2007年の発売以来、世界でも人気を集めるナゾトキゲーム「レイトン教授」シリーズを映画化した『レイトン教授と永遠の歌姫』。本作が12月19日(土)に公開初日を迎え、レイトン教授役を務めた大泉洋をはじめ、堀北真希、水樹奈々、相武紗季ら声優キャストと監督の橋本昌和が舞台挨拶に登壇した。女性キャスト陣の熱狂的なファンを始め、ほぼ男性で埋め尽くされた客席を前にした大泉さんは、「ここまで男性が多い舞台挨拶は初めてで、あらためて自分の人気に驚いてます」と勘違いモード全開、笑顔のアピールで男性たちの「かわいい〜!」という声援を集めた。来週のクリスマスに因んで、この日キャスト全員に「一番思い出に残るプレゼント&今年欲しいプレゼント」が聞かれたが、最近、母親からゴルフウェアをもらったという大泉さんは、「お母さんのセンスって恐いから『地味なものにしてくれ』とお願いしたら、その後テーブルに置いてあって。それが恐ろしく派手なジャージで!」と衝撃のプレゼントを告白。「では今年は?」との質問には「もうちょっと地味なウェアがあれば」と即答し会場を沸かせた。大泉さんと一緒に、シリーズを通じてルークの声を担当してきた堀北さんは、「3年前に初めて声優に挑戦したときは、声のお芝居が本当に出来なくて苦しみましたが、シリーズをいっぱい重ねてこうしてスクリーンでレイトン教授とルークの活躍を見ることができて嬉しいです」と喜びの挨拶。先のクリスマスに関する質問には、「クリスマスの日に、友達にプレゼントとしてツリーをあげたことがあって。1日しか使えない物をあげてしまうという失敗をしたことがあります」とかわいらしいエピソードを披露した。では今年欲しいものはというと「門松が欲しいです」と断言。すると、すかさず大泉さんが「明日のスポーツ新聞に『堀北、門松欲しい』って書かれるけど大丈夫?」とツッコミを入れ笑いを誘った。同じ質問に、水樹さんは「うち、すごく寒くて夜になると10℃以下になるんですよ。寒くて眠れないので、暖房が欲しいです」とプレゼントを懇願。するとここでも大泉さんが「貰うの待たないで早く買ったほうがいいですよ!切実ですよ、心配だな」とお節介。残る相武さんにとっての最高のプレゼントはというと「友達が作ってくれたケーキ。すごく美味しかったので思い出に残ってます」とのこと。今年も「プレゼントよりも美味しいケーキが食べたい」と、自称“食べる専門”という意外な素顔を堂々とさらした。さらにクリスマスに因んで、レイトン教授役の大泉さんに「サンタクロースの故郷と言われる国はどこ?」という“ナゾトキ”が課せられたが、これには「私はその国でサンタと写真を撮りました」と自信満々の大泉さん。見事、答えを当てると後方のクリスマスツリーに「大ヒット」の文字が出現し、作品の門出をお祝い。そして最後に、大泉さんは「この封切りが終わってしまえば、真希ちゃんや紗季ちゃんや奈々ちゃんにもう会うこともないと…。せっかく仲良くなったのに」と女性陣を見回すも三方の賛同を得られず、また勘違い?それでもめげずに「またみなさんをテレビで見るだけかと思うと寂しいので、早いとこ最新作を作っていただいてみなさんにお会いできる日を楽しみにしてます」と続編を切実に願っていた。キャスト陣が口を揃えて、ゲームとは違う、謎解きとストーリーの魅力に太鼓判を押す『レイトン教授と永遠の歌姫』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:レイトン教授と永遠の歌姫 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 LEVEL-5/Team Layton The Movie■関連記事:大泉洋、独演会!「謎が邪魔」発言の火消しに学歴詐称&市村正親に挨拶するも撃沈人気のナゾトキゲームが映画化!『レイトン教授と永遠の歌姫』試写会に15組30名様ご招待
2009年12月19日全世界で790万本を超える出荷数を記録している人気ゲームソフト「レイトン教授」シリーズが待望の映画化!12月1日(火)に『レイトン教授と永遠の歌姫』の完成披露試写会が早稲田大学大隈講堂にて開催された。声優を務める大泉洋、堀北真希、渡部篤郎、相武紗季、水樹奈々、そして橋本昌和監督に「レイトン」の生みの親とも言うべき日野晃博が登場した。さらに、ゲーム最新版の新たな声優として市村正親の名が発表され、本人も登場。「レイトン」ファンで埋めつくされた会場は大きな盛り上がりを見せた。司会を務めるLiLiCoが「英国紳士の…」とレイトン教授の紹介を始めると、“英国紳士”という言葉と大泉さんを見比べて、会場からはクスクスと笑いが!これには大泉さん「何を笑ってるのか意味が分からない!」と憤然。声優陣と並んで、この日はレイトン教授と少年・ルークの着ぐるみも登場したが、大泉さんは「頑張って出ているのに着ぐるみの方が明らかに声援デカかった」とぼやき、会場から着ぐるみに対して再び大きな拍手が沸き起こると「(着ぐるみの)彼だってアルバイトで来てるわけで…」とブツクサと語り、会場は笑いの渦に包まれた。さらに、先日行われたゲームの最新作の完成会見の際に、大泉さんが「ストーリーを楽しみたいのに謎が邪魔」と発言したことが話題となっていたが、これについて指摘されると大泉さんは必死に弁解!「口は災いの元と思い知らされました。僕は、『誤解を恐れずに言えば』と断った上でそう言ったんですよ!でもそういった表現を伝えずに新聞で“大泉失言”とか“大泉反省”とか書かれまして…。僕は、自分が謎が解けないので、謎が邪魔と…」と、ここでルーク役の堀北さんが「大丈夫だから」と優しい口調で大泉さんを止めに入り、客席からさすがルーク!と拍手がわき起こった。それでも、大泉さんの独演会は止まらない。会場の早稲田大学について尋ねられ「ここに来るのは在学中以来ですね。寝ても覚めてもここで…いろんなゼミを受けました。よく先生に怒られましたね。『コラッ、寝てるな』とチョーク投げられました」と嘘を並べ立て、「これで明日はまた“大泉学歴詐称”とか書かれるんですね」と自虐的に笑った。やっとのことで大泉さんの挨拶が終わり、続いてマイクを握った堀北さんは「こんなに楽しそうな大泉さんは初めてです」と笑いつつ「ルークとは18歳の頃からの付き合いですが、こうしてみなさんに愛されて、映画にまでなって嬉しいです」と語った。続いて、オペラ歌手のジェニスの声を演じた水樹さん。NHK紅白歌合戦への初出場が決まったばかりとあって、会場からは「おめでとう」という言葉と共に嵐のような祝福の拍手が贈られた。水樹さんは「ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべ「“レイトンファミリー”の一員になれて嬉しいです。自分もゲームをやってましたが、まさか自分が出演できるなんて!という気持ちでした。ストーリーが本当に面白くて、ハラハラしながら演じて楽しかったです」とアフレコをふり返った。そして、レイトンの助手のレミ役の相武さんは「(ゲーム版の)セカンドシリーズを通してレミの声をやらせていただくことになって、どんな風にレイトン教授とルークとに絡んでいくのか?と楽しみでした。アクションシーンもあったり、いままでにやったことのないことをやらせてもらえて、刺激をいただいたアフレコでした」と充実した表情で語った。渡部さんはレイトン教授の宿敵、デスコールの声を担当。渋〜い声で「渡部でございます。普段は俳優業をやっております。…ですのでプロの声優ではないので、少々のことは目をつぶっていただけるかと」とニヤリ。そして「監督は柔らかそうな雰囲気の方に見えますが、とても厳しくて、鍛えられました」とアフレコの様子を明かしてくれた。実は、以上の登壇陣のイニシャルをアルファベットで並べ替え、“I”の一文字を加えると「WHO AM I?(=私は誰?)」という文章になる。そしてこの日、ゲーム版のセカンドシーズンで重要な役割を担う新たな登場人物の声を担当する、イニシャル“I”の人物が初めて明かされた。その人物は…市村正親さん!日野さん曰く「このセカンドシーズンでレイトンとデスコールの繋がりが明らかになりますが、この2人と深く関わる大きな存在であり、2人が意識しないといけない、ボスのような存在。ある意味で怖い人物であり、ある意味で父のような人物」とのこと。市村さんは「“I”の市村です。まさか『レイトン』シリーズに参加できるとは思っておらず、非常に光栄です」と笑顔で挨拶した。市村さんの登場に、慌てふためいていたのは大泉さん。舞台俳優として大先輩である市村さんを前に「大泉でございます」と頭を下げ「以前、奥様(=篠原涼子)と一度連ドラでお会いいたしております」とわざわざ語るも、市村さんは「それが何か?」と返し、会場は爆笑に包まれた。『レイトン教授と永遠の歌姫』は12月19日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:レイトン教授と永遠の歌姫 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 LEVEL-5/Team Layton The Movie■関連記事:人気のナゾトキゲームが映画化!『レイトン教授と永遠の歌姫』試写会に15組30名様ご招待
2009年12月02日売上140万部を突破する橋本紡の人気小説を原作に、高校生の少年と病を患った少女の恋を描いた『半分の月がのぼる空』が来春公開となる。原作者の出身地である三重県伊勢市の全面バックアップのもと、オールロケが行われた本作。先日、深川栄洋監督を始め、主演の池松壮亮に忽那汐里、大泉洋が出席しての撮影現場会見が行われたが、その模様がこのたび明らかとなった。物語の舞台となるのは市内の病院。今年5月に公開された『60歳のラブレター』に続いてラブストーリーを手がける深川監督は、「いままで見えなかった伊勢の横顔やうしろ姿を舞台に映画を作っています。大人たちが必ず一回は通ってきた、人のことを好きになるとか、人のために何かをするとか、人のために前に進んでいく、ということが見られる映画です。登場人物が成長していく姿を、ぜひ映画館に足を運んで確かめていただければ、観てくださった方々に特別なものが残るのではないかと思っています」と作品を紹介。さらに、「映画の“額縁”が、中盤からいままでのものと違うものだったんだと思ってもらえるような仕掛けがあります。原作にあるいくつかの感動的なエピソードを拾い上げながら、映画ならではのアレンジで表現しています。いままで観たことがないような映画になると思います」と手応えを口にした。心臓病を患った少女・里香と恋に落ちる主人公・裕一を演じた池松さんは、「限られた時間の中で、裕一という、すごくピュアでまっすぐなキャラクターをどうやって見せていけば魅力的になるのか、本当に難しかったです」と役作りに困難を伴った様子。「原作は何度も読んで大好きですが、映画として面白くするために、裕一というキャラクターを現場で監督と新しく作り上げていきました。伊勢オールロケが出来ることもすごくありがたいと思いますし、土地柄が作品に大きく影響していると思いますので、作品を楽しみにしていてください」と充実した表情を見せた。ヒロイン・里香役の忽那さんは、今回の大抜擢に「本当に心から嬉しいなと毎日思いながら撮影しています」と笑顔でコメント。撮影に向けて不安もあったようだが、「池松さんが私にカメラが向いているときでもきちんとお芝居をして下さって、本当に心強かったです。ありがとうございます」と共演の池松さんに感謝した。里香のことを「幼い頃からずっと病気だったので、不安のピークがずっと続いてる中で、それをあまり見せなかったりするような子だけど、内心はしっかりプライドがある子」と丁寧に説明する忽那さん。「監督やスタッフの方、キャストの方に支えられながら毎日撮影をしています。この作品に関わっている全ての方と、本当にいい作品を作りたいと思っています」と意気込みを見せた。そして、重い過去を背負いながら生きる医師・夏目役でシリアスな演技を見せる大泉さんは、劇中とは裏腹に、「作品のオファーをいただいたときは、マネージャーが『やりました、大泉さん。ついに純愛映画です!』と。『ついに俺にもそういう仕事がきたか!』と思いました。純愛という言葉に非常に魅かれましてですね、胸踊りながら、台本を読んでみたところ、純愛してたのは俺じゃなかった。若い2人だったんです(笑)」とコメント。自身、シリアスな役は久しぶりのようだが、「監督の演出で夏目という人が何倍も深くなっていくんです。わからないことは監督とじっくり話し合い、台本を読んだだけではできない世界観を与えてもらえる。とても安心して任せられるというか、深川監督の世界に浸りながら演じていけるという感じです」と監督に絶大な信頼を寄せているようだ。さらに、「ご飯がおいしいのでダイエットしなきゃいけない僕には辛いです」と伊勢の生活を満喫している様子の大泉さん。「見たところ、のんびりさ加減は北海道に似てるのかな。本当にいい街ですね。勉強の毎日で楽しい撮影を行っています」と笑顔を見せた。『半分の月がのぼる空』は2010年春、全国にて公開。■関連作品:半分の月がのぼる空 2010年春、全国公開© HANBUN NO TSUKI GA NOBORU SORA.ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:大人気ポッキープリンセス・忽那汐里、難病ヒロイン役で池松壮亮&大泉洋と共演
2009年09月02日2003年の発売以来、圧倒的な共感を得て、現在までに140万部を超える累計発行部数を記録している橋本紡の恋愛小説「半分の月がのぼる空」が映画化される。このたび、主要キャストが発表され、主人公の純朴な高校生・裕一と心臓病を患うヒロイン・里香のカップルを、『DIVE!!ダイブ!!』の池松壮亮とポッキーのCMで人気急上昇中の忽名汐里が、そして、哀しい過去を抱えた医師・夏目を大泉洋が演じることが明かされた。原作小説では、橋本さんの故郷である伊勢を舞台に難病に侵された少女と同じ病院に入院した少年の出会いと切なく儚い恋が綴られるが、今回の映画では、原作とは異なる物語が展開され、これまでの“難病もの”とは一線を画す仕上がりになっているとか。キャスト陣の中でやはり注目を集めるのは、第50代ポッキープリンセスとして、はじけるような笑顔が人気の忽名汐里。CMで見せるハツラツとしたイメージを一新、幼い頃から心臓を患う少女を熱演している。忽名さんは「里香は幼い頃からずっと病気だったので、不安で仕方がない、でもちょっと強がってるところがあるような女の子の役。こういった役を演じるのは初めてのことだったので、撮影前まで本当にずっと不安な思いでいっぱいでしたが、監督と役柄についてじっくり話し合い、スタッフ、キャストのみなさんに支えられながら、本当にいい作品を作りたいという思いで撮影に取り組みました」とコメント。さらに「この役が決まったときから、大きな不安とプレッシャーでいっぱいだったので、撮影終了のときには、ホッとした思いと、現場を離れる淋しさなど、いろいろな想いがこみ上げて涙が出てしまいました。今回の役を通じて、いろいろな役を演じることの難しさ、そしてその中から多くのことを学ぶことが出来ました。自分にとっても強い思い入れのある作品です」と心の内を語っている。監督は『60歳のラブレター』のヒットが記憶に新しい深川栄洋。ヒロイン・里香、そして忽名さんについて「病気と向き合わなくてはならない状況の少女の役は、現在に至るまでいろんな人々が演じてきました。(忽名さんは)類型的な役柄に囚われたくない僕の考えを信じて、難しい役を演じきってくれたと思っています。出会う喜び、信じる尊さ、気持ちを伝える難しさ、壁を越えるための葛藤を全身で体感してくれたのではないでしょうか」と称賛を贈り、池松さんとのフレッシュな共演についても「特殊な状況下での2人の結びつきですが、誰もが経験した淡い恋の記憶を大事に世界を作っています。多くの方が自分と重ね合わせ、2人を応援してあげたくなるのでは」と手応えを感じている様子。大泉さんが演じる、過去に苦しみつつも、新たな一歩を踏み出そうとする医師・夏目も物語の鍵を握る重要な役柄。若い2人とどのような絡みを見せるのか注目したいところ。さらに、若い女性を中心に高い人気を誇る阿部真央が主題歌「15の言葉」を担当。因みに、阿部さんはかつてポッキーのCMに楽曲を提供したこともあり、“繋がり”を描く本作にピッタリの組み合わせと言えそう。撮影は原作と同じ伊勢市でオールロケで行われ、今年の6月にクランクアップ。小説、そしてアニメでも人気を博した本作が、果たしてスクリーンでどのような物語となっているのか?『半分の月がのぼる空』は2010年春、全国にて公開。■関連作品:半分の月がのぼる空 2010年春、全国公開© HANBUN NO TSUKI GA NOBORU SORA.ALL RIGHTS RESERVED
2009年08月25日