「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)Mちゃんは勇気を出して2人の友人に相談した。2人とも「別れたほうがいい、そいつおかしいよ」と言ってくれ、それで自分の判断が正しいと信じられたという。 別れ話は数日に渡ったが、「私が本気だってことが分かったら、『それなら、もう金輪際連絡しない!』って急変。そこから連絡は一切なくなったの。向こうは子どもは堕ろしたと思ってるから、もう関わってこないと思うけど、いまでもあいつがストーカーみたいになったらどうしようとか、実はすごく怖い」と話す。別れられて本当に良かった。でも彼は、Mちゃんがどうして別れたかったのか、その理由には絶対に気づいていないだろうな。そしていまでもMちゃんに後遺症を残していることが、腹立たしくてならない。「別れ話の最後の方は頭がパニックになってた。堕ろすのは本当に嫌だったけど、とにかく何もなかったことにしたくて、この子がいなければ、あいつのこともなかったことにできるし、私は元の生活に戻れる。それで中絶しようって、実際に病院の予約もしたの。でもその日の夜、いままででありえないぐらい、寝られないぐらい骨盤が痛くなって……。その時に初めて、この子は生きたがってるんだなって思ったの。昔から子どもは好きだったけど、結婚して産んで育てるのは、人の人生を背負うって考えちゃってなんか怖かったんだよ。でもできちゃって、その子どもの生きたいって意思を感じたら、自分が育ててあげるなんて、おこがましいなって思った。自分の分身とかそんなんじゃなくて、1人の人間として、私はこの子のサポートをしていきたいって思ったの」Mちゃんの出した結論に私はハッとした。そうだった。赤ちゃんというのはお母さんの分身とか、お母さんの所有物とかじゃなくて、違う人間なのだ。母親と子どもの人生はセットじゃない。当たり前のことにびっくりしてしまった。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年06月09日子どもの忘れ物対策、どうしていますか?今の時期は、新調しなくてはならないものや、サインして提出しなくてはならないものも多いですよね。これらすべてを母親がひとりで管理して、忘れ物がないようにするのは、かなりの労力だと思います。ちなみに現在10歳の娘と、7歳の息子は、ほとんど忘れ物をしません。それは筆者が「ダメ母」であるがゆえなのです。娘の幼稚園スタート、あれもこれも忘れてしまう…新しい生活が始まった4月。入園した娘はたくさんの手紙を持ち帰ってきました。筆者は、それらの手紙をきちんと読み込まず、スタート時から数々の忘れ物をさせてしまいました。幼稚園での芋掘りで軍手忘れる大失敗数々の忘れ物のなかでもいまだに話題になるのが、芋掘りの軍手のこと。園バスから、開口一番「軍手がなかった!」と叫びながら降りてきた娘。その日は、園内の小さな畑で、小さなお芋を1人ひとつ掘るイベントがありました。入園説明会で先生から「ほんの少し土を触るだけなので、砂場遊び用のプラスチックのシャベルを持参してほしい」と聞いていました。しかし、その後の園からのお知らせの手紙に別途持ち物として、「軍手」が書かれていたのです。話を聞いていたのですっかり油断して手紙を見ていませんでした。娘は悲しんでるわけでも、怒っているわけでもなく、ただただ、初めての集団生活で自分だけ必要なものを持っていなかったことに、とても衝撃を受けていました。そして、「私の持ち物を確認する意識はここから芽生えた」と、娘は言います。明日の持ち物を私に伝えて来るようになった娘その後も、忘れ物やミスをちょいちょい犯してしまう母。遠足の際には体操帽子と麦わら帽子を間違えて持たせ、工作で使用する牛乳パックを用意し忘れ、園に提出しなければいけない手紙を忘れ…。その様子を見ていた娘の中で、何かが芽生え、育っていったのでしょう。年中になったある日のこと、私に明日の持ち物を伝えてくるようになりました。今では提出物とともにボールペン、ハンコを持ってくるように幼稚園時代から「持ち物の管理は母に任せておけないのでは?」と気がつき始めた娘。現在は、必要な道具は自分で準備し、家の中にないものは私にメモを書いてくれるようになりました。提出しなくてはならないプリントは、持ち帰ったその日にボールペン、ハンコとともに私のところへ持ってきます。そして息子は、それをずっと見てきて、母はまったく信用ならないと思っていたのでしょう。幼稚園入園直後から持ち物を告げてくるようになりました。最近では朝の支度で慌ただしくしている私を見て、前日に学校の準備だけでなく、着ていく服まで並べてあるときがあります。ダメ母を育てたのは完璧主義のお母さん私はなぜ忘れ物やうっかりミスが多いのか?その始まりを考えると、私を育てた母に行き着きます。彼女はすべて先まわりして準備してくれるタイプでした。そのせいなのか、私は自分自身で予定の把握をしたり、持ち物の準備などをするのが、いまだに苦手です。誰かがやってくれると心のどこかで考えてしまうクセが抜けないのです。そんな私を見て、子どもたちは自分自身で考え、準備を整えるようになりました。忘れ物をさせないよう管理するのは親の役目だと思いますが、最近は結果オーライで、こんなパターンがあってもいいのではないかなと思っています。子どもの自立心を育みたいなら、ほんの少し手を抜いて、少しだけ困った体験、失敗した体験をさせていくのもありなのかもしれませんよ。<文・写真:フリーランス記者あんぱんだYO>
2019年05月10日大好きな彼との付き合いが安定してきて、“結婚”の話が出始めるころ、頭をよぎるのはお互いの両親への紹介ですよね。特に「彼ママ」―彼の母親との対面を考えると、ちょっとドキッとする人も多いのではないでしょうか。では、彼ママと良好な関係を築けるか否かに、彼との恋愛の運命がかかっているも同然と言ったら、あなたはどうしますか?今回は、なぜ彼ママとの関係づくりが大切なのか、そしてどうすれば彼ママといい関係を築けるのか、じっくり考えてみましょう。■男も女も、「ママ大好き!」が自然な姿思い出してみてください。あなたは子どもの頃、自分の母親に対して「ママ大好き!」と自然と思っていませんでしたか?考えてみればごく自然なことです。母親は自分の体と時間、生活のすべて、あらゆる犠牲をいとわず自分の子どもを愛し、守り育てます。あなたや彼がこうしてここで生きて恋愛できているのも、子どもの頃の親の献身的な愛があったからこそ。一緒に過ごす時間が長く、つながりの強い母親に対して、私たちは自然と深い愛着を抱くようになっています。大人になってから母親との関わり方の形は変わったとしても、そんな親子の愛情は変わらず気持ちの奥底にあるのではないでしょうか。何らかの理由で親との関係が疎遠になっている人を除き、男も女も本当は母親が大好き。自分の母親を大切に思うのが、ごく自然な姿なのです。そしてあなたにとっての大切な母親を、彼も大切にしてくれて、良好な関係性を維持してくれたら、とても嬉しいし安心すると思いませんか?■《男性の意見》「彼女と母親」・「結婚」は切っても切れない関係「彼女と結婚を考えるとき、自分の母親とうまくやっていけるかどうかというのは、正直大きなプラスポイントになりますね。結婚するなら、特に母親との付き合いは避けて通れないから、どうせなら仲良くやっていける方がいいと思います。もちろん、自分も彼女の母親と仲良くなれるよう、最善を尽くしますよ。」(29歳男性/営業)「実は、彼女とうちの母親があまりにうまくいかず、結局彼女と別れた経験があります。同棲して、将来の結婚の約束もしていたんですけど・・・彼女とうちの母親のケンカが絶えず、そのことで自分たちも揉めてばかり。長い間悩みましたが、その間にも関係性は悪くなる一方。これでは家族になっても、幸せな家庭は築けないと、泣く泣く別れました。最後にはお互い疲れ切って、とにかくショックでしたね・・・。」(30歳男性/医療関係)愛し合う2人が将来結婚を考えるとき、それは双方の家族も含めたつながりを作ることになります。その時に、あなたが自分の親と彼との相性を気にするように、彼も彼の親、特に発言力の強い「彼ママ」との相性を重要視します。あなたが彼を愛し、一緒に未来を生きていきたいのなら、彼ママと良好な関係を作ることが、幸せへの鍵になるのです。■《彼ママの心理》実は、とても寂しいだからといって、完全に彼ママの言いなりになったり、とにかく気に入られるように振舞い続けることをおすすめしているわけではありません。私は、あなたと彼ママが心から話し合って理解し合い、人と人としての関係を築くことが大切だと思います。なかには、すでに彼ママとあまりうまくいっていないという人もいるかもしれません。「嫁姑問題」というくらい、彼ママと彼女がうまくいくのはわりと難しいのが現実。時に彼ママは、彼女側の気持ちを考えずにものを言ったり、行動したりすることもあります。これはなぜなのでしょう?実は、彼ママは、とてもナイーブで寂しい部分を持ち合わせているのです。「寂しいなんて、大人げない!」と思うかもしれませんが、息子と母親の関係は、娘と母親のそれとは大きく異なります。愛情を注いで大切に育てるのは同じなのに、いつまでも仲良くいることもできる娘と違い、息子はある日突然母親から遠ざかっていくのです。大っぴらに仲良くしたり愛情表現をしようものなら「マザコン」と言われることもあって、男の子は母親に冷たくなりがちです。加えて、男の子は母親のそんな寂しい気持ちをいまいち理解してはくれません。かわいい子どもに気持ちを理解されず、息子は彼女とばかり仲良くしている・・・しかもタイミングの悪いことに、彼ママの年代は更年期障害なども相まって、精神的にとても不安定になりがち。こんなとき、非常に人間ができている一部の彼ママを除いて、いろいろな悔しさからいじわるになったり、彼女に対してきついことを言ったりすることが多いのです。■《彼ママの意見》あなたが良好な関係を築く方法ではここで、そんな彼ママと友好関係を築くにはどうすればいいのか、実際の彼ママたちに聞いてみました。やりやすいものから、ぜひ取り組んでみてください。1彼のことを、とにかく大切にする彼ママたちに、「どんな彼女なら、息子のパートナーとして応援したくなる?」と尋ねたところ、最多の回答が「自分の息子を大切にしてくれる人」でした。親としてどんな恋人なら嬉しいか、認められるかというと、自分の子どもを大切にし、愛してくれる人が一番なのです。彼のことをしっかり幸せにしようとする愛情深い姿勢が、もっとも心をうつのです。そして、そのことは自分からアピールしていかなくても、日常のささいなエピソードで現れてきます。あなたといて、彼が幸せになることが一番大切なのだと覚えておいてください。2彼と彼ママの関係づくりを助けるあなたといて彼が幸せなのだということを分かってもらうには、彼が彼ママと日常の出来事や自分の気持ちについて話し合う機会を持たせることが必要です。彼に対して、彼ママに電話やメールをしたり、一緒に過ごす時間をもっと持つよう提案するのはどうでしょう?誕生日、母の日やクリスマスにカードを送るよう促してみるのもいいですね。彼と彼ママの関係がよりよくなることで、彼ママの気持ちも安定し、彼女の存在を受け入れやすくなるかもしれません。3年上の女性の友だちを持とう彼ママとの友好関係を築くうえで頼りになるのが、年上の女性の友だちの存在です。特に自分にも息子がいる女性や、彼ママと年齢が近い女性の友だちがいると、彼ママとの接し方に関していいアドバイスがもらえます。そして、年上の女性と友人関係を持つことが、彼ママと臆せずに仲良くなる練習にもなります。「そんな年上の友だちなんていないけど・・・」と思う人は、たとえば行きつけのカフェやお店の店員さんや、習いごとなどを通じて、年上の女性たちと仲良くする練習をしてみましょう。4自分の母親のように扱おう実際に彼ママに紹介されたり、何度か会う段階になったりしてきたら、自分の母親にするように彼ママを大切に扱いましょう。彼ママが興味を持っていることや、体調などに気を配り、一緒にいるときに彼ママがちゃんと楽しめているかどうか気遣うことも大事です。でも決して卑屈にはならず、自分の考えや気持ちもしっかり伝えて、あなたがどんな人間なのかを理解してもらうようにしましょう。あなたとの関係が深まるにつれて、特に男の子しか子どもがいない母親の場合、娘ができたようで嬉しいと思ってくれることが多いですよ。5彼ママの気持ちになって考えてみようそれでもうまくいかない場合、こちらが心を開いても、彼ママがまったく受け入れてくれない場合は、ひと呼吸おいて考えてみましょう。もし自分が彼ママの立場で、息子がいたら、どんな風に反応するでしょうか?彼ママがそんな態度をとるのには、何かこちらが知らない事情があるのかもしれません。最善を尽くした後は、いつか理解してもらえると信じ、彼を大切にすることに力を注ぐことで、最終的には彼ママのペースで歩み寄ってきてくれることでしょう。■彼のすべてを愛し、受け入れる愛を育もう彼を愛し、将来を一緒に考えるということは、彼のいろいろな面やそれにまつわる人間関係も引き受けるということ。彼ママも、今の彼を作ってくれた大切な存在です。できれば、いい関係を築いて、全員が幸せになるようにしたいですよね。あなたのそんな気持ちがあれば、最初は難しくても、いつかは彼ママにも愛が伝わります。彼ママの難しさや寂しさまで、すべてを大きく温かく包み込めるような、優しい愛を育んでみてくださいね。(恵理世/コラムニスト)(ハウコレ編集部)
2019年01月08日子どもの発達が遅かったり、食が細かったりすると、「母親である自分が悪いのかも」と不安になりますよね。筆者も1人目はとても食が細く、離乳食の作り方を工夫をして30〜40分かけてあげても、食べてくれるのは3分の1ほどで悩みました。7歳長男、3歳次男、1歳長女と3兄妹をもつ今では、それぞれの発達や食欲、気質がバラバラな様子を見て、「母親が悪いのではなく個性が強い」ことを知りました。どれほど3人が違うのかをご紹介します。乳児期の発達・気質・食欲我が家の3兄妹は、寝返り・ハイハイ・一人歩きなどの発達が、平均と比べて上の子から「2〜3ヶ月遅い、平均と同じ、2ヶ月早い」状態でした。たとえば寝返りを始めたのは上から「7ヶ月、5ヶ月、4ヶ月」、一人歩きを始めたのは「1歳4ヶ月、1歳、10ヶ月」です。気質や性格は、上の子から「神経質でとても慎重・ヤンチャで後先を考えない・おてんばでマイペース」。長男は「石橋を叩いて壊してしまう」と例えられるほど慎重ですが、次男は「まず行動してから考えるタイプ」、長女はその中間です。離乳食に対する食欲は、上から「食が細い、食欲旺盛、普通」といった状態。長男はどんな調理法を試しても離乳食を食べてくれませんでしたが、次男は何でもすぐに食べてしまいました。今でも長男は食が細く、水分もあまりとりたがりません。ちなみに長男には数々の食物やハウスダスト、動物のアレルギー、花粉症や軽いアトピーがあり、次男にはありません。幼児期の遊び方もバラバラ幼児期の遊び方も、それぞれ異なります。長男は文字を書いたり、迷路や間違い探しが好きでした。集中力が高く、一つのことをやり続けるタイプです。一方でブロック遊びなど、立体的なものを自分で考えて作るような遊びはしませんでした。反対に次男は、ブロックや粘土で自由に物を作ったり、プラレールが好きです。好奇心旺盛ですが、集中力のないタイプ。迷路や文字を書くということは苦手なようで、嫌がります。長女は現在1歳4ヶ月ですが、長男と次男の間をとったような遊び方をしています。乳児期の発達だけでなく、妊娠中のつわりや食の好み、体調も3人共異なりました。「3人育てるとそれぞれの子がバラバラで、子どもに親の期待を押し付けなくなる」という話を聞いたことがありますが、それを実感しました。それでも1人目のときは、発達が遅いのも、食が遅いのも自分のせいかもと落ち込んだものです。親のせいではなく子どもの個性と捉え、どんなタイプの子なのか、その子らしさを観察することをお勧めします。PHOTO/Fotolia
2018年08月20日『義母と娘のブルース』(TBS系)第2話が7月17日に放送された。描かれたのは、宮本家にやってきた亜希子(綾瀬はるか)が、みゆき(横溝菜帆)の“理想の母親”になるべくひたすら努力を重ねる姿。はたして母親は、子どもにとっての“理想の母親”であるべきなのか。そもそも“理想の母親”は“良い母親”なのか。ドラマの“義母と娘”が私たちに示した、その答えとは?■“良い母”が選択するテレビのチャンネルは?「みゆきちゃんの求める母親像と、私の提案する母親像にギャップがあるということ。それはクライアントのニーズをキャッチできていないということです」。宮本家での生活をスタートした亜希子は、接待の鉄板ネタ“腹芸”がウケなかったことで、みゆきと自分が思う母親像のギャップを痛感していた。そこをなんとか埋める方法を模索してきた亜希子だったが、そんな彼女に良一(竹野内豊)がかけたのは「亜希子さんのイメージするお母さんでいいと思います」という言葉だった。さっそく亜希子は、みゆきが見ていたテレビをアニメから野球中継に変更し、「良い母親なら、野球中継をサジェスチョンするのではないかと推測しました」と勝負に出る。しかし「みゆきのママはアニメ大好きだったけど、悪い母親だったってことなんだ」と口を尖らせる娘に撃沈。このやりとりが、早くもそれぞれが思い描く“理想の母親”は十人十色であること、そして“理想の母親=良い母親”でもなければ、“理想の母親=悪い母親”でもないことを明示していた。■理想の母のコピーは=良い母? 家族はクライアントなのか自分も母親と幼いうちに死に別れたことから、「母親はこうあるべき」というイメージがないという亜希子。たしかに、多くの人にとって「母のような母になりたい」「母がああだったから、自分はこうになりたい」など、自分の母親が基準となって“理想の母親像”が作られていくものだろう。ゆえに、みゆきにとっては亡くなったママが“理想の母親”の基準となるのは当然のこと。けれども、みゆきは“ママのコピーのママ”になろうと努力する亜希子に、「それはそれでヤダ」という。母に供えるものとは違う色のカーネーションを差し出しながら、「同じ色じゃないから」というみゆき。自分の“理想の母親”は亡くなったママ。けれども、自分のために一生懸努力する亜希子もまた、“母親”として受け入れることを決めたのだ。ビジネスのように、何を達成したら“良い母親”という具体的な数値があるわけではなく、理想の関係は、あくまで心が決めるもの。家庭では、“相手の意向”を汲んでプレゼンを繰り返すことではなく、自分をさらけ出しながら互いを認めていくことが大切なのだろう。だって家族は、クライアントではないのだから。■理想は理想! 忙しい母親たちの現実みゆきには、亡くなったママという具体的な“理想の母親”がいるが、一般に子どもが思い浮かべる“理想の母親”は、「怒らない」、「お菓子やお小遣いをくれる」、「ほしいおもちゃを買ってくれる」…表面的には、そんなところかもしれない。だが、子どものことを思えば思うほど、親の思う“理想の母親像”は、子どもが思う“理想の母親像”から遠ざかっていくものだ。宮本家に限らず、親子に必要なのは、そんな母子間にある“理想の母親像”のギャップを埋める努力ではなく、その家族だけの新たな“母親像”を築いていくこと…なんてカッコイイことを言ってみたが、あくまで“理想は理想”。実際には、そう割り切らなければ務まらないのが“母親の現実”である。いままではみゆきに気に入られるべく忖度を繰り返してきた亜希子だが、今後は“母親”として新たな壁にぶつかることになりそう。キャリアウーマンの亜希子が仕事と育児を両立していく姿も見てみたかったが、「専業主婦は新たな武器になる」と自信をみせる彼女の主婦姿にも期待大。これから、亜希子がどのような“母親”になっていくのか楽しみだ。■父親は体調不良!? 再婚に隠されたヒミツとは物語のラストでは、優しくて素敵なパパとして視聴者を癒やしてきた良一が倒れてしまうという衝撃的な展開も。幼い頃に母親を亡くし、母親になろうとする亜希子。母親を失い、義母を受け入れようとするみゆき。そして体調の優れない良一…。この再婚に隠されたヒミツが表面化するに連れて切ない感情も湧くが、ここに麦田章(佐藤健)が一体どう絡んでくるのか。まだまだ謎は深まるばかりだ。次回は、亜希子がPTAを廃止しようと乗り出す。実際、このPTA問題に頭を悩ませているママたちは多いだけに、亜希子が“不動の組織”にどう立ち向かっていくのか注目したい。『義母と娘のブルース』第3話は7月24日よる10時から放送。TBSテレビ 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』火曜よる10時から
2018年07月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもに苦労させてばかりで、母親失格です」という、かおぽんさん(43歳・派遣社員)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■かおぽんさんのお悩み10年前に離婚をし、二人の子どもを育ててきました。長女は温和で優しくてしっかり者です。高校卒業後、1年間働いたお金をためて現在は短大へ進学し、実習でも褒められているようです。 私は彼女に今まで何ひとつ「親らしいこと」をしてあげられませんでした。お金にも苦労し、かわいそうな思いばかりさせてきました。成人式も彼女が自分ですべて支度し、私を食事へ招きました。私は親として恥ずかしく、一緒に写真を撮ることも、食事も断ってしまいました。娘は「一生の思い出だから来て!」と泣いていました。 この先、車の免許も取らせてあげたいし、就職祝いもしてあげたいし、結婚祝いも……。苦労をさせた分、幸せになってもらいたい気持ちはあるのに、今も金銭的には自分と長男が生きていく分でやっとです。やがては長男にも同じ思いをさせてしまうであろう恐怖に、最近は「いなくなりたい」と思う日も。自分の価値をちっぽけに感じ、何をしても楽しくなくなりました。どのように気持ちを切り替えて頑張ればよいかがわかりません。子どもを愛しているのに。母親失格です。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりかおぽんさん、初めまして。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。離婚されて10年、二人のお子様を育ててこられたのですね。読ませていただいて、娘さんは、かおぽんさんのことをとても好きなのだなと思いました。温和でやさしく、しっかり者に成長され、自分で希望して選んだ道を、自分にできる資金の計画をして楽しく進んでいる。そして、これまでずっとお世話になったお母さんへの感謝を伝える場を自分で計画され、かおぽんさんを招待された…。かおぽんさんが「お母さん」としてお子さんたちの心にいつもいたから、娘さんはこのようにすてきに成長されたんだなあと感じました。「今まで何ひとつ親らしいことをしてあげられなかった」と書いてくださっています。かおぽんさんが家計を担われていたとすれば、仕事でお子さんたちの側にいてあげられる時間は短かったのかもしれません。「普通の家庭なら、もっとこういうふうにしてあげられるはずなのに、私にはそれができない」というつらさも常に感じておられたのかもしれません。 「親らしいこと」って、なんでしょうか。広い家に住まわせることでしょうか。毎日立派な食事を作ることでしょうか。子どもが欲しがるものを、不自由なく買い与えることでしょうか。周りの子と同じような習い事をさせることでしょうか。確かにそういうことも必要なのかもしれません。かおぽんさんは「自分は、娘さんの愛情を受け取るに値しない」と思っておられるのかもしれません。でも、食事会への招待をお母さんに断られた娘さんは、「お母さんは、私のことが好きじゃないんだな」「お母さんは、私と一緒に楽しい時間を過ごしたくないんだな」と、思ってしまうかもしれませんね。私も母親にプレゼントを快く受け取ってもらえなかったときに、そう感じた経験があります。「何もできなかった」と思っている自分のまま、娘さんからの感謝を受け取ってみてはいかがでしょうか。「何もできなかった」と思っているのは、かおぽんさんだけ。子どもにとっては、親は「そこにいてくれるだけでいい」ものです。お母さんが家にいてくれるだけでいいのです。その存在だけでいいのです。「いいえ、私は仕事で子どもたちのそばにいられなかった」とおっしゃるかもしれません。でも、かおぽんさんが仕事で家にいない間も、子どもたちの心のなかにはいつもお母さんの存在があっただろうと思います。それで十分なのです。それが十分、親らしいことなのです。そして、「私はこんなにできなかった」とご自身を責めたり、愛してるのに素直にその気持ちを表せなかったり。そういったことも「親らしいこと」ですよね。かおぽんさんは、十分、母親らしい素敵なお母さんです。かおぽんさんにプレゼントしたい言葉は次の通りです。「私十分、いい母親だったらしい」「私がいるだけで、子どもたちは幸せ」「今度は自分が受け取ってもいい」「なーんにもしていないけど、受け取ってもいい」娘さんにとっては、車の免許や就職祝いなどの「この先の経済的な支援」よりも、「今ここにお母さんが自分と一緒にいてくれること」のほうがうれしいはず。ご自分を少し、許してみてください。そうすれば、息子さんのときにもまた同じようになるのではないか…という恐怖も和らぐはずです。これからは、お子さんたちに助けてもらってくださいね。応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月17日結婚して子どもを持ち、毎日育児や夫のワイシャツにアイロンがけをしていたりすると、ふと、「私ってなんだろう?」と感じることもあるはず。母親として子どものお世話をするのも、妻として夫をサポートするのも“幸せだ”と思うけど、どこか“本当の自分”ではない気がする…。母親でもない、妻でもない、もうひとりの自分になりたいと感じたら、どうすればいいのでしょうか?世のママたちの声を調べてみました。正社員でもパートでも仕事をして社会とつながりをもつ前述のような悩みをもつママたちのなかには、仕事をしてもうひとりの自分をみつける人が多いようです。そもそも仕事をするのが好きな人であれば、正社員として働き、自身のキャリア形成を大切にしている人もいます。パート勤務のママでも、家から外に出て、気持ちを“仕事モード”に切り替えることで、家庭のストレスや悩みをいったんリセットできるのだとか。また、自分が働くことで収入が増えるため、家事代行サービスやロボット掃除機などを活用して、家事時間を短縮させ、自由時間を増やして自分のやりたいことを楽しむという人もちらほら。つまり、母親でもない、妻でもない自分になりたいときには、家庭と距離をおき、自分の時間を大切することが重要といえそうです。仕事をしなくても、もうひとりの自分になれる「母親でも妻でもない自分になりたいけど、働くのはちょっとこわい…」そんなママもいると思いますが、仕事以外にも方法はあります。もっとも簡単かもしれない方法は、独身時代の友人たちと遊ぶこと。週末に子どものお世話を夫に頼み、数時間だけでも友人たちと過ごす。こうするだけでも、ひとりの女性としての自分を再確認することができるのだとか。友人たちと過ごす時間を作れないのであれば、日ごろから自分の好きなものを収集してもよさそうです。母親でも妻目線でもなく、完全に自分の好みに合わせたものを考え・集めることでも、自分らしさに気づけるきっかけ作りになるといいます。毎日休む暇なく、子どもや夫の生活を支えていると、自分のことは後回しになりがちで、気づくと「私って…?」と悩むこともありますよね。でも焦らずに、ゆっくり自分のペースで、自分を大切にしてあげる時間を設けるようにしてみましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年03月08日*画像はイメージです:離婚が成立して、子どもの親権が母親にある場合、その子どもと会わせてもらえないことで悩み、時にはうつ状態になってしまう父親が意外に多いことがマスコミで取り上げられるほど目立ってきました。どういう事情から会わせてもらえないのかは、ケースによって異なりますが、離婚後に別れた子どもと会う権利は、親権を持たない側に認められないのでしょうか。親権問題に詳しい三宅坂総合法律事務所の伊東亜矢子弁護士にお訊きします。 ■離婚後も面会交流の権利は認められている「面会交流について、現在の裁判例の多くがその権利性を認めており、平成24年4月に民法766条が改正され、協議離婚に当たっては“父又は母と子との面会及びその他の交流”について協議で定める旨が盛り込まれました。この場合、“子の利益を最も優先して考慮しなければならない”とされています(民法766条1)」(伊東弁護士)民法の改定で、離婚後も別れた親との面会やなんらかの交流が行われることを話し合って決めてから別れる、ということが法律上明確化されたわけです。注意したいのは「協議離婚」という、いわば夫婦で話し合って円満に離婚するケースについて定めていることです。離婚裁判となると、子どもとの面会についても争うことになります。しかし、協議離婚の場合でも、面会の権利があるとしても、離婚後は会わせてくれない場合もあります。権利を主張しても会わせてもらえないのでは、訴えざるを得ません。それでは、なんのために協議離婚をしたのか、子どもを思って穏便に済ませたはずが、結局裁判になってしまうのでは意味がありません。そこで、せめて協議離婚の際は、夫婦間での合意内容を公正証書として残しておくことです。公正役場の公証人が作成するので、法的にも有効な書類です。とはいえ、証書を根拠に強制執行可能なのは金銭債権で、あくまで公式に約束したということを記した書類に過ぎません。 ■子どもの面会ルールを立てても通らない場合がある公正証書作成時に、子どもとの面会について記すとしても、「1年の半分は親権のない親の側で過ごす」などとなると、これは問題があります。未成年の子どもにとって、1年の半分は、いつもと違う家から学校に通うことになるわけで、とても現実的とは思えません。伊東弁護士によると、別居している夫婦が娘の親権と離婚を争った訴訟で、妻側が「面会は月一回程度」と提示したところ、夫側は「隔週末や年末など年間100日を確保する」と提示しました。親権も争う裁判だったため、家裁は「子どもが親の愛情で健全に育つには夫を親権者にするのが相当」と判断しました。しかし、子どもにとって年のうち100日も別れた側の親元へ通うのは、実生活を考えるとかなりの負担となります。この訴訟は東京高等裁判所まで持ち越され、家裁の判断を覆し、母親を親権者としました。現在は父親が上告の意思を示しているとのことです。「高裁は、年100日という父親側の提案では子どもの体への負担のほか、学校や友人との交流にも支障が生じることなどを指摘したということです。もっとも、父親側の“年100日”の提案はあくまで計画であり、具体的な実施に当たっては子の意思を最大限に優先して行えばよいとも言え、上記の判断には疑問もないわけではありません」(伊東弁護士)最も、この父親は、これまで1年に1回程度しか合わせてもらえず、様々な法的手段に訴えてきた経緯があり、いい結果が出なかったためにかなり多数回のルールを提案したようです。 ■反抗期で可愛くなくなると親権を手放す親もこうして、せっかく勝ち取った親権も、子どもが小さくて無邪気な頃を過ぎると、思春期になり、離婚した親に反抗的になってきます。時には面会もしたくない、などといい出すこともあります。筆者の知るもっとも非道いケースでは、思春期の親子喧嘩で、親権を持つ親が「もう一緒に暮らせないから、親子の縁を切る」と別れた側と子どもに宣言、子どもを放置して再婚した夫に内緒で恋人を作って騒動を繰り返し、食事もろくに与えていなかったため、家庭裁判所はすんなり、親権の移動を認めたというものです。この場合、縁を切った親は子どもと面会できるのでしょうか?「実親と子どもが“縁を切る”という手続について、6歳未満(養親となる者が6歳未満のうちから監護していた場合は8歳未満)の子について民法817条の2の特別養子縁組を行った場合にのみ“養子と実方の父母”との親族関係が切れることとなり、13歳以上15歳以下では“縁を切る”ことはできません。いずれにせよ、親が自ら“縁を切る”と言い出しているような状況で、当該親と面会交流させることが“子の利益を最も優先して”適切とは言い難く、仮に当該親が“やっぱり会わせろ”と言い出したとしても、これを正当な権利行使として保護すべきかどうかは慎重に判断されなければならないと考えます」(伊東弁護士)このケースでは子どもがすでに15歳以上であり、「一生会いたくない」と主張しており、面会はかなっていません。家庭裁判所での調停でも、自分の非を認めたものの、縁を切る気持ちは変わらなかったそうです。今、子どもと会えないと悩んでいても、このように可愛い盛りを過ぎて相手が親権を放り出す場合もあるのです。決してあきらめずに追い続けましょう。 *記事監修弁護士:伊東亜矢子(三宅坂総合法律事務所所属。 医療機関からの相談や、 人事労務問題を中心とした企業からの相談、離婚・ 男女間のトラブルに関する相談、 子どもの人権にかかわる相談を中心に扱う。)*取材・文:梅田勝司(千葉県出身。10年以上に渡った業界新聞、男性誌の編集を経て独立。以後、フリーのライター・編集者として活躍中。コンテンツ全般、IT系、社会情勢など、興味の赴く対象ならなんでも本の作成、ライティングを行う。)【画像】イメージです*マハロ / PIXTA(ピクスタ)
2017年02月27日【ママからのご相談】来年、中学校に入学する子どもの母親です。小学校と中学校とでは大きな差があると、先輩ママから聞きました。それに、テレビなどでも「中1ギャップ」という言葉があると聞いて、心配の種が多くなっています。親は心配事にどう対処したらいいか知りたいです。●A. 不安な点を明確にして、1つ1つに対処していきましょう。こんにちは。メンタル関連を中心に書いているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。中学入学に関して、親が不安になっている問題は大きく分けて3つあると思っています。その3つとは、「学習・学力」「生活背景」「金銭面」です。その一つひとつをどう乗り越えて、子どもを支えるために必要な心の準備をしていくかが大切なポイントになります。実際に現在中学生のお子さんを持つ親御さんから話を聞き、不安をどう乗り切ったかをまとめてみましたので、参考にしていただけたらと思います。●(1)学習・学力の面中学校では、英語がどんと入ってくる、教科別で先生が変わる、定期テストがあるなど、お子さんの学力が明確になります。そして、教科ごとに宿題が出るので、自主的に進めていくことができるのかと不安になる親御さんが多いようです。学習については今から自主学習ができるように癖をつけておくことが、親にも子にも不安を解消することのできる方法だと思います。中学生になったらできるというものではありませんので、今から自主学習を練習する 形を取ってみると案外うまくいきます。方法としては、最初は自主学習をなぜしなければならないかをお子さんと話し合いましょう。理由を理解させることで、始めやすくなります。そして、スタートは数分単位から始める ことをおすすめします。いきなり宿題以外に何十分も学習するのは苦痛に感じて、苦手意識を植え付けることになります。いったん苦手意識を持ったら、頑張らせるのが難しいです。おすすめしたい自主学習のスタートは、“音読 ”です。どの教科でもいいので、教科書を声に出して読ませてみましょう。声に出して読んで耳で聞いて、目で文字を追うという五感をフルに使っての勉強法なので、頭に入りやすいです。そして時間も短くて済むので、お子さんにとってやりやすいはずです。●(2)生活背景の面(中1ギャップを含む)現役中学生をお子さんに持つ方たちにお話を聞いたところ、さまざまな心配事があったとのことでした。『わが子が悪い仲間に入るのではないか』(中1男子の母)『学校に行きたくないと言い出したら……』(中2男子の母)『いじめがあったらどうしよう』(中3女子の母)『思春期に入るので、その辺が心配』(中3女子の母)『性的な何かがあると怖い』(中2女子の父)『何かあったとき、先生はどこまで対応してくれるのか』(中1女子の母)などです。中学校では、生活が一変したように感じます。そのため、新しい環境(学習・生活・人間関係)になじむことができなくなって、ストレスからいじめが起こったり、不登校になってしまったりするといった問題が起こってくることもあります。これを『中1ギャップ 』と言い、大きな問題となっているのです。こういった状態になったときには、自分の居場所(ゆっくり心を落ち着けることができる時間・場所・人がいるなど)があることが必要です。家庭を子どもにとって安心できる場所にしておく ことが、子どもの心の支えとなります。●(3)金銭的な面入学する前に、制服・カバン・指定のジャージ・通学費用などさまざまなものが必要になります。入学前に準備が必要な物を購入するとなると、公立に入る場合は20万円程度かかると言われています。私立の場合は50万円程度が必要になるようです(学校によって変わります)。貯蓄を切り崩したり、学資保険からお祝い金が出たりということもあるため、それを使うと試算している家庭もあるかと思います。それでも、シングルの家庭や、予算が足りないというところもあるかもしれません。そのときは、各市区町村で『就学援助制度(就学援助費) 』を申請するという手もあります。この場合、次のような費用を出してくれます。・学用品費・通学用品費・校外活動費・通学費・修学旅行費・医療費などです。ただし、申請後に審査がある市区町村もある ようですので、確認が必要になります。こういった援助が住んでいる地域でもありますので、安易に教育ローンに走るのではなく、調べてみることで金銭面の不安を解消することになると思います(教育ローンが悪いというわけではありません。援助がある場合は利用した方がいいということです)。●おわりに小学校から中学校へという大きな節目では、子どもだけでなく親の方が不安に思うことが大きいと思います。不安は、不安になればなるほど気持ちが不安定になり、恐怖を生み出してしまうことにつながります。1つずつ解決することを考え、親が冷静になることが大切です。相談者様のお力になれたら幸いです。ご相談ありがとうございました。【参考文献】・『10代からの子育てハッピーアドバイス』明橋大二・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
2016年08月03日「小さい子どもがいるんだから、早く帰りなよ」と上司に言われたら、あなたはどう感じますか。子どもが生まれても働き続けることは男女問わず当たり前の世の中ですし、母親も父親も働きながら家庭と育児の時間を大切にしたいと考えている今の世代にとっては、上記のような上司の言葉掛けはありがたいはずです。しかし、実際にはそんな上司の一言に傷ついたり、働く意欲をそがれたりという人は少なくありません。一体この背景では何が起きているのでしょうか。「早く帰りなよ」発言以外にも、「復帰する時は時短を取るんでしょ? 」「○君には、今度こっちのプロジェクトを担当してもらうよ」などといったフレーズも、働く親たちを何気に傷つけてしまう言葉の典型例です。○傷つく理由は部下側にもある!?言葉を掛ける側である上司本人はどう思っているかというと、まさかその一言が部下を傷つけたりやる気をそいだりしているとは思ってもいません。実際、上記の各フレーズを改めて客観的に見てみると、言葉そのものからは悪意やネガティブさは感じられないと思います。むしろ上司としては部下を思って良かれと思って言っており、配慮や応援の気持ちの表れであることが多いのです。にもかかわらず言葉を受け取る部下側が傷ついてしまうのは、「きっと今の私は期待されていないんだ」という弱気さや、「残業ができないからしかたないよな…」と制約がある中で働くことへの不安や後ろめたさとの葛藤が自分自身の中にあるからです。一概には言えませんが、ずっとバリバリ働いてきて、親としても頑張って働きたいとやる気のある人ほど傷つきやすい傾向もあると思います。「早く帰りなよ」といった上司は、仕事と育児の両立を応援しているからこそ、帰れる時には堂々と帰っていいよと言いたかっただけかもしれません。また、今までのようなプレーヤーとしての働き方だけでなく、マネジメントの力もつけてもらいたいと考えているからこそ「別のプロジェクトを担当してみないか」と言っているのかもしれません。そういった意図を部下にきちんと表現できない上司にも問題があることは否定しません。しかし受け取る側も、「どうせ私なんて期待されてないわ」と最初から否定的に捉えてしまうのは、上司の意図を理解するためのコミュニケーションを怠っていることと同義です。上司と部下がお互い信頼し合える関係にあれば、子育て時期特有の制約がありつつも組織に貢献し、個人の能力を伸ばす環境はもっともっと整うはずです。親となって働く今後を考えるにあたっては、はじめは勇気がいるかもしれませんが、お互い腹を割って話してみることが重要なのではないでしょうか。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一 気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。同サービス運営を通じて得られる働くママ達のリアルな視点とコンサル経験を活かして、企業に対する女性活躍推進コンサルティングを行う。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2016年01月13日東京個別指導学院のCCDnetはこのほど、「新学期」をテーマにしたアンケート調査の結果を発表した。調査は中学生・高校生の子どもを持つ母親を対象に8月11日~17日、インターネット上で行い300人からの回答を得た。「あなたの子どもは今年の夏休み中に自主学習に取り組んでいましたか」と聞いたところ、60.0%の母親が「取り組んでいる」と回答した。一方、61.0%の母親が「夏休みボケ」について「実在すると思う」と答えている。また「あなたが思う夏休みボケの症状をいくつでもあげてください」という質問では「集中力がない(59.0%)」「夜更かししがち(59.0%)」が同率の1位。次いで「やる気がない(55.2%)」「寝坊しがち(52.5%)」「常にぼーっとしている(31.7%)」と続いた。半数以上の母親が夏休みボケがあると感じているという結果が出る中、新学期が始まる子どもに対しての不安は「生活リズムの乱れ(61.7%)」がトップになった。同社では「授業がない解放感から、つい夜更かししがちな夏休みの生活スタイルを新学期まで引きずってしまうことが多いのではないか」としている。また夏休み中にどのように過ごしてきたかがわかるため、ランクインしたのではないかと同社が分析しているのが2位の「夏休み明けのテスト(46.7%)」。次いで「終わらない夏休みの課題(38.3%)」「勉強の集中力が続かない(38.3%)」「勉強のやる気がでない(35.3%)」が上位に入っている。
2015年09月10日女優・蓮佛美沙子が主演を務める木曜ドラマ劇場「37.5度の涙」の第6話のゲストにバラエティなどで活躍するおのののかが初めての母親役で登場することが明らかになった。子どもの体温が「37.5度」を越えると保育園から“お迎えコール”がかかり、仕事中でも子どもを迎えに行かなくてはならない。職場を早退するのを快く思わない同僚や、家族にさえ理解されない親たちを救うべく「リトルスノー」の病児保育士たちは奔走する――。おのさんの役どころは、夫が出張の中夜勤で仕事を休めず、急に熱を出した子どもを連れて杉崎桃子(蓮佛美沙子)が勤める「リトルスノー」に駆け込んでくる看護師・清田七海。撮影を終えたおのさんは「ちょっとだけでしたが蓮佛さんや成宮さんともお話できましたし、スタッフさん同士も仲がよさそうな現場で、またこういうところに連続で入れたら楽しそうだなと思いました」とドラマ出演に意欲を燃やした。また初めてのお母さん役について「不安がありましたが、友人の一人が役柄とちょうど同じくらいの赤ちゃんがいる母親なので、その子のことを思い出しながら演じました。子役の赤ちゃんが全然泣かなくて、すごくいい子にしていてくれたので、安心して演技ができました」と撮影をふり返った。また、自身が母親になったら? と問われると「少子化と言われる一方で、いまは保育園にもなかなか入れないと聞きます。病児保育というお仕事が本当に必要だと感じましたし、心強い存在だなって思いました。私は子どもがたくさん欲しいのですが、働いているお母さんに優しくない環境だから私の演じる七海のように困っているお母さんがきっとたくさんいると思います。少しでも働く子育て世代への環境がよくなればいいなってすごく思います」と語った。「37.5度の涙」は毎週木曜日21時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月11日子どもを産むとき、そして産んだあとも、ママにとって体重管理は困難。しかし、それは母親だけの問題ではないようです。というのも、子どもが生まれると父親の体重も増えるという事実が『Daily Mail Online』で紹介されたのです。■新米パパの体重増加は危険がいっぱい調査は10代から30代の男性10,000人を対象に、20年にわたって実施されました。その結果、第一子が生まれたあとのパパは、明らかに体重が増加する傾向にあることが判明。また、子どもがいない男性はむしろ体重が減少していました。調査を行った研究チームによると、父親の体重増加は健康上のリスクを高めるのだそう。チームのリーダーであるクレイグ・ガーフィールド博士は、父親の体重が増え、BMIが上がれば上がるほど、心臓病や糖尿病、がんのリスクが高まるといっています。父親の体重増加の原因ははっきりわかっていませんが、ライフスタイルの激変がその一因ではないかと考えられています■パパの体重が増える原因は食べ残し?また、子どもが生まれると、自分のことは後回しになってしまいがち。いままでジムに通うなどしていた男性も、その時間を確保するのが難しくなってしまうのです。そして子ども用にアイスやクッキーなどのお菓子を家に置くことが多くなるため、それも体重増加の原因のひとつだと考えられます。しかし、食生活の変化で最も影響が大きいのは、父親が子どもの食べ残しを食べるようになること。ガーフィールド博士は「子どもが残したものを片づけるのは、いつだって父親の役割です」といいます。たしかに「もったいないから」と子どもが残したご飯を食べるのは、お父さんの仕事かもしれませんね。しかし、子どもと同居していない父親にも体重の増加は見られたため、食生活の変化ばかりが原因でもないようです。調査では、早い段階で子どもと別居した父親のデータも集められたのです。■180センチのパパは2キロも増える!子どもが生まれた男性は、調査が終了するまで、平均して2.6%のBMIの上昇が見られました。身長180センチの男性だと、体重が2キロ増加した計算になります。また、子どもと別居した男性も平均で2%BMIが上昇しました。これは180センチの男性だと1.5キロの計算です。なお、子どもがいない男性は、逆に0.6キロ体重が減少していました。ガーフィールド博士は、小児科医は父親の体重増加のリスクについてもきちんと説明し、警告すべきだといっています。普段あまり病院へ行かない男性も、子どもや妻のつき添いで病院を訪れる機会が増えるもの。そんなときが、父親に体重増加のリスクを説明し、食事のカウンセリングをするのにちょうどいい機会になります。子どもが生まれることは、ママにとってもパパにとっても、人生の重要なステップ。男性の人生において、こんなにライフスタイルが激変する出来事は他にありません。いつまでも元気でいてもらうためにも、子どもだけでなく、パパの体重にも目を光らせましょう。(文/和洲太郎)【参考】※Fatherhood makes men FAT New dads gain an average of 4lbs in the years after their first child is born―Daily Mail Online
2015年08月01日横浜タカシマヤ ビューティスクエアはこのほど、「子どもの結婚式での母親の美意識」についての調査結果を発表した。同調査は3月16日~17日、子どもの結婚式に参列経験のある40代~60代の女性を対象として実施。824名の回答を得た。○子どもの結婚式で「周囲から若く見られたい」母親は8割以上「子どもの結婚式で、相手方の母親よりも美しく見られたいか」と聞いたところ、40.7%の母親が「そう思う/どちらかといえばそう思う」と答えた。「そう思わない/どちらかと言えばそう思わない」と答えた母親は2割未満だった。「子どもの結婚式で、周囲から若く見られたいか」と聞いたところ、「実年齢より若く見られたい/どちらかというと若く見られたい」は84.9%となった。若く見られたい年齢は「マイナス5歳」が63.8%で1位となり、2位の「マイナス10歳」(19.5%)に3倍以上の差をつけた。○1割強の母親が「結婚式の準主役は母親」「子どもの結婚式でキレイだと思われたい理由」を聞いたところ、「子どもに恥ずかしい思いをさせたくないから」が66.7%で1位となった。子どもを思う親心が伺える一方、2位には「写真・映像にきれいにうつりたいから」(51.8%)、4位には「新郎新婦の母親である自分も、参列者から注目をあびる場だから」(31.6%)、6位には「結婚式での準主役は母親だと思うから」(12.1%)などがランクインした。また、子どもの結婚式に向けて、自宅やサロンで美容に関する何らかの特別なお手入れを実施した母親は77.8%だった。「特別なお手入れを開始する時期」については、「1~6日前から」が40.9%で1位。以下「1~2週間前から」が24.2%で続いた。
2015年04月13日プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンはこのほど、小学生以下の子供を持つ母親300名を対象に実施した「台所除菌の実態」に関する調査結果を明らかにした。調査期間は2月17日~18日。まな板など台所用品の除菌について聞くと、「実践している」は71.7%、「経験なし」は28.3%だった。3割の家庭で、台所用品は除菌されないまま放置されていることがわかった。子どもの弁当を作るときの菌対策を聞くと、「お弁当箱をきれいに洗う」(70.7%)、「調理前・調理中に十分に手を洗う」(67.7%)、「肉や野菜など加熱が必要な食材は十分に加熱する」(62.7%)が多く挙げられた。「包丁、まな板、ふきん、たわし、スポンジなど調理用具を除菌する」は34.0%で、残る66.0%は、弁当への"菌うつり"対策をしていないことがわかった。また、台所の菌対策でも「包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどを除菌する」(45.7%)は半数以下となっている。除菌についてどんな考えを持っているのか聞くと、83.0%が「除菌はしているが、どの程度効果があるのかわからない」 「正しく除菌できているのか自信がない」と回答した。「子供にとって効果があるように除菌ができているのか自信がない」(81.7%)、「きちんとした除菌方法がよくわからない」(80.0%)という回答も8割以上を占めている。菌の専門家である近畿大学農学部の坂上吉一先生によると、春は菌の増殖スピードが速くなり、家庭内の菌が増え始める季節であるという。特に水が多く存在し、食品も扱う台所は「菌に囲まれた状態」になる。中でも注意したいのが、まな板などの調理器具だ。こまめにケアしなければ、食中毒菌などの温床となるリスクも高まる。「まな板などの台所用品から菌が食材にうつり、お弁当箱で増殖する"菌うつり"も要注意です」(坂上吉一先生)。そこで、気温が高くなる春は、菌が活発化する時期であることを伝えた上で、台所用品の除菌に取り組みたいか尋ねると、82.3%が「取り組みたい」と回答した。"弁当の菌うつり"についても、知れば除菌に「取り組みたい」と回答した人が84.7%にのぼる。除菌をしないことの危険性を知れば、除菌の意識は高まるようだ。
2015年03月30日共働きや母子家庭で働く母親はたくさんいますが、母親が長時間仕事をしていると、お子さんに対してマイナスの影響を与えてしまうことがあるといいます。では、母親が働いているといったいどんな問題があるのでしょうか?働く母親が子どもの生活習慣の乱れに影響!さまざまな事情から、母親が仕事をしているという家庭は増加傾向にあります。内閣府の発表によると、1,054万世帯が共働きをしているといわれており、さらに母子家庭では80%以上の母親が働いていると言います。家計の収入増加や社会参加することで得られる本人のやりがいなど、母親が働くメリットはたくさんあります。でも、アメリカ・イリノイ大学の研究では母親が仕事をしていると子どもに悪影響を与えてしまうことが分かりました。母親が働いている家庭では、子どもが睡眠不足と肥満になりやすいという研究結果が出たんです。フルタイム勤務の母親の影響で子どもが肥満になる!?同大学では、母親の就業状況と子どもの発育の関係性を調べました。その結果、母親が働いている家庭はそうでない家庭と比べ、肥満児が多いことが明らかになったんです。この研究では、子どもの睡眠時間が1時間長くなると、肥満度指数(BMI)は6.8%下がることも分かりました。母親がフルタイムで働いている家庭の子どもは、アメリカの国立心肺血液研究所が規定する睡眠時間よりも2、3時間ほど短いことから、睡眠と肥満度には一定の関係があると見られます。また、睡眠時間が短くなると成長が遅れてしまう他、注意力が散漫になってしまったり疲れやすくなったりといった問題が起こります。寝不足は子どもの健やかな成長を損ねる可能性があるのです。子どもがぐっすり眠れる睡眠サイクルを作ろう!「子どもがなかなか寝つかない」とお悩みのご家庭もあるでしょう。前述のとおり、母親がフルタイムで働いていることが、子どもの睡眠不足につながる可能性や、さらに、寝不足が肥満を招いてしまうことが明らかになっています。集中力や注意力が悪化するため、学力低下につながるとも考えられます。ひいては子どもの一生を左右する可能性もあるのです。母親が働く理由は家庭によって異なると思います。でも、子どもの睡眠習慣の乱れにつながる要因であり、さまざまな弊害が生じる場合もあります。できれば仕事の時間を短くするなどで、子どもがぐっすり眠れる環境を作るようにしましょう!Photo by Cynthia Page
2015年01月26日あなたのまもりたいものはなんですか? 大切な恋人などまもりたいものがきっとあるはず。あなたの母親も同じようにあなたをまもりたい一心で育ててきたことでしょう。そんな母親の愛情を感じられる動画が、現在、キリン株式会社が公開している、子どもの成長を見守る母親の姿を描いたWeb動画~まもりたい笑顔~ “キリン プラズマ乳酸菌 研究への想い篇”です。この動画は、「うまれてきてくれたキミへ」という、印象的なタイトルメッセージと共にスタート。そこから無邪気な子どもがだんだん育っていく様子や、成長を感じさせる姿、反抗期、彼女らしき女の子と歩いている姿などが映し出されていきます。母親は家事や育児の忙しい日々の中、それぞれのシーンでどんどん成長していく子どもの姿に頼もしさを覚えたり、いずれは親離れする寂しさを感じたり、その表情から母親の気持ちが鮮明に感じられる内容になっています。ときに子どもと一緒に喜び、ときにぶつかりながら、子どもと共に、母親も成長していくのです。自分自身を振り返っても、母親はそんな存在ではありませんでしたか。「ママにしてくれて、ありがとう。」「私にはまもりたい笑顔がある。」母親からの感動的なメッセージを最後にエンディングを迎え、母親という存在の温かさがしみじみと伝わる動画になっていることを感じるはず。この動画の背景には、免疫システムの司令塔のひとつpDCを直接活性化することで、免疫の根本を強くする「プラズマ乳酸菌」の研究で「人々の笑顔をまもりたい」というキリンの想いがあるのだそう。キリンの研究への想いと、母親の子どもへの想いとを重ね合わせて表現された動画なのですね。 「プラズマ乳酸菌」とは、一部の免疫細胞しか活性化しないこれまでの乳酸菌と異なり、さまざまな免疫細胞に一斉に働きかけるpDCを活性化することができる乳酸菌で、世界で初めて発見されたとのこと。「プラズマ乳酸菌」によって、体の免疫力を総合的に高めることができるうえ、風邪やインフルエンザの症状を軽くするなど、さまざまな研究結果が確認されているとか。この世界初の発見に至ったキリンの研究にかける想いは、「人々の笑顔をまもりたい」というもの。特に、子どもやお年寄りなどの家族を持つ母親は、子育てや育児、家事と忙しい毎日の中でも、「家族みんなの健康をまもってあげたい」という想いを持っているものですよね。キリンはそんな母親の想いに応えるべく研究を行い、「プラズマ乳酸菌」の発見に至ったといいます。「プラズマ乳酸菌」は、コンビニやスーパーで気軽に購入できる食品や飲料に含まれているので、手軽に摂取できるのがうれしいですね。「プラズマ乳酸菌」の働きはほかの乳酸菌にはないものなので、ぜひしっかり確認して購入して。特にインフルエンザや風邪が流行るこれからの寒さ厳しい季節、免疫力を高めて予防を心がけ、健康に冬を乗り切りたいですね。あなたが母親にまもられてきたように、今度はあなたが大切な人をまもってあげては? そのためにも「プラズマ乳酸菌」がオススメです。・キリン株式会社 公式サイト
2014年12月26日味の素はこのほど、母親および教員を対象とした「最近の子どもの生活態度」に関する調査の結果を発表した。同調査は、5月GWが明けた2014年6月初旬、全国の3歳保育園児から小学校3年生までの子どもをもつ母親200名、および全国の3歳保育園児から小学校3年生までを担当する教員200名を対象に行ったもの。○教員の5割以上が、ここ数年の園児・児童の心身の発育バランスに不安教員向け調査の結果、以前の児童との比較において、ここ数年の園児・児童の「心理・精神状態の安定」は約5割の教員が「安定していると思わない」(52.5%)と回答。「運動能力」については約8割が「十分に発達していない」(79.5%)と答えた。○「キレる」「暴力的に振る舞う」「顔から転ぶ」子どもが以前より増えた「心理・精神の状態と行動」についても、以前の子どもに比べ現在の子どもは、精神面での発育バランスの悪さを推測させる「落ち着きがない」(42.5%)、「必要な時に感情を抑えられない」(40.5%)、「噛みつく・叩くなど、暴力的な振る舞いが多い」(35.0%)などが増加傾向にあることがわかった。また、運動面での発育バランスの悪さを推測させる「顔から転ぶことがある」(28.5%)、「予想外の部位に怪我・骨折をする」(30.5%)などについても「以前よりも当てはまる」と回答した教員は高い水準で一定数いた。○生活習慣の乱れに伴う"手を掛けすぎる母親"像が浮き彫りに母親向け調査の結果、子どもの「睡眠」については、95%以上の母親が「平均睡眠時間は8~10時間」以上と回答した。しかしながら、「就寝時間」に関しては約5割の母親が「まちまち/決まっていない」(47.0%)と回答し、「寝るように言わないと就寝しない/言っても就寝しない」との回答は約7割にのぼった。また、子どもの「起床」に関しては「朝決まった時間に起こさないと起きない/起こしても起きない」(55.0%)、「声を掛けないと支度を始めない/声を掛けても支度を始めない」(42.5%)との回答が寄せられ、朝の始動には時間が掛かる子どもの様子がうかがえた。さらに、「食べるように言わないと、朝食を食べない」(28%)、「起こさないと、布団の中でグズグズして起きない」(28%)、「親と一緒でないと眠れない」(38.5%)などの結果なったことから、最近の母親は就寝・起床、食事など、子どものあらゆる生活面に対して手を掛けていることがうかがえた。「子どもの食事」のうち「母親が食べさせたい食材」について、子どもが慢性的に嫌いとされる緑黄色野菜が1位(84.0%)、第2位が魚介類(77.0%)となっており、脳の発育に必要なDHAを含む魚介類の必要性は高く認識されていることがわかった。「子どものおやつ」に関して、「おやつを食べる頻度」は「ほぼ毎日」(63.5%)だったが、「おやつの与え方」に関しては「好きなものを食べさせる」が22.0%、気を遣うとしても「塩分」(26.0%)、「糖分」(20.5%)、「カロリー」(20.5%)であり、「栄養素」への考慮は6.0%と低かった。
2014年09月30日マイナビニュースが母親に対して実施した“育児の悩み”に関するアンケートで、約2割の人が子どもの写真をSNSで共有していることがわかった。この結果から、現像やデータ共有サービスに次いで多くの人がSNSを子どもの写真共有ツールとして母親たちの間で浸透している様子が伺い知れる。しかし、SNSで子どもの写真を共有している人のうち、ヒヤリとしたり失敗を経験している人も多数。アンケートには次のような実例が挙がった。■他人の子どもも一緒に写っている写真を無許可でアップしてしまった(22歳)■共有範囲を間違えて、知られたくない上司に公開にしていた(24歳)■批判的なコメントをされた(22歳)■オタク教師に無断転用されてアダルトサイトに使われました(28歳)■周りに個人情報になりそうなものが写っていた(48歳)また、子どもの写真を共有している相手については、61.8%が「両親」、48%が「旦那側の両親」と回答。過半数以上の人が両家の親に写真を共有していることがわかった。一方、マイナビニュースが行った「母子手帳に関するアンケート」によると、「母子手帳の記録欄をすべて使っている」と回答したのはわずかに18.3%。8割以上の母親がすべて使っていないことになる。その理由としては、「細かく書くのが面倒くさい」(32歳)、「毎日の育児で母子手帳まで確認する時間がない」(36歳)、「いちいち持ち歩くのが面倒だし、なくすのが心配」(28歳)、「つい忘れるので」(33歳)、「ずっと残るものだから、何を書いてよいか迷う」(27歳)といった声が実際に聞かれた。また、「可能なら電子化してほしい」という意見も多数あった。こうした、SNSや母子手帳に対するママたちの不安や不満を解消するのにうってつけなのが、フィナンシャル・エージェンシーから登場した成長記録アプリ「baboo」だ。iOS、Andoroid向けの無料アプリで、子どもの成長や育児の様子を記録する母子手帳的機能と、写真などをアップして承認したユーザーと共有ができるクローズドなSNS的機能を持つのが特徴だ。子育ての記録を管理しながら、同時に我が子の成長の様子を家族で共有できるという、時間のない子育て中のママにとっては一石二鳥な便利ツールとなっている。母子手帳の機能としては、“できごと”、“おでかけ”、“成長”、“病気ログ”、“予防接種”の5つのカテゴリーに大きく分かれており、例えば“成長”であれば、その下に“はじめての”、“身長”、“体重”、“体温”、“その他”の項目を備える。それぞれに年月日や必要な入力項目が用意されているので、紙の母子手帳よりも簡単でお手軽。特に毎月のように何かしらの予防接種が必要な乳幼児時代はスケジュールの管理が大変。一定期間の間を空けて摂取する必要がある予防接種は一度忘れてしまうと、その後も予定がずれて大変なことになるので、スケジュール管理という意味でも便利なツールだ。何よりいつでも持ち歩いているスマホアプリなので、気になったり、思い出した時にすぐにチェックできるのがありがたい。また、基本はタイムライン表示だが、日付を指定して記録を呼び出したり、検索ができるのも紙の母子手帳にはない大きなメリットだ。手帳のスタンプやシールのようなかわいらしいイラストのアイコンも愛着が持てる。思い立ったその場でいつでもサッと記録ができるだけでなく、家族との情報共有もそのまま兼ねることができる成長記録アプリ「baboo」。気軽に活用して育児を円滑かつ楽しく乗り切るのに一役買ってくれそうだ。
2014年09月29日トレンド総研は6月25日~26日、中学生・高校生の子供を持つ母親500人を対象に学費についての調査を実施した。まず、安倍晋三首相が掲げる「教育改革」に対する期待について聞いたところ、97%が「期待している」と回答した。具体的に改革に望むこととしては、「学力、考える力をしっかりつけてほしい」「国際化に対応できる国語、英語力の強化」といった教育方針や「教師の質を向上させてほしい」などの学校の環境に関するものが挙げられた。その中で特に多かったのが「学費の無償化」「親の収入で子供の進路が影響されないように」といった進学費用に関する意見であった。次に、各家庭における子供の進学の悩みについて尋ねると、進学の悩みとして挙げられたものとしては「学力・成績」が最も多く71%、次いで「進学費用」(68%)、「将来の職業との関連」(56%)、「大学・学部の選び方」(46%)が続いた。子供の進学について不安に思っていることについて聞くと、学費面の悩みとして「希望の進路が金銭面で可能かどうか」「学費が高いので、お金のことは気にせず大学を選ばせてあげられないところ」「私立学校に進むことで経済的な負担が大きい事」といった意見が目立った。また、66%が「子供が学費の高い大学に行きたいと言った際、多少実力よりも求められる学力が高くても、学費が低い大学に行ってほしい」と回答した。子供の進学に関する情報収集の方法について聞いてみると、「学校の先生」が最も多く64%、次に「インターネット検索」(52%)、「塾・予備校の先生」(31%)と続いた。また、こういった情報の集め方について、68%が「十分だと思わない」と答えている。
2014年08月25日お正月ニッポンプロジェクトは「自分の国の文化に関する意識調査」を実施した。調査は9月11日~9月19日にかけて、小学生の子どもを持つ日本人の母親および外国人の母親とその子ども各200人(計400人)を対象に行った。最初に、子どもに対し「自分の国をかっこいいと思うか」と質問。すると、日本人の子どもはかっこいいと回答した割合が15.5%だったのに対し、外国人の子どもは46.5%だった。次に母親に対して「自分の国を誇りに思うか」と尋ねたところ、「とても誇りに思う」と回答した日本人の母親は33.0%。一方、外国人の母親は45%だった。自国民であることへの意識に関しては、日本人よりも外国人の方が母子ともに高いことが明らかとなった。次に、自分の国を「とても誇りに思う」と回答した母親に対して、「どの部分において誇りに思うか」という質問。すると、日本人の母親は「季節ごとの慣習」が1位(68.2%)、外国人の母親では「歴史と伝統」が1位(70%)だった。また、「国民性を作るものは何か」と母親に対して質問したところ、日本人・外国人ともに「文化」という回答がトップ。2位に日本人は「生まれた国」、外国人は「教育」、3位に日本人は「住んでいる国」、外国人は「生まれた国」と答えた。さらに、自身が大事にしている年中行事のいわれについて、子どもにきちんと説明できるか質問。すると、日本人は8.5%、外国人は56.1%が「説明できる」と回答し、その開きは6倍以上と大きいことが分かった。日本人は季節ごとの慣習に誇りを持っているにもかかわらず、その由来を説明できない割合が高いようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日菓子などの製造を行っているロッテは、全国の1歳から3歳の子どもを持つ母親450名に対し、「子どもの泣きと育児ストレスに関する意識調査」を実施。調査の結果、「子どもの泣き声」をストレスに感じる母親は約9割にのぼることが明らかになった。調査期間は9月14日から9月23日。「自分のことを『”ダメママ”なのではないか』と思ったことがありますか?」と尋ねたところ、82.4%もの母親が自分のことを「ダメママ」と感じたことがあり、現在の自己評価も平均57.9点と低い傾向にあることがわかった。また、「これまでの子育てを最初からやり直したいと思ったことがありますか?」という質問でも、「思ったことがある」と回答した人が44.0%と少なくなく、自分の育児に自信が持てない中で、悩みながら子どもと接している母親が多いと考えられる。「自分のことを”ダメママ”と感じるのはどのようなとき?」と質問したところ、「子どもに自分の感情をぶつけてしまった時(87.9%)」、「子どもよりも自分の都合を優先してしまった時(62.5%)」、「子どもの気持ちをわかってあげられなかった時(48.0%)」の3つが多く、育児中に自分本位になってしまうときほど罪悪感にさいなまれる傾向があった。「理由がわからないとき、子どもの泣き声をストレスに感じることがありますか?」という質問では、86.2%の母親が「理由のわからない子どもの泣き声」に対してストレスを感じたことがあると回答。特に「自己評価点」が低い母親ほど、子どもの泣き声をストレスに感じる傾向が強く、育児に対する自信とストレスには強い関係があるのではないかと推測される。実際、子どもを泣きやませるのに費やしている時間は、1日平均38.1分と短くないこともわかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日東京、神奈川で民間学童保育施設を17カ所運営するキッズベースキャンプは、小学校1年生の子どもを長子に持つ1都3県在住の母親300名を対象に、「子どもの夏休みに関する不安」、「親世代と子世代の放課後の比較」に関するインターネット調査を実施した。小学1年生の子を持つ母親を対象に、「夏休みに不安があるか」と尋ねたところ、「非常に不安」「やや不安」と答えた人は全体の38.7%。有職者は半数以上にあたる52.0%が不安を訴えた。対して専業主婦は25.3%と、有職者の半分以下の数値にとどまった。次に、不安に思うことの内容について聞いたところ、全体での第1位は「子どもの1日のスケジュール管理」が69.0%だった。一方、有職者に限ると、「昼食・お弁当の用意」が74.4%で第1位となり、「子どもの一日のスケジュール管理」の61.5%を上回っていた。自由回答では、「習い事が休みになるとどう過ごさせたらよいか分からない」「毎日学童保育に通わせることを本人が不満と思わないか」「仕事が制限されてしまうかもしれない」といった意見が寄せられた。「子どもは普段の放課後をどう過ごしているか」を尋ねたところ、「学童保育に行く」が目立って多かった。それに対し、「親であるあなたが小学校1年生の頃はどう過ごしていたか」を聞いたところ、「自宅にて弟妹と過ごす」「友達と遊ぶ」が多く、子どもの暮らしが様変わりしつつあることが分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日