結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。不倫夫との離婚を考えていた妻・景子さんですが、友人から、今すぐの離婚は得策ではないという話を聞き、考えを変えました。そんな話をしているころ、夫は逃げ込んだ不倫相手の家に転がり込む話に。夫は彼女の母に少し怯えているようですが、「できるかどうかじゃなくて、やるの」とすっかり亜美さんに主導権を握られていました。 夫は妻・娘の住むマンションから逃げ出して… 妻の留守中を狙って荷物を運び出し、不倫相手の家に転がり込んだ夫。その間、あの修羅場にいた人々たちからは何の音沙汰もありませんでした。「このまま女たちで解決してくれないかな」と相変わらず身勝手なことを考えていた夫に、実母から緊急呼び出しの電話が!実家に帰ってみると、両親と妻のほか、兄と兄嫁までズラリと勢ぞろい! すでに妻・景子さんから事の顛末を聞かされている両親と兄・兄嫁は、そろって夫のことを問い詰め始めたのでした。 自分都合な不倫を繰り返した挙句「このまま女たちで解決してくれないかな」なんて、もう身勝手にも程があります!反省している様子もまったくありません。このまま、不倫夫にとって都合のいい方向に向かわないことを祈るばかりです。 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年04月07日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられます。 慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら「自分のせいでヒナタが事故に遭った」と言い、頭を下げ謝罪をしてきました。 その翌日、ユリがモネと話し合いをおこなうのですが、その直後にヒナタの意識が回復。しかし、ヒナタの中でモネの存在はすっかり消えてしまっていたのです。その後、退院日を迎えたヒナタはユリと2人で家に帰ることに。 すると、玄関前でモネとバッタリ遭遇してしまって……? 表情が引き締まる妻。妻が返答に迷っていると… 「モネ……」 「退院おめでとう。そして本当にすみませんでした」 モネの言葉に硬い表情になるユリ。 すると、ヒナタが口を開いたのです。 「えっと、モネさんってユリのお友だちの……!いつもお世話になってます!」 「これからも妻と仲良くしていただけると……」 その言葉を聞くと、下げていた頭を上げたモネ。 ニッコリと2人を見ると、かすかに微笑んだのでした。 ◇◇◇ モネの表情や謝罪の言葉を見ると、精一杯心からお詫びしているのが伝わってきます。恐らく2人が帰って来るのをずっと待っていて、直接ヒナタにも謝りたかったのかなと思いました。事故当時の記憶を一切なくしてしまっているとはいえ、温かい言葉をかけてくれたヒナタ。その言葉にモネは救われたのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年04月07日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。 亮太さんが家に帰りたくないのは理由があって……? もううんざりだ! 亮太さんが仕事から帰宅すると、麻耶さんは夕食の準備をしてくれています。しかし、亮太さんの席はいつも散らかっており、片付けようとすると麻耶さんに咎められます。毎日そんなことが続き、少しずつストレスが溜まっていく亮太さん。 夕飯の洗い物をしていた亮太さんに、麻耶さんが明日までに払わなければいけない請求書を差し出しました。前もってわかっていたものをなぜギリギリに言うのか文句をいった亮太さんですが、麻耶さんは聞き入れません。それどころか、息子の和馬君が今度の休みの日に動物園に行きたがっていると話を逸らしたのです。子どもの前で喧嘩を吹っ掛けるなと麻耶さんに言われて頭にきた亮太さんですが、和馬君のために笑顔で気持ちを切り替えたのでした。 麻耶さんから毎日嫌がらせのような行為をされてストレスが溜まっている亮太さん。麻耶さんはわざと亮太さんを怒らせるような行動をしているように見えます。麻耶さんの亮太さんに対する態度がここまで酷いのは、過去になにか理由となった出来事があるのでしょうか……。 夫婦といえども、元々は他人です。相手がどう思っているのか、自分はどうして欲しいのかなど、お互いにしっかり向き合って話し合うことも大切なのかも知れませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月06日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。そんな中、晴彦がヒカリさんの友人・リツコと不倫をしていることが発覚します。ヒカリさんが離婚の言葉を口にすると、もし離婚をするなら「リクの親権は俺が取る」と言い出します。 そして何も言えなくなったヒカリさんを晴彦は「愛してるのは君だけだから」と言って抱きしめました。 落ち込むヒカリさんを心配するリク見て、「リクは絶対に私が守る」と決意するヒカリさん。 しかし専業主婦のヒカリさんは、もし離婚できたとしてもリクの親権を取れるのか、自分がリクを幸せにできるのか不安になります。 そのころ、晴彦は……。 夫の嘘によって… ヒカリさんになりすまし、慰謝料請求の通知書を作成しリツコに送りつけた晴彦。 するとリツコは、ヒカリさんから訴えられたと思い、焦って晴彦に電話。電話に出た晴彦は、「リツコが土下座しないなら許さないとヒカリさんが言っている」と嘘をつき、さらにリツコの気持ちを逆なでします。 それを聞いたリツコはヒカリさんに怒りを覚え、共通の友人・ヒナを味方につけようと考えます。 晴彦はヒカリさんとリツコの仲をさらに悪くすることで、ヒカリさんをどんどん追い詰めようとするのでした。 ヒカリさんに自分だけを見てほしいと望む気持ちもわかりますが、そのために大切な人を悲しませたり、追い詰めたりするのは間違っているのではないでしょうか。 晴彦には、どうすればヒカリさんが自分だけを見るのかではなく、どうすればヒカリさんが幸せになれるのかを考えるようにしてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年04月06日結婚3年目にして、性生活が無くなってしまった小日向あすかさん。あすかさんから夫を誘うも断られる日々が続きます。「どうすれば元の2人に戻れるんだろう?」と頭を抱えていたある日、突如タイムリープの力を手に入れ…。今度はお酒の力を借りる作戦に出たあすかさん。まずは、昇進して間もない夫に仕事の話を聞くも夫を苛立たせてしまいます。これではいけないと話を切り替え、いい雰囲気になり 「今夜はいいでしょ?」と誘うと、ついに夫からOKが!そのままベッドへ行きついに結ばれるかと思いきや、お風呂へ行き身支度をするあすかさん。戻ると、ベッドにはスヤスヤ眠る夫が。またも撃沈してしまうのでした。 1人虚しく部屋を片付けゴミ捨てへ。勢いよくゴミを捨てるとくしゃみをし、「LOVE Again」を飲んだ日に戻っていました。くしゃみでタイムリープ先から現在へ戻る?と思い、ならばと「LOVE Again」に触れると、これまで通り、抜け落ちた記憶が頭の中に入り込んでくるのでした。 「LOVE Again」を手にしてから不思議なことが起こるようになったあすかさん。この状況に疲れ切ったまま、姉とランチのへ行くため準備を始めるのでした。私に何か隠してない? 姉との待ち合わせ場所に到着し、いつもと違うあすかさんが気になった姉は「なにか隠してない?」と質問します。あすかさんは「LOVE Again」のことを隠そうとアタフタするもうっかりタイムリープというワードを口にしてしまいます。不審に思った姉は誰にも言わないからと問い詰めます。 場所を変え、夫とのレスに悩んでいることと「LOVE Again」について話し始めます。話を聞いた姉は「LOVE Again」のことは信じられないけど、あすかさんを応援すると勇気づけます。その言葉を聞き気が楽になったあすかさんは、姉に泣きつき夫とのレスを解消すると意気込みます。 元気を取り戻したあすかさんを見た姉は安心するも、「LOVE Again」のことが頭からはなれません。 一方、気持ちが晴れたあすかさんは、夫が好きそうなケーキを手に自宅へと戻るのでした。 ◇◇◇ 夫とのレスについて、そして自分の身に起きている不思議なことを打ち明けスッキリしたあすかさん。信頼している人でも悩みを打ち明けるのは勇気が入りますよね。特に、性生活はセンシティブな問題なので特に気を使いますよね。しかし、ときには、周りに頼ることも大切です。心が軽くなり新たに闘志を燃やすあすかさんはとても前向きで素敵です。持ち前の明るさを取り戻したあすかさんの快進撃に期待したいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 海山テツ子
2024年04月06日妊娠前から育休の取得に興味があった夫。「2人で一緒に育休取れたらいいね~」なんて話をしていました。そしていざ私が妊娠すると、夫は「育休、取るよ!!」と宣言。そんなわが家の体験談です。 もとから男性育休が取りやすい環境ニュースやSNSで、「男性が育休を取得したら昇進できない」「周りの人から嫌味を言われた」ということを目にする機会がありました。自分が妊娠しても、里帰り出産か、生後1カ月くらいは実家の母に手伝いにきてもらうんだろうなと思っていた私。 しかし、夫の会社は男性の育休取得の実績が多数ある会社でした。もとから子育てに興味があった夫は、私が妊娠後に半年の育休の取得を申請しました。上司に話をしたときに、「半年? 1年取らなくていいの?」と言われたほど、理解のある職場でした。 出産までもサポート出産予定日が1月中旬だったため、夫は1月はたまっていた有休を使いすべて休み、2月から7月末まで、半年間の育休を取得することに。 妊娠期間はマタニティヨガに通ったり、行きたいお店にランチに行ったりと元気に出歩いていた私も、1月に入ってからの外出は夫に付き添ってもらうことが多くなりました。産後だけでなく、初めての出産で不安も多い中、産前もサポートしてくれたのは本当に助かりました。 いざ息子が生まれると無事に出産し、5日後に退院。家族3人での生活が始まりました。出産した病院の規則で、入院中に赤ちゃんに直接触れられるのはママのみ。面会者は新生児室のガラス越しで見学しかできませんでした。そのため、夫は退院してから初めて息子のおむつ替えや授乳をおこないました。はじめはおぼつかない手つきでしたが、徐々に慣れて、1週間もすると私と変わらない対応ができるように。 また、産褥期は家事を積極的におこなってもらえるようお願いし、私は息子のお世話が最優先の生活。生後3カ月ごろまで混合栄養だったため夜中の授乳は私が対応しましたが、おむつ替え、ミルク、そして息子と遊ぶことも、夫は率先しておこなってくれました。 育休を終え、夫は⋯夫婦そろっての育休期間は、親子3人で濃密な時間を過ごせたと思います。特に新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が多くなりましたが、逆にそれが3人でたくさん過ごした良い思い出です。 夫自身は、息子が生まれて間もない時期からずっと一緒に生活をしたことで「大変さも楽しさもよくわかった」と言っています。ちなみに夫は、もし2人目を授かっても育休を取得する気満々です! 夫は育児や家事を「手伝う」ものではなく、「2人の子どもだから2人で育てる」という意識を持ってくれています。当たり前のことだと思う反面、そう考え、実行してくれる夫は心強い存在。夫や、理解のある会社や周りの環境に感謝を忘れず、今後も2人で子育てをしていきたいと思います。 イラストレーター/まっふ著者:森まり子男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月06日主人公は外面すみれ(30歳)。夫・良し男との娘・ほの香(0歳)を出産し、現在育休中。昇進のため仕事に専念したい夫は、家事育児すべてを妻に任せきり。すみれは睡眠不足が続き、家庭の空気は最悪に…。「野菜くらいは用意して」 昨晩、パンではなくお米が食べたいと良し男に言われていたすみれ。しかし娘の夜泣き対応で眠れておらず、準備ができなくてとりあえずパンを用意したところ、良し男がワガママ発言。 育休前、家事・育児について話し合いはしていたものの「育児は大変だけど、俺が仕事しやすいように頑張って」という身勝手な良し男の態度にイライラしており…。 「さすがに任せすぎ!!」脱ぎ捨てられた夫の靴下を見つけ怒りは頂点に 会社の同僚に、育児は趣味だと話す良し男さん。「家事・育児は二人でやって当たり前」と言っていますが、実態は違う様子。帰宅するとぐずって泣き叫ぶ娘の頭をなでるだけで、すみれさんにはねぎらいの言葉もありません。 「キリのいいところでご飯食べな」ではなく「俺がみておくからゆっくり食べな」と言ってほしいですよね。みなさんは同じような状況になったことはありますか。その場合、なんと返しますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年04月06日結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。夫の複数回にわたる不倫を機に、離婚を決意した妻・景子さん。しかし、修羅場となった夫との話し合いを見守っていた友人たちはどちらも「今は離婚しないほうがいい」と提案。それは経済的な問題だけではなく、不倫相手との結婚を望んでいる夫にとって離婚は思うツボ、世の中は甘くないということを教えなくてはいけないというのです。 友人からの驚きの提案に、妻はある決意をし… 友人から、今すぐ離婚をすることは得策ではないという話を聞き、「今は離婚のタイミングじゃない気がしてきたな…」と考えを変えた妻・景子さん。夫の家族とは関係が良好で、娘をかわいがってくれていることにも、友人は「ますます好都合」と言います。そんな話をしているころ、夫は逃げ込んだ不倫相手の家に転がり込む話に。夫は彼女の母に少し怯えているようですが、「できるかどうかじゃなくて、やるの」とすっかり亜美さんに主導権を握られていました。 不倫夫と早く離婚したいと思っていた妻・景子さんですが、冷静になって考えてみると、「今すぐは得策ではない」と気づきました。これも、落ち着いて話を聞いていた友人からのアドバイスあってこそですね。あなたはもしこういうことが起こったとき、冷静になって考えることができると思いますか? >>次の話 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年04月06日生後8カ月の娘の育児に奮闘中のわが家。夫は私を労うような言葉をかけてくれるものの、家事・育児は気が向いたときと私の機嫌が悪いときに少々手伝う程度。新型コロナウイルスが流行り始めたときの危機感も私に比べて薄かったです。そんな夫にモヤモヤしていた私ですが、夫の仕事が感染症対策で在宅勤務に切り替わってから、夫の意識がいろいろと変わってきたように思います。今回はそのことについてお伝えします。※コロナ禍の体験談です。 以前から夫に対してモヤモヤしていたこと結婚の話が出たときからずっと「子どもがほしい」と言っていた夫は、娘が生まれた当初は抱っこや寝かしつけ、おむつ替えなどを積極的におこなっていました。それが3、4カ月も経つと、初心をあっさりと忘れて子どもよりもアニメやスマホゲームへ時間を費やすように……。 夫がおこなう家事は、本人がなぜか大好きな掃除機がけと、何となく担当する雰囲気になっていた浴室の床掃除のみ。その他のことは本当に気が向いたときか、私の機嫌や体調の悪いときに少々おこなうだけでした。 あとは、「いつもありがとう〜」と息をするかのようにさらっと労うような言葉を口にしながらスマホを片手にゴロゴロ。労ってくれるのはありがたいけれど、なんだか「こう言っておけばしばらくは機嫌いいでしょ」といった感覚で労われているようで、モヤモヤしていました。 新型コロナウイルスに対する危機感のズレ新型コロナウイルスが流行してさらに私をモヤモヤさせたのは、危機感のズレでした。観光客の多い場所で接客業をする義両親へ娘を会わせるために電車で実家へ帰ろうと提案したり、自粛ムードの中飲み会や趣味の集まりに参加したり……。 当時はまだ乳児への感染例がなかったため、娘への感染を心配した私がどんなに注意しても「大丈夫だよ」の一点張り。年齢はいくつであれ同じ人間。乳児への感染率はゼロではないと考えていた私は、夫の考え方が理解できませんでした。 在宅勤務で見えたママの日常でパパに変化が…!そんな夫の意識が変わり始めたきっかけは、夫の仕事が在宅勤務になったことでした。在宅勤務中は私と娘がリビングで過ごし、隣の部屋で夫が仕事をすることになりました。 普段から私にべったりで、抱っこ要求が激しい娘。ギャン泣きの娘をおんぶしながら家事をこなしていました。以前夫にその話をしたときも「大変だねぇ、お疲れ様」と言いながらゴロゴロしていました。 ところが、在宅勤務中、食事や飲み物を取りにリビングへ入るたび、夫は実際の光景を目の当たりにするわけです。この世の終わりかのように泣く娘と、疲弊しきった顔で家事をする私。夫は次第に「家事は昼休みと勤務後に俺がするから、休んでて」と言ってくれるようになりました。 しかも今回は口だけでなく、実際にいろいろな家事を率先してするようになりました。また、私が外で散歩できる時間を作ってくれるようにもなりました。夫曰く、在宅勤務になったことで、1日中家にいるストレスを実感したのだそうです。 家事に続いて育児に関しても変化が!在宅勤務になったことで娘と顔を合わせる時間が増え、抱っこを試みても、ことごとくギャン泣きされる夫。これまで娘の面倒を最小限で見ていたツケが回ってきていることを察したのか、「臭いが嫌だから」というなんとも父親らしからぬ理由で一切しなくなっていたおむつ替えを積極的にするようになりました。 さらに、私が料理などで手が離せなくなったときには娘としっかり遊んでくれるように。おむつ替えがスムーズにできたり、遊んでいるときに娘が笑ったりするとうれしいようで、育児へのやる気が増したようです。 感染症に対する意識も変わった!新型コロナウイルスが流行り始めたときには「赤ちゃんにはうつらないから」と言い張っていた夫。しかし、乳児の感染例が出たことで「絶対に大丈夫」という考えを捨てて、何事も慎重に考えてくれるようになりました。また、緊急事態宣言が出たことでようやく危機感を持ったのか、飲み会や趣味の集まりをすべてキャンセルしてくれました。 新型コロナウイルスの影響で環境が変わり、戸惑うことも多いですが、夫の家事や育児などに対する意識が変わるきっかけにもなりました。私も、夫から「できることがあったら言ってね」と声をかけてもらったことで、もっと頼ってもいいのだなと思えるようになり、心身ともに少しラクになりました。 家事と家事の間の休憩が多い&長いなど、まだまだツッコミどころはありますが、こうして少しずつパパらしくなっていくのだなぁと思いました。 イラストレーター/ライコミ著者:たにあやか
2024年04月06日慣れない育児に取り組み「パパ業・ママ業」に一生懸命になりすぎて、いつの間にか「夫と妻」であることを忘れていました。そんな私たち夫婦が、夫婦関係を見直すきっかけになった言葉があります。産後、夫婦喧嘩が増えた出産後、授乳による睡眠不足や慣れない育児による疲れから、ささいなことで夫婦喧嘩が増えたと感じる人も少なくないのではないでしょうか。かく言う私もその1人でした。 食事やお風呂、就寝の時間など生活のすべてが子ども中心で回っているのに、夫が今までと変わらずマイペースに過ごしていると、ついイライラしてしまうことが増えました。 「夫が1番、子どもが2番」そんな私が人から聞いた、目からウロコの言葉があります。それは「夫が1番、子どもが2番」というもの。 子どもはいずれ親から離れて巣立って行きますが、夫は老後も一生添い遂げるパートナーです。「子どものことばかりを優先して夫婦関係をないがしろにするのではなく、愛する夫への思いやりも忘れないようにしましょう」というメッセージが込められた言葉でした。 「パパとママ」であり「夫と妻」その言葉を聞いてから、私は自分の態度や姿勢を反省しました。子どもを優先するあまり、愛する夫との関係をこじらせるなんて……ということに気づいたのです。私は「ママ」である前にこの人の「妻」だったんだ、ということを思い出しました。 そして、夫の気持ちを思いやることの大切さを再認識した結果、夫も徐々に私の気持ちを汲んでくれるようになり、以前よりも絆が深まったように思います。 「夫が1番、子どもが2番」というのは極端な表現で、実際の生活では子どもを最優先にせざるを得ない場面が多々あると思います。そんなとき、私は「夫も子どもも1番」だと考えます。そもそも家族は順位をつけるものではなく、みんなが大切な存在です。そんな当たり前のことを忘れかけていた私にとって、この言葉は大きな救いになりました。 イラスト/(c)chicchimama著者:岩崎薫1年間の不妊治療を経て妊娠・出産。2歳の男児を子育て中。現在は印刷会社の人事部で時短勤務で働く。第2子の妊娠を目指して不妊治療中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月06日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられます。 慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら「自分のせいでヒナタが事故に遭った」と言い、頭を下げ謝罪をしてきました。 その翌日、ユリがモネと話し合いをおこなうのですが、その直後にヒナタの意識が回復。しかし、ヒナタの中でモネの存在はすっかり消えてしまっていたのです。さらに、事故当時の映像にモネの姿が映っていなかったほか、目撃者もいなかったため、当時モネがその事故現場にいたのか分からず……。 そんなある日、ついに退院日を迎えるのですが……? ついに退院日を迎えた夫。2人で家に帰ると… 「退院おめでとうございます」 「お世話になりました」 これまでお世話になった医師にお礼を伝え、晴れて退院することになったヒナタ。 「ユリもありがとうな。わざわざ実家から通ってくれて……」 「何言ってんの。私たちは夫婦だから、2人で乗り越えていかないとね……」 こうして2人で家に帰ったのですが、玄関の前でモネと遭遇したのでした。 ◇◇◇ ようやく退院日を迎えることができてよかったです。ユリとヒナタのわだかまりも解けたようなので、これからは夫婦仲良く過ごしていってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年04月06日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。ヒカリさんは晴彦に恐怖を感じ、本当にリクや自分を愛しているのか疑念をいだくようになりました。ヒカリさんが友人のヒナとリツコの名前を出した途端、晴彦の態度が豹変し、ヒナとリツコの悪口を言い始めました。 特にリツコのことを詳しく話すことに違和感を覚えたヒカリさん。そこで晴彦の浮気相手はヒナではなく、ヒカリさんが晴彦の浮気疑惑を相談していたリツコだったことが発覚。 「なんで不倫なんか……」と言うと、晴彦は悪びれもせずに、悲しんでいるヒカリさんに対して「その顔が見たかった」と言います。 ヒカリは離婚を口にしますが、「リクがいるのに離婚なんて、母親として最低だよ。息子を置いて出ていくのか。母親なのに?」と責め、もし離婚するなら息子の親権を取ると言い出しました。 晴彦は、何も言えなくなっているヒカリさんに「愛しているのは君だけだよ」と言い抱きしめます。リクを守ると決心したヒカリさん!しかし… ヒカリさんは、耐えきれなくなり、晴彦の前から離れます。ヒカリさんがどうしようもなくなっているところに、リクが起きてきてしまいました。 晴彦との会話が聞かれていたのではないかと焦る表情のヒカリさんに、リクが「おとうさんとけんかしちゃったの? だいじょうぶ?」と心配してくれます。 ヒカリさんは浮気のことはリクに勘付かれないように、リクに愛情を伝えて抱きしめました。リクは絶対に私が守ると決めたヒカリさん。しかし働いてもいないヒカリさんに親権は取れるのか、親権が取れてもリクを幸せにできるのか不安が募ります。 リクを守るためにはどうすればいいのか、そもそもリクを幸せにできるのか、親権は取れるのか……ヒカリさんは、不安でいっぱいです。ヒカリさんとリクが晴彦から離れ、幸せになれることを願うばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年04月05日昇進のため仕事に専念したい夫は、家事育児すべてを妻にまかせきり。なのに会社では、イクメン・良き夫として振る舞っておりそんな態度に妻はイライラし家庭の空気は最悪に…。 主人公は外面すみれ(30歳)。夫・良し男との娘・ほの香(0歳)を出産し、現在育休中。 慣れない育児と夜泣き対応で睡眠不足が続き、顔にはクマが。それでも仕事を頑張る良し男のために家事していると…。 夫にワガママばかりを言われ、すみれは… 育休前、夫の良し男さんに今後について相談されたすみれさん。昇進がかかっているため仕事に集中したいとの申し出に「いいよ」と一言。しかし「もの分かりがいい嫁」と言われ、それ以降モヤモヤを抱えています。 みなさんだったらこの状況、どう対応しますか?また、昇進を理由に家事・育児に参加しないパートナーのことをどう思いますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年04月05日結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。修羅場から脱出し、夫が逃げ込んだのは、不倫相手である亜美さんの家。すると亜美さんは「離婚する気はあるんだよね?」と確認しました。亜美さんとも一緒にいたいけれど、娘も失いたくない(妻に養育費を払いたくない)夫は、自分と亜美さんで娘を育てたいと考えましたが、亜美さんに「子どもはムリ」と先に釘をさされたのでした。 そのころ、マンションで妻は… この修羅場を見守っていた大学時代の友人・美咲さんとタカさんは、どちらも妻・景子さんに「今は離婚しないほうがいい」と言います。その理由として、美咲さんは経済的な問題を挙げました。しかし、タカさんはまた別の理由があると言います。それは、亜美さんとの結婚を望んでいる夫だからこそ、今、景子さんが妻の座を明け渡せばすぐに不倫相手と結婚することができ、夫の思うツボになってしまうから、ということ。タカさんは、夫に「世の中はそんなに甘くないと教えるべきだ」というのです。 離婚後の経済的な問題は大きな問題ですが、タカさんのように「これでは夫の思うツボ」という考え方は、意外と盲点のように思います。衝動的に離婚するよりももっといい方法がある、ということですよね。このような考え方を知れたことだけでも、離婚の話し合いの場に第三者を入れたのは、正解だったように思いますね。 >>次の話 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年04月05日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられます。 ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら「自分のせいでヒナタが事故に遭った」と言い、頭を下げ謝罪をしてきました。 その翌日、ユリがモネと話し合いをおこなうのですが、その直後ヒナタの意識が回復。さらに体調が回復してきたタイミングで、警察が事故の詳細を聞くべく、事情聴取に尋ねてきました。事情聴取が終わったタイミングで、突然お見舞いのお花を届けにやってきたモネ。 しかし、ヒナタの中では、モネの存在はすっかり消えてしまっていて……? 謎に包まれたカメラの映像。映っていたのは… モネがユリの友だちであることなど、今までのモネとの記憶がリセットされてしまったヒナタ。 そのため事情聴取の際、事故の要因は警察に「転んだ」と話していました。 「ひとりで歩いていたんですけど、そのとき足がもつれてしまって」 しかし、実際ドライブレコーダーの映像を見てみると、そこにいるはずのモネの姿はなく、ヒナタが突然飛び出してくる様子してか映っておらず……。 目撃者もいなかったため、モネがこの事故に関わっていたことを証明できるものは何1つ残っていなかったのです。 ◇◇◇ モネは「ヒナタを突き飛ばした」と言っていましたが、ドライブレコーダーの映像を見るとそこにモネは一切映っておらず、真相がわからなくなっています。ただ、ヒナタの発言と映像は一致しているので、このままいくとモネの処罰は一切何もなく、ことが進んでいきそうです。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年04月05日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。かすみはすぐるの態度に我慢の限界がきて実家へ帰り、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるはかすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまいます。かすみは離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼び、再びすぐるに離婚を言い渡しました。さらにはすぐるから暴力をふるわれたときの録音も流して……。「あとは代理人を通してください」と、両親と一緒に実家へ帰ったかすみ。すぐるは自分の両親からも責められますが、自分の非を認めませんでした。 かすみは実家に帰ったあと、娘たちにパパと離れて暮らすことを話します。娘たちから父親を奪ってしまうつらい決断でしたが、これからの人生のためにもかすみは改めて離婚を決意したのでした。 その後… その後、弁護士をたてたかすみ。すぐるは離婚しないの一点張りで、おそらく離婚調停になるでしょう。 しかし、かすみには証拠があったため、前向きに考えていました。今は実家でテレワークをしながら、娘たちの転園先を探すなど大忙し。 「もう誰にも脅されず生きていくんだから」と今の幸せな生活を噛みしめていました。 一方、すぐるは汚れて散らかった家でひとりコーヒーを飲んでいました。絶対に離婚しないと決め、かすみたちが帰ってくることを願い続けていたのです。 最近まともに寝れていない様子のすぐるは、生気のないまま出社するのでした。その後、義両親から代理人に「すぐるが憔悴しきってまともに生活できていない」と連絡が……。 しかし、もうかすみは気にしません。これから先の明るい未来に向かって、娘たちと共に歩き出したのでした。 新たな一歩を踏み出したかすみと、いまだ自分の非を認められずとどまっているすぐる。すぐるには何度も自分の考えを改めるチャンスがあったのに、考えを変えることはできませんでした。 今まで苦しんできたかすみ。娘たちとの、これからの未来が明るく楽しいものであるよう願いたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月04日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。ヒカリさんは晴彦に恐怖を感じ、本当にリクや自分を愛しているのか疑念をいだくようになりました。ヒカリさんが友人のヒナとリツコの名前を出すと、二人の悪口が止まらなくなる晴彦。 ヒカリさんは、晴彦の浮気のことをリツコに相談していました。そのことを知っているはずのない晴彦が、相談していたことだけでなく、リツコを「全部虚勢の哀れな女」「男に依存しないと生きることができない中身のない女」などと話し始めます。 この会話で、浮気相手はヒナではなくリツコだと気づいたヒカリさんが「晴彦さんの不倫相手ってリツコちゃん?」と問いかけると……!? ついに浮気を認めた晴彦は… ついに浮気していることを認めた晴彦。そして、リツコが今までヒカリさんに「晴彦と友人のヒナが一緒に歩いているところを見た」とウソをついていたことに気づき、相手はリツコだと確信しました。 ヒカリさんはどうして不倫したのか問いかけます。晴彦は、「そのヒカリの顔が見たかった」と言うのです。 「俺のことだけを考えて、俺のことで苦しんで、俺のために涙を流す……ヒカリ、綺麗だよ」 そう言って、ヒカリさんに擦り寄ります。 ヒカリさんが離婚の言葉を出すと、「リクがいるのに離婚なんて、母親として最低だよ。息子を置いて出ていくのか。母親なのに?」と言い、親権も取ると言い出します。 「愛してるのは君だけだから」何も言えなくなるヒカリさんを抱きしめる晴彦。 不倫しておいて、ヒカリさんが離婚を口にすると息子の名前を出し妻が逃げないようにするのは卑怯ではないでしょうか……。ヒカリさんの友だちと不倫した上に、離婚することも許さない晴彦から逃れる方法をなんとか見つけ出してほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年04月04日結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。夫の過去の不倫相手である佐藤さんは、妊娠したかもと夫に話したところ、ひどい暴言を吐かれ、その直後に派遣切りにあいました。その後、佐藤さんは新たな職場を得て働き始めていましたが、亜美さんと歩く夫を偶然見かけ、家庭を崩壊させようと決意。この話を聞いた妻・景子さんも夫のことを許せず、離婚を決意したのです。 修羅場から夫が逃げ込んだ先は… 修羅場から脱出し、夫が逃げ込んだのは、現在進行形の不倫相手である亜美さんの家。そこでは、亜美さんにもこれまでの行動について詰め寄られます。亜美さんは「私が奥さんに話をつける」といい、同時に「離婚する気はあるんだよね?」とも確認。亜美さんとも一緒にいたいけれど、娘も失いたくない(そして、妻に養育費を払いたくない)夫は、自分と亜美さんで娘を育てたいと考えましたが、亜美さんに「子どもはムリだから。奥さんに引き取ってもらってよ」と先に釘をさされたのでした。 さんざん不倫をしておいて「離婚はしたいけれど娘は手放したくない」なんて、相変わらず身勝手な夫ですね。そして、不倫相手に「子どもはムリ」と言われて「子どもは妻に引き渡すよ」とあっさり言うなんて、愛する娘よりも不倫相手を取ると簡単に決意してしまうなんて…。夫としてだけでなく、父親としてもありえませんね。 >>次の話 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年04月04日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。かすみはすぐるの態度に我慢の限界がきて実家へ帰り、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるはかすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまいました。かすみは離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼び、再びすぐるに離婚を言い渡します。話し合いは平行線のままでしたが、かすみがすぐるから暴力を受けたときの録音を聞かせたことで状況は一変。 しかし、すぐるだけは自分は間違ってないと言い続けます。すぐるの父が亭主関白で、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからでした。 「あとは代理人を通してください」と、両親と一緒に実家へ帰ったかすみ。すぐるは自分の両親からも責められて……。 僕の何が悪かったんだ… かすみの実家に帰宅後。 「みんなして僕のことを馬鹿にして!」とひとり暴れるすぐる。すぐるは「なんでこんなことに……」と部屋で絶望するのでした。 一方、実家へ帰っていたかすみ。娘たちに「家に帰ったら大事な話があるからね」と伝えます。 実家へ帰宅後、娘たちにこれからのことを話すかすみ。すると長女のあやみは「パパはどこで暮らすの?」と聞いてきました。 「パパはおうちにいて、離れていてもまた会えるよ」と伝えます。「寂しくならないようにママ頑張るから……」と話すかすみ。 あやみは「大丈夫だよ」と答えてくれ、かすみはお礼を言います。 娘たちから父親を奪ってしまうことが苦しいかすみ。しかし、娘たちを絶対に幸せにすることを心に決め、一歩踏み出すのでした。 娘にこれからのことを話したかすみ。娘たちのことを考えると胸が締め付けられるような思いだったことでしょう。 しかし、かすみの人生はかすみのものです。きっと娘たちも、母親が笑顔で過ごせるほうが幸せでしょう。かすみの前向きな一歩を心から応援したいですね! >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月03日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。ヒカリさんは晴彦に恐怖を感じ、本当にリクや自分を愛しているのか疑念をいだくようになりました。ヒカリさんは、晴彦の浮気のことを友人のリツコに相談していました。浮気をしているか問いかけた結果、晴彦が浮気を認めなかったことを伝えると、リツコから予想外の言葉が返ってきました。 「そんなんだから浮気されるんだよ。もう晴彦さんを解放してあげたら?」「楽な専業主婦ができるこの状況を手放したくないんじゃない?」 自分が被害者のつもりでいたヒカリさんは、自分が晴彦を苦しめていたなど考えたこともなかったのです。 何をしていても上の空のヒカリさんに対して晴彦は……。 浮気相手の悪口を言い出す夫… リツコとの電話以降、上の空のヒカリさんに対して晴彦は、「俺以外の男のことでも考えている?」と聞きます。ヒカリさんはとっさに誤魔化しますが、もし冗談や意見を言ったとしてもきっと晴彦が怒るだろうと考え、落ち込みます。 ここでヒカリさんが、晴彦の浮気相手だと思っている友人のヒナの話をしてみると、晴彦はヒナのことを「頭の足りなそうな女」「無責任な女」「関わりたくもない」と言うのです。 そして、リツコのことは「全部虚勢の哀れな女」「男に依存しないと生きることができない中身のない女」と言います。 晴彦は、なぜかヒカリさんがリツコに相談していたことも知っていました。ヒカリさんはそこで、晴彦の本当の浮気相手は、ヒナではなくリツコである可能性に気づいたのでした。 リツコは自分が晴彦と浮気していることがばれないように、ヒカリさんに「ヒナと晴彦が親密そうに歩いているところを見た」と嘘を言ったのでしょうか。ヒカリさんがリツコと晴彦にこれ以上、傷つけられないことを願うばかりです……。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年04月03日マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。ブン太は離婚に応じることを口実に、久しぶりにマチ子さんの前に現れました。自分が半分にこだわっていた理由は、父親の再婚相手が家事も仕事もしない女性だったからと打ち明けます。そしてブン太は指輪をとり出し、「今度は半分じゃなくて2人で1つになろう」とプロポーズ。しかしマチ子さんは、浮気をしていた事実や、この面談中に1度も娘のユメの名前を出さないことに、結局ブン太は妻子を愛していないのだとはっきりしたのです。 もう終わりにしよう私は自分と娘の人生に、夫は必要ないと確信を持てました。もう話すことはないと、部屋をあとにしようとしたのですが……。 ※溜め→貯め ブン太はマチ子さんを引き止めますが、マチ子さんは「泥沼でもいいから離婚するまで争おう」とばっさり切りました。 その後、ブン太から復縁の手紙が何度か届くも、最終的に無事離婚が成立。ブン太は反省したのか、まだ半分に憑りつかれているのか、きっちり財産の半分を慰謝料として支払うことに同意しました。 さらに数年後。マチ子さんはブン太からの養育費と、ミナミからの慰謝料を毎月受けとることができていました。 「ママ…?泣いているの?」マチ子さんは離婚して幸せなはずなのに、ふとしたときにブン太を思い出して涙が出てしまいます。 しかし、マチ子さんはもうブン太の半分ではありません。娘のユメと2人で、これからも幸せに暮らしていくのでした。 かつては、マチ子さんにとって最愛の人だったブン太。幸せだと思っていた日々や、傷ついた日々は、すぐには記憶から消せないでしょう。いくら希望通りに離婚できたからといって、終わりよければすべてよしとはいきませんよね。しかし、ブン太は今もどこかで、懲りずに半分にできる相手を探しているかもしれません。時間がかかっても、マチ子さんが心から笑える日がくるのを願うばかりですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年04月03日現在7歳の息子が生まれてすぐの話です。私も夫も初めての子育てで、わからないことだらけ。夫は積極的に息子のお世話をしてくれようとしました。ありがたい反面、結局私が手伝うことになることも多く、モヤっとした気持ちになっていました。そんなある日、ふと気づいたのです。 一生懸命のパパ。でもちょっぴり役立たず初めての子育てで、私も夫も手探り。息子と過ごす時間が長い私は、試行錯誤の日々でした。習うより慣れろというのは本当だな……と実感。仕事で忙しい夫は「できるだけのことはするから! 何でも言ってね」と言ってくれて、頼もしく思っていました。しかし、なかなか思うようにはいきません。 おむつ替えをお願いしても「ねえ、ちょっと来て!」と助けを求められ、結局私がしたほうが早いじゃない……ということがしばしば。一生懸命な気持ちはわかるけど、大して役に立たないなと心の中では愚痴をこぼしていました。それと同時に、頑張っている人をそんな風に思うのは後ろめたいという気持ちもありました。 そうか。夫も新人なんだどうして夫は私が思うようにしてくれないんだろう? とイライラしていたある日。ふと、職場の新人教育で同じような気持ちになったことを思い出しました。右も左もわからない人に、察して行動しろなんて乱暴だよね……一つひとつ丁寧に伝えなきゃいけないんだと気づいたのです。 夫も子育ては初めて。新人パパなんだなと思ったら、役に立たないなんてイライラしたことを申し訳なく感じました。パパとママになった時期は同じでも、練習時間が長い私のほうが、いつの間にかちょっとだけ先輩になっていたのかしれません。私だってできないことはたくさんあったなと思ったら、気持ちがラクになりました。 ポイントを説明。段階を踏んでお願いするそこで私は、夫にお願いするときはポイントを説明することにしました。「おむつを替えるときは、こうやって全部準備してからやるといいよ」「手足が布団に入っているとぐずることが多いから、出しておくのがポイント」など自分が工夫していることなどを丁寧に伝えると、「なるほど! そうやればいいんだ」と納得する夫。 そして、はじめに伝えたことができるようになったら「おむつを引っ張りながらくるって巻くといいよ」など、ステップアップした内容を説明しました。すると夫は息子のお世話がじょうずになり、頼れる存在になったのです。 本当に大切なこと以外は口出ししない夫と息子が2人きりでも1日過ごせるようになると、私は夫のお世話に口出ししないように気を付けました。「ソファの上に寝かせないようにね」「このリスト以外の食材は食べさせないでね」など息子の命に関わるようなことだけ声をかけ、それ以外は何も言いませんでした。 なぜなら、お願いしたんだから夫に任せよう、多少のことは気にしないことにしようと考えたからです。肌着が裏表逆でも、少しくらいおむつがパンパンでもいいや……と思ったら、自分がこだわり過ぎているかも?とすら感じるように。夫のほうがうまいお世話もあり、教わることもありました。すると、私の肩の力がすっと抜けていったのです。 はじめは誰だって完璧にはできないんだよな……と気づいたことで、夫にやさしくなれました。私だってできなかったのに、自分を棚に上げていたことを反省。まるで新人教育をするようにできないことを前提に、丁寧に伝えたことがよかったのかなと思います。今では病院の受診などもお願いでき、夫は本当に頼りになる存在です。 イラストレーター/ムチコ著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月03日結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。夫は、現在進行形の女性のほかにも、過去に夫の会社で派遣社員として働いていたシングルマザーと不倫関係になっていました。しかも、彼女の派遣契約解除にも関係している様子…。妻、大学時代の仲間も一緒の場で、この女性が不満を訴えると、夫は「証拠はない!不愉快だ!」と言い、この修羅場から逃げていったのです。 過去の不倫相手、佐藤さんが衝撃の告白 夫の過去の不倫相手である佐藤さんは、生理が遅れていたことから妊娠を疑い、夫に否認の失敗がなかったか確認したところ、「お前がよその男とつくったんじゃねーの?」「物欲しそうにしてるからな、シングルマザーは」「来るもの拒まずなんだろ?」などと暴言を吐いた夫。さらにその後すぐに佐藤さんは派遣切りにあったのです。その後、佐藤さんは新たな職場を得て働き始めていましたが、亜美さんと歩く夫を偶然見かけ、家庭を崩壊させようと決意したのです。この話を聞いた妻・景子さんも夫のことを許せず、離婚を決意したのです。 シングルマザーにセフレ目的で近づき、妊娠したかもと言われれば暴言を吐き、さらに彼女の職を奪う…。自分のしたことは棚に上げ、自分に不利益にならないように保身しか考えない――。この夫はなんて自分勝手な人間なのでしょう。本当に救いようがありません。妻に愛想をつかされても仕方ないような気がしますね。 >>次の話 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年04月03日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられます。 ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら「自分のせいでヒナタが事故に遭った」と言い、頭を下げ謝罪をしてきました。 その翌日、ユリがモネと話し合いをおこなうのですが、その直後ヒナタの意識が回復。体調も少しずつ回復していくのですが、そんなある日、突然警察が事情聴取に尋ねてきました。 記憶が曖昧な中、事情聴取をなんとか終えてホッとするヒナタ。すると、突然病室のドアをノックする音が鳴って……? 突然のノック音。妻が扉を開けると…? そこに立っていたのはモネでした。 「モネ……」 「これ……ヒナタ君に……お見舞のお花……。渡せる立場じゃないのはわかってるけど……」 お花を渡すと、すぐに立ち去って行きました。 「誰……?」 ヒナタが尋ねるとモネが来たことを伝えたユリ。 「ああ~……挨拶もなしでよかったのかな?」 にこやかな表情でそう返したヒナタでしたが、いつの間にか、すっぽりとモネの記憶が抜け落ちてしまっていたのでした。 ◇◇◇ 突然のモネの訪問に、ユリも驚いたことでしょう。自分が原因でヒナタが事故に遭ってしまったので、モネも何かせずにはいられなかったんだと思いました。ヒナタの中でモネの記憶が抜け落ちてしまっていたのは、モネからしたらショックだと思いますが、これでよかったのかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年04月03日すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。電話してきたすぐるに離婚を言い渡して着信拒否をした後、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるは、かすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまい、離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼んだのでした。今まで苦しめられてきたすぐるの言動について話をしたかすみ。しかし、すぐるの父は「そんなことで離婚だなんて馬鹿げている」と言います。 すぐるが手をあげたことも棚に上げ始めたすぐるの父に、かすみは暴力を受けたときの録音を聞かせました。焦って言い訳するすぐるに、かすみは「あなたにとって私たちって何?」と問います。 最後まで変わらない夫の態度に… かすみからの問いに「僕の家は役割を果たすことが当たり前だった!」と話すすぐる。亭主関白の父と、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからです。 すぐるの意見を聞いて、再度離婚を告げたかすみ。 するとすぐるは「もし僕を捨てるなら〇んでやる!」と、ここにきてもなお脅し文句を言いました。 そんなすぐるに動じず、実家へ帰ることにしたかすみ。かすみの両親は「後は代理人を通してください」と責任を取ってもらうことを告げて帰っていきました。 「お前は何をしてるんだ!」と叱責するすぐるの父。妻を殴るなんておかしいと言い、これからを想像して絶望してしまいます。 すぐるの母は「お父さんは亭主関白だけど、私を大切にしてくれているから尽くそうと思えるの」と伝えました。 すぐるの両親は「もう手遅れかもしれないけど、反省して誠心誠意謝りなさい」と伝え帰って行くのでした。 両親に怒られたすぐる。すぐるが歪んだ考え方になってしまったのは、両親の姿を間違って解釈して見てきたからでした。亭主関白な父と、その父に尽くす母を見てきたすぐるは「専業主婦は尽くして当たり前」と思っていたのかもしれません。 しかし夫婦は支え合わなければ成立しません。すぐるはそこに気づけなかったのでしょう。 両親から喝を入れられたすぐる。今までの自分の言動を反省して、誠心誠意かすみに謝罪してほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年04月02日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。ヒカリさんは晴彦に恐怖を感じ、本当にリクや自分を愛しているのか疑念をいだくようになりました。晴彦と友人のヒナが浮気をしているのではないかという疑念が確信に変わり、「浮気してないよね? 体も浮気だよ?」と問いかけたヒカリさん。しかし結局晴彦に怒られ、あまりの恐さに震えながら謝ってしまいます。 「ヒカリ以外の女なんて虫以下だよ」と言いながら抱きしめる晴彦。ヒカリさんはそれ以上問いただすことができませんでした。 晴彦とヒナとの浮気の相談をしていた友人のリツコに、この出来事を電話で報告しますが……。 思いもよらない友人の言葉に呆然… 「そんなんだから浮気されるんだよ。もう晴彦さんを解放してあげたら?」「楽な専業主婦ができるこの状況を手放したくないんじゃない?」 リツコに浮気の相談をすると、予想もしていなかったことをズバズバと言われるヒカリさん。 自分が被害者のつもりでいたヒカリさんは、自分が晴彦を苦しめていたなど考えたこともなかったのです。いままでの晴彦との記憶を辿り、自分の気持ちの整理がつかないヒカリさんでした。 普段から晴彦に異常に執着され、マインドコントロールされていたも同然のヒカリさん。リツコの言葉はあまりにきついのでは?とも感じますが、この言葉で少しは目覚めることができたのではないでしょうか。これをきっかけに、晴彦との異常な関係性に気付けると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年04月02日マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。離婚に猛反対していたブン太は、離婚に応じると嘘をつき、マチ子さんとの話し合いの場に現れました。そして自分が半分にこだわっていた理由は、父親の再婚相手が家事も仕事もしない女性だったからと打ち明けます。マチ子さんが同情することなく話に耳を傾けていたところ、なんとブン太は指輪をとり出し、「今度は半分じゃなくて2人で1つになろう」とプロポーズをしてきたのです。 一体何を考えてるの?ブン太の予想外すぎる行動に、私は戸惑うしかなく……。 「We are one(私たちはひとつです)」と刻印された指輪を、マチ子さんの指にはめようとするブン太。 マチ子さんは咄嗟に拒否し、ブン太が半分にこだわることと浮気は関係ないはずと問い詰めます。ブン太は、精神はマチ子さん、肉体はミナミ、と半分にしただけだと苦し紛れに答えますが、マチ子さんはそれを聞いて呆れかえりました。 焦ったブン太はミナミとはもう別れたことを伝え、ミナミがいい母親になれるわけがないとけなします。 しかしマチ子さんは、面談中に一度も娘のユメの話をしないブン太に、結局ブン太も妻子を愛していないのだと見限ったのでした。 身の上話をすればマチ子さんとやり直せると思ったのか、指輪まで用意したブン太。しかし、マチ子さんが本当に聞きたかったのは、マチ子さんと娘のユメちゃんに対する、誠心誠意の謝罪だったのではないでしょうか。ブン太には自分の非を認めてもらい、自分だけではなくマチ子さんとユメちゃんのことも考えて、行動してほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年04月02日結婚4年目に待望の息子・ひぃ太君を出産したじゃじゃ子さん。出産前、2人目妊娠中の友人が「旦那とする回数が激減した。男として見れん」と発言し衝撃を受けます。しかし、自分は子どもが生まれたとしても夫と仲良しだろうと自信満々だったじゃじゃ子さんでしたが……。友人から電話があり今の生活に対するモヤモヤや不満を話すじゃじゃ子さん。話を聞いた友人が「それってモラハラやん?」とひと言。友人からの思いがけない言葉に呆然とするじゃじゃ子さん。 電話を終え、モラハラについて調べるもモラハラかどうかより、産後ずっと辛かった、悲しかったという思いが爆発し、今まで我慢してきた気持ちが溢れ涙が溢れます。そして、これまで蓋をしてきた気持ちを夫に打ち明けようと決心するのでした。ついに本音を打ち明けることに 話し合いに向けこれまでの気持ち、今後どうしていきたいかを紙にまとめ気持ちを整理するじゃじゃ子さん。そして、ついに夫に話したいことがあると声をかけます。 ソワソワする夫に対しじゃじゃ子さんは「今、夫と居るのが正直しんどいし辛い」と切り出し、これまで蓋をしていた気持ちが言葉として溢れ出ます。そして、こんな生活で性生活なんてできるわけないと、レスについても正直に伝え「今の夫とは2人目の子どもを育てていく自信ない!」と言い切ります。 話を聞き目を丸くする夫は、やっとじゃじゃ子さんの気持ちに気付きこの日を境に少しずつ変わり始めるのでした。そして、家族と向き合う夫の姿にモヤモヤや不信感が薄れじゃじゃ子さんの気持ちも前向きに。「2人で話がちゃんと出来るうちはきっと大丈夫」と今の夫となら2人目も考えらるように。 その後、何度もぶつかり合い、その度にお互いの本音を知り理解を重ねていきます。そして、夫婦で話し合う時間の大切を感じるじゃじゃ子さん。その後、2人目を授かり、心の底から嬉しいと思うことができたのでした。 ◇ ◇ ◇ 面と向かって話し合うことで夫婦の絆を深めることができたじゃじゃ子さん。夫婦とは言え、本音を打ち明けることはとても勇気が入りますよね。何も誤魔化さず、しっかりと自分の気持ちを伝えることができたじゃじゃ子さんは強く、本当に旦那さんのことを大切にしていることが伝わります。そして、無事、第2子をご出産されたじゃじゃ子さん!本当におめでとうございます!今後も、じゃじゃ子さん家族が幸せな毎日を過ごせることを心より願っています! 著者:マンガ家・イラストレーター jajako
2024年04月02日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられます。 ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら「自分のせいでヒナタが事故に遭った」と言い、頭を下げ謝罪をしてきました。翌朝ユリはモネと話し合いをするのですが、2人とも本音をぶつけ合ったのでした。 話し合いの直後、ヒナタの意識が回復。ヒナタは「ずっと夢を見ていた」と話すと、夢の出来事をユリに話したのですが……? 夢の中で走り続ける夫。すると、大事なことをようやく思い出し… 夢の中で走っているうちに、次第に自分のことを思い出したヒナタ。 「ユリと鈴を待たせているから、早く戻らなきゃってね……」 夢の中で話しかけてくれた女性のことは未だに思い出せずにいたヒナタ。 その後、順調に回復していったのですが、ある日、事情聴取のため警察が尋ねてきました。 「夏野ヒナタさんですね?」 「事故当時のお話を伺えますか?」 ヒナタは必死に当時の状況について記憶をさかのぼりながら質問に答えていたのですが、あまり詳しいことは思い出せずいたのでした。 ◇◇◇ 事故の衝撃に加えて、何日も目を覚まさないのが続いていたこともあるので、恐らく記憶が曖昧になっている部分があるのだと思います。体調が回復してきているとはいえ、警察からの事情聴取といのは、なかなかの緊張感を伴うため大変ですよね。できるだけ早く、無事に終わることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年04月02日夫は根っからの九州男児。交際中にもその性格は表れていましたが、結婚後は、なにかにつけて「俺の金だからいいだろ」「一家の長である俺が家のことを決める」など、俺様発言がエスカレート。私は、そのたびに反論していましたが、夫はまったく聞く耳を持ってくれなくて……?こじらせ九州男児を変えた出来事とは… ある日、普段から仲の良い友達家族とBBQをしていたときのこと。 和気あいあいとした雰囲気につられて、夫の目の前で「うちの旦那はなにかと『一家の長だから』って言うよ」と冗談交じりに言ったところ、すぐさま夫が「当たり前だろ! 食わせてやってるんだ!」と言い放ったのです。 もちろん、他のパパやママはあぜん。そして口々に「それは時代錯誤すぎる!」と夫にダメ出しをしてくれました。しかし、そのときの夫は強気で悪びれる様子はありませんでした。 その日以降「時代遅れで横暴な夫」のレッテルを貼れてしまった夫。その後もパパ友同士での飲みの席などで何度もダメ出しを受けたようで、さすがに応えたのか、徐々に反省の色を見せ始めたのです。 それからは少しずつ俺様発言も減り、さらには家事も手伝ってくれるように。 私からの言葉にはまったく聞く耳を持たなかった夫でしたが、同じ男性、同じパパの立場からのダメ出しを受け、少しずつですが変わってくれました。妻が言っても改善が見られない場合、夫が信頼している友人や上司などにひと言言ってもらうのも、ひとつの手かもしれないなと思った体験でした。 作画/Pappayappa著者:田山エリ神経質長男と奔放次男の育児に奮闘中の転勤族アラフォー主婦。ものづくりとゲームとヒトカラが3大ストレス解消法!
2024年04月02日