今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ手術を明日に控え、術前説明を受ける私たち。その内容やリスクは怖いものばかりで、同意書にサインするのも躊躇するほど。先生方を信じて託そうと迎えた手術当日、娘を見送りながら「生きて帰って」と祈るのだった。■時間経過が遅く感じる…■待合室の電話が…!娘の手術の間、本当に時間が長く感じて…。時計を見るたびに「まだあれから5分しか経ってないの!?」ってことを繰り返していました。そして考えても仕方がないことを悶々と考えたり…。このとき出てきた「やりたいことリスト」は、この後パパと作ってこやま家の壁にデカデカと貼っています(コロナ禍で行きたいところは全然行けてませんが…)。そして手術は無事成功しました! 本当に医療従事者の方々には感謝してもしきれません。生きて会えた、それだけでものすごくホッとしたのを今でも覚えています。今後は術後の経過について描いていきたいと思います。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月14日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ高度治療室へ面会に訪れると、娘のところに大きな人が! その人は今度手術をしてくれる先生で、「さくちゃんには苦しい思いをさせてしまって申し訳ない」と言うのだった。数日後、病院から明日手術すると連絡があり…。■手術の内容もリスクも怖い…■生きて帰ってきて…!手術直前の思いを描きました。術前説明は「最悪のケースを想定して」お医者さんは話してくれるのですが、それが怖くて怖くて。同じ病室のママからいろいろな話を聞いていたのでしっかり覚悟を決めて聞きに行きましたが、こやまは夫婦でビビりまくっていました。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月13日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ娘は肺炎にかかったことで危険な状態になったことが判明。炎症の値を見て、緊急手術をすることになる。高度治療室は付き添いができないため私は自宅で待機することになるが、家に着くといろんな思いが溢れてきて…。■あの大きな人は誰?■ついに手術が決まる…!病院の先生方は本当に優しくて子どもたち思いで…。そして入院中何度も「病院に住んでる!?」と思うくらい、先生たちは病院にいてくれました。本当に感謝しかないです。そして、次回はいよいよ手術です。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月12日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ娘のさくちゃんの様子が急変。看護師も息をのみ、すぐに担当の先生やスタッフを集める。「今すぐお父さんを呼んでください」と言われ、神様に「私と娘の心臓を取り替えてください」と願うのでした。■容態悪化の原因は…■生きてほしい…!娘の容態が急変した原因は「肺炎」でした。心疾患のある子は風邪を引くだけでも重症化すると言われていますが、肺炎までなるともう致命的でした。仰向けのまま吐いたのが原因だったようです。そして高度治療室に入ったら付添入院ができなくなり、ひとり家に帰りました(パパは自転車だったので別行動)。娘のいない家はとても寂しくていろんな思いが溢れてきました…。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月11日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ手術待ちをしながらの入院中、担当の先生が出張に出ることに。しかしその間に豪雨が降り、病院は被災してしまう。物資が届かない、病院スタッフが来れない中、娘の容態が悪化。母娘、まったく眠れないまま朝を迎え…。■娘の様子がおかしい…!■神様、お願いです…一生忘れないあの日の出来事を描きました。娘が大変なときにただ立ち尽くすことしかできなくて、あげられるものなら私の心臓をあげたいと願いました。看護師さんから言われた「お父さんを呼んでください」という言葉が、今どれほど危ない状況なのか一気に伝わってきて、とても怖かったのを覚えています。次回はこの状況に陥った理由を描きます。もう少し暗い展開が続きますが、よかったら読んでください。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月10日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ検査の結果、心臓の穴の影響で娘は肺高血圧になっていた。そこで手術のキャンセルを待ち、なるべく早く手術を受けることに。「明日も生きている娘に会いたい」と願うことしかできず、無力さを感じるのでした。■母の看護スキルがアップ!■担当の先生の不在手術待ちのときに豪雨で被災しました…。ここでは描いていないですが、親のご飯は病院から出ないのでコンビニで買っていたのですが、コンビニから商品が消え、断水し、看護師さんやお医者さんも病院に来れずてんやわんやでした。そしてそのタイミングで娘・さくちゃんの容態が悪くなり…、まさに泣きっ面に蜂。次回は決定的なことが起こった朝からのことを描きます。暗い展開が続いていますが、今は本当に元気です!次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月09日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ総合病院で診察を受け、手術予定が決まってから2週間後。娘が以前よりミルクを飲まなくなり…、不安になり病院へ連絡。入院することになってカテーテル検査を受けるが、その最中に娘の自発呼吸がなくなり…。■カテーテル検査の結果は…?■祈る気持ちで手術を待つくらーい気持ちをつらつらと描いてすみません。このときは本当にただただ自分の無力さが悲しくて…。お医者さんも必死に助けようとしてくれているけど、病床にも手術できる先生の数にも限りがあって…。でもこの状況が「生きていてくれるだけでいい」という思いを教えてくれた気がします(元気になった今だから言えますが)。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月08日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ転院先の病院へ初めて訪れた娘と私。しかし県内外から集まる小児循環器内科は患者でいっぱい…。診察してもらった医師には、この状態でこれだけミルクを飲めるのはすごい、「お母さん頑張りましたね」と褒められ…。■ミルクの量が減っていく…■それは検査中に起こった…怖いこといっぱい描いてすみません! 娘は今は元気ですのでご心配なく!最初の異変はミルクが飲めなくなったことでした。暑くなってきた時期だったので、脱水も心配で土曜日だけど電話をしました。病院にはご迷惑をおかけしましたが、このとき勇気を出して電話してよかったです。そしてカテーテル検査。ここでは描いていませんが、事前に心臓の負担を減らすため輸血などをしました。お医者さんから事前説明もしっかりあり同意書も書きました。次回は娘の呼吸が止まった理由とカテーテル検査の結果について描いていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月07日娘さんが1歳10カ月のころに娘さんとお風呂に入っていたパパのお話です。何でもやりたがる時期、お風呂でおけにお湯を入れるのを手伝ってくれたのですが……そこには地獄が待っていたそうです。娘が1歳10カ月のころの話です。何でもやりたがる時期、お風呂でおけにお湯を入れるのを手伝ってくれたのですが……そこには地獄が待っていました。 お手伝いしてくれるのはうれしいけど…? 育児は忍耐だなと、改めて思い知らされました。冬場だったので寒くて地獄でした…… けど、やりたいことはできるだけやらせてあげたい♪ 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2023年03月07日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじエコー検査で穴の大きさを調べると、娘には手術が必要だとわかる。しかしこの病院では、小児の手術ができる医師がいないため転院することに。奇跡的に自宅から車で20分の病院を見つけ予約が取れるのだった。■いざ手術をする病院へ産後のメンタルはジェットコースターのように上下しますよね? 退院して実家から県外の家に戻るとき、病児と暮らすことより家事育児スキルがまだ0のパパと暮らすことが不安で不安で…。車の中で胸がギューっとなってボロボロ涙が出てきました。そして転院先の病院は大きな総合病院ですが、小児循環器科の人の多さは他科と比べて桁違いに多くて…。もともと患者数も多い中、子ども相手なので機嫌によってエコーできなかったり、採血に時間がかかったりするみたいです。■私、頑張れていたんだ…総合病院は検査も多く、そして何より待ち時間が長くて驚きました。13時に行って、帰ったのは17時…。それだけの人数を見ているお医者さんは本当に大変だと思いました。そして先生からの「頑張りましたね」の一言がすごく心に響いて…。しかし、また娘の状態が悪くなっていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月06日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ救急外来で受けた検査の結果から、娘の心臓にふたつ穴が空いていることが発覚。毎日娘が死んでしまうのではないかと怖かった私は、治療という光を見つけホッとする。そしてこのまま入院することになり…。■パパに連絡しなきゃ!はじめての小児科での入院は驚きの連続でした。大人の入院とはなかなか勝手が違い、戸惑うことも多かったです。娘のさくちゃんが入院した病院では親が24時間付き添い、食事は病室でオッケーでしたが、病院によっては付き添いなしだったり、病室で食事できなかったりするようです。今はコロナのせいで付き添いやお見舞いができないなど、より大変だと思います。そして病気が見つかって、自分では冷静なつもりでしたがモヤモヤしたりしていて…。ドンと構えた強い母になりたかったのですが、なかなか気持ちに整理がつきませんでした。■元気に産めなかった…病気なのは「私にはどうすることもできなかった」とわかってはいるんですが、「妊娠初期の葉酸足りなかったかな」「仕事で無理しすぎたせいかな」と、どうしても考えてしまって…。健康に産んであげれたらこんな苦しい思いをさせずに済んだのかなと、この時娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになった覚えがあります。そして、小児の心臓手術ができる病院がこんなに限られているなんて初めて知りました。手術した病院には県外からもたくさんの人が来ていて…、自宅近くの病院だったのは本当に奇跡でした。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月05日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ母乳外来で助産師から「呼吸の仕方が気になる」と言われ、小児科を紹介してもらう。小児科で今度は救急外来での検査を勧められ、躊躇する私に医師は「母親が気になるというのは立派な検査理由」だと言うのだった。■ついに検査の結果が…総合病院の救急外来へ行きました。さすが小児の受け入れをしているだけあって、先生もレントゲン技師さんも看護師さんもにこやかで優しくて…、想像と全然違って驚きました(怖がりすぎ)。レントゲン機器などは半分思い出で描いているので正確ではないです。でも首の座っていない赤ちゃんのレントゲンは本当に大変そうでした。■娘には心疾患がある!?とうとう病気のことが明らかになりました。でもそれがわかった時、ショックというよりはむしろホッとして…。本当に毎日このまま死なせてしまうんじゃないかという恐怖の方が大きかったのです。長々と描いていますが、実はこれ助産院に行った日と同じ日で、昼から夜までずっと病院をハシゴしていました。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月04日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ退院後、娘のさくはミルクを噴水のように吐くようになってしまう。そのせいか、病院の2週間検診に参加すると医師から体重の増え方が少ないことを指摘され、さらに「ちゃんと頑張らなきゃ!」と言われてしまったのでした。■助産院の母乳外来へ行くと…病院の名前や人の名前は変えてあります。この助産師さんとの出会いは大きかったなぁと思います。なぜか当時は「病院にはよっぽどのことじゃないと行ってはいけない」という思い込みがあって、たまたま行った助産院でしたがここで小児科を紹介してもらっていなかったら娘のさくちゃんはどうなっていたか…。■総合病院での検査を勧められ…娘は確かにミルクをよく吐くけど、ミルクの時間以外は泣くこともなく普通に元気で…。こんな熱もなく元気で病院に来てよかったのかな? とビクビクしていました。それでさらに総合病院の救急に行くよう勧められたので、完全にビビってしまいました。ここでも呼吸の仕方を指摘されましたが、初めての赤ちゃんで普通はどんなスピードで呼吸するかなど全然わからなくて…。わからないことだらけの日々でした。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月03日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ入院して陣痛促進剤を入れたら早速陣痛がやってきて…。しかし25時間陣痛に苦しむも赤ちゃんは降りて来ず、子宮口も開かないため、帝王切開で出産。産後すぐ握手させてもらうが、赤ちゃんの手が冷たいことに驚き…。■退院と言われて胸騒ぎが…■私は頑張れていない!?暗い、暗い、暗い! でもこの時が一番気持ちが不安定で…。ミルクをあげるのにすごく時間がかかっていたんですが、大量に吐くようになってからはミルクの時間が苦痛でその時間が来るのがすごく怖かった記憶があります。あと、途中お医者さんにきついことを言われているような表現をしていますが、私もちゃんと「噴水のようにミルクを吐くんです。授乳に1時間もかかるんです」と伝えられていなくて…。お医者さんからしたら、母乳出ないのに完母で頑張ろうとしてるんじゃないかと思われていたかな、と。なぜかこの時は忙しいお医者さんの手を煩わせてはいけないという思いが強くて言えなかったのです。いやいや言えよー!次回は病気発覚のきっかけとなった出来事を描いていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月02日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ教師をしていた私は順調な妊婦生活を送っていたが、出産予定日を過ぎても陣痛が来ず、なかなか生まれる気配がない。妊娠41週が過ぎた頃、担当医と相談し、翌日から入院して陣痛促進剤を入れることになるのだが…。■陣痛は来てるのに降りてこない!?■赤ちゃんと握手…!今回は出産と最初に感じた違和感のお話。生まれたての赤ちゃんと握手する感動の場面ですが、私は娘の手が冷たくて不安になったのを覚えています。そして、今思い出しても出産は痛かったですね…。これが「命懸けか!」と思いました。次回は病気発覚までの不安と葛藤を描いていきます。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月01日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。こんにちは、こやま家です。娘のさくちゃんの闘病記録ですが、今娘はものすごく元気なのでご安心ください。備忘録として描いていきますので、「出産・育児にはこんなことがあるんだなぁ」と思いながら見ていただけたら嬉しいです。■こんな病気があることを知ってほしい■順調な妊娠生活、そして出産までのことこのときはまだ病気のことはまったく誰も気づいていませんでした。次回は出産と最初の違和感について描いていこうと思います。次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年02月28日生後間もなく娘のさくちゃんが肺高血圧になり、緊急入院し手術をすることに。手術は無事に終わり、退院日が決定します。退院日当日は病院のスタッフさんから「退院おめでとう」のカードをもらい、祝福されながらママとさくちゃんは病院をあとにしたのでした。無事に帰宅したママとさくちゃん。 そして、これからは外来治療を受けることになったのですが……? 外来治療時、先生の口から衝撃の言葉が飛び出して…※シナジスは、RSウイルス感染症を予防するためにおこなう注射です。 娘の病気を通して、“健康な体で生まれるということは、本当に幸せで尊いことだったんだ”と実感したママ。 その後、さくちゃんは「大好き」とママに自分の気持ちを伝えられるまでに成長します。 “娘が生まれてきてくれて、今生きていることが本当に愛おしくてうれしい” “どうかこれから訪れる未来も、精一杯生きて、泣いて笑って成長して大人になっていけますように……” そう心から願うのでした。 ◆「娘と心疾患のお話」はこれで終了です。ご愛読どうもありがとうございました! 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月18日生後間もなく娘のさくちゃんが肺高血圧になり、緊急入院し手術をすることになりました。手術後は傷が痛むのか、もの凄い勢いで泣いていたさくちゃん。泣き続ける娘に、ママは正面から向き合います。すると、育児用ミルクの飲みっぷりや手の温もりなど、少しずつ娘の体の変化に気付いて……?手術を受けたことで回復したさくちゃん。 目に見えるわが子の変化に、ママは思わずうれしくなります。 手術後の娘の様子は…? さくちゃんの回復力に驚くママ。 日が経つにつれ点滴が減っていき、取り付けられていた管もどんどん外されていきました。 そして、ついに退院日が決定! 退院日当日は、病院スタッフさんが「おめでとう」とカードを渡してくれて、みんなでさくちゃんの退院を祝ってくれました。 そんな温かい祝福を受けると、ママの心は感謝の気持ちでいっぱいに……。 「これからは私が頑張る番」 決意を新たに、わが子と一緒にお家に帰るのでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月17日生後間もない娘が肺高血圧になり緊急入院することに。突然かかってきた病院からの電話に出ると「炎症の値が下がりました! 明日手術をします」とのこと。そして、病院へ急いで向かったママとパパ。病院へ到着し、医師から手術の説明を受けると、ドキドキしながら同意書にサインしたのでした。さくちゃんの緊急手術が、無事に終わりました。 そして手術から3日が経過。 付き添い入院が始まることになったのですが……!? 泣き続ける娘に呆然とするも… 手術後の初対面では、全力で泣くさくちゃんに驚いたママ。 しかし、泣き続ける娘を全力で受けとめます。 すると、娘の手が温かくなっていることに気付きました。 そして、1カ月ぶりに飲ませたミルクの飲み方にも変化が……!! 何気ない1つひとつのことが、手術を受けたことで回復しているとを感じたママは、ただただうれしく、胸が熱くなるのでした。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月16日生後間もない娘が肺高血圧になり緊急入院することに。突然かかってきた病院からの電話に出ると「炎症の値が下がりました! 明日手術をします」とのこと。そして、病院へ急いで向かったママとパパ。病院へ到着し、医師から手術の説明を受けると、ドキドキしながら同意書にサインしたのでした。そして、さくちゃんの緊急手術が始まりました。 手術が終われば、待合室の電話が鳴ります。 しかし、気が気ではないため、時間が経つのが遅すぎて……!? 手術中の待ち時間に、突然パパが… 「さくちゃんが元気に退院できたら、一緒にやりたいことリストを作ろう」 手術中の待ち時間に、突然パパが提案をします。 (手術が無事終わり、もし、元気になれたら……) さくちゃんとの明るい未来を想像していると、電話が鳴りました。 そして、手術を担当した医師から報告が……! 「無事終わりました! さくちゃん、よく頑張りましたね!」 その言葉を聞き、わが子を目にすると、思わず涙がこぼれてしまいます。 (おかえりなさい。さくちゃん) 手術を頑張ってくれた先生に、心から感謝するのでした。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月15日生後間もない娘が肺高血圧になり、緊急入院することに。高度治療室に運ばれたさくちゃん。付き添い入院ができないので、さくちゃんと離れて、自宅へ帰り、面会時間に通う生活が始まりました。夕方、自宅で夕食を作っていると、突然病院から電話が。緊張しながら電話に出ると、「炎症の値が下がりました! 明日手術をします」と待ちに待った手術ができるという、うれしい報告でした。 急きょ手術が決まった、さくちゃん。手術の説明を聞くために、病院へ向かいました。 「お願いだから生きて帰ってきて」手術中の母の祈り 手術のさまざまなリスクを聞けば聞くほど怖くなる……。 しかし、先生たちを信じて、託す選択をしました。 「最悪の場合、生きている娘に会えるのはこれが最後かもしれない」 「この先どんなことがあっても一緒に乗り越えていくから お願いだから生きて帰ってきて」 手術室の前で、ただたださくちゃんの無事を願いながら待ちます。 どうか祈りが届きますように……。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月14日生後間もない娘が肺高血圧になり緊急入院することに。高度治療室に運ばれたさくちゃん。付き添い入院ができないので、さくちゃんと離れて、自宅へ帰り、面会時間に通う生活が始まりました。 娘に面会へ行くと、そこには大きい人が……! 突然病院から電話がきて 夕方、自宅で夕食を作っていると、突然病院から電話が! 「まさか、さくちゃんに何かあった……?!」 緊張しながら電話に出ると、 「炎症の値が下がりました! 明日手術をします」 急きょ手術が決まった、さくちゃん。どうなる……?! 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月13日生後間もない娘が肺高血圧になり、緊急入院。手術待ち入院の間に大雨で被災してしまい、先生たちや看護師さんたちも病院に来られず、大変な事態に。まさかのこのタイミングでさくちゃんの容態が急変して……!?「お母さん、さくちゃんは今とても危険な状態です」「今すぐお父さんを呼んでください!」。看護師さんの信じがたい言葉を聞き、頭が真っ白に……。 高度治療室に運ばれたさくちゃん。ただただ、娘の無事を祈ることしかできなくて……。 自宅に戻ると、不安が押し寄せ… 「さくちゃんは今、肺炎になっています」 「いつまた急変してもおかしくないです」 娘は、たくさんの器具や点滴につながり、人工呼吸器をつけていた。 炎症の値が下がったら、心臓の緊急手術をするという。 さくちゃんのいない自宅に戻ると、不安がどっと押し寄せ、涙が止まらない……。 「小学生になって、中学生になって、大人になるさくちゃんが見たい」 どうか生きていてほしいと涙を流したママ。願いが届きますように……。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月12日生後間もない娘が肺高血圧になり、緊急入院。手術待ち入院の間に大雨で被災してしまい、コンビニから商品が消え、断水し、先生たちや看護師さんたちも病院に来られず、大変な事態に。担当の先生が戻って来られなくなってしまい、まさかのこのタイミングでさくちゃんの容態がどんどん悪くなってしまいます……。 夜通し泣き続ける娘をあやし続け、一睡もできないまま朝を迎えました。明らかに今までと様子が違う泣き方をしていると思っていたら、まさかの事態に……! どうかお願いします… 「お母さん、さくちゃんは今とても危険な状態です」 「今すぐお父さんを呼んでください!」 看護師さんの信じがたい言葉を聞き、頭が真っ白に……。 「もし神様がいるのなら、今すぐ私と娘の心臓を取り替えてください」 容態が急変し、挿管される小さい娘。 その様子をただただ見つめて、そう願うことしかできない。 願わざるをえないこの状況……神様どうかお願いします……!監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月11日生後間もない娘の心臓に2つの穴が空いていることが判明。育児用ミルクが飲めなくなり、緊急入院し「肺高血圧」になっていることがわかりました。手術が空く日を待つため、入院を継続することに。そして、担当医が不在になった2日間で、思いもよらない事態が発生してしまいます。 まさかのタイミングで非常事態が…! 手術待ち入院の間に被災してしまい、コンビニから商品が消え、断水し、先生たちや看護師さんたちも病院に来られず、大変な事態に……。 担当の先生も戻って来られなくなってしまい、まさかのタイミングでさくちゃんの容態はどんどん悪くなってゆく……。 夜通し泣き続ける娘をあやし続け、一睡もできないまま、一生忘れることのできない、あの日の朝を迎えました。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月10日生後間もない娘の心臓に2つの穴が空いていることが判明! 退院して、次の診察は1カ月後と決まったけれど、総合病院を受診して2週間後に異変があり、急きょ入院することに。そして、心臓カテーテル検査中、「落ち着いて聞いてください。娘さんの自発呼吸が止まりました」と思いもよらない報告が! 一体どうなるの……? 検査の結果は? 検査の結果、医師から告げられたのは「肺高血圧」。 このままでは、手術することさえもできなくなってしまう……。 手術が空く日を待つため、入院を継続することになりました。 先生たちは必死に娘を助けようとしてくれているけれど、病床にも手術できる先生にも限りがある……。 親の私たちは助けてあげることもできず、子どもと代わってあげることもできず、ただただ見守ることしかできない……その無力さを思い知らされ、肩を落とすのでした。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月09日生後間もない娘の心臓に2つの穴が空いていることが判明! 退院して、次の診察は1カ月後と決まったけれど……?突然医師から言われた信じがたい言葉「娘さんの自発呼吸が止まりました」一体なにが……!? 検査中思いもよらない事態に……! 心臓の検査が長引き、夫婦で心配しているところに、医師が部屋から出てきて耳を疑う言葉を……。 「落ち着いて聞いてください。娘さんの自発呼吸が止まりました」 え……どういうこと? 頭が真っ白になってしまったママさん。さらに、医師から検査中の容態について説明がありました。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月08日総合病院の救急外来を受診すると、なんと心臓に2つの穴が空いていることが判明! 「元気に産んであげられなくて、ごめんね」と申し訳ない気持ちが湧いてきてしまいます。そして、自宅に近い総合病院へ転院することが決定しました。 転院先の病院は 里帰り先の総合病院から、自宅近くの総合病院へ転院すると、「ミルク飲ませるの大変なのに、お母さん、頑張りましたね!」と声をかけてもらったママさん。 2週間健診のとき、さくちゃんの体重が増えていなくて医師から「お母さん、ちゃんと頑張らなきゃ」と言われ泣いてしまったけれど、私はちゃんと頑張れていた……! 次の診察は1カ月後、手術は生後6カ月になってから、と決まったものの、その2カ月後に緊急手術することに。さくちゃんの身に、一体なにが……!?監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月07日初めて小児科医を受診すると、総合病院の救急外来をすぐに受診するように言われ、なんと心臓に2つの穴が空いていることが判明! 急きょ入院することになりました。さくちゃんの心臓の穴が大きく、手術が必要と告知されました。 病院をはしごし、急きょ入院することに 「手術が必要になります」 心臓の穴が小さければ、自然閉鎖の可能性もあったけれど、さくちゃんの場合は手術が必要と医師から説明を受けました。 「病気がなかったら、こんなに小さい体にメスを入れなくてすんだのかな」 「元気に産んであげられなくて、ごめんね」 ママは、さくちゃんに申し訳ない気持ちが沸いてきてしまいます。そして、自宅に近い総合病院へ転院することが決定しました。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月06日長女のさくちゃんは、ミルクを飲むのに時間かかる上、飲んだ分をすぐ吐き戻してしまうため、2週間健診で医師に体重があまり増えていないことを指摘されてしまいました。母乳外来で相談すると、助産師に小児科受診をすすめられ、その足で小児科へ。すると今度は、小児科医から総合病院の救急外来をすぐに受診するように言われます。 発熱も咳もないのに、病院を受診してもいいのかな……。受診をためらうママの背中を押したのは、「母親が“何か気になる”っていうのは、立派な検査理由です。それで怒る医者なんていないよ」という医師の言葉でした。 そして、救急外来で思ってもみない病気が判明することに……! 「全部あてはまってる…」 「お子さんの心臓には2つ穴が空いています」 医師からその症状を聞くと、育児用ミルクが飲めないことも、体重が増えなかったことも、手足が氷のように冷たかったことも、泣いて真っ青になってしまったこともすべて当てはまっていました。 産後ずっと、闇のような不安感で押しつぶされそうだったママ。ここでやっとその理由がわかったことに、心底ホッとし、病気に気づいてあげられたことに安堵します。 そして、急きょ入院が決定したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター こやま家2018年4月生まれの女の子さくちゃんと、2020年5月生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いている。
2023年01月05日