みなさんは、子どものために「貯金」をしてあげていますか?今回は「子どものための貯金をしている?」に関する、皆さんのアンケート結果を紹介します。子どものための貯金をしている?していない?【調査期間】2023年9月5日〜2023年9月19日【調査方法】Grapps編集部によるインターネット調査(アンケート調査)【調査人数】男女計50名※Grapps編集部にて50名男女に調査「している」の皆さんの意見一人っ子なので毎月3万円貯金して結婚するときに渡そうと思っています。(40代/男性)祖父母などから貰ったお年玉や幼稚園や小学校入学のお祝い金のみ貯金しています。金額にして7歳の子で30万円ほどだと思います。まだ小さいのでそれほど大きな金額が必要になることは無いですし、高校や大学費用は将来的には家計の貯蓄から捻出すれば良いと考えています。(35歳/男性)長女には月1万円ずつ貯めており、年で「12万円」ほど。長男には月9000円ずつ貯めており、年で「10万8000円」ほど。子供たちの将来のために少しでも役に立てばと思い、貯金をしています。(30代/男性)「していない」の皆さんの意見今のタイミングでは不要だと考えているため。(40代/女性)今は出費が多く貯金できないので、貯金できる余裕が出来たらしてあげたい。(50代/女性)家庭それぞれのスタイル貯金をしている人の声で「子どもたちの将来のために少しでも役に立てば」という想いが込められていました。していない人のなかにも、状況やタイミング次第でしてあげるといった声も多くあげられました。家庭それぞれのスタイルで、子どもの将来について考えていきましょう。※こちらは実際に募集した50名のアンケート結果をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月24日皆さんは若かったあの頃、どうしても親を許せないと感じたことはありますか?今回は、10代の頃に「実の親でも許せない!」と感じたというエピソードを紹介します。イラスト:しのささむつ大学受験のとき…大学受験のときの話です。私はほぼ無名の地方公立高校から旧帝大を目指していました。私が夜遅く出歩くのを親がいい顔しなかったので塾にも行かず、高校1年生の時から毎日10時間以上勉強して、なんとか現役で第一志望に入ることができました。親に合格を知らせたら、「合格させてやった感謝がない」と叱られました。叱られた理由出典:愛カツ親が言うには、私が合格できたのは毎日勉強できる環境を整えた親のおかげ(家の手伝いをさせなかった・バランスいい食事を出してやった・勉強にうちこめる経済状況である)であって、同じ環境なら誰でも合格できるそうです。だから本来なら「合格させてくださってありがとうございます」と言うべきなのに、その言葉が真っ先にないのは性格がおかしいと言われました。ちなみに親は私の合格をすぐ吹聴し、近所で「子供を優秀大学に入れた親」としてチヤホヤされていました。(33歳/女性/研究職)親の協力も重要だけど…もちろん志望校に合格するためには、親の協力も重要かもしれません。でも自分の両親には最初に「合格おめでとう」と言ってほしいものですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月17日皆さんは買い物中、トラブルを目撃したことはありますか?今回は「責任を取らずに逃げようとした親」を紹介します。イラスト:西谷まみ総菜売り場での出来事スーパーで買い物をしていた主人公。すぐそばで、惣菜を見ている親子がいました。すると買い物に飽きた子どもが、惣菜に手を伸ばしたのです。母親は子どもの方を見ずに「やめなさい」と言っていましたが…。惣菜を落としてしまった出典:CoordiSnap子どもが惣菜を落とすと、母親は「だから言ったでしょ!」と激怒。そしてお惣菜を売り場に戻すと…。泣いている子どもの手を引いてその場を去ろうとしたのです!様子を見ていた主人公が慌てて買い取りを提案すると、母親が怒りだしてしまい、店内が騒然とする事態へと発展してしまったのでした…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年09月06日親の圧がうんざり…恋愛や結婚を考えるとき、そんな悩みを抱く女性が多くいます。親の圧と一言で表現しても、そのタイプはいくつかに分かれます。今回は代表的な3つのタイプを解説しつつ、親の圧から脱する方法についても紹介します。親の圧がうんざり、適切な距離感を作って良い恋愛する方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 238そろそろ結婚したいから頑張っているけど、予想外に親が足を引っ張るケースが存在します。親が自分の恋愛や将来にいろいろ口出ししてきて、うっとうしくて婚活が進まない。結婚を考えると、つい親にどう思われるかがよぎってブレーキがかかる。人生不安だから結婚を考えるけど、親を見ていると結婚にいいイメージが持てない。こんな問題を抱えた女性には、今日のお話が参考になるかもしれません。親は、私達に「結婚生活の形」を、生まれて初めて示してくれる存在です。また、家族とのつながりの強さによっては、恋愛や結婚に大きな影響力を持ち続けていることもあります。それが良い影響であれば問題ないのですが、ときには、子どもの恋愛や結婚に、大きな障害となって現れます。今回は結婚を遠ざけ、婚活をうまく進めさせなくしてしまう、恋愛面での「親ガチャ失敗」に当たるパターンを3つ紹介します。こうした親との関係を整理して自分らしい人生を歩む方法もお伝えするので、合わせてご確認ください。人間関係に軋轢をもたらす親最初にご紹介するのは、「人間関係に軋轢をもたらす親」です。これは物理的に、あなたの人間関係に介入する親を指すわけではありません。そうではなくて、幼少の頃から支配的で命令的であったり、高圧的な態度だったりする親を指します。こうした親のもとで育った女性は、「親しい人との対等な人間関係」の築き方を知らずに大人になってしまうことも。その結果、好かれるために従順になるとか、そもそも親しくなりそうな関係を避けるなど、良くない自分の中での行動パターンを持って大人になってしまいます。正解とは言えない自分なりの行動パターンを持ったまま、新たな親しい人(恋愛や結婚相手)との関係づくりを進めていくと、距離感に苦労することが多いと言われています。物理的に婚活を阻む親続いてご紹介するのは、物理的に婚活を阻む親です。物理的な阻み方は、バリエーションはさまざまあります。「その人は年収が低いし性格がキツそう」など、いい感じの人にダメ出ししてくる「公務員と結婚しなさい」など、恋愛や結婚相手の条件を勝手に出す「どうせ無駄よ」「アプリなんて恐ろしいわ」など、一方的な批判をしてくる「私はカラダが弱いから、あなたが結婚したら心細くなる」など、同情で気を引く親の性格によって、意欲を削ぐタイプや、支配で行動を制限するタイプ、同情によって足を引っ張るタイプなど、パターンはさまざまです。このタイプは、親自身も自分が足を引っ張っている自覚はありません。だからこそ厄介なのですが、親の発言は子どもにとっては説得力があるものですから、本当に困りものです。不幸事例を伝えてくる親最後は、親自身に離婚歴があったり、結婚生活で苦労していたりするケースで起きがちな問題です。根底には子どもに同じ道を歩ませたくないという想いがあるのでしょうが、余計な情報を事前に伝え不安がらせるので曲者です。「男なんて必ず浮気する生き者なんだからね」「結婚って、本当に苦労するものよ」「お金がなくて私は本当に大変で…」など、子どもが結婚する前からネガティブキャンペーンを張ってくるのがこのタイプです。最後には「だから気をつけなさいね」など、ちょっとだけポジティブなまとめ方をしてそれっぽく済ませるのですが、子どもの意欲を削ぐという点においては、いい存在とは言えません。親の影響を最小限にして婚活を頑張るためにできること3つ子どもの恋愛や結婚など、明るい未来へのチャレンジを削ぐ親のタイプを3つ解説しました。ここからは、そんな親の負の影響を最小限にするために、ぜひ1歩ずつやってほしいことを紹介します。できることから物理的に距離を取る最初は、生活に支障が出ない範囲で、物理的に距離を取ることです。一緒に住んでいる人は、一人暮らしを考える。一人暮らしが難しければ、婚活の進捗を親には内緒にするなど、できる範囲で構いません。また、心が痛むかもしれませんが、自分の人生にとっていい影響がないなら、一時的でも、LINEの返事を控え、電話に出たりしないようにすることも有効です。人は自分の身近にいる5人に最も影響を強く受けると言われています。その5人のうちの1人が口うるさい親であれば、少し距離を取り、別のポジティブになれる人と親しい関係づくりができるよう意識しましょう。良い事例を意識的にインストールする親からネガティブな影響を受けていると、無意識には恋愛や結婚に負のイメージが蓄積されていきます。婚活して恋愛して幸せになりたいなど理想があるなら、その理想に近い人物像(夫婦像)を意識的にインストールするようにしましょう。知り合いのラブラブ夫婦に話を聞くとか、憧れの恋愛映画を見るとかでOKです。無意識に蓄積された負のイメージ以上に、ポジティブなイメージを具体的にどんどん積み上げていきましょう。心も経済的にも小さな自立を目指す「親もとを離れる」とよく言いますが、それは経済的な側面と、精神的な側面の2つで離れることが大事です。経済的な側面は判断がしやすいですが、精神的な自立は人によって解釈が異なります。ここでは「親に影響を受けすぎないこと」だと考えます。つまり、親の価値観や判断、評価軸といったものに、心を揺さぶられない自分で行動できるようになることが、精神的な自立だと思います。「婚活で親に足を引っ張られる」とは、見方を変えると「あなたが親に足を引っ張ることを許してしまっている」状態とも言えます。今すぐ親のことをまったく考えてないようにするのは難しくても、何か言われたときに「また言ってる」「それって偏見だな」と冷静な判断ができるよう、思考力や判断力、行動力を1つずつ、つけていくようにしましょう。自分にとってオリジナルの家族である親。その親との関係に悩み、また大人になってもいろんな場面で足を引っ張られると感じる人は、筆者の周りにもたくさんいます。最近では「親ガチャ失敗」といった表現でくくられることもありますが、それが仮に失敗であれば、そこから子ども自身がどう向き合い、前に進んでいくかが大切ではないでしょうか。恋愛や結婚は、人生において転機となるイベントです。だからこそ、自分を変える意識で、小さな一歩を前に出してみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©skynesher/Gettyimages文・おおしまりえ
2023年08月31日優しい夫と結婚した、20代の明日香。母親や周囲からは子どもを産むことを期待されているけど、親になる自信がない……。恵まれた環境にいるのに「子どもを産みたくない」はワガママになってしまうの?女であるなら「子どもを産む」ことが「普通」?それとも?「産む」をキーワードに、女性として生きる主人公たちを応援するオムニバス・ヒューマンストーリーを全20回でお届け!ぜひ書籍とあわせてお楽しみください。◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話はこちら出産と子育てについてネガティブなイメージを持っている明日香。それに対して徹は……。続きは、書籍ならすぐお楽しみいただけます!(漫画:『うむ、うまない、うめない、うみたい』原作/加藤綾子 漫画/ことり(小学館)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)(C)加藤綾子・ことり/小学館◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『うむ、うまない、うめない、うみたい』原作/加藤綾子 漫画/ことり(小学館)「産む」と女達の間には、物語がある。優しい夫と結婚した、20代の明日香。母親や周囲からは子どもを産むことを期待されているけど、親になる自信がない……。恵まれた環境にいるのに「子どもを産みたくない」はワガママになってしまうの?女であるなら「子どもを産む」ことが「普通」?それとも?「推し活」と「妊活」の間で揺れる芳野編、結婚適齢期に卵巣がんが見つかった沙百合編も収録!「産む」をキーワードに、女性として生きる主人公たちを応援するオムニバス・ヒューマンストーリー!小学館:
2023年08月10日子どもが体調不良になると、親としては心配になりますよね。今回は、子どもが体調不良のときに起こったエピソードを紹介します。イラスト:浜井れんこん子どもが熱を出し…夫に運転を頼んでみると…夫からの返事は…離婚も視野に…仕事の付き合いも、大事かもしれませんが…。子どもが苦しんでいるときは、せめて協力してほしいですよね。以上、子どもが体調不良のときに起こったエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月09日下の子が産まれてしばらくはいいお姉ちゃんをしてくれていた長女。しかし5歳になり、中間反抗期が始まるとトラブル続きになったのです。中間反抗期が始まった!イヤイヤ期と思春期の間に訪れる「中間反抗期」。とんがりめがね家でも、4歳半になった長女がだんだんと次女に嫉妬するようになり、中間反抗期が始まったのです。こんなに頑張っているのに…事態はますます悪化あの手この手で努力したとんがりめがねさん。それでも、中間反抗期は激しさを増していきます。「妹なんか生まれなくてもよかったのに」。親としては辛すぎるこんなセリフから、事態はさらに悪化します。長女の言動はさらに過激に。とんがりめがね家はどうやってこの困難を乗り越えたのでしょうか。こちらはとんがりめがねさんの体験をもとに2023年4月11日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。親も子もつらい…みんなの体験談まさに子どもの中間反抗期で悩む親世代から、共感と感動のコメントが届いていました。・親が上の子と下の子で対応を変えてしまいがちというのはよくあることですが、多くの親はそのことに気付きません。とんがりめがねさんは気付いて対応の仕方を変えた。それだけでもすごいと思います。お母さんの思いや愛情は子どもたちに伝わっていると思います。多分、大丈夫!・同じ悩みを抱える全親に大きな希望と勇気を与えてくれたと思います。兄弟でも性格が違うからと、あきらめてしまっている方もいるかもしれません。でもこちらの対応1つで良くも悪くもなるんだなと気付かせてもらいました。これは大人の人間関係にも言えることだと思います。状況を変えたかったら自分から変わるというのはとても大事だと思いました。・大変、ためになりました。私自身2歳差男の子の母親で長男もうすぐ5歳、次男2歳半です。 もー! はやくしてー! お母さん怒るよー! とすぐ言ってしまったり、長男から、次男ばかり可愛がると言われたり。記事を読み同感することが多すぎです。この記事の方のように視点を変えて楽しませることに重きをおきたいと強く感じました。・まさに悩んでいる最中なので、とてもとても参考になりました! ありがたいです!自身が中間反抗期やきょうだい格差で悩んだという読者のコメントも多く寄せられていました。中間反抗期と丁寧に向き合う必要性が伝わってきます。・長女が困った行動をするのは満たされていないからだから、その原因が妹にあるなら妹に辛く当たるのは仕方ないかな。まあうちの親はここまで優しくなかったから、このママはすごいなと思う。 どうすればいいかって言われたら、自己満足で終わらないようにするしかないと思う。・涙が出ました。 私も遥か昔から母に酷い対応をされ続け、未だに心の傷は治らず、精神的な障害を抱えて生きて来ました。このお姉ちゃんはきっと素敵な大人になることでしょう。 現在子育て中の全てのお母さんに読んでほしいですね。・あぁ、お母さんすごく頑張りましたね。お姉ちゃんのSOSに気づいてよかった。このままこじらせて、子どもを悪者にして自分を哀れんで可哀想に思ってしまう母親は結構いると思います。 子どもは悪くないのに行動に問題あるかのように扱われて母娘断絶するんですよね。 わが身を振り返っているようです。自分がされたし、長女にしてしまっていました。実母とは連絡とってないし、長女とは音信不通。・長女の気持ち、とってもわかる。 いまだに同じように思うよ。どうしたらこういう気持ちはなくなるんだろう?涙なしではいられない、中間反抗期を乗り越えていった家族の物語。親の対応次第では深刻なトラウマを抱えることもあるからこそ、あなどることなく、慎重に対応していきたいものだと考えさせられますね。▼漫画「中間反抗期の5歳がいます」
2023年08月02日同じ親から生まれた子どもなのに、同じような対応や声かけをしても、兄弟姉妹ごと反応が全く違う......。そんな経験はありませんか。それは生まれながらに持つ価値観や特性の「タイプ」が違うからかもしれません。Jr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞さんによると、それぞれのタイプによって、接し方や響く言葉が大きく変わるのだとか。それを知っておくだけで、サッカーでも家庭でも「なんで伝わらないの?」というモヤモヤが減って、コミュニケーションが円滑になるのです。(取材・文:小林博子)サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■生まれながらに持つ3つのタイプとは?河野さんは統計心理分析学ツール の理論をもとに、人が持つ特性や価値観を3つのタイプに分類し、それぞれのタイプについてわかりやすく解説。「親と子」「指導者と選手」のコミュニケーションのアドバイスを行っています。大きく3つに分類されるタイプ診断方法は、統計学を用いた生年月日による分類と、その人の持つ特性から。日々子どもと接している親御さんは、我が子のタイプを知ることで、日常やサッカーで「我が子にダイレクトに響く言葉かけ」ができるようになるはずです。このタイプ分類は子どもに限らず大人も同様の特性を持つそうです。もちろん、親も子もどれか一つのタイプだけに特徴がぴったり合うということではなく、これも当てはまるし、こちらも......、と掛け合わせたタイプが多いそう。今回は、3つのタイプの特徴と、それぞれのタイプに響く接し方をご紹介します。これを知り実践することで、子どもの表情や行動が変わり、親もストレスが軽減されるのは間違いありません。親子のよりよいコミュニケーションのために、ご活用ください。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■3つのタイプそれぞれの特徴でカテゴライズされるのは「共感タイプ」「独立タイプ」「直感タイプ」の3つのタイプになります。前述したように、かならずしも1つにドンピシャなわけではなく、掛け合わせた特徴を持つ子も多いので、「うちはコレだ」と決めつけず、子どもをよく観察し、理解することが重要です。<共感タイプ>「共感」タイプは"仲間と一緒"が大好きな優しい人共感タイプは周りの人たちとの関わりをとても大切にするタイプです。特徴・仲間への気遣いや優しさを人一倍持っている・信頼できる人と一緒なら頑張れる「誰と」というのが大事・結果より経過を見守ってほしい・人の表情をよく観察している・注目される場面で緊張しやすい・「大好きな仲間のために!」がパワーの源苦手なこと・大勢の前で自己主張すること・新しい環境や集団に1人で入ること・へこんだ後、気持ちをすぐ切り替えること・周りの人が不機嫌で緊張感のある状況<独立タイプ>「独立」タイプは1歩1歩着実に目標を達成していく努力の人自分の考えを大切にする気持ちが強いく、マイペースで、1人で行動する時間が必須です。特徴・自分のペースを崩さない・自分は自分、人は人、と考えている・個人プレーが得意・具体的な目標があると頑張れる・途中経過より結果にこだわる・思ったことをストレートに言葉にしてしまいがち苦手なこと・場の空気を読むこと・相手を気遣いながら発言すること・ゴールが曖昧なまま進行すること<直感タイプ>「直感」タイプは空気の波をキャッチして成功を手にする感性の人「直感」タイプはその名の通り、直感力に優れています。空気の流れを的確につかみ、ここぞというところで力を発揮。一瞬のチャンスを逃さずに自分のものにすることを直感的にできるタイプです。特徴・本番に強い・大きな舞台であればあるほど奮起する・俯瞰で物事を捉えて対処できる・大きな夢や展望がある・集中力の落差が大きい・上下関係に忠実苦手なこと・コツコツ努力すること・言葉でわかりやすく説明すること・過去を振り返って反省すること・「ダメかも」と感じた後もやらされること■親の特徴も3タイプある子どもの特徴と同様、親も同じ3つのタイプがあります。もちろんこちらもどれか一つに100%合致するということではなく、どれかの要素を多く持ちつつ、他の要素も持ち合わせている方が多くいます。それぞれの特徴をご紹介します。<共感タイプの親>「自分より子どもが大切」というマインドのもと、子どものことを最優先にするのが共感タイプの親の特徴です。そのため、干渉しすぎてしまったり、早め早めに手を打って危険をあらかじめ回避してあげたりと、やや過保護なところがあります。その影響で、自分でできることでも親に任せる子になりがちという側面はありますが、愛情深さを子どもにもしっかり伝えられる、「愛情たっぷり」なお父さん、お母さんです。<独立タイプの親>独立タイプの親は、親としてもマイペース。子育て中でも自分の時間は大切にします。わが子には「早く1人前になってほしい」と願っています。また、自分のやり方を良しと考えるため、自らの成功体験から得た「自分メソッド」を子どもに押し付ける人も。とはいえ、それを子どもに否定されたとしても「ああ、そう。あなたはそう思うのね」と、割り切って捉え、さっぱりとした子育てをします。<直感タイプの親>理想が高く、子どもにも高いステージで大活躍してもらいたい「直感」タイプ。習い事も、できるなら一流の先生に習わせたいと考えています。我が子の試合やテストでは、1番でないと褒めないところもありそうです。上下関係に厳しいので、子どもは親の意見に従うべきと考えがち。それゆえ、子育ても上司が部下に命令するような「トップダウン方式」になることもあります。ただし、子どもが最高の成果を挙げた時は両手放しで称賛してくれます。■子どものタイプを知って親子のコミュニケーションに活用しよう上記の特徴をふまえ、自分と子どもがどのタイプかわかったら、お互いがどんな関係性を持ちがちなのかをまずは知りましょう。親のタイプと子どものタイプ別の9パターンでご紹介します。①親「共感」×子ども「共感」お互いが相手を大切にする関係性。親友のように仲良しで、いわゆる「友達親子」タイプ。家でも外でも相手を必要とし連絡はマメ。その分依存しあう関係性になってしまう一面も。②親「共感」×子ども「独立」愛情たっぷりな親と、干渉されたくない子ども。「親がウザい」「細々と聞かないでほしい」と子どもが思い、冷たい態度を取られてしまうこともある関係性。共感タイプの親は、大切なわが子だからこそ「少し離れたところから見守る」努力をすると、独立タイプの子の独創性がもっと伸びていきます。③親「共感」×子ども「直感」上下関係を大切にする直感タイプは、基本的には親に対しては従順です。愛情表現がやや暑苦しくても子どもはうまくかわすことができます。それどころか、共感タイプ親の愛溢れる褒め言葉を心地よく感じる子も。とはいえ、勉強も練習も計画的に進めるのが大嫌いな直感タイプの子を、共感タイプ親は心配なあまりついあれこれ言いがち。最後はやってのけるわが子を信じて見守りましょう。④親「独立」×子ども「共感」共感タイプの子どもは、態度には出さずとも親の愛情を欲しがっています。それに対し独立タイプの親は、愛情表現より自分メソッドを教え込む方に注力してしまう事も。共感タイプの子の良さを伸ばす方に目を向けてほしいところです。また、頑張っている最中もずっと見守って声かけしてほしい共感タイプの子に対し、結果が出るまで待つのが独立タイプの親。子どもは「かまってもらう頻度が少ない」と寂しがっているかも。⑤親「独立」×子ども「独立」自己主張が強めな似たもの同士の親子。時には激しい言い合いになることも。そこは大人の親が一歩引き「この件は意見が別という事で終わり!」と言えば、個の意見を尊重し合えます。一緒に出かけても別行動をするなど、さっぱりとした関係性です。⑥親「独立」×子ども「直感」親と意見が違っても、聞き入れたフリをして全く聞いていない直感タイプの子。独立タイプの親がやってしまいがちな「試合後のダメ出し反省会」はNG行動。ミスばかり指摘せず、次の試合に向けた明るいアドバイスをしてあげましょう。また、練習方法が最も食い違う関係性なので、独立タイプ親は「自分とは違う生き物」と捉え、気分の乗った時に練習する直感タイプのわが子を静観する忍耐力が必要です。⑦親「直感」×子ども「共感」高い理想を子どもにも期待しがちな直感タイプの親と、できるかぎりその期待に応えたい共感タイプの子ども。結果が伴わないと親はイライラ、子どもは疲弊して涙......となってしまうことも。子どものやさしさや思いやりも大切な特性と捉えて目を向けてあげられると、お互いハッピーになる関係性です。⑧親「直感」×子ども「独立」上下関係や権威を大切にする直感タイプの親は、我が子を自分の理想に従わせたくなりますが、全く聞き入れないのが独立タイプの子どもです。時には激しい口論になることも。のびのびできない環境を息苦しく感じ、寮に入るなど早く親離れするケースも多いです。わが子の強さを信じて、自分で決めた夢に向かって自由に行動させてあげましょう。⑨親「直感」×子ども「直感」親の理想と子どもの理想が同じであれば、最強のタッグになれるふたりですが、目指す世界に相違がある場合は、子どもは親に隠れて別の行動をすることがありそうです。また、感覚的に考えや目指す舞台がコロッと変わるタイプでもあるので、1つに決めつけず様々な世界を見せてあげて、本人がピンと来るのを待つ事も大切です。■タイプ別「サッカー辞めたい」と言われた時の対応法もしも我が子がサッカーや野球を「辞めたい」と言った時にできる対応のコツを河野さんがアドバイスしてくれました。辞めたい理由や意志の強さにもよりますが、その時にどうすると良いのかのヒントとして頭の片隅に入れておくとよさそうです。共感タイプ:辞めたいのは人間関係が理由かも周りとの信頼関係を最も重視する共感タイプは、辞めたい理由が人間関係というケースが多め。つまり、サッカーや野球など「競技そのものを辞めたい」訳ではない場合も。まずは隣に寄り添って、辞めたい本当の悩みを話させてあげましょう。もしチームを移籍する場合は、次に入るチームの体験参加が必須!監督や仲間のムードが自分に合っているかを感じさせて「ここならできそう」と思ってから決める事が重要です。独立タイプ:納得できる解決策に導いてあげる嫌なことがあった時は、自分で指導者に言えるタイプですが、集団行動や空気を読んでチームの雰囲気に合わせることが苦手ゆえ、チーム内で浮いてしまうことも。そうなっても静かに耐えられるタイプでもあるため親やコーチが気づかないうちに、長引いているかもしれません。問題解決できそうな内容なら、まずは親が出ていくよりも自分で解決したいと思うはずなので、「コーチに言った方が良いよ」と漠然と後押しするより「こんな言い方をするといいんじゃないかな」など、具体的なアイデアを出して行動しやすくしてあげてください。自分で納得できる結果に落ち着けば、そのまま継続するでしょう。直感タイプ:俯瞰的視点で「合わない」と判断して辞めたいのかも直感タイプは全ての事象を俯瞰して見ています。チーム内の自分の立ち位置を客観的に見た上での「辞めたい」という意志であることが多く、感情論ではなく感覚的な判断です。そのため理由を聞いても「なんとなく」としか答えられないでしょう。親がしてあげられるのは、感覚タイプの子がピンと来るまで場を提供するのみ。ハイレベルな環境に魅力を感じやすいので「元日本代表」や「優勝経験者」「選抜クラス」などのキーワードを含んだチームがおすすめです。なお、前述したように3つのタイプは100%これだけということではないことも多く、「独立だけど共感要素もある」など、シームレスな場合もあります。その場合は両方の対応策を試してみると良いようです。次回の記事では、指導者と選手のタイプ別コミュニケーションを具体的にお伝えします。河野 真杞(こうの まこ)親子関係/チームスポーツ専門 心理タイプ分析アドバイザー自身の子育ての悩みから、3000万件以上のデータを活用して日本で開発された統計心理分析ツール「i-color」に出会う。子ども達のやる気・自信・自己肯定感をまっすぐに伸ばしたいという思いから、子どもと接する大人を対象に、子どものタイプに適した関わり方を伝えたいと考え、心理タイプ分析アドバイザーの活動を開始。子育てに悩む親やスポーツをしている子どもの親、スポーツチームの指導者に対してセミナーや個別相談等を行い、これまでに延べ300名以上をサポート。現在は、大学・高校の運動部のメンタル・チームワーク構築をサポートする"High Performance Analysis"という事業を立ち上げ、担当チームの全国大会初進出、選手権優勝などの結果にも繋げながら、学生達の自己肯定感・協調性・他者理解力の向上に取り組んでいる。著書に『子どものやる気を引きだす親 うばう親』(キノブックス)。High Performance Analysisのページはこちらサッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年07月04日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「妻子よりも親が大切な父親失格夫の末路」を紹介します。パニ子の娘、パニ美はダンスが大好き! コンテスト出場に向けて、レッスンに欠かさず通い、空き時間は公園で練習する毎日を送っています。そんなパニ美の応援がパニ子の生き甲斐になっている今日このごろ。しかし、夫のケンゴはそんなパニ美に一切興味を示さず、レッスンの送り迎えもしなければ、ステージを見に行くこともありません。じゃあなにをしているのかって? それは……。 「家ではなにもしないのに」実家で夫は……そもそもケンゴは、家事・育児に非協力的。 パニ美と2人で出掛けたこともなければ、保育園の送り迎えをしたこともありません。共働きにもかかわらず、家事をしたこともないのです。 仕事が休みの日ですら、パニ子が帰宅すると家は散らかり放題、キッチンには夫が食い散らかした食べ物や食器が置きっぱなしのまま、出掛けているのです。 ケンゴの出掛け先はというと、義父母の住む実家。まだまだ両親は元気だというのに、暇があれば実家に行き、草むしりや布団干し、買い物と、なんでも手伝っているのです。 「その家事、うちでは私がやってるんですけど!? うちでもやってよね!」とパニ子がいっても、「実家で散々やったから疲れた!」といい、やった試しがありません。 自宅ではなにもしないのに、実家では大張りきりで家事をする夫。もちろんパニ美のダンスには目もくれず、せっせと実家に通っているのでした。 夫の家族は妻子ではなく義父母なの!?夫の態度への不満はこれだけではありません。 なにかにつけて実家優先の夫は、お菓子や招待券をもらうと、パニ子やパニ美ではなく、実家に持っていってしまうのです。 蜜がたっぷりのリンゴ、行列ができるお店のケーキなどの食べ物も全部食べてしまい、パニ子には「おいしかった〜」と報告するだけ。先週は、3枚もらった映画のチケットで、義父母と映画を見に行っていたのです。 「ご家族で召し上がってください〜」といわれて渡されているであろう食べ物やチケット……。ケンゴにとっての家族はパニ子とパニ美ではなく、義父母であることにがっかりしてしまいます。 消えた高級肉そんなパニ子のモヤモヤよそに、パニ美はコンテストで特別賞を受賞! 立派なトロフィーと賞金をゲットしました。 パニ美が「パパも一緒にお祝いしてほしい♡」というので、家族3人でお祝いをすることに決定。パニ美の希望で、賞金を使って高級お肉を買い帰宅しました。 帰宅して早々、パニ美はケンゴに特別賞をとったことを報告します。しかし例に漏れず興味のないケンゴ。「明日はお祝いね!」といっても、生返事をするだけでした。 翌日、仕事から帰ったパニ子はお祝いの準備をしようと冷蔵庫を開けました。しかし、冷蔵庫にあったはずの肉が見当たりません! まさか……。 「ねぇ、冷蔵庫に入れておいたお肉がないんだけど」とケンゴに聞くと、「昼に親と食べたよ!」と信じられない回答が返ってきたのです。 妻子よりもママを選んだ男の顛末「あのお肉はお祝いのために買ってきたものだって言ったよね!?」「ありがたくいただいたよ! それにしても今日が母さんの誕生日だって、よく知ってたな、パニ子w」 ケンゴは今日のお祝いがパニ美のものではなく、義母のものであると勘違いしていたのです。 興味がないにも程があります。「大好きな義父母とまた一緒に暮らせたほうが、ケンゴも嬉しいはず」そういって、パニ子は離婚を決めました。 義父母は「お肉くらいなんなの!?」と離婚にグチグチいっていたよう。しかし、息子が映画の券を3枚持ってきても「妻子を連れて行きなさい」といわず、図々しくも映画を見に行くような義父母にはなにをいっても無駄。パニ子は気にせず、母子2人の暮らしをスタートしたのでした。 後日談、姑が息子の離婚理由をご近所にいいふらした結果、異常な親子関係だと周りから白い目で見られているよう。ケンゴの職場でも『妻子よりもママを選んだ男』と冷たい視線で見られていると聞きました。 両親を大切にするのはとても良いことですが、新しく家族を持った以上、同じように大切にしなければなりません。おいしいお菓子や人気のスポットの招待券をもらったなら、妻や娘の顔を思い出してほしかったですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月01日親の目が届かない場所で、自分の子どもがどのように振る舞っているのか気にならない人はいないでしょう。家ではわがまま放題なのに、先生から「いつもいい子にしていますよ」などと言われてしまうと、わが子ながら「本当に!?」と疑ってしまいますよね。逆に、家ではいい子なのに、園ではトラブルばかりで頭を悩ませている親御さんもいるのではないでしょうか。大人でも子どもでも、家のなかで家族に見せる顔と、学校や会社で他人に見せる顔は違うものです。今回は、「家ではわがまま・外ではいい子」パターンと、「家ではいい子・外ではわがまま」パターンについて、その特徴や原因を考えていきます。「外ではよい子、家ではわがままな子」は心が満たされている家にいるわが子は、ダラダラしていたり騒がしかったりと、わがままでだらしない姿が目につきます。「うちの子、外でもこんな調子だったらどうしよう……」「まわりの子に迷惑かけていないかな……」と不安が募りますが、先生やほかの保護者からは「〇〇くん、とっても優しくて人気者ですよ」「△△ちゃん、しっかり者でお友だちから頼りにされていますよ」と意外な評価が――。親としては戸惑いますが、このような「外ではいい子」なのに「家ではだらしない・わがまま」なケースはまったく問題ありません。玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友氏によると、「子どもにとって園は『社会』」であり、「家に帰ってくるころには、とても疲れている」「家がほっとできる場所だからこそ、甘えが出てくる」のだそう。(カギカッコ内引用元:すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?)また『1人でできる子が育つ 「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)の著者・立石美津子氏も同様に、友だちにおもちゃを取られたり、給食で嫌いな食べ物が出てきたりと、集団生活はストレスがたまるとし、「そのストレスを発散してママにわがままを言って日中の緊張感を取り去る休息の時間が必要」だと述べています。ストレスを吐き出す場所があるからこそ、外では落ち着いていられるのでしょう。(カギカッコ内引用元:exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?)そしてこのような子どもは、家で親にしっかり話を聞いてもらっていて心が満たされているので、「園では園の楽しいことをしたいと思っている」と述べるのは、『わが子が幸せになるために必要な3つの力』(幻冬舎)の著者で、幼稚園の理事長を務める山﨑拓史氏です。山﨑氏によると、家でたっぷりと気持ちを受け止めてもらっている子は、「一歩外に出たときに、生き生きと活動できる」ので、「園では余計なアピールをしません」とのこと。(カギカッコ内引用元:幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点)わざと悪いことをして大人の気を引いてみたり、先生をひとりじめしようとしたり……そんな “余計なアピール” をする子どもを見かけたことはありませんか?どうやら、家でどのように親と関わり合うかによって、心の余裕に大きな違いが生まれるようです。次項では、「外ではよい子、家ではわがままな子」の逆パターン、「家ではいい子」について考えてみます。超危険!「家だけいい子」の特徴とその原因注意すべきは “家ではいい子なのに外では……” というケース。たとえば、次のような子です。保育士や先生の関心をひとりじめしようとするわざと先生や友だちを困らせるようなことをする大人が見ていないことを確認してから友だちに意地悪をする思い通りにならないとすねて、絶対に自分の主張を曲げない人気者や大人からほめられる子への嫉妬が強く、攻撃的 立石氏によると、保護者に上記のような状況を伝えると、ほとんどの親御さんが驚きの表情を浮かべるのだそう。それだけではなく、「家では一切そんなことはしないです。周りのお友達が○○ちゃん(=自分の子ども)に何か嫌なことしたからでは?しっかり見ていて頂けますか」と反論されてしまうことも多いのだとか。(カギカッコ内引用元:exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?)なぜこのように、家と外で別人のようになってしまう子がいるのでしょう?原因1:親のしつけが厳しすぎる立石氏は、親がしつけに一生懸命になるほど、子どもは “唯一の甘え場所” を失って、家庭内で自由に感情を発散できなくなってしまい、そのストレスを外で発散してしまうと注意を促しています。しっかり育てなければ……というプレッシャーから、わが子を管理しすぎている親御さんは要注意です。家庭教育アドバイザーの柳川由紀氏も、「嫌がることをする、繰り返し困らせるいたずらをする、という場合、その子どもは望んだことを満たされずに育ってきた可能性」があると指摘しています。親のしつけが厳しすぎて、子どもの欲求が日常的に押さえつけられている場合、幼ければ幼いほど、ほかの大人に甘えるようになるそうです。(カギカッコ内引用元:MAG2NEWS|家ではいい子、外では攻撃的。いたずらな子どもにある「不満」とは?)そんなやり場のないつらい気持ちを、親の目の届かない園や学校で発散し、衝動的に暴れてしまうことも。明治大学教授で臨床心理士の諸富祥彦氏は、著書『「プチ虐待」の心理』(青春出版社)のなかで「厳しすぎる親に育てられた子どもは、親のことを心底恐れ、家では常に緊張を強いられるため、『家ではいい子』として生活している」と述べています。そして彼らは、「いい子じゃない姿」を保護者に知られることをとても恐れているのです。原因2:親に十分手をかけてもらっていない児童精神科医の故・佐々木正美氏は、「親に十分に愛され、たくさんの手をかけてもらっている子どもは自信があるため、外でしっかりと振る舞える」のに対し、「家で十分手をかけてもらっていない子どもは、外ではいい子になれず、他人に手をかけさせることになってしまう」と、著書『子どもが喜ぶことだけすればいい』(ポプラ社)で述べています。みなさんのまわりにも、やけに大人にばかりかまってほしがる子はいませんか?前出の山﨑氏が数名の職員に「家だけいい子」についての話を聞いたところ、「(家で)YouTubeをたくさん観ているようだ」という共通点がありました。なかには、食事中おろか入浴中にまで動画を観せているという家庭も……。その子たちは、「聞いて聞いて!」と保育士をひとりじめしては、YouTubeの話ばかりするとのこと。そして親たちは「家ではおとなしい子なのに……」と一様に驚くのだそう。山﨑氏はその原因を「親との会話が少ないから」と分析しています。親の前で聞き分けが良いのではなく、親との会話が圧倒的に少ないために、自宅でのトラブルが少ないというのが本当のところでしょう。(中略)友達とケンカして嫌だった気持ち、先生に褒められて嬉しかった気持ち、それらを誰にも受け止めてもらえていないから、園で気持ちを爆発させてしまうのです。(引用元:幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点)YouTubeに限らず、スマートフォンを渡して子どもをおとなしくさせる「スマホ・ネグレクト」が、「家ではいい子・外ではわがまま」の原因になっていると、諸富氏も指摘しています。親に長く無視され続けると、本来育むべき子どもの「心」の健全な発達に必要な基盤が形成されません。その結果、人への不信感から長期的な信頼関係が築けず、人間関係がうまくいかないまま成長していくことになってしまうのです。わが子を「家だけいい子」にしない子育て方法わが子を「家だけいい子」にしないためには、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。1. 子どもをたっぷり甘えさせる!お茶の水女子大学人間発達教育化学研究所教授の宮里暁美氏は、「子どものわがままは、親に甘えたい気持ちの表れ」とし、何回もだっこをおねだりしてくるなど、そのやりとりのなかで子どもは交渉力を身につけていくのだそう。忙しいときに相手をするのは大変ですが、「もう一回だけおまけだよ」など、子どもとの会話を楽しんでみましょう。「甘えを受け止めてもらえることが、外での頑張る力になる」と大豆生田氏も話していますよ。(カギカッコ内引用元:すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?)2. 子どもの気持ちを尊重する「親が子どもの気持ちと向き合い、正直な気持ちを受け止めてあげることが大事」と諸富氏が『「プチ虐待」の心理』のなかで述べているように、子どもの感情を押さえつけたり、親が望む方向へと誘導したりすることは、家の外で感情を爆発させることにつながります。「嫌なら嫌って言っていいよ」「つらいときは泣いてもいいんだよ」と、子どもの正直な気持ちを尊重してあげましょう。そして親自身もまた、家庭のなかで喜怒哀楽をさらけ出すと、子どもも安心して感情を出せるようになるそうです。3. 「モヤモヤしたエネルギー」を発散させる子どもが外で迷惑をかけていたら、つい厳しく叱ったり、罰を与えたりしがちですが、その場では反省してもまた同じことの繰り返し……というケースも多いようです。臨床心理士の福谷徹氏によると、叱ってエネルギーを封じ込めるのではなく、「スポーツ等でルールやチームワークを学ばせ」たり、「良い意味で発散できるような場を用意して、アクセルを踏ませ」たりするとよいそうです。モヤモヤしたエネルギーを成長への力に変えることができたら、きっとよい結果につながるでしょう。(カギカッコ内引用元:ベネッセ教育情報|家の外で悪い子みたいなんです[うちの子、どう接したらいいの?])***「心が健康な子どもほど、親の前では悪い子で、他人の前でいい子になれる」とは佐々木氏の言葉です。お子さんが家でわがままを言ってきたときは、「そうかそうか、いまは甘えたいのね」とおおらかな心で受け止めてあげたいものですね。(参考)すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点佐々木正美(2021),『子どもが喜ぶことだけすればいい』, ポプラ社.MAG2NEWS|家ではいい子、外では攻撃的。いたずらな子どもにある「不満」とは?諸富祥彦(2016),『「プチ虐待」の心理』, 青春出版社.ベネッセ教育情報|いい子症候群~期待に応えすぎる子どもたち【後編】ベネッセ教育情報|家の外で悪い子みたいなんです[うちの子、どう接したらいいの?]
2023年06月26日サカイクが提唱している、子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに大切にしてほしい"親の心得"。どうしてそれが大事なのか、子どもを伸ばす理由になるのかを、チームの保護者に知っていただくセミナーを開催します。(オンライン)あわせて、親としての正しい応援の仕方や子どもの見守りかたを、サカイクキャンプコーチで4人のサッカー少年の父親でもある菊池健太コーチがお伝えします。<開催概要>日時6/1(土)19:30~20:20形式オンライン参加費 無料※後日オンライン(Zoom)のURLをお送りいたしますぜひこの機会にお申込み下さい。申し込みはこちら関連記事:この春の保護者会で実施したチームの反応
2023年06月09日人生100年時代、老親介護における子どもの立場を問うたイシュー「親と子の人生は別だから反対」が44.8%で最多SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、介護・暮らしのジャーナリスト太田差惠子氏が提起したイシュー(課題)「親の介護を子どもが担うのは当たり前か?」の結果を公表しました。このイシューは2023年3月3日から5月31日までSurfvoteで意見投票を行った結果です。Surfvoteは社会にある様々な課題について、ユーザーとの議論で理解を深めながら最終的な自分の意見を投票できるSNSです。 ■投票詳細イシュー:「親の介護を子どもが担うのは当たり前か?」調査主体:Surfvote 調査方法:Surfvote上で投票投票期間:2023年3月3日〜2023年5月31日有効票数:58票選択肢:家族なのだから当たり前。賛成育ててもらった恩があるから賛成子どもには親への扶養義務があるから賛成反対と言いたいが、「冷たい子ども」と世間から非難されそうなので消極的賛成施設に入ってほしいが費用負担できないので消極的賛成親と子の人生は別だから反対公的介護保険があり、介護は社会全体で行うものだから反対子は、子の生活で精いっぱいだから反対その他わからない■投票結果・コメントの紹介(一部抜粋)家族なのだから当たり前。賛成6.9%少なくとも自分が自立するまで掛かった期間は恩返しするのが当たり前。 自分で介護できなくてもヘルパー雇うなり協力できることは色々ある。育ててもらった恩があるから賛成6.9%他の選択肢を否定しているわけではないですが、子育ての恩返しとして介護をしてあげたいと思います。 国際比較においては北欧を除き家族への期待が高く、北欧は高い税負担の見返りとして国への期待が高くなっています。 北欧より-10%程度の税負担で、家族への期待が主要を占める日本では確かにギャップがあり不満がおきやすい状態にあるように思います。子どもには親への扶養義務があるから賛成1.7%コメントはありませんでした。反対と言いたいが、「冷たい子ども」と世間から非難されそうなので消極的賛成0%コメントはありませんでした。施設に入ってほしいが費用負担できないので消極的賛成6.9%コメントはありませんでした。親と子の人生は別だから反対44.8%当たり前だという意見には反対です。 様々な家族の人間関係があり、経済的事情も違う中で子供が介護を担って当たり前だという考え方は受け入れ難いです。それは、それぞれの人間関係の中で子供が親の介護をして当然だと考える人間関係が育まれれば、そうなるでしょうし、そう子供が思えない親であればしないんじゃないでしょうか? それを社会的に当たり前だという感覚で押し付けられるのには違和感がありますし、お互いに扶養義務があるという部分もありますが、子供がその扶養義務に感謝できる形で育てられなかったとすれば、親の介護の義務を突きつけられても納得がいかないのではないでしょうか?公的介護保険があり、介護は社会全体で行うものだから反対 8.6%親の介護は介護施設に任せて、子供は学業に励むほうがいいです!子は、子の生活で精いっぱいだから反対 5.2%皆さんのコメント特に「子供がその扶養義務に感謝できる形で育てられなかったとすれば、親の介護の義務を突きつけられても納得がいかないのではないでしょうか? 情けは人の為ならずではないですが、結局は、自分の行いは自分に返ってくるものですから、助けが必要であればそれに見合う人生を歩むべきでしょうし、そういった行いをしなかった人は、それに見合う対応を受けるべき」というコメントに共感して選びました。その他 15.5%誰がどうやって介護をするか、というところに繋がりますが、社会で見るとなっても、 その社会もさらなる超高齢化が進みますので、介護に関する学問で見かける「老々介護」「認認介護」をいかにして行えるようにしていくかの議論や、 そもそもいかにして「要介護度」が上がらないように皆考え、実行していけるような現実的な策の啓蒙・推進の検討が必要なのではないでしょうか。 他人に興味を持たない風潮で、社会で見るなどという夢物語は不可能だと考えます。わからない 3.4%超高齢化社会を目前に、とても難しい問題です。 少子化も進んでいます。 未婚の子供が一人で、両親の介護をすべて行うことは不可能かと思います。 いろいろな援助の選択肢は、まだまだ裕福な人だけに与えられるものです。家族なんだから、出来る限りの援助はするべきだと思います。そしてしたいと思っています。しかし、もっとたくさんの援助と選択肢の幅を広げなければならないと思います。■問題提起いただいたオーサー 太田差惠子氏京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月09日まめねこさんが描く、毒親に育てられたWさんのエピソードです。Wさんは4歳の娘さんがいるシングルマザー。子どもの頃、毒親の母に育てられました。殴る蹴るの毎日でも、子どものころはおかしいと思いませんでした。しかし、ある出来事をきっかけに、自分の親が普通ではないことに気が付きます……。シングルマザーのWさんは4歳の娘さんと2人暮らし。しかし、自分の子育てに自信が持てないと言います。それは、自分自身がいわゆる「毒親」のお母さんに育てられたから。普通の親が分かりません。 お母さんは、Wさんが高校入学した頃に変わっていきました。殴る蹴るも当たり前の日々。それでも、当時はお母さんが普通の親でないことに気が付きません。 自分と向き合うため、娘に同じ思いをさせないため、Wさんは過去を振り返ります。はたして、お母さんはなぜ毒親になったのでしょうか。そしてWさんが毒親だと気付いた出来事とは……!?思い出す母親の姿は…… 当時の彼氏との刑事事件、Wさんの高校中退をきっかけに、お母さんは変わってしまいました。お酒を飲んでは、殴る蹴るの毎日。 「そんな暇があるなら……働けぇ!」 お風呂さえもゆっくり入ることは許されません。 心配してくれる周囲の声に耳を貸さないWさんでしたが、ある日、お母さんが彼氏を庇う出来事が起こります。しかも、お母さんはWさんを殴ってまで……。 このとき、Wさんはようやく気付きました。 お母さんが普通の親ではないこと、これまで自分がされてきたことがおかしいということに……。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年06月01日皆さんは買い物をしている時にモヤっとしたことはありますか。今回は「子どもがとったパンを棚に戻す親」を紹介します。イラスト:まがうら子どもが取ったパンを棚に戻す親主人公がパン屋で買い物をしていたときのできごとです。隣にいた女性が、子どもにパンを選ばせていました。しかしトングがうまく使えずに、パンに穴が開いてしまっています。するとその女性は子どもが見ていない隙にパンを…?子どもがとって穴の開いたパンを棚に戻した出典:lamireなんと穴が開いてしまったパンを棚に戻して、きれいなパンと入れ替えたのです。そんな女性の行動をモヤモヤした気持ちで見ていた主人公。すると、後から来たおばあさんが穴の開いたパンを女性に差し出して「子どもさんが頑張って取ったパンをお忘れですよ」と言ってくれたのです。おばあさんの機転の利いた行動に、スカッとした主人公でした。おばあさんの一言で無事解決子どもがパンに穴を開けてしまったのに、棚に戻そうとする親がいるとは驚きです。機転の利いた行動で母親に声をかけたおばあさんの姿に、スカッとするエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月28日私たち家族が住む住宅地は、同じくらいの年齢の子どもがいるご家庭ばかり。気の合う親子でよく遊ぶことが日常でしたが、トラブルを避けるために必ず親が付き添うという暗黙のルールがありました。ある日、遊びに混ざってきた近所の子どもたち。親の姿はなく、挙句の果てに乱暴なことをしてきて……。子育て付き合いでのご近所トラブルに関するエピソードです。 近所の子育て付き合い私が住んでいる場所は新興住宅地で、15世帯ほど入居しています。周りは同じくらいの年齢の子どもを持つ家族がほとんど。一般の人が多く通る道からは中に入っているので、敷地内には郵便や宅配便などの用事のある車以外が入ってくることはほぼありません。平日の夕方や週末の日中によく一緒に遊ぶのが主に3~4家族で、一番年上の子が小学校2年生、下の子は2歳くらい。まだ小さい子がいるため親が子どもから目を離すことはなく、いつも全員の親が子どもたちを見守りながら親同士は話している、というのが日常でした。 よその子どもたちが混ざってきて…ある日、私たち複数の親子が遊んでいると、同じ新興住宅地で見たことのある子どもたちが混ざってきました。その子たちは幼稚園に通う兄弟で、10分ほど経っても親の姿は見えません。一緒に遊んでいるときに他の子をけがさせてしまうなどトラブルになることを恐れて、親に付き添ってほしいと考えました。そこでその兄弟に「お母さんかお父さんは?」と尋ねましたが、私の言葉を無視して遊び続けていました。ただ遊ぶだけならまだしも、その兄弟はルールを守らず……。私たちのグループの子どもが遊んでいる物を取ったり、順番を奪ってしまったり。小さな子は、兄弟に物を取られて泣いてしまいました。 トラブル回避のために伝えると…子どもたちが遊んでいる物を取られたり体を押されたりと乱暴だったため、見ている私たちも我慢できず……。「大人が見ていないと危ないこともあるからお母さんかお父さんを呼んできてくれるかな? お母さんお父さんが見ていないなら一緒には遊べないよ」とその兄弟に伝えると、理解し家に帰ったようで戻ってくることはありませんでした。それから日が経ったころ、同じ兄弟がまた私たちのグループのところにやってきたのです。しかし今度はお母さんが付き添っていました。兄弟がお母さんに話してくれたのかどうか定かではありませんが、トラブルを少しでも避けるためによい方向に向かって安心しました。 子ども同士が遊ぼうとしているのに、大人が制限をかけてしまうのは子どもに申し訳ないと思いました。しかし、けがなどのトラブルを避けるためには、親が見守るというのがこの住宅地での暗黙のルールです。とはいえ、もしかすると、ルールと思っているのは実は内輪だけなのかもしれません。いずれにせよ、未就学児が親の付き添いなしで遊ぶのは危険なので、もしまた同じようなことがあれば子どもを通さず大人同士できちんと伝えようと考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! イラストレーター/まっふ著者:樋山ゆり菜
2023年05月21日子ども向けのイベントには、親も参加しなくてはいけないものもあるようです。そんなときは、ママ友同士で協力して子どもの面倒を見ることも少なくないでしょう。今回は、実際に募集した“図々しいママ友のエピソード”を漫画化してお届けします。子どもが行きたがったイベントママ友の子も連れていくことに…子どもを預けたい理由は?まさかの理由にドン引き自分が日焼けしたくないという理由で子どもの世話を頼んできたママ友。自己中心的なお願いに女性もドン引きしてしまいました。頼みごとをする際は、相手のことも考えたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月12日ピンクのパンダが親子を救う!? 今回は、「小学生の息子が学校で起こしてしまったトラブル」の対応に悩むママのお話です。小学校で起きてしまったトラブルは、親が見ていないところで起きるケースも多いから、ママも突然の連絡に動揺を隠せていない様子…。相手のお家に謝りに行くママと息子くんの背後には笹の葉がワサワサと…?→次回に続く!(全5回)毎日12時更新!
2023年05月01日買い物中に、子どもが親とはぐれてしまうことは多々ありますね…。走り回ったり、1人で歩いたりと危ない場面を目にすることもあります。今回は、子どもから目を離していた母親に注意したエピソードを紹介します!子どもとぶつかってしまい…互いに自己紹介子どもの母親が見つかったものの…冷静に対処男性は子どものことを心から心配している様子。正論を言われて、母親も反撃できなかったのでしょう。
2023年04月29日皆さんは、子ども同士の喧嘩で親が謝罪へ行くシーンを実際に見たことはありますか?今回は、子ども同士のトラブルについてのエピソードを漫画で紹介します。インスタ:マリコ(@kusodan_gotohell)HP:リアコミ原作:みのりさん(インスタグラムにて経験談公募)漫画:真青様≪HPはこちら≫「ママ友村八分」ある日、主人公の息子が同級生の男の子と喧嘩をしてしまいました。しかも、喧嘩をした相手はPTA会長の子どもだったのです。主人公は謝罪するため、息子を連れてすぐ会長の家を訪ねました。子ども同士の喧嘩とはいえ、相手は「ボスママの子ども」…「いいのよ」とボスママは言いますが、言葉通りに受け取れない高圧的な雰囲気が充満していました。本当に悪いのは誰?出典:instagram息子だけが悪いわけじゃないとわかっていながらも、今後のことを考え一方的な謝罪をした主人公。息子に「ごめんね」と声をかけ、帰宅したのでした。悪くないのはわかっていた今後、息子さんが不自由なく学校生活を送るために理不尽な状況を耐え抜いたお母さん。いつかお母さんの思いが息子さんに届いてほしいものですね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月11日2人の子どもと夫と暮らすライコミさん。嫁姑、隣人、ママ友、夫婦、毒親……。ありとあらゆるトラブルに巻き込まれていく波乱の体験談です。家族ぐるみの付き合いが続くなか、子どものお世話に関するミドリさんの言葉に違和感を覚えるライコミさん。そこからさらに5年が経ったときのお話。 ミドリさんの後押しもあり、仕事を探すことにしたライコミさん。しかし、育児や家事と両立できそうな仕事がなかなか見つからないまま、時間だけが過ぎていくのでした。ヒマリちゃんの小学校入学が迫るなか、ようやく在宅でできる仕事を見つけ、無事に復帰。仕事との両立も順調でした。そのころ、ミドリさんも学童に子どもを預けてフルタイムで復職。「ミズキが学校が終わり次第、迎えに行ってくれるの」という言葉に、そのときは深く考えることはなかったものの、何かが引っかかるライコミさん。そこからさらに5年の月日が流れ……!? 女子高校生が家族の面倒を…? さらに5年の月日が流れて、ライコミさんの2人の子どもたちもすっかり大きくなりました。夫との関係は相変わらずでしたが、仕事も生活も順調そのもの。ミドリさん家族との仲も深まっていました。 そんなとき、ふとしたきっかけでミドリさんの娘のミズキちゃんが小学生の妹とおばあちゃんの面倒を見ていることを知ったライコミさん。以前にも、妹の学童の送り迎えをしていたことを聞いていたのもあり、「女子高校生ひとりでは負担が大きすぎない……?」と疑問に思うのでした。 よその家族のことで「何となく気になる……」といった違和感を抱くことは、多かれ少なかれ誰にでもあるかもしれません。家族ぐるみの付き合いをしているからこそ、相手の家族の事情を知ってしまうこともあるかもしれませんが、心を許している相手だけに、その違和感が思い過ごしであると信じたいですね。「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ在宅勤務10年目突入の引きこもり母さん。InstagramとTwitterで、自分やフォロワーさんの体験談をマンガにして紹介しています。
2023年03月30日保育士の中田馨さんが、集団行動での子どものトラブルや困りごとに対しての親のNG対応について教えてくれました。「すぐにお友だちに手を出してしまう……」、「なんでいつもお友だちとケンカするの……」とお悩みのパパやママはぜひチェックしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育所で子どもたちの遊ぶ様子を見ていると、お友だちが関わってきたときに何かしら「親が困ってしまうこと」が起こるものです。 2人、3人だと分かりにくいですが、集団になると見えてくることもあります。すぐにトラブルを起こしてしまう……とお悩みの親御さんもいるかもしれません。 そこで今回は、子どもが集団行動で起こした困りごとに対しての親の関わり方についてのお話をします。 友だちに手が出る、おもちゃを取る……こんなときは?集団で遊んでいると、あそび方が違ったり、相手のおもちゃが欲しくなったりして、手が出たりおもちゃの取り合いをすることがあります。相手のあることなので、どう対応すればよいか悩んでしまいますね。 自分の子が、叩いたり、おもちゃを取ったときは、お友だちをケガさせないためにも止めるとよいでしょう。「叩いたらダメ」、「お友だちのおもちゃを取らない」ことを伝えます。そして、子どもの「イヤだった」、「欲しかった」という、そのときの気持ちを代弁して共感しましょう。 「すぐに叩いて乱暴な子」とか「“かして”って言えない子」などとレッテルを貼らないようにしましょう。このとき、よく言うのが「お口で言って!」という言葉。「お口で言う」とぼやけた言い方をするのではなく、何をして欲しいか明確に伝えることも大切です。 ですので、何度も繰り返し「イヤなときは“イヤ”って言うんだよ」、「お友だちが持っているおもちゃは“かして”って聞こうね」など伝えます。 ケンカは悪いことではない!子どもがケンカを始めると、親はヒヤヒヤしますよね。「お友だちに嫌な思いをさせていないか?」、「ケガをさせていないか?」などが心配なことだと思います。 ここで大切なことは、「ケンカは悪いことではない」ということ。ケンカをすることで、相手には自分とは違う思いがあることが学べます。自分の意見も言えますし、自分の意見が通らないことを知ることができます。今、子どもは人間関係を身をもって学んでいるのです。 もし、気の知れたお子さんとのおもちゃの取り合いになったときは、親同士に余裕があるのなら、すぐそばで見守るのもよいでしょう。保育所では2歳半ば以降、特に3歳を過ぎたお子さんの場合、安全なケンカだと分かったら、すぐに助けられるところに行き、黙って2人がどうするかを見守ります。 言うとしたら「どうしたの?(理由を聞いて)そうなんだ。じゃあ、どうすればいいかなあ?」と考えてもらいます。2人で解決できることもあるし、別のお友だちが提案を持ってきて解決することもあります。すべてを大人が解決しようとせず、子どもたちにも解決できる力があることを信じて「待つ」ことも大切です。 「何だかうちの子、集団行動が難しいかも」と思ったときに、お母さんが思う「できている子」を見るのではなく、自分の子どもが集団行動の何に困っているかを観察してみてください。子どもが困っていることが分かれば、おのずと親が何をすればいいかの答えが見つかるはずです。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年03月26日結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。2人の間にまだ子どもはできず……。美咲は早く子どもを授かりたいと思う一方で、拓也はそこまで子どもが欲しいと思っておらず、2人の間には温度差が生じていたのでした。ある日、接待で遅くなり帰宅すると、「こんなに遅くなるなんて聞いてない」と一喝された拓也。 なかなか妊活に取り組めずイラ立ちを覚えた美咲は、激しく叱責するのでした。 怒りが止まらない妻を必死で説得すると? 「ちょっと待って!!今日はやめよ?! また今度!! ね?!」 「仕事終わりで疲れてるし、戦闘態勢になれな……」 すると、マムシドリンクをスッと取り出した美咲。 「気持ち的にそうなれない……というか……」 言葉を選びながら、断る理由を伝えた拓也。 すると、美咲は「子ども欲しくないの?」とひと言。 結婚してから今に至るまで、妊活を後回しにされていたことへの不満を吐き出したのでした。 ◇◇◇ 結婚してから3年が経っても、子どもができないことに悩んでいた美咲。自分は妊活をしたいにもかかわらず、夫に後回しにされ、それにこれまでずっと耐えてきたのだと思うと、かなりつらかったのではないでしょうか。夫が妊活に乗り気ではなかったのなら、「また明日」「また今度」などとうやむやな返事をするのではなく、はっきりと自分の気持ちを伝えたほうがよかったのかもしれないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年03月17日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!8歳の長女と5歳の次女の母で、現在第三子妊娠中のぴなぱと申します。今回は“子どもがいつから1人(もしくは子ども達だけで)寝るようになるのか”というお話。わが家はこの春から長女が小学3年生、次女が年長さん。長女の歳ではそろそろ親とは一緒に寝なくなったという子も増えてくる頃かなと思いますが、わが家の場合はというと…別の部屋で寝る気配は、まっっっったくありません。いつまでも一緒に寝てくれてもいいんですが、もうすぐ第三子も産まれますし、子ども達もそれぞれどんどん大きくなりますし、物理的に寝る場所が狭くなる一方というのも事実。それにやっぱり、いつまでも一緒に寝ているというのは恥ずかしいんじゃないか? という気持ちも少し。そのため「いつ頃まで一緒に寝るか」という話を、長女とも時々するようになってきました。そんな流れで最近訊かれたのが、私自身の子ども時代の話。訊かれて思い出しましたが、私自身もすんなり1人で寝るようになったわけではありませんでした。まず、幼稚園児の間は父と母に挟まれて両親のベッドで寝ていました。両親のベッドはセミダブルだったので今考えれば狭かったと思うのですが、子どもの私は全く気にせず寝ていました。小学生に上がる頃、ベッド+机やタンスが一体化してるいわゆるシステムベッドがうちに届き、私はそこで寝ることになりました。今考えればやっぱり親子3人でセミダブルのベッドに寝るのは狭かったんでしょう。ただその時はまだ部屋は両親と一緒。当時わが家は両親の職場の2階に住んでいて、その家はLDKの他に部屋が2つしかなかったので、片方が両親の寝室+私、もう片方が姉達の子ども部屋という形でした。私が小3くらいになると、姉達と一緒に子ども部屋で寝るように。どのタイミングでかは忘れましたが姉達のベッドも二段ベッドから1人ずつのシステムベッドに変わっていました。決して広い部屋ではなかったので、システムベッドが3つ置いてあるとそれだけで部屋がいっぱいでしたが、姉達はカーテンをつけたりしてそれぞれのプライベートスペースを作っていました。その後、私が小5の時に今の実家にお引越し。前の家と違い一戸建てだし、部屋数も増え、姉達はそれぞれ念願の1人部屋をゲット。ちなみにその頃、長姉は高3、次姉が高2。小学生の私とは生活リズムも違うし、なにより思春期真っ只中の姉達は当時の私にとっては怖くて、一緒の部屋は嫌だと拒否した結果、私の居場所はリビング横の和室スペースになりました。家族の中で私が1番早く寝るので、いつも隣のリビングがガヤガヤした状態で就寝していましたが、それはそれで寂しくなくてよかったです。その2年後、私が中学に上がる頃に長姉は結婚して家を出ていき、私は空いた長姉の部屋に移動。それまで誰かしらと同じ部屋、もしくは人の気配を感じる空間で寝ていたので、自分の部屋で完全に1人で寝るようになったと言えるのはここからかもしれません。余談ですがその翌年に次姉も一人暮らしを始めたので、最終的に部屋は余りました。とまあ自分の子ども時代をこうして思い返してみると、かなり段階を追って1人で寝るようになっていったのがわかりました。ただそれは不可抗力というか、それしか選択肢がなかったからだと思っていたのですが…長女に言われて気付きましたが、最初から1人で寝られる環境だったとしても、子ども時代の私には無理だったかもしれない…。誰かと同じ部屋だった頃もなんとなく寝る時は怖くて、ベッドにはぬいぐるみをたくさん並べていたし、言えなかったけど「お母さんと一緒に寝たい」と思ったことも何度もあったなと。年齢的にそろそろと勝手に思っていたけど、自分も1人で寝るのは嫌だったことを思い出したので、長女も本当に1人で寝たいと言い出すまでは焦らなくてもいいのかなと思いました。物理的に一緒に寝られるスペースのあるうちは…!
2023年03月16日サカイクが提唱している、子どものサッカーに関わる保護者のみなさんに大切にしてほしい"親の心得"をまとめた「サカイク10か条」。「実践している」「周りにも紹介している」という声をいただくこともありますが、まだその存在を知らない保護者の皆様にもぜひ知っていただきたいと思い、卒団式後の保護者会などで「サカイク10か条」を知っていただく機会を設けました。今回は、三重県亀山市で活動する野登SC、東京都町田市で活動する町田相原FCにご協力いただき、保護者会にてサカイク10か条を紹介しました。オンラインを使ってサカイク10か条の紹介を行いました(写真は町田相原FCのみなさん)子どものサッカーに関わる保護者に大切にしてほしい"親の心得"【印刷してチームに配布できます】■指導者が上手く説明できていなかったことを理解してもらえたどちらのチームも、サカイクキャンプのヘッドコーチでもありシンキングサッカースクールのコーチも務める菊池健太コーチが、サカイク10か条が大事な理由などをお話すると、集まった保護者の皆さんは真剣なまなざしでモニターを見つめ、その内容に耳を傾けていました。野登SCのスタッフ堀口さんによると、以前から指導者たちの中ではサカイクに共感していただいていた方が多く、情報を共有しあっていたそうです。保護者の皆さんにも知ってほしいとチームの情報を共有しているツールにアップしたりしていたそうですが、あらためてサッカー少年少女をサポートする親の心得として「サカイク10か条」というものがある、と伝えたかったのだと教えてくれました。普段から櫻木監督やコーチたちがサカイク的な指導に共感いただいて実践しているため、保護者の皆さんも納得して見守ってくださっているとのことですが、試合などで指導者の対応に疑問を抱いて質問された際に、指導者側が伝えたいことがきちんと言葉にできなくて、コミュニケーションのズレが生じることもあったそう。そんな悩みもあり、この度卒団式の後に保護者の皆さんに集まっていただき、サカイクのスタッフからオンラインを使ってサカイク10か条を紹介する時間を設けてくださいました。保護者会終了後には、親御さん同士で「こんな時は○○すると良いんだね」など話しあっていたそうです。チームスタッフの堀口さんは、「これをきっかけに、子どもたちがのびのびサッカーを楽しめる環境を保護者も理解して一緒にやっていけたらいいと思っています」とチームにとっていい機会になったと教えてくれました。■子どもより自分が焦っていたことに気づいた保護者も東京都町田市で活動する町田相原FCは、昨年7月に出張サカイクキャンプを体験していただいたチームで、以前より代表の宮崎さんをはじめ、指導者の方々もサカイクに賛同くださっていましたが、保護者の皆さんにもこの機会に知ってほしいということで、オンラインでご紹介いただく機会を設けました。コーチの話が終わった後は保護者の方からの質問タイムを設け、「やる気が見えない時の声かけ」「自主練をしないが見守るしかないのか」「ケガからの復帰が不安そうな時どうすればいいか」など、親御さんのお悩みに回答。「そういう悩みがあるときは、いつでもコーチに相談してください。一緒に取り組んでいきましょう」と代表の宮崎さんが保護者に語りかけるなど、今回の10か条紹介をきっかけに、保護者とのコミュニケーションを深める機会にもなったようでした。参加した保護者の方からは、「子どもより親の自分が焦っていたと気づいた。これからは見守るようにしたい」などの感想をいただきました。今回のことが、チームと保護者が子どもたちのためにより良い環境を作るにはどうすればいいか、共通認識を持って関わっていけるきっかけになれば幸いです。最近では、チームに入団する際にサカイク10か条を保護者の方にお渡ししているという嬉しいご報告をいただくこともあります。子どもがサッカーを楽しむためには、技術の習得も大事ですが、何よりサッカーが好きで楽しめることが大事です。「サカイク10か条」はページのURLを共有するだけでなく、印刷して配布することもできますので、ぜひみなさんのチームでもご活用ください。「サカイク10か条」をダウンロード>>
2023年03月13日子どもが発熱したり病気になったりすると、親も同じ病気になってしまうこともしばしば。子ども以上に大人のほうが重症化してしまうケースもあります。私も子どもの病気をもらってしまい、その後さまざまな症状に悩まされることになりました。子どもが病気になったら、大人も無理せず一緒にしっかりと休息することが必要だと痛感した出来事をお話しします。★関連記事:「なぜ早く受診しなかったのですか?」突然、激痛が走り帯状疱疹に!実は怖い病気、受診が遅れて…子どもが発熱! 治ったと思ったらある日、子どもが発熱したため病院を受診したところ、医師の診断は季節的な風邪症状とのことでした。子どもの熱は1日たつとすぐ下がったので安心していましたが、その直後に私の体調が悪くなり始め、嫌な予感が……。慌てて熱を測ってみるとなんと38.5度! 子どもの風邪をもらってしまったようでした。自分は子どもの病気をもらわないようにいつも気を付けていたのですが、そのかいもむなしく病気にかかってしまいました。その後念のため病院を受診しましたが、子どもの風邪をもらったのだろうとのことで診察は終了。処方された薬を飲んで休んでいると、子どもと同じように1日で解熱し、すっきり治ったので安心していました。鏡を見ると顔中に発疹が…子どもからもらった風邪も落ち着いて、安心したのもつかの間。翌朝起きると、顔中に発疹が出ていました。最初は「ニキビかな?」と思っていましたが、ニキビよりも明らかに大きな発疹。そして時間を追うごとに徐々に発疹は増え始め、ただのニキビではない……と確信しました。最終的には顔全体を覆いつくすように発疹が出現。そして、さらに足の裏や手のひら、手指、膝、おなか、おしりなど体の至るところに発疹が現れ、何の病気なのか不安でいっぱいになりました。他人の目につく顔は、発疹を隠すように化粧をしたりマスクを着用したりして隠していました。しかし、何よりもつらかったのは、足の裏にできた発疹の影響で歩くと痛みが走ったことと、手指の発疹の痛みで瓶が開けられず生活に支障が出たことでした。そんなひどい状況だったため、すぐに病院へ駆け込みました。病院での診断結果は「手足口病」とのこと。手足口病というと、手足や口の中に発疹ができるイメージがありますが、おしりや膝、おなかなどにも出ることがあるそうです。おそらく子どもが発熱したのも手足口病だった可能性が高いものの、子どもには発疹が見られなかったため、手足口病の診断に至らなかったとのことでした。たしかに子どもの手足には発疹が見られなかったので、私自身も手足口病を疑うことはまったくありませんでした。今思い返すと、おしりに少し発疹が出ていたような気もしますが、肌荒れかな? という程度に思っていました。発熱後、全身に発疹が出たことについて原因が思い当たらず不安でしたが、はっきりとした原因がわかりひとまず胸を撫で下ろしました。発疹が落ち着いてきたかと思ったら…手足口病の発疹は、特に治療法もなく落ち着くのを待つのみということだったため、時間経過とともに良くなるのを待つしかありませんでした。しばらく安静に過ごしたことで徐々に発疹も落ち着き始めたので安心していると、今後は爪に異変が! 手の爪の一部が浮き、剥がれ始めたのです。それも1本や2本ではなく6本も……。人生で初めての体験でした。痛みはなかったのですが、日に日に爪の剥がれ方がひどくなるため、恐怖すら感じていました。このときは発疹も落ち着いてきていたので、手足口病とは関係はないと思い込んでしまい、次は皮膚科へ! 皮膚科に行くと、「最近、病気になったりしてないですか?」と近況を聞かれました。そこで、最近まで手足口病にかかっていた経緯を説明したところ、「手足口病の後遺症で爪が剥がれている状態」とのことでした。正直、手足口病で爪が剥がれてしまうことがあるという知識がなかったので、かなり衝撃的でした。発疹と同様、爪の症状も特に治療方法はなく、爪が再生するのを待つしかないとのこと。皮膚科の受診から数カ月たった今も爪は完全には再生しておらず、気長に様子を見ながら待っています。しかし、手元は人の目につきやすいところなので、早く元通りになることを願うばかりです。まとめ子どもにはひどく現れなかった手足口病の症状。しかし、大人がもらってしまうと子どもよりも症状がひどくなってしまうこともあるのだと、身をもって体験した出来事でした。子どもが体調不良になると、どうしても看病などで親の抵抗力や体力も落ちてしまうこともあると思います。ですが、そんなときほど、親も子どもと一緒にしっかり休むことが必要なんだなと実感しました。今回の手足口病のように、数カ月たった今でも後遺症に悩まされているケースもあるので、今後は今まで以上に自分の体調管理にも気を付けようと思っています。取材・文/かしいまゆこ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/かしいまゆこ(35歳)冷え性や肩こり、便秘などの身体の不調に悩む日々。食生活を見直しながら体質改善を励んでいます。ご自身や家族の健康に興味を持ってもらえるような体験談を執筆していきます。
2023年03月05日韓国恋愛映画の名匠ホ・ジノと、いま「イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~」も話題のチョン・ドヨンが紡ぐヒューマンドラマ、Huluプレミア「LOST 人間失格」の予告映像が初解禁。さらに、追加場面写真と貴重なオフショットが到着した。作家になる夢をあきらめてゴーストライターになったものの、いまは日雇い家政婦として働き、結局何もできないまま道を失ったブジョン(チョン・ドヨン)と、役割代行サービスをしながら金が愛だと思っている、結局何もできそうにない自分自身を恐れるガンジェ(リュ・ジュンヨル)。本作は、深い闇の中で出会った男女の心震えるヒューマンドラマ。今回初解禁となる予告映像では、映画のような映像美とともに、ブジョンの「愛するお父さんへ。どこから間違えたのでしょうか」という独白から始まり、またガンジェも同じように「会いたい父さん。この世に同じように生まれて、俺は何者にもなれない気がします」と将来への不安を吐露し、深い闇を抱える2人の様子が描かれていく。決して交わることのない世界で生きていた2人はある日、偶然にも同じバスに乗り合わせ、失意の底で人目もはばからずに涙するブジョンに、ガンジェが思わずハンカチを差し出したことで、運命的な出会いを果たす。ブジョンは、バスを降りようとするガンジェの腕を咄嗟につかみ――。お互いの存在を知り、痛みと苦悩で傷ついた心に温かな感情が少しずつ芽生えていく2人。しかし、あることがきっかけで2人の純粋な想いは引き裂かれてしまう。人生に行き詰まり、進むべき道を見失った2人の関係はどうなっていくのか、期待が高まる。さらに、深い闇の中にいる2人のワンシーンを切り取った場面写真と撮影現場でのオフショット写真も公開。オフショットではチョン・ドヨンとリュ・ジュンヨルが真剣に撮影に取り組む姿もあれば、笑顔で撮影を楽しんでいる光景も収められている。Huluプレミア「LOST 人間失格」は3月10日(金)より独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年02月27日若者の結婚離れ、草食系男子、推し活……そんな言葉で取り沙汰される子ども世代は、実際の恋愛や結婚に興味がないのだろうか。もしかしたら、知らない間に親が地雷を踏んでいるのかもしれないーー。「学生時代から、結婚しろ、結婚しろと言われ続けてきました。家に帰るのが遅くなると、興味津々で『誰と一緒だったの?』と聞かれるんです。それで『友達』だと答えると、ガッカリされる。もう疲れて、交際相手を探す気も薄れてきました」(20代女性)50歳時点での未婚率は’90年以降、上昇傾向にあり、’20年は男性28.3%、女性17.8%。この傾向は続き、’40年は男性が約29%、女性が約19%になると予想されている。ますます未婚が増えるなか、適齢期を迎えた子どもから結婚の気配を感じないと、つい不安になってしまうもの。だが、“将来、子どもには幸せになってほしい”という親心が強すぎて、子どもの婚活に悪影響を与えることがあるという。婚活IMAの今村倫子さんはつぎのように語る。「高学歴、高身長、高収入の“3高”男性が結婚の条件となったバブル期に青春時代を過ごし、まだ景気のいい時代に結婚した親世代は、当時の古い考えのままでいる人が少なくありません。一方で、子ども世代は生まれたときから男女平等の教育を受け、先行き不透明な社会に身を置いてきたのだから、結婚や結婚相手に対する考え方も大きく異なっています」また、『「婚活」受難時代』(角川新書)など、多くの書籍やメディアに取材協力をしてきた結婚相談室婚活すみれ会の伊集院淑子さんに話を聞くとーー。「私の相談所では8割くらいが親子そろって面談しますが、必ず事前に親だけ先に来てもらって、いまどきの子どもの結婚観や価値観をレクチャーするようにしています。そうでもしなければ、険悪なまま、親子の面談時間を過ごすことになるためです」そこで、子どもの結婚を邪魔しないために、改めるべき親の古い価値観を、6項目に大別し、それぞれ解説してもらった。「やってはいけないのは、子どもの交際相手に否定的な言葉を投げかけること。つい“収入は大丈夫なの”などとこぼしてしまいますが、子どもだって、しっかりと自分の結婚相手のことを見ています。それを否定されると、子どもは親に相談したり、交際相手を連れてくることをためらいます。まずは応援することが大事。結婚するのは親ではなく、子どもなのですから」(伊集院さん)【1】マッチングアプリに猛反対する交際相手との出会いが信頼できる知人の紹介でならば、ある程度の身元が把握できているため安心だが、マッチングアプリの場合は“どこの馬の骨かわからない”と不安に思ってしまうもの。「若い世代は大学生くらいから利用していますし、反対するよりも『信じているからね』と応援しましょう」(今村さん)【2】オタク趣味をやめさせようとするアイドルやアニメに夢中になり“こんなオタクじゃ結婚できない”と嘆く親も。「今の若者は、結婚しても自分の時間を大事に過ごす人が多い。没頭できる趣味に理解が求められます。ここ数年でオタク同士の結婚がとても増えました。オタク専門の結婚相談所もあるので、ご相談されてもよいでしょう」(今村さん)【3】相手の資格や年収は重要だと説く「以前より少なくなったとはいえ、いまだに結婚相手に『一流大学卒』『ステータスのある職業』を条件に出す親御さんもいます。それを『親の見栄』と子どもは見ています。今は共働きが当たり前の時代。夫婦2人で稼いで生活できれば特に問題がないのでは。高収入より、家事や育児もしてくれる夫を求める人が多いですよ」(伊集院さん)【4】婚活のスケジュールや進捗をきちんと共有する「結婚しろと、親からあまり言われすぎると、帰宅してもすぐに自室にこもってしまうお子さんがいます。そんな場合、母親には『3カ月、黙っていてください』とアドバイスします。すると子どものほうから寂しくなり、結婚観や自分の思いなどを語ってくれるようになるケースが多いんです」(伊集院さん)【5】親子で近くに住もうと提案する子ども1人の家庭の場合、寂しさから「結婚しても、近くに住んでほしい」とこぼしてしまうもの。「新婚生活の場合、通勤のしやすい所を選ぶ人が多いですが、孫ができれば、子どもから“実家の近くのほうが便利”と引っ越してくれたりするので、新生活に関しては、子どもの意見を尊重しましょう」(今村さん)【6】行事はきっちりと行ってきた「子どもの節句、七五三を大事にし、成人式は家族で記念写真。気づけば私の進路まで母がきちんと決めていったので、母依存型人間に育ってしまいました」(20代・女性)というように、世話焼きがすぎると独立心が阻害される。「お見合い相手を選ぶときも、いちいち『母に聞いてみます』と自分ごとと受け止められない人は、結婚が遠いです」(伊集院さん)よかれと思ってしていることが、逆効果かもしれない。自分が6つの行動をとっていないか、今一度考えてみよう。
2023年02月15日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、「自分は毒親かも」と思った方に向けてお話ししています。どんなことをしてしまうと毒親なのかを詳しく解説!子どもをしっかりした子に育てたい、勉強のできる子に育てたい。大切なわが子の将来を思うからこそ、子どもにさまざまなことを期待し、教えたくなりますよね。教えなければという思いから、ついつい子どもに対して口うるさくなってしまう親は多いものです。でも、それが“毒親”としての一歩だったとしたら……。毒親にならないために、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。 そもそも“毒親”とは?最近、ニュースなどで見かけるようになった「毒親」という言葉。毒親とは、暴言や暴力、しつけという名の過干渉をする親について使われる一方、自分の都合を優先し、子どもを放置したり、かまわない親についても使われる言葉とされています。また、親の過干渉から生じることとして、子どものキャパシティ以上に勉強をさせることを“教育虐待”とも言われるようになりました。 もしかしたらその対応は“毒親”の一歩かも暴言や暴力はもちろんしていない、ネグレクトもしていない、だから私は毒親ではない、と思っている人はもしかしたら危険かもしれません。誰でも毒親への一歩に足を踏み入れている可能性があります。お行儀よく食べさせよう、お片付けができるようにさせよう、電車の中でじっとしているように教えよう、これらはどれも当たり前に子どもに教えたいことだと思います。もちろん、お子さんがきちんと社会で過ごせるように教えたほうがいいことでもあります。けれど、子どもの成長に合わせず急ぎすぎて教えてしまうことは、毒親への第一歩を進めてしまうことにつながるかもしれません。 期待をかけすぎないようにブレーキを親としては、ついつい先回りしてお子さんにいろいろと教えこませたくなります。でも、まだまだ小さいときにお行儀などを教え過ぎることが、その後の“教育虐待”にもつながっていく恐れがあります。 根底にあるのは、こうなってほしい、こうあるべき、という子どもへの期待。しかし、小さなお子さんのキャパシティは、まだまだ小さいものです。それが本当に“今”教えたほうがいいことなのか? 子どものキャパシティを超えた親の「期待」がかかっていないか?を考えてみましょう。もし、ちょっと子どもにうるさく言い過ぎているかも……と思ったら、友人やご自身の親御さんに自分の対応が過干渉になっていないか聞いてみてください。自分の子どもに責任を持っていない、ある意味「無責任」な意見が、自身の毒親への一歩を止めてくれるブレーキになることがあります。 大切で愛するわが子のためだからこそやっていることであり、お子さんによってできる範囲も受け止め方もさまざまなため、どこからが毒親への一歩となるのかは、本当に難しいところです。うるさく言い過ぎているときに、「子どものため」という理由からであればちょっと立ち止まってみて、お子さんの気持ちが後回しになっていないか考えてみるといいかもしれません。 イラスト/マメ美 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2023年02月07日子どもたちは日中の刺激、やりたいことが気になって寝ない…私は悪戦苦闘Upload By スガカズわが家の長男(ASD、ADHD)と次男(ADHD)は、小さいころからなかなか寝ない子どもでした。日中受けた刺激から夜遅くまで脳が覚醒していたり、過集中でやりたいことを見つけると、1〜2時間は要します。加えて長男と次男は仲が良いので、お互いが次の行動の妨げになることが多いです。ただでさえ日常生活(ごはん、お風呂、歯磨きなど)がスムーズにいかないなかで、やりたいことを始めて過集中に陥ってしまうと、満足するころには日をまたいでしまいがちに。かといって、時間を守らせて22時に布団に入れたとしても、その日やりたいことが積み残された状態だと子どもたちは眠りません。また、次男は情緒不安定になることが多く、次男が情緒不安定になると一緒にいる長男にも影響します。他者から感じた「見えない圧力」Upload By スガカズまた、学校や病院などからときどき子どもたちの睡眠時間を質問されることがあるのですが、質問に答えるたび、ストレスを感じていました。答えたあとは「睡眠時間が平均よりも少ないこと」や「睡眠時間が少ないことがもたらす影響」について指摘されるからです。児童精神科の先生からもよく指摘されていました。先生は、医師として子どもたちのことを考えて発言されていることは重々承知しています。ですが、当時の私は他者から子どもたちの睡眠時間をうまく確保できていないことを指摘されるたびに、自分が「母親失格」の烙印を押されたような気がしていました。次男がチック症になってから気づいたこと次男が小1のころ、私と次男の関係はよくありませんでした。当時次男は小1の壁にぶちあたっており、私はどうしても次男の悪目立ちするところばかり気になってしまい、次男に怒ってばかりでした。もちろん怒る原因の一つに、「夜寝ないこと」もありました。そんな日々を送っていたある日、次男はストレスから「チック症」を起こしました(こわばった表情でモゴモゴと口元を頻繁にゆがませていました)。そのときの周囲や本人の意見、家庭環境から、「子どもたちをコントロールすること」ではなく、「子どもたちと気持ちよい時間を過ごすこと」のほうが重要だと気づきました。Upload By スガカズ私が子どもの睡眠時間を確保したいと思うのはなぜか?私はなぜそこまで躍起になって子どもたちに眠ってほしいと思ったのでしょうか?それにはこのようなことが挙げられます。【子ども】・生活のリズムが安定しやすいから・就寝時間が決まっていることで、物事の始まりや終わりを知ることができ、社会生活を送る上での『決まり』も学べるから・成長の遅れ、集中力、疲労感などに影響があるとされているから【私】・子どもたちが早く寝ることで、親がほかの仕事(家事、育児、仕事)をこなせるから・親の自由時間、睡眠時間も確保できるから・他人から指摘されて自分が落ち込むことが減るからこうして振り返ってみると、眠ってほしい理由は、よくも悪くも自分本位であるということが分かりました。「どうやら世の中的にはそういうことが良いとされているから」「他者から指摘されるのがいやだから」「自分の体が楽になるから」という理由が大半になります(「自分の体が楽になるから」という理由は、自分のメンタルに影響するので大事だと思います)。当時の次男は学校生活を送ることがそもそも難しく、情緒不安定になっていました。そんな中で、「就寝時間が決まっていることで、物事の始まりや終わりを知ることができ、社会生活を送る上での『決まり』も学べるから」と思って無理に寝かせようとしても意味がありません。子どもたちが気持ちのよい日々を送れるようにすること。それが一番大事だと気づきました(当たり前のことなのかもしれませんが、当時の私は余裕がなく、目の前のことしか見えていませんでした…)。個々の入眠しやすいパターンは利用するとはいえ、「そろそろ寝たほうがいいよ」と子どもたちに伝える必要はあります。また、子どもたちそれぞれが入眠しやすいパターンを知り、最低限対応することだけはしようと思いました。Upload By スガカズいろいろと模索する中で、入眠しやすいパターンが分かってきました。長男はオルゴール、次男は家庭用プラネタリウムといったふうに、それぞれの特性で有効なものが違っていることが分かりました。そのほかに、「部屋を予め暖める」、「寝る前に手足をマッサージする」、「寝る1時間前は照明を暗くする」なども試しました。手足をマッサージするのは子どもたちも気持ちよさそうにしてはいましたが、子どもが4人いて、毎日することは難しかったので「お母さんが大変になってきたからやめるね」と伝えました。Upload By スガカズまた、子どもたちは寝室に行ってからも騒がしくしていることが多いのですが、「お布団の中では寝て」「しゃべらないで」など難しくて曖昧な指示ではなく、「お布団の中で話すときは”アリさんの声”にして」など、具体的で実行しやすい指示になるように気をつけました。私は2人に「おやすみ」と言ってしばらくしてから別室で寝ます。別室であれば子どもたちが起きていてもイライラせずに済みます。「他者の意見は気にしないでいい」と、今なら思える無理に寝かせようと躍起にならなくなってからは、私自身、育児が楽になったような気がします。そんな私の様子を見て、「遅くまで起きていても注意しない」「ルールに無頓着」だとパパは思うらしく「もっと厳しくしたほうがいい」と指摘することがありますが、私はこのままでいいと思います。昔から他者から「見えない圧」を感じていたけど、実際子どもたちと一緒にいるのは自分なのだから、自分たちが楽な方法がよいですし、他者の意見はあまり気にしないでいいと思っています。執筆/スガカズ(監修:藤井先生より)スガカズさんが長男さん、次男さんの睡眠がうまく進まないことで、睡眠時間を確保したい理由を書き出されたのはとても良いですね。そのことを通じて、お子さんが気持ちよく過ごせることが第一と思うに至ったのですね。発達障害であっても、なくても、子どもは親の思い通りにならないことが多々あります。発達障害の特性があればなおのことです。「子どものため…」と思う声かけや、良かれと思った行動も、実は親自身が周りからどう見られるかなど気にされての行動だったという場合もよくあります。もちろん、親御さんの気持ちが安定するのも大事ではありますが、お子さんが気持ちよく過ごせることを第一にという視点は、今後の子育てにおいても大切な指標になりますね。
2023年01月31日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!フードコートで子どもを放置する親フードコートで大人5人と子ども10人のグループが食事をしていました。大人と子どもに別れて、違うテーブルで食事をしていたのですが、子どもが椅子の上に立ったり、ほかのお客さんが座っているテーブルの周りを走り回ったりと大騒ぎしているにもかかわらず、親は放置。出典:lamire親たちは、気付いていないならまだしも、そんな子ども達を見て笑っていたのです。周囲のお客さんも戸惑っているのが見てとれました。すると、それをみていたうちの子どもが親たちに、「よくないと思うなぁ、そういうの」と一喝。まだ小学生だった子どもの勇気ある行動に、私もその親たちも呆気にとられていたのですが、それに気付いた店員さんが息子に加勢し、「他のお客様のご迷惑になりますので」と注意してくれて静かになりました!我が子グッジョブ!でした!(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2023年01月23日