭を支えることになった奈々子とは裏腹に、大学院進学後の耕史は学生気分で「飲み会も弁護士になるために必要なこと」と自分勝手な言動が目立ち…。奈々子が「あなたは家庭もあって周りの学生たちとは違う」とお説教すると一度は反省した様子を見せるも、すぐにまた飲み会に行くというメッセージが!「もう夫を支えたくない…!」という気持ちになってしまった奈々子は耕史を家から追い出すが、パパが大好きな息子のことを追うとどうすることが正解なのかわからなかった。そんな奈々子が夫に対してくだした決断は…!?私の出した結論は、夫の夢を「あと4年だけ応援してあげる」というものでした。耕史が本来は家族思いなことを、私は知っています。だから、最後にもう一度だけチャンスをあげようと思ったのです。期間を区切ったことで、その後の耕史は言葉どおり心を入れ替えて勉強を頑張るようになりました。4年間、長かったような、あっという間だったような…。夫は試験には受かりませんでした。私はあと1年頑張ればどうにかなるのかな…という気持ちになりましたが、耕史は意外にもすっきりした顔で気持ちを切り替えていました。耕史が一番最初に「弁護士になりたい!」と言い出したときに、頭ごなしに反対しなくてよかったと今は思っています。やるだけやったからこそ、結果はどうであれ、今こうして前を向けるのでしょう。とはいえ、もうこんな綱渡りの生活は二度としたくないとも思うのでした。※この漫画は実話を元に編集しています脚本:高尾、イラスト: ユキミ こちらもおすすめ!夫の夢だった地方暮らしを実現したけれど…お互いの会社でテレワーク化が進んだこともあり、夫が地方に移住したいと言い始めて…。やっぱり東京に戻りたい!? 自分勝手な夫に妻の判断は…? 「移住を希望した夫が東京に帰りたい!?」1話目はこちら>>
2024年05月14日■これまでのあらすじ夫・耕史から「弁護士になりたい!」と打ち明けられた奈々子。幼い息子がいるのに仕事を辞めるという耕史の告白に複雑な思いはあるものの、妻は夫の夢を応援しようと腹をくくる。しかし、家事育児や経済面など生活のほとんどの部分をワンオペ状態で支える奈々子とは対照的に、大学院進学後の耕史は学生生活をエンジョイしているように見えた。家族のことをないがしろにしているのでは?と感じる場面が多くなり…。そんななか、息子が熱を出す。しかし、飲み会に行っていた夫とは連絡が取れない。「あなたは家庭もあって周りの学生たちとは違う」と灸を据えたのだが、数日後にまた飲み会に行くと言い出した耕史に奈々子は激怒。それでも耕史は「勉強の息抜きだから」「奈々子にはわからない」と反省の色が見えず…。龍太が夢を叶えたいと言うのであれば、母親として全力で支えてあげようと思います。でも、夫の夢となると…。私は耕史の母親じゃない。耕史は龍太の父親で、私たちは力を合わせて家庭を作っていこうと誓い合った夫婦なんです。もう夫の夢を応援する気持ちにはなれませんでしたが、パパが大好きな龍太のために、もう一度だけ話し合ってみようと思いました。私に家を追い出された夫は、ようやく自分の無責任な言動に気づき、反省した様子でした。心を入れ替えて頑張る。夫はそう言いますが、心を入れ替えるのは口で言うほど簡単なことではないでしょう。信用できません。そして、私が出した答えと、私たちの結末は…。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月13日■これまでのあらすじある日、夫・耕史から「弁護士になりたい!」と切り出された奈々子。家庭があり、幼い息子がいるのに、耕史は仕事をやめて大学院へ進学するという。奈々子は複雑ながらも、一度は諦めた夢を追いかけたいという耕史を応援しようと腹をくくる。仕事と家事育児の両立、お金のことなど、できる限り自分が支えようと思っていたのだが…。大学院進学後の夫は、若いクラスメイトとのメッセージのやり取りや飲み会などに夢中の様子。家事も育児もワンオペ状態の奈々子はモヤモヤしていた。息子が熱を出しても飲み会に行っていた夫とは連絡が取れず、「あなたは家庭もあって周りの学生たちとは違う」とお説教する奈々子。その場では納得したような耕史だったが、またすぐ「飲み会に参加してくる!」というメッセージが送られてくる。とうとうブチ切れた奈々子は…?夫の夢は弁護士になること。そう聞かされたから、大学院へ行くことを応援しようと思ったんです。とはいえ、学生生活をエンジョイすることまで応援するつもりはありません。耕史は何かと「息抜きがしたい」と言いますが、私だって息抜きしたい。でも、家事も育児もワンオペ状態の私にそんな時間はありません。「奈々子にはわからないかもしれないけど」そうね、私にはわからない。だからもう、応援するのはやめます。こんな人、もう一秒たりとも一緒にいたくない。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月12日■これまでのあらすじ仕事に家事育児に忙しいながらも充実した日々を送っていた奈々子だったが、ある日、夫・耕史から「弁護士になりたい!」と切り出される。一度は諦めた夢を追いかけたいという耕史の真摯な思いに打たれ、奈々子は夫の大学院進学を許可。仕事と家事育児の両立、お金のこと。乗り越えるべきハードルはいくつもあったが、私が家庭を支えよう!と思っていた。しかし、進学後の夫は家庭のことにはノータッチで、完全に奈々子のワンオペ状態に。若いクラスメイトの中で流行っていることの話や、学割などの話を嬉々として語る耕史に疑念が生じる奈々子。さらに息子が熱を出した日、飲み会に行った夫と連絡がつかなくなり…。勉強漬けの日々に息抜きがほしいと言われたら、飲み会に行くなとは言えません。行ってもいいけど、せめて連絡はつくようにしてほしい。若い学生さんたちとは違い、耕史には家庭があり、まだ小さい息子がいるんですから。私に説教され、耕史は反省した様子を見せていましたが…。後日、試験が終わったという名目で、また飲み会に…!?しかも、若い子を真似た細切れのメッセージがまたイラッとします。私はずっと休む暇なく我慢しているのに…。さすがに、堪忍袋の緒が切れました。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月11日■これまでのあらすじ奈々子は家事育児に仕事にと忙しいながらも充実した毎日を送っていた。ある日、夫・耕史から「弁護士になりたい!」と切り出される。複雑な思いを抱えながらも、奈々子は耕史の大学院進学を許可。当面のお金のことや、家事や育児のこと、乗り越えるべきハードルはたくさんあるが、夫の夢を応援しようと腹をくくる。しかし、ワンオペ状態で家事育児をこなすうちに、夫に対して「好きなことができていいな…」という不満が出てくる。とはいえ、夢を追うことを許可した手前、在学中の数年間はなんとか耐えて夫を応援しようと思っていたのだが…。ある日、事件が起こる!?ひっきりなしにメッセージの通知音が鳴っている夫のスマホ。さらに夫は、「今学生だから学割使えるんだよ」と若い子たちと交流できることに浮かれているようでした。挙句の果てには「飲み会に行ってきてもいい?」と言い出して…。ふつう行かないよね!?そして、飲み会当日、息子が熱を出してしまいました。心配だし「早めに帰ってきて」と夫にメッセージを送ったのですが、返事はおろか、既読にすらならなかったのです…。家ではずっとスマホ見てるくせに…!結局、夫が帰宅したのは日付が変わったころでした。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月10日■これまでのあらすじ可愛い息子と優しい夫に囲まれ、仕事は忙しいながらも充実した日々を送っていた奈々子。ある日、夫・耕史から「弁護士になりたい!」と切り出される。子どものころからの憧れの職業だったが、家庭の事情で諦めざるを得なかったという過去を初めて聞かされ、仕事を辞めて大学院に進学したいという耕史。奈々子が「離婚か夢かどちらか選んで」と問うと、耕史は「どっちも諦めたくない」と答えた。その真摯な思いに打たれ、奈々子は夫の大学院進学を許可。とはいえ、当面のお金のことや、家事や育児のこと、いろんな乗り越えるべきハードルはたくさんあった。2人でなんとか方法を模索し、いよいよ夫は大学院に進学。あとは私が夫を支え、夫が頑張るだけ。そう思っていた奈々子だったが…。覚悟はしていましたが、ワンオペ育児がこれほどまでに大変だとは…。耕史が毎日夜中まで勉強を頑張っているのはわかっています。でも、勉強とはいえ、自分の好きなことができている夫をうらやましいと思ってしまいます。私は自分の時間なんてないのに…。週末ぐらいは息子と遊んでくれてもいいのに、課題を理由に家庭内のことにはノータッチ。それにちょっと気になるのが、最近の耕史は勉強しているよりスマホを触っている時間の方が長いような?そして、私のこの不安は的中するのです…!次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月09日■これまでのあらすじ奈々子は可愛い息子と優しい夫に囲まれ、仕事は忙しいながらも充実した日々を送っていた。ところが、ある日、夫・耕史から「弁護士になりたい!」と切り出される。小さい頃に家族を救ってくれた弁護士という職業に憧れるも、家庭の事情で諦めざるを得なかった過去を初めて聞かされ、「夢を追いかけたい」と熱く語られるが…。気持ちはわかるものの、生活が不安な奈々子。会社のワーママ仲間に、夫が「大学院に行って弁護士になりたい」と言いだしたことを話すと、「あり得ない!」だったり、「もっと話を聞いてあげたら?」と反応は様々だった。そんなママ友たちの意見も聞きつつ、奈々子なりに真剣に考えて、夫ともう一度話すことにする。私なりに弁護士という職業についていろいろと調べてみましたが…。働きながら試験を受けるのはとても大変だということがよくわかりました。その上で、それでも夢を諦められないのか、夢か離婚か選べるかと、夫に問いかけると…。夫の答えは、「どちらも諦めたくない」でした。その覚悟を聞いて、私も腹をくくりました。夫に後悔してほしくない。まずは夫が学べる環境を整えて、できる限りの応援をしてあげよう。そう決意し、夫婦で念入りに準備をして、夫は晴れて大学院に入学。しかし…この時の私は、まさかこんな未来が待っていようとは思ってもいなかったのです。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月08日■これまでのあらすじ奈々子は可愛い息子と優しい夫に囲まれ、家事育児に仕事にと忙しいながらも充実した日々を送っていた。ところが、ある日、夫・耕史から「弁護士になりたい!」と切り出される。初めて聞いた夫の過去…。小さい頃に家族を救ってくれた弁護士に憧れたこと。そして頑張っていたにも関わらず、家庭の都合で諦めざるを得なかった不遇。それでもやっぱり夢を追いかけたいという夫の真剣な気持ちは、奈々子にも伝わってきたが…。今から弁護士を目指すことを応援できるかどうかは話が別! ここから夫との話し合いの日々が始まるのだった。「大学院に行こうと思う!」と力強く言い切った夫は、夢追い人の顔をしていました…。大学院に行くとなると、仕事を完全に辞めることになります。もともと、倒れたお義父さんの代わりに家族を支えるために就いた仕事なので、未練はないのかもしれません。でも…、私と息子の生活はどうなるのでしょうか?会社のワーママ仲間に相談してみたところ、「ありえない!」と怒るママもいれば、「私はいいと思う」と前向きな反応のママもいて…。夫が離婚してでも挑戦したいと言ってきたら、私はどうする?あるいは、無理やり夢を捨てさせて一生引きずられたら…、どうする!?次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月07日■これまでのあらすじ3歳の息子がいるワーママの奈々子。家事育児に協力的な夫と可愛い子どもに囲まれ、忙しいが充実した日々を送っていた。ある日、夫・耕史が真剣な顔で「話がある」と持ちかけてくる。家庭内になんの問題もないと思いつつ話を聞くと…二人目について切り出される。奈々子が「考えてくれて嬉しいな。でも、もう少し仕事が落ち着いてからでも」と照れていると…夫は「俺は欲しくない! ごめん!」とまさかの謝罪。話の展開についていけずに戸惑う奈々子に、夫は「弁護士になりたいんだ!」と言い出して…!?夫が弁護士を夢見ていたことも、小学生のころに義実家がトラブルに巻き込まれて大変だったことも、私はこのとき初めて聞きました。困っていたときに助けてくれた弁護士さんが、幼い夫の目にはヒーローに見えたのは…もっともなことだと思います。夫が高校生のときにお義父さんが倒れたという話も初耳で…。当時助けてくれた弁護士さんに久しぶりに会って、社会人になってからでも司法試験を目指すことができると思ったようです。やむなく一度はあきらめた夢を、やっぱり追いかけたい。夫のそうした熱い気持ちはよくわかりました。でも…、私たちの生活はどうなるんだよ〜〜〜!?次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月06日ワーママの毎日は忙しいですが、夫は家事にも育児にも協力的なので、とても助かっています。かわいい息子にやさしい夫、私はなんの不満もない生活を送っていました。なので、夫から改まって話があると言われたとき、「何か話すことなんてあった?」とのんびり構えていたのですが…。話は二人目についてでした。そりゃね、年齢的に考えなくもないけれど、今すぐには…と恥じらいながら答えた私に、なぜか夫は謝ってきました。「俺は考えられない!」と。えっ、どういうこと?弁護士になりたいって…どぉいうこと!?次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年05月05日東京工芸大学(学長:吉野 弘章、所在地:東京都中野区、以下 本学)は、「東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2024(以下 本制作展)」を、2月16日から18日の3日間、本学中野キャンパスで開催します。本制作展は芸術学部・芸術学研究科における、メディア芸術の集大成であり若きアーティストのデビューの場でもあります。未来のメディアアーティストたちが全力で取り組んだ作品の数々をご覧いただけます。展示作品は、本学芸術学部7学科及び大学院芸術学研究科の2024年3月卒業・修了予定者の卒業・修了作品です。展示スペースとして1号館、2号館、3号館、5号館、および6号館が使用されます。学生たちが各々の個性的な発想を元に創り上げた、魂を込めた作品群が展示されます。また、昨年度までは新型コロナウイルス感染症の影響により完全招待制でしたが、今年度は平常時に戻り一般公開となります。本学は1923年に日本で初めての写真専門の高等教育機関「小西寫眞専門学校」として創立しました。当初からテクノロジーとアートを融合した教育・研究を推進し続け、2023年に創立100周年を迎えました。2024年は芸術学部創立30周年の節目の年でもあります。設立以来メディア芸術の最新情報を発信し続ける芸術学部は、「メディア芸術の拠点」としてさらなる進化を遂げています。「テクノロジーとアート、掛け合わせて、未来を変える」。東京工芸大学は、テクノロジーとアートを融合し、これからも新たな価値の創造を目指していきます。■東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2024【URL】 芸術学部卒業・大学院修了制作展2024 メインビジュアル 芸術学部デザイン学科 4年 三枝 志帆「うぇいくあっぷみらくる!」■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立された「財団法人小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。【URL】 ■東京工芸大学芸術学部1994年に芸術学部設置(所在地:東京都中野区)。写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、マンガ学科、ゲーム学科の7学科を有します。芸術学部全学年の就学地が中野キャンパスに集約された、メディア芸術のすべてを都心の1キャンパスで学べる唯一無二の大学です。現在芸術学部には86名の教員が在籍しており、設立以来社会で活躍するための総合的な力を備え、クリエイティブ産業や文化を牽引するメディア芸術分野のプロフェッショナルを育成しています。【URL】 東京工芸大学中野キャンパス本館■昨年度の様子昨年度の様子1昨年度の様子2 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月13日明治学院大学大学院 法と経営学研究科は、11月29日(水)に「中小企業研究総論(事業承継の法と経営)」の授業の中で、「事業承継とサーチファンド」について特別講義を実施しました。企業数では99.7%を占める日本の中小企業が抱える喫緊の課題は、経営者の高齢化による「事業承継者不足」と、これによる「黒字経営にもかかわらずやむを得ない廃業」です。この課題に向き合うビジネスモデルが、「サーチファンド」です。ファンドが事業経営に興味のある人材(サーチャー)を支援し、サーチャーが後継者問題に直面する中小企業の経営を円滑に引き継ぐことにより、地域経済の再生と活性化をはかるというものです。本研究科では、地域貢献型サーチファンドのパイオニアである山口キャピタル株式会社(株式会社山口フィナンシャルグループの投資専門子会社)の冷水 亮太氏、および同社の関東地区の提携先である株式会社千葉興業銀行の國吉 威氏と齋田 英幸氏をゲストに迎え、サーチファンドの仕組みと意義について理論の視点から検討を行いました。今回の受講者の修士課程1年生は、全員が税理士志望です。将来的には中小企業の承継問題に直面するであろうことから、「サーチャーにはどのような資質が求められるか」、「支援企業を選ぶ際にはCSR(企業の社会的責任)を考慮しているか」などの熱心な質問が出されました。特別講義の様子法と経営学研究科では、法学専門の教員と経営学専門の教員が共同で担当する複数の授業を開講しています。この授業も、本学の福田 清明教授(民法)、来住野 究教授(会社法)、西山 由美教授(税法)および神田 良名誉教授(経営学)が共同担当をするオムニバス形式の授業です。【法と経営学研究科について】“企業活動に不可欠な法と経営学とを融合的に学び、実社会のリーダーとなる”現代は企業や行政の専門化が高度に進んだ社会と言えますが、我々はそのメリットを享受する一方、「縦割り組織」などの弊害にも直面しています。法と経営学専攻のカリキュラムは、経営学と法学の双方から学際的に、健全かつ合理的な企業経営の在り方を探求することができるように編成されています。また、事業活動で不可避的に生じる諸問題に適切に対処するために、豊富な事例研究を多用して経営学および法学双方の理論を融合的に学ぶことができるように工夫されています。明治学院大学 白金校舎□■明治学院大学について■□創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年は創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を開設します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日同志社大学大学院ソーシャル・イノベーションコース服部ゼミは、2023年3月15日(水)、同志社大学大学院で学び、理論と実践の両輪を備えたソーシャル・イノベーターを目指す大学院生達による論文発表会を開催いたします。オンラインと対面で行う参加無料のイベントです。大学院での実践研究、社会課題解決などに関心のある方はぜひご参加下さい。ソーシャル・イノベーションコース 服部ゼミ生【論文発表会 詳細】<日時>2023年3月15日(水)18:00~20:30<場所>Zoomと対面で行います・Zoom ミーティングID:826 5015 5166パスコード :SI0315・対面会場 :同志社大学烏丸キャンパス志高館SK118所在地:〒602-0898 京都市上京区烏丸通上立売上ル相国寺門前町647-20<参加費>無料<申込み>必要(次のURLからお申込み下さい) <タイムスケジュール>18:00 チェックイン18:10 琵琶:テーマ(1)「社会起業家向け投資スクールの設立に向けた実践研究」テーマ(2)「夢の資格試験『夢検定』によるスケーリングの実践研究」18:30 松榮:テーマ「地域資源を教育資源に変える『村・留学』の実践活動報告」18:50 西口:テーマ「主体的な学びを創発する場づくりの実証研究」休憩(5分)19:20 依田:テーマ「“すごす”マインドフルネスによるつながり形成-社会福祉組織3社の事例」19:50 西堀:テーマ「超高齢社会における地域コミュニティのデザイン-自治会・町内会と企業の共創-」20:25 終わりの挨拶20:30 終了夢検定【本件に関する問合せ先】同志社大学大学院ソーシャル・イノベーションコース在籍NPO法人夢検定協会 代表理事 琵琶 博之TEL : 090-7967-1303MAIL: biwa@gold.ocn.ne.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月07日「将来の夢はハカセ!」なタケルの大学院入試小さなころから「夢は博士になること!」と言っていたタケル。わたしも「夢があるって良いね、ふんふ~ん♪」と話半分に聞いていましたが、毎日のことに追われているうちにあれよあれよと中学高校を卒業、そして大学4年生になりました。そう!ついに博士課程前期(タケルの学校では修士課程ではなく博士課程前期と呼称しています)試験、いわゆる「大学院入試」を受けるときが来たのです。試験の内容は、目指す学部学科の課す専門科目の筆記試験と、TOEICのスコア、そして面接を合わせた加点方式。点数が高いほど合格するというシンプルにして非情なシステムです。当然ですが障害があるからといって加点されるわけではないので、とにかく取れる機会にコツコツと点を取っていかねばなりません。課題は中学のころから苦手な英語「専門科目は自信がある。英語さえできれば勝ち!」というタケル。タケルの受ける学部では英語の筆記試験を行わず、TOEICのスコアを提出する方式です。通常であれば、一発勝負になる筆記試験より、今まで取ったTOEICの一番良いスコアを出せばいいという今回の方式の方が優しく感じます。しかしそのTOEICで十分な点を取るのは簡単ではありません。なにしろ予想合格ラインは650点。英検2級を取るのもぎりぎりだったタケルには、ちょっと無理なんじゃないかな...という印象です。しかも...英語がもともと苦手なタケル。当然これまでにTOEICの試験など受けたことはありません!(以前英語に苦戦したときの記事はこちら)ASD息子、「楽しい勉強しかしたくない」高2進路相談で爆弾発言!Upload By 寺島ヒロ大学院入試までにTOEICの試験を受けられるチャンスはわずか1回!事実上の一発勝負です。残念ながら、タケルは大学の優しさを活かすことができませんでした。TOEICの聞き取り試験に苦戦!英語で、特にタケルが苦手なのは聞き取りと長文読解です。元々耳から情報を取るのが苦手で、一ヶ所「ん?分からん」という部分があると、「なんて言ったんだろう?」と考え始めてしまい、そこから先のことが耳に入って来なくなります。はっきりとは分かりませんが、発達障害の特性が影響しているのかもしれません。Upload By 寺島ヒロ長文読解が苦手なのは、発達障害の特性からくるもののようです。細かい文字が何行も並んでいると、目で追っている行がいつの間にか隣の行に飛んでいたりするのです。普段であれば「意味が通らないな?」と思ったら、戻って読み直すだけなのでそれほど問題になりませんが、時間制限のある試験などでは大変なタイムロスになります。大学入試の模試では、最後の長文の問題を読んでいるところでタイムアップになり、無回答のことも多かったです。問題数の多いTOEICでは、このあたりがネックになりそうです。(以前長文を読むのが難しいことを取り上げた記事はこちら)記憶力抜群のASD息子、なぜかテスト結果は散々!なんとか学科試験も終わり...とはいえ、もう大学院入試ともなれば私が気をもんでも仕方がありません。実力が足りなければ落ちるだけ。落ちたらほかの道を一緒に探してあげなければ…。提出したTOEICのスコアはやはり今一つでしたが、専門科目の試験は手ごたえがあったということなので、加算式の今回の試験ならなんとかなりそう。あとは面接だけです。面接試験とはいっても、同じ大学の大学院を受けるので、顔ぶれはいつもの教授陣です。まあ意外と大丈夫なんじゃないかな!?と、思っていたのですが…ここでもめるの!?スーツは嫌!という息子面接当日の朝、「いってきまーす」と家を出ようとするタケルを見て、私は驚きました。あれ?なんでスーツ着てないの?すぐ着ていけるように出してあげてたのに!Upload By 寺島ヒロいや、なんでって...まずい!と、私は思いました。これは、絶対聞く耳持たないモード!モード入ってる!!試験に集中するため、服装のことはかなり前にタケルの意識から締め出されており、「スーツを!」と言ってくる私の言葉をノイズと感じているのでしょう。目に見えてイライラしています。まずい、まずいが...出発まであと10分、ここでメンタルを崩すともっとまずい!!結局そのままの、かわいいTシャツにミドル丈のズボンという服装で面接に行かせてしまいました。試験は合格!でも…3週間後、ありがたいことにタケルは合格の報せを受けることができました!服装のことで「もう完全にやらかした!」と思っていたので、心からほっとしました…。落ち着いてから、当日のことを聞いてみると…「あ、行ったらみんなスーツだった。母さんが言っていたのはこれかあと思った。」「会場にいた先生に知った顔があったので、スーツじゃないといけませんか?と聞きに行ったら、問題ないということだったのでそのまま面接を受けた」問題ないと言われて真に受けていいものか…とは思いますが、少し前のタケルだったら「服装間違った!?」と思った途端パニックになって試験を受けられなくなっていたでしょう。先生に質問をしに行ったことも含めて、少しは成長したなと思ったのでした。執筆/寺島ヒロ(監修:井上先生より)大学院入試の合格おめでとうございます。大学院に関しても入試は各大学や学科ごとに内容が異なります。英語は多くの大学院で必須となっています。TOEICを課しているところはどれぐらいあるか分かりませんが、特に聞き取りの能力を重視している学科なのかもしれませんね。合格には、志望人数や倍率、配点基準などさまざまな要素が絡んでくるので事前の情報収集が必要です。最も重要なのは、大学院に入学してからの講義や実習・実験、学会発表、論文執筆など、その学科に必須とされる事項について必要な場合に合理的配慮や支援体制が取れるかという点です。現在、多くの大学に障害のある学生のための相談窓口がありますので、定期的に相談が受けられるようにして、指導教員との連携を確保できると安心ですね。
2022年11月23日明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)は、地方自治体におけるジェンダーギャップをテーマとした講義「女性と地方自治」を今年度より開講しました。このたび、地域の現場における女性施策を考える本講座の取り組みを多くの方に知っていただくため、12月16日(金)の開催回を公開授業として、明治大学の学生の他、広く一般の方もご参加いただけるかたちで実施いたします。■ 概要日時:2022年12月16日(金)18:55~20:25申込方法:こちらの明治大学ガバナンス研究科ホームページからお申込みください。 開催形式:以下いずれかの方法でご参加ください。オンラインから参加(ZOOM)/教室から参加(明治大学駿河台キャンパス)対象:明治大学の学生および広く一般の方参加費:無料テーマ:『女性とNPO』内容:自治体にとって、市民・住民との協働政策は不可欠なものとなっています。その中でNPOの果たす役割は大きく、女性の活躍も顕著であることから、その現状と課題を考えます。■ 登壇者プロフィール長畑 誠明治大学ガバナンス研究科教授(明治大学ガバナンス研究科長)【専門】コミュニティ開発【経歴】1961年東京生まれ、神奈川県逗子市在住。東京大学法学部卒、上智大学大学院修士課程修了。在学中からNPOの活動に関わり、特定非営利活動法人シャプラニール、国際協力NGOセンター調査研究員を経て、2004年に一般社団法人あいあいネット設立、同会代表理事。住民主体の地域づくりや自然と共生した暮らしの創出をテーマに、日本国内の地域やインドネシア、ベトナム等で活動。JICA(国際協力機構)の研修員受入事業のコースリーダーや技術協力プロジェクトの短期専門家も務めている。特定非営利法人アジアコミュニティセンター 21理事。府中市生涯学習審議会会長。山岸 絵美理兼任講師(政策研究X-C(女性と地方自治)担当)【現職】大月市立大月短期大学経済科 専任准教授【略歴】明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。専門は地方自治論、行政学。著書に『大都市制度の構想と課題』(共著、晃洋書房)など。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月21日明治大学大学院国際日本学研究科は、開設10周年を迎えました。これを機に10年の歩みを通じて成長した本研究科が「拓いて」きた世界を広く発信する企画をおこないます。9月30日(金)より毎週金曜日に本研究科の「6研究領域による連続公開講座」を開始、11月5日(金)には、明治大学中野キャンパスにおいて「開設10周年記念シンポジウム」を開催いたします。ぜひ国日研の「今」に触れてください。※シンポジウムは同時ライブ配信をおこないます。事前登録制で、参加費は無料です。「6研究領域による連続公開講座」は、各研究領域の教員が、その分野のエッセンスを学外の方にも分かりやすく語る講座です。最先端の研究に触れてみたい市民の皆さん、そして国日研での学びに興味を持つ皆さんの受講をお待ちしています。(一部講座事前登録制・アーカイブ配信あり。)■本記念事業HP 国際日本学研究科 開設10周年記念シンポジウム表1: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月14日天明麻衣子さんは東京大学文学部を卒業後、NHK仙台放送局契約キャスターとして活躍。スペインに1年弱移住しながら、一般企業勤務を経て2014年に結婚。帰国後はフリーアナウンサーとして幅広い活躍をおこなっています。また、2021年の4月からは東京大学の大学院に入学し、現在は第一子を妊娠中。7月にご出産を控えています。前回は、ご自身の妊娠や不妊治療について伺いました。今回はコロナ禍の妊娠についてや、妊娠中に東大の大学院院を受験したときのお話などを取材させていただいています。また、現在妊娠中でありながら、大学院に通っているという天明さん。コロナ禍のリモート大学院生活についても、いろいろとお話ししてくださいました! コロナ禍の妊娠は、思ったほどデメリットはないと感じた画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー妊娠が分かってから、気を付けていたことは何かありますか? 天明さん:朝早い番組を担当していたこともあり、睡眠時間がわりと短くていつも5時間くらいしか寝られていなかったんですけど、なるべく6時間弱くらいは寝られるように工夫したりしていました。あとは、年末年始の時期だったので、食べすぎて体重を増やしすぎないように気を付けていました(笑)。 ー妊娠が分かってから、パパがサポートしてくれていると感じることは何かありましたか? 天明さん:重い物を持ってくれたり、家事をやってくれたりとか。あとは、私自身が結構階段とかで転びやすいんですけど、一緒にいるときには注意を促してくれたりするなど、物理的な面でサポートしてくれています。 ー天明さんご自身は妊娠してから、心境の変化などはありましたか? 天明さん:安定期に入るまでは、健診のペースとかも間隔が空いていたりとかして、普段あんまり意識することはなかったですね。ただ、安定期に入ってくると健診のペースも短くなったりとか、おなかのなかで赤ちゃんが動いたりすると、「あぁ、自分のなかに赤ちゃんがいるんだな」と実感するようになりました。 ー天明さんの場合ですが、不妊治療をされていたタイミングがコロナ禍と重なったという認識で合っていますか? 天明さん:そうですね。自分の年齢を考えて治療に取り組んでいたタイミングが、たまたまコロナ禍であったという感じです。 ー「コロナ禍だから、妊娠するのを辞めよう」と思う方もいるそうです。天明さんはコロナ禍の妊娠についてどう思いますか? 天明さん:コロナ禍であるからこそ、逆に周りも気を付けていて、よっぽど例年より衛生面にみんなが気を付けている気がします。私はどちらかというと、コロナ禍だからどうせ出歩けないし、妊娠してもいいかなぁとは思いましたね。 ーそれではコロナ禍の妊娠は、不安や葛藤は特になかった感じでしょうか? 天明さん:はい。私は思ったほどデメリットもなかったかなという感じでした。 ーそうでしたか。とはいえ、初めての妊娠ということで、メンタル的につらかったことなどはなかったでしょうか? 天明さん:安定期に入るまでは、妊娠したことを言わないほうがいいのかなぁというのがあって、言いたいのに言えないという時期がつらいなと感じました。例えば、ほかの人の妊娠や子育ての話のときに「実は、私も妊娠しているんです」と言いたいのに言えないというか、まだタイミング的に言わないほうがいいよなと思ったり……。その時期は歯がゆいなと感じましたね。うちの親とかにも言わず、妊娠のことは夫と私だけで共有していました。 妊娠中に受験! 合間に健診へ行き、さらにお仕事と多忙な日々画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー今年の4月から、東大の大学院の東大の公共政策学教育部に入学されたのですよね。妊娠しながら受験勉強をして、さらにお仕事もされ、クリニックにも通い……となると、かなり多忙な印象なのですが、当時を振り返るといかがでしたか? 天明さん:そうですね。クリニックにiPadとか持って行って、待ち時間に勉強したりはしていました。肉体的にはレポート書かなきゃいけなかったりとか、いろいろ大変だったのですが、複数のことを同時進行でおこなうことで気が紛れていたというか……。気持ちが分散していたという面ではラクだったなと思います。 ー 複数のことを同時進行にとなると、いっぱいいっぱいになってしまいそうに思うのですが……? 天明さん:妊活のことばっかりを考えるのも、個人的にはしんどいかなと思っていたので、ほかに意識が向けられるものがあって良かったと思っています。また、今回はコロナ禍ということもあり、大学院の入学試験もオンラインに変わったりとか、その場に行かなくて良かったので、時間の調整とかもしやすくて助かりました。 ー受験勉強をしながら、お仕事もされて、合間に通院していたときのスケジュールってどんな感じだったのでしょうか? 天明さん:朝の番組を担当していたのですが、それが朝9時くらいに終わるので、その後病院に行ってすき間時間に勉強をしているという感じでした。仕事のメインが朝の時間帯だったので、病院の時間帯と重ならなかったので、良かったなと思います。 ー4月から大学院生活が始まったと思うのですが、いかがでしょうか? 天明さん:コマ数的には結構取っているんですけど、私が取っている授業は全部オンライン授業なので、家で講義を受けられるのは助かっています。 画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー実際に大学院の講義を受けられてみていかがでしょうか? 天明さん:一緒に講義を受けている人と友達になるというのはなかなか難しいんですけど、スラックというSNSでグループを作って、課題で分からないことがあったら相談したりすることはできています。ほかには、海外の交換留学的な感じで、インドや中国など海外の大学の方も参加しているので、そういう人たちが受講できるのはメリットがあるのではと思いました。 ーリモート講義を受けていて、問題はない感じですか? 天明さん:そうですね。グループ作業が必要な場合は、「今週何曜日何時から空いてます」みたいなアンケートを取って、zoomでみんなでグループワークをしています。その際、Miroというオンライン上でホワイトボードに付箋を貼って作業できるツールがあるんですけど、それを使って最近はわりと作業をしている感じです。いろいろ便利なツールがあるので、結構リモートでもできちゃうじゃん! といった感じですね。 ーコロナ禍で経済政策を勉強するために大学院に入られたということですが、今学んでいることを今後どのように活かしていきたいと思いますか? 天明さん:経済番組を今仕事でやっていて、スタートアップの取材をさせてもらったりとか、経営者の方を番組に招いていたりするんですが、まだスタートアップが頑張っている領域って、規制が多かったりするんですよ。例えば仮想通貨だったり、遺伝子の研究とかだったりいろいろあるんですけど、行政の対応が遅い影響により、ほかの国が先に追い越してしまうというのがあるので、スタートアップの環境をどうやって整えていけるのか、ということを考えていけたらなと思っています。 天明さんは「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」など、効率を重視した書籍を出版されていますが、ご自身でも同時進行でいろいろなことにチャレンジしていて、とてもバイタリティのある方だなと思いました! さて、配信3回目となる次回は、いよいよインタビュー最終回! 血液検査で判明したという橋本病についてや、出産の方法などを伺っています。ぜひ最後までお付き合いください! PROFILE:天明麻衣子さん東京大学卒業後、NHK仙台放送局契約キャスター、大手外資系金融機関といった経歴を持つフリーアナウンサー。著書として「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」「東大・NHK・外資系金融で学んだ、ビジネスで成果を出し続ける本物の勉強法」「時短勉強術」などを出版。2021年4月から東京大学の大学院に入学。第一子を妊娠しながら大学院生活を送っている。
2021年07月09日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行を受け、政府は緊急事態宣言の対象を全国に拡大。2020年4月16日から、ゴールデンウィーク最終日に当たる5月6日までの期間、不要不急の外出などを控えるよう人々に呼びかけました。その結果、多くの人が自宅で過ごすことを選択し、感染拡大の防止に協力しています。しかし一部では、「自粛期間の後が本当のゴールデンウィーク」「自粛期間が終わったら、どこへ遊びに出かけようか」という話題で盛り上がっている人たちも。東京大学大学院のTwitterが注意喚起東京大学大学院、理学系研究科・生物科学専攻が、Twitterアカウントを同年4月20日に更新。緊急事態宣言が解除された後の行動について、人々に注意を呼びかけました。【新型コロナウイルス】緊急事態宣言が解除された後も行動自粛を継続しなければ、約二週間で感染者数が元の数まで増えてしまいます。『行動自粛を継続することが大切です』生物科学専攻・大橋順准教授 pic.twitter.com/mLSIyrFh6F — 東京大学大学院理学系研究科・生物科学専攻 (@UTokyo_BS) 2020年4月20日 『行動自粛を継続することが大切です』という、生物科学専攻である大橋順准教授の言葉を投稿。併せて、緊急事態宣言の期間後すぐに元の生活に戻ると、2週間ほどで再び感染が拡大してしまう危険性について説明しました。投稿を見た人々は、さまざまな反応をしています。・いいタイミングの警告!・怖いのが、「5月6日でコロナウイルスが終息している」と本当に思っていそうな人がたくさんいること。・自粛期間が明けた日は、『ウイルスが消えている日』ではないからね。また、「そうはいっても、自粛が長引くと経営が苦しい」「職を失ってしまう」と訴える声も。解雇や倒産、収入の激減は深刻な社会問題です。緊急事態宣言の期間後も、人々が外出の自粛を続けるためには補償が必要不可欠といえるでしょう。生活できる環境が整った状態で、他人に感染させないよう人々が活動を自粛することが理想的。誰かの不幸を他人事とせず、助け合いの精神で苦境を乗り越えていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月21日■前回のあらすじ夫の育休について緊急家族会議が開かれ、そこで育休を取りたい夫の思いに感動…。私の夫は仏か、と感動したのもつかの間、夫の口から「大学院へ行く」という衝撃の一言が…!大学院発言にはびっくりしましたが、子どもができるとスキルアップを考えるのかもしれませんね。内心がんばれと見送れない日もありますが、無駄ではなく素敵な選択だと思っています。次回は出産後、いよいよ夫が育休をとります。育休中の夫は…やや暴走気味!?次に続きます。3月19日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月13日お笑いタレントのエド・はるみが、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)の修士課程を修得し、28日に修士号の学位を授与されることが27日、わかった。エド・はるみエドは「この2年間、仕事との両立をはかりながら研究をすすめて参りました。単位取得の為の厳しい授業や数々のレポート提出、修士論文の執筆など、なかなかハードなスケジュールではありましたが、お陰様で何とかやり切ることが出来ました」と報告し、「今はほっとした喜びと、支えて下さった皆様への感謝の気持ちで一杯です」と心境を説明。「研究は主に、人の心の部分に焦点を当てたもので、2年前の入学時からは少し変遷し、現在は、身体的アプローチによってネガティブな感情をポジティブな感情に反転させる、ネガポジ反転学の"ネガポジ反転"手法の提案となり、今回はその中の1つのプログラムについての検証までが、修士論文のテーマとなりました」と研究内容を明かした。今後については「タレントとして仕事をさせていただきながら、その一方で、論文を執筆し、研究者として、研究も続けて参ります」とのこと。また、「実践的ワークショップや講演会を全国の企業様や若い次世代の方々に向けて広く展開しながら、普遍的で身近なテーマを、分かり易く、楽しく、時に笑いを交えて『伝えて』行くことを、積極的に展開して行きたいと考えております」としている。
2018年03月28日大学院への道は途絶え、研究インターンはお役御免に。”40歳で新しいチャレンジは、やはり無謀?”と袋小路な状況のなか、かねてから予定していた二度目のヴィパッサナー瞑想合宿へと向かいます。写真/文・土居彩【土居彩の会社を辞めて、サンフランシスコに住んだら、こうなった。】vol. 66大学院への道、途絶える…。先日アカデミックディレクターの人に「大学院への進学はどうするのか」とたずねられ、朝の8時キャンパス近くのコーヒーショップ『Café Strada』で話をしたんです。この店はサードウェイヴコーヒーショップ的なオシャレさは微塵もありませんが、朝6時からオープンで無料Wifi・電源完備。テラス席もあり、リーズナブルな値段でドリンクを提供してくれるうえ、どんなに長居をしても迷惑がられないとあって、学生や教師の憩いの場となっています。ちなみにカフェで見かける使い古されたツイードのジャケットに丸メガネの着こなしが素敵なダンディな教授陣は私のバークレーにおけるファッションアイコンでした。通い詰めて顔なじみになると、こんな不思議なラテアート(※そういう店では無いのです)をにこりとも笑わないメキシカンのおじさんがそっとやってくれたりして……。ここ最近は学校にいく用事が無いので全く足が遠のいていましたが。さて爽やかな朝、『Café Strada』のテラス席で「私には確かめたい仮説があって、会社を辞めてアメリカに来てからずっと自分を治験者に見立てて実験・観察しています。でもそれが大学院の研究室でなければできないことなのかが、よくわからなくなっちゃって。例えば “慈悲の心” について研究している研究者たちよりも、私にとって思いやり深く接してくれた大学中退のインターン先の社長や、私財を投じてギフトの世界で生きている人たちから学ぶことのほうが今は大きく感じるんです。なので、今のところ大学院を目指す気はありません」と爆弾発言を投じました。すると彼女から「わかるわ…」と言われた後に、彼女自身大学の教授や講師陣たちと友人になろうとアカデミックディレクター、そして講師として奮闘していたことを打ち明けられます。「キャンパス内で真の友だちを作りたいとある教授に相談したの。そうしたらなんて言われたと思う? 『だったら子どもを早く作って、子どもがいる教授と交流を深めることだね』って……」。それに対して思わず、「Disgusting!(気持ち悪っ)」と叫んでしまいました。彼女は私とちょうど同年代の独身女性だからです。はい、ここでバークレーへの道は完全終了!その後、日系人を治験者とした体内感覚と感情についての研究インターンへ。年明けランチミーティングがあると教授に招かれて向かったのです。某名門大学心理学部博士課程在籍の台湾系日米バイリンガル学生が自身の卒業論文のテーマにするため、教授の研究を無償で手伝いたいという話で。「では私は今後どう関わりましょうか?」とたずねると、特にやることが無い様子。お役御免です。入館証を眺めながら、これを使うことももう無いのか……。結局私がこの研究で行ったこととは、治験者募集のための広告を作ってこちらにあるタブロイド誌と料金・スペース交渉をして掲載すること。電話でスクリーニングをして研究に最適な治験者を選ぶこと。座談会への参加とテキスト起こしされたものを編集して、日本独自の考えや文化について補足説明を加えることのみでした。でもこれは今までやってきた編集や広告の仕事の延長上で、私はその先の研究結果をどう分析していくのかを学びたいとこのポジションに昨年6月から無償でお手伝いしていたのですが。それが、タダでもできないのか。”タダ!(いくぶんか使えます)” と書かれて道端に放出されていたライトのことをふと思い出しました。ところであれは無事に拾われたのだろうか……。40歳で新しいことに挑戦するなんて、やっぱり無謀?というような袋小路な現状を友だちに打ち明けると、「最近採用する側になったんだけど、みなシビアよ。コスト削減を強いられているから育つまでなんて待てない。そういえばこのあいだ面接していてキツかった35歳の女性がいたなぁ……」と言われて落ち込みます。35歳って私よりも5歳も歳下じゃないの……。やはりこの歳になって全く新しいことをやろうとするなんて無謀だったのかな。自分がハマらないところにしがみつこうとしているのカモ!? 人生の方位磁石が狂ったようなズッコケ続ける日々を過ごしながら、かねてから予定していた2度目のヴィッパサナー瞑想合宿に向かうことになったのです。※ヴィパッサナー瞑想合宿・初体験記事は、こちらをどうぞ。度目の瞑想合宿。ライドが5時間経ってもやって来ず。今回向かったのはバークレーから車で片道4時間半のノースフォークという街にある、California Vipassana Center。ライドを提供してくれたのは、39歳の歯科衛生士の女性、ピィーでした。ところが待ち合わせ時間30分前に「急用ができてどうしてもまだ出発できない」とのテキストメッセージを受信し、ガーン! 偶然目にしたドアに日本語の “天使” と書かれていたので(笑)「これこそ “気づき” と “平穏な心” を培うヴィパッサナー瞑想の実践だ」と気を取り直して、コーヒーショップで待機。待ち合わせ時間から5時間が経って到着した彼女にまずはカフェモカを振る舞いました。ちなみにオシャレ サードウェーブコーヒーショップ『Algorithm Coffee』だとラテアートはこんなふうになりますね。その後の車内ではピィーの “40歳を目前とした不安” (ねぇ、ケンカ売ってる? 苦笑)について延々と耳を傾け、ついにセンターに到着したのは受付時間を大幅に過ぎた午後7時30分。もう外は真っ暗です。ボランティアのサーバースタッフのみなさんに「申し訳ありません」と平謝りしながら、なぜ私が謝らないといけない? と割り切れない気持ちにも。乗せてくれたピィーに感謝こそしないといけないのに、こんなに釈然としないのはナゼ? 心が狭いですね。あぁ、車を持っていない私が悪い。社会的に安定していないのがいけないんだと思って、今度はモヤモヤ。これまでの経験から外側で起きることは心の内側の反映なんだとわかりつつも、ザワザワした気持ちを収められず就寝しました。翌日からいよいよ朝4時から夜9時までのヴィパッサナー瞑想合宿が再び始まります。今回は図らずとも相当やさぐれた気持ちで臨むことになりましたが、いったいどんな体験が待っているというのでしょうか(第67話へ続く……)。SEE YOU!
2018年02月14日デジタルハリウッド大学大学院は13日、 IoTプロダクトによるスタートアップを支援するために、ファブ工房「LabProto(ラボ・プロト)」を設置し、プロトタイピングから資金調達までを実践指導する「DHGSアクセラレーション・プログラム」を開始することを発表した。「DHGSアクセラレーション・プログラム」は、デジタルハリウッド大学院の在籍生、修了生、入学予定者を対象に、IoT(Internet of Things)プロダクトアイデアレベルから事業化するまでの実践指導を行う8ヶ月間のプログラム。ハードウェアのプロトタイピングが行えるファブ工房「LabProto(ラボ・プロト)」を新たに設置し、そこを拠点に「ファブリケーション」、「プログラミング」、「ファンディング(資金調達)」という3つの実践指導とコラボレーションを行うことで、同学発のスタートアップなどインパクトを与えるアウトプットを支援するという。また、優秀なプランには、同学からの「実装支援金」による助成が検討されるほか、成果発表会などでの企業・投資家向けデモ発表の機会が用意されるという。さらに、有望なスタートアップには、シェアオフィス入居、登記、商標登録、出資などの支援も行われるとのことだ。受講対象者および受講料は、2016年度に在籍している院生については無料。また、同学を修了後に新たなアイデアを持ち、サービス・プロダクトの開発を行うデジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)は、半期分の設備費・演習費に相当する10万9,000円での受講が可能となる。なお、1月15日、16日、18日、20日には同学への入学を検討し、「DHGSアクセラレーション・プログラム」の受講希望者向けの説明会が開催される。 場所は東京都・お茶の水のデジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス。受講希望者は、申し込みフォームより申請する。説明会の受講費用は無料。
2016年01月13日法務省は8日、平成27年司法試験の結果を公表した。本年度の出願者数は9,072名、合格者数は1,850名となった。○法科大学院別合格者、「中央大法科大学院」がトップに本年度の司法試験の結果、出願者が9,072名に対し、実際に受験したのは8,016名だった。うち、合格者は1,850名となり、前年の1,810名を上回った。合格者の性別構成は、男性が1,451名、女性が399名。合格者の年齢は、平均が29.1歳で、最高は68歳、最低は21歳となった。さらに、合格者の平均点は376.51点。最高は584.43点、最低は179.08点だった。職種別に最終合格者数をみると、1位は「法科大学院生」(76名)だった。次いで、2位は「大学生」(51名)、3位は「無職」(25名)となった。以降、4位「公務員」(14名)、5位「会社員」(12名)と続いた。最終学歴別では、「法科大学院在学中」(76名)が最多となった。次いで、「大学在学中」(51名)、「法科大学院修了」(27名)、「大学卒業」(25名)が上位にあがった。法科大学院別合格者数は、1位は「中央大法科大学院」(170名)となった。次いで、2位は「慶應義塾大法科大学院」(158名)、3位は「東京大法科大学院」(149名)。以降、4位に「早稲田大法科大学院」(145名)、5位に「京都大法科大学院」(128名)がランクインした。
2015年09月10日K.I.T.虎ノ門大学院は、同大学院の講義を“1科目”から受講できる科目等履修生制度や、その募集科目を紹介するセミナー「虎ノ門で学ぶ。KITの科目等履修生制度の魅力とは? 」を4月18日に金沢工業大学虎ノ門キャンパスにて実施する。定員は40名。料金は無料。同大学院は、金沢工業大学が2004年4月に「知的創造システム専攻」として、東京・虎ノ門に開設した「ビジネス」・「知財」のプロフェショナルを育成する1年制の社会人大学院。特徴は「講師のクオリティー」と「少人数制スタイル」で、院生の9割以上が働きながら学んでいるという(2013年度実績)。このたび実施されるセミナーでは、同大学院知的創造システム専攻専攻主任である加藤 浩一郎氏や、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の小林 誠氏、ビジネスアーキテクト専攻主任教授の三谷 宏治氏らが、知財マネジメント系、経営コンサル系、HRM・ファイナンス系、メディア・コンテンツ系など、この6月からスタートする科目の内容について紹介していく。受講対象者は、2年以上の企業または官公庁における在職経験がある人や、自身のスキルアップや新たな知見を求めている人、今後、KIT科目等履修生として学んでみたい人となっている。応募は同大学院のWebサイト上で行っている。
2015年04月14日「H&M」は今年4月、文化ファッション大学院大学と共同で「ストリート・アウトドア・プロジェクト」を発足した。同プロジェクトは、H&Mのデザインチームが各国の美術大学などと行っているもので、アジアの学校との取り組みは今回が初となる。その一環として、同校のファッションデザインコース(デザイン専攻)とファッションテクノロジーコース(パターン専攻)に在籍する学生達がコンテストに挑戦。H&Mのデザイナーやパタンナーによる3回の講義を経て9月10日にファイナリストが決定した。椎尾絵里子さん(ファッションデザインコース)とチョン・ジャウォンさん(ファッションテクノロジーコース)のチームに優勝賞品としてスウェーデン本社でのインターンシップの機会が進呈された。審査員として、今回のプロジェクト・リーダーであり、メンズカジュアル、スポーツ部門にてシニア・デザイナーを努めるペテル・クルーセル氏、パターンメーカーのリサ・スコグランドさん、プロダクトデザイナーの沼田修平氏がH&Mストックホルム本社より来日。また、文化ファッション大学院大学研究科科長及び文化服装学院学院長の小杉早苗教授と、文化ファッション大学院大学ファッションテクノロジーコース主任教授の阿部稔教授、『メンズノンノ』の岩佐きぬ子編集長、同誌ウェブ編集担当の北條貴文氏が参加。今回、審査を終えたクルーセル氏と沼田氏にプロジェクトについて語ってもらった。――まず、このプロジェクトの目的を教えてください。ペテル(以下P):H&Mは多くのファッション学校と共同プロジェクトを行っており、今回のプロジェクトもその一つ。世界中の若き才能を発掘し、サポートすることが狙いです。また、プロジェクトを通してH&Mの理念や働き方に興味を持ってもらい、将来一緒に働くきっかけになればと考えています。アジアの学校との取り組みは今回が初めて。世界的にも有名な文化ファッション大学院大学とタッグを組むことが出来、とても嬉しく思っています。――プロジェクトリーダーとしてのミッションは?P:私は初めて学校関連のプロジェクトに関わることになりましたが、学生の皆さんには楽しみながら、多くのことを学んでもらいたいと考えていました。今回のテーマは「ストリート・アウトドア」。ファッション性と機能性を融合させたメンズウエアの制作が課題でした。今回の重要なポイントは、ファッションデザインコースとファッションテクノロジーコースに在籍する、デザイナーとパタンナーが2人1組になってプロジェクトに取り組んだこと。これにより、ファッション性と機能性を両立させると同時に、H&Mが大切にしているチームワークを高めていくことが目的でした。――講義では技術的な内容が中心だったと思いますが、他に何か伝えたかったことはありますか?沼田(以下N):スケールの大きい話になりますが、学生の就職に対する固定概念を取り払うことが出来ればと考えていました。日本では学生の時から採用試験を受け、4月に就職するのが一般的。ですが、ヨーロッパだとまず採用試験がありません。通常、3ヶ月程度のインターンシップを経て、企業と個人が合意した時点で入社することになります。もし、海外で働きたいのであれば、いつでもチャンスがあるということを伝えたかった。もちろん、そこには語学の壁があったり、多くの情報を収集する必要があったりします。ですから、実際に海外で働いている私が少しでもサポート出来ればと思い、学生に連絡先を教えました。既に2人からメールがあったので、思いは伝わったのかなと感じています。2/2へ続く。
2014年11月13日ファーストリテイリンググループのユニクロは18日、次世代を担う若手人材の育成支援を目的として、米国ハーバード大学院の日本人留学生を対象とした奨学金プログラムを創設すると発表した。これにより、有望な人材が個人の経済事情に関わらず、世界トップレベルの教育機会を得られるよう支援するという。対象は、米国ハーバード大学の経営大学院Harvard Business Schoolおよびデザイン大学院Harvard Graduate School of Designに入学する日本人私費留学生。2015年9月から3年間にわたって、各大学院とも毎年1人、計6人の留学生に対し、総額最大120万米ドル(約1億2,000万円)の奨学金を提供する。経営大学院留学生には、1人当たり最大20万米ドル(約2,000万円)をユニクロが直接供与する。一方、デザイン大学院については、3年間で60万米ドル(約6,000万円)をファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏が個人として大学院が運営する奨学金に寄付し、大学院の奨学金プログラムを通して学生に支給する。選考は面接と書類審査。経営大学院奨学生の最終面接は、柳井氏とHarverd Business Schoolの竹内弘高教授が選考官を務める。また、デザイン大学院の選考過程においても、柳井氏と2015年秋からHarverd Graduate School of Design客員教授に就任する伊東豊雄氏による面接を行う。なお、合格者には留学期間中にファーストリテイリングでのインターンシッププログラムが提供される。
2014年09月18日多摩大学大学院は「ネオ・リベラルアーツ特別講義」と称した“無料”の公開講座を開講すると発表した。この特別講義は、各分野で活躍する一流のプロフェッショナルを招き「体験的な知」「創造的な知」をテーマに講演してもらうというもの。9月24日(水)には元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が、11月19日(水)には俳優の伊勢谷友介氏が登壇。このほか、10月8日(水)に鈴木エドワード建築設計事務所代表の鈴木エドワード氏、10月22日(水)に作家/劇作家/演出家のロジャー・パルバース氏、11月5日(水)に富士通 テクニカルコンピューティング・ソリューション事業本部 科学システムソリューション統括部長の石原康秀氏、12月3日(水)に青森山田高等学校 男子新体操部監督の荒川栄氏、12月17日(水)に理化学研究所 情報基盤センター長の姫野龍太郎氏、2015年1月14日(水)にシンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美氏らが、それぞれ講演を行う。ファシリテートを務める田坂広志教授(多摩大学大学院)は、「これら一連の講義を通じて、分野は異なっていても一流のプロフェッショナルが共通に持つ“叡智”を学び、この“叡智”こそが21世紀に求められる『新たな一般常識』、すなわち『ネオ・リベラルアーツ』」だと述べる。各特別講義は、前述したように公開講座のため参加無料となっているが、参加には事前申し込みが必要。9月24日(水)の岡田武史氏の講義は、六本木ヒルズのアカデミーヒルズにて開講となる。詳細および参加申し込みについては、多摩大学大学院ホームページへ
2014年08月26日東北初のMBAスクール、グロービス経営大学院を通じて被災県の再興リーダー育成に尽力している独ダイムラー社ならびに公益財団法人日本財団は、同大学院仙台校に設置した、「ダイムラー・日本財団 イノベーティブリーダー基金」の第1期「イノベーティブ奨学金」授与者8名を選出した。「ダイムラー・日本財団 イノベーティブリーダー基金」は、東日本大震災に被災した地域の創造と変革を担うリーダーの育成を目的とするもので、グロービス経営大学院を事業パートナーとして選出し、同大学院仙台校に学ぶ岩手・宮城・福島在住の学生への奨学金ならびに、当該学生による東北地方での新規事業のスタート資金が2012年4月から2015年3月までの3年間にわたり提供される。奨学金は、復興にかける強い意思を有する同大学院本科生・科目等履修生の双方を対象とするもので、入学金全額と受講料5割ないし8割が給付される内容となる。また、「特別カリキュラム」としてダイムラー社による寄付講座「東北ソーシャルベンチャープログラム」を2013年1月より開講、MBAの知見を活用し、被災地域の社会問題に取り組みたい学生の需要に応える計画となっている。さらに、在学中・卒業後を通じて奨学生の人的ネットワークの形成がなされるよう、勉強会、セミナー、課外合宿、現場視察、東京校生との交流などの各種施策も随時実施していく予定。グロービス経営大学院仙台校は、東北初のビジネススクール(MBA)として2012年4月7日に開校した。この仙台校開校は、東日本大震災からの経済再興が急ピッチで進む東北地方において、MBA教育によるビジネスリーダー育成がその一助となることを願い、急きょ決定したもの。東京・大阪・名古屋に続く、グロービス経営大学院の4番目のキャンパスとなる。日本経済新聞社と日経HRが共同で行った、20~40歳代のビジネスパーソンを主な調査対象とする「ビジネススクール調査」によれば、「MBAに関心が高い人が通いたいビジネススクール」のランキングにおいて、グロービス経営大学院は東日本で第1位、西日本でも大阪校が第2位となる評価を受けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日リクルートが運営する「就職ジャーナル」は6月23日~24日にかけて、就活を経験した大学4年生・大学院2年生824人を対象に、「もう一度昨年の夏休みを過ごせるとしたら、何に力を入れたい?」をテーマにしたアンケートを実施した。まず、大学3年・大学院1年のときの夏休みの過ごし方を尋ねたところ、「アルバイト」という回答が61.5%でトップ。2位は54.4%の「勉強」だった。その他は、「部活動・サークル活動」「帰省」「ボランティア」「短期留学」といった回答が見られた。属性別で見ると、大学院生・理系学生に「勉強」と回答した学生が多かった。次に、もう一度過ごせるなら何に力を入れたいかを尋ねたところ、「旅行」が55.3%、「勉強」が52.4%、「アルバイト」が50.6%でほぼ横並びとなった。「その他」では「部活動・サークル活動」という回答が多く見られる一方、「遊び」という声も目立った。属性別に見ると、女子学生に「旅行」「アルバイト」と回答する学生が多いようだ。最後に、もう一度やり直せるとしたら何をしたいかを具体的に挙げてもらったところ、「学生でいるうちに旅行して、もっといろいろなものを見ておきたい」「夏のインターンシップに参加し、具体的な『働く』イメージをつかみたい」「学生としての本分である、専攻分野の勉強を十分にしておきたい」といった声が寄せられた。大学3年・大学院1年の夏休みを、就活前の充電期間や準備期間ととらえる就活生たちの姿が浮かび上がる結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月14日