劇団四季在団中には『オペラ座の怪人』や『ジーザス・クライスト=スーパースター』、退団後も『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『ダンス オブ ヴァンパイア』など数々の大作に主演し、“ミュージカル界の帝王”の名をほしいままにする山口祐一郎。『エリザベート』のルドルフ役で頭角を現し、その後『アルジャーノンに花束を』や『デスノート』などを経て、今や帝国劇場で単独主演を張れる数少ない俳優のひとりにまで上り詰めた浦井健治。そして、劇団四季の看板女優として『クレイジー・フォー・ユー』『マンマ・ミーア!』などに主演後、退団してからは縦横無尽な活躍ぶりが光る保坂知寿。ミュージカルファン垂涎の顔合わせが、しかし意外にもストレートプレイでーー全員日本人の役でーー実現することがまた興味をそそる『オトコ・フタリ』が、本日12月12日(土)に東京・シアタークリエで開幕する。NHK大河ドラマ『篤姫』『江~姫たちの戦国』など、数々の名ドラマを世に送り出してきた脚本家、田渕久美子が書き下ろす三人芝居。演出は、『ダンス オブ ヴァンパイア』『ローマの休日』などでおなじみの山田和也が務める。舞台は画家・禅定寺恭一郎(山口)のアトリエ。「先生、お茶が入りました」と入って来た家政婦の中村好子(保坂)の目線の先には、真っ白なキャンパス。“愛”をテーマにと依頼された作品に、恭一郎は取り掛かることができないでいるのだ。とそこに、ドタバタとうるさい足音が。須藤冬馬と名乗る青年(浦井)は「母を探しに来たんです。母を出せ、今すぐに!」と、訳が分からない恭一郎と好子をまっすぐ睨みつける。愛を知らないオトコと愛に生きるオトコ、そしてフタリを見守るオンナがキャンバスに描き出す“愛”の形とは……?3人は既に、9月に行われた山口のスペシャル・トークショー『My Story~素敵な仲間たち~』、また11月に行われた本作の製作発表でも顔を揃え、息の合ったトークを披露。彼らならきっと、宣伝文句にある通りの“珠玉のエンターテインメント・コメディ”を紡ぎ出してくれることだろう。文:町田麻子『オトコ・フタリ』脚本:田渕久美子演出:山田和也出演:山口祐一郎 / 浦井健治 / 保坂知寿【東京公演】2020年12月12日(土)~12月30日(水)会場:シアタークリエ【大阪公演】2021年1月15日(金)~1月17日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【愛知公演】2021年1月23日(土)~1月24日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリ
2020年12月12日玉木宏(40)主演の日本テレビ系連続ドラマ『極主夫道』が話題を呼んでいる。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任侠コメディー。『日曜ドラマ枠』では久々の視聴率2ケタ発進となり、大健闘。さらにドラマの中で紹介されている“極道うたいレシピ”もSNSで話題になるなど、最終話に向けて盛り上がりが加速しているという。「玉木さんといえば爽やかなルックスで『のだめカンタービレ』に代表されるような王子様キャラが似合うのですが、今回は裏社会に数々の伝説を残した元“最凶”極道・不死身の龍を熱演。その“ギャップ”も話題になっているようです」(スポーツ紙記者)今年は7月クールの『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)に続いて2度目の主演。またこれまでも毎年のように主演に起用されており、ドラマで玉木の顔を見ない年は無いといってもいいほど。40歳になった今も、一線級の活躍を見せている。「来年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演が決まっています。そうして長年に渡ってオファーが舞い込む理由は演技力もさることながら、やっぱり人柄の良さも大きいと思います。というのも彼は常に爽やかで撮影中も文句ひとつ言わないので、現場スタッフからの好感度がすごく高いんです。仕事も選り好みせず、いろんなジャンルのものに挑戦してくれますからね。演技の幅がかなり広い俳優さんです。今の時代、『芝居がうまくて面倒な人』より『素直で文句を言わない人』に仕事が回ってきている印象があります。彼の人気が続くのも納得といえるでしょう」(テレビ局関係者)18年には木南晴夏(35)と結婚。8月には第一子が誕生していたとも報じられた。夫婦関係が公になることはほとんどないが、プライベートの変化もいい影響をもたらしているようだ。「これまでも現場では老若男女、分け隔てなく接してくれる人だと知られていました。彼はあれだけの有名人なのに、共演者だけでなく他の事務所マネージャーやスタッフにも気を遣って偉ぶらないんです。結婚後は今まで以上に、柔らかい雰囲気になった気がします。仕事の文句はもちろん、家庭の愚痴さえ聞いたことがありませんしね。そうしたところも、さらに現場人気を押し上げているようです」(ドラマスタッフ)公私ともに順風満帆な玉木。これからも、快進撃は続きそうだ。
2020年12月10日10月30日に公開された映画『罪の声』で、主役の新聞記者を演じた小栗旬(37)。12月1に発表された「第45回報知映画賞」では主演男優賞を受賞した。スポーツ報知によると、小栗が主要な映画賞で個人賞をとるのは初めてだという。これまで出演した映画は40本を超え、主演にも10本以上起用されてきた小栗。’21年10月期に放送予定のTBS日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』では、およそ11年ぶりの主演に抜擢。ハリウッド初進出作品となる、『ゴジラVSコング』も公開が控えている。さらに’22年に放送されるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも、主役の北条義時を演じることが発表されたばかりだ。40歳を目前に、順風に帆を上げている小栗。ある制作関係者は、小栗への期待をこう語る。「コロナ禍が長期化していることもあり、『日本沈没』について一部では否定的な声も上がりました。ですがストーリーは、困難に立ち向かう人々の“強さ”や“希望”を描いたもの。数々の主演を経験された小栗さんの演技力で、視聴者を元気づけるよう期待が込められています」各メディアによると、『鎌倉殿の13人』を手がける三谷幸喜氏(59)とは「互いの代表作にしよう」と意気投合しているという小栗。三谷氏は「小栗さん主演の大河は僕が見たかった」とし、「役をつかむのが上手な方で、芝居にウソがない」と高く評価しているという。’98年の連続ドラマ『GTO』(関西テレビ)で、初のレギュラー出演を果たした小栗。徐々に俳優として頭角を現し、’05年の『花より男子』(TBS系)で演じた花沢類役で一気にブレークした。以来、オファーは絶えないが、駈け出しのころは苦労も重ねてきたという。「幼い頃から役者を目指していた小栗さんは、高校退学を決意して1人暮らしを始めたといいます。『花男』では女子から人気のある、王子様キャラを演じました。ですが小栗さんは、そのイメージから逸脱したがっていたのです。いっそう演技力を高めるため、様々なジャンルの作品に挑みました」(テレビ局関係者)人気が増すいっぽう、重なるスケジュールに苛立ちを感じることもあったという。「20代半ばの頃は、目の前の仕事に向けて全力疾走という感じでした。ただ撮影スケジュールが重なると、思い通りに進まないジレンマも感じていたようです。ときには映画のクランクイン前なのに脚本が仕上がっておらず、いったん辞退を申し出たことも。ですが小栗さんは自分の気持ちに正直な人。面白いと感じた作品には、労力を惜しみません。『TAJOMARU』では“役者人生が終わってもいい”と思えるほどの没頭ぶりを、振り返っていました」(映画関係者)多くの経験を重ねたからこそ、現在はフラットな心構えで撮影に挑んでいるという小栗。その姿勢は不惑を迎えるにあたって、円熟味を増しているようだ。「小栗さんは理想に固執しない俳優。状況に合わせて役作りを変えるなど、これまでも数々の撮影現場で柔軟さを見せていました。『罪の声』では新聞記者・阿久津の人間像を掘り下げることに、重点を置いていました。『人間失格』のように10キロ以上減量したこともありましたが、今回はあえて等身大で演じたそうです。そうした選択は功を奏し、高い評価を得ています。小栗さんは40代を迎えるにあたって、“世界に通じる役者”を目標にしているといいます。いまはコロナ禍でエンタメ業界が苦境に立たされていますが、後輩たちのためにも『自分が道を作る!』と環境づくりにも意欲的です」(芸能関係者)大河の主演を演じるにあたって、「僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です」とコメントを寄せている小栗。不惑に向けて、さらなる飛躍を見せてくれるだろうーー。
2020年12月09日11月26日、吉沢亮(26)主演の’21年NHK大河ドラマ『青天を衝け』のキャスト第2弾が発表された。吉沢演じる渋沢栄一が幕末から明治にかけて、激動の時代に翻弄されながらも未来を切り開くストーリー。第1弾ではキャストに小林薫(69)や草なぎ剛(46)、竹中直人(64)といったベテラン勢が発表された。今回発表されたキャストのなかでも、注目を集めているのが上白石萌音(22)だ。渡辺大知(30)演じる、第13代将軍・徳川家定の正室・篤君(天璋院)に抜擢されたのだ。篤君といえば、2000年代のドラマでは’03年に『大奥』(フジテレビ)で菅野美穂(43)が演じた。その後’08年にNHK大河ドラマ『篤姫』で宮崎あおい(34)が演じ、’18年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で北川景子(34)が起用された。「なかでも宮崎さんは主演で篤君を演じ、国民的女優に駆け上がりました。そのイメージは、今もなお根強くあります。今回の発表で、上白石さんと比較する声もあがっています」(テレビ局関係者)上白石といえば、初主演の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で大ブレーク。佐藤健(31)との“胸キュン”なラブシーンは、SNSを席巻するほど話題に。さらに来年1月期にスタートする『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)でも、再び主演に抜擢。着実に活躍の幅を広げている若手女優だ。これまで錚々たる女優が演じてきた篤君だが、上白石への期待値は高いという。「上白石さんは幼い印象の顔立ちですが、宮崎さんが抜擢された時も『篤姫を演じるには童顔すぎる』と心配されていました。宮崎さんが篤姫を演じたのは、今の上白石さんと同じ年齢だった22歳の時。12歳から49歳までの“篤姫一代記”を演じました。実は上白石さんは、’11年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』がデビュー作。『西郷どん』にも出演し、今回で3回目の起用です。上白石さんは負けず嫌いなところもあり、役作りへの努力を怠らない女優。ストーリーを支える存在として期待が高まっています。さらに薩摩藩・島津家の一門に生まれた篤君とは“同郷”の鹿児島県出身。地元のファンからは、応援の声も広がっています」(芸能関係者)
2020年11月27日「最初の歌合せであまりのレベルの差にすごい苦しくなって……」主演を務めるNHK大河ドラマ『青天を衝け』(’21年2月14日から放送予定)の撮影中というハードスケジュールのなか、ミュージカル『プロデューサーズ』(12月6日まで東急シアターオーブで上演)の公開稽古に登場した吉沢亮(26)。ミュージカル初挑戦となった今作では、コミカルで“ウブ”なダンスや、共演するミュージカル界のプリンス・井上芳雄(41)とも渡り合う伸びやかな美声が見どころ。終了後の囲み取材では、今後もミュージカルを続けるのかとの質問に「いや、もうないです(笑)」と笑いを誘った。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月26日女優の木村文乃が、12月21日に7年振りとなるカレンダー『木村文乃カレンダー2021』(ワニブックス 2,700円税別 B5版)を発売する。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)では、主人公・明智光秀を支える正室・熙子を演じ、テレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜21:00~)では主演を務めている木村。現在Instagramのフォロワー数は241万人を誇る。テーマを「日常にいる木村文乃」とし、装丁から内容まで木村自身が徹底的にこだわり抜いた。エアメールが届いたかのような仕様の封筒の中のカレンダーには、まるで一緒に旅をし、休日を共に過ごしているかのような温かい写真が満載。カメラマンは、トラベルフォトグラファーとして女性らしく柔らかいカットに定評がある、もろんのん氏が務めた。そして木村が最もこだわった、自身の趣味でもあるスキューバダイビングシーン。こちらは水中カメラマンの鍵井靖章氏が担当し、たくさんのイルカと泳ぐカットは圧巻の出来となっている。都内と能登で撮り下ろされたカットから、今回は足湯に笑顔を見せるカット、スキューバダイビングを楽しむカット、上目遣いで食パンをかじるキュートなカットが公開された。久しぶりのカレンダー発売に木村は「長らくお待たせしました! SNSが充実している昨今に、あえてお手紙風と言うところにこだわってみました。あのワクワクをお届けできたらうれしいです」とこだわった点を挙げ、「今月はどこに居るのかな? と新しくカレンダーをめくる楽しみを感じていただけたら幸いです!」とメッセージを送った。トライストーン通販はすべて直筆サイン入りで、トライストーン用特典ポストカード1枚が付属。ワニブックス通販は抽選直筆サイン入りで、オリジナル消印がカレンダー本体に押印され、ワニブックス用特典ポストカード1枚が付属する。
2020年11月20日12月12~30日に東京・シアタークリエで上演される『オトコ・フタリ』は山口祐一郎、浦井健治、保坂知寿による3人芝居。脚本は、NHK大河ドラマ『篤姫』『江~姫たちの戦国~』の脚本家としても知られる田渕久美子の書き下ろしで、3人へのあて書きとなる。抽象画家役の山口に役づくりについて聞くと、脚本との関係をこう説明する。「田渕さんの脚本にはしっかりしたルールがあるので、何度観ても面白いと思います。というのも、たとえば人気のあるスポーツはルールがしっかりできていて、毎回なにが起こるのかわからない。そこではルールに基づきながらもプレイヤーが懸命に汗を流している。もしルールが弱いと、プレイヤーは自分でルールをつくらないといけないから動きはぎこちなくなってしまいます。でも田渕さんの脚本は隙がなく、どんなに僕たちがのびのび暴れまわっても大丈夫。崩れない脚本だからこそ、僕たちは自由に羽ばたけます」。それを受け、「オトコ・フタリ」のうちもうひとりのオトコである浦井は、演出の山田和也のすさまじさに触れた。「僕たちは羽ばたいているんだけど、山田さんの手腕のなかに埋め込まれていて、鉄骨みたいに絶対に崩れないんですよ。すごい方だなぁと、山田さんのすさまじさや、微笑んでいるけれども目の奥にある深さを感じます」。その言葉にまた山口も「山田さんは僕たちの動きに合わせて、あらかじめ作ったプランを調整してくれる。スーパースターです」と頷く。また保坂は脚本について「私たちがただ棒読みしても面白いと思う」と信頼を寄せる。「自由にやらせていただくなかで、そもそも面白い脚本をもっと面白く、より鮮明に見えるように山田さんがうまく私たちを調教してくださっていると思います(笑)」。今作には、“傍目には微笑ましいほどに仲良く喧嘩する”2人のオトコとそれを見守る一人のオンナが登場する。では山口と浦井のオトコフタリの関係は?と尋ねると、浦井の「(山口について)僕の目標とする方であり、どこか兄のような感じ。父とは言わないです」という答えに、山口がすぐに「息子とは言いませんが、弟のような気持ちです」と返す。保坂は隣で「持っている空気が似ている。2人とも柔らかい。だからご兄弟のような雰囲気です」と微笑んだ。東京公演後は1月15~17日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、23・24日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリスにて。文・河野桃子
2020年11月16日オフィスに入った瞬間、足が止まった。出迎えてくれたのはゾンビに妖怪、宇宙人。部屋の一角は死体まで横たわっている。ここは、東京・成城の東宝スタジオのなかにある「メイクアップディメンションズ」。日本を代表する特殊メークのプロ集団だ。壁一面が、渡辺謙、役所広司ら俳優陣に加えて、元SMAPの5人や和田アキ子など、芸能界の錚々たる顔ぶれのライフマスクで埋めつくされている。このマスクは、変身するときの基礎となる顔型だ。三國連太郎、佐藤浩市、寛一郎という3代にわたる役者ファミリーのマスクも横一列に並んでいて、同社の長い歴史がうかがえる。階下の工房では、作業台の上に坊主頭用のかつらピース(人工皮膚)が20個も並べられて、女性スタッフが肌に色ムラをつける“飛ばし”の特殊メークを施している最中。この時代劇用のかつらにも、一つ一つに誰もが知る俳優の名が。「うん、いい出来。あとは“皮膚感”かな。少し赤みや緑も入れると、よりリアルになるでしょう」同社の代表で創業者でもある江川悦子さんが、自らブラシを手にしながら言う。彼女は、特殊メークの分野を日本に初めて定着させたパイオニアだ。アメリカでは、ハリウッドの大ヒット映画『ゴーストバスターズ』(84年)や、あのジョージ・ルーカス総指揮の『キャプテンEO』(86年)でも腕をふるった。帰国後も、アカデミー賞外国語映画賞に輝いた『おくりびと』(08年)はじめ多くの名作映画やドラマ、CM、舞台などに参加。現在も、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、特殊メークを担当している。「大河は、01年の『北条時宗』から『麒麟がくる』までの約20年間、ほとんどの作品に参加してきました。今回も、武将の坊主頭などの特殊メークを担当しています」1本のホラー映画との偶然の出合いから、特殊メークの世界に飛び込んでまもなく40年。「昔は特殊メーク自体、認知されていなくて、現場に加わってもNHKでクレジットで名前が出ることはありませんでした。ようやく最近ですね、認められたのは」長い間、縁の下の力持ち的存在だったが、今では専門学校もあるほど当たり前の存在となった特殊メーク。通称“江川学校”から巣立って世界で活躍する人材も輩出している。そんな江川さんだが、33年前、初めての日本映画界からの依頼は「生首」だったという。「今は、大河ドラマの現場をはじめドラマもCMもコロナ禍での中断から撮影が再開して、どこもてんてこ舞いの忙しさです。役者さんたちもリハーサルではマスクとフェースシールドで、本番は外すといった工夫で乗り切っています。私たちも撮影のたびに出向き、何かあればシールドを取ってもらって直しを入れたり」10人いるスタッフも、早朝から深夜までフル回転の状況だ。そんな工房の片隅で、取材の日もジーコジーコと動き続けていたのが3Dプリンター。アナログからデジタルへの移行も、江川さんは柔軟に対応しようとしていた。「2日間ほどで、一人の役者さんのマスク作製ができますし、いったんデータが取れれば、仮にその役者さんが太ったりしても、パソコン上で修整も可能です。昔のように、歯型採取に使うような樹脂を顔にベタベタ塗る時代を知る方たちからは、『こりゃ助かる』とたいへん喜ばれます。手技の特殊メークと、CGや3Dプリンター・スキャンなどデジタル技術は、今後は共存していくのだと捉えています」多忙ななか、大好きな映画館に行く時間はなかなか作れないが、続けているのが、休日の夫婦での公園散歩。今でも「今度の特殊メークはイマイチ」など、歯に衣着せぬ感想を言ってくれるという夫の信也さんは、「渡米しても、出産しても、いつも自然体。ロスで映画の仕事をする娘も、『お母さんは私のロールモデル(お手本)』と言います。彼女の生来の前向きさと我慢強さが、厳しい世界で今まで現役で頑張ってきた秘訣だと思います」江川さん自身も、「生涯現役」でありたいと語った。「好奇心とトライしたい技術がある限り、仕事は続けたい。ふだんから、よりリアルな特殊メークを考えていて、バスに乗っても、人の耳や鼻の形が気になって、ついつい見ちゃうんですよね」 ぜひ次は、特殊メークを意識しながら映画やドラマを楽しんでみようと思わせる、どこまでも仕事にまっすぐな人だったーー。(撮影:田山達之)「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月09日俳優の吉沢亮が出演する高橋書店の新CM「選べる未来、285種類。」編が、3日から店頭にて、27日からCM放送のほか特設サイトでも公開される。広い空間に整然と並べられた285種類の手帳。「こんなにあるんだ」と呟き、自分用の1冊を探す吉沢。お気に入りの1冊を決めたと思いきや、「いやー、やっぱりこっちかな」と決めきれない……というストーリー。実際に選ぶならどの手帳か、と聞かれた吉沢は「シンプルなものからカラフルなものまであるので、1つを選ぶのは難しいですね」と言いながらも「No.532 torinco8 ネイビーグレー」を手に取り、「少し青みがあって落ち着いた色味がシンプルでいいなと思います」と気に入った点を挙げた。また、手帳を使っている人に対しては「知的なイメージがあります。最近は携帯のアプリなどで代用できると思いますが、そんな中普段から手帳で字を書いている方はすごく美しい印象があります」と印象を述べる。手帳ということで、2021年の話になると「大河ドラマの撮影ばかりの年なので、とにかく体調には気を付けていきたいです。プライベートを充実させるのは2022年に頑張ろうと思います(笑)」と、渋沢栄一役として主演を務めるNHK大河ドラマ『青天を衝け』に気合十分の様子を見せた。
2020年11月02日タレントとして数々のテレビ番組やCMで活躍している野々村真(ののむら・まこと)さん。娘の香音(かのん)さんもモデルやタレント、女優として芸能界で活動しており、「かわいい!」と話題になっています。そんな野々村真さんの娘・香音さんの大学や、YouTubeで披露したドラム、インスタグラムの画像など、さまざまな情報をご紹介します!野々村真の娘・香音はモデル!野々村真さんは一男一女の父親で、長女の香音さんは現在、ファッションモデルやタレントとして活躍中です。香音さんのインスタグラムには自撮りショットがたくさん投稿されており、「かわいい!」「美少女すぎる!」と話題になっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る お知らせです♡ 10月6日(火)深夜24:25〜放送の『グータンヌーボ2』に出演しました♡☺️ 西野七瀬さん、古畑星夏さんと楽しいお話たくさんさせていただきました 初めてのグータンヌーボ2とても緊張していますが凄く楽しかったです是非見てください〜 #グータンヌーボ2 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月1日午前5時41分PDT小さな顔に大きい目、そして長いまつげ…まるで少女漫画から飛び出してきたかのようなビジュアルですね。そんな香音さんは、2013年に父である野々村真さんと一緒にリリースした『花粉デビルをやっつけろ!』で歌手デビュー。同年にローティーン向けファッション雑誌『ニコ☆プチ』の専属モデルとして活動を始めます。その翌年には携帯会社『ソフトバンク』のCM『白戸家シリーズ』に両親と一緒に『野々村家』として出演。2015年には大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)の第1話に登場し、女優としての才能も発揮しています。同年に雑誌『ニコ☆プチ』を卒業し、同誌の姉妹的ファッション誌『nicola(ニコラ)』の専属モデルに進級。インスタのニコモSNAPを撮りあいっこしてた、仲よしイメモ3人ショット意外とレア #香音 #清原果耶 #青島妃菜 #ニコラ #nicola pic.twitter.com/w9XFavpQO5 — nicola/ニコラ (@nicolaJP_mag) January 14, 2018 モデルとして活躍する一方、ドラマ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)への出演や、映画『オズ めざせ!エメラルドの国へ』では、キャンディの速記者役として声優に初挑戦しています。2018年にはトークバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演し、そのかわいさで視聴者をメロメロに。さらに野々村真さんの娘であることが明かされ、世間の注目を集めました。 この投稿をInstagramで見る さんま御殿見てくださった方ありがとうございました〜☺️ 収録でお話するのがとても楽しくてあっという間の時間でした〜 衣装もすごく可愛かったんです、、❤️靴はR&Eのです〜 . また皆さんとお仕事できるように頑張らなきゃだ〜♡☺︎ #さんま御殿#アールアンドイー 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2018年 8月月28日午前5時17分PDTそして2018年に雑誌『ニコラ』を卒業し、翌年、新たにティーン向けファッション誌『Popteen』の専属モデルとしての活動をスタート。 この投稿をInstagramで見る * 大好きなニコラを卒業しました 最後の開放日、みんなの声がたくさん聞こえて、みんなの愛情たっぷりのうちわが可愛くてキラキラしてて、、 とっても嬉しかったです ちゃんと見えたよ! . 今までニコモとしての私を応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました♡ . これからもカノンワールドを私らしく発信していきます!! 応援してくれたら嬉しいです☺︎ みんな大好きだーい 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2018年 3月月29日午後7時02分PDT現在までモデルとタレント業を両立させつつ、同世代女子の憧れの的として活躍しています。 この投稿をInstagramで見る Popteen11月号、表紙を飾らせていただきました。 2人の目標でもあっためるのん表紙です。 みんながいてくれるから私も頑張れます。Popで表紙を飾ることは決して私1人では出来ない事。みんなの支えがあってこその表紙です。いつも沢山愛をありがとう。 2人でひとつ、みんなで1つだよ。♡ これからも一緒に最強になっていこうね 大好きです #popteen #popteen11月号 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午前8時00分PDT野々村真の娘・香音がかわいい!インスタでセーラー服を披露香音さんが、2020年8月28日にインスタグラムを更新。セーラー服姿のピンショットを公開し、「かわいすぎる」「天使!」と絶賛されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る お知らせです . . . peepさんで掲載されている物語「ぬらりひょんの棲む家」に妹の美月役で出演させていただきました。 . . . 初めてのホラー作品、内容を知っていてもやはりちょっぴり怖かったです、ね 最後まで何が起こるかわからない、ハラハラしながら観ていただけると嬉しいです☺️ 9月4日に公開されます☺︎是非 . . 初セーラー服。ふふ #ぬらりひょんの棲む家 #peep 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 8月月28日午前12時00分PDT2020年9月4日に公開されたシネマ小説『ぬらりひょんの棲む家』に主人公の妹役で出演している香音さん。同作は久しぶりに帰省した実家の家族が謎の男に洗脳されていたという内容のサイコスリラー作品で、香音さんは「初めてのホラー作品、内容を知っていてもやはりちょっぴり怖かったです」と感想をつづっています。このほかにも香音さんは頻繁にインスタグラムを更新し、「かわいい!」とファンを興奮させる写真をたくさんアップしています。2020年9月28日にはお仕事終わりの珍しいメガネ姿を披露。小顔すぎてメガネが巨大に見えます…。 この投稿をInstagramで見る お仕事終わりに美味しいご飯を食べながら楽しい打ち合わせ☕️ 色んなお話しました お楽しみに 次はケーキ食べようと☺︎ 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月28日午前5時44分PDT同年7月24日には、仕事のために染めたという金髪のイメチェンショットを公開。ファンからは「本当になんでも似合う!」「最高かよ!!」と喜ぶコメントが殺到しています。 この投稿をInstagramで見る とあるお仕事で髪の毛を明るくしました〜☺︎☺︎♡ ここまで明るくしたのは初めてかも イメチェンすると今まで着たことない新しい服とかメイクに挑戦したくなりますね〜楽しい。 日に日に金髪っぽくなってます この明るい髪期間、短めだけど、楽しもっと。 そして今日はKOLMEの秋服撮影〜 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月24日午前5時09分PDTこのほかにも香音さんのインスタグラムにはかわいい写真がたくさん投稿されています。気になった人はぜひ、チェックしてくださいね。野々村真の娘・香音の学校は?無事大学進学!香音さんが、2020年3月19日にインスタグラムを更新。高校を無事卒業したことを報告しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 高校卒業しました 私の通っていた学校は普通の学校だったので、お仕事と勉強の両立が大変だなと思う時もあったかなーって。 六限のチャイムが鳴った瞬間ダッシュで現場に向かったり、テスト期間中は撮影の合間に必死に単語帳覚えてたり。 少し疲れたなーって日でも次の日、学校にいくと大好きな友達に会えて、疲れなんて吹っ飛んじゃうくらい笑って、 お弁当食べた後にカフェテリア行って天使のパイリングとか買っちゃって。 大好きで大切な友達に出会えたこと、そして沢山の方に支えられて無事卒業できたこと! 本当に良かったなって。 そして、14年間お弁当を作ってくれ、目覚まし時計で起きない私を起こしてくれたお母さん、ありがとう。 大学生になったらアラーム1発で起きられるように、あとお弁当も頑張ってみようと思います はい!ということで卒業しました報告でした☺️ ちゃーんちゃん 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 3月月19日午前6時30分PDT卒業証書から香音さんが通っていた高校は都内にある『成城学園高等学校』だったということが判明。投稿には、「普通の学校だったので、お仕事と勉強の両立が大変だなと思う時もあった」とつづられており、ほかの生徒と同じように勉学に打ち込んでいたことがうかがえます。そんな香音さんはYouTuberとしての一面も持ち、2020年4月8日にアップされた動画で大学に進学したことを報告しています。私、今月から大学生になります!かのんのんのんTVーより引用香音YouTube動画女子大生のカバンの中身を公開動画では大学に行く時に持っていく物を1つずつ丁寧に紹介。キラキラしたノートやかわいい装飾のついたペンなど、香音さんのセンスが光る私物に「かわいい」「センスいい」と絶賛するコメントが寄せられています。最後に香音さんは「まだまだ何を持っていくとよいのか分からない状況なので、ぜひアドバイスをください!」と呼びかけ、大学に通うことへの意欲を爆発させています。仕事との両立は大変だと思いますが、無理しない範囲で大学生活を楽しんでほしいですね。野々村真の娘・香音はドラマー!YouTubeでドラム披露香音さんは小学校からドラムを習っており、2016年に出演したNHKのCM『受信料、住所変更のお知らせ!2016』で見事な腕前を披露しています。さらに自身のYouTubeチャンネルでもドラム演奏を披露。かわいい容姿とは裏腹に激しくドラムを叩く姿が「かっこよすぎる」と話題になっています。そして、動画によっては再生回数が80万回を超えており、たくさんの人が注目していることが分かります。香音ドラム演奏『鬼滅の刃』の禰豆子コスプレで『紅蓮華』奏香音ドラム演奏『ONE OK ROCK』の『The Beginning』人気アーティストの楽曲をカバーするだけでなく、コスプレを取り入れるなどオリジナリティーを発揮している香音さん。自分の持ち味を最大限に活かせるところも人気の理由なのかもしれませんね。そんな香音さんにはこれからも学業と芸能の仕事を両立し、活躍し続けてほしいと思います!野々村真プロフィール生年月日:1964年6月24日出身地:東京都血液型:A型身長:1823所属事務所:スターダストプロモーション1982年にバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の初代『いいとも青年隊』としてデビュー。1986年からクイズ番組『日立 世界ふしぎ発見!』(TBS系)に出演し、人気タレントとして活躍する。プライベートでは一男一女の父親でもあり、2013年には長女の香音と『花粉デビルをやっつけろ!』をリリース。現在もタレントや俳優としてマルチに活躍している。香音プロフィール生年月日:2001年4月20日出身地:東京都血液型:A型所属事務所:スターダストプロモーション2001年生まれ。父はタレントの野々村真、母は元アイドルの坂上とし恵。弟が1人いる。9歳の頃から舞台に出演し、ゲームソフト『ぷよぷよ』のCMにも出演していた。父の野々村真とはニッスイのCMでも共演している。ファッションイベント『TOKYO TOP KIDS COLLECTION』を始めとしたいくつかのショーに参加し、ランウェイ経験も多数積んでいる。2019年にはティーン向け雑誌に活動の場を移し、今もっとも注目されている若手モデルの1人。モデル・香音は野々村真の娘!?あまりの可愛さにネット騒然[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)が9月27日に最終回を迎えた。平均視聴率は32.7%で、「半沢ロス」が続出する中、ネットではもう一つの“ロス”を嘆く声も。前作で半沢の同期の近藤直弼役を演じた滝藤賢一(43)だ。《今シーズンでひとつだけ残念だったのは同期の滝藤賢一が出てこなかったこと》《最終回くらい、近藤に出て欲しかったなぁ》《次回作があれば、近藤役の滝藤賢一さんに戻ってきてほしい》《最高だった。ただ、近藤が出てこなかったのが心残り》《やっぱり最後は同期の近藤が出てきてほしかったなぁ》《近藤の活躍も見たかった…。半沢直樹3を待とう》滝藤演じる近藤は、半沢、渡真利忍(及川光博・50)の大学時代からの親友で、「東京中央銀行」の同期。前作では半沢と共に銀行内の不正を明かすために戦うという、ドラマの鍵を握る重要なキャラクターだった。しかし、今シーズンの出演者欄に滝藤の名前がなかったため、ファンは不安と期待を込めてドラマを見進めていた。今シーズンの第1話では、「シンガポールに長期出張中である」という説明もあったが、「もしかしたら最終回に出演するのでは」と期待していたファンも多かったため、ネット上では残念がる声も多かった。そんな滝藤を本誌は目撃していた。8月下旬、都内の公園で滝藤はスチールの撮影をしていた。紫色のキャップに黒のタンクトップ、オレンジ色のジャージにレザーのローファーという派手な出で立ちで炎天下の公園で長時間の撮影だった。大きな蜂にたかられて慌てたり、うんていで筋トレするを姿をスタッフに披露していた滝藤。公園に居合わせた子連れの女性にもにこやかに会釈をしていて、終始和やかな雰囲気。スタッフも「大河俳優なのに……」と思わず口に出すほど、滝藤はスタッフにも周囲にも気遣いを見せていたのが印象的だった。そんな滝藤が今回の『半沢直樹』に出演しなかった理由について、滝藤の所属事務所は「他のスケジュールの都合のため」と語った。芸能プロダクション関係者は次のように明かす。「滝藤さんは現在、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に主要人物である足利義昭役で出演中です。さらに年末放送予定のレギュラー出演作『コールドケース3~真実の扉~』(WOWOW)の撮影も抱えています。そこに加えて、コロナ渦で制作が1話間に合わなくなったほど過酷な撮影スケジュールだった今作への出演は非常に厳しかったのでしょう。ただ、滝藤さんが俳優としてブレイクしたのは、やはり7年前の『半沢直樹』への出演がきっかけでした。本人にとっても思い入れの強い作品なので、出たい気持ちは非常に強かったそうですが、『半沢直樹』は連ドラでは類を見ないほど時間をかけ密度の濃い撮影をすることで有名。“自分のスケジュールの都合で他の出演者の方々に迷惑をかけてしまってはいけない”と思われたのではないでしょうか」(前出の芸能プロダクション関係者)ブレイクのきっかけとなった『半沢直樹』。次作での滝藤の「恩返し」をファンは心待ちにしている。
2020年09月30日●先輩からの金言「バカになれ!」を生かして限界突破今年放送されたTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』で新米看護師・佐倉七瀬を熱演し、大ブレイクした女優の上白石萌音。主演を務めたミュージカル映画『舞妓はレディ』(2014)や、ヒロインを演じたアニメ映画『君の名は。』(2016)の主題歌「なんでもないや」のカバーで歌唱力の高さが話題となったが、歌手としても精力的に活動している。アニメ映画『トロールズ ミュージック★パワー』(10月2日公開)では、歌と踊りとハグが大好きな主人公・ポピーの吹き替えを担当し、伸びやかな美しい歌声を披露。自身の才能を存分に発揮した。このたび上白石にインタビューし、ポピー役を演じた感想や、「人生に欠かせない」という音楽への思いを聞いた。また、仕事に対する思いを尋ねると、「向いてないと思うことが多々あります」「常に自信はないです」と驚きの告白。だからこそ努力していると言い、「自信がないのが取り柄です」と語ってくれた。これまでも『君の名は。』などで声優として高く評価されている上白石だが、キャラクターの声を演じるのは今回が初めて。「人間ではない声を演じたことがなかったので、私的には初挑戦のつもりで、どこまで限界突破できるかというのがテーマでした」と明かした。役をつかむには「恥を捨てる」ことが大事だったようで、「(自然に)テンションが上がるのではなく、テンションを上げるのが恥ずかしくて。でも、それを言っていたら始まらないので、スタッフさんと仲良くなって、全部さらけ出すように後先考えずやりました」と語った。また、「バカになる!」ということも意識。これは、舞台『組曲虐殺』(2019)に出演した際、先輩女優の神野三鈴から教わったそうで、「しんどくなって壊れて叫ぶシーンがどうしてもできなくて、三鈴さんに『萌音、バカになれ!』と言われ、『あー!』って変な声を出す発声練習を教えてもらって毎日やっていたら、そのシーンができるようになったんです」と明かし、「自分で『出た!』と思っても、そう思えている時点でできていない。それもわからないくらいになるには、すべてを放り投げるしかないんだなと感じました」と振り返った。舞台で学んだ「バカになる!」を生かし、ポピー役で限界突破。「殻を破るとキャラクターが輝きを放つし、人を巻き込めるんだなと。突き抜けるってすごくエネルギーがいるけど、その分、影響力もあるんだなと感じました」●音楽は「生まれたときから大切で欠かせないもの」本作で、音楽の力も改めて感じたという。「自粛期間中にDVDをいただいて自宅で観て、すっごく元気をもらいました。『Just Sing』という曲は、英語だと『難しいことは忘れて、ただ歌おう。それが今足りてないことだよ』という歌詞で、それを聴いた途端にぷるぷるって震えて、本当にその通りだなと。今必要な作品だなと、すごく感じました」演じたポピーにも共感したそうで、「“歌とダンスとハグが大好き”って超わかる! と思って(笑)。人と触れ合う温かさはこの時期に痛感しますし、しんどいときやどうしようもないときに歌ったら忘れられたりもするし、この子は本質を言っているなって思います」と話した。子供の頃から歌や踊りが好きだったという上白石。音楽への思いを聞くと、「生まれたときから大切で欠かせないもの。素晴らしいなって思い続けています。母が家でピアノを教えていたので常に音楽が流れていて、父も音楽が好きだったので。切り離せないですね」と明かした。初めて仕事として歌ったのは、主演を務めたミュージカル映画『舞妓はレディ』。「オーディションで歌ったのが(起用の)決め手になったと言われたとき、好きなものを初めて認めてもらえたような気がして、すごくうれしくて。歌が仕事になりかけていると感じ、頑張らなきゃいけないと思いました」と振り返る。『トロールズ』でも歌のシーンは特に楽しかったという。「ノリが海外のポップスだったので、徹底的にアメリカのノリにして。外国人のボイストレーナーさんがずっとついてくださったのですが、その方もめちゃくちゃテンションが高くて、褒めながらやってくださったので、歌のシーンのアフレコは楽しくてしょうがなかったです」ポピーの幼なじみ・ブランチ役のウエンツ瑛士と美しいハーモニーも披露。「ウエンツさんとは親交があって仲良くさせていただいていたんですけど、一緒に歌うのは初めてで。アフレコは私が先だったのでウエンツさんの声は聴けず、電話で話した声から『こんな感じかな』と想像してやりました」と明かし、「完成した作品を観たらぴったりハマっていてうれしかったです」と声を弾ませた。●『恋つづ』でブレイクも自信は「なくしていく一方」女優としても歌手としても精力的に活動している上白石。さまざまな仕事に挑戦する相乗効果を実感しているそうで、「1個だけやっていたら気づかなかったことに気づけていると思います。矢印がそれぞれにあり、相乗効果を感じています」と語る。そして、「声優をやることによって、キャラクターの声を決める重要性を知り、それは生身で芝居するときにも生かされますし、歌うことでブレスの大切さを知り、芝居でも一緒だなと思ったり。また、職種によってディレクションの仕方が違い、舞台やテレビ、音楽、それぞれいろんなアプローチをされていて、これは他の仕事にも生かせるなと思ったり、それぞれのお仕事からたくさんヒントをいただいています」と明かした。今後も、演技力・歌唱力を生かして幅広い活躍が期待されるが、将来については「思い描けていない」とのこと。「これまでもいただいたお仕事を全力でやってきて、ありがたいことにいろんなことに挑戦させていただいています。幅を狭めたいとも思いませんし、とにかくこれからもいただいたものを頑張っていこうと。先が見えないからワクワクします」と目を輝かせた。演技の仕事も歌の仕事も楽しくて仕方がないように見えるが、「この仕事、向いてないなと思うことが多々あります。なんで私、今この仕事ができているんだろうって、ふと思うときがあって……」と意外な本音も告白。「何を見ても下手だなって思うし、そもそもあんまり人前に出ていきたくないタイプで(笑)。もちろん、人前に出るのが好きな人ばかりではないと思うので頑張ろうと思うんですけど、常に自信はないですね。基本的にネガティブです」今年は、『恋つづ』で多くの視聴者を魅了。きっと自信になったのではないかと思って尋ねると、「むしろ、なくしていく一方です」と答え、「人に知ってもらえばもらえるほど、大した人間じゃないのになって卑屈になってしまう自分がいて。ついていけていない感じですね」と打ち明けた。だが、「一生自信がなくていいと思っています」とにっこり。「自信がないから、めちゃくちゃ練習するし、準備をするので。それがひとつ私のルーティンみたいになっていて、自信がついたら何もなくなくなってしまう。自信がないのが取り柄みたいな感じです」と語った。■上白石萌音1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞。2011年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』最終回でドラマデビューし、2012年にはミュージカル『王様と私』で初舞台、同年公開のアニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』で声優に初挑戦。映画初主演を務めた映画『舞妓はレディ』(2014)で日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞を受賞した。アニメ映画『君の名は。』(2016)でヒロイン・宮水三葉の声を担当。TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020)で主人公の新米看護師を演じた。2016年には、『君の名は。』の主題歌「なんでもないや」を含むカバーミニアルバム『chouchou』をリリースして歌手デビュー。2020年8月に初のオリジナルフルアルバム『note』を発売した。
2020年09月30日映画『あのこは貴族』が、2021年2月26日(金)より全国公開される。“階層”の異なる2人の女性を描いた最後の青春ドラマ映画『あのこは貴族』は、箱入り娘・華子と、地方から上京し自力で生きる美紀、生きる階層が異なる2人の女性が、東京を舞台に恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた作品だ。原作は山内マリコによる同名小説。『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子がメガホンを取り、20代後半から30代にかけて息苦しさを抱える女性たちの変化を、最後の青春譚として繊細に紡いでゆく。ストーリー東京に生まれ、箱入り娘として何不自由なく成長し、「結婚=幸せ」と信じて疑わない華子。20代後半になり、結婚を考えていた恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされる。あらゆる手立てを使い、お相手探しに奔走した結果、ハンサムで良家の生まれである弁護士・幸一郎と出会う。幸一郎との結婚が決まり、順風満帆に思えたのだが…。一方、東京で働く美紀は富山生まれ。猛勉強の末に名門大学に入学し上京したが、学費が続かず、夜の世界で働くも中退。仕事にやりがいを感じているわけでもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。幸一郎との大学の同期生であったことから、同じ東京で暮らしながら、別世界に生きる華子と出会うことになる。二人の人生が交錯した時、それぞれに思いもよらない世界が拓けていく―。門脇麦×水原希子出自も階層も異なるヒロインを演じるのは、幅広い活動で注目を集める2人の女優。東京生まれの箱入り娘・華子は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」や『さよならくちびる』でヒロインを演じる門脇麦。地方から上京し、自力で生きる美紀は、女優のほかモデル・デザイナーなど幅広く活躍する水原希子が演じる。また、2人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎に、『アンダー・ユア・ベッド』主演の高良健吾。華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子に『人数の町』に出演する石橋静河が抜擢。さらに、美紀の地元の友人で、同じ名門大学に入学する平田を山下リオが演じる。【詳細】『あのこは貴族』公開日:2021年2月26日(金)監督:岨手由貴子脚本:岨手由貴子出演:門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオ、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種、銀粉蝶原作:山内マリコ「あのこは貴族」(集英社文庫刊)配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ
2020年09月27日’21年より放送されるNHK大河ドラマ『青天を衝け』は、日本資本主義の父といわれ、’24年に刷新される新1万円札の顔、渋沢栄一の生涯が描かれる。9月5日、序盤の舞台となる埼玉県内の鎌形八幡神社でロケが敢行された。渋沢を演じるのは、キリッとしたちょんまげ姿も麗しい吉沢亮(26)。「周りの空気のきれいさとか清さを感じながらお芝居することができているので、のびのびと楽しく演じています。(渋沢栄一が)こういった場所で生まれ育ったことを考えると、穏やかな広い心を持った方だったのではないかと感じます」(吉沢・以下同)早速役にシンクロしている様子。クランクインは7月下旬で、新型コロナウイルス感染症対策をとりながら鋭意撮影が進められている。「現場の雰囲気もすごくよく、空気感もつかめてきたような手応えがあるので、いい方向に進んでる気がしています」大河ドラマ初出演にして主演となった吉沢のフレッシュな活躍に期待したい!「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月27日三島由紀夫が残した4作品を、4人の演出家が舞台化する企画公演『MISHIMA2020』が9月21日(月・祝)に開幕する。戦後の日本文学界に鮮烈な爪痕を残した作家、三島由紀夫。壮絶な最期に多くの人が言葉を失った日から、ちょうど50年の月日が流れる。半世紀を経てもなお、多くの読者を魅了してやまない彼の作品を、大いにフィーチャーした企画公演が行われる。タイトルは『MISHIMA2020』。ここに集結したのは、三島作品に影響や刺激を受けながら創作を重ねる新進気鋭の演出家4名だ。全員が、三島の死後に生まれた世代。現代の感受性で三島作品を読み解き、舞台の上でそれを視覚化させる。日程を前後半に分けて、2作品ずつ上演する今回の試み。前半日程では野上絹代が手掛ける『橋づくし』と、長久允が手掛ける『憂国』を上演。後半日程は加藤拓也が手掛ける『真夏の死』と、熊林弘高が手掛ける『班女』を上演する。野上絹代作・演出『橋づくし』出演左から伊原六花井桁弘恵野口かおる高橋努長久允作・演出『憂国』(『(死なない)憂国』) 出演左から東出昌大菅原小春出演陣も実に個性豊かだ。『橋づくし』では、『ウエスト・サイド・ストーリー』でヒロイン・マリア役に抜擢された伊原六花が悲願の舞台に上がる。『憂国』では東出昌大と、NHK大河ドラマ『いだてん』で圧巻の演技を見せたダンサー・菅原小春が共演。『真夏の死』では数多の映画やドラマできらめく存在感を見せる中村ゆりと、劇団「ハイバイ」での怪演が光る平原テツが相まみえ、そして『班女』では、ありとあらゆる劇世界を軽やかに渡ってきた麻実れいと、ジャンルを超えて確かな実力を発揮する橋本愛、NHK朝の連続テレビ小説『エール』でも誠実な演技を見せた中村蒼が顔を揃える。なお、9月21日(月・祝)と27日(日)、PIA LIVE STREAMでのオンライン配信も決定。クリエイティブディレクターの鈴木健太と、アートディレクター・グラフィックデザイナーの田中せりによる、こだわりの映像に期待が集まる。公演は9月27日(日)まで日生劇場にて。加藤拓也作・演出『真夏の死』(『summer remind 』)出演左から中村ゆり平原テツ熊林弘高作・『班女』近代能楽集より 出演左から麻実れい橋本愛中村蒼三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』・『橋づくし』/『憂国』9月21日(月・祝)17:00・22日(火・祝)12:00、16:00・『真夏の死』/『班女』 近代能楽集より9月26 日(土)18:30・27日(日)12:00、16:00会場:日生劇場ライブ配信日程『橋づくし』/『憂国』:9月21日(月)20:00『真夏の死』/『班女』:9月27日(日)16:00PIA LIVE STREAMにて各公演2日後の23:59までアーカイブ配信あり(視聴券は各公演2日後の20:00まで販売)文:小川志津子
2020年09月20日『今日から俺は!!劇場版』から『MOTHER マザー』などまで幅広い作品で強烈な印象を残す仲野太賀の主演作『泣く子はいねぇが』。この度、そんな仲野さんの演技力が光る新たな場面写真を入手した。2014年『ガンバレとかうるせぇ』で、ぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)&観客賞をW受賞し、釜山国際映画祭など数多くの国内外映画祭で評価された、佐藤快磨監督の劇場デビュー作にして完全オリジナル脚本となる本作。その主演に起用されたのは、興行収入50億円を突破する大ヒット中の映画『今日から俺は!!劇場版』をはじめ、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や映画『桐島、部活やめるってよ』などの話題作にも多数出演、カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品された河瀬直美監督『あん』にも参加し、作品ごとにインパクトを残し続けている。また、今年だけでも主演作『静かな雨』、『#ハンド全力』『MOTHER マザー』『今日から俺は!!劇場版』『僕の好きな女の子』『生きちゃった』と多く映画に出演している。さらに先日、「南海キャンディーズ」山里亮太の著書「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」のドラマ化でも主演することが発表され、話題を集めている。今回解禁となる場面写真では、仲野さん演じる主人公たすくが、ナマハゲの祭りを前に何か思い詰めたような表情を見せている。そんな真剣な表情から一転、海が背景の写真では慌てて手に持ったウニをポケットに詰めるコミカルな表情も。そんなたすくの頼りなさが、そして兄・悠馬役を演じた山中崇と笑いあっているシーンでは和やかな空気で、しっかりと伝わってくる。周囲の空気感も変える唯一無二の演技力を魅せる仲野さんの魅力が、本作では余すことなく発揮されているといえそうだ。『泣く子はいねぇが』が11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開©2020「泣く子はいねぇが(仮)」製作委員会
2020年09月19日三谷幸喜が脚本・演出を手掛け、香取慎吾が主演するAmazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」。この2人のタッグは20年以上、NHK大河ドラマ「新選組!」や映画、舞台など各方面に及ぶ。本作では“1話30分を長回し”で撮影するこれまでにない手法が取られたが、2人の信頼関係がうかがえるエピソードが明らかになった。撮影現場に観客を入れ、舞台でもテレビドラマでもない、全く新しい形のライブ感が特徴となっている本作。三谷さんと香取さん、2人で築き上げた深い信頼関係があったからこそ、誰も見たことがないエンターテインメントが完成した。“1話30分を長回し”で撮影する手法が取られ、キャストたちは絶対にミスが許されない状況で撮影は進行。しかし、あるとき、三谷さんは香取さんに“アドリブでプリンを食べる”という演出を、本番中に突然お願いしたという。それでも、「プリンがあるのを知らなかったのですが、振り返ったらあったので、きっとこれを食べるんだろうと思いました。『え?』とは絶対に言えないですから」と、驚異のアドリブ力を発揮した香取さん。三谷さんは絶大な信頼を寄せているからこそ、だったそうで「僕が多少無理な注文をしても、決して『どうしてそれをやらなければならないのですか』と聞き返すことがない。なぜそれが必要なのかを彼はすべて分かっている。もっと言うなら、僕がお願いする前から、彼も同じことを考えていた、そんな気さえするのです」と明かしており、2人の信頼関係があったからこそ生まれたシーンとなっている。本作は世界に向けた配信のドラマシリーズ。舞台と映像を融合させた手法など、三谷さんにとっては新たな挑戦作となるが、本作が無事に完成したのも香取さんの存在があったからに違いない。Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」は9月18日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年09月16日女優の芦名星さんが14日、亡くなったことが分かった。36歳だった。所属事務所のホリプロが同日、公式サイトを通じて明らかにした。同社は、「本日9月14日午前に、弊社所属の女優芦名 星(享年36)が、自宅で亡くなりました」と報告。「お世話になった関係者の皆様、ファンの皆様にこうしたご報告を差し上げることは大変辛く、悲しく、残念でなりません。大切な仲間の突然の訃報に接し、所属タレント・社員共に、今はまだ現実を受けとめることすら出来ない状態です」とつづった。「詳しい状況は現在調査中」とし、マスコミに向けて、「ご家族の深い悲しみにご配慮いただき、取材等をご遠慮下さいますよう、切にお願い申し上げます。今後の取材に関しては弊社を窓口とさせていただきたく存じます」と呼び掛け、「芦名星に対する生前のご厚情に心より感謝申し上げますとともに、皆様とともに心からご冥福をお祈りしたいと思います」と悼んでいる。芦名さんは女優として活躍し、2013年には『八重の桜』でNHK大河ドラマ初出演。近年もドラマ『W県警の悲劇』(19・BSテレ東)、『大江戸スチームパンク』(20・テレビ大阪)、『テセウスの船』(20・TBS)、映画『不能犯』(18)、『検察側の罪人』(18)、『AI崩壊』(20)など数多くの作品に出演した。悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2020年09月14日『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)が8月30日に最終回を迎えた。同作で仮面ライダー滅/滅(ほろび)を演じた砂川脩弥(25)がツイッターでコメントを発表。リツイート数9,806件、いいね数3.1万件(9月10日時点)という多くの反響を集めた。若手俳優の登竜門とされる仮面ライダーシリーズ。近年は、主役ではない相棒やライバルポジションを演じた俳優が人気を集め、番組終了後にブレイクするケースが目立つ。主役ではない、二番手、三番手を演じた俳優にはどのような背景があるのか。ライダー俳優に詳しい映画ライターはこう話す。「彼らの多くは主役のオーディションに落ちた、いわば“こぼれ組”にあたります。そのなかから、サブライダーが起用されるケースが多いのです。主役は、番組のコンセプトそのもので、予め設定されたイメージに合致した人が起用されます。一方でサブライダーは主役より後から登場することが多く、当て書きのような形で、俳優ありきで設定される傾向にあるのではないでしょうか」(映画ライター)最近では、19年『仮面ライダージオウ』に出演し、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で主要キャストとして注目された渡邊圭祐(26)が記憶に新しい。15年『仮面ライダーゴースト』の磯村勇斗(27)、13年『仮面ライダー鎧武』の高杉真宙(24)の名前も、映画やドラマでたびたび目にする。彼らに共通するのは、仮面ライダー出演時に敵にも味方にもなりうるエキセントリックなキャラクターを視聴者に印象づけてきたことだ。また、正義一辺倒になりがちな主役以上に演技派としての芝居が求められたことが想像できる。21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主役を務める吉沢亮(26)も、かつては11年の『仮面ライダーフォーゼ』にてサブライダーである仮面ライダーメテオ/朔田流星を演じていた。「吉沢君は端正な顔だけに目が行きがちですが、『銀魂』でコミカルな演技を見せたと思えば、『リバーズ・エッジ』のゲイの少年を演じるなど幅広い役柄をこなす演技派として、国内外で定評がありました。これまではサブに甘んじてきましたが、ようやく主役に躍り出たという印象を受けますね」(前出・映画ライター)
2020年09月10日また一人、昭和の大スターが8月10日に息を引き取った。日活映画やテレビドラマ『西部警察』(テレビ朝日系)などでの派手なアクションとハードボイルドな演技で一世を風靡した渡哲也さん(享年78)。そんな渡さんの活躍を秘蔵写真で振り返るーー。■’65年『あばれ騎士道』でデビュー主演・宍戸錠さんの弟役でデビュー。父の死の真相をめぐり、密輸組織と対峙するオートレーサーを熱演した。■’66年『嵐を呼ぶ男』撮影’57年に公開された石原裕次郎さんの代表作をリメーク。24歳とは思えぬ眼力で、早くもスターの貫禄!■’74年、退院時に夫人と大河ドラマ『勝海舟』で主演を果たすも、胸膜炎を患い途中降板。8カ月の入院生活を終え、夫人に迎えられて。■’74年、紅白初出場が決定’73年にリリースした楽曲『くちなしの花』が大ヒット。紅白初出場決定を笑顔で報告。■’85年、石原裕次郎さんと渡さんの芸能生活20周年を記念したテレビ番組で。軍団総出演で、『聖者の行進』を大合唱。■’96年、大河ドラマ『秀吉』で信長役NHK大河ドラマ『秀吉』に出演。圧巻の演技が人気で、出番が数話伸びたという逸話が。■’14年、石原軍団を率いて石原プロ2代目社長として、軍団を率いた。この日は、裕次郎さんの二十八回忌法要に出席。作品での型破りな姿とは裏腹に、どんなに自分より若い共演者でも“さん”付けで呼び、インタビューでは「僕より、彼を」と共演者を立てる。大御所と呼ばれてもなお、謙虚な姿で誰からも愛された。仕事への思いも強く、’91年、直腸がんを患い大手術を受けるも、「カメラの前に立てば、体力がないなんて言ってられない」と術後約70日で舘ひろし主演ドラマで復帰。石原軍団との絆も感じさせた。長年、石原プロを支えてきた名俳優のご冥福を、心よりお祈りいたします。「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月20日8月10日に俳優・渡哲也さんは東京都内の病院で肺炎により逝去した。享年78。この数年、渡さんは肺気腫のために苦しんでいた。本誌が渡さんの闘病生活を目撃したのは、昨年4月、東京都内にある病院の前。酸素ボンベの入ったバッグを右手に持ち、バッグからは鼻まで酸素を送るためのチューブがのびていた。通院に付き添い、車の乗り降りを介助していたのは、愛妻・俊子さん(77)だった。ベテランの映画関係者は言う。「俊子さんは大手鉄鋼会社の役員の令嬢で、青山学院大学では渡さんの1年後輩。渡さんの一目ぼれだったそうです。しかし結婚にこぎつけるまでは何年もかかりました。当時の渡さんには大勢の女性ファンがいたため、なかなか公表することができなかったのです。ハワイで2人きりの結婚式を挙げたのは’71年3月、渡さんが29歳のときです」渡さんと俊子さんの結婚生活は49年と5カ月。しかしその間に、渡さんは幾度も病魔に襲われた。48年前の’72年7月には、京都でテレビドラマ撮影中に高熱を出して病院に運ばれた。「その後、俊子さんの伯父が院長を務めていた東京都内の病院に転院します。当時の俊子さんは妊娠中でしたが、病院食が苦手な渡さんのために、自宅で食事を作っては、運んでいたのです。肉体的・精神的負担が大きかったためか、俊子さんは何度も流産の危機に襲われました」(前出・映画関係者)’74年に放映されたNHK大河ドラマ『勝海舟』では主演だった渡さんだが、肋膜炎のため途中で降板。さらに’91年には、直腸がんに襲われる。その大手術後、渡さんは妻・俊子さんへの感謝の気持ちを雑誌のインタビューで語っている。《女房にも助けられました。(6月)二十日に手術して二十八日抜糸があったんですが、直腸をとっていますから猛烈に痛むのです。看護というのは患者と一緒に痛がっていたら絶対にできないんですね。私が痛がっていることは当然わかっている。その上で、一つ次元の高いところで、ある意味では冷静に患者を見なければいけない》(『文藝春秋』’92年2月号)実は俊子さんは、渡さんの入院中に看護法を看護師から直接指導してもらっていたという。’15年に渡さんは、急性心筋梗塞のため緊急手術を受けたが、俳優復帰のためにリハビリのフォローをしたのも俊子さんだった。当時、夫妻の知人は、その奮闘ぶりについてこう語っていた。「渡さんの退院前から、俊子さんは自宅にリハビリ用のマシンを運び入れていました。室内ランニングやウオーキング用のトレッドミルなどです。マシンを使用する運動のほかにも、階段の上り下りもリハビリになりますが、俊子さんはいつも付き添っているのです。もともと食事にうるさい渡さんですが、いまは減塩食になっており、味つけの工夫も大変です。しかし、かつて石原裕次郎さんが解離性大動脈瘤の手術後に、奥さんのまき子さんが作った減塩食の写真付きレシピがあるそうで、俊子さんもそれを参考にしているようです」渡さんと俊子さんのかつての姿について、石原プロモーションで常務取締役を務めていた仲川幸夫氏はこう語る。「渡さんの自宅には松田優作さんや地井武男さんたちも遊びに行っていましたが、もてなしてくれるのは俊子さん。彼女はとっても料理が上手なので。俊子さんは聡明な女性で、渡さんは何でも彼女に相談していました。芸能界以外の人脈も広くて、そこから得た情報を、渡さんに伝え、彼も仕事の参考にしていたようです。ただ俊子さんは、“表”に出ることは一切ありませんでした。渡さんが石原プロの社長を務めていたときも、もちろんプロダクションの経営に口をはさむこともしなかった。渡さんの長年の介護は本当に大変だったと思いますよ。できればお会いしてお悔やみも申し上げたいです……」この数年、石原裕次郎さんも食べたという俊子さん手作りの減塩料理を口にしながらも、渡さんの頭から離れなかった課題が、“石原プロの幕引き”だったという。実は昨年4月、本誌は石原プロの関係者のこんな証言を報じていた。「渡哲也さんが、ついに俳優引退と石原プロモーションの幕引きを決断したのです」当時、渡さん本人に決断の理由などについて取材を試みた。すると渡さんは目をつぶり、数秒間真剣な表情で黙考した後、付き添っていた運転手に、「事務所に連絡するように伝えなさい」と、静かに言い残して、自宅へと戻っていったのだった。だが石原プロの元幹部は次のように語っていた。「石原プロを“自分の目が黒いうちにきれいに終わらせる”というのは、渡さんにとって長年の悲願でもありました。ほかの(勝プロや三船プロのような)“スタープロダクション”のような終わり方にはしたくないということです。渡さんとしては倒産とか分裂とかで、石原裕次郎さんの名前を汚したくない。それが彼の美学なんです。’11年に健康上の理由で社長からは退きましたが、渡さんが決定したとなれば、ほかの社員たちも従います。幕引きを急いでいるのは、渡さんが自分の体調に自信を持てなくなっているからなのでしょうね」しかし俳優たちの移籍先を探す必要もあったからなのだろうか、石原プロが’21年1月をもって解散することが発表されたのは1年後の今年7月17日。“幕引き”を見届けたかのように渡さんが逝去したのは、それから3週間後のことだった。生前、渡さんは妻に「静かに送ってほしいから、自分が死んでも、葬儀などすべてが終わるまでは誰にも知らせないように」と、伝えていたという。その言葉どおり、お別れ会や偲ぶ会の予定もない。“幕引きは静かに”……、石原プロのみならず、自身の人生の終幕にも美学を貫いた渡哲也さん。その傍らにはいつも辛苦をともにし続けた妻・俊子さんがいた。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月18日モデルや女優として活躍している水原希子(みずはら・きこ)さん。妹の水原佑果(みずはら・ゆか)さんもモデルとして芸能界で活躍しており、姉妹そろって「ハーフで美人すぎる!」と話題になっています。そんな2人の母親や、水原佑果さんのDJとしての活躍、インスタグラムのツーショット画像など、さまざまな情報をご紹介します!水原希子の妹もモデル・女優だった!水原希子さんの妹・水原佑果さんの写真がこちら。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram #burberry (⁎ˊ̭ ȏ ˆ̀)۶ૈ #tbsummermonogram ♡ A post shared by (@ashley_yuka) on Aug 1, 2020 at 10:23pm PDT View this post on Instagram ℳℯℴ (´-ω⊂ )✩⡱ @i_am_kiko A post shared by (@ashley_yuka) on May 3, 2020 at 1:33am PDT View this post on Instagram I'm inspired by @studioolafureliasson collection always and forever#sometimestheriveristhebridge ♀️ A post shared by (@ashley_yuka) on Jul 8, 2020 at 7:09am PDT この投稿をInstagramで見る (@ashley_yuka)がシェアした投稿 - 2019年12月月25日午前9時14分PST水原希子さんと水原佑果さんは、アメリカ人の父親と日本生まれの韓国人を母親に持つハーフです。エキゾチックな美貌と抜群のスタイルを発揮し、有名ファッション誌やCMで活躍しています。2019年には、細野晴臣さんの初ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』に、姉妹そろって出演しました。同作は『第32回東京国際映画祭』に招待作品として選ばれています。それにともない、同年10月に開催されたオープニングイベントに水原希子さんと水原佑果さんも参加。以前から細野晴臣さんのファンだと公言していた水原希子さんと水原佑果さん姉妹は、『細野さんのお花』をコンセプトに華やかなドレスでレッドカーペットの上をさっそうと歩き、訪れたファンを魅了しました。【Hot news】水原希子、水原佑果は細野晴臣さんの初ドキュメンタリー映画「NO SMOKING」に出演し、28日東京国際映画祭に参加しました。 pic.twitter.com/WFOW8qUZfy — Kiko Mizuhara 水原希子 (@kikoxxx) November 1, 2019 水原希子の妹、DJとして活躍する水原佑果さんはモデルとして活躍するかたわら、大好きな音楽の知識を生かしたDJやラジオパーソナリティとしても活動しています。2019年10月には『第46回東京モーターショー2019』にて行われたDJ & LIVEイベント『TOKYO MOTOR SHOW MUSIC FES’19』に参加。昨日の #tokyomotorshow2019 にてDJプレイとっても楽しかったな楽しんでくれた皆さまどうもありがとうございました pic.twitter.com/4tTyqIxz3u — (@ashleyukaxx) October 27, 2019 オカモトレイジさんやLicaxxxxさん、チャラン・ポ・ランタンなどの豪華人気DJ、アーティストたちに囲まれ、フリーライブを盛り上げました。音楽活動のほかにも水原佑果さんは、絵を描いたり、動画を編集したりとクリエイティブな才能を持ち合わせており、今後も幅広い活躍が期待されています。水原希子、インスタに妹とのツーショットを投稿国際的に活躍している水原希子さんのインスタグラムは、2020年8月現在、559万以上ものフォロワー数を誇るモンスターアカウントです。同インスタグラムで、水原希子さんは妹・水原佑果さんとの仲よしツーショットをたびたび投稿し、ファンを歓喜させています。2015年10月11日には水原佑果さんの21歳の誕生日をお祝い。幼少期の写真を掲載すると、「2人ともかわいい!」「お人形さんみたい」と絶賛するコメントが殺到しました。 View this post on Instagram Yesterday was my sis @ashley_yuka 21st Birthday❤️ ゆかちゃん誕生日おめでとう✌️ 早く帰ってきてー! A post shared by i_am_kiko (@i_am_kiko) on Oct 10, 2015 at 10:13pm PDT小さい頃からすでに完成された美しさを放っている水原希子さんと水原佑果さん姉妹。仲むつまじい貴重なショットに、日本のみならず、海外のファンからもたくさんの『いいね!』やコメントが寄せられています。また、2016年4月28日には雑誌『Modern Weekly Style』の表紙ショットを公開。 View this post on Instagram @modernweeklystyle with @monimogi & @ashley_yuka ❤️ A post shared by i_am_kiko (@i_am_kiko) on Apr 28, 2016 at 4:04am PDTほかにも、たくさんのツーショットが公開されており、姉妹仲がとてもいいことが伝わってきますね。 この投稿をInstagramで見る i_am_kiko(@i_am_kiko)がシェアした投稿 - 2020年 6月月16日午後9時31分PDT この投稿をInstagramで見る i_am_kiko(@i_am_kiko)がシェアした投稿 - 2019年12月月3日午前1時09分PST水原希子、妹とYouTubeでチョコを作る水原希子さんは2020年1月22日に自身の公式YouTubeチャンネル『Kiko Mizuhara』を開設しています。水原希子 YouTube開設動画同日に公開した初めての動画ではチャンネルのコンセプトを説明。『水原希子が好きな時に撮る』『水原希子が好きなことをする』をテーマに動画を発信していきたいと語っています。2020年2月15日には『Making chocolate for Valentine’s Day with my sister Yuka♡ 』と題し、 妹の水原佑果さんとチョコレート作りをする動画をアップ。姉妹でお菓子作りに必要な材料を買い出しに行くところからスタートし、各々で目当てのアイテムをゲットして見せ合う様子が「素っぽくてかわいい」「プライベート感がたまらない」と話題になりました。水原希子と妹・水原佑果がチョコづくりチョコレート作りのシーンでは過去の恋愛話に花を咲かせつつ、テキパキと工程を進めていきます。そして、仕上げの場面では、水原佑果さんの驚きの過去が明らかに!ある日、部屋を掃除していた水原希子さんが水原佑果さんのノートを大量に見つけたと明かし、「ポエムとかが書いてあった」と暴露しています。佑果ちゃんは本当に整理整頓しなくて。とにかく、何十箱のダンボールから信じられない数のノートが出てきたんですよ。全部1〜2ページだけ書いて、あとは何も書かれていなくて…。ちょっとポエムとかもあるんですよ。「私の心…みたいな」。水原希子/Kiko Mizuharaーより引用思いがけない暴露に水原佑果さんは「見ないでよ」「やめてー」と叫び、照れ笑い。その後、「私の携帯の写真とか勝手に見るもんね」とつぶやき、すっかり気心の知れた姉妹仲をアピールしています。姉妹そろって芸能界で活躍している2人。これからも魅力的な姿を見せてほしいですね。水原希子 プロフィール本名:オードリー・希子・ダニエル生年月日:1990年10月15日出身地:アメリカ テキサス州血液型:身長:1683所属事務所:株式会社KIKOアメリカ人の父親と日本生まれの韓国人を母親に持つハーフとして生まれ、2003年にファッション雑誌『Seventeen』のオーディションに合格。その後、『ViVi』をはじめとする数々のファッション誌にて表紙を飾っている。2010年には映画『ノルウェイの森』で女優としてデビュー。2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』(NHK)に出演。このほか、2014年にはドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)や2015年放送のドラマ『心がポキッとね』(フジテレビ系)などにも出演し、役者としても活躍している。水原希子が『差別』に苦言 自分の『出生』に悩んだ末、見つけた答えは?[文・構成/grape編集部]
2020年08月13日河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から栄えあるグランプリに選ばれた作品『AWAKE』が12月に公開されることが決定した。本作は、2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局(※)に着想を得て、これまで乃木坂46のMVや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英・山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語となっている。主演を務めるのは、2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』での主演が決定している俳優・吉沢亮。日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した『キングダム』の二役など、たぐい稀な演技力で観客を魅了してきた吉沢が、内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一役の複雑な感情の変化を見事に表現。吉沢からは「素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです」というコメントが届いており、さらに本作への期待が高まる。共演には、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派・若葉竜也、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ、昨年第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞し注目が集まる寛一郎。さらに、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら、確かな実力を持つ面々が顔を揃える。※2015年4月11日に行われた将棋電王戦FINAL第5局、棋士VS“AWAKE”戦。開始からわずか49分、21手という異例のスピード決着となった。将棋プログラム・AWAKEの開発者は、元奨励会員という経歴の持ち主。また、棋士の手がコンピュータの習性をついたものであったことから、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した。【吉沢亮】とにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。【若葉竜也】将棋に「まぐれ」や「運」での勝利は⼀切なく、⼰の実⼒だけで闘う棋⼠という⽅々に、昔からすごく惹かれていたので、オファーを頂いて、嬉しかった反⾯、⼤きなプレッシャーもありました。棋⼠から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい⼿。将棋の駒も触った事がない⼀介の俳優が体現するのは、並⼤抵の事ではない、と強く感じました。将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画と⾔うイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない⽅でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない⼈も制作スタッフの中にいて、意⾒を聞きながら撮影したので。そして、⽭盾するかもしれませんが、個⼈的には、将棋映画ではなく、最⾼の⻘春映画だとおもっています。期待してください。【落合モトキ】「うわ!これは頭がキレッキレの役だなぁ、専門用語多めだな~」というのが最初の感想(笑)主演の吉沢さんは是非共演してみたかった役者さんでしたし、周りのキャストの方も実力のある役者さん達ばかりでしたので、これは頑張らないとなと(笑)監督がどんな絵を撮るのか非常に楽しみでしたし、この作品は早くみんなに観てほしい!と台本を読みながらクランクインを待ちわびていました。僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっている物という古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!【寛一郎】AI将棋対天才棋士というのは、今までの将棋映画とは一味違う、少し突飛な設定だなという印象を持ちました。その中で葛藤や苦悩などをうまくエンターテイメントとして落とし込んだ作品になってると思いますし、脚本を読んだ印象でした。吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。【馬場ふみか】私自身これまで全く将棋というものに触れてこなかったので、こんな世界があるんだなと驚きました。将棋がとても注目されている今、私もこれをきっかけに将棋についてすこしでも知ることができるんだなとわくわくしました。とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。【森矢カンナ】きっと前世からの因縁なのかまたは友情なのか、(主人公とライバルの)二人の強い結びつきを感じました。そして将棋を詳しく知らない私でもおもしろくて、一気に読み進めた脚本でした。影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。【山田篤宏監督】「長かったなー」というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分。そして、撮影決定したときもそうだったんですが、実際公開するその日まで、何が起こるかはわからないので全く気は抜かないぞと思っています。吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。『AWAKE』2020年12月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開
2020年08月12日タレントや女優として活躍している橋本マナミ(はしもと・まなみ)さん。その妖艶なルックスから、『平成の団地妻』や『愛人にしたい女ナンバー1』、『国民の愛人』などのキャッチフレーズで知られ、幅広い世代から人気を博しています。そんな橋本マナミさんの若い頃の写真や活躍ぶりなどを紹介します!橋本マナミは若い頃からセクシー度が高かった!橋本マナミさんは1997年、中学1年生の時に『第7回全日本国民的美少女コンテスト』に応募し、見事、演技部門賞を受賞。芸能界入りを果たしています。当時の写真を、橋本マナミさんが2017年4月19日にインスタグラムで公開。 View this post on Instagram 13歳の時のアタシ。 明日の日本テレビ PONで美少女コンテスト13歳当時の様子が流れるかもです。とっても貴重映像です。みれたらみてねっ今年も美少女コンテストが開催されるみたい。 A post shared by 橋本マナミ (@manami84808) on Apr 19, 2017 at 5:50am PDT当時の橋本マナミさんは髪をまとめ、13歳とは思えない色気をただよわせています。10代の橋本マナミさんの姿を見た人からは「若い頃からセクシーだったんだね」「すでに色気がある」といった声が多数寄せられました。また、2013年1月4日に更新したブログでも、13歳の時の写真を公開。「笑顔の作り方がぎこちない」とつづり、当時の心境を振り返っています。笑顔の作り方がぎこちない(^^;;笑とりあえず口角あげるのに必死でした橋本マナミ オフィシャルブログーより引用これほど色気のある13歳は、なかなかいないのではないでしょうか。橋本マナミさんは、2006年にドラマ『下北GLORY DAYS』(テレビ東京系)に出演。同作は下北沢のシェアハウス『ぬーとぴあ』を舞台とした、お色気満載のコメディドラマとして話題になりました。この頃の橋本マナミさんはというと…。後列左から益子梨恵、瀬戸早妃、一太郎、橋本愛実、矢吹春奈 2006年若々しさとセクシーさの両方を感じますね。同作で、橋本マナミさんは主人公・大野優太と同じ予備校に通う浪人生・上原真央役に抜擢。夜はキャバクラ嬢という2面性のある役柄を色気たっぷりに演じ、注目を集めました。2013年1月には、DVD『あなたへ…』の発売記念イベントを開催。イベントでは会場に訪れた多くのファンに囲まれ、嬉しそうな笑顔を見せています。もうこの時には、多くの人が知る橋本マナミさんが完成されている印象ですね。2013年8月26日には映画『ゴーストライダー2』のブルーレイ&DVD発売を記念するイベントに出演。この日も肌を露出させた水着のような衣装で登場し、取材陣をメロメロにしています。左から橋本マナミ、葉加瀬マイ 2013年若い頃からセクシーな橋本マナミさん。プライベートでは結婚し、これからさらなる魅力を見せてくれるのではないでしょうか。橋本マナミ プロフィール生年月日:1984年8月8日出身地:山形県山形市血液型:AB型身長:1683所属事務所:アービング1997年に『第7回全日本国民的美少女コンテスト』で演技部門賞を受賞し、芸能界入り。妖艶なビジュアルを発揮し、『平成の団地妻』『国民的愛人』のキャッチフレーズでブレイクを果たす。その後、グラビアやタレント業だけでなく女優としても活躍。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』(NHK)をはじめ、2018年放送の朝の連続テレビ小説『まんぷく』、2017年公開の映画『光』、2019年公開映画『マスカレード・ホテル』など数々の話題作に出演している。橋本マナミが結婚! インスタの画像が「セクシーすぎる」[文・構成/grape編集部]
2020年08月03日新型コロナウイルスの影響で公開が延期され、初めて冬に公開される最新作『劇場版ポケットモンスター ココ』。この度、ゲスト声優に上白石萌歌と中村勘九郎が決定。ポケモンと人間の種族を超えた親子を演じる。今回、第23作目となる本作は森を舞台に、ポケモンに育てられた少年・ココと、ココを育てた幻のポケモン・ザルードの親子の愛を描き、これまでにないカタチの絆の物語。ポケモンに育てられた少年・ココ役には上白石萌歌。映画『未来のミライ』(2018)では声優初挑戦ながら、4歳の男の子を見事演じ切った上白石さんが、今作ではポケモンと人間の狭間で揺れ動く10歳の少年を演じる。「ポケモンという文化にずっと触れてきたので一緒に育ってきた感覚」という上白石さんは、「メキシコに住んでいた時も、現地の学校ですごく流行っていて、これが日本発信の文化なんだというのを身に染みて実感しましたし、ここまでみんなポケモンが好きなんだというのを海外に住みながらもずっと感じていました」とふり返る。「大人になった今、こんなに深いメッセージが込められていたんだと感じるようになりました。今回私が演じるのは“ポケモンに育てられた少年”ですが、血が繋がっていなくても親子だということだったり、人とポケモンとの絆など、色々なつながりがテーマの作品なのかなと思いました。ザルード役の勘九郎さんはザルードにどう息を吹き込むんだろうと楽しみにしています」と期待を寄せる。そして、そのココを育てた幻のポケモン・ザルード役にはアニメの声優初挑戦となる中村勘九郎。2012年に6代目・中村勘九郎を襲名し、映画『銀魂』(2017)では体を張った演技で幅広い観客の心を掴み、昨年は上白石さんも出演したNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に主演するなど、歌舞伎のみならず、活躍の場を広げる勘九郎さんが、森で見つけた人間の赤ん坊を、森の掟を破って育てる幻のポケモン・ザルードに挑む。『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』を「高校生の時に映画館で観ました」と言い、「昨年公開した『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』も子供たちと一緒に観に行きました」という勘九郎さん。「ゲスト声優に抜擢されたときは、アニメの声優をやりたいとずっと思っていたのに加えて、初めて挑戦する声優のお仕事がこんなに長く愛されている『ポケモン』だというのが嬉しかった」とコメント。「子供が生まれてから、子供を見て学ぶことが本当にたくさんありますが、今回の物語はココを育てながら自分のことも見つけていくザルードの成長物語だと思います。“親子愛”の物語ですが、僕がとても涙もろいので、脚本を読んだ時もずっと泣いていました。歌舞伎俳優は、伝統を代々繋いでいく中で絆が生まれてくるものですが、ザルードも掟を守り続けているポケモンなので、共感できる部分も多くてグッとくるものがありました」と、明かしている。さらに、サトシが訪れる森で最先端技術を研究する「ビオトープ・カンパニー」のゼッド博士役に、今年で連続出演23年目を迎える山寺宏一、さらに女性研究員・カレン役に、今年で13作目の出演となる中川翔子の参加も決定。山寺さんは「ここ数年は、人間の役とポケモンの役を交互に演じさせて頂きましたが、本作で僕が演じるゼッド博士には中川さん演じるカレンが助手としてついているようなので心強い限りです」と語り、「今回も矢嶋(哲生)監督が新しい風を届けてくれそうだなとワクワクしました」と楽しみにしている様子。そして、中川さんは「本作で私が演じるカレンは、私からすると憧れの大人の女性!しかもリケジョ!! 矢嶋監督が描く新しいポケモン映画で、私もたくさんチャレンジしたい」と決意のコメントを寄せた。ストーリー人里から遠く離れたジャングルの奥地。厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、オコヤの森があった。そこで仲間たちと暮らしていた頑固者のザルード(声:中村勘九郎)は、ある日、川辺で人間の赤ん坊を見つける。「ニンゲン、これが…」見捨てられないザルードは、森の掟に反して、赤ん坊をココ(声:上白石萌歌)と名付け、群れを離れてふたりで暮らすことを決意する。ポケモンが人間を育てる生活が始まって10年。ココは、オコヤの森にやってきたサトシとピカチュウに出会う。初めてできた「ニンゲンの友達」。自分のことをポケモンだと信じて疑わなかったココの胸の中に、少しずつ疑問が芽生え始める。「父ちゃん、オレはニンゲンなの?」自分はポケモンなのか?それとも人間なのか?悩むココだったが、ある日、招かざる人間の足音が森に近づいてきて、平穏な日々が一変する――。『劇場版ポケットモンスター ココ』は今冬、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ポケットモンスター ココ 2020年冬、全国東宝系にて公開予定©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon©2020 ピカチュウプロジェクト
2020年07月31日俳優として数多くの作品に出演している、内野聖陽さん。名前の読み方は『うちのせいよう』で、本名は漢字が同じで読み方が違う『うちのまさあき』さんといいます。ドラマ『ふたりっ子』(NHK)でブレイクを果たし、クールなビジュアルで老若男女問わず人気です。そんな内野聖陽さんの若い頃の画像や再婚の噂、子供など、さまざまな情報をご紹介します。内野聖陽、若い頃の写真や活動を紹介!大学は早稲田1993年10月~11月にかけて放送されたドラマ『街角』(NHK)で俳優デビューした、内野聖陽さん。早稲田大学に在籍していた頃は国際的なジャーナリストになることを夢見ており、「いろいろな物を見てみたい」という好奇心を強く持っていたといいます。そんな中で留年が決まり、先輩から「1年遊んでるくらいだったら、芝居の勉強してきたらどうだ」とアドバイスを受け、劇団『文学座』の門を叩くことに。初めは芝居にまったく興味がなかったという内野聖陽さんでしたが、徐々に芝居の世界へとのめり込み、本格的に俳優として活動していきます。1993年に舞台『女たちの十二夜』で舞台デビューを果たした内野聖陽さんは、1996年に出演した朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』(NHK)でヒロイン・野田香子の夫となる森山史郎役を演じ、一躍人気を集めます。1996年に紀伊国屋サザンシアターの公演『ロミオとジュリエット』で初の主役を務めると、1998年には大河ドラマ『徳川慶喜』(NHK)に徳川慶篤役で出演。内野聖陽 1998年1999年には舞台『裸足で散歩』で女優・石田ひかりさんと共演しています。石田ひかりと内野聖陽以降も活躍を続け、2000年にはミュージカル『エリザベート』に挑戦。2002年に舞台『藪の中』、2003年にはシェイクスピア劇『ペリクリーズ』、ミュージカル『レ・ミゼラブル』といった数々の作品に出演し、舞台、映画、ドラマとマルチに活動しています。内野聖陽 2002年写真を見ると、内野聖陽さんは若い頃からとてもイケメンだったことが分かりますね。内野聖陽の現在の姿は?内野聖陽さんは2018年4月から放送されたドラマ『ブラックペアン』(TBS系)に出演。二宮和也(にのみや・かずなり)さん演じる主人公・渡海征司郎と敵対する心臓外科医・佐伯清剛役を好演しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by TBS日曜劇場「ブラックペアン」 4月22日スタート (@blackpean_tbs) on Jun 24, 2018 at 4:00am PDT View this post on Instagram 【第6話放送まであと3時間❗️】 本日放送の6話から国産ダーヴィン #カエサル が登場 佐伯教授も興味津々のようです #ブラックペアン #tbs #内野聖陽 #本日よる9時 A post shared by TBS日曜劇場「ブラックペアン」 4月22日スタート (@blackpean_tbs) on May 27, 2018 at 2:02am PDT作家・海堂尊(かいどう・たける)さんの小説『新装版 ブラックペアン1988』を原作とした同ドラマは、一匹オオカミの天才外科医・渡海征司郎が大学病院を舞台に巨大な組織の不正や疑惑に真っ向から立ち向かっていく様子を描いた、医療エンターテインメントです。物語終盤では、渡海征司郎と佐伯清剛の知られざる過去や対立構造が明確に。内野聖陽さんの迫力あふれる芝居が話題を呼び、高視聴率を記録しています。内野聖陽さんは2019年にドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)に出演し、俳優の西島秀俊(にしじま・ひでとし)さんとW主演を務めました。 View this post on Instagram A post shared by 劇場版「きのう何食べた?」 (@movie_nanitabe) on May 28, 2020 at 8:04pm PDT「きのう何食べた?」をご覧いただいた皆様、いままでありがとうございました!またいつかどこかでお会いできますように! #きのう何食べた ? pic.twitter.com/EnPkePxTCw — きのう何食べた? テレビ東京ドラマ24 (@tx_nanitabe) June 28, 2019 原作はよしながふみさんの同名人気コミック。男性2人が2LDKのアパートに月2万5000円の食費で暮らす様子を描いたドラマで、内野聖陽さんはゲイの美容師・ケンジこと矢吹賢二役を繊細に演じています。これまでは硬派な役柄が多い印象だった内野聖陽さんですが、意外なまでのハマりっぷりが話題になり、原作ファンも「自然すぎる」と絶賛。演技や役作りが評価され、『第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞』主演男優賞を受賞しました。さらにドラマも好評だったことから、2020年1月1日には『きのう何食べた? 正月スペシャル2020』が放送され、多くのファンを歓喜させました。 #きのう何食べた ? 正月スペシャル2020ご視聴頂き、有難うございました見逃し配信もスタート!!BSテレ東では、1月5日(日)夜9時放送!ぜひ何度でも観て頂きたいです #西島秀俊 #内野聖陽 #何食べ pic.twitter.com/IHPQEHAbZv — きのう何食べた? テレビ東京ドラマ24 (@tx_nanitabe) January 1, 2020 内野聖陽は子供がいる?再婚は?内野聖陽さんは2006年に元宝塚のトップスターで女優の一路真輝(いちろ・まき)さんと結婚しました。2人は、2000年に行われたミュージカル『エリザベート』で共演。その後も、同作の再演でたびたび共演し、交際をスタートさせます。そして、2006年7月に婚姻届を提出した2人の間には、同年10月に第1子となる女の子が誕生しました。子供にも恵まれ、順調な結婚生活を送っていたように見えた2人ですが、2011年8月18日に離婚を発表。所属事務所を通じて、FAXで次のように離婚を報告しました。このたび、俳優内野聖陽と女優一路真輝は正式に離婚をすることになりました。本日、役所にて届け出を提出して参りました。結婚時に際しましては、関係各社のみなさま、ファンのみなさま、私たちの友人知人のみなさまよりたくさんの温かい祝福のお気持ちをいただいたにもかかわらず、本当に残念なご報告で申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、家族のこと、それぞれのこれからの道のことを徹底的に話し合った末、今後もお互いに対話を持ちながら、前向きにそれぞれの道で精進して参ろうという結論に達しました。みなさまには、大変ご心配をおかけいたしましたが、内野、一路共々、これからもたゆまぬ努力を続けて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。ファックスにて失礼いたしますが、ご報告のご挨拶とさせていただきます。内野聖陽に新しい恋人は?一路真輝さんと離婚後の2019年5月、内野聖陽さんの熱愛が報道されました。相手は17歳年下の女優・小山あずささんで、交際期間は1年以上になるとのことです。小山あずささんは2010年に『首都大学東京大学院理工学研究科』を卒業。在学中に、抗菌ペプチド遺伝子の分子進化について論文を発表したこともある『理系女子』として知られ、身長173cmの長身美女です。大学卒業後の2011年から2012年まで、俳優・仲代達矢(なかだい・たつや)さんが主宰する『無名塾』に在籍。そこから女優としてのキャリアをスタートさせ、数々のドラマや舞台で活躍しています。内野聖陽さんも交際を認める発言をしているといい、真剣交際のようです。若い頃から抜群の演技力を発揮し、俳優界を牽引してきた内野聖陽さん。今後の活躍にも注目です!内野聖陽プロフィール本名:内野聖陽(うちの・まさあき)生年月日:1968年9月16日出身地:神奈川県血液型:AB型身長:1773所属事務所:スターダストプロモーション1993年にドラマ『街角』(NHK)で俳優としてデビュー。1996年に出演した連続テレビ小説『ふたりっ子』(NHK)で、一躍人気を集め、2000年にはミュージカル『エリザベート』、2003年には『レ・ミゼラブル』に出演するなど、舞台でも活躍する。その後もドラマ『エースをねらえ!』(テレビ朝日系)や大河ドラマ『風林火山』(NHK)、『JIN-仁-』(TBS系)、『臨場』(テレビ朝日系)、『とんび』(TBS系)など、数多くの映画やドラマに出演。現在も数々の作品に出演する実力派俳優として活躍している。内野聖陽の昔と変わらぬ現在の姿に「かっこいい!」子供のころについて語ったこととは[文・構成/grape編集部]
2020年07月28日7月18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)。同日、市川海老蔵(42)はブログに「言葉がない、」と投稿。Twitterにも《世の中どうなってる、、》とつづり、絶句していた。03年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で師弟関係を演じた2人。09年には「お~いお茶」のCMでも共演していた。「『武蔵』のとき、三浦さんはまだ12歳でした。海老蔵さん演じる宮本武蔵の最初の弟子という役。役柄の関係性もあり、海老蔵さんはとても可愛がっていました。ドライブに連れて行ったり、あんこう鍋を食べに行ったりしたそうです。そんな三浦さんも、『お~いお茶』のCMの頃にはすでに20歳目前。記者会見で『これからも役者を続けていく』と語った彼の成長ぶりに、海老蔵さんも思わず頬が緩んでいました」(スポーツ紙記者)いっぽう三浦さんにとって、海老蔵は憧れの対象だったようだ。「『武蔵』の出演時、海老蔵さんが『NHK紅白歌合戦』の審査員を務めたことで『俳優でも紅白に参加できるんだ!』と三浦さんは感激。そうして紅白に参加することを俳優としての目標にしていました。また結婚に憧れを抱くようになったのも、海老蔵さんがキッカケ。小林麻央さん(享年34)との婚約会見を見て、『この人と結婚しますと自分もいつか言ってみたい』と取材のときに夢を語っていました」(前出・スポーツ紙記者)三浦さんと18年来の関係だった海老蔵。その心痛は察するに余り有る。
2020年07月25日のんと林遣都が初共演、綿矢りさの原作小説を『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が実写映画化した『私をくいとめて』が、今冬、公開されることが決定した。原作は、高校在学中の2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー後、芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた綿矢さんによる同名小説。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子が、ひとりきりでも楽しく生活できているのには訳がある。脳内に相談役「A」がいるのだ。人間関係や身の振り方に迷ったときはもう一人の自分「A」がいつも正しいアンサーをくれる。「A」と一緒に平和なおひとりさまライフがずっと続くと思っていたそんなある日、みつ子は年下の営業マン・多田くんに恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へふみだすことに…。脳内に相談役「A」をもつ31歳おひとりさま・黒田みつ子を演じるのは、『この世界の片隅に』で主人公すずの声を演じて高い評価を獲得、500万回以上再生されたYouTubeドキュメンタリー企画「のんたれ」内の映画『おちをつけなんせ』の脚本・監督・編集・主演などを担当した女優・創作あーちすと、のん。そして、みつ子が恋をする多田くんには、映画『バッテリー』(07)でデビューし、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数多くの新人賞を受賞、近年はNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や連続テレビ小説「スカーレット」、ソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」など話題作に引っ張りだこの実力派俳優・林遣都。監督・脚本は、『恋するマドリ』で劇場長編デビュー、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』や、ドラマ「捨ててよ、安達さん」、映画『甘いお酒でうがい』などを手掛け、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子。31歳おひとりさまと年下男子による、あと1歩近づけないむずがゆい恋模様を描き、わかりみが深すぎる!!(=共感度が高めの)崖っぷちロマンスを誕生させた。林遣都、初共演・のんは「よーいスタートで目の色が変わる」のんさんは林さんに対し、「肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました」とコメント。「林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました」と初共演に臨んだ様子。大九監督の脚本では「みつ子が大切にしているおひとりさま」に最も心打たれたと語り、「おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかった」と振り返り、「考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい」と表現する。また、林さんはのんさんについて「お芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象」と語り、「よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました」と振り返ってコメント。「お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます」と手応えをのぞかせる。「綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみに」していたそうで、「大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました」と、どこか名残惜しそう。大九監督はそんな2人それぞれに、「のんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います」「林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに『はい』と言ってやって下さって素敵」と絶賛を惜しまない。さらに実写化に際し、「綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です」と打ち明けた。そして、以前も小説が映画化(『勝手にふるえてろ』)された原作者の綿矢さんは、今作でも「大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました」と言う。「映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません」と、2人が演じたみつ子さんと多田くんに期待を込めている。『私をくいとめて』は今冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月22日綿矢りさの小説『私をくいとめて』を、のんと林遣都で実写化した同名映画が、2020年冬に公開されることが決定した。高校在学中の2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞し、デビュー後も芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた小説家・綿矢りさ。『私をくいとめて』は、30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子が主人公。彼女には脳内に相談役「A」がいるという設定で、みつこは人間関係や身の振り方に迷った時はいつも、もうひとりの自分「A」に相談していた。そんなある日みつこは年下の営業マン多田くんに恋心を抱き、ひとりきりの生活から抜け出して、一歩前に踏み出す。そんな31歳おひとりさまと年下男性によるラブロマンスを、『恋するマドリ』で劇場長編デビュー以降、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』などで、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子監督が描く。脳内に相談役「A」を持つ31歳おひとりさまの黒田みつ子を演じるのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』で第38回ヨコハマ映画祭「審査員特別賞」を受賞した女優兼、“創作あーちすと”のん。みつ子が恋をする多田くんには、映画『バッテリー』でデビューし、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数多くの新人賞を受賞、近年ではNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』や、ソーシャルディスタンスドラマ『世界は3で出来ている』など、話題作に出演する実力派俳優・林遣都が務める。本作は2020年冬に公開予定。主演を務めるのんは、「考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに観ていただきたいです」とコメントしている。●のん(みつ子役)・林遣都との初共演について肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました。林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました。あと、林さん直々に並んで買ってきてくださったおすすめのクッキーサンドを現場で配っていらっしゃって、すごく優しい方なんだなと思いました。クッキーサンド、美味しかったです。・脚本を読んだ時の感想面白かった。楽しいセリフが沢山で、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアが滲んでいて、どうやって解釈しようか……と嬉しくてニヤニヤしながら読みました。一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに観ていただきたいです。●林遣都(多田くん役)・のんとの初共演についてお芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象でした。人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました。ご一緒できて楽しかったです。・脚本を読んだ時の感想綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。不器用な人間同士のピュアな心の模様を大九さんがどのような演出で繋げていくのか。あまり特徴が多いとは言えない自分の役どころにどのような膨らみが生まれるのか、楽しみな要素が沢山ありました。大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました。完成を心待ちにしています。●監督:大九明子・『私をくいとめて』を実写化しようと思ったきっかけ読んでみてびっくり。主人公がもうしっかりと脳内で会話してるじゃないですか!Aとか名付けちゃって!「私をくいとめて」は、綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です。・初タッグののん、林遣都の芝居の印象についてのんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います。林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに「はい」と言ってやって下さって素敵。●原作:綿矢りさ・実写映画化の話を聞いて映画化のお話を伺ったときは、大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました。以前に自著を映画化していただいたとき、主人公だけでなく、物語上のすべてのキャラクターたちが、本当に実在するようにリアルで、それでいてコミカルに描かれていたのが、驚いて忘れられなかったからです。本作は想像力のたくましい女性が主人公の話で、彼女はたくさんの人と関わることを無意識に恐れています。映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません。お二方の過去の出演作品を見ながら「こんな素敵な方々が、あのけっこう地味な、いやかなり地味な、みつ子さんと多田くんになるなんて」と信じられない気持ちでいます。映画『私をくいとめて』2020年冬ロードショー
2020年07月22日《慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています》と意気込んだ草なぎ剛(46)。7月10日、’21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』への出演が発表。同作は吉沢亮(26)主演で、幕末から明治を舞台に“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一を描く。「草なぎさんが演じるのは、主人公の渋沢を重用する、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜。大河ドラマは盟友・香取慎吾さん主演の『新選組!』(’04年)に1回友情出演して以来、実に17年ぶり。しかも本作は、渋沢と慶喜の2人の人生が並行して展開していくことも明らかになりました。草なぎさんの役どころは“準主役級”と言ってよさそうです」(スポーツ紙記者)草なぎが意気込むのも無理はない。大河ドラマどころか、地上波の連続ドラマ出演自体が、ジャニーズ事務所在籍中の’17年に主演した『嘘の戦争』(フジテレビ系)以来、約4年ぶりのことなのだ。「’17年9月の退所以降も映画や舞台の主演は数々務めています。役者としての評価は高く、彼を起用したい制作陣はテレビ界にもたくさんいる。“本格復帰”と言っていいのでは」(テレビ局関係者)発表前日の7月9日は、草なぎの46歳の誕生日。“地上波俳優復帰”は何よりのプレゼントとなったことだろう――。実は誕生日当日、草なぎの姿を本誌は目撃している。雨がそぼ降る夕方、草なぎは都内の自宅マンションに愛車で帰ってきたところだった。愛犬のフレンチブルドッグ・クルミちゃんと、子犬1匹が同乗していた。「以前からクルミちゃんの子供が欲しいと熱望していた草なぎさんですが、昨年末に“お見合い”に挑戦。3月末、無事3匹出産したそうです。『さすがに4匹買うのは大変』と、2匹は人に譲り、残った1匹をレオンくんと名付けてかわいがっていますよ」(芸能関係者)誕生日の夜は“新しい家族”と自宅で穏やかに過ごしたのだろうか。大河ドラマの撮影に向けて“役者モード”に入っているのでは、と前出の芸能関係者は続ける。「草なぎさんは、“いちばんの役作りは早く寝ること”と話していたこともあるほど体調管理に気を配っています。睡眠をきちんと取って自律神経を整えないと滑舌がよくならないとも話していました」ちなみに草なぎの誕生日は、芸能界の恩人であるジャニー喜多川さん(享年87)の命日と同じ日だ。「『ジャニーさんの教えを胸に抱いてエンタテインメントの世界を歩んでいきたい』と舞台挨拶で涙ぐむ姿を見せるなど、思い入れは強いです」(前出・芸能関係者)誕生日に恩人の命日。そして控える大役という節目が重なって気持ちを新たにしたことだろう。役者・草なぎの本領発揮が期待される。「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月22日