ルイ・ヴィトンから、メンズ新作バッグ「サックプラ・クロス」が登場します。メゾンの伝統を象徴するモデル「サック・プラ」から着想を得て、エレガントなモノグラム・エクリプス キャンバスと美しいトリオン・レザーで仕立てた新作「サックプラ・クロス」。レザー製の補強ストリップやネームタグなど、「サック・プラ」の雰囲気を感じさせる洗練されたディテールをあしらいながら、使い勝手の良いファスナー開閉式の広い開口部と取外し可能なストラップを備えてアップデートされました。モダンでクラシックなバッグを取り入れて大人なコーディネートを楽しんでみては。サックプラ ・ クロス 29万2,600円 ©Louis Vuitton Malletierサックプラ ・ クロス 34万1,000円 ©Louis Vuitton Malletier【お問合せ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854
2022年04月19日楽しくてワクワクする家設計はある程度自由にしてほしかったので、建築家に対して具体的なリクエストはあまり出さなかったという齋藤さん。とはいえ「楽しくてワクワクするような家をつくってほしい」、さらに「光や風など自然を感じることができるような家にしてほしい」とは伝えたという。建築が好きでインテリアコーディネーターの資格ももつ齋藤さんは、設計を依頼した篠原明理さんに、学生の頃からつくってきたスクラップブックを見てもらったという。好みのインテリア写真などを貼り付けたこのスクラップブックについて篠原さんは「お話をうかがうだけでなく、齋藤さんの好きなものをある程度共有することができたので、大まかなイメージのすり合わせはできていたと思います」と話す。それはRC造の無機質でミニマルなデザインとは方向的には真逆ともいえる、内部に多様な居場所があって、かつまた、植物などがところどころに置かれているような家、といったイメージだったようだ。ロフトレベルからリビングを見下ろす。ダイニング側から見る。大きく開けた南東側の開口からは隣のお兄さんの家の庭が見える。基礎が生活の場まで立ち上がる篠原さんが最初に提出したのはRCの基礎がそのまま立ち上がって生活空間の一部となることを表す模型だった。コンセプチャルな印象も与えるこの模型を見て驚いたという齋藤さん。しかし「とてもワクワクした」という。「料理をする場所やロフトなどへ上る場所、植物が植えられる場所などがつくられていて、設計をお願いしたかいがあったなと思いました。ただ同時にどうなるんだろうという不安もあって、ワクワクと不安がちょうど半々くらいの感じではありました」篠原さんはこの模型案について「基礎からそのまま立ち上げて居場所をつくるというイメージははじめからもっていた」という。そしてその上に載る木造の部分をどうつくりこんでいくかについては、「実際の生活の場面を考えながらここにはこういう場所があったほうがいいだろう」など、齋藤夫妻と打ち合わせを重ねていったという。基礎からそのまま立ち上げたRCの階段。「象徴的なオブジェのようなものにもなっている」と齋藤さんは話す。建築家の篠原さんは左のアーチについて、装飾というよりも「ひとつの強い建築の言語として」とらえているという。打ち合わせ時にはイタリア・ルネサンス期の画家、アントネッロ・ダ・メッシーナの絵画とも関連させて説明を行ったという。洗面所のコーナー部分も基礎からそのまま立ち上げてつくられたもの。このアーチのトンネルは手前側にくぐるとすぐ目の前に吹き抜け空間が現れ、場面を切り替える役割もになっている。スタディコーナーとよばれる場所から奥に洗面所を見る。浴室はその右側につくられている。寝室のコーナー部分にもRCでつくられた場所がある。この梯子からロフトに上がることができる。右がスタディコーナー。「コンセントを上につけてもらったのでわたしはパソコンを持って行って仕事をしたりします。上の子はあそこで宿題もしますが、よくあのコンクリートの上に乗ったりしていますね」(齋藤さん)コントラストのある空間RCの基礎をそのまま生活空間にまで立ち上げるというコンセプトはこの家を大きく特徴づけるものだが、実際にこの空間を体験してみると、南東側に大きな開口が多く取られて、それとは対照的に逆の北西側に濃色の壁がつくられていることが目を引く。南東側の開口部は採光に関するリクエストに応えるほかに、隣に立つ齋藤さんのお兄さんの家の庭を借景として取り込むという役割もになうものだ。篠原さんは逆サイドの壁に濃い目の色を採用する際に、明るい南東側とのコントラストも考慮したという。さらに「木のテクスチャーを使いたいこともあって、ラワン合板にオイルステイン仕上げにすることにした」(篠原さん)とも。壁の色については「色のパターンを7、8ぐらい出していただいて、実際に現場で色見本を見ながら相談しながら決めました」と齋藤さんは話す。ロフト下のキッチンスペースのコーナーも基礎からそのまま立ち上がったRCでつくられている。左の窓ではお隣のお兄さんの家族とカウンター越しに気軽にコミュニケーションを取ることができる。階段側からロフトとリビングを見る。ふだんは大きなハンモックをかけているというロフトスペース。いずれ子ども部屋にすることも考えているという。階段前からリビング、キッチン、ロフトを見る。子どもたちも大いに満喫もう少しでこの家での生活が1年になるという齋藤さん一家。齋藤さんは「やはり家のそこここに居場所ができていますね」と話す。そしてこの「多様な居場所」を大きく享受しているのはお子さんたちだという。「下の子はあのRCの階段のところが好きでよく遊ばせたりしていますし、上の子はテレビのある窓際の台のところに座ってのんびりしたりしていることもあります。奥の部屋に行く途中のスタディルームでは2人で遊んだり本を読んだりもしていますね。あと、上の子は暖かい日にはスタディルームの真上にあるバルコニーで長い時間過ごしています」階段の踊り場は下のお子さんのお気に入りの場所だという。奥さんもRCでつくられた居場所が大いに活用されているという。「寝室の上にあるロフトからバルコニーに出られて、階段を上がったところにあるドアから室内に入ってこられるんです。回遊できるつくりになっているので上の子はぐるぐると走り回ったりもしていて、大人だけではなくて子どももけっこうワクワクしたつくりになっていて、この家を大いに満喫しているのではと思います」と話す。そしてさらに最後にこんなことも話してくれた。「子どもは新しい遊び場所を見つけるのがほんとに上手で大人が思っても見なかった遊びを勝手に開発する。その楽しそうな姿を見るのがとてもうれしいし楽しくて。こういうのも“ワクワクする”ということなんだなと思っています」寝室の上のロフトからバルコニーに出ることができる。階段を上って右側にあるドアからバルコニーに出られるので、バルコニーを介してロフトに行くこともできる。道路側につくられた階段からバルコニーを見る。奥に見えるのが階段を上がった場所にあるドア。バルコニーから道路側を見る。手前左が倉庫のドアで奥がロフトスペースへと通じるドア。「篠原さんには外観はそんなに気にしなくていいですとお伝えしました。外よりも中のほうに重きを置いてもらって、それに付随して外の形がつくられていくというかたちでいいんじゃないですかと」(齋藤さん)「長いスパンで考えると、この土地の扱い方が大きく変わるかもしれない。そのときに今とはまったく異なる様相の空間をコンクリートの部分をベースにしてまた新たに創り出すこともできるのではないかと思います」(篠原さん)齋藤邸設計篠原明理建築設計事務所/office m-sa所在地東京都昭島市構造RC造+木造規模地上1階+ロフト延床面積110.05㎡
2022年03月07日軽井沢高原教会をイメージした天井天井に連なる垂木が美しい、伸びやかな大空間が魅力の福田さん一家の住まい。シンプルだけど個性的な家に住みたいと考えていた福田さんは、設計を駒田建築設計事務所に依頼した。「天井は軽井沢高原教会をイメージして設計していただきました」。その天井の棟木がなんと斜め。床の高さも斜めの3段になっている。さいたま市内のこの土地は交通量のある中山道と細い生活道路が斜めに交差する変形敷地。その敷地に合わせた斜めの意匠だ。「家のどの場所に居ても心地よく、使わない場所のない住まいを作ってくださいました。毎日仕事から別荘に帰ってくるような感覚の住まいは、心からくつろげます。子どもの頃からTV番組の『建物探訪』を見ていたこともあって、家は設計家に頼むもの、と思っていました。土地を探し、建築家に依頼するのは、自分の中では自然な流れでした」このエリアで生まれ育った福田さん夫妻。土地は散歩中に売地の看板を見つけた。「この辺りは土地の売出しがなかなか出ないので、看板を見てすぐに連絡をとりました」天井の斜めの棟木に合わせて、床も斜めの3段のスキップフロアになっている。ご主人は週に2〜3日リモートワーク中。奥様は毎日出勤している。段差は高いところで90cm。低い段差が45cm。45cmを2つ重ね、90cmとしている。サーキュレーターを置く場所には、予めコンセントを設置。天井高は約5m。天井の意匠が美しい。ダイニングテーブルはカリガリスのTOKYO。椅子はカルテルのマスターズと、マジスのスチールウッドチェア。「子どもが大きくなったら、あと2脚、買いたい椅子を考えてあります」90cmの段差の下は子どもたちの格好の遊び場だ。秘密基地を楽しそうに作っている。低いほうの45cmの段差はどこにでも腰掛けられるベンチにもなる。キッチンの扉や収納家具は白で統一。カウンターワゴンを引き出すと作業台になる。拡張性を重視した1階1階は子どもの成長に合わせ、将来的に子ども部屋を2つ作れる拡張性を重視して設計。現在家族全員の寝室として使っている部屋は、将来の分割を考慮して出入り口を2カ所設けている。構造用合板の壁に浮かぶ階段の手すりのシンプルなデザインが美しい。「壁は将来的に色を塗ったり、プロジェクターを投影することも考えています」1階の廊下を広々と感じさせるスケルトンの階段。2階から玄関を見下ろす。福田邸の窓は、室内からサッシ枠が見えず、壁の中に埋め込まれているようなデザイン。現在主寝室として使っているこの部屋は、子どもの個室を2つ作れるように考えられている。子どもたちが覗いているのは、2階の床の段差を利用して1階に光を取り込むスリット。この隙間を通して、2階と1階にいる家族の気配が感じられる。洗面台を共有スペースに洗面台は帰宅時に直行して手洗いできるよう、一般的な脱衣室内ではなく廊下に設置している。「実家で暮らしていた時、誰かがお風呂に入っていると洗面台が使いづらかったので、独立した場所に作りました」脱衣室内にあるガス乾燥機が小さな子どもがいる4人家族の洗濯物を早く強力に乾かす。「洗濯物を干す手間が省けるので家事の時短になります」1階はロボット掃除機がすべて掃除できるよう、段差を無くしている。モノを少なくスッキリと暮らすのも、家の美しさを際立たせ、家事の手間を減らすのに役立つ。「本はある程度たまったらデジタル化して処分します。季節の服は保管サービスを利用しています」帰宅してすぐに手を洗える場所にある洗面台。アイアン製のイスは杉山製作所のワーカー・ラウンジ・チェア。洗面台はスタルクがデザインした大型のDURAVITを選択。ジョエ・コロンボのワゴンに洗面周りの細々としたものを収納している。「収納力があって使い勝手も良く、とても便利です」脱衣室。右手がバスルーム。「洗濯機の上のガス乾燥機はなくてはならないものになりました。洗濯物を干す手間が省けます」手前が将来主寝室として使う予定の部屋。生活道路に面した側を玄関とバルコニーにした。交通量の多い国道に面した側は、窓の位置を高くし、プライバシーを確保している。福田邸設計駒田建築設計事務所 所在地埼玉県さいたま市構造木造 規模地上2階 延床面積95.24㎡
2021年09月13日東京メトロは2月5日、車両のドア位置およびドア幅が異なる列車が運行されている路線へのホームドアの早期設置に向け、ホームドア開口寸法を拡大した2重引き戸式大開口ホームドアを東西線妙典駅に設置して実証試験を実施すると発表した。具体的には、2015年3月7日から9月頃まで、機器運用および通過列車による風圧の影響などについて、実験が行われる。ホームドアは、東西線妙典駅1番線(西船橋方面)のりばの行徳駅方の第10車両位置に1開口分設置される。既存のホームドアと実証実験で用いられるドアの仕様の違いは以下の表のとおり。
2015年02月06日