その日は私の仕事がどうしても休めない中、保育園が休園だったので義母が3歳の娘を預かってくれることに。義母の車にはチャイルドシートがついていません。そのため、仕事へ行く前に「どこかへお出かけするのであれば私のチャイルドシートを付け替えましょうか?」と私が聞くと、「一日お家で過ごすつもりだから大丈夫」と義母は答えました。しかし……。義母の衝撃的な行動仕事を早めに切り上げて家に戻ってくると、駐車場に止まっている車の中に義母の姿が。「どこかへ出かけるのですが?」と尋ねると今からショッピングモールへ行くとのこと。後部座席を確認すると、なんとチャイルドシートに乗せられていない状態の娘の姿があったのです……! 急いで私の車からチャイルドシートを付け替えて出発してもらいました。 出かける前に気が付いて本当に良かったと思います。昔はチャイルドシートの装着が必須ではなかったようですが、現在は産後の退院時からチャイルドシートに乗せることが義務化されています。そのことを義母は理解していなかったよう。子育ての常識はその時代によって移り変わってきているため、必ずチャイルドシートを着用するように伝えました。義母も理解してくれて、今は必ずチャイルドシートを使用してくれています。 ※チャイルドシートは交通事故の被害から幼児を守ります。幼児を自動車に乗せて運転する時は必ずチャイルドシートを使用しましょう。道路交通法により2000年4月1日から6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化されています。 作画/いずのすずみ著者:佐藤りかこ
2023年12月19日夫は仕事ではよく気がきいて、職場でも頼りにされている存在です。しかし家庭内のこととなると一転、「なんでこんなことに気づかないの?」と不思議に思うくらい抜けていることだらけ。さすがに夕飯の買い出しぐらいできると思ったのですが……。 帰宅が遅くなった日5歳と2歳の子どもたちと私の3人でおでかけしたときのことです。遠くまでおでかけして思い切り遊び、帰宅が遅くなりました。しかも帰り道は渋滞していることがわかり、帰宅予定時刻をかなりオーバーしそうでした。 帰ってから夕飯の準備をしようとしていた私は、家にいる夫に夕飯の準備を頼むことに。といっても夫はほとんど料理をしないので、スーパーで夕飯の買い出しを頼んだのです。 帰宅してまさかの光景にびっくりやっとの思いで家に着き、子どもたちはおなかがペコペコ。夫に「子どもたちおなかすいてるから先に食べさせちゃおう」と、買ってきた食事をテーブルに並べてもらいました。夫は食事の準備、私は片付けをして、夫に「準備できたよー」と言われて見てみると……。 そこに並んでいたのは、たこわさ、イカの塩辛、辛い麻婆豆腐、担々麺、野菜スティック、お刺身と、子どもたちの食べられない物だらけ。思わず「えっ?!」と声が出ました。「これ、子どもたちは何を食べるの?」と聞くと夫は、「えっ? あ、そうかぁ……」と腑に落ちていないような顔。そのまま何もしない夫にイラっとし、「もういいよ!」とすぐにラーメンを作って、子どもたちに出しました。 子どもたちは「おいしい」とモリモリ食べてくれましたが、夫の自分のことしか考えていない行動にため息が出ました。自分のイライラを少なくするためにも、次からは面倒でも細かく買う物の指示をしようと固く思った出来事です。 イラスト/海乃けだま 著者:山口花
2023年12月18日ある日曜日の朝、当時3歳の長男と1歳の次男を連れて駅に向かうため、私はバス停を目指して歩いていました。次男をベビーカーに乗せていたので、混雑する時間帯を避けてバスに乗るつもりだったのです。バス停に着くと、1人のギャル風の女性が大きな声で電話で話していたのですが、なぜかにらまれてしまい、私はビクビクしていました……。 電話は切ってくれたけど、にらまれている?その若い女性は派手なメイクと服装で、今どきのギャルという印象。そんな女性が大きな声で電話していたので、私は「ちょっと怖いな……」と思ってしまいました。私たちがバス停に近付いてくるのに気がつくと、女性は「あー、電話切るわ。またね」と電話を切りました。大声での通話がなくなったことにホッとした私。 しかし電話を切った後、女性はじっとこちらを見ているようで、強い視線を感じたのです。「もしかしてにらまれている? うちの子どもの声がうるさくて電話を切らなければいけなくなったと怒っているのかも?」と思い、私はビクビクしながらバスを待っていました。 声をかけてきた…!5分ほど待つとバスが見えてきました。すると女性が私に、「ねぇ」と声をかけてきました。そして、「ベビーカーをバスに乗せるの、手伝いましょうか?」と尋ねてきたのです。私は驚きましたが、その申し出はとてもありがたかったので、女性に「ありがとうございます。お願いします」と言いました。 女性は快く手伝ってくれて、「お子さん2人連れてて、大変そうだなって思ってたんですよね」と笑顔を見せました。女性が私たちをじっと見ていたのは、にらんでいたのではなく、大変そうだから手伝おうか、と考えていたからだったのです。女性はバスを降りるときも子どもたちにやさしい笑顔で手を振ってくれたので、子どもたちもニコニコしていました。 見た目だけで勝手に判断して「怖そう」「怒っているのかも」と思ってしまった私は、深く反省。そしてこの出来事から、人を見た目で判断しないよう心掛けるようになりました。また、女性が私に手伝いを申し出てくれたように、私も困っている人がいたら積極的に声を掛けられるようになりたいと思っています。 イラスト/ぽん子 著者:香川えりか
2023年12月18日夫が飲み会に行ってしまった日の夜。夕食を食べるために、6歳と2歳の子どもを連れてショッピングモールのフードコートへ行きました。食事中、隣に高校生くらいの若くて少し怖そうな男の子たちが6人ほど座ったので、子どもたちが騒がないかとひやひや……。なるべく早く帰ろうと思った矢先に、事件が起こったのです……。食事を終えると…無事に食事を終え、食器を返却口に持って行くために私は少し席を離れました。そのときに下の子がテーブルの上にあった醤油をひっくり返してしまったのです。パニックになった下の子が泣き出したため、私は慌てて席に戻りました。 すると、横に座った男の子たちがみんなそれぞれ子どもをあやしたり、テーブルを拭いたりしてくれたのです。見た目だけで怖そうだと思っていたのが本当に申し訳なくなるくらいとてもやさしくて思いやりのある男の子たちでした。彼らにお礼を伝えると、帰るときには子どもたちに笑顔で手を振ってくれました。彼らのやさしさに心が温かくなった出来事でした。 作画/いずのすずみ著者:さとう はな
2023年12月17日第一子の長男が3歳、第二子の長女が1歳のとき。私1人で子どもを2人連れ、電車に乗って出かけました。長女を抱っこひもに入れて、長男とは手を繋いで電車に乗ろうとしたのですが……。 子どもと電車を待っていたら…第一子の長男が3歳、第二子の長女が1歳のとき。私ひとりで子ども2人を連れ、お出かけしようと電車を待っていました。 長女を抱っこひもに入れ、長男とは手を繋いでホームから電車に乗ろうとしたとき!電車とホームの間に、長男の体がスポッと落ちてしまいました。 幸いにも手を繋いでいたので下まで落ちることはなく、周りの人みんなに引き上げてもらい事なきを得ました。ですが、長男は大泣き、私は冷や汗でびっしょり。まさかの事で助けてくれた方々にお礼がきちんとできなかったのが心残りです。あんなに狭い空間に子どもの体がすっぽり入ってしまうなんて……、本当に驚きました。子どもが小さいうちは油断せず、しっかり手を繋ぐことが大切。これ以降、子どもと電車に乗るときは繋ぐ手に力が入ります。 ◇ ◇ ◇ もし手を繋いでいなかったら……と考えると本当に怖いですよね。外出先では思わぬことが起こりがち。手を繋ぐのが難しい場合は子ども用ハーネスをつけるなどして、子どもの安全を守りたいですね。 作画/しおん著者:こじままるこ
2023年12月16日1人目の育休中の出来事です。保育士として働いていたので、育休中も子どもと楽しく過ごせるだろうと思っていました。しかし、子育てと保育はまったく違い、初めてのことに戸惑う日々。それに加えて、夫は帰りが遅く、休みも不定期のためほぼワンオペ状態。1日誰とも話さないなんて日も多くありました。ある日、息抜きのため、子どもを連れてスーパーへ行ったのですが……。おばさまからかけられた、まさかの言葉その日も慣れない育児で疲労困憊だったのですが、息抜きのため子どもを連れてスーパーへ行きました。買い物を始めて少しすると、眠くなったのか子どもが泣き始め、なんとか泣き止ませようと必死になる私。すると、私たちを見ていたあるおばさまが駆け寄ってきて、「まだ小さいから大変ね。でもお母さん頑張ってるわね」と言葉をかけてくれたのです。孤独な育児の中、スッと心が救われた瞬間でした。この言葉は、今でも忘れられません。 母親だから育児をして当たり前だと思っていましたが、たまには自分も労ってあげようと思った出来事でした。職場復帰をしたときにはもっとママの話に耳を傾けて、子どもだけでなくお母さんの力になりたいです。 作画/まげよ著者:小林 MI
2023年12月16日5歳と2歳の子どもを連れてお出かけする予定があった日のことです。朝からバタバタとしていたのですが、この日まさかの出来事が起こってしまったのです……。私の顔…出発時間は決まっているのに朝から子どもたちは準備もろくにせず、ダラダラと遊んでばかり。先に朝ごはんを済ませた私は、子どもたちがごはんを食べている間に化粧をしていました。 その後も子どもたちの身支度に追われ、バタバタと出発。目的地に着いてしばらくして、私はお手洗いに行きました。ふと鏡を見ると、なんと片方の目だけ化粧をしていたのです……! なんともちぐはぐな顔。メイク用品を持っていなかったので、コンビニへすぐに買いに行ってもう片方の目も化粧をしました。家を出発してから何人が気付いたのだろうかと思うと、とても恥ずかしくなりました。 どんなに急いでいても、玄関に鏡を置いて出かける前に身だしなみをチェックすることは大事だと痛感。また、小さい子どもがいるため普段からもっと時間に余裕を持って行動しなければいけないと学んだ出来事でした。 作画/まげよ著者:佐藤花
2023年12月14日一番上の子のお宮参りの日。私たち夫婦は大切な日を家族みんなで過ごしたいと思い、私の両親と夫の両親を招待しました。そして、みんなで神社へ向かったところ……。 両家の親を呼んだお宮参りで…子どものお宮参りの日、家族みんなで神社へ。初孫ということもあり、私の両親と夫の両親を招待しました。 神社に到着すると、義父は初孫に夢中でずっと抱っこをしていました。私たちが神前で祈っている間も、義父は微笑みながら赤ちゃんをあやしています。 しかし、私の心の中には小さなモヤモヤが広がっていくのを感じ……。 私自身も赤ちゃんを抱きたかったし、私の両親も同じように感じていたと思います。もちろん、義父が孫をかわいがってくれることはうれしく、感謝していたのですが……。声をかけずらく、どうすればよかったのかなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 相手との距離感にもよりますが、おめでたい雰囲気を壊したくない気持ちもあると声をかけづらいですよね。正直に「うちの両親に抱っこを替わってもらえますか」と言って怒る人は少ないと思うのですが、悩ましいですね。 作画/さくら著者:中田桃子
2023年12月10日義実家に帰省をしたときのことです。義両親は遠方に住んでいるので、飛行機での移動となります。荷物を少なくするために、出発の数日前に子どもと夫、自分の服を先に義実家へ送りました。そして、帰省の当日。荷物も少なく、ウキウキで義実家へ向かったのですが……。いざ、義実家へ着くと…まだ子どもが7カ月だったので移動中に何があるかわからないからと、着替えの服一式と多めのおむつ、お尻ふきを持っていざ空港へ! 無事に義実家について安堵した瞬間、自分のメイク道具とヘアアイロン、コンタクトを忘れたことに気付きました。出発の朝、メイクとヘアセットをしたときに、メイク道具とヘアアイロンをそのまま置いてきてしまったのです。 天然パーマで髪の毛が広がりやすく、ヘアアイロンが必需品の私。とても焦りました。とりあえずメイク道具は義実家の近くの100円ショップとコンビニで購入。また、髪の毛は広がらないように結んでメガネをかけて過ごすことに。子どもが生まれてから初めての帰省なのに、普段使っている必要なものを忘れて、かなりテンションが下がってしまいました。 それ以降、義実家への帰省で忘れ物をすることがないよう、送る荷物だけでなく、当日にバッグへ入れる持ち物リストも作成するようにしています。 作画/いずのすずみ著者:フクココ
2023年12月04日友人は出産してから、おもちゃや絵本を手作りするなど丁寧な子育てを実践。子どもは自由にのびのび育てたいという方針に私も共感していました。あるとき、私が働く雑貨店に来店。買い物をしていたのですが……、あまりの光景に驚きました。 尊敬する友人が勤務先に遊びにきて…職場で出会って仲良くなった友人が出産。彼女は保育士として働いていた経験があり、子どもといろんなことに挑戦したり、ユニークな知育玩具を作ったり。良いママだなと尊敬していました。 そして、「子どもにはのびのびと自由に育ってほしい」と言い、保育園や幼稚園を何カ所も見学。私も彼女の意見に賛同し、応援していました。 しばらくして私が雑貨店で働き始めたとき、友人が3歳になる子どもを連れて遊びに来てくれました。しかし、友人に呼び止められて目にした光景はあまりにも自由過ぎて……。 子どもがお店の通路の真ん中にお会計前の本をばら撒き、地べたに座り込んで一冊ずつ読んでいたのです。友人は子どもを注意することなく、その様子をうれしそうに眺めていたことにもびっくり。 私から軽く注意をしましたが、本は購入せず……。自由な心を育てるのは大事だと思いますが、礼儀作法を身につける事も大切なのではと感じてしまいました。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもにマナーやルールを教えるのは大変ですが、知らないでいるとお店や人に迷惑をかけることもあり……。年齢や発達の様子をみながら子どもにもわかるように、やってはいけないことを教えていきたいですね 作画/森田家著者:山本紀香
2023年12月02日夏に私と友人とそれぞれの子どもを乗せてベビーカー2台でランチに行きました。推し活のため、渋谷にある推し活が運営しているレストランに行くことばかり考えて、細かいリサーチを忘れていた私と友人。お店は地下1階でスロープなし!どうやって降りようか悩み立ち往生してしまいました。すると、見知らぬ人に声をかけられたのです……。 見知らぬ男性が…意気揚々とレストランに着くと、お店が地下一階にあるではありませんか……! あたりを見渡してもエレベーターやスロープもなく、さらには階段が狭いのでベビーカーを横向きに持って降りることもできません。2人で協力して1台ずつ交代で降りようか、抱っこ紐で抱っこしてから荷物とベビーカーを抱えて降りようかと相談していると、後ろに列が。そしてビジネススーツを着た男性に声をかけれられたのです……。 男性は「なにかお手伝いしましょうか?」と言ってくれました。お言葉に甘えて友人の手伝いをお願いをしていると、今度は後ろから外国人の女性が私の肩を叩き「手伝いますよ」と、ジェスチャーしてくれました。そんなやさしいお2人のおかげで地下のレストランへ無事入ることができた私たち。 快くお手伝いをしてくださったお2人は、子どもにも笑顔で手を振ってくれて、リサーチ不足を反省するとともに、とても温かい気持ちに。私も見知らぬ人でも困っている人がいたら積極的に声をかけようと思った出来事でした。 イラスト/はたこ著者:山村なこ
2023年11月29日3歳の子どもと2人でショッピングモールに出かけた時のことです。子どもをキャラクターカートに乗せて買い物をし、お会計をしていました。会計が終わると、子どもの安全ベルトをしっかり締めていたのにカートに子どもの姿がありません……。私はいろいろなことが頭によぎり、背筋がゾッとするのを感じました‥…。 消えたわが子どうやらカートの安全ベルトは自力で外したようでした。慌ててすぐに子どもを追いかけましたが、商品棚が死角となってあっという間に見失ってしまいました……。「ちょっと目を離した隙に子どもが連れ去られた」という悲しい事件も耳にしたばかりだったので、血の気がサーッと引き、冷や汗が止まりませんでした。必死になって探しても全く見つからず、迷子のアナウンスもかけてもらい、探し続けること15分……。 すると、スタッフの方に保護されているわが子を発見!! そんな親の気も知らず、子どもはおしゃべりを楽しんでいたようですが、探している間は生きた心地がしませんでした……。大丈夫だと思っていることでも、危険がいっぱいなんだなと子どもを守るために気を抜いてはいけないと改めて実感させられる出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:佐藤はるか
2023年11月27日子どもがまだ0歳のとき、夫と子どもと3人で1泊の温泉旅行に行くことになりました。子どもとの旅行も数回経験済みなので、慣れたものだと思いながら荷造りをしてむかったのですが……。荷物を確認すると…おむつや着替え、赤ちゃん用の日焼け止めや帽子、ベビーシャンプーもボトルごと持って車で旅館へ向かいました。 久しぶりに流れるゆったりとした時間にウキウキワクワクしていたのもつかの間……。自分の下着や着替えを持ってくることをすっかり忘れてしまったことに気が付いたのです! 幸い、館内着があったため旅館の中では着替えることができたものの、次の日は下着も服も前日と同じ物を着用する羽目に。 それ以降、旅行の準備で忘れ物をすることがないように、子どもの分と、自分の分の持ち物リストをそれぞれ作成してから準備をするようにしています。 作画/ぽよ母監修/助産師 松田玲子著者:佐藤麻衣30代、1児の母。医療機関に勤務しているが現在育休中。育児や仕事での経験をもとに記事執筆をおこなう。
2023年11月27日子どもたちと家族で週末に大型商業施設へ行き、施設内の上の階に向かうエスカレーターに乗ったときのことです。ふと上を見ると、降り口あたりにやっと歩けるようになったようなよちよち歩きの1歳くらいの子どもの姿が……!?とっさに駆け上がって抱っこしたところ……!? 目が合った子どもの母親らしき人が…状況が分からないものの気になったので、目をこらしながらエスカレーターを登って行くと、今にも転びそうによちよちと歩く子どもが……!「転がり落ちてきそう!!」という恐怖をおぼえ、思わず駆け上がり急いで子どもを抱っこ! 辺りを見回しても親らしき人は見当たらず、エスカレーター付近の洋服屋さんにいる、夫婦と目が合ったと思ったその瞬間! 女性がこちらを睨みながら先ほど救出した子の名前を呼び、抱っこしていたその子を取り返すように抱っこしてきて……「何なんですか?!」と私に言い放ったのです。女性は子どもの母親だったので状況を説明しましたが、「目を離した隙に歩いて行ったんだろう」と言うだけで、お礼もなく去っていきました。その態度には同じ親として信じられない気持ちになりましたが、何もなくてよかった、と思い直しその場を後にしました。小さい子どもにとってはたくさんの危険があると再確認させられるヒヤリとした出来事でした。 作画/きりぷち著者:すずきはまこ
2023年11月25日実家に帰省する途中に、夫と2歳の子どもと3人でご飯を食べに立ち寄った定食屋さん。子どもは自分一人ではうまく食べられないので大人の手助けが必要です。いつもは外食と言っても結局バタバタになるのですが……!? 店員さんの神対応夫と子どもと3人で遠方にある私の実家に帰省する途中、ご飯を食べに立ち寄った定食屋さんでの出来事です。子どもが小さく、まだ一人ではうまくご飯を食べれないので、夫は定食を頼んで、私は子どもと一緒に食べられるようにミニうどん付きの定食を頼むことに。注文をお願いすると店員さんが、「お子さんにご飯食べさせるなら、お父さんとお母さんのご飯は時間差で持ってきましょうか?」と気遣ってくれたのです……! そのおかげで、夫の食事中に私が子どもにご飯を食べさせ、私の食事中は夫が子どもを見ることができ、夫婦2人とも出来立てのご飯を食べることができました。それから、時間のある時には家でも交代でご飯を食べるように夫が提案してくれて、落ち着いて食事を味わう機会も増えました。子どもにご飯を食べさせながらだと、どうしても大人の食事は後回しになってしまいがち……。店員さんのちょっとした気配りに感動しつつ、夫婦円満の秘訣さえも学んだ出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:yuuki emi
2023年11月24日私は、4歳の長女と2歳の長男を育てているシングルマザーです。ある日電車で出かけた帰りに、子どもたちが車内で寝てしまいました。ベビーカーを持って行かなかった私は、子ども2人と荷物を持ってどうやって電車を降りようかあたふたしていたのですが……。 ベビーカーなしで電車移動の理由私と子どもたちの移動は主に、電動自転車を使用しており、遠方へ行くときは電車です。この日も、電車で40分ほどの場所にある水遊び場へ遊びに行くことにしました。 まだお昼寝が必要な2人の子どもたち……。ベビーカーがあれば、長男を抱っこして長女をベビーカーで寝かせていれば問題ありません。しかし、電動自転車のカゴに大きなベビーカーを乗せることはできず、私は一か八かベビーカーを持たずに子どもたちと電車で出かけてしまったのです。 2人とも寝てしまった!目的地に到着し、子どもたちはとても楽しそうに水遊びをしていました。そして午後3時ごろ、そろそろ帰宅しようと駅へ向かっていたときに長男が抱っこで寝てしまいました。駅に着き、電車に乗ると今度は長女が座席で寝てしまい……。 降りる駅に着いても、長女は起きずどうしようかとあたふたしていたそのとき、「お子さん抱っこしましょうか?」と高校生の息子さんとそのお母様が話しかけてくれました。するとお母様が、座席で寝ている長女を抱っこして一緒に改札まで運んでくれたのです。涼しい場所まで運んでくださり、「ここで大丈夫?」「お母さん大変だね」など最後まで気にかけてくれました。 長女が近ごろ、昼寝をしなかったり夕方ごろまで起きていることがあったので油断してしまいました。助けてくれたお母様と息子さんには、とても感謝しています。この日のことがあってから、電動自転車のカゴに積められるコンパクトに畳めるベビーカーを探して購入しました。現在は、電動自転車のカゴにベビーカーと荷物を乗せて、公共交通機関を利用して楽しく外出することができています。 ※ベビーカーを自転車のカゴに乗せる際は、飛び出さないよう自転車用のネットなどでしっかり取りつけたうえで、ゆっくり走るようにしましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:本田りか
2023年11月23日娘が生後6カ月を過ぎたころ。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。ある日、娘と義姉宅へ遊びに行ったのですが、そこでも大声で泣き始め……。咄嗟の行動に義姉と義姉の夫をびっくりさせてしまいました。 娘と義姉宅へ。大声で泣き出してしまい…娘が生後6カ月くらいのとき。食欲旺盛で頻繁にミルクや母乳を欲しがり、その度に大声で泣いていました。当時の私は、「泣かせること=かわいそう=悪」のように思っており、娘が大声で泣くたびに「早く母乳をあげで泣き止ませなくちゃ」と必死でした。 あるとき、娘と一緒に義姉の家へ。楽しい時間を過ごしていた矢先、娘がいつものように大声で泣き叫び始めました。「ご近所さんにも迷惑になってしまう……!」と焦った私は、その場でシャツのボタンをはずし、肩は丸出しで授乳を始めてしまったのです。 義姉夫婦の目の前で……いくらなんでも突然脱ぎだすなんて、思い出すだけで顔から火が出そうです。周りが見えていない私に代わり、義姉がそっとブランケットを私の肩にかけ、義姉の夫は自然と席を外してくれていました。2人の優しさに感謝です。 それからは授乳ケープを持ち歩き、授乳する場所を考えるなど最低限の配慮をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんは泣くことで気持ちを表現していると言いますが、思わぬ場所で大声で泣き始めると赤ちゃんの気持ちを察することよりも「早く泣きやませなきゃ!」に意識が集中しますよね。急いで授乳する気持ちもわかります。ママたちが大らかな気持ちで子育てできるよう、赤ちゃんの泣き声に寛容な世の中にしていきたいですね。 作画/さくら著者:さとうまみ2児の母。栄養士の仕事に励むかたわら、在宅にて記事執筆にも挑戦中。
2023年11月21日子どもが3歳になったばかりのころ。義父と義母、私と息子の4人でファミリーレストランに行きました。そこで縁日のようなイベントが開かれており、義父と子どもで参加したときの出来事です。 義父と息子でイベントへ向かうも…子どもが3歳になったころ、義父と義母、私と息子で近くのファミリーレストランへ。レストランでは子ども向けの縁日のようなイベントが開催されていました。 食事を終えて、食後のコーヒーを楽しもうとしたときのこと。息子がイベントに参加したいと言い出し、義父が連れて行ってくれることに。2〜3分するとで義父だけが戻ってきて、コーヒーを飲みだしました。すぐに「息子は?」と聞くと「あぁ、泣いて大暴れだったからお任せして帰ってきたよ」と言うのです。 急いでイベントスペースへ行くと、イヤイヤと騒ぐ息子をなだめようと必死なスタッフさんがいました。置き去りにした義父への怒りと、スタッフさんへの申し訳なさとで頭がごちゃごちゃに。 義父にとって泣き喚く子どもの対応はできなかったとしても、置き去りにして落ち着いてコーヒーを口にする神経が理解できず……。これ以降は義父と息子をふたりにしないよう気をつけています。 ◇ ◇ ◇ 今回はレストランという限られたスペースだったので良かったですが、広い場所だと迷子になる可能性もあり、目を離すのは怖いですね。「泣き喚いているから行ってきて」などと義父が話してくれたら、また違ったかと思いますが……。大勢で子どもを見ているときは、“ほうれんそう(報告・連絡・相談)”を大切にしたいですね。 作画/森田家著者:山田あかね男の子を育てるママ。週2で販売の仕事をしながら在宅で記事執筆をおこなう。
2023年11月18日小3の長男、年長の次男、2歳の長女の3人を連れてショッピングモールに出かけていたある日。通路で泣いている3歳くらいの子どもを見つけました。迷子のようだったのでインフォメーションセンターに連れていくと、やって来たのは長男の同級生のママさんでした。いいことをしたはずなのに、ママさんに言われた言葉に私はモヤモヤした気持ちになってしまいました……。 迷子のママさんは…「ママいなくなっちゃった」と泣いている子どもと手をつなぎ、もう片手で長女を抱っこしていた私。長男と次男にも目を配りつつ、なんとか全員でインフォメーションセンターに到着しました。館内放送をしてもらうと、やってきたのは長男の同級生のママさんでした。 泣いている子どもが自分の子だとわかると、「なんでこんなところにいるの! 探したでしょ!」と怒鳴りつけるママさん。 さらに、私に向かって「わざわざ連れて来てもらって悪いけど、こっちも探してたんで」と言ってきたのです。私は、あ然としました。そしてママさんの言い分にモヤモヤしながら「とにかく再会できてよかったです」と言い残し、その場をあとにしました。 しばらく歩いてから、次男が「わざわざ連れて行ったのに、お礼とか言わなかったね」と小声で私に言い、続けて長男も「お兄ちゃんも学校でお礼とか言わないよ」と言い出したので、私は今後に影響しないように「うちはお礼をちゃんと言えるようにしよう。今日のことはここで終わり! 学校でも話題にしないでね」と約束しました。少し心配していましたが、そのあとも、その同級生とは仲良く過ごせているようです。 わが子が迷子になってしまったら、きっと私も興奮して周りが見えなくなってしまうと思います。ですが、子どもとも約束したとおり「どんなときもお礼を言えるようにしよう」と改めて感じた出来事になりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:安藤 はるか
2023年11月16日上の子が幼稚園、下の子が生まれたばかりのとき。夫の仕事は朝早く夜遅く、私は家事と育児に追われていました。とくに朝がバタバタ。そんなときにすごい失敗をしてしまい……。 幼稚園に行ったはいいけれど…上の子が幼稚園に通っていたころ。当時は専業主婦でしたが、2人目の子どもが生まれて家事に育児とハードな毎日を送っていました。とくに朝は時間がないので、自分の事は後回しになりがち。生まれたばかりの子どもを抱っこしながら朝食を作り、上の子に食べさせて幼稚園の準備をしていました。 幼稚園までは私が車で送り迎えをしていたのですが、到着してびっくり。ふと足元を見ると、なんと私がズボンを履くのを忘れていたんです……。パジャマを脱いでデニムを履こうと思っていたのですが、途中でオムツ替えをしていたらそのままだったようです。 どうしようか迷った結果、自宅へ戻ることに。子どもは気付いていないようで、「ママどうして家に帰るの?」と言われましたが、ズボンを履くのを忘れたとは言えず……。「忘れ物しちゃった」と乗り切りました。今では笑い話になっています。 ◇ ◇ ◇ 子育て中、朝は何かとバタバタしますよね。かわいい失敗は笑い飛ばして昇華するのが一番かもしれないですね。 作画/てる子著者:後藤さおり2児の母。現在は事務員として働く傍ら、体験談を中心に記事執筆を行う。
2023年11月14日バスや電車での移動中に、怖い思いをしたことはありますか?今回は子連れでバスを利用した女性のエピソードを紹介します!子連れでバスに乗ったら…おばあさんからの質問に…無神経な発言にも耳を疑ういきなり子どもの腕を…子どもを守るためにも…バスの席で隣に座ってきたおばあさん。悪気はないかもしれませんが、主人公にとっては少し怖かったかもしれませんね…。快適にバスを利用できるよう、お互いに気遣っていきたいです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月03日千葉県八千代市の私立保育園で、2歳の園児が園外に1人で抜け出してしまうという、なんともヒヤッとする事件がありました。園児は園外の施設から連絡を受けて無事保護されましたが、一歩間違えると大きな事故につながりまねません。保育園や幼稚園に子どもを預けている保護者にとっては、他人事ではないこの事件。園側の対策はもちろんのこと、保護者としてできることはないのでしょうか。抜け出した原因は?今回の事故は、どうやら門の鍵を閉め忘れたことが原因のよう。園児の抜け出しを防ぐためには、子どもが簡単に抜け出せないような設備や複数の大人の目が必要です。しかし昨今の保育士不足は深刻で、一朝一夕には変えられない問題です。 また、日本が設定する配置基準の保育士を配置していたとしても、実際に園児を見ている保育士からは「とてもじゃないが目が足りない」という声が上がっているようです。 このような環境下、園児の抜け出しを防ぐためには園や制度はもちろんのこと、保護者も対策を考える必要がありそうです。 保育時の経験を持つ育児の専門家・小崎恭弘先生(大阪教育大学教育学部教授)にお話をうかがいました。いつどこで起きてもおかしくない園児の抜け出し小崎恭弘先生「明確な調査やデータがないので、保育施設から子どもの抜け出しが起きた具体的な実数を把握することは難しいでしょう。 少し違っていますが、以前東京都が公表した調査データによると、保育施設の散歩先での園児置き忘れは、最近の4年間で100件(迷子を含む)近くあり、予想外の数の多さを感じました。もちろんこのデータも、すべての件数を網羅できていないので、氷山の一角なのかもしれません。保育施設からの抜け出しは、散歩での事案以上に多い可能性があります。私自身も保育士時代に、何度か経験があります。保護者の出入りのタイミングに、2歳児が門を飛び出したのです。幸い近くで見ていたので、慌てて門の外に飛び出て抱き抱えて戻りました。 いくら施錠やカメラがあっても、人の出入りがある以上、子どもが出入りしてしまう隙やタイミングはいくらでもできてしまいます。」園児の抜け出しを防ぐためには?小崎恭弘先生「これらを防ぐには、2つの視点が必要です。」 物理的な取り組み「これは門や鍵などの物理的な環境の工夫です。保育施設においては、子どもが決して手の届かない高い所に設置されている鍵を見かけると思います。またインターフォンや番号入力などの、子どもだけでは開錠ができないものも多くあります。」 ミスを防ぐ取り組み「子どもが抜け出す原因は、さまざまであると思います。保育施設が嫌、保護者に会いたいという思い、また外に対する興味や関心が高いということもあるでしょう。 これらの子どもの思いや関心に対する意識を保育者が持ち、気持ちを察し、受け止めながらも安全の確保をしっかりとおこなう必要があります。これは保育者と同じように、保護者にも気を付けてほしいことです。 また普段から衝動性が強く大胆な行動をする子どもを把握し、その子どもの制動などもきちんと意識することも大切です。」家庭でできる園児の抜け出し防止策しかしながら、ここで問題になるのが保育士不足です。園に任せるだけでなく、家庭でできることはないのでしょうか。 小崎恭弘先生「ぜひ普段の生活の中でも、気を付けてほしいことがあります。 子どもたちは突発的な行動をしがちです。そのようなことが習慣づかないように、しっかりと手を握っておく、車などの多い場所では突然走ったりしないように繰り返し伝えるなど、日常生活の中でも、安全に配慮し、それらが子どもたちに身につくように根気良く伝えてほしいです。また『何かあったら、先生の言うことをちゃんと聞くこと』と言うように、保育者に協力的な姿勢を持てるように伝えることも大切です。 子どもの安全に対しては、絶対に大丈夫ということはありません。だからこそ、物理的環境・人的環境など、子どもを取り巻くさまざまな取り組みを複合的に組み合わせ、できる限りのリスクを軽減していくことが求められますね。」 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年11月02日ある日、私と長男と次男でファミリーレストランに入ろうとしたところ、満席で待ち時間が発生することに。5分ほど待ったところで、先に待っていた人が案内されなかったので、長男に「違うところ行くよ」と声をかけたところ、先に待っていたやんちゃそうな若いお兄さん3人組が声をかけてきたのです……。 やんちゃそうなお兄さん3人組ある日曜日、私は駅前のファミリーレストランに、当時4歳の長男と生後9カ月の次男を連れて入ろうとしました。ですが、そのレストランは満席……。ウェイティング表に名前を記載したところ、前に1組のお客さんが待っていました。 そのお客さんは20代前半と思われる3人組で、そのうちの1人は右足にはサンダルを履き、左足はなぜか裸足の状態。3人での話し声も大きく、話している内容からも「やんちゃなお兄さんたちなのかな」と思っていました。 お兄さん3人組にかけられた言葉とは私たちが5分ほど待ったところで、先に待っていたお兄さんたちが案内されることはなく、「時間がかかりそうだな」と思った私は、長男に「違うお店に行くよ」と声をかけました。すると、3人組のお兄さんがこちらにやってきたのです。 「次もうすぐ案内されると思うので、先いいですよ」 なんと3人組は順番を私たちに譲ると言ってくれたのです。先に待っていたのは彼らだったので申し訳ない気持ちもあり何度も断ったのですが、「俺らはまだまだ待てるんで」「お子さん2人もいて大変だし……(長男の前にしゃがんで)お兄ちゃん、おなかすいたよね?」と声をかけてくれ、お言葉に甘えることにしました。 それから数分ほどで私たちは店内に入ることができ、食事を楽しみました。あとから案内されたお兄さんたちが私たちの席の前を通るときにお礼を再度伝えると、「いえいえ、楽しんでください」と温かい言葉。そして長男に向かって「かわいいね、何歳? たくさん食べて大きくなるんだぞー!」と、声をかけてくれました。 見た目からして、「少しやんちゃなお兄さんかな?」と思いましたが、私や長男にやさしく接してくれ、そのギャップにほっこりした出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:吉川 みきな
2023年10月31日娘が3歳だったころ、トイレトレーニングの真っ最中でした。娘がトイレトレーニングのモチベーションを維持できるように、トイレで排泄できたときには、とにかくべた褒め! そのせいで、外であんなに恥をかくことになるとは思いもよりませんでした……。 「ママ、おっきい! えらいねー!」当時3歳の娘は、トイレトレーニングの真っ最中で、ほどなくしておしっこはトイレでできるようになりましたが、うんちがなかなかうまくいかず……。娘が「うんち!」と教えてくれても、いざ娘をトイレに座らせると便意が遠のいてしまうということがよくありました。 私は、娘自身のトイレトレーニングのモチベーションが下がらないように、トイレでうんちができたときには「すごい! いっぱい出たね!」「えらい! おっきいの出たね!」と、たくさん褒めていました。 ある日、娘と私の2人でショッピングモールで買いものをしていたとき、私に便意が……。 私は娘と一緒に個室に入り、無事に排泄を終えると、娘が大きな声で「ママ、おっきいの出たね! えらいねー!」と、私をたくさん褒めてくれるではありませんか。 そのときのトイレはとても混んでいて、個室が埋まっているどころかトイレに行列ができている状態。私は「恥ずかしいから、やめてー」と思いながらも娘に「ありがとう」と伝え、個室を出ました。 私が個室を出て手を洗っている間も、娘は「ママえらい! いっぱい出たもんね!」と私を褒め続けてきて、私は「穴があったら入りたいとは、まさにこのことだ」と思いました。私が娘にトイレトレーニング中にかけてきた言葉が、こんな形で返ってくるとは想像もしていませんでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:吉川 みきな
2023年10月29日子どもと散歩に行ったときのこと。帰ってきてマンションのエレベーターに乗ったのですが、入った瞬間、強烈なニオいがしました。その原因というのが……。 悪臭が漂うエレベーター子どもと散歩に行ったときのこと。散歩が終わってマンションのエレベーターに乗ったとき、一緒に乗った人が急に口を手で押さえました。私もすごくクサい……と思い、ハンカチで口を押さえたんです。何だろう、何だろうと思いつつ、エレベーターを降りました。 ですが、エレベーターを降りてからも付きまとう匂い。私と子どもの持ち物などを確認したところ、私の靴裏に茶色の何かが……。犬または猫のフン!?のようなものを踏んでいたんです。エレベーターで一緒になった人には、本当に申し訳なかったなと思っています。 子どもと一緒にいると自分のことがおろそかになりがちですが、道端や公園を歩くときは気をつけようと思いました。 ◇ ◇ ◇ 子どもと歩いていると、子どもに目がいって自分が歩いているところを見ていなかったりしますよね。こればかりは仕方ないことですが、フンを踏むと幸運が訪れるという考え方もあるようなので、ラッキー!とポジティブに捉えるのがいいのかもしれませんね。 作画/森田家著者:小林サチ元気男子の育児に奮闘する40代のママ。仕事も好きで頑張っている。
2023年10月28日皆さんは、外食で気を遣ったことはありますか? 今回は「子連れで外食していたら…」を紹介します。イラスト:美吉香胡子連れで外食していたら…主人公が幼い息子を連れて、外食に行ったときのことです。そのレストランは子連れでも行きやすいカジュアルな雰囲気のレストランでした。綺麗に並べられた食器類や、1品ずつ出てくる料理に感激する息子を眺めながら、楽しく食事をしていたのですが…。子連れに厳しい3人組出典:lamire向かいの席に座っていた女性3人組が主人公の方を見ながら「うるさいわね〜」と言ってきたのです。周りのお客さんも大きな声で雑談していたのですが、なぜか主人公家族を目の敵にする女性たち。主人公は「すみません」と口パクで伝え会釈をしました。しかし女性の1人が店員を呼びつけて「そこの子ども連れの席がうるさいんだけど」クレームを入れたのです。主人公が退席するべきかと悩んでいると、オーナーがやってきて…。「息子さんとても喜んでくれて、私たちもとても嬉しいです!」と言い、デザートをサービスしてくれたのです。さらに「食事は楽しむものだから純粋な気持ちを声に出してもらえるのが嬉しい」と言ってくれたオーナー。それを聞いた女性たちは、そそくさと食事を済ませ、気まずそうに出て行きました。オーナーのおかげで救われた主人公なのでした。オーナーの粋な計らい他のお客さんも雑談していたのに、なぜか子連れの主人公家族を目の敵にしてきた女性たち。オーナーの粋な計らいに感謝した主人公のエピソードでした。多くの人が利用する場では、お互いに思いやりの気持ちを持っていきたいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年10月26日長男はエレベーターのボタンを押すのが大好きで、親のほうもエレベーターには慣れているはずと安心しきっていました。家族旅行に行った際、ホテルでもエレベーターのボタンをポチリ。親が見ていなかった一瞬の隙に、長男が動いてしまい……。 旅先のエレベーターで油断…家族旅行でホテルに宿泊した時のこと。長男はエレベーターのボタンを押すのが大好きで、このときも早々とホールの上下ボタンを押してエレベーターの到着を待っていました。待っている間にベビーカーに乗った下の子がぐずり始め、私も主人もそちらに注意が向いていました。 すると、突然背後から長男の泣き叫ぶ大きな声が聞こえ、振り返ると長男だけを乗せたエレベーターのドアが半分ほど閉まりかけていたのです。普段は必ず手を繋いでから一緒に乗っていたのですが、旅先でワクワクしていたのか、一人で先にエレベーターへ乗っていたのです。 主人が慌ててボタンを押して、扉が閉まりきる前に長男を出すことができました。もしあのままドアが閉まってしまっていたら……、長男は動く牢獄に閉じ込められたようなもの。他階で見知らぬ人と乗り合わせたかもしれないし、パニックになってどこで降りていたか分かりません。本当に怖い思いをしました。どんなときも子どもから目を離してはいけない、と強く胸に刻みました。 ◇ ◇ ◇ 旅先などいつもと違う場所では、子どもが予想外の行動をとることがありますよね。初めての場所だと親も目が行き届かないことも……。ベビーカーに乗っていない場合、危ないところは手をつないだり、ハーネスを付けたりと工夫して過ごしたいですね。 作画/シュー子著者:碓井晴乃男の子2人を育てるアラフォーママ。イヤイヤ期真っ盛りの2歳長男、ハイハイでどこまでも突き進んでいく自由奔放な0歳次男に日々振り回されている。
2023年10月18日2人目が生まれてから、控えていた外食。あるとき、毎日の家事と育児に疲れ、久しぶりにおいしいものが食べたい!と思って夫に相談。家族みんなで出かけたのですが……。 久しぶりの外食!楽しみにしていたけれど…2人目が生まれてから、子どもの食事や家計のことを考えて外食を控えていました。ですが、毎日の家事と育児に疲れて、久しぶりにおいしいものが食べたい!と思い、外食をすることに。子どもたちも喜ぶかと思い、回転寿司へ行きましたが、自分がいかに甘い考えだったか思い知らされました。4歳の娘はせっかくのお寿司を好きじゃないと言い始め、下の2歳の子はお茶をひっくり返し、うどんをひっくり返しでてんやわんや。しまいには座っていられなくなり、親のほうはお寿司を楽しむどころではありませんでした……。せっかくの外食だと楽しみにしていましたが、疲労がたまっただけで涙が出てきました。 ◇ ◇ ◇ 子どもが小さいころはどこへ行っても子ども中心になりますし、子どもファーストで連れて行った場所も機嫌が悪いと楽しんでもらえず……。親のほうがどっと疲れる気持ち、わかりますよね。もう少し大きくなれば食べられるものも増え、座っていられる時間も長くなってくるはず。リベンジして次こそは外食を楽しんでほしいです! 作画/さくら著者:田中まみ2児の母で専業主婦。日々節約生活に励んでいる。
2023年10月14日皆さんは、外出先で助けてもらったことはありますか?今回は「子連れに親切な男性」を紹介します!イラスト:toree子ども2人を連れてバス移動主人公が子ども2人を連れてバスに乗ったときの話です。バスがとても混んでいたため、ベビーカーをたたんで、下の子を抱っこして乗ろうとしていた主人公。すると、後ろに並んでいた男性がベビーカーをバスの中に運んでくれたのです。さらに男性は、バスに乗った後にも助けてくれて…。親切な男性出典:CoordiSnap優先席に座っていた乗客に「そこ、空けてやってくださらんかね」と交渉までしてくれました。親切な男性の行動に驚き、席に座ることができて助かった主人公。主人公は、当たり前のように子連れに優しくしてくれた男性に感謝したのでした。助けてくれた男性に感謝子ども2人を連れた主人公をスマートに助けてくれた男性。座席の交渉までしてくれたことに驚いた主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月09日室内型レジャー施設に家族4人で出かけたときのことです。子どもたちが遊んでいるのを夫に見てもらい、私はひとりでトイレへ。しかし戻ってくると夫がなにやら慌てていたのです……! 夫に子どもたちを任せたところ室内で思い切り遊べるスポットへ、5歳の娘と2歳の息子を連れて出かけました。娘も息子も楽しそうな遊具で夢中で遊んでいました。その途中、私はひとりでトイレへ。夫に「トイレ行ってくるから2人をお願い」と言い、「任せて~」という返事を聞いてその場を後にしました。しかし、トイレから戻ると夫が何かを探していたのです。「どうしたの?」 と声をかけると、夫は……。 なんと「息子がいない!」 と慌てていたのです。室内とは言え、人はたくさんいますし、落ちればけがをしそうな遊具もあります。私もとても不安になってしまいました。しかし、娘も一緒に探してくれて、5分後、すぐ近くの自動販売機の近くで遊んでいる息子を発見! 「よかった~」とその場でへたり込み、事なきを得ました。 夫の耳を疑う言い分すると夫は、娘に向かって「パパさぁ、ちゃんと見ててって言ったよね!?」 と怒り始めました。そして「いや、ちょっと別のところ見たくてさ、娘に息子を見てろって任せたんだよ。それなのにさぁ……」と私に説明する夫。小さな声で「ごめんなさい」とつぶやく娘。 それを見て思わず「いや! 責任押しつけてんじゃないよ! まだ5歳だよ?! 自分勝手に動いたのは夫でしょ!」 と声を荒げてしまいました。「でも、ほんの1分ぐらいだし……」というので、「その1分で息子が消えたんでしょうが!」 とさらに怒りが爆発。あまりの私の剣幕に夫もたじろぎ、「うん、ごめん……」と小さくなっていました。 室内とはいえ、人がたくさんいて、息子にとって危険なものもある場所で子どもたちから離れた夫の行動は信じられませんでした。その上「5歳の娘に任せたのに」と主張するとはなんとも呆れるばかり。もう少し夫と危機管理意識を共有しなければと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:山口花
2023年09月30日