小さな子どもにケガや失敗はつきものだとわかってはいても、つい危険から遠ざけてしまうのが親心。わが子を大切に思うほど、「ほら、危ないから高いところに登っちゃダメ!」「そんなことしたらケガするよ!」と、口を酸っぱくして言ってしまいますよね。でも、安全な場所にずっといるわけにはいきません。子どもはいずれ大きくなり、やがて自分の力で困難や危険を乗り越えなければならないのです。今回は、「子どものうちに体験しておきたい危険なこと」について考えていきましょう。危険を排除した環境で子どもはどう育つ?TOKYO PLAY代表理事・嶋村仁志さんによると、幼いうちから「小さな危険」を伴う遊びをきちんと体験することが重要だといいます。子どもをどんどん危険から遠ざける昨今の傾向をふまえて、危ないものはすべて排除するような環境で育つ子どもの将来を危惧している嶋村さんは、次のように述べています。そんな環境で育った子どもは、チャレンジできないまま体だけが成長し、本当の危険や恐怖を実体験のなかで得ることができない。そうなると、自分の痛みを知らないばかりか、他人の痛みにも共感することができないのです。それは、子ども自身はもちろん、その周囲の人間にとっても危険なことでもあります。(引用元:Study Hacker こどもまなび☆ラボ|大切にしたい遊びの“リスク”。子どものチャレンジを支える遊びのルールとは?)高さの感覚は5歳までに80%が育つといいます。もし幼少時に高いところに登らせてもらえずに、「高いところはこわい」という感覚をもてないまま中高生になったとしたら、悪ふざけのつもりで命が危険にさらされるようなことをやりかねないのです。小さいうちに危険を体感し、成長した後により大きな危険を招かないようにすることこそ、大人として子どもに教えてあげるべきなのではないでしょうか。子どもは、一番身近で大切な大人に見てもらって「すごいね!」と言われることによって、自信につながり自己肯定感を高めることができます。逆に失敗して落ち込んだり、怒られてしょげたりしているときも、その気持ちを受け止めてくれたという安心感が次なる力を生みます。たとえ失敗しても、立ち直って「また挑戦しよう」というチャレンジ精神が大事なのですね。子どもが体験するべき“危険なこと”とは?2007年、TEDで話題になった講演があります。それは「子どもがすべき危険なこと」についてです。この講演では、子どもたちに対する安全規制の行きすぎに言及し、「あえて危険なことをやらせて、安全な環境を自分でコントロールする術を学ばせるべき」という提案をしています。プレゼンターは、コンピューター科学者でティンカリング・スクール創設者でもあるゲイバー・タリー氏です。“ティンカリング” とは、楽しみながら機械をいじり、修理、改造、発明をするという意味。その教室では、自分の手でなにかを作ることの楽しさを子どもたちに教え続けています。タリー氏は講演の中で、アメリカで製造されたり販売したりしている製品につけられたすべてのビニール・フィルムに、『窒息注意』の警告が書かれていることを嘆き、安全ゾーンの範囲を狭めることで、身のまわりの世界との接し方を学ぶ貴重な機会から遠ざけていると危惧しているのです。もちろん、子どもたちを危険から守ることは必要です。(中略)しかし、それが過保護になってしまっては、子どもたちの危険に対する判断力が養われず、社会の責任が果たせません。私たちがするべきなのは、未知のもの(またはよくわからないもの)と、本当に危険なものとの区別をつけられるよう、子どもたちに学ばせることです。(引用元:ゲイバー・タリー 著/金井 哲夫 訳(2011),『子どもが体験するべき50の危険なこと』,オライリー・ジャパン.)タリー氏は、子どもに「力量」をつけさせることこそがもっとも重要だと述べます。ここでいう「力量」とは、“現実世界で困難な問題に遭遇したときに、うまく対処できる力” です。「力量」がない人は、簡単でわかりやすい対策が見つからないとすぐにあきらめてしまう傾向があり、最初の失敗でくじけてしまうことが多いそう。■力量が高い人の特徴・問題の前後関係を調べ、必要な道具と素材を探し、いくつかの対策を考えることができる。・障害を乗り越える力があり、失敗を教訓として役立てることができる。・物をいじくり回して仕掛けを探るくせがある。・よく質問をし、答えが得られないときは自分で答えを見つけようとする。・深くはなくても広範な知識を持っている。・自分に自信を持っている。このように、どんな状況でも何が起きても対処できることが自信につながるというわけです。その「力量」をつけるために、タリー氏は著書で『50の危険なこと』をするべきだと提唱しています。その中からいくつかご紹介しましょう。○高いところから落ちてみよう落ち方を習得することで、地面から受ける衝撃を上手に逃がすことができます。安全に飛び降りる方法を心得ておけば、高所でパニックに陥ることも少なくなるでしょう。○家電品を分解しよう魔法の箱のように思われている家電製品の中身がどうなっているか、知りたくない子どもはいません。不要になった電化製品を分解してみると、ひとつひとつの小さな部品にも役割があることがわかります。そしてどんなに複雑なものでも、その一部がわかれば最終的には全体を理解できるようになるはずです。○ナイフで削ろう道具を使いこなす技能を高めるには、“実行して結果を見る” という繰り返しの行動が重要です。力を入れすぎないこと、一度に厚く削ろうとしないこと、ナイフの刃が届くところに人がいないこと、必ず自分から向こうに向かって刃を動かすこと。これらの約束は必ず守らせましょう。○レシピ本に逆らおう新しいものを発明するためには、実験、テスト、改良という過程を踏む必要があります。自分だけのレシピを作り出すことで、台所がより身近な場所になるでしょう。好きな材料を集めて、混ぜ合わせたら美味しそうだと思う組み合わせを考えます。小麦粉やバター、卵、チョコレートなど、分量は自分で考えて、すべて混ぜたらオーブンで焼き上げます。子どもの自信は「刃物」と「火」によって育つ!?小さいうちは遠ざけがちな「刃物」と「火」。ただしこれらは生きていくために必要不可欠であり、早いうちから身につけておくことでさまざまなメリットをもたらします。食育・料理研究家の坂本廣子さんも、「刃物と火を扱えるようになれば、これほど子どもの自信につながる体験はない」といいます。どちらも事前にしっかりと注意点を確認し、約束を守ることを条件として使わせるようにしましょう。刃物をつかうとき子どもに言い聞かせること1.包丁の使い方を説明して、「守ってね」とお約束する2.子どもを信頼して包丁を渡す3.危なっかしくても手を出さずに見守ること親が子どもを信じて見守る姿勢を貫くことで、子どもは信頼してもらったと感じて期待を裏切りません。心配性の親御さんはつい柔らかいものばかりを切らせようとしがちですが、にんじんなどの固い野菜も切らせてみましょう。基本の「ネコの手」だけでなく、手の平で押し切るときには指先をピンと伸ばすことも教えられます。包丁の使い方に慣れたら、手の平の上で豆腐を切るのにもチャレンジしてみましょう。豆腐をそっと手の平の真ん中にのせて、包丁をまっすぐにおろし、刃が手に当たったらまっすぐ上げるのがポイントです。火を使うとき子どもに言い聞かせること1.火の扱い方を説明して、「守ってね」とお約束する2.つけ方の前に、消し方をおしえる3.やけどの手当ての仕方も教えておくまずは火の消し方から教えます。火を消して、確実に消えていることを確認してからつけ方を教えましょう。「熱くなっているところは触らないよ。もし触っちゃったらすぐに冷やせば大丈夫だからね」と安心させてから火をつけます。坂本先生は、「火や刃物を使えるようになれば子どもの自信につながります。安全を確保し、やり通すことができたという自信が子どもの達成感と自立心を育むのです」と述べています。「まだ早いかな?」「うちの子にはできないはず」と思い込むのではなく、わが子を信じてチャレンジさせてみましょう。***「ケガや火傷をさせないように」といつも注意深く見守り、ときには先回りして危険を排除することも、親の愛情のひとつです。しかし、子どもの自立心や自己肯定感を育てるには、成功体験をベースにした自信が必要不可欠。私たち大人が思っているよりも、意外と子どもたちは感覚的に危険への対処法を知っているものですよ。(参考)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|大切にしたい遊びの“リスク”。子どものチャレンジを支える遊びのルールとは?Study Hacker こどもまなび☆ラボ|中高生では遅い。子どもが体験すべき「小さな危険」と「小さないたずら」YouTube|TED|ゲイバー・タリー「子どもにさせるべき5つの危険なこと」ゲイバー・タリー 著/金井 哲夫 訳(2011),『子どもが体験するべき50の危険なこと』,オライリー・ジャパン.『できる子になる!0歳からのお手伝い』クーヨンBOOKS12,2015年6月,クレヨンハウス.
2019年08月02日私には8歳、7歳、6歳、2歳になる子どもがいます。育児で一番気を付けていることは、「大ケガをさせない」ということです。大ケガは親子共々つらいもの。一歩間違えば大ケガをさせてしまうところだったという、私のヒヤッとした体験をご紹介したいと思います。 「車のドアに指が挟まった!?」 「つないだ手を振りほどき道路に突進!」 「あと1cmずれていたら顔に直撃」また、あるときは風が強い日も怖い思いをしたことがあります。2歳の末っ子を車のドアのそばに立たせ、荷物を置こうと思った瞬間、急な突風にドアを持って行かれ、危うくドアが子どもに当たるところでした。 あと1cmずれていたら、子どもの顔に直撃だったと思います。車のドアは重く硬いので、考えるだけでゾッとしました。 子どもたちが4歳、3歳、1歳だったころは、3人を連れてお散歩に行こうにも目が行き届かず、別々の方向に走っていく……なんてこともしょっちゅう。そのため、子ども用のハーネスをつけて安全を確保していました。命を守るグッズを使うのも1つの手かなと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。ぎゅうにゅうです。今回は ヒヤッとしたケガや事故 についてのエピソードです。まだ下の子がまだお腹にいた頃のこと、長女と公園に行きました。何か棒を持ってきて見せてくれました。変なもの拾っちゃダメだよ!って軽く注意したんですがしばらくすると…突然手を痛がってる…!あの棒でケガをしたの?!と思って見てみると…ひぇえ…手のひらに細かいガラスの破片がびっしり!なんと娘が持っていた棒は壊れた傘の骨だったみたいで…コーティングされていたグラスファイバーが手に刺さりまくっていたのです…!急いで病院に連れていきました。ガラスが入り込んでしまうのではないか? と焦りまくってたんですが、ガムテープで軽く取って手を洗って、大丈夫だと思いますよ~とあっさり言われました。結果、何事も無く…ほんとに安心しました。まさか落ちてた棒を触ってこんなことになるなんて…子どもの行動は予想外ですよね、変なゴミを拾わないように…皆さんもお気をつけください!
2019年04月21日子どもがベッドやソファから落ちて頭を打ってしまった! そんな経験は多くのママがしていると思います。頭の中は切り傷などと違って目には見えないので、このまま様子を見るべきか、すぐ病院に連れていくべきか、悩みますよね。 今回は、子どもがベッドから落ちて頭蓋骨にヒビが入るケガをしてしまったママ・Tさんから聞いた体験談を紹介したいと思います。 意識を失って、その直後に嘔吐この体験をしたTさんは、3人の子どもを持つママ。事故が起きたのは、三女が2歳のとき。小学生のお姉ちゃんたちと子ども部屋で遊んでいた三女が、三段ベッドの上から落ちてしまったのです。 リビングにいたTさんは「ドスン!」という音を聞いて、慌てて子ども部屋に飛んでいきました。すると床の上に倒れて泣いている三女がいて、お姉ちゃんたちが「ベッドから落ちた!」と顔面蒼白になっていたのです。 Tさんが三女を抱きかかえて「大丈夫?」と聞くと、「痛い痛い」と言いながら頭を触っていました。初めは大きな声で泣いていて言葉も発していた三女でしたが、数分ほどして意識を失うようにすうっと眠ってしまい、その直後に今度は嘔吐。「頭を打って眠ったり嘔吐をしたりするのは危険な症状」という知識があったため、すぐに近くの救急病院へ向かいました。 頭蓋骨にヒビが2つ入っていた車の中から病院に連絡し、頭を打った状況を説明しました。すると病院の入り口で看護師さんが待機していて、そのままストレッチャーに乗せられて三女は処置室へ。その間もずっと意識はなく眠ったままでした。 そして頭のCT検査などをした結果、脳には異常はなかったのですが、頭蓋骨にヒビが2つ入っていると判明。「どうやって治療をするんですか?」と聞いたところ、先生からは「放っておくしかない」という答えが。子どもの頭は骨がやわらかく、しかも毎日少しずつ大きくなっているので、1カ月もすれば自然とくっついて治るというのです。 脳には異常がなく無事に退院!三女が意識を取り戻していなかったことと、その後の経過を見守るために入院することになりました。そしてベッドから落ちて14時間経過した翌日の朝、三女は目を覚ましたのです。 看護師さんが「○○ちゃん、誰かわかる?」と両親を指して聞くと、「ママとパパ」との答えが。そしてTさんが「大丈夫? 頭痛くない?」と声をかけたら「おなかが空いた」といつも通りの声が返ってきて、みなホッとしたといいます。 脳には異常がないということで、その日の午後には退院。通院が必要かと思っていたら、先生からは「変わったことがなければもう来なくても大丈夫」と言われ、これにて治療はおしまいとなりました。 その後、1カ月は転んで頭を打たないように気を付けて生活をしていましたが、一度も頭を痛がることもなく元気いっぱい。先生の言うように、いつの間にかヒビも治っていました。 こうした事故は、家の中や公園など、どこででも起こりえます。今回のように、頭を打った直後に眠ってしまう、嘔吐してしまうなど、普段とは違う症状が出たらすぐに病院に連絡して適切な処置を受けたいですね。著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月18日小さい子どもは、転倒やつまずきによるケガが多いですよね。しかし、最近ではケガを予防するためのアイテムが100均で揃えられるため、手軽に我が子の安全を守ることができます。では、実際にどのような商品が取り扱われているのでしょうか?ドアストッパー子どもの指はとても細く、ドアの下にある床とのすき間にスッと指が入ってしまいますよね。親がドアを開けるとき、子どもが手を出している様子が見られなかったときや、指が入っていないのを確認してからドアを開けるというように、細心の注意を払います。しかし子どもは、想像もできないような動きをすることもあり、油断はできません。「ドアストッパー」は、ドアを掴んで立つ子どもが、ふらついたときに指を挟む、ぶつかってしまうというときなどに、ドアが閉まらないようにするものなのです。子どもの細い指がドアに挟まったとなれば、最悪骨が折れることもあるため、付けて損はない商品ですよ。コーナーガード伝い歩きやひとり歩きを始めた赤ちゃんは、すぐにつまづいて転んでしまいますよね。転んだ拍子にテーブルやテレビ台に頭をぶつけるなんてことも、よくある話。コブが出来たぐらいであればまだ良いですが、頭が切れたり脳に損傷が残ってしまったりと、なかなか侮れませんよね。そんなときに子どもを守ってくれるのが「コーナーガード」。角を丸くしてくれるものからクッション性で衝撃を和らげてくれるものまで、あなたの子どもに合ったものを選べますよ。100均でDIYも!階段やキッチンに子どもが入ってこれないように、ガードをつける人も多いですよね。あのような商品は意外と値段が高く、キッチン用、階段用など、いくつも買うのは大変です。しかし、100均の突っ張り棒やワイヤーネットを使えば、安く簡単にキッチンガードや階段ガードを作ることができますよ!ワイヤーネット専用のジョイントもあるため、廊下や入口の幅に合わせるのは簡単!これなら、階段からの転落やケガのリスクから子どもを守ることができますね。いかがでしたか?歩くことを覚えたばかりの子だけではなく、足元に注意がいきにくい5~6歳までの子などは、親が気を付けていても思わぬ行動に出てケガをしてしまうこともありえます。ケガをしている我が子を見るのは、親としては辛いもの。できる限りの安全を確保するのも、親としての務めなのです。
2019年02月02日TOKIOの城島茂(48)が来年元日に放送予定の「ウルトラマンDASH」(日本テレビ系)収録中にケガを負っていたと、12月5日に各スポーツ紙が報じた。城島は、はしごを使ったパフォーマンスの練習中に背中を負傷。腰椎横突起という背骨から張り出した突起部分にヒビが入り、痛みがひくまでに2週間かかるという。Twitterでは心配する声が上がっている。《城島くん怪我……大丈夫??心配になるわ》《ちゃんと治して無理しないでほしいな お正月特番はもちろん楽しみだけど、リーダー頑張ってるから心配です》《城島くんもう50近いんだから気をつけてね?ほんと心配だからさ……これからも鉄腕DASHとTOKIOのファンでいるから身体には十分気をつけて下さい》いっぽう各スポーツ紙によると、城島はこうコメントを発表しているという。「まさか、はしごのパフォーマンスで、病院をはしごすることになるとは……大したけがでもないのに、ご心配をおかけして申し訳ございません」思わぬアクシデントに見舞われても、ダジャレを忘れない城島ーー。そんな姿に安堵の声も《業務連絡にまでダジャレ入れてくる城島さんのプロ根性に、不謹慎ながら笑ってしまった……そういうひとやった……》《城島リーダーは怪我をしてもダジャレは忘れない》《こんな時までダジャレで閉めようとする城島リーダーが私は大好きだよ》6日には「ビビット」(TBS系)に出演した国分太一(44)が、城島と電話で会話したと告白。「『大丈夫だから、心配しないでくれ』とは言っていました」と報告しつつ、「『はしごで病院をはしごした』というダジャレは本当に大丈夫なのか?」と苦笑い。しかし「今日には仕事復帰するみたいなので、すみません。ご心配おかけしました」と頭を下げていた。
2018年12月06日あれは次男が幼稚園の年長さんだったころの話。お風呂に入ろうと準備してるはずの次男が突然の号泣!何事かと思ったら流血してるーーー!!理由を聞いてみたところ部屋で服をぬいで全裸になった次男は台所をかけぬけて、風呂場目指して全力疾走!冷蔵庫のドアの下をすりぬけ…失敗!!!どうやら今では冷蔵庫のドアより身長が低くてすり抜け可能だったのに、背が伸びておでこが当たったらしい!成長期があだとなったのでした。いや、そもそも家の中で全力疾走はやめてほしい!ともかくお風呂中断して服を着て救急病院へ行くことに。自分では落ち着いていたつもりだったのに内心かなりパニックになっていた私は…車のドアに思いっきり指を挟んでしまいました。病院に着き、次男の診察…いつの間にか私の指はめちゃめちゃ腫れててメインは次男の怪我はずが、私の指も診察してもらうことに。次男の怪我はたいしたことなく、すぐに治ったのですが私の指は完全治癒するまで2ヶ月以上かかったのでした…。子どもの怪我に慌てるのは仕方ないことですが…二次被害を出さないためにも落ち着くことですね…!
2018年09月29日保育園・幼稚園の送迎やスーパーへのおでかけなど、自転車の後ろに子どもを乗せて走るママは多いです。日々の生活にかかせない自転車ですが、子どもにケガを負わせてしまう可能性があるといいます。子どもの足が巻き込まれる「スポーク外傷」子育て中のママにとっては、子どもと一緒に移動できる自転車はとても便利な存在。しかし、使用方法や自転車の装備などによっては、子どもの足が後輪に巻き込まれてケガをする「スポーク外傷」が起こる可能性があります。自転車の車輪には、針金のような部品が放射線状に伸びていますよね。これを「スポーク」と呼び、スポークに子どもの足が巻き込まれて負ってしまった擦り傷や切り傷、ねんざなどが「スポーク外傷」です。独立行政法人国民生活センターが2016年8月18日に公表した「自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意」によると、2011~2016年(4~7月)の間に、医療機関ネットワークに寄せられたスポーク外傷事例は172件もあります。また、172件のうち、52.3%は6歳未満の子どもで起きていて、子どもを自転車の後ろに乗せるときには、注意が必要なことがわかります。子どもの足をスポーク外傷から守るには最近では、幼児座席を取り付けた自転車を使用している親を多く見かけますが、幼児座席を使えば安全とは言い切れません。幼児座席は6歳未満の子どもの体格を前提につくられているため、6歳以上の体格の子どもが乗ると、足乗せ部から足がはみ出てしまい、後輪に巻き込まれる可能性があるそうです。そのため、子どもを自転車に乗せるときには、子どもにしっかりと乗り方を説明するとともに、幼児座席が正しく取り付けられているか、足乗せ部が破損していないかなどを確認するようにしましょう。また、足の巻き込みを防ぐためには、ドレスガードも有効だといわれています。ドレスガードとは、運転する人のスカートやコートなどのすそが後輪に巻き込まれないようにするためのもの。これを取り付けることで、子どもの足の巻き込みも防げる可能性が高まるのだとか。自転車は便利な半面、使用方法を間違えると命の危険にもつながるもの。ヘルメットを着用し、正しく使うように心がけましょう。(文・奈古善晴/考務店)
2018年08月08日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「わざとじゃないけど子どもがお友達に怪我を! 親はどうする?」 で、子どもの過失についてのアンケートを実施しました。ケガをさせた側、ケガをさせられた側、どちら側に立ってもケガは嫌なもの。アンケートからは、対応に困った例や、相手や園の対応にモヤモヤしたというママたちの体験談が集まりました。■約80%がケガのトラブルを経験しているみなさんは、自分の子どもが友だちにケガをさせてしまった経験がありますか? もしくは友だちにケガをさせられてしまった経験がありますか?アンケートでは、子どもが友だちにケガをさせてしまったことが「ある」人が79%、逆に「ない」と答えた人は20%でした。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?ある 79%ない 20%その他 1%じつに約80%というとても多い割合で経験しているケガの問題。ケガを完全に防ぐのは不可能なのかもしれません。そうであるのなら、ケガをさせてしまった、させられてしまったときに“どう対応するか”は日ごろから考えておくといいかもしれませんね。■こんなことで子どもの事故が起こりやすいちゅいママさんは、幼い子どもはとくに、「体型からして転びやすいフォルムをしていますし、自分1人で歩いていてもコケちゃうぐらいなので、集団の中にいれば誰かとぶつかったり、転んだり、転ばさせてしまいがち」といいます。アンケートでは、「出会いがしらにぶつかる」など、相手の存在に気づかず起こる事故や、「幼稚園や保育園、公園でなどで遊具を使っているとき」など、予期せず起こった経験談が挙がっていました。息子が走り回っていて、1学年下の子に勢いよく衝突してしまい、相手の子は勢いで、跳ね飛ばされて転倒、後頭部をぶつけてしまったということがあります。起こってしまったことにびっくりして、相手の子が心配で、息子には共感よりも先に「ごめんなさいは!」という言葉が出てしまいました。日頃から室内で遊ぶときは走らないと言うことは伝えていますが、楽しくなってスイッチが入ってしまうと、その言葉もどこかへ行ってしまい、走ることに夢中になってしまいます。相手の子にケガはありませんでした子ども同士の思いもよらない衝突はいつどこで起こっても不思議ではないできごと。とくに子どもは遊びで夢中になると、まわりが見えなくなってしまうので、よりママの注意が必要となってくるのかもしれません。■ケガをさせてしまった場合、どう対応する?わざとじゃなくても、わが子がケガをさせてしまった場合、「どんな対応をすべきか」親は悩むところ。精一杯謝っても、「あとから、あれでよかったのだろうか?と考えてしまう」といった不安の声も多く聞かれました。座っていた娘が立ち上がろうとしたときに、娘の頭がお友だちの顔に勢いよくぶつかってしまいました。お友だちは「大丈夫、大丈夫」と言ってくれましたが、目からは涙…。娘はぶつかっちゃったことと泣かせてしまったことに号泣…。私からお友だちとお母さんに謝り、娘には「わざとじゃなくてもぶつかってしまったら謝る。自分がお友だちの立場だったらどう?」と話をしました。落ち着いたところで本人から「謝りたい~! ごめんね~」と泣きながら謝罪。子ども同士のトラブルは難しいですね…。小2の長男が自分が嫌がるあだ名で呼ばれて、けんかになり、(お友だちが)転んだ弾みで机の角で頭を4針縫うケガを負わせてしいました。先生はクラスのみなにわざとではなく、「皆さんにもおこるかも知れない事故です」、と話をしてくれたそうです。息子本人に経緯を聞いたあと、「どうしたら良いと思う?」と尋ねるとお友だちに謝りたいと…。とりあえず親子で謝罪に伺い、夜父親と再度訪問しご両親に謝罪。息子も謝り、お友だちと握手で仲直りしました。抜糸の日まで、経過を伺う電話を何度かいれました。先生、お友だちのご両親に恵まれたことに感謝しています。子どもが小さい頃、冗談でやり取りした結果ケガをさせたことがあります。私は現場におらず、ケガをさせた日に、子どもから私に報告はありませんでした。翌日相手の母親から「警察に突き出して牢屋に入れる」と言われ、恐怖で泣いて帰ってきたことで事件が発覚しました。すぐにケガをしたお子さんに対してたくさん謝り、母親には土下座しました。子どもには、(親が)目の届かないところでトラブルがあった場合には、すぐに報告するようにも伝えました。そこから私も恐怖心ばかりです。小さい子どもを持った親同士であれば、「お互いさまですよ」と声を掛け合えることが多いと思いますが、相手によってはそうはならないこともあります。「自分の子どもの言っていることをうのみにして、相手を悪者にする親」というトラブルがあったという人も。また親がどこまで介入するのかという問題も発生してきます。親や先生が見ていないところでの事故は、真相が見えづらく、自分の子どもを信じたい気持ちとの間で葛藤が起こります。まずは「双方から話を聞くこと」が大事になってきます。また、子どもは自分の非を隠したがる場合があります。家に帰ってきていつもと様子が違っているときはもちろん、普段から「今日は誰とどんな遊びをしたのか」など、話を聞くようにすることも重要かもしれません。■謝れない子どもはどうすれば?基本的にはケガをさせてしまった場合、謝ることで問題は解決する場合が多いと思います。しかし当事者は小さな子ども。「わざとじゃない」場合は、なかなか謝ることも難しいのではないでしょうか。5歳なのですが、本当に謝れません。悪気はなくても、ふざけていてわざと押したりひっぱったりしているので、100パーセント息子が悪いことが多いのでタチが悪く。謝れないことでこちらとしては本当に申し訳ないし後味も悪いのでついムキになって謝らせようとしてしまいます。親である私の謝る姿で学んでくれれば良いのですが、すでに年長ということもあり悩ましいです。その場で謝れなかった場合には、あとから子どもにその場の状況とお友だちの気持ちを伝えて、謝る必要があることを声かけているという方もいました。また見ていなかった場合には、自分の子にも状況を確認しているとした方も。相手が泣いていたりするとママも動揺して、子どもに「謝りなさい!」なんて怒ってしまったりすることもあるでしょう。でも、そこは落ち着いて、子どもの気持ちに寄り添いながら、話してみることを心がけたいもの。■自分の子がケガをさせられた場合は…?一方、子どもが「ケガをさせられたとき」のエピソード。相手の対応次第で、これからの当事者同士の関係、親の後味もまったく違ってくるようです。悪意がなくケガをさせられたときに、相手の親からきちんとした謝罪があったことで、それを機に仲良くなったというエピソードがある一方で、あとあとまで対応をめぐって悩むケースも。追いかけっこ中、息子が急に方向転換、うしろにいたお友だちはそのまま息子にぶつかり、唇が切れて血が出ていました。相手のお母さんは子どもに「謝りなさい」と言ってくれましたが無言。わざとじゃない、自分も転んで痛いのになんで?っていう気持ちもわかる。息子が急な方向転換したからだし、でも血が出て痛がってる息子。ケガの重症度はいまは別問題なのか。私は息子に走ると危ないことを伝えて口を洗いに行きました。息子にだけ我慢させたかな。どう対応するのが良かったのか、いまでも思い出します。いままさにその渦中です。4歳の息子が自転車に乗っていたときに、隣の家の子が強引に止めたため、転倒し左肘を骨折。救急車で救急外来受診後、入院・手術をしました。術後3ヶ月は膝に釘とワイヤーで固定しなければならず、いまも活動をかなり制限されています。当の本人(隣の子も4歳男児)は謝ってくれません。ご両親から謝罪はありましたが、以降の対応がいまひとつで今後も隣同士付き合っていくと思うと正直しんどい。わざとじゃないのはわかっているけれど、やはりまずは「謝ってほしい」と思うのが、親の本心ではないでしょうか。ケガをさせた子ども本人はまだ小さく、謝れないこともあるかもしれません。子どもに「謝りなさい」と促すだけでなく、相手のママが誠意をこめて代わりに謝ってくれていたら…。ケガをさせられた側のママも自分の対応が合っていたのか、間違っていたのか、いつまでも引きずるような気持ちにならずすんだかもしれません。■“泣いた”ほうが被害者になる?わざとじゃなくても「ケガをさせてしまった」側が謝るは必要なことだと思います。でもケガをさせた側が“泣いて”しまったらどうでしょう? 次にご紹介するのは、本当は「謝られる立場」だったのに「謝る立場」になってしまったという驚きのエピソードです。息子小学2年生の頃、学校で女の子の悪いところを注意したら、手に鉛筆をさされ出血。注意されたことが悔しくて泣いてしまい、何故か息子が謝ったそう。たしかに注意のときの口調は良くなかったようで、謝ったのはえらかったと思ったけど、ケガさせられたのに先生から先に謝るよう言われ、私は納得いきませんでした。本人は気にしていなかったし、今後の学校生活がやりにくくなったら嫌なので、私も何も言いませんでした。自分の子どもがケガをさせられてしまったから相手の子どもに「気をつけようね」と言ったところ、相手の子どもに泣かれてしまい、その場にいなかったお母さんに「子どもが怒られた」と思われてしまったというエピソードも。結局、その家族と疎遠になってしまうという結末に…。その事故が起こった瞬間を見ている人がいなかったり、どちらかが泣いてしまったりすると、“謝るべき立場”が揺らいでしまう可能性があります。その場にいる親なり先生が、双方によく話を聞いて状況を判断しないと、対応次第では、子どもが大人に対して信頼を失うことにもなりかねません。■“ケガをさせた人物がわからない”とモヤモヤが残る!また、今回行ったアンケートには、幼稚園や保育園、小学校のケガ対応に対して“モヤモヤした”というエピソードも多く集まりました。保育園の中でのことなので先生から説明を受ける際には相手のお子さんの名前は言われません。逆にケガをさせてしまった側の親御さんには相手の名前は説明されます。大抵の親御さんは一言謝ってくれますし、こちらも「お互いさまですので〜」と答えて終わりますが、入園したばかりの0歳クラスの頃、息子の頬に園が通院させるか迷うほどのひどい噛み痕が付いて帰ってきたことがあります。そのときは相手が誰なのかわからないままで、モヤモヤしました。保育園で、しょっちゅうお友だちに噛みついているらしいうちの長男(3歳)。でも、イマドキの保育園って、トラブル防止のために相手のこと言わないで、「噛みついた」っていう事柄だけの報告。その前後に何かあるはずだし、長男だって、理由もなしに噛みついたりはしないだろうと思ったり。逆に噛まれることも多々あって…。トラブルをトラブルとして教えてもらえないもどかしさ。昨今は、親同士のトラブルを避けるため、また「ケガは園や学校の責任である」という考えから、相手の名前を言わない決まりになっている施設が多い様子。ケガは親にとってセンシティブな問題なだけに、あとあとまで“モヤっとした気持ち”を引きずってしまうのかもしれません。■“相手に気持ちが伝わったかどうか”が解決に結び付く親や先生が目を離した瞬間におきがちな子ども同士のトラブル。そのトラブルを解決するには、“相手に気持ちが伝わったかどうか”が大きく関係してくるといえそうです。アンケートでも、「まだ小さい子ども同士のトラブルは親の態度、言動で、全然違った終着点になると思います。同じ位の子を持つ親でも、感じ方が違う事もあるので」というママの意見もありました。しかし、そのときに気を付けたいのは、一方的に「ケガをさせた側が悪い」とすること。ケガをさせた側も、した側も、子どもは少なからずショックを受けていることが多くあります。頭ごなしに叱ってしまったり、自分の子どもを悪いと決めつけてしまったりしないで、じっくり子どもの話を聞くことが親子の信頼関係につながるのではないでしょうか。起こった出来事を客観的に子どもに伝えてあげて、どうすればいいのか、子どもに気持ちを聞いてみる。起こった物事と自分の感情を言い表すことは、今回のようなトラブルだけでなく、今後もさまざまな場面で必要になってくるでしょう。普段から家庭でこういった会話を心がけるといいかもしれません。それでもどうしても子どもが謝れない場合は…ママが代わりに謝ることで、相手に気持ちを伝えることが大事だと思います。ちゅいママさんは「今はごめんなさいが言えなくても、私が伝えるべきことを伝えている姿を見せつづければ、成長とともに言えるようになると思います」と言います。わざとじゃないこと、悪気はなかったこと。でも、ケガにつながってしまったら謝るべきだということ。頭でわかっていても、受け入れるまでには時間がかかるのだと思います。いつか「ごめんなさい」が言えたら、大きな成長だと喜びたいですね。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?回答数:128Q.子ども同士のトラブルについて、エピソードを教えてください回答数:45(アンケート集計期間:2018/6/7~2018/6/10)
2018年06月21日おうちに小さなお子さまやペットなどがいる方、夏の扇風機は不安のひとつですよね。指挟まりのケガ、よく聞きます。安心安全に使えるよう、《扇風機カバー》を付けませんか?〔ダイソー〕で3つのアイテムを見つけてきました♪扇風機カバーって必要?小さい頃、「あ〜」と言いながら扇風機の前に座っていた記憶はありませんか。声が変わること、羽根が回っているのが楽しかったですよね。扇風機は夏の助っ人として活躍してくれますが、それと同時に扇風機に繋がる可能性もあります。小さなお子さまが、早く回る扇風機の羽根に触れたくて指を突っ込んでしまう…そんな扇風機による事故を少しでも防ぐため、おすすめしたいのが《扇風機カバー》!羽根径30cmの扇風機に対応しているカバーを、〔ダイソー〕で3つ探してきました。なんだか爽やかな気分に♪白とモンステラ柄同じ種類の色違いをご紹介します。1つ目は、いつもの扇風機にほんのり緑をプラスすることで、ボタニカルな雰囲気にしてくれるモンステラ柄♪もう1つは、シンプルな無地の白!どちらも網目が細かく、後ろのゴムもしっかり伸縮してくれます。白いタオルを入れると、このような色になりました。葉っぱの模様が描かれているのがわかりますね!今も昔も大人気!『きかんしゃトーマス』の扇風機カバーみんな大好き〔きかんしゃトーマス〕が描かれているカバーは、扇風機の真ん中の丸い部分に、トーマスがかぶさるようなデザインになっています。トーマスがいる部分は硬くなっていて、網目は先ほどご紹介した2つの商品と同じ大きさでした。扇風機がかわいく変身!まとめ事故防止の他に、ホコリ予防にも使用されているようです。〔ダイソー〕では今回紹介した以外にもたくさんの種類があったので、自分好みの《扇風機カバー》を探してみてください♪
2018年06月11日しょっちゅうケガする子どもに、いつもドキドキハラハラしているパパママも少なくないのでは? すり傷や切り傷なら良いけれど、予期せぬケガだったら…。そんな時に、パニックにならないよう、まずは知識をワクチンに。いざという時焦らないよう、応急処置のノウハウを学んでおきましょう。その1 すり傷をつくっても消毒液はNG!傷口からばい菌が入って化膿して…と、習った人もすくなくないため、驚く人も多いかもしれませんが、現在の外科医の世界では常識的な処置のひとつ。過剰な消毒は傷口を治す細胞を傷つけてしまうおそれがあるのだろう。▼続きはコチラ▼その2もしマダニに咬まれてしまったら…山や草むらなどに生息し、様々な病原菌を媒介するマダニ。もしも、咬まれてしまった場合は、無理に皮膚からマダニをひきちぎって剥がそうとしてはいけないのだそうです。▼続きはコチラ▼その3 もしもスズメバチに刺されたら…大きな羽音と強力な毒で、毎年多くの死者を出すスズメバチ被害。もしも刺されてしまったら、まずはどんな応急処置をすればよいのでしょうか? ちなみに刺さった針を指で引き抜こうとするのはNG!▼続きはコチラ▼その4もしもクラゲに刺されたら…毎年お盆を過ぎたころになると、多くの海水浴場に大量に発生するクラゲ。もしも、刺されてしまったら、まずは、海水で十分に洗い流すことが先決です。▼続きはコチラ▼その5水が気管に入り込んで呼吸困難になったら…溺死というと、水の中と思いがちですが、溺死の1~2%は乾燥溺死といい、水中以外の環境で起こるそう。たとえば、水が気管に入り込んで呼吸困難になっている場合。あなたは正しく対処ができますか?▼続きはコチラ▼その6もしも鼻血がとまらなかったら…子どもは鼻の粘膜が弱いから、良く鼻血を出すけれど、もしも、鼻血がいっこうに止まる気配がなかったら…。その時の正しい対処法を、学んでいきましょう。▼続きはコチラ▼
2018年04月08日くも膜下出血から退院したものの…息子にみられた数々の異変学校での事故で外傷性くも膜下出血になり入院した息子リクでしたが、頭痛や眩暈もおさまり、2週間ほどで退院することができました。Upload By ひらたともみ退院して数日後には学校に行けるようになったリク。このとき私立の受験まで2か月。公立高校の受験まで4か月…。受験勉強もなんとか間に合いそう!と思っていた矢先、私はリクの異変に気づき始めました。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみケガをする前のリクは、私も仰天するほどの努力の甲斐もあり、成績も急上昇。ところが、上り調子だった勉強が退院してからさっぱりわからなくなったらしく、テストの結果も過去最低更新記録の連続。常にイライラして落ち着きがなく…おまけにどこでも寝てしまうのです!テレビを見ながらウトウト、食事中にウトウト、学校でもウトウトと、とにかくすぐ眠ってしまうようになりました。それに、思春期で私にはそっけないリクでしたが、おおらかさと面倒見の良さで慕われてきたはずなのに…学校では急に暴言を吐いたり、先生に食ってかかったりと、まるで人格が変わってしまったかのようなことが続いたのです。息子の異変に疑問を持ち、病院を受診したところ…Upload By ひらたともみ「やっぱりおかしい…!」心配になってネットで検索してみると、今のリクの様子は、高次脳機能障害の特徴に当てはまることばかりでした。高校受験も控えており、私立の願書も提出済み。病院になんとかお願いをし、最短で検査してくれる専門の病院を紹介してもらうことになりました。Upload By ひらたともみ心構えしていたせいか、医師の高次脳機能障害という診断を、リクも私も落ち着いて受け入れました。息子の不安と苦しみに手を差し伸べたのは妹の真っすぐな愛情Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ不快な異変の原因がケガの後遺症だとわかるまで、リクは相当なストレスと恐怖と混乱だったと思います。くも膜下出血も収まり、日に日に回復していく頭痛や眩暈と裏腹に、脳内だけが暗い森の中で、昼夜問わず光を求めて歩くような日々…。学校で窓ガラスを割ってしまったときは、はたと我にかえったとたん、どうして自分はこんな乱暴なことをしているのだと、ガクガクと震えて泣いていたそうです。会議室に私と娘が迎えに行ったとき、リクは妹のイロハを見て、安堵の表情を浮かべていました。リクの手を握るイロハの小さな手は、兄を想い、なぐさめ、未来の展望など皆無でもいいから、共に明るく一緒に進もうと言っているようで、自然と私も涙があふれ出し泣いていました。実際のところ、医師に高次脳機能障害と言われ、リクも私もホッとしました。というのも近年、高次脳機能障害は時間をかけてリハビリすれば改善されることが多くなったそうです。高校生になれてもなれなくても、リクはリク。怒りっぽい今のリクは、いつか元の優しいリクに戻る日がくるんだと、冬の満点の空を見ながら、毎夜祈るばかりです。
2018年01月19日ふだん、子どもと車に乗っているときに、「危ない!」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。ある調査によると、30%近くの人が「危険な目にあったことがある」と答えたそうです。車内で子どもが事故に遭わないよう、注意すべきポイントを押さえておきましょう。■車内で危険な目にあったことがある子ども日本自動車連盟(JAF)が平成22年12月~平成23年1月に行ったインターネット調査(7,048人) 『子どもの車内事故に関するアンケート調査』結果 によれば、28.3%の人が「12歳未満の子どもが車内でケガをしたり危険な目にあったりしたことがある」と回答したそうです。実際にケガをしたのは21.4%、約7,000人の回答者のうち、約400人もの子どもがケガをしているということになります。「自分だけは大丈夫」といった油断や、子どもの好奇心によって思わぬ事故は起こりがちです。そこでどういった事故が多いのかお伝えします。■「すぐそこまでだから」の油断で起きる事故同調査でもっとも多かった事故は、「頭や体を強打した」(35.5%)というものでした。急ブレーキをかけた瞬間に座席に体を打ったりすることはありがちなのですが、なかにはシートベルトをしていなかったという事例も。6歳未満の子どもにはチャイルドシートの使用が義務づけられています。「すぐそこのスーパーまでだから」、「ママ友の車に乗せてもらったから」なんて理由で、チャイルドシートを使用しなかったという経験を持つママの声も聞かれました。ちょっとした距離でも、必ずシートベルト、チャイルドシートを着用するように心がけましょう。■子どもの好奇心が招く事故ついで多かった事故は「ドアに手や足を挟んだ」(25.5%)、「パワーウィンドウに手・足・首などを挟んだ」(16.3%)が続きます。どちらも体の一部をドアなどに挟む事故ですが、最近ではパワーウィンドウによる事故が増えているようです。実際にパワーウィンドウで危ない目に遭ったというママも多く、次のような意見が聞かれました。・「なんか寒いなと思って運転席から窓を閉めようとしたら、後ろからキャーと叫ぶ声が聞こえてハッとしました。ケガはしなかったけど、窓に指をかけていたみたいです」(30歳・小学2年生のママ)・「いつの間にか窓を開けていた息子。操作方法なんか教えていないのに、見よう見まねで覚えていたようです。それ以来、必ずロックをかけるようにしています」(28歳・3歳児のママ)パワーウィンドウによって子どもが首や指を挟まれるという事故が起きていることはニュースでもたびたび見かけます。後ろの座席に子どもだけで座らせていると、運転中には目が届かないことがあります。ボタンひとつで窓が開閉する様子は、子どもにとっておもしろい遊び道具に。またいたずらに操作してしまい、その拍子にケガをしてしまう可能性も…。事故を防ぐためにも、ロック機能を使って、子ども自身が窓の開閉ができないようにする習慣をぜひつけたいものです。最初から窓が開いている状態で車に乗せた場合には、窓を閉めるときに、ひと声かけてから操作するように気を配りましょう。■飲食物による事故同調査での割合は低いのですが、車内で「食べものなどをのどに詰まらせた」(2.6%)、「やけどをした」(0.9%)という事故も発生しているようです。長距離のドライブとなると、子どもにおやつやジュースを与えることは多いと思います。しかし、急ブレーキをかけたときなどに、ホットドリンクがこぼれてしまったということを経験したことがある人はいるでしょう。夫婦そろってのお出かけなら、どちらかが子どもに目をかけることができますが、大人ひとりの場合にはとくに注意が必要です。そんなときには、自由に飲み食いができる環境を作らない、ホットドリンクはSAなどで休憩したときだけにするなど、リスクを減らす工夫をしましょう。■シートベルトやチャイルドシートによる事故身を守るはずのシートベルトやチャイルドシートによる事故も発生しています。チャイルドシートによる事故は、正しく装着されていないことが原因となることも。また、シートを別の車に移し替えたときに、きちんと固定されていないこともあるようです。運転する前には、チャイルドシートがきちんと固定されているかを必ずチェックしましょう。またシートベルトのきつさ、子どもがきちんとシートベルトを装着しているかもこまめに確認してあげましょう。また、子どもが小学生にあがるころには、シートベルトを着用することを嫌がったり、パワーウィンドウのロックを自分で解除してしまうことがあるようです。ママたちはそれを防ぐために、さまざまな工夫を凝らしています。・「音楽やDVDなど、ほかに興味をひかせることでいたずらを防いでいる」(31歳・4歳児のママ)・「オモチャの車とぬいぐるみを使って、事故の怖さを教えた。それがきいたのか、チャイルドシートを嫌がる息子も自分から進んで使いたがるように。大きくなった今でも、シートベルトを自分でつけている」(37歳・小学2年生のママ)子どもがチャイルドシートを嫌がる場合は、体のサイズに合っていない可能性もあります。運転前に乗り心地を確認し、場合によっては買い替えを検討することも必要です。狭い空間でもなんとか楽しく過ごそうと、子どもなりに試行錯誤した結果が事故につながってしまうことも。リスクをなくすだけでなく、飽きさせない工夫をするなど、車内で快適に過ごせるようにしてあげましょう。もちろん、安全運転が第一です!<参考サイト>・日本自動車連盟(JAF) 『子どもの車内事故に関するアンケート調査』結果 (PDF:436KB)
2017年03月04日質問:ケガを負った場合、病院に行った方がいいかどうか判断基準はあるのでしょうか?ちょっとしたケガなどの場合は病院に行く必要はないことも多いと思うのですが、病院に行った方がいいという判断基準はあるのでしょうか?骨折などの場合はすぐに病院に行くべきだと思いますが、治るまで何回か通院しなくてはいけないのでしょうか?ちなみに、骨折したら骨を作るためにカルシウムをたくさん摂取すれば治るのが早いというものではないのでしょうか?東京都:たもさん(32)回答:ケガなどの場合に病院に行く目安についてお答えします。――病院に行く目安確かに、おっしゃるように日常におけるケガのなかには、必ずしも病院に行く必要のないものも数多くありますね。ケガといっても、身体のどの部分か、あるいはどのような状況下でのケガであるかなどによっても病院を受診する目安は異なってきます。もちろん、対応はケースバイケースになりますので、その時々で判断をしていただくことにはなりますが、一応の目安としては次のようなことが挙げられます。■ケガをした場合傷が大きかったり、出血量が多かったり、圧迫しても出血がなかなか止まらないといった場合。顔色が悪いとか、気分が悪そうな場合。また、特にケガをした人が子どもの場合は、もともと身体が小さく血液の量が少ないので、少しでも出血量が多いな、と思ったら早めに受診する方がいいでしょう。■どこかから落ちたり、頭などをぶつけたりした場合ボーっとしていたり、吐き気や嘔吐がある、意識がない、身体の一部が動かなかったり、動きがおかしい、けいれんがある、目の動きがいつもと違ったり、どこか一点を見るような様子が見られる、といったときは、救急車を呼ぶなどして早急に病院を受診する必要があります。また、頭を打った場合、すぐには症状が出ず、後になって症状が出ることもありますので、48時間は注意して観察することが必要です。<「骨折」について> また、ご質問中にあった骨折についてですが、どこの骨が折れたのか、骨が中でずれてしまっているのかどうかで治療法は異なります。一般にずれていなければ、その形のままギプスや添え木などで固定を行い、骨が修復するのを待ちますが、もしずれていれば、けん引や整復を行う場合や、手術を行う場合もあります。通院回数や、治療法、治癒に要する期間も、部位や状態によりさまざまです。カルシウムを適量摂取することに関しては、もちろん骨粗しょう症の予防や精神を安定させるといった目的ではおすすめできますが、多く摂取することで骨折の治りを早めたりするというものではありません。以上、ご参考になれば幸いです。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日幼稚園や保育園の時に比べて、小学校では子どもたちだけで過ごす時間が長くなります。休み時間や登下校中など、先生の見ていないところでのケンカや小競り合いで、ケガさせるケースも増えてくるでしょう。そういう場合、学校側は事実だけを保護者に伝え、謝罪するかどうかは当人で判断することになります。ここでは「もしも自分の子どもが友達にケガをさせてしまった場合」の対応方法の一例をご紹介します。■まずは状況と相手先の確認を怪我があったことを子どもから知らされたら、行動に出る前にまずその時の状況を詳しく聞きましょう。「どちらが先に手を出したのか」「故意があったのか」など経緯の記録をとってください。学校でおこった場合は、先生が双方や見ていた友達の話を聞き、事実を把握したうえで、電話がかかってくることになるでしょう。「ケガをさせてしまって」と聞くとびっくりしますが、冷静な姿勢を保つことが大切です。ケガは、頭なのか身体なのか、病院へ行くほどなのか、かすり傷程度なのか、など部位や程度を確認します。相手のお名前や連絡先は、「直接お詫びをしたいので」と言えば教えてくれることが多いです。「それでも個人情報なので…」と返答された場合は、学校経由でお手紙を渡すこともできます。できるだけ、相手の電話番号が分かるように交渉をしてみてください。 ■謝罪で誠意を伝える3つのポイント謝るポイントは3つです。1. できるだけ早く謝るまずはすぐに電話をすることです。学校側から、「病院に行かれたようです」と言われていたとしても必ず電話をしましょう。着信や留守電を残しておくことで、誠意を相手に伝えられるからです。2. 謝罪時に言い訳をしないわざとではなかったり、相手が先にちょっかいを出してきたとしても、それを言い訳にしないことが肝心です。とにかくケガをさせてしまった方が分が悪いので、「どんな理由があったとしてもケガをさせてしまって申し訳ない」という気持ちで話すことです。3.「そこまでしなくても」と相手が感じる程度に謝罪をする「ご迷惑かとは思いますが、今から子どもとお宅にお伺いして直接謝らせていただきたいのですが」と言ってみることです。大抵の場合は「そこまでしなくても…」と気持ちを収めてくれるはずですが、相手側がかなり立腹していて「じゃあ来てください」と言う場合もあります。その時はお菓子などお子さまが喜びそうなものを持って、実際にお詫びに行きます。訪問時はキツいことを言われても頭を下げる覚悟で行きましょう。■治療費がかかるほどのケガの場合治療費がかかったり、ケガのせいで習い事や旅行などに行けなくなりキャンセル料がかかってしまったなどの場合は、「負担させていただきたいのですが」と申し出をします。ケガをさせられたのがわざとではなく、誠実に謝られた場合、実際に請求してくることは稀ですが、お金のことはなかなか言い出しにくいところがあるので、はっきり申し出て、相手が請求しやすい状況をつくるということが大切です。■タイミングを逃してしまったらたとえば連絡先がわからなかった、長期休暇に入ってしまったなどで、どうしてもすぐに謝ることが出来なかった場合はどうしたらいいのでしょうか?小学生ともなると、低学年だとしても「○○くんにやられた」と親に名前を教えているでしょう。心の中ではずっと気になりながらも「おたくのお子さんにケガをさせられて…」とは言い出してこないと思います。そういう場合は、授業参観や懇談会などの機会に必ず謝罪をしましょう。「すごく前のことで、今頃で申し訳ないのですが…タイミングを逸してしまってすみません」と一言いうだけで、相手のモヤモヤが晴れることもあります。どんなに時間がたっていたとしても、ケガの傷がとっくに癒えていたとしても、謝って悪いことはなにひとつないのです。後遺症が残る等の大きなケガでない限り、常識的な親御さんであれば、誠意が伝わり「また遊んでくださいね」と言ってもらえるはずです。また、ケガをさせてしまったお子さまの方にもケアが必要です。頭ごなしに怒るのではなく「ケガは、させた方も心が痛くなる」ということを伝え、ささいなことでも謝る姿勢をしっかり見せ、何かあったら必ず報告することを約束させましょう。試練かもしれませんが親子で乗り越えたいものですね。
2016年09月01日今、子どもたちに大人気の乗用玩具「ランニングバイク」。持っている、購入を検討しているという方も多いのではないでしょうか?スイスイと風を切るように進み、いきいきと広場を走り回る子どもたちを見ていると、とても楽しそうですよね。一方で乗り方を間違えてしまうと、転倒や、周囲の人への衝突など、思わぬ事故につながってしまうこともあります。子どもたちが安全にランニングバイクを楽しむために、どんなことに気を付ければいいのか、日本ランニングバイク連盟(JRBF)の山崎剛さんに話を聞きました。ランニングバイクを買い与えるとき、親が気を付けることは?ランニングバイクを子どもに買い与えるときには、必ず「ヘルメット」「プロテクター」などの安全防具を一緒に購入しましょう。特にヘルメットはお子さんの頭のサイズに合ったものを選んでほしいと山崎さん。転倒したときに頭部をしっかり守れることはもっとも大切なことですよね。最初に防具なしで遊ばせて、後から付けるように言っても、なかなかつけてくれないもの。初めから「ランニングバイクに乗るときは付けるもの」として防具を用意してあげるのがよいですね。また、ハンドルの高さは胸の高さ、サドルの高さは両足を地面に着いて、ヒザが少し曲がる程度に合わせるのがよいそうです。子どもの成長は早いので、乗っている様子を見ながら乗りやすい高さに調整をしてあげましょう。「3つの約束」をしたら、後は自由に遊ばせるランニングバイクを子どもに与えるとき、まずするべきことは3つの約束。それは「道路に出ない」「1人でやらない」「ヘルメットをかぶる」ということ。これは子ども自身がランニングバイクを楽しく安全に乗るための大切なルールです。この約束さえできたら、あとは子どもに自由に遊ばせて、十分に興味を引き出してあげましょう。転びそうだからとハンドルを押さえたりせず、好きなように乗せてあげることで、子どもたちはランニングバイクの楽しさを身をもって感じていきます。上手に乗れるようになったときこそ、安全に配慮を子どもたちの上達は早く、すぐにスイスイと進めるようになってきます。だんだんとスピードをつけて、足を地面から離して、滑るように進むようになってきます。こうなってくると、もう転ぶ心配はないと、目を離しがちになってしまうこともありますが、こうしたときこそ、さらに安全に配慮をしましょう。日ごろから、車が通る場所で遊ぶことはやめ、見通しのいい広場で遊ばせましょう。また、坂道や段差が多いなど、子どもが自分で車体をコントロールできなくなる可能性のある場所も避けましょう。公園などほかの子どもたちがいる場所では、加害事故になってしまう可能性もあります。周囲に十分気を付けて、あまり人の多い場所では遊ばないほうがいいですね。ランニングバイク専用コースが設置されるイベントや、ランニングバイクのレースのイベントに参加してみると、子どもたちの「思う存分競走したい!」という思いも満たされ、上達のきっかけにもなります。自転車への移行のタイミングはどう見極める?ランニングバイクの魅力といえば、自転車への移行が早いこと。山崎さんによると、カーブを両足を離して曲がれるようになることが、自転車移行できるようになったサインだそう。十分に自分の体でバランスを取って車体を動かすことができるサインなんですね。私の息子も、2歳前からランニングバイクをはじめたところ、3歳を少し超えたころには自転車に移行できました。遊びながら自転車に必要なバランス感覚を養い、補助輪を使わなくても初めから自転車に乗れるようになるので、辛い自転車の特訓がないのがとてもよいと感じました。上達するためのポイントは?最後に、ランニングバイク上達のポイントを聞いてみました。「まずは楽しいと思える環境づくり」と山崎さん。一緒に乗れる友だちがいると、子どもたちは競い合ってどんどん上達します。また、上手にできたとき、パパやママがほめてくれることで「もっと上手になりたい」と、楽しみながら上達してくれます。また、ケガを最大限に防いでいくことも上達のために大切なこと。子どもたちはケガをして痛い思いをすると「もうやりたくない」と思ってしまいます。そうならないためには、プロテクターやヘルメットを着用し、ケガの痛みを減らしてあげることが重要です。それによって「またやってみよう」と思える気持ちにつながっていくのです。最近ではいろいろな場所でレースも開催され、大きなブームとなっているランニングバイク。楽しみながらバランス感覚が身に付き、自転車にもすぐに乗れてしまう素晴らしい乗り物ですが、親として、子どもと周囲の安全には十分に気を付けて遊ばせたいですね。<取材・写真協力:日本ランニングバイク連盟(JRBF)山崎剛さん><文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年07月25日絵本や図鑑にふれる年齢になると、動物に興味をもつ子どもは多いですよね。ペットと暮らす家庭なら、生活しながら動物とのふれあいを教えられますが、そうではない場合は動物園や友だちの家で初めてふれあうことになるでしょう。このとき、ふれあい方がわからない子どもは、トラブルを招いてしまうことも。ケガなどをさせないためにも、正しい動物とのふれあいを覚えておきましょう。■散歩中の犬にさわるときには声をかけて散歩中に見知らぬ子どもが駆け寄ってきて、いきなり犬の頭をさわろうとすることがあります。しかし、これはとても危険なことです。急に頭をさわられそうになると、犬は「攻撃される」と思うことがあるからです。ふだんは温厚な犬でも、吠えたり噛みついたりする可能性があります。最近では、飼い主さんの許可なく犬をさわったり、写真を撮ったりするマナー違反が多く、愛犬家のあいだでも問題視されています。思わぬトラブルに発展するケースがあることから、知らない人にはさわらせないようにしている飼い主さんも少なくありません。子どもが犬に興味をもったら、まずは飼い主さんに「さわってもいいですか?」と声をかけましょう。トラブル回避のためや、人見知りする犬なら断られることもありますが、それでも不機嫌な顔をしないこと。私たちが子どもを守ろうとするように、飼い主さんだって愛犬を守りたいのですから。子どもに対して警戒心を抱く飼い主さんでも、まずはコミュニケーションをとることでなでさせてくれることは多いもの。ですから、節度ある行動を心がけたいですね。■まずはママが動物とふれあう飼い主さんからOKがでたら、名前を聞いて呼び掛けてあげましょう。そこで犬が近寄ってくれたら、ママが先になでてあげます。首や体からなでますが、このとき正面ではなく、側面から近付くこと。犬が警戒心をもたないことがわかってから、子どもにも体をなでさせます。子どもはフリフリしているシッポにさわりたがったりしますが、ここは多くの犬が嫌がる場所。また、抱っこされた犬をさわるときに足の先をなでようとする人もいますが、ここをさわられるのが苦手な犬も多いです。飼い主さんに嫌がるパーツをきいてからさわるといいでしょう。なでさせてもらったらお礼を忘れずに。これは、友だちの家のペットとふれあうときも同様です。ただし、猫の場合は飼い主さんにさわられることすら嫌がる場合があります。なでさせてもらうときには、飼い主さんに猫を抱っこしてもらうといいかもしれません。野良猫の場合は、むやみにさわらせないほうが無難です。子どもが近づきたがっても、「猫さんはいま、お休みしたいみたいだよ」といった言葉をかけてフォローしてあげましょう。■動物園ではタオルが活躍モルモットなどの小動物とふれあえる動物園もふえています。小さくて愛らしい姿をしていますが、鋭い歯を持っているので注意が必要です。子どもは力加減がわからず、ムギュッとつかんで持ち上げることがあるので、大人が動物を抱き上げること。そして、まずは膝の上にのせてあげます。膝の上にタオルを敷いておくと、小動物が落ち着きやすくなるようです。膝に乗せたら、毛並みにそって体をなでてあげます。お尻の方をさわられると嫌がる場合があるので、頭から背中にかけてなでるといいでしょう。突然、動物が暴れる可能性もあるので、子どもがふれあっているときも目を離さないように。抱っこは慣れないと難しいものです。ママやパパにその動物の飼育経験がなければ、飼育員の指示に従いましょう。正しい抱き方を教えてくれます。事前にぬいぐるみなどで練習しておくのもいいですね。絵本に登場する動物たちは優しいので、子どもはすぐに仲良くなれると思うかもしれません。しかし、そうではないことがあるのも事実。動物とのふれあいが「怖い」体験にならないようにするためには、ママのサポートが必要不可欠です。
2016年07月22日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。突然の発熱やケガは、病院が開いている昼間の時間帯でもハラハラドキドキしてしまうのに、それが夜中に起きてしまったらパニックになって当たり前かもしれません。病気にもケガにも休みはありません。24時間、いつでも突然やってきます。いざというときに慌てず対応できるように、いくつかのヒントをリストアップしてご紹介します。●突然の病気やケガへの対処法6つ●(1)緊急性の判断目安“呼吸の有無”“意識の有無”“出血量”確かに医者は必要だけど、朝まで待てそうなときもあれば「今すぐ!」のときもあります。その目安となるのが、“呼吸の有無”“意識の有無”“出血量”です。息をしていない、意識がない、呼びかけに反応しない、大量の出血がある、出血が止まらないといった症状の場合には、迷うことなく119へ電話をして救急車を呼びましょう。これ以外にも、高熱や嘔吐が続く、痙攣を繰り返す なども目安となります。●(2)時間と症状をメモ(1)の緊急には当てはまらず、朝まで様子を見てみようと思える落ち着いた状態だったとしても、容体についてのメモ を残しておくことが後になって役立つことがあります。「何時にどんな症状があったのか?」「その症状がどれくらい続いたのか?」「どのくらいの頻度なのか?」といったことは、医師の診察で必ず聞かれます。またこれは、朝までの長い時間、患者の容体の変化を見極めるためにも有効です。●(3)対応可能な病院検索救急車を呼ぶほどではなさそうだと判断した場合でも、緊急で連れていくことのできる病院を探しておくと安心です。また、朝を迎えても翌日が休日であれば、受け入れてくれる病院が限られます。常に24時間体制の救急病院もあります。また、地域ごとに夜間や休日には当番病院が決まっています。これらは地方自治体発行の広報誌 にリストアップされているほか、ホームページなどでも検索できます。●(4)保険証などの準備いつ、救急車を呼んだり緊急で病院へと連れていったりすることになっても困らないように、保険証と診察券、財布、鍵、タオルなどを用意しておきましょう。また、可能ならば外出できる服装かつ診察を受けやすい服装に着替えておくといいでしょう。これらは必須ではありませんが、用意してあるとスムーズに受付してもらえます。また、こういった事務的な作業をすることで、自分の気持ちを落ち着ける効果 も期待できます。●(5)主治医や病院に問い合わせる病気やケガの症状はさまざまです。自分ではどうにも判断ができないときには、専門家に相談する のが一番です。夜中の場合でも、懇意にしている主治医や知人の医師がいるなら思い切って電話してみましょう。また、大きな病院などが設置している相談窓口や消防庁の救急相談センターへ電話してみるのも一案です。県や市などでは、24時間体制の窓口を設けているところがほとんどです。119番に通報する前に電話相談を受けられます。このときにも、先に用意しておいたメモが役に立ちます。●(6)『#7119』へコール消防庁でも、限られた救急車と救急救命士を有効に活用するため、119で救急車を呼ぶ前に相談できる窓口を設置しています。全国区では『#7119』 が知られています。「救急車を呼んだほうがいいのか分からない」「病院へ行くべき?」 といったときに相談に乗ってくれます。電話の向こうでは医療チームが24時間体制で待機していて安心。いざとなったら駆け込める病院の案内もしてくれます。専門家に電話で相談することによって得られる安心感は、突発的な病気やケガに慌てる心を鎮めてくれるでしょう。●まとめとして病気やケガをするのが、自分なのか家族なのか、大人なのか子どもなのかでも対応が違ってきます。自分の場合には、その後意識を失ったり急激な変化を起こしたりする可能性を考えて、同居する大人を起こしたり、友人などに電話連絡をしたりしておくべきでしょう。また、子どもの場合は大人よりも急変を起こしやすいので、目を離せません。突発的な病気やケガは、いくら肝の据わった人であっても慌ててしまうものです。でも、あらかじめ“緊急時のTo Doリスト” を作ってあれば、少しは平静を保てるはず。ご紹介した内容に加えて、家族や友人などの緊急連絡先を書き添えて手帳や家のどこかにリストを作っておけば安心です。【参考リンク】・救急相談センター | 東京消防庁()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年07月09日子どもはとにかくケガが多いもの。遊びに出かけたら、帰るころにはどこかにケガを作っている…。そんな、やんちゃな子のママは心配がつきませんよね。子どものケガと聞くと「外出時」をイメージする人が多いと思いますが、子どものケガや事故が起こりやすいのは、意外にも「家の中」だということをご存じでしょうか?独立行政法人国民生活センターが行った調査では、12歳以下の子どもの事故発生場所の約7割は「住宅内」だという結果が出ているのです。そこで今回は、「家の中で、子どもがケガをしやすいスポット」を紹介します。■イスやソファ家の中の転落事故といえば「階段」というイメージがありますが、意外と落下の危険性が高いのはイスやソファ。勝手にイスに乗れないように机の中にしまう、子どもがソファに乗ったら目を離さないなど、しっかり注意して落下を防止しましょう。また、小さな子どもをソファに寝かせると、落下の危険が伴います。どうしてもソファに寝かせる必要があれば、床にマットやクッションを敷き、落下時の衝撃をやわらげる工夫をしましょう。■床に置かれた新聞紙やチラシ床に新聞などの紙類があると、子どもが上に乗ったときにすべり、転倒事故が起こりやすくなります。広げっぱなしにしないことはもちろん、子どもが自分で引っぱり出すことがないように、手の届かないところに保管するなどの対策を。また、パパやママが新聞などを読んでいるときも注意が必要です。読むために広げていた新聞やチラシを子どもが踏んで、転倒するという可能性も。近くに子どもがいるときは、テーブルの上で読むようにした方が安心です。■仏壇ロウソクや線香で火傷をしたり、お供え物を食べてしまったり、小さな飾りを誤飲したり…。仏壇には子どもにとっての危険がいっぱいです。子どもが起きているときは仏壇の扉を閉めておく、細かいものは戸棚にしまっておく、ロウソクを電球式のものに換えるなどの対策をしておきましょう。■電気のコード類子どもがコードにつまずく、感電する、コードを引っ張ってその先にある電化製品を落下させるといった危険があります。家電製品やAV機器、パソコンなどの配線には十分な注意が必要です。コード収納ケースなどを活用して、コードが子どもの目につかない、また簡単に触れないようにしておくと、ケガや事故のリスク軽減につながります。また、小さな子どもは何でも口に入れたがるため、誤飲事故もあとを絶ちません。とくに最近増えているのが、ボタン電池の誤飲。かならず子どもの手の届かない場所に保管し、電池交換時は子どもが近寄らないように注意しましょう。もちろん、家中の危険をすべて取り除くことは難しいですから、子どもから目を離さないことも大切。ただ、できる限りケガや事故のリスクを下げておけば、ママも、そして子どもたちも安心ですよね。子どもがケガをしやすいスポットの中には、大人目線では気づきにくいものもたくさんあります。ケガや事故が起こりやすい場所、原因になりそうな物はないか? あらためて、子どもの目線で家の中をチェックしてみましょう。
2016年04月12日9,500万円! 自転車事故の小学生母に賠償金請求 自転車保険選びの3つのステップ の続きです。これまでの2つの記事を通じて、「自転車保険とは、主に損害賠償責任の補償中心の保険である」ということがわかった。けれども、「子どもが自転車で転んでしまった」「保育園の送迎時に自転車で倒れてしまった」など、子どもや自分がケガをする自転車事故もあるだろう。そんなときの保険カバー(保障・補償)については、どう考えておけば良いのだろうか? 引き続きファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんにお話を伺った。自治体の医療費助成をチェック「子どもがケガをして入院や通院が必要になる事態が心配な場合は、自治体の医療費助成をまずチェックしてみましょう」(竹下さん)。医療費助成は、「病気」だけでなく「ケガ」の場合も適用されるからだ。自治体によって1歳までというところや15歳までなど、助成が受けられる年齢や条件は異なっている。「ただし、医療費そのものの助成があっても、子どものケガの入院や通院は親の付き添いが必要です。その際の交通費など、『意外と、細々とした出費がかさんだ』という声もよく耳にしますね」(竹下さん) そんな費用の補填や、母親自身のケガの場合は、民間の保険が頼りになる。医療保険や生命保険の保障額をチェックしておく「ケガの保障については、医療保険や生命保険を中心に考えてみるのが一般的です。また、相手側の過失による事故でも、過失割合が確定し、保険金が下りるまでは時間がかかりますから、当面の治療費などをほかの保険からの給付でまかなうこともありえます」(竹下さん) 下記の表をもとに一度、「自転車事故が起きた場合の保険カバー(・補償)」をリストアップしておくと安心だ。自転車事故が起きた場合の保障(補償)チェックリスト1.ケガをした場合・医療保険の「ケガ」の保障内容をチェック・自転車保険、自転車付帯保険の「傷害」の補償内容をチェック2.重度の後遺障害が残ってしまった場合・生命保険の「死亡・重度後遺障害」の保障内容をチェック・自転車保険、自転車付帯保険の「死亡・後遺障害」の補償内容をチェック これらの保険のほかに、自転車関係で要チェックな保険があることも教えてもらった。要チェック! 実は使える、あの地味(?)な保険「新年度に子どもが、幼稚園や保育園、学校からもらってくる書類の中に入っていた『○○総合保障制度』といった保険、見覚えありませんか?」と、竹下さん。そう言われれば、ボンヤリと思い浮かぶ紙の映像はある。「あの保険、実は保険料のわりに、とても手厚い保障内容なので、必ずチェックしてみてください」(竹下さん)下記を見てみると、相手への賠償額が最高3億円ある! 携帯電話3社の自転車保険 と照らし合わせてみても、かなりオトク度が高い保険なのがよくわかる。A都道府県 小学生総合保障制度の例SSプラン 【保険料(年額):15,000円】相手への賠償:最高3億円(家族全員付保)自分への補償:[死亡・後遺障害]最高421.7万円 [入院]日額3,500円 [通院]日額2,200円 [育英費用]100万円 [被害事故補償]2,000万円 [学校管理下動産]10万円 [病気死亡見舞金]100万円 [疾病入院医療保険金]日額3,500円 [疾病入院療養一時金]30万円 [傷害医療費用]100万円※PTAが窓口の団体契約の加入制度のため、保険料が約45%割安(竹下さくらさん提供)3本に渡ってお送りした「親子を守る自転車保険特集」も、これで終わり。「自転車事故が、何か心配…」と、ちょっとでも引っかかっているのなら、これを機会に自転車関係の保険を見直してみては? チェックして「これで、安心!」と思えれば、新年度を、より颯爽とした気分で迎えられずはず! (楢戸ひかる)
2016年03月10日子ども同士、元気よく遊んでいると、ときには喧嘩してしまうこともありますよね。かすり傷程度ならお互い様という部分もありますが、大ケガをしてしまったような場合、治療費や慰謝料等、どのように対応すればよいのでしょうか。アディーレ法律事務所の島田さくら弁護士が教えてくれました。子供同士のケンカでケガをした! 責任は誰がとる?小さな子どもが相手の子をケガさせた場合、相手の子自身に対して損害賠償請求をすることはできません(民法712条)。自分のやったことがどんな結果をもたらすか、判断できない小さな子どもの場合、その子ども自身は損害賠償責任を負わないとされているのです。このような、自分のやったことについての判断能力を「責任能力」といい、責任能力の有無については、個々人について判断がされますが、大体11歳~12歳程度で判断が分かれるようです。子ども自身に請求ができない場合は、子どもの親に対して、請求をすることになります。親としては、監督義務を果たしたことを立証しない限り、子どものやったことについて責任を負わなければなりません(民法714条)。公園でほかの子に突き飛ばされて、足の骨を折る大ケガをしてしまった。治療費のほかに慰謝料なども取れるもの?他者が原因でケガを負った場合は、以下の費用を請求できます。(1)治療費相手にわざとケガをさせられた場合、相手に治療費を請求することができます。(2)慰謝料、逸失利益ケガによって後遺症が残った場合には、後遺症が残った部位や程度にもよりますが、慰謝料の額は、かなり大きなものとなります。また、後遺症が残って歩行が困難になった場合、大人になってからできる仕事も限られてくるでしょう。逸失利益とは事故が無ければ将来働いて得られたであろう利益のことを言い、ケガによって労働能力が削られた分の逸失利益について損害賠償請求ができます。後遺症が残らなかった場合であっても、病院への入通院の期間や回数に応じて、慰謝料の請求ができます。当事者間で、治療費+見舞金として数万円を支払って解決するというケースも多いようですが、骨折のような場合、数十万になることもありますので、金額に悩んだ時は、弁護士などの専門家に相談するとよいでしょう。(3)交通費必要な範囲であれば通院や登下校の際にかかった交通費についても請求できます。足を骨折したため、徒歩で通学できず、車もバスもないためタクシーを利用したというような場合、タクシー代も請求することとなりますので、領収証はきちんと残しておきましょう。(4)共済学校や登下校中に負ったケガの場合、学校が加入している独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済給付金が受けられる場合がありますので、学校にも確認してみてください。転ばされてしまい、顔を強打。治療費のほかに歯のセラミック代や、傷が残らない為にプラスで行った縫合手術代などは請求できるのか?こうした費用は、治療にあたり必要かつ相当なものであれば、請求することができます。歯が折れて治療をする場合、前歯が銀歯になると目立ってしまったりするので、前歯が折れたのを目立たなくするためのセラミック代は、必要性や相当性を主張しやすいでしょう。もちろん、「この際だから、歯並びが悪い部分について、まとめて治療しちゃえ!」という場合、歯並びの矯正代は、転ばされたことと関係ないので、請求できません。同様に、顔に傷が残らないように行う縫合手術代も、必要かつ相当なものであれば請求できます。万が一、子ども同士のトラブルでケガをしてしまったような場合にも、親同士が冷静に話し合って解決することが大切です。特に、子ども同士・親同士のお付き合いはその後も続きますので、子どものためにも、後にわだかまりを残さないよう、きちんと話し合って解決したいですね。あとがき息子も目下、戦隊もののヒーローに夢中で、「たたかいごっこしたの~!」と言いながら、よくひっかき傷を作ってきたりします。小さいうちに、怒ったり、泣いたり、喧嘩したり、ケガしたり、怒られたりしながら、何をしてよくて、何をされたらイヤか学んでほしいと思っているので、息子がケガをしてくる分には、気にならないのですが、やっぱりお友だちにケガをさせていないかというのは、心配になりますよね。みんなと一緒に、のびのび、すくすく育ってほしいものです。・協力: アディーレ法律事務所 (島田さくら<アディーレ法律事務所>)
2015年10月21日子どもが小さいころは、思いがけないことでケガをするものです。入院するようなことがあると、親としては心配になります。教育資金の準備のための学資保険に加入する際に、子どもの医療保障についてもあわせて検討することがありますが、子どもの医療保険は必要なのでしょうか。自治体の医療費助成が充実健康保険などの公的医療保険の自己負担は、子どもが小学校入学前までは2割負担で、小学校入学以後は3割負担となっています。それに加えて各自治体では、子どもの医療費に対する助成を独自に行っています。助成内容は、各自治体により異なりますが、例えば東京都23区では、中学卒業までの医療費・薬剤費の自己負担分を自治体が助成してくれます。従って中学卒業までは、医療費の自己負担はないということになります。教育機関でのケガにも保険が掛けられている幼稚園や学校などの教育機関においてのケガなどについても、保険が掛けられています。保険料は学校と保護者と両方で負担します。子どもの医療保険の種類と保障内容学資保険の特約の医療保障は、通常の医療保険と同じく入院給付金と手術給付金が基本保障となっています。学資保険は教育資金を準備することを目的に加入されることが多いと思われますが、医療特約を付けることで保険料負担が増えると、貯蓄性が低くなってしまい、学資保険の目的である教育資金準備の目的を十分に果たせないこともありますので、医療特約を付けるかは慎重に考える必要があります。学資保険以外の医療保障としては、各保険会社や共済などで取り扱っているので、上記で説明しました自治体の医療費助成をみながら検討されるといいでしょう。例えば多くの共済では、1,000円程度の掛け金で保障を得ることができます。保障内容は、入院・通院給付金、手術給付金、高度障害や死亡保障、親の死亡保障などです。また、損害保険には、「家族傷害保険」があり、家族のケガでの入院や通院、手術などの補償を得られます。子どものケガの補償だけでも得たいという場合に活用できます。会社などで加入する団体保険で取り扱っている場合は、一般的に個人で加入するより割安に加入することができます。家族傷害保険は家族全員に補償を付けることができ、個人賠償責任補償も付いています(特約で付ける商品もあります)ので、自転車の事故などで他人にケガを負わせた場合などの補償も得られます。医療保険の目的は、公的医療保険で賄いきれない分を補うものです。子どもの医療費負担は公的助成が充実していて、地域によってはほぼ自己負担がないというところもあります。保険料を負担してまで医療保険で備える必要があるのかを考えましょう。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年09月29日皆さんは子どもに関する保険について、どう考えていますか?私は出産直後から「子どもがケガした時のため」と「大学に行かせるため」の保険について考えていました。そんな私が家族と話し合い、子どものために加入することに決めた保険について、ご紹介します。子どもための大切な保険(1)病気やケガを手ごろな掛け金でサポートする「医療保険」子どもは成長するにつれて行動範囲が広がり、ケガをすることも増えていきますよね。わが家が加入した子どもの医療保険は、月額1,000円の掛け金でケガによる通院、入院、手術などをサポートするタイプです。掛け金は安いものの、保障内容を確認し「これで十分」と感じました。特約を追加すれば、もっとさまざまなケースに対応できるので、各家庭で保障タイプを選びましょう。ちなみに私自身も「女性向けプラン」に一緒に加入しました。女性向けプランには、出産すると「お祝い金」がもらえるおもしろい無料オプションもありました。保険会社によっては、こうした独自のサービスを設けているところもあるようです。子どもための大切な保険(2)ズボラな人にもぴったりの「学資保険」学資保険は、子どもの教育資金を前もって確保できる貯蓄型の保険です。毎月、一定額を保険料として納めることで、子どもが成長した時にまとまったお金が受け取れます。わが家が加入したのは、満期(子どもが22歳)まではまとまった額を受け取れないものの、小学校・中学校・高校など入学時に祝金として数万円~数十万が受け取れるタイプ。保険料の払い込みは子どもが17歳になるまでなので、もっともお金がかかる大学時代の費用負担がないことも魅力です。毎月の支払額だけではなく、「子どもが何歳の時にいくら受け取れるのか」をシュミレーションし、最適と思えるプランを軸に学資保険を選びましょう。子どもための大切な保険(3)子どもが人にケガさせた時の「個人賠償責任保険」故意ではなくても、子どもが他人にケガをさせたり、物を壊してしまったりする可能性はありますよね。そんな時は、賠償金などの不安を取り除くために「個人賠償責任」という保険があります。わが家の場合、家をローンで購入していますが、その際に「火災保険」に入っています。その特約として「個人賠償責任」をつけました。こちらは夫が申込者なのですが、保障は配偶者である私だけでなく、子どもも対象となるので家族みんなが安心できることが魅力的です。子育てにおける心配事に保険をかけておくことで、確かな安心感を得ることができます。心の不安を解消するひとつの方法として、保険という手段があることを覚えておきましょう。(ライター:すだあゆみ)
2015年08月18日カーディフ損害保険は、病気やケガによる生活リスクに備えることができる「就業不能生活サポート保険」を開発し、16日より北都銀行が販売する普通預金と保障が一つになった金融商品“お守り口座”として、口座保有者への提供を開始した。普通預金口座と保障が一緒になった“お守り口座”は、普通預金口座を持っている満20歳から満59歳の人で、以下のいずれかの条件を満たしている場合に利用できる。給与振込の指定をしている普通預金口座の月末残高が10万円以上北都ブライトワンカードを契約している北都銀行の住宅ローンを利用している特徴は、利用者は保険料を負担することなく(保険料は銀行が負担)、病気やケガで15日以上就業不能となった場合に、お見舞い金として2万円受け取ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日地震で激しい揺れに襲われると、物の落下やガラス飛散によるケガ、火事でのヤケドなどが想定されます。万が一周りの人がケガをしてしまった場合、救急の知識があると役立ちますよね。ケガ人の意識がある場合における応急手当の方法を、東京防災救急協会に伺いました。■身の安全を確保「ケガ人を見つけて応急手当をしようとする場合、まずは身の安全確保が第一。がれきのあるような場所では、ケガをした本人だけでなく、手当をする人にも危険が及ぶ可能性があります。周囲を見回して、落下しそうなものや倒れそうなものがないかを必ず確認しましょう。二次被害を避けるためには、移動をしてから手当すべき場合もあります」(東京防災救急協会担当者、以下同)■出血している場合「直接圧迫が有効です。やり方は、清潔なタオルなどで患部をギュッと押さえる。病院で採血した後に注射した個所を押さえるのと同じイメージです。傷のある部分は心臓よりも高い位置に持っていくようにしましょう」■骨折している場合「骨折した部分が動くと、骨と骨がこすれ合って痛みが増します。添え木で腕の位置を固定するのが一般的な処置ですが、家庭に必ずしもあるとは限りません。雑誌を丸めて硬くしたものや、傘などで代用できます」■ヤケドをした場合「流水で冷やします。衣服を着たままでヤケドを負ってしまった場合には、無理に脱ごうとすると皮膚が一緒にはがれてしまうことがあるので、衣服の上から冷やすようにしましょう。また、広範囲にわたるヤケドの場合、全身を冷たい水で冷やしてしまうと低温症になる危険があるので、体温が下がりすぎないように気をつける必要があります」■目にガラスが入った「とにかくこすらないで、洗い流します。眼球を傷つけてしまうとガラスがとれた後でも痛く、バイ菌が入って化膿(かのう)することもあります。目は両目が連動しているので、片目だけ使うつもりでももう一方も動いています。一番良いのは、両目をつぶって眼球を動かさないようにし、移動の必要があるときには誰かに誘導してもらうことです」■三角きんが便利「応急処置に役立つツールとして、三角きんが有効です。止血に使ったり、包帯代わりにしたり、ケガ部分を固定する際にも使えるので、家庭に一つあると便利です。これを機に、応急手当用に清潔な三角きんを用意しておくのも良いかもしれません」「救急車を呼んだよ」、「今助けを呼んだからね」などと、声をかけて励ますことも大事な応急手当と言います。ケガをした本人の不安を取り除くために、身体的な手当だけでなく、メンタル面を支えることも意識したいものですね。(栗本千尋+プレスラボ)東京防災救急協会東京救急防災協会では、応急手当用品の販売だけでなく、応急手当に関する講習も行っています。きちんと実践で学び、正しい知識をつけておくことをおすすめします。【関連リンク】【コラム】この夏、起こるかもしれない“腹下し”の対策法を医師に聞く!【コラム】うさぎ、ハムスター……。災害時に小動物と避難する方法【コラム】地震後の火災に注意。被害を押さえるためにすること
2011年05月03日ブラッド・ピットが24日、ロサンゼルスでバイク運転中に転倒するという事故が起きた。幸いブラピにもほかの車両に乗っていた人にもケガはなかった。ブラピがバイク走行中、赤信号で停止した隣の車のミラーとバイクのミラーが接触し、バランスを崩してバイクが倒れた後、エンジンがかからなくなってしまったという。ブラピはバイクを歩道上に移動させると、彼のセキュリティ・チームに連絡をとり、迎えに来た車に乗ってその場を去り、バイクは後から業者が引き取りに来た。ロサンゼルス市警によれば、この件に関して通報はなかったというから、大事には至らなかったようだが、当然彼の周囲にはパパラッチが大勢張りついていたため、あっという間にニュースが広まった。欧米の芸能サイトでは様々な説がまことしやかにリポートされ、真実は薮の中の、ちょっとした『羅生門』状態。「TMZ.com」によると、怒ったブラピがパパラッチの1人に「気をつけろ!」と罵声を浴びせ、人目を避けるために近くのアパート内に逃げ込み、迎えに来るのを待った。一方「Radar Online」によれば、パパラッチの車がブラピのバイクに後ろからぶつかり、バイクが前方の車の後部に乗り上げたと報じているが、こちらではブラピは終始落ち着いた様子で、野次馬たちと会話もしていたとか。いずれにせよ、ケガ人も大きな被害も出ずに済んで一安心。11月に予定している『イングロリアス・バスターズ』プロモーション来日にも支障はなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真は11月20日(金)公開の『イングロリアス・バスターズ』。■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ブラピ&タランティーノ最強タッグ来日決定!アンジーとのツーショットは?ブランジェリーナ、双子を連れてシリアへ。イラク難民の家庭を訪問恋したい“大人”な俳優は誰?MTVオリジナルiTunesダウンロードカードを10名様プレゼントブラピ、「トム・クルーズ主演作を批判していない」ブラピの新作プレミアで、ブランジェリーナが久々にツーショット披露!
2009年10月26日