「終活」をしなかったために、思わぬトラブルに発展することも……「終活」という言葉が世に浸透し始めて長らく経ちますが、実際に終活に取り組んだことのある人はどれくらいいるのでしょうか?亡くなった人が全く終活をしていなかったことにより、思わぬトラブルや遺族間での争いに発展してしまうケースも少なくありません。実際にどんな遺族間トラブルがあるのでしょうか。遺族間でのトラブル、最も多いのは【兄弟・姉妹間トラブル】!?はじめに、どのような遺族間トラブルが多いのか調査したところ、遺族間トラブルを経験した人と、司法書士・行政書士それぞれの回答は以下のようになりました。遺族間トラブルを経験した人の半数以上が兄弟・姉妹間でのトラブルを経験したと判明しました。一方で、司法書士・行政書士の回答として、「遺書」に関連する回答が上位を占める結果となりました。■遺族の間で起こった相続トラブルエピソード・故人が誰にも言わずに多額の借金を残して死去し、その返済で子供同士が揉めた(40代/男性/宮崎県)・遺言書を個人で調べて作成したようだが内容が不十分となり効力がなかった(50代/男性/東京都)・資産(遺産)がどこにどれだけあるのか不明なため相続の可否や手段を決められなかった(50代/男性/長野県)・遺書に記載された相続の不公平で遺族間で争いが起きた(50代/男性/奈良県)それまで仲の良かった兄弟や姉妹であっても、骨肉の争いになったという回答が多く寄せられました。相続がきっかけで不仲になってしまうようなことは、できるだけ避けたいものですね。もしトラブルになってしまったら…解決に必要な費用は「50万円」次に、トラブルが解決に至るまでの時間や費用はどのくらいなのか調査しました。「トラブルを解決するまでにどれくらいの時間がかかりましたか?」と質問したところ、それぞれの回答は以下のようになりました。※司法書士、行政書士は、解決までにかかる平均時間を回答遺族間トラブルを経験した人のおよそ3割が、未だ解決していないと回答。半年から1年かかったという人も約2割いることから、トラブル解決には時間を要することがわかります。一方、司法書士・行政書士の26%が1ヶ月程度で解決したと回答。一般の人だけで解決するのは、なかなか難しいのが相続問題と言えそうです。次に、トラブルを解決するためにかかった費用について聞きました。「トラブルを解決するまでにどれくらいの費用がかかりましたか?」と質問したところ、それぞれの回答は以下のようになりました。【遺族間トラブルを経験した人】『1万円未満(22.3%)』『6~10万円程度(16.5%)』『21~50万円程度(16.0%)』『11~20万円程度(14.9%)』『1万~5万円程度(11.1%)』【司法書士・行政書士】『6~10万円程度(32.8%)』『11~20万円程度(26.2%)』『21~50万円程度(16.5%)』『1万~5万円程度(13.9%)』『1万円未満(4.8%)』※司法書士、行政書士は、解決までにかかる平均金額を回答遺族間トラブルを経験した人の約2割が1万円未満で解決できたと回答し、司法書士・行政書士の約3割が6~10万円程度が平均金額であると回答。プロに依頼した場合とそうでない場合で、金額にも差が出ることがわかりました。また、21~50万円と回答した人も少なくないことから、遺族間トラブルの解決には多額の費用がかかる可能性があることも明らかになりました。個人の終活でトラブルを避けられる?当事者と専門家との間で意見に差もここまでの調査で、遺族間トラブルの解決には多額の費用がかかる可能性があることが浮き彫りとなりました。では、そもそも遺族間トラブルは個人が行った終活の内容だけで充分に解決できるのでしょうか。「遺族間トラブルは個人の終活だけで解決できると思いますか?」と質問したところ、遺族間トラブルを経験した人、司法書士・行政書士それぞれの回答は以下のようになりました。遺族間トラブルを経験した人のおよそ6割が、個人の終活だけでトラブルを解決するのは難しいと回答。個人の終活だけに頼っていた結果、遺族間トラブルが起きてしまい後悔している人が多いのではないでしょうか。そこで、トラブルを未然に防ぐために必要なことは何か聞きました。■遺族間トラブルを未然に防ぐために取り組むべきこととは?・生前、早い内に遺書を用意する。トラブルになった時の為に、頼れる人を探しておく(30代/女性/埼玉県)・遺書を公正証書として残す。 銀行口座・証券口座などは整理してまとめておく(30代/女性/東京都)・正式な遺言書の作成。相続人にあらかじめ連絡等があれば揉める事も少ないと思う(40代/男性/三重県)・事前に遺言書を正式に法的効力があるものを作成し信頼できる方に預けておく事(50代/男性/長崎県)正式な遺言書の作成および、財産の管理を徹底するという回答が多く寄せられました。また、事前に相続人にきちんと話をして納得してもらうという回答もありました。個人の終活が抱えている課題、第1位は「書類の不備」遺族間トラブルを実際に経験した人は、個人の終活だけでは充分でないと感じている人がおよそ6割いることが明らかになりました。そこで、個人の終活が抱える課題にはどのようなものがあるのかを、司法書士・行政書士に尋ねました。「個人の終活が抱えている課題は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、「書類に不備がある可能性がある(44.5%)」と回答した人が最多に。次いで「手間と時間を要する(41.0%)」「専門的な知識が少ない(38.5%)」「家族の協力が必要(33.4%)」「家族の同意が得られない可能性がある(24.6%)」と続きました。書類の不備が生じている可能性があることや、手間と時間を要する、専門店知識が必要といった回答が上位を占める結果となりました。では、今後どのような点を解消していくべきなのでしょうか。■個人の終活で、解消すべき問題点とは?・エンディングノート的なものを残しておいてもらう(40代/東京都/女性)・明確な証書(40代/男性/大阪府)・家族間と第三者を交えて決めるべきことはしっかりと決めておき、いざとなったとき言った言わないの根本的トラブルを防ぐことが何よりも重要(40代/男性/埼玉県)・生前から意思疎通をとっておく(60代/女性/東京都)などの回答が寄せられました。生前から意思確認をし、適切な書類を作成することが重要であることがわかりました。調査概要「終活と遺族間トラブル」に関する調査【調査期間】2023年7月8日(土)〜7月14日(金)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査対象】調査回答時に 家族が終活をしておらず遺族間トラブルを経験した人/司法書士/行政書士 と回答したモニター【調査人数】1,024人【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
2023年07月28日10歳年上の夫とは、3年間付き合って結婚しました。交際当時からすでに管理職だった彼は年収1000万円以上。デート代はいつも彼が負担してくれ、私はお金を払ったことがありません。結婚後もお金に困ることはないだろうと思っていたのに……。家を購入後、夫はお金の管理を自分ですると言いだし、少しずつ本性を現したときのことをお話しします。★関連記事:「パートのくせにやりがいを感じるな」少し残業しただけなのに…。夫から届いたモラハラメッセージ夫から渡されたのは5万円幸せな結婚生活が待っていると信じて付き合い始めたとき、私は32歳、夫は42歳。年齢的にも結婚するならこの人なのかな? と交際当初から結婚を意識していました。デート代はいつも彼が負担してくれ、気前も良くやさしい彼にどんどん引かれ、付き合って3年でプロポーズを受けて結婚することに。彼には「結婚後は仕事を辞めて専業主婦になってほしい」という希望がありました。彼の収入だけで十分な生活ができると思った私は、彼の希望を聞き入れ結婚と同時に会社を退職して専業主婦に。子どもができたら子育てに専念できる! と、これから始まる彼との結婚生活を想像し、明るい未来に心を弾ませていました。家の購入で感じた夫への違和感結婚してすぐに子どもにも恵まれ、幸せな日々を過ごしていると、夫が「そろそろ家を購入しようか?」と言いだしました。理想の結婚生活の王道を行く感じで、テンションの上がった私は「もちろん! すてきな家にしようね」とすぐに賛成。今住んでいる街で家を購入することになったのです。物件はすぐに決まり、夫婦で支払いをどうするか相談したときのことです。夫が「なるべくローンは組みたくない」と言いました。私たち夫婦には独身時代の貯金がかなりありました。夫の収入も悪くないし、ローンの金額が少なければこの先の生活に十分なゆとりができると思った私。「そうだね。払えるだけ現金で払おう」と、貯金の大半を家の支払いに充て、ローンの金額をなるべく抑えることに決めました。お互いの貯金からいくら出すなど、お金については夫がすべて決めていきます。思ったよりも多い金額を負担することになった私は「今は専業主婦だから、何かがあったときのために自分の貯金はもう少し残しておきたいんだけど……」と相談しました。しかし、夫は「専業主婦だから必要ないだろ? この先貯金していけばいいんだから、出せるだけ出して」と言います。「それならあなたの負担額を増やしてほしい」と訴えるも「俺だってかなり負担しているだろ?」と聞き入れてもらえません。次第に険悪な雰囲気になっていくのがわかり、仕方なく夫の意見を受け入れることにしました。多少お金でもめましたが、住宅ローンは無理のない範囲で組め、念願のマイホームを手に入れたのです。家計の管理を夫がやると言いだし引っ越しを済ませ新居での生活が落ち着いたころ、急に夫が「来月から俺が家計を管理する。生活費を渡すから、それで1カ月やりくりしてほしい」と言いだしました。今まで家賃や光熱費などは引き落としだったので、特に家計管理するほどのことはしていません。収入に余裕もあったので、夫をお小遣い制にしたこともありませんでした。そのため、私には夫が家計を管理すると言いだした意味が理解できず「今まで通りでいいんじゃないの? やりくりできているよ」と反論しました。しかし夫は「家の購入で貯金をかなり使ったから、今後は切り詰めないと。俺が稼いだお金だから俺が管理するのが普通だろ」と言うのです。「今でも貯金はできているし、切り詰める必要ないよね?」と意見しても聞き入れてはもらえませんでした。結局夫が強引に家計管理を始め、翌月から渡された生活費はなんと5万円! 食事と日用品の他に、お小遣いのない私の洋服や化粧品を買うときも、生活費から賄うよう言われたのです。「足りないよ!」と訴えてもそれ以上のお金は渡してくれず、私は切り詰めるのに必死になっていきました。その一方で、夫の趣味に関する物は増えていきます。「本当に貯金しているの?」と夫を問い詰めても、「俺が稼いだ金なんだから自由だろ?」という始末。ある日、とうとう私の怒りが爆発してしまい「生活費をケチるくせに自分の趣味には使うの? 俺が稼いだ金って偉そうに言うなら私も働く! 私の収入で生活の基盤ができたら離婚ね! 離婚になったら家を買ったときに私が負担した金額を全額返して!」と不満をぶちまけました。「離婚」の言葉と怒りに震える私の姿を見て事の重大さに気付いたようで、いつものように反論できず黙る夫。その後、私の話に耳を傾けて生活費を上げてくれ、毎月の貯金額を決めて貯めるようになりました。まとめ話し合いをしようとしても聞く耳を持たなかった夫も、離婚という危機で私の意見にも耳を傾けるようになりました。今まで夫の言うことを私が何でも受け入れてきたため、「自分の言うことは何でも許される」と思っていたそうです。反論されたときに言いたいことを我慢せず最後まで意見を伝えるようになってからは、不満をためることはなくなりました。子どもが小学生になった今は、私も働き始めて自分のおこづかいで化粧品や服が買えるように。相変わらず家計の管理は夫がしていますが、お金でもめることもなく平和な日々を過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/木村ゆきマンガ/きびのあやとら著者/木村ゆき(46歳)アラフォーで授かった娘と夫の3人暮らし。娘の寝顔を見ながら幸せを噛みしめながら寝るのが楽しみなのに、今では私が先に寝落ちする日々…今1番欲しいものは体力!
2023年07月21日皆さんはパートナーとの関係に悩んだことはありますか?今回は「夫婦のトラブルが収束した瞬間」2選を紹介します。イラスト:鷲岡胡世子『自信満々な夫の心が折れた話』単身赴任のため、月に3日しか家に帰ってこられない主人公の夫。しかし「俺は子どものことをわかっている」といつも自信満々です。そんなある日子どもが熱を出し、夫が救急病院に連れて行くことに。しばらくすると夫から着信があり、主人公が子どもの普段の様子を看護師に伝えました。帰宅した夫は…。落ち込んでいて…出典:CoordiSnap看護師に怒られ、心が折れた夫。その後は子どもについてえらそうに言うことがなくなり、看護師に感謝した主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。イラスト:麻生はじめ『弁当で悩んだ話』結婚して、義母から夫の弁当作りを受け継いだ主人公。夫は弁当にこだわりがあり、さまざまな指定がありました。そんなある日、夫の仕事の時間が変わり早朝に出勤することに。妊娠中で早朝に起きる自信がなかった主人公は、前の晩におかずの作り置きをするようにしました。しかし夫が「作り置き弁当はおいしくない」と言うため、作り置きを冷凍することに。それでもメニューは固定されてしまうため、次第に夫も飽きてきてしまいました。そこで主人公が夫に「好きな冷凍食品を買ってきて」と提案すると…。問題解決出典:CoordiSnap夫が好きな冷凍食品を購入してくることで、飽きることもなくなり問題は解決。主人公も苦労が減ったのでした。話し合いが大切主人公の提案によって、弁当の問題が解決。夫婦の話し合いによって、無事に問題が解決したエピソードでした!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月20日私の友人は、大学生の息子と高校生の娘を持つアラフォーママ。至って普通の主婦に見える彼女ですが、ある大きな悩みを抱えています。それは夫との関係。事の発端は数年前にさかのぼります。息子の大学受験と娘の高校受験を同時に迎えた友人。初めての経験に、並々ならぬプレッシャーを感じていたところ、夫の衝撃的な隠し事が発覚したときのことをお話しします。★関連記事:キャバクラ通いがやめられない夫。玄関先に落ちていた名刺に妻は爆笑&激怒!ずっと夫を信じていた妻家事と育児をすべて任されて専業主婦として、普段から夫に家のことや子どものことを任されている友人。夫は、とある会社で管理職をしています。管理職ゆえにとても忙しく、平日はいつも遅くまで仕事。休日も出張や得意先とのゴルフなどで、ほとんど家にいることはありません。しかも、昔ながらの亭主関白なタイプ。「男は仕事をして家族を養うもの」と考えており、家族との時間を積極的に作る人ではないようでした。そんな夫に友人は寂しさを感じていたようですが、専業主婦として何不自由のない生活をさせてもらっている身。あまりわがままは言いたくないという気持ちが強く、普段から思っていることを我慢して生活していたようです。当然、忙しい夫とは夫婦生活もなし。友人は冗談で「きっとどこかで発散しているのよ」と笑っていました。夫や子どもたちのために日々奮闘そんな中、子どもたち2人の受験シーズンを迎えた友人。もちろん子どもたちの受験についても、夫は妻に任せっぱなし。友人はひとりで、子どもたちの塾への送り迎えや先生との面談、夜食の用意などすべてをおこなっていました。しかも、友人の息子と娘は通う学校が違うため、帰宅の時間帯もばらばらです。加えて食事もおのおののタイミングで食べて、塾もそれぞれ違う場所へと通っていました。友人は子どもたちの要望に応え、母親としてできることを懸命にこなす日々。当然夫に頼りたい場面もあったようです。しかし、毎日遅くまで家族を養うために仕事をしている夫のことを思うと、やはり相談しようという心境にはならなかったようです。その上友人は、自分から周囲に愚痴をもらすのも苦手。誰にも頼ることなく、夫が求める「母親の役割」を全うするためにひとりで毎日奮闘していました。夫は仕事で忙しいと思っていたのにそんなある日、友人はどうしても息子の進路について、夫に相談したいことがあったのだそう。入試まであと3カ月を切ったところで息子の偏差値が思うように伸びなくなり、志望校を変えることを先生に提案されたのです。これまで頑張ってきた息子の気持ちを思うと母親としては簡単に決断できず、友人は夫にも意見を聞いてみることに。その日も帰宅は遅くなるだろうとは思っていましたが、夫が帰ってくるのをひとりリビングで待つ友人。すると夫は、深夜1時ごろほろ酔い状態で帰宅したそうです。友人は先にシャワーを浴びるよう促し、その間「どこから話そうか」と悩みながら夫が脱いだスーツをハンガーへ。するとそのとき、夫のスーツのポケットがやけに膨らんでいることに気付きました。不思議に思った友人が中を確認すると、出てきたのはざっと数えても10枚以上はある大量の風俗店のポイントカード!「自分が頑張っている間に、夫はこんなところで遊んでいたのか」と思うと、どんな理由であれ夫への怒りがこみ上げてきます。 結局夫に相談するのをやめ、これ見よがしにリビングのテーブルの上にポイントカードを並べて友人は就寝。翌朝起きてきた夫は、「ポイントカードは会社の同僚から押し付けられたんだよ……」と、本当かうそかわからない言い訳とともにばつが悪そうな顔で謝罪してきたそうです。同僚に誘われたと言われても夫が言うには、その同僚は妻子がある身にもかかわらず遊んでばかり。家族に仕事と偽っては、風俗店に行くことがたびたびあったそうです。「仕事を頑張っているのだから、少しくらい遊んでも罰は当たらない」というのが同僚の口癖。そんな彼にとっては、仕事ばかりしている夫がふびんに思えてならなかったようです。飲みに行ってもキャバクラすら行こうとしない夫に「たまには遊んでみたら?」という理由で、自分がためたポイントカードを渡してきたそう。そのポイントカードをもらった夫は困り、思わずポケットの中へ。結局ポイントカードはもらったままの状態で使うことはなかったようですが、言い訳など後からいくらでもできるもの。これまでろくにコミュニケーションを取ってこなかった夫の話は、友人にとって到底信じられるものではなかったようです。加えて、子ども2人は受験シーズンでピリピリ。そんなタイミングでの思ってもみない裏切りに、その日から友人は、夫をいないものとして扱うようになりました。まとめその後夫から何度謝罪されても、友人の怒りは収まりません。それどころか夫への拒否反応はさらに増し、子どもたちの受験が無事に終わって数年がたった今でも会話はなし。夫に用事があるときは、驚くことに筆談で伝えているそうです。息子は大学入学と同時にひとり暮らしを開始、娘もあと1年もすればまた大学受験のシーズンが到来します。子どもたちが巣立った後、夫とどう生活すればいいかわからないと友人は悩んでいました。別れるにしても修復するにしても、悔いのない人生を送ってくれることを望んでいます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/いけがきみく著者/いけがきみく不妊治療を経て結婚7年目に待望の第1子を出産。産婦人科で務めていた経験あり。女性の気になるお悩みやリアルな体験談を執筆しています。
2023年07月08日家族構成や家庭環境が違えば、同じものを見ていても見えてくる景色は違うもの。私たち夫婦は、大人になってからは特に大きな病気やけがでなければ病院へ行くことはありませんでした。ある日、夫の後輩から子どもがいる家庭ならではの情報を教えてもらい、それを夫が自分の肌の不調に応用してみたら調子が良くなったことをお話しします。★関連記事:「朝にはツルツル」シワ、たるみが気になる私の年齢肌にぴったり!ワセリンを使った高コスパ美容が良き子なし夫婦のささやかな楽しみ結婚して10年目を迎える私たちは、子どものいない夫婦2人だけの家庭です。私は結婚を機に専業主婦へ、夫は高校を卒業してから入社したインフラ系の会社に勤めています。夫が本社へと転勤になり3年がたったときの春、夫が地方で勤めていたときの後輩が本社へ配属となり、10年ぶりに一緒に働くことになりました。夫の後輩は本社勤務1年目にして子どもが生まれたそうで、慣れない仕事と初めての育児の板挟みに苦労している様子。休み時間にはガス抜きがてら、夫へ子どもの話をすることがあるそうです。後輩の子どもが最近習得した行動や、離乳食を始めた話、子どもと一緒に入るお風呂でのおもしろい姿など、私たちの生活とは違う世界の話ばかり。夫は家に帰ると、その日聞いた後輩の子どもの成長を楽しそうに教えてくれます。私もその話を聞いてほほ笑ましい気持ちになるので、いつしか1日の中のささやかな楽しみとなっていました。急に保湿剤を欲しがる夫ある日、いつものように仕事から帰ってきた夫が、開口一番「ニベアか何か、保湿剤はあるか?」と聞いてきました。ちょうど私が体の保湿用に使っていた保湿クリームがあり、それを手渡すと夫は腕まくりをして、おもむろに左の前腕に塗り始めました。最初は肌の保湿に興味が出たのかと思いましたが、帰って来て急に保湿をしたくなるわけがありません。不思議に思った私は、思わず「左腕に何かあったの?」と夫に尋ねました。すると夫は、「今日、後輩から保湿すると良いって聞いたから試してみようと思って」と答え、その日から毎日こまめに左の前腕を保湿するようになったのです。そのころの夫は、湿疹のように目に見えるような肌の異常が現れているわけでもないのに、左の前腕にピリピリとする感覚があることを悩んでいました。会社でいつものように後輩と話しているとき、夫がつい肌に現れた不調を漏らしたのだそう。すると「左の前腕が卓上扇風機の風をずっと浴びているので、肌が乾燥してしまい自分の子どもと同じように肌荒れを起こしているのではないか」と後輩から冗談混じりに指摘され、保湿剤を勧められた夫はすぐさま行動に移したのでした。保湿は肌のバリア機能を高める?後輩の子どもは、当時生後8カ月。毎日お風呂上がりや食後に、子どもの体や顔へ保湿剤をたっぷりと塗りたくるのだとか。乳幼児は小さな傷や湿疹が出ても強い薬が使えないため、医者からは「とにかく保湿をしてください」とのこと。続けて「保湿剤を塗ると皮膚のバリア機能が強化されます。大抵の傷や湿疹であれば、保湿して自然治癒力を上げることで治りますよ」とも言われたそうです。後で調べてわかったのですが、赤ちゃんと大人の皮膚の作りは同じでありながら、赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚の半分ほどの厚みしかないのだそう。水分の保持機能や外からの刺激をブロックして皮膚を保護する役割を持つ角質層が薄ければ、その分皮膚への刺激に対して抵抗力が弱い状態になります。すると「アトピー性皮膚炎」などの皮膚疾患にかかりやすくなるそう 。同じように、大人も加齢と共に皮膚の皮脂量が減っていくため、乾燥肌になりやすいそうです。乾燥肌は悪化すると「皮脂欠乏性湿疹」などを発症し、肌のかゆみで眠れなくなる場合もあります。「とにかく保湿を」という医者の言葉には、皮膚疾患を防ぐためにも肌のバリア機能を高めなさいという意味があったのかもしれません。肌のバリア機能を上げて肌の異常を治すというのは、子どものいなかった私たちにはない視点からの発想。加齢と共に肌のバリア機能が低下していくことも、後輩の話がなければまだ先の話と思い、肌の保湿へは思い至らなかったでしょう。良くも悪くも人の考えを受け入れられる夫は、後輩からの話を元に、自分の腕にも応用してみようと考えたのです。結果、徐々に左の前腕の痛みは薄くなり、夫が再び転勤となった次の春には完全に痛みはなくなりました。まとめこうした子どもがいる生活ならではの視点から学びを得られることは、とてもおもしろいことだなと夫婦でうなずき合いました。夫と後輩のような関係性がない場合、私たちのような子なし夫婦には子どもの話をしづらいもの。後輩がいなければ、今回のような知識を得られることはなかったのだろうなと思います。子どもがいないことに後悔はありませんが、こうしてとても貴重な体験をさせてもらっていることは素晴らしいことだと感じました。夫の後輩や部下の子どもが成長した話を楽しみにすると共に、環境が違う家庭ならではの視点から得られる学びを、夫婦共々今後も吸収していけるといいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。取材・文/山本さつき著者/山本 さつきパパが大好きな息子と毎日格闘しているママライターです。たくさんの情報をわかりやすく伝えるべく、日々スキルを磨いています。
2023年07月05日夫婦間の“レス”で離婚した。こんなこと、誰にも相談できなかった……。美人でクールでちょっと近寄りがたい、社内でそう思われている高梨雪葉は最近離婚した。原因は夫側のレス。「もう家族にしか見えない」という最もありふれた理由に太刀打ちできなかった。そんなある日、雪葉は人事として、有能だが問題も多いエンジニア・斎木圭太に最近離婚したことと、原因が「レス」だったことを早々に言い当てられてしまう……!レスが新たな恋を連れてくる!?大人のセカンド・チャンス・ラブストーリーを全15回でお届け!ぜひ書籍とあわせてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話はこちらよりによって一番話してはいけなさそうな相手に離婚原因を打ち明けてしまった雪葉。今後、二人の関係はどうなるのでしょうか?続きはコミックスでお楽しみください!(漫画:『レスーヘタくそなのはお互い様です。ー』深海魚(小学館)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)(C)深海魚/小学館◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『レスーヘタくそなのはお互い様です。ー』深海魚(小学館)夫婦間の“レス”で離婚した。こんなこと、誰にも相談できなかった……。美人でクールでちょっと近寄りがたい、社内でそう思われている高梨雪葉は最近離婚した。原因は夫側のレスだった。「もう家族にしか見えない」という最もありふれた理由に太刀打ちできなかった。しかし離婚しても会社には行かなくてはいけないし、仕事はある。ある日、雪葉は人事として、有能だが問題も多いエンジニア・斎木圭太の高額な年棒を下げる査定をするよう命じられる。気が重い雪葉だったが、デタラメで無茶苦茶な斎木に、最近離婚したことと、原因が「レス」だったことを早々に言い当てられてしまう……!その上、レスのことに触れて雪葉に「ヘタそーな女だと思った」と言い放ち……!?メガヒット作「惚れない花嫁」の深海魚最新作!レスが新たな恋を連れてくる!?大人のセカンド・チャンス・ラブストーリー開幕!小学館:
2023年06月16日夫婦間の“レス”で離婚した。こんなこと、誰にも相談できなかった……。美人でクールでちょっと近寄りがたい、社内でそう思われている高梨雪葉は最近離婚した。原因は夫側のレス。「もう家族にしか見えない」という最もありふれた理由に太刀打ちできなかった。そんなある日、雪葉は人事として、有能だが問題も多いエンジニア・斎木圭太に最近離婚したことと、原因が「レス」だったことを早々に言い当てられてしまう……!レスが新たな恋を連れてくる!?大人のセカンド・チャンス・ラブストーリーを全15回でお届け!ぜひ書籍とあわせてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話はこちらお酒の力もあり、ついに夫婦の“レス”で離婚した悲しみと苦しみがあふれて……。続きはコミックスでお楽しみください!(漫画:『レスーヘタくそなのはお互い様です。ー』深海魚(小学館)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)(C)深海魚/小学館◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『レスーヘタくそなのはお互い様です。ー』深海魚(小学館)夫婦間の“レス”で離婚した。こんなこと、誰にも相談できなかった……。美人でクールでちょっと近寄りがたい、社内でそう思われている高梨雪葉は最近離婚した。原因は夫側のレスだった。「もう家族にしか見えない」という最もありふれた理由に太刀打ちできなかった。しかし離婚しても会社には行かなくてはいけないし、仕事はある。ある日、雪葉は人事として、有能だが問題も多いエンジニア・斎木圭太の高額な年棒を下げる査定をするよう命じられる。気が重い雪葉だったが、デタラメで無茶苦茶な斎木に、最近離婚したことと、原因が「レス」だったことを早々に言い当てられてしまう……!その上、レスのことに触れて雪葉に「ヘタそーな女だと思った」と言い放ち……!?メガヒット作「惚れない花嫁」の深海魚最新作!レスが新たな恋を連れてくる!?大人のセカンド・チャンス・ラブストーリー開幕!小学館:
2023年06月15日仕事帰りに、急に自宅へ同僚を連れてきた夫。少しの時間だからと言われて仕方なく了承した主人公だったのですが…。ここから夫婦間の「トラブル」に発展してしまうのです。夫から帰宅の連絡出典:Youtube「Lineドラマ」トラブルがあったらしい…出典:Youtube「Lineドラマ」帰りを気遣う主人公出典:Youtube「Lineドラマ」外で食べるのかと思いきや…出典:Youtube「Lineドラマ」同僚3人連れて!?出典:Youtube「Lineドラマ」お店がいっぱいだから…出典:Youtube「Lineドラマ」断りたい主人公出典:Youtube「Lineドラマ」子どもも寝たばかり出典:Youtube「Lineドラマ」別日を提案しても…出典:Youtube「Lineドラマ」家の近くまで来ていた出典:Youtube「Lineドラマ」夫の分の夕食を作り、帰りを待っていた主人公。仕事でトラブルがあり帰りが遅くなったと連絡してきた夫は、慰労会をするから同僚3人も家に連れていくと言い出します。料理の用意もなく子どもも寝ているから困ると主人公が断っても、ビール1本で終わらせるからと夫は聞いてくれません。別の日にお店の予約をすればと伝える主人公。しかし夫はすでに家のすぐ近くまで来てしまっていたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月15日皆さんは、近所間でトラブルが起きたことはありますか?今回は、隣人夫婦のトラブルに巻き込まれたエピソードを紹介します。イラスト:しのささむつ隣人は有名なおしどり夫婦主人公が住む団地には、有名なおしどり夫婦が住んでいました。部屋が隣同士の為、おしどり夫婦とはよく挨拶を交わす間柄です。ある日、出勤する夫を見送った主人公。すると、隣から大きな音が響き、隣の奥さんの叫び声が聞こえます。さらに、主人公宅の玄関のドアが激しく叩かれました。驚いた主人公がインターホンを見ると…。怯えた様子の旦那さん出典:愛カツモニターに映ったのは隣の旦那さんでした。旦那さんはひどく怯えた様子で「たっ助けてくれぇ!」と主人公に助けを求めてきます。只事ではないと感じた主人公がドアを開けると、そこへ恐ろしい形相の奥さんが「待ちなさいよ…」と言い現れました…。主人公は奥さんをなだようとしますが、興奮状態のため聞く耳を持ちません。主人公が焦っていると、夫が忘れ物を取りに戻ってきました。その後、夫のおかげで事態は収束します。巻き込まれた主人公隣人の修羅場に巻き込まれた主人公は災難でしたね。浮気をした隣の旦那さんにモヤっとしました。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月12日皆さんは、旅行先でトラブルが起きたことはありますか?今回は「新婚旅行先で起きたトラブル」を紹介します。イラスト:倖新婚旅行で口喧嘩主人公は5年付き合った彼女と結婚し、新婚旅行にきています。旅行先は当時流行っていたハワイでした。最初は楽しく旅行していましたが、ささいなことがきっかけで口喧嘩になってしまいます。口喧嘩の末、ついに彼女が「もう知らないっ!」と部屋を飛び出しました。主人公は彼女を追いかけますが、このときオートロックのドアが閉じてしまいます。肝心の鍵は部屋の中にありました。フロントで合い鍵を借りることもできますが、主人公は裸足。彼女はサンダルを履いていましたが、泣いていて動けません…。そこで主人公は…。彼女のサンダルを履く主人公出典:愛カツ彼女のサンダルを借りてフロントへ向かいます。花がデザインされた女性物のサンダルを履く主人公に、まわりの人が訝しげな視線を投げかけます。主人公はいたたまれない思いをしながらフロントへ辿りつき、無事に合い鍵を借りました。その後、部屋に戻った主人公と彼女は喧嘩どころではなくなり、仲直りすることができました。仲直りした主人公たちささいな口喧嘩から始まったトラブルでしたが、無事に解決できてよかったですね。クスッと笑ってしまうエピソードでした。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月09日なかには結婚し、子どもができると夫婦間での揉めごとが多くなる人も…。今回は、お弁当がきっかけに起こったトラブルエピソードを紹介します。子どものお弁当と中身が一緒で…お弁当にケチをつけられ…夫に一泡吹かせた方法とは…それから夫は…せっかく作ったお弁当にケチをつけられたらカチンときますよね。夫が折れてくれて良かったです!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年06月03日最近はよく耳にする「モラハラ」という言葉。今となっては自分が受けていたのがモラハラだと理解できますが、当時は、そんなことは思いもしませんでした。テレビで見る、モラハラを受けた人の話も「なんてかわいそうな……」と思って見ていたし、私にとっては他人事でしかなかったのです。これは私がモラハラを受けていたとき、それに気付けず「自分が不出来なせいだから……」と思っていた体験談です。★関連記事:「パートのくせにやりがいを感じるな」少し残業しただけなのに…。夫から届いたモラハラメッセージ夫の暴言で自己評価が下がっていき…私がダメ人間だから…と思い込み23歳で結婚し、結婚生活も10年を過ぎたころから「お前はどうしようもない人間だから……」などと言われることが増え始めました。最初は反論したこともあったのですが、度重なる「お前はダメ人間」という言葉の攻撃にだんだん洗脳されていったんだと思います。気付いたときには「私はダメな人間だから、生きているだけで申し訳ない」と思うようになっていました。誰かにやさしくされると「申し訳ない」「私なんかのために…」と思い、ますます落ち込みます。今は離婚して平和に暮らしていますが、このころはどんなにひどいことを言われても、「子どもが大学を卒業するまでは離婚しない」と決めていました。経済的に不安だったからです。そんなある休日の朝、珍しく早起きをした夫が「今日は友人の永田の所へ出掛けるから」と言っていました。久しぶりに聞く名前でしたが、そういえばお正月に届いた年賀状に「子どもが生まれました」と記載されていたのを思い出したので、会いに行くのは特に不思議なことではないかなと思ったのです。しばらくして、一旦玄関を出た夫が戻って来て私を呼んでいました。「何?」と玄関に顔を出すと、「今日は泊って来るから」と言いました。夫の怒り具合で「女に会う」と直感「えっ? 生まれたばかりの赤ちゃんがいる家に泊りにいくのは迷惑になるからやめなよ」。とっさにそう言ってしまいました。年賀状の写真から推測して、生後7カ月ほどの赤ちゃんがいる家に泊りに行くなんて……しかも数年ぶりに会う友だちです。男同士はいいかも知れませんが、奥さんの気持ちを考えると、日中に少し訪ねていく程度のほうが良いと思ったのです。「は? なんでおまえなんかに指図されなきゃいかんのだ。俺が行くって決めたら行くんだ」。そう言い放つと、勢いよく玄関ドアを閉めて出掛けていきました。その怒りの度合いを見て、直感で「あ、女だな」と感じました。電話をするのは怖かったので、メールで「今日はどちらの女の子とデートでしょう?」と送ると、すぐに電話が鳴り「そうだ。女だ。何が悪い! 俺は遊びたいんだ!」と怒鳴られ電話が切れました。悲しい気持ちを誰にも言えないまま当時は私も悲しくて、その日はひと晩中眠れませんでした。結局その晩、夫は帰って来ず翌日の昼ごろに帰宅しました。帰って来てからも、私が怒るどころか「お前がいつも俺をイライラさせるからだ」「ダメ人間のくせに文句を言うな」など、夫から散々文句を言われて落ち込みました。今の自分なら、文句の一つも返してやりたい気持ちになりますが、当時は本当に「私が悪いから……」と文句も言えず、またモラハラを受けているとは夢にも思わなかったのです。ひとりで悲しい気持ちを抱え、どう対処したらいいのかわからない状態でした。ひとりで考えるのはつらいものです。誰かに打ち明けていれば、アドバイスを受けることもできたのかもしれません。でも、打ち明ける勇気も持てなかったんだと思います。それから12年後の45歳のとき、結局子どもが大学を卒業するのを待たずに家を出ました。そのときには顔を合わせることすら怖くなっており、弁護士さんに相談して調停を申し立てたのです。そして調停員さんにもお願いして約1年後になんとか離婚できました。自身がモラハラを受けていることに気付き、そこから逃げ出そうとようやく決意できたのです。当時、まだ経済的な不安は払拭できていませんでしたが、それより何より自由になりたいと強く思いました。そして今、平和に暮らしています。まとめ精神的ストレスは、知らず知らずのうちに心の中に広がって、気付かないうちに人を支配するものなのではないかと思います。「すべては私が悪いのだから、こんなことをされても仕方がない」と思い込み、疑うことすらありませんでした。何を言われても自分では対処できず、苦しい胸の内を誰かに話すことも考えられず、ただその時間が早く過ぎて忘れてしまいたい。いつもそう願っていました。これがモラハラだともっと早く気付いていれば、早く誰かに打ち明けていれば……。今でもそう思います。実際私が、自分が受けていたのはモラハラだったんだと認識できたのはつい最近のことです。今は、そう気付けたことに感謝して、残りの人生を豊かに過ごしていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/くらげ(46歳)23歳社会人、専門2年、高2の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。
2023年06月02日穏やかに暮らしているときに、思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまうと焦りますよね。今回は、お隣さんの夫婦喧嘩に巻き込まれた体験談を紹介します!お隣の仲良し夫婦が大喧嘩夫が戻ってきてなんとか事態は収束人は本気で怒ると怖い人は見かけによらない浮気は絶対にダメ!隣人の夫婦喧嘩に巻き込まれてしまったのは災難でしたね!しかし誰もケガをすることなく事態が収束して本当によかったです。トラブルに巻き込まれたときは冷静に対処することが大切ですね。
2023年06月01日皆さんは、ママ友同士でトラブルになったらどうしますか?今回は実際に募集した"ママ友とのトラブルエピソード"を紹介します!娘の発表会の洋服決め発表会当日…合わせると伝えたはずなのに母親から怒りの電話が!?疎遠になってしまうことに…子ども同士の思わぬ食い違いでトラブルが発生。冷静に話し合いを進めるも、相手のママ友は激怒しヒートアップしてしまいました。結局話し合いは進まず、友人関係を断つことになったのでした…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月31日みなさんは夫婦関係のお悩みはありますか?今回は「姉と妹夫婦の慰謝料トラブルの話」を紹介します。<<第1話はこちら!>>「姉と妹夫婦の慰謝料トラブルの話」妹夫婦の離婚が決定し、離婚届の提出に立ち会った主人公。主人公は妹にかわり、妹の夫からその場で慰謝料を回収しました。主人公が回収した慰謝料をもらえると思っていた妹。しかし主人公は妹に慰謝料を渡さず…。妹は痺れを切らし、主人公に電話をしたのでした。電話する妹…出典:YouTube実は、妹の夫は主人公の元婚約者だったのです。浮気が発覚した際に念書を書いてもらったにもかかわらず、妹たちは慰謝料を渡しておらず…。今回の離婚を絶好のチャンスだと感じた主人公は、2人から慰謝料を回収するために計画を立てていたのでした。反撃にスカッと!婚約者を奪った妹と、妹を浮気をした婚約者…。2人に対し、同時に反撃ができてスカッとしますね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月26日みなさんは、独身時代の貯金は自分で管理していますか?結婚したら、お金のことは夫婦で把握して管理できたらいいですよね。今回は夫婦間のお金にまつわるトラブルのエピソードを紹介します!夫に預けていた貯金が激減!借りたってどういうこと!?趣味にお金を使い込んでいた夫夫には金銭管理は任せられないしばらくお小遣いはなし!妻の独身時代の貯金を趣味に使い込んでいたなんて信じられないですね。お金の管理を任せている人は十分ご注意ください!
2023年05月24日夫婦生活におけるトラブルは良好な関係でも起こると聞きますが、僕の場合はまさにそのケースでした。ここでは僕たち夫婦がレスに至った理由や解消したきっかけについてお話しします。 きっかけは行為中のちょっとした休憩僕たち夫婦がレスに至ったのは、行為中に僕が少し休憩したことがきっかけでした。新婚当初は事のはじめから終わりに至るまで、休みなくおこなうのが普通でしたが、当時の僕は連日の残業で疲れていたこともあり、行為中に眠気を感じてしまったのです。コンディションが落ちていると感じ、気を引き締めるために、一旦行為を中断しました。 僕は数分経ってからやり直すつもりでしたが、妻は中断されたことに白けたようで、僕が戻ると「もうそういう気分ではなくなった」と言って寝てしまいました。そのときは一時的にへそを曲げただけと楽観的に思っていましたが、数日後に妻を求めると「する気がない」とあしらわれてしまい、以降レスに陥ってしまったのです。 数年間のレス解消に至った理由は?妻とのレスは約3年ほど続きました。その間、不思議なことに性欲を感じず、もちろん浮気することもありませんでした。妻と一緒にいることに苦痛に感じるわけではなく、日々の夫婦関係は良好ですが、夫婦生活にかんする内容はお互いにタブーになっていたのも事実です。 僕はレスのまま老後に至ってしまうのか、と漠然とした不安をかかえていましたが、ある日突然解消の日が訪れたのです。その日の夜、何気なく見ていたテレビ番組で、昭和に放送されていたお色気番組が紹介されていました。僕たち夫婦が子どもだったころに放送されていた番組で、僕は懐かしさを感じながら見ていましたが、妻は次第に顔を赤らめていきます。そして、「久しぶりにしたい」と言ったのです。 テレビ番組を見ていただけで、妻の心に変化が生じるとは思わずかなり驚きましたが、冷えきっていた体の関係が解消されることの喜びが勝り、その日は翌日の明け方までついつい張り切ってしまいました。それまで自分なりにムードを作ったり、妻を気づかっていたつもりでしたが、まさかこんなことでレスが解消するとは思いもよりませんでした。 僕たち夫婦がレスに至ったのも、そしてレスが解消したのも本当にささいなきっかけでした。意図したことではないため、どう解決すべきか悩みましたが、今は以前のように妻との結びつきが戻りとても幸せです。 著者/匿名作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年05月14日皆さんは夫婦間の関係は良好ですか?今回は妻とのトラブルを描いた「見えない地獄」の漫画を紹介します!(イラスト/ガマ太郎@gamgama.gama)妻を問い詰める主人公妻の浮気を疑っていた主人公は不満を抱えながら生活をしていました。あるとき、妻に文句を言われた主人公は大声で怒鳴ってしまいます。主人公の問い詰めに「意味わかんないし。そんなに言うなら証拠は?」と言う妻。しかし証拠などない主人公は…?妻の態度にやりきれない主人公出典:instagram主人公の話に「勝手にすれば」と言い立ち去ろうとする妻。そんな妻に、主人公は「ちょっと待てよ」と軽く服に触れて引き留めようとしました。しかし、妻はそれを「手を出した」と言い、暴力扱いをしてきます。妻のあまりの剣幕に、主人公は動揺したのでした。服に触れて引き留めただけなのに…少し触れただけで暴力扱いをされたらショックですよね。妻の態度にモヤっとしてしまいそうです。以上「見えない地獄」を紹介しました!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月10日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第14話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子夫婦が非常識なことで悩んでいたのでした。さらにハルちゃんの娘は「息子夫婦と縁を切る!」と言い放ち……。一方で、ハルちゃんも息子夫婦の悪口を言い始めます。その後、ハルちゃんと娘さんと3人でご飯に行く機会があり、話を聞くと、娘さんは初対面で奥さんからエアコンを要求され……。おねだりに驚き……息子夫婦を心配するも……息子の態度に釈然とせず……奥さんの行動や、弟の無責任な態度にモヤモヤする、ハルちゃんの娘さん。しかし、奥さんの不自然な言動はまだまだ続き……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月07日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第13話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子の奥さんが非常識なことで悩んでいたのでした。さらにハルちゃんの娘は「息子夫婦と縁を切る!」と言い放ち……。一方で、ハルちゃんも息子夫婦の悪口を言い始めます。その後、ハルちゃんの娘が職場に来て、娘さんとハルちゃんと3人で食事に行くことになります。娘さんの話によると、息子は家事をしない人で……。マスクをつけたまま……息子の態度が酷い……娘が名刺を出すと……?息子夫婦と顔合わせしたハルちゃんと娘さん。すると、娘さんは奥さんから急にエアコンを要求されます。初対面で突然おねだりされ、びっくりする娘さん。しかし娘さんは、奥さんよりも弟の態度が気になり……!(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月06日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第10話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子の奥さんが非常識なことで悩んでいたのでした。さらにハルちゃんの娘は「息子夫婦と縁を切る!」と言い放ち……。一方で、ハルちゃんも息子夫婦の悪口を言い始めます。その後、ハルちゃんの娘が職場に現れます。そこでライコミちゃんが、弟の話をすると急に怖い顔になり……。娘さんの迫力に圧倒され……弟の嫁について聞かれ……娘さんに食事に誘われ……ハルちゃんの娘さんから、息子夫婦の話をどこまで知っているのか聞かれるライコミちゃん。さらに、娘さんから食事に誘われます。ライコミちゃんは承諾したものの、緊張で食欲もわかず……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月03日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第9話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子の奥さんが非常識なことで悩んでいたのでした。数ヶ月後、ハルちゃんの愚痴を改めて聞きます。するとハルちゃんの娘は「弟夫婦と縁を切る!」と言ったそうで……。一方で、ハルちゃんも息子夫婦の悪口を言い始めます。そんな中、ハルちゃんの娘が職場に現れます。ハルちゃんの娘が現れ……!声を掛けられ……感じの良さそうな人で……ハルちゃんの娘さんと挨拶を交わしたライコミちゃん。しかし、弟の話を出すと娘さんは急に怖い顔になります。うっかり口を滑らせてしまったライコミちゃん。すると娘さんから、急に食事に誘われ……!?
2023年05月02日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第8話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子の奥さんが非常識なことで悩んでいたのでした。ハルちゃんの愚痴を聞いた数ヶ月後、話の続きを聞く機会があったライコミちゃん。どうやらハルちゃんの娘から「弟夫婦と縁を切る!」と言われたそうです。一方で、ハルちゃんも息子夫婦の悪口を言い始め……。ハルちゃんは帰り……誰に問題があるの……?ハルちゃんの娘が来て……ハルちゃんの愚痴の聞いた翌日、今度はハルちゃんの娘が職場に現れます。慌てて挨拶するライコミちゃん。弟夫婦の話を出すと、ニコニコしていた娘の表情が一変し……!?
2023年05月01日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第7話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子の奥さんが非常識なことで悩んでいたのでした。ハルちゃんの愚痴を聞いた数ヶ月後、話の続きを聞く機会があったライコミちゃん。どうやらハルちゃんの娘から電話で「弟夫婦と縁を切る!」と言われたそうです。しかし、ハルちゃんも娘の意見になぜか同意し……。娘の意見に同意し……?我慢の限界に達し……一通り愚痴を言うと……?愚痴を言いきったハルちゃんは、元の優しい笑顔に戻り……。そして、愚痴を聞いてくれたライコミちゃんに感謝します。突然、息子夫婦の愚痴を話し出したハルちゃん。ライコミちゃんは、自宅に帰りハルちゃんの愚痴を思い出します。果たして、“嫁姑問題”の原因は、誰にあるのでしょうか?
2023年04月30日嫁姑問題に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか……。もし息子の奥さんが、家電からベビー用品までたかる強欲妻だったら……?職場の先輩と、その息子夫婦の間でのお金に関するトラブルをリアルに伝える漫画家ライコミ(@ricomichan)ちゃん。今回はそんなライコミちゃんの大人気マンガシリーズ、「”強欲すぎる”息子夫婦との闘い」第6話をご紹介します!【前回までのあらすじ】主人公のライコミちゃんは、ある日、同じ職場で働く年配の先輩ハルちゃんの愚痴を聞きます。ハルちゃんは、息子の奥さんが非常識なことで悩んでいたのでした。ハルちゃんの愚痴を聞いた数ヶ月後、話の続きを聞く機会があったライコミちゃん。話を聞いてみると、ハルちゃんの娘から突然電話があり、「弟夫婦と縁を切る!」と言われたそうで……。絶縁の理由は……?性格が合わなさそうで……ハルちゃんは娘に同意し……娘がなぜ絶縁宣言をしたのか考えるハルちゃん。しかし、なぜかハルちゃんも娘の意見に同意します。息子の奥さんは、そんなに問題がある人なのでしょうか……?
2023年04月29日夫と付き合っていたころは性格も特に気になる面はなく、一緒にいて楽しく不安なこともなかったためそのまま結婚しました。しかし結婚後、徐々に夫の本性があらわになっていったのです。私以外の人と接するときはいい顔をするので、周りからは「やさしいご主人だね」と言われますが、実際は私に対してだけ口が悪く見下した態度ばかり。最初は言い返していましたが、反論をやめるとさらに調子に乗り出す夫。そんなとき、救世主が現れたのです。★関連記事:「いいかげんにして!」大けがをした私に対し、心配すらしてくれないモラハラ夫に初めて言い返したら結婚前は我慢していただけ!?学歴の差から夫に見下される毎日夫と出会ったころは最終学歴なんて関係なく、侮辱されることもない良好な関係でした。休日には一緒に出かけ、あまり料理が得意ではない私が料理をすると「ありがとう」と感謝してくれていました。しかし、結婚を機に夫の私への態度は一変。私の学歴を話題にして、知識のなさをバカにされる生活の始まりでした。最初はバカにされても笑って受け流したりごまかしたりしていましたが、私を見下す態度は日に日にヒートアップ。あまりにもひどい態度に、「なんで急に態度を変えるの?」と夫に聞くと「付き合っているころは我慢していただけ。結婚して夫婦になったのだからお前に何を言おうが俺の自由だろ」と強めの口調で言われました。何か夫が悪いことをしたときでさえ「お前が悪いから今この結果になっているんだ」と謝ることすらしなくなり、関係は悪化する一方。最終的に、私は反論したり笑ったりすることもしなくなりました。外面だけはいい夫仕事が休みの日に、私も顔見知りである夫の同僚がわが家へ訪ねて来たことがありました。数日前、夫が同僚と外回り中、たまたま買い物帰りの私と鉢合わせ、そのときにわが家へ来る約束をしたのです。私は料理や掃除を頑張り、デザートのケーキまで焼いて同僚をもてなす準備をしていました。しかし、夫は「今日くらいはお前のまずい料理を食べたくない」「同僚が来たらお前はひと言も話すな。バカがバレる」と、いつも通りの見下し発言。遊びに来てくれる同僚はわが家のこの状況を知るわけもなく、私の料理が楽しみとまで言ってくれていたので、夫に見下されながらも苦手な料理を頑張りました。 時間になり同僚が来ると、夫は「妻の料理は絶品で自慢」「こっちへ来て一緒に話そう」と、さっきとは反対のことを言うのです。私は内心「え? この人はなんでこんな平気な顔でうそがつけるんだろう?」と疑問に思いましたが、声には出しません。そんな様子を見た同僚は夫のことを「愛妻家」と呼び、夫は満足な表情でした。同僚が帰った後は、人が変わったようにまた見下し発言の繰り返し。そんな生活が続いていました。モラハラ夫を撃退してくれたのはそんなある日、夫が外出中に義母がわが家へ遊びに来ました。予定していなかった訪問でしたが、私はやさしくて料理じょうずな義母が好きだったため、仲良く2人でお茶を楽しんでいました。義母は、まさか自分の息子が妻を見下すような言動しているとは夢にも思わず、「息子は家事をちゃんと手伝ってる?」「何か嫌なこととか相談があれば、いつでも私に言ってね」と笑顔で楽しそうにしていました。夫の帰宅時間が近づいたとき、義母から「息子を驚かせたいから隠れてもいい?」と提案が。特に断る理由もなく、隠れられて困ることもないうえに「普段の夫の姿を見せられるかも……」と思い、承諾しました。義母が隠れてすぐに夫が帰宅しました。夫はいつも通り「掃除も家事もせずお茶タイム? ふざけるな! お前みたいなバカは休憩を取る資格なんかない」と怒鳴ります。私の位置から見えていた義母の顔は青ざめていきました。まさか自分の息子がこんな態度で私に接しているとは思わなかったのでしょう。義母の存在に気付かない夫は、いつも通り罵声をあびせ続けてきました。そこへ顔を真っ赤にして今にも爆発しそうな義母が登場。義母の姿に気付いた夫の顔がみるみる青ざめていきます。 義母は「いいかげんにしなさい!! 土下座で謝りなさい!」とかんかんです。私と夫のやりとりの一部始終を見ていた義母は一瞬で状況を悟り、夫を叱ってくれたのです。夫は義母には逆らえないらしく、私に今までの侮辱を謝罪。私はこの後、夫がどんな態度を取るのか怖くて仕方なかったですが、義母立ち合いのもと、二度と偉そうな態度を取らないこと、何かあったら私が容赦なく義母に連絡をすることを約束しました。その後の夫の態度はびっくりするくらい変わり、私に対しての侮辱は一切なくなりました。まとめ最初から義母に相談すればよかったのですが、義母やその他の人たちに相談できなかった理由として、周りから幸せな家庭に見られたいという見栄がありました。当時は「いつも仲良しですてき」と褒められるのがうれしく我慢していた私。しかし、最終的に心がボロボロになり、つらい時期を過ごすことになったのです。この経験をしたからこそ、見栄を張ることなく周りに相談して助けを求めること、つらいときは我慢せずに吐き出すことを学びました。時にはプライドや見栄を張りたいときもありますが、今は先のことを考えて行動することを心がけています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/武田さやか著者/武田さやか(35歳)2歳の娘と夫の3人暮らし。最近パパだけに発動する娘のイヤイヤ期をなだめるのに苦戦中。機嫌がいいときにはみんなで仲良くお散歩に出かけています。
2023年04月22日夫は真面目で子煩悩。基本的にはやさしくおもしろい人で、特に大きな不満はありません。強いて挙げるとすれば「女性の仕事は看護師が最強」と、看護師という職業を過剰に持ち上げるところ。医療・看護の業界とはまったく無縁の私は落ち込むことが多々あります。頻繁(ひんぱん)にそのことを口にするため、悲しい気持ちを通り越して次第に腹が立つようになったのです。★関連記事:「私はただの居候…?」順調に思えた義両親との同居。しかしだんだんと明らかになる夫の本性に…看護師は最強の職業!?夫の同僚の奥さんは看護師!新卒で入社した会社で販売業に従事していた私。勤務年数は10年以上と長かったこともあり、ささやかですが役職もついていました。しかし、土日の休みが取りづらいことや、そもそも産休・育休を取得した人がほとんどいないことなどが理由で、上の子の出産を機に退職することに。せっかく積み重ねてきたキャリアを失い、悔しい思いもありますが「いずれまた正社員として企業で働きたい」そんな気持ちで子育てに励む毎日です。そんな中、夫がよく口にするようになった話があります。「同僚は、奥さんが看護師だから稼いでくる。お金に余裕があってうらやましいな」「看護師が奥さんだったらラクできていいよね」など、妻の職業が看護師だとラッキーという内容です。さすがに夫は「看護師と結婚すればよかった」などとは言いませんが、なんだか遠回しにそう言われている気がして……。私は度々気分を害するようになりました。妻にするなら看護師と考える理由夫が「妻にするなら看護師」と考える理由は多々あるようです。率直に言えば、「看護師は稼ぎがよい」から。専門学校卒か大卒か、夜勤があるかないか、そして勤務する病院にもよると思いますが、中小企業で勤めていた当時の私と比べても、明らかに看護師という職業は収入が多いでしょう。また、「資格があるので就職に困らない」ことも、夫が妻にするなら看護師がよいと考える理由の一つ。夫は国家資格を持たない子持ちのアラフォーである私は再就職も難しいだろう、と常々言ってきます。たしかに、現実は厳しいとは思いますが、私に能力がないと言われている気にもなり、その発言自体にもモヤモヤしていました。そして、おそらく夫が「看護師が最強」と考える最大の理由は「母親が元看護師」だからです。元看護師である義母は、夫が子どものころも夜勤をこなすなど精力的に働いていました。夫は「母さんは看護師で夜勤もあって、寝る時間が少なくても弁当を作っていた」「もしかしたら、父さんよりも稼いでいたかもしれないな」など、義母を尊敬していることがわかる発言をよく口にします。義母はやさしく気立てもよく、私も大好きな存在です。夫や夫の兄弟が成人してからも看護師を続け、還暦前まで町のクリニックで働いていたという話も聞き、本当に頑張ってこられたのだと思います。しかし、元看護師で稼ぎがよく、かつ家事や育児もこなしていた義母と、この先大して稼げないと思われている私とを比較されている気持ちに……。この点についても、私はモヤモヤしているのです。ついに激怒した私夫は、看護師の妻がいる同僚の話や、義母が看護師として働いていたから家が安泰だったなどの話から、たびたび「妻が看護師だと得」「女の仕事は看護師が最強!」と言っていることはまだ我慢ができていました。しかし、自分の息子にまで「お嫁さんにするなら看護師さんがいいよ~!」と言うようになったのです。看護師という職業はたしかに素晴らしく、特にコロナ禍では自らの命の危険も顧みず必死に働いている姿を見聞きし、尊敬しています。責任のある仕事でもあるし、仕事内容を考えれば私より給料が高いことも理解できます。ですがそれとこれとは話は別です。どのような仕事も、何かしら社会の役に立っているのだから仕事に優劣をつけるものではないし、働きたくても思うような職業に就けない人もいる。私のように出産や子育てを機に長く勤めていた会社を退職し、キャリアを諦めなくてはならない人もいるのに……と、やたらと看護師を持ち上げる夫に怒りがふつふつ。とうとう私は、「そんなに看護師がいいんなら、なんで販売業に就いていた私と結婚したの? 私と離婚して、看護師と再婚すればいいじゃん!」と激怒したのです。普段あまり怒らない私が大激怒したため、慌てる夫。私も少し冷静になり「お義母さんも看護師でたしかに稼ぎはいいし、評価に値する仕事。でも、あまりにも言われ過ぎて悲しくなるよ」「看護師ではない私は価値がないみたいに言われている気分になる。相手がどんな気持ちになるか、もう少し考えて発言したら!?」と言いました。まとめそれ以来、夫が職業についてあれこれ言うことはあまりなくなりましたが、たまに話の端々に出てきます。「人の考えは簡単には変わらない」と諦めた私は、聞き流すことにしています。「いつか、夫の収入を超える大逆転をしてぎゃふんと言わせてやる!」と心の中で闘志を燃やしながら……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/内野みお(39歳)2人の男の子育児に奮闘するアラフォーママ。パワフル過ぎる男児たちに翻弄され、大声を張り上げる毎日。こっそりスイーツを食べるときが至福の時間!
2023年04月16日新年度の憂鬱といえば、「役員決め」ではないでしょうか。私は来期小学校の役員をすることがすでに決まっているため、今年は役員決めのあの重苦しい空気を味あわずに済むのだと思うとだいぶ気がラクです!それでも卒業シーズンになると、幼稚園で起きたある保護者間トラブルのことを思い出します。コロナ禍で過ごした年長さん時代の苦い思い出、語らせてください…(泣笑) ああもう! 文句があるなら自分が役員やればいいのに!!ついにブチギレた私の行動とは?次回、「卒園行事にまつわる保護者間トラブル <後編>」に続きます。
2023年03月30日転勤が多く、子どもができてからは単身赴任生活が続いている夫。結婚前から女癖が悪いことはわかっていましたが、結婚したことをきっかけに改心したようで、女の影もなく夫婦関係は良好でした。あるとき中学生になった子どもが、「お正月はおばあちゃんの家へひとりで行きたい」と言いだしたので、私は単身赴任中の夫のもとへサプライズで押しかけることに。これは、お正月から信じられない現実を突きつけられた私の体験談です。★関連記事:「私はただの居候…?」順調に思えた義両親との同居。しかしだんだんと明らかになる夫の本性に…夫は改心したと思っていたのにお正月も仕事だと言いだした夫子どもが年長になったころから単身赴任生活を続けている夫。夫の赴任勤務地は自宅から車で3時間程度のところだったので、毎週金曜日の夜には自宅へ帰り、日曜日の夜には赴任先へ戻るという生活を続けていました。単身赴任当初は毎日電話で連絡を取り合っていましたが、そこは長い夫婦生活。日がたつにつれ、メールは毎日すれども電話は2~3日に1回程度の頻度になっていました。結婚前の夫は女癖が悪く、女遊びはしょっちゅう。正直結婚するかも悩みましたが、根は真面目でやさしい夫。周囲からの後押しもあり結婚しました。結婚後は女の影は見られず、子どもにも恵まれ、それなりに幸せな毎日を送っていた私たち。夫が改心したように見えていたこともあり、単身赴任中の女性関係についてはまったく気にしていませんでした。子どもが中学生になったとある年末のこと。毎年、お正月には連休を取れるため、夫は今年も帰ってくるだろうと思っていたのですが、珍しく仕事になったとの連絡が入りました。お正月も仕事なんてかわいそうだな……。そんなことを考えていたら、中学生になった子どもが、「お正月はひとりでおばあちゃん宅へ行きたい!」と言いだしたのです。「じゃあママはパパのところへ行こうかな?」と子どもに相談したところ、「いいよ!」と快諾。私はひとりで夫に会いに行くことにしました。夫には内緒で突撃!子どもが1月1日から1泊2日で義母宅へ行くというので、私も同日程で夫宅へ向かうことに。夫には行くことを告げていませんでしたが「正月は子どもと一緒にこっちへ来ないか?」という誘いもあったので、きっと寂しいんだろうな……と思い、サプライズで訪ねることを決心。どこか新婚気分になりながらウキウキで向かいました。義母宅へ子どもを連れて行き、新年のあいさつなどをしていたため、夫の赴任先の家に到着したのは夕方でした。すっかり暗くなっていましたが、仕事だと言っていたので、そろそろ帰ってくるころかな? と思いながら家の前まで向かいます。すると、家の電気が点いているのを発見。お正月だし仕事が早く終わったのかな? と思い、合鍵は持っていましたがあえてチャイムを鳴らすことにしました。ピンポーン……と、チャイムは鳴りますが、夫は出て来ず。もう一度チャイムを鳴らしてみましたが、一向に出てくる気配がありません。「電気を消し忘れて仕事に出たのかな?」と、考えた私は合鍵を使って入ることに。部屋には明かりが点いているのに鍵を開けてみると、部屋には誰もいない様子。しかし、ストーブや電気、コタツには電源が入ったまま。そこには今まで誰かがいた形跡がまざまざと残されていたのです。え……どういうこと!? と一瞬頭が真っ白になりましたが、明らかに夫はその場にいません。勝手に誰かが夫の部屋を使っているの? などいろいろな疑問が頭をよぎり、怖くなった私は一旦玄関の外へ。そこで初めて夫に電話をしました。家に来ていることを伝えると「え!?!?」と異様なほど驚き、急に会話はしどろもどろに。「中には入ったのか?」「誰かに会わなかったか?」など、よくわからない質問を投げかけられ、返答に困っていると「今から早急に帰る」と電話を切られました。そこで私は「女だな……」と察したのです。浮気相手に逃げられては困るため、再び家に入ることにしました。「誰かいるの?」と恐る恐る声をかけましたが返事はなし。改めて部屋の中を物色すると、女性が使うものや洗濯物が干してあるのを発見し、一緒に生活していることがうかがえました。私は、気持ちも居場所もやり場がありませんでしたが、逃がしてはならない! と思い、出てくるよう仕掛けます。「誰かいるんですか? 警察に電話しますよ!」その言葉を聞いてか、お風呂場からひとりの女性が出てきました。そして驚いたことに、相手は結婚前に夫が浮気をしていた女性だったのです。念の為、「〇〇さん?」と聞いてみると、女性は「そうです」と答えました。あきれ果てて言葉が続きません。そこへ夫が帰宅。そこから、浮気の経緯を問いただすことになりました。2人の同棲生活は半年前からスタート。しかも、呼び寄せたのは夫のほうだったというのです。呼び寄せた理由を聞くと、「自分が今働いているところのパート枠が空いていたから」とひと言。なんと、2人は同じ職場で勤務していたのです! どうやら2人は私たちの結婚後も時折連絡を取り、会っていたとのこと。半年前に女性の職がなくなり、困っていたところに夫が声をかけたというのです。そして、住む場所もないため夫の家で生活していた。自力でアパートを借りられるほどお金が貯まれば出て行く予定だった。今はもう男女関係はない、とのこと。女性にはとにかく夫の家を出て行くよう伝え、夫にはアパートが決まるまで3時間かけて自宅から職場まで通うことを命じました。そして、ひたすら謝り続ける夫と一緒に私は黙ったまま自宅へ戻りました。まとめ男女関係はないことをひたすら強調し、離婚だけはしたくないと言い続ける夫。しかし、どんな理由であれ、昔の浮気相手を呼び寄せて同じ職場で働き、ましてや一緒に生活するなんてありえないことです。結局、相手の女性は2週間後にはアパートを決め、夫の家を出て行きました。本当にお金がなく困っていたようでしたが、私には同情の余地もありませんでした。自宅へ戻った夫は、毎日夜中の3時過ぎには家を出て、帰宅は夜の23時。反省の念を込めて行動している姿もあって、ひとまずは離婚を見送ることに。ですが、夫への不信感が今後なくなることはないでしょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/ささきなみマンガ/へそ著者/ささきなみ(37歳)体力の衰えを感じ、年齢に抗うなにかを始めようと摸索中のアラフォーです。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っています。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中です。
2023年03月10日夫はよく飲みに出かけるタイプです。新型コロナウイルス感染症が流行する前は会社のみんなで飲みに行ったあと、キャバクラに行くというのがルーティンのようでした。ある日、玄関に名刺がバラバラと落ちているのを見つけました。拾い上げて見てみると、名刺に書かれた名前は明らかにキャバ嬢の源氏名……。キャバクラ通いを止められない夫を持つ私の体験談です。★関連記事:「最近、家族が冷たい気がする…」しっかり者の妻に感謝しているけれど… #見えない地獄 1玄関に散らばる名刺の数々キャバクラ通いがルーティン夫の楽しみは仕事帰りの飲み会です。新型コロナウイルス感染症が流行する前の週末は、ほとんど飲み会に行っていました。同僚たちと飲みに行った後は、キャバクラに行くのがルーティンです。結婚したときから夫がキャバクラに通っていることは知っていたので、「適度に楽しむ程度なら……」と黙認していました。そんなある日、朝起きて顔を洗おうと寝室から廊下に出たときです。玄関に何枚かの名刺が散乱しているのを発見しました。「なんだろう? 」と思って拾ってみると、書かれているのは明らかにキャバ嬢の源氏名でした。「来てくれてうれしかったよ」「また来てね」といったメッセージも書かれており、このときはまだ、「またキャバクラに行ったのか……」としか思っていませんでした。いやらしい手書き文字に爆笑!名刺を発見してから数週間後。また同じように玄関にキャバクラの名刺が落ちているのを見つけました。「名刺くらいちゃんと片付けてよ」と少しイライラしながら散らばった名刺を集めることに。前回のように、まとめた名刺はすぐにゴミ箱に捨てるはずでした。しかし、ある1枚の名刺を見て、思わず私は手が止まってしまいました。そこには、思わず笑ってしまうようないやらしい手書きコメントが! 「これはどう考えても、キャバクラではなく、ヘルスかソープに行っているのでは? 」と一瞬不安になりました。しかし、夫は隠しごとが驚くほど苦手なタイプです。もし本当に風俗に行っていれば、隠しきれず、すぐに私にバレるのがわかっていました。最近の夫を見ていて、普段と違う様子はなかったので、おそらくいつも通りキャバクラに行ったのでしょう。そのとき、夫の席に着いたキャバ嬢があたかも風俗嬢のようにメッセージを書いたのだと思います。凝ったメッセージに、「最近のキャバ嬢はやるな……」と変に感心してしまいました。起きてきた夫に「名刺が落ちてたよ」と言っても、特に悪びれることもせず、「ああ、ごめん」と言うだけでした。その後もしばしばキャバクラに行っていたようですが、2020年に新型コロナウイルス感染症が大流行。私たちが住んでいる地域でも緊急事態宣言が発令され、さすがの夫も飲み会には行かなくなりました。しかし、夫の自粛生活は本当に一瞬でした……。感染状況が少しずつ落ち着き始めると、それに比例するかのように飲みに出かける頻度が増えたのです。いくら感染者数が落ち着いているとはいえ、まだまだ手放しで安心できる状況ではありません。私は正直「もう少し自粛してほしい」と思いながらも、夫が聞き入れてくれない気がして言えずにいました。それから数日後。夫が飲み会に行く頻度が増えると同時に、またキャバクラの名刺が玄関に落ちていました。なぜこんなに玄関に名刺を落とすのかも謎でしたが、コロナ禍で一向にキャバクラ通いを控えない夫にさすがの私も我慢の限界! 今日こそは言いたいことを言わせてもらおうと思い、仕事から帰宅した夫を捕まえ、みっちり説教しました自分が楽しめたらそれでいい?夫の頻繁なキャバクラ通いを受けて、私の胸に込み上げてきたのは、嫉妬よりも怒りです。世の中ではみんな必死で「感染症予防対策を頑張ろう! 」と努力しています。新型コロナウイルス感染症が流行して以来、医療従事者である私の友人は、感染対策のために旅行も里帰りもできていません。そんな人がいる中で、あなたは何を身勝手に楽しんでいるのかと……。あまりの無神経さに怒りがふつふつと湧いてきました。しかも、わが家にはまだ幼い姉妹もいます。万が一、夫が新型コロナウイルス感染症に感染し、子どもたちにも移ったらと思うとぞっとします。しかも新型コロナウイルス感染症に感染する可能性として考えられるのが、キャバクラの可能性が高いなんて……。とはいえ、仕事で朝早くから夜遅くまで働いている夫には、息抜きも必要だと思っています。キャバクラに行くことでストレス解消になるのなら、まったく行くなとは言いません。しかし、今後は頻度や状況を考えてもう少し慎重に行動してほしいと夫に話しました。まとめ今回の件で、夫のストレス解消にはキャバクラが切っても切り離せないんだろうなと再認識しました。「キャバクラ通いがいつか浮気につながるのでは? 」と不安になることもありますが、今のところ夫はきちんと線引きをして楽しんでいるようです。名刺にあれだけ面白いコメントを書けるキャバ嬢さんたちなのであれば、きっと夫たちにも楽しい時間を与えてくれているのでしょう。夫には今後も感染状況やお金、子どもたちにも配慮することを大前提に、節度を持ってキャバクラでのストレス解消をしてほしいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/茨木アヤコマンガ/きびのあやとら著者/茨木アヤコ元教員。今はwebライター兼1児の母。仕事は執筆、趣味も執筆。面白く、読みやすい体験談をお届けできるよう心がけています。
2023年02月25日