お盆休みで、帰省や旅行中の方も多いでしょう。夫や子どもと一緒に過ごせる長期のお休みはいかがですか? 楽しくリラックスできていますか?「なぜか夫にイライラ、モヤモヤする…」長期休みのたびに、そう感じる妻は少なくありません。せっかく家族そろって過ごせるのに、どうして妻だけがイライラしてしまうのでしょうか? その原因、実は夫にありました。■気をつかう義実家への帰省…その時、夫は?義実家への帰省となると、妻は人一倍、気をつかいますよね。どんなに義両親と良好な関係を築いていても、自分の実家のように気を抜くことはできないでしょう。そんな時、夫はどう振る舞っていますか?生まれ育った自分の家で、目一杯、のびのび・リラックスしているのではないでしょうか。まるで、子どもに戻ったように、義両親に甘えた部分を見せることもあるでしょう。普段は妻や子どものために、大黒柱として頑張ってくれている夫。そんな頼りになる夫が、「何もやらなくていいでしょ」といった子どもっぽい態度に豹変するため、妻は「え?」となるのかもしれません。さらに、そんな夫を義両親がちやほやするので、妻は一層疎外感を感じてイライラしてしまいます。では、自分の実家への帰省なら夫にイライラ・モヤモヤしないのかというと、そういうわけでもないのが難しいところ。自分の実家だからといって、男性のように上げ膳据え膳で甘えるというわけにはいきません。こまごまと実両親の手伝いをしなければいけない一方で、夫はお婿さんなのでもてなされるわけです。妻の実家でも、お客様としてのびのび振る舞っている(ように見える)夫にモヤモヤしてしまうのかもしれません。■楽しいはずの旅行でも夫にイライラ・モヤモヤ…その原因は?では、家族水入らずの旅行はどうでしょうか? 帰省よりずっとラクで楽しいはずですが、やはり夫にイライラ、モヤモヤしてしまう妻…。これは、「お休み」に対する認識が妻と夫で大きく違うことが原因のようです。妻は、日常だろうが休日だろうが、家族を守り、育児や家事をこなすことは24時間、365日休みがないとわかっています。しかし、夫は「完全に休んでいいのがお休み」ととらえ、好きなことを好きなだけできる期間だと思っている人が少なくありません。旅行の時は、夫婦2人とも仕事をしていないのだから、妻はついつい自分と同じように夫にも「パパとしての責務をはたしてよ」と思ってしまいます。しかし、夫は休暇中、完全に休もうとするから、その考え方の行き違いでイライラするのだと思います。旅行が長くなればなるほど、夫のダラダラはどんどんひどくなっていくもの。その尻拭いを妻がする機会も増えていくことから、より一層イライラが増すのかもしれません。妻にとって、家から離れること自体が、非日常でありストレス。どこに行くとか、何をするとかの手配をするのも疲れますよね。そんな時、夫が「のんびり~」としていたら…。旅行の手配や段取りが任せられるリーダータイプの夫だったとしても、残念ながら旅行準備や後片付けまではやってくれないでしょう。ですから、休みを満喫するはずの旅行なのに、かえって妻は疲れてしまうのです。■長期休暇で夫にイライラしない4つの対処法では、帰省や旅行でイライラしないためには、どうすればいいのでしょうか? 次の4つの対処法をご提案します。1.義実家へは、子どもと夫だけ帰省させる。2.自分の実家には、自分一人、もしくは子どもとだけ帰省する。3.旅行では、あらかじめ夫にタスクを与える。4.旅行や帰省の準備・後片付けはできるだけ手を抜く。あらかじめ夫に何か言っておいたとしても、義実家への帰省では義両親がちやほやしてしまうので、夫はうれしくて忘れてしまうもの。ですから、子どもっぽく振る舞う夫にイライラしてしまうなら、あっさりあなただけ帰省しないというのも一つの手です。「どうして、あなたは帰ってこないの?」と義両親からのプレッシャーがあるかもしれません。その場合は、「実家の終活の相談が…」「体調があまり良くなくて…」「仕事があって…」と、義両親が触れにくい理由で断ってもいいでしょう。「義両親は孫が見たいと言うので、帰省は必須。でも子どもが小さく、夫一人には任せられないので、私も一緒に帰省しないと…」そういう場合は帰省中、子どものお世話に手がかかることを口実に、夫の世話は義両親に任せ、義両親に対する気づかいにも手を抜いてしまっていいのではないでしょうか。2.の自分の実家に一人で帰省、もしくは夫抜きで帰省した場合、夫婦仲を心配されることもあるでしょう。でも、そこは実両親。正直に「交通費がもったいないから」「私もラクしたいから」と言えばわかってもらえるでしょう。そして、旅行の場合は、あらかじめ夫の担当を決め、「タスク」を与えます。「この日は任せるから、あなたが仕切って」と仕事のようにお願いすると、男性は張り切って責務を果たしてくれるでしょう。男性にとって「言わなくても察してやる」というのはなかなかハードルが高いので、なるべく細かく指示を出すのがコツです。そして、憂鬱(ゆううつ)な旅行・帰省の準備、後片付けはとことん手抜きで乗り切りましょう。リストを渡して子どもにゲーム感覚で準備させる、下着や靴下は使い古したものを持っていき旅先で断捨離する、帰宅直前にホテルのランドリーサービスを利用する、疲れを取るために帰宅後すぐの予定は入れないなど、ちょっとした手抜きや工夫でイライラも半減されるでしょう。 帰省や旅行は夫と子どもだけ、自分は家に残ると決めたら、その先には「一人の時間」というご褒美(ほうび)があるわけですから、準備や後片付けが大変だとしても頑張れるのではないでしょうか。■帰る頃には険悪ムード…帰宅してからケンカしない方法夫からの相談でよくあるのが「帰省や旅行からの帰路、なぜか妻が不機嫌になって口をきいてくれなくなる」というもの。妻としては、ダラダラと甘える夫や帰省のストレスでイライラしてのことでしょう。そんなとき、「夫に文句を言ってもしょうがない」とあきらめていませんか? でも、「鉄は熱いうちに打て」ではありませんが、帰宅してすぐに夫へ嫌だったことは言ったほうがいいと思うんです。「私は旅行の間、ずっといろいろ気をつかって疲れちゃった」とか「あなたは何もしなかったね」とか。多分、夫は「だって休みだから」「仕事で疲れてるから」と言ってくると思いますが、そうしたら「夫はそういう意識で休みを過ごすんだな、帰省や旅行をとらえているんだな」とはっきりわかりますよね。すると「じゃあ、今後は私も同じように気をつかわずに過ごさせてもらうね」と言いやすくなります。お互いが気をつかわずに休むにはどうすればいいのか? という話し合いになったとき「私は義実家は疲れるんだよね」と言えますし、「次はこうしよう」という建設的な話ができるでしょう。長期休み後のイライラは、話し合うチャンス。そこを変に「嫁だから」「お母さんだから」「夫は疲れているから」と負の感情を抑え込んでしまうから、次の長期休暇が憂鬱なだけのものとなってしまうのです。何度もお話ししている通り、男性に「察する」を期待してはいけません。言葉にして伝えないと、夫はどうして妻がイライラしているのか永遠に理解できないからです。そして、次の長期休暇前にもう一度、今回話し合った内容を夫に確認すること。話し合ってすりあわせができたとしても、夫は次の長期休暇までに大抵忘れてしまいます。ですから、「この間はこうだったね。だから私は一緒に帰省しないよ」などと、もう一度リマインドしておくことが大事です。子どもが小さくて、自分も一緒に帰省しないといけないケースでは、義両親に「母乳じゃないの?」「二人目はまだ?」といった悪気はないけれどグサグサくる言葉をかけられてストレスに感じることもあるでしょう。そんなときは「同じようなことがあって、今度あなたがフォローしてくれなかったら先に帰るね」などと言っておくのも良いと思います。嫌なことがあったら、夫を置いてでもさっさと帰ってしまうのです。あらかじめ言っておいたのですから、そういう事態になっても、夫は文句を言いにくいでしょう。「イライラしたら帰ろう」「無理して自分は行かなくてもいい」そういう心持ちでいれば、憂鬱で疲れるだけだった帰省や旅行のストレスも軽減できるのではないでしょうか。
2019年08月15日数年前、次女が反抗期で機嫌の悪い日々がありました。ある日特に機嫌が悪くて口論に…。反抗期の時期は何もなくてもイライラしてるので、何かあればイライライライラは増すのです。このあとさりげなく軽食を出したらイライラはだいぶ収まりました…(笑)夫にとって、子どもは思春期であっても幼いころのままの感覚なようで、んなことあるかい! って思ったんですが当たってました。普段一緒にいない方が客観視できることもありますね〜。そして、その数日後…反抗期の娘も、何かあったであろう夫も、ご機嫌!な〜んだ夫もそんなんで機嫌直るのか!そんなことって思われるかもしれませんけどこれなかなか効果あると思います。普段からいつも好きなもの出していたら効果はないかもしれませんけど…好きなものの中でもここぞという時のメニューがあるといいようです。大好きなメニューを作ってくれるということは、「ああ自分のこと、考えてくれてる、気にしてくれてるんだ」って感じられますよね。話を聞くことももちろん大切ですが、いろいろ言うよりも胃袋を満足させるほうが良い時もあるようです!
2019年08月12日梅雨明けとともにやってくる夏休み。ワクワクする子どもたちとは裏腹に「きてしまったか…」と、戦々恐々としているママは多いことでしょう。子どもが毎日家にいると、どうしてもイライラしてしまう…。誰しも悩みどころです。そこで今回は夏休みにイライラしないための対策について紹介していこうと思います。 ■夏休みになると奪われる、ママの「1人時間」子どもが夏休みにはいると、さっそく生活リズムが狂い始めます。「この時間までに起きなければ間に合わない」という縛りがなくなるので、つい遅くまで起きていたり、起きるのが遅くなったり…。幼稚園や保育園に通う小さなお子さんを持つ場合は「聞いて聞いて!」「見て見て!」などの「かまって攻撃」により、これまでのように家事ができなくなりますし「お外で遊びたい!」といわれ、外遊びに付き合って出かけなければならなくなるでしょう。「早く起きなさい」「早く寝なさい」が休み中の常套文句になり(小学生のお子さんがいる場合は「宿題しなさい」もプラスされる)、3食きっちり食事を用意しているのに「また、これ~?」とブーイングをあびる…。これじゃあ、イライラしないほうがおかしいですよね。すべてにおいていえるのは「1人時間が劇的に少なくなり、リラックスできない」ということです。■「ルーティンが壊されていく」と感じる心理状態専業主婦もフルタイムで働く人も、1日の流れは自分なりに確立していますよね。子どもが園や学校にいったあとに朝食の片づけ、洗濯機を回しながら掃除機がけ。買い物にいって、合間にホッとひと息… といった普段のルーティンも、夏休みによる影響でいつも通りとはいかなくなります。でも体に染み込んだこの流れを崩したくない。だから自分のルーティンに子どもを合わせようとする。だけど、上手くいかない…。こなせるはずのことがこなせず、いつものペースが乱される。イライラの原因は「いつものルーティンが壊されてしまうから」ということができるでしょう。 ■夏休み中のイライラ、使える対処法は?自分のペースを極力乱されず、イライラせずに過ごすためにできることはあるのでしょうか? ここからは私がおすすめする方法をご紹介していきますね。・未就学児におすすめの方法年少~年長さんのお子さんの場合は、「かまって!」の相手をしなければいけない時間が増えます。そこで、かまって攻撃をかわすために「おしごとの時間」を設定してみましょう。「ママはこれから、おうちのお仕事をします。だから〇〇(子ども)も、おうちのお仕事を決めましょう」と誘い、子どもだけで取り組めて、しかも集中できることに取り組ませます。お絵かきやぬりえ、切り貼り、折り紙、粘土、ドリルなどは手を動かすもので集中しやすいのでおすすめです。あるいは洗濯物をパパ、ママ、自分のものに分けて洋服ダンスの前に置いてもらう。トマトのへたをとってもらい、レタスを小さくちぎってもらう、などのお手伝いをしてもらうのもいいですね。コツは決めた時間を守って習慣にしてしまうことと、ゲーム性を持たせることです。例えば洗濯ものを選り分けてもらうなら、洗濯もので一度山をつくり、広げて海のようにします。そのうえで泳ぐマネをするなど、たくさん遊ばせて、そのあとでお手伝いに入ってもらいます。遊びの要素を持たせることで「明日もお手伝いする!」と本人のやる気を引き出し、継続性を持たせることができると思います。また外遊びは午前中の涼しい時間に早めに出かける人も多いですが、子どもによっては夕方のほうが眠くなりやすい場合もあります。日差しが強いなら屋内施設を利用して適度に身体を動かしたり、図書館などを利用するなどして「午後遊び」するのもいいでしょう。・小学生におすすめの方法小学生になると「〇〇してほしい」といった要望が親の側に多くなってきますよね。けれど、まずは自分の気持ちをいったん脇に置き「子ども自身はどう過ごすのが心地よいのか」を話して合ってみることをおすすめします。というのは午前中に勉強、午後に遊びにいくといった流れが一般化していますが、子どもによっては午前中より夜のほうが勉強がはかどる場合もあります。朝はとにかくボーッとしているのが心地よいという子もいるので、1日の過ごし方を世間一般の常識と照らし合わせず、その子自身がどう過ごしたいのか、をベースに考えてみましょう。また「今日は〇〇家で遊ぶ」など、ママ友同士で順番に預け合いをするのもひとつの手です。子どもは多ければ多いほど、子ども同士で遊んでくれます。家の中での遊びに飽きたら、外に連れ出し「〇時に一度戻ってくる」「〇〇から先にはいかない」などのルールを設け、ママは待機場所で待っている… という遊ばせ方もあります。こうしたイライラを抱えるのは少なくとも年中~小学校3年生くらいまでの4~5年間の間だけです。年中さんの夏休みは実家にお泊りする日数を増やす、年長さんの年は近所のお母さんと相談して各家庭持ち回りでのお預かり制を導入してみる。小学1年生の年は、民間スクールや自治体のキャンプにいかせるなど、アクティブに活動させてみる。小学2年生の年には学校のお預かり制度も頻繁に利用し、子ども同士で遊ばせる機会を多くする… などなど。数年間は実験のようなつもりで、親も楽しみながら過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。学校とは違う体験ができる夏休み。「ならでは」の思い出は、親がいなくてもつくれます。上手く計画して、たくさん楽しい思い出をつくってあげたいですね!
2019年07月29日私は平日仕事のある日はいつも朝出勤までに洗濯を終わらせているのですが、朝は洗濯以外にも朝ごはんの準備、後片付けや子どもたちのお世話などやる事がたくさん…。時間も限られているので、少しの時間ロスも惜しい気持ちになってしまいます。そんなとき、ちょっとしたことですが、旦那にいつもすごくイラーッ! とさせられることがあります。■何度言えばわかるの!? 洗濯時のイライラそれは、いざ洗濯しようとしたときに、いつも服が裏返しになっていること!!!さっと直して洗濯すればいいことなのでしょうが、このひと手間の時間ロスがもーーめちゃくちゃ私にとってはストレス…。とくに旦那の作業着系は大きいしごついしで表に返すのにモタモタしてしまうこともあり、急いでいると「ぁあーーー!!! もぉー!!! 時間がないのにぃー!!! きぃー!!!」とイライラが爆発してしまいます。結構短気な旦那の性格に、基本ビビリな性格の私は、「ちゃんと脱ぐとき表に返してよね!!!」とキツくいうこともできず…。一応返事はするけど、いざ脱ぐときに忘れているのか、頭にはいってないのか、全く改善されない洗濯物…。そんなとき私はある画期的な方法を思いついてしまいました!!それは…■画期的な洗濯方法とは?もうわざわざ直すのはやめて、そのまま洗濯してしまうことにしました(笑)さらに…洗濯が終わったら裏返ったままハンガーへ! 乾いたらそのままクローゼットにしまうことにしました。そうすれば、最終的に裏表を直すのは、着るときに旦那が自分で直すことになります(笑)なんて自分は心が狭いんだ…と思います…思いますが、日々積み重なっていくとチリも積もればでイライラが爆発しそうになっていたので、こうすることでなんだか気持ちが楽になったのです。さらにこれを続けていると旦那にも変化が…。なにかを察したのか、裏返って脱いでいることが少なくなったです!こんなズボラで面倒くさがりの嫁でごめんよ…と思いつつ、朝の忙しい時間に少しでも洗濯が楽になってよかったーと思っているわたしです…笑
2019年05月30日こんにちは! 息子は2歳になり、日々元気が増していくので親は毎日走り回っています!(笑)今回は旅行先で息子が大騒ぎしてしまった時のお話です。■夫から言われた「イライラしないで」に憤慨!いつも不思議だったのですが、夫が休みの日に息子のイヤイヤがひどくなることはあまりありませんでした。あったとしても、数分だったり、レベル5がマックスだとするとレベル1〜2程度の騒ぎ具合。どうしてなんだろうと思っていましたが、たぶん二人で息子を見ているから私に余裕があったのでしょう。そんな私を見た息子は、私の表情から気持ちを少し感じ取っていたのかもしれません。穏やかな表情の息子しか知らない夫。平日に仕事から帰ってきて、私がぐったりしている意味が分からなかったと思います。時には…本当に余計なことを言って、神経逆なでしますよね。■家族旅行中に、息子のイヤイヤが勃発!しかし、三人で小旅行に行った時…それはやってきました。さすがに長時間遊んだ後だったので、楽しいところからの帰りたくない! とイヤイヤ勃発。おなかが減っていたり、疲れが出て眠かったりしたんだと思いました。まぁ私にとってはいつものことなので、ここで初めて夫が息子の大泣きに、つらそうにする姿を見るのでした。夫はイライラしない人なんじゃなくて、イライラするほどの環境に陥ったことがなかっただけだったのです。旅行で丸々48時間ほど一緒にいたことで、ついに私の気持ちをわかってくれました。そう、私が笑っていられるぐらいなんだから、この日のイヤイヤは大したことありませんでした。■息子のイヤイヤに夫が遭遇して、気づき合えたことそして夫は初めて私にこんなことを言ってくれました。この言葉をもらった時、今までの自分が認められたかのような気持ちになりました。そして「案外私ってがんばっていたんだな。すごいんだな」と自信になりました。子どもと長く一緒にいることのないお父さんだからこそ、わからないこともあるんだと思いました。言葉で伝えても難しいのなら、長期一緒いてもらうという体験が何よりも説得力があるのかもしれません。このことがあってから夫は私がイライラしている時に「イライラしないで」と言わなくなりました。むしろ私の大変さを理解して、協力してくれることが格段に増えたのであの日の出来事は良かったなと思います!!
2019年05月08日「なぜかイライラして落ち着かない」という空間を経験したことはありませんか?イライラする住まいの原因は、収納の問題が多いのですが、それ以外にも、家具の配置や動線などが起因することがあります。今回は、間取り相談に寄せられた事例をもとに「ストレスフリーで生活しやすい、快適部屋づくり」についてお話しいたします。■ 「動線」を間違えるとイライラ度が増してしまう!ご相談にいらした30代女性の家族構成は、ご夫婦と1歳になる赤ちゃんがいらっしゃいます。家は、LDK+洋室・寝室の2LDK賃貸マンションです。ニコプロ / PIXTA(ピクスタ)「LDKでは、何をするにもストレスフル。ご飯を食べるのも、動くことも、赤ちゃんのお世話をするのも、イライラして疲れてしまう。何か良い方法はないか」というご相談でした。人が動くラインを「動線」といいます。この動線ですが、動線同士がぶつかったり、またはなにか障害物があると、当然ですが不便です。イライラのもとですね。こちらの図でLDKの動線を見てみましょう。廊下からお部屋に入って、リビングへ移動する①の動線が、ソファーにぶつかっています。つまり、このソファーをよけて、リビングへ入らないといけません。また、リビングから寝室へ移動する②の動線ですが、テーブルやオットマンがあるため、寝室へは大変入りにくくなっています。キッチンからリビングへ移動する③の動線ですが、この動線自体は問題ありません。しかし、広くないキッチンに、リビングへ向かう①と③の2本の動線があることによって、キッチンを狭くしてしまいます。■ 家具の配置やサイズを間違えるとイライラが増える!家具の配置やサイズを間違えると、何をするにも不便で、イライラがたまります。cba / PIXTA(ピクスタ)また、動きにくいため家具にぶつかったり、危険なこともあります。下のLDKの間取り図を見てください。キッチンカウンターの背面に設置された①分別ストッカー(ごみ箱)ですが、キッチン台での調理で出たごみを捨てるにはとても不便です。また、ソファーとキッチンカウンターの間も、この分別ストッカーがあるため、狭くなっています。そのため、ソファーか分別ストッカーに、身体がぶつかりやすくなっています。②で示したソファーとテーブルの関係も、大きな問題でした。スペース的にダイニングテーブルが置けないため、ソファーに座りリビングテーブルで食事をされていらっしゃいました。しかし、ソファーの高さに対し、テーブルの高さが高かったため、食事がしにくいという状況でした。食事のしやすい椅子座面とテーブルトップの高さの関係は、その差が27~30cmです。しかし、この数値は椅子が硬めの場合で、ソファーの場合は座面の沈み込みが3~6cm以上ありますので、その数値を考慮しないといけません。こちらのお宅では、ソファーの座面の高さは、座ってないときは38cm。一方、テーブルトップの高さは65cm。その差は、65cm-38cm=27cmですが、ソファーの沈み込みを考えると、その差は沈み込んだぶんが増えます。ソファーの沈み込みを約5cmとすると、ソファー座面とテーブルトップの差は27cm+5cm=32cmとなります。理想的な27~30cmに比べ、テーブルが高いということがわかります。テーブルが高いと、腕を上げて食事をすることになり、食事の度に、たいへん疲れやすくなるわけです。③のスペースは、お父様がテレビを見ながら赤ちゃんを遊ばせていました。しかし幅2m×奥行1.2m程度しかなく、また、テーブルやベビーベッドがあるため、赤ちゃんにとってはケガをしやすい危険な環境でもあります。■ 収納家具の選択を間違えるとストレスが増す!収納家具の選択を間違えると、収納にスペースばかりとられて、思ったような収納量を確保できません。cba / PIXTA(ピクスタ)収納量が足りないと、物が片付かないばかりでなく、散らかっている状況はメンタルにストレスをうけます。下のLDK間取り図を見てください。キッチンワゴンやカラーボックスなどの収納家具を、きちんと壁に配して並べられています。しかし、どの収納も高さがないため、スペースを占めている割には、十分な収納量が確保できていない状況です。■ 「動線の整理」と「家具の種類・配置」を見直すことが最善!動線の整理と、家具の種類・配置を見直し、以上のような問題点を、改善してみました①高さのあるキッチン収納棚やリビング収納を採用し、収納量を確保するとともに、こまごました家具を整理整頓。②家具を右側のみに配置し、スムーズな動線を確保。③家具の配置を変えたことにより、赤ちゃんのための広くて安全なスペースを確保。④キッチンカウンターはL字に配し、動きやすさを実現。また邪魔だった分別ストッカーは、キッチン台背面にあるキッチン収納棚の最下部に設置。⑤テーブルの高さにあったソファーを選び、食事のしやすい環境を確保。いかがでしたか?今の住まいに、何らかのストレスを感じているようであれば、動線や、家具の種類・配置を見直してみてください。きっと、ストレスフリーで快適なお部屋にすることができますよ。(しかまのりこ)
2019年01月08日年末年始はいかがでしたか? 長期のお休みで、久しぶりに夫と長時間一緒にいたという方も多いのではないでしょうか。実は、妻たちが苦痛と感じるものとして「夫と一緒にいる時間」をあげる人が多いそうです。年末年始は会社がお休みに入り、夫としては家族団らんや夫婦水入らずの時間をもてる良い機会。しかし、妻にとっては必ずしもうれしいことばかりではないようです。なぜ妻たちは長時間、夫と過ごすことを苦痛に感じてしまうのでしょうか。今回は、その謎とストレス回避法について考えてみましょう。■夫とずっと一緒「長期休みはいらない」妻の本音年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど、長期休みを前に、ウキウキするのは夫のみ。妻は憂鬱(ゆううつ)な表情…という夫婦は少なくありません。その理由は「夫と過ごす時間がイヤだから」。みなさんは、この年末年始、夫とずっと一緒にいていかがでしたか?毎週末、土日2日間程度の休みであれば問題なく過ごせるけれど、今日も一緒、明日も一緒、明後日も一緒…となると話は変わってくるというのが、大多数の妻の意見でしょう。長時間、夫と一緒にいると無性にイライラしてしまう。2人でいるのに話すことがなくて、なんとなく気分が重くなる。朝から晩まで食事の準備をしなければならず、面倒くさい。1日中つけっぱなしのテレビやゲームの音がうるさい…。このように夫が長時間家にいることで、妻がイライラしてしまう原因は1つにとどまりません。なかには、同じ空間にいること自体、落ち着かないという人もいるようです。では、なぜ妻たちは夫と一緒にいる時間が長くなるとイライラし始めてしまうのでしょうか?■「なぜ夫にイライラするの?」原因は…今は夫と一緒だとイライラするという人も、恋人同士として付き合いはじめの頃はまったく苦痛じゃなかったはずです。むしろ一緒にいることが楽しい、うれしいという気持ちのほうが多かったのではないでしょうか。では、どうしてイライラするようになってしまったのでしょう? これには、「良い奥さんでいなければ」という自分の中の思い込みが関係しているのかもしれません。その思い込みにより、無意識のうちに自分へプレッシャーをかけすぎて、「夫がいなければ良い奥さんである必要もないのに…」と夫と長時間一緒にいることを苦痛に感じ始めてしまうのでしょう。例えば、お休みの日に家にいる夫。出かける様子もなく、のんびりしているとしましょう。自分は外に出かけたいと思っているけれど、「良い奥さん」なら夫と一緒にのんびり過ごすはず。「出かけるわけにはいかない」と自分にストップをかけてはいないでしょうか?あるいは、夫が家にいるなら健康のためにも自分が食事を作らなくてはいけない、と思っている人も多いでしょう。夫は家事が苦手だし、料理もできないから放っておくわけにはいかない。そう気づかっている人もいると思います。妻のなかには、テレビの音が大きくてうるさいけれど、せっかく夫がくつろいでいるのだから「音を小さくして」とは言いづらい、せっかくのお休みなんだし口うるさく言いたくはない、という人もいます。■悪いのは夫ではなかった!「気をまわしすぎる自分」にイライラけれど、そもそも夫は妻に「一緒に家にいてほしい」「料理を作ってほしい」など、こと細かに世話をしてほしいと思っているのでしょうか?今まで妻がやってくれているので何となくそれが「当たり前」になっていて、妻がそのために「頑張っている」とは思っていないかもしれません。妻が出かければ「気になっていたあのラーメン屋さんに一人で行ってみよう」「出かけるのは面倒だから、冷蔵庫にあるもので適当に何か作ろう」など、そのときの気分でどうにか食事をすませられるものです。長時間、夫と一緒にいることで、普段以上に妻が気をまわしすぎてしまっているのかもしれません。夫といる時間を苦痛に感じるのは、それだけ「良い奥さんでいなければ」と思い込み、その圧迫感に押しつぶされそうになっているのでしょう。日頃から我慢していること、小さな不満が積み重なっていて、それが長時間一緒にいることで爆発しかけている可能性もあります。いずれにせよ、この問題は早期に解決すべきととらえたほうがいいでしょう。■無理せず夫と楽しく過ごす「試されるのは妻の鈍感力」夫が長期間家にいると思うと憂鬱になる、イライラし始めてしまう…。そういう人は、もっと細かく具体的に「夫と一緒にいることで、自分は何にいちばんイライラしているのか?」を突きつめて考えてみませんか?例えば、「食事の支度がとにかく面倒」と感じるのであれば、長期休暇中は思い切って外食オンリーにしてみるのはどうでしょう。軽くすませたいときは。近くのお店で食べたい分だけテイクアウトするのもいいですよね。「出かけたいのに、夫がダラダラしていてつまらない」のであれば「観たい映画があるけど行かない?」「セールが始まったから買い物に行こう」「体がなまっちゃうから散歩に出ようよ」などと誘ってみるのもおすすめです(テイクアウトしたものを公園で食べるのもステキです)。もし「1人の時間がほしい」と感じたなら、夫や家族と離れて別室で過ごすのもいいでしょう。あなた1人が出かけても、夫は夫でひとり時間を楽しむ術を持っていて、意外に問題ないことも。「せっかく夫婦2人ともお休みなんだから、一緒に過ごさなければ…」と無理をする必要はありません。たいていの場合、あなたが夫に気をつかいすぎているだけ。自分で自分を追いつめているだけなのです。「たぶん夫は〇〇と思っているはずだから、私はこうしなければならない」の〇〇が、実は自分1人の思い込みかもしれない…と、まずは疑ってみましょう。そのうえで一度、自分がしたいと思うことを行動に移してみることです。そうすれば、夫と一緒に過ごす時間にウンザリ、イライラ…というのは少なくなっていくでしょう。
2019年01月08日こんにちは、たねです。夫へのイライラは本当に些細なことばかり。・私→注意する時に怒りが声に乗りやすく、夫を警戒させてしまう 傾向・夫→そういう声で注意されると反発してくるか、場合によっては無視 することもとても些細な内容なのにケンカに発展してしまうなど、なかなかうまくいかないことも多くありました。わが家で揉めがちなこと何度言っても直る気配がなく何週間かに一度ケンカになってしまっていたところ、夫がとある提案をしました。夫が提案したのが、「見える化」夫曰く、その場で注意すると●注意されているのは毎回同じことでも、その度に言い方を変えられると、たくさんの要求をされてる気がする●色々言われると重要なことが紛れてしまい、結局何を優先的に直せばいいかわかりにくい 注意された時の声色が怖いこれらを解消するため「見える化」を提案 してきました。「見える化」のメリット夫は、声で注意されるよりもリストを見る方が素直に受け止めることができるようでした。注意するときに声に感情が乗りやすい私と、直接言われると反発しがちな夫である我が家では非常に効果がありました。「注意するときの声が怖い」といったことでうまくいかない場合には、別のアプローチが効果的なこともあるみたいです。●ライター/たね
2018年11月22日子育ては夫婦で協力しなければいけません。しかし旦那にイライラしてしまう妻が多いのが現状です。なぜ旦那にイライラするのか、そしてそのイライラをどう対処すればいいのか、これからパピマミ編集部がご紹介します。旦那にイライラするタイミングとは?旦那にイライラする場面は、やはり子どもに関わってきます よね。・子どもが泣いているのに相手をしない・自分では泣き止まないからと奥さんに押し付けるまた、家事の協力・分担でも、イライラが発生しやすい傾向にあります。洗い物が溜まっているのに旦那はテレビを見ている、家事の分担がいつまでも変わらずに妻ばかりに負担がかかっているようです。子どもができたからには育児に積極的に関わってほしい、家事も今まで以上にやってほしいという妻は思いますよね。そのような気持ちが、旦那に伝わらないとイライラの感情が生まれる ようです。子育てはイライラしやすい時期旦那にイライラするのは時期の問題かもしれません。出産後はホルモンバランスが乱れやすく、「産後うつ 」と言われるように、精神的にも不安定になりやすいのです。妊娠中の急激なホルモンバランスの変化は、出産後すぐに元に戻りません。産後半年〜1年ほどかけて元のホルモンバランスに戻ろうとします。なぜイライラするか分析してもよく分からないのであれば、産後の体の状態を疑ってみましょう 。精神があまりに不安定な場合は通院して治療の対象となりますが、大抵の場合は自然に回復するのを待つほかありません。イライラしてしまうのは仕方がないので、無理にイライラする気持ちを押し込めようとせず、いずれ精神的に安定する 時を待ちましょう。子育てならではのイライラの原因次のような原因からも、イライラしやすくなります。・寝不足赤ちゃんは授乳間隔が開くまで、2〜3時間おきに起きます。少し寝ては授乳という朝も夜も分からない生活が数カ月続きます。寝不足は精神的に不安定になりやすく、ちょっとしたことでイライラしやすくなります。・外出できない出産前は外出が好きだった人は、家にずっといること自体にイライラします。さらに、子どもは自分の思い通りにならないことが多く、手間や時間をかけてもそれが無駄になることがあります。例えば長い時間をかけて寝かしつけても15分で起きてしまったり、離乳食を食べてくれなかったり、片付けたそばから散らかしていくようなことは日常茶飯事です。そのような時は子どもにイライラをぶつけるのはいけないと思い、旦那に八つ当たりしてしまう こともあります。子育てのイライラ解消法!子育てのイライラ解消法は、少しでも一人の時間を持つこと 。子どもとずっと一緒に過ごすのは幸せな時間ですが、過ぎたるは及ばざるが如しです。旦那や両親に子どもを預けて、一人でどこかに出かけてみましょう。保育園の一時保育などもあります。特別なことをする必要はなく、カフェでぼーっとしたりショッピングをしたり何気ないことで構いません。同じ環境で同じような日々を繰り返していると、視野がせまくなりがちです。家や子どもや旦那から離れることで改めて大切さに気づくこともありますし、イライラを客観視できます。また、一人の時間をくれた旦那さんに感謝の気持ち も持てるようになります。まとめ出産後のホルモンバランスが原因で、精神的に不安定になっていますし、寝不足や思い通りにならないという子育ての大変さから心にゆとりがなくない場合も。旦那さんや家族に協力してもらい、一人になる時間を作りましょう。イライラする自分を責めずに、旦那に正直な気持ちを話して協力を求めてみましょう。
2018年11月02日育児中のイライラ、いろいろな場面で大なり小なりありますね。子どもは本当に親の思うとおりに動いてくれず、それがおもしろくもありますが、時には抱えきれないイライラを覚えることも。では、自分がどんな場面でイライラすることが多いのか、考えたことはありますか?意外にも法則性があるかもしれませんよ。私が自分のイライラポイントに気づいたきっかけはイライラするポイントは人によって違うと思います。私の場合は、夜泣きの対応、ごはんどきのぐずり、お出かけ先での聞き分けのなさによくイライラしていました。なかでもごはんどきのぐずりが個人的に1番きつかったです。私がイライラするポイントを考えるきっかけになった出来事は、遊園地でのお昼どきのこと。タイミング悪く、お店に並んでいる最中に娘が寝てしまいました。このまま寝ている隙にゆっくりご飯が食べられるかもしれないと淡い期待を持ちました。そして配膳されていざ食べようとする瞬間に子どもが起きる・・・。もう語りつくされた育児あるあるですね。起きてぐずるわが子をあやしながら冷めていく料理に泣き出しそうなほどのイライラを感じました。期待を持ってしまった分の反動が大きかったのだと思います。あやしながらつい最近も同じシチュエーションでイライラしたことを思い出しました。そこから私は過去にイライラしたのはどんなときだったか振り返ってみることに。そうするとおもしろいくらい自分がイライラするのはごはん前にぐずられるときなのです。これにはハッとさせられました。イライラポイントがわかると対策が立てやすい私は「こんな場合にイライラする」ということを認識したことで、驚くほど感情をコントロールしやすくなった気がします。冷めていくごはんを前にしても「これが私のイライラポイントなのよね」と客観的に自分をなだめられる感じです。早速、夫に笑い話として話しましたが、これが結果的によい方向に進みました。私のイライラポイントを知ったあと、夫は動きやすくなったようで、同じシチュエーションになると率先してあやしたり、私があやした場合には口においしいごはんを入れてくれたりするように。自分のイライラポイントを知ることは、自分だけでなくまわりの人も対策が打てるメリットがありました。イライラポイントはどうやって知るの?今回、私が自分のイライラポイントを知ることができたのは偶然でしたが、これは「アンガーマネジメント」と呼ばれ、以前のあんふぁんのママニュースの記事「アンガーマネジメントの先生に聞く!育児のイライラをコントロールする方法」でも書かれていました。その記事では、「怒り日記」をつけることがすすめられていました。確かに今回過去の自分を振り返るにあたり役立ったのは、メモ程度につけていた育児日記でした。書いて自分のことを客観的に捉えることが大事なのだと思います。しかしいきなり日記を書くのも大変なこと。まずは育児日記や家計簿、カレンダーでもメモ程度から始めてみるのがおすすめです。もうすぐ3歳のわが子はだいぶ聞き分けられことも多くなり、ごはん前に寝ることも少なくなりました。以前に比べてイライラすることも減りましたが、時折立ち止まって自分を把握することは大事だと感じています。最近イライラしているなと自覚した時がチャンスです。また意外と知らない自分に出会えておもしろいですよ。<文・写真:フリーランス記者幸森陽子>
2018年10月27日こんにちは、ねここあんなです。一緒にいるとイライラしたり、ムカッとしたり、嫌なところが目についてしまいがちな「夫」という存在。今回は私の、夫を好きで居続ける工夫をお伝えいたします!1.お仕事行く前のいってらっしゃいは、心を込めて!どうしてもバタバタする朝、流れ作業で見送ってしまいそうになる「いってらっしゃい」の挨拶。この時私は毎回「もしかしたら今日、夫は事故にあってしまうかも」「災害にあうかも」など想像しています。前日に喧嘩してモヤモヤした日も、この想像をしてみると「気をつけてね」の声がけに急に心がこもります。私の場合、想像しすぎて怖くなってきて「頑張ってね、気をつけてね!!!」と朝から熱苦しい時もあるかもしれません(笑)それからお仕事をより気持ちよく頑張ってもらうためにも、送り出すときは家族揃って!息子は寝てても抱っこして連れて行きます!2.協力してくれたら、とにかく感謝!そして褒める!!たとえばお仕事休みの日に家のことを手伝ってくれたり、子どもと遊んでくれた時「いつもお仕事してるのにありがとう」と感謝を伝えます。「私はこんな夫をもてて幸せだなあ」とか、少しオーバーに伝えます。日々の不満もあるかもしれませんが、たまには不満を言わないで良いところを見つけてみましょう!よく、家事を「手伝ってくれて」ありがとう。という言葉を嫌う人もいるけど、共働きではない我が家の場合やはり家のことをしてくれたら感謝を伝えるもの だと思ってます。そして褒められたらだれでも嬉しいし、またやろうと思ってくれるはず。そう!また手伝ってもらいたいからこそ、我が家では何かしてくれたときは褒め倒してます!さらにここで肩もみなんかもすると、あら不思議。良い妻になれた気がします(笑)…というのは完全に自己満足ですが、たまにスキンシップも大事なんじゃないかなと思います。3.ちゃっかり自分のことも褒めてもらう結婚してわかりましたが、「察してほしい」という女心は、だいたい期待通りにはいきません。気づいてもらえなくてイライラするぐらいなら、私は口に出して伝えることにしてます。そして「これだけ頑張ったから、褒めて!」と明るく素直に 言います!「褒めてもらえたら次もやる気が出るから!」と理由まで添えて…。4.夫が家事をしてくれて嬉しかったことを第三者も交えて話す自分の親などが一緒にいる食事の席などで「夫は休みの日にこんなことしてくれる」と、最近うれしかった話をして夫を持ち上げます。やっぱり自分の頑張りを第三者に知ってもらいたいもの。それが私の家族だったりすると「認められてる!」という喜び があるんじゃないかなと思うんです。逆の立場なら私は嬉しいから。夫も嬉しいからまたやってくれると思うし、自分も言葉にしてるうちに「うちの夫って良い人だよな」ってより思えてきます。5.思い出のお店へ年1ぐらいでデートする子どもを実家に預け、2人でめかしこんでデートをすると決めています。いつも外食といったら子どもがめちゃくちゃにして大変なイメージですがたまには預けてあの頃の話をしたり、ゆっくり美味しいご飯を味わうことでより大切なパートナーだとお互いに思える はずです。我が家の場合は年に一度ぐらいしか機会を作れませんが、それでもそういった日を作ることで心に余裕が生まれると思っています。そして決まって帰りには、2人して息子に会いたくて足早に帰るんです。そういう「息子愛が溢れる気持ち」も夫婦で共有すると、とても幸せな気持ちに なりますね。以上私の夫を好きでいる工夫でした!よかったら試してみてくださいね!●ライター/ねここあんな
2018年10月24日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「夏休み、イライラする妻に夫がしびれを切らした! 不機嫌ママの反省」 で、夏休み中の“ママのイライラ”についてアンケートを実施。長い休みで一緒にいる時間が続くと、相手が大好きな子どもでもイライラすることがあるはず。今年は外出して気分転換しようにも暑すぎて思うように出掛けられないし、学校のプールやじゃぶじゃぶ池まで猛暑で中止続出の事態に!アンケートでは、「イライラしたくないのにしちゃう!」「夏休みなんてなくなって!」など、ママたちの悲鳴のような声が集まりました。どうすれば、ママたちのイライラをなくすことができるのでしょうか。ママたちが実践している“イライラ解消法”を、アンケートからご紹介します。■夏休みのイライラ増加、約90%のママが実感!アンケート内の質問「子どもの夏休み時期にイライラすることは増えますか?」で、「かなり増える」と答えたのは66%、「やや増える」が23%で、合わせると89%ものママが、夏休みにイライラが増えることがわかりました。Q.子どもの夏休み時期にイライラすることは増えますか?かなり増える 66%やや増える 23%ほとんど変わらない 7%全く変わらない 3%その他 %専業主婦やちゅいママさんのように自宅で仕事をしているママは、子どもの相手をしながら家事もこなさなければならない。ワーキングママは、学童用に毎日お弁当を作らなければならない。さらに小学生を持つママには宿題の手伝いも…。このように夏休み中のママには、やらなくてはいけないことが増えます。さらに、子どもが家にいることでママの気分転換の時間がなくなることも…。そう考えると、やはり夏休みにママがイライラしてしまうのは当然のことなのかもしれません。■“ひとり時間”でストレス解消!多くのママが夏休みにストレスがたまっている状態だということがわかったわけですが、では、そのイライラをどうやってやり過ごしているのでしょうか?アンケート内の質問「イライラを解消するためには何が必要?」という質問には、「ママひとりの時間!」という回答がもっとも多く集まりました。自分の時間を持つこと。一人で買い物、掃除など家事を自分ペースでできる時間。自分ペースで物事が進むとストレスは少ない。うちは児童クラブと保育園なので、それができる日があるが専業主婦であれば旦那の協力が不可欠。子を連れて数時間外出してくれたら良い。週に1度、半日程度1人で自由に動き回れる時間。それがあれば、「あと○日」とブツブツ呪文のように言いながら、がんばって乗り切れるのではないか?と思います!私は息抜きとストレス解消のために、1人の時間が、大切なので、子どもたちが寝たあと、旦那が帰ってくるまでのお一人さまタイムを趣味に当てたり、好きなドラマの録画をまとめてみたり、わざと1人でリビングのソファで1人で寝てみたり(笑)して、心をスッキリリセットする時間を作ってます。子どもと離れて、ひとりの時間が少しでも取ることができれば、イライラが生まれづらくなるのかもしれません。■一緒に夏休みを楽しんでしまおう!ママたちから集まった“イライラ解消法”には、「ひとり時間」以外にもたくさんの回答が寄せられました。まずは「子どもと一緒に楽しんでしまおう」作戦!子どもたちと一緒に過ごす時間でしかできないことを自分も一緒に楽しむ! たとえば、一緒にお祭りに行ったり、家でまったりDVD観たり。「一緒にゆっくりする!」って決めた日を作ると、ちょっと疲れ取れたりします。おやつも好きなときに食べて、ご飯もテキトーにして。自分も一緒に覚悟を決めて思い切り楽しむ! 家事は最小限にし、ときには子どもも巻き込む。買い物も長時間かけるのはこっちもイライラするから、必要最低限のものを買い、どうせ暇だからちょこちょこ買い物へ行くようにする。自分なりに工夫することで、去年よりも全然楽しめるようになりました!子どもとずっと一緒にいるのだから、どうせなら自分も楽しもうというママのアイデア。子どもたちと心から楽しめればハッピーになれるし、夏休みの思い出がたくさん作れそうですよね。■預かり保育や学童で、子どもと離れる時間を作るちゅいママさんもご主人から提案された「預かり保育や学童の利用」という方法。お財布には厳しいですが、毎日ではないにしろ、休み中に何度か預けることで“リフレッシュ”しているママも。ママには自分時間ができて、子どもも友だちと一緒に遊んだり広い場所で体を動かせたりするので、親子ともに充実した時間を過ごせるメリットがあります。パートをしているので、夏休みは幼児預かり保育を利用しています。ちゅいママさんの言うとおり夏休みにずっと子どもといるのは無理なので、そのために働いている感じもします。とにかく、限界を迎える前に預かり保育を利用する! これに限ります。預かり保育は料金が発生するため、専業主婦の私には後ろめたい気持ちも生じるのですが、イライラして子どもと母親がストレスを抱えるよりはマシ。必要経費だと言い聞かせて利用しています。さいわい、夫も「倒れたら、そっちの方が大変だぞ」と言ってくれるので。ほかに「子どもだけのキャンプに行かせる」というママも。支出は大きいですが、子どもたちが普段できないことを経験できるので、プラスの要素は大きいかもしれません。■お金があればイライラは減る?また、「お金があれば、イライラすることが減る」という意見も多く集まりました。自由になるお金。家事が思うようにできないときに、アウトソースするお金。ご飯を作るのが大変なときに、家族で外食するお金。子どもを預けるお金。など、普段はいらないけど、お金があれば時間が買えて、イライラすることも少なくなる気がする…たしかにお金があれば、ママの心と体の負担が減りますね。けれど、実際はお金の有無よりも、“そこにお金を使えるか”がカギになってくるような気がします。自分がラクするためにお金を使うことに罪悪感を抱いてしまって、なかなか使えないというママ、意外と多いのではないでしょうか。4歳の双子男子子育て中です。年少さんのときの夏休みはお金もないため児童館や公園に出かけ、それはそれは苦痛でした。苦行でした。去年の失敗から学び、今年は「夏休み特別ボーナス」を主人からもらい、映画や博物館や室内遊び場など、室内で遊べるお出かけができています。それでもストレスがたまるので土日は主人に子どもを連れ出してもらって自分の時間を作っています。「夏休み特別ボーナス」、ナイスアイデアですね! 日頃から夏休みに向けてコツコツ貯金でもしようかな…なんて思ってしまいました。そのための資金と決めてしまえば、前向きにお金を使えそうです。■まだある! ママのイライラ解消法ほかにも、ママたちがイライラを積み重ねないためにしていることが。体を休めたり、自分へのご褒美をあげることで、心と体のバランスをとっているようです。◎息抜きと手抜き昨年は学童と預り保育へ通う子どもたちのお弁当と水筒の準備、それに伴う食器洗いの増加と、水遊び関係の洗濯物の増加。加えて、多忙な夫抜きで私一人で子どもたちを連れて外出。これらでイライラが蓄積して大爆発!自分にも子どもにも良くないので、今年は「息抜きと手抜き」に力を入れました(笑)。夫の実家に初めて子どもたちをお泊まりさせてもらい、ライブ&その後の夜遊び(健全なヤツ)。暑い中の夕飯作りは大変なので、市販のギョーザ焼くだけとか楽して品数も減らしました。湯船に子どもを入れるのも大変なのでシャワーのみ。◎睡眠夏は暑くて思った以上に夜に眠れてないと最近気づきました。下の子が目を離しても大丈夫な年齢になったので、イライラ~!となった昼下がりはクーラー聞いた部屋で子どもには好きなことさせて、自分は30分おねんね。これやると私は少しイライラが落ち着く気がします。◎買い物する我慢せずに自分のために散財する! 欲しいものを買いまくる!(しかしセール品)少し気持ちに余裕ができる!◎ママ友との交友ひとりになることはなかなか難しいので、子どものお友だちとそのママと毎日のように虫取りしたり、おうちで遊んだり、水遊びをして会っています! 家族以外の大人と会うことでもリフレッシュできます! 子どもたちもお友だちと遊べるので楽しそうだし、交友は大事ですね!◎がんばりすぎない鈍感でいること。掃除したあと散らかしたりしても、次の日掃除するまでは気にしない! 炊事洗濯も夏休み仕様で、がんばりすぎない! 親子でゆるい夏休みを。さらには、「あきらめる」「無になる」「忍耐」「気合」「悟りの境地」など驚きの答えが並び、一瞬ママが修行僧に見えてきました…。“どうにもならない!”と開きなおることで、負の感情を生まれさせないように仕向けているのかもしれませんね。■親の期待する宿題結果を求めないイライラを解消するのではなく、ママの考え方や方針を変えることで「イライラを防ぐ」というアイデアもありました。自分のご機嫌は自分でとること! ご褒美にカフェオレ飲んだり、子どもがいても、ドラマ観たり、のんびりします! イライラの原因をつくらないようにする!疲れるとイライラするので、お昼寝だってする! ゆるくいくことです。親の理想の宿題結果を期待しない。とにかく終わらせることだけに集中する。そして自分も宿題を楽しむ。一緒に読書感想文書いてみたり。そして昼ごはんは子どもにうんと手伝わせる!無理なスケジュールを立てない。出かけて疲れるなら、無理して出かけない。予定を入れ過ぎない。宿題に完璧さを求め過ぎない。ご飯もがんばり過ぎず、手抜きすることに罪悪感を持ち過ぎない。(私が寝坊してたら、長男が自分で目玉焼き作って朝ごはんを食べてました) そもそもイライラの原因を作らないですめば…。それには、ママの意識改革が必要と言えそうです。がんばりすぎないこと、疲れをためないこと、宿題は理想を追い求めないこと…などなど。夏休み期間中だけでも考え方を少し変えることで、イライラの種がぐっと減るのではないでしょうか。■準備や工夫で、イライラが減る?ちゅいママさんのご主人の指摘にもあるように、面倒なことにイライラは“伝染”します。ママが不機嫌だと、パパや子どもも居心地が悪くなって、家庭内がぎくしゃく…。「夏休みにイライラしてしまう」というママは、家族のためにも、自分のためにも、イライラしないための準備や工夫を考えておくといいかもしれません。この記事をみて、「あらかじめ夏休みに、どうしたらイライラしないですむか考えておく!」ということが大事かな、と思いました。私の場合は、お昼ご飯の準備に追われる時間帯が、どうもイライラタイムで。お昼ご飯準備中に、どうしても腹ぺこな子どもたちが、おやつを見つけて食べる→ご飯食べない→イライラ。あらかじめ、ランチの下準備をしとこうかな。と思いました。事前の準備、しんどいと気構えない気持ち。夏休みは子どもからすればとても楽しみなものだと思います。夏休みの間はとくに家事や掃除も手抜きしつつ、子どもと一緒に楽しむという気持ちを持つことが大事かなと思います。仕事もしていますが、夏休みは普段以上に子どもと楽しくおもしろしく過ごしているので、学校が始まるのが逆に寂しいです(苦笑)こういう母親もいます。ママによってイライラする点も違うことでしょう。自分の家庭を取り巻く環境をよく確認しながら、ママにとっても家族にとってもストレスの少ない過ごし方ができるといいですね。そして、残り少ない夏休みが楽しいものになりますように!Q. 夏休みのイライラを解消するためには何が必要だと思いますか?回答数:390(アンケート集計期間:2018/8/2~2018/8/9)
2018年08月16日「家事育児に非協力的」「イラッとする余計な一言が多い」など、日々の暮らしで、夫に対するイライラをつのらせている妻は多いよう。離婚するほど深刻ではないけれど、だったらなおさら、この先の夫との長い生活に、少しでもストレスなく暮らしたいものです。そこで、夫に対するイライラの原因&解消法ついて、「HaRuカウンセリングオフィス」代表、夫婦問題カウンセラー・高草木陽光さんにお話をうかがって来ました。お話をうかがったのは…高草木 陽光(たかくさぎ はるみ)さん「HaRuカウンセリングオフィス」代表、夫婦問題カウンセラー。7年間で約7,000人のカウンセリングを行い、夫婦問題・家族問題で悩む人の心に寄り添いながら解決に向けてのお手伝いをしている。美容師、育毛カウンセラーを経て、その後結婚して専業主婦となったが、夫の束縛や価値観の押しつけに違和感を覚え、「結婚生活とは何か」ということを深く考え始める。その後、「離婚カウンセラー」という職業があることを知り、自分たち夫婦のため、夫婦関係で悩んでいる人たちのために必ず役に立つと確信し、2009年に「NPO法人日本家族問題相談連盟」の認定資格を取得し、夫婦問題カウンセラーとなる。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など幅広いメディアで活躍中。■プチモラハラ系夫の対処法1:「子どもだけでなく夫も?」ほめて伸ばすが基本――第2回は、 前回 に続き多かった、「プチモラハラ系の夫」に対する悩みです。深刻なモラハラとまでいかなくても、「イラッとするいやみが多い」とか「家事は妻がやって当然だと思っている」など、不満の声が多数集まりました。下記に一例を紹介しますが、そもそも、こういう男性の意識を変えるのは難しいのでしょうか?・「〇〇さんの奥さんは一流企業で働いてて、超稼いでるのに、家事も完璧なんだってよ」などと、よその奥さんと比較する発言は、中小企業で働く私へのいやみ!? としか思えない。(40歳・子ども2人)・そもそも、旦那が「家事を手伝う」と表現すること自体にムカつくし、ごくたまに手伝う時は、えらそうなドヤ顔。共働きだというのに!(38歳・子ども1人)・自分には甘いくせに、人の失敗にうるさい夫。私がちょっとでもミスると、「それでよく仕事できるよな~」とか「社会人としてありえなくない?」とか、いちいちうるさい。(39歳・子ども3人)・2人目を生んで間もない頃、私がやっとの思いで夕飯の準備を終えた時、晩酌しようとした夫が、のんきに「ん? ワイングラスがくもってるな~」とボソリ。じゃあ、自分でふけ!(33歳・子ども2人)高草木陽光さん(以下、高草木さん):女性の社会進出が進んでも、男性の家事育児に対する協力の意識はなかなか追いついていないですよね。こういうタイプの夫は、いくら言っても聞く耳を持たないでしょうから、家事育児に少しずつ参加させたりして、どんどんこちらのペースに巻き込み、自然に意識を変えていくしかないと思います。――上手な巻き込み方はありますか?高草木さん:全部任せるのではなく、一部を手伝ってもらったり、妻と一緒に協力してやってもらったり。そして、夫が何かしてくれたら、もう大げさなくらいにほめることがポイントです。たとえ、心の中では「この程度のことで…」とか「やって当然でしょ?」と思っていても、そこは顔に出さず。今まで何もしなかった夫がようやくここまで進歩したと思って、「すごく助かった! 本当にありがとう!」などというふうに盛大にほめてあげましょう。もう、このタイプの夫は、調子に乗せてしまうに限りますよ。■プチモラハラ系夫の対処法2:「イライラする…」夫婦ケンカのパターンを知る――「夫を調子にのせるなんてムカつく」という声も聞こえてきそうですが…?高草木さん:私が受けてきた相談事例でも、妻のそういった声はとても多いですよ。でも、妻の最終的な目的は、夫の行動を変えることですよね? だったら、小さなプライドは捨てることです。それでも、どうしてもプライドが許さない場合は、ゲーム感覚にして挑んでみてはどうでしょうか? 例えば、夫がイラッとするひと言をしかけてきたら、「あ、挑発してきてる。なるほどね~、そう来たか。でも、私はあんたの誘いにはのらないよ」というふうに。夫と同じ土俵にのってはいけないのです。――なるほど、ゲーム感覚で。高草木さん:例えば、この「一流企業で働いて、稼いでて、家事も完璧の〇〇さんの妻はすごいな~」という夫の発言について。私だったら、「へ~そうなんだ」といったん受け止めて、その後「すごいね! その旦那さん!」って返しますね。――なぜ、相手の夫を?高草木さん:「だって、夫が妻に感謝したり、しっかりサポートしてくれているから、妻がそれだけ頑張れるわけでしょう? 私ももっとサポートしてもらえれば、もっと頑張っちゃうんだけどな~と。「完璧な妻を求めるなら、あなたも完璧に妻をサポートしなさいよ」とやんわり夫に伝えますね。――なるほど…! 私だったら、「はぁ? なにが言いたいわけ?」って言い返しちゃいそうなところ、ステキな切り返しです。高草木さん:夫婦ケンカは、否定的な言葉を返すなど、最初のひと言でぶつかり合ってしまうパターンが多いので、まずは、いったん受け取るクセをつけると良いと思います。その後は、何も言わなくてもいいし、何か言い返したいなら、 前回 ご紹介した「YOU」メッセージではなく、「I」メッセージで伝えるのがポイントです。「夫にそう言われてイラッとするのはなんでだろう? 私はどうしたいんだろう?」と考えて、「あ、そう言われて私は悲しいんだ」と思ったら、その気持ちを素直に伝えればいいのです。長年夫婦をやっていると、ケンカが勃発するようなパターンって、もうなんとなくわかると思うんですよね。言い返してスッキリしたいのだったら、それでもいいですけど、それでは進歩ないと思いませんか? 同じパターンを繰り返すのはもうイヤだなと思ったら、自分が工夫するしかないわけです。――確かに、ケンカになるパターンはいつも同じような気がします。高草木さん:夫婦問題は突きつめると、すべてコミュニケーション問題なんです。みんな「自分は間違っていない」とか「なんで私が変わらなくちゃいけないの? 悪いのは夫なのに!」と思いがちだけど、その考えを一度ストップしましょう。だって、自分の伝え方を変えることによって、自分の望みがかなえられる確率が高くなってくるのですから。そうすればムダなケンカやストレスが減って、結果、自分にとってお得なワケですよね?小さなイザコザで夫を言い負かせて、ちょっとスッキリするけど何も変わらない生活を選ぶか、最終的に夫が変わってくれるという生活を選ぶか、どちらの生活を選ぶかは、実はあなた次第なのです。■プチモラハラ系夫の対処法3:「いざという時“酸素マスク”は自分から」高草木さん:また「いちいち細かいことにうるさい夫」、もう、これはスルーでしょうね。先のお母さんたちの不満事例にもありましたが、ワイングラスがくもっているのが気になるなら、「じゃあ、次からあなたが洗ってね」とサラっと返しちゃえばいい。こういうことに、過剰反応してキレて、エネルギーを注ぐことの方がもったいないと思いますよ。――スルーできずにキレてしまうのは、妻がそれだけ追い込まれた状態にいるのかもしれませんね。高草木さん:本当に、まず自分に余裕をもたせておくことが第一。例えば、お母さんと子どもが飛行機に乗っていて、酸素マスクが出てくるような状況になった時、先にお母さんが酸素マスクをつけてから、その後に子どものマスクをつける、という決まりがありますよね? これは、お母さんが気を失ってしまう危険性があり、そうすると親子とも倒れになってしまうから。まずは、自分がしっかりした状態でないと、子どもを助けることはできないというわけです。――確かに…。まずは自分を第一に。高草木さん:今の時代、大事なのは「いかに頑張るか」ではなくて、「いかに手をぬくか」だと思いますよ。ただでさえ、女性はさまざまな役割を求められて大変なのですから。常に、自分の心の栄養を補充できる方法を用意しておきましょう。お友だちとのおしゃべりでもいいし、スポーツでも何でもいいんです。よく「忙しくてそんなことしている余裕ない」という方もいるのですが、まず「できない」と決めつけないこと。決めつけてしまうと、すべてのことに余裕がなくなってしまい、抜け出せなくなりますから。今の時代、ベビーシッターや家事代行のハードルがだいぶ低くなってきましたから、そういうのを上手に利用するなどして、自分のための時間を確保しましょう。――そばにいる夫は、妻の限界に気づかないものなのですかね…?高草木さん:残念ながら、夫は妻がそこまで限界になっていることに気づいていないことも多いです。妻が倒れてから、平気で「早く言ってよ」とか「言われればやったのに」とか言いますから。何度も言いますが、「私がこんなに大変なのに察してよ」と夫に期待するのはダメ。男性は、察することはできない生き物だから、しっかり伝えましょう。そして、伝える時はYOUメッセージで「あなたもやってよ!」と責めるのではなく、Iメッセージで「私もう限界だから助けて」などと伝えましょう。もしそれでも、「は? それはおまえの仕事だろ?」などと言うような夫だったら、もう実家に帰ってしまって良いと思いますよ。――本当に(笑)。高草木さん:相手に感謝する気持ちは大切ですが、妻の方も、古い価値観にしばられたり、「私は夫より稼いでないから…」などとヘンな遠慮をする必要はありませんよ。夫婦は、ともに協力してひとつの家庭を築き、子どもを育てあげていくもので、どっちがえらいなどという問題ではないのですから。そして、最後に私がみなさんに伝えたいのは、もしあなたが今の生活に変化を求めているなら、「知っている」だけではなにも変わらないということ。「実行」に移して、「継続」していくことで、初めて夫婦でともに成長できるのだと感じています。夫をどうにかしたいと思ったら、まず自分を変えるのが、一番の近道なのかもしれません。※なお、この記事で扱っているのは、あくまで軽いレベルのもので、悪質で重度のモラルハラスメントには別の対処方法が必要となります。参考図書: 「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」 (左右社)高草木 陽光著 1,836円(税込) 夫婦問題カウンセリング7000件の実績をもつ著者が、これまでの相談内容から導き出した解決方法を紹介。具体的な事例をあげ、「夫と妻の考え方の違い」「夫と妻の受け取り方の違い」「問題になりやすい事柄」「改善策につながるヒント」「考え方のポイント」を、家事、育児、会話など38のテーマ別にアドバイス。何らかの問題を抱えている夫婦にも、ひとり頭を抱えて悩んでいる夫・妻にも、「うちは問題ない」と思っている人にも役立つ一冊。取材・文/まちとこ出版社N
2018年08月12日「家事育児に非協力的」「イラッとする余計な一言が多い」など、日々の暮らしで、夫に対するイライラをつのらせている妻は多いよう。離婚するほど深刻ではないけれど、だったらなおさら、この先の夫との長い生活に少しでもストレスなく暮らしたいものです。好きで結婚したはずの夫が、なぜいるだけでムカつく人になってしまったのか? そんな夫ともう一度楽しく暮らせるようになるためには?そこで、夫に対するイライラの原因&解消法について、「HaRuカウンセリングオフィス」代表、夫婦問題カウンセラー・高草木陽光さんにお話をうかがってきました。高草木さんは、今までに約7,000人のカウンセリングを行い、夫婦問題・家族問題を解決してきた、夫婦問題解決のプロフェッショナル。著書の 「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」 は、今まで高草木さんが受けてきた夫婦の相談事例から導き出した、具体的かつ実践的な解決法が満載です。お話をうかがったのは…高草木 陽光(たかくさぎ はるみ)さん「HaRuカウンセリングオフィス」代表、夫婦問題カウンセラー。7年間で約7,000人のカウンセリングを行い、夫婦問題・家族問題で悩む人の心に寄り添いながら解決に向けてのお手伝いをしている。美容師、育毛カウンセラーを経て、その後結婚して専業主婦となったが、夫の束縛や価値観の押しつけに違和感を覚え、「結婚生活とは何か」ということを深く考え始める。その後、「離婚カウンセラー」という職業があることを知り、自分たち夫婦のため、夫婦関係で悩んでいる人たちのために必ず役に立つと確信し、2009年に「NPO法人日本家族問題相談連盟」の認定資格を取得し、夫婦問題カウンセラーとなる。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など幅広いメディアで活躍中。■なにもしないのはどうして? そもそも夫にはない「察する」機能――このテーマで妻たちの声を集めたところ、非常にたくさんの不満をいただきました。特に多かったのは、「家事育児に非協力的」「いつも自分のことばかり優先」という声でした。下記に一例を紹介していますが、高草木さんのところにも、こういった相談は多く寄せられますか?・子どもが生まれてから私の生活は激変したというのに、夫は相変わらず夜は飲み会、休日も自分の趣味優先で、何も変えようとしてくれない。こんなの不平等じゃない?(31歳・子ども1人)・「今日体調悪いから夕ごはん作れない」とLINEしたら、「じゃあ、俺は外で食べてくるからいいよ」と返信が。自分じゃなくて、子ども(と私)のごはんの心配してよ!(37歳・子ども2人)・私は朝から晩まで、家事や仕事、子どものお世話でフル回転だというのに、旦那は家にいると、いつもスマホをいじったり、ソファでゴロゴロしてばかり。私が「少しは手伝ってよ!」と言うと口答えしたり、しぶしぶやるという感じで…。共働きなんだし、もっと積極的に協力するべきでは?(38歳・子ども3人)・子連れで外食する時は、いつも夫は自分が食べたいものを頼んで、私が子どもとシェアできるものを選ぶはめに…。私だって、たまには外で好きな物を食べたいのに!(35歳・子ども1人)高草木陽光さん(以下:高草木さん):こういった「私はこんなに大変なのに、なんでわかってくれないのよ!」と、妻が夫に対してイライラをつのらせるケースはとても多いですよ。こういう不満に対して、まず私が妻側に伝えたいのは、夫に対して「察して」という期待は捨てた方がいいということです。女性は想像力が豊かなのに対して、男性は非常に想像力に欠けるのです。もう、夫とは脳が違うと思った方がいい。これって、冷蔵庫にお湯を沸かしてほしいと求めるのと同じようなものなのですよ。――どういうことでしょうか?高草木さん:冷蔵庫は食品を冷蔵・冷凍保存するもので、お湯を沸かす機能はありませんよね? それと同じくらい、夫に「なんで察してくれないの? と求めるのはムダということです。――なるほど(笑)。高草木さん:イライラしてしまうのは、相手に期待して、期待が裏切られた時なのです。だから、まず期待しないこと。夫から理想通りのこたえが返ってくるなんて、まずありえないと思った方がいいです。ただ、ここでいう「期待しない」というのは、「この人には何を言ってもムダ」という悲観的なものではなく、「夫のことは信頼しているけど期待しない」という感じ。夫に対して、期待のハードルを下げるだけでも、ずっと楽に生きられると思いますよ。 ■なにもしない夫が動く「主語を変える伝え方」――では、夫に察してもらうのは無理なので、妻がしっかり言葉で伝えていかなければならない、というわけですね?高草木さん:伝え方にも工夫が必要です。ひとつのポイントは、言葉を省略しないで、具体的に伝えること。例えば「リビングをちょっと片づけておいてね」ではなく、「リビングに散らかっているおもちゃを全部棚にしまったら、掃除機をかけて、床にモップをかけておいてね」などと具体的に言わないと、夫には通じません。「そんな細かく説明するのは面倒くさい」と思う方もいるかもしれません。でも、それを面倒くさがって省いてしまうと、自分の望みはかなえられません。夫に、自分が望む通りに動いてほしいなら、具体的に細かく伝えることが大事なのです。――なるほど。でも、「頼みごとをすると夫が不機嫌になってムカつく」という声もあったのですが、夫がご機嫌に動いてくれるようなうまい伝え方はありますか?高草木さん:多分、夫が不機嫌になるのは、「〇〇やってよ」というような「YOU」メッセージで伝えているからだと思いますよ。――どういうことでしょうか?高草木さん:YOUメッセージとは、「あなた」が主語になる言い方のことで、「あなたが〇〇やってよ」というふうに、どうしても相手を責めるようなキツイ言い方になってしまうのです。男性にこういう言い方をすると、責められていると思ってシャットアウトしたり、つい反論したくなっちゃうので逆効果なんですよ。――では、どういう言い方に変えたら?高草木さん:「I」メッセージ、つまり「私」を主語にして伝えましょう。例えば、「早く帰ってきてよ!」(=YOUメッセージ)ではなくて、「私は、あなたが早く帰ってきてくれると助かるんだけどな」(=Iメッセージ)というふうに。相手の行動を責めるのではなく、自分の気持ちを伝えればいいのです。人って、自分のことを責められると、つい反論したくなるけど、相手の気持ちについては反論しにくいから、聞き入れてもらいやすくなるんです。たとえ夫婦間に何の問題がなくても、ふだんからYOUメッセージではなく、Iメッセージを心がけてコミュニケーションをとると、夫婦関係が円滑になると思います。そして、これは夫だけではなく、子どもに対しても同じ。お子さんに「早く宿題をしなさい」とか「早く片づけなさい」などという言い方をしていませんか? 子どもにYOUメッセージで伝えると、「今やろうと思ってたのに! お母さんが余計なこと言うからやる気がなくなった!」などと機嫌を損ねて、ますます宿題が終わるのに時間がかかるのがオチです。そうではなく、Iメッセージで「早く宿題をすませてくれると、お母さん、ごはんの準備ができて助かるんだけどな」などと気持ちを伝えた方が、子どもも受け止めやすく、結果、スムーズにことが進むのです。「夫のなににイライラしているのか?」自分の心に聞いてみる高草木さん:Iメッセージでコミュニケーションをすることには、もうひとつメリットがあります。それは、自分の気持ちに目を向けられるということ。例えば、先ほど「夫がゴロゴロしていることにイライラする」という声がありましたが、これもYOUメッセージで、「どうして、あなたはいつもゴロゴロしてるのよ!」と夫に言っても、「疲れているんだからしょうがないだろ?」と言い返されて終わってしまいますよね?そこで、Iメッセージで自分の気持ちを伝えるわけですが、そのためには、まず自分自身に「なぜ私は夫がゴロゴロしているとイライラするのか? 私は夫にどうしてほしいのか?」を問うことになります。――確かに。すぐ文句を言うのではなく、ひと呼吸置いて、ちょっと考えられそうですね。高草木さん:夕飯の準備を一緒に手伝ってほしいのか? 夕飯の準備の間に洗たく物を取りこんでたたんでほしいのか? その間に子どもの宿題をすませてほしいのか? イライラの裏側には、いろいろな思いや目的があるはずです。自分の目的がわかったら、Iメッセージで、「私が夕飯作っている間に、洗たく物を取りこんでたたんでくれると助かるんだけど」などと、具体的に伝えてみてください。自分の気持ちを正しいコミュニケーション方法で細かく伝えれば、さすがの夫も動いてくれるのではないでしょうか? 察しない夫「俺、全然やっていない…」と理解させる“分担の可視化”高草木さん:また、夫に家事や育児に協力してもらうには、可視化することも効果的です。紙に、夫と妻がそれぞれ担当している家事を、朝から夜まで時間軸で細かく書き出します。例えば、ゴミ出しひとつにしても、夫はまとまったゴミ袋を外に持っていくことがゴミ出しだと思いがちですが、ゴミ出しには、日々分別したり、家じゅうのゴミ箱からゴミを集めたり、新たにゴミ袋をセットしたりと、いろいろな工程がともなうわけです。そういうことも、細かく全部書き出す。そうすると、お互いの担っている仕事が一目瞭然になり、夫は「俺ってこんなにやってなかったの?」とビックリするのではないでしょうか?――ただイライラをぶつけるのではなく、Iメッセージを使ったり、可視化したり、妻側も、夫に伝わりやすい賢いコミュニケーション方法を学ばなければならないのですね?高草木さん:ただ感情をぶつけるだけでは、「妻が怒っている」ということしか夫には伝わりません。実際、私のところにも、こういった「妻が一体、なにに怒っているかわからない」という男性からの相談はとても多いのですよ。夫は「なんかよくわからないけど、とりあえず大人しくしておこう」と、その場はうまくおさめますが、怒りの本質がわかっていないので、また同じことが繰り返されるだけです。夫とのコミュニケーションがうまくいかないと思ったら、まず、自分の言動やコミュニケーション方法を見直してみてください。男と女の性質の差を理解して、自分の気持ちや目的を明確にし、行動を意図的に変えれば、きっと夫とムダにぶつからず、今よりずっとストレスなく生活できるはずですよ。お話をうかがって、自分の伝え方を見直してみると、恥ずかしながらYOUメッセージだらけでした…。「早速今日から、Iメッセージで話しかけてみようと思います」と伝えると、高草木さんは、「きっと、Nさんの夫婦関係も今日から変わるはずですよ」と、にっこり笑うのでした。次回は、「プチモラハラ系夫にどう対処する?」をご紹介します。参考図書: 「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」 (左右社)高草木 陽光著 1,836円(税込) 夫婦問題カウンセリング7000件の実績をもつ著者が、これまでの相談内容から導き出した解決方法を紹介。具体的な事例をあげ、「夫と妻の考え方の違い」「夫と妻の受け取り方の違い」「問題になりやすい事柄」「改善策につながるヒント」「考え方のポイント」を、家事、育児、会話など38のテーマ別にアドバイス。何らかの問題を抱えている夫婦にも、ひとり頭を抱えて悩んでいる夫・妻にも、「うちは問題ない」と思っている人にも役立つ一冊。まちとこ出版社N
2018年08月08日夏休みが始まりましたね! 今年の夏は異常なまでの暑さですよね。外で遊ぶのも日中は危険なレベルですし、かといって家の中で遊ぶのも3兄弟にとって限界がありますし、皆さん、どのように過ごされていますか?(切実)我が家の子どもたちは保育園や学童に行っていないので、24時間みっちり一緒の40日間を過ごすことになります。全員が未就学児の時代に比べたら随分と手が離れましたし、楽になっている部分もたくさんあるはずなのに、それでもやっぱり夏休みは毎年しんどくて、イライラしてしまいます(白目)■私が夏休みをしんどいと思う理由私にとっては「自分のペースで動けなくなる」ということがイライラの原因のようで、仕事が思うように進まないだとか、片付けても片付けても部屋が散らかるだとか、やってもやっても終わらない感がとても疲れます。「子どもと暮らすってそういうことでしょ」って話で片付けないでほしいのです。いちいち遠回りしなくちゃいけないってキツいんですよ~。しかし、「子どもとべったり過ごすしんどさ」はあまり伝わらず、自分自身も「フルタイムで働いてるお母さんに比べたら私がしんどいなんて言っちゃダメだ」とか、「子どもが5人いる家庭に比べたら私なんてまだ楽だ」とか…自分よりどんどん大変そうな相手を見繕っては、自分のしんどさを「まだマシ」だと思い込もうとしちゃうんですよね。しんどいけれど、しんどいって言いづらい。でも、分かってほしい。私ごときがしんどいって言っちゃいけないんだ。でも、分かってほしい。分かってほしいのに、分かってもらえないしんどさも相まって、夏休み中の妻たちって、ご機嫌が悪~~~~くなったりしませんか?先日も、こんなことがありました。■ある日のお風呂での出来事長男に「今のうちにお風呂に入って?」と声をかけたのですが、テレビに夢中になっていてロクに聞いていませんでした。なので、先に私が三男と一緒にお風呂に入ったのですが、そのタイミングになってから長男がお風呂に入ってこようとしたんですね。 前回の記事 で書いた通り、私自身、長男とお風呂に入るのがどうしても苦手なのと、単純にお風呂場のスペースの問題とで「今は入ってこないで!」って伝えたんです。そしたら、長男は裸のままお風呂場の外で待たないといけない状況になってしまい、ドアの向こうで長男がじ~~~っと待ったまま、「まだ?」「まだ?」と声をかけて聞いてきます。私はまだお風呂に入ったばかりだからゆっくり洗いたいのに、長男が外で待っているせいで気が焦りますし、「だから、さっき声をかけた時に入っておいてくれればよかったのに…」とイライラしてきちゃって、長男にブツブツ言いながらお風呂を明け渡したんです。するとそこへ夫がやってきて、たしなめてきました。■夫が言った一言にカチン!夫:「イライラしない」これねぇ~~~、文字で書いたら大したことないんですけれど、イライラしてる時に、夫に横から「イライラするなよ」って言われたらイライラ通り越して腹が立ってきちゃうんですよね!私:「いやいや、ちょっと待って。私だっていきなりイライラし始めた訳じゃなくて、そこに至るまでに積み重なった出来事や感情が溢れてイライラしてるんだよ!!」図星をつかれるとムキになるってまさにこういう事なんですかね?しかし、うちの夫は妻の不機嫌に怯えて物陰に隠れているタイプではないので、さらにかぶせてきます。夫:「落ち着け。大人なんだから」私:(…くぅぅぅぅっ!!!)夫:「すぐにイライラしない。1人がイライラしだすと、イライラは伝染する」私:(…キィィィィッ!!!)「なによ!! 毎日毎日ずっと子どもと一緒にいる私と、たまにしか一緒にいないあなたとでは積み重ねてる背景が違うのよ!!」夫:「イライラしだすと長いのが嫌だ」私:「え? 私、自分では切り替え早い方だと思ってたけど!?」夫:「長い」私:「えええええ!? 嘘だ~~~! じゃぁどうすればイライラせずに済むわけ?」夫:「性格。気質。」私:(ズコッ!!!)「そんなの言ったら元も子もないじゃん!」夫:「本気で変えようと思ったら性格も自分で変えられる」私:「そんなことができるまで精神的に強ければ、そもそもこんな些細なことでイライラしていないと思います!!」夫:「子どもの夏休みなんて急に始まったことじゃなくて、必ずあるって分かってるもの。必ずある夏休みに対して、自分がしんどくなく過ごせる方法を考えて、例えば学童に預けるだとか、預かり保育に申し込むだとか何かしら行動すればいい。それを自分で主体的に行動せずに、去年と同じように今年の夏休みも迎えて、しんどいしんどいって言われても困る。夏休みの1か月強だけは自分のペースで動けないことを受け入れるとか、自分のやりたいことを諦めるとか、よりメリハリをつけて動くようにするとか、いくらでもやりようはある。できない、しんどい、って言い続けるのも自分。しんどくならないためにはどうすればいいのかを考えるのも自分。結局答えは自分の中にしかない」私:(…ザ、正論!! 夫の指摘はいつだって正論!)夫:「と、こんな風に夫側からの意見を伝えたところで、妻には絶対にまっすぐに伝わらないし、『あなたは何も分かってないだ』とか『かわりに子育てしてみてよ!』みたいな答えが返ってくるのは目に見えてるから、言っても無駄だと思って言わなくなる」(家で言うと怒られるから昼間にボヤいてるらしいです(笑))あ~~~~。なるほど。わかるわ。たしかに。私も今、その意見を聞いた瞬間は「何がわかんのよ!」って言いたくなったけれど、たしかに夫側の意見を「あなたに何が分かるのよ!」で突っぱねてしまったら、やってることは一緒というか…。自分のしんどさや大変さを分かってほしいと言うわりには、夫の「イライラしないでほしい」っていう声には耳を傾けない。これじゃ自分の意見は聞いてほしいけれど人の意見は聞こうとしない人じゃないか。夫:「でも、オレは諦めずにずっと言い続ける」私:(言うんかいっ!!)よ~~し。逆の立場に置き換えて考えてみたらどうだろう。■夫の立場になって考えてみた家で夫が子どもに対してすぐイライラする。…嫌だ(笑)イライラしだしたら長い夫。…嫌だ!!自分はイライラしてる男の人を「器が小さい」とか言うくせに、自分はイライラしててるのに「分かってほしい」という。思考回路が破綻しているじゃないかぁ~~!! まぁ、思考回路がちょっとおかしくなっちゃうのが体当たり子育てなんだけれども(笑)夫が何か意見するとすぐに「あなたがやってみればいいのに」とか「あなたに何がわかるのよ」と返すのもちょっとアレだな。夫は私に対して、そんなにすぐイライラしないでほしいし、イライラしたとしてもすぐに切り替えてほしいと思っている。そして今日もイライラしてるだろうなと思いながら家に帰る憂鬱。■家族であっても、親しき中に礼儀あり私も私で夫に分かってほしいと思うように、夫も夫で私に分かってほしいと思っているんだということを、今一度頭に入れて、家族みんな、違う人間がたくさん寄り集まって生活することの基本に立ち返ってみようと思い直したのでした。親しき仲にも礼儀あり。子どもの無償の愛に甘えない。夫の愛が無限にあると思わない。そして…イライラは伝染する!心に刻んで、夏を乗り越えましょう。エイエイオー!はーーー、どっこいしょ!【お知らせ】第83話 「家族旅行で疲れるママ…原因は自分にアリ!? 私が気づいたこと」 の記事下アンケート「Q. 子どもを優先して、自分のことを後回しにしていると感じますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「ママの“家族のために”はありがた迷惑!? 「自分のこと後回し」は不要か」
2018年08月02日仕事をバリバリ頑張り、家事にも一切手抜きなし。旦那様はさぞかし幸せかと思いきや、夫婦仲はイマイチ…。 前回 ご紹介したのは、そんな亜紀さんのケースです。亜紀さんは、母親が専業主婦でした。母親は家事全般が得意で、家はいつでもピッカピカ。毎日おいしい料理がテーブルにズラリとならび、洗濯物がたまっていたことなど一度もなかったといいます。そのため、そんな家庭が亜紀さんの頭に「標準」としてインプットされていました。ここが間違いの原点です。母親が若い頃とは、時代がまったく違ってきています。「良妻賢母」のスタンダード感覚を臨機応変にシフトしていかなければ、自分自身を圧迫し、夫婦生活に亀裂を招きます。亜紀さんは、フルタイムで働く現代女性。プロ主婦であった母親の家事のレベルを目指していては必ず無理が出てきます。それでも努力家の亜紀さんは「もっと頑張らなければ」と考えます。「上手に手を抜く」「もっとラクに暮らせる方法を考える」という発想がないのです。夫の隼人さんはいつも亜紀さんに協力したいと思っているけれど、「何でも自分でやらなきゃ」「人に助けを求める=自分のいたらなさを露呈する」と亜紀さんは感じてしまう。夫の申し出をありがたく受け入れることができません。つまり頑固なため、時にやり方を変えたほうがスムーズにいくということを受け入れられないのです。有能で真面目な頑張り屋さんほど、陥りやすいこのパターン。あなたは大丈夫ですか?■「バリキャリ系モンスター クタクタぼろぼろ」度チェックここでは、あなたの「バリキャリ系モンスター クタクタぼろぼろ」度をチェックしてみましょう。以下の質問で、〇はいくつありますか?1. 昔から「真面目が取りえ」だ。2. 小学校、中学校で「頑張り屋」「努力家」と評されてきた。3.やればできることを「面倒だから」といってやらずにすませるなんて負けだ。4. 実家の母親は家事力が高いタイプだ。5. 何でも自分でこなす自信があるので、人に頼みごとをしない。6. 誰かから援助の申し出があると「自分がいたらないからだ」と、わが身を責める。7. 自分のことは自分でする8. 「苦労しながら頑張る」ことが美徳であり、「ラクをする」のは怠惰だと思う。9. 友だちからの遊びの誘いに気安くのらない。10. 計画通りに運ばないと怒りがわき起こる。■あなたの「クタクタぼろぼろ」度は何レベル? 「モンスターワイフ」判定結果「バリキャリ系モンスター クタクタぼろぼろ」度をチェックする質問に、あなたはいくつ〇がありましたか? 下の判定結果と照らし合わせて、自分のモンスターワイフ度を確認しましょう。○の数が3個以上6個未満は、クタクタぼろぼろ度「C」(何でも一人で抱え込み、くたびれ始めていませんか?)○の数が6個以上8個未満は、クタクタぼろぼろ度「B」(「お疲れ顔」が標準状態になっています)○の数が8個以上は、クタクタぼろぼろ度「A」(常にクタクタ。疲労感や不満が全身からにじみ出て、家庭の空気もどんより)亜紀さんの世代は、母親が専業主婦であることがまだ多かった世代です。現代社会で男性と肩を並べてバリバリ働きながら、家庭では専業主婦の母親がこなしていた家事のレベルを追求してしまう。特に、母親の家事レベルが高かった場合ほど、その傾向が強いでしょう。多くの現代女性が、こうした苦境におちいっています。亜紀さんも、どんなに忙しくても「夫が掃除や洗濯をしている姿など想像できなかった」「夫に家事を頼もうとなどとは考えられなかった」と言います。けれど、疲労とストレスは蓄積する一方。家庭の空気が悪くなり、夫婦ケンカも増えました。亜紀さんがいつも疲れていて不機嫌なので、甘い雰囲気になどなりようもありません。2人で過ごす楽しい時間も、もちろんセックスやスキンシップも長い間ありません。そんな状況に我慢できなくなった夫の隼人さんが、ある日ついに…お掃除ロボットを購入してきたそうです。「私がやるからいいのに、こんなムダ使いして!」「私のやり方じゃダメってこと?」と、その日はまたケンカになったそうです。ところが、いざお掃除ロボットを使ってみると、その便利さにすっかり魅了されてしまった亜紀さん。これに気を良くした隼人さんは、食洗機や乾燥機付き洗濯機の購入も提案。亜紀さんも前向きに検討中とのことです。「『大変でも我慢して頑張っている自分』こそえらい」「苦労してこそ評価される」…そんなおかしな考え方にとらわれていたのかもしれません、と亜紀さんは言います。「1人で完璧にこなすけれど、いつも疲れていて不機嫌な妻」と、「ラクに暮らせる方法をうまく見つけて、いつでもゴキゲンな妻」。どっちになるも、妻次第です。
2018年07月22日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。 前回 は、仕事の忙しさを理由に、家庭生活をかえりみなくなってしまったバリキャリ系モンスターワイフをご紹介しました。今回も同じバリキャリ系モンスターワイフに分類されますが、実は真逆。仕事と家庭の両立に非常に熱心なタイプです。しかし、そんな立派な妻も、一歩間違えばモンスターワイフに…。せっかく「デキる女」と「愛され妻」を両立しようという気概を持つ健気なあなたが、迷走してしまうことがないように。こちらのエピソードをお届けします。■髪ふり乱して手抜きメイク「仕事も家事も完璧妻」「バリキャリ系モンスター クタクタぼろぼろ」代表:亜紀(仮名)33歳の場合始業10分前に駆け込んだ会社の女子化粧室。鏡に映る自分の姿に、亜紀は朝からゲンナリした。おでこも鼻もテッカテカ。髪は毎日同じひっつめ髪。そしてなにより、くたびれた感じが全身からにじみ出ている。亜紀の朝は、出勤前から戦争だ。起床と同時に洗濯機を回し、お弁当作りに朝食作り。夫の隼人を送り出したら洗濯物を干して、超時短メイク。そのメイクも、駅までダッシュしている間に崩れてしまうのだが…。服だって、本当はパリッとアイロンのかかったブラウスを着たい。けれど自分の服は、ノンアイロンでOKなものと決めている。毎週末、隼人のワイシャツのアイロンがけだけでも大変なのに、これ以上手間を増やす気にはなれない。半年前、真面目な仕事ぶりを評価され、亜紀はチームリーダーに昇進した。地道な努力が報われたのだ。亜紀は自分をほめまくった。「わたしって最高! 家庭と仕事の両立ができてるって感じ!」それ以来、亜紀は以前にも増して熱心に仕事に取り組んでいる。残業はほぼ毎日だ。家事にあてる時間が短くなってしまったが、だからといって手抜きは厳禁。手を抜くというのは怠けだ。努力さえすればできるものをあきらめるなんて、それは単なる怠惰だ。会社で評価されたい。そして同時に、家庭でも「理想の奥さん」でいたい。隼人が職場の友だちに「うちの亜紀は満点の奥さんだよ」と自慢する光景を何度想像したことか。亜紀は理想が人一倍高かった。 ■イライラ完璧妻が夫と追いつめる…「今日も遅くなっちゃった…」駅から家までの道を髪ふり乱して小走りしながら、亜紀は考える。もうクタクタ。こんな夜はゆったりお風呂につかりたい。ラベンダーオイルたっぷりたらして…。マンションの入り口が見えてくると、亜紀は現実に戻り、ため息をひとつつく。本日の「家事 TO DO」が待ち受けている。隼人は10時前に帰ってくるのだ。大急ぎで夕飯の支度をして、隼人に食べさせる。それがすんだら食器を洗って、洗濯物をたたんで…。朝は5時半に起きなければならない。睡眠時間を確保するために、お風呂でゆっくりは今日もおあずけだ。シャワーですまそう。家事の段取りを考えながら、バタンとドアを開けると…。「亜紀、おつかれ! 今日は早く上がれたんだ。LINEするの忘れたけど」先に帰宅していた夫の声に、亜紀はびっくりした。隼人は洗濯物を取り込んでいる。その光景を見て、亜紀は身ぶるいする。ブルルル…。「ダメダメ! シャツはそこに置かないで! つるさなきゃシワになっちゃう。ここは私がやるから、隼人はお風呂入ってきて!」「わかったよ…。あ、そうだ、メシは出前取ろうよ。亜紀疲れてるだろ」「ダメよ。1週間分の献立を考えて、買い物してあるんだから。葉ものの野菜は傷みやすいの。今日、火を入れないと。一緒に明日のお弁当の下ごしらえもするんだし。私の計画を崩さないで」何か言いたげな隼人を半ば強制的にバスルームに押し込むと、亜紀はいつものやり方で洗濯物を取り込み始めた。せっかくきれいに干してあったシャツがシワになってしまったら、週末のアイロンがけがさらに面倒になってしまう。そうだ、アイロンスムーザーも買い置きしておかねば。急いで夕飯を用意し、洗濯物をたたんでいると、風呂上がりの隼人がサッパリした顔でやって来た。「冷たいもんあるかな。この前、ダイエットコーラ買っといたよな」毎晩お風呂につかれていいわね…の気持ちがついいじわるな言葉で口から出てしまう。「夕ごはんの前に甘いもの、飲まないでよ」ムッとしながら洗濯物を引き出しにしまい込む。つい不満が態度に出てしまうのを抑えることができなかった。黙りこくって夕飯を食べていると、隼人が切り出した。「週末は久しぶりに一緒に出かけないか? 恵比寿に新しくできたカフェ、行きたいって言ってただろ」亜紀は大きなため息をひとつつき、答えた。「ムリ。土日は水回りのお掃除もアイロンがけもたまってるし、1週間分の買い物にも出かけないと。それが終わったら、とにかく体力を温存したいの」隼人の方もムっとする。「なあ、亜紀はいつも疲れてるだろ。だからおれも家事を手伝いたいのに、なにかしようとすると、大抵ケンカになる。一体どうすれば…」「ごめんってば。もっと要領良くできるようにするから!」亜紀はピシャリと隼人の言葉をさえぎった。隼人は立ち上がってソファに移動し、iPadでニュースを読み始める。なんだよ、またこのパターンだよ。こうなるなら、なにも言わなければ良かった…。亜紀はいつも自分が悪いことにして謝ってくる…隼人は内心ぼやきながら、謝る妻にさらに文句を言うことはできない。隼人は後悔していた。まじめで頑張り屋のところが好きで結婚したのに。度を越してパーフェクトを目指そうとする妻に、窮屈感を感じ始めている。自分のジョークに笑い転げるかわいい妻の姿は今やない。結婚する時、「隼人の理想の奥さんになるね」とほほえんでくれた亜紀。理想の奥さんからどんどんかけ離れていることに亜紀はなぜ気づかないんだろう。家にいる時くらい、ゆっくりのんびりすればいいのに。洗濯物がシワになってても、弁当のおかずがサケ一切れでも全然かまわないのに。隼人の頭の中は、亜紀への不満がうずまき始めていた。会社でも家庭でも完璧なパフォーマンスを発揮しようと奮闘する亜紀さん。しかし、その立派な心がけにもかかわらず、夫婦仲はギクシャクし始めています。健気な頑張り屋さんほど陥ってしまいやすい、この展開。あなたは大丈夫ですか? 次回ご紹介するチェックテストでご確認ください。
2018年07月21日子どもが生まれると、今までの2人だけの生活では起きなかったような喧嘩が起きます。妻から見ると「ぜんっぜんわかってない!」とイライラすることもありますよね。そのすれ違いはどうやって生まれるのでしょうか?出産・育児に関する調査・研究機関「赤すぐ総研」が0~2歳の子どもを持つ既婚男女を対象に行った、「乳児のパパ・ママ意識調査(2014)」の結果を元にご紹介します。 1. 妻が夫に望むこと子どもができると環境が変わり、妻が夫へ望むことも変化します。ただし、妻の望みと夫の行動が合っているとは限りません。夫がしてあげたいと思うこととのギャップが大きい「妻の望み」には、こんなものがあります。育児や子どもと接する時間を増やしてほしい自分勝手・わがままな行動をやめてほしい生活が制約されている自分に配慮して、今までの生活スタイルを変えてほしい朝ちゃんと起きてほしい浪費をやめてほしい「一人の時間」や「いたわりの言葉」といった精神面的なことはもちろんですが、「育児の時間を増やしてほしい」「生活スタイルを変えてほしい」「わがままな行動をしないでほしい」「朝ちゃんと起きてほしい」といった、具体的な行動に対する要望が叶っていないことがわかります。 2. 夫が妻にしてあげたいこと夫が「妻との関係でもっとしたいと思っていること」にも妻の望みと噛み合っていないものがあります。「妻が夫に望むこと」とギャップが大きい回答はこちら。妻との会話の時間を持つこと妻の健康に気を遣うこと妻にねぎらいや、いたわりの言葉をかけてあげることもっと働くこと子どものしつけをしたり、子どもについて相談に乗ってあげること多くの男性が精神面的なサポートを「やってあげたい」と思っている様子。ただし、妻が夫に具体的な行動を望んでいる一方で、「朝ちゃんと起きる」「生活スタイルを具体的に変える」といった具体的な行動を起こしたいと思っている人は少ないようです。妻が夫に求めていることは、「子どもが生まれたから、夫には変わってほしい」ということ。夫が妻にしてあげたいのは、「子どもが生まれたから、妻をもっと大切にしたい」ということ。この男女の「求めていること」「やってあげたいと思っていること」の乖離が、喧嘩につながってしまうのではないでしょうか。 3. どうして男性は「行動」に思考がいかないのか?同調査で、出産前後での生活で「自分の時間が減ったか」については男女で以下の結果となりました。男性が思う自分の時間について自分の時間が減ったと思う:62.0%妻の時間が減ったと思う:65.8%女性が思う自分の時間について自分の時間が減ったと思う:74.3%夫の時間が減ったと思う:35.3%男性の「自分の時間が減った」と感じている人と、女性の「相手の時間が減った」と感じている人のギャップは、30%近くあることがわかります。女性は男性が思っているよりも、「夫には時間がある」と感じているようです。また、男性は飲みに行く回数や自分の時間が「増えた」と答えている人がほとんど居ないのにもかかわらず、女性は「配偶者の飲み行く回数や自分の時間が増えた」と答えている人が男性に比べて多くなっています。以上のことから、男性は行動に悪気があるわけではないのに、女性は男性の行動そのものに不満を抱えていることが多いのだとわかりますね。 4. 正しい喧嘩のしかたこのような認識の相違、やろうと思っていることの相違が生まれれば、喧嘩が発生するのは当然のことでしょう。それは仕方のないことかもしれません。ただし、大切なのは「どのように喧嘩をするか」ということ。感情的にならずに、きちんと建設的な喧嘩をすることで、より夫婦生活が良いものとなってくれるでしょう。そのポイントをご紹介します。産後は喧嘩が起こりやすいことを知っておく認識の相違の他にも、産後の妻はホルモンの影響や環境の変化から特にイライラしやすくなっています。妻のイライラを感情的に返すのではなく、なるべく広い心で受けとめる覚悟が必要です。売り言葉に買い言葉にならないように、夫は常に冷静でいられるようにしておきましょう。妻も、イライラすることは仕方ないことだと割り切って、自分を責めないようにしてくださいね。> 産後イライラする妻に悩んでない?「産前産後の生活と体調の変化」まとめ> 産後の喧嘩は夫婦の振る舞い次第!良好な夫婦関係を築くには? 正しい喧嘩の流れに沿う過去のメオトークの記事にもありますが、正しい喧嘩の流れは以下のとおり。自分の意見を言う相手の意見を聞くお互いの意見を合わせてどうするか考えるポイントは自分の意見と相手の意見が違うことを仕分け、お互いの意見を否定しないこと。そこから妥協案を考えたり、相手の意見を尊重して合わせたりし、最後は仲直りをします。つい頭に血が上ってしまい冷静でいられなくなるかもしれませんが、そういった喧嘩の正しい流れを意識してみてくださいね。> 正しい夫婦喧嘩の方法とは?子どもに「人と人の価値観の違い」をうまくアピールするコツ仲直りは喧嘩にあわせて喧嘩から仲直りを経て、夫婦の価値観の溝は埋まっていきます。夫婦にあった仲直りの仕方はそれぞれ異なるかと思いますが、自分が悪いと思ったら誠心誠意謝ったり、ささいな喧嘩は笑って済ませたりと、喧嘩の内容にあわせた仲直りの仕方ができると良いですね。> 夫婦喧嘩はこれで乗り切る!仲直りするための15の方法 産後の体調や子どもを育てることについては、女性にならないとわからないことなのかもしれません。ただ、夫のみなさんは妻の望みが「具体的な夫の行動」だということを忘れないように、妻を気遣いながらも自身が変わっていく努力をしてみてくださいね。妻も、夫が妻を気にかけていることを理解・感謝して、してほしいことがあったら「察して」と願うよりも、夫に言葉で伝えるようにしてください。それでも喧嘩になってしまった場合は、なるべくお互いが冷静になって、自分の意見や相手の意見をすり合わせましょう。その後は仲直りを忘れずに。その繰り返しで、夫婦の絆・家族の絆は深まっていくのかもしれません。 参考:乳児のパパ・ママ意識調査(2014)
2018年03月01日就寝時に部屋の電気を消さない夫にイライラネット掲示板に、「夫がいつも就寝時に電気を消さずに寝てしまいイライラする」と悩みを吐露している女性がいます。たまになら理解はできるけど、頻繁に消し忘れがあるのは、理解ができない…。消し忘れに気づいたら、夫を起こして消させるように注意しているそうですが、すぐに忘れてしまい、翌日には再び消し忘れているそうです。使わない照明器具をつけたままだと、不要な電気代がかかり、節約の観点ではとてももったいないことですよね。ひと晩の電気代はわずかかもしれませんが、塵も積もれば…。何かいい解決策はあるもの?リモコン、自動消灯、紐を長く…そんな投稿主の悩みには、さまざまなアドバイスが寄せられており、照明器具に工夫するのがよさそうです。まずは、タイマー付きの照明器具に変える方法。設定しておけば、徐々に明るさを落として、最後にはしっかり消灯できます。さらに、副次的効果としては、留守中に点灯させることもできるので、防犯対策の一助にもなりそう。他には、ベッドや布団のなかからでも照明器具を操作できるように、リモコンタイプの照明器具に交換したり、紐を引っ張るタイプであれば、紐を延長させる方法も。新しいもの好きの夫なら、最近話題のIoT家電もよさそうですよね。初期費用はかかってしまいますが、スマートフォンや音声で照明器具を制御できるようになれば、楽しみながら消灯してくれるかもしれません。とはいえ、人の習慣はなかなか簡単には変えられないもの。寄せられているコメントのなかには、「夫に消してもらうよりも、自分が考え方を変えて消してあげたほうが、イライラは減るかも」というアドバイスも見受けられました。一人暮らしであれば、すべて自分の思い通りにできますが、誰かと一緒に住むとそうはいかず…。ある程度は相手に合わせたほうが、平穏に暮らせるのではないでしょうか。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月21日前回まで、さまざまな種類のモンスターワイフをご紹介してきました。いよいよ、モンスターワイフ撃退のための方策を説明します。自分の中のモンスターの存在を常に自覚し、「これは夫の目にどう映るだろう」「同じことを自分がされたらどう感じるだろう」と予測しながら、改善策を実行に移していってください。■感情より理性で導く、「紙に書き出す」で悩みを整理悩んでいる妻たちの悩みごとは、一つではありません。複数の悩みや心配ごとが頭の中で渦を巻き、何に悩んでいるのかさえ分からなくなっています。イライラ・モヤモヤはモンスターの卵。夫のやることすべてが気に障ります。本当に問題なのは何なのか。その点をクリアにするためには、グチャグチャになった頭の中を整理しなければなりません。そこで私が悩める妻たちにすすめているのが、「悩みを紙に書き出す」という方法。スマホやPCに書き出すより、自分の筆跡で書き残す! 怒りが強い案件は無意識に筆圧が増します。怒り狂った文字になります。わかりやすいですね。「3年間セックスレス」「夫が目を合わせてくれない」「姑にいちいちむかつくのに夫はスルーしてる」「家計が苦しいのに夜中にタクシー使うな…」「人前でニコニコしてるくせに人がいなくなると態度豹変」etc…。最初は思いつくまま、頭の中にあることをすべて紙に書き出します。次に書き出した項目をランキング形式にして、許せない順に並べ替えていきましょう。こうして自分の悩みを整理したら、最後に「どこまでなら許せて、どこからが許せないか」という境界線を引きます。イラ立ちの原因にはレベルがあり、夫が話を聞いてくれるだけで気持ちがスっとしてオールクリア! になる場合もあります。この方法で、自分を思い悩ませているものの正体が浮き彫りになります。それは、はたから見れば「どうしてそんな単純なことに、今まで気づかなかったの?」というようなことかも知れません。けれども、混沌とした状況下ではそんなことも全く見えなくなってしまっていることがよくあるのです。問題の本質がクリアになれば、その改善のための対策も考えることができます。また、悶々と悩んでストレスを増大させていくのではなく、「紙に書き出す」という理性に基づいた作業にシフトすることで、感情的になっていた頭が冷静さを取り戻していきます。自分のイライラやモヤモヤを文字にして書き出していくと、あら不思議。「これは物理的に仕方のないことだから、怒ってもムダよね」「これは夫が原因で発生している問題ではない。○○の条件を改善すれば、状況は変わりそう」「この問題については、私の態度も悪かったかも…」と、問題が劇的に解決されるわけではなくても、問題に対する認識が変わり、心がラクになることはよくあります。自分が抱える問題について、頭の中の分類箱に整理されていれば、漠然としたストレスを抱えて「売り言葉に買い言葉」のハチャメチャな夫婦ケンカを繰り返すことも激減します。 ■2人だけの空間だからこそ「寝室会議」で本音を語り合う問題を抱えた夫婦に圧倒的に不足しているのは、「本質的な会話」です。多くのモンスターワイフに共通する特徴は、自分と夫に関する無知と激しい思い込み、思い込みをベースとした妄想の暴走です。これらを防いでモンスターを抑え込むには、夫婦間の会話が不可欠。相談者の中には「会話なら毎日している」という方が多数。しかし、その会話の内容が、子どものことやお金のこと、テレビニュースのテーマだけでは、それは夫婦のための「本質的な会話」とは言えません。「私はいつも、自分の考えや気持ちを夫に伝えているのか」と自問自答してください。果たして夫側の意見を聞く場も設けられているでしょうか?「本質的な会話」とは、夫婦の価値観や将来のビジョン、さらには二人のセックスのことなど、夫婦関係に関する本質的なテーマを含んだ意見交換です。そして、そんな意見交換に最適の場所が、夫婦の寝室です。夜寝る前に寝室で話すのであれば、急に邪魔が入ったり、子どもに聞かれたくない内容を避ける必要もなく、会話に集中できます。普段は照れくさくてなかなか話せないことも、ベッドの上だと不思議とお互い素直になれます。夫婦の寝室事情についても、話をそらしたりそらされたりすることなく、意見を交換しやすくなるでしょう。寝室にワインを持ち込むことはもちろん賛成です。寝室会議を成功させるためにも、話したい内容をあらかじめ「紙に書き出して整理」しておく手法を。不用意に感情的になってしまうことを防げますし、せっかく意見交換をするつもりが、話が脱線してそれがケンカの火種になってしまうような失敗も減らせます。そして、寝室会議はただ自分の意見を主張するだけの場ではなく、夫の意見を聞く場でもあるという意識と、夫への思いやりを常に忘れないでくださいね。今回は「脱・モンスターワイフ」のための、最も基本的な方策をお伝えしました。これらは、夫婦間の問題のどんな局面でも活用できるテクニックですので、どうぞ今すぐお試しください。次回は「脱・モンスター」から、”愛され妻”になるための方法をご紹介しましょう。
2018年01月05日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「夫の飲み会にイライラ! ママたちが不機嫌になるのは深い理由がある」 で実施したアンケートでは、2,500件以上もの回答が集まりました。コメントを読むと、イライラの正体は、けっして「夫が飲み会に行くこと」ではないことがわかってきました。はたしてイライラの正体とは何なのでしょうか?Q.夫の飲み会にイライラしますか?1.とてもイライラする 25%2.ちょっとイライラする 55%3.全くイライラしない 20%なんと80%もの妻が、「夫の飲み会にイライラする」という結果に! ちゅいママさんも書かれている「憎き 夫の飲み会!」。アンケートからも妻のイライラが伝わってくるコメントの多さに、「なぜ、夫の飲み会に対して、妻はイライラしてしまうのか」をひも解いていきたいと思います。■妻の飲み会は「お願い」、夫は「報告」にイライラ!12月の忘年会シーズン。会社でもチラホラと忘年会の話が漏れ聞こえてきますが、この話に取り残されてるのが、子どもがいるママたち。保育園や幼稚園のママたちと忘年会を開くという人もいるとは思いますが、こちらは「子どもが一緒」が前提です。「毎度の飲み会は断ってよ」という意見もありましたが、それよりも多かったのは、「妻が飲み会に行くときは、夫に『お願い』。対して、夫の飲み会は『連絡』」という立場の違いに対する言いようのない不公平感へのイライラでした。夫は飲み会に普通に出かけていくけれど、妻の飲み会出席のハードルは超高いのが現実。ちゅいママさんも妻にとっての飲み会は、「貴重品」と話します。「夫は『今夜は飲んできます。夕飯いりません』と妻にメールすれば飲みにいけますが、お母さんは子どもの世話を誰かに頼まなきゃいけないため、急には飲みにいかれません」「夫は当たり前のように毎年忘年会に行くが、私は出産後行ったことがない。職場の忘年会だと、一年に一度くらいは出席したいと思うが、子どもを預けるところがない。子どもの発熱時も、なんで私ばかり仕事早退しなきゃ行けないの! なんで、私ばかり頭下げて休まなきゃ行けないの!」「主人は定期的に飲みに行っています。仕事を忘れたいときもあるだろうと、何も文句は言わず行かせていますが…。私が休日に友人とランチに行きたい! という願いが叶うまで約2年半かかりました。1人で子どもをみていることに不安があったようで、なかなか預かってくれませんでした」「『仕事で嫌なことがあったので飲んで帰ります』とメール。息抜きの場所が必要なのもわかってる。でも、わたしは育児で嫌なことがあっても、うまくいかないことがあっても、お酒を飲んで憂さ晴らしはできない! どんなに気持ちが沈んでても、どんなに疲れてても、逃げ出したくても、子どもたちをお風呂にいれて、ごはんを食べさせて、寝かしつけなくちゃいけない」「妻の飲み会は夫の許可制」なんて、まさに不平等条約!? しかしなかには「夫が飲み会に行くと、家事が減ってラッキー」という回答も。子どもの年齢や人数によっては、夫が飲み会でいないほうが子どもと楽しく過ごせたり、自由に過ごせたりするのかもしれません。■やさしい夫!? 妻の大変さをわかってなさすぎ!イマドキ夫は家族サービスもしてくれるし、外出を許可してくれたりする人も多くいるようです。しかし、もうひとつ行ったアンケートからは、驚くべき数字が出ました。Q2子どもがいることで、自分(ママ)ばかり我慢していると思ったことがありますか?1.常に思っている 48%2.たまに思う 49%3.全く思わない 3%「常に思っている」「たまに思う」を合わせると、なんと97%ものママが「自分ばかり我慢している」と思っている事実が! この“自分ばかり”と思ってしまうのは、妻の大変さを「夫がわかっていない」ことから起因してくるのかもしれません。「夫は『出かけてきてもいいよ』と言ってくれるのですが、出かけると家事は後回しになってしまうので、帰ってきてからの負担が大きいです。夫が出かけているとき、私は家事だって育児だってしているのに…と思ってしまう」「わが子は1歳。私が『今年は友だちに会えてないなー』と言ったら『会いたいなら会えばいいだけじゃない?』と返されたときは、旦那の想像力のなさと私の現実の無理解に絶望した」「『今日は遊んでおいで』、と理解ある優しい夫のように言ってくれるけど、早い時間に起きて掃除洗濯をすませて、子どもと夫の食事用意して、夕飯の下準備してから出発。遊ばせてくれるなら、家事も育児も一手に引き受けてほしい。あなたがしているのは留守番です」妻が外出するときは、家事の準備から子どもの体調まで時間をかけてじっくり対策を練ってようやく実現。さらに夫には「外出させてくれてありがとう」となぜかお礼を言わなければいけない。そこまでして実現した外出も子どもがぐずれば取りやめ…。また自称イクメンの「がんばった感の演出」アピールもイライラの原因。「好きなときに、自分の予定の調整のみで外出できる夫」と「調整事項が多すぎる妻」のズレはどうやら海よりも深く山よりも高いみたいです。■出産で生活一変した妻をイライラさせるのは子どもが産まれて、生活が一変した妻にと、子どもがいる前と何も変わらない夫。ちゅいママさんと同じように「夫だって親なんだから私と一緒の目線にたってほしい」と訴えたくなります。この子どもが産まれる前と生活が変わらない夫へのイライラ度が、コメントから伝わってくる「不満」の根っこにありそうです。「優先順位がまず『自分』な時点でかなり自分勝手だと思います。仕事が早く終わってもサウナに入り、帰宅は遅くなる。サウナでリフレッシュしてるはずが仕事の愚痴を帰宅後聞かされる。自分の美容室の予約を土曜日とかに勝手に入れる。私なんて美容室だって半年に一度。」「お出かけの際、10時出発なのに9時40分までパジャマでダラダラするのやめてほしい。俺すぐ準備できるしって、アホー! こっちは子どもの準備と自分の準備とお出かけの持ち物の準備と朝の家事で大忙しだわ!」「休日となれば、朝食からビールを飲み、飲んだら、目の前で子どもが遊んでいようがリビングでイビキをかきはじめる。子どもが泣いても目覚めない。休日、急にひとりで『釣り道具見に行ってくる』といって3時間以上帰ってこない。私はそんな突然のフラリ外出なんて何年もできてないのに。もっとあるけど、書いていたらイライラしてきたのでおしまい!」■「俺」さまが一番大事? 妻の涙の記録コメントの中には、涙するようなものもありました。「ほぼ女性に任せていても、男は親になれるのが単純にうらやましい」というコメントに、妻たちの叫びが詰まっているようにも思えます。「夜泣きがひどく、30分しか睡眠がとれない状況で仕事にも行っていた私。あまりにつらいので旦那に『今日の夜また夜泣きしたら助けて欲しい』とお願いしたら『は!? 俺の仕事に影響出たらどうしてくれるんだ!』とキレられました」「『私もたまにはでかけたい、自由な時間がほしい』と言うと、『ママが子どもほしくてつくったんだから、ママに休みなんていらないの』と言われる」「私は月に数回頭痛で体調崩すことがあるんですが、メールで旦那に『今日しんどいわ…』と伝えると、一言めに『俺のメシは?』…と。しかも自分が頭痛のときは超大げさに『ハァ~しんどー』とか言ってアピールしてきます」■夫に期待しなくなれば楽になる!?日本中の家庭で妻のイライラが爆発してしまう! と心配になりますが、コメントを読んでいくと、このイライラがある時期から変化していくこともわかります。「飲み会の日は必ず朝帰り。最初はその度にケンカになってましたが、こっちの神経が擦り切れるだけだとわかってから、『飲み会=朝帰り』だと思うようにして最初からご飯も作らないし先にさっさと寝るようにしました。何かのCMで奥さんが旦那さんに『期待しなくなったら楽になったの』ってセリフがあるんですが、このCMを見てから気持ちが切り替わっていちいち怒ることがなくなりました」「女は外へ出ても何をしてても、やっぱり子どもの事が常に気になるし、いろんなことに縛られてる感じがとても窮屈になることがあります。そうやって旦那に話すと、『じゃあお前が働いてこい。俺が家事、育児やるから』と。そういうことじゃないと言ってもわかってもらえない…。いまはもう諦めて自分の気持ちを話すことすらなくなってしまいました…」妻の夫へのイライラは、「あきらめ」の境地になるまで続くのでしょうか。しかし、次はがんばったママさんたちのコメントを紹介します!■自分の気持ちを満たすためには?ちゅいママさんは、「自分が満たされていないと、相手にやさしくできない」と言います。「夫にやさしくしたい」、「怒ってばかりいたくない」、でも「なんでイライラしているのか理解して!」そんな思いは夫に届くのは難しいのでしょうか。読者のみなさんからいただいたコメントの中に、夫に理解してもらおうとがんばった人の意見もありました。「休日にパチンコ行ったり、休み前にオールを平然としていた夫。それに対して私が不満げな顔をすると『俺は休日すらゆっくり出来ないわけ?』と。『そういうの覚悟して母親になったんでしょ?』と言われたときが最高にイラつきました! この人は一緒に育児をするという考えがないんだなとわかり、離婚も視野に入れつつ、根気強く『2人で育児をしたい』と伝え続け、遊びに関しての我が家ルールも作り、今は平和に暮らしています。めでたしめでたし(笑)」「出勤ついでにゴミ捨てを頼んだら、『捨てたあと手が洗えないからイヤだ』、オムツ替えを頼んだら『今、自分の手が冷たいから、赤ちゃんがびっくりして泣いちゃうから出来ない』、食器洗いを頼んだら『手荒れしやすいから無理』と言われ、大噴火したことがあります。『回数やらなきゃ、上達もない!』と叱咤しました。だんだん上手に子どものお世話できるようなりました!」「子どもと寝落ちしている姿にイライラしてたけど、よく考えてみると子どもの寝かしつけをしてくれてることに感謝しなくちゃならないですよね」とコメントしてくれたママさんも。家族はチームなので、片方だけの我慢やがんばりは煮詰まってしまいがち。でも見方を変えてみたり、夫になぜイライラしているのかをわかりやすく伝える努力、ココを改善したいという提案、そしてそれを諦めないこと(大変ですが…)で変わっていくこともあるかも、いや変わっていくと思います!Q.夫の飲み会にイライラしますか?アンケート回答数:2552件Q2子どもがいることで、自分(ママ)ばかり我慢していると思ったことがありますか?アンケート回答数:2551件
2017年12月14日特性を知って、理解が深まった私たち家族の話。出典 : 我が家にはアスペルガー症候群の娘と、不注意優勢型ADHDの息子がいます。面白いように娘は私に、息子は夫にそっくり。子供たちに発達障害の診断が下り、書籍やネットからたくさんの知識を得る中で、私も「この特性は自分も持ち合わせているな」と感じることが多々ありました。最近は「大人の発達障害」というキーワードもよく見かけるようになりました。診断が下りるかどうかではなく、「自分を知る」という意味で、ご自身に当てはまる特性がないかどうか調べてみるのも良いかも知れません。さて今回は、毎日お昼まで起きてこない夫にイライラしていた私たち家族が、夫の行動を認める方向に進み始めたお話をしたいと思います。夜型生活を続ける夫にイライラしていた日々。出典 : 夫は自宅で仕事をしています。日によって仕事のボリュームにも差があり、夜中まで働いていることもあれば、日中少し余裕ができて子供と遊べることもあります。とても良い環境だとは思うのですが、私にはずっと夫に対する不満がありました。仕事の有無にかかわらす、毎日夜遅くまで起き、昼過ぎまで寝ていることです。もう独身ではないのだから、もう夫婦だけの生活ではないのだから、家族に生活サイクルを合わせてくれてもいいじゃないか。一日中、子どもたちにひっきりなしに話しかけられ、息をつく間もない私に変わって、10分でも20分でも子どもたちの相手をしてくれるだけでも助かるのに…。休日に家族で出かける予定がある時も、夫が起きてくるのは出発時刻の30分前。自分の身支度を整えることしか考えておらず、子どもたちの準備を手伝いながらバタバタと用意をしている私の横で、のんびりとコーヒーを飲んでいるのです。はじめは「手伝ってよ!」と声をかけていましたが、何度話をしても、家庭を運営するということに進んで参加してくれない夫に疲れ、いつしか期待することをやめました。いつしか子どもたちも白い目で夫を見るようになりました。パパが大好きだからもっと遊んでほしい、もっと喋りたい、もっと一緒にいたい。なのに、どうして毎日こんなに遅くまで寝ているの!?そんな子どもたちの声にも、夫は「そうだなぁ」と笑いながら返していましたが、起床時間が早まることはなかったのです。「夜遅くまで起きている」のも「朝起きれない」のも「特性」!?出典 : そんな折、SNSで「ADHDの方は放っておくと夜型の生活になる場合が多い」という情報を目にしました。この情報を見たとき、イライラした感情がすとんと消えてゆきました。夫の夜型生活は、努力不足ではなく、特性によるものだったのだと理解することができたのです。アスペルガーとADHDの子どもたちを育ててきた私は、生まれ持った特性を努力で矯正することは難しいと日頃から肌で感じてきました。だから、父親なんだから一般的な生活サイクルで生きなさいというのは、子どもたちに“一般的な子どものような振る舞いをしなさい”と強制するのと同じことだと思ったのです。むしろ休日に早起きをして家族で出かける際は、夫なりにがんばって早起きをしてくれているのだと認識を改めました。パパが朝起きてくれないと文句を言っていた子どもたちには「いろんなタイプの人がいて、パパは朝に寝てお昼に起きるタイプの人なんだよ。」と自信を持って言えるようになりました。私が認識を改めた事で、子どもたちの夫に対する意識も「朝起きられないしょうがない人」から「これがパパ、そういうタイプの人」というものに変わりつつあります。普通の生活リズムで生きられないことを責めるのではなく、夫の生活リズムを認めて受け入れることで、少しずつ家族関係が良くなっているような気もします。認めることが、家族一人ひとりへの理解を深めることに出典 : アスペルガーの娘と同じような特性・思考回路を持った私は、その特徴を身をもって理解しているため、娘に伝えたいことがたくさんあります。しかし、ADHDの息子は私とはまったく異なるタイプの人間なので、息子のことを理解できるているかどうか時折不安になっていました。しかし今回のことをきっかけに、せっかく息子とそっくりの夫がいるのだから、夫の行動パターンから息子を理解する手掛かりを得なければもったいないと思うようになりました。発達障害のある子どもたちは、私たちには想像できないような感覚過敏を抱えていたり、恐怖や不安を感じていたりします。何気ない日常を送っているように見えても、実はたくさんのストレスを受けながら、がんばっているのです。私が心の中で夫を責めていたように、「もっときちんとしなさい」「もっと努力しなさい」とついついお子さまを責めてしまう方もいらっしゃるかも知れません。そんな時には、一度「もうすでにたくさんがんばっているんだ」という前提でお子さんを見てみませんか?少し視点を変えてみると、「今日もよくがんばったね」「もっと楽になれるようにどうサポートすればいいかな?」という肯定的な声掛けをするきっかけになるかもしれません。
2017年05月03日彼との会話中、いまいち噛み合わずに、気付くとなんだか微妙な空気・・・。こんな状況に陥ってしまったしまったことのある人もいるのでは?お互いに緊張して会話がぎこちないのならまだ良いのですが、実は彼があなたの発言にイラッとしている可能性も・・・。そこで今回は「女性との会話の中、イライラしているときの男性の言動」をご紹介します。■黙り込む「俺はイライラすると喋りたくなくなるんだよね。黙って彼女の話が終わるのを待ちます」(26歳/男性/営業)怒ると言葉で責めがちな女性と違い、イライラすると黙り込んでしまう男性は多いもの。「俺が我慢して聞いていればいいんでしょ」と怒りを抱え込んでいるのかも・・・。急に彼の口数が減ったら、それは密かにストレスを感じているサインなのかもしれません。場所を変えたり、彼に違う話を振ってみるなどの対策を取る必要があるでしょう。■適当な相槌をする「ふたりでいるのに彼女が別の男の話をしはじめた。ムカついたけどそこで怒ったら器の小さい男だと思われそうだし、適当に『へー』と相槌を打って聞き流した」(20歳/男性/大学生)たしかに「その話ムカつくからやめてくれる?」とは言いづらいですもんね。彼が「そうなんだ」「へぇ~」「たしかに~」など、適当な相槌を打ちはじめたら要注意。あなたの話に興味がない、もしくはイライラするからその話を早く切り上げてほしいと思っているのかも。ふたりで楽しめる会話を探したほうが良さそうですね。■貧乏ゆすりをする「私の彼はイライラすると貧乏ゆすりをはじめる。机の下でカタカタと足が揺れ出したら、そのときしている話は終わらせるようにしています」(23歳/女性/不動産)もちろん貧乏ゆすりがクセになってしまっているという男性もいるでしょう。でも貧乏ゆすりはストレス解消になるとも言われています。つまり彼が会話中に貧乏ゆすりをはじめたら、イライラしている表れなのかも・・・。特に会話のネタに関係なく、女性の長~い話を聞いているとストレスがたまるという男性も多くいます。「けっこう喋っちゃったかも?」と思ったら、彼が貧乏ゆすりをはじめる前に会話を中断したほうが良いかもしれませんね。■関係ない話題に持っていこうとする「遠回しに俺を非難する話をされたときはイラッとしましたね。そのときは『そういえばこの前言ってた○○ってさ~』と違う話に持っていきました」(24歳/男性/福祉関係)イライラするような話をしていても、余計テンションが下がるだけですもんね。聞きたくない話に持ち込まれたときは、あえて自分から違う話題に持っていく男性も。彼が不自然に話題を変えたときは、それ以上しつこくするのではなく「聞いちゃいけないことだったのかな」と察するようにしましょう。■おわりに彼がつまらなそうだからといって「何かノリ悪いな~」なんて相手のせいにしてはダメ!「もしかして怒らせるようなこと言っちゃったかな・・・?」と自分の発言を再度見直し、お互いに会話が楽しめるように行動してみましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年04月30日女性は生理の周期的な問題で、どうしてもイライラしやすくなるときがあります。これは意識して止められるものではないので、上手に付き合っていく対策を練りたいところ。彼にイライラをぶつけてケンカの種にならないように、自分でコントロールしてみましょう。■【正直に事情を伝える】生理のことは男性には理解しがたいもの。原因なくイライラしているときには察して欲しいところではありますが、八つ当たりされた男性からすれば、何でそんなにイライラしているのか理由がわからず、イラつきを伝染させてしまうことになります。調子が悪いときは、ためらわずに事情を伝えたほうがお互い安心できるでしょう。「ごめんね、今日生理前だから少しイライラしているかも。ちょっと優しくしてね(笑)」「今日はなんだか気持ちが上がらないから、よかったら話聞いてもらえない?」などなど。甘えては申し訳ない・・・と遠慮せずに、最初から状況を伝えること。それによって彼は状況を察することができて、あなたの心もリラックスするでしょう。■【無理して会わない勇気も大切】本当に体調が悪かったり、イライラして八つ当たりしそうだなと危険を感じたときは、デートの日程を変更することも大切です。無理して会って機嫌が悪いと勘違いさせてしまうことで、気まずくなったりケンカになってしまうのでは本末転倒。「調子が悪いから、デートは延期でもいいかな?」と、素直に状況を説明してみましょう。上記でもお伝えしましたが、しっかり説明すれば男性だって理解できる範囲は広がるはずです。「八つ当たりして、嫌な気持ちにさせたくなくて・・・」と、彼を大切に思っているからこそ、今の状況が辛いんだということを、そのまま伝えてみましょう。状態や思いを認識してもらうだけで、彼の対応も変化してくるかもしれません。■【普段から不満をためない】イライラしたときは感情的になりやすく、いつもは我慢できることも抑えられなくなることがあります。普段からわだかまりが多い人ほど、怒りや悲しみとして感情が溢れやすくなるので要注意です。ちょっとしたことでもイラっとしたり、ものすごく悲しくなったりして、彼の前で感情を隠すことは難しくなってしまいます。感情の起伏を少しでもやわらげるためには、普段から不安やわだかまりを溜め込まないことが非常に大切なのです。心に少しでも余裕があれば、彼に少し嫌なことを言われても、受け止めて聞き流すこともできるはず。何か付き合いの中で嫌なことがあるのなら、抱え込む前に彼に素直に相談するように心がけましょう。■【映画デート】映画を見ることで、感動して泣いたり、登場人物と共感して笑ったり、感情を自然に吐き出してデトックスができます。特に感動映画や、コメディー映画など、感情がより引き出されるような映画をチョイスすると良いでしょう。彼と見るなら、恋愛系の作品を選ぶのも良いですね。泣いたり笑ったりしているうちに、何となく気分はすっきり解消されているかもしれません。映画デートで彼と話題を共有することで、自然と心も近づきやすくなりますね。■【おわりに】女性特有のイライラはコントロールが難しく、辛い思いをする方は多いと思います。上手に向き合って、恋のエネルギーをプラスに変換していきましょう。(あやか/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月15日日頃から、ストレスによってイライラしてしまうという方もいるのではないでしょうか。イライラは、日々の生活に悪影響なので、できるだけイライラした生活は避けたいところですよね。そこで今回は、イライラにおすすめなアロマ化粧水をご紹介します。イライラが止まらない…仕事などの理由で、いつもイライラが止まらないという方もいるのではないでしょうか。別に好きでイライラしているわけではないのに、ストレス発散する時間もなく、ただただ日が過ぎていくという方もいるでしょう。やっぱり、ストレスを体にため込んでしまうのは美容や健康にもよくないです。アロマ化粧水を使用してみよう!そこでおすすめなのが、アロマ化粧水です。アロマ化粧水というのは、名前の通りアロマを含んだ化粧水のこと。アロマは、私たちの体をリラックスさせる効果があるのです。その他にも様々な効果が期待できます。①ストレスの柔和1つ目にご紹介するのは、ストレスの柔和です。精神的ストレスは免疫力の低下にも関係してくるのです。よって、体のさまざまな部分にも響くのです。今の心の状態に合わせて、使用することをおすすめします。②体の不調を癒す体の不調を癒す効果があります。臓器の活動や免疫力を高めてくれるのです。しかし、アロマテラピーはあくまでも、病気を治療するものではありません。症状を感じる場合には、早めに医師の診察を受けることが大切です。③血行を促進してくれるアロマは、血行を促進してくれる効果も期待できるのです。血行が促進されることにより、くすみがちな肌も透明感が出てくるようになるのです。④女性ホルモンを整えてくれる生理痛やPMSといった原因は、女性ホルモンが正常に働いていないということも挙げられます。しかし、アロマには女性ホルモンを整えてくれる効果があるのです。アロマは私たち女性の強い味方。そんなアロマを含んだ化粧水を使用してみましょう!早速、おすすめのアロマ化粧水をご紹介します。おすすめのアロマ化粧水①メデル ナチュラル/フェイスローション リラックスアロマ180ml 1,296円(税込)出典:@cosmeより天然由来成分99.5%のフェイスローションです。化粧水に使用している水は、三重県伊賀の清らかな水を採用。また、天然セラミドなどの植物由来成分をたっぷりと含んでいるので、肌の乾燥もしっかり保湿してくれますよ。ラベンダーやオレンジなどの天然リラックスアロマの香り。とろみのあるローションが、ぐんぐん肌に浸透し、吸い付くようなもっちりとした肌に。内側からハリのある、キメ細やかな肌へと導きます。おすすめのアロマ化粧水②ニールズヤード/レメディーズ フランキンセンスウォーター200ml 3,672円(税込)出典:@cosmeよりアロエベラのひんやりとした使い心地で肌をリフレッシュします。すばやく水分を補給しハリのある肌へと導きます。フランキンセンスという精油を使用しております。このフランキンセンスというのは、乾燥する砂漠地帯に自生する木と言われております。おすすめのアロマ化粧水③アロマエッセ/モイスチャーローション150ml 2,700円(税込)出典:@cosmeよりエッセンシャルオイルを配合し、アロマハーブの効果にこだわったスキンケア&バスシリーズです。肌にみずみずしいうるおいを与えてくれ、まるやかな感触で肌にスーッと広がりうるおいを保ちます。おすすめのアロマ化粧水④ジルスチュアート/フルーツ&アロマミスト60ml 2,376円(税込)出典:@cosmeよりローズウォーターやバラエキス、フレッシュなフルーツのエキスをたっぷり配合しています。キメ細かいミストが乾いた肌を透明感のあるやわらかな肌へと導いてくれますよ。フルーツとローズのアロマをギュギュッと詰め込んだ、ローズフルーティフローラルのふんわり心地よい香り。肌にやさしい弱酸性で、イライラな時の癒しアイテムとして使用しましょう。もちろん、「アロマを焚く」なども、日頃感じているストレスを和らげる方法にもつながります。しかし、毎日必ず行う「スキンケア」である化粧水をアロマ入りのものにすれば、毎日簡単にストレスを柔和させることができるのです。日頃、ストレスを感じているけれども時間がなくて和らげる時間がなかったり、わざわざアロマを焚くセットを買いにくのが面倒だという方もいるでしょう。そういう時に、今回ご紹介した「アロマ化粧水」を使用してみましょう。そうすることで、ストレスを柔和させる日常を送ることができます。日頃、我慢する方が多い方は特にストレスを感じやすくなっているかもしれませんね。ストレスを溜め込んで我慢し続けることにより、体の不調を引き起こす原因になる可能性もあります。不調が起きてしまう前に、日頃からストレスを柔和させる方法を取り入れてみませんか?アロマ入り化粧水を生活に取り入れることで、とっても簡単に日常にアロマを取り入れることができますよ。「アロマ化粧水」で、ストレスフリーな生活を!
2017年02月09日誰にだって嫌なことは起きるもの。だけど、イライラしているときの自分の顔を鏡で見てみて。すんごいおブス。イライラが原因でブスになっては本末転倒!!気持ちを落ち着ける方法、教えます。イライラ「おブス顔」二大巨頭イライラしている女性の顔は心底おブス。そんなおブスと化した女性の顔は、下記の2つに分類されます。いづれにしても、全く魅力的ではない表情なのは確か。あなたはどちらの顔に、心当たりがありますか?般若型「般若型」とはその名の通り、般若の面(はんにゃのめん)のような顔。源氏物語に登場する六条御息所が、光源氏の正妻である葵の上に嫉妬をし、生霊となって現れた際に、般若経を読んで退治をしたということが起源で「嫉妬や恨みの篭る女の顔」を現したこの能面をそう呼ぶようになったと言われています。まさに。恋愛絡みや仕事面などで「嫉妬」の念に取り付かれている時、こんな顔になってはいませんか?死んだ魚型やる気や生気を感じられないような状態の人のことを「死んだ魚のような目をしている」と比喩するのを聞いたことがあると思います。怒りを感じているというよりは、若者言葉の「病む」といった状態になっているときに陥りやすいおブス顔の一種です。嫌なことがあり、何にもやる気がでない。家で一日中ぼーっとしていたい、誰とも話をしたくない・・・。そんな気分になっているときは、この顔に気をつけて。おブスを断ち切る!「イライラ」の鎮め方1.女友達に話す男性は、結論を求めずただ永遠と続く愚痴がとにかく苦手です。ゆえに「聞いて欲しいだけ」の話を男性にするのはご法度。相手のこともイライラさせてしまいますし、こちらも正論・結論を言われて、さらにイライラが加速してしまう恐れがあります。しかしながら、女性はアウトプットすることで気持ちを整理する生き物。そんなときは同性の友達に甘えることも大切です。なお、女性もいつまでも同じような答えの出ない愚痴を言われ続けることはさずがに耐えられないので、「聞いてくれて有難う」というお礼を絶対に忘れずに。「おはよう」とともに長々愚痴をこぼされるもの、聞く側としてはなかなか一日の始まりにふさわしくない気分にさせられるので、話をする時間帯も考えましょう。 2.時間が消化してくれるのを待つ「イライラしているなら、その原因となっている人間(友達・恋人・仕事の上司部下同僚・・・)と話をすれば良いではないか!」そう感じる方もいることでしょう。しかし、実際問題ライラの原因である人と話をしたところで、100%解決するとは限りません。むしろ、イライラを相手にぶつけことで、余計に物事をこじらせてしまう可能性すら考えられるため、大人は「引く」というのも一つの賢い選択肢となります。だけど、自分が引いたらこのイライラの行き場はどこへ・・・。ありません。自分の中で消化するしかないのです。人は、時間とともに負の感情を消化できる性質を持っています。「こんなことで自分がおブスになっているのはもったいない」と考えて、さっさと忘れる方向にもって行きましょう。溜め込み過ぎは心の病の原因になるので、引くところ・ぶつけるところの塩梅は大切にしてくださいね。3.何にイライラしているのかを自分で整理する人がイライアラする原因は大きく分けて2つ。①自分の行動を邪魔された時②プライドを傷つけられた時です。①は例えば「電車の遅延」「待ち合わせ時間を過ぎても相手が来ない」「遊園地で人気のアトラクションが混雑していてなかなか乗れない」「車の運転中の渋滞」など②は、「誰かにバカにされたとき」「嫌味を言われたとき」や「能力を否定されたとき」「恋人の浮気など女性絡みのトラブル」「女友達との喧嘩」などがそれぞれ挙げられます。①は心を落ち着ける、時間に余裕を持って行動する、おおらかな心を持つ。等に心がけると意外と簡単に解決ができるもの。一方②は、他者が絡んでくるのでそう簡単にはいきません。だけど、何にプライドを傷つけられ、本来自分はどうして欲しかったのかを整理・理解する事で、次回以降のイライラが未然に防げることもあります。こういうときこそ、自分の心と素直に向き合うと良いでしょう。ちなみに、①のときは般若顔になりやすく、②に関しては、苛立ちが前面に出ているときは「般若」、プライドを傷つけられてショックを受けているときは「死んだ魚」になりやすと言えます。4.ひたすら睡眠をする「嫌なことは寝たら忘れる」という人がいますよね。原始的な方法ではありますが、この方法は確かに効果があります。まず第一に、寝ているてきは余計なことを考えなくて済むためイライラしていることを忘れさせてくれる。次に、寝ているときは記憶が整理されるため、朝起きたらイライラがどうでも良いことに変わっている可能性がある。そして最後に、睡眠は美容にとってとても大切なため、寝ることでおブスを脱せる可能性があるからです。イライラの原因である他者と話をしようと思っているときも、いったん冷静さを取り戻すために一晩空ける、つまり睡眠を取るのも良いでしょう。冷静な心を取り戻すことで、感情に任せて言葉を発するよりもずっと上手に話を進行することができます。誰だってイライラすることはあります。それは、女性ホルモンの影響でもヒステリーでもなくごく普通のこと。まずはイライラの原因を自分で正しく知り、その上で適切な対処を心がけてみて。そうすることで、無駄なおブスにならずに済みます。
2017年01月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「夫を心配しているのに、イライラされる」という、ぁゃこーさん(31歳・小学校教員)に、心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんからアドバイスをいただきました。■ぁゃこーさんのお悩み夫が仕事のストレスでボロボロです。私には自分で自分を苦しめているようにしか見えないのですが、「世の中そんな甘くない!」「お前たちのために、俺は死ぬ気で頑張っているんだ!」と、すぐイライラし始めます。会話をしようにも、「俺はヘトヘトだ」「面倒な話をするな」ととりあってもらえません。先日、心屋 仁之助さんの著書「一生お金に困らない生き方」を読んで、「これだ!」と思ったので夫に薦めましたが「俺のどこに読む時間があるんだ!?」と見向きもせず…。そういう夫に私がしてしまっているのでしょうか。ちなみに家事は全て私がしています。夫は職場でも親に対しても素は出せず、私に対してだけやたらと強気です。4月に仕事職場復帰するにあたり、夫婦関係の不安がとても大きいです。アドバイスよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんより「わかってもらえない」こんな気持ちを抱えることから、人間関係の悩みが生まれていくんだな…、とカウンセラーをしていて痛感します。恋愛・結婚・パートナーシップの問題は特に顕著ですね。ぁゃこーさんは 旦那さんのことを想い、ストレスを減らしてあげたい…、と愛情を示してるのに、旦那さんに「わかってもらえない」で悩んでいますよね。旦那さんは ぁゃこーさんのためにヘトヘトになるまで死ぬ気で仕事している…、と愛情を示してるのに、ぁゃこーさんに「わかってもらえない」で悩んでいるかもしれません。 以前の記事、 『「かまってちゃん」を卒業したい! 自立した良い関係を築くには?』 にも書きましたが、男性が一生懸命仕事をするのは、実は愛情表現であったりします。男女では、脳と心の性質に違いがあるといいますね。(男性は人の話を聞かない 女性は地図が苦手…とか)女性は「会話すること」でストレスを減らそうとします。抱えている気持ちを話して相手に共感してもらえるとストレスが軽減されます。ぁゃこーさんは女性の特性である「会話をすること」により、旦那さんのストレスを減らしてあげようとしています。でも実は、かえってストレスを増やしている可能性があるのです。男性は特性として、自分の気持ちについて話すのが苦手で、自分の事で周囲を心配させたくないと思っています。そして特に女性に対して、自分の弱さを見せることは“よくない事”とも思っています。(女性は弱さを見せてくれないのを「信頼されていない」と感じる人も多いようですが…)男性はよく「気分転換」によってストレスを減らそうとします。スポーツ中継やお笑い番組をみる、ゲームをする、お酒を飲む…など、仕事の事を一瞬忘れることで 気分転換をするのです。そして、家庭という場が一番、気分転換できる場であってほしいと願っています。しかしそんな時、ぁゃこーさんは 仕事の話を持ち出してくるのです。これは逆効果かもしれません。そこで、ぁゃこーさんに 試してもらいたい事があります。旦那さまが仕事で疲れているように感じた時、「いつも私達のためにがんばってくれてありがとう」って旦那さまをねぎらってみてください。そうすると旦那さんは、自分が家族にためにがんばっている事を、ぁゃこーさんに「やっと、わかってもらえた」と思えるようになるでしょう。ぜひ、笑顔をそえて、ねぎらってあげてくださいね。旦那さまが家に帰った時、ぁゃこーさんが心配そうな顔をしてるよりも、楽しそうな顔をしてるのがうれしいはずです。仕事の疲れが癒され、くつろげます。一気にストレスが吹っ飛びます。その笑顔のために、男性って仕事を頑張れる生き物なんですよ。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年11月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「マジメで穏やか、良い夫なのにイライラしてしまう」という、まりんさん(42歳・会社役員)に、心屋塾上級認定講師の古庄由佳(うさこ)さんからアドバイスをいただきました。■まりんさんのお悩みはじめまして。まりんと申します。悩みは、主人との関係についてです。結婚して15年が経ち、中学生の子供が2人います。下の子供が中学生になり、私が手を掛けることが少なくなり「ふっと」主人に目が行くことが増えました。自分自身が忙しかった時はあまり感じなかったのですが、これといった趣味もなく、社交性もなく、家と仕事と毎日の晩酌だけの毎日。自分からどこへ行きたいと言う訳でもなく、これからの人生をどうしたいとの思いもない人です。旅行や外食、全てにおいて決めるのは全部私。家計のお金や私の買い物、遊びに出ることにも一切口をだしません。ニコニコと行っておいでと言ってくれるし、私のやる事にも一切反対せず、がんばりな、と応援してくれます。仕事にもマジメでとても良い主人だとは思います。しかし、見ていてなんだか物足りないのです。出世欲もなく、お金に対してもそれほど執着もなく、とにかく、欲がなく何が楽しくて過ごしているのかもわからないんです。そして、見ているとイライラして一緒にいても楽しくないのです。主人は私の事をとても大事にしてくれており、離婚は一切考えていないと言っています。そんなに大事にしてくれているのに、私がこんな気持ちで一緒にいていいのかと思うようになりました。離婚をする気はないのですが、一緒にいるのが今は苦しいのです。どうしたら良いでしょうか。アドバイスをよろしくお願い致します。■心屋塾上級認定講師の古庄由佳(うさこ)さんよりまりんさん、こんにちは。ご主人にイライラして、一緒にいても楽しくない。一緒にいるのが苦しい…。それは、ちょっとしんどい状況ですね。思わず、これからどうしようかな、と考えてしまいますよね。まりんさんは、どうされたいのでしょうか?ご主人にどれだけ大事に思われていても、お子様がいらっしゃったとしても、人生のすべてを自分の自由に選んでいいとしたら、まりんさんは、誰とどこでどんな人生を生きたいでしょうか?お子様に手がかからなくなった今だからこそ、まりんさんの人生にとって大切なことにゆっくりと気づくチャンスとして、このお悩みがまりんさんの元へやってきているのではないかなと感じました。趣味もなく、毎日仕事と家の往復で、ご自宅での晩酌が楽しみ。欲もなく、旅行や食事にも意見を持たず、奥さまにお任せのご主人。そんなご主人を見ているとイライラされるとのことですが、その時、まりんさんの心の中では、どんなセリフが渦巻いているのでしょうか? 「もう! そんな人生の一体どこが楽しいの!?」「もっとリードして、私のことを楽しませてよっ」「そんなに人生を無駄にしていたら、もったいないっっ」こんな感じでしょうか? あるいは、「何でもかんでも人任せにして、自分の意見はないのっ!?」「全部、私が決めるのは疲れた。もっとしっかりしてよ」「このままあなたといたら、私の人生がつまらなくなってしまいそう…」こんなセリフも出てきそうでしょうか?「イライラする時」、実はそれは、心の奥で「何かをこわがっている時」ということが多いです。もしも、まりんさんが、そんなご主人とこのままずっと一緒にいたとしたら、どうなってしまいそうでこわいですか?もしもこのままご主人が、「すべて任せるよ」と言い続けたとしたら、どんなことにイヤなことになってしまいそうでしょうか?本当は、何かが不安だったり、本当は何かがちょっとさみしかったり、本当はもっとご主人に頼りたかったり…。そんなお気持ちがひょっこり顔を出したりは、しませんでしょうか?まりんさんの文章から、まりんさんはお仕事で活躍し、周りからも評価され、子育てをしながら、趣味や友人関係を楽しんでいらっしゃる方なのかなと想像いたしました。楽しむこと、活躍すること、欲しい結果を手にすること。それらについて、素晴らしい才能をお持ちの女性のようにお見受けします。心屋塾では、捨ててきた自分、なかったことにしてきた自分を見せてくれる人を「神」とか「師匠」とよんでいます。つまりご主人は、まりんさんにとって「神」であり「師匠」なのかもしれませんね。だとすれば、まりんさんがご自身の人生で「こんなんじゃいけない」と捨ててきたのは、一体ご自分のどんな一部なのでしょうか?そんなに前へ前へ進まなくてもいいよ。そんなに外へ外へ求めなくてもいいよ。つまらなくてもいいんじゃない。のんびりしてもいいじゃない。そんなに人を引っ張っていこうと頑張らなくてもいいよ。もっと任せて、頼ってもいいんだよ。そう言われると、まりんさんはどんな気持ちになりますか?本当は心の奥の奥のほうで求めているけれど、「そんなふうになってはダメ」とフタをしてきたものが、そこに見つかったりはしませんでしょうか?ご主人は、特別なものを持とうとしなくても、特別に楽しい時間を追い求めなくても、すべてが自分の思い通りにならなくても、それでも不安にならず、人生が素晴らしいものであることを知り、奥さまやご家族の幸せを心からの喜びに感じることができる。そんな大きな器をお持ちの方のようですね。まりんさんにとっては、「人生を損している」ような生き方に見えるかもしれませんが、ぜひ一度、「神」であり「師匠」である、ご主人の生き方を真似してみていただけませんか?そして、もしも先ほどの質問で、何かをこわがっている気持ちが出てきたとしたら、「損をする」覚悟で、それをご主人に素直に打ち明けてみてください。もちろん、ご主人を愛せなければ、離婚してもいいのです。まりんさんの人生ですから、ご自身の気持ちを一番大切にすればいいのです。ただその前に、ちょっとだけ、「師匠」が見せてくれている「捨ててきた自分の一部」に気づいてみようとしてみてほしいのです。きっとそこには、まりんさんが今まで知らなかったような大きな安らぎやお金では手に入れられない豊かさが広がっていて、まりんさんを新しい幸せで包み込んでくれるのではないかなと思います。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年10月04日人間ですもの。誰だってどうしようもなくイライラすることがあるものです。大人になるにつれその機会は減りますが、たまにだからこそ、どう対処したら良いかわからなくなることはありませんか?でも、イライラは美容に良くありません。ストレスでお肌や髪の状態が乱れたり、暴飲暴食をしてしまったり、表情が歪んだり・・・「イライラ」を早く鎮めるには、どうしたら良いでしょう?case1:解決の「見込みがある」イライラ対人関係や仕事などで発生したイライラ。解決が見込める場合の対処法は?①とことこん話し合う友人や職場の人、恋人と起きた、「何かが原因」であるイライラは、お互いに誤解が生じている場合が多いもの。1つ1つ冷静に話をし、誤解を紐解いていくことで、解決できます。②解決に向けた努力を自分がするそのイライラ、実は自分が原因ではないですか?また、もし他者が理由でのもめごとや仕事でのミスが生じている場合も、もしかしたら、あなたの意識を変えることで解決できることではないですか?イライラしている時間を、解決に向けた努力をする時間に向けましょう!case2:解決の「見込みがない」イライラ話しても無駄な相手とのもめごとや、もう過ぎてしまい、どうすることもできないイライラ。こちらの場合は?①自分と向き合い気持ちを整理するどうしようもできない時は、自分がどこに引っ掛かりを覚えているのか、そしてどうしたかった(どうして欲しかった)かを書き出し、整理してみましょう。自分の望みや理想が明確になることで、気持ちの整理がつきますし、同じ過ちを繰り返しにくくなります。②気心知れた関係の人に相談をする自分ひとりの力で整理ができない場合は、友人に相談をしてみましょう。人に話すと、不思議なことに自分の考えの整理につながります。また、フラットな目線でアドバイスをもらうと、ハッとすることもあるものです。③元凶を断ち切るもし、そのイライラの原因が恋人や友人、職場にあり、その解決が望めない場合は、我慢をしてまで関係性を続ける必要が自分にとってあるのかを良く考えましょう。10年後、20年後も一緒にいたい相手なのか、働き続けたい職場なのかを冷静に判断し、必要のない場合は思い切って断ち切ることも大切です。④とにかく「忘れる」ことに没頭する自分と向き合っても、人に話しても気持ちの整理がつかず、さらに相手は断ち切ることの不可能な相手や自分のスキルアップに繋がる仕事の場合は、忘れせてくれる何かに没頭するのも1つです。集中しないとできない資格の勉強でもスポーツでも、はたまたトランプゲームだって構いません。雑念を消し去れることに取り組んで!人は誰でも、何とも言えない気持ちに悩まされることがあるのものです。しかし、イライラを引っ張り続けておブスになるのはもったいない。心も体も健康で入れるよう、前向きに対処していきましょう!
2016年09月02日「夫がそこらじゅうにものを置くから片付かない」「夫が着ない服をなかなか処分しなくて困っている」など、片付けられない夫に対してイライラを募らせる女性は少なくないもの。「30オトコの本音に向き合う」ビジネスマン向けサイト『R25』が20~30代の既婚女性200人に「これだけは許せない夫の習慣」を調査した結果でも、第1位が「衣服・靴下などを脱ぎ散らかす」、第2位が「ゴミをいろいろなところに置く」となり、「使った文具や工具などを片付けない」や「使ったバスタオルを所構わず置く」もランクインしました。この結果に、「わかるわかる!」と思う方も多いのではないでしょうか。『片づけられない・捨てられない夫を変えて汚部屋がキレイになりました』(まきりえこ著、扶桑社)では、物を捨てて部屋をスッキリさせたい著者が、いかにして夫や家族の協力を得られるようになったのかがコミックで書かれています。今回は本書の中から、夫が片付けられるようになる方法をご紹介します。■1:まずは1ヶ所だけを片付ける著者の夫の場合、一人暮らしをしていたころはそれなりに自分で片付けていたのですが、結婚後、妻がバタバタと片付けている姿を見ると何をしていいか分からなくなっていたといいます。しかし、あるときテレビで「トイレ掃除をすると運がよくなる」と言っているのを見た夫が、思い立ってトイレ掃除をしてみると達成感があり、自分の部屋も片付けてみようという気になったそうです。これは、スポーツや学習などの上達法である「スモール・ステップ」を実践しているようなもの。いきなり大きな目標に挑むのではなく、乗り越えやすい小さな課題をクリアする経験を積み重ねながら、最終目標に近づいていくやり方です。そもそも、夫は片付けが苦手なわけではなく「週末は机を片付けて、パソコンブースを作ろう!」などと楽しみながら片付けをするタイプだったのです。それなのに妻が「あなたは片付けができない」というレッテルを貼り、一気に片付けようとするのでついていけなくなってしまっていたのです。夫側に片付けたいという気持ちがあっても、妻のペースを押し付けられるとやる気が失せてしまうもの。妻がイライラしながら片付けている様子をみると尚更です。片付けをするのはいいことですが、相手の性格やペースを考慮することも大切。そうすれば夫も自分から片付けるようになるはずです。■2:夫を「中古品を売る係」に任命する片付けられるようになったとはいえ、なかなか物が捨てられず、「溜め込み癖」が直らなかった夫。ところが、中古品を売りに行く係として家電や服を売りに行くようになってから、徐々にものを手放せるようになったといいます。特に服は思い入れがあり、もう着られないと自分でもわかっているのになかなか捨てられないもの。リサイクルショップに売りに行き、まとめて何百円にしかならない現実を目の当たりにしたとき、もう手放そうという決心がついたそうです。また、著者が行った「ご褒美作戦」も効果あり。「片付いたら新しい服を買っていいよ」という言葉で、夫はウィンドーショッピングをしたり、ネットで流行をチェックしたりしてワクワクする気持ちになったそうです。ものを手放すタイミングは人それぞれ。誰かに無理強いされると、余計に捨てたくなくなってしまうこともあります。相手の気持ちが熟すまで待ちつつ、うまく提案できるといいでしょう。■3:お互いがラクになる収納方法にする著者は以前、衣類を引き出しに隙間無くきっちりとしまっていました。しかし、スペースなく詰め込まれていると、次にものを入れようとしたときに入らず、他の家族にとっては使いづらいものになってしまいます。また、すぐにぐちゃぐちゃになった引き出しを見てイライラするという悪循環も生まれます。そんな事態を避けるためには、お互いにとってラクな収納をすること。引き出しの中身に余裕を残しておけば、家族が片付けるときもどこに入れればいいのかがすぐわかります。また、「保留用の引き出し」を用意しておくのもポイントです。どこに入れればいいか迷ったものはその引き出しに入れるようにしておけば、床などに置きっ放しのものが減り、お互いにストレスを減らすことができるでしょう。*著者は自分一人が片付けを頑張っているときにはイライラしがちで、いつも空回りしていたといいます。しかし、ただやみくもに片付けるのではなく、家族がラクに片付けられるような空間をつくることで、夫や子供も協力してくれるようになったそうです。他人を無理やり変えようとすれば反発が起こるもの。お互いにどんな環境で生活するのが快適なのかを考え、相手のペースも尊重しながら片付けを進めましょう。(文/平野鞠) 【参考】※まきりえこ(2016)『片づけられない・捨てられない夫を変えて汚部屋がキレイになりました』扶桑社※妻が絶対許せない「夫の習慣」1位は-R25
2016年06月28日