「男の気持ちは男に聞くのが一番早い!」恋愛コラムニストのTETUYAです。Twiiterに寄せられた相談で、「お互い好き同士なんですが、私がLINEしても即レスしてこないんです。こんな時の男性心理を教えてください。」という内容がありました。相談者は、彼からLINEを1日空けて返信したら、彼も彼女と同じく1日空けて返信してくるようなのです。どうやら、彼女が空けた時間と等間隔で返信してくる謎の行動に頭を抱えているようです。一見すると、そこには彼女に対して愛が無いからと思われがちですが、そこには男性なりの心理が見え隠れします。僕なりに推察してみました。■ 1、彼女のことは、好きは好きなんだと思うLINEのレスが全く無いとか、彼女よりLINEをする頻度が少なければ、彼女に対して冷めてる可能性はあります。ただ、相談者の場合は一応同じくらいレスはある。ただ即レスじゃないだけ。さらに言うなら、ちゃんと彼女のペースと同じ間隔でレスをしてくる。このギブアンドテイクが成立してるパターンは、彼女ことは好きなんだと思います。だから、冷めてる!と不安になる必要は無いですね。■ 2、プライドが高い典型的な男じゃあ、この男の心理は何なのか?こういうタイプは、プライドが高過ぎる男性なんだと思います。とにかく女性より上に立ちたいんです。女性より下は絶対嫌。内心、彼女のLINEがきたらすぐにでも返信したい気持ちはもってます。ただ、すぐに返信すると、自分が彼女に対して前のめりだと思われそうで嫌。もっと彼女には余裕がある男性に見られたいのが本音。彼女の返信ペースよりちょっと早くなっても、なんか負けた気がすると思ってます。だから、彼女の返信ペースと同じにしてるんだと思います。こういうタイプはつき合った後も、色々面倒臭いですね。今後、つきあったとしても、プライドの高いかつ細かい性格は、随所に出てきそうでケンカの原因になりやすいです。■ 3、即レスしてこない男の対処法基本的に即レスをしない男性に、即レスさせる対法を男目線で考えてみました。一番効果的なのは、彼女のほうから下手に出ることです。彼は、自分から即レスしないスタイルを崩すことはありません。なんてったってプライドは高いですから。だから、彼女からちょっと甘える感じで、お願いしてみるといいですね。「LINEの返信、もう少し早く欲しいなあ。」のような感じで十分。そうすれば彼も、「彼女からお願いされたから早めに返信しよう。」と自分の中で気持ちも整理がつきますから。頑なにお互い意固地になるのが一番ダメです。■ 最後に男は基本プライドが高い生き物です。僕自身のことを考えてみても、そう思います。だから、意固地になって彼と張り合っても、二人の恋愛はうまくいきません。ここは、女性が一歩下がって、男性を立ててあげるコミュニケーションを心掛けることが大事です。彼と別れたくなければの話ですけどね。(TETUYA/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年11月24日小学生になってお小遣いをもらうようになった!という子も多いはず。実は小学校低学年は、お金のトラブルが起こりやすい時期でもあることを知っていますか?わが家の長女が小学2年生の時も、一緒に遊んでいた友達同士でお金の貸し借りが原因のトラブルが生じたことがありました。今回はその時の経験から、小学校低学年の子どもにお金を持たせる際に気をつけたいこと、お金について子どもに教えておきたいことを紹介します。コンビニでおやつを…「私の分も」でトラブルに!わが家では長女が2年生の時、まだお小遣いをあげていませんでした。また、子どもには「親の許可なくお金を持って物品を購入してはいけない」と教えていました。その日、娘は放課後に、近所の友達のAちゃん、Bちゃんと一緒に公園で遊ぶことになっていました。私は知らなかったのですが、友達の中にはお金を持ってきている子もいて、コンビニでおやつを買って、公園で食べることもあったようです。その日は「お金を持っていこうね」という申し合わせはなかったらしく、Aちゃんだけがお財布を持ち、Bちゃんは何も持っていない状態でした。娘は家からおやつを持って出かけていましたが、Bちゃんはおやつも、お金も持っていなかったので、Aちゃんに「私の分のお菓子も買って」と頼み、Aちゃんが2人分のおやつを買ったそうです。公園でおやつを食べ、家に帰る段になって、さっきのおやつは「Aちゃんが買ってBちゃんにあげたもの」なのか「Bちゃんがあとからお金を返してくれるものなのか」がハッキリせず、2人はケンカになってしまったのです。借りたのかもらったのか、子どもの世界では判別が難しい大人でも、お金の貸し借りは望ましくないと言われていますが、それでも“借りたのか、もらったのか”という判別はつきますよね。ところが、子どもの世界ではすぐに、「言った・言わない」になってしまい、どちらが正しいのか判別が難しくなります。夕方になって、Aちゃんは「Bちゃんが、あとでお金を返すと言った」、Bちゃんは「Aちゃんが買ってくれると言った」とお互いの親に訴えたため、トラブルは大人の知るところとなりましたが、結局大人にもどちらが正しいのかはわかりませんでした。その場に私の娘もいましたが、話の流れをしっかり説明できるほど覚えてはいなかったのです。この状態を防ぐためには、子どもに対して「自分がお金を持っていないとき、友達から借りたり、友達に貸してはいけない」と教えるだけでなく、「友達に何かを買ってもらってはいけない、買ってあげてはいけない」と教える必要があります。優しさのつもりで「買ってあげる」ことにも要注意!子ども達には、ものを買ってもらうことが、“借り”であるという意識がありません。特にお店で買い物をするということに抵抗がなくなってくると、まったく悪気なく、まるでお母さんに言うように、友達にも「買って!」と口にしてしまうことも。このとき、たまたまお金を持っていた子は「これくらいなら、お金もまだあるからいいか」という気持ちと、「自分だけ買って、友達が買えないのはかわいそうだな」という気持ちがまざりあって、「いいよ!」と買ってあげるかもしれません。しかしこれが度重なると、次もまた「買ってよ」「この前、買ってくれたでしょ」となることも。大人であれば、一度何か買ってもらったら「お返しを」と考えるところですが、子どもにはそのような考えはありません。中には親に報告をせず、気軽に「買って」と口に出す子もいるようです。親が知らない間に、よその子に何度もおやつを買ってもらっていること、反対にわが子が買ってあげる立場になっていることも可能性として考えられるのです。お金を使い始める時が教え時お金の使い方と言うと、「どれだけの金額を何に使うか」「ムダ遣いをしないように」といったことに意識がいきがちですが、小学生になると友達と一緒に行動をすることを前提としたお金の使い方も、忘れずにレクチャーしたいところです。お金を使い始める時は、お金の使い方の教え時でもあります。「買ってよいもの、ダメなもの」のほかに、「お金を貸さない、借りない」「ものを買ってもらわない、買ってあげない」の2点も忘れずに伝えましょう。子どもには「どうして?」と言われることがありますが、トラブルに発展する可能性があることを丁寧に説明しましょう。予定外の事態は親に報告をするように伝えるまた、断っても買ってくれる、もしくは子ども側が断り切れないという「予定外の事態」が起こるケースも。わが家では「もし、そういうことがあったら、ママがお礼をするから必ず報告してね」と子どもに言っています。実際に最近、2年生になった次女が財布を持たずにでかけたときに、コンビニで友達からアイスを買ってもらうという事態が起こりました。帰宅後そのことを娘が話したので、友達には私からアイス代を返し、「今度からお店に行く時にはお金を持っていかせるから、お店に行く前に教えてね」と伝えました。ちなみにわが家では、あらかじめ「今日は友達と買い物をするからお金を持っていく」という約束になっていない限り、「お金は持ち歩かないし、勝手な買い物もしてはいけない」というルールにしています。お金を使わないときに持ち歩いていると、落とした・なくしたなどのトラブルがないとも限らないからです。公園や友達の家に行く時のおやつは、友達とシェアできるようなものを自宅から持たせるので、困ったことはないようです。お金の使い方に関する考え方は家庭ごとに違うと思います。そのため、「わが家では」という家庭のルールとその理由をあらかじめきちんと伝えておくことが大切。また、時々子ども同士のおやつの持ち寄り方法や買い物の仕方などをわが子と話してみることも必要だと感じています。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2020年11月14日親にとって、お友達トラブルはできれば回避したいものですが、子どもの発達にとっては大切なもの。友達関係はどのように変化して、どんなトラブルが起こりやすいのか。園ではどのようにサポートして、親はどう関わると良いのか。発達心理学の専門家である岡本依子先生に聞きました。お話を聞いたのは:岡本依子さん立正大学 社会福祉学部 子ども教育福祉学科教授。専門は発達心理学。特に親子のコミュニケーションの発達について研究。共著「エピソードで学ぶ保育のための心理学〜子ども理解のまなざし」他、保育者を目指す学生向けのテキストなども執筆している。友達関係の発達段階を知ろう友達関係は、発達につれて変化していきます。年齢ごとの特徴や、起こりやすいトラブルを知っておきましょう。イラスト/杉浦さやか◆3歳頃「一時的な関係」性別関係なく、同じ場所にいる子と遊ぶ集団生活に慣れていない時期には、一緒に遊ばなくても、近くにいる子どもに興味を持ったり、隣の子の遊びにつられたりする様子が見られます。その後、友達と遊び始めますが、3歳では「その場にいる子と遊ぶ」という一時的な関係。男女が入り混じり、気が向いたら同じ場にいる子と遊び、飽きたら違うところに行ったり、一人遊びに戻ったりと、こだわりなく遊ぶ段階です。この時期のトラブルは、まだ友達同士のルールが分かっていないために起こる、アクシデントのようなものです。おもちゃを取ってしまうのも「それは今、使っている子のもの」という「所有」の概念が未発達なためで、悪意はありません。取られた子が怒ることもありますが、多くは「ああ、持っていったな。じゃあ今度は何を使おう」という感覚です。感情のコントロールはまだ上手ではないので、感情的になっているときは寄り添って落ち着くのを待って。園の先生は、こうした場面を「ルールを学ぶチャンス」と捉え、「貸してって言おうね」などと適切な言い方を伝えていきます。◆4歳頃「一緒に遊ぶから友達」好きな遊びが同じ子と一緒にいるように4歳を過ぎると、率先して自分の好きな遊びを選ぶようになります。すると、自然と好きな遊びが同じ子と一緒にいるようになり「一緒に遊ぶから友達」という関係に。ただ、あくまでも主軸は自分の遊びなので、「外で遊ぶ友達」「ままごとをする友達」などと分かれることが多いでしょう。3歳までは「ありのままの自分」で生きていますが、4歳頃からは「すてきなおねえさん、かっこいいおにいさんでいたい」など、「自分はこうなりたい」というイメージを持つように。「ルールを守っている自分は偉い」という正義感も芽生え、ルールを守らない子を見ると告げ口をすることも出てきます。自分と友達の正義が違うと、屁理屈をこねたり、言葉がきつくなったりすることもあるでしょう。4歳後半くらいから仲間外れも見られるようになりますが、これは「友達は大切だから、仲間外れにすることが(相手にとって)罰になる」という友情関係が分かってきた証拠。その発達を理解しつつ、園の先生は相手がイヤな気持ちになること、仲間外れは良くないことを伝えていきます。◆5歳頃「友達だから遊びたい」一緒に遊びたいから自分の意見は後回しこれまでは「一緒に遊ぶから友達」だった関係が、「友達だから遊びたい」に変化する時期。「◯◯ちゃん、一緒に遊ぼう。何して遊ぶ?」と、遊ぶことを前提に、何をするかという交渉が始まります。自分の遊びが主軸だった時期はやりたいことが違う相手とは遊びませんが、この頃になると、その友達と遊びたいがために、自分のやりたい遊びを後回しにして、友達の意見を優先できるようになるのです。これは、学童期の友情関係である「心の友達」につながる出発点。とても重要な変化です。また、友達がどう思っているかを気にするようになるのもこの時期。4歳では一方的だった正義感も「他者の立場に立つ=他者視点」が発達して柔軟になってきます。例えば、滑り台を滑る側から上ろうとする2歳児を見たとき、4歳では「ダメだよ」と決め付けますが、5歳では「まだ小さいから分からないのか」と考えられるようになります。園の先生は自己主張と他者視点がバランス良く発達するように、トラブル解決をサポートしていきます。親はどうする? 友達関係の心配事読者アンケートで「わが子の友達関係に関する心配」について聞き、多かった声について岡本先生にアドバイスをもらいました。親の役目はトラブル前の園との信頼関係作り以前に比べ、今は「園での友達トラブルは、園の責任で解決する」という方針が広く定着しました。また、何か問題があれば教えてもらえますから、子どもが元気で楽しそうに通園しているなら、基本的に心配はいらないでしょう。とはいえ、子どもに「◯◯ちゃんとケンカした」と言われ、その相手を知らないと、親は不安になるもの。普段から、誰と仲が良いか、何をして遊んでいるかといった情報を、先生と親で共有しておくことが大切です。また、子どもはボキャブラリーが少なく、ささいなことを大げさに話したり、誰と遊んだか記憶があいまいで「一人で遊んだ」と言ったりすることも。元気をなくして登園をしぶる日もあるでしょう。心配事があれば、「こんな様子なんですけど、心配し過ぎですか?」「親からは見えない子どもの姿があると思うので、先生からどう見えるか教えてください」など、親の気持ちも含めて先生に相談しましょう。友達トラブルは、子どもが社会性や協調性を身に付けていく上で、大切な成長の糧でもあります。親の役目はトラブル回避よりも「トラブルが起こっても大丈夫」と思えるように、園との信頼関係を作っておくこと、と考えるといいですね。自分の意見を言えない、それも子どもの個性 友達を優先しているのかも新しい集団に入ったばかりなら、子どもの個性なので問題ありません。まわりの様子をしっかり見て、少しずつ自分を表現するタイプなのでしょう。もし集団に慣れた時期になっても意見が言えないなら、意見を言わない環境に慣れてしまっている可能性も。家庭で子どもが自由に意見を主張できているか、振り返ってみましょう。4〜5歳になって、友達の希望を優先することで「友達を喜ばせることができた」と満足感や誇りを感じているようなら、成長の証。褒めてあげるといいですね。友達ができない 遊びに没頭しているなら大丈夫 子どものペースを見守ってひとりで遊んでいても、遊びに没頭できているならまずは見守ってみましょう。遊びに没頭するのは、むしろ発達的には大事な時間です。もし、一人遊びの最中も友達の様子が気になっているようであれば、じっくり集団の様子を観察してから加わりたいタイプなのかもしれません。子どもは「友達になって」と言わなくても、集団の後ろから付いて歩いているうちに仲間に入ったり、離れて遊んでいる子をまねしているうちにお互いが気になって、一緒に遊ぶようになるもの。子どものペースで関係が出来ていくので、親はヤキモキせず、おおらかに構えていましょう。怒りっぽい 今は感情コントロールの練習中 言葉で表現する方法を伝えて怒るのは、悔しさやイヤなことがあったから。怒りはある種の原動力になり、うまくコントロールできるようになると、「これをバネにして頑張ろう」というやる気につながります。幼児期はそうした感情コントロールの練習期間と捉えましょう。また、怒っていることを表現できない方が困ることもあります。「イヤなことされたら、僕だって怒るんだよ」ということを相手にうまく伝えた上で、「もうやめてね」と言えるのが理想的。そのためには、「イヤだったから、怒ったのね」など、感情を言葉で表現する方法を伝えていきましょう。同じ子としか遊ばない 友達だから遊びたい段階 閉鎖的になったらフォローをこれは気にしなくて大丈夫。幼児なりに「気が合っている」ということで、「友達だから遊びたい」の段階に進んでいると考えられます。さらに発達して他者視点が身に付いてくると、友情関係を試すかのように「他の子としゃべっちゃダメ」などと言うこともあるかもしれません。この場合、本気の意地悪ではありませんが、関係が閉鎖的になっているようなら、「お友達がイヤな気持ちになるからね」など、良い方向に導くように声を掛けましょう。友達をしつこく遊びに誘う どのくらいしつこくすると相手が怒るか試すことも大事な経験そもそも子どもはしつこいもの。あまりにしつこくすると相手の子が怒るかもしれませんが、「どのくらいやると相手が怒るのか」を試すのも大事な経験です。相手の子が遊びたくないのなら「◯◯ちゃんはイヤって言っているから、他の子を誘ったら?」、誘っている遊びがイヤなら「違う遊びで遊ぼうって言ってみたら?」など、アドバイスしてみるといいでしょう。友達に対して言葉がきつい 相手が気分を害していると分かれば徐々にマイルドな言い方に言葉がきつくなるのは4歳頃に多く見られ、基本的には一時的なもの。まだボキャブラリーが少ないためで、相手を不快にさせようとしているわけではありません。友達が自分の言葉で気分を害しているのが分かると、言い方を考えるようになり、徐々にマイルドな表現ができるようになっていきます。親は、子どもの言葉がきついと感じたときに「◯◯って言おうね」と、言い換え方を提案してみましょう。また、言葉に関しては「親を映す鏡」という側面もあります。家族の間でも、きつい言葉は避けるといいですね。これも気になる もしも園の友達が新型コロナにかかったら子どもにどう説明する?友達が感染した場合は、下手に隠したり、ごまかしたりせず、子どもが知りたい「単純な事実」をきちんと話すことが大切です。「病気だから治るまでは一緒に遊べないけど、治ればまた遊べるよ」と事実を伝えれば安心できるでしょう。それ以上の説明は、子どもの理解力に合わせて。くどくど説明して、ちゃんと理解できないまま「コロナはすごく恐ろしい」という恐怖心だけを植え付けるのは避けましょう。また、「◯◯ちゃんは、手洗いしてなかったからコロナになったのかも」「悪い子がコロナにかかるから、あなたはいい子にしなさい」という言い方もNG。友達に対して「手を洗っていなかった子」「コロナになった悪い子」など、誤ったイメージを持たせないように気を付けましょう。
2020年11月14日赤ちゃんのころはきちんとお肌のケアをしていても、2歳ごろから子どものイヤイヤが始まり、子どもの肌のケアをつい怠りがちになってしまいます。しかし、乾燥肌は悪化するとかゆみが生じることがあり、睡眠が浅くなったり、集中力がそがれたり……。さらには、肌が乾燥すると刺激に弱くなり炎症も加わって湿疹ができる「皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)」といった疾患も。 たかが乾燥、されど乾燥! これからの季節、子どもの肌トラブルを悪化させないためにもママはしっかりケアしてあげましょう。 子どもの肌はとってもデリケート 人間の肌は、表面の表皮と毛細血管や神経を持つ真皮、大部分が脂肪細胞で占められる皮下組織、そして毛やつめで構成されています。その中の表皮の角質層は、水分喪失(乾燥)を防ぐバリア機能を担っています。そこでは、乾燥対策に必須な保湿機能を持つ皮脂や、角質細胞間脂質などが働いています。 しかし、子どもの肌は大人に比べると厚みが少なく薄く、皮脂も少ないため、肌に十分な水分をためおくことができず、大人より子どものほうが乾燥肌になりやすいのです。そこに加えて秋冬の季節は、低い湿度、エアコンによる乾燥、気温低下による血管収縮や汗の減少によるバリア機能の低下もあって乾燥肌が加速されていきます。 肌トラブルになる前にママができること 肌の乾燥が進むと外的刺激を受けやすくなり、肌トラブルの原因に。そうなる前に乾燥させないためのケアが大切。 ・保湿剤をまめに塗る肌の水分が奪われるのを防ぐためには、保湿クリームやローションをまめに塗りましょう。肌がカサカサしていなくても、お風呂上がりや外出前や帰宅時など気づいたら塗ることを習慣づけて。ローションは塗りやすくさっぱりしていますが、乾燥がひどいときは、ローションタイプよりも保湿効果の高いクリームタイプやワセリンタイプがおすすめです。 ・肌を清潔に保つ肌の新陳代謝は、汗や皮脂、外部からの汚れにより弱くなります。入浴などで肌を清潔に保つことで健康な肌を維持しましょう。ただし、入浴時には、乾燥肌を助長しないようにナイロンタオルなどでごしごしこすらない、お風呂のお湯は40度以下、皮脂を奪い過ぎないように、優しい泡をママの手に取って洗うのがベスト。 ・インナーは肌を刺激しない素材に化学繊維は摩擦が強く、肌への刺激になりやすく乾燥とかゆみの原因になることも。直接肌に触れるインナーは肌への刺激が少ないコットンやシルクなどの自然素材を選びましょう。洗濯は、低刺激性の成分でできた洗剤を使用するとより安心ですが、何よりも成分を繊維に残さないようにしっかりすすぐことが大切です。 ・室内の湿度は60%が目安肌にとって最適な湿度は60~65%。加湿器などで約60%を目安に部屋の湿度をキープ。加湿器がない場合は、濡れたタオルなどを干しておくと湿度が上がります。 乾燥を内面からケア!バリア機能を助ける食材 肌の再生やバリア機能に働く栄養素が不足すると乾燥肌の原因となるため、肌の乾燥対策として、内面からのケアも怠れません。肌の代謝に良い食材を積極的に取り入れましょう。●たんぱく質健康的な肌細胞を作り、バリア機能の正常化。肉や魚、卵、大豆製品、乳製品など。 ●ビタミンA(β-カロテン)肌や粘膜を正常に保つ。のり、にんじん、しそ、乾燥わかめ、ほうれん草、西洋かぼちゃなど。 ●ビタミンB2肌の保護や再生・維持。牛・豚・鶏レバー、牛乳、のり、味噌、卵など。 ●ビタミンC細胞同士をつなぐコラーゲンの生成を助ける。赤ピーマン、キウイフルーツ、芽キャベツ、レモン、パセリなど。 ●ビタミンE細胞膜の構成成分。細胞の酸化を防ぎ、血行を促進。植物油、ナッツ類、小麦胚芽、大豆、さけ・ます類、マーガリンなど。 ●亜鉛細胞の代謝に関与し、肌を健康に保つ。豚レバー、牛肉、プロセスチーズ、たらこ、煮干し、ココアなど。疲れや睡眠不足でも自律神経が乱れ、血行が悪くなったり、腸の働きが低下したりなどで肌の代謝サイクル(ターンオーバー)に影響が生じ肌トラブルを引き起こします。休息や睡眠をしっかりとって、規則正しい生活も心がけましょう。 保湿機能やバリア機能が未熟な子どもの肌は乾燥しがち。乾燥を悪化させないためにも、こまめな保湿、室温管理、バランスの良い食生活、そして規則正しい生活を心がけ、健康な肌を保ってあげたいですね。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:井上 裕紀子監修者:医師 神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、横浜市立大学皮膚科臨床教授 馬場 直子 先生1983年滋賀医科大学医学部卒業、1994年横浜市立大学皮膚科講師を経て、神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、2015年より横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。日本皮膚科学会専門医。専門分野は小児アトピー性皮膚炎、母斑、血管腫、皮膚感染症など小児皮膚科学全般。
2020年10月31日10月から年末にかけて、ハロウィンやクリスマスなどのイベントがたくさんあります。なかには子どもと一緒に仮装したり、いつもと違うおめかしをしたいと思っているママもいるのではないでしょうか。そのなかで、タトゥーシールによる子どもの肌トラブルが続出しているようです。 イベントやスポーツ観戦のときには注意!ハロウィンパーティーやスポーツ観戦などのときに、手軽に楽しめるタトゥーシールやフェイスペイントは、楽しく盛り上がれるアイテムとして利用される機会も増えてきました。 しかし、タトゥーシールやフェイスペイントなどは、化粧品のように安全性の基準が設けられていません。また、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、肌トラブルが発生しやすいことをしっかり認識しておきましょう。 具体的には下記のような被害が消費者庁に寄せられています。 「タトゥーシールを子どもの頬に貼ったが強くこすらないと剥がれず、あとがかさぶた状になり、現在シミになってしまった。」(5歳以下)(※) 「娘がハロウィン用のタトゥーシールを頬に貼って、8時間ほど経過した後に剥がしたら、発赤し痛みがあった。シールはボディ用で顔用ではなく、皮膚の弱いところには貼らないように注意書きがあった。」(10歳代)(※) 注意するポイントタトゥーシールやフェイスペイントなどを使用する際は、次のことに注意しましょう。 ・目の周りや頬など、特に肌の敏感な部分には使用しないほうがよいでしょう。・アレルギーのある方は成分表示をよく確認しましょう。天然ゴムや金属などのアレルギーを引き起こす成分が使用されているものもあります。・肌に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないでください。・使用方法や剥がし方・落とし方をよく読んでから使用しましょう。・大人を対象としたメイク用クレンジング剤が、子どもの肌に合わない場合もあります。クレンジングの際はこすりすぎないようにし、保湿することが大切です。・使用前には、腕の内側などの目立たない場所で使用テストをしましょう。剥がしたあとに、肌に異常がないかを確認してから使用すると良いでしょう。・肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、かゆみや痛みがある場合には皮膚科を受診しましょう。 ハロウィンの仮装グッズにも要注意!それ以外にも消費者庁には、仮装に使用したアイマスクによって起きた皮膚トラブルの報告も寄せられています。 「ハロウィン仮装用のアイマスクを子ども2人が着用したところ、2人とも目の周りに発しんができて、かゆみと痛みが生じた。皮膚科を受診したところ、アイマスクに薬剤が残っていると、発しんの原因になることがあると言われた。」(10歳未満、10歳代)(※) ハロウィンの仮装で赤ちゃんをかわいく撮影するのはママにとっても楽しみの1つです。でも、赤ちゃんのことを考えて仮装の衣装などは安全に使えるものかを確認することが大事。必ず商品の説明書をよく読んでから使用し、肌に合わない場合は使用をすぐに中止して、かゆみや痛み等が治まらないときには専門医を受診するようにしましょう。 (※)事故情報データバンクシステムに寄せられた事故情報:事故情報データバンクシステムでは、消費者庁と国民生活センターが連携し、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供しています。<参考>消費者庁「子ども安全メール from 消費者庁」より「Vol.469 タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!」「Vol.424 ハロウィン仮装用品での皮膚トラブルに気を付けて!」 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2020年10月15日子どもが友達とトラブルになり、いつの間にか親同士も険悪に…というのはよく聞く話。今回は、私が幼稚園教諭として働いていたころの経験も踏まえ、ママ友同士のトラブルに発展する原因と対処法についてお伝えします。決めつけ・誤解が親同士のトラブルに発展する私が幼稚園教諭として担当したのは、40人近くいるクラス。それだけの人数が集まれば友達とぶつかる子がいて、毎年のようにトラブルは起きます。そのトラブルは、相手を思いやることを学んでいる最中の子どもたちにとって必要な経験です。当時、私が先生の立場で親子に接していた時、子ども同士のトラブルから親同士までトラブルになったという話はあまり耳にすることはありませんでした。その理由を考えてみると、私の園は先生と保護者が話をする機会が多く、気になることはまず先生たちに相談してくれていたからかなと思います。今、子どもを持つママの立場になって考えてみても、幼稚園で子どもが「友達にイヤなことをされた」と話したとき、まず最初に先生に話をすると解決に向かいやすいように思います。直接相手のママに伝えたことで険悪になるケースも逆に、先生に相談せずわが子の言い分だけを鵜呑みにし、その友達をワルモノと決めつけると、親同士のトラブルに発展してしまうことも…。あるママ友は、わが子がいじわるをされることに悩み、意を決して相手のママに「うちの子がお宅の子にこんなことをされたので、注意してもらえますか?」と話をしたそう。すると、「うちの子はなにもしていないと言っています」と取り合ってもらえず。その後は険悪になってしまったそうです。それ以来、「挨拶もしない仲になってしまった」と話していました。ほかにも、「わが子が〇〇くんに叩かれている」など、子どもから聞いた話をそのまま他のママ友に相談したことで、それを聞いた人が「陰で悪口を言っている」と誤解を生むケースもありました。幼稚園でのトラブルはまず先生に相談しよう私が先生をしていたころ、仲良く遊んでいるように見えても、気づかないところで子ども同士のトラブルが起こっていることがありました。しかし、そのことについて、早い段階で保護者から相談を受けたので、子どもたちの気持ちや行動に心を配り、寄り添うことができました。そうすると、保護者の不安や不満が大きくなりにくいため、親同士のトラブルに発展しなかったのだと思います。ですので、子どもから話を聞いたときに、何か気になったり心配になったりしたら、先生に遠慮なく話をしてみてください。両方から話を聞ける先生だからわかること先生に相談すると、先生は、そのトラブルの現場を見ていなかった場合にも、両方から話を聞きます。先生はどちらの子のいいところも悪いところも把握しています。またその時のまわりの状況もわかっています。幼児期の子どもは、言葉で正確にトラブルの内容を説明するのは難しく、自分のしたことは棚にあげてイヤだったことだけを話してしまいがち。そんな子どもの特性をよくわかっている先生なら、公平にトラブルの原因を聞きだしてくれると思います。親はまず子どもに寄り添ってあげましょう先生に状況を聞いたら、親がすべきことは、まずわが子に寄り添うこと。「それはイヤだったね」と子どもの思いに共感したり、抱っこする、お膝にのせて話をするなど、スキンシップを多めにとってあげてください。子どもが不安そうにしていると、親としてはつい「こうしたら?」と解決策を提案したくなります。しかし、子どもの成長のためには、自分でどうしたら仲良くできるか考え、行動していくことが大切です。親は一緒に不安にならず、「いつでもあなたの味方だよ」と明るくかまえていればいいと思います。原因はどちらにもあると冷静に考えましょう幼い子ども同士がトラブルになる場合、どちらにも何かしらの言い分があります。もし相手の子に叩かれてしまう場合、悪いのは暴力をする方です。言葉で伝えることが人間関係の基本で、相手の子が変わるべきところ。しかし、「うちの子には絶対に非はない、相手だけが悪い」と思ってしまうと、冷静な対応はできません。もしかしたら、「自分の子にも少なからず原因があるのかもしれない」と考えてみることが大切です。冷静に子どもたちの様子を見守っていると、トラブルの最中はイヤな思いをしても、後になってみるとそのできごとのおかげで、子どもも親も、ひと回りもふた回りも成長できた!感じることができるはずです。トラブルになっている相手の親と情報共有できると◎相手の親にトラブルについて話すときは、相手を責めるように話すのではなく、「うちの子がしつこくするところがあって、〇〇くんを怒らせちゃっているみたいで…」と自分の子どもの足りない部分もあわせて伝えることがポイント。そうすることで、相手は一方的に責められたと感じることもなく、トラブルを冷静に受け止め、親同士のトラブルを回避できます。「仲良くできるようになるといいですよね」と気持ちを伝えておくと、相手の親の不安が和らぎ、情報共有しながらお互いの子どもの成長を見守っていくことができると思います。とはいえ、中には、「子どもは成長過程にいる」ということを理解せず、そのトラブルの中で善悪を決めて解決しようとする人もいますよね。大人の社会では悪い事をした方が謝罪することで解決となりますが、子どもは未熟で当たり前。それなのに相手に落ち度だけを責めて、「悪いのはすべて相手」と決めつけてしまう人も…。そのような考えでは一緒に見守ることは不可能なので、謝って受け流すのもありだと思います。子ども同士がトラブルになったときこそ、まずは親がお手本になって、相手の思いをくみ取り、思いやる姿勢を見せていきたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月19日男性は基本的に面倒くさがりです。LINEも連絡ツールとして使っている人が多く、とくに男性同士で「LINEを楽しむ」というコミュニケーションはほとんどないんだとか。そんな男性が、「終わらせる」感じのLINEでなく、「続けたい」感じのLINEを送ってくる場合は、めんどくささよりもあなたと会話したい気持ちが勝っている証拠と言えるでしょう。そこで今回は彼のLINEが「続けたいLINE」かどうかを見極めるヒントをご紹介したいと思います。■ 話を深める質問が来る疑問形でメッセージを送るというのは「会話を続かせるテクニック」として有名ですよね。でもだからといって「明日は何時集合ですか?」というメッセージの「?」が、本命かどうかを左右するものではないのはおわかりのはず。単に不明点の質問ではなく「それでどうしたの?」「〇〇ってこと?」のように、話を深めるような質問が来ているかどうかがポイントです。男性がこのような質問をわりと頻繁に送ってくる場合は、あなたのことをもっと知りたかったり、会話を長引かせたかったりする気持ちがあると考えて良いでしょう。■ 新たな話題が彼から……いつもLINEを彼から送ってくる場合……というのも脈アリと考えて良いと思いますが、あなたからLINEを送っているからといって、すぐに脈ナシと判断しないで。たとえば、なんとなくひとつの話題が終わりかけたころに、「そういえば〇〇って知ってる?」のように新たな会話を、彼からはじめることはありませんか?あなたからはじめたLINEであっても、彼から話題を頻繁に振ってくる場合は、あなたともっと会話したがっていると考えて良いでしょう。■ スタンプをたくさん送ってくるスタンプがよっぽど好きな人なら話は別ですが……。多くの男性にとってはスタンプを選ぶのって結構めんどくさい作業なんだとか。たしかに、わざわざ何種類のスタンプから「了解」のスタンプを探すより、「り」と打って予測変換で「了解」と送る方が早いですよね。スタンプをわざわざ選んでくれるというのは、あなたとのLINEに彩を添えて楽しみたいからだと思われます。■ 写真を送ってくるスタンプ同様、写真を選ぶというのも面倒な作業なので、これもあなたとのLINEを楽しみたいからと考えて良いでしょう。とくにそれがあなたの好きなものだった場合はさらに期待大! LINEをしていないときにもあなたのことを考えていたということですよね。日常でもあなたのことが彼の心をよぎるくらい、彼にとってのあなたは大きな存在だということです。■ おわりに好きな子にしかしないLINEといっても、内容は人それぞれ。一概に「これを送ってきたから好き」とは決められません。大事なポイントは「あなたとLINEを楽しみたがっているかどうか」です。どうでもいい人とはLINEで楽しもうなんて思わないもの。LINEのやりとりを楽しめているのなら、期待していいと思いますよ。(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月10日子どもの肌は大人に比べると半分程度の厚みと言われていて、とてもデリケートです。そのため肌トラブルを起こしてしまったら、症状に合った薬を選び、適切に対処することが重要なほか、症状によっては早めに医療機関を受診することが大切になります。子どもが肌トラブルを起こす理由や、夏場の肌トラブルにはどんなものがあるかを知っておきましょう。 子どもが肌トラブルを起こしやすい理由とは…? 汗を分泌する汗腺の数ですが、子どもと大人は同じです。しかし、子どもの体表面積は大人の半分程度しかないため、汗腺が密集していて汗をかきやすい状態になります。そのため、子どもの肌はあせもなどのさまざまなトラブルが起こりやすいのです。 また、汗のトラブル以外でも虫に刺されるなど、体にかゆみが出れば子どもは無意識にかいてしまうため、とびひなどの感染症を引き起こしてしまうことも……。 そこで、特に夏場は公園など外遊びから帰った際には、子どもの肌の状態を大人がしっかりと観察してあげましょう。異常があったときは早めに対処することで、肌トラブルの悪化を防げます。 夏場に多い子どもの肌トラブルとは…? 夏場は汗をかきやすいほか、半そでやタンクトップなど肌の露出面も増えるため、下記のような肌トラブルが起きやすくなります。 ●あせもたくさん汗をかくことで汗腺が詰まり、皮膚内に汗が溜まることで生じます。赤く小さな湿疹できるタイプと、白っぽい水ぶくれのタイプの2つがあります。あせもができやすい箇所は、おでこや頭、首の周り、わきの下、背中、肘や膝の裏側、おむつのギャザー部などです。 赤いあせもは「紅色汗疹(こうしょくかんしん)」と呼ばれる赤いブツブツで、かゆみがあるほか、チリチリとした軽い痛みや熱感があり、かきむしることで湿疹になってしまったり、そこへ細菌が感染するととびひを引き起こしてしまうこともあります。また、白いあせもは「水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)」と呼ばれる透明の小さなポツポツ(小水疱)ですが、痛みやかゆみがなく、涼しくしていれば半日ほどで治ってしまうのが特徴です。 ●おむつかぶれポツポツとあせものような湿疹ができたり、お尻が赤くなったりします。おむつかぶれが起こってしまう原因は、おしっこやうんちが肌を刺激する成分(アンモニアや酵素など)を含んでいるからです。また、排泄後のおむつの中は湿度が上がり、ムレやすくなるので、排泄してから時間が経ってしまうと、排泄物の刺激を肌が受けやすくなってしまいます。ほかにも、下痢が続いたときや汗が多い夏場は特にムレやすくなるので、注意が必要です。 ●とびひ(伝染性膿痂疹)虫刺されやあせも、かき傷、湿疹などにレンサ球菌や黄色ブドウ球菌が感染することでかゆみを伴う水ぶくれができます。水ぶくれは破れやすく、破れて中から汁が出てくるとジュクジュクし、掻いた手で触れた場所に次々と飛び火してアッという間に広がってしまうため「とびひ」と呼ばれています。 ●水いぼ7歳以下の子どもに多く見られる皮膚の感染症です。皮膚に小さな丸いいぼ(1〜5mm程度)ができるウイルス性の皮膚感染症で、かゆみや痛みはほとんどありません。いずれは自然治癒することが多いのですが、治る前にいったん数が増えるほか、感染力が強いためほかの人にうつしてしまうこともあるので、子どもの水いぼに気付いたら早めに病院を受診しましょう。 各症状の治療法や予防法とは…?あせもの治療法と予防法●治療法水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)は、かゆみなどがないため、症状が出ても気が付かないケースも多く、特別な治療をおこなわなくても涼しくしていれば1日以内に症状が治まります。紅色汗疹(こうしょくかんしん)は、赤みやかゆみが出るため、炎症やかゆみを抑えるためにステロイド外用薬を使用します。また、細菌感染を起こしている場合は、抗生剤を使うこともあります。 ●予防法吸湿性と通気性の高い衣類を選ぶようにし、汗をかいたらこまめに拭いたり、着替えるようにします。汗をたくさんかいたときには、シャワーを浴びて清潔な状態にするのが好ましいです。また、汗をかいてかゆくなってしまっても、冷やしたりかゆみ止めを塗ったりして、かかないように注意することも大切です。 おむつかぶれの治療法と予防法●治療法おむつ替え時に患部を清潔な状態にした後、ワセリンなどの保護作用のある塗り薬を塗布します。炎症がひどいときにはステロイド外用剤を使用することも。また、皮膚がたただれているときにはアズノール軟膏や亜鉛華軟膏など、傷を治す薬を使う場合もあります。 ●予防法こまめなおむつ替えを心掛け、子どもがおむつに排泄した後はすぐに交換するようにしましょう。おしり拭きの薬品でかぶれてしまうこともあるので、ノンアルコールなど低刺激のものを使うのがおすすめです。時間のある時は、水で洗い流すことが最も予防に効果的です。 とびひ(伝染性膿痂疹)の治療法と予防法●治療法感染範囲が広くなければ抗菌薬の軟膏を塗布しますが、全身に広がるなど広範囲の場合は抗菌薬の塗り薬に加えて、抗菌薬の内服を併用します。また、かゆみが強い場合にはかゆみ止めのヒスタミン剤を使います。 ●予防法虫刺されやすり傷などを手でかかないように注意します。また、爪はできるだけ短く切るようにし、外出から帰ったら手を洗いましょう。シャワーやお風呂に毎日入って、肌を清潔な状態に保つことも予防に繋がります。 水いぼの治療法と予防法●治療法かゆみを伴う場合は、かゆみを抑える塗り薬や飲み薬を使用します。あまりにもたくさん(100個以上)生じている場合は自然治癒を待つこともありますが、基本はすべて除去して早く完治させます。治療法は、専用のピンセットを使って一つずついぼをつまみ、中の白い塊を出すことで除去します。なお、この方法は強い痛みを伴うため、除去する前に痛みを軽減させる麻酔テープを貼っておくこともあります。 ●予防法乾燥肌やアトピー性皮膚炎など皮膚のバリア機能が弱いと、水いぼに感染しやすいです。そのため、日ごろから清潔を保ち十分な保湿をおこない、バリア機能の強い健康的な肌を保つことがポイントになります。また、爪は短く切り、できるだけ肌を傷つけないようにすることが大切です。 肌トラブルを悪化させないための対策とは…基本的には肌を清潔な状態に保つことがポイントになります。そのため、夏場は毎日シャワーやお風呂に入り、しっかりと体を洗って汚れを落としましょう。首の下やわきの下などのくびれ部分は特に汚れが溜まりやすいので、丁寧に洗ってください。 また、子どもは肌のバリア機能が弱いです。紫外線は肌を傷める原因になるので、外出する際は、低刺激の子ども用の日焼け止めを塗りましょう。ほかにも、外遊びの前には虫よけスプレーを使用したり、虫に刺されてしまったら子どもが自分でかきむしるのを防ぐために、パッチ剤などで患部を覆うようにすると良いでしょう。 子どもの肌トラブルは早期発見・早期治療が重要になります。子どもの年齢によっては何か不快に感じれば伝えることもできますが、ほんの小さな虫刺されでも、寝ている間に無意識にかきむしってしまい、症状が悪化してしまうことも。夏場は特に肌のトラブルが起きやすい時期でもあるので、入浴時などに1日1回はお子さんの体のチェックをするように心がけてみてください。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、横浜市立大学皮膚科臨床教授 馬場 直子 先生1983年滋賀医科大学医学部卒業、1994年横浜市立大学皮膚科講師を経て、神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、2015年より横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。日本皮膚科学会専門医。専門分野は小児アトピー性皮膚炎、母斑、血管腫、皮膚感染症など小児皮膚科学全般。
2020年07月25日外出自粛が続き、3人の子どもの世話に追われて疲れた私は、仲の良かったママ友数人とオンライン飲み会を企画。しかしこんな日に限って予定時刻の21時になっても子どもが寝てくれず、家族勢ぞろいのリビングでオンライン飲み会が始まってしまいました。 子どもが全員寝ていないなか飲み会開始!もともと子どもが寝てから大人だけの飲み会というつもりで開始時間を21時としていたのですが、フタを開けてみると参加した家族はどこも子どもが起きている状態。休校・休園の生活が続いていることで、生活リズムが崩れているのはうちだけではないのだなと少し安心しました。 子どもも楽しめたオンライン飲み会わが家には6歳、4歳、2歳の子どもがいるのですが、祖父母との電話などでは一番上の子以外、自分が話したいことだけ話してコミュニケーションは取れません。しかし、相手の顔も見えるオンライン飲み会だとそういったことはなく、きちんとやりとりできていました。 子ども同士、最近買ったおもちゃを見せ合ったり、習い事の話をしたり、画面越しでも会って遊んでいるときと同じように、会話が弾んでいるので驚きました。 子どもが盛り上がっていると大人も飲める子どもが起きていた段階で「息抜き」というのは諦めていたのですが、子ども同士で盛り上がっている間は子どもの相手をしなくてよかったので、意外とまったり飲めて悪くなかったです。何より、久しぶりに友だちと会えて笑顔を見せる子どもの姿に癒やされました。 また、スマホではなく画面が大きめなタブレットを使っていたこともあり、画面のすみっこではありますが、ちょっとずつママ同士も話すことができました。 子ども就寝後は大人だけで二次会!22時を過ぎたころ、子どもたちが寝始めました。寝かしつけで離脱する家族もいましたが、思いっきり遊んだ分、子どもはすんなり寝てくれる家庭が多く、すぐに大人だけの二次会が始まりました。 ママ友同士はもちろん、夫同士の話も大いに盛り上がり、解散したのはなんと24時過ぎ! それでもその後すぐに寝られるので、翌日に響くこともなく本当に良い息抜きになりました。 複数の家族で飲み会をするときは、車で誰かの家に行く形なので、夫婦そろってお酒を飲むことは少ないです。また、自分の家でおこなうと片付けなどでゆっくり飲めないこともあったのですが、オンライン飲み会ならそんなことはありません。子どもも楽しめることがわかったので、今度からはもっと早い時間から始めてみようと思います! 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院まで学んだ食についても執筆。
2020年07月23日LINEのスタンプ作りは難しいものだと思っていました。アプリを使うと、意外と簡単にわが子の写真をLINEスタンプにすることができました! 今回はアプリを使ったLINEスタンプ作りの方法や感想をご紹介します。 専用アプリをダウンロード! まず「LINE Creators Studio」という専用アプリをダウンロードして、ログイン後、+ボタンからスタンプ作成を始めました。「アルバムの写真を使う」を押せば、簡単に自分で撮った写真を読み込むことができます。その場で写真を撮って反映させることもできます。 写真を使うときに注意する点は、著作権のあるものなどを写さないようにすること。私の場合は、写真にキャラクターものが映り込んでいて、スタンプの審査が通らないことがありました。 かわいくデコってスタンプにしていきます スタンプにくり抜く形を選んでトリミングして、写真を好きな形に切り抜いたら、テキストやスタンプでデコレーションしていきます。私はあまり器用ではないので、デコフレームという便利機能を使っていました。 すでにデコレーションされた枠に写真をはめるだけで、簡単にプロが作ったようなかわいいスタンプができます。そして完成イメージを確認し、保存していきます。スタンプは、8個1セットから作れます。たくさん作りたいときは、最大40個まで作ることができました。 申請してスタンプを使えるようにします 作ったスタンプを申請します。申請が通るには数日かかり、混み具合にもよりますが、私が作ったときは2日で申請が通りました。LINE Creators Studioで作成したスタンプは、本人に限り、販売開始後に無料ダウンロードができます。そのため、無料でオリジナルスタンプが手に入るのも魅力の一つです。 このアプリで作ったスタンプは、他の人に売れたとしても分配金はありませんでした。必ずしも販売する必要はなく、プライベートで非公開にして販売しない設定もありました。 クリエイターさんしか作れないと思っていたLINEスタンプですが、意外と簡単にできました。写真をアルバムやフォトフレームに飾るのも良いですが、こんなふうにスタンプにすると、子どもの近況をさり気なく見せることもできます。私はおじいちゃんおばあちゃんにもプレゼントして、家族みんなで子どものスタンプを使っています。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:四ノ宮りさ1児の母。夫の無精子症が判明し、第3者の精子提供を受けて妊娠を試みる「AID(非配偶者間人工授精)」によって子どもを授かる。自身の体験を元に、不妊・育児を中心に執筆中。
2020年07月12日2歳になる息子は保育園に通いだしてからというもの、お友だちに顔や腕などを噛まれてしまい、ケガをして帰ってくることが多くなりました。本人はあまり気にしていないようでしたが、親としてはどうしても心配するものです。そんなときの対策について考えてみました。 息子が噛まれた!保育園に通い始めてからしばらく経ったある日、保育士さんが申し訳なさそうな顔で話しかけてきました。聞いてみると、息子が腕をお友だちに噛まれてしまったとのこと。痛々しく、歯形のあざができていました。痛かっただろうな……と思いました。 でも、もしかすると息子がお友だちが遊んでいたおもちゃを取ってしまったのかもしれない。息子もやり返しているかもしれない。2歳児のすることだし、仕方がない。その日はそんな気持ちで帰りました。 またまた噛まれてしまった…次の週。今度は顔を噛まれていました。その数日後は肩。その数日後は背中。その後も週に1回から2回噛まれることが3カ月ほど続きました。息子本人は噛まれた直後は痛くて泣くようですが、私と会うころには噛まれたことなど忘れている様子。 とはいえ、私がさすがに気になってしまい、なぜ噛まれているのか保育士さんに聞いてみました。すると「お友だちの1人がどうしても〇〇くん(私の息子)が近くにいると気になるようで、突然噛んでしまうんです。なるべく離すようにはしているのですが……」とのことでした。 息子がやり返していないのならよかったという気持ちと、この頻度で噛まれていると保育園を嫌いになってしまうのではという気持ちがわき上がりました。 親としての気持ちを保育園に伝える保育士さんたちは、できるだけのことをしてくれているのだと思います。また、噛んでくるお友だち自身も悪気があるわけではなく、かまってほしいとか、何か嫌なことがあったとか、さまざまな原因でそうしているのだろうと思います。 家族は「どの子に噛まれているんだ!」と相手を特定しようとしました。しかし、噛んでくるお友だちが誰かを知ったところで、「あの子は息子を噛む子」と嫌なイメージがつくだけで、なにもすることはできません。ただ、「噛まれていることを心配に思っている」ということを保育園に伝えることだけはしておきました。 保育園がきちんと対応してくれた!3月初めより、保育園のクラス分けがおこなわれ、今までと違う生活が始まりました。すると、息子がケガをして帰ってくることがなくなったではありませんか! おそらく保育園が、息子を噛んでしまうお友だちとはクラスを分けてくれたのだと思います。 子どもの保育園生活で不安なことがある場合は、園にきちんと伝えることで対応してもらえるのだと安心感が増しました。 今後も子ども同士のトラブルを見つけた場合は、園に相談してみようと思います。どうしても集団生活ではトラブルがつきものですが、息子の気持ちに寄り添いながら、保育園と協力して息子を見守っていきたいなと思いました。 著者:岩谷ともこ2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。
2020年07月08日幼稚園や小学校に通っていると、友達とケンカしたりもめたりといったトラブルがおこりがち。現在小2の息子も幼稚園の3年間でいろいろな友達トラブルがあり、悲しかったりイヤだったりという経験をしました。しかしそこから学び、成長できたことはたくさんあったと感じています。今回は息子が幼稚園で経験した友達トラブルとその時の対応、その後の息子の成長についてお伝えします。【年少】活発な子ども同士で毎日取っ組み合い!友達にパンチされたと聞いて…入園後、幼稚園にすっかり慣れてきた〇月ころ、帰宅後に「今日もAくんと遊んだ」と嬉しそうに話すようになった息子。同時に、「Aくんにパンチされた」とも言うように。親としては少し気になりましたが、本人は気にする様子はなく楽しんで幼稚園に通っていたので見守ることに。その後、幼稚園に行く機会があった時に、担任の先生にそれとなく聞いてみました。すると、「2人は毎日取っ組み合いのケンカをしています。あ、今日もやりあってましたよ!」と意外な答えが返ってきたのです。ぶつかるのは2人がよく似ているから先生の話によると、クラスの中でもひときわ活発な2人は、お互いリーダーシップをとりたがったり、やりたい事がかぶったりすることが多々あるためぶつかってしまうそう。しかし、取っ組み合いになっても殴り合っても、ケガにつながるほど攻撃することはなく、男の子らしく「決闘」を楽しんでいるようにも見えるとのこと。そのため、よほどヒートアップした時は止めるものの、それ以外は見守っているのだそう。それを聞いて私は驚きました。入園前、公園でいつも遊んでいた友達とはいつも穏やかに過ごしていて、息子がそのようなケンカをしたところを見たことがなかったのです。今思うと、息子がそれまでに出会った友達は、息子の提案についてきてくれるタイプの子だったのだと思います。息子にとってAくんは、一緒にいると楽しいけれど、初めて出会う自分の思い通りにならない相手。先生の言葉に納得し、Aくんのママとも情報を共有しながら、その後も見守ることにしました。しばらくすると2人は親友に。毎日ぶつかる中で相手への気持ちの伝え方、時には相手に譲ることを身につけていったようです。【年中】年長の輪に入り、いじわるをされるママ友から聞いた「息子が蹴られてる」という話年中になると、自由遊びの時間には、Aくんとともにさらに活発な年長の男の子たちの輪に入って遊ぶことが多くなりました。ある時Aくんのママから、「年長さんに蹴られてるってAから聞いたよ、大丈夫?」と言われました。そこで息子に聞いてみると、年長の中に1人いじわるな子がいて、一方的に蹴られたり、仲間に入れてもらえないことがあるとのこと。私は「イヤだったら他の子と遊んだらいいんだよ」と話しましたが、本人はどうしても年長のみんなと一緒に遊びたいそう。年長からしたら年中に対して足でまといのように感じて、悪気はなく仲間外れにしてしまうこともあるかと思い、しばらく様子を見ることにしました。あだ名をつけられたり、蹴られたりが続くある日、息子から「年長の子たちにイヤなあだ名をつけられて、ずっとやめてくれない」との話が。さすがに心配になり、すぐに先生に相談をしました。先生はいつも遊んでいるメンバーを集めて、全員の言い分を聞いたうえで、年長の子たちを厳しく叱り、息子へ謝罪させてくれました。年長の子たちは息子を邪魔に感じていたわけではなく、なんとなくあだ名をつけてしまったことがわかり、それからは仲良くしてくれました。しかしその中で1人だけ、先生の見ていないところで蹴るなど、いやがらせをする子が。その子は、息子だけではなくターゲットと決めた何人もの子にイヤなことをしていました。息子にその子から何かされてイヤだった時は、その都度私や先生に話すように伝えました。すると先生も見守りを強化し、イヤなことをされることはなくなっていきました。トラブル回避の方法を知り、やられる側の気持ちを知ったこのトラブルは、お互いに関わり方を学んだ年少の時のAくんのケンカとは違い、一方的ないじわるに巻き込まれて起きたことです。しかし、そのおかげで、「イヤなことをされたら、自分から親や先生に伝えること」という回避の方法を学ぶ機会になったと思います。また、子どもは悪気なく友達にイヤなあだ名をつけることはありがちですが、やられる方の気持ちを知ることができたこともよかったと思います。【年長】荒れた年中の子のターゲットに!友達と仲良く平和に過ぎていった年長の日々…だったのですが3学期にまたもトラブルが。年下の子から叩かれたり、暴言を吐かれる息子の園では、年長と年中が縦割りで同じクラスで過ごします。ある日幼稚園に息子を迎えに行くと、保育室から息子が出てきません。部屋をのぞくと、年中のBくんとともに先生の前に立っているのが見えました。先生はBくんに「きちんと、ごめんなさいをしなさい」と叱っています。Bくんがふて腐れながら「ごめんね」と小さく言うと、やっと息子が出てきました。先生が「お母さん、お待たせしてすみませんでした。Bくんが連日ごめんねが言えなかったので今日は絶対に謝れるようにしたくて、時間をもらいました」と話されました。私は、息子もなにかBくんにイヤなことをしたのだと思い聞いてみたのですが、そうではないよう。Bくんはイライラして暴れてしまうことがあり、活動の時にふらふらと立ち歩いてしまうことも。そんな時、息子が活動に参加するようサポートしていたら、叩かれたり暴言を吐かれたりするようになったそう。さらに息子は絶対やり返さないため、Bくんがイライラした時にターゲットにされがちだということでした。私は、息子からそんな話は聞いていなかったので驚きました。帰り道、ゆっくり話を聞いてみると、息子は「別に痛くないし、気にしてないから言わなかった」と。「どうしてやり返さないの?」と聞くと「年長の方が力が強いのに、年中を叩いたらダメだから」となんとも頼もしい言葉が!その後もBくんからの攻撃は続き、たびたび、居残りして謝られることがありました。Bくんにひっかかれ、少し腕が赤くなって帰ってくることも。相手の思いに寄り添い、許す力が育っていたケガをした日はBくんのママから電話がありました。「本当にいつもごめんなさい。きつく叱ってるんですが、たびたび痛い思いをさせてしまって…。卒園前の楽しい時期に…。もうなんて謝ったらいいのか」と泣きそうな声で。Bくんのママもどうしたらいいのかわからないという様子が伝わってきて胸が痛くなりました。私は「うちは大丈夫ですよ!そんな時期もありますよ、うちの子もBくんのことは気にかけてるので、卒園までに仲良くできるといいですね」と明るく答えました。その後もBくんから、「死ね!」「やくたたず!」などの暴言を度々吐かれる息子。私は、毎日息子に「大丈夫?」と聞いて、「あなたは何も悪くないからね」と話すようにしました。先生方も必死にBくんと向き合い、私と息子もBくんが落ち着くよう協力する形になっていきました。それでもなかなか落ち着かず、Bくんのママは毎日幼稚園に付き添いで通うようになりました。ママが付き添うようになって息子が攻撃されることはなくなり、息子の卒園前にはママなしでも穏やかに過ごせるようになったそうです。最後の登園の日、息子はBくんと、2人仲良く笑顔で写真を撮りました。この一件で、私がBくんのママに穏やかに対応できたの、息子のBくんと向き合う姿勢が頼もしかったから。自分のされたことよりも、Bくんについて考えることができていたことは、本当にすごいなと感じ、幼稚園での大きな成長を感じた出来事でした。幼児期こそ人間関係を学ぶ時期幼稚園でいろいろな友達トラブルに直面した息子。小学校に入ってからは友達ともめることは今のところないよう。色々な子がいる中で、器用にこなしていると感じています。小学校に上がると幼児期のように先生や親の目が届きにくくなります。ぜひ幼児期のうちに、大人の見守る中で友達とぶつかって人間関係を学んでほしいと思います。小さなわが子が悲しんでいると早く解決してしまいたくなるのが親心ですが、子どもが友達トラブルにあったら、親の役目は子どもの心のケアと、先生や相手のママとの情報共有だと思います。子ども自身が乗り越える強さと器用さを身に着けられるようにサポートしてあげたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2020年07月06日lineが苦手だという男子っていますよね。性格上返信するのが面倒だと思っている男子も多く、必要以上の連絡をすることに若干嫌気を指している人もいます。しかし、相手に振り向いてもらうには、連絡は必須。今回は、lineが苦手な男子の心理状況を紹介し、どのようなアプローチをすればいいのか紹介します。■実は人間関係にナイーブlineが苦手な男子は、人間関係に対してナイーブな一面があります。何かと人間関係でトラブルを起こしたくないと思っているからこそ、lineが苦手だと思ってしまうのです。その一例として「既読無視」が存在します。相手とやり取りを続けていない限り、いつかは既読無視をしてしまうことになります。しかし、lineが苦手な男子は「既読無視」をすると人間関係がこじれてしまうと考えてしまうのです。「既読無視=人間関係を壊す」という考えの人が多いからこそ、苦手だと感じてしまうのです。そういう心理状況を把握しながら、攻略していく必要があります。■返さなきゃいけない暗黙のルールを感じる先ほどの既読無視の話につながりますが、lineは開いたら返さなければならないという暗黙のルールが存在します。既読をつけてしまったら、返信しなければならないという使命感に襲われることもありますが、苦手だと感じる人も多いのです。メール以上に気軽にやり取りすることができるlineだからこそ、間髪入れずにメッセージが飛び交うので、その「せわしなさ」に苦手意識を感じる男性もいます。返信を求められていることが、lineを苦手だと感じる原因にもなります。相手を追い込まないためにも、「返事は暇な時でいいよ」という声掛けをすることが重要です。■実のない会話になりがちlineでやり取りするときは、二つのパターンに分けられます。「実のある会話」もしくは「実のない会話」です。連絡をするときにlineは非常に便利ですが、「実のない会話」をする時は不便でしかありません。暇つぶしとしてlineを使っている人に対して、苦手意識を感じてしまう男性も多いようです。常にスマホを見ていたり、すぐにlineを確認したりする女性は、実のない会話をしがちです。ただでさえlineが苦手な男性に、「この人とlineするの嫌だな」と思わせないように、注意深く考えてから返信しましょう。■仕事やプライベートで気を削がれるlineが苦手だと思う男性にありがちなのは、仕事やプライベートで気を削がれてしまうということでしょう。常にスマホにlineの通知が入っていると、鬱陶しく感じてしまう人もいます。四六時中スマホの通知がなっていると、いちいち気を取られて他のことに集中できないという男性も多いのです。気軽に送れるというのがデメリットになり、苦手意識を増やしてしまう原因になってしまうのです。そういう人は大体、通知オフ機能を使用しているケースが多いので、相手に「通知オフ」にされないよう、頻繁にlineを送るということは控えたほうがよさそうです。■電話でアプローチすると効果的かも!lineが苦手な男性にアプローチをしたいと思っているなら、電話等で近況を報告してみるというのも良いでしょう。数分の電話でも、相手に近況を報告することができたら成功です。lineが苦手だと感じているのは、頻繁にやり取りをしなければならないという使命感があるからです。一度の会話で、自分の伝えたいことを伝えた場合、男性に苦手意識を感じさせることはまずありません。マメな性格ではないからこそ、やり取りが面倒だと思っています。文字よりも、声のほうが安心するという事も考えられるので、相手に負担をかけないためにも電話でアプローチすることをお勧めします。■会っている時間は積極的にlineが苦手な男性は、頻繁にやり取りができない分会ったときの時間を大事にする人が多いです。普段やり取りしていないからこそ、会ったときに色々な会話をして「実りのある時間」を楽しもうとするのです。意識して目を見てみたり、少しボディータッチをしてみたりすると、相手に意識させることができます。1対1の時でも効果的ですが、グループで会話をしているときにそういう一面を見せてみると、lineが苦手な男性をより意識させることができます。距離を縮めたいと思っている女性の皆さんは、、頻繁にサインを送ってみましょう。■相談や悩みを打ち明けてみる人間は誰かに相談された時に、大きな信頼を感じることがあります。lineで相談するよりも、直接会ったときに相談したほうが効果的です。lineが苦手な男性にlineで相談しているのであれば、面倒に感じられてしまい既読無視されてしまいます。しかし、直接相談されると、「相談してくれるくらい信頼してくれているんだ」と喜ぶ男性も多いのです。lineが苦手な男性とはあまりやり取りができないので、距離感を縮めることができませんが、一度の会話で距離感を縮められるような「相談、愚痴」などを会ったときにしてみると良いでしょう。■おわりにlineが苦手な男性のパターンを知っておくことで、攻略することができます。また、相手がlineが苦手な男性だからこそ相手に会って直接話したり、相談をしたりするなどして会ったときの時間を大切にすると良いでしょう。lineが苦手なのは、あなたのことが嫌いというわけではありません。lineが苦手な男性に恋をしている方には、振り向いてもらうためにline以外でアプローチすることをオススメします。(ハウコレ編集部)
2020年06月18日前回 からのあらすじ現在3年生の次女が、2年生の時の話。子ども同士のケンカはいつも仲裁していたのですが「自分たちで解決して?」と言ってみたところ…お友達とケンカしたちいちゃん。いつもは仲裁に入るのですが、自分たちで解決したら?と提案してみました。2人にとっては予想外のことだったらしくビックリしていましたが…「ケンカはしてるけど、お互い嫌い同志じゃないでしょ? だったら話し合って解決してみて?」と言ったら納得してくれました。次女が帰るなり号泣!これは決裂しちゃった??!仲直りはしたけど、涙が止まらないそうです。本人が話したくないというので深くは聞きませんでしたが、お友達と話し合って、自分の悪いところを認めて謝ってきたんだと思います。仲直りできたのはよかったんだけど、家に帰って安心すると、感情が爆発しちゃったのかな?ケンカした子とはいまだに一緒に遊んでいます。「自分たちで解決してみて?」と言ったときは本当は不安だったのですが、これを機に次女もちょっと成長できたのかなと思います。
2020年06月13日次男が3年生の頃、女子とのケンカの仲裁にはいったことがあります。次男が家に駆けこんできて「女子が木で殴ってくる!」と言うので、「それは危なすぎる!」ということで話を聞きに公園へ。よくよく話を聞いてみると男子が泥団子を投げてきた!スカートが汚れたのに、男子は謝らない。なので怒って、そこらへんの木の棒をひろって殴った(実際に当たったかは不明)ということらしい…。そこは私が両方の意見を聞いて諭して解決したのですが、このあともこういうことは結構ありました。そして去年、次女ちいが2年なったころ…。仲良しのお友達とケンカしたらしい次女。いつもならここで、「何があったの?」「どうしてケンカしたの?」と聞くところですが…子どもに任せることにしてみました。なぜ任せようかと思ったか。それはケンカした子が普段から仲良しだから、話し合いをすれば解決できると思ったんです。もしダメなら改めて私が話を聞けばいいし、ともかく「まず2人で話し合ってみて?」と提案してみました。さて、どうなるか…? 後編へつづきます。
2020年05月30日公園や児童館などの子どもが集まる場所に行くと、起こりがちな子ども同士のケンカ。その時によく見かけるのは、すぐにママが仲裁に入り、自分の子どもに「ごめんなさい」と言わせて解決する姿。元保育士の私としては、「ああ~!もったいない!」と思ってしまいます。ケンカは子どもにとって成長のチャンスなのです。そこで今回は、保育の現場でやっている、子ども同士のケンカの時、「ごめんなさい」を言わせるより大切なことをお伝えします。ケンカは成長のチャンスケンカは、人に思いを伝えた結果、ぶつかってしまうから起こります。思いを伝えることは、人と関わっていく中で必要なことですよね。たくさんケンカをすることで、ぶつかった時どのように解決するか、引き出しがどんどん増えていくのです。また、どんな伝え方をすればケンカにならないかということも、少しずつ学んでいきます。ケンカをして仲直りする経験を積み重ねていくと、コミュニケーションが上手になり、人と関わることが好きになります。そのため保育の現場で先生は、ケンカは成長の機会ととらえて対応しています。子どもの気持ちを代弁しようまだ言葉の話せない年齢の子どもは相手を叩いたり、大声をあげたりしてケンカになることが多々あります。物の取り合い、自分の行きたい所にいたからなど、大人にとっては些細なことでも、子どもにとっては大きなこと。うまく言葉にできないためケンカに発展します。その時になにより大切なのは、大人が子どもの気持ちを代弁することなのです。オモチャの取り合いでケンカになり叩いてしまった場合、「これが欲しかったのね」「ひっぱられて嫌だったね」など、まずは子どもの気持ちを汲み取り代弁します。子どもは、気持ちを理解してもらえて落ち着くとともに、自分の気持ちを伝える言葉を知ることができます。その上で「次は、貸してって言ってみよう」など方法を伝えるとよいです。代弁することをせず、「叩いてはダメ」と教えたり、「ごめんね」を言うことだけを教えても、子どもは解決方法を学べず、同じことを繰り返してしまいます。自分たちで仲直りできるようにしよう言葉が話せる年齢になったら、ケンカになった時、なるべく自分たちで仲直りするようにサポートしてあげましょう。言葉で相手に気持ちが伝えられるようになっても、やりたい事が一緒で「これぼくの!」「わたしが先!」とケンカになることがあります。このようなケンカは、ケガに繋がらないように気をつけながら見守りましょう。ケンカをしながら、言葉で相手を説得したり、お互いに納得する方法を考えたりと、たくさんのことを学びます。子どもだけでは解決方法が見つからない時は、大人の出番。「順番にするのはどう?」「〇分になったら交代は?」など提案してあげましょう。ケンカがヒートアップして泣いたり暴れたりしてしまう時には、「いやだったね」と共感して、気持ちを整理してあげると落ち着きます。平等だけが解決策じゃない子どもたちが話し合ってお互い納得した方法は、大人から見ると平等でないことは多々あります。例えば、2人の子どもが10個のカラーボールのオモチャを取り合ってケンカをして、最終的に1人の子は8個。もう1人は2個になったとします。大人は半分の5個ずつ分けたくなってしまいますが、子どもが納得しているならば、口出しは不要です。カラーボールの数が少なくても「赤いボールさえもらえれば、2つでもいい」と取り引きをしていたりします。今回は相手に多くゆずると自分で決めた場合もあるでしょう。自分の欲求と相手の欲求の折り合いをつけて納得しているのです。またお互いすごく怒っていたのに、いつのまにかその内容を忘れて、ケロっと仲直りしていることもありますよね。特に問題解決しているように見えなくても、ケンカした相手とまた笑いあえるのも、とてもよい経験。ケンカの際大切なのは、「ごめんなさい」を言って終わりにしたり、平等に解決することではなく、お互いが納得することです。子どものケンカ、前向きに見守ろう子ども同士のケンカの時に大人がすべきことは、子どもの気持ちを代弁すること、また子ども同士で仲直りできるよう見守りサポートすること。私は、保育士として勤務をしている時もそうでしたが、今はわが子が友達とケンカを始めると、「がんばれ、がんばれ」と思いながら見守っています。相手の子にケガをさせないか神経をつかうこともありますが、ママの出番は最小限に。そして仲直りのあとには「よく言えたね」「いい考えだね」と、どちらの子も誉めることも。「ごめんなさい」の言葉は、悪かったと思った時には、自分から心を込めて言えると理想だなと思っています。ケンカはお互いにとって成長につながる経験になるので、すぐに止めてしまうのはもったいない!これからも前向きに柔軟に見守っていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年04月20日幼稚園や小学校など、子どもの世界が広がると必然的にはじまるママ同士の付き合い。気軽に子どもの話ができるママ友だけど、ときにはトラブルに発展することも。ママ友派閥や、ママ同士のマウンティングなど、実際に自身が体験したことや人から聞いた、本当にあったママ友の怖い話を紹介します。ドラマより怖い展開が待ち受けているかも……!?ママ友のこわ~い話 その①自分だけ抜きのグループラインがある職場で聞いた話ですが、ラインのグループをみんなでつくっていたのに自分だけ抜きのグループもあったらしく、たまたまその人が友達と話していてその話題わからないな~という感じにしていたら、「ラインで伝えたじゃん! え、知らない? え、まさか!?」と、気まずい雰囲気になったらしい。(どりーむさん・長男1歳)ママ友のこわ~い話 その②子ども同士の些細なケンカから発展人から聞いた話ですが、ママ友の息子同士が同じクラスで、子ども同士が些細な事でケンカ。AがBを殴ってしまった、Bママは殴ったことについてだけ謝ってほしく、先生も介入しAに言ったが、Aママは逆ギレし、Bの悪いところを箇条書きにしてBママにラインしてきた。その後、母同士も子ども同士も仲直りできず。(サクママさん・長男3歳・長女0歳)ママ友のこわ~い話 その③ウワサ好きのママ友ウワサ好きなママがいて、どんなマンションに住んでいるか、両親の学歴や職歴を調べて、まわりの人にあることないこと、言ってないことなどを言いふらして、他のママ友との仲を壊すようなことをする人がいました。(やすさん・長女9歳)ママ友のこわ~い話 その④深夜に長文ラインを送ってくるママ友あるママの子どもが他の子にいじわるをしていたので騒ぎになり、やんわり「みんなでごめんなさいしましょうか」と言ったら、自分の子どもが非難されたと被害妄想を抱き、言ってないことを言ったとすごい剣幕で攻撃された。深夜に長文のラインを何度も送ってきて、関係ない子どものことまで引き合いに出して文句を言われました。私自身が幼稚園に行きたくないほど精神的に落ち込みましたが、私以外にも園に同じような被害にあったママがたくさんいて理解してくれたため、吹っ切れてそのママと距離を置き、残り数ヶ月の幼稚園生活を乗り切りました。(やすさん・長女9歳)ママ友のこわ~い話 その⑤サイコパス系の怖いママ友私を独占しようとして、まわりの幼稚園ママに私のことを悪く言って遠ざけようとしたり、私だけはあなたの味方と言ってきたり、まわりの人が私の悪口を言っているなどウソを言ってくる人がいた。最終的には幼稚園のママみんなから避けられ、引越ししていました。サイコパス系の怖い人だった。(矢口里奈さん・長女12歳・次女8歳)ママ友のこわ~い話 その⑥ママ仲間を疑うママ友聞いた話ですが、建売の家が何軒か並んでいて、入居も同じぐらい年代も同じくらいのママ友で、ご近所付き合いも良好ですが、その中のひとりのママは子どもを叱る声がやたら激しく大きめ。ある日そのママの家に突然児童相談所の職員が、近所から通報があったと訪問。職員が帰ったあと、ママ友に「通報したやつ誰だ?」とラインしてきたそう。結果誰も名乗り出なかったそうです。(サクママさん・長男3歳・長女0歳)ママ友のこわ~い話 その⑦プレ幼稚園のときからママ友の派閥がある人から聞いた話ですが、プレ幼稚園のときからママ友の派閥があるそうです。(はんど・めいさん・長男3歳・長女0歳)ママ友のこわ~い話 その⑧幼稚園に潜む上から目線のボスママ幼稚園には結構ボスママがいてカフェに誘われると大変なようです。また、幼児教室に通わせてるママさんがママ友から「それってどうなるの?」というような上から目線の言葉を言われたようです。子どもの発達だけでなく人との関わりやママの生活リズムなど気分転換になることだってあるのに、人がやることに対して指摘は受けたくないですね。(ざっきーさん・長男1歳)illustration/Chizuru Tsukasa
2020年03月13日あんふぁんWebのアンケートで「子ども同士のトラブル」について聞いたところ、多かったのが「たたく、噛みつく、ひっかく」などのトラブル。特に3歳〜6歳の園児同士に多いようです。「園でのできごとだと、直接その様子を見ていないため状況が分かりにくい」「幼い子どもたちのトラブルに、どこまで親が関与すべきかがわからない」という声とともに、「トラブルがあったときに相手の保護者ときちんと話ができると解決するのが早い」という声も。子どもの話に耳を傾けて寄り添いつつ、園の先生や相手の保護者とどう連携をとるかが重要ですね。今回は7つのトラブルとそれぞれの対応を紹介します。毎日たたかれ、押されて、泣いていた・どんなトラブル?息子が年少のころ、3月生まれで体が小さかったためにターゲットにされていたのか、まだ言葉があまり出ない友達に、毎日のようにたたかれたり、ひっかかれたり、押されたりしていました。園では毎日泣いていたようです。・どう対応しましたか?毎日、幼稚園の先生から連絡があり、どのようなことがあったのか報告を受けていました。園全体で問題を認識し、対応してくださっていたので、夫と話し合い、園にお任せするということを決めました。相手の園児の名前は明かされませんでした。・親として感じたことはトラブルが起こって、自分の子どもが一方的に傷をつくって帰ってきたときに、親としてどう対応することが正しいのかわからず、すごく悩みました。幼稚園の先生方は、本当に真摯に対応してくださっていたので、とても助かりました。結局、時間がたって、ターゲットが変わったり、年中になって、その子自身が言葉をしっかり話せるようになると問題行動はなくなりました。(ちい/子ども3歳)お昼寝のときにいつも顔をたたかれる・どんなトラブル?幼稚園に入って間もないころ、いつも楽しそうに帰宅していたのに、ある日からすごくションボリしだしました。粘り強く、ワケを聞き出してみると、友達がお昼寝の時に近寄ってきて、毎回、顔をたたかれていたそうです。・どう対応しましたか?担任の先生に、息子が話してくれたことを相談しました。先生は「今後は2人のお昼寝の場所を離して、そのようなことが起こっていないか注意深く見守ります」と言ってくださいました。それからしばらくは補助の先生が息子の隣についてくださったので、安心して通えるようになりました。・親として感じたことはいろいろな性格の子どもがいるので、日々トラブルがあるのは仕方がないと思います。自分の子どもの様子に気づいてあげられるようにしないとなと思いました。(ぽこぽこ/子ども3歳)何度もほおに噛みつかれた・どんなトラブル?物を拾ってあげようとした息子。取られたと勘違いした子が、息子のほおに噛みついたようです。次の日も同じことが。乱暴な子どもなので、先生も手におえず。その子のお母さんも困っているようだったので、とりあえずは子どもたちの様子を見守ることにしました。・どう対応しましたか?何度もやられていましたが、楽しいから一緒にいてケンカになることが分かり、今はあまり口出ししたり、心配しないようにしています。男の子なのでということもありますが。・親として感じたことは?子ども同士でなんとかできる場合は多くないけれど、本人が気持ちの整理ができていれば、母親ほど尾を引く話ではないんだなと思いました。(あい/子ども4歳)年上の子から理由なく叩かれる・どんなトラブル?年少の夏休みのこと。預かり保育中に、毎日、年長さんから、理由なくたたかれたり、仲間外れにされることがありました。本人が朝から「今日は幼稚園に行きたくない」というので、話を聞いて知りました。・どう対応しましたか?預かり保育担当の先生にその件を話して、気をつけて娘の様子を見てほしいと伝えました。そして、その年長さんに先生から注意をしてもらいましたが、一向に状況が変わらないので、直接その子のママを待ち伏せしてお話ししました。そのママは理解のある人でしたので、すぐ対処してくれて和解。今はその子が卒園しても、そのママとラインをしたり遊んだりするくらい仲良くなりました。・親として感じたことは?親同士が仲が良いと、こういったトラブルは少ないのかなと思いました。(とど/子ども3歳)ラグビーごっこでタックルされ、壁に激突・どんなトラブル?ラグビーが流行っていたときのこと。友達に後ろからタックルされて、壁に激突。息子の額が紫になって帰ってきました。・どう対応しましたか?担任の先生から電話がきて、状況を聞きました。しかし後日、タックルした子のお母さんに会っても何も言われず、モヤモヤしたままです。・親として感じたことは子ども同士はすぐ仲直りしますが、親がどこまで介入するか、いつも悩みます。(杏奏ママ/子ども6歳)ちょっかいを出されるのがイヤで登園を渋る・どんなトラブル?同じクラスの男の子にちょっかいを出され、それがイヤで幼稚園を休むようになりました。その子はほかの子にも同じようなことをしていたようです。本人が「〇〇くんにたたかれた」「髪の毛を引っ張られた」と言ったので、その詳しく話を聞いて分かりました。・どう対応しましたか?クラス担任の先生に相談して、子どものことをもっと見てほしいと伝えました。子どもにも「イヤなことがあったり、イヤなことをされたら先生が助けてくれるから大丈夫だよ」と伝えました。今でもその子はちょっかいを出してくると言っていますが、子ども自身も対処の仕方を学んでいるようで、登園してくれています。・親として感じたことはまだ年少なので、いやがらせやいじめのようなものではないと思っています。親がどこまで首を突っ込んでいいのか、線引きが難しいなと感じました。(める/子ども5歳)ひっかいたり、暴言を吐かれる・どんなトラブル?クラスで意地悪をする女の子が1人います。娘だけではないのですが、いろいろな子に対して、いきなりひっかいたり、暴言を吐いたりすることが多々あるようです。娘が「〇〇ちゃんからこんなことされた」と報告してくることが多くなり、気にしているようでした。・どう対応しましたか?担任の先生に状況を伝えると、ほかの保護者からも同じような意見やクレームがあると言われました。先生も状況は把握しているので、その都度見守ったり、中に入って対処しているとのことで安心しました。娘に対しては「〇〇ちゃんは、お友達に優しくする方法がまだわからないんだって。あなたは悪くないから、気にしなくていいよ。何かあったら先生にすぐ言ってね」と話しました。今でも意地悪されることはありますが、娘も対処方法を身につけつつあり、それほど気にしないようになりました。・親として感じたことは園でのトラブルに親が介入するのは難しいので、まずは先生に相談して、一緒に対処方法を考えるのがよいと思いました。そのうえで、娘にも状況や対処方法をきちんと説明すれば、落ち着いて対応できるようになるということを学びました。(める/子ども5歳)<あんふぁんWeb編集部>※2019年12月25日~2020年1月15日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:150件
2020年02月18日みなさんは「アクティブ・ラーニング」という言葉を聞いたことがありますか。小学校で2020年から実施される「新学習指導要領」の中にも、このアクティブ・ラーニング(主体的、対話的で深い学び)が大きな目玉として取り上げられています。これまで小学校の授業では、先生が生徒へ説明することが中心の「受動的」な授業が一般的でした。これに対し、「アクティブ・ラーニング」では、生徒同士が話し合い、教え合い、「能動的」に学ぶことができる授業を行います。小学4年生の息子が通うクラスでは、この「アクティブ・ラーニング」が『学び合い』という形で、2学期のスタートと同時に取り入れられました。『学び合い』とは「アクティブ・ラーニング」の代名詞と言われ、上越教育大学教授の西川純先生の提唱する学校教育のあり方で、全国的に広がりを見せているとのこと。幼稚園ママやパパはまだ先の話と思っている人も多いと思いますが、1年生からこの『学び合い』を取り入れている小学校も多くあるようです。今回は息子の担任の先生にお話を聴きながら、私から見た息子の変化を含め、この『学び合い』を紹介します。具体的に『学び合い』って何をするの?『学び合い』は、子ども同士で教え合い、学び合い、自発的に学習していく授業スタイルです。算数であれば、先生が授業の最初の5分間で生徒に課題を与え、クラス全員がその課題を授業時間内に達成することを伝えます。子どもたちは、まず自分で問題を解いたあとに、立ち歩き、できた子どもがわからない子に教えに行ったり、わからない子ができる子に聞きに行ったりします。そうして、子ども同士でたくさんコミュニケーションをとりながら、「クラス全員が課題を達成する」ことを目指します。ここで一番大切なのは「一人も見捨てない」ということ。息子のクラスにも「一人も見捨てない」と大きくポスターが掲げてあります。本当に子ども同士で勉強が理解できるの?『学び合い』が始まってすぐ、息子が「学び合いのときは参観自由だから見に来て!」と言うので、実際の算数の授業をのぞいてみました。そこには生き生きと互いに教えあう子どもたちの姿があり、話をしているのを聞いていると大人よりもずっとわかりやすく説明していることがわかります。問題がわからない子どもの周りには数人の子どもたちが集まり、1人の子の説明がむずかしければ、他の子が説明するといった感じで、わかるまで入れ替わり立ち替わり教えていました。担任の先生いわく、この『学び合い』を始めてからわずか2週間ほどで、クラスにさまざまな変化が見えてきたそうです。・子どもたちのやる気が変わる!子どもたちは「誰かに教えたい」という意欲が強く、次の日の単元の予習をしてくるようになったとのことです。中には「友だちと一緒に課題を達成したい」という思いから、その友だち専用のわかりやすい説明を考えてくる子も。・子どもたちの人間関係が変わる!『学び合い』ではクラス全員で課題を達成することを目指すので、クラスの結束が強くなります。子ども同士のトラブルがあっても、自分たちで解決できるようになったとのこと。・子どもたちの成績が変わる!当初は算数のみ取り入れられていた『学び合い』ですが、その算数のテストの平均点がぐっとあがったとのこと。わからないままに先生の説明を聞くよりも、わかるまで友だちに聞くほうがずっと効率的なようです。もちろん、『学び合い』にはプラス面だけではなく、「先に終わった子がつい遊んでしまう」「特定の子には教えに行かない」など、学校やクラスの雰囲気によっては課題となる部分もあるそうです。しかし、息子のクラスではそのようなことがなく、『学び合い』が好きな子どもたちだったので、その効果がでるのも早かったのではとのことでした。『学び合い』で、息子にも変化が今まで与えられた宿題をこなすことだけで精一杯だった息子は、『学び合い』が始まってから、予習をするようになりました。予習をしていけば、クラスの友だちにすぐに教えられるからとのこと。教えたり、教えられたりをする中で、今まで話したことがなかった子とも話すようになり、帰ってくると学校での出来事を楽しそうに話してくれます。二分の一成人式で保護者参加型『学び合い』を体験算数からスタートした『学び合い』は、現在、国語、社会、理科、そして、英語と体育にも取り入れられています。先日行われた二分の一成人式にも保護者参加型の『学び合い』が取り入れられました。子どもたちの将来の夢を聞いて保護者が質問をしたり、「10億円あったら世の中のためにどうやって使う?」というテーマで子どもと大人がグループで輪になり、「えんたくん」と呼ばれる丸い形のダンボールをひざの上にのせ、そこへアイデアを書き込みながら話し合ったり。今まで私が抱いていた「子どものスピーチに親が涙する二分の一成人式」というイメージとはかなり違う、にぎやかで活動的なひとときに、笑顔あふれる会となりました。子どもたち自らが教え合う『学び合い』は知識力だけではなく、多様な社会でお互いを認め合いながら人間力も養うのだと先生のお話を聴いて改めて感じました。これまでと違う授業スタイルを保護者である私たちもポジティブに受け入れて、子どもの成長を見守っていきたいですね。<文・写真:ライター稲井華子>
2020年01月31日あんふぁんWebのアンケートで「子ども同士のトラブル」について聞いたところ、150件の回答が寄せられました。今回は3歳〜中高生までの中で一番書き込みが多かった、小学1年生の子ども同士のトラブルとそれに対する親の対応の6つのケースを紹介します。小学1年生は卒園してまだ1年。子どもの様子をみて話を聞きだしたり、先生へ相談したり、親がどう行動するかが大切ですね。※2019年12月25日~2020年1月15日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:150件いじめ?悪ふざけ?カサが壊れていた・どんなトラブル?カサを1週間で3回も壊してきたことがありました。破けて使えないほどで、さすがに悪ふざけで遊んでいたにしてもケガにつながると思いました。・どう対応しましたか?担任の先生に相談しました。双方の意見(子ども、親の見解)も食い違ってすごく疲れました。本人たちに聞いても、悪ふざけなのかそれともいじめの領域なのかが分からず。そして上級生も一緒だったりしたので、相手の親が先輩ママさんでもあり、すごく精神的に疲れました。・親として感じたことは学校に報告や相談をすることが大事だなと、つくづく思いました。(たか、44歳)荷物を持たされて帰宅した・どんなトラブル?子どもが同じマンションの子に、学校の帰りに荷物を持たされたと言って帰ってきました。いじめではないかと心配しました。・どう対応しましたか?本人がイヤだったと話をしたので、担任の先生に報告しました。本人にもまたされたら言うようにと伝えました。それからはなかったようなので安心しました。・親として感じたことは?イヤなことはイヤだと言うように伝えるのが大事。解決できなければ大人が中にしっかり入りたいと思いました。(みい、40歳)仲間外れにされ、悪口を言われるように・どんなトラブル?同じグループの同級生数人から、突然仲間外れにされたり、悪口を言われるようになった。本人が「学校に行きたくない」と言ってきたので理由を聞いて知った。・どう対応しましたか?担任の先生に連絡帳を通して相談。その日のうちに、本人と同級生を集めて「なぜいじめるのか」を聞きだしてくれたらしく、夕方には担任から電話連絡があった。同級生はいじめというより遊びの延長でからかっている認識だったようだが、それはダメだとしっかり言い聞かせてくれ、問題はなくなった。・親として感じたことは?異変に気づいたら、とにかくすぐ担任の先生に相談すること。悩む時間がムダと思えるほど、早く解決できた。一度相談しておくと、先生も様子を気にしてくださるので、安心できる。(マッキー、41歳)「〇〇ちゃんの方が大事」と言われて・どんなトラブル?「明日友達と遊ぶ約束をした」とうれしそうに話をしていて、翌朝も「今日遊ぶんだ~」と張り切って登校したのですが、泣きながら帰ってきました。しばらく泣きじゃくって落ち着いてから聞くと、「今日は〇〇ちゃんと遊ぶ、〇〇ちゃんの方が大事だから」と言われたそう。・どう対応しましたか?その子と〇〇ちゃんは同じ幼稚園で、以前から仲良しだったよう。娘だけ違う幼稚園だったため「仕方ないよ、幼稚園からのお友達なんだし、あなたもこれから一緒に仲良くなっていけば大丈夫」となぐさめました。 次の日には元気に登校し、その子とも今では他の子も交えて公園で仲良く遊んでいます。・親として感じたことはまだ小学1年生だったので、すぐ立ち直ってよかったです。親が思うより子ども同士で解決することもあるので、見守ることも大事だと思いました。ただ高学年になると簡単には解決できないことも増えるので、親としての見極めを誤らないよう気をつけていきたいと思います。(あゆママ、45歳)違うルートで下校しようと誘われる・どんなトラブル?帰りが遅いので理由を聞いたところ、新しく友達になった子が、「登下校コースではない道を帰ろう」と言っていたみたいで、知らない人の敷地にも勝手に入っていたことが分かりました。わが子には「それはダメだよ」と言い聞かせたのですが、友達は聞く耳を持ってくれないようで、何度か私が途中まで迎えに行って、ダメな理由を説明しにいったことがありました。・どう対応しましたか?私もお迎えに行ったりしましたが、なかなか話を聞いてくれないので担任の先生に相談しました。相手のお母さんにもお伝えしてもらうことにしました。・親として感じたことは幼稚園では顔見知りの子がほとんどなので、親もなんとなくわかるけれど、小学校に入ると知らない子も多く、情報が少なくていろいろ大変だなと思いました。(おまみ、33歳)娘とだけ仲良くしないように、まわりに言う・どんなトラブル?仲良くしていた3人組の中、1人だけ仲間外れに。中心の1人が「〇〇ちゃん(娘)と仲良くしたら許さないからね」と言っていたらしく、無視されたりしたようです。・どう対応しましたか?娘本人が担任の先生に相談し、間に入って話をしてもらいました。謝罪されたそうで、一応仲直りはしましたが、2年生になり別のクラスになったこともあり、ほとんど交流はなくなったようです。・親として感じたことは一方的に解決しようとせず、担任の先生に任せた方がいいと思います。性格的に合わない場合などは、自然に離れていくので(似た性格の子で集まりだすので)あまり心配する必要はないのかなと思います。(マム、39歳)<あんふぁんWeb編集部>
2020年01月26日こんにちは、かたくりこです。わが家の姉妹・長女こむぎ(3歳)と次女きなこ(1歳)の日常をお届けする「こむぎときなこ」の第12回です。1歳2カ月を過ぎると次女も少しずつ言葉を理解できるようになり、子ども同士のコミュニケーションもだんだん増えてきました。それはこんな感じです。どこまでわかっているんだか…(笑)と思うことも多いですが、お互いに意思疎通が少しできるようになったことで、一緒に遊べる時間が増えたのはうれしいことです!公園でおっかけっこしたり、一緒に手をつないで散歩をしたり、力を合わせてマグフォーマー(磁石のおもちゃ)を大量に母の髪の毛にぶらさげて遊んだリ、一緒にEテレを見て歌って踊ったり。わたし自身は妹と年がかなり離れているので、年の近い姉妹もいいなぁと思うのでした。
2020年01月20日ママ友との関係に苦戦している女性は多いもの。そもそも、子ども同士の関係があってこそのママ友。自分が好んで付き合っている関係ではないので、何かとトラブルも起きがちです。そこで今回は、ママ友が喜んでくれる些細なポイントについて紹介しましょう。文・東城ゆずキリがいいところで連絡を止めてくれる「私が“ありがたいな”と感じるママ友の行動は、キリがいいところでLINEなどのやりとりをストップしてくれる人です。正直、ママって忙しいじゃないですか。ダラダラと続くLINEは、結構こたえます。でも、途中で止めてしまうと“怒らせるかな?”と気を使うのも事実。だからこそ、キリがいいところで“忙しいよね。お時間ありがとう。またね〜!”と、LINEを止めてくれるママ友はありがたく感じます」(Mさん・29歳女性)相手の時間まで考えられる人は、きっと思いやりに溢れている人でしょう。自分に置き換えて考えることが、ママ友問題をうまく避けるためのポイントではないでしょうか。お泊まりや遊びに行くことを許してくれる「子ども同士で盛り上がると、すぐに“〇〇ちゃんの家に泊まる〜!”って言うじゃないですか。中には“ママと来てね”と断るママ友もいるんですが、“いいよ〜!”って子どもだけでもお泊まりを許してくれるママ友は、いい人に感じますね。“たまには、〇〇ちゃんママも、ゆっくりしてね”と預かってくれたママ友。シングルマザーで正直“しんどい”と感じていたときだからこそ、ありがたかったです。子どもの付き合いを重視するのではなく、私への思いやりにジーンときちゃいました」(Uさん・38歳女性)お泊まりや遊びに子どもの友だちが来るということは、家の清掃や料理など、少々面倒なことをしなければなりませんが、「素敵なママ」と他のママから思ってもらえることでしょう。手土産のセンスが良い「誰かのお家に遊びに行くとき、いつも手土産のセンスがいいママ友がいます。普通はみんなが食べられるお菓子を持っていく人が多いのですが、大勢集まるとかぶったりするんですよね。そんなとき、そのママが持ってきたのは、子どもが遊べるおもちゃ。前回は水風船でした。子どもが喜ぶものを考えて選んでいる感じが素敵だし、子どもたちが遊んでいる間、ママたちは会話に専念できます。決して値段は高くはないですが、気が利いてますよね」(Mさん・41歳女性)ママ友関係によくあるのが、手土産の問題。周りのママが高価なものを持参すると、他のママも高価な手土産を持参しはじめ、お互いに疲弊してしまいます。しかし、手土産のセンスがいいママは、発想で勝負をするのでしょう。子どもも巻き込んで楽しめる手土産だと、なお喜ばれるでしょうね。悩みに対して共感してくれる「悩みに対して“うちは、こうやってるよ〜”ではなく、“そうだよね。辛いよね”と共感してくれるママ友さんがいると心強いです。悩みの相談といっても、ただ共感して欲しいだけだったりすることもあるので、貴重な話し相手です」(Iさん・31歳女性)何か悩みを持った時に「そうだね」と同調してくれる人がいるのは、とても心強いことです。頻繁に会わなくても仲良くしてくれる「子どもの予防接種や病院の診察、園のイベントなど、用事が増えると、ママ友付き合いの時間がどうしても減ってしまいます。そんな事情を理解して、お互いが心地いいと感じるペースで会ってくれるママ友は大事ですね」(Wさん・34歳女性)ママは子どもの用事や仕事、家事など、やらなければならないことがたくさんあります。そんなときにママ会の日程があらかじめ決まっていたりすると、それに合わせて動くことになり、ストレスになります。負担にならない付き合いができるといいですね。以上、ママ友が喜ぶポイントをご紹介しました。ママ友というと、つい身構えてしまいがちですが、実はそこまで見栄を張ったりする必要はないのかもしれません。「自分がされて嬉しいことは、きっとママ友も嬉しいだろう」と考えて行動するだけで、もっと気楽にママ友と付き合っていけることでしょう。©Michael H/gettyimages©kohei_hara/gettyimages
2020年01月11日恋人同士であれば、普段からLINEでやり取りをする回数も必然的に多くなるはずです。そんな中で、たまに彼をドキッとさせるようなLINEを送れたら、ふたりの仲はさらに親密になることでしょう。そこで今回は、彼をドキッとさせちゃう「LINEテク」を紹介します。文・山田周平「好き」という単語を入れるやはり彼女から「好き」と言われたら、男性も素直にうれしいものです。なかなか面と向かっては恥ずかしくて言えないでしょうから、LINEでさりげなく「好き」という単語を入れ込むようにすると効果的かも。「のそういうところが好き」とか「くんのセンス好きだな」といったひと言は、彼の心には大きく響くでしょう。「好き」と文字にして伝えると、実際に言われるのとはまた違ったドキドキ感が味わえるので、思わずニヤニヤしながらLINEを読んでしまうことでしょう。「会えるのを楽しみにしている」と言う仕事が忙しくてなかなか会えないときに、「会いたい! 会いたい!」と彼女から無理な催促をされると、男性はげんなりしてしまうもの。自分の仕事や今の状況について理解を示していない感じもするので、「このままこの子と付き合っていけるのかな?」と思わず疑問を抱くかもしれません。自分の願望をぶつけるのではなく、「会えるのを楽しみにしているね」と伝えるようにするだけで、彼に与える印象は大きく変わります。会える日が来るのを健気に待ってくれている印象を与えられるので、彼も胸キュンしてしまうはず。「もうちょっとだけ」と甘える恋人とLINEであれこれと他愛もない話をするのは、とても幸せな時間。だからこそ、「もっともっと話していたい」という思いになるはずです。その気持ちを、ときにはちゃんと言葉にして相手に伝えることも大切です。「もうちょっとだけ話しててもいい?」と彼女から甘えられたら、彼も素直に嬉しく思うでしょうね。あえて「早めに終わらせる」LINEで長話をするのが苦手な男性は意外と多いです。いつまでもダラダラとやり取りを続けていると、鬱陶しく思われてしまうかもしれません。そのため、ある程度会話をしたら、あえて早めにLINEを終わらせるのも効果的。会話がひと盛り上がりしたところで終わると、男性も「もうちょっと話したかった」と寂しい気持ちになるはず。あなた自身も、彼ともっと話したいかも知れませんが、たまには思い切って、スパッと会話を切り上げてみましょう。LINEであっても、相手への思いやりを忘れないようにすることが何よりも大事です。自分の気持ちだけではなく、相手がどう思うかを考えてやり取りができると、お互いの関係をもっと深められるでしょう。©kokouu/gettyimages©KEN226/gettyimages©shih-wei/gettyimages©g-stockstudio/gettyimages
2019年11月17日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、2歳になる子どもとの男同士ならではのおバカ!?なコミュニケーションをお届けします♪息子は保育園に通うようになってから、よく歌を歌うようになりました。「きらきら星」「さんぽ」など定番の曲だけならいいのですが……。 2歳になるとすっかり男の子! 下品な単語が大好きになってきました(笑)。また僕もそれに乗っかり2人で下品な歌のYouTubeを見て、ゲラゲラ笑いながら歌うのがとても楽しい!保育士さんや奥さんがコツコツと健全な童謡を教えてくれるのでとても申し訳ないのですが……、こっそりとこれからも男同士のコミュニケーションを大事にしたいなと思っております。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2019年11月15日10月から年末にかけて、ハロウィンやクリスマスなどのイベントがたくさんあります。中には子どもと一緒に仮装したり、いつもと違うおめかしをしたいと思っているママもいるのではないでしょうか。その中で、タトゥシールによる子どもの肌トラブルが続出しているようです。 イベントやスポーツ観戦のときには注意!ハロウィンパーティーやスポーツ観戦などのときに、手軽に楽しめるタトゥーシールやフェイスペイントは、楽しく盛り上がれるアイテムとして利用される機会も増えてきました。 しかし、タトゥーシールやフェイスペイントなどは、化粧品のように安全性の基準が設けられていません。また、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、肌トラブルが発生しやすいことをしっかり認識しておきましょう。 具体的には下記のような被害が消費者庁に寄せられています。「タトゥーシールを子どもの頬に貼ったが強くこすらないと剥がれず、あとがかさぶた状になり、現在シミになってしまった。」(5歳以下)(※) 「娘がハロウィン用のタトゥーシールを頬に貼って、8時間ほど経過した後に剥がしたら、発赤し痛みがあった。シールはボディ用で顔用ではなく、皮膚の弱いところには貼らないように注意書きがあった。」(10歳代)(※) 注意するポイントタトゥーシールやフェイスペイント等を使用する際は、次のことに注意しましょう。 ・目の周りや頬など、特に肌の敏感な部分には使用しない方がよいでしょう。・アレルギーのある方は成分表示をよく確認しましょう。天然ゴムや金属等のアレルギーを引き起こす成分が使用されているものもあります。・肌に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないでください。・使用方法や剥がし方・落とし方をよく読んでから使用しましょう。・大人を対象としたメイク用クレンジング剤が、子どもの肌に合わない場合もあります。クレンジングの際は優しくこすりすぎないようにし、保湿することが大切です。・使用前には、腕の内側などの目立たない場所で使用テストをしましょう。剥がした後に、肌に異常が無いかを確認してから使用すると良いでしょう。・肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、かゆみや痛みがある場合には皮膚科を受診しましょう。 ハロウィンの仮装グッズにも要注意!それ以外にも消費者庁には、仮装に使用したアイマスクによって起きた皮膚トラブルの報告も寄せられています。「ハロウィン仮装用のアイマスクを子ども2人が着用したところ、2人とも目の周りに発しんができて、かゆみと痛みが生じた。皮膚科を受診したところ、アイマスクに薬剤が残っていると、発しんの原因になることがあると言われた。」(10歳未満、10歳代)(※) ハロウィンの仮装で赤ちゃんを可愛く撮影するのはママにとっても楽しみの1つです。でも、赤ちゃんのことを考えて仮装の衣装などは安全に使えるものかを確認することが大事。必ず商品の説明書をよく読んでから使用し、肌に合わない場合は使用をすぐに中止して、かゆみや痛み等が治まらないときには専門医を受診するようにしましょう。 (※)事故情報データバンクシステムに寄せられた事故情報:事故情報データバンクシステムでは、消費者庁と国民生活センターが連携し、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供しています。 ※参考:消費者庁「子ども安全メール from 消費者庁」より「Vol.469 タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!」「Vol.424 ハロウィン仮装用品での皮膚トラブルに気を付けて!」 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2019年10月12日性格が良さそうに見えても、実際はかなりズル賢いタイプの人もいます。そういう人は、ピンチのときや、焦っているようなときに本性を現しがち。今回は、“女同士の男を巡る醜いLINE”というテーマで、男女の体験談をご紹介します!文・塚田牧夫「いいね」がどちらに付くか競う「以前、私には仲のいい2人の友人がいて、よく3人で遊んでいました。あるとき、この3人で合コンに行ったんです。すると、私以外の2人が同じ男性を気に入ってしまって、関係がややギクシャクし始めました。グループLINEでのやり取りも、『私は彼と2人で遊びに行った』とか、『私も気になっていると言われた』とか、競うような内容を送りあうまでに。そして、どちらの提案かは忘れたけどSNSに写真を同時にアップして、どちらのほうが先に彼から“いいね”が付くか勝負しよう、ということになりました。結果、ひとりにはすぐ付き、もうひとりには彼からのアクションが何もなかったという状況に。これにより、私たちのグループは崩壊しました」アキコ(仮名)/28歳「好きな人がいるっぽい」とデマを流す「彼女と付き合ったとき。僕のほうから告白したんだけど、彼女がすごく驚いていたんです。理由は、僕にはほかに好きな人がいると思っていたらしい。なんでそう思ったのか、よくよく聞いてみると……。彼女との共通の友人に、A子という女性がいます。僕はA子に、彼女のことが気になっているという話をしていました。彼女のほうも、A子には、僕のことが気になっているとLINEのやり取りで伝えていたらしいんです。友だちなら、2人の橋渡しをするものじゃないですか?それが彼女のほうにだけ、『他に好きな人がいるっぽい』と、僕が別の女性に恋をしているというデマを流していたんです。なんでそんなことをしたのかは謎ですが、とにかく醜いですよね」シゲアキ(仮名)/27歳別の男のアカウントを教える「ある日、ユウという女友だちから、『知らない女からLINEが来るかも』という連絡が届きました。『LINEが届いても、何も返信しないで』と言われました。その後、実際にLINEが来たんですね。初対面の挨拶的な内容でした。そこで、言われた通り既読スルーしたんです。でも、後々この件に関する事実が分かりました。ユウを含めた女子3人で、飲み会に参加したらしいんですが、ある女子が、俺と同じ名前のカズという男性を気に入った。彼もまたユウの知り合いだったようで、後日その女子に俺のアカウントを間違えて教えてしまったようです。でも、普通ならすぐに気付くでしょう。そもそも、間違えて教えたならすぐに訂正すればよかったじゃないですか。今思うと、ユウもその男に気があったんでしょうね。その男の連絡先を教える気はなかったようです。俺は当て馬ってことか……」カズ(仮名)/28歳“女同士の男を巡る醜いLINE”をご紹介しました。意中の男性を自分のものにしたいときにライバルが現れたら、余裕がないのは分かります。ただ、このような姑息な手段に出てしまっていいものなのでしょうか。それで手に入れたとしても、長続きするとは思えません。真の愛を手に入れるためには、正々堂々と戦うべきでしょうね。©Antonio Guillem/shutterstock©Boryana Manzurova/shutterstock©Roman Samborskyi/shutterstock
2019年10月04日子ども同士のやりとり、口を出したことある?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「子ども同士のやりとり、口を出したことある?」と聞いたとこ65.6%が「ある」と回答。そのときの状況とママの気持ちを紹介します。つい口出ししてしまう■ 気の弱い息子は、公園の砂場で自分のスコップやバケツを奪われることが多い。しばらくは様子を見ているけれど、あまりにも返してもらえないと、つい間に入って取り返してしまう私…。本人に頑張ってほしいとは思いつつ。(はるまきさん/36歳)■ 2歳の娘が砂場遊びをしていたら、ほかの子どもに意地悪なことを言われていることがあった。しばらくは娘の反応見ていたけど、うまく遊べず「仲良く遊ぼうね、ちょっと貸してね」と言った。 やっぱり自分の子どもが一番かわいいから。最近は3歳間近になって、自分から話しかけるようになり遊び上手になって、あまり口出ししないようになった。(カシューナッツさん/40歳)■ 息子が公園のブランコに並んでいると、一番前に並んでいる子を押しのけて、ブランコに乗っている子がいることに気づきました。 最初は黙って見ていましたが、あまりに何度も繰り返すので、その子も含めてブランコに並んでいる子ども全員に声掛けしました。 子どもだけで解決できなさそうだと判断したら口を出しています。(ゆさらさん/38歳)■ 息子の年長クラスのリーダー的な女の子は、なぜかいつも自分のお気に入りを数人決めて、ほかの子をハブろうとする。そして、なぜかその子に気に入られようと奮闘する息子(涙)。不憫でついつい「みんなで遊ぼうねー」「●●(息子)も入れてー」と入り込んで仲を取り持とうとしてしまう…。よくないと思いながら。 (めこりんさん/30歳)■ わが家でテレビゲームをするとき、ゲームの順番を決めるときにもめて決まらないときについつい口出してしまう。(かっちさん/33歳)■ 小学校2年生の息子、トラブルになることが多くて…。(母です。さん/52歳)■ できるだけ自分たちで解決してほしいと見守るようにしていますが、明らかにイジワルな振る舞いや相手が悲しむ言動があったときは、その場で話をするようにしています。わが子にもほかの子にも同様に!(らなさん/39歳)■ しばらく様子見て..見守りますが、どちらかが泣き出したら口を出しますね。子ども同士でラチが明かない状態と判断して。相手の親の手前…というのもありますが、相手の子を責める(叱る)ような言い方はしないよう気を遣いますね。でも中には「わが子は悪くない。〇〇ちゃんがそー言うからうちの子もそー言うの!」って。いやいやいやいや。お宅のお子さんの方が先ですけど!と心の中で。(よちままさん/37歳)■ 未就学のうちは仲裁しますね。小1になった上の子はケンカしながらもうまく友達づき合いしているようなので、そっちは口出ししません。(ゲストさん)■ 危ない所までは止めないし、口を出さない。 明らかに危険が伴う事や人として言ってはいけない事「死ね」とか「消えろ」とか。そういう事を言い始めたら口出しします。(うーこさん/37歳)ないしないようにしている■ 時と場合によりますかね。 とりあえず様子見ます。あまりにもエスカレートしそうであれば、さとします。 独り言のようにボソッと、あの言い方好きじゃないんだよなぁ~っとか。(はるはるさん/35歳)■ 今のところガマン(笑)しています。お迎えに行った時や公園遊びの時、ちょっとわんぱくなお友達に叩かれたり押されたりするのを見ることがあり、口を出したいのですが、仲が悪いというわけではなさそうなので、見守り中。モヤモヤすることはあるんですが…。(ねるねるさん/34歳)投票期間/2019年8月22日〜9月4日<あんふぁんWeb編集部>
2019年09月05日好きな人や彼氏に、本当は甘えたいのに本人と会うと思うように甘えることができない人もいることでしょう。そんな甘え方が分からないという人は、LINEで好きな人や彼氏に思いっきり甘えてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、好きな人や彼氏にLINEでの甘え方をご紹介します!■LINEの甘え方はメリットがたくさん恋人同時にとって必須のコミュニケーションツールとなったLINE。どのようなやり取りをしたかすぐにわかり、無料電話まであるので便利ですよね。恋人同士の電話は長くなることもありますので、付き合っている男女にはLINE電話は重宝するはず。そして、会話のようなやり取りをするLINEのメッセージを使っての甘え方にはメリットがたくさんあります。記録と記憶に残るLINEを使っての甘え方のメリットについてご紹介しましょう。■文字が形に残るLINEの甘え方を使えば、文字が形に残るため何度でも読み直すことができます。手紙やメールも同じことだと思うかもしれませんが、LINEであれば、いつでもどこでも開くことができ、昔のやり取りもすぐにわかります。それが好きな人からのLINEであれば、スクショしてでも残しておきたいことでしょう。電話や直接会っての会話では、録音でもしておかない限りそう何度も聞くことはできず、離れていてはなおさらです。LINEで好きな人や彼氏に甘えると、その男性もその女性のことをかわいいと感じるはずです。そして何度も読み返すでしょう。■文章をゆっくり考えられるから甘え下手でも安心甘え下な手な人からすると、甘え方がわからない場合や甘えるセリフがとっさに浮かばない人もいるかもしれませんが、LINEの甘え方として文章をゆっくり考えられるから甘え下手でも安心というメリットもあります。言葉を選びながら、よりかわいい甘えるセリフを考えてみてください。片思いの人が好きな人にLINEを送る場合でも、ゆっくり文章を考えて上手い甘え方をすることで間接的に気持ちを伝えることができ、片思いの相手へのサインにもなるでしょう。甘え下手な人は、LINEで文章をゆっくり考えてかわいい甘え方をして彼氏や好きな男性のハートをガッチリつかんでみましょう。男性は女性から甘えられると嬉しいものです。■会えなくてもお互いキュンキュンできるLINEでの甘え方で最大のメリットは、会えなくてもキュンキュンできるという点ではないでしょうか。たとえ離れているとしても瞬発的な連絡ができ、連絡ができないときであっても好きな人からのLINE内容を読み返すことができます。彼氏からするとそれが甘えるセリフであれば、彼女をいつでも身近に感じることができ気持ちも益々深まっていくでしょう。会えないときの彼氏へのLINEの甘え方として有効なのは「会いたい」という気持ちを伝えることです。そうすれば彼氏からも「オレも会いたい」というLINEが届き、お互いにキュンキュンできるはずです。むしろ会えないからこそ有効なLINEの甘え方です。ぜひ会えないときは素直に「会いたい」と甘えてみてくださいね。■いますぐ実践できる甘え方LINE編!会っているときに甘えられずに、せめてLINEで彼氏や好きな人に甘えたいという人はLINEでの甘え方を知りたいはず。LINEの甘え方といっても何も難しいことはありません。そして、彼氏にはもちろん、片思いの好きな人にも有効です。甘え方のコツをつかんで彼氏や好きな男性にかわいい甘えメッセージを送ってみてくださいね。きっと男性からの態度や送られてくるLINEの内容も変わってくるはずです。そこで、いますぐ実践できる甘え方LINE編をご紹介しましょう!■長文ではなくストレートに伝えるLINEで甘える場合には、あまり長文にならないように気持ちをストレートに伝えることが大切です。長文になりすぎると、伝えたいことが何なのかハッキリわからなくなってしまうことがあります。今、いちばん伝えたい気持ちを絞ってつたえましょう。そうすることで彼氏や好きな人にも気持ちがストレートに伝わるはずです。付き合っている彼氏には「好き」という気持ちをストレートに伝えるのもいいですし、まだ付き合っていない場合には、〇〇さん(くん)とご飯や映画などのスポットに行きたいなど、会いたい気持ちを伝えるのもいいでしょう。また、一緒にいると「楽しい」や会えたら「嬉しい」という気持ちをストレートに伝えることで男性も喜ぶことでしょう。■ハートや顔文字などで可愛くアピールハートや顔文字などを駆使して可愛くアピールするのもLINEの甘え方のコツです。男性はそもそも女性からハートやかわいい絵文字が貼られたLINEが送られてくると嬉しいものです。付き合っていない女性からハート付きのLINEがくると、その女性を意識してしまう男性も多く、ハートやかわいい絵文字を使うのは甘え方としてかなり有効といえます。スタンプも同じようにLINEで可愛くアピールすることができ、文章でなかなか上手いセリフが表現できない場合は使えます。文字だけでは伝わりにくい甘えたい気持ちを、ハートや顔文字、スタンプを上手く使って表現してみましょう。■「〇〇して欲しいな」という文末で甘えるLINEで彼氏や好きな人に対してお願いをしてみるのも上手い甘え方の手段です。たとえば「〇〇して欲しいな」というお願いで文末で甘えることです。そうすれば彼氏や好きな人も、その女性のためにその願いを叶えてあげたいと思うことでしょう。そのLINEに「いいよ、してあげる」と返ってくれば嬉しいですよね。また「連れて行って欲しいな」といった会いたいという気持ちを伝えるため「欲しいな」というお願いで甘えるのも上手なLINEの甘え方です。そして文末で「〇〇して欲しいな」や「連れて行って欲しいな」と甘えることで、伝えたいことが強調されます。その内容に返信することで話題ができ、長くLINEのやりとりが続けられるキッカケにもなるでしょう。そうなればLINEのやり取りも盛り上がり、甘えやすくもなります。■たまには電話するLINEで甘えるのもいいですが、メッセージだけではいい関係を保ち続けるのは難しいため、たまには電話するのも大切なことです。頻繁に会っているのであれば電話で会話する必要ないですが、あまり会う時間がないのであれば、LINEだけではなく電話で直接会話するようにしましょう。付き合ている関係では長電話になることもあるかもしれませんが、必ずしも長く話す必要はありません。一言二言であってもお互いに声を聴くことが大切なんです。寝る前の「おやすみ」をいうだけでも、最近の出来事などを少し話すだけでもお互いの気持ちを持続させる効果があります。そして、電話で話せたことをLINEで送ることもできます。声が聴けたことを「声が聴けて嬉しかった」と素直に伝えるのもLINEの甘え方です。■「いつもありがとう」など感謝の気持ちを伝えるお互いを尊重する関係として「いつもありがとう」など感謝の気持ちを伝えることで甘えることもできます。付き合っていない場合でも、片思いの好きな人に「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えれることで、男性は嬉しいはずですし、その女性へ好感を持つことにも繋がります。また、LINEで「いつもありがとう」と伝えれば、きっと相手も「こちらこそありがとう」という気持ちのLINEが返ってくるでしょう。お互いに感謝の気持ちを伝え合うことは、お互いの心が通じ合い、絆も深まっていくことになります。彼氏や好きな人に「いつもありがとう」などの感謝の気持ちを素直にLINEで伝えてみてください。甘え方がわからない人も自然と甘えられるようになるはずです。■LINEの甘え方の注意点LINEで甘える際には、甘え方の注意点もあります。彼氏は彼女から甘えられたら嬉しいだろうと思い込み、甘え方を間違えて関係が壊れてしまったり、片思いの場合には付き合ってもいないのに、勘違いした甘え方をして敬遠されたりということにもなりかねませんので気を付けましょう。では、気を付けておきたいLINEの甘え方とはどういうことなのでしょうか。彼氏や好きな人と、いい関係を築いていくためにもぜひチェックしておいてくださいね。そんな、彼氏や好きな人に送るLINEの甘え方の注意点を、それぞれのケースに応じてご紹介しましょう。■彼が忙しいときは送らない恋愛は、お互いのことを大切に思う気持ちや配慮の心が何よりも大切です。そのため、彼氏が忙しいときは送らないようにしましょう。何かの用事がある場合や内容にもよりますが、LINEで甘えるようないま必要ではない内容を送るのは彼氏も困惑することにもなりますし、重荷に感じることにもなりまねません。LINEの上手な甘え方というのは、相手のいまの都合や置かれた状況を理解し喜んでもらえる内容のメッセージを伝えることです。忙しくて大変なときには、用事もなくLINEのやり取りするのも手が回らないこともありますので、彼氏や好きな人が困らないよう、相手が余裕のあるときに甘えましょう。それまで待ってあげることも大切です。■長文など返事が難しい文章にしないLINEで甘える際には、いろいろな気持ちを詰め込みすぎて、長文など返事が難しい文章にしないことも重要です。付き合いたてのカップルや、片思いをしている人が好きな人にLINEを送る場合に多い注意点です。長すぎる文章は、何を伝えたいのかがわからなくなりやすいのと、どうやって返信したらいいのか困ることもあります。いくつかの内容に分けて連投する場合も、多すぎると返信が大変なので注意しましょう。また、まだ付き合っていない人にLINEする場合、長文すぎると付き合ってもないのに甘えてくる女だとウザがられる可能性もありますので気を付けてください。気持ちや内容を簡潔にして送るというのが大切です。■ベタベタしすぎてワガママにならないようにする相手の気持ちも考えず、ベタベタしすぎてワガママにならないようにするのも大切なことです。相手が求めてないのにベタベタしすぎるのは自分の気持ちの押し付けということになります。甘え方とワガママや押し付けは違います。■まとめ今回は彼氏や好きな人と会えなくてもラブラブになれる、LINEの甘え方や注意点などについてご紹介してきました。彼氏や好きな人に会っても、甘えたいのに上手く甘えられないという人はLINEで思いっきり甘えてみてくださいね。自分の気持ちに素直になって、LINEの甘え方を実践すれば、きっと彼氏や好きな人も喜び、素敵な恋愛関係が築けることでしょう。(探偵N/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年08月09日フェイスブックやインスタグラムなどのSNSで、ママ友と交流している人は多いと思います。楽しくて便利なSNSですが、知り合って日が浅いママ友だと、お互いのことをよく知らないがゆえに、トラブルに発展してしまうことも。SNSをするうえで、気を付けたいマナーをご紹介します。 勝手に他人の写真を投稿しない絶対にやってはいけないのが、自分以外の子どもが写っている写真を勝手に投稿すること。みんなで楽しく遊んだひとコマを悪気なく載せる人はいますが、SNSに子どもの写真を出すのを極端に嫌がる人もいます。 それでなくても、自分の知らないところで勝手に投稿されていたら、決していい気持ちはしませんよね。写真を投稿する際は、「〇〇ちゃんと一緒に撮った写真を載せてもいいかな?」と必ず事前に許可をとることが大事です。 スタンプで隠すのはあり? なし?「写真を載せてもいい」と気持ちのいい返事がもらえればいいですが、問題は「うちの子は顔出しNGで……」と難色を示された場合。自分の子ども以外の顔をスタンプなどで隠して投稿していませんか? 一見ママ友に配慮しているように思えますが、わが子の顔を塗りつぶされた写真を見て決していい気分はしないはず。それに服装や背景などから、個人が特定されることもあります。ママ友から「写真を載せるのはNG」と言われたら、一切載せないようにしたほうがトラブル防止になります。 自宅周辺の写真にも注意して写真だけじゃなく、個人情報にも注意したいもの。たとえば、SNSに投稿した写真には位置情報が含まれている場合があります。それを使って第三者が撮影した場所を特定できるので、ママ友といつも遊んでいる公園やママ友の自宅などがわかるような投稿は極力控えたほうがいいでしょう。 位置情報サービスをOFFにしたとしても、背景などから地域がわかってしまう恐れもあるので要注意です。 あと注意したいのは「今日は〇〇ちゃんのママと遊びました」など、勝手に名前を出してしまうこと。その日遊んでいたことをSNSでつながっているほかの友だちには知られたくない場合もあるかもしれません。一緒にいたことを投稿する際には、断りを入れておくべきでしょう。 嫌なことはきちんとNOと伝えようだけど、なんでもかんでもSNSに投稿してしまうママ友はたまにいます。自分の子どもの写真や名前を載せるのをやめてほしい場合は、うやむやにしないでハッキリと伝えるべき。なるべく角が立たないように、「うちはパパがすごく厳しくて、SNSには子どもの写真も名前も一切ダメだって言われてるの」など、夫のせいにしてもいいかもしれません。 公園や児童館などで新しいママ友と出会う機会もあると思います。せっかくの楽しいSNSでトラブルにならないよう、マナーを守りながらお付き合いしていけたらいいですね。 著者:ライター 妹尾香雪女性誌・書籍・WEBなどで、女性のライフスタイルについて執筆。プライベートでは一児の母として子育ての真っ只中。ワーキングマザーとして自身の育児体験に基づいた記事を提供している。
2019年06月02日小学生の子を持つ親にとっては、子どもたちが放課後をどう過ごすか、気がかりな人も多いことでしょう。また、これから小学生になる未就学の子を持つ親にとっても気になるところかもしれません。今回は、放課後にどんなトラブルが起こるのか、またパパママがしている対策について考えてみたいと思います。■放課後トラブル経験ありは5割アンケートでは、放課後トラブルを経験したことがあるか聞くと、「よくある」、「たまにある」、そして「以前はあった」と答えた人があわせて49.5%。約半数の親たちが放課後トラブルを経験したことがあることがわかりました。一方、「ほとんどない」、「全くない」と答えた人も46.9%と、同じく約半数程度という結果でした。Q.放課後トラブル経験ある?よくある 5.1%たまにある 18.5%以前はあった 25.9%ほとんどない 29.1%全くない 17.8%その他 3.6%"■親がみていないところで起きる子ども同士トラブル放課後トラブルとは、具体的にどのような内容なのか、いくつかのテーマに分けて見ていきたいと思います。まずは親が関与していないところで起こる、子ども同士の間でのささいなやり取りからトラブルにつながってしまったケースを紹介します。「『放課後に遊ぼう!』と約束してきても、(その子は)他の子と遊んでいたり、『誕生日会をやろう!』って約束した日にプレゼントを持って行けば、もう他の日にやってしまっていたり。その度に母は心が折れそうになります」(神奈川県 50代女性)「息子がブランコの柱に登る友だちを注意したけど、無視されたことに頭に来てブランコをその友達にぶつけてしまったらしい。ケガもなかったので何事もなく済みましたが、『禁止されていることをした友だちが悪いのに、なんで僕が怒られなきゃいけないんだ?』と息子はまったく納得しなかった」(徳島県 40代女性)「息子が友だちにいきなり雪の塊を頭にガンガンとたたきつけられ、やり返さず我慢したと涙。次の日『謝ってきた』と報告がありました」(北海道 40代女性)「目の上を傘でたたかれば、あと1センチずれていたら失明していたかもしれない」という親としても気が気ではないトラブルの体験談も寄せられていました。ほかにも「クラスの男の子二人につけ回されて、『学校に行きたくない』と娘が言い出した」といったトラブルは、学校生活自体に黄信号がともりかねない深刻なトラブルといえそうです。また低学年であるほど、きちんとした“待ち合わせ”ができないことから起こるトラブルは多いようです。時間、場所をお互いにきちんと把握しているか、親が許可しているかなど、意外に待ち合わせは高度なテクニックが必要といえそうです。■「勝手に食べる」遊びに来た子が引き起こすトラブルまた、家に招待したり、招待されたりといった自宅への「お呼ばれ」にまつわるトラブルも多いようです。「家に居座って帰らない子、勝手に入ってくる子、勝手にものを食べる子、いろいろいた。私から『ダメだよ』と注意したら家に来なくなった。わが子にはよその家に行ったときのお行儀のしつけだけはかなりしつこく言い続けてる」(神奈川県 40代女性)「よく遊ぶお友だちが昼食どきに遊びに来る。おなかが空いていたのか、出したドーナツ8個入りを2個食べ、残りを全部ポッケに入れて、『他の子と遊ぶ約束があるから』と、遊ばず帰って行ったそうです。何しに来たのか、どうしたものか、考えさせられる出来事でした」(千葉県 30代女性)「わが家が長男の友だち達のたまり場に。あるとき部屋で柔道して壁に大穴があいた。その子たちを呼んで叱ったけど、その親に伝えるかどうか迷ったなぁ。全額わが家が修理して、8万円かかった。自分の子や他人の子、ともにいい経験になったと思う」(東京都 40代女性)ほかにも「毎回夕飯を食べていく子」「毎週土日に遊びに来る」「『家に帰っても1人だから帰りたくない』と泣かれる」などの声が。パパママにとっても子どもの友だちにどこまで厳しいことを言っていいものか、また大人として放り出せないジレンマもあります。さらにこれからますます両親ともに働く家庭が増え、大人の目が届きづらくなっていく世の中で、子どもが放課後をどう過ごしているのかが把握しきれないという悩みが増えていくのが現状かもしれません。■「帰ってこない」放課後の子どもの行方さらに、放課後に子どもが家になかなか帰ってこないという不安の気持ちを抱える親も多いようです。「低学年のころ、暗くなっても帰らず探し回ることがあった。一緒にいたお友だちがお家に入れなくて一緒に待っていたようです」(神奈川県 30代女性)「自宅に着く予定時刻から1時間過ぎても帰らず、心配したことがあります。学校の帰りにお友だちと一緒に寄り道をして迷ったり、公園で遊んでしまったり。 携帯を持たせていないのですが、こういう時はやはり持たせる方がいいのか悩みます」(千葉県 40代女性)「公園で遊んでいたら同じクラスメイトの子が通って『遊びにおいで』とのこと。行ったはいいが帰り道がわからなかったそう」(神奈川県 30代女性)「小1のころ、学童から来ていないという連絡。友だちと外を歩いているところを、探しに出た学童のスタッフさんによって確保された」(神奈川県 40代女性)帰宅時間に子どもが帰ってこないと、親としては本当に心配してしまいますよね。もしかしたら事故にあったか事件に巻き込まれたか、迷子かもしれないと、さまざまな可能性を思い浮かべてしまうこともあるでしょう。筆者もこの春小学校に入学した長男が、「友だちと子どもだけで公園に行きたい」と言ってきました。ただ、その公園までの経路は車が多く、子どもの足で10分程度かかるため、「まだもうちょっとしてからね」と我慢させてしまったのですが…。いつから許そうか、もし許可したらきちんと時間どおりに帰ってこれるのか、心配は尽きません。■「ゲームソフトがない!?」物やお金を巡るトラブル「ゲーム本体とソフトを持って遊びに行ったら、ソフトを一つなくして帰ってきました。あとで一緒に遊んだ子が返してくれましたが、その子の家に行ってないし、ソフトのネームシールも剥がされていました。お友だちを疑いたくないけど…」(宮城県 30代女性)「カードゲームのカード、わが家は『あげるのはダメ』と決めているんですが、しょっちゅうもらってきて不安になり、相手の親に把握してるのか確認しました。一応ダブってるやつみたいだったけど、もらいすぎだったのでストップさせました」(神奈川県 30代女性)「低学年の頃、6年生に『現金を持って来い』と脅されて帰ってきた。すぐ学校に連絡して6年生たちは親子で謝罪に来ましたが、言い訳ばかりでした」(神奈川県 40代女性)物やお金を巡っては、子どもだけでなく親も巻き込んだトラブルに発展します。子どもたちにとって、もっとも大事なことは「持っているか」「持っていないか」になりがち。だからこそ「持っている」差がトラブルを生んでしまうのかもしれません。■放課後トラブルは、子どもにとって自立の1歩それでは、こうした放課後のトラブルを回避するためにはどうすればいいのでしょうか。いくつか、参考になるコメントがありました。▼親の責任とは「元気に育っていく上で、何かしらトラブルが起きてしまうのは仕方のないこと。親としてできることは、責任を取ることも含めて、子どもと一緒に最後まで解決に向けて行動することだと思います。誰かを傷つけたり、何かを壊したり迷惑をかけるようなことがあれば、一緒に頭を下げにいく。逆にわが子が困っているなら本人がどうしたいのか、そのためには何が必要か一緒に考えてやってみる」(北海道 40代女性)「子ども同士のけんかはあってもいいと思います。けんかした後に逆に仲良くなれること事もあるのは事実。小さいときにいろいろと経験するのがあたり前。大人になるためのプロセスだと思って、子どもと真正面で受け止めてあげるようにすることが、親としての役目だと思いますね」(北海道 50代男性)▼子どもは信じる。でも本質を見極めるには?「子どもは自分の都合が悪いことは言わないことがあるので、わが子の言うことだけ信じるのも危険かなと思います。子どもの言うことを信じるのは基本。だけど、うちでは『あなたの話だけでは決められないから相手の話も聞かないと。もし自分がなにもしていないのに、相手があなたを悪く言っていて、その親がそれを信じて、あなたが悪者にされたらイヤでしょう?』と言っていました」(神奈川県 40代女性)「自分の子の話だけが正しいと考え、よその子の意見や気持ちをないがしろにする親子には悩まされました。そこで学んだことは、他人を変えることは難しいので、自分の意識を変えるよう努力すること。いまでも子どもに友だちとのいざこざがあったらそのように話してます」(神奈川県 50代女性)もちろん、仕事で放課後の子どもの様子がわからないという親も多いと思います。でも、帰宅後に話を聞いたり、ちょっとした変化に気づけるようによく子どもを見たりなど、子どものSOSに気づけるような体制づくりは、日ごろから親としては意識したいところですね。▼家庭で約束事を話し合う今回寄せていただいたアンケートから、家庭で話しあって決められそうな約束事もありそうです。●外に遊びにいくときの約束事(一例)・遊ぶ場所、相手、帰る時間の確認・移動するときの対応・約束した時間を守る対策●家に遊びにくる(遊びに行く)ときの約束事(一例)・家で遊べる日、時間・ゲームなどの貸し借り・おやつなどをどうするか現代は、学校の連絡網がないこともあって、同じクラスでも親の連絡先がわからないことが多々あります。そうした状況で起こる「すれ違い」も、家庭での話し合うことで少しは防げる部分もあるように思います。また話し合うことで、子どもの意見の食い違いなども見つけることができるのではないでしょうか?最後にこんな意見をご紹介します。「小学生の時はいろいろありましたが、それも子どもが成長する過程で仕方ないと思います。親が子どもをほったらかしにしないで見守っていれば、その都度対処できます。今では懐かしい思い出です」(茨城県 40代女性)ここまで、子どもの放課後トラブルへの対処の仕方について考えてきました。さまざまな体験談と、対処法を紹介してきましたが、最後にご紹介した「親が子どもをほったらかしにしない」というのはとても大切なことに感じます。子どもが成長する過程において、トラブルがまったくないということはないでしょう。「トラブルをどう解決するか?」は子どもたちが自立していくために大切な力となっていくはず。もちろん、その内容や程度によっては、親が介入した方がいい可能性もあるでしょう。そして、いつでも相談できるように受け止める体制を親自身が作っておくと、子どもの安心にもつながるかもかもしれません。放課後は、子どもたちにとっては、初めてひとりで判断して動く時間。そこで起こったトラブルをどう乗り越えるかは、子ども自身の学びにつながるといいですね。Q.放課後トラブル経験ある?アンケート回答数:5154件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年06月02日