仲野太賀主演「ジャパニーズスタイル」が10月22日放送開始。SNSでは「思ったよりがっつりシットコム」「舞台好きにはたまらん」などの声が上がるとともに、「太賀くん汗ビッショリ」と主演の仲野さんの熱演を評価する投稿も寄せられている。30分間ノンストップの本格シットコム舞台は温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみ。撮影自体もほぼ本番一発の長回しという、テレビ朝日初の本格シットコムとなる本作。父親に反発し「虹の屋」の跡継ぎを拒否、家出同然で上京、最近までキャバクラの送迎ドライバーをしていたが、父親が入院したことを聞きつけ10年ぶりに実家に帰ってきた柿丘哲郎を仲野さんが演じる。また「虹の屋」に5年居座り続ける流しのフラメンコダンサーで、長年不在だった哲郎の部屋を勝手に使っている寺門・ルーシー・数子に市川実日子。「虹の屋」支配人で極度の潔癖症のため人が作った食事には一切手を付けず、露天風呂にも一度も入ったことがない影島駿作に要潤。「虹の屋」仲居頭で現在は女将の代理をしており、哲郎に厳しく接する浅月桃代に檀れい。哲郎が唯一顔を知っている昔からの従業員で、温泉水質管理責任者といういい加減な肩書きを手に入れ、「検査」と称して毎日一番風呂に入るのを生き甲斐にしている梅越一二四に柄本明。3年前までフィリピンのマニラでお抱え料理人をしていた浮野奏太にKAZMA。「虹の屋」の屋上で鹿や猪をさばいたりして時間を過ごしている桃代の息子・浅月凛吾郎に石崎ひゅーい。哲郎の人生を大きく狂わせた元カノ・久能イチ子にモトーラ世理奈。哲郎の高校時代の親友で元バレーボール部キャプテンの小野に菅田将暉といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は哲郎が10年ぶりに「虹の屋」へと帰ってくるが、変わり果てた旅館の姿に絶句。100年の伝統を誇る老舗旅館の品格やサービスは完全に消え失せ、一筋縄ではいかないクセ者たちが居座っていたのだ。哲郎は実家である旅館に上がろうとするが、哲郎の親不孝が原因で入院した社長からの「敷居を跨がせるな」という伝言を預かった桃代からかたくなに拒否されてしまう。哲郎は、あの手この手を使って家に上がろうとするも、鉄壁の守備に跳ね返され玄関で泣き崩れる…というおはなし。SNSには「思ったよりがっつりシットコムで見ていて楽しかった」「生の緊張感とかアドリブだったり舞台好きにはたまらん」「こんな豪華キャストでシットコムが地上波で見られるなんて嬉しい」「お芝居とかライブ感はスゴいしキャラ設定クセ強い」など、シットコムならではの緊張感やライブ感に触れた声が集まっている。また主演の仲野さんには「太賀めちゃくちゃ汗かいてるなあ!」「太賀くん汗ビッショリだね 手ぬぐいで拭きながら演技続けてる」「汗がキャラにも合ってて、また良い味出してる」と、その熱演ぶりを讃える投稿も多数寄せられている。【第2話あらすじ】従業員に取り入ってなんとか「虹の屋」に滞在を続ける哲郎。そんな時、警察官の笹原(松尾諭)が、一二四が推すご当地アイドルがキャンペーンガールを務める飲酒運転撲滅のポスターを持って訪ねてくる。笹原は哲郎が所属していたバレー部のOB兼コーチで、2人は12年ぶりの再会を喜ぶのだが、ルーシーとオセロに興じていた浮野の表情はなぜか曇る…。「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2022年10月23日主演・仲野太賀×脚本:金子茂樹(脚本)×深川栄洋監督とタッグを組んで新境地を開拓する本格シットコム「ジャパニーズスタイル」が10月22日(土)より放送開始。この度、本作の冒頭4分間のノーカット映像が先行公開された。本作は、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、限られた空間で繰り広げられる30分間ノンストップの群像劇。「虹の屋」の本格セットを舞台に、実際に観客を入れてその目の前でほぼ本番一発勝負の演技を続けていく。今回公開されたのは、第1話の冒頭映像。「虹の屋」の社長である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野太賀)が、10年ぶりに帰宅するところから物語は始まり、ゲームに興じる流しのフラメンコダンサー・ルーシー(市川実日子)、ナゾ多き料理人・浮野(KAZMA)とのやり取りが展開。金子脚本の醍醐味とも言える、切れ味鋭い会話の応酬劇が見て取れる。これをリハーサル1日、翌日に本番というスケジュールで、週に2回の収録をこなしており、3人からも並々ならぬ緊張感が伝わってくる。そして、インパクト抜群の浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)が登場すると、観客のリアクションも一気に熱を帯び、ルーシーのセリフで「変な人がたくさんいる、支配人なんて完全なヘンタイ」とあるように、ほかのキャスト、要潤、檀れい、柄本明がどのような登場をするのか、期待せずにはいられない。また、そんな物語をほっこりと包み込むナレーションは、キムラ緑子が担当している。今回は、番組紹介のナレーション部分までだが、仲野さんは冒頭から最後まで出ずっぱりだという。土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」は10月22日より毎週土曜日23時30分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2022年10月21日10月22日(土)より放送が開始される仲野太賀主演の「ジャパニーズスタイル」に菅田将暉が3話(11月5日放送予定)にゲスト出演することが決定。コメントも到着した。本作は、仲野太賀主演、金子茂樹(脚本)、深川栄洋(監督)とタッグを組んで新境地を開拓する本格シットコム。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、限られた空間での30分間ノンストップの群像劇だ。3話(11月5日放送予定)でゲスト出演する菅田さんが演じるのは、「虹の屋」の出戻り跡継ぎ・哲郎(仲野さん)の高校時代の親友で、元バレーボール部キャプテンの小野。彼の登場によって、哲郎の高校時代の知られざるエピソードが暴かれたり、「虹の屋」の未来を左右する(!?)衝撃の提案があったりと、「虹の屋」のメンバーを巻き込んで、物語のドタバタ度はさらに加速していく。菅田さんは、仲野さんとは公私ともに親交のある旧知の仲。そんな親友・菅田さんの参戦に、仲野さんは「やったー!って感じでした。菅田将暉キターって(笑)!こんなに心強い人はいないです」と興奮。「この、ほぼ本番一発勝負という怖い経験を、一緒にできることがとても楽しみでした。いろんな局面で共演させていただいていますが、また新しいページが僕と将暉との間でできたかなという感じです」と感慨深げに語っている。また「虹の屋」従業員・凛吾郎を演じる石崎ひゅーいも、菅田さんの代表曲「さよならエレジー」などの楽曲提供や、石崎さんのMVに菅田さんが出演するなど、仕事、プライベートの両面で交流を深めている。石崎さんも、「2人がどうやって演技し合うのか、どう芝居を組み立てていくのか、楽しみでした」と、仲野さんと菅田さんの演技合戦に期待を募らせながら撮影現場へ。「今日実際にみて、やっぱりすごいなと思いました」と彼らの実力を改めて再確認していた。そんな菅田さんは、出演が決まった際には仲野さんから本作が「かつてない現場」だと聞かされていたそうで、収録後は「楽しかったですし、すごい経験でした」と脱力気味にコメント。「ゲスト出演で、あんなに台本がしおれたことはありません(笑)。普段も、基本的には台本にアイディアやメモを書き込んだりはしないのですが、今回は、ゲストということで余計に『邪魔できないな』『何かあったら怖いな』と準備しました」と、並々ならぬ思いで収録に挑んだことを明かす。「しかし本当に、太賀、柄本(明)さんをはじめ、このドラマの出演者、スタッフさんたちはすごいと思います。稽古一日、次の日が本番なんてあり得ないことなんで。しかも30分尺を一発撮り…夢みたいな一日でした」と、自身が感じたプレッシャーとともに共演者とスタッフに最高の賛辞を贈っている。また、仲野さんと菅田さんが出演したドラマ「コントが始まる」(日本テレビ)の脚本を金子茂樹が手掛けた縁もあり、今作の金子脚本を「『これも試したい!』と思わせるというか、こちらの可能性を膨らませてくれる」と仲野さんが語れば、菅田さんも「膨らませる目的で書いているのかな。ステージは用意するんで、遊んでください…というふうにも見える」と、その面白みを分析。さらに菅田さんは、自身が登場する第3話の見どころについても「ステージに立つ人間と、それを支えるスタッフさんたちの、底の底の力と言いますか、何とかして成立させようとするパワーが、この撮影方法だと余計に露見するようで、ずっと、ヒリヒリしていると思います。笑っているけど、引きつっているような…そんな、ヒリヒリをぜひ見てほしいと思います!」とアピールした。また、仲良し3人組である仲野太賀×菅田将暉×石崎ひゅーいのスペシャル対談が、10月19日(土)第2話放送終了後から動画配信サービス「TELASA(テラサ)」で配信される。収録直後、ほぼ本番一発撮りの恐ろしさを引きずった菅田さんが、これを毎回続ける2人をねぎらうほか、実際に現場に観客が入った際の難しさや、石崎さんの音楽活動へも影響を及ぼしていることなど、和気あいあいとクロストークを展開。作品の裏側が垣間見える見逃せない対談となっている。▼第3話ゲスト菅田将暉コメントとにかく楽しかったし、すごい経験でした。難しいのは、本番は対お客さんに向けてお芝居をやっているけれど、それがテレビで放送されるという点。お客さんのリアクションは、そこまで視聴者には伝わらないと思うので、リアクションを見つつ、切り替えてテレビ用のお芝居するのが大変でした。《化け物》が育つと思います、この環境は(笑)。リハーサル終わりに(仲野)太賀とある場面について相談したら、たまたま2人とも同じことを考えていた。深川監督からも止められなかったから採用されてます。このドラマの出演者、スタッフさんたちは本当にすごいと思います。稽古一日、次の日が本番なんてあり得ない。しかも30分尺を一発撮り…夢みたいな一日でした。だけど、これくらい自由なものを見たいという、《革新の汽笛》のようなものを感じました。金子(茂樹)さんの脚本に関しても、去年、ドラマ『コントが始まる』でお世話になりました。本当は、もう少し稽古をしてからやりたかったというのが本音です(笑)。金子さんの脚本は発見がいっぱいあります。だから、言葉として丁寧にとらえて芝居をした方が面白いに決まっている。でも、どうしても動きに頼ってしまった部分も多く、個人的には「こういうことかな」という解釈を具現化したつもりです。いい意味で、余白を多く書いてくださっている印象です。いずれにせよ、ここからどうなっていくのか、先が楽しみです。第3話の見どころは、仲野太賀との10数ページに及ぶ2人芝居でしょうか。最初に台本を読んだときは、恐怖を感じました。共演回数も多いし、公私ともに交流のある存在で、太賀と絡むとなると、やっぱり下手なことはできないから。ただ、彼は《暴れ馬》なので、手綱を握ろうとしても握れない。そういった意味で、楽しみ半分、怖さ半分でした。太賀は見たことのない汗をかいていたので、そこも見どころです。土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」は10月22日(土)より毎週土曜日23時30分~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年10月11日俳優の西島秀俊、仲野太賀、ダンテ・カーヴァー、女優の上戸彩、樋口可南子が出演する、ソフトバンクの新CM「SPY マネキン」編が、8日より放送される。今年で15年目を迎える白戸家シリーズは、西島と仲野がスパイ役として登場。やたらとシアワセそうな家族“白戸家”の極秘調査をしていくシーンを描いた「白戸家×SPY」シリーズが展開されている。今回の新CMは、やたらとシアワセそうに買い物を楽しむ白戸家の秘密を探るべく、西島が洋服コーナーのマネキン人形に混ざって、仲野がお店の天井に張り付いて、予想外のハプニングに見舞われながらも“こっそり”白戸家を監視する。○■西島秀俊、仲野太賀、上戸彩、樋口可南子インタビュー――今回初めて同じシーンで西島さんと直接お会いしていかがでしたか?上戸:このまま会えずに終わるんじゃないかと思っていたので、共演できて嬉しかったです。樋口:これからグイグイ近づいてくるような気がしますね。西島:意外とすぐ近づきましたよね。僕もずっと会えないのかなと思っていたんですよ。樋口:スパイってそういうものよね。西島:ずっと遠くで見てるのかなと思ってたんですけど、良かったです。上戸:触れるしね。今回はスパイの格好じゃないですよね。西島:違いますね。樋口:西島さんは悪そうに見えないでしょ。すごくいい人そうなので、なんか裏があるのかしら。このまま自然に私たち家族のなかに入ってそうで怖い。西島:たしかに。太賀くんも、スッといそうですもんね。白戸家の食卓に。樋口:一緒にご飯食べてて、違和感ないもの。西島:ほんとですか。ぜひ食卓のほうにも。上戸:スパイの設定が忘れられちゃいそうですね。西島:スパイの設定がなくなってもいいんですか?樋口:いらない、いらない(笑)。上戸:団らんで。西島:じゃあ、それでお願いします(笑)。――今まで西島さんと共演したことは?上戸:バラエティー番組ではありますけど、飲み友達です。西島:いや、違いますよ(笑)。それだとすごい語弊がある言い方じゃないですか。飛行機で、たまたま隣同士になったんですよ。上戸:12時間ぐらいのフライトで。西島:びっくりしましたね。初対面で隣同士とか。上戸:私も偶然、西島さん主演の映画のDVDを飛行機で観ようと思って持っていて、西島さんに「見てください、これ今から観ようと思って持って来たんです!」って。それから……西島:ものすごい盛り上がったんですよね。上戸:すごい長時間、二人で飲んで、もういいかげん寝ますか、みたいな状態になって。樋口:私は以前、スーパーでお見かけしました。西島:あの、僕のプライベートの話、もうやめていただいてもいいですか(笑)。樋口:このまんまの姿でお豆腐売り場に立っていました。西島:スーパーいいですよね。楽しいですよね。上戸:悩んでたんでしょうね、どの豆腐にしようかなって。樋口:そのままの人って、なかなかお目にかかれないので、いいなと思ったんですよ。西島:ありがとうございます。上戸:声を掛けずに、スルーしたんですか?樋口:掛けられない、掛けられない。西島:掛けてください。お願いします。樋口:でも、周りの人たちはみんな見てたんですよ。西島:いや、見てないですよ。上戸:見てる人、いっぱいいますよ。樋口:見てた、見てた。私はすごい見てた。上戸:逆に西島さんが樋口さんにスパイされていたんですね(笑)。――「白戸家×SPY」シリーズをご覧になった周りの皆さんから何か反響等はありましたか?仲野:今まで自分が出たCMでそういうことはなかったんですけど、CMの画面の写真を送ってきてくれたり、ソフトバンクのポスター写真を送ってきてくれたりした友達が何人かいました。あと、家族がとても喜んでいたことが、個人的には一番嬉しかったですね。これだけ長く続いているソフトバンクの白戸家シリーズに出させてもらえるのは、親としてもすごく嬉しいんだろうなと思いますね。――ギリギリ白戸家にバレなかったCMにちなんで、最近ギリギリセーフだった出来事は?西島:新幹線に乗る時、ちょっとだけ時間があったので、立ち食いそばを食べていこうと思ったら、出てくるまで意外と時間が掛かって、何とか全部食べきってギリギリセーフで乗れました。仲野:この前出演していたドラマで、僕はひと足先にクランクアップしていたんですけど、全体が終わるシーンに立ち会おうと思って、車で向かっていたら渋滞にハマっちゃって。なおかつドラマのクルーがものすごく撮るのが早くて、予定よりも2時間巻きで進んでいたんですよ。このままだとクランクアップに間に合わないかもという状況になってしまい、渋滞を回避するのと、撮影が進んでいくのとデッドヒートだったんですけど、車を止めて走って現場に行ったら、ちょうどラストカットが回っていて。「カット、OK、これで全体撮影終了です」というタイミングで、何とかギリギリで間に合って、監督に花束を渡せました。樋口:トキシラズという夏の時季にしか出ない鮭がすごく食べたくなって、スーパーに行ったら、いつもはいっぱいあるのに、2個だけ残っていたんですよ。うちの家族分が、ギリギリセーフで買えました。――最近手に入れて“シアワセ”を感じたものは?仲野:最近、ドラマの共演者の方に、日本一おいしくて、日本一高価な「だだちゃ豆」という貴重な枝豆をいただいたんですけど、それを風呂上がりにビールを飲みながら食べたのが、自分にとってはすごくすごくシアワセを感じる時間でしたね。西島:この前梅酒を漬けている話をしましたが、それからちょっと漬けたい欲求が増して。今、冷蔵庫で週に1回ぐらい揉めばいいみたいな糠床が、ジッパー付きの袋で売ってるんですよ。樋口:毎日かき混ぜなくていいっていう。西島:そうなんですよ。それを買って。樋口:主夫?西島:あれ、本当に楽なんですよ。きゅうりとか、適当に1本ポンと入れて、ぎゅぎゅって。上戸:手を突っ込まなくても、その袋の上から揉み揉みすればいいんだ。西島:そうなんです。朝に何か入れといて、それを夜に食べたりするとシアワセを感じます。樋口:趣味の機織りで、織り上げた着物に合う帯がなかなか見つからなかったんですけど、最近ネットで見つけたんですよ。それをいつ着ようかなと想像することがすごくシアワセです。上戸:子供たちが私のお誕生日プレゼントに作ってくれたメッセージパネルにシアワセを感じました。手作りのものは嬉しいですね。――西島さんが仲野さんに叫んでしまうシーンにちなんで、最近思わず叫んでしまったことは?西島:昨日ちょうど家の前で作業車がバックしてて、ポールに当たりそうだったんで、「当たる ー!」って、心のなかじゃなくて普通に叫びました。で、止まりました。良かったです。樋口:西島さんが叫んだおかげですね。西島:「あ、見えてませんでした」と言ってました。樋口:私はしばらく休んでいた筋トレを先月から再開したら、やった次の日、お尻の上の筋肉が パーンと張ってきたんですよ。そこに筋肉がつくと、歩く時に楽というか。腰もすごく楽になって、ちょっとスタイルも良くなるし、ヒップアップにもなるし、「やったー!」みたいな感じになりました。上戸:私もトレーニングをしていて、ダンベルを落としそうになった瞬間……西島:そういえば、トレーニングされてるところでもお会いしたことがありましたよね。上戸:ありましたね。西島:かなりストイックにやられてましたよね。上戸:いや、そんなことないです。樋口:やってるのね、ちゃんと。そんなふうに見えなかったのに。それで、それで。上戸:脚を広げて、内ももを鍛えるトレーニングなんですけど、私が思ったよりも低くお尻を下げ ちゃったもんだから、ダンベルを落としそうになって。その時に声が出ました。樋口:どういう声?上戸:それはちょっと(笑)。樋口:おっきい声?上戸:いや、ちょっとなんかフニャっとした声が出ました。――天井に張り付いたり、床ギリギリで静止するワイヤーアクションはいかがでしたか?仲野:とても楽しかったです。普段しない動きをして、しかも天井に這いつくばってという特殊なシチュエーションだったので、笑いをこらえながら撮影していました。たぶん、つっている側の方が大変だったんじゃないかなと思います。僕はひたすら楽しませてもらいました。――今後「白戸家×SPY」シリーズで挑戦してみたいアクションシーンは?仲野:水中撮影をやってみたいですね。こういうシチュエーション、設定じゃないと、なかなか機会がないので、海か池のなかからドボドボドボッと上がってくるみたいな。水中に潜って隠れてとか、普段できないことをやってみたいです。潜るのはけっこう得意なほうだと思います。西島:僕はずっと映画とかでやりたいと言っているものがあって。みんなが知っている実物の建物の壁を登りたいんですよ。東京の有名なビルとか、タワー的なものとか。上戸:ロッククライミングみたいなものはやってるんですか?西島:やってません。樋口:高いところがいいの?西島:いや、高いところはダメなんですけど、みんながイメージできるアクションシーンをやってみたいんですよ。「あそこに?」っていう。樋口:東京タワーとか?西島:そうです。あそこにぶら下がってるとか、イメージできるじゃないですか。うわって。樋口:浮かぶ浮かぶ。やってください。西島:そうですね。安全対策を万全にして。上戸:いいですね。このシリーズでぜひ。西島:でも、だんだんスパイらしいシーンが縮小されているというか。どんどん白戸家の皆さんに向かっている気がするので、アクションシーンがこれからあるのかなという不安があります。上戸:やっぱり見せ場がほしいですよね。西島:スパイですからね。樋口:引きからグーッと寄る。それか、寄りからぐーっと引いたら、東京タワーみたいなすごいところにいたっていうシーンとか面白いかも。西島:こういうふうに話していると、意外と実現するかもしれないですね。樋口:するする! 私、あとでスタッフに伝えておきます。西島&上戸:アハハハ(笑)。
2022年10月07日林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑が共演した「初恋の悪魔」最終話が9月24日放送。鈴之介と“ヘビ女”星砂の最後の別れのシーンに「夢だったってことだよね??」「あれは夢じゃないよ」「どっちでも素敵だなあ」など様々な反応が寄せられている。林遣都演じる鹿浜鈴之介。仲野太賀演じる馬淵悠日。松岡茉優演じる摘木星砂。柄本佑演じる小鳥琉夏を中心に、森園真澄役の安田顕。雪松鳴人役の伊藤英明。雪松の息子・弓弦役の菅生新樹。淡野リサ役の満島ひかりらも共演した本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雪松のもとに鈴之介と悠日は小鳥からの着信履歴に気付き折り返すが、一向につながらない。嫌な予感がした2人はすぐさま鈴之介宅に引き返す。到着した2人は玄関先に散らばる血痕を見つけ固まるが、そのときドアが開いて、おにぎりを頬張った弓弦が現れる。その頃弓弦から「またやっちゃったんで、お願い」とメッセージを受け取った雪松も鈴之介宅に向かっていた。鈴之介に嘘を見抜かれた弓弦は部屋に立てこもり、そこに現れた雪松は弓弦が少年たちを殺したことを認め、自分が罪を被ると言うが、鈴之介は拒否し、弓弦を逮捕する…というのが最終回のストーリー。星砂、森園、小鳥ともに無事回復するが、意識が戻った星砂は“スカジャン”星砂だった。それから1か月、連続殺人事件の真相が判明したことでリサも釈放される。迎えに現れた星砂が“別人”だと気づくリサだが、喫茶店でナポリタンを食べるうちに2人は打ち解けていく…。“スカジャン”星砂に「目を、つむってもらってもいいかな?聴いてないふりして、2人きりにしてもらってもいいかな」と頼むリサ。そして「ただいま、星砂…ありがとうね、待っててくれて。私もさ、あんたに会いたかったよ」と頬を触り、涙を浮かべながら「これからはさ、ずっと一緒だよ…また夜お散歩して帰ろうな。遠回りして帰ろうな」と“ヘビ女”星砂への想いを伝える…。そんなリサに「リサと星砂がごはん食べるシーン、それだけで泣けた」「喫茶店のリサの表情とか、一生忘れない」「目を瞑って、傍らで聞いててと違う星砂に話しかけるなんて素敵」「満島ひかりの呼びかけが夢のように美しいシーン」などの声が送られる。その後、鈴之介宅に居候していた悠日と星砂が引っ越していく。再び1人になった鈴之介は自宅のミニチュアを作り、その中に鈴之介と悠日、星砂、小鳥らのフィギュアを配する…。そのまま眠りに落ちた鈴之介だが深夜に目覚め、何かの気配に気づき外に出ると、そこには“ヘビ女”星砂が。“ヘビ女”星砂は今日で会えるのが最後かもしれないから、別れを言いに来たと切り出し「鈴之介さん、あなたに会えてよかったです。あなたの事好きになりました」と“告白”。両手を顔を覆って号泣する鈴之介に「あなたはとても素敵な人です。これからもあなたのことを思ってます」と続ける…。翌朝、深夜に目覚めた時と同じようにテーブルの上で眠っていた鈴之介のもとに、悠日、星砂、小鳥が押しかけてきて“捜査会議”を始めると言い出す。混乱していた鈴之介だが、野球場の模型と事件の概要を聞くと、以前のように「マーヤのヴェールを剥ぎ取る」と、再び4人で推理を始める…というラストだった。「鈴之介、あんな手で顔覆って、指の間から涙が溢れるくらい泣くなんて、切なすぎ」「そんな泣き方せんといてーー!!!!!」「鈴ちゃんより私が泣いてる、当事者でもないのに」など、号泣する鈴之介に共感した多くの視聴者からの投稿がSNSに殺到。また“ヘビ女”星砂が鈴之介のもとを訪ねた際と、翌朝目覚めた鈴之介が同じ姿勢、服装であることから、2人の別れのシーンに「やっぱり会えたのは夢だったってことだよね??」「最後のはもしかしたら鹿浜さんの切ない夢だったのかもしれないなぁ…」「最後は夢オチだったのか 本当だったのか…」「誰がなんと言おうとあれは夢じゃないよ」「どっちでも素敵だなあと思わせてくれてとても綺麗だった」など様々な反応も寄せられている。(笠緒)
2022年09月25日妻夫木聡主演、安藤サクラ、窪田正孝、 清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣が集結する『ある男』。この度、妻夫木さん演じる弁護士の城戸が“X” の真相を追い求める姿を収めた場面写真が解禁となった。第79回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への出品に続き、第27回釜山国際映画祭クロージング作品に決定するなど、世界から注目を集めている本作。弁護士の城戸(妻夫木さん)は、かつての依頼者である里枝(安藤さん)から、亡くなった夫・大祐(窪田さん)の身元調査という奇妙な相談を受ける。愛したはずの夫は、名前も過去も分からない全くの別人だったのだという。「ある男」の正体について調査を進める城戸は、様々な人物からの話を聞き、真相に迫っていくが――。今回到着した場面写真の中には、大祐の法要に訪れた恭一(眞島さん)から「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げられ動揺する里枝、突然消えた元恋人の行方を案じ、城戸の調査に協力する美涼(清野さん)。そして「ある男」 の手掛かりを仄めかす小見浦(柄本さん)が不吉な笑みを浮かべるカットなど、 「ある男」に関連する重要人物たちの姿を捉えており、物語の先が気になるものとなっている。なぜその男は、別人として生きなければならなかったのか。その先に、涙せずにはいられない衝撃の真実が待っている。『ある男』は11月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある男 2022年11月18日より全国にて公開©2022「ある男」製作委員会
2022年09月21日6月からBSプレミアムで放送された「拾われた男」が、10月11日(火)よりNHK総合テレビにて放送されることが決定した。本作は、俳優・松尾諭の自伝的エッセイに基づく、人生の可笑しみ溢れるヒューマン・コメディ。主演を仲野太賀が務め、草彅剛、伊藤沙莉らが共演し、自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まる、他人に拾われ続けることで人生を切り開いていく物語。ディズニープラス「スター」でも配信され話題を呼んだ。毎週火曜日の放送のほか、翌週には再放送もされる。嘘のような実話をベースにした波乱万丈なサクセスストーリーと豪華キャストによる競演はもちろん、井川遥、柄本明、塚本晋也らの本人役キャストも見どころだ。「拾われた男」は10月11日より毎週木曜22時~NHK総合テレビにて放送開始。(再放送は、翌週火曜15時10分~)(text:cinemacafe.net)
2022年09月21日俳優の西島秀俊と仲野太賀が出演する、ソフトバンクの新CM「唇を読め! iPhone」編が、16日から放送される。新CMは、2007年にスタートした白戸家シリーズの「白戸家×SPY」の第2弾。西島と仲野演じるスパイが、白戸家のお父さんとお母さん(樋口可南子)の会話を読唇術で解読していくが、お父さんから「誰だお前ら!」と発見されてしまう。また、新CMでた白戸家夫婦が実際にどんなやり取りをしていたのかを明かす、WEB限定スペシャルムービーも19日(12:00~)に公開される。前作はヘリコプターやバイクで登場した西島と仲野だが、今回はビンテージカーに乗っての撮影。順調にテイクを重ねながら休憩中は車の話題で盛り上がり、クラシカルな内装をチェックしたり、全体のフォルムやパーツを眺めたりとビンテージカートークに花を咲かせていた。■西島秀俊&仲野太賀インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。仲野:最初に盛り上がったのは車の話ですよね。西島:そうだね。仲野:撮影ですごいかっこいい車を使わせてもらって、そこから話が膨らんでいって、ビンテージカーの話をいろいろさせてもらいました。――初めてiPhoneを手に入れたのはいつですか? 当時のエピソードと合わせて聞かせてください。西島:僕はたぶん発売されて、結構すぐに買ったと思います。アップルユーザーだったので。やっぱり、タッチパネルとかキーボードがなくて、画面上に全部現れるところとか、ものすごい興奮した覚えがあるんですよね。本当に夢の機械というか、映画の中でしか見たことがないようなものが実際に自分の手元にあることに、ものすごく興奮したことを覚えています。仲野:高校2年生ぐらいの時、iPhone4かなぁ。初めてのiPhoneデビューでした。テンション爆上がりでしたね。それまでずっと普通のガラケーを使っていたので、当時の僕としては結構勇気のいる決断だったんですよ。小さなコンピュータというか、まだスマホという言葉もそんなに定着していなかったし、新しい領域に踏み入れるような感覚で。自分が今まで思っていた携帯の概念とは、もう全然違う角度から、いろんなことができるじゃないですか、iPhoneって。そのことにずっと感動しっぱなしで、「あ、こんなこともできるんだ」というのが、いまだに更新されています。西島さんも仰っていたように、未来の道具を手に入れた興奮がありました。――当時iPhoneのどんな機能に一番感動しましたか?仲野:撮った動画をiPhoneの中で編集できることに、すごく感動しましたね。iMovieでちょっとしたショートムービーを学生の時に遊びで撮っていて、それが楽しかった記憶がよみがえりました。――アテレコする様子を描いたCMにちなんで、どんなキャラクターの声優を演じてみたいですか?仲野:せっかくだから人間以外の動物とか、それこそモンスターとかやってみたいですね。普段お芝居で演じられないような、とっぴなキャラクターをやれたら楽しいのかなと思います。――声優経験のある西島さんから仲野さんに対して、なにかアドバイスはありますか?西島:立派にやられるでしょうから。特に、映像の仕事をしていると、自分の年齢とか自分の体でやれる役の幅が、決まってきてしまうんですよ。それが声の仕事だと、すごく難しくて、毎回落ち込むんですけど。それこそ、僕が最初にやった役は馬ですから。賢い馬(笑)。仲野:いいですね、馬。西島:だから、当時すごく興奮した覚えがあって。馬の役なんて、なかなかやれないじゃない。仲野:どういう気持ちかわからないです。でも、楽しそうですね。西島:自分の肉体では絶対できないものにチャレンジできることは、とても感動的でした。仲野:チャンスがあれば、ぜひその世界に飛び込んで挑戦したいと思います。――日本で初めてiPhoneが発売された2008年以降、ご自身で「ここが変わったな」と思うところがありますか?仲野:すごく変わった気がしますね。当時まだ15、6歳ですし。西島:そりゃそうだよ、その年齢だったらね(笑)。仲野:そうなんですよね、すごい変わったような気もするし、でも、変わっていないような気もするというか。当時はどの現場に行っても最年少でしたが、もうすぐ30になる今はほぼそういう状況がなくなってきたこともあって、そうやって少しずつ大人の階段を上って今があるのかなと思っています。西島:僕はたぶんインディペンデント系の映画に出ていた頃で、時間が空いていたら、とにかく映画館に通っていた時期です。今思うとすごく豊かな時期だったなと思いますね。浴びるように映画を見て、ひたすらインプットをしていました。今は自分だけの時間も短くなって、それはそれですごく幸せなことですけど、もうほとんど自分の時間を好きに使っていいという意味では、14年前の方がそういう感じでしたね。――2人がタッグを組んだ潜入調査シリーズについて、どういった点に注目してほしいですか?西島:とにかく真剣にやっていること自体が面白くて、2人の関係がすごくチャーミングで、ちょっとクスッとしちゃうようなところでしょうか。これから関係がどんどん作られていったら、すごく素敵なCMになるのかなと。僕は演じている側ですが、今からすごく楽しみにしています。仲野:一見カッコいいようなさまが映っていますが、2人のちょっとしたポンコツぶりも楽しみにしていただきたいですね。この二人が今後どうやって白戸家の皆さんと絡んでいくのか、そういうところにも注目してほしいと思います。
2022年09月16日林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑らが出演する「初恋の悪魔」第8話が9月10日放送。雪松と息子・弓弦とのやり取りに「揉み消してくれてありがとねって意味に聞こえてしょうがない」「そういう意味だったらヤバすぎる」などの声がSNS上に殺到している。推理マニアの刑事と兄が殉職した総務課、2つの人格を持った生活安全課の刑事。そして新人刑事に恋する会計課…この4人が独自に事件を解決していくというストーリーが展開してきた本作。“ヘビ女”星砂に想われるようになったことで悠日と険悪になった鹿浜鈴之介に林さん。雪松を殴って総務課をクビになった馬淵悠日に仲野さん。スカジャン姿で乱暴な言葉遣いの人格と、悠日の兄の流れ弾で負傷した“ヘビ女”の人格を持つ摘木星砂に松岡さん。刑事たちの精算に非常に厳しい会計課の小鳥琉夏に柄本さん。少年殺害事件の謎を追い続ける鈴之介の隣人・森園真澄に安田顕。謎の転落死を遂げた悠日の兄・馬淵朝陽には毎熊克哉。朝陽の上司だった今は署長の雪松鳴人に伊藤英明といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“第3の事件”の容疑者・菜々美に逮捕状が出るが、森園はこのままでは事件がもみ消されると鈴之介に話す。森園は雪松を疑っていた。一方、クビになった悠日のもとを両親が訪れる。両親の期待に沿えなかったことを謝罪する悠日だが、両親は「失望なんかするわけない」と答え、そこで朝陽のスマホのパスワードを教えてもらうとともに、雪松が朝陽のことで偽証しているのでは?と疑問を投げかけられる。朝陽のスマホのロックを解除した悠日たちは発信履歴をもとに聞き込みを進める…というのが今回の物語。悠日は発信履歴にあった“みぞれ”なる人物と接触することに。それは朝陽と半年ほど一緒に働き、その後所轄に異動した余命いくばくもない元刑事で、彼は朝陽が雪松から淡野リサ(満島ひかり)を撃つよう命じられたと話していたことを明かし、雪松がリサを殺すために朝陽に撃たせようとしたのではと話す。死の前日、朝陽は「雪松さんは、初恋の人のようなもの」と語っていた…このセリフを聞いた視聴者からは「初恋の人。そんな……。初恋の人に裏切られて殺されたと言うの。なんてこと」「初恋の悪魔」ってお兄ちゃんにとって署長が初恋の相手かつ悪魔ってこと???」「「初恋の悪魔」...タイトル回収?やっぱり署長なのか」などの反応が続出。終盤では悠日と小鳥が雪松を尾行する。帰宅した雪松は入れ違いに自宅から出てきた雪松の息子・弓弦(菅生新樹)に「行ってらっしゃい」と声をかける。すると弓弦は「ありがとね」と返事をしてコンビニに向かう…という展開に。このやり取りに「この「ありがとね」は息子の犯した殺人を、父がまた別の犯人に仕立て上げてくれたからありがとうってことなのか??」「息子のありがとねが揉み消してくれてありがとねって意味に聞こえてしょうがないんですが…」「息子だったか…。ありがとね。ってそういう意味だったらヤバすぎるんだが?」などの声が続々とSNSに投稿されている。【第9話あらすじ】服役中のリサと面会した鈴之介は、リサが一言も話をしてくれなかったことを星砂に報告。「リサを苦しめた人間を殺したい」と口にし心を乱す星砂。連続殺人事件の調査が進展し、雪松がその真犯人である裏付けが揃い始めると、すぐにでも雪松を告発すべきだと主張する森園だったが、なぜか慎重な姿勢を見せる鈴之介とぶつかる…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月11日仲野太賀主演の新・土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」に、市川実日子、要潤、KAZMA(しずる)、石崎ひゅーい、檀れい、柄本明が出演することが分かった。本作は、主演・仲野太賀×金子茂樹(脚本)×深川栄洋(監督)とタッグを組んだ、30分間ノンストップの本格シットコム。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に群像劇が繰り広げられていく。物語は、「虹の屋」の三代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野さん)が、10年ぶりの帰宅を果たすところから始まる。彼を待ち構えていたのは、市川さん演じる口が悪い流しのフラメンコダンサー・ルーシー、要さん演じる温泉嫌いで潔癖症の支配人・影島、KAZMAさん演じるUNO依存症の料理長・浮野、檀さん演じる息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居・桃代と、石崎さん演じるその母親と一輪車を愛する従業員・凛吾郎、柄本さん演じる省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株・梅さんこと梅越という猛者たち。彼らに翻弄されながらも、哲郎もクズっぷりを見せ、ドタバタ劇はより加速していく。撮影自体がほぼ本番一発の長回しという、演じる側にとってチャレンジングなこの試み。「ドラマなんだけど、ドラマじゃない、しかも、撮り直しもしない…緊張感と恐怖感で震えておりますが、誰ひとり予想ができていないことがこれから始まりますので、孫を愛でるような気持ちで(笑)、観ていただければと思います」(市川さん)、「シットコムに関しては、僕は普段、音楽をやっていてライブをしているので、その時にしか生まれない空気とかを感覚的に求めているところがあります。表現者としてそういう空気を作り出すのが喜びであり、とてもスリリングなことだと思っています。ですので、楽しめればいいなと思いますが…正直、いっぱいいっぱいです(笑)」(石崎さん)、「ぶつかり合った時に、どういうものが生まれるのかが、本番当日でしかわからないところなので、どんなことでも柔軟に対応できる自分でありたいですね。自分の中にしっかりとセリフや役の感情を叩きこんだとしても、どんなハプニングがあるか予想もつきません。でも、あまり不安ばかり考えないように、その場を楽しみたいなと思うようにしています」(檀さん)と心境を明かす。要さんは「今まで観なかったようなドラマになっていると思いますし、役者としての力量も感じていただけると思います。今の時代にやるからこそ、新しいものになるんじゃないかと思っています」と期待し、KAZMAさんは「うまい具合に作品の《歯車》になれるようにできたらと思っています!」と意気込む。そして柄本さんは「見どころは、せっかくこういう撮影スタイルでやっているんだから、いろいろと失敗が起これば面白いと思いますよ。人がセリフを忘れたりするのを見るの、面白いでしょ(笑)。ハプニングが今作の醍醐味でもあると思いますので、ぜひ期待してください」と呼びかけている。仲野さん曰く「一緒にお芝居をするうえでこんなに頼もしい共演者の方々はいない」と全幅の信頼を寄せる今回の出演陣。一方で「皆さん個性的ですし、異種格闘技戦みたいになるのでは(笑)」と、本番一発勝負ならではの、先読み不可能な展開の予想を少し不安げに吐露している。そのほか、桃代が頼りにする怪しげな霊媒師を宮澤美保、債務者を水風船で追い詰める、怖さはさほどでもない闇金屋を松川尚瑠輝が演じることも分かった。土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」は10月、毎週土曜日23時30分~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月10日俳優の西島秀俊と仲野太賀が出演する、ソフトバンクの新CM「SPY 登場」編が、9日より放送される。新CMは、2007年にスタートした白戸家シリーズの最新作。西島と仲野がスパイ役で登場し、やたらと幸せそうな家族・白戸家の極秘調査をしていく。撮影で、監督から「一見、大作映画に登場するすごいスパイのようですが、実は 2人ともポンコツで、やっていることにあまり意味はありません」と説明を受けた仲野。「今のお話を聞いて、役のイメージが見えてきました」とうなずき、「大作映画のスパイものを演じているポンコツって感じですね」とすぐさま自身の役どころを掴んでいた。また、今回が久しぶりの共演となった2人。全身黒ずくめで本格的なスパイグッズを身に着けた“ポンコツ”役に、西島が「相当できない2人だよね」「こんなにいろいろ用意してきているのに」と印象を語ると、仲野は「形から入るタイプなんじゃないですか」と返して笑いを誘った。■西島秀俊&仲野太賀インタビュー――白戸家CMシリーズに初めて参加した感想をお聞かせください。西島:白戸家のCMは長年見てきたので、そこに自分が参加させていただくことが、いまだにちょっと実感が湧いていないというのが正直なところです。仲野:あの白戸家、あの白戸家ですよ! あの白戸家のCMに、まさか僕が出させていただけるなんて、まったくそんな未来を想像していなかったので、ちょっと不思議な感覚というか。とにかく足を引っ張らないようにしようという気持ちで、今回の撮影現場に臨みました。――白戸家の新CMで共演した感想をお聞かせください。西島:すごく演技が上手くて、しかも本人の魅力がものすごくある俳優さんなので、前回ドラマでご一緒した時もすごく楽しかったですけど、そこから何年も経って、存在がどんどん大きくなっていると感じました。短い時間でしたが、今回も本当に楽しかったです。仲野:とても嬉しかったです。西島さんとペアで一緒に並んでCMに出演できることは、僕としてはとても誇らしくて、休憩時間に質問攻めとかしちゃったんですけど、失礼がなかったかなと思いつつ、気さくにたくさん話してくださったので、西島さんの優しさに包まれた一日という感じでした。――今回のお芝居で意識したこと、こだわったポイントをお聞かせください。西島:基本的に2人ともポンコツなスパイなんですけど、どちらかというと僕の方がポンコツって感じで。先輩だから、本人はすごくできるつもりになっているけど、大体、太賀くんに突っ込まれてしまうところが、ポイントですかね。仲野:ポンコツな2人なんですけど、当事者からするとすごく真面目にやっているところが、きっと面白く見えるんじゃないかなと。そういうことを監督も仰っていて、そこを意識しました。――CMのキーワードにちなんで、“幸せ”を貯めるために普段から実践していることをお聞かせください。西島:最近梅酒を漬けて、待てば待つほどおいしさが……って、全然違う話のような気がする(笑)。でも、飲むのを我慢して熟成させると、梅酒がおいしくなるので、“幸せ”を感じるというか。仲野:それは“幸せ”が貯まっていますね。――スパイといえば変装、ということで、もし誰にもバレず、白戸家のメンバーに変装できるとしたら、誰に変装して何をしてみたいですか?西島:僕は結構犬顔と言われるので、お父さんですかね。今回初めて会ってご挨拶したんですけど、お父さんに変装して、さりげなく家族と食事してみたいです。仲野:ぼくもお父さんになりたいです。それで威厳を保ちたいですね(笑)。お父さんはCMで結構怒ったりしているじゃないですか。犬でありながらお父さんとしての威厳を保ちたい。なんか、そのバランスが面白いなと思います。■上戸彩・樋口可南子・ダンテ・カーヴァーインタビュー――白戸家のリビングに西島さんと仲野さんが潜入したシーンをご覧になっていかがでしたか?上戸:ちょっと勝手に入らないで欲しいですね(笑)。樋口:いつ入ったの? どうして気づかなかったんだろう。こんなに音立ててるのに(笑)。上戸:私達、どこにいたんだろうね。――西島さんと仲野さんを白戸家に迎え入れた感想をお聞かせください。上戸:勝手に……(笑)。樋口:勝手に入ってきますもんね(笑)。上戸:迎え入れたかったですよね? 撮影も一緒にしたかったですし、お会いしたかったなあ。今回はお父さんだけですもんね、西島さんと仲野さんに会えたのは。ダンテ:一緒に撮影したい。来週撮影しますか(笑)?上戸:(スケジュールを)空けておきます。樋口:私も空けておきます。――コンビネーション抜群の演技はいかがでしたか?樋口:安定感抜群ですよね。すごく自然で。上戸:(仲野さんがメイキングで言っていたように)形から入ってる感も抜群でした(笑)。ダンテ:映画っぽいね。超かっこいい。上戸:仕上がりも映画っぽくなりそうなので、期待したいです!――QRコード決済アプリ“PayPay”にまつわるエピソードがありましたらお聞かせください。樋口:撮影前日にアプリを登録しました。その時に、本人確認で顔をカメラで撮るところがあって、すっぴんだったので、慌ててお化粧して(笑)。上戸:へぇーー!樋口:運転免許証の顔と合わないと困るかなと思って(笑)。それで、その日にタクシーで初めて使いました。上戸:早速使ったんですか? すごい。私の母がすごくPayPayを使ってます。たしかタクシーもPayPayで支払いをしていました。樋口:「PayPay」と音が鳴った時、「やった!」という感じでした。上戸:すごい! 私は今回の企画をいただいて、アプリをダウンロードしたところまでやりました。これから樋口さんに教えていただいたところを、やろうと思います。樋口:私の知り合いは電気代とか、息子さんの保険料もPayPayで払ったりとか、いろいろ使いこなしている友達がいるんです。ダンテ:電気代とかの支払いに使えることは知りませんでした。樋口:遅れてます、私たち。すっごい遅れてます(笑)。――CMのキーワードにちなんで、“幸せ”を貯めるために普段から実践していることをお聞かせください。樋口:身内にカメラマンがいて、写真が好きなんですね。孫がいることもありますが、ものすごく家族写真を撮るようになって。それを見返すとすごく楽しくて、「この時も“幸せ”だったなぁ」って。それが積み重なっていく感じがします。上戸:それはスタジオとかで撮るんですか?樋口:普通の何気ないところで。上戸:メイクとかもして?樋口:普通にそのままで。仕事の顔じゃないのがまた良くて。普段の姿をプロの人が撮ったものだったり、家族同士で撮ったものだったり、それも半端じゃない量がたまってきて、これからも貯まっていくんだと思うと、楽しい思い出が重なっていって、写真は良いなと。特に家族写真は。上戸:私も写真が今もう3万枚を超えちゃって、携帯を新しくした時に、過去の写真を残しておきたいんです。なので、そこから減ることがないんです。動画も5,000個を超えちゃってるので、データがもう大変なことになっています。ダンテ:結構使ってるね。上戸:“幸せ”を貯めたくて(笑)。樋口さんと同じです!――ちなみに、同じ質問に、西島さんは「梅酒を漬けて熟成させること」、仲野さんは「ぐっすり眠れるよう夜の散歩で体を疲れさせること」で“幸せ”を貯めていると回答していました。上戸:西島さんがおっしゃっているのはすごい分かります。樋口:熟成されていく感じは分かります。すごい変化していくからね、なんか“幸せ”が貯まっていく感じというか、(仲野さんの答えは“幸せ”を貯める方法というより)健康法ですね(笑)!。
2022年09月08日『シン・ゴジラ』や「SP」シリーズで注目を集めた個性派俳優の松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイを、仲野太賀主演でドラマ化した「拾われた男」。ついに最終回の配信を迎え、Disney+(ディズニープラス)「スター」にて全10話が見放題配信に。これから一気見も可能となる中、本作の全10話のストーリーを一挙にふり返ってみた。本作は、仲野さん演じる売れない役者・“松戸諭”が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まるストーリー。SNS上では「最初から最後まで最高のドラマだった」「極上のドラマだった。主役のお二人をはじめ俳優陣が本当に素晴らしいし、セリフにもリアリティーがあって感情移入しっぱなしの全10話」「今期で一番面白い」「何年かに一本、抱きしめたくなるほど、愛おしいドラマに出会うんだけど、これもその一本に、てかベストに入るドラマになりましたわ」など熱い反響が続いている。第1話「俳優になりたい」という夢はあるが、ツテなし金なしの松戸諭。故郷の兵庫・西宮を離れ、幼なじみ・杉田(大東駿介)を頼って東京・表参道のアパートに転がり込む。ある日、自動販売機の下で航空券を拾う。その持ち主はモデル事務所社長・山村(薬師丸ひろ子)だった。図々しさと昭和顔が良いと山村に拾われ、彼の俳優人生が突如動き出す!そんな中、兄・武志(草彅剛)もアメリカに旅立ったという知らせが…。第2話レンタルビデオ店でアルバイトを始めた諭は、妙に自分を褒めてくれる同僚の田畑(松本穂香)に恋をする。田畑はホラー映画好きということを聞きつけ、諭は大して興味のないホラー映画を頻繁に借りて田畑との距離を詰め、告白に至るも保留とされてしまう。一方、肝心の俳優業ではオーディションに落ち続ける。そんな折、諭は先輩俳優の林(水澤紳吾)の伝手で、戦争映画に出演することに。敗走する兵士の役を無我夢中で演じ、自分のカットが映画で上映されるのを感慨深く見る諭。しかし、林はワンカットも映っていなかった。諭は役者の厳しさを知る。そして、田畑の返事を得るために、彼女に会いに行くが…。第3話諭は、同じ事務所の看板女優・井川遥(井川遥)の運転手となる。“癒し系”のアイコンとして人気を博していた井川が、実はプロレスをこよなく愛する“白熱系”であること、虚実の狭間で思い悩みながら仕事をしていることを知る諭。諭は、そんな井川を持ち前の明るさで支えていた。諭の運転する車では、アルバイト先の同僚・杉浦(田辺桃子)がセレクトした音楽がいつも流れていた。杉浦は諭に恋心を抱いており、井川との仲を羨ましく思っていた。惚れっぽい諭は、杉浦にも好意を抱いていたが、数々の過去の失恋を繰り返したくないとの思いから、杉浦の好意を裏切ってしまう。第4話諭は、アルバイト先に新しく入った比嘉結(伊藤沙莉)の指導をするまでになっていた。諭は、結に対してそれまでの同僚女性とは違った不思議な感情を抱いていた。ある日、結のアパートを訪れた諭は、結が彼氏から暴力を受けているのではという疑念を抱く。そして、諭は、次第に自分の結への恋心を自覚し始めていた。諭は、彼氏から“間男”と勘違いされ、一触即発の空気となるが…。第5話祖母の晴子(末成映薫)を見舞うため、結を初めて連れて帰郷した諭。父親(風間杜夫)には長らく音信不通の兄・武志(草彅剛)に連絡を取るよう押し付けられ、幼なじみからは結婚を促される。プレッシャーを抱えて帰京するが、肝心の役者の仕事が受からない。自暴自棄になる諭に、結から強烈な喝が!その頃、マネージャー日立(鈴木杏)が諭の人生を変える仕事を運び込む。第6話大役でドラマ出演を果たした諭は、京都での時代劇撮影が終わったら結にプロポーズしようと決めていた。だが、役にのめり込むうちに相手役の女優(佐藤めぐみ)に恋心が。馬鹿正直にその気持ちを吐露した諭は、結を大激怒させてしまい、2人の婚姻届提出はすったもんだの展開に。数年後、覚悟を持って夫婦となった2人の元に、アメリカから驚きの電話がかかってくる…。第7話「脳卒中で倒れた」と兄・武志の暮らす米国・ミシガンの友人・ウッディからの電話に、諭はもちろん、兄の事情をよく知らなかった結も事務所メンバーも驚く。兄に「縁を切る」と宣言していた諭だったが、兄の救助を懇願する両親のためにも、事務所に再び借金し、人生初のアメリカへ飛ぶ。到着したカラマズーの空港で兄の親友のウッディと出会い、彼の英語のマシンガントークに戸惑いながら到着したのは兄のいる病院。15年以上ぶりに再開を果たす。すっかり病人となっている兄はパスポートもビザも失効している不法滞在だった。入院治療費は膨大な請求がくると分かり、諭は感動より困惑や怒りの感情が湧く。そして、諭は武志が倒れたとき、一緒にいたという謎の女性・エイドリアンと出会う。第8話兄・武志と長年一緒にいたエイドリアンから、諭は15年間兄がどう暮らしていたのかを聞かされる。祖母が「小遣い」としてくれた100万円を不幸にも落としてしまったことで罪悪感に苛まれ、アメリカ滞在の保証を失ってしまった武志は、エイドリアンに紹介されたレストランで働き始めた。日本の閉塞感が嫌だった彼は、多様な人種の仲間たちに愛される環境を愛し、昔、故郷で散々食べていた太巻きを周りに教えるなどしていた。そんな時の流れの中で、女優の夢破れ、行きずりの男の妊娠をしたエイドリアン。幼い息子のショーンを育てる自信がない彼女を、武志は支える決意をしたのだった。そのころ、15年ぶりの息子をどう迎えるべきか、父・平造は戸惑いを隠せず、兄を待ち望む母・きく(石野真子)と大げんかをしてしまう。第9話諭が次回作『シン・ゴジラ』の台詞練習に励んでいた矢先、突如目の前に父・平造が現れる。兵庫・西宮の実家で喧嘩し、家出した母・きくが諭のもとにいるのではないかと推測してやってきた。結に促され、諭は父を家に泊めさせる。平造は諭と酒を飲み交わし、兄・武志が日本を出た理由である古い親子喧嘩を話し出す。短い家出を終え、きくの元に返る父の背中に、息子の無事の帰還を願う親の心を感じ、諭は兄を連れ戻すべく、二度目の渡米を迎える。再会した兄は鬼の形相でリハビリに励んでいた。倒れる直前、武志はいじめられっ子のショーンに自信をつけさせるべく、かつて野球選手だったと大嘘をつき、ショーンの誕生日に「100マイルの剛速球を投げるからお前が打て」と宣言していたことが発覚する。第10話父・平造が託した魔球を手に、兄・武に“扮した”マスク姿の諭はショーンの前で豪快な一球を投げる。そして驚きに輪をかけて、ショーンが力強く球を打つ。兄の無茶苦茶な嘘を諭、ウッディ、エイドリアンが現実のものに仕立てたことで、ショーンは武志に感動と感謝を伝える。武志は様々な友人の協力のおかげで、皆に見守られながら救急車に乗り、15年間暮らしたアメリカの街を離れる。諭は兄が確かに築いてきた“アメリカの家族”を心に刻み、武志はもう二度と戻れない街をずっと見つめる…。日本に降り立ち、ついに再会する両親と武志はお互いに謝りながら強く抱き合う。失った親子の時間を取り戻すように兄は父母のもとで治療を続ける。だが数か月後、俳優の仕事で多忙な日々を送っていた諭のもとに驚くべき知らせが舞い込む――。売れない役者だった諭が、航空券を“拾い”、“拾われた”ことから繋がり始めたたくさんの人々との“縁”。芸能界で大活躍している“本人役”キャストや小ネタに、これは実話なのか、フィクションなのか、と思いながら楽しめる笑いあり涙ありのヒューマンドラマとなっている。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて見放題独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年09月02日物語のカギをにぎる、淡野リサ(満島ひかり)が登場し、物語が大きく動いたテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)第6話。第7話では、物語を通して描かれる悠日(仲野太賀)の兄・朝陽の殉職の謎に加え、悠日、鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)の関係性が変化します。『初恋の悪魔』第7話あらすじ雪松(伊藤英明)を殴ったことで自宅謹慎の身となった悠日。鈴之介の家で星砂(松岡茉優)と再会するも、自分に対して警戒心をあらわにする星砂にショックを受けてしまいます。そんな中、森園(安田顕)が弁護士だった時代に裁判を担当した5年前の事件と、朝陽がリサ(満島ひかり)を逮捕した3年前の事件とそっくりな殺人事件が発生。森園は、今回の事件が5年前、3年前の事件に続く連続殺人の『第3の事件』だと鈴之介に詰め寄り、星砂もまた、ここで真犯人を見つければリサの無実が証明できると意気込むのでした。雪松(伊藤英明)を殴ったことで自宅謹慎の身となった悠日は、鈴之介宅で星砂(松岡茉優)と再会した。星砂は、悠日に警戒心をあらわにする。ショックを受ける悠日は琉夏(柄本佑)に励まされる。そんな中、殺人事件が発生。被害者は二十歳の大学生・望月蓮。森園(安田顕)は、殺害の手口から5年前、そして3年前の事件との共通点を見つけ、この事件が『第3の連続殺人事件』だと鈴之介に詰め寄る。星砂も、真犯人を見つければリサ(満島ひかり)の無実が証明できると意気込む。鈴之介は森園と星砂の勢いに押され、3人で捜査をすることに。やがて望月の恋人・桐生菜々美が容疑者として浮上。警察も菜々美をマーク、そして彼女の逮捕が決定的となるが…。『初恋の悪魔』第7話は、2022年9月3日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年09月01日2022年8月29日、新テレビドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系)で、俳優の仲野太賀さんが主演を務めることが発表されました。同作は、さびれた温泉旅館『虹の屋』を舞台に、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられる、シチュエーションコメディドラマ。玄関とロビー、従業員室、大浴場の入口とエレベーターのみという限られた空間で繰り広げられる同作で、仲野さんは、うだつの上がらない毎日を送る主人公・柿丘哲郎を演じます。仲野さんがテレビ朝日のドラマで主演を務めるのは今回が初めて。それだけでなく、テレビ朝日が、限られた場面設定、登場人物で繰り広げられる、通称『シットコム(シチュエーションコメディ)』を手掛けるのも初のことです。初めてづくしの今作の主演抜擢を受け、仲野さんは「自由に思うがままにぶつかっていきたい」と意気込みを語ります。珍しいコンセプトで、チャレンジングなドラマになると思うので、初めてお話をいただいた時はとてもワクワクしました。おそらく僕だけではなく、キャスト、スタッフのみなさんも初めての経験が多くなると思うので、みんなで力を合わせて頑張りたいです。『シットコム』は、これまでにもアメリカの作品などを観て楽しんできましたが、今回は外国の作品の言い回しや雰囲気を真似るのではなく、自分たちが作り出せるもので勝負し、土曜日の夜に気楽に観れるドラマになるといいなと思っています。本作は、舞台とも違いますし、通常のドラマ撮影とも違うものになると思います。今まで経験したことがないことにチャレンジするということに、とても興味が湧いています。舞台だと稽古期間があり時間をかけてセリフを入れていくのですが、今回はそういう時間もなく、毎話、ほぼ本番一発勝負なので、まずは、セリフを覚えられるか不安です(笑)。ちゃんとセリフを自分の中に入れて、自由に思うがままにぶつかっていきたいです。以前、金子茂樹さん脚本のドラマ(『コントが始まる』)に出演させていただいたこともあり、きっと今回も素敵なお話を書いてくださるのだろうなと楽しみです。実際に、台本を読ませていただきましたが、とても面白くて、これを余すところなく、自分の身体を通して表現できたらいいなと思っています。ノンストップ撮影という緊張感と臨場感…怖いもの観たさと言いますか、そういう気持ちで観てもらえたらいいなと思いますが…普段のドラマを観る感覚とはまた違う感じで、「コイツ、こんなところで失敗してる!」とか、そういう部分もニヤニヤしながら楽しんでもらえたら嬉しいですね。脚本には、2021年放送のテレビドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)で知られるヒットメーカー・金子茂樹さん。また、監督を深川栄洋さんが務めます。何が起こるか分からないライブの臨場感、豪華ゲストの登場など、見どころももりだくさんな新テレビドラマ『ジャパニーズスタイル』は、2022年10月から放送予定です。[文・構成/grape編集部]
2022年09月01日仲野太賀が土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」に主演、さびれた温泉旅館を舞台に30分間ノンストップの群像劇として本格シットコムに挑む。テレビ朝日初となる本格シットコムの本作で、舞台となるのは温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみ。撮影自体もほぼ本番一発の長回し。そんな演じる側にとってもチャレンジングな試みにいま、飛ぶ鳥を落とす勢いの仲野太賀が果敢に挑戦!満を持して、テレビ朝日のドラマで初主演を飾り、新境地を開拓する。第45回日本アカデミー賞(優秀助演男優賞)、第76回毎日映画コンクール(男優助演賞)、第64回ブルーリボン賞(助演男優賞)、2022年エランドール賞(新人賞)など、数ある受賞歴を誇り、映画『今日から俺は!!劇場版』から『すばらしき世界』、ドラマ「初恋の悪魔」ほか、コメディからシリアスまでこなす仲野さん。「珍しいコンセプトで、チャレンジングなドラマになると思うので、初めてお話をいただいた時はとてもワクワクしました」と本作への意気込みを語る。「今まで経験したことがないことにチャレンジするということに、とても興味が湧いています」と語り、「自由に思うがままにぶつかっていきたい」と気合い十分。脚本は、「俺の話は長い」「コントが始まる」で知られるヒットメーカー・金子茂樹が、テレビ朝日での初オリジナル脚本作に。また、監督は「にじいろカルテ」や「和田家の男たち」を手掛けた実力派・深川栄洋が務める。第1話あらすじ主人公・柿丘哲郎は実家の旅館「虹の屋」の窮地を救うため10年ぶりの帰宅を果たすが、変わり果てた旅館の姿に絶句する。100年の伝統を誇る老舗旅館の品格やサービスは完全に消え失せ、ひと筋縄ではいかない従業員が居座る“曲者の吹き溜まり”と化していた。口が悪い流しのフラメンコダンサー、温泉嫌いで潔癖症の支配人、息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居、その母親と一輪車を愛する少年のような従業員、UNO依存症の料理長、省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株……。そんな強敵が待ち構えているとも知らずに旅館にやってくる哲郎は「お引き取り下さい」と家に上げて貰えない事態に。あの手この手を使って家に上がろうとするも、鉄壁の守備に跳ね返され玄関で泣き崩れる哲郎、そこに現れる謎の大男……。果たして家に上げて貰えるのか?従業員たちに受け入れられる日はやってくるのか?さびれた旅館のロビーにカオスな嵐が吹き荒れる!土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」は10月、毎週土曜23時30分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年08月29日キュートな笑顔に、穏やかで柔和なオーラ。乃木坂46の新曲で2度目のセンターに抜擢されたことでも話題の、賀喜遥香さん。眠りやストレスケアは、どう意識している?賀喜遥香の眠りにまつわるエトセトラパジャマをキュートに着こなしてくれた賀喜遥香さん。自身は“ふわふわなものに囲まれていると、落ち着いて眠れる”という。「冬はくまみたいなもこもこのパジャマを着て寝ています。ベッドに2つ置いている、ふわふわの大きなクッションもお気に入り。それを抱いて寝ないと落ち着かなくて、遠征先のホテルでも早く起きちゃったり、睡眠の質まで変わる気がします」ちなみに、抱き枕にしたい乃木坂46のメンバーはいる…?「筒井あやめちゃんです。私より背が小さくて、サイズ感的にも落ち着きそうだし、何よりかわいいので、いるだけで癒されそう」安眠のための欠かせないパートナーは、お気に入りの香りと音楽。「ベッドリネンは小さい頃から馴染んでいる香りにしたくて、上京してからもずっと実家で使っていたウッディ系の柔軟剤を使っています。寝る時にかける音楽は、大好きな『あつまれ どうぶつの森』のピアノのBGM。本当にリラックスして眠れるんです」賀喜さんといえば、心の健やかさまで透けて見えるような笑顔が印象的。心と体を安定させる、自律神経ケアは何かしている?「なんでしょう~?でも私、多趣味だなとは思います。アニメも好きですし、絵を描くのも好きですし、動画を見るのも好き。昨日も今ハマっている『HUNTER×HUNTER』の絵をずっと描いていたんですけど、好きなものを描いていると心が癒されるんです。次はこれを描こうとか、今度はこのアニメを見ようとか、小さな楽しみや幸せがいくつかあると、それに向かって頑張れたりもしますし。今は『僕のヒーローアカデミア』の第6期が楽しみなので、それを見るまでは、辛いことも頑張らなくちゃって(笑)」乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』では、2度目のセンターに大抜擢。「どう頑張っても自信は持てないんですけど、でもやっぱり、みなさんに認めてもらえるような人でありたいし、いつでも明るくいたい。だから、かっこいいセンターにはなれなくても、みんなが笑顔になれるようなセンターを目指して頑張りたいと思っています」そんな賀喜さんの支えになっているのは、メンバーの存在。「同じ四期生の早川聖来ちゃんは私のことをすごく気にかけてくれるし、お互いに相談し合える関係性。(秋元)真夏さんも、自分が感じている不安を言葉にして相談するのが得意ではない私の性格を汲み取って、“頑張ってね”って駆け寄ってきてくださったり、(齋藤)飛鳥さんは横にぴたっとくっついてきてくださったり。乃木坂らしいあったかさを感じて、嬉しくなりました」五期生の加入により、賀喜さんにも心境の変化が。「三期生の先輩方が“先輩にやってもらって嬉しかったことを後輩にしてあげたいと思った”と言ってらっしゃった気持ちが今すごくよくわかるんです。私も四期生みんなで写真を撮っていた時、先輩が後ろに入ってピースをしてくれていたことが嬉しかったので、五期生に少しでもリラックスしてもらいたくて、同じことをしてみたんです。そういう時、私も先輩になったんだなって実感しました」自分を変えたいという想いで飛び込んだアイドルの世界。「今はまだ、変わっている途中です」と、賀喜さんは微笑む。「でも、人間的には少しずつ強くなれている気がして。これからもファンの方の思い出に残るアイドルを目指して頑張りたいです」かき・はるか2001年8月8日生まれ、栃木県出身。乃木坂46四期生。1st写真集『まっさら』(新潮社)が4週連続重版で累計20.5万部に到達。センターを務める30thシングル『好きというのはロックだせ!』は8月31日発売。スーピマコットンならではのさらりとした質感。パジャマ(ロングパンツとセットで)¥30,800ショートパンツ¥6,050(共にサンスペル/サンスペル 表参道店 TEL:03・3406・7377)生地全体をゆるく織ることで、手織りのような柔らかさに。RUOSTE ブランケット 150×260cm¥24,200クッションカバー45cm角¥8,800(共にラプアン カンクリ 表参道店 TEL:03・6803・8210)※『anan』2022年8月31日号より。写真・横山創大ヘア&メイク・nagisa(W)取材、文・恒木綾子(by anan編集部)
2022年08月26日“すっごい実話!”として話題になっている、名バイプレイヤーで知られる、俳優・松尾諭(さとる)さんのエッセイ『拾われた男』(文春文庫)がドラマ化された。タイトルは『拾われた男 LOST MAN FOUND』。主人公の松戸諭を演じたのは、仲野太賀さん。役者を目指して上京するも、好きな人に振られ続け、借金地獄に苦しみ、失敗を重ねながら恋と夢を追いかけた…。そんな松尾さん自身の半生を描いた、実話をもとにしたフィクションだ。「面白いドラマがあるよー!」ってみなさんに言いたい(笑)。「これまで、松尾さんとの共演経験はなかったのですが、以前一度だけ、飲みの席でお話しさせていただいたことがあって。あとあと聞いたら『僕の役を太賀くんにやってほしいんだ』とその時から言ってくれていたみたいです。僕、酔っ払っていて、何も覚えていなかったんですが…(笑)。正式にお話をいただき、原作を読ませていただいたら、俳優のサクセスストーリーというわけでもなく、個性的な人生を描きつつも、途中から思わぬ話に転調していくのがとても面白いと思いました」現在の風貌は、すっかりいつもの仲野さんだが、撮影期間中は体重を12~13kg増量させて挑んだという。「自伝的エッセイでも、松尾さんのモノマネをするつもりは全くなくて。諭はどこか憎めない、周りから愛されるキャラクターで、なおかつコミカルな雰囲気が必要だと思ったので、クランクインの前からひたすら食べて、筋トレをして体を大きくしました。物語は、全編通してユーモアあふれるシーンもあれば、演じている僕ですら思わずうるっとくるシーンもあって、その度にこのホンの面白さを実感していました」草彅剛さん、伊藤沙莉さん、薬師丸ひろ子さんはじめ、要潤さん、北村有起哉さん、風間杜夫さん、井川遥さんなど、豪華な俳優が次々登場するのも見どころのひとつ。「僕が出ていないシーンはほとんどないのですが、職場、家族や友達といる時などいろんなシチュエーションがあるなかで、どの扉を開いても素敵な役者さんばかりが出てくるので、頼もしかったですね。なかでも印象深かったのが、初共演の草彅さん。僕が子供の頃から、ずっとその活躍を見てきたし、近年の出演作を見ても、素敵なお芝居をされていて尊敬していました。実際にお会いしてみると、現場に草彅さんが入ってきただけで見事に空気が変わり、パッと瞬間的に華やかになる一方で、目が離せないほどグッと引き込まれることもあって。その底知れぬ人間性には圧倒されましたね。僕の俳優人生は、作家さんや監督さん、スタッフさん、俳優さんなど、とにかく人に恵まれてきたし、自慢できる幸せな出会いばかりだったのですが、草彅さんとの出会いもその一つになりました。そして、完成作を見た松尾さんからは『めちゃくちゃ面白かった!』と言っていただき、ホッとしています。だから読者のみなさんにも言いたい。『面白いドラマがあるよー!』って(笑)」『拾われた男 LOST MAN FOUND』俳優を夢見て上京した松戸諭。自販機の下に落ちていた航空券を拾ったことで、人生が転がり始める…。全10話。毎週日曜22:00~、NHK BSプレミアムで放送中。また、「ディズニープラス」の「スター」で見放題独占配信中。なかの・たいが1993年2月7日生まれ、東京都出身。放送中のドラマ『初恋の悪魔』(日テレ系)に出演。朗読を務めた『神の子どもたちはみな踊る』(Audible)が配信中。出演映画『ある男』は今秋公開予定。ラグビーシャツ¥50,600(コモリ/ワグ インク TEL:03・5791・1501)パンツ¥49,500(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・小川久志スタイリスト・石井大介ヘア&メイク・高橋将暉インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年08月23日第2章に突入した『初恋の悪魔』(日本テレビ系)。物語が大きく動き出す第6話が、2022年8月20日に放送されます。これまで自分の中にもう1人の知らない人格がいるのではないかと疑っていた星砂(松岡茉優)。第6話では、星砂の『もう1人の人格』に関する謎が徐々に明らかになっていきます。星砂のもう1人の人格をめぐる謎偶然、街で星砂に出会った鈴之助。しかし、その時の星砂は、もう1人の人格であり、当然ながら、まるで自分のことを知らない様子に鈴之介は戸惑うしかありませんでした。後日、星砂について悠日(仲野太賀)から相談を受けるも、何もいえずにいた鈴之助。一方、雪松(伊藤英明)は、星砂の身辺を詳しく調べていました。鈴之介と、もうひとつの人格となった星砂(松岡茉優)が偶然、東京で会った。星砂は鈴之介のことをまるで知らない様子だが、自分の名前を知っていた鈴之介に興味を示す。戸惑いを隠せない鈴之介を、星砂は、自分が寝泊まりしているネットカフェに連れて行く。一方、雪松(伊藤英明)は、星砂の身辺を詳しく調べていた。その後、鈴之介の家を訪れた星砂は、少しずつ心許し始めた鈴之介に自分の過去を語り始める。16歳で家出して東京に出たこと。そこで出会ったリサ(満島ひかり)という女性に救われたこと。そして更に、そのリサが、悠日の兄・朝陽(毎熊克哉)が殉職したとされる事件に深く関わっていたことを。物語の中に散りばめられた謎が、徐々に1つの『答え』に向かって動いていく『初恋の悪魔』第6話。キーマンであるリサとは一体、そして朝陽の殉職にどう関わっているのか…物語は、新たな局面を迎えます。[文・構成/grape編集部]
2022年08月19日俳優の仲野太賀さんと林遣都さんが主演を務めるテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)が、いよいよ第2章に突入します。物語が新たな展開を迎える第5話では、鈴之介(林遣都)、悠日(仲野太賀)が抱える『謎』にも動きが。それぞれが抱える謎に新たな展開が?森園(安田顕)によって、自身の家の地下室に閉じ込められてしまった鈴之介。閉じ込められている鈴之介は、森園から5年前に起きた、15歳の少年が行方不明となり、まもなく遺体で発見された事件を聞かされます。犯人は逮捕されたものの、森園は、こんな奇妙な家に住む鈴之助こそが真犯人だと考えていたのでした。対する鈴之助は、森園に、この家に住むこととなった経緯を語り始めます。もともと、鈴之助が住んでいる家は、椿静枝(山口果林)という老いた女性から譲り受けたものでした。椿との出会い、それは鈴之介がこれまで誰にも語ったことのない、今の鈴之介を形成する壮大なストーリーがあったのです。一方の悠日(仲野太賀)は、兄の朝陽(毎熊克哉)が残したスマホのロックを解除し、兄の死の謎を解こうとしていました。鈴之介(林遣都)と森園(安田顕)は、鈴之介家の地下に、薄気味悪い監禁部屋を見つける。森園は、隙を突いて鈴之介をそこに閉じ込めてしまう。彼は、鈴之介が5年前に起こった、ある殺人事件の真犯人ではないかと疑う。一方、悠日(仲野太賀)は兄の朝陽(毎熊克哉)が残したスマホのロックを解除し、兄の死の謎を解こうと星砂(松岡茉優)に言う。星砂は『もうひとりの自分』が朝陽の死に関わっているかもしれないと不安を抱く。そのころ、渚(佐久間由衣)は、捜査に行き詰ったとき、いつも解決のヒントが書かれた手紙が届くことを琉夏(柄本佑)に打ち明ける。さらに渚は手紙の主が鈴之介ではないかと思っていると、頬を緩ませながら語るのだった。密かに渚に心を寄せる琉夏は複雑な心境に。そんな中、音信不通になっている鈴之介を心配した悠日と星砂そして琉夏(柄本佑)は、鈴之介の家を訪ねてくる。監禁されている鈴之介は、この家に住むきっかけになった椿静枝という女性との思い出を森園に語り始め…。捜査権のない登場人物たちが、あくまで自主的に事件を推理する『初恋の悪魔』で、4人が見つけ出す『謎』の答えとは。物語の折り返し地点となる第5話は、2022年8月12日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年08月10日林遣都と仲野太賀がW主演、松岡茉優、柄本佑が共演する日本テレビ系・土曜ドラマ「初恋の悪魔」から、Huluオリジナルストーリーが配信されることが決定。また、第4話のダイジェスト映像も公開された。それぞれワケありの警察署勤務の4人、ヘマをして停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、会計課職員・小鳥琉夏(柄本佑)、この捜査権のない4人が事件解決に乗り出すミステリアスコメディー。脚本家・坂元裕二の世界観であるテンポがよく、繊細、軽妙かつ重厚で、思わず引きこまれてしまうセリフの掛け合いが展開されていく。この度、第4話の見どころをまとめたダイジェスト動画が公開、物語は大きな謎に向かっていよいよ目が離せない展開に。第5話への期待が高まっている。Huluではオリジナルストーリーを配信。初回は第6話(8月20日)の放送終了後より配信開始、詳細は後日発表予定となっている。第5話あらすじ鈴之介(林遣都)は森園(安田顕)とともに、廊下の突き当りにあった開かずの扉を開く。そこには地下に続く階段があり、その先には地下室があった。薄気味の悪いその地下室は明らかに誰かが監禁されていた痕跡があり、さらに驚く2人。そんな隙、森園は地下室の扉を突然閉め、鈴之介だけを地下室に閉じ込めてしまう。一方、悠日(仲野太賀)は兄の朝陽(毎熊克哉)が残したスマホのロックを解除し、朝陽の死の謎を解きたいと星砂(松岡茉優)に言う。星砂は“もうひとりの自分”が朝陽の死に関わっている証拠が出てくるかもしれないと不安を抱く。閉じ込められている鈴之介は、森園から過去に起きたある殺人事件について聞かされる。5年前、15歳の少年が行方不明となり、まもなく遺体で発見された。犯人は逮捕されたものの、森園は真犯人がほかにいると考えていた。そしてこんな奇妙な家に住む鈴之介こそが、その真犯人ではないかと疑ったのだった。鈴之介は、「ここは僕の家に違いないが、僕の家ではない」と告げるが、森園は「意味が分からない」と取り合わない。そのころ、渚(佐久間由衣)は捜査に行き詰ったとき、いつも解決のヒントが書かれた手紙が届くことを琉夏(柄本佑)に打ち明ける。さらに渚は手紙の主が鈴之介ではないかと思っていると、頬を緩ませながら語るのだった。密かに渚に心を寄せる琉夏は複雑な心境に。一方、鈴之介は森園に、この家に住むこととなった経緯を語り始める。この家は椿静枝(山口果林)という老いた女性から譲り受けたのだった。椿との出会い、それは鈴之介がこれまで誰にも語ったことのない、現在の鈴之介を形成する壮大なストーリーがあったのだ。また、そのころ、しばらく音信不通になっている鈴之介を心配した悠日と星砂、そして琉夏は、鈴之介の家を訪ねてくる。地下室の存在など知る由もない3人は、鈴之介の部屋から椿の書いたとみられる手記を発見し――。「初恋の悪魔」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年08月08日俳優の仲野太賀さん、林遣都さんが主演を務めるテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第4話が、2022年8月6日に放送されます。『初恋の悪魔』第4話あらすじ鈴之介(林遣都)の家を訪れた森園(安田顕)が見せた、「この部屋には監視カメラがあります」「この世界にはもう秘密などないということでしょう」と書かれたメモが、視聴者の反響を呼んだ第3話。第4話では、そんな森園がサスペンス小説家であることが明かされるも、森園家には妻と呼ばれる女性以外に、怪しげな女性が複数出入りしており、鈴之介は混乱するばかり。一方、悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)は、世界英雄協会を名乗る男を追うべく、奮闘していました。社会のマナーやルールを守らない者が矢で射られる事件が次々と発生。世界英雄協会を名乗る男が犯行声明を出す。刑事課の捜査会議で渚(佐久間由衣)が世界英雄協会の危険性を主張するも、他の刑事たちは取り合おうとしない。その後、世界英雄協会による犯行は続き、いつしか愉快犯となり、犯行声明とともにクイズを出題するように。大量の数字が並んだ暗号を示し、自らのアジトを示唆するのだった。琉夏(柄本佑)は渚に頼まれて、数字クイズ解読に取り組む。渚までが犠牲者となる。悠日と琉夏(柄本佑)は、鈴之介に助けを求めるが…?毎回、視聴者に少しの謎を残して話が終わる『初恋の悪魔』。第4話ではより物語の核を握る謎に近付くのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月05日ミステリーともコメディともとれる不思議な展開が話題のテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第3話が、2022年7月30日に放送されます。第3話では、悠日(仲野太賀)と結季(山谷花純)、鈴之介(林遣都)と星砂(松岡茉優)、それぞれの関係に変化が起きそうな予感が。『初恋の悪魔』第3話あらすじ第2話で、恋人の結季から、結婚後も別の相手との男女関係を認め合う『オープンマリッジ』を提案された悠日。あらためて正式なフィアンセとしてプロポーズし直すつもりだったものの、肝心の結季は待ち合わせの場所に現れず、落ち込む悠日を癒したのは、星砂でした。一方、そんな星砂に、関心を示す鈴之介は、「僕以外の世界中の人は、摘木(星砂)さんのことが好きなんだろうなって思うんだよ」と恋心をにおわせつつも、星砂に興味はないといい張る始末。そんな中、星砂はスーパーで、ワインを万引きした男性を捕えるも、相手のバッグに商品は入っておらず、店長の山田から苦言を呈されてしまいます。星砂のことが気になって仕方ない様子の鈴之介(林遣都)。悠日(仲野太賀)は、非常に屈折した鈴之介の恋心を感じていた。一方、星砂はスーパーで、ワインを万引きした男性を捕えるも、彼のバッグに商品は入っておらず、店長の山田は、星砂が無実の大切な客を万引き犯扱いしたことに苦言を呈する。しかし、古株の店員・絹子は、星砂をかばう。続いて星砂は、チョコレートをバッグに入れる女性を捕えるが、今回もまた、彼女のバッグにチョコレートはなかった。「確かに見たはずなのに…」と、動揺する星砂。同じことが3回も続くと、さすがの星砂も自信を無くし落ち込んでいた。本当に、万引きは星砂の見間違いだったのか? 鈴之介は、星砂の心をつかもうと、悠日と琉夏(柄本佑)の協力を得て、真相究明に乗り出す。捜査権のない、ちぐはぐな4人が導き出す事件の真相は。そして、それぞれの恋模様は…第3話も、視聴者を飽きさせない展開が期待できそうです。[文・構成/grape編集部]
2022年07月27日「初恋の悪魔」の2話が7月23日オンエア。今は亡き兄に想いを伝える悠日…仲野太賀の演技に「泣きの芝居ほんとすごい」「太賀くんの真骨頂」といった声が殺到。松岡茉優演じる星砂には「悠日の兄の恋人だったんじゃ」など様々な憶測も持ち上がっている。数々の作品で知られる坂元裕二が脚本を手がける本作は、ヘマをして停職処分中の刑事のもとにそれぞれ訳ありな総務課、生活安全課、会計課の4人が集結。刑事とは違った感性と推理で難事件を解明していくミステリーで、コメディーで、ラブストーリーでもある物語。大きな洋館に一人暮らしをしていて、隣人を犯罪者予備軍と考えて窓越しに監視している鹿浜鈴之介役で林遣都が、刑事だった兄が3年前に殉職、自らは警察官ではなく総務課で働く道を選んだ馬淵悠日役で仲野さんがW主演。いつも同じスカジャンスタイルだが、全く別系統のバッグや靴も大量に持っている生活安全課の刑事・摘木星砂には松岡さん。自分の話をいつも真剣に、親身に聞いてくれる渚に想いを寄せるようになる会計課の小鳥琉夏に柄本佑。境川警察署の署長・雪松鳴人に伊藤英明。鈴之介の隣人で自称小説家の森園真澄に安田顕。捜査中の事故で殉職したとされている悠日の兄・馬淵朝陽に毎熊克哉。一生懸命で真面目な新人刑事・服部渚に佐久間由衣。かつて監察医をしていた小洗杏月に田中裕子といった俳優陣も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では団地で起こった殺人事件を4人が独自に解明していくというストーリー展開。事件の真相を解明した後、悠日と星砂は夜の公園でカップ麺を食しビールを飲む。そこで悠日は星砂に自分の兄の朝陽が3年前に殉職したことを明かす。亡くなる前日に朝陽から電話があったが出なかったことを告白し、兄への劣等感から電話を無視していたことや、自分のせいで兄が死んでしまったと語る悠日。心の中で「俺を笑うな、俺をバカにするな、俺にアドバイスすんな、俺に偉そうにすんな、もっと俺を尊敬しろ」と思っていたと本心を明かす悠日に、星砂は「電話、出な」と答える。悠日は出られなかった朝陽からの電話に出て、本当は話したかった想いを涙を流しながら語る…。「留守電への返事…多分心のなかで何度も繰り返したろう返事」「もういない人に、元気?って。こんなん泣くやろ」「そんな風に少しずつちゃんと過去を消化できるといいよね」と悠日に寄り添うコメントと共に、「泣く演技させたら太賀の右に出る奴おらんな」「まじで泣きの芝居ほんとすごい」「2話で太賀くんの真骨頂見せてくるのエグい」など、仲野さんの演技にも絶賛が集まる。また「星砂ちゃん……惚れてまうやろ……」「やだこんなの星砂のこと好きになっちゃう」「ただただ馬淵くんの本音を吐かせる星砂ちゃんがかっこよくて好きだ」など、悠日に対する星砂の姿勢にも感動の声が続々と送られる。その後、雪松が朝陽が殉職した際、彼のスマホが現場から持ち去られた可能性を明かす。そしてラストでは星砂の部屋から朝陽のものと思しきスマホが見つかる…。「お兄ちゃんのスマホを何故星砂ちゃんが…!?」「星砂は悠日の兄の恋人だったんじゃない?」「別人格が出ている時にお兄さんの事件を起こしたかもしくは現場にあったスマホを持ち出したか」など、このラストシーンにも様々な憶測が飛び交っている。【第3話あらすじ】悠日はもう一度、結季にプロポーズし直すつもりだったが、結季は待ち合わせの場所に来なかった。落ち込む悠日は星砂と出くわし、何気ないやりとりに癒される。そんななか悠日は鈴之介に呼び出され、森園がシャベル片手に突然鈴之介の家に乗り込んできた昨夜の話を一部始終を聞かされる。その頃、スーパーで万引きの監視をしていた星砂はワインを盗む男性を捕えるが、確認すると彼のバッグには商品が入っておらず…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月24日俳優の仲野太賀さんと林遣都さんが主演を務める、テレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第2話に、俳優の六角精児さんが出演することが発表されました。第2話では、紙切り芸を持ちネタした兄弟芸人の兄・夕紀夫(内藤トモヤ)の死をめぐり、悠日(仲野太賀)、鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)が『捜査会議』を繰り広げます。『初恋の悪魔』第2話あらすじ六角さんが演じるのは、兄弟芸人の弟・日出夫役。日出夫は、団地内の廊下で胸にハサミを突き立てられて死んでいる兄・夕紀夫を発見した、第一発見者でした。鈴之介は、凶器であるハサミが2人の商売道具であることから、日出夫に疑いの目を向けるも、完璧なアリバイがあるため、謎は深まるばかり。一方で、悠日は、恋人の結季(山谷花純)との結婚の話が進むも、そちらも不穏な空気が流れ始めていました…。悠日(仲野太賀)は、恋人の結季(山谷花純)と結婚式の相談をする。分不相応の結婚を自認する悠日は、彼女の言いなり。彼女の希望で結婚後は退職し主夫になるつもりだ。そんな中、刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進む。被害者は兄弟芸人の兄・夕紀夫で、弟の日出夫(六角精児)が発見者だ。夕紀夫は、外廊下で胸にハサミを突き立てられて死亡。団地の住人たちは夕紀夫の叫び声を聞いたが、犯人の目撃者は誰もいなかった。鈴之介(林遣都)、悠日、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)の捜査会議が開かれる。鈴之介は、芸でハサミを使っている日出夫が犯人だと主張する。そんな短絡的な推理を全否定する琉夏と喧嘩となる。第一日出夫には完璧なアリバイがあるのだった。謎は深まる一方の捜査会議から帰る途中、悠日は婚約者の結季が別の男性と一緒にいるところを見てしまう…。警察署内にいながら、事件の捜査をする権限のない、はみ出し者4人が織りなすコメディタッチのやり取りも好評の『初恋の悪魔』。第2話は、2022年7月23日、夜10時から放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年07月21日現在、Disney+「スター」にて配信中のヒューマンドラマ「拾われた男」第3話より比嘉結役で登場した伊藤沙莉。この度、仲野太賀演じる主人公・諭との場面写真が到着した。振られた回数14回、そして告白すること14連敗という記録を持つ諭。学生時代に古橋さんに振られ、幼なじみ・野本(片山友希)にも振られ、アルバイト先の不思議キャラ・田畑(松本穂香)には、告白を保留にされている間に別の彼氏ができてしまう。そんな数々の失恋を重ねてきた諭がついに巡り合う運命の女性、それが伊藤さん演じる比嘉結。結は、杉浦(田辺桃子)がアルバイトを辞めてしまった後に入ってきた新人。先輩として指導をしつつ、雑談で盛り上がり、諭は次第に、結に対して不思議な感情を抱き始める。思い通りにいかない恋愛ばかり経験してきた諭は、一筋縄ではいかないような思わぬ展開もあったが、俳優業を目指す傍らの、波乱万丈な諭の恋の物語に目が離せない。そして第4話で無事結ばれた諭と結。2人を演じた仲野さんと伊藤さんは、本作で初共演となるが、「(共演前から)勝手に仲間意識を持っていて、遅かれ早かれいつか一緒になるだろうなとは思っていました。このタイミングでご一緒できてとても楽しかったですね」(仲野さん)、「特にお仕事したい方だったので、こうしてがっつりお芝居できて嬉しかったですね」(伊藤さん)と、お互いに共演前から意識し合っていたそう。そして仲野さんは「この長い撮影期間は体力的にも精神的にも本当にハードだったのですが、沙莉ちゃんがいてくれたから助けられて部分もたくさんあって、心の安定剤というか、そういう意味で相手役としてとても好きになれたし、素敵な女優さんだなと改めて思いました」と伊藤さんを絶賛。伊藤さんも「主演という立場もあると思いますが、(仲野さんの存在が)現場が円滑に進む最大の理由だったと思います。人として魅力的な方ですし、お芝居を共にするのもそうですし、見ていて勉強になる部分もたくさんありましたし、やっぱり『仲野太賀は素敵だな』と感じました」とお互いを高く評価。さらに、「こちらが思いつきで台本にないことやっても150%で返してくれて、掛け合いがとても楽しかったですね」と仲野さんが明かすように、撮影現場ではアドリブも多かったそう。伊藤さんが一番印象に残っているシーンは、2人の掛け合いのシーンだったそうで、「オーディションに落ち続けていた諭が、やっとある作品受かった時にふたりで抱き合うというシーンで、結と諭のシーンとしても、私と太賀さんの中でも、何か完全に通じ合った瞬間がありました。とても必要な瞬間で、何か自分たちがこうありたいというものが一致した感覚がありました。後に答え合わせをしたわけではないですが、勝手にそういう風に感じたので、よかったなと思いました」とふり返っている。そんな2人が作り出す夫婦の空気感と、アドリブいっぱいの中で生まれた掛け合いに注目だ。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて見放題独占配信中(全10話)。(cinemacafe.net)
2022年07月19日坂元裕二脚本、林遣都と仲野太賀W主演の「初恋の悪魔」が7月16日スタート。SNSには「出てくる人みんなクセが強い」「キャラ濃すぎ渋滞してる」などの声が殺到するとともに、松岡茉優演じる星砂に“二重人格”疑惑も浮上している。本作は停職処分中の刑事と総務課、生活安全課、会計課という4人がひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する、ミステリーで、コメディーで、そしてラブストーリーでもある物語。あるヘマをして停職処分中の刑事で推理マニア、なぜか大きな洋館にひとりで住んでいる鹿浜鈴之介に林さん。自分が負けることで他人が勝つ人生がある、それが自分のモットーと思っている総務課の職員・馬淵悠日に仲野さん。いつも同じスカジャンスタイルで、言葉使いも乱暴でぶっきらぼうな生活安全課の刑事・摘木星砂に松岡さん。細かい性格で刑事たちの精算にも非常に厳しい会計課の小鳥琉夏に柄本佑。境川警察署の署長で、悠日に停職中の鈴之介を監視させ探るように指示する雪松鳴人に伊藤英明。いつかすごい罪を犯すのではないかという好奇心から、鈴之介が窓越しに監視している自称小説家の森園真澄に安田顕。悠日の兄で捜査中の事故で殉職したとされているが、雪松は誰かに殺められたと考えている馬淵朝陽に毎熊克哉。森園の家に出入りする謎の女性・野上千尋に萩原みのり。事件に真摯に向き合う一生懸命で真面目な新人刑事・服部渚に佐久間由衣。渚の先輩刑事で長いものには巻かれるタイプの口木知基に味方良介。かつて監察医をしており、星砂とはそれ以来の知り合いの小洗杏月に田中裕子といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はとある病院に長期入院中の少年・新(柴崎楓雅)が、病院の中庭で遺体となって発見され、飛び降り自殺かと思われたが、新と同室だった少年・大希(高橋來)が事情聴取で、新は担当医師の堂島に殺されたと証言。その後、大希は病状が悪化、危篤状態に陥る。新の死は医師による殺人の可能性も出てきた。悠日は雪松から鈴之介の監視を命じられ、彼と知り合う。そんな折、悠日は琉夏から病院での転落死事件の真相を突き止めてほしいと頼まれ…という展開に。視聴者からは「すごいキャラ濃すぎ渋滞してるこのドラマ」「初恋の悪魔、出てくる人みんなクセが強い!笑」「やばいやばいやばいwww林遣都も柄本佑も松岡茉優も全員クセ強いぞ」「もうみんなくせ強すぎて訳わかんないけど面白い。そしてみんなのお芝居好きすぎる」など登場人物の“クセの強さ”に触れた投稿が殺到。ラストでは落とした財布を受け取ろうとした星砂が、自分がしたとされる買い物について違和感を感じたような表情をしつつ、商品を受け取る場面も。帰宅した星砂の部屋には、普段の彼女とは別系統のカバンなどが大量に置かれたクローゼットが。それを閉じた星砂が「いいかげんにしてくれよ、ヘビ女」とつぶやくカットで1話は終了。このラストシーンにも「摘木さん(松岡茉優)は二重人格なのかな?」「解離性同一性障害って事なのかなぁ?!ヘビ女に化けるの楽しみ」といった反応が多数寄せられている。【第2話あらすじ】刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進んでいた。被害者はかつて人気だった芸人の夕紀夫(内藤トモヤ)で、弟の日出夫(六角精児)とコンビを組んで紙切り芸を持ちネタにしていた。手がかりを見つけるため、渚(佐久間由衣)が一人で団地の監視カメラの映像をチェック。琉夏はそんな彼女が心配でならず、鈴之介、悠日、星砂、琉夏の自宅捜査会議が始まる…。「初恋の悪魔」は毎週土曜22:00~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年07月17日「Mother」「Woman」「大豆田とわ子と三人の元夫」など、数々のヒットドラマを書き下ろした脚本家・坂元裕二とその製作陣が新たに描く土曜ドラマ「初恋の悪魔」が7月16日(土)よりスタート。林遣都と仲野太賀がW主演し、さらに松岡茉優、柄本佑という人気俳優の共演で早くも話題を呼んでいる。物語の舞台は、境川警察署。失態をして停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課・摘木星砂(松岡茉優)、会計課・小鳥琉夏(柄本佑)という4人がひとりひとり、こじれた事情を抱えながらも刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する。友情や恋が芽生えるだけでなく、やがてより大きな真実と運命に飲み込まれていく、ミステリーで、コメディーで、そしてラブストーリーでもある青春群像劇(?)となるらしい。10代のころからお互いを知る林さんと仲野さんに、松岡さんと柄本さんの初共演など、それぞれのケミストリーが楽しみな俳優たちが、クセ強めのキャラクターを演じ、ひと筋縄ではいかない展開を予感させている。★林遣都「デビューの頃から知っている太賀と一緒」停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介を演じる林さん。15歳の時に家に引きこもり、シャーロック・ホームズに憧れたのを皮切りにミステリー小説を読みあさり、凶悪犯罪オタクの推理マニアに。やがて刑事になったものの、思い描いていた捜査とは違う。もしかして自分が憧れていたのは刑事ではなく、凶悪犯人だったのではないか、というやばい考えまで頭の中をよぎりはじめている。最近は挙動不審で奇異な行動を見せる隣人の森園(安田顕)を嬉々として観察している、という少なからず闇を感じさせるキャラクター。林さんは1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。主演映画『バッテリー』(07)で俳優デビューし、仲野さんと共演した。2018年のドラマ「おっさんずラブ」の牧役で広く注目を集めたほか、「HiGH&LOW」シリーズ、映画『闇金ウシジマくん』『しゃぼん玉』『犬部!』『私をくいとめて』などで多彩な役柄をこなしてきた。NHK連続テレビ小説「スカーレット」で共演した大島優子との結婚も話題となった。坂元さんによる「朗読劇2021」にも参加したが、今回の役柄は坂元さんがあて書きしたという。「普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)」と林さん。また、仲野さんによれば、「遣都くんって何回売れるんだよ!」と同世代の俳優の間でよく話題になるとか。「今回の林遣都って僕の中で第4章くらいになるんです(笑)。『バッテリー』から始まって、そのあと『火花』『おっさんずラブ』があって、『いつまで売れ続けるんだろうな、この人』っていう感じですごいなと思っています」と明かしている。★仲野太賀、林遣都とのW主演は「光栄」仲野さんが演じるのは、総務課の馬淵悠日。総務課は暑中見舞いはがきの作成・送付から、コピー用紙の補給も電球の交換も任される、捜査とは無縁の仕事だ。刑事だった優秀な兄(毎熊克哉)を亡くしている。悠日は自分自身に期待をしておらず、出世も興味なし。自己犠牲型の平和主義者。そんな中、署長の雪松(伊藤英明)から鹿浜鈴之介の監視を命じられることに。「おまえなら相手も油断するはずだ」と言われるのだが…。1993年2月7日生まれ、東京都出身の仲野さん。林さんのデビュー映画『バッテリー』撮影当時は、林さんが14~15歳、仲野さんが12~13歳だったそう。「こうやって並んで主演でやらせてもらえる時がきたのは光栄」と感慨深げだ。2012年の映画『桐島、部活やめるってよ』では“桐島”と同じバレー部で、桐島の突然の退部に翻弄される1人を演じた。2016年、今作「初恋の悪魔」の水田伸生監督が手がけた宮藤官九郎脚本のドラマ「ゆとりですがなにか」の“ゆとりモンスター”・山岸役が大反響を呼び、スピンオフ「山岸ですがなにか」も生まれるほどに。「今日から俺は!!」「この恋あたためますか」から映画『南瓜とマヨネーズ』『泣く子はいねぇが』『すばらしき世界』などまで縦横無尽にこなし、現在、主演ドラマ「拾われた男」がNHK BSプレミアムにて放送中、ディズニープラスにて配信中と波に乗る。今作には、「この先、全話を通してこの役(悠日)の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみ」と期待を込める。★松岡茉優、坂元脚本には「必ず答えが入っている」松岡さんが演じる摘木星砂は、生活安全課で万引きなどを担当する刑事。かつては県警捜査一課に所属し、果敢に凶悪事件にも向き合ってきたこともあってか服装はいつも同じスカジャンスタイルで、言葉使いも乱暴でぶっきらぼう。しかし、実はそれは彼女の本当の姿ではなく…。1995年2月16日生まれ、東京都出身。2008年より「おはスタ」のおはガールを務める。『桐島、部活やめるってよ』で校内一の人気女子の“親友”役で注目を集め、以降も連続テレビ小説「あまちゃん」やドラマ「コウノドリ」、映画『ちはやふる』シリーズ、『万引き家族』『蜜蜂と遠雷』『騙し絵の牙』などに出演。2017年、大九明子監督のもと初主演を務めた『勝手にふるえてろ』が第30回東京国際映画祭観客賞を受賞し、松岡さん自身も「東京ジェムストーン賞」を受賞した。坂元脚本のドラマは「問題のあるレストラン」(15)以来2度目。「役作りにおいて、坂元さんの脚本の中には、必ず答えが入っている」と言い、今作の「星砂という役にもとことん向き合おうと思います」と意気込みを語る。柄本さんとは初共演となるが、「林遣都さんとは18歳のときに時代劇(『銀二貫』)でご一緒したのが初めてで、錚々たるキャストの中で、若くして主演を務められていて、その中で座長としての勇ましさを感じていました」と松岡さん。「仲野太賀さんとは、16歳の時に初めて共演して、縁が深くて、もう3、4回ご一緒していると思います」と、旧知の仲。林さん演じる鈴之介と恋が生まれる可能性もあるらしい!?★柄本佑が演じると、役が「生き生きして血がめぐる」メインキャストの最後の1人は、偏屈で堅物の会計課の職員・小鳥琉夏を演じる柄本さん。刑事たちの精算にも非常に厳しい。その一方で空想癖もあり、よく持論を説くところがあるので署内ではやや敬遠されている。そんな折、自分の話をいつも真剣に、親身に聞いてくれる新人刑事・渚(佐久間由衣)に想いを寄せるようになる。1986年12月16日生まれ、東京都出身。柄本明&角替和枝を両親に持ち、弟・時生は名バイプレイヤー、妻は安藤サクラという俳優一家。2001年、オーディションから選ばれた主演映画『美しい夏キリシマ』が高く評価され、数々の映画に出演し、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や「心の傷を癒すということ」、映画『きみの鳥はうたえる』ほか、舞台でも広く活躍。特に2020年、吉高由里子主演「知らなくていいコト」で人気を掴んだ。今年も「ミステリと言う勿れ」『ハケンアニメ!』『犬王』など活躍し、庵野秀明監督による『シン・仮面ライダー』(2023年3月公開予定)にも出演する。林さんにとって柄本さんは「尊敬する先輩」だと言い、仲野さんも「きちんと共演するのは初めて」という。「佑さんがこれまで演じてきた役は、他の方では想像が出来ない印象があって、佑さんがやるとその役が生き生きして血がめぐる感じがしていました。今回演じられる小鳥琉夏役もとても楽しみです」と初共演の松岡さんも語るように、今作でも柄本さんにしかできないキャラクターを作りあげてくれそうだ。第1話あらすじとある病院に長期入院中の少年・新(柴崎楓雅)が病院の中庭で遺体となって発見された。飛び降り自殺かと思われたが、新と同室だった入院患者の少年・大希(高橋來)が事情聴取で、新は担当医師の堂島(川原田樹)に殺されたと証言。その後、大希は病状が悪化して危篤状態に陥った。新の死は、医師による殺人の可能性も出てきた。境川警察署の総務課職員・悠日(仲野太賀)は署長の雪松(伊藤英明)から、ある失敗をして停職処分中の刑事・鈴之介(林遣都)の監視を命じられる。刑事だった悠日の兄は、捜査中の事故で殉職したのだが、雪松は鈴之介がその死に関わっているかもしれないと告げる。思いがけない命令で、悠日は鈴之介の家を訪ねることに。鈴之介は大きな洋館に一人で住んでいた。悠日は、署内で行っているアンケート調査と称して鈴之介から話を聞く。過去に起こった世界の猟奇的犯罪について、熱っぽく語る鈴之介。彼は、凶悪犯罪愛好家の推理マニアだった。そんな折、悠日は会計課の琉夏(柄本佑)から、頼みごとをされる。現在所轄で捜査中の病院での転落死事件の真相を突き止めてほしいというのだ。そんな中、刑事課の新人刑事・渚(佐久間由衣)に密かに心を寄せる琉夏は、刑事課内でポンコツ扱いされる渚に手柄を立てさせたいと考えたのだった。突拍子もない申し出に、またしても戸惑う悠日。彼は断ろうとするものの、鈴之介のことを思い出す。悠日は、琉夏を連れて鈴之介の屋敷を訪ねる。事件の概要を聞いた鈴之介は、医師がシリアルキラーである可能性が高いと興味津々。3人は、捜査会議を始めるが…。悠日と琉夏は独自で捜査するため、捜査資料管理室に侵入。すると、なぜか生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)がいた。悠日と琉夏は、星砂も病院の転落死事件を調べていると思い込み、彼女に協力してほしいと頼む。かくして、捜査権のない4人が事件解決に乗り出した。少年の転落死は自殺なのか、それとも殺人なのか?事件の裏に隠されていた秘密とは!?そしてこの妙な4人の組み合わせが、思いがけない事態を巻き起こしていく――。「初恋の悪魔」は7月16日より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年07月16日●増量したほうが「松尾さんの愛らしい感じが出るのかな」現在ディズニープラスで配信中のドラマ『拾われた男』で主人公・松戸諭(まつどさとる)を演じている俳優の仲野太賀。劇中、主人公の諭は、数々の数奇な出会いによって、自らの人生が開けていく姿がコミカルかつハートフルに描かれているが、仲野自身「自分と重なるところがとても多い」と強く感情移入したという。「僕も拾われてきた人生」とつぶやいた仲野が、これまでの俳優人生を振り返ると共に、モデルとなった俳優の松尾諭に近づけるための役作りについても語った。松尾が自ら執筆した自身の半生を描いたエッセイを映像化した本作。俳優を目指して上京した松戸諭が、自動販売機の下に落ちていた航空券を拾ったことから起こる数奇な運命を描いている。実在する人物、しかも同じ世界に身を置く人間を演じるという、ある意味でハードルの高いチャレンジに挑んだのが仲野だ。「松尾さんはもちろん存じ上げている方でしたが、そこまで面識があったわけではないんです。でも原作を読ませていただいて、松尾さんの愛おしい部分をすごく感じられました。特に同じ俳優として、悔しい思いをしたときの気持ちや、セリフがあってもなくても仕事をもらったときの喜びなど、すごく丁寧に書かれていたので、共感する部分は多かったです。実在して、しかもいまも活躍されているという意味では、これまでと違う感覚はありましたが、クランクイン前に松尾さんとご一緒する機会があり『なにも気にせず、自由に演じてください』とおっしゃってくださったので、プレッシャーみたいなものは感じずに演じることができました」。本人にとらわれることなく、自由に松戸を構築することができたという仲野。それでも画面に登場した松戸は、いつもの仲野よりも大きく、松尾に似た風貌に映った。かなりの増量を試みたのではないのだろうか――。「自分はどちらかと言うと痩せ形体型だったので、もう少しボリュームがあった方が、松尾さん自身の愛らしい感じや、憎めない雰囲気が出るのかなという思いはありました。最終的には10キロぐらいは増やしましたね。ここまで増量したのは初めてですが、増やし方にもいろいろあって、食べるだけだとお腹が出てしまうだけなので、まずは筋トレをして骨格ができあがってから、増やしていく感じでした。こうして体を変えることで、違うものが見えてくるんだなというのは、今回気づきとしてありました」。一方で、体重を増加させたり、メガネをかけたり、方言をマスターしたりという外見を寄せることだけに終始してしまうと「話が小さくなってしまう」という危惧もあったという。「ちゃんとフィクションとして成立させないと、観る人の間口が狭くなってしまう気がしたんです。だからこそ、外見で寄せる部分は寄せつつも、松尾さんから独立して、松戸諭としてしっかり観てもらえるようなさじ加減は、監督と現場で話しながら進めていきました」。○■兄役の草なぎ剛は「なんて奥行きのある方なんだろう」仲野演じる諭には、武志という兄がいる。終始無表情でなにを考えているのか分からないと諭は思っているが、武志は突然アメリカに旅立ってしまう。諭と武志の関係も、作品に深い彩を与える。武志を演じるのは、草なぎ剛だ。「今回、ご一緒できるのを楽しみにしていたのですが、草なぎさんの芝居は本当にすごくて。もう武志なんですよ、兄貴にしか見えない。どこかで調整するみたいな概念がないように感じました。表現が難しいのですが、憑依するという言葉が一番伝わりやすいのかもしれません。とにかく吸い込まれる感じで、自然と弟になれました」。仲野にとって草なぎは、子供のころからテレビなどで見ていた大スター。「国民みんなの草なぎさん」ということで、自然と「こんな人なのかな」という先入観があったという。しかし、対峙してみて奥の深さに驚きを隠せなかったという。「アイドルとしての草なぎさんはもちろん、役者としてもたくさん作品を観てきたので、勝手に知った気でいたんです。でも一緒にお芝居して『なんて奥行きのある方なんだろう』とビックリしました。年を重ねていくにつれ、どんどん素敵になっていく草なぎさんの姿を見ていると、勉強になったのはもちろんですが、『もっと輝くことができるのかもしれない』と勇気づけられたというか、頑張らなければと強く思うことができました」。●「僕が“拾われた”ように」若い人の役に立てれば多くのことを学べた『拾われた男』の現場。なかでも松戸諭という男を演じて「人と人との出会いの大切さ」を痛感した。「この作品を通じて自分の人生を振り返ったとき、『俺も拾われてばっかりの人生だな』と改めて気づかされたんです。本当にその瞬間に多くの手を差し伸べてもらったからこそ、いまの自分があるんです」。今年5月に行われた橋田賞の授賞式。仲野は「自分自身が誇れるものは、実力でもなんでもなく、僕はいろんな人との出会いが誇れるものだと思っていて、たくさんの方に出会っていろんな場面で手を差し伸べていただけて今日があると思っています」と話していた。「本当にこれまでを思い返すと、どこから感謝していいのか分からないぐらい、多くの人に拾われてきた気がします。それこそ、劇中諭が航空券を拾ったように、僕は岩松了さんのワークショップのオーディションのチラシを拾って、受けに行ったことから始まり、たまたま近所に住んでいた石井裕也監督との縁もそうです。さらに人生初めてのオーディション会場の扉を開いたときにいたのが染谷将太だったり……。なんかそういう縁が、いまの僕のすべて繋がっているように感じるんです」。生きることの楽しみは人と出会うこと――。そんなことを実感させてくれるという本作。人との出会いによって“いま”があるという仲野。「幸運なことに僕は好奇心が旺盛で、いろいろな人に触れていたいという思いがある。現場が好きなんです。そこに行けばなにかが起こる。気づいたら足を運んでいるんです。そこでの出会いがいまの僕を作り上げてくれている。たくさんの人に拾っていただきました」。だからこそ、受け取った“縁”はしっかりと繋げていきたいという思いがある。「自分がそんな立場にあるのかは分かりませんが、もし昔の僕のように、なにかを求めて目を輝かせている若い人がいれば、僕が“拾われた”ように、なにか役に立てればいいなと思っています」。“拾われた”人間が、またその縁を感じて、誰かを“拾う”。「良い作品を世に送り出したい」という純粋な思いで繋がるプラスの循環。こういう思いが、人の心を豊かにする作品を生み出す要因になるのだろう。■仲野太賀1993年2月7日生まれ、東京都出身。2006年にドラマ『新宿の母物語』で俳優デビュー。近年の主な出演作は、ドラマ『あのコの夢を見たんです。』『この恋あたためますか』(2020)、『コントが始まる』『#家族募集します』(2021)、映画『今日から俺は!!劇場版』(2020)、『すばらしき世界』『あの頃。』『ONODA 一万夜を越えて』(2021)など。第64回ブルーリボン賞助演男優賞、第45回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞、 第76回毎日映画コンクール 男優助演賞、2022年エランドール賞 新人賞を受賞。現在、ディズニープラスにて主演ドラマ『拾われた男』が配信中。
2022年07月16日運と縁の力で人生を切り開いた“ある俳優”の波乱万丈サクセスストーリー「拾われた男」が、ディズニープラス「スター」にて配信中。この度、兄弟役で出演している仲野太賀と草彅剛のインタビュー映像が公開された。本作で初共演を果たした2人。仲野さんは、原作者・松尾諭自身であり、持ち前の人を惹きつける魅力と強運で他人に“拾われる”ことで人生を切り開く主人公・松戸諭を、草彅さんはアメリカに渡ったきり音信不通であった兄・武志を演じている。今回到着したインタビュー映像は、そんな2人の関係性や役作り、撮影現場でのエピソードなどが語られている。仲野さんは「小さい頃から草彅さんを拝見していて、大スターの草彅さんの印象が強かったです。ご一緒してみたら、とても優しくて、忘れもしないエピソードが何個かあります」と、草彅さんは「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ。僕もいくつかエピソードがあります」とお互いについて語っており、信頼関係が垣間見える。また、物語の後半、諭が武志を拾いに行く本作。幼い頃から疎遠という設定の2人だが、草彅さんは「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします。ふたりで話し合ってしまうと『こうしよう』という風に狙ってしまうので、その場での空気感をうまく感じ取れて作り上げていきました」と話し、仲野さんも「僕も、諭自身も、(草彅さん演じる)武志という人物を分かりきっていないというか、疎遠になった時間も長いし、見えてこない部分もたくさんありました。それが草彅さんと僕の関係性でも活かされたかなと思います」と明かした。「何度も見返すと、とても面白いところがあると思います」と言う草彅さんは、「是非ともみなさんもこの作品を愛して何度も見ていただきたいです」とアピール。仲野さんは「ひとりの俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だから、きっと、このドラマを最初見始めた方も最後まで見終えたときは、こんな物語になっていくのかという驚きと感動がきっとあると思います」とメッセージを寄せている。「拾われた男」はディズニープラス「スター」にて毎週日曜日23時~見放題独占配信中(全10話)。(cinemacafe.net)
2022年07月15日俳優・松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイをドラマ化した『拾われた男』が、Disney+(ディズニープラス)「スター」で見放題独占配信されている。このたび仲野太賀と草なぎ剛のインタビュー映像が公開された。持ち前の人を惹きつける魅力と強運で、他人に“拾われる”ことで人生を切り開く主人公・松戸諭を演じるのは仲野太賀。その兄・武志を草なぎ剛、諭の運命の女性である比嘉結を伊藤沙莉が演じる。監督は、NHK連続ドラマ小説『あまちゃん』、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の井上剛氏が務め、脚本は、映画『百円の恋』『喜劇・愛妻物語』の足立紳氏が手がけた。公開された特別インタビュー映像は、2人の関係性、役作りや撮影現場でのエピソードなど、本作をさらに楽しめる新情報が盛り込まれている。仲野は草なぎとの共演について「小さい頃から草なぎさんを拝見していて、大スターの草なぎさんの印象が強かったです。ご一緒してみたら、とても優しくて、忘れもしないエピソードが何個かあります」と答え、草なぎは「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ。僕もいくつかエピソードがあります」と、築き上げた2人の信頼関係が垣間見える。物語の後半、「運」と「縁」に導かれ、誰かに拾われては救われていく諭が、アメリカに渡ったきり音信不通な兄・武志を「拾い」に行く本作。武志とは幼い頃から疎遠な設定で、2人の役作りや関係性も気になるところだが、草なぎは「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします。2人で話し合ってしまうと『こうしよう』という風に狙ってしまうので、その場での空気感をうまく感じ取れて作り上げていきました」と、その場その場の空気を活かして挑んだことを伝え、仲野も「僕も、諭自身も、(草なぎさん演じる)武志という人物を分かりきっていないというか、疎遠になった時間も長いし、見えてこない部分もたくさんありました。それが草なぎさんと僕の関係性でも活かされたかなと思います」と、初共演である草なぎとの関係性も役作りにプラスになったことを明かした。「拾われた男」というタイトルに因み、本作に関わったことで“拾われた”と思うことについては、仲野も草なぎも原作者である“松尾諭”に拾われていることを挙げ、草なぎは原作者・松尾諭を演じる仲野について「たまに松尾くんに似てきて、後ろ姿みてわからない時もありました。肩のラインとかすごく似ていて、松尾くんの役をやるために生まれてきたんじゃないかみたいな(笑)」と大絶賛。仲野は「クランクインした時から共演者の方々が『めちゃくちゃ似てるんだけど』とか、『ふとしている表情が似てる』など、声をかけてくださったのでとても安心しました」と話した。最後、草なぎは「何度も見返すと、とても面白いところがあると思います。是非ともみなさんもこの作品を愛して何度も見ていただきたいです。よろしくお願いします」、仲野は「ひとりの俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だから、きっと、このドラマを最初見始めた方も最後まで見終えたときは、こんな物語になっていくのかという驚きと感動がきっとあると思います。気楽に楽しんでもらえたらと思います」と、本作を楽しみにしている人たちへのメッセージで締めくくった。(C)2022 Disney & NHK Enterprises, Inc.
2022年07月15日