今回は我が家の上の子チーム《小学生》のお話です。小4の長男小2の長女小1の次男3人の小学生がいる我が家。そんな我が家が度々直面するのが『忘れ物問題』です。元々の性格にもよると思いますが、長女は言われなくても自分から前もって用意をするタイプです。そんな長女に対して言われても用意せず、頻繁に忘れ物を繰り替えす長男&次男。長男が初めて小学校に入ったときは、忘れ物や失敗をしないように先回りして色々手をかけすぎていた私。しかし、色んな方の話を聞くと《失敗も経験させたほうがいい》という意見が多く…『実際に失敗することで、今度からは自分で注意するようになる』という事を期待して、本人に任せるようにしました。忘れ物をして困った経験を繰り返すうちに、自分でも気をつけるようになるだろうと思っていたら… 長男の性格が『まあ、どうにかなる!』というタイプで、今もガッツリ忘れ物してます(笑)考え方によっては、《忘れ物をしたとしても慌てず動じず、その場で臨機応変に行動できている…》とも考えられるのですが困るのが『お手紙』の問題。本人の自主性に任せすぎていると一向に手紙が私の手元に届くことなく、気がつくといつのものか分からない手紙の山…(大体はぐちゃっとなってる)その手紙の中に『とうの昔に先生に提出されているはずの手紙』が混ざっていたときなんかもう… 今年から1年生になった次男。初めてということもあり最初の頃はお手伝いをして慣れてきた頃に自分で用意をさせてみると…どうやら次男も長男タイプのようで、ちょこちょこ忘れ物をし、お手紙も促さないとなかなか出してくれません(笑)口や手を出しすぎても良くない。しかし任せきりにしすぎるのもちょっと…。親としての願いは『子ども本人の自立と自活』。小学生ともなれば『見守る』と言うこともとても大事になってくると思うのですが、そのあたりの線引きに日々悩んでおります。これからも周囲の意見を参考にしながら、試行錯誤やっていきたいと思います!!
2019年06月26日登下校のひとり歩きが心配で用意したのは…我が家の息子は4月からピカピカの小学1年生。息子の入学に備え、ランドセルとともに用意したものがあります。それは「見守りAIロボット」といわれる「GPS BoT」。 わが家は学童にお迎えに行くことも多いですが、基本的にはひとりで登下校することになるので、行き帰りが心配だったのです。入学前から使い始めて2カ月ほど経ったので、その使い勝手をレポートします。位置情報から子どもを見守るAIロボット「GPS BoT」は日本中をカバーする携帯電話回線などに自動接続し、子どもの現在地を専用アプリで見守れるというもの。公式HPによると「一般的なGPSの電波だけでなく、周辺のWiFiアクセスポイントの電波や、携帯基地局の電波もセンシングするため、一般的なGPS端末では難しかった、屋内や地下での位置特定も可能」とのことです。大きさは5cm四方×厚さ19mm、重さは46g。契約手数料や契約手数料、契約年数しばりなどが一切なく、端末は4800円(税別)、月々の利用料は480円(税別)という料金設定、シンプルなデザインと機能が気に入り、夫と相談して購入しました!ランドセルにつけるにはAirPods用のケースがオススメコンパクトな大きさと、スッキリとしたデザインがかわいいBoTですが、本体にはバッグなどに装着できる器具は付いていません。ランドセルのポケットにポンと入れておく分にはいいのですが、習い事やそのほかの外出時にバッグを変えるときはちょっと面倒。また、2~3日に一度充電が必要なのですが、その後ランドセルに入れるのを忘れがち!公式でケースも販売されていますが、まあまあお高いですし、デザインも好みではなくて…。どうしようか悩んでいたら、ネットでAppleのワイヤレスイヤホン・AirPods用のケースに入るとの情報が。早速試してみたら、結構力がいりますが(笑)なんとか入りました!ケースを付けたまま充電もできます。わが家ではランドセルサイドのフックにこのケースつきのBoTを引っ掛けています。ちゃんと持ったかどうか確認しやすいし、ランドセルからほかのバッグへの移動もラクチンです。GPSの精度とエリア設定についてさて、実際の使用感はどうでしょう?BoTでは、専用アプリで表示されるマップ上に今どこにいるか表示されます。誤差は数m~数十mほど(場所によってはそれ以上も)。場所を指定して登録しておくと、そのエリアに着いた時には「つきました」、エリアから離れた時には「出発しました」と通知が来る仕組みです。とても便利なのですが、少し問題も。実はわが家は小学校から割と近く、自宅と学校両方を設定すると、お互いのエリア(約100mの円形)が被ってしまい、登下校時に「到着」と「出発」が同時に通知されてしまうのです…。これは今のところ、誰もいない家に子どもが帰るということがないので、自宅の設定を消去して対応。だいぶ使いやすくなりました。遠足の足どりは夫婦2人でチェック今まで使っていた中で、一番役に立ったのは遠足の時でした。痛ましい事故が多い最近、学校から徒歩で駅に向かい、電車に乗って移動するという遠足は不安でしかなかったです。でも、移動しているであろう時間にGPSを見ると、「あ、今ここにいるな」、「ちゃんと着いたみたい」と移動の様子がわかり、安心することができました。横断歩道の手前でしばらく動かなかったときはドキドキしましたが(笑)。移動履歴も時間も表示されるので、どういうルートで動いているのかもわかります。GPS1台につき、何台もの端末で見守れるのも大きな魅力で、遠足中はパパも仕事中に見ていたそうです。これからどんどん行動範囲が広がり、ひとり行動も増えるであろう小学生。「GPS BoT」のおかげで私自身は少し不安が払拭でき、何かあった時も対処がしやすいので、これからも使い続けたいと思います。<文・写真:ライター清宮(clabocco)>
2019年06月08日娘が泳ぐ姿を見たいと思い、初めてプール見守りボランティアに申し込んだぐっちぃさん。しかし決まった後から、対策が必要なことに気づき…。どなたか経験済みの方、プール見守り員をするのに対策はありませんかね?(日焼け対策とかの)何かあったときに即動けるように身軽な格好でいかねば…。楽しみだな~晴れるといいな~( ^)o(^ )
2019年06月01日多発する、高齢ドライバーの事故。それを受けて、見守り用の専用車載器付き保険や、後付けできる急発進防止装置など、事故を防ぐ見守りサービスが増えているという。それはどんなものなのか?経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。最近、高齢ドライバーが起こす事故のニュースをよく目にします。5月には、90歳の女性ドライバーが4人をはね、うち1人が亡くなる痛ましい事故が起きました。交通事故自体は減っています。昨年の死者数も3,694人と過去最少でした(’18年・警視庁)。しかし、75歳以上のドライバーに限ると、死亡事故は横ばいです。人口10万人当たりに換算した死亡事故の件数は、75歳未満が3.8件に対して、75歳以上は8.9件と、2倍以上も起こっているのです(’17年・内閣府)。いっぽう、免許証を自主返納する人も増えました。昨年は約42万人。’16年より約8万人増えて、過去最多になりました(警察庁)。ですが、外出の足として車が欠かせない地域もあります。高齢者の外出が減ると、認知症が進むのではないかなど、家族は心配なことが多いでしょう。そこで、運転を見守る方法を見ていきましょう。まずは、見守りのついた自動車保険があります。三井住友海上の「GK見守るクルマの保険」です。無料レンタルの専用車載器を取り付けて、利用します。運転中に5回以上の急ブレーキやふらつきなどがあると、アラートで運転者に知らせます。高速道路の逆走などは、アラートとともに、あらかじめ指定した家族などに、メールで報告します。また、走行データから月間運転レポートを作成し、本人と家族などに届けます。保険料は、「GKクルマの保険」に、見守りのための特約料として年3,480円が加わります。あいおいニッセイ同和損保の「タフ・見守るクルマの保険」などにも、見守りが付いています。次に、見守り用の車載器をレンタルする方法があります。オリックス自動車の「エバードライブ」は、後付けできる車載器です。速度超過や急ブレーキ、急発進などを記録し、指定された連絡先にリアルタイムで知らせます。「今どこサーチ」では、車が今どこにいるかを、家族はスマホなどで確認できます。月額は2,980円(税別・以下同)です。また、シガーソケットに差し込むだけのレンタル車載器も開発されました。スマートドライブの「SmartDrive Families」です。9月末からサービス開始予定で、月2,480円。事前申し込みで2カ月無料になる特典もあるようです。国は、高齢ドライバーの事故防止のため、自動ブレーキの付いた「セーフティ・サポートカー(サポカー)」の利用を呼び掛けています。とはいえ、新車への買い換えは厳しい家庭が多いと思います。オートバックスセブンの急発進防止装置「ペダルの見張り番」は、取付け工賃込みで3万9,999円。ブレーキを踏む勢いでアクセルを踏んでも発進しませんし、アクセルとブレーキの両方を踏むとブレーキがかかりますので、アクセルとブレーキの踏み間違い事故を防止できます。敬老の日に、親と運転について話してみてはいかがでしょうか。
2018年09月14日子ども同士のトラブルが起こった時、親はどこまで介入すべきなのでしょうか? 親として子どもをきちんと監督すべきという責任感や、子どもの自主性を尊重して見守りたいという思い、さまざまな思いに揺れ親は悩みます。また、関心の薄い親から何でも介入する親まで、そのスタンスは家庭によってさまざま。トラブルになった相手の親とこの温度差が激しいと、面倒なことになる危険性も。子ども同士のトラブルに親はどう向き合っていけばいいのか? 実際に、筆者の身近で起きたトラブルをもとに考えてみました。■子どものトラブル「幼児期は親のフォローも必要」でも…昔から、よく「子どものケンカに、親は口を出すな」などと言われてきました。筆者も、基本的にはこの意見に賛成です。身体的な暴力や物を盗まれたり壊されたり、また、一方的な力関係でいじめのような状況になっている場合を除いては、「子ども同士のトラブルは、子ども同士で解決」してほしいと思っています。小学校低学年くらいになるまでに、ある程度のトラブルは、子ども自身が自分で考えて解決する力を育んでいてほしいもの。個人的には、親は子どもの話を聞いて一緒に考えたり、安心できる場所を作ったり、後方で心の支援をしたいと考えています。ただ、意思疎通がまだ未熟な幼児期は、ある程度、親が状況を整理して、子ども自身や相手の感情を理解して伝えるお手伝いが必要なことも。私の周囲でも、「オモチャの取り合いですぐ手がでる乱暴な子がいて困っている。でも、そのママはいつもたいして叱らず…。もうちょっとフォローするべきでは?」とか「公園の遊具で順番を守らず割り込む子。でも、ママらしき人はベンチでスマホに夢中でイライラ」といった声をよく耳にします。しかし、そういった子ども同士のトラブルに、親が間違った方法で介入してしまい、とんでもなくこじれちゃったケースも。実際に、筆者の友人の幼稚園で起きたトラブル話をご紹介しましょう。■子どものトラブル「親子で大の仲良しだったはずなのに…」友人Aは同じ幼稚園に通うBと、子ども同士が仲良しだったことからママ同士も仲良くなり、休日に親子で一緒に出かけるほどの間柄でした。ですが、年長になった頃、Aの子はほかの子とも仲良くなり、Bの子とはだんだん遊ぶ機会が少なくなっていったそうです。そんなある日、Bの子が「〇〇ちゃん(=Aの子)が一緒に遊んでくれない」とお母さんに泣きついたそう。以来、毎晩、過呼吸になるほど激しい泣きの訴えが続きました。心配したBはAに「○○ちゃんから『一緒に遊ばない』と言われたそうだけど…」とSNSを通して相談しました。ただし、過呼吸になるほどとは伝えませんでした。Aが子どもに確認すると、確かに「今日は別の子と遊ぶ約束をしたから、◎◎ちゃん(=Bの子)とは遊ばない」と言ったそう。ですが、毎日のことではないようだったし、お迎え時など見ても2人の間に変わった様子はなかったので、「きっと一時的なことだろうから少し見守ろう」とBに返信しました。この返事に、納得できなかったのがB。ことの深刻さをAに伝えようと、子どもが毎晩過呼吸になるほど泣いていることや、Aの子から以前言われたひどい言葉などをSNSでAへ送ってきたそうです。Aはビックリして再度、わが子に確認。しかし、子どもは「そんなことは言っていない」とのことで話はかみ合いません。真相を確かめようと、その後もBとSNSでやりとりを続けましたが、関係は悪化の一途をたどるのでした。さらに、AとB、それぞれが仲の良いほかの親を巻き込んで、クラスは険悪な雰囲気に。事態を知った園が緊急保護者会を開いたそうですが、結局うやむやなままに終わったそうです。Aは、この付き合いが今後も続くのが耐えられず、小学校就学前に違う学区へ引っ越したそうです。親同士は仲たがいをしたままでしたが、子ども同士はこの騒動から間もなく、なにごともなかったかのように園ではまた仲良しに戻ったそうです。■子どものトラブル「わが子の言い分だけを鵜呑みにしない」子ども同士の一時のケンカ(?)で、親同士の関係が完全に破綻してしまったという話でしたが、どうしてここまでこじれてしまったのでしょうか?その原因の一つに、SNSでのやりとりがあったように思います。SNSは手軽な分、感情のまま送ってしまいがちですし、書き方によっては誤解を生みやすいもの。また、タイムラグによる書き手と読み手の温度差も生じやすく、トラブル時のコミュニケーションにはあまり向かないように思います。AとBはもともと信頼関係がある間柄だったので、もっと初期に顔と顔を合わせてきちんと状況を話し合っておけば、ここまで関係は悪化しなかったように思えてなりません。また、筆者は小学校(低学年)の保護者会で、担任の先生からこんな話を聞いたことがあります。「これからは子ども同士のトラブルも増え、複雑になりますが、自分の子どもの言い分だけを鵜呑みにしないでください。子どもは自分に都合の良いことしか言わない傾向があります。トラブルがあった時は、まず冷静に。一方向からではなく、さまざまな角度から正しい情報収集をしてください」トラブルがあった時、ついわが子かわいさで、相手の子憎しの気持ちが先行してしまいがちですが、まずは落ち着いて多方面から情報を集め、状況を正しく把握することが大事とのこと。先の例も、早期に園の先生に相談して介入してもらい、園での様子を観察&対応してもらっていれば違う結果になったかもしれません。■子どものトラブル「おばあちゃんの一言でスカッと解決」子ども同士のトラブルに親が過剰に介入して、スカッと解決する話はあまり聞いたことがありません。でも、親から見て、子ども同士で解決できそうにない場合は放置するわけにもいきませんし、どうかかわればいいのでしょうか? 最後に、友人の母の粋なトラブル対応話をご紹介しましょう。娘(小学校低学年)の公開授業を見学しようと、母(娘にとって祖母)と一緒に学校を訪れた友人。体育のリレーで転んでしまった娘に、ある男の子が「お前のせいで負けた」とけったところを目撃したそうです。友人は、先生に目線で助けを求めたものの、ほかの作業中でまったく気づいてもらえず…。その時、祖母がすっとその男の子のところに行きました。そして、「今、△△(娘)のこと、けったやろ?」と聞きました。男の子は「けってない」と嘘をつきましたが、母はひるみません。「いんや、おばあちゃん、ちゃーんと見てたで。あんたがけってたの、この目で見たで」。男の子は下を向いたまま、ずっと無言です。すると、祖母はふっとやさしい顔に戻り、「おばあちゃん、これからもちゃーんと見てるからな。これからも△△と仲良くしてやな」とだけ言って戻ってきました。過剰な介入はしないけれど、乱暴な行為は見過ごさず、ちゃんと釘はさす。そして、常に親(祖母?)の目が光っていることを、ちゃんと子どもたちに知らしめておく。ダメなことはダメと伝えつつ、わが子はもちろん、相手の子にも愛情あふれた対応をしたおばあちゃん。この粋な対応は、まさにスカッとした話ですね。
2018年09月11日子どもがお友だちと遊ぶようになると、必ずあるのがおもちゃの取合い。子ども同士の問題だから、なるべくは子どもだけで解決するのが理想だとわかっていても、なかなかそうはいかないことも。パパママ世代に調査したところ、見守るか間に入るかは、子どものケンカの内容ではなく別のところにポイントがあるようでした。Q.子どもがおもちゃを取り合い! どう対処する?1.何もしない 19.1%2.自分の子に譲るように言い聞かせる 22.5%3.他のおもちゃを提案する 41.3% 4.その他 17.1%他のおもちゃを提案するという人が41.3%ともっとも多い結果となりました。自分の子に譲るように言い聞かせるという人と、何もしない人はほぼ同数。相手の親のタイプによって対応を変えるという意見もありました。■ある程度までは見守ることで経験にさせるおもちゃを取られて悔しい思いをすることも、おもちゃを取って相手が泣いたりすることも経験してみなければわからないこと。親が口出しをするのは、手を出したりしたときという声が多くありました。兄弟間や仲の良いママ友とお友だちであれば、こうした対応がベターなのかもしれません。「ある程度までほっておきます。ここはと思うようなときには、子どものお互いの意見を聞いて解決するようにしていました」(神奈川県 40代女性)「しばらく放置しますが、血がでそうなら止めに入ります(笑)。ケンカは小さいうちに経験したほうがいいと思うので」(滋賀県 50代女性)「親が無理やり何とかすることだけは避けたい」(東京都 40代女性)「大人の都合で、その場の雰囲気で揉めないようにと介入するのは、子どもに不満が残ってしまうと思います」(大阪府 40代女性)「ケンカすることで社会性が身につくそうなので、あえて止めません。手が出るなら止めます」(埼玉県 30代女性)「手が出るようなら注意するけど、おもちゃの取り合いも小さいときに経験しておきたい大事なことだと思います。自分が取って相手が遊べなくなったり、自分が取られて嫌な思いをするのも勉強だと思います」(神奈川県 30代女性)「毎回大人が介入して解決していると、子ども同士で解決できなくなるので、なるべく静観でした。うまく解決できたり、自分から譲ってあげられたときには褒めていました」(神奈川県 50代女性)■親のタイプによっては子どもに我慢させることもあまり知らない親とその子どもの場合には、そうもいかないのが現実。やはり、ここは引いておくべきと思ったときには、子どもには悪いと思いつつも言い聞かせて未然に防ぐ方法を選ぶこともあるようです。子どものおもちゃの取合いは親と親の関係にかかっているのかも。「めんどくさいので相手のお母さんのタイプにより、その都度臨機応変に対処していました。我が家は兄弟ゲンカをしながら譲り合いを学べていましたが、一人っ子だとそれがなくお母さんもすぐ仲裁に入ろうとするので、そういう時には揉める前に止めました」(神奈川県 40代女性)「よその子とは何度か取り合いしましたが、相手の親のタイプによって対応を変えました」(岩手県 40代女性)「姉妹の場合はほっておく。外ではだいたいお友だちにも貸してあげよっか~と言います。外で他の子に泣かれたりするとめんどくさいっていうのが正直なところです」(鹿児島県 40代女性)「いろんなパターンがありましたね。多いのは自分の子どもに我慢させたことかなぁ。他人ともめたくないので、そうしていましたが、周りも同じように考えてくれる方が多かったので、譲られることも多かった気がします」(静岡県 40代男性)■どうにもならないときにはおもちゃを取り上げ!順番で使う、別のおもちゃで遊ぶ、みんなで遊ぶ。この3つの提案でも無理なときには、そのおもちゃ自体を取り上げるという人がいました。これは効果的な手法かも! 遊びたかったおもちゃがなくなったことで、子どもたちも少しは冷静さを戻せるかもしれませんね。「仲良く遊べないなら、私が取り上げて遊んじゃう! そうすると面白がって仲良く遊び始めました」(千葉県 40代女性)「おもちゃの取り合いが始まったら、他のおもちゃで遊べないか提案して、ダメなら取り上げてしまいます。取り上げないと冷静にならないので。年が離れていても、下がムキになると上も同じくらいヒートアップするので」(千葉県 30代女性)Q.子どもがおもちゃを取り合い!どう対処する?アンケート回答数:5094件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年09月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもの不登校。親は見守るしかないのでしょうか」という、トコさん(44歳・派遣社員)に、心屋塾認定講師の平川裕勝さんからアドバイスをいただきました。■トコさんのお悩み高校生の娘が不登校で悩んでいます。中学のときから不登校で、高校は私立に進みました。不登校にとても理解のある高校なので、このタイミングで、なんとか変わってほしいと思っています。本人も変わりたいと思ってはいるようですが、うまく前に進めていない状況です。見守るしかないのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。心屋塾認定講師の平川 裕勝です。トコさん、ご質問ありがとうございます。娘さんがご理解のある学校に通えるようになり、よかったですね。早速ですが、トコさんは「娘さんが学校に行かないこと」のどんな点が問題だと思われていますか?「学校に行かないと、高校を卒業できない」「このまま社会生活ができないと、将来困る」そういった娘さんへのご心配ももちろんあると思います。しかし、トコさん自身の心にも、「不登校の娘の母親だと、周りから何か言われたり、よくない噂をされたりするのではないか」「娘さんの悩みを解決できない母親はダメだ」といった気持ちはありませんか?この問題を解決するヒントは、娘さんにではなく、「娘さんが不登校だとさまざまな問題が起こる」と思っているトコさん自身の心にあるのかもしれません。トコさんが今抱いている不安、恐怖、失望感などが、娘さんを通して現実にあらわれてしまっている可能性があるのです。なぜ、そのような不安や恐怖を抱いてしまうのか。それは、トコさんが小さい頃の経験に由来している可能性が考えられます。幼い頃、本当は自由にしたかったのに、周りに合わせることを優先して自分を抑え込んでいたことはありませんか? 周りと同じようにしなければ、お利口さんにしておかなければと我慢して、自分を抑圧して過ごしたことはありませんか? 自分の自由よりも、周りに合わせ、人からほめられる生き方をするのが正しい…そんなふうに思ってはいなかったでしょうか?そうした思いをしながら育つと、自然に「周りからはみ出してはいけない」「他人に認められるように行動すべき」といったルールを心の中に持ってしまう傾向があるようです。そのルールに照らし合わせているからこそ、学校に行かない、つまり周りと違う状況にある娘さんのことを見て「このままでは大変なことになる」と思ってしまうのではないでしょうか。ひどく問題視し、不安や恐怖も感じ、さらには「こんな娘になったのは、親の私がダメだからだ」と自分まで責めてしまっているのかもしれません。そんな気持ちになったときには、ぜひこんな魔法の言葉をつぶやいてみてください。「娘(お名前)が学校に行かなくてもいい」「人と同じでなくても、この子も私も大丈夫」娘さんにとって、トコさんはかけがえのないお母さんです。世間と比べるより、まずは「私の子どもだから、どうあっても大丈夫」と信じてあげませんか。「学校に行かない」という選択も認め、受け入れてあげてみてください。そのためには、「トコさんの人生は自分のもの」「娘さんの人生は娘さん自身のものだ」と理解すること。そのうえでトコさん自身も、今まで周りに気をつかってできなかったこと、自由にやってみたいことに取り組み、自分の人生を充実させて過ごしてみてください。そのうちに、きっと娘さんも自信を持って、自分の人生を生きられるようになっていくと思います。お2人の幸せを心から願っています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月28日新年度が始まって、早いもので3ヶ月が過ぎてしまいましたね。お子さんたちは通園・通学にもすっかり慣れてきたことでしょう。そして気づけば、夏休みももう目前。子どもの行動範囲の広がりとともに、気になってくるのが「子どもの安全」のこと。子どもが犠牲になる痛ましい事件のニュースなどは、子どもを持つ親として他人事として見ることはできません。「マチコミ」ユーザーを対象に行った「子どもの安全に関するアンケート調査結果」(※)によると、「実際に子どもが不審者に遭遇したことがある」と回答したのは10人に1人、「子どもの居場所を把握したいと思う」と回答したのは、「常に思う」(43%)「たまに思う」(44%)を合わせて全体の87%という結果が出ています。まずは防犯ブザーを持たせるという保護者の方は多いと思いますが、いざというときに本当に鳴らせるのか、鳴らせたとしても誰かに気づいてもらえるのか…など不安は残りますよね。また、転落や水難事故といった防犯ブザーでは防げない災難も考えられます。かといって、行動範囲を制限しすぎるのも考えもの。そこで、こんなサービスをご存知でしょうか?■子どもと共に成長する、児童見守りサービス「みもり」ドリームエリア株式会社が提供する不審者情報配信ツール「マチコミ」の12年間にわたる膨大なデータと、利用者の声を分析して独自開発された児童見守り専用サービスです。子どもに持たせるのは、一見すると普通の防犯ブザーのような形状の「みもりGPS」。保護者がスマホにインストールする「みまもりアプリ」との連動によって、いろいろな機能で子どもを見守ることができます。なかでも、危険な場所に近づいた時に、代わりに注意してくれる音声機能は優れもの。保護者は「みもり」のスマホアプリで「危険な場所」を設定することができ、その場所に子どもが近づいてしまったら「みもり」が音声で警告を発してくれます。また、地域の方々が作成する独自の「危険データベース」も活用してくれるため、親が気づかない危険も「みもり」なら、地域の目をもって教えてくれるのです。お母さんが見守りたい行動範囲も設定できるので、そこから子どもが出てしまった時にも一声かけてくれます。旺盛な好奇心を満たすことと、危険から遠ざけること。どちらも両立できるのは嬉しいですね。しかし行動範囲内だからといって油断は禁物。子どもが普段と違う行動パターンを取った時にも「みもり」の出番。子どもに注意を促してくれます。なぜこんなことができるのでしょう? その仕組みは、AIとGPS。人工知能(AI)が子どもの行動を学習し、GPSからの位置情報をもとに、危険を判断してくれます。とはいえ、何か難しい設定をする必要はありません。ほかにも、・みまもりアプリからすぐ確認できる避難所マップ・通知エリアの設定による居場所通知・現在地や行動履歴の確認・ワンタッチで親への通知など、全部で9つもの機能を備えています。アプリとの連動によってわが子に特化した見守りをできる点が、今までの防犯アイテムとは一味違います。「あれ?いつもと違う」そんな親の勘の代わりをしてくれる、専属のボディガードのようですね。子どもの自立と安全のために、行動を制限せずに見守る親になる。そのために、最新テクノロジーの力を借りてみてはいかがでしょうか。 見守りサービス「みもり」 不審者情報配信ツール「マチコミ」の12年間のデータベースと、全国の施設や保護者の要望・意見を集約し開発された、児童見守りサービス「みもり」。AIが子どもの行動を学習し、危険を未然に防ぎます。(※)参考/子どもの安全に関するアンケート
2018年07月04日仕事が忙しいパパママにとって、心配なのは留守中の子どものこと。「今日はいつもより遅くなったけど、ちゃんと帰ってるかな?」お仕事や移動中は気軽に電話もかけられず、もやもやすることありますね。コミュニケーションロボット「BOCCO」がいればそんな気がかりを解決!ドアの開閉によって子どもの帰宅を教えてくれたり、帰宅した子どもと簡単にメッセージのやりとできます。BOCCOで気軽にメッセージスマホのアプリを使えば、自宅のBOCCOに簡単にメッセージを送ることができます。BOCCOが子どもに可愛い仕草でメッセージを読み上げてくれます。音声で返事を送ることができるので、小さな子でも使いやすく安心。またメッセージはテキストでも送ることができるので、電車内やお仕事中でも子どもとコミュニケーションを取ることができます。子どもの帰宅をBOCCOがお知らせ付属の赤い積み木型の「振動センサ」を玄関ドアに付けておけば、BOCCOがドアの開閉を感知してスマートフォンにお知らせ。「連絡がこないけど、家に帰ってるかな?」そんな親の心配をサポートしてくれる、心強い味方です。別売りのセンサーを使えば、心配事を色々解決「鍵センサ」を設置すれば、開閉情報をスマホにお届け。外出先から鍵の締め忘れが確認できるので、朝の確認はもちろん、先に帰宅した子どもが鍵を閉め忘れていないかの確認もできますね。「部屋センサ」を設置すればお部屋の温度や湿度、明るさをお知らせ。熱中症の危険度を「低・中・高」で知らせてくれるから、留守番の子どもに熱中症対策を呼びかけることも。明るさを確認して電気のつけっぱなしに気付けるのもポイントです。シンプルなデザインと分かりやすい操作性で、小さな子どもから年配の方でも操作は簡単。BOCCOと一緒なら留守番も平気だよ!そんな子どもの声が聞こえるかもしれません。 こどもと暮らす 【ご紹介したアイテム】 お仕事で帰りが遅くなりがちなパパ・ママの気がかりは、お留守番中の子どものこと。お子様の帰宅を教えたり、メッセージのやりとりで親子を安心させてくれるのが、コミュニケーションロボットBOCCOです。⇒ BOCCOボッココミュニケーションロボット留守番見守りセンサー【送料無料】 31,320円(税込)⇒ BOCCOボッコ専用積み木型センサ 4,298円(税込)
2018年02月18日大きな柿の木が見守る、モダンで落ち着いた古民家東京都八王子にある、築100年にもなる古民家をリノベーションした「カキノキテラス」は、モダンで落ち着いた雰囲気が特徴の欧風カレー店。木の温もりを感じられるお店で提供される自慢の欧風カレーを目当てに、連日多くの人々が訪れます。シンボルの柿の木から差し込む、心地よい木漏れ日を感じることができるテラスは、大切な家族の一員である愛犬と一緒に過ごすこともできます。“欧風カレー店とカフェ” 二つの顔でおもてなしお店の名前「カキノキテラス」は、その名の通り、お店のテラスに立つ柿の木から取りました。築100年の古民家ならではの立派な梁を見ると、八王子で100年という時を過ごした歴史を直接感じることができます。欧風カレーを基本としながらも、見た目や提供方法にこだわったオリジナルカレーが自慢。カレー店としてだけでなく、カフェとしての利用も人気で、カフェタイムには数種類のスイーツやエスプレッソを堪能できます。旨味と甘味が凝縮!「山形米澤豚のカツカレー」山形のブランド豚肉、米澤豚のカツをぜいたくに乗せた「山形米澤豚のカツカレー」は、お店の人気メニュー。隠し味に使用されているバルサミコ酢が、豚肉の甘さを引き立ててくれます。肉の旨味と甘味がギュっと詰まった米澤豚は、ビタミンEが通常の豚肉の2.7倍も含まれており、おいしいだけでなく身体にもいいのが特徴。ランチでは、サラダとドリンクもつくのでお得に食事を楽しめます。こだわりはスイーツにも!「沖縄県産黒糖バナナケーキ」スイーツのおすすめは「沖縄県産黒糖バナナケーキ」です。沖縄県産の黒糖をぜいたくに使用し、しっとりと焼き上げたお店自慢のメニュー。黒糖の濃厚な甘みはバナナの風味を一層引き立ててくれます。ケーキの横にはバニラアイスが添えられ、ほんのり温かいバナナケーキと冷たいバニラアイスの組み合わせは、絶妙。スイーツ好きをうならせるこだわりの一品です。ゲストに末永くつき合ってもらえるお店を目指して「カキノキテラス」は、お店に来てくれるゲストのことを第一に考えた料理を提供することにこだわっています。ゲストへふるまうカレーは、お店へ出す3日前から仕込むこだわりよう。もちろん食材の品質にも妥協をゆるさず、全国から安心できるものを取り寄せています。こうして作られた料理やスイーツは、30品以上。どの料理にもしっかりとまごころを込め、ゲストの方に末永くつき合ってもらえるようなお店づくりを目指しています。平日はランチタイムを過ぎた14時以降が狙い目。週末は家族連れやカップルをはじめとして、どの時間帯でも混み合うほど人気のため、事前に予約することをおすすめします。絶品欧風カレーが味わえる古民家「カキノキテラス」は、JR中央線・横浜線・八高線「八王子駅」北口から徒歩15分ほどで着きます。目印は大きな柿の木。モダンな古民家で味わう欧風カレーやスイーツをぜひ味わってみませんか。スポット情報スポット名:カキノキテラス住所:東京都八王子市田町5-1電話番号:042-634-8186
2017年12月25日寝かしつけとは、子どもが眠りに落ちやすくなるように、導入してあげることです。日本の子育てでは、親御さんが子どもに付き添い、眠るまで見守ってあげる方が多い傾向にあります。子どもの寝つきやすさには個人差がありますが、なかなか眠ってくれない子どもに、ついイライラしてしまう親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。お子さんと親御さんの生活リズムを整えるために、寝かしつけのコツをご紹介します。新生児は授乳をしながら寝かしつけできるまだ月齢の低い新生児の場合は、授乳をしながら寝かしつけをするという方法があります。子どもに母乳やミルクを与えていると、しだいにお腹がいっぱいになって、自然と眠りについてしまうのです。このタイミングを利用すると、比較的親御さんの負担が少なく寝かしつけられます。ただし、授乳をしながら寝かしつけるときに、気をつけておきたい点もあります。それは、子どもがゲップをしないまま眠ってしまうことです。通常、子どもに母乳やミルクをあげた後には、吐き戻し予防のためにゲップをさせておきます。ところが、授乳をしながら寝かしつけて、子どもがそのまま眠ってしまうと、せっかく飲んだ母乳やミルクを戻してしまうおそれがあるのです。吐き戻しをすると、布団を汚してしまうだけでなく、窒息の危険性もあります。授乳をしながら寝かしつけをするときは、子どもを横に向かせて窒息を防ぐとともに、親御さんがそばを離れないようにお気をつけください。断乳・卒乳した子どもは遊んだ後に寝かしつけ断乳・卒乳した子どもの寝かしつけは、新生児のときよりもやや難しくなります。特に断乳したばかりの子どもは、授乳しながらの寝かしつけができなくなるため、苦労する親御さんも少なくないようです。そんな時期の子どもに気持ちよく眠ってもらうためには、なるべくお昼寝の時間を取らず、起きているあいだにたくさん遊んであげましょう。断乳をしたばかりのお子さんが寂しくならないように、ぬいぐるみ遊び・絵本の読み聞かせ・子守唄など、新しい楽しみを作ってあげてもよいでしょう。スマホアプリで寝かしつけにぴったりな音楽をかけるという方法もあります。日中にたくさん遊んで疲れると、夜になったときにスッと眠りに入りやすくなります。少し成長したお子さんの安眠のために、さまざまなグッズを活用しつつ、睡眠のリズムを整えてあげましょう。新生児・子どもを寝かしつける4つのコツ新生児や子どもを寝かしつけるためのコツを4つご紹介します。■優しく揺らしてあげよう子どもを抱っこして、ゆらゆらと優しく揺らしてあげましょう。背中を優しくさすって、マッサージしてあげると気持ちが落ち着きます。おくるみに包まれ、親御さんの腕の中で揺られている感覚は、お母さんのお腹の中にいたときに似ていると言われ、子どもがスムーズに眠りにつくことがあります。こちらは親御さんの体力を必要とする寝かしつけ方法です。15分間ほど続けても子どもが眠らないときは、一度寝つけるのをやめて、しばらく別のことをしてみましょう。■お気に入りの絵本や音楽を使おう子どものお気に入りの絵本を読み聞かせしたり、ゆったりとリラックスできる音楽をかけたりして、安眠できる環境を整えてあげましょう。あまり大きな音を出したり、テレビがついていたりすると、子どもが興奮してしまうことがあります。読み聞かせの声は小さめで、かつゆっくりとしたテンポにするとともに、音楽をかけるときも音量を下げてください。■子どもの隣で眠ろう子どもの隣で親御さんが眠っていると、一緒になって子どもも眠ってしまうことがあります。眠るふりだけでも構いませんから、隣で落ち着いて横になりましょう。ただし、親御さんが眠りに落ちてしまったときでも問題ないように、あらかじめ子どもの安全には配慮してください。親御さんが眠りすぎないようにアラームをかけたり、ベッドから落ちないよう対策をしたり、万全な状態を整えてから寝かしつけましょう。■入眠儀式を覚えてもらおう入眠儀式とは、眠る前にいつも同じ行動をすることで、子どもに眠る時間が来たことを伝える方法です。たとえば、毎日眠る前にハグをしたり、着替えをしたり、お風呂に入ったりすると、子どもはこれらの習慣によって「そろそろ眠る時間が来た」と感じられるようになります。それでもどうしても眠れないときは、電気を消して横になり目をつむり、静かにしているように伝えてあげましょう。まとめ子どもの寝かしつけは、いつでも上手くできるとは限りません。時にはなかなか眠ってもらえない子どもに、イライラしてしまうこともあるでしょう。親御さんの食事や睡眠の時間が削られるあまり、生活リズムが崩れてしまうケースも少なくありません。そんなときは、数分間だけ別の部屋で過ごすなど、少しでも1人の時間を作りましょう。親御さんが焦ってしまうと、そのイライラがお子さんに伝わって、余計に眠れなくなってしまうことがあります。深呼吸をしてリラックスしてから、ふたたびお子さんと向き合ってあげてください。
2017年11月29日ここ数年で高齢者見守りサービスが爆発的に増えている。その理由としてあげられるのは、高齢化した親を心配する家族からのニーズが高まっていること。共働きや遠距離などの事情で、思うようなケアができない家庭も多い。 さまざまな企業で高齢者見守りサービス商品の開発が進むなか、ついに家庭用の見守りロボットが誕生!介護ロボット特区、北九州で生まれたドーナツ・ロボティクス社の小型ロボット「シナモン」だ。 「人工知能を使った会話や、監視映像などの送受信が可能です。医者や薬局、介護施設、そしてセキュリティ会社とタッグを組んで見守るネットワークサービスを進めています。また薬の飲み忘れを防止するソフトも開発し、『お薬の時間です』と話しかける機能付き。服薬の様子は録画され、日付で管理されます。家庭用はまず年明けに300台を目安に発売予定。利用しやすいように、本体とサービス料をセットにして、月々4,000〜6,000円の3年払いのようなパックでの販売になるでしょう」(代表取締役の小野泰助さん) また、認知症関連データを収集し、認知症の早期発見を可能にするリストバンド型や、徘徊対策として、足取り(移動の軌跡)やGPSの位置情報を確認できる腕時計型の機器を開発している企業もある。 機器によっては10万円を超えてしまうほど高価なものもあるが、低価格化も視野に入れた開発がなされている。“お年寄りのお家に一台は見守りロボット”なんて時代もそう遠くはないかも!?
2017年07月26日ここ数年で高齢者見守りサービスが爆発的に増えている。その理由としてあげられるのは、高齢化した親を心配する家族からのニーズが高まっていること。共働きや遠距離などの事情で、思うようなケアができない家庭も多い。そこで、本誌は、いずれウチも……と悩んでいる家庭に向けて、サービスを分類。それぞれについて、介護ジャーナリストの小山朝子さんに解説してもらった。 「高齢者へ毎日同じ時間に録音メッセージの電話が入り、『元気』『いつもどおり』など音声に従い番号を押すことで、結果がメールでこちらに届くといった簡易な安否確認ができる《オート型》や、生協などの家に立ち寄るビジネスに付随した《宅配ついで型》は比較的始めやすいサービスといえます。実は私も介護経験者。近隣に住む認知症の義母のために、《宅配ついで型》を利用したことがありました。いくら近くに住んでいても、共働きや子育てがあると24時間365日は見ていられませんよね。そこまで緊急性はないけれど、親が心配だという人は検討してみてはどうでしょうか」 認知症や持病を抱える高齢者にも対応できるのが、機械に頼らずに“人対人”で行う《コミュニケーション型》や、監視態勢が整った《モニタリング型》だ。 「ひとり暮らしだと、やっぱり寂しくなる。認知症の高齢者は不安になることが多く、電話をかけてくる回数が増えて、対応に困る家庭も多いと聞きます。《コミュニケーション型》では電話やテレビ電話を使い、スタッフが会話で寂しさを埋めてあげながら、直接安否を確認するので、より安心。認知症を抱えている場合、緊急用ボタンやペンダントを“忘れる”ことがあるので、日常生活をスタッフがカメラでチェックする《モニタリング型》を選ぶといいでしょう」 義母のために、電話での安否確認サービスも利用していた小山さんはこう語る。 「『電話で元気がなかった』などの報告を受けると、かえって不安になったこともあります。相手も表情や状態をすべて把握しているわけではありませんので、その点は留意しておきましょう」 転倒のリスクが高いなど、身体的な能力に不安がある場合は、ALSOKやセコムなどの警備会社が主流の《駆けつけ型》が向いているという。《生活センサー型》は、ポットなどの家電やガス・電気などの使用状況をもとに“そっと”見守ってくれるのがポイントだ。東京ガスや九州電力も取り組んでいる。 「両親が自立して生活していることが前提ですが、遠方でも仕事中でも、使用状況をチェックできるので安心感は得られます。カメラでのモニタリングなどをイヤがる親には向いていると思います」 民間サービスを使う前に、介護保険のオプションや市区町村で独自に行っているサービスの確認もしておきたい。 「コスト負担も小さくなりますから、可能な介護サービスにプラスして考えるといいでしょう。ただ、人員不足の問題もあり、民間と比べて手当てが薄い場合も。行政と民間のサービスを上手に組み合わせましょう」
2017年07月26日こんにちは。ライターのNANARUKAです。妊娠、出産、子どもの成長を見守る中で、「こんなママになりたいな」「こんなふうに育てたいな」という思いを抱くことは多いはず。しかし、実際にはなかなか実現できないことや、理想と現実がかけ離れてしまってガックリ肩を落としてしまう……そんな経験、ありませんか?今回は1歳から6歳までの未就学児を育てているママさん方に、「やってあげたいけれどなかなかできないこと」と、その理由をインタビューしました。理想と現実には一体どんなギャップがあるのでしょう。●本の読み聞かせ●36歳/8歳女の子、5歳男の子のママの場合『上の子ほど読み聞かせをしていなかったこともあり、下の子の読書といえば、迷路や絵探しのようなゲーム要素の強い本ばかり。たまに長めの物語を読んであげても、途中で飽きて最後までじっとしていられません。このままでは小学校に入ってからが思いやられるので、なるべく毎晩、辛抱強く読み聞かせを続けようと決心しましたが、毎晩はなかなか難しいです』●39歳/7歳女の子、3歳女の子のママの場合『保育士だった私の母親は、私が小学校高学年になるまで、寝る前には必ずと言っていいほど読み聞かせをしてくれました。その記憶が濃く残っているにも関わらず、自分の子には全くと言っていいほど読み聞かせできていません……。現在パートタイムで仕事をしていますが、帰宅後は毎日バタバタ続きで、なかなか読み聞かせの時間が取れない のです。私の母はフルタイムで働いていたのに、日々読み聞かせを欠かさなかったことは本当にすごいことだと、今になって感じています』●38歳/8歳女の子、6歳女の子、5歳男の子のママの場合『1番上の子のときは、赤ちゃんのころから毎日時間ができるたびに何冊も本を読んであげていましたが、2番目の子のときは明らかに回数や冊数が減り、末っ子には、たまにしか読んであげていません。3人育てながら、それも仕方のないことだとは思うのですが、結果、長女は読書大好きで国語が得意。次女は読み物をほとんど読まず、国語も苦手。末っ子長男にいたっては、自分から本を手に取ることは滅多にありません……。読み聞かせの有無だけが原因ではないと思いますが、これほど差が明らかに出ると、ちょっと罪悪感も抱いてしまいます ね』●スキンシップ●39歳/6歳男の子、4歳男の子、2歳女の子のママの場合『朝も夜も子どもたちの保育園の送り迎えと家事に追われながらドタバタで過ぎていくので、一人ひとりとゆっくりスキンシップすることがあまりありません。それに気づいてからはできるだけ抱っこしたりするようにはしていますが、子どもにせがまれるままずっとやっているわけにもいかないし、こっちのペースと子どものタイミングが合わなかったりで、結局バタバタしているうちに1日が終わっていく感じです。子どもに「抱っこして」とせがまれたときはできるだけ手を止めてやってあげる ようにはしていますが、まだまだ足りない気がしています』●35際/4歳男の子のママの場合『うちの子がドライなタイプなのか、赤ちゃん期が過ぎると途端にスキンシップが減りました。男の子なんてこんなもんなのかなぁと思っていたけれど、先日、育児本を読んで「幼少期にできるだけ多く肌を触れ合ったほうがよい」と感じたので、こちらの方から「○○くんを抱っこしたいな」と言って抱っこしています』●40歳/5歳男の子のママ、3歳男の子のママの場合『最近フルタイムで働くようになったので、朝に息子を保育園に送る際もあまりゆっくりできません。いつも「抱っこして」と言われるのですが、さっと抱っこしてすぐに別れてしまいます。夕方の帰宅後も大急ぎで夕飯の支度をし、食べたらすぐにお風呂に入れないと寝るのが遅くなってしまうので、夜もバババーッと過ぎる感じなのですが、先日5歳の息子の方から、「もっと抱っこしたい」と言われ、このままではまずい と気付きました。以来、毎日「抱っこ時間」を確保するようにしました』●1対1の対話●42歳/8歳男の子、6歳女の子、4歳女の子、2歳男の子のママの場合『4人きょうだいで、1人とじっくり話をする時間がなかなかとれないのが悩みです。学校や保育園から帰宅後は、夕飯準備の最中に我先にと子どもたちが一斉に話しかけてくるので、まともな会話はできません。食事中はできるだけ私も一緒に食卓につき、各々と目を見て会話をしようとはしていますが、子どもたち全員、まだまだ話し足りない様子 です。心がけだけは忘れないようにしていますが、実現はなかなか難しいところです』●36歳/5歳男の子、3歳男の子のママの場合『こちらが家事に集中したいときにはテレビをつけてしまうし、食事中もニュースだけれどテレビがついていることがほとんど。先日、家族みんながテレビの方を見ながら会話もなくボーッと食事している光景を見て、「こんな家族ではダメだ 」と気付き、それからは少しずつテレビを減らし、顔を見ながら会話することを意識するようにしました。そのうち、定期的にノーテレビデーもやっていきたいと思っています』●38歳/6歳女の子のママの場合『先日、考え事をしているときに娘に話しかけられ、なんとなく返事をしたところ、「ママはいつも適当に返事するんだから~」「もっといっぱいおしゃべりしたいのに」と言われてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。大きな子がいるママ友からは、「そのうち喋りたくても喋ってくれなくなっちゃうよ~」と言われ、無邪気にいろいろなことを言ってくる今の時期にたっぷり会話をしておこうと思いました』●まとめ筆者宅も夕方からは戦場と化します。そのあいだ、3人の子どもたちからは容赦なく「ママ、聞いて聞いて、あのね」「ママ、この本読んで」「ママ、こっちきて抱っこして~」が続くのですが、たいてい「待っててね」「あとでね」と言ってしまいます。そして眠りにつく前に、「今日も貴重な育児の機会を自ら手放してしまった」と自己嫌悪するのです。あのとき、しっかりと会話してあげていれば、それが子どもたちを成長させる大きなチャンスになったかもしれないのに……と。夜な夜なそんな後悔に苛まれるのにもウンザリしていたので、今回のインタビューをきっかけに、少しずつ変わろうと思いました。子どもはあっという間に大きくなって手を離れて行ってしまいます。そのときに悔やむことのないように、家事のひとつやふたつのやり残しも気にせず、今の子どもの話に耳を傾け、動いてあげようと思いました。少しずつですが。小さなお子さんをお持ちの方はこれからの育児の参考にしてみてください。「今まさにこんな感じ」と同感してしまった方は、現在の育児を振り返るきっかけにしてみてくださいね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年06月29日「嘘つきは泥棒のはじまり」という言葉があるように、嘘をつくのはいけないこと。子どもに嘘をつかれたことが分かったら、ママとしてはショックですよね。でも、子どもの「嘘」にはいろいろな種類があり、叱るべきものとそうでないものが。子どもの嘘に気づいたら、どのように対処すればよいのでしょうか。■小さい子どもの嘘は、勘違いや想像であるケースもまだ小さいうちは、大人が「嘘」だと思っても、本人には悪気のないことがほとんど。たとえば、時系列をしっかり把握できずに、だいぶ前のことを「昨日おばあちゃんと遊んだ」と言ったり、空想と現実の区別がつかず、「ハワイに行った」などと話したりするケースがあります。このような場合は、叱らずに見守っていてOK。子どもが成長するとともに、実際の出来事や想像世界をきちんと把握できるようになるはずです。ただし、他人を傷つけるような内容の場合は、「そんなことを言ったら相手は悲しいよ」などとたしなめるようにしましょう。■その場しのぎの嘘には「ママと一緒にやろう」がおすすめ子どもが少し大きくなってくると、実際はやっていないのに「手を洗った」「宿題は終わった」などと、すぐにバレるような嘘をつくことがあります。これは「手を洗う」「宿題をする」という面倒なことから早く離れて、自分の興味があることをしたいから。「本当はやっていないでしょう」と叱ったところで、あまり効果がありません。子どものうちは、どうしても自分の興味が優先になってしまうもの。嘘をつかせないためには、親子で手を洗う、宿題を見てあげる、などママも一緒に行動するのがおすすめです。■保身のための嘘は、子どもの気持ちを知るきっかけにも小学生くらいになると保身のための嘘をつくケースも。自分の失敗を「友達がやった」「自分は何もしていない」などと他人のせいにしてしまうこともあります。子どもがこのような嘘をつくと、ママとしては「なんで嘘をつくの」と強く叱りたくなりますよね。でも、子どもは「本当のことを言うとママに叱られるかも」と分かっているから嘘をつくのです。頭ごなしに叱りつけるのではなく、まずは嘘をついた子どもの気持ちを聞き出してあげてください。そのうえで、「嘘をついてはいけない」ということを、冷静に言い聞かせましょう。親子で話す中で信頼関係が生まれ、子どもも「嘘をつくよりも正直に本当のことを話した方がいい」と学んでいくのではないでしょうか。子どもに「嘘はいけない」と教えるためには、ママやパパも嘘をつかないことが大切です。たとえば、グズる子どもをなだめようと「お菓子を買ってあげる」と言ったまま忘れていたり、「遊園地に連れて行ってあげる」と言っていたのに仕事の都合でキャンセルになったり……ということはありませんか?大人から見れば仕方のないことでも、子どもは「嘘をつかれた」と傷ついてしまいます。子どもとの約束を守れなくなったときは、きちんと理由を伝え、できるだけ代案を提示してあげられるとよいですね。
2017年03月08日バレンタインデーは、好きな人へプレゼントを渡して愛を告白する日。その意味を知ってかしらずか、幼い子どもたちのあいだでもチョコがやり取りされています。もしもうちの子がもらったら、親としてどうするべき? ママたちの声から考えてみましょう。■バレンタインデーにもらってきたら未就学児なら、チョコを買うにも作るにも、親のサポートが必要です。相手のママも自分の娘の気持ちをくんで、一緒に選んでくれたことでしょう。ですから、チョコをくれた子のママにもお礼を忘れないようにしたいもの。ママに対してプレゼントする必要はありませんが、なるべく早く「ありがとうございます」のひとことを。メールアドレスやLINEがわかれば、そこで先にお礼を伝え、あとで会う機会があったときにあらためてお礼を言うとスマートです。小学生以上になると「本気の告白」が含まれていることもあり、チョコを渡したことを親にバレたくないと思う子もいるでしょう。あまりに高額なプレゼントでなければ、そっとしてあげたほうがいい場合もあります。■ホワイトデーは子どもと選ぼうチョコをもらったら、ホワイトデーにお返しを。しかし、小さな男の子は、このことすら理解していないことも。そんなときには、バレンタインデーとホワイトデーについて、簡単に説明してあげましょう。バレンタインデーは好きな人にチョコをあげる日、ホワイトデーはそのお返しに、アメやクッキーをあげる日、といった感じで、簡略化してもいいと思います。お返しはママが勝手に選ばず、子どもと一緒に買いに行きましょう。「どうせ意味なんかよくわかってない」と思うこともありますが、相手を思いやってものを選ぶやさしさを学べる機会でもあります。■ホワイトデーに何をあげる?それでは実際に、ホワイトデーには何をあげたらいいのでしょうか? 男の子を持つ先輩ママたちの経験談をご紹介します。・「もらったものと同額程度のお菓子をあげました。数百円程度だったけれど、子どもが書いた手紙を添えたらとても喜んでくれました」(30歳・4歳児のママ)・「義理チョコをたくさんもらってきた息子。バレンタイン用ではないお菓子や駄菓子も多かったから、同じように市販のお菓子で返しました。単価は低いけれど、量が多いと何かと大変…」(37歳・小学3年生のママ)・「保育園でチョコをもらってきたときは、お返しのクッキー作りを手伝ってもらいました。じつは、粉やバターにもこだわった自信作。金額的にはかなりかかったけれど、『手作り=ケチった』と思われたら息子がかわいそうなので。キャラクターのキーホルダーも添えました」(41歳・小学5年生のママ)・「子どもだからお菓子だけでいいかと思っていたら、『鉛筆やノートもあげたい』という息子。まだ小学生だけど、相手は彼女だからお菓子+αじゃないとカッコつかないみたいで…。いまでは子どもの世界も倍返しなんですね」(31歳・小学3年生のママ)いまや幼稚園や保育園児でも恋人がいる時代ですから、自分たちが子どものときと同じ感覚で対応すると、息子の恋が破れてしまう…なんて事件も起きそうです。「まだ子どもなのに恋愛なんて早い!」と思うこともありますが、小さい子の場合は特別な理由はなく、自分も参加してみたいだけ、なんてこともあります。季節のイベントを楽しみつつ、人の気持ちがわかるようになるチャンスととらえることも悪くないかもしれません。
2017年02月15日こんにちは。学習コンサルタントの佐々木恵です。自分の子どもにはできるだけ賢くなってほしい。勉強を好きになってほしい。親御さんの常なる願いだと思います。できれば良い学校に進学してほしい。もしそれがかなわないとしても、 できれば自宅で子どもが一生懸命勉強している姿が見たいものではないでしょうか。しかし、このごろはパパもママも仕事が忙しく、学校の授業内容も高度になって、なかなか子どもの勉強を見てあげられないという方も多いかと思います。そこで、今日からできる勉強の見守り方のアイデアをご紹介します。●親は“教師”にならなくていい勉強を教えよう教えようと肩肘を張る必要はありません。どんなに教えるのが上手でも、親子だと期待しすぎる気持ちからうまくいきません。子ども側も親の期待に応えなければと頑張りすぎたり、甘えが出たりするもの。勉強を教えようと意気込むのではなく、見守る姿勢 が大切です。あくまで学校の勉強をベースに考えましょう。教えるのが大変でうまくいかないと感じる場合は、学習塾などの専門家に任せてしまうのも一手です。●目標設定をするその日にどこまでやるかを確認します。今日はこれだけできればいい、とその日の目標を決めて取り組みます。それが終わったらテレビを見ていいとか、一緒におやつを食べようとか、何か楽しい予定を一緒に立てられるといいですね。勉強に対する期待感が増します。●クイズをする子どもにたくさん勉強させて、情報を蓄えさせても、使えなければ全く意味はありません。では、使える知識とはなんでしょうか?知識とは、質問に答えられる ことです。勉強というと、どうしてもインプットに偏りがちですが、成績を上げたいのであればアウトプットが重要です。そこで、お子さんのアウトプットを手伝うのです。一番簡単な方法が、クイズなのです。その日勉強したことをクイズにしてみてください。親御さんは深く分かっていなくても大丈夫ですし、間違えても構いません。●子どもに説明してもらうその日学校で学んだ内容をお子さんに聞いてみましょう。ポイントが説明できれば、きちんと理解ができている証拠です。曖昧なようであれば、一緒にノートや教科書を見直して確認することができます。子どもに説明してもらうメリットは、授業の理解度がわかるだけではありません。学習の定着度は、講義を聞くだけではわずか5%、人に教えるとなんと90%になると言われています。授業の内容を説明するようにしてもらうだけで、理解度がぐんと上がる のです。授業の内容を教えてもらうだけで子どもが賢くなるなら、簡単ですね。----------親御さんが頑張って教える必要はありません。教えようと頑張った瞬間、勉強の主役が親御さんになってしまいます。勉強の主役は誰でしょうか?もちろんお子さんですね。自分から勉強する子になってもらうため にも、親御さんはサポーターに徹しましょう。一緒に教科書を読んだり、教わった内容について質問したり、一緒に考えたりする。マラソンにたとえると併走者です。ぜひ、楽な気持ちでお子さんの勉強をサポートしてあげてくださいね。【参考文献】・『1日5分! お母さんがコーチになれば、子どもの成績はグングン伸びる』加藤法彦(著)・『脳が認める勉強法「学習の科学」が明かす驚きの真実!』ベネディクト・キャリー(著)・『使える脳の鍛え方成功する学習の科学』ピーター・ブラウン、ヘンリー・ローディガー、マーク・マクダニエル(著)●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年12月17日育児に疲れてしまったときや、ちょっとホッとしたいとき、また、ママ友との集まりで、親子カフェを利用したことはありますか?最近は子連れで入れるお店も増え、親子カフェもさまざまな場所にオープンしていますよね。親子カフェとひと口に言っても、その特徴はカフェごとにさまざま。それぞれコンセプトが違うところも、親子カフェめぐりの楽しいところではないでしょうか。今回は、西船橋にある「西船橋Hedgehog the Rainbow」(以下親子カフェHtR)という親子カフェを紹介します。こちらのカフェのコンセプトは「赤ちゃんとママのちょうどいい距離を応援する」というもの。親子カフェといえば「親子で気兼ねなく食事ができる」というイメージですが、親子カフェHtRにはそれだけではない、新感覚の魅力があふれているのです。ママと赤ちゃんの“ちょうどいい距離”を応援する親子カフェ千葉県の西船橋駅から徒歩5分のオフィスビルの1室で営業している、親子カフェHtR。このカフェの大きな特徴は、(1)食べ物を提供しない、(2)見守りつき、(3)0~3歳児は無料の3つ 。食べ物を提供しないこの親子カフェは、食べ物を提供しません。利用者はお弁当を持参するか、お店からいくつかのお店に出前を頼めるようになっています。ドリンクはフリードリンクになっていて、お茶、ジュース、コーヒー、即席味噌汁がフリー。もちろんミルク用のお湯も、ウォーターサーバーでいつでも使うことができます。パーティースペースとしての貸し切り営業も行っており、ママたちが自由に食べ物を持ち込み、お店を貸し切って使うこともできます。親子6組からという手軽さなので、幼稚園や保育園のお別れ会やお誕生日会など、さまざまな機会に利用され、月間5、6回は貸し切りの日があるそうです。貸し切りでなくても、予約時に「お誕生日会です」と言うと、お誕生日会仕様の席をセッティングしてくれるのだそう。写真のようなかわいらしいセットも、無料でしてくれます。「見守り付き」カフェスタッフ は、赤ちゃんや子どもと積極的に遊んでくれる「思いやりスタッフ」と呼ばれています。一般的な親子カフェでは、スタッフは食べ物を提供したり、キッズスペースで大勢の子どもを、危険がないか見張るのが役割。しかしこのカフェは、食べ物を提供しない分、その場にいるすべてのスタッフが、思いやりスタッフとして子どもの相手をしてくれます。抱っこの赤ちゃんも、眠くてぐずっている赤ちゃんもOK。お店の抱っこひもで抱っこやおんぶをしてくれたり、寝かしつけも行ってくれます。ママがゆっくりと過ごせるよう、最大限手を貸してくれるお店なのです。ママが作業に専念したいときや、育児から解放されたいとき、その気持ちにこたえてくれるところが、ママにとってはうれしいですよね。0~3歳は「無料」0~3歳の赤ちゃんとママを応援するというコンセプトのもと、なんと0~3歳の子どもは滞在費無料。滞在費はママの分しかかかりません。4~6歳の子どもは、滞在費が390円かかりますが、延長料金はかかりません。「きょうだいが多くなるにつれて、どこに行ってもお金がかかる。それなのに、家ではどんどん手狭になってしまう」と困っているママにも嬉しいサービスです。今までのカフェにはありそうでなかったサービスを打ち出し続ける親子カフェHtR。カフェではママ向けのイベントや講座を開講するほか、子どもの一時預かりも対応しています。親子カフェHtR・ハリ店長に聞きました親子カフェHtRのオーナーである、村井店長(ハリネズミが大好きなことから、ニックネームは通称ハリ店長)に、なぜ見守り付きカフェを開設しようと考えたのか聞いてみました。ママが「ホっとできる場所」を「何か子育てをするママたちのためにやりたい、と思っていました。いろいろなカフェを参考にしましたが、食べ物を提供するのは、料理が苦手なのでやめました。でも、料理を提供しなくても、ママたちにとってほっとできる場所をつくることはできると考えて、今の見守りつきカフェにたどり着きました。『ママがいつでも来られる』『ホッとできる』ということを一番に考えています」また、「見守り」はあくまで希望するママに対してだけ行うもので、ママが赤ちゃんと一緒に過ごしたい場合には、もちろんママと赤ちゃんを引き離すことはせず、ママが休息したいときや、講座や作業に集中したいとき、赤ちゃんを積極的にお世話するのが「見守りスタッフ」の役割なのだとか。見守りスタッフは子育て経験者ばかりで、子育て相談にも乗ってくれるところが嬉しいところ。スタッフの中には、自分のお子さんを連れてお仕事をされている方もいます。「子連れで働くことは、ときに我が子を後回しにしなくてはいけない場面も多く、覚悟が必要」と語るハリ店長。取材日はハリ店長の4歳の息子さんもお店に来ていましたが、取材に来ている私の子どもたちと上手に遊んでくれるなど、とても優しいお兄さんでした。子どもとの距離が“うれしい”というママのリアルな声次に、利用しているママからはどんな反応があるのか聞いてみると、ママたちの感想を聞くことができました。「子どものあやし方がうまい」「まだ1人で遊べない赤ちゃんでも、スタッフの方と遊べるので、ママ友とゆっくりできた」など、子どもと少し距離を置いてゆっくりできることをうれしく思う感想が聞かれるそうです。今までの親子カフェでは、「気兼ねはしないけれど、子どもから目を離せず、あまりゆっくりすることはできない」と思っていたママにとっても、まさにオアシスのような場所となっているようです。カフェのホームページ上にも、たくさんのママ達からの「うれしかった」という声が投稿されていました。私自身もこのカフェも常連の1人ですが、子育てに煮詰まり「子どもと距離を取りたい」と感じるとき、ここに来ると本当に“ちょうどいい距離”でいさせてくれて、精神的にとても救われました。ママと子どもを常にセットとして捉える「親子」カフェではなく、ママと子どもにあえて距離を与えてくれるカフェは、新しく、そしてありがたい場所だと1人の母親として感じています。イベントも高評価!今後は「カフェで農業体験」もまた、ベビーマッサージやベビーサイン、授乳フォトなどのイベントも好評なのだそうです。イベントに関しては、外部の講師の方が行うものと、スタッフの方が行うものがありますが、外部のものについては、ハリ店長が、利用するママ達に求められている講座かどうか、しっかり見極めてから場所を提供しているとのことで、選りすぐりのイベントが開催されています。そして今後はなんと、カフェ近隣の畑と共同開催の「農業体験」をイベントとして取り入れるのだそう。6月からはすでに開催が決定しています。今までの親子カフェの常識にとらわれず、ママにとっても子どもにとっても楽しい時間を過ごすことができる、新感覚の親子カフェ。その裏には店長のママを支援したいという強いポリシーと、新たなチャレンジをしていく探究心がありました。カフェについて語るハリ店長の目は優しく、そして輝いていました。今後も親子カフェHtRには、子どもとママの笑顔があふれるのでしょう。<取材・写真協力>親子カフェHedgehog the Rainbowwww.oyakocafe-htr.com/<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年06月13日このステッカー制作のお話をいただいたのは、ちょうどベビーカーに乗った1歳の子どもが地下鉄の通路で通行人に殴られるという事件があり「赤ちゃんに暴力とは何事!」と憤りを感じていたときのこと。赤ちゃんの安全を守るために自分にできることはないだろうか、そう考えていたところに声をかけていただき、これはいい機会かもしれない…とステッカー制作に参加させていただくことにしました。でも、わざわざ知らせる必要ってあるの? はじめはそんな思いも。ステッカーを作るにあたり、最初は疑問もありました。「赤ちゃんが泣いても気にしませんよ」って、見知らぬ人にわざわざ知らせることなのかな? 気にかけてるなら直接声をかければいいんじゃない? ステッカーという形で意思表示するのであれば「泣いたらあやしますよ、困ったことがあれば手伝いますよ」と、より積極的な表示にするのはどうか? などなど。しかし、打ち合わせでお会いしたステッカー発案者の紫原さんの話では、赤ちゃんが泣いている時、むやみに声をかけないほうがいいケースもあるとのこと。なるほど…。 方向性を固めて、デザインの修正が大方終わったころ。ウーマンエキサイトの担当さんから許可をもらい、赤ちゃんイラストをアップしているTwitterアカウントで簡単なプロジェクトの説明とステッカーのイラストをアップしてみました。すると予想以上の反応が。ウーマンエキサイト発のweラブ赤ちゃんステッカー、5月5日くらいに公開予定です。 pic.twitter.com/ufrS2drUQn — 赤子イラスト(栗生ゑゐこ) (@quriwoo2) 2016年3月6日 多くは好意的な感想や仕様についての問い合わせ、改善意見などでしたが、中には「そんなに赤ちゃんに優しい自分をアピールしたいのか?」「ステッカーをつけていない人が白い目で見られるようになるんじゃ?」「子連れにそんなに気を使う必要があるのか?」といった感想もありました。もちろんこのステッカーには何の強制力もないですし、誰がどういう意図でつけていても別に構わないと思います。赤ちゃんが泣いて大変そうにしている親御さんに「泣いても大丈夫ですよ、気にしないでください」とそれとなく伝わることと、「赤ちゃんを見守っている、気にかけている人がいる」ことが誰の目にもわかるというのが重要だと思います。ステッカーはあくまでひとつの手段子どもの登下校を見守る保護者の方々のように、あるいは「こども110番の家」の看板のように、赤ちゃんや、赤ちゃん連れの人を見守っている人がここにいますよ、と表明する手段のひとつとしてステッカーを使ってもらうことができたら。そして赤ちゃんの安全を脅かす存在を遠ざけ、保護者に少しでも安心してもらうことができるのであればすごくいい。さらに言えば赤ちゃんと子どもの安全と成長を守りたい、と思う人はたくさんいると思うので、そうした人々による「赤ちゃんに優しい社会の可視化」につながっていけたらいいなあ、と夢想しています。と、ここまで書いて「それなら吹き出しのセリフが「見守っているよ!」というバージョンがあってもいいかも? いや吹き出しのないバージョンもありかも…」などと考え始めている私(いや、独断では決められないのですが)。WEラブ赤ちゃんプロジェクトはまだ産声をあげたばかりです。より多くの方に賛同・参加していただくことで、今回のステッカー配布以外の活動にも道が開けていくと思います。
2016年04月27日子どものやることは奇想天外で驚かされることが多いものです。でも、子どもが楽しんでいるのなら見守って、最後までやらせてみましょう。自由にやれることで子どもには、自分で考え、決める能力が身についていくのです。「色は混ぜすぎるとキレイじゃない」私が小学校の教員だったとき、低学年の子どもたちに数種類のカラフルな紙粘土を与え、自由に作品をつくらせる、という図工の授業をしたことがあります。ところが、紙粘土の色混ぜを子どもたちがそれぞれ好きなようにやった結果、何色も混ぜすぎて最終的にくすんだグレーのような色になってしまい、その粘土は使えなくなってしまいました。その出来栄えにがっかりした子どもたちは、何色も混ぜると綺麗ではないということがわかったようで、その後は同じようなことをする子はいなくなり、2~3色をほどよく混ぜて好きな色を作り、作品を仕上げました。また、私の子どもは、カラフルな紙粘土をあれこれと混ぜ合わせできた色で色図鑑をつくり、私に見せてくれたことがあります。並べられたオリジナルの色に親子で「カステラ色」や「落ち葉色」などと名前をつけていきます。これは私も夢中になって遊ぶことができました。安全面をクリアしたものならば、自由にやらせてみよう文科省の小学校学習指導要領の一般方針では、「児童に生きる力をはぐくむことを目指し、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない」と掲げています。紙粘土の経験のように安全面がクリアできたものであれば、子どもたちには素材を与えて、自由に試させてあげましょう。それが、子どもたちが自分で考え、やってみて、その結果どうするかを自分で決めることになるのです。また、自分で思うようにやれるということは、子どもの満足感を高め、さらにいろいろなことに挑戦したい気持ちを育てることにもつながります。大人は子どもを「見守る力」を身につけて子どもたちのすることは、予想外のことがたくさん。そんな子どもワールドをぜひ一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか? もちろん、自由にやらせることで、時にハラハラすることもあるでしょう。でも、そこはグッとこらえて見守りましょう。たとえ結果は失敗に終わっても、子どもたちは自分の思い通りにやってみた満足気な笑顔をママに見せてくれるでしょう。そして、そんな笑顔のわが子をみたら、ママもハッピーな気持ちになることができますよ。自由にやることで学べることはたくさんあります。子どもの力を伸ばすためにも、親はぜひ見守る力を身につけていってください。(のりこ<フォークラス>)
2016年03月05日JR西日本とHAMOLOは、ビーコンを活用した「見守り位置検索サービス」の事業化に向けた試験運用を2月22日より開始すると発表した。このサービスは子どもや認知症高齢者の位置情報を、保護者や介護者等が専用アプリをインストールしたスマートフォンから確認できるもの。子どもや認知症高齢者にビーコンをを持たせ、駅や学校等に設置した「専用レシーバー」や「見守りアプリ」をインストールしたスマートフォンで、ビーコンの位置情報を把握する。両社は、サービスの事業化に向けて、昨年11月から実証実験を行い、駅改札付近での機器の動作等を確認。今回は、次のステップとして、駅や学校等に専用レシーバーを設置し、実際に本サービスを利用した上での機能の確認や課題の把握を行う。HAMOLOは、3月に見守り位置検索サービス「キンセイ」の端末、及びスマートフォン用アプリを2016年3月中旬にリニューアルする予定で、今回はこれを利用して試験する。キンセイ端末は、レシーバーを設置した施設(駅、学校など)を通過すると、PUSH通知やメールにて、その施設を通過した情報が見守り者に通知されるほか、アプリをインストールしたスマートフォンを持つサポーター(地域の見守る人々)と子供や高齢者がすれ違うことで、位置情報が記録される。そのほか、アプリ内で迷子情報をあらかじめ登録しておけば、公開ボタンを押すだけで、キンセイ端末を持った子供や高齢者の周囲にいるサポーターたちに保護を求めることが可能。試験運用は2月22日~3月下旬までで、JR神戸線住吉駅、摂津本山駅、甲南山手駅、神戸市立住吉小学校で行い、モニター協力は神戸市立住吉小学校に依頼する。
2016年02月22日子どもの「やりたい!」気持ちを見守ろう子どもが第1次反抗期にさしかかった場合、子どもがやりたがっていることはできるだけ自分でやらせるようにしてみてください。ぐずぐずしているので苛立つかもしれませんが、そこはぐっとこらえて、子どもがやり遂げるのを見守ってください。また、親は直接的な手助けをせずに側面支援に回るとよいでしょう。たとえば、「ボタンをかける」という動作はかなり難しい作業です。そのため、最初のうちはやってのけたいという思いがあるのになかなかうまくいかず、子どもはかなりイライラするかと思います。親ができることは、子どもの代わりに手を出すのではなく、そもそもボタンかけのしやすいような服やパジャマを準備することです。見た目がどんなにかわいいものであっても、ボタンホールが背中にあるような服や、細かいボタンが数多くついているような服はやめたほうが無難です。また、うまくできずにイライラしてカンシャクを爆発させそうになったら、そこでちょっとだけ手助けしてあげる、という手もあります。この時、親がやるのは「ちょっとだけ」にして、あくまで主導権は子どもにあるようにするのがコツです。大切なのは、子どもがいらついてきたタイミングで手を貸すことです。子どもの様子をきちんと観察できていれば、難なくわかることでしょう。子どもが満足感を得られれば、感情の爆発は減っていく子どもが自分1人で全部やり遂げた時も、親がちょっとだけ手助けをした時も、いずれにしてもできたところで、手放しで褒めてあげるようにします。反抗期で「イヤ!」「キライ!」ばかり言ってはいても、この年齢の子どもは、親に褒められるとうれしいものです。何かを自分1人でやり遂げたという充足感を得るとともに、「ほかにも何かやってみよう」という意欲にもつながっていきます。それから、子どもがやり遂げて得意そうな顔をしている時は、できばえが少々微妙であっても、それを指摘しないことも大事です(そして褒めるのです)。もしかするとボタンをかけ違っているかもしれませんが、そこですぐに直してしまうと、感じていた充足感が傷ついてしまいます。そうなると、子どもは落ち込んだり、不機嫌になったり、怒り出したり、果ては泣き出してしまうかもしれません。どうしても直したいと思うのなら、しばらく時間をあけてからそっと直してあげるようにしましょう。このようなかたちで、「自分1人でできた!」という充足感を感じ、親に褒められて良い気分になるといったことを繰り返すうち、子どもが感情を爆発させる場面は減っていきます。(子育ての達人)なぜ、子どもが「やりたい!」と言ったら、やらせたほうがいいのか? 次回、詳しく解説します。
2015年11月16日NTTドコモは、高齢者向けの見守りソリューション「おらのタブレット」を全国の法人・地方自治体向けに6月1日より提供を開始した。このソリューションは、法人・自治体などが高齢者に日常の生活に関わる情報および災害情報などをタブレット内のアプリケーションを用いて、わかりやすく提供するもの。アプリを用いることで、高齢者は、日々の血圧測定や歩数管理などの健康管理を自治体と連携しながら行える。一方で自治体は、メールで情報を配信した後に開封通知を受け取るなど、高齢者の健康状態や安否確認を簡便に把握できる。ドコモは、長野県大町市と天龍村の両自治体と住民の協力の下、試作品を利用してもらいながら、高齢者の利用方法に関する意見を反映した。実際の利用シーンでは、メール機能がATMの操作画面のように画面の案内に沿ってボタンやキーを押す画面遷移とした。ホーム画面に表示するアプリは最大7つまでカスタマイズ可能で、独自に開発した「メールアプリ(高齢者の利用に配慮したわかりやすい独自のユーザーインタフェース)」や「健康管理アプリ(日々の血圧、歩数を入力)」「脳トレアプリ(数字の早押しによるゲーム感覚のトレーニング)」の3つのアプリのほか、一般アプリも利用できる。そのほか、タブレットを楽しく毎日使える仕組みとして、キャラクターの活用や画面の背景として表示する掛け軸の格言を日ごとに変化させるなど、日々変化のあるホーム画面を用意している。
2015年06月02日ニフティは15日、「離れた場所から家族を優しく見守る」がコンセプトの室内環境見守りサービス「おへやプラス」の新機能を発表した。家の外から、使用中のエアコンをオンオフしたり、設定温度を変更できるようになる。おへやプラスは、離れて暮らす家族の部屋について、温湿度を専用のスマートフォンアプリで確認できるサービス。高齢者やペットのケア、子供の留守番といったユースケースを想定している。利用には、ニフティの会員であること、ニフティのネットワークサービス「スマートサーブ」(税別月額300円)を契約していることが必要。おへやプラス自体の月額料金は税別680円だが、スマートサーブと合わせて税別月額980円となる。今回、おへやプラスにエアコン操作機能を追加したことで、室内環境の確認だけでなく、実際に室温を調節できるようになった。具体的には、スマートフォンアプリ「おへやプラス」を操作すると、室温調整などの指示が宅内のサービスアダプターに伝わる。さらにサービスアダプターからセンサー、センサーからエアコンへと指示が流れ、エアコンのオンオフや室温調整が実行される仕組みだ。サービスアダプターとセンサーは、ニフティから契約者に送付される。なお、エアコンを操作するには、「おへやプラス」アプリ上でエアコン登録の作業が必要。「おへやプラス」の対応OSは、Android 4.1以降、iOS 7.0以降となっている。
2015年04月15日NTTドコモは9月30日、子どもの見守りサービス「ドコッチサービス」の腕時計型専用端末「ドコッチ01」を発表した。2015年3月にサービスの提供と端末の販売を開始する。ドコッチ01の端末代金は10,000円、ドコッチサービスの使用料は月額280円を予定(いずれも税別)。なお、使用するには対応プランへの加入が必要だ。ドコッチ01は、3G通信機能やGPS、Bluetoothなどを搭載した腕時計型の子ども向けウェアラブルデバイス。NTTドコモが2015年3月から提供を開始する予定の「ドコッチサービス」の専用端末だ。ドコッチ01を身に付けた子どもの様子を、保護者のスマートフォンやタブレット、パソコンから確認できる。保護者側のデバイスは、NTTドコモ以外の通信事業者のものにも対応。各種センサーによって、「遊んでいる」「歩いている」「休んでいる」「時計を外している」の4つの活動状態や、周辺温度・湿度を検知して、保護者側に知らせる機能を持つ。オプションの「イマドコサーチ」(税別200円)を契約すれば、ドコッチ01を身に付けた子どもの位置情報も保護者側のデバイスへ通知可能だ。また、あらかじめBluetoothでペアリングしておいたスマートフォンと一定距離はなれた際に、ドコッチ01とスマートフォン両方に知らせる「迷子抑止機能」も備える。対応プランは「定額データプラン128k バリュー」(月額・税別1,505円)、「定額データプラン スタンダード2 バリュー」(月額・税別2,381~5,700円)、「デバイスプラス500」(月額・税別500円)。なお、デバイスプラス500は新料金プランである「カケホーダイプラン」と「データプラン」に加入している場合のみ利用可能なプランだ。ベルト除くサイズはW44×D15×H44mm、ベルト含む重量は50g。ディスプレイは1.3型。バッテリー容量は320mAhで、連続待受時間は最大約72時間となっている。IPX5/IP5X相当の防水・防じん性能を持つ。カラーはホワイトとライトブルーで、ベルトはリバーシブルだ。
2014年10月01日ALSOKはこのほど、大成有楽不動産が運営する「オーベルオーナーズクラブ」の会員特典として、救急通報を基本としたシニア向け見守りサービス「オーベルオリジナルシルバーパック」の特別価格での提供を開始した。同クラブは、大成有楽不動産が分譲する新築マンションの契約者・入居者を対象として2011年10月にスタートした会員組織。契約者・入居者が快適に暮らすための情報や会員限定の特典を、専用ホームページやメールなどを通じて提供している。今回提供されるサービスは、「救急通報サービス(基本プラン)」「ライフリズム監視サービス」「見守りサービス」の3つ。「救急通報サービス(基本プラン)」は体調不良などにより、室内で持ち運び可能なペンダント型の緊急ボタンを押した場合に、「ライフリズム監視サービス」はトイレのドアにセンサーを設置し、在宅中に一定時間ドアの開放がない場合に、それぞれALSOKのガードマンが駆けつける。「見守りサービス」は家族からの依頼により、同じくガードマンが駆けつける。なお、同サービスは、「オーベルオーナーズクラブ」会員本人のほか、離れて暮らしている両親のためにも利用できる。申し込みは、会員本人となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日セントラル警備保障はこのほど、シニア向け見守りサービス「見守りハピネス」の提供を開始した。同サービスは、離れて暮らすなどで、万が一の時にすぐに駆けつけることができないという家族に代わり、高齢者(単身世帯・夫婦のみの世帯など)を同社が24時間365日、専用の機器を用いて見守るというもの。異常を検知した場合や緊急ボタンを押された場合などは、パトロール員が駆けつけ対処するという。見守りプランはサービスの内容によって3種類。ベーシックな「Aプラン」は、緊急時に緊急ボタンを押すと、自動的に同社に通報。訓練を受けたパトロール員が駆けつけ対応する。また、あらかじめ設定した登録先5カ所のメール宛てに、異常発生の自動送信を行う。月額料金は2,940円から。「Bプラン」は、Aプランの内容に加え、緊急ボタンを押すこともできない急な事態に備えて、人の熱を検知するセンサーをトイレなどに設置。センサーに一定時間反応がない場合、生活反応が確認できないとみなし同社に通報するというもの。外出時や帰宅時には自身での設定操作が必要になる。月額料金は3,465円から。「Cプラン」は、Bプランの手動センサー設定を自動タイプにしたもの。自身での機器設定が難しい高齢者でも利用可能。月額料金は3,675円から。なお、いずれのプランも初期費用は無料で、機器は契約期間5年間のレンタルとなる(買い取りも可能)。全プランに共通のサービスとして、相談ボタンを押すと専門の健康相談窓口につながり、保健師や看護師、ケアマネージャーなど有資格スタッフへの相談が通話料・相談料無料で行える「健康相談サービス」を用意。また有料出動オプションとして、ガスの元栓を閉めたり電気器具のスイッチを切ったりするなどの処置、自宅にパトロール員が出動しての状況確認、長期間留守の際にパトロール員が訪問しての自宅外周点検や施錠確認、郵便物の取り込みなども行う。詳細は「見守りハピネス」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日三井不動産レジデンシャルと立山システム研究所は、ひとり暮らしの家族と別世帯で暮らす家族の見守り&お知らせサービス「ミマモ」を共同開発した。「三井のすまいLOOP」会員対象に、10月よりサービスの受付を開始する。三井不動産レジデンシャルは、7月に同社コミュニティーサイト「みんなの住まい」のユーザー506名を対象に、「離れて暮らす家族とのコミュニケーション」調査を実施。その結果、約6割が離れて暮らす両親の生活や健康を「不安・心配」と感じていることが分かった。調査の結果を踏まえ、三井不動産レジデンシャルと立山システム研究所は共同で「ミマモ」を開発。同サービスでは、ひとり暮らしの家族を24時間365日、室内での生活リズムを人感センサーで見守る。センサーは7cm角で目立ちにくく、存在感が小さいため、家族は気兼ねなくいつも通りに生活できる。離れて暮らす家族は、センサーで検知したデータを元に、ネットで生活リズムのデータを確認できる。データは蓄積されるので、生活リズムを週単位、月単位で比較することも可能。起床時間や就寝時間の変化、夜中のトイレ回数の増減などを比較することで、病気予防や事故防止に役立てることもできる。同サービスは首都圏のマンション居住者にサービスを提供していくが、今後は随時、全国へとサービス範囲を拡大する予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日マイナビは7日、日本気象協会が監修するムック「携帯型熱中指標計『見守りっち』付き熱中症対策ガイド」を発売した。価格は2,090円。「携帯型熱中指標計『見守りっち』付き熱中症対策ガイド」は、近年大きな被害を出している熱中症の予防方法、重症度別の症状、年代別のケア、応急処置など熱中症対策に必要な知識を一冊にまとめたガイドブック。誌面では、熱中症予防の指標として最近用いられている「暑さ指数(WBGT)」の考え方、医者が教える扇風機とエアコンの正しい使い方、熱中対策グッズなども紹介している。また、気温と湿度から、独自の計算手法により熱中指標値(WBGT近似値)を算出し、危険性を5段階のLEDライトと高齢者にも聞き取りやすい1kHzのブザーで知らせる日本気象協会監修の携帯型熱中指標計「見守りっち」を付属。熱中症が起こりやすい環境を知る目安として活用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日AXSEEDは、Androidスマートフォン/タブレット端末向けのペアレンタル・コントロール・アプリ「まもるゾウ」を開発した。同アプリは、子どもへのリスクを排除し、Androidが持つメリットを最大限に活かすツールとして期待できるという。Google Playより無料でダウンロードでき、保護者が子どもに渡す端末に利用制限をかけることができる。長時間の通話やゲーム利用などを防ぐことをはじめ、平日、土日、祝日のアプリ利用時間の制限、就寝時間帯のアプリ、通話利用の制限、各通話の時間制限、月間累積通話時間の制限、電話の発信先制限、電話の着信先制限、利用アプリの制限が可能だ。携帯電話やスマートフォン、タブレット端末は、教材の電子化への対応や安否情報を把握できるGPS機能など、利点も多い一方で、さまざまなリスクも懸念されている。特に、Androidスマートフォン/タブレット端末については、ペアレンタル・コントロール機能が搭載されていないということも不安材料であった。同社では、このニーズに対応すべく、同アプリを開発。子供自身の無制限・無節操な利用を制限しつつ、Androidのメリットを最大限に活かした親子に役立つ仕組みを提供するという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日