臼田あさ美、太賀、オダギリジョーで魚喃キリコの代表コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』。11月11日(土)、初日舞台挨拶が行われ、臼田さん、太賀さん、オダギリさん、そしてメガホンをとった『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』などの冨永昌敬監督が登壇、サプライズで太賀さんが劇中歌をギター弾き語りで披露した。公開前より映画評論家や映画ライターから、「ほかの恋愛映画とは一線を画した映画」「冨永監督の最高傑作」「臼田あさ美の堂々した演技は必見」「これまで見たことのない太賀が見れる!」など、反響と呼んでいた本作。都内メイン館・新宿武蔵野館の初回の会場は観客で満席に。映画の上映後、熱気に包まれたままの会場に多くの拍手で迎えられたのは、まず主演の臼田さん。「初日を迎えるまで長い時間がかかった作品です。こうして初日を迎えられて、まるで嘘のようと感じると同時に、『今日が初日なんだ』としっかりと受け止めています」と挨拶した。■太賀とオダギリジョー、どちらを選ぶ?観客の反応は!?臼田さんが演じたのは、太賀さん演じる“せいいち”と、オダギリさん演じる“ハギオ”という対照的な2人の男性の間で揺れ動く主人公“ツチダ”。MCが「どちらが好きか」と映画を観終えたばかりの観客に問うと、多数派の“せいいち”と、少数派の“ハギオ”に分かれる結果に!これを受けた臼田さんは、「私はどっちもイヤですけどね」と会場の笑いを誘い、「私が演じた“ツチダ”は実は、そんな大した女性ではなくて、2人の男性も実はしょうもないけど、男と女はしょうもなくても惹かれ合うものだと思ってます」と、“しょうもない”登場人物について独自の見解をコメント。その後、太賀さん、オダギリさん、冨永監督がステージに登壇し、大きな拍手で迎えられた。太賀さんは「今日はこの映画を観に来てくださって本当にありがとうございます。今日を迎えられて、ホントにホントに嬉しく思っております」と挨拶。続いて、オダギリさんは「劇場の方に、『お客さんは95%が女性』だと聞いたんですけど、結構おじさんもいるじゃないですか」と話して会場の笑いを取ると、「女性ばかりだと緊張するので、安心しました」と挨拶。冨永監督は「今日はご来場ありがとうございます。初日にこんなにたくさんのお客さんに来ていただき、ホントに嬉しいです。ありがとうございます」と満席に感無量といった様子。■原作者・魚喃キリコは「好きにやってくれ」!?本作はもともと、冨永監督と原作者の魚喃氏との旧知の関係性から企画。完成した映画を観た魚喃氏の感想を聞かれた冨永監督は、「すごく喜んでくれました。彼女は僕の少し先輩で、僕からしたら師匠のような存在です。そんな師匠の漫画を映画化することへの緊張があったんですけど、魚喃さんからは『好きにやってくれ』と言われていて、そうして作った作品を彼女がすごく面白がってくれたので、今日初日を迎えられて、こんなに多くの方にご来場いただけて、彼女も喜んでくれると思います」と万感の思いを語った。続いて、数少ない共演シーンについて聞かれた太賀さんとオダギリさん。太賀さんは「オダギリさんと共演するのが楽しみで仕方なかったです。『オダギリさんと絡める』『オダギリさんと一緒にフレームに映れる』という喜びがありました。すごく楽しいシーンでした」と嬉しそうにふり返ってコメント。一方、オダギリさんは「撮影する日に、太賀君が部屋の隅っこでギターを弾きながら待っていて、『おお~すげーな』って思ったことを憶えてます。ギター弾いて待つって、すごくないですか!?もちろん、太賀君が演じていたのはミュージシャンの役なので、誠実な行為だとは思うのですが、あの日はとにかく驚きました」と述懐した。また、印象的なシーンについて聞かれた臼田さんは「光石(研)さんのあの変態っぷりは忘れられません。共演シーンはわずかながら、私の脳裏にこびりついてます」と、本作で“せいいち”を支えるために愛人契約を結んでしまう“ツチダ”の愛人役を演じた光石さんとの強烈なシーンについて言及。その後、「そしてあのラストシーンは、もう…」と最も感動を呼ぶラストシーンについて話が及ぶと、MCから太賀さんがそのラストシーンで披露した歌を唄うことが発表され、会場からは大歓声が起こった。■「なんだが親のような気持ち」の臼田さんを前に、太賀が弾き語り熱唱観客の前で歌を披露するのは今回が初めてという太賀さん。「一生懸命頑張りますので、温かく見守っていただければと思います。ちょっとの間、失礼します」と恐縮気味でスタンバイ。そして、自前のアコースティックギターをつま弾きながら、太賀さんの静ひつでいて、少しビターな歌声が会場を包む。楽曲は、やくしまるえつこが本作のために書き下ろしたオリジナル挿入歌の「ヒゲちゃん」。歌を聞き終えた臼田さんは「なんだが親のような気持ちで見守ってしまいました。太賀君の歌はピュアでまっすぐで、歌にその良さがいつもあるなと思って聞いていました」とその感想を話すと、オダギリさんも「やらせる方もやらせる方ですが、それをやりきってしまう太賀君は、やっぱりすごいですよね。ギターもうまいですし、あんな綺麗な声は普通出せないし、役者にしとくのがもったいないぐらいですよ」と、太賀さんのギターの腕前とその美声に感動した様子だった。最後の挨拶でオダギリさんは、「この作品で、冨永監督とは(『パビリオン山椒魚』以来)約12年ぶりの仕事ができましたし、太賀君や臼田さんからは素晴らしい才能を見せていただいて、とてもいい作品に関わることが出来たと思っております。僕自身の中にもある色んなポイントをくすぐられる良い青春映画だと思ってます」と改めてアピール。続いて「最後の歌のシーンは、それまでの“せいいち”を総括するシーンだと思う」と語る太賀さんは「歌う本番直前に“ツチダ”を目の前にしたときに、『あ、俺はこの人のために歌うんだ』と素直に思うことが出来て、そのことを素直に思わせてくれた“ツチダ”を演じた臼田さんという存在が僕とにとってはすごく大きなものでした」と話し、「すごく濃密な時間を過ごせた」と感謝の意をコメント。そして主演を務めた臼田さんは、「(映画の中で描かれている)日常で生きる3人は、すごく一生懸命だけど、それぞれがしょうもないし、彼らそれぞれが良かれと思ってやったことが、実は、誰のためにもならなくなったりしてって、それらは私たちの日常にもあるなって思っています。でも、それでもふり返るとそんな時間は実は尊くて、すごくキラキラしていてって。私にとって、この映画を撮影していた時間は、まさにそのことを実感していた日々でした」と、当時の充実感を蘇らせたようにコメント。「冨永監督を始め、全てのスタッフ、全てのキャストの皆さんに感謝してます。そして、この場をお借りして、この映画の原作者である魚喃キリコさんにも心から感謝したいと思います。いつかお会いできることがありましたら、抱きしめ合いたいです!」と締めくくり、大きな拍手に包まれながらイベントは終了した。『南瓜とマヨネーズ』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月12日『ゆとりですがなにか』に続き、映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』が2本目の主演作となった太賀さん。作品のみどころを伺いました。「『ほかのシーンのことは考えずに目の前のことだけに集中して演ってくれればいい。それがいちばん又八(またはち)っぽい』という監督の言葉が指針になりましたね。監督もまだこれが何本目かだし、僕もそこまで主演作があるわけではないから、楽しんでやれればいいなと思いました」『ゆとりですがなにか』の“ゆとりモンスター”で強烈な印象を残した太賀さん。2本目の主演映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』は、卒業を目前に控えた4人の高校生を描く早見和真の同名小説が原作。又八、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)の3人は、免許取りたての又八の運転であてのない旅に出てしまい、1人残された中田(染谷将太)は計画していた卒業ライブのために黙々とギターの練習を続ける。海外でも注目される廣原暁監督のもとに、気になる顔ぶれが集まってユニークな青春映画が誕生した。「又八はすごく直感的で、面白そうだと思ったことに貪欲。細かいことを気にせずにのびのびやることが彼らしさなのかなと。矢本くんも蒼くんもすごく柔軟で、どんなことにも対応してくれるし、僕もふたりから生まれてくるものに応えるようにして。3人の空気感はすごく居心地がよくて、波長が合いましたね」そう、この3人の男子感はとってもリアル。中田役の染谷さんは、太賀さんと高校の同級生だった仲。「一緒のシーンがなかったので残念でした(笑)。自分の場合、学生の頃から仕事してたので、高校生のときも半分社会人みたいだったし、撮影中に何かあったら周りの人たちに迷惑がかかると思っていろんなことにブレーキをかけてた。でも、又八たちは社会に出る前の今にしかできないことをやってる。そんな彼らに憧れを抱いたし、やりたいことにガンガンアクセル踏んでいくのは羨ましい。この映画で青春時代にやりたかったようなことを追体験できたのは嬉しかったですね」グラビアアイドルに遭遇したり、不良グループに絡まれたりしながらはじまった旅は、なぜ、タイトルに「ポンチョ」という言葉が入っているのかも次第に明かされていく。とんでもない笑撃シーンもあれば、脱力系の笑いもあるなかで、ラスト、ロックバンド「忘れらんねえよ」が書き下ろした主題歌「明日とかどうでもいい」によって、映画としての面白さの種類がガラリと変わるのがめちゃくちゃかっこいい!「緻密ですよね。男ってアホだなあとクスクス笑って楽しんでもらいながら、自分の青春時代を照らしあわせてもらえたらいいかな」たいが1993年2月7日生まれ。2006年に俳優デビュー。ドラマ『ゆとりですがなにか』で強烈な印象を残す。映画『南瓜とマヨネーズ』、舞台『流山ブルーバード』が控えている。パンツ¥29,000(soe/M.I.U. TEL:03・5457・2166)ベルト¥18,500(foot the coacher/GALLERY OF AUTHENTIC TEL:03・5412・6908)その他はスタイリスト私物将来に希望を見出せないままただなんとなく日々を過ごしていた4人の高校生。仲間の父親の愛車でふらりと旅に出た3人と、取り残された1人。それぞれの青春が動きだす。10月28日、新宿武蔵野館ほか順次ロードショー。(C)2017「ポンチョに夜明けの風はらませて」製作委員会※『anan』2017年11月1日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・山田陵太ヘア&メイク・高橋将氣文・杉谷伸子(by anan編集部)
2017年10月29日太賀、中村蒼、矢本悠馬に、染谷将太、佐津川愛美、阿部純子ら若手実力派俳優が集結した青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』。9月12日(火)にその完成披露イベントが開催され、太賀さん、中村さん、矢本さんと廣原暁監督が登壇した。本作は、早見和真の同名小説を新鋭・廣原監督が映画化、将来に希望を見出せない高校生たちの行くあてもない“高校最後の旅”を追った青春“覚醒”ロードムービー。3人はもともと親交があり、ひたすら暗い青春をカミングアウトする中村さんに、太賀さんと矢本さんがツッコミを入れるなど、息のあった掛け合いトークに会場は笑いに包まれ、映画さながらの「愛すべき男子たちのバカバカしさ」にあふれたイベントとなった。主人公の又八を演じた太賀さんは、「又八と僕が実際に過ごした青春が全く違うので、新たな青春を追体験できたようで楽しかった」とふり返ってコメント。「完成した映画を観たとき、正直なところすごくホッとしていて…又八はものすごく明日を顧みず本能のまま行動するキャラクターなので、映画の全体像を考えずに臨んでいたので、完成した映画を観て『いい映画だな』と」と笑顔を見せながら、「『気にせず演じて』と監督にも言っていただいたのが指針になりました」と語った。ジン役を演じた中村さんは、自身の役柄を「挫折から始まる役」と説明。「彼は真面目な家庭で育っているので、又八とジャンボといると違う世界に連れて行ってくれる感じだと思います。2人といてジンも楽しかっただろうし、僕も楽しかったです。僕は高校のときに転校をしているので、普通の人より楽しい思い出が少ないと思う(会場笑)。だから、今作でハチャメチャなことをして、自分ができなかった青春を疑似体験できて嬉しかった」と語り、「3人の青春に引き込まれました」と満足げ。そして、「ジャンボはかわいく演じたいな」と思ったという矢本さん。「矢本悠馬の引き出しの“かわいい”をできる限り出しました」と明かす。完成した映画を観て「僕も2人と一緒で、ホッとしました(笑)。3人が特に目的を持って旅をしているわけでなく、(車に)乗ってその場しのぎのノリだけを見せる映画なので、繋がった時にどういうことになるのかな、と。そういう意味で、どういう映画になるかワクワクしていました」と語ってくれた。その後、高校時代について話が及ぶと、太賀さんは「同級生と『映画を撮ろう』ということで、先生に顧問を頼んで映画を作っていたのですが、その相方が染谷くんでした」と告白。「彼はいまでも実際に撮ってますが、僕は見事に挫折しました(笑)」と笑いをとる。「青春を謳歌していない」という中村さんが、「部活はもちろん入ってないですし、運動も勉強もできない。何にもできない。友達も少ない…とは言い過ぎですが(笑)。仕事もしてましたし、もしやり直せるなら、高校時代をやり直したいですね」と語ると、矢本さんは「部活が強いところに入ったらモテるんじゃないかな、とありふれた理由でテニス部に入りました。レギュラーにもなって、モテました!蒼くんとは正反対です(笑)」とツッコミ。中村さんも「こういう人見ていいな、と思ってました(笑)」と応じた。また、太賀さんは中学のときから蒼井優のファンだったそうで、共演が実現した際には「やばいやばいやばいとなりながら、なんとが気に入られようと(笑)。仕事なので冷静ではいましたが、昔の自分に『いつか共演できるぞ』と自慢したいです」とコメント。高校時代には「親友の登録の名前を『蒼井優』にしてました。不在着信が『蒼井優』ってなるんですよ」と明かすと、「みんなするよね(笑)」と矢本さん。さらに太賀さんは「いまでも両親の登録名はジョージ・クルーニーとスカーレット・ヨハンソンです」と、“秘密”を明かしてくれた。一方、負けじと(?)中村さんも、「こんな僕でも1回だけあります!一人暮らしの家に友達を呼んで、テレビ見たりゲームしたり盛り上がって大きな声を出したりして楽しく過ごしてましたが、当時の家はアパート。大家さんに怒られて…」とハチャメチャな思い出を披露。すると太賀さん、矢本さんから揃って「かわいい~!」の声が。さらに太賀さんは「自分は仕事もしていたので、ブレーキをかけることが多かった。又八たちの青春が眩しくて、こういう道もあったのかな、と思います」と、劇中のバカバカしくも“ハチャメチャ”な青春が、少しうらやましくもあった様子だった。『ポンチョに夜明けの風はらませて』は10月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月13日6月27日(火)今夜放送の「火曜サプライズ」に今週末から公開となる映画『兄に愛されすぎて困ってます』に出演している土屋太鳳、千葉雄大、片寄涼太と、ドラマSP「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」から岡田将生、太賀が出演する。本番組は旅とグルメをテーマに出演者たちが様々な場所でロケするバラエティ。メインMCのウエンツ瑛士とゲストが様々な街で繰り広げる“アポなしグルメ旅”が人気のほか、様々な企画で視聴者を楽しませている。今回土屋さん、千葉さんはウエンツさんと世田谷の用賀にアポなし旅へ繰り出す。聞き込みしていると土屋さんの同級生の母親と偶然遭遇しオススメのピザ屋さんを教えてもらうことに。途中から「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄さんも合流、4人での用賀ロケをお楽しみに。一方、岡田さんと太賀さんは中央線沿線の街、高円寺へ。高円寺の人気ホルモン店で岡田さんがまさかの毒舌を連発。一体何が起きたのか!?こちらも見逃せない。土屋さん、千葉さん、片寄さんが出演する映画『兄に愛されすぎて困ってます』は6月30日(金)より全国にて公開。本作はコミックス第7巻までで早くも累計180万部を突破している夜神氏の同名少女漫画の映画化作品。恋に恋する恋愛体質の女子高生・橘せとかを土屋さんが演じ、年上イケメンたちから次々と告白されるせとかと、それに心穏やかではいられない血のつながらない兄・はるかを軸にストーリーが展開する。土屋さんを取り巻くイケメンたちに千葉さん、片寄さんのほか「超特急」草川拓弥、杉野遥亮らが扮し、「NONSTYLE」井上裕介らも出演。岡田さん、太賀さんが出演するSPドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」は7月2日、9日(日)22時30分~日本テレビにて2週連続放送。岡田さんをはじめ松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラらのキャストで昨年4月から放送された「ゆとりですがなにか」のスペシャル版となり、岡田さんらお馴染みのキャストが再集結するほか、新キャストとして蒼井優が参加し、連続ドラマから1年後を描いていく。「火曜サプライズ」は6月27日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:兄に愛されすぎて困ってます 2017年6月30日より全国にて公開(C) 2017「兄こま」製作委員会(C) 夜神里奈/小学館
2017年06月27日女性漫画家・魚喃キリコの同名漫画を、臼田あさ美、太賀、オダギリジョー共演で映画化する『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作のティザービジュアルと特報映像が公開。また本作の写真は、写真集「明星」で第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した人気写真家の川島小鳥が担当している。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。このほど到着したティザービジュアルは、主人公・ツチダ演じる臼田さんが、同棲中の恋人・せいいちと仲睦まじく幸せそうな表情を浮かべる写真が多く占める中、かつての恋人・ハギオとも親しげに接する意味深な写真も差し込まれている。なお、この写真は人気写真家の川島さんが担当しており、川島さんにとって撮影現場におけるすべての写真を撮り下ろしたのは初の試み。また、公開劇場にて6月3日(土)より配布されるチラシには、今回公開されたビジュアルのパターンに加え、異なるコピーと写真で構成された全部で6つのパターンで展開。せいいちのギターや歌詞ノートなど、物語のモチーフなどが散りばめられているという。併せて公開された映像初解禁となる特報は、ドラムやギターなど音楽を匂わせるカットに続き、ツチダにモノローグと水着のようなものを踏みつけシャワーを浴びるシーンから始まる。続いて「先の見えない“現在の恋人”」と「忘れられない“過去の恋人”」が映し出され、2つの恋の狭間で揺れるツチダは、「自分が何をしているのかわからない」と葛藤し、目から大粒の涙がこぼれる。そしてラストカットでは、誰かに別れを告げたかのように立ち去っていくツチダが。彼女の視線の先には、せいいちとハギオのどちらがいたのだろうか…?『南瓜とマヨネーズ』は11月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月02日太賀、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太らが出演する青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』。この度、本作の公開初日が10月28日(土)に決定し、ロックバンド「忘れらんねえよ」が書き下ろした主題歌を使用した予告編が公開された。将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生の又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、ジンは一流大学への進学を目指し、ジャンボは実家のとんかつ屋を継ぐことを決めていたが、又八だけは何も進路を決められずにいた。“このありふれた日常から少しだけでも抜け出したい” そんな思いを胸に、彼らはジャンボの父親の愛車セルシオに乗って海に向かう。旅の途中、グラビアアイドルの愛(佐津川愛美)、風俗嬢のマリア(阿部純子)ら刺激的な“大人たち”と出会いながら、普段では味わえないハチャメチャな体験をする3人。一方、置いてけぼりをくらい、又八と約束した卒業ライブに向けてギターの練習に明け暮れる中田(染谷将太)。彼らの「青春」が、いまようやく動き出す――。本作は、数々の青春小説を手掛ける早見和真の同名小説が原作に、気鋭の映像作家・廣原暁が映画化。人情深いお調子者の主人公・又八役を太賀さんが演じるほか、知的でクールなジン役を中村さん、心優しいジャンボ役を矢本さん、そして彼らの旅の戻りを待っている中田役を染谷さんといった日本の映画界を担う若手俳優が出演。さらに佐津川愛美、阿部純子、角田晃広(東京03)、佐藤二朗、西田尚美が顔を揃えている。公開された予告編では、将来に希望を見出せない又八、ジン、ジャンボの3人が車で海に向かおうとするシーンから始まり、砂浜を駆ける姿や、花火を楽しむシーンなど青春が垣間見える場面が登場。彼らはハチャメチャな旅を続けるのか?計画していた卒業ライブはどうなる?彼らの「高校最後の青春」の行方が気になる予告映像となっている。また本作の主題歌は、ロックバンド「忘れらんねえよ」が書き下ろした「明日とかどうでもいい」に決定。4月に初の日比谷野音ワンマンライブも行い、さらなる飛躍を遂げている「忘れらんねえよ」が、若者たちの情熱的な青春をストレートに代弁、公開された予告編でもその一部を聞くことができる。今回、そんな主題歌について語るメンバーの柴田隆浩と廣原監督からコメントが到着した。■「忘れらんねえよ」柴田隆浩高校の頃は理屈で動いてませんでした。明日のことも昨日までのこともマジどうでもよくて、いま。いましかなかった(その結果同じ女子に10回告白してめっちゃ嫌われました)。で、大人になった僕はいちいちこれからのことを考えて辛くなったり(健康のこととか)、前にやらかしたことを後悔して眠れなくなったり(酔ってつぶやいた中二的ツイートのこととか)、なんだか超モヤモヤしてて。そんなときに、この映画の脚本と出会ったんです。これじゃん、と思いました。読んで19歳若返りました。なので僕はいまぴっちぴちの16歳高校生です。この歌はそんな高校生の僕が歌っています。はちゃめちゃ。ツッコミどころだらけ。でもそれがいいんだよ。これが僕には必要だった。■廣原暁監督主題歌を作ってもらうため、若いアーティストを探していたのですが、高校生が作ったという設定なので、あまりおしゃれすぎるのも困るなと考えていました。そんなときに「忘れらんねえよ」を知りまして、その力強い直球さがぴったりだと感じました。柴田さんに初めて会ったとき、映画への思いと主題歌の役割についてご説明すると、すぐに「明日とかどうでもいい」の曲の原型を聞かせてくれました。それを聞いて、これは間違いないと感じたので、あとは柴田さんを信じて全てをお任せしました。完成した曲は、想像以上に映画の内容にぴったりだったので驚きました。きっと脚本をよく読んで、映画の流れや登場人物の性格をイメージしてくれたのだと思います。この曲の使い方も、映画の見どころの一つとなっていますので、ぜひご注目ください。『ポンチョに夜明けの風はらませて』は10月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月02日魚喃キリコ・原作の漫画を、臼田あさ美主演、共演に太賀、オダギリジョーを迎え11月に映画化される『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作の場面写真が初公開された。ツチダは同棲中の恋人・せいいちのミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオと偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃氏の同名コミックを映画化する本作。『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』の鬼才・冨永昌敬監督が手掛け、もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現させている。主人公ツチダ役を臼田さんが演じるほか、ツチダに生活を支えられながら夢を追うミュージシャン志望の恋人・せいいち役に太賀さん、そしてツチダが再会を果たす忘れられない昔の恋人・ハギオ役にオダギリさんが扮している。キャストが発表された際には、「ぴったりはまるって表現が合いそうな納得の人選」「わかるわ~~って感情がドンピシャついてくるキャスティングが素晴らしい!!」と原作ファンからも賞賛する声が上がっている。そしてこのほど公開されたのは、ツチダと物語の中心となる2人の男性との関係が垣間見える場面写真。せいいちとは、同棲中の部屋で親しげに寄り添うカットが。一方、ハギオと写る密会シーン写真では、どこか後ろめたい表情を見せるツチダが写し出され、対照的な2人の関係性が伺える。さらに、ツチダがタバコを片手に思い悩む姿は、「ツチダは臼田さん以外にはありえません」と冨永監督が自信を覗かせるように、原作のツチダを彷彿とさせる。なお、この場面写真は、重版の決定した原作の帯に別カットとともに使用されており、書店にて順次展開されていくようだ。『南瓜とマヨネーズ』は11月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月14日数々の青春小説を手がける早見和真の同名小説を、太賀、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太らの豪華共演で贈るロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』。このほど、誰もが経験してきた“あの頃”を思い出す青春映画に、さらなる哀愁とユーモアを加える“大人”役キャストとして、西田尚美、佐藤二朗、「東京03」角田晃広が決定した。夢も希望もない高校生3人、又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、ジンは一流大学への受験を決意し、ジャンボは父親のとんかつ屋を継ぐことを決めていたが、又八だけは何も進路を決められずにいた。“このありふれた日常から少しだけでも抜け出したい”。そんな思いを胸に、又八はジン、ジャンボを連れて旅に出る。所持金はほぼない。行くあてもない。頼りになるのは、ジャンボの父親の愛車セルシオだけ。道中でグラビアアイドルの愛(佐津川愛美)、風俗嬢のマリア(阿部純子)ら刺激的な“大人たち”と出会いながら、普段では味わえないハチャメチャな体験をする3人。一方、旅には出ずに、ひとり残って卒業ライブに向けてギターの練習に明け暮れる中田(染谷将太)。彼らの中で、ようやく何かが少しずつ動き出そうとしていた――。太賀さん扮する将来を決められない主人公、又八の母親・尚美役を演じるのは、映画、テレビなど、幅広い活躍を見せる西田さん。本作でも、昭和の雰囲気漂うスナック「ゴールデン・アイランド」を1人で切り盛りする自由奔放なママを好演する。また、『銀魂』など福田雄一作品をはじめ、多くの作品で存在感を発揮する個性派俳優、佐藤さんは、矢本さん演じるジャンボの父親・八兵衛役。とんかつ屋を営む八兵衛は「ゴールデン・アイランド」の常連で、尚美ママとまったりとくだらない会話を楽しむ日々。八兵衛が苦労しながらこつこつと貯めたお金で購入した愛車「セルシオ」に、又八たち3人は乗り込み、あてもない旅に出るのだが…。さらに、『oh!My Z!(オー・マイ・ゼット)』(’16)で映画主演も果たした「東京03」の角田さんが、ラジオのパーソナリティ・DJジャミラ役として個性豊かな声を披露。3人の旅の途中途中で、車内に流れるDJジャミラのラジオ放送はどこか哀愁を漂わせ、印象に残している。「太賀さんをはじめとして、中村さん、矢本さん、染谷さん、佐津川さん、阿部さんなど、若い代表格が集まっていて、力がほとばしるような作品で、そんな作品にちょっとでもお力添えできたらなと思って参加しました」と語るのは、佐藤さん。「廣原(暁)監督は、物腰柔らかくて、丁寧にお芝居を演出してくれる人で、とても信頼できました。監督含めて若い才能の人たちと一緒に仕事をやるのは非常に刺激になるし、とても楽しかったです」と実力ある若い監督やキャストたちに惹かれたことを明かす。西田さんは、「若者たちがハチャメチャに生きている、まさに青春そのもののお話に参加させていただけて、とても光栄に思っています。今回は染谷さんと久しぶりにご一緒出来て楽しかったですし、佐藤さんのアドリブを間近で体感出来て、とても勉強になりました」とコメント。佐藤さん同様、注目の新鋭・廣原監督についても「すごく真面目で真っ直ぐな方という印象です。この作品を想いながら、とても丁寧に演出されていて、ご一緒出来たことを心から嬉しく思っています」と、出演の喜びを語っている。『ポンチョに夜明けの風はらませて』は10月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月11日俳優の太賀(24)が、映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』(10月公開)で主演を務めることが15日、発表された。気鋭の映像作家である廣原暁監督がメガホンをとり、撮影は昨年10月からの約2週間。今後も撮影を控えているという。原作は、作家・早見和真氏による同名小説。夢や目的を見出だせないまま過ごしてきた高校生たちが、高校最後の旅での出会いや予期せぬ経験を通して、次第に人生を見つめ直していく。太賀のほか、中村蒼(26)、矢本悠馬(26)、染谷将太(24)、佐津川愛美(28)、阿部純子(23)ら第一戦で活躍中の若手が名を連ね、青春ロードムービーを彩る。太賀が演じるのは、人情深いお調子者の主人公・又八。『桐島、部活やめるってよ』(12年)で注目され、『走れ、絶望に追いつかない速さで』(16年)で映画初主演。昨年は『淵に立つ』『闇金ウシジマくん the Final』『アズミ・ハルコは行方不明』ほか、今年は『追憶』(5月6日公開)、『南瓜とマヨネーズ』(11月公開)など出演が続いている。今回の発表を受け、太賀は「明日の事など考えずに今を全力で生きる、又八は僕にとってあまりにも青く、馬鹿で、眩しい役でした」と役柄の魅力を説明。「短い撮影期間、廣原監督をはじめスタッフ、キャスト一同、又八達の珍道中にズルズルに引きずり回されました」と撮影を振り返り、「この旅に意味はあるのか? 答えはあるのか? しかしそんな疑問さえ彼らの青春には野暮なのです。演じながら、彼らがずっとずっと羨ましかったです。大人になるまでの少しの猶予、又八達の暴走をあたたかく見守って頂けると幸いです」と呼びかけている。○出演者・スタッフのコメント<太賀>明日の事など考えずに今を全力で生きる、又八は僕にとってあまりにも青く、馬鹿で、眩しい役でした。短い撮影期間、廣原監督をはじめスタッフ、キャスト一同、又八達の珍道中にズルズルに引きずり回されました。この旅に意味はあるのか?答えはあるのか?しかしそんな疑問さえ彼らの青春には野暮なのです。演じながら、彼らがずっとずっと羨ましかったです。大人になるまでの少しの猶予、又八達の暴走をあたたかく見守って頂けると幸いです。<中村蒼>この映画は、決められたところを走っているんだけど、ちょっとだけ自分たちも知らないような所に行ってみて、非現実的な世界に触れてみるような映画です。自分が送ったのはこんな青春だったなぁと思い返せるし、これくらいバカになれたらよかったのになぁとか“又八”を見て思いました。3人でバカやっている姿を見て、前向きな気持ちになれるというか、楽しい気持ちになれる映画だと思います。<矢本悠馬>今までやってきた作品の中で、この映画が1番、撮影時間の早さを感じる現場でした。2週間くらいの撮影が体感3日のような感じです。ロードムービーでロケ地も面白い場所が多くて、ほんと全シーン見所といいますか、山場の連続です。夢とか希望とか持っていなくても、なりたいものになれていなくても、人生楽しい瞬間はあったんだぞって、そういう青春を思い出させてくれる映画になっていると思います。気軽に見て、気軽に笑ってください!<佐津川愛美>この映画は「THE青春」です。こいつらバカだなーって思える瞬間って面白いと思うし、同時にうらやましいなとも思える部分もある作品だと思います。この映画のような若い時代を過ごせていたら楽しいだろうなと思うし、女子の私から見ても、男子の暑苦しすぎない、いつも一緒にいる関係性がいいなぁと思える映画になると思います。<阿部純子>男子の青春ってどんなものだろう?って、私の中でも謎だったんですけど、たわいもないことで騒いだり、どうしようって悩み始めたりとか、愛らしいなと思って3人を見ていました。熱い青春映画ができたと思っています。私も10代の頃に戻りたいけど戻れない、その瞬間の楽しさを思い出しながら撮影していました。みなさんもこの映画を見て、タイムスリップしたような感覚になってもらえたらいいなと思います。<廣原暁監督>早見さんの原作を読んだ時、夢中になってあっという間に読み終えたのを覚えています。無茶して旅をする又八たちのように、僕も無茶をして映画を作りたいと思いました。そして、根気強くて優秀なスタッフたちと、この無茶な脚本を、驚くべき軽やかさを持って演じてくれた俳優たちのおかげで、今まで見たことないような楽しい青春映画が出来上がりました。全力でエンターテイメントした作品です。ぜひ劇場でお楽しみください。<永井拓郎プロデューサー>すごい才能が現れた。廣原暁監督の名を世界に知らしめた『世界グッドモーニング!』を観た時、凄まじい衝撃を受けたのを鮮明に覚えている。大胆な映像表現の中に、繊細さと品格を兼ね備えているこの監督となら、世界で勝負できる。嬉しいことに、今作『ポンチョに夜明けの風はらませて』には、今後の映画界を背負っていく若い俳優陣たちが賛同してくれました。観たことのない映画になっていると思います。
2017年03月15日太賀、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太といった、いま注目の若手実力派俳優が集結し、『ひゃくはち』『ぼくたちの家族』の原作者・早見和真の青春小説「ポンチョに夜明けの風はらませて」の実写映画化が決定。公開に向け、クラウドファンディングも実施されることになった。人生をなんとなく過ごし、大きな夢や目的を見出せないまま、いつも通りの日常を送ってきた男子高校生たち。何かを変えたい!と高校最後の旅に出て、クセのある人々と出会い、予期せぬ体験をしながら、次第にそれぞれの旅の目的を、自分たちの生き方を見つけていくーー。2013年に発売された早見さん原作の同名小説(祥伝社刊)を、気鋭の映像作家・廣原暁監督が映画化。廣原監督は、2009年に制作した『世界グッドモーニング!!』が、10年のぴあフィルムフェスティバル(PFF)審査員特別賞を受賞。さらに同年、第29 回バンクーバー国際映画祭「ドラゴン&タイガー ヤングシネマ アワード」グランプリ受賞を皮切りに、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭にて上映され、ポン・ジュノ監督、ジャ・ジャンクー監督らが「日本の社会問題を、若者の目線を介して新鮮に描く、革命的でクリエイティブな手法に溢れた作品」と絶賛。13年には、PFF スカラシップ作品『HOMESICK』で劇場作品デビューを飾り、第18回釜山国際映画祭「アジア映画の窓部門」出品、サンディエゴ・アジア映画祭招待など、世界から注目されている。そんな廣原監督の元に集結したのは、文字どおりにこれからの日本映画界を背負っていく若手実力派キャストたち。人情深いお調子者の主人公・又八を演じるのは、『桐島、部活やめるってよ』をはじめ、映画初主演作『走れ、絶望に追いつかれない速さで』、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞の『淵に立つ』、ドラマ「ゆとりですがなにか」などでの演技が高く評価されている太賀さん。11月には魚喃キリコ原作の映画『南瓜とマヨネーズ』も控えるなど、いま最もノリにノっている俳優の1人だ。また、又八の幼なじみで知的でクールな仁(ジン)には、『ひゃくはち』で高校球児を演じ、ひと際注目を集めたドラマ「せいせいするほど、愛してる」や田中麗奈主演の「真昼の悪魔」など、幅広い役柄を演じられる中村さん。心優しいジャンボ役には、主演作「ブスと野獣」や朝ドラ「花子とアン」での好演や『ちはやふる』などの個性的な魅力で、ドラマ、映画に引っ張りだこの矢本さん。そして、彼らの旅の戻りを待っている中田役を演じるのは、『3月のライオン』では特殊メイクで二階堂役を務め、名匠チェン・カイコー監督の『空海-KUKAI-』で主演を務めた染谷さん。さらに女優陣には、クレイジーなグラビアアイドルの愛役に、『ヒメアノ~ル』の衝撃も記憶に新しい佐津川愛美、風俗嬢・マリア役には、カンヌにも出品された河瀬直美監督の『2つ目の窓』の主演や「とと姉ちゃん」の“綾さん”で知られる阿部純子と、実に豪華な顔ぶれが揃った。昨年10月より約2週間かけて撮影、今後も撮影を控えており、現在は製作中の段階という。なお、日本国内での上映劇場を増やすことを目的に、クラウドファンディングの実施が決定。支援者には、鑑賞券やオリジナルグッズのほか、映画の初日舞台挨拶への招待、これから実施される本編撮影への参加・見学、本編で使用したポンチョのプレゼントが用意されている。<以下、コメント>■太賀明日のことなど考えずにいまを全力で生きる、又八は僕にとってあまりにも青く、馬鹿で、眩しい役でした。短い撮影期間、廣原監督をはじめスタッフ、キャスト一同、又八たちの珍道中にズルズルに引き摺り回されました。この旅に意味はあるのか?答えはあるのか?しかし、そんな疑問さえ彼らの青春には野暮なのです。演じながら、彼らがずっとずっと羨ましかったです。大人になるまでの少しの猶予、又八たちの暴走をあたたかく見守っていただけると幸いです。■中村蒼この映画は、決められたところを走っているんだけど、ちょっとだけ自分たちも知らないような所に行ってみて、非現実的な世界に触れてみるような映画です。自分が送ったのはこんな青春だったなぁと思い返せるし、これくらいバカになれたらよかったのになぁとか“又八”を見て思いました。3人でバカやっている姿を見て、前向きな気持ちになれるというか、楽しい気持ちになれる映画だと思います。■矢本悠馬いままでやってきた作品の中で、この映画が1番、撮影時間の早さを感じる現場でした。2週間くらいの撮影が体感3日のような感じです。ロードムービーでロケ地も面白い場所が多くて、ほんと全シーン見どころといいますか、山場の連続です。夢とか希望とか持っていなくても、なりたいものになれていなくても、人生楽しい瞬間はあったんだぞって、そういう青春を思い出させてくれる映画になっていると思います。気軽に見て、気軽に笑ってください!■佐津川愛美この映画は「THE青春」です。こいつらバカだなーって思える瞬間って面白いと思うし、同時にうらやましいなとも思える部分もある作品だと思います。この映画のような若い時代を過ごせていたら楽しいだろうなと思うし、女子の私から見ても、男子の暑苦しすぎない、いつも一緒にいる関係性がいいなぁと思える映画になると思います。■阿部純子男子の青春ってどんなものだろう? って、私の中でも謎だったんですけど、たわいもないことで騒いだり、どうしようって悩み始めたりとか、愛らしいなと思って3人を見ていました。熱い青春映画ができたと思っています。私も10代のころに戻りたいけど戻れない、その瞬間の楽しさを思い出しながら撮影していました。みなさんもこの映画を見て、タイムスリップしたような感覚になってもらえたらいいなと思います。■廣原暁・監督早見さんの原作を読んだとき、夢中になってあっという間に読み終えたのを覚えています。無茶して旅をする又八たちのように、僕も無茶をして映画を作りたいと思いました。そして、根気強くて優秀なスタッフたちと、この無茶な脚本を、驚くべき軽やかさを持って演じてくれた俳優たちのおかげで、今まで見たことないような楽しい青春映画が出来上がりました。全力でエンターテイメントした作品です。ぜひ劇場でお楽しみください。■永井拓郎プロデューサーすごい才能が現れた。廣原暁監督の名を世界に知らしめた『世界グッドモーニング!』を観た時、凄まじい衝撃を受けたのを鮮明に覚えている。大胆な映像表現の中に、繊細さと品格を兼ね備えているこの監督となら、世界で勝負できる。嬉しいことに、今作『ポンチョに夜明けの風はらませて』には、今後の映画界を背負っていく若い俳優陣たちが賛同してくれました。観たことのない映画になっていると思います。『ポンチョに夜明けの風はらませて』は10月、新宿武蔵野館ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月15日恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃キリコ原作の「南瓜とマヨネーズ」が実写映画化されることが決定。『愚行録』の臼田あさ美が主演を務め、太賀、オダギリジョーらと競演する。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョ-)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。映画化もされた「blue」「strawberry shortcakes」などの魚喃キリコの代表作を、『乱暴と待機』『パビリオン山椒魚』などで知られ、2015 年に『ローリング』で「第89 回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画第10 位を受賞した鬼才・冨永昌敬監督が実写化。もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現。近年の青春恋愛映画を象徴するような、“壁ドン”“顎クイ”などは一切なし!20代半ばに誰もが経験するような、甘く切ない恋のほろ苦さ、そして人には言えない葛藤を描く等身大の恋愛映画を誕生させた。主人公ツチダを演じたのは、映画『愚行録』やTVドラマ「金と銀」に出演中の臼田さん。“今彼”「せいいち」と“元彼”「ハギオ」の間で揺れるツチダの繊細な心理を見事に表現した。映像化の実現と昨秋10月の撮影をふり返り、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです」と感慨ひとしお。「1999 年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017 年のいまも相変わらず元気でやってます」と語り、原作を初めて読んだときから出演を熱望していた、思い入れタップリの本作で5年ぶりの主演に挑む。映像化に着手するにあたり、4年も前から臼田さんにオファーしていたという冨永監督は、「魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです」と、キャスティングに絶対的な自信を覗かせる。臼田さん演じるツチダに生活を支えられながら夢を追う、ミュージシャン志望の恋人・せいいち役には、現在ドラマ「レンタルの恋」に出演中、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『淵に立つ』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』など数々の作品に出演し、若手実力派の筆頭としてネクストブレイクの呼び声が高い太賀さん。「冨永組として『南瓜とマヨネーズ』を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えたいまでも、心地の良い余韻がまだ残っています」と撮影をふり返り、本作の仕上がりについて「原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得していただける作品になっていると思います。どうか楽しみにしていてください」とコメントした。そして、ツチダが再会を果たす忘れられない昔の恋人・ハギオ役に、『オーバー・フェンス』の好演も記憶に新しい日本映画界を牽引するオダギリさん。自由奔放で女にだらしのない役柄ながら、どこか憎めないキャラクター像を作り上げた。冨永監督とは商業長編デビュー作『パビリオン山椒魚』以来、約11 年ぶりのタッグとなる。そのほか、キャバクラでのツチダの同僚役に清水くるみ。ツチダがせいいちとの生活費を稼ぐために愛人関係となるサラリーマン・安原役に光石研。優しく厳しい眼差しで見守るせいいちのバンド仲間に浅香航大、若葉竜也、大友律、岡田サリオらが名を連ねる。また、「音楽」「バンド」が重要な要素となる本作では、冨永監督が数々のMV を手がけるなど親交も深く、唯一無二の活躍を続ける音楽家・やくしまるえつこが音楽監修・劇中歌制作を担当。早くも映像化された本作を観た原作の魚喃さんは、「みごとにのまれた、感謝!」と絶賛のコメントを寄せている。夢を追うミュージシャン志望の恋人か、自由奔放で女好きな昔の恋人か。その狭間で揺れる、普遍的ともいえる繊細な女心に注目していて。『南瓜とマヨネーズ』は11月より新宿武蔵野館ほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月04日レンタルから始まるもどかしい恋のゆくえを描く「レンタルの恋」の囲み取材会が1月17日(火)に行われ、剛力彩芽、太賀、岸井ゆきのが出席した。ヒロインを演じる剛力さんがコスプレ七変化をするのも見どころのひとつ。中でも、お気に入りを聞くと、「一番しっくりきているのがスケ番なんですよ。昭和風というか。髪型もひと昔前ですけど、一番自分らしいかなというか(笑)」と明かすと、太賀さんも「僕が一番コスプレでグッときたのは、スケ番になる前の女子高生スタイル!」と意気揚々と答えていた。「レンタルの恋」は、理想の彼女をレンタルできるという会社で人気NO.1の人気を誇る、高杉レミ(剛力さん)をレンタルし、その魅力にぞっこんになる大学生・山田公介(太賀さん)との少し奇妙で、ドキドキの恋を描いた物語。決して本当の自分を出さないニューヒロイン・レミが、実はサイボーグなのか、地球外生命体なのかと、真実の姿にも注目が集まる。もともと高校の同級生だという剛力さんと太賀さん。太賀さんが一番ベストなコスプレに制服姿を選んだのにも理由があるそうで、「実は高校時代は(剛力さんは)髪が長くて。僕の中の剛力彩芽はロン毛なんです。なんかちょっと懐かしいことが多々あって」と、当時をプレイバックできると懐かしそうに話した。現場で一緒になってからの印象について、太賀さんは「まぎれもなく現場では主演で、本当に配慮が行き届いていてすごいなっていうか、びっくりしています。プロフェッショナルだなと思いました」と絶賛。褒めちぎられた剛力さんだったが、高校時代の太賀さんについては「いつも先生に怒られていて(笑)」と切り出した。焦る太賀さんに、剛力さんは「常にムードメーカー的存在でした。いい意味で変わっていないんですけど、大人の男性になったのかなって感じたりもして。今日もヒールで足が痛いと言えば、さりげなくスタッフさんにサンダルを持ってきてくれと言ってくださって」と素敵エピソードを話すと、太賀さんは「絶対書いてくださいね」と言いながらも、照れたのか汗をふきながら笑顔を見せた。最後に、剛力さんにやりたいコスプレ、太賀さん、岸井さんには見たいコスプレを聞くと、すかさず太賀さんは「ピコ太郎ですかね。パンチパーマにして(笑)」と煽ると、困った様子の剛力さんが、「ピコ太郎かあ(笑)。最終話で…ピコ太郎かなあ!?」と乗ってみせ、もちろん岸井さんも「ピコ太郎ですかね!」と落ちをつけていた。「レンタルの恋」は1月18日(水)深夜0時10分よりTBS系にて放送スタート。(cinamacafe.net)
2017年01月17日女優の剛力彩芽、俳優の太賀、女優の岸井ゆきが17日、神奈川県横浜市内の緑山スタジオで行われたTBS系ドラマ『レンタルの恋』(1月18日スタート/毎週水曜24:10~24:40)の囲み取材会に出席。高校の同級生という剛力と太賀は、当時の印象などを暴露し合った。同ドラマは、レンタルの彼女運営会社「Rental Lovers」の人気No.1彼女である高杉レミ(剛力)と、レミとデートをして瞬く間に恋に落ちてしまう男性たちが繰り広げるオリジナルドラマ。レミがお客の好みに合わせて毎回違ったコスプレを披露し、七変化することも見どころとなっている。剛力演じるレミにぞっこんな大学生・山田公介を演じる太賀は、高校の同級生である剛力との共演について、「ちょっと照れくささもある」と打ち明けた上で、「僕が一番レミちゃんのコスプレでグッときたのは、スケバンに変身する前の女子高生スタイル」と告白。その理由について、「高校時代は髪が長くて、僕の中の剛力彩芽のイメージはロン毛。今回カツラをかぶってお互い制服で横を歩いていると懐かしいというか、フラッシュバックする」と語った。そして、「照れくささもあるんですけど、剛力さん演じるレミに盲目的に好きでいる役なので、照れくささとかあったらやれたもんじゃない」と続け、「学生時代の照れくささを払拭しつつ、目の前にいる高杉レミを振り向かせようと奮闘している毎日です」と決意を述べた。また、高校時代の剛力の印象を聞かれると、「物静かだったよね」と話した上で、「やたらダンスがうまかった。文化祭で踊っていて超かっこよかったのが印象的」と回顧。一方の剛力は、「いつも先生に怒られているイメージ」と笑い、「友達の中心にいるイメージ。ムードメーカー的存在で、男女ともに仲がいい」と付け加えた。さらに、太賀は「現場だとまぎれもなく主演。振る舞いやスタッフさんへの配慮もすごいなと、びっくりしています。プロフェッショナルだなと思いました」とプロとしての剛力に衝撃を受けた様子。剛力も「いい意味で変わってないところもあって、みなさんと仲いい」と現場での印象を話し、「今日、ずっとヒールを履いていて痛いって言ったら、さりげなくスタッフさんにサンダルを持ってきてくれるように言ってくれた。そういうところは、高校生のときとは違う大人の男性になったのかなと感じた」と変化を明かした。
2017年01月17日剛力彩芽が主演する、来年1月期スタートの新ドラマ「レンタルの恋」。この度、太賀、健太郎、温水洋一ら共演者が発表された。剛力さんがレンタルの彼女運営会社「Rental Lovers」の人気No.1彼女・高杉レミを演じる本作。物語は、クリスマスが目前に迫るある日、うだつの上がらない大学生・公介(太賀)が「Rental Lovers」の社長兼マネージャー・鷹見鑑物(温水洋一)と偶然出会うところから始まる。キャンペーン期間中にレミ(剛力彩芽)をレンタルした公介は、無理難題にも完璧に応えて相手好みの“理想の彼女”になりきるレミの魅力に惹かれて恋に落ちる。「僕は、君を永久レンタルしたい…」と言う公介、するとレミの答えは「それは絶対にできません」。 レンタルから始まるもどかしい恋の行方、そして謎めいたヒロイン・レミとは一体何者なのか?映画やドラマで活躍し、最近では「仰げば尊し」でパンチパーマの熱い男・高杢金也役を演じたことも記憶に新しい演技派の若手俳優・太賀さんが、剛力さん演じるレミにぞっこんになる大学生・山田公介役、公介の幼馴染みで彼に恋心を抱いている道端すみれ役に、大河ドラマ「真田丸」を始めドラマや舞台などで活動する岸井ゆきの、そしてレミたちレンタル彼女を取り仕切る運営会社「Rental Lovers」の怪しげな社長兼マネージャー・鷹見鑑物役に、個性派俳優の温水さんがキャスティング。剛力さんとは高校の同級生だと言う太賀さんは、「こうして恋愛ドラマをやることがなんだか不思議で、共演をとてもうれしく思います」と喜び、「踏み出す勇気、諦めない気持ちを持って一筋縄ではいかない片想いに挑みます。水曜深夜にポジティブでポップな恋愛ドラマをお届けできるよう頑張ります」と意気込み。岸井さんは「こちらが自然と元気になってしまう、剛力さんの素敵な笑顔にたくさん会えると思うと、いまからとっても楽しみ」と期待を語り、「一緒に楽しくドラマを作っていきたいです!」とコメント。さらに剛力さんとは初共演の温水さんは、「すごく楽しみです!周りの共演者たちも若いので、一緒に楽しいドラマが創れれば最高ですね!とにかく楽しみたいです!」と早くも心躍らせているようだ。ほかにも、公介の幼馴染みで同じ大学に通う資産家の息子・橘隼人役に健太郎さん、「Rental Lovers」のNo.2でレミのライバル・天戸悠役に原幹恵、隼人とラブラブの彼女・細井美姫役に信江勇、さらに金田彩奈、清原翔らフレッシュなメンバーが集結している。「レンタルの恋」は2017年1月18日より毎週水曜日深夜24時10分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月10日俳優の山田孝之と太賀が出演し、新デザイン、新価格になったPlayStation(R)4(以下PS4(R))と、2016年の年末までに発売される豊富な大作タイトルを伝える新CM第2弾「山田と太賀と巨大な…。“PS4(R)に一気に来る”篇」が10月1日(土)より放送される。そのCM放送を前に、今回はCMとメイキング映像が一足先に公開された。第1弾「山田の絶叫、太賀の昇天“PS4(R)に全部来る”篇」と同じく、第2弾となる今回も山田さんと太賀さんは本人役で登場。本CMでは、昭和の雰囲気が漂うビリヤード場でショットを打とうとする太賀さんの目線の先に、ビリヤード台に横たわった山田さんが突如現れ、目を丸くする太賀さんに神妙な面持ちの山田さんが「宇宙規模のとんでもないことが起きるぞ」と告げる。そして、山田さんが手にするのは直径約32cmで、体積が通常の約180倍にもなる特大サイズのビリヤードボール。今年末に向けPS4(R)で発売される大作タイトルを唱えながら、ビリヤードボールをビックスターに例え次々に並べていく。1つまた1つと特大のビリヤードボール置いていく度に、興奮を抑えられず声の迫力が増す山田さんに呼応して、太賀さんの衝撃度は増していく。最後には、気を失い倒れかける太賀さんを山田さんが抱きかかえ、耳元で、「(PS4(R)が、)全部くるぞ」とトドメの一言。またしても太賀さんは昇天してしまうのだった…。撮影では、登場シーンとなる、ビリヤード台に横たわるシーンの撮影で、入念に位置を確認する山田さんの姿が。納得いくまで横たわる練習を行い、本番では見事1回で決めていたそう。本番後、その場面をモニター確認すると、満足の出来栄えに思わず笑みが溢れる一面も。また、15歳の頃に週3日以上遊んでいたというほどビリヤードにハマっていたという山田さん。今回の撮影では久しぶりのビリヤードだったようだが、ブランクを感じさせないほどの見事なキューさばきを披露。その腕前は、ビリヤード講師もうなるほど。横たわる演技1つでも妥協をしない山田さんの役者魂や、久しぶりのビリヤードを楽しんでいる様子が伺える撮影となっていたようだ。新CM「山田と太賀と巨大な…。“PS4(R)に一気に来る”篇」は10月1日(土)より放送開始。(cinemacafe.net)
2016年09月30日ゲーム好きでお馴染みの俳優・山田孝之が、事務所の後輩であり、ドラマ「仰げば尊し」での好演が記憶に新しい若手俳優・太賀と“CM初共演”を実現したPlayStation4(R)の新CM「山田の絶叫、太賀の昇天“PS4(R)に全部来る”篇」が、9月15日(木)より全国にて放送されることが分かった。本CMでは、山田さんと大河さんは本人役で登場。とある屋台でおでんを味わう太賀さんに「これから、宇宙規模のとんでもないことが起こるぞ」と深刻そうに山田さんが話を切り出す。不思議そうな表情を浮かべる太賀さんに、「一気にくるぞ」と凄みのある声で告げると、今年末に向けPS4(R)で発売される大作タイトルを唱えながら惑星に例えるように大きなおでんを次々と串に刺し、最後には「PlayStation(R)VR」を装着して大絶叫する山田さん。その勢いに、太賀さんも目を見開き大興奮!最後はトドメの一言「(PS4(R)が)さらに新価格」で太賀さんは昇天してしまうのだった――。撮影は東京都内の桟橋に屋台を設置して敢行。CMストーリーに合わせて、徐々にテンションを上げていく山田さんだが、一番ハイテンションで撮影したシーンでは、夜の桟橋にその大絶叫が響き渡り、通行人も思わず振り返ってしまう一幕も。山田さんの大絶叫に対して、カットがかかると思わず太賀さんから笑みがこぼれるなど、リアルな“先輩&後輩”ならでは穏やかな撮影だったようだ。山田さんは『クローズ ZERO』シリーズや『闇金ウシジマくん』シリーズをはじめ、『凶悪』『バクマン。』、「電車男」「白夜行」「タイヨウのうた」と多数の作品でその演技力が高く評価される実力派。一方の太賀さんは、最近では「ゆとりですがなにか」での“ゆとりモンスター”っぷりが話題を集め、感動の最終回を迎えた「仰げば尊し」の熱演でも注目度急上昇中の若手俳優。実は、山田さんに憧れていまの事務所に入ったそうで、「やっぱりいまでも会うと背筋がピンと伸びますね。飲みの席では本当にフレンドリーにしてくださるので、踊っちゃうこともありますけど(笑)。でも職場で会うと身が引き締まるというか」と山田さんへの思いを告白。2人はこれまで『MONSTERZ モンスターズ』『闇金ウシジマくん the Final』などで共演しているが、“CM”での共演は今回が初。山田さんは「映画やドラマでは3回共演しているんですけど、ほかにも何度か飲みの席では会っていて。印象でいうと…、実はすごく歌がうまいんですよ。カラオケがある居酒屋みたいなところで歌っていて、びっくりしました(笑)」と普段から交流があることを明かした。また、すっかり“ゲーム好き”が浸透した山田さんだが、最近は忙しくゲームをする時間が取れないそう。「人にこんなに勧めているのに、自分ができてないっていう」と言いつつも、CM内に出てくる「PlayStation(R)VR」は、昨年の東京ゲームショウにプライベートで参加して既に実体験済み!「もうね、びっくりした。小学生のときに初めてゲームしたときの感動が蘇ってきたような感じ」「(ゲームが)完全にその世界になっちゃうの」と感想を熱弁した。PlayStation(R)4新TVCM「山田の絶叫、太賀の昇天“PS4(R)に全部来る”篇」は9月15日(木)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月13日第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した『淵に立つ』の完成披露試写会が9月6日(火)、都内で行われ、浅野忠信、筒井真理子、古舘寛治、太賀、深田晃司監督が出席した。下町で金属加工業を営む夫婦のもとに、ある日“夫の旧い知人”だという草太郎(浅野さん)が現れ、一家との奇妙な共同生活がスタート。やがて草太郎の存在は、平穏に見えた夫婦それぞれが抱える秘密をあぶり出し、残酷な爪痕を残していく。カンヌで初ノミネートにして、初受賞の快挙を達成した深田監督は「参加できるだけでも夢のようだったのに、まさか賞をいただけるとは。作品にとって、いいスタートになった」と胸を張った。浅野さんは、家族の平和をかき乱す草太郎という役どころに「台本をいただき、僕にしかできない役だなと思った。特殊な役を通して、より強いものを表現したかった」と強い思い入れ。カンヌ入りの際には、「なかなか飛行機がたどり着かず、着いたら荷物が届かずで散々だったが、必ずいいことが起こる前触れだと思った。(審査員賞受賞という)予想以上の出来事でビックリしました」と喜びを噛みしめた。また、連続ドラマ「仰げば尊し」の高杢金也役で注目される大賀さんは、草太郎が去った後の家族と出会う工場作業員・孝司を演じ「浅野さんがいなくなって、バトンタッチするように僕が出てくるんですが、脚本を読んだ時点で『浅野さんの次か…』と震えが止まらなかった」のだとか。「これほど怖いことはないと覚悟を決めました」とふり返り、『ほとりの朔子』(二階堂ふみ主演)以来となるタッグを組んだ深田監督については、「僕を新しい場所に連れて行ってくれる存在」と敬意を示した。舞台挨拶には17歳のシンガーソングライター、HARUHIが駆けつけ、映画の主題歌「Lullaby」を披露した。『淵に立つ』は10月8日(土)から有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月06日人気アニメ作品『とらドラ!』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などを手がけるキャラクターデザイナー&アニメーターの田中将賀氏初の作品集「田中将賀アニメーション画集」が、2月26日より一般販売される。価格は4,320円。キャッチーさと繊細な感情描写を両立させたキャラクター作りで、日本アニメの最先端を走る田中氏。画集では、『舞-HiME』『家庭教師ヒットマン REBORN!』『とらドラ!』『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『あの夏で待ってる』、そして昨年公開された劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』まで、彼がキャラクターデザインや作画監督として参加した作品のイラストを多数収録している。加えて、小説の挿絵や雑誌のマスコットキャラクター用イラスト、『ソードアート・オンライン』『進撃の巨人』のエンドカード、さらにキャラ設定や修正原画等の資料なども掲載。表紙は、田中氏がデザインを担当したキャラクターたちが集合した、描き下ろしのスペシャルイラストに。A4変型の大判サイズで、300ページを超える大ボリュームの内容となっている。本書は、昨年末のコミックマーケット89で先行発売され、好評を博していたもの。2月26日からはネット書店とマンガ専門店、アニメショップを中心に一般販売されるほか、一般書店では事前予約も可能となっている。本画集の発売を記念して、ジュンク堂書店池袋本店では田中氏によるサイン会の実施も決定。3月12日の14時と16時の2部制で、本書の予約・購入者から先着100名に整理券が配布されるという。予約の場合は、店頭もしくは電話での受付となる。
2016年02月22日