「子ども同士のLINEトラブル」第8話。お友達の一人とは和解したものの、依然にして学校に行きづらい様子の娘。どうしたものかと夫に相談してみたら、まさかの提案が……!?フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。※この作品は実体験をもとに描かれたものですが、作中に登場する名称はすべて架空のものであり、実在の人物や団体とは関係ありません。 子ども同士のLINEトラブル 8話「子どもを守るのは当然のことだろう」自分のせいで、娘のトラブルが長引いてしまった。そんな罪悪感から、夫に相談してみると……。 状況を知った夫から提案されたのは、まさかの「内容証明」だった。とりあえず娘に話を聞いてみると、思った以上に状況はひどく……。 次回、ついにいじめ問題に斬り込む!論理的な夫の策がどう出るか……!? 著者:マンガ家・イラストレーター もっち
2021年12月29日「子ども同士のLINEトラブル」第7話。トラブルの相手のママに突撃したところ、見事玉砕。どん詰まり状態で悩んでいるところに一筋の光が……?フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。※この作品は実体験をもとに描かれたものですが、作中に登場する名称はすべて架空のものであり、実在の人物や団体とは関係ありません。 子ども同士のLINEトラブル 7話「話が進まない……」まきちゃんママを怒らせてしまい、さらに状況は悪化。娘を助けることができず思い悩んでいると……。 「無視しないと、私たちが無視されるって……」わざわざ娘に謝罪しに来てくれたりさちゃん。彼女の証言から、トラブルの状況が明らかになっていき……。次回、夫から驚きの提案が……問題解決なるか!? 著者:イラストレーター もっち
2021年12月28日「子ども同士のLINEトラブル」第6話。「友達がいなくなっちゃった」と泣き崩れる娘を見て、ついにいじめのリーダー格と思われる女の子のママに突撃することを決意!一体どうなる!?フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。※この作品は実体験をもとに描かれたものですが、作中に登場する名称はすべて架空のものであり、実在の人物や団体とは関係ありません。 子ども同士のLINEトラブル 6話「いきなりすみません」いてもたってもいられなくなり、ついに疑惑の「まきちゃん」ママのもとへ。意を決して話しかけてみるが……。 「それならうちも夫婦ででていくよ?」なんとか穏便に……と思っていたものの、結果的に相手の気持ちを逆撫でしてしまった。これは両親を巻き込んだ全面戦争勃発か!? 次回、娘の状況に変化!お友達の一人が動き出し……。 著者:イラストレーター もっち
2021年12月26日「子ども同士のLINEトラブル」第5話。担任の先生に相談したことで状況が悪化したのか、学校から帰宅するなり号泣する娘。その様子を見て、母はある決意をする…!?フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。※この作品は実体験をもとに描かれたものですが、作中に登場する名称はすべて架空のものであり、実在の人物や団体とは関係ありません。 子ども同士のLINEトラブル 5話担任の先生に相談したことで、クラスに注意喚起がなされた。すると、娘が学校から帰るなり泣き出して……。 次々とLINEグループから退室していく友達と娘の訴え。責任を感じる母が、ついにまきちゃんママのもとへ……!? 次回、ついにまきちゃんママに突撃!命運やいかに……。 著者:イラストレーター もっち
2021年12月24日「子ども同士のLINEトラブル」第4話。LINEのやり取りに参加できなかったことが原因で、学校で無視されているという娘。夜間のスマホを禁止にした罪悪感から、こっそりママ友に探りを入れてみると……。フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。 子ども同士のLINEトラブル 4話「私があの日、スマホを許していれば……」まさかこんなことになるなんて。娘に対する罪悪感で居てもたってもいられず、ママ友に探りを入れてみることに……。 ママ友のアドバイスもあり、担任の先生に共有することに。どうやら「まきちゃん」というお友達は、何か問題を抱えているようで……? 次回、学校から帰ってきた娘が大泣き!意を決してある行動に……! 前の話:「学校で無視された」スマホが原因でいじめの標的に…!?#子ども同士のLINEトラブル3 ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね! 著者:イラストレーター もっち
2021年11月28日「子ども同士のLINEトラブル」第3話。夜間のスマホ使用を禁止した翌日から、なんだか娘の様子がおかしい。話を聞いてみると、学校でまさかのトラブルが勃発していた……! フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。 子ども同士のLINEトラブル 3話「学校で何かあった?」帰宅するやいなや、部屋にとじこもる娘。話を聞いてみると、学校でとんでもないことが起きていた……。 スマホの「まきちゃん」との履歴画面を見てみると、娘の言うことが本当だと分かった。これは、なんとかしなくては……。次回、ママ友にそれとなく情報を聞き出してみると……。 ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね! 著者:イラストレーター もっち
2021年11月23日「子ども同士のLINEトラブル」第2話。スマホ依存症気味の娘は、どうやらお友達とのLINEに夢中になっている様子。夜間の使用を禁止したら、娘の様子がおかしくなっていき……。フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。 子ども同士のLINEトラブル 2話「だめよ、約束は守りなさい」スマホ依存症気味の娘を見かねて、21時以降の使用を禁止することにしたが……。 ※正確→正解 「21時半まで使いたい」と言っていた翌日から、娘の様子がなんだかおかしい。まさか、あんなトラブルになるなんて……。 次回、娘に話を聞いてみたところ、衝撃の事実が発覚……! ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね! 著者:イラストレーター もっち
2021年11月18日「子ども同士のLINEトラブル」第1話。小学校5年生になった娘にスマホをねだられ、勉強を頑張ったご褒美に使用を許可することに。しかし、それがきっかけで、あんなトラブルが勃発するなんて……。フォロワーさんの体験談をもっち(@mocchi_kakei)さんがマンガ化! 短期連載にて紹介していきます。 子ども同士のLINEトラブル 1話「まきちゃんがスマホ持ってる」小学5年生の娘は、スマホが欲しいお年頃。勉強を頑張ったご褒美に解禁することにしたが……。 仲間外れにならないように解禁したものの、早速スマホ依存症気味。一体何にそんなに夢中になっているの……?! 次回、夜のスマホを禁止したら娘の様子がおかしくなり……? ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね! 著者:イラストレーター もっち
2021年11月13日■前回のあらすじ授業参観で里奈から気分が悪くなる嫌味を言われた花。でも子ども同士は仲が良いので、その日を波風を立てずに受け流しました…。 >>1話目を見る 次の日幼稚園に迎えにいくと、先生から声をかけられ、公太と龍くんが喧嘩してしまったという話を聞きました。遊具の取り合いで喧嘩になったようなのですが…。帰り際に公園を通りかかると、里奈さん親子に遭遇。子ども同士は仲直りしたと言うので、里奈さんに一言お詫びをしようと思ったのですが…。里奈さんは血相を変えてこちらに向かってきました。そのときはあまりのショックで何も言えず、去っていく里奈さんと龍くんを見ながら呆然としてしまいました。次回に続く!(全6話)12時間後更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ あむち
2021年10月10日私は花。幼稚園に通う6歳の息子・公太の母です。年長になってから、息子は同じクラスの龍くんとよく遊んでいます。子ども同士が仲良くなったのを機に、龍くんのママ・里奈さんから話しかけてくれるようになりました。いつのまにか、毎日のように幼稚園後に遊んだり、休みの日も遠出のおでかけをしたりするようになりました。子ども同士が仲良くなったのを機に、龍くんのママ・里奈さんから話しかけてくれるようになりました。毎回、里奈さんは私のやりたいことや努力を否定してくるので、そのうち自分のことを話したり、何か言われてもどう返せばいいのかわからくなってしまい、帰ってからドッと疲れることが増えていったのです。しかし子ども同士は仲がいいので里奈さんをむげにもできず、割り切って会うようにしていたのですが…。次回に続く!(全6話)12時間後更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ あむち
2021年10月09日小学生になったばかりの長女が下校時にお友達とトラブルに…⁉︎子ども同士のトラブルに親はどこまで介入していいものか、悩む方は多いのではないでしょうか。■初めてのお友達トラブル今は社会人になった長女が、小学校に入学して間もないころのお話です。娘の通っていた小学校は、新1年生は下校時、家の近い同級生と一緒に帰ることになっていて、娘は男の子2人と下校していました。そんなある日……電話でもいいから、すぐに男の子たちにいじわるをやめるよう言ってほしいと訴える娘。電話をするのは簡単ですが、娘には自分で対処する力もつけてほしい。そう思い、まずは娘自身でに解決できるように促してみました。女の子に石を……。その男の子たちは落ち着いた良い子というイメージだっただけに驚きました。遊びの延長でふざけただけなのだと思うのですが……。幼稚園では先生が子どもたちを見ていてくれたし、園で問題があれば先生から伝えてもらえるという手厚いケアがありました。ですが、小学校に入った途端、親は子どもたちの実際の様子が見えなくなります。これから親の目の届かない時間はどんどん増えていくわけで、そんなときには自分で立ち向かえる子になってほしい…。いろいろと悩みましたが、今回は、一度だけ様子を見ることにしました。笑顔で帰ってきた娘。どうやら、うまくいったようです!その後は下校中に石を投げてくることもなく、私も娘も安心していました。ところが、ある雨の日に事件が起こりました。いつもより帰りが遅い娘を家の前まで迎えに行くと……。そこには傷だらけの長女が!!何があったのか聞いたところ…■コレは親が口を出すべきところと判断したそれはいくらなんでも危険すぎる!ここはさすがに親が口を出すべきところだろうと判断し、相手のお宅に電話をすることにしました。それから数時間後。A君のお母さんが、A君を連れて謝りに来てくれたのです!その後、A君と娘は関係がこじれることもなく良い形で解決したのですが…1年後意外な形でA君のお母さんとまた関わることになるのです…! (詳細は漫画「小学生のお友達トラブル」に掲載されています)■自分の子どもだけではなく”子どもたち”にとっていちばん良い対応とは?読者から寄せられた意見には、「下校時トラブルはよくある」「伝え方次第では、相手の親ともトラブルになる」といったものがありました。たとえ、きっかけは子どもの些細ないたずらであったとしても、親の対処の仕方では、大きな問題になってしまうこともあるようです。私自身のエピソードもそうなのですが、小学生時代の下校時トラブルはよくあることなんだなと感じました。結果論ではありますがA君兄弟が長女次女さんにちょっかいをかけていたのも意外と仲良くなりたかったからなのかな? と個人的に思いました! エピソードも共感できて、絵も可愛かったです!子ども達のトラブルはどこまで親が口を挟むべきなのか迷います。特に自分の子どもが口を挟むのを嫌がっている時は、様子を見て見守ることしかできない時は歯がゆい気持ちになります。自分で解決する力をつけるために、親の関わりもある程度必要ですね。 この方の記事は、親としてとても参考になるし共感するところが多くて、楽しみにしています。よくある話だな、と思いつつ、伝え方が難しいと思いました。 この記事の母親が文句言うのは当然ですが、相手次第で大きなトラブルとなってしまい、6年間、もしくはそれ以上、気を使いながらの就学となることも想定されたためです。 正解は、結果でしか判断できず、難しいです。毅然とした態度でお子様を守っていらっしゃったのでとても好感がもてました。見習いたいです。学校内でのトラブルは保護者も巻き込まれるのはもちろんのこと、当事者同士がきちんと話し合いが必要もあります。近年子ども同士での携帯に関する使い方を間違った知識で教え合うトラブルもあるので小学生のうちからの携帯を持たすのもトラブルの要因にもなります。我が子のこととなると、冷静になれなくなるのが親の常ですが 子ども同士のことをいちばんに考えて大人の対応をするのが親の努めだと思いました。まずは子どもたちだけで解決させようとされたところや、一方的に子どもを叱るのではなくて状況確認をきちんと行われていたところは、とても見習いたいと思いました。子どもから見るものと親から見るものは違いますよね。その齟齬が大きいほど親子関係は崩れると思います。じゃがいもころりんさんは上手にコミュニケーション取られてて、こんな親が欲しかったです。我が子が被害を受けている…! となると親としてカーッとしてしまい冷静になるのは難しいですよね。そこで落ち着いて、自分の子どもだけではなく”子どもたち”にとっていちばん良い対応を考えられるようになりたいものです。ウーマンエキサイトでは、そんな人間関係に悩む方の解決のヒントになる漫画を多数掲載中です! ▼漫画「小学生のお友達トラブル」
2021年09月04日人工知能(通称:AI)による、アシスタント機能が搭載されたスピーカーが発展を遂げている昨今。YouTubeチャンネル『しと【Siriの人】』で、しとさんは、2つのスピーカー同士を会話させてみました。しとさんが使ったのは、スマートフォンに搭載されている『Siri』と、『Alexa(アレクサ)』です。しとさんが、「Siri、Alexaだよ。挨拶して」と声をかけると…。クスッとするやり取りを、ご覧ください。『Siri』と『Alexa』は、自分たちが呼ばれたと思ったのか、お互いに反応。その後も、以下のようなやり取りを見せました。Alexa「あなたの声に反応するように設計されています」Siri「え、私にですか?」Alexa「あなたではありません」Siri「失礼しました」『Siri』と『Alexa』が、音を鳴らし合って会話するなど、人間には理解できない会話も見せています。しとさんが入れるツッコミのタイミングもよく、お笑いを見ている気持ちになれますね。しとさんとスピーカーたちによる会話に、多くの人が笑いました。・最高に面白いやり取りで、退屈しませんでした。漫才コンビの誕生ですね!・何回見ても、死ぬほど笑ってしまいました。・興味深くて、愉快な会話ですね。今回のやり取りは、スピーカーの会話力が、発展しているのを感じられます。人同士のように、違和感なく話せる日が訪れるのはそう遠くない未来でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月30日子どもが友達とトラブルになり、いつの間にか親同士も険悪に…というのはよく聞く話。今回は、私が幼稚園教諭として働いていたころの経験も踏まえ、ママ友同士のトラブルに発展する原因と対処法についてお伝えします。決めつけ・誤解が親同士のトラブルに発展する私が幼稚園教諭として担当したのは、40人近くいるクラス。それだけの人数が集まれば友達とぶつかる子がいて、毎年のようにトラブルは起きます。そのトラブルは、相手を思いやることを学んでいる最中の子どもたちにとって必要な経験です。当時、私が先生の立場で親子に接していた時、子ども同士のトラブルから親同士までトラブルになったという話はあまり耳にすることはありませんでした。その理由を考えてみると、私の園は先生と保護者が話をする機会が多く、気になることはまず先生たちに相談してくれていたからかなと思います。今、子どもを持つママの立場になって考えてみても、幼稚園で子どもが「友達にイヤなことをされた」と話したとき、まず最初に先生に話をすると解決に向かいやすいように思います。直接相手のママに伝えたことで険悪になるケースも逆に、先生に相談せずわが子の言い分だけを鵜呑みにし、その友達をワルモノと決めつけると、親同士のトラブルに発展してしまうことも…。あるママ友は、わが子がいじわるをされることに悩み、意を決して相手のママに「うちの子がお宅の子にこんなことをされたので、注意してもらえますか?」と話をしたそう。すると、「うちの子はなにもしていないと言っています」と取り合ってもらえず。その後は険悪になってしまったそうです。それ以来、「挨拶もしない仲になってしまった」と話していました。ほかにも、「わが子が〇〇くんに叩かれている」など、子どもから聞いた話をそのまま他のママ友に相談したことで、それを聞いた人が「陰で悪口を言っている」と誤解を生むケースもありました。幼稚園でのトラブルはまず先生に相談しよう私が先生をしていたころ、仲良く遊んでいるように見えても、気づかないところで子ども同士のトラブルが起こっていることがありました。しかし、そのことについて、早い段階で保護者から相談を受けたので、子どもたちの気持ちや行動に心を配り、寄り添うことができました。そうすると、保護者の不安や不満が大きくなりにくいため、親同士のトラブルに発展しなかったのだと思います。ですので、子どもから話を聞いたときに、何か気になったり心配になったりしたら、先生に遠慮なく話をしてみてください。両方から話を聞ける先生だからわかること先生に相談すると、先生は、そのトラブルの現場を見ていなかった場合にも、両方から話を聞きます。先生はどちらの子のいいところも悪いところも把握しています。またその時のまわりの状況もわかっています。幼児期の子どもは、言葉で正確にトラブルの内容を説明するのは難しく、自分のしたことは棚にあげてイヤだったことだけを話してしまいがち。そんな子どもの特性をよくわかっている先生なら、公平にトラブルの原因を聞きだしてくれると思います。親はまず子どもに寄り添ってあげましょう先生に状況を聞いたら、親がすべきことは、まずわが子に寄り添うこと。「それはイヤだったね」と子どもの思いに共感したり、抱っこする、お膝にのせて話をするなど、スキンシップを多めにとってあげてください。子どもが不安そうにしていると、親としてはつい「こうしたら?」と解決策を提案したくなります。しかし、子どもの成長のためには、自分でどうしたら仲良くできるか考え、行動していくことが大切です。親は一緒に不安にならず、「いつでもあなたの味方だよ」と明るくかまえていればいいと思います。原因はどちらにもあると冷静に考えましょう幼い子ども同士がトラブルになる場合、どちらにも何かしらの言い分があります。もし相手の子に叩かれてしまう場合、悪いのは暴力をする方です。言葉で伝えることが人間関係の基本で、相手の子が変わるべきところ。しかし、「うちの子には絶対に非はない、相手だけが悪い」と思ってしまうと、冷静な対応はできません。もしかしたら、「自分の子にも少なからず原因があるのかもしれない」と考えてみることが大切です。冷静に子どもたちの様子を見守っていると、トラブルの最中はイヤな思いをしても、後になってみるとそのできごとのおかげで、子どもも親も、ひと回りもふた回りも成長できた!感じることができるはずです。トラブルになっている相手の親と情報共有できると◎相手の親にトラブルについて話すときは、相手を責めるように話すのではなく、「うちの子がしつこくするところがあって、〇〇くんを怒らせちゃっているみたいで…」と自分の子どもの足りない部分もあわせて伝えることがポイント。そうすることで、相手は一方的に責められたと感じることもなく、トラブルを冷静に受け止め、親同士のトラブルを回避できます。「仲良くできるようになるといいですよね」と気持ちを伝えておくと、相手の親の不安が和らぎ、情報共有しながらお互いの子どもの成長を見守っていくことができると思います。とはいえ、中には、「子どもは成長過程にいる」ということを理解せず、そのトラブルの中で善悪を決めて解決しようとする人もいますよね。大人の社会では悪い事をした方が謝罪することで解決となりますが、子どもは未熟で当たり前。それなのに相手に落ち度だけを責めて、「悪いのはすべて相手」と決めつけてしまう人も…。そのような考えでは一緒に見守ることは不可能なので、謝って受け流すのもありだと思います。子ども同士がトラブルになったときこそ、まずは親がお手本になって、相手の思いをくみ取り、思いやる姿勢を見せていきたいですね。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月19日外出自粛が続き、3人の子どもの世話に追われて疲れた私は、仲の良かったママ友数人とオンライン飲み会を企画。しかしこんな日に限って予定時刻の21時になっても子どもが寝てくれず、家族勢ぞろいのリビングでオンライン飲み会が始まってしまいました。 子どもが全員寝ていないなか飲み会開始!もともと子どもが寝てから大人だけの飲み会というつもりで開始時間を21時としていたのですが、フタを開けてみると参加した家族はどこも子どもが起きている状態。休校・休園の生活が続いていることで、生活リズムが崩れているのはうちだけではないのだなと少し安心しました。 子どもも楽しめたオンライン飲み会わが家には6歳、4歳、2歳の子どもがいるのですが、祖父母との電話などでは一番上の子以外、自分が話したいことだけ話してコミュニケーションは取れません。しかし、相手の顔も見えるオンライン飲み会だとそういったことはなく、きちんとやりとりできていました。 子ども同士、最近買ったおもちゃを見せ合ったり、習い事の話をしたり、画面越しでも会って遊んでいるときと同じように、会話が弾んでいるので驚きました。 子どもが盛り上がっていると大人も飲める子どもが起きていた段階で「息抜き」というのは諦めていたのですが、子ども同士で盛り上がっている間は子どもの相手をしなくてよかったので、意外とまったり飲めて悪くなかったです。何より、久しぶりに友だちと会えて笑顔を見せる子どもの姿に癒やされました。 また、スマホではなく画面が大きめなタブレットを使っていたこともあり、画面のすみっこではありますが、ちょっとずつママ同士も話すことができました。 子ども就寝後は大人だけで二次会!22時を過ぎたころ、子どもたちが寝始めました。寝かしつけで離脱する家族もいましたが、思いっきり遊んだ分、子どもはすんなり寝てくれる家庭が多く、すぐに大人だけの二次会が始まりました。 ママ友同士はもちろん、夫同士の話も大いに盛り上がり、解散したのはなんと24時過ぎ! それでもその後すぐに寝られるので、翌日に響くこともなく本当に良い息抜きになりました。 複数の家族で飲み会をするときは、車で誰かの家に行く形なので、夫婦そろってお酒を飲むことは少ないです。また、自分の家でおこなうと片付けなどでゆっくり飲めないこともあったのですが、オンライン飲み会ならそんなことはありません。子どもも楽しめることがわかったので、今度からはもっと早い時間から始めてみようと思います! 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院まで学んだ食についても執筆。
2020年07月23日2歳になる息子は保育園に通いだしてからというもの、お友だちに顔や腕などを噛まれてしまい、ケガをして帰ってくることが多くなりました。本人はあまり気にしていないようでしたが、親としてはどうしても心配するものです。そんなときの対策について考えてみました。 息子が噛まれた!保育園に通い始めてからしばらく経ったある日、保育士さんが申し訳なさそうな顔で話しかけてきました。聞いてみると、息子が腕をお友だちに噛まれてしまったとのこと。痛々しく、歯形のあざができていました。痛かっただろうな……と思いました。 でも、もしかすると息子がお友だちが遊んでいたおもちゃを取ってしまったのかもしれない。息子もやり返しているかもしれない。2歳児のすることだし、仕方がない。その日はそんな気持ちで帰りました。 またまた噛まれてしまった…次の週。今度は顔を噛まれていました。その数日後は肩。その数日後は背中。その後も週に1回から2回噛まれることが3カ月ほど続きました。息子本人は噛まれた直後は痛くて泣くようですが、私と会うころには噛まれたことなど忘れている様子。 とはいえ、私がさすがに気になってしまい、なぜ噛まれているのか保育士さんに聞いてみました。すると「お友だちの1人がどうしても〇〇くん(私の息子)が近くにいると気になるようで、突然噛んでしまうんです。なるべく離すようにはしているのですが……」とのことでした。 息子がやり返していないのならよかったという気持ちと、この頻度で噛まれていると保育園を嫌いになってしまうのではという気持ちがわき上がりました。 親としての気持ちを保育園に伝える保育士さんたちは、できるだけのことをしてくれているのだと思います。また、噛んでくるお友だち自身も悪気があるわけではなく、かまってほしいとか、何か嫌なことがあったとか、さまざまな原因でそうしているのだろうと思います。 家族は「どの子に噛まれているんだ!」と相手を特定しようとしました。しかし、噛んでくるお友だちが誰かを知ったところで、「あの子は息子を噛む子」と嫌なイメージがつくだけで、なにもすることはできません。ただ、「噛まれていることを心配に思っている」ということを保育園に伝えることだけはしておきました。 保育園がきちんと対応してくれた!3月初めより、保育園のクラス分けがおこなわれ、今までと違う生活が始まりました。すると、息子がケガをして帰ってくることがなくなったではありませんか! おそらく保育園が、息子を噛んでしまうお友だちとはクラスを分けてくれたのだと思います。 子どもの保育園生活で不安なことがある場合は、園にきちんと伝えることで対応してもらえるのだと安心感が増しました。 今後も子ども同士のトラブルを見つけた場合は、園に相談してみようと思います。どうしても集団生活ではトラブルがつきものですが、息子の気持ちに寄り添いながら、保育園と協力して息子を見守っていきたいなと思いました。 著者:岩谷ともこ2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。
2020年07月08日前回 からのあらすじ現在3年生の次女が、2年生の時の話。子ども同士のケンカはいつも仲裁していたのですが「自分たちで解決して?」と言ってみたところ…お友達とケンカしたちいちゃん。いつもは仲裁に入るのですが、自分たちで解決したら?と提案してみました。2人にとっては予想外のことだったらしくビックリしていましたが…「ケンカはしてるけど、お互い嫌い同志じゃないでしょ? だったら話し合って解決してみて?」と言ったら納得してくれました。次女が帰るなり号泣!これは決裂しちゃった??!仲直りはしたけど、涙が止まらないそうです。本人が話したくないというので深くは聞きませんでしたが、お友達と話し合って、自分の悪いところを認めて謝ってきたんだと思います。仲直りできたのはよかったんだけど、家に帰って安心すると、感情が爆発しちゃったのかな?ケンカした子とはいまだに一緒に遊んでいます。「自分たちで解決してみて?」と言ったときは本当は不安だったのですが、これを機に次女もちょっと成長できたのかなと思います。
2020年06月13日次男が3年生の頃、女子とのケンカの仲裁にはいったことがあります。次男が家に駆けこんできて「女子が木で殴ってくる!」と言うので、「それは危なすぎる!」ということで話を聞きに公園へ。よくよく話を聞いてみると男子が泥団子を投げてきた!スカートが汚れたのに、男子は謝らない。なので怒って、そこらへんの木の棒をひろって殴った(実際に当たったかは不明)ということらしい…。そこは私が両方の意見を聞いて諭して解決したのですが、このあともこういうことは結構ありました。そして去年、次女ちいが2年なったころ…。仲良しのお友達とケンカしたらしい次女。いつもならここで、「何があったの?」「どうしてケンカしたの?」と聞くところですが…子どもに任せることにしてみました。なぜ任せようかと思ったか。それはケンカした子が普段から仲良しだから、話し合いをすれば解決できると思ったんです。もしダメなら改めて私が話を聞けばいいし、ともかく「まず2人で話し合ってみて?」と提案してみました。さて、どうなるか…? 後編へつづきます。
2020年05月30日公園や児童館などの子どもが集まる場所に行くと、起こりがちな子ども同士のケンカ。その時によく見かけるのは、すぐにママが仲裁に入り、自分の子どもに「ごめんなさい」と言わせて解決する姿。元保育士の私としては、「ああ~!もったいない!」と思ってしまいます。ケンカは子どもにとって成長のチャンスなのです。そこで今回は、保育の現場でやっている、子ども同士のケンカの時、「ごめんなさい」を言わせるより大切なことをお伝えします。ケンカは成長のチャンスケンカは、人に思いを伝えた結果、ぶつかってしまうから起こります。思いを伝えることは、人と関わっていく中で必要なことですよね。たくさんケンカをすることで、ぶつかった時どのように解決するか、引き出しがどんどん増えていくのです。また、どんな伝え方をすればケンカにならないかということも、少しずつ学んでいきます。ケンカをして仲直りする経験を積み重ねていくと、コミュニケーションが上手になり、人と関わることが好きになります。そのため保育の現場で先生は、ケンカは成長の機会ととらえて対応しています。子どもの気持ちを代弁しようまだ言葉の話せない年齢の子どもは相手を叩いたり、大声をあげたりしてケンカになることが多々あります。物の取り合い、自分の行きたい所にいたからなど、大人にとっては些細なことでも、子どもにとっては大きなこと。うまく言葉にできないためケンカに発展します。その時になにより大切なのは、大人が子どもの気持ちを代弁することなのです。オモチャの取り合いでケンカになり叩いてしまった場合、「これが欲しかったのね」「ひっぱられて嫌だったね」など、まずは子どもの気持ちを汲み取り代弁します。子どもは、気持ちを理解してもらえて落ち着くとともに、自分の気持ちを伝える言葉を知ることができます。その上で「次は、貸してって言ってみよう」など方法を伝えるとよいです。代弁することをせず、「叩いてはダメ」と教えたり、「ごめんね」を言うことだけを教えても、子どもは解決方法を学べず、同じことを繰り返してしまいます。自分たちで仲直りできるようにしよう言葉が話せる年齢になったら、ケンカになった時、なるべく自分たちで仲直りするようにサポートしてあげましょう。言葉で相手に気持ちが伝えられるようになっても、やりたい事が一緒で「これぼくの!」「わたしが先!」とケンカになることがあります。このようなケンカは、ケガに繋がらないように気をつけながら見守りましょう。ケンカをしながら、言葉で相手を説得したり、お互いに納得する方法を考えたりと、たくさんのことを学びます。子どもだけでは解決方法が見つからない時は、大人の出番。「順番にするのはどう?」「〇分になったら交代は?」など提案してあげましょう。ケンカがヒートアップして泣いたり暴れたりしてしまう時には、「いやだったね」と共感して、気持ちを整理してあげると落ち着きます。平等だけが解決策じゃない子どもたちが話し合ってお互い納得した方法は、大人から見ると平等でないことは多々あります。例えば、2人の子どもが10個のカラーボールのオモチャを取り合ってケンカをして、最終的に1人の子は8個。もう1人は2個になったとします。大人は半分の5個ずつ分けたくなってしまいますが、子どもが納得しているならば、口出しは不要です。カラーボールの数が少なくても「赤いボールさえもらえれば、2つでもいい」と取り引きをしていたりします。今回は相手に多くゆずると自分で決めた場合もあるでしょう。自分の欲求と相手の欲求の折り合いをつけて納得しているのです。またお互いすごく怒っていたのに、いつのまにかその内容を忘れて、ケロっと仲直りしていることもありますよね。特に問題解決しているように見えなくても、ケンカした相手とまた笑いあえるのも、とてもよい経験。ケンカの際大切なのは、「ごめんなさい」を言って終わりにしたり、平等に解決することではなく、お互いが納得することです。子どものケンカ、前向きに見守ろう子ども同士のケンカの時に大人がすべきことは、子どもの気持ちを代弁すること、また子ども同士で仲直りできるよう見守りサポートすること。私は、保育士として勤務をしている時もそうでしたが、今はわが子が友達とケンカを始めると、「がんばれ、がんばれ」と思いながら見守っています。相手の子にケガをさせないか神経をつかうこともありますが、ママの出番は最小限に。そして仲直りのあとには「よく言えたね」「いい考えだね」と、どちらの子も誉めることも。「ごめんなさい」の言葉は、悪かったと思った時には、自分から心を込めて言えると理想だなと思っています。ケンカはお互いにとって成長につながる経験になるので、すぐに止めてしまうのはもったいない!これからも前向きに柔軟に見守っていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年04月20日あんふぁんWebのアンケートで「子ども同士のトラブル」について聞いたところ、多かったのが「たたく、噛みつく、ひっかく」などのトラブル。特に3歳〜6歳の園児同士に多いようです。「園でのできごとだと、直接その様子を見ていないため状況が分かりにくい」「幼い子どもたちのトラブルに、どこまで親が関与すべきかがわからない」という声とともに、「トラブルがあったときに相手の保護者ときちんと話ができると解決するのが早い」という声も。子どもの話に耳を傾けて寄り添いつつ、園の先生や相手の保護者とどう連携をとるかが重要ですね。今回は7つのトラブルとそれぞれの対応を紹介します。毎日たたかれ、押されて、泣いていた・どんなトラブル?息子が年少のころ、3月生まれで体が小さかったためにターゲットにされていたのか、まだ言葉があまり出ない友達に、毎日のようにたたかれたり、ひっかかれたり、押されたりしていました。園では毎日泣いていたようです。・どう対応しましたか?毎日、幼稚園の先生から連絡があり、どのようなことがあったのか報告を受けていました。園全体で問題を認識し、対応してくださっていたので、夫と話し合い、園にお任せするということを決めました。相手の園児の名前は明かされませんでした。・親として感じたことはトラブルが起こって、自分の子どもが一方的に傷をつくって帰ってきたときに、親としてどう対応することが正しいのかわからず、すごく悩みました。幼稚園の先生方は、本当に真摯に対応してくださっていたので、とても助かりました。結局、時間がたって、ターゲットが変わったり、年中になって、その子自身が言葉をしっかり話せるようになると問題行動はなくなりました。(ちい/子ども3歳)お昼寝のときにいつも顔をたたかれる・どんなトラブル?幼稚園に入って間もないころ、いつも楽しそうに帰宅していたのに、ある日からすごくションボリしだしました。粘り強く、ワケを聞き出してみると、友達がお昼寝の時に近寄ってきて、毎回、顔をたたかれていたそうです。・どう対応しましたか?担任の先生に、息子が話してくれたことを相談しました。先生は「今後は2人のお昼寝の場所を離して、そのようなことが起こっていないか注意深く見守ります」と言ってくださいました。それからしばらくは補助の先生が息子の隣についてくださったので、安心して通えるようになりました。・親として感じたことはいろいろな性格の子どもがいるので、日々トラブルがあるのは仕方がないと思います。自分の子どもの様子に気づいてあげられるようにしないとなと思いました。(ぽこぽこ/子ども3歳)何度もほおに噛みつかれた・どんなトラブル?物を拾ってあげようとした息子。取られたと勘違いした子が、息子のほおに噛みついたようです。次の日も同じことが。乱暴な子どもなので、先生も手におえず。その子のお母さんも困っているようだったので、とりあえずは子どもたちの様子を見守ることにしました。・どう対応しましたか?何度もやられていましたが、楽しいから一緒にいてケンカになることが分かり、今はあまり口出ししたり、心配しないようにしています。男の子なのでということもありますが。・親として感じたことは?子ども同士でなんとかできる場合は多くないけれど、本人が気持ちの整理ができていれば、母親ほど尾を引く話ではないんだなと思いました。(あい/子ども4歳)年上の子から理由なく叩かれる・どんなトラブル?年少の夏休みのこと。預かり保育中に、毎日、年長さんから、理由なくたたかれたり、仲間外れにされることがありました。本人が朝から「今日は幼稚園に行きたくない」というので、話を聞いて知りました。・どう対応しましたか?預かり保育担当の先生にその件を話して、気をつけて娘の様子を見てほしいと伝えました。そして、その年長さんに先生から注意をしてもらいましたが、一向に状況が変わらないので、直接その子のママを待ち伏せしてお話ししました。そのママは理解のある人でしたので、すぐ対処してくれて和解。今はその子が卒園しても、そのママとラインをしたり遊んだりするくらい仲良くなりました。・親として感じたことは?親同士が仲が良いと、こういったトラブルは少ないのかなと思いました。(とど/子ども3歳)ラグビーごっこでタックルされ、壁に激突・どんなトラブル?ラグビーが流行っていたときのこと。友達に後ろからタックルされて、壁に激突。息子の額が紫になって帰ってきました。・どう対応しましたか?担任の先生から電話がきて、状況を聞きました。しかし後日、タックルした子のお母さんに会っても何も言われず、モヤモヤしたままです。・親として感じたことは子ども同士はすぐ仲直りしますが、親がどこまで介入するか、いつも悩みます。(杏奏ママ/子ども6歳)ちょっかいを出されるのがイヤで登園を渋る・どんなトラブル?同じクラスの男の子にちょっかいを出され、それがイヤで幼稚園を休むようになりました。その子はほかの子にも同じようなことをしていたようです。本人が「〇〇くんにたたかれた」「髪の毛を引っ張られた」と言ったので、その詳しく話を聞いて分かりました。・どう対応しましたか?クラス担任の先生に相談して、子どものことをもっと見てほしいと伝えました。子どもにも「イヤなことがあったり、イヤなことをされたら先生が助けてくれるから大丈夫だよ」と伝えました。今でもその子はちょっかいを出してくると言っていますが、子ども自身も対処の仕方を学んでいるようで、登園してくれています。・親として感じたことはまだ年少なので、いやがらせやいじめのようなものではないと思っています。親がどこまで首を突っ込んでいいのか、線引きが難しいなと感じました。(める/子ども5歳)ひっかいたり、暴言を吐かれる・どんなトラブル?クラスで意地悪をする女の子が1人います。娘だけではないのですが、いろいろな子に対して、いきなりひっかいたり、暴言を吐いたりすることが多々あるようです。娘が「〇〇ちゃんからこんなことされた」と報告してくることが多くなり、気にしているようでした。・どう対応しましたか?担任の先生に状況を伝えると、ほかの保護者からも同じような意見やクレームがあると言われました。先生も状況は把握しているので、その都度見守ったり、中に入って対処しているとのことで安心しました。娘に対しては「〇〇ちゃんは、お友達に優しくする方法がまだわからないんだって。あなたは悪くないから、気にしなくていいよ。何かあったら先生にすぐ言ってね」と話しました。今でも意地悪されることはありますが、娘も対処方法を身につけつつあり、それほど気にしないようになりました。・親として感じたことは園でのトラブルに親が介入するのは難しいので、まずは先生に相談して、一緒に対処方法を考えるのがよいと思いました。そのうえで、娘にも状況や対処方法をきちんと説明すれば、落ち着いて対応できるようになるということを学びました。(める/子ども5歳)<あんふぁんWeb編集部>※2019年12月25日~2020年1月15日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:150件
2020年02月18日みなさんは「アクティブ・ラーニング」という言葉を聞いたことがありますか。小学校で2020年から実施される「新学習指導要領」の中にも、このアクティブ・ラーニング(主体的、対話的で深い学び)が大きな目玉として取り上げられています。これまで小学校の授業では、先生が生徒へ説明することが中心の「受動的」な授業が一般的でした。これに対し、「アクティブ・ラーニング」では、生徒同士が話し合い、教え合い、「能動的」に学ぶことができる授業を行います。小学4年生の息子が通うクラスでは、この「アクティブ・ラーニング」が『学び合い』という形で、2学期のスタートと同時に取り入れられました。『学び合い』とは「アクティブ・ラーニング」の代名詞と言われ、上越教育大学教授の西川純先生の提唱する学校教育のあり方で、全国的に広がりを見せているとのこと。幼稚園ママやパパはまだ先の話と思っている人も多いと思いますが、1年生からこの『学び合い』を取り入れている小学校も多くあるようです。今回は息子の担任の先生にお話を聴きながら、私から見た息子の変化を含め、この『学び合い』を紹介します。具体的に『学び合い』って何をするの?『学び合い』は、子ども同士で教え合い、学び合い、自発的に学習していく授業スタイルです。算数であれば、先生が授業の最初の5分間で生徒に課題を与え、クラス全員がその課題を授業時間内に達成することを伝えます。子どもたちは、まず自分で問題を解いたあとに、立ち歩き、できた子どもがわからない子に教えに行ったり、わからない子ができる子に聞きに行ったりします。そうして、子ども同士でたくさんコミュニケーションをとりながら、「クラス全員が課題を達成する」ことを目指します。ここで一番大切なのは「一人も見捨てない」ということ。息子のクラスにも「一人も見捨てない」と大きくポスターが掲げてあります。本当に子ども同士で勉強が理解できるの?『学び合い』が始まってすぐ、息子が「学び合いのときは参観自由だから見に来て!」と言うので、実際の算数の授業をのぞいてみました。そこには生き生きと互いに教えあう子どもたちの姿があり、話をしているのを聞いていると大人よりもずっとわかりやすく説明していることがわかります。問題がわからない子どもの周りには数人の子どもたちが集まり、1人の子の説明がむずかしければ、他の子が説明するといった感じで、わかるまで入れ替わり立ち替わり教えていました。担任の先生いわく、この『学び合い』を始めてからわずか2週間ほどで、クラスにさまざまな変化が見えてきたそうです。・子どもたちのやる気が変わる!子どもたちは「誰かに教えたい」という意欲が強く、次の日の単元の予習をしてくるようになったとのことです。中には「友だちと一緒に課題を達成したい」という思いから、その友だち専用のわかりやすい説明を考えてくる子も。・子どもたちの人間関係が変わる!『学び合い』ではクラス全員で課題を達成することを目指すので、クラスの結束が強くなります。子ども同士のトラブルがあっても、自分たちで解決できるようになったとのこと。・子どもたちの成績が変わる!当初は算数のみ取り入れられていた『学び合い』ですが、その算数のテストの平均点がぐっとあがったとのこと。わからないままに先生の説明を聞くよりも、わかるまで友だちに聞くほうがずっと効率的なようです。もちろん、『学び合い』にはプラス面だけではなく、「先に終わった子がつい遊んでしまう」「特定の子には教えに行かない」など、学校やクラスの雰囲気によっては課題となる部分もあるそうです。しかし、息子のクラスではそのようなことがなく、『学び合い』が好きな子どもたちだったので、その効果がでるのも早かったのではとのことでした。『学び合い』で、息子にも変化が今まで与えられた宿題をこなすことだけで精一杯だった息子は、『学び合い』が始まってから、予習をするようになりました。予習をしていけば、クラスの友だちにすぐに教えられるからとのこと。教えたり、教えられたりをする中で、今まで話したことがなかった子とも話すようになり、帰ってくると学校での出来事を楽しそうに話してくれます。二分の一成人式で保護者参加型『学び合い』を体験算数からスタートした『学び合い』は、現在、国語、社会、理科、そして、英語と体育にも取り入れられています。先日行われた二分の一成人式にも保護者参加型の『学び合い』が取り入れられました。子どもたちの将来の夢を聞いて保護者が質問をしたり、「10億円あったら世の中のためにどうやって使う?」というテーマで子どもと大人がグループで輪になり、「えんたくん」と呼ばれる丸い形のダンボールをひざの上にのせ、そこへアイデアを書き込みながら話し合ったり。今まで私が抱いていた「子どものスピーチに親が涙する二分の一成人式」というイメージとはかなり違う、にぎやかで活動的なひとときに、笑顔あふれる会となりました。子どもたち自らが教え合う『学び合い』は知識力だけではなく、多様な社会でお互いを認め合いながら人間力も養うのだと先生のお話を聴いて改めて感じました。これまでと違う授業スタイルを保護者である私たちもポジティブに受け入れて、子どもの成長を見守っていきたいですね。<文・写真:ライター稲井華子>
2020年01月31日あんふぁんWebのアンケートで「子ども同士のトラブル」について聞いたところ、150件の回答が寄せられました。今回は3歳〜中高生までの中で一番書き込みが多かった、小学1年生の子ども同士のトラブルとそれに対する親の対応の6つのケースを紹介します。小学1年生は卒園してまだ1年。子どもの様子をみて話を聞きだしたり、先生へ相談したり、親がどう行動するかが大切ですね。※2019年12月25日~2020年1月15日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:150件いじめ?悪ふざけ?カサが壊れていた・どんなトラブル?カサを1週間で3回も壊してきたことがありました。破けて使えないほどで、さすがに悪ふざけで遊んでいたにしてもケガにつながると思いました。・どう対応しましたか?担任の先生に相談しました。双方の意見(子ども、親の見解)も食い違ってすごく疲れました。本人たちに聞いても、悪ふざけなのかそれともいじめの領域なのかが分からず。そして上級生も一緒だったりしたので、相手の親が先輩ママさんでもあり、すごく精神的に疲れました。・親として感じたことは学校に報告や相談をすることが大事だなと、つくづく思いました。(たか、44歳)荷物を持たされて帰宅した・どんなトラブル?子どもが同じマンションの子に、学校の帰りに荷物を持たされたと言って帰ってきました。いじめではないかと心配しました。・どう対応しましたか?本人がイヤだったと話をしたので、担任の先生に報告しました。本人にもまたされたら言うようにと伝えました。それからはなかったようなので安心しました。・親として感じたことは?イヤなことはイヤだと言うように伝えるのが大事。解決できなければ大人が中にしっかり入りたいと思いました。(みい、40歳)仲間外れにされ、悪口を言われるように・どんなトラブル?同じグループの同級生数人から、突然仲間外れにされたり、悪口を言われるようになった。本人が「学校に行きたくない」と言ってきたので理由を聞いて知った。・どう対応しましたか?担任の先生に連絡帳を通して相談。その日のうちに、本人と同級生を集めて「なぜいじめるのか」を聞きだしてくれたらしく、夕方には担任から電話連絡があった。同級生はいじめというより遊びの延長でからかっている認識だったようだが、それはダメだとしっかり言い聞かせてくれ、問題はなくなった。・親として感じたことは?異変に気づいたら、とにかくすぐ担任の先生に相談すること。悩む時間がムダと思えるほど、早く解決できた。一度相談しておくと、先生も様子を気にしてくださるので、安心できる。(マッキー、41歳)「〇〇ちゃんの方が大事」と言われて・どんなトラブル?「明日友達と遊ぶ約束をした」とうれしそうに話をしていて、翌朝も「今日遊ぶんだ~」と張り切って登校したのですが、泣きながら帰ってきました。しばらく泣きじゃくって落ち着いてから聞くと、「今日は〇〇ちゃんと遊ぶ、〇〇ちゃんの方が大事だから」と言われたそう。・どう対応しましたか?その子と〇〇ちゃんは同じ幼稚園で、以前から仲良しだったよう。娘だけ違う幼稚園だったため「仕方ないよ、幼稚園からのお友達なんだし、あなたもこれから一緒に仲良くなっていけば大丈夫」となぐさめました。 次の日には元気に登校し、その子とも今では他の子も交えて公園で仲良く遊んでいます。・親として感じたことはまだ小学1年生だったので、すぐ立ち直ってよかったです。親が思うより子ども同士で解決することもあるので、見守ることも大事だと思いました。ただ高学年になると簡単には解決できないことも増えるので、親としての見極めを誤らないよう気をつけていきたいと思います。(あゆママ、45歳)違うルートで下校しようと誘われる・どんなトラブル?帰りが遅いので理由を聞いたところ、新しく友達になった子が、「登下校コースではない道を帰ろう」と言っていたみたいで、知らない人の敷地にも勝手に入っていたことが分かりました。わが子には「それはダメだよ」と言い聞かせたのですが、友達は聞く耳を持ってくれないようで、何度か私が途中まで迎えに行って、ダメな理由を説明しにいったことがありました。・どう対応しましたか?私もお迎えに行ったりしましたが、なかなか話を聞いてくれないので担任の先生に相談しました。相手のお母さんにもお伝えしてもらうことにしました。・親として感じたことは幼稚園では顔見知りの子がほとんどなので、親もなんとなくわかるけれど、小学校に入ると知らない子も多く、情報が少なくていろいろ大変だなと思いました。(おまみ、33歳)娘とだけ仲良くしないように、まわりに言う・どんなトラブル?仲良くしていた3人組の中、1人だけ仲間外れに。中心の1人が「〇〇ちゃん(娘)と仲良くしたら許さないからね」と言っていたらしく、無視されたりしたようです。・どう対応しましたか?娘本人が担任の先生に相談し、間に入って話をしてもらいました。謝罪されたそうで、一応仲直りはしましたが、2年生になり別のクラスになったこともあり、ほとんど交流はなくなったようです。・親として感じたことは一方的に解決しようとせず、担任の先生に任せた方がいいと思います。性格的に合わない場合などは、自然に離れていくので(似た性格の子で集まりだすので)あまり心配する必要はないのかなと思います。(マム、39歳)<あんふぁんWeb編集部>
2020年01月26日こんにちは、かたくりこです。わが家の姉妹・長女こむぎ(3歳)と次女きなこ(1歳)の日常をお届けする「こむぎときなこ」の第12回です。1歳2カ月を過ぎると次女も少しずつ言葉を理解できるようになり、子ども同士のコミュニケーションもだんだん増えてきました。それはこんな感じです。どこまでわかっているんだか…(笑)と思うことも多いですが、お互いに意思疎通が少しできるようになったことで、一緒に遊べる時間が増えたのはうれしいことです!公園でおっかけっこしたり、一緒に手をつないで散歩をしたり、力を合わせてマグフォーマー(磁石のおもちゃ)を大量に母の髪の毛にぶらさげて遊んだリ、一緒にEテレを見て歌って踊ったり。わたし自身は妹と年がかなり離れているので、年の近い姉妹もいいなぁと思うのでした。
2020年01月20日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、2歳になる子どもとの男同士ならではのおバカ!?なコミュニケーションをお届けします♪息子は保育園に通うようになってから、よく歌を歌うようになりました。「きらきら星」「さんぽ」など定番の曲だけならいいのですが……。 2歳になるとすっかり男の子! 下品な単語が大好きになってきました(笑)。また僕もそれに乗っかり2人で下品な歌のYouTubeを見て、ゲラゲラ笑いながら歌うのがとても楽しい!保育士さんや奥さんがコツコツと健全な童謡を教えてくれるのでとても申し訳ないのですが……、こっそりとこれからも男同士のコミュニケーションを大事にしたいなと思っております。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2019年11月15日子ども同士のやりとり、口を出したことある?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「子ども同士のやりとり、口を出したことある?」と聞いたとこ65.6%が「ある」と回答。そのときの状況とママの気持ちを紹介します。つい口出ししてしまう■ 気の弱い息子は、公園の砂場で自分のスコップやバケツを奪われることが多い。しばらくは様子を見ているけれど、あまりにも返してもらえないと、つい間に入って取り返してしまう私…。本人に頑張ってほしいとは思いつつ。(はるまきさん/36歳)■ 2歳の娘が砂場遊びをしていたら、ほかの子どもに意地悪なことを言われていることがあった。しばらくは娘の反応見ていたけど、うまく遊べず「仲良く遊ぼうね、ちょっと貸してね」と言った。 やっぱり自分の子どもが一番かわいいから。最近は3歳間近になって、自分から話しかけるようになり遊び上手になって、あまり口出ししないようになった。(カシューナッツさん/40歳)■ 息子が公園のブランコに並んでいると、一番前に並んでいる子を押しのけて、ブランコに乗っている子がいることに気づきました。 最初は黙って見ていましたが、あまりに何度も繰り返すので、その子も含めてブランコに並んでいる子ども全員に声掛けしました。 子どもだけで解決できなさそうだと判断したら口を出しています。(ゆさらさん/38歳)■ 息子の年長クラスのリーダー的な女の子は、なぜかいつも自分のお気に入りを数人決めて、ほかの子をハブろうとする。そして、なぜかその子に気に入られようと奮闘する息子(涙)。不憫でついつい「みんなで遊ぼうねー」「●●(息子)も入れてー」と入り込んで仲を取り持とうとしてしまう…。よくないと思いながら。 (めこりんさん/30歳)■ わが家でテレビゲームをするとき、ゲームの順番を決めるときにもめて決まらないときについつい口出してしまう。(かっちさん/33歳)■ 小学校2年生の息子、トラブルになることが多くて…。(母です。さん/52歳)■ できるだけ自分たちで解決してほしいと見守るようにしていますが、明らかにイジワルな振る舞いや相手が悲しむ言動があったときは、その場で話をするようにしています。わが子にもほかの子にも同様に!(らなさん/39歳)■ しばらく様子見て..見守りますが、どちらかが泣き出したら口を出しますね。子ども同士でラチが明かない状態と判断して。相手の親の手前…というのもありますが、相手の子を責める(叱る)ような言い方はしないよう気を遣いますね。でも中には「わが子は悪くない。〇〇ちゃんがそー言うからうちの子もそー言うの!」って。いやいやいやいや。お宅のお子さんの方が先ですけど!と心の中で。(よちままさん/37歳)■ 未就学のうちは仲裁しますね。小1になった上の子はケンカしながらもうまく友達づき合いしているようなので、そっちは口出ししません。(ゲストさん)■ 危ない所までは止めないし、口を出さない。 明らかに危険が伴う事や人として言ってはいけない事「死ね」とか「消えろ」とか。そういう事を言い始めたら口出しします。(うーこさん/37歳)ないしないようにしている■ 時と場合によりますかね。 とりあえず様子見ます。あまりにもエスカレートしそうであれば、さとします。 独り言のようにボソッと、あの言い方好きじゃないんだよなぁ~っとか。(はるはるさん/35歳)■ 今のところガマン(笑)しています。お迎えに行った時や公園遊びの時、ちょっとわんぱくなお友達に叩かれたり押されたりするのを見ることがあり、口を出したいのですが、仲が悪いというわけではなさそうなので、見守り中。モヤモヤすることはあるんですが…。(ねるねるさん/34歳)投票期間/2019年8月22日〜9月4日<あんふぁんWeb編集部>
2019年09月05日子どもが大きくなってくると、少しずつ社会性を身に付けていって子ども同士の関わりが増えていきます。その関わり合いのなかで、ときには子ども同士が喧嘩することもあるでしょう。そんなとき、親としては関与すべきかどうか、するとしてもどこまで関与すればいいのか、悩ましいところです。今回は、子ども同士の喧嘩について考えてみたいと思います。■子どもの同士の喧嘩。「親子で話し合う」が6割アンケートでは、子ども同士の喧嘩にどこまで関与するか聞きました。その結果、「子どもと話し合う」と答えた人が6割となり、子どもと話し合って解決を促している親が多いとがわかりました。また、「学校・園の先生などに話を聞く」、「相手のお子さまや相手の親と話し合う」と答えた人も2割を超えていて、親以外が介入する場合もあるようです。Q.お子さま同士の喧嘩…どこまで関与する?お子さまと話し合う 60.0%学校・園の先生などに話を聞く 22.4%関与しない 8.0%相手のお子さまや相手の親と話し合う 5.4%その他・わからない 4.2%一方、「関与しない」や「その他・わからない」と答えた人はあわせて約12%にとどまり、9割近くの親が何らかの形で子ども同士の喧嘩に関わっているようです。■「まずはわが子の話を聞く」その裏にある親の思いは?6割の親は、まずは子どもと話し合うと回答しました。その思いはどんなところにあるのでしょうか。「口を挟まず、まずはわが子の話をじっくりと聞きます。そして信じてあげること。親子の信頼関係がちゃんと築けていると、子どもは悪い事も含め正直に話してくれます」(千葉県 40代女性)「話を聞くことは大切。ただ、言い分を100%信じたり偏った見方をしたりはしないように心がけています」(千葉県 40代男性)「普段からの子どもの様子を見て少しおかしかったら話しかける。または向こうから話しかけてきたらじっくり聞いてあげる」(茨城県 40代女性)親がまずしていることは、「子どもから事情を聞く」ということ。とくに小さいうちは、「親に自分の気持ちをわかってほしい」という気持ちも強いように感じます。だから気持ちに共感したり、ただ話を聞いてほしいだけということも多いかもしれません。このほか、「“おはよう、ごめんねをセットにすると素直に謝れるよ”などとアドバイスする」、「子ども同士で解決できそうなら首を突っ込まない」という意見もありました。もちろんそれでは解決しないこともあるでしょう。親としては、その話の内容を踏まえて、その次にとる対処の仕方を決めているようです。子どもの話だけを聞くと、「うちの大切な子が…」と、つい守りたくなってしまう気持ちが沸きあがるのはどの親も同じ。ただ、そうなると喧嘩の本質や解決は難しくなってしまうときもありそうです。子どもの話だけを無条件に信じるのではなく、客観的な視点をもつことも親には求められているように思います。ただ、子どもの年齢や性格によっては、子どもから喧嘩の内容を話してくれないことも。普段と様子が違っていたら声をかけるなど、子どもだからと言って無遠慮に聞くのではなく配慮も必要となってくるようです。■「学校に中に入って欲しい」親が期待していること喧嘩になったら、子ども以外に話を聞ける相手として、子どもの通う保育園や幼稚園、そして学校の先生たちがまず頭に浮かびますよね。さらには、当事者である相手の子どもや親と話し合いをするという人もいるようです。まずは喧嘩について園や学校に話を聞くという親たちの声を聞いてみましょう。「子どもの喧嘩に親が入ると、親同士でこじれる。子どもの受け止め方や相手の意見も聞くため先生に中に入ってもらいました。子どもの言い分と相手の言い分は違うことが多いので」(宮崎県 50代女性)「わが子はやられる方で、帰り道にカバンを引っ張られることが続いたので、学校の担任へ連絡をしました。次の日、担任からその子へ注意してくれておさまりました。まだ1年生なので、小さい事でも耳を傾け対処できることはしています」(北海道 40代女性)「息子が幼稚園のとき、3~4人のグループからいじめられていました。ある日顔に大きな傷をして帰ってきました。そこで幼稚園の先生に、『息子も含めて園児たちの行動を良く見てほしい』とお願いに行きました」(千葉県 50代男性)「子どもの話を聞いて、場合によっては先生に報告します。嫌なことを言われてからかわれたのが、本人にとってはとてもつらかったようです。先生方も、すぐに対処してくれて本当に感謝の気持ちで一杯でした」(福島県 40代女性)どの親も、いきなり園や学校へというよりも、事実を把握したあとで学校に事情を聞き、関与の必要があればお願いするという対応をとっているようです。「親が介入することで問題を大きくしてしまうのではないか」、「でも子どもだけでは解決は難しい」といった揺れる思いを抱えた親たちが、園や学校に対応を希望しているという状況がわかります。そのほか、「子どもの話は聞くが、自分に都合の悪いことは言わないし、話も曖昧(あいまい)なので、学校や園に状況を聞く」という声もありました。子どもがまだ幼い場合や、本当のことを言っているかわからない場合に、先生たちの助けを得たいと考える親は多いようです。実際に筆者の小学1年生の長男が、弟と兄弟喧嘩をしたときに自分に都合のいいように嘘をつくことが最近あります。それも成長の証、そうした知恵がついてきたのだなと思います。しかし反面、友だちと喧嘩になったときには注意して様子を見なければと思いました。自分の子どもの言葉を信じたい気持ちはもちろんありますが、「一度先生の意見を聞いてみる」もモヤモヤを抱えたままよりは、ひとつの策として有効かもしれません。■喧嘩した相手の子や親との話し合いで解決するためにはまた、なかには喧嘩相手の子どもやその親と直接話をしたという方もいました。「喧嘩した子同士に話を聞いてから、親としてアドバイスを出してあげる。解決しないときは、お互いに謝らせる」(北海道 40代女性)「子どもは嘘をつくものです、そして素直です。基本的に“喧嘩は両成敗”と思っているので、相手と相手の親も交えてみんなで話をするべきだと思います。 親なら『自分の子どもがされたこと』だけでなく、『してしまったこと』も知っておくべきだと思います」(徳島県 30代女性)「親がすぐに出て行ってもわからないことばかりなので、両方の話を聞いてから考えます! 子ども同士の話し合いも大切だと思うし、仲直りがしたければ話し合いのなかで、素直に“ごめんなさい”と言う言葉が出ると思います。だから見守る気持ちも大事だと思います」(神奈川県 30代女性)多かったのは、「自分の子どもと相手の子どもの両方の意見を聞いて、解決に導く」という声でした。相手の親子との関係によってはそれができない場合もありますが、普段から交流があれば、そうした機会を持つのもひとつの選択肢ですよね。お互いに言い分は違っていても、意見をすりあわせることができていけば、仲直りに向かう道しるべとなるかもしれません。■「子どもの喧嘩は子ども同士で解決」関与しない親たちの思いとは一方、子ども同士の喧嘩には関与しないという親の声も寄せらました。「木の上から立って見ると書いて“親”です。のこのこ木の上から降りて手をかけるような真似はしません。話くらいは聞いてあげます」(埼玉県 40代男性)「子ども同士の喧嘩は、子ども同士で解決させる。それも勉強です。何でもかんでも親がしゃしゃり出て解決しないと困るようじゃ、情けない」(北海道 40代女性)「基本子どもの揉め事には関与しません。『手を出されても、自分から出すことは絶対しない』ということだけ徹底しています」(鹿児島県 30代女性)「子ども同士の喧嘩は、自分たちで解決するようにさせています。大人が関わると話が大きくなったり揉めたりするし、大人にばかり頼ってしまうと困るので。自分で考え解決できる力を身につけてほしいです。その後のフォローはきちんとします」(石川県 40代女性)関与しないという親も、その多くが子どもたちのために、「あえて喧嘩に介入しない」と決めていることがわかります。また、基本的には関与しないが、「内容や年齢、怪我の度合いや相手の親による」という声もありました。けがをしたり、させてしまった場合、相手の親が介入してきた場合などは、対処法を考えるという親もいるようです。また、「子どもの社会が構築されているところに親が出ていくと、子どもが迷惑する」という声も寄せられていて、子ども自身の生きていく道をあえて邪魔しないという考えをもとに、喧嘩の行く末を見守る親の愛情が感じられます。■「いじめ」と「喧嘩」の違いは? 親はどう関わればいいのかさまざまな意見が寄せられた、子どもの喧嘩にどこまで親が介入するかという今回のテーマ、正解はあるのでしょうか。「いじめと喧嘩は別物です。喧嘩や子ども同士のトラブルだったら、まずはわが子の話を聞いて、その上で学校担任へその日のうちに電話して、相手の子にも事情を聞いてくれるようお願いします。いじめだったら逆に最初から親が入らないと解決しません。ただ、いずれにせよ冷静に対応しないと。わが子を信じることも大事ですが、相手の子の話も聞かないで自分の言い分ばかり押し付けてはいけないと思います」(山形県 40代女性)「基本は子どもの話を聞きながら、そっと怒りを鎮めたりアドバイスをしたりして、極力本人が解決できるように後押しですね。話を聞くだけだと、“自分が100%正しくて間違っていなかった”と、思い込んでしまうからです。また、親同士は、普段から話しやすいように顔を合わせたら挨拶をして、雑談できるくらいに心掛けています。これも何かあったときに相談や話し合いをしやすくするためです」(神奈川県 40代女性)「子ども同士の問題は、子ども同士で解決できるようになるのが一番いいと思います。ただ、トラブルがあったときには、わが子以外からも情報を集められるように注意しています。普段から、子どもの友だちや、お母さんたちとも気軽に話せる関係をつくっておくこと、わが子がほかの子に何かしてしまったときには、些細なことでも早めに相手に連絡を取っておくように心がけています。『こんな事があったみたいなんだけど、聞いてる~?』などの事実確認をすることで、双方の情報を共有できたり親同士で子ども同士のやりとりを見守ることができると思います」(北海道 40代女性)ここまで、子どもの喧嘩への親の関わり方について考えてきました。さまざまな声が寄せられていて、同じ親とはいえ、いろいろな価値観が存在しているのだと実感させられます。まずはそうした価値観の多様性を認めたうえで、子ども同士の喧嘩をどう受け止めてあげればいいのか考える必要性がありそうです。また、喧嘩に関与する場合には、「喧嘩の当事者はあくまでも子どもたち」というスタンスを持つことが必要ということがアンケートのコメントから伺えます。子どもがどう解決してほしいと願っているのか、また親が出る場面なのかなどは、慎重に見定めることも大切な要素なのかもしれません。ただし、喧嘩といじめはあくまで別物。いじめだったときは、さらに慎重に、でもできるだけ早く、子どもが親の助けを必要としているかどうか、学校に相談に行くかなど見極めないといけないでしょう。子どもたちが今後社会に出ていくとき、意見が異なる人、嫌なことをする人にはきっと出会うでしょう。そんなときにどう解決すればいいのかを子ども時代で学べていることも、大人になって対処するときに役立つと思います。スルーしてやりすごす力、自分の気持ちを言う力など、対応は子どもの個性によっても異なるでしょう。社会に子どもを送り出すために何ができるかは、親としても大事な課題となりそうですね。どのレベルであれば親は関与した方がいい、もしくはそもそも介入するべきなのかは、はっきりとした答えは導き出せないのだろうと思います。でも喧嘩になる、ならないといった状態の前から、子どもに寄り添うこと、何かあったときは相談体制が取れるということを感じていてもらうことが、普段から親にできることなのかもしれませんね。Q.お子さま同士の喧嘩…どこまで関与する?アンケート回答数: 10932件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年04月28日子ども関係のPTA活動がキッカケで、不倫が始まってしまうことがあるようです。そこで、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、“保護者同士の危ないLINE”というテーマで、経験者に話を聞いてきました。文・並木まき1:「会議のあとにホテルへ…」「不倫関係にある彼とは、PTAの集まりがある日には必ず、会議のあとに待ち合わせをしてホテルに行っています。私たちの場合は、子ども同士は性別も年齢も異なり顔も知らないようなので、そんなに罪悪感はないですね。PTAの会議はお世辞にも楽しいとは言えないので、いつも会議中にLINEで『今日はどこのホテル行く?』『隣の駅のあそこがいいんじゃない?』といったやり取りをしています。お互いの配偶者にバッタリ会ってしまったら大変なので、その日のそれぞれのパートナーの予定もLINEで確認。『今日はうちのカミさんは、都内に出てるからどこでも大丈夫』『うちの夫は大宮営業所に寄るって言ってたから、大宮はNG』などとLINEし合っていますよ~」(38歳女性/画廊勤務)PTAの会合のついでに、逢瀬を楽しむ不倫パターン。その日のお互いの配偶者の予定も確認し合うなど、用意周到ですね……。子どもがその事実を知ってしまったら、とても悲しむでしょう。2:「うちの子に見られたかも~(笑)」「今、付き合っている女性は、下の子と同じ学校に通っている子のママ。PTA同士の不倫ってやつです。もう付き合いは結構長くて、2年目になりました。最初のうちは『子どもに、ばったり会わないように』とか『家族と鉢合わせないように』とか、細心の注意を払ってデートしていましたが、最近はわりとオープンに。そうしたら、先月ついに彼女から『ヤバイ! 今日、うちの子に見られてたかも!』とLINEが届きました。その日は、ホテルには行かなかったのですが、お互いの子どものものを買いに一緒に出掛けていました。夕食のときに『今日、ママ、パパじゃない人とA駅のショッピングモールにいなかった?』と聞かれたそうです。僕たちはその場所で買い物していたので、きっと見られていたのでしょうね。ご主人もその食卓にいたそうで、必死にごまかしたとのことでしたが、もう少し気をつけないといけないなと反省しました」(44歳男性/会社経営)不倫期間が長くなると、気が緩んでしまいがち。しかし“子どもが同じ公立学校に通っている”という繋がりで知り合ったとなると、双方の家族の行動範囲も被りそう。いつどこで目撃されても不思議ではありません……。3:「なんで××ちゃんのママがいたの?」「PTA活動で知り合った男性とW不倫をしています。最初のうちはホテルで会っていましたが、お金がかかるので最近は互いの家を行き来するようになりました。仮に、お互いの配偶者に見つかっても、『家でPTAの打ち合わせ』って言えば怪しまれないかなって思っています。でも、この前わたしが彼の家に行った日に、彼の娘さんが普段より早く帰ってきて、帰り際に鉢合わせちゃったんですよね。案の定、娘さんは不審に思ったらしく、後で彼から『なんで××ちゃんんママが家にいたの?って娘に聞かれた』とLINEがきました。娘同士も以前同じクラスだったこともあって、今でもそれなりに仲が良いようなので、もうちょっと警戒しながら付き合わないとマズイかなって思いました」(39歳女性/パート)ホテルで会うのはお金がかかるものですが、だからと言って互いの自宅を行き来するとはなんとも大胆です。「PTAの打ち合わせ」という言い訳がどこまで通用するのか分かりませんが、子どもに不審に思われる行動は親として慎むべきですよね……。PTA活動での出会いをきっかけに、道ならぬ関係に足を踏み入れてしまう男女は後を絶ちません。子どもの学校関係の縁でそんな関係になるなんて「子どもが可哀想」と感じた方も、少なくないのではないでしょうか?(C) Dima Sidelnikov / shutterstock(C) Ivanko80 / shutterstock(C) ProStockStudio / shutterstock
2019年01月02日子ども同士のトラブルが起こった時、親はどこまで介入すべきなのでしょうか? 親として子どもをきちんと監督すべきという責任感や、子どもの自主性を尊重して見守りたいという思い、さまざまな思いに揺れ親は悩みます。また、関心の薄い親から何でも介入する親まで、そのスタンスは家庭によってさまざま。トラブルになった相手の親とこの温度差が激しいと、面倒なことになる危険性も。子ども同士のトラブルに親はどう向き合っていけばいいのか? 実際に、筆者の身近で起きたトラブルをもとに考えてみました。■子どものトラブル「幼児期は親のフォローも必要」でも…昔から、よく「子どものケンカに、親は口を出すな」などと言われてきました。筆者も、基本的にはこの意見に賛成です。身体的な暴力や物を盗まれたり壊されたり、また、一方的な力関係でいじめのような状況になっている場合を除いては、「子ども同士のトラブルは、子ども同士で解決」してほしいと思っています。小学校低学年くらいになるまでに、ある程度のトラブルは、子ども自身が自分で考えて解決する力を育んでいてほしいもの。個人的には、親は子どもの話を聞いて一緒に考えたり、安心できる場所を作ったり、後方で心の支援をしたいと考えています。ただ、意思疎通がまだ未熟な幼児期は、ある程度、親が状況を整理して、子ども自身や相手の感情を理解して伝えるお手伝いが必要なことも。私の周囲でも、「オモチャの取り合いですぐ手がでる乱暴な子がいて困っている。でも、そのママはいつもたいして叱らず…。もうちょっとフォローするべきでは?」とか「公園の遊具で順番を守らず割り込む子。でも、ママらしき人はベンチでスマホに夢中でイライラ」といった声をよく耳にします。しかし、そういった子ども同士のトラブルに、親が間違った方法で介入してしまい、とんでもなくこじれちゃったケースも。実際に、筆者の友人の幼稚園で起きたトラブル話をご紹介しましょう。■子どものトラブル「親子で大の仲良しだったはずなのに…」友人Aは同じ幼稚園に通うBと、子ども同士が仲良しだったことからママ同士も仲良くなり、休日に親子で一緒に出かけるほどの間柄でした。ですが、年長になった頃、Aの子はほかの子とも仲良くなり、Bの子とはだんだん遊ぶ機会が少なくなっていったそうです。そんなある日、Bの子が「〇〇ちゃん(=Aの子)が一緒に遊んでくれない」とお母さんに泣きついたそう。以来、毎晩、過呼吸になるほど激しい泣きの訴えが続きました。心配したBはAに「○○ちゃんから『一緒に遊ばない』と言われたそうだけど…」とSNSを通して相談しました。ただし、過呼吸になるほどとは伝えませんでした。Aが子どもに確認すると、確かに「今日は別の子と遊ぶ約束をしたから、◎◎ちゃん(=Bの子)とは遊ばない」と言ったそう。ですが、毎日のことではないようだったし、お迎え時など見ても2人の間に変わった様子はなかったので、「きっと一時的なことだろうから少し見守ろう」とBに返信しました。この返事に、納得できなかったのがB。ことの深刻さをAに伝えようと、子どもが毎晩過呼吸になるほど泣いていることや、Aの子から以前言われたひどい言葉などをSNSでAへ送ってきたそうです。Aはビックリして再度、わが子に確認。しかし、子どもは「そんなことは言っていない」とのことで話はかみ合いません。真相を確かめようと、その後もBとSNSでやりとりを続けましたが、関係は悪化の一途をたどるのでした。さらに、AとB、それぞれが仲の良いほかの親を巻き込んで、クラスは険悪な雰囲気に。事態を知った園が緊急保護者会を開いたそうですが、結局うやむやなままに終わったそうです。Aは、この付き合いが今後も続くのが耐えられず、小学校就学前に違う学区へ引っ越したそうです。親同士は仲たがいをしたままでしたが、子ども同士はこの騒動から間もなく、なにごともなかったかのように園ではまた仲良しに戻ったそうです。■子どものトラブル「わが子の言い分だけを鵜呑みにしない」子ども同士の一時のケンカ(?)で、親同士の関係が完全に破綻してしまったという話でしたが、どうしてここまでこじれてしまったのでしょうか?その原因の一つに、SNSでのやりとりがあったように思います。SNSは手軽な分、感情のまま送ってしまいがちですし、書き方によっては誤解を生みやすいもの。また、タイムラグによる書き手と読み手の温度差も生じやすく、トラブル時のコミュニケーションにはあまり向かないように思います。AとBはもともと信頼関係がある間柄だったので、もっと初期に顔と顔を合わせてきちんと状況を話し合っておけば、ここまで関係は悪化しなかったように思えてなりません。また、筆者は小学校(低学年)の保護者会で、担任の先生からこんな話を聞いたことがあります。「これからは子ども同士のトラブルも増え、複雑になりますが、自分の子どもの言い分だけを鵜呑みにしないでください。子どもは自分に都合の良いことしか言わない傾向があります。トラブルがあった時は、まず冷静に。一方向からではなく、さまざまな角度から正しい情報収集をしてください」トラブルがあった時、ついわが子かわいさで、相手の子憎しの気持ちが先行してしまいがちですが、まずは落ち着いて多方面から情報を集め、状況を正しく把握することが大事とのこと。先の例も、早期に園の先生に相談して介入してもらい、園での様子を観察&対応してもらっていれば違う結果になったかもしれません。■子どものトラブル「おばあちゃんの一言でスカッと解決」子ども同士のトラブルに親が過剰に介入して、スカッと解決する話はあまり聞いたことがありません。でも、親から見て、子ども同士で解決できそうにない場合は放置するわけにもいきませんし、どうかかわればいいのでしょうか? 最後に、友人の母の粋なトラブル対応話をご紹介しましょう。娘(小学校低学年)の公開授業を見学しようと、母(娘にとって祖母)と一緒に学校を訪れた友人。体育のリレーで転んでしまった娘に、ある男の子が「お前のせいで負けた」とけったところを目撃したそうです。友人は、先生に目線で助けを求めたものの、ほかの作業中でまったく気づいてもらえず…。その時、祖母がすっとその男の子のところに行きました。そして、「今、△△(娘)のこと、けったやろ?」と聞きました。男の子は「けってない」と嘘をつきましたが、母はひるみません。「いんや、おばあちゃん、ちゃーんと見てたで。あんたがけってたの、この目で見たで」。男の子は下を向いたまま、ずっと無言です。すると、祖母はふっとやさしい顔に戻り、「おばあちゃん、これからもちゃーんと見てるからな。これからも△△と仲良くしてやな」とだけ言って戻ってきました。過剰な介入はしないけれど、乱暴な行為は見過ごさず、ちゃんと釘はさす。そして、常に親(祖母?)の目が光っていることを、ちゃんと子どもたちに知らしめておく。ダメなことはダメと伝えつつ、わが子はもちろん、相手の子にも愛情あふれた対応をしたおばあちゃん。この粋な対応は、まさにスカッとした話ですね。
2018年09月11日子どもがお友だちと遊ぶようになると、必ずあるのがおもちゃの取合い。子ども同士の問題だから、なるべくは子どもだけで解決するのが理想だとわかっていても、なかなかそうはいかないことも。パパママ世代に調査したところ、見守るか間に入るかは、子どものケンカの内容ではなく別のところにポイントがあるようでした。Q.子どもがおもちゃを取り合い! どう対処する?1.何もしない 19.1%2.自分の子に譲るように言い聞かせる 22.5%3.他のおもちゃを提案する 41.3% 4.その他 17.1%他のおもちゃを提案するという人が41.3%ともっとも多い結果となりました。自分の子に譲るように言い聞かせるという人と、何もしない人はほぼ同数。相手の親のタイプによって対応を変えるという意見もありました。■ある程度までは見守ることで経験にさせるおもちゃを取られて悔しい思いをすることも、おもちゃを取って相手が泣いたりすることも経験してみなければわからないこと。親が口出しをするのは、手を出したりしたときという声が多くありました。兄弟間や仲の良いママ友とお友だちであれば、こうした対応がベターなのかもしれません。「ある程度までほっておきます。ここはと思うようなときには、子どものお互いの意見を聞いて解決するようにしていました」(神奈川県 40代女性)「しばらく放置しますが、血がでそうなら止めに入ります(笑)。ケンカは小さいうちに経験したほうがいいと思うので」(滋賀県 50代女性)「親が無理やり何とかすることだけは避けたい」(東京都 40代女性)「大人の都合で、その場の雰囲気で揉めないようにと介入するのは、子どもに不満が残ってしまうと思います」(大阪府 40代女性)「ケンカすることで社会性が身につくそうなので、あえて止めません。手が出るなら止めます」(埼玉県 30代女性)「手が出るようなら注意するけど、おもちゃの取り合いも小さいときに経験しておきたい大事なことだと思います。自分が取って相手が遊べなくなったり、自分が取られて嫌な思いをするのも勉強だと思います」(神奈川県 30代女性)「毎回大人が介入して解決していると、子ども同士で解決できなくなるので、なるべく静観でした。うまく解決できたり、自分から譲ってあげられたときには褒めていました」(神奈川県 50代女性)■親のタイプによっては子どもに我慢させることもあまり知らない親とその子どもの場合には、そうもいかないのが現実。やはり、ここは引いておくべきと思ったときには、子どもには悪いと思いつつも言い聞かせて未然に防ぐ方法を選ぶこともあるようです。子どものおもちゃの取合いは親と親の関係にかかっているのかも。「めんどくさいので相手のお母さんのタイプにより、その都度臨機応変に対処していました。我が家は兄弟ゲンカをしながら譲り合いを学べていましたが、一人っ子だとそれがなくお母さんもすぐ仲裁に入ろうとするので、そういう時には揉める前に止めました」(神奈川県 40代女性)「よその子とは何度か取り合いしましたが、相手の親のタイプによって対応を変えました」(岩手県 40代女性)「姉妹の場合はほっておく。外ではだいたいお友だちにも貸してあげよっか~と言います。外で他の子に泣かれたりするとめんどくさいっていうのが正直なところです」(鹿児島県 40代女性)「いろんなパターンがありましたね。多いのは自分の子どもに我慢させたことかなぁ。他人ともめたくないので、そうしていましたが、周りも同じように考えてくれる方が多かったので、譲られることも多かった気がします」(静岡県 40代男性)■どうにもならないときにはおもちゃを取り上げ!順番で使う、別のおもちゃで遊ぶ、みんなで遊ぶ。この3つの提案でも無理なときには、そのおもちゃ自体を取り上げるという人がいました。これは効果的な手法かも! 遊びたかったおもちゃがなくなったことで、子どもたちも少しは冷静さを戻せるかもしれませんね。「仲良く遊べないなら、私が取り上げて遊んじゃう! そうすると面白がって仲良く遊び始めました」(千葉県 40代女性)「おもちゃの取り合いが始まったら、他のおもちゃで遊べないか提案して、ダメなら取り上げてしまいます。取り上げないと冷静にならないので。年が離れていても、下がムキになると上も同じくらいヒートアップするので」(千葉県 30代女性)Q.子どもがおもちゃを取り合い!どう対処する?アンケート回答数:5094件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年09月11日子どもが赤ちゃんのとき、基本的に気の合うママ同士が集まって、「ママ友」としてお付き合いをしていたと思います。子どもの友達付き合いは、大人同士のお付き合いの延長にありました。しかし、幼稚園での友達付き合いは、子どもが主体になります。ここでママ同士が「ママ友」として連携が取れていると、子どもの幼稚園生活を円滑に回していきやすくなりますよ!ママ同士助け合える子どもを育てていると、日々の生活は小さなトラブルや悩みでいっぱいです。例えば、自分が体調を崩してしまって、幼稚園への送迎ができない。大事な用事があるけれど、延長保育が使えない。子どもの様子が気になるから、経験者のアドバイスが欲しい…。旦那さんやおじいちゃん、おばあちゃんを頼れる環境にある人はいいのですが、そうでない人もたくさんいます。そんなときに頼れるのがママ友。お迎えをお願いしたり、子どもを預かってもらったり、お兄ちゃん、お姉ちゃんのいるママに悩みを聞いてもらえたり…。「頼れる先がある」ということは、子どもを育てる上でとても心強いことです。子どもの様子を知ることができる行事や参観日を除いて、ママたちは基本的に我が子の幼稚園での様子を見ることはできません。けれど、ママ友同士で「いつも家で○○ちゃんと遊んだ話を聞く」「クラスでこんなことが流行っているらしい」「昨日、〇〇君がこれを貸してくれた」のような話ができると、子どもが自分からは話さない幼稚園での様子を知ることができます。幼稚園で何かトラブルになったときも、子どもの様子が耳に入りやすい環境だと対策を取りやすいですよ!情報の共有ができる幼稚園はイベントが多いですし、購入しなければならないものも色々とあります。そういったイレギュラーな状況のとき、幼稚園に問い合わせるほどでもないけれど、誰かに聞いておきたいというようなことがでてきます。例えば、持ち物や集合時間が分からない。持ち帰ってくるべきものがカバンに入っていない。洋服のサイズはどれくらいがベストなのか。任意だと言われたけれど、みんなはどうするのか。こういった些細な「困った」は、気安く聞けるママ友がいれば解決しやすいですね。自分のための「ママ友」から一歩先へ進んだ、子どもたちの楽しい幼稚園生活をサポートする仲間としての、頼れる「ママ友」。そういった関係を築いていけるといいですね。PHOTO/Fotolia
2018年08月30日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「わざとじゃないけど子どもがお友達に怪我を! 親はどうする?」 で、子どもの過失についてのアンケートを実施しました。ケガをさせた側、ケガをさせられた側、どちら側に立ってもケガは嫌なもの。アンケートからは、対応に困った例や、相手や園の対応にモヤモヤしたというママたちの体験談が集まりました。■約80%がケガのトラブルを経験しているみなさんは、自分の子どもが友だちにケガをさせてしまった経験がありますか? もしくは友だちにケガをさせられてしまった経験がありますか?アンケートでは、子どもが友だちにケガをさせてしまったことが「ある」人が79%、逆に「ない」と答えた人は20%でした。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?ある 79%ない 20%その他 1%じつに約80%というとても多い割合で経験しているケガの問題。ケガを完全に防ぐのは不可能なのかもしれません。そうであるのなら、ケガをさせてしまった、させられてしまったときに“どう対応するか”は日ごろから考えておくといいかもしれませんね。■こんなことで子どもの事故が起こりやすいちゅいママさんは、幼い子どもはとくに、「体型からして転びやすいフォルムをしていますし、自分1人で歩いていてもコケちゃうぐらいなので、集団の中にいれば誰かとぶつかったり、転んだり、転ばさせてしまいがち」といいます。アンケートでは、「出会いがしらにぶつかる」など、相手の存在に気づかず起こる事故や、「幼稚園や保育園、公園でなどで遊具を使っているとき」など、予期せず起こった経験談が挙がっていました。息子が走り回っていて、1学年下の子に勢いよく衝突してしまい、相手の子は勢いで、跳ね飛ばされて転倒、後頭部をぶつけてしまったということがあります。起こってしまったことにびっくりして、相手の子が心配で、息子には共感よりも先に「ごめんなさいは!」という言葉が出てしまいました。日頃から室内で遊ぶときは走らないと言うことは伝えていますが、楽しくなってスイッチが入ってしまうと、その言葉もどこかへ行ってしまい、走ることに夢中になってしまいます。相手の子にケガはありませんでした子ども同士の思いもよらない衝突はいつどこで起こっても不思議ではないできごと。とくに子どもは遊びで夢中になると、まわりが見えなくなってしまうので、よりママの注意が必要となってくるのかもしれません。■ケガをさせてしまった場合、どう対応する?わざとじゃなくても、わが子がケガをさせてしまった場合、「どんな対応をすべきか」親は悩むところ。精一杯謝っても、「あとから、あれでよかったのだろうか?と考えてしまう」といった不安の声も多く聞かれました。座っていた娘が立ち上がろうとしたときに、娘の頭がお友だちの顔に勢いよくぶつかってしまいました。お友だちは「大丈夫、大丈夫」と言ってくれましたが、目からは涙…。娘はぶつかっちゃったことと泣かせてしまったことに号泣…。私からお友だちとお母さんに謝り、娘には「わざとじゃなくてもぶつかってしまったら謝る。自分がお友だちの立場だったらどう?」と話をしました。落ち着いたところで本人から「謝りたい~! ごめんね~」と泣きながら謝罪。子ども同士のトラブルは難しいですね…。小2の長男が自分が嫌がるあだ名で呼ばれて、けんかになり、(お友だちが)転んだ弾みで机の角で頭を4針縫うケガを負わせてしいました。先生はクラスのみなにわざとではなく、「皆さんにもおこるかも知れない事故です」、と話をしてくれたそうです。息子本人に経緯を聞いたあと、「どうしたら良いと思う?」と尋ねるとお友だちに謝りたいと…。とりあえず親子で謝罪に伺い、夜父親と再度訪問しご両親に謝罪。息子も謝り、お友だちと握手で仲直りしました。抜糸の日まで、経過を伺う電話を何度かいれました。先生、お友だちのご両親に恵まれたことに感謝しています。子どもが小さい頃、冗談でやり取りした結果ケガをさせたことがあります。私は現場におらず、ケガをさせた日に、子どもから私に報告はありませんでした。翌日相手の母親から「警察に突き出して牢屋に入れる」と言われ、恐怖で泣いて帰ってきたことで事件が発覚しました。すぐにケガをしたお子さんに対してたくさん謝り、母親には土下座しました。子どもには、(親が)目の届かないところでトラブルがあった場合には、すぐに報告するようにも伝えました。そこから私も恐怖心ばかりです。小さい子どもを持った親同士であれば、「お互いさまですよ」と声を掛け合えることが多いと思いますが、相手によってはそうはならないこともあります。「自分の子どもの言っていることをうのみにして、相手を悪者にする親」というトラブルがあったという人も。また親がどこまで介入するのかという問題も発生してきます。親や先生が見ていないところでの事故は、真相が見えづらく、自分の子どもを信じたい気持ちとの間で葛藤が起こります。まずは「双方から話を聞くこと」が大事になってきます。また、子どもは自分の非を隠したがる場合があります。家に帰ってきていつもと様子が違っているときはもちろん、普段から「今日は誰とどんな遊びをしたのか」など、話を聞くようにすることも重要かもしれません。■謝れない子どもはどうすれば?基本的にはケガをさせてしまった場合、謝ることで問題は解決する場合が多いと思います。しかし当事者は小さな子ども。「わざとじゃない」場合は、なかなか謝ることも難しいのではないでしょうか。5歳なのですが、本当に謝れません。悪気はなくても、ふざけていてわざと押したりひっぱったりしているので、100パーセント息子が悪いことが多いのでタチが悪く。謝れないことでこちらとしては本当に申し訳ないし後味も悪いのでついムキになって謝らせようとしてしまいます。親である私の謝る姿で学んでくれれば良いのですが、すでに年長ということもあり悩ましいです。その場で謝れなかった場合には、あとから子どもにその場の状況とお友だちの気持ちを伝えて、謝る必要があることを声かけているという方もいました。また見ていなかった場合には、自分の子にも状況を確認しているとした方も。相手が泣いていたりするとママも動揺して、子どもに「謝りなさい!」なんて怒ってしまったりすることもあるでしょう。でも、そこは落ち着いて、子どもの気持ちに寄り添いながら、話してみることを心がけたいもの。■自分の子がケガをさせられた場合は…?一方、子どもが「ケガをさせられたとき」のエピソード。相手の対応次第で、これからの当事者同士の関係、親の後味もまったく違ってくるようです。悪意がなくケガをさせられたときに、相手の親からきちんとした謝罪があったことで、それを機に仲良くなったというエピソードがある一方で、あとあとまで対応をめぐって悩むケースも。追いかけっこ中、息子が急に方向転換、うしろにいたお友だちはそのまま息子にぶつかり、唇が切れて血が出ていました。相手のお母さんは子どもに「謝りなさい」と言ってくれましたが無言。わざとじゃない、自分も転んで痛いのになんで?っていう気持ちもわかる。息子が急な方向転換したからだし、でも血が出て痛がってる息子。ケガの重症度はいまは別問題なのか。私は息子に走ると危ないことを伝えて口を洗いに行きました。息子にだけ我慢させたかな。どう対応するのが良かったのか、いまでも思い出します。いままさにその渦中です。4歳の息子が自転車に乗っていたときに、隣の家の子が強引に止めたため、転倒し左肘を骨折。救急車で救急外来受診後、入院・手術をしました。術後3ヶ月は膝に釘とワイヤーで固定しなければならず、いまも活動をかなり制限されています。当の本人(隣の子も4歳男児)は謝ってくれません。ご両親から謝罪はありましたが、以降の対応がいまひとつで今後も隣同士付き合っていくと思うと正直しんどい。わざとじゃないのはわかっているけれど、やはりまずは「謝ってほしい」と思うのが、親の本心ではないでしょうか。ケガをさせた子ども本人はまだ小さく、謝れないこともあるかもしれません。子どもに「謝りなさい」と促すだけでなく、相手のママが誠意をこめて代わりに謝ってくれていたら…。ケガをさせられた側のママも自分の対応が合っていたのか、間違っていたのか、いつまでも引きずるような気持ちにならずすんだかもしれません。■“泣いた”ほうが被害者になる?わざとじゃなくても「ケガをさせてしまった」側が謝るは必要なことだと思います。でもケガをさせた側が“泣いて”しまったらどうでしょう? 次にご紹介するのは、本当は「謝られる立場」だったのに「謝る立場」になってしまったという驚きのエピソードです。息子小学2年生の頃、学校で女の子の悪いところを注意したら、手に鉛筆をさされ出血。注意されたことが悔しくて泣いてしまい、何故か息子が謝ったそう。たしかに注意のときの口調は良くなかったようで、謝ったのはえらかったと思ったけど、ケガさせられたのに先生から先に謝るよう言われ、私は納得いきませんでした。本人は気にしていなかったし、今後の学校生活がやりにくくなったら嫌なので、私も何も言いませんでした。自分の子どもがケガをさせられてしまったから相手の子どもに「気をつけようね」と言ったところ、相手の子どもに泣かれてしまい、その場にいなかったお母さんに「子どもが怒られた」と思われてしまったというエピソードも。結局、その家族と疎遠になってしまうという結末に…。その事故が起こった瞬間を見ている人がいなかったり、どちらかが泣いてしまったりすると、“謝るべき立場”が揺らいでしまう可能性があります。その場にいる親なり先生が、双方によく話を聞いて状況を判断しないと、対応次第では、子どもが大人に対して信頼を失うことにもなりかねません。■“ケガをさせた人物がわからない”とモヤモヤが残る!また、今回行ったアンケートには、幼稚園や保育園、小学校のケガ対応に対して“モヤモヤした”というエピソードも多く集まりました。保育園の中でのことなので先生から説明を受ける際には相手のお子さんの名前は言われません。逆にケガをさせてしまった側の親御さんには相手の名前は説明されます。大抵の親御さんは一言謝ってくれますし、こちらも「お互いさまですので〜」と答えて終わりますが、入園したばかりの0歳クラスの頃、息子の頬に園が通院させるか迷うほどのひどい噛み痕が付いて帰ってきたことがあります。そのときは相手が誰なのかわからないままで、モヤモヤしました。保育園で、しょっちゅうお友だちに噛みついているらしいうちの長男(3歳)。でも、イマドキの保育園って、トラブル防止のために相手のこと言わないで、「噛みついた」っていう事柄だけの報告。その前後に何かあるはずだし、長男だって、理由もなしに噛みついたりはしないだろうと思ったり。逆に噛まれることも多々あって…。トラブルをトラブルとして教えてもらえないもどかしさ。昨今は、親同士のトラブルを避けるため、また「ケガは園や学校の責任である」という考えから、相手の名前を言わない決まりになっている施設が多い様子。ケガは親にとってセンシティブな問題なだけに、あとあとまで“モヤっとした気持ち”を引きずってしまうのかもしれません。■“相手に気持ちが伝わったかどうか”が解決に結び付く親や先生が目を離した瞬間におきがちな子ども同士のトラブル。そのトラブルを解決するには、“相手に気持ちが伝わったかどうか”が大きく関係してくるといえそうです。アンケートでも、「まだ小さい子ども同士のトラブルは親の態度、言動で、全然違った終着点になると思います。同じ位の子を持つ親でも、感じ方が違う事もあるので」というママの意見もありました。しかし、そのときに気を付けたいのは、一方的に「ケガをさせた側が悪い」とすること。ケガをさせた側も、した側も、子どもは少なからずショックを受けていることが多くあります。頭ごなしに叱ってしまったり、自分の子どもを悪いと決めつけてしまったりしないで、じっくり子どもの話を聞くことが親子の信頼関係につながるのではないでしょうか。起こった出来事を客観的に子どもに伝えてあげて、どうすればいいのか、子どもに気持ちを聞いてみる。起こった物事と自分の感情を言い表すことは、今回のようなトラブルだけでなく、今後もさまざまな場面で必要になってくるでしょう。普段から家庭でこういった会話を心がけるといいかもしれません。それでもどうしても子どもが謝れない場合は…ママが代わりに謝ることで、相手に気持ちを伝えることが大事だと思います。ちゅいママさんは「今はごめんなさいが言えなくても、私が伝えるべきことを伝えている姿を見せつづければ、成長とともに言えるようになると思います」と言います。わざとじゃないこと、悪気はなかったこと。でも、ケガにつながってしまったら謝るべきだということ。頭でわかっていても、受け入れるまでには時間がかかるのだと思います。いつか「ごめんなさい」が言えたら、大きな成長だと喜びたいですね。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?回答数:128Q.子ども同士のトラブルについて、エピソードを教えてください回答数:45(アンケート集計期間:2018/6/7~2018/6/10)
2018年06月21日