夫の不貞を知ってしまったら、妻としては当然ショックだと思います。なんとしてでも浮気相手の女性とは別れて、不倫をやめてもらいたいですよね。今回は、不倫をやめようと思ったきっかけを男性陣に聞いてきました。不倫男はどういう瞬間に心を入れ替えるのでしょうか。気の強い妻に泣かれた「お酒の勢いと出来心で、年下の女性と関係を持ったことが妻にバレてしまいました。不倫がバレたとき、いつもクールで感情を表に出さない妻が、シクシク泣いていたんです。キレられることを覚悟していたんですが、喚いたり責め立てたりすることなく、ただ静かに泣いていました。その姿を見て、本当に傷つけてしまったんだと悟り、猛反省しました」(32歳/商社)普段はクールで冷静なタイプの妻が見せたギャップに、さすがの不倫夫も目が覚めたそう。夫の裏切りを知ってしまった妻がどれほど傷つくのか、想像すればわかるはず。勢いや出来心で簡単に道を踏み外すべきではありません。また、普通であれば逆上してしまいがちですが、静かに涙を見せるという妻の対応も効果があったようです。浮気がバレたとき、感情に身を任せて責め立てたりキレたりするよりも、深く傷ついたことを淡々と伝えたほうが、夫にダメージを与えやすいかもしれませんね。会社にバレた「社内で不倫していたのが同僚にバレて、そこから噂が広まって大変な目に遭いました。人事からも呼び出されてお咎めをくらったし、社内では皆から白い目で見られて、本当に肩身が狭くなりましたね…。さすがに心の底から反省し、彼女との関係を終わらせました」(30歳/広告)会社で不倫の噂がたつのは、さすがに精神的なダメージも大きいはず。今後の社内での立場にも影響が出る可能性もあります。もしも夫の不貞を知ってしまったら、不倫は時に、社会的なダメージを与え、破滅の道を辿る可能性があるということを理解させられれば、不倫からは足を洗うかもしれませんね。愛しい我が子を見ていたら…「妻に探偵をつけられて、不倫がバレてしまいました。実は浮気相手の彼女のことを本気で好きになりかけて、離婚も考えたことがあったんです。ところが妻との話し合いの時に、『子どもにとって恥ずかしい父親にだけはならないでね』と言われたのが胸にグサリと突き刺さって…。その晩、子どもの寝顔を見ているうちに急に自分が情けなくなって、彼女と別れることを決意しました」(35歳/飲食関係)どんなに妻への愛情が冷め、浮気相手に本気になりかけたとしても、父親にとって子どもの存在は宝物。父親であれば、子どもに言えないような行為だけはしたくないはずです。子どもへの愛がきっかけで、目が覚めて心を入れ替えたというこちらの男性。これからは家族を大切にしてほしいですね。以上、不倫男が心を入れ替えたきっかけを紹介しました。夫の不倫を知ってしまったら、誰しもがショックを受けパニックになると思います。しかし浮気が発覚した時点で、妻として冷静な対処をすることがプラスに働くかもしれません。©tommaso79/Gettyimages©Simon Josefsson / EyeEm/Gettyimages©AleksandarNakic/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年01月05日■前回のあらすじ既婚の浮気相手とは決着がついたものの…。慰謝料を拒む強者登場に怒り心頭の妻。彼女がとった次なるアクションとは?■よしこからの返信を待つ間…■まさかの返信内容…!さらなる言い訳を重ねてきたよしこ。さすがに妻リナも言葉を失うのでした。次回に続く「不倫され慰謝料◯◯◯万円ゲットした妻の話」(全33話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年12月04日■前回のあらすじ浮気相手の旦那からの慰謝料請求を示唆した妻。すると夫は案の定、条件を飲み、事態は妻優勢に…。■次なるターゲットは浮気相手…!■浮気相手にメールを送信!既婚の浮気相手にはメールを送り、反応を待つリナ。果たしてどんな返信があるのでしょうか?次回に続く「不倫され慰謝料◯◯◯万円ゲットした妻の話」(全33話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年12月02日■前回のあらすじ話し合いを終え、家路に向かう妻リナ。「気づかなかった方が幸せだったのだろうか…」、そんな思いが胸をよぎります。■実はみんな浮気してんのかな…?■浮気経験者を検索してみると…!想像以上の割合に衝撃を受けるリナ。浮気は決して珍しいことではないのでしょうか?次回に続く「不倫され慰謝料◯◯◯万円ゲットした妻の話」(全33話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年11月26日■前回のあらすじ離婚の話し合い中に夫のスマホにあるメッセージが…!中身を確認した妻リナは、取り返しのつかない真実を知るのでした。■他にもいた浮気相手…■言葉が出ないほどのショック…あまりのショックに立っているのが精一杯の妻リナ。その夜は帰宅し、出直すことにするのでした。次回に続く「不倫され慰謝料◯◯◯万円ゲットした妻の話」(全33話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年11月24日大人気マンガシリーズ、真船佳奈(@mafunekana)さんの「夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話」総集編・後編を紹介します。写真撮影も終わり、あとは完成したパンツが届くのを待つだけでしたが…?#3 夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話出典:instagram妻が待っていたものとは…出典:instagramそして冬のある日出典:instagram妻の威厳がそこに…!出典:instagramとんでもないものを…!出典:instagram前回までのあらすじ出典:instagram冷静になってみると…出典:instagramこの笑顔、守りてぇ!!出典:instagram一応パンツを履かせてみると…?出典:instagramついに完成したパンツを夫にプレゼントした真船さん。せっかく作ったものの夫からの反応は良くなく、さらにパンツもサイズが大きかったり、知らない女性の名前が入ってたり…。いつか履いてくれる日が来るといいですね…!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mafunekana)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年11月08日大人気マンガシリーズ、真船佳奈(@mafunekana)さんの「夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話」総集編・前編を紹介します。“夫推し”である真船さんが思いついたのは…?#1 夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話出典:instagramしかしある日出典:instagram“浮気”とかしてたらどうしよう…出典:instagramしかし…出典:instagramそうだ…!出典:instagram前回までのあらすじ出典:instagram我ながら頭おかしいと思ったけど…出典:instagram楽しい…!出典:instagramそれは…出典:instagramさっそくオリジナルパンツの撮影が終わり、次回いよいよパンツが届くことに…!はたしてどのようなパンツが届くのでしょうか…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@mafunekana)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年11月07日最近、夫の様子がおかしい…そんなことを感じる時はありませんか?まさに人気連載「浮気の証拠を見つけ隊!!」は、ちなきちさんに寄せられた“夫の浮気に気づいてしまった妻”の体験談をもとに描かれています。窮地に陥った妻のリアルな行動とは…!? ■「もしかしたら浮気してる…!?」と妻が感づいた夫の不自然な行動明らかに行動がおかしい…。■「まずはスマホチェエックから」妻の調査がスタート夫の目を盗んでスマホをチェックするも、ロック済み。■ついに、妻の友人から目撃証言が!!明らかに、仕事関係を越えた女性が出現…。そうなると、一気に加速する、夫の不倫疑惑…。■夫の不貞を明るみにするための証拠を探すと…!?車の中をチェックすると…ついに証拠発見…!?投稿を元に作られたこの連載に、読者からも衝撃的な体験ストーリーが寄せられました…!ドラマ以上にドラマティック…!! これは、バツイチ同士カップルの、投稿者の友人夫婦のリアルストーリーです。■浮気の歴史は、繰り返される…!?「浮気」が原因で離婚したという、私の友人の旦那さん。彼の離婚が成立した後に出会ったのが、友人でした。友人と同棲を始めたころ、ガラケーでメール音がやたらに鳴るようになり、ロックもされてないのでこっそり見たら、女性の名前から「放置 ?シクシク」みたいなメッセージが送られてきたとか。その他、いろいろ疑いが深くなるメールのやり取りがあったそうで…。そんなある日、「外回りで〜と、ものすごい日焼けして帰宅してきたという彼。怪しいと思って、車の中を確認したら、ディズニーのロゴのペットボトルが2本…。ナビでは、千葉県の某ド田舎あたりを検索した履歴を発見。あれこれ探偵並みに自分で調べて、同じ職場の既婚女性が相手だと判明!■会社を巻き込んで大騒ぎに発展!?浮気の証拠を確認した彼女は、彼の職場の苦情窓口に乗り込んで行ったそうです! その後、相手の既婚女性は退職し、彼は左遷され…(といっても、地方飛ばしにはならず、やりがいのない職場への異動だったとか)。ですが、彼女も彼の上司との話し合いで「彼と別れて連絡を取らない」ということになり、一筆書かされてしまったそうです…。■終わった…と思いきや、もう一波乱実は、話にはまだ続きがあり…その数日後に彼女の妊娠が発覚。再び彼の上司と三者面談をし、一筆書いた内容を取り消しにしてもらい…慌てて入籍したといいます。再婚後に、子どもは無事誕生。彼は職場を巻き込んで大騒ぎになったので、会社から監視の目もあり、大人しくしているようです。彼女は、仕事を変えるなら次は「探偵になろうかな」と言っています。今回は、読者から寄せられたストーリーもなかなか壮絶ですね…。 負けず劣らずダイナミックな連載「浮気の証拠を見つけ隊!!」のクライマックスは、ウーマンエキサイトに掲載されています!▼浮気の証拠を見つけ隊!!
2021年11月01日独特なタッチでさまざまな漫画を更新している真船佳奈(@mafunekana)さんの投稿をご紹介!「夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話」第3話です。写真撮影も終わり、あとは完成したパンツが届くのを待つだけでしたが…?#3 夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話出典:instagram妻が待っていたものとは…出典:instagramそして冬のある日出典:instagram妻の威厳がそこに…!出典:instagramとんでもないものを…!
2021年11月01日独特なタッチでさまざまな漫画を更新している真船佳奈(@mafunekana)さんの投稿をご紹介!「夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話」第2話です。さっそくオリジナルパンツの制作に取り掛かる真船さんでしたが…?#2 夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話出典:instagramまずはネットリサーチ!出典:instagramさっそく制作開始!出典:instagram次はいよいよ…出典:instagram撮影が終わり…
2021年10月31日独特なタッチでさまざまな漫画を更新している真船佳奈(@mafunekana)さんの投稿は知っていますか?今回から、新シリーズ「夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話」を紹介します。まずは第1話、“夫推し”である真船さんが思いついたのは…?#1 夫の浮気防止に妻の顔が印刷されたパンツを作ってみた話出典:instagramしかしある日出典:instagram“浮気”とかしてたらどうしよう…出典:instagramしかし…出典:instagramそうだ…!
2021年10月30日■前回のあらすじ妻に長文メールを送った旦那はというと、落ち着かず心がソワソワ。たまらず相談した相手は…。■浮気の罪深さを語る実母■実母にあらためて聞きたかったこと浮気をされてもなぜ実母は離婚をしなかったのでしょうか?次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月21日■前回のあらすじホテルの前で元カレから誘い文句を受けるサレ妻。「これで気持ちが晴れるかも」、そう思っていた矢先…。■浮気ってこんなに簡単なの?■旦那も当時弱っていたのだろうか?あらためて冷静になったサレ妻。やはり簡単に旦那を許せそうにはありません。次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月18日■前回のあらすじ隠された浮気の真相が明らかになり話し合いも一段落。するとサレ妻は浮気相手の彼氏にある疑問が生じます。■浮気されても許す理由とは?■なんで信じる方が馬鹿を見るんだろう疑問に対する答えを複雑な思いで受け取るサレ妻。そして我に返って振り返ると、そこには…!!次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月07日■前回のあらすじ彼氏のDVが嘘だと知ると憤る旦那。浮気相手と再び揉め出したところを制止すると、浮気相手がサレ妻に切り込みます。■ほんと人生の無駄な時間■浮気相手の彼氏に感じた素朴な疑問浮気された身として、どうしても聞きたかった質問。果たしてその答えは?次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月06日■前回のあらすじ彼氏のDV疑惑は浮気相手の嘘だと判明!嘘をついた理由を浮気相手に尋ねると、知られざる過去が明らかになります。■再び揉め出す旦那と浮気相手■真実に切り込む浮気相手の言葉浮気相手の言葉はむかつくけれど、それは真実なのかもしれません。次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月05日■前回のあらすじ旦那の言い分に異論を唱える浮気相手。旦那が口にしなかった浮気の真相が明らかになります。■2人にあることを要求するサレ妻■浮気相手に彼氏への連絡を要求要求に従い、DV疑惑の彼氏に連絡をする浮気相手。果たして大丈夫なのでしょうか?次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年10月01日■前回のあらすじわたしだけうまくいっていると思ってたの!? 惨めな気持ちを抱えたまま、一夜を過ごします。■一夜明け、反省の意を示す旦那■浮気相手との直接対決を突きつける!仕事をしなければいけないのに、旦那の浮気のことが頭から離れない。自分で思っているよりもダメージを受けているようでした。次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年09月25日■前回のあらすじ浮気相手と旦那は身体の関係はあったのか?真実を知るため、浮気相手に電話をしてみると…!■気になる身体の関係は?■カマをかけた結果…カマをかけたらあっさり白状した浮気相手。そして聞かされた旦那の誘い文句…。翌日3人で会うことになりました。次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年09月22日夫の浮気を疑った時、一体妻たちはどんな行動に出るのでしょうか。許し難い浮気なだけに、それなりに踏み込んだアクションを取っている妻たちもいるようです。今回は、20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、「夫の浮気を疑った時に密かにしたこと」について聞いてみました。夫の不倫を疑ったとき、妻が密かにしたことは?【アンアン総研リサーチ】裏切り行為である浮気、不倫。女性のみなさんは、夫の不倫を疑ったときにどんな行動をしているのでしょうか。20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人にリサーチした、「夫の不倫を暴くためにこっそりとした行動」をご紹介します。もし夫の様子が気になるなら…参考にしてみてはいかがでしょうか!?夫の通勤カバンにGPSをつける「家に帰ってくる時間が遅い日が増え、夫の会社バッグに小型のGPSをこっそりバレないようにつけた。会社とも家とも違う場所にいると知った時、浮気を確認した」(29歳·会社員)小型のGPSをこっそりと夫の私物につけるとは、まるでスパイ映画の主人公のようでスリルに満ちているかもしれませんが、当事者となると楽しむ心の余裕なんて持てないですよね。ましてや浮気がわかった時は…。そんな映画の主人公には、できればなりたくないものですね。コンドームの数を確認する「コンドームの減りの数を確認をして、浮気を突き止めた友達がいました。おかしいスパンで減っていると気づいたそうです。その話を友達から聞いたとき、なんだかリアルで私のほうが萎えてしまいました…」(29歳・専門職)コンドームの数が減っていることで浮気がバレるとは、男性側も詰めが甘い気がしますよね。別のコンドームを一箱買って使えばバレなかったのかな?いずれにせよ、夫の不審な行動が事前にあったはずなので、バレるのは時間の問題だったのかも知れません。スマホにアプリをこっそり入れる「友人の話ですが、現在地がわかるアプリを夫のスマホにこっそり入れている子がいました。友人は夫が不倫相手と食事をしていそうなタイミングに、『今誰とご飯食べてるの?』とLINEをして、最終的に証拠写真まで送らせていました」(30歳・主婦)位置情報がわかるアプリをこっそり入れて居場所を把握しつつ、その一方で夫との何気ない会話の中で矛盾がないか確認している、まるで探偵のようですね。「ウソ」がわかったら、本物の探偵を雇って本格的に調査してもらうなど、段階的に夫の不倫を探ろうとしている妻もいるようです。意外にも女性は冷静?夫の浮気や不倫を疑った時、女性は感情的にすぐに問い詰めてしまいそうですが、意外にも冷静のよう。真実を掴もうと作戦を練って密かにアクションを起こしているんですね。夫の不倫を疑った時、あなたはどんな行動を取りますか?©rollover/Getty Images©PeopleImages/Getty Images文・オリ子
2021年09月21日■前回のあらすじ帰宅した旦那に唐突に投げかけた質問、「直子って誰?」。言い逃れしようとする旦那を追い詰めます。■問題は身体の関係があったかどうか!■浮気相手の正体が発覚!電話の相手はまさかの元カノだった…!次回に続く「旦那の不倫を暴いた話」(全51話)は21時更新!コミックライター: 人間まお
2021年09月21日浮気をしている夫のなかには、本来は別の人に送るつもりだったLINEを妻に送信し、修羅場を迎えた人もいるようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:送る相手を間違える「今思えば、自分でも本当に迂闊だったと思いますが、不倫相手へ送るLINEを間違えて妻に送ってしまったことがあります。もうその不倫相手とは別れましたが、その当時は1年半ほど付き合っていて、妻から浮気を疑われることもなかったので、我ながら油断していたんです。妻から『ミサキって誰よ?』と返信で指摘されるまで、自分が間違えていたことにすら、気づかなくて……。当然ながら、妻にはその後もしつこく問いただされ、その後も浮気を疑われるようになったので、家をあけにくくなりました。不倫相手とデートができなくなったことで関係が終わりましたよ」(45歳男性/製造)妻も不倫相手も普段からLINEを送る相手だからこそ、無意識のうちに間違えてしまったのかもしれません。また、うっかりミスなのでしょうが、修羅場を迎えても仕方がない過ちでしょう。2:妻を「鬼嫁」呼ばわり「同期の男性が、部下と不倫をしています。男性とは入社当時から仲が良くて、不倫の相談も受けているんですよね。すると先日、同期が妻とケンカしたときに、妻の悪口を浮気相手に送ろうとしたら、なんと妻本人に誤送信したようで……。すぐに間違いに気づき、慌てて送信取り消しをするも“時すでに遅し”。妻が内容を見た後だったため、想像を絶するほどの修羅場になったそうです。「うちの奥さんは、口うるさい。とにかく鬼嫁で困る」という内容だったそうですが、幸いなことに浮気相手を褒めるようなことは書いていなかったので、浮気はバレずに済んだそう。妻には、“同僚に送るLINEを間違えて本人に送ってしまった”と言い訳したそうで、その“同僚”というのに私の名前を使ったんだとか(苦笑)」(30歳女性/コンサルタント)浮気相手に、妻の悪口をLINEで送る不倫男性は少なくありません。ですが、自分の悪口が書かれたLINEを受信すれば、妻と修羅場になるのも当然ですよね。3:不倫旅行の言い訳を妻に誤送信「以前、不倫をしていたときに、不倫相手との旅行を計画していました。それで、その子に送るつもりの『出張ってことで、家をあけるから』というLINEを、間違えて妻に送ってしまったんです。さすがに、そのときは「終わった……!」と思いましたね。送ってから間違いに気づき、妻が既に読んでいるのもわかったため、どう言い訳しようかと慌てたのですが……。勘のいい妻は、その一文だけですべてを悟ったようで『今日、帰宅したら話し合いましょうね』とだけ返事が来ました。その日、帰宅してから浮気を問い詰められ、すべてを白状。そのLINEをきっかけに浮気相手と別れることになりましたし、離婚こそ回避できましたが、妻とは2年ほど家庭内別居が続くことになりました」(38歳男性/経営)夫から不可解なLINEが届けば、その背景を探るのが妻の心理でしょう。世の中の夫が思っている以上に、妻たちの勘は鋭いもの。たった一文であっても、その背景のすべてを悟ってしまうことも珍しくありません。浮気をしている夫が送信した1通のLINEによって、夫婦間にとんでもない亀裂が走ることもあるでしょう。みなさんの身近にいるであろう不倫男性も、いつ修羅場を迎えても不思議ではありませんね。©monzenmachi/gettyimages©zyxeos30/gettyimages
2020年11月19日夫の浮気が発覚! しかし、子どももいて将来も不安だし、夫も反省しているようだから…と、離婚を回避する妻は少なくありません。しかし、夫の浮気によって傷ついた気持ちは残ります。思い出すたびにつらくて、夫にどう接すればいいのかわからないというのが正直な気持ちでしょう。離婚はしないけれど、浮気した夫は許せない。そんな気持ちとどうやって付き合っていけばいいのかを紹介しましょう。■許せない私が悪いの? いつまでもつらい理由離婚しないと決めたけれど、浮気をした夫を許す気持ちにもなれない。一番信頼していた人から裏切られたのですから、その気持ち、痛いほどわかります。しかし、芸能人がよく言う「女遊びも芸の肥やし」ではありませんが、夫の浮気に対して「そういうこともあるよね」とあまり気にしないタイプの女性もいます。その違いは何なのでしょうか?私が思うに「正しいか、正しくないか」をどれだけ重要視しているかが、夫の浮気を許容できる・できないにも影響しているように感じます。許せるタイプの人は、善悪のグレーゾーンが広いのです。逆に、許せないタイプは、白黒はっきりつけたい正義漢の強い人といえるでしょう。人は曖昧(あいまい)な部分が多く、良い悪いではっきり物事は決められないと考える「グレーゾーン広めタイプ」は、夫の浮気にも寛容ですが、裏を返せば自分の浮気心にも「ダメだと思っても、気持ちが抑えられないこともある」と考えています。一方、夫の浮気を許せないタイプは、自分に対しても厳しく「ダメなものはダメ」と理性的に感情を制御できる人でしょう。夫にも同じように求めるため、浮気が発覚した際、自分と夫は考え方が違ったことに愕然とし、一層裏切られた気持ちを強く感じるのです。そういう人は、夫の浮気が許せない自分を「私は心が狭いんだろうか?」と責めてしまうこともあるでしょう。しかし、浮気は夫婦間において、された側がかなりつらく感じる裏切り行為といえますから、傷つき許せないのは当然です。自分を責める必要はありません。■夫の浮気を許せない気持ち、どうすれば?結論を言ってしまうと、夫の浮気で傷ついた心に効くのは、やはり「時間薬」。時間はかかりますが、思い出さなくなるのを待つしかありません。でも、そうなるまでがつらいですよね。それは当たり前のことで、すぐに受け入れられるものではないでしょう。ただし、つらい気持ちに耐えきれず夫を責めたり、自己憐憫(れんびん)に浸ったりするのはおすすめできません。そのたびに夫はあなたにやさしくしてくれるでしょうが、行き過ぎると逆効果になってしまいます。そうやって夫の罪悪感に訴えているうちは自分から離れないだろうと妻は思いがちですが、いつまでも過去にこだわり、罪悪感で夫を心理的に拘束しようとし続ければ、たとえ自分が悪いとわかっていても夫はそこから逃れたくなるでしょう。そのため、また浮気に走ってしまうことも。許せない気持ちを昇華するには、自分自身の感情を表に出し、思いきり泣いた方がいいですし、つらいならつらいと口に出した方がいいでしょう。ただし、夫の罪悪感をあおる行為になっては逆効果なので、「しばらくつらい気持ちは出すけれど、精神的に持ち直すまでは放っておいて」と伝えましょう。■「なかったこと」にする夫の態度に怒り倍増中には、しばらくしてほとぼりが冷めると「浮気なんてなかった」といった態度をとる夫もいます。妻はまだつらく苦しい気持ちを抱えているのに、浮気前の平常運転な日常を始める夫。そんな態度に妻が怒りをぶつけようなら「まだ気にしているの?」と言われ、さらに傷つくこともあるでしょう。しかし、夫のこの態度には理由があります。「なかったことにする」態度というのは、実は「夫婦関係を早く修復したい」という気持ちの表れなのです。夫自身もなかったことにできないとわかっているけれど、浮気発覚前の生活を取り戻せば、前のように妻と仲良くできるのではないかと考えているのです。妻の目には「悪びれない夫」とうつるかもしれませんが、夫としては過去をなかったものにしようという考えはなく、未来を妻と楽しく過ごしたいという気持ちが強いのです。その一歩として、浮気前の仲が良かった頃の生活を演じる努力をしているともいえます。とはいえ、そんな夫の態度にイライラする気持ちもわかります。妻としては「夫にずっと謝り続けて欲しいわけではないけれど、そんなにすぐ元通りに戻れるわけがない」というのが本音でしょう。そうやって、すぐ気持ちを切り替えられる夫に不信感を抱くのも無理はありません。ですから、そんな夫には冷静に「楽しくやろうとしてくれるのはうれしいけれど、なかったことにはしないで。今度、浮気をしたら二度目はないからね」と釘を刺してもいいと思います。■夫を好きでなくてもいい、元通りにならなくてもいいそれでも、夫を許せない気持ちでつらくなったら、離婚しなかった理由をもう一度思い出すのもいいでしょう。どうしてやり直そうと思ったのか? それでも夫が好きだったから、子どもがかわいそうだから、収入面で不安だったから、単に世間体を気にして…と、理由はそれぞれだと思います。正直、純粋に「夫が好きだから」だけが理由の人は少ないのではないでしょうか。育児や経済的な不安から離婚をあきらめた人は、そういった愛情以外の理由に重きを置いて夫と生活してもいいと思います。子どもやお金、世間体のために夫婦という形をとる、夫への愛情は今はなくてもいいと割り切るのです。今、妻がつらい理由の一つに、夫を昔のように好きになりたい、元通りの生活を取り戻したいという気持ちが強いからでしょう。しかし、夫婦関係というものは浮気といった波風が立たなくても変化していくものです。それは、子どもの巣立ちかもしれませんし、リストラ、病気やケガ、親の介護など、そのきっかけはいろいろあります。結婚を続けるうえで、夫への愛情がずっと変わらないことは理想かもしれませんが、その時々、状況によって相手への思いの形が変わっていくのは仕方ないと思います。自分たちは今どういう夫婦なのか、どういう理由で一緒にいるのかを認識できてさえいればいいのです。それを続けるうちに「時間薬」が効いてきて、夫も成長し自分自身も変わり、夫婦関係も良い方向へ向かうかもしれません。それが、夫の浮気によるつらさや苦しみにも変化をもたらすでしょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年06月09日女性は勘が鋭く、男性の浮気に気付きやすいと言われていますが、中にはまったく予想もしていなかったところから発覚することもあるようです。今回は、“妻が驚いた夫の不倫相手”というテーマで、経験のある女性たちの話をご紹介します。文・塚田牧夫大嫌いなはずの上司と「夫から、しょっちゅう上司とソリが合わないという愚痴を聞いていました。女性の上司らしく、毎日のように衝突しているようでした。ところが、それから半年ぐらいしたある日。彼がスマホを見ているとき、何気なくそれを横から覗いたんです。すると、女上司と仲よくイチャついている写真が目に入りました。夫を問いただすと“お酒を飲んで酔っ払っていたからよく覚えていない”と否定されましたが、あれは絶対に不倫の仲じゃないと撮れない写真です。それにしても、あれだけ嫌っていた上司と付き合うなんて……。日ごろから意見をぶつけ合うことで、むしろ距離が縮まってしまったのでは……と感じました」マリカ(仮名)/31歳路上ミュージシャンと「夫と外食をした帰り道、駅の近くでギターを持って歌っている女の子がいました。ちょっと立ち止まって聞いていると、夫がそわそわした様子で“早く帰ろう”としつこく言ってくるんです。彼の妙な態度に疑問を覚えながらも、その日は彼に従い、すぐに帰りました。それからしばらくして、別の駅前でその子が歌っているのを見かけました。10人くらい観客がいたのですが、なんとその中に夫の姿が! 目を疑いましたよ。これは何か後ろめたい関係があると確信しました。でも、夫を問い詰めるには証拠が足りないので、まずは自分で調べてみたんです。すると、女の子のSNSに、何回も夫とのツーショット写真が投稿されていました。すぐに夫を問い詰めると、彼はその女の子との関係を認めました。どうやら、演奏に一目惚れして、彼からアタックをかけたのだとか。本当に呆れました」チサト(仮名)/29歳子どもの幼稚園の担任「別れた元夫の話です。部屋で一緒にいるとき、彼がスマホをいじっていたんですが、急にもよおしてしまったようで、スマホを放り投げて急いでトイレに向かいました。そのとき、私が彼のLINEをチラッと見ると、女性とやり取りをしていたのを確認しました。ビックリしたのはその相手。なんと、子どもが少し前まで通っていた幼稚園の先生でした。彼を問い詰めると、すんなりと白状しました。ふたりが知り合ったのは、幼稚園ではなくたまたま夫が参加した合コンだったようです。最初は、子どもの相談をしたいという名目で会っていたそうですが、次第にエスカレートしたそう。子どもをダシに使われたと判明し、本当に呆れました」ミサ(仮名)/35歳“妻が驚いた夫の不倫相手”をご紹介しました。思わぬところから不倫に発展することもあります。一見安心できるような人間関係でも、目を光らせておきたいですね。©Thomas Barwick/gettyimages©Trevor Williams/gettyimages
2020年04月04日不倫男性の中には、妻よりも浮気相手のことで頭がいっぱいになっている人も多くいるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男性が彼女に送っている、救いようのないLINEをご紹介します。文・並木まき1:「カミさん騙すから大丈夫だよ!」「以前、私が不倫していた相手は、本当に既婚者なの?って思うくらい、家庭の匂いがしない男性でした。妻は妻で好きにやってるから……って言っていましたけど、私がどんな無理難題を押し付けても動じず、いつも家庭より私を優先してくれましたね。ある週末、女友だちと旅行の予定が、その子が前日にインフルエンザにかかってしまったんです。仕方ないと諦めていたのですが、彼にLINEでその旨伝えたら、『なら、俺と行こう!』『カミさん騙すから大丈夫だよ!』と言われ、一緒に行くことに。旅行代をムダにせずに済んだのは良かったけど、私のほうが彼の奥様に対して罪悪感を感じてしまいました……」(26歳女性/サービス)浮気相手最優先で、あまりにも家庭をないがしろにしているのが分かると、浮気相手である女性も気まずくなってしまうようです。2:「慰謝料払えばオッケーだろ」「夫婦関係が冷え切っていると公言していた男性と、ちょっとだけ不倫をしていました。その彼は、浮気してるのを隠そうとする様子もなく『バレたら慰謝料払えばオッケーだろ』って、妙に開き直っているところがあって。『俺は、これくらい覚悟を決めているんだから、お前ももっと俺を愛せよ』というのが口ぐせで、正直、かなり重かったです。『多分、慰謝料は200万円くらいだから、お前には200万円の価値があるってことだな!』などとLINEで言われましたが、嬉しくないし、なんて返事したらいいのか分からず、自然と疎遠になっていきました……」(28歳女性/保育士)慰謝料を支払う前提で、開き直って浮気している男性も厄介。結婚・家庭に対する、責任感がないとしか言いようがありません。3:「結婚したら、女だと思えないけど、それでいい?」「不倫していたころ、彼のことが大好きすぎて、メンタルがおかしくなっていました。最後の方は、彼に離婚を迫っていたのですが、そんな私に対して、彼は『別に離婚してもいいけど……』って感じで。『なら、今すぐ離婚して!』ってはっきり彼に伝えたんです。すると、『今の妻と離婚して、君と結婚するのは構わない。だけど、俺は結婚したら、君を女として見れなくなると思うけど、それでもいい?』と言われたんです。これって、私と結婚したらまた別の女性と浮気するって意味ですよね?このLINEを見て、それまでの熱が一気に冷めて、彼との将来は諦めよう……と冷静になれました」(33歳女性/コンサルファーム)離婚して再婚することを軽く捉え、さらには再婚後の浮気も宣言……、救いようのない男性ですね。不倫男性の中には、浮気相手である女性がギョッとするようなLINEを平然と送っている人もいるようです。こんなLINEを自分の夫が送っていたら、相当ショックでしょう……。© oatawa / shutterstock© Pressmaster / shutterstock© / shutterstock
2019年06月09日夫から浮気の事実を告白され、思わず息が止まりかけた妻たち……。悲惨ですよね。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな"夫からの浮気白状LINE"について話を聞いてきました。文・並木まき1:「好きな人、できた」「ずっと夫の様子がおかしくて、家にいても上の空って感じで、あるとき『何かあったの?』ってLINEで聞いてみたんです。すると、夫からはしばらく既読無視が続いたあとに『好きな人、できた』と返信が……。要するに、浮気をしていたのです。様子がおかしく見えたのはそういうことだったんですね。まさか夫がそんなことをしているとは夢にも思っていなかったので、ショックで呆然としてしまいました。夫からは、さらに『ごめん。本気なんだ』ともメッセージが届きました。軽い気持ちで送った質問への返信で、浮気を白状されるなんて最悪ですよね。その後、しっかりと話し合い、相手の女性とはキッチリ別れてもらいました」(36歳女性/パート主婦)夫の様子がおかしければ、妻としては気になりますよね。まさか浮気が原因だとは思わないでしょう……。「好きな人ができた」なんて言われたら、ショック過ぎます。2:「離婚してくれ」「夫とは、LINEでも喧嘩ばかりしていたのですが、あるときにいきなり『頼む。離婚してくれ』とメッセージが届きました。どうせいつもの不機嫌の延長だろうと、最初はあまり相手にしていなかったのですが、続けて『俺、付き合っている女がいる』と浮気を告白してきたんです。とても驚きましたし、なによりショックでした。その後もLINEで、夫から一方的に浮気の詳細を告白されたのですが、私は頭が真っ白で、まともに理解できませんでした。結局、夫がそれから数日後に家を出て、その女と暮らし始め、今は離婚調停中です。今でも、あの最悪なLINEを思い出すと、吐き気がします」(37歳女性/印刷)対面でなく、LINEで唐突に離婚の申し出をされたら、衝撃的ですよね……。さらにそこで、浮気まで告白されたら、ショックで何も考えられなくなりそうです。3:「出会っちゃったんだよね」「夫の帰宅時間が以前より遅くなったのが気になり、冗談で『今日も遅いの?まさか浮気なんてしてないよね~?』とLINEをしたんです。すると、既読がついた数分後に『出会っちゃったんだよね……』と、意味深な返事が届きました。まさか、本当に浮気しているなんて思っていなかった私は、ビックリしちゃって……。続けて、夫からは『君には申し訳ないと思っている』『だけどもう気持ちは止められなくて』と、いかに浮気相手に対して本気なのかという説明や、謝罪の言葉が次々と送られてきました。本当は怒るべきだったんでしょうけど、あまりに突然すぎて何て返したらいいのかもわからず、呆然としていました。結局、そのLINEを機に夫婦仲が冷え切ってしまい、今は離婚も視野に入れて考えているところです……」(34歳女性/IT)冗談のつもりで「浮気してるの?」と送ったのに、それが事実と知ったら……ショックですよね。最悪の事態は、突然に訪れるもの。こんなLINEのやりとりとは、無縁な生活を送りたいものですね……。© Kitja Kitja / shutterstock© GaudiLab / shutterstock© Farknot Architect / shutterstock
2019年04月15日世の中には浮気相手に送るつもりのLINEを、間違えて妻に送信してしまった……というウッカリ男性もいるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな戦慄のLINEをのぞき見してきました!文・並木まき1:「明日、楽しみだな~」「夫の様子がおかしいと感じていた時期に、夫から『明日、楽しみだな~』と、笑顔とハートの絵文字付きのLINEがいきなり送られてきました。翌日は、特に2人で約束している予定などなく、夫は『いつもの仲間とゴルフに行く』と言っていた日。ゴルフ仲間にハートの絵文字を送るなんてありえないと思い、ピンときました。私が『なにが?』と冷静に返信をすると、すぐに既読になったもののしばらく返信はなく、その後『ゴルフ』とだけ返事が。その日、夫の帰宅後に、修羅場になったのは言うまでもありません。もちろん、翌日のゴルフもキャンセルさせました」ゆうか(仮名)40歳女性文章自体は怪しくなくとも、絵文字の使い方でピンとくる妻は多いようです。2:「今日、離婚の話するから♡」「元夫とギクシャクしていた時期に、いきなり『今日、離婚の話をちゃんとするから♡』とハートの絵文字付きでLINEが届きました。確かに(もう、離婚したほうがいいのかな)と私も考えていたけど、深刻な話をするのにハートの絵文字付きって、さすがにオカシイじゃないですか!?鈍感な私も、彼が浮気をしていると勘付き凍りましたね……。『ハートの絵文字付きで送る内容?』と返信したら、夫は既読スルー。誤爆したんだなと悟りました。その日、夫の帰宅後にわざと私から『さ、離婚の話しよっか!』と明るく言い出したら『今日じゃなくていい』となり、そのまま2年間結婚生活は続きました。結局、その夫とは離婚することになりましたが、そのときの女と別れたのかは知りません」みずか(仮名)35歳女性離婚の話し合いを申し出るのに、ハートの絵文字付きというのは確かに不自然。このような違和感から、浮気に勘付く妻も少なくないですよね。3:「寂しい思いをさせてごめん」「夫の浮気を疑っていたころ、いきなりLINEで『寂しい思いをさせて、ごめん』と、夫からLINEが届きました。最初は、最近うまくいっていない夫婦仲を思ってのLINEかと思ったのですが、ふだん絵文字を使わない夫がそのメッセージに泣き顔の絵文字を使っていることに違和感を覚えました。返信はせずそのまま放置していたら、今度は『でも、いつも想っているから♡♡』と、今度はハートの絵文字が付いたLINEが届き、浮気を確信。ギスギスした仲の私にこんなLINEをしてくるのは不自然だと思ったし、愛の言葉も彼らしくない。そのLINEにはあえて返信せず、帰宅後に『で、誰に送るLINEを間違えたわけ?』と問い詰めると、浮気を白状しました。私にはそっけないLINEしかくれなかったくせに、浮気相手にはあんなに丁寧なLINEを送っていたのかと思うと、すごく悔しかったです」かえで(仮名)36歳女性文章的には違和感がなくとも、普段とのテンションの違いによって「なんか変」と感じる妻も。夫婦ですから、ちょっとした“違い”に大きな違和感を抱くのは当然かもしれませんね。© Jack Frog / shutterstock© sanneberg / shutterstock© / shutterstock
2019年01月20日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。女性も性に関してオープンかつ積極的になってきたのはとても良いことです。しかし、これは寂しさや虚しさを埋めるために、不特定多数の異性と関係を持つことをすすめるものではありません。恋人同士、夫婦のセックスが充実すれば、2人の関係性も向上する。私がお伝えしたいのはそこなのです。ところが、夫婦間のセックスがうまくいかず、寂しさや欲求不満を持て余して婚外交渉に走る女性が年々増えてきている気がしてなりません。SNSの発達で、男女の出会いがたやすくなったのは承知のとおりです。妻の不倫が夫にバレた場合、待ち受けているのは壮絶な修羅場。男の身勝手と言ってしまえばそれまでですが、男性は女性に「純潔」を求め、自分だけのものという意識があります。女性以上にパートナーの不貞行為を許せません。だから「夫にかまってもらえないのが寂しくて」不倫に走った結果、妻側には離婚の意思がなかったのに別れるハメに…などというケースがあとをたたないのです。結婚とは、人生を共にするパートナーの選択であると同時に、セックスのパートナーの選択でもある…ということに気づかず、セックスの相手を安易に外へ求める妻たちが急増中。人妻でありながら臆することなく、合コンに参加するツワモノまで出てきました。今回は、そんな妻たちの一人、香織さんのケースをご紹介します。■妻が浮気?「夫に相手にされなくたって、私は平気!」「モダンセクシャル系モンスター 合コン狂いの人妻かまってちゃん」代表:香織(仮名)31歳の場合「香織ちゃん、いい飲みっぷりだね!」「やだ~、昌弘くん。そんなにすすめないでよ。私、本当はお酒、あんまり強くなくて…」そう言いながら、香織はゆるくウェーブのかかったツヤ髪をかき上げると、ピンクベージュのカーディガンを脱いだ。男性陣の視線が一気に、襟ぐりの大きく開いた薄手のニットを押し上げる香織のバストへ集中する。ベタだけど、これが私の常勝戦略。香織は、男たちの視線を存分に浴びて、快感だった。ここは、都内のスパニッシュレストラン。店の奥の半個室では、男女4対4の合コンが今まさに進行中だ。女性陣の中でひときわ男性の注目を集めているのは、幹事チエの学生時代からの腐れ縁、香織だった。彼女は、結婚3年目の人妻だ。しかし、1年ほど前から、誘われれば必ず、誘われなければ誰かにセッティングを頼み込んでまで、合コンに明け暮れているのだった。■合コン三昧の腰かけOL「理想は専業主婦」たどりついた結婚相手は?香織は、大学卒業後、大手メーカーに一般職として就職。勉強は嫌い、働くのも好きじゃない彼女だったが、女子アナ風のルックスと、中学時代から磨き上げてきた愛想の良さが功を奏したのだろう。誰もが知る一流企業に就職できたのだ。香織が、その会社へどうしても就職したかった理由。それはズバリ、理想の夫探しのためだった。一流企業に勤めていれば社内での出会いにも期待できるし、合コン参戦時にも箔がつくというもの。社会人になってからの香織は、学生時代以上に真剣に合コンへといそしんだ。合コン三昧の生活は楽しかった。仕事にやりがいを見出しているわけでもなければ、これといった趣味も特技もない香織だったが、合コンだけはいつも中心人物でいられた。ネットのモテ記事、モテ本を読みあさってテクニックの研究を重ねては、合コンで実践。男たちから狙ったとおりの反応を得られると、香織は快感にひたった。私は女としてすごく価値がある。だってほら、彼らは私に夢中よ…こうして香織は、ほかのなにものによっても得られない万能感を楽しんでいた。セックスに関しても同じだった。香織は自分にセックスを懇願してくる男たちをじらし、「お許し」を出してやると夢中になって奉仕する男たちの姿をながめるのが好きだ。自分は男に対して力を持っている。セックスも最高。誰にも負けない魅力がある。その感覚は、香織に大きな満足感を与えた。そうして20代半ばまで、香織はひたすら楽しい時間を過ごした。そして25歳を過ぎると、いよいよ真剣に結婚相手探しに励むようになる。最終的に彼女は、同じ会社の営業部のエースと呼ばれていた真司と付き合うことにした。真司は安定した収入なうえに、スポーツマン。そしてなにより、香織をお姫様扱いしてくれる。理想の男をゲットした自分に酔いしれる香織。そして、香織28歳、真司33歳の時に、2人は結婚した。「お家のことをちゃんとやりたいのよ」試算の結果、真司の収入でやっていけるとふんだ彼女は、今の時流に逆らい、専業主婦の道に入る。■結婚生活は不満だらけ「私をもっとお姫様扱いして!」バブル期に結婚した母の影響か、香織にとって、職場は結婚相手を探すための場でしかなかった。パートナーを見つけ出すことが会社での自分の役目。成果を上げるポイントは、仕事の評価よりも結婚相手の獲得だ。時間にもお金にも余裕があって、いつもきれいにしていて夫にも愛される専業主婦。それが香織の理想だ。「家のことをちゃんとやりたい」というより、「イヤでも家事はしなくちゃいけないんだから、仕事との両立なんてしんどいことはまっぴら」というのが本音。とにもかくにも、真司は香織の希望を受け入れてくれた。夢の結婚生活が始まるはずだった。ところがすぐに、彼女は結婚生活に不満を感じ始めることになる。結婚したら一緒に過ごせる時間が増える分、やさしい恋人だった真司は、これまで以上に私を満足させてくれるはず。ずっとお姫様気分で暮らせるはずだわ。そう思っていた香織にとって、新婚生活は幻滅の連続だった。第一に、2人の時間が思ったよりずっと少ない。結婚前のデートは、多忙な真司に合わせて週に1度だった。香織は寂しかったが、「結婚したら2人で過ごせる時間が増えるはず」と自分に言い聞かせつつ、合コンで知り合った男性と飲みに出かけたりしていた。そんな「退屈しのぎ要員」たちがチヤホヤしてくれたからこそ、香織は忙しい真司に文句を言わず、いつもニコニコと付き合っていられたのである。しかし、結婚してみると、自分を大切にしてくれるはずの夫が、自分のために時間を割いてくれない。香織は憤慨した。真司は基本、帰りが遅い。営業という仕事柄、出張や接待もしょっちゅうだ。週末ですら、人脈を広げるためのイベントをリサーチしたり、ジムやテニスに1人で行ってしまったりする。恋人時代は、少なくともデートの間だけは、自分だけに100%集中してくれていた真司。しかし、結婚後は自分を単なる生活の一部として、軽んじている気がする…香織は我慢できなかった。 ■きれいな妻でいるために「おこづかいは最低でも5万円」「週末くらい、ずっと私と一緒にいてよ」ある土曜日、香織はジムに出かける準備をしている夫に不満をぶつけた。「いや、トレーニングには行かないと。営業は第一印象も大事だから、接待を言い訳にブクブク太るわけにもいかないんだよ」「じゃあ、明日のテニスには行かないで」「2週間ぶりだから、そろそろ行かなきゃ体がなまっちゃうよ。香織だって『趣味がテニスなんてステキ』って言ってくれてたじゃないか。あ、よかったら香織も来ない? 同年代の子たちもいるし、始めてみたら楽しいかもよ」「イヤ。日焼けするから」香織はつっけんどんに答えた。確かに恋人時代、テニスでいつもほどよく日焼けした真司は香織の目にも魅力的に映った。けれど、趣味も日焼けも、私との時間に支障をきたさないところですませてもらわなければならない。奥さんにだけ目をかけ、奥さんをかわいがって、友だちに自慢してくれること。香織にとって、それが夫の最重要条件なのだから。「それじゃあせめて、週に1度は、インスタ映えするレストランに連れてって。恋人同士の時みたいに」思いっきりおしゃれして、真司とレストランやバーに出かける。そうすれば、2人の時間が少ない不満も少しは和らいで、気分も晴れるだろう。香織としては、思い切り譲歩した提案だ。ところが真司は、眉間にシワを寄せて言った。「もう共働きじゃないんだから。それに香織、おこづかいは月5万は要るって言うじゃないか。それに加えて、さらに外食はきついよ」香織は絶句した。これが…私のために時間もお金も工面できないと言うこの男が、私が厳選した理想の夫?会社員時代の貯金はある。社会人になっても実家住まいだったのでそこそこの額だ。母親が貯めておいてくれた結婚資金もありがたい。でも、美容院とまつエク、それに料理教室の月謝のことまで考えたら、月に5万円はないと回らない。「時間にもお金にも余裕がある、いつもきれいな愛され妻」という理想のために最低限、夫からもらいたい額だ。ワガママを言っているつもりなど、香織にはまるでない。夫のためにきれいにしている妻のどこがおかしい?■新婚なのにセックスレス「釣った魚にエサはやらない?」香織が不満に思っていたのは、時間やお金に関することだけではない。セックスについても、結婚後、不満を抱き始めていたのだ。結婚前のデートでは、真司はいつも情熱的に香織を求めてきた。ところが、結婚してからというもの、セックスの頻度はどんどん下がり、内容的にも物足りない。熱意が感じられず、「求められている」と実感できないのだ。これは香織にとって初めての体験だ。男はみんな、私とセックスしたいんじゃないの? 私は女として価値がある。男は私を欲しがって当然。なのにどうして…どうして、毎晩同じベッドで寝ている夫すら、私にセックスを求めてこないのだろう?状況が理解できず、香織は混乱した。しかし、いくら夫が誘ってこないからといって、自分の方から誘うなどということは考えられない。セックスは、男が女に求めるものだからだ。セックスがないまま1カ月が過ぎようというある日、香織は我慢できずに寝室で夫にたずねた。「ねえ真司さん、私たち最近あんまりエッチしてないよね。どうして? 前はもっとしてたのに」このところ残業続きだった真司は、すでに眠そうな目をしている。「そうかな。まあ、そう言われてみれば、そうかもしれないな」夫ののんきな口調に、香織はカッとなった。自分は「男に求められない」という屈辱感にさいなまれ、「今日は誘われるか」「今日こそ、いよいよ?」と、毎日息をこらすようにして過ごしてきたのに。それなのに夫は「まあ、そうかもしれない」?? そんなとぼけた反応、納得できない。「『そうかもしれない』じゃないわよ。付き合ってた頃は、週に1度は絶対にしてたじゃない。なのにどうして?」「うーん。どうしてって言われても、これと言った理由があるわけじゃないけど。最近忙しかったし…それに結婚して、毎日会えるわけだからさ。『今日しないと!』って感じることがないっていうのもあるかな」「なるほどね」香織の中で、あらゆることがストンと腑に落ちた。そして自分でもびっくりするくらい嫌味な声が出た。「つまり、釣った魚にはエサをやらないってわけね」「なんだよそれ」香織の口調に、穏やかな真司も語気を荒げた。 ■「中身からっぽのかまってちゃん妻」夫の不満も爆発結婚して以来、妻は口を開けば不平不満ばかり並べている。だが、言わせてもらえば、こっちにだって不満は山ほどある。口にこそ出さなかったが、真司も相当ストレスをためていた。妻はいつ、いかなる時でも、自分のことを最優先して欲しがる。自分が仕事で忙しい時でも、たまの休みに息抜きをしようとしている時にも、妻はとにかく少しでも多くの時間とお金、労力を自分に注がせようと、夫を徹底マークしているのだ。それに、妻がこんなにつまらない、自立できていない女だとは結婚するまで知らなかった。趣味もなにもなく、夫にかまってもらうことしか考えていないように見える。極度の「かまってちゃん」だ。週に1度しか顔を合わせない間柄ならともかく、結婚した相手がこれでは正直、息がつまる。真司は大きなため息をついた。「俺にこれ以上、どうしろって言うんだよ」夫のその言葉とうんざりした顔に、香織のプライドはズタズタだ。私はかわいい、みんなの憧れの「香織ちゃん」なのだ。その私を、夫はちっとも大事にしていない。私の価値を分かっていない。一体どうして私は、こんな男の「専属」になってしまったのか。私を大切にしてくれる男性は、山ほどいるというのに。香織は自分の結婚を激しく後悔した。そして、その日を境に香織は夫を、結婚生活をかえりみなくなった。夫婦仲の悪化は当然、加速していき…。■かまってくれない夫に仕返し「合コン参戦」宣言数カ月後、学生時代からの友人チエから電話がかかってきた時、香織は躊躇(ちゅうちょ)なく言った。「チエ、次回の合コンは、私にも声かけてよ」とにかく誰かにかわいいと言ってもらわなければ。自分をほめて、求めてくれる男がいなければ、私は干からびてしまう。香織は必死だった。夫に対する罪悪感など抱く余裕はなかった。チエは「合コンの女王」。2人は以前、しょっちゅう連れ立って合コンに参戦していた。それでも、さすがに香織の結婚後は、合コンに誘うことはなくなっていた。「えーっ? なによ、やさしい旦那様となにかあった?」「別に。ただ単にヒマなのよ。主婦って」「もーっ、贅沢者! あくせく働きながら旦那探しまで頑張ってる私に、そういうこと言わないでよね」チエは笑いながら言った。「でもいいわ。既婚者が参加してくれれば、ライバルが1人減るもんね。今度企画する時には、絶対声をかけるよ」1カ月後、チエは実際に香織を誘ってくれた。服は自分のスタイルを目一杯際立たせてくれるものを選ばなくちゃ。久しぶりに、短めのスカートはいちゃう? それとも丈は普通で、ボディラインを強調するデザインのワンピース? 髪も久しぶりに巻いちゃおう。メイクも最近は新しいアイテムをチェックしていない。デパートに見に行かなくちゃ。自分の女としての魅力を、100%発揮するのだ。そして、女としての自分の価値を実感しなければ。香織は久しぶりに、気力がみなぎるのを感じた。真司には合コンに参加することを宣言した。黙っていることもできたのに、「人数合わせのためにどうしてもって、友だちに誘われちゃって」とあえて告げたのだ。真司が嫉妬して止めてくれるかもしれない。あせって、自分をもっと大切にしてくれるようになるかもしれない。そんな期待を、香織はまだ完全には捨て切れずにいた。ところが、真司はうっとうしそうに香織を一瞥(いちべつ)すると、冷たく一言。「あっそ」と言っただけだった。もはや妻のことになどまったく関心がないような夫の態度に、香織は自分の中でなにかが崩れ去るのを感じた。そうして迎えた合コン。香織のパフォーマンスは、すさまじいものがあった。笑顔を一時もたやさず、甘い声を響かせ、絶妙のタイミングで髪をかき上げる。適度なボディタッチも忘れない。既婚者と知りながら、彼女と連絡を交換したがる男が続出した。香織は、本当に久しぶりに、大きな満足感を味わうことができた。自分にはまだまだ価値がある、男を操れる魅力があるのだと、自信を取り戻すことができた。彼らの本心は「あとくされない、結婚を求めない女」…かもしれないのに。■これって浮気?「超えてはいけない最後の一線」がぼやけていく…以来、香織は合コンに没頭した。家では完全なすっぴん、髪はボサボサ。ルームウェアにもまるで気をつかわなくなり、常に不機嫌オーラ全開だ。合コンの日だけ「最高のワタシ」を演出するようになっていた。夫婦仲は完全に冷え切り、言葉も交わさないレベルにまで悪化した。セックスも当然ない。そのうち香織は、当初は自分の中に存在していた越えてはならない「一線」が、どんどんぼやけてゆくのを感じるようになった。「一線」とはもちろん、合コンで出会う男性との肉体関係だ。「合コンでチヤホヤされて『自分はまだイケてる』と思えれば、夫が私を見ようとしない、みじめな結婚生活にも耐えられる」「ほかの男性にやさしくされて、私の心に余裕ができれば、夫婦仲も改善するかも」最初はそう思って、香織は合コンに参加していた。ところが、そんなことを繰り返すうちに、夫婦仲はますます破綻してゆく。香織はどんどん不安定になり、ついには「誰でもいいから男に求められたい、抱かれたい、寄りかかりたい」と思いつめるところまで来てしまったのだ。その頃になると、真司が目を疑うような奇抜なデザインの矯正下着を香織は恥ずかしげもなく着用するようになり、合コンの日だけセクシーなランジェリーを身にまとうのが常になっていた。スパニッシュレストランの一角で酔ったフリをしながら、香織は自分に酒をすすめてくる目の前の男を冷静に観察していた。話が面白く、女心をくすぐるツボも心得ている彼にやさしくされるのは快感だ。連絡先も交換した。それにさっきからずっと、私だけを見つめてくれている気がする…今夜、彼と一線を越えてしまおうか。そうすれば私は、虚しい結婚生活でため込んだ怒りも屈辱感も悲しみも、どうでもいいと思えるようになるだろうか。とびきりの笑顔を弾けさせる香織の頭の中では、さまざまな感情や計算がグルグルと渦巻いていた。理想の夫と結婚したはずの香織さん。ところが、結婚当初から不満を抱え、合コンに逃げ道を見出すようになります。香織さんはその後、どうなったのでしょうか?もしかしたらあなたも、香織さんのように「合コン狂いの人妻かまってちゃん」の泥沼に足を踏み入れてしまうかもしれません。次回ご紹介するチェックテストでリスクを判定してみましょう。
2018年09月15日男は浮気する生きもの……なんて言われたりしますが、最近では女性の不倫も問題になっています。なかには、妻の浮気現場を目撃したという男性も。でも、すぐに離婚に至るケースは少ないようです。そこで、“妻の不倫が発覚しても離婚しない夫たち本音”というテーマで、経験者である男性たちに語ってもらいました。文・塚田牧夫実は自分もしているから「妻は車が好きで、よくひとりでドライブに出掛けます。ストレス発散にもなるということだったんだけど……。あるとき、妻の車を借りたんです。するとシートの隙間にゴミみたいなものが落ちてた。拾ってみると、なんとコンドームの入れ物のビニールの切れ端!ブチギレて、すぐに妻に問いただした。知らないと言うけど、“ならケータイ見せろ”と言ったら観念した。不倫を白状しました。号泣しながら“別れるから許して”と謝っていました。でも、実は俺も浮気してるんです。たまたま妻のほうが先に見付かっただけ。これは、天が俺に味方してんだと思いました。こっちは不倫関係を続けたまま、それでいてパワーバランスは圧倒的に俺が有利。こんなにいい状況はないでしょう。しばらくは離婚なんてしない」ケイスケ(仮名)/34歳これが運命…「昔ギャンブルにハマり、借金でどうしようもない状況に追い込まれたことがありました。そのとき助けてくれたのが、当時付き合っていた彼女。今の奥さんです。会社を経営していて、お金はあった。借金を立て替えてくれたんです。命拾いしました。それから結婚して子どもも生まれ、幸せな生活を送っている……はずだった。薄々気付いてはいたんですが、妻は不倫しています。相手は自分の会社の人間。妻のほうが圧倒的に収入が多いし、昔の恩もあるし、子どものこともある。離婚なんてできない。苦しみながら、生きていくしかないんです。それが、私の運命……」ツヨシ(仮名)/36歳実験してやる「妻との関係は、正直冷え切っていました。不倫が発覚したときも、そこまでの動揺はなかった。というのも、結婚してからというもの、悲惨なことばかりが続いていました。怪我したり、会社をクビになったり、病気を患ったり……。サゲマン? いや、疫病神なんじゃないかと思っていました。あるとき、妻のスマホを見てしまい、そこで不倫を発見。マッチングアプリか何かで知り合った男のようでした。怒りというよりは、相手がどうなっていくんだろう……という興味のほうが強かった。悲惨な人生を歩んでいくんじゃないかと。たまに妻のスマホを覗いて、動向をチェックしています。言ってみれば、実験です。もし何も起きないようなら、俺が慰謝料でも請求しちゃおうかな」キョウタ(仮名)/31歳“妻の不倫が発覚しても離婚しない夫たち本音”をご紹介しました。男性のほうが、妻の不倫に気付いてしまうパターン。実際にあり得ることです。現在進行中で、自分は大丈夫……とお思いの方も、注意してください。もしかしたらすでに気付かれていて、黙っているだけかもしれませんよ?(C) baranq / Shutterstock(C) mr. teerapon tiuekhom / Shutterstock(C) Ditty_about_summer / Shutterstock
2018年05月21日男の浮気はバレやすい。LINEなどから発覚するケースが多いです。でも所詮は浮気。妻のほうの立場がやっぱり有利。とはいえ、自分の地位は不動であると高をくくっていると、危機的状況に陥る場合も……。そこで、夫の不倫を見つけた経験のある女性たちに“夫が本気になっていると感じたLINE”について聞いてみました。文・塚田牧夫「こんなにも人を…」と見覚えのある言葉「夫とは大恋愛の末に結ばれました。そういうことからも、夫は私のことが大好き……と思っていたんですけどね。あるとき、本当に何気なく夫のスマホを覗いてしまいました。そこで、女性とのやり取りを発見。浮気です。かなり熱いLINEをしていました。そのなかでひとつ、特に目を引いた言葉がありました。“こんなにも人を好きになることがあるんだ”という言葉です。実はこれ、かつて私と付き合うときに言っていた言葉でもあります。ということは、その女は私を超えたということ……?そのあとじっくり問い詰めましたよ。私も安心し切っているところがあったので、気を引き締めました」カズコ(仮名)/33歳「もうすぐ別れるから」とまったくのデタラメ「私の夫はまったく恋愛とは無縁の感じのタイプなんです。たぶん。私が初めての彼女。そんな夫が、なにやら怪しい行動を見せ始めました。スマホを年中気にしているんです。もうバレバレ……。絶対なにか隠してるだろうと、寝ている隙に覗いてやりました。するとやっぱり、知らない女とLINEでやり取りしていました。でも、夫の熱量と、相手の熱量に大きな差が……。女の方はまったく相手にしてる感じじゃないんです。本当に素っ気ない返事ばかり。夫は勢いが凄すぎて怖いぐらいでした。“妻とはもうすぐ別れるから”というまったくのデタラメまで飛び出していましたね。これは、違う意味で危ないと思いました。ストーカーになりかねない。すぐに夫を起こしました。そして、“慣れないことはするもんじゃない”と諭してあげました」リナ(仮名)/34歳「心変わりの相手は…」と歌詞を引用「夫が休みの日にふらっと出かけることが多くなり、なんとなく浮気のニオイを感じ取りました。そこで、隙を見てスマホを覗いたら、ズバリ的中。女とコッソリLINEで連絡を取り合ってました。相手は会社の後輩のようでした。どうやら、女の恋愛相談にのっているうちに、夫が好きになってしまったよう。途中から、夫が口説き始めてるんです。まあ、よくあるパターンではあるし、それぐらいなら……と思っていたけど、あるフレーズを見て雲行きが怪しくなりました。それは“心変わりの相手は僕に決めなよ”という言葉。実はこれ、彼が大好きな曲の歌詞の一節なんです。カラオケでもよく歌ってるから覚えてました。こいつは本気かもしれない……と思いました。そのあと、じっくり話を聞きました。もうあの歌は歌わないでしょう」カオル(仮名)/35歳“夫が本気になっていると感じたLINE”をご紹介しました。多少の浮気であれば目をつむらないこともないんでしょうが、本気になっているようならそうもいきません。自分の地位がおびやかされることのないよう、徹底的に糾弾してやりましょう。(C) acinquantadue / Shutterstock(C) F8 studio / Shutterstock(C) Peter Bernik / Shutterstock
2018年04月08日