11月16日発売の「週刊文春」が報じた、西内まりや(23)の“社長ビンタ”事件。彼女が不安定になった理由として様々な憶測が飛び交っている。なかでも西内を追い詰めたと言われているのが、ドラマ「突然ですが、明日結婚します」(フジテレビ系)での“月9史上ワースト視聴率”バッシングだ。 「西内さんは1年近く体調不良に悩まされていましたが、心身ともに過酷な月9主演を務めあげました。しかしドラマは最初から最後まで軌道にのらず、世間では彼女を“戦犯”扱いするように。その反動で、彼女は憔悴してしまいました」(芸能関係者) 実際、その後の西内は表舞台から遠ざかっていった。自身のインスタグラムもストップ状態。しかしドラマの視聴率が低迷するのは、もちろん女優だけのせいではない。 「そもそも、テレビドラマの視聴率自体が下降の一途をたどっています。そのため制作サイドもスポンサー側に気を遣うようになり、キャスティングで賭けに出にくくなっているんです。仮に西内さんのように意欲をもって挑戦しても、視聴率が悪いと世間からつるし上げられてしまう。剛力彩芽さんも同じ目に逢っていましたよね。そうなると結局“安全牌”として大物や中堅を選ぶしかないため、新人女優が育っていかない。これでは、どんどんドラマがつまらなくなってしまいますよ」(テレビ局関係者) 人気タレントを多く輩出している「nicola」「Seventeen」のモデルとして活躍し、女優デビューした西内。さらには念願の歌手デビューも果たし、「第56回日本レコード大賞 最優秀新人賞」も受賞していた。 そんな彼女の才能の芽は、このまま埋もれてしまうのだろうか。
2017年11月18日以前、産婦人科の先生に“産後うつ”について取材にした時のこと。「産後うつは、ママだけでなく、パパもなるんですよ」と言われ、衝撃を受けました。「出産をしていないパパが、なぜうつになるの?」と疑問がいっぱいでした。なぜパパが“産後うつ”になるのでしょう?「広尾レディース」院長で医学博士の宗田 聡先生によると、“産後うつ”は“うつ”と同じで、男女問わず几帳面な性格・真面目な人がなりやすいです。産後の定義が、産後1年のため、“産後うつ”とされてしまいますが、ママはもちろん、パパにも十分になる可能性があるといいます。約10人に1人がなると言われる“産後うつ”。パパもなる可能性が「“産後うつ”は、約10人に1人がなる可能性があると言われています。ママはもちろん、パパも同じ割合でなる可能性があります。国立成育医療研究センターの2016年の調査によると、産後の父親の約17%に産後うつのリスクがありました。初めての育児や慣れないお世話が大変なのは、パパも同じです。最近はイクメンも増えてきて、育児するパパが普通になってきました。そんな中で『きちんと育児をしなくては』『決めた通りにちゃんとしないと』とストレスを感じてしてしまい、“うつ”になってしまうことがあります」“うつ”になる原因は2つ。もともともっている真面目・几帳面といった性格的要因に加えて、「弱音を吐けない」「自分1人でうまくやらなければ」など、周りからのサポートがない状況で、1人で育児をしているように感じる環境要因が混ざり合って、“うつ”になってしまうのだとか。「『うちのパパは大雑把だから大丈夫』『近くに実家もあるし安心だよね』と思わず、どちらかの要因だけでも“うつ”になることもあるので注意しましょう。以下に“うつ”でないかをチェックする項目を挙げました。子育て中なら夫婦でチェックしてみて、お互いにどんな状況で育児をしているか、よく話し合い、共有しておくと安心ですよ」産後うつを簡単チェック! こんな症状ありませんか?□眠れない□やる気がおきない□疲れやすい□ちょっとしたことで涙が出る□イライラする□情緒不安定になる□いろいろなことに興味がもてない□赤ちゃんがかわいく思えない「これらの症状が1つでもあるようなら、定期検診の際に産婦人科医や助産師さんに相談したり、区や市の保健師さんに相談してみると良いでしょう」「出産したママだけのもの」「ホルモンの乱れが原因」と勘違いしていた“産後うつ”。イクメン全盛期とはいえ、パパも初めての育児に不安に思ったり、孤独を感じたりするのは普通のことだと思います。1人で育児を抱え込まないで、友人や周りの人に相談することも大切な息抜きになります。無理をせずに夫婦でお互いに気遣いながら、楽しく子育てをしていきたいものです。取材協力/・宗田聡(そうださとし)医師:医学博士・産婦人科医。著書に「EPDS活用ガイド」(南山堂刊、2017年10月発行予定)「これからはじめる周産期メンタルヘルス-産後うつかな-と思ったら-宗田-聡」「これからはじまる周産期メンタルヘルス」(南山堂刊 )など・広尾レディース<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年10月12日映画主演の俳優・妻夫木聡が、編集者・妻夫木聡として現れた!妻夫木聡さんが編集者として座談会の仕切り、取材を担当。総研メンバーへ編集者の正体は知らせずに、企画進行!映画の公開を記念して、特別先行試写会を開催!という名目で集められた5人のanan総研メンバーたち。でも実はこれ、試写会場に本物の妻夫木さんが現れるという超豪華サプライズ企画。試写終了後、こっそり会場入りして後ろの席に座っていた妻夫木さんを発見すると、総研メンバーは驚きのあまり絶句。「どうも。本物の妻夫木聡です!」とご本人にご挨拶していただいたところで、「きゃ~~!!」とみなさん一斉に事態を把握した様子…。妻夫木さんにはアンアンの編集者として、映画の感想から恋のお話まで総研メンバーにインタビューしていただきました。anan総研メンバーに映画の感想から恋愛事情までインタビュー!!妻夫木:今日はお集まりいただき、どうもありがとうございます。映画は面白かったですか?佐藤:ずっと笑ってました!妻夫木:僕が演じたコーロキくんという男はどうでした?佐藤:自分の気持ちにまっすぐで素直でいい人だなって。妻夫木:ストレートに思いをぶつけてくる男は嫌いじゃない?布川:すごくいいと思います!妻夫木:面倒くさくならない?新井:好きな人なら大丈夫です。妻夫木:みんなの周りにも直球でくる男の人はいますか?鷲巣:日本人ではあんまりいないよね…?五位渕:うん、いない。妻夫木:待って。みんな外国人と付き合ってるの?(笑)鷲巣:いえいえ、そういうイメージなだけです(笑)。妻夫木:あそこまで「今、何してるの?」って頻繁に連絡してくるのもイヤじゃない?佐藤:私はイヤです(笑)。妻夫木:毎日連絡取らなくても大丈夫なんだ?佐藤:全然大丈夫です。布川:私も大丈夫。妻夫木:それで3日くらい連絡してこなかったとしても、「なんであいつ連絡してこないんだよ!」とは思わないの?布川:…思っちゃうかも(笑)。妻夫木:思うんじゃん!!(笑)布川:3日はさすがにイヤですけど、1日1回必ずLINEするとか、決め事みたいにはしたくないなって。妻夫木:なるほどね。この映画は男性目線で描かれてるけど、他にも男の生態のこんなところにびっくりしたって思うところはありますか?佐藤:男性もLINEの未読、既読を気にするんだなって。妻夫木:意外と女々しいってことだね(笑)。鷲巣:返事がきてないのに、何回も画面開いて確認するところが気持ち悪いなって(笑)。妻夫木:僕が若いときにLINEがなくて本当によかったわ…。絶対、何回も見ちゃうもん。コーロキくんと同じように、画面スクロールしたら、既読になるような気がして(笑)。一同:あはははは!布川:あと、意外と仕事にも恋愛を持ち込んじゃうんだなって思いました。妻夫木:仕事に持ち込むのはダメだよねぇ。仕事に持ち込むと男はだいたいダメになるからね。でもそうなっちゃうときもあるでしょ。女性はないの?布川:意外と女性のほうが切り替えられてる気がします。五位渕:私は結構、仕事中も考えちゃったりするけどなー。妻夫木:それくらい忘れられない恋ってしたことないの?鷲巣:私は完全にリセットして次に行くので、以前の恋はほとんど覚えてないです。妻夫木:じゃあ、もらったものとかも全部捨てるタイプ?鷲巣:……。妻夫木:捨ててねぇな(笑)。鷲巣:捨てられないです(笑)。妻夫木:じゃあさ、元カレには自分との思い出を全部取っておいてもらいたいと思う?布川:何も考えずに、しれっと捨ててほしいです。妻夫木:自分があげたものとか、全部ダンボールに入れて返されたらどう?佐藤:めっちゃきもい(笑)。新井:返されたら悲しい…。五位渕:迷惑だよね。妻夫木:あははは!なんでこれを聞いたかっていうとね、僕は、高1のときにダンボールに入れて持っていったことあるの。元カノの家まで。どうしたらいいかわからなくて(笑)。一同:えーーーーー!!!!!!妻夫木:続いて(笑)、水原希子ちゃんが演じたあかりはどう思った?女性からすると魔性の女に見えると思うけど、僕は清々しいまでのかっこよさみたいなものを感じたんだけど。佐藤:たしかに、途中まではこういう子、結構いそうだなって思いましたけど、あそこまで潔い人ってなかなかいないかも。布川:サバサバしてるよね。妻夫木:自分にもあかり的な要素はあると思う?布川:転がしたい願望はあります(笑)。あそこまで何人もの男の人から同時に愛されるってことは、それだけ魅力があるってことだと思うので。鷲巣:あれはどこまでが天然で、どこからが計算なんですかね?妻夫木:うーん、計算なのかなぁ?あかりがなんでイヤな女に見えないかっていうと、全部あかりの中で筋が通ってるからだと思うんだよね。複数の男性に気を持たせてるのも、キープしておきたいからじゃなくて、相手に幸せを与えてあげたいからなわけで。そのときそのとき、相手に言ってたことも嘘じゃなくて本心だし。まぁそれが計算ってことなのかもしれないけど。新井:すごく頭がいいなって思いました。恋愛だけじゃなくて、絶対仕事もできるだろうし。妻夫木:憧れる?新井:人の心を読むスキルは身につけたいなって思いました。五位渕:急に男の人の手を握ったりするのも、勉強になりました。あんなことできたら絶対モテるじゃないですか!妻夫木:俺は「コイツ誰にでもやってるな」って思っちゃうけどね(笑)。実際に女性は、ボディタッチとか意図的にアピールすることはあるの?布川:本当に好きな人だったらすると思います。五位渕:うん。する、する。妻夫木:そうなんだ~。ってなんか、世間話みたいになっちゃってすいません。僕もいろいろ勉強になりました。もう勉強しても仕方ないんですけど(笑)。布川:こちらこそ、今日はお会いできて本当に光栄でした!鷲巣:妻夫木さん、爽やか!!新井:すごくお話もお上手でびっくりしちゃいました。五位渕:そしてお肌がきれい!!妻夫木:やばい。ここにきて急に緊張してきた(笑)。佐藤:すごく楽しかったです!妻夫木:今日はこちらこそ、どうもありがとうございました!つまぶき・さとし1980年12月13日生まれ、福岡県出身。‘98 年、ドラマ『すばらしい日々』で俳優デビュー。昨年公開の映画『怒り』で、‘17年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。妻夫木聡・編集者デビュー!『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』スピンオフ『MALET.』980円(小社刊)が好評発売中!五位渕のぞみさん 30歳・会社役員、佐藤由佳さん 24歳・会社員、布川桃花さん 23歳・モデル、新井まるさん 30歳・webマガジン「Girls Artalk」編集長、鷲巣善美さん 31歳・接客業。※『anan』2017年9月13日号より。写真・岩澤高雄スタイリスト・望月 唯ヘア&メイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年09月10日夫の友人が家に遊びに来ると知って喜ぶ妻は一体どれくらいいるのでしょうか。多くの方が「めんどくさい」「掃除しなきゃ」「食事は何を食べさせたらいいんだろう」と戸惑い、憂鬱な気分になってしまうのではないでしょうか。しかも、友人の数が一人や二人ではなく、数人だったら……考えるだけでドッと疲れてしまいそうです。女性のためのコミュニティサイト『ガールズちゃんねる』では、「旦那の友人が家でご飯を食べること」というトピックスが立ち、女性陣から同情の声が多数挙がっています。●男性5人分の食事を作らせる夫に妻たちはご立腹!トピ主さんはご主人から、今週末に旧友5人が家にきて食事をすることになったため準備をお願いしたい、と頼まれたそうです。しかも、ご主人は単身赴任中でその日まで帰れないため、準備は手伝えないとのこと。既に日程も決まっていたため断ることもできず承諾したものの、小さい子どもが3人いる中で5人分の料理をどれだけ用意できるか、気が重いといいます。そんな状況でトピ主さんは、「皆さんは快くおもてなし出来ますか?」と意見を求めています。この投稿に対し、世の女性たちからは、『旦那の友人も、気が利かないね』『そんなの旦那にやらしたらいいよ』『1人かと思いきや5人は相談なしで決めていい案件じゃない ね』『5人!?店じゃあるまいし私にはキャパオーバー』『子供3人って手がかかる上に来客って配慮のない旦那様…』『1人ならまだしも5人分用意するって相当だよ?信じられない 』など、ご主人を批判する声やトピ主さんに同情する声、「自分なら無理」と匙を投げる声が多く寄せられていました。さすがに男性5人となると、何をどれだけ用意すればいいのか見当もつきませんし、子どもが3人もいるのにそれだけの量の食事を用意するのは大変すぎますよね。●手料理を作る必要はナシ!?わざわざ手料理を作ってあげる必要はないとする意見も多く、対応策として、『私だったら、お寿司の出前 かな。手作りならちらし鮨とか、それにチキン買ってくるとか』『5人はきついな。旦那さんとお友達で外食してもらう のはダメなの?』『外で会ってって言えないの?3人も小さいのがいるから厳しいって言ったら?』『オードブルとっていい?と聞いてオードブル頼む 。こども3人抱えて作るのめんどい』『あらぁ~お寿司とっちゃえ!旦那さんのお小遣いから!』『サラダとおつまみだけ作ってあとはデリバリー』『オードブルとかお寿司頼んで、自分の得意料理を2品ぐらい作る。あとはお酒があればいいんじゃない?』『1人か2人ならまだ作る気になるけど5人なら宅配にお願いしちゃいます』『子供3人もいるし実家が近いなら帰って旦那さんたちには簡単なサラダとかもう一品作りおきしてピザ とかとってもらったら?』など、外食してもらうことをすすめる声や、デリバリーの利用をすすめる声が多く挙がっていました。サラダだけ作り、ピザやお寿司、オードブルなどを出前するのが一番現実的なようですね。●世の夫たちは食事を作る苦労を知らなさすぎる!?トピ主さんのご主人だけでなく、自分で料理を作らない男性の多くは食事を作る大変さを知らなさすぎるという女性たちの声が印象的でした。「友達が家に来るから食事の用意お願いね」と軽く伝える旦那さんにイラッとした経験を持つ女性も少なくないでしょう。旦那さんたちは、友達を家に招く約束をする前に奥さんへ一言、「今度友達を家に呼んで食事しようと思ってるけど、いいかな?」と確認し、了承をとってから友達との話を進めるようにしましょう。また、その際に食事はどのようにするのか(出前を取るのか、手料理にしてほしいのか、手料理の場合は手伝うことができるのかなど)も奥さんと話し合えたらベスト。お客さんの人数が一人や二人でない場合は、奥さんに料理を頼むより出前を取ることがオススメです。もしくは、奥さんが体調不良、子どもがいて料理を作っている時間がないなどを理由に外食してしまうのもアリ。奥さんとしてはそれが一番助かるかもしれません。くれぐれも、来客時に食事の用意をする妻たちの苦労を理解することを忘れないようにしてほしいものです。●文/パピマミ編集部●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年09月09日雑誌『anan』9月8日発売に登場した妻夫木聡さん。『anan』編集部で編集部員を演じていただいた撮影の時は、あまりの自然さに社内が混乱したほど。妻夫木さんの撮影の様子をご紹介します。anan編集部名優・妻夫木聡の本気を、まさかanan編集部で見られるとは!現在公開中の映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』で雑誌編集者役を演じている妻夫木聡さん。その宣伝の一環として映画内に登場する雑誌をリアルに作ってしまおう!ということで、実際に妻夫木さんが編集した雑誌『MALET.[マレ]』が好評発売中です。「いろんなカルチャーを僕は雑誌から教わりました」とおっしゃるだけあって、ページの企画からインタビュー、表紙の猫の撮影、デザインの細部に至るまで、妻夫木さんの雑誌愛に溢れた一冊です。そんな作業の毎日だったせいか、妻夫木さんの中で“編集者マインド”がONになっていたのかも? 9月8日に発売された『anan』2068号「恋に効くカラダ」特集で表紙を飾っていただいた妻夫木さんに、さらに「anan編集部に配属された、というシチュエーションで撮影させていただけませんか?」とオファーしたところ、なんとご快諾! 映画に出てくる超おしゃれ編集部とはまるで違う、地味で乱雑なわが編集部ではたして撮影が成り立つのか…?と一抹の不安を抱きつつ、妻夫木さんの名刺や社員証もご用意して撮影当日を迎えました。簡単にコンセプトをお伝えしただけで、瞬時にこちらの意図を理解し、見事にananの一編集部員になり切ってくださった妻夫木さん。撮影商品の指紋を拭き取る、セレクトのために写真を切り分ける、買い出しの荷物を持って弊社玄関を出たり入ったり…。「うちの会社にホントにいそう! もちろんこんなイケメンいないんだけど…」なんて声も上がるほどの馴染みっぷりで、演技派俳優・妻夫木聡の本領を贅沢にもナマで拝見させていただけたのでした。社員食堂では気さくにスタッフと世間話を交わしたり、「食べる振りでいいですよ」と言っているのにちゃんとカツ煮を食べて「おいしい!」なんて感想を言ってくれたり。最後は、残業疲れでデスクで居眠りしてるシーンを撮影したのですが、「こんな人、いるんですか?」なんて笑いながら、居眠りをいろんなポーズで試してみてくださったりも。『MALET.[マレ]』の編集作業しかり、anan編集部での撮影しかり、どんな仕事にも前向きに真摯に取り組むその仕事ぶりによって、数々の名作を生み出されてきたんだな…とリスペクトしきりの編集部員一同でした。そして、いつでもananに編集者として来ていただきたい!なんて、無理な願望も沸き上がり…(笑)。そんな妻夫木さんの仕事に対する姿勢は、anan総研をターゲットにしかけたドッキリ企画でも存分に活かされました。
2017年09月08日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです! 長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。大変なことも笑いに変えてをモットーに毎日頑張ってます。■産後、自分のこと、夫のことに対する意欲が激減!みなさん、思い出してみてください。第一子を生んで、退院してきた日。なにこれ。あっという間に日が暮れるんですけど(白目)、って驚きませんでしたか?私、びっくりしました。おなかに入っていた子が外に出てきただけでこんなにも生活がガラリと変わるのかと。新生児は寝てばっかりとか言ったの誰!? 長男、退院してきた日から昼間はほとんど目を開けてる子で、寝てばっかりどころか起きてばっかり。つい6日前までこの手の中に存在しなかった赤ちゃんが、たった一人増えるだけでなんともいえない忙しさなんです。これといって何が…というわけでもなく、特別な課題やプロジェクトがあるわけでもないのですが、朝も昼も夜も関係なく授乳・だっこ・おむつ・授乳・だっこ・おむつで、あっという間に一日が終わっていくんです。オシャレなママファッションや、産後の美容も気を付けてるママたちを見ては、どうやったらこうなれるのか、私にもそんな時期が訪れるのか、心底謎でした。もともと私はごく一般的な女子程度、美容にもファッションにも興味を持っていましたが、長男を出産後は自分のこと、夫のことに対する意欲が激減!これ、何なんでしょうね。やろうと思ったらできないことはなかったと思うんです。いくら忙しいっていったって、今よりかは絶対的に余裕はあったわけですから。しかし、なんていうんでしょう。そもそも意欲がうせるんですよね。自分のことがどうでもよくなるんです。妊娠中は化粧水→美容液→乳液までたっぷりと時間をかけて塗っていたんです。基礎化粧品もそれなりのものを使っていました。が!!産後は化粧水をはたくだけで終わり。染み込ませる余裕もなく、片手でなでるだけ~~(無意味)お風呂あがりにガシガシと顔面に化粧水をなでたら、すっぽんぽんのまま暖かい部屋に移動して長男に服着せて、そこから自分も服を着て…そうこうしてるうちに泣き出して授乳して…バタバタバタバタ。冬の寒い時期で、たった一人でお風呂入れるんですから、それはもうほんと大変でした。自分のこととかできる余裕もなくて、髪の毛もビチョビチョのまま、タオルだけかぶって授乳した日も山ほどありました。そんなかんじなので、たまに外出して、化粧品コーナーの販売員さんにつかまっても、「化粧水でひとなでするだけなんで結構です…」で会話終了してました(爆)美容部員さん、入り込む余地なし(笑)おかしいな。産後も今まで通りやろうと思ってたのにな(遠い目)あれだけ好きだったお洋服も、今までの基準とガラリと変わってきます。かわいいとか、着たいとかじゃなくて、授乳しやすいかどうかが基準になるので、限られてきます。選べるものも限られてくるから、だんだんと物欲も減るんですよね。授乳しやすい服を数枚持っておいてそれをローテーションで回す、みたいな毎日でした。■同級生と再会後、送られてきた写真をみたら…そんな毎日を繰り返してるうちに、あっという間に一年近くたち、産後初めて、同級生たちと会うことになりました。 周りのみんなはちょうど婚約中であったり、キャリアを積み重ねてる時期で、会が終わって送られてきた写真を見てがく然としました。え…。一人だけ老けてる…!!!女子会に繰り出すも、私一人、首もとヨレヨレになったブラウスとジーパン!! 髪の毛もなんかヨロヨロだし。私の中では変わってない意識でしたが、確実にみんなと何かが違っていました(輝きが)いやぁ…忘れもしません。なんともいえない複雑な感情でしたね(笑)ママになるのが夢で、夢を叶えたはずなのに独身のみんながうらやましく思えました。がっつり都会で働いて好きなもの買って婚約中で…すごくキラキラして見えました。それに比べて自分は田舎の家と子育てセンターとスーパーのトライアングルのみ。比べちゃダメだ、自分だって今幸せじゃないか! と言い聞かせつつ、やっぱりうらやましい。なんと強欲なんだと思いました。でも、その後、友達も順を追って出産していきました。そしたら、あれだけ髪の毛巻いて、ヒール履いて、身なりに気を付けていた彼女でも、0歳の赤ちゃんを連れて現れた姿は…綿の無地のTシャツワンピース一枚に、髪の毛をきゅっと結んでぺったんこぐつ。化粧っけのない顔!!とにかく化粧がめんどくさいって言ってました(驚)「ど…どうしたの! あなた…!!」友人のかわりようを意外に思ったのと同時に、このときストン! と腑に落ちました。こうなるように出来てるんじゃないか、と。あれもこれも今までと同じように生活してたら身が持たないから、とかげのしっぽのように手が回せない部分を切り落とせるようにできてるんじゃないかって思いました。そして、やはりとかげのしっぽのように、自分への意識もいずれ元に戻りました!0歳代を終え、1歳、2歳となるたびに自分の着るものや髪型、美容への興味も戻り、戻ったと思ったらまた出産で減り、減っては増え、減っては増えを繰り返し落ち着きました。あの友人も、0歳代はすっかりカジュアルになりましたが、今では元通り。ワンピース着て、ヒールも履いて、髪も巻いております(麗)出産って思ってる以上に劇的な変化をもたらします。きっと急激な変化に自分自身がついていけるように、本能的な何かで自分の美意識を減らしてるんじゃないですか、という結論にいたりました(笑)(あくまで持論です)
2017年07月20日最近、感情を爆発させて夫に“ブチ切れる”妻が急増していると言われています。テレビでも、タレントの松居一代さんが夫の船越英一郎さんをブログで批判して話題になっていますね。また、元秘書への暴言・暴行で注目された政治家の豊田真由子議員も夫に対して厳しい態度で接していたと言われています。なぜ、女性たちは夫に怒りをぶつけてしまうのでしょうか。今回は夫にキレる妻が急増している理由と、その対処法についてご紹介いたします。●夫にブチ切れたことがある人の体験談●(1)姑のことでもめて思わずビンタ『姑のことで一度キレたことがあります。姑は嫌味な性格で、勝手にうちに上がり込んでは「また洗濯物たたんでない」「冷凍食品ばっかり」などと文句をつけてきます。それまでずっと我慢してきましたが、ある日ついに我慢できなくて夫に助けを求めました。そしたら「母さんが言ってることが正しいでしょ 」と真顔で言われていました。家事が十分にできないのは共働きだからだし、夫が全く手伝ってくれないからです。頭に血がのぼった私は思わずビンタをしてしまいました』(36歳女性/事務)どこの家庭にも多少は存在する“嫁姑問題”。妻と母親の間で板挟みになってしまう夫もツラい立場ではありますが、どっちの味方をするにせよ言葉は慎重に選ばなければならないですよね。この方の場合は何年も我慢してきた結果、それを全く理解してくれない夫に思わず切れてしまったようです。●(2)詰め替えボトルを捨てられて……『平日も休日も家事育児を一切手伝わない夫。ある日洗剤の詰め替え用を買ってきて、ボトルに詰め替えようとしたら勝手に捨てられていました。いつもは何もしないくせに、そのときは「空だったから捨てといたよ 」と自慢げ。日頃のストレスが爆発して「ぶざけんなよ!」とめちゃめちゃキレました。夫は「こんなことぐらいで怒るなよ」と引いている様子でしたが、こっちが普段からどんだけ我慢してるか分かってないようです』(41歳女性/主婦)夫がやらかした出来事としては小さなことではありますが、日頃の積み重ねがあるとどんな小さなことにもイライラしてしまうものですよね。この方はもともと夫が家事育児に参加しないことに不満を持っていたようで、たまっていたものがこの件で吹き出てしまったようです。●(3)酔っぱらって帰ってきた夫に……『夫は営業職という仕事柄なのか、毎日のように飲んで帰ってきます。子どもが生まれたら変わると思ってたのに、出産後も相変わらずの生活。はじめての育児でとても不安だったのに、全く頼りにならない夫にイライラしていました。ある日いつものように酔っぱらって帰ってきて、「おーい!パパが帰ってきたぞ〜! 」と寝ている子どもを乱暴に起こし始めました。それを見た私はブチ切れ。「あんたなんか父親じゃない!この子に何かしてあげたことあるの?せっかく寝かしつけたんだからほっといて!」と言うと、夫も「なんだその言い方は!」とキレて大げんかになりました。今は実家で暮らしていますが、いずれあの夫のもとに帰るのが憂鬱です』(34歳女性/主婦)これはキレても仕方ないエピソードですね……。寝かしつけた子どもを仕事から帰った夫が起こしてしまう、という出来事は多くのママが経験していることと思いますが、普段はまったく育児に関与しないのに、そういうときだけ子どもに構おうとする夫の場合はよりイライラしますよね。この方はこの日を境に夫婦関係に亀裂が入ってしまったそうです。●夫にキレる人が急増している理由これまで夫にキレたことのある妻たちのお話を見てきましたが、どのエピソードにも共通していることがあります。それは“不公平感”です。現代ではおよそ2世帯に1世帯が共働きだと言われています。そのため、昔のように「夫は仕事、妻は家事・育児」という役割ではなくなってきています。しかし、夫婦の役割が変わっているにも関わらず、いまだに昔の価値観を持ち続けている男性は少なくありません。それがどういうことにつながるかというと、「夫は仕事、妻は仕事・家事・育児 」という非常に不公平な役割分担となってしまいます。そうした毎日にイライラと不満をためこんでしまい、ついには怒りとなって爆発してしまう妻が急増しているのです。つまり“キレる妻の急増”は、“家事育児を手伝わない不公平な夫の急増”と比例していると言い換えられるかもしれません。もちろん、要因はそれだけではありませんが、実際夫に激しい怒りをぶつける人は日頃のストレスが爆発してしまっているという人が多いです。この問題を解決するには、妻だけではなく、夫側にも意識改革が必要になってくるのではないでしょうか。●夫にキレないための対処法●(1)家事育児の分担表を作る家事育児の分担に不満がある方は、一度自分たちの家事育児の分担表を作ってみるといいでしょう。日頃分担していることを可視化する ことで、どちらに偏りが大きいかを分かりやすく伝えることができます。まずはゴミ捨てなど、小さな作業からお願いすることも効果的です。●(2)男性と女性の脳の働きの違いを知る夫に対して、「なんで何度も同じことを繰り返すの?」と思うことはありませんか?これは男性の脳の働きに起因していると言われています。一般的に、男性は女性に比べてネガティブな記憶を保持する能力が低いとされています。逆に女性はネガティブな記憶を些細な部分まで残す傾向にあると言われています。そのため、怒られたことをすぐに忘れてしまう夫に対し、「前にも言ったのに!」と怒る場面が出てくるのです。日頃から忘れっぽい夫にイライラしているという方は、夫に悪気がない ことを理解しつつ、根気強く対応するようにしましょう。----------いかがでしたか?円満な夫婦生活を送るためには、夫の協力が必要不可欠です。日頃から不満やストレスを抱えている人は、我慢しすぎずにうまく対処するようにしたいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年07月17日どんなに仲の良い夫婦でも、毎日一緒に生活していると不満を持ってしまうこともありますよね。特に、仕事が一番で家庭のことは二の次という状態になっている夫を持つ妻は、日頃からストレスを抱えていることも珍しくありません。夫の言動に対するストレスがたまり、それが原因で心身にさまざまな症状を引き起こす『夫源病』なんて言葉も……。妻のストレスを解消することは、夫にとっても家で過ごす時間を心地いいものにしてくれるきっかけになってくれるはず。とはいえ、何も難しいことをする必要はありません。今回は、妻のストレスをためないために夫ができることをご紹介したいと思います。●(1)お金の使い道を明確にする『なにも使うなと言っているわけじゃないんです。仕事の付き合いもあるでしょうし、息抜きしたい気持ちもわかります。でも何に使うの言ってくれないと、計画も立てられないし、「わからない」という状態が一番ストレスです』(30代女性/主婦)男性の中には、「自分で稼いだお金を自由に使ってなにが悪い」という考えの人もいるかもしれません。しかし、お金に関する不満は家族仲を壊す最も大きな原因とも言えます。浪費癖など、家計を不安定にするようなお金の使い方はもちろん、その使い道を伝えないこと も妻にストレスを与えます。家計を管理する立場からすると、事前に出費の額が分かっていなければ、使えるお金がどれだけあるのか計画を立てることができません。後から届いたクレジットの請求書を見て驚かせるということはもってのほか。反対に、節約しすぎる夫も問題です。共働きなどで家事の負担が大きくなってしまう場合は、食洗機や洗濯乾燥機など、負担を軽減させるものを取り入れることも積極的に検討してみましょう。●(2)子育ての苦労をねぎらう『共働き夫婦です。子育てを手伝ってほしいというよりも、大変さや頑張りを見てねぎらってほしいんです。私のことをまるで見ていないとしか思えません』(30代女性/アパレル)お互いに仕事を抱える夫婦では、家庭と両立させるために助け合いの精神が必要不可欠です。仕事だけでなく、子育ても加わればなおさら。また多くの夫は、妻が子どもに対してストレスを感じていると思いがちですが、実は夫に対する不満の方が大きい ことも珍しくありません。子どもは“できない”ことが当たり前ですが、夫に対しては「○○してくれるのでは」と“期待”するため、それが裏切られたときには一層ストレスとなります。ここで大切なのが、妻の負担を理解し、それをねぎらうということです。「苦労を分かっている」「うまく手伝えなくてもどかしい」という気持ちを表すだけで、妻は救われた気持ちになるはず。グチなどの吐き出し場所としても受け止める準備をしておきましょう。●(3)家にいすぎない『休みの日に、家族サービスとか言って家の家事を手伝ったり私と一緒に過ごそうとしたりするのですが、正直、外に遊びに出かけてくれる方がラクですね。家に夫が一日中いるとどうしても気になるし、家事に関しても文句を言いたくなるので……』(40代女性/主婦)普段は仕事で家にいる時間が少ないと、たまの休みには家族のために何かした方がいいのではと思う男性も少なくないでしょう。しかし、特に専業主婦として普段一人でいることに慣れている妻からすると、休日に夫が家にいることがストレスとなってしまう こともあるのです。夫が家にいることで、「いつ起きてくるのか」「昼食の準備をしなければ」「夕飯も早めに作らないといけない」など、普段は考えなくてもいいことに気を使わなければならなくなります。それに加え、慣れない家事の手伝いなどを夫がし始めると、「部屋が余計に散らかる」「洗濯物の畳み方が違う」など、結果として妻の負担を増やしてしまう ことにもなりかねません。家族と言えど、適度な距離感は保つ必要があるでしょう。----------いかがでしたか?夫婦といえども、ストレスに感じていることをそのまま口にできないこともあるでしょうし、そもそも感じているストレスに気づいていないこともあるはず。夫の行動の変化によって助かる妻は多いでしょう。また、毎日顔を合わせているわけですから、妻がストレスを感じていないか早期に見抜く ことも大切です。お互いに気持ちよく過ごすことができる家庭を目指したいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月10日女性が夫のファッションについて女性同士で盛り上がることや、ダメ出しをすることは少なくありませんが、男性は自分の妻のファッションについてどの程度の興味があるのでしょうか?夫に自分のファッションについてどう思われているのか、女性としてはちょっと気になるところですよね。そこで、「こんなファッションはやめてくれ」というものがあるのか、20代〜40代の既婚男性にインタビューしてみたところ、「似合っていればどんなファッションでもいい」「特に不満はない」という方が多かったです。しかし、中には不満を抱えている男性もいるようで……。今回は、既婚男性に聞いた「妻にやめてほしいファッション」をご紹介したいと思います。●(1)フリルやリボンのついたファッション『フリフリしている服を着るのはやめてほしいです。付き合っているときからそういう服が好きでよく着ていたんですが、そのときはまだ見た目的にセーフだった。けど、もう限界。本人はずっと若いままの感覚でいるんでしょうが、客観的に見るとイタイだけです。フリフリしたかわいい服は子どもに着せるだけにしてほしい です』(40代男性/会社員)『うちの妻はレースやリボンがついたかわいらしい服が好きなんです。あと花柄とか。ロリータ系というわけではなくて、大学生女子が着るようなお嬢様系ファッションって言うんですかね?そういうのをいまだに着てる。見た目は若いと思うけど、さすがに年齢を考えたらもう少し落ち着いた服を着てほしい です』(30代男性/会社員)フリルやリボンのついたファッションは、女性らしいというより「子どもっぽくて苦手」という男性が多いようです。また、苦手であっても若いころであれば許せるが、年をとってからも変わらず着ているのはやめてほしいという意見が多かったです。女性はいつまでも少女気分が抜けないもの。かわいいものにはいくつになってもときめいてしまうものなのですが、やはり年相応のおしゃれをしないと「イタイ」と思われてしまうようです。●(2)ミニスカート『ミニスカートはもうやめてほしい。若作りが痛々しいし、一緒に出かけても露出が多くて気が気じゃない。階段を上がるときに「見えないように後ろにピッタリくっついてて 」とうるさく言われるのも面倒なんですよね。見えたくなかったら、そんな短いの履かないでくれよと思います』(30代男性/公務員)脚がむき出しになるので、女性側にとってもさまざまなリスクがあるミニスカート。中には「人にジロジロ見られることできれいな脚をキープできる」と言い、いくつになっても履いている人がいますが、旦那さんからすると「やめてくれ……」と思うもののようです。脚が細長くすらっとしている人がミニスカートを履いていると、「素敵だな」「かっこいいな」と思いますが、そういう問題ではないという男性もいるんですね。●(3)スパッツ『とにかく暑苦しい 。夏でもワンピースの下にスパッツを履く意味がわからないし、全然おしゃれに感じない。一時期ブームのようになっていたけど、ブームが去った今でもうちの妻は履いています。オバサンぽくて嫌 なんですが……』(30代男性/会社員)スパッツやトレンカがブームになったとき、女性たちはこぞって履いていましたよね。脚の太さや毛穴、傷などさまざまなコンプレックスを隠してくれるため、ありがたいアイテムだったのです。ところが、スパッツやトレンカのブームはもう去りました。とはいえ、定番アイテムとしてまだまだ愛用している女性も少なくありません。けれど男性には不評なようなので、スパッツを愛用している方は、たまには生足かストッキングにしてみてはいかがでしょうか。●(4)ネイルアート『爪にごてごてデコレーションしてるのが嫌です。あの爪で家事をされると、折れるんじゃないか、マニキュアが剥がれて料理に入るんじゃないか って気になっちゃって。しかも聞いたら、ネイルサロンでけっこうな値段がするみたいじゃないですか。正直、あんなものにお金をかけてほしくないです』(20代男性/会社員)ネイルアートをすると女子力がグンと上がった気になる!という女性は多く、自分へのご褒美としてしている人もいます。女性目線だと、ネイルアートをしている女性はキラキラしていておしゃれだなと感じるものですが、やはり男性からすると違うようです。私の夫も、「ネイルアートは魔女みたいで嫌だ!マニキュアもしなくていい。ナチュラルが一番」と主張しています。----------いかがでしたか?奥様方からは、「ほっといて」「自分が好きなファッションをしていて何が悪いの?」という声が聞こえてきそうですが、このような考えの男性たちもいるんだな、程度に覚えておいていただければと思います。●文/パピマミ編集部●モデル/TOYO
2017年06月30日亜耶バネッサの産後ダイエットトータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサは、妊娠を機に25kgの激太り。産後8ヶ月ぐらいは全く痩せなかったという彼女を変えたのは、週一回のストレッチとキックボクシングだった。姉である美希レベッカのストレッチで身体をほぐし、伊原ジムのキックボクシングで、動きをつけながら、さらに身体を伸ばしたという。さらに、SSS渋谷店のスーパートレーナー越前によるストレッチを受け、身体が柔らかく使えるようになったことで、どんどん痩せ始めたと、自身のオフィシャルブログに綴っている。亜耶バネッサ オフィシャルブログには、激太りをした産後2ヶ月頃の写真と、本来の自分を取り戻したという、現在の写真がアップされている。衝撃のBefore & Afterを、その目でチェックしてみてはいかがだろうか。亜耶バネッサとはトータルビューティーアドバイザーとして活躍している亜耶バネッサは、兵庫県神戸市出身。空手ジュニア全国・世界大会チャンピオン、女優、モデルなど異色の経歴を持つ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、Be-STAFF Makeup Universalにてヘアメイクの技術を取得。現在は、メイク、ヘアスタイル、姿勢、メイクカラーをトータルでサポートするビューティーアドバイザーとして活動している。(画像は亜耶バネッサ オフィシャルホームページより)【参考】※亜耶バネッサ オフィシャルブログ※亜耶バネッサ オフィシャルホームページ
2017年05月31日オムツ替えした、おふろにいれた、寝かしつけした…。妻が毎日していることを数回こなしただけで「おれは子育てをしている!」とドヤ顔で悦に入る夫にため息が出る、なんてことをたまに聞きます。世間一般の夫は自分の子育てについてどう思っているのか、妻からの子育て評価は夫の自己評価と一致するのか。このたび、その問いに応える興味深い調査がおこなわれましたのでご紹介していきましょう。■子育ては誰が中心であるべき?四街道市が2017年におこなった「子育てに関する男性と女性の意識の違い」の調査によれば、「子育ては、夫婦平等に協力しあうべきだと思う」に「そう思う人」と答えた男性は全体の約86%、女性は91%で、男女ともに子育てに関して協力しあう姿勢には変わりはありませんでした。この調査は、東京都内7区、千葉県内7市の20歳~49歳の子どものいる男女計498名に対して行ったアンケート結果です。四街道市「子育てに関する男女の意識の違い」調査(四街道市役所)一方「子育ては、女性中心であるべきだと思う」と考える男性は半数以上の約53%。逆に女性が「そう思わない」と考える割合は約56%。男性は、「育児は夫婦平等」と考えながら、矛盾した意識も見えてきます。しかし「子育ては、男性中心であるべきだと思う」には、女性の86%が「そう思わない」と答えています。女性の中でも、育児の「女性中心」の考えには賛成できないけれども、「男性中心」も現実的には難しいと思っている人が多いのかもしれません。■子育てへの関わり方、評価甘い夫たち「自分は、子育て、子どもの世話に力を注いでいる(いた)と思う」というアンケートで「そう思う」と答えた男性は75%、女性は約87%。一方、「配偶者は、子育て、子どもの世話に力を注いでいる(いた)と思う」というアンケートでは男性約85%に対し、女性は64%。四街道市「子育てに関する男女の意識の違い」調査(四街道市役所)妻からは「子育てに非協力的」とみなされているにも関わらず、「おれはイクメン」と自己評価の高い夫が多いという事実が浮き彫りとなりました。妻からの「まだまだ足りない」という厳しい視線に、夫たちは気付いていないのかもしれません…。■「子育て評価」判断材料は妻への態度も含まれる?たとえばわが家の場合。息子がまだ生まれてまもないころ、夫がオムツ替えをしない、夜泣きしても一切起きない、あやさないという状況に「どれだけ子育てしない男なんだ!」と泣きたくなったことがありました。この時期「あなたの夫は、子育てに力を注いでいると思う」というアンケートがあったら迷いなく「そう思わない」と答えていたことでしょう。けれど「夫が子育てに協力的であるかどうか」の判断材料には、じつはいろいろな要素が含まれているような気がします。たとえば子どもの世話ばかりでホッとつく間もないとき、夫がそっとコーヒーをいれてくれていたら。子どもが小さくて外出先が限られてしまう時期「好きなDVDでもレンタルしてこようか?」といってくれていたら。子育ての直接的なサポートでなくても、日ごろから夫が自分に気を使ってくれていたら…。妻から夫への評価はそう悪くはならないと思いました。こう考えると、もしかしたら夫は妻を気使うことで、自分の子育て評価をあげることができるという側面もあるかもしれません。子育てが夫婦の共同作業なら、夫の気遣いは妻の作業を気持ちよくすすめるためのサポートアクションになるはず。夫婦ともに「子育てに協力的」といいあえる関係を築くのは、そう難しいことではないのかもしれません。<参考サイト>・四街道市役所 「子育てに関する男性と女性の意識の違い」
2017年05月13日「できることなら夫に出世してほしい」。妻がそう思うのは当然のことです。しかし、世の中とは無情なもので、すべての男性が必ず出世できるとは限りません。20代のころはあまり差がでないこともありますが、30代、40代になれば平社員のままの人と役職についている人に分かれてきます。転職サイトのDODAによると、2016年の平均年収は“442万円”とのことですが、出世できるかどうかで収入が平均を下回るか上回るかが決まります。“出世できる人”と“出世できない人”の違いは何なのか。また、どうすれば夫を“出世できる人”に変えることができるのか。今回は、夫がいわゆる“出世コース”に乗って活躍しているという人たちに、自分の夫の特徴について語ってもらいました!あなたの夫にも、同じような特徴がありますか?●(1)言動や目的が具体的『うちの旦那は付き合った当初からそうだったけど、とにかく言うことややることが具体的。買い物行くときも必ず欲しい商品と行くお店を確定させてから外出します。また、なんとなく「旅行したいなぁ」と二人で話しているときでも、即座にスケジュールやお金のことを計算して「○月には行けそうだね」と具体的に答えを出します 。おそらく、会社でもこういうしっかりしたところが評価されてるんじゃないかな』(30代女性/夫は30代で年収800万円)出世できる人の特徴の一つに、“曖昧さを嫌う”というものがあります。ビジネスの世界では「なんとなく」で物事を進めることはできません。必ず具体的な計画を立ててからプロジェクトを動かしていきます。そんなとき、何事も具体性を持って発言・行動ができるビジネスパーソンは重宝されます。そのため、出世する夫というのは日常生活の中でも常に“具体性”を意識しています。逆に、いつも「“なにか”食べたい」「“どこか”行きたい」などと抽象的な発言ばかりしていたり、買い物に行っても結局目的を忘れて別のものを買うなどの抽象的な行動ばかりしている夫は要注意です。その場合は日頃から夫に対して「“何が”食べたいの?」「“どこに”行きたいの?」と具体的な答えを引き出す問いを投げかけてあげましょう。一度思考のクセがついてしまえば、意識しなくても具体的な言動を取れるようになるので、根気強くサポートしてあげることが大切です。●(2)社交的で人脈が豊か『私の夫はまだ32歳ですが、結構大きなプロジェクトを任せてもらえるようなポジションにいます。(出世できる)特徴についてはあまり考えたことはなかったのですが、強いて言うなら夫はかなり社交的で異業種にも友達がたくさんいる ようです。飲んだり遊んだりしながらいろいろ情報交換してるみたいですね』(20代女性/夫は20代で年収500万円)社交的で人脈が豊かな人も出世しやすい傾向にあるようです。社交的であれば上司からも好かれやすいですし、異業種の方とも人脈を築きやすくなります。社内であれば重要な案件を任せてもらえるようになり、社外であれば他の業種の仕組みを知ってビジネスの知識を増やすことができます。また、コネを使うことでより良い待遇で転職できる可能性もあります。逆に、内向的で人脈が狭いと上司に距離を置かれて仕事を任せてもらえない、新しい人脈を築くことができず価値観や視野が狭くなってしまう、などの弊害が出てきます。もしも夫が内向的で人脈が狭い場合は、今後の出世のためにも人脈作りを提案してみましょう。手っ取り早く人脈を増やすにはビジネススクールに通ったりセミナーに行ったりするのが良いですが、異業種交流会に参加して人脈を増やす方法もあります。ラフな異業種交流会であれば夫婦で参加することもできるため、内向的な夫をフォローしながら人脈作りを手助けすることができます。●(3)リーダーシップがある『悪く言えば自己中なんですけど、私の夫はリーダーシップに優れていると思います。いつも「俺についてこれば間違いない」みたいな態度で接してくるのでイライラしますが、その反面楽だし結果的に物事が良い方向に進む ことも少なくありません。そういう気質が評価されてか、夫は大手のIT会社で働いているのですが、子会社の取締役を任されています。30代では異例の出世らしいです』(30代女性/夫は30代で年収1,000万円以上)リーダーシップも出世する上で欠かせない要素ですよね。とりわけビジネスの場においては、責任を恐れずに会社の利益を出せるようなリーダーシップのある人が評価されます。そういう人は決断力も優れている傾向にあるため、人を動かすのが上手です。リーダーシップを発揮しながら仕事をしていれば、他の人よりも早く出世できるのは必然と言えるでしょう。逆に、「責任を負いたくないからなるべく大きな仕事は引き受けたくない」と怯えている人は出世できません。もしも夫にリーダーシップが足りないと感じるのであれば、日頃から“決断”を促すような接し方をしましょう。「どっちがいいんだろう?」と思うような場面では必ず夫に決断させるようにするのです。“決断グセ”がつけば無用なことに悩むことがなくなり、自発的に仕事を進めることができます。----------いかがでしたか?夫が出世できるかどうかは、実は妻の力量によっても左右されます。今の夫に「ちょっと頼りないな」と感じているようであれば、日頃の接し方を変えてみることで解決できるかもしれませんよ。【参考リンク】・平均年収ランキング2016 | 株式会社インテリジェンス()●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年04月18日出産という大仕事を終えると、独特の奇妙なハイテンションに陥ってしまうことがあります。それが「産後ハイ」。これは決して珍しいことではなく、産後の女性なら誰にでも起こりうる体や心の変化です。多少であれば「ママらしくなったんだなあ」と微笑ましく受け取ってもらえますが、行き過ぎると大変。煙たがられるだけではなく、ときには周囲をイラつかせ、多大な迷惑をかけてしまうこともあります。今回は、そんな「産後ハイ」についてまとめました。一体どのような状態になってしまうのでしょうか。●(1)「出産すべき」「授乳は神々しい」……価値感の押しつけ『子どもを産んだとたん、「母親になるって素晴らしい、女に生まれたなら出産するべき! 」と全方位に向けて主張するようになった妹。アラフォー彼氏ナシの私に向かっても「お姉ちゃんは人生損してる。グズグズしてると間に合わなくなるよ」と言い始めて超ウザかったです』(39歳女性/独身)確かに、妊娠や出産は女性の特権。人生の一大イベントでもあるため、その経験を語りたくなってしまう気持ちも分かります。でも、誰もがその話に興味をもつわけではありません。中には不快に感じる人もいますので、注意したいところですね。更に上を行く、こんな産後ハイの話もありました。『友人は産後、買い物先、飲食店、移動中の電車の中……どこにいても構わず堂々と授乳しちゃってました。人の目があるからやめなよ、せめて授乳室使いなよと指摘すると、「授乳は恥ずかしいことじゃないでしょ?むしろ神々しいくらいだと思うけど?」と反論してくる始末。あまりにもヒドイので、ちょっと距離をおきました』(35歳女性/2児のママ)いわゆる“公開授乳”という行為ですね。授乳そのものは赤ちゃんに栄養を与えるための重要なことですが、公の場で行うことには賛否両論があります。少なくとも、授乳室がある場所ならそこを使うのが最低限のマナーではないでしょうか。●(2)赤ちゃん写真連投、授乳フォト大公開……SNS上のトラブル『同僚は産後、1日に何回もSNSを更新するようになりました。私のタイムラインが彼女の赤ちゃんと、添えられた謎のポエムで埋め尽くされたので、そっとフォローを解除しました……』(22歳女性/独身)これはよく聞く話ですね。本人にとっては悪気なく、むしろ独り言に近い呟きなのかもしれません。しかし、その呟きはフォロワーのタイムラインに流れていきます。相手のことを考え、過剰な連投は控えたほうがいいでしょう。『トップやアイコンの写真が、スタジオで撮ったらしい授乳フォトに変わっていました 。目のやり場に困るし、正直言ってそんなの見たくないですよね。撮影するにとどまらず、全世界に発信しちゃうあたりが産後ハイの恐ろしいところですね』(32女性/1児のママ)再び出ました、授乳に関するエピソードです。何気なくネットサーフィンをしていて、知り合いの授乳フォト画像にぶちあたってしまったら……軽くトラウマになってしまうかもしれません。撮影したものは、あくまで個人で楽しむにとどめておきましょう。●(3)寝付きが悪くなった、という人もかつて自分自身が産後ハイに陥っていた、と語ってくれたママたちもいます。そんな彼女たちから一番多く集まったのが、「眠れなくなった」という話です。『初めての育児で疲れ切っているのに、目がギンギンで全く寝付けなかった 。ものすごく眠いのに一睡もできないまま、むなしく夜明けを迎えてばかり。ストレスとイライラでおかしくなりそうでしたね……』(29歳女性/2児のママ)この不眠、新生児がいるという緊張感や、ホルモンバランスの乱れが引き起こすのでしょう。新米ママにはとてもツラいですが、多くの場合一過性のもの。細切れに休みながら、うまく乗り越えましょう。『アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃって焦りまくり、妙なテンションになっていたと思います。赤ちゃん向け通信教育の資料を山ほど取りよせてみたり、通販サイトで目につく授乳服を片っ端から買い漁ったり。あまりにも変だったようで、夫に注意されちゃいました』(43歳女性/1児のママ)この方のように、精神的な焦りとなって出てしまうこともあるようです。注意したいところですね。----------いかがでしたか?せっかくの幸せな出産です。産後ハイが過ぎて、周囲との関係にヒビが入ってしまうのは避けたいもの。そうならないためにも、身近に冷静な第三者がいるなら、その人の意見は素直に聞き入れましょう。ご主人、ご両親、仲の良い友人などに、都度自分の状態を確認してみてもいいかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月29日こんにちは、ママライターの木村華子です。“エネ夫”とは、「エネミー(敵)」と「夫」から作られたネットスラングで、妻の味方をせず敵として苦しめる夫 を指しています。浮気やDVなど、夫が妻を苦しめるケースはさまざまですが、 その代表格とも言えるのは何といっても嫁・姑問題なのではないでしょうか。敵対した2人の女性のあいだに挟まれたとき、妻よりも母親の肩を持つ男性は少なくないようです。とくに義実家では、唯一血縁関係の無い妻にとって、夫が味方をしてくれなければ圧倒的に不利になるシーンも多々あるでしょう。今回は、そんな自称“エネ夫の妻”を名乗る3人の奥様へ、夫が姑の味方をしてイライラしたエピソードを伺ってきました。●夫が姑の味方をしてイライラしたエピソード3選●(1)セクハラ義父母との同居に反対しているのは、私だけ……『おそらく義母的に、私たちは“仲良し親子”であるらしく、しょっちゅう同居したいというような発言をしてくる。「一緒に暮らせばお互い楽だと思う」とか、「○○さんちは親子仲良く暮らしてる」とか……。でもはっきり言って、私にとって義実家は苦痛でしかない 。私が入浴していれば、うっかりを装って義父が脱衣所のドアを開けてくる。赤ちゃんが生まれたときには、「もう親子なんだから」と授乳している私の胸元を義母が覗き込む。明確にいびられているわけではないけど、そんなセクハラ義父母と暮らすなんて絶対に嫌だと思っていた。でも私から直接「嫌です」とも言いづらくて、旦那に「やんわり断ってほしい」と伝えたところ、返ってきたのは「親の悪口を言われて、いい気分になる奴がいると思う?」という、“お前が言うな”な言葉。旦那だって、私の実家から帰る車内では「気まずかった〜」とか「次回は(滞在を)もう少し短めにしようよ(笑)」とか言ってるくせに。今のところ、同居に反対しているのは私一人だけ。旦那が味方をしてくれないと、いつか実現してしまいそうでイライラしてる』(30代女性/結婚6年目)嫁を女として敵視したポピュラーないびり方ではなく、「家族だから」を盾にゼロ距離で接してくる系の義実家 ですね。あからさまないびりではないので、ご主人からは分かりづらいのかもしれません。あるいは、ご主人も「家族なんだから気にするな」と考えているのかも……。●(2)姑の説教に燃料投下→怒られる嫁を見てニヤニヤ……『「家のことは全て女がやるべき」という、少し前時代的な思考を持つ旦那と姑。私にも仕事があるのに、姑は少しでも家事の行き届いていないポイントを見つけると「○○さ〜ん(私の名前)、しっかりしなきゃ」「××(旦那)は何も言わないの!?」などの言葉で説教してくる。何より腹がたつのは、そんなふうに私が責められているときの旦那のドヤ顔。「俺も言うんだけどさ〜」と姑の説教に燃料を投下して、さらに私がネチネチ詰められる様子をうれしそうに眺めてる。そんなに行き届いた家事をしてほしいなら、1馬力で養えるだけ稼いでこいよ!という言葉を何度呑み込んできたか……。何となく稼ぎのことを言い出すのは反則な気がするので実際には言わないけれど、家事が疎かになるのは私が働いているから で、私が働くのは旦那の稼ぎだけでは貯金もできない状態だから。自分が原因でもあるんだから、姑に責められたときくらいは味方でいてほしい……』(20代女性/結婚4年目)個人的には、「もう(旦那の稼ぎが悪いからだって)言っちゃえよ!」と感じてしまったエピソード。でも、それをするのは反則だと、ご主人のプライドを思いやる素敵な奥様です。家事に仕事に、嫁いびりに……。どうか、体を壊さないようご自愛ください……。●(3)姑の遠回しないびりに、夫は「お前が神経質なだけじゃない?」『旦那の母親による、女特有の含みを持たせたいびり方に対して、旦那が鈍感すぎる。大家族系のテレビを見ながら、3人兄妹で育った私の前で「3人以上子どもを産む家って、貧乏くさくて仲良くできない」と発言し、妊娠時、切迫流産で安静にしていた私に聞こえる声で「まともに妊娠や出産ができない女は、障がい者みたいなものだと思う」と言い放つ、などなど…。いつも直接私に向かって言っているわけじゃないけど、明らかに私や私の生まれを蔑むような言い回し をしてくる。そのたびに後で旦那にボソッとグチるんだけど、「俺はそうは思わなかった」「悪い方、悪い方へ捉えすぎ」「お前が神経質なだけじゃない?」と、一向に味方をしてくれない。それどころか「実際、大家族って貧乏くさいよ」とか「体のどこかに異常があるから、流産したり死産したりするんでしょ?間違ってなくない?」と母親の肩を持つこともある』(30代女性/結婚8年目)「俺はそうは思わなかった」「悪い方、悪い方へ捉えすぎ」「お前が神経質なだけじゃない?」。これらの言葉に覚えがあるなら、エネ夫を持つ妻への第一歩!かもしれません。男性って、女性特有の空気のピリつきに鈍感すぎる ことがよくありますよね。●家族の最小単位は、親子ではなく夫婦なんですよ! エネ夫さん!長男を出産したとき、私は「なんて愛しいんだろう、旦那以上だ!」と感じました。と同時に、「私は義母さん以上に旦那を愛していると思っていたけど、ひょっとすると思い過ごしだったかもしれない」と気付かされたことを覚えています。もちろん主人は大切ですが、わが子という存在にはそれを覆させるだけのパワーがありました。そう考えれば、姑と夫とのあいだに結ばれた絆がいかに強いものか も納得できる気がします。とはいえ、それがエネ夫や姑を肯定する言い訳にはなりませんよね。家族の最小単位は、親子ではなく夫婦です。自分で選んだパートナーと家庭を作っていく覚悟があるのなら、いつまでも“ママの子ども”であり続けるなんて情けないことはできないのではないでしょうか。よそ様のご主人ですが、まるで自分のことのようにイライラした取材となりました。●ライター/木村華子(ママライター)
2017年03月15日こんにちは。保育士でライターのyossyです。産後のママは心身ともに不安定になるうえに、赤ちゃんの育児も始まります。睡眠時間が削られ、常に真剣勝負。夫や親族の手伝いが得られない人は、特に負担が大きいですね。実家と離れて暮らしている人もいるでしょうし、近年は晩婚化が進んでおり、自身の両親が高齢化していて、手伝いを頼めないケースも増えているでしょう。そんなときにママの助けになるのが“産後ケア施設 ”です。具体的にどんなことをしてくれるのでしょうか?ご紹介します。●ママと赤ちゃんの健康をサポート産後のママや赤ちゃんを、日帰りもしくは宿泊でサポートしてくれる施設を、一般的に「産後ケア施設」「産後ケアセンター」などと呼びます。例えば、下記のようなサービスをしてくれるのです。・赤ちゃん、ママの体調チェック・ママの休養のために赤ちゃんを預かる・骨盤ケア・母乳ケア・育児アドバイス場合によっては、エステ、アロママッサージなどのサービスがあることも 。産後はママの体がダメージを負っていますし、育児もわからないことだらけです。そんなときにサポートが受けられるのはうれしいですね。●1泊2日で2~3万円程度が相場では、費用はどれくらいかかるのでしょうか。サービス内容や施設によって大きく異なりますが、首都圏の場合、1泊2日で2~3万円程度からが目安 のようです。『日本産後ケア協会』のホームページから、施設の一覧と費用の目安がチェックできます。一度見てみるといいでしょう。●自治体の産後ケア事業がないかも確認を世田谷区や横浜市など、産後ケア事業を行っている自治体もあります。例えば世田谷区の場合、生後4か月未満の赤ちゃんとそのママを対象に、最大7日までサービスを利用できます。育児不安や体調不良などがあり、家族の支援を受けられない人、といった条件も。利用者の負担額は、原則下記の通りです。・母子ショートステイ1泊2日:6,400円(1日3,200円)・母子デイケア1日:2,060円一般的にかかる費用の目安を考えると、かなり負担が軽減されていますね。ただし、人気のサービスなので、早めにリサーチをして問い合わせておく といいでしょう。●孤独なママを救うために産後のママは体調面だけではなく、精神面でも負担が大きいものです。特に、産後手伝ってもらえる人がいない場合や、家族がいても意見の相違などがある場合、非常に孤独感を感じるでしょう。“産後うつ”になってしまう人もいます。産後ケア施設に行くことで、1人になれる時間が得られてゆっくり休めたという人や、自信をもって育児できるようになった という人も。選択肢のひとつに入れて、リサーチしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・産後ケアセンターとは | 一般社団法人 日本産後ケア協会()・横浜市産後母子ケア事業について | 横浜市こども青少年局()・産後ケア事業産後のお母さんを応援します | 世田谷区()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月04日パピマミをご覧の既婚男性の皆さん、妻に恋してますか?夫が妻に作る“料理”がカギとなる1月28日公開の映画『恋妻家宮本』と、パパが作った料理を家族みんなで食べる“共食維新”を掲げ、パパ料理の普及を目指す『日本パパ料理協会』がコラボレート。料理を通じて、夫婦のコミュニケーションを高めるためのヒントを3回シリーズで紹介していきます。●夫婦の間にある“料理ギャップ”『恋妻家宮本』とは――。阿部寛さん、天海祐希さんという豪華なキャストが夫婦を演じることでも話題の映画『恋妻家宮本』。優柔不断な中学校の国語教師、宮本陽平(阿部寛)と妻の美代子(天海祐希)は大学時代に知り合い結婚。27年の時を経て、1人息子の結婚をきっかけに夫婦水入らずとなったものの、できちゃった婚だったため、結婚後初めての二人だけの生活はなぜかギクシャク。互いにうまく伝えられない思いを抱えながら日々を過ごしていたある日、陽平が美代子の書いた離婚届を発見してしまったことから、改めて夫婦について考えていくことになるのです。『家政婦のミタ』『女王の教室』『○○妻』など数々のヒットドラマの脚本を手掛けてきた遊川和彦さんがベストセラー作家・重松清さんの『ファミレス』を原作に、脚本だけでなく、初めて監督まで挑戦した作品です。●料理ギャップを乗り越えろ!そんなこの作品でカギを握っているのが“料理”。新たな趣味として料理教室に通っている陽平は習ってきたいろいろな料理を美代子に作りますが、肝心の美代子は微妙な反応。これって多くの夫婦が体験している“夫婦間の料理ギャップ”なのではないでしょうか?育ってきた環境も違えば、味の好みも違う。一緒にご飯を食べる機会が多くても、ちゃんと気にしていないと意外とわかっていないものですよね。でも!妻に恋する夫ならそのギャップを乗り越えなければいけません!常日頃、妻へ料理を作っている日本パパ料理協会に所属する飯士たちは、それを乗り越えるためにいったいどんな料理を選んで作っているのでしょうか?●妻の憧れを叶える愛情ミートボール~樋口パパの場合〜樋口パパの妻は5人兄弟の4番目。実家は質素な生活をモットーにした節約生活をしていたそうです。そんな妻の子どものころの思い出の料理が、朝ごはんに食べていた市販の“ミートボール”。これをおかずに食べる白飯が本当においしかったと話していたのですが……よくよく話を聞いてみると、ミートボールの味の話が出てこない。そう、肝心のミートボールは上の兄弟の弁当に詰められてしまっていて、朝ごはんにまわってくるのは、残りのタレのみ。実は、“ミートボール”ではなく“ミートボールのあま~いタレ”をご飯に絡めて食べるのが好きだったそうなんです。でも、もちろん本当のところは、子どものころからちゃんとミートボールが食べたかったとのこと。それを聞いた樋口パパ。そんな思い出を語る妻に悲願のミートボール入りの弁当を持たせてあげようと腕によりをかけて作ったのです!みりんを多めに入れて甘みを強調し、水溶き片栗粉で白飯に絡みつく強いとろみをつけるのが妻の好感ポイントだそうです。このミートボール自体がおいしいのはもちろんのこと、何より幼いころの思い出や憧れを実現しているという“夫の心意気”こそが最高のスパイスになっているのは言うまでもないでしょう。今まで聞いたことがないという人も、一度、妻の“思い出グルメ”を聞いてみてはいかがでしょうか?●妻の窮地を救う豚丼~笠原パパの場合〜それは結婚10年目。笠原パパの妻が偏頭痛でダウンしたときのこと。その日の笠原パパは朝早い仕事を終え帰宅。夕方から家族で参加する夕涼み会のためにバタバタしていたのですが、どうも妻の顔色が良くない。そんな状況を知らない当時6歳の娘からは「おなかがすいた~!」という声が聞こえてきました。料理をするようになってちょうど楽しくなってきたところだった笠原パパは腕まくり!「任せておけ!」と、勢いよく冷蔵庫を開けて中を見回すと、良さそうな豚ロースを発見!苦しそうな妻と、お腹を減らした娘に豚丼を作ったのです。使った豚ロースが思いのほか高級だったこともあり、娘は豚丼にご満悦。無事に妻の窮地を救ったそうです。料理のレパートリーや味はもちろんのこと、シチュエーションも大切。妻が窮地に陥っているときこそ夫としては腕の見せ所なわけです。しかし!この話には続きがあるんです。ちょうど豚丼ができたころ、休んでいた妻がやってきて「何か作ってくれてるの?」と尋ねられたので、「あぁ、冷蔵庫にあるもので簡単にね」と得意げに話したところ、「えっ、その豚ロース使っちゃったの?それは今週にカツを揚げようと考えて買っておいたとっておきの良いお肉だったんだけど……」。妻からすると、とてもありがたいシチュエーションではあったのですが、ほんの少しだけがっかりさせてしまった部分もあったそうです。笠原パパはこれをきっかけに、料理をするときはちゃんと夫婦でコミュニケーションを取ることを大事にしよう!と考えているそうです。もちろん、こういうコミュニケーションも妻に喜んでもらうためには重要なので、大切なポイントですよね。----------お二人が所属する日本パパ料理協会のFacebookとInstagramでは、“恋妻家”であるパパ飯士たちが妻に作った料理の写真をアップしていく『恋妻家料理のススメ』キャンペーンを実施中。お二人のような素晴らしい恋妻家料理のヒントを見つけることができるかもしれません!次回も、日本パパ料理協会の飯士たちが作った恋妻家料理とその裏側にあるストーリーを紹介していきます!【取材協力/日本パパ料理協会】・公式Facebook【映画】『恋妻家(こいさいか)宮本(みやもと)』2017年1月28日(土)全国ロードショー監督・脚本:遊川和彦原作:重松清『ファミレス』上下(角川文庫刊)出演者:阿部寛、天海祐希/菅野美穂、相武紗季、工藤阿須加、早見あかり、奥貫薫、佐藤二朗/富司純子 他上映時間:1時間57分・公式サイト●ライター/杉山ジョージ(兼業主夫放送作家)
2017年01月19日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日「一日中家にいて、可愛い赤ちゃんのお世話で楽しいはずなのに、産後の妻はいつもイライラしている。何を話しかけてもケンカになりやすく接しかたが難しい」と悩んでいませんか?男性からすると、産後の女性がどんな状態なのか、想像するのは難しいですよね。女性も夫に話したいことは沢山あるのですが、疲れ切って話す余裕もない毎日。また、話すことを躊躇われる内容もあります。今回は2児の母である筆者が、女性の独身時代と産後の体調&生活の変化を詳しく比較。一例ではありますが赤裸々に抽出してみました。体調とホルモン産後産後1ヶ月は悪露という血が流れ続け、お風呂に入れない。いきむのが怖かったり感覚が分からず便秘に。骨盤が元通りになるのは産後2ヶ月だが、それ以降も尿漏れや腰痛などのマイナートラブルを抱えやすい。産後に体調が変わり、頭痛持ちや喘息になる人もいる。また妊娠中に急増したホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」が産後は激減し、代わりに「プロラクチン」が増加。ホルモンの急激な変化に情緒不安定になる。産後は「防衛本能」も働くため、攻撃的になりやすくなる。仕事内容独身時代就業時間:始業時間と就業時間、休日や長期休暇がある。仕事相手:大人の中で、基本的に大人相手に仕事をする。仕事内容:自分で選んだ仕事をする。1日の流れや自分で立てた計画がほぼ決まっており、計画通り実行できることが多い。成果や報酬:目に見える成果があり、月給やボーナスという報酬を貰う。行き詰まったとき:上司に相談したり、周りの先輩をお手本にしたり、同僚と飲みに行って愚痴を言い合う。産後就業時間:24時間365日休みなし。夜間寝ていても起こされる。仕事相手:1人で、常識もマナーも理屈も言葉も全く通じない赤ちゃんを育てる。仕事内容:赤ちゃんのお世話と家事。主に「オムツ替え、寝かしつけ、食事の介助、こぼした味噌汁やおもちゃの片付け、お風呂」など。遊びは歌や絵本、砂遊びや動物の真似など、終始「0歳児の理解」に合わせ続ける。家事は後追いで泣かれたり、ウンチの取り替えや片付けなどイレギュラーな対応に追われながら。計画通りに行く日はほぼない。成果や報酬:目に見える成果・報酬は得られにくい。行き詰まったとき:日中ほぼ一人で育児をしているため、相談相手や愚痴を言える相手はいない。社会との繋がり独身時代常に自分の属する学校や会社があり、友人や同僚など人に囲まれての生活。社会的な自分の役割と居場所を確認できる。産後属するところが何もなく、平日大人と話すことはほとんどない。産前との変化が激しく、あまりの孤独に心のついていけない人が多い。児童館に出かけても、ママ友ができるのは積極的なママばかりになりがち。たまに会う程度なので、実際にママ友になるにはかなり時間がかかる。古い友人と会う機会も、子連れだと年に数回。会っても子どもの世話でバタバタしていて、落ち着いて話ができないことが多い。食事独身時代メニュー:仕事をしてるので、休日以外ほぼ自炊しない。朝はヨーグルトにフルーツ、コーヒーといった美容とラクを考えたメニュー。お昼は楽しみにしている1000円ランチ、夜は飲みに行くかお惣菜。外食:ランチにも飲みにも、よく行く。産後メニュー:1日3食、夫婦分+離乳食を手作り。健康や子どもも食べられるメニューを考える必要があるため、メインは和食。妊娠〜授乳中はカフェインを控え、禁酒。食事中:先に子どもに食べさせる。子どもは食べるペースがゆっくりなので、自分は後で冷めたものをかきこむか、キッチンで立ち喰い。子どもがこぼす納豆や味噌汁を片付けながらのため、食事は少々憂鬱。お金:いかに食費を切り詰めるかが大切。ランチに1000円なんて贅沢、という思考に。外食:平日は行かず、休日家族とファミレスなど。断乳しても気軽に飲みには行けず、オシャレなカフェは静かなため家族では行きにくい。休憩独身時代いつでも休みたいだけ休め、寝たいときに眠れ、気分転換にカフェに立ち寄れる。産後日中の休憩&睡眠時間がゼロのため寝不足で疲労が溜まっている。温かい飲み物は火傷が危ないので立ち飲み。お菓子は子どもに奪われないよう隠れてサッと食べる。好きな雑誌を読んだり、TVやDVD、スマホを見続けることはできない。カフェでのお茶は、夢のまた夢。トイレ独身時代いつでも行ける。産後家事と育児に追われて行く回数が減る。特に生後8ヶ月〜3歳くらいまでは、トイレに行くと子どもが泣き、目を離すと危なくトイレまでついてくるのでゆっくり用を足せない。お風呂独身時代一日で1番のリラックスタイム。半身浴で音楽を聴いたり、本を読んでゆっくり過ごしたり、お気に入りのシャンプーやボディソープでリフレッシュ。お風呂の後は美容のために、髪とお肌を入念なケア。この時間も楽しい。産後一日で1番疲れる時間。自分はサッと洗い、子どもをお風呂に入れる。お風呂を出た後自分はタオルだけ巻き、先に子どもの保湿→着替え。自分のケアや鏡を見る余裕はない。ケア用品も安いものに変更。睡眠独身時代好きなときに眠れ、寝たいだけ寝れる。楽しく飲んだ翌日の寝溜め幸せ。産後新生児期は夜間も1〜2時間ごと、その後も2〜3時間ごとの夜間授乳になるため、常に寝不足。それでも子どもは昼寝をするため、何故か朝5時に起きるときもあれば夜泣きもあり、寝不足に追い打ち。好きなときに寝たいだけ眠れるのは、子どもの目が離せる小学校以降。ファッション独身時代好きな服やアクセサリーを身につけ、オシャレができる。産後動きやすさ重視。スニーカーにズボン、両手を空けておくためリュックサック限定。ピアスやイヤリングは誤飲の危険などがありできない。アクセサリーはオモチャにされてしまうので止め、ネイルも剝げて危ないのでしない。外出独身時代場所:買い物、流行りのカフェやランチ、旅行など、休みがあれば好きなところへ好きなときに行ける。産後場所:公園、児童館、スーパーがお決まり。出かける前:出かけようとするとウンチをしていたり、お茶をこぼして服を濡らしたり、イヤイヤ期で外出したくないと泣かれたり…予定時刻に出かけるのが難しい。荷物:抱っこは重いし、ベビーカーは大きくて押すのが大変。周囲の目線:子どもが泣かないか、騒がないかにいつもビクビク。何をするにも迷惑にならないか迷いがち。外出の流れ:普通に歩けば15分のところが、子どもと歩くと1時間に。買い物に行けばアレコレ売り物を触るので、買いたいものは買えない。最短ルートで帰る。いかがでしょうか。ここに比較した内容も実は一部。これ以上に多くの変化が女性にはあります。いくら赤ちゃんが可愛いとはいえ、変化はストレスを生みますから、これだけの激変下ではどうしてもイライラしてしまうのです。筆者の経験としては、慣れない分1人目が1番精神的に不安定になりやすいです。一方で産後一年の経験は、後では取り戻せないとても貴重な時間だったとも。わからないことは「察する」と期待せず正直に話し合い、夫婦で乗り越えていってくださいね。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月19日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日長く結婚生活を続けていると、夫婦間で男女の意識が薄れるという話をよく耳にします。しかし、妻・母であってもやはり「女」。いつまでも、夫には自分に女を感じていてほしいと願う女性も多いのではないでしょうか?そこで今回は、「妻に『女』を感じた瞬間」について既婚男性に聞いてみました。そこから、女を感じさせる方法について考えてみましょう。■男性は「恥じらう女」が好き?「妻がお風呂から出て脱衣所にいるときに、たまたま僕が扉を開けてしまったりすると、妻は『ちょっと!』と言いながら反射的にバスタオルで体を隠そうとします。結婚してもう6年で子どももいますが、そういった『恥じらい』がなくなっていない妻のことを、とてもかわいいと思います」(Hさん・30代男性・商社勤務)たしかに、堂々と目の前で着替えたり、下着姿で部屋を歩き回ったりする妻にがっかりしている…という男性は多いと聞きます。やはり男性としては、妻にいつまでも「恥じらい」を持っていてもらいたいものなのでしょう。「そんなことに構っていられない!」というママたちの声も聞こえてきそうですが…。「恥じらいを忘れてはいませんよ~」というポーズだけでも、取り入れてみてはいかがでしょうか。■名前で呼ばれてドキッ!「子どもが産まれてからは、基本的にお互いパパ・ママと呼び合っているのですが、ときどき、私のことを下の名前で呼んでくれることがあって…。その瞬間は、うれしいような、なんだか照れくさいような感じで、少しドキッとしますね」(Kさん・30代男性・不動産会社勤務)一度Kさんが、「今、名前で呼んだよね。急にどうしたの?」と聞いたところ、奥さんは「わからない。つい出ちゃった!」と言ったそうです。Kさんは結婚5年目。夫婦生活が長くなって、パパ・ママになっても、奥さんは新婚時代の気持ちを忘れていないのかもしれません。「パパ・ママ」「お父さん・お母さん」と呼び合っている夫婦は多いと思いますし、子どもの前ではその方がしっくりくるのかも。ただ、「男と女」であり続けたいと思うなら、ときどきは夫の名前を呼んでみても良いかもしれません。■香りが変わった…?「妻が友人からもらったというボディクリームを使いはじめたとき、風呂上がりの妻から何とも言えない良い香りがしていて、久々にグッときました。柔軟剤やシャンプー、コンディショナーなどの香りは慣れてしまって何も感じませんが、ボディクリームはいつもと雰囲気が違う香りだったので、あらためて妻に『女性らしさ』を感じました」(Dさん・20代男性・飲食店経営)恋のドキドキと香りには深い関係がある…なんて話もありますので、まとう香りを変えるというのは良い方法かも。ただ、最近は柔軟剤からシャンプー、ボディソープまで、香りを重視した製品が多くなっていますので、組み合わせや強さには注意しましょう。■いつもと違う足元「子育て中で、いつもスニーカーやペタンコ靴を履いている妻。その妻が久々に友人と遊びに行くということで、ハイヒールを履いた姿を見たときは『女』を感じて、惚れ直しました」(Tさん・20代男性・電気工事会社勤務)スニーカーやペタンコ靴は確かに楽。コーディネート次第では十分かわいくなりますが、やはりハイヒールの「いい女っぽい足元」に憧れる男性は多い様子。ときどき、そんな姿を見せることも、夫婦円満を維持するためには必要なのかもしれません。今回話を聞かせてくれた男性たちによると、妻に女を感じると、妻に「もっと優しくしよう」と思えるのだとか。その結果、家事を率先して手伝ってくれたり、優しく接してくれたりするようになれば、妻としてもうれしいですよね。しかも、大胆な色仕掛けなどは必要なく、ちょっとしたしぐさや変化でも、十分女性らしさを感じさせることは可能です。夫への不満を抱えているママは多いことでしょう。「もっとこうして!」とお願いしても変わらない夫へは、「女を感じさせる」というアプローチ方法を試してみては?
2016年11月16日長い結婚生活のなかでは、いいことも悪いことも含め、何かと思いがけないことが起こるものですよね。その「思いがけないこと」の中でも、「夫の転職や起業」は生活そのものに大きな影響を及ぼす出来事といえます。もしあなたの夫が会社都合のリストラではなく、自ら会社を辞めたいと相談してきたとき、妻としてどう受け止め、アドバイスをするべきでしょうか。■「辞めて何をしたいのか」より「なぜ会社を辞めたいのか」もしかすると夫は今の仕事や人間関係にストレスを感じて、誰にも話せずにため込んでいて、そこから逃れたいがために「辞めたい」と考えているのかもしれません。それならまず、その気持ちを吐き出してもらうことが先決です。私が今まで受けた男性からの転職相談では、よくよく話を聞いてみると、本当に会社を辞めたいのではなく、ただ現状が辛いというケースがわりとあります。その場合はまず妻が精神的な理解者となってあげることで、冷静にどうすべきか考えることができます。また、「会社の制度に不満がある」「上司とそりが合わない」「会社の業種に将来性がない」など、今の会社に対する不満だけを辞める理由に挙げる場合は、転職や起業をしてもまた同じような不満を持つ可能性があります。不満があるから辞めたくなるのはわかりますが、それに対してどこまで自分自身でそれを変えるべく働きかけたか、またその中でも実績を上げるなどして現在の職場において「やりきり感」を持っているかを確認してみましょう。■転職または起業のリスクそして「やはり会社を辞める」という結論になった場合、転職にしろ起業にせよ、なぜその会社なのか、その仕事で起業するのかを聞いて、あなたが「なるほど、それなら納得できる」と心から思えれば、ひとまず心構えの部分では大丈夫でしょう。特に起業する場合は、妻1人を納得させられないのなら、取引先や銀行などと交渉することはさらに難しくなるからです。また収入面については必ず確認しておきましょう。転職先のほうが高収入だからと思って転職しても、それは最初の一年だけで実績が出せなければ減額される可能性もあります。転職先の給与形態はきちんと把握しつつ、万が一結果を出せず収入が減ったとしてもモチベーションが落ちることのない、夫にとってはやりがいのある仕事内容なのかを聞いておきましょう。 ■「最悪のシナリオ」を共有する起業の場合は収入に保証がありませんからより深い話し合いが必要です。まずは夫に、具体的な事業計画を説明してもらいましょう。あなたがその内容一つ一つをイメージできるくらいまで細かく聞くことが大切です。そのうえで、期限を決めて売上目標を決め、そこに至らなかった場合は撤退するなど、「最悪のシナリオ」を共有しておきます。子供がいなければ子供を持つ時期、子供がいるなら教育費をどうするかも含めて話しあっておきましょう。転職より起業は多くのリスクが伴います。仕事の知識や人脈に加え、よほどの情熱と覚悟がなければ続きません。あなた自身も夫をどこまでサポートできるかよく考えてください。転職や起業は男性にとって人生の大きな岐路です。妻であるあなたは、彼が進みたい道を全力で支え、励まし、応援しつつ、一方では冷静な目を持って二人の家庭を守っていってあげてください。
2016年09月21日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日出産を控え、今か今かと赤ちゃんの誕生を待ちわびるプレママの皆さん! これからどんな毎日になるか、夫と2人、夢と希望にあふれていることでしょう。しかし、そう甘くないのが現実というもの。産後の急激な変化に足を取られないよう、今から準備しておくべき本当のことを教えます!■知っておきたい…産後の実態産後ママは、出産という大仕事を終えてとにかくクタクタ。そこに、育児という新たな使命がのしかかり、まさに身も心もボロボロに。日々、ギリギリの状態でママ業をこなすことになります。ホルモンのバランスが乱れているため、どうでもいいことにカチンときたり、些細なことに落ち込んでしまったり…。自分で自分を制御できず、それがさらなるストレスとなって、極限まで追い込まれるママも少なくないのです。そんな疲れ果てたママの目に、夫はパートナーというよりは邪魔者のように映ってしまうかもしれません。父親としての自覚はイマイチだし、育児はいいとこどり、単なる能天気に見えてしまうことも。夫は夫なりに迷い、悩み、できることは何でもしようと一生懸命なのですが、ママはとにかくイライラの塊。ついつい厳しい目を向けてしまい、ぶつかり合うことも増えるでしょう。多くの先輩ママたちも、夫との危機を経験し、それを乗り越え今に至ります。彼女たちが過去を振り返って思うのは、夫婦そろって産後をナメていたということ。プレママたちにはつらい思いをしてほしくない…。そんなわけで、先輩ママからアドバイス。夫に対し、今のうちに言っておくべきことを挙げてもらいました。1.イクメンをきどるべからずあれこれ頑張ってくれるのはうれしいけれど、しょせんはお手伝い。「自分はデキる」などと、間違っても調子に乗らないこと。「ママってスゴイ! かなわない!!」という謙虚な気持ちを忘れずに。2.妻を蔑ろにするべからず赤ちゃんよりも妻第一で。「ありがとう」「お疲れさま」など、感謝とねぎらいは頻繁に。また、スキンシップを怠ってしまうと、心の距離もグングン離れてしまうので要注意。手をつないだりハグしたり、どんなに邪険にされようとも、挫けずこまめに触れ合って。3.何事も否定するべからず産後、妻はとにかく不安定。そんな、揺らぎやすい心を安定させるのは、夫の共感力。「そうだね」「わかるよ」「つらかったね」などとやさしく受け止めてあげれば、イライラも半減。この時期、妻に対する正論は不要です。4.過去と比較するべからずメソメソしたりイライラしたり、夫からすると、「前はこんなんじゃなかった」と思うことばかり。そうした妻の変化はすべて、ホルモンのせい。怒ったり何とかしようとせず、別人だと思って諦めること。■プレママ時代がラストチャンス!「産後クライシス」と呼ばれ、離婚率もグンと高まる出産直後からの数年間。この時期を乗り越えることが育児以上に大変なことを、プレママたちは知るよしもありません。本当は、家族みんなで仲良く暮らしたい、夫婦一緒に育児を楽しみたいのに、どこからともなくふつふつと湧き上がってくるネガティブな気持ち。怒りたくないのに怒ってしまうママと、怒られて納得のいかないパパとの間に、暗く深い溝ができる前に、とにかく話し合っておくことが重要です。でも、育児に追われて忙しく、ホルモンバランスが崩れて冷静さを失っている状態ではそれすらうまくいかないもの。それができるのはまさに今、プレママ時代しかないのです。幸せいっぱいのプレママにはピンとこないかもしれませんが、「私は大丈夫」と思わず、夫と産後の打ち合わせをしておきましょう。
2016年08月03日数年前、女優の小雪さんが出産で利用したことで知られるようになった、韓国の産後ケア施設。日本にも産後ケア施設があるって知っていましたか?韓国と日本、両国の産後ケア事情について「日本産後ケア協会」代表、大久保ともみさんに話を聞きました。韓国の産後ケア施設「産後調理院」視察で何度も韓国を訪れた大久保さん曰く、韓国では産後1カ月は水も触ってはいけないというほど、産後の養生(ようじょう)が重視されているそう。昔は実母や家族が産婦のサポートをしていましたが、現在は「産後調理院(サヌチョリウォン)」とよばれる産後ケア施設が韓国全土に750カ所以上あり、産婦の3人に1人が利用しているのだとか。産後すぐから利用できるこの施設には、“松・竹・梅”のグレードがあり、お財布事情に合わせてほとんどの人が利用できるサービスとして、社会に定着しています。一般的な施設では産婦さんに個室が与えられ、快適な環境で心身の回復をはかります。滞在中は母乳や沐浴の仕方など赤ちゃんのお世話についてはもちろん、ママに対しては美容マッサージ・ヨガ・アロマ・漢方・よもぎ蒸しなど、きめ細かいケアサービスが提供されます。希望するだけ滞在できるこの施設、約2週間から1カ月の滞在期間中に、産婦同士の横のつながりができるのも利点のひとつ。「オプションによっては家族の滞在も可能で、ここから会社に通うパパも多いのですよ」と大久保さん。芸能人やセレブが利用する施設は、まるで超高級ホテル。ドクター、助産師はもちろん、小児科医、エステティシャン、コックが常駐。施設によっては「美容整形」や「女性器形成」も可能で、産後だれにも会わない期間にちょっとお直しということも!さすが“美”に対しての意識が高い国、韓国ですね。ケア費用は実家が負担?しかし近年の少子高齢化は日本と同じく深刻です。親と産婦の高齢化が進む中、産婦の実家が大切な娘のために、産後ケア施設の料金を負担する傾向にあるのだとか。「高齢になった親が24時間体制で娘のケアをするのは難しい。けれど、お金を出してサービスを買う方法でならサポートできるという、合理的な考え方でもあります」と大久保さん。それと同時に“命をかけて赤ちゃんを産んだ産婦さんを大切にする”ということが、文化として根付いているといいます。日本でも産後に自分の母親や家族を頼らない人が増えてきました。実家に帰ると夫が出産に立ち会えない、産前・産後を一緒に過ごせないデメリットから里帰りを選ばない人も少なくありません。そのような中、退院後に産後ケアセンターなどの施設に入院し、体の回復をはかりながら育児指導・相談をうけられる「産褥入院(さんじょくにゅういん)」が少しずつ知られるようになってきました。日本の「産後ケア」事情産後ケア施設も増えつつあります。(日本産後ケア協会のWebサイトに全国産後ケア施設一覧が掲載。)昨年にオープンした「綾瀬産後ケア」(東京都葛飾区)はママのケアサポートを中心に、産前・産後の切れ目のない支援を目的としています。日帰りも可能で、日帰りプランは21600円(税込)。宿泊プランの料金は1日につき32400円(税込)×利用日数(利用時間は初日10:00~最終日の19:00)。滞在中には赤ちゃんのケア、育児相談や助産師・看護師によるカウンセリング、産婦のケアも行われ、オプションとしてアロマトリートメントやスタジオクラスなどの癒しのプログラムも提供、養生とリラクゼーション、学びを兼ね備えた滞在ができます。産後に一人で不安になるよりも、こういったサービスを上手に利用して、疲れと不安を解消していくのも良い方法ですね。(お部屋)(授乳室)(アロマトリートメントルーム)その他、産褥入院や産後デイケアに力を入れている助産院もあります。家のようなアットホームな雰囲気の中、ママと赤ちゃんのペースに寄り添った助産師さんのケアは、ママの気持ちを癒し、こちらも利用者が少しずつ増えています。今後注目の“産後ケアリスト”とは?「赤ちゃんのケアばかりに目がいきがちな、産後。子育てに大変な時期のママの心と体をケアしなければ、家族は幸せになれない」と大久保さん。現状の制度だけでは補えない部分を埋めるため、2013年3月5日「一般社団法人日本産後ケア協会」を設立しました。協会のキャッチコピーは「産後ママを全力でエコヒイキ」。2014年からは、出産直後のママをプロとしてサポートできる資格、「産後ケアリスト®」認定講座が開始され、受講者数は2級約270人、1級約100人と、年々人気が高まっています。大久保さんによると、受講者は産後うつなどの辛い経験をされた方や子どもの手が離れた人、看護師・助産師さんなどさまざま。精神的ケアや家事サポート、母子の環境を整えるアドバイスや子育ての知識の共有方法などを専門的に学び、それぞれの場所で社会に還元しているそうです。最後に、日本産後ケア協会の今後の目標を聞きました。「“産後ケアの重要性”を一人でも多くの人に認知してもらい、“ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®”を定着させるのが目標です。さらに出産と子育てを経験した女性が産後ケアリスト®として自らの経験を活かせる場も創出し、相互助け合いの循環型の子育て社会となるよう、産後ケアリスト®とママをつないでいきます」と語ってくれました。子どもたちが親になっていてもおかしくない10~20年後、ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®が定着し、より楽しく有意義な子育てができる社会・環境になっていて欲しいと思いました。<取材協力・写真提供:一般社団法人「日本産後ケア協会」綾瀬産後ケア ><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年07月14日お風呂上がりは裸で逃げる子どもを追いかけ、夫より豪快に食べ、夏もムダ気は気にしない! どんどん強くなる妻の姿に「もうちょっとなんとかして…」と思っている夫がいることを、みなさまはご存知でしょうか。7歳の息子をもつ私が、最近夫に言われて衝撃をうけた「妻にしてほしくないこと」をこの場を借りて発表しましょう。■それだけは勘弁して! その1 「だらしなく見える服装」家だけでなく、子どもとの公園遊びやスーパーの買い出しにもお腹をゴムでおさえるタイプの、締め付きのないジャージ素材ばかりを着ていた私。でも、こうしたカジュアルでリラックス度の高い洋服は「だらしなく見える」危険性が潜んでいます。トップスはTシャツ、パンツもジャージ素材となると、やはりその印象は強まってしまうよう。今はジャージ素材でも美脚に見えるシルエットのパンツや、オフィスにも履いていけそうなフェミニン素材の動きやすいパンツがありますよね。少し都会的なデザインを選ぶだけで、だらしなさは回避できるようです。 ■それだけは勘弁して! その2 「いつ見てもすっぴん」「どうせ外に出かけないし」「メイクを落とすのが面倒」と1日中すっぴんでいることも多いもの。子育て中は自分にかける時間がとれないのも事実ですよね。でも、ある程度年齢を重ねたすっぴん肌は、年相応のくすみやシミが否応なく目立ってしまいます。夫に言わせると「やっぱりメイクしてるのとすっぴんは全然違う」とのこと…。わが家では平日、私がメイクを落とした後に夫が帰ってくる場合も多く、妻のすっぴんを目にする時間が多くなってしまうのは仕方ありません。そんなときツヤはあるけれど、石けんで落とせるミネラルコスメなどを駆使し、夫の後にお風呂にはいるようにして「メイク顔」を見せる意識をもつといいようです。面倒であることに変わりはありませんが「いつもきれいでいようとしてくれてるな」と夫に思わせることが、夫婦関係に良い影響を与えてくれるはずです。■それだけは勘弁して! その3 「家ではいつもノーブラ」授乳の手間も省けるし、いつでも楽ちんなのがうれしいノーブラ。自宅でのリラックスタイムに締め付けのあるブラジャーなんてつけたくない! という人もいるかもしれませんが、意外と気にしている夫が(わが家に)います。そんなときは「ブラトップ」がおすすめ。タンクトップやキャミソールだけを身につけているような感覚のブラトップは今や大きく進化し、お出かけにも使える美シルエットなものがたくさんあります。ブランドによって機能性やデザインが微妙に違うので、自分の体にぴったりなものを探してみましょう。夫から「家でのノーブラ姿が嫌だった」と5年越しに告白された私。ショックと同時に「長く一緒にいても気になるんだなぁ」と感慨深くなりました。子育て中は「そんなことにかまってられるか!」と思いたくなりますよね。でも、夫のためだけでなく自分のためにやってみることで、女である自分を改めて思い出せることも…。洋服や下着選び、メイクなど、キレイでいることが「楽しい!」と思えるキッカケになるとうれしいです!
2016年07月08日「男だって育児に参加するもの」と考える男性が多くなり、イクメン夫が増えたのは非常に喜ばしいこと。しかし同時に、それほど役に立っていないにも関わらず、「俺ってイクメンでしょ?」という顔をする、「自称イクメン夫」も増えているようです。自称イクメン夫の妻たちに、その実態を解説してもらいました。■外面だけイクメン!最初は、2歳と5歳のお子さんを持つSさんのエピソードです。「うちの夫は、休みのたびに子どもたちと家の外で遊んでいます。もちろん、休日に子どもと遊んでくれるのはありがたいのですが…」これだけを聞けば、まさに「イクメン」といった印象。しかし、実情は少し違うようです。「夫は、一歩家の中に入ると、育児も家事も、まったく手伝いません。それどころか、家の中ではスマホをいじったり、テレビをみたりしているだけで、子どもと遊ぶことはほとんどなし。結局、ご近所さんに『旦那さん、イクメンでいいわね~』と言われたいだけなんです」たしかにこれで「俺ってイクメン!」と胸を張られては、ちょっと違うんじゃない? と言いたくなりますね。見栄っ張りのようなので、「隣の奥さんが、『Sさんの旦那さんは、家事もいろいろやってくれるんでしょ? うらやましい!』って言ってたよ」と伝えてみたら、案外率先して手伝ってくれるようになるかも? ■育休を取ってくれたのはありがたいけど…続いては、0歳児の子育てに奮闘する新米ママ・Yさんのエピソード。「子どもが産まれて少したってから、夫が育休を取得してくれました。私もはじめての出産・育児で不安なことがたくさんありましたし、夫の育休取得はありがたかったのですが…」出産直後はYさんのお母さんが手伝いに来てくれていたとのこと。そして、お母さんが実家に戻ったあと、いよいよ赤ちゃん・Yさん・夫の3人の新生活がスタートしました。「もともと不器用な夫。しかも、子どもの扱いに慣れていませんから、育児に関しては完全に戦力外でした。それなら家事を…と思ったものの、夫はそれまで家事なんてまったくやってこなかったため、こちらも想像以上にダメ。結局、家事も育児も私一人でこなしている感じで、正直『こんなことなら、会社に行ってほしい…』と思ってしまいました」夫が育休を取ってくれたら心強いことはたしかですが、「手伝ってもらえる!」と喜ぶのは早計。まずは「夫に任せられること」を見極めて、育児や家事の分担を事前にしっかりと話し合っておくべきかもしれませんね。積極的に育児に関わろうとしてくれる夫がいるのは幸せなことだと思います。ただ、妊娠中に少しずつ親になっていくママと違い、パパの自覚はそう簡単に芽生えないとも言われています。ここで「アンタは全然イクメンじゃない!」と頭ごなしに否定しては、夫が育児から手を引いてしまう可能性も。たとえ今は「自称イクメン」でも、いつかは「真のイクメン夫」になってくれると信じて、「ありがとう、あなたみたいなイクメン夫がいてくれて、助かってるよ」と褒めて伸ばすのが得策かもしれません。
2016年05月18日「はあ~、疲れた」と、つい溜息をつきたくなるほど頑張っているママこそ、「夫がもっと手伝ってくれたら」と、夫へのイライラが募るばかり。でも、その「頑張り」が、実は夫を遠ざけている要因だとしたら!? 作家の本田健さんと、世界的な男女関係の権威の1人である、ジョン・グレイ博士の対談から、夫にイライラする妻への処方せんが見えてきました。●プロフィール・ジョン・グレイ博士全世界で累計5000万部を突破した『ベスト・パートナーになるために』のベストセラー作家であり、世界的な心理学者。人間の心理の本質に最も精通した人物の1人として知られ、表面的な感謝ではなく、男女間の最高のコミュニケーションを世界中に伝え続けている。・本田健神戸生まれ。経営コンサルタントを経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタート。代表作に『20代にしておきたい17のこと』(大和書房刊)などがあり、累計発行部数は700万部を突破している。 ■安心する夫、期待する妻本田健(以降、健): 夫婦間のパートナーシップについて悩んでいる人は少なくありません。今日はパートナーシップの育み方について教えてもらえませんか?ジョン・グレイ博士(以降、グレイ博士): 夫婦に子どもが生まれると、2人の関係は一見安定したように見えます。すると夫は、妻から何か言ってこない限り、「妻は満足している、大丈夫だ」と考えるのです。一方、妻は「夫は言わなくても自分の望みを察して与えてくれるはずだ」と、夫に期待してしまうのです。この先、2人に何が起きるのかは、想像できると思います。■「遠慮」が「期待」になっているグレイ博士: 多くの女性は、「自分からあれこれ望んではいけない」と教えられてきました。健: 少しずつ世の中は変わりつつありますが、まだ「欲しいものをはっきりと口にする女性」を快く思わない人もいるのが現状です。だから、女性は自分から男性に何かを求めることに遠慮して、その分、相手に期待してしまうのかもしれません。■自分でやりたくなる気持ちを抑え、「感謝と愛情」に重点を!グレイ博士: 女性に知ってもらいたいのは、自分の望みを素直に表現して助けを求めた方が魅力的で、夫は妻を大切にできるということです。自分でやりたくなる気持ちを抑えて、もっと夫に動いてもらうのです。そして、実際に夫が動いてくれた時は、最大限の愛情と感謝を示すことが大切です。すると、夫は自分が妻を幸せにしたのだと嬉しくなります。 ■イライラの原因は、頑張りすぎ!?健: たしかに女性から素直に望みを表現してもらえたほうが、男性は何かしてあげたい、助けになってあげたいという気持ちになります。それによって、男性に「与える喜び」を教えることができるんですね! でも、このことを知らない女性は、自分の悩みや問題を1人で解決しようとして、自分を助けてくれない男性にイライラし、男性はいわれのない責めを受けていると感じて、次第に関係が悪くなるのですね。 グレイ博士: そうです。パートナーシップに限らず、人間関係すべてにおいてこの仕組みは通じます。このカラクリを知っているかどうかで、運命はまったく違うものになるのです。■夫のことは「ゴムバンド」と思え!健: このほかに、女性が知っておいたほうがよい注意点は何ですか?グレイ博士: 男性は、家庭を大切にしたい気持ちと、1人で息抜きしたい気持ち、相反する2つの気持ちを持っています。女性は夫の行動を過度に制限しないこと。さもないと、多くの男性は女性からは信頼されていないと感じ、女性に対して反発してしまうでしょう。健: たしかに、束縛されると自由を求めて離れたくなりますが、自由にしていいと言われると、その衝動はぐっと減りますね。グレイ博士: 男性は、自分が受け入れられていないと感じると、より身勝手な振る舞いをしたくなるのです。ですが、実際に妻から離れたいと思っているわけではありません。男はゴムバンドのようなもので、離れては戻るものだと知っておくことです。男性は、一時的に妻から遠ざかることで、再び妻を大切にしたいという気持ちを取り戻します。夫を自由にすることが、お互いのためになるのです。男と女、かくも違うものなのか! なるほど、この仕組みを知っているのと知らないのでは大違い。この処方せん、「息子にも使える!」と感じたのは私だけでしょうか? とかく、女性は頑張りすぎ。ふっと気を緩めて、周囲の「男たち」に甘えてみてもいいのかもしれませんね。近々、グレイ博士の講演会があるそう。興味を持った方は参加してみては? 詳しくは、 こちら のリンク先を参照してください。
2016年05月18日長年、当事者にとって封印されていた実話を映画化した時代劇『殿、利息でござる!』の初日舞台あいさつが5月14日に、都内で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督、原作者の磯田道史氏が登壇した。初日舞台あいさつ・その他の写真重税が原因で、夜逃げや破産が相次ぐ江戸中期の仙台藩を舞台に、宿場町を心配する造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部)が、町一番の知恵者・菅原屋篤平治から「藩に大金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という驚きの復興計画を聞かされ、一丸となり元手1000両(現在の約3億円)をかき集めようと奮闘する。主演を務めた阿部は「こんな話が実在し、長い間知られていなかったなんて信じられない」と今も驚きを隠せない様子。役作りのために「プチ断食した」そうだが、「こういうことは本来、言わなくていいですよね」と映画が描く“慎み”の精神をアピールした。妻夫木は、阿部の弟を演じ「似ていないのが心配だった」(妻夫木)、「それはみんな、分かっている(笑)。お芝居なんだから」(阿部)。念願だった中村組に初参加し「あとで話を聞いたら、以前から中村監督には4回ほどオファーをいただいていたそうで…。ホリプロめ」と所属事務所への恨み節を披露し、笑いを誘った。また、瑛太は『アヒルと鴨のコインロッカー』以来、中村監督とは約9年ぶりのタッグで「今回は難しい役どころで、中村監督も僕に厳しかった」と思わず本音。「確かに瑛太とは、結構やり合った。怒っていた?」(中村監督)、「いや、怒ってはいないです…」(瑛太)と息の合ったやりとりを見せていた。『殿、利息でござる!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月14日出産後、妻が子育てに夢中になって夫が浮気に走った、お互いに異性として見られなくなった、という話をよく聞きます。子どもができても、夫と仲良く暮らすためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。私自身の経験や、周囲のママたちの話や様子を元に、その秘訣を考えてみました。■夫にも育児にがっちり参加させる周囲を見回すと、出産後も夫婦仲が安定している家庭は、いずれも夫の育児への参加度が高め。二人で協力しながら和気あいあいと育児を楽しんでいる印象です。一方、子どもができてから夫婦関係が悪化する家庭では、妻ばかりが育児と家事の負担を背負い込んでいるケースが多いようです。結果、妻には疲れとストレス、夫への不満がたまり、夫は孤立感を強めて、次第に夫婦仲は険悪に…。客観的に見ると、当然の流れかもしれませんね。そこで一番の解決策として提案したいのは、夫にも最初からどんどん育児や家事をさせること。「仕事がハードなのに、これ以上負担が増えるとかわいそう」なんて思う妻もいるようですが、夫の睡眠時間が少しくらい減ったとしても、育児にまったく参加できず、あとあと妻から愛想を尽かされる方がずっとかわいそうです。沐浴や外出時の抱っこ、食事を食べさせる係、保育園へのお迎えなど、できることは夫の担当と決めてしまうのがおすすめです。家庭内で子育てチームの一員としての役割があれば、夫が疎外感を感じることもありませんし、妻の側も、夫が一瞬でもいなくなると生活に支障をきたすので、別居や離婚なんて考えにくくなるでしょう。 ■夫のイクメンぶりを人前で褒めまくる夫に気持ちよく育児や家事に協力してもらうには、人前で夫のイクメンぶりを褒めるというワザも有効です。もちろん、夫の育児の仕方をけなすなんてもってのほか。育児スキルの高いタイプの妻の場合、夫の手際の悪さが気になることもあると思いますが、そこはガマンのしどころです。むしろ、自分の実家や友人宅などで、わざと夫に子どものお世話をさせて「私よりダンナの方がうまいのよ~」と持ち上げておきましょう。単純な男性は、みんなに褒められるとますます調子に乗って、育児や家事に精を出すようになります。妻もますますラクができて、夫婦仲も円満に。■月に一度は夫婦でデート夫によそ見をさせないためには、妻が最低限の女らしさをキープしておくことも必要です。美容院やエステサロン、マッサージに行きたいときは、夫に子どもを預けて堂々と一人で出かけましょう。美容は夫のためでもあるのですから、遠慮は禁物です。あとは、夫婦の時間をつくることも大切です。毎日、協力し合って子どもを早く寝かしつけた後は、夫婦でゆっくりお茶でも飲みながら会話できるといいですね。さらに月に一度くらいは、親や信頼できる知人、保育施設などに子どもを預けて、二人で映画やディナーを楽しむようにするといいでしょう。ここまで、出産後も夫婦が良好な関係でいるための秘訣をいくつか紹介しましたが、中でも「夫の育児参加」は大きなカギと言えそうです。育児は大変ですが、楽しい面もたくさんあります。子育てを通して苦労もハッピーも分かち合えば、夫婦の絆はむしろぐっと深まるのではないでしょうか。
2016年05月06日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日