「義母から孫への呼び捨てにイラッ」相談者にミキティは?長男はもう中学生。(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)ズバッと鋭い回答が大人気となっている、藤本美貴さんのお悩み相談シリーズ。今回は20代女性からの「子どもの名前の呼び方について」という悩みを取り上げていました。相談者は0歳の娘を育てていますが、自身の友人が娘を「呼び捨てで呼ぶ」ことが気になっているそう。「私は、いくら仲の良い友達でも他人が自分の子どもを呼び捨てで呼ぶのは、あまりいい気持ちがしません。特に赤ちゃんなので余計に気になります」と、思い悩んでいるようです。藤本さん自身は、子どもの名前を呼び捨てにされるのも「全然アリ派」。家では長男のことを「とらちゃん」と呼んでいますが、よその人から「とら!」と呼ばれることもあり、まったく気にならないといいます。なぜなら、「うちの子がなんて呼ばれるかよりも、誰に愛されるかの方が大事」と考えているから。ただ、藤本さんの周りにも「呼び方が気になる」というママはいるそうで、「義理のお母さんに子どもの名前を呼び捨てされて、ちょっと嫌だったから旦那さんに言ったっていう人もいるの」と明かした藤本さん。「でも、うちの子どもを可愛がってくれる人を(呼び方ひとつで)あっち行けってするよりも、何て呼ばれても(いい)。だって小学校にあがったら、名前じゃない『どこから来たの?』っていうあだ名で呼ばれてる子とかもいる」と言い、「なんて呼ばれようがこの子が愛されているかどうかが大事かなと思いますね」と強調しました。「好きになるって難しいと思う」1歳半の子どもを育てる30代女性からは、子どもが散らかした食後の後片付けにうんざりしているという悩みが寄せられました。「掃除が嫌いな専業主婦」だという相談者は、「毎食、食べこぼしの大惨事です。どんなに注意しても、食べ物を持ったまま食卓から離れてしまい、部屋中に食べ散らかします。そんな食後の荒れ果てた部屋を1日3回も掃除しなければいけないのが、苦痛です」と、苦痛を訴えます。掃除が苦手なものの、散らかっている状態が好きなわけではなく、「ただ、せっかく掃除してもまたすぐに汚されると思うと、ウンザリします」。もともと結婚前から掃除が嫌いだという相談者は、「好きになる方法はあるでしょうか?」と問いかけました。この相談内容を「わかる」と頷きながら聞いていた藤本さんは、「好きになるって難しいと思う、だってましてや自分で汚してないし」と共感しながらも、「でもしょうがないよ」と達観。「この限られた期間だけこぼされる、って思うしかないのかなって思う。あとは、やってやったぜみたいな感じで自分をほめたたえる」と、今の時期は汚れるたびに掃除するのも仕方がないと割り切り、掃除も育児も頑張っている自分をほめてほしいとアドバイスを送りました。ちなみに、藤本さんは家事の中では掃除が一番好きだといい、「忙しくて掃除がたまったり、家がぐちゃぐちゃになってくると休まらなくて。だから休みの日はずっと片づけたり、普段かけられないところに掃除機かけたりして」いると明かしました。ピカピカに掃除をすると「全然空気が違うから最高!」と気分がアガるものの、やはり一日三食欠かさず汚れてしまうとうんざりする気持ちはわかるとし、「うちはある程度大きくなったら自分で片付けさせる。こぼしたものとか自分で拭いてっていう」と、庄司家のやり方を伝授。そのうえで、「子どももずっとちっちゃいわけじゃないから成長するし、自分でできることも増えてくる。この大変は一生は続かないから大丈夫」と、温かいエールを送っていました。
2024年04月16日寝かしつけ中の奮闘姿(※画像はイメージです)加藤綾子さんは2021年に結婚し、昨年12月29日に第一子の元気な女の子を出産しました。出産から約3ヶ月が経った4月2日、Instagramで近況を報告しています。加藤さんは「新生活を迎えた皆さん」に向けて「慣れない環境に戸惑うこともあるかもしれませんが頑張って下さいね」と温かくエールを送り、自身の状況について「私も新生活頑張ってます笑寝かしつけ中の奮闘姿」と明かしました。写真では、床に座りながら、赤ちゃんをのせたバウンサーを揺らす加藤さんの姿が。なぜか目線は赤ちゃんの方ではなく床に落としていますが、その理由はハッシュタグで説明されていました。それによれば、「#お昼寝」「#なんで」「#しっかり30分で起きるの」「#30分の壁」「#少しぐずっても」「#すぐにあやさず」「#少しゆらゆら」「#そうすると」「#またねんねする時もあるから」「#この時」「#目を合わせないように」「#だからこの姿勢です」「#奮闘中」。赤ちゃんがスヤスヤ寝ている間に家事など用事を済ませたいのに、30分ほどで起きて泣き始めてしまうと全てが中途半端に……なんて【育児あるある】をうかがわせる投稿に、共感や親近感を覚えたというコメントが多く寄せられています。生後3ヶ月の赤ちゃん、睡眠はどのぐらい?個人差はあるものの、生後3ヶ月ごろの赤ちゃんの1日のトータル睡眠時間は14~15時間ほど。昼は2〜3時間まとまって起きていられるようになり、日中に起きているようになってきます。生後3~5ヶ月ごろにおすすめの生活リズムは、朝6~7時に赤ちゃんを起こして授乳・着替えなどをしたらお散歩に行くなどして昼間は明るいところで過ごしましょう。このころの昼寝の回数は1日に2~4回で、外出先で抱っこ紐やベビーカーの中で寝かせても大丈夫です。参照:【医師監修】赤ちゃんの寝かしつけ方のコツを月齢別に解説
2024年04月03日子どものペースを大切に●小さな子どもをあまり叱らないで。もっと優しく温かい目で育ててください。子どもが中学生になりゆとりがある今だから言える言葉ですが……。(51歳/食品・飲料/販売職・サービス系)●忙しいと、いつも早くしてと急がせてしまいます。ときどきは子どものペースでゆっくりと遊んだり片づけたり話をしたりしてください。(53歳/小売店/販売職・サービス系)●ほかの子と比べなくてもそのうちできるようになる。(40歳/小売店/販売職・サービス系)大人から見れば簡単なことでも、小さな子にとっては難しいことがたくさんあります。また、子どもの発達は一直線に進んでいくものではなく、行きつ戻りつしてしまうもの。昨日はできたのに、今日はできないということも普通です。ママに甘えたくなってできないふりをすることもありますし、子どもなりの理由があってできないこともあります。「どうしてできないの?」「早くしなさい!」と怒りながらの声かけは、ママ自身も気分がいいものではありませんね。難しいことですが、子どものペースを大事に、あまり叱らないであげて……というのが、自身の反省とともに伝えられる先輩ママのメッセージです。がんばらなくても大丈夫●子どもはがんばって育てなくても、育つもの。がんばらなくてもちゃんと子どもは見てくれています。(47歳/小売店/販売職・サービス系)●とても生意気なときもあるけど、子どもは大人が思っている以上に親の背中を見ているから、何でも信じてやらせてあげて下さい。(44歳/食品・飲料/販売職・サービス系)●余裕があるときだけでかまいません! お子さんに大好きだよと言って抱きしめてあげて下さい! それだけで大丈夫です。(48歳/小売店/事務系専門職)子育てをがんばっているママもパパも、本当に偉いんです。おいしいごはんに温かいお風呂、ふかふかのお布団、絵本の読み聞かせに習い事……子どもに与えてあげられるものはなんでも与えてあげたい、と思うのが親心。でも、すべてを完璧にすることなんて無理! 時間や体力は限られています。がんばれと言われても、がんばれないときがあるのは当たり前。それに、親の仕事は育児だけではないですよね。自分の仕事ややりたいことを優先してもバチは当たりません。がんばらなくても大丈夫。がんばりたいと思っているママの心は、子どもに十分伝わります。力を抜いて子どもに笑顔で接してあげてください。お話たくさん聞いてあげて●わかっているつもりでも、わかってあげられてないと感じることが何度もある。少しでも話を聞くことをしてあげて。(46歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)●泣くことが多くて怒りがちになるけど、子どもも上手く話せなくてそうなることも多いので、ちゃんと聞いてあげるのが大事だと思う。(42歳/食品・飲料/サービス)●家事育児、忙しくて大変だと思うけど、手を止めて子どもとちゃんと向き合って、話を聞いてあげて。(44歳/冠婚葬祭/販売職・サービス系)小さな子は、自分の感情を言葉で表すのが苦手です。語彙も少なく、自分でも自分の気持ちをどう捉えていいかわからないときがあります。そのため、癇癪を起こしたり、泣いたり、お友だちを叩いてしまったり、ママとしては頭を抱えるシチュエーションがしばしば。子どもの話をしっかり聞いてあげることは、子どもとママの信頼関係を築くとともに、表現の訓練にもなります。本当に手が離せないとき以外は、なるべくすぐに話を聞いてあげてくださいね。「あとで」と言ったら、約束は守ること。自分を受け入れてもらえた、という安心感が、子どもの自己肯定感を高めます。親離れは小3から?●反抗期絶好調な、中1の我が子。小3までの可愛い時期を大切に。(41歳/医療・福祉/事務系専門職)●小3くらいになったら、子どもたちも自分でできる事が増えて、頼りになるので、それまでお世話が大変かもしれないけれどがんばってほしいです。(40歳/学校・教育関連/調理)●女の子は小学校3年生くらいから、友だち関係で揉めることが増えます。小さな変化を見逃さず、子どもの味方でいてほしいです。(40歳/ライター)「子育てが大変な時期はほんの短い間」とよく言われますが、実際はいつまで大変なのでしょう?正直「あれもこれも手伝わなければならなくて、手がかかるな」と感じるのは、3歳くらいまで。個人差はありますが、4歳になると生活面ではずいぶんしっかりしてきます。そして小学生になると、徐々に親の手を離れてお友だちとの関係を大切にするように。大変な育児もいつか終わりがきますよ!大丈夫、自信を持って!●首がすわると、前より抱っこも少しラクだなと感じませんか? たっちができると、オムツ替えが少しラクだったりしませんか?些細なことでも、少し前より手がかからなくなったことって必ずあるはず。しんどいこともあると思うけど、ちょっと前のこと思い出してみてね。一つひとつ、ちゃんと乗り越えてきてるから、自信を持って!(46歳/医療・福祉/販売職・サービス系)●親が本気で楽しんでると、子どもたちも自然と楽しめるし、家の中が明るくなります。ドンと構えて、笑って過ごしましょう。(46歳/医療・福祉/専門職)●心細いときや不安なときは、周りの人・相談所・ネットにでもいいから、相談したり愚痴ったりしてひとりで抱え込まないで、吐き出すように。(41歳/団体・公益法人・官公庁/一般事務)おむつ外しや離乳食がうまく進まず、悩んでいるママはいませんか? 子どもはひとりひとり違います。成長の速度を比べることに意味はありません。同じように、ママの置かれている環境もそれぞれ違います。誰かと比べて自分はまだマシ……と思いこまないで。苦しいとき、つらいときは我慢しないで声をあげましょう。その代わり、楽しいときは思う存分楽しく過ごしてください。たくさんの先輩たちが、ママを見守っています。まとめ小さい子を育てているママは、しつけの面で悩むことも多いでしょう。自分だけがうまくいかない気持ちになって落ち込んではいませんか?なんの問題もなく、子育てが終わるケースなんてほんの一握り。みんな悩んで子育てをしています。情報を鵜呑みにしないで、目の前のお子さんの様子をよく見てあげてください。子どものペースにあわせて、ゆっくり子育てをしていきましょう。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月8日調査人数:156人(22歳~40代までのママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年04月02日「心が元気やなかったら、体も元気になれへん」 この投稿をInstagramで見る くわばたりえ(@kuwabatarie)がシェアした投稿 中学生の長男、小学生の次男、長女を育てているくわばたりえさん。キッチンで1人おしゃべりしながら夕飯を作る動画は、多くのお母さんたちを勇気づける人気コンテンツです。2月下旬に公開した動画では、15年使っていたお鍋を空焚きでダメにしてしまい、新しくル・クルーゼの大きなビタミンカラーの鍋を夫にプレゼントしてもらったと明かし、夕飯用のカレーを作りながらおしゃべりを繰り広げました。手際よく下準備をしながらくわばたさんが話しはじめたのは、「不登校の子って今、多いでしょ?」という話題。最近、フリースクールの雑誌の取材を受けたことが、「学校って絶対行かなあかんのかな?行けへんより行った方がいいねんけど、行くのが辛くなるときにどうしたらいいかっていうのを、(今は自分の子どもが学校に行けているとしても)今のうちから考えておくっていうのがまず1つあっていいんかなと思ったのよね、親の心構えとして」と考えるきっかけになったといいます。学校ではなくフリースクールに行くのも良いといい、「だってさ、大人もいろいろあるけど、子どももいろいろあると思うで」と、くわばたさん。最近の子どもたちの環境は「うちらの子どものときと違うもん。そもそも携帯とかスマホがなかったから、スマホがある時代とない時代でなにが違うって、LINEのやりとりの中の問題があったりするわけやん」と、スマホは非常に便利なツールではあるものの、トラブルにもなりやすいと話します。「うちらだってよくママ友のグループLINEでこんなんあんなんあるわけだから、子どもだってあるよね」との意見には、たしかに!と納得させられますね。くわばたさんとしては、まだスマホがなかった時代の「陰口」のほうがマシだと思うといい、「30人ぐらいのグループLINEがあったとして、私がいじめられたら、みんなグループから出ていくやん。私ひとりぼっち。それで別で新しくLINEグループ作られてる、そんなんめっちゃ嫌やん」。また、その場で終わる陰口と違ってLINEのやりとりは文字で残るため、後から仲良しグループがこじれた場合「こんなこと書いてあったよ」と画面を転送されてしまうケースがあるとし、「便利だけど、便利だからこそのいろいろ(悪い面)が出てくるんや」と危惧していました。くわばたさん自身、お子さんのサッカーチームの役員をしていて、「たいしたことないことやったらLINEだけど、文字に残したくないからって電話してくる人おるもん」「なんでそんなこと言ってくるかっていったら、今までそういうことで大変な目にあったことがあるんでしょうね。だからもう文字に残しませんっていうことやろうね。だから昔に比べていろんなことが変わったと思う」と、経験を明かしました。さらに最近、くわばたさんのもとに学生さんから「学校に行きたいけれど、心が追い付かなくて行けないんです。どうしたらいいですか?」という相談が寄せられたそうで、「行きたいのに行けないんだったらフリースクールに行ってみたらって。今だったら三学期の間はフリースクール行って、4月から学校行ってもいいし、無理だったらもう行かんでもいいし。ほんまにしんどいときは、なにもせんでええんやろうな、ほんまに」と、温かく包み込むように語りかけていました。「私もなんかいろんなこと悩んでてな、もうほんましんどい、頭がしんどいってなると体調まで悪くなってくるからな。心が元気やったら体も元気になんのよ。だから、心が元気やなかったら、体も元気になれへんってこと」という言葉にも、納得です。心と体の問題は密接なもの。親としても日々の生活でいっぱいになってしまうときはありますが、いつ子どもからのSOSがあっても受け止められるよう、心構えをしておきたいですね。
2024年03月08日中学生からスポーツブラ、高校生からホックタイプのブラを付ける女の子が増加アツギが実施したグループインタビューの様子普段ブラジャーを着用しているか尋ねたところ、小学生の67%、中学生・高校生の95%が「着用している」と答えました。小学生は、4年生では41%ですが、5年生で75%、6年生で84%と学年ごとに着用率が上昇しています。着用しているブラの種類では、小学生ではキャミソールやタンクトップ、カップ付インナーが主流ですが、中学生からスポーツブラの使用、高校生からホックタイプの使用が増えています。バストの成長に合わせて、さまざまなタイプのブラジャーが着用されていることがわかりました。「好きな」「着けたい」「着けてみたい」ブラジャーの素材を尋ねると、最も多い回答は「汗を吸う素材」(49%)でした。ブラジャーの不満点を複数回答で聞いてみると、「蒸れやすい」(27%)が最も多く、2位は「肩ひもが落ちてくる、ずれやすい」(22%)となりました。部活や体育の授業のときに、普段と違うブラジャーを付けるか聞くと、「同じブラジャーをしている」(89%)が圧倒的でした。ブラジャーの使い分けを積極的にしていないことがわかります。欲しいブラジャーの機能を複数回答で尋ねると、「運動・スポーツをするときにも着けられる」(49%)が最も多く、「吸汗機能」(47%)、「速乾機能」(38%)と続きました。この結果を受け、同社ではグループインタビューを実施。子どもの生の声を反映した「Hijuni/ハイジュニ」のベーシックラインをリニューアルしました。「Hijuni/ハイジュニ」は、初めてブラジャーを購入する子どもや保護者にも、今どれを身に着けるのが最適なのか、分かりやすく選びやすい商品展開が特徴。バストトップの周りがふくらみはじめた段階では「ステップ1」のかぶりタイプのハーフトップを、バスト全体がふくらみ始めた段階は「ステップ2」としてノンワイヤーブラを、バスト全体が丸みをおびる段階は「ステップ3」のソフトなワイヤーブラと、子どもの成長に合わせて選ぶことができます。Hijuni/ハイジュニ(全9型展開)ステップ1:ハーフトップ3型/1,430円ステップ2:ノンワイヤーブラ3型ハーフトップ1型/1,430円 ペアショーツ1型/770円ステップ3:ワイヤーブラ1型/1,650円同商品はスーパーマーケット、衣料品専門店、アツギオンラインショップで購入できます。調査概要調査対象:小学4年生~中学3年生の女の子(保護者による代理回答)、高校1年生~3年生調査地域:全国調査方法:インターネットリサーチ調査時期:2023年7月27日(木)~7月28日(金)有効回答数:960名アツギ(マイナビ子育て編集部)
2024年03月05日そんな長女が2歳のころ、育てにくさに悩んでいた私。言葉の遅れも気になっていました。そこで、市の広報で見つけた子育て相談に行ってみることに。しかし、専門家の言葉に私はひどく落ち込むことになってしまいました……。 子育ての悩みを相談すると…長女は生後10カ月ごろからかんしゃくが始まり、2歳ごろになると言葉の遅れが目立ち始めました。普段はほとんど話さない長女ですが、自動販売機やスーパーのロゴを見つけると指を差しながら唐突に話し出す長女に、私はネットでよく見る自閉症の特徴と似ているなと思っていました。 ある日、たまたま手にした市の広報誌で子育て相談があることを知り、すぐに予約。当日、長女と一緒に子育て支援センターへ行き、臨床心理士の先生に子育ての悩みを話しました。 すると……。 「でも、まだ2歳だしね。それにちゃんと理解力はありそうだけど」と言われ、私の思いや不安はあまり理解してもらえません……。それどころか、いたずらをし始めた長女に私が注意していたのを見て、「ダメって言っちゃダメよ。あなたの接し方が悪いんじゃない?」と言われてしまったのです。 後日、別の方に相談すると…指摘された言葉が頭に残り、私のせいかもしれないと、ひどく落ち込みました。ですが、夫や職場の託児の先生から励まされ、また、託児の先生が療育などに詳しかったこともあり、その後はたくさんの方からアドバイスをいただきました。 また、後日子育て相談の担当の方が変わると、その方のおかげで発達を専門に見ている医師と出会うことができたのです。そして長女は発達検査を経て、高機能自閉症と診断されました。 当時は心理や発達の専門家だからと、臨床心理士さんに言われたことを真に受けていた私。不安を理解してもらえず、ダメ出しをされたことは傷つきましたが、たった1時間で人を理解することは、専門家でも不可能なのかもしれません。今は割り切れるようになりました。子どもと一番近くにいるのは親である私なのだから、自分自身をもっと信じてみようと思えるようになるきっかけとなった出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:なか さおり
2024年02月21日こんなお散歩風景はじめて見た……!ちょこんと寄り添うように乗せられている双子ちゃん、かわいすぎます♡@ao_sora_s ベビーカー乗れないのでそり散歩家の周りぐるぐる #双子#双子ママ #男の子ベビー #赤ちゃん #6ヶ月ベビー #兄弟 #ツインズ #北海道 ♬ オリジナル楽曲 - ririko※動画が再生できない場合はこちらのページでごらんください。北海道民の共感トークが盛り上がる実はこれ、北海道ではあるあるな光景なんだそう。さまざまなコメントが寄せられていたので、ご紹介します!「なんとも言えない顔かわいすぎるwww」「北海道ではソリでのお散歩が1番最適ですよね笑」「うちは昔2人乗りのソリでしたー。たまぁに1人落ちる、懐かしいなーー♡」「まじこれで育った。道産子あるあるすぎる(笑)」「札幌ですが保育園までソリで行って、保育園にソリ置いて出勤してました~」「進行方向に向いてることで景色がどんどん移動するのも見えるので、いいと思います!」「私もどうやって冬の散歩しようか迷ってました!なるほど、ソリですね!」北海道以外にも、雪国にお住まいの方は真似してみるのもいいですね♡動画投稿者であるお母さんに、お話を伺ったのでご覧ください。お母さんにお話を伺いました──現在のお子さんたちのご年齢、普段の様子について教えてください。お母さん0歳7ヶ月の双子です(左が兄、右が弟)。弟の方がやんちゃで兄の方が大人しめな性格。寝返りやハイハイなどなんでも弟の方が先にできて、兄はマイペースにゆっくりできるようになっています。──対照的でかわいい双子ちゃんですね♡ソリでのお散歩は北海道ではよくあることなのでしょうか?お母さんソリでお散歩は北海道あるあるです!まだ小さいので毎日はしていませんが、外遊びや散歩はソリです。私が子供の頃は、ほぼ毎日父や母に引っ張ってもらってました♡──ご自身も経験したことをお子さんに引き継いでいく、すてきなつながりですね。お話をお聞かせくださり、ありがとうございました。「ririko」さんのTikTokでは、双子のあおくんとそらくん、合わせて“あおぞら兄弟”のさまざまな日常が投稿されています。ぜひ他の動画ものぞいてみてくださいね!======================投稿主「ririko」さんTikTokao_sora_s(取材・文=齋藤 優子)✅お顔はよく似てても性格は正反対の双子ちゃん! 写真館での撮影が対照的でかわいすぎた♡✅赤ちゃんと小さな子猫ちゃんたちがじゃれ合う姿に、胸キュン間違いなし!【カワイイが大渋滞】✅結婚式のかわいすぎるサプライズゲストとは!? 幸せを運ぶ「リングボーイズ」が大反響♡
2024年02月17日料理の注文に失敗!●子どもがどれをきちんと食べてくれるのかわからず、あれもこれもと頼みすぎてしまったこと。(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)●子どもがあまり食べないと思って、自分の分は量が少ないものを注文。なのに子どもが完食したため物足りなくなった。(34歳/食品・飲料/技術職)●はりきってお子様ランチを頼んだけれど、デザートのゼリーしか食べなかった。(36歳/建設・土木/技術職)子どもの食欲にはムラがあります。家でリラックスしているときはよく食べる子も、外出先では緊張したり、にぎやかな場所に興奮したりして、ほとんど食べられないことがあります。逆に、楽しい雰囲気でテンションが上がり、普段よりよく食べるようになる子もいるので、ちょうどいい分量を頼むのは大変!親の食事を取り分けるつもりが足りなくなった人もいれば、我が子の残したものも含めて、2人前を食べるはめになった人もいました。はじめての外食の際は、子どもが食べられなかったときの保険として、おやつやおにぎりを別に用意しておいて、家で食べさせるのもいいかもしれませんね。食べた気がしなかった●あまり食べられるものがなかったため、娘とシェアするために私はうどんを頼みました。旦那は自分の好きな激辛料理を頼んでいて、途中からお腹が痛いと言ってトイレに行ってしまい、私がひとりで娘に食べさせ、片づけまで全部。私はのびたうどんをかきこんだだけで、全然食べた気がしませんでした。(28歳/内職)●食事に行くと子どもに必死で、だいたい自分が何を食べたのかわからなくなる。(33歳/飲食店/販売職・サービス系)●子どもがぐずってしまい、周りの目が気になって食べた気がしなかったです。その後から外食をすることが億劫になりました。(26歳/医療・福祉/専門職)うまく注文できたとして、次に待ち受ける関門は食事の介助とマナーの問題です。スプーンやフォークがうまく使えない月齢の子には、大人が食べさせてあげなくてはなりません。自宅では手づかみで食べたり、スプーンやフォークを投げてしまったりしてもかまいませんが、外食時は周囲にほかのお客さんがいます。親は周りに気を使いながらなるべくきれいにごはんを食べさせ、満足したら遊びだす子どもを取り押さえることで精一杯。自分は食べた気がしなかった、という回答がいくつもありました。せっかくの外食も息抜きにならず、かえって疲れる原因になってしまって残念ですね。好きなものを食べられない……●子どもが小さくて食べきれないため、子どもの食べたいメニューを選んで、自分は頼まず子どもの残り物を食べる。(40歳/医療・福祉/医療事務)●子どもがお子様ランチを嫌がったので、私のものと交換して食べることになった。(42歳/学校・教育関連/事務系専門職)●ラーメン屋に行ったが、確実にラーメンがのびるのでチャーハンを頼んだ。(24歳/機械・精密機器/技術職)子どもはお腹が減ると機嫌が悪くなるもの。まずは子どもの食欲を満たしてあげることが最優先です。その結果、親の希望は後回しになりがち。外食自体が家族の楽しみになるのは、子どもが自分ひとりでしっかりごはんを食べられる年齢にならないと難しいかもしれません。はじめての外食は、セットメニューではなく、単品メニューを頼みやすい飲食店でチャレンジするのがオススメです。冷たい料理に涙●食べさせるものの種類が少なく、うどん一択。うどんを小さく切ったり口に運んだりした後、自分は冷たくなった料理をかきこみました。(38歳/医療・福祉/専門職)●カフェでお茶をしたが、大泣きしてお茶どころではなく、テイクアウトに切り替えた。外で寒空の下、アイスドリンクを飲む羽目になった。(39歳/マスコミ・広告/営業職)●近所のイタリアンレストラン。子どもに食べさせるのに必死で、くっついたパスタを食べた。(44歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)子どもにご飯を食べさせて、やっと自分の番になったと思ったらすっかり料理が冷めていた……。子ども同伴の外食あるあるですね。火傷などの心配もあり、子どもが小さいうちはホットドリンクや鉄板にのせられた料理などは避けたほうが無難です。冷めた料理だと思うと悲しいですが、もともと冷たいほうがおいしいものなら問題なし!ただ、満足して遊びだしてしまい、座っていられなくなった子どもを抱えての早食いは悲しいです。「はじめての外食は母子のみ」という答えが散見されましたが、できれば手助けを頼める大人をもうひとり確保しましょう。場所を選んで大成功!●初の外食はファミレスです。夫婦喧嘩をしてプチ家出したときに、子ども3人連れてファミレスに行きました。はじめて食べたポテトに当時2歳の娘は大興奮。口の回りをケチャップだらけにしてかわいかったです。(41歳/飲食/専門職)●実家近くの昔から家族で行っていた洋食店。子連れで行ったらお店のご主人がとても喜んでくれ、子どももうれしそうだった。(36歳/金融・証券/営業職)●回転寿司に行って、パパが子どもに食べさせてくれたおかげで、久々にゆっくりと食事できた。(35歳/税理士法人/事務系専門職)アンケートの回答で目立った外食場所は「うどん屋さん」「ファミレス」「ファストフード店」「回転寿司」でした。うどんは離乳食をはじめた子どもにも食べやすく、低年齢でもチャレンジしやすいメニューです。ファミレスは、まさしくファミリーのためのレストラン。子どもが多少動いても大丈夫なボックス席や、専用の子どもイスが準備されていて過ごしやすいでしょう。ファストフードでは、子どもたちはポテトに夢中になるようです。「子ども連れ歓迎!」という空気のあるお店や、オープンカフェなど、子どもの初外食は場所選びも重要なポイントになりますね。まとめ子ども同伴のはじめての外食は、乗り越えなければならないハードルがいくつかあります。なかには、一度失敗して外食が怖くなった方もいるようですが、最初はうまくいかなくて当たり前。あまり落ち込まないでください。場所やメニュー、時間帯、同伴者など、事前の準備を見直してぜひ再チャレンジを!みなさんの体験談を参考にして、楽しみましょう。子連れにやさしいお店もたくさんありますよ。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月8日調査人数:111人(22歳~40代までのママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年02月10日子どもの友だちの前で、自分のことを主に何と呼んでいますか?子どもの友だちの前で使う一人称は、主に3種類に分かれる結果となりました。「○○(子どもの名前)のママ・お母さん」が約34%と、僅差でトップ。ついで「おばちゃん・おばさん」が約31%、同じく約31%で「私」が並んでいます。なかなか難しい自分の呼び方。子どもの友だちとの関係性によっても、呼び方は異なっているようです。詳しいエピソードをご紹介します。おばちゃんってだれ?●「おばさん」と自分のことを言ったら、「〇〇のママでしょ」と訂正された。(39歳/運輸・倉庫/事務系専門職)●「おばちゃん」と呼んでいますが、息子が「僕のお母さん」と、言い直します。「おばちゃんじゃない!」と言ってくれます。(44歳/小売店/販売職・サービス系)●自分の子どもも一緒の場で「おばちゃんはねー」と言ったら、子どもがとても不思議そうにしていました。(32歳/マスコミ・広告/事務系専門職)「おばちゃん・おばさん」は、一定の年齢の女性を示す一般的な呼び方です。子どもの方からも、個人名を知らない女性に対しては「おばちゃん・おばさん」と呼びかけるのが普通でしょう。無難なところで「おばちゃん・おばさん」と名乗っていれば、まず間違いはありません。でも、自分の子どもはちょっと不思議に感じるようですね。自分にとっては「ママ・お母さん」なので、急に「おばちゃん・おばさん」と名乗られると、「誰のことを言っているのだろう?」と感じるようです。おばちゃんはNG?●20代中頃、年上のママ友と子どもを連れて話をしていたとき。「おばちゃんはこう思うよー」と話したら、子どもに「おばちゃんっていうのは30越えた人が言うんだよー」と言われてその場の雰囲気がビリついた。(38歳/医療・福祉/専門職)「おばちゃん・おばさん」という呼び方には、「年をとった人」という印象がある子もいるようです。若い女性に向かって「おばさん」という人はいませんから、「おばさん」と呼ぶと「相手には老けて見えている」と感じる人も。20代、30代で「おばさん」と呼ばれるのは抵抗がある、という人もいるでしょう。また、「おばさん=ちょっと図々しい人」という世間的なイメージがあることも否めません。自分はよくても、周囲に気を使って「おばちゃん・おばさん」呼びを避けているという人もいました。「おばさん」と「おばちゃん」を比べると、後者のほうがちょっとかわいい響きですね。でもおばちゃんだから……●子どもの友だちが遊びに来て何か預かろうとしたときに、ほかに言い方が思い浮かばなかったので「おばちゃんにちょうだい」と言いました。おばちゃんは事実なのですが、自分で言ったにもかかわらず少し凹みました。(35歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)●公園で子どもの友だちと一緒に遊ぶとき「おばちゃんは〜」と言いますが、特に何も言われることなくそのままの流れで会話が進んでいきます……。(31歳/医療・福祉/専門職)●友だちが、私の子どもに「おばちゃんね」と話しかけてくれていた。心の中では自分のことをおばちゃんと言うことに抵抗があったが、友人の子どもにもそう言ってみた。(35歳/税理士法人/事務系専門職)“おばさん呼び”に抵抗があるとはいえ、すでに子どもを持っている女性が自分のことを「お姉さん」と呼ぶのは、かえって痛々しい感じがします。「世間一般から見れば、自分は十分におばちゃんだから……」と覚悟して自ら名乗っている人も多いのではないでしょうか。抵抗を感じつつ名乗ったのに、なにごともなくスルーされるのはすこし寂しいですが、仕方がありません。ただ、「おばちゃん・おばさん」と呼ばれることに抵抗がない人もいます。「おばちゃん・おばさん」は、親しみを込めた呼びかけの言葉でもあることも忘れないでくださいね。定番は「○○のママ」●おばさんだけど、なんとなく自分のことをおばさんと言いたくない意地があり、「○○のママはねー」という言い方をしてしまう。(43歳/フリーランス/ライター)●自分のことを「○○ちゃんのお母さんは〜、」と呼んでいたら、お友だちに「おかあさんはどうする?」みたいに話しかけられた。周囲にいた人は「お母さんではないけどね! 自分のお母さんのことは『ママ』って言ってるもんね……」と笑っていた。(31歳/筆耕・代筆業/クリエイティブ職)●娘のお友だちから「〇〇ちゃんママ」と呼ばれています。なのでそのお友だちの前では自分のことをそう呼んでいます。(29歳/保育/保育士)「おばちゃん・おばさん」がさまざまな概念を含んでいる言葉なのに対し、「○○(子どもの名前)のママ」は、なんの要素も入り込まない事実だけを述べた言葉です。ほかを押さえてトップになっているのもうなずけます。普段、あまりつき合いのない子どもたちの前で自分を呼ぶときは「○○のママ」が一番わかりやすいでしょう。自分の立場をはっきりさせることで、安心させてあげられます。お母さん同士でも「○○ちゃんママ」という呼び方はよく使われます。「自分がなくなったようで寂しい」という人もいますが、もともと人間はさまざまな側面をあわせもつ存在です。子どもの友だちが呼びやすい言葉を使ってあげるのも優しさではないでしょうか。私はわたし!●私は自分で「おばちゃん」と子どもの友だちの前では言いません。いつも「私はね」というのですが、この言い方が子どもたちにとって高圧的に感じているらしく、我が子から「ママ、その言い方が怖がられているよ」と注意を受けました。(36歳/金融・証券/事務系専門職)●先生業をしていたときがあり、昔から子どもたちの前で『○○さん』と「自分の名前+さん」をつけて自分のことを呼んでいました。そのときの癖というか、習慣でそのまま自分のことをさんづけで呼んでます。(41歳/飲食/専門職)●息子の友だちに、私のことを「〇〇さん(苗字)」と呼ぶように教えた。(42歳/学校・教育関連/事務系専門職)一方、自分の属性とは無縁に、個人を大事にする呼び方をしている人もいます。「私」という人が約31%、そのほかの呼び方をしている人が約4%です。低年齢の子どもたちには不思議に感じるかもしれませんが、思春期の入り口に立った年代の子どもたちには、自然に受け入れられやすい呼び方です。子どもにとって、親は「縦の関係」、友だちは「横の関係」、友だちの親は「斜めの関係」にあたります。直接の利害関係はないけれど、地域の大人としてかかわりを持つ存在になります。「私」や「○○さん」という呼び方は、豊かな人間関係の体験や、新たな視点を生むきっかけになるかもしれませんね。まとめ子どもの友だちに話しかけるとき、自分のことをどう言うべきか悩んでしまったら、自分の感覚を大事にしたり、ママ友グループ内の呼び名に倣ってもよいのではないでしょうか。いろいろなタイプの大人とかかわることは、子どもの感覚を広げてくれます。一番は、自分らしい呼び方で話しかけてあげられるといいですね。子どもたちが言う「おばちゃん・おばさん」にはネガティブな意味はありませんから、あまり気にしないで。呼ばれたら笑顔でお返事しましょう!マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月8日調査人数:111人(22歳~40代までのママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年02月03日皆さんは、義家族のことで悩みはありますか?今回は「子育てのプロを自称する義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言待望の息子夫との間に待望の息子が生まれた主人公。幸せ絶頂のはずが、義母のことである悩みがありました。元保育士の義母は「自分は子育てのプロ」という自信があり、何かと息子の世話を焼きたがるのです。しかし実際は義母の子育てはかなり大ざっぱで、息子が危険にさらされることもしばしばありました。そんなある日、姉が家に遊びに来ていると、そこへ義母が突然訪ねてきます。泣き出した息子にいきなり食べかけのまんじゅうを食べさせようとした義母。主人公が慌てて義母に注意すると…。ありえない発言出典:モナ・リザの戯言なんと義母は主人公を神経質だと指摘して、息子に「ばあばが立派に育ててあげる!」と話しかけたのです。義母の言葉に「は?」と絶句する主人公なのでした。読者の感想母親である主人公に確認もせず、食べかけのものを食べさせるなんてありえません。注意しても反省する様子のない義母に腹が立ちました。(40代/女性)大ざっぱで、息子が危険にさらされることもあるのであれば、義母には世話してほしくないですよね。身勝手な義母を持つと、子育てまで大変だなんてかわいそうです。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2024年02月03日値上げに落胆も……「それは助かります!」オープニングで、マクドナルドの一部メニューが値上げされたという話題を取り上げた三浦翔平さん。三浦さんは今回の値上げ対象のメニュー「ダブルチーズバーガーとテリヤキバーガーとチキンナゲット」をいつもオーダーしていたといい、値上げに落胆の様子です。ただ、「ハッピーセット」の値段が変わらないと知ると「それは助かります!」。「最近、うちのチビはマックの看板を見ると『ハッピーセット!』って言う」と明かし、3歳の長男のお気に入りであるハッピーセットが値上げしないことにひと安心したようです。その上で「マックのポテトって最強だよね、おいしい」「あれやばいよね」と、マクドナルドのポテトの魅力を力説した三浦さん。学生時代から部活終わりにマクドナルドに行くなど、昔から大好きだったそうで、現在も「海(サーフィン)上がりはダブチ(ダブルチーズバーガー)」と決めているといいます。また、マクドナルドの例しかり物価上昇による値上げは仕方ないものの、「賃金も上げってくれって話」「じゃないともう破産します」「どうすれば上がるんだろうね?」と、真剣に語っていました。高校2年生の頃は「一番ひどかった」リスナーからのお悩み相談コーナーでも、鋭い視点の回答が炸裂。相談者の女性には高校2年生の娘がおり、最近彼氏ができたものの「人と長時間一緒にいるのがしんどい」と短期間で破局してしまったそう。以降、娘は「一生彼氏作らないし、結婚もしたくない。一人で生きていく」と言い張っているのだといいます。相談者の女性は「若い時期に恋愛しないのはもったいない」と感じることに加えて、「娘が一生このままだったらどうしよう」という不安もあるとか。娘が三浦さんのファンであることから、ぜひ三浦さんにアドバイスしてもらいたいと、相談のメッセージを送ったそうです。三浦さんは、高校2年生という時期は「恋愛はもちろん大事だけど、それ以上に大事なことがある」として、そろそろ受験や就職活動に向けて動き出すタイミングでもあると説明。「この2年で人生の方向が決まる」「結構デカイ枠組みが動き始める年」なので、恋愛しないことをそれほどネガティブに捉える必要はないのではと相談者である母親をたしなめます。一方で「高校2年生でしか味わえない恋愛もある」のも事実だとしつつ、娘の「一生彼氏作らないし、結婚もしたくない」という考えは今後の出会いでいくらでも変わる可能性があるとも。また、彼氏と「人と長時間一緒にいるのがしんどい」という理由で破局に至ったなら、単に相手との相性が悪かっただけで、今後「しんどくない人」と交際すればうまくいく可能性があるとしていました。ただ、当の三浦さんは、高校2年生当時「何がひどいとは言わないけど、一番ひどかった」時期だったそうで、朝、親が仕事に行く時間に帰宅して眠り、夜になったら出かけるという昼夜逆転生活を送っていたとか……。多感な時期を経て大人になり、結婚して子どもが生まれた現在、生き方に対する考え方なども変わったのかもしれません。
2024年01月29日同施設は、都市部のママ・パパに、子どもを預けながら休息や自分時間を確保できる場を提供。子育てしやすい街づくりを通じて、日本の少子化対策やD&Iの推進に寄与するものとなります。※保護者向けの休息室を併設し、休息支援を行う保育施設は民間企業初(同社調べ)一時預かり保育スペースママ・パパ用休息室YASMOのサービスの特徴「YASMO」は、ママ・パパが子どものすぐそばで、安心して自分時間を過ごすことのできる環境を整えています。一時預かり保育スペースには保育スタッフが常駐し、子どもを大切に見守ります。子どもが保育サービスを利用中に、ママ・パパは隣接する休息室でゆっくりと過ごせます。(1)選べる3種類の休息室休息室は、おやすみ不足のママ・パパのために、「Nemuro」「Komoro」「Hoguso」の3種類を用意。各休息室毎にこだわりのアメニティやグッズを備えています。全休息室共通で、木を基調とした安らぎの空間となっており、快適な寝姿勢を導くリクライニングベッドを配置。リラックス効果のあるBGMが流れ、ゆっくりとやすめます。(2) YASMOの保育子どもが過ごす「Fureao」エリアの空間コンセプトは"Sence of wonder / 無人島で大冒険!"。特別感のある木製おもちゃなどを用意しています。子どもは、おもちゃに触れながら、驚きや感動のうまれる空間で遊べます。サービス利用後には、保育カードで子どもの保育中の様子を伝えます。季節や年齢に応じた制作あそび※も用意しており、成長記録になるような制作物に子どもたちと一緒に取り組みます。※制作あそびは2時間以上の利用者限定のサービスです。サービス名称「YASMO」に込められた想いこどもは、すぐに育ってしまう。今しかないこの一瞬一瞬をぜんぶ愛したい。それなのに、こどもに、家族に、そして自分自身に、全力で応えられないもどかしさ。もっとゆとりがあったら。もっと余裕があったら。ママ・パパにこそ、もっとおやすみが必要だ。ほんのひと時でも、心を落ち着かせて休んでほしい。だれかに頼って、自分のための時間を持ってほしい。“ママ・パパも、もっと休も。”そう呼びかけていきたいとの想いで「YASMO」と名付けられました。三井不動産ビジネスイノベーション推進部 事業グループ左:吉田裕太氏右:増井友加里氏「YASMO」は三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C」にて生まれた事業であり、提案者の二人は孤育てを経験した当事者です。「YASMO武蔵小杉」施設概要所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目 403番 53(1階)アクセス:JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅北口 徒歩1分/東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅 徒歩4分施設面積:118.56㎡部屋数:12部屋運営:ShareTomorrow※保育サービスの業務委託先は、アルファコーポレーション※受付スタッフ2人、保育スタッフ3人が常駐対象年齢:生後3ヶ月から未就学児営業時間:9時〜17時(不定休)利用時間:最短30分から最長4時間利用料金:1,650円/30分※子ども1名の料金、2名以降は半額。休息室の利用料を含む。予約方法:公式LINEにて予約可能。予約なしでも空きがあれば利用可能。公式サイト:・三井のすまいLOOP会員は、2024年3月31日まで初回1時間無料。・三井のすまいLOOP会員以外は、2024年3月31日まで「初回30分無料」クーポンが公式LINEより利用可能。三井不動産(マイナビ子育て編集部)
2024年01月16日義実家で誕生日をお祝い(※画像はイメージです)イモトアヤコさんは2022年12月に第一子の男の子を出産。昨年12月に迎えた2歳の誕生日には、夫の実家で「向こうのご家族、じいちゃんばあちゃん姉ちゃん2人と一緒に」お祝いしたそうで、「あったかい空間でしたね。幸せ者ですようちの息子は、あんなに可愛がってもらって」としみじみ。息子は一人っ子のため大人たちの愛情を一身に受けており、誕生日プレゼントも「おばあちゃんからはリュックサック、お姉ちゃんたちからは洋服やおもちゃ、おじいちゃんがダウンとか、とにかくすさまじい」と沢山用意してもらったそう。ごはんもおばあちゃんが手作りしてくれ、息子の大好きなミートボールでミッキーマウスの顔をかたどろうとするなど、深い愛情を感じたといいます。そんなイモトさん、2024年の目標は「向き合う」だと宣言。「嫌なことがあると向き合うのをストップしちゃうことが2023年はあった」「思考停止とまではいかないけれど、シャットダウンする癖がある」と振り返り、今年は「いろんな状況やいろんな人と正面切って逃げずに向き合う」ことを目標にするのだといいます。その筆頭は、イヤイヤ期真っ盛りの長男。「食事もスプーンとかイヤァッて退けられたりして。作ったご飯を一口も食べてもらえなかったときに、ウワアッてなる」「そういうとき、自分が傷つかないようにいったんスンッてなるんですよ」と、食事を食べてくれないときに自分を“シャットダウン”してしまうと明かしました。それもまた、怒りをヒートアップさせずクールダウンして落ち着くための一つの方法ですが、「それが終わったあとに、もうちょっときちんと向き合って。どうしたらもうちょっと楽しく食べられるかなとか工夫したい」とイモトさん。誕生日のお祝いでもケーキにまっしぐらだったそうですが、「食も美味しいもの、甘いものを覚えちゃったから。なかなか普段のおかずとかごはんが、すごいムラがある」と悩んでいるそうです。ところが保育園では……イモトさんは「昨日あんなにばくばく食べたのに、次の日は見向きもしない」「せっかくこっちも出してるのに、はらわれちゃったりしたらショックじゃないですか」と、幼児の食事で多くの保護者が直面する苦しい状況にあるよう。家でそのような状態のため、保育園での食事はどうしているのか心配に思っていたところ、「保育園の連絡帳を見たら『完食』『おかわり』って書いてあるの。おかわりまでしてんのかいって。じゃなんでうちで食わないんだろうって。別に普通の料理よ?」と、安心もありつつ気分は複雑。日によってたくさん食べることもあるそうですが、「『こういう料理なら間違いなく食べるよ』『こういう工夫するといいよ』とかあればメールで教えてもらえると助かりますね」と、同じような経験をしたママ・パパに意見を求めていました。「食べムラ」「遊び食べ」「食べない…」子どものごはんの悩み2歳児は自己主張が強くなる時期。食事でもたくさんの意思表示をするようになり、悩む親御さんは多くいます。ただ同時に、歯の生え方や体格などの成長の度合いは個人差が大きい時期でもあるので、自分の子どもに見合った食事量や食材の硬さなどを調整することが必要になります。「食べムラ」については、子どもは大人と比べると気分や体調の影響が食事にでやすく、食べる量が一定しないものです。量だけを気にして無理に食べさせようとすると、食事が楽しくないと思ってしまいかねません。「少しでも食べている」と思うようにして、栄養面が気になるようであれば、おやつに牛乳や野菜蒸しパンといった栄養価の高いものを用意するなど工夫するといいでしょう。また、「遊び食べ」の悩みも少なくありません。完食してほしい気持ちが強いとなかなか食事を切り上げるタイミングを延ばしてしまいがちですが、遊び食べは食事への集中力がなくなってきたときに起こりやすいので、食事の時間がだらだらと長くなっていないかを確認してみましょう。食具が子どもに合っているかも再度、確認してみましょう。扱うのが難しすぎていないか、反対に簡単すぎないかを見直すことも大切です。扱いづらい食具だと子どもは使うことに疲れて集中力が途切れ、遊ぶことに気持ちが向いてしまうこともあります。まだまだ一人で上手に食べるのは難しい時期です。こぼすような失敗も「遊んでいたから」などと決めつけず、お子さんの食事の様子をしっかりと見守ってあげましょう。そもそも「ごはんを食べてくれない」というケースも。食卓についてもごはんを食べようとしないときは、お腹が空いていないのかもしれません。おやつの量や時間帯は適切か、運動量はどうかなどを考えてみましょう。1食だけで判断するのではなく、1日単位、さらには1週間単位で考えて栄養のバランスを見ていくことも必要です。参照:2歳児のご飯の量はどのくらい?食べないときはどうする?食事作りのポイントを伝授【管理栄養士監修】
2024年01月05日子どもの問題が「母親のせい」にされる理由(写真はイメージです)新しい一年のはじまりですね。お正月はゆっくり休めたでしょうか。実家や義実家、親戚の家へ子どもたちを連れていったという人も多いでしょう。新年早々、お疲れモードの方もいるかもしれません。この時期によく聞くのが、祖父母や親戚からの遠慮のない言葉に落ち込んでしまって……という話です。親族や他人と集まると、子どもの成長・発達が早いとか遅いとか、内向的だとか外向的だとか、勉強やスポーツができるとかできないとか、そうしたことを言われることがあるかもしれません。本当に行儀が悪かったなど注意されるべきことなら指摘されても仕方がないですし、子どもに教え諭したり、親が一緒に謝ったりすればいいですが、個人の価値観で勝手な評価をされるのは困ります。「あなたが甘すぎるから(厳しすぎるから)」などと「母親のせい」のように言われることもあるでしょう。ひと昔前に母親だけが子育てをするのが当然と考えられていた時代があり、今でも子どもを母親の付属品かのように思っている人もいるのです。歴史を紐解くと、1950〜1970年頃には精神科医の間で「自閉症の原因は母親の冷淡な態度にある」とされていました。「冷蔵庫マザー」という言葉もあったほどで、自閉症児を育てる母親は罪悪感を植え付けられました。今では自閉症は生まれ持った特性であり、母親の態度によってなるものではないことがわかっています。その後も日本では1979年に小児科医で精神科医である久徳重盛氏が、子どもの病気や不登校などは母親のせいであるとして「母原病」という書籍を出しました。もちろん、これにも科学的根拠はありません。1990年には、小児科医の柳澤慧氏が母親が赤ちゃんに積極的に話しかけたりスキンシップを取ったりしないと、表情が乏しく泣かない子「サイレント・ベビー」になるといった根拠のない自説を広めたこともありました。現在、こうしたおかしな説は否定されていますが、それでもいまだに風潮として残っていて、だからこそ子どもに何かがあると母親のせいにされてしまいがちなのだと思います。そして何より母親自身が、子どもに何かがあると誰かに何かを言われなくても、つい自分のせいだと思ってしまうことがあるのです。「自分のせい」と思うのは愛情と責任感があるから風邪をひいたお子さんをクリニックに連れてくるお母さんが「風邪を“ひかせてしまいました”」と言うことは少なくありません。子どもが風邪をひくのは誰のせいでもないのですが、つい「寒い思いをさせたから」「体調管理がよくなかったから」と自分を責めてしまうんですね。私自身も2人の娘の母親ですが、子どもが小さい頃は「この子が慎重すぎるのは、私の子育てに工夫が足りないせいかも」などと思っていました。でも、あるとき、それは私が子どもに自分の理想像を押し付けていただけだと気づいたんです。その子はその子で、パーフェクト。性格が慎重なら、慎重だからこそのいいところがあります。例えば、急に家を飛び出したり高いところから飛び降りたりなどの危険なことをしません。いずれにしても私にできることは、子どもをよく見て、話を聞いて、手助けをすることだと思うようになりました。一方、こうして母親の私が「自分のせいかもしれない」と思うのは、子どもに対して愛情があって、しかも責任を感じているからだとも思いました。普段から子どもに無関心な親がいたとして、その人は子どもの何かを「自分のせいかもしれない」なんて思うでしょうか?子どもに対して責任感を持っていれば、男性であれ女性であれ子育てをします。その結果として「自分のせい」と思ってしまうこともあるのです。悩み続けてしまう場合は周囲の人や専門家に相談をでは、子どもの問題を全て「自分のせいだ」と思いすぎてしまう場合は、どうしたらいいでしょうか。私は、いったん立ち止まり「もう1人の親である父親もそう思っているか」「子ども時代の自分の問題点は母親のせいだったか」を考えてみてほしいと思います。子どもに何か問題があるとして、「自分のせい」と思ってしまう父親は、母親に比べて少ないのではないでしょうか。また、自分自身の子ども時代を振り返ると、全てが母親のせいだったなんてことはないとわかります。もしもお子さんのもう1人の親である父親が子育てを分担していない場合は、半分を担ってもらいましょう。これだけでも責任は軽くなるはずです。父親が半分を担えない場合、またそれでも悩んでしまう場合は、友人や知人、祖父母、子育て支援センター、幼稚園や保育園やこども園(子育て相談を引き受けているところがあります)、スクールカウンセラー、児童相談所などに相談しましょう。周囲の人以外に相談する場合に大切なのは、以下の3点です。①何の専門家なのかを確認すること子育て支援には、さまざまな専門家がいます。保健師、助産師、看護師、医師、栄養士、保育士など、相談相手がどの資格保持者なのかを意識しましょう。例えば栄養について相談するなら、医師よりも栄養士が適しています。そうしたことを意識するだけで問題解決に繋がりやすくなるはずです。②基本的には公的機関を頼ることインターネット上には「子育て支援」「子育てカウンセラー」を標榜する人が多数いますが、経歴や人物、資格の有無がわからないので、なんとなくで選ぶのはリスクが大きいと思います。基本的には公の機関に相談しましょう。個人的な感想を話されても、解決には繋がらないのです。③少なくとも3人に聞くこと公的機関所属の資格保持者であっても、一部には「お母さんが頑張らなきゃ!」などと母親の責任にする人もいるでしょうし、相性が合わない場合もあるでしょう。少なくとも3人に聞いてみてください。子育ての問題を自分のせいだと思ってしまうのは、お子さんに愛情があるからこそであり、また責任感もある証拠です。つまり、十分にきちんとした親御さんなのです。ですから、あまり無理をしすぎないで、周囲の人や専門家に相談してみてくださいね。この記事の監修者小児科医森戸やすみ 先生小児科専門医/どうかん山こどもクリニック院長。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在は東京都谷中のどうかん山こどもクリニック院長。医療者と非医療者の架け橋となる記事や本の発表に意欲的に取り組んでいる。『子育てはだいたいで大丈夫 小児科医ママが今伝えたいこと! 』(内外出版社)、『祖父母手帳』(日本文芸社)など著書、監修多数。連載◆PRESIDENT Online/小児科医と考える「日本を子育てしやすい国にする方法」◆東京すくすく/森戸やすみのメディカルトーク◆月刊誌・母の友(福音館書店)/子どもの健康Q&A→記事一覧へこの記事の執筆者編集者・ライター大西まお出版社にて雑誌・PR誌・書籍の編集をしたのち、独立。現在は、WEB記事のライティングおよび編集、書籍の編集をしている。主な担当書に、森戸やすみ 著『小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK』、名取宏 著『「ニセ医学」に騙されないために』など。特に子育て、教育、医療、エッセイなどの分野に関心がある。→記事一覧へ
2024年01月05日「ママが下向いてるときとか食べてるときに……」(※画像は安めぐみさんオフィシャルブログより)安めぐみさんはお笑いコンビ・Take2の東MAXこと東貴博さんと2011年10月に結婚。小学3年生の長女の母であり、現在は第二子を妊娠中です。藤本美貴さんとはお子さんの幼稚園が一緒で、ママ友として親交があるそう。そんな藤本さんに安さんが相談した夫への不満というのが「家で目を合わせてくれない」ということ。結婚してから12年が経ちますが、未だに家の中でも夫はなかなか目を合わせてくれず、安さんが「こっち見てしゃべって」と言うも「一瞬パって見てすぐ違う方を見てしまう」のだとか。また、「立ち止まって話を聞いてくれなくて、ずっとうろうろしながら話を聞いてたりとか……」と悩みを吐露する安さん。シャイなのか、忙しないのか……?藤本さんは驚きながら、「恥ずかしいんじゃない?もしくは、安さんに『こっち見て』って言われるのが好きとか?困る安を見たい……みたいな。もはやここまでくると、かわいい意地悪みたい」とコメント。さらに「安さん目が合わないっていうけど、気づいてないときにガン見してるとか」と藤本さんが指摘すると、安さんは思い当たる節があるようで、「家族3人でいるときに娘に(パパがママのこと)見てくれないって言ったら、娘が東さんがトイレに行ったときに『でもママが気づいていないけど、パパ結構、ママが下向いてるときとか、食べてるときに、結構見てるよ』って」と娘さんから言われたことを告白しました。やはり妻のことは見ていたいけれど、目を合わせるのが恥ずかしいということなのでしょうか。なんだか初々しいですね。今でも手をつなぎたいのに……多忙な東さんを気遣って、普段の朝はなるべく起こさないようにしているという優しい安さん。しかし安さんも働いており、朝早く出かけなければならない日もあります。それなのに、「明日仕事だから(子どものことを)よろしくね」と予定を伝えている日に限って、東さんは夜中にXに「今から寝るわ」と就寝時間が遅いことをほのめかすような投稿をするのだとか。「それを見ちゃうと起こしづらいじゃないですか。一体誰に向かって言ってるんだろう……って」と安さんは困惑しながら藤本さんに相談しました。安さんと東さんは12歳の年の差婚ですが、藤本さんも夫の庄司智春さんは9歳年上。ただ庄司さんは「最後に寝ても、最初に起きる」といい、「それは父親の鑑とかじゃなくて、『俺は9歳も上だから、どうせ最後に寝ても最初に起きちゃうんだ』みたいなことを言うから、たぶん(東さんは)もっと年上だからそんなに寝なくて大丈夫なんだと思う。(年をとると)寝られなくなるっていうじゃん」とアドバイス。確かに加齢とともに、人は早寝早起きになっていきますよね。東さんをゆっくり寝かせてあげている安さんですが、もしかしたら早く起こしても案外大丈夫なのかもしれません。「夫婦で手はつなぐ?」という話題では、藤本さんは「つなぐ。私からもつなぐかな」と安定のお答え。一方の安さんは「私から言わないとまずつなぐことにならなくて、私から言っても1回必ずちょっと離されて……」とまたもや東さんのクセのあるエピソードを告白しました。2回目のトライで東さんも手をつないでくれるそうですが、そんな安さんに藤本さんは「イチャイチャの形なんじゃない?1回断る俺、2回目来てくれる安、みたいな」と指摘。結局、東さんは恥ずかしがり屋のツンデレなのでしょうか。トークを通じて、安さん「じゃあ、悩まなくていいね!」、藤本さん「そうそう、今日も元気だっていう証だよ」と、悩みもスッキリしたようでした。
2023年12月29日ママたちが子育てやパパとの関係で悩んだりするように、もちろんパパだって子育てやママとの関係に悩むことがあります。「パパが育児に対して悩みを持つというのは、育児に関わりたい気持ちがあるからこそ」と、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は言います。しかし、育児を頑張りたい気持ちはあっても、「またママを怒らせてしまった……」と悩んでいるパパは少なくないようです。そこで今回は、パパたちが抱える育児の悩み、そして夫婦関係をより良くしていくためのアドバイスをいただきました。「何をすればいい?」と聞くたびに怒られます。悩み1. 妻が忙しくてイライラしがちなので「手伝うよ」と声をかけていますが、そうすると余計にイライラしてしまい、「自分で考えて」としか言ってくれません。(生後4カ月) 小崎先生:そもそも「手伝う」っておかしくない…?パパはお手伝いさんですか?まず、育児は本来ママとパパ2人でおこなうもの。悪気はないとは思いますが、パパの「手伝う」というスタンスは当事者意識が低い現われなのかもしれません。ママがそのことにカチンときてしまう場合もあります。 私が顧問を務める「ファザーリング・ジャパン」で、ママたちがイラッとしてしまう育児関連の禁句ワードを3つあげています。それは「手伝おうか」「育児参加」「家族サービス」という3つ。過去にこれらのワードを口にして「ママに怒られてしまった……」というパパはいませんか? 育児はパパもおこなって当然で、参加しないという選択は本来ないですよね。育児はママがやるもので、自分はサブポジションと思い込んでいるパパは案外多いんです。まずはその意識からパパたちには変えていってもらいたいですね。 また、生後4カ月の赤ちゃんは、生活リズムを整える時期。起床、食事、お昼寝、お風呂をほぼ毎日同じ時間にすることが大切となってくるため、リズムが乱れないように調整することなどが必要になります。パパは子どもの生活リズムを整えていけるように、家事を積極的におこないましょう。 さらに、授乳の間隔が決まり、1日5〜6回くらいになります。おっぱいやミルクの間隔が開きはじめる時期なので、パパができる育児は交代できるといいですね。育児は直接母乳をあげること以外、パパは全部できます。はじめはわからなくて当然なので、ぜひ自分から育児や家事をやってみてください。 頼まれたことを「後からやる」と言うと怒られます。悩み2.子どもをお風呂に入れるとき、「ご飯食べてから入れるね」と言ったら「もういいよ私がやるから!」と妻が激怒してしまいました。(2歳) 小崎先生:今やってほしいのにはワケがあるんです!パパも仕事から帰ってきて、ゆっくりとご飯を食べたい気持ちをママだってわかっています。でも、ママは子どもの生活リズムを意識して育児をしているんです。時間は無限にあるわけではありません。 私は育児については「今ココ」という考え方を大切にしてほしいと考えています。子どもにとって関わるべきベストなタイミングってあるんです。お風呂に入る時間が遅くなってしまったら、寝る時間もズレてしまいますし、夜更かしのせいで翌朝子どもの機嫌が悪くなって大変……なんてことも起こります。 ママは今やるべきだから、パパに頼んでいるのに、後回しにされたらいらだってしまいますよね。パパにはぜひ、先のことも見て生活リズムを意識した関わりをできるようにしてほしいですね。 今は、パパの育休がずいぶん取りやすくなったので、まだ取得していない方は、育休をとって、育児に向き合う時間を作ってみてください。食事の時間がズレると食べが悪くなる、お風呂に入る時間が遅くなると体温が下がるまでに時間がかかってしまい寝つきが悪くなるなど、いろいろな育児の経験を通してきっとパパも自然と子どもの生活リズムを意識できるようになりますよ。 子どもをいつも優先してとは言いません。もちろん疲れているときもあるでしょう。しかし、育児の経験を通して、今すぐにやるべきこと、後でも大丈夫なことを判断できるようになると、ママの不満も減っていくのではないでしょうか。 家事が終わって休んでいると怒られます。悩み3.夜、食器洗いを終えて「あー疲れた」とソファで横になってテレビを観始めたら、子どものお世話をしていた妻が不機嫌になってしまいました。(2歳1カ月) 小崎先生:休みたいのはママも同じ!他にもやることがあるのでは…!?パパは自分を家事育児のサポート役だと勘違いをしてしまっていませんか? 家事も育児も本来ママとパパ2人でおこなうもの。もちろん家事が終わって一息つきたい気持ちもわかります。でも、ママたちは夕食後も残った家事や育児に追われ続けているんです。終わりはないんですね。 例えば、子どもの歯磨きをする、寝かしつけをする、翌日の登園の準備をする、洗濯を回す、朝食の仕込みをする家庭もあるでしょう。休憩したいのはママだって一緒なのに、1つ家事をやっただけのパパが休んでいたら、モヤモヤしてしまうのも無理はないでしょう。 残っている家事があれば、一緒に終わらせる。具体的に何をしたらよいのかイメージできない場合は、ママに何をすべきか聞いて一緒にやりましょう。夜の家事は、お互い疲れていてとくに大変ですよね。あらかじめ、家事や育児を2人でシェアして、分担を決めてもらうのもひとつです。 パパは食器洗いをしたら、子どもの寝かしつけをするなどとあらかじめ決めておけば、やるべきことがあるのにママ任せで自分だけ休憩しているなんてことがなくなるでしょう。また、ママもパパが自分の役割をきちんと果たしてくれていれば、少しくらい休憩してもイライラしないのではないでしょうか。 育児の楽しさを知らないパパはもったいない!ママたちをイラッとさせてしまう要因は、自分は育児を手伝う側だと勘違いしてしまっているパパが多いから。当事者意識が少ないため、ママから言われたことしかできない、必要な育児に気がつけないんだと思うんです。はじめは失敗してもいいから、パパも主体的に育児をしてほしいです。 そして、ママたちが望んでいることは、育児のしんどさや楽しさをパパもわかってくれること、共感してくれることだと思うんです。でも相手の気持ちに共感をするには、パパだってきちんと育児を経験していることが必要不可欠ですよね。「楽しいこと」と「しんどいこと」の2つを夫婦で共感し合い、一緒に乗り越えていく。それが家族としての喜びにつながりますし、きっと夫婦の絆も深まっていきますよ。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年10月31日窓やベランダからの子供の転落事故は多い転落事故の防止策の例(※画像はイメージです)以前から時折、子供の転落事故のニュースを目や耳にすることがあります。子供というのは、前の日までできなかったことが次の日にはできるようになったり、大人が思いもよらないことをしたりするもの。さらに、小さな子供は頭が大きく重心の位置が高いため、頭から落下しやすいという特徴もあるのです。だから転落事故が多いんですね。消費者庁の消費者安全調査委員会によると、昨年末から今年5月末までに7人もの子供が転落事故で亡くなりました。また、東京消防庁の管内では平成30年から令和4年までで、 5歳以下の子供70人が、住宅等の窓やベランダから落ち、医療機関に救急搬送されたと報告されています。このように特に多いのが、自宅の窓やベランダから転落するという事故です。今年の春には、名古屋市内のマンションの7階から2歳のお子さん2人(双子)が転落死するという痛ましい事故がありました。この事故では両親が別の部屋にいるときに、子供たちが窓付近に置かれていた80cmの高さの棚によじ登って窓から転落したとみられています。消費者庁によると、転落事故は窓を開けたりベランダに出ることの多い夏を中心に、子供の中でも特に3〜4歳に多く、窓の開いた部屋で子供だけで遊んでいるときに発生しやすく、2階からの転落でさえ入院が必要になることが多いそうです。もちろん、どんな親でも、子供から一瞬足りとも目を離さないということはできません。ということは、事故が起こらないような工夫をしたり、習慣を身につける必要があるということです。窓やベランダ以外でも転落事故は起こり得る消費者庁では、窓・ベランダ等からの転落を防ぐために、以下のような対策の重要性を示しています。ぜひこの機会に、家の状況はどうかを確認してみてください。窓やベランダ周辺の環境づくり1.窓やベランダの手すり付近に足場になるようなものを置かないようにしましょう。特に、エアコンの室外機の置き場所は工夫しましょう。2.窓、網戸、ベランダの手すり等に劣化がないかを定期的に点検しましょう。3.窓を閉めていても、子どもが勝手に窓を開けないよう、窓や網戸には、子どもの手の届かない位置に補助錠を付けましょう。換気をする際も同様です。子どもの見守り・子どもの教育1.子どもだけを家に残して外出しないようにしましょう。2.窓を開けた部屋やベランダでは子どもだけで遊ばせないようにしましょう。3.窓枠や出窓に座って遊んだり、窓や網戸に寄りかかったりさせないようにしましょう。出典:消費者庁サイトよりまた、転落というのは、窓やベランダだけで起こるものではありません。自宅の階段、公園の遊具も要注意です。例えば、階段の上下にはベビーゲートをつけて勝手に上がったり降りたりできないようにするとか、公園で遊ぶときは年齢に応じた遊具を選び、必要に応じてそばで介助するなどの工夫をしましょう。そして、まだあまり自分で動けない子の場合は、保護者が転落させてしまわないよう注意が必要です。ベビーベッドの柵やベビーカー・ベビーチェアのベルトはすぐにきちんとしめる習慣をつける、抱っこ紐をつけた状態で下を向いたり物を拾ったりしない、クーファンなどに乗せて運ばないなど、意識するようにしましょう。このほか、こども家庭庁のサイトにある「こどもの事故防止ハンドブック」を読んでみてください。0〜6歳の子供に多い事故について、詳しくまとめてあります。きっと事故防止のために役立つと思いますよ!参照)消費者庁 窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!この記事の監修者小児科医森戸やすみ 先生小児科専門医/どうかん山こどもクリニック院長。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在は東京都谷中のどうかん山こどもクリニック院長。医療者と非医療者の架け橋となる記事や本の発表に意欲的に取り組んでいる。『子育てはだいたいで大丈夫 小児科医ママが今伝えたいこと! 』(内外出版社)、『祖父母手帳』(日本文芸社)など著書、監修多数。連載◆PRESIDENT Online/小児科医と考える「日本を子育てしやすい国にする方法」◆東京すくすく/森戸やすみのメディカルトーク◆月刊誌・母の友(福音館書店)/子どもの健康Q&A→記事一覧へこの記事の執筆者編集者・ライター大西まお出版社にて雑誌・PR誌・書籍の編集をしたのち、独立。現在は、WEB記事のライティングおよび編集、書籍の編集をしている。主な担当書に、森戸やすみ 著『小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK』、名取宏 著『「ニセ医学」に騙されないために』など。特に子育て、教育、医療、エッセイなどの分野に関心がある。→記事一覧へ
2023年10月30日わが家の子どもたちはそれぞれ3学年ずつ歳が離れているので、子育ての悩みも子どもによってバラバラです。「悩みが尽きないのは、私が子育てが下手なせいかも……」と自己嫌悪する日も。実母に相談しても「子育てはそういうもの」と突き放されて、余計に落ち込んでいました。そんな中、こども園の先生と次男についての面談があったのですが……。 止まらなくなった私は…小3の長男が1歳のときからお世話になっているこども園。現在は5歳の次男と、2歳の長女が通っています。長男が年長のときに精神的に不安定な時期があり、よく話を聞いてもらっていた先生が、現在の次男の担任です。ベテランの女性の先生で、長男が2歳児クラスのときの担任でもありました。 「今日は次男くんについての面談だけど、長男くん、長女ちゃんの話も聞くからね」と言ってくれたので、お言葉に甘えることに。 話の内容は、「次男が家では落ち着いて椅子に座っていられないが、園では大丈夫か」という話から始まり、長男がお友だちや先生とうまく関われない日があることも聞いてもらいました。 話しているうちに止まらなくなってしまった私が「子育てが下手なのかなって思う日があるんです」と言うと、先生が私の手を握ってくれました。 先生は、私の目を見て、「子育てにじょうずも下手もないよ。子どもたちはいつも園で元気に過ごしてるから大丈夫。自信持って」と言ってくれたのです。 遠方に住んでいる実母に相談して突き放されてしまったこともあり、しっかり悩みを聞いてもらえたことに安心した私。先生も感極まってしまったようで、しばらく2人で泣きながら手を握り合っていました。 誰にも肯定してもらえない、褒めてもらえないと感じていた私の子育て。それでも、毎日元気に過ごしている子どもを通じて、見ていてくれる人もいるんだと思えました。大変だと感じる日もたくさんありますが、自信を持って頑張っていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:安藤 はるか
2023年10月22日他国と比べても女性の家事・育児負担が重い(※画像はイメージです)少し前、国立社会保障・人口問題研究所の「第7回全国家庭動向調査結果」概要が発表されて、ニュースになりました。それによると、妻が60歳未満の夫婦の平日1日の平均の家事時間は、妻が247分、夫は47分でした。夫の家事時間は、毎年微増しているもののまだ少なく、女性が約8割を負担していることになります。一方、同調査で、妻が50歳未満で12歳未満の子供がいる世帯における1日の平均育児時間は、妻は平⽇ 524 分(8 時間 44 分)休⽇ 724 分(12 時間 4 分)で、夫は平⽇ 117 分(1 時間 57 分)休⽇ 423 分(7 時間 3 分)でした。育児も、女性が約7割を負担しています。厚生労働省の「男女共同参画白書」には、6歳未満の子供を持つ夫婦が、家事や育児にどのくらいの時間を使っているのかを国際比較した表があります。日本、アメリカ、ヨーロッパでは1日平均8時間を夫婦で分担しているようです。そんな中、日本だけが妻の家事・育児関連時間が7時間34分と突出して長く、反対に夫の時間は1時間23分とあまりにも短いのがわかります。海外には男女差が3倍を超える国はなかなかなく、日本は他国に比べて突出して女性ばかりが家事と子育てを担っているのです。厚生労働省「男女共同参画白書平成30年度版」より日本の女性は睡眠時間が世界的に見ても短い今では昔と違って共働き率は5割を超え、パートタイムやアルバイトも含めれば外で仕事をしている女性はとても多いといえます。それなのに家事や子育てのほとんどを女性が担っているのは、明らかにアンバランスでしょう。朝早く起きて朝食やお弁当を作ったり、子供の世話をしたり、食器を洗って片付けたりと家事をしてから、子供を送って仕事に出かける。仕事が終わった途端にダッシュで子供を迎えに行き、夕食を作って食べさせ、お風呂に入れて、全身のケアや歯磨きをして寝かしつけてから再び家事、さらにそれが終わったら持ち帰った仕事……と働きづめの女性は少なくありません。だからこそ、日本の女性は世界で一番睡眠時間が短いと言われているのでしょう。実際、OECD(経済協力開発機構)による2021年版の調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、33カ国の中で最も短いことがわかっています。さらに厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、男性が37.5%、女性は40.6%と、女性のほうがより睡眠不足です。もちろん、男性のほうが長時間労働を強いられやすく、育休などを取りづらい現実はあるでしょう。男女とも長時間労働を強いられず、きちんと有給が取れる社会になるようにしなくてはいけません。ただ、同程度の拘束時間の共働きでも、家事や育児をしない男性も少なくありません。また女性が専業主婦で家事をメインの仕事としているケースがあるのもわかります。でも、だからといって全ての家事を女性に丸投げするのはおかしいですし、育児に関しては夫婦2人ともでやるほうが、夫婦関係、親子関係もよくなるでしょう。片方だけが家事や育児を行うことは「リスク」女性だけで家事や育児をすることは、大きなリスクです。まず、寝不足でワンオペばかりしていると、心身の調子を崩してしまうかもしれません。特に産後の女性は出産によるダメージが残っていますし、「産後うつ病」のリスクが高くなります。次に、そうしてお母さんが心身の調子を崩したり、入院などによって家事や育児ができなくなったら、誰がそれらを担当するのでしょうか。お父さんも普段からきちんとやっておけば、いざというときも安心です。また、父親と母親の両方が関わったほうが、子供の発達によいという研究結果も出ています。そもそも、複数人で関わったほうが視点が増えますし、違う価値観に触れさせてあげられるという点でもいいでしょう。ですから、ご夫婦間で家事や育児の時間が違いすぎて大変な場合は、ぜひ話し合いをしてみてください。もちろん、それぞれの仕事の拘束時間、生活習慣、価値観などによって最適な分担割合は違うと思いますが、少なくとも一方だけに押し付けるのはいけません。そして、もしも家事や育児を「手伝う」という意識の人がいたら、その考えを今すぐに変えましょう。当事者だという意識を持ってください。自宅で家事も育児もしないのは、会社に例えたら同僚同士で片方だけが仕事をしないということなので、本来ならいたたまれないはずですよ。参照)国立社会保障・人口問題研究所の「第7回全国家庭動向調査結果」この記事の監修者小児科医森戸やすみ 先生小児科専門医/どうかん山こどもクリニック院長。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在は東京都谷中のどうかん山こどもクリニック院長。医療者と非医療者の架け橋となる記事や本の発表に意欲的に取り組んでいる。『子育てはだいたいで大丈夫 小児科医ママが今伝えたいこと! 』(内外出版社)、『祖父母手帳』(日本文芸社)など著書、監修多数。連載◆PRESIDENT Online/小児科医と考える「日本を子育てしやすい国にする方法」◆東京すくすく/森戸やすみのメディカルトーク◆月刊誌・母の友(福音館書店)/子どもの健康Q&A→記事一覧へこの記事の執筆者編集者・ライター大西まお出版社にて雑誌・PR誌・書籍の編集をしたのち、独立。現在は、WEB記事のライティングおよび編集、書籍の編集をしている。主な担当書に、森戸やすみ 著『小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK』、名取宏 著『「ニセ医学」に騙されないために』など。特に子育て、教育、医療、エッセイなどの分野に関心がある。→記事一覧へ
2023年10月16日「タワマンは避ける派」そのワケは?三浦翔平さんは2018年に女優の桐谷美玲さんと結婚、2020年7月に第一子となる男の子が誕生。今年7月、結婚5年めの記念日を夫婦でお祝いした際のInstagram投稿も「素敵すぎる」と話題になったお似合いの夫婦です。番組ではそんな三浦さんの私生活を深掘り。引っ越しは面倒なのであまり好きではないという三浦さん、家についてのこだわりを聞かれると「タワーマンションはなるべく避ける派」だと明かしました。というのも、「だってエレベーターが動かなくなったら……」と言う理由から。たとえば30階の部屋に住んでいるとして、エレベーターが保守点検作業などで使えなかった場合、階段で降りなければいけないとし、「2~3階まで降りたときに『やべっ、窓あいてる』って気づいたらどうします?」と、タワマンならではの難点を指摘しました。ただ他に細かいこだわりがあるわけではないそうで、結婚のタイミングで引っ越した夫婦の新居は、三浦さんが仕事の都合で内見にも行けなかったため桐谷さんに判断をお任せしたそう。唯一こだわったのはセキュリティだといい、やはり家族の安全を考えればそこは妥協できませんね。我が子の心配な行動「これってダメですよね?」(※画像はイメージです)現在3歳になったお子さんは「できることがだんだん増えてきて、日に日にかわいい」と目を細めて明かす三浦さん。おしゃべりも達者になってきた長男から「パパ、そろそろ起きた方がいいよ」なんて言われることもあるそう。ただ、成長とともに移り変わる子育ての悩みは尽きないもの。三浦さんにも大きく2つの悩みがあるといいます。いま三浦さんが困っていることの1つが、ごはんをあまり食べないということだといいます。「葉っぱがヤダ」と野菜を拒否したり、少し前までパンプキンスープが好きだったのに急に食べなくなってしまったり……かと思えば、家では食べなメニューも友達と一緒だと食べることもあるそうで、「あれ、なんなの?」と疑問をぶつけます。そんな悩みに、番組では赤坂ファミリークリニックの伊藤明子院長が回答。伊藤院長は「食べムラは2~4歳頃にどの子にも見られる」と言い、「食べなかったとき、○○ちゃんはピーマンが嫌いなのねとハッキリ言うのではなく、たまたまこの日食べなかっただけというスタンスで継続して出していく。8回から15回、ポジティブに食べ物を出していくと、やがて食べられるようになるという研究データもあります」とアドバイスを受けた三浦さんは納得した様子でした。そしてもう1つ悩んでいるのは、お子さんが「YouTubeばっかり見る」ということ。「外で遊ぼうって言ってもYouTubeばっかり見たがる。これってダメですよね?」と問いかける三浦さん。この質問を受けて伊藤院長が、「YouTubeに限らず画面を見る行動をスクリーンタイムといいますが、残念ながら小さい子どものスクリーンタイムは、長ければ長いほど発達に影響があるという研究データもでている」と話すと、三浦さんはショックを隠せません。WHO(世界保健機関)のガイドラインでは、5歳未満までのスクリーンタイムは1日1時間未満をおすすめしているとのことです。悩みがあるということは、それだけお子さんと熱心に向き合っているということ。子どもが生まれてから生活は一変したといい、今は子ども中心の生活だという三浦さんですが、「もちろん、子どもの成長がすべての活力」だと充実をうかがわせる笑顔を見せていました。
2023年09月26日皆さんは、義家族との付き合いで悩みはありますか?今回は、義家族に衝撃を受けたエピソードを紹介します。自分の子育てに自信がある義母義母は子育てに自信を持っている人で、自分の子どもの自慢話をすると話が止まらなくなります。夫の実家と私たち家族が住んでる家はとても近いため、毎日行き来していました。孫をかわいがってくれることは、とてもありがたいのですが…。義母の意見を押し付けてくる…しかし、義母と会うたびに「私は子育てで失敗したことがない」「私のすることを真似すれば大丈夫」「〇〇をしなさい」「△△はしたらダメ」と、自分のルールを押し付けてくることが多いのです。私から話すことに対し、まったく理解してくれないので困っています。(40代/女性)適度な距離感で…自分の子育てに自信があるからこそ、嫁にも教えたいのかもしれませんが…。価値観を押し付けすぎず、嫁の意見も尊重してほしいところでしょう。適度な距離感で、義家族とお付き合いできるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月25日「今日もまた、長男に怒ってしまった……」。そんなことを毎日のように思いながら、自閉症スペクトラム疑いの長男の子育てに奮闘しています。ある日、私が長男にイライラしてしまったことを、同じ自閉症スペクトラムの子どもがいる先輩ママに話すと、意外なひと言が返ってきたのです……。 自閉症スペクトラム疑いの長男うちの4歳の長男は、かんしゃくがひどく感覚過敏もあることなどから、医師から「自閉症スペクトラムの疑い」と診断されています。長男は、自分の思い通りにことが進まないとかんしゃくを起こすことがよくあり、それに対して私もイライラしてしまうことも……。 ある日、同じ自閉症スペクトラムの息子さんが2人いる先輩ママと遊んだときに子育ての話になり、私が「いっつも息子のこと怒ったあと、自己嫌悪になっちゃうんですよね。怒らないようにしよう、って思っているのに……」と話すと、先輩ママから意外なひと言が返ってきたのです。 先輩ママの意見その先輩ママは「え? 怒っていいんだよ。怒られるようなことをしてるんだから。それに、怒るに至るまでにあなたなりの我慢をしてるんだから、必要なときはちゃんと怒っていいと思う。頭ごなしに怒るのはだめだし、“叱る”が理想だけど、ママの気持ちも知ってほしいし、怒ること自体はだめじゃないんじゃないかな」と、言ってくれたのです。 その言葉を聞いて、私は「怒ってもいいんだ」と、気持ちがすーっとラクになりました。それまで、私には子どもを怒ること=良くないこと、母親の自分の我慢が足りていないから、という考えがあったので、子どもを怒ってしまった日の夜は必要以上に自分を責めてしまうこともありました。 先輩ママから「必要なときは、子どもに怒っていいんだよ」と言われたことで、私の子育てに対する精神的な負担は大分軽くなったような気がします。私が子どもを怒ってしまったことで、必要以上に自己嫌悪な気持ちになることもなくなり、先輩ママの言葉にとても助けられたと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな
2023年09月22日買い物中に見かけた光景(※画像は紗綾さんオフィシャルブログより)紗綾さんは2022年5月に結婚し、同年9月に第一子の女の子を出産したことを公表。ブログやInstagramでは子育ての様子などを投稿しています。9月2日に投稿したブログで紗綾さんは、買い物に行った先で「ちょっと胸が痛くなった話」があったとして、次のように綴りました。「赤ちゃんの発達上最低首座りまでは、縦抱きさせない方がいいと教えてもらったんだけど……」(原文ママ)「今日お買い物行った時にね、まだ2~3カ月くらいのものすごく小さい赤ちゃんがお母さんに抱っこされていて……まだ首がグラグラなのに縦抱きで、お母さん縦に揺れてあやしてたの」その様子が気になってしまい、「目の前にいるお母さんに声掛けたかったんだけど……」という紗綾さん。しかし「見ず知らずの私が突然『まだ縦抱きしない方がいいですよ?』なんてなかなか言えないよね。『いらんお世話だ!』って言われちゃうよね……」「なんだかすごく胸が苦しくなって……こういう時、どうしたらいいんだろう。ね」とためらい、結局声はかけなかったようです。首すわり前でもポイントをおさえれば大丈夫。縦抱き方法と注意点先輩ママや自分の親世代などから「首がすわる前の赤ちゃんは横抱きのみ、決して縦抱きをしてはいけない」と教わった人もいるかもしれません。確かに首がすわるまでは、赤ちゃんの頭と首をしっかり支えないと首が不安定になり、後ろに頭がガクンと倒れてしまいます。抱っこに不慣れな時期は不安に思うかもしれません。しかし実際は、適切にしっかり支えてあげれば縦抱きもできます。授乳後のげっぷをさせるのにも楽な抱き方ですし、横抱きで腕が痛くなってしまったときにも使えるので、抱き方のコツを知っておくと何かと便利です。(1)頭とお尻の下に手をさし入れて支える横抱きと同じ要領で、赤ちゃんの首と頭、お尻を支えます。ただ、横抱きのときは赤ちゃんの横(腕側)から手をさし入れるとしたら、縦抱きのときは赤ちゃんの足元に立ち、できるだけまっすぐさし入れるようにすると、抱き上げるときに楽です。また、横抱きのとき以上に、首と頭をしっかり支えるよう意識しましょう。(2)ゆっくり抱きあげるママの体を赤ちゃんに近づけ、そのまま一緒に体を起こすようにしてゆっくり抱きあげます。(3)胸に抱きよせ、お尻を腕に乗せたら完成首と頭をしっかり支えながら、大人と赤ちゃんの顔が向き合うようにして胸元に抱き寄せます。股を支えていた手を赤ちゃんの後ろにまわし、腕にお尻を乗せて安定させましょう。横抱きと同じように、抱き寄せるようにし、抱く人の肩に赤ちゃんの顔がきて、ややもたれるように抱っこすると安定するので、抱く側の負担も少なくなります。参照:【助産師解説】新生児の抱き方講座!縦抱きの方法やコツと下ろす時の注意点
2023年09月05日赤ちゃんは「ひとつのモノにはひとつの呼び方しかない」と認識している(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。子どもの言葉の発達を促したいと考えて、さまざまな刺激を与えたり、言葉がけを頑張ろうと考えたりする人は少なくないでしょう。子どもの言語獲得のメカニズムにはさまざまな考え方がありますが、てぃ先生によれば「相互排他性原理」がかかわっているといいます。相互排他性原理とは、ひとつのモノに対してひとつの呼び方(ラベル)しかないという認識のことです。例えば、大人が「ネズミのぬいぐるみ」を見たときには、「ネズミだ」と思う人もいれば、「ぬいぐるみだ」と思う人もいるでしょう。これは、ひとつのモノに対していろんな呼び方やラベリングがあることを理解しているためです。しかし、1歳前後の子どもは、ひとつのモノに対してひとつの呼び方しか認識していません。その状態から、成長とともに新しく出会ったモノと新しく知った言葉を紐づけていくことを繰り返し、言語を獲得していくのです。ゆえに、大きくなるにつれて「ネズミのぬいぐるみ」は「ネズミともいえるし、ぬいぐるみでもある」と、自然に学ぶことができます。てぃ先生曰く、相互排他性原理が働いている時期に、犬について「ママはワンワンと呼ぶけど、パパは犬と呼んでいる」という状態だと、子どもが混乱することもあるようです。そこまで気をつけなくてもいいかもしれませんが、家庭内でモノの呼び方をある程度統一しておくと、子どもの言語取得に役立つかもしれません。また、子どもに言葉を教えたいと思ったときは、共同注意(一緒に同じものを見て、同じものに意識を向けている状態)になっているかどうか確認することも大切。親が「これはネズミだよ」と教えていても、子どもがネズミに意識を向けておらず、別のモノに注目していた場合、その別のモノをネズミだと認識してしまうことがあります。モノの名前を教える際には、子どもがそれをしっかり意識しているかどうかを確認した上で行うと、言葉を正しく理解することにつながります。ちなみに、赤ちゃんが興味を持ったものを指さして「あっ!」などということがよくありますが、これは赤ちゃん自身が、何かを指差すことで大人の意識がこちらに向き、それが何なのか教えてくれると理解しているためです。赤ちゃんが何かを指差したときには「これは○○だよ」と積極的に教えてあげるようにしましょう。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎赤ちゃんへの「言葉がけ」は必要? 子どもの言葉力を育てる“2つのトーク”【言語聴覚士解説】▶︎「子どもの言葉が遅いのは私のせいかも、と自分を責めないで」小児科医が保護者に伝えたいこと▶︎【医師監修】赤ちゃんが言葉をしゃべるのはいつから?時期の目安と話しかけのコツ
2023年08月16日「ママ、怒ってばっかり!」と言われたときに試したいこと(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。子どもと過ごす時間が増える長期休み期間は、つい「子どもを叱ってばかり」になりがちだという方もいるのではないでしょうか?子どもにも「ママ、怒ってばっかり!」と言われて、落ち込んでしまったり……。ただ、親や子どもが「叱ってばかり」「叱られてばかり」と感じやすいのは、意識的に叱っているのではなく「“無意識的”に否定語を使って叱っている」ときだそう。子どもが親を意識的に叱るとき、例えば悪いことをしたときに「なんでそんなことをしたの?」などと理由を聞いたりします。一方で、「叱ってばかり」「叱られてばかり」と感じやすくなる「無意識的に否定語を使って叱っている」というのは、例えば子どもに片付けするように言っても「やだ、まだ遊びたい!」と拒否されて、「だめ、片付けなきゃ!」などと言ったとき。「だめ!」というのは、子どもに対していろんな場面で言いがちですよね。そんな状況を改善したいと思った場合は、つい言ってしまう「だめ!」を全く逆の「いいよ!」に変え、やってほしいことを伝えるよう意識してみましょう。例えば、「だめ、片付けなきゃ!」を「いいよ、じゃあ片付けてからまた後で遊ぼうね」と言い換えれば、伝えたい内容はそのままです。「まだご飯食べたくない」と言われたときは「だめ、食べなさい!」ではなく、「いいよ、じゃあちょっとだけ食べてみようか」と言えばいいんです。そうすることで、子どもの受け止め方も変わり、言う側のパパやママも「今日も怒ってばっかりだった」と感じにくくなります。なので子どもの言動に対しては、まず「いいよ!」と言うようにし、その後に続ける言葉はそのとき考えればいい、というスタンスで試してみるといいでしょう。続けるうちに、「今日、全然怒ってないな」と、気持ち的に楽に過ごせるようになるかもしれません。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント
2023年08月15日子どもの登園拒否でついやりがちなポジティブな言葉がけ(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。休み明けなどに、子どもが「保育園行きたくない!」と言い出すことってありますよね。親としては、仕事に遅刻しないかヒヤヒヤしたり、嫌がる子どもを無理矢理保育園に行かせるのもかわいそうだと感じたりして、とにかく困るもの。そんなとき、つい「今日の給食おいしそうだから行ってみようよ!」「先生や友達が待ってるよ!」などと、ひたすらポジティブな言葉がけをして子どもの気を紛らわせ、どうにか保育園に行ってもらおうとしていませんか?てぃ先生いわく、登園しぶりが長引くケースでは、このように子どもに対して親がポジティブな言葉がけしかしていないという共通点が見られるそうです。子どもは保育園に行きたくないと感じているときに、親にポジティブな言葉がけを繰り返されると、「自分の気持ちを受け止めてくれない」「自分の気持ちをわかってくれていない」と感じてしまいます。そんな状態で、親がポジティブな言葉がけを続けると、子どもはネガティブな気持ちが溜まる一方です。そもそも、子どもの保育園生活の中では、実際にポジティブな出来事があれば、逆にネガティブな出来事もあります。親がポジティブな言葉がけばかりをすることによって、子どもにとってネガティブな出来事が起こったときに、親のポジティブな言葉とのギャップを感じ、保育園がもっと嫌になることもあるのです。そうならないために、子どもが登園を渋ったときには、まずはそれをとことん受け止めることが大事。「そうだよね、嫌だよね」「パパやママと離れるの、悲しいもんね」などと、同じ目線で理解してあげる姿勢を示しましょう。「そんなこと言ったら、もっと保育園が嫌になるのでは?」と思うかもしれませんが、その心配は不要です。例えば、勤務先で部下の仕事の大変さをわかっていない上司に、「このタスクを○時までに終わらせられるように頑張ってね」と言われても、「これがどんなに大変なのかわかってないくせに!」とモヤモヤしますが、同じ仕事をしている同僚など自分の立場をわかってくれている人に「本当に大変だよね、頑張ろうね」と言われたら、「もう少し頑張ってみよう!」という気持ちになりますよね。相手が自分の立場を理解してくれているかどうかで、相手からの言葉の受け取り方は変わるものです。これは子どもにも同じことが言えるので、登園拒否が見られたらまずは子どもが保育園に行きたくない気持ちをしっかりと受け止め、その上でポジティブな言葉がけをするようにしましょう。また、子どもによって保育園が嫌な理由はさまざまであり、大人には計り知れない事情がある場合も。子どもはまだそれをうまく説明できないことも多いので、登園拒否するしかないのかもしれません。子どもの気持ちを受け止めることと同時進行で、保育園の先生と連携して何が理由で保育園を嫌がっているのか、確認することも忘れずに行いましょう。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎保育園での別れ際、毎朝大泣きする子…どうしたら笑顔でバイバイできる?【教えて保育士さん】▶︎【登園しぶり撃退術】休暇明けの「保育園行きたくない」にはどう対処するのが正解? #渡邊大地の令和的ワーパパ道 Vol.21▶︎ママたちが実践する、子どもから「行きたくない」と言われたときの対処法
2023年08月14日「叱らない子育て」の本来の意味とは?(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。近年、育児方法のひとつとして提唱されている「叱らない子育て」。その言葉のイメージから「叱らないなんて無理でしょ!」「叱らないなんて、子どもがワガママになるのでは」と感じる人も少なくないでしょう。確かに叱らないことだけを実行すると、子どもがワガママになってしまう可能性もありますが、そもそも叱らない子育てとは「“しつけをする=叱らなければならない”という認識を取り払うこと」です。脳科学的には、親が「しつけのために叱らなきゃ!」と強く考えて叱ったときほど、子どもに本当に伝えたいことが伝わりにくいと言われています。人は相手の表情や言動に恐怖を感じると、脳の機能が一時的に萎縮状態になるため、いくら子どもを叱ったところで、伝えたい内容を理解してもらえず、子供に残るのは「怒られてすごく怖かった」という記憶や印象となります。それを続けると、「叱られるのが怖いから、その行動をやめる」ようになるので、一見正しい行動がとれるようになります。ですが、結局「怖いと感じる対象がいないと成り立たない」状態でしかなく、例えばパパに叱られるのが怖いと感じている場合は、パパがいないところで禁じられた行動をとるようになります。なので、基本的に叱る際には冷静かつ端的に伝えることが重要です。また、日常生活の中では、叱らなければならないシーンと、叱る以外の方法で伝えた方が良いシーンがあります。例えば、自分や周りの人の命やケガの危険性がある場合は、きちんと叱って伝える必要があるでしょう。しかし、「お片付けをしない」ことに対しても、命やケガの危険性がある場合と同じトーンで叱ってしまうと、子どもはそれらの事柄を同等レベルに捉えてしまい、本当にやってはいけないことがボヤけてしまうリスクが生じます。お片づけであれば「片付けると何がいいのか」を伝え、「片付けるのは楽しい!」「キレイになって気持ちいい」と子どもが思えるような伝え方がいいでしょう。とはいえ、日々の子育てでは毎回そんなことを考える余裕がないのも事実であり、「早く言うことを聞いてほしい」がゆえについ叱ってしまうこともありますよね。ただ、こちらの真意が伝わらなければ意味がないので、できる範囲で2つのポイントを意識してみましょう。一つ目のポイントは、目的をずらしてみること。例えば、公園で遊んでいるときに「お部屋に戻ろう!」と言っても子どもが嫌がる場合は、「ママと一緒に、出口までうさぎさんみたいにジャンプしよう!」などと言えば、結果的にスムーズに帰りやすくなります。目的を「部屋を戻る」ではなく、「楽しくジャンプする」にずらすわけですね。そして二つ目のポイントは、具体的に指示すること。子どもは、「片付けなさい!」と言われただけでは、どれから手をつければいいのかわからないことも多いので、「青いおもちゃを探して、パパに教えて」などと、具体的で明確な指示を出してあげることが大切です。そして青いおもちゃを探すことができたら、「見つけてくれてありがとう、パパが箱に入れるね」などとやりとりすることで、結果的に早く、親子で気持ちよく片付けを進めることができます。その上で、「○○ちゃんが片付けてくれたからお部屋がキレイになったよ!」「ありがとう、キレイなお部屋は気持ちいいよね!」と片付けのメリットが伝わるような言葉がけをしてあげるとなお良いでしょう。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介
2023年08月13日他の子どもと自分の子どもを比べてもOK!ただし注意点も(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。一般的な育児論などでは、よく「自分の子どもと他の子どもを比べてしまうのは良くない」と言われますよね。とはいえ他の子どもに、自分の子どもよりも優れている点があると、ついつい比べてしまうことはあるもの。その度に「私はなんてダメな親なんだろう……」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、てぃ先生によると、そもそも他の子どもと自分の子どもを比べること、他の子どもにあって自分の子どもに足りないことに目を向けることは決して悪いことではないといいます。「また他の子どもと比べてしまった……」と悩む必要はありません!そもそも親は、無意識的に「子どもの足りないところを補おう」とするものだそう。親であれば、特別深く考えることなくとも、赤ちゃんのミルクの量や、睡眠時間を足りているかどうか気にするものですが、それも無意識的に子どもの足りないところを補おうとしているがゆえだといえます。また、自分の子どもと他の子どもを比べることには、メリットもあるのです。親子で過ごしているだけでは気づかないことでも、他の子どもといることで気づける場合があり、自分の子どもに対する理解を深めるいいきっかけになります。ただし、自分の子どもと他の子どもを比べる場合、注意しなければならない点もあります。一つ目は、「比べても仕方ないもの」について、他の子どもと比べるのはやめることです。例えば、生まれ月による体の大きさの違いなど、違いがあって当然なことを比べるのは控えましょう。また、自分の子どもと他の子どもを比べた上で「あの子はちゃんと挨拶してるのに、なんでできないの!」といった注意をするのもNGです。こうした言い方は子どもの自尊心を失うことにつながることがあります。比較して叱るのではなく「どうやったら挨拶できるようになるのか」などを考えて、別のアプローチで足りないところを補ってあげられるようにしましょう。加えて、他の子どもができていて、自分の子どもができていない点を見つけた際には、「“フィルター”をかけて判断する」ことも重要です。例えば、自分の子どもが他の子どもに比べてお絵描きが苦手だった場合、「でもうちの子どもはねんどが上手だから、お絵描きが苦手でもいっか!」と考えることもできますよね。特にトイレトレーニング中などは、同い年の子どもはもうオムツが取れているから自分の子どもも取れるようにしなければならないと考えがちですが、オムツが取れるかどうかは膀胱の発達具合なども関係し、個人差が大きいもの。その時は“時期・タイミングのフィルター”をかけて考えます。「子どもにとって今すぐオムツを取ることが本当に必要なのか?」「今すぐにできなければならないのか?」を考えてみた上で、トイレトレーニングの進め方を考えていけるといいですね。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介
2023年08月12日子どもに感情的になったときに足したい「とある言葉」(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。そもそも子どもは「走っちゃだめ!」などと言われても、何がどうだめなのか理解できないもの。この場合は「走らずに歩こうね」などと、その場でしてほしかった正しい行動を具体的に伝えた方が理解しやすい傾向があります。とはいえ、「お片付けをしてね」と伝えたのにまったくやっていなかったり、何度も「走らないでね」と伝えたのにすぐに走り出したりした場合、親は正しい行動を具体的に伝える余裕がなくなっても仕方ありません。結果、「感情的に怒ってしまった」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。ただ、親も人間ですから、どうしても感情的になってしまうことはあるものです。「だめ!」「うるさい」などと言ってしまうのを完全に止めることは、現実的に考えて難しいでしょう。てぃ先生いわく、感情的になってしまったときでも「とある言葉」を足すことで対処できるといいます。「だめ!」「うるさい」と言ってしまった直後に「でも、○○くんは○○がしたかったんだよね」「でも、パパ(ママ)は○○くんのことが大好きなんだよ」などと、大人がそのときの子どもの気持ちを代弁してあげる、またはよくないことをしても愛情は変わらないということを伝えてあげればいいというのです。そうすることで、子どもは叱られて落ち込むだけで終わらず、「パパやママは僕の気持ちをわかってくれているんだ」「パパやママは怒るけど、僕のことが大好きなんだ」と実感し、安心感につながります。こうして普段から安心感を得ていることにより、日頃の指示が通りやすくなることが期待できるというのです。一般的に「でも」の後には、否定的な言葉が続くことが多いものですが、それとは逆に肯定的な言葉が続くことにより、聞く側はその話に意外性を感じて耳を貸しやすくなり、言葉が素直に入ってきやすいという効果もあるそう。「また子どもに対して感情的になってしまった……」と落ち込むよりも、感情的になったときに「でも」+肯定的な言葉を続けることを意識した方が、パパやママも精神的に楽になるかもしれません。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介
2023年08月11日皆さんの中に、子育てで不安や悩みを抱えている人はいますか?今回は、子どものことで悩んでいた女性のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:浜井れんこん娘の相談を持ちかけたら…同僚の1人が心ない返事…先輩がすかさずフォローとても救われた…子どもが抱える悩みや不安は、親も同じくらいかもしれません…。先輩からの温かいアドバイスは、とても励ましになったことでしょう。子どもと女性の悩みや不安が、解決することを願っていきたいです!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月06日