去年の大掃除、そして夏服への衣替え。そんなタイミングで着ない服、着られない服が出てきたら、思い切って捨ててしまうのもいいですが、リフォームやリメイクを考えてみるのはどうでしょうか?今回は、縫製のできるプロのデザイナーやテーラーが、着ない服、着られない服を「もう一度着られる服」にリフォーム・リメイクをしてくれるお店『Salon du reDESIGN Closet.net(サロン・ドゥ・リデザインクローゼット・ドットネット)』で、私が年末の大掃除で見つけた「着ない服」を素敵にリメイクしてもらった話と、リフォーム・リメイクの話をお届けいたします!服のリフォーム・リメイクの上手な頼み方まず、どういう依頼が多いのかを『Salon du reDESIGN Closet.net』の川上さんにうかがいました。川上さん裾上げをはじめとしたちょっとしたリフォームはもちろんですが、思い出の服を再生することも多いです。基本的に当店では断ることはないので、たまにちょっとハードルの高い、というか、チャレンジしがいのあるリメイクの依頼もいただきますよ。ーー川上さんは大学で服飾を学び、某セレクトショップのデザイナーとして活躍の経歴の持ち主で、本当に服が大好きのよう。さらに、リフォーム・リメイクをお店で頼むときに、うまくいくためのコツもお聞きしました。川上さん完成形が決まっている方はそれに合わせて作りますし、もちろん相談しながら一緒に決めていく形でもいいと思います。また、個人的には話しながら作っていくことが好きなので、話しながらいろいろ決めていくのも楽しいです。また、当店では試着室がありますが、試着室がない店舗では、ご自身のお持ちの服のなかで、ジャストサイズなものを持っていくと、試着をせずともサイズに合わせて作ることが可能です。また、いろいろなお店さん、スタッフさんがいらっしゃいますが、自分に似ている感性の方にお願いできると、良いものができあがると思います。ーー穴あきや、裾上げなどで気軽にお願いのできるリフォームと違い、パンツをスカートにしたり、服をバッグにしたりするリメイクは、いくら着ない服、着られない服であってもちょっとハードルの上がる依頼となることが多いと思います。そんなリメイクをお願いするときに、注意をしておいたほうがいいこともお聞きしました。川上さん先ほども言ったように、基本的に当店ではお断りすることはないのですが、リメイクに向いていない生地はあります。例えば、レザーはすでに製品になるときに刺繍がされているケースが多いので、他の素材と組み合わせればうまく無くすことは可能ですが、レザーのままだと穴があいたままになってしまう可能性もありますね。なので、気になる点はしっかりと事前に確認しておいたほうがいいでしょう。以上、一般的なリフォームからリメイクまで、お話を聞いたあとで、私が年末の大掃除で見つけた「着ない服」のリメイクのお願いに。このスカート、めちゃくちゃかわいくてひと目惚れして買ったのですが、後ろが少し長めのアシンメトリーなデザインと、広がりを実現させるためにリッチに使われた布によって、わたしの身長だとスニーカーを履くと後ろはズルズル引いてしまう、そして一日履いていると腰痛になるくらいの重い服だったのです。私の「着ない服」はこのロングスカート!川上さんと相談をしながら決めたのは「長さを少し短くすること」「重さをできる限り軽くすること」の2つ。さらにせっかくなので、アレンジもお願いすることに。その場でいくつかのデザイン案をもらい「丈を全体的に短くすること」「さらに前を思い切って短くしてさらに軽くすること」「短くした部分はアバンギャルドにレースをつけること」が決定。その後、丁寧に進捗を教えてもらいながら待つこと2週間。できあがったということで、取りにいってきました。ちなみに、店舗の雰囲気が違うのは、前回お伺いしたときには銀座にある期間限定のポップアップショップでの営業でしたが、何と4月26日から西武池袋本店婦人服売り場パーソナルオーダーで営業をされているから。この1か月で、めちゃくちゃ規模が大きくなっていて驚きましたが、川上さんはじめやさしいスタッフのみなさんはそのままで安心しました。ほかに、そごう千葉店の店舗にはカフェも始められたそうですよ!リメイク後のスカートは、超かわいくなっていた!そして、待ちに待ったリメイク後のスカートはこんな感じになりました! かわいい! 原色の青と白いレースがかわいいです。そして、着てみると、想像以上に軽い。かなりダイエットさせてくれたのがわかります。川上さん元々のデザインはとてもかわいかったので、ボリュームや立体感はできるだけ残しておきました。フリルの配置には一重から二重、三重と重ねるなどこだわっています。また、このワーカースタイルを強調させてレースとのコントラストをつけるために、裾はあえてダメージっぽくしています。でも、ちゃんと裾加工は施しているので、ほどけませんよ!本当にこだわって作っていただいたようで、無事に「もう一度着られる服」どころか「着たい服」になりました!今回わたしは『Salon du reDESIGN Closet.net』さんでお願いして、素敵なリメイクをしていただきましたが、街のリフォーム・リメイクをしてくれるお店でもきっと良い出会いがあると思うので、もし着ない服、着られない服が出てきたら、まずはリフォームやリメイクを考えて「着たい服」にするのもいいかもしれませんね!Information『Salon du reDESIGN Closet.net』
2018年07月03日これから生まれてくる赤ちゃんの名前は、両親の想いを込めたステキな名前にしたいですよね。しかし、こだわりたい字や音の響きなどがあっても「画数はどうなの?」「キラキラネームになる?」など頭を悩ませるパパやママも多いのではないでしょうか?そこで、子供の名付けについて押さえておきたいポイントなどを紹介します。子供の名付けをする上で知っておきたい基本的なこと妊娠がわかってから、これから生まれる赤ちゃんの名前を考える時間は幸せな時間ですよね。名前を決める時期も、妊娠中に性別がわかってから決めたり、生まれてきてから顔を見て決めたり、名前を決めるタイミングは様々です。しかし、名前を考え始めると、たくさんの候補が出てきて悩む方も多いのではないでしょうか?まずは子供の名付けについて押さえておきたい基本的なことからご紹介します。名付けの基本子供が生まれたら、生後14日以内に役所に出生届を提出しなければなりません。役所では、名前に使える漢字を使っているかや非常識な名前ではないかをチェックします。名前に使えるのは常用漢字と人名用漢字、ひらがなとカタカナです。ただし、使える漢字に制限はありますが読み方には特に制限はないので、使える漢字で好きな読み方をあてることが可能です。子供が将来困るかもしれないキラキラネームなどは熟考を…一度付けた名前は変更することも可能ですが、法律的に煩雑な手続きが必要です。そのため、子供が大きくなった時に苦労しないような名前を考えてみましょう。キラキラネームと言われるような、難しい漢字や当て字、読み方などは、学校や病院など社会に出てからも正しく読んでもらえないケースも考えられます。また最近では就職活動の際にキラキラネームの学生は採用を控えるという企業も…。たとえパパとママの想いが込められた名前であっても、本当にその名前が子供にふさわしい名前であるのかしっかりと話し合いましょう。子供の名付けの方法生まれてくる赤ちゃんの名付けの方法は様々あり、書籍などもたくさん販売されていますよね。子供が生まれる季節などから名前をイメージしたり、パパやママの思い出の場所から、花や木などの植物や空、星などから発想して決めるのもステキです。名前を付ける時には「健康であってほしい」「幸せになってほしい」と、願いを込めることが多いものですよね。子供が大きくなった時に、名前の持つ意味などを知ると喜ばれるでしょう。そこで、名前を付けるために参考になる方法をまとめてみました。姓名判断を活用する子供の名付けで、よく使われる方法に姓名判断があります。姓名判断は、一般的には姓と名前で用いられている字の画数で運勢を占う方法です。ただし、流派によって画数の出し方や計算方法が違い、同じ名前でも結果が異なる場合があります。しかし、画数にこだわりすぎると、本来付けたかった名前の意味と違いがでてくることも。あまり画数にとらわれず、姓名判断は参考程度にすると良いかもしれません。音の響きで決める音の響きは呼びやすさや、その名前の持つイメージにも繋がります。優しい響きや爽やかな響きなど、実際に名前を呼んでみると名前の雰囲気が掴みやすいです。漢字から決める子供の名前を付ける時には、パパやママ、祖父母などの名前の漢字から決めるという方法もあります。先祖代々の家系で用いられている漢字を使うのも良いでしょう。また、好きな漢字や、子供に望む意味のある漢字などから名前を決めていくのも良いですね。漢字の意味や「姓」とのバランスも大事!子供の名前は、いくつも候補がでることが多いものです。その中から、パパやママの願いを込めたステキな名前を選ぶためにも失敗しないコツを紹介します。「姓」とのバランスを考えてみる例えば姓が一文字の場合は、紙に書いてみると一文字の名前ではバランスをとるのが難しいです。実際に書いてみて、全体のバランスと印象を確かめてみましょう。また、漢字一文字の名前は漢字の持つ意味や響きが強調されます。名前の読み方に濁点が多いと発音しにくかったり、聞き取りにくかったりする場合もあるので、声に出して読んでみて音のバランスも確認した方が良いですね。有名人にあやかった名前芸能人やスポーツ選手などにあやかった名前を取り入れるパパやママも多いですね。尊敬する人や歴史上の人物などから名前をイメージすることもあるでしょう。そうした場合には、名前として使用できる漢字かどうかや、その漢字の持つ意味が子供の名前としてふさわしいかどうかを見極めることが大切です。周りに同じ名前がないかどうかを確認するパパやママの想いを込めた名前でも、親戚などで同じ名前の子供がいる場合には同姓同名になってしまうこともあります。親戚に同じ名前の子がいないかなどを確認する意味でも、祖父母にあたる両親などに赤ちゃんの名付けについて相談してみましょう。また、近所に同じ名前の子供がいると、将来的に保育園や幼稚園、学校などで一緒になった時に同じ名前で混乱してしまうことも考えられますので、周囲の子供と被らない名前にしたいなら、そのあたりも考慮するといいでしょう。生まれてくる我が子のためだからこそ、頭を悩ませるのが子供への最初のプレゼントとなる名前です。大きくなったことを想像しながら、願いを込めたステキな名前を決めましょう。
2018年06月23日■生まれ持ったキャラ、というのがある今でも鮮明に思い出す幼稚園のときの記憶があります。お遊戯会の「白雪姫」の配役を決めることになりました。おそらく女子全員の頭に「ひょっとして私がお姫様?」という妄想がよぎったと思います。お姫様に選ばれたのは、まつげが長く目がくりっとした、クラスで一番愛らしい顔立ちの「オガタカオルちゃん」という女の子。誰もが認めるお姫様でした。そして、「白雪姫に毒りんごを食べさせる恐ろしい老婆役」。誰がどう考えてもこれは、身長がずば抜けて高くがっちり体型、色が浅黒く老け顔だった私の役どころでした。周囲の無言の圧を感じておずおずと手をあげたこの頃から、自分自身のセルフイメージが作られ始めた気がしてなりません。何が言いたいかというと、人にはそれぞれ生まれ持ったキャラ=個性があるということです。お姫様キャラになれたことは一度もなかったけれど、なれないものは仕方がありません。その代わりにクールで大人な存在感のオーラを放つ女性を目指そう。中年女になった今でも自分の個性のありようは、当時と少しも変わっていない気がします。■ファッションではキャラかぶりしていいの?例えば合コン。もしも3人の女性のうち、ひとりが美人キャラ、ひとりが天然キャラだとしたら、私は家庭的キャラでいこう。女性は瞬時に察して互いのキャラかぶりを避け、自分の立ち位置を確保しようとします。ところがことファッションになると、とたんにその「住み分け力」があいまいになる方が多い気がしてなりません。「自分がこうありたいというセルフイメージ」より、「安かったから」「雑誌にのっていてみんなが着ているから」「職場で浮かないように」などを優先させてしまうのはなぜ?昼間のオフィス街で、同年代の女性が揃ってパステルカラーのフリルがついた女子アナのような服に身を包んでいるのを見るにつけ、なんだかもったいないなあと感じてしまうのです。ファッションとは、あなたを表す言葉。取り出す名刺と同様に、何も言わなくてもあなた自身を雄弁に語るものではないでしょうか。自信に満ち有能に見られたい管理職のあなたと、誰からも好感を持たれ清潔感のあるお料理教室の先生のあなたとでは、見られたいイメージが違います。「他人や周りが何を着ているか」よりも、「自分のキャラを生かし、セルフイメージを理想の方向に引き上げてくれるかどうか」という選択軸を持つ。大人の女性ほど自分のプロデユーサーであるべきではないでしょうか。■同じ服を着るのは少しも恥ずかしいことじゃない毒林檎ばあさんキャラである私は、そんなわけで白雪姫側のキャラをイメージさせる、甘いレース、フリル、盛り袖、パステルカラーの服を1枚も持っていません。最近ファッション業界の悪しき慣習で、「盛り袖」が流行るとなれば、どこもかしこも「盛り袖」商品ばかりを並べます。こういうトレンドが続くと、私のような人間は、新しい服が買えなくなって困ります。今私のクローゼットの夏物トップスはたった4枚。それもシンプルな白と黒の色違いです。数少ない自分の個性を生かす服に出会ったら、それを色違いで揃えて徹底的に着る。同じ服を着ることは少しも恥ずかしいことではないと私は思っています。むしろ、同じ服を着ているように見える人ほど、自分の個性を知っている人。長年のトライアンドエラーを繰り返し、最近ではそんな風に開き直れるようになりました。「こうありたい自分」にふさわしい服を選び、それ以外にはむやみに手を出すことをやめることで、自分のアイデンティティーが見えてくる。それはやがて、あなたの生き方を選ぶことにもつながっていくのではないでしょうか。
2018年06月08日今日のあなたは、どんな服を着ていますか?その服は、どんな理由で選びましたか?「好きだから」「自分に似合うから」「楽ちんだから」どれもOK。でももし「彼が、こういう服が好きだって言うから」という理由なら?ちょっと考え方を見直した方が良いかもしれません。■彼の好きな服を着てしまっていませんか?「こういう服、彼が好きだからさ」そう言って、恋人が変わるごとに着る服のテイストが変わる女の子。彼女たちは、どうしてそんなことをするのでしょう?それはただただ「彼に愛されたい」という思いから。その一点なのです。彼の好きな服を着れば彼が「かわいい」と褒めてくれる。一方で、自分の趣味で服を選ぶと「俺、そういうのはあんまり好みじゃないなぁ」なんて苦い顔。だから自分の好きな服はクローゼットの奥にしまいこんで、代わりに彼の好きそうな服ばかりを揃えるようになります。恋が始まったばかりの時期であれば、それでも良いかもしれません。少しでも自分を良く見せたい、もっと好きになってもらいたい・・・・・・。そう考えるのは、自然なことですよね。でも、ずっとそのままの関係を続けるのは、じつはとてもリスキー。なぜでしょうか?■彼の趣味に合わせてしまうリスク彼の趣味に合わせて、自分の好みじゃない服を着る。これが一過性のものであれば、さほど問題はないでしょう。マズイのは、それがずっと続いてしまうことです。「相手に合わせる」という行為は、他人を軸にして行動を決めること。知らず知らずのうちに、自分の意志をないがしろにしてしまう行為です。すると次第に、一から十まで彼氏に相談しないと決められなくなります。彼氏への依存心がどんどんふくらんでいくのです。依存が進むと、「重い」「ウザい」と避けられるようになったり、逆に「コイツ、俺の言う事なら何でも聞くんだな」と図に乗られたりします。いずれにしても、そのまま関係を続けても幸せな結末とは程遠いですよね。「彼に愛されたい」と思って始めたことが、かえって彼との関係を歪ませる原因になってしまったのでは、それはとても悲しいことです。■「ありのまま」を愛してもらう筆者自身、かつては彼氏の趣味に合わせてしまう、典型的な依存タイプでした。フェミニンな服を好む彼氏とつき合えば女の子らしいスカートばかり、ボーイッシュな服を好む彼氏とつき合えばTシャツとジーンズばかりを揃えました。当時は何の疑問も持たず、それが幸せを作ると信じていましたが、今思えばまったく健全とは呼べない関係。着たい服、履きたい靴があっても「それ、似合わないんじゃない?」という彼のひと言で、身につけることをあきらめてしまいました。それは単に、彼の趣味に合わないというだけのことだったのに。他人軸で行動することは、選択をしないで生きることだとも言え、ある意味ではラクな生き方かもしれません。自分が着る服を自分で考えることなく、ただ彼の好みに合わせればいいだけ。たしかに簡単ですが、そこに自分の意志はありません。自分の意志を無視し続けると、次第に自分自身が何を好きで、何をしたいのかわからなくなっていきます。それって幸せとは呼べませんよね?本当に幸せな恋愛をしたいなら、ありのままの自分を伝え、愛してもらうこと。そんな相手を見つけたいですね。(七尾なお/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年05月06日たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って一体どんな服だろうか。そして、それはどうして残るのだろうか。そんな「残したい」「捨てたくない」「誰にも譲りたくない」という思いが込められた、あなたの思い出に残る「記憶の一着」がドレスコードの思い出の服の祭典『instant GALA』が4月22日(日)、渋谷のライブハウスWWWXで開催された。▶︎連載・赤澤えると『記憶の一着』はこちら主催者の赤澤えるさんと壁一面を服で装飾されたイベント会場「記憶の一着は何ですか?」から始まる会話“何年間も着ている無地の白いTシャツ”“25年前にお母さんがスペインで買い、譲り受けたバック”“古着の着物の布地をリメイクして作ったジャンプスーツ”“赤澤えるさんのブランド「レベッカブティック」で買った赤いワンピース”“ロンドン留学中に古着屋で購入し、卒業式にも着たお気に入りのシャツ”(ちなみに筆者は“小学生の時から着ている黒いカーディガン”)今回、初の試みである思い出の服の祭典『instant GALA 』は、ライブ・フリーマーケット・写真展など多彩なコンテンツが用意され、会場には思い思いの「特別な服」を身に纏った人で溢れかえった。イベントには、現在進行中の赤澤えるさんの連載で紹介した4組のアーティストが参加し、各々のアーティストのファンやコンセプトに共感した人々が約250人も集まった。会場では見知らぬ人とも、名前の紹介よりも先に「記憶の一着は何ですか?」という質問から会話が始まり、今さっき会ったばかりなのに、少しだけその人を知った気になる感覚が新鮮なイベントだった。その人が身につけている服のストーリーを知って、自分の「記憶の一着」のストーリーを語る。身につけている物たちが会話のきっかけになり、ファッションがその人の一つのアイデンティティとなることも実感した。世界初の「服フェス」が届けるメッセージ今回のイベントの主催者の一人でもあるラフォーレ原宿に店舗を持つ「LEBECCA boutique(レベッカブティック)」でディレクターとバイヤーを務めている赤澤 える(以下、える)さん。会場で赤いワンピースを身に纏い、ひたすらにステージを見つめていたのが印象的だ。彼女は服の買い付けのために訪れたLAで見た「山積みにされた“布の塊”」に衝撃を受け、自身のブランド・レベッカブティックやSNS、メディア、イベントなどで「大量生産される服の問題」を訴え続けている。▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちらムーブメントを一回きりにしないフリーマーケット型の販売スペース「FASHION STORY MARKET」では、古着等が並べられ、えるさんが手掛けるブランド、レベッカブティックもブースを出展。普通のフリマ、古着屋と違ったのは、金額の他に出品者の名前とその服を買った時、着ていた時のストーリーが書いてあったことだ。次の購入者が、その服を纏って、また新たなストーリーを紡いでゆくその目に見えない繋がりが、とてもあたたかいと思った。▶︎赤澤える関連記事・#009 清水文太の『記憶の一着』・#008 SHE IS SUMMER MICOの『記憶の一着』・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・坂本龍一に聞いた、政治とアート。「ほんの少しの勇気でいいんじゃないかな。一度しかない人生なんだから」・「恋愛観や政治的な見解が合わない人も呼びたい」大学生2人が“壁のない”30時間イベントを開催する理由All photos by 雷神inc.Text by Mizuki OzawaーBe inspired!
2018年05月03日スタイリスト・MASAHと、モデル・今宿麻美夫妻によるセレクトショップ、イン ザ ハウス(IN THE HOUSE)限定で、藤原ヒロシ主宰のフラグメント デザイン(fragment design)と子供服のファミリア(familiar)のコラボアイテムを5月5日、こどもの日より発売する。「Fragment For Familiar」ボタンダウンシャツ(税込1万8,360円)イン ザ ハウスは、2018年3月に伊勢丹新宿店本館6階にオープンしたセレクトショップ。今回、同店のために「Fragment For Familiar」として、 藤原ヒロシ主宰のフラグメント デザイン×ファミリアによるボタンダウンシャツ(税込1万8,360円)を発売。50年以上続く、日本における子供服の第一人者的ブランド、ファミリアとのコラボレーションが同店限定で実現した。「Fragment For Familiar」ボタンダウンシャツ(税込1万8,360円)ベースのファブリックは白のオックスフォードとファミリアのハウスチェックを使用し、ポケット内側にはプロジェクト名の「Fragment For Familiar」がプリントされ、袖口には「fragment」のマークが刺繍されているデザイン。取扱いは、伊勢丹新宿店イン ザ ハウスのみにて。
2018年05月01日ボディケアにはオイルやクリームも大切ですが、そもそも肌荒れを起こさないためには、服による摩擦や汗による肌荒れにも着目したいところです。服は天然の繊維だけでなく、化学合成された繊維もたくさん出回っています。むしろ天然繊維のものは減ってきているのが実情です。とはいえ、一方でオーガニックコットンなど、質のいい天然繊維が人気を博しているのも事実。本気のボディケアをするのであれば、着るものの素材から見直してみるのもいかがでしょう?服の素材にこだわって肌荒れを減らす出典:byBirth服の素材によっては、肌に摩擦を起こしやすいものがあります。合成繊維の中には見た目の光沢感などはよくても通気性が悪いなど、着心地の面では劣るものもあるのです。その分価格は抑えることができるので、ファストファッション市場では人気があり、流行もののデザインなどはこういったもので十分な面もあります。ですが、着心地や肌への影響を考えるのであれば、本当にいい素材、出来れば天然の素材でできているものの方がよいでしょう。中でも下着やパジャマのような直接肌に触れるアイテムは、上質な天然素材のものを使用することで、肌への影響を大きく変えることができます。服のデザインや流行だけでなく、本質的な部分、素材にも着目して、ボディケアを一段階アップさせましょう。服のタグを見て確認出典:byBirth服の素材については、服についているタグを見て確認することができます。服のタグにはその服の素材を確認できる表示と、洗濯方法が書かれています。ここに綿100%、シルク100%などと書かれていますので、素材で選ぶ際はこの表示を参考にしましょう。手触りで言うと、綿はいかにも布らしいぬくもりがあり、吸水性もよいので、日常着や肌着に向いています。シルクやポリエステルは光沢があり、おしゃれ着や仕事着に向いているでしょう。このように素材によっても用途が分かれますのでうまく使い分けましょう。通気性のいい綿であせも防止出典:byBirth通気性がよく、比較的安価な綿は活躍する場面が多いです。夏場はあせもの防止にもよく、肌着だけでなくシャツなども綿がおすすめです。自宅で洗える手軽さも衛生的で肌にも良いでしょう。綿素材の服は非常に多く、日常着には適しています。肌に触れる部分はなるべく綿にするようにすると、服による肌ダメージを抑えることができるでしょう。パジャマは吸水性のいいものがおすすめ出典:byBirth寝るときに着用するパジャマは、特に素材にこだわってほしい服です。寝ている間に寝返りをうったり、汗をかいたりすることで、肌ダメージを溜めやすいので、通気性の悪いポリエステルは避けるようにしましょう。パジャマにするのであれば、天然素材がよく、なかでもおすすめなのが、シルクと綿です。憧れのシルク素材シルクは服の素材の中でも高級品で、通気性の良さ、肌触りの良さは最高です。シルクのパジャマは憧れの一品ですが、高価なのが玉に瑕。いつかは手に入れたい一品ですね。光沢感があり、見ているだけでもいい夢が見れそうなシルクのパジャマ。大切な人にプレゼントしても喜ばれるかもしれません。定番の綿はオーガニックがおすすめ綿のパジャマは価格としても手ごろで手に入れやすく、通気性や吸水性にも優れていますので、まずはここから始めてみるとよいでしょう。綿の中でも肌触りの良さではオーガニックコットンのものが最高です。シルクにも匹敵するくらいの着心地の良さで、心地よい眠りにいざなってくれることでしょう。麻は夏に良い涼しい素材出典:byBirth麻は少し特殊なさらりとした素材感があり、夏におすすめな涼しげな素材です。やや肌との摩擦を感じることもあるかもしれませんが、風通しの良さは抜群ですので、綿の肌着と合わせて使用するとよいでしょう。夏場のあせも防止には、麻は非常におすすめできます。ポリエステルは見た目◎。でも通気性はもう一歩出典:byBirthポリエステルは光沢があり、見た目の点できちんと感が出せますが、通気性が悪いのが欠点です。このため、肌着は綿などを使用し、仕事着やおしゃれ着などとして、ポリエステル素材のものを使用するとよいでしょう。うまく使い分けて、オシャレと肌触りの両立を目指しましょう。ポリエステルの良さは洗濯をガンガンできるとこポリエステル素材はシルクの代わりに使われることもあるくらい、光沢があり、高級感やきちんと感がだせます。ですがシルクよりも水に強く、自宅でガンガン洗濯することができる点が、大きなメリットです。洗濯しやすいことから衛生的に保つことができ、この点は肌への良い影響となるでしょう。服の素材にもこだわってボディケアの達人に出典:byBirth服をデザインや用途だけでなく、素材にもこだわって、ボディケアの達人を目指しましょう。ボディの荒れを防ぐためにも、自分の肌に合った素材を見つけられるとよいですね。
2018年04月30日■「着心地が良い服」って何だろう?着心地が良い服──。それはどう定義されるだろうか?生地の肌触りが良くて、着ていて気持ちいい、という触感からくるもの。体型に合っていて、着ていて締め付けられない、窮屈でない、という心地よいフィット感からくるもの。色やデザインが好みに合っていて、身に着けることで心がウキウキするもの。その他にも、仕事でがんばらなければいけないとき、自分に適度な緊張感と勇気を与えてくれる服。というのも一種の「着心地の良い服」と言えるのではないか。ちょっと細身のタイトスカートやボディラインに沿ったニットワンピースなども女性らしい気分を上げてくれる、という意味では「着心地のいい服」だ。決してウエストがゴムでダボダボのパンツや、伸びる素材の緩いワンピースばかりが、「着心地のいい服」ではないはずだ。一度着るとやみつきになる「トーマス・メイソン」の生地で作られたシャツたち。コットンなのに肌を滑るような肌触りは、その日を素晴らしく「心地よい1日」にしてくれる。■「着心地の良い服」はどうやって作られる?仕事熱心な私の友人がよく言う言葉がある。「仕事に愛のある人と一緒に仕事がしたい。そうでない人と仕事をするほど不愉快なことはない」と。その場合、「仕事心地」は良くないものになる。服もそれと同様。「その服が愛を持って作られているか」「その服が愛を持って扱われ、売られているか」それが最終的に、着る人の心理状態に及ぼす力はあまりに大きい。その服が心をこめて作られていて愛のある服ならば、プチプラか高級ブランドなのかに関係なく、間違いなく着心地のいい服になるはずだ。丁寧に選ばれた布地、考えられたパターン(形)、裏地の色やパイピングの色、フックやボタンまでこだわって選ばれているTOMORROWLANDのBallseyの服。間違いなく「愛のある服」。初めて買った18歳のときからずっと買い続けているブランド。そしてこれからも。60歳、70歳になっても。■着心地が良いかどうかは、あなた自身にしかわからない今季の流行最先端の服。ロゴが入った一目でわかる有名ブランドの服。派手な色や装飾、凝ったデザイン。他人から見る服の表情はさまざまだ。だが、その服が「着心地が良い」とわかるのは他人ではない。着ている本人のみがわかる。そこに「着心地の良い服」が存在意義がある。自分自身が一番知っているはずなのだ。クローゼットにぶら下がっている服の、どれとどれが最も着心地が良いかということを。逆に、安かったからと衝動買いしたけれど、実は着心地が悪くて、自分を騙し騙し着ている服もあることを。そういった服は、着てみたら生地はゴワゴワ、縫製がひどいから体に馴染まない。一度着ただけで裾がほつれてくる、ファスナーやボタンも取れてくる。これでは本来楽しくあるべきおしゃれが、ストレスのもとになるだけ。プチプラ服全部が全部そうではないが、そういう目に遭う確率は高い。毎日我慢して着ることで間違いなく、日々の運気は下がってしまう。人生が下がっていく。もう我慢するのはやめよう。着ていて自分が心から気持ちよく感じる服だけを着よう。たかが服、されど服。運気の上がる服を着よう。我慢して服を着て生きるには女の人生は長すぎる。そのうち、と思っているうちに女の人生はあっという間に過ぎていくのだから。いつもベストな気分・精神状態でいられるように「着心地の良い」服だけを着て生きよう。上質なリネンが素肌に気持ちいいTOMORROWLANDのシャツ。目にも鮮やかなブルーは、自分の目に入ると幸せになれる色。デニムはダメージ加工のないものが好み。ウォッシュ加減が上品なREDCARDのデニムと溺愛のエルベシャプリエのトートバッグで、すべてが「心地よい」休日コーデ。■人は自分を幸せにする力を持っている。着心地の良い服を自分に着せることでそれは叶う私はあるとき気づいた。「ひょっとして、自分を一番幸福にできるのは“自分”なのではないか?」と。どうしてこんなに当たり前のことに今まで気づかなかったんだろう?と目からウロコが落ちた。もし、「自分」がいい気分でないならば、それはすべてじぶんのせい。今の自分が置かれた状況は、紛れもなく今までの自分が作ったもの。だからどんどん自分の力で変えればいい。自分で自分を喜ばせる仕掛けを作ればいい。日本国憲法を変えることは私にはできない。でも自分の毎日着る服を変えることはできる。そうして、自分の人生をも変えることができるなずなのだ。気に入っているシャツに前の晩、とことん丁寧にアイロンをかけると、「明日会社に行くのが楽しみ」という気分で眠れるようになる。日々の自分の機嫌なんて、簡単にコントロールできるのだ。着心地の良い服は、女の人生を幸せな人生に変える力を持っている。「誰も見てないし」「おしゃれなんて面倒」なんて思わずに、着心地の良い服で、自分で自分をうんと幸福にしてあげよう!無人島に男は本を持っていく。女は替えのワンピースを持っていく。それが女の幸福に必要だから。
2018年04月26日現代は、IT技術も進歩し、SNSを使えば、人と人とが出会いやすくなりました。それは婚活でも同じ。例えば、ネットの婚活サイトを使えば、結婚したがっている異性と出会いやすくなってきました。でも、婚活中の子供おばさんは、ネット婚活に偏見を持ち、「自分は“自然な出会い”で運命の人と出会うのだ」とこだわっています。ただ、年齢を重ねれば重ねるほど、周りには既婚者が増えてくるし、年齢、離婚歴、子持ちなど、自分の婚活市場においての条件が悪くなるほど、自然には出会いにくくなるものです。でも、そんなときも子供おばさんは、「私はそんなネットなんか使わなくても、自然に出会えるほどの魅力があるからいいわよ!」と中途半端なプライドを持ち、どんどん月日を重ねてしまうのです。逆に、婚活中の大人女子は、そんなプライドは捨てて、婚活サイトも気軽に利用します。「どこにいい出会いが転がっているか分からない」と思っているからです。もし神様がいるとして、人と人との縁を結び付けたいと思っていても、その人の行動範囲が狭ければ、出会わせようとしても難しいこともあります。あなたが、平日は家と会社の往復で終わり、休日は家でゴロゴロしていたら、出会えるのは仕事場か通勤中か、休日に荷物を届けてくれる宅配のお兄さんくらいになってしまいます。しかも、その出会った相手が婚活中とは限らないので、どんなに素敵な人でも、その後、恋愛、結婚に発展するとは限りません。例えて言うなら、「ダンスをしたければ、ダンスをしたがっている相手とペアを組んだ方がいい」もの。逆に、ダンスをしたがっていない人を相手にしようとすると、ペアを組むどころか、ダンスを踊らせることすら難しいでしょう。それと同じように、もし自分が恋愛、結婚したければ、同じように恋愛、結婚したがっている相手と出会うようにした方が、願いは叶いやすいのです。婚活の方法は、お見合い、結婚相談所、婚活パーティーなど色々ありますが、特にネットでの婚活はハードルが低く、より多くの人に出会いやすいツールとも言えるでしょう。もちろんネット婚活は、リスクもある!ただし、婚活サイトは上手に使わないと、トラブルが起こってしまうこともあります。子供おばさんは、いざ「婚活サイトを利用しよう!」と思ったら、今度はリスクを理解しないまま、突き進みがちです。中には、まだ相手と写真とメッセージを交換しただけなのに信用してしまい、「彼は理想的な人だわ!」と舞い上がってしまってしまう人までもいます。そんな子供おばさんは、初めて相手と会うにも関わらず、待ち合わせ時間を夜中に指定されても、了承してしまったり、まだ信用できる相手かも分からないのに、彼の車に乗ろうとしたり、中にはお金を貸してしまう人までもいます。そういうことは、リスクが大きいので絶対にダメです!「ネット婚活は、会ってからが本当の始まり」であることは、鉄則です!もしかしたら、あなたが信じている相手は、実在すらしていないかもしれないのです。写真だって、他人の写真を使っている人がいたって、おかしくありません。中には、初めて会ったら、写真とは似ても似つかないご年配の人が現れる、なんてこともあり得るのです。大人女子は、婚活サイトでの出会いだからこそ、慎重に相手を観察します。共通の知り合いがいない分、相手が嘘をついても分からないことも多いし、独身証明書の提出が必要ではないサイトの場合には、既婚者が紛れ込んでいることもありますしね。ただ、こんなことを書くと、子供おばさんは、「ほら、だからネット婚活なんて、やるものじゃないのよ!」なんて、最初の話に戻りがちです(笑)。どんなに便利な物でも、使い方によってはトラブルになるもの。だからといって、今の時代、そういった技術があるにも関わらず、臆病になり過ぎて使わないのももったいない、と言えるでしょう。婚活女子は、ネット婚活に偏見を持ちすぎず、またリスクもきちんと理解した上で、上手に活用したいものですね。■子供おばさん…結婚したいのに、“自然の出会い”ばかりを求め、逆に婚活サイトを利用するときは、リスクを考えずに暴走してしまう。■大人女子…リスクを理解した上で婚活サイトも上手に活用し、素敵な人と出会えるチャンスを広げる。
2018年04月14日小さな子供服の収納ってごちゃごちゃしがち。子供の年齢・性別・性格によっても、取り出しやすくしまいやすい収納はそれぞれ違います。我が家には、9歳の男の子・3歳の女の子・0歳の男の子と、年齢・性別がバラバラの子供がいます。3人分まとめて同じ場所に収納するのではなく、それぞれ収納場所・収納法が違います。小学生の子供服は、クローゼットに。息子自身が探しやすく取り出しやすい収納をこの年齢になれば、もちろん自分で身支度ができるので、自分で着る服を選んでもらっています。なので、2階のクローゼットに収納し、朝起きたら服を持って1階のリビングに下りて着替えます。少し前までクローゼットの引き出しにトップスもズボンも畳んで収納していましたが、取り出すときにぐちゃぐちゃになり、元に戻してくれることはなくそのままほったらかし。そこで、めんどくさがりな我が子も選びやすく取り出しやすいように、クローゼットの棚にボックスを置いてその中にズボンを畳んで並べ、トップスはハンガーで吊るす収納に変えました。「自分で選びたい!」な3歳の娘には、洗面室の引き出しがベスト3歳の娘は、ちょうど「自分で服を選びたい!」というお年頃。朝に歯磨きをしたらそのまますぐに着替えられるように、洗面室の手の届く高さの引き出しに収納しています。まだ3歳の子供が自分で選ぶので、変なコーディネートになってしまいがちですが、声をかけてすぐに選び直せるのでこの場所に収納するのは親も楽です。スカート・ズボン・タイツなど、服の種類も多くてごちゃごちゃしやすいので、引き出しの中で収納ボックスを使って仕分けします。トップスやズボンは全て重ねずに立てて並べることで選びやすく、取り出しやすい収納にしています。深さのある引き出しなので、スペースを無駄なく使うためにちょうどいい大きさの収納ボックスを入れて2段のスライド式にしています。0歳児の洋服は、リビングに上下セットで収納!赤ちゃんは着替えの回数も多く、グズグズ言っていてもサッと取り出せてスムーズに着替えさせられるように、ダイニングの引き出しに入れています。引き出しの中にファイルケースを入れて仕切り、オムツ・服・タオル・スタイを収納しています。服は抱きながら片手でも取り出しやすいように、あらかじめトップスの中にズボンを入れて、上下セットにして収納しています。服の組み合わせを考えずに済みますし、急いでる時はすぐに取り出せて楽ちんです。子供服収納のマイルール子供服はすぐにサイズアウトするので新しい服を買い足し、気が付けば量がどんどん増えていく……。そうならないよう、収納スペースに収まる量だけ持つように心がけています。季節が変わるごとに、着られなくなった服は誰かに譲るか思い切って処分。「収納スペースに収まるだけ」を心がけると、ついつい買ってしまうかわいい子供服の買いすぎ防止にもなります。着替える頻度や自分でできるかなど、子どもの成長に合わせて収納場所・収納法を変えていくと便利で、生活もスムーズになります。ぜひお子様や家族と相談しながら、試してみてくださいね!ライター:くまさん「大掃除したくないから 掃除は毎日少しずつ!」続けるためにズボラ掃除を提案しています。収納・整理整頓、ストック魔!Instagram:@koyukkuma_ismart
2018年03月23日クローゼットやたんすの中、「いつもきれい」をキープするのは案外難しいもの。私は以前シャツやニット、半袖、長袖と細かく分けて、プラスチックケースに畳んで収納していました。でも、忙しかったり慌てていると雑に収納してしまって、それが続くとどんどんごちゃついてきて。大好きなはずの洋服が好きではなくなってしまうこともありました。収納方法には向き不向きがありますが、私の場合は“魅せる”収納で洋服管理がスムーズになりました。今回は“魅せる”衣類の収納方法についてご紹介します!ショップをイメージした収納づくりプラスチックケースに収納していたときに感じていたのは「何が入っているのかよく分からない」「大事なお気に入りの洋服をプラスチックケースに収納するのにどこか違和感がある」「そもそもそんなに洋服の数は必要ない」ということでした。私はケースの隙間をつい埋めたくなってしまうというのもあったので、この収納は私には向いていないと思いました。そこで「すべて“見える化”してお店のようなイメージで並べてみたら、気分も上がって、整えることも苦ではなくなるのでは?」と考えました。ここには1年の洋服がぜんぶ収納してあります。一番上にはカゴバッグと帽子を並べています。その下に2つ並べている蓋つきのカゴにはシーズンオフの衣類を収納して、埃がかぶらないようにしています。衣替えは、このカゴの中を少し入れ替える程度です。イケアのポールハンガーにはワンピースを白3着、黒3着、スカートを白2着、黒2着。それにアウターが白と黒各1着だけです。ここはずっと定数で管理していて、インテリアとして見たときにもこれくらいの数を並べるのがスッキリしていていいなと思います。1番下の段には3つカゴを並べています。この中には、ジムグッズ・インナー・ソックスやタイツをそれぞれまとめています。DIYで作った大きな木箱の中には、外出の時に使うモノをまとめています。セリアのカゴを4つ並べて、筆記用具や財布、ハンカチ、ハンドクリーム、病院の診察券などを取り出しやすいように収納しています。木箱の隣のカゴにはエコバッグや風呂敷をまとめています。エコバッグは安くて可愛いものが多いので、油断するとたくさん増えてしまいます。それを防ぐためにも、小さなカゴに収納して、「入る分だけ!」と私自身と約束をしています。片付けを手伝ってほしい! 子供服の収納方法最後に子供服の収納方法についてもご紹介します。毎日洗濯して干して、乾いたら畳んで収納して、意外と大変な子供服。どの作業が1番ネックかなと考えたら、私の場合は畳んで収納するプロセスが面倒だなと感じていることが分かりました。それを子供たちに手伝ってもらえばいいんだとも思いましたが、私が面倒だと感じることは、もちろん子供たちも面倒なんですよね。なので、我が家では「畳む」を失くしました。トップスもボトムスも、写真のようにハンガーにかけるだけにしたんです。数は半袖・長袖・半ズボン・長ズボン、すべて4枚ずつに揃えました。お稽古の着替えや体操服などはカラーボックスにポイポイ収納に。ハンガーにかけるだけ、ボックスの中にポンと入れるだけ。そうすることで、進んでお手伝いしてくれるようになりました。おしゃれが大好き、だからこそ制限も設けるあまりたくさん洋服を持たないようにしているのにはいくつか理由があります。たくさん洋服を持っていると衣替えが大変なこと、場所を取ること、季節ごとにクリーニングに出さなければいけないことなど、時間もコストもかかってしまいます。「収納スペースに収まる分だけの洋服を持とう」と決めると、大切に着たい洋服だけが残り、いつも心地よく過ごすことができるんです。あと、自分の好みのテイストがはっきりとしてきます。本当にお気に入りの洋服以外が楽に手放せるようになるので、断捨離効果もとても高いといえます。快適に心地よい収納になりますように。●ライターRumi
2018年03月17日子供おばさんは、信頼性のない情報を信じがちです。でも、世の中にはいい加減な情報が溢れています。たとえばグルメ情報1つにしても、きちんとお店に取材をして書かれたものもあれば、実際に行ってもいないのに、SNSなどを検索して、人の受け売りで書いている人もいます。そもそもネットでの記事での評価基準が、内容そのものよりも、アクセス数が重視されることもあり(それによって、得られる広告費が変わるので)、信憑性が薄くても、「いかに人が興味を持つか(アクセスするか)」ばかりを重視して、記事を書く人もいます。だから、気を付けた方がいいのです。基本、企業で「書くこと」を訓練づけられた人は、「自分が書くことで人に影響を与えてしまうこと」を理解して記事(原稿)作成を心がけています。自分の利益のため以上に、世の中を良くしたいと思うからこそ、書いている人も少なくありません。でも、現代は、ネットで誰でもニュースサイトが作れる時代だからこそ、そういった訓練をしてこなかった人がいい加減な情報を発信していることも少なくありません。だからこそ、大人女子は、自分が信じる情報はきちんと選びます。上っ面の部分だけを受け取るのではなく、その情報の背景も見ようとするのです。例えば、レストランの紹介記事1つにしても、主観で自分が食べた感想ばかりが書かれているものよりも、お店の人にきちんと話を聞いて、その料理の美味しさの秘訣などを書かれている記事の方が、深みもあるし、説得力も生まれます。その方が、自分も友達とそのお店に行ったときには、「ここのお店の隠し味はチョコレートなんだって!」など、話題も増えるものですしね。レビューサイトを参考にするときの注意点とは世の中には、ブログ、口コミサイトなど、一般の人たちが「信憑性」や「責任感」を気にしないで書かれているものもたくさんあります。そんな情報に触れたときも注意が必要です。子供おばさんは、口コミ・レビューサイトを信じてしまいがちです。でも、そういったレビューが書かれているサイトには、それを書いている人の年齢も分からなければ、職業、住んでいる地域、出身地などが表示されていないことも少なくありません。それはどういうことなのかと言えば、グルメのレビューでは、東北出身の人が「味が薄い」と悪口を書いたり、関西の人が「味が濃い」と文句を言ったりすることもあり得るということです。また、インドに住んでいた人が「スパイスが物足りない」と思うようなインドカレーでも、行ったことがない人にしてみたら、日本人好みの味付けになって食べやすい、なんてこともあるでしょう。その人の背景が分からなければ、その人のレビューが自分にも当てはまるかどうかなんて、分からないのです。それと同じように、映画や本は、その人の年齢や精神の成熟度によっても感じ方は違うはずです。20代の人には「面白い作品」でも、60代の人には「子供っぽい内容」だと思うこともあるでしょう。また、年間どれだけの映画を見ている人なのか、文章の読解力がどれだけある人なのかなどによっても、随分、感じ方は変わってきます。基本、自分に当てはまるような作品は、感情移入しやすくて面白いと感じることもありますしね。それで言うと、少なくともユーザーの年齢、職業、居住地、出身地、好きなもの(店、作品)などが分からない状態のレビューというのは、何とも信頼性の低いものです。そもそも自分と価値観やセンスが合う人かどうかも分からないですしね。 そればかりではなく、レビューの評価ばかりを信じて、自分が選ぶものを決めてしまったら、自分自身も“平均的な面白みの少ない人間”になってしまう可能性もあります。映画や本、音楽などの作品は、「誰にとっても分かりやすい」ものの方が評価されることも少なくありませんし、そういうものばかりに触れてしまうと、枠を超えたユニークなものを受け入れられる力がなくなってきますしね。結局、映画や本、音楽も興味を持ったものは、実際に触れてみないと、自分にとってどうなのか?は分からないもの。もしかしたら他の人にとっては駄作でも、自分にはなにか大切な気付きを与え、人生を変えてくれるような作品であるかもしれないのです。だから、レビューの悪口を信じて興味を失ってしまったら、幸せになるチャンスを1つ失ってしまうことだってあるのです。自分が興味を持つことというのは、なにか人智を超えた大きな力によって出合わせられていることも、多々ありますしね。世の中には人生の良薬になる情報もあれば、毒になるような情報も溢れています。読み手のことを考えて発信している情報ばかりではありません。でも、結局のところ、どれを選択するかは自分次第です。信頼性のない情報を鵜呑みにしないように気を付けたいものですね。■子供おばさん…自分で信じられる情報かを判断できないので、信頼性のない情報に踊らされる。■大人女子…信憑性のない情報かどうかを見抜き、鵜呑みにしない。Written by コラムニスト・ひかり
2018年02月24日子供おばさんは「自分の情報発信が、人を不幸にする可能性がある」ことを理解していません。例えばブログやSNSにいい加減な情報を流すことに対しても何の罪の意識もありません。それを読んで信じてしまう人に対して、何の責任も感じないので、そんなことができてしまうのです。たとえ素人のブログであっても、影響力はあります。時としてそれを読んだブログのファンの1人の人生を不幸に導いてしまうことだってあるのです。もちろん、そんな人の言葉を信じてしまう方にも落ち度はありますが、それでもやはり何かを発信するということは、何かしら人に影響を与えてしまうものなのだという認識がないのは、問題があります。大人女子は、SNSに書き込むときは、自分が発信する言葉によって、受け手が不愉快な思いをしないか、慎重に考えながら発信します。ネットに何かを発信するというのは、「世界中の人の人に伝えている」と言っても過言ではないことを理解しているからです。単に自分の感情を吐き出したいだけであれば、自分1人が読むノートに書けばいいだけのことです。わざわざ人目に触れるネットに書き込んで「誰かに読ませたい」と思うのであれば、「その相手がどう思うのか?」まで考えなくてはいけないものです。子供おばさんは、レビューにも心無い言葉を投げかけるそれで言うと、巷に溢れている一般人による口コミ・レビューにも、問題は溢れています。子供おばさんは「自分がその商品を気に入らない」というだけで、平気で悪口を書きこみます。でも、単に自分には合わないだけのことで、他の人にとっては理想的で、それによって幸せになることもあるかもしれません。つまり、「自分のレビューによって、その人が幸せになるチャンスを奪っていることもある」と言えるのです(※もちろん不良品の場合はクレームをつけた方がいいですが、その場合はレビューではなく、カスタマーセンターや他の然るべきところに連絡すべき)。物に限らず、グルメ、映画、本のクチコミも同様です。自分は美味しくなかったものが、人にとってまずいとは限りません。映画や本にしても、自分の好みに合わなくても、その作品で心が救われる人だっているかもしれません。心無いレビューによって、それに出会ったら幸せになれる可能性のある人、さらにお店や制作側の人間に迷惑をかけることだってあるでしょう。更に言えば、自分がそんな悪口まみれのレビューを書いていることを、「大切な人に知られても平気」なんて思える人は稀です。そんな人に知られたくない自分でいればいるほど、人に見せている姿と見せていない醜い自分のギャップに苦しむのは、自分自身です。大人女子は、自分がいいと感じ、応援したいと思ったものに対してオススメのレビューを書くことはあっても、合わなかったものに対しては、わざわざ悪口を書くことはしません。そこまで自分の感覚が絶対だとは思っていないし、そもそも悪口を書くことに自分の大切な時間と労力を使うよりも、もっと自分も人も幸せになることに使いたいと思うからです。何かを表現するときには、「誰に」「何を」発信するのか、というのを考えるのは重要なことです。あなたが発言したいことは、「本当にネットで書かなくてはいけないことなのか」というのも、よく考えた方がいいでしょう。「相手に役立つこと、人が幸せになれることを発言したい」ということを考えられるようになってようやく、自分の発言が人の心に届くようになるものです。そこには真心がありますしね。相手のためにも、結果的には自分のためにも、読み手(受け手)を幸せな気持ちにさせる言葉を発信できる人でありたいものですね。■子供おばさん…自分の発言の責任を感じていないので、ブログや口コミなどでいい加減なことを書きこむ。■大人女子…ネットで発信をするときは、色々な受け手のことを考えて発信するので、読んだ人から受け入れられる。Written by コラムニスト・ひかり
2018年02月19日収納場所が欲しい!壁に棚を付けたいけど、壁に穴が空くのはちょっと…。そんな時にはランドリーラックがオススメです。脱衣場だけではないアイデアもご紹介致します。洗濯機上スペースを有効活用その名の通り、ランドリーラックは洗濯機上の空いた空間に収納棚を増やすアイテム。ごちゃつきやすく、収納場所もない脱衣場には持ってこいです。我が家は、一番上にホームセンターダイキ(主に関西方面に展開してるホームセンターです)で購入したスライドボックスに、バスタオル&タオルを収納しています。こちらのスライドボックスは扉口が低めなので、若干高い位置でも出し入れしやすいです。使い勝手の良い、目の前の棚には左→洗濯洗剤系右→ドライヤー、洗濯ネットを収納しています。カゴを使ってナチュラルな空間になる様にしています。ちなみに、汚れ防止の為に、中にカゴの大きさに合わせた新聞紙を敷いています。アイアンなランドリーラックには、洗濯機のホース口を掛けたり、洗面台側にはタオルを掛けたりと使い勝手も良くなります。チェストの上にもランドリーラックこちらはbefore。ここには家族の服や子供のおもちゃを収納しています。…が、まだまだ収納が欲しい!そんな時にもランドリーラックの出番です。チェストのサイズにあったランドリーラックを置きます。そこにチェストをはめ込めば、壁に穴を空けなくても、大きいチェストに買い換えなくても、あっという間に収納スペースが!カゴに子供の服やおもちゃを入れて収納出来ました(o^^o)チェストを置かなくても、ウッドポールを付けて子供服を掛けるのにも良いですね(o^^o)一番上には、何気に収納に困るボールや風船を置いても◎まとめランドリーラックはデザインもサイズも色々あり、伸縮出来るタイプもあります。木製のナチュラルな物だとリビングや和室に置いても馴染みます。(和室に置く際、畳へのダメージを防ぐ為に我が家では透明のキッチンマットを敷いています)上にハンガーを掛けれるタイプもあるので、幼稚園等の子供服を掛けるのにも良いですね。ランドリーラック(洗濯機ラック)やキッチンラック(冷蔵庫ラック)で探してみて、ご自宅に合うラックが見付かると、無駄な空間を活用した便利な収納スペースが生まれますよ。
2018年02月05日新年を迎え、神社やお寺に初詣に行った人も多いと思います。そんなとき子供おばさんは、他力本願の願い事をしがちです。例えば、「いい人に出会えますように!」とお願いをしたところで、家と会社の往復だけの生活をしていたら、なかなか出会いなんてないものです。さらに、自分にいい人を見抜く目がなければ、たとえ出会っていても気付かないでしょう。さらに、「結婚できますように!」と願う子供おばさんは、家事もできないまま、結婚したいと思っています。それでは、結婚願望のある男性と出会えたとしても、「結婚したい」と思われないことも多いでしょうし、もし結婚できたとしても、パートナーを幸せにできるような人にならなければ、家庭内は地獄となるでしょう。仕事に関して、お願いごとをする子供おばさんもいます。でも、「出世しますように!」と願ったところで、神様が与えてくれるのは、「出世するためのチャンス」までのことも多いもの。日頃から、チャンスがきたときにものにできる準備をしていなければ、そのときがきても失敗し、むしろ評価を落としてしまうこともあります。もちろん物事には、人智を超えた、縁や運、タイミングがあるので、それを神様にお願いすることは間違いではありませんが、他力本願で願うだけではく、それを叶えられる自分にならないといけないのです。 例えば、先ほどの願い事を抱くのであれば、「いい人が出会えたら、ハートを射止められるくらい魅力的になろう」「結婚できるように、いい奥さんになれる準備をしておこう」「出世できるように、日頃から実力をつけておこう」と、自分でも叶うような努力をしないといけないんですよね。大人女子は“より広い視野で見た願い”を抱くさらに、願い事を抱くとき、実はとても大切なことがあります。それは、「広い視野で見た願い事を持つこと」です。大人女子は、子供おばさんとは違って、「自分だけの幸せではなく、自分の周りの人やより多くの人が幸せになること」を願います。 自分だけが幸せになる願い事が叶った場合、それによって不幸になる人が現れることも少なくないので、色々なトラブルが起こり、すぐに失うこともあります。例えば、大した実力もないのに、運よく出世をしてしまったら、部下はもちろんのこと、会社全体の不利益になることもあるもの。それでは、降格になる日も近いでしょう。お願いごとをするのであれば、「自分が出世をすることで、より会社が発展させ、社員みんなを幸せにしたい」くらい、自分だけのことではなく、会社全体のことまで考えられるくらいになった方がいいもの。そうしたら、今、自分がしなくてはいけないことも、おのずと見えてくるし、それだけの実力と心の器を持てるようになれば、現実的に、あなたの出世を応援する人も増えるものです。例えば、「玉の輿に乗れますように!」なんてお願いしたところで、実際に結婚して、パートナーに対して何のサポートもしないで、相手のお金を食いつぶしていたら、いつか離婚届を叩きつけられることだってあるでしょう。もしパートナーが仕事で成功してお金持ちになったような人の場合は、休みなく仕事に没頭するタイプであることも多いもの。その場合は、夫が休日に仕事に行ってしまっても、嫌な顔をせず、帰ってきたら美味しいご飯で彼を癒せるくらいの妻にならないとうまくいかないことも。つまり、精神的な自立を身に付けるのはもちろんのこと、忙しい相手を癒すための料理など、何かしらの技術を磨いた方がいいこともあります。結局、実力の伴わない幸せを得たところで、それを“維持する力”がなければ失うもの早いですし、いい思いをした分、地獄に突き落とされます。だからこそ、単に他力本願の願いを持つのではなく、“願い事が叶うのにふさわしい自分”になるように心がけたいものですね。■子供おばさん…他力本願の願い事を抱き、運よく叶っても、維持できずに失い、不幸になる。■大人女子…願い事が叶うのにふさわしい自分になり、叶ったときにはその幸せを維持する。Written by コラムニスト・ひかり
2018年01月29日合コンに友達を誘うと、「どんな服を着ていけばいいの?」と言われる事が多かった私。実際、ただ男女が集まって楽しくお酒を飲んで話す会なので好きな恰好・自分に似合う恰好をするのが一番です。しかし、そうは言っても迷ってしまうのが女心…。 今回は、私の合コン経験を元に「コンパでモテる女性が着ていた服コーデ」を紹介したいと思います。① ワンピースが必ずしも王道・ジーパンがNGとは限らない正直、20代中心の街コン・婚活パーティーではワンピースを着ている女の子の人気は高かったです。ただ、ワンピースによっては「着ぶくれする」女性もいます。ニット系でパステルカラーのワンピースをぽっちゃり系の女の子が無理して着てしまうと、かえって膨張して太って見えてしまうのです。また、足が細くて長い女の子はジーパンを履いてくる事も。お姉さん風の美人タイプの女性が、カッコよく細身のジーパンを履いてトップスを少しセクシーなカットソー(鎖骨が見えるようなデザインなど)を着ていると、ジーパンとのギャップで色っぽく見える事も。(ただし、かなりしっかりした雰囲気の婚活パーティーではジーパンはNGです)合コンは、自分の体型を最大限に良く見せる服コーデを選ぶ事が大切です。また、飲食店で開催する事が多いので、上半身が特に大切です。「胸の空いた服」は軽く見られてしまいがちですが、少し鎖骨が覗くような横に広がったデザインのカットソーも人気です。② 合コン受けしやすい服のカラー・柄は?合コンで受けやすいといわれている服は、パステルカラーなどの淡いカラーが多いですが似合っていれば黒・茶系・濃いめのカラーでも素敵だと思います。蛍光色など奇抜なものをチョイスさえしなければ良いと思います。服の柄は、シンプルで顔色が映えるカラーをトップスに持ってくると良いかと思います。個人的には、コーラルピンクやコーラルオレンジのトップスを着て顔色を明るく見せるようにしていました。 また、アニマル柄(ヒョウ柄・ゼブラ柄)はギャルっぽい雰囲気になってしまうので使いたいなら小物程度に抑えておくと良いでしょう。③ ブランドバッグは、やっぱり持っていかない方が良い?個人的に、ブランドバッグで合コンはオススメしません。何故なら「お金かかりそう」と男性に思われてしまうからです。以前婚活パーティーで、エルメスのバーキン・ショッキングピンクの服をドヤ顔で着ていた女性がいたのですが、声をかけるの相当勇気いるだろうな・・・と思いながら眺めていた事があります。 ただ、お嬢様っぽさを出す為に小さめなデザインのブランドバッグを持って遠慮がちに持つ女の子がいたのですが、とても可愛らしいなと思ったし実際にモテていたのを覚えています。アンサンブルニットに膝丈のスカート、ちょこっと小さめのブランドバッグも爽やかですね。 ブランドバッグを持つなら、これ見よがしに持つのではなく控え目に持つのがポイントです。④ 若い女の子に聞いた「アクセサリーを合コンには持っていかない」本当の理由また、これは若い女の子から聞いた話なのですが「アクセサリーは、合コンに着けていかない方がいいよ。だって、男性から買ってもらえなくなるし『この子、買ってくれる人が他にいるんだ』って思われちゃうじゃん」と言われた事があります。実際、私もキラキラしたネックレスをつけて合コンに行って「そのアクセサリーは、誰に買ってもらったの?」と男性に言われた事があります。実は私、アクセサリーを男性から貰ったのは1回だけ。それも、彼氏でもなんでもない人に突然「これ!貰って下さい!」って言われ「ごめんなさい」って言ったのですが「気持ちだけでも・・・」と言われて貰ったものしかありません。私はキラキラ光るものが好きだし、指輪もネックレスも平気でつけていました。なるべく大ぶりなものより、小ぶりなデザインをチョイスしていました。特にダイヤの一粒ネックレスは、薄暗い所で自分の顔を輝かせてくれるんじゃないかって思っていたし、また懸賞で当選したグッズだったので「ラッキーグッズ」になるかもと思っていました。アクセサリーは、持つ事でテンションを上げる事ができるアイテムだと思います。しかし、あまりつけすぎないように気をつけましょう。 みなさんも、以上の点に注意して合コンコーデを楽しんでみて下さいね!Written by みくまゆたん
2018年01月05日子供おばさんは、パートナー選びに、自分にとって「都合のいい相手」「役に立つ相手」ばかりを探します。仮に運よく、そういう相手と出会い、恋愛をしたところで関係は長続きしません。もっと条件のいい相手がいると、気持ちがそっちに向かうし、逆にそんな彼女と付き合う相手もそういう思考の人が多いので、フラれることも少なくありません。そうやって「より良い条件のいい相手」を求めて、渡り歩いてしまうのです。世の中には上には上がいるので、パートナーよりも条件のいい人は、いくらでもいるでしょう。逆に自分よりも条件のいい人もいくらでもいるでしょう。でも、「それでも、この人がいい」「自分にはこの人しかいない」と思えるほどの“代わりのいない関係”をどう作るのか?が、パートナーシップのポイントでもあるのです。もし別れが訪れたとしても、条件だけを考えればもっと素敵な人はいるのだから、「また新たなパートナーを作ればいい」なんて思いがちですが、実際は、一緒に過ごした月日で、「彼(彼女)でなくてはいけない」と思えるほどの2人だけの経験、絆があればあるほど、代わりはなかなか見つからないもの。時に、誤って別れてしまったとしても、それがあるかどうかで、また「元に戻る」ことだってあるものですしね。そんな関係を目指せるのか、それとも、あくまでも自分の都合の良さばかりを優先するのかで、「大人女子と子供おばさんの違い」が出てきます。大人女子は、子供おばさんとは違って、「この人だ」と思う人に出会えたら、腹をくくって、“代わりのいない関係”を築いていきます。だからこそ、幸せになれるのです。“代わりのいない関係”を築くには?では、“代わりのいない関係”を築くために大切なことは何でしょうか?色々な方法があるとは思いますが、1つポイントを挙げるとすれば、誰かの真似事ではなく、2人だけのルールや習慣、ブーム、秘密などを持つことです。例えば、2人だけの流行語があると、会話が楽しくなることもあります。また、2人だけのユニークなブームや、誰にも言えない秘密があったりすると、より関係が親密になります。人は、自分のちょっと変わったクセを相手に受け止めてもらうと安らぎを得たり、逆にパートナーから他の人には見せないような変な部分も見せてもらったりすると、喜びを感じるものです。そんな積み重ねがお互いの関係を作り上げていくものなんですよね。そうすると、上っ面の条件が合うか合わないか、なんてどうでもよくなるくらいに、彼(彼女)でなくてはならなくなってくるし、どんな障害が訪れても、「一緒に乗り越えたい」と思えてくるもの。さらに、パートナーよりもルックスや条件がいい人が現れても、「今の彼(彼女)と別れて、そっちに行きたい」なんて思わなくなるものでしょう。そんな関係を築くことが、本当のパートナーシップと言えるのです。とはいえ、パートナーシップは、1人だけでできることではなく、相手あってのことなので、難しいものなんですけどね。ただ、本当の意味で、幸せな恋愛をしたいのであれば、相手の条件なんてどうでもよくなるくらいに、唯一無二の関係を築くことを目指したいものですね。・子供おばさん…自分にとって都合のいいパートナーを求めて、より「条件のいい人」を探し続ける。・大人女子…「この人だ」と思う人に出会えたら、腹をくくって、“代わりのいない関係”を築く。Written by コラムニスト・ひかり
2018年01月02日先日、長年愛用していたジャケットの、片方の袖口のボタンが1つ取れました。こういうとき、世の男たちはきっと「彼女がいてよかったなあ」と思うのだろうと思います。ぼくもそう思ったし、きっと隣の部屋に住んでいる、名前も知らない不器用そうな顔をしている男も、こう感じるはずです。なぜなら世の男の多くは、裁縫はおろか、ボタン1つ付けることができないから。男子にとって"女子力"は「スゲ〜!!」裁縫のなかにボタン付けは当然含まれるはずですが、裁縫ができるというのはたとえば、「子供服を作ること」であり(最低でもランチョンマットが作れることであり)、ボタンをつけることと子供服を作る(ランチョンマットを作る)ことの間にはかなり乖離があり……しかし、ようするにもう、ボタンを付けることができる女性も、ランチョンマットを作れる女性も、子供服を作れる女性もみな、男にとってはスゲ~わけですよ。女子だって、そういうことができる女子をスゲ~と思いますよね。最近はスゲ~とは言わず、しれっと「女子力」と言うのかもしれませんが。で、その「スゲ~」を我がヨメに感じたくて、ぼくは彼女に「悪いけど、袖口のボタンが取れたから付けてもらえる?」と言いました。いついかなるときも冷静なヨメはまず、ぼくのジャケットの両方の袖口を手に取って眺めました。右の袖口に3つボタンがついてあり、左には2つ付いていることを確認したヨメは、ぼくに言いました。「ジャケットを買ったとき、スペアのボタンがあったでしょ?」と。「そんなもん、もうどっかにいった」と、ぼくはしれっと言いました。言いながら内心、「彼女にユザワヤ(手芸用品を多数取り揃えているスゲ~お店)に行かせることになって悪いな」と思いました。がしかし、長年愛用してきたジャケットに対する愛情もあります。しばし沈黙がありました(きっと彼女は、いかにしてユザワヤに行かなくて済むかを考えていたにちがいない。うちから遠いから)。ほどなくしてヨメの口から、超画期的なひと言が出てきました。さらに「スゲ〜!!」嫁の発想とは…「これさ、右のボタンを1つ取って、左右2個ずつにして、最初から2個しか付いていなかったことにすればいいじゃない」「ワイルドな発想やな」動揺しつつ、ぼくはこう答えるのが精一杯でした。ぼくの常識の中に「取れたボタンは付けるもの」というのはあっても、ボタンが取れたらさらに取るという発想はなかったから。続けてヨメは、満面の笑みでこう言いました。「ワイルドなヨメはお好き?」。ぼくはさらに動揺しつつ、気づいたら「はい」と答えていました。こんなもん、「はい」と答えるしかなかろうが。(ひとみしょう/文筆家)
2017年11月06日子供おばさんは、「自分がこんな大人になったのは、親の教育が悪かったからだ」と親のせいにします。もちろん親から虐待を受けたりして、心に深い傷を負っている場合は例外ですが、そうではなく、ある程度大人の年齢になっても、自分がうまく立ち回りができないのを「親の育て方」のせいにしている人は、ハッキリ言って、“お子ちゃま”です。大人女子は、どんな家庭環境であれ、ある程度大人の年齢になったら、自立をして、自力で自分を成長させていきます。大人になってもどんどん学び、変わっていくので、親の庇護下にいたとき以上に魅力的に変わっていきます。そんな彼女は、自分ができないことに対して親のせいになんてしません。「自分の能力が足りないなら、努力して身に付けよう」と思うだけです。もちろん子供の頃に身に付けた方が大人になって役立つ能力というのはあります。現実的に大人になってからバレエやピアノを始めても、プロとして成功する可能性は高くはないでしょう。ただ、大人女子は、そういうことも含め、今の大人になった自分ができることを見つけていきます。「自分が幸せになれないのは、子供の頃にこういった教育を受けなかったから」なんて、今更どうしようもないことに嘆くのではなく、今でもできることにチャレンジし、新たな夢を見つけ、叶えていくのです。子供おばさんは変われない誰にとっても、「自分が変わる」ことは、とても大変なことです。時として、自分の欠点をきちんと認め、反省しないと変われません。だから、心がヒリヒリする作業になることもあります。そんなとき、心の弱い人は、なにかしらの理由をつけて、「だから、自分はできないんだ」という言い訳をしがちです。それで多いのが「社会のせい」「会社のせい」「人のせい」、さらに「親の教育が悪かったせい」だと、自分以外のせいにすることなのです。でも、人は何歳になっても変われます。生まれ変わるくらいの気持ちになれば、何だってできます。今もし自分が変われないのだとしたら、それは単に努力をするのが嫌いで、頑固だからに過ぎません。つまり、自分の責任なのです。基本、変われない人の多くは、「人の話を聞けない」「本を読まない(学習しない)」「自分の心の弱さを認められない」傾向があります。それではいつまで経っても、変われませんよ?もちろん頭が柔らかくて純粋だった子供のうちに親から教わっていたら、すんなり受け入れられたことでも、今の自分ではなかなか受け入れられないことも多いかもしれません。でも、本当に幸せになりたければ、親のせいにばかりしていないで、最終的には自分が成長していくしかないんですよね。結局、人生はいつだって、「自分との戦い」なので、どんな環境に生まれ育ったのであれ、そこで自分を磨き、成長していくしかないし、そうしないと幸せにはなれません。人がどうこうしてくれることではなく、自分が能動的に変わっていくしないのです。今、自分が子供っぽいのは、親のせいではなく、大人の年齢になっても、自分を成長させていないから。つまり、自分のせいなんです。大人になったら、親から自立し、自分で自分を成長させられる人でありたいものですね。・子供おばさん…自分がうまくやっていけないのは、「親の教育が悪かったから」だと、親のせいにする。・大人女子…自分がうまくやっていけないのは、「自分の努力不足だ」と思い、成長する。Written by コラムニスト・ひかり
2017年10月31日井川遥がプロデュースを手がける新ブランド、「ヘルト(Herato)」と「ロワン(loin.)」が三越伊勢丹の期間限定ショップでデビューする。10月25日、井川をゲストに迎えプレス向けのお披露目会が行われた。女優でありながら母の顔を持つ井川のライフスタイルから、自身が欲しいウエアをデザインに反映させたという両ブランド。お披露目会場となったイセタンサローネには、井川らしいモノトーンやベージュを基調としたメンズライクなウエアが並んだ。「ヘルト」について井川は、「日々の生活の中で、母親としてのシーンから仕事へ向かう時など、片方が無難にならないように、様々なシチュエーションでも自分らしくいられる服を作った。」と話す。上質な素材を使用し、身体のラインが綺麗に見えるようなパターンにこだわり、ベーシックでありながら袖を通した時の美しさを追求。さらに、コーディネートに幅をもたせるよう、足元にはヒールやスニーカーどちらでも合わせられるデザインになっている。価格帯はコートが7から8万円台、パンツやブラウスは3万円台。「ロワン」では、三越伊勢丹のプライベートブランド「クロージング イセタンミツコシ(Clothing ISETAN MITSUKOSHI)」とのコラボレーション「loin.×Clothing ISETAN MITSUKOSHI」を展開する。同コレクションでは、“リラクシング”をテーマに週末にリラックスしたムードで過ごせるようなウエアがそろう。パンツでは、子供服から着想を得てアジャスター入りのウエストになっていたり、後ろにゴムを入れることにより、見た目をスッキリ見せながら締め付けないデザインに。また、ニットは、肉感的に見えないよう、ゲージや編むテンションにこだわり、ルーズになりすぎないサイズ感にこだわったという。また、大人サイズと同じデザインの子供服(100cm/120cm)も登場。「私が子供服を選ぶ時、トラディショナルなものと、もう少しストリート性のあるものを掛け合わせて一つのイメージに囚われれないようなコーディネートが可愛いと思っているので、このまま子どもが着られるウエアを作れるのでないかと思い子どもサイズを作りました。機能的に自由に創造的に着ていただきたい。」と井川はコメントした。さらに、自宅でも洗えるようにウォッシャブルシルクを使用。クロージング イセタンミツコシが掲げる“気がきいている服”“今日も着たい服”“価値を感じられる服”をもとに、井川のライフスタイルシーンを体現できるようなデザインとなっている。アイテムはニットが1万6,000円、ブラウス2万9,000円など。なお、「ヘルト」と「ロワン」の期間限定ショップは、11月1日から14日まで恵比寿三越=1階ガーデンにて、11月8日から14日まで伊勢丹新宿店本館2階=アーバンクローゼット/プロモーションにオープンする。さらに、伊勢丹新宿本店では11月11日に、井川によるトークショーイベントの開催を予定している。
2017年10月26日■自分スタイルの服って、どうやって見つければいいのだろう?自分で服を選び、買い始めてから30年以上の月日が経った。その間、ひたすら流行を追いかけた時代もあったし、服どころじゃない時代もあった。告白すると、若さにしがみついてギャル服を着て、見事にイタいおばさんだった時期もあった。仕事に没頭するあまり、通勤・ビジネス用の服ばかり増えて、気づくと休日に着る服がパジャマとトレーナーしかない……という時代もあった。そんな数々の失敗と残念なファッションのやらかしを経て、ようやく最近になって「これって、自分らしいかも……?」と思えるファッションを自覚できるようになった。それでも日々、何を着たらいいのか迷いながら服を選び、服を買っている。■似合う服を見つける方法「自分に似合う服が何なのかがわからない」「何を着たらいいのか、自分ではよくわからない」という類の話をよく聞く。そんな方のために、ひとつご提案したい手法がある。イメージスケールというものをご存知だろうか?もとは色と感性を結び付けた色彩学のシステム、手法だが、ファッションにも応用できる。縦軸、横軸に正反対の形容詞を取り、その2次元の座標に、さまざまなイメージを評価して置いていく、という手法。このスケールを使うと、いろいろなものが整理されて見えてくる。1.服の座標軸を作る普段身につけているファッションを、この座標軸に冷静にかつ客観的に置いてみる。縦軸と横軸に何を指標として指定するかはいろいろあるけれど、ここでは私が一番やりやすかった指標でやってみることにする。服の座標軸の例横軸:「甘い」↔「辛い」縦軸:「定番品が多い」↔「トレンド系が多い」、「保守的」↔「前衛的」この作業を行ううちに、無意識のうちにできていた自分の服のスタイルの偏りを発見できる。私は自分としては比較的、いろいろなバリエーションの色や形の服を着ているつもりでいた。モノトーンも着るしカラフルな服も着る。スーツも着るしふんわりワンピースも着るし、マニッシュな恰好もするし、カジュアルな恰好もする。けれど、この座標軸、イメージスケールに普段のコーデを乗せていくと、驚くほど座標の下半分に偏ったのである。いかに自分が、定番のコンサバ寄りのファッションを好んでしているかに気づく。イメージスケールを作成することで流行りものに慎重で冒険できない、凝ったものや変わったもの、前衛的なものを買おうとしない自分に初めて気づいたのだ。2.自分自身を座標軸に置いてみる次に、「自分という女性」のイメージが、この座標上のどこに位置するか考えてみる。これがとても難しい。自分自身ではスイートな女性だと思っていても(笑)、「男みたいにサバサバしているよね」、またはその正反対のケースなど、実は他人からはまったく逆のイメージを持たれていることが多々あるからだ。ここは勇気を持って、周囲に聞いてみることをおすすめする。家族や周りの友人、会社の同僚(できれば男女混ぜて)に聞いてみる。きっと驚く反応が返ってくると思う。「そ、そうだったのか……私!」こうして1と2を比較することにより、「自分という女性」が持つイメージと、普段着ている服のイメージのズレを視覚で確認できる。1と2がぴったり合う服。それが自分に似合うテイストの服である可能性は高い。手持ちの服が甘い、辛いの両側に散らばっていても、どちらかに統一する必要はない。レース袖の甘いニットと黒の革の辛いスカート。パールのアクセサリー、ヒョウ柄ハラコのハイヒール。甘い服と辛い服は混ぜることで、ファッションに奥行きが出る。■着たい服と似合う服、ぴったり合っていますか?上記のイメージスケールで分析した結果、「自分のイメージに合う服と、普段買っている(持っている)服がまったく違う……」という結果になる場合もあるかもしれない。すなわち、「似合う服と着たい服が一致しない……」という結果だ。いや、むしろそうなるケースの方が多いかもしれない。分析した結果、余計に「何を着たらいいかますますわからない」状態に。でも私の考えでは、それっておそらく、全世界の女性に共通する、永遠に解決しない悩みではないかと思う。もちろん「着たい服と似合う服がぴったり完璧に一致するわ」という人もいると思うが、少なくとも私は違う。パンツにシャツという辛口な格好が似合うと言われる一方で、ふんわりスカートにレースのブラウスが大好きだったりする。でも私はこの問題を解決しようと思っていない。なぜなら、「好きな服・着たい服」は誰にも合わない休日や、地味にデスクワークに没頭する日に好きなだけ着て楽しめばいいし、保護者会や、仕事で目上の方に会うときなど、社会的役割を求められる場では、それに合う服をきちんと着ればいいし、本当に「似合う服」、すなわち「褒められる服」は、パーティやデート、気の置けない仲間との食事会など、「自分を良く見せたい」と思う場で思う存分着ればいい。人生は長い。洋服を着るチャンスはこれからも山ほどある。焦らずいこう。■今似合っている服が永遠に似合うとは限らない上記のようなイメージスケールによる分析をした結果、「自分に似合う服のテイストはこれだ!」と明快にわかったとする。でも私の場合、「これが私のスタイルだ!」とは、あえて決めつけないようにしている。というのも、年齢と共に好みも自分の体型も髪の色も肌の質感も変わる。ライフスタイルも変わる。もちろん世の中の流れも変わる。今似合っていたからといって、5年後にも似合っているとは限らないし、凝り固まらず、これからもいろいろな服を試していきたいと思うからだ。そう考えるようになったきっかけは、30代~40代後半に起きた、「似合うファッション」の変化。子育て中だった30代、黒いTシャツに黒いブラックスキニーデニム、といったシンプル&ミニマムな恰好が好きだったが、40代に入ってからは、恐ろしく似合わなくなった。大げさに言うと「必死でがんばっている感」がにじみ出てしまう。余裕のない感じが化学変化を起こすかのように、一種の威圧感となって自分から発散されていることに気づき、黒い服の多くを処分した。短めのフレアスカートは言うまでもなく似合わなくなった。似合わないどころか、まわりから「イタい」「それはひどい」と批判を浴びた(笑)。あるとき、「あなたは、着ている服が若っぽいから若く見えるんですよ」と、辛口な男性からズバッと嫌味を言われ、我に返った。服の若さで自分を若く見せようと、浅ましくあがくのはきっぱりやめようと。そのときから服の転換をはかることにしたのだ。もうひとつ、決定的に似合わなくなったものがボーダーの服。20〜30代、似合うと信じてたくさん着ていたボーダー服だが、自分から女としての湿度を根こそぎ吸い取るものだと気づいて以来、一部を部屋着に格下げし、あとは処分した。■「高見え」という軸を思い切って捨てると楽になる毎日服を選び、着て、周りからの評価を謙虚に受け止める。逆に、「人からどう思われようと知ったこっちゃない!」と好きな服をまとって休日過ごす。トライアンドエラー。ファッション修行はこれの繰り返し。こうして今でも自分スタイルの服を絶賛模索中の私。その軸は今でも日々刻々と変わっている。ただ、ずっと変わらないと思う軸は、「自分が着ていて着心地のいい服」を選ぶ、ということ。仕立ての丁寧さや生地の肌触りの良さといった点はもちろん、何よりその服をデザインし、パターンを起こし、生地やボタンを選んだ人の”愛”を感じる服だと一番嬉しい。さらに、いわゆる最近はやりのプチプライスの服を選ぶ際の視点である「高見え」=人から見て「高そうな服に見える」というフィルターを、あるとき思い切って捨ててみた。そうすると服選びは驚くほど楽になった。「自分が着ていて着心地のいい服」この視点を服選びの中心に据えると、服選びはとっても楽になりスムーズになる。なぜなら、ただシンプルに自分の気持ちと対話してジャッジするだけで良いからだ。■自分スタイルの服探しは、終着駅のない旅のようなもの自分に似合う服って何だろう?自分はどんな服が好きなのだろう?どんな服を着れば幸せになれるのだろう?女性はずっと悩んで模索して生きている。答えはなかなか見つからない。でも私はそれで正解だと思っている。20歳のときに着ていた服を今一枚も持っていないのと同じように、今着ている服を70歳になっても着ているとは思えないからだ。人生の答えが見つからないまま人は年を重ねる。ファッションの答えも同様なのだと思う。見つからないまま人は毎日服を着て、毎シーズン懲りずに(笑)服を買う。その混沌とした毎日と、統一感のまるでないクローゼットも、またれっきとした自分の一部なのだ、自分のスタイルなのだ、と考えてみよう。そうすれば、おしゃれはきっと、ますます楽しくなる!
2017年10月13日子供おばさんのいる世界には、不幸なことばかり起こります。周りには意地悪な人が多く、下心がある人ばかりが寄ってきて、仕事の給与は安く、面白くない業務ばかりやらされます。なぜなのでしょうか?子供おばさんの“心のフィルター”がそうしているからです。物事の見え方はいつだって“自分のフィルター”がかかっているのです。自分は「馬鹿にされている」と思っていても、相手は全くそんなことを思っていないこともあります。逆に「親切な人」だと思っても、相手は下心があって近づいていることもあるでしょう。恋人と別れたとしても、「いい恋愛だった」と思えば、その人にとってはいい思い出になりますし、逆に「最悪だった」と思えば、思い出したくもない経験になります。真実なんて、本当のところ分からないもの。「人の数だけ真実はある」と言っても、過言ではありません。また人の本音なんてものも、本当のところは分かりません。結局は“自分の解釈次第”とも言えるのです。大人女子は、たとえ子供おばさんと同じ環境にいたとしても、「周りの人たちはみんな、多少欠点はあるけど、優しい人たち」になり、「自分のいる場所は、理想通りとまではいかなくても、幸せな環境」という解釈になることも多いでしょう。それは、物事の見方が優しいからです。実際に、どっちの方が幸せか?と言えば、大人女子の方でしょうね。大人女子の思考は幸せを掴む!そんな風に物事のいい部分に目を向けられる大人女子だからこそ、人に対しても好意的に見られるので、相手からも親切にされたり、人が寄ってきたりします。基本、人は、「この人は自分の敵だ」と思うような人には攻撃的になりますし、逆に「味方だ」と思える人には優しくなるものですしね。どんな状況でも、いいところもあれば、悪いところもあります。キレイな街でも、ゴミが落ちていることはあるし、性格がいい人であっても、時に頑固な一面を見せることだってあるでしょう。そんなとき、街並みのゴミに目が行ったり、相手の欠点ばかり気にしたりしていたら、この世界は生きづらくなってしまいます。そんな状態ではポジティブな発想も生まれないので、自分の言動によって相手を不愉快な思いにさせ、結果、友達はどんどん離れていき、自分の環境をさらに悪くしてしまうこともあるでしょう。もちろん「現実逃避して、いい部分ばかりを見て、人に騙される人間になりましょう」と言っているわけではありません。でも、どんな状況でもいい部分と悪い部分が両方あるものですし、いい部分の方が優っていると思えるのであれば、「それで、良し!」と思って、それをもっと生かせる人になった方が幸せになれます。否定したり、拒否したりすることなんて、簡単です。それを“生かす”ことにこそ、知恵やエネルギーが必要となり、人間力が問われるのです。完璧な世界もないし、欠点のない人間もいません。だったら、この不完全な世界で幸せになるしかありません。子供おばさんは悪いことばかりに目を向けるのではなく、大人女子のように“いい解釈”ができるようになって、今ある環境に感謝し、生かせるようになりたいものですね。・子供おばさん…物事を悪い方にばかり解釈して、自分を生きづらくする。・大人女子…物事のいい面を見て、生かし、幸せを掴んでいく。Written by コラムニスト・ひかり
2017年10月03日子供おばさんは人の好き嫌いが激しく、相手が気に入らないことをすると、すぐに縁を切ります。でも、そんなことをしていたら、周りに友達はどんどんいなくなってしまい、結果的に自分の人生をつまらなくしてしまいます。子供おばさんに限らず、人は大概、相手が自分の理想としているような行動をしないと、不満を感じるものです。それだけ、どこか相手に期待をしてしまうのでしょう。例えば、「自分も今日のお出かけを楽しみにしていたから、相手も楽しみなはず!」なんてワクワクしていたのに、相手が待ち合わせ場所に遅れてきたりすると、がっかりすることもあるでしょう。そういうときは、「相手も同じように楽しみにしてくれていたと思っていたのに、そうじゃないの?それとも、私をナメてるの?」なんて、怒りを感じてしまうこともあるかもしれません。でも、相手は性格的に、どんなに楽しみなことでも、「時間にルーズで遅れてしまう人」「支度に気合いをいれて、時間がかかってしまう人」なのかもしれません。もちろん遅刻するのはよくないことですが、大人であれば、これから先は「そういう人なんだ」と思って接することも大切です。そのためにも、今後は、・本来の待ち合わせ時間よりも、待ち合わせを10分前に設定する。・待っていても苦痛にならないようなカフェで待ち合わせをする。・絶対に遅刻してほしくない理由をきちんと伝えておく。など、色々な工夫をして、自分がイライラしないような対策をとった方がいいでしょう。なぜなら、人は基本、変わらないからです!自分にとって100%いい人なんていない大人女子は、相手に欠点があっても、「“こういう人”なんだ」と許したり、諦めたりしながら、上手に接します。そうするとイライラしないし、相手のいいところと接していけます。完璧な人間がいないように、自分にとって100%いい人なんていません。でも、良い部分の方が悪い部分より優っていると思えるような人であれば、付き合っていた方が楽しみは増えるかもしれません。だから、人をジャッジして、すぐに縁を切らないで、自分がうまく付き合える人になった方が得なのです。子供おばさんのように、人に対して怒りや悲しみを抱きやすい人は、そんな負の感情が自分の内側にある分、自分のことも攻撃します。逆に、大人女子のように、人を許せて、愛をたくさん持てるようになると、そういった幸せな感情が内側にある分、自分も穏やかでいられます。だからこそ、なるべく怒らないような状況に自ら持っていくこと、さらに、人を許せるような寛容な人になることが、結果的に自分を幸せにするのです。「相手が悪い!」ではなく、相手が悪かろうが何だろうが、自分はいつでも気持ちよくいられるように心がけた方がいいのです。世の中に嫌いな人が多い人は、不幸せな気持ちになることが多いもの。逆に、好きな人が多い人は、その分、幸せでいられます。つまり、「相手は、好きなれる人かどうか?」ばかりをジャッジするのではなく、“人を好きなれる自分”になった方が、幸せになるためには手っ取り早いんです。欠点のある相手を「悪い!」と言っているうちは、自分も幸せになれません。相手に欠点があっても、それでも楽しめる自分でありたいものですね。・子供おばさん…相手の欠点を許さないですぐに縁を切ってしまうので、友達がいなくなり、孤独になる。・大人女子…相手の欠点を許容して上手に付き合っていくので、友達が多く、その分楽しみも増える。
2017年09月19日子供おばさんは、恋愛でも結果ばかりにこだわります。「相手が自分と付き合ってくれるのか否か」「恋人が結婚してくれるのか否か」ばかりにとらわれ、結果、失恋をしたり、別れたりしてしまうと、「無駄だった」と思ってしまうのです。でも、例えば恋愛映画にしても、主人公の恋が成就しようが、失恋で終わろうが、その過程こそがドラマであり、楽しめるものです。「主人公の女性が憧れの男性とは、付き合えませんでした」だけが重要なのであれば、冒頭の1分で作品は終わってしまいます。それではつまらないですよね。それと同じように、私たちの恋愛も、すぐに「付き合えるか、付き合えないか」「結婚できるのか、できないのか」という結果ばかりを気にしがちですが、過程こそが大事なのです。片思いの時期から結果までのドキドキが楽しいし、両想いになってからも、結婚まで進むかどうか、2人の関係を築いていく過程こそが“人生のドラマ”なんですよね。それこそ、フラれたとしても、結婚できなかったとしても、その結果までの経験が人生を豊かにします。大人女子は“過程”を楽しむ大人女子は、過程を大切にします。もちろん、結果がいいことに越したことはないのですが、それだけを追い求めることはありません。もしかしたら、恋人とは結婚しないで、別れてしまうかもしれません。それでも、その恋を無駄だったとは思わず、別れまでの間、「自分が相手を真剣に愛せたこと」を大切にできるのです。だからこそ、大人女子の人生は、輝くのです。それこそ誰の人生だって、最終的には「死」に向かっています。結果だけを求めるのであれば、死ぬだけです(苦笑)。それでは、人生は楽しくありません。面白い経験をすればするほど、人生は面白いし、失敗したくないとか、保守的な考えで力を出し切らないで生きていたら、自分の人生のドラマは輝かないでしょう。私たちは器用な人生を歩むために生きているわけではありません。ハラハラしたり、ドキドキしたり、時に心をヒリヒリさせながら日々を過ごすことで、得られることはたくさんあります。大人女子は、仮に片思いで終わっても、恋人と別れてしまっても、相手を本気で好きになった分だけ「良い恋をした!」と思えます。そういう人生ほど「実りが多い」と言えるのではないでしょうか。結果ばかりを追い求めるのではなく、過程を大切にできる人でありたいものですね。・子供おばさん…恋も結婚も結果ばかりにこだわるので、失恋すると「無駄な時間を過ごした」と思う。・大人女子…恋も結婚も過程を大切にするので、結果、失恋したとしても、好きになった分「いい恋をした」と思える。
2017年09月05日子供おばさんは「自分だけが不幸」だと思っています。自分の置かれている環境が良くないのも、周りに気が合う人がいないのも、全て環境や人のせいにして、「どうして私ばかり、こんなに不幸なの?」と思っています。でも、子供おばさんだけが“世界で選ばれし不幸者”になるほど、特別な存在のはずはありません。みんな多かれ少なかれ、色々な悩みを抱えながら生きています。不幸な環境から抜け出し、幸せになる人の多くは、“自分で切り抜ける力”を持っています。例えば、子供の頃、家庭環境が悪かったら、早く自立して家を出ようとします。職場の待遇が悪ければ、実力をつけて、さらに良い環境に身を置けるようにします。恋人ができないのであれば、気になる相手に好かれる自分になれるように変わります。結婚できないのであれば、恋人が結婚したいと思うような関係を築いていきます。逆に離婚したいのにできない場合は、まずは1人でも生きていけるくらいの経済力を持つようにします。誰もが皆、理想通りの生活を送っているわけではありません。なにかしらの不満は抱えている中で、それを切り抜けられるような方法を見つけたり、我慢できる程度のことであればやり過ごしたりしているものなのです。結局、「自分だけが不幸だ」と思う人は、自分の殻に閉じこもってしまうから、周りが見えていないのでしょう。でも、自分が不幸なのは、ツイていない環境だからではなく、「自分が切り抜けられる力を持っていないことが原因でもある」ことに気付きましょう。幸せになれる人は、子供おばさんとは違って、幸せになることに“受け身”でいることなく、「自分で自分を幸せにしようとする自立心」があるから、幸せになりやすいもの。世の中には理不尽なこともあるし、色々と残念な人もいます。でも、「だから、自分が不幸だ」というのは、理屈に合いません。自分が対応力を身に付けたり、その嫌な環境やその残念な人から離れられる力を持てば、そこに巻き込まれることはないからです。さらに、大人女子は、子供おばさん以上に不幸から抜け出せる力を持っています。なぜなら、大人女子は、「自分が幸せになれること」を信じているからです。その信じる力があるからこそ、自分を幸せな方向にもっていくことができます。さらに、幸せになることに能動的なので、不幸をただ嘆いていないで、「自分がそこから抜け出せばいい。じゃあ、どうしたら抜け出せるのか?」というのを、冷静に考えます。だからこそ、現実的にも、幸せになることができるのです。不幸から切り抜ける方法とは?では、具体的に、「不幸な状況から抜け出すための方法」には、どんなものがあるでしょうか?色々な方法があるとは思いますが、例えば、シンプルなことで言えば、「自分の得意なことで、人を喜ばせるようになること」も方法の1つです。それができたら、自分も人も幸せになれます。仕事でも、合わないことを嫌々やっていても、自分も不幸ですし、周りにも嫌な思いをさせてしまうことはあります。そんなときは、勇気を出して自分が得意だと思える職種に転職して(もしくは、異動願いを出して)、社内の人やお客さんを喜ばせられるようになったら、より自分の置かれている環境はよくなるでしょう。不満のある環境に文句ばかり言っているくらいなら、行動を起こしましょう。ここまで読んで、気付いた人はいるかもしれませんが、「自分が幸せになりたければ、まずは人を幸せにする」というのは、とても大切なことなのです。それができていないから、今、自分の置かれている立場があまりよくないこともあるからです。人に幸せを与えた分、チャンスが増えることは多いもの。自分の不幸を嘆いてばかりいないで、人を幸せにして、より居心地の良い居場所を作っていきたいものですね。・子供おばさん…「自分だけが不幸なのだ」と思い込み、自分の置かれた環境や周りの人をただただ恨み続ける。・大人女子…自分の得意なことで人を喜ばせることを心がけ、不幸な環境から抜け出す。
2017年08月22日子供おばさんは、恋を掴むためにモテテクを駆使しようとします。巷でよく言われている「彼の話をよく聞き、褒め上手になる」「適度なボディータッチをして距離を縮める」などといったテクニックを使って、気になる相手の気を引こうとするのです。でも、そんなことをしたところで実際にモテるか?というと、意外と大した効果が出ない人も多いものでしょう。なぜなら、“フリ”に過ぎないからです。巷には様々なモテテクがありますが、それが根っから身に付いているような人は、もともと内面から湧き出る色気や女らしさがあるからモテますが、そうでない人が表面的にマネしたところで、どこかわざとらしさが出てしまうし、他の言動でボロが出ることも多いものです。例えば、「隙がある女」がモテると言われていますが、普段、テキパキした女性が隙を見せようとしたところで、具合が悪そうに見えたり、挙動不審になってしまったりすることもあるでしょう。なぜなら、「その“モテるための隙”とは何なのか?」を知らないまま、単に演じているからです。そんなもともとはキビキビした人でも、親の前や親友など、本当に心を許している人の前では、隙のある姿を見せているもの。つまり、好きな人の前で“隙のある女”になりたければ、上っ面で隙があるように見せるのではなく、「相手に心を許せるようになる」という風に、内面から変えていく必要があるのです。例えば、学校の勉強でも、自分で考えて答えを出す前に、先に答えを知って覚えたところで、本当の意味で身に付いてはいません。それと同じように、恋愛でも、上っ面で身に付けたテクニックなんて、魅力ではないのです。本来は「答えを知る」ことが重要なのではなく、「その答えが出せるくらいに自分が成長すること」が大事なのです。それは、結果(=答え)だけではなく、過程(=自己の成長)が大切ということです。でも、子供おばさんはその自己の成長の部分を端折って、答えばかりを求めています。それは、近道のようで、遠回りなのです。大人女子は自然とモテる行動をしている大人女子は、モテテクを使おうなんて思いません。でも、自然と好きな相手の話をよく聞きます。なぜなら、本当に彼に興味があるからです。またテクニックではなく、相手のことをよく褒めます。それは、普段から、相手の素敵なところをもっと知りたいと思っているから自然と気付くし、素直に言葉に出せるのです。そんな内面から出る行動だからこそ、相手のハートに響くのです。モテテクは表面的なものに過ぎず、本当に大切なのは、「それが自然にできるくらい、自分が変わること」です。大人女子が、好きな相手の話をよく聞くことも、褒めることも、結果的に“相手を思う気持ち”があるからこそ。単に「相手の気を引きたい」という自己愛とは違うのです。好きな相手といい関係になるために大切なことは、テクニックではなく、相手をもっとちゃんと好きになることなのです。子供おばさんのようにモテテクを上っ面でマネばかりするようになると、段々、演じることが増えてしまい、自分らしさを失ってしまいます。そんな“嘘の自分”で仮に相手に好かれたとしても、段々苦しくなってくるものでしょう。そもそも、自分らしさを出せない恋愛なんて、幸せにはなれないもの。でも、恋愛成就をするという結果ばかりを求めてしまう子供おばさんには、それが分からないのです。本当に幸せな恋愛は、「好きな人に“ありのままの自分”を受け止めてもらうこと」です。ただし、“ありのまま”で愛されるためにも、自分を魅力的に成長させることが大切なのです。それは、演じたり、フリをしたりすることとは違いますよ。幸せな恋愛を目指している人は、大人女子のように内面から自分を魅力的に変えていき、相手のハートを掴めるようになりたいものですね。・子供おばさん…恋愛テクニックを駆使し、結果ばかりを追い求め、最終的に幸せになれない。・大人女子…恋愛テクニックよりも、自分がより魅力的に成長することを努め、最終的に幸せな恋を掴む。
2017年08月08日子供おばさんは、「愛は憎しみに変わる」ものだと思っています。でもそれは勘違いです。そこに“本当の愛”があれば、憎しみには変わらないからです。本当の愛は、「相手がHAPPYなら、自分もHAPPY」です。そんな愛情を抱いている人が、「相手を憎たらしい。不幸にしたい」と思うはずがありません。さらに言えば、究極の愛を抱いている人は、相手に裏切られたところで復讐はしません。もちろんダマされたら悲しいし、悔しいものですが、それでも最終的には「それで相手が幸せなら、しょうがない」とすら思えるのです。本当の愛を抱くと、人はそこまで器が大きくなれるものなのです。では、子供おばさんはどうして好きな相手を「憎たらしい」とまで思うようになってしまうのでしょうか?それは、相手が自分にとって都合がいい人でいてほしかったからです。つまり、子供おばさんが抱いているのは、本当の愛ではなく、「自己愛」なのです。本当の愛は憎しみに変わりませんが、自己愛は自分の都合に悪いことが起こると、憎しみに変わります。つまり、そこにある愛情は、ニセモノなのです。子供おばさんは自分のことも愛せていない実は、愛している(と思いこんでいる)相手に「復讐をしたい」と思う子供おばさんは、自分自身のことも愛せていません。なぜなら、自分のことを本当に愛していたら、自分をそんな“残念な人”にはしないからです。自分を愛しているからこそ、例えば愛している人が自分と別れたくなった時には、悲しくても、心が苦しくても、格好つけて、別れてあげることができるのです。「そういう自分でありたい」と願うからです。自分の醜態をさらし、相手を不幸に引きずり落としたところで、悔しい気持ちが晴れるどころか、ますます悶々としてしまうものです。つまり、そんなのは得策ではありません。大人女子は、パートナーと別れるときは、「惜しい人を自分は手放してしまった」と相手に後悔をさせるような方法をとります。実はそれが「一番相手を苦しめる方法である」と言っても過言ではないでしょう。大人女子は、たとえ相手に裏切られたとしても、最終的には「あなたの好きにすればいい」と言って、相手を解放させてあげます。彼女の中に“本当の愛”があればあるほど、相手は別れた後、深く後悔することでしょう。そこまでの自分を本当に愛してくれる人など、なかなかいないことに気付くからです。それくらい「人を本当に愛する」ことは、誰もができるような簡単なことではないのです。もちろん大人女子は、相手を苦しめようとしてそんなことをするわけではありません。本当に愛しているから、それができるのです。そして、“それができるカッコイイ自分”でありたいから、時としてやせ我慢ができるのです。本当に「人を愛すること」、そして「自分を愛すること」というのは、そういうことです。別に「自己犠牲をしろ」と言っているのではなく、これこそが、最終的に自分も幸せになれる方法なのです。本当の愛を抱いている人は、人を傷つけません。自分のことも傷つけません。愛と憎しみは、“別もの”であって、それがどちらかに変わるものではないのです。大人女子のように、自分のことも相手のことも“本当に”愛せるようになって、憎しみとは無縁の人になりたいものですね。・子供おばさん…自己愛を抱いているので、好きな相手との間に不都合なことがあると、その思いが憎しみに変わる。・大人女子…本当の愛を抱いているので、例え裏切られても相手に復讐せずに、最終的に自分も幸せになれる方法を選ぶことができる。
2017年07月25日子供おばさんは「彼はもう、私のことを好きじゃないのではないか?」なんて愛情を疑いがちです。そこでわざとワガママを言って、愛情を測るようなことをして、関係を悪化させてしまうこともあります。そもそも、付き合っていようと、結婚していようと、「相手を思う愛情の量が同じ」なんてことは少ないかもしれません。お互いに相手に愛情はありつつも、「どちらかの片思い」に近い状況になることはよくあることですし、メンタルのコンディションによって、恋愛感情に波が出てくることもあります。それだけではなく、「無償の愛を注げるほどの器があるか」という点でも、変わってくるでしょう。ただ、そうはいっても、相手も好きだからこうして一緒にいるのだから、愛情を疑ってしまうのは、相手に失礼な行為だとも言えるのです。大人女子は、相手の愛情を疑うくらいなら、もっと惚れさせようとします。惚れていない相手が悪いのではなく、「そこまで惚れさせていない自分が魅力不足だから落ち度はある」と思うからです。そこで、大人女子は、パートナーに一段と思いやりのある言動を心がけ、より輝けるように自分磨きもがんばります。実際にそうした方が、相手も自分もHAPPYになれるものです。結婚を迫る女と自然にプロポーズさせる女恋人の愛情が不安になる理由の一つに、「相手が結婚してくれない」というのもあるでしょう。子供おばさんは、彼が結婚してくれないと、「どうして結婚してくれないの?」と責めます。でも、それで無理やり結婚までもっていったところで、お互いに納得できる結婚生活が送れるか、というと、難しいところもあるかもしれません。相手には何かしらの理由があって、「結婚をしたくない」と思っているところもあるでしょう。例えば、「彼女は、恋人にはいいけど、将来のパートナーとしては、合わないところがありすぎる」だったり、「今は、仕事に集中したいから、結婚はまだしたくない」だったり。その思いを汲まないで、自分の願望ばかりをぶつけ、物事を思い通りに持っていこうとすると、むしろ状況は悪い方に進むことが多いのです。子供おばさんの行動は、童話「北風と太陽」で言えば、北風です。旅人にコートを脱がせようと、力づくでピューピュー風を吹くのです。でも、吹けば吹くほど、旅人はコートを脱ぐまいとしますし、仮に旅人のコートを飛ばせたとしても、旅人はまたそのコートを探して、着ようとするかもしれません。つまり、それでは根本的な解決にはならないのです。誰もみな、人にコントロールされたくないし、言いなりにもなりたくないものです。自分だって、恋人に不満を抱かせたまま結婚したところで、幸せにはなれないでしょう。大人女子は、恋人がなかなか結婚の決心がつかないときは、まずは「相手が結婚したいと思えるような女性になる」ことを心がけます。相手に、「今の独身の状況よりも、家族になった方が幸せになれるかもしれない」と思えるようにするのです。例えば、家に招待して、美味しい手料理を振舞ったり、普段から、彼と足並みを揃えたりして、相手が心地よく過ごせるように心がけます。それはある意味、童話「北風と太陽」で言えば、太陽です。太陽は、北風とは違って、旅人自らが「コートを脱ぎたい」と思えるように、ポカポカと暖めます。大人女子も同様、愛情によって、相手の心を暖めることができるのです。パートナーの愛情を疑うくらいであれば、惚れさせる。さらに、結婚してほしい時は、相手がそれを心から望むような状況に持っていく。そんな風に、自分も相手も幸せになれる方法をとれる人が、結果的に自分の思いを叶えられるものですよ!・子供おばさん…常に恋人の愛情を疑い、なかなか結婚をしてくれないと、相手を責めて、結婚する方に無理やり持っていこうとする。・大人女子…恋人の愛情が心配なときは、もっと自分が魅力的になって惚れさせようとし、また、結婚したいときは、相手に「この子と結婚したら幸せになれる」と思わせる行動をする。
2017年07月11日子供おばさんはいいことがあると、すぐに周りに幸せアピールをします。子供おばさんは、人から「いいね」と言われたくて仕方がないからです。そうすることで、ようやく「私は幸せなんだ」と自分に言い聞かせられる人が多いのです。でも、人に幸せアピールをしなくてはいられないときは、実はそこまで幸せではないことに気付いた方がいいでしょう。つまり、そういう人は、幸せそうに見えて、実は“ニセ幸せ者”なのです。“本当の幸せ者”は、誰かに幸せだと認められなくても、自分の幸せを実感できます。だから、わざわざ人に幸せアピールをしません。というよりも、敢えてしません。なぜなら、「今、不幸せな人にあまり不愉快な思いをさせたくないな」という気遣いがあるからです。つまり、幸せな分、それだけ心の余裕があるのです。さらに、“本当の幸せ者”であれば、「幸せを人にもおすそ分けしたい」と考えます。そういう人は、“幸せ体質”なので、自分だけではなく、周りにいる人たちも幸せになることで、さらに幸せが増えることを知っているのです。結局、自分だけが幸せでも、そこまでは楽しくないもの。幸せというのは、自分の大切な人、さらに周りにいる人たちが幸せになることで、どんどん大きくなっていくものなんですよね。つまり、「自分だけではなく、人のことも幸せにしたい」とまでは考えられない程度の人は、実は、「他の人よりも恵まれた環境にいることで優越感を得ることでしか、幸せを実感できない人」であることも少なくありません。つまり、そこまで幸せではないのです。「本物の幸せ者」は意外と少ない世の中には、他人の幸せアピールに不愉快な思いをしている人は少なくありません。ただ、そんな人にも落ち度はあります。隣の芝生は青く見えがちですが、実際は、“本当の幸せ者”はそこまで多くはないことには気付いていないからです。 実際に、“人に幸せを分け与えられるほど幸せな人”は、そう多くはありません。つまり、一見、幸せそうに見える人であっても、みんなそれぞれ、自分の人生を必死に頑張っているのです。時に、人の幸せに「よかったね」と言えなくて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、そんな人は、本当の意味での“幸せ度数”は、大差ないものだということに、早く気付いた方がいいでしょう。もちろん「物質的な豊かさ」だけを見えば、差は出てきます。でも、それと幸せの大きさは比例しません。幸せは単に物質的に豊かだけで得られるほど、単純なものではありません。むしろ、愛情、優しさ、知恵、感動といった「人の内側にある豊かさ」が幸せにつながるのです。物質的な豊かさに頼らない分、内側が豊かになることもあります。人の上っ面の豊かさに嫉妬してしまう人は、まだ本当の幸せを分かっていません。こんな“ニセ幸せ者”を見抜けないうちは、“本物の幸せ者”にはなれないですよ?では、“本物の幸せ者”には、どうしたらなれるのでしょうか?“本物の幸せ者”は、「相手は相手、自分は自分」と言い聞かせて、人と比べることなく、自分にとっての幸せを掴んでいきます。そして、その幸せを人に認めてもらうとするのではなく、自分自身でしっかり噛みしめます。つまり、そういうことができる精神的に成熟した大人女子であれば、“本物の幸せ者”になりやすいのです。 “本当の幸せ者”がする行動をきちんと知っていれば、幸せぶっている“ニセ幸せ者”に嫉妬することはありません。できることなら、“本物の幸せ者”になることを目指したいものですね。・子供おばさん(ニセ幸せ者)…いいことがあったときは幸せアピールをし、人から羨ましがられることで幸せを実感しようとする。・大人女子(本物の幸せ者)…いいことがあったときは、人に自慢しないで、自分で幸せを噛みしめ、さらに心に余裕があるときは、人にも幸せをおすそ分けをする。
2017年06月27日少ないもので丁寧に暮らしたい、断捨離したい、と思っても、ものはどんどんと増えていきますよね。子どものおもちゃもさることながら、筆者がまず整理しなくてはいけなのが洋服です。シーズンごとに取捨選択をしているのですがなかなか数を減らすことができません。思い入れのある服や良質な服ほどタンスの肥やしにわが家のクローゼットには、もう何年も着ていなくても「この服は生地がいいし、また着る機会があるかもしれない」「この歳になってしまうと似合わないけど高かったからな」と、捨てたりリサイクルに出すのを躊躇してしまう服が眠っています。このままではずっと捨てられない!でも本当は捨てたい!とのジレンマのなかで、発想を転換してみることにしました。洋服を「生地」としてみて、その生地で何ができるか考えてみたのです。トップスを子どものサルエルパンツにリメイク今回はトップスをリメイクすることにしました。どちらの洋服も、色も柄も着心地も好みのアイテムでした。夏もので、これからの季節にぴったりの生地なので、子どものサルエルパンツにリメイクしようと決心。サルエルパンツはゆったりした作りなので通気性がよく、動きやすいうえ、型紙や作り方もシンプルなので初心者さんにもおすすめです。また、子どもが成長してアンクル丈や7分丈になっても履けるので長く使えます。<リメイクの仕方>1.書籍や無料ダウンロードページからサルエルパンツの型紙をコピー、またはプリントする。2.トップスに型紙を合わせ、布を裁つ。そのとき、型紙の「わ」をトップスの両脇に合わせると取りやすい。3.中表に合わせ、ゴム通し口をあけて両脇を縫い、布端をジグザグミシンで始末する。4.股下を縫い、すそを三つ折りにして縫う。5.ウエストを三つ折りにしてぐるりと縫い、ゴムを通す。6.試着させ、丈やゴムの長さを調節したら完成!余った生地で小物を作るのも楽しい!サルエルパンツを作ったあとに残った生地もなんとか活用したいと、コースターも制作。他にもシュシュやヘアバンドなどヘアアクセにするのもいいと思います。赤ちゃんがいるならスタイにするのもステキです。パパのシャツをリメイクして女の子のワンピースにしたり、セーターでクラッチバッグを作ったりするハンドメイド上級者のママもいるそうですよ。なかなか捨てられない洋服は、それだけ気に入っている証拠。他のアイテムにリメイクして、形を変えても、きっと新たなお気に入りになるはずです。ぜひ目線を変えて「生地」としての活用を楽しんでみてください!<文・写真:フリーランス記者飯作紫乃>
2017年06月18日