結婚して早10年以上。その間に5人の子供にも恵まれ、夫婦で協力しあいながらバタバタと忙しい毎日を送っています。家事などは特に分担などはしておらず、主に私が担っているのですが…私が出来なかった分などは夫がサポートしてやってくれます。先ほども書いた通り、家事全般は基本的には私ですが、夫も同じくらい(むしろそれ以上)家事スキルがあるので、例えばこんな時。急に家のことをお願いしても快諾してくれて、私が留守の間の家事全般もこなしてくれるので本当に助かっています。昔の私は相手に対して必要以上に期待をしてしまい、モヤモヤすることが多かったのですが、いい意味で【期待し過ぎない】と言うことを長年の夫婦生活で学びました。家事の分担もハッキリとは決めず、出来るほうが出来るときに出来ることを。お願いしたいときはハッキリと言葉にする。今はこのスタンスでやっています。
2021年02月03日夫婦間で、家事をどのように分担するかは、2人で長く生活する上で大切な問題となるでしょう。中には、どのように家事を分担すべきか模索中の夫婦もいるかもしれません。いわさき(@cheez_RPA)さんが、Twitterに投稿した、妻からの『LINE』の文章が話題となっています。その内容は、妻からの『家事の協力へのお願い』なのですが…。文面をご覧ください。クリックすると画像を拡大します。岩崎諒介さんお疲れ様です。岩崎です。今日のゴミはまとめておきました。あとは結んで捨てるだけです。腰が痛いので、新しい袋のセットをお願いします。着ていたパーカー、靴下、パジャマ、下着は必ず洗濯機に入れておいてください。確認をお願いします。今日の晩ごはんはお刺身の予定です。今日はいつもよりお仕事を頑張るだろうから、豪華にして待っています。何時頃帰宅予定か、正午までには教えてください。帰宅予定時刻が確定した時、遅れる時、帰宅を開始した時、和光市に着いた時には必ず連絡をください。長くなりましたが、よろしくお願いいたします。岩崎家家庭ソリューション事業本部家庭統括部岩崎妻からのLINEです。 pic.twitter.com/CjvWU821mL — いわさき *UiPath JP MVP 2020* #UiPathFriends (@cheez_RPA) December 16, 2020 ものすごく事務的!いわさきさんの妻は、家事を仕事として捉え、的確にやってほしいことを文面で伝えています。しかし、事務的な文章の中にも「今日はいつもよりお仕事を頑張るだろうから豪華にして待っています」というところに、愛を感じますね。投稿にはさまざまな声が上がりました。・圧を感じるけど、愛も感じて笑った。かわいい夫婦。・私も家庭ソリューション事業部部長として、堂々とした態度で夫にお願いしよう!・妻の遊び心、とてもいいですねー!素敵!・めちゃくちゃ面白い!こんな風に冗談交じりに伝えるのはいいアイディアですね。家事の分担を、どんなふうにパートナーにお願いすればいいか悩んでいる人は、いわさきさん夫婦のように、ユーモアを交えてみるのもいいかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年12月19日上のお子さんが1歳になり、2人目妊娠のタイミングを考えるようになったママさん。夫婦で今後の家事・育児の役割分担ついて話し合い、2人目妊娠に至るまでの体験談を紹介しています。「2人目のタイミング、どうする?」 上の子が1歳になり、2人目を考えるように結婚して夫婦で子どもについて話し合ったときに「できれば子どもは2人欲しいね」とお互い話していました。そんなことから、上の子が1歳になったころには2人目を意識するようになりました。 しかし正直なところ、ちょうど上の子が1歳になったと同時に保育園へ預け始め、仕事復帰も果たしたばかり……。家事・育児と仕事の両立がとても大変ななか、今2人目を妊娠して私はやっていけるのだろうかと、不安がよぎることが多々ありました。 2人目のタイミングは2歳差を計画!2人目のタイミングは少し迷いましたが、1人目の出産がすでに高齢出産だった私。自分の年齢を考えても、2人目妊娠のタイミングを先にするほど余裕はないと思っていました。私自身、4人きょうだいで育ち、大人になってきょうだいの心強さを感じています。だから自分の子どもには将来、親がいなくなっても支え合えるきょうだいを作ってあげたい。 そこで、2歳差を意識して計画を立てました。そのためには夫の協力は必須。家事・育児の分担について、洗濯・お風呂掃除は夫、料理・部屋掃除は私、と話し合いました。 2人目妊娠は計画通りにはいかないものちょうど2歳差になるように計画したものの、理想通りにはいかず……。私は1人目も不妊治療をおこなって妊娠しているので、不妊治療を再開することに。1人目はなんとかタイミング法で妊娠できましたが、私の年齢も上がっているせいか半年経っても妊娠せず……。 先生からステップアップを提案され、体外受精へ踏み切りました。家事・育児、仕事を両立しながらの不妊治療はかなりつらかったですが、最近やっと妊娠を確認することができました! 無事生まれるまで安心はできませんが、ギリギリ計画していた2歳差で生まれてくる予定です。私は子育ても仕事も頑張りたいと思っているタイプなので、夫が家事や育児に協力的でないと2人目は考えられませんでした。夫婦で納得いくまで話し合い、夫が家事育児の分担をすすんでしてくれたからこそ2人目を生み育てようと決心できたと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2020年11月09日婚姻費用分担請求調停は、裁判所を通じて別居中の生活費を請求する手続きです。離婚の前段階として別居するなら、婚姻費用をもらいながら準備を進めましょう。本記事では、別居中の婚姻費用をもらう方法や、裁判所の調停で婚姻費用を請求する場合の手続きの流れについて説明します。別居している間に請求できる婚姻費用とは?夫婦は同居し、互いに協力する義務があります。ただし、何らかの事情で夫婦が別居している場合でも、協力義務がなくなるわけではありません。別居中は婚姻費用(婚姻生活費)を請求できる別居している夫婦にも、協力義務があります。生活費が不足するなら、別居している配偶者に請求することも可能です。婚姻費用とは生活費のこと婚姻費用とは、結婚している間の生活費のことです。略して「婚費(こんぴ)」と呼ばれることもあります。民法では、次のように定められています。第760条夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。民法760条からわかるように、婚費は夫婦で分担するものです。たとえば、専業主婦である妻が夫と別居している場合、妻は夫に生活費を払ってもらわなければ生活ができません。このような場合には、妻から夫に婚費を請求できます。婚姻費用と養育費の違い婚費と似たものに、養育費があります。養育費は子供を育てるためのお金で、一般には子供を養育する側の親が、離婚後に他方の親から支払ってもらうお金をいいます。一方、婚費は離婚前に支払ってもらうお金で、子供を育てるためのお金以外も含まれます。たとえば、夫と別居中の妻が子供と一緒に生活している場合には、婚費として自分の生活費と子供の生活費を夫に請求できます。別居後に離婚すれば、夫に妻の生活費を払う義務はなくなるので、夫は子供の生活費のみを払うこととなります。下の図からわかるように、婚費のほうが養育費よりも多くなります。収入の多い方が子供と同居しているなら?婚費は、通常は収入の少ない方から多い方へ請求します。しかし、収入の多い方が子供と一緒に住んでいるときには、子供の分の生活費を分担するため、収入の多い方からでも請求できるケースがあります。日本の大部分の夫婦は夫のほうが収入が多く、別居するときには妻が子供と一緒に住むケースが多数です。そのため、ほとんどのケースで、婚費は妻から夫へ請求することになります。婚姻費用の金額婚費は夫と妻とで話し合って決めることができます。双方が納得していれば、金額はいくらにしてもかまいません。しかし、実際には金額の目安がわからなかったり、折り合いがつかなかったりすることもあります。裁判所のホームページには、婚姻費用算定表が掲載されています。婚姻費用算定表は、裁判所で婚費を決めるときに目安にされているもので、夫婦の収入から婚費の月額を調べられる早見表です。なお、婚姻費用算定表は2019年12月に改定され、従前のものよりも金額がやや増えています。婚姻費用算定表に該当しないケースもある婚姻費用算定表には夫婦のみの表、子1人表、子2人表、子3人表があります。子供がいる場合の表(子1人表、子2人表、子3人表)は、収入が少ない側が子供全員と同居する前提で作成されています。よって、以下のようなケースでは婚姻費用算定表は使えません。収入の多い側が子と同居する場合複数いる子が父親側と母親側に分かれて住む場合子が4人以上いる場合算定表に該当しないケースで適切な婚費を知りたい場合には、弁護士に相談するのがおすすめです。婚姻費用を請求する方法婚費の請求方法は決まっていません。話し合いで決めてもかまいませんし、話し合いが無理なら裁判所を通じて請求できます。相手に直接請求してOK婚費は必ず裁判所を通して決めないといけないわけではなく、話し合いで決めてもかまいません。まずは、相手に直接話をするか、電話やメール、手紙などで請求してみましょう。公正証書も作成できる夫と妻で話し合って婚費を決めた場合、必ず払ってもらえるかが心配でしょう。婚費を含めた別居に関する取り決めは、書面にしておくのがすすめです。公証役場で「婚姻費用分担契約公正証書」を作成しておけば、約束どおり払ってもらえないときに、強制執行によりお金を回収することが可能になります。婚姻費用分担請求調停で請求する方法もある「婚費を払ってほしい」と言っても払ってもらえない場合や、金額で折り合わない場合には、家庭裁判所に婚姻費用分担請求調停を申し立てることができます。調停申立てに相手の同意は不要です。婚姻費用分担請求調停の申立て方法と流れ婚姻費用分担請求調停は、配偶者に別居中の生活費を請求する手続きです。家庭裁判所で調停委員を間に挟んで配偶者と話し合うことにより、生活費の支払いについて合意を目指します。[adsense_middle]調停は弁護士に依頼したほうがいい?婚姻費用分担請求調停は、家庭裁判所に申立てします。裁判所の手続きというと、「弁護士に依頼しなければ進められないのでは?」と考える人も多いかもしれません。調停は当事者間の話し合いの延長なので、自分で進めることも可能です。なお、調停を弁護士に依頼したときでも、調停期日には本人も裁判所に行かなければなりません。申立て方法婚姻費用分担請求調停は、申立書と必要書類を家庭裁判所に提出すれば申立てができます。申立ての必要書類次のような書類が必要になります。申立書書式や記入例は裁判所のホームページで参照できます。申立書のコピーは相手に送られるため、コピーを1通添付しておく必要があります。戸籍謄本夫婦の戸籍謄本が必要です。結婚している夫婦は同じ戸籍に入っているはずなので、1通でかまいません。収入証明資料自分の源泉徴収票や給与明細など、収入がわかる資料を提出します。相手の収入証明資料は裁判所を通じて相手に提出を要求することになりますが、自身が持っていれば提出してもかまいません。申立てする裁判所婚姻費用分担請求調停は、相手の住所地を管轄する家庭裁判所に申立てをします。申立て費用婚姻費用分担請求調停にかかる裁判所の手数料は1200円です。申立書に1200円分の収入印紙を貼って納付します。さらに、裁判所からの連絡用の郵便切手も提出する必要があります。金額としては1000円程度ですが、切手の金額・組み合わせは裁判所によって違うので、事前に確認してください。郵送で申立てできる?申立書を郵送で提出することもできますが、書き間違いや書類漏れがあれば受理してもらえないことがあります。できれば直接裁判所に持参しましょう。調停申立て後の流れ調停申立書を提出した後は、次のような流れになります。①第1回期日が決まる申立て後数日程度で裁判所から連絡があり、第1回期日を決めます。この時点では申立書は相手に送られていないので、初回は相手の都合を聞かずに期日が決まります。なお、申立てから第1回期日までは、1か月程度かかるのが普通です。②相手に申立書が送付される相手のところに調停期日の呼出状と申立書のコピーが郵便で送られます。③第1回調停期日の開催調停期日には、夫婦がお互い顔を合わせないよう配慮してくれます。別室で待機し、交代で調停室に入ります。調停室では調停委員(男女1名ずつ)と話をします。それぞれ30分ずつ2回程度調停室に入るので、1回の期日は2時間程度で終了します。④調停成立または第2回期日へ婚費について合意に至れば調停成立となり、調停調書が作成されます。合意したとおり婚費が支払われない場合には、調停調書にもとづき強制執行が可能になります。第1回期日で合意に至らなかった場合には、双方の都合を聞いて第2回期日が指定されます。調停で聞かれることは?調停では、申立てに至った経緯などを聞かれます。ただし、婚費を決めるための調停ですので、夫婦間の問題そのものについて詳しく聞かれることはありません。婚費の金額は、婚姻費用算定表を参考にします。算定表の金額以上を請求する場合には、その理由についても説明できるようにしておきましょう。相手が調停を欠席したら?1回目の調停期日は相手の都合を聞かずに決めるため、相手が欠席する可能性もあります。第1回期日に相手が欠席の場合には、通常は申し立てた側の事情だけを聞く形になります。その後も相手が欠席を続ける場合、話し合いができないため、調停不成立となります。過去の婚姻費用は請求できない婚姻費用分担請求調停では、申立日以降の婚費しか請求できません。過去の分をさかのぼって請求することはできませんので、できるだけ早く準備して調停申立てをするようにしましょう。調停を取り下げるには?婚姻費用分担請求調停を申し立てた後、夫婦で直接話し合って婚費について合意したり、離婚することが決まって婚費をもらう必要がなくなったりすることもあります。このような場合には、調停を取り下げることができます。調停の取り下げは、申し立てた側が取下書を裁判所に提出するだけでできます。取り下げに相手の同意はいりません。婚姻費用分担請求調停が不成立になったら?調停は合意するまで延々と行われるわけではありません。話し合いが平行線のままだと、やがて調停不成立という形で打ち切られます。調停不成立で審判に移行4~5回期日を開いても話し合いがまとまらない場合には、調停不成立となり、そのまま審判へ移行します。審判とは、裁判官があらゆる事情を考慮して婚姻費用を決める手続きです。審判の流れ審判では審問期日が指定され、裁判官の審問を受けます。1~2回の審問期日の後、審判が出されます。審判で婚費が決まった場合には、審判書にもとづいて強制執行を行うことができます。婚姻費用の分担請求調停に関するまとめ別居中でも離婚していない限り、生活費を請求する権利はあります。相手に直接婚姻費用を請求して払ってもらえなくても、家庭裁判所に婚姻費用分担請求調停を申し立てて請求する方法がありますので、あきらめないようにしましょう。
2020年10月14日こんにちは、婚活FP山本です。筆者は職業柄、頻繁に相談者から「夫婦のお金管理方法」について聞かれます。それはうれしい限りですが、ほとんどの夫婦がそれまで管理方法を間違えているのが強く気になるところです。お金の管理方法を間違えたままだと、将来的に困るのは「あなた自身」ですから、この機に正しく知っておきましょう。そこで今回は、夫婦のお金管理方法についてさまざまな角度でお伝えします。あなたの人生に、お役立てくださいませ。新婚夫婦なら最優先に「子供の数」を話し合おう早速、夫婦のお金管理について大切なポイントをお伝えします。これは新婚夫婦に限るのですが、まずは「子供の数」を話し合うことが重要です。すでに出産している場合は、子供に進んでほしい進路などが大切です。そして、「必要な貯金額」を考えましょう。子供にかかるお金というのは極めて高額で、一人あたり学費だけでも22年で総額1400万円程度が必要です。特殊な職業や学校に進んでほしい場合は、もっと必要になります。実際にどのような進路を取るかは子供次第ですが、「お金がなくて進学させられない」は悲惨です。22年で1400万円とは、一年あたり約64万円、一ヶ月5万円程度になります。夫婦のお金管理とは、この金額を貯金できているのか、できそうかどうかが大切です。しっかり知っておきましょう。専業主婦を避け、共働きするためにも1~2人がおすすめ現代は共働きが必須です。しかし子供が多めにいると、どうしても十分に働くことが困難になり、専業主婦になる必要性もでてきます。それが子供のためになると考える人もいますが、将来的に教育費の準備が不十分になることも多く、むしろ子供を不幸にしがちな行為かもしれません。無計画な出産をなるべく控える一方で、将来的に必要になる教育費をしっかり考えて、毎月いくら貯金しなければならないかを考えましょう。「老後のこと」も話し合い、毎月必要な貯金額を知るのが第一歩次に夫婦のお金管理で大切になる要素が「老後のこと」です。先般、老後資金2000万円問題もでましたが、実際の必要額は個々人で違います。老後はどこでどう生活して、どこで何歳まで働き、いくら稼ぐのか……。そして、いくら老後資金が必要になりそうか考えましょう。ここで大切なのは、どうなるか分からない……ではなく、「夫婦がどうしたいのか」です。途中で計画が変わっても問題ありませんが、どうなるか分からないから何もしないというのが一番ダメな行為になります。どうしても考えられないなら、2000万円と考えておきましょう。仮に2000万円必要で、あなたが30歳なら、60歳まで毎年約67万円、毎月5~6万円の貯金が必要になります。早めに毎月必要な貯金額を知り、貯金に励んでいきましょう。結婚後の金銭管理とは「家計が赤字かどうか」ではない!勘違いしている夫婦が極めて多いのですが、結婚後の金銭管理とは「家計が赤字かどうか」ではありません。教育費や老後資金などを筆頭に、今後必要になる貯金ができているかどうかです。必要な貯金ができていないなら、将来的に困窮することが約束されています。そしてだからこそ、「必要な貯金額」を知ることが夫婦の金銭管理の出発点です。ここが分からないと管理のしようがありません。まずは落ち着いて、夫婦で今後について話し合いましょう。貯金を使わないよう、生活費とは別の口座を用意するのがおすすめここからは、夫婦の家計管理のコツについてお伝えします。まず、生活費とは別の口座を用意するのがおすすめです。給料や生活費口座と同じでは、いくら貯まったのかが分かりにくいうえに知らず知らず使ってしまう可能性があります。なるべく、口座は分けましょう。また、作る口座は、少しでも引き出しにくいよう地方銀行などで作ることをおすすめします。一方で貯金口座は、いざというときの「緊急資金」になりますから、多少の利便性も必要です。どこで口座を作るのがベターか、夫婦でじっくり話し合ってみましょう。少し余談ですが、毎月必要な貯金額が明確で、十分に差額で生活できるようになったころには、先にお金を貯金口座に入れてしまう先取り貯金もおすすめです。色んな用途で使えるので、ぜひこの機に新しく口座を作りましょう。貯金口座の通帳を見て、時にはニヤニヤしましょう貯金や家計管理に不慣れな場合は、どうしても途中で止めたくなることがあります。そんなときには、貯金口座の通帳を見て夫婦でニヤニヤするのも意外とおすすめです。これまでの成果・結果を夫婦で確認して、それを今後の励みにして、また貯金や管理に励みましょう。そしてこのためにも、やはり別口座を作ることがおすすめです。すでに子供がいるなら「子供名義の口座」もおすすめします。「子供のため」にも、これからもがんばりましょう。夫婦のお金管理方法で大切なことは、「夫婦で」すること次に、夫婦のお金管理では「夫婦で」すること、が大切です。これは単純な管理だけではなく、貯金に関係するすべてのことが対象になります。最初の必要貯金額の把握や日頃のお金の使い方に至るまで、とにかく関係するすべてのことを夫婦でしましょう。どちらか一方に任せたり頼ったりしていると、どうしても夫婦間で貯金や家計に関する温度差がでてきます。その温度差はいずれ「金銭感覚の相違」に繋がり、離婚にまで発展しても不思議はありません。ちなみに最近ありがちな「夫婦別会計」も、温度差の温床です。また、互いの収入や貯金額、借金額などを知らないのも同じといえます。金銭のことは数字で表せるからこそ過敏に反応するものです。十分に警戒しておきましょう。どんなやり方も、夫婦で足並みが揃わないならダメどんなに夫婦の一方が貯金や節約に励んでも、もう一方が「これくらいいいだろう」で使っていては、その分だけ貯金できません。相手の努力を邪魔する言動は、不仲にも繋がります。どんなやり方も、夫婦で足並みが揃わないならダメです。そして夫婦で足並みを揃えるためには、必要な貯金額を夫婦で正しく把握することが先に必要になります。いくら貯金が必要で、いくらなら使っても大丈夫なのか……夫婦で正しく知っておきましょう。[adsense_middle]お財布の分け方は「夫用・妻用・生活費その他用」の3つが基本ここからは、少し具体的な部分の夫婦のお金管理方法についてお伝えします。まず家計管理の一環として「お財布の分け方」を気にする方がいますが、その場合は「夫用・妻用・生活費その他用」の3つが基本です。細かく用途ごとに分ける方法もあります。あとは用途に合わせてお財布を使い分け、別の用途で使ったときには早めに清算するような流れがおすすめです。不慣れなうちは、その支出をどの財布から出すか悩むこともありますが、慣れれば基本的には「生活費その他」として使えば問題ありません。また、慣れてくると「それぞれの財布にいくら入れればいいか」も分かってきます。毎月必要な貯金額を残せるように考えて、それぞれの財布にいくら入れるか考えましょう。互いの年収を問わず、お小遣いは「夫婦同額」にしよう家計管理の中で大切なのが、互いのお小遣いです。そしてお小遣いだけは、互いに使い方について触れず、そして互いの年収を問わず「夫婦同額」にすることをおすすめします。お小遣いの格差は序列に繋がり、ひいては不仲や不満の原因になりがちです。また、ただでさえ生活のほぼ全般を管理するのですから、自由な部分も残さないと生活や関係性が苦しく感じてしまいます。夫婦とはいえ、プライバシーも大切です。管理するところはして、その他は夫婦の自由を満喫しましょう。貯金の分担割合は「互いの年収」に比例するわけだが……次に、貯金の分担割合についてお伝えします。貯金の分担割合の基本は、「互いの年収に比例する」のが理屈のうえでは正解です。年収の高いほうが多めに分担し、夫婦に必要な貯金額を貯めていきましょう。ただし、厳密にいえば貯金は分担するものではないという点を意識することをおすすめします。すでにお伝えしたとおり、貯金も家計管理も「夫婦で」するものです。そこには役割分担などなく、たとえ夫婦別会計でも変わりません。ヘンに分担割合を意識すると、多く負担するほうが不満に感じやすくなります。この理屈は、家事の分担と似ているかもしれません。自分が多く稼ぐ代わりに家事は多めによろしく……というのが通らないのも今や常識です。夫婦の役割分担というのは、もはや時代錯誤といえます。二人で稼いで二人で節約し、二人で貯金に励んでいきましょう。分担ではなく、家事も含めてすべては「共同作業」最近では共働きが主流になりつつあり、だからこそ同時に家事も二人でするのが基本です。不思議とお金については別会計としている夫婦も多いのですが、本来は貯金も二人の共同作業と考えるべきといえます。むしろ、二人で助け合わないと十分な貯金ができません。ちなみに、夫婦別会計の利点は「離婚しやすい」という程度です。ずっと一緒にいるつもりならデメリットとさえいえます。離婚を防ぐ意味でも財布を一緒にして、そして二人で協力しあって貯金していきましょう。毎月、夫婦で家計簿をつけ、夫婦で反省・改善していこうそして、家計簿についてお伝えします。家計簿とは日々の家計収支を記録・集計し、以後の家計に活かしていく大切なものです。むしろ家計簿がないと、家計状態が当人にも正確に分からないため、その後の家計改善も効果的にできなくなります。この家計簿を、「夫婦で」つけていくことがおすすめです。毎月の収入は各自いくらで、何にお金を使い、今月の貯金できた額や貯金総額がいくらなのかを「夫婦で」毎月確認します。そして夫婦で、今月の反省や来月の改善ポイントを話し合っていくことがおすすめです。こうすることで、常に夫婦で目標(達成具合)を把握できますし、互いにやんわりと(お小遣い以外の)お金の使い方を監視できます。当初は互いに金銭感覚が違うはずなので相手のお金の使い方が気になるでしょうが、そこは互いに理解して、最後には金銭感覚さえも合わせていきましょう。夫婦でのお金の管理が、夫婦の絆も強くする!夫婦で家計簿をつけるということは、夫婦間の経済事情がオープンになるということです。収入も貯金額も、そして何にいくらお金を使っているかも相手にバレます。これをどう捉えるかは個人差がありますが、少なくとも夫婦の絆が深まりやすいのは事実です。また、「相手が貯めていると思った」「相手が何とかすると思っていた」など、根拠なく相手を信用することも防げます。互いに夫婦の家計状態を正確に把握して、夫婦二人でがんばっていきましょう。[adsense_middle]夫婦でお金の管理ができないのは「離婚の予兆」最後に、夫婦のお金管理について大切なことを補足します。結論からいえば、夫婦でお金の管理ができないのは「離婚の予兆」という点です。離婚に至らなくても、十分な貯金ができないことも多く、いずれ家計が破綻することもけして珍しくありません。すでに触れたとおり、夫婦別会計の利点は「離婚しやすい」という程度です。別会計でなくても、たとえば専業主婦の妻が夫から生活費をもらうようなスタイルの場合、夫が十分な貯金をしていないことも往々にしてあります。全額を妻に渡す場合は、妻が貯金しない、できていないことも多いです。夫婦でお金の管理をするためには「夫婦間での話し合い」も必要ですから、これができない夫婦も同じといえます。夫婦は運命共同体ですから、共倒れや離婚にならないよう、夫婦で家計管理をしていきましょう。早めにFPに相談し、お金の管理体制を整えよう貯金とは早く始めるほどに効果的であり、遅れるほどに大変です。これは、そのための家計管理についても同じといえます。どうしても夫婦で家計管理できず、貯金や話し合いができないなら、プロであるFPへの相談が必要です。そして早めに、お金の管理体制を整えましょう。子供一人につき約1400万円、老後資金として2000万円以上のお金を貯めるのは簡単なことではありません。遅れるほどに困難になりますから、取り返しがつくうちに動きましょう。夫婦のお金管理も過去とは違う!常識は忘れて取り組もうひと昔前なら、家計は妻が握り、妻に任せておけば大丈夫というのが主流でした。しかしそれは、何となく生活をしていれば自然と貯金できた過去の話です。現代は共働きが主流であり、家事も家計管理も共同作業なのが基本といえます。過去の常識は忘れて取り組んでいきましょう。
2020年09月12日近年、日本でも共働き夫婦が珍しくない時代になりつつあります。共働き夫婦の生活費に関しては、世帯ごとに負担が違い、一概にパターン化しているものではありません。本記事では、一般的な目安としての平均相場や、夫婦それぞれの負担の割合についてまとめます。生活費の内訳とは「生活費」とは、生活にかかるすべての費用の総額であり、きちんと名前の付いたお金の集合体です。この生活費の中でも、毎月金額が変わらない「固定費」と、毎月変動する「変動費」の二つに分けられます。さらにその中で細分化されます。ここからは、それぞれの名称と役割について把握しましょう。固定費固定費とは、その名のとおり「毎月固定の費用」、つまり毎月ほぼ変わらない費用のことです。以下、固定費のうち代表的な3つをご紹介します。住居費住居費とは、賃貸にお住まいの方は「家賃」、持ち家購入で住宅ローン返済中の方は「住宅ローン返済額」のことを指します。住まいにかかる費用は、通常毎月変動しません。契約時に決めた金額を支払います。例えば、住居にかかる修繕費や維持管理費などの突発的な費用に関しては、住居費以外とするのが家計管理上わかりやすいでしょう。各種保険料各種保険料には、生命保険料、損害保険料などが含まれます。これも住居費と同じく、契約時に決めた額で変動しません。定期型の生命保険に関しては更新時に、損害保険に関しては期間満了後に保険をかけ替える場合に、それぞれ新たな保険料になりますが、その後またしばらくは一定額で固定ですので、各種保険料は「固定費」として管理します。各種ローン(車・住宅など)自動車を購入した場合のマイカーローンや、住宅購入にかかる住宅ローンなどは、月々の返済額が一定なので「固定費」です。住宅ローンを変動金利で契約している場合は、一定期間の後に返済額が変動しますが、毎月変動するものではありませんので、住宅ローンは全般的に「固定費」として管理するとよいでしょう。変動費変動費とは、毎月一定額ではないため、家計管理に少し注意が必要です。だいたい毎月同じ位の金額であっても、シーズンによって大きな出費となる費用もあります。例えば、夏場の電気代は、ほかの時期より高額である場合が多いですよね。請求が来てびっくり、思った以上に高かったという経験がある方も多いのではないでしょうか。このような「請求が来てみないとハッキリしない費用」のことを「変動費」と呼びます。変動費は「おおよそいくらくらいかな?」という予測が立てづらく、家計管理では注意しなければいけない出費です。食費食費は変動費に含まれます。とはいえ「月の食費5万円以内」などと、目安となる金額を決めているご家庭も多いのではないでしょうか。目安となる金額をあらかた決めておくことは、とてもよい管理法であると言えます。その決めた額を上回って使ってしまったのか、それとも残金を残すことができたのか、変動費とはいえ工夫をしながら管理することは十分に可能です。光熱費変動費についての冒頭でも触れましたが、光熱費は変動費の中でも季節による影響が大きい費用です。夏場はどうしても空調代として電気代がかかります。冬場の電気代も馬鹿になりませんし、ガスヒーターをご利用のご家庭では、ガス料金がかさむこともあります。通信費通信費とは、固定電話の料金や携帯料金、Wi-Fi料金などが含まれます。Wi-Fiの場合は、通信量に関わらない使い放題プランなら固定費として管理してもよいでしょう。携帯料金に関しては、あらかじめアプリやホームページ上で料金の確認ができます。こまめにチェックしておくことで、使い過ぎを防ぐことができるでしょう。冠婚葬祭費・交際費など変動費の中で最も予測を立てづらいのが、冠婚葬祭費や交際費などの突発的な費用です。お祝い事に関しては前もって準備しておくことができますが、お悔やみに関しては当然不可能です。では、どう対策をするかというと「緊急予備資金」をあらかじめプールしておくことをお勧めします。毎月数千円でもよいので、使い道を限定しない予備資金を積み立てておくことで、このような緊急の出費に備えることができます。これは、毎月の貯金とは別に管理しておくほうが安心です。子育て費用(教育費)子育てにかかる費用(教育費)は、一般的には「固定費」に含まれます。月々の学費や習い事の月謝などは、毎月一定額であるからです。しかし「生活費」という大枠に入れ込んでしまうと、子供にかかる貯蓄額などが見えづらく、把握しづらくなります。生活費とは別に「子育て費用(教育費)」として管理したほうがわかりやすいでしょう。共働き夫婦の生活費の平均相場ここまで、生活費についてご紹介してきました。ここからは、共働き夫婦ではどの程度の生活費が必要なのかをリサーチしてまとめます。以下で紹介するデータは、総務省統計局が毎月実施している「家計調査」を参考にしています。ちなみに、この調査結果のうち「消費支出」という項目が、本記事のテーマである「生活費」にあたります。[adsense_middle]平均的な収入と生活費総務省統計局の「家計調査報告」2020年(令和2年)5月発表分によると、二人以上の世帯のうち勤労者世帯(いわゆる共働き夫婦)の実収入は、50万2,403円でした。そのうち消費支出(いわゆる生活費)は28万883円でした。最新のデータでは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて消費活動が通常よりも落ち込んでいます。「8カ月連続の実質減少」と調査結果に追記されています。収入のうち6割程度が生活費共働き夫婦の家計の内訳として、生活費は約6割を占めていることがわかります。もちろん、ここまでに解説してきたとおり、生活費といってもさまざまな費用が含まれていることはおわかりかと思います。この約6割のうち、さらに固定費と変動費に分けられ、そこから細かい費目に枝分かれします。若い共働き世帯のポイント結婚したばかりの20代、30代の新婚共働き夫婦の場合でも、世帯の収入に対して生活費の占める割合がおおよそ「6割程度」というのはポイントとなります。例えば、世帯収入が30万円だとすると、生活費全体の目安として18万円以内であれば平均値であるとわかります。世帯収入に応じて実際の金額は変動する共働き夫婦の世帯収入は、世代によって変化します。若い世代では、世帯収入が2〜30万円代であることも少なくありません。反対に、50代60代の共働き夫婦の場合は、世帯収入がかなり高額となる場合もあるでしょう。一概に「生活費は毎月いくら」と決めるよりも、ここまでご紹介したように、世帯収入に応じた割合で把握することが、柔軟に家計管理を実現するためのポイントとなります。負担のない分担の割合を決めよう生活費の分担割合についてですが、大きく3パターンがあります。夫の収入ですべて支払う(負担割合=夫10:妻0)夫と妻、それぞれ一定額を出し合う(夫5:妻5)費目ごとに担当制で支払う(担当する費目によって負担割合はさまざま)①夫の収入のみで生活費支払い夫婦共働きであっても、夫の収入から生活費や各種支払いを捻出する場合、夫のみが負担することになります。妻の収入が夫の収入よりも少ない場合は、この①のパターンで家計管理をしていることが多いです。②それぞれ一定額を出し合う共働き夫婦で多いのは、この②のパターンです。それぞれ一定額を出し合って、出し合った額の中から生活費を清算するシステムです。例えば、生活費が30万円かかるとしたら、夫婦それぞれが15万円ずつ出し合い、その30万円の中でやりくりをするというものです。この場合、夫婦で決めた出し合う一定額以外のお金の使い道がわからないという点には注意しましょう。生活費として一定額さえ出せば、それ以外のお金に関してはお互いオープンにしなくてもよい、ということにもなり得ます。家計にかかる費用以外の金銭管理について、ご夫婦で事前に話し合っておくとスムーズです。③担当制で支払いをするお互いの収入に関わらず、生活費の内で支払いを担当する費目を決め、その担当している金額のみ支払うというパターンもあります。例えば、わかりやすく「固定費全般は妻が支払う」「変動費全般は夫が支払う」と決めてもよいですね。ほかにも、夫の収入が妻よりも多い場合は夫が担当する割合を増やし、「食費と光熱費は妻が支払う」「その他すべてを夫が支払う」などの分け方でもよいでしょう。負担割合も要相談共働き夫婦はどちらも収入があるということですが、働き方によって夫婦それぞれの収入に差があるのは仕方がありません。そのことも踏まえた上で、それぞれの生活費に対する負担の割合がシビアになりすぎないよう、夫婦できちんと話し合って進めていくことが大切です。当初決めていた割合にストレスがかかるようであれば、早めに夫婦で相談の場を設け、無理のない家計管理をしていきましょう。2人のお金は2人で管理しよう共働き夫婦の場合、特にどちらもフルタイムで勤務していれば、家事や育児に関してもご夫婦で協力している場合が多いのではないでしょうか。お金の管理に関しても、夫か妻のどちらか片方だけが任されるのではなく、夫婦の共有財産として「2人で管理している」という意識を忘れないことが大事です。[adsense_middle]だいたいの目標金額を決める生活費には、固定費と変動費があることをご紹介しました。固定費は、毎月一定額なので家計管理がしやすいのが特徴です。一方の変動費は、これまでの経験則(去年の同時期の出費を参考にするなど)から、だいたいの目安となる金額を設定しておくことをお勧めします。家計管理のスタート日の決め方夫婦それぞれの給料日が同じであれば、給料日をスタートとして当月の家計管理をスタートさせてもよいでしょう。給料日がバラバラである場合は、節目となる日にち(例えば毎月1日など)を決め、そこから一か月の家計管理を始めてもよいですね。実際に請求がくるまで不確定である変動費に関しては、「だいたいの目安となる金額をあらかじめ仕分けておく(予算として計上しておく)」ことで、ほかの出費に対して予算が組みやすくなります。少しでも先取貯金を変動費の予算をだいたいでもよいので計上しておくと、生活費以外のお金についても仕分けやすくなります。この一環として、先取貯金を是非お勧めします。貯金で最も失敗しやすいパターンは「月末に生活費が余ったら、余った分を貯金する」という方法です。これでは生活費が余らなかったら貯金はできませんし、不思議なことに生活費は毎月ほとんど月末にはキレイさっぱりなくなるものです。つまり、永遠に貯金ができない場合もあります。これらを防ぐためにも、生活費などはあらかたの目安でよいので先に一か月分を仕分け、月末に生活費の残りを貯金するのではなく、月初の生活費の仕分けの段階で先に貯金をしてしまいましょう。これが確実に貯まる近道です。【補足】結婚前からの貯金について結婚前からお持ちの預貯金がある場合、結婚後のパートナーに正直に話すかどうかはご夫婦の関係性にもよります。日常生活を送っている分には、特に預貯金について言う場面もないと思いますが、一般的に「独身時代からの預貯金」についてお悩みになるのは住宅購入時です。購入後の住宅は夫婦の共有財産となりますから、頭金のとして預貯金を使うかどうか、非常に悩む方が多くいらっしゃいます。共働き夫婦の場合で、例えば生活費も折半している場合などは、「住宅ローンの頭金の一部として50万円ずつ出し合う」というフラットな提案をするのもよいでしょう。共働き夫婦の生活費に関するまとめ共働き夫婦の生活費の平均の目安は、収入に対して約6割程度であるとわかりました。これを参考に、理想としては6割を切って5割に近い金額にすることができれば、家計におけるほかの支出や預貯金に回すことのできる余裕が生まれます。夫婦それぞれが、あと何年ずつ働くことができるか、勤務先の定年時期なども考慮し、それぞれの収入において負担のない割合で生活費を分担し合うことが大事です。決してどちらか一方だけにしわ寄せが来ることのないよう、じっくり話し合って決めましょう。
2020年08月20日【ママ戦記】第6話結婚前に「仕事を続けたいから、家事や育児を一緒にできる人としか結婚するつもりないの」と旦那さんに伝えた、ものうさん。 しかし、産後間もない妻をよそに、家事をせずゲームをする夫……。そしてついに、家事育児分担をかけて、戦うことに……!? 今の日本で、仕事をしながら、妊娠・出産・子育てをすることは、とても大変なことだと覚悟していたものの、想像以上に厳しい現実が待っていました。 特に産後は、血と糞尿と母乳にまみれ、ホルモンバランスの影響も相まって、戦場にいるような気分でした。そして、子どもが2歳になった今もその大変さは続いています。 毎日が戦いです。女の人が経済的に自立しながら子どもを産み育てることは、どうしてこんなに過酷なのでしょうか。 なぜそうなったのか、どうしたら変わるのか。この問題を考えるために、まず私個人が感じたことを、記録しようと思いました。このマンガが、同じような立場で日々奮闘していらっしゃるみなさんの息抜きになれたらうれしいです。 ものうはなこさんは、家事育児の分担ポイント表を制作して、見える化し、夫に提示することで、ようやく分担をしてもらえるようになりました。 妊娠中はひどいつわりと戦い、産後は不安定なメンタルに振り回され、理解のない夫に憤り、毎日育児と家事に追われる……。そんな働くママの現実が浮き彫りになる、ものうはなこさんのマンガをご紹介しました。「私も同じだ……」というママも多いのではないでしょうか。 まずは身近な夫や家族、そして職場や社会など、もっともっとママたちへの理解が広まっていくことを願いたいです。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ものうはなこ2歳男子と夫との3人暮らし。 フルタイムで働くワーママ。 妊娠・出産・共働き育児をテーマに、 日々を記録する漫画を描いております。
2020年08月18日同棲カップルや一緒に住む夫婦の間で問題になりやすいのが、家事の分担。どちらか1人に負担が偏ったり、特定の家事が滞ったりと、不満を持った経験がある人もいるのではないでしょうか。『夫婦の家事分担がうまくいくようになったひと言』コジママユコ(@cotori9)さんも、夫との家事の分担に悩んだ1人。互いの家事に対するイメージや進め方が違うため、一つひとつの細かい作業に追われるコジマさんでしたが…。夫婦の家事分担が上手くいくようになった一言 pic.twitter.com/kG70TIlFsH — コジママユコ (@cotori9) August 16, 2020 「期間限定で立場を逆にしてみる」というコジマさんの名案で、夫は全体を見ながら家事を行うようになったのです!これにより、細部まで手広く行うコジマさんの進め方と、タスクを消化するように1つの家事を徹底的にこなす夫との認識のズレが解消されたのだとか。コジマさんは「今ではむしろ私より家事をしているかも」と、率先して家事をこなす夫の様子をつづっていました。漫画には、家事の分担に悩んだ経験のある人たちから、さまざまなコメントが寄せられています。・「一度主導権を渡してみる」というのはとてもいい考えですね。・コジマさんの言葉を素直に聞き入れた夫も素敵。実践してみます!・本当に共感しかない。やってほしい家事を説明するのも労力が必要ですものね。人はそれぞれ、物事に対する考え方や受け入れ方が違うもの。しかし、同じ空間を共有する相手とは、家の中での事柄に対する認識をある程度合わせ、互いに住みやすい環境を作るのがいいのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月18日はじめにお伝えしておくと、わが家における夫婦の役割分担というのは、世の中の風向きにだいぶ反しているのではないかと思います。雑誌やTVでよく耳にする「イクメン」や「イクダン」などの言葉はどこ吹く風.…夫は仕事、妻は家事と完全にすみ分けがなされ、もはやその領域には決して踏み込まないといった暗黙のルールのようなものがありました。わが家は、夫は単身赴任で家にいないことが多く、物理的に家事をこなすことができないという状況。私は結婚以来、専業主婦だったことから特に疑問を感じることもなく、気づけば10年の月日が流れていました。それぞれに忙しいこともあり、そのことについて、話し合うこともしてきませんでした。かといって、この状況に特段、不満があったわけではありません。夫は仕事に集中できてきましたし、私は少し仕事もしていますがフルタイムではなく、ある程度の時間の余裕があります。何より夫からチェックされたり不満を言われることもなく、自由に家事ができることはかなり気がラクでした。友達に「夫は一度もオムツ(大の方)を変えたことがない」と話すと、かなり驚かれ、「あり得ない!」と同情をされることは多々ありましたが(笑)。前代未聞の事態発生!しかし、この状況を大きく変えることがこの春起こりました。今回の「外出自粛」という前代未聞の状況は、夫婦にとって、気持ちの面でも、生活の面でも多くの変化を強いることとなったのです。ずっと一緒に過ごすという初めての経験緊急事態宣言が出される前の3月から夫は在宅勤務となり、自宅で過ごすことになりました。いくら夫婦とはいえ、ほぼ24時間、それも3か月もの間一緒に過ごすのは初めての経験です。私も外へ出かける仕事はありませんでしたが、子ども達の勉強をみたり、3食準備したり、加えてオンラインでの仕事もあったので一日中ばたばたと動き回る日々が続きました。そんな中、夫の家事に加わらないという態度や雰囲気が少しずつ変わっていきました。これは想像ですが、夫が、家事に育児に仕事にいそしむ私をこんなに長時間見たのはおそらく初めてで、単純に「大変そうだな」と感じてくれたことがひとつのきっかけだったように思います。また必然的に時間に余裕ができた彼は、私のやる「完璧ではない家事」が気になりだしたようでもありました(笑)。私の適当な家事がこの時ばかりは功を奏したというわけです。YouTubeで見始めた国際結婚の夫婦の姿に驚愕私自身も時間ができたので、YouTubeで何組かの国際結婚をしている夫婦の日常の動画を観るようになりました。そこで一番驚いたのは、夫の家事や育児への参加度です。ウワサには聞いていたものの、こんなに家事育児を担うの!?と正直かなりの驚きでした。それも、どの夫婦もほぼ同じようなスタイルだったのがまさにカルチャーショック!家にいるときは、男女関係なく、家事も育児も行う姿はまだまだ日本の夫婦の姿とはほど遠いように感じましたが、それでも、私の意識を大きく変えるきっかけになりました。それはある日、突然やってきた!外出自粛生活が始まって数日たったころ、夫から「今日ベランダ掃除するわ」と言われたのがすべての始まりです。その日から、網戸、窓拭き、床掃除、玄関のタイルなどなど、ありとあらゆる場所を掃除する夫の姿をほぼ毎日、目にするようになりました。適当な私とは違って、几帳面な性格の彼は、やるとなったらとことんやります。その上、とっても丁寧で細かい!みるみるうちに家がキレイになっていきました。その達成感から、なぜ今までやらなかったのだろうと彼自身思ったに違いありません。少なくとも私は思いました。「なぜ10年もの間、私が掃除をしていたのか!」と…。この時から、掃除の大部分は夫の担当になりました。自分がやった方がキレイになって効率がよいと強く学んだようでしたし、私が掃除の能力を褒めたたえ、感謝の気持ちを表したのも、大きな理由になったのだと思います。「褒める」と「感謝」は夫婦にとって、なくてはならない要素だということを改めて感じました。得意な方がやるというスタイル今回のことをきっかけにして、「既成概念にとらわれない」ということを夫婦で学びました。「家事だから妻がやる」ではなく、家事でも育児でも、「得意な方がやる」というルールは、単純明快で、夫にとっても納得しやすかったのかもしれません。ママ友ともよく「夫が育児や家事に参加してくれない」という悩みを共有しますが、わが家においては、夫も時間があればやる、ということが分かりました。そして、夫が掃除が得意だったという新たな発見をすることができました。そして、私自身も「夫は仕事があるのだから、家事は私がやらなければ…」という妙なしがらみに囚われて、夫に頼むということをしてこなかったことに気づきました。家族としか過ごせないという究極の状況に置かれて初めて、夫に素直に頼むということができたように感じています。今回のことで、改めて夫婦の役割分担や、夫婦のあり方を考えた家庭は多かったのではないでしょうか。私にとっては、妻であること母であること以上に、「人間力」が試されたような、そんな時間でした。また、家族の大切さ、存在意義が改めて身にしみました。そして、夫の新たな一面…どんな状況でもネガティブにならないことをとても頼もしく感じたというのも本音です。掃除の担当が私ではなくなったという事実だけではなく、自分自身の気持ちの変化も忘れずにこれからも過ごしていきたいです。<文・写真:ライターよこも>
2020年06月15日産後の育児には本当に不安がいっぱいでした。私たち夫婦はお互い芸人をしていて仕事もあり、2人で協力して育児をしていくことが必須だと感じていました。だから友人がよく言っている「旦那が育児をしてくれない」「独身時代と何も変わってない」というような状況にだけはするまいと、スタートからいっしょに育児をしていこうと思っていました。きちんと役割を決めておいた方が良いのではとも思っていたのですが、仕事やら何やらでバタバタしているうちに出産し、そのままジェットコースターのように怒涛の育児が始まってしまいました。結果的に、役割を決めることはありませんでした。それもあって、「夜泣きも私しか起きないんだろうな…男の人は赤ちゃんの泣き声聞こえないって言うし…」と想像していたのですが、旦那は夜も息子の泣き声に敏感に反応してくれていました。母乳がメインの育児だったため、結果的に私は常に授乳し、それ以外のことは旦那にお任せという感じになりました。今では私以上にオムツを替えるのが手際よく、本当によく育児をしている旦那。役割を決めなかったことが意外に私たちにはうまくハマりました。もし役割をきっちり決めていたら、相手がその役割をやっていなかったときにイライラしてしまっていたかもしれません。もちろん、それなりにモメることはありましたが、今相手がこういう状況だから、自分はこうしておこうなど、自分の頭で何をしたら良いのかその都度考えることができたため、お互い能動的な育児になったことがとてもよかったです。
2020年04月08日こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが生まれると、毎日しなければいけなくなるのが家事と育児。特に育児はやることがたくさんある上に、「夜中に大泣きする」「うんちが漏れた」「昼夜逆転する」などイレギュラーなことも盛りだくさんです。 一番大切なことは「育児はママひとりですることではない」ということ。ママだけが頑張らずに、パパや家族に育児の分担を頼むことが大切です。今回は、ラクに育児分担する方法を話します。 まずはパパに育児の役割分担をしてもらう育児の役割分担を一番頼みやすいのは夫です。とは言っても「仕事」を理由にして、なかなかしてもらえないのが現状ではないでしょうか? 私の保育所でも、送り迎えをしているパパは本当に少ないです! 保育所の送り迎えはママがするもの、と考えているパパが多いのかもしれません。 また、パパが朝送ってくれたとしても、昨日から今朝までの子どもの様子を把握していないことも多いです。「昨日の夕方、保育所で微熱があったのですが、その後どうでしたか?」と尋ねても、「そうなんですか?」と逆に聞き返されたこともありました。育児をママに任せっきりにしていることもですが、ママも「パパに言っても仕方ない」と思っているのかもと思ったら、なんだか少し残念な気持ちになりました。 役割分担は2人で一緒にする「パパが子どもの様子を把握してない」ということにならないためにも、育児の役割分担は大切です。お風呂に入れるのはパパの役割にする、平日に時間が取れない場合は、休日のお散歩と寝かしつけはパパの役割にするなど、できることで良いのでパパにも育児を分担してもらうようにするのがおすすめです。 その際、パパだけママだけの意見で決めてしまうと不満がたまるので、必ず一緒に相談します。そして残業や体調不良などでできなかったときのこともシミュレーションしておきましょう。 男女の考えの違いを知って話し合う先日、スーパーで友人に会いました。2人目のお子さんを出産したてなのに、上の子を連れてスーパーにいるので、思わず「大丈夫なの?」と声をかけました。「旦那がね。“ストレスたまってるだろ。気晴らしに外に行ってこいよ”っていうの……。私は上の子をパパに外遊びに連れて行ってほしかったのに……。男の人ってわかってないよね」という話になりました。 そう、男の人と女の人の考え方は違います。ですので、育児の分担の話し合いをするときは、きちんと詳細まで伝えなければいけません。 例えば、子どもをお風呂に入れることがパパの役割だった場合。パパは「体を洗う→湯船につかる→終了」と思っている可能性があります。ママの考え方でお風呂に入るということは「お風呂にお湯をためる→赤ちゃんの着替えやバスタオルを準備する→自分の着替えなどを準備する→赤ちゃんの体を洗う→湯船につかる→赤ちゃんを拭く→赤ちゃんにおむつや服を着せる→水分を飲ませる」ここまでがお風呂に入るということなのです。 役割分担をするときは、「ここからここまでが、あなたの役割」ということをときちんと伝えましょう。 祖父母とはどう関わる? じょうずにつき合うコツ赤ちゃんが生まれると関わりが強くなるのが祖父母です。子育ての先輩である祖父母の存在は頼りになり、とてもありがたいのですが、時代とともに育児は変化しているので受け入れがたいこともあると思います。 とはいえ、やはり祖父母が近くにいると本当に助かる存在です。だからこそじょうずに付き合うコツをお伝えします。・子育ての方法が違っても否定しない・今の子育ての方法を伝える・してほしいことを明確にする・してほしくないことも明確にする・「ありがとう」を忘れない 今と昔の子育てが違うのは当たり前のこと。祖父母はそれを知らずに良かれと思ってしているだけです。頭ごなしに否定するとわだかまりが残ります。そして、「ありがとう」の感謝の言葉を忘れないようにしましょう。「面倒を見てもらって当たり前」になると、祖父母も負担に感じるようになるかもしれません。 地域の子育てサービスを利用する「ワンオペ育児」という言葉を近年よく耳にするようになりました。夫は仕事で忙しく、周りに頼れる親戚もいない、そんな場合は地域に頼ることも考えましょう。例えば、保育所の一時預かりやファミリーサポートで子どもを保育してもらうことも1つの方法です。 「仕事をしていないのに子どもを他人に預けるのは何だか気が引ける……」と考えてしまうママもいるようですが、ママがリフレッシュすることのほうが優先です。また、児童館や子育て相談などに行って、話を聞いてもらうだけでも心が軽くなります。子育てはうまくいっていないと感じると「私はダメな母親かも?」と思ってしまいがちです。そのためにも、子育ての不安や悩みを誰かと共感することはとっても大切。「私は元気! 大丈夫!」と思っていたとしても、誰かにほんの少し頼ることは心の支えになりますよ。 私は10年以上シングルマザーをしています。子どもが乳幼児で一番手がかかる時期は祖父母が元気だったので頼りっきりでした。でも、ここ数年は祖父母に頼ることができず、ワンオペ育児をしています。子どもが大きくなったとはいえ、まだまだ育児真っ最中。祖父母のように、今すぐにでも気軽に頼れる人がそばにいないのは、綱渡りと一緒だなといつも感じています。 育児の分担することも大切ですが、その前に、育児も家事も仕事も優先順位をつけて、必要のないことは「しない」と仕分けをして、ママにとって無理のない育児を心がけることも大切ですよ。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年02月28日こんにちは、ちんまいです。皆さまはご夫婦で家事分担などありますか?我が家は私が専業主婦ですので、家事は基本私の仕事でございます!しかし、、、そう、実家の自室は洋服が散らばり本が散らばり、なのに可愛い雑貨達がむやみやたらに溢れ。要するにお恥ずかしながら汚部屋‼︎ 仕事から帰って来て寝るだけの部屋だし!と開き直っておりました。お母さん今日のご飯なにー?お風呂沸けてんのー⁈実家では散々、自堕落な生活を送って参りましたが。そんな私も結婚し、パパに家事のイロハを教わったのでした。これで私も一丁前の専業主婦の仲間入り!嫌な女ですねー(笑)でもでも!自分で仕事ができるようになると、自分なりのアレンジが加わってくるじゃないですか!家事も一緒で、いつのまにか私のルールができてたりするんですよね。そして、私は自分の家事が完璧だと勘違いしていたようです。なぜなら…パパ…いやお師匠おおおおぉぉぉぉー‼︎やっぱり私まだまだ修行が足りませんでした‼︎そうなんです。 パパって私が気がつかない、というか気が回らない所にすごく敏感なんです。たぶん、気になるところが違うのかも?私は部屋を綺麗に保つことに重点を置いてしまうので、例えば引き出しの中はぐちゃぐちゃとか笑要するに見えるとこ重視!対してパパは、少し部屋が散らかってでも気にならない。でも引き出しの中は整理整頓してどこに何があるかキッチリさせときたいタイプ。最初は、私の苦手な部分を突いてくるので「なんなの?嫌がらせ?」とまで思ったんですが、純粋に気になるのでしょう、賞味期限切れたものが冷蔵庫に入りっぱなしとか笑今ではすっかりお願いしちゃってる次第であります笑。●ライター/ちんまい
2019年06月03日働くママは、朝から晩まで大忙し!それには、家族が協力して家事の分担を自主的に行うことで、キレイを保てる家をつくることが大切になってきます。ここでは、リンナイ株式会社が日本、韓国、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの計5か国の25~39歳の働きながら育児をする女性計500名を対象に、「働くママの育児事情」に関する意識調査をした結果を解説。あわせて、家族で簡単にできる生活の中の導線を利用した家事分担方法について3つ紹介します。世間の働くママの多くが、仕事のほかに家事と育児の大部分を担っています。女性のライフワークバランスというのは、先進的な社会になった今だからこそ問題点や改善点が多く挙げられるのかもしれませんね。■ ワンオペ育児だと感じている日本の働くママは6割超え!先日、リンナイ株式会社が日本、韓国、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの計5か国の25~39歳の働きながら育児をする女性計500名を対象に、「働くママの育児事情」に関する意識調査を実施したという記事がリリースされました。そこでは、ワンオペ育児だと感じている日本の働くママは6割を超えることが判明しました。プラナ / PIXTA(ピクスタ)また、育児の分担において日本は父親の分担度合が最下位でした。日本の働くママの負担は、想像以上のものだといえるのではないでしょうか。horiphoto / PIXTA(ピクスタ)■ 家族の協力は必須!働くママの家事を少しでも楽にする3つの方法!では、実際に働くママの家事の負担を楽にするのはどうしたらいいのか?ここでは3つの方法をご紹介します。1. プチ掃除セットを各所に置くkarin / PIXTA(ピクスタ)掃除は一気にしようと思うから大変なのです。簡単にできる範囲での掃除セットを各所に置いておけば、面倒くさくて大変な掃除の手間が省けます。掃除を遠ざけるのは「よくわからないし、面倒くさい」からという理由が圧倒的。また、家族全員が使いやすい掃除用具なら、気づいた人がサッと行うことができ、より快適に生活空間を維持することができるようになります。2. 個人のものは適材適所にoloktionov / PIXTA(ピクスタ)ヘアスプレー、ヘアゴム、シェーバー……家にあるアイテムというのは何かとごちゃつきやすいもの。ただ、個人で使っているものは、だいたい“使いたい場所”が決まっています。そのため身長や利き手、使用頻度などを考慮してものをセッティングしていくと、散らかりにくい収納ができあがります。ものが散らかるのは収納してあった場所に戻しにくく、結局、出しっ放しになってしまうことで散らかるという原理なのです。家族それぞれが自分で片付けをすることができるようになれば、主婦の仕事は格段に楽になります。3. マフラーやコートなどは玄関に収納し、明日の身支度は帰宅時にそれぞれで行うABC / PIXTA(ピクスタ)帽子や家の鍵、マフラーやコートなどは玄関に収納しておくことで、家族からの「〇〇がないんだけど、どこにある?」という質問を回避することができます。hilllander / PIXTA(ピクスタ)壁にフックなどを取り付けておけば収納力も上がり、ものを探す手間も省けます。■ 働くママには家族の動線やクセを見抜く“観察眼”も必要?家族全員にとっての使いやすさを追求すること。使う人の動線やクセを考えて、それぞれの“良い場所”を見つけることがポイントです。zon / PIXTA(ピクスタ)ベストな方法を見つけることができれば家事の時短化は可能ですし、結局は家事自体も楽になります。忙しい働くママが、少しでも自分のカラダを労わる時間ができますように!【参考】※リンナイ 【熱と暮らし通信】世界5カ国の「ワーキングママの育児事情」に関する意識調査
2019年02月22日今回は、共稼ぎ夫婦の家事分担の実態とその解決策についてのお話しです。夫婦間で意見が合わなくて、イライラ度の高くなることといえば、”家事分担”ではないでしょうか?なかには”お金の遣い方”、さらにお金の遣い方と直結する”子どもの教育”などを挙げる人もいますが、やはり”家事分担”を挙げる人が圧倒的に多いようです。特にこの家事分担については、共働き世帯の増加によりあらゆる議論がなされていますが、その解決策をご紹介します。■ 夫の70%以上が家事分担の割合をたった3割以下と回答ロボット掃除機ルンバのアイロボットジャパン合同会社の調査によると(全国の20代~40代の子どもがいる既婚男性600名が対象)、実に70%以上の男性が自身の家事分担の割合を”3割以下”であると回答していました。Graphs / PIXTA(ピクスタ)依然として家事については妻主体であることが分かります。夫が家事を5割担当してくれたら納得!?それとも諦めて違う方法を考える?Graphs / PIXTA(ピクスタ)さらに詳しく、家事分担の実態を見ていきましょう。■ 家事分担の不満をつくっているのは”妻”!?夫が担当している家事はいくつありますか?という問いに対しての調査結果を見てみましょう。この調査結果を見てみると、ゴミ出し、食器洗い、風呂掃除という比較的単純な家事を担当する家庭が50%を超えていますね。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)23.4%ではありますが、食事の支度をしている男性が存在することには拍手を贈りたいほどなのですが……。cba / PIXTA(ピクスタ)「”自身がこなす家事の分担量と妻が期待する家事の分担量”に関して、”夫婦間でギャップがあると思うか”?」という質問に対しては、実に67.0%もの男性が”ある”と回答しているんです。この数字を見ると、妻の抱く家事分担量の期待値は一応伝わっているように感じます。しかし、このギャップの溝はなかなか埋まらず、家事は女性主体になりがち。それは、夫の帰宅時間や勤務形態により妻の期待する家事をこなすことはまず不可能であったり、「やり方が雑!」「洗剤の量が多い!」「ゴミの分別の仕方が違う!」など、プラナ / PIXTA(ピクスタ)夫たちは妻から叱られた数々の経験があるため、本当はできる家事も妻が無意識にやらせていない可能性だってあります。確かに筆者も、頼んでいた家事を夫に担当してもらい、その仕上がりが自分の期待値より低いことがあり、「もうやらなくていい!」と言ってしまった経験があります。夫の家事への期待値をちょっとだけ下げることで家事分担のギャップは少しだけ埋まるかもしれません。つまり、7割の仕上がりでもいいから「○○をしてくれた」ことに焦点を当ててみるのです。■ 分担ではなく「家事分散」のススメ!家事分担ではっきり線引きをするとパートナーの家事のでき具合にイライラ。家事分担の線引きを曖昧にすると、夫はきっと家事をしなくなり、やはりイライラ。結局、家事分担にイライラはつきものであることは皆さん薄々感じているとは思いますが、調査によると、夫婦の家事分担量を見直すにあたり実施しようと考えていることがある男性の割合は64.4%。なかでも、”時短家電の購入や家事代行サービスなど夫婦以外に家事を託すことを検討している割合”が25%存在することに、今後の家事分担のヒントがあると思いませんか?つまり、夫と妻で分担するのではなく、パートナー以外の誰かに家事を託すのです。mits / PIXTA(ピクスタ)“家事分担”ではなく“家事分散”という考え方はいかがでしょうか。例えばロボット掃除機は”掃除機をかけなくては”というプレッシャーから解放してくれますし、乾燥機付き洗濯機があれば洗濯物を干す時間を他のことに使うことができます。Komaer / PIXTA(ピクスタ)家事代行も、”お部屋のここだけを掃除してほしい”というスポット依頼が可能であったり、サービスはどんどん多様化しています。家事分担のイライラから解放されるには、”過度な期待をしないこと”、”家事を分散してみること”にヒントがあるかもしれません。ご家庭でも一度検討されてみてはいかがでしょうか?【参考】※夫が思う家事における妻の働きは時給平均1,461円家族の時間をつくるのに取り入れたい家電1位はロボット掃除機-PR TIMES
2019年02月14日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは!imo-nakです。今回はバレンタイン企画「この人と結婚してよかった! うちのパートーナーのいいところ 」特集ということで夫についてです。家族を大事にしてくれるところや家事育児に積極的なところ…夫の好きなところはたくさんありますが、うちの夫ならではなポイントを紹介します。数年前のある休日、夫と長女ひなが早起きしていた時のこと…。え…山にいるの?!そして…また別の日には…山っ!!海っ!!早朝に思い付きで行くにはあまりにアクティブ!!!私はそもそも免許を持ってないのでパッと遠出させてあげられないのですが、例え運転できたとしてもこの発想にはならないでしょう。夫の行動力には本当に感服するのみなのです…。ちなみに私の役割は…?というと正反対の夫婦だからこそ、こうして役割分担ができると思ってます!私にはない良さをたくさん持ってる夫、これからもよろしくね!
2019年02月11日どうも、こんにちはこっさんです!みなさんの家庭では夫婦で家事分担されていますか?また、どれくらいの割合で分担していますか?今回は、私がまだ専業主婦だった頃から始まり、パートで働き出してしばらくしてからの夫婦の家事分担の話です。私がまだ専業主婦だったころ、夫が唯一担っていたといえる家事は「ゴミ出し」のみでした。もちろんゴミ出しといえば、「まずゴミを各部屋から回収することからやってるんだろ?」と思う方もいるでしょうが、いいえ違います。私が部屋中のゴミを集めまとめられたゴミ袋を、通勤ついでにゴミ捨て場まで持っていくお仕事です。まだ新婚で専業主婦だった頃の私は、夫がごみを捨ててくれることをありがたいと思っていたし、働きだしても周りの人は「ゴミ出しをしてくれる」というと「いい旦那さんだね」なんて言われるので、ゴミ出しをしているだけでも、すごくやってくれていると思っていました。ただ、私はある日気づいてしまった。パートを始めて朝が忙しくなり、自分の準備から子どもの準備、朝ごはんを作ったり、洗濯干したり、それに加えてゴミの日には夫が出発するまでにゴミをまとめていないといけない。その間、夫は私より遅く起きて自分の準備だけをし、ゆっくり朝ご飯を食べ、食べた食器はシンクに置くだけ。作られた弁当を袋に入れて、優雅に出発準備。なんか…なんかさ……。こんな言い方良くないと思うのだけどね…専業主婦時代はそこまで時間に追われることもなく、朝も優雅にできたので何にも思わなかったけど、今はパートや保育園などもあり毎日時間に追われている。私の生活は一変したのだ。だが夫は私が専業主婦の時と何ら変わりはない。それってなんか…生活がガラッと変わった私は夫に直談判した。もっと家のことを手伝ってほしいと直談判した。「かかったな…!」心の中でそう思いました(笑)夫の「やっている家事はゴミ出し」という言葉を引き出したかったのです。自分の役割分担が「ゴミ出し」だと思っているのならば、その役割を完璧に全うしてもらおうでないか!!!それから夫のゴミ出し係はガラッと変わりました…とはいかず、最初のうちはゴミの日には「今日燃えるゴミの日だよ」、「明日はビン・缶の日だよ」なんて教えていたが、その都度「ゴミの日の把握もゴミ出しする人の役割だと思う」と伝えた。夫の努力の甲斐あり、「ゴミ出し」という業務は完全に夫に委任できるまでになりました。ゴミの日の把握、ゴミ集め、ゴミ出しまで全て担ってくれています。しかし、夫の家事分担がゴミ出しだけではこっさんはもう満足できなくなったのであった…!ここから壮大な「家事分担プロジェクト」が始まるのであった!!(大げさ)つづく!
2019年01月31日皆さんの家庭では、授業参観や個人面談は夫婦どちらが行ってますか?我が家はほとんど私が参加しています。理由は、私が在宅仕事なので時間が自由になりやすいから。子供が喜んでくれるのは嬉しいですしね!しかし一昨年は、高校・中学・小学校・幼稚園と全員バラバラに通っていたので、なかなか大変でした…。運動会や発表会には旦那ももちろん参加するのですが4人分の個人面談・授業参観(高校はほぼないが、小学校は回数が多い!)何かしらの急な呼び出しなど、対応してるのは全部私です。旦那が仕事中のときは仕方ないけど、休みの日なら話は別!数分なら見てられるけど、1時間分ガッツリは飽きるらしい。そういえば夫婦で授業参観行ったときもソワソワしてたし運動会も子どもの出番以外は「お茶買ってくる!」って抜け出すことが多かった。そんなとき小学校からお手紙が…う…こういうの苦手なんだよなあ…、しかも男手のほうを求められがちだし…(草刈機を使える人が重宝されるのです)そうだ! これこそ旦那に頼んでみよう!なんと、今後の環境整備はすべて旦那が引き受けてくれることに!!お互いの苦手をフォローしつつ、私の長年のモヤモヤも消えました。この解決法が他のご家庭に当てはまるかはわかりませんが、今のところ我が家ではこの役割分担でうまくいってます!
2019年01月26日ウーマンエキサイトのコミックライターさんが、夫婦喧嘩のエピソードや乗り越え方をつづった特集 「“夫婦喧嘩”してる? 夫と私のガチ喧嘩体験談」 で、“夫婦喧嘩”についてのアンケートを実施しました。どんな夫婦にも、考え方の相違など喧嘩につながる“問題”は存在するもの。だれだって喧嘩はしたくないと思いますが、我慢が積み重なったり、疲れが溜まっていたり、“相手にわかってほしい”という気持ちでいっぱいになったりすると、避けられない場合もあるはず…。みなさんの家庭では、夫婦喧嘩にどんな方法で対処しているのでしょうか。アンケート結果から、いまどきの夫婦喧嘩事情を探ります。■まさか!“喧嘩をしない夫婦”が意外に多い!?今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしますか?」という質問をしたところ、1番多かった回答が「ほとんどしない」34%、次に「たまにする」が31%、さらに「よくする」が18%、「全くない」が15%とつづきました。Q.夫婦喧嘩をしますか?ほとんどしない 34%たまにする 31%よくする 18%全くない 15%その他2%程度の差はありますが、「ほとんどしない」「全くない」を合わせると49%。「たまにする」「よくする」を合わせると49%。つまり、夫婦喧嘩を“する夫婦”と“しない夫婦”は、ちょうど半数に分かれる結果となったのです。筆者の周りでは、ママ友と話していると「旦那と喧嘩しちゃった…」なんて会話が多いので、“喧嘩をしない夫婦”がこんなに多いとは意外でした。■喧嘩しない派:“オトナ対応”夫婦今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしない」と答えたのは約半数。夫婦といえど他人。相手にイライラしたり、相手の考え方ややり方に納得いかなかったりすることは当然あるはずです。喧嘩する夫婦から見たら、「なぜ喧嘩しないでやっていけるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。まずは、喧嘩しない夫婦の“喧嘩しない理由”をご紹介します。喧嘩を売っても買ってもらえず。(大人の対応を受け、終了〜♪) 8年間、ほとんど喧嘩はありません。夫は短気でよくイラついていますが、独り言のように一人で怒るのみ、私はそんなときに「触らぬ神にたたりなし」を実践しているからです。夫に直してもらいたいところは、最小限を、彼の機嫌のいいときに冗談ぽく伝えるようにしています。高2から付き合って29で結婚。結婚前はたまに喧嘩してたけど、結婚後はお互い「これ以上言ったら喧嘩(険悪)になる」というラインがわかり、相手に対してあまり強く言わなくなりました。結婚して14年、本格的な喧嘩は1〜2回しかないと思いますどちらかが“大人の対応”をすることで、喧嘩が回避できるというのはあるかもしれませんね。怒っているまっただ中では冷静になれず、感情に任せてひどいことを言ってしまいがち。だからこそ、喧嘩になる前で止めることで、最悪の事態を避けようというわけです。場合によってはちゃんと話し合いができないことで不満が残る可能性もありますが、これも夫婦がうまくやっていく方法のひとつなのではないでしょうか。■喧嘩しない派:すぐれた監察眼夫婦喧嘩すると、お互いに嫌な気持ちになるもの。でも、自分が抱えている不満を相手に伝えないことには、解決できない夫婦の問題もあって…。“喧嘩をしない夫婦”は、どのようにして不満や想いを伝えているのでしょうか。彼らが実践している“喧嘩にしないコツ”をご紹介します。言いたいことは素直に言う。嫌みっぽく言わない。なにか思うことあっても、夜には言わない。昼間にする。ムカついたらまず、相手を良く観察する。本当の意味を探るため。「私を困らせたいの?」、「嫌がらせ?」、「言いたいことがうまく言えてない?」、「本当は相手が困ってる?」。観察すると落ち着いて考えられて、根本的原因を除くことができ、再発防止につながります。年月がたつにつれ、理解できてムカつくことが減りました。相手の態度ややり方を「気に入らなかった」とか「こうして欲しかった」と伝えるとき、オブラートに包むと伝わらないことが判明。あまり時間をあけず、端的に「このときのアレはこう思えたから、今後はこうして欲しい」と要望として訴えることにしたところ、喧嘩にならずすむようになりました。我慢してたことが、我慢しきれなくなったとき。お互いの意見が合わなくて納得いかなかったとき。直接言うと、感情的になって言いたいことも伝わらないので携帯で文章にして送ります。旦那はいいたいこと言わないので、「そっちは?」とこちらから聞きます。それで納得して終にしてます“言い方”に気をつけること、冷静になること、相手の気持ちも聞くこと…。小さな気遣いや心がけで、もしかして喧嘩は穏やかな“話し合い”になるのかもしれませんね。■喧嘩しない派:あきらめの仮面夫婦「喧嘩をしない」と聞くと「夫婦円満なんだなぁ」と想像する人が多いと思います。しかし、今回「喧嘩をしない」と答えた方からは、「相手にあきらめているから」「喧嘩する時間や体力がもったいないから」といったコメントも集まりました。期待は、すればするだけガッカリするので、期待することをやめました。何かをしてくれれば二度手間に。やらなくちゃいけないことが増えるだけ。疲れました。人(自分以外の生き物、家族も同様)を思いやること、想像力、危機感がなさすぎます。期待をしない。これが一番。以前はしていましたが、最近はしていません。でもけっして仲が良いからではありません。喧嘩にもならないほど仲が良くないということです。何かを言えば、すぐにヒートアップしてメチャメチャ言われ、私のメンタルは崩壊。もう相手が勝手に怒り出しても、嵐が去るのをひたすら待ちます。ストレスはたまりますが、反論して長引いたり、余計傷つくよりはマシという境地にたどり着きました。読んでいるだけで、胸が締め付けられます。良い方向に進むには、どうしたらいいのでしょうか…。喧嘩をするのは、「相手との関係を良くしたい」「相手に自分の気持ちをわかってほしい」という想いが根底にあるからなんだな、とあらためて気づかされるコメントです。■喧嘩する派:朝起きたら仲直り夫婦怒りや不満を相手にぶつけてスッキリしたけれど…、どうやって喧嘩を“終わり” にするか悩んだことはありませんか? 喧嘩をする夫婦は、どのようにして仲直りをしているのでしょうか。結婚した当初は、喧嘩した次の日もなんとなく気まずく、よくメールで「昨日はごめん。」とお互いに仲直りしていました。結婚して12年、いまでは寝て起きたら普通にしておけば、あとは時間が解決してくれるようになりました。喧嘩はイヤだけど、あのとき我慢するよりも、真っ向勝負したから今があるんだと思います。いまでは家事に育児、何でもやってくれるスーパーパパです。たいていどちらも空腹、睡眠不足状態でおきるものなので(判断力の低下、余裕がない)まずはご飯を食べたり仮眠とったりする。ほぼこれをやると喧嘩自体どうでもよくなる「自分が悪くなくても、謝る」という答えもあり、毎回どちらか一方だけが謝っているとしたら、ストレスがたまるかもしれません。意外に多かった「朝起きたら終わり」というコメント。過ごす年月が長くなるにつれ、ふたりならではの仲直り方法が生まれていくのかもしれませんね。■夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるコメントを読んでいて感じたのは、夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるのだということ。喧嘩は良くないものと思われがちですが、プラスの面もあるのだと。殴り合い取っ組み合いの喧嘩をしました(笑)お互い頑固頭で譲れない性格で苦労してます。ですが、喧嘩を重ねることでお互いの距離の保ち方や接し方が少しずつわかってきた気がします。言いたいことは我慢しないで、ぶつかることも大事。どちらも我慢せずに思っていることを吐き出すようにしています。お互い自己主張が強くて謝るのが苦手なので、言いたいことを言って相手の考えを聞く。何に対して怒っているのかということを理解して、全部吐き出したところで終了しています。平行線で終わることが多いけれど、相手がどういう時やどういうことに立腹するのかということがわかれば次回から気を付けることができるように思います。どちらか一方だけが主張したり我慢したりすることがないように、それだけは気を付けています。大事なのはお互いが1つの家庭として過ごすために、ストレスや不満をためないことだと思います。自分だけがつらいと感じてしまっている場合、なかなか相手の気持ちまで考えられないかもしれません。でももしかしたら相手も、何か訴えたいことがあるのかも。喧嘩しないことが大切なのではなく、相手の声に耳を傾けて、もし喧嘩になってしまったとしても、自分の気持ちや相手の気持ちが少しでも伝われば、それはプラスとなるのかもしれません。もちろんできれば話し合いで解決できれば、ベストですが…。お互いの意見を交換することで、よりよい夫婦関係を作ることにつながるのではないでしょうか。Q. 夫婦喧嘩エピソードや、対処法、ご意見などをお聞かせください。回答数:242アンケート集計期間:2018/11/7~11/26
2018年12月13日家事分担というのはどこの家庭においても、かなりデリケートな問題なのではないでしょうか。とくに二世帯住宅の場合、ひとつの屋根の下に、メインで切り盛りする司令塔が二人いるというのは、なかなか厄介なものです。筆者の二世帯住宅に住む知り合いには、それが原因で義母との仲が悪くなったという人もいるくらいです。逆に、二世帯住宅になったおかげで家事をひとりで全部しなくても良くなり、楽になったと言う人もいます。つまり、家事分担のやり方次第で生活の質そのものが良くも悪くもなるということなのでしょう。そこで、今回は「二世帯住宅での家事分担」について、うまくいっている人たちのリアルな声を集めてきました。■ 「共有スペースの掃除」は分担してする「トイレ、風呂、洗面所の掃除は私の仕事。リビング、キッチンの掃除は義母の仕事です」(30歳/フルタイム)naka / PIXTA(ピクスタ)それぞれの部屋は自分たちで掃除するのがが基本。それ以外の共同スペースは、はじめから割り振ってしまうという潔い試みです。TATSU / PIXTA(ピクスタ)しっかりと相談した上での取り決めならばトラブルも少なくなるでしょう。ただ、相手にお任せしている以上は、お互いに掃除のやり方や仕上がりに口を出さないことも大切です。■ 「ゴミ出し」は交代制で「ゴミ出しは親世帯と子世帯で月交代です」(35歳/パート)YNS / PIXTA(ピクスタ)ゴミ出しって、とくに二世帯住宅の場合、どこまで踏み込んでいいものかどうかというのもデリケートな部分だと思います。ゴミを集めてまとめるところから行うのか、それとも出すだけなのか――。ゴミを見られたくないという人もいると思いますので、決めるときにはそのあたりへの配慮も必要です。特にゴミが多くなる月というのは、ゴミ出し作業が普段よりも大変になります。その辺りも含め、全員が納得できる落とし所を見つけるようにしたいものです。■ 「料理」の担当はその都度相談して決める「昼は時間が合わないのでそれぞれですませます。朝はいつも義母が作ってくれます。夜は基本的に私ですが、仕事が遅かったり疲れてしまったりして作れないこともあるので、そういう時は義母にお任せ。相談しながら作っているので、コミュニケーションもとれて良いです」(33歳/フルタイム)プラナ / PIXTA(ピクスタ)筆者が二世帯住宅に住む友人たちにリサーチした限りでは、料理に関しては臨機応変に、けっこうアバウトなルール決めにしている家庭が多い印象を受けました。■ 町内会の仕事は家にいる人が行う「今は義父も義母も働いているので、町内会の役員の仕事は私が担当しています。以前は私と主人が働いていたけど、その時は義母の役目でした」(33歳/専業主婦)田舎の写真屋 / PIXTA(ピクスタ)定期的にまわってくるこのお役目。町内会役員の仕事というのは、平日の昼間の時間帯に行われることが多いので仕事をしているとキツいんですよね。家にいる人に頼れるのであれば、それが最善策なのではないでしょうか。いかがでしたか?二世帯住宅において、自分たちに合った家事分担のスタイルを見つけることは、“共同生活を上手く送るための秘訣”なのでしょう。今回の記事が、少しでもそれを見つけるための参考になればと思います。
2018年11月18日総務省の調べによると、日本国内で男性が最も家事を負担している都道府県は「島根県」だという。しかし、家事の分担率はそれでも20%程度。共働き世帯が圧倒的多数を占めているにも関わらず、家事全体の85%以上を女性が行っているのが現状だ。ちなみに海外では、30%~40%程度の家事を男性が担うのはごく当たり前のこととなっていて、日本男性の家事分担率は「世界最低」レベルをマークしている。なぜ、日本男児は家事ができないのか上に挙げた調査によると、最も男性が家事をしない都道府県ワースト3は、「大阪府・和歌山県・福岡県」だという。中でも抜きんでて家事をしないのが大阪府で、分担率はわずかに6.7%。手伝い程度の家事しかしていないという結果が出ている。なぜ、日本では男性の家事分担が少ないのだろうか? その理由のひとつは、「家事のやり方を習ってきていない」ことにあるだろう。現在でこそ、中学・高校で習う「家庭科」の授業は男女共修であるが、1993~94年までは、男女別の履修科目とされ、これ以前に中等教育を受けてきた人は、小学校でごく簡単な調理を習う程度。つまり、そもそものスキルが無い・または低いのである。中には「掃除や炊事、洗濯は、女がやるもの」などと、理想の妻論を展開する、「古き良き時代」を啓蒙する男性もいまだちらほら存在する。これでは、家のことに手を出されたところで即戦力とはならず、帰って妻に手間をかけさせてしまうことも……。家事とは何を意味するものなのかそもそも「家事」とは何なのだろうか。それはずばり「快適な生活を送るにあたり、必要な用事」だ。毎日の暮らしのために必要な栄養素を”食べやすく消化しやすい”状態にする「料理」。生活を営む上で生成されるホコリや紙くず、抜け毛、排泄物による汚れなどを排除する「掃除」。身体を清潔に保つために着替える衣服を洗う「洗濯」。夫婦の間に生まれた生命を、独り立ちするまで責任をもって養育する「育児」。この基本の4つの「家事」に付帯し「ごみの収集・排出」「生活品や食品の購入」「裁縫」「家計の切り盛り」なども家事に含まれる。細分化すればさらに細かく様々な家事が存在するわけで、人々が快適に住まうために、道路を造ったり家を建てたりお金を稼いだりすることも大切だが、それと同様に、”家事”を行うことも必要なのだ。どこまでやれば家事になる?では、どこまでが「お手伝い」の範囲で、どこからが「家事」になるのか。これは、会社での役割分担と重ねてみれば自ずとわかることだろう。例えば、「あの書類まとめておいて」「これコピーしておいて」と、誰かに指示されて行う業務は「お手伝い」の範疇であり、自分の「仕事」ではない。つまり、誰かに「言われないとしない・できない」のであれば、それは「家事」ではなく、ただの「お手伝い」なのだ。妻やほかの誰かに言われることなく、掃除、炊事、洗濯、育児、それらに付帯したことを行って初めて「家事をしている」と胸を張って言えるのである。むろん、妻のサポートが無いと出来ない「家事」もまた「手伝い」の範疇でしかない。「洗濯しようとしたけど、洗剤がなかったからできなかった!」……そんな無能な言い訳が、会社で通るか否か、一度会社での業務に置き換えてみると分かりやすいだろう。いかがだろうか。これまで家事をしているつもりで、ただの「手伝い」しかしてきていないようであれば、今すぐにでも「家事」に昇格させることをおすすめする。でなければ、孤独な老後が待っているかも……。PHOTO/Fotolia
2018年09月12日はじめまして!スガカズと申します。2歳〜11歳の、三男一女のママをしております。よろしくお願いいたします!今回は、共働き夫婦の家事について書かせていただきます。ママだって、休日ぐらいは休みたい!平日にできない家事を休日にまとめてこなすのは、共働き家庭によくある光景ですよね。なかなか短時間で終わらせることは難しいですし、せっかくの休日なのだから、家族と楽しく過ごしたい気持ちはありますよね。わが家は夫婦同じ職場の共働き家庭 です。平日は会話をする時間もあまりありませんが、土日は旦那がいるので、掃除や布団干しをお願いしています。実は家事の分担に成功するまでにたくさんの失敗をしました……!わが家の事例を過去の失敗例をふまえて紹介したいと思います。ここで言う成功の定義は、「お互いに満足感が得られるか」 です。失敗例その1:やってほしいことを言う旦那は苦手なこと以外は頼めばやってくれます。ですが、顔や態度でなんとなく乗り気ではないことがわかります。頼んだ瞬間、明らかにテンションが下がっている んです。(笑)私はそれを見て、お願いするのが億劫になり、お願いしないで自分で全部こなすことになってしまいます。結果、心の余裕がなくなってしまい、ささいなことがきっかけで大爆発ーーーーッ!!キャパシティのなさたるや……!!失敗例その2:担当を分ける夫婦で話し合い、洗濯物をたたむ仕事をお願いすることになりました。ですが家事が後手にまわり、その間も積みあがっていく洗濯物の山!せっかく家事の分担をしたのに、夫婦で日曜日の夜にたたむ なんて、本末転倒もいいところでした……。(泣)※現在はハンガー収納に変えたので、洗濯物をたたむ仕事はなくなりました。家事の分担がうまくいかない原因を考える失敗を重ねるうちに、ある問題に気づきました。うちの旦那は「家事ができない」訳ではなく、「家事をする意欲がない」ということを……。好きじゃないことって、モチベーションが上がらないですよね。それなら、率先してやりたいと思うようにすればよいのでは?私が旦那にやったことは、たった一つ です。土日の中で3〜4時間程、自由な時間を提供する旦那が自由時間を得る条件は、「お願いした家事を先に終わらせること」です。これなら、家事をこなす理由が明確になりますよね。旦那が使いたい時間はだいたい土曜日の昼間なので、午前中にパパッと終わらせてくれます。お陰で「いつ終わらせるの?」 と、モヤモヤする場面に遭遇することもなくなりました。予想以上の効果でHAPPY……!決まった家事さえ手伝ってくれればいいやくらいに思っていたのですが、この作戦は予想以上の効果がありました!・自由時間を得たことで、旦那の機嫌がよくなる。・帰ってくる時に、自分のお小遣いでお土産を買ってくれるようになった。・私自身の自由時間も作りやすくなった。(月1/2〜3時間)----------以上です。いかがでしたか?旦那さんが喜ぶことは人それぞれ。わが家はたまたま、「時間」 を提供しただけに過ぎません。家事は管理する人や周りの家族が過ごしやすければよい訳ですから、手を抜いたってOK!がんばり過ぎてストレスをためるくらいなら、旦那さんにパスするかやらない選択肢もあり!ただでさえママはマルチタスクですから……!家族みんなが無理のない形で過ごしていきたいですね!最後まで見ていただき、ありがとうございました!●ライター/スガカズ
2018年09月10日こんにちは、猫ライターの乙美亜十です。今回は夫婦で上手に家事育児を分担する方法 について私たち夫婦の経験を元にご説明させていただきたいと思います。お互いの隙間時間を使い協力して家事と育児をすれば、効率的に終わらせることができます。早く家事と育児が終われば自由な時間を確保できますし、夫婦の時間を楽しむこともできます。ぜひパパ、ママ問わずご覧ください。分担図を制作する男性は視覚化されることで物事を認識しやすく なります。そのため、家事育児を分担するときには分担図を制作するのがおすすめです。パパが気付いていない小さな家事や、パパの見ていないところでおこなっている家事も事細かに書き出してお互いがわかりやすい形にしていきましょう。我が家の例であげると「ベランダの掃除」「トイレ掃除」「保育園のお手紙チェック」「皮膚科や歯医者など子供の通院」「寝る前の絵本読み」など、隙間時間におこなっている家事や育児も事細かに書きました。視覚化することで、私がどのような家事をおこなっているかをわかってもらえました。逆にパパも私の気付かないところで、さまざまな家事をしてくれていることにも気づかされました。分担図を制作することで、お互いの知らないところで頑張っているというのがわかったほか、お互いに無理に家事や育児をおこないストレスを抱えている事実も浮き彫り になりました。苦にならない家事や育児を任せる分担図を見ながら、家事や育児を実際に分担していくときに注意をしたのが「パパにとって苦にならない家事や育児を任せる」 ということです。我が家のパパはもともと家事や育児を手伝ってくれようとはしていましたが、仕事が忙しいのと掃除が大の苦手で掃除をお願いしても、長続きしないのがわかっていました。せっかく分担したのに、途中で面倒になり結局私がやるようになっては意味がありません。そこで、嫌いな掃除は一挙に私が引き受けることにしました。代わりに、パパが好きな子供のお世話は任せることにしました。帰宅後の子供の相手はもちろん、休日にたまった掃除を私がおこなう間は子供を公園に連れて行ってもらうなど、とにかく子供と遊んでもらうようにお願いしました。その他にも、ゴミ出しや日用品の買い出しもお願いしました。基本的に子供が大好きなパパで、休日は子供と片時も離れたくないタイプだったので子供と一緒に楽しんでできる家事も時々お願いするようにしました。我が家の場合は、パパが子供好きなためこのような分担になりましたが、料理が好きなパパなら土日に一週間分の夕食を作り置きして冷凍してもらうなどして、料理全般を任せる分担にしてもいいでしょう。買い物が好きなパパなら買い出しはパパに全て任せるようにすれば、その分自分は他の家事ができるため結果的に時短に繫がります。家事を分担するときは、パパが苦にならない家事をチョイスして分担してあげることが長く家事シェアを継続させるコツ なのです。お互いに愚痴を言わない家事を分担する中でもっとも大切なのが、お互いに家事に対しての愚痴を言わない ことです。一度分担を決めた家事ならば、どれだけ疲れていてもどれだけ邪魔くさいと思っても愚痴を言わずに黙々とこなすと最初から決めましょう。何なら、分担を決めるときに紙に「お互いに愚痴を言わない」という言葉を書いて目につくところに貼りだしていいでしょう。疲れているのに家事や育児をするのは誰だっていやですし、代わってもらえるならばぜひ代わってもらいたいと思うのが当然です。それはパパだろうとママだろうと気持ちは同じです。だからこそ、お互いに愚痴をいい合い雰囲気が悪くなるのを避けることが肝心です。愚痴を言いたくなる気持ちもわかりますが、それは相手も一緒だと思ってグッと我慢し他の楽しい話題をいうようにしましょう。さらに、パパの帰りが遅かったり、どちらかが体調不良だった場合に、代わりに家事をすることについても愚痴を言わないように心掛けましょう。どちらかが代わりに家事をやってあげた、やってあげなかった、と嫌味のように言い出したら喧嘩の原因となることもあります。そのかわり、家事を代わりにやってもらったら何かを言われる前に先にお礼を言うようにし、何も言わなくても相手の家事を一つ代わってあげるというルールを決めました。例えば、パパの帰りが遅くて子供の寝かしつけを代わってあげた場合、パパは帰宅後に私がやるべきだった家事を手伝うという具合です。お互いがお互いを気遣う心をルールとして取り入れることで、気持ちよく家事と育児を行えますし夫婦間の雰囲気も悪くなりません。もし、その日に家事を代わってもらえかなったとしても、違う日に自分の家事が代わってもらえると思えば、少々家事と育児に追われて自分の時間が持てなくても心に余裕が生まれます。家事の担当を決めたとしても、忙しい現代人ですから思うようにできないこともあるでしょう。そんなときでも、家事を代わりにやってもらったら自分も代わりに相手の家事をやってあげる気持ちを忘れなければ 円滑に家事をすすめられますよ。----------いかがでしたか?我が家は家事の分担を決めてはいますが、パパの仕事が忙しい時期や、私の体調が悪いときによって家事が分担図通りにおこなえないこともよくあります。そんなときは、相手を気遣い代わりに家事をやってあげるだけではなく、やってもらった方もそのままにするのではなく、後日に家事を代わってあげることを実践しています。そうすることで、片方ばかりが家事や育児をするということは回避できますし、何よりも「今日は家事も育児も一人でやったけど、後日家事をやってもらえるから自分の時間を持てる」という目標を持てます。家事や育児をしていてつらくなるのは、終わりが見えず立ち止まる暇が持てないことです。せっかく家事の分担を決めるなら、お互いに嫌いで長続きしなさそうな家事は避けるようにするのと、代わりに家事をやってもらったときの行動についてもしっかりと決めるようにしましょう。●ライター/乙美亜十●モデル/藤沢リキヤ,福永桃子
2018年07月18日共働き夫婦が揉める原因のひとつ、家事分担。お互いが不満なく分担することは、なかなか難しいものですよね。実際、共働きの夫は専業に比べて積極的に家事に参加しているのでしょうか。夫婦の働きかたによる家事分担の割合や、家事をうまく分担するコツについてお話します。 家事の負担は妻に偏っている「家事分担」と聞いて、多くの人がイメージする分担方法は、家事ごとに役割を決めることではないでしょうか。ゼクシィが191人の新婚夫婦を対象に行った調査でも、実際に家事分担を項目で行っている夫婦が多いそう。また、分担になった経緯は「自然とそうなった」が約8割を占めています。家事項目ごとに、夫と妻どちらが主な担当になっているのかを調べた結果、夫が妻よりも担っている割合が多い家事は、以下のとおり。ゴミ出し夫61%妻25%両方12%家具家電の修理や検討夫59%妻9%両方31%反面、毎日の家事の中で「頻度が高く時間がかかるもの」に関しては、ほとんど妻が担っている様子。炊事夫6%妻86%両方7%掃除夫10%妻73%両方17%洗濯夫12%妻67%両方20%上記は共働きと専業が合わさった数字ですが、この「夫の担っている家事」と「両方が担っている家事」の合算を夫婦の働きかた別に見てみると、以下のとおりになります。専業と比べて分担の割合は増えるものの、トイレ掃除・洗濯・掃除・食材などの買い物・炊事といった頻度が多く発生する家事は、やはり妻に偏りがちです。これでは、家事分担に不満を持つ妻がいても仕方がないのではないでしょうか。 共働き夫婦が家事をうまく分担するには?共働きでも、つい妻に偏りがちになってしまう家事分担。夫婦喧嘩の原因にもなってしまう分担をうまく決めるにはどうしたら良いのでしょうか。得意不得意で分担を決める家事分担を簡単に進める方法のひとつが、夫婦それぞれの得意不得意で決めること。得意な家事や好きな家事は、イヤイヤやらないで済むので効率が良くなります。得意・好きな家事が夫婦で異なるなら、平和的に分担が進められそうですね。夫婦によってはあえて担当を決めずに、好きな家事をこなすというパターンがうまくいく場合もあります。お互いが気づいたときに動けるタイプであれば、こうした方法も良いでしょう。家事の分担表を作ってみる口約束を防止し一目瞭然にするために、家事の分担表を作ってみてもいいでしょう。注意したいのは、夫と妻で家事に対する認識が異なるケースがあるということ。たとえば「炊事」。妻は「料理のついでに減っている調味料を足しておく」「後片付けがしやすいように考えながら調理をする」という項目も含んで考えていることに対し、夫側は「料理する」だけになっていることも多いです。こうしたこまごました家事は、「名もなき家事」として話題にもなっています。分担表を作る場合は、夫婦で認識を揃えていくことも大切です。名もなき家事がチェックできるアプリもご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。> アプリで名もなき家事が一目瞭然!夫婦のリアルな感想1日のタイムスケジュールを作ってみる食事後、シンクに食器が放置されたままなのに、食器洗い担当のはずの夫はスマホでゲームばかり。不満に思いながら結局妻がやってしまう。ただ、夫は実はあとでやろうと思っていた……なんていうことも、お互いの意思疎通ができていないと起こりがちです。時間割のようにギチギチしたものでなくていいので、夫婦がそれぞれタイムスケジュールを組んで開示しておくこともひとつの方法ではないでしょうか。ただし、スケジュールはあくまでも目安。ルールに縛られすぎて夫婦間がギスギスしてしまわないようにしてくださいね。便利家電に頼ってみるお互いが仕事で忙しいのなら、便利家電を取り入れてみることもおすすめです。また、時間だけではなく、お互い苦手であったりやりたくない家事があれば、家電で代用しても良いかもしれません。食洗機やお掃除ロボット、ドラム式洗濯機など、便利なものがたくさんあります。> 賃貸OK!据え置き型食洗機を比較して我が家の一台を選ぼう> どれがいいの?ロボット掃除機を徹底比較家事をアウトソーシングしてみるもっと家事負担を軽くしたい!という共働き夫婦は、家事のアウトソーシングを検討してみてはいかがでしょうか。家に来て掃除や洗濯、作り置きおかずを作ってくれる家事代行サービスのほか、ごはんを宅配してくれる宅食サービスなど、現在では多種多様なサービスが利用できます。>家事代行サービス初心者向けに代表的な3社を比較してみた>忙しいときに利用したい!食事宅配サービス3つを比較 家事分担においてもっとも不満が溜まる原因は、「やってもらって当然」という態度を相手にとられている、と家事を主に担っている側が感じてしまうことではないでしょうか。ゼクシィの調査データには、「わたしの方が家事はやっているけれど、いつも“ありがとう”を言ってくれるから不満はない」というコメントも。「ありがとう」の一言があるだけで、「やってもらって当たり前だとは思ってないよ」という気持ちを伝えることができますよ。お互いに「いつもありがとう」の気持ちを忘れずに、助け合って生活していきたいですね。参考:ゼクシィカップルのホンネ通信
2018年04月30日既婚の働く女性199人から集まった家事分担についてのアンケート第3弾は、家事分担の決め方をアンケート。夫にやってほしい家事も聞いてみました。(前回のアンケート結果はこちら現在の分担に満足してますか?・妻と夫の家事分担の割合は?)夫婦で家事担当は決めている?決めずに、できるときにできるほうがやる43%家事の内容で決めている42%そのほか11%曜日により決めている4%この家事をやってもらえたらいいなと思うものは?※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/2/21〜3/13有効回答数:199人分担は決めずに、できるときにできるほうがやる?それって結局…「決めずに、できるときにできるほうがやる」が43%で1位となった今回のアンケート、2位は僅差の42%で「家事の内容で決めている」となりました。家事の内容で決めている人のなかには、結局ほとんど妻側がやることになったから決めたという人も。逆に、決めていてもやってくれないとイラっとするから決めなくなったという人も。夫婦それぞれ、2人のライフスタイルや性格で、上手に折り合いをつけていることがうかがえました。やってほしい家事の上位は食事作り、風呂掃除、食事の片づけとなり、どうしても毎日やらないといけない家事をやってほしいと感じる人が多いようです。お互いの譲れないものが決まっていたので、私は料理、夫は洗濯、掃除は気がついたほうがやるルールでスタート。掃除については、相手のやったことに一切文句を言わない約束なので、大事なものを捨てられても、散らかしておいた自分が悪い、で片付けられてしまうため、お互いにそれなりにこまめにやるようになりました。 相手の家事には一切文句をつけない、何かをしろとは言わない、というのがうまくいく秘訣だと思っています(ヒトミネコ/41歳)夫は家事をやってはくれますが、水回りだけは断固として手をつけないので、私が水回りをできないときは食器がシンクにうず高く積まれます。食洗機を買ったら食べ終わった皿を食洗機に入れるところまではやってくれるものなのだろうかと思案中です(こう/35歳)分担するものは家事だけでなく、子どもの学校のことや地域のことまでいろいろあります。 夫は家事はやってくれますが、子どものことや地域のことに関しては全く関わってくれないので、全て私が動くことに。 そりゃあ、入学式・卒業式・運動会は行きますけどそこに私がいないはずがないし…。 平日の授業参観や、部活の車出しにも行ってほしい(みっきーまうす/46歳)トイレ掃除をしてほしい。飛び散りなど、主に汚すのは男性なので(戸田/41歳)以前、私が洗濯機のほこりフィルターを掃除している姿を見て「そんなところも掃除するんだ」と感心していましたが、今は旦那様が率先してやってくれています。助かる〜(ちくわ/45歳)ご飯は私が必ず作るようになっていて、皿洗いや風呂掃除、洗濯を回してくれたりと、かなり積極的にやってくれるのですが、 皿がきれいに洗えていなかったり、洗濯の干し方が悪くシワシワのままと惜しいところがたくさんあります…。そこにイラっときます(笑) やってもらっているので口出しはあまりしないようにしてこっそり手直ししています(ゆっちゃん/29歳)料理を作ってくれるときがあるけれど、材料費のこととか諸々かかると思うと簡単にお願いできないです。おいしいけどこだわりの料理って日常ではなかなか厳しいなぁと思います(葵/30歳)「今料理してるから、その間に○○しておいて」など、自分もやってるから、あなたもね、という感じでお願いする(Y.T/30歳)最初は、「できるほうがやろう」と言っていたが、結局、私ばかりがするはめになるので、家事内容で分担をした。最初は旦那が掃除担当だったが、サボって全然しないので(結局私がすることになるので)、サボれない食器洗いや曜日ごとのご飯作りに変更。いちいち大げさに褒めてあげないといけないのが、かなり面倒(すわ/50歳)結婚前まで実家暮らしだった夫は家事をしなくて当たり前という感覚なので、せめてご飯前の食器の準備や後片付けの食器洗いは率先してやってもらいたい…。あまりに手伝ってくれないので皮肉を言ってケンカしたり泣いたりしてやっと自分の食器は洗うという習慣をつけつつありますが、どうしてもサボりがちで結局は私が洗うことになります(はかまっこ/38歳)編集部VOICE分担を決めたことはないけれど、夫婦で得意(好き)な家事が違うので自然にやっていますこの家事をやってもらえたらいいなと思うものは?他のランキングもCHECKする夫に、この家事をやってもらえたらいいなと思うものは?食事作り22%風呂掃除20%皿洗いなど、食事の片づけ19%部屋の掃除18%ゴミ出し10%そのほか10%洗濯1%妻と夫の家事分担の割合は?他のランキングもCHECKする※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/2/21〜3/1有効回答数:199人
2018年04月19日既婚の働く女性199人から集まった家事分担についてのアンケート。今回は家事分担の割合を聞いてみました。(前回のアンケート結果はこちら現在の分担に満足してますか?)妻と夫の家事分担の割合は?妻90%、夫10%26%妻70%、夫30%17%妻80%、夫20%16%妻60%、夫40%13%妻100%11%妻50%、夫50%10%夫60%、妻40%3%※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/2/21〜3/13有効回答数:199人1位は「妻90%、夫10%」という結果に。では、満足度の違いと境界線は?「妻90%、夫10%」がトップとなった今回のアンケート。子どもの有り無し別に見ても結果は変わらず、ほとんどを妻側である働く女性が担当している家庭が多いみたい。また、上位は全て妻側の分担が多く、6位で半々に。ちなみに、夫100%を選択した人は0人。「家事=女性がやること」という概念が強いことを再確認する結果となりました。家事分担の満足度との関係を見て見ると、「とても不満がある」と答えた人の80%以上が妻が家事を最低80%以上やっていると回答。「まあ満足している」人は「妻60%、夫40%」、「とても満足している人」は「妻50%、夫50%」が1位となりました。どうやら満足の境界線は、60%程度のようです。この結果、どう思いますか?稼ぎの金額が6:4なら家事は4:6。家事をやりたくなければ稼ぐ。 仕事を辞めたければ旦那に出世してもらい倍以上稼いでもらうよう家事をやりサポートする。ただ子育てだけは子どもがママじゃないとダメなことが多く、なかなかうまく分担できないのが不満(ゆっち/29歳)お互いフルタイムですが、家に帰ってバタバタしてるのは私だけ。旦那はテレビ見て携帯ゲームをしているのにイライラ。子どもと遊ぶとか、お風呂掃除して沸かすとか、洗濯物をたたむとかしてほしいです(コロママ/40歳)主人が入社3年目で私より給料が少なかったから、私が仕事を辞めることが前提になかった分、家事は積極的にやってくれました。今もそのまま変わらず大変満足しています(tamasuke/49歳)夫は毎日残業してくるからか家事免除だと思っていてほとんどしない。言わないとしてくれない。仕事は自ら動いているであろうにもかかわらず家事はなぜそういうふうにできないかとても不思議。家事は妻の仕事なんだろうかと常にモヤモヤしています(つちのこ/38歳)通勤時間が私が1時間、夫が30分なので、同じ時間に起きて、私が顔を洗って化粧をしている間に、夫がご飯を作る。一緒に食べ始めて、私が先に仕事に出て、夫が片付けて、仕事に出掛ける。私は通勤時間が違うから、当然と思ってるけど、人に話すと異常にうらやましがられるか、引かれる。母にはあなたが30分早く起きなさいよ。と言われるが、睡眠も仕事を続ける上で大事だと思う(ゆら/31歳)私の性格上、結局早くことを済ませたいので気付いたら全部自分でやってしまっていると後悔してます。 お互い疲れて帰ってきて、さらに食事作り、皿洗い、片づけ…。子どもがいたら、どうなってしまうのだろうと感じます。一度、家出してみて、どれだけ大変なことか理解させてみるのもいいかもしれません。あとは、マメな男性を探すことに尽きるかもしれません。人は基本的に変わらない生き物(どるねーど/36歳)結婚当初から言い続けて、ここ1年でようやく自らやるようになった。それまで7年かかった。本人はちゃんとやってる、と思ってるようだけど、全体的な家事の2割程度しかやってないんですけど?それ以外私がやってる現状に、不満がないはずがない。これで子どもができたら、妊娠〜出産〜子育てがプラスされるかと思うと、女性の負担が多すぎて不安しかない(むむっ。/39歳)わが家の場合は、旦那さんのほうが気が付いて手伝ってくれます。夕食は私が作ることが多いですが、帰り際に電話で必要な買い物がないか、夕食をどうしようか聞いてくれたり、作っている間に自然と洗濯物を取り込んでたたんでしまってくれたり。私が残業で遅めの帰宅の時は魚を焼いたりワインを準備して待っていてくれます。週末は朝ごはんとコーヒーを作って起こしてくれたりします。食器を洗ったりしまったりで夫婦で違う方法があっても感謝はしますが、文句は一切言いません(南国♪/45歳)共働き(フルタイム)でも夫のほうが断然帰りが遅いので、負担割合が多くても当たり前だと思っている。うまくいく秘訣は、例えば洗濯物を干すのを手伝ってくれたとき、干し方が気に入らなくてもその場では文句は言わず、時間をずらして黙ってやり直す(ひなりんこ/42歳)新婚なんですが、結婚前のほうが掃除や料理など手伝ってくれましたが、今は全くです。初めは頑張ろうと思ってやってますが、いつまで続くか不安(みぃ太郎/34歳)旦那さんがフルタイム、自分はアルバイトなので自分ができる限り頑張ってます。旦那さんが風呂掃除やトイレ掃除をやってくれたときは褒めたり、好物を用意してあげるとまたやってくれるようになりました(ももんが/35歳)編集部VOICE共働き夫婦で家事が半々と知ると「旦那さん、すごいなー」と言うのは既婚男性が多い気が…。気のせい?
2018年04月12日以前に比べて、夫婦間での家事分担が進んでいる今日この頃。そして、夫婦の家事分担が進むとともに、なかなか表に出ず認識されにくい「名もなき家事」が注目されるようになりました。名もなき家事といっても内容はさまざまですが、今回のテーマはただ手を動かすだけの家事ではなく、頭を使って行う「考える家事」。考える家事の実態と、考える家事の負担を夫婦で共有するコツをご紹介します。 1. 「考える家事」とは?考える家事というとまず「毎日の献立決め」が思い浮かびますが、ほかにも考える家事はたくさんあります。毎日の家事はそのときの状況に大きく左右されるので、その都度柔軟に対応しなければなりません。洗濯の場合洗濯なら、洗濯機を回す・洗濯物を干す・取り込む・畳む・片付けるという一連の作業にかかる時間を前もって予測する必要があります。そして、家族の予定や他の家事に支障が出ないようスケジュールを組んで行動しなければなりません。洗濯のスケジュールは、そのときの天気・気候や洗濯物の量・種類に大きく左右されます。天気が悪い日などは部屋干ししなければなりませんし、洗濯物の量が多ければ洗濯機を回す回数も増えるでしょう。掃除の場合掃除にも、考えるべき要素はたくさんあります。たとえ家の間取りが同じでも、生活スタイルや家族の価値観によって掃除のやりかたは変わります。毎日使う場所・汚れやすい場所はこまめに掃除する必要がありますし、普段あまり使わない部屋は掃除の頻度を減らしてもよいでしょう。掃除を始める前に、まず掃除する順番を考えなければなりません。たとえば台所のコンロを掃除した後にコンロの上の換気扇を掃除してしまうと、せっかく掃除したコンロに換気扇の汚れが落ちてしまう恐れがあります。掃除する場所や汚れの種類に合わせて、道具・洗剤を使い分けることも大切です。また、家計のやりくりも考える家事のひとつです。家族の収入やライフプランに応じて、毎月の支出(食費・光熱費・おこづかいなど)や貯金額の配分を考えなければなりません。 2. 考える家事に対する夫婦間のズレ共働き夫婦の増加によって、妻だけでなく夫も積極的に家事をする家庭が増えてきました。また家電・家事代行サービスの発展によって、手を動かす家事(あまり頭を使わずにできる家事)の負担は以前より少なくなっています。しかし、フルタイム共働き世帯をターゲットとした調査では7割近くが「家事負担は妻メイン」と回答。そして、考える家事の負担も妻に偏っているのが現状です。考える家事にかかる時間既婚男女をターゲットとした別の調査では、妻の平均家事労働時間は1日あたり約150分という結果が出ています。また、1日の家事時間の43%を考える家事が占めています。つまり、1日あたり約1時間を考える家事に費やしている計算になります。考える家事に関する夫婦間の認識妻の44%は、「夫は考える家事の存在を認識していない」と感じています。一方、夫の83%は「妻は考える家事をしている」と回答しています。考える家事について、夫婦間の認識に大きなズレが生じているんです。 3. 考える家事の具体的な負担内容と、夫婦で共有するコツここでは、考える家事の中で最もウエイトが大きい「毎日の献立決め」にスポットを当ててみましょう。食事は毎日しなければならないものであり、家族の健康にも直結します。そのため、献立決めは考える家事の中でも特に手を抜けないものです。なぜ献立決めが苦手な人が多いのか?責任重大な毎日の献立決めですが、夕飯の献立決めが苦手な人は男性で40.6%、女性では61.6%にものぼります。その理由は単なるレパートリーの少なさだけでなく、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。食材の旬・値段や賞味期限多くの生鮮食品には旬があり、そのときの気候や作物の出来具合などによって価格も変動します。ムダな食費を減らすためには、なるべく安い食材を使って献立を決めることが重要。すでに家に食材があるなら、古くなって食べられなくなる前に使い切りたいものです。家族構成・家族の好みに合うかどうか家族に子ども・高齢者・食物アレルギー持ちの人などがいると、その人に合わせた献立を作らなければなりません。家族の好みがバラバラな場合、不公平にならないようおかずの種類を増やすかローテーションを組んで献立を決める必要があります。栄養バランス家族が好きだから・作りやすいからといって似たような献立が続くと、栄養バランスが偏ってしまいます。しっかり栄養を摂るためには、さまざまな食材をまんべんなく使う必要があります。そのとき料理に割ける時間仕事が忙しい人や小さい子どもがいる人にとって、手の込んだ料理を作るのは難しいでしょう。そのような場合は、いかに短時間で作れるかも重要です。時間が経っても美味しく食べられるかどうか帰りが遅い家族がいるなら、時間が経っても美味しく食べられる献立が便利。お弁当を作る場合は、前日のおかずの残りを活用すればお弁当作りの手間を省くことができます。 4. 考える家事をひとりで抱え込まないために家事をメインで行ったことがない人にとって、考える家事の負担は実感しにくいもの。また、パートナーの家事の負担を理解できている「つもり」の人もたくさんいます。考える家事の大変さをパートナーと共有するためには、まず考えるべきことは何か・何がどのように大変かなどをはっきりさせ、相手に伝わるように説明しましょう。口だけで説明しにくければ、箇条書きやイラストにするのも有効です。自身が置かれた現状を見つめ直し整理することで、無意識に感じていたストレスや不満にも気づきやすくなるでしょう。パートナーに意見を聞くときは、尋ねかたを工夫する献立決めにおいてありがちな不満に「パートナーに何を食べたいか聞いても『何でもいい』としか言われず、料理にやりがいを感じられない」があります。しかし、聞かれたほうの立場になって考えてみると、いきなり「今日は何食べたい?」とだけ言われてもなかなかアイデアが浮かばないと思いませんか?「今日は○○か××にしようと思うけど、どっちがいい?」と選択肢を提示したり、「買っておいた魚を早めに食べてしまいたいから、今日は魚料理にしたい」というように献立決めの理由を付け加えたりすると、パートナーも意見を出しやすくなるでしょう。考える家事自体の負担を減らす工夫定番の献立を組み合わせる家族の好みに合わせて定番の献立をいくつか決めておき、大まかにローテーションを組んでおきます。同じような食材でも、調理法や味付けを変えるだけでずいぶん印象が変わるでしょう。食材宅配を使う食材宅配サービスの中には、あらかじめ決まった献立に合わせて食材を届けてくれるものがあります。毎日利用しても飽きないよう工夫されており、その日使う分だけの食材が届くので食材ロスの心配も減らせます。 家事をメインでやった経験がない人にとって、「考える家事」の負担は想像しにくいものです。考える家事を夫婦間で共有するためには、家事を進めるために考えることは何か・考える家事がなぜ大変なのかをわかりやすく整理してパートナーに伝えましょう。現状を整理することは、あなた自身のためにも大いに有効。考える家事がなぜ大変なのかわかれば、負担を減らす工夫もしやすくなるはずですよ。参考:【家事シェアの新課題】家事時間1日平均150分のうち、43%もの時間を占めるのは、パートナーに理解されづらい「考える家事」夫と妻の料理に関する意識調査手抜き”許せない家事1位「料理」も、7割が「レシピ検索すら面倒」「夕飯何食べたい?」が持つ理不尽さと、ベストな返答の考察「考える家事」と「行動する家事」がヒント! 「夕飯づくり」で考えるモヤモヤしない家事分担法共働き夫婦の家事分担調査(2017年)。夫の家事分担率は平均30%
2018年04月09日今回は、既婚の働く女性199人にアンケート。現在の家事分担に満足していますか?現在の家事分担に満足してる?まあ満足している31%とても不満がある24%少し不満がある21%とても満足している17%どちらでもない7%※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2018/2/21〜3/13有効回答数:199人育児は家事じゃないと思っている男性多数!?「まあ満足している」が1位も、みなさん言いたいことがたくさんあるみたい「まあ満足している」が31%で1位となった今回のアンケート。でも、子どもの有り無し別に見ると、子ども有りの人は「とても不満がある」が32%で1位という結果に。子どもがいるかいないかで、満足度に差があるよう。コメントの中でも家事はやってくれても、子どものことをやってくれないという声が次々と。男性の中では育児は家事ではないから、やる必要が無いのでしょうか?ほかには夫のほうが帰りが遅い、夫のほうがお給料が高い、だから自分がやることになるというコメントも。みなさんのアツいコメントは注目です。やってほしいけど、掃除をしてもらって「こんなに汚れてた」と言われると、私がサボってるからとけなされた気がするからやらなくていい(しながわくみん/42歳)主人は家事を進んでやってくれているので助かるのですが、掃除機ロボットや食洗器など時短につながる機械を買うことになぜか抵抗があるようで、かなり面倒くさいです(なべ吉/30歳)お互いができるときにできることを。 旦那さんはエンジニアなので、子どもの壊れたおもちゃを何でも直してくれる。職業とは関係ないけど、子どもたちの散髪もちゃきちゃきぱぱぱっとやってしまう。機械音痴で手先が不器用なわたしには逆立ちしてもできない技。旦那さんに対して「(家事)あれもこれもやってほしいのに!」とイラッとするときは、「じゃぁ、あんたおもちゃ直せるの?髪切れるわけ?」と自分自身に問う。→ 「わたしのできないことを彼がやってくれてる」と気持ちが落ち着く(ゆっこ/42歳)玄関にゴミ出しの用意をしておいても知らんぷり、出張で2泊いなくても洗面所のタオルすら取り替えない旦那に嫌気がさしてきてるとこです(笑)(ジャスミン/41歳)ごみ捨てを家事だと思っているのは、やめてほしい。食事作るのと皿洗いは同じと思っているようだけど、食事は考えて作らないといけないので、何も考えずに洗うだけの皿洗いと一緒にしてほしくない。褒めてほしいらしいけど、当たり前なのでそういう気持ちでいるのはやめてほしい、こちらも当たり前で行っているから(やややん/42歳)基本家事は女がやるものだという古い考えの持ち主で、共働きでも私のほうが帰りが早いので「現実的に無理」と言われます。土日は「ゆっくり」したい、とのこと。私だって土日ゆっくりしたいし、平日だって帰りの遅い夫に合わせて2度も食事の準備をしてるし(私は先に食べる)、家にいるのがストレスでどうしたらいいかわかりません(戸田/41歳)食事以外は積極的に担当してくれてすごく助かっているのですが、家事をやってくれた後は褒めないとスネてしまいます。私は褒めてくれないのに…と思ってしまいます(N.T./26歳)私が早くに外出時洗濯機を回して、「鳴ったらお願いね〜」と告げて、内心2回目も回したかったな…。と思って帰宅後、2回目もやってくれてました!相手に期待しない分、やってくれていたときの感動が大きいです(あゆみ/27歳)自分のやり方でないと気持ち悪いため、家事のほとんどを自分で片付けてます。なので不満は無く、むしろ好きなようにできて満足です(SM/45歳)自分は他の家よりも家事を手伝っている。良い夫だとアピールしてくるのが嫌です(さくらっこ/38歳)夫には期待しない。家事をやるように育てられていないので、もう考え方を変えることはできない。 今後は、子ども、特に男の子には家事を分担してもらうようにして、家事をやるのは当たり前の習慣を作るようにするといいと思う(KN/47歳)「文句があるなら俺より稼いでから言え」という旦那の理論でフルタイム共働き子ども有りだが家事育児ともに95%は私。いつ捨てよっかな♪(遠い目/42歳)主人が自営で、家事も育児も何でもやってくれます。そして完璧です。 ママ友とも私より仲が良くほんとに助かっています。得意なことを得意なほうがやればいいと思います(R.O/47歳)やってもらったら笑顔でありがとうを言い合えばうまくいくことはわかってるんですけど、あとひとつが足りずに文句を言ってしまいます…(あとちょっと/33歳)子どもにとっては私は親だけど、夫の親ではないからやってあげたくない。 私の体調悪くても早く帰って子どもに食事など代わりにしてくれないから、子どもが独立したら私も独立したい(しながわくみん/42歳)フルタイム同士で家事分担についていさかいが絶えなかったので、私が残業なしの会社に転職しました(M.F/44歳)旦那が休みなのに、仕事だった私が夕飯を作るのが、とても腹立たしい!(三蔵/44歳)家事を代わってとお願いすると「疲れた」「休ませてよ」と言われる。そしてゲームしながらゴロゴロ。 こっちもゲームしながらご飯が出てくるのを待ちたいな(ぺんた25号/33歳)編集部VOICE必要なのでやりますが、家事全般が本当にヘタなんです。女性のほうが得意というわけではありません…。
2018年03月29日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「『名前のない家事』からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術」 で実施したアンケートで、多くのママが家事の分担について夫にモヤモヤしていることが浮き彫りになりました。■家事を家族で分担できている?ウーマンエキサイトで実施したアンケート「家事を家族で上手に分担できていますか?」から、64%の家族で家事の分担ができていないという意見が集まりました。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?できている 7%ややできている 29%全然できていない 64%専業ママの家庭、共働きの家庭ではこの割合はもしかしたら変わってくるかもしれません。でも多くのママが家事の分担ができないことにイライラしていることがわかってきました。どうして家事の分担ができないのか。どうすればママたちの不満は解消できるのか考えていきます。■ママしか気づいていない「名前のない家事」最近メディアでも取り上げられる「名前のない家事」。夕食作り、お風呂洗い、洗濯といった名前のある家事ではなく、日常に確実に存在し、少しずつ時間がかかるけど、その作業をだれも「家事」だと認識していないようなもの。これらを「名前のない家事」といいます。ちゅいママさんは、「妻の私は毎日の家事が『やってもやっても終わらない』イメージなのに対して、夫はそうじゃない。」といいます。その正体こそが名前のない家事。しかもこの家事のやっかいなことは、「やっている本人(ママ)しか気づいていない」という未確認生物なみの存在にあります。名もなき家事、わかります!醤油(しょうゆ)は、勝手に増えないし。ゴミ捨ても、捨てるまでの道のりがあるのです! ゴミを捨てる日の把握もありますし。お互い働いていたり、専業主婦だとしても育児があるならば、家事は絶対に分担しないと、いつか大爆発してしまうと思います。基本的に、「快適な生活」というモノを営むためには「名前のない家事」って本当に必須ですよね。でも、それに気づいて、みずからやってくれるような子どもや夫って、ほんとにわずか。「ゴミ捨ては、集積所に持っていくだけじゃないのよ~。家中のゴミを集めて、汚れたゴミ箱拭いて、新しい袋かぶせて、集めたゴミ袋の口を結んで、やっと集積所に持っていけるのよ~。」って先日娘に説教したばっかり。「名前のない家事」っていうか、「気づかれない家事」…多いですよね、本当に。気が向いたときだけ食器を洗ったり、浴槽だけを洗ったりして、旦那は家事を半分以上やってるつもりになっています。日々の片付け、カビ取り、加湿器の洗浄、枕カバーや寝具の洗濯なんて 知りもしないんだと思います。シャンプーの入れ替え、トイレットペーパーの交換、ゴミ袋のセット、回覧板をまわす…。普段あまり認識していない地味な作業ですが、意外にこれらの作業がじわじわとボディーブローのように家事の量を増やし、ママたちのストレスとなっていくのかもしれません。■夫は気がつかないという生き物だった!?妻が「家事が大変!」と訴えても、「毎日、家事に追いまくられて自分の時間がないの」と嘆いても、気がついてくれないのが夫という生き物なのでしょうか。おそらく会社では上司の空気を読み、クライアントの要求をヒアリングしているはずなのに、家ではなぜかその能力は発揮されないようです。「気がついた人がやる」と旦那は言いましたが、旦那は気がつかない生き物です。空き缶がたまろうが、トイレが汚れようが、ポストに郵便物がたまろうが、まったく気がつかない。結局私がやりますが、やったことに気がつくはずもなく…。たまに申告しますが、「で? 褒められないと家事もできんの?」と地獄に突き落とされます。こちらがやったことにはまず気づきもしないが、自分がやったことには気づいて一言欲しいと言う。「やって欲しいなら、『やって欲しい』と言えば?」と、基準が常に二番手なのがムカつく。あなたも、子どもも、この家にいてこの家を汚し、散らかす一員でしょう? ちょっとくらい手伝うのは間違いじゃないでしょうよ! なんで、母であり妻であり、専業主婦だからとすべてのあと片付けを私1人がやならければならないのか!!でも夫が「気がつかない」のは、夫だけの責任ではないと答える人も。そもそも、育てられた環境がダメ!男の子跡取りだからと、何もしなくてもご飯が出てきて、洗濯物は、あたり前のように畳まれタンスに片付けられている。一方、女の子は、兄弟の分まで母のお手伝いを小さい頃からするのがあたり前で育った年代は、いくら言っても無理! 共働きだろうが「なんで俺がしないとダメなの?」と。そうやって育てた親の責任だ! と旦那を見て思います(笑)。■専業主婦は家事分担は言ってはいけないのか?「家事を分担しよう」とは、ただでさえ言い出しづらいセリフ。とくに専業ママは、「一日中家にいるんだから時間あるでしょ?」という伝家の宝刀を夫に抜かれたら、返す言葉を失いがちです。「専業主婦は、片付け含めすべてするのがあたり前」これが夫含め周りの身内の考えです。この記事にある「名前のない家事」をやってくれなんて、そんなハードル高いことだれも期待してない! でもせめて、『使ったタオルは洗濯カゴにいれるとか、そったヒゲが散らばってたら流すとか、それくらいしろよ!』と夫に言いたくなります。夫はもう死ぬまで家事ができないと思うが、息子には家事分担の意義を伝え続けたい。私自身、専業主婦。主人は朝早くから夜遅くまで働き、休みは日曜日だけ。主人には感謝していますが、主人が忙しい分、家事は100%私の仕事になっています。先日、子どもたちに「ママ忙しいからこれやってくれたら助かるんだけど~」と言うと、「ママはずっと家にいるんだから忙しくないでしょ。本当に忙しいのはパパだよ! 私も幼稚園行って疲れてるんだから!」と言われ…。私ってなんなんだろう…何も報われず感謝もされず…虚しくなりました。夫ならずも子どもにまで「家事はママがやるのが当たり前」と言われてしまったら、そのショックはかなり大きかっただろうと思います。ママは「家族のため」と思ってがんばったとしても、その分の見返りはないし、家族のだれからも評価されないことが、よりママたちを暗たんたる気持ちにさせるのかもしれません。またなかには「専業主婦だから何も言えない」と、ママみずからが家事分担を放棄していることもあるようです。■こんな工夫で夫に家事してもらっているママたちママたちが「名前のない家事」にモヤモヤしているなか、ちゅいママさんは「ついでに何かを手に持つ」作戦を実行しました。これは家の中を移動するとき、必ず何かを持つ(たとえば転がっているおもちゃを持って片づける、玄関に落ちているゴミを拾う)ことで、所定の位置にモノを戻させるというものです。アンケートでも、家事分担が「できている」「ややできている」と答えた人は、36%。世の中には、家事をしていない夫ばかりではないのです。ちゅいママさんのように、作戦を実行しているママからの意見もありました。わが家は、夜洗濯物を干すのを夫とやるようにしました。リビングにいると夫はスマホいじりを止めないので、私が必死に何か話していても上の空なのです。洗濯物を干しながらスマホはいじれないので、大事な話は洗濯物を干しながらするようにしています。5.3.1歳のお母さんです。私は旦那に食器洗いだけはすべてやってもらっています、平日も。これだけ絶対してもらうだけで、負担が少し軽くなりますし、旦那がどんなに飲み会が多かろうが少しは目をつぶることができます。なかには「死ぬほど洗濯物が嫌い」というママは、夫に洗濯物だけやってもらえればOKという人もいました。このように「キッチリ分担」ではなく、「お互いが得意とする家事を行う」という方が、真似しやすいかもしれません。いっそのこと「名前のない家事」で、だれも気がつかないんだったら、やることを止めてみちゃうというのもひとつの手かも。ただ、結局耐え切れなくなってやってしまうママが多そうなのですが…。■正しい夫婦のカタチはなんですか?ただ「家事を夫婦で分担する」というのは、正しい夫婦のカタチなのでしょうか? 「家事の分担を明確化すると、相手がやらないことに余計イライラするのでは?」という意見もありました。分担というのは、お願いしなくても進んでやることだと思うのですが、夫はお願いしないとやってくれません。お願いすれば、文句言わずやってくれるだけマシなのかもしれませんが、これはお手伝いであって分担ではないし、いちいちお願いするのも気が引けてきて、結局自分でやってしまいます。分担したいけれど、旦那が休みなく働いていると思うと頼みにくい。それに、「あーその干しかたじゃだめ」と、気になって仕方ないので、結果自分でやる方が気が楽だったり。夫が仕事で忙しく家にいる時間が少ない場合、「家事の分担」というのは現実的に難しいという家庭も多いことでしょう。ママのモヤモヤの正体は、家事の分担なのでしょうか。家事は「やってもストレス」「やらなくてもストレス」というところがあります。そこには「家事」を毎日こなしているにも関わらず、感謝されないことにあるのではないでしょうか? ましてや「名前のない家事」はやっていることすら気づいてもらえていない状態…。だとしたら解決方法は、「家事の分担をキッチリすること」ではなく、「その家庭ごとのスタイルづくり」なのかも。どんなに「夫が家事に非協力的だ!」と訴えても、現実に時間がなく、家にいることが少ない夫の場合には、ソレは難しいのですから。この家庭ごとのスタイルづくりをするうえで最重要となってくるのは、夫婦の話し合い。なぜなら「夫が『家事は女の仕事だ』って言う」「妻が『小遣いは1万』と命令する」…。不満で爆発寸前だとしても、相手はその不満にすら気がついてないのかもしれません。だとしたら、まず自分が何を不満に思っていて、どういう形で解決できるのかを言葉にして、相手に伝えることが必要。ただ、そもそもコミュニケーション不足の夫婦がいきなり「話しあいましょう」というのは、難しいと思います。まずは信頼関係を取り戻すために、相手の状況を気にかけること「最近、どう?」と、感謝することをこころがけてみるというのは、いかがでしょうか? 「仕事がんばってくれてありがとう」「夕食作ってくれてありがとう」。お互いいたわりあうことができれば、まずはモヤモヤが少しだけ解消して、次の一歩が踏み出せるのではないかと思います。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?アンケート回答数:642Q.家事分担についてご意見をお聞かせくださいアンケート回答数:78(アンケート集計期間:2018/2/22~2018/2/26)
2018年03月01日トイレットペーパーやティッシュ、シャンプーなど、いくつかストックを置いている日用品。最後に補充した人が自分以外の人間だと、補充したいときに「ない!」ということが起こりがちです。またこうした消耗品は、1回買い忘れが命取りになることも。そのときになって、夫に「ああ、なくなってたよ」と言われて、イラッとした経験がある方もいるのではないでしょうか。そんな夫婦は、買い物メモを共有してみてはいかがですか? 1. 家族で買い物メモを共有!「買うものかご」を使ってみよう今回ダウンロードしてみたアプリは、familiarが出している「買うものかご」というもの。買いものメモを簡単に作っておけるので、買い物先での「何買うんだったっけ?」、帰宅後の「あれ買うの忘れた!」をなくせますよ。> 買い物リスト – 写真でメモする買うものかご(iOS)アプリを開くと、このような画面が表示されます。真ん中下にある「+」マークをタップすると、以下の表示に。虫眼鏡マークをタップして自分で検索することも可能ですが、便利なのは左にあるマーク。こちらをタップすると、アプリにはじめから入っているカテゴリがリストアップして表示されます。ここから買わなくてはいけないものを選ぶと、「買うものかご」に入っていきます。買うものかごに入った状態はこちら。右のアイコンをタップすると、数量やコメントを追加できます。牛乳を2本にしてみました。あとは、買い物先でこちらのメモを見るだけ。商品をタップすると「購入」というボタンが表示され、買ったものをその場で削除することができます。これで管理が楽になりますね! 2. 家族でメモを共有しようこの「買うものかご」の便利な点は、かごに入れたものを共有できるほか、「これだけ買ってきて!」という連絡もできること。かごの右上にあるかばんアイコンをタップすると、「全部」か「アイテムを選ぶ」のかを選択できます。その後、家族への伝達方法を選べばOK。メールやLINEで「これお願い!」と簡単に頼むことができますよ。また、買うものかご自体を共有することも可能です。左上のアイコンをタップして、共有グループの作成に進みます。あとは、夫など家族を招待するだけ。リストの共有ができるため、お互い買い物時にメモをチェックして、「これ買わなきゃいけないんだ。じゃあ、ついでに買っていこう」ということが可能になりますね。ただし、家族で共有する際に注意しなければならないのは、買ったものを間違いなく削除しておくこと。「購入」の作業をし忘れてしまうと、互いに同じものを買ってきてしまい、ストック過多になってしまう、なんてことも起こり得ます。特に食料品で起こしてしまうと大変なことになるので、そこだけは注意しておきましょうね。「日用品のストックは最後に補充した人がリストに加える」など、ご家庭に合わせたルールを作れれば、よりストック管理がしやすくなるのではないでしょうか。 参考:家族と共有してもっと便利な買い物メモアプリ!更に使い易く
2018年02月23日働き方改革や女性の社会進出が注目を集める昨今。パパがもっと早く帰宅して、家事や育児に協力できたり、ママが仕事をしやすい環境を整えたりなど、パパ・ママと社会の関わり方が重要視されています。企業がどのような制度を設けているのかも気になるポイントですが、他にももっと身近なところでは、家庭の家事の分担も気になる存在。最近の調査では、家事を分担している夫婦ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることもわかっているんです。日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークで調査その調査とは、リンナイ株式会社が2018年2月8日に発表した『【熱と暮らし通信】世界5カ国の「共働き」に関する意識調査』です。同調査は、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークの共働き夫婦の既婚者の男女500名を対象に実施したもの。そのなかで、家事分担をしている人としていない人それぞれに、「あなたは、配偶者(パートナー)のことが好きですか?」と質問しており、結果は以下の通りに。【家事分担別 配偶者が好き集計】(左:分担している、右:分担していない)・日本…67.9%40.9%・韓国…72.4%30.8%・アメリカ…95.7%71.4%・ドイツ…85.7%82.6%・デンマーク…97.6%81.3%結果を見ると、家事分担をしている人ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることがわかります。ということは、夫婦円満のためには、家事分担が有効である可能性があります。しかし、同調査では、ちょっと残念な結果もでているんです…。家事分担の割合 5カ国中、最下位は日本パートナーのことを「好き」と思えるためには、家事分担が重要そうですが、実際に家事分担をしている夫婦は、日本が最下位という状況です。Q.あなたは、配偶者(パートナー)と家事を分担していますか?・アメリカ…93.0%・韓国…87.0%・デンマーク…84.0%・ドイツ…77.0%・日本…56.0&もっとも家事分担をしているのは、アメリカで93.0%。一方で最下位の日本は56.0%と、大きな差が生まれています。そんなアメリカと日本の家事効率化を比べると、アメリカでは75.0%の人が「機能性の高い家電を使っている」のに対し、日本では38.0%と少なめ…。ロボット掃除機や食洗器、乾燥機付き洗濯機など、現在は家事負担を軽減できる家電製品が販売されていますよね。家事分担をして、夫婦円満度を高めるためには、これらを上手に使ってみるのもひとつの方法なのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月16日