このお話は作者原黒ゆうこさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじクラスの雰囲気を改善してほしいと担任に伝えたら、なぜかにらんできたよしえ。なんとよしえは、娘が楽しそうだからクラスの雰囲気を変えたくないと考えていたのです。このクラスでよかった…雰囲気を変えたくない!娘の様子に違和感あおいちゃんが怖い信じられない…子ども同士のメッセージの内容新たにあおいちゃんのお気に入りになったゆうかちゃんでしたが…実はゆうかちゃんはあおいちゃんのことを怖がっていました。あおいちゃんからのメッセージを見たゆうかちゃんの母親の行動は…?次回に続く 「ママ友がモンペだった話」(全36話)は17時更新!
2022年10月20日このお話は作者原黒ゆうこさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ授業参観で、ほのかのクラスが学級崩壊していることがわかりました。でもまゆみが学年主任に相談しようとすると、なぜかよしえに止められたのです。普段なら真っ先にクレームを入れるよしえなのに…懇親会にてこのままでは安心できないなぜか発言を止めようとするよしえさんまさかの、クラスの雰囲気を変えたくない理由このままでは安心して子どもたちを学校に通わせることができない…懇談会で先生に対策をお願いしたまゆみさんをにらみつけたよしえさん。いったいどんなワケがあるのかと思ったら…娘が楽しそうだからなんて、そんな理由で…!?次回に続く 「ママ友がモンペだった話」(全36話)は17時更新!
2022年10月19日実際どうなの?特別支援学級の見学へ自閉スペクトラム症のある長男けんとは、集団行動が苦手、授業中じっとしていられない、集団指示が入らないという「こども園」での様子から、通常学級は難しいと思っていました。特別支援学級とはどういうものなのか、私はほとんど知識がなく、全く見当がつかなかったので就学相談に行き、実際に通う予定の学校に連絡を取り見学させていただくことに。Upload By ゆきみ小規模の小学校で全体の生徒数が少なく、特別支援学級は情緒クラスと知的クラスが1クラスずつということでした。けんとの入る予定になっていた情緒クラスは、担任の先生が1名、サポートの先生が1名、小学4年生以上のお兄さん、お姉さんが在籍していました。特別支援学級に入ると、学校ではずっと特別支援学級で過ごすのだと思っていたのですが、その子どもの特性によって、参加できるところは交流級(通常学級のこと)で授業を受けるとのこと。なんとなくの雰囲気も分かり、質問したいことは全部させていただき少しだけ安心できました。通っている特別支援学級の授業の進め方4月に入学。特別支援学級の1年生はけんと1人でした。最初の1ヶ月ほどは新しい生活に不安定になり疲れやすくなっていましたが、学校自体は楽しんでいた様子。交流級の同級生にも、特別支援学級の子どもたちにも興味を持っていないようで、交流級へ行きたがることはほとんどなく、ほぼ特別支援学級で過ごしていました。学年が違う子どもたちが集まる特別支援学級。その子どもにとっての交流級と同じ時間割で進んでいくため、時間割は子どもによって違います。特別支援学級の教室の側面の黒板に、その日1日の全員の時間割が書いてあり、それに沿って進んでいきます。Upload By ゆきみそれぞれの交流級の授業がけんとは国語、4年生の子が算数、5年生の子が音楽、6年生の子が算数だった場合、まず、交流級で授業を受ける子どもは、交流級へ行きます。サポートの先生がついて行き、人数が多い場合は順番にサポートの先生が回って行くそうです。特別支援学級で受ける子どもは、プリントを解いている間に、担任の先生が順番に教えていく授業スタイルでした。勉強の内容は、その日の交流級と同じものをします。本人に合わせて量などを変えたりすることもあるようです。交流級のお友達に支えられて過ごす授業5月ころ、帰り道に交流級のお友達がけんとに声をかけてくれました。すると、それがうれしかったのか、次の日から「交流級にいきたい」と言いだし、急に授業のほとんどを交流級で受けるようになりました。それと同時にお友達にも興味を持ち、名前や出席番号を覚えだしました。一方的な遊び方ではあるけれど、好きなお友達も数人できたようです。Upload By ゆきみ構音障害で何を言っているのか分かりにくいけんと。先生が聞き取れなかったとき、交流級のお友達が「けんとくん、〇〇って言っているよ」と先生に教えてくれたり、先生のお話しをけんとが理解していないときは「次は体育館に行くんだって」などとお友達が教えてくれたりするそうです。交流級の子たちも慣れてきてくれたようで「けんと君はこういう子ども」という感じで、先生も子どもたちも優しく接してくださっているとのことです。サポートの先生は立ち歩いたときに座るように促してくださったり、今やることを伝えてくださったりしています。まだサポートの先生なしでは交流級で過ごすのは難しいですが、「交流級とはこういうもの」というのを少しずつでも理解してくれたらうれしいです。交流級のスタイルが変化が少なく安心?Upload By ゆきみ現在は、朝の会、休み時間、給食、掃除、帰りの会は特別支援学級で過ごし、サポートの先生がついてくださるときは、ほとんどの授業を交流級で受けています。どの時間をどこで過ごすのかというのは、特別支援学級に在籍する子ども、それぞれで違うそうです。けんとは視覚的に、ほかの人が食べているものに自分の苦手なものがあると具合が悪くなってしまう子なので、給食の時間は必ず特別支援学級でパーテーションをしていただき、外を向いて食べています。休み時間は6年生のお兄ちゃんが遊んでくれているそうで、その子どものお世話になりながら特別支援学級で過ごしています。なぜ、急に交流級で授業を受けるようになったのかな?と疑問に思っていたら、保育所等訪問支援の担当の方に「交流級のスタイルの方が、入れ替わりがない分、変化が少なく安心しやすいのかもしれない」と言われました。確かにそうかもしれない…と納得。まだ小学1年生で始まったばかりの学校生活。本人、学校と相談をしながら、学業だけではなく集団行動や人との関わりかたも学んでいけたらいいなと願っています。※地域、学校の制度によって異なるようです執筆/ゆきみ(監修:井上先生より)小学校1年生から特別支援学級を就学先に考える場合、親御さんもずいぶん悩まれたと思います。他者から情報を聞くだけではなく、自分自身で就学先の学校・学級を見学することはとても大事です。見学は、指定された日もありますが、多くの学校はそれ以外の日も受け付けてくれると思います。担任の先生だけでなく、教頭先生や校長先生に学校の支援体制について質問しておくのも良いと思います。けんとくんの学校のように、特別支援学級に在籍していてもお子さんの状態に合わせて、交流級と特別支援学級との時間の割合を柔軟に対応してくれるところもありますが、先生の人数やサポートの先生の配置などによって困難な学校もあります。学校ごとに異なる場合もありますので、見学に行った際に聞いてみると良いかと思います。
2022年09月24日5年前、迷いに迷った在籍クラス。広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、小学6年生。来年の春には、中学校に進学します。現在、特別支援学級に在籍している娘ですが、特別支援学級へ籍を置くようになるまで、いろいろありました。小学1年生のときは、通常学級に在籍していたのですが、友達とのトラブル、授業についていけない、担任からのできないことに対する指摘など、本当にいろいろありました。2年生からの進級先をどうするか決めるときは、親としてたくさん悩んだし、考えて考えて、迷って迷って…頭を抱えました。Upload By SAKURAもうこれ以上考えようがないというところまで考え尽くし、結局最後は「娘が笑顔でいられる道」にしようと思い、2年生から、特別支援学級に在籍することにしました。Upload By SAKURA高学年になったら、通常学級に・・・そう思っていたけれど。当初私は、特別支援学級の在籍は一時的にして、「5、6年生ぐらいまでに通常学級に戻れたらいいな」と考えていました。もちろん絶対そうしよう!と決めていたわけではありませんが、目標があったほうが、私も娘も具体的な療育に取り組みやすいと思っていました。そのため、中学校からの特別支援学級は、あまり考えていませんでした。Upload By SAKURAしかし、2年生、3年生、4年生と特別支援学級で過ごしていくうちに…私の考えは変化していきました。娘にぴったりだった特別支援学級の学習方法。娘は、2年生からずっと、国語と算数だけ特別支援学級で受けています。勉強する場所は違いますが、授業内容は通常学級と同じ内容です。発表などの授業のときは、通常学級でみんなと一緒に行いますし、テストも通常学級と同じものを受け、同じ判断基準で成績表もつけられます。特別支援学級で受ける授業は、娘に合っていたようで、成績はどんどん上がり続け…Upload By SAKURAテストはほとんどが90点台。100点を取ってくることもよくありました。クラスで上位の成績になり、みんなの前で点数を褒められることもありました。娘は、視覚優位で、耳から情報収集は苦手という特性があり、大勢の中で授業を受けると、先生の指示や授業内容をしっかり聞き取ることができません。しかし、特別支援学級で先生と一対一の授業をすると、先生の言ったことがしっかり頭に入ってくるようで、テスト前に特に勉強をしなくても、しっかり答えられるのです。Upload By SAKURA5年生のときの面談で、特別支援学級の先生に…「あーさんは本当に素直に教えたことが響く子です。目を見て、面と向かって教えれば、とても理解も早いです」と言われました。私はこの話を聞いて、「娘の理解しやすい授業スタイルをわざわざ崩すことはないのではないか」と思いました。Upload By SAKURA娘の希望は・・・?念のため、娘に中学校から在籍クラスをどうするか聞いてみると…Upload By SAKURA娘は中学校からも特別支援学級の在籍を希望しました。小学1年生のときは娘は特別支援学級の意味もよく理解しておらず、本心は聞けず…結局、私たち親が決めました。しかし、今回はしっかりとした希望を聞くことができました。もう…自分の意志もしっかりある。今の娘を見ながら、1年生のころの娘を思い出していると感慨深いものがありました。Upload By SAKURA発達テストを受け、診断書も書いてもらえた!中学校からの特別支援学級は、6年生の夏までに決めなければなりません。私はさっそく、動き始めました。判断基準にするため、そして発達外来で診断書をもらうため、発達テストを受けました。Upload By SAKURA結果、IQは平均値で正常でしたが、言語理解(言葉を理解して伝える力)は、平均値より低く、ワーキングメモリー(記憶する力)は、かなり低く、「特に耳で聞いて覚えることが苦手で、口頭の指示で複数のことを言われると、混乱する」ということでした。私たちの認識している通りでした。発達外来の先生からも「少人数制の授業はふさわしい」という診断書をもらい、学校に提出。まだ決定までいっていませんが、少しずつ動いています。Upload By SAKURA娘にとって、一番いい選択。今回の娘の進学先の決定に、迷いはなく、5年前のように、「通常学級のほうがいいのではないか」という考えは全くありませんでした。それは、特別支援学級で過ごした5年間が娘を成長させてくれたことを実感していたからでした。在籍場所にこだわる必要はない。どこで学ぶかではなく、どう過ごし、どう成長するか。そして、そこが楽しいかどうか。娘が笑顔で過ごせるように、中学も引き続きサポートしていきたいと思います。執筆/SAKURA(監修:井上先生より)あーさんが在籍されていたのは自閉症・情緒障害特別支援学級で、基本的には通常学級と同じ内容で進んでいきます。SAKURAさんの書かれていたように、集団の場では学びにくい教科や単元を特別支援学級で、それ以外を通常の学級で学ぶことによって、勉強は分かりやすくなり達成感も得られると思います。中学校は小学校とは異なり、特別支援学級でも教科ごとに先生が変わります。特別支援学級の担任の先生と、各教科を担当する先生との連携を良くして頂いたり、通常学級の方で受ける教科の先生との連携など、連携は複雑になりますが学期ごとに「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」を見直すようにしていくとよいかと思います。中学になると部活もはじまりますね。好奇心旺盛で積極的なあーさんはきっと素敵な中学生になれると思います。
2022年09月07日いつも眉間にシワが寄っている、猫のしらたまくんは、キリッとした『ヤンキー顔』でネット上でちょっとした有名人…ならぬ有名猫。何をしていても、どんな時も、眉間のシワが愛らしい動作とのギャップを生み出し、飼い主(@wataneko_tsuki)さんが写真をSNSに投稿するたびに、反響を呼びます。2022年8月18日に飼い主さんがTwitterに投稿したのは、いまにもケンカを始めそうな、しらたまくんの姿でした。「やんのか⁉️」 #猫 #スコティッシュフォールド pic.twitter.com/U3DFedUZr8 — 月としらたま (@wataneko_tsuki) August 18, 2022 「やんのか!?」そんな声が聞こえてきそうな迫力を感じるしらたまくんの姿ですが、実は雑草で遊んでいる時に撮影された1枚。2本脚で立ち、前脚で雑草を捕まえようとする一瞬が、まるで拳を構えているかのように見えます。しらたまくんの眉間に寄ったシワが、そう見せているのでしょう…!しらたまくんの絶妙なポーズと表情をとらえた1枚は反響を呼び、多くの人の笑いを誘っています。・しらたまくんになら、パンチされてもいい!・そのまま抱き締めたくなるかわいさ。・ケンカよりも、まずこのかわいさに勝てないです!コメントにもあるように、仮にケンカだったとして、この勝負はしらたまくんの完全勝利。かわいさの前に、人間はただひれふすしかないのです…![文・構成/grape編集部]
2022年08月19日アメリカのルイジアナ州では、1人の男性と1匹の子犬のストーリーに多くの人の心が揺さぶられています。ある日曜日の朝、ニューオーリンズにある動物保護施設『ヴィラロボス・レスキューセンター』の職員であるリジーさんが出勤すると、施設の入口に子犬を連れた男性が座っていました。男性に声をかけたリジーさんは、彼がその子犬を預けに来たことを知ります。学校の教師をしているというその男性は、町をうろついている子犬を見かけて放っておけず、家に連れて帰ったのだそう。ところが、まもなく大家さんに見つかり、子犬を追い出すようにいわれてしまいます。男性はせめて「子犬にいい家族が見つかってほしい」と思い、『ヴィラロボス・レスキューセンター』に連れてきたのです。実はこの時、施設は満員で、これ以上の動物を預かる余裕はありませんでした。しかし、男性の思いやりに胸を打たれたリジーさんは、子犬を引き取り、「素晴らしい家族を見つけてあげよう」と心に決めます。そして、男性は書類の記入を済ませると、「最後に1つだけ、お願いがあるのです。子犬に『さようなら』をいわせてください」といいました。最後のお別れをする男性と子犬の姿を見て、リジーさんはたまらず涙があふれたそうです。リジーさんは、教師である男性に敬意を表して、子犬に『スカラー(学者)』と命名しました。『ヴィラロボス・レスキューセンター』のFacebookに投稿された男性とスカラーの写真には、同情の声が寄せられています。・悲しいね。彼が子犬と暮らせたらよかったのに。・子犬を見つめる男性の優しい表情に涙が出た。・ペットと暮らせる物件が、もっと増えたらいいよね。男性とスカラーが見つめ合う写真を見ると、まるで彼がスカラーに「幸せになるんだよ」と伝えているように思えますね。男性も、スカラーを手放したくはなかったはず。しかし、すぐには引っ越しができないなど、やむを得ない事情があったのでしょう。スカラーは現在、仮里親の家で過ごしながら、家族を募集しています。男性とスカラーが一緒に過ごした時間は長くはありませんでしたが、彼らの間には強い絆が生まれていたように見えます。きっとスカラーは、男性からもらった愛情をこれからも忘れることはないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月10日輝竜司(@citrocube)さんの愛猫は、まだ子猫ということもあり、やんちゃ盛り。好奇心もおう盛で、飼い主さんいわく「毎朝、大運動会」状態だといいます。そんな元気いっぱいの子猫を撮影した奇跡の1枚が、「かわいすぎる」「笑った」とTwitter上で話題になりました。このあとめちゃくちゃクシャミしてたイラストレーターである飼い主さんが、仕事道具である筆などが置かれた机に座っていた際のこと。子猫が机の上に乗ってきたため、カメラを向けたところ、奇跡のような瞬間を撮影することができました…!このあとめちゃくちゃクシャミしてた pic.twitter.com/Y6TFwItFZq — 輝竜司 | ゆっくりペース運用中 (@citrocube) July 28, 2022 子猫の鼻の穴に、筆先がイン!鼻の中に異物が入り込んでくしゃみをするのは、人間も猫も同じです。その後、子猫は『プシッ』と愛らしいクシャミをしたとのこと。子猫のキリッとした真顔と、鼻に筆先が入るという状況のギャップに笑ってしまった人は多く、写真に対して多くのコメントが寄せられました。・いい写真が撮れましたねー!・なんて完璧な瞬間なんや!・何か新しい扉が開いた顔をしている。子猫との暮らしを「好奇心のまま変なことになってて大変かわいいです…!」と語ってもいる、飼い主さん。これからも、子猫にクスッとし、癒されることが多そうですね![文・構成/grape編集部]
2022年08月09日猫のふうたくんには、4歳になる大きな妹がいます。しかし、妹といっても猫というわけではありません。飼い主(@yopich_)さんの娘さんが、ふうたくんにとっての妹。猫と人間という違いはあれど、ふうたくんは、妹の前ではしっかりお兄ちゃんの顔をしていました。「あとでオヤツはずめよ。」の視線 #猫のいる生活 #猫のいる暮らし #猫好きさんと繋がりたい #猫 #ねこのきもち pic.twitter.com/qvKuKf9IQ6 — yopich (@yopich_) July 18, 2022 妹…つまり、飼い主さんの娘さんに、されるがままのふうたくん。大人しく妹の遊びに付き合ってあげているように見えるふうたくんですが、飼い主さんは、ある思いを感じ取っていたのです…。「あとでオヤツはずめよ」の視線。本当にふうたくんがそう思っているかは分かりませんが、飼い主さんのコメントを読むと、そう見えてしまいます!【ネットの声】・猫ちゃんの表情がたまらなく切ないですね。あとでおやつをたくさんお願いします!・最高の視線をありがと~!・されるがままなところ、本当にえらいよ。例えご褒美を期待していようとも、ちゃんと妹のお守りをしているところが優しい、ふうたくん。仲よしな兄と妹の姿に、多くの人が笑顔になりました![文・構成/grape編集部]
2022年07月20日Q:「特別支援学級」の学級編制について保護者が知っておくべきことはありますか?A:法制度上、該当する障害区分に子どもが一人でもいればその種別の特別支援学級は開設することができます。Upload By 発達障害のキホン公立小中学校の学級編制は、「国の定める標準 ≧ 都道府県の定める基準 ≧ 市区町村による実際の編制」、という三重構造で成り立っています。なぜ、国の定めを「標準」と呼ぶかと言えば、都道府県にもっと少人数の「基準」を設ける余地を残し、さらに市区町村の独自努力で標準・基準よりも少人数の学級編制を促すためです。したがって、公立小中学校の通常学級では、2022年度現在で小学校3年生までが「35人標準」、それ以上の学年が「40人標準」になっていますが、都道府県や市区町村では、その標準よりも少人数にしているところが少なくありません。通常学級は同学年による単式編制が原則ですので、「35人標準」ですと、1人超過した36人の学年の場合に「18人」ずつの少人数学級が実現します。発達障害のある子どもを含めて、ゆとりをもって指導する上で、まず通常学級を少人数にすることが大切です。これに対して、特別支援学級の編制(同学年を問わない複式編制)には幾つかの解決すべき課題が考えられます。例えば、特別支援学級には弱視、難聴、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、言語障害、自閉症・情緒障害の7種(自閉症タイプと情緒障害タイプを区分することが奨励されており、その意味では8種)が法律で認められています(『改訂新版障がいのある子の就学・進学ガイドブック』pp.40-41の「図4 文部科学省による就学基準等」参照)。しかし、自治体によっては開設する障害種を限定しているところもあります。その場合、障害児がその障害種に応じた学級で学ぶことが難しくなる場合もあります。該当する障害区分に子どもが1人でもいれば、市区町村はその種別の特別支援学級を開設するよう努めることが大切と言えるでしょう。第二に、地域の教育委員会によっては特別支援学級の開設に「最低3人必要」などと設定していることもありますが、もちろん「標準法」には定めのないことです。第三に、上記とも関わりますが、対象児数をある程度確保するために、エリア内の比較的大きな小中学校に限定して特別支援学級を開設し、小さな学校には開いていない自治体もあります。しかし、これまた、地域でともに学び育ち合うインクルーシブ教育を志向する特別支援教育の趣旨とはズレてしまうことだと考えます。障害のある子どもを通常学級入れた場合、教員を加配し、複数担任制にして欲しいという希望もあるでしょう。しかし、現状は基本的に通常学級は一人担任体制です。そこで、特別支援学級を設置し、特別支援学級の担任とともに「交流及び共同学習」と言う形で、可能な範囲において通常学級で授業を受けるという形態(結果として教員が複数存在することになる方式)を工夫している自治体もあります(『改訂新版障がいのある子の就学・進学ガイドブック』p.165-166の「みんなの学校」参照)。特別支援学級を含めた開設学級の総数に応じて、担任や養護教諭・管理職等の教諭が配置されます。教諭等の給与は、国と都道府県が全額負担しますので、市区町村の持ち出し分はありません。自治体によってはそうして学級数を増やして先生の数を一人でも多く確保し、インクルーシブな教育を推進しているのですね。
2022年06月24日通常学級か特別支援学級か自閉スペクトラム症がある太郎の就学のことで頭がいっぱいだった、あのころ。悩んだ。とにかく悩んだ。悩んでも悩んでも答えが出なかった。答えは私たち親子がつくるものかもしれない、そう思った。Upload By まゆん太郎は通常の保育園に通っていた。そのほかにも療育センターへ月一、発達障害児リハビリ教室にも月一で通っていた。発達障害があるとはいえど、通常の保育園で生活できないことはなかった(園の先生方の力があってこそですが)。小学校へ進学する前の就学相談を受けた際は、就学相談の先生から「うーん…グレーだなぁ。果てしなくグレーだなぁ」と言われた。Upload By まゆんグレーならば白もあるのか長いこと太郎を診てきてくださったかかりつけの先生からは、「特別支援学級の方がいいのでは?」と言われていた。私は悩んだ。就学相談時の先生の言葉が頭から離れなかった。「果てしなくグレーだ」…グレーならば白もあるのか。だとしたら…白の方がいい。特別支援学級となると、偏見もあるだろうか。それなら白の方が…。そう考える私もいたが、それはエゴだということにも気づいていた。偏見が怖いのは私。太郎はなにも怖がってない、むしろ誰かの援助を必要としている。でも、この先、私が特別支援学級を選んだことが太郎を傷つけてしまわないか…。もう考えが分散してまとまらなかった。落ち着け落ち着け。一番に考えるべきことは、「今」の太郎だ。就学相談でほんの30分しか関わってない先生から「果てしなくグレー」と言われようが、今までと、これからの太郎をみていくのは私だ。私と太郎で、グレーを白とみなすのも黒とみなすのも自由なんだ。この時期、太郎はまだ自分で意思の決定をできなかっただけに、この決断は責任重大であった。「答えはこれから2人で探そう」そういう思いもあって、今までの太郎の状況を冷静に振り返り特別支援学級を選択した。Upload By まゆんあとがき保育園時代と違い、小学校からは特別支援学級という枠組みがあります。通常学級との違いがはっきりする気がして、私自身が周りの目を気にする部分がありました。太郎が変な目でみられないかと考えたり、ちょっと気持ちが落ち込んだりしていました。この落ち込みは、今は随分と改善してきていますが、未だにひっかかることはあります。けれど、特別支援学級を選んでよかった。そう思えることの方が遥かに多いです。それが今の私たち親子の答えになっています。これから先はまだ分かりませんが、途中経過としてはメリットの方が大きいように思っています。(執筆/まゆん)(監修:初川先生より)就学先の決定にまつわる思いのシェアをありがとうごさいます。通常学級と特別支援学級では、周りからどう見られるかという点も気になるとは思います。しかし、一番大事なポイントは、おそらくお子さんにとって、どちらが学びの多い場となるかどうか、ということだと思います。まゆんさんはあまり詳細に書かれていませんが、きっとそうした観点でも検討されたことと思います。通常学級では、知的な遅れがないことを前提として学習活動が進むので、45分間座っていること、読む・書く・話す・聞くがまんべんなく求められてゆく枠組みです。担任一人で35人以下の人数をまとめてみていく環境でもあります。特別支援学級では、担任が見る人数が少なく、また支援員の先生など大人が多く入ってくださりやすい枠組みです。座学ももちろんありますが、活動的な内容が多かったり、学習については、個々の到達度に合わせて進めてくださったり、基礎基本をじっくりと行ってくださります。子どもたちが「学ぶ」にあたっては、ただ授業を漫然と聞いていても学びにはならず、自分のレベルに合った内容について主体的に関与することで、「分かった」「できた」「そういうことか」となることで学びとして成立します。分からない授業を聞き流すことに慣れてしまうこと(学校の勉強は分からなくてもいいんだと学んでしまうこと)が私は個人的にはとても危惧するところです。お子さんにとって、どんな環境であれば学びが成立するのか。もちろんそれには配慮やサポートなど工夫が必要な場合はありますが、そのベースとして通常学級が適しているのか、特別支援学級が適しているのか。まゆんさんのお子さんは特別支援学級に所属してよかったと思うことがたくさんあるとのこと、よかったなぁと思います。
2022年06月09日母親学級・両親学級とは?妊娠してから、少しずつ身体の変化を感じているママは多いのではないでしょうか。どこまで自分の身体が変化するのか、ママの生活がお腹の赤ちゃんにどのように影響するのかなど、不安に思うこともあるでしょう。母親学級や両親学級は、ママたちが気になる妊娠中の生活や出産までの心身の変化、産後の育児について学べる講座です。母子保健法(※1)により定められたもので、ママとパパを対象に自治体などで行われています。講義形式と体験型の実技形式がセットになっている場合が多く、保健師や助産師、栄養士が講師を務めます。妊娠・出産・育児に対する知識やスキルの習得を目的としていますが、最近では父親の育児・家事参加を促すための取り組みも盛んです。教室では父親の役割について話したり、重りがついたジャケットを着て妊婦体験をしたりと、出産前からパパが育児・家事にかかわりやすいよう工夫されていますよ。母親学級・両親学級はどこで開催される?自治体全国の自治体では、7割近い市区町村で母親学級・両親学級を開催しています(※2)。自治体が主催する教室は保健センターが窓口となっており、ほとんどが予約制です。講座の内容や実施回数は自治体ごとに異なりますが、総合的にバランスよく情報が網羅されており、妊娠から出産・育児を通じて全体像をつかみやすいでしょう。自治体のホームページに開催情報が公開されているので、妊娠が判明したら早めに確認しておくと安心です。産婦人科産婦人科や助産院でも、出産前のプログラムとして母親学級・両親学級が用意されています。産院が主催する教室では出産に向け、おっぱいマッサージや分娩時の呼吸法について解説したり、立ち会い出産について具体的な説明がなされたりすることが多く、お産の具体的なイメージトレーニングになるでしょう。参加特典として出産準備品を用意している産院もあります。ほとんどが予約制で、参加条件としてその施設での分娩を予定しているママに限定している場合があるため、詳しくは産婦人科や助産院で確認してみましょう。オンライン新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために、オンラインを利用して母親学級・両親学級を開催している自治体もでてきました。Web会議サービスを利用して、リアルタイムで講師とやり取りできるタイプと、いつでも好きなときにみられる動画配信サービスを利用したタイプがあります。自宅で受講できるので、感染対策として人が集まる場所を避けたいママやパパにおすすめです。住んでいる自治体以外でも視聴できたり、民間の事業者がプログラムを提供したりしている場合もありますよ。母親学級・両親学級へ行く時期は?母親学級・両親学級は、妊娠週数や出産予定日によりコースや日程を設定していることがあります。分け方は自治体や産院で異なりますが、妊娠16~27週頃までの前期と、妊娠30週以降の後期に分けて実施することが多いようです。特に参加する際の規定がない場合は、つわりが落ち着き体調が安定する妊娠5ヶ月から7ヶ月頃を目安にすると良いでしょう。母親学級、両親学級のポイント自治体主催の母親学級・両親学級で扱う情報は、妊娠から産後の育児まで多岐にわたります。具体的には妊娠中や産後に起こる心身の変化、妊娠中の栄養と食事、歯科衛生、産後の生活と準備、母乳育児、母子保健サービスなどがテーマとなっています。働く女性へのアドバイスやワークライフバランス、パパの役割について取り上げているのも最近の特徴です。実践形式ではおむつのあて方、着替え、沐浴、抱き方が体験できます。新型コロナ感染症が流行する以前はワークショップ形式の教室が多く開催され、参加者同士の交流を深める場としても機能していました。産院が主催する母親学級・両親学級では、バースプランの考え方など出産に向けてより実践的に役立つノウハウを得られるのがポイントです。母親学級・両親学級は必ず行ったほうが良い?母親学級・両親学級は妊娠中の不安を解消するのに役立ちますが、必ず参加しなければいけないものではありません。体調がすぐれないときや近くで開催される教室がないとき、日程が合わないときなどは無理をすることはないでしょう。しかし、妊娠中に出産や育児に関する知識を得ておくことは安心にもつながり、大切なことです。本やオンライン講座を利用して、出産や育児の概要をつかんでおきましょう。妊娠中の悩み 個別相談のクラスも妊娠中の母体や育児について不安や疑問があるものの、母親学級・両親学級では個人的な質問がしづらいと感じる方も少なくありません。そのようなママにおすすめなのが、助産師にマンツーマンで指導してもらうことができる有料のオンライン講座です。自宅からスマートフォンやパソコンなどのツールを使い、1対1で気兼ねなく相談しながら受講できるので必要な知識をきちんと身につけられますよ。料金は30分で800円〜2,000円程。妊娠中の保健指導だけでなく、精神的な不調や産後の手続きに関することなど幅広い悩みに対応してもらうことが可能です。(※)オンライン助産院サービス「エミリオット助産院」は当記事の監修者、河井恵美先生が運営する助産院です。母親学級・両親学級は参加しやすい教室を選ぼうコロナ禍で中止になっていることが多かった母親学級・両親学級も、感染症対策をしながら少しずつ再開する自治体が増えてきました。オンラインという選択肢も広がっています。母親学級・両親学級は初めて妊娠するママにあわせて基本的な情報を発信しているので、「なにがわからないかも、わからない」というような状況でも安心して受講できるものです。普段の健診で医師や助産師さんに質問しづらいことでも、気軽に質問できるというメリットもあります。保健師や栄養士が専門家の目線で発信するアドバイスなら、初めての育児で戸惑っているパパも真剣に耳を傾けてくれることでしょう。安心して妊娠・出産、子育てをするために、参加しやすい教室を選んで活用してみましょう。※この記事は2022年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年06月09日『お笑い』の要素をすべて備えているという、犬のひよりちゃん。抜群のリアクション芸で、飼い主(@chihuachs_hiyo)さんを、日々笑顔にしています。困惑する犬の反応が100点満点おやつを隠した手をひよりちゃんの目の前に差し出し、どっちに入っているかを当てるゲームをした、飼い主さん。しかし、実は左右どちらの手にもおやつが入っており、どっちを選んでも正解というイタズラをしかけました。違うのは、おやつの量。一方には1粒、もう片方の手には、大量のおやつをにぎっていました。さぁ、ひよりちゃんの反応はというと…。1粒だけ入っている手を選んだひよりちゃん。その後、飼い主さんがもう片方の手の中を見せると、ひよりちゃんの動きがピタリと止まってしまいます。『そろ~り』と飼い主さんに視線を送るひよりちゃんからは、困惑している雰囲気がこれでもかと伝わってくるようです…!【ネットの声】・チラ見してくるところ、かわいすぎる!・大量のおやつを見つけた瞬間、尻尾の動きも止まっているのが、もう…!・喜びからのボーナスを逃した絶望感よ。お笑いタレントに負けず劣らずのリアクションを見せた、ひよりちゃん。そのリアクションは、飼い主さんだけでなく、動画を見た多くの人もトリコにしました![文・構成/grape編集部]
2022年05月24日ラスボスのような威圧感を放ちつつも、ポーズとのギャップが反響を呼んでいる、猫ちゃんをご紹介します。猫「おはよう、人間」朝、起床した猫大学(@pari2mofu2)さんを待っていたのは、キャットタワーでくつろぐ愛猫。13万件を超える『いいね』が寄せられた、愛猫の姿をご覧ください。おはよう、人間。 pic.twitter.com/0ualsFwDHj — 猫大学 (@pari2mofu2) May 20, 2022 「おはよう、人間」そんな声が聞こえてきそうなほど、ドンッとかまえて飼い主さんを見つめる愛猫。その圧倒的強者のオーラとは裏腹に、後ろ脚を大きく広げたゆる~いポーズとのギャップが笑いを誘います。【ネットの声】・なんてセクシーな開脚!・一応大事な部分を隠しているところがナイス。・朝からコーヒー、吹きだした。朝から、猫のこんな姿を見たら、眠気もどこかへ飛んでいってしまいそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年05月22日飼い主に撫でてもらうのが好きなペットは多くいます。気持ちよいのか、それともスキンシップが嬉しいのか、ペットが喜ぶ姿を見られることは、飼い主にとっても嬉しいもの。kana(@kanahm)さん宅のハムスターも、撫でられるのが大好き!飼い主であるkanaさんに撫でられると、ものの数秒で最高の『反応』を見せてくれました。わずか30秒ながら多くの笑いを巻き起こした動画をご覧ください。瞬殺 #ハムスター pic.twitter.com/CaHD5qdAVp — kana (@kanahm) May 19, 2022 ハムスターがうっとりとした表情を浮かべるまでの時間は、わずか3秒!『至福』という言葉がぴったりの表情は、見ているこちらまで癒され、またジワジワと笑いがこみあげてきます。「かわいい」「なんて気持ちよさそう」と多くの反響を呼んだ、こちらの動画。こんな最高の反応を見せられたら、何度でも頭を撫でてあげたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2022年05月21日長年ペットと一緒に暮らしていると、動物も表情が豊かであることが分かります。喜んだり怒ったり…クルクルと変わる表情は、飼い主にとってはその一つひとつが宝物。しかし、どんなに長く過ごしていても、一生のうちに一度しか見られない表情を、ペットが見せることもあるようです。飼い主「この姿を見たのは一度きりでした」エキゾチックショートヘアの、てんぷら(@Feiichi0119)ちゃんが、威嚇(いかく)のポーズをとった時のことでした。猫が威嚇をする際のポーズといえば、背中を丸めたものが一般的です。てんぷらちゃんも、全身の毛を逆立てて威嚇のポーズをとったものの、その『表情』に飼い主さんは思わず笑ってしまったといいます。「新種のツチノコみたい」といった声も寄せられた、てんぷらちゃんの表情をご覧ください。この姿を見たのは一度きりでした #猫好きさんと繋がりたい #エキゾチックショートヘア #猫のいる暮らし pic.twitter.com/VVPaS2jntG — てんぷら (@Feiichi0119) May 16, 2022 耳は隠れ頭部は丸いフォルムになり、ギョロッと大きく見開かれた瞳は、私たちが知っている猫とは大きくかけはなれています。今のところ、てんぷらちゃんのこんな姿を見たのは、この一度きりだという飼い主さん。貴重な姿をとらえた1枚は反響を呼び、写真を見た人たちから多くのコメントが寄せられました。・何があったん?・三度見以上しました!・迫力がすごい!てんぷらちゃんにとっては精一杯の威嚇であっても、私たち人間からしてみると、愛らしくてたまりません。「もう一度見せて…!」と心の中で願った人は多いことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年05月17日2022年3月に、シベリアンハスキーのみぞれちゃんを家族に迎え入れた、飼い主(@mizore20211229)さん。まだ子犬のみぞれちゃんは、今が育ちざかりで、いろいろなことを学び、吸収している段階です。しかし、なぜかお手をする時だけは、何もかも忘れているような表情を浮かべるのだとか…。飼い主さんがTwitterに投稿した1枚をご紹介します。お手をするとIQが3になるハスキー pic.twitter.com/Yy0DgNJkHO — みぞれ@シベリアンハスキー (@mizore20211229) May 13, 2022 ペロッと舌を出し、明日の方向を見つめる、みぞれちゃん。意識が宇宙の彼方へ飛んで行ってしまっているかのような表情です…!その気の抜けた表情は多くの人の心をわしづかみにした模様。「かわいすぎる」「好き…」と、その表情にメロメロになった人たちから多くのコメントが寄せられました。・これは、見た人と飼い主さんの頭もからっぽにする表情ですね。・ぽへ~って顔してる。・お笑いタレントの、世界のナベアツのようだ。なお、普段のみぞれちゃんは、ハスキーらしくキリッとした表情。座り方が変な闇落ちハスキー pic.twitter.com/7gO9EYLoPl — みぞれ@シベリアンハスキー (@mizore20211229) May 12, 2022 だからこそ、ギャップが際立ち、より一層愛おしさがこみあげてきますね![文・構成/grape編集部]
2022年05月15日特別支援学級で授業を受けてみた結果は…?小5のときに軽度知的障害、ASD、場面緘黙の診断がおりた長女ゆい。先生から苦手な算数の授業について特別支援学級で受けることを提案されました。私も先生も、ゆいの負担を考えると特別支援学級に移ることがベストだとは思いました。でも自分だけ別教室で授業を受けることについて、本人が嫌がったり周りに何か言われるようなことがあればやめておこうと話していました。(ゆいの通う小学校は「特別支援学級在籍」となっていても、普段は通常学級で過ごし、国語や算数などサポートが必要な科目だけ、特別支援学級の教室に集まって授業を受けます。※自治体により異なります)Upload By 吉田いらこお試しで通ってみた初日、私はドキドキしながらゆいに様子を聞いてみました。ゆいの返事は「別に何もなかったよ」でした。思いのほか気にしていなかったようです。初日は、特別支援学級での取り出し授業にも問題なく行けたので、翌日からも特別支援学級に通うようにしていましたが、特に問題は起きませんでした。Upload By 吉田いらこゆいは、通常学級で授業を受け、算数の時間になると別の教室へ移動します。別教室には、ほかのクラスからも集まり五人ほどで「特別支援学級」としての授業を受けます。授業の進度は通常クラスと同じですが、問題は基本だけをとても簡単に、ボリュームも少なくして教えてもらっていました。ゆいはサクサク進む通常の授業についていくのが難しかったのですが、ここでは個人のペースに合わせて待ってもらえるのでかなりラクになったのではないかと思います。また、友達から特別支援学級に通うことについて何か言われるのではないかという不安もありましたが、それも必要なかったと分かったことがありました。気になっていた友達関係Upload By 吉田いらこそれは、放課後友達が家に遊びに来て一緒に宿題をしていたときのことでした。ゆいと通常学級の友達とでは、算数の宿題が違います。ゆいの宿題は友達のものよりも易しく、量も3分の1ほどでした。みんながわが家に集まり、ダイニングテーブルの上にそれぞれの宿題を広げ、ワイワイとやり始めました。ゆいが行き詰っていると、友達が教えてくれます。それもとても自然に。宿題の種類が違うことなどだれも何も気にしていないのです。Upload By 吉田いらこ算数の授業を特別支援学級で受けるようになってから、もう一つ良いことがありました。Upload By 吉田いらこ算数以外の教科のテストの点数が以前よりも上がったのです。照れながらも嬉しそうに答案を見せてくるゆい。多分、算数の授業が易しくなって負担が減ったからなのかなと感じました。今までは毎日算数の授業にたくさんの気力を使い、とても疲れていたのでしょう。そして、必死に頑張っても結果がついてこないことに落ち込んでいたと思います。以前に発達検査を受けてから、私はいろいろ考えました。特別支援学級に行くか行かないかはもちろん自由でしたが、毎日勉強で無理して学校が苦痛になってしまうのは避けたかったです。そこで、小学校での目標を「楽しく学校に通うこと」にしました。そのためにできることを今はやることができているのかなと思います。執筆/吉田いらこ(監修:三木先生より)ご本人にとって無理のない負荷に調整できたのはとても良かったですね。そのことによって手応えと自信をもって課題に取り組めるようになると、また日々の暮らしが楽しくなり、そして課題への取り組みがさらに良くなると思います。ともあれ、楽しそうに過ごしているお子さんの姿を見られるのは親としても安心ですね。
2022年04月05日子どもの小学校・中学校入学に向けて発達障害のある子の小学校、中学校への入学。子どもに合うのは通常学級?特別支援学級?特別支援学校?中学やその先の高校、就労など、将来に向けてもどんな選択をしたらいいのか悩んでしまいますよね。今回は入学、就学関連のコラムをまとめてお届けします。参考になるエピソードばかりなので、気になるコラムはぜひリンクをクリックして読んでみてください。通常学級?特別支援学級?クラスを決めるまでの1年間ADHDと自閉スペクトラム症の診断を持つむっくん。一見困難さを抱えているようには見えないのですが、見えない困難さもあり…。前半は進学相談スケジュールや面談の様子、後半は見学や進路決定など詳しく描かれています。小学校見学に学童に…説明会が盛りだくさん!自閉スペクトラム症のあるミミくん。説明会に行き、学校公開日に3校を訪問し…。それぞれの学校の特色や毎月のスケジュールの流れなど参考になりそうですね。ASD息子が授業に慣れるために行った「授業ごっこ」とは?自身にもASDがあり、小学校入学時、突然始まった「授業と勉強」に戸惑った経験のある母の丸山さとこさん。その経験から、息子のコウくんに「勉強ごっこ」を提案します。一体その内容とは…?進路を迷うことすらできないの?「特別支援学校」を受け入れるまでの母の葛藤自閉スペクトラム症と知的障害のあるぽぺろうくん。母のぼさ子さんは早い段階から特別支援学校への進学を想定していましたが、その結論を受け止めるまでにはさまざまな思いもあり…。発達凸凹長男くんの全7話の中学校受験物語!小6を迎えた自閉スペクトラム症のある長男くんが私立中学を受験!受験校選びから始まり、受験勉強、親子ゲンカ、志望校の変更などさまざまな出来事をどう乗り越える…?!全7話の読み応えのあるコラムになっています。発達障害のある小6息子が心配で中学校に相談したけれど…発達障害のある小6のリュウ太くん。母のかなしろにゃんこ。さんは中学生活が心配で進学先に配慮をお願いに行くのですが、校長先生から言われた言葉にがっかりしてしまい…。でもいざ入学してみると…?4月からの新学期に向けてさまざまな入学・就学関連のコラムをお届けしました。新学期まであとわずか!お子さんにとってより良い環境で新学期が迎えられることを願っております。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2022年01月04日「今日のうちの犬、作画崩壊が酷すぎるんだけど」そんな一文とともに愛犬の写真をTwitterに投稿したのは、みのかさ(@inekaratukutta)さんです。『作画崩壊』とは、デッサンや絵柄が崩れた状態を指すネットスラング。主にアニメなど二次元の絵を対象に使われる言葉ですが、現実でも作画崩壊が起こるだなんて、一体何があったのでしょう。みのかささんが投稿した、作画崩壊の決定的瞬間がこちらです…。今日のうちの犬、作画崩壊がひどすぎるんだけど pic.twitter.com/FxOChbktCr — みのかさ (@inekaratukutta) December 11, 2021 開き方が左右で大きく異なるギョロッとした目や、歯がむき出しになった口、妙にたくましい体勢…。きっと、飼い主であるみのかささんを含めた多くの人が「これは作画が崩壊している…!」と思ったことでしょう。…とはいえ、元の顔立ちを知らないと、この写真がどれほど『崩壊』しているのかは分かりませんよね。みのかささんが投稿した、普段の愛犬の姿をご覧ください。ど、どちらさまですか…!!先ほどの写真とは同じ犬とは思えないほど、凛とした美しい姿。みのかささんが「酷い作画崩壊」と例えたのも納得です!凄まじいギャップはネットを通して多くの人を驚かせ、「腹がよじれた」「二度見を超えて五度見した」といった声が上がりました。現実で起こる作画崩壊の破壊力は、時に二次元を超えるようです…。[文・構成/grape編集部]
2021年12月14日この話は作者・虹野葵さんに寄せられたエピソードを漫画化しています。ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、虹野葵です。この物語は、父親のW不倫で家庭崩壊を経験したある女性の体験をつづっています。■父のW不倫を振り返るある日母から聞いた不倫疑惑。父が携帯を持つようになると怪しい行動が増えていったそうです。■不倫をするようには見えなかった父昔は父が大好きでした。父にやや問題はあったけど、ごく普通の家族だと思っていたのに…。まさか不倫をするほどクズだとは思っていませんでした。私は真相を確かめようと動きだしました。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月09日新型コロナウイルス感染症のまん延によって、今やビジネスシーンで多く活用されているビデオ会議アプリ。自宅からミーティングなどに参加することができて便利な反面、予想外のハプニングが起きることもあります。ビデオ会議中に赤ちゃんが…?アメリカでモデルやインフルエンサーとして活躍するアビー・ハーバートさんはある日、自宅から大事なビデオ会議に参加していました。その会議の最中、彼女は娘のポピーちゃんがあまりにもかわいかったので、動画を撮り始めます。ビデオ会議のカメラをオフにして、ポピーちゃんを抱っこするアビーさん。すると次の瞬間、彼女が思わず赤面する事態が起きてしまったのです。@abbieherbert_I can’t believe this… ##fail ##fyp ##comedy ##baby ##zoom ##surprise ##reaction ##react ##babiesoftiktok ##babytiktok ##parents ##mom ##momsoftiktok ##momlife ##viral ##4u ##AEJeansHaveFun♬ original sound - AbbieHerbertポピーちゃんが豪快なおならをした!「ブゥー」という大きな音がした直後、ビデオ会議に参加している男性から「それって本当?」という声が。実は、アビーさんはビデオ会議のカメラはオフにしていましたが、マイクをミュートにするのを忘れていたのです!そのため、ビデオ会議の相手は、アビーさんがおならをしたと思ったのでしょう。彼女は「Zoom会議にいた人はみんな、私がパンツの中にウンチをもらしたと思っているわ!助けて」と、動画をTikTokに投稿。すると見た人たちは大爆笑!180万件を超える『いいね』が集まりました。・笑いすぎてお腹が痛い!・この動画、面白すぎて何度も見ちゃう。・こんなかわいい赤ちゃん、今まで見たことがないよ。コメントの中には「本当に赤ちゃんがしたの?」という声もあり、アビーさんは「おならをしたのは彼女よ!ぶちまける前のポピーのお腹を見て!」と必死に説明しています。赤ちゃんは、私たち大人が想像もできないような愉快な行動を見せてくれるものです。アビーさんは恥ずかしい思いをしましたが、この動画はまぎれもなくポピーちゃんが輝いた瞬間となりましたね![文・構成/grape編集部]
2021年09月29日息子の場合私の息子は知的障害を伴う自閉症です。現在20歳、療育手帳(愛の手帳)を所持しています。就労移行支援事業所まで一人で電車を乗り換えながら通所することや、簡単な家事手伝いは行うことができます。一方、こだわりが強く、時にはパニックを起こして暴れることもあります。息子は、小学校入学前、知的障害があること、着替えなどの身辺自立がまだ出来ていなかったこともあり、特別支援学校への進学を選択しました。知的障害があるのに小学校、中学校を通常学級のカリキュラムの中で過ごしてしまうと、出来るようになるであろうことも身につかない恐れがあると考えたからです。息子の障害の程度を考えたとき、教員数と担当児童数の割合にも不安がありました。Upload By 立石美津子※個別の教育支援計画・個別の指導計画については、通級による指導の対象者も策定義務あり※自治体の予算により、担任以外に補助員がつく場合もある※特別支援学校教員免許支持率は全国平均であり、地域によっても異なる特別支援学校に入学してみると息子のクラスは教員2名に対し児童5名でした。すぐに個人面談があり、個別の教育支援計画と個別の指導計画が作成されることになりました。私から「靴ひもを結ぶ練習をさせたいので、蝶結びをマスターさせたい」と伝えると、個別の指導計画の中に“紐結びを習得させる”と記載されました。担任の先生は息子のために教材を作り、毎日個別学習の時間で練習させてくれ、2週間でできるようになりました。Upload By 立石美津子特別支援学級のある小学校へ転校小学2年生のとき、東京都の指導主事の巡回があり「そろそろ特別支援学級に転校させてもいいのではないか」と言われ、近くの公立小学校の特別支援学級に3年時から転校しました。息子のように特別支援学校に入学をしても、発達の様子に合わせて、途中から特別支援学級のある小学校に転校することもあります。我が子の状態や教員数、支援内容の情報を集めて、子どもに合った環境を選択をするのが良いと思います。知的障害がない場合現在の制度では、知的障害を伴わない発達障害児の場合、情緒障害特別支援学級への入級をすすめられることがあります。知的障害がない場合は、知的障害特別支援学級への進級は認められない場合があるので注意が必要です。通常学級に在籍し、通級や特別支援教室(東京都の制度)を利用している場合、“個別の教育支援計画・個別の指導計画”が立てられます。これらを利用していない場合は個別の教育支援計画の作成は学校側に義務化されていませんが、診断があれば作成していただけるよう学校に申し入れることもできます。また、通級制度の利用を検討することもできます。サポートブックを活用学校の先生方は、自閉症についての知識は持っているでしょう。ですが、我が子については0歳から育ててきた親のほうががよく分かっていることも多いと思います。苦手なこと、得意なこと、パニックを起こした時の対処法などを担任に伝えておくとよいと思います。そこで、サポートブックをつくり、連携してみるのはいかがでしょうか。サポートブックに記載するのは下記のような内容です。・成育歴・子ども本人の特性(どんなことが苦手で、どんなことが得意か)・子どもが理解しやすい指示の伝え方・パニックを起こしたときの対処法・絶対に食べられない給食メニュー・絶対に避けてほしいこと(急に音楽を鳴らすのではなく事前予告し、小さな音から徐々にボリュームを上げる等)・保育園・幼稚園からの細かい申し送り・主治医や療育施設からのアドバイスの共有(発達検査・心理検査の結果を渡す)・クラスメートとの相性(どのようなタイプの友達が苦手なのか、どんなタイプの子とウマが合うか)書籍やネットの資料をドーンと渡すことは控え、分かりやすくまとめたものを渡しましょう。「知られたくない」と思わずに親は順番的には先に亡くなるので、子どもの人生に伴走し続けることはできません。ですから、子どもの障害を家族の中だけで隠すのではなく担任、ママ友、地域、クラスメートにカミングアウトし、地域や支援者とつながりをつくっておくことが大切だと思います。スペシャルな教育息子が小学校に入学したとき特別支援学校は“養護学校”、特別支援学級は“特殊学級”という名称でした。息子が小2になったとき学校教育法が変わり特別支援学級・学校という名称に変わりました。特殊な子どものための教育という発想ではなく、子ども一人ひとりの状態(教育的ニーズ)に合わせて特別な支援を行うという方針をあらわした名称となったのです。スクールバスに書かれた「○○特別支援学校」の名前を見て「特別に支援されるなんて、嬉しいな…」私はそんな感覚を持ちました。私は成人した知的障害者の移動支援の仕事をしているのですが、特別支援学校の卒業生でもある利用者の方が「僕はスペシャルスクールに通っていたんだ」と言っていました。「なんて素敵な言い方なんだろう」と思いました。執筆/立石美津子(監修:井上雅彦先生より)保護者にとって、お子さんの就学先・進学先は子育ての中で大きな悩みになります。一般的な学校・学級の特徴を知るとともに、お子さんが通う地域の学校を実際に見学したり、いろいろな人の意見を聞いたりすることで情報を集め、最終的にお子さんにとってより良い判断をされることが望ましいです。また、コラムにあるように、学校・学級を決めても、お子さんの発達によって最適な教育環境を選び直すこともできます。サポートブックについては、「~してほしい」という要求の文体より「~していただけると、~できることが多いです」という書き方が望ましいでしょう。家庭と学校でお子さんの様子が違うことがあるので、先生が実際に経験されたことをもとにサポートブックを更新していくと良いですね。
2021年08月06日2匹の猫と暮らしている飼い主(@torotolo106106)さん。一緒に暮らしている、とろくんの表情豊かな写真をTwitterに投稿し反響が上がりました。狭い所に入るのが好きな猫。家の中で自由気ままに過ごしている猫は、気分のままにいたるところで眠ったり休んだりしています。とろくんは、飼い主さんの洗濯カゴの中に入っていました。しかし、そのことがバレてしまい、怒られると思ったのか…。とろくんのリアクションに注目してご覧ください!洗濯カゴに入ってたのがバレた猫みて…… pic.twitter.com/aeA6nZ0NhX — とろ、おにく (@torotolo106106) July 14, 2021 「ヤベッ!バレた!」目を大きく見開いて驚いた様子の、とろくん。そのリアクションは、お笑いタレントもうらやむような100点満点の表情です!自分が悪い行為をしているのに気付いたのでしょうか。投稿には「お茶を吹いたわ」「腹筋崩壊」「すごい顔だ」などのコメントが寄せられ、笑ってしまった人が多かった様子。表情豊かなとろくんにクスッとしてしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年07月15日2、3年生のときの担任の先生は、親子共々相性ピッタリ!広汎性発達障害の娘は、小学5年生。小学2年生から特別支援学級に在籍し、娘を見てくれた担任の先生は、今年で3人目です。Upload By SAKURA特に小学2、3年生を担当してくれた先生は、1年生のとき、次年度(2年生)からの特別支援学級在籍が決まってからの慣らし時間も含めて、長い時間を娘と過ごしてくれました。私も娘も、この先生が大好きでした。娘のことをいつも褒めてくれ、私のことをいつも労ってくれる優しい先生で、「不安なことや心配なことはいつでも連絡ください」とメールアドレスも教えてくれ、私の個人的な相談にもたくさん乗ってくれました。Upload By SAKURA細かいことによく気がつく先生で、特別支援学級専用の連絡帳もつくってくれ、「今日は○○をしました」「○○を頑張りました」「○○の話をしました」という話を、先生は毎日びっしりと、書き込んでくれました。私からは、家であったことやパニックを起こしたときはその詳しい内容も書き、先生はそれを参考にしながら娘に接してくれていたそうです。密に連絡を取り合っていたおかげか、娘は日々とても安定していて、先生のことを、とても信頼していました。すっかり慣れた先生が代わる!?新しい先生に望んだことは…そんな先生が、担任ではなくなったのは、小学4年生のとき。私は、卒業まで見てほしいと思っていたので、正直とても残念でした。小学4年生、新しく担任になったのは、男の先生。娘は、学校内でその男の先生と何度も話したことがあるようで、問題なさそうでしたが、私はまったく面識のない先生でした。見た感じちょっと怖そうで、今までのように気軽にやり取りができるような雰囲気の先生ではありませんでした。Upload By SAKURAそこで私は、前任の先生と、新しい先生と、私の三人での面談をお願いしました。前任の先生から娘の特性を聞いていたようでしたが、私からも、もう一度、娘の特性や、こだわり、パターン、落ち着く方法などを話しました。Upload By SAKURAそして私は、前任の先生と2年間続いていた連絡帳を、新しい先生にも引き続きやってほしいと頼みました。気軽に言える雰囲気ではないからこそ、連絡帳なら書けると思ったのです。面談のおかげか、新しい先生は娘の特徴をよく理解して、対応してくれました。異性の先生というのもあって、電話での話はいつもぎこちないものになっていましたが、連絡帳はいつも丁寧に書いてくれていて、どんな会話で盛り上がったかなども書かれていました。前任の先生よりは、直接のコミュニケーションが少なめではありましたが、娘がパニックを起こしたときや、不安なときの情報の共有は、連絡帳でしっかりできていました。Upload By SAKURA新しい5年生の担任の先生とも、密に情報共有。そして今年度、小学5年生になり、また担任の先生が代わりました。今度は、新しく小学校に赴任してきた女の先生。感染症予防対策などピリピリした時期だったので、面談をお願いするべきか迷っていたのですが、4年生のときの先生が新しい先生と私を、新学期が始まる前に会わせるため、3人での面談をセッティングしてくれました。さらに、娘の情報も共有してくれ、連絡帳の継続も決めてくれ、とてもスムーズに話が進みました。Upload By SAKURA新年度が始まって、2ヶ月経ちましたが、情報の共有と連絡帳のおかげで先生とはとても密にやり取りができています。娘の特性上必要なフォローも、こちらが言う前にしてくれますし、娘も新しい先生にすっかり慣れました。私の経験上、新年度が始まる前の(前任、新任の両先生を含めた)面談と、密にやり取りができる連絡帳というのは、必要不可欠だったと感じています。特に連絡帳は、親としての不安も解消され、言いにくいことも気軽に書けます。来年の担任の先生がどうなるかわかりませんが、引き続きこの二つは続けたいと思っています。皆さんも、定期面談の機会を、是非活かしてみてください。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年06月09日ポーランドの動物保護施設に1本の電話がかかってきました。「早く来て、あの生き物を捕まえてちょうだい!」電話をしてきた女性はかなり取り乱していました。女性の家の外にある木に、得体の知れない動物がいるというのです。木にひっかかった謎の生き物の正体は…?女性は「その動物が家の中に入ってくるかもしれないので、怖くて窓が開けられない」といいました。電話を受けたスタッフは女性に、「何の動物ですか?病気の鳥か何かですか?」と尋ねます。すると女性は鳥ではないといい、スタッフが「イグアナですか?」と聞くと、「それよ!イグアナ!もう2日間もそこにいて、みんな怖がっているの」と答えました。スタッフは「本当かな…」と疑う気持ちを抱きながらも、女性の家に向かいます。そして現場に到着し、女性に誘導される通りに『謎の生き物』がいるという木に近付きまました。すると、ライラックの木の枝に引っかかっている茶色いものを発見。よく見ると、その物体には頭も足もありません。そこでスタッフは「その物体を生きて保護することはできないことが分かった」といいます。なぜなら…その謎の生き物はクロワッサンだったからです!Z cyklu "Z pamiętnika inspektora" - relacjonuje inspektor Adam.- Przyjedźcie i go zabierzcie! – w głosie dzwoniącej...Posted by KTOZ Krakowskie Towarzystwo Opieki nad Zwierzętami on Tuesday, April 13, 2021Z cyklu "Z pamiętnika inspektora" - relacjonuje inspektor Adam.- Przyjedźcie i go zabierzcie! – w głosie dzwoniącej...Posted by KTOZ Krakowskie Towarzystwo Opieki nad Zwierzętami on Tuesday, April 13, 2021施設のFacebookにクロワッサンの写真が投稿されると、見た人たちが大爆笑しました。・笑いすぎて涙が出た!・これを捕獲しようとしたスタッフは勇気があるな。・この結末には心の準備ができていなかった!またこの出来事は世界中のメディアで紹介され、あるイラストレーターが架空の生き物のイラストまで描いてしまいました。Posted by KTOZ Krakowskie Towarzystwo Opieki nad Zwierzętami on Saturday, April 17, 2021Posted by KTOZ Krakowskie Towarzystwo Opieki nad Zwierzętami on Saturday, April 17, 2021遠目で見たらリスのようにも見えなくもないですが、住民は危険な動物だと思い込んでしまったのでしょうね。なぜ木の枝にクロワッサンが引っ掛かっていたのかは謎のままですが、笑い話ですんでよかったですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月21日4年生に進級。またしても、変化した教室の様子。娘が4年生に進級し、下級生も増えた特別支援学級の教室。担任の先生も替わり、たくさんの環境の変化がありました。3年生でも環境の変化はあったものの、娘は、私が予想していなかった成長を見せてくれたため、あまり心配はしていなかったのですが…4年生に進級してしばらくしたころ、娘が再び、家で特別支援学級内の不満を言うようになりました。Upload By SAKURA娘の思いと、学校の事情。話をよく聞いてみると、クラスの人数が増えたことで先生の対応が追いつかず、娘の授業が中断されることも多くあるそうです。さらに騒ぐ声も大きくなり、娘は不快に感じているようでした。Upload By SAKURA娘がストレスを感じていることはわかります。しかし、学校に対応をお願いしても、おそらく人員の関係などで対応はなかなか難しいでしょう。先生たちも、最大限やってくれているはず。Upload By SAKURA通常学級へ戻るとき?どうしたものかと考えましたが、まったくいいアイディアが浮かばなかった私は、夫に相談しました。Upload By SAKURA夫は、「今が通常学級に戻るタイミング」と言いました。確かに娘の学習は順調に進んでいます。私の目から見てもよく理解していると思うし、成績も悪くありません。しかし、大勢の中に入って先生の話を聞くことができるか…わからないときに自分から聞くことができるか…不安はいくつかありました。担任の先生に相談。通常学級でもいける?そこで特別支援学級の先生に、娘が通常学級で授業を受けられそうか、聞いてみることにしました。Upload By SAKURAパニックの回数は、徐々に減ってきているものの、涙を流してしまうことはまだまだあるようでした。「支援員さえつけば…」と私も思いますが、特別支援学級の事情は、私も理解しています。私たちが望んでも、学校の事情でどうしようもないこともあるのです。それから先生は、「そういう状況ではありますが、あーさんとお母さんが望めば、今すぐ通常学級で授業を受けることはできますよ」と言いました。Upload By SAKURAこのまま特別支援学級で、いいのだろうか…。しかし通常学級に移ると、学習が遅れたり、教室でパニックを起こしたりして、他の子に迷惑をかけるかもしれない…。進学や進級のときなど、選択に迷った経験はこれまでにもありましたが、もう一度その選択のときがやってきました。娘の気持ちと、私の考え。しかし今回違うのは、娘が4年生という学年になっているということ。もう自分の意見だって言えます。先生や夫と話し合った結果、娘の希望を聞いてみることにしました。Upload By SAKURA私は、このまま特別支援学級で受けるか、通常学級で受けてみるかを、それぞれのメリット・デメリットを話してから、娘に選ばせることにしました。Upload By SAKURA娘は少し考えてから、「特別支援学級がいい」と答えました。それから私は、いい機会だと思い、娘に今後の見通しとして私が考えていることを話しました。Upload By SAKURA気持ちは、頻繁に確認。1年生のとき、「2年生になったら通常学級にするか、特別支援学級にするか」の選択ですごく悩みました。それは、娘が本当はどうしたいか、わからなかったからでした。しかし今回は、娘がどうしたいか、不安や心配があるか、しっかりと聞くことができ、娘の大きな成長を感じました。娘に気持ちを聞いてからも、学校での様子は頻繁に聞くようにしています。今回、特別支援学級を選んだ娘ですが、いつ考えが変わるかわかりません。4月からは、5年生。特別支援学級、通常学級、それぞれの状況も今のままではなく、変わっていくでしょう。こまめに様子を確認し、そのタイミングは逃さないようにしていきたいと思います。発達ナビライターによる小学校生活での困りごとエピソードをあつめたまとめコラムはこちらです。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年02月03日特別支援学級在籍で、学習に集中できるように!広汎性発達障害の娘は、小学4年生。2年生から特別支援学級に在籍し、国語と算数のみ特別支援学級で受け、それ以外の授業や活動は、すべて交流学級で受けています。娘が2年生のころは、特別支援学級在籍の児童は全部で3人しかおらず、娘以外の2人は6年生でした。Upload By SAKURA教室内は静かで、娘は常に落ち着いて過ごしていました。6年生は交流学級に行くことも多く、先生と娘が2人だけで授業をするという時間が多くありました。3年生になると、教室内は一変してにぎやかに...しかし次年度(3年生)になると、6年生が卒業し、新しく1年生と2年生の児童が入っていきました。教室は一気ににぎやかになり、特別支援学級の先生も、1年生、2年生、3年生の授業をしなければならないことから、常に慌ただしい状態になりました。Upload By SAKURA暴走する下級生も制止しなければならず、先生は大忙し。特別支援学級内で最上級生の娘は、我慢することが多くなりました。今まで静かだった空間は騒がしくなり、先生と2人っきりの授業も、少なくなってしまいました。極端に変わってしまった状況に、私は娘のことが心配でした。すっかり変わってしまった教室の雰囲気に、娘は・・・この状況の中、娘はやはりイライラしているようでした。しかし、支援員も限られており、先生が必死にやっている状況も理解できるため、なかなか「娘優先に!」とは言えません。Upload By SAKURAこのころ、娘は騒がしい状況に不調を訴えるようになり、イヤーマフを購入しました。どうしようもない状況。イヤーマフである程度は音を遮断することはできましたが、イヤーマフをしたままでは授業を受けることはできません。先生の声を聞くために外すと周りの騒がしさも耳に入ってくるため、静かに授業を受けるということは、とても難しいことでした。Upload By SAKURAどうしようもない状況の中、私にできることは、娘に状況を確認しつつ気持ちを聞くということだけ・・・。私自身もモヤモヤした日々が続きました。新学期が始まり、しばらくすると・・・自分の子どものことなら解決策も考えやすいですが、ほかの子が関わってくるとなかなか難しい・・・。娘のことが気になりつつも、解決はできません。しかし、しばらくすると娘は教室の不満を訴えてこないようになりました。Upload By SAKURA私が聞いてみても、「普通」と答えるだけ。教室が落ち着いたのか…それとも娘が慣れたのか…。私はあまりしつこく聞くことはやめて、娘の様子を見守ることにしました。予想外だった娘の成長。気になった私は、たまたまあった保護者面談で、娘の教室内の様子を聞くことにしました。Upload By SAKURA今まで、周りを見るということがとても苦手だった娘。ほかの子の様子を見て、その頑張りを褒めるという話を聞いて、私はとても驚きました。娘の心地いい環境にしたくて、そればかり気になっていた私でしたが、娘はこの環境の変化の中、とても大きく成長してくれていました。4年生進級時は、さらに大きな変化が!新しいクラスでの1年はあっという間に過ぎ、娘は4年生に進級しました。4年生も在籍は引き続き、特別支援学級。しかし、4年生では大きな変化がありました。2、3年生と娘を見てくれた担任の先生が替わったのです。Upload By SAKURAこの変化に動揺したのは、娘ではなく、私。2年間担任をしてくれた先生とは密に連絡をとっていて、とても信頼していたので、新しい先生になることは私にとっては大きな変化でした。娘はというと・・・新しい先生とは、学校内のイベントでこれまでにも関わりがあったので、まったく気にしていないという感じでした。Upload By SAKURA娘は引き続き、特別支援学級内では最上級生。新しい先生は男の先生で、下の学年の子の人数も増え、さらににぎやかになりました。Upload By SAKURAそうして始まった、新しい学校生活。前年も乗り越えてくれた娘だったので、私は今回それほど心配していなかったのですが…そう簡単にはいきませんでした。続く...LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年01月27日特別支援学級、実際はどんなところ?「特別支援学級」とは、障害のある子ども一人ひとりに応じた教育を行うために小・中学校に設置されているクラスです。最大8名の少人数クラスで、子どもの発達や障害の程度に応じた指導を受けることができます。(呼び名は特別支援学級やなかよし学級など、さまざまです)■特別支援学級のメリット・手厚い指導を受けられる可能性が高い・発達や障害に応じたカリキュラムが受けられる可能性が高い■特別支援学級のデメリット・集団行動を学びにくい・通常学級と学習カリキュラムが異なるため、学習の差が出やすい学級の選択は、お子さまの発達や特性に合わせて考えることが大切です。しかし、特別支援学級は全ての小学校・中学校に設置されているわけではなく、なかには遠くの学区に通学しなくてはならないケースもあります。指導内容や体制についても、学校ごとにばらつきがあるのが現状です。子どもが特別支援学級に在籍している、または在籍を検討している方は下記のようなことで悩まれることが多いようです。【子どもが特別支援学級に在籍している、検討している方の悩みごと】・学区をまたいででも在籍するべき?・指導・学習内容を具体的に知りたい・サポートや要望(合理的配慮)はどこまで求めていいの?・友だちづくりや、人間関係を学ぶことはできる?・内申がつかないと聞いたけど、卒業後の進路はどうなる?実際のところ、どうなのでしょうか。特に中学校卒業後の進路は、義務教育が中学校までのため、自ら選んでいく必要があります。特別支援学校と高等学校の進学率、半々にUpload By LITALICOライフ小学校に入るとき、「手厚い学級が良い」と思い特別支援学級を選択。そのまま中学校も特別支援学級…と進んでいくと、高校進学を考える時期に、内申がなく高校受験が難しくなる…という話があります。すべてがそうではありませんが、実際にそういった経験をした方もいるようです。実際のところ、特別支援学級に在籍した子どもの中学卒業後の進路は、どうなのでしょうか?上の図は文部科学省の「学校基本調査」より、中学校が特別支援学級だった子どもの卒業後の進路をまとめたものです。ここから、この10年間で卒業後の進路が大きく変化したことがわかります。10年前の2010年は、7割の子どもが特別支援学校に進んでいました。高等学校に進む子どもは約2割と、少数派でした。しかし2019年になると、特別支援学校に進む子どもと高等学校に進む子どもは、約5割ずつと半々になりました。高等学校に進学する特別支援学級の子どもは、この10年間で約2倍になりました。中学卒業後の選択肢は広がってきています。高卒の資格をとれる通信制高校も増えてきています。10年前と比べて選択肢が増えてきているからこそ、お子さまの将来の可能性も視野に入れながら、最新の情報をもとに学級選択をすることが大切です。文部科学省「学校基本調査 /卒業後の状況調査 中学校」令和元年度版、平成22年度版とはいえ、うちの子の場合は?最新の情報が得られる勉強会も活用してここまで、特別支援学級にまつわるよく耳にするお悩みや、実際の数字データをご紹介しました。しかし、特別支援学級の体制や選択できる進路は、住んでいる自治体やご家庭によってさまざまです。お子さまの特性や好み・考え方もそれぞれです。進学予定校の特別支援学級の現状や、お子さまとの相性など、実際の見聞も参考にしながら考えていきたいところです。将来の可能性もふまえた総合的な判断について、相談しながら整理するのも一つの方法です。そこで、LITALICOライフでは、特別支援学級についての情報や、卒業後の進路の選択肢まで、最新の情報がわかる勉強会を開催します。また、勉強会参加後に希望を出すと、後日、個別相談をすることもできるので、「わが子の場合は?」についての疑問や不安もご家族だけで抱え込まずにすみます。就学時の学級選択、進路相談、お子さまの将来の自立まで、相談経験豊富なスタッフがおりますので、ぜひ勉強会後にお申し込みを検討してみてください。特別支援学級卒業後の情報や、いま準備しておきたいことが勉強会でわかる!Upload By LITALICOライフLITALICOライフの保護者さま向け勉強会「支援級卒業後の進路(全国版)」は、特別支援学級に在籍する方の卒業後の進路の選択肢について、広く知ることができる勉強会です。子どもが特別支援学級に在籍している、または在籍を検討している方にとって、今知りたい情報から将来に繋がる情報まで、ギュっとまとめてお話ししています。【特別支援学級 卒業後のこんな情報がわかる!】・高校進学に内申点が必要か・公立高校での特別支援教育の取組み・通信制高校/サポート校とは・高等専修学校とは・特別支援学校 高等部とは・進路選択するときに手帳が必要か・高校卒業後の生活に関して(仕事やお金)【通級】が気になる方は…⇒無料勉強会『「通級」の活用と進路の選択肢』LITALICOライフは、お子さまとご家族が「自分らしい人生」を歩んでいくために障害分野とファイナンス、その両方の専門家としてライフイベントやライフプランの見直しを相談できるパートナーです。社会資源やサービス・お金の知識といった幅広い内容を身につけることができる勉強会や、専門領域をもつコンサルタントとの個別面談・プランニングを提供しています。ぜひ皆さまにご活用いただきたいと思っています。
2020年11月13日むっくんの通う特別支援学級についてむっくんはADHDと自閉スペクトラム症の診断を受けていますが、発達検査上は大きな凸凹はなく、数値的にも通常学級に通えると言われていました。しかし、感覚過敏や感情のコントロール、対人コミュニュケーションの苦手さが親として心配だったことから、小学校と相談の上、特別支援学級の情緒級に在籍するに至りました。むっくんの通う小学校の特別支援学級は全部で4クラス。1クラスの定員は8名で先生は各クラス2人です。むっくんのクラスには1年生3人と5年生3人が所属しています。1年生3人は交流学級でも同じクラスです。運営上の理由もあってのクラス編成だと思われますが、移動教室の多い特別支援学級生活の中で、同じ友達と行動を共にできることがむっくんの安心に繋がっているように感じます。Upload By ウチノコまた、5年生も同じクラスなので、授業以外の場面でずいぶん上級生に面倒を見てもらっている様子。異なる学年の子と日常を一緒に過ごすというのは、刺激も多くおもしろいなぁと思いながら見守っています。むっくんの小学校生活特別支援学級では主に算数と国語の授業が行われています。先生1人で3人の1年生を指導しており、子どもの状態によってはヘルプの先生が来てくれることもあるようです。むっくんは情緒級なので、教科書、ノートなどの教材は全て通常学級と同じものを使用しています。また、各教科の授業回数、授業内容も通常学級と同じです。ただ、課題プリントなど、先生がオリジナルで作成する教材は交流学級とは違うものを使用しているようです。授業中の様子については、せっかちで課題を終えるのが早いむっくんはみんなの課題が終わるまで待つことが苦手だそう。待つのは嫌だと怒り、機嫌が悪いと課題の間違いをやり直すことも難しく、先生の指導に反発することも多いようです。今は無理にやらせるのではなく、先生との信頼関係を築きながらゆっくり本人のペースで進めてもらっています。おかげさまで夏休みには怒りながらも、指摘された間違いを直せるようになっていました。また、注意深く文章を読むことが苦手なむっくんが、文章にえんぴつを当てて、読み飛ばしを防止している姿には感動しました。個人の得意不得意を考慮しての指導が伺えます。Upload By ウチノコ特別支援学級に所属する子どもは、通常学級にも所属することになります。これは、交流学級と呼ばれる特別支援学級から通常学級に戻って授業を受ける時間があるためです。交流学級での科目は、体育、音楽、図工、生活など。むっくんの小学校では交流学級の時間には、必ず特別支援学級の先生が付き添う仕組みになっています。むっくんは集団の中でスムーズに授業を受けることが難しいときもあるので、この仕組みは親としてはとても安心です。Upload By ウチノコそんな交流学級についてむっくんは、「人が多くて疲れるから嫌だ。」と愚痴ることもあれば、「楽しい!」と話すこともあり、本人のペースで学んでいるようです。ただ、音に敏感なためか音楽の授業は辛いことが多いようで、どうにも参加することが難しいときは授業を受けずに特別支援学級に戻り、休ませてもらったこともあります。辛いときに静かに過ごせる場所が確保されているという安心感があるからこそ、少し疲れても交流学級を頑張れているのかもしれません。Upload By ウチノコUpload By ウチノコ特別支援学級の友達とはとても仲良く過ごしている様子です。特に同級生に対しては「一番仲良しの友達!」と嬉しそうに話してくれます。積極的に人と関わるタイプではないので、また、長時間過ごさない交流学級では友達を作ることが難しいかと思っていたのですが、意外とむっくんの名前を覚えて声をかけてくれる子もいてホッとしています。Upload By ウチノコ次回に続きますさて、ここまではいかにも学校らしい部分についてのお話となりました。とは言っても学校によって、様子やシステムには違いがあると思います。全ての小学校に当てはまるわけではないと思いますが、少しでも生活をイメージする参考になればと思っています。さて、次回は学校生活に付属する登下校や給食、休憩時間などについて詳しくお届けします。Upload By ウチノコ
2020年09月14日2019年6月19日に公布された改正動物愛護法の一部が、2020年6月1日に施行されました。どのような点が改正されたのでしょうか。改正された内容の中から、いくつかをご紹介します。ペットの殺傷や虐待の厳罰化、『多頭飼育崩壊』なども虐待に殺傷、虐待の罰則が厳罰化ペットなどの愛護動物に暴行を加え、殺したり傷つけたりした者に対する罰則がより厳しくなりました。・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者の罰則【改正前】2年以下の懲役または200万円以下の罰金【改正後】5年以下の懲役または500万円以下の罰金そのほかにも、虐待や遺棄した場合の罰則が、改正前は『罰金100万円』のみでしたが、改正後には『懲役1年または罰金100万円』となっています。『多頭飼育崩壊』など、著しく適正を欠いた密度での飼育も虐待に虐待については、詳しく内容が記されています。愛護動物に対し、みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、その健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束し、又は飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であつて自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律ーより引用中でも、『飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること』の文から、多頭飼育で動物たちを衰弱させた場合も、虐待とみなされ罰せられることになったようです。また、虐待の恐れがある場合や、不適切な飼育によって近隣住民の生活環境が損なわれた場合についても改正されました。・虐待の恐れ、または不適切な飼育をする者、施設に対して【改正前】勧告や命令、任意の立ち入り検査が可能【改正後】勧告や命令に加え、指導や助言、立入検査が可能また、犬や猫の繁殖制限についても…。・犬または猫が繁殖してしまい適正に飼養できない場合【改正前】繁殖を防止するための生殖を不能にする手術そのほか措置に、努めなければならない【改正後】繁殖を防止するための生殖を不能にする手術そのほか措置に、講じなければならない『多頭飼育』し、動物を衰弱させている疑いのある人の家や施設に立入検査ができるようになりました。これにより、『多頭飼育崩壊』を防げる可能性が高くなることでしょう。虐待の疑いのある動物を診察した獣医師による通報を義務化虐待の疑いのある動物を診察した獣医師による通報についても、このように改正されています。・獣医師がみだりに傷つけられた疑いのある動物を診察した場合【改正前】通報するよう努める【改正後】遅延なく、通報しなければならない近年、ペットをいじめる様子をインターネット上に投稿する例も確認されており、相次ぐ悪質な虐待事件の早期発見と防止のための改正です。これらのほかにもさまざまな点が改正されました。気になった人は環境省のウェブサイトを確認してみてください。動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律改正動物愛護法について、ネットではさまざまな声があがっています。・こういう法律がなくても、ちゃんと愛情を持って飼うことが何より大事で、それが当たり前のはずなんだけどな。・やっぱり、殺傷や虐待に関する罰がまだ軽いなとも感じます。人も動物も同じだよ。ペットも家族。・まだ十分ではないけれど、大きな一歩だと思う。改正について称賛する声もある中で「まだまだ、改善してほしい点がある」という声も多く寄せられていました。これからも、動物と人間のよりよい関係を築いていくために、改善してほしい点については声をあげていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月02日